×

お問い合わせ

  • チャットで相談
  • メールで問い合わせ
Melissa M. Firman

5文字の言葉がNPO団体の成果を変える

Apr 03 2013, 09:00 AM by

NPO業界の矛盾についてひとつだけ話させてください(本当は山ほどあるのですが、今回はひとつだけ…)このビジネスで成功する秘訣は、とても短い、しかし非常に強力な言葉にあるのです。私達がふだんよく忘れがちな言葉、それは「ありがとう」です。たった5文字(「ございました」を付けてもまだ10文字!)なのに、この言葉に秘められた効果は莫大です。

多くの開発組織、特に小規模のビジネスの場合、支援者にお礼の言葉を送るのは無機質なタスクとなっているケースがよくあります。お礼のメールは自動送信、(募金のフォーム用紙を受け取ったことはありませんか?)非常に遅れたタイミングで届いたり、時には送られない事さえも。それなのにNPOの資金調達者、事務局長や理事会員達などは「別のチャリティ団体はたくさんの資金を集めているのに、なぜうちはこんなに寄付者が少ないのか?」と悩んでいるのです。こんなNPO団体に心当たりありませんか?

このブログを読んでいるあなたにはここまで説明する必要はないと思いますが、寄付者や支援者に感謝の気持ちを伝えるのは開発組織の存在そのものを支える行為だと言ってもいいでしょう。心当たりがある人や団体には、国が定めたボランティア週間などが感謝の気持ちを今までより心をこめた方法で伝え始めるきっかけになるかもしれません。(ここで質問:ボランティア週間、あなたはすでに知っていましたか?それとも今グーグルで検索しましたか?)

知らなかった、と言う人でも大丈夫。私自身も同じだった時期がありますから。何年も前、草の根団体を女手ひとつで経営していた頃、ボランティア週間について全く考えていませんでした。私達を支えてくれていたボランティア達に感謝の気持をちゃんと伝える事ができなかったのです。

アメリカでは今年の4月21日から27日の間がボランティア週間です。NPOを専門とするソーシャルメディアコーチであり、ボランティアを大切にする方法についての本も執筆したエリザベス・ペイゲルホーガンさんは、ボランティアに感謝する際に必要なのは、彼らにとって何が大切かを知ることだと言います。

「感謝の気持ちを伝えるために重要なのは、ボランティアの個性と希望を知る事」と、ペイゲルホーガンさんは本に書いています。「公の場で発表されたい人もいれば、派手な演出などいらないけどひとこと言ってもらえればいい、という人もいます。ひとりひとりの希望に応える事ができないとしても、可能な限り応えようとするのがベストでしょう」

確かに、お礼を言われる方法は人によって好みが違います。ランチや軽食などの感謝パーティーに招かれて喜ぶボランティアもいれば、Facebookのウォールなどでお礼を言われた方が嬉しいボランティアもいます。団体の活動において欠かせない仕事をしてくれる人たちを評価するにあたってソーシャルメディアは無限の方法を提供している、ペイゲルホーガンさんは言います。ただ、公の場で評価されても問題ない事だけは事前に確認したいものです。

「理事長やCEOからの直筆の感謝状などもボランティアにとって嬉しいジェスチャーです」とペイゲルホーガンさんは言います。ダイレクトメールの束の中に自分宛に特別書かれたカードを見つけて嬉しくない人はあまりいないでしょう。

もしあなたのNPOがまだボランティアやサポーターに個人的なレベルで感謝の気持ちを伝えていないなら、ボランティア週間などをきっかけにぜひ始めてください。(日本では毎年1月に「防災とボランティア週間」があります)

いつも読んでいただき、ありがとうございます。
存在そのものが愛される非営利団(NPO)となるための3つの方法」を以前ご紹介しましたが、4つ目の大切な事として追加してもいいですね。

エリザベス・ペイゲルホーガンの著書「Thanks!ボランティアに感謝する100の方法」については、エリザベス・ペイゲルホーガンのホームページ(英語)へどうぞ。

(翻訳:塚本仁希)

 

カテゴリー: メルマガのコツ

関連ブログ

新しいコメントを記入する

コメントする

Facebookでコメント