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ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方
本記事のメリット - メルマガのネタの出し方がわかる - 効率のいいコンテンツ企画ができる - 新年度のコンテンツカレンダーが作れる 保存版の内容ですので、ぜひブックマークしてメルマガ会議で活用いただけるとうれしいです。 _____________________________________________________________________ こんにちは!Benchmark Emailでメールマーケティングアドバイザーをしている山本です。ユーザー100社の導入相談会を行ってきた経験から、特に多かったご質問について、私がいつもお答えしていたことをブログでご紹介しています。 今回は「これからメールマガジンを始めるけれど、何を配信したらいいのかわからない」「毎回ネタを考えるのが大変だ」という方に向けて、メルマガコンテンツを企画する基本的な方法をご紹介します! ちなみに米国の調査(Litmus:2020 State of Email Workflows)によると、メールマーケターのうち71%が年間または少なくとも繁忙期のコンテンツカレンダーを用意しているそうです。そこで、今回はメルマガコンテンツの企画からコンテンツカレンダーの作成までの方法を順を追ってご案内します。 顧客に役立ちそうなテーマ候補を集めよう まずはこちらの表を使って、コンテンツ企画を作っていきましょう。 コンテンツの企画をする際には、まずメルマガの読者像を確認しながら、読者に望まれている情報を集めます。顧客へのヒアリングだけでなく、営業部門やCS部門など顧客について詳しい社内の人たちからヒントを集めるという方法もあります。 より多くの候補を集めることが、より良い企画に繋がります。この段階で少しでも多くのテーマ候補を集めておきましょう! *読者像を設定したい方はこちらの記事を参考にしてください。 関連記事:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? ここでは例として、実店舗とネットショップを運営するインテリアショップのメルマガ担当者の場合を考えてみます。 お店には様々な役割の人がいると思いますので、読者がどんな情報を知りたそうか尋ねてみましょう。例えば店長さんや接客担当の方はお客さんからよく相談されることを知っているでしょうし、ネットショップ担当の方は「レイアウト例の写真を載せたほうが商品が売れる」という情報も持っているかもしれません。 その結果、「セール情報」「人気商品」「レイアウト例」「素材に関する豆知識」の4つがテーマ候補として挙がったとします。このテーマ候補を、表のヨコ1行目に入れます。 社内にある情報リソースを集めよう 次に、すでに社内にある情報の中で、顧客に向けて発信できそうなものを集めます。前の章で書き出した「読者が知りたそうなテーマ」に対し、今度は「すぐに使えるリソース」を確認します。 引き続き、インテリアショップを例にして考えてみましょう。 上司に聞いたところ以下の情報が手に入りました。...
January 14, 2023
テキストメールとHTMLメールの違いとは?メルマガにはどちらが向いているの?
こんにちは!Benchmark Emailのメールマーケティングアドバイザー山本です。 ユーザーのみなさまから、「テキストメールとHTMLメール、メルマガはどちらにするべきですか?」というご質問をよくいただきます。 この記事では、いつも私がお答えしていた内容をまとめたいと思います。 私は「効果計測ができるのでHTMLメールのほうがおすすめですよ」とお答えしていますが、もちろんすべてのメルマガに画像や装飾を使いましょう、という意味ではありません。 みなさんが日頃受け取るメルマガも、以下のように2パターンに分けられるでしょう。 左:見た目がシンプルなテキストのみのメール 右:画像やボタンなどHTMLの特徴をフル活用したデザインのメール それぞれに長所がありますのでHTMLメールを使ったうえで、デザインをメルマガの目的に合わせて選ぶとよいでしょう。 本記事では「テキストメール」と「HTMLメール」の違いを解説したあとで、「テキストデザインメール」「Webデザインメール」それぞれのメリットと、最適なデザインを選ぶためのポイントをお伝えしていきます。まず結論を図にまとめておきます。 [caption id=\"attachment_32854\" align=\"alignnone\" width=\"749\"] (画像クリックで拡大)[/caption] 上記の図の内容を、記事でじっくり解説していきます。 では初めに、本来の意味のテキストメールとHTMLメールの違いを比べてみましょう。 \HTMLメールでメールマガジンを送るなら/ テキストメールとHTMLメールの違いとは? テキストメールとは、文字情報だけで構成された従来のメールです。文字の装飾や記号などを用いて読みやすくするための工夫がなされてきましたが、画像が使用できなかったり、長いURLもそのまま表示しなければならないなどデザイン面で限界がありました。 一方、HTMLメールとは文字通りHTMLを記述して作成するメールで、画像やハイパーリンクの利用など、Webページと同様のデザインが可能であり、1枚のランディングページのようなリッチなコンテンツを送信できるようになりました。また、開封やクリックといった効果を測定できることも大きなメリットです。 HTMLメールではテキストリンクを設置することでリンク先ページのタイトルを表示するなど、デザイン的に洗練されたメールコンテンツをつくることができます。 HTMLメールのセキュリティリスクが高いと言われていた時代もありましたが、現在ではGmailなどメールアプリケーション側のセキュリティ対策で安全性が向上しており、近年最も利用者が多いGmailや、日本でもよく使われるOutlook(Office365)でもHTMLメールが標準設定です。 大手のショッピングモールのメールマガジンや、企業間の通常のメールでもHTMLメールの利用は進んでいます。2023年の調査では、ビジネスにおけるテキスト形式の利用者は6割強に収まっているとのことで、裏を返せばHTML形式も一定割合で浸透してきていることがわかります。(一般社団法人日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2023」より)。 では、どのような理由でHTMLメールの使用率が増加したのでしょうか。テキストメールとHTMLメールのメリットとデメリットを比較してみたいと思います。 テキストメールのメリット -文字情報だけで作成できるため、作成時に専門知識が不要 -送信時にメールの容量が軽い -メール受信側でレイアウトが崩れる心配がない テキストメールのデメリット...
January 11, 2023
コロナ禍でメルマガ配信をスタート!リピート客の獲得に取り組む「ザ ストリングス 表参道」
こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、ザ ストリングス 表参道(株式会社ベストホスピタリティーネットワーク)の唐澤様です。 ザ ストリングス 表参道のWebサイトはこちら ザ ストリングス 表参道のメール施策概要 メール配信を行っているサービス: ザ ストリングス 表参道が運営するレストラン 対象: ウエディング、レストランの利用者 主な配信コンテンツと頻度: メール1:新商品、季節のメニューのご案内(月2回) メール2:5周年の案内や年末年始など、イベントごとのメール(その都度) 担当組織:...
January 11, 2023
メルマガを配信する時間と曜日の”正解”は?読者の行動時間と調査データから仮説を立てよう
こんにちは!Benchmark Emailのメールマーケティングアドバイザーの山本です。 みなさんは、メルマガを配信する時間と曜日をどのようにして決めていますか?せっかく作ったメールですから、開封・クリック・購入などの効果が最大限に出る時間に届けたいですよね。 メルマガを配信する時間と曜日に迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 開封・クリック・購入などの行動に繋がるメルマガの配信タイミングは? 顧客が落ち着いてメールを読める時間や、メルマガを読んだあとで行動に移しやすい時間など、生活の中で情報収集に時間を使えるタイミングでメルマガを送るといいでしょう。 このタイミングは読者の生活パターンによって異なるため、どんなメルマガでも使える\"正解\"というものは、じつはありません。以下のステップで仮説を立てて、最後にテストを行うことが必要です。 1.読者の行動時間や、調査データをもとに、効果的な配信時間と曜日の仮説を立てる 2.配信時間と曜日の候補を決める 3.A/Bテストで検証する そのためには、「どんな人に向けてメールを送っているのか」を知っていることが大切です。読者のペルソナをお持ちでない方は、こちらのブログを参考にしてください。 関連記事:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? Benchmark EmailのProプランでABテストをスムーズに行っていただけます。まずは無料トライアルから! 1.読者の行動時間や、調査データをもとに、効果的な配信時間と曜日の仮説を立てる 読者がメールを開いてくれそうなタイミングを推理して絞り込んでいくための、3つのヒントをお伝えします。 1-1.読者の行動時間を調べる 読者である顧客のサイトアクセス、購買、来店といった行動が多く起こっている時間や曜日を調べて、そのタイミングの前を狙ってメールを送るという方法があります。 ECサイトやBtoB企業であれば、Google Analyticsでアクセスやコンバージョンが多い曜日と時間をチェックします。レストランであれば、予約の電話が多い曜日と時間を調べてみましょう。...
January 6, 2023
メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう
商品やサービスの宣伝・広告をするメールを送る際に気をつけなければいけない「特定電子メール法」をご存知でしょうか。今回は、違反しないためのポイントを分かりやすくご紹介します。 宣伝・広告に関わるメールであれば、定期配信のメールマガジンや単発のキャンペーン告知など、配信形式に関わらず守らなくてはいけない法律ですので、ぜひご確認ください。 迷惑メールを規制する「特定電子メール法」とは? 日本には「特定電子メール法」という法律があります。これは営利を目的とする企業や個人が広告または宣伝を目的に電子メールを送信する際の法律で、迷惑メールを規制するためのものです。 つまり、商品購入や資料ダウンロードなどを通じて得たリストに対して広告・宣伝メールを送る際には、法的なルールが適用されるということです。 詳細な規則は、下記の総務省によるガイドラインに記載されています。 参考資料:特定電子メールの送信等に関するガイドライン 特定電子メール法の対象は? 広告・宣伝メール全般が、この法律の対象となります。 LINEなど、SMTPやSMSの仕組みを利用しない通信方式に関しては規制対象ではありません。 特定電子メール法に法律違反してしまった場合の罰則 違反をした場合は消費者庁や総務省から「措置命令」が出され、なおかつ措置命令が出された企業の情報も総務省のウェブサイト上に公開されます。また措置命令を無視していると刑事罰として1年以下の懲役または百万円以下の罰金(法人の場合は三千万円以下の罰金)があります。 参考資料:特定電子メールの送信の適正化等に関する法律のポイント メール配信で法律違反となり措置命令を受けた実例 総務省では、特定電子メール法の違反で措置命令の対象となった事業者名や代表者名、相談のあった特定電子メールの通数、違反内容などの情報を公表しています。(参照:迷惑メール対策:過去の措置命令) 例えば、電子メールを送信する際に以下の事を怠っていた事で措置命令の対象となっています。 「同意を得ていない」 「送信者の名称を表記していない」 「受信拒否ができる旨等を表示していない」 もし法律に抵触してしまった場合には、企業ブランドに傷がつく可能性もあります。顧問弁護士など専門家に、自社の状態を確認してもらうことをお勧め致します。...
January 4, 2023
2023年新年のご挨拶と機能アップデートのまとめ
新年あけましておめでとうございます。 昨年もBenchmark Emailをご利用いただき、誠にありがとうございます。2022年には、AI技術を活かした2つの新機能をリリース致しました。 ・キーワードのみで文章を自動作成:スマートコンテンツ機能 ・メール配信全体の成果の向上を実現させる:スマート送信機能 また、ユーザー様により便利にご利用いただけるよう、既存機能のアップデートを行って参りました。 <メールエディタ> ・Shopify商品ブロックの追加 ・お気に入りブロックの追加 ・暑中見舞い用メールテンプレートの追加 <ランディングページ> ・Benchmarkドメインを使った公開が可能に <連携> ・Shopifyからの自動同期が可能に そのほか、ユーザー様にメールマーケティング情報をお届けするための様々な取り組みを行いました。 ・ツール操作解説、メールマーケティングテクニック、SNSマーケティングなどのオンラインセミナー ・日本でのメルマガの購読状況を調べた「メールマガジン購読状況調査2022」の実施 ・Youtubeチャンネルでの機能解説やメールマーケティング情報の発信 ・Twitter・Instagram・Facebook・Pinterestを活用したメールマーケティング情報発信 2023年も皆様のメールマーケティング施策のお役に立てるよう、サービスの向上を目指してよりいっそう精進してまいります。...
January 2, 2023
メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは?
こんにちは!Benchmark Emailでメールマーケティングアドバイザーをしている山本です。ユーザー100社の導入相談会を行ってきた経験から、特に多かったご質問について、私がいつもお答えしていたことをブログでご紹介しています。 今回は、メルマガの配信頻度についてのご質問です。 メルマガを始めることになったとき、どれくらいのペースで送っていいか迷いますよね。頻繁に送りすぎると読者に「うるさいなあ」と思われて配信停止されてしまうかもしれないし、逆に、しばらくメルマガが届かないと忘れられてしまいそうです。また「今のペースで送っていて、本当に正しいのかな?」と疑問に思うこともあるでしょう。 まずは一般的な配信頻度をヒントにしつつ、自分のサービスにぴったりの配信頻度を見つけるための考え方をみていきましょう。 メルマガの一般的な配信頻度は? メルマガの一般的な配信頻度は、おおむねこんな感じではないでしょうか。 (後述する平均調査結果とは別です) 毎日配信:メディアなど、日々の情報収集ツールとしての役割を期待されているもの 週1回以上配信:購入頻度が高いもの、低単価のもの(食料品、ファッションなど) 月1〜2回配信:購入頻度が低いもの、高単価のもの(車、BtoBサービスなど) こちらは当社が半年間にわたり有名ブランド50社のメルマガを調査した結果ですが、一般論に近いと思います。「メールの内容や目的」「取り扱う商品・サービスの性質」によって傾向が分かれている印象です。 実はこのあたりは「2021 State of Email - Litmus」のような海外レポートでも報告されておらず、配信頻度は定量的な調査が行いにくい、または他社を真似してもあまり効果がないと考えられているのかもしれません。もしかすると、近年のメールマーケティングではセグメント配信が積極的に取り入れられていることも影響しているかもしれませんね。 そんな中でも「SmartrEmail」というオーストラリア発の配信スタンドが、利用者データをもとにしたメルマガの平均配信頻度を公開していました。 外部リンク:Email...
January 1, 2023
【2022年】人気ブログ記事ランキング
こんにちは、Benchmark Emailの山本です! 今年最後の本記事では、2022年のBenchmark Emailメールマーケティングブログ人気記事ランキングを発表します。今年公開されたブログの人気ランキングをニュースレターのクリック数、Twitterのいいね数、総合アクセス数の3種類に分けて発表しますので、一年の振り返りにぜひご覧ください! ニュースレター人気記事ランキング【2022】 今年配信したニュースレターの「クリック数」を基にしたランキングです。メールマーケティングに役立つ内容や、重要なテーマの記事が勢揃いです! 第3位 第3位には「リスト購入がNGである理由」と「リストの増やし方」について解説した記事がランクインしました。ブログ記事はこちら。 第2位 件名やCTAと同じくらい重要なメルマガデザイン。メールデザイン作成のポイント3つと注意点を、事例と共に解説しています。ブログ記事はこちら。 第1位 ニュースレタークリック数ランニング第1位には、メールマガジン購読状況調査のレポート記事が選ばれました!BtoBメルマガ、BtoCメルマガの両方にお役立ていただける内容となっています。まだご覧になっていない方は、ぜひご一読ください。ブログ記事はこちら。 Twitter「いいね」ランキング【2022】 Benchmark Emailでは新しい記事が公開されるたびにTwitterにてお知らせをしています。ツイートの「いいね」の数が多かった記事ランキングを発表します! 第3位 Benchmark EmailのニュースレターでA/Bテストを行い、その検証過程と結果をお届けするシリーズ。【】が開封率に影響するのか検証しました!ブログ記事はこちら。 第2位...
December 23, 2022