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Keisha Easley

とびきりいいコンテンツ(文章)を書く4つのポイント

Apr 17 2013, 06:00 AM by

 私はほとんどの場合、書くことが大好きです。小学校3年生の頃から作家になるのを夢見ていました。授業中でもさっさとする事を片付け、文章を書いてはその紙をホッチキスでとめた小さな冊子を作っていたぐらいです。とにかく時間があれば何か書いていました。大学に入ってからも、超がつくほどつまらない科目をいくつか除いて、課題を書くことが楽しく感じられました。期末試験の代わりにレポート課題が出されるのも嬉しいことで、私だけ他の生徒より学期が一週間早く終わるのもそれが理由でした。しかし、それほど書く事が大好きな私でも、書く事がとてつもなくしんどく感じる事もあるのだとじきに気付かされたのです…


なぜそんな事が?

フルタイム勤務のテクニカルライターの仕事をゲットした時は最高のチャンスだと思いました。年収も悪くないし、一日中大好きな事ができるんですから!…と、思っていたのですが…

初出勤日の月曜日の朝、私は自分のデスクに着きました。午前8時15分頃、スーパーバイザーが現れ、アサインメントが渡されました。Microsoft Wordを起ち上げれば準備完了。私は説明書きを読み、指をポキポキ鳴らしてからキーボードのスタート地点に置きました。「スーパーバイザーをあっと言わせるような傑作を書くぞ!」とやる気満々だったのが…8時21分頃、ちょっと書くのに集中しすぎたかなという気持ちになり、夜の間に大事な用件が入らなかったか、メールチェック。8時36分にTwitterにログインし、誰かのつぶやきに返信し、受信箱に入っていた面白いリンクをシェアしている自分。そろそろ仕事にとりかかろうかな、と思ってMicrosoft Wordに戻り…真っ白なモニターを5~10分は眺めていたのでした。お昼前の11時半には下書きを出す予定なのに、これではどう考えても無理。本当に、全く何にも頭に浮かばないのです。もう一度資料を読み返してみましたが、それでもダメ。一体何が問題だったのでしょう?

ここで私は4つの大きな問題に気づきました。


  1. インスピレーション不足 説明マニュアルを書くために渡された調べ物の資料がとにかく無機質すぎて全く面白くなかったのです。それが面白くなるように書くのが私の仕事だったのですが、ちっともやる気が出なかったのです。


  2. 情報不足 渡された資料にはあまりにも多くの情報が欠落していたので、文章に付加価値を足すには私自身がもっとリサーチをしなければならない状況でした。


  3. 悪環境 パーティションに囲まれたあのキュービクルデスクが大っ嫌いだったのです。壁はこの上ないほど悪趣味な緑色の布で覆われ、蛍光灯の明かりで一層ヒドく見えました。タイピングの音、電話の鳴る音、かすかに聞こえる会話の音も集中を妨げていました。

  4. 脳の低活性 眠気が完全にとれていなかったのです。私はそれまで朝型だった事はないし、多分これからもそうでしょう。朝起きて動く事だけはできていましたが、それでもあくびを何度も繰り返しながら大量のコーヒーを飲まなければできない事でした。


書く作業は他のどのようなタスクとも異なるものです。脳を酷使する作業であり、完璧なコンディションと、脳外科医が手術の際に必要とするぐらいの注意力を必要とします。それぐらい集中力がないといい文章を書く“流れ”に乗ることはできないのです。この4つのハードルがまとめて一度に立ち上がり、私の執筆能力を完全に邪魔していました。この仕事をこなすには何かを変えなければいけないと私は決めました。昼休みまでの〆切には間に合わなかったので、急いで問題の解決策を見つけなければなりませんでした。

私がその日とった解決策はこれです。

昼休み、ランチを持って近くの川岸まで歩き、午後の陽射しが反射する水面を眺めながらそれを食べました。時折目に刺す光が最初はうっとおしく感じましたが、その日初めて完全に感覚が覚醒したように感じられたのです。川の畔を軽く散歩してからオフィスに戻ると、ほんの数分の間に数ページ分をあっという間にタイプできてしまいました。ようやく脳が動き出したのです!その後も自分の書くときのクセについて考えてから、自分に一番合った最高の作文を書く方法と条件などを割り出す事ができました。

私が学んだ事は次の事です。

ライターとしての体内時計に気を配る

それまで考えた事はなかったのですが、ようやく書き物をするにあたって自分の体内時計にシンクロした時間帯を割り出しました。自分が一番よく書けるのは夜なのです。振り返ってみると、大学時代の論文なども夜9時以降に書いていました。子供達が寝静まって家が一番静かになり、自分の脳が一番活性化している時間帯です。他の時間帯に書こうとしても、大抵は時間の無駄でした。そこで、最も仕事の効率がよくない時間帯でも効率をキープする方法を見つけました。

この4つの壁を乗り越えるために使った攻略を紹介しましょう。


  1. インスピレーションを見つける。新しい環境に入って気づかされたのは、いい文章を書くためには読者がその内容に入っていけるように背景や設定がなくてはならない、という事実でした。読者側は読み始めてすぐに文章の背景と状況を掴めなければならないのです。それをふまえた事で文章を書くスタート地点に立てるようになりました。インスピレーションが欲しくなった時は関連雑誌やブログを覗いたりして、文章の背景や文脈を創るためのアイデアを見つけました。


  2. リサーチに時間をかける。どうしても書けない時はパソコンの真っ白な画面をぼんやり見つめるのではなく、調べ物をする事にしています。頭に浮かび上がった疑問の答えを探してリサーチを進めるようにします。何について書けばいいのか前より明確に分かれば、そのトピックについてより効率的な書き物ができるのです。


  3. もっとインスピレーションが生まれやすい環境を作る。キュービクルの緑色の布は剥がす事はできなかったので、デスクからの視界に入る布は徹底的に隠すことにしました。家族写真、気に入った格言、カレンダーや額縁に入れたアートなどを飾り、インスピレーションがもっと欲しくなった時は廊下を歩いて大きな窓の外を眺めるようにしていました。周りの音を消すためにヘッドフォンで落ち着く音楽を聴いていました。


  4. 一番頭が働いている時に書く。朝一番に書こうと思っても、その時間帯に頭が働かないのなら意味がありません。これを読んでいるあなた自身は私と正反対かもしれないので、自分に合った時間帯を見つけてください。朝の時間帯は比較的頭脳を必要としない作業をするようにしていました。〆切が迫っている時にどうしても集中しなければならない時は15分間散歩をするようにしていました。運動は脳への血流を活性させ、集中力を高める効果があるのです。


正直、あの仕事を受けた時、まさかあそこまで自分の創作力が周りの環境に吸い取られるとは予想していませんでした。しかし今紹介した攻略法のおかげで本来の効率的な時間帯の外でも書いたり効率的な仕事ができるようになりました。きっとあなたにとっても上手くいきますよ。自分の“ライター体内時計”のベストの時間帯の外でも集中して仕事ができる攻略法をあなたも持っていますか?

(翻訳:塚本仁希)

 

 

 

カテゴリー: Benchmark Series & Contests, Marketing the Write Way

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