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Zapierを使って、Benchmark Emailと他のアプリを連携させる方法とは?

連携機能 顧客リスト 更新日 8月 8, 2023

動画:API連携 Zapierを介した連携

Zapier(ザピアー)はお好みのワークフローを作成し、日々の業務を自動化できるツールです。プログラミングの知識がなくても簡単に作成できます。

Zapierで使われる”Zaps”は「連携」を意味し、アプリやウェブサービスの双方向のコミュニケーションを実現します。例えば、Benchmark Emailアカウントの情報を他のサービスに送信したり、他のアプリからの情報をBenchmark Emailアカウントが受け取ったりすることができます。このようなサービスを利用することで、リストを最新の状態に保つことが可能になり、メルマガに最も興味を持っている読者を逃さず、到達率の向上に役立ちます。

目次:


Benchmark2.0について

2021年3月11日に、Benchmark 2.0をリリース致しました。Zapierを使ってBenchmark Emailと他のアプリの連携を行う際に選択肢が増え、使いやすくなりました。

2021年3月10日以前に作成した全ての連携にはBenchmark1.0を使用しておりますので、新バージョンBenchmark 2.0に移行するにはこれまでの連携を再度作成し直してください。現在稼働中の連携には今のところ影響はございませんが、2022年3月10日付でBenchmark1.0のサポートが終了致します。Zapierより、Benchmark1.0のバージョンをお使いのお客様にはメールでお知らせしておりますので、そちらも併せてご確認くださいませ。

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Benchmark Emailアカウント内の「Zapier連携テンプレート」について

Benchmark Emailでは、外部サービスとの連携ができる「Zapier連携テンプレート」をご用意しております。アカウント内でZapier連携テンプレートを選択後、Zapierサイトに遷移しますので必要事項を入力していただき、連携完了となります。

Zapier連携テンプレートへのアクセス方法については以下の通りです。

1. アカウントにログインし、右上に表示されるアカウント名をクリック

2. 連携を選択し、左にメニューが表示されますのでZapier連携オプションを選択

3. 任意の連携テンプレート(アプリのアイコン)を選択し、「連携する」ボタンをクリック

ご注意:アカウントでZapierで連携したいアプリを選択すると、Zapierのページに遷移します。その後の作業はZapier内で行なってください。

<Zapier連携テンプレート例>

以下のリンク先は全てZapierページの英語表記での説明となります。

ZapierでBenchmark Emailとの連携が可能な全アプリについてはこちら(英語表記)をクリックしてください。

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Zapierを使ってBenchmark Emailと他のアプリを連携させる方法

他のアプリと連携するには、Benchmark Emailをトリガー(Trigger)として、またはアクション(Action)として使う2つのオプションがございます。トリガーとは、ワークフローを開始させる条件を指します。アクションは、アプリに実行させる行動のことです。

Benchmark Emailをトリガーとして選択した場合、以下のオプションをお選び頂けます:

  • New Contact(新規コンタクト)
  • New List(新規リスト)
  • Email Opened (開封済メール)
  • 新 Link Clicked (リンククリック)
  • 新 New Unsubscriber (新しい配信停止購読者)
  • 新 New Contact in Segment (セグメントの新規コンタクト)

Benchmark Emailをアクションとして選択した場合、以下のオプションをお選び頂けます:

  • Add Contact to a List(コンタクトをリストに追加する)
  • Update Contact(コンタクトをアップデートする)
  • 新 Unsubscribe a Contact (コンタクトを配信停止する)
  • 新 Find a Contact (search)(コンタクトを検索する)
    • メールを元にコンタクトを探して見つからなかった場合に「Create a new contact(新規コンタクトを作成する)」オプションがご利用になれます。

ここでは例として、「Google Sheet(Googleシート)とBenchmark Emailを連携させる方法」をご紹介します。この方法は他のアプリとの連携方法と類似しているため、ご参考にお役立てください。

用意するもの:

  • Benchmark EmailのAPIキー(こちらから取得可能)
  • Zapierアカウント(無料で作成可能)
  • Benchmark Emailアカウント
  • Googleアカウント

Google Sheet(Googleシート)とBenchmark Emailを連携させる方法

Step 1:Trigger(トリガー)の設定

Zapierアカウントにログインします。アカウントをお持ちでない方はこちらから無料で作成可能です。

1. ログイン後、左のメニュー「MAKE A ZAP」ボタンをクリックします。Zapierでは、連携のことを”Zap”と呼びます。

2. Trigger(トリガー)に使用するアプリを選択します。「Google Sheets(Googleスプレッドシート)」をクリックします。

3. Trigger Event(トリガーイベント)では、New or Updated Spreadsheet Row(Team Drive)を選択し、「Continue」ボタンをクリックします。 

ZapierでGoogleアカウントに接続したことがない場合は、「Sign in to Google Sheets」ボタンが表示されます。クリックし、Googleアカウントを選択して下さい。

4. 選択したGoogleアカウントへZapierがアクセスできるように「許可」ボタンをクリックします。

5. アカウントが接続されたらZapierアカウントに戻りますので、「Continue」をクリックします。Google Team Drives(共有ドライブ)についての詳細は、テキストリンクをクリックしてご確認ください。

6. トリガーの詳細設定(Set up trigger):以下の各項目の設定を行います。

  • Drive:ドロップダウンメニューよりMy Google Driveを選択します。
  • Spreadsheet:ドロップダウンメニューより任意のスプレッドシートを選択します。
  • Worksheet:ドロップダウンメニューより任意のワークシートを選択します。
  • Trigger Column:トリガーとなる列の指定ができますが、シートへの全ての更新や変更がトリガーとなるように any_columnを選択することをお勧めしております。設定完了後、「Continue 」ボタンをクリックします。

7. 「Test trigger(トリガーをテストする)」ボタンをクリックすると、連絡先が正しく取得されたことを確認するための簡単なテストが実行されます。

連絡先の取得に成功した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。「Continue」ボタンをクリックします。

テストに失敗した場合は、項目をご確認いただき「 Test & Review」で再度連携をお試しください。また、こちらのトラブルシューティングをご確認くださいませ。

Step 2:Action(アクション)の設定

8. 次にActionBenchmark Emailを選択します。(パソコンの画面サイズによっては、Actionステップまでスクロールダウンする必要があります。)

9. Action Event (アクションイベント)をクリックし、利用したいアクションを選択します。ここでは、Add Contact to List(コンタクトをリストに追加する)を選択します。選択後、「Continue」ボタンをクリックします。

10. ZapierでBenchmark Emailに初めて接続する場合は、「Sign in to Benchmark Email」ボタンが表示されますのでクリックします。

11. Benchmark EmailのAPIキーをボックス内に入力し、「Yes, Continue」ボタンをクリックします。APIキーの入力は初回接続時のみです。**Benchmark EmailのAPIキーは、こちらから取得できます。

すでに接続されている方は、ドロップダウンメニューより任意のBenchmark Emailアカウントを選択し、「Continue」ボタンをクリックします。

12. アクションの詳細設定(Set up action):各項目の設定を行います。

  • List:ドロップダウンメニューより、Benchmark Emailのリストを選択します。リストが見つからない場合は、Load Moreオプションをクリックしてリストを探してください。
  • Email Address: ドロップダウンメニューより、トリガーのアプリ(Googleスプレッドシート)からメールアドレスを1つのみ選択します。複数選択すると、連携が中断する可能性があります。ご注意:メールアドレスの項目でサンプルが表示されます。このサンプルアドレスはBenchmark Emailのリストに新しいコンタクトを作成後、連携テストに使用されます。リストにすでにサンプルアドレスが入っている場合は、テストに失敗する可能性がありますので、空のリストに接続することをお勧めしております。それが難しい場合は、リストから使用するサンプルアドレスの削除をお願い致します。

13. Googleのフィールド項目をBenchmark Emailのフィールド項目に合わせます。各項目のボックスをクリックすると、選択肢が表示されます。できるだけ項目を一致させることで、のちのセグメントやメール内のタグの使用に役に立ちます。完了後、「Continue 」ボタンをクリックします。

14. 設定が正しく作動しているか確認するため、Test & Continue」ボタンをクリックします。テストが必要ないと思われる方は、Test & Review」ボタンをクリックすることもできますが、テストを行うことをお勧めしております。

テスト完了に時間を要している場合はページの再読込を行なってください。

テストが成功すると、以下の画面が表示されます。「Turn on Zap」ボタンをクリックして連携を起動させます。

こちらで連携完了です!起動後、以下のようなポップアップ画面が表示されます。ここで、「Copy link」ボタンを押して共有することもできます。詳しくはこちら(英語表記)

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アクション:検索および更新機能について

上記の連携方法では、アクション「Add Contact to List(コンタクトをリストに追加する)」を使用しました。

ここでは、アクション「Update Contact(コンタクトを更新する)」「Find Contact(コンタクトを検索する)」について詳しく見ていきます。

「Find Contact」は、コンタクトのメールアドレスを検索するアクションです。この検索結果次第で次のアクションが変化します。

  • メールアドレスが見つかった場合は、アクション「Update Contact」を使って、コンタクト情報が更新されます。
  • メールアドレスが見つからなかった場合は、アクション「Create a new contact」を使って、新規コンタクトが追加されます。

Step 2:Action(アクション)の設定

1. 上記の連携ステップ1〜7 まで同じです。ActionのアプリはBenchmark Emailを選択します。

2. Action Event: ボックス内をクリックし、Update Contact(コンタクトを更新する)を選択します。「Continue」ボタンをクリックします。

3. Choose account:ボックス内をクリックし、使用するBenchmark Emailアカウントを選択します。選択後、青くなった「Continue」ボタンをクリックします。

アクションの詳細設定(Set up action):各項目の設定を行います。

4. List:ボックス内をクリックし、Benchmark Emailのコンタクトリストを選択します。トリガーを元に更新されるリストのことです。

5. Contact:ボックス内をクリックして、左上に表示されるCustomタブをクリックします。「Add a search step(検索ステップを追加する)」ボタンを表示されますので、クリックします。

6. ポップアップ画面が表示されますので、「Add Search Step」ボタンをクリックします。連携が起動する度にコンタクトフィールドの値を検索します。このステップは「Find Contact in Benchmark Email」として自動的に連携の中に組み込まれます。

7. Step 2 のChoose App and Eventをもう一度クリックし、「Continue」ボタンをクリックします。

8. Choose accountで、Benchmark Emailボックス内をクリックし、アカウントを選択するとボタンが青に変わります。「Continue」ボタンをクリックします。

9. Email Addressドロップダウンメニューより、トリガーのアプリ(Googleスプレッドシート)からメールアドレスを1つのみ選択します。複数選択すると、連携が中断する可能性があります。

ご注意:メールアドレスの項目でサンプルが表示されます。このサンプルアドレスは、Benchmark Emailのリストに新しいコンタクトを作成後の連携テストに使用されるものです。リストにすでにサンプルアドレスが入っている場合は、テストに失敗する可能性がありますので、空のリストに接続することをお勧めしております。それが難しい場合は、リストから使用するサンプルアドレスの削除をお願い致します。

10. 次の項目「Should This Step Be Considered A “success” When Nothing Is Found? 」では、Falseを選択します。(「何も見つからなかった場合、このステップを「成功」とみなしますか?」に対して、「いいえ」を選択します。)

何も見つからなかった場合に後続のステップを常にスキップさせたい時に、falseを選択します。trueは、フィルターやパスをより細かく制御することができます。trueを選択すると、この検索ステップで何も見つからなかったことを「成功」とみなし、後続のフィルターやパスのステップを常に実行し、検索で結果が出たかどうかで分岐できるようにします。

アクション「Create a new contact」について

上記の検索結果でメールアドレスが見つからなかった場合、アクション「Create a new contact」を使って、新規コンタクトをリストに追加することもできます。

11. 「Create Benchmark Email Contact if it doesn’t exist yet?」のボックスにチェックを入れます。(コンタクトが存在しない場合は、Benchmark Emailのコンタクトを作成しますか?)

12. Listで再度、Benchmark Emailのコンタクトリストを選択します。

13. Googleのフィールド項目をBenchmark Emailのフィールド項目に合わせます。完了後、最下部までスクロールダウンして「Continue」を選択します。 さらに連携の障害となり得る不要なフィールドを削除するオプションもございます。削除する場合は、「Remove these extra fields」ボタンをクリックしてください。

14. Test & Continue」、またはTest & Review」ボタンをクリックし、「Continue」ボタンをクリックします。

 

Step 3:アクション「Update Contact in Benchmark Email」

Benchmark Emailにコンタクトを更新するという新しいステップが作成されました。自動で開かない場合は、三番目に表示されるアクション「3.  Update Contact in Benchmark Email 」をクリックしてください。

15. List:ボックス内をクリックしてリストを選択します。コンタクトを更新または新しいコンタクトを追加するのに、先ほど選択したBenchmark Emailコンタクトリスト、または新しいリストを選択します。前回選択したBenchmark Emailコンタクトリストをお選び頂くことをお勧めします。

16. Contact:ボックス内にContact IDが表示されます。: No Dataと表示されることがありますが、問題ございません。テストの実行後に情報が入力されます。

17. Email Address:ドロップダウンメニューより、トリガーのアプリ(Googleスプレッドシート)からメールアドレスを1つのみ選択します。複数選択すると、連携が中断する可能性があります。

18. フィールド項目の統一をするか、そのままの状態でTest action(アクションをテストする)をクリックします。

19. 「Turn on Zap」ボタンをクリックして連携を起動させます。起動後、ポップアップ画面が表示されます。「Copy link」ボタンを押して共有することもできます。詳しくはこちら(英語表記)

全てのステップの設定が完了しますと、以下のように表示されます。

Step 1:トリガーに追加された新しい情報は全てBenchmark Emailに送られます。

Step 2:指定したBenchmark Emailリスト内の既存コンタクトをZapierが検索します。

Step 3:コンタクトが見つからない場合は、Benchmark Emailリストに新しいコンタクトとして追加されます。見つかった場合は、Benchmark Emailリストにコンタクトの最新情報が更新されます。

 

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トラブルシューティング
  • マルチステップZap(1つのトリガーに対して2つ以上のアクションを設定すること)を使用するには、Zapier有料プランのアカウントが必要になります。
  • 今回新しく追加されたトリガーまたはアクションを使用する場合は、新たにZap(連携)を作成する必要がございます。旧バージョンのBenchmark1.0では、新しいオプションのサポートは行なっておりません。
  • Contact Dataの項目には情報を追加しないでください。こちらはZapierがコンタクトの検索、またはコンタクトを追加する際に使用する項目です。
  • テストが失敗した場合は、必ずサンプルのコンタクトがBenchmark Emailのリストに無いことを確認してください。リストにサンプルが入っている場合は、削除をして再度テストを行なってください。

    • 上記のような問題を避けるため、Benchmark Emailの空のリストをご用意して頂くことをお勧めしております。それができない場合は、Benchmark Emailリストからそのサンプルのメールアドレスを削除してください。
  • 400 bad request エラーコードが出た場合:「不正なリクエストが実行されました」というエラーコードです。要求されたフィールドが不足しているため、連携できません。全てのフィールドが適切に設定されているかどうかご確認ください。エラーコードについての詳細はZapierのトラブルシューティングページ(英語表記) をご覧ください。

詳しいZapierのアカウント作成方法やGoogleフォームとの連携方法については以下のブログ記事をご参照ください。

関連ブログ記事:Zapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法

なお、Salesforceをお使いの方は、SalesforceのリードとBenchmark Emailのメルマガ配信リストを連携させる方法についてのブログ記事をご用意しておりますのでご参照ください。

関連ブログ記事:Zapierを使ってSalesforceとメルマガを連携し、リードの登録を自動化しよう!

ご不明な点がございましたらこちらからサポートチームにお問い合わせください。

 

 

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