「自分のメルマガはこれでいいのかな?」「もっと良い(読者に刺さる)件名はないか」「伝えたい内容がいくつかあるけど、全部伝えると長くなりすぎる・・どれを選べばいいのだろう??」といった疑問や問題を抱いたことはないですか?正解が分かりにくいからこそあれこれ悩んでしまうものです。でもBenchmark Emailならそんな悩みを解決することが出来ます!いいえ、カスタマーサポートが手取り足取り指南するわけではありません。これを教えてくれるのはあなたの「メール読者」です。

=A/Bテストって何?=

A/Bテスト機能をご存知でしょうか?これは数種類の異なったメールをメーリングリスト登録者の一部に送信し、その反応を見てよかった方を残りの登録者に送信するというものです。メルマガなど大量送信時により多くの開封率やクリック率を得るための手段として有効です。

Benchmark Emailで比較できる項目は以下の通りです。

1.差出人名/件名テスト -2種類の異なる件名/差出人名をテスト。
2.メールVSメールテスト – 2種類のメール(テンプレートや内容の比較)をテスト。
3.複数比較テスト – 複数の項目(件名、差出人名、送信元アドレスなど)をテスト。
4.配信時間テスト -同じメールを用いて異なる配信時間をテスト。

A/Bテストの種類と比較できる項目について

*A/Bテスト機能は、Proプラン以上(旧プランの場合、リストプラン及び配信数プラン)でご利用が可能です。

=A/Bテストの優れた効果=

アメリカのメール配信システムMailChimpが面白いデータを公開しました。2013年、同社ユーザーによって228,627件のA/Bテストが行われ、その中でメールタイトルを変更したA/Bテストが最も多かったそうです。またこれにより開封率が9%、クリック率も11%それぞれ平均してアップしています。その他にも配信時間を変えたテストでは9.3%(開封率)、22.6%(クリック率)とそれぞれ上昇、送信者名の変更でそれぞれ12%、15.3%改善されているという結果でした。


こちらは実際にBenchmark Japanが6月のニュースレターを発行した際に行ったテスト結果です。ここではメールの件名にパーソナライズ機能を使い受信者の宛名を付けたメールと宛名のないもの、それぞれを33通配信し開封率の違いを比較しました。すると宛名を入れたものが18通開封され、ないものが11通開封されるといった結果でした。同じメール内容でも宛名を入れるだけでおよそ1.7倍も数値が変わってくるなんてびっくりですよね。
この様にどちらのメールを配信するべきか、メール受信者自身が教えてくれるのです。

=『猫に小判』ではもったいない。A/Bテストの有効利用=

ここでA/Bテストを行う上でのいくつかの注意点があります。

1. テスト日時

A/Bテストの設定が済んだからといってすぐに実施するのは良案とは言えません。例えば受信者のアドレスの大半が会社で利用するメールアドレスだとしたら、最もメールが開封される確率の高い、平日をターゲットに配信するといいでしょう。また、送る内容や業種にも変わってくるかと思いますがお昼休憩時間を狙うのか、仕事を終えた頃を狙うのか配信時間も重要です。お持ちのリストの顧客層やターゲットによって開封時間が異なるのでメールを送るのに最適な時間を調査し、その時間を目処にテストしてみましょう。もちろん最適な時間帯を調べるためにA/Bテストを実行することも効果的です。

2.テストする要素は1つだけ

いくつもの要素をテストできるからといって、一度に複数項目試してみると結局どの箇所がより効果的だったのかを把握することは出来きません。これではせっかくのテストも無意味です。テストを行う際には必ず1つの要素を比較対象にしましょう。これを続けていくことメールを改善させていきましょう。

3.テスト実施の割合

最初は全体の5%をテストするなど少数で試して行き、10%、20%と徐々に数字を上げていくのがお薦めです。

受信者と一緒により良いメールを作成していくことが出来るA/Bテスト。まずは試してみることが一番!そして一度のテストで終わりにせず、これを繰り返し活用しより読者に響くメールを追及しましょう。

最後にBenchmark公式マスコットのAndyがお送りする、「A/Bテスト」解説アニメーションをご覧ください。