×

お問い合わせ

  • チャットで相談
  • メールで問い合わせ
Yohei Nakayama

中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第12回:シリーズの終わりに…全体のまとめ

Jun 29 2015, 09:00 PM by

Marketing Maniaさて、これまで11回にわたってお送りしてまいりました「中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎」は今回が最後となります。次回からはまた別の内容でのブログ記事になります。

そこで今回は11回を振り返りつつ、改めてどうしたら第一歩を踏み出しそしてビジネスの成果に繋げられるのかを書いていきます。できればまずは前の全11回を読んでいただきたいですが、この記事が連載を読む初めてという方は、この記事を読んでいただき興味をもった部分から、ぜひバックナンバーをご覧ください。

バックナンバーはこちら:

• 第11回:メールマーケティングの担当者を育成するには?
• 第10回:リストの品質管理が中長期的な企業イメージを左右する
• 第09回:相手に合わせた内容にすることで、メールマーケティングは加速する
• 第08回:具体的にどのようにユーザーを追いかけていくか?
• 第07回:サイト全体のアクセスをひとくくりに見るだけではなく、個別のユーザー分析が重要
• 第06回:メールから集客したユーザーをどうコンバージョンに結びつけるか?
• 第05回(後半):反応の良いコンテンツの作り方と、計測の手法とは?
• 第05回(前半):反応の良いコンテンツの作り方と、計測の手法とは?
• 第04回:メールマーケティングの指標を理解する
• 第03回:思いつかない時は他社に学ぼう
• 第02回:メールマーケティング最初の一歩は顧客の理解から
• 第01回:メールマーケティングの基礎 ~中小企業が今押さえるべきメールマーケティングとは~

連載は、最初に根本的な考え方、そして実際にメールを配信していく流れに沿って、ユーザーの動向や、関係性レベルに沿って、説明しています。具体的には、そもそもの考え方と、その後の指標設定、コンテンツ(メールの中身やランディングページ)の作り方、そしてコンバージョンに結びつけるためにはどうしたらいいか、その後のアプローチはどうしたらいいか。また、内容をよりブラッシュアップしたりリスト管理はどうしたらいいかという運用面、という流れです。


「ユーザーの役に立って、自分からほしいと思ってもらえるようにする」

連載の中では実際の経験と実践に基づいた様々な情報やノウハウ・ノウホワイを書きました。その中で通底している概念が有ります。それが「ユーザーの役に立って、自分から欲しいと思ってもらうようにする」という考え方です。

メールはどうしても「押し付け」のイメージが有りますね。なんだか興味のない・登録した覚えのないメルマガがたくさん来てうんざり、もうメールなんて嫌だ、見ない!という方も少なくないのではないでしょうか。

しかしそういう方でも、自分に関係のあるメールは当然見るでしょうし、興味のある分野のメルマガなどは見ているのではないでしょうか。なぜなら、それが必要ないし、開封して読むことを苦痛としていないからです。楽しい、興味深いからです(仕事関係だと開けざるをえないということもあるかもしれませんが…)

メールマーケティングにおいて重要なのはまさに「楽しい、興味深い」という状態になってもらうことです。相手にとって興味深い・次回が待ち遠しい、そんな内容を送り続けることによって、信頼感や専門家としてのイメージ、商品に対する期待感や興味喚起を行い、メールという媒体を通じて接触を定期的に行うことによって、それを熟成させていくことができます。これがメールマーケティングの本質なのです。

どんなマーケティングでも同じですが、相手に「受け入れてもらえる」「パーミッションマーケティング」的な考え方が、今のメールマーケティングでは必須なのです。


ハウスリストでも他社メール広告でも同じ

これは自社で集めたハウスリストでも、他社のメールマガジンに広告を出稿するときでも同じです。果たしてこの内容は喜んでもらえるのか?次を待ち遠しく思ってもらえるのか?広告の場合でも、このメールを普段読んでいる人にとって邪魔にならないか?コンテキストはユーザーに適しているのか?

そういったことを考えて、リードを育てていく考え方が根本的に必要です。例えるなら「毎回売り込みに行く営業マン」ではなく「毎回、売り込まずに、相手に役に立つ自社以外も含めた情報などを伝えに行く営業マン」です。お客さまはどちらを信頼するでしょうか。最初は同じかもしれません、2回目も同じかもしれません、でも3回目くらいにきっと変わってきます。後者の人に対しては「あれ、この人普通の営業マンと違うな、結構真剣に考えてくれてるんだな」と。それがリレーションの第一歩です。

メールマガジンに置き換えて考えてみてください、また、受け取る側の気持ちになって考えてみてください。

先ほどの連載タイトルをもう一度見返して下さい。「ユーザー」と「コンテンツ」という言葉がたくさん並んでいるはずです。なぜなら、大事だからです。


PDCAサイクルをどんどん回せる体制を

そうすると、いつ、何を、どのように送ればいいか見えてくるはずです。もちろん、もしかしたらその予測は外れているかもしれません。そうしたら、また違うものを送ってみればいいのです。最初から当たることのほうが稀です。そのあたりを連載の中盤には指標などと絡めてご説明しました。

お客さんのことを考え、仮説を立て、それに基づいてコンテンツをお客さん目線で作り、結果を指標でチェックできるようにして次に活かし、次第に効果の高いメールマーケティングができるようになる。そういう流れをぜひ意識して下さい。

最初からはうまく行きません。しかしコツコツ改善していけばたどり着けます。そしてそういった「コツコツ」は他社にとって大きな参入障壁になります。「なんであの会社はWebサイトからあんなに売上が上がるんだろう」と思ったことはないでしょうか。その裏にはきっと、こういった細かな「コツコツ」PDCAがあったはずです。

チェックできる体制や仕組みを作り、少しずつでもいいので回してみましょう。そして、何かを行ったら必ずチェックしましょう。やりっ放しが最もよくありません。1つの行動から3つの気づきを得るくらいのイメージをぜひ持って下さい。

そしてアクセス解析に苦手意識をもたないで下さい!最初は大変ですが、必須です。


メールマーケティングは死んでいない

さて繰り返しになりますが、メールマーケティングは死んでいません。
「お客さんのことを考えてないで、ただメールを送繰りつけている企業」のメールマーケティングが死んだだけです。

みなさんはぜひ、PDCAサイクルを繰り返して、買い手に喜んで開封してもらえるようなメールマガジンを発行して下さい。最初は配信先が10通でも20通でもいいんです。5回送って延べ100通、そのうち1%でも1件の問い合わせです。それが10倍100倍になったらどうなるでしょうか。

ぜひ、重要な買い手との繋がりの1つとしてメールを活用してみて下さい。細かいコミュニケーションはLINEなどのコミュニケーションツールに取って代わられましたが、まとまった情報をインターネットで受け取るのは、恐らくまだまだずっとメールでしょう。

皆さんのビジネスにこの連載が少しでも役立ちましたら幸いです。

それでは、この連載はここで終了です。
次回の内容は現在構想中ですので、また次回も是非よろしくお願いいたします。


ラウンドナップ・コンサルティング
中山陽平


Benchmark Email
Powered by Benchmark Email

カテゴリー: Email Marketing Tips

関連ブログ

新しいコメントを記入する

コメントする

Facebookでコメント