# Benchmark Email 日本語版 > 中小規模ビジネスの最新メールマーケティング情報、トレンドなどをご紹介 --- ## Pages - [NXG HOME](https://www.benchmarkemail.com/jp/nxg-home/): 世界50万社導入のHTMLメール配信システム おしゃれなメールが誰でも簡単に作れるエディタや、AIによるアシスト機能・リスト管理・リアルタイムレポートで、忙しいご担当者様でもメール業務がサクサク完了します。 無料でお試し クレジットカード登録不要 Your browser does not support the video tag. このようなお悩みはございませんか? システムのルールを覚えるのに時間がかかるのは嫌だから、すぐに使いこなしてメール配信を始めたい。 アイデア出しや文章・素材の用意は、AIを活用してサクサク済ませたい。 料金体系や、初期費用に悩まされたくない。 Benchmark Emailならいますぐメール作成をスタート 忙しいマーケターにとって嬉しい、使いやすくてシンプルなシステム。 ドラッグ&ドロップの直感操作でメール作成があっという間に完了... - [ベータ版テストプログラム参加契約](https://www.benchmarkemail.com/jp/beta-terms-of-use/): 本ベータ版テストプログラム参加契約(以下「本契約」)は、Polaris Software, LLC(以下「当社」)とベータ版テストプログラム参加者(以下「参加者」)との間で締結される - [Apply for Benchmark Beta](https://www.benchmarkemail.com/jp/users-apply-for-beta/): 新しいBenchmarkを無料で先行体験 ベータ版テストプログラムにご参加ください! Benchmarkはマーケターを支援するために1から開発された、全く新しいメールマーケティングシステムをリリースします。本リリースに先立ち、マーケティングのご担当者様にお試しいただけるベータ版をご用意しました。ご参加いただいた皆様にはAmazonギフトカード5,000円分をプレゼントします。ぜひお試しいただきご意見をお寄せください。 テストプログラムに申し込む ベータ版のご利用は無料です 皆さまの気づき(効果的な機能、必要な機能など)を、本リリース前の改良と改善に役立てるため、ベータ版は無料でご提供しております。 次世代メール配信システムの先行体験ができるのは今だけ!新しいBenchmarkを無料で試してみませんか? *無料期間:日本での製品版リリース(2025年夏頃を予定)までの期間 テストプログラムに申し込む 応募条件 右記すべてに該当する方はぜひご参加ください (審査の結果ご利用いただけない場合もございます。) 日本にお住まいの方 企業でメルマガ配信を担当している 売上向上のためにメルマガを配信している 250件以上の配信先リストを持っている 配信先リストに対し、1回以上メールを配信できる NSレコードが設定可能なDNSプロバイダーを使用している (例:XServer、ムームドメインなど) ベータ版のご利用にあたって... - [NXG Header Footer](https://www.benchmarkemail.com/jp/nxg-header-footer/): Sign up for free to see how effortless email marketing can be. 無料トライアル Benchmark Emailについて こんな方にお勧め 機能 サービス利用 - [Constant Contact、Mailchimp、Benchmark Email徹底比較:2024年のベストメールマーケティングツールとは](https://www.benchmarkemail.com/jp/constant-contact-vs-mailchimp/): Constant ContactとMailchimp徹底比較:一つは少数精鋭で全てを自分で対応するマーケターに向いたサービスとなっており、もう一方は大規模チームのマーケターに適したサービスですが、どちらも大量送信を行うと費用が嵩みます。 - [Free Email Subject Line Generator (AI-powered)](https://www.benchmarkemail.com/jp/email-subject-line-generator/): Our free email subject line generator takes the stress out of crafting headlines that shine in the inbox to drive better email open rates. - [料金プラン|メール配信・メルマガ配信サービス - Benchmark Email](https://www.benchmarkemail.com/jp/pricing/): デザイン性の高いメールを簡単作成&配信できます。まずは無料トライアル版でHTMLメール配信をお試し下さい。世界50万社の実績。高機能分析ツール・ステップメールも標準装備。API連携機能・ステップメール・配信リスト管理・メール配信。 - [Sender Pricing Aug 024](https://www.benchmarkemail.com/jp/sender-pricing/): 配信数プラン 信頼できる安定した配信を実現 有料オプション リスト照合 無効なアドレスを特定し削除することにより、配信時のエラー率を下げます。 詳細ブログ 500円 コンタクト1000件につき 専用IPアドレス 専用IPアドレスを持つことで、大量配信時に安定した配信速度を維持できます。 詳細ブログ 5,000円/月 受信テスター 様々なブラウザやメールクライアントでの表示をテストし、デバイスごとのメール表示を様々な環境でプレビューを見ることができます。 詳細ブログ 2,000円 テスト100回分 今日からメルマガ配信 大量配信にはBenchmarkの配信数プランをぜひご活用ください。ご利用の際にはサポートまでご連絡をお願いします・ サポートに連絡 - [Trending](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/trending/): - [Archive](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/archive/): - [Home Desktop 024 V2](https://www.benchmarkemail.com/jp/): HTMLメール配信が無料で毎月3,500通まで可能。高機能メール配信システムなら「Benchmark Email」。HTMLメールエディター、顧客管理やリアルタイムレポートなど豊富な機能で効果的なメールマーケティングを実現します。 - [Canva×Benchmark Email連携機能](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/canva/): Canvaで魅力的なメールをデザイン - [Pricing ab](https://www.benchmarkemail.com/jp/pricing-ab/): デザイン性の高いメールを簡単作成&配信できます。まずは無料トライアル版でHTMLメール配信をお試し下さい。世界50万社の実績。高機能分析ツール・ステップメールも標準装備。API連携機能・ステップメール・配信リスト管理・メール配信。 - [How Modern is Your Email Marketing?](https://www.benchmarkemail.com/jp/modern-email-marketing/): このBenchmark Emailクイズでは、メールマーケティングをどの程度有効に活用できているかを測定します。わずか数分のテストでマーケターとしてのレベルを判定し、改善に向けた推奨ステップを取り入れてメールマーケティングの成果アップを目指しましょう! - [Smart Design](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/smart-design/): Benchmark EmailのメールマーケティングAIを使えば、瞬時にあなたのブランドに合ったテンプレートをデザインすることができます。時間を節約し、ビジュアルアイデンティティを際立たせましょう! - [製造業界におけるメールマーケティング - Benchmark Email](https://www.benchmarkemail.com/jp/manufacturing/): メーカーがメールマーケティングを行う際の注意点やコツをお伝えします。 - [Brand Kit](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/brand-kit/): 統一されたメルマガデザインで、効果的なブランディングを行いましょう!ロゴやカラーコードをブランドキット機能で簡単管理。 - [Thank You - Pay as You Go](https://www.benchmarkemail.com/jp/thank-you-vip/): You’re on the list! You’ll be the first to know when we launch new pricing plans. 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With the PieSync integration, you can integrate your... - [SurveyMonkey](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/surveymonkey/): SurveyMonkey × Benchmark 連携 メールマーケティングでアンケートの到達率を向上 SurveyMonkeyと連携することで、顧客や購読者にメールで簡単にアンケートを送信することができます。SurveyMonkeyでは複数のテンプレートとレイアウトからアンケートをお選び頂けます。Benchmark Emailのすべてのアカウントでご利用可能です。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) SurveyMonkey アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 顧客や購読者に簡単にアンケートを送信可能 メールマーケティングの力でアンケートの届く範囲を拡大 連携する - [Cookie Policy](https://www.benchmarkemail.com/jp/cookie-policy/): Site Terms プライバシーポリシー クッキーポリシー アンチスパムポリシー 契約条件 スパムフリーゾーン ユーザー誓約 クッキーポリシー このクッキーポリシーはGDPRに遵守する欧州地域でのユーザーに適用されます。 Benchmark Email は Benchmark Internet Group(以降「Benchmark」あるいは「弊社」とする)によって経営・運用しております。このクッキーポリシーではBenchmark運用におけるクッキーの利用方法、及びユーザーの購読者がサイト・オンラインストアの訪問した際、またメールを開封・クリックしたか否かの詳細を記載しています。本ポリシーでは弊社が使用するクッキーの種類及び利用背景も記載しており、またBenchmarkのクッキー使用に関するユーザーの権利に関しても言及しています。本ポリシーは利用規約の一部となり、本ポリシーで言及されていない内容、あるいは定義化されていない用語はプライバシーポリシーをご覧ください。Benchmarkではクッキーを使用し個人情報及び追加情報により個人情報となり得るデータを収集する場合があります。Benchmarkにおける個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシー 及び クッキー設定をご参照ください。 クッキーとは何ですか? クッキーとはサイト訪問者のパソコン、あるいはモバイルデバイスに付随するごく小さなデータです。弊社のようなSaaS(サービスとしてのソフトウェア)会社においてクッキー利用は一般的な運用の一部であり、サイトやサービスの正常な機能、動作向上、及び測定データの提供に用いられています。... - [LinkedIn](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/linkedin/): LinkedIn Integration for Benchmark Email Share Recent LinkedIn Updates with Your Subscribers Turn your subscribers into LinkedIn followers by sharing... - [Ebay](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/ebay/): Ebay Integration for Benchmark Email Easily Promote Ebay Items for Sale Bring more attention to your items for sale on... - [User Pledge](https://www.benchmarkemail.com/jp/user-pledge/): Site Terms プライバシーポリシー クッキーポリシー アンチスパムポリシー 契約条件 スパムフリーゾーン ユーザー誓約 ユーザー誓約 メールマーケティングをより良くするために 未承諾メール 未承諾メールは絶対に送信しません 商用電子メール 下記場合を除き、個人メールアドレス宛には商用電子メールを送信致しません。 2003年のCAN SPAM Actにより定義された、事前承認が取れている個人メールアドレス宛 European Commission Privacy... - [Spam Free Zone](https://www.benchmarkemail.com/jp/spam-free-zone/): Site Terms プライバシーポリシー クッキーポリシー アンチスパムポリシー 契約条件 スパムフリーゾーン ユーザー誓約 スパム禁止 迷惑メールについては1件ずづ対応します Benchmark Emailは迷惑メールについて、真剣に取り組むべき項目であると認識しております。さもなくば、当社サービスをご利用いただいている他のお客様の メール配信率に悪影響をもたらしてしまいます。また多くの企業が迷惑メール対策を掲げているのも事実です。下記にて当社の具体的な迷惑メー ル対策を明示致します。 当社はメール及びインターネットサービスプロバイダーと親密に連携し、双方ともにいつでも連絡を取れる状態にしております。 当社は長年のメールマーケティングの経験と知識を生かし、ガイドラインの作成や改訂に長年の時間を費やしており、今後も継続してこれらを行い、改善に取り組みます。 当社はEmail Sender & Provider... - [YesInsights](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/yesinsights/): YesInsights Integration for Benchmark Email Add YesInsights surveys to your Benchmark Email campaigns With our YesInsights integration, you can automatically... - [Woocommerce](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/woocommerce/): WooCommerce Integration for Benchmark Email Send leads you’ve captured with your WooCommerce store to your Benchmark Email lists. With our... - [Wishpond](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/wishpond/): Wishpond Integration for Benchmark Email Send leads you’ve captured with Wishpond to your Benchmark Email lists. With our Wishpond integration,... - [ViralSweep](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/viralsweep/): ViralSweep Integration for Benchmark Email Send leads you’ve captured with ViralSweep contests to your Benchmark Email lists. With our ViralSweep... - [Privy](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/privy/): Privy Integration for Benchmark Email Send leads you’ve captured with Privy forms and pop-ups to your Benchmark Email lists. With... - [Kickbox](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/kickbox/): Kickbox Integration for Benchmark Email Improve the quality of your Benchmark lists with email verification tools. With the Kickbox integration,... - [Get Site Control](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/getsitecontrol/): Getsitecontrol Integration for Benchmark Email Add contacts from forms and popups to your Benchmark Email lists. With our Getsitecontrol integration... - [Screenshots](https://www.benchmarkemail.com/jp/about-us/brand-assets/screenshots/): スクリーンショット ガイドライン ダウンロード スクリーンショット ダウンロード EMAツール スクリーンショットのダウンロード Benchmark Email スクリーンショットのダウンロード 無料で試してみる 費用は一切発生しません - [Downloads](https://www.benchmarkemail.com/jp/about-us/brand-assets/downloads/): ダウンロード ガイドライン ダウンロード スクリーンショット ロゴ AI EPS PNG AI EPS PNG AI EPS PNG 無料で試してみる 費用は一切発生しません - [Thank You](https://www.benchmarkemail.com/jp/resource/thank-you/): Thanks for Downloading Your resource is on its way! 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- [Zapier](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/zapier/): Integrate with 900+ other web services like Gmail, Evernote, Facebook and Google Docs with our Zapier integration. - [Shopify](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/shopify/): Shopify 連携機能でお客様情報を配信リストに登録できます。 - [Google Sheets](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/google-sheets/): GoogleドキュメントをBenchmark Emailアカウントと連携することで、簡単に顧客情報をインポートすることが無料で可能です。 まずは、Benchmark Emailの30日間の無料トライアルをお試しください!お電話でのお問い合わせは03-4550-6805まで! - [Wordpress Plugin](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/wordpress-plugin/): Benchmark Email Lite WordPress Plugin Turn visitors into customers with email marketing tools for your WordPress site Connecting with your... - [Resources](https://www.benchmarkemail.com/jp/resource/): - [Glossary](https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/email-glossary/): Email Marketing Glossary 50+ must-know terms to help you master email marketing Above-the-Fold Affirmative Consent API (Application Programming Interface) Auto... - [Author](https://www.benchmarkemail.com/jp/author/): - [Affiliate Partners](https://www.benchmarkemail.com/jp/partners/affiliates/): Benchmark Email パートナープログラム あなたのサイト経由でBenchmark Emailのユーザー様が有料プランをご利用の場合、ご紹介先のアカウントが有効な限り毎月30%の成果報酬をお支払いします。私たちのパートナープログラムへ是非ご登録ください。 パートナープログラムに登録する パートナープログラムとは? パートナープログラムではBenchmark Emailを紹介していただくことで、契約者様がお支払いする度に30%が成果報酬として支払われます。メールマーケティングにご興味のありそうな企業様へ、積極的にご紹介ください。 パートナー用のURLを発行しますので、ご自身のWebサイトなどでご紹介いただけます。パートナーURLから登録したアカウントはご紹介先ユーザーとしてトラッキングされ、ご契約後は利用料の30%が毎回成果報酬として支払われます。 今すぐ登録 Benchmark Emailを紹介して、毎月30%の成果報酬を得ませんか? 今すぐ登録 Benchmark Emailのパートナープログラムの特徴 登録無料で手軽に開始できます パートナーURLの共有 ウェブサイト、ソーシャルメディア投稿、メールなど、パートナーURLを共有してBenchmarkへの登録を促しましょう。すぐに使えるバナー広告も用意しています。 登録状況の確認... - [Integration Partners](https://www.benchmarkemail.com/jp/partners/integrations/): Benchmark Emailとの連携について シンプルで使いやすいAPIをご用意しています。 API資料を見る - [Developers](https://www.benchmarkemail.com/jp/developers/): API連携を検討されているお客様へ RESTful API で効率的なメール配信を実現 Benchmark Emailは無料でRESTful APIを公開しており、自社システムとの連携環境の開発が可能です。 API連携でできることの概要 API資料(技術者向けページ) POSTMAN環境でのご利用 BenchmarkアカウントからAPIキーを取得 Postmanに無料登録 作成開始 世界中のWeb開発者が連携に使用しているAPIです API連携によって、多くの企業がリスト管理などを効率化しています。 “「今年に入ってBenchmarkは新しいRESTful APIを公開しました。既存のものよりずっと私たちのニーズに合っていて使いやすいです。またドキュメント化もとても明確です。不明点はBenchmarkサポートチームがすぐに回答してくれて、改善なども進んで行ってくれました。なので全体的にとても満足しています。」 Laura Lee Schultz... - [Lead Generation](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/lead-generation/): シンプルで多彩な顧客管理次世代メール配信システムを使って効果的なメールマーケティングを行いましょう。 無料(期限なし)で毎月3,500通の配信が可能なBenchmark Emailをお試し下さい! - [Terms of Use](https://www.benchmarkemail.com/jp/terms-of-use/): Site Terms プライバシーポリシー クッキーポリシー アンチスパムポリシー 契約条件 スパムフリーゾーン ユーザー誓約 Benchmark Email ご利用規約 Benchmarkemail. com(以下、「本サイト」)のサービスをご利用前に必ず本規約をお読みください。本規約内容に同意頂けない場合は本サイトサービスはご利用頂けません。また日本語版は日本国内ユーザーに向けた便宜上での内容となり、英語版が正式な規約となります。 このサービス利用規約(以下、「本規約」)は、Benchmark Internet Group, LLC(以下、「Benchmark」または「弊社」)よりユーザー(以下、「ユーザー」または「エンドユーザー」)に対し提供されるサービスの利用について、法的拘束力を持つ規約であり、随時Benchmarkによって改訂され、改訂内容は掲載された時点で効力を持つものとします。 Benchmarkより提供されるサービスへのアクセス、利用、登録をすることにより、ユーザーは、本規約を承諾し、拘束力を持つ本契約の当事者となることに同意したものと見なされます。ユーザーは、本規約の改訂、追加、削除などの変更点を定期的に確認し、サービスへのアクセス、利用、登録の継続の可否の判断を常に行うことに同意することになります。本規約は2022年1月1日に更新されています。 利用規約概要 Benchmarkのサービス(以下、「当サービス」といいます。)とは、... - [Anti-Spam Policy](https://www.benchmarkemail.com/jp/anti-spam-policy/): Site Terms プライバシーポリシー クッキーポリシー アンチスパムポリシー 契約条件 スパムフリーゾーン ユーザー誓約 アンチスパムポリシー Benchmarkは迷惑メールを許しません Benchmark Emailでは、お客様の評判及び、配信率向上のため、厳格な迷惑メール対策ポリシーを作成致しました。当社サービスのユーザーが、迷惑メールを配信している疑いがございましたら、下記連絡先まで、ご連絡いただけますと幸いです。問題解決に向けて全力に取り組みます。 Benchmark Email アンチスパムポリシー Benchmark Emailは迷惑メールに対して真剣に取り組みます。当社サービスのユーザーならびに、当社サービスにより送信されたメールを受信される皆様のプライバシーを尊重し、迷惑メールについては強い態度をもって対応いたします。 The Federal CAN-SPAM... - [Partners](https://www.benchmarkemail.com/jp/partners/): Benchmarkパートナープログラム Benchmarkパートナープログラムでは一緒にビジネス拡大を応援して頂ける個人・企業様を募集しています。コラボレーションにより双方の成長を促進するプログラムです。 アフィリエイト Benchmarkサービスの宣伝を行なって頂き、30%のご紹介手数料を受け取るプログラムです。ご登録無料! 詳細はこちら - [お問い合わせ窓口(メールサポート)](https://www.benchmarkemail.com/jp/contact/): お問い合わせフォーム AIサポートチャット(β版)はこちらからお試しください。 *お求めの回答が得られない場合には、お手数ですがサポート窓口へお問い合わせください ・お客様から多く寄せられているお問い合わせと回答もぜひご覧ください。 ・サポート営業時間は、平日 10:00-17:00です。営業時間以外のお問い合わせは翌営業日以降にご返答させていただきます。 ・サービスの稼働状況・障害報告はこちらのページをご覧ください。 ・お問い合わせ対象となる配信メールやコンタクトリストがある際には、アカウントIDと詳細な情報をお知らせください。 ・サポートではメールアドレス以外の個人情報を含むメールは受理できかねますため、ご送信なさらないようお願い致します。 ・お問い合わせの際は、「support@benchmarkemail. zendesk. com」からのメールを受信可能なように設定をお願い致します。 ・お電話によるサポートは行っておりません。 ・フォームが使えない場合はsupport@benchmarkemail. comまでメールをお送りください。 ・弊社のサポート対応方針につきましては、こちらをご参照ください。 - [Brand Assets](https://www.benchmarkemail.com/jp/about-us/brand-assets/): Benchmark ブランドリソース Benchmark ロゴや商標をご利用いただく際のガイドラインとなります。 . sub-nav { display: block; margin-bottom: 0; padding-top: 0; white-space: nowrap; text-align: center; } . sub-nav... - [About](https://www.benchmarkemail.com/jp/about-us/): Benchmark Email について 2004年の設立以来、メール配信システムBenchmark Email をグローバルに提供しています。 顧客との関係強化、リードの育成など、売上につながるマーケティングツールを提供しています。 「Benchmark Email」は2004年以来、世界50万社に利用された実績を持つ米国発のメール配信システムです。顧客リストのセグメント、メールの作成、リアルタイムレポートなど、メールマーケティングに必要な機能が全てそろいます。ドラック&ドロップで直感的な操作で簡単にHTMLメールを作成することができます。テンプレートも500種類以上で、レスポンシブ対応で全てのデバイスに対して自動的に最適な表示をします。リアルタイムで更新されるレポート機能を使えば、メールの送信数、開封数、クリック数、エラー件数、リンクごとのクリックユーザーの特定などができ、過去のメルマガとの比較なども簡単にできます。その他にもA/Bテストやステップメール、ランディングページの作成機能など、マーケターにとって非常に心強い機能も兼ね備えています。潜在顧客へ向けたメールマーケティング、既存顧客・リピート顧客・ファン向けのニュースレターなどメールマーケティングに最適です。 現地スタッフによるカスタマーサポート Benchmarkでは国ごとに現地の言語でカスタマーサポートを提供しており、メールでのお問い合わせや、ワークショップ、展示会などのイベントも各国現地のスタッフが対応しています。15カ国、9種の言語に対応しています。 100+ 15カ国に展開 9 対応言語 #1 PC MAGAZINEにて2015年ベストカスタマーサポート賞を受賞 Benchmarkの経営陣 Benchmarkの設立者であるカート、デニース・ケラー夫妻は長期間にわたる大企業での経験を生かし自身で会社を立ち上げ、ビジネスの成長とともに海外まで事業を拡大させてきました。しかし2人は事業の大きさではなく、他のビジネスの成功に貢献できる会社を経営することに真のリーダーシップを見出しています。... - [Updates](https://www.benchmarkemail.com/jp/updates/): - [Customers](https://www.benchmarkemail.com/jp/customers/): 官公庁・大手上場企業・グローバル企業・NPO・ベンチャー企業・個人事業主など、大規模配信から中小規模配信まで、業種や規模を問わず数多くのユーザー様にご利用いただいています。 - [Email Marketing](https://www.benchmarkemail.com/jp/email-marketing/): メールマーケティングは顧客とのより良い関係づくり、見込客の獲得などビジネスチャンスを生み出す効果的なツールです。Benchmark Emailのガイドで詳細をご紹介しています。 - [Resources](https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/): メールマーケティング資料 メールマーケティング初心者の方にもBenchmark Emailをご活用頂けるよう、役立つリソースをご用意しています。 - [Integrations](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/): サービス連携アプリケーションのご紹介 メールデザインがもっと簡単になるアプリ Shopify Shopifyの顧客リストや、商品情報のインポートが可能です。 詳細 Ebay 連携テンプレートを使ってeBayストアの商品をプロモーションしてみましょう。複数のアイテムを挿入し一度に宣伝できます。 詳細 デザイン 売上アップ 業務を自動化するなら 業務を自動化するなら Zapierでメールマーケティングの業務を自動化しましょう。 Benchmark Emailと営業ツールやマーケティングツールを連携する最も簡単な方法です。 詳細 配信先リストの管理が簡単になるアプリ Shopifyの顧客リストや、商品情報のインポートが可能です。 詳細 WufooフォームをBenchmark... - [Reporting](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/reporting/): 効果測定・分析・改善次世代メール配信システムを使って効果的なメールマーケティングを行いましょう。 無料(期限なし)で毎月3,500通の配信が可能なBenchmark Emailをお試し下さい! - [Marketing Automation](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/marketing-automation/): EMAツールでメールマーケティングのオートメーション化。顧客の行動や興味の対象に応じて最適な情報をタイムリーに配信できます。 - [Features](https://www.benchmarkemail.com/jp/features/): メール配信・オートメーションを効果的に利用しビジネスチャンスを掴みましょう - [Blog](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/): 中小規模ビジネスの最新メールマーケティング情報、トレンドなどをご紹介 - [Home](https://www.benchmarkemail.com/jp/home/): HTMLメール配信が無料で毎月3,500通まで可能。高機能メール配信システムなら「Benchmark Email」。HTMLメールエディター、顧客管理やリアルタイムレポートなど豊富な機能で効果的なメールマーケティングを実現します。 - [Privacy Policy](https://www.benchmarkemail.com/jp/privacy-policy/): Site Terms プライバシーポリシー クッキーポリシー アンチスパムポリシー 契約条件 スパムフリーゾーン ユーザー誓約 プライバシーポリシー お客様情報の保護、収集と共有について Benchmark Email プライバシー規約 更新日:2022年1月 プライバシーポリシーをご閲覧頂きありがとうございます。Benchmark EmailはBenchmark Internet Group(以下総称して「Benchmark」または「当社」とします)により経営、運営を行っております。 本ページでは当社のウェブサイト(benchmarkemail. wpengine.... --- ## Posts - [メルマガデザインと到達率の関係とは?知っておきたい基本のルール](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-design-and-deliverability/): この記事は「Is Your Email Design Affecting Your Deliverability? How to Optimize Your Emails for Success」を日本向けに翻訳・編集したものです。 メルマガは顧客との関係づくりにとても効果的ですが、たとえ質の良いメールを作成できたとしても、受信箱に届かないのでは意味がありません。 メール到達率に影響するものの中でも見過ごされがちなのは、デザインです。日頃はクリック獲得などエンゲージメント向上目的で注目されることが多いですが、実は受信箱への到達率にも影響しています。 迷惑メール扱いされやすいメールデザイン GmailやThunderbirdなどのサービス・アプリは、危険なメールやスパムメールが受信箱に入らないようにブロックしています。例えば、メールをスキャンし、デザインやフォーマットでスパムやフィッシング要素がないかを確認する技術などがあります。画像が多すぎるメールや、特定のカラーの組み合わせやフォントが含まれるメールはスパムフィルターが作動し、ブロックまたは迷惑メールフォルダへ送られるようになっています。 メールデザインが到達率に影響する例は以下の通りです。 スパムフィルター:全体のデザインや使用フォントなどのフォーマットにより、スパムと判断される場合があります。... - [ChatGPTを使ってメルマガを作成する方法とプロンプト例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how_to_create_a_newsletter_with_chatgpt/): 近年はAI技術の進化により、マーケティング業務で「ChatGPT」を活用するケースが増えています。 メールマーケティングにおいても、「メルマガを作りたいけれど、毎回ネタに悩んでしまう」「文章を考えるのに時間がかかってしまう」といった方は多いのではないでしょうか。 このようなお悩みを持っている方におすすめなのが、ChatGPTを活用したメルマガ作成です。 ChatGPTは、文章作成・アイデア出し・添削などを得意とするAIチャットボットです。正しく使えば、メルマガの質を上げつつ、作業の効率化にもつながります。 この記事では、ChatGPTの基本的な使い方から、メルマガ作成における具体的な活用法、今すぐ使えるプロンプトまで詳しく解説します。 ChatGPTとは ChatGPTは、OpenAIが開発したAIチャットボットです。入力された文章をもとに、自然な回答を生成する能力を持っており、検索エンジンの代わりに使われることもあります。 特に優れているのが、「文章の生成」「要約」「翻訳」「アイデアの提案」「添削」などの言語処理機能です。会話形式でやり取りができるため、ライティングのサポートや、マーケティング施策の相談などにも適しています。 ChatGPTの利用方法 ChatGPTは以下のステップで簡単に利用できます。 【ChatGPTの利用方法】 ①ChatGPT公式ページ(https://chat. openai. com)にアクセス ②アカウントを作成、またはログイン ③チャット画面に質問や依頼を入力してやり取り開始 無料プラン(GPT-3. 5)と有料プラン(GPT-4)があり、精度の高い回答を求めるならGPT-4がおすすめです。 ChatGPTをメルマガ作成に活用するメリット メルマガは情報発信や販売促進の要となる重要なチャネルですが、担当者が1人または2人と少人数で回している企業も多く、「相談相手がいない」「ネタが浮かばない」「文章を考えるのが面倒だ」とお悩みを抱えているケースも珍しくありません。... - [「カスタマーサポート×メルマガ配信で実現する 顧客ロイヤリティ向上と解約防止」セミナーを開催しました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-loyalty-seminar-report-202504/): 2025年4月22日(火)に、無料オンラインセミナー「カスタマーサポート×メルマガ配信で実現する 顧客ロイヤリティ向上と解約防止」を開催いたしました。今回はセミナーレポートをお届けします。 本セミナーは、顧客対応管理システム「Re:lation」を提供する株式会社インゲージとメール配信システム「Benchmark Email」を提供する株式会社ベンチマークジャパンが共催したセミナーです。 株式会社インゲージの坪内 柊一郎さんと、Benchmark Emailの山本美智がメイン講師を務め、カスタマーサポートとマーケティング担当者が協力して、双方の業務を効率的に行う方法を解説しました。 ここからは、セミナーの内容の一部をダイジェストでお届けします。 顧客ロイヤリティとは? 顧客ロイヤリティとは、「顧客がサービスやブランドに対して持つ信頼や愛着の大きさ」のことを指します。 ロイヤリティの高い顧客が増えると、リピート購入の増加や、解約率の低下に繋がります。顧客一人当たりの単価が上がるだけでなく、広告をかけなくても口コミを拡散してくれるメリットもあります。 一方で、ロイヤリティの低い顧客が増えると、解約率が増加したり、ネガティブな口コミが発生することがあります。 近年は商品やサービス数が増え、新規顧客獲得の競争が激化していることもあり、既存顧客のロイヤリティ向上は売上アップに必要不可欠だと言えます。 CSの問い合わせ対応は「購入」に大きく関わる 株式会社RightTouchの「企業の問い合わせサポートの利用実態調査」によると、「商品購入やサービスを選択する際に重要視するポイント」について、75%の方が「アフターケアやサポートがしっかりしている(問い合わせ対応が充実)」と回答しています。 また、「企業のイメージアップの寄与及びサービス・商品の利用意向アップに繋がるポイント」としても、72%の方がお問い合わせ対応の充実を挙げています。 これらの調査結果から、顧客満足度向上において、お問い合わせ対応は重要な要素の一つであることが分かります。 CSのチャットや電話は1分程度の迅速な対応が求められている カスタマーサポートの業務は、一般的に以下の3つに分類されると思います。 ・問い合わせの対応 ・問い合わせの分析... - [「LTVを最大化させるメール戦略と作成のポイント」セミナーを開催しました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ec-seminar-report-202503/): 2025年3月26日(水)に、無料オンラインセミナー「LTVを最大化させるメール戦略と作成のポイント」を開催いたしました。 本セミナーは、ECサイト制作やプロフェッショナル支援サービスを提供する株式会社HATと、メールマーケティングツール「Benchmark Email」を提供する株式会社ベンチマークジャパンが共催したセミナーです。 ゲスト講師としてお招きした株式会社HATの梅田哲平氏と、Benchmark Emailの山本美智が講師を務め、ECの売上アップにつながるリピート施策とメールマーケティングのポイントについて解説いたしました。 今回は2024年11月に開催した「ECリピート対策方法&メルマガのポイント」の内容をさらに深めた内容でお届けしました。本記事では、セミナー内容の一部と質疑応答パートの回答を公開します。 セミナー本編のダイジェスト(一部抜粋) なぜリピート施策が重要なのか 昨今では、 EC・通販事業全体において新規顧客を獲得するためのコストが上昇してきています。このような状況の中では、2回目以降の購入を促すリピート施策を打ち出し、LTV(1人の顧客がもたらす売上や利益)をいかに高めていくかが重要となります。 メールを活用したCRMのメリット EC・通販事業でのCRMは「インナーツール」「LINE」「DM」など多岐に渡りますが、CRMの中でもメール施策を行うメリットは、顧客に直接届けられる距離感の近さ、コストパフォーマンスの良さ、カバレッジの広さです。 SNSと比較してメールはプライベート感が高く、顧客との距離感が近いため、一人一人の顧客との関係構築がしやすいチャネルだと言えます。そのため、メール施策を行う際は、「顧客の求める情報を提供すること」がより一層重要となります。 ここからは、実際に送るメール作成のポイントをお伝えします。 メール構成パターンと作成ポイント EC業界におけるメールの構成パターンを以下3つに分類してみます。 (A)商品紹介メール (B)クーポンメール (C)ナーチャリングメール 各メール種類の説明は前回のセミナーレポートをご確認ください。... - [Outlookの新しいメール配信者向けガイドライン](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/outlook-guidelines/): 2024年にGmailと米Yahooメールがメール配信者向けガイドラインを制定し、ドメイン認証設定や配信停止システムなどの規定をクリアした配信を行うことが義務付けられました。 これに続き、Microsoftも2025年5月から段階的に新ガイドラインを施行します。 本記事では、Microsoft社のテックブログをもとに、新要件の特に重要なポイントや対応の優先度が高い項目についてわかりやすく解説します。 ガイドラインの対象と目的 1日に5,000通以上のメールをOutlook宛に送信するドメインが対象となります。 ガイドラインが制定されることにより、なりすまし・フィッシング・スパムの削減が行われるとともに、ルールを守っている正当な送信者のブランド保護・配信率向上が期待されます。 主な要件 SPF・DKIM・DMARC以下のドメイン認証設定が正しく行われていない場合、メールは迷惑メールフォルダに振り分けられ、将来的には配信が拒否される可能性があります。 SPF:メールを送信するドメインが、実際にそのメールを送っているサーバー(IPアドレスやホスト名)を正しくリストしておく必要があります。 DKIM:電子メールの完全性と真正性を検証するためにパスしなければいけません。 DMARC:SPFまたはDKIMと整合性があり、最低でもp=noneを設定する必要があります。 ▶︎ Benchmark Emailをご利用の方は、ドメイン認証設定を行ってください。 推奨事項 以下の対応もメールの信頼性を高めるために推奨されており、準拠しない場合はOutlookによって迷惑メールと判定されたり、受信拒否をされる可能性があります。 送信元・返信先には有効なアドレスを使う 送信元アドレス(From)と返信先(Reply To)に設定するアドレスは実在しており、メール受信可能なものを設定しましょう。 ▶︎... - [オシャレなメルマガデザイン15選 :教育・スクール編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter_designs_schools/): こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介シリーズ、今回は教育・スクール編です。 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。フラっと見ていってください! 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Foreign Policy Design Group シンガポールのデザイン会社が主催しているデザインスクールの案内メルマガです。 デザイン会社ならではの、ハイセンスな色使いや構成が素敵です。なかなかたどり着けない色の併せ方なので、こういったのを頭の中にパッと出てくるように常にこういったものを見ておくのは良いと思います。 目次に戻る 2. Domestika ヨーロッパ仕込みのデザインやイラスト、アートが学べるオンライ学習サイトを運営しています。シンプルだけど、どんな講師がいて、どんなことを教えてくれるのか、また値段も分かるのでメルマガとしてもLPとしても成立していてお手本にするべきメルマガのデザインだと思います!私もここでアートを学び直そうかなと思います! 目次に戻る 3. Skillshare... - [メールマーケティングを通して得られた知識:Benchmark Emailのメールマーケティングクイズから学ぶポイント](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmarks-email-marketing-quiz/): メールマーケティングの成功体験 メールマーケティングの成功は経験、戦略、一貫性によって決まることがほとんどです。マーケティング担当者の強みをより理解するために、リスト管理からオートメーション化、到達率までを評価するメールマーケティング評価用の設問をご用意いたしました。 重要なポイント: 頻繁にメルマガを配信しているマーケティング担当者はメールマーケティングに関する知識やノウハウを持っている傾向があります。 一貫性を持たせることにより長期的な戦略の改善、エンゲージメントの向上、配信の最適化の一助となります。 ここでの結果を分類し、共通する強みと課題を探ってみましょう。また、どのスコアであっても次のレベルに到達するためのヒントも提供いたします。 十分なメール配信を行っているか詳細を確認してみましょう。 現在のメールマーケティングレポートの結果 以下が設問と回答結果となります。 1. コンタクトリストの最適性 結果:配信用コンタクトリストに一定数以上の無効アドレスが含まれている等、 配信に適したコンタクトリストではない場合エンゲージメント率の低下や不達の問題につながる可能性があります。 2. メール配信頻度 結果: 積極的にメールを送信しても一貫性がない場合はエンゲージメントの機会を失う可能性があります。 3. ドメイン認証設定とコンプライアンス 結果:... - [ランディングページの作成ポイント!メルマガでの活用方法もご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/the-ultimate-guide-to-landing-pages/): この記事は「The Ultimate Guide to Landing Pages」を日本向けに翻訳・編集したものです。 近年のビジネスではオンラインにおける認知度拡大が重要視されていますが、その最も大きな目的は、見込み客とコンバージョンの獲得ではないでしょうか。 ランディングページをまだ活用していないのであれば、多くの収益向上のチャンスを逃していることになります。メルマガ、Web広告、ブログ記事や動画の作成、ユーザー体験の向上などのマーケティングに多くのリソースを費やしているにもかかわらず、ランディングページをおろそかにしていては勿体無い!の一言に尽きます。 初めてランディングページを作成する方も、既存のページを改善したいという方も、ぜひこのガイドに目を通してください。 優れたランディングページの解説と、それらを効果的に作成する方法をご紹介します。 ランディングページとは? ランディングページとは、ユーザーがソーシャルメディアのリンク、メールのCTA、または広告をクリックしたときに「着地」して誘導される、独立したウェブページのことです。 一般的なウェブページは、様々な来訪客に対応できるように幅広い情報を載せています。一方でランディングページは、訪問者を適格なリードに変えるという特定の目的に焦点を当てているのが特徴です。 ランディングページにはいくつか種類があり、クリックスルーページ、リードキャプチャページ、スプラッシュページなどが一般的です。 ランディングページを構成する5つの要素 ランディングページに重要な5つの要素をご紹介します。 (以下でご紹介しているデータの引用元はすべて英語の記事です。) 見出し: 訪問者にページ内容を伝える役割を果たしています。訪問者がページ到着後数秒で意図を理解できるよう、どんな有益な情報が含まれているのかに焦点を当てたものにしましょう。 ビジュアル:... - [レポートをGPT-AIが自動分析!メルマガ解析ツールを無料公開しました](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email_metrics_wizard/): メールマーケターは計画から実行までの全てを一任されている方も多く、詳しく分析をする時間を捻出するのが難しいケースもあります。開封率、クリック数、配信率、コンバージョン数などのメールマーケティング指標はどのように比較・解釈すればいいのでしょうか。 最近はChatGPTのようなAIを搭載したツールが、こうした課題への取り組み方に変革をもたらしつつあります。大量データの処理や貴重な分析を行うことができます。 Benchmark Email米国チームではさらに一歩進んだ、GPTメール解析ツール「Email Metrics Wizard(メールメトリクスウィザード) by Benchmark Email」をご用意しております。メールマーケティングの結果を分析するために特別にデザインされたこのツールは、主要な指標を解釈し、メールや戦略を最適化するための実用的なアドバイスを行います。 ChatGPT + Benchmark EmailのEmail Metrics Wizard 「Email Metrics Wizard(メールメトリクスウィザード) by Benchmark... - [機能アップデート:日本語フォントが2種類追加されました](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information22/): こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回はメールエディタおよびランディングページエディタに、新しい日本語フォントが2種類追加されました! 1. 游ゴシック(Yu Gothic) 游ゴシックは2008年に字游工房が制作したフォントで、WindowsおよびMacに標準装備されています。 スタンダードでありながら洗練された雰囲気の書体で、見出しにも本文にも向いています。とくにデザイン部署のユーザー様からのご要望を多く頂いての実装となりました。 “「游ゴシック体」は、長文でも読みやすいスタンダードなゴシック体ファミリーです。字面を小さめに設計し文字間にゆとりを持たせることで、小サイズで組んでも文字同士が干渉せず、一字一字の識別性に優れた、読みやすい組版を実現します。 ” ━━━ 株式会社モリサワ ウェブサイトより WindowsとMacでは標準設定されているウエイト(太さ)が異なるため、比較するとWindowsでは細めに表示されます。 そのため文字サイズや色の組み合わせによっては、WindowsではMacよりも読みにくくなってしまう可能性があります。WindowsとMac両方で表示チェックを行い、読みやすさに問題がないかを確認のうえご利用ください。 2. メイリオ(Meiryo) メイリオは、2006年にWindowsの日本語システム用フォントとして開発されたもので、現在もWindowsには標準フォントとして搭載されています。 可読性が非常に高いフォントで、親近感が湧くような雰囲気もあります。... - [集客を成功させるセミナー案内メール作成方法を解説!例文・テンプレートも紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/powerful-event-invitation-email/): セミナー開催にはブランド認知向上、見込み顧客の獲得・育成、既存顧客の満足度向上など多くのメリットがあり、効果的に運営することでビジネスの成長に繋がります。 本記事では、メールを通してセミナー集客を行う際のポイントや、HTMLメールのテンプレート・テキストメールの例文をお見せします。 また、受注や顧客育成といった成果に繋げるためのフォローメールについても解説します。 セミナー集客方法4選とメールの効果 セミナー集客には以下のような方法があります。 なかでもメールでの集客は、低コストで高い反応率が期待できる、最も投資対効果の高い方法です。 1. メールマーケティング 顧客リストやメルマガ登録者など、既存のリードに対して案内を送る方法。 低コストでプッシュ型リーチが可能で、直接関心のある層にアプローチでき、高い反応率が期待できる。 効果測定が容易(開封率・クリック率など)。 2. SNS広告・投稿 Facebook、Instagram、Twitter(X)などでの投稿や広告配信。 広範囲にリーチでき、ターゲット設定が詳細に可能。リアルタイムの反応を得やすく拡散力が高い。 3. セミナー集客サイトへの掲載 セミナー情報を専門に扱う集客プラットフォーム(例: Peatix、こくちーずなど)にイベントを掲載する方法。 特定の目的を持ったユーザーが集まるため、興味・関心の高い見込み客を集められる。... - [機能アップデート:取り消し機能と余白ブロックが追加!エディタ操作がより快適に](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information21/): 当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。今回は取り消し機能など、メールエディタ(ドラッグ&ドロップ)に3つのアップデートがありました! - [開封率が上がるメルマガネタの探し方6選とネタ切れ対処法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-find-topics-your-customers-want-to-read/): メルマガの開封率やクリック率を上げるためには、件名・コンテンツ・配信タイミング・デザインなど様々なポイントがありますが、その中でも読者の求める内容を配信することは非常に重要です。 メルマガのコンテンツは以下のようなテーマで配信されることが多いですが、日々のメルマガ配信で「読者がどんな情報を求めているか」を考え、具体的にネタ出しをしていくのは意外と難しいですよね。 ・最新情報、ニュース ・商品情報、カタログ ・イベントやキャンペーンのお知らせ ・お役立ち情報、読者の悩みを解決するナレッジ 今回は、読者のニーズにあったメルマガネタの見つけ方と、ネタ切れした場合の対処法をご紹介します。テーマでお悩みの方や読者のニーズを探したい方は参考にしてみてください。 読者のニーズにあったメルマガネタの見つけ方 はじめに、ネタ探しの方法を6つご紹介します。 単にアイデアを増やすだけではなく、自社のメルマガ読者が何を求めているかを見つけるのに効果的な方法ですので、ぜひ実践してみてください。 ①ペルソナ分析を行う 最初に行うべきは、読者のペルソナ分析です。 ペルソナ分析を行うことで、読者がどんなことを知りたいと思っているかが見えてくるため、コンテンツ決めのヒントになります。 ペルソナ分析については以下の記事で解説をしておりますので、ご確認ください。 参考:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? 一方で、ペルソナ分析ができている場合でも、実際にメルマガの配信をスタートしてみると「これで合っているのか?」「読者は何に一番興味を持っているのだろう」と悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。 ペルソナ分析の後は、これからご紹介する方法をお試しください。 ②配信したメルマガの分析を行う すでにメルマガ配信を行っている方は、過去に配信したメルマガを分析してみましょう。 開封率の高かったメールの件名や、クリックが多かったテーマを調べると、読者が何に興味を示しているのかが見えてきます。... - [2025年新年のご挨拶と機能アップデートのまとめ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2025/): 新年あけましておめでとうございます。 昨年もBenchmark Emailをご利用いただき、誠にありがとうございます。2024年は、多くの機能のアップデートや、ユーザー様にメールマーケティング情報をお届けするための様々な取り組みを行って参りました。 機能面のアップデート AI機能 ・AIがメールのデザインとコンテンツを自動で作成・提案する「スマートデザイン機能」のリリース ・AIがメールの内容を元に件名を自動作成する「スマート件名機能」のリリース ・AIが文章を自動作成する「スマートコンテンツ機能」で口調タイプの変更が可能に デザイン関連機能 ・ロゴ画像とカラーコードを登録して、エディタで簡単に呼び出せる「ブランドキット機能」のリリース ・画像ギャラリーで数百万点のフリー画像が利用可能に ・画像デザインツール「Canva」との連携機能のリリース その他の取り組み ・メールマーケティングの考え方やテクニックについてのオンラインセミナーの開催 ・リピート対策やメルマガのポイントをお届けする、EC業界のユーザー様向け共催セミナーの開催 ・全6業界(ホテル・レストラン・メディア・トラベル・ECサイト・出版)の日本独自のメルマガテンプレートのリリース ・Benchmark Emailユーザー様に活用状況やマーケティング施策を伺う「サービス利用状況調査 2024年度版」の実施 ・GmailおよびYahooメールの「メール送信者向けガイドライン」へのシステム準拠とユーザーの皆様への周知... - [【2024年】人気ブログ記事ランキング](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blog-ranking-2024/): こんにちは、Benchmark Emailの山本百合子です! 今年最後の本記事では2024年のBenchmark Email人気ブログ記事ランキングを発表します。 今年公開されたブログ記事の人気ランキングをニュースレターのクリック数、X(旧Twitter)のいいね数、総合アクセス数の3種類に分けて一年の振り返りにぜひご覧ください! ニュースレター人気記事ランキング【2024】 今年配信したニュースレターの「クリック数」を基にしたランキングです。メールマーケティングに役立つ内容や、重要なテーマの記事が勢揃いです! 第3位「メルマガのクリック率を上げる方法とは?コンテンツやデザインのポイントを解説」 クリック率を上げる方法や、構成・デザインのポイントについて解説した記事がランクインしました。ブログ記事はこちら。 第2位「お手本にしたい!工夫がいっぱいの海外メルマガ事例30選」 AmazonやPatagoniaなどの大企業の成功例の中から、お手本としてテンプレート化したい30件のメールをご紹介しています。ブログ記事はこちら。 第1位「オシャレなメルマガデザイン15選 :フード・ドリンク編」 ニュースレタークリック数ランキング第1位は、オシャレなメルマガをご紹介するシリーズのフード・ドリンク編でした。スターバックスやKFC、Taco Bellなど、各企業が美味しさと魅力を伝えるために工夫を凝らしたデザインが満載ですので、ぜひご覧ください。ブログ記事はこちら。 X(旧Twitter)「いいね」ランキング【2024】 Benchmark Emailでは新しい記事が公開されるたびにXにてお知らせをしています。ポストの「いいね」の数が多かった記事ランキングを発表します! 第3位「画像ギャラリーで数百万点のフリー画像素材が使えるようになりました!」 今年リリースされた機能のアップデート情報です。画像素材サイト「Pexels」の無料画像がエディタで使えるようになりました。ブログ記事はこちら。... - [「ECリピート対策方法&メルマガのポイント」セミナーを開催しました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ec-seminar-report-202411/): 2024年11月6日(水)に、無料オンラインセミナー「ECリピート対策方法&メルマガのポイント」を開催いたしました。今回はセミナーレポートをお届けします。 本セミナーは、EC・ネット通販を中心とした物販ビジネス専門メディア「CommercePick」を運営する株式会社コマースピックと、当社「Benchmark Email」が共催したセミナーです。 登壇者は以下の通りで、ゲスト講師としてお招きした株式会社HATの梅田哲平さんと、弊社Benchmark Emailの山本美智がメイン講師を務め、ECの売上アップにつながるリピート対策方法とメールマーケティングのポイントについて解説いたしました。 ここからは、セミナーの内容をダイジェストでお届けします。 EC(ネット通販)は今後の拡大・成長余地を十分に残している 日本国内の小売市場規模はおよそ150兆円と語られるケースが多いなか、そのうち国内通販市場規模は13. 5兆円となっています。まだまだ通販市場は拡大の余地を十分に残していると言えるでしょう。 直近ではコロナショックと急速なデジタル化の浸透により、通販ビジネスの市場規模は急伸しています。コロナショックを差し引いても、デジタル化により通販事業において重要なローコストオペレーションが叶えられてきているため、以下のように右肩上がりの堅調な伸びを見せていると言えます。今後もこの傾向は続くことが予想されます。 通販におけるCRMの目的は「LTVの最大化」 通販ビジネスにおいて重要な「CRM」とは、新規獲得後の顧客の定着から解約防止、休眠の掘り起こしに至る施策のすべてを指します。 LTV(1人の顧客がもたらす売上や利益)を最大化するためには、顧客を分析し、一人一人にあったアクションを行うことが重要です。 また、よく語られる指標の一つに「F2転換率」がありますが、通販ビジネスにおいては2回目の購入がLTVに大きく関わってきます。2回目の購入率を高めることによって、それ以降の売上金額を大きく上げ、黒字転換の時期を早めることができます。 リピート商材の場合は、F2転換率だけでなく、初年度から2年目の移行(2年目も継続して購入していること)も重要です。2年目の移行率の目安は40%程度で、これよりも低い場合は改善の余地があると言えます。 メールアクションだけ見ても、種類はさまざまである CRMにおける分析項目や施策は多岐に渡りますが、「誰に」「何を」を整理し、顧客一人一人に合った施策を打つことが重要です。以下のスライドのように、目的やターゲットごとに施策を書き出してみると、現状の把握や改善に役立ちます。 また、数ある施策のうち「メール施策」だけに注目してみても、目的やタイミング、ターゲットによってさまざまな施策を打つことができます。 メール施策は、F2転換率やLTVの向上に影響する施策のため、顧客のフェーズや目的に合わせてコンテンツ設計を行うことが大切です。 上記は目的ごとの施策・コンテンツ例ですが、皆さんが現在行っている施策と比較し、これから実行できそうなアクションがあるか、参考にしていただけたら幸いです。... - [メルマガの登録者を増やす方法と戦略10選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-grow-your-email-list/): メルマガ登録者を集める5つの方法 消費者が購入に至るまでの検討期間や情報収集期間は、近年ますます長くなっています。 定期的に接点を持つことができるメルマガに登録してもらうことで、見込み客の育成や、リピート購入の促進が可能です。 まずは、メルマガに購読登録してもらう方法をお伝えします。 1. ウェブサイトに登録フォームを置く 初めてウェブサイトへ訪れた際は購入に至らず、何もしなければそのまま去ってしまう場合も多いです。 このときメルマガ登録を行ってもらうことで、見込み客の育成が可能になります。 A. 埋め込み式の登録フォーム 出典:https://www. saiyu. co. jp/ トップページに登録フォームを埋め込む場合は、サイドバーやフッター近くに埋め込みされる場合が多いです。 ・関連FAQ:埋込型フォームの編集方法は? B. リンクバナー 「メルマガ登録はこちら」「メルマガで情報発信中」などのバナーをトップページに置く方法です。 クリックすると別ページの登録フォームに移動する、同ページ内に埋め込まれた登録フォームまでアンカー移動する、ポップアップフォームが出てくるなどの方法があります。... - [メルマガのクリック率を上げる方法とは?コンテンツやデザインのポイントを解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-increase-your-email-click-rate/): メルマガのクリック率とは? クリック率とは、「開封されたメール件数のうち、1箇所以上のリンクをクリックされた割合」のことです。最初にクリック率の計算方法や、指標から分かることについてご紹介します。 クリック率の計算方法 一般的には、以下のような計算式で算出されます。 メルマガのクリック率 =(クリックが発生したメール件数➗開封されたメール件数)×100(%) 例えば、送信したメールのうち1,000件が開封され、そのうち50人がクリックした場合、クリック率は5%となります。この指標は「開封に対するクリック率」「クリック反応率」とも呼ばれています。 クリックの判定方法について メール配信システムから送られるHTMLメールには「トラッキングリンク」方式が使われています。読者がメール内のリンクをクリックすると、まずトラッキングサーバーにアクセスし、そこでクリックが記録された後に、目的のウェブサイトにリダイレクトされます。この記録を元に、HTMLメールのレポートではどのリンクが誰によってクリックされたかが分かります。 開封率やコンバージョン率との関係 開封率・クリック率・コンバージョン率には以下のような関係があります。 最終目標である「コンバージョン件数」を最大化するためには、クリック率だけではなく、開封数を最大化することも欠かせません。開封率を改善したい方は以下の記事をご覧ください。 メルマガの開封率を上げる方法とは?9つのテクニックをご紹介 メールを開封されたあとに、本文で購読者の興味を引き、次のステップへ誘導できているかを評価できるのがクリック率です。実際は様々な要素が絡みますが、単純化すれば「メール本文」への評価が最もよく現れるのがクリック率だと言えるでしょう。 TIPS クリック数を評価する指標には、以下の「送信に対するクリック率」もあります。 送信に対するクリック率 =(クリックした受信者数➗送信したメール件数)×100(%) これは「開封率」と、本記事で扱う「開封に対するクリック率」を総合した結果を測ることができる指標です。細かい分析を行うためには、「開封率」と「開封に対するクリック率」をそれぞれ分析・対策することをおすすめします。 それではクリック率に影響を与える要素別に、パフォーマンスを最大化する方法をお伝えしていきます。... - [年賀状メールの送り方やメリットを解説!例文・テンプレートもご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-email-tips-and-templates/): 皆さんは年賀状をメールで送る際のコツやメリットをご存知ですか? 今回は、年賀状をはがきではなくメールで送る手順やコツ、メリット、そのまま使える例文やおしゃれなメールテンプレートなどをご紹介します。 年賀状メールとは?はがきでの挨拶が減っている理由 年賀状メールとは、年始の挨拶をメールで送る形式のことです。 近年、はがきによる年賀状の送付が減少し、代わりにメールやSNSでの挨拶が増加しています。以下は、日本郵便が出しているプレスリリース「年賀はがきおよび寄付金付お年玉付年賀郵便切手当せん番号の決定」の情報から作成した、2013年以降の年賀はがき総発行枚数の推移のデータです。 年賀はがき総発行枚数の推移 グラフの通り、はがきの発行枚数は年々減少傾向にあります。 はがきでの挨拶が減少している理由は、デジタル化の進展や、手間やコストがかかる点、また若年層を中心に紙媒体でのやりとりが減少している点などが挙げられます。 この流れに伴い、個人・企業ともにメールやLINEなどデジタルな形式で年賀状を送る人が増えています。 年賀状をメールで送る5つのメリット 年賀状をメールで送ると、どのようなメリットがあるのでしょうか? ここでははがきで送る場合と比較して、メールで送ることで得られるメリットについてご紹介します。 ①手間とコストが抑えられる メールで年賀状を送る大きなメリットは、手間とコストを大幅に削減できる点です。 はがきの場合、作成・印刷・郵送の手配などに多くの時間や手間、費用がかかってしまいます。 年賀はがきの郵便料金は年々上昇傾向にあり、2025年は標準的なもので1枚85円がかかります。200人に年賀状を送る場合、はがき代だけでも単純計算で17,000円がかかり、さらに印刷費用も必要です。また、複数の担当者が数日〜1週間は、はがき作成の作業で手一杯になるケースも多いため、その分の人件費もかかります。 一方で、メールで送る場合はメール配信システムを利用するケースが多いため、かかる費用はシステムの利用料金のみです。送信先が多い場合も、メールであれば一括配信ができるため、時間や手間、人件費の削減に繋がります。 ②メールアドレスが分かっていれば送ることができる はがきの場合、送り先の住所を正確に把握している必要がありますが、メールの場合は相手のメールアドレスが分かっていれば送ることができます。 特にBtoB企業では顧客や取引先のメールアドレスはすでに保有している場合が多いため、送信先のリストを簡単に作成できます。はがきで送る場合のように住所変更の心配もありません。... - [メルマガの開封率を上げる方法とは?9つのテクニックをご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-increase-your-email-open-rate/): メールマーケティングにおいて重要な指標の一つである「開封率」について解説します。 開封率の概要や、開封率を上げるための9つのポイントについて詳しくご紹介していきますので、ぜひ効果的なメルマガ配信にお役立ていただけたら幸いです。 メルマガの開封率とは? 開封率とは、「メルマガを送信した件数のうち、開封された割合」のことです。最初に開封率の計算方法や平均についてご紹介します。 開封率の計算方法 一般的には、以下のような計算式で算出されます。 開封率=(開封した人数➗送信したメール件数)×100(%) 例えば、メールを1,000件送信し、そのうち250人が開封した場合、開封率は25%となります。 開封の判定方法について メール配信システムから送られるHTMLメールには、見えないくらい小さい計測用画像(tracking pixel)が埋め込まれています。その計測用画像が表示されることで、開封とみなされる仕組みになっています。 このように開封率の測定には画像を使用するため、テキストメールでは効果測定は行えず、HTMLメールのみ測定が可能です。 ただし、HTMLメールであっても、受信者の環境によっては画像を読み込まない設定にしていたり、開封情報の提供を拒否する設定にしている場合があるため、必ずしも正確な開封率が測定できるわけではありません。 開封率の平均は? 一般的に平均開封率は15〜20%程度と言われており、Benchmark Emailのユーザーの平均値は23. 13%となっています。 参考:平均メール開封率・クリック率レポート (2024年度版) 業種別・地域別(国別)の最新情報... - [Eメールサービスプロバイダーとは(ESP)?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-service-provider/): Eメールの送受信には送信者、受信者、Eメールサービスプロバイダー(ESP)の3者が関わっています。それぞれに役割があり、信頼できるEメールは最も効果的なマーケティングチャンネルの1つであるため、適切なESPを選択することはビジネスにとって非常に重要です。 この記事ではESPについて、ESPとメールクライアントの違い、良いESPの特徴等ESPの役割について説明しています。 ESPとは(Eメールマーケティングサービスプロバイダー) Eメールサービスプロバイダ(ESP)とは、Eメールを作成し 購読者リストに送信するためのツールです。ESPは郵便配達員のようなものと想像してください。誰かに手紙を送る際その手紙が時間通りに目的地に届くかどうかは郵便配達人の責任となります。 その手紙が、Eメールのことです。Eメールが購読者の受信トレイに届くようにするためにはESPが重要です。ESPは メール配信を容易にするだけでなく、購読者のメールアドレスの保存をしておくことが可能です。 ビジネスにESPが必要な理由 ESPは見込み客や顧客にメッセージを届けるために不可欠なビジネスツールです。メールクライアントから1通ずつメールを送信するのではなく、ESPを使用してリスト上の全員にメッセージを送信し、結果を測定することができます。 ESPはどのように機能するのか? ESPのアカウント上にはメールの作成と送信に必要なものがすべて揃っています。 まず、送信元アドレスを追加し、 ドメインを認証する必要があります。送信元ドメインの評価を維持し、メールの配信の効果を最大化するため、適切な送信元ドメインを所有していることを証明することを意味します。 連絡先または購読者を配信先リストに追加する必要がありますが、csvで簡単にアップロードできます。またはCRM等の他のソフトウェアからESPにコンタクトをインポートするために連携を使用して配信先リストを完成させます。 次にメールを作成します。テキストベースのメールはもちろん、画像やロゴなどでブランディングしたHTMLメールを作成することで受信ボックス内で目立たせることができます。多くのESPにはメールマーケティング用のテンプレートや、ドラッグ&ドロップで簡単に使えるメールビルダー、WYSIWYGメールエディターが用意されています。 配信先リストとメールの準備ができたら送信の準備は完了です。 メール送信後、ESPではメールマーケティングに必要な情報が確認できます。開封率、クリック率、エラーアドレス数、配信停止アドレス数などの メールマーケティングの指標を確認することにより今後のプラン作成と購読者リストの管理を容易にします。 以上がESPの基本的な仕組みとなります。メールマーケティングが進むにつれて、パーソナライズ、セグメンテーション、A/Bテスト、自動化などの機能が必要となってくるでしょう。 ESPの主な特徴... - [メールマーケティングで避けるべきライティングのミス16選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/writing-mistakes-email-campaigns/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “16 of the Worst Writing Mistakes to Avoid in Your Email Campaigns” を翻訳したものです。 一般的に、漢字間違い・文法間違いなどのライティングのミスは痛いものですが、特にマーケティングにおいてはそのダメージが顕著に現れます。 たとえ単純なミスだったとしても、メールマーケティングの場合はコンテンツ内容に集中できず効果的に伝えたいメッセージが伝わらなかったり、ターゲット層へのブランドイメージに悪影響を及ぼす可能性があります。そのため「送信」をクリックする前の確認は欠かせないステップとしてフローに取り入れることが必要です。 本記事ではメールマーケティングでは絶対に避けたい16のライティングミスについてご紹介します。 1. フォントが不揃い テキストを外部ソースからコピペする場合、必ずフォントを揃えましょう。フォントが揃っていないメールは見た目が悪く、スパム、アマチュアな印象を与えるため受信者にとってあまり読みたくないメールになってしまいます。... - [メルマガ用の画像選び6つのポイント!どんな画像を載せるべき?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/using_images_in_your_email_campaigns/): 画像をメルマガに掲載することで、ブランドや商品のイメージを効果的に伝えることができ、クリック率や売上の向上が期待できます。しかし、慣れないうちはどのような画像を載せればいいのか悩んでしまうのでは無いでしょうか。 今日はメールでよく使われる6種類の画像について、それぞれの効果や使い方を具体例とともに説明します。必ずしもすべての画像を使う必要はありませんので、ご自身に必要なものを選んでください。 なお、本記事は動画版もご用意しています。 ①ロゴ画像 ロゴ画像は一般的に、メルマガのトップに配置されます。ロゴはそのブランドを象徴し、読者のブランド認知を高める役割があります。 これによりメルマガの信頼性が向上し、開封する際にすぐにブランドを識別できるようになります。 ©️ Forever 21 ©️ Adidas 関連記事:【デザイン事例19種類】メルマガのヘッダー&フッターを作るコツ ▲目次に戻る ②トップ画像 トップ画像はメルマガの冒頭部分に配置され、目を引く役割を果たします。 きれいな風景や商品の特徴を強調する画像など、読者の興味を引く画像を選びましょう。 また、キャッチコピーを添える場合は幅広い人に刺さるテーマがおすすめです。 ©️ NH Hotels 例えば上記のメルマガでは「夏を満喫しよう」というテーマを掲げています。このほうが「ローマを満喫しよう」など旅行地を限定したキャッチコピーよりも、幅広い人に訴えかけることができますよね。... - [メールエディタ上でAIが文章を自動作成!スマートコンテンツ機能のアップデート情報](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information14/): AI技術で文章作成をサポートするスマートコンテンツ機能が、メールエディタのテキストブロック上で使えるようになり、口調タイプも4種類から選択できるようになりました。 この機能は、自然で実用的な日本語の文章を生成することができ、メール作成中にAIから文章の提案を受けたい時や、書いている文章をブラッシュアップしたい時に非常に便利です。無料プラン・有料プランのどちらのユーザー様もご利用いただけます。 スマートコンテンツ機能とは? スマートコンテンツ機能は、キーワードや文章を基に、ワンクリックで文章を生成できる便利なツールです。 文章に入れたいキーワードを入力するだけで、そのキーワードを使った文章が作成されます。また、すでに文章が完成していて、「より良い文章にならないだろうか」とお考えの場合は、作成済みの文章を入力すると、それを書き直した文章が表示されます。 2024年5月からは、OpenAIが開発するChatGPT-4oが採用されることにより、日本語文章の精度が向上しました。 また、2024年7月からは、ドラッグ&ドロップエディタのテキストブロックにも実装され、より機能へアクセスしやすくなりました。さらに「口調タイプ」も4種類から選べるようになっています。 *スマートコンテンツ機能は利用ポイント制で、残高は機能ページの右上に表示されます。無料トライアルアカウントは25ポイントまでご利用可能で、それ以上は有料アカウントへのアップグレードが必要です。有料アカウントはプラン更新日のタイミングで毎月100ポイントが付与されます。利用ポイントは繰り越しされません。 機能へのアクセス方法 ①ドラッグ&ドロップエディタのテキストブロックからアクセスする 1. ドラッグ&ドロップエディタを開き、テキストブロックをクリックします。 2. 「✨」マークをクリックします。 3. 三種類のモードがありますが、0からテキストを生成したい場合は「テキスト生成」を選びます。 4. 「テキスト生成」では、キーワードを元に文章が新規生成できます。キーワードを入力したら、口調タイプを選択し「生成」ボタンを押してください。 5. 文章が表示されますので、採用する場合は「挿入」を押すとテキストボックスの内容が上書きされます。「再度生成する」を押すと別の文章が提案されます。... - [配信日はECサイト売上2倍に!「かまわぬ」のROAS1000%超えメルマガ事例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-kamawanu/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、株式会社かまわぬ PR担当の佐藤様です。 株式会社かまわぬのメール施策概要 株式会社かまわぬのウェブサイトはこちら メール配信を行っているサービス:かまわぬのECサイト 対象:かまわぬのお客様 主な配信コンテンツと頻度:新商品の紹介など (隔週配信) 注染のてぬぐいを販売する「株式会社かまわぬ」 株式会社かまわぬは、注染で染められた「てぬぐい」を中心に販売しております。直営店の運営事業、卸売事業、EC事業などの事業を展開しております。 ━どのような用途でメルマガを使われていますか? メインは新商品の紹介と商品訴求をしてECサイトへの集客につなげることです。 ほかには社内報として従業員・スタッフに向けたお知らせを配信しています。単にテキスト形式で送っても読んでもらいにくいため、HTMLメールで紙面掲載情報などを共有しています。 ━メルマガ運用はお一人でされているのですか? 一人でメルマガの企画・構成・作成・配信までをやっています。メインはオンラインストア内のコンテンツの企画や施策、集客施策です。デジタル広告、Google広告の配信も、私が担当しています。 メルマガの最終チェックは、オンラインストア事業部のチーム内でしています。 ユーザー層とリスト取得方法 ━メルマガの読者はどのような方々でしょうか? 弊社のお客様は、女性が8割くらいで、メルマガの読者も女性の方が多いです。年齢層は40〜50代です。1987年に弊社のブランドがオープンした当時からのお客様が、いまもメイン客層となっています。... - [Benchmark米国プロダクトチームインタビュー!スマートデザイン機能開発の裏話や今後の開発予定について](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/smart-design-product-interview/): Benchmark Emailの革新的AIツール、スマートデザイン機能でメールマーケティングの未来を先取り!プロダクトチームのジェフ・ジマーマン、ポール・リンダースが、スマートデザイン機能の開発裏話をお話します。 - [AIがメルマガの件名を自動で作成!スマート件名機能が追加されました](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information20/): こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回のアップデートでは、AIがメールの内容を元に件名を自動作成できるようになりました。 無料プラン・有料プラン共にご利用いただけますので、メルマガ作成を効率的・効果的に行うために是非ご活用ください。 スマート件名機能とは? ChatGPTの技術を活用した、AIによるメルマガ件名提案機能です。 メルマガの内容を元に件名を作成したり、既存の件名から他のバリエーションを提案できます。 スマート件名機能の使い方 1. メールを作成し、チェックリスト画面へアクセスします。 2. 件名ボックスの右端にある「✨」アイコンをクリックしてください。 3. スマート件名機能が件名を3種類提案します。 採用したい件名をクリックすると反映されます。 他の件名を提案してほしい場合は「再度生成する」ボタンを押してください。 件名ボックスが空の場合は、メールの内容を元に件名を提案します。 件名ボックスにすでにテキストが記入されている場合は、既存の件名のリライト案を提案します。 スマート件名機能を活用することで、メルマガの件名作成が効率化され、より魅力的な件名を簡単に作成できます。ぜひこの新機能を試して、メルマガの効果を最大限に引き出してください!... - [やってみると意外に簡単!EMA機能でセミナー直前の集客を自動化](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/lead-followup-campaign-with-ema/): Benchmark EmailのEMA機能を使って、セミナー集客をしたときのシナリオをご紹介します。 当社では年に数回セミナーを開催して毎回数百名のお申し込みをいただいていますが、先日はいわゆる「カゴ落ちリマインド」と呼ばれる施策を実施したことも相まって、過去最高のお申し込み数となりました。 このシナリオは、告知メールのリンクをクリックしたものの実際の申し込みには至らなかった方へ、開催日前日に再アプローチするものです。 今回はEMA機能の「メールをクリックした読者をリストに登録」というオプションと、登録フォームを使います。 一般的なカゴ落ちよりもずっとシンプルで、ウェブサイトに計測コードを埋め込まなくても実現できる方法ですので、オートメーションメールの上位版であるEMA機能が気になっている方は、ぜひご一読のうえ試してみてください! EMA機能「クリックした読者をリストに登録」 Benchmark EmailのEMA機能は、複雑なシナリオを作成できる上位版のオートメーションメール機能です。 リストへの追加、メールへの反応、読者のウェブサイトでの行動などをキーに設定できますので、ウェルカムメールの配信からカゴ落ちフォローにまで幅広くご活用いただけます。 今回はクリックした読者を特定のリストに登録するオプションを利用しました。 これはシナリオテンプレートの「クリックターゲットプロモーション」で簡単に作成できます。 テンプレートの中身はこのようになっています。 ①配信先リスト:ここで配信先リストを設定します。 ②メール:配信するメールをドラッグ&ドロップで作成します。 ③クリックした読者へのアクション:配信したメールへの反応でアクションが分岐します。 ④クリックしていない読者へのアクション:同上 意外とシンプルですよね。 ③④のアクションは「リストに追加」の他にも選択できますので、今回はこれを「メールを送信」に変更します。 セミナー告知に使うもの... - [Canva×Benchmark Email連携でおしゃれな画像のメルマガをサクサク作ろう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/canva-benchmark-integration-app/): Canvaはオンラインで使える画像デザインツールで、専門知識や経験がなくても、豊富なテンプレートと素材でおしゃれな画像を作成できます。とても便利なツールですが、なんと作成した画像はBenchmark Emailの画像ギャラリーにそのまま追加できるんです。 今回は、Canvaアプリページで無料配布されているBenchmark Emailアプリを使って、画像をインポート&エクスポートする方法をご説明します! なお、Canvaエディタの使い方やメルマガ画像を作成するコツについては別記事でたっぷりご紹介しています。 関連記事:無料でもここまでできる!Canvaでおしゃれなメルマガ用画像を作ろう 準備編:Benchmark Emailアプリを追加し、アカウント連携する方法 アプリは一部英語表記となりますが、使い方は簡単です。 はじめにアプリページから、アプリの追加を行ってください。 1. Canvaアカウントにログインし、アプリページ(こちら)へアクセスする。 2. 「Benchmark Email」と検索し、表示されたアプリをクリックする。 3. 「既存のデザインで使用」または「新しいデザインで使用」を選ぶ。 4. デザイン編集画面が立ち上がる。 左メニューの一番下にBenchmark... - [暑中見舞いメールを送るメリットとは?例文・テンプレートもご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/summer-email-tips-and-templates/): 皆さんは暑中見舞いのご挨拶の目的やメリットをご存知ですか? 今回は、暑中見舞いのメールを送る目的やそのまま使える例文、Benchmark Emailの便利でおしゃれなメールテンプレートをご紹介します。 暑中見舞いとは? 暑中見舞いとは、日本の伝統的な季節の挨拶で、特に夏の暑い時期に相手の健康を気遣うメッセージを送ることを指します。 元々は立秋(8月7日頃)までに送られる挨拶状で、暑さが厳しい時期に相手の体調を気遣う習慣が由来です。立秋を過ぎた後は「残暑見舞い」として送られます。 暑中見舞いは、親しい人やビジネス関係者に対して、感謝の気持ちを伝えたり近況報告をするための機会でもあります。 暑中見舞いメールを送る効果とメリットは? 暑中見舞いメールを送ると、どのような効果やメリットがあるのでしょうか。 暑中見舞いのご挨拶は一般的なマナーの一つとしても知られていますが、ここでは4つほどメリットをお伝えします。 ①顧客や大切な相手との関係が強化される ビジネスでも個人でも、暑中見舞いメールを送ることで相手との関係を強化することができます。特にビジネスにおいては、顧客との定期的なコミュニケーションは信頼関係の構築において、とても重要です。 ②企業や個人の印象がアップする 季節の挨拶を送ることで、相手への細やかな配慮を示すことができます。受信者に良い印象を与え、企業やブランド、個人に対する好感度を上げることができます。 ③再認識の機会となる 普段連絡を取っていない人や顧客へ暑中見舞いメールを送ることで、個人や企業・ブランドなどを再認識してもらえる機会を作ることができます。 ビジネスでは再購入や再来店のきっかけにもなるため、積極的に暑中見舞いメールを送ることをおすすめします。 ④新たなビジネスチャンスが生まれる メールをきっかけに、取引先と新たなビジネスの話が進むこともあります。季節の変わり目は、新しいプロジェクトや提案をするタイミングとして最適です。 暑中見舞い・残暑見舞いのメールを送る時期は?... - [到達率を意識した4つのリストクリーニング方法でメールROIを向上させよう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/deliverability-based-list-pruning/): 配信リストの整理、削除はなかなか思い切って実行できないもの。しかし到達率向上には欠かせないステップです。リストクリーニングがどのように役立つのか詳細をご紹介します。 - [画像ギャラリーで数百万点のフリー画像素材が使えるようになりました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information19/): 数百万点の画像素材を配布しているサービス「Pexels」の無料画像が、Benchmark Emailエディタに追加されました。 画像ギャラリーで画像素材を検索し、ワンクリックでメールデザインに追加できます。 人気の写真素材サイト「Pexels」とは Pexelsは、無料で使える画像素材サイトです。2014年にサービスを開始してから、多くのデザイナーやマーケターに利用されています。 これらの画像素材は商用利用可・クレジット表記不要で利用できます。 画像ギャラリーで検索してメールに画像を入れる方法 Benchmark Emailのメールエディタ内の画像ギャラリーから、画像素材を検索できます。 1. ドラッグ&ドロップエディタで画像ブロックを入れてクリックする 2. 画像ギャラリーにアクセスするので「Pexels」タブをクリックする 3. 画像を検索する 4. 気に入った画像を選んで「挿入」ボタンをクリックする 🔎「犬」で検索した結果 🔎「ドーナツ」で検索した結果 🔎「会議」で検索した結果... - [Benchmark Emailのエキスパート9名が語る、メルマガ配信で陥りがちなミスとは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-experts-common-email-mistakes/): 本記事では、メールマーケティングのエキスパートであるBenchmark Emailのチームメンバーからの意見や経験を共有し、メールマーケティングでやってしまいがちなミスとその対策をご紹介します。 私たちは日々メールキャンペーンの奥深さを体感し、トレンドの分析、戦略を最適化することでお客様のメール配信が成功するようお手伝いをしています。そのメールマーケティングの最前線で培った豊富な知識をもとにマーケターに気を付けてほしいポイントをまとめました。 経験豊富なマーケターでも、初心者でも、メールマーケティングを成功につなげるためのヒントとして使ってください! 1. 配信前のテストを行わない 山本百合子|マーケティング、プロモーション、カスタマーサクセス メールの本送信前に、テスト配信で件名や本文の確認やWチェックを行わないケースを見かけます。 件名・本文の誤字脱字や、前回のメールから件名を変更せず送信してしまうケース、リンクの更新し忘れ、受信デバイスでメールデザインが崩れてしまうなどのミスは、本配信前のテストメールで防げる可能性が高いです。 可能であればメールを作成した担当者とは別の方がWチェックを行うフローにすると、自分では気づけなかったミスに気づきやすいためおすすめです。 関連記事:メルマガ配信業務における失敗談調査 2023年度版 2. ゴール設定せずにメルマガを配信してしまう アリー・ウルフ|プロダクトマーケティング責任者 配信する全てのメールに明確なゴール、目的を持って運用を行わないと、不利益を被ることになります。 多くのブランドやビジネスがマーケティング戦略にメールを活用しており、消費者の受信トレイが一杯になる中ただただメールを送っているのでは結果に繋がりません。このメールで達成したい目的は何か、また読者の興味に沿った行動喚起があるかどうか、必ず明確にしておきましょう。 オーディエンスに合ったコミュニケーションを配信することで、信用を築くことができ、メールをリソースとして捉えてもらえるようになります。 3. 画像とテキストの量がアンバランス... - [オシャレなメルマガデザイン20選:アンケート編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-customer-survey/): こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介、今回はアンケート編です。 メルマガと相性が抜群なアンケート!よく見かけたりはしませんか? 何かネットで購入したり、登録したときに後で◯◯はどうでしたか?といったアンケートがメールで届いた方も多いのではないでしょうか。 私は、簡単なやつなら割と答えてしまう派です(笑)。 今回は、そんなアンケートのメルマガデザインに注目してのご紹介です。 フラっと息抜きに見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Tillamook アメリカで100年以上続く乳製品を主とした製品を製造販売している会社です。 送っているメルマガがみなさんのお役に立っているかをしりたいといった内容のアンケートのようです。とてもシンプルな内容だけどとても重要なことですよね。今後のメルマガのコンテンツについて意見を聞いて改善していく姿勢が素敵です。デザインもトラックに大きなロゴがあるのがインパクトがあります! 目次に戻る 2. Google 誰もが普段お世話になっているGoogleも、アンケートをしているようです!YouTubeでショート動画を見るよりも早く終わるというメッセージが面白いですね! デザインもシンプルでGoogleらしさが出ていて素敵です!... - [Gmailと米Yahooメールの新しい迷惑メール判定ポリシーとメール配信者が行うべき対応について](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-spam-prevention-requirements-of-gmail-and-yahoo/): 本記事では、メールマーケターの皆様に最新情報をお届けします。2024年2月より施行される、GoogleとYahooにおける新しい迷惑メール判定ポリシーは、迷惑メール判定を受けないために必ず確認しておきましょう。 Googleと米Yahooの迷惑メール判定ポリシー 先日Googleと米国Yahooが新しい迷惑メール判定ポリシーを発表し、メール配信者は自身のメルマガが迷惑メール判定を受けないよう、以下の条件を守るように伝えられました。 GoogleとYahooから迷惑メール判定を受けないための3つのポイント 送信元のドメイン認証設定を行う 購読停止を簡単に行えるようにする 迷惑メール率を0. 1%未満にする -対象 GmailとYahoo! メールアドレスへのメールの一斉配信者 -影響 条件を満たしていないメールは、受信拒否や迷惑メールボックスへ分類される可能性が高くなる -開始時期 Gmailでは2024年2月から、Yahoo! メールでは2024年3月までに適用が始まる 実は今回制定された条件はいずれも、一般的なメールマーケティングベストプラクティスとして長年推奨されてきたものです。全体的な到達率向上が期待できますので、ぜひこの機会にクリアしておくのが良いでしょう。3つのポイントを守るための運用方法を見ていきましょう! (参考文章) New Gmail... - [Yahooメールシェアが少ない!?メルマガ購読状況調査ヨーロッパ版と日本版の比較](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newslettersurvey-europe-and-japan/): Benchmark Emailが実施した「日本のメールマガジン購読状況調査」と「ヨーロッパのメールマガジン購読状況調査」の結果を比べてみました。 調査における回答者の数や属性、設問など、細かな条件が異なるため厳密な比較とはいえませんが、こういうものも面白いかなと思い共有します。 楽しんで読んでいただけたら幸いです! 調査概要 いずれも一般のインターネットユーザーを対象に、メールマガジンの購読状況についてお尋ねしたものです。 ヨーロッパ版の調査 Benchmark Emailのヨーロッパ法人が2023年秋に実施し、英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語で調査を行いました。 日本版の調査 詳細はこちらの記事をご覧ください:メールマガジン購読状況調査 2023年度版 日本版のみ仕事用アドレス・プライベート用アドレスそれぞれについて尋ねている設問があります。そうした設問の比較グラフでは「ヨーロッパ版」「日本版(仕事用)」「日本版(プライベート用)」の3つで比較を行っています。 メルマガ購読に利用されているメールソフトは? まずはメルマガを読むのに使っているメールソフトから見ていきましょう。 Q. どのメールサービスを使ってメールを読んでいますか?(複数選択) Which email service... - [セミナーで頂いたご質問に回答します!「2024年最新メールマーケティングセミナー」4月イベントレポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-seminar-report-202404/): こんにちは、Benchmark Emailの山本です。先日オンラインセミナーを開催したところ、参加者のみなさまよりメールマーケティングに関するお悩み・ご質問をお寄せいただきました。 今回は頂いたご質問に対する回答と、セミナーの模様をお届けいたします! 今回の特集テーマ「AIデザイン機能とエディタ活用」 定期的に開催している本セミナーシリーズでは、メールマーケティングの基本と効果改善テクニックをご紹介していますが、今回は特集テーマとして「AIデザイン機能とエディタ活用」についてもお伝えしました。 AIがデザインを自動生成する「スマートデザイン機能」 日本語版が実装されたばかりのAIによるメール作成機能。操作画面や、実際に生成されたメールの実例をお見せしました。 セミナー会場でアンケートを取ったところ、すでに機能を利用した方は1割、まだ試していない方は9割とのことでした。この機会にぜひ使ってみていただけると嬉しいです。 関連記事:スマートデザイン機能の使い方 業界別テンプレートのご紹介 最近追加された6業界向けの日本語テンプレートをご紹介しました。アンケートでテンプレートのリクエストを募集したところ、ご要望を頂きましたので今後追加していきたいです。 関連ページ:日本語テンプレートのご紹介 意外と知らない「上級エディタ活用法」 AIが生成したデザインや、テンプレートのデザインを編集する際に便利なエディタ機能をご紹介しました。以下のブログ記事を元にしておりますので、気になる方はご覧ください。 関連記事:意外と知らないエディタ機能16選 アンケートの質問へお答えします 今回ご回答するのは、セミナー終了後のアンケートに頂いたご質問たちです。 質問1:複数の担当者で作成するメルマガに統一感を出すには? Q:複数の担当者が持ち回りでメルマガ作成をせざるを得ないのですが、各回のメルマガにどうしても統一感が出ず、クオリティにも差が出てしまいます。 A:テンプレートとルールを決めましょう。... - [Gmail受信画面のアイコンやラベルの意味を解説!スターマークと重要マークの使い分けは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/buttons_and_elements_in_your_gmail_toolbar/): *こちらの記事は2024年5月にリライトを行い、その時点の仕様についてGmailヘルプに基づきご説明しています。 Gmailは世界で最も利用されているメール閲覧ブラウザのひとつです。 高機能である一方、アイコンや機能の意味がわからないこともありますよね。 Gmailの受信画面がどのように出来ているのか? フォルダやタブでメールを分類する仕組みはどうなっているのか? どのようなアイコンがあってそれぞれどんな機能があるのか? 本日はこのような疑問にお答えしていきます。 メール一覧ページの7要素 メール一覧ページについて、7つのグループに分けて説明します。 ①トレイおよびラベル一覧 ②検索窓 ③左上のアイコン ④各メールの左側にあるアイコン(重要マークとスターマーク) ⑤各メールにマウスポインタを当てると右側に現れるアイコン ⑥受信ボックスのタブ ⑦送信元・件名・本文プレビュー・受信時間 本記事では2024年5月以前の古いデザインのスクリーンショットを用いてメール受信画面の使い方を説明している部分がありますが、操作上の違いはありません。 ①トレイおよびラベル一覧 ①の部分には、受信トレイ、スター付き、送信済み、下書きなど各メールトレイが表示されています。 その下には自分が作ったラベル一覧が並びます。「ラベルを管理」「+新しいラベルを作成」という機能もあります。... - [Outlookとは?基本の使い方とアイコンを解説!ブラウザ版、デスクトップ版、スマホ版の使い方を解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/outlook/): こんにちは、ライターの遠藤です。今回は、Microsoftが提供をしているOutlook. comの使い方を説明します。ブラウザ版のOutlook. comとインストール版のOutlookの違いも解説します。 Microsoft Outlookは、法人でも標準メールアプリとして使っている会社が多く、Benchmarkの調査で、会社のアドレスで2番目に多く使われているという結果が出ました。ぜひメルマガ担当者様もOutlookで、どのようにメールが受信されるのかなどの参考にして頂けたらと思いますし、アウトルックの初心者の方への使い方の解説になれば幸いです。 ※OutlookのUIが変更になったため、2024年6月に内容を新しいUIに合わせて画像の差し替え、文章の加筆を行いました。 Outlook. comとは?Outlookとの違いとは? Microsoft OutlookはMicrosoft社が提供しているメールソフトです。Microsoftのアカウントを作れば、誰でも無料で利用することができます。 Outlookには、Outlook. comとOutlookがあります。Outlook. comはウェブブラウザ(EdgiやChrome、Safariなど)で利用します。Outlookはパソコンやスマートフォンにインストールして利用します。 パソコン向けアプリにはWindows版とMac版があります。モバイルデバイス向けのアプリにもAndroid版 OutlookとiOS版 Outlookがあります。 パソコンブラウザ版のOutlook Outlook. comのパソコンブラウザ版から解説をしていきます。 Outlook(https://outlook.... - [Benchmark Emailユーザー様のサービス利用状況調査 2024年度版](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customersurvey2024/): Benchmark Emailを6ヵ月以上継続的にご利用いただいているユーザー様に、活用状況やマーケティング施策、Benchmark Emailを使う中で感じている点などについて伺いました。*2024年2月実施 今回は本アンケート結果の要点をダイジェストでお届けいたします。実際にご利用いただいているユーザー様の声ですので、ぜひご覧ください。 Q. あなたのメルマガ配信の経験はどのくらいありますか? メルマガ配信の経験について伺いました。 63. 4%の回答者が3年以上の経験があり、85%以上の方が1年以上経験があると回答しました。一方で半年未満と答えた方も7. 3%いました。 Q. Benchmark Emailを導入したきっかけを教えてください。 Benchmark Emailを導入したきっかけは、インターネット検索や知人の紹介が比較的多いようです。 また、他のメール配信サービスからBenchmark Emailへ切り替えた理由としては以下の様な回答がありました。 Q. あなたの仕事の中で、メールマーケティング業務は何%程度を占めていますか? 続いて、普段の仕事においてメルマガ配信業務が占める割合について尋ねました。... - [エラー率を減らしてメルマガの到達率を上げる方法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-bounce-rate-and-deliverability/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “How to Reduce Email Bounce Rate and Improve Deliverability” を翻訳・編集したものです。 せっかく工夫を凝らしてメールを作成して配信しても、エラーのせいで購読者に届かないのでは努力が無駄になってしまいます。 メールマーケティングにはつきものと言っても過言ではないエラー。既に使用されていないメールアドレスだったり、受信側のメールサーバーがメンテナンス中など、理由は様々です。 エラー率は高ければ高いほど到達率へ悪影響がでます。ある調査ではエラー率は2%程度に抑えることが理想という結果がでています。2%というと100件の宛先のうち2件ですが、この程度のエラー率であれば通常範囲です。エラー率が5%を超える場合は対策を検討しましょう。 ただし心配は不要!本記事ではメールのエラーについて詳細をご紹介するとともに、エラー率を減少させメールを届ける方法をご案内します。 エラー率って何? エラー率は送信した総件数から、迷惑メールフォルダを含む受信箱に届かなかった件数の比率を計算したものです。受信サーバー自体から受信を拒否されたものになります。 「ソフトエラー」の場合、送信サーバーはメールを到達させるためその後も複数回送信を試みます。一方「ハードエラー」の場合、不到達の理由が永続的なためメールが届くことはありません。 どのタイプのエラーであっても、エラー率に影響は出ます。1,000件の宛先にメール配信を行ったうち100件がエラーとなれば、エラー率は10%の計算となります。 ハードエラー... - [テキストメールとHTMLメールの違いとは?メルマガにはどちらが向いているの?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/html_vs_plain_text_emails_which_is_better/): HTMLメールとテキストメールの違いとは?メルマガで向いているのはどっち? - [Shopifyメールとは?メール配信機能の料金や使い方を解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/shopifymailguide/): ECショップ向けサービスShopifyのメール配信機能について解説しました。 - [CC・BCCとは?使い方と注意点 BCCでメールを一斉送信する3つのリスク](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/cc-bcc/): メールのCC、BCCとは何か?CC、BCCでメールを一斉配信するときの注意点やリスクについて、メール配信システムのベンチマークが解説しています。 - [メールが届かない、受信箱で見つからない時の探し方と対策とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-stop-emails-from-going-into-spam-folder/): こんにちは。ライターの遠藤です。今回は、メールマガジンの購読登録をしたけど届かない、取引先のメールが届かないなど「相手が送ったはずのメールが自分の手元に届かない」と困っている方に、どうしてメールが届かないのか、メールが届かないときにはどうしたらいいのかをGmail、Yahoo! メール、Outlook、携帯のキャリアメールについて解説します。 ネットショップの注文確認メールや、パスワードの再設定メールなどの大事なメールが届かなくて困るときも、この記事を参考にしてください。 また、「メールを送信したが、相手に届かない」という送信側の方にも後半で対処方法を案内します。 メールが届かない9つの原因 まず、どうして受信ボックスにメールが届かないのでしょうか? 受信側と送信側にそれぞれ原因が考えられますので、順に見ていきましょう。 受信側の原因 1. 登録したメールアドレスが間違っている 送信側に伝えたメールアドレスが間違っていると、先方から間違った宛名にメールが送信されるので、自分のところにメールが届くことはありません。 2. セキュリティによるメールブロック メールの受信サーバーで、セキュリティ対策として届いたメールを自動で受信しないように弾いたり、迷惑メールフォルダに振り分けたりすることがあります。 GoogleやYahoo! 、Outlookなどでは、独自の基準に基づいて、迷惑メールやスパムメールなどの悪意あるメールをブロックするようにされているのです。近年は、各社がセキュリティ対策を強化しています。 これらのセキュリティ対策が、意図せずにメールマガジンや大事なメールを迷惑メールと判断して弾いてしまうことがあります。 3. サーバーの受信ボックスが満杯になっている メールサーバーの保存容量を超えてしまうと受信できません。... - [Benchmark Emailメールエディターはここまで出来る!便利機能16選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-email-features-to-refine-your-email/): Benchmark Emailのメールエディターは、使いやすさと高機能性を両立させた、効果的なメールマーケティングを実現するための便利な機能が満載です。今回はその中でも特に優れた16の機能を紹介します。 いずれもユーザーの皆様がクリエイティブなメールコンテンツを簡単に作成し、効果的なキャンペーンを展開できるようなお役立ち機能です。ぜひこれらの機能を活用して、メールマーケティングの可能性を広げてみてください。 ①デザイン編集の自由度が高い! レイアウトの提案が充実 初めてでも簡単にプロフェッショナルなデザインを作成しましょう!AIがウェブサイトの内容からメルマガを自動生成するスマートデザイン機能を使えば、魅力的で効果的なメールを素早く作成できます。 また、豊富なデザインテンプレートもご用意しています。 画像のサイズ変更・切り抜き・加工ができる 画像のサイズ変更、切り抜き、角の調整などの編集がメールエディター内で簡単に行えます。適切な画像を効果的に組み込んで、メールの魅力を向上させることができます。 また、画像エディタでは、画像の色を調整したり、テキストを入れることもできます。 画像や文字をいろんなパターンに並べられる セクションカラムや画像+テキストブロックなど、様々なパターンで画像や文字を配置できる機能が充実しています。デザイン構成の幅が広がりますので、情報の効果的な伝達が可能です。 ■ セクション機能でカラムを増やす ■ 画像+テキスト機能で並べる 空白スペースの調整が細かくできる メールの見た目を微調整するために、空白スペースの調整が細かくできる機能が用意されています。スペースブロック、各ブロックの上下左右スペース調整、テキスト改行幅の調整により、メールのバランスを整えて読みやすさを向上させることができます。 背景色の変更が簡単自由に メールの背景色は、全体・セクション・ブロックのうち、好きな単位で変更できます。... - [AIがデザインを自動生成!スマートデザイン機能(β版)がリリースされました](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information18/): こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回のアップデートでは、AIがウェブサイトからメールのデザインとコンテンツを自動で作成・提案する「スマートデザイン機能(β版)」が追加されました。 スマートデザイン機能(β版)とは? アカウントにご登録いただいたウェブページの文章・画像を元に、AIがメールを作成します。 メールの目的は以下の3種類から選択ができます。 ・登録お礼メール ・ニュースレター ・販売促進メール 文章作成や画像のピックアップもAIが自動で行いますので、あっという間にメールが完成します。 ✉️スマートデザイン機能はトライアルアカウントでも利用可能✉️ スマートデザイン機能(β版)の使い方 スマートデザイン機能は、メールの新規作成画面からアクセスできます。 メールの種類選択で「スマートデザイン」を選択してください。 次に、作成したいスマートデザインの種類を選択します。 「登録お礼メール」「ニュースレター」「販売促進メール」からお選び頂けます。 ブランドキット機能にロゴ・ブランドカラー・ウェブサイトURLを登録済みの場合は、このままメール作成がスタートします。 未登録の場合は、スマートデザインチャットの案内に従って登録してください。 AIが3種類のメールのデザインを提案します。... - [クリック率UP!メルマガのCTAを目立たせるデザインや場所、言葉選び](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-make-your-newsletter-cta-stand-out/): CTAとは「Call To Action = 行動喚起」のことで、読者を具体的な行動に誘導するしくみを指します。 メルマガにおいてはリンクのことですが、このCTAをしっかり目立たせることで、クリック率の向上が期待できます。 工夫するべきは「デザイン」「場所」「言葉選び」の3点です。 本記事ではこの3点を解説して、ご自身のメルマガにぴったりなCTAを選ぶお手伝いをします。 CTAのデザイン CTAのデザインには以下の4種類があります。 A. URLや連絡先を直接記入する形式 B. テキストリンク C. ボタンリンク D. 画像リンク それぞれの特徴やメリット、使うときのコツを解説します。 A.... - [機能アップデート:ブランドキット機能で、ロゴ画像とカラーコードが呼び出しやすくなりました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information17/): こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回のアップデートではロゴやカラーコードを登録できる「ブランドキット機能」が追加されました。 ブランドキット機能とは? ロゴ画像とカラーコードを登録すると、エディタで簡単に呼び出せる機能です。 画像1点と、カラーコードを3色まで登録できます。 ご自身の会社/サービスのロゴと、コーポレートカラー(または他によく使う色)を登録してお使いください。 ブランドキット機能の使い方 ブランドキット機能の使い方は、こちらの動画でもご説明しております。 はじめにブランドキット機能のページへアクセスして、画像とカラーコードを登録してください。 機能ページへは、左メニューの「ブランディング >ブランドキット」またはこちらのURLよりアクセスできます。登録したロゴ画像とカラーコードは、このページでいつでも変更可能です。 なおこのページには会社名・ウェブサイトURL・会社概要も登録可能で、この情報はスマートデザイン機能でも利用されます。 登録したロゴ画像とカラーコードは、メールエディタおよびランディングページエディタで呼び出しやすい場所に表示されます。 画像ギャラリーでは、画像候補の最初にロゴ画像が表示されます。 テキストカラーの選択画面では、「ブランディング」という枠に登録した3色が固定表示されます。 ブランディングの観点において、メール内にロゴ画像を入れておくことや、特定のカラーを使用することは効果的です。メルマガデザインについてお悩みの方は、色選びについての解説動画もありますのでご参照ください。 参考動画:メルマガデザイン実践講座⑤ 色選びはどうする?... - [Yahoo!メールとは?ブラウザ版、デスクトップ版、スマホ版の使い方を解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yahoo-mail/): こんにちは。ライターの遠藤です。今回はYahoo! メールについて、Yahoo! メールの画面の説明や、表示されるアイコンの意味など、基本的なところを解説します。 Yahoo! メールを使いはじめたばかりの方はもちろん、最終章は企業内でメルマガ配信を担当されているメールマーケターの方々にも役立つ内容になっています。 今回の記事では、2021年9月におよそ10年ぶりにリニューアルされたヤフーメールのPC版に加えて、スマートフォンアプリ版も使い方を解説しています。 ※Yahoo! メールのUIの変更に伴い2024年6月に内容を新しいUIに合わせて画像の差し替え、文章の加筆を行いました。 Yahoo! メールとは Yahoo! が提供しているフリーメール(無料で利用ができるメールサービス)として、Yahoo! メールを使っている人も多いと思います。 Yahoo! メールのドメインは「@yahoo. co. jp」で、@前が任意の英数字になります。 メールボックスの容量は、Yahoo! BBやYahoo! やプレミアムを利用していると、開設時は2Gで利用状況に応じて無制限に増えます。Yahoo!... - [お手本にしたい!工夫がいっぱいの海外メルマガ事例30選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-templates/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “30 Successful Examples of Email Marketing Campaign Templates” を翻訳したものです。 メールマーケティングは広告やブランディングと同様、テクニックを駆使し試行錯誤が必要なプロセスです。クリックを獲得しリード育成を達成するためには、適切なコンテンツの方向性、魅力的なデザイン、そして質の高いコピーが必要となります。メルマガテンプレートは便利ですが、一からメールを作成するのは大変な労力がかかります。そこで大企業の成功メルマガを参考に、自社コンテンツを当てはめてみるのがお勧めです。 最新の調査では、配信メールの平均開封率は19. 66%という結果が出ています。配信規模や平均コンバージョン率にもよりますが、この開封率の高さを生かすためにはメールマーケティングのスキルを磨く必要があります。 本記事ではお手本としてテンプレート化したい30件の配信メールをご紹介します。まず、効果的なメールマーケティングに欠かせない基本要素を、最新の研究とベストプラクティスに沿っておさらいしましょう。 メールマーケティング成功の指標とは? メールマーケティングが効果的かどうかはケースバイケースです。 例えば史上最高のメールを作成できたとしても、配信リストに138人しか登録されていない場合、高いコンバージョン件数は期待できません。 そのためメール作成やデザインのテクニックにこだわる前に、データ分析をもとにした理想の顧客(ICP)をターゲット層として設定、魅力的なコンテンツ作成、消費者心をくすぐるクーポンや割引、良質なユーザーエクスペリエンス提供など、オーディエンス拡大の努力が必要です。 配信規模が大きければ大きいほど、メールマーケティングの成功率は高くなります。その他の要素については以下のポイントを必ず押さえておきましょう: 配信メールの目的を明確にする:メールから直接コンバージョンを狙う他、認知度アップ、コミュニティの輪を拡大する、会社規模の謝罪などもメールを配信する正当な理由になります。配信理由が何であれ、メール配信をすることで何を達成したいのか明確なゴールを定め、成功率を測定するためゴール達成の条件は何かをあらかじめ設定しましょう。... - [GoogleとYahooの新ポリシーに準拠するためのドメイン認証設定のお願い](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/google-yahoo-domain-authentication-requirements/): Gmail及びYahooメールの迷惑メール判定ポリシーが2024年2月より適用されることとなり、メルマガは認証済みのドメインから配信しなくてはならないということが強調されました。 Benchmark Emailでは、ユーザーの皆様のメール到達率を守るため、送信元アドレスのドメイン認証設定をお願いする次第です。 すでに設定済みの方も、新ポリシーに準拠するための再設定が必要な場合がございます。 ドメイン認証設定完了するまでの間は、Benchmark Emailの代理配信用アドレスからの送信が可能です。 この記事では新ポリシーの概要と、ドメイン認証設定の方法についてご説明します。 新しいポリシーが定められた理由 世界中で配信されるメールの量は毎年増え続けており、受信箱の中で必要なメールが見つけにくくなる問題が懸念されています。もしも迷惑メールで受信箱が埋め尽くされてしまったら、きっとメールを使うのが嫌になってしまいますよね。そのため、GmailやYahooメールをはじめとしたメーラーは、迷惑メールを受信箱に届けないように努力しています。 一般のメール配信者と、迷惑メール配信者を見分ける基準が発表されたのが、今回のポリシーです。新ポリシーに違反したものは迷惑メールと見做していく姿勢が示されています。 受信箱に届く迷惑メールの減少が期待できますので、ルールを守って配信するみなさんのメールは、購読者に開いてもらいやすくなるでしょう。 ドメイン認証とは メールの送信元アドレスの、@以降がドメインです。 一斉配信サービスを利用する場合は、メルマガ配信者のドメインサーバーと、実際にメールが配信されるサーバーが異なるため証明書が必要になります。これが「ドメイン認証設定」です。認証を行っていない場合は、メール到達率やドメイン評価の低下リスクが発生します。 ドメイン認証をせずにBenchmark Emailから配信するとどうなるのか 当社では、メール配信に用いている「Benchmark代理配信ドメイン」を新ポリシーの認証条件に適応させております。そのためドメイン認証を完了せずに配信することにより、ご自身のドメインがペナルティを受ける心配はございません。 ただし、認証状況により受信画面で表示される「送信元アドレス」の表記が変わります。ドメイン認証を行っていない場合は、bmsend. comから代理送信されたメールだと表示されます。一方でドメイン認証を終えると、送信元として設定したアドレスが、そのまま受信画面でも表示されます。 独自ドメインでの到達率の確立およびブランディングの観点より、ご自身のアドレス表記での配信をお願いしております。... - [オシャレなメルマガデザイン15選 :フード・ドリンク編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-food-and-drink/): こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介シリーズ今回は、フード・ドリンク編です。食に関するオシャレなメルマガを集めてみました。 フード系のメルマガはひと目で”食べたい”という気持ちを促すことが必要です。これなら食べてみたい!飲んでみたい!と思ってもらえるかを自身の観点で探っていくと良いと思います。明るい色(暖色系が良いか)、太字のテキストや大きな商品画像を出したほうが食べたいイメージがつくかなど、考えてみましょう! 参考になればなと思います。フラっと見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Better Brand カリフォルニアにあるベーグルを主としたパン屋さんです。 タンパク質が多く取れるパンの宣伝になります。パッと見てベーグルがドンと出ているのが美味しそうといった感じに見えるので素敵です!体に良さそうな感じもキャッチーですね! 目次に戻る 2. Slice NY発祥のピザ屋さんです。日本にも何店舗かありますね。 ハロウィンの時は注文が殺到するから予約してねというメルマガですが、料理の湯気をハロウィンの夜の雲とかけている感じがとてもユーモアがあり、それでいてちゃんと美味しそうに見えるのが秀逸です! 目次に戻る 3.... - [Webメディア・ニュースサイトで使えるメルマガテンプレートのご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/origianl-templates-media/): こんにちは、カスタマーサクセスチームです!最新アップデート情報をお届けします。 今回は、Webメディアやニュースサイトのメルマガで使える、Benchmark Emailの日本語メールテンプレートのご紹介です。 メディア業界向けテンプレートとは? メディアを運営している会社が、新着記事やニュース速報などのメルマガを配信するのにお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、4種類のテンプレートが追加されました。 1. メディア(1記事) 記事を1つ配信する際に使えるテンプレートです。 読者に最も読んでもらいたい記事を単独で配信することで、他の記事に目移りすることなくその記事のみに注目を集めることができます。 まずサムネイル画像で読者を惹きつけ、その流れで記事の説明文を読んでもらう構成にしています。また、説明文の後にCTAを分かりやすく設置することで、「記事を読みたい」と思った読者が漏れなくクリックできるようにしています。 後半の「おすすめ記事/キャンペーン情報/セミナーのお知らせ」については、ブログ記事の他に読者にお知らせしたい情報があればお使いください。 2. メディア(複数記事) 複数の記事を配信する際に使えるテンプレートです。新着記事や注目記事を2〜3つ配信したい時はこちらがおすすめです。 「サムネイル画像+タイトル+記事の説明文+CTA(ボタン)」という構成は1つ目のテンプレートと同じですが、こちらのテンプレートでは複数の記事を紹介しているので、1つ1つの記事の説明文を2〜3行で簡潔にまとめることで読みやすくしています。 3. メディア(多数記事1) 多数の記事を配信する際に使えるテンプレートです。今週の人気記事やおすすめ記事など、テーマ別に複数の記事を配信したい時にお使いください。 このテンプレートは掲載している記事数が多いので、サムネイル画像と記事タイトルのみの簡潔な形にすることで、無駄なスクロールの手間を省いています。... - [旅行・観光業界で使えるメルマガテンプレートのご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/origianl-templates-travel/): こんにちは、カスタマーサクセスチームです!最新アップデート情報をお届けします。 今回は、旅行・観光業界のメルマガやツアーのお知らせなどで使える、Benchmark Emailの日本語メルマガテンプレートのご紹介です。 旅行業界向けテンプレートとは? 旅行やツアー、バスのチケット販売などを行っている会社が、旅行先やキャンペーン情報などの案内をしたい時にお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、3種類のテンプレートが追加されました。 1. トラベル1 旅行先やツアー情報、お得なキャンペーンなどをまとめて案内するときにお使いいただけるテンプレートです。 こちらのテンプレートでは、1つ1つの旅行先情報を紹介するスペースを大きめに取っています。 <メール全体のイメージ> 【テンプレートの使い方とポイント】 ・メールの一番上には会社のロゴを入れましょう。会社公式のメールであることが伝わり、読者に安心感を与えることができます。 ・ロゴ下には「国内ツアー」ページや「海外ホテル」など、各ページへのナビゲーションを設置しています。ナビゲーションを設置することで、「ツアーやホテル情報を検索したい」と思った読者が各ページへ簡単にアクセスできるようになります。 ・その下のトップ画像には、今回のメルマガで最もアピールしたいキャンペーン画像を載せましょう。お得感、限定感のある内容が入っていると読者の目に留まりやすくなります。 ・トップ画像と挨拶文の下に、旅行先やツアーの紹介ができるブロックがあります。 画像には、定番の観光スポットや魅力的な風景など、旅行先が直感的に伝わるものを選びましょう。 価格を強調するため赤文字にしていますが、文字色や文字サイズは適宜ご調整ください。 ・説明文の後には、ツアーの詳細ページに行けるボタンを設置しています。 ボタンのテキストには、「ツアーの詳細を見る」「ツアーの予約をする」「ツアーの空き状況を見る」など、クリック後のページをイメージしやすい文言を入れましょう。... - [2024年新年のご挨拶と今後の機能開発について](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2024/): 新年あけましておめでとうございます。 昨年もBenchmark Emailをご利用いただき、誠にありがとうございます。2023年には、機能のアップデートや、ユーザー様にメールマーケティング情報をお届けするための様々な取り組みを行って参りました。 機能面のアップデート ・スマートコンテンツ機能の追加実装(ランディングページエディタ) ・テキストブロックへ画像を入れた際の調整が簡単に(D&Dメールエディタ) ・テキスト貼り付け時の書式調整が簡単に(D&Dメールエディタ、ランディングページエディタ) ・2要素認証機能の追加(アカウント設定) (参考記事) ・機能アップデート:AIで文章作成!ランディングページ機能にもスマートコンテンツ機能が実装されました! ・機能アップデート:テキスト貼り付け時の書式調整が簡単に! その他の取り組み ・メールマーケティングの考え方やテクニック、メルマガデザインのコツなどについてのオンラインセミナーの開催 ・メール配信業務における失敗経験や悩みなどを調べた「メルマガ配信業務における失敗談調査2023」の実施 ・日本でのメルマガの購読状況を調べた「メールマガジン購読状況調査2023」の実施 ・Youtubeチャンネルでの機能解説やメールマーケティング情報の発信 ・Twitter・Instagram・Facebook・Pinterestを活用したメールマーケティング情報発信 今後の機能開発について また今後は、AIが自動でメールのデザインを作成する機能のリリースなどを予定しております(リリース日は未定です)。 こちらのページ(英語)にて、開発中の機能やリリース済みの機能をご確認いただけますので、ぜひご参照ください。... - [書店・出版社で使えるメルマガテンプレートのご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/original-templates-publishing/): こんにちは、カスタマーサクセスチームです!最新アップデート情報をお届けします。 今回は、書店・出版社で使える、Benchmark Emailの日本語メルマガテンプレートのご紹介です。 書店・出版社向けメルマガテンプレートとは? 書籍紹介のメルマガを配信するのにお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、以下の3種類のテンプレートが追加されました。 出版・書店1(複数の書籍を掲載、書籍の説明文つき) 出版・書店2(複数の書籍を掲載、書籍の説明文なし) 出版・書店3(一冊の書籍を掲載、書籍の説明文つき) 掲載されている書籍の冊数と、説明文のあり/なしで3パターンをご用意しております。 それでは、各テンプレートの魅力と、おすすめの使い方をご紹介します! 出版・書店1(複数書籍・説明文つき) 複数の書籍を、説明文を交えながら紹介していくメルマガテンプレートです。 「新刊情報のお知らせ」のほか「メディアで紹介された本」「ランキング」「シリーズ紹介」といったセクションもご用意していますので、お好みのものを残してご利用ください。 書籍の数は、コピーボタンで簡単に増やすことができます。 このテンプレートには「メディアで紹介された本」など、書籍を楽しく紹介するためのアイデアも掲載していますので、メルマガ作りのヒントにしてください。不要なセクションはごみ箱ボタンで削除できます。 簡単にオリジナルメルマガを作ることができますので、ぜひご活用ください。 出版・書店2(複数書籍・説明文なし) 書影・書籍名・価格を並べて紹介するテンプレートです。たくさんの書籍を紹介したいときに向いています。 「出版・書店1」のテンプレートと同様に、コピー/削除ボタンで書籍の数を調整することができます。... - [ECサイトで使えるメルマガテンプレートのご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/original-templates-ec/): こんにちは、カスタマーサクセスチームです!最新アップデート情報をお届けします。 今回は、ECサイトで使える、Benchmark Emailの日本語メルマガテンプレートのご紹介です。 ECサイト向けメルマガテンプレートとは? ECサイト(オンラインショップ)のメルマガを配信するのにお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、以下の3種類のテンプレートが追加されました。 EC・ショップ1(商品解説なしのシンプルな構成、一覧タイプ) EC・ショップ2(商品解説ありの構成、雑誌タイプ) EC・ショップ3(セール) eコマースのメルマガは、たくさんの商品を並べて紹介している一覧タイプか、商品の解説文を添えている雑誌タイプに大別できます。 今回はその2大パターンに加えて、大変需要の多いセールのお知らせテンプレートもご用意しました。 それでは、各テンプレートの魅力やおすすめの使い方をご紹介します。 1. EC・ショップ1(商品解説なしのシンプルな構成) 1つの商品につき1枚の写真・商品名・価格を添えて、商品をシンプルに並べて紹介するテンプレートです。 当記事では一覧タイプと呼んでいますが、紹介したい商品がたくさんあるショップにおすすめです。目移りするショッピングの楽しさを読者の方に味わってもらうことができます。 このテンプレートの便利なところは、コピーボタンで商品ブロックを簡単に増やせるところです。 また、商品紹介セクションはご要望の多い2カラムと3カラムを掲載しております。 (上)2カラム(下)3カラム そのまま使っていただくのはもちろん、見せたい商品数やショップの雰囲気に合わせて、どちらかを選ぶこともできます。不要なセクションを削除してお使いください。... - [ホテル・宿泊業で使えるメルマガテンプレートのご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/original-templates-hotel/): こんにちは、カスタマーサクセスチームです!この記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回は、ホテル・宿泊業で使える日本語メルマガテンプレートのご紹介です。 ホテル業界向けテンプレートとは? ホテルのメルマガを配信するのにお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、以下のテンプレートが追加されました。 ホテルの注目イベントや宿泊プラン、その他おすすめの情報などをお知らせする際にご利用いただけるメールテンプレートとなっています。 このテンプレートは、Benchmark Email 日本チームのメールマーケティングノウハウを駆使し、主に以下の点に留意して作成されました。 ①ホテルのロゴはブランディングのためファーストビューに配置 ②一番押したい情報を、一番上に1カラムで大きく掲載。新しい宿泊プランのお知らせであれば、部屋の画像と説明を入れて、イメージが湧きやすくする ③二番目以降も、より多くの読者の興味を惹くよう、おすすめ情報として宿泊プランやレストラン、その他のイベント情報などを追加。まとまって目に入るよう2カラムに ④いつでも行動を起こしてもらえるように、CTAボタンを毎回挟む ⑤重要度が低めのキャンペーン等のお知らせは最後に ⑥SNSアカウントでも発信をしている場合は、フォローしてもらうためフッターに このように、私たちが効果的だと考えるポイントを詰め込んだテンプレートとなっております。 ホテル業界向けテンプレートの使い方 テンプレートの場所 ホテル業界向けテンプレートは、メール編集画面のレイアウトタブより「テンプレート」を選択いただき、以下のいずれかを行っていただくと表示されます。... - [飲食店・レストランで使えるメルマガテンプレートのご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/origianl-templates-restaurant/): こんにちは、カスタマーサクセスチームです!この記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回は、飲食店・レストランで使える日本語メルマガテンプレートのご紹介です。 レストラン業界向けテンプレートとは? レストランのメルマガを配信するのにお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、以下の3種類のテンプレートが追加されました。 1. レストラン1(イートイン)、レストラン2(イートイン) イートインがメインのレストラン向けに作成したテンプレートです。2つとも構成は同じで、色違いとなっています(どちらのテンプレートも、お好きに色を変更いただけます)。 こちらのテンプレートの特徴は、一番旬な情報を上に置いていただくことを前提として、料理とともにお店の内観が写っている大きな画像を入れることをおすすめしている点です。これは、メルマガの購読者にお店の雰囲気を思い出していただき、「楽しかったな、また行きたいな」と思っていただくことを意識しています。 また、その他のメニューをその下でいくつか紹介していますが、トップのお知らせが目立つように&飽きさせないよう2セクションとしました。 2. レストラン3(テイクアウト) テイクアウトがメインの飲食店向けに作成したテンプレートです。 こちらも先ほどのテンプレートと同じく、一番旬な情報を上に置いていただく形となっていますが、テイクアウトメインということで「いかに商品で惹きつけるか」が重要と考え、美味しそうなフードの画像を入れることをおすすめしています。割引中の商品である場合には、目立つように「〇〇%OFF」といった文言をすぐ下に入れると良いでしょう。また、メルマガ限定のクーポンを入れると、次回以降も「クーポンがついてるかな」とメールを開いてもらえる可能性が上がるかもしれません。 SNSアイコンのすぐそばには、「SNSでもお得な情報発信中!」という文言を入れています。弊社のメルマガで「何の情報を発信しているか」という説明をSNSアイコンの横に記載したところ、よりクリックがされるようになりました。そのため、デザインやブランドイメージを崩さない範囲で、説明を記載してみるのも良いと思います。 3. レストラン4(eat in &... - [【2023年】人気ブログ記事ランキング](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blog-ranking-2023/): こんにちは、Benchmark Emailの鈴木です! 今年最後の本記事では2023年のBenchmark Email人気ブログ記事ランキングを発表します。 今年公開されたブログ記事の人気ランキングをニュースレターのクリック数、X(旧Twitter)のいいね数、総合アクセス数の3種類に分けて一年の振り返りにぜひご覧ください! ニュースレター人気記事ランキング【2023】 今年配信したニュースレターの「クリック数」を基にしたランキングです。メールマーケティングに役立つ内容や、重要なテーマの記事が勢揃いです! 第3位 ダークモードについて知っておくべきこととは?メール作成におけるヒントも解説 第3位にはダークモードの普及に伴うメールマーケティング戦略の見直しについて解説した記事がランクインしました。ブログ記事はこちら。 第2位 オシャレなメルマガデザイン15選 :ビジネスイベント編 第2位はイベント情報を発信する際の参考となりそうな有名企業のメルマガをご紹介した記事となりました。ブログ記事はこちら。 第1位 メールマーケターYurikoの挑戦「件名の長さは開封率に影響するのか?」編 ニュースレタークリック数ランキング第1位には、件名の長さが開封率に影響するのか検証を行った記事がランクインしました。件名を考える際の参考となる記事となっていますので、まだご覧になっていない方は、ぜひご一読ください。ブログ記事はこちら。 X(旧Twitter)「いいね」ランキング【2023】 Benchmark Emailでは新しい記事が公開されるたびにX(旧Twitter)にてお知らせをしています。ポストの「いいね」の数が多かった記事ランキングを発表します!... - [キャリアメールアドレスにメルマガが届かない?原因と対処法について](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-send-email-to-mobile-phones/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! ユーザー様にメールマーケティングで成功していただくためのお手伝いをしているのですが、その中でよくいただくご相談に「キャリアメール宛にメールが届かない」というものがあります。キャリアメールというのは、docomoやau、softbankなどの携帯キャリアがドメインを提供しているメールアドレスのことです。 スマートフォンの普及によりGmailなどWebメール利用者が増えていますが、それでもなおキャリアメールを利用する人は多くいます。2022年版:スマートフォン利用者実態調査第一弾によると、スマートフォン利用者のキャリアメールの利用は、1日平均3. 4回だそうです。 そこでこの記事では、キャリアメールアドレス宛のメール送信がうまくいかない場合の対処法ご紹介します! キャリアメールに届かない!お問い合わせ事例 ではまず、具体的にどういったお問い合わせがあるのかを見ていきましょう。 まず「使われているアドレスなのは確認できているのに、いつもエラーになってしまうアドレスがある」というケースや、「前回まで送信できていた○○@docomo. ne. jpだけ、突然エラーになってしまった」というケースです。 そして最も多いのが、メールが遅れて届く、というものです。例えば、「夕方の16時に配信設定を行い、その時間に配信も完了しているメールが、なぜかキャリアメールの読者には夜中の2時に届いてクレームになった」というケースです。 どのケースも、しっかりメールマガジンを読んでもらいたい送信者にとっては非常に困る事象ですよね。 把握しておくべき原因と対策 なぜキャリアメールアドレスに配信をすると、こうした事象が起きてしまうのでしょうか?その原因は大きく分けて3つあります。 対策と併せてそれぞれ見ていきましょう。 ユーザーのメールアドレス変更 1つ目は、メールアドレスの変更によるものです。 例えば、ユーザーが機種変更をしたときにアドレスも変わってしまうことがありますよね。パソコンやwebメールと比較して、キャリアメールアドレスは変更される頻度が多いです。そのため「前回まで送信できていた○○@docomo. ne. jpだけ、突然エラーになってしまった」という事象が起こるのです。... - [コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/sites_you_can_find_good_email_designs/): メルマガのデザインは商品の訴求力や魅力を伝えること、そして購入などのコンバージョン率アップに大きな役割を果たします。今回はデザインに迷った時に参考にできる、あらゆるジャンルのメルマガデザインを集めたサイトを8つご紹介します! - [オシャレなメルマガデザイン15選 :クリスマス編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-christmas/): こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介シリーズ、今回はクリスマス編です。 もうそんな季節が近づいてきてるんですねぇ〜。家族と過ごしたり、恋人と過ごしたり、友達とワイワイしたり。とにかく楽しいクリスマス!そこで今回は、クリスマスをメインとしたメルマガデザインのご紹介です。 フラっと息抜きに見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 ✉️クリスマスメールテンプレートもご利用いただけます✉️ 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. 1973 Ltd イングランドのマーケティング会社が出したメルマガですが、おそらく内容は、12問のクイズに早く答えて正解が多い人から選ばれ、そして寄付をしてもらえるという・・・。マーケティングの一貫でこのような企画を出したのだと思うのですが、単純にファミコン世代を思わすようなイラストに萌えました!色使いもシンプルなのでガチャガチャしていなくて素敵です。 目次に戻る 2. Chick-fil-A チックフィレイは、ジョージア州カレッジパークに本社を置く、鶏肉料理に特化したレストラン・チェーンで、アメリカ合衆国で2番目に大きなチキン・ファストフード・チェーンです。チェーンのレストランではかなり珍しいのではないでしょうか?オリジナルのアニメーションを作成して公開しているのは。観ていませんが、クオリティが高いんだろうということはファーストビューを見ても分かります!何かクリスマスに因んだアニメだったのでしょうか。益々気になりました! 目次に戻る 3. Starbucks... - [メルマガをプレスリリースとして活用する株式会社ハイタイド](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-hightide/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、株式会社ハイタイド(以下、ハイタイド)の尼田様です。 ハイタイドのメール施策概要 株式会社ハイタイドのウェブサイトはこちら メール配信を行っているサービス:ハイタイドのプレスリリース 対象:メディア関係者、スタイリストなど 主な配信コンテンツと頻度:プレスリリースメール 、不定期(月平均:3〜4本) 文具やインテリア雑貨を販売しているハイタイド ━ 御社の事業についてお教えください ハイタイドは、文具とインテリア雑貨のメーカーとして、企画・卸し・販売を行っております。オンラインショップと実店舗の運営も行っております。 新商品などのプレスリリースをメディア関係者、スタイリストさん宛てにメルマガで配信しております。 ユーザー層とリスト取得方法 ━ メルマガの送り先リストはどのように集めていらっしゃいますか 日々、いろいろな方から掲載のお問い合わせや、サンプルのリースのお問い合わせを頂戴しております。何かしらやりとりをさせて頂いた方宛にメルマガを送らせていただくようにしております。 他には自社の展示会に来て頂いた方や、合同展示会に出展した際に繋がった方にお送りする場合もあります。 配信コンテンツ メールの内容:プレスリリースメール... - [操作動画をたくさん追加しました!アバターを使ったBenchmark Email動画チュートリアルのご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/tutorial_videos_for_benchmark_email_support/): こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 カスタマーサクセスチームでは、ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、テーマ別のセミナー開催やFAQページを始めとした資料アップデートを行うなど、サービス改善に努めております。 前回、チャットbotのAIサポート君をご紹介した記事で、”製品サポートにおいても「AI技術の進展、活用のメリット」をお客様にいち早くご提供できる体制作りができないか?と考えておりました”とお伝えしました。 今回も引き続き、AIを活用したサポート動画についてご紹介します。 細かい操作方法がわかる!新しい解説動画ができました 以下が、新たに作成・公開をした解説動画のうちの1つです。 FAQページに埋め込んだり、ニュースレターでもたまに紹介をしているため、既にご存知の方も多いかもしれません。 この左側に映っている解説者ですが、動画の解説専門のスタッフ・・ではなく、実はアバターなのです。この動画はAI音声合成ソフトを使って作成したもので、音声も、入力したスクリプトをアバターが読み上げています。 喋り方も動きも自然なので、人間が話していると思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 新たなサポート動画では、こちらのアバターがBenchmark Emailのあらゆる機能・操作方法について細かな点をわかりやすく解説しており、「かゆいところに手が届く」ことを目的として作成されています。 見たい動画の探し方は? それでは、どのように動画を探したら良いのかをご説明します。 全ての動画は、動画チュートリアルページで公開しています。 サービスサイトのトップから行くには、「使い方」>「動画チュートリアル」をクリックしてください。 動画の探し方は2通りあります。検索窓から検索する方法と、フィルタで絞って探す方法です。 例えば、「コンタクトリストをアップロードするためのエクセルファイルの作り方」を調べたい時は、検索窓に「リスト」と入力してください。リスト関連の動画が表示されるので、該当の動画を選びましょう。 または、「フィルタ」より「3. コンタクトリスト・登録フォーム」をクリックしてください。... - [メールマガジン購読状況調査 2023年度版](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newslettersurvey2023/): 当記事では、Benchmark Japanが行った「日本のメールマガジン購読状況調査 2023年度版」の結果をダイジェストでお届けします。 当調査の目的・概要 当社では2年前から「メールマガジンがどの様に読まれているのか?」について、日本国内のインターネットユーザーを対象に調査を行っています。 今回の2023年度調査でも、昨年同様にプライベート用メールアドレス、仕事用メールアドレスそれぞれのメルマガ購読状況を調査しました。また、今回は新たにダークモードの利用状況についての設問を追加しています。 記事の末尾には調査レポート(PDF形式)と解説動画へのリンクを設置しておりますので、ぜひご覧ください。皆様のメールマーケティング施策にお役立ていただけましたら幸いです。 ■調査目的 メルマガ購読状況についての現状を把握し、メール配信の企画・実務に携わる方々に役立つ情報を提供するため。また、仕事用とプライベート用のメールアドレスそれぞれの購読状況を比較するため、調査対象者を下記とした。 ■調査概要 ・調査方法 :インターネット調査 ・調査期間 :2023年8月18日~8月26日 ・対象者 :会社員、公務員、自営業を含めた経営者、20代〜60代(回答者の年齢分布は国勢調査の人口比率に対応) ・有効回答数:4,324(事前調査)、763(本調査) 【調査結果サマリー】 ✔️ 日本のインターネットユーザーの71. 3%がメルマガを受信 ✔️... - [オシャレなメルマガデザイン15選 :本・雑誌編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-books-and-magazines/): こんにちはBEDです。今回のオシャレメルマガ紹介は、本・雑誌編です。 雑誌の世界も今やデジタル化していくことは当たり前になっています。そんな業界ではどんなメルマガを送っているのか?という感じで探してみたり、ぱっと見ここおしゃれかもといった感じで見つけました!参考になればなと思います。フラっと見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Carhartt WIP アパレルブランド「カーハート」が送る、WIP(Work in Progress)マガジン。 ワークウェアを各ストリートカルチャーへ提唱しているといったものだと思います。カーハートの世界観が出ていてメルマガもとてもかっこいいです! 目次に戻る 2. Counterprint デザインやカルチャーなどを専門とする出版社だそうです。 世界中から厳選したユニークな本を販売しているそうで、厳選した書籍のセンスがとても素晴らしいです! 目次に戻る 3.... - [24時間対応のBenchmark Emailサポート専用のAIチャットボットとは?色々と質問してみた](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ai-support-for-benchmark-email/): こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 カスタマーサクセスチームでは、ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、テーマ別のセミナー開催やFAQページを始めとした資料アップデートを行うなど、サービス改善に努めております。 現在Benchmark Emailでは、AI技術の進展に合わせ、スマートコンテンツ機能の実装や、デザインに関連したAI機能を準備しています。 私たちは日々、ユーザー様からのお問い合わせ対応をメールにて(一部チャットにて)行っておりますが、製品サポートにおいても「AI技術の進展、活用のメリット」をお客様にいち早くご提供できる体制作りができないか?と考えておりました。 そこでこの度、新しい仲間(ツール)を導入することにしました! その名も、Benchmark Email AI サポート(β版)(以後、AIサポート君)です。 すでにご利用いただいている方もいるかもしれません。 AIサポート君はFAQページの情報を元に質問に回答するチャットボットで、FAQページの上部や、問い合わせフォームからアクセスが可能です。 この記事では、AIサポート君への様々な質問を通して、「どんなことを質問できるのか?」「回答の精度はどのくらい?」「回答を得るための質問の仕方のコツは?」といったことをお伝えできればと思います。 AIサポート君にあれこれ質問してみた 早速、AIサポート君に質問をしてみましょう。 まずはシンプルな質問を投げてみたいと思います。 質問:「メールに動画を入れられますか?」 回答:「はい、メールに動画を挿入することができます。以下の手順に従ってください。 ダッシュボードメニューから「メール」をクリックし、「メール」を選択します。... - [ダークモードについて知っておくべきこととは?メール作成におけるヒントも解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/dark-mode/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Is Everyone Going Dark? What You Need to Know About Dark Mode” を元に作成したものです。 メールマーケティングでは新しいテクノロジーやトレンドの登場によりスタンダードが目まぐるしく変化します。常に業界の動きを把握し、顧客のエンゲージメントを失わないよう戦略の見直しや調整を行いましょう。 近年の新機能で注目したいのはダークモード機能です。Apple社のiOS15アップデートで登場したこの機能はユーザー理解の深さを物語っており、マーケティングに対するアプローチ方法に多大なる影響を与えたテクノロジーとなりました。 Benchmark Email日本チームが行った2023年の調査では、約46%が「ダークモードでメルマガを読むことがある」と回答しています。 本記事では、ダークモードとは何か、なぜユーザーが好んで使用するのか、そしてメールマーケティングにどのような影響があるのかをご紹介します。 ダークモードとは?... - [GA4(Googleアナリティクス)でメルマガの効果測定をしよう【初〜中級編】](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/google-analytics-4-for-email-marketing/): ※本記事は2023年9月時点での情報を元に執筆したものです。 メルマガの効果測定では、「開封」や「クリック」などの指標を参考にされている方は多いと思います。メール配信ツールのレポート機能を利用すれば、主要な指標の計測は可能です。 一方で、さらに踏み込んで「メルマガ配信が自社にもたらしている成果」を確認するには、読者のWebサイトでの行動や、購入・申込などのコンバージョンまで計測する必要があります。 本記事では、代表的な解析ツールであるGA4を利用するメリットや、メルマガの効果測定を行うための基本的な操作方法を解説します。 GA4(Googleアナリティクス)とは GA4(Googleアナリティクス)は、Googleが提供しているWebサイトのアクセス解析ツールです。 2023年7月1日に、GoogleアナリティクスはUAからGA4へバージョンアップしました。前バージョンのUA(ユニバーサルアナリティクス) ではセッションを軸に分析をしていた一方、GA4ではユーザーの行動に焦点を当てて分析が行われるようになりました。この変更によって、ユーザーの行動をより詳細に理解・分析できるようになりました。 尚、UAで使われていた項目や分析方法が廃止されていたり、定義が変更されている用語もあるので注意が必要です。 メルマガの効果測定でGA4を導入するメリット GA4を導入するメリットは、「メール配信ツールではカバーできないWebページでのユーザーの動向を分析できる」という点です。 最初に、私たちがメルマガを配信した後の読者の行動について考えてみましょう。 読者はメールの受信ボックスを確認し、気になったメールがあれば開封します。そして、内容に目を通し、気になるコンテンツや商品があればリンクをクリックします。 クリックをするとWebページに遷移するため、メールからは一度離れます。遷移先でサイトを閲覧したり、商品を購入することになります。 Benchmark Emailのような一般的なメール配信サービスで分析ができるのは、Webページに遷移する前の「クリック」までです。その後の読者の行動については、別のツールを利用して分析する必要があります。 分析可能な指標の例としては、下記のようなイメージとなります。 Googleアナリティクスでは、購入金額やお問い合わせ件数など、具体的な数値を可視化することができます。これにより、メルマガがビジネスにどれだけの効果をもたらしているかを把握することができます。 メルマガ経由のアクセスを調べるには? 配信したメルマガ毎の効果をGA4で測定するためには、URLにパラメータを設定する必要があります。... - [ChatGPTも活用!ファンづくりと販売の2本配信で成功するECサイトの事例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-craftstore/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、CRAFT STOREを運営されているニューワールド株式会社の木山様です。 ニューワールド株式会社(CRAFT STORE)のメール施策概要 CRAFT STOREのウェブサイトはこちら メール配信を行っているサービス:CRAFT STORE 対象:CRAFT STOREの会員 主な配信コンテンツと頻度: メール1)新商品・商品を知らせるメルマガ (1回/週) メール2)コアなファンを増やすためのメルマガ(1回/週) メール3)誕生日クーポンメール(1回/月) 全国のメイドインジャパンを集める「CRAFT STORE」 ━御社でメルマガを利用しているサービスをお教えください 日本のものづくりというものを軸にキュレーションした雑貨店「CRAFT... - [オシャレなメルマガデザイン20選 :eコマース編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-ecommerce/): こんにちはBEDです。 今回のオシャレメルマガ紹介は、eコマース編です。 こんなメルマガだったら購入してもいいかなぁ〜という感じで探してみたり、ぱっと見ここおしゃれかもといった感じで見つけました!参考になればなと思います。 フラっと見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Lego 子どものころにお世話になった方も多いであろうLegoのeコマースです。 プロダクトに対して、ちゃんとそのシーンを意識したビジュアルがとても作り込まれていて素敵です!動画もあるので、遊んでいるところの想像もできてとても良いページだと思います。 目次に戻る 2. Perigold 家具やインテリア雑貨などを取り扱うブランドです。 全体的にシンプルな構成とデザインなので、プロダクトがちゃんと際立って見えるのが素敵です!とにかくどれもデザインがかっこいいです!欲しくなりました。 目次に戻る 3. Columbia... - [メールマーケターYurikoの挑戦「件名の長さは開封率に影響するのか?」編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol_10/): こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。Benchmark Emailでは月に2回ニュースレターを配信しており、その担当をしています。 「メールマーケターYurikoの挑戦」は、ニュースレターの開封率やクリック率を上げるために、様々な角度で実施している検証と結果をご紹介するシリーズです。 前回の記事はこちら:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 前回の検証では絵文字が開封率に影響するかについてテストを行いましたが、今回は「件名の長さ」について検証を行いました。 件名の長さは開封率に影響するのか? 件名はメルマガの開封に影響する重要な要素です。 弊社でも最も多くA/Bテストをしているのが件名で、本シリーズ記事でも第8回と第9回では、【】や絵文字を入れた時の検証結果をお届けしてきました。 今回の検証内容は、「件名の長さによって開封率が変わるのか」です。 シンプルで簡潔な件名と、キーワードをより多く含んだ件名では、どちらのメルマガ方が開封されやすいのでしょうか? 件名の長さについては、ユーザー様からも時々ご相談をいただくことがあるため、今回は弊社のニュースレターの場合はどうなるのか、A/Bテストで検証をしてみました! 短い件名と長い件名でA/Bテストをしてみた 今回行った件名のA/Bパターンはこちらです。全部で4回の検証を行うことにしました。 どの言葉が開封率の差を生んだか結果の分析がしやすいように、まずは短い件名を作成し、それをベースに補足のキーワードを付け足す形で長い件名を作成しました。 ■1回目 A(短い):メルマガデザインで大切な3つのポイント B(長い):メルマガデザインで大切な3つのポイントと注意点とは?事例もご紹介 ■2回目 A(短い):「スマートコンテンツ機能」が登場。... - [オシャレなメルマガデザイン20選 :旅行編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-trip/): こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介シリーズ今回は、旅行編です。 旅行関連の方々にぜひ見ていただき参考になればなと思います。 フラっと見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Fort Myers アメリカ合衆国フロリダ州にあるフォートマイヤーズの情報を届けているサイトのメルマガです。フォートマイヤーズでの楽しい過ごし方などを提案し情報を発信しているみたいで、tikitokをやっていたり、こういった情報を発信してくれるのはとても良いですよね!デザインも色んなカテゴリーがあったりと分かりやすく旅行に行く前の下調べができて便利ですね! 目次に戻る 2. TripAdvisor トリップアドバイザーは、ホテルの宿泊施設、レストラン、観光名所などの旅行に関係する体験談や価格比較ができる世界最大の口コミサイトです。 口コミってけっこう重要視してる人も多いと思います。このメルマガのように色んなプランの情報を届けてくれるのはとてもありがたいですね! 目次に戻る 3. Turo... - [メルマガ読者を引き込む!見出しのデザイン9パターン](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/9-examples-of-html-email-section-heading/): こんにちは、メールマーケティングアドバイザーの山本です。みなさんはメルマガを読むとき、1文字目から順番に読みはじめますか?まずはパッと全体を見て、どんなことが書いてあるか予想して、そのメールを読むかどうかを決めるのではないでしょうか。 メルマガでは「見出し」を使って、内容をわかりやすく示すと効果的です。 見出しとして目立たせるには、本文(地の文章)とはどのようにデザインを変えればいいのでしょうか?本記事では、見出しのデザイン9パターンをご紹介します。特別なツールを使わなくてもBenchmark Emailのエディタ上で設定できるものがほとんどですので、ぜひ試してみてください。 1. 太字(ボールド体)にする フォントを太字(ボールド体)にするだけで、そこが目立って見えます。Benchmark Emailのエディタでは、文字をドラッグして「B」ボタンを押すと太字にできますよ。 2. フォントサイズを大きくする 文字の太さを変えずに、フォントサイズを大きくするという方法もあります。 太字(ボールド体)と組み合わせると、さらに見出しを目立たせることができます。どの程度目立つのがちょうどよいかは、メルマガを見ながら調整しましょう。 エディタでは+ーのボタンでフォントサイズを変更できます。 3. フォントの色を変える フォントの色を変えることでも、見出しを目立たせることができます。 太字(ボールド体)、大きなサイズ、色といった3つの要素をすべて組み合わせると、かなり目立つ見出しにすることも可能です。ただしやりすぎにならないように注意しましょう。 メルマガで使う色は、白黒灰以外では1〜2色に抑えることをおすすめしております。初めてメルマガをデザインする方は、見出しやボタンの色は1色で統一するのがおすすめです。 エディタでは、テキスト編集バーのカラーパレットで色の設定ができます。コーポレートカラーなどの指定色がある場合は、カラーコードを打ち込んで設定することもできます。 4.... - [オシャレなメルマガデザイン15選 :ビジネスイベント編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-business-events/): こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介シリーズ、今回は、ビジネスイベント編です。 メルマガではよく、イベント情報を発信したりすることが多いと思います。 カチっとしたものから、かわいいものまで様々なデザインがあります。 今度イベント情報を出す予定という方に見ていただきたいメルマガを集めました! フラっと見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Dovetail データ分析などができるサービスを提供する会社です。製品説明や使い方などを教えるセミナーの案内メルマガです。コーポレートのカラーや雰囲気が出ていてとても素敵です! 目次に戻る 2. Triple Whale Shopifyで出店したお店の分析、属性、クリエイティブなどのデータをプラットフォームで管理できるサービスを提供する会社です。こちらも製品説明案内のメルマガです。 切手のようなアイコンが、お手紙を送るという意味合いがあったりと遊び心があって素敵です! 目次に戻る... - [ChatGPTを活用してメールマーケティングの成果を上げよう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/chatgpt-email/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Using ChatGPT Prompts to Improve Email Marketing Results” を翻訳したものです。 メールマーケティングはターゲットオーディエンスへのアプローチや、商品・サービスの宣伝のための頼れるツールです。しかし高いエンゲージメントやコンバージョンを得られる配信メールを作成するのは容易ではありません。 そこで役立つのが人工知能研究機関であるOpenAI監修のChatGPTです。ChatGPTは人が作成したような文章を生成するシステムで、メールマーケティングコピー作成の強い味方です。 本記事ではメールマーケティングにおけるChatGPTの有効性に触れると共に、メール作成の6つの重大要素である「件名」、「本文コピー」、「A/Bテスト」、「CTA」、「リストセグメント」、「メール配信の目的」の項目で活用できる使用例をご紹介します。 メールマーケティングにおけるChatGPTの有効性 コンテンツ作成AIサービスと聞いて、最先端技術に感嘆すると同時に懸念を感じる方は少なくありません。人工知能が将来的に求人市場に与える影響を考えれば当然のことですが、マーケティング業界ではAI技術の発達は大いに歓迎されるべきといえます。 AIコンテンツツールは極めてスマートです。ツールとしてだけではなくチームの一員としてタスクをこなせるため、時短とマーケティング経費の節約にもつながります。 マーケティング戦略考案、ブログやダウンロード用コンテンツの作成、配信メールの作成方法など、AIによって作成されるコンテンツは様々な分野で活用され始めています。メール作成にChatGPTを利用する利点として、以下が挙げられます。 効率性アップ:ChatGPTはコンテンツを素早く簡単に生成してくれるため、メール配信におけるその他の分野へ時間と労力を使うことができます。 エンゲージメント向上:ChatGPTでパーソナライズしたコピーを作成できるため、メール開封率&クリック率の向上が期待できます。 低コスト:高額な報酬を支払ってコピーライターを雇うよりもコストを抑えられます。... - [メルマガ配信業務における失敗談調査 2023年度版](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-operations-mistakes-survey-2023/): 当記事では、Benchmark Japanが行った「メルマガ配信業務における失敗談調査 2023年度版」の結果をダイジェストでお届けします。 調査概要・目的 当社では「メールマガジン購読状況調査 2022年度版」「コロナ禍におけるメルマガ配信・マーケティング業務の変化について 2021年版」など、日本国内のインターネットユーザーを対象に様々な調査を行っています。今回はメルマガ配信担当者の課題把握を目的として「メール配信業務における失敗談の調査」を行いました。 本調査では「連絡帳やリストの管理」「配信設定や日時」「件名や送信元」「メールの内容」「メールの表示デザイン」「メールの自動配信」に関する失敗経験、失敗時のフォロー・対応の実施有無や実施方法、失敗経験への対策状況、配信業務における悩みなどについて調査を行いました。(有効回答数416名) 尚、リサーチ会社の規約上、宛先の間違いに関する質問は当調査から除外しています。 調査概要: インターネットリサーチによる調査を行った。調査期間は2023年3月8日~3月23日で、メールマガジン配信経験者による失敗談を調べるため、会社員、公務員、自営業、経営者など20代〜60代を対象とし、回答者の年齢分布は国勢調査の年代比率に対応させた。 メールマガジンの配信方法 最初に、どのシステムでメールマガジンを配信しているのか、配信方法について尋ねました。 Q. メールマガジンの配信方法を教えてください。過去に利用していたものも含め、あてはまるものをすべて選んでください。 結果はGmailやOutlookなど、一般的なメーラーのBCCを利用してメルマガを配信したことがある人が最も多く(65. 9%)、続いて2位はメール配信システム(54. 3%)となりました。MA、CRM、ECカートの配信機能を利用したことがある人は23. 3%、自社開発システムは15. 1%、そして「その他」の回答には「LINE」「サーバー上で使える無料メールサービス」などがありました。... - [無料でもここまでできる!Canvaでおしゃれなメルマガ用画像を作ろう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/create-your-own-newsletters-graphics-with-canva/): こんにちは!メールマーケティングアドバイザーの山本です。 メルマガではイメージ画像がとても重要な役割を果たしますが、当記事では日頃から「オシャレな画像を自分で作れたらいいのに」とお考えのメルマガ担当者の方へ、私たちも利用していて無料版もあるグラフィックデザインツール「Canva」をご紹介します! 左:画像のないメルマガ 右:ロゴやアイキャッチの入ったメルマガ 有料版ではとても豊富な機能が使えるのですが、今回は無料版のCanvaで、実際にBenchmark Emailが配信するメルマガに載せる画像を作りながら使い方をご説明していきます! 本記事でご紹介する画像の例 Canvaとは Canvaとはどのようなツールかご存知でしょうか? オンラインで使えるグラフィックデザインツール 豊富なテンプレートと素材(写真、イラスト、動画など)がある ドラッグ&ドロップの簡単操作で誰でも簡単に操作できる ガイドラインや色彩サジェスト機能があるので、バランスを崩さず編集できる データは画像、Gifアニメーション、動画、PDFといった形式で書き出しができる テンプレートや素材が豊富にある(有料版では61万点のテンプレートと1億点の素材)ので、デザイン経験がなくてもきれいで見やすい画像を作ることができます。 Canvaでメルマガ用の画像を作ろう まずはメルマガに入れてみたい画像は、こちらの3種類ではないでしょうか。 (A)メルマガ最上部のヘッダー画像 →ブランドロゴを入れることで、認知度アップが期待できる (B)商品や記事のアイキャッチ画像 →画像で興味を引くことができ、クリック率アップが期待できる... - [オシャレなメルマガデザイン25選 :海外のホテル編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-overseas-hotels/): こんにちはBEDです。 4月のオシャレメルマガ紹介です!今回は、海外のホテル編です。 最近はようやく海外に行けるようになってきましたが、しばらくご無沙汰という方も多いと思います。もし行く機会があったら、素敵なメルマガを発行しているホテルに泊まってほしいなと思い、勝手にホテルのメルマガをご紹介します(笑)。 素敵なホテルに泊まっていることをイメージしながら気軽に楽しんでいただければと思います! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Sensei ハワイのラナイ島にあるリゾート。自然の中でリゾート気分を味わいたい、そんな気持ちにさせてくれます。一度は行ってみたい! 目次に戻る 2. HotelTonight 各国に点在しているホテル。ホテルから望むメインビジュアルも素敵だが、現地の天気や気温を教えてくれるのはとても嬉しい! 目次に戻る 3. Ace Hotel とにかくコンセプトがおもしろいホテル。アートだったり、アパレルなどもホテル内で販売しているところもあるそうで、とてもわくわくするホテル。そのような雰囲気が伝わるメルマガがまた素敵!京都にもあるそうなので、ぜひ行ってみたいものです!... - [LステップでLINE運用を強化!5つの活用ポイントと注意点をご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-use-lstep/): ▼Lステップとは Lステップとは、LINE公式アカウントの機能を拡張させるツールです。LINE公式アカウントだけでいいのでは?とお思いになるかもしれませんが、そんなことはありません。 Lステップの機能を活用することで3つのセールスが可能になります! ①顧客の属性に合わせたメッセージ配信 ②ステップ配信で商品への導線作り ③顧客の詳細情報を収集し、最適な訴求を実施 また、導入すると以下のようなメリットがあります。 ▼Lステップを効果的に活用するコツ それでは、Lステップを効果的に活用するためのコツを5つご紹介いたします! ①時間をかけた信頼関係構築 せっかくユーザーが友だち追加をしても、営業的な配信ばかりではユーザーが離れてしまいます。最初から販売促進を図るよりも、追加をしてくれたユーザーに対してステップ配信を使うことで興味付け、商品紹介、限定訴求、販売へと繋げることが重要です。 ②診断機能+タグ付けでユーザー情報を把握 診断機能でユーザー情報を把握し、タグ付けを活用して顧客のそれぞれに合わせた内容を配信しましょう! ③予約機能で顧客管理を自動化 LINEからの予約機能に始まり、予約のリマインド配信、複数回予約した人限定のメッセージ配信など、利用の是非でメッセージ文を変えたり、配信時間を変更することでリピーター創出につながります! ④流入経路分析で集客方法の最適化 流入元には別のSNS媒体や店舗のQRコード、Web広告やチラシなど、様々な可能性がありますよね。LINEへの流入経路を分析することでより効果のある集客媒体や流入経路に合わせた配信が可能になります。 ⑤リッチメニューの使い分け リッチメニューを設定するだけではなく、ぜひ使い分けをしてみてください。配信日やユーザーに合わせたメニュー画面の変更や、タブを活用したメニュー画面の切り替えが可能になります。特に、サービス利用以前と利用後でメニューを変えるなどユーザーの属性によってほしい情報が変わる場合に活用するとより有効的でしょう。 ⑥クロージングで限定性を使う... - [メルマガ登録者を顧客に変えるウェルカムメールの作り方](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-write-welcome-emails/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “How to Write Welcome Emails That Turn Subscribers into Leads” を翻訳したものです。 ウェルカムメールはメールマーケティング戦略においてとても重要な役割を担っています。ブランドの第一印象を決めるといっても過言ではないため、ブランドの個性を出し、かつ有益な情報を提供していることをしっかりとアピールしましょう。 驚くことにウェルカムメールの平均開封率はおよそ50%と、マーケティングメールの中でも飛びぬけています。さらに76%の人がメルマガ登録後にウェルカムメールの受信を期待しているというデータもあります。この絶好のチャンスともいえるウェルカムメールを最大限に活用する運用を考える必要があります。 本記事ではウェルカムメールの重要性と役割、作成時のポイントについてご紹介します。 ウェルカムメールが重要な理由 新規登録者に対し登録直後に送信するウェルカムメールは、マッチングサイトでのやりとりと類似する点があります。 ユーザーはプロフィール写真と自己紹介内容(=サイト、ブログ、ランディングページ等)で気に入った相手に対し最初のアプローチとしてスワイプ(=購読登録)し、期待通りの相手なのかを確認しようとします。配信側は、ユーモアやブランド個性たっぷりな期待の上を行く返答(=ウェルカムメール)で魅了することで相手から好意を抱いてもらい、メールへの反応が期待できる友達(=ロイヤル顧客)へと変えていきます。 そのためこの1通目は非常に重要で、新規購読者の期待を裏切らず、ブランドへの関心を高め、どのようなコンテンツが求められているのか把握できるようなウェルカムメールが理想的です。これは全て、効果的なカスタマージャーニーに必要な要素となります。 ウェルカムメールの目的とは?... - [オシャレなメルマガデザイン25選 :アプリ・ソフトウェア編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-application-and-software/): こんにちはBEDです。 2月のオシャレメルマガ紹介です!今回は、アプリ・ソフトウェア編です。 様々なサービスがありますが、リアルなプロダクトを持っているところからインターネット上で完結してしまうものなど。そんな中からこれはイケてるなと思うものを厳選しました。 また、コーヒーを飲みながら気軽に楽しんでいただければと思います! Really Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Fitbit ウェアラブルウォッチの製品を扱うメーカー。シンプルで、プロダクトの見せ方など素敵です! 目次に戻る 2. Vimeo 動画を掲載しているメディア。様々な動画を載せていてLPとしての機能もしています! 目次に戻る 3. Procreate イラスト制作ができるアプリ。こういったイラストを作成できるというようなイメージを想起させるビジュアルが素敵です! 目次に戻る... - [機能アップデート:テキスト貼り付け時の書式調整が簡単に!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information16/): こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された新機能やアップデート情報をご紹介します。 今回のアップデートでは、テキストを貼り付ける時の書式調整と、テキストブロックに画像を入れる際の調整がより簡単になりました! 1. テキスト貼り付け時の書式調整が簡単に メール作成時にWordやWebサイトなど、他のソースからテキストをコピーしてくることがありますが、そのまま貼り付けてしまうとコード情報も引き継がれるため、文字の間隔や改行が崩れてしまうなど、思い通りの書式にならないことがあります。 そこで、貼り付け時にHTMLソースを自動的に調整する機能が追加され、書式の選択も可能になりました。 使い方は? テキストを貼り付けする際に、貼り付けオプションが表示されます。 オプションは以下の2通りです。 書式を除く・・・特定のhtmlタグの書式(太字、斜体等)以外は削除されます。 書式を含む・・・元の文書の書式に近い形が維持されます。 お好きな方を選び、ペーストをしてください。 *メールクライアントでサポートされていないインラインスタイルが含まれている場合は、自動的に削除されます。 *どの程度書式が残されるかは、元のコンテンツによって異なります。 コピー&ペースト例 試しに、こちらのスライドのテキスト部分をコピーしてみます。 「書式を除く」でペーストした場合 太字と改行だけが引き継がれた、シンプルな形でペーストがされました。... - [配信先を増やすには?効果的な登録フォームの使い方と事例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-signup-forms-best-practices/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Best Practices for Using Email Sign-Up Forms” を翻訳したものです。 リード獲得に向けて活動を行う場合、ウェブサイトへのアクセス数増加に焦点を当てることが多いと思います。もちろんサイトアクセス数の増加は大事なポイントですが、その増加したアクセスをどのようにリードに変えていくかがより重要となってきます。 ただサイトへアクセスしてもらうのでは意味がありません。訪問者をリードとして獲得し、メーリングリストへ登録、そしてメール配信を行えるように仕組みを整えていくことが必要となります。この仕組みづくりに役立つのがウェブサイトフォームです。 ウェブサイトフォームは登録フォームとも呼ばれ、大きく分けてオンラインフォームとポップアップフォームがあります。リード生成と売上戦略の開始地点となるこれらのフォームはとても重要な役割を担っており、登録フォームのデザインや活用方法によって配信リスト拡大のスピードに差がでるため、最終的なコンバージョン率にも大きく影響することになります。 本記事では配信リスト拡大に効果的な登録フォームの活用方法をご案内します。 メルマガ登録フォームとは? まずは登録フォームが一体どんなものなのかをおさらいしましょう。 メルマガ登録フォームとは見込み客やリードのメールアドレス情報を収集することを目的とした、ポップアップ形式やサイトページに埋め込む形式のフォームのことです。一般的に名前やメールアドレスを入力するボックス、CTA(コールトゥアクション)ボタン、タイトル、配信内容の説明などで構成されています。 ただサイト訪問者から個人情報を提供してもらうのは一筋縄ではいきません。本記事でご紹介する登録フォームのベストプラクティスをぜひご参考ください。 ✉️ メルマガ登録フォームを簡単に作成・設置が可能です!✉️ 1.... - [オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-fashion-brand/): こんにちはBEDです。 デザインには様々なセオリーやルールがあります。もちろんそれらを学ぶ事はとても大切です。ですが、僕がこの記事で伝えたいのはお勉強的な事ではなく、自身の直感でデザインを見て楽しんだり、いいもの、かっこいいものというのを探してほしいのです。 小さい頃から、いいものを見たり食べたりしたほうが良いと言われるのと同じで、良いものってなんだろうと常に意識して見ることが大切(感性が育つ)だと思ってます。この記事をみて、自分もこういうの作りたい!ってテンション上げてもらえることを願ってます。 そんな観点で選んだおしゃれで素敵なメルマガを毎月様々な業種やジャンルでご紹介していきます!気軽にコーヒーを飲みながらゆるく見てもらえればと思います! Really Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. On 黒で統一されていてかっこいい!シューズブランドなのでシューズの存在感もちゃんと出せている。 目次に戻る 2. Crocs みなさんもご存知のCrocs!色んなカラーがあるから楽しげなデザインで素敵! 目次に戻る 3. Danner 革靴の老舗ブランド!こちらも知らない人はいないかと思います。Dannerのワイルドさやエレガントさが表現されていてかっこいい! 目次に戻る... - [旅行・観光業界必見!魅力的な6種類のメール事例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/inspiring_travel_and_tourism_industry_emails/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “6 Inspiring Travel and Tourism Industry Emails” を翻訳したものです。 メールマーケティングは、正しく活用することで3,600%のROI(費用対効果)を生み出すことができ、多くのブランドにとって非常に効果的かつ手頃なメディアとなっています。リスクもほとんどなく、他の多くのマーケティングと比較しても傑出した戦略です。 ここ数年、COVID-19により大きな打撃を受けている旅行・観光業界にとって、投資をほとんど必要としないマーケティング・チャネルの活用は必須となっています。そして、そのチャンネルが大きなリターンを期待できるのであれば、なおさらです。 ここでは、旅行・観光業界の有名企業が発信する印象的で刺激的なメール事例をご紹介します。見込み顧客を惹きつけ、育成し、コンバージョンにつなげるためにどのようなメールを使用しているかを見ていきましょう。 ✉️ 簡単操作で、魅力的なメルマガを作成できます!✉️ 1. ウェルカムメール ウェルカムメールは、見込み客の興味を引き、マーケティングファネルに誘導する絶好の機会を提供します。通常、ニュースレターやメールリストへの登録時に潜在顧客に配信される、自動化されたシリーズの一部として使用されます。 会員登録した直後は、一般的にそのブランドの事をもっと知りたいという気持ちが一番強い時期なので、エンゲージするのに絶好のチャンスです。ウェルカムメールは、企業の情報を伝えるだけではなく、以下のAirbnbの事例のように、カスタムオファーを受け取るための設定や、プロフィールの記入を促す機会でもあるのです。 Airbnbは誰もが知っているブランドですが、この企業の特徴は人と人とをつなげるサービスなので、プロフィールの作成が非常に重要です。上記のメールは、ユーザーがサービスを最大限に活用できるように、プロフィールに詳細を入力するよう促しつつ、イグルー(ドーム状の家)やツリーハウスなどの真にユニークなスペースに滞在出来ると言ったAirbnbならではの特典も紹介しています。 関連ブログ記事... - [機能アップデート:AIで文章作成!ランディングページ機能にもスマートコンテンツ機能が実装されました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information15/): AI文章作成機能でメルマガ作成をより効率的・効果的に。ランディングページ機能内にもOpenAIを用いたAI文章作成機能スマートコンテンツ機能が実装されました。件名や本文を作成する際のヒントを得ることができます。 - [ご好評につき再開催!「最新メールマーケティングセミナー」の人気トピックをご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-seminar-report/): こんにちは、Benchmark Emailでメールマーケティングアドバイザーをしている山本です。 2022年10月に「最新メールマーケティングセミナー」を開催したところ、満足度9割というご好評をいただき、2023年2月15日に再び開催が決まりました。 最新のメルマガ購読者動向から基本の考え方・テクニックまでをご紹介するセミナーですが、本日はそのなかでも特に参加者様の需要が高かった内容をご紹介します。 現在悩みをお持ちの方や、セミナー内容が気になる方はぜひ覗いてみてください。 メールマーケターにとって最も注目度の高いトピックは? 最新情報やノウハウについて学ぶ機会が少ないため悩んでいるメルマガ担当者は多いと思います。 そうしたお悩みを解決するために、セミナーではメールマーケティングの基本、改善テクニック、最新調査の結果、業界ニュースをご紹介しました。 その中でも参加者様からの需要が高かったテーマがこちらです。 件名と送信元名 配信時間と配信頻度 効果測定のポイント 多くのメールマーケターが悩む3つのトピックについて、セミナーの内容を一部ご紹介したいと思います。 1. 開封率が上がる件名と送信元名のポイント メールを開封するかどうかの決め手になりますので、効果的な件名や送信元名の付け方は気になるところです。 例えば、受信ボックスにこのようなメールが届いたと考えてみてください。みなさんだったら開封しますか? 「Benchmark Email」の文字ばかりで、どんな内容のメールか予想がつきません。この例からわかるように「受信ボックスでどのようにメールが見えているのか」をチェックすることは大切ですね。 受信ボックスでのメールの見え方は、サービスによって異なります。... - [メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/6-steps-to-generalize-good-email-designs/): HTMLメール、メルマガのデザインを初級者向けに詳しく解説しています。効果的なメールマガジンをデザインするために必要な考え方とは? - [自社ドメインの信頼性を守るために、メーリングリストは初めての配信前にチェックしよう!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/verify-your-email-list/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の山本です。 ユーザーの皆さまにメルマガ配信をスムーズに実現して頂けるよう日々活動しています。 Benchmark Emailではユーザーの皆さまのドメインの信頼性を守るため「無効アドレスを不用意にアップロードしないための対策」を行っています。 このブログでは、その理由をわかりやすく説明します。 自社ドメインの信頼性を守るため、配信前の対策が必要 ご存知かと思いますが、ドメインとはメールアドレスの@以降の部分のことですね。 受信サーバー各社は、配信元が信頼できるドメインかどうかの評価を行なっています。そして「迷惑メール配信業者」と思われるドメインに対しては、メールをブロックしたり、受信しても迷惑メールフォルダへ振り分けたりという対策を行っています。 メルマガ担当者は、自社ドメインが「迷惑メール配信業者」のものと判断されないよう、信頼性評価を守りながら配信を行う必要があります。 自社ドメインの信頼性を守るために気をつけるべきポイントは以下の2点です。 ・「配信を望まないアドレス」への配信を行わない ・「存在しないアドレス」への大量配信を行わない つまり重要なのは「リストの品質を、初めての配信前に確かめること」です。 「配信を望まないアドレス」については、特電法に則って配信許可を得たアドレスのリストを用いていれば大丈夫でしょう。しかし「存在しないアドレス」に関しては、悪意がなくても気づかずに配信を行なってしまうことがあります。 うっかり自社ドメインの評価を下げてしまった... そうした悲劇を避けてメルマガ担当者を守るため、Benchmark Emailではある対策を行なっています。 関連記事:メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう 無効アドレスを不用意にアップロードしないための対策とは それは「アップロードするリストの品質検査」です。... - [簡単!Benchmarkの画像編集ツールを使ってデザインのクオリティをアップさせよう!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/image-editor-tool/): こんにちは!Benchmark Emailでデザインを担当している、BEDです。 HTMLメールで重要なメインビジュアルやその他の画像ですが、Benchmark Emailに標準実装されている画像編集ツールを使ってデザインのクオリティを上げることができます。この記事を参考に、ぜひHTMLメールに入れる画像を編集してみてください。 画像編集で行う事とは? どんな画像をどんなところに使いたいのかで画像編集でやることは変わってきますが、主に以下のような事があるかと思います。 トリミング・リサイズ 余計なものを切り取ったり、掲載する媒体のサイズへと調整したりなどする時に行います。 色の変更、調整 暗い写真や、色が黄色みかかっていたり青みが強かったりなどした時に調整が必要になります。 テキストの挿入(フォント、文字組など) 画像の上にテキストを置くことで、バナーなどのような制作物を作ることができます。また、フォント(字体)を決めたり、文字のバランスなども調整することによって何を一番伝えたいのかなどを調整することができます。 ✉️ メールに入れる画像もサクサク編集! ✉️ Benchmark Emailの画像編集ツールだとこんなことができる デザインに自信がない担当者さまでも簡単に使える、シンプルで便利な機能をご紹介します。今回はこの画像を参考にしてツールのご説明をしていきます! まずはメールエディタ上で、編集したい画像を選択して、「コンテンツ」→「編集」をクリックすると画像編集ツールの画面に変わります。 トリミングの例... - [コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/20-basic-email-content-to-send-to-your-audience/): こんにちは!Benchmark Emailでメールマーケティングアドバイザーをしている山本です。ユーザー100社の導入相談会を行ってきた経験から、特に多かったご質問について、私がいつもお答えしていたことをブログでご紹介しています。 これから始めるメルマガに何を書くかお困りの方は多いようで、「そもそも、メルマガには何を載せたらいいのでしょうか?」というご質問をよくいただきます。たしかに世間ではどんなコンテンツが送られているか知っておきたいですよね。 昨年ちょうど自社調査をしておりましたので、内容を抜粋して改めてシェアさせていただきます。調査結果からはメルマガでよく配信されているコンテンツ、つまり読者に喜ばれやすい要素のヒントが見えてくるでしょう。よろしければ参考にしてください! 調査の内容 普段、わたしたちはどういったメルマガのコンテンツに触れているのでしょうか。 Benchmark Emailでは独自の調査を行い、対象としたメルマガのコンテンツ要素を分解し、頻度別にA〜Cの3つに分類してみました。 A. 殆どの企業が載せている要素 B. 多くの企業が載せている要素 C. 一部の企業が載せている要素 なお、調査はこのように行いました。 調査対象と目的 日本の有名ブランドを中心にメルマガの配信頻度やメールコンテンツの要素を分類すること 調査の概要 個人のメールアドレスで読者登録・会員登録を行い、受信したメールを集計 調査期間... - [はじめてメルマガ担当者になった方に必ず読んでほしい11の手順](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-start-email-marketing/): ある日突然メルマガ担当になったら、 「どんな準備をしたら良いのか?」 「何を書いたら良いのか?」 と、途方に暮れてしまうかもしれません。 そんなときのために、読者のリストやコンテンツ企画からメールデザインそして配信後までをカバーする、11STEPでゼロから本格的なメルマガ配信を行うまでの手順をまとめました!ぜひブックマークして、必要になった時にお読みください。 はじめての方はもちろん「今はなんとなくメルマガを送っているだけになっているので、運用を立て直したいなあ」という経験者の方にもお役に立つはずです。 *最新情報も充実!Benchmark Emailブログのトップページはこちら 第1章:メルマガの目標を決める まずは「だれに、どうしてほしくて、どんなメルマガを送るのか」を整理します。メルマガ配信の正解は企業によって異なりますので、はじめに道標を用意しておかないと、いざ作業をするときに困ってしまうのです。 STEP1. メルマガの読者像を書き出そう どんな人たちに向けてメルマガを書いていくのか、自社の顧客や読者の中心となる人物像はどんな方々か?を考えることから始めましょう。 年齢や性別、職業や住んでいるエリアなどの客観的情報をもとにした、シンプルなもので大丈夫です。以下の点についてイメージを書き出しておくと、あとの作業で迷いが出ません。 ・どんなことを知りたいと思っているか ・どんな文体やデザインが好まれるか ・何時頃にメールを読むか ・PCとスマホどちらで読むことが多いのか ・どんな頻度でメールを送るのが好まれるか ✅迷ったら参考に:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは?... - [セグメントしたメール配信でエンゲージメントアップ!セグメント要素と事例を紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-segmentation/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Harnessing the Power of Email Marketing Segmentation” を翻訳したものです。 毎日、世界中ではなんと3,400億以上のメールが送信されています。 この数字からも分かるように、メールはマーケティングに必要不可欠なツールです。 しかしながら、メールリストに送ったメールのほとんどは未開封のまま、クリックがされず、コンバージョンもゼロ。そんな失敗例も聞こえてきます。 失敗の原因のひとつとして、リスト内の全員に同じ内容のメールを送っている、ということが挙げられます。読者ごとにメールの内容を変えることはほとんどしないため、送信したメッセージは読者が毎日受け取る何百通ものメールに紛れ込んでしまうのです。 そこで重要となってくるのが、セグメンテーションです。メールリストを特性やニーズによって分類し、読者の好みに合わせてコンテンツを作成します。 今回は、セグメント化するポイントを11個ご紹介します。 1. 場所 セグメント化で最も基本となるのが、場所です。近隣でのイベントやキャンペーン、セミナー情報など場所に合わせたコンテンツを送りましょう。 グローバル市場を持っている場合は、地域や文化の特異性に合わせて国、都市、地域別にコンテンツを調整できます。 また、場所に加えて時間帯(タイムゾーン)も重要です。最適な送信時間を選んでメールを配信するようにしましょう。... - [メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/why-you-should-have-audience-personas-and-how-to-make-it/): こんにちは!Benchmark Emailメールマーケティングアドバイザーの山本と申します。これまで100社様のご相談に乗ってきた経験から、特に多かったご質問について、私がいつもお答えしていた内容をブログでご紹介していきたいと思います。 今回は、メルマガコンテンツや配信時間を決めるために必要な「ペルソナ設計」の話です。 メルマガのお悩みの多くは「読者像」の設定で答えが出せる 初めてメルマガに挑戦するときはもちろん、一度軌道に乗ってしまってからも、メルマガ担当者にはこのようなお悩みがつきものですよね。 コンテンツ デザインや文章の雰囲気 PC/スマホのどちらで読まれることを想定するか 送信時間 配信頻度 送りわけ(セグメント)をしたほうがいいのか こうしたお悩みを解決するために役に立つのが「読者像」です。 友達であるA君にお祝いを伝えることを考えてみましょう。 このとき、何曜日の何時に伝えるか、どんな構成で話を組み立てるか、どんな文体(口調)で伝えるかといった検討事項がありますね。しかし「A君」という伝えるべき相手のイメージが明確にあるので、お祝いの気持ちが一番いい形で伝わるように、自然と工夫できます。メルマガも同じで「どんな人が読んでいるのか」というイメージがあると、コンテンツや送信時間を決めやすいのです。 読者像の中心となる人物のプロフィールを考える あなたのメルマガ読者としてどのような人物像が考えられますでしょうか? メルマガをやるからには会社には狙いがあるでしょうから、上司などわかる人に聞けばすぐに解決するかもしれません。営業部や販売店など実際に読者に接する部門があれば尋ねるのも有力でしょう。 広告会社が行うような本格的なペルソナ設計をやろうとすると、大変時間がかかってしまいますので、メルマガ担当者に最低限必要なものを考えていくのがコツです。 メルマガ読者のペルソナ設定で押さえたいポイントはこちらです。 どんなことを知りたいと思っているか(コンテンツ決めのヒント)... - [HTMLメールの配信前チェックリスト!初心者から上級者まで忘れたくない17項目](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email_campaign_preflight_checklist/): こんにちは!Benchmark Emailメールマーケティングアドバイザーの山本と申します。これまで100社様のご相談に乗ってきた経験から、これは特にみなさまとシェアしたいな、と感じたことをブログでご紹介しています。 今回は、意外と深い「メルマガ配信前にチェックしたい項目」のお話です。 これからメルマガ配信をはじめる方はもちろんですが、見落とされがちな項目もありますので、経験者の方もこの機会に見直しをおすすめします! 初心者はもちろん、経験者にも意外な罠が! ? 相談会で感じたのは、長く配信経験があるメルマガ担当者様でも、意外と見落としがちなポイントがあるということでした。今回は「基本のチェックリスト」「経験者も見落としがちなチェックリスト」「配信直前のチェックリスト」の三つに分けてご紹介しますが、中級者の方は「経験者も見落としがちなチェックリスト」という項目をぜひご確認ください。 ちなみに本記事の最後にはチェックリスト一覧を用意していますので、コピー&ペーストで使っていただくと便利です。 さっそく「基本のチェックリスト」から確認していきましょう! なお、Benchmark Emailの操作において不安がある場合はこちらの運用チェックリストも合わせてお使いください。 ユーザー資料:運用チェックリスト 〜アカウント作成-メール配信-レポート確認まで〜 基本のチェックポイント 日付やテキスト・画像に誤りはないか ✅ テキストに誤字・脱字がないか ✅ 日付や曜日に誤りはないか ✅... - [メルマガの効果測定で大切な指標とは?改善ポイントも解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/campaign_reports/): こんにちは!本記事では、メルマガの効果測定をする際に役立つ情報や考え方をご紹介します。 メールマーケターが必ず知っておきたい指標や、メルマガ配信の目的ごとに見るべき指標、そしてBenchmark Emailでの確認方法などを見ていきましょう。 メルマガ配信で必ず知っておきたい指標と改善ポイント まずはメールマーケターが知っておきたい4つの指標について、指標の意味や計算方法、その数値から読み取れることや改善方法をご紹介します。 ①開封率 開封率とは、「メルマガが開封された割合」のことです。送信したメールの件数のうち、何人が開封したかの割合を示しています。一般的な平均は15〜20%と言われていますが、開封率は業種やメルマガのテーマによって様々です。 ■Benchmark Emailのユーザーの平均値 23. 13% ■計算方法 (開封した人数➗送信したメール件数)×100(%) *Benchmark Emailのレポート上での表現 ■開封率から読み取れること ・件名のトピックに関心があるか ・メルマガのコンテンツが、長期的に読者の期待に応えられているか ・配信時間や頻度は適切か ・配信先のリストは良質か... - [ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-create-your-email-marketing-content/): 本記事のメリット - メルマガのネタの出し方がわかる - 効率のいいコンテンツ企画ができる - 新年度のコンテンツカレンダーが作れる 保存版の内容ですので、ぜひブックマークしてメルマガ会議で活用いただけるとうれしいです。 _____________________________________________________________________ こんにちは!Benchmark Emailでメールマーケティングアドバイザーをしている山本です。ユーザー100社の導入相談会を行ってきた経験から、特に多かったご質問について、私がいつもお答えしていたことをブログでご紹介しています。 今回は「これからメールマガジンを始めるけれど、何を配信したらいいのかわからない」「毎回ネタを考えるのが大変だ」という方に向けて、メルマガコンテンツを企画する基本的な方法をご紹介します! ちなみに米国の調査(Litmus:2020 State of Email Workflows)によると、メールマーケターのうち71%が年間または少なくとも繁忙期のコンテンツカレンダーを用意しているそうです。そこで、今回はメルマガコンテンツの企画からコンテンツカレンダーの作成までの方法を順を追ってご案内します。 顧客に役立ちそうなテーマ候補を集めよう まずはこちらの表を使って、コンテンツ企画を作っていきましょう。 コンテンツの企画をする際には、まずメルマガの読者像を確認しながら、読者に望まれている情報を集めます。顧客へのヒアリングだけでなく、営業部門やCS部門など顧客について詳しい社内の人たちからヒントを集めるという方法もあります。... - [コロナ禍でメルマガ配信をスタート!リピート客の獲得に取り組む「ザ ストリングス 表参道」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-the-strings-omotesandoh/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、ザ ストリングス 表参道(株式会社ベストホスピタリティーネットワーク)の唐澤様です。 ザ ストリングス 表参道のWebサイトはこちら ザ ストリングス 表参道のメール施策概要 メール配信を行っているサービス: ザ ストリングス 表参道が運営するレストラン 対象: ウエディング、レストランの利用者 主な配信コンテンツと頻度: メール1:新商品、季節のメニューのご案内(月2回) メール2:5周年の案内や年末年始など、イベントごとのメール(その都度) 担当組織:... - [メルマガを配信する時間と曜日の"正解"は?読者の行動時間と調査データから仮説を立てよう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/the-best-time-to-send-your-email-campaign/): こんにちは!Benchmark Emailのメールマーケティングアドバイザーの山本です。 みなさんは、メルマガを配信する時間と曜日をどのようにして決めていますか?せっかく作ったメールですから、開封・クリック・購入などの効果が最大限に出る時間に届けたいですよね。 メルマガを配信する時間と曜日に迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 開封・クリック・購入などの行動に繋がるメルマガの配信タイミングは? 顧客が落ち着いてメールを読める時間や、メルマガを読んだあとで行動に移しやすい時間など、生活の中で情報収集に時間を使えるタイミングでメルマガを送るといいでしょう。 このタイミングは読者の生活パターンによって異なるため、どんなメルマガでも使える”正解”というものは、じつはありません。以下のステップで仮説を立てて、最後にテストを行うことが必要です。 1. 読者の行動時間や、調査データをもとに、効果的な配信時間と曜日の仮説を立てる 2. 配信時間と曜日の候補を決める 3. A/Bテストで検証する そのためには、「どんな人に向けてメールを送っているのか」を知っていることが大切です。読者のペルソナをお持ちでない方は、こちらのブログを参考にしてください。 関連記事:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? Benchmark EmailのProプランでABテストをスムーズに行っていただけます。まずは無料トライアルから! 1. 読者の行動時間や、調査データをもとに、効果的な配信時間と曜日の仮説を立てる 読者がメールを開いてくれそうなタイミングを推理して絞り込んでいくための、3つのヒントをお伝えします。... - [メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_law_you_must_know_before_sending_emails/): メルマガ配信者必見。宣伝・広告メールを配信する際に気をつけなければいけない「特定電子メール法」と、違反しないための対策についてご紹介します。特定電子メール法の対象と罰則、その実例から、違反にならないための対策方法まで。 - [2023年新年のご挨拶と機能アップデートのまとめ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2023/): 新年あけましておめでとうございます。 昨年もBenchmark Emailをご利用いただき、誠にありがとうございます。2022年には、AI技術を活かした2つの新機能をリリース致しました。 ・キーワードのみで文章を自動作成:スマートコンテンツ機能 ・メール配信全体の成果の向上を実現させる:スマート送信機能 また、ユーザー様により便利にご利用いただけるよう、既存機能のアップデートを行って参りました。 <メールエディタ> ・Shopify商品ブロックの追加 ・お気に入りブロックの追加 ・暑中見舞い用メールテンプレートの追加 <ランディングページ> ・Benchmarkドメインを使った公開が可能に <連携> ・Shopifyからの自動同期が可能に そのほか、ユーザー様にメールマーケティング情報をお届けするための様々な取り組みを行いました。 ・ツール操作解説、メールマーケティングテクニック、SNSマーケティングなどのオンラインセミナー ・日本でのメルマガの購読状況を調べた「メールマガジン購読状況調査2022」の実施 ・Youtubeチャンネルでの機能解説やメールマーケティング情報の発信 ・Twitter・Instagram・Facebook・Pinterestを活用したメールマーケティング情報発信 2023年も皆様のメールマーケティング施策のお役に立てるよう、サービスの向上を目指してよりいっそう精進してまいります。... - [メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-often-should-you-send-marketing-emails/): こんにちは!Benchmark Emailでメールマーケティングアドバイザーをしている山本です。ユーザー100社の導入相談会を行ってきた経験から、特に多かったご質問について、私がいつもお答えしていたことをブログでご紹介しています。 今回は、メルマガの配信頻度についてのご質問です。 メルマガを始めることになったとき、どれくらいのペースで送っていいか迷いますよね。頻繁に送りすぎると読者に「うるさいなあ」と思われて配信停止されてしまうかもしれないし、逆に、しばらくメルマガが届かないと忘れられてしまいそうです。また「今のペースで送っていて、本当に正しいのかな?」と疑問に思うこともあるでしょう。 まずは一般的な配信頻度をヒントにしつつ、自分のサービスにぴったりの配信頻度を見つけるための考え方をみていきましょう。 メルマガの一般的な配信頻度は? メルマガの一般的な配信頻度は、おおむねこんな感じではないでしょうか。 (後述する平均調査結果とは別です) 毎日配信:メディアなど、日々の情報収集ツールとしての役割を期待されているもの 週1回以上配信:購入頻度が高いもの、低単価のもの(食料品、ファッションなど) 月1〜2回配信:購入頻度が低いもの、高単価のもの(車、BtoBサービスなど) こちらは当社が半年間にわたり有名ブランド50社のメルマガを調査した結果ですが、一般論に近いと思います。「メールの内容や目的」「取り扱う商品・サービスの性質」によって傾向が分かれている印象です。 実はこのあたりは「2021 State of Email – Litmus」のような海外レポートでも報告されておらず、配信頻度は定量的な調査が行いにくい、または他社を真似してもあまり効果がないと考えられているのかもしれません。もしかすると、近年のメールマーケティングではセグメント配信が積極的に取り入れられていることも影響しているかもしれませんね。 そんな中でも「SmartrEmail」というオーストラリア発の配信スタンドが、利用者データをもとにしたメルマガの平均配信頻度を公開していました。 外部リンク:Email... - [【2022年】人気ブログ記事ランキング](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blog-ranking-2022/): こんにちは、Benchmark Emailの山本です! 今年最後の本記事では、2022年のBenchmark Emailメールマーケティングブログ人気記事ランキングを発表します。今年公開されたブログの人気ランキングをニュースレターのクリック数、Twitterのいいね数、総合アクセス数の3種類に分けて発表しますので、一年の振り返りにぜひご覧ください! ニュースレター人気記事ランキング【2022】 今年配信したニュースレターの「クリック数」を基にしたランキングです。メールマーケティングに役立つ内容や、重要なテーマの記事が勢揃いです! 第3位 第3位には「リスト購入がNGである理由」と「リストの増やし方」について解説した記事がランクインしました。ブログ記事はこちら。 第2位 件名やCTAと同じくらい重要なメルマガデザイン。メールデザイン作成のポイント3つと注意点を、事例と共に解説しています。ブログ記事はこちら。 第1位 ニュースレタークリック数ランニング第1位には、メールマガジン購読状況調査のレポート記事が選ばれました!BtoBメルマガ、BtoCメルマガの両方にお役立ていただける内容となっています。まだご覧になっていない方は、ぜひご一読ください。ブログ記事はこちら。 Twitter「いいね」ランキング【2022】 Benchmark Emailでは新しい記事が公開されるたびにTwitterにてお知らせをしています。ツイートの「いいね」の数が多かった記事ランキングを発表します! 第3位 Benchmark EmailのニュースレターでA/Bテストを行い、その検証過程と結果をお届けするシリーズ。【】が開封率に影響するのか検証しました!ブログ記事はこちら。 第2位 第2位は、メールの到達率に大きな影響を与える「スパムトラップ」の概要と、引っかからないための対策について解説した記事でした。ブログ記事はこちら。... - [【所要時間3分】全問正解できる?メールマーケティングクイズ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-quiz/): こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、FAQページなどの資料アップデートやサービス改善に日々努めております。 今回は、メールマーケティングに関するクイズを5問ご用意しました。どのくらい正解できるか、ぜひチャレンジしてみてください! 「メールマガジン購読状況調査 2022」結果からの出題 2022年に当社が行ったメルマガ購読状況調査結果を予想し、回答を考えてみてください。 Q1. メルマガ登録者が最も期待しているコンテンツで1位になったのは何でしょう? A. 最新情報・ニュース B. セールス、クーポンなどお得な情報 C. 商品情報、カタログ、メニュー 正解は、Aです。 業種・業態によって期待されているコンテンツは異なりますが、当社で行った調査結果ではAが1位となりました。最新情報をメルマガで配信していないという方は、今後の配信を検討してみても良いかもしれません。 関連記事:ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 Q2. 購読者の1日あたりのメルマガチェック平均時間として、一番多かったのはどれでしょう?... - [デザイナーがインスピレーションを得る為に見ているサイト27選!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/designer-inspiration/): こんにちはBEDです。 HTMLメール作成やその他、様々なデザインを制作する時にどんなデザインにするか悩んだことはありませんか? そんな時、僕はインスピレーションを得られるサイトを見て参考にしています。 見ているだけでも楽しいので、楽しみながらインスピレーションも得られてとても充実した時間を過ごせます! また、HTMLメールを作成する時の参考になれば嬉しいです! ※全てHTMLメール作成の参考になるとは限りませんのであしからず。 これさえおさえておけばどんなデザインでも作れるようになる! Behance(ビハンス) デザインツールで有名な「Adobe」が提供するデザイナーのためのSNSです。世界中のデザイナーが数多くの作品をアップロードしているので、見ていて飽きません。 世界にはどんなデザインがあるのか参考にしたい方におすすめです! LPアーカイブ LP(ランディングページ)のデザインを集めているサイトです。1日に10サイト前後更新されているようです。各LPのキャッチコピー縛りで一覧表示ができるので、コピーの参考にもなります。 LPはメルマガとほぼ同じような構造や設計、狙いで作られることが多いです。なので、メルマガ作成の時には参考になるので必ず見たほうが良いです! Pinterest(ピンタレスト) 有名なサイトなので知っている人も多いはず!web上にある様々な作品を検索で簡単に見ることができます。アートやファッション、グラフィックなどなどあらゆるジャンルを見ることができます。 自分の好きなカテゴライズで検索できるので、依頼先や自社のサービスをPRする時にどんなデザインがあるかなど参考にするにはもってこいです! Design Inspiration 様々なジャンルのデザインを掲載しているサイトです。表示方法オプションの「人気順」や「ランダム表示」がとても便利です。 ファッションや写真といった業態の方には参考になるようなおしゃれな画像をたくさんみることができると思います!... - [メルマガを購読停止する理由とその対策](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/why-customers-are-unsubscribing/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Why Customers are Unsubscribing and How to Prevent It” を翻訳したものです。 著者(略歴) Amrapali デジタルマーケティングコンサルタント。Bazaar Expertでビジネスやマーケティングに関するブログ記事を執筆している。 メールマーケターの誰もが、配信停止をできるだけ回避したいと思っています。しかしながら、購読者の減少を経験している企業がほとんどです。大事なのは、購読解除される理由を突き止め、今後の施策に役立てることです。 そこで、今回は配信停止されてしまう主な理由と、購読解除される前にできる施策をご紹介します。 1. 読者の需要と一致しない これは、お客様がメルマガ購読解除する理由の第1位です。読者と関連性の無いメールを配信しつづけると、購読解除される可能性が高くなります。... - [機械翻訳を活用してステップメールの多言語対応に取り組む「農業情報設計社」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-agri-info-design/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、トラクターの運転をサポートするAndroidアプリなどのGPS/GNSSナビゲーション「AgriBus」を提供している株式会社農業情報設計社の瀬川様です。 農業情報設計社様のメール施策概要 農業情報設計社のWebサイトはこちら メール配信を行っているサービス: ・トラクターの運転支援アプリ/デバイス 対象: AgriBusアプリの導入者(日本・海外ユーザー) 主な配信コンテンツと頻度: メール1:ステップメール(アプリ導入直後、7日間で6通) メール2:新商品やセール情報、セミナー告知(年2〜3回) メール3:アンケートメール(不定期) 担当組織: メールマガジンの担当者:2人 トラクターの運転を支援する「AgriBus」アプリ/デバイスを提供している農業情報設計社 ━農業情報設計社は、どのような事業をされていますか? 弊社の代表が一念発起をして、農林水産省の研究機関を辞めて、トラクターの運転をサポートするシステムを開発し、今に至ります。現在はAgriBusシリーズとして、Androidアプリやトラックの運転を支援するデバイス(トラクターを真っ直ぐ走らせたり、農薬散布や田んぼの代掻き作業など「どこまでやったかを見える化」する)などを提供しています。 弊社のAndroidアプリは無料で利用できるので、導入コストがかかりません。他社のロボットトラクターや、トラクターに後付するシステムは、導入するのに数百万円〜数千万円のコストが掛かります。弊社の場合はアプリを無料でダウンロードして、実際に試して良ければ各デバイスなどを買い足していくようになっています。 ━メールの目的は? 弊社では、システムメール(パスワード変更のためのメールなど)とプロモーション目的のメールを配信しています。... - [メール配信に役立つ!Benchmark Emailの便利機能をご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-email-tips2/): こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、FAQページなどの資料アップデートやサービス改善に日々努めております。 ユーザー様より「Benchmark Emailは機能がたくさんあって良いが、全部を使いこなせていない気がする」というお声をたまにいただくことがあります。 必ずしもすべての機能をご利用いただく必要はありませんが、実は使うと便利な機能が隠れているかもしれません。 そこで今回は、見逃しがちな細かい機能に焦点を当て、ご紹介致します! *まだアカウントをお持ちでない方はぜひ無料トライアル版をご利用ください。 ダッシュボードの+ボタンから、1クリックでメール作成等のページへ ログイン後のダッシュボードの右上に、緑色の+ボタンがあるのをご存知でしょうか。 こちらをクリックすると、「メール作成」「新規リストの作成」「リストの追加」「新規ランディングページ作成」という4つの項目が表示されます。 メールやリスト、ランディングページの新規作成等を行いたい場合は、こちらから1クリックで作成ページに飛ぶことが可能です。 左側のナビゲーションメニューから進んでいたという方は、ぜひこのボタンをご利用ください。 開封率の高い過去の件名を参考に!件名呼び出し機能 メールの件名の付け方について、毎回悩む方は多いのではないでしょうか。 そんな時に参考として使えるのが、件名呼び出し機能です。件名入力箇所の右側にある電球マークをクリックします。 すると、過去に送信したメールで開封率が高いものが上から順番に表示されます。 クリックすると過去の件名がそのまま挿入されるので、書き方を参考にし、今回のメルマガ用に書き換えて送ることが可能です。 また、より開封率が上がる件名を探るには、ABテスト機能がおすすめです。 (関連記事)... - [SNSの主流はTikTok!特徴と再生回数を伸ばすためのポイントを解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-use-tiktok-effectively/): こんにちは、株式会社BESWです。 皆様は、TikTokで動画を閲覧したこと、または動画を投稿したことはありますか? SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供し、SNSのビジネス活用方法や最新情報を発信している株式会社BESWから、今回はSNSの主流であるTikTokの特徴と、再生回数を伸ばすためのポイントについて解説致します。 TikTokとは 15秒から1分ほどの短い動画を作成/投稿できる、短尺動画プラットフォームです。 ユーザー層は10代から近年では30代〜40代と拡大しています。コンテンツのジャンルとしても初期のダンスや自撮りといったジャンルから、ライフスタイルやエンタメ、ドラマ、飲食など幅広く取り扱われるようになりました。 TikTokの特徴 TikTokの特徴は大きく3つあり、TikTok特有のユーザー体験が取り入れられています。 サクサク短尺 強制視聴が無い AIを利用した拡散力の高さ ①サクサク短尺について TikTokはショートムービーのプラットフォームです。短尺の縦型動画に関するデータ量は随一であり、Youtubeよりもユーザーの平均試聴時間が長いと言われています。 国内以外も含めると10億人ものユーザーがTikTokを利用しています。 ②強制視聴が無い TikTokの広告は自由にスキップできるため、広告の強制視聴がありません。そのためユーザーは他SNSと異なりストレスフリーで利用が可能です。 ③AIを利用した拡散力の高さ TwitterやInstagramなどのSNSの場合、フォロワー数が拡散力やバズに影響される場合があります。その一方で、TikTokはフォロワーが全くいない状態からでも、コンテンツが面白ければ多くのユーザーに動画が表示されるアルゴリズムとなっています。 無名の個人や企業が、初めての投稿で10万~100万再生を稼ぐという事例もあります。... - [機能アップデート:Shopifyからの自動同期が可能に!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information13/): こんにちは、BenchmarkEmailカスタマーサクセスチームです。当記事では最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートでは、ShopifyからBenchmark Emailへの自動同期が可能となりました。 これまでのShopify連携機能では、ShopifyからBenchmark Emailへ一回限りのコンタクトインポートのみ可能でした。今後は、自動同期を選択いただくことで、新しい顧客がShopifyのセグメントに追加されたタイミングで、Benchmark Emailのコンタクトリストも随時更新されるようになります。 Shopify自動同期で、より効果的なメールマーケティングが可能に Shopifyの顧客がBenchmark Emailのリストに自動同期されるため、定期的に配信しているメルマガにShopifyの顧客を追加していくことも可能ですし、また、オートメーション機能を使って、ターゲットに合わせたパーソナライズメールを自動配信することも可能です。 Shopify商品ブロックと組み合わせることも ドラッグ&ドロップエディタにあるShopify商品ブロックは、Shopifyの商品リストを簡単にメールに追加することが可能です。 これを使って、Shopifyと同期したリストに対して容易に商品のプロモーションを行うことができます。 今回のアップデートを、メールマーケティングのさらなる効率化にお役立ていただければ幸いです。 Shopify自動同期の方法について、詳しくは以下のページをご覧ください。 FAQ:ShopifyとBenchmark Emailを連携する方法は? (関連ブログ記事) ・機能アップデート:Shopify商品ブロックが追加!メール連携で商品情報の掲載が簡単に。 - [飲食店向け!売上を伸ばすメールマーケティング施策](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-do-restaurant-email-marketing-right/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “How to Do Restaurant Email Marketing Right” を翻訳したものです。 著者(略歴) Laura オラクル社のGloriaFoodでオンライン・マーケティング・スペシャリストを務める。レストラン経営者が自由に使える最新のデジタルツールでビジネスを構築するのに役立つコンテンツ制作や宣伝、そしてレストラン業界に関する最新情報の執筆を担当。 費用対効果の高いメールマーケティングを、飲食店で最大限に活用していますか?メールはお客様にアプローチしやすく、常連になってもらうために使いやすいチャネルです。また、レストランの予約やオンライン注文に対応することで、来客数を増やし、ロイヤリティを高めて、最終的に売上を伸ばすことができます。 ここでは飲食店のメールマーケティング成功の秘訣を詳しくご紹介します。 飲食店のメールリストを増やすための5つの施策 1. ランディングページに登録フォームを設置する ウェブサイトに登録フォームを設置することは、ニュースレターへの購読者を集めるのに最も簡単な方法の1つです。登録フォーム専用のランディングページを作成することで、訪問者がコンタクト情報を入力し、プロモーションメールの受信に同意することができるようになります。 登録フォームに入力してもらうためには、オンライン宅配サービスの割引や、購読者のみアクセス可能なシェフによる限定料理の紹介などの無料特典を用意すると効果的です。 また、「騙された」と思われてしまわないように、入力したメールアドレスにプロモーションメッセージを送る旨を必ず明記しましょう。そして、いつでも購読者がオプトアウトできるようにしましょう。これにより、顧客のプライバシーとデータを保護するGDPRコンプライアンスを含めた基本的なメールマーケティング規制を遵守することができます。... - [メールマガジン購読状況調査 2022年度版](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newslettersurvey2022/): -1212 - [メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol9/): こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 Benchmark Emailでは月に2回ニュースレターを配信しており、その担当をしています。 「メールマーケターYurikoの挑戦」はニュースレターの開封率やクリック率を上げるために行っている検証と結果を紹介するシリーズで、様々な角度での検証結果をお届けしています。 前回の記事はこちら:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 前回の検証では【】が開封率に影響するかについてテストを行いましたが、今回は絵文字を入れてみた検証です。 件名に絵文字を入れてみた 皆さんは絵文字の入ったメールの件名を見たことはありますか? 時々絵文字入りの件名を見かけることはありますが、やはりテキストのみの件名の方が圧倒的に多いと思います。 テキストの多いメールの受信箱では、絵文字の入った件名はそれだけで目立ちますよね。 絵文字だらけの件名にすると迷惑メールと判断されることがあるため、注意が必要ですが、適度に絵文字を入れることで件名を読んでもらいやすくなり、開封率が上がるのではないかと考え検証を行いました。 絵文字の検証は計2回行い、それぞれABCテスト(3グループ比較)を実施しました。 それぞれのテストグループの件名は以下です。 【1回目】 Aグループ:テキストのみのメール 新機能:「お気に入りブロック機能」でメール作成がさらにスムーズに! Bグループ:文頭に絵文字(星) ⭐️新機能:「お気に入りブロック機能」でメール作成がさらにスムーズに! Cグループ文頭に絵文字(クラッカー)... - [ランナー向けアプリやECのメルマガで親近感を大切にする「株式会社ラントリップ」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-runtrip/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、ランナー向けのアプリやストア事業を展開されている株式会社ラントリップの木幡様です。 株式会社ラントリップのメール施策概要 株式会社ラントリップのWebサイトはこちら メール配信を行っているサービス: ・ランナー向けSNSアプリ「Runtrip」 ・ECサイト「Runtrip Store」 ・オンラインメディア「Runtrip Channel / Magazine」 ・ オンラインランニングイベント 対象: Runtrip(アプリ)会員、ストア利用者、イベント参加者 主な配信コンテンツと頻度: メール1)ランナー向けのニュース (1回/週、木曜日) メール2)ストア情報(1回/週、土曜日)... - [メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol8/): こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 Benchmark Emailでは月に2回ニュースレターを配信しており、その担当をしています。 「メールマーケターYurikoの挑戦」はニュースレターの開封率やクリック率を上げるために行っている検証と結果を紹介するシリーズで、様々な角度での検証結果をお届けしています。 前回の記事はこちら: メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 今回は、「件名に【】があるかどうかで開封率は変わるのか」という検証です。 件名に【】を入れてみた 受信箱を確認する際、目立った記号が入った件名を思わず読んでしまうことはありませんか? 具体的には、【】や<>、[]などの括弧や、※や〜などの記号を使用した件名です。 最近ではこういった括弧や記号が件名でよく使われていますが、使用した方が開封率は上がるのでしょうか? 今回は、件名に【】を入れることで開封率に影響があるのかについて検証を行いました。 検証と結果(1回目) 今回はBenchmark EmailのABテスト機能を活用して、計2回の検証を行いました。 さっそく1回目の検証の詳細と結果をご紹介していきます。 1回目のテストでは、以下2つの件名でテストをしました。 テストグループA: ユーザー様からのご質問ランキングTOP7!メールデザイン、開封率、クリック率など... - [【事例あり】メールマーケティングの成功を左右するメルマガデザイン](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-design-for-successful-campaign/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Why Does Email Design Define the Success of Your Campaign? ” を翻訳したものです。 著者(略歴) Kevin George 急成長中のカスタムメールデザイン&コーディング会社の1つ、Email Uplers社のマーケティングマネジャーを務める。メールの自動化、キャンペーン管理、データ統合・移行サービスの提供に加え、プロフェッショナルなメールテンプレートの作成、PSDからHTMメールへの変換、無料のレスポンシブHTMLメールテンプレートを専門とする。ガジェット、バイク、ジャズが好きで、メールマーケティングをこよなく愛し、ブログでメールマーケティングのベストプラクティスに関する見識や考えを共有することが何よりも楽しみ。 人間は視覚的な生き物で、文章よりビジュアルで表現された方が情報が入りやすく、より良い反応を示しやすくなります。優れたコンテンツはもちろん重要ですが、デザインが平凡だと、期待していた効果の半分も残すことができません。 メールマーケティングの分野でも同じことが言えます。メールの件名や本文、CTA(行動喚起)の文言にいくら時間をかけても、デザインが良くなければ、期待通りの結果は得られないでしょう。... - [メールマーケターが知っておきたい個人情報保護法の概要とポイント](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/act-on-the-protection-of-personal-information/): この記事では、個人情報保護法の概要とポイントについて解説します。 監修:徳川綜合法務事務所 石川裕也 (略歴) 慶応大学法学部卒。行政書士及び知的財産管理技能士を取得。許認可申請、相続、経営コンサルティングに従事。法的立場から企業の危機管理に着目し「トラブルを発生させない組織作り」を実現。 個人情報保護法とは? 個人情報保護法(以下、保護法といいます。)とは、個人情報を取り扱う民間事業者の遵守すべき義務等を定める法律です。 AI技術の発展やビックデータの活用が進む中で、経済・社会的情勢などから2022年4月に改正法が施行されました。今まで以上に企業の個人情報の取り扱いについてが厳格化し、企業は「保護法への理解」、「個人情報への認識」をアップデートする必要があります。 個人情報保護法について詳しくはこちらをご覧ください。 ・法令・ガイドライン等(個人情報保護委員会) 個人情報とは? (「政府インターネットテレビ」より引用) そもそも個人情報とは、どんなことを指すのでしょうか。保護法では、生存する個人に関する情報で、その情報に含まれる氏名や生年月日等によって特定の個人を識別できる情報を個人情報といいます。加えて、ガイドラインによると、個人の身体、財産、職種、肩書等の属性に関して、事実、判断、評価を表すすべての情報であり、評価情報、公刊物等によって公にされている情報や、映像、音声による情報も含まれ、暗号化等によって秘匿化されているかどうかを問いません。 具体例を挙げると、監視カメラに鮮明に映った映像から特定の個人を識別することができる場合には、個人情報に当たります。音声情報でも同様です。また、死者に関する情報であっても、当該情報が遺族等の生存する個人に関する情報でもある場合には、生存する個人を本人とする情報として、個人情報に当たることになります。 メールアドレスも場合によっては、個人情報となります。保護法では、「他の情報と照合することができ、それにより特定の個人を識別できることとなるもの」(第2条第2項)とし、(ローマ字でフルネーム@ドメイン)のようなメールアドレスは個人情報として解釈されます。 メールマーケターが気をつけるべき個人情報保護法のポイント まずは以下の2点について、対応ができているか確認をしましょう。 個人情報の利用目的を掲示しましょう 個人情報を取得した場合は、あらかじめ利用目的を公表しておくか、本人への通知を行う必要があります。 例えば、情報を入力してもらうための登録フォームの下部に利用目的を記載しておいたり、利用目的が記載されたプライバシーポリシーページのリンクを載せておき、登録前にしっかり読んでもらうようにするなどです。 (「政府インターネットテレビ」より引用)... - [アップデート情報:暑中見舞い用のメールテンプレートが追加されました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information12/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です!この記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 この度、暑中見舞い用のメールテンプレートが新しく追加となりました。 手書き風の文字を入れた日本の情緒あふれるものから、英語で”ENJOY SUMMER”と入ったポップな雰囲気のものまで、全部で5種類ご用意致しました。 以下、一部抜粋です。 これら暑中見舞い用のメールテンプレートは、メール編集画面のレイアウトタブより「テンプレート」を選択いただき、フィルター内の「インターナショナル」をクリック、「日本限定」にチェックを入れていただくと表示されます。 また、暑中見舞い用のテンプレート以外にも、お正月用の年賀メールテンプレートや、そのほか業種別のテンプレートもご用意しています。 用途にあわせて、ぜひメールテンプレートをご利用ください! 関連FAQ:Benchmark Emailのテンプレートを使ってメールを作成する方法 関連ブログ: ・機能アップデート:メールエディターに「お気に入りブロック機能」が追加されました! ・機能アップデート:Benchmarkドメインを使って簡単にランディングページの公開が可能に! - [求職支援後もメルマガで長期的なつながりを保つ「ウェブスタッフ株式会社 」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-webstaff/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、IT業界、Web業界の求職者支援をされているウェブスタッフ株式会社の鍛治様と坂口様です。 ウェブスタッフ株式会社のメール施策概要 ウェブスタッフ株式会社のWebサイトはこちら メール配信を行っているサービス: IT・Web専門の求人を取り扱う人材エージェント「ウェブスタッフキャリア」「ウェブスタッフハケン」 対象: IT、Web業界で就職や転職をしたいと考えている人 主な配信コンテンツと頻度: メール1)求人情報(2回/週) メール2)イベント情報(随時) メール3)お役立ち情報(1回/月) IT業界、Web業界の求職者支援に取り組む「ウェブスタッフ株式会社」 ━ウェブスタッフ株式会社は、どのような事業をされていますか? ウェブスタッフ株式会社は、IT・Web専門の求人を取り扱う人材エージェントです。グループ会社で「インターネットアカデミー」というインターネット専門の技術を学べるスクールを経営しており、元々は、その卒業生さまの就職支援からスタートした会社です。 人材派遣、人材紹介、紹介予定派遣、業務請負、多様なサービスを揃えています。人材面、組織面でお困りの企業さまと、IT業界、インターネット、Web業界でキャリアを築いていきたいという求職者の方をマッチングさせるというエージェントの業務を行っています。 ━メールマガジンの目的は? 目的は会員様の支援で、第一には求人情報のご紹介を行っております。 また、会員様に向けた長期的な支援を重要に考えており、まだ転職をしようと積極的に動いていない方々に対してもその間のスキルアップの支援や、キャリアアップに繋がるような情報の提供を行っております。 ユーザー層とリスト取得方法... - [リストを購入すべきでない7つの理由と効果的なリストの増やし方について](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/why-building-is-better-than-buying-when-it-comes-to-email-lists/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Why Building is Better than Buying When it Comes to Email Lists” を翻訳したものです。 時間と手間のかかるメーリングリストを自身で増やしていくより、リストを購入する方が簡単で素早く効率的と思われるかもしれません。しかしながら、メーリングリストを購入すると、実際にはビジネスに良い影響より悪い影響を与える可能性が高いのです。 ここでは、リストの購入を避けるべき7つの理由と、堅実で有益なリストを自分で構築するための6つの方法をご紹介します。 購入リストとは? 購入リストとは、何千人もの「質の高い」コンタクトを取得できると約束するサードパーティから購入した情報の集まりのことです。一見、このように購入したリストが複雑な問題をすぐ解決してくれるように見えるかもしれませんが、実はこれで上手く行くことはほとんどありません。むしろ、問題を大きくしてしまう原因となります。 リストを購入してしまう理由 多くの人は、お金と引き換えに膨大な数の連絡先をリストプロバイダーから購入しています。このようなプロバイダーは、下は数千人から数十万人、上は百万人を超えるコンタクト情報をパッケージにして販売しています。... - [メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol7/): こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 Benchmark Emailでは月に2回ニュースレターを配信しており、その担当をしています。 「メールマーケターYurikoの挑戦」はニュースレターの開封率やクリック率を上げるために行っている検証と結果を紹介するシリーズで、過去に6回、様々な角度での検証結果をお届けしてきました。 弊社のニュースレターの効果検証はその後も続いており、新たな検証結果についても随時お届けしていければと思っております。皆様のメルマガ配信の参考になれば幸いです。 今回は、「ボタンのデザインを変えるとクリック率は変化するのか」という検証です。 ボタンのデザインについて Benchmark Emailのニュースレターでは、新着ブログ記事やセミナーの案内などをお届けしています。 コンテンツごとに「サムネイル画像」「記事のタイトルと説明文」「ボタン」があり、デザインはこのような形となっています。 (画像クリックでニュースレター全文が表示されます) ボタンだけ切り抜くとこのようなデザインで、 黒枠の四角形に「Read more」や「More info」、「Watch now」など英字でテキストを入れています。Benchmark Emailのニュースレターを配信し始めた当初からこのデザインです。 今回はこのボタンの枠のデザインや、ボタン内テキストを変えた時に、クリック率に影響はあるのかについて検証を行いました。 検証①ボタンのデザインを変えてみた... - [機能アップデート:スマート送信機能が追加されました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information11/): こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回のアップデートでは、メール到達率およびエンゲージメント率の向上を目的としたスマート送信機能が追加されました。 スマート送信機能とは? 今回実装された「スマート送信機能」は、過去の配信データからアクションが起こる可能性が非常に低いメールアドレスへの送信を自動的に減らすことで、送信元ドメインの評価を高めメール配信全体の成果の向上を実現させるための機能です。 スマート送信が重要な理由 昨今のメールマーケティングでは、メールの送信元企業(送信元ドメイン)に対する、メールプロバイダ(GmailやYahoo! メールなど)からの評価がその成果を大きく左右します。 読者が利用するメールプロバイダからの評価が高ければ受信BOXへの到達率が向上し読者にメールを読んでもらいやすくなりますし、評価が低ければ迷惑メールボックスに入ってしまうなど読者に見てもらえなくなってしまいます。 この「評価」にはメールプロバイダによって様々な基準がありますが、大きな要素の1つとして、「送信したメールに対する読者のアクション」があります。 例えば、そもそも存在しないメールアドレスにメールを送った場合は配信エラーとなり、このエラーの率が高いとメール送信元ドメインの評価が下がることになります。また、メールが届いたとしても開封をしない読者が多い場合にも送信元ドメインの評価は下がってしまいます。 そのため、存在しないメールアドレスや、アクションを起こす可能性の非常に低いメールアドレスへの配信は避けなければなりません。低エンゲージメントのアドレスを除外する作業を毎回手動で行うことは大変手間がかかりますが、スマート送信機能によって自動で行うことが可能となりました。 到達率を高め、メールマーケティングの成果向上を 繰り返しとなりますが、メルマガの到達率を高め、読者にメールを見てもらいやすくするためには、エラーアドレス及び低エンゲージメントのアドレスへの配信を避ける必要があります。 元々、Benchmark Emailではエラーアドレスを検知して無効アドレスリストへの振り分けを行う機能が実装されており、存在しないメールアドレスの除外は自動化できていました。 それに加え、今回スマート送信機能が実装されたことで、さらなる送信元ドメインの評価と到達率の向上が実現します。 スマート送信機能についての詳細は、以下のFAQページをご覧ください。 FAQ:スマート送信機能とはなんですか?... - [メールアンケートの回答率をあげる方法とは?13のポイントを紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/13-best-practices-for-your-email-surveys/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Here’s How To Get More People To Fill Out Your Email Survey” を翻訳したものです。 著者(略歴) Palash Nag(LindedIn) B2B専門フリーランスのコンテンツライター。SaaS、オンラインマーケティングやオンラインブログおよび営業メールやニュースレターの生産性について執筆。著者ブログ「The Mistaken Man」上でSaaS製品のレビューを行う。... - [HTMLメルマガ作成で役立つ画像サービス20選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/graphic-design-resources-for-email-design/): こんにちはBEDです。 HTMLメールやページ作成時に、必要な画像を探すのに苦労したことはありませんか?そんな時、僕は無料や有料で画像を使用できるサイトを使っています。 これからご紹介するサイトをブックマークしておき、HTMLメールを作成する際にぜひ使ってみてください。 画像サイト利用時の注意点 まずは、画像素材サイトを利用する前に以下の確認を事前にしておきましょう! サービスによって、有料、無料があるのでどちらにするか確認 著作権、利用許諾について確認 画像は商用利用可なのか?有料プランなら良いのか?どの様な用途に利用できるのか?など、サイト上の画像を利用する際には、著作権、利用許諾について必ずサービスの利用規約を確認しましょう。 例えば、クライアントのメルマガ作成など、無断使用で画像を使った際にトラブルになりかねませんので、事前の確認は必ずしてくださいね! それでは、各サイトを国内外合わせてご紹介します! 日本の画像素材サイト ぱくたそ 無料素材の代名詞と言ってよいほどその界隈では有名なサイトだと思います。フリーのモデルを起用した面白い画像が特徴の画像素材サイトです。人物、風景、料理など幅広く素材があることもオススメのポイントです!検索もしやすいです。 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯... - [eコマースの売上アップにつながる!7つのメールマーケティング施策](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/7-essential-ecommerce-email-marketing-tips/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “How to Sell Your eCommerce Business With Email Marketing” を翻訳したものです。 メールマーケティングはeコマースビジネスを宣伝するのに非常に効果的なツールです。ただし、適切な方法で行うこと、そしてさまざまな種類のメールを活用して機会を無駄にしないことが重要です。 全世界のメールユーザーは現在40億人と言われており、2025年までに46億人に増加すると予想されています。膨大な数の潜在顧客にリーチすることができるメールマーケティングは、ECビジネスや中小企業にとって大きな利点です。競争が激しく絶え間ない時代に、読者の注目を集めてコンバージョンを向上するには、あらゆるツールを活用することが不可欠となります。 メールマーケティング戦略を最大限に活用する準備はできていますか?ここでは、eコマースビジネス向けのメールマーケティングについて、各種類のメールの重要性とその活用法をご紹介します。 ECマーケティングとは? ECマーケティングとは、企業が商品やサービスを販売する目的で行うあらゆる種類の宣伝活動のことを指します。ソーシャルメディアや印刷メディア、ブログ記事などが挙げられ、メールマーケティングもそのうちのひとつです。 メールがこれだけ人気のあるマーケティング媒体(マーケターの10人に9人はオーガニック・アウトリーチにメールを使用)である理由は、安価で、非常に効果的であるからです。eコマースビジネスでメールマーケティングに1ドル費やすごとに、最大42ドルの投資利益を得られる可能性があります。そのため、マーケティング担当者の80%は、「どちらか1つを選ぶなら、ソーシャルメディアではなくメールマーケティングを選ぶ。」と答えています。 メールマーケティングやECマーケティングの最終目標は製品やサービスを売ることにありますが、それだけではありません。ECマーケティングはブランド認知の拡大から既存顧客のロイヤリティ構築まで、さまざまな目標を達成し利益を得るためのマーケティング活動に依存しています。どのような目的であれ、eコマースのビジネスを成長させたいのであれば、メールマーケティングは欠かせないものなのです。 eコマースに不可欠なメールマーケティングの7つの施策 では、メールを使ってeコマースビジネスを成功させるにはどうしたらいいでしょうか?成功するためのコツや戦術、また、効果的なメールを作成するための実践的な戦略はたくさんあります。ここではブランドをより良く売るためのヒントをご紹介します。eコマースでのメールマーケティングが初めての方も、改善策をお探しの方も、ぜひお試しください。... - [スパムトラップとは?仕組みと対策を知って、メールの到達率を維持しよう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/avoid-spamtraps-and-protect-email-deliverability/): こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、FAQページなどの資料アップデートやサービス改善に日々努めております。 今回は、メールの到達率に大きな影響を与えるスパムトラップの概要と、その対策についてご紹介致します。 スパムトラップとは? スパムトラップとは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)やメールサービスプロバイダ(ESP)、スパムメール撲滅のための団体(Spamhaus、SpamCopなど)が迷惑メール配信者を特定するために用意しているメールアドレスのことです。 スパムトラップへ配信を続けてしまうと、配信元として使用されているドメインの評価が下がり、メール到達率が低下してしまう恐れがあります。さらには、ブラックリスト( スパムやなりすましメールを配信している送信者のIPアドレスリスト)に登録され、配信したメールのほとんどが届かなくなってしまう危険性もあります。 関連記事:メールが届かない?ブラックリストを確認する方法と対処法 スパムトラップの種類 スパムトラップは、大きく分けて3種類あります。 1. プリスティントラップ プリスティントラップとは、迷惑メール配信者を特定することのみを目的として作成されたメールアドレスのことです。このアドレスからメール配信のオプトイン(同意)を得ることはできません。プリスティントラップにメールを送るということは、コンタクトリストを購入した、あるいはインターネット上で無作為に収集し、オプトインを得ないままメールを送りつけていることになります。プリスティントラップにメールを配信した場合、他のスパムトラップへの配信に比べて到達率により大きな悪影響を及ぼします。 2. リサイクルトラップ リサイクルトラップは、かつてアクティブなアドレスであったものの、その後放棄され使われていないメールアドレスです。一定期間(通常1年以上)使用されないと、ISPによってアドレスがリサイクルトラップに変換されます。「リサイクルトラップにメールを送る=迷惑メールを送っている」とはなりませんが、リストの管理を怠っている(古いアドレスや未開封が続くアドレスの整理ができていない)ことを意味し、配信を続けることでドメイン評価の低下を招きます。 3. タイプミストラップ タイプミストラップは、タイプミスのあるドメイン(例:「gmai.... - [フォント選びでメルマガの印象が大きく変わる!イメージに合ったフォントの選び方とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-choose-a-font-for-your-news-letter/): こんにちは、Benchmark Emailでデザインなどを担当しておりますBEDです! メルマガを作成するとき、フォントや文字サイズで悩まれる方いらっしゃいませんか?今回は、普段デザインの仕事をしている私が、どんな観点でフォントを選んだり、文字サイズを決めているのかをご紹介できればと思います。 メール配信をされている方々の参考になれば嬉しいです。また、当記事では、Benchmark Emailで制作されることを念頭に置いてご説明しますので、アカウントをお持ちでない方は無料トライアルを是非ご登録ください。 フォントの選び方 まず、フォントにはゴシック体と明朝体という二種類が存在します。 ゴシック体は、横線と縦線の太さがほぼ同じで均一なので、インパクトがあり、目に入りやすい特徴があります。例えば、Arial、Helvetica、Hiragino Kakuなどがゴシック体に含まれます。 そして、明朝体は、横線に対して縦線が太く、横線の右端、曲り角の右肩に三角形の山(ウロコ)というものがある書体です。線の強弱があるため、文字の形を判別しやすいという特徴があります。例えば、Garamond、MS Mincho、Times New Romanなどが明朝体に含まれます。 ゴシック体、明朝体の使い分けについては、例えば、ゴシック体はフォーマルでしっかりとしたイメージである一方、明朝体には美しく洗練されたイメージがあります。フォントがもつイメージが制作するデザインに合っているかどうかがフォント選びには重要な要素になります。 信頼感やモダンなイメージにしたいなら「ゴシック体」 線の太さが均一で安定感のあるゴシック体は、「モダン」「信頼」「力強さ」といったイメージを与えます。ターゲットを老若男女選ばず使えるので汎用性が高いです。 こちらは、ゴシック体のビジュアルにあわせて、テキストをゴシック体にあわせた参考例です。なるべく、そのメルマガのテーマやメインビジュアルに合うようにフォントを選ぶと統一感がでるので、イメージもズレることがなくなるのと、可読性があがります。フォントは定番の「Helvetica」を使っています。 洗練されたデザインにしたり高級感を持たせたいなら「明朝体」 繊細さを持つ明朝体は、「高級感」「大人」「女性的」「和」「伝統」「クラシカル」「格調」といったイメージを与えます。筆使いを感じさせるトメハネはらいなどもあるため、和のテイストにもよく合います。 こちらも、明朝体をメインとしたビジュアルにあわせてテキストも明朝体にしたものです。フォントは定番の「Garamond」を使っています。... - [今こそGoogleアナリティクスでメルマガの効果測定を!有効な理由と活用方法とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/google-analytics-to-track-email-campaigns/): 本記事はBenchmark Email本社のブログ記事 “How to Use Google Analytics to Track the Success of Your Email Campaigns” を元に執筆したものです。 昨年、Apple社製品のOSアップデートのリリースにより、ユーザーのプライバシー保護が強化されました。 このアップデートにより、Apple Mailのユーザーはメルマガ配信者によるトラッキングを拒否することができるようになりました。つまり、Apple Mailでメルマガを購読するユーザーに関しては、今後以下のことが起こる可能性があるのです。... - [スモールビジネス向けリード獲得テクニック12選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/12-lead-generation-techniques-for-small-businesses/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “12 Best Lead Generation Techniques for Small Businesses” を翻訳したものです。 著者(略歴) Ray Hein クラウドベースの製品プラットフォームであるPropelPLM社のCEO兼創業者。SaaSのベテラン。ハードウェアとエンタープライズソフトウェアの両方の組織で20年以上PLM、開発や製品の立ち上げの経験を積む。Agile Software社、Apttus社、Vendavo社、Centric Software社などの企業で複数の役員を歴任。 スモールビジネス、中小企業にとって安定したリード獲得は必要不可欠です。これにより、メール配信先のリストや顧客基盤を拡大させ、徐々に収益を増加させていくことができます。しかし、その為にはリード獲得の「戦略」が必要です。より多くのリードを獲得するために、今日から実行できる12の活用術をご紹介します。 リード獲得とは? リード(見込み客)とは、自社の製品やサービスに関心を示し、適切なナーチャリング(育成)を行うことで、将来的に収益性のある顧客になる可能性がある人や企業です。リード獲得とは、様々なマーケティングチャネルを通してリードの情報を取り込むプロセスを指します。 非効率なリード獲得は時間とお金の無駄であり、営業プロセスの妨げになってしまいます。乏しい結果を出し続けているチャネルに資金を注ぎ込んではいけません。一方、最高の結果をもたらすチャネルを特定できれば、そのチャネルに投資することで多くの利益を得ることができるようになります。... - [機能アップデート:メールエディターに「お気に入りブロック機能」が追加されました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information10/): こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今までたくさんのユーザー様から、一度メールエディター上で作成した「ブロック」を保存して、同じ内容を再利用したいというご要望をいただいておりましたが、今回追加された「お気に入りブロック」という機能でそれができるようになりました。 今までブロックの再利用をしていただく際には、メール自体をコピーしていただくというお手間をおかけしていましたが、今回の機能アップデートによってブロック単位で保存・再利用をしていただけます。 ※「お気に入りブロック」は、有料プランのユーザー様のみがご利用できる機能です。 2022年4月より、無料プランのユーザー様もご利用頂けるようになりました。 ブロックを保存するには、メール編集画面で保存したいブロックにカーソルを合わせて、ブロックの保存ボタンをクリックします。 「お気に入りに追加」というウィンドウが現れますので、ブロックに名前をつけて、「保存&閉じる」をクリックします。 保存されたブロックを利用する際には、左にあるメニュー内の「お気に入りブロック」から選ぶことができます。 メールを作成する際、「お気に入りブロック」を、挿入したい場所へドラッグアンドドロップすると、保存されたブロックの一覧が表示されます。 利用したいブロック名を選択すると、メール内に追加されます。 より詳しい解説はこちらのページをご覧くださいませ。 FAQページ:お気に入りブロック 関連記事: 機能アップデート:新しくeコマースブロックが追加されました! 機能アップデート:Shopify商品ブロックが追加!メール連携で商品情報の掲載が簡単に。 機能アップデート:メールエディタのセクション機能追加によりレイアウトが更に簡単に! - [機能アップデート:Benchmarkドメインを使って簡単にランディングページの公開が可能に!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information10-2/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! この機能アップデート記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートでは、ランディングページ作成機能において、Benchmark専用ドメイン(Benchmarkが提供するサブドメイン)を使ったランディングページの公開が可能となりました。 これまでは、ランディングページを公開するにはユーザー様が用意する独自ドメインやそのサブドメインの設定が必要でしたが、今後はBenchmark専用ドメインを使用して簡単にランディングページを公開することが可能です(ドメイン設定も不要です)。 *この機能は有料プランをご利用中のユーザー様のみご利用いただけます *引き続き独自ドメインでの設定も可能です Benchmark専用ドメインの確認方法 Benchmark専用ドメインを確認する方法は、以下の通りです。 アカウントの「ランディングページ」より、「ドメイン管理」をクリックします。 「ドメイン管理」ページの「Benchmark専用ドメイン」欄に表示されているのが、アカウントに割り振られているBenchmark専用ドメインです。この専用ドメインについては、変更ができません。 Benchmark専用ドメインを使用して、ランディングページを公開する方法 カスタムドメインの設定(独自のドメインでページ公開をする場合の設定)をしていない場合は、Benchmark専用ドメインでページが公開されます。 公開までの流れは、以下の通りです。 アカウントの「ランディングページ」右上の「新規ランディングページ作成」をクリックします。 管理用のランディングページ名を入力し、デザインエディタを経由して、チェックリストページに進みます。 「ランディングページURL」をクリックします。 ランディングページURL設定部分には、自動でBenchmark専用ドメインが入力されています(カスタムドメイン設定を行っている場合は、ここにはカスタムドメインが表示されます)。 専用ドメインに続くパス部分については自由に設定が可能ですので、お好きなパスを設定してください。 あとは、「デザイン」「ページ情報」「コンバージョンゴール」等、その他の設定を行っていただき、右上の「出力」ボタンを押すだけで簡単に公開が可能です。... - [Webマーケティング業務上の悩みと解決方法調査 2021年度版](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/survey-results-concerns-and-solutions-on-marketing-in-2021/): 本記事は、「Webマーケティング業務上の悩み」と「業務で困った時の解決方法」についての調査結果を分析したものです。本調査はもともと社内でのマーケティング調査として行ったものですが、皆様のWebマーケティング業務にお役に立つ情報が含まれているのではないかと考え、調査結果の一部を公開いたします。 <調査の目的> 当社は、日本のWebマーケティング従事者の抱える業務上の悩み、また困ったときの解決方法について調査を行いました。また、各回答者の年齢・会社規模・Webマーケティング業務に従事した年数・社内のWebマーケティング従事者の数・勤務先への平均出社日数などによって、回答にどのような変化があるか分析を行いました。 <調査概要> インターネットリサーチによる調査を行った。当調査上では下記の業務をWebマーケティングと定義し、自社製品・サービスのマーケティング部門、広告代理店、制作会社、コンサルティング会社などでWebマーケティングに関わっておられる日本国内の20代~60代の会社員、会社役員、自営業の方々を対象とし、975名から回答を得ました。回答者の属する企業・組織規模と割合は「10名以下 (12. 9%)」「11~100名 (20. 9%)」「101~500名 (21. 3%)」「501~1,000名 (13. 6%)」「1,001~5,000名 (13. 9%)」「5,001名以上 (15. 9%)」であり、調査期間は2021年月9月14日~10月4日に行いました。 ・Web制作 (ディレクション、開発、デザイン、ライティング、動画、LPなど) ・Web解析... - [動画コンテンツ作成に役立つ手軽な動画作成ツール9選 ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/video-creation-tools-for-marketing-and-support/): メールの開封率、CVR向上のために動画を活用したいとお考えのマーケティング担当者の方は少なからずいることでしょう。 この記事では、メールマーケティングと相性のいい動画制作サービスを3種類9つ選び、それぞれの特徴と、適している商材や用途などについて解説します。 動画の制作を外注する費用は、制作の仕方や求めるクオリティによって数万円から数百万円のひらきがあります。それにかかる時間も数日間から数ヶ月間のひらきがあります。一般的にメールで配信する動画は、広告・販促プロモーションの一環で制作したものを使用してきました。これは、メールマーケティングで使用する動画のためだけに多くの費用と時間をかけられないという事情によるものでしょう。 みなさんの配信するメールの目的や配信頻度(平均的な配信頻度は4通/月)は異なりますが、定期的に配信しているすべてのメールに動画を入れようとした際、1本の動画をつくるのに最も安くて数万円、早くて数日間をかけることは避けたいところです。 そこで、この記事では動画を外注するのではなく、ご自身で制作するためのサービスをピックアップしました。ただ、自分で動画を制作するといっても、メールマーケティングの担当者は他の業務を兼任している方が多く、動画編集ソフトを購入して、その操作方法を取得し、素材を撮影してイチから編集するという余裕はないはずです。以上のことから、メールマーケティングで動画を活用するには、下記を抑えることがポイントになってきます。 ◆導入コストが低く済む、簡単に習得できる ◆自分で簡単に制作できる、制作時間が短くて済む ◆以上のポイントを押さえたうえで、そこそこのクオリティに仕上がる また、ふだんお使いのMacやWindowsに標準搭載されている「iMovie(アプリ、PC)」「フォト」「ビデオエディター」でもBGMやテロップつきの動画を制作することができますが、それだけではBGMやデザインなどのバリエーションが限られてきてしまいます。そこで、以上の条件を満たした動画制作サービスを、メールマーケティングの主要な目的である「販促・プロモーション」「営業・見込客育成」「サポート・メンテナンス」の3種類に分け、合計9つピックアップしてみましたので、ご参考下さい。 (1)販促・プロモーション 新商品のお知らせやキャンペーンの告知、プレスリリースの案内など、販促・プロモーションを行うための動画は、視聴者に興味関心を持ってもらうため、テロップなどのデザインやトランジション(カット間の切り替え)、グレーディング(色調などの調整)、BGMやSEなど、様々な演出を施したいものです。こうした作業を行う動画編集ソフトには『Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)』、 Adobe社の『Premiere Pro(プレミアプロ)』がありますが、習得に時間がかかるのと、こだわりだすといつまでもこだわることができてしまいます。そこで、できるだけ少ない労力で、手軽に編集ができる動画編集アプリとブラウザで動画制作ができるWebサービスをピックアップしました。 VLLO App Store Google Play... - [令和のSNSトレンドはショート動画!Instagram・TikTok動画の特徴やポイントを解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-use-short-video-on-sns/): こんにちは、株式会社BESです。 ここ数年でスマートフォンの普及やインターネット回線の高速化などが急速に進み、SNSの動画市場にも大きな変動が起きています。 特に若年層の間では、GoogleやYahooなどの従来の検索方法よりも、YoutubeやInstagram、TikTokといった動画SNSを活用した検索方法が浸透しつつあります。 動画であれば『短時間で視覚的に知りたい情報を得られる』といった点が最大のメリットのようです。 今回は、特に勢いのあるInstagramとTikTokに注目してお話しします。 SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している、株式会社BESから、動画SNSのビジネス活用方法や最新トレンド情報まで、企業事例を交えてご紹介します。 最新の動画需要動向 動画配信市場の市場規模は、今急速に拡大しています。 2015年では1,410億円だった市場規模も、5年後の2020年では3,710億円と、2. 5倍以上に成長しています。 ①スマートフォンの普及 ②SNS利用の拡大 ③インターネット環境の変化 これらが市場規模拡大の最大の要因だと言われています。 その中でも特に注目されているのが、③インターネット環境の変化です。 年々通信速度の高速化は進み、30年間でおよそ10,000倍に成長しています。 これにより、スマートフォンユーザーの月間動画視聴時間は2015年では1時間51分でしたが、2019年の時点で7時間13分と急増しています。 このようにスマホユーザー1人あたりの動画視聴時間が上昇していることから、今後も動画需要は益々拡大していくと考えられます。 SNS最新トレンド情報... - [WordPressプラグインでメルマガ配信する方法を図解してみた](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how_to_use_wordpress_plugin/): 「ブログ記事をメルマガで配信したい」「サイトに登録フォームを設置したい」という方におすすめのBenchmark Email プラグインの導入方法とメルマガ配信の仕方、登録フォームの設置方法について解説を致します。 - [Apple社の「メールを非公開」機能がメールマーケティングへ及ぼす影響とその対策](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/apples-new-hide-my-email-feature/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Apple’s New Hide My Email Feature: What it is and How it’s Changing Email Marketing” を翻訳したものです。 著者(略歴) Lee Li... - [これだけは知っておきたい!メールマーケティング用語20選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/20-email-marketing-terms/): 本記事はBenchmark Email本社のブログ記事 “20 Email Marketing Terms You Need to Know” を元に執筆したものです。 メールマーケティング用語を理解するのは新しい言語を学ぶことに似ていて、何となく意味が分かっていてもきちんと理解するのは難しいものです。用語の中にはとても重要な法的意味合いや戦略に使えるトレンドや成功事例が含まれていることも多いため、まずは基本をしっかりと押さえることが重要です。 そこで、最もよく使われているメールマーケティング用語をまとめてみました。今回は基本用語20選と各用語に関連する記事やFAQをご紹介します。マーケティングを始めたばかりの方や経験者の方はおさらいとしてご利用頂ければ幸いです。 1. 到達率 受信者のメールサーバーに届いたメールの送信成功率の事です。ただ、必ずしもメールが受信箱まで届いたと言う事を意味するわけではなく、送信エラーにならなかったことを示します。 ・関連記事:メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 2. エラー率 送信したメールのうち受信者のメールサーバーによって弾かれた件数を指します。この割合をできるだけ減らすことが重要です。エラー率の原因や運用方法については以下のFAQをご確認ください。... - [機能アップデート:Shopify商品ブロックが追加!メール連携で商品情報の掲載が簡単に。](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information9/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! この機能アップデート記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートでは、メールのドラッグ&ドロップエディタにShopify商品ブロックが追加されました。Benchmark EmailとShopifyストアを連携し、Shopifyの商品情報を簡単にメールに入れることが可能です。 *2022年2月、ランディングページ機能のエディタにもShopifyブロックが追加されました!ぜひご利用ください。 Shopify商品ブロックの使い方 Shopify商品ブロックを利用するには、まずメールの編集画面でShopify商品ブロックをクリックして、好きな場所にドラッグしてください。 表示された商品リストから商品を選択すると、Shopifyに登録されている商品詳細より情報が自動的に入力されます。 Shopifyブロックで反映される項目(選択可能)は、以下の4つです。 商品画像 商品詳細 価格 ボタンリンク 詳細や注意事項につきましては、以下のページをご参照ください。 FAQ:メールのセクション機能と各ブロックの説明(Shopify商品ブロック) また、Shopify商品ブロックを使用するには、Shopifyの稼働中の有料アカウントのご用意およびShopifyとBenchmark Emailを連携する必要がございます。連携方法については以下をご覧ください。 FAQ:ShopifyとBenchmark Emailを連携する方法は?... - [コロナ禍におけるメルマガ配信・マーケティング業務の変化について 2021年版](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/survey-results-on-changes-for-marketers-in-2021/): 調査の目的 メール配信システムを提供する当社では、2020年のコロナ禍における緊急事態宣言の前後で企業のメルマガ配信にどの様な変化があったのかについて調査を行いました。また、メルマガに限らず業務全般への影響を調べるため、併せて日本のWebマーケティング従事者の働き方の変化についても調査を行いました。当社内のマーケティング調査用に行ったものではありますが、今回はその調査結果の一部をご紹介します。 調査概要 インターネットリサーチによる調査を行った。当調査上では下記の業務をWebマーケティングと定義し、自社製品・サービスのマーケティング部門、広告代理店、制作会社、コンサルティング会社などでWebマーケティングに関わっている日本国内の20代~60代の会社員、会社役員、自営業の方々を対象とし、975名から回答を得た。回答者の属する企業・組織規模と割合は「10名以下 (12. 9%)」「11~100名 (20. 9%)」「101~500名 (21. 3%)」「501~1,000名 (13. 6%)」「1,001~5,000名 (13. 9%)」「5,001名以上 (15. 9%)」。調査期間は2021年月9月14日~10月4日。 ・Web制作 (ディレクション、開発、デザイン、ライティング、動画、LPなど) ・Web解析 (Google... - [インフォグラフィックでリード獲得!9つの効果的な戦略](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/infographics-lead-generation/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “How to Use Infographics to Generate Leads” を翻訳したものです。 著者(略歴) Adela Belin Writers Per Hourのコンテンツマーケター兼ライター。 人々の生活に変化をもたらし、個人的・職業的な成長に貢献することに情熱を注いでいる。 インフォグラフィックは強力なビジュアルコミュニケーションツールです。情報を魅力的に伝えつつ、視聴者の注意を引き、行動を促すことができます。 インフォグラフィックと言えば、ブランド認知度の向上、ユーザーのエンゲージメントの向上、サイトへのアクセス促進などを連想するでしょう。実はそれだけではなく、インフォグラフィックがリード獲得に非常に効果的なことをご存知でしょうか?実際に、ビジュアルコンテンツを使用したブランドのコンバージョン率はそうでないブランドに比べて7倍以上だと言われています。 ここでは、有望なリードを獲得するためにインフォグラフィックを活用する9つのポイントをご説明します。 1.... - [Gmail上でプロモーションタブに振り分けられてしまう受信メールをメインタブに振り分ける方法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-move-your-emails-from-gmails-promotions-tab-to-primary/): Gmailの受信箱にはタブ欄があり、メールが自動で振り分けられます。 受信側では「重要なメールがプロモーションタブに入ってしまうのを変えたい」、送信側では「送信したメールをプロモーションタブではなくメインタブに振り分けたい」といったお悩みがあるのではないでしょうか。 今回は、Gmailのタブについての解説と、受信側・送信側それぞれのプロモーションタブへの対応方法についてご紹介します。 Gmailのタブ振り分けは5種類ある まずはプロモーションタブを含め、それぞれのタブの特徴についてご説明します。 -メイン 個人的なやり取りなど重要なメールがここに振り分けられます。知り合いからのメールや、テキストメール、他のカテゴリーに分類されないメールが表示される、その名の通りメインとなる受信タブです。 -ソーシャル TwitterやFacebookなどのSNS、メディア共有サイトからのメールが表示されます。 -プロモーション セールやクーポン情報など広告メールが表示されます。メルマガの多くが振り分けられるタブです。 -新着 利用中のクラウドサービス(Slack等)の新着通知メールや確認書・領収書、請求書メールなどが表示されます。 -フォーラム オンライン グループ、ディスカッション フォーラム、メーリングリストからのメールが表示されます。 受信したメールをプロモーションタブからメインタブに振り分ける方法 プロモーションタブに入ってしまったメールをメインタブに振り分けるには、3つの方法があります。 1.... - [サポート担当へのご質問ランキングTOP7とご回答まとめ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/top7-questions-asked-to-benchmarkemail/): こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、FAQページなどの資料アップデートやサービス改善に日々努めております。 今回は、Benchmark Emailユーザー様からいただくご相談の中から、他のユーザー様にもお役立ていただけそうな内容を一部ピックアップし、サポートからのご回答と共にランキング形式でご紹介します。 第7位「スマホで見た時に、メール内の画像を横並びのままにできますか?」 可能です。 Benchmark Emailで作成したメールはすべてレスポンシブ対応となっているため、デフォルトですと受信側の端末に合わせてレイアウトが自動的に調整されます。画像を複数枚横並びに設置した場合、PCではなくスマホでメールを見た時は縦並びで表示がされます。 PCで見た場合 スマホで見た場合 しかし、あえて横並びのまま固定することもできます(ただし、画像が2枚の場合のみです)。 横並びでの固定方法は、以下をご覧ください。 関連FAQページ:モバイル版で画像を横並びにする方法 第6位 「◯◯とBenchmark Emailの連携は可能ですか?」 ユーザー様がご希望される連携の内容は様々ですが、中でも多いのは、「利用中のCRMシステムや自社データベースから、顧客リストをBenchmark Emailアカウントに自動連携したい」というものです。 Benchmark... - [2022年新年のご挨拶と機能アップデートのまとめ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2022/): 新年あけましておめでとうございます。 昨年もBenchmark Emailをご利用いただき、誠にありがとうございます。 2021年は、機能面において様々なアップデートを行って参りました。 ・メールエディタのレイアウト変更がスムーズに:セクション機能の追加 ・メールやランディングページで魅力的な商品表示: eコマースブロックの追加 ・他のアプリケーションとの連携を強化:Zapier連携のアップデート また、コロナ禍の影響が続く中ではございましたが、ユーザー様にメールマーケティング情報をお届けするための様々な取り組みを行いました。 ・操作解説やマーケティングに関するオンラインセミナー ・日本でのメルマガの購読状況を調べた「メールマガジン購読状況調査2021」の実施 ・Youtubeチャンネルでの機能解説やメールマーケティング情報の発信 ・SNSを活用したメールマーケティング情報発信 2022年も皆様のメールマーケティング施策のお役に立てるよう、サービスの向上を目指して精進してまいります。 皆様のご健康とご多幸を心からお祈りいたします。 本年もよろしくお願い申し上げます。 - [【2021年】ブログ記事ランキング&メールマーケティング関連ニュースの振り返り](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blog-ranking-2021/): こんにちは、Benchmark Emailの山本です! 今年最後の本記事では、2021年のBenchmark Emailメールマーケティングブログ人気記事ランキングを発表します。今年公開されたブログの人気ランキングをニュースレターのクリック数、Twitterのいいね数、総合アクセス数の3種類に分けて発表しますので、一年の振り返りにぜひご覧ください! ニュースレター人気記事ランキング【2021】 今年配信したニュースレターの「クリック数」を基にしたランキングです。メルマガの担当者様に役立つ内容の記事が勢揃いです! 第3位 第3位には、メルマガの一般的な配信頻度や、メルマガごとの最適な配信頻度の見つけ方についてご紹介したこちらの記事がランクインしました。ブログ記事はこちら(画像クリックでも遷移できます)。 第2位 「適切な時間に配信していない」「プロモーションが多すぎる」など、メルマガを作成する上で注意したい点を10つご紹介しました。ブログ記事はこちら。 第1位 ニュースレタークリック数ランニング第1位には、スマホ版Gmailアプリの受信画面に自社ロゴを表示させる方法を解説したこちらの記事が選ばれました!開封率アップやブランド認知の定着に繋がります。設定がまだの方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。ブログ記事はこちら。 Twitter「いいね」ランキング【2021】 Benchmark Emailでは新しい記事が公開されるたびにTwitterにてお知らせをしています。ツイートの「いいね」の数が多かった記事ランキングを発表します! 第3位 第3位は、Gmailの受信画面について詳しく解説した記事でした。各機能やアイコンの意味を理解して、Gmailをもっと使いこなしましょう!ブログ記事はこちら。 第2位 Benchmark Emailのニュースレター担当者が実際にメルマガの改善・検証を行う企画。配信時間を変えてみたときに、開封率はどう変わったのでしょうか?ブログ記事はこちら。... - [機能アップデート:新しくeコマースブロックが追加されました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information8/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! この機能アップデート記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。今回のアップデートは以下の2点です。 eコマースブロックの追加 メール及びランディングページ作成フローの変更 eコマースブロックの追加 D&Dエディタにeコマースブロックが追加されました。名前の通りeコマースに最適なブロックで、以下のように簡単に商品掲載のレイアウトを作成することができます。 こちらが完成したレイアウトです。 メルマガで商品掲載を行いたいユーザー様は、ぜひご活用ください! 使い方の詳細は、以下のページをご覧ください。 FAQ(利用ガイド):メールのセクション機能と各ブロックの説明 *2021年12月、ランディングページ機能のエディターにもeコマースブロックが追加されました!ブロック内の商品リンクを、ページのコンバージョンゴールに設定することも可能です。 ランディングページの作成については、以下をご参照ください。 FAQ(利用ガイド):ランディングページの作成方法について メール及びランディングページ作成フローの変更 メール及びランディングページの作成のフローが変更となりました。 これまでメールエディタでは、以下の管理用のメール名を入力する画面の後、チェックリストに遷移する仕様でした。 しかし、現在は管理用のメール名を入力して「次へ」をクリックすると、以下のメールエディタへ遷移するようになっています。 また、チェックリストも「本文&デザイン」の位置が一番上に変更となっています。 ランディングページも同様に、管理用のランディングページ名を入力する画面の後、チェックリストではなくそのままランディングページエディタに遷移するようになりました。チェックリストでも「デザイン」が一番上に変更となっています。... - [Benchmark Emailは最近SNSを頑張っているらしい!? 6つのSNSアカウントをご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/our-sns-accounts/): こんにちは、メールマーケティングアドバイザーのMichiです。今日は我々の専門ではないSNSの話をさせていただきます。 メールマーケターの皆様の多くはSNSの運用も兼務されていたり、今後のチャレンジ施策として気になっている方もいらっしゃると思います。当社の調査でも、ユーザー様の約半数が何らかのSNSアカウントの運営に携わっていらっしゃいました。 そこで本日は我々Benchmark EmailがどのようにSNSに取り組んでいるのか、「BtoB系SaaS企業のリアルなSNS運用事例」としてご紹介したいと思います! 実はTwitterとFacebookのアカウントは2010年から開設していたのですが成果が実感できず悩んでいました。ここ数年は投稿を頑張っており、だんだん成績が伸びています。やっと軌道に乗ってきたくらいのアカウントではありますが、ひょっとするとこれも皆様のお役に立つのではないかと思った次第です。 投稿している内容などをご紹介させていただきますので、どんなものか、ぜひ覗いてみてください。 なぜBenchmark EmailはSNSをやっているのか? メールとSNSの親和性の高さ SNSとメールはいずれも、顧客や見込み客との関係を深めるために有効なチャネルです。Webサイト・ブログ・YouTube動画等のコンテンツを、メルマガとSNSの両方で発信することで、より多くの人に届けることができます。 当社が実施した調査により、メールとSNSは親和性が高いことがわかりました。 約7割の方が「メルマガをきっかけにSNSアカウントを見に行くことがある」と回答し、約6割の方が「SNSアカウントをきっかけにメルマガを購読したことがある」と回答しています。 メールとSNSを併用することで、顧客との関係を複数のチャネルから強化できそうです。 SNSの活用目的 顧客との関係強化という視点から、Benchmark Emailではふたつの目的のためにSNSを活用しています。 ①ユーザーサポート:機能の使い方、ニュースなど最新情報をお届けするため ②認知拡大:将来的に顧客になる可能性がある方に、Benchmark Emailへの理解を深めてもらうため 具体的にはブログ記事やYouTube動画および機能リリースの告知や、豆知識の発信を行っています。... - [飲食店必見! Instagramから直接集客できるレストラン予約機能、料理注文機能とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/action-buttons-on-instagram/): こんにちは、株式会社BESです。 皆様はInstagramからお店を予約したり料理を注文したことはありますか?最近は、Instagramに美味しそうな料理、スイーツなどたくさん目にします。ハッシュタグなどから自分のお好みのものまで探せてとても便利ですね。 今回ご紹介するのは、Instagramの「予約・注文機能」です。ユーザーはInstagramで画像検索をし、Instagramから予約や注文を取ることが可能となっています。 今回はそんな「予約・注文機能」の概要、設定方法、メリットの3つにフォーカスしてお話します。 SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している、株式会社BESから、企業の認知拡大に役立つ活用方法と、新しい可能性についてご紹介します。 Instagramにある「予約・注文機能」のアクションボタンとは? Instagramのプロフィールにアクセスした際に「フォローする」のボタンがあります。その下にある「席を予約する」「料理を注文」といったボタンがアクションボタンです。 そのボタンを押すと、Instagramと提携しているサイトに移行し、予約や料理を注文することができます。 レストラン予約「席を予約する」 現在では、ぐるなびやTableCheckなどのレストラン予約システムがInstagramと連携しています。提携しているサイトは国やエリアにより異なります。(2021年10月現在) 「席を予約する」をタップすると外部サイトへ直接遷移し、離脱がなく予約することが可能です。 テイクアウト・出前の注文「料理を注文」 2020年4月から「料理を注文」機能が導入されました。これは新型コロナウイルスの影響を受けている中小企業の支援としてアメリカ、カナダで先行導入されていたものです。 こちらも「料理を注文」をタップすると提携されているデリバリーサイトへ飛び、注文することが可能です。現在は、Uber Eats、出前館、menuといった企業がInstagramと連携しています。(2021年10月現在) 「予約・注文機能」の設定方法 (1)ビジネスプロフィールの下段右端にある人マークにタップして、アカウントページに移動する。 (2)上部にある「プロフィールを編集」をタップする。 (3)「アクションボタンを追加」をタップする。... - [ステップメールを使ってみよう!シナリオの作り方や、費用対効果の高いウェルカムメールの始め方とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/a-beginners-guide-contact-list-automation/): こんにちは!Benchmark Email Teamです。今回はBenchmark Emailのユーザー様にステップメール機能を使いこなしていただくため、ステップメールの概要や、シナリオの作り方を解説します。 なお、YouTubeチャンネルでもステップメールについて詳しく解説をしています。動画で見たい方は、こちらをご覧ください。 ステップメールとは? ステップメールとは、メールマーケティング手法の1つで、「ある条件を満たした顧客に対して、あらかじめ準備していた複数のメールをスケジュールに沿って配信すること」です。一度設定してしまえば、以降のメルマガ配信を自動化できるのが魅力です。シナリオに合わせた配信で見込み客・顧客を育成し、商品購入等につなげることができます。 代表的なステップメールの活用例を、ここでは4種類ご紹介します。 a BtoBナーチャリング系 見込み顧客宛に、本格導入へ誘う目的で送るメールです。商品への理解を深めてもらう内容が一般的で、フォーマルな印象を持たせることができるテキストメール風デザインも比較的多いです。 (例)トライアル登録や資料請求に対するお礼メールなど b セミナー・イベント系 申込者へ向けた自動メールのシリーズです。セミナー当日までのリマインドや、セミナー後のフォローメールを自動化すると便利です。 (例)セミナーに関する案内、リマインドなど c EC・通販系 購入や予約を促すためのもの。たくさんの商品を並べて見せることができる構成が多いですが、1点の商品を丁寧に説明するような構成もあります。 (例)購入お礼メール、〇〇日後に「利用してどうでしたか?」等のフォローメール、再購入促進メール、カゴ落ちメールなど... - [DXに取り組むサブスクリプション型飲食店「29ON」のメルマガ活用事例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-29on/): こんにちは、遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、完全会員制で完全予約制の焼かない焼肉屋として肉料理を提供する29ONを展開している株式会社29ONの佐藤様です。 株式会社29ONのメール施策概要 株式会社29ONのウェブサイト メール配信を行っているサービス名: 29ON 対象: 29ONの会員 主な配信コンテンツと頻度: 各店のメニュー、お知らせ、ECサイトの情報などを掲載したメールマガジン(週2回) 担当組織: メールマガジンの担当者は4人 本部2名、店舗担当者2名で構成 完全会員制の「焼かない焼肉屋」29ON ━ 29ONは、どんなお店なのでしょうか? 29ONは、火を使わない焼肉屋、低温調理のコース料理を提供するお店としてスタートしました。会員制のなかでも年会費制をとっており、営業は完全予約制で行っています。都内に4店舗展開しています。 飲食業界向けにマーケティング支援を行う企業であるfavyの社内事業としてスタートし、その後独立したという背景があります。 ━ メールマガジンはどのような役割で使われていますか?... - [メール受信箱に企業ロゴを表示させて、スマホでのメール開封率を上げる方法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/brand-logo-in-gmail-inbox/): こんにちは、メールマーケティングアドバイザーのMichiです。みなさんはGmailの画面に、アイコンを表示できるスペースがあることをご存知ですか? この記事では、スマホ版Gmailアプリの受信画面に自社ロゴを表示させる方法をお伝えします。 このように、受信箱でメルマガの横にロゴが表示されますので、「あの会社からメルマガが来た!」と認識してもらいやすくなります。 スマホでのメール開封率改善のために、ぜひ設定を行ってみてください。 1. スマホでのメール閲覧の増加 はじめに、スマホでのメール開封率を上げる重要性をご説明します。 当社による「メールマガジン購読状況調査 2021年度版」より 「スマホとPC、どちらでメルマガを読みますか?」という問いに対して、「スマホのみ」または「両方だが、スマホが多い」と回答した人は仕事用で36. 6%、プライベート用で49. 3%にのぼりました。この結果からわかるように、より多くの読者にメールを読んでもらいたいならば、スマホの受信画面での見え方に配慮する必要があるでしょう。 2. Gmailの受信画面で表示されるアイコン さて、開封率を上げる時にポイントになるのは「受信箱のメール一覧での見え方」です。 同調査において、メルマガを読むメールソフトで最も多く使われているのはGmail(仕事用57. 2%、プライベート用56. 9%)でした。そのGmailアプリのメール一覧画面を見てみましょう。 受信箱では、送信元・タイトル・プレビューの3つが表示されています。でも待ってください、一番左にロゴのスペースがありますよね。 通常は頭文字のアルファベットなどが表示される場所ですが、Benchmark... - [A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/a_beginners_guide_abtesting/): こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 今回はBenchmark Emailのユーザー様にA/Bテスト機能を使いこなしていただくため、A/Bテストの概要や注意点、効果測定方法などを詳しく解説します。 なお、YouTubeチャンネルでもA/Bテストについて詳しく解説をしています。動画で見たい方は、こちらをご覧ください。 A/Bテストとは? A/BテストはWEBマーケティングの成果を上げるための手法の一つで、AとBの2パターンのコンテンツを用意し、「どちらがより良い成果を出せるのか」を検証するものです。 Benchmark EmailのABテスト機能は、異なる件名や内容のメールをまずリスト内の一部のコンタクトへ配信し、結果が良かった方のメールをリストの残りの方へ自動的に配信するシステムです。 テストグループの割合は1〜20%の間で、任意で設定が可能です。 A/Bテストについての詳細な設定方法は以下サポートページもご確認ください。 サポートページ:A/Bテストの作成方法は? *A/Bテスト機能は、Proプラン以上(旧プランの場合、リストプラン及び配信数プラン)でご利用が可能です。 メルマガの件名やデザインに迷ったとき、「なんとなく」の直感で決めてはいませんか?A/Bテストを行うことで、直感に頼ることなく正確な答えを見つけることができ、ただメールを配信するだけよりも改善サイクルを早めることができるため、A/Bテストは出来るだけ行っていただくことをお勧めします。 比較できる項目 Benchmark EmailのA/Bテスト機能で比較できる項目は以下となります。 差出人名 件名 プレヘッダーテキスト(本文プレビュー部分)... - [iOS15などApple Mailのプライバシー保護方針についてのまとめ ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ios15-apple-mail-privacy-policy/): 本記事はBenchmark Email本社のブログ記事 “iOS 15 and How it Will Change Your Email Marketing” を参考に日本のユーザー様向けに書いたものです。 Apple社製品のOSアップデートのリリースにより、ユーザーのプライバシー保護が強化されることが発表されています。 Benchmark Emailのユーザー様にとっては、iPhone、iMac、iPadでのメール購読者に対するレポート機能・A/Bテスト機能・アクションメール機能・EMA(β版)機能への影響が想定されるため、この記事では以下についてお伝えします。 ・Apple社製品のOSとは ・「メールプライバシー保護」機能の概要 ・対象となる読者数は ・影響を受けるBenchmark... - [Instagramの新機能「地図検索機能」を解説!Googleマップ同様に実店舗集客に](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/instagram-map/): こんにちは、SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している株式会社BESです。 皆様はグーグルマップを利用したことはありますか?ストリートビュー、3D表示、ルート検索やナビ、構内の徒歩経路検索など、便利な機能が揃っており、今まで知らなかったイベントやお店に出会うことができる便利なツールですね。 実はInstagramでもグーグルマップに近い、便利な使い方ができるのをご存知でしょうか? 今回ご紹介するのは、Instagramの「地図検索機能」です。 現在はまだ実装段階ですが、ユーザーはInstagramで画像検索をし、Instagramを見ながらそのまま目的地まで到達できるようになってきています。 今回はそんな「地図検索機能」の概要、使用方法、強みの3つにフォーカスして、企業の認知拡大に役立つ活用方法と、新しい可能性についてご紹介します。 Instagramの「地図検索機能」とは? 2021年6月17日に日本国内向けに展開された、現在地を元に周辺のスポットを検索できる地図機能です。 Instagramはこれまでも、飲食店や観光スポットをユーザーが画像検索し、情報を得られるツールとして重宝され、それに合わせて対策をしている企業が多く存在していました。 「地図検索機能」はそのInstagram検索に、位置情報が加わった機能です。 この機能により、ユーザーはよりスムーズに目的地(店舗や観光スポットなど)までたどり着くことができるようになります。 これまで、Instagramの画像検索で行きたい場所の情報を得た後は、Googleマップでその店舗を検索→案内に従って目的地まで向かう、といった流れで利用することがほとんどでしたが、今後はInstagram内ですべて完結させることも可能になります。 画像検索、保存、そして現地までのアクセス方法が一貫して行えるものは、実は今まで存在しませんでした。今回の新機能実装によって、Instagramはユーザーにとってこれ以上ない便利なツールへと進化したと言えます。 検索行動の変化 Instagramで画像検索をし、Instagramを見ながら目的地まで到達可能に 「地図検索機能」の使い方 まずはユーザー視点での使い方を知っておきましょう。 ⚫︎地図型アイコンからアクセスする方法 地図検索機能は、虫眼鏡型アイコンの「発見」タブの右上に新しく設置された、地図型アイコンからアクセスすることができます。... - [サードパーティーCookieの廃止によるWebサイトの追跡方法への影響](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/third-party-cookies/): 本記事はBenchmark Email本社のブログ記事 “The Loss of Third-Party Cookies is a Bigger Issue Than You Think” を元に執筆したものです。 GoogleがサードパーティーCookieのサポートを終了するというニュースについて、多くのメールマーケティングご担当者様も気になっていらっしゃるのではないでしょうか。 GDPRなど個人情報保護強化のトレンドはグローバルで急速に進んでおり、Webサービスへも大きな影響を与えています。今回のサードパーティーCookieの廃止も、Webサイトのトラッキング方法に影響を与えることになると考えられます。 本記事では、サードパーティーCookieの廃止によってWebマーケティングにどのような影響があるのか、そしてどのような対策を取っていくのがいいとされているのかを、メルマガのご担当者様に向けてご紹介します。 「サードパーティーCookie」とは Cookieとは、Webサイトに訪れた人の情報を保管する小さいファイルのことです。あなたのサイトを訪れた人に対して、あなたのサイトから発行するCookieはファーストパーティCookieと呼びます。これはログイン情報の記録や、自社のサイト内に限ったアクセス解析などに使われます。... - [メールマガジンの反応を広報活動に役立てる!NPO法人カタリバ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-katariba/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、教育系の認定NPO法人カタリバの本田様です。 認定NPO法人カタリバのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: 認定NPO法人カタリバ(教育系のNPO法人) 対象: メディア関係者、民間企業の教育関係者、行政の教育関係者、団体のプログラムやイベントに参加したことのある方 主な配信コンテンツと頻度: カタリバマガジンの最新コンテンツや、カタリバの最新情報 担当組織: メールマガジンの担当者2名 社会の変化に応じた教育活動に取り組むNPO法人 ━ 認定NPO法人カタリバは、どのような活動をされているのでしょうか? カタリバは2001年に活動を開始して、今年でちょうど20年になる教育系のNPO法人です。「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」というビジョンを据えて、主に10代の子どもたちに対する活動をしています。 認定NPO法人カタリバ Webサイト カタリバは20年前、高校へ大学生のボランティアスタッフが訪れ、高校生と本音で語り合う対話型の出張授業プログラムから始まりました。 2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供しており、2020年からは経済的事情を抱える家庭にオンライン学習支援を行うなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。 ━メールマガジンは、どんな目的で使われていますか?... - [メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol6/): こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 数か月間におよぶニュースレター改善計画と、その結果についてお届けするシリーズの第6回です。 第5回の記事は、こちらからご覧ください。 今回は「ニュースレターのコンテンツ数を3倍に増やした際の検証結果」についてお届けします。 前回の検証ではコンテンツ数をひとつ減らしても影響がなかった 前回はブログニュースレターのコンテンツ数をひとつ減らした場合のクリック率について検証を行いました。コンテンツ数が2つのメールと、3つのメールを使ってテストを行いました。 結果として、以下の3点がわかりました。 クリック率を左右するのはコンテンツ数ではなく、コンテンツの内容である コンテンツを絞ることで、狙った記事にユーザーを集中させることはできる コンテンツ数は絞りすぎない方が良い場合もある 前回の検証はこちら:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 コンテンツ数を大幅に増やしたらどうなるの? 今回はその逆で、コンテンツ数を大幅に増やした場合もクリック率に影響しないのか?ということが気になり、通常の3倍に当たる9つのコンテンツを配信して確かめることしました。 この検証は年末に配信する特別号で行い、人気コンテンツをランキング形式でお届けする内容にしました。 <2020年12月配信ブログニュースレター> (画像クリックでメール全文表示) コンテンツ数が大幅に増えたため、デザインは通常のニュースレターと異なるものを採用しました。 ランキング2位と3位は「画像+テキスト」ブロックを使用し、通常よりも省スペースでの紹介にしています。それでも十分長いので、最後まで読むには画面を数回はスクロールする必要がありますね。 【検証結果】クリック率が半分に?!... - [【デザイン事例19種類】メルマガのヘッダー&フッターを作るコツ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/header-and-footer/): こんにちは、メールマーケティングアドバイザーの山本です。 メルマガのヘッダーとフッターは、メルマガ全体の印象を決める重要なデザイン要素であるとともに、うまく使えばメルマガ全体の読みやすさが改善されたり、読者からの問い合わせや来店の機会を逃さない構成にすることができます。 今回は19点の事例やデザイン例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ヘッダー&フッターにひと工夫をして、まわりのメルマガに一歩差をつけましょう! ヘッダー / フッターとは ヘッダーとは、メールの冒頭に入る毎回共通している部分のことです。一方フッターとは、メールの最後に入る毎回共通している部分のことです。 メルマガには「メインコンテンツ」と、毎回共通して入れているような「補足情報」があります。 ・メインコンテンツ:商品紹介、記事紹介、イベントニュース、コラムなど ・補足情報:問い合わせ先、配信元住所、配信停止方法など 読者に注目してほしいのは「メインコンテンツ」の方なので、「補足情報」をヘッダーとフッターにまとめると、メールデザインにメリハリがついて、見た目もきれいで読みやすいメルマガになります。 補足情報として載せたいもの では、そうした補足情報にはどのようなものがあるのでしょうか。 1. 法律で義務付けられているもの こちらは、どんなメルマガでも必ず入れる必要があるものです。 ・送り主は誰なのか ・メルマガの配信停止をする方法 ・問い合わせ先... - [メールマガジン購読状況調査 2021年度版](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newslettersurvey2021/): 当記事では、Benchmark Japanが行った「日本のメールマガジン購読状況調査 2021年度版」の結果をダイジェストでお届けします。 2022年9月追記: 最新調査はこちら「メールマガジン購読状況調査 2022年度版」 当調査の目的 2020年から続くコロナ禍によって、顧客へ直接メッセージを届けることができるメールマガジンの重要性はますます高まっています。そこで当社では、「メールマガジンがどの様に読まれているのか?」についての実態を把握し、当社ユーザーへお届けする情報の精度を高めるため、日本国内のインターネットユーザーを対象に調査を行いました。 今回の調査では、メルマガ購読状況全般について調べるとともに、一般消費者向けと企業向けのメルマガでは購読状況に違いがあるのではないか?という想定のもと、プライベート用、仕事用それぞれのメールアドレスの利用状況の比較も行いました。 調査概要 インターネットリサーチによる調査を行った。調査期間は2021年3月24日~4月25日で、事前調査と本調査の2種類の調査を行った。プライベートと仕事用のメールアドレスでの購読状況の違いを調べるため、対象者は会社員、公務員、自営業、経営者などで、20代〜60代を対象とし、回答者の年齢分布は国勢調査の世代比率に対応させた。 質問項目と結果 メルマガを1通以上受信している人はどれくらいの割合か? そもそも、メルマガを受信している人は、世代別にどれくらいの割合なのでしょうか? まずは事前調査として、「プライベートと仕事用のメールアドレスいずれかでメールを最低1通以上受信しているかどうか?」について聞き、4,393名から以下の結果を得られました。 全体では74. 9%がメルマガを最低1通以上受信しており、世代別では年齢層が高いほど購読率が高いという結果になりました。 世代 1通以上受信率 20代... - [メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol5/): こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 数か月間におよぶニュースレター改善計画と、その結果についてお届けするシリーズの第5回です。第4回の記事は、こちらからご覧ください。 今回は「ニュースレターのコンテンツ数を減らした際の検証結果」についてお届けします。 これまでのニュースレターのコンテンツ数(記事数)について Benchmark Emailのブログニュースレターでは、2020年の8月までは基本的に毎回3つのブログ記事を配信していました。 <Benchmark Emailのブログニュースレター(2020年6月配信)> Benchmark Emailのブログニュースレターが、このように「3つのコンテンツでの配信」となった経緯について、まずは説明します。 ブログニュースレターを配信し始めた当時は現在ほどブログ記事が充実しておらず、社内の目標として「月に3本の新しいブログ記事を出そう!」という方針がありました。そのため、新着記事3本を毎月のブログニュースレターで配信する形式をとっていました。 次第にブログ記事の種類が豊富になったことでその方針も必要がなくなり、結果的に3本は公開しない月も出てくるようになりました。そういった月は、過去に作成した人気のブログ記事を入れて、合計3つコンテンツを配信するようにしていました。 コンテンツ数とクリック率の関係性について考えてみた 今回はこの「コンテンツ数」に注目し、クリック率を上げる方法はないか考えてみました。 先述の通り、現在はブログ記事を毎月3本公開しているわけではないため、ブログニュースレターのコンテンツ数を固定する必要はありません。「もしかするとブログ記事数を減らすことで、クリック率が上昇するのではないか」と推測しました。 ブログ記事数が減ることで「どの記事を読もうか」という迷いを減らし、直感的にクリックしてくれる人が増えるのではないかと考えたのです。 そこで、毎月の新着記事が3つに満たない場合も過去記事で補わずにそのまま配信してみることにしました。また、新しく公開された記事のみ配信する運用に変えることで、以下の利点も想定できました。 いま最も読んでほしい新記事にクリックを集中させることができる 過去のブログ記事をピックアップする手間が省ける(社内の運用におけるメリット)... - [SNS最新機能まとめ2021年版!Instagramリール、Twitterスペースについて解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/social-media-updates-2021/): こんにちは、株式会社BESです。 ここ数年でSNSの機能が大幅にアップデートされ、新たな機能もどんどん追加されているのはご存知でしょうか? 特に写真や動画による直感的なコミュニティを主軸とするInstagramとTwitterの新機能は、ぜひご注目頂きたいです。 今回ご紹介する新機能は、個人での利用はもちろん、工夫次第で企業も活用することができます。 今回はInstagramのリール(Reels)と、Twitterのスペース(Spaces)の2つにフォーカスしてお話します。 SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している株式会社BESから、企業の認知拡大とユーザーコミュニケーションに役立つ新機能の活用方法をご紹介します。 Instagramのリリース機能履歴 ①ストーリーズ 画像や動画投稿ができる機能。通常投稿よりカジュアルな投稿がしやすく、24時間で消えるのが特徴。 投稿内容をシェアすることもでき、自分のアカウントがメンションされている場合、自分の投稿にシェアして表示させることも可能です。 ・アンケート機能 ・質問機能 ・カウントダウン機能 ・足跡機能 ・スワイプアップ機能:投稿画面の下部に表示される「もっと見る」の部分。キャンペーンのランディングページや自社サイトのリンクなどを貼ることができる。(フォロワー1万人以上で利用可能) ②ショッピング機能 投稿画面から直接ECサイトで購入ができる機能。 商品についているタグをクリックすることで、商品購入ページに飛べる仕組みになっているので、ユーザーにとっては購入までの導線が楽なります。 企業側にとっても、購入意欲の強いまま商品を見てもらえ、より購入につなげやすいというメリットがあります。... - [機能アップデート:Zapier連携に新しい選択肢とテンプレートが追加されました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information7/): こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです! この機能アップデート記事では、 Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 BenchmarkEmailはこのたびZapier連携機能のバージョンアップを行いました。Zapierを使ってBenchmark Emailと他のアプリの連携を行う際の選択肢が増え、より活用の幅が広がりました。 また、公式連携テンプレートを17のアプリケーション向けにご用意しましたので、Salesforce・Kintone・Shopify・Google Formsなどのアプリケーションとワンクリックで連携が可能になりました。 Zapierとは Zapier公式サイト 「Zapier」はプログラミング不要でアプリケーション同士の連携ができる月額制のサービスです。Benchmark Emailを含む3000以上のアプリケーションが登録されており、互いに連携させることができます。 トリガーとアクションに選択肢が追加されました トリガーとは、連携動作を発動させる条件を指します。アクションは、アプリに実行させる行動のことです。ZapierではBenchmark Emailをはじめとした各アプリケーションをトリガーまたはアクションのどちらかとして利用します。 例) トリガー:Benchmark Emailで配信停止が行われる アクション:Salesforceのリード情報が更新される... - [Zapierを使ってSalesforceとメルマガを連携し、リードの登録を自動化しよう!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmarkemail-zapier-salesforce/): こんにちは。ライターの遠藤です。今回は、Salesforceを使っている会社向けに、Salesforceのリードと、Benchmark Emailのメルマガ配信リストを連携させる方法を紹介します。 SalesforceとBenchmark Emailを連携させると、Benchmark Emailのコンタクトリストに追加されたデータをSalesforceのリードに自動で追加したり、Salesforceのリードに追加したデータを自動でBenchmark Emailのコンタクトリストに追加したりすることができます。 今回はSalesforceとBenchmark Emailの連携にはZapier(ザピアー)を利用しますので、プログラミングの知識は必要ありません。 当記事では、一般的に「Salesforce」と呼ばれている「Customer 360」の営業支援システム「Sales Cloud」との連携方法を説明していきます(記事内ではSalesforceと呼ぶことにします)。 Zapierとは すでにZapierをご存じの方もいらっしゃると思いますが、改めて簡単に紹介をします。 Zapierは、さまざまな作業を自動化できるサービスです。 トリガーとアクションを設定することで「〇〇をしたら(トリガー)、□□をする(アクション)」といった設定をすることができます。 例えば「オウンドメディアで記事を公開したら(トリガー)、その記事をTwiterでシェアする(アクション)」といった作業を自動化することができます。 Zapierでは、作業(連携)のことをZapと呼びます。無料のプランでも5つまでZap(連携)を作成することができます。また、月間100タスク(Zapが起動する回数が100回)までは、無料で利用することができますが、それ以上になる場合は有料プランの契約が必要です。 Zapierのアカウント作成方法について詳しくは「Zapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法 」を参照してください。... - [開封率・クリック率を低くする10つの原因とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/10-reasons-why-your-response-rate-is-low/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Email Marketing: 10 Reasons Why Your Response Rate Is Low” を基にしています。 メールマーケティングでは、状況に応じて配信方法やマーケティング戦略を変えていくことが重要です。配信したメルマガの反応が良くないときは、原因を分析し、改善を行いましょう。 今回は、開封率・クリック率を低くしてしまう主な原因を10個ご紹介します。 1. 適切な時間に配信していない 適切でない時間にメールを配信してしまうと、開封率低下の原因となります。一般的に、一日のうちメール受信箱を見る回数はたった数回と言われており、その数回のうちにメールを開けてもらわなければなりません。読者が仕事中だったり、夜寝ている時間などに配信しても、他のメルマガに埋もれてしまい、メールに気づかず放置されることもあります。 そういったことを避けるため、読者がどんな人々なのかを分析し、生活リズムや開封されやすい時間を把握してベストなタイミングで配信をすることが大切です。まだメールの配信を始めたばかりだったり、分析が出来ておらず配信時間に迷った際は、BtoBであれば業務開始の時間帯や昼食の時間帯、BtoCであれば多くの方がネットサーフィンを行う通勤時間帯や帰宅後の時間帯に試してみるのもいいでしょう。 また、自社サイトへのアクセスや購買行動が多く起こる時間帯も狙い目です。 関連記事:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは?... - [機能アップデート:メールエディタのセクション機能追加によりレイアウトが更に簡単に!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information6/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です! この機能アップデート記事では、 Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートでは、メールエディタにセクション機能が追加になりました。 こちらの動画でも内容を簡単に説明しています。 3分程で確認可能ですので、ぜひご覧ください。 セクション機能により、編集画面でメールの構成を簡単にアレンジできるようになりました。 従来では、2カラム・3カラムの表示枠はテンプレート選択時に選んだものから変更できなかったのですが、今回のアップデートによりメール作成途中でいつでも2カラム・3カラムのセクションを任意の場所に追加できるようになりました。 セクションは各ブロックを配置する枠としてメール内に挿入します。 更にセクション毎に画像、テキスト、ボタンなどのコンテンツブロックを挿入していきます。 セクションごとの編集ではカラム毎に背景色を変えたり、境界線を追加するなどのカスタマイズが可能です。 メールを作成しながら簡単に新しいセクションの追加や削除、移動が可能で、レイアウトの変更も簡単です。 以上、今後の運用にご活用ください。 関連FAQ: メールのセクション機能と各ブロックの説明 (関連記事) ・機能アップデート:登録フォームにスパムを排除するための「reCAPTCHA機能」搭載! ・ランディングページ機能追加!HTMLメールと同じく簡単にWebページを作成できます - [Twitterと連携し、メルマガで最近のツイートを送ってみよう!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/twitter-template-integration/): こんにちは。ライターの遠藤です。メールマガジンを配信している会社で、Twitterアカウントを運用している会社は多いと思います。では、メールマガジンとTwitterを連携させて活用していますでしょうか? メールマガジンとTwitterを、うまく連携させることで、新しいコンテンツが作れたり、メールマガジンの認知やTwitterのフォローを広げることができるかもしれません。 そこで今回は、Benchmark EmailでTwitterと連携するとできることを2つ紹介します。「ツイートをメールマガジンに読み込んで配信する」方法と「メールマガジンをツイートに載せる」方法です。 1)Twitterのツイートをメールマガジンに読み込んで配信する まず1つ目は、Twitterのツイートをメールマガジンに読み込んで、配信することができます。 Benchmark EmailとTwitterを連携させると、メールマガジンに直近のツイート(最大5つ)と、Twitterのプロフィールが表示されたメールマガジンを作ることができます。 Twitterの運用に力を入れている会社で、メールマガジンを購読してくれている人に対して、Twitterのフォローを促したいときに有効です。 実際に、Twitterで「どんなツイートをしているのか」をみてもらうことで、メールマガジンに「Twitterもフォローしてね」とのみ記載するよりも、フォローにつながりやすいでしょう。 ツイートをメールマガジンに読み込む方法 Twitterのツイートを読み込んだメールマガジンを作る方法を解説します。まずはBenchmark Emailで「新規メール」を作成します。 メールを作成するときに「テンプレート」を選びます。画面左のフィルターにある「連携」をクリックして「Twitter」にチェックを入れます。 Twitterのツイートを読み込むテンプレートが表示されるので、表示されたテンプレートをクリックします。 Twutterのテンプレートをクリックすると、Twitterへのログインを求められます。メールマガジンと連携させたいTwitterアカウントでログインをしましょう。 Twitterにログインをして、連携が完了すると、連携させたTwitterアカウントの直近5つのツイートを読み込んだ状態でメールの作成画面が表示されます。 あとは、いつものメール作成と同じように、メールマガジン内の文章などを修正して、メールを完成させましょう。 表示させたくないツイートがあれば、削除することもできます。他も編集したいパーツをクリックすれば、簡単に編集することができます。 メールマガジンに載せることを意識してツイートをしているアカウントは、殆どないと思います。安易に直近のツイートを載せるのではなく、Twitterをフォローする「魅力」になりそうなツイートを選びましょう。... - [トレンドを掴めばユーザーと交流できる! 戦略的なTwitterハッシュタグ活用6パターン](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/twitter_hashtags_strategy/): こんにちは、株式会社BESです。 昨今では老若男女問わず、SNS(ソーシャルメディア)を利用する人が年々増加傾向にあります。 一口にSNSと言っても、Facebook、Instagram、Twitter、LINE... と種類も様々です。 その中でも特に日本人に人気なのが、Twitterです。 Twitterは匿名制による気軽さと、爆発的な拡散力でコミュニティの輪を拡げるのに役立つばかりでなく、公式からは得られないリアルな情報やタイムリーな情報を得るのにも特化していると言えます。 今回はTwitterの最大の特徴である、爆発的な拡散力をもたらす可能性を秘めた「ハッシュタグ」にフォーカスしてお話します。 SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している株式会社BESから、企業の認知拡大とユーザーコミュニケーションに役立つ戦略的な活用方法をご紹介します。 Twitterの特徴と利用の主な目的 Twitterは、日常生活であった出来事や自分の考えを、140文字以内の短文や写真、短い動画で「つぶやく」ためのSNSです。実名登録不要のため、気楽に言いたいことを発信できるというメリットがあり、その気楽さから、フレンドリー・ネタ投稿が好まれる傾向にあります。 主要SNSの中で最も拡散力が高く、趣味層や20代以下の若年層に多く利用されています。特にアニメ、イラスト、音楽、写真などのクリエイティブな趣味層に、自己PRやコミュニティの輪を拡げる目的で多く活用されています。 実名登録不要、爆発的な拡散力がメリットでもありますが、その性質がゆえに炎上しやすい傾向もあるため、企業が運用する際にはきちんとした運用方針と体制を整える必要がありあます。 ハッシュタグ(#)の使い方と役割 Twitterのハッシュタグ(#)は、キーワードやトピックを分類するために使われることがほとんどです。最近ではテキスト全体の装飾として活用することもありますが、これについては後述します。 ハッシュタグ(#)として反応していれば、文字が青色になり、自動的に候補(多くの人が使っているもの)が出てきます。 ハッシュタグをつける際は、以下3つのポイントを意識しましょう。 ①スペースや句読点を含めない ②普通のテキストからスペース1つ分あける ③数字だけは使えない... - [メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol4/): こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 数か月間におよぶニュースレター改善計画と、その結果についてお届けするシリーズの第4回です。 第3回の記事は、こちらからご覧ください。 今回は配信時間を変えた際の検証結果についてお届けします。 これまでのニュースレターの配信時間について Benchmark Emailのブログニュースレターは、基本的に月に2回、水曜日の11:30に配信をしています。 まずはこの配信曜日、時間に決まった経緯について簡単に説明します。 11:30の配信について(時間) まず時間についてですが、Benchmark Emailは企業でメール配信を担当している方々を対象としたBtoBサービスのため、会社のメールアドレスで登録している人が多くいます。 そのため、基本的にメールを開くタイミングは業務時間が多く、「平日の日中やお昼の時間」または「仕事が落ち着く夕方の時間」に集中するのではないかと推測しました。 そこで何回か11:30と17:00配信でABテストを行ったところ、結果として11:30の方が開封・クリック率が良かったため、最終的に11:30配信となりました。 水曜日の配信について(曜日) 続いて水曜日の配信となった経緯についてご説明します。 まずは以下の理由により、消去法で火、水、木のどれかになりました。 月曜日→週明けのため忙しく、土日に受信した他のメールに埋もれてしまう可能性がある 金曜日→見られないまま週末に入ってしまい、埋もれてしまう可能性がある また、配信予定日の前日にABテストを行うことを考慮し、火曜日の候補がなくなりました。(ABテスト配信が月曜になってしまうのを避けるため)... - [メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol3/): こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 数か月間におよぶニュースレター改善計画と、その結果についてお届けするシリーズの第3回です。 前回(第2回目)の記事は、こちらからご確認ください。 今回は、ニュースレターの配信頻度を月1回から月2回に増やしてみる検証を行いました。配信頻度が上がると読者のエンゲージメントにどのような変化があるのか、実際の検証結果を元にご説明します。 また、当記事はBtoBのビジネスを行っている当社固有の検証結果事例であり、商材やサービスによって最適解は異なると考えられますが、あくまでも改善プロセスの参考としてお読みいただけたらと思います。 ニュースレターについて 新しいブログ記事の紹介や、基本操作セミナーなどの告知を目的として配信しているBenchmark Emailのブログニュースレター。 現在は月に2回のペースで配信をしていますが、2020年8月までは月1回のみの配信でした。 月1回のみの配信だった理由は、コロナ禍前までは「イベントニュースレター」を月1回配信していたためです。 (左)ブログニュースレター:最新ブログ記事紹介がメイン(月1回) (右)イベントニュースレター:オフィスで開催のイベントや基本操作セミナーの告知がメイン(月1回) しかし、2020年2月頃からコロナ禍の影響により各イベントが中止となり、イベントニュースレターの配信はしばらく行えていませんでした。そのため、毎月ブログニュースレターの1本しか配信できていない状況でした。 これは、ユーザーとの接点が減っているということでもありました。 今回の検証内容 イベントニュースレターの配信が中断していることを受け、ブログニュースレターを月2回配信してみるのはどうかと考えました。 そこでまずはブログニュースレターの本来の配信目的と、月2回配信にした場合に想定されるメリット・デメリットを挙げてみました。 ■Benchmark Emailのブログニュースレターの目的... - [メールマガジンの取り組みが集客の支えに!レストランを多展開する株式会社ワンダーテーブル](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer_interview_with_wondertable/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、全国的にレストランを展開されている株式会社ワンダーテーブル 竹原様です。 株式会社ワンダーテーブルのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: ・飲食店 全12ブランド(しゃぶしゃぶ・すき焼きブランド、海外から誘致した人気レストランや自社開発したオリジナルブランド) ・国内の約40店舗 対象: 各店舗を利用したことがある既存顧客 主な配信コンテンツと頻度: 店舗のイベントやフェアの情報 担当組織: メールマガジンの担当者:2人 日本国内で全12ブランドの飲食店を展開している「株式会社ワンダーテーブル」 ━ 株式会社ワンダーテーブルは、どのような事業をされていますか? 大きく分けて二つのタイプの飲食店を経営をしております。一つは「鍋ぞう」や「モーモーパラダイス」といったしゃぶしゃぶ・すき焼き食べ放題のブランド。もう一つは、海外から誘致した人気レストランと自社で開発したオリジナルブランドです。 国内は約40店舗、海外は120店舗といった形で展開をしています。海外に関しては直営ではなくて、フランチャイズ展開という形でやらせていただいています。 株式会社ワンダーテーブルが展開しているレストランの例... - [メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol2/): こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 数か月間におよぶニュースレター改善計画と、その結果についてお届けするシリーズの第2回です。 第1回目の記事は、こちらからご確認ください。 今回は、弊社が開催している基本操作セミナーの申し込みを増やすために行った、ニュースレターの改善と検証についてお届けします。 基本操作セミナーについて 私は2020年7月から当社の基本操作セミナーの集客や講師を担当することになりました。 Benchmark Emailの基本操作セミナーは隔週火曜日に開催しており、「リストアップロード」「メール作成」「レポート確認」など基本的な操作の説明や、参加者様との質疑応答を行っています。 ※基本操作セミナーは現在は開催していません。基本操作に関しては基本操作セミナー動画をご確認ください。 2020年1月まではオフィスで行うイベント情報をお知らせする「イベントニュースレター」を月1回配信しており、そこで基本操作セミナーの案内も大々的に載せていました。 ・ブログニュースレター:最新ブログ記事紹介がメイン ・イベントニュースレター:オフィスで開催のイベントや基本操作セミナーの告知がメイン しかし、残念ながらコロナの影響により各イベントが中止となり、イベントニュースレターの配信自体がしばらくストップしている状態でした。また、配信が止まって以降は基本操作セミナーの平均参加者は約40%も減ってしまっていました。 そこで基本操作セミナーの参加者を増やすべく、通常のニュースレターでの告知方法を改善することになりました。 ニュースレターの告知部分の改善 どのように告知方法を改善したか、ポイントごとに説明していきます。 ①フッターにあった告知を、メールの本文中へ移動させてみた これまでのブログニュースレターでは、基本操作セミナー用のリンクをフッターに置いているだけでした。 このようにメールの本文中では紹介しておらず、控えめな告知でした。... - [メール配信が失敗した時のエラーコード一覧!エラー内容を把握して配信リストの質を高めよう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/error-codes-of-bounced-emails/): 送ったメールがエラーになった時、英語だらけの自動返信メールを受け取った経験はありませんか?実はこのメールにはなぜエラーだったのか、理由がわかるエラーコードと呼ばれる数字が記載されています。今回は代表的なエラーコードを一覧でご紹介します! - [2021年新年のご挨拶 – Benchmark Email](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2021/): 新年あけましておめでとうございます。 昨年はBenchmark Emailをご利用いただき誠にありがとうございます。 2020年には、より効果的なメールマーケティングを行っていただくためのランディングページ作成機能の提供をはじめとして、ダッシュボードやメールエディターの改良など、プロダクトの様々なアップデートを行ってきました。 日本オフィスにおいては通常のサポートに加え、操作解説やマーケティング分野のオンラインセミナー、YouTube動画の配信など、メールマーケターの皆様のお力添えとなるような取り組みをしてまいりました。 2021年もBenchmark Emailユーザー様のさらなる成果向上を目指し、プロダクト、サポートの両面におきましてよりいっそう精進してまいります。 本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。 - [メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol1/): こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 8月からニュースレターの新担当に任命されました。新担当となったからには「自分でも良い成果を出さなければ!」と思い、ニュースレターの改善に挑戦することにしました。 このシリーズでは、この数か月間の私のチャレンジとその結果をお届けしようと思います。 SNSフッターの改善 Benchmark Emailのニュースレターは、マーケターの方々に対して、新しいブログ記事のご紹介や、セミナーのご案内など、メールマーケティングでより良い成果を出していただくために役立つ情報をお届けする目的で、現在は月2回配信をしています。 ニュースレター担当になってまず私が最初に改善を行ったのは、フッターのSNSアイコン部分でした。 Benchmark Emailで配信しているニュースレターの開封率は、私が担当になった時点で毎回40%〜45%前後と既に高かったため、「それならクリック率をもっと上げられないか?」と考えました。 クリック率は、Benchmark Emailのレポート機能から確認ができます。クリックマップを見れば、どこに入れたリンクのクリック率が高いのかがすぐに分かります。 このクリックマップを参考にしつつ、クリック率が低いリンクがあれば改善を行おうと思い、過去のメールデータを遡って確認をしてみました。 どこか改善できる点はないか?と細かくチェックしていき、ついにひとつ発見することができました。 こちらの画像をご覧ください。 なんと、フッターのSNSアイコンのクリックが0%だったのです。 さらに、2020年1月からのデータを見てみると、有料アカウントのユーザー様のクリック数がどれも0%という事実が判明しました。 よし、改善できる点があった!ということで、まずはSNS部分のデザインを変更することに決めました。 今回はその検証について振り返りたいと思います。 SNSアイコンのクリック数を上げるため、デザインを変えてみた... - [米国Kickbox社が語る(2)送ったメールを受信ボックスに届けるためには?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/understanding-the-basics-of-making-it-to-the-inbox-2/): 前回に引き続き、メール到達率に関するKickbox社との共催セミナーのレポート第二回をお届けします。(前回のレポート「到達率とは何か?」はこちら) KickBox:メールアドレスの有効性診断サービスや、メールの到達率モニタリングサービスを提供する米国企業 セミナー登壇者: Lauren Meyer氏 Kickbox社 Vice President セミナーアジェンダ 1. 到達率とは何か?(第一回) 2. 受信者のエンゲージメントがメールの振り分けにどう影響するか?(今回の記事) 受信者のエンゲージメントがメールの振り分けにどう影響するか? 業界のカンファレンスなどに行くと、GmailやHotmail, Yahoo! Mailなどたくさんのメールサービス提供企業の方々とお会いしますが、皆さんが口を揃えて言っていることがあります。それは、彼らの最大の目的が、メールサービス利用者(メール読者)に、スパムメール、ジャンクメール、フィッシングやマルウェアなどの脅威を排除した、本当に必要で価値のあるメールだけを利用者の受信ボックスに届けること、そのための安全な環境や判断基準を整えることだということです。 もちろん、メールサービスの提供企業によって、メールの振り分けの判断基準は様々です。一般的にはメールサービス各社それぞれに数十もの基準を持っていて、主にエラー率の高さや苦情件数などを元にスパムフォルダーへの振り分けをしていますが、Gmailに至っては数百もの基準を元に受信ボックスへ振り分けるメールを判断しており、特にユーザーのエンゲージメント(開封やクリックなどメールへの反応)をとても重視しています。 これらの判断基準は非公開のものですので各社の詳細を知ることはできませんが、主な要素は次のように分類することができます。 Gmailに限らず、メールを受信ボックスへ振り分ける基準のトレンドは、メールへのエンゲージメント、つまりメールを受け取った読者がそのメールに対してどのような反応をしているかを重視する方向にあります。どの様な反応が、どの様に評価されているのかを見ていきましょう。 Positive... - [米国Kickbox社が語る(1)メール到達率を守るための基本の仕組みと最新動向](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/understanding-the-basics-of-making-it-to-the-inbox-1/): 2020年8月末に、日本のユーザー様にも「リスト照合」のサービス提供で連携しているKickbox社とBenchmark Internet Groupで、メールの到達率に関する共催セミナーを行いました。 KickBox:メールアドレスの有効性診断サービスや、メールの到達率モニタリングサービスを提供する米国企業 セミナー登壇者: Lauren Meyer氏 Kickbox社 Vice President 日本のマーケティングブログでは、今回のセミナーでMeyer氏がお話したことと、そのポイントをまとめたセミナーレポートを全2回に渡ってお届けします。 本日のセミナーアジェンダ メールマーケティングは数十年に渡ってビジネスで重要な集客チャネルの役割を担ってきました。その重要性は今なお増しており、企業のメール配信数は毎年最高数を更新し続けていて衰える様子がありません。メールマーケティングは1ドルのコストに対して42ドルの効果をあげており、他のデジタルマーケティング手法と比較しても、4倍から10倍の費用対効果がある手法であると考えています。 しかし、メールはそもそも受信ボックスに届かないと読まれませんし、メールの到達率はとても複雑な仕組みで成り立っています。そこで、本日のセミナーでは、その仕組みの理解に役立てていただくための基本的な部分を解説していきます。 到達率とは何か?(今回の記事) 受信者のエンゲージメントがメールの振り分けにどう影響するか? 到達率とは何か?-What is Deliverability? - メールマーケティングを行う上で、よく使われる言葉に「到達率」がありますが、2つの意味合いが混合されていることが多くあります。... - [機能アップデート:画像のリサイズ機能とダッシュボードのレポートが使いやすくなりました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information5/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です! この機能アップデート記事では、定期的に Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートは、下記の3点です。 ・ダッシュボードのレポートに「エラー」と「配信停止」の表示が追加 ・ドラッグ&ドロップエディタの「左メニュー」に画像のリサイズ機能が追加 ・ボタンリンクのリンクタイプが選択可能に 動画でも内容を簡単に説明しています。3分程で確認可能ですので、ぜひご覧ください。 1. ダッシュボードのレポートに「エラー」と「配信停止」の表示が追加 ダッシュボードに表示される直近のメールレポートで「エラー」「配信停止」の確認ができるようになりました。 直近のメール配信結果を一目で比較することもでき、より詳しい結果についてはこれまで通り該当のレポートをクリックすることでレポート画面に遷移して確認が可能です。 2. ドラッグ&ドロップエディタの「左メニュー」に画像のリサイズ機能が追加 これまでは、「編集」より画像エディターへ遷移し画像のリサイズを行う必要がありました。しかし今回のアップデートでは、ブロックの「左メニュー」に設置された「画像の横幅」を左右にスライドさせることで簡単にリサイズが行えます。 エディター上で実際に画像サイズを確認しながら調整が行えるため、全体のメールデザインのバランスが整えやすくなりました。 3. ボタンリンクのリンクタイプが選択可能に ボタンにリンクを挿入する際に、リンクタイプを設定することが可能になりました。... - [BtoCとBtoBメルマガの違いとは?メルマガで押さえたいポイントを解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/b2c-emails-vs-b2b-emails/): BtoCメールとBtoBメールでは、読者の特徴もメール配信方法も異なります。どんなターゲットに向けて配信をするのか理解し、読者のニーズや弱点を掴むと商品のアピールポイントも押さえられます。BtoBとBtoCではどんなメルマガ施策が効果的なのでしょうか。 - [最新のメルマガトレンド5つのポイント](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-trends-2020/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “6 Email Marketing Trends for 2020” を基にしています。 近年のデジタルテクノロジーの中でも、メールは飛躍的な進歩を遂げています。それと同時に、読者の求めるものも進化し、多様化してきました。 今回は、読者の期待に応え続ける最新のメルマガトレンドを5つご紹介します。 メルマガトレンド1. 洗練されたデザインであること メルマガのデザインはブランドの顔とも言えるため、優れたものであればあるほど効果的です。 最近の読者はデザインに敏感な人も多いため、洗練されていないフォントやカラーを使ってメルマガを送ってしまうと、それだけで企業のイメージを損ないかねません。 内容が重要なのはもちろんのこと、これまで以上にデザイン面を重要視していく必要があります。 メルマガデザインの基本的なポイントを知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。 こちらの記事には、海外のメルマガ事例が満載です。 以下の記事で紹介している画像の加工も、デザインの魅力を引き立たてるのに役立ちます。 メルマガトレンド2. 読者の多様性を尊重するデザインであること... - [開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/the-rules-for-creating-headlines-from-the-copywriting/): こんにちは!カスタマーサクセス担当の山本です。 今回はメルマガの件名の重要性と、効果的な件名作成のステップについて解説します。 件名はなぜそんなに重要か? メールの配信時に、毎回メールマーケターの方々を悩ませる作業として「件名の作成」があります。 現在最も利用されているメールクライアントであるGmailを例に挙げると、受信BOXでは以下の4項目が表示されています。 ①タブ ②送信元 ③件名+本文プレビュー ④受信時間 このうち、①のタブはGmailの判断で振り分けられるものなので配信する側ではコントロールができませんし、②の送信元や④の時間も開封率にとって非常に重要ですが毎回変えるものではありません。 一方、画面の中の一番大きな面積を占めているのが件名と本文プレビューで、ここに関してはメールごとに新しい内容を作成する必要があります。 なお、件名はPCとスマホで表示される文字数は変わりますが、両方を考慮すると最初の20文字以内に重要なキーワードを設置し、長くても30文字以内程度で簡潔にまとめるのが良いでしょう。また、本文プレビューは、Benchmark Emailでは任意の内容を設定することができます。詳しくはこちら。 今回は、メールマーケターが毎回件名を考える労力を軽減するため、ジョン・ケープルズの『ザ・コピーライティング』を用いて、実際のテストを経て科学的に証明された「見出し」部分の書き方を解説します。ジョン・ケープルズはアメリカの広告業界で58年間も活躍し続けた人物で、「広告の父」オグルヴィも絶賛した名著です。 『ザ・コピーライティング』では主に広告での「見出し」部分の重要性が語られていますが、ここで使われているテクニックはメールマーケティングの「件名」部分に十分に活用できます。 ジョン・ケープルズ流、見出し作成法 ジョン・ケープルズは、見出しの作成には5つのルールがあると解説しています。 〜見出し作成の5つのルール〜 ①得になること ②新情報... - [知らなきゃ損!画像エディターの必須機能と5つのステップ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-edit-email-images/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です。 Benchmark Emailのメールエディターには、挿入する画像を自由に編集できる高機能な画像エディターがついています。 画像エディターでできることは様々ですが、今回はその中でも知らなければ損をする重要な機能5つを、おすすめの加工順にご紹介します! ステップ1 補正オプション まずは補正オプション。 画像の明るさや彩度などのベーシックな補正に加え、露出、色温度などさらに細かい補正が可能です。 少しだけ調整したい場合や、細かく指定したい場合にご使用ください。 関連FAQ:補正オプションの説明 ステップ2 フィルタ フィルタを使用すると簡単に画像の色や雰囲気などを変えることができます。数多くのフィルタからお好みのものをお選びください。 フィルタ効果の強弱も調整可能です。 関連FAQ:フィルタの説明 ステップ3 テキストデザイン テキスト挿入もテキストデザインを使用するとデザイン性がUPします。 様々なテキストデザインからお好みのものをお選びください。サイズの変更も可能です。 ※それぞれのアイコンのクリック毎に数種類のパターンに切り替わります。... - [プロクリエイター顔負け!スマホで画像加工ができるアプリ5選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/5-best-photo-editing-apps-for-smartphone/): こんにちは、株式会社BESです。最近、SNSを開くとクオリティの高い投稿が多く、プロと一般ユーザーの見分けがつかないことも増えてきました。 その最大の要因は、スマホの標準カメラの性能が格段に上がったことです。また、それに伴い画像加工アプリの進化もとどまるところを知りません。 芸能人、人気インスタグラマーはもちろん、企業や一般ユーザーでも最新の画像加工アプリを駆使し、プロ顔負けのコンテンツを作成できるのが当たり前になってきています。 そこで今回は、SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している株式会社BESから、プロ顔負けのハイクオリティな画像制作ができるおすすめアプリをご紹介します。 スマホ1台でプロクリエイターのような、おしゃれで綺麗な画像制作ができるようになります。「撮影したい素材はあるけどなぜかおしゃれに撮れない... 」とお悩みでしたら、前回記事でご紹介した撮影方法と合わせてご活用ください。 現代ユーザーに好まれるコンテンツとは SNSやメルマガで情報を発信するとき、「誰に」「何を」「どう伝えるか」を意識していますか? どんなにおしゃれでプロ並の画像加工ができるアプリを使って綺麗なコンテンツを配信したとしても、ターゲット層の好みや傾向をきちんと理解した上でコンテンツの方向性を考えていないと、狙いたいターゲットに響かずに終わってしまいます。 アプリの機能を存分に活用するためにも、小手先のテクニックだけではなく、まずはコンテンツの方向性をしっかりと考えて、魅力を十分に伝えられるようになりましょう。 SNSで情報収集するのが当たり前になっている今、ユーザーに響くコンテンツのカテゴリは大きく分けて2つあります。 ①世界観を重視したコンテンツ フォロワーや企業のファンになってもらうには、「世界観」を創ることが重要です。 世界観とは、どんな企業なのか?どんな投稿をしているのか?を伝わりやすく表現すること。いわゆるブランディングの一つです。 ターゲットへの刺さり度合いを重視して、きれい/かわいい/シンプル/シックなど、自社ブランドのイメージ・カラーのトンマナをそろえましょう。 例えば、商品の写真はモノクロ、スタッフの写真はキラキラな自撮りのように、統一感のない投稿していると、見ている人からしたら何を伝えたいのかよくわかりません。 どんな人(企業)がどんな投稿をしているのかをわかりやすくすることが、世界観を創ることに繋がります。 ブランディングを意識した世界観創りが上手なInstagramアカウントをご紹介します。 h... - [アニメーションを利用して魅力的なLPを!ランディングページのエディタ操作方法を解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-create-a-landing-page/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です! 先日リリース致しましたランディングページ機能ですが、既にたくさんの反響をいただいております。 今回はこのランディングページ機能について、「どんなページが作れるの?」「本当に簡単に作れるの?」といった皆様の疑問を少しでも解消するべく、ページ編集部分について詳しくご紹介していきます! ランディングページ機能って何?という方は、下記をご参照ください。 関連FAQ:ランディングページとは何ですか? ランディングページの編集 それでは早速「デザイン」よりページを編集していきたいと思います。 ①カラム・コンテンツの配置 まずランディングページに入れたい情報を決め、全体的な配置構成を決めていきます。 編集画面では右側に実際のランディングページ、左側にページデザインのベースとなるカラムやコンテンツが表示されており、それぞれドラッグ&ドロップでランディングページに配置していきます。 ②画像挿入 画像や動画もメールエディターと同じようにサクサク設置できます。 ③アニメーションを設定 そして是非活用していただきたいのがアニメーション機能です。 画像やテキストの表示に動きをつけ、より印象的で魅力あるページを作成することができます。 各ブロック毎にアニメーション設定を行うことが可能です。 アニメーションタイプ フェードイン、スライドインなど、様々なタイプのアニメーションからコンテンツに合ったタイプをお選びいただけます。 継続時間 アニメーションの継続時間を設定できます。... - [SNS&メールマーケティングで活用! どこでもスマホで簡単にできる写真撮影のコツを一挙大公開!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/picture_sns_email_smartphone/): こんにちは、株式会社BESです。全国に発令されていた緊急事態宣言がようやく解除されました。しかし新型コロナウイルスの流行は完全に収まったわけではなく、まだまだ在宅ワークが続く方も多いのではないでしょうか。機材や環境の備わったオフィスで作業ができないため、SNSやメールマガジンの担当者さまには、写真コンテンツの制作についてお悩みの方が多いかもしれません。 そこで今回はスマホでも簡単にできる写真撮影のテクニックをお伝えしたいと思います。少しの工夫するだけで、SNSやメールマガジンのコンテンツとして映える写真を撮影できるようになります。Webコンテンツに使用する写真制作でお困りの方必見です。 「SNS映え」の推移 「SNS映えする写真」といえば、「キラキラしていて派手な写真」。そう言われていたのは2017年ごろまでのこと。最近では、「シンプルでナチュラル、ゆったりとした雰囲気のある写真」が「SNS映えする写真」の条件になってきています。隙のない非日常的な写真よりも、きれいではあるが日常感のある写真の方が共感を生みやすくなっているのです。 写真に映し出されているのは「ストーリー」であるべき理由 上記の写真を見比べてみてください。どの写真が一番「ビールを飲みたい!」という気持ちにさせますか?その答えは、写真の「何を見ているか」によって変わってくると思います。 ①の写真を選んだ方は、泡がきれいにたっている感じやグラスが冷えている感じに惹かれたのではないでしょうか。 ②の写真は、ビールによく合う唐揚げをつまみながらひとりでゆっくり飲むビール、というようなイメージでしょうか。仕事終わりに一杯飲みたい方はこの写真を選ぶでしょう。 ③の写真は、アサヒビール好きな方に選ばれやすいでしょう。 ④の写真からは、ジョッキの重さが伝わってきます。居酒屋で飲むおいしいビールがイメージできますね。 ⑤の写真を見ると、仲間でワイワイ飲むビールがイメージできます。 このように同じ物・テーマでも、写真の映り方によって受け取る印象が全く異なります。つまり、写真にはストーリーがあるということです。SNSに投稿するときも、その写真を見る相手が「何を求めているのか・何に興味があるのか」を、きちんと見極める必要があります。 「シズル感」を活用して、ターゲットの購買意欲を刺激する 「シズル」とは、英語の擬音語で、肉を焼く時のジュージューという音をさします。そこから転じて、「購買意欲をそそられるような、五感を刺激する表現」を「シズル感」と、呼ぶようになりました。 例えば、おいしそうなハンバーグの写真を見たときに、肉が焼ける音まで一緒に聞こえてきたり、香ばしい匂いがしてきたりすることってありませんか?この「おいしそうな感じ」が、「シズル感」のパワーです。写真を撮るときも、この「シズル感」を意識するのが大切です。見た瞬間に「食べたい!」や「ほしい!」などの気持ちを刺激する写真が「SNS映え」するのです。 料理なら、料理中の過程を撮影したり、みずみずしい感じを出すために水滴が映るように撮影したり、湯気を映してみたりしてみましょう。あるいは、人が食べている様子を撮影することによって「シズル感」を出せます。 ほかにも、よい香りのする商品(香水やアロマオイルなど)は、そのにおいを連想させる果物を置いてみたり、壁紙を香りのイメージに合うような色にしてみたりするとよいでしょう。服も実際に着ているところや、他のアイテムとの組み合わせを撮影することによって、「着てみたい!」という感情を刺激することができます。 リアルで実用的な写真を載せる SNS投稿を見る人が、写真に求めているものは何でしょうか?「自分にとって最適・最高なものかどうか?」という情報です。冒頭でも触れましたが、最近はキラキラしていて派手なだけの写真は求められていません。ただ「おしゃれな写真」ではなく「実用的な情報を含んだおしゃれな写真」を求めているのです。 例えば、上記の写真。背景にこだわっていて、見栄えのいい写真です。ただ、この写真から得られる情報はほとんどありません。中身は漏れないのか、サイズはどのくらいなのか、実際に手に持つとどんな雰囲気になるのか、といったことが分からないのです。... - [ぜひ真似したい!メルマガのコンテンツアイディア5選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/5-creative-emails-you-hadnt-considered/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “5 Creative B2B Emails You Hadn’t Considered” を基にしています。 コンバージョン獲得やエンゲージメント強化には、メールのコンテンツからデザインまでを最適化することが重要です。今回は、思わず真似をしたくなるメルマガのコンテンツアイディア5選と、それぞれのポイントを事例を交えてご紹介します。 顧客エンゲージメントの強化と販売マーケティングの目標達成に、ぜひお役立てください。 ウェルカムメール 購入前はもちろん、顧客が商品を購入した後も継続的なコミュニケーションをとることが非常に重要です。認証メールという最初の段階から、商品やサービスを最大限に活用できる価値ある情報をしましょう。 ポイント:クリックしてもらえるように工夫する すぐにでも購入できるように、ウェルカムメールにサポートやデモ、機能の説明などのリンクを貼ることでクリックしてもらうようにします。 事例1:家具屋West Elm社のウェルカムメールは、クーポンコードのリンクボタンを載せることで購読者がすぐクリックできるように誘導しています。 関連記事:平均開封率が50%!ウェルカムメールの効果を最大限に引き出す方法とデザイン事例 関連動画:簡単にステップメールを始めたい方向け!登録フォームの設置とウェルカムメールの設定をしてみよう イベントやキャンペーン開催の告知メール... - [Zapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/zapier-for-integrating-benchmark-with-google-forms/): ※記事内の画像はZapierの旧UIとなっています。 こんにちは。ライターの遠藤です。今回は、Benchmark Emailを利用している方に、オススメしたい便利ツールを紹介します。 とくにGoogleフォームを使っている方や、リスト管理でGoogleスプレッドシートを使っている方には、オススメのツールです。 手間のかかる作業を自動化できるZapier(ザピアー) 今回、紹介するのは「Zapier」です。 ZapierはiPaaS(intergration Platform as a Service)の一種です。ノンプラグラミングでもソフトウェア同士の連携を実現し、さまざまな作業を自動化することができます。同じようなツールに「Piesync」「IFTTT」などがあります。 「Zapier」はBenchmark Emailと連携しているiPaaSです。 これを使うと、Googleスプレッドシートに追加されたコンタクト情報を、自動でBenchmark Emailのリストに追加することができるのです。 【アップデート情報】Zapier連携テンプレートについて (2021年4月22日追記)Benchmark Emailの連携機能がパワーアップし、Google FormsとBenchmark Emailの直接連携が可能になりました。... - [SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/instagram-twitter-youtube-tips/): 2020年1月21日(火)に、メール配信システムを提供する株式会社ベンチマークジャパン(東京都千代田区)にて、企業のwebマーケティングご担当者さま向けに「広告費をかけないSNSマーケティング実践セミナー」を実施しました。 売上・集客に繋がるアカウント運用の実践的なノウハウはもちろん、新規顧客の獲得から優良顧客の育成まで、アカウント運用を成功に導くヒントをたっぷりとお伝えししていきました。 本記事では、セミナーでお話した内容に加えて、2020年5月現在のコロナ禍でのSNSユーザーの変化などについて情報を補足した3本の最新動画を追加してお送りします。 SNSにおける時代の流れと企業の体制変化 (2020/05/07 追加掲載動画1) SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは? SNSの影響は日々大きくなっており、38歳以下の世代ではその半数以上が 「購買時にSNSの影響を受ける」と答えています(市場調査メディア「ホノテ」調べ)。 企業もSNS運用に乗り出してはいますが、「担当者が変わってしまい、アカウントにログインできない」「アカウントのキャラクターと投稿内容の統一感がない(社員が交代で運用しているため)」 など多くの問題を抱えています。社員の誰が担当になっても困らないような体制をしっかり整えていきましょう。 Twitter、Instagram、Youtubeの活用方法 主要なSNSの活用方法について、それぞれ解説していきます。 Twitter活用のポイント 匿名性が高く、アクティブユーザーの年齢層も20~30代と低めのSNSです。また情報の出まわる速度が、ニュースよりも速いことも特徴です。情報発信の目的で運用されることも多いSNSですが、あくまでもコミュニケーションツールであることを意識した運用を心がけましょう。 企業からの一方的な発信にならないよう「発信したいこと」ではなく、「ユーザーに貢献できる情報発信」を。そうすることで、ユーザーからの反応が増えていきます。 ・企画やアンケートなどユーザーがアクションを起こしやすい機会をつくる ・採用や求人のツイートも堅苦しくせず、カジュアルにするのが有効 ・「リスト」を利用してユーザーとのコミュニケーションを円滑に Twitterは拡散力のあるSNSなので、短期間で爆発的に話題が広がる「ハズる」と呼ばれる現象が起きやすくなります。トレンドをおさえた投稿やクオリティの高いコンテンツを投稿することが「バズる」ポイントでもあります。... - [LINE@・メールマガジン・メディアの統一感が大切!地域の魅力を伝える「LOCAL LETTER」のコミュニケーション](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-localletter/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、地域創生・移住促進の取り組みを紹介するローカルコミュニティメディア「LOCAL LETTER」を運営する株式会社WHERE 高山様です。 LOCAL LETTERのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: ふるさとがもっと好きになるメディア「LOCAL LETTER」 対象: ・Webサイトからのメルマガ購読希望者 ・20~30代 ・地域の取り組みに関心がある人 主な配信コンテンツと頻度: LOCAL LETTERの注目記事紹介およびイベント告知(4回/月) 担当組織: メルマガ担当者 1名(メルマガ・メディア・SNS兼任) 地域のファン作りとして、個人や企業に地域を紹介する「LOCAL... - [非常時のSNS利用のポイントと注意点とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/emergency_socialmedia/): 先日、非常時に読者へどのようなメールを送ることができるのかについて、非常時にメールマーケティングで出来る6つの対応例という記事を公開しました。メールは読者へ情報を直接届けられる点で優れているものの、情報を「拡散」するには不向きな面もあります。 一方、SNSには自社のリスト以外の人々へも情報を「拡散」して届けることができるという特徴があります。Benchmark Emailユーザーの約半数がSNSの運用も担当されていることもあり、今回は非常時のSNSでのコミュニケーションについて、SNSマーケターの育成や運用支援、コンサルティングを行う株式会社BESからコンテンツ提供を受けた記事をお届けします。 株式会社BESについて 株式会社BESは代表の田中千晶を中心に、数多くの企業様のSNS運用のコンサルティング兼運用代行を行っています。SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】も好評開催中です。 Youtubeの解説動画はこちら 非常時にSNSを利用できることのポイントは? 情報の発信・共有・拡散という主に3つの機能に特化しているSNSは、非常時に顧客とのコミュニケーションを取る上で有効に活用することができます。 情報の発信:一次情報として正確な情報をダイレクトに伝えられる 情報の共有:顧客と情報を相互的に共有することができる 情報の拡散:拡散性があり、多くの人に届けられる 一方で、間違った情報や不謹慎な情報を流すと、安易に炎上する可能性もはらんでいます。自社の信頼度が下がることはもちろん、非常時であるがゆえに情報の受け取り手側が甚大な被害を被る可能性も否めません。当然のことではありますが、正確さに欠ける情報を流すことや、担当者が独断で情報を流すことがないよう、常時より一層注意を払う必要があります。 また、情報自体に誤りがなくても、投稿のタイミングが悪かったり、世の中の流れにそぐわない内容を投稿すると、「不謹慎だ」という批判が来る可能性もあります。例えば、自粛ムードが広がる中で、外出を促すことや贅沢な生活の様子を投稿することは、反感を買うでしょう。 実際、2018年の西日本豪雨で甚大な被害が出ている最中、有名モデルがInstagramに「梅雨も明けた?ので夏の必需品〜!」と自身がイメージキャラクターを務める日焼け止めのPRを投稿して「不謹慎」の声が殺到しました。 だからと言って、投稿を突然パッタリやめてしまったり、過剰に自粛を促すような投稿をすればいいということではありません。「自粛のしすぎ」「正しい情報が欲しい」「こんな時こそ明るい話題を」などの声が上がることも決して珍しくなく、非常時こそ適切なSNS運用を行うことで、顧客との信頼関係の強化へとつながります。 発信に選ぶメディアの選び方 非常時に有効なSNS活用をするためには、投稿内容に合った適切なメディアを選択し正しい情報を流すことが求められています。 Facebook 緊急度の低い情報、信頼性を求められる情報発信向きです。... - [メルマガ限定コンテンツで読者に価値を提供する!スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-initial/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」を運営する株式会社INITIALの松岡さんです。 INITIALのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:INITIAL 対象:スタートアップ企業に興味がある人 主な配信コンテンツと頻度: 資金調達の情報とINITIALでリリースしている記事のお知らせ(1回/週) 担当組織: メールマガジンの担当者:1人 スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」 INITIALサービスページ INITIAL(イニシャル)は、データとストーリーからスタートアップの現在と未来を紐解く独自のコンテンツを提供している、スタートアップ情報プラットフォームです。元々は、entrepedia(アントレペディア)という名称でサービスを展開していたのですが、2019年11月に社名変更を行いました。 資金調達レポートやスタートアップ成長モデルなどを公表しているほか、法人版では収録数1万社超のスタートアップデータベースを提供しています。現在は、事業会社、VC、金融機関などを中心に、300社以上の導入実績があります。 メールマガジンのユーザー層 INITIALのサービスページに設置しているメルマガ登録フォームからご登録いただけます。購読をしてくださっている方々は、スタートアップ企業の情報への興味が強い方なので、セグメントは分けずに、満遍なく情報を配信しています。 配信コンテンツ 資金調達の情報とINITIALでリリースしている記事のお知らせ 全体を見る 配信頻度:週に1回 配信時間:水曜日の午前中... - [非常時にメールマーケティングで出来る6つの対応例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/emergencymail-2/): 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “What Businesses Should Do About the COVID-19 Outbreak” を基にしています。 世界各国で発生している新型コロナウイルスの影響により、私たちはとても困難な状況にあります。企業は様々な場面で対応を余儀なくされ、テレビやソーシャルメディアでは様々なノイズや、ときに私たちの不安を煽る不確実な情報が拡散されることもあります。 その様な状況下でメールマーケティングができることは、自社の取り組みをダイレクトに届け、顧客との関係を維持することです。メールであれば自社でまとめた内容を必要な顧客へ送り、受信した顧客もノイズに惑わされることなく何度でも内容を確認したり、関係者へ転送して共有することもできます。 この記事では、各社どのようなメールを配信しているのかについて6つのケースをお伝えします。 1. サービス提供状況を伝える 現在の状況に対して顧客へどのような対応を行っているのかを伝えるケースです。 自社の例ですが、米国Benchmark Internet Groupでは、一部地域のユーザーに対してメッセージをお送りしました。その中で、自社のサービス提供について通常通り行っていることを下記の様にお伝えしています(一部抜粋)。 当社の取り組みについて... - [ランディングページ機能追加!HTMLメールと同じく簡単にWebページを作成できます](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information4/): メールマガジン用に特集ページを作りたいときや、イベント集客ページを急ぎで作りたいときに、メールマーケティングの担当者が手元で簡単にページを作れたらとても便利だというご意見をいただいておりました。 そういったご要望にお応えするため、Benchmark Emailではこのたび「ランディングページ」を作成できる機能をリリースいたしました! ランディングページ機能の概要 ・メールビルダーに近いページエディターで、ランディングページを何枚でも作成できます。 ・お持ちのサブドメインをページのURLにできます(CNAMEの設定が必要です)。 ・お持ちのドメインがない方は、Benchmark専用ドメインをご使用できます。* ・Benchmark Emailの登録フォームを設置すると、訪問者数とコンバージョン数を一覧で確認することができます。 ・Google Analytics, Facebook Pixel, Google Tag Manager を用いたトラッキングが可能です。 *2022年3月追記)Benchmarkが提供するサブドメイン(Benchmark専用ドメイン)でのページ公開が可能になりました。 機能アップデート:Benchmarkドメインを使って簡単にランディングページの公開が可能に! ランディングページ機能の利用制限... - [開封率アップへ!メルマガのA/Bテストをするときに必要な考え方を図解で説明](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-start-ab-test/): こんにちは、セミナー講師の前田です。 2/13(木)に、A/Bテスト機能使いこなしワークショップを開催しました。 メールマーケターにとって、開封率とクリック率の向上は最も重要なミッション。このミッションを果たすために有効な手段となるのがA/Bテストです。 今回は、ワークショップにてお話をしたA/Bテストの考え方について図入りでご説明します。 メルマガのA/Bテストとは メルマガにおけるA/Bテストとは、あるメールに対して、メールの要素に変更を加えたテストパターンを2種類作成・配信し、どちらがより高い開封・クリック率を得られるのかを検証するものです。 Benchmark EmailにはこのA/Bテストの実行を支援するツールがありますが、A/Bテストを実行する際、「どのような要素でABテストを行えばいいかわからない」「どんな考え方でテストの要素を選んでいいかわからない」というハードルが存在します。 それではまず、開封率とクリック率に影響する要素について考えてみましょう。 開封率とクリック率を向上させる要素 開封率とクリック率を向上させる要因はシンプルに整理すると、下図のようになります。 開封率向上にはメールの件名、差出人名、配信日時。クリック率向上には画像やテキストのレイアウト、メッセージの長さなどがあります。これらの要素に、受信者の属性を加えて検討することで、どの要素でABテストを行うかを決定していきます。 ワークショップでは、Gmailなどメールクライアントの特徴から、重要な要素の説明を行い、過去の事例から得た要素ごとの影響度などをお伝えしました。 ここからは、A/Bテストの要素の取捨選択と、件名でA/Bテストを実行する際の「AとBの出し方」について解説します。 開封率向上のためのテストに取り組む際の優先順位 ワークショップでは、下記のABテストシートを参加者のみなさんに書いていただきました。 A/Bテストを実行するにあたり、まずみなさんが受信者に届けたい情報を選びます。このメールの内容がセールやキャンペーンといった売上に即つなげたいものなのか。見込客育成のためにお役立ち情報を届けるのかによっても、A/Bテストの件名や配信日時に影響を与えます。 次に配信予定日と受信者像を書き、受信者の属性を明らかにします。すぐに思い浮かぶ受信者の属性には年代や性別といったものがありますが、メールでこの掃除機の件名でABテストを行う際、まず大きな要素として、機能、ベネフィット(ユーザーが製品・サービスによって受ける便益)、価格や容量などの数量、特典などがあります。 そして、製品やサービス特有の属性もあるはずです。サービスの利用プランや利用年数、購入頻度やリテラシーなどもA/Bテストを検討する際の参考情報になります。 こうした情報を整理したうえで、No.... - [デザイン書籍出版「PIE International」が メルマガで本の魅力を伝える方法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-pie-international/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、デザイン専門書をメインに扱う出版社「株式会社パイ インターナショナル」広報の塩澤様です。 PIE Internationalのメール施策 メール配信を行っているサービス内容:PIE International(出版) ・デザイナー向けの専門的なデザイン書 ・写真やアート、実用書、コミックアート、児童書 対象: ・登録フォームからの購読希望者 ・読者ハガキからの購読希望者 主な配信コンテンツと頻度: メール1:新刊の案内(1回/月) メール2:今月の特集(1回/月) メール3:児童書・「100枚レターブック」シリーズの新刊案内(1回/3~4ヶ月) 担当組織: メールマガジンの担当者:2人 デザイナー向けの専門書をメインに扱う出版社「PIE International」... - [見込み客を顧客に!購買を促すための効果的なメルマガ作成の心理テクニック12選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/effective-sales-and-marketing-emails/): こんにちは。コンテンツライターのコニーです。 メールマーケティングは、今もなお最も効果的なマーケティング手法の1つです。メルマガを作成する際は、以下の3つのステップを確実に行うことが重要です。 1. 購読者をセグメント化する:パーソナライズされたメールを作成し、開封率を上げる 2. 優れた件名を作成する:購読者が最初に目に入る件名を引き付けるものにする 3. メールを慎重に作り上げる:購読者をセールスファネルに導くような内容にする また、購読者の心理を読む事も重要です。メルマガの購読者は、見込み客から顧客になる可能性が高いのです。 今回は、読者心理を活用したテクニックを12選ご紹介します。 1. なじみのある名前を記載する 法人向けにメールを送る場合、他のメールに埋もれないよう、相手になじみのある名前や単語を使って注意を引きましょう。 受信者があなたの事をすでに知っている場合は、自分の名前を入れる事で確実に開封されるでしょう。営業メールを送信する際は、知られているサービス名やブランド名を入れましょう。 2. 限定感を出す 「購読者限定」「今月限り」など、限定的な商品やサービスはそれだけで感じられる価値が高まります。 そのため、件名または本文プレビューでアピールすることが重要です。 3. 無料のサービスを提供する... - [SNSからメルマガへ繋げる工夫が光るNY発セレクトショップUNION TOKYOの事例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-union-tokyo/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、NY発のセレクトショップ「UNION TOKYO」を運営している株式会社ジャック ユニオン事業部 ECマネージャーの冨岡様です。 UNION TOKYOウェブサイト UNION TOKYOのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: UNION TOKYO ・アパレルの衣料品、雑貨、小物類の販売 ・実店舗とインターネットショッピングの両軸で展開するO2O形態 対象: ・自社サイトでの購入者およびメルマガ購読希望者 ・SNSからの抽選購入希望者 ・20代、30代の男性が中心 主な配信コンテンツと頻度: 新商品の告知(4回/月)... - [Gmailの自動振り分けについて解説!メルマガを見てもらうために知っておくべき6つの情報](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updated-gmail-promotions-tab/): Gmailの受信箱にはタブ欄がありメールが自動で振り分けられます「配信したメルマガがプロモーションタブではなくメインタブに入ってほしい」と思うメールマーケターは多いかと思います。2018年12月のタブの変更点を始め、タブ別の既読率、今後配信したメールを見てもらうために必要なことについてご紹介します。 - [動くメルマガで売上アップも!GIF画像作成からメルマガ配信までを一挙ご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/use_gif_to_your_newsletter/): みなさんはGIFアニメーション(動く画像)が掲載されているメルマガを受信したことはありますか?海外のECサイトのメルマガなどではすでによく目にしますが、日本でも少しずつ使われるようになっています。 今回は実際にGIFを貼り付けたメールをBenchmark Emailで配信するまでをご紹介します。この時期なら年末年始のセールメールにすぐ活用できますよ! メルマガ購読者の目を引くには動く画像、GIFアニメーション 今回のブログでは、こんなメールを配信できるようになるまでを解説いたします。 このように受信時でもGIF(動く画像)が稼働しています。 GIFアニメーションとはJPEGやPNGといった画像の保存形式の一つです。パラパラ漫画のように複数の画像を順々に表示させて動画のように見せることができる他、動画の一部を切り取ってGIFに変換することで、動画をポップに見せられるだけでなく、表示させたいところだけを繰り返し再生することもできます。 またアメリカではIT大手のDellがメールにGIFを加えたことでクリック率42%増、コンバージョン率103%増、109%の利益増加を獲得しているという事例があるなど、視覚的な影響だけではなく成果にも繋がっています。 今回上記のメールのGIFは動画から作成しましたので、動画をGIFに変換します。すでにYoutubeやファイルとして持っている動画をGIFに変換するにはGIPHYがおすすめです。(詳しい使い方は前回のGIF活用ブログをご覧ください) まずはこのツールを使って、GIFを作ってみます。そしてできたGIFのURLを取り出します。 GIPHYを使って動画をGIFに変換 GIPHYトップページの「Create」から、GIF化したい動画をアップロードします。 「DURATION」でGIFの再生時間を調整、「START TIME」で元の動画のどこから(〇〇秒後からスタートなど設定できます)GIFを作るのかを決めることができます。設定が済んだら「Continue to Decorate」をクリック。 前のページで作成したベースとなるGIFにアニメーションやステッカー、画質のテーマを加えることができます。設定が完了したら「Continue to Upload」をクリック。進んだ先のページで「Upload to... - [メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-design-7tips/): *本記事はBenchmark本社のブログ記事を翻訳したものです。 こんにちは。マーケティングスペシャリストのフランスです。 マーケティング戦略として大半の企業がメールを活用していると思いますが、ただメールを送るだけでは期待する利益は保証されません。 購買意思決定には、デザインやビジュアル要素が大きく影響します。 メールコンテンツにビジュアルをうまく取り込むことでメールが際立ち、読者は興味を持ち続け、最終的にコンバージョンへつながるのです。 今回は、読者のエンゲージメントを高めるためのメルマガデザインの基本テクニックをご紹介します。 適切な色を選ぶ 色は商品やブランド、さらにメールのコンテンツに対する読者の考え方に大きな影響を与えます。 ニュースレターにしろプロモーションキャンペーンにしろ、メールデザインの色の選択によって読者に訴えるものが違ってきます。 基本的には、企業を代表する主なブランドカラーを使うようにしましょう。ユーザーへの認知拡大に繋がります。 しかし、お祝いムードのキャンペーンのプロモーションなら、メールの件名を一段と強調して、ブランド色でないカラーを使うことも可能です。例えば、クリスマスキャンペーンなら赤、緑、白、バレンタインなら赤、ピンク、白を基調にしてもいいでしょう。 どんな色を選んだとしても、一貫性を大切にし、色をたくさん使い過ぎないようにしましょう。 カラー心理学によると、色は人間の異なった感情を連想させるそうです。読者の注目を引きたい感情に合った色を戦略的に選ぶことをお勧めします。 以下、マーケティングキャンペーンによく使われる色とその色が持つ読者への心理効果を紹介します。 赤色 情熱や興奮を喚起します。赤はひときわ目立つ色なのでメールのコンテンツに緊急性を持たせます。また、この色は空腹を促すとも言われいます。 おすすめジャンル:食べ物、旅行、スポーツ関連 黄色 知的で陽気なイメージの色なので、人を愉快で幸せな気持ちにさせます。 また、赤と同様に黄色は空腹を促すので、フード関連のコンテンツにも使えます。... - [これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/what-is-spf-dkim-and-mark/): ネット上では「なりすましメール」というものが今でも多くはびこっています。これはいわゆるサイバー攻撃の類で、あたかも自分ではない別の人間になりすまし、メールを送りそれを開封した相手の受信者サーバのデータを奪ったり、ウイルスをばらまいたりするとても姑息なやり口です。 アメリカのFireEyeというセキュリティー会社の調査によると、自社でサイバー攻撃を受けている、もしくは受けていたという事実を確認できた企業が2012年37%あったのに対し、2014年には31%と減少している一方で、企業のIT部門だと偽ったなりすましメールの使用状況は2013年の44%から2014年には78%と大幅に増加しております。 「こんなの異国の話」と思っていませんか? 最近では東京商工会議所がなりすましメールによって情報漏えいの被害を受けるなど、日本でもなりすましの被害が増加しています。 今回はなりすまし対策に役立つSPF・DKIM・DMARCについて分かりやすく解説していきます。 解説動画も用意していますので、音声付きで学びたい方は以下の動画をご覧ください。 SPF(エス・ピー・エフ)とは? -到達率を上げるために、なりすましメールを未然に防いでくれるセキュリティー いきなり、アルファベット3文字が出てきましたね。決して、夏の日差しから素肌を守ってくれるあれではありません。 その説明は後でゆっくりするとして、なりすましメールを根絶できない理由は何だと思いますか?それはメールでは送信アドレスを自由に設定できるということが要因の一つに挙げられます。 これにより、ある会社のドメインを無断で使用してアドレスを作成されてしまうと、企業とは全く無関係の送信者があたかも社員になりすまして嘘のメールを送信することができるのです。・・・こんな事実を知ったら恐ろしくて、メールを開封するのもためらってしまいますね。 このような環境下で正しくメールを利用している人を無防備にさせないためのバリアとしてSPFという技術があります。 メール配信業界やITに携わっていないとあまりなじみのないこの言葉はSender Policy Frameworkの頭文字を並べたもの。ますますよくわからなくなってきますのでこれがどう作用するものなのかご紹介します。 まずメール送信者の身元を確認するには送信側、受信側で互いに行うことがあり、その内容はそれぞれ異なります。 メール送信者はメールを送信時に、IPアドレスやサーバ情報などを受信者のメーラーへ渡します。そして受信者は提示されたこれらの情報を照合、確認します。最終的にこのメール送信者が怪しくないと受信者側が判断すると初めてメールの受信が行われます。 その時送信者から提示された情報が正確かどうか、どうやって調べると思いますか? 身元を照会するにはそれを照会するデーターベースがないとできませんよね。 送信者がSPF情報を照合させるサーバ(DNSサーバと言います)に記述しておくことで、証明(本人確認)が可能になるのです。... - [HTMLメールの受信環境での表示確認テストができる「Litmus」を使ってみた](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/check_your_html_email_with_litmus/): HTMLメルマガの受信環境での表示テスト方法について解説。メールの表示確認ができるWEBサービス「Litmus(リトマス)」を使ってみました。 - [メルマガ登録フォームはWebサイトのデザインを壊さずに目立つのが大事](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/what_is_good_signups/): こんにちは、ライターの遠藤です。 メールマガジンを送る相手(読者)を増やすために、Webサイトに「登録フォーム」を設置している方も多いと思います。 メールマガジンの入り口である「登録フォーム」ですが、Webサイトのデザインの調和を乱したりしていませんか? 手本になるメルマガ登録フォーム いくつかBenchmarkを使っている会社のなかから、登録フォームをWebデザインと、うまく合わせているところをご紹介します。 Bizna Biznaは、サイドバーに「メールマガジン登録フォーム」を設置しています。Benchmarkの「埋込み型フォーム」を使っていますね。 入力項目が「メールアドレス」だけというのもシンプルですが、背景色をWebサイトと同じにしてあったり、ボタンの色も「緑(緑は青と黄色が混ざった色)」が使われていています。 Webサイトのデザインを壊すことなく、バランスが取れた登録フォームですね。また、適度に目に留まるので、登録フォームがあることを、Webサイトの訪問者が認知することができますね。 創業手帳Web 創業手帳Webはメールマガジン購読用のページを用意をしています。サイドバーには、購読ページへのバナー画像が貼られていますね。 登録フォームで入力項目が多い場合に、無理に設置するとサイドバーやページのバランスが崩れてしまうことがあります。そのような場合には、メールマガジン購読用の専用ページを用意して、登録フォームを設置するといいでしょう。 創業手帳の登録フォームはBenchmarkの「クラシックフォーム」を使っていますね。 関連記事:メールのリンククリック率30%以上!創業手帳が行うBtoB向けメールマーケティング – Benchmark Email マーケティングブログ WEBマスターの手帳 最後に手前味噌ではありますが、私が運営している「WEBマスターの手帳」です。Benchmarkの「埋込み型フォーム」を使っています。... - [2020年新年のご挨拶 – Benchmark Email](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2020/): 新年あけましておめでとうございます。 昨年はBenchmark Emailをご利用いただき誠にありがとうございます。 2019年にはメール作成をよりスムーズに行っていただくためのUIのリニューアルや、登録フォームのシングルオプトイン設定の追加、EMA(β版)の本格提供へ向けた継続的な改善など、機能面において様々なアップデートを行ってきました。 日本オフィスにおいては通常のサポートに加え、基本操作の説明を目的としたオンラインセミナー(隔週火曜)やワークショップだけでなく、SNSや動画活用などのマーケティング手法、ECやインバウンドといった業界情報など、メールマーケティングをより効果的にしていただくためのセミナーを多数開催してまいりました。 2020年もBenchmark Emailユーザー様のさらなる成果向上を目指し、プロダクト、サービスの両面におきましてよりいっそう精進してまいります。 本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。 - [動画のクオリティは本当に大切か?メールマーケター向け動画活用のポイントを詳しく解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/take-advantage-of-video/): こんにちは、動画セミナー講師の前田です。 2019年11月21日、メールマーケターのための動画活用セミナーを開催しました。 テキストや静止画だけでは伝わりにくい商品の詳しい使い方やイベントの様子など、動画にして伝えたい情報は、各社各商品ごとにあります。 今回のセミナーでは、メールマーケティングで動画を活用するにあたり、どのような情報を動画にすることが効果的なのか?また、動画制作におけるクオリティの考え方などについて、事例を交えてお伝えしましたので動画活用のポイントについてご紹介したいと思います。 制作する動画のクオリティについて 動画を制作しようとすると、つい「クオリティの高い映像にしなくてはいけないのではなはいか?」と思ってしまわないでしょうか?日常的にテレビCMやアーティストのMVなどを見てきた方々にとって、映像は常に高いクオリティものもという固定概念があります。 しかし、そうした映像は主にプロモーションのためであり、テレビCMであればテレビ番組の間に、視聴者の興味関心を強引にでも獲得するためにつくられたものです。そのCMを見ようとしてテレビの前に居座っているわけではない人々の注目を引くために、旬のタレントを起用する。見たことのないロケーションで撮影する。華麗な編集効果を施すといったことを行います。 そうしたことをすると、必然的に制作コストは高くなっていきます。この関係性を図にしたものが下図です。 下の横軸が、その映像を見て、動かさなければいけない視聴者の心の幅。 縦軸がそうした映像を制作するときのコスト。 上の横軸では、下の横軸の「高」と「低」が逆転していて、ユーザーとの関係性や文脈度を表しています。 上述したテレビCMは、ユーザーとの関係性が低いため、心の幅を大きく動かさなければいけない映像をつくる必要があり、それため制作コストも高くなる、という構図になります。 では、メールを送っていいという許諾を得た、みなさんの手元にあるメールアドレスの所有者と、みなさんの企業・ブランドとの関係性はいかがでしょうか? テレビCMのように、まったくそのCMに興味がない方へ注目させる動画を作る必要があるでしょうか? 強引に獲得したアドレスならともかく、ユーザーが自主的に登録したアドレスであれば、動かさなければいけない心の幅が高くなくていいはずです。 そのため、トライアル商品を申し込んだユーザーに、メールで送る商品の使い方動画は、旬のタレントを起用したり、ものすごい編集効果を施す必要はありません。 ある程度関係性ができているユーザーであれば、照明技術、演出技術、人の演技など、テクニカルな映像のクオリティは高くなくても良いのです。 では、クオリティが高くなくてもユーザーに喜ばれる、受け入れられる動画をどうつくればよいのか、これには大きく3つのポイントがあります。 ポイント①動画化する価値の高い情報を絞り込もう まず、動画をつくるといっても、すべての情報を動画にする必要はありません。みなさんがつくるメールコンテンツ、あるいはメールをクリックして遷移するwebページやブログなどには記事や写真が存在するはずです。... - [RSSを使って配信の手間を削減するWebメディア「訪日ラボ」のメルマガ活用事例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-honichi-lab/): こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回、お話を伺ったのは、国内業界最大級のインバウンド専門Webメディア「訪日ラボ」を提供している株式会社movの訪日ラボ編集長の根本様です。 株式会社movのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: ・インバウンドの総合メディア・総合ニュースサイト「訪日ラボ」 ・インバウンド対策の資料請求・マッチングサイト「訪日コム」 対象: 訪日外国人向けにビジネスを展開している企業、インバウンド対策支援サービスを提供する企業 主な配信コンテンツと頻度: メール1:訪日ラボの新着記事RSSメール(5回/週) メール2:訪日ラボのイベント告知(随時) メール3:訪日コムのソリューション企業のサービス紹介(7回/週) 担当組織: 訪日ラボはRSSで自動化 訪日コムは担当者1名 インバウンドの情報提供をしているニュースサイト「訪日ラボ」 ━「訪日ラボ」とは、どのようなサービスなのでしょうか? インバウンドの総合メディア・総合ニュースサイトとして、2015年にリリースしました。インバウンドを呼び込みたい企業(以下、インバウンド企業)の方、それからインバウンド対策支援サービスを提供する企業(以下、ソリューション企業)の方という2つのポジションに対して情報を提供しています。 インバウンド企業とソリューション企業のマッチングの場を提供している「訪日コム」というサービスもあります。 ユーザー層とリスト取得方法... - [イベントレターに欠かせない!購読者の心を動かすための7つの注意点](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/create-irresitible-event-marketing-emails/): こんにちは、デジタルマーケティング専門ライターのKayla(カイラ)です。 「メールってまだイベント告知や集客に適切なの?」と思うマーケティング担当者の方も多くいると思います。 しかし、メールの効果はいまだ絶大です。ソーシャルメディアが増え続けている2019年もなお、個人のメールアカウントを持つユーザーの数はFacebookやTwitterのユーザーを大きく上回っており、今後もさらなる増加が見込まれています。 関連記事:SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには? また、メールでは受信者の情報をセグメント化し、具体的にターゲット層を絞って必要な情報を届けられる利点があります。 今回は、イベントレターを作成する際の7つのポイントをお伝えします。 スマホを意識したレイアウトを 今日、ほとんどの人がスマホなどモバイルデバイスでメールを読んでいます。そのため、スマホ上で読みやすいイベントレターを作成することを意識しましょう。 ・1段落あたりを短く作る ・見出しや箇条書きにして、コンテンツを目で読み取れるようにする ・大きな画像は挿入しない ・小さな画面でも読みやすいフォントとサイズを意識する ・ウェブサイトへのリンクを貼り、後で詳細を確認できるようにする 上記はイベントレター作成時に限らず、オンラインコンテンツ作成時にも当てはまるコツです。読者を逃さないようにしっかりとポイントを押さえておきましょう。 件名は慎重に 件名を考えるときは、下記のポイントを意識しましょう。 1.緊急性:「残席僅か」、「締め切り間近」、「明日まで」などの単語を使うことで、読者の意識をイベントレターに引きつけることができます。 2.パーソナライゼーション:読者の名前をメールの件名に含めることにより、目を引くことができるとともに、相手との距離をグッと縮めることができます。 3.オファー:件名で「無料」「30%オフ」などのオファーを示すと効果的です。1番の「緊急性」と併せることでより魅力的な件名となります。 4.簡潔さ:イベントレターの最適な長さについては様々な意見がありますが、基本として短く、簡潔にまとめましょう。件名が長すぎる事によって、読者を混乱させたり、読む価値のないものと思われたりすることもあるからです。... - [API連携で効率化!アルバムアプリFammが実践するプッシュ通知とメルマガ配信の併用効果とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-timers/): こんにちは。遠藤です。 Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビュー第2弾です。 今回、お話を伺ったのは、家族アルバムアプリ「Famm(ファム)」を提供している株式会社Timersのマネージャの植木様と、サポートスペシャリストの金子様です。 植木様、金子様 Fammのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: 家族アルバムアプリ「Famm(ファム)」 対象: 主に20代から40代の子育て中の女性 主な配信コンテンツと頻度: メール1:カレンダーやフォトアルバムの締め切りアナウンス(3回/月) メール2:イベント開催のお知らせ(毎週、地域ごと) メール3:Fammレター(自社メディア)の更新告知(1回/月) メール4:クーポン配布、新サービスリリース(随時) 運用体制: 各部署の担当者が作成・配信を別々に行なっている。 スケジュール調整のシートを共有して、頻度やタイミングを調整している。 家族アルバムアプリ「Famm」とは Fammウェブサイト... - [メルマガでのA/Bテストのポイントがまるわかり!比較項目別で事例から注意点までを一挙解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/abtest-your-emails/): こんにちは!カスタマーサクセス担当の林です。 メールマーケティングに取り組む際、「何が効果的なコンテンツなのか」「どんな件名が正解なのか」と悩むことはありませんか? でも、悩む必要はありません。A/Bテストをすればいいのです。様々な方法をテストすることで、最適な戦略を見つけることができます。 A/Bテストを行わない企業と、常にA/Bテストを行なってメールを配信している企業ではROIに37%もの差があることがわかっています。 参考記事(英語): The ROI of Email Marketing では実際に、どの項目をどのようにテストすれば効果的なのでしょうか。 今回は、A/Bテストの比較項目を事例と共にご紹介します! ABテスト比較1:メルマガの件名 件名のテストは簡単かつ、非常に効果があります。全メール受信者のほぼ半数(47%)が、件名によってメールを開くか否かを決めます。 また、およそ10人中7人(69%)が件名だけで判断して、「迷惑メールとして報告」をクリックします。非常に多い数字です。件名には十分注意しましょう。 メールの種類にもよりますが、イベントなどのお知らせであれば日付を明記したり、セールやキャンペーンのお知らせであれば「無料」「○%割引」といった具体的な数値を入れると開封率が大きく上がることがあります。 しかしながら、メールの内容が期待をもたせた事柄と異なる場合はエンゲージメントの低下を招きます。件名のテスト結果では開封率もちろん、クリック率にも注目してみましょう。メールを開封した購読者が、内容にも興味を持ち続けているかの指標になります。 関連記事:【事例4選】メルマガ開封率upに効く!読まれるタイトル施策まとめ ABテスト比較2:メルマガの差出人名 まず、送信元に「noreply」アドレスは使わないようにしましょう。人間味がなく、機械的なイメージがあります。(シンプルな通知を送る場合は問題ありません。)... - [Instagram運用のポイントを詳しく解説!メールマーケターが知っておきたい最新のSNS活用法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/sns-tips-for-email-marketers/): こんにちは、株式会社BESです。前回好評だった「メールマーケティング担当者のためのInstagram講座」の第二弾として、さらに実践的で詳しい運用方法がわかるワークショップを2019年9月27日にBenchmark東京本社にて開催し、当社の田中と小川が講演を行いました。(第一弾で行ったことは、下記の記事でご覧下さい。) 関連記事:インスタで新規ファンを獲得!メールマーケターのためのSNSワークショップレポート 今回の記事では、当日のプログラムの中でもポイントとなる3大SNSの違い、Twitterの活用方法、そしてInstagram運用についてご紹介します。 当日のプログラム 今回のワークショップでは、 WEBマーケティングに活用できる3大SNS、Twitter・Facebook・Instagramの特徴をそれぞれご紹介した上で、TwitterとInstagramの活用方法に焦点を当てて専門家が詳しく解説していきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー WEB/SNSの市場動向と施策について ①WEBマーケティングにおけるSNSの位置づけ ②3大SNS(Twitter/Facebook/Instagram) ③Twitter/Instagramのトレンド ④SNSと他ツールの相乗効果 ⑤企業アカウントの運用体制 ⑥Twitter活用事例 ⑦Twitterリストの活用 Instagram活用 ①時代背景 ②Instagramアカウントの方向性 ③ユーザーに好かれるアカウントにするには ④UGC活用... - [メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-design-powerful-email-call-to-actions/): こんにちは!カスタマーサクセス担当の林です。 Webマーケティングの成功の大部分を占めているのは、効果的なメルマガ配信です。 AmazonやeBay、Googleなどを始めとする国際的トップ企業はすべて、クロスセルやアップセルを行うのにメールを活用しています。事実、メールのニュースレターのおかげで非常に多くの売り上げが生まれているのです。 しかし、すでにメールマーケティングを取り入れているのにうまくいっていないという場合は、単純にCTA(コール・トゥ・アクション:行動喚起)が欠けているのかもしれません。 重要なのはCTA(コール・トゥ・アクション) CTAとは、ユーザーに特定のアクションをとるよう促す単語やフレーズ、またはボタンのことを指します。CTAはソーシャルメディアや広告バナー、動画やメールまで、ユーザーに向けた全てのコンテンツにおいて使用できます。 CTA は、以下のことを目的として使用されます。 ・リード(見込み顧客)の生成 ・リードの増加 ・ソーシャルメディアでの拡散 ・セールス ・オーディエンスの維持 ・イベントのプロモーション CTAはより多くの顧客獲得の機会と、顧客に望ましい行動を引き起こさせる可能性を備えています。 しかし残念なことに、多くの企業オーナーは、CTAを利用したメールマーケティングにあまり関心を持っていません。小規模のB2B企業の約70%がCTAを使用していないために、自社にとっての最高の顧客を見つけられずにいます。 ではむやみにCTAを取り入れれば良いのかというと、それだけではメールマーケティングは成功しません。CTAのデザインには注意を払う必要があります。 効果的なCTAを設置する7つのヒント 1. 形式を選択する... - [機能アップデート:登録フォームのシングルオプトイン設定が可能に!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information3/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です! この機能アップデート記事では、定期的に Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートでは、登録フォームのシングルオプトイン設定が可能になりました。 動画でも内容を簡単に説明しています。3分程で確認可能ですので、ぜひご覧ください。 オプトインとは? オプトインとは、メールキャンペーンの受信を明確に承諾することです。また、「事前にメール配信の許諾を得ているメール」という意味でも使用します。 登録フォームからオプトインを得る方法は2つあります。 シングルオプトイン・・・登録フォームからの登録を行った時点で、正式に登録が完了します。 ダブルオプトイン・・・登録フォームからの登録を行うと「仮登録」の状態となり、登録されたメールアドレスに送信されたオプトインメールのURLをクリックすることで正式に登録が完了します。ダブルオプトインでは登録前に確認メールを送るため、入力誤りのメールアドレス・第3者によるなりすまし登録を防止できます。 設定方法について 登録フォームの「オプトイン設定」よりシングルオプトインまたはダブルオプトインプロセスを選択できます。 デフォルトではダブルオプトインに設定されていますので、シングルオプトインに変更したい場合はこちらから設定を変更が可能です。 また、シングルオプトインを選択した場合でも、ウェルカムメールを送信することができます。 シングルオプトイン設定時の注意 ダブルオプトインと違い、シングルオプトインはフォームから登録があった時点で正式に登録完了となります。そのため、スパムや悪質なユーザーによって大量に登録がされた場合も、同じようにコンタクトリストに追加がされてしまいます。 そうした事態を防ぐために、シングルオプトイン設定時はreCAPTCHA機能を必ずONにするようにしましょう。方法は、下記のFAQをご参照下さい。 関連FAQ:登録フォームでreCAPTCHAを使用するには? 以上、日々のメルマガ運用の中でぜひご活用ください。... - [有名サービスのHTMLメール事例に学ぶ!エンゲージメントを高める8つの法則](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/8ways-to-increase-email-engagement/): 2019年にLitmusは1ドルのメールマーケティング投資につき、平均的に42ドルの投資収益を得られると発表しました。自身が行っているビジネスとその顧客との関係性を育むためには、メールマーケティングは強力な手段です。 2023年にはメールのユーザー数は44億人にまで上ると言われています。またその頃には、一日で送られるメールは3,470億通までになると予測されます。これだけの驚異的な数字ですと、メールマーケティングが高い投資収益率を誇るのも頷けます。 参考記事(英語) ・Number of e-mail users worldwide from 2017 to 2023 ・Marketer email tracker 2018 特別であることを重要視し、周囲と一線を画す 購読者たちは毎日大量のメールを受け取るので、あなただけが送ることのできる特別なコンテンツを購読者たちに配信出来ているかを心掛けましょう。あなたのブランドが如何に特別なのかをアピールすれば、購読者たちは自ずとあなたから配信されたメールを開封するでしょう。 では、どのようにあなたのブランドを特別なものにできるでしょうか。顧客とのエンゲージメントを高める8つの法則をご紹介します。 ユーザーが欲していて、他のブランドにないサービスを提供する... - [展示会で使える!事前集客からフォローまでの効果的なメール戦略](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-strategy-for-your-exhibition/): 展示会集客で成功するためのメール戦略とは 展示会での受注率を上げるためには、展示会場への来場者数を増やし、自社ブースに足を踏み入れてくれる人を増やす必要があります。そして、ブース内で展示している自社商品に関する良い体験を提供し、ヒアリングやアンケートを多くの方に協力いただく必要性があります。アンケートを通じて体験者から適切な情報を聞き出すことで、ブース来場者に対する理解度を上げていきます。母数を増やし、体験の質と理解度を上げることが、その後のメール開封率や商談率に大きく影響を与えるのです。 今回は、展示会集客について重要なポイントを解説していきます。 展示会ブースの設計は自社商品の体験をメインに 展示会に出展すると主催者からスタンダードプランと称して、長机・椅子・ポスターなどを掲示するボードなどががセットになった備品とレイアウトが提示されます。ただし、スタンダードプラン通りに設計すると、ブースのコマ数が小さくスペースの余裕もないため、思ったような展示ができないかもしれません。展示会来場者は短い時間で少しでも多くの情報を得ようと歩き回っています。そんな人々に対して、事細かく書かれた製品のスペック情報の書いてあるポスターやチラシを配布しても、なかなか読んではもらえません。 目で見る・読む以外の五感をつかった体験を提供することでアピールしましょう。食品や衣料であれば試食・試着が有効なのは言うまでもなく、機械であればスピードや軽さ、アプリやシステムであれば使い勝手・UIの良さなどを実際に体験してもらいましょう。数多くのブースを見て回っている人々の印象に残る体験を提供することが、展示会終了後に送付するメール開封に大きく影響します。 展示会の事前集客はhtmlメールでスマートに 展示会に出展する目的の多くは新規リードの獲得になるかと思います。主催者は当然展示会イベントの集客に尽力してくれてはいると思いますが、出展側でも過去獲得したリードでその後コミュニケーションできていない人や、ホワイトペーパーなどでリードを獲得しただけで、まだ顔を合わせてといない人とコンタクトするチャンスと捉えるべきです。よって自身でも展示会への来場案内をしていきましょう。 FAXでの来場案内が効果的という説明を受けることも多いですが、もしそこに割くリソースが少なければ動画などの演出ができるhtmlメールを使うべきです。展示会への集客を促すメールでは、「来場すればこんな体験ができる」ということを知ってもらうための、展示会ブースで行える体験を動画や画像で紹介するものがお勧めです。 動画を見るには画像をクリック 展示会中のブース集客の声掛け内容はスタッフ内で共有する ブース前でチラシを片手に、自社商品の名前を連呼している光景をよく見かけますが、展示会来場者はあなたの会社の商品を目当てにして来場してくれているお客様は一握りです。どんな目的で、どんな課題を持って展示会に来場しているかはわからないため、展示ししている製品のベネフィットや価値を多様に伝える必要があります。価格、業界での歴史や実績、ブースでの体験の魅力など、伝える切口を多様にして、少しでも来場者の耳に引っかかるメッセージを発しましょう。 展示会が3日間など日にちをまたいで開催する場合、初日が終了した時点で最も足を止めてくれたフレーズ・切口をメンバー全員で共有し、翌日以降はそのフレーズ・切口で声をかけていけば、足を止めてくれる可能性が高くなります。 展示会後の御礼メールは神速を尊ぶ 最近ではブース来場者に対して、翌日にはブース来場の御礼メールを送る企業が多くなってきているように、メール送信のスピードは早い方が良いです。メール送信に時間がかかってしまうという課題をお持ちの方がいますが、メールの文面は出展前に作成しておくことで、送付までの時間を短縮することができます。また、集めた名刺のアドレスと社名や氏名を手入力していては作業時間がかかり、かつ入力ミスも生じるため、名刺読み取りのリーダーや入力代行サービスの利用は必須です。主催者がレンタルしてくれるところもあります。御礼メールの原稿と動画などを事前に制作しておき、出来るだけ早く送付できるように心がけましょう。 動画を見るには画像をクリック 関連記事:動画メールを送るには?再生可能なメールサービス一覧と、確実に動画を見てもらうための対策について ブース内での体験アリとナシで変わるメール開封率 冒頭で展示会ブースでの体験が大事で、それがメールの開封率に大きく影響すると述べました。 ブースでの体験有りと無しに分類しメール送信したところ、開封率とメール内のオファー(キャンペーンなどの紹介ページへのリンク)のクリック率が大きく異なっていたという事例もあります。... - [Benchmark Emailをもっと使いこなすための便利なTips5選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-email-tips1/): こんにちは!カスタマーサクセス担当の林です。 現在弊社のTwitterアカウントでは、ユーザー様により効率的かつ快適にBenchmark Emailをご利用いただくための様々な情報をお届けしています。 この記事では、その中から厳選されたTipsをまとめてご紹介します。 長くご利用いただいている方でも、「こんな機能があったのか」「こうやればできたのか」といった気づきに繋がるかもしれません。ぜひご参考にしてください! 複数のレポートを比較して分析 配信レポートを比較するには、比較したいメール名を複数選択して「レポートを比較」をクリックします。棒グラフでの確認や、ダウンロードも可能です! #BenchmarkEmailTips pic. twitter. com/2EeKLWvsaB — BenchmarkEmail JAPAN (@BenchmarkJP) August 18, 2019 開封率やクリック率、エラー率について、過去の配信結果と比較をして一目で把握することができます。 効果的なレイアウト考察に役立つクリックマップ... - [機能アップデート:メールフローがリニューアル!設定から送信までのステップがよりスムーズに。](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information2/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です! この機能アップデート記事では、定期的に Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回は、下記の3つです。 ・新メールフロー ・GoogleAnalyticsのキャンペーン名が日本語入力可能に ・Wordpressプラグインver. 3登場 こちら動画でも内容を簡単に説明しています。 3分程で確認可能ですので、ぜひご覧ください。 1. 新メールフロー 今回のメールフローのリニューアルでは、編集のステップがチェックリスト形式で一覧表示されるようになり、メール作成がさらにスムーズに行えるようになりました。 また「本文/デザイン」の編集画面には、新たに「パーミッションリマインダー」ブロックが追加となりました。 こちらで、パーミッションリマインダー内の文章の編集はもちろん、ブロックの表示/非表示や配置の変更も可能です。 2. GoogleAnalyticsのキャンペーン名が日本語入力可能に これまでは英数字のみの入力でしたが、日本語入力が可能となりました。 GoogleAnalyticsでの効果測定がさらに管理しやすくなります。... - [人気ファッション誌VOGUEから学ぶ!6つのメールマーケティングトレンド](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/6-email-trends-in-vogue/): アメリカのVOGUE購読者は1570万人に達しています。数年前の統計ですので現在はもっと増えているに違いありませんが、世界中に何百万人もの購読者がいると想像してみて下さい。 VOGUEはメールマーケティング戦略を継続的に強化していくことで、新鮮でオリジナリティー溢れ、魅力的な内容に新規購読者を引き込んでいます。 VOGUEのメールマーケティング専門家が、今年の効果的なトレンドを届けていますので、ぜひお手本にしてください。 モバイルユーザーを引き付けるVOGUE モバイルユーザーを惹きつけるという発想は新しいものではありませんが、どういうわけか多くのマーケターが今だに避けています。彼らは、モバイルの大きな可能性と、モバイルユーザーを自分のブランドに取り込むことの重要性に気づいていません。 まだ優れたモバイル戦略をお持ちでない場合は、VOUGEを参考にしてみてください。VOGUEには雑誌のデジタル版アプリがあり、熱心な読者はいつでもどこでもVOUGEのコンテンツとすべての最新のファッショントレンドを知ることができます。 しかし、どのようにしてVOGUEは読者にモバイルアプリを手に入れさせるのでしょうか。VOGUEは彼らにメールを送るのです!上記の画像をメールで送り、利用可能なタブレット全てを紹介し、お好きなモバイルデバイス向けのアプリをダウンロードしてもらうよう購読者を促しています。 コンテンツ用のアプリがない場合は、ただ単にWebサイトがモバイル向けであることを購読者に知らせています。 94%もの人がレスポンシブであるかどうかでウェブサイトを判断していることをご存知でしたか?モバイル対応したサイトでないと、成長と高いROIを実現する多くの機会を失います。メールニュースレターはそれを宣伝し、モバイルユーザーを引き付けるための最良のツールです。 参考記事(英語):8 STATISTICS THAT PROVE RESPONSIVE WEB DESIGN IS ESSENTIAL TO SEO... - [メールの暗号化とは?Gmailの暗号化設定によりメールに対するセキュリティー意識が向上。](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/gmail_security_tls_and_dmarc/): Gmailの暗号化設定について詳しくご説明するとともに、TLS/SSLによる暗号化・昨今のメールのセキュリティ事情をお届け致します。配信先のお客様からの信頼を揺らがせないためにも、メールマーケティングにおいてメールの暗号化は重要なポイントです。 - [機能アップデート:登録フォームにスパムを排除するための「reCAPTCHA機能」搭載!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information1/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! この機能アップデート記事では、定期的に Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。今回は、下記の3つです。 ・登録フォームのreCAPTCHA機能 ・ダッシュボードに通知アイコン ・サブアカウント管理へのアクセス こちら動画でも内容を簡単に説明しています。3分程で確認可能ですので、ぜひご覧ください。 1. 登録フォームのreCAPTCHA機能 登録フォームにreCAPTCHA機能が追加になりました。 reCAPTCHA機能はスパムや悪質なユーザーからサイトを守り、ボットと人間の区別をする上で必要不可欠なツールです。 Benchmark Emailの登録フォームを設置いただいている場合は、ぜひご利用ください! 関連FAQ:登録フォームでreCAPTCHAを使用するには? 2. ダッシュボードに通知アイコン 通知アイコンがダッシュボードに設置されました。アップデートやメンテナンスのお知らせなどをご確認いただけます。 3. 「サブアカウント管理」へのアクセス... - [登録フォームの悩みを解決!基本機能からトラブルシューティング・応用的な活用例まで一挙解説](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/signup-forms/): 皆さんこんにちは、初めまして。Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の庄崎です。皆様により良いサービスを提供できる様、日々国内外のメールマーケティングについて研究しています。 今回はメルマガ配信に欠かせない、顧客集客の要ともなる「登録フォーム」機能についてお届けします。 登録フォームの種類と機能 「登録フォーム」は「入力フォーム」、「Webフォーム」、「Signup Form」など様々な名前で提供される顧客情報を収集するツールです。登録フォームはメールアドレスと名前だけしか入力できない、とシンプルなものを想像される方も多いのではないでしょうか。 Benchmark Emailでは、メルマガ配信のリストを増やすのに欠かせない登録フォームを4種類提供しています。ニーズに合わせた種類を選んでいただき、簡単に作成する事が可能です。実際のユーザー様の登録フォームを例にご紹介します。 1.  埋込型(多項目)フォーム 入するなどカスタマイズの幅が大きいフォームです。 この登録フォームは、ページ内に埋め込みができる登録フォームとなっています。項目の設定が簡単にでき、フォーム内に画像を挿入するなどカスタマイズの幅が大きいフォームです。 滋賀県立美術館 そらべあ基金 こちらのフォームは、固定ページに設置することでメルマガ購読者を増やせるため多くの方に好まれています。姓名や誕生日、質問項目などを自由に入れて設置可能なため、一度に多くの情報を入手したい方にぴったりのフォームです。 2.  埋込型フォーム 上記で紹介したフォームと同様にページに埋め込んで使用するフォームです。こちらは「メールアドレスのみを取得したい」または「名前とメールアドレスの2つの情報のみ取得をしたい」という方向けのシンプルなフォームとなっています。 株式会社西遊旅行 こちらのフォームではメールアドレスの他に「姓」「名」の項目追加、フォーム名の編集が可能となっており、文字だけのシンプルなフォームを作成したい・必要最低限の情報収集をするためのフォームを設置したい、という場合におすすめです。... - [インスタで新規ファンを獲得!メールマーケターのためのSNSワークショップレポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/instagram-marketing-workshop/): 2019年6月27日に、「メールマーケティング担当者のためのInstagram講座 」と題して、Benchmark東京本社にてワークショップを開催し、様々な業種のメールマーケティングやSNSアカウントの運用に携わる方々に参加頂きました。 企業としてSNSアカウントを持っていても、担当者が専門的な知識を持たずにただなんとなく運用してしまっている例は案外多いものです。今や消費者の生活に深く根付き、現代社会に欠かせない存在となったSNSの運用に明確な指標を持って臨むことで、SNSは企業にとって力強いセルフブランディングや収益化のツールとなります。 当日のプログラム 今回のワークショップでは主にInstagramを主軸に、メールマーケティングとSNSマーケティングの違いから、実際のSNS運用のための知識まで2部に分けて専門家が詳しく解説していきました。 —————————————————————- SNS概論 ①メルマガとSNSの違い(メールは一方向的・SNSは双方向) ②4大SNSについて ③メールマーケティングとの相乗効果 ④SNSメルマガどちらにも必要になるCRMの考え方 Instagram概論と実務 ①なぜInstagramが人気なのか? ②企業のInstagram活用方法 ③Instagramの機能と活かし方 ④運用実績 写真撮影ワークショップ いいね!とファンが増える写真撮影講座(ワークショップ) 質問・相談会 —————————————————————-... - [定期配信からさらに一歩進んだプロジェクトへ!ワークショップ参加者インタビュー:アプリコット出版株式会社](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workshopinterviewapricotpublishing/): 自社ビジネスに貢献するための、効果的なメールマーケティングを行うためには様々な力が必要です。目標と現状とのギャップの認識。目標に到達するために必要なものごとの見通し。様々な制約や条件下で施策を取捨選択する判断など。 こうした力の養成を目的に、2018年9月に開講した「メールマーケティング担当者のためのプロジェクト力養成講座」。 今回、児童英語教材・書籍の出版を行っているアプリコット出版株式会社の山口靖代表取締役と、第2期講座(2019年3月~5月)を受講された上江洲里枝さんにお話を伺いました。 アプリコット出版株式会社 上江洲さん ユーザーから生まれた教材だからこそ、つながりを充実させたい ●創業の経緯とデジタルマーケティングに取り組み始めた理由について教えてください 【山口】 弊社は、医療関係のグループ会社のなかで、当時ほとんどなかった国産の子ども向け英語教材と教授法の研究会支援と、そこで開発された英語教科書制作事業がきっかけでスタートしました。創業が1959年で60年以上経ちますが、グループ会社から独立したのが2009年になります。グループから独立して5年目以降、事業を少しずつ拡大していくフェーズに入りました。 私たちが英語教材の研究会からスタートした経緯があるからだと思いますが、出版社としてはめずらしく、ユーザーである塾や学校の先生と直接つながっています。自社の教材をどんな方が、どのように使っているのかを理解して、現場に即した教材開発をしていくことを、会社の存在価値としてとても重視しています。 そのための施策として、メールやSNSを通じたお客様とのつながりを充実させていきたいと考え、動き始めたタイミングで上江洲さんが入社しました。 【上江洲】 私が入社したのは2018年9月です。大学卒業後、資産運用会社で調査業務を担当し、投資銀行のM&Aアドバイザー、国際機関でアドミの仕事などを経験し、この先どうしていこうか考えていたころに、個人的なつながりで声をかけていただきました。 【山口】 今、限られた少人数で回しており、一人一人が色んな仕事を兼務していますが、上江洲さんには広報業務やメールマーケティング、SNSでの情報発信などを担ってもらっています。 ●Benchmark Emailはいつ頃からお使いになっていますか? 【山口】 メルマガの取り組み自体はもう少し古くて2010年くらいから始めていました。(塾などの)先生方はスクールが隣近所にあるとライバル関係になってしまうということもあって、なかなか教材の活用方法などの情報共有がされにくくなっています。そこで私たちのような存在がこうした情報を発信して、教材活用の提案やアドバイスなどを行ってきました。 ただ、当時は画像一枚挿入するのにもどうやればいいかわからない状態で、どのくらいのボリュームのメルマガを書けばよいのか、どのくらいの頻度がいいのかといったことも手探りで行っていました。また、10年前というのはSNSはもちろん、先生方がメールを定期的に見るという習慣がなくて、定期配信と言いながらも3ヶ月に1回配信すればいい方で、へたをすると半年に1回というときもありました。その後、自社サイトの制作や更新を依頼している企業の方からBenchmark Emailをお勧めされて、2016年から使い始めました。... - [多言語でのメルマガ配信、複数アカウントの一括管理に!サブアカウント機能の活用例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/sub-accounts/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! 日々ユーザー様のお手伝いをする中で、下記のご要望をいただくことがあります。 「日本語だけでなく、英語でもメルマガを作成して配信したい」 「複数のアカウントを持ちたいが、支払いは一本化したい」 今回はこうしたご要望にお応えするための機能、「サブアカウント機能」について活用例を交えながらご紹介します。 サブアカウント機能とは? サブアカウント機能は、メインのアカウントとは別に複数のアカウントを作成し管理できる機能です。 このとき、メインのアカウントのことをマスターアカウントと呼び、契約プランの支払いは全てマスターアカウントでまとめて行う形となります。 仕様についての詳細は、下記FAQをご参照ください。 関連FAQ:サブアカウントとは何ですか? サブアカウントの3つのポイント サブアカウントの特徴は、大きく分けて3つあります。 1. サブアカウントは独立したアカウント サブアカウントは、独立した1つのアカウントです。そのためコンタクトリスト・メール・レポートなどについて、マスターアカウントや他のサブアカウントと連動はしません。 2. アカウントを複数持つ場合に支払いを一本化でき、料金もお得に サブアカウントを複数作った場合も、支払いは全てマスターアカウントで一本化して行います。 また、サブアカウント機能を利用したほうが料金がお得になるというメリットもあります。 例えば、... - [平均開封率が50%!ウェルカムメールの効果を最大限に引き出す方法とデザイン事例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/welcome-emails-strategies-jp/): 素晴らしい第一印象は一目惚れとまではいかないが、 一目惚れする誘因になるのは間違いない。 “A stunning first impression was not the same thing as love at first sight. But surely it was... - [【事例】ECサイトの売上を最大化するメールマーケティングの仕組みを公開!無地Tシャツ販売の“Tshirt.st”](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-tshirtst/): こんにちは。遠藤です。みなさんのメールマーケティングに役立つ事例を共有したく、Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺ってきました! 今回、お話を伺ったのは、無地のTシャツを販売している「Tshirt. st」の株式会社DAQ 代表 後藤様です。 Tshirt. stウェブサイト Tshirt. stは、国内外の無地Tシャツを扱うメガショップとして、累計19万人以上に利用されています。ECのメールマガジン活用の事例として、運営体制から、今後の展望まで、参考になります。 メールマガジンは4人体制。仕組み化に力をいれている -メールマガジンの配信状況や運用体制について教えてください。 主に商品の告知やセール情報を配信しています。毎週、特価商品(タイムセール)の情報を届けています。あとはオウンドメディアの記事を配信もしています。 最近「爆速便」という商品を即日届けられるサービスができたので、そういった新サービスの案内も送っています。 弊社は店舗運営なので、本店担当、楽天担当、Yahoo! 担当というように専任の担当者がいます。 メルマガは本店担当で4人体制です。 株式会社DAQオフィス 普通にやっていると担当者への負担も大きいので、どんどん「仕組み化」をしていこうと考えています。過去には店舗担当者のネタ切れで、ネガティブな内容を配信してしまうこともあったので、今は、クリエイティブな企画は全社を通じて立てて、店舗担当者には、そこに色を添えるようなレベル感にしたほうが良さそうだなと思っています。 仕組み化の1つとして、ステップメールも取り入れたいと思っています。ショップの良さや、Q&Aを、うまくステップメールで配信できれば、1回購入してくださった方が、ロイヤルカスタマーの成長していただけるのではないかと思っています。... - [ランキング形式を有効活用!平日と休日で内容に変化を持たせる旅行企画業の事例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/interview-with-activity-japan/): こんにちは、ミヂカナ株式会社の一戸です。 今回インタビューさせていただいたのは遊び・体験・レジャー・オプショナルツアーの予約サイト「アクティビティジャパン」を運営する株式会社アクティビティジャパンの山本さんです。同社はHISの子会社として、全国3,000以上の事業者と提携し、約13,000の商品ラインナップを保有しています。 株式会社アクティビティジャパン 山本さん 「メール配信の最大の目的はWebサイト上でコンバージョンを獲得することではない」と仰る山本さんに、長期的な顧客関係構築のための細かな工夫として、ランキング形式の活用や配信時間について伺いました。 アクティビティジャパンのメール施策概要 旅行先での体験を充実させるアクティビティツアーを提供している同社では、顧客向けと事業会社向け2種類のメールマーケティング戦略を実践しています。 ① 既存顧客向け メールマーケティングの目的: 定期的なツアー商品紹介を通して長期的な顧客関係構築 主な配信コンテンツと配信頻度: – メイン特集1件+サブ特集4件のwebサイト誘導(週3回) – 人気アクティビティのランキング発表(週1回・日曜) 配信時間:平日は夕方17時 / 休日は午前10時 配信対象:アクティビティジャパンを利用したお客様 ②... - [メルマガ平均開封率レポート【2019年版】](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/2019-average-open-rate-report/): 効果的なメルマガ配信をするにあたり、「受信者がどのくらいメールを見てくれたか?」は重要な指標です。平均的な開封率の目安としては15%〜25%と言われていますが、業種やターゲット層、コンテンツによって異なってきます。今回は業種別のメルマガ平均開封率からクリック率・エラー率、受信環境ランキング等をまとめてみました。 - [メールが届かない?ブラックリストを確認する方法と対処法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogsemails-going-spam-folder/): メルマガ配信のアドレスがブラックリストに登録されてしまうと、個人のメール配信であっても先方に届かない、迷惑メールに分類されてしまった可能性があります。メールがブラックリスト登録されたかの確認方法から解除方法、今後の対策までご紹介いたします。 - [毎日配信で開封率25%!マーケティングのプロが実践する運用事例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer_interview_with_temahimacoltd/): こんにちは、ミヂカナ株式会社の一戸です。今回は日頃Benchmark Emailを活用して素晴らしい成果をあげているメールマーケティング事例をお届けします。 インタビューさせていただいたのは「マーケティングのインハウス化」をテーマに、マーケティング体制の構築をサポートしている株式会社テマヒマ(以下、テマヒマ社)の平岡さんです。 株式会社テマヒマ代表 平岡大輔氏 株式会社テマヒマの概要 ビジネス成功の鍵は、マーケティングの原則に基づいた本質的な活動にテマとヒマをかけて愚直に取り組むことであり、取り組みの前提として、顧客の事業の中にいる社員自身が自分で考え、自分で評価し、自分で判断できるようになることが必要であると、テマヒマ社は顧客に訴えかけます。 そのためにテマヒマ社では、マーケティング組織構築のための人材育成およびリソース確保、チーム運営の支援を目的として、3ヶ月という期間に渡って次のような実践型育成プログラムを提供しているとのことです。 現状把握 過去の販売データ、広告データなどをご共有 メンバーの方へのヒアリングを実施 研修 マーケティングを体系的に学ぶための講義を実施 ワークショップ 実践形式でプラン作成を実施 体制づくり 不足リソースの確保 検証改善の方針策定 共有レポートフォーマット作成 運用フォロー チーム課題の把握... - [メールマーケティング担当者のためのプロジェクト力養成ワークショップ参加者インタビュー:株式会社繊研新聞社](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workshopinterviewsenken/): 効果的なメールマーケティングを行うためには、スケジュール通りのメール作成や配信はもちろん、リスト管理、効果検証など、目標達成のために広い視野を持ってプロジェクトをリードする必要があります。そこで、メールマーケティング担当の方がプロジェクトマネージャーのように全体的な視点を持ち、その中で自身の業務を整理しながらマーケティング活動を進められるプロジェクト力を養成するためのワークショップを2018年9月に開講しました。早くも4ヶ月(月1回開催)が経過した当ワークショップですが、ここからは参加者の方の声を数回に分けてお届けしていきます。 今回お話を伺ったのは、株式会社繊研新聞社の谷山まどかさん。谷山さんには以下の質問についてお答え頂きました。 ・担当しているプロジェクトとそのゴール、その中での役割 ・プロジェクト力養成講座を受けようと思ったキッカケ ・本講座を受けて達成したい「勝利条件」と、メールマーケティングの位置 ・具体的にどのような活用・工夫を行って、勝利条件を達成しようとしているか ・本講座に参加してみて、良くなったこと、変わったこと ・講座参加後、当初考えていたプロジェクトの計画、アクションの変化 ・メールマーケティングへの影響の有無 株式会社繊研新聞社 谷山まどかさん –担当しているプロジェクトとそのゴール、その中での役割を教えて下さい。 繊研新聞社が発行するファッションビジネス専門紙『繊研新聞』の電子版を、メールマーケティングを活用して販売促進するというプロジェクトに関わっています。 電子版の購読促進のためのメールマーケティングを行っており、具体的な業務としては、メールマガジンの企画・制作・配信になります。 –プロジェクト力養成講座を受けようと思ったキッカケは何ですか? 理由はいくつかあります。まず、Benchmark Emailさんから講座案内のメールを受け取った時、若手が対象であるということと、前田さんが講師ということを知ったのがキッカケです。以前、繊研新聞社に人事担当者向けセミナーに来ていた前田さんの講演を聞いたことがあったのですが、そこで話されていた内容(筆者注:ここでもプ譜を使用して、人事担当者の方向けの人材採用プロジェクトのワークショップを行いました)を聞いて、受けてみたいと思いました。 それと、メールを受け取った時にメール配信システムを見直そうとしていたタイミングだったので、メルマガの事も色々学べるのではないかと思ったからです。メルマガ業務に関してはある程度現場の裁量で進められたので、いい機会だなと。 –講座を受けて達成したい「勝利条件」と、メールマーケティングの位置づけは? 勝利条件は、繊研電子版のメルマガを通じた購入促進です。お客様に購読頂くための接点になる最も効率の良いメルマガはこのプロジェクトにおいても重要な位置づけになっています。... - [メルマガ誤送信後も慌てず対応、お詫びメールの書き方と心得](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-write-apologized-email-when-accident-happens-on-your-email-campaign/): メルマガの誤送信が発覚。そんな時こそ慌てずに状況を確認し、真摯な気持ちが伝わるお詫びメールを作成することが大切です。メルマガ誤送信に気づいた際のパターン別のお詫びメールの例文をご紹介します。 - [2019年新年のご挨拶 – Benchmark Email](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2019/): 新年あけましておめでとうございます。 昨年は本当にたくさんの方にBenchmark Emailをご利用いただき、深く感謝しております。 2018年もBenchmark Emailでは、EMAツールの継続的な改善を始め、ユーザーインターフェースの一新、RESTful APIのご提供開始など、大きな機能のアップデートを実施してきました。 また今後は、人工知能を活用しメールマーケティング運用傾向に合わせたサポートの提供も視野に入れております。 2019年はさらなるサービスの向上を目指し、皆様のメールマーケティングにより一層お役に立てるよう精進してまいります。 皆様にとって2019年が良い年でありますように。 本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。 - [驚きの効果を生み出すメールマーケティング成功事例10選とその秘訣!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/10-successful-email-marketing-campaigns-worked-jp/): 成功するメールマーケティングとは メールマーケティングは現在、ビジネスオーナーにとって最も費用対効果の高いオンラインマーケティング戦略の一つとして見なされています。実用的であるだけでなく、驚くような結果をもたらす革新的な戦略でもあるのです。 メールマーケティングが人気の理由は、下記のような利益をもたらしてくれるからです。 ・新たな潜在顧客との関係構築 ・魅力ある新規の見込み客 ・既存・新規顧客のロイヤルティーの促進 このように魅力的な結果を得るには、正しくメールマーケティングを行うことが重要になります。果たしてどうすれば良いのでしょうか? 数値で見るメールマーケティングの効果 正しい活用方法を学ぶ前に、様々あるマーケティング戦略の中におけるメールマーケティングの立ち位置を理解しておきましょう。 2016年に小売業の専門家を対象に行われた調査では、メールマーケティングは顧客維持において最も良いツールと見なされています。ソーシャルメディア・マーケティングは僅差で2位に終わりました。(*1) 関連記事:SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには? オンラインマーケティングサービスを展開するWordStreamは数カ月前、メールマーケティングの影響力を表す数値とビジネスを成功に導く重要な役割に関する記事を掲載しています。その情報によれば、メルマガ購読者は他の経路からの見込み客に比べて、コンテンツをSNSで共有する傾向が3倍もあるのです。(*2) また、メルマガ購読者はメールを受信しない人に比べて、オンラインショッピングに138%多く時間を費やしています。(*3) 顧客へ配信するメールの中でも、特にウェルカムメールは驚きの結果を生むことが示されています。たった一つのメールで、他の販促メールに比べて3. 2倍以上の利益を生むという調査結果があるのです。(*4) 自社のネット上の存在感をよりすばらしいものにする要素は、他にもたくさんあります。例えば人目を惹くウェブデザインや、最適化されたユーザー体験などです。しかしながら、その中にメールマーケティングを取り入れないのであれば、大きな機会を逃しているということになります。 参照元(外部リンク英語ページ) *1 Email Marketing... - [感想戦でゴールまでの“ツジツマ”を再確認!第2回プロジェクト力養成ワークショップ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workshop_projectmanagement_course2/): 第1回からみなさんのプロジェクトは進んだか? 2018年9月からスタートした、「メールマーケティング担当者のプロジェクト力 養成ワークショップ」。6ヶ月間にわたって行われる本プログラムの第2回目が10月24日に開催しました。 (本プログラムの企画背景、第1回で行ったことは、下記の記事でご覧下さい) 『メール配信の施策からゴールまでを可視化する。プロジェクト力養成ワークショップを開講!』 第1回では、自社メディアの購読者数を増やす、ビジネスイベントの参加者満足度の向上、自社ECサイトのコンバージョン改善など、様々な業界からご参加された担当者のみなさんが、ご自身の業務を「プ譜」という、プロジェクトの構造を可視化するツールで記述するということを行いました。 プロジェクトをどのように進めていくかというと、各種プロマネツールはもちろん、ガントチャートやタスクリスト、議事録といったツールを使われている方が多いと思います。しかし、プロジェクトの目的の実現に対して、どのような「あるべき状態」をつくり出し、そのために必要な施策を自社に与えられたリソースに基づいて考案し、実行していくかという“ツジツマ”を確認・共有するツールはありませんでした。プ譜とは、そうした“ツジツマ”を共有し、プロジェクトを進めていくためのツールです。 このプ譜を書き起こしたのが第1回。それをチームメンバーや上司の方と共有して頂き、実際にプロジェクトを進めてみて、遭遇した事象、獲得した情報などを最初に書いたプ譜に追記していくということを、第2回のワークで行いました。 プロジェクトに起きた変化をプ譜に書きこんだ後は、グループワークを以下のように行います。 自分のプロジェクトがどのように進んだかをプ譜を見せながら説明。 説明を聞いている人は、気になったこと(「なんでそういう施策を取ったんだろう?」等)や知らないこと・わからないこと(「これはどういうことだろう?」等)をメモします。 ※この時、聞いている人はひたすらメモします。途中で話している人の話を遮るのは厳禁! 説明が終わったら、メモした内容から、最も聞きたいと思うことを質問する。 説明した人は質問された内容に答える。 このやり取りが一巡したら、質問したメモを説明者にプレゼントする。 これをメンバー分行うことで、説明者にとっては自分では見落としていたことに気づいたり、「疑問にも感じなかったこと」を見直すキッカケになったりします。例えば、自分が何気なく書いた「メルマガ購読者の質を測る」という指標について、聞いている人から「購読者の質はどのように取るの?」という質問から、「そもそもその指標の立て方で良かったのか?」といった疑問や、「そのアンケートのつくり方でよいか?」といった見直しを行うようなことがあります。これは、社内の同じチームメンバーであれば、なんとなくその場の雰囲気やこれまでの習慣などから疑問にも感じないことが、利害関係のない第三者からの指摘によって気づかされるというものです。 また、説明を聞いた人にとっては、他者の効果的だった施策はもちろん、お互いがメールマーケティングの当事者であるということもあって、知らなかったメールの機能や活用方法といったノウハウを得るといった効果があります。(このような、お互いに知識を交換したり、自分では気づけなかったことに気づかせてもらうワークを、プ譜では将棋に範をとって、「感想戦」と呼んでいます。) 参加者のみなさんの感想 今回、初めてプ譜を書いてプロジェクトを動かし、互いに自分のプロジェクトを説明し、質問し合う感想戦を行ったみなさんから、以下のような感想を頂きました。 第1回でプ譜を書いたことで、なんとなく「こうやっていこうね」というものが可視化でき、上司や同僚と共有してプロジェクトを進めやすくなった。... - [メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例大特集!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/50-of-the-best-email-designs/): *本記事は、オーストラリア発のグラフィックデザインツール“Canva”のサイトに掲載されているMary Stribley氏による記事“40 examples of beautiful email design to inspire your own newsletter)”の翻訳記事です。 メールマーケティングは、過去の産物ではありません。 2016年末には、世界中で使用されるメールアカウントの総数が43億を上回りました(参考)。デジタル化を好まないとしても、メールを使用する時代に私たちは暮らしているのです。知ってのとおりメールは相手に速く届きますし、一番重要なことは「効率的なこと」ですからね。 メールマーケティングの成功を証明する興味深い統計の1つを例に出してみましょう。McKinsey & Companyは、FacebookやTwitterを用いることと比較して、メールを用いることで新しい顧客を40倍もの高確率で獲得できると公表しています。 あなたが新規事業を始めたばかりの場合、もしくはメールマーケティングの成功をうまく活用したい場合には、素敵なデザインを施したメールを、顧客や消費者向けに作成し送信することが、他の企業の先手を取る重要なポイントになります。多くの会社がビジネスのためにメール配信をしているので、素晴らしい見栄えのメールで読者の関心を瞬時に引きつける必要があります。見る価値のあるメールを配信することで、読む以前に読者がメールを削除してしまうリスクを避けることができるのです。 より多くの読者を獲得するために、あなたの会社の顧客や消費者も参加させ、メールマーケティングのキャンペーンを策定してみることも良いでしょう。プロのデザイナーがどのようなメールデザインを作り出したのかを、このコラムで見ていきましょう。このコラムが本当に素晴らしいメールデザインを作るキッカケになることを願っています! Beautiful-email-newsletters.... - [メール配信の施策からゴールまでを可視化する。プロジェクト力養成ワークショップを開講!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workshop_projectmanagement_course1/): ワークショップの企画背景 顧客や見込客に直接自社の情報を届けることのできるメールマーケティングは、リードナーチャリング、カスタマーリレーションマネジメントを目的とし、今なおビジネスにおいて非常に重要なツールとして活用されています。一方、スケジュール通りにミスなくメールを作成・配信することはもちろん、効果的な文面の作成や、配信リストのチューニングなど様々な作業を平行して行う必要があります。 これらの作業如何でメールの開封率やランディングページへの遷移率、コンバージョンからユーザーとのエンゲージメントに影響を及ぼします。つまり、効果的なメールマーケティングを行うためには、スケジュール通りのメール作成や配信はもちろん、リスト管理、効果検証など、目標達成のために広い視野を持ってプロジェクトをリードする必要があります。 しかし、過去のワークショップを通じてわかったことは、メールに関する業務はその他の業務と兼任されたり、未経験の方が担当されることも多く、業務の進行に苦労されるケースが多くあります。 この状況は、ともすれば全体最適よりは局所最適、「与えられた役割をこなせばよい(与えられたリストに対し、決められた期日に、定型デザインに従ってメールを送ればよい)」といった思考にさせてしまう可能性があります。 そこで、Benchmark Emailでは、メールマーケティング担当の方がプロジェクトマネージャーのように全体的な視点を持ち、その中で自身の業務を整理しながらマーケティング活動を進められるようにすることを目的に、「プロジェクト力」を養成する6ヶ月間のワークショップを開講しました。 この記事では、2018年9月26日に開催した第1回の概要と、今後どのようにプロジェクト力を養成していくかをご紹介します。 ワークショップの進め方 本ワークショップは6社8名の人数限定で開催しており、使用するテキスト及び参考図書として、講師・前田の書籍『予定通り進まないプロジェクトの進め方』を受講者のみなさんにプレゼントしました。ワークショップでは同書で提唱する「プロジェクト譜(以下、プ譜)」を使用し、自身のメールマーケティング業務を可視化することを行います。 プ譜とは、プロジェクトの進め方を可視化するフレームワークです。プロジェクトの目標に対して、その目標がどうなっていたら成功と呼べるのかという「勝利条件」を設定し、それを果たすための「中間目的」や「施策」を、所与のリソース(プ譜では「廟算八要素」と言います)の条件から考案・選択していくものです。 (クリックで拡大図が開きます) 例えば、2018年7月に開催したオウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトのプ譜は下記のようになります。 受講者のみなさんはそれぞれに所属する業界が異なり、オンラインチケットの販売促進、自社サービスの認知獲得、サービス利用率向上といった様々なプロジェクトの目標がありました。プ譜の制作にあたっては、日々色々な業務を行っている中、「何から手を付ければいいかわからなかったのが整理できた」といった感想や、「まだ社歴が浅く、上司から降ってくるタスクをこなすので精一杯で、自社にどんなリソースがあるかを把握していない」といった声が挙がっていました。 こうした整理・未整理をふまえた状況を可視化し、ご自身の目標達成に向けて採るべき施策を考え、実行し、その結果をプ譜にアップデートしていくことで、自分の仕事と会社や部署の目標を構造的にとらえることができるようになるのはもちろん、種々のナレッジを獲得・記録することができるようになります。また、月に1回集まってプ譜を元にしたディスカッションを行い、受講者のみなさん同士で役に立った施策や失敗例を共有していきます。そうすることで、互いに知見や気づきを得て、共に学んでいくことを目指しています。 今後の記事では、より具体的な施策についてご紹介をしていきます。 (関連記事) メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート(2018/5/1) オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは?(2018/7/6)... - [効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-surveys/): こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! 突然ですが皆さんは、 「自社のサービスを改善や商品企画のために顧客に意見を聞きたい」 というとき、どのような方法で調査を行っていますか? 座談会やインタビュー、アンケートなど、いくつか方法があるかと思います。中でもアンケート調査となると、質問項目の作成に配布、回収などの作業があるため時間も費用がかかると思われがちです。 そこで今回はスピーディでカンタンな方法であるメールを利用したアンケート調査についてご案内します。 効果的なアンケートを作成するためのコツ まずは効果的なアンケートを「質問項目が適切で、回答率が高い」と定義してみましょう。その場合、どのようなことに注意してを作成すれば良いのでしょうか? 適切な質問項目を作るための準備 質問項目を作成する前に、「アンケートから何を得たいのか、それをどうやって聞きだすのか?」ということを徹底的に検討することが大切です。 具体的には下記の項目を考えてみましょう。 ①アンケートの目的は? アンケート調査の目的がはっきりすることで、聞くべきことが明確になります。 例:自社製品の改善点を見つけるため、新製品のニーズを探るため ②誰に聞くのか? 調査の対象者がはっきりすることで、質問項目の内容や聞き方が決まります。 例:1年間自社製品を使ってくれている顧客70社を対象とする ③いつまでに、どうやってやるのか? 適切な質問項目数や、依頼方法、回答期限日が決まります。 例:メールを送付後1週間以内に10個の設問に回答してもらう、など... - [SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/sns_emailmarketing/): 利用者が増え続けるSNSと影響力を持ち続けるメールマーケティング オンライン上の顧客接点としてSNSはますますに重要なチャネルになってきました。Facebookが日本に上陸してから10年が経ち(2008年5月に日本版サービス開始)、その後スマホ利用の浸透と相俟ってTwitterやInstagram、LINEを主な情報源とするユーザーもさらに増えていると思います。 総務省の調査によると、インターネットの利用目的として今でも世代を問わずに最も多いのが「電子メールの送受信」ではありますが、メールの次にSNSが特に若い世代を中心として多くなってきています。 参照:総務省 情報通信白書「インターネットの利用目的」 ユーザーから見ると、ビジネスやサービスの契約関連などフォーマルな事柄にも利用されるメールと比較して、友人とのやり取りや娯楽要素の強いSNSではその用途がだいぶ異なるかもしれません。 しかし、マーケターから見ると、SEOやリスティングなど新規顧客獲得のプル型施策と比べて、保有するリストやファン・フォロワーへカスタマーロイヤリティ向上を目的に配信や投稿を行うプッシュ型の施策という点で、メールマーケティングとSNSは運用の考え方に近いものがあるのではないでしょうか。 そこで、SNSとメールマーケティングとの相乗効果を狙うにはどの様な施策が考えられるのか、それぞれの特徴を比較しつつ、海外レポートを交えてご紹介したいと思います。 SNSとメールマーケティングの比較 SNSには、Facebook、Instagram、Twitter、LINEなどチャットツールに加え、写真共有のSnapChatやミニブログのMastdonなども注目を浴びていますが、ここではまず主要なFacebook・Twitterとメールマーケティングの比較を行った米国企業の調査を基にその特徴をまとめました。 下記は、2015年以降のデータに2019年の見通しを加えたグローバルの調査から数項目をまとめたものです。*この調査に基づく内容に関してはメールをEmailと表記します。 <EmailとSNSのマーケティングパフォーマンス比較: 2016-2019> *出典:Email Marketing vs Social Media Performance (2016-2019... - [オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ownedmediamailmarketingprojectreport0706/): 2018年7月6日(水)に、Benchmark東京オフィスにて『オウンドメディア担当者向けワークショップ メールマーケティングのプロジェクトの進め方』 と題するワークショップを開催しました。 ワークショップの概要 このワークショップは、以前に実施した『メールマーケティングのプロジェクトの進め方』を、オウンドメディア担当者向けにアレンジしたもので、下記のような課題をお持ちの方々に参加頂きました。 -メールマーケティングはまだ始めていないが、見込客をフォローできていないため、メールを活用したい。(人材コンサルティング) -コンバージョンのための施策として行うリアルイベントに、メールを活用して来場者数を増やしたい。(スクール、研修サービス) -見積依頼してもらうためのメールの開封率が低い(レンタル機器) -自社メディアの読者を対象に、自社エンジニアの採用コンテンツをメールで届けて採用したい(転職情報提供) -既存ユーザーに最新情報やお得情報を届けて、売上を上げたい(旅行情報提供) -専任担当者が退職し、営業担当者の自分も兼任することになった。どうやってメールマーケティングを進めていけばよいかわからなかったので受講した。(市場調査) 参加いただいた方々の業種はバラバラですが、個々の目標を果たすために、自社メディアの情報をメールでユーザー・見込客に届けるという点では共通しています。 本記事では、いわゆる「情報メディア」を例に取って、メールマーケティングプロジェクトを進めていく上でのバッドケースとその改善ケースを、プロジェクトの可視化ツール「プロジェクト譜(以下、プ譜)」を使って提示していきます。 プログラムは私(前田)がプロジェクトがうまく進まない理由とその対策、及びワークショップのファシリテートを。株式会社STYZでNPO向けのファンドレイジング・コンサルタントやメールマーケティング支援を行っている堤大介さんに、メールマーケティングプロジェクトのケーススタディと、ワークショップの講評を行って頂きました。 *「プ譜」について詳しく知りたい方は、ぜひ前回のワークショップレポートもご覧になってください。 5月21日 メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート ワークショップ実践編 ここから先、読者のみなさんは、あるビジネスメディアを運営する社員になり、「メールマーケティングを実施して、メディア(サイト)のPV数を向上させる」という目標を課せられたプロジェクトマネージャーになられたつもりでご覧下さい。 自社メディアのPV数向上のため、プロジェクトマネージャーとなったあなたは、ビジネスメディアから配信されるメール数を調べてみました。(※このグラフは、実際に私が27日間の間に受け取ったメールとその開封率です)... - [メールデザインの最先端!リッチコンテンツ活用と10の注意点とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/richmedia-emails/): *本記事はDisneyやNational Geographicなどを手がける米国の著名なEメールデザイン会社”Email Monks”のKevin氏による寄稿“How to Boost Engagement Using Rich Media in Emails”を基にした記事です。 かつては友人や家族と連絡をするために利用されていたEメールは、今や最も費用対効果の優れたマーケティングチャネルとなりました。 Direct Marketing AssociationやDemand Metricの調査によると、メールマーケティングの費用対効果(ROI)の中央値は122%で、これはソーシャルメディア(28%)、ダイレクトメール(27%)、リスティング広告(25%)、ディスプレイ広告(18%)などのマーケティングチャネルと比較しても4倍以上優れたパフォーマンスを記録しています。 近年ではHTMLメールの普及と共に、イメージ画像、GIF画像、シネマグラフやビデオなどのリッチメディアがメールマーケティングに活用されるようになってきています。 ほとんどの読者は受信箱に届く大量のメールを「チラッと見る」「さっと読み流す」ことが多いので、じっくり読んでもらうためには魅力的なコンテンツで読み手の注意を惹きつける必要があるためです。 例えばこちらのメールを見てみましょう。 この様なテキストだけの長いメールでは読者は退屈してしまいますよね。... - [メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/mailmarketingprojectreport0521/): 2018年5月21日、『メールマーケティングのプロジェクトの進め方』 と題して、Benchmark東京オフィスにてメールマーケティングに取り組む方々を対象に、様々な業種のメールマーケティングに携わる方々に参加頂きました。 メールマーケティングの目的は、見込客の育成、既存顧客のサービ利用促進など多様にあり、そのために最適とされる配信ツール、メール件名や本文の作成方法など、既に多くのソリューション・事例・ノウハウが世に出ています。 しかし、そのようなものがありながら、いざ始めようとすると、 「webで見た事例通りに進まない・・・」 「関連するメンバーとのコミュニケーションがうまく取れない・・・」 といった課題が出てきてしまい、思い描いたような成果を出せないことが起こってしまいます。 そこで、本セミナーでは、メールマーケティングに取り組むことを一つのプロジェクトととらえ、それを進めていくためのプランと打ち手をイメージ・取捨選択できるようになることを目的に開催しました。 *同テーマの最新イベントレポート「オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは?」はこちら 当日のプログラム プログラムは私(前田)がプロジェクトがうまく進まない理由とその対策、及びワークショップのファシリテートを。株式会社STYZでNPO向けのファンドレイジング・コンサルタントやメールマーケティング支援を行っている堤大介氏に、メールマーケティングプロジェクトのケーススタディと、ワークショップの講評を行って頂きました。 1. プロジェクトがうまく進まない理由とその解決方法について 2. メールマーケティングプロジェクトのケーススタディ 3. ワークショップ、グループディスカッション 4. 全体発表、講評 5.... - [Gmailアップデート 新機能と利用状況のまとめ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/gmailupdate/): 先日、Gmailで新機能が実装されたことが話題になりました。そこで改めてGmailについてメールマーケターが気をつけるべきことなどを振り返りつつ、現在確認できる追加機能をまとめました。 (参考記事) The Big Gmail Update—Here’s Everything Email Marketers Must Know 最近のGmailの状況 そもそも、Gmailは現在どれくらい利用されているのでしょう? Benchmark Emailのパートナーでもある米国のReturn Pathによると、PCで開くウェブメールの場合、2012年に僅か6%だったGmailのシェアは2017年に59%まで伸びて1位に浮上しています。モバイルでのメール閲覧への対応や、今回の新機能の様にユーザビリティの改善などが支持されているのでしょう(モバイルでのメール閲覧比率は2012年29%→2017年59%へと上昇)。一方、2012年に37%のシェアで1位だったYahooメールは5%にまで後退しています。 日本でも、職場のルール上Outlookなどのメールクライアントを利用しているケースがまだあるかと思いますが、メールソフトとしてGmailが最も利用されている様です。 参考:ビジネスメール実態調査2018(一般社団法人日本ビジネスメール協会) それだけ利用者の増えているGmail上で、購読者はどのようにメールを見ているのでしょうか? GmailのUI(ユーザーインターフェイス)... - [メルマガの先にあるゴールを意識する!活用支援事例:シアタープロダクツ様(第2回)](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/casestudytheatreproducts2/): こんにちは、ミヂカナ株式会社の一戸です。本日は株式会社シアタープロダクツ様へのコンサルティングを通じた事例記事の第二回目をお届けます。 前回の記事では、メルマガ運用における効果測定の重要な指標として、Benchmark Email管理画面上で確認ができる「開封数」や「クリック数」といった指標やその良し悪しの目安となる業界平均などをご紹介しつつも、本当の意味でメルマガが成果を上げたかどうかを確認するためには、メルマガからの遷移先であるWebサイトの効果測定までする必要があることをお伝えしました。 今回はBenchmark Emailのトラッキング設定からGoogle Analyticsと連携することで、どのような効果測定ができるようになるのか説明いたします。 Google Analyticsとの連携結果 Bencmark Email上のトラッキング設定にて入力した「Google Analytics用タイトル」は、Google Analytics上の「キャンペーン」として計測されます。 Benchmark Email上で設定したキャンペーンがGoogle Analyticsに反映される 同一のタイトルを設定してしまうと、毎回違う工夫をしてメールマガジンを配信しても、Google Analytics上では同一のキャンペーンとして計測されてしまい、適切な効果測定が行えなくなってしまうためです。 それではキャンペーンの詳細を見てみましょう。 Google Analyticsで見るメルマガのキャンペーン結果... - [【ワークショップレポート】メルマガから始めるEC戦略(2018/4/17)](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%80%90%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%80%91%e3%83%a1%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%82%ac%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%82%8bec/): 2018年4月17日にBenchmark Japan本社にて開催された「メルマガから始めるEC戦略ワークショップ」では、メルマガで成果を上げるための具体的なノウハウを学びつつ、それらのノウハウはデジタルマーケティング全般に通ずること、ひいてはWeb戦略そのものを考えることに繋がっていることを、自身のWebディレクターとECマネージャーの経験を元に、eコマースの事例にして紐解いていきました。 このワークショップは「デジタルマーケティングにおけるロジックとテクノロジー」をテーマの一つとしており、一見すると難しく敷居が高く思われがちですが、参加者の皆様は決してITの専門家ではなく小売、医療、イベント事業など様々な業種の方々が集まる中で、ワークショップ後のアンケートにご回答いただいた全ての方が「大満足だった」とご好評を頂くことができました。 ワークショップの構成 メルマガにおける成果とは何かを考える 成果を上げるまでの導線と指標を理解する マーケティングの視点でメルマガを攻略する 参加者のメルマガを公開レビュー&ディスカッション 今すぐ使えるメルマガの表現とテクニックの紹介 デジタルマーケティングで効果を発揮するテクノロジーの紹介 希望者限定のメルマガ運用における公開コンサルティング 本レポートではワークショップのどんなところが参加者の皆様にご満足いただけたのか、アンケートのご回答内容を交えてワークショップの見所をご紹介いたします。 少人数ゆえの質問のしやすさ、参加者に合わせた進行調整 少人数なので質問しやすい。専門用語が多くなりがちなITセミナーにおいて、ひとつひとつわかりやすく説明をしてもらえた、またそれでも分からないときは気軽に質問ができた 最大参加人数を10人までに限定し、1つの大きなテーブルに参加者の皆様と顔を合わせながらワークショップをおこなっております。 ディスプレイの資料とボードへの手書きを交えて解説 予め用意している資料だけでなく、参加者の様子や質問の状況に合わせてボードへの手書き、口頭での補足を交えて出来るだけ多くの皆様が理解しながら先に進めるよう努めました。 普段知ることの出来ない他社の事例や課題解決の模索 他人の事例を聞けるチャンス、普段1人で参考にできないことが多かった。自分ごとに受け止められるのもよかった このワークショップの目玉として、日頃メルマガに苦心する参加者のみなさまだからこそご満足いただける、... - [EUではじまるGDPRって何?日本のマーケターに必要な対応は?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/eu%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%98%e3%81%be%e3%82%8bgdpr%e3%81%ae%e5%af%be%e5%bf%9c/): 2018年5月25日からEUで適用開始となるGDPRについての基本的な内容と、日本のマーケターが注意すべきこと、またBenchmark Emailがどのような対応を行っているかについて簡単にまとめます。 *当記事はBenchmark Emailの欧州支社Raquel Herreraの記事を元に、日本向けに編集したものです。 Adapt your email marketing strategy to the GDPR General Data Protection Regulation (GDPR): Everything You... - [スイス‐米国間のプライバシーシールドフレームワーク対応について](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%82%b9%e3%82%a4%e3%82%b9%e2%80%90%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e9%96%93%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%90%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%89%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%a0/): 当記事はBenchmark Email米国本社Andy Shore執筆の”Benchmark Email is Swiss-US Privacy Shield Certified“を基にしています。 Swiss – U. S. Privacy Shield Frameworkとは? スイス連邦とアメリカ合衆国は年初にSwiss – U. S.... - [【ワークショップレポート】開封されるメール件名に必要なラベル表現とインサイト表現とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workshopreport_title_label_insight/): 2018年3月26日に、「開封されるメール件名の作り方」と題して、Benchmark東京本社にてメール件名の制作ワークショップを開催し、様々な業種のメールマーケティングに携わる方々に参加頂きました。 メルマガを執筆、配信しているみなさんにとって、メールの件名制作は開封率を左右する重要な業務です。 最近では、スマートフォンではメール受信を知らせるホーム画面で、件名だけでなく本文の冒頭も表示させて、開封支援を行ってくれているので、PCに比べて内容が垣間見られるようになりました。 しかし、PCでメールを受信・閲覧しているユーザーには、まだまだ件名だけで開封を判断されてしまいます。 わずか十数文字しか表示されない件名で、受信者が開封したくなる気持ちにさせるのは容易ではありません。 「メール 開封 件名」といったワードで検索すると、開封される件名を作るには、「具体的に。簡潔に。読者の興味関心を刺激する。具体的なイメージを沸かせる。シチュエーションを想像できるようにする。ユーザー目線で書く」といった考え方が、件名例とともに提示されています。 しかし、考え方と件名例の提示だけでは、件名例が自社のメルマガの商品やターゲットユーザーと異なる場合、想像力と思考力を稼働して、自社のケースに当て嵌めて考え直す必要があります。この考え直す作業はなかなか難しいものがあります。 そこで、今回のワークショップでは、例文は提示せず、ユーザーのインサイトを突くワード探しを支援するフレームワークを使用し、頭の中だけで考えたり、ただ紙に書きだしたりするより簡単かつ適切に、メールの件名を制作できるようにしました。それにより、ただでさえ他の業務でも忙しいメルマガ担当者の負担を減らし、効果を上げて頂くことを企図しました。 当日のプログラムは下記の通りです。 —————————————————————- 1. メール件名の、ラベル表現とインサイト表現 2. インサイト発見ワークショップ -フレームワークの手順説明 -ワークシート作成 -発表、共有 3. Benchmark Emailで実現できること... - [効果測定のノウハウを理解しメルマガの成果を上げる!活用支援事例:シアタープロダクツ様(第1回)](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/mijikana_theaterproducts/): Benchmark Emailでは、メール配信システムに加え、ユーザー企業様がスムーズに運用を開始するための導入支援や、より効果的に利用していただくための活用支援サービスを提供しております。 今回は、大胆な柄や色使いやデザイン性の高さが特徴のアパレルブランド「シアタープロダクツ」様に、Web戦略立案~コンテンツ制作~運用サポートまでを行うBenchmark Email認定パートナー企業、ミヂカナ株式会社の一戸健宏が、活用支援のコンサルティングを行わせていただきました。 担当者インタビュー:活用支援を受けた背景 メールマーケティングの担当者でありシアタープロダクツでプロジェクト・マネージャーを務めている山本様に、Benchmark Emailの導入に至った経緯やいざ使い始めてからの悩みなどお話をお伺いいたしました。 シアタープロダクツプロジェクト・マネージャー山本さくら 様 弊社が、1年前に自社ECをはじめて、やっと運営にも慣れ始めSNSやメールマガジンと連動してもっと効果的な売上をだしたい、と思っていたタイミングでお声掛けいただきました。 売上をだしたい、とは思っていたのですが、日々の業務に追われなかなかメルマガの効果的な施策へのリソースを避けない中で、ぜひプロの方から勉強させていただきたく、今回取り組みをさせていただきました。 コンサルティングにあたってまずは現在の利用状況、運用フローなどをヒアリングをさせていただいたところ、メールマガジンの作成や配信といったBenchmark Emailの基本的な使い方は問題無いものの、配信結果である開封率やクリック率などを見ても、メールマガジンの成果が出ているのか、その良し悪しの判断がつかないというお悩み、課題がありました。 効果測定でメルマガの成果のその良し悪しを判断する Benchmark Emailでは配信したメールマガジンの配信結果を、 開封数 エラー件数 未開封 クリック数... - [ナビゲーションは8つから5つへ!Benchmark Email 新UIの変更点まとめ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newinterface/): Benchmark Emailは2018年から操作性の向上を目的とした新しいユーザーインターフェイス(以下UI)への移行を行わせていただいておりますが、旧UIでの操作に慣れていただいているユーザー様には面倒をおかけすることもあるかと存じます。貴重なご要望もたくさんいただいており、引き続き改良を進めて行くと共に、FAQなどで用いている画像の差し替えも順次進めてまいります。 本日は特にお問い合わせを多くいただいております、新UIへの移行時に変更となった各機能へのリンク(ナビゲーション)についてまとめました。 ダッシュボードについて 旧UIでは8つのナビゲーションがございました。 -ダッシュボード -メール -メール作成 -EMA -ツール -レポート -画像/動画 -コンタクトリスト ここから、「ダッシュボード」「メール作成」「EMA」「ツール」「画像/動画」の5つがなくなり、一方で「アンケート」と「オートメーション」の2つが追加され、結果的に新UIのダッシュボードではナビゲーションは5つとなりました。 -メール -オートメーション -コンタクトリスト -アンケート -レポート 具体的な変更箇所について... - [RSS Email機能で最新情報を届けよう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how_to_use_rss_to_email/): こんにちは、カスタマーサクセスの赤木です。 メディアやニュースサイトの運営者など、巷のニュースや情報の収集に余念がない方に馴染み深いRSSフィードですが、Benchmark Email ではRSSフィードを連携させて、メディアなどの最新情報を配信することが可能です。 なんだか敷居が高そうなRSS機能ですが、今回は設定方法から過去のにユーザーから多く寄せられた質問まで幅広く取り上げてありますので、ぜひこの記事を参考にしてRSS機能を使ってみてくださいね。 RSS Email機能とは RSSはReally Simple Syndicationの略称で、ウェブサイトの見出しや要約を構造化して記述するフォーマットです。ニュースリーダーの購読や、様々なサイトの更新情報を受け取ることができます。 RSSメールを利用することで、フィードやブログの更新を購読者に知らせることができます。 また、RSSメールは更新が行われた際に自動的に配信され、配信頻度は毎月、毎週、毎日といった様に設定することも可能です。 メディアやニュースサイトの運営者や、定期的にお知らせを配信したい店舗やファンクラブなどのサイトをお持ちの方にぜひお試しいただきたい機能です。 設定・操作方法を解説します RSSメール作成〜稼働まで まずはBenchmark Emailアカウントにログインします。左メニューの「メール」をクリックします。 メール作成画面に切り替わるので、右上にある「メール作成」をクリックします。 すると、メールの種類を選択できるので「RSSメール配信」を選びましょう。 通常のメール作成と同様、エディタを選ぶことができます。今回はドラッグ&ドロップ形式にしてみます。選んだら「次へ」をクリックします。... - [ほぼ届かない!?中国のお客様へメルマガ配信する際に知っておくべきこと - Benchmark Email China責任者へ突撃インタビュー](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_sending_newsltter_to_china/): 中国でのメールマガジン配信には、メール不達の問題が存在します。その原因の多くが、qq.comや163.comなど中国で利用されているドメインのセキュリティーの高さであることをご存知でしょうか。本記事では、中国国内のメール配信事情をご紹介します。 - [メルマガの業種別平均開封率レポート【2018年度版】](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%83%a1%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%82%ac%e3%81%ae%e6%a5%ad%e7%a8%ae%e5%88%a5%e5%b9%b3%e5%9d%87%e9%96%8b%e5%b0%81%e7%8e%87%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%80%902018%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e7%89%88/): 今回は当ブログの人気テーマである業種別のメルマガ開封率について、昨年の記事”2017年業界別メールの平均開封率レポート“の最新版として新たに作成しました。前回同様、業種別の開封率について調査結果をまとめていきます。 ※同テーマの最新版はこちら: メルマガ平均開封率レポート【2019年度版】 また、ここ数年スマホ(モバイル)からのメール閲覧比率が急増しています。開封率だけでなく、開封時のデバイスの比率は一般的にどれくらいで、業種別にどのような特徴があるのでしょうか?その点についても一緒にまとめてみたいと思います。 ちなみにBenchmark Emailの配信レポートの「Device」を見ていただければ、「Desktop, Win XP」「Mobile, iPhone」という風に開封やクリックをしたユーザーが何のデバイスでメールを閲覧したのかをご確認いただくことができますし、CSVやExcelで一覧をダウンロードして集計を行うことも可能です。 *Benchmark Emailメールレポート画面 では2017年12月から実施された米国の調査結果をまとめてみたいと思います。 業種別の平均メルマガ開封率・クリック率・エラー率と閲覧デバイス比率 「モバイル」「デスクトップ」「タブレット」のデバイス別の比率は、開封時に使われたデバイスの比率を示しています。尚、同じユーザーが複数のデバイスで同じメールを開くケースがある為、「モバイル」「デスクトップ」「タブレット」の比率の合計が100%を超えることがあります。 参照元:“Email marketing engagement and response statistics... - [【Webメディア向け】メール特化型MAを使いこなす!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ema_workshop_for_web_media/): 皆さんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 2017年Benchmark Emailでは、新たに追加されたEMA機能(メールマーケティングオートメーション)を使いこなすべく、いくつかの業種にテーマを絞りワークショップを行ってきました。 EMAとは送られたメールに対して購読者が行ったアクション(開封やメール内に記載のあるリンク先のページへ推移するなど)をきっかけに、購読者それぞれに合わせた内容のメールを自動で送り分けることができるもので、設定次第でメール施策をさらに効果的にできるものです。 ですが、メールのシナリオを考えること、シナリオ通りにメールを設計するのは容易ではなく、マーケティングオートメーション(MA)同様、ツールを導入しただけで、すぐに仕事が楽になるというものではありません。 この形式でのワークショップ最終回となる今回も前田 考歩氏が講師となり、参加されたオウンドメディアを含むWebメディアを運営する企業のマーケティング担当者に、メールオートメーションのシナリオ(カスタマージャーニー)を考えていただきました。 Webメディアのメルマガ配信は「大量」がポイント!? 昨今のビジネスマンたるもの、業界のニュースはちゃんと掴んでおかないとビジネスの波に乗れません。そのため、よくチェックするWebメディアのメルマガを購読し、最新ニュースをいつでもチェックできるようにしているという人がほとんどではないでしょうか。 前田氏も多くのメルマガを購読しているのですが、2017年11月10日〜12月6日の間に購読している10のWebメディアから受信したメールの数は、なんと合計774通!一日に換算すると28通という数字に。 多くの企業が陥る、配信コンテンツ不足という問題とは逆に、大量のコンテンツを持っているからこそ、配信し過ぎてしまう傾向に陥りやすいのがWebメディアの現状なのかもしれません。 しかし配信数が多すぎると、購読停止や未開封の量も増えてしまい、せっかくのコンテンツを届けられずに機会損失を生んでしまいます。 今回のワークショップでは、より効果的にコンテンツを届けて、ファンを増やしたり(エンゲージメント強化)購買につなげるための施策として、以下のオートメーションシナリオを考えてもらいました。 1. メール施策全体のゴール設定とターゲットを明確化します。その上でターゲットを割り当てるためのデータ(トリガーデータ)を考える。 2. オートメーションのトリガー(オートメーションメールが開始するきっかけ)となる最初のメール案を作る。またそのメール内のリンクをクリックし進む先のランディングページ(LP)内容を考える。 3. トリガーとなる2で作ったメールが開封されなかった場合、未開封者のみに送られる別のメール案を作る。また別のメールを開封したがLPに進まなかった方に、よりLPに進んでもらいやすい別のメール内容を考え、それでも最終的なコンバージョン(CV)に至らなかった方を対象に別のLP施策をそれぞれ考えてもらいました。 参考記事:... - [よくあるお問い合わせ - Benchmark Email](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-solutions/): 「よくあるお問い合わせ」はこちらのページへ移転しました。 - [新年のご挨拶 - Benchmark Email](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newyeargreetingfrombenchmarkjapan2018/): 新年あけまして、おめでとうございます。 昨年は本当にたくさんの方にBenchmark Emailをご利用いただき、スタッフ一同とても嬉しく感じております。 弊社にとって2017年は企業ロゴの一新、ブランディングの再構築、またEMA(メールマーケティングオートメーション)といった機能の拡充など、転機となる年であったと感じております。 弊社のツールや当ブログでの事例記事や業界ニュースなどを通じて、本年も変わらず皆様のマーケティングのお役に立てれば幸いです。 皆様にとって2018年が良い年でありますように。本年も何卒よろしくお願い申し上げます! 株式会社ベンチマークジャパン社員一同 - [こんな機能があったんだ!?2017年機能アップデートまとめ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updates_in_2017/): こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 つい先日、2017年版業界別メールの平均開封率レポートブログをご紹介したと思っていましたが、その2017年がもう終わろうとしています。 今年、メール界隈ではメールのオートメーション化や顧客データを反映させた、さらなるパーソナライズメールなどがトレンドとして騒がれた(騒いでいない?)年となりました。 ということで、毎年恒例となりつつあるBenchmark Emailの機能アップデートに加え、2017年は「セキュリティー」「サポート」「ブランド」というテーマでのアップデートもありましたのでまとめてご紹介します! 目次: 1. 機能 ドラッグ&ドロップエディター EMA(メールマーケティングオートメーション) 2. セキュリティー ヨーロッパの個人情報協定に準拠している企業に選ばれました 3. サポート Kickboxの導入で配信リスト内のエラーアドレスを事前に見つけ出す 4. ブランディング ブランドロゴの一新 1.... - [CS向上に欠かせない、解約率1.5%のWebサービスの「解約理由」を大公開!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/reasons-to-leave/): こんにちは、コンテンツ担当伏見です。 解約理由にはサービス改善への大きなヒントがある!ということで今回は2017年Benchmark Emailが得た貴重なユーザーの声(解約理由)を大公開いたします。SaaSサービスならではのご意見を様々いただきました。 ユーザーの継続率アップにはカスタマーサクセスが不可欠 今ビジネスにおいて重要視されているのがこの「カスタマーサクセス」という考え。 モノを売るまでが終わりではなく、その先のユーザーの成功を導くことが最大の目的というもので、ビジネスにおける目的を達成してもらうためのツールとして、Benchmark Emailもより使いやすく、またユーザーの疑問を解決できるよう、ブログやサポートを通じて有益な情報をお届けしています。 今年も多くの方にBenchmark Emailをご利用頂き、有料プランの月間チャーンレート(Churn Rate:ユーザー解約率)は、2017年では1. 56%となりました。 SaaSスタートアップの月間チャーンレートが3%未満であることが望ましいとされる文献もある中で、Benchmark Emailは一度使ってもらえれば、その使いやすさを実感していただけたことの表れではないかと思っています。 参考記事:SaaS事業の成長可能性を判断する、3つの指標 解約された方の継続期間の内訳を見てみると、月単位では1ヶ月未満で契約を終えたユーザーが最も多く、ついで1年未満(6ヶ月間〜12ヶ月間)での解約が続きました。また1年以内で解約されたユーザーが全体の60%と半数以上を占めています。 また解約理由を見てみると、「その他」の理由を除いて最も多かったのが、「メールマーケティングが必要なくなったから」。 会社の方針や運用体制などを理由に、メール配信を必要としなくなったことを理由に挙げている方が多くいました。次いで「他のメールマーケティング、メール配信会社へ変更するから」という回答が多く上がりました。 その中にはマーケティングオートメーション(MA)やLINE@などの別のアプローチ方法へシフトするという声や、ECショップといったBtoCビジネスユーザーの間では、EストアーなどのECショップ作成ツールに付随するメルマガ機能の利用へ移行するといった回答が並びました。 ではここからは特に気になった解約時に頂いた貴重な声をいくつかご紹介し、FAQを行っていきます。 解約したユーザーからの声にはサービス向上のヒントがある... - [動画メールを送るには?再生可能なメールサービス一覧と、確実に動画を見てもらうための対策について](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/video_for_html_email/): 動画メールを送っても先方の環境(メールクライアント)によっては再生できないことがあります。動画が再生できない環境でメールを受信すると、動画が静止画として表示されるだけとなります。Benchmark Emailを使うことで動画メールを生成できる環境を作ることが可能です。 - [HTMLメールでアンカーリンクが設置できない時の対処法は?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/anchorlinks_for_html_emails/): こんにちは、ブログ担当の伏見です。 突然ですが、作成したメルマガにアンカーリンクを設置したが、うまく作動しないといった問題に直面したことはありませんか? 実はHTMLメールにおけるアンカーリンクは受信環境によってその作動をサポートしているものと、そうでないものがあるのをご存知でしたか? 今回はそんなHTMLメールにおけるアンカーリンクについてお伝えします! リッチコンテンツなメールにはアンカーリンクを使いたい HTMLの技術により、画像を掲載したメール、また容量の大きいメールを作ることが可能になりました。しかしそれゆえ、コンテンツ量が多くなり、購読者はスクロールダウンを繰り返すことになります。 そんな時webサイトの用にアンカーリンクを活用して、読んでもらいたいコンテンツに直ぐ飛んでもらえるようにしたいですよね。実際ベンチマークでもアンカーリンクをメールに仕込むことは可能です。 (ベンチマークのメールエディターでもアンカーリンクの設置が可能です) ですが、残念なことに現状アンカーリンクを正しく設定していても、全てのメールクライアントでアンカーリンクが作動するわけではないのです。 HTMLメールではアンカーリンクの作動率は100%ではない 現在以下の環境下にてアンカーリンクの稼働のサポート状況が公開されています。 Emailクライアント アンカーリンクのサポート有無 Gmail(Web) ○ Gmail(アンドロイドアプリ) ○ Inbox by Gmail(アンドロイドアプリ)... - [手間をかけずにリスト更新!WordPressとメルマガリストのAPI連携](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/api-integration-with-wordpress/): こんにちは、Benchmark Emailの赤木です。 メディアやWEBサイトをWordPressで製作している方も多いでしょう。Benchmark EmailではWordPressと連携する登録フォームをご用意しております。Benchmark Email上で作成した登録フォームを公開する方法と、WordPressプラグインを使用する方法の2つがあります(XML-RPCとPHPを活用することができます)。 Benchmark EmailをWordPressと連携することで、サイト閲覧者の増加やサイトの改善、反響のあったページや記事を分析することができるようになります! どんなことができるのか WordPressと連携させることの1番のメリットは、サイト上で取得した顧客情報(または購読者情報)を自動でBenchmark Emailに取り込み最新情報を反映させることができるということです。 例えば、ECサイトなどの場合、リストを「会員登録」「購入者」「会員登録キャンセル」などと分けている場合、API連携を使えば、1人のユーザーの動き(会員登録→既存購入→退会)に合わせて自動で3つのリスト内に最新データを反映させることができます。 またメディアなどの場合、記事を毎日更新しているところは多いかもしれませんが、読者が毎日訪れてくれる訳ではありませんよね。 そんな時にAPI連携を使えば、メディアのブログコンテンツをメルマガに反映させて配信することが可能です。 以下APIを使ったリスト管理方法の一部をご紹介します Contact List Related Methods リストの作成、購読、購読解除、情報の書き換え(アップデート)、リストのエクスポートが可能。 Campaign... - [メルマガの配信リストを整理!開封していない人に購読の意思があるか確認しよう!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/check-subscribers-who-want-to-continue-subscribe/): こんにちは。ライターの遠藤です。 メールマガジン運営において、配信先が多ければ良いということではありませんよね。メールマガジンの配信リストの品質を高めることは、非常に重要です。 使われていないメールアドレスや、購読する意思がない人に対してメールマガジンを送り続けても、迷惑メール扱いになったり、開封率の正確性が失われてしまったり、最悪の場合、エラー配信を繰り返すことで到達率低下を招いてしまうなど良いことはありません。 定期的に、配信リストのクリーニングをして「ノイズ」を取り除く。つまり「配信リストの最適化」をすることによって、メールマガジンの精度の改善や開封率、クリック率の改善など、よりよい成果につなげやすくなります。 関連記事:メルマガ平均開封率レポート【2019年度版】 開封しない人に「購読」を継続する意思があるかを確認する 配信リストからノイズを取り除く方法はいくつかありますが、今回は「開封をしていない人」に対して、今後もメールマガジンを購読する意思があるのかの「意思確認メール」を送ってみました。 単に「開封をしていない」で、リストから取り除いてしまうと、購読の意思があるけど読んでいない人までも取り除いてしまいます。 そこで、購読の意思を改めて確認することにより「購読を継続する意思がない」というエンゲージメントのより低い人の洗い出しを試みてみました。 Benchmark Emailの「ホットリード機能」を活用 まずは「開封をしていない人」を抽出する必要があります。Benchmark Emailには「ホットリード機能」があり、過去のメールマガジンから「エンゲージメントの高い(または低い)」人のリストを作成することができます。 このホットリード機能を使って、開封をしていない「コールド(エンゲージメントが低い)」のリスト(未開封者リスト)を作成しました。 よりエンゲージメントの低い人に絞ってリストを抽出する 「未開封者リスト」を作成する際に、選別基準が「開封していない回数が1回だけ」では「たまたま開封しなかった」という人も含んでしまうため「過去3回分のメールマガジンを全て開封しなかった人」に絞りました。 これにより「エンゲージメントが特に低い人」のリストを作成することができます。 購読継続の意思を確認するメールを配信する あとは、抽出した「未開封者リスト」に対して「購読継続の意思を確認するメール」を配信するだけです。 もともと開封していない人たちにメールを送るので、タイトルも「引き続きニュースレターの購読を希望されますか?」とし、本文も「今後も購読を続けますか?」と直接、問いかけるようにしました。... - [MAを導入したからといって楽になるわけじゃない 〜リアルWeb担当者に喝! Vol.3に参加してみた〜](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ma-seminar-report/): こんにちは、Benchmark Emailの赤木です。 今年の9月からジョインし、現在はカスタマーサポートの業務をメインで行なっています。 前職でのエンジニアとしての知識も活かし、ブログではAPIや多機能連携など技術よりの記事など、私自身も学びながらメールマーケティング初心者の方に参考になる記事を書いていきます! 先日マーケティングオートメーション(以下MA)のセミナーに参加しました。「リアルWeb担当者に喝! Vol. 3 〜マーケティングオートメーション成功の法則〜」 弊社でもメール機能に特化したMA(EMA)を提供しており(※現在Beta版)、少しでも多くの方にEMAについて知ってほしいけれど、うまく導入するにはどうしたらいいのでしょうか? 弊社のような機能特化型のMAでも通常のMAでも、導入するにあたり気をつけるべきポイントやその後にやるべきことなど、まだわからないことや不安なことがたくさんあるでしょう。 最近耳にすることの多くなったMAですが、実際にうまく使いこなせるのでしょうか? MA導入を成功させるためには何をするべきなのか、どのようにWebサイトなどのコンテンツを作成すべきなのか、MA導入や運用したばかりで出てくる疑問についてお話を聞いてきたのでご紹介します! コンテンツファーストの時代だからこそ気をつけたい、MA導入時の注意点とは (【LINE】〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2017年上期) より引用) (第1部資料はこちら) これからはコンテンツファーストの時代へ 上記の資料によると、スマホでのインターネット利用者は85%に達しており、PCでインターネットを利用する人を大きく上回っています。PC上での使いやすさよりも、スマホ上での使いやすさを重視する、スマホファーストの時代が到来しているのです。 ネットの使われ方が変化している途中ということは、ネットに求められるサービス、コンテンツが変化することを意味しています。... - [【事例】是非真似したい!LDH kitchenが配信するハイクオリティーなメルマガ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-case-study-of-idh-kitchen/): こんにちは、ブログ担当の伏見です。 Benchmark Emailのユーザーのリアルなメール配信施策をその効果や実際に配信しているメールを交えてご紹介する事例コーナーです。 今回は「食事もエンタテインメント。日本の食文化を世界にも。」をテーマに様々なレストランを運営する株式会社LDH kitchen(以下、LDH kitchen)のメール施策について、広報宣伝部、取締役の森さんにお話を聞きました。 LDH kitchenのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: LDH kitchenで取り扱っている14のレストラン メールマーケティングの目的: ブランドの認知拡大 主な配信コンテンツと配信頻度: –各レストランの最新情報やイベント情報(月1回の定期配信) – ビール特集など不定期のキャンペーン情報 配信対象: – HPからのメルマガ登録者... - [【事例4選】メルマガ開封率upに効く!読まれるタイトル施策まとめ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/4_case_studies_to_improve_open_rate/): みなさんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 メールマーケティングを行なっている方は一度とならず、もしかすると常に気にかけていることがあるのではないでしょうか。そうです、メールの開封率です。 どんなに有益な情報や届けたいコンテンツがあっても、メールを開封してもらわなければ、それらは日の目を見ることのない情報として終わってしまいます。 故にメールを開封させるテクニックは色々試してみたいものですね。 今回は過去にご紹介したインタビュー事例の中で、特に「メール開封」施策について記載しているものをまとめて4つご紹介します! メールタイトルをより惹きつけるものにする 企業・団体の“想い”をストーリーとして作成・蓄積・活用が可能なプラットフォームPR Tableはメールのタイトルに「〇〇%」や「特集記事〇〇個」といった具体的な数字を入れることでタイトルに惹きを持たせています。 ですが、煽りすぎたり、メール内のコンテンツとの乖離がありすぎると以降のメールへのリアクション(例えば開封率や購読停止数など)が下がってしまうなど逆効果です。 ブログ:【メールマーケティング事例】PRプラットフォームが行うメール配信とは?エンゲージメントUPに効果のあるメール配信 人気のコンテンツをタイトルに活用し、関連記事への流入もアップさせる 生放送授業が受けられるオンライン動画学習サービスのスクーではメールに掲載するコンテンツが複数ある時、人気のあるコンテンツをメールのタイトルにも活用しています。 人気のあるコンテンツで開封してもらい、同時に別の記事へも流入してもらうという方法です。 ブログ:【HTMLメール紹介】スクーが行う、学生にリピートを促し授業を受け続けてもらうメール施策 A/Bテストを繰り返して開封率の改善を続ける メールマーケティングにおいて施策の改善を繰り返すことのできるA/Bテストはより高い開封率を獲得する上で、とても有効な対策です。かくいう私もBenchmark Emailのニュースレター配信には過去にたくさんのA/Bテストを繰り返してきました。 新ビジネスを起業された会社に無料で送られる起業家向けのビジネス情報冊子、創業手帳では様々なA/Bテストを繰り返したことで、自社のユーザーに好まれるメールのタイトルを導き出しています。 ブログ:メールのリンククリック率30%以上!創業手帳が行うBtoB向けメールマーケティング 本当に興味を持っている人だけに読んでもらうタイトル付け... - [Googleアナリティクスを使ってメールマガジンの1歩踏み込んだ効果分析しよう!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/googleanalytics-for-email-marketing/): こんにちは。ライターの遠藤です。 メールマガジンを配信している場合に、開封率やクリック率をチェックしていると思います。ではメールマガジンが、どれだけ成果(問い合わせや商品購入など)につながっているのかはチェックされていますでしょうか。 メールマガジンからWebサイトに流入した人たちのWebサイトでの滞在時間や、どのページを見たのか、どのページで離脱しているのか、どれだけWebサイトの目標(コンバージョン)を達成したのかなど、Webサイトでの動きを把握することは、より効果の高いメールマガジンを作るのに、とても有効です。 メールマガジンからWebサイトに流入したあとを追う メールマガジンの開封率が高くなった!クリック率も良くなってWebサイトへの流入も増えた!でもWebサイトでの目標(コンバージョン)が達成できていないということでは、本末転倒ですよね。 メールマガジンの開封率やクリック率を把握しているけど、クリックされて、Webサイトに流入した後のデータは把握してないというのは、あなたのメールマガジンをより良いものにするために使える貴重なデータを、みすみす捨ててしまっています。 開封率やクリック率など、メールマガジンでの成果だけでなく、もう1歩踏み込んで分析をすることで、今よりも、もっと効果的なメールマガジンを作る参考にすることもできます。 Webサイトのアクセス分析にGoogleアナリティクスを使っている方は多いと思います。せっかく、Googleアナリティクスを使っているのなら、メールマガジンから流入した人がどんなページを見ているのか、Webサイトの目標(コンバージョン)に至っているのかなどのデータも追いましょう。 Benchmark EmailではGoogleのパラメーターが自動で付与されます。是非お試しください。 メールマガジンの効果をGoogleアナリティクスで見る方法 メールマガジンから流入した人のWebサイトでの動きを追うのは、難しいことではありません。メールマガジンで使うリンク(URL)に、追えるようにパラメータをつけるだけです。 そういわれてもよく分からないという方のために順を追って説明していきます。 Googleアナリティクスでのコンバージョン設定 まずはGoogleアナリティクスです。すでにコンバージョン設定をしている方は、読み飛ばしてください。 Googleアナリティクスでは「コンバージョン」と呼ばれる、そのWebサイトでの目標を設定することができます。例えば「特定のWebページに訪問した」「問い合わせの送信ボタンをクリックした」など、様々な目標を設定することができます。 Googleアナリティクスの「管理」を開き「ビュー」→「目標」と進むと、設定をすることができます。詳しくは「目標を作成、編集、共有する – アナリティクス ヘルプ」を参照してください。... - [【不動産ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ema_for_real_estates/): 皆さんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 Benchmark Emailでは送られたメールに対して個別の購読者が行ったアクション(開封やメール内に記載のあるリンク先のページへ推移するなど)をきっかけに、購読者それぞれに合わせた内容のメールを自動で送り分けることができる新機能、EMA(メールマーケティングオートメーション)を活用した新たなワークショップを9/14に開催いたしました。 今回は不動産業界に焦点を当て、同業界で考えられるメールマーケティングオートメーションの施策を実際に不動産業界でメール施策を担当されている方をお招きして考えました。 過去のEMA勉強会記事: ・【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【観光ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【人材ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート 今回も講師に宣伝会議にて「Web動画クリエイター養成講座」「自社セミナー企画実践講座」などの講座を持つ前田 考歩氏を迎え、「観光ビジネス向けメールマーケティングワークショップ」をテーマに、大手旅行代理店やメディア企業のマーケターの方々にお集りいただき、メールオートメーションのシナリオ作り(カスタマージャーニー)を皆さんで考えていただきました。 その時の様子や実際に挙がった施策案などを交えながら、ワークショップのレポートをお送りします。 不動産業界のメルマガは敬遠されがち! ? 不動産会社からのメールは様々な物件を見ることができるため、家を探しているタイミングでなくてもついつい購読したいコンテンツが多いですよね。 以前インタビューさせていただいたTato Designでも「物件ファン」が多いことからメルマガの開封率がよいというお話を聞きました。 また家探しを将来的にしようかなと考えているタイミングで、なんとなくイメージを膨らませるための情報収集の場としてメルマガに登録してみた、という購読者が多いのも特徴と言えます。 しかしこのようなライトな購読者層にとっては「メールに返信すると、押し売りセールスが来そうだから返信したくない」「まだ本気で家探しを始めていないから、ボリュームのある登録フォームは書きたくない」といった煩わしさがあり、メールを開封してもその次のアクションを起こさないというケースも多くあります。 多くのファンがつくコンテンツがあるからこそ、購読者の「温度感」に合ったフォローアップを行うことで、さらにメール施策を成功させる機会を増やすことができます。そこで、個人の「温度感」に合ったフォローをするために参加いただいた方々にメールマーケティングオートメーションを考えていただきました。 今回の勉強会では以下のオートメーションシナリオを考えてもらいました。... - [パーソナライズで売上90%UP!4つのメール施策【docomoイノビレレポート】](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/personalized-marketing-seminar-report-at-docomo/): Benchmark Emailではユーザーさんを招いたワークショップを定期的に実施しておりますが、他社開催のイベントにお呼ばれしてメールマーケティングのノウハウについてお話させていただくこともあります。 先日、9/5(火)にはドコモ・イノベーションビレッジ主催のイベントにて、メールマーケティングにおけるパーソナライズについて、当社エバンジェリストの笠原がお話をさせていただきました。 どう取り組む?デジタル「パーソナライズマーケティング」。~ツール導入前に必要な「考え方」を身につけよう(終了) 当日のモデレーターは当社のワークショップ講師でおなじみの前田考歩氏。登壇は当社含めて3社で、それぞれ顧客とのエンゲージメントを高めるためのソリューションを提供している企業さんですので、レポート後半で簡単にではございますがご紹介させていただきます。 今回のイベントのテーマは、いかにデジタルマーケティングの施策で「企業が発するメッセージをターゲットの趣味嗜好や行動履歴に合わせて絞りこみ、適切なタイミングと場所に送ってコンバージョンさせるか」ということで、シーセンス株式会社からDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)について、株式会社クリエジャパンから動画活用について、そして当社からはメールマーケティングについて、それぞれ考え方やツールの利用法を解説いたしました。 『メールマーケティングにおけるパーソナライズとは?』 株式会社ベンチマークジャパン エバンジェリスト 笠原吾郎 当社笠原の当日のプレゼンテーションをダイジェストでご紹介します。 一般的に「メールマーケティング」で「パーソナライズ」というと、例えば「送信先ごとに宛名を変える」などが分かりやすいかとは思いますが、実は大きく分けて4種類のパーソナライズが可能です。 そもそも、メールマーケティングの特徴とはなんでしょう?大前提ではありますが、メールマーケティングは「プッシュ型のコンテンツマーケティング」です。 コンテンツマーケティングにも様々な手法がありますが、多くの場合、例えばSEOでもリスティングでも、ターゲット顧客にはサイトやページに訪問してもらう必要があります。つまり「プル型」のマーケティングが多いかと思います。 一方、メールはターゲット顧客に対してプッシュ型で送信が行なえるため、能動的にタッチポイントをつくることができます。さらに、本日のテーマでもある「パーソナライズ」を行うこと、つまり各顧客に適したコンテンツを届けることでコンバージョン率やエンゲージメントを高めることが可能です。 では、メールマーケティングでは、具体的にどのようなパーソナライズの方法があるのでしょうか。大きく4つについて解説をしていきます。 宛先のパーソナライズ コンテンツのパーソナライズ タイミングのパーソナライズ 行動結果のパーソナライズ 1. 宛先のパーソナライズ... - [世界一厳しい? ヨーロッパの個人情報に関する新協定『Privacy Shield』を知っておこう!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/privacy_shield_for_eu/): 皆さんが普段から利用しているクラウドサービス、例えば、顧客情報を管理するCRMツールやBenchmark Emailの様なメール配信サービスには、個人情報を保存する必要があることから一定のセキュリティレベルが求められています。 Benchmark Emailは元々TRUSTeを取得しておりましたが、この度新たにEU-米国間の個人情報移転に関する新協定である「Privacy Shield」のデータ保護要件に準拠している企業に選ばれました。 ヨーロッパ諸国は日本と比べてもプライバシー保護の意識がとても高いと考えられています。 本記事では、ヨーロッパの個人情報保護規制のレベルや内容がどのようなものであるのかをマーケターの皆さまに知っておいていただくことで、日本でも今後厳格化することが考えられる規制への備えになればと思います。 1. Privacy ShieldとはEUーアメリカ間におけるデータの取り扱いに関する枠組み Privacy Shieldとは、欧州で取り扱われている個人データを米国に移すことを許容する法的枠組みのことで、その中では米国企業により重い責任を課すことが盛り込まれています。また商務省と米連邦取引委員会(FTC)が厳しい監視と取締りを行うことも条件に含まれています。 そもそもヨーロッパでは日本以上に「プライバシーの尊重」の考えが進んでおり、GDPR(EU一般データ保護規制)の施行を来年に控えたりと個人情報の厳守を重く捉えています。現在はEU加盟国がそれぞれ独自の法規制で情報の厳守を行なっていますが、EU全体で1つの法に則る方針に進むなど、プライバシー保護に対する意識の高さが顕著なのがEUなのです。 参照:EUの個人情報保護法「GDPR」施行まであと1年、対応は「経営課題」 2. それってつまりどういう意味? Privacy Shieldが定めるルール(data protection rules... - [開封率が3倍に!メルマガの開封率を上げるために大事な3つのポイント](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/3tips_for_indrease_open_rate/): こんにちは。ライターの遠藤です。 メールマガジンを配信していると、送ったメールマガジンがどれだけ読まれているのかは気になりますよね。 HTMLメールを使っていれば「開封率(どれだけメールが開封されたのか)」がわかるので、開封率をメール施策の効果検証指標の1つにしている会社も多いと思います。 誰もがメルマガの開封率は改善させたい メールマガジン担当者の多くは「開封率」を改善させたいと考えているでしょう。どれだけ多くの人にメールマガジンを送ったとしても、そのメールマガジンを開いて読んでいる人が少ないのでは意味がありません。 ちなみに、アメリカのデータではありますが「メルマガ平均開封率レポート【2019年度版】」を見てみると、開封率が20%前後というのが一般的なようです。 つまり100人にメールマガジンを送っても、20人前後にしか開封されていないということになります。もっと多くの人に、自社のメールマガジンを開封して読んでもらいたいですよね。 なぜメールマガジンの開封率が低いのか? なぜメールマガジンの開封率が低いのか、その原因はなんでしょうか。 開封率が下がる原因は、いろいろ考えられますので、影響の大きいものをピックアップしてみます。 原因1:メールマガジンが届いていない そもそもメールマガジンが配信先に届いていなければ、開封のしようがありません。 メールマガジンが届かない原因もいくつか想定できますが、1つは配信エラー(ハードエラー、ソフトエラー)があります。 宛先のメールアドレスが間違っていたり、システムエラーが発生しているなどの理由でメールアドレスが正しく届けられません。 参考: ・メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 ・メール配信が失敗した時のエラーコード一覧!エラー内容を把握して配信リストの質を高めよう 他には、メールマガジンが「迷惑メール」になっている場合です。 メールマガジンが迷惑メールに分類されてしまうと、配信先にメールアドレスが届いていることが、正しく表示(または通知)されません(迷惑メールフォルダーに入っているため、受信したことに気づかない)。 迷惑メールになる原因もいくつかありますが、メールマガジン配信側で対応できることは沢山ありますので、運任せにせずに、できることはしっかりやっておきましょう。... - [【事例】メルマガ配信で週末の売り上げが変わる!fog linen workのメールマガジン施策](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/case_study_of_good_email_marketing_fog_linen_work/): こんにちは、ブログ担当の伏見です。 Benchmark Emailのユーザーさんのリアルなメール配信施策をその効果や実際に配信しているメールを交えてご紹介する事例コーナーです。今回はオリジナルデザインでリネン素材のウェアやバッグ、シンプルな生活雑貨を取り扱う人気のブランド『fog linen work』が行うメール施策について、fog linen workプレスの粕谷さんにお話を聞きました。 Fog linen workのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:fog linen work(ウェア、キッチン、ベッド、バス周りなどのオリジナルのリネン製品の販売) メールマーケティングの目的: – 商品やブランドの宣伝 – 販売促進 主な配信コンテンツと配信頻度: –... - [メールマーケティング運用体制データまとめ -みんなどうやってるの?-](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workflow_of_email_marketing/): こんにちは、コンテンツ担当伏見です。 隣の芝生は青い、と言いますが他社がどんなメールマーケティング施策を行なっているのか気になりますよね。いいものは取り入れたい、というのが人間の心理ではないでしょうか。 ということで、今回は企業で配信するメールの作成体制や事前チェックリストの有無といった運用方法にまつわる気になるデータをまとめてお伝えします! ※こちらのブログは毎年メールマーケティング世界最大級のイベント開催や、HTMLメールの表示確認ができるwebサービスを提供しているアメリカのLitmus社から発表されている「2017 State of Email Workflows」というデータから抜粋、翻訳、編集した記事です。 1. コンテンツカレンダー 会社やブランドとして配信しているニュースレターの長期配信スケジュールを作成していますか? 1年周期の配信コンテンツを前もって計画立てているマーケターはそうでない企業・ブランドより47%メールマーケティング施策を成功させているというデータがあるそうです。 2. メール作成プランニング 配信日のどれくらい前からメールの作成を開始しているか? (こちらはメールの構想を考え始めるタイミングを作成スタートとしています。) 繁忙期(クリスマスやサマーセールなど)などスケジュールを立てやすいものについてはあらかじめ2〜3ヶ月など前もって作り始めることが多いようですね。反対に繁忙期でない場合はメールの作成を1ヶ月以内で構想から配信を終わらせるところが多いという結果が出ています。 3. メール施策の企画書作成 メール施策における企画書(企画、実行、効果測定といったPDCAをまわせるもの)を事前に準備していますか?... - [メルマガデザインの作り方「Benchmark Email編」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how_to_create_newsletter_benchmarkemail/): (この記事は2017年8月の記事をUI変更に伴いリライトしたものです。) こんにちは、デザイン担当のBEDです。 本当に突然且つ手前味噌ですが、Benchmark Emailが配信している毎月のメールマガジンのレイアウトが見やすいとよくお褒めのお言葉をいただくことがあります。それと同時にどのようにデザインを作っているのか聞かれることもあるんです。どちらもとても嬉しいお言葉をいただけてると思っています。 そこで、今回はBenchmark Emailが配信しているメルマガデザインの作り方(設定)をご紹介します。 (クリックするとメルマガ全体の画像を見ることができます。) 今回は2017年6月に実際に配信したこのメルマガを作成していきます。 レイアウトを選ぶ まずはどのようなレイアウトのデザインにしたいのか考えます。 Benchmark Emailでは、メルマガの上から、同じ大きさの要素を掲載する記事の本数に合わせて配置しているので、1カラムのレイアウトを使用しています。(テンプレートは使わずレイアウトから雛形を選んで基礎を作ります。) なので、こちらを選びます。 トップにロゴを配置 レイアウトが決まったら、次にトップにロゴを入れていきます。 このような感じでトップに画像ブロックを追加し、ロゴを入れ込みます。 記事のサムネイル画像を入れる ロゴを入れ込んだら次に各記事のサムネイルを入れていきます。先程、ロゴ画像を入れ込んだ要領で画像を入れ込みます。 入れたい画像を選び入れ込みます。 するとこのような感じで画像を入れ込むことができます。... - [iPhone純正メールアプリのメルマガ解除機能から読み解く「誠意あるメールマガジン配信」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/unsubscribe-newsltter-on-iphone-device/): iPhoneで純正のメールアプリを使っている方、メールマガジンが届いた時に、ある特別な機能があるのをご存知でしょうか。2回タップするだけでメールマガジンの購読解除ができるという、購読しているメールマガジンの購読をやめたい人にとっては便利だけど、メールマガジンを配信している側からしますと、ちょっと怖い機能です。 - [【人材ビジネス向け】第3回メールマーケティングオートメーション勉強会レポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ema-for-recruiting-company/): 皆さんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 これまでに二回開催しているBenchmark Emailの新機能、EMA(メールマーケティングオートメーション)を活用した、ワークショップの第三回目を7月初旬に開催しました。 今回は人材ビジネスにおけるメールマーケティングをテーマとし、実際にその業界でメール配信を行なっている方をお招きしました。 今回のブログではそのワークショップから見えた人材ビジネスにおけるメールマーケティングオートメーション施策のヒントなどをレポートにまとめました。 毎回テーマを絞り、それに合ったメール担当者をお招きして開催しているのですが、考え方は業種業態による違いはなく、「何を目的に」「誰に対して」「どんなコンテンツを」「どのタイミングで送るのか」ということを改めて発見していただけるような機会になればと思っています。 参考記事: ・【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【観光ビジネス向け】第2回メールマーケティングオートメーション勉強会レポート 今回も講師に宣伝会議にて「Web動画クリエイター養成講座」「自社セミナー企画実践講座」などの講座を持つ前田 考歩氏を迎え、メールオートメーションのシナリオ作り(カスタマージャーニー)を皆さんで考えました。 メール施策のゴール設定と配信リスト (EMAにて設計した上記手順のシナリオ例) まず、メールマーケティング施策を行う上で、改めてメール施策の目的となるゴール設定とそのターゲットとなる配信リストを考えました。人材ビジネスと一口に言っても、企業が必要とする人材には様々なタイプがあり、専門知識を持つ経験者、新卒学生、アルバイトなどターゲットによってメールマーケティング施策も異なります。また、採用を行なう企業向けの場合はターゲットが人事部になる為、こちらも業界によって多岐にわたります。 その上で人材ビジネスにおけるメール施策のゴールと配信リストは以下のようなものが上がりました。 目的:転職エントリー募集。 配信リスト:サービス登録会員 目的:新卒学生のエントリー募集及び、セミナーへの参加。 配信リスト:サービスを利用する大学生 目的:アルバイト採用(単発)の申し込み。... - [自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/junk-email-resolution/): 更新日:2022年4月21日 こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 購読を希望している方に向けてメルマガ配信しているのに、迷惑メールになってしまうことありませんか? 配信リストもしっかり集めてるし、内容だって問題ないはずなのにどうして?と疑問に思うかもしれません。 そんなメール配信担当者の頭を悩ます迷惑メールについて、どうすると迷惑メールとして振り分けられてしまうのか、迷惑メールと判定されたらどうすればいいのか、その対応などについてご紹介します! 送信したメールが迷惑メールになる理由 冒頭でさらっとお伝えしていましたが、メールマガジンなどの大量配信を行うには、まず購読者と事前にメール配信を行うことを約束していることが前提です。 関連記事:法律違反になる前に!メルマガで宣伝・広告メールを配信する際に押さえておくべき「特定電子メール法」 例えばブランドのHPに「メールマガジンを購読しますか?」といった登録フォームが設置されているかと思いますが、こういった経緯から登録された相手にメールを送ることが健全とされています。心理上、登録した覚えのないところからメールを受け取ると、迷惑と感じてしまいますよね。 それでもメールが届かない、迷惑メールフォルダに入ってしまうケースがあります。その理由は大きく分けて「メールの作り方」と「送信側のシステム環境」の2種類に分類され、このような場合は受信側の設定や環境によってメールの振り分けが独自に行われています。 では、どんなメールだと受信側で迷惑メールと判断されてしまうのか、いくつかの例をご紹介します。 メールの作り方 迷惑メールと思われてしまうキーワードを使用している 「アダルト」「金」「お得」といった詐欺メールによく使われるような単語をメール内、メールタイトルにつけてしまうと、たとえ内容が詐欺でなくても受信側で迷惑メールと判断されてしまいます。 メール件名や本文が空のメール メール内容が画像のみのメール(または画像の割合が全体の3割を超えるメール) メール内に短縮URLを貼り付けている 上記のような例はどれも迷惑メールでよく使われる手口で、それを受信側のメーラーが学習することで、たとえ送信側が意図していなくても迷惑メールと判定されてしまいます。 参考ページ: ・有効なはずのメールアドレスがハードエラーと表示されます。なぜですか?... - [メルマガ担当者必読!メール施策を成功させるために確認すべき記事総まとめ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/emailmarketingknowhow/): こんにちは。ライターの遠藤です。気がつけば、Benchmark Emailマーケティングブログがリニューアルして1年が経ちました。 私もリニューアル時からライターとして記事を書かせて頂いているので、いつも読んでくださっている方には、感謝ばかりです。ありがとうございます! さて、そんな1周年を迎えたBenchmark Emailマーケティングブログの記事を「メールマガジン担当になった人」「これからメールマガジン配信をはじめる方」向けに、メールマガジンの配信ステップに合わせて、改めて紹介したいと思います。 すでにメールマガジン担当者として経歴のある方は、復習がてら読んでいただけたらと思います。 1. メールマガジンの配信に取り組むための準備 1. 1 コンセプト決め(KPIを決める) 1. 2 リスト用意 1. 3 メールマガジン配信のタイミングで効果が変わる? 1. 4 法律を守ってクリーンなメールマガジン配信をしよう... - [セール告知に使える! Benchmark Emailオリジナルデザインテンプレート紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/templates-for-sale-promotion/): こんにちは、デザイン担当のBEDです。 ”◯◯におすすめのメールデザインテンプレート紹介”シリーズとして職種や用途に合ったおすすめのメールデザインテンプレートをいくつかご紹介していくこのコーナー。 Benchmark Emailでは、500以上ものメールデザインテンプレートを提供しています。正直沢山ありすぎてどれを使って良いのか分かりません。 そこで今回は、「セール告知」におすすめのメールデザインテンプレートを5つご紹介します。 ※今回ご紹介するテンプレートはBenchmark Emailメール作成画面より、テンプレートを選び、フィルター>タイプ>プロモーションのカテゴリーに全て含まれています。(Benchmark Emailのアカウントにログインする事で確認する事ができます。) シンプルかつクールに! 黒を貴重としたクールなデザインが特徴のテンプレートです。注目させたい部分にアクセントとして赤を入れることでより目立ち、ユーザーを分かりやすく誘導できます。例えば、ファッション系のECサイトで洋服を着たイメージや小物を持っているといった利用シーンを見せると良いと思います。ブランドのイメージに合わせてカラーを変えるのも良いと思います。 また、Color Hexというサイトでカラーの上手な組み合わせを確認するのも良いでしょう! 参考記事:メルマガ登録フォームはWebサイトのデザインを壊さずに目立つのが大事 テキストベースでも美しく! 画像をメインに訴求することも良いのですが、テキストベースでも十分に要点を伝えることはできます。ポイントとしては長くならないテキスト量の調整が必要です。例えば、セール系のイベントの紹介などに効果的です。画像メインよりもより詳しいセールの内容や場所、どんな商品があるのかなどテキストメインで紹介するとより伝わりやすくなります。 Webサイトのようなメルマガデザイン! メルマガをWebサイトの様にせることで、セール告知以外にもお店の情報やブログといった別コンテンツへ自然と誘導することができます。送りつけるだけのメールではなく、ユーザーにもっと色々知って貰いたい時に効果的です。 動画で訴求! 動画でより効果的に訴求することが可能です。動画は現在、様々な業種でも使用されています。動画で訴求する場合は、長くなりすぎないのがポイントです。長いとユーザーは観ることに飽きてしまうので、30秒〜1分程度が良いでしょう。例えば、サッカー用品を扱っている場合は、その用品を使っているシーンなどをその商品にスポットが当たるような動画を撮影し載せると良いでしょう。 ※メールの容量が重いことで受信側によって迷惑メールと判断され、受信トレイに届かなくなってしまうことがあるため、現在多くのメーラーではメール内で動画を再生することができません。その場合には、動画箇所をクリックすると動画のあるWebページへ移動し、そこで再生されるというものが主流です。(Benchmark... - [メール配信における専用IP利用のメリットとは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/dedicated-ip-for-effective-email-marketing-2/): 突然ですが、みなさんは「IPアドレス」と言う単語を聞いたことありますか? IPアドレスはPCやスマホといった端末に割り当てらてた識別記号で、いわばネットワーク上の住所のようなものです。メールにおいては配信に利用されるサーバーがあり、その中に共有IPと専用IPというものが存在します。 今回のブログではそれぞれのIPの性質と利用における優位点、懸念点を交えながらご紹介します。 IPアドレスには共有IPと専用IPがある Benchmark Emailのようなメール配信システムを使ってのメール配信の場合、そのIPアドレスは「共有IP」と「専用IP」の2種類が用意されています。 共有IPとは、その名の通りメール配信システムを利用されている方が複数であるIPアドレスを活用し、そこからメール配信を行います。それに対し、専用IPは利用者を1人に限定したものです。 それぞれの優位点と懸念点は? 共有IPの優位点 ・価格を抑えることができる IPを共有利用することで、IPを個別に確保するためのコストが不要になります。こちらはBenchmark Emailでも活用しており、サービスをリーズナブルに提供することを可能にさせています。 共有IPの懸念点 ・共有で利用するため、他者のメール配信の評価によって自身のメール配信に悪影響を及ぼすリスクがある 例えば、共有IPではそのIPを利用してメール配信を行なった1人がスパマーであると評価を受けた場合、そのIPに対する評価も合わせて落ちてしまいます。そのため、同じIPから配信を行なっているその他の方のメール配信評価も下げられてしまい、結果としてメールが届かないなど、エラー配信に繋がってしまいます。 Benchmark Emailではこういったリスクを少しでも減らすため、徹底したサポート管理態勢を取っています。例えば、利用される配信リストをツールにアップロードする際にはフィルタリングをかけ、配信エラーとなるアドレスが多く含まれているリストのアップロードができないような仕組みを採用していたり、24時間365日で配信されたメールの監視も行なっています。 (注:こちらはメールの内容を監視するものではなく、エラー配信などを即座に見つけるといったシステムに対する監視態勢を指します。) 他にも配信元アドレスがブラックリストに登録されてしまった時の対処法、メールの「迷惑メール度」を配信前に確認できるツールなども以下のブログでご紹介しています。 関連記事:... - [【観光ビジネス向け】第2回メールマーケティングオートメーション勉強会レポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ema-workshop-for-tourism/): 皆さんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 Benchmark Emailでは現在Beta版が公開されているメールマーケティングオートメーションツールEMAの本格リリースに向けて、定期的にワークショップを行っています。 3月に行われた第1回目のワークショップでは、テーマをEコマースに限定し、ECサイトなどにおけるメール施策のオートメーション化について実際に企業のメール担当者の方をお招きしました。 参考記事:【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート そして5月には第2回目となるワークショップを開催しました。 今回も講師に宣伝会議にて「Web動画クリエイター養成講座」「自社セミナー企画実践講座」などの講座を持つ前田 考歩氏を迎え、「観光ビジネス向けメールマーケティングワークショップ」をテーマに、大手旅行代理店やメディア企業のマーケターの方々にお集りいただき、メールオートメーションのシナリオ作り(カスタマージャーニー)を皆さんで考えていただきました。 今回はその時の様子や実際に挙がった施策案などを交えながら、ワークショップのレポートをお送りします。 1度のメールでコンバージョンに至らなかった購読者をフォローアップするためのオートメーションのシナリオを考えよう 1回のメール施策を構築することで最大限効果を発揮することができるのがこのオートメーションです。最初に受信したメールに対して購読者が行ったアクションをトリガー(きっかけ)に、購読者それぞれに合わせた内容のメールがその後自動で送られるというものです。 今回のワークショップは旅行業界が考えるオートメーション施策ということで、以下のようなケースにおけるオートメーションシナリオを参加された方と一緒に考えました。 オートメーションのトリガーとなる最初のメールを考える。パックツアー予約申し込みなどメール施策で行って欲しいCVをメール本文に明記します。 1のメールを開封しなかった購読者へ自動で送られるメールを考える。1の内容とは異なる側面からCVを狙うメール 2のメールでCVを促すためにメール内に埋め込まれたランディングページへのリンクを踏まなかった購読者へ自動で送られるメールを考える。 3のメールでランディングページへは進んだもののCVしなかった購読者へ送られるメールを考える。 (EMAにて設計した上記手順のシナリオ例) 1. まず上記のシートを元にオートメーションのシナリオの起点となる1通目のメールアイデアを作成。こちらのメールの目的を元に、それを達成するためのメールの「件名」「本文」「ランディングページ=LP」を作成しました。 2.... - [メールの自動化により生産性をアップさせる、注目のメールマーケティグオートメーションとは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/what-is-email-marketing-automation/): こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 先日の2017年メールマーケティングトレンドブログでもご紹介しましたが、メールマーケティングの分野ではオートメーション化が昨今のトレンドとして注目を浴びています。 また弊社でも先日初となるメールマーケティングオートメーション勉強会を開催するなど、常に変化する顧客とのコミュニケーションにおいて、従来のメールマーケティグよりもさらに効果的なものになるのではと、私も期待しています。 今回のブログではそんなデジタルマーケティング分野における注目のメールマーケティグオートメーションについて、今までのメール施策との違いや欧米での成功事例などを交えながらご紹介します。 メールマーケティングオートメーションの基本的考えはマーケティングオートメーション(MA)にあり 実はメールマーケティグオートメーションは2015年頃から注目され始めたマーケティングオートメーション(以下、MA)においてその一端を担うものであり、MAを行う上でもとても重要な要素とされているものなのです。 考え方はとてもシンプルで、個別の興味・関心や商品購入などの行動を持った1人1人の顧客に合わせて、「最適なコンテンツ」を「最適なタイミング」で「最適な方法」を用いて提供することで、より効果的で効率的なコミュニケーションを行うことを目的としています。 しかし一方でMAはマーケティングを自動化、最適化することで生産性をあげることのできるものである反面、その価格帯からこれを行える企業が限られていること、また設定の複雑さに加え、実際にMAを活用されている方からは「MAのアウトプットは主にメールなんだよね」といった声を聞くことも少なくありません。 そこでMAよりも安価に始めることができ、且つシンプルに運用できるメールマーケティングオートメーションが再注目されているのです。 参考記事:第三回:マーケティングオートメーションを拡大したキャンペーンマネージメントへ お客様の痒いところに手が届く、それがメールマーケティングオートメーション メールマーケティングオートメーションとは送られたメールに対して個別の購読者が行ったアクション(開封やメール内に記載のあるリンク先のページへ推移するなど)をきっかけに、購読者それぞれに合わせた内容のメールを自動で送り分けるというものです。 上記の様なシナリオをあらかじめ設定しておくことで、ニュースレターやセール告知のメールのような1回限りのメールではなく、継続的なコミュニケーションを可能にさせることができます。 例えば、ECサイトにおいて、商品購入ページまで進んだが、購入に至らなかったお客様がいたとします。この人は購入しなかった理由はなんであれ、その商品に対して興味があるはずです。 そこで、カート放棄から1日経ってから、購入していない商品がカート内にあることをお知らせするメールを送る。それでも購入されていなかったら、そのまた1日後に複数購入で〇〇% offといったキャンペーンをメールで訴求するといったオートメーションのシナリオを作ることで、シナリオに合致したユーザーをフォローアップし、購入に至らせる手助けをすることができます。 (Benchmark EmailのEMAを使ったシナリオ図。「分岐/条件」箇所を「購入し忘れていませんか?!」のメール内にあるECサイトの商品購入後ページへのリンクURLへ推移したか、していないかを条件とすることで、購入後ページへ進んでいない人だけに24時間後「2点ご購入で10% off」のメールが届くシナリオを作成することができます。) 従来のメールマーケティングの様に、1回のメール配信といった「点」だけの結果を確認し、次の施策をまた作るのではなく、ユーザーを「線」でフォローアップするというのがメールマーケティングオートメーションなのです。... - [あなたのメルマガは大丈夫?迷惑メール度をチェックできる「mail-tester」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/check-your-newsletter-with-mail-tester/): こんにちは。ライターの遠藤です。 メールマガジンやニュースレターを送っている方に質問です!あなたが送っているメールマガジンの迷惑メール度をチェックしたことはありますか? メールマガジンが届かない要因に「迷惑メール扱いになっている」ことがあげられますが、自分が送っているメールマガジン(またはone to onrのメール)に迷惑メール判定を受ける可能性がどれだけあるのかを、客観的に調べることはなかなか難しいでしょう。 でも安心してください。あなたが送っているメールマガジンの迷惑メール度をチェックすることができる、とても便利なWebサービスがあります。 迷惑メールになっていないかをチェックできる「mail-tester」 mail-testerは「送ったメール」を10点満点で、改善点とともに採点をしてくれるWebサービスです。 というわけで、さっそく自分もWEBマスターの手帳で配信をしているニュースレターの迷惑メール度をチェックしてみました。 mail-testerは表記に日本語はありませんが、グーグル翻訳などを使えば問題ないでしょう。 自分のメールマガジンをチェックしてみた 迷惑メール度のチェックは、とても簡単です。mail-tester(http://www. mail-tester. com/)にアクセスをして、表示されている「〜〜@mail-tester. com」宛に、チェックしたいメールを送信するだけです。 メールを送信したら「THEN CHECK YOUR SCORE」をクリックします。メールの受信とメールの診断が始まります。 迷惑メール度の評価結果が表示されます。... - [デザイナー必見!Benchmark Emailの新しいブランドはこう生まれた。ブランド再構築への挑戦とその裏側を大公開](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/rebranding_of_benchmarkemail/): 前回Benchmark Emailの企業ロゴ一新でブランドの新しい方向性を表現というブログでご紹介しましたが、Benchmark Emailにとって2017年はブランドとして、そして会社として生まれ変わりを果たす年でもあります。 今年3月にBenchmark Emailは新たなロゴをリリースしました。今回のブログではその時のアメリカ本国のデザインチームがどういったプロセスを通して生み出したのか、その制作手段をお話します。チームとしてワークするためのノウハウなど、企業のデザインチーム、ブランドデザインを担う方必見です! ブランド認知の再構築への挑戦 まずは振り返ってみる: Benchmark Emailは、2004年にメールマーケティングサービスとしてスタートしました。当初は誰にとっても使いやすいサービスを目指していました。 それから10年以上に渡り、会社として多くの変化を経験してきました。そしてその変化が起こるたびに、当時の会社の色を反映させたロゴが生まれてきました。 私たちの挑戦 今まで製品の機能やデザインが成長する上で、企業が想定していたものとは違った方向へ進んでしまっていたケースがありました。スタートアップや中小企業である以上、時間とリソースには限りがあり、何を優先しプロジェクトとして進めて行くべきなのか、常にその問いにぶつかりました。 そんな中でも、Benchmark Emailは常にブランドとしての軸を持ち続けることを意識していましたが、Benchmark Emailが一体どんなもので、その変化の中でブランドが目指す方向を考えなおすというタイミングがありませんでした。 日々の仕事を続けることに、ぎこちなさと違和感を覚えると共に、Benchmark Emailというブランドをとらえきれずにいることに気がつきました。 そこで、会社として変化の中でもぶれることのない確立したブランドを持ち、それを表現するアイコンを作ることにしました。 その中でもデザインチームとして特に力を入れたものが新たなロゴの作成でした。なぜなら以前のロゴには大きな弱点が2つあったからです。 まず1つは会社名を筆記体で書いただけのシンプルなロゴだった為、限られた小さなスペースにロゴを掲載する場合、読み取れないくらい文字が小さくなるなど、うまく活用できるものではありませんでした。なのでそのような場合、しばしば「Benchmark」の頭文字である「B」のみを使用するなど、本来表現したかったものとは異なる代替案を採用するしかありませんでした。... - [レストラン経営者必見!リピーターやファンを増やすためのメールマーケティング術](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-for-restaurants/): こんにちは、ブログ担当の伏見です。 今回はレストランにおけるメールマーケティングのについてご紹介します。 メールマガジンはお客様との接点を増やすコミュニケーションツール もしかすると、レストランを運営している企業では、FacebookなどのSNSはやっていても、メールマガジンは配信していないというケースもあるかと思います。ですが、メールに関して、面白いデータがあります。 Facebook、Twitterアカウントの数と比較し、メールのアカウント数はおよそ3倍 2017年末までに全世界で作られるメールアカウントの総数は49億。 91%の人が毎日メールを確認する。 (参照元:The Ultimate Guide to Restaurant Email Marketing) メールは現代人にとって必需ツールであり、レストランにとっても様々な場面でのお客様との接点において情報を発信することが売り上げ、集客アップにもつながります。 今回は、メールマガジン発行など、メールを活用したマーケティング施策(メールマーケティング)におけるポイントを6つご紹介します。 メールマーケティングで抑えるべき3つの基礎ポイント 配信リスト集め&登録フォーム メール開封率を左右する効果的な件名 メールの内容ではメリットを伝える... - [Kickboxを使って配信前に使えないアドレスを簡単にチェック](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/kickbox-to-identify-error-addresses/): みなさん、こんにちは。ブログ担当の伏見です。 以前「メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法」というブログでメールマーケティングには配信リストの質がその効果を左右させるとても重要な要因であると共に、正しい配信リストの管理と運用方法などをご紹介しました。 今回は、Benchmark Emailが提携している「Kickbox」についてご紹介します。 これを使えば、メールを送信する前に不適切な宛先(エラー配信となる可能性の高いもの)を取り除くことができ、到達率の向上が見込めます! 配信リストにエラー配信となるアドレスが多く含まれているのはいけないことなの? メールマガジン購読者から迷惑メール報告処理を受けたり、届かないアドレスへメール配信を繰り返すことで、その配信元ドメインはスパムの可能性があるという評価をつけられてしまいます。このような悪い評価を受けたアドレスからメール配信を繰り返した場合、以下のようなことが起きます。 メールが迷惑メールタブへ振り分けられたる 受信側のメールサーバーで受信拒否されてメールが届かなくなる。 到達率が下がると、配信可能なはずのメールアドレスにも配信ができなくなります。また一度下がってしまったドメイン評価を再び上げるには、その後エラーを発生させないような配信リストで運用しても、半年から1年という長い時間が必要です。 これではメールマーケティングの効果を最大限に発揮させることができません。 こういった背景から配信リストを常に最新のものに更新しておくことがとても重要とされているのです! Kickboxとは? Kickboxはメール配信を行わずにエラー配信となりうる無効なアドレスを判定することのできるサービスです。Benchmark Emailとは異なる外部サービスですが、Benchmark Emailをご契約いただいている方にはこちらのサービスを利用して、リストの照合を行うことをご提案しています。(※有料サービスです。) ところでメール配信もしないのに、どうやってアドレスが有効かどうかを判断しているのか不思議ですよね?Kickboxではそういった質問に対応出来るよう、『How Kickbox Works』というページで解説しています。そのチェック材料はいたってシンプル。 メールアドレスに付随するSMTPプロトコルをチェックしています。... - [【ホテル業界】レストラン管理システムTableCheckを併用した横浜ベイホテル東急のメール配信施策](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/case-study-of-yokohama-bayhotel-tokyu/): こんにちは、ブログ担当の伏見です。 ユーザーさんのリアルなメール配信施策をその効果や実際に配信しているメールを交えてご紹介する事例コーナーです。今回は上質なサービスとおもてなしを提供している横浜ベイホテル東急のメール施策をご紹介します。 横浜ベイホテル東急のメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: 横浜ベイホテル東急 ホテル内の各レストラン メールマーケティングの目的: キャンペーン告知などによる販売促進 主な配信コンテンツ: ホテルの宿泊プラン・フェア・イベントの告知 レストランで開催中のフェア 配信頻度: 月1回の定期配信 – 第1金曜日(お昼前後) メルマガ会員限定の優待プラン(不定期) ホテルやレストランで行っているキャンペーン発生時(不定期) ※メルマガ購読者が受信するメール数は平均2〜3通/月 配信対象: レストラン予約サービスからの会員(TableCheck経由)... - [Benchmark Emailの企業ロゴ一新でブランドの新しい方向性を表現](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-brand-logo-and-identity/): こんにちは、ブログ担当の伏見です。 4月に入り新年度がスタートしましたね。ところで新年度直前の3月後半、Benchmark Email(以下、ベンチマーク)では新たなブランドデザインを発表しました! 今回のブログは、以前ベンチマークのデザインチームインタビュー記事でも登場した、アメリカ本社デザインチームがメインプロジェクトとして進めていた、ブランドが目指す新たな方向性(ブランド・アイデンティティ)についてお届けします。 このブランドデザインの変更から、今までの「メールマーケティングツール」としてのベンチマークからマーケティングの明確な「ソリューション」としてのベンチマークの確立を目指していきます! では具体的にどういう変化があるのか、新ブランドデザインに込めた思いやデザインチームへのインタビューの時に直接聞いた新しいロゴの誕生秘話など、前回のブログではまだお伝えできなかったことを交えながらご紹介します。 マーケティングツールとしてのBenchmark Emailのさらなる展望 ベンチマークは2003年にオンラインマーケティングツールとしてスタートしました。当時はまだ「メール」に特化したサービスではありませんでした。Benchmark Emailという名前と企業カラーのネイビーブルーの確定と共に、メールマーケティングツールとしての方向性が定まったのは翌年の2004年でした。 それから現在まで13年にわたり、ベンチマークでは「簡単で誰にでも使いやすい」サービスを心がけ、個人から大企業まで多種多様な業種、業態の方に利用していただけるメールマーケティングツールとして、世界15ヵ国で現地法人を展開するほどに成長してきました。 そして2017年、メールマーケティングオートメーションツール、「EMA ※1」のリリースをきっかけに、使いやすいデザインであるのはもちろん、今までよりさらに「マーケティング」に焦点を当て、企業のマーケティング担当者が考える顧客エンゲージメントの強化、リード育成(ナーチャリング)を目的とした実践的な戦略アイディアを実行可能な形にするソリューションの提供をさらに高めていくことを目指していきます。 ブログ担当である私もさらなる実践的なマーケティングノウハウをみなさんにお届けできればと思っています! ※1 現在はBata版として公開しております。こちらに関するブログ記事も今後随時アップ予定です。 企業デザインの一新 ベンチマークとしての新たな方向性の確立と共に、今回ブランドデザインを一新しました。そうしてできたのが、この新しいロゴマークです。 そこで、ここからは1月に本社を訪問した時に、デザインチームへインタビューした内容をお伝えします。 伏見... - [【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-automation-workshop-for-ecommerce-report/): こんにちは、ブログ担当の伏見です。 2017年メールマーケティングトレンドブログでもご紹介しましたが、メールマーケティングの分野における「オートメーション化」が注目されている中、Benchmark Emailではメールマーケティングオートメーションツール(EMA)のリリースを控えています(現在はBeta版が公開中)。 新しい領域であるため、まだわかりにくいことが多く、まずは理解を深めてもらうため、また私たちも様々な業種や企業におけるメールのオートメーション化に対する意見をいただくため、定期的にワークショップを行うことになりました。 第1回目となる今回はEコマース分野のマーケターの方々にお集りいただき、メールオートメーションの核となる「シナリオ作り(カスタマージャーニー)」についてのワークショップを開催しましたので、そのレポートをお届けします! メールマーケティングオートメーションって何? メールマーケティングオートメーションとは受信したメールに対して購読者が行ったアクションをトリガー(きっかけ)に、購読者それぞれに合わせた内容のメールがその後自動で送られるというものです。商品を購入ページまで行ったが、購入しなかった人にお知らせメールを送るといった、いわゆるカゴ落ちメールがわかりやすい例として挙げられます。 さらにオートメーションにより以下のことを自動化させることができるようになります。 顧客趣向、アクション(メールの開封や、リンククリック、特定のURLへの移動)に適したメールの送り分け メールから特定のアクションを起こした顧客のリスト化 アメリカではすでにメールのオートメーション化により効果を得られたという事例もあり、今までのメールマーケティングの効果をより効率的に高める手法として、今後日本でも確実にトレンドとなることが予想されます。 さて、今回のワークショップでは講師に「Web動画クリエイター養成講座」「自社セミナー企画実践講座」などの講座を宣伝会議で開いている前田 考歩氏を迎え、Eコマースをテーマに行いました。参加された航空会社や大手スイーツチェーンなどのメール担当者の方に自身のビジネスで考えられるオートメーションシナリオを実際に作っていただきました。 Eコマースでのオートメーション施策 1. まず上記の様にシナリオの起点となる1通目のメールアイディアを作りました。メールから達成させたい目的(=コンバージョン: CV)を考え、それを元に「件名」「本文」「メールから推移するランディングページの内容」を作成しました。 オートメーションのシナリオとして、1のメールを開封しなかった人(=メールの目的達成度が低い層)をコンバージョンさせるために、その後2回にわたって別のメールを配信するというものを用意しました。1通目のメールを開封しなかった人へ次のメールを送信、さらにそのメールも開封しなかった人にはまた次のメールを送るといった具合に、反応のなかった顧客をどの様にアクティブ化させるのかという施策を考えていただきました。 作成したシナリオを発表 今回のテーマがEコマースであったため、参加者のメールのコンバージョン目的は「注目商品の購入」と共通していました。その上で、1通目のメール未開封者へのさらなるアプローチを行うためのシナリオアイディアをそれぞれ発表していただきました。... - [Webメディアから学ぶ!オウンドメディアのニュースレター向けHTMLメールデザイン17選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%82%aa%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2%e3%81%ae%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%82%bf%e3%83%bc17%e9%81%b8/): こんにちは。ライターの遠藤です。 オウンドメディアのブームとともに、ブログやWebメディアを運営する企業も増えてきましたね。 WebメディアによってFacebookやTwitterなどを使っているところもあれば、それらに加えてメールでニュースレターを配信しているところもあります。 私も自分のブログでニュースレターを配信しているので、他のWebメディアがどんなニュースレターを配信しているのかは気になるところです。 そこで今回は既存のWebメディアが配信している「ニュースレター」を参考に、Webメディア(ブログも含む)のニュースレターづくりの参考にできるポイントを考えてみたいと思います。まずはニュースレター(HTMLメールで)を配信しているWebメディアをいくつか見てみましょう。 目次 NewsPicks TechCrunch SELECK PRESIDENT Online Forbes JAPAN PR Table Bizna DIGIDAY ナショナルジオグラフィック VOGUE GQ... - [2017年業界別メールの平均開封率レポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/2017%e5%b9%b4%e6%a5%ad%e7%95%8c%e5%88%a5%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%ae%e5%b9%b3%e5%9d%87%e9%96%8b%e5%b0%81%e7%8e%87%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88/): こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 今回はメールマーケティング担当者がもっとも気になるであろう、業界別メールの開封率、クリック率平均についてご紹介します。 ※同テーマの最新版はこちらメルマガ平均開封率レポート【2019年度版】 業界別に見る、メールの平均開封率&クリック率&エラー率 業界や業種、顧客との距離感やメールの内容などメール配信の結果に影響しうる要素は様々あると思います。しかし、ふと「ところで私が行っているメール配信の効果ってどうなんだろう?」と考えた時に指標になるものが欲しいものですよね。 以下はアメリカにおける2016年業界別開封率平均値を示した表です。 出典元:The best email statistics sources to benchmark open and clickthrough rates for your email... - [「メールが届かない」などの質問にはメールマガジンの「よくあるご質問」ページを充実させよう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%82%ac%e3%82%b8%e3%83%b3%e3%82%92%e8%b3%bc%e8%aa%ad%e3%81%99%e3%82%8b%e4%ba%ba%e5%90%91%e3%81%91%e3%81%aeqa%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%a7%e3%82%ab/): こんにちは。ライターの遠藤です。今回はメールマガジンのサポートページについてです。 Webサイトで「よくある質問」や「Q&A」を載せて、商品やサービスの購入者(お客様)に対してサポートしている会社は多いと思いますが、メールマガジン購読をする人に対してのサポートはされていますか? 事前通知でメールマガジン購読者のストレスを軽減させる メールマガジン配信には、様々なトラブルがありますよね。購読者の人が「メールマガジンに登録したはずなのにメールマガジンが届かない!」とストレスを感じてしまうこともあります。 メールマガジン配信側として、せっかくメールマガジンに登録してくれたのに、そういったストレスを持たせてしまうことは喜ばしいことではありませんね。 しかし、Webサイトでメールマガジンを購読する人に対して、「サポートページ」を用意して、事前に情報提供をしておくことで、かなりストレスを軽減することができます。 事前に認知しているか、認知していないかで「不満」の程度はかなり変わります。レストランで名物料理が売り切れていることを入店してから知るのと、入店する前に知るのとでは、私たちがもつ印象はかなり違いますよね。 カスタマーサポートの負担を軽減する メールマガジンのサポートページは、カスタマーサポートの負担軽減にもつながります。 メールマガジンの登録方法や解除方法、配信頻度や内容など、相手が誰であっても同じ回答をするような問い合わせに対して、Webサイト上で回答しておくことで、本当に人が対応すべき問い合わせに集中することができます。 メールマガジン購読のストレスを減らす「サポートページ」 すでに「よくある質問」や「Q&A」「ヘルプ」などで、メールマガジンに対しても回答を用意している会社様もいらっしゃると思います。 ですが、メールマガジン専用のサポートページを作ることをお勧めします。というのもメールマガジンについて説明しておくべき項目が多いので、1ページを専用に用意したほうが分かりやすく、ページ構成としてもスッキリすることが多いからです。 【事例】池上彰ファンクラブ 池上彰ファンクラブは、メールマガジンのサポートの手本になります。 Q&A/お問い合わせのなかに「メルマガQ&A」を1ページ用意して、細かく説明をしています。 また「よくある質問・お問い合わせ 」にもメールマガジンについて説明を載せています。 メールマガジンのサポートページに載せておくべき内容 メールマガジン配信に使っているサービスや、リストの集め方によって、サポートページに記載すべき内容は変わりますが、一般的に記載しておいたほうがいい内容をご紹介します。... - [これさえ読めば丸わかり!2017年メールマーケティングトレンド](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%95%e3%81%88%e8%aa%ad%e3%82%81%e3%81%b0%e4%b8%b8%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%82%8a%ef%bc%812017%e5%b9%b4%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%86%e3%82%a3/): こんにちは、ブログ担当伏見です。 2017年も早いものでもう2ヶ月が過ぎました。Webマーケティングの世界ではトレンドの移り変わりが激しく、特に本場アメリカではテクノロジーの進歩に伴い、新たな施策や手法が生まれています。 今回はアメリカにおける2017年のメールマーケティングトレンドについてご紹介します! アメリカのメールマーケティングを牽引するLitmusが公開した、「2017年メールマーケティングトレンド(The Biggest Email Marketing Trends in 2017 Will Be... )」によると、以下のようなテクノロジーや施策が今年のトレンドになると挙げています。 インタラクティブメール ビックデータを活用したメールのパーソナライズ化 HTML5 ビデオ オートメーション オムニチャネル メールの暗号化... - [【社員インタビュー第4回】Benchmark Emailのデザインはこうして生まれている](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%80%90%e7%a4%be%e5%93%a1%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e7%ac%ac4%e5%9b%9e%e3%80%91benchmark-email%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%81%af%e3%81%93%e3%81%86/): こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 突然ですが、皆さんはBenchmark Email(以下、ベンチマーク)のWebデザインやエディターなどツールのデザインについて、どんな印象をお持ちですか? 手前味噌ではございますが、実はユーザーさんからデザインがかっこいい(西海岸風で)、という嬉しいお言葉をいただくことがよくあります。 そういった声を耳にするようになり、自分でもこのデザインは誰がどんな思いで作り上げているのか気になっていました。そんな時、2017年1月に本社(アメリカ、カリフォルニア州)への出張があったので、現在のベンチマークのWebサイトからツール、テンプレートなど、全てのデザインを作成しているデザインチームにインタビューを行ってきました。 ベンチマークのデザインについてその思いやチームの作り方はもちろんデザイナー本人についても語ってもらいました。 伏見:では皆さん簡単に自己紹介をお願いします。 TJ:TJです。ベンチマークのデザイン部門のディレクターとして、プロダクトデザイン全般を管理しています。 エリック:エリックです。シニアプロダクトデザイナーとして、現在ベンチマークで開発を進めている2つのプロダクトデザインを担当しています。ブランディングの質の向上等に力を入れています。 クリスティン:クリスティンです。シニアプロダクトデザイナーとして、主にベンチマークの3つのメールエディター、連携機能箇所のデザインを総括しています。 アミルカ:アミルカです。マーケティング部門におけるグラフィック全体の監督をしています。ベンチマークは世界15ヵ国に展開していて、すべてがその地域へのサービス展開を行っています。このように異なる国や地域でも会社として外に出すもの(ウェビナーやプレゼンテーション資料、ニュースレターなど)のデザインを統一させることが僕の仕事です。あと、僕は現在も出身地のグアテマラを拠点として、普段デザインチームとはskypeやslackなどでやりとりしながら働いています。 伏見:みなさんベンチマークに入ったきっかけはなんですか? TJ:2011年くらいの話になるけど、最初はプロジェクトマネージメントチームの一員として入社しました。ですが、当時のベンチマークにはデザインを担当するチームはインドにしか無くてね。そんな時、サイトデザインを一新するというプロジェクトが始まり、担当してもらえるところを探していたんです。 いろいろ探して、カナダのとあるデザイン会社を見つけたんですが、ちょうど別の会社に吸収されてしまって・・・。そこで、もしかしたら自分でもできるんじゃないかなと思い自分でデザインサンプルを作成し、上司に見せたところ「君がそのままやっていくべきだ」と言われたのがきっかけです。それから2ヶ月してエリックと出会いました。 エリック:僕も最初からデザイナーとして働いたのではなく、はじめはベンチマークのインハウスSEO担当として入社しました。その後、ppc広告用のデザインのヘルプなどを経てデザインチームに参加しました。現在のベンチマークのデザインはTJと一緒に作っていきましたね。 伏見:エリックは学校でもデザイン専攻していたそうで、SEOよりデザインの方が元々合っていたかもしれませんね。 クリスティン:私は二人に遅れること5ヶ月くらいしてデザインチームに入りました。当時私とTJには共通の友達が居て、その人から「友達が働き手を探している」と聞かされて興味を持ち、TJからメールが来たあとすぐに面接し、ジョインしました。私だけがベンチマークでデザイナーとして入社したわけです。 アミルカ:僕も最初はラテンアメリカ(スペイン語圏)のソーシャルメディアのコンテンツ戦略やサイト内テキストの作成を担当していました。その後マーケティングディレクターとなり、そこからデザインチームへと移動しました。 デザインチーム発足、そして山積していたタスク 伏見:クリスティン以外、みんな最初からデザイナーというわけではなかったんですね。では、デザインの責任者であるTJにズバリ聞きます。ベンチマークに入社した当時のデザインについてどう思いましたか?... - [【事例】リピーター獲得に効果のあるプラスワンが行うメール配信](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%80%90%e4%ba%8b%e4%be%8b%e3%80%91%e3%83%aa%e3%83%94%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc%e7%8d%b2%e5%be%97%e3%81%ab%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%ae%e3%81%82%e3%82%8b%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%83%af%e3%83%b3/): みなさんこんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 ユーザーさんのリアルなメール配信をご紹介するこのコーナー。今回はオリジナルTシャツ・プリントを行う株式会社プラスワンインターナショナル(以下、プラスワン)が行うリピーター獲得に効果をあげているメール施策をご紹介します。 プラスワンのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:プラスワン(オリジナルTシャツ・プリント) メールマーケティングの目的: – 受注につながる見積もり依頼の獲得 (見積もり依頼後は電話や個別のやりとりのため、メールでの施策では見積もり獲得までをゴールと設定) – ライトユーザーの獲得及び、リピート購入につなげる 主な配信コンテンツと配信頻度: – 季節やイベントシーズンに合わせたキャンペーン(2回/月) – 商品紹介(1〜2回/月) – 新サービスの案内(1〜2回/年) 配信対象: – プラスワンメルマガ購読者... - [【事例】メールからの売上効果てきめん!クシタニが行う限定的な情報発信でメールマガジンの価値up](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%80%90%e4%ba%8b%e4%be%8b%e3%80%91%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e5%a3%b2%e4%b8%8a%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%82%81%e3%82%93%ef%bc%81%e3%82%af%e3%82%b7%e3%82%bf/): みなさんこんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 今回は国内ウェアブランド「KUSHITANI(クシタニ)」というバイク用レザースーツ、ライダースジャケットなどの皮革製品を手がける株式会社クシタニ(以下、クシタニ)が行っているメールマガジンを紹介します。 購読者数を集め、商品の価値を高め、売上アップに繋がっているメール施策についてご紹介します。 クシタニは静岡県浜松市に拠点を置くバイク用品の製造・販売を全国で展開している国内ブランドです。バイクウェアは世界の名だたるライダーにも愛用されており、またその業態は単なる商品販売だけにとどまらず、バイク走行会といったイベント開催からバイカーズカフェも運営しています。 その人気は世界の GP(グランプリレース)ライダーから一般の方々まで、幅広い層の人たちを魅了しています。 メール配信業務の効率を見直す必要があった Benchmark Emailを導入していただく以前からクシタニではメールマガジンの配信をしていましたが、HTMLを1から書いていたそうです。そのためメールを作成するのはいつもコーディングの知識があるメンバーしか作ることができませんでした。 さらに、効果測定に使用していたツールが使いにくく、顧客データをローカルで管理していたことでセキュリティーにかかるコストも通常より高くなっていました。 そんな時にBenchmark Emailを試したところHTMLの知識がなくても作成できる豊富なテンプレートと、効果測定の見やすさから導入を決めたそうです。 クシタニのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:KUSHITANI メールマーケティングの目的: プロモーションの一環 – メールを読んで路面店に来てもらうための導線作り – オンラインショップでの商品購入... - [Webサイトの訪問を1度で終わらせない「継続的なつながり」を作る4つの方法。](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/web%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%81%ae%e8%a8%aa%e5%95%8f%e3%82%921%e5%ba%a6%e3%81%a7%e7%b5%82%e3%82%8f%e3%82%89%e3%81%9b%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8c%e7%b6%99%e7%b6%9a%e7%9a%84%e3%81%aa%e3%81%a4/): こんにちは。ライターの遠藤です。 Benchmark Emailを使っている方の多くは、コーポレートサイトやECサイトなど「Webサイト」を運営されていると思います。 Webサイトを運営するにあたって、問い合わせの獲得や商品購入、リスト獲得など「ゴール」を設定されているでしょう。 それら「ゴール」のなかで訪問してくれた人と「継続的なつながりを作る」という項目は含めていますでしょうか? Webマーケティングの世界では「エンゲージメント」と呼ばれる「継続的なつながりづくり」。Webサイト運営に関して言うと、ページに訪問したその時だけでなく、Webサイトから離れたあとも、その人と出会える手段を持つということです。 例えば、ECサイトで商品購入までいたらなかった人と、その人がECサイトを離れたあとにお店側から再会しにいける手段があれば、セール情報や新商品、商品に対する想いやストーリーを伝えることができます。 継続的なつながりで友好的な関係の築けたユーザーは、単に商品を買うだけでなく、SNSで自発的にコンテンツを発信、拡散してくれる「エバンジェリスト」になってくれる可能性も高まります。 つまりユーザー自身がサービスや商品の口コミでPRを行ってくれるなど「継続的なつながりを作る」ことは、売上以外にもよい影響を与えてくれます。 今回は、あなたのWebサイトに訪問してくれた人と「継続的なつながり」を作る方法のうち、取り組みやすい4つをご紹介します。 1,SNSアカウントをフォローしてもらう まず、一般的な方法として、FacebookページのいいねボタンやTwitterのフォローボタンをWebサイトに設置をして、フォローしてもらうというやり方です。 ICT総研の「2016年度 SNS利用動向に関する調査」によると、2016年末の見込みとして、日本のSNS利用者は6,872万人(普及率は69%)とのデータもあり、SNSをなにかしら利用している人は多くなっているといえます。 自分たちのターゲットがFacebookやTwitterなど、そのSNSを使っている人と重なっていることが条件になりますが、SNSは、ネット上でつながるためのツールですので「継続したつながりづくり」とも相性がいいですね。 WebサイトでSNSへのリンクを貼っているだけだったり、目立っていないことがあります。各SNSの公式ウィジェットを使うことも有効ですが、まずはWebサイトを訪問している人に、SNSアカウントの存在を認知してもらいましょう。 また「フォローしてくださいね」と明示して、行動を促すこともお忘れなく。 日本ではLINE@を使ってビジネスアカウントを用意して、ユーザーとLINEでつながるのも有効な方法ですね。特にECサイトを運営している場合には「クーポン」や「ポイントカード」を作れるLINE@はオススメです。 ちなみにBenchmark EmailのFacebookページもあります!ブログの更新情報やイベント情報を投稿していますので、まだ「いいね」をしていない方は、この機会にぜひ!... - [「ドラッグ&ドロップ」エディタがさらに使いやすくなりしました!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%80%8c%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b0%ef%bc%86%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%83%e3%83%97%e3%80%8d%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf%e3%81%8c%e3%81%95%e3%82%89%e3%81%ab%e4%bd%bf%e3%81%84%e3%82%84/): こんにちは、ブログ担当の伏見です。 早いもので2017年も1ヶ月が経過しました。Benchmark Emailでは、今年もメールの効率を高める事を目標に、ユーザーの皆様にとってより使いやすいツールの提供を目指していきます! そして今年最初にご紹介するのが、ドラッグ&ドロップエディタの新デザインです。何が一体新しくなったのかこちらでご紹介いたします。 改善されたコンテンツブロック構成 各コンテンツブロックは、「設定」と「コンテンツ」の2つのタブに分類されるようになりました。 設定タブではブロックの編集をまとめました。こちらでは背景色変更や枠線の編集、ブロックの空白の編集が可能です。 またコンテンツタブには、ブロック内に挿入したテキストや画像などのコンテンツの編集メニューをまとめました。テキスト配置箇所や画像の位置、行間など細かな編集がボタン一つで可能です。 テキスト編集ツールバーの更新 ブロック編集時のツールバーのデザインも一新しました。様々なサイズのデバイスからの操作を想定し、普段あまり使わないアイコンを「メニュー」内にしまうことで、すっきりとしたデザインになりました。より使いやすいツールバーでさらにメール作成がスムーズに、簡単になりますね。 よくある質問: ドラッグ&ドロップエディタではテキストのコピー、ペーストはできますか? エディタナビゲーション 画面左側の「レイアウト」「ブロック」「全体のスタイル」箇所のタブをアイコンからテキストに変更しました。 「レイアウト」ではテンプレートの選択やメールの雛形の選択、過去に配信したメールを再利用することができます。 「ブロック」はメール作成に必要な要素である「ブロック」を画面中央の作成中のメールに配置することができます。 「全体のスタイル」ではメールのカラーデザインのテーマを編集できます。 さいごに Benchmark Emailでは今年も多くの改善や新機能のリリース予定を控えています。こういったニュースを今度も発表できることを楽しみにしています!... - [メールのリンククリック率30%以上!創業手帳が行うBtoB向けメールマーケティング](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introduceing-sogyotecho/): みなさんこんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 2017年最初の事例紹介となる今回は、新ビジネスを起業された会社に無料で送られる起業家向けのビジネス情報冊子「創業手帳」を発行しているビズシード株式会社が行うブランドのファン作りやセミナー集客などに効果のあるメール配信についてマーケティング部の久保さんにお話をお聞きしました。 リンククリック率30%以上という同社のメール施策とはどんなものなのか解明したいと思います。 ビズシード株式会社が発行している創業手帳とは、日本全国で毎月約10,000社ほどある新ビジネスを立ち上げた会社へ無料で送られる起業家向けのビジネス情報冊子のことです。会社を始めると直面する、様々な予期せぬ出来事や選択、課題に対応するためのノウハウを冊子やwebサイトの記事を通してわかりやすく提案している起業家たちの強い味方なのです。 創業手帳のメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:創業手帳 メールマーケティングの目的: 1. 定期ニュースレター: webサイトへのリピート率向上(創業手帳のファン作り) 2. 不定期で以下のような目的のメールを配信 – セミナー集客 – 広告主のサービスの訴求 – 新しい冊子の資料請求 – 起業される方に向けた無料のコンサルティング案内... - [メールマーケティングとは](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/what-is-email-marketing-2/): メールマーケティングとは メールマーケティングとはEメールを使用して、多くの人々へ事業、商品やサービスといった関係性を深める為にメッセージを配信することです。一般的な、広告、販促、商品紹介などのイメー ジが強いかもしれませんが、顧客との関係構築、企業ブランドの浸透、慈善活動のための募金活動など、様々な用途にてメールマーケティングは利用されております。最新メールマーケティング情報はブログにて紹介してます。 プロフェッショナルなメールマーケティングとは? テキストのみのメールであっても、会社や組織などを代表して配信されるメールはメールマーケティングとなります。下記の様々な機能を取り揃えたツールを利用することで、プロフェッショナルなメールマーケティングを実施することが可能です。 オプトインリスト作成 – ホームページなどに登録フォームを設置しメールマガジン/ニュースレター購読者を集めます。登録フォームへ登録後、リンク付き確認メールが配信されるため、「ダブルオプトイン」方式とも呼ばれています。 顧客リストの管理 – 顧客リストのアップロード、編集、セグメント、追加、管理などが行えます。 リッチコンテンツとの連動 – 画像、動画、音声、添付資料の追加が、ドラッグ&ドロップで簡単に行えます。 メールの作成 – 400種類以上あるバラエティーに富んだテンプレートを元に、目的に合ったメールを作成することができます。 配信停止機能 – 今後メールマガジン/ニュースレターを受け取りたくない方の為に、リアルタイムに反映される配信停止機能をご利用頂けます。... - [システム稼働状況](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%a0%e7%a8%bc%e5%83%8d%e7%8a%b6%e6%b3%81/): Benchmark Email システム稼働状況 Tweets by Benchmark_kadou - [システム稼働状況](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-email-status/): Benchmark Email システム稼働状況 稼働状況につきましては、こちらよりご確認ください。 - [パーフェクトガイド](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/perfect-guide-2/): 「パーフェクトガイド」はこちらのページへ移転しました。 - [パーフェクトガイド](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/perfect-guide/): 「パーフェクトガイド」はこちらのページへ移転しました。 - [Benchmark Emailより新年のご挨拶](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/a-happy-new-year-from-benchmarkemail/): 新年あけましておめでとうございます。 昨年は本当にたくさんの方にBenchmark Emailをご利用いただき、誠にありがとうございました。 2017年もみなさまのメールマーケティングをサポートできるよう、より一層サービス向上に努めてまいります。 また当ブログでも事例や業界トレンドニュースなど有益な情報を今年もどしどしお届けしていきたいと思います。 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。 - [2016年Benchmark Emailに追加された便利機能まとめ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updated-new-features-in-2016/): こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 早いもので2016年もあっという間に過ぎていき、2017年も目の前となりました。Benchmark Emailブログもこちらの記事が今年ラストになります。 ということで今年もBenchmark Emailに追加された機能をおさらいして行きましょう! 目次 オートメーションメール ポップアップ登録フォーム SNSとの連携メールテンプレート フッターカスタマイズ機能 メールに反応した人にだけ自動で次のメールが送れるオートメーション機能 Benchmark Email最新の機能であり、今までになかった全く新しいものがこちらのオートメーション機能です。 配信したメールの結果に合わせて自動でシナリオを組んだメールを送ることができます。 このオートメーション機能を使えば、例えばこんな運用が可能になります。 〇〇という商品のリンクをクリックした人にだけ、それに関連する商品のメールを続けて送ることで、さらなる購入を促す メディアが配信するメール内の〇〇というブログ記事を読んでくれた人に、それに関連した別のブログをメールで届けることで、更にメディアのファンになってもらう サブスクリプション型サービスが配信するメールで、メールを開封してくれた過去ユーザーにのみ再登録キャンペーンを自動メールで訴求する このように、使い方は業種、業態によって様々活用できます! 【新機能】興味を持った購読者を逃がさない!メールに反応した人にだけ自動で次のメールを送るオートメーション機能... - [Benchmark Emailの画像加工ツールで簡単にメルマガを作ろう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-benchmarkemails-image-editor/): この記事は旧UIの情報となっております。最新の画像加工機能は以下のガイドをご覧ください。 ご利用ガイド(FAQ):画像のサイズや色を編集する方法 _____________________________________________ どうも、デザイン担当のBED君です。 画像を加工するとなると、Photoshopなど特別な画像加工ツールが必要になるのでは?と心配になるかもしれませんが、Benchmark Emailでは、メール内に設置する画像の加工ができるツールがあります。 これを使えばInstagramのようにサイズの変更やトリミング、色味の調節といった加工が簡単にできます。 そこで今回は、どんな画像加工が実際にできるのかご紹介します。 写真を加工するだけで印象が大きく変わって素敵なメールになりますよ!ぜひ、いろいろな加工を楽しんで素敵なメルマガを配信してください。 まずは、加工したい画像をアップロード Benchmark Emailにログインします。 メール作成手順に沿ってドラック&ドロップエディターを選ぶと、簡単に画像をアップロードできます。 画像をクリックし、編集を押せば編集画面に変わります。 それでは、画像加工ができるツールをご紹介 強調 画像に強調を追加したい時におすすめです。 高解像 – 画質がシャープになります。... - [メールマーケティングを成功させるための施策実行タイミングとチェックポイント](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/best-timings-and-checkpoints-for-successful-emailmarketing/): こんにちは、Benchmark Email編集部です。 みなさんの企業でも月に一度、四半期に一度、あるいは半年に一度、自社のマーケティング施策の見直しとこれから先の施策を考える機会を設けているかと思います。 その中でも、メールマーケティングはメールによるone to oneのコミュニケーションから継続的な接点の維持や興味喚起を起こすことができる施策としてとても効果的です。ですが、その方法を誤るとせっかくの施策もその効果を十分に発揮することができません。 ということで、今回のブログではメールマーケティング施策を行うタイミングと、その効果を最大限に高めるために抑えておくべき3つのチェックポイントをご紹介します。 目次 メールマーケティングを行うのに適したタイミング 1. 季節の変わり目 2. 新商品発表などのタイミング 3. マーケティング周期を自分で設定 メール配信の効果を高めるために最低限抑えておきべき2つのチェックポイント 1. メルマガ登録へのプロセス 2. メールの件名と目的への動線... - [【新機能】ポップアップする登録フォームでメルマガ登録率アップ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-feature-of-pop-signup-forms/): (この記事は2016年11月の記事をUI変更に伴いリライトしたものです。) サイト内のコンテンツを読んで、自社や自社商品に対して興味を持ってくれたら当然メールマガジンにも登録をしてもらいたいですよね? ですが、そのタイミングで登録フォームが見つからず、登録することができなかったら・・・。機会損失につながってしまいます。 Benchmark Emailでは新たにポップアップ表示が可能な登録フォーム機能(ポップアップフォーム)が追加されました! サイト訪問中、いつでも登録が可能になるので、購読者の「登録したい!」というタイミングを逃しません! ポップアップだから、従来の登録フォームに比べて訴求力が違う! ポップアップフォームを使えば、サイト上のどの部分に、どんなタイミングで表示させるのかといったより細かな設定が可能です。 海外のサイトではすでに浸透しているこのポップアップ式登録フォーム。これを導入したことで登録数が劇的に向上したというケースもあるようです。 コンバージョン数を600%増加させたExit Popupで離脱率を下げる ブログを読んでくれて、内容をある程度読み終えたタイミングでポップアップフォームを表示させる事で、ブログ内容に興味を持った人に、今度はメルマガ購読に対する興味を与えることができます。 そこで、より効果的に登録フォームを活用するためのポイントを3つご紹介します。 1. ランディングページでのポップアップフォームの利用はご用心 上記のようなページへの訪問者は大抵、企業やサービスに対してより多くの情報を集めたいと思っています。 一般的な顧客行動として、一定の情報を集められた上で興味を持ち、さらに情報を得たいと思った人が、ニュースレターに登録します。 ランディングページの情報よりも明らかなお得情報があり、そのメリットを登録フォームで明確に説明できれば別かもしれませんが、これら情報を集めたいと思っているサイト訪問者は、すぐには個人情報を共有したいとは思っていません。 2. ポップアップフォームを表示させるタイミングによってはかえって逆効果... - [【メールマーケティング事例】PRプラットフォームが行うメール配信とは?エンゲージメントUPに効果のあるメール配信](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-pr-table/): こんにちは、ブログ担当の伏見です。 メールのデザインだけでなく、実際にメール施策の効果を高めるために行っているマル秘テクニックも公開している人気シリーズ、Benchmark Emailユーザー事例紹介の時間です。 今回は企業・団体の“想い”を言語化し、ステークホルダーに伝えるために最適化したストーリーの作成・蓄積・活用が可能なプラットフォームを展開するPR Tableが行うメール施策についてご紹介します! PR Tableが展開するサービスでは、創業者や経営者、企業を支える開発や現場のメンバーの人となりや、仕事への想い、情熱、創業秘話などの企業が持っているストーリーを作成することができます。企業の伝えたい想いをストーリーとして届けることで、PR・HR・ IRに役立てることができるという仕組みを提供しています。 そんなPR Tableが行う、マーケティング施策の一環としてのメール配信とは、どんなものでしょうか? メール施策概要 メール配信を行っているサービス名:PR Table メールマーケティングの目的: ・コンテンツをより多くの人に見てもらうこと(認知度強化) ・コンテンツ認知からサービスに対するリード顧客の獲得(リードナーチャリング) ・PR Tableの記事を各媒体で紹介してもらうこと(メディア向けの配信の場合) 主な配信コンテンツ:PR Tableで公開された新着ストーリー... - [ECサイト運営者におすすめ!Benchmark Emailオリジナルデザインテンプレート紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introduce-templates-for-ec-sites/): 初めまして、デザイン担当のBED君です。 Benchmark Emailでは、500以上ものメールデザインテンプレートを提供しています。正直沢山ありすぎてどれを使って良いのか分からないなんてこともあると思います。 そこで、”◯◯におすすめのメールデザインテンプレート紹介”と題し職種や用途に合ったおすすめのメールデザインテンプレートをいくつかご紹介していきたいと思います。 また、デザインの参考にしてもらうのも良いかもしれません! 今回は、「ECサイト運営者」におすすめのメールデザインテンプレートを6つご紹介します。 ※今回ご紹介するテンプレートはBenchmark Emailメール作成画面より、テンプレートを選び、フィルター>業界>Eコマースのカテゴリーに全て含まれています。(Benchmark Emailのアカウントにログインする事で確認する事ができます。) 単色とビジュアルでシンプルに訴求! あまり色数を使わないシンプルなデザインが特徴のテンプレートです。 見た目がとても綺麗で一押しの商品紹介に最適です。 商品の使用シーンで訴求! 商品の使用シーンを見せることで、ユーザーが商品を使った時のイメージを想像させることが出来ます。使っているシーンをイメージさせるのは購買意欲を駆り立てるテクニックです。 イラストで可愛く訴求! Webアプリなどの商品を扱っている方におすすめのデザインテンプレートです。ポップなイラストをモチーフにしているので、誰が見ても分かりやすく、可愛い仕上がりになっているので親近感がわきます。 割引き・クーポン情報を分かりやすく訴求 割引きやクーポン情報などすぐにお得感を訴求したいのならこのデザインテンプレートがおすすめです。分かりやすいシンプルなデザインなので、簡単に訴求したい内容を打ち出すことができます。 商品を雰囲気良く表現し商品力を訴求 商品やブランドのイメージを雰囲気良く出すことで、そのブランドの味を訴求でるようなデザインになっています。... - [メルマガのコスト削減や作業効率UP!メール配信サービスを利用すべき7つの理由](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/reasons-you-should-use-esp/): こんにちは、遠藤です。 突然ですが、ニュースレターやメールマガジンを送るのに、社内スタッフがメールソフトやGmailなどを使って、CCやBCCを駆使して一斉送信していませんか? 特に「規模の小さい会社」だと、お金をかけたくない(かけられない)という理由で、なんでも自力でやろうとしてしまいがちですが、それは逆に手間とコストを増やしているかもしれません。 予算も人手も限られている環境で勝負している会社だからこそ、優先順位を明確にして、作業を効率化する。そして限られた人手を費やすべきところに費やすことが重要です。 もし御社が予算も人手も限られたなかでメールマガジンやニュースレターを配信しているのなら、作業の効率化のために「メール配信サービス」を利用することを強くオススメします。 私もメール配信サービスを利用していますが、メール配信サービスを使うことで作業効率も上がっていますし、それ以上の多くの恩恵を得ています。 今回はメール配信サービスを利用することで私が得ているメリットを中心に、メール配信サービスを勧める7つの理由をご紹介します。(今回の記事はBenchmark Emailを基準としています) 1,HTMLメールが簡単に作成できる スマートフォンの普及とともに、日本でもHTMLメールが一般的になってきました。HTMLメールを使えばメール内で画像を表示させたり、ボタンリンクを設置したりすることが可能です。 しかし、HTMLメールを作るにはHTMLやCSSでのコーディングが必要になります。PCだけでなくスマートフォンでもレイアウトが崩れることなく表示させるのは、スマホ対応しているWebページを1つ作るのと同じ労力がかかります。 ですが、メール配信サービスには「HTMLメール作成機能」が備わっているものもあり、HTMLやCSSがわからなくてもHTMLメールを作成することができます。 技術面での気づかいなく、HTMLメールを作成できるので、メールのコンテンツ作成に集中することができます。 2,ステップメールを簡単に作成できる メールマガジンの配信リストに登録された日から、自動でメール送信をする「ステップメール機能」があるのも魅力です(サービスによって備わっていないものもある)。 お客様に商品やサービスを思い出してもらう、商品やサービスを購入してもらえるように教育(リードナーチャリング)、または有益情報を提供するなど、ステップメールが効果を発揮する場面は多いので、メールマーケティングでは重要な施策です。 ステップメールを人力でやるのは、送信する相手が数人程度ならば可能かもしれませんが、数百人規模を超えると、人力でまわすのは現実的ではありません。それゆえこの様な施策を行えていない方のほうが多いはずです。 メール配信サービスを使えば、最初にステップメールのシナリオを作成・設定を行うことで、その後は自動でメールが送信されます。これならばメールの送信ミスや送信忘れなどが起こることも防げますね。なにより無駄な人件費をかけずに済みます。 ステップメールに関連する記事を読む:オウンドメディアでのステップメール施策の失敗と改善をせきららに大公開 3,メール送信の日時指定ができる... - [世界のトレンドがここに集約!メールマーケティグ最大級イベント参加レポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_event_report_from_the_email_design_conference_2016_in_sanfrancisco/): こんにちは、Benchmark Email日本カントリーマネージャーの林です。9月15日・16日と2日間に渡ってアメリカはサン・フランシスコでThe Email Design Conference 2016(通称:TEDC16)というメールマーケティングオタク(英語では #Emailgeeks:Eメールギークと言います)としては渡米してでも参加しなければいけないイベントが開催されましたので、サンフランシスコまで行ってきました。 このイベントはメールマーケティング業界では知らない人はいないという、HTMLメールの表示確認ができるwebサービスLitmusが主催するイベントで毎年London, Boston, San Franciscoの3箇所で行われています。世界中からおよそ1,100名のEメールギークたちが参加する世界最大級のメールマーケティングイベントです。今回はそんなメールマーケティング最大のイベントで体感した最新トレンドなどをレポート形式でお送りいたします。 目次 メールマーケティング最大のイベント、それがTEDC イベントで学べる5つのテーマ 72%の米国企業がウェブページ・メール共にモバイル対応 画像だけのメールにビビるな! 長いメールにビビるな!! さらに進むメールのモバイル化 さいごに メールマーケティング最大のイベント、それがTEDC... - [スマホでの読みやすさが改善!Gmailがレスポンシブメールのサポートを開始!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_gmail_starts_supprt_for_responsive_emails/): こんにちは、ブログ担当の伏見です。 9月14日、Gmailのオフィシャルブログ「Better emails, tailored to all your devices」にてGmailとInboxがレスポンシブメールのサポートを開始することを発表しました。 これによりスマホでも、Gmailアカウント内のメールを確認する時はレイアウトが受信環境に最適化されるので、画面を拡大・縮小したりせずに画像などを確認することができるようになります。 レスポンシブ対応のメールは端末に合わせて表示が最適化! 出典元:Google 画像の様に複数カラムあるメールは携帯だと小さくなって見にくいですが、レスポンシブになることで、1カラムになり、読みやすくなります! Gmailのレスポンシブ対応はメールマーケティングにとって追い風 アメリカの様々な企業の調査によると、メールの送受信にスマホを要する人が今後ますます増えていくということが予想されており、今回のGmailの発表はメール配信・メールマーケティングを行う企業にとって追い風となりそうです。 2016年4月、メールをスマホで確認している人は送受信されたメール全体の56% – Litmus 世界中で10億あるGmailアカウントのうち、その75%が携帯でメールを確認している – Hubspot... - [メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogsimprove_your_deliverability_with_good_list/): みなさんこんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 メール配信を続けている中で、メールの到達率が以前と比べて下がったかな?と疑問に思ったことはないですか? もしそう感じたのなら、それは気のせいではありません。事実メールの到達率は蓄積されるメールの配信データ(結果)によって左右されます。 今回はメールの到達率が下がるメカニズムと、Benchmark Emailにおける到達率を保つための正しい配信リスト運用についてご紹介します。 メールの到達率低下は世界的に起きています メールの到達率は世界的に下がっているというデータがあります。メールに関するデータをまとめているアメリカのReturn Pathが行った「Deliverability Benchmark Report」調査によると、2015年の4月〜6月に比べ、2016年の同時期ではメール到達率は81%から76%まで下がっているそうです。 その原因の一部として考えられているのが以下のものです。 1. なりすましメールの増加 メール技術の進歩に伴い、なりすましの精度も過去にないくらい進歩しています(誰も喜びませんが)。その結果、受信者は少しでも怪しいと思ったメールに対して必要以上に不信感を抱き、迷惑メール報告ボタンを押す頻度も上がっています。つまり、購読者とのエンゲージメントが低いうちのメール配信だと、受信者によっては「こんなメール購読してた?」「何度もメールしてきてしつこいなぁ」とマイナス評価を受けてしまい、「このメールいらない!」と迷惑メールに振り分けられてしまう結果となるのです。 対策:なりすましを防ぐためにはメール配信に利用しているドメインにSPFレコードを設定することが第一だと言われています。 (関連記事) SPF認証についての詳しい解説 これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~ 2.... - [登録フォームの登録ボタンのクリック数をGoogleアナリティクスを使って計測する方法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ae%e9%80%81%e4%bf%a1%e3%83%9c%e3%82%bf%e3%83%b3%e3%81%ae%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af%e6%95%b0%e3%82%92google%e3%82%a2%e3%83%8a/): こんにちは、遠藤です。ベンチマークブログを読まれている方は自社のWebサイトのアクセス解析でGoogleアナリティクスを導入している会社も多いと思います。 僕が運営しているWEBマスターの手帳でもGoogleアナリティクスを使っているのですが、Benchmark Emailの配信リスト登録も1つのコンバージョンとして設定しています。 リスト登録数をGoogleアナリティクスで計測できていると、Webサイトを訪問した人がどのページを経由してメールマガジン登録フォームが設置されているページへ辿り着いているのかを知ることができます。 また登録フォームが設置されているページを訪問している人の内、どれぐらいの人数が実際にリスト登録へ進んでいるのかを計測することができるのでとても便利です。 ページの良し悪しを確認するために、メールマガジン登録フォームの「登録」ボタンのクリック数を計測しよう 「資料ダウンロード」や「メールマガジン登録」の専用ページ(ランディングページなど)を用意している方も多いと思いますが、ページの訪問数だけでなく、登録フォームの「登録ボタン」のクリック数をGoogleアナリティクスで計測していらっしゃいますでしょうか。 というのも、専用ページへ100人が訪問している。そのうち10人が登録しているのと、90人が登録しているのでは、改善すべきポイント(問題点)は違ってきますよね。 仮に100人中1人しか登録していないとすれば、登録フォームが設置されているページの文言などで、訪問した人に対して十分な訴求ができていない可能性があるかもしれません。 このような仮説をたてるためにも登録フォームの「登録ボタン」のクリック数もぜひGoogleアナリティクスで計測をすることをオススメします。 Googleアナリティクスのイベントトラッキングで計測する ではGoogleアナリティクスを使って計測するにはどのようにしたらいいのかを解説していきます。 特定のリンクなどのクリック数を計測するには、Googleアナリティクスの「イベントトラッキング」というものを使います。 Googleアナリティクスのイベントトラッキングとは Googleアナリティクスのイベントトラッキングとは、バナー画像のクリック数やリンクのクリック数など、Webサイトの訪問者が起こしたアクションをイベントとして計測することです。 イベントトラッキングを機能させるには以下のような「トラッキングコード」をリンクなどに埋め込む必要があります。 トラッキングコード内の「カテゴリー名」「アクション名」「ラベル名」「値」に任意の名前をつけて、対象となるリンクに埋め込みます。「値」は必須ではないのでなくても機能します。 トラッキングコードについて細かく解説をしはじめてしまうと、ややこしく混乱してしまうかもしれないので、今回はあくまでもBenchmark Emailで作成したメールマガジン登録フォームの登録ボタンのクリック数を計測することにフォーカスして解説します。 イベントトラッキングについて詳しく知りたい方は「イベント... - [【超実践!展示会攻略セミナーレポート】初めての出展でも失敗しない、展示会出展を成功させる5つのポイント](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_report_for_seminor_08012016/): こんにちは、Benchmark Emailエバンジェリストの笠原です。普段は、エバンジェリストとして、新しく追加される機能のローカライズから、カスタマーサポートまで多くの仕事をこなしています。そんな忙しい日々の中で、エバンジェリストとしてのもう一つの顔がセミナーや勉強会での登壇者です。 ウェブマーケティングに関するセミナーを中心に、Benchmark Emailの機能はもちろん、マーケティングとしての活用方法などについてもお話をさせていただいております。 8月1日(月)、株式会社ニューズ・ツー・ユー主催のセミナー「超実践!展示会攻略セミナー ~効率的な事前集客、ブース内行動、出展後営業まで完全解説」にて登壇してまいりましたので、今回はそのセミナーレポートをお送りいたします! 展示会は販路拡大の大チャンス 展示会はでウェブ上では行えない、「話す」「触る」「操作する」といった実体験を顧客に届けることができます。また来場するさまざまな企業の担当者と話し、名刺の交換を行える展示会はどんな企業であっても販路拡大のチャンスです。 しかし初めて展示会に出展する企業、過去に何度も出展しているがいまひとつ効果が出ない企業はどう戦えばよいでしょうか。 またゴール設定が不明確になり、展示会に出展すること自体がゴールとなってしまうケースもあります。 ・展示会前に行うべきこと。 ・展示会中にするべきこと。 ・展示会が終わった後に行うべきこと。 今回のセミナーでは、上記のような様々なシチュエーションで押さえておくべきポイントをテーマに分けて学ぶことができました。 【セミナー内容目次】 1. 【弱者のための展示会戦】 2. 【展示会奥義】 3.... - [スマートフォンでも読みやすいテキストメールの作り方](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogsgood_text_email_for_smart_phone/): メールマガジンを配信する際にテキストメールで送信することが有ると思います。その際に、スマートフォンで読まれることを意識して、テキストメールを作成していますでしょうか?今回は、スマートフォンでも読みやすいテキストメール作成についてご紹介します。 - [「標的型攻撃メール」「フィッシングメール」だけじゃない!世間を騒がすサイバー攻撃と対処法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blog_cyber_attack_with_emails/): (この記事は2016年8月の記事を2018年3月に加筆修正を行なったものです。) こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 みなさんはサイバー攻撃と聞いてどんなことを想像しますか?フィッシングやなりすましメールなど、メール1つとっても様々あります。また大企業が被害にあったというニュースを聞くこともしばしばあります。 今回はそんなサイバー攻撃によって情報漏洩やウイルス攻撃を受けてしまうその前に、現代のビジネスパーソンなら知っておくべきメールを使ったサイバー攻撃の手口とその対処法をご紹介します! 近年のメールによるサイバー攻撃は手口が巧妙 そもそも私がこの記事を書こうと思ったきっかけは、JTBが被害を受けたグループ会社に不正アクセスがあり、790万人分もの個人情報が流出した可能性があると発表したというニュースを目にしたからです。「標的型攻撃メール」という、文字どおり特定の相手を対象にしたメールから、内部情報への不正アクセスによる情報流出の可能性があったというものです。 その他のサイバー攻撃について調べてみると、8月に入ってappleを装ったメールを送り、アカウントへ不正アクセスをし、個人情報を奪おうとするメールが出回っていたり、同様に個人情報を奪う目的で人気ゲーム「ドラゴンクエスト」を騙ったスパムメールの報告があったりと、メールによるサイバー攻撃のニュースは思っていた以上に身近に存在しています。 また最近では「一般従業員より、役員の方がサイバー攻撃に騙されやすい」というデータもあります。 仕事でメールを活用することが多い現代のビジネスパーソンにとって、まさに「最も身近に潜む犯罪」と言えるでしょう。 2018/03追記:2018年を迎えた現在も、動画配信サービスNetflixを騙ったメールでフィッシングサイトに誘導する例や、LINEを騙ったフィッシングメールなどの報告もあり、まだまだフィッシングメールを含めたサイバー攻撃について警戒する必要があります。 メールを使ったサイバー攻撃は大きく分けて2種類 では、ここからは実際にメールによるサイバー攻撃にはどんなものがあるのかを見ていきましょう。 メールでのサイバー攻撃は大きく分けて、「標的型攻撃メール」と「フィッシングメール」の二種類が存在します。 1. 特定の相手を狙った「標的型攻撃メール」 こちらは特定の個人や組織をターゲットとしたメールによる手口です。 一般的にメールに添付されたファイルを開いてしまうことで、あらかじめプログラムされていたシステムが動作し、ウイルス感染や機密データを奪われてしまうというものです。 標的型攻撃メールは特定の組織にいる複数の人に同時に送られることが多いそうです。つまり、メールを受信した内の一人でも開封し、添付ファイルを確認してしまうと組織として被害を受けてしまうことになるのです。 今では普段やりとりしているメールと見分けがつかないくらい手口が巧妙になっています。僕なら攻撃を受けたことに気付けるか、正直自信がありません。 2.... - [【メルマガ事例】カスタマーサポートの業務を大幅削減!株式会社フリーウェイジャパンが行ったメール施策とは](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_introduce_good_email_design_freeway/): (この記事は2016年8月に公開された記事をリライトしたものです。) みなさんこんにちは、ブログ担当伏見です。 サービスベンダーにとってカスタマーサポートはユーザーの声を直接聞くことができる大切な業務の1つです。それゆえ、多くの時間を費やさなくてはならなくなり、業務効率化を図りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。 今回は無料のクラウドシステムや会計税務ソフトウェアの提供を通し、税理士、税理士法人、公認会計士などの会計事務所や中小企業の活性化を目指す、株式会社フリーウェイジャパンがおこなう、サポート業務の軽減に繋がったメール配信施策についてご紹介します! 株式会社フリーウェイジャパン(以下:フリーウェイ)は無料で使える、業務系クラウドシステム「フリーウェイシリーズ」を提供している会社です。 これらのサービスが全て無料で使えるということで、多くの中小企業で活用されているそうです。では、フリーウェイが配信するメールをチェックしてみましょう! フリーウェイのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: 業務系クラウドシステム「フリーウェイシリーズ」 メールマーケティングの目的: ・ユーザーとのエンゲージメント強化 ・クロスセル ・リード獲得 主な配信コンテンツ: ・サービスFAQ ・ブログコンテンツ(導入事例など) ・動画 ・セミナー情報 ・配信先の顧客が利用している製品と連動している別製品の紹介 目的達成への施策:... - [オウンドメディアでのステップメール施策の失敗と改善をせきららに大公開](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how_to_use_autoresponder_to_owened_media/): こんにちは。WEBマスターの手帳を運営している遠藤です。今回はWEBマスターの手帳でのステップメール施策について「失敗と改善」の経験をシェアしたいと思います。 WEBマスターの手帳では、見込み顧客のリスト獲得と信頼獲得を目的に、資料ダウンロードをしてくれた方にステップメールを使ったフォローやノウハウ提供をしています。今もトライ&エラーを繰り返しながら改善を進めていますが、ここに至るまでにもいろいろと試行錯誤を繰り返してきましたので、その経験が参考になれば嬉しいです! ステップメールとは まず「ステップメール」とはどんなメールなのかを改めて確認してみましょう。 ステップメールとは、メールを送る相手がとった特定の行動を起点に3日後にメールA、5日後にメールB、10日後にメールCと日数を基準に送るメールのことです。また「いつ、どのメールを送るか」を事前に設定しておき、メール送信自体は自動で行なうことが一般的です。 例えば、サービス提供をしている場合、ユーザー登録をした人に対して「ユーザー登録」という行動を起点に、3日後にサービスの利用方法、4日後にサービスの利用事例、7日後にサービスをより活用するための機能紹介、といったメールを送るのがステップメールです。 つまり、ステップメールはお客様へのフォローアップや信用獲得(エンゲージメント)を前もって設定しておくだけで、あとは自動でおこなってくれるメール施策なのです。 「見込み顧客のリスト獲得」のためにステップメールを導入 それではWEBマスターの手帳での「ステップメール」施策について書いていきたいと思います。まず、ステップメールを使い始めた理由です Benchmark Emailには「ステップメール」を配信できる機能があるので活用したいなと思ったのがキッカケで、WEBマスターの手帳のコンバージョン(ゴール設定)の1つである「見込み顧客のリスト獲得」にステップメールを使うことにしました。 そこで「ソーシャルメディアで企業アカウント運営を始めるための12ステップ」というステップメールを1つのコンテンツとして用意し、ソーシャルメディアの取り組みを始めるときに知っておくべきことや役立つ情報を配信することにしました。 順序立てて伝えたいときにステップメールは便利 WEBマスターの手帳のように「知識提供」がメインとなる場合には、セミナーや講座のように知識やノウハウを体系的に順序立て伝えたほうが、より実践的で効果的な学びを提供することができます。 そのような順番に伝えることに意味がある場合に「ステップメール」は、複数のメールを順序立てて送ることができますし、自動でメールが送信されるので手間がかからないという点でも、とても相性がいいですね。 ステップメールだけではコンテンツとして訴求力が弱かった 「ソーシャルメディアで企業アカウント運営を始めるための12ステップ」を公開した後はどうだったかというと、そこそこの登録があったのですが、資料ダウンロー ドと比較しても、登録者の伸び率やページヘのクリック率などが低く、ターゲットに対して訴求できていない可能性がありました。 そこで、なにかしらの変更が必要だと判断し、改善策として資料ダウンロードと組み合わせることにしました。 ステップメールを補完的な役割に変更... - [ユーザー会を行う目的・メリットとは?過去4回の開催から学んだことをご紹介](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_user_meetups/): みなさんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 突然ですが、企業で行うユーザー会というものに参加されたことがある、または企画したいという方はいらっしゃいますでしょうか? 近年、IT業界を中心にWebサービスやシステムに関するユーザー会の開催が増えており、じわじわと身近なものになっています。 ですが、ユーザー会をよく知らないという方は「得体の知れない謎のカルト集会」の様なイメージがあるかもしれません。 そこで今回は、ユーザー会について、Benchmark Emailが過去に開催したユーザー会を通してその目的やメリットなどをご紹介します。 ユーザー会は直接サービスユーザーと触れ合えるとても貴重な機会! ユーザー会とは、あるサービスを利用しているユーザー同士が集まり、使い方の知識を交換したり、交流を行う場です。ユーザー同士で直接意見交換ができる分、参加者が持ち帰ることができる知識はとても多く実践的であります。 また企業がユーザー会を開催する場合、ユーザーに直接会うことでサービスに対する評価、改善点など、多くのフィードバックをもらえる絶好の機会です。 ユーザー会のメリット サービスによってメリットは異なりますが、ユーザー会を開催することで下記のようなメリットを得られることがあります。 参加者のメリット 他のユーザとの交流 同じような悩みを抱える担当者と交流する機会を得られる。 サービス利用における疑問の解消 利用方法などわからないことをユーザー間で共有することで問題解決できる。 新たな施策を発見 他社の利用方法を聞くことで、自社では使っていない機能や活用方法を知ることができる。 サービス提供企業との交流 サービスを提供している企業と直接話すことができ、要望を伝えられる。... - [【新機能】興味を持った購読者を逃がさない!メールに反応した人にだけ自動で次のメールを送るオートメーション機能](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-automation-feature/): こんにちは、ブログ担当伏見です。 私はブログなどコンテンツ全般を担当しており、Benchmark Emailが毎月配信している、メールマーケティングに役立つニュースレターの作成と配信も行っております。 そんな中、以下のようなことをよく考えることがあります。 購読者にもっと的確なアプローチを行えないか 配信して終わりではなくメールに興味を持ってくれた人に、さらにそれに関係のある情報を提供することでもっと踏み込んだコミュニケーションを取りたい ですが、これを実現させるには一度配信したメールの結果から開封またはリンクをクリックした人のリストだけ抽出し、そのリストに向けて次のアプローチをするためのメールやシナリオを作成するなど作業工数が多く、今までは行うことができませんでした・・・。 こんなお悩みを持っている方の手助けとなる、Benchmark Emailで新たに追加された、メールを開封・クリックした人を対象に自動でステップメールを送れる「オートメーション機能」をご紹介します! 購読者とより高い関係性を築きあげるオートメーション機能 オートメーション機能とはメールを開封したり、リンクをクリックした購読者に対し自動でメールを送信する機能なのです。 Benchmark Emailのこの機能では以下の3つの条件に合わせてステップメールを起動させることができます。 開封した人 リンクをクリックした人 特定リンクをクリックした人 これによってメールを読んでくれる人、コンテンツに興味のある人へよりさらに密なアプローチをすることが可能になります。 例えば、メール内の特定のリンク(ある商品のリンク)をクリックした人だけにそれに関連する別の商品に関する広告メールを自動で送るといったことができます。 またBenchmark Emailのニュースレターでもこのオートメーション機能を活用しています。ニュースレターの導入事例ブログをクリックした人を対象に、別の導入事例を掲載したメールを届けることで、よりBenchmark... - [ECサイト運営者必見!メルマガのスマホ対応でデザインの参考になるメールマガジン12選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_good_design_emails_ec_sites_send/): スマートフォンの普及とともに、ウェブサイトのスマホ対応は必須の時代になりました。ウェブサイトだけでなく、メールマガジンやニュースレターでもスマホ対応しているところは多くなりましたね。 特にHTMLメールの場合に、PCで見た時と同じデザイン(レイアウト)では、見づらいこともあります。ではHTMLメールのスマホ対応をするときに、どんなデザインがいいのでしょうか? 今回は、ECサイトが配信しているメールマガジンの中からスマホ対応していて、デザインの参考になるHTMLメール形式(画像付き)のメールマガジンを厳選してご紹介したいと思います! 伊勢丹 伊勢丹オンラインストアトップ 伊勢丹オンラインショップのメールマガジンは、項目ごとに色が統一されているので、とてもわかり易く見やすいデザインになっています。また画像のサイズでもメリハリがあって、さらに見やすいですね。 三越 三越オンラインストアトップ 三越のメールマガジンも色使いが素晴らしいですね。統一感のある色使いで見やすいだけでなく、季節も感じることができますね。 MoMA STORE インテリア家具・雑貨の通販 MoMA STORE ニューヨーク近代美術館(MoMA)が運営するオンラインショップのメールマガジンです。「グッドデザイン」を提唱しているだけあって、シンプルで完結なデザインです。スクロールすることなく読めるのも印象的です。 ベルメゾン ベルメゾンネット ベルメゾンネットのメールマガジンです。ファッションやスイーツ、家具、生活雑貨など取り扱っている商品の幅が広いので、各メールごとにデザインも様々なのですが、Gif画像が使われていることもあったりと参考になります。 無印良品 無印良品ネットストア... - [【メルマガ事例】株式会社エヌ・シー・エヌのセグメント配信でエンゲージメント向上](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_introduce_good_email_design_ncn/): (この記事は2016年7月に公開された記事をリライトしたものです。) こんにちは、コンテンツ担当伏見です。 今回は、耐震構法SE構法を全国の工務店へ提供する株式会社エヌ・シー・エヌが配信するファンを増やし、エンゲージメント向上に役立つメール施策をご紹介します。 「商品単価が高い、購買までの期間が長い商品やサービスを扱っている方」や「エンゲージメント向上の施策を知りたいという方」に参考になること請け合いです。 1996年創業の株式会社エヌ・シー・エヌ(以降NCN)は建築耐震構法であるSE構法を全国の工務店へ提供しています。日本ならではの木造注文住宅でより安全に暮らすことのできる技術を提供しています。 またともすると業界外の人には伝わりにくい特殊技術をより広く認知してもらうために重量木骨の家というwebサイトを運営し、SE構法のなかでも特に優秀な工務店の施工例などを紹介しています。 それではNCNが配信している実際のメールと共に、同社のメール施策をチェックしていきましょう! NCNのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: NCNが運営するwebサイト「重量木骨の家」 メールマーケティングの目的: ・プッシュ型アプローチで常にNCNを意識してもらえること(エンゲージメント強化) ・質の高いコンテンツを提供しファンベースを形成 主な配信コンテンツ: ・サイトで掲載している記事 ・イベント告知 ・キャンペーン 目的達成への施策: ・アナリティクスを使ったメールクリック分析 ・地域に沿った配信記事内容... - [【HTMLメール紹介】「メールマガジンを改善したい」方必見。業種別で見るメールデザイン事例まとめ12選+番外編](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_12_html_emails_introduction/): こんにちは、ブログ担当の伏見です。 メールアドレスを持っている事で相手との直接的なコミュニケーションを可能にさせ、その結果高いエンゲージメントを獲得することができたり、SNSのビジネス活用が活発になった事で、メールでのビジネス利用もまた見直されてきました。事実SNSとメールを併用する事でお互いにリーチできない層を補い合うといった使い方が広がっています。 そんなメールの特性を生かし、メールを活用したブランディングやマーケティングを積極的に行い成功している企業が日本でも増えてきている一方で「質の高いデザインをもっと知りたい」「参考になるメールレイアウトがほしい」といった声が高まり、それにお答えするためBenchmark Emailでは毎月「HTMLメール紹介」と題してユーザーさんの配信しているメールをご紹介しています。 ということで今回は過去にご紹介したHTMLメールの事例を一挙に12個、おさらいできるブログをお届けします。 また番外編として、デザインの参考になるメールばかりを集めたメールデザイン集、BtoBサービスを提供するITベンチャー企業を中心に実施しているメールマーケティング施策についてインタビューを行ったブログ記事も合わせてご紹介致します! きっと参考になるはずです! クラウドサービス Tmix(オリジナルTシャツ作成通販サイト) TmixはオリジナルTシャツの作成、購入が1枚からできるオンラインサービスです。 一目見ただけでそのメールの目的(何を伝えたいのか)がわかるシンプルなメールデザインです。ECサイトでもキャンペーン時などで参考にすることができるデザインですね。 メールのポイント Above the foldの有効活用 清潔感のあるデザイン 流れのあるメール構成 メルマガ作成時間を1/4まで短縮 −“アクティブ”なお客様を引き出す、鍵はメールマーケティング Farmnote(酪農・畜産向け牛群管理システム)... - [「動く画像(GIFアニメーション)」を活用したメール配信で読者を惹きつけよう](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_use_gif_animation_to_your_email_campaigns/): 皆さんは普段、HTMLメールにはどんな画像を使ってメールマガジンを作っていますでしょうか?ただ画像が貼られているだけのメールではスルーされてしまうこともあります。 そこで今回は、メールマガジンでも見ている人にスルーされないインパクトのある動く画像(GIFアニメーション)」についてご紹介したいと思います。 目次 動画を活用したマーケティングは効果的 画像の一部だけが動く「シネマグラフ」 パラパラ漫画のように動きのある画像を作れる「GIF画像」 GIFアニメーションの注意点 GIFアニメーションはいろいろな場面で使える 動画を活用したマーケティングは効果的 皆さんはYouTubeなどの動画サイト利用中に流れる動画広告を中断せず、そのまま見続けてしまった経験はありませんか?私はついついその動画の面白さに引き込まれ、最後まで広告を見てしまうことがあります。 動画は、テキストや静止画よりも、見ている人の感情により語りかけることができる上、商品やサービスの裏側にある企業やそこで働く人たちの人柄を表現することができるため、ユーザーの意識をより引き付けることができます。 アメリカの動画マーケティングツール「Wistia」はサイトへの流入経路として動画を活用した場合、使わないものに比べ200〜300%もの高い効果を得ることができるというデータ(❇︎1)を公表しています。 ❇︎1. The Power of Video and Email: Webinar... - [【HTMLメール紹介】スクーが行う、学生にリピートを促し授業を受け続けてもらうメール施策](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_introduce_good_email_design_schoo/): こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。突然ですが皆さんは大人になってからも勉強していますか?私は仕事柄コンテンツやオウンドメディア関連のセミナーに参加しては先人たちの話をよく聞いていますが、ふとたまに学校へ行ってきちんと学びたいなぁと思います。が、学校へ通うだけのお金と時間がありません。 そこで今回は、生放送授業が毎日受けられるWeb業界で働くためのオンライン動画学習サービス「schoo (スクー)WEB-campus」を運営する株式会社スクーのメールマーケティング施策をご紹介します。 教育系ビジネスにとっては必要不可欠な、「リピーターを増やす施策」をメールで行っています。どんなメールを送っているのでしょうか? 株式会社スクーについて 2011年に設立された株式会社スクー(以下、スクー)は「IT系を中心とした明日から仕事に使えるスキルが身につく学習動画の提供」をテーマに無料の生放送授業が毎日受けられるWeb業界で働くためのオンライン動画学習サービス「schoo (スクー)WEB-campus」を運営しています。webデザインやプログラミング、ビジネス英語など2700本を超える講座数を誇り、生放送の無料授業と録画授業で、約23万人の会員と一緒に学ぶことができるサービスを展開しています。 そんなスクーが行っているメール施策の概要は以下の通り。 スクーのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:schoo(スクー) WEB-campus メールマーケティングの目的:サービスに登録している学生(ユーザー)に新しい授業やキャンペーンを知ってもらうため 主な配信コンテンツ:新しく公開された授業や当日公開される授業、次週開講される授業のおすすめやキャンペーン情報(サービス登録時、個人設定でその後受け取るメールの内容を選んでもらう) 目的達成への施策:すっきりとしたレイアウトのメールを作成 配信頻度:毎日 効率化と効果を最大化させるシンプルなレイアウト 上記はスクーが実際に配信しているニュースレターです。サービス利用者にオススメの授業を知ってもらうため、毎日配信を行っています。 デザイン面では、効率化と効果の最大化を測るために、メール内の文章量を少なくし、見栄えの良い授業の画像を使用しています。無駄な装飾を省いたシンプルなレイアウトだからこそ、伝えたいポイントがわかりやすいですね。 またスクーでは毎回メールのデザインをほとんど変えず、「どの授業をおすすめするのがいいのか」「メールの件名はどういうものが開封されやすいのか」、というところを毎回の配信結果から得られるデータを用いてメールの改善を行っているため、購読者に人気の授業(コンテンツ)の把握にもメール配信が活かされています。自ずと反応のいい配信タイミングも把握できますね。スクーでは朝、夕の通勤・帰宅時間を狙った配信だとメール内のリンククリック率がいいそうです。 人気コンテンツをメールで告知し、サイトに戻ってきてもらう... - [購読者とのコミュニケーションで成果をあげるweblioのメール配信](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ood-email-design-introduction-weblio/): こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。毎月ユーザーさんが配信しているメールを紹介するこのコーナー。今回はオンライン総合辞書「weblio」を運営している、ウェブリオ株式会社(以降ウェブリオ)が配信する「ユーザーとのコミュニケーションを図ることで成果を上げる」メール施策をみなさんにご紹介します。 みなさん一度は目にしたことがあるのではないでしょうか? そうです、わからない英単語を調べるときなどにお世話になるあのサービスです。 ウェブリオは英和・和英辞典から派生して、近年ではオンライン英会話事業や留学・海外旅行の支援事業など、その業務内容は翻訳だけにとどまらず、まさに総合的な外国語サービスといった感じです。 weblioが展開するサービス weblio英会話 シルキー トラッター weblio英語翻訳 スマート翻訳 weblio英和和英辞典 ということで、サービスの新情報やキャンペーン告知などをメールで提供し、ユーザーとのコミュニケーションを図ることで成果を上げている、ウェブリオのメールマーケティング施策を実際のメールを見ながらチェックしてみましょう! 顧客との日々のコミュニケーションに役立つメール運用 現在ウェブリオでは「weblio単語帳」という無料/有料会員向けサービス、「weblio英会話」というSkypeを用いたオンライン英会話サービスに関してメール配信を行っています。 メール配信を行っているサービス名:weblio単語帳/weblio英会話 メールマーケティングの目的:ユーザーとのエンゲージメント強化 主な配信コンテンツ:英語学習に関連するコラム/サービスの新情報 目的達成への施策:配信先のセグメント、A/Bテスト ユーザーにとって読んでためになる情報をメールで送ることを心がけているウェブリオ。サービスの特性上、英語学習に関連するコラムをメールに掲載しています。 「この言い回しって英語だとなんて言うんだろう?」という疑問を抱くことが多々ある私にとって、こういったコンテンツはついつい読んでしまいそう。... - [IT企業必見!BtoBサービス企業のメールマーケティング勉強会レポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/report-of-btob-emailmarketing-seminar/): この度、Benchmark Emailでは「IT企業のBtoBメールマーケティング勉強会」というイベントを開催いたしました。 イベントでは顧客とのエンゲージメント強化、リードナーチャリングといった見込み顧客との関係性育成をメールを活用したマーケティング施策から成果を上げている企業の担当者を招いてのパネルディスカッションやグループワークなどを行いました。 BtoBビジネスを行っているIT企業にテーマを絞り、マーケティングオートメーションツールやメール配信システムを活用したメールマーケティングを行っている企業3社のご担当者様に登壇していただきました。 こちらのレポートでは当日の様子を登壇各社の施策実例に触れながらご紹介します。 メールマーケティングをこれからやってみようと思っている方、すでに実施しているが、なかなかうまく成果につながっていないという方必見です! エンゲージメント強化を実感しているメールマーケティング施策 イベントはパネルディスカッション、グループワークの2部構成で行われました。 前半のパネルディスカッションでは、登壇いただいた各企業のご担当者様から自社の施策を公開していただきました。 【当日の様子】 株式会社フィードフォース マーケティングチーム 谷垣 進也氏 エバーノート株式会社 Director of Marketing & Communications... - [【HTMLメールデザイン事例:Farmnote】画像で訴求する購読者に読みやすいメール](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/good-email-design-introduction-farmnote/): こんにちはコンテンツ担当伏見です。2016年もあっという間に3月です。ということで、今年に入って3回目の成功メール紹介のお時間です。 今回ご紹介するのは、酪農・畜産向けクラウドサービス『Farmnote』を展開する、株式会社ファームノート様(以下、ファームノート)が配信しているメールデザインです。 「牧場を、手のひらに。」をビジョンに、どんなデバイスにも対応した情報管理サービスFarmnoteを展開しています。牛群の情報を管理、記録、分析が簡単にできてしまうという、まさに酪農家・農家さんにとってはIT革命といえるサービスです。 では、ここからは実際に配信されたメールを2通チェックしていきましょう。 伝わりやすさを体現するグラフィカルなメール作り クラウドサービスやアプリサービスを展開されている企業のメールマーケティング施策の目的として多いのが、サービスを利用されているユーザーのアクティブ率を高めたり、上位プランの購入を促すといったことです。こうした目的を達成させる上で、メール配信による定期的なコミュニケーション(エンゲージメント強化)作りはとても効果的なんです。 同社でも、ユーザーに興味を持ってもらえるよう、新機能リリースの告知やイベントの案内などを中心としたメールを送ることでユーザーのアクティブ率向上、上位プランへの購入に至ってもらうことを目的としています。 そしてこちらは新サービス発表後、サービス導入案内として配信されたメールです。 Farmnoteの機能を分かりやすく紹介するために、画像を多く活用していますね。活字では伝えることが難しい細かいニュアンスも、画像を使えば文章を考える必要がありません。実際の操作画面を見てもらうだけで伝わり方は大きく変わります! メール前半ではテキストを活用しサービス内容を説明、そして後半ではイメージ画像を並べておりテキスト、画像を互いに補わせたシンプルでわかりやすいメールデザインと言えますね。 ファームノートではつい最近までテキストベースのメールを配信されていたそうなのですが、「グラフィカルなメールを用いてよりサービスのことを知ってもらいたい!」というメール作成側の気持ちから画像を活用したメールに変更したそうです。 こういった画像を付けたHTMLメール作成に慣れていないと、「どんな画像を使うのがいいんだろう?」「レイアウトはどうすればいいのかな?」と色々悩んでしまい、結局普段から慣れ親しんでいるテキストベースのメールで終わらせてしまいがちですよね。ですが購読者にとってどちらが読みやすいメールなのかを考えることが第一です。 メールで綴る、季節のご挨拶 こちらは今年元日に配信した年賀メール。 最近ではメールで新年の挨拶を行う企業も増えてきていますね。画像で企業イメージをしっかりアピール出来るもの1つの理由でしょう。しかも紙の年賀状と違い、メール開封やリンククリックなどの効果測定がわかるので、「本当に読んでもらっているの?」という心配もありません。 近年のスマホの普及、SNSの台頭に伴い、コミュニケーションの方法が多様化していますが、数あるコミュニケーションツールの中でほぼ必ずと言っていいほどの人が所有しているのがメールアドレスです。また他のコミュニケーションツールに比べてメールの歴史は古く、生活に深く関係しているという背景があるからこそ、メールという身近にあるツールで新年のご挨拶を行うことがそれほど珍しいことではなくなってきているのではないでしょうか。 ということで、今回はキャンペーンメールの事例をご紹介しました。定期的な月一メールマガジンなどとは違ったアピールができるのも、このような単発のキャンペーンならでは。 このような機会に画像で思いを伝える訴求力の強いメール配信を試してみてはいかがでしょうか? ※Benchmark Emailでは毎月1回メールマーケティングに関するブログをまとめたニュースレターを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録下さい!... - [他社メールマガジン大解剖:第4回 「Content Marketing Institute(CMI)」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-series-by-nakayama-04-cmi/): みなさんこんにちは、ラウンドナップ・コンサルティングの中山です。今回の他社メールマガジン大解剖は、CMIの略称でWebマーケティング界では有名な、「Content Marketing Institute」をご紹介します。 CMI、直訳すると「コンテンツ・マーケティング協会」でしょうか。その名の通り「コンテンツ・マーケティング」に関する教育や研修活動やイベントの開催、コンサルティング、情報発信などを行っている団体です。 私がインバウンド・マーケティングやパーミッション・マーケティングと共にコンテンツ・マーケティングに触れた時に、最初に読み漁ったサイトの1つがCMIでした。私自身2005年から、営業をしない完全インバウンド型・ホームページ集客のみで売上をあげる会社でマーケティングに携わっていたので、非常に興味深く読み込んだ記憶があります。 恐らく日本でコンテンツ戦略に関わっている方は、一度は目にしたことの有るものではないでしょうか。CMIのサイトはこちらです。 日本では、言葉として曖昧すぎる「コンテンツ・マーケティング」ですが、大きな枠組としては、コンテンツを使ってブランドを認知させてファンを作っていく。あるいは潜在客を見込み客にし、フォローして初回客にし、顧客化する。そのステップを踏んでもらうために、コンテンツを使う。そういったマーケティング手法のことです。 これを簡単に説明すると 1. 潜在的なお客さんが興味を持つコンテンツを作り、検索エンジンやソーシャルメディアで見つけてもらう(認知) 2. そのコンテンツを読んだ後に、もっと他のコンテンツも見たいと思ってもらう 3. そのためにRSSやメールマガジンなどを利用してリーチできるようにする 4. その後徐々にコンテンツを見てもらい、興味を持ってもらう。言ってみれば「欲望のコップに水を注ぎ続ける」 5. 「そしてある一定のラインを越えると、お客さんのコップから水があふれるので、そのタイミングを狙って、キャンペーンなどのオファーを出し、初回購買を発生させる。 6. その後は顧客化(CMI的にはエバンジェリスト)するために、アフターフォローやクロスセル(ある商品の購入に合わせて別の商品も買ってもらうこと)・アップセル(より上位の商品、サービスの購入に至ってもらうこと)を行っていく... - [メールマーケティング:4つの重要なコツ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/4-great-email-campaign-tips/): メールマーケティング:4つの重要なコツ メールマーケティング のマニュアルやハウツー資料では、『メールの到達率を高めるにはどうするか?』『どのような件名にするのか?』『受信者にメールを開いてもらうにはどうしたらいいのか?』など1つのことに焦点をあてがちです。 私たちのアプローチは少し異なり、ここでは4つの基本であり非常に重要である4つのコツをご紹介します。 では見てみましょう。 Google Analyticsを使って全体像を把握する インターネットを頻繁に使う人であれば、Google アナリティクスを聞いたことがある人も多いと思います。メールマーケティングにこのようなサービスを連携させるのは少し大掛かりな感じがしますが、顧客がメルマガ内にあるリンクをクリックした後に、どのような動きをしたかを把握する為に利用する必要があります。どのページを見たか、どの商品を購入したか、ショッピングカートまで行き購入を止めたか、どのページでサイトを見るのを終了したかまでわかります。リンククリック詳細は顧客動向を把握できる良い機能ですが、多くの購読者がメールをプレビュー画面で確認しており、それがメール開封率に反映されていることを忘れないように 送信元アドレスのアカウントを頻繁に確認する メルマガキャンペーンを作成し配信を行い配信結果を分析することは簡単です。しかし、配信したHTMLメールへの対応はどうですか?メール配信が終了した時点が、受信側の確認終了ではないことを覚えておいて下さい。 よくあることですが、メール受信者は送信元に返信をし、商品についてさらに質問してきたりします。 購読者によっては、送信元メールに直接購読停止の依頼をメールをする場合もあります。送信元のアドレスを頻繁に確認していますか?メルマガキャンペーンからの要求や反応など全てに対応している事を今一度確かめて下さい。一人の購読停止希望者を見落とすだけでも、スパム苦情に繋がることを忘れないで下さい。 メールをセグメントし顧客へのアップセルアクションを起こす Googleアナリティックス(上記参照)を利用すると、サイトに誰がどの商品を見に来たかだけでなく、顧客リストに新たなセグメンテーションを行うことが出来ます。最も反応がある顧客が一度わかれば、セグメントリストを作成しメール配信することが出来ます。例えば、顧客があなたのサイトで商品を購入もしくはある商品のページを頻繁に見ていたり、長い時間をかけて見ている場合、それらの情報から顧客のセグメントを作成することが出来ます。このセグメントに対してメール配信を行い、 その商品に関連した高額であり、関連したアップセル商品を仕掛けることができます。 あまりにも自分に関係のない情報が配信されてくることがメルマガを購読停止する理由であったことが最近の調査でわかりました。 メルマガ購読者の多くは、 このセグメントを利用したメール配信が行わられることで、自分に関係している情報を得る事になります。 メルマガのアーカイブを作成する... - [メール認証:メールマーケティングガイド](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-authentication/): メール認証:メールマーケティングガイド メールマーケティングにおいて、メール認証は受信トレイに入ってしまう数多くのスパム・迷惑メールの存在よりも大きな論点となりつつあります。なぜなら、迷惑メールは受信トレイに紛れ込んだ単なる必要のないメールとして認識されて終わりですが、、なりすましメールはスパマー(迷惑メール送信者)として迷惑メールの配信履歴のない健全な第三者の名前を勝手に語り、その評判を著しく下げてしまうためです。 例を挙げてみましょう。過去に送信者名に有名な企業名が表示されているにも関わらず、偽造品のロレックスやサプリメント等の売り込みをする内容のメールを受け取ったことはありませんか?これがなりすましメールです。相手に開封をさせてるために、評判の良い名前を偽造しているのです。もしこれがあなたの名前・企業名が使われていた場合、スパムとして報告されるのはあなたの名前になってしまいます。 このなりすましを防ぐ唯一の手段とされているのが「メール認証」です。 認証:様々なタイプ メール認証とは各送信者が本人かどうか、メールや ニュースレター発信元を検証するプロセスのことを指します。例えば、実際はそんなプロモーションを行っていないにもかかわらず、あなたの会社が誰でも簡単に年収が上がる講座を宣伝しているという噂が流れたとします。でも、ご安心を メール認証を行うことで、メールサービスプロバイダー(ISP)が様々なデータを確認し、既に記録されている過去のあなたの配信データと照らし合わせ、このようななりすましメールを送信されないよう直ちにメールをブロックする事が出来るのです。 ひょっとすると「メール認証なんて面倒なこと、どうしてやらなきゃいけないの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。・・・ですがちょっと考えみてください。メールサービスプロバイダーは毎日何億ものメールを管理しています。つまり、それらすべてのメールを一通ずつヘッダー部分や送信者欄といったすべての項目を確認して受信トレイに届けることが不可能ということなのです。ですからメール認証を行うことはすべてのメールマーケティング担当者にとって自社の評判を維持する上でマストなのです。 現在下記の3つの方法でメール認証を行うことが出来ます。:SPF、DKIM、Sender ID SPFレコード SPF(Sender Policy Framework)とは電子メールの送信元ドメインが詐称されていないかを検査する最も一般的なメール認証方法の一つです。ユーザーのすべての送信メールのデータを持ったメールサービスプロバイダーを提供します。 送信時にメールがメールサービスプロバイダーを経由した時、ESP※1がメール内の情報とホストとしての送信者の情報を照合します。この情報には以前にどのような分野でのメール送信、利用履歴があったのか等のDNS※2データ等も含まれています。 万が一、送信元が匿名だったり、実際のホストからのものでなかった等、データが一致しなかった場合、ESPが受信トレイにメールが届いてしまうことをブロックし、スパム苦情の可能性を取り除きます。 DKIM DKIM※3はESPによってメールに付属しているDNSレコードをチェックする方法です。もしDNSレコードが一致しなかった場合、ESPは直ちにそのメールをブロックします。 Sender... - [メールアンケート:簡単なデータ収集方法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/gathering-data-the-easy-way/): メールアンケート:簡単なデータ収集方法 マーケタ―にとって、メールほどテクニックを必要としないツールはありません。反応が早く、コストも安く、じっくりデータ分析もできます。しかし、メールマーケティングがまだまだ生かされていない部分があります。顧客のデータ収集を簡単にできる素晴らしいツールであるにも関わらず、残念ながら有効活用されていません。それは「アンケート&投票機能」です。 メールアンケートを送ったり、ウェブサイトで投票を行うことで、通常の郵便や電話調査を行う必要もありません。コスト削減ができ、購読者との関係を維持しながら、顧客の考えをいかにケアしているかを理解してもらえることにもなるのです。さらに続きをどうぞ。 アンケート&投票機能:活用方法 アンケートを利用することで何ができるか?こちらをご覧ください。 商品やサービスに対するフィードバック 商品ラインナップの向上、季節商品やサービスの向上 カスタマーサービスが顧客ニーズに合っているのか 一番の売れ筋商品はどれか 商品やサービスの利用方法 顧客が求める商品 特別イベントやセールのフィードバック 商品販促やウェブサイトの向上 上記はほんの一例です。アンケートを使って顧客の生の声を聞き、それを元にビジネス展開をしましょ Benchmark EmailではProプラン以上(旧プランの場合、リストプラン及び配信数プラン)より、オンラインアンケート&投票機能が利用出来ますので、ウェブサイトに設置したり、メールで配信することができます。この自由にカスタマイズできるアンケート機能は、 ロゴを使用したり、独自のアンケートフォーマットを作成することができビジネスに合わせたデザインにすることが可能です メールアンケート vs ウェブアンケート メールにしろウェブ上にしろ、アンケートや投票を行うことは非常に効果的です。貴重なデータを収集するのにどちらも有効ですが、いくつか違いがあります。 メールアンケートの利点... - [迷惑メールフィルター: セキュリティの実情](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/the-truth-about-email-marketing-gatekeepers/): 迷惑メールフィルター: セキュリティの実情 迷惑メールフィルターというのは興味深いものです。メールサービスにより基準は変わりますが、随時ルールが変更されます。しかし中には変わらない重要なルールもあります。キャンペーンを行う際にこれらを心に留めておくことで配信率をあげることができ、業界の基準値である『配信数の20%が受信箱に届かない』に対し、より良い結果をもたらすことが出来ます。 どのような言葉が迷惑メールフィルターに引っかかるのか分かりづらい、という方のために、確実にに引っかかるもの、引っかかる可能性のあるものを含め挙げて行きましょう。 迷惑メールフィルターに確実に引っかかる言葉やフレーズ Cash Millions Money Earn your degree Reduce debt Bad credit Home mortgage Easy income Problem... - [HTMLメールフォーマット:Mistakes and Fixes](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/html-email-formatting-mistakes-and-fixes/): HTMLメールフォーマット:Mistakes and Fixes メールやメルマガは、文章や余白、画像やリンクなどの体裁が整っているべきものですが、いかに多くのマーケタ―が間違いを犯しているかに驚くかもしれません。 画像だらけのメールを、Benchmarkではこれまで数多く目にしてきました。 こちらを読めば、それを正すことができます。今回は、HTMLフォーマットの典型的なエラーや間違いをリストアップし、それをどのように修正すべきかご紹介しています。ご自分のやり方が合っているかどうか疑問がある方は、さらに読み進めてください。たいていの場合、間違ったやり方をしているものです。 Mistake #1: 画像やグラフィックだらけで、文章が少なすぎる 画像やグラフィックだらけで、文章が少なすぎる画像だらけ(あるいはたったひとつの大画像の場合もありますが)で文章はほとんどなし、といった多くの迷惑メールを、これまでも受け取ってきたことと思います。こういったメールは見た目には良くても、フィルターでスパムとしてはじかれてしまうということを念頭に入れてください。文章の少ない重すぎる画像のメールも同様です。 では、どうすべきでしょうか?続きをどうぞ。 文章をもっと入れられるように画像は小さめに!Yahooメールやメルマガにはバランスが必要です。小さめの画像にすることです。 必要ならばサムネイルを使用する。 サムネイルをクリックすると、HTMLメールやメルマガのウェブバージョンへとリンクバックします。こうすることで、画像を含んだメールやメルマガ全体をウェブバージョンで見ることができます。 素材を精選する。 数行の文章と1,2個の画像だけにする場合、よく選んでから、同じ画像を継続して使用するようにしてください。その他の画像はまた改めて使用することもできます。 容量の大きい画像やイメージファイルでメール配信しない。 メルマガの内容には文章が必要です。購読者は、文章内のキーワードを見て、受信箱にメールを残すかどうかを決めるものです。画像のみのメールは、はじかれると思ってください。 Mistake #2:... - [中小企業がメールマーケティングで得られるメリット](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-advantage-for-small-businesses/): 中小企業がメールマーケティングで得られるメリット 中小企業のうちで時々起こることなのですが、新規の顧客を欲しがるあまり、既存のクライアントへのケアが怠ってしま う事があります。デザイナーを説得するのに時間が少しかかるかもしれないとしても、大抵の中小企業は既存のクライアントとの関係を強化するために向けたメール配信の計画(メールマーケティング)を立ち上げます。 メールマーケティングが中小企業に向いているのにはいくつかの理由があります。経済的であり、どんな小さなビジネスモデルでも使うことができます。 中小企業のほとんどは大企業と比べられるぐらいの質のサービスを提供できます。中小企業がいい仕事をしていると、消費者は真心のこもった、信頼できるサー ビスだと確信し、メールアドレスを提供すのに抵抗が少なくなるのです。 中小企業が顧客との関係を保つためにメールマーケティングを使う理由では次のような例があります。 1. 経済的 中小企業が特別オファーやセールなどのお知らせを行う時、たいてい紙に印刷したものを使う事がいまだに多いのが現状です。この媒体をメールに変えれば、早く、簡単に仕上がる上に、印刷費や郵送料も抑えられるのです。メールは印刷や郵送料の必要もなく、無料で配信することが可能です。商品やサービスをアピールする上で低コストで行える方法です。また、メールはHTMLテンプレートをもとに制作されます。ユーザーはテンプレートの必要な欄を埋め込むだけで作成できるの です。初期投資さえ払えば、メールの費用は最小限までに抑えられます。新しい人材を雇ったり、スタッフの勤務時間を増やしたりせずに、キャンペーンを成功させる事ができるメールマーケティングは中小企業にとても向いています。時間もコストも削減する事が出来る便利な方法です。 2. データが満載 メールマーケティングを使えば、レポート機能で配信結果が明確にわかり趣旨にあったターゲット層を定めて宣伝する事ができます。便利なツールを使って正確に反応を測り、分析する事も可能です。メールマーケティングを使うと、以下のようなデータが得られます。 開封率 リンククリック数 コンバージョンの詳細 3. 早い メールマーケティングは最も早いコミュニケーションツールの一つです。カスタマーに即座に情報を伝え、返事や問い合わせにもリアルタイムで対応できます。通常では、メールマーケティングの結果は1~3日の間に戻ってきます。最長12日もかかるDMキャンペーンに比べればかなり短縮された期間です。... - [メールマーケティング:販売促進](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-a-promotional-favorite/): メールマーケティング:販売促進 これまで、CM、ラジオ広告、ダイレクトメールと、多様な販促方法が取り上げられてきました。現在ではインターネットがゲームに取って替わり、バナー広告からソーシャルネットワークへ。以前からあるメールマーケティングは、ターゲット化された販促ツールとして費用もかからず更に進化してきています。 この理由に疑問があるようでしたら、こちらをお読みください。 メールマーケティングの実態 メールマーケティングの1ドルに対する費用対効果は47ドル 近年の経済不安が大きい状況でも、メールマーケティングはコストがかからない数少ない販促ツールである 2010年までには、メールマーケティングは11億ドルビジネスになると予想 最近の調査によると、顧客に関係ある商品やサービスのリンクを使用する為リンククリック率は平均50% メールマーケティング概要 メールマーケティングは驚くほど低価格 単独で行える販促ツールとして、コスト面でもメールマーケティングにかなうものはありません。配信にはほんの数円で、メールを多く配信する程コストは安くなります。CMや新聞、ラジオの広告枠を買うことに比べればお買い得というわけです。 すべての顧客ニーズに対応可能 果たして、顧客名を使用して、顧客ニーズによって文章を調整し、どのような商品やサービスであってもお客様の好みに対応できる広告などあるのでしょうか。メールマーケティング以外、他にはありません。ひとりひとりの顧客に柔軟に対応することができるのです。 リアルタイムでトラッキングが可能 メールでのアンケートやHTMLのメルマガを配信する際、いつメールが開封され、どのリンクがクリックされたかが、分単位でわかります。このレポートにより、お客様へのキャンペーンが効果的に行われているか、簡単に知ることができるのです。こちらに、Benchmarkでメール配信をした際のレポートサンプルがあります。 Benchmarkでは、どのリンクがクリックされたか、また転送されたかに至るまで、リアルタイムのトラッキング&レポートをご提供しています。ネット環境さえあれば、いつでもエラーや購読停止者、未開封者を確認することが可能です。詳細はこちらをご覧ください。 メールマーケティングでグローバルに顧客獲得 メール配信は、ニューヨークに送るのも、インドのバンガロールに送るのも何ら変わりはありません。メールマーケティングに国境はありません。簡単に、労力をかけることなく、世界中の顧客に対応することが可能です メールマーケティングはフレキシブル 画像や動画、コンテンツやリンクなどを自由に使用できるマスマーケティングなど他にはありません。メールマーケティングは、画像を入れたシンプルな内容にすることもでき、限りなく手の込んだ内容にすることも可能です。... - [イベント・セミナー情報](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/a-top-to-bottom-guide/): Benchmark Emilの利用方法を解説する基本操作セミナー動画はこちら 基本操作セミナー動画 Youtubeでもメールマーケティング情報を解説していますので是非ご覧ください Youtubeチャンネル 最新のセミナー情報はニュースレターでご案内しています。 是非無料のトライアルアカウントを作成いただき、ニュースレターもご覧になってください。 トライアルアカウント作成 - [基本ガイド:メールの送信時期と頻度](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/a-practical-guide/): 基本ガイド:メールの送信時期と頻度 メールマーケティング初心者も、しばらくやっている方でも多分ご存知だと思いますが、メールマーケティングに関して一番重要な2つのポイントは、「いつ」「どのくらい」送るかということです。どちらもとても大事な事柄です。時期はずれの送信や、頻度が多すぎたり少なすぎたりするメールでキャンペーンが台無しになり、結局は時間の無駄になってしまう事さえありえます。 ここで成功例と失敗例を比べて見ましょう。キャンペーンはいつ送るべきなのか?ここから先を読んでいけば、あなたにとって意外な答えが出てくるかもしれません。 送信の時期 メールキャンペーンやニュースレターを送信するべき一番の時期を教えてくれると断言する調査などはたくさんあります。ありがたい事に、ほとんどのデータの結果が共通している事です。少なくとも最近までは、以下の曜日が最適とされてきました。 火曜日 水曜日 木曜日 考えてみれば納得がいきます。月曜日は殆どの人にとって一週間の始まりであり、その週の計画を立てたり、営業メールの注目するのに集中している曜日です。金曜日も、週末の前の日なので昼ごろにはすでに仕事モードから離れてしまっている人が多いです。土曜日は問題外です。次の日仕事がないので、家から離れている人も大勢いるでしょうし、メールチェックの予定をしていない場合もあります。 日曜日もひとつの選択肢 では日曜日はどうか?ここで一つ驚くべき事が出てきます。最近の調査によると、メール送信に最適な曜日はなんと日曜日らしいのです。なぜでしょう?日曜日はオンラインで買い物をしたり、メールをチェックしたり友人や家族にメールを送る人が増えてきているのです。 ではどうしましょう?まずは試行錯誤で実験してみてはどうでしょう。キャンペーンをまず火曜日と木曜日の間に、次回は日曜日に送信し、反応を比べてみましょう。報告書や売り上げ表を比較して、検討するのがいいでしょう。必ずしもこの曜日だけに絞らなければいけないというわけでもありません。 送信する頻度 どれくらいの頻度で送るかというのも大事な点ですが、判断は送信者であるあなた自身に決められるものです。しかし、あまりにも頻繁に、あるいは遅すぎて送るのに対して、覚えておくべき要点や落とし穴があります。 頻度が多すぎる場合のトラブル例: 受信者を飽きさせ、読まなくしてしまう かかるコストのわりに、なかなか利益が戻ってこない 受信希望を出したカスタマーでさえにもスパム報告を出される恐れがある 多くの読者の目まで届かないメールのために時間を無駄にしてしまう それではどのぐらいの頻度で送信するのがいいのでしょう?... - [デジタルマーケティングサミット、MarketingSherpa Summit 2016 ライブレポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/marketingsherpa-summit-2016-live-blog-day-two/): Day one is in the books. I know I learned a ton yesterday and plan to take many of the... - [【HTMLメールデザイン事例:スペシャライズド様】自転車の楽しさを再発見してもらう、画像を生かしたメール配信事例](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/good-email-design-introduction-specialized/): 自転車を販売するだけの会社では語り尽くせない。自転車を通して、ライフスタイルを提案するスペシャライズド。自転車の本当の魅力を伝えるメール配信とは? 満員電車に嫌気が差し、自転車通勤に憧れを抱くものの、会社が遠すぎる、自転車を止めておくところがないなど、色々と言い訳を並べては、自転車をまだ手に入れていない伏見です。(※ブロク公開の前の週末に自転車を購入しました!) 今回は1974年創業のアメリカ、カリフォルニア生まれの総合サイクリングブランド、スペシャライズドさんのメールニュースをご紹介します。 自社ブランドやECサイトを運用しているなら絶対に真似できる画像を生かしたメールの活用術を学ぶことができます。 世界選手権に参戦する選手へ自転車だけでなく、ヘルメットなどの付属品をも提供する程のコアなレーシングブランドというイメージを持ちつつ、通勤・通学、フィットネスと言った自転車のあるライフスタイルを提案している同社。幅広いレベルのお客様を抱えるブランドがどのようにメールを活用しているのかチェックしましょう。 万人に合わせるより、ブランディングし的確なターゲットに届けるメールニュース 自転車は決して安い買い物ではなく、また消耗品ではないことから、購買意欲のあるターゲット層にどうアプローチできるかが、セールスの課題となっているのではないでしょうか。 そんな中スペシャライズドでは主に既存顧客に対してECサイトへ再度訪れてもらうための施策としてメール配信を行っています。 上記のメールは昨年末にクリスマスシーズンキャンペーンとして配信したメール。 まずメール作成のデザインにおいて、シンプルさを重視しているという同社。だからこそ、赤で統一されたボタンが目立ちますね。どこをクリックすればいいのか、瞬時に判断することができます。 また当然ですが、このメールがクリスマスキャンペーンであることから、それ以外の情報は極力避けています。情報の詰め込みは最も伝えたいメッセージをぼやけさせてしまいます。(TEST THE BESTというコンテンツはどのメールニュースにも記載されています。どのメールでも読んですぐ、思い立った時に申し込んでもらえる動線作りをしています。) そしてこのブランドのメールの特徴は比較的英語を多く利用しているところ。 中には「アルファベットを見るもの嫌だ」という英語嫌いの人もいるかもしれませんが、このブランドはアメリカ発であること、そのキャラクター性を生かし、英語を活用することで、アメリカが好き、海外ブランドが好き、というブランドのファンになってもらいやすいターゲット層の心をくすぐることができます。 ただ自転車が好きなのではなく海外の、しかもアメリカのブランド(自転車)が好き、という層は英語に対する興味も比較的強いことが予想されるので、メールで英語を使うのはかえってターゲットを絞りこみ、好印象を与える効果を生んでいます。 では、2つ目のメールを見てみましょう。 商品購入のきっかけ作りが大事。購読者の注意喚起というメールの役割 スペシャライズドのメール配信では平均して25%以上の開封率を得ることに成功しています。またECサイトページに訪れてもらうというコンバージョンポイントを最も達成している施策がこのメール配信だそうです。メールで注意喚起し、ボタンやリンクからページに訪れてもらう、という動線ができるのもメールならではですね。 メールはあくまでも、注意喚起のツールであり、そこで購入まで至らせるのは高いハードルと言えます。... - [他社メールマガジン大解剖:第3回「Buffer(バッファー)」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-series-by-nakayama-03-buffer/): 少し間が空いてしまいましたが、他社メールマガジン大解剖の第3回をお送りしたいと思います。今回のターゲットは「Buffer(バッファー)社」です。 Bufferという名前は、そこまでまだ馴染みがないかもしれません。 Buffer社の出しているBufferというツールは、海外ではメジャーなSNS投稿管理ツールです。日本でも馴染みのあるHootsuiteのようなサービスで、「複数のSNSアカウントを管理し」「それぞれで予約投稿を設定でき」「結果の解析ができる」ものです。 さらに、外部のSNS分析ツールと連携させると、例えばTwitterではいつつぶやくと最もたくさんのフォロアーに見てもらえやすそうかなど、最適な投稿スケジュールを見つけてくれたりもします。私も有料版を使っています。欠かせないツールです。 さて今回はそのBufferのメルマガを分析して、ヒントや気づきを探していきます。 SNS系のツールということで、人間心理・購買プロセスを意識したポイントが見えてきて、Webマーケティングと言う観点で興味深い点が多いメールマガジン運用をしています。 2種類の異なったメールマガジン配信から購読者を育て、サービス購入を検討してもらう理想的な配信メソッドを行っています。きっと参考になるはずです! Bufferの配信曜日・時間などの特徴 まず配信タイミングについて確認します。実際の配信時間を2015年9月〜10月に受け取った35通のメールからのデータです。少し前のデータなのは、サイバーマンデー(主にアメリカ発祥の感謝祭の次の月曜日のこと。この日はネットショップのセールが一斉にスタートする日)や年末年始はセール絡みで傾向が読めないケースが多いからです。 深夜の配信でも購読者から苦情がこない!? 配信時間ですが、率直に言ってかなり偏っています。 以下は全ての曜日についての集計ですが、圧倒的に深夜0時〜3時の間に固まっています。対して昼間含めそれ以外の時間帯は、ほぼゼロに近い配信数です。 詳細を見ると、配信時間としてはAM2時とAM4時が多いようです。 ビジネス系のサービスは退社後の19-20時から24時位に、くつろいでいる時間を狙って配信することも多いのですが、それにしても少し時間が遅すぎます。 日本でこれをやったら「夜中のメールで目が覚めちゃったじゃないか!」と怒られそうですね。 ですが、これは「早朝の出勤中にチェックしてもらう」「朝一番のメールチェック時にチェックしてもらう」ことを狙っているのだと思われます。 平日朝の配信がいい理由 続いて配信曜日です。上の円グラフをご覧ください。上位は 1. 水曜日(26%)... - [動画メールマーケティングを成功させる5つの方法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/video-email-tips/): 動画メールマーケティングを成功させる5つの方法 メールマーケティングに携わっている方なら、多分動画メールの話題はもうご存知でしょう。確かに、文字が並んだメールを読むより動画メールの方が活発なイメージで、面白そうです。もし動画メールの送信を試してみたいとお考えなら、行動に移す前によく計画を立て、以下の提案に沿ってみてください。 Start smallまずは小さく 動画メールはたくさんの優れた事ができるツールです。あなたの商品を披露したり、顧客を納得させられる絶賛レビューを動画で流したり、360℃の視点から販売しているものを紹介できるのです。しかし、最初からあせってはいけません。まずはテストとして、簡単な短い動画から始めてみましょう。あまり気張らず、観客を納得させられる動画制作を、効果的でコストもお手軽なものがホームビデオやウェブカメラでできるのが理想です。そこで観客を引きつけ、注目されるようになったところで、より制作レベルの高いものに挑戦できるでしょう。とりあえず最初は自分のスキルにあったものを目指しましょう。 短く、簡潔に 延々と続く演説や、ずっと同じアングルから撮り続けるビデオを作るのは避けましょう。どんなにビデオが面白いものでも、見ている側は時間に悠長なわけでもありません。30秒か1分のTVCMの想定で作ってみてください。面白くするのはもちろんですが、「本編」ではなく「予告」のように、作ってみましょう。 レイアウトや文章にも気を配りましょう 動画作成に熱中しすぎて、リンクや画像、そして内容のいい文章を忘れてしまわないようにしましょう。動画メールで開封率が急激に上がったとしても、全ての人が動画メールを見るというわけでもありません。例えば、職場にいて周りに知られたくない場合や、サウンドカードの入っていないPCかもしれません。それに備えてメールの文章にも気を配りましょう。動画メールを唯一の注目点にするのではなく、むしろ通常のメールのアピール性を高めるひとつの要素として使いましょう。 信用できるオープナーでテストする メールを開封し興味を示してくれる「オープナー」達は価値あるテストグループになります。むしろ彼らにまず動画メールをテスト送信してみてから、他のグループリストに送る手もあります。もし可能であれば、直接数人のオープナーと連絡を取ってみて、全員に動画メールを送る前に是非フィードバックをもらいたいと頼んでみましょう。あなたが考え付かなかったアドバイスや、最終チェックのヒントをもらえるかもしれません。 動画メール用の配信リストを作成する 既にメールを受け取っている人達の中には、動画メールに興味がある人もそうでない人もいます。なので、登録者に動画メールの受信希望を出してもらいましょう。次のニュースレターを新しいビデオメールの発表に使い、十分にアピールすれば興味も出てくるでしょう。別のやり方として、通常のメール受信者にアンケートをとらせ、動画メールやメールマガジンを受け取りたいか個人調査する手もあります。興味を持っていることを教えてくれる人なら登録してくれるでしょう。受け取りたくない人も様々な理由があるでしょうが、例えば携帯電話でメールを受け取る人などは登録しなくても、興味の有無で登録者をグループ分けできます。 全体的に、動画メールはまだまだ未開拓の分野ですが、興味深い形式を持ち、新しい売り上げにつながったり、あなたの商品またはサービスへの興味を高めてくれるツールになります。まずは小さいものからはじめて、思ったほど登録者が集まらなくても諦めないことです。しばらくすれば、動画メールは当たり前の事になるかもしれません。今はまず、いつものメールをより魅力的に出すために動画を入れ込み、登録者にこの新しいスタイルのメールマーケティングに馴染んでもらえるようにするのが第一歩でしょう。 - [【HTMLメールデザイン事例:石巻工房様】ブランドイメージを確立するメール運用](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/good-email-design-introduction-ishinomaki-laboratory/): 優れたデザインのメールを配信している方をご紹介する【HTMLメールデザイン事例】のコーナーです。 今回はDIYとデザインの力で、人と街を興す、世界初のDIYメーカー、『石巻工房』さん(以下:石巻工房)が配信するメールをご紹介します。 「地域のものづくりの場」をテーマに東京のデザイナーを中心に地域復旧・復興の為に活用できる施設として2011年にスタートした石巻工房。現在は家具の制作販売も行っており、「スモール・アウトドア」というコンセプトの製品は屋内外で活用できるコンパクトで軽やかなデザインが特徴の人気ブランドです。 では、そんなDIY精神たっぷりの石巻工房のメールをチェック! ブランドを代表する1つのメディアとしてのニュースレター 石巻工房では定期的に配信しているニュースレターに加え、イベント告知など、お知らせのメールを配信しています。 上の画像は11月に配信された定期配信のニュースレターの一部です。 こういったアートやデザインに関わる一般的なコンテンツの作り方・見せ方と言えば、美術館の展示の様に主役となる作品(メールの場合、画像)がドンっと中心に存在し、その下に小さなキャプション(タイトルと作者名など)がある様な、アカデミックではあるが、どことなく無愛想で少し取っ付きにくいイメージを思い浮かべてしまいます。 しかし、こちらのメールからはそう言った印象を受けることはありません。 このメール、なかなかボリューム満点で、ブランドからのイベント情報や作品の受賞報告など多くの情報を載せています。ファンであるなら、それだけでも読んでいてうれしい気分になりますが、定期配信しているニュースレターには必ずニュースレター限定コラムを記載しており、単なるプレスリリースとしてのメール配信の枠には収まらず、他のメディアとは一線を画すものとして位置づけられています。さながらウェブマガジンのようですね。 コンパクトなデザインを得意とする石巻工房ならではといった洗練されたシンプルなデザインのメール。いったいどのように作成されているのでしょう?作成方法について、担当の方にお聞きしました。 「基本的にシンプルな構成のフォーマットに従い、できる限り美しい写真と簡潔なテキストで構成することをいつも心がけています。作成手順については各コンテンツの担当者からメールに載せる素材を集め、メルマガ担当者がフォーマットに落とし込んでいます。その後、テスト配信を行い、ブランドマネージャー、デザインディレクター、テキストライターからチェックを受けた後に修正、本配信というルールの元、配信を行っています。」 たくさんの工数をかけて、丁寧に作成されているんですね。メールを「1つのメディア」と捉え、たとえ1通のメールでもブランドを代表する「作品」として配信されていることがよくわかりますね。 コンテンツ数も多くあるので、読み進める楽しみを感じることができます。 では別のメールも見てみましょう。 SNSではできない、蓄積されるストーリー作り こちらはイベント告知の際に配信されたメール。定期配信と同様の作成プロセスに沿って配信までを行っています。 石巻工房が配信するメールの目的の一つに「ブランドのイメージ作り」があります。 それを可能にするのはFacebookやTwitterといったSNSのように常に更新され、流れていく媒体ではなく、確実に手元に届き、蓄積されていく情報によりストーリーを積み重ねることができるメールだったのですね。 またこのように定期配信のメールに加えお知らせメール等配信回数を増やすことで購読者との接点が増え、より強くブランドをアピールすることができますね。... - [メールの効果を実感できないメルマガ担当者必読!SENSEI NOTE 浅谷治希さんが語るお客様とのコミュニケーションを最大限引き出すメール配信](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/featured-user-of-sensei-note/): 顧客やユーザーとのコミュニケーションはビジネス発展においてとても重要な役割を担っている。とはいえ、すべての方とOne to Oneのコミュニケーションを行うことは容易なことではない。 どのタイミングで、またどういった手段を用いて行うのか。テクニックももちろん大切だが、最も大事なことはそこに「思い」がこもっていなくてはならない。そう語るのは学校の先生を対象とした、情報共有サービスSENSEI NOTEを展開する株式会社LOUPEの浅谷治希さん。「人肌感のあるコミュニケーションにいつも気を付けている」と語る浅谷さんにSENSEI NOTEにおけるコミュニケーションとしてのメール配信の運用法について伺った。 画像を含んだハイコンテクストなコミュニケーションができるから、HTMLメール配信を決めた。 学校の先生は元々1人で授業の準備をされることが多く、そのノウハウや知識を共有する場、相談ができる場が少なく、こんな問題を解消したいという思いから2013年2月からサービスを開始。SENSEI NOTEは現在全国で20%の学校の先生に利用されているという。 ―SENSEI NOTEを活用することで、もっと広いコミュニティーの創造・提供を可能にしている。 例えば同じ校内に3人しかいない小学1年生の先生も、SENSEI NOTEにアクセスすれば1000人の先生がいて、彼らと情報を交換することでお互いの知識を伸ばしてもらうことができる。先生のためのSNSを作ることで彼らの会話を掘り下げるコミュニケーションを可能にしている。 コミュニケーションがサービスの核であるSENSEI NOTEにとって、運営会社とユーザーとのコミュニケーションにおいても、とても重要な部分であると考えている。 そんなSENSEI NOTEではサービスのアップデート情報提供手段として、画像を含んだハイコンテクストなコミュニケーションができる、HTMLメールの配信を行っている。しかし、HTMLメールを個別で配信すると、作成にかかる時間、業務項数もかさむことが容易に推測できたことから、メール配信運用開始当初から配信システムの導入に踏み切った。 そんな時に出会ったのが、コーディングの知識がなくても簡単にHTMLメールの作成・配信が行えるBenchmark Emailだ。 「ドラッグ&ドロップのメールエディタを使って簡単にメールを作成することができる。しかも安価なので、メール配信に大きな予算を割くことなく、本サービスの開発に時間、お金をかけることができる」... - [他社メールマガジン大解剖:第2回「Costco(コストコ)」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-series-by-nakayama-02-costco/): 前回から新たに開始した連載「他社メールマガジン大解剖」の第2回は、様々なショッピングモールなどと併設され、日本でも一般的になったコストコに焦点を当てたいと思います。本社は米国ワシントン州です。 コストコはテレビなどでも紹介されることが多いため、あの広大なまるで巨大倉庫のようなフロアに、山のように所狭しと並べられた大量の品物に驚かれた方も多いのではないでしょうか。 実際店舗に行ってみると、人の多さとそれぞれの商品のサイズの大きさ(量にしても1パックに入っている数にしても)は今までにないものが有ります。取扱商品も食料品などにとどまらず家電製品や化粧品、果てはタイヤ交換や補聴器・メガネなんていうものもあります。 コストコは日本ではオンラインショップはありませんが、米国とカナダ、英国とメキシコではオンラインショップを運営しています。今回解析するのは米国のメルマガなので、来店誘導とオンラインショップ誘導が目的です。 また、コストコはアプリも出していて実店舗(Warehouse)で使えるクーポンもアプリ内で配布されます。(※日本ではダウンロードできません、ユーザーとしては残念) 来店誘導の効果を測定する事と、クーポンなどによる来店促進を狙ってのアプリ活用は、日本だとユニクロなどが行っていますね。 コストコは、それをより以前から行っており重要な「顧客接点の確保」手段としてメールマガジンの中でも上部の目立つ場所にバナーを置くなど、強いプロモーションを行っています。 なぜアプリをメールマガジンの中で押しているのか?も含めて、コストコのメールマガジン活用について今回は具体的に見ていきたいと思います。 コストコの配信曜日・時間などの特徴 コストコは、配信曜日はかなり固めています。 上の図は9月、10月の曜日ごとの配信データですが、火・木・土に偏っています。金曜日に少し発行していますが、他の曜日に比べればかなり少ないです。 これは確実にこの曜日が反応が良いという判断の結果だと考えられます。 時間帯で見るとこちらの図のような状況です。 縦軸がメルマガの配信数で、横軸が時間軸です。 大きな傾向は同じですが、金曜日だけ若干異なりますのでオレンジ色にしています。それ以外の曜日は全て青色にしています。 さて、主要配信時間は、ピークが午前中、特に早い時間ですね、9時くらいに来ています。また、深夜帯にも若干メールが配信されています。これは、朝メールを見て実店舗に行こうと思わせる、ないしオンラインショップを覗かせるという事を狙っていると思われます。 月曜日の朝は余り反応が良くないことが多いのと、土曜日の朝に配信する、そこから均等配信の曜日を逆算した結果が、火曜日・木曜日・土曜日なのかもしれません。 曜日としては火曜日が多いというのは興味深いですが、もしかしたらコストコで買い物をする顧客行動として、大量買するのは週初なのかもしれません。 この辺りはお国柄も有りますので深追いできませんが、重要なのは、買い手のライフスタイルを知った上で配信曜日を決めるということです。業種業態、地域や目的によってもベストな時間帯は変わってきます。 ある程度のお決まりのルールは有りますが、それが必ずしもベストではありません。意図的に配信時間をずらすなどして、反応の差を見てお客さんの真の姿を知っていくことは、コンバージョンレートに大きく影響しますので、テストは非常に重要です。また、得るものも大きいです。... - [【HTMLメールデザイン事例】リードナーチャリングに最適、長期的な関係構築を実現するメール配信 – Tato design様](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/good-email-design-introduction-tato-design/): こんにちは、コンテンツ担当伏見です。一月に一回の更新が目標のこの企画、【HTMLメールデザイン事例】です。 今回も、優れたデザインのメールをご紹介します。メール配信を行っている人には絶対参考になるはずです!今回は設計デザインと不動産仲介を行うTATO DESIGN(タト・デザインさんのメールマガジンです。 そもそもマーケティングの本場アメリカでは不動産とメールマーケティングの相性はとてもよいとされており、実際多くの不動産業の方がメール配信で最新情報やニュースなどを定期的に送っています。コンテンツも豊富にあることから定期的なメール配信がしやすい分野というのもその理由でしょう。Benchmark Emailでも多くの不動産業の方にメール配信をご利用頂いており、その多くがメールで物件紹介→詳細ページ(ホームページ)へ推移してもらうという導線作りに活用されています。 では、いつもの様にメールを1通ずつ見ていきましょう。 無駄を省いたシンプルなデザインで読者の「読みたい」を刺激 こだわりあるお部屋造りや、お部屋探しのお手伝いがテーマのTATO DESIGN。リアル店舗なしということで、ウェブサイト、メール、SNSがビジネスの要となっています。つまり、オンラインでのコンテンツがすべてを決めるとても重要なものなんですね。通常こちらではネットショップに毎日4〜6件の物件を追加し、フェイスブック、ツイッターを利用して新規物件の告知をしています。メールマガジンはその際に取りこぼしたお客様への後押しとなるようなツールとして月に2回のペースで配信されています。 さて実際のメールはと言うと、ご覧の通り奇抜な構成が成されていたり、奇をてらった配色、フォントを施すこともなく、レイアウトはとてもシンプル。視線の流れを自然に誘導するジグザグパターンのレイアウトを活用することで、無理のない読み進みを読者に提供しています。こういったレイアウトは読み物コンテンツにオススメなんです。 また何といっても目を引くのが写真のクオリティー。このような高いクオリティーの写真を直接相手に訴求できるのがHTMLメールの強みでもあり、「読みたい」と思わせる要因にもつながります。 まずはメールを読みこんでもらい、興味を持ったら詳細ページに進んでもらうという流れを構築されています。そうです、凝ったレイアウトなんて必要ないんです! では、次のメールを見てみましょう。 リードナーチャリングに最適、ファンを固定化する定期的なメール配信 こちらは10/22配信のメール。シンプルなレイアウトの利点は、この様にスマホで見てもストレスなく読み進めることができるという点です。 同社の場合、現在引っ越しを考えていなくても、「物件探し」が好きな人が一種の楽しみとしてメールを購読するというケースも多くあるそうです。 やはり、「物件」というカテゴリーはファンも多く、こちらのTwitterアカウントでも反応のいいファンが多いそうです。そんな人たちの心をくすぐる物件をあつめたメールマガジン配信を目標にしているそうです。 メールマガジンはそういった層にサイトを見続けてもらうきっかけを作り、やがて愛着が沸き、最終的に会社のファンになってもらうことで、「いざ引っ越し」という時に真っ先に活用してもらえることにもつながります。まさにリードナーチャリングですね! このようにリード顧客との長期的な付き合いを継続できるツールとしても、メールマガジンは効果を発揮しています。 いかがでしたか?ファンづくりに役立つメール配信。セールの時期だけ配信するのではなく、定期的に興味深いコンテンツを発信し続けることで、購買意欲を育てていくリードナーチャリング的な活用としてパワーを発揮できるのがHTMLメールの特徴です。不動産のように購買の意思決定に時間がかかる様なものの場合、特にこのようなメール配信でファンを作っていくことが効果的なのではないでしょうか。... - [他社メールマガジン大解剖:第1回「Clinique(クリニーク)」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-series-by-nakayama-01/): 前回までメールマーケティングの基本について、この「Benchmark Email Blog」にて連載をしてまいりました。合計12回、これからメールマーケティングを始めるという方はぜひ読みながら進めて頂ければと思います。 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第12回:シリーズの終わりに... 全体のまとめ さて、今回からは新シリーズです。題して「他社メールマガジン大解剖」です。私は個人的に研究のためにたくさんのメールマガジンを購読しています。そして、国内だけではなく海外の物も多いです。 海外サイトのメールについては、海外の方が客観的に見ることができる、自分が使わないので余談が入らないなど、参考資料としてとても良いかつ面白いです。国が違うことによる文化的ギャップなどには注意しなければなりませんが、改めて基本的な部分から、特徴的な部分まで把握するための教材として、おすすめです。 そこで今回からは、海外の企業がどのようにメールを活用しているかを、追いかけて行きたいと思います。ぜひお付き合い下さい。 そして今回はその第一回。ターゲットは日本にも進出して長い「CLINIQUE(クリニーク)」のオンラインショップメールマガジンです。 CLINIQUEの配信時間などの特徴 CLINIQUEはメールマーケティングとしてはシンプルな配信を行っています。ターゲットは働く女性系と思われます。なぜなら配信タイミングなどが、そこにフォーカスされている可能性が高いからです。 具体的には、例えば8月なら • 土日も含めて毎日1通ずつ配信 • HTMLメールでモバイル対応100% • 配信時間は5通がAM7時頃、残り25通がPM7時〜10時に集中 という状況です。特に配信時間帯については、通勤時と帰宅時を狙っている可能性が高いですし、モバイル対応100%というのも、移動時に見ることを想定していると思われます。... - [【HTMLメールデザイン事例】読者心理を掴み取る、ブランディングにとことんこだわったメールレイアウト - Ginger Beach Inn様](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-emailintroducing-our-users-ginger-beach-inn/): こんにちは、コンテンツ担当伏見です。9月に入ってもまだまだ暑い日が続きます。(正直私は暑さに飽きてきてしまいました。早く秋がきてほしいと思っております。) さて今回は久々の人気企画、【HTMLメールデザイン事例】です。 この企画は実際にBenchmark Emailを活用して配信しているお客様のメールをご紹介します。今までご紹介してきたメールもすべて真似したくなるようなレイアウト、ついつい読んでしまうようなコンテンツと、様々な工夫が施されていましたね。 さて今回はブランディング形成に役立つメールの構成術が満載です。ブランド形成にお悩みの方は是非ご覧ください。 神奈川県は逗子にあるライフスタイルショップ、「Ginger Beach Inn」様のニュースレターをご紹介します! では早速1通目のメールです。 見ている人に海を感じてほしい!ブランディングを意識したメール構成 Ginger Beach Innのショップコンセプトは、モノを販売する“お店”ではありつつも、他にはどこにもない、“世界でたった一つの場所”であることを意識し、いつでも”感じてもらう”ということをとても大切に考えているそうです。 足を踏み入れた瞬間に、ふと海や旅の気分を感じられるような空間作りはお店においてはもちろん、メール配信にも気を配っている。 そう語ってくださったのは、メール作成をお一人で行っているショップオーナーの駒形さん。 コンセプトの通り、海の写真にポップなスタンプ(挿絵)、フォントの選び方や余白の取り方までメールのストーリーが伝わってきますね。逗子というまさに、ビーチサイドの街並みが浮かんできそうです。 Ginger Beach Innのメールには必ず1枚、海の写真を入れているそうです。こういうこだわりは、実はブランディングにはとても効果的なんです。 そもそもブランディングとは企業価値を向上させることを意味していて、お金では換算できない、あるいは他のブランドが模倣できない、オリジナリティを高めることが目的とされています。この価値が上がることで、ブランドは長期的な成功を収めることができ、ビジネスにおいては重要な要素の一つとされています。... - [WEBマスター出張ブログ! リスト獲得のためのダウンロード用コンテンツ作成と滞ったメルマガ配信。](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/my-diary-of-using-newsleter-for-running-owned-media-part-2/): 「WEBマスターの手帳」を運営している遠藤です。Benchmark Emailを使ったメールマーケティング奮闘記の第2弾です。前回の記事が6月初旬でしたので、約1ヶ月ちょっとの奮闘記録になります。 今回は、前回の奮闘記から変わった点などを中心にシェアしていこうと思います。前回の記事は『WEBマスター出張ブログ!メール懐疑派がメールマガジンを導入した理由、そしてとこれからの取り組み』をお読みください。 ダウンロードできるE-book(資料コンテンツ)を作った 前回から大きく変わったのは、リスト数を増やすために「ペルソナ作成シート」というダウンロードできる配布資料を作りました。 今回の目的は「WEBマスターの手帳」のメールマガジンをより多くの人に届け、ブログをより読んでもらうためです。リストを集めると言っても、集めるアドレスは誰のものでもいい、というわけではありません。自社の商品やサービスの見込み客となる人のリストを獲得し、自社のお客様になっていただけるようにメールで啓蒙(教育)したり、ニーズに即した情報を的確に届けるために、自社のターゲット像に合う人のリストを獲得しなければ意味がありませんよね。 WEBマスターの手帳を読んでくださっている方は「自分たちでホームページを作ったり、運用をしたい」という、いわゆるインハウス(自社内で完結させること)を目指している方が多いです。 そのため、ホームページ作成やコンテンツ作成で役に立つ「ペルソナ作成シート」をダウンロードコンテンツとして用意しました。 資料ダウンロードへの導線 一般的には、資料ダウンロード用の専用ページを作成し、ダウンロードできる資料の説明やダウンロードすることのメリットなどを掲載しつつ、ダウンロードするためのフォームを設置します。ただ、WEBマスターの手帳では、ブログ記事として簡単な紹介はしましたが、ランディングページのようなアピールページは作っていません。WEBサイト上に「バナー画像」を設置し、クリックするとBenchmark Emailの登録フォームが表示されるようにしました。 なぜアピールページを作成しなかったかというと、ユーザーさんが実際に資料をダウンロードするまでのステップをできるだけ少なくするためです。資料をダウンロードしたいのに、アピールページに飛ばされていたら鬱陶しいですよね。 「ペルソナ作成シート」のダウンロードするまでのステップは以下のようになっています。ダウンロードするまでに9ステップも進めなければなりません。 WEBサイト上でバナー画像などを使い「ペルソナ作成シートがダウンロードできる」ことを認知する バナー画像をクリックする Benchmarke Emailの登録フォームページの表示 登録フォームにメールアドレスを記入 「ダウンロードする」ボタンをクリック 自動返信メールが届く... - [HTMLメールマガジンの参考になるイケてるデザイン13選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/13-html-email-designs-you-must-check-2/): こんにちは。WEBマスターの手帳の遠藤です。HTMLメールを作るにあたり「どんなデザインが良いのか」と考える時にデザインで参考になるメールマガジンはありますか? 海外のニュースレターを集めている「Email-Gallery」というWEBサイトも参考になりますが、やはり日本国内のメールマガジンのデザインも参考にしたいですよね。 という訳で、今回は自分が「HTMLメールのデザインの参考にしてるメールマガジン」をご紹介します。 ウォールストリートジャーナル ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 -ニュース-ビジネス-海外-経済-金融 – WSJ日本版-jp. wsj. com – Wsj. com 米国紙のウォールストリートジャーナルの日本版のメールマガジンです。 2カラムで左にリンク付きの画像、右に本文というレイアウトで、載せているコンテンツも1つだけと非常にシンプルです。 NewsPicks NewsPicks 経済ニュースのニュースアプリのメールマガジンです。1カラムで縦長なレイアウト。モバイル読者を意識しているのがわかります。 デザインもシンプルで、ほとんど装飾はされておらず、画像を使ってコンテンツを分けていますね。 VISUALTHINKING... - [HTMLメールマガジンの参考になるイケてるデザイン13選](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/13-html-email-designs-you-must-check/): こんにちは。WEBマスターの手帳の遠藤です。HTMLメールを作るにあたり「どんなデザインが良いのか」と考える時にデザインで参考になるメールマガジンはありますか? 海外のニュースレターを集めている「Email-Gallery」というWEBサイトも参考になりますが、やはり日本国内のメールマガジンのデザインも参考にしたいですよね。 という訳で、今回は自分が「HTMLメールのデザインの参考にしてるメールマガジン」をご紹介します。 ウォールストリートジャーナル ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 -ニュース-ビジネス-海外-経済-金融 – WSJ日本版-jp. wsj. com – Wsj. com 米国紙のウォールストリートジャーナルの日本版のメールマガジンです。 2カラムで左にリンク付きの画像、右に本文というレイアウトで、載せているコンテンツも1つだけと非常にシンプルです。 NewsPicks NewsPicks 経済ニュースのニュースアプリのメールマガジンです。1カラムで縦長なレイアウト。モバイル読者を意識しているのがわかります。 デザインもシンプルで、ほとんど装飾はされておらず、画像を使ってコンテンツを分けていますね。 VISUALTHINKING... - [メールの開封率を高める作成テクニック -開封のきっかけを左右する3つのキーポイント](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/technics-to-increase-email-open-rate/): メールマーケティングにおいて、重要なポイントの1つは「そのメールを開けてもらえるかどうか」です。なぜなら、そもそもメールを開けてもらえなければ、内容を読んでもらうこともできず、当然そこからの反響につなげることもできないからです。 この「メールを開けてもらえたか?」を示す指標を一般的に「開封率」と言います。送ったメールアドレスのうち一体何%が開いたかを示す値です。 これはもちろん、高ければ高いに越したことはありません。 とは言えいったいどうやって上げればいいのでしょうか?結論から言ってしまえば「お客さんのシチュエーションと心理を把握すること」が重要です。 この記事ではそれが、具体的にはどういうことかなぜそれを行うべきなのか、そして具体的にどう落としこんでいくのか、についてお伝えします。この内容がメールタイトルを再考する一助となれば幸いです。 まず、お客さんのシチュエーションと心理を把握する いったいそのメールは、どんな状況でどんな心理状態にいる相手の手元に届いているのでしょうか。いろんな人が読んでいるから、絞り込むことはできないと思われるかもしれません。しかし、メインの読者イメージをざっくりでもよいので作ることは重要です。誰にでも刺さるタイトルや内容などないからです。 情報の受け手は自分に関係のあること以外は興味を持ちませんので、ターゲット像を想定し、その人に「自分に関係のあること」だと思ってもらうことは、大前提です。これは開封率に限らずマーケティング全般に言えることです。 さて、それでは例えば、想定しているターゲット層が「サラリーマン」「土日は休日、主にベッドタウンから電車で通勤してくる」「スマートフォンでメールを受信している」「電車の中でニュースサイトなどをよく見る」といった人たちだったとします。 そうすると、以下の様な事が考えられないでしょうか。 件名であれば 件名は、スマートフォンの少ない表示文字数に合わせて、前半部分だけで引きつけられる、及び何のメールか分かるようにすべきだろう ニュースサイトのタイトルをチェックし、人気があるタイトルの付け方のエッセンスを、自社のブランドを傷つけない範囲で取り入れてみてはどうか 土日に配信する場合は、平日と少し切り口を変えた件名にすべきかもしれない。例えば、仕事から一歩引いたようなものなど。 また、件名以外でも考えられることは様々にあります。 あまり長いメールは読まれない可能性が高いので、保存できる・シェアできる仕組みを入れておいたほうがいいのではないか メールの中身も、ニュースサイトなどのように、ささっと読めるようにきちんと見出しと本文をリズミカルに配置するほうがいいのではないか 通勤中にスマートフォンを見ているということは、レスポンシブメール(スマートフォンに最適化したメール)を、朝8時台程度に流すと、通勤電車の中で開封して読んでくれるのではないか あまり早すぎてはいけない。例えば6時などに送ってしまうと、人によってはメール通知のバイブで起きてしまい、逆に悪い感情を抱かせるのではないか 相手のシチュエーションや心理を考えるだけでも、どのようなタイミングでどんなメールを送ったらいいかとい言うのは、ある程度見えてきます。まずは、テクニック云々より前に、こういったお客さんの状況などをきちんと想定できる、あるい把握できるように、目線をずらして考えてみてください。... - [メールマーケティングに動画を活用したくなる3つの理由](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/top-3-reasons-you-need-video-email-campaigns/): みなさんは、動画メールマーケティングをご存じですか?メールに画像を付けるのと同様に、動画を添付したメールのことです。まだまだ日本での普及はこれからですが、マーケティングの本場、アメリカでは広く知られるようになり、実際に成果を上げている施策を施している企業も出てきています。 動画を使えば画像の多いコンテンツなら見せたい商品をより効果的に見せることが出来、テキストの多いコンテンツなら読者の集中力を削ぐことのない形で内容を伝えることが出来ます。 今回はそんな動画メールマーケティングのメリットについてお話します。 画像だけではまだ足りない?動画を使ったリアルなレビュー 商品写真も良いですが、女性買い物客の過半数は洋服の商品写真をあまり信用していません。そこで商品レビュー動画を作成し、まるで商品を実際に手に取っているような疑似体験を提供するのが効果的です。動画の中で実際に商品を手に取る、試着・試しに使ってみることで商品をよりリアルに伝えることができます。ショッピングチャンネルなどの買い物番組では商品を実際に使用するデモンストレーション、モデルによる試着などを積極的に行っています。ただ目の前に置かれた商品、写真ではその魅力を伝えきることができなくても、デモンストレーションなどを見ることで自分が買った後に使っている様子がイメージできるようになりますね。 アメリカの別荘を貸し出すバケーションレンタルを展開する企業、Homebase Abroadが行った動画メール配信を行い、開封率73. 77%、動画視聴率58. 8%(そのうち32. 8%が最後まで視聴)、52. 7%がWebサイトへの移動、6. 1%が「友達に知らせる」機能を利用したという結果を得ています。 【参考:<郵送コストと工数を大幅削減>DVDを動画メールに変えて、受信者の反応把握とコスト削減を実現】 やっぱり口コミは何よりも強いマーケティングツール、ユーザーインタビュー動画 ブランドのファンであり、満足度の高いお客様からの声を動画に収めましょう。商品やサービスについて好感度の上がるコメントを撮影しメールで購読者に配信します。複数人の撮影ができるのであればそれに越したことはないです。1人しかいなくても動画にベストな顧客を選び、ビジネスやブランドに対しての好感を表現してもらいましょう。またインタビューなど、どんな意見ややりとりも動画として発信することが出来ます。 作成した動画をより効果的に利用するために、メールをセグメントして配信するのはとても効果的です。例えば、インタビュー動画のターゲット層を業界別等でセグメントし、その業界に合ったインタビュー動画を載せることで、メールを受信された方はもっと自分事へイメージさせることができ、効果を促進することができます。ファッション業界向けの人へのメールを作成し、そこに載せるインンタビューもファッション業界の方のものといった具合です。 CEOからのメッセージ CEOからお客様に対してメッセージを作りましょう。ブランドの意識や目標など顧客に伝える価値のあるメッセージです。CEOやブランドの顔となる人物からの言葉は信頼関係を築くのに有効であり、彼らの忙しいスケジュールからわざわざ直接のミーティングなどに多くの時間を費やすことなく顔を見せることができます。 いかがでしたか?ここでご紹介した動画の活用方法はほんの一部です。ですが、メール配信に動画を載せるだけでこれだけ有効であることは分かったかと思います。メールト動画の相性は決して悪いものではありません。是非メールに動画を活用してみてはいかがですか? Benchmark... - [【Benchmark Email】第3回ユーザー会レポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/user-meet-up-report-20150402/): 今年も去年に引き続き、Benchmark Emailをご利用頂いているお客様を招いてユーザー会を開催しております。 第3回となる今回も、メール配信を実際に担当されている方にお集まりいただき、皆様のノウハウを共有して頂くとてもいい機会を頂けました。 今回はその時の様子を少しご紹介いたします! Benchmark Emailのコミュニティ担当の伏見です(自己紹介)。 去る4月2日、Benchmark Emailでは3回目となるユーザー会を行いました。 担当者である私が一番熱が入るとことは何と言っても会場選びです! 今回は表参道にある、Commune246内にあるAntenna< >WIRED CAFEさんを会場として利用させて頂きました。美味しいご飯、よく訓練されたスタッフ、洗練されたレイアウト、すべて素晴らしかったです。ありがとうございました! そもそもユーザー会の目的って? いきなりユーザー会って何?となってしまわれたかといらっしゃると思います。 まず簡単にBenchmark Emailがユーザー会を定期的に開催する理由をお伝えします。 HTMLメールを普及したい、コミュニティ戦略としての一面 皆さんは学生時代、分らないことは先生に聞く派でしたか?それとも出来る友達に聞く派でしたか? 僕はどっちにも聞いていました。例えとして適切かどうかは皆さんに判断して頂ければと思いますが、ユーザー会は多分そのような位置付けです。 メールマガジンというツールは日本でも普及していますが、HTMLメールをマーケティングの手段に!と言うと「?... - [【実例多数】夜は深ければ深いほどいい!?A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/featured-user-of-tab/): 現代社会において便利なアプリはまさに人生を快適にする秘密道具です。 今回は「目に見える現実の世界と目に見えない知識と感情を繋げ、日常生活をより豊かなものにする」をモットーに、オンラインアプリ「tab」と「tabモール」を展開する株式会社tabのマーケティングマネージャー立川様にオンラインサービスを運営する上でのメールマーケティングのあり方についてインタビューを敢行しました! お忙しい中、ご協力頂きありがとうございます。 そもそも株式会社 tabとは? tabはオンラインとオフラインをつなぐ、ネットで見つけた場所や商品をアプリ上に登録(クリップというらしいです)できるサービス。 何がすごいかというと、もしその場所や商品が近づいたら、自動でアプリが教えてくれます。これがあれば買い漏れが防止できそうですね。 また新たに「tabモール」というサービスも展開しています。このサービスは「欲しいけど近くでは扱っていない商品、ネット通販だとサイズがよく分からない商品」を近くのお店に取り寄せて、店舗で実際に商品をチェック、試着して購入できるというサービスです。 ユーザーからするとお店にないものも取り寄せすることで、購入前に実際に手に取って確認することができ、買い物の失敗を減らすメリットがあります。 見ているだけでワクワクするこのサービスですが運営する上で、メール配信は アプリ内のランキングやセールス情報、PR告知をユーザー様にお伝えする欠かせない手段となっています。 中でもA/Bテストの活用方法は、アプリに限らずサービスを運営している方には とても参考になります。必見! アプリ運営におけるメール活用とは そもそもtabのサービスでは20 – 40代の百貨店に足を運ぶ人たちをメインターゲットとしています。そういった年齢層はスマホの利用者率も高く、またメールという昔ながらのツールにも慣れ親しんできていることから、メルマガを活用することはターゲット層に対しても自然と受け入れてもらえるツールなのです。 tabでは2つのサービスで異なったメール活用をしています。主な活用目的、配信スケジュールは以下の通りです。 ・tabアプリでの活用: 週2回、2パターンのメール配信... - [中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第8回:具体的にどのようにユーザーを追いかけていくか?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-monitor-target-group-of-people/): 今回は前回お話したユーザーごとの行動解析(ミクロ分析)内容を具体的にしていきます。メールマーケティングにおいては、配信リストそれぞれに対して、できるだけOneToOneに近い形でメール配信を行っていけるかが重要になります。 しかしそれを具体的にはどうやって実現すればよいのでしょうか?前回の記事をご覧になっていない方はまずこちらをご覧ください。 → 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第7回:サイト全体のアクセスをひとくくりに見るだけではなく、個別のユーザー分析が重要 また、初めての方は、まずは連載の最初からご覧ください。 → 目次:中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 それを踏まえて今回以降は 1. メール配信の開封状況やクリック状況を把握するには? 2. メールアドレスに対して、情報を紐付けるには? 3. 相手の情報や開封状況に応じて、リストを細分化するには? 4. それぞれのユーザーがサイトにアクセスした後にどんなページの遷移をしたかを追うには? などについて、お伝えしていきます。是非一つでも実践に移してみてください。 今回はこの中の1. メール配信の開封状況やクリック状況を把握するには?です。... - [【HTMLメールデザイン事例】 統一されたブランドイメージで○○といえば△△を構築-エティハド航空様](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-good-email-designs-20150306/): 【HTMLメールデザイン事例】では実際にBenchmark Emailを利用して配信されているお客様のメールをご紹介いたします。僭越ながらサポート担当にて独断と偏見で選出させて頂いた「このメールはすごい!」と思ったものをご紹介しております。きっとご自身のメール配信の参考になるはずです。 過去の事例もこちらからご覧いただけます。 今回はアラブ首長国連邦(UAE)の首都、アブダビを拠点に、世界100都市以上へ運航するエティハド航空様のメール配信をご紹介いたします。2003年に設立され2010年から日本への乗り入れをスタートさせた同社。現在は名古屋と成田からそれぞれ毎日一便ずつ運航しています。あまり飛行機をご利用しない方でも一部の方にはよく知られているのではないでしょうか。あの有名なイギリスサッカー、プレミアリーグの強豪、マンチェスターシティーの現スポンサーとしてユニフォームに刻まれているあのロゴでピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか? では実際のメールを見ていきましょう。 真似したくなるB2B向きメールレイアウト 機内で行われる新サービスに関するお知らせを掲載している今回のメール。 メールレイアウトはトップのロゴから始まり、メイン画像、リード文、画像バーで区切った段落を配置して要約文を記載したシンプルで清潔感のある作りになっています。HTMLメールだからといって画像を無理に多く使用したり、コンテンツを押し込んではかえってHTMLメールのメリットを失ってしまいます。テキストメールの様でもあり、HTMLメールの利点を十分生かしたシンプルで見やすさを追求した形と言えます。 使用されているロゴ、背景色やバナーカラーは同社のホームページと同じものを使用しています。同社のホームページを訪れた方にはメールを見てすぐにブランドが一致できるということもメールにはとても重要な要素です。 こちらのお客様はグループ全体で同じテンプレートを共有して、全世界で同じレイアウトのメールを配信しています。 では次のメールも見てみましょう。 ブランドイメージの統一=○○といえば△△ このメールでは他社とのパートナー連携で、新たなサービスを展開するという内容を掲載しています。こちらもテキストをベースにしたBtoB向けのメールレイアウト。メールには珍しく背景色にシックなダークカラーを使用しています。これはいったい何の色なんだろう、とエティハド航空のホームページに行ってみると、なんと客室乗務員の制服と同じ色を使っています!ここまで一貫性を貫くのは徹底されたブランディングが成せる業ではないでしょうか。 またメールに限らずこのようなブランドイメージの統一により、他社にはない「個性」が生み出され「○○の商品だから好き」「○○なら信頼できる」というような無条件で自社の商品を受け入れてもらえる仕組みづくり=ブランドづくりにもつながります。 同社では営業担当の方が実際にメールを受信されたお客様と対面しサービスの内容を説明すると共に、メルマガを活用することでより理解を深めるプロモーション効果を見込んでいます。その際には実際にメールを受信された方からフィードバックを頂く等ダイレクトなPDCAサイクルを構築しています。 そしてメール作成のテクニックとして一つのメールに一つのトピックだけを載せることで、伝えたいメッセージやバリューポジションをぼやけさせることなく的確にメール読者に届けることを可能にさせています。 いかがでしたか?これからも参考にすべき上手なメール配信をされているお客様の事例をどしどしご紹介してまいります。お楽しみに! ※この様なメールはドラッグ&ドロップ形式のメール作成エディタを使うことで作成が可能です。 テキストや画像など、好きなコンテンツブロックをメールの好きな部分へドラッグ&ドロップするだけで簡単にHTMLメールが作成できます。 ※実際の作成画面では日本語に対応しておりますので、すべての機能を日本語でお使い頂けます。... - [中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第7回: サイト全体のアクセスをひとくくりに見るだけではなく、個別のユーザー分析が重要](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/to-see-every-detail-of-actions-by-each-customer/): 今回は引き続き、メールマーケティングのステップについて追いかけていきます。前回までで、以下の図の「リンクのクリックなどのアクション」のところにおいて、一体どんな指標を見て、全体のパフォーマンスを計測し判断すべきかという内容でした。 連載の中でずっと出ている以下の図の「サイト内を閲覧する」の部分に当たります。 まだご覧になっていない方は、前の記事を先にご覧ください。 → 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第6回:メールから集客したユーザをどうコンバージョンに結びつけるか? また、初めての方は、まずは連載の最初からご覧ください。 → 目次:中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 では今回は、それとは別の観点「ユーザーごとの行動解析(ミクロ分析)」という内容です。 一般的なアクセス解析ツールで見るような、サイトへのアクセス全体の数字を見て、全体として判断するような解析手法とは異なり、ユーザー1人ひとりの行動に着目して、改善点を発見する助けとする手法です。 メールマーケティングにおける「ユーザーごとの行動解析(ミクロ分析)」を考える前に前提となる、一般論としての「ユーザーごとの行動解析(ミクロ分析)」を押さえておきましょう。 1. 全体を見る「マクロ分析」と個人にスポットを向けた「ミクロ分析」 Googleアナリティクスに代表されるような、一般的なアクセス解析ツールは、サイトに来た人のデータを、基本的には全て十把一絡げにして見せます。こういった分析を一般的には「マクロ分析」と呼びます。 マクロ分析とは? ではマクロ分析とはなんでしょうか?それは「集計・統計」によるデータを元に解析する手法です。例えば、アクセス数がこれだけあり、直帰率がこれくらいで、平均滞在時間が... 、あるいはあるページには何人来て、どこから来たのかという詳細情報など、一般的なアクセス解析ツールで見ることができる分析結果のほとんどは「マクロ分析」です。 マクロ分析は、多くのデータを元にして判断を下しますので、全体の傾向が掴みやすい、データ量が多ければ多いほどノイズが減るなどの特徴がありますが、逆に個別の一人一人に寄り添うことには向いていません。極端な話し「サイトに来た人」全てを十把一絡げにまとめて分析することになります。 もちろん、やり方次第でもっと細かく分類した分析を行うことはできます。例えば「どこからやってきたのか?」「どのページにランディングしてきたのか?」「どんなキーワードや広告をクリックしてやってきたのか?」などを元に、アクセスしてきた人を分類し、それぞれに対して、最適な対応を行うことはできます。... - [【HTMLメールデザイン事例】お客様とのエンゲージメントを深めるメルマガ活用](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-good-email-designs-20150210-2/): 人気企画、【HTMLメールデザイン事例】では実際にBenchmark Emailを利用して配信されているメールをご紹介いたします。皆さんもレイアウトなど参考されてはいかがでしょうか。 2015年、一回目の今回は三重県にある200年続く古商家を改装したおしゃれなイタリアン・レストラン「パスタソースキッチン」さんのメールマガジンです。 手作りパスタソースの専門店で、本場イタリアで修行したシェフが完全手づくりするパスタソースを最新冷凍技術によって、冷凍商品化しています。こちらをキッチン併設の直売所 および通信販売にて全国に販売するサービスを展開されています。 すべての商品が完全手作りということで、スーパーなどで売られているものよりもちょっと高い本格冷凍商品ということ、加えて市場が確立している商品では無いことからいかにその価値をお客様に伝えるかと考えた末、メール配信を始めたそうです。 そしてメール配信を始めたことにより、安定的にお客様のリピート来店につながっており、その効果は地元市内約5万世帯へ配布されているフリーペーパーへの広告出稿よりも高いとのことです。 では実際のメールを見ていきましょう。 オンラインとリアルのコミュニケーションをつなげるメール活用テクニック 何といっても、最初に目につくのはおいしそうな料理の写真。しかも、このクオリティの高さ!どこかのサイトから持ってきたのではないかと疑ってしまうほどこだわり抜いています。この写真、実はお店に併設されているスタジオで撮影されたもの。この徹底ぶり、本当にレストラン?と思ってしまいます。料理をおいしく撮るためにキッチンの近くにスタジオを設け、作りたてを直ぐに撮影しているそうです。「料理は目でも楽しむもの」とも言いますよね。 ですが、このメールのポイントはこれだけではありません。写真のすぐ下に配置されたクーポンにご注目。メール内にクーポンがあるのは決して珍しいことではないですが、利用テクニックとして実際に店頭にて、購入時にメール画面を見せてもらうという方法を取られています。つまり、来店リピート率を上げているだけでなく、お店で実際にメールを見せていれば、それを見ている他のお客様も興味を持って販売スタッフに「さっきの人は何を見せていたんですか?」なんていう会話が生まれることもあり、それが口コミとなってメール購読者増加に一役買うこともできますね。 事実メルマガを起点に、販売スタッフとお客様との会話が生まれ、地域密着のお店としての顧客満足度アップに繋がる等、二次的な効果も生まれているそうです。 では次のメールも見てみましょう。 押し売りでは逆効果、お客さん目線に立ったコンテンツ作り こちらも写真のクオリティーの高さにただただ食欲をそそられてしまいます。これを見るだけでも十分メールを購読する価値があると言えるでしょう。また内容にもご注目ください。 商品を宣伝する(売り込む)のに何が一番重要だと思いますか? 「押し売り」ではないことは確かですね。そうです、こちらでは商品の裏話を伝えることをアピールとしています。どんな素材を幾ら使い、どれだけの手間をかけて調理しているのか細部にまで説明がなされているので、「そんなにこだわっているなら、買ってみよう!」と読者を納得させられますね。 その他にもメール最下部の「できたて時間のお知らせ」の記載。普段なら直接お店に問い合わせなければ分からない情報をメールに記載することでメルマガ購読に付加価値を与えています。これらメルマガにある情報は、すべてお客様においしく食べてもらいたい、喜んでもらいたい、という気持ちからだということが伝わってきます。 またこちらのレストランではFacebookも活用されていますが、メルマガの方が確実な集客に繋がっているそうです。その要因としてレストランを経営、調理されているご本人が配信していることでお客様との1to1のコミュニケーションが構築できていること、またメールならスマホを持っていてもSNSを積極的に活用していない層にも届けることができるからです。 いかがでしたか?メルマガを配信するだけのツールではなく、コミュニケ―ションツールとして捉え、お客様に一番喜んでもらえること、を形にしているこちらのメルマガ。 皆さんも、ぜひ参考にしてみてください。... - [【HTMLメールデザイン事例】お客様とのエンゲージメントを深めるメルマガ活用](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-good-email-designs-20150210/): 人気企画、【HTMLメールデザイン事例】では実際にBenchmark Emailを利用して配信されているメールをご紹介いたします。皆さんもレイアウトなど参考されてはいかがでしょうか。 2015年、一回目の今回は三重県にある200年続く古商家を改装したおしゃれなイタリアン・レストラン「パスタソースキッチン」さんのメールマガジンです。 手作りパスタソースの専門店で、本場イタリアで修行したシェフが完全手づくりするパスタソースを最新冷凍技術によって、冷凍商品化しています。こちらをキッチン併設の直売所 および通信販売にて全国に販売するサービスを展開されています。 すべての商品が完全手作りということで、スーパーなどで売られているものよりもちょっと高い本格冷凍商品ということ、加えて市場が確立している商品では無いことからいかにその価値をお客様に伝えるかと考えた末、メール配信を始めたそうです。 そしてメール配信を始めたことにより、安定的にお客様のリピート来店につながっており、その効果は地元市内約5万世帯へ配布されているフリーペーパーへの広告出稿よりも高いとのことです。 では実際のメールを見ていきましょう。 オンラインとリアルのコミュニケーションをつなげるメール活用テクニック 何といっても、最初に目につくのはおいしそうな料理の写真。しかも、このクオリティの高さ!どこかのサイトから持ってきたのではないかと疑ってしまうほどこだわり抜いています。この写真、実はお店に併設されているスタジオで撮影されたもの。この徹底ぶり、本当にレストラン?と思ってしまいます。料理をおいしく撮るためにキッチンの近くにスタジオを設け、作りたてを直ぐに撮影しているそうです。「料理は目でも楽しむもの」とも言いますよね。 ですが、このメールのポイントはこれだけではありません。写真のすぐ下に配置されたクーポンにご注目。メール内にクーポンがあるのは決して珍しいことではないですが、利用テクニックとして実際に店頭にて、購入時にメール画面を見せてもらうという方法を取られています。つまり、来店リピート率を上げているだけでなく、お店で実際にメールを見せていれば、それを見ている他のお客様も興味を持って販売スタッフに「さっきの人は何を見せていたんですか?」なんていう会話が生まれることもあり、それが口コミとなってメール購読者増加に一役買うこともできますね。 事実メルマガを起点に、販売スタッフとお客様との会話が生まれ、地域密着のお店としての顧客満足度アップに繋がる等、二次的な効果も生まれているそうです。 では次のメールも見てみましょう。 押し売りでは逆効果、お客さん目線に立ったコンテンツ作り こちらも写真のクオリティーの高さにただただ食欲をそそられてしまいます。これを見るだけでも十分メールを購読する価値があると言えるでしょう。また内容にもご注目ください。 商品を宣伝する(売り込む)のに何が一番重要だと思いますか? 「押し売り」ではないことは確かですね。そうです、こちらでは商品の裏話を伝えることをアピールとしています。どんな素材を幾ら使い、どれだけの手間をかけて調理しているのか細部にまで説明がなされているので、「そんなにこだわっているなら、買ってみよう!」と読者を納得させられますね。 その他にもメール最下部の「できたて時間のお知らせ」の記載。普段なら直接お店に問い合わせなければ分からない情報をメールに記載することでメルマガ購読に付加価値を与えています。これらメルマガにある情報は、すべてお客様においしく食べてもらいたい、喜んでもらいたい、という気持ちからだということが伝わってきます。 またこちらのレストランではFacebookも活用されていますが、メルマガの方が確実な集客に繋がっているそうです。その要因としてレストランを経営、調理されているご本人が配信していることでお客様との1to1のコミュニケーションが構築できていること、またメールならスマホを持っていてもSNSを積極的に活用していない層にも届けることができるからです。 いかがでしたか?メルマガを配信するだけのツールではなく、コミュニケ―ションツールとして捉え、お客様に一番喜んでもらえること、を形にしているこちらのメルマガ。 皆さんも、ぜひ参考にしてみてください。... - [中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第6回:メールから集客したユーザをどうコンバージョンに結びつけるか?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-convert-customers-from-email/): さて今回は引き続き、メールマーケティングのステップについて追いかけていきます。前回までで、以下の図の「リンクのクリックなどのアクション」のところまで行きました。 まだ未読の方は、まずは連載の最初からご覧ください。 目次:中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 前回:中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第5回(後半):反応の良いコンテンツの作り方と、計測の手法とは? 改めて前回の大事な部分をまとめます。メールを読んでどのような気持ちになったかを計測するために、パラメータを付けたリンクを設置し、そのクリック率からプロファイリングすることが重要です。また、そのリンクは、細かい心理変化を知るためにも、最低三種類程度は用意しておいた方がよいです。 それを受けて今回は、メールからあなたのサイトに入ってきたユーザーを、どのようにコンバージョンに導いていくかの部分をお伝えします。 ■サイトに集客して、すぐに帰ってしまったら意味が無い メールによってサイトに誘導することは重要です。いわゆる集客です。しかし、集客それ自体はスタート地点に過ぎません。大事なのはその後です。何らかの興味を持ってサイトに来てくれた人が、その後も興味を持ち続け、最終的にビジネスの目標であるコンバージョンに至ってくれるかどうかですよね。どんなにたくさんメールが開封されて、どんなにたくさんサイトに誘導できたとしても、それが売上などの目標に対してインパクトを与えていなければ意味がありません。 開封率やリンクのクリック率は、あくまで「サイトに連れてくるまでに相手の興味を引きつけられたか、相手を動かせたか」の指標であり、成果と相関している指標ではありません。つまりは、サイトに来たあとの行動もきちんと評価しないとメールマーケティングでは意味が無いということです。よくある失敗例としては「たくさんサイトに連れてくることができたけれども、90%が1ページだけ見て直帰してしまった」という状況です。これでは、せっかく連れてきた意味がありませんよね。ケースによっては意味が無いどころかマイスナスになることもあります。 ■サイトに来たことがむしろマイナスになるケースとは? 想像してみて下さい。あなたがDMやチラシをみて、しっとりとした雰囲気に惹かれて、とあるレストランに行ってみたとします。そのドアを開けたら、静かでゆったりとしたレストランかと思っていたのに想像以上に騒がしい。しかも店員がガチャガチャ動き回っていて落ち着きのある雰囲気とはとても言えない... 。もしかしたら入らずに帰ってしまうかもしれませんし、ここまで来たのだからと入るかもしれません。しかし、おそらくもう二度と来ることはないでしょう。 サイトに来るということは嬉しい半面恐ろしい瞬間でもあります。なぜなら人間一度嫌いになったものは次からどんな魅力的なオファーを提示されたとしても、拒否するようになるからです。 子供がピーマンを一度食べて苦いと感じたら、人によっては大人になっても食べられないように、最初に感じたユーザーエクスペリエンスは、その人に非常に大きな印象と影響をあたえるのです。 これをメールマーケティングに置き換えてみましょう。まず、あなたが毎週メールマガジンを発行しているとします。これはまだ距離が遠い段階ですので、多少内容が予想と違っても意外と読み続けてくれます。どうせメールだしという良くも悪くもあまり期待していない心理状態にお客さんはあるからです。期待していない人は、失望も少ないのです。 しかし、一度サイトに来訪した人は違います。期待値が高いのです。 自分たちが期待していたような内容が無かったり、デザインやインターフェイスが良くなかったりすると、それが原因で帰ってしまうとその人が再度来てくれる可能性は殆どゼロになってしまいます。 ■メールマーケティングにおいてサイト初回来訪はものすごく大事かつ繊細 メールマーケティングにおいて、このメールからサイトへユーザーを受け渡す瞬間が大きな肝となります。ここでスムーズにサイトの中を読んでくれるかどうか、と言うことがおそらくメールマーケティングのフローの中で最も気を使うところです。なので、配信後は開封率やクリック率もさながら、そのメール経由で来た人の「直帰率」や「コンバージョン率」「平均ページビュー」「平均滞在時間」などは、できるだけ素早く傾向を把握し、マズイと思ったら何らかの対策を打てるようにしておくことが重要です。... - [マルチパート配信を使ってメール到達率を上げる、HTMLメール配信活用法](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/increase-email-marketing-effect-with-multipart/): メール配信をされている方で配信したメールがうまく届かないという経験をしたことはありませんか? 日本でもHTMLメールが普及しつつある一方で、HTMLメールの受信を拒否していたり、受信できないデバイスを使っている人もいます。現在の日本におけるスマホの普及率が47%(15~29歳の間では70%以上)ある中で、上記の様なHTML非対応者 にHTMLメールを送るとメールが届かなかったり、コードだけを受信してしまったりと不具合が生じます。これらの理由は後でご説明するとして、せっかく配信したメールが読んでもらえないのは意味がないですよね。この問題を解決するのがマルチパート配信というものです。 1.マルチパート配信とは? マルチパート配信とはテキストメールとHTMLメールを同時に1つのメールとして配信し、受信者のメーラーやデバイスの設定に応じた形式でメールを表示させるための配信形式です。HTMLメールだけを配信した時にこのメールに対応していない環境の受信者には何も届かなかったり、コード表が受信されるのに対し、こちらではHTMLメールの代替案としてテキストメールを送信してくれる言わば「滑り止め付きメール配信」のようなものなのです。 2.マルチパート配信活用で、メール到達率アップ! 前述の通り、マルチパート配信では2種類のメールを同時に配信します。それによりHTMLメール単体を崩れて受信する相手にもメールを送信できる=メールで伝えたいことを確実に受信者に届けることができるのです。またHTMLメールが受信側でブロックされている場合にも同様にメールを届けることができます。 ※メーラーによっては受信自体をブロックしていたり、受信はするが、受信トレイではなくプロモーショントレイに振り分けられるものもあります。 HTMLメールを受信しない代表的な端末、および環境 ・Outlook シリーズ(2007、2010、2013等) ・AOL ・Outlook (表示される時とそうでない時がある) 携帯環境 ・ガラケー端末 ・Blackberry ・AOL 等 ※マルチパート配信の場合、上記の様な環境への送信では自動でテキストメールが優先的に届くようになります。... - [中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第5回(後半):反応の良いコンテンツの作り方と、計測の手法とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-create-responsible-contents-and-its-way-to-evaluate-part2/): さて、前回に続いてメールマーケティングのステップを解説していきたいと思います。前回をご覧になっていない方はぜひご覧ください。 →中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第5回(前半):反応の良いコンテンツの作り方と、計測の手法とは? 今回は後編として、その先の反応計測についてお伝えします。改善のサイクルを回すためには、きちんとその反応を計測して悪化しているのか良くなっているのか、わかるようにしなければなりません。 相手がアクションを起こしてくれたかどうかを、どう判断すればいいの? 前回の記事で書いたような流れでメールマーケティングをスタートさせたとして、、それが本当に相手の心を動かしてアクションに繋がっているのかどうかを、どのように判断すればよいでしょうか。 メールを開いたかどうかや、何時に開いたかも重要です。HTMLメールであれば開封した時が測定できますので、誰がいつ開封したかもわかります。 ただ、開封率はあくまで「開けたかどうか」なので、内容を読んだのか、内容を読んで何か気持ちが変わって、アクションを起こしてくれたのかはわかりません。 そこで活用できるのは「メール内のリンクのクリック率」です。 メールの中に「相手がこういう気持ちになったらこのリンクをクリックするだろうな」というリンクをいくつか入れておき、そのクリックされやすさを判断基準にするのです。 この時、いろいろなリンクを置いておくとよりよいです。なぜよいかというと、例えば資料請求がほしい、あるいは問い合わせがほしいからといって、資料請求や問い合わせフォームのリンクしかないと、細かい気持ちの変化に気づけなくなってしまうからです。 資料請求や問い合わせは敷居の高いものですから、ある程度その気にならないと、お客さんはクリックすらしてくれません。しかし、例えば「このサービスを受けた人の事例を詳しく掲載しています」や「サービスでよくあるご質問はこちら」などであれば、ちょっとサービスに興味があるかな、といった人でもクリックしてくれます。 こういった、緩めのリンク先を混ぜておくことで、細かい心理変化をできるだけ拾えるようにすることが大事です。目安としては最低でも三段階程度は欲しいところです。 それによって、そのメールでどれくらいお客さんのアクションを誘発できたのかが分かってきます。Benckmark Emailであれば、URLごとのクリック数などがわかりますので一目瞭然です。 それによりマーケティングの仕組みの改善策が浮かんできます。例えば「資料請求への誘導はあまりクリックされていないけれど、無料レポートは結構クリック数が多いな、だとするとメールからは無料レポートへの誘導に絞って、無料レポート内から資料請求や問い合わせにつなげるように、ステップを増やしてみようか」といった導線、あるいは「このメールを読んでいる人は商品Aより商品Bの方が興味があるんだな、だったら商品Bをこれからは推していこう、ないし、商品Aに興味がある人と商品Bに興味がある人を別のリストにして、それぞれに合わせたメールを送るようにしよう」なんていうこともできます。 反応を良くしていくためにはとても大事なんですね。 パラメータを付けて計測可能に そして、これを行う上で根本的に重要なのが「サイトに入っているアクセス解析ツールで、メールから来た人が判別できるようにしておくこと」です。 これはアクセス解析の話になりますが、メールからのアクセスは「参照元なし(ノーリファラー)」という扱いになります。つまり、どこから来たのかわからない状態になってしまうのです。... - [中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第5回(前半):反応の良いコンテンツの作り方と、計測の手法とは?](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-create-responsible-contents-and-its-way-to-evaluate/): さて、前回に続いてメールマーケティングのステップを解説していきたいと思います。前回をご覧になっていない方はぜひご覧ください。 メールマーケティングの指標を理解する 前回は、一番最初のステップ「メールを開封する」という部分について解説しました。今回は2つ目の「メールからアクションを起こす」です。 ではその前に4つのステップのおさらいです。 メールマーケティングの基本的な4ステップとは以下の通りです。 1. メールを開封する 2. メールの中でリンクをクリックするなどアクションを起こす 3. サイトに移動したあと閲覧を開始する 4. コンバージョンする 今回は2番の前半。具体的には「そもそもメールをなぜ送っているのか?」というメールの内容にもつながる考え方の部分を、具体的なサンプルと一緒にお伝えします。次回は後編として、その先の反応計測の話に入っていきます。 ・メールを読んでもらうことが目的ではない メールをマーケティングの手段として活用する場合、その目的は決して「メールを読んで貰う」ことではありませんよね。その後ろにある「メールを読んでもらって○○してもらう」あるいは「メールを読んだ結果○○な気持ちになってもらう」というアクションを起こすことが目的です。 メールを定期的に送るからには、きちんとビジネス上の成果に繋がらなければなりませんよね。ボランティアで情報提供をしているわけではありません。まずはとにかくこの意識を持つことが重要です。なぜ意識を持たなければならないかというと、そうしないと「世間話」や「書きやすい話」が多くなってしまい、ただのルーチンワークでしかなくなってしまうからです。 企業ブログのよくある失敗例と同じです。 会社の忘年会の話をただ書かれても、その日の昼ごはんが美味しかった話を書かれても、それを読んだ人をビジネス的な成果に向けて、動かすことはできません。そうではなく、メールを通じて「見込み客と定期的に接触し」「見込み客の中で印象に残り」「見込み客に狙うアクションを起こしてもらう」ことが目的なのです。 ・何を送るかはそこから逆算して考える... - [中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第4回:メールマーケティングの指標を理解する](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/understand-kpi-of-email-marketing/): ここまで3回を通じて、メールマーケティングの重要性や必要性、最初の一歩を踏み出すためのメールマーケティングの「守破離」について、お伝えしてきました。そして今回からは、実際にメールマーケティングを行っていく、その基本的なステップに入っていきます。 私自身、オウンドメディアとしての自社メディアをいくつか持っており、そこからサービスにつなげるための定期的接触ツールとしてメールを活用しています。その辺りの実際のマーケティングロジックの話も加えながら、この連載は進めていきます。ですので、途中から読んでいる方はぜひ、最初から順番に読んでいくことをお勧めします。 第1回:メールは死んだ?そんなことはない。 第2回:メールマーケティング最初の一歩は顧客の理解から 第3回:「思いつかない時は他社に学ぼう」 メール配信から成果につながるまでの流れを把握する ではまず、最初にメールを配信するというところからいきましょう。、どのように最終的に狙った成果にたどり着くのか、そのイメージについてです。メールマーケティングは「マーケティング」ですので、きちんと「仕組み」を作っていかなければなりません。そうでなければただ場当たり的にDMを送っているのと変わりません。そのためには、仮説を立てて実行し、計測すべき「指標」をおさえてPDCAサイクルを回していく事が必要です。そしてこの「指標」が重要で、これはWebマーケティングの世界ではKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)とも呼ばれます。KPIが悪化しているか良化しているかによって、今行っている施策の良し悪しを決めるんですね。言ってみれば航海の中での羅針盤・GPSみたいなものです。この指標を見ながら、どうしたら集客から成約までのマーケティングロジックができあがるかを、試行錯誤しながら考えていくわけです。 では、その前提でメールマーケティングの基本的な流れは一体どんなものなのでしょうか。そして、どんな指標を見ていけばよいのでしょうか。それを表したのが以下の図です。下の図表を御覧ください。おおまかにメール配信からビジネス上の成果までの流れを図式化したものです。 大きくこの4ステップを意識することをまずはお勧めします。もちろんもっと細かく見ていく必要がないわけではありませんし、これに当てはまらないこともあります。ただ、これは、あくまでこれからいろいろなことをおさえていくための基本パターンです。最初の一歩としてまずはこの図表をご覧ください。 4ステップのサンプルストーリー この図には4つのステップがあります。それぞれは下記の通りです。 1. メールを開封する 2. メールの中のリンククリックなどのメール内でのアクション 3. サイトに移動したあと閲覧を開始する 4.... - [【HTMLメールデザイン事例】デザインの統一で最大限に生かされるブランディング効果 - グローバルフルーツ株式会社様](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/emails-that-do-work-japan-edition-part-2/): さあ、今回もグッド・メール・デザインとして実際にBenchmark Emailを利用して配信されているメールを紹介します。皆さんもレイアウトなど参考にしてみましょう! 20年以上の歴史を持つ、フルーツ専門卸売り業のグローバルフルーツ。 一人暮らしをしていると果物不足になりがち・・・。「最近フルーツ食べてないなぁ」なんて思いながらグローバルフルーツさんのホームページを訪れる。 な・な・なんだ~!!とインパクト特大のおいしそうな果物の画像が真っ先に目に飛び込んできます。(マンゴー大好きです。) んー、これはメールのレイアウトにも期待できそうですね。 ということで実際に配信されているメールを見てみましょう。 キーポイント: HTMLメールの利点を存分に活用した写真: メールにもドドーンとおいしそうな写真が並んでおります。『父の日、お中元』キャンペーンのメールにはその時期に旬なもの、おススメ商品の順に上からきれいな画像(商品)が並んでいます。やはりこういった食べ物や洋服、雑貨などの商品を売る際には画像がすべてを物語ります!同じ商品を売っても、画像がなかったり、画像の質で相手に与える印象は全く変わります。折角HTMLメールで配信しているのなら、きれいな画像を使うのがベストですよね。しかも、読者が画像を見て「食べたい!(注文したい!)」という衝動と共に画像をクリックする行動を想定して各画像に購入ページのURLを貼り付けることでコンバージョンへのスムーズな導線が構築されています。 ホームページ(HP)への導線も抜かりなく行いましょう!: HPへ訪れた後にどのような行動をしてほしいのか、そこにはどのような情報があるのか、読者がメール内にあるHPアドレスをクリックしなければならない理由等、明確な記載や導線があるとより効果的ですね!自社ロゴをメールに付けるのもお忘れなく。 では次のメール【ご案内】秋の味覚第2弾を見てみましょう。 ボリューム感満載のこのメール、もうまるでお歳暮カタログの様です。見ていてウキウキしますね! キーポイント: 統一感でブランディン: こちらにも上記のメール同様にきれいなフルーツの画像が並んでいます。ですがここで注目したいのが全体のカラーリングです。購入ボタンにHPと同系色のグリーンを採用することでサイトとの連携、統一感を生み出しています。 色味を押えたデザイン: こんなに多くの商品を紹介していると、各商品に合わせて色々なフォントカラー等を使ってデコレーションしたいところですが、色を多用すればする程色同士が潰し合い、結果かえって見難い仕上がりになったり、チープな印象を与えてしまいます。(色の使い方を熟知していたりデザインを学んだことのある方ならそんな間違いを起こすことはないかもしれませんが・・。)色はなるベく多用せず、強調したい部分のみに活用するとすっきりとした印象が生まれます。 Webサイトとメールのデザインを合わせることは会社や商品のブランディングを構築するのにとても重要です。逆にそれぞれが異なったデザインをしていると折角のPRも半減してしまいます。こちらのメールはその基本を守ったまさにお手本のデザインですね。... - [中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第3回「思いつかない時は他社に学ぼう」](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/standards-of-email-marketing-part-3/): 第1回、第2回とメールマーケティングが相変わらず重要であるということを、その背景にある心理的理由からお伝えしてきました。また、相手を動かすメールを送るためにはまずは、顧客理解が重要であり、いかにして「受け入れられるか」が最初の一歩として重要だということもお伝えしました。まだ未読の方はぜひ第1回第2回も御覧ください。 第1回:メールは死んだ?そんなことはない。 第2回:メールマーケティング最初の一歩は顧客の理解から それではいざ「自分たちもメールを活用してマーケティングを行っていこう」と思ったとします。承認も降りたとします。しかしそのままスムーズにメール配信までたどり着けるかというと、残念ながらそんなケースはまれです。 メールという媒体は少々特殊、担当者育成も含めて考えることが大事 初めてメールマーケティングに取り組む企業の場合、多くのケースで「と言っても、一体何を書けばいいのだろう、どういうふうに書けばいいのだろう、何もイメージが湧かない」という壁にぶつかります。 イメージが全く沸かない、んですよね。 Webサイトのコンテンツは作ることができるのに、メールとなると... というケースも少なくありません。私もよくコンサルの中で出会います。 しかし、まずお伝えしたいのは、それは仕方のない事だということです。 メールマーケティングは、Webサイトでコンテンツを書くのとは異なり、心理的側面では、送る相手とのOne to Oneマーケティングに近いものです(実際は1対多ではあるのですが)。そしてこういったパーソナルな形のメッセージを作ることに慣れている人は、なかなかいないのです。したがってメールマーケティングを始める場合は「適任者を探して、育てていきながら成果につなげていく」という流れになることが多いですし、さらに言えば、それが中長期的にも最も良いです。社内にナレッジも残りますので(なので、後述いたしますが、担当者の属人的スキルにならないように注意してくださいね) まず、誰を担当者として育てるのか、適任者を探す では、誰に白羽の矢を立てればよいのでしょうか。 それは普段から誰かにメッセージを送っている人です。ただ、メールやメッセンジャーなどという短文ではなく、もっとしっかりした文章を送っている人です。 例えば、毎月DMを自社で作っている担当者であったり、社内報を書いている担当者であったり、あるいはお客さんのフォローに自筆の手紙をツールとして活用している営業担当者などは、少しのトレーニングで書けるようになる可能性が高いですね。 セミナーで登壇が多く上手な人や、営業マンで話しの持って行き方が上手い人(いわゆるトップ営業マン)も、それを文章に落としこむプロセスに慣れれば、書ける可能性があります。マーケティングとセールスの関係を考えると実は一番いいのはこのパターンです。他の営業マンの育成にもつながりますしね。 なのでまずは、社内を見渡して、育てていく候補者を探して下さい。即戦力である必要はありません。ただ、まったくの真っ白なところから育てるよりは、先ほどのような素養がある人の方が圧倒的に成果を出すスピードが違います。なので、探してみてください。 その担当者をどう育てるか?... - [【Benchmark Email】第2回ユーザー会レポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/user-meet-up-report-20141111/): 11/11(巷ではポッキーの日?)にBenchmark Email第2回ユーザー会を開催致しました。 弊社では現在セミナー等積極的にイベントを実施し、メールマーケティングの普及と共にお客様の生の声を頂く機会を設けております。そんな中でもユーザー会は日頃から弊社サービスを活用して頂いている方々に感謝の気持ちを表すことの出来る特別なイベントだと感じています。 今回のユーザー会では有料プランをご利用頂いているユーザーの方をお迎えし、メールを作成するにあたりそれぞれどんな工夫をされているのか等、メール配信に関するテクニックやノウハウを会場にいるみなさんとシェアできるイベントになりました。 会場にいる皆さんの自己紹介終了後は、弊社カントリーマネージャー林をモデレーターに、何人かの方を前方にお招きし、パネルディスカッションを実施しました。 当日行われましたディスカッション内容の一部を公開いたします。 1)「顧客リストを上手に増やすにはどうすればいいのか?」 参加者:バズフィードなどのバイラルメディアでもSNSリンクへの導線以外にもメールアドレスの記入(読み手にメルマガ購読を招待)を現在閲覧しているページ上で行わせる流れが出来ていて、自社サイトにもそれを取り入れてみるのは? 参加者:ベンチマークの登録フォームを資料請求フォームとして利用している。その時に少しフォーム編集して自社サイトの幅に大きさに合わせて作り変えている。ちょっとしたレイアウトでも見栄えが変わり、それにより登録数も変わってきますね。 林:そうですね、資料請求フォームをアドレス取得に役立たせる方法はいいアイディアです。今まで見てきてうまいなぁ、と思った方法は資料請求のフォームからアドレスを取得する方法。アドレスだけを記入させるフォームなんですが、そのフォームに「各リンクをクリックすると資料がダウンロードできます。」と言う説明文をつけるとかなり高い確率でクリックしてくれる。その後ユーザーは受け取ったメールでオプトインを済ますことが出来る(これを承諾してユーザーは資料がもらえる)ので自然な形でメールアドレスを増やしていくことが出来ますよね。 2)「A/Bテストってどうやって活用するのがベストなの?」 参加者:配信するメールが出来たら配信先の何割かに2通のメールを送るんです。件名とかを変えたりしていますが、後はどちらか開封数の多かったほうのメールを自動で送信できるようにいしています。 ちょっと話は違いますが、ステップメールで新機能などのお知らせをするときでも「こんな機能が加わりました!」と言う告知方法ではなく「この機能使えばこんなことが出来ます」と伝えた方が開封率もいいんですよ。自分が伝えたい気持ちを相手に押し付けるのではなくてユーザー目線で伝えると反応はいいですね。 3)「効果的な配信時期(曜日や時間)って?」 参加者:Facebookもメールも朝の8:30、12:30が1番見られる時間帯なので、それに合わせて配信していますね。後は日曜の夜も開封率が意外に多いですね。みんな月曜から仕事と言うことでだんだん仕事モードになって、メールを確認し始めたりするのかもしれない。他にもベンチャー系へのメールだと平日夜に開封されることも少なくないです。送信相手に分けて配信時間を変えるのも手ですね。 その他にもコンテンツマーケティングの活用法等、まさに当事者ならではの具体的な話が飛び交とても活発なディベートが繰り広げられていました。 企業などでもメール配信を担当している方が少数(或いは1人)であることが多く、ノウハウを得る場所がウェブ上でしかないことが多いのがメール配信の現状です(裏を返せば人的コストも少なく済む、ということですが)。だからこそこの様なユーザー会ではメール配信を実際に行うことで培ったノウハウをシェアすることでお互いを高めあう機会になったのではと思っております。 - [伝えたい情報をone to oneで繰り返し届け、注意喚起を促す。-情報発信からイベント決済までの流れをスムーズに、メールマーケテイングが担うマルチな役割。-](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/featured-users-interview-to-yamada-with-canpan/): -NPO法人導入事例- 山田泰久さんが理事を勤めるNPO法人CANPANセンターは、日本財団と共にNPO団体の情報発信の支援を行う日本財団CANPANプロジェクトを主な活動としている。 CANPANプロジェクトは市民やNPO、企業の活動を支援し、各組織間の連携を促進することで民間主体のより豊かな社会作りを支援するソーシャルプロジェクトである。 「NPO団体がその活動を発信する上で、写真と説明文がセットになったメールを配信することでより団体の活動に興味を持ってもらえるのです。」そう語る山田さんにNPO団体におけるメール配信を活用する意義やその効果などについて伺った。 -SNSに載っているコンテンツは必ずしも見てもらえるとは限らない。でもメールなら個人に直接届けることが出来る。- 山田さんの活動は主にCANPANサイトの運営やセミナーの主催など多岐に及んでいる。セミナーに関して言えば特にITを駆使したいと考えているNPO団体の情報発信術や団体の活動を支援したい企業や組織に向けて、年間30回以上に及ぶセミナーを主催しているほか、各地方自治体やNPO団体からノウハウを提供してほしいとのことでセミナー講師としても年間50回ほど全国を飛び回っている。そういったセミナー等で得られた有益な情報を伝えるためのツールとしてメールマガジンの配信を行っている。 「FacebookやTwitterではフォローされていても必ずしもそこに上がるコンテンツを見てもらえているとは限らない。これに対してメールマガジンなら直接個人に送ることで確実に情報が届くところがいい」と山田さんは語る。 またNPO団体という業界の特色として業界内で活動される方の年代の幅も広く、上記のようなSNSを活用されていない方も多くいるためメールマガジンが1番効率のよい情報発信ツールであると続けている。 -HTMLメール導入によりアピールしたいところを的確にアピールできるようになった。- 以前よりメールを情報発信のツールとして活用されていた山田さん。BCCでテキストメールを一斉配信していたがセキュリティーの問題等もありメール配信システムを検討していた折、Benchmark Emailにめぐり合ったという。 「Benchmark Emailはメールを配信した後にクリック率や開封率などの効果測定が可能。その他にも画像が挿入できるから目を引く情報発信が出来る。画像付きは分かりやすく、アピールしたいところはアピールできるのがいい」(山田さん) また山田さんはNPOと言う企業とは違った団体がメールマガジンを活用するメリットと業界内の流れについても触れている。 「自分たちの活動を文字だけで伝えるのは難しく分かりにくい。写真1枚と文字をセットとして活動内容を伝えることで、受け手にも負担なくその団体の活動に興味関心を持ってもらうことが出来る。」 全体的に未だにテキストベースのメール配信が少なくないNPO業界だが、HTMLメールも少しずつ増えて来ている。その背景には近年、多くの大企業が情報発信ツールとしてHTMLメールを採用している事が挙げられる。 またHTMLメールがうまく表示されないことやウイルスの問題等、HTMLに関する弊害が盛んに叫ばれていた10年前とは異なり、技術の進歩やメールをスマホで見る人たちも増えてきた等、メール環境が急速に進化していることも要因の1つと言える。そしてその変化が少しずつNPOで働く人たちの間でも起こりはじめ、HTMLへの『違和感』が徐々に薄れてきている。 これはつまり受け手の意識が変わってきたということです。このような環境の変化の中でNPOから送られてきたメールがテキストベースのままだと今度はそれが世間において『違和感』を覚えさせるものとなってしまう。このような変化をここ1、2年強く感じるようになった。この様な時代の波はこの先加速していくものだと思う。」(山田さん) -ビジネスとの相性に合った仕組みを構築。コールトゥーアクションを利用したHTMLメールで事前決済型イベント管理- 主にセミナー告知や活動内容の紹介にメールを利用されていると言う山田さん。事前決済の有料セミナーの告知をするのに1ヶ月前にイベント告知を始めるという。その後もう一度イベントの告知タイミングを作る時に定期的にイベントの企画をしているため、次の企画を考えてその告知をするときに前回案内したものも軽く紹介することによって注意喚起をすることで開催1週間前くらいからまた参加者が増えてくると言う。... - [ウェブサイト構築にも一役買う!メールマガジン配信が可能にさせるマーケティングと確固たる裏づけ。](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/featured-users-interview-to-gotikuru-of-starfestival/): フィーチャード・ユーザー:佐藤麻衣子さん(スターフェスティバル株式会社)ユーザーインタビュー Vol. 3 -インターネットサービス事業会社導入事例- 2009年7月7日、スタートしたスターフェスティバル株式会社(スターフェスティバルは七夕祭りの意)はご馳走をお届けするサービスとしてお弁当デリバリーが出来る『ごちクル』を展開している。 「Benchmarkにはテンプレートがあるのでこれを利用することでテキスト、画像を選ぶだけでコードを書くことなくHTMLメールを作ることができるのがすごい」こう語るのはスターフェスティバル、マーケティング部の佐藤麻衣子さん。今回はそんな佐藤さんにBenchmark Email導入後の変化とその効果について伺った。 -「近所のお店のお弁当」ではなく、「好きなお店のお弁当」や「有名店のお弁当」など本当に食べたいお弁当を提供- スターフェスティバル(略:スタフェス)が展開するインターネットサービス『ごちクル』は「近所のお店のお弁当」ではなく、「好きなお店のお弁当」や「有名店のお弁当」など本当に食べたいお弁当をデリバリーする法人・団体様向けのお弁当&ケータリングデリバリー検索サイト「ごちクル」を展開している。「日本中どこでもおいしい料理が楽しめる」をテーマに600ブランド、6,800メニュー以上の中から好みのご馳走をオーダーすることが出来る。 「メールは『ごちクル』というサービスを覚えていてもらうための大事なツール」と佐藤さんは語る。 -メール配信からウェブサイトの構成が見えてくる- 以前はテキストベースで商品情報を載せたメールを不定期で配信していたと言う。しかし、インターネットサービス事業としてもっとできることはないか、と画像添付のできるHTMLメールの導入を決意。そこでたどり着いたのがBenchmark Emailだった。テンプレートに沿って画像やテキストをはめ込んでいくだけでHTMLメールが作れて、Googleアナリティクスとの連携も可能なので、送信してすぐに効果測定ができPDCAのサイクルが早くなったことが1番のメリット。またメールを見て注文したと言う声も以前に増して多くなったとのこと。以前に配信を行った駅弁特集ではメールからの購入が15%に上ったと言う。 -読者の声がダイレクトに伝わる- 効果測定が出来るHTMLメールではメール受信者の声(クリック率)を数字で見ることが出来る。メール作成サイドではこの特集が一番クリックされるだろう、と思いメールを送っても実際には別の記事の方がクリック回数が多いと言う結果になることもある。そういったメール受信者の生の声をホームページ構築の裏づけに生かすことが出来る等、メール配信はウェブサービス事業を支える大事なツールと言っても過言ではない。 -『ごちクル』というサービスがあることを覚えていてもらうこと- 会議やイベント事がない限りお弁当やケータリングの機会はなく、注文そのものが発生しない。その上でメールを定期的に配信することで「ごちクル」というサービスがあると言うことを覚えていてもらうことができる。またメールは過去にカタログ請求や実際にご注文を頂いたり、何らかのアクションを起こして頂いた方へ配信を行っているため、記憶に残りやすく、コミュニケーションを密に取ることが出来る。 最後に佐藤さんは「今後はエリア別、顧客データベースとCRMとの連携ができたら、地域や業種別にセグメントしたメールを行いたい」と次なるメール活用への展開への期待を語ってくれた。 【ユーザーインタビュー】 「Tmix」... - [メール配信は育てる時代へ -A/Bテストを利用しメールを常に改良し続ける](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/it-is-an-era-of-growing-email-campaigns-with-abtest/): 「自分のメルマガはこれでいいのかな?」「もっと良い(読者に刺さる)件名はないか」「伝えたい内容がいくつかあるけど、全部伝えると長くなりすぎる・・どれを選べばいいのだろう??」といった疑問や問題を抱いたことはないですか?正解が分かりにくいからこそあれこれ悩んでしまうものです。でもBenchmark Emailならそんな悩みを解決することが出来ます!いいえ、カスタマーサポートが手取り足取り指南するわけではありません。これを教えてくれるのはあなたの「メール読者」です。 =A/Bテストって何?= A/Bテスト機能をご存知でしょうか?これは数種類の異なったメールをメーリングリスト登録者の一部に送信し、その反応を見てよかった方を残りの登録者に送信するというものです。メルマガなど大量送信時により多くの開封率やクリック率を得るための手段として有効です。 Benchmark Emailで比較できる項目は以下の通りです。 1.差出人名/件名テスト -2種類の異なる件名/差出人名をテスト。 2.メールVSメールテスト – 2種類のメール(テンプレートや内容の比較)をテスト。 3.複数比較テスト – 複数の項目(件名、差出人名、送信元アドレスなど)をテスト。 4.配信時間テスト -同じメールを用いて異なる配信時間をテスト。 A/Bテストの種類と比較できる項目について *A/Bテスト機能は、Proプラン以上(旧プランの場合、リストプラン及び配信数プラン)でご利用が可能です。 =A/Bテストの優れた効果= アメリカのメール配信システムMailChimpが面白いデータを公開しました。2013年、同社ユーザーによって228,627件のA/Bテストが行われ、その中でメールタイトルを変更したA/Bテストが最も多かったそうです。またこれにより開封率が9%、クリック率も11%それぞれ平均してアップしています。その他にも配信時間を変えたテストでは9.... - [【ユーザー会レポート】第1回Benchmark Japanユーザー会](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/user-meet-up-report-20140717/): 7月17日の夜、初となるBenchmark Emailのユーザー会を開催しました。 会場のテーブルレイアウトを考えたり、食事の位置を変えてみたりと試行錯誤の準備からスタート。ゲストの方が集まり、まずは導入事例用として作成したユーザービデオを2本見て頂きました。 そしてユーザーさんの一人、Teachmeを提供している株式会社スタディストの豆田裕亮様にステップメールの活用法をご説明頂きました。弊社でも指折りの「ステップメールユーザーさん」として顧客へのメールをすべてステップメールで管理されており、そういった活用法をご利用されている方々でシェアされるのはやはりユーザー会ならではのメリット。 ■ステップメール活用術 ・以前のステップメール配信状況 ・ベンチマークの利用状況、ステップメール設定方法等の説明 ・他のユーザーの方からの質疑応答 一度中断して食事を兼ねた懇親会(食事はご参加頂いたスターフェスティバル株式会社 佐藤様の“ごちクル”よりオーダーさせて頂きました。) その後集まって頂いた方の自己紹介及び、活動内容、メール配信をどういった用途でご利用されているのか簡単にお話を頂きました。 ■Newエディタ「ドラッグ&ドロップ形式」紹介 新しく追加された「ドラッグ&ドロップ形式」メール編集エディタを使ったメールの作成方法をご説明。 最後にユーザーの皆様同士でお話をして頂けるようフリータイムを設けました。予定より1時間以上も長くお付き合い頂き、また皆様自由に交流を広げていたようでした。 ■ユーザー会参加者アンケート結果 ご参加頂いたすべての方に高評価を頂きました。うれしい限りです! ※自由回答で頂いたもの ・機能全般紹介 ・モバイル(スマホ)対応活用術 ・メールマーケティング成功例... - [送信リストの作成・管理にかかっていた30分を削減、きめ細かいサポートと効果の高いメールマーケティング体制を獲得した](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/featured-users-interview-to-teachme-of-studist/): フィーチャード・ユーザー:豆田裕亮さん(株式会社スタディスト)ユーザーインタビュー Vol. 2 -コンサルティング会社導入事例- スタディストは、業務分析から効率向上計画の立案、実施までを行うコンサルティングをベースにしたビジネスを展開するほか、画像編集アプリや簡易マニュアル作成サービス「Teachme」の提供も行っている。同社が最も大事にしているのは実用性。Teachmeは、誰でも一目でわかるマニュアルを目指したサービスだ。 「Benchmark Emailを利用するようになってからメールマーケティングが楽しくなった」。そう語るのは、Teachmeの営業からPRまでを担当しているTeachmeエバンジェリストの豆田裕亮さん。豆田さんに「楽しい」と感じさせた理由をBenchmark Emailの利用方法とともに伺った。 -ステップガイドでメールを活用- スタディストが提供しているサービス「Teachme」は、誰が見てもすぐに理解できるマニュアル作成を目指している。文字をベースにしたマニュアルは、丁寧に説明しようとするほど長文になるなど、作成に手間がかかる反面、閲覧者に内容が伝わりづらい。 これに対し、Teachmeは写真を並べるだけで素早くマニュアルの作成ができる。閲覧者も視覚的に操作や意図を理解することが可能だ。作成と閲覧が定型化されているため、手軽さと伝わりやすさを持つマニュアルを作り上げることができるのだ。 「Teachmeを知ってもらう、使って慣れ親しんでもらうためにメールを積極的に活用していました。皆さんに同じ内容を送るのではなく、Teachmeの利用期間に合わせて、つまずきやすいポイントや基本から応用までの利用ガイドを送っていたんです」(豆田さん) -つまずきをすぐに解消できたBenchmark Email- 豆田さんのきめ細かいサポートやメールマーケティングにより、Teachme利用者、興味を持ってくれるビジネスマンも増加したと言う。しかし、豆田さんは次の段階を考えていたと語った。 「そのうち、どのメールを送信したのか把握しきれなくなると考えていました。覚えていられるうちは良いのですが、送信相手が増えていけば覚えることに精一杯になってしまいます。メールをよりわかりやすいものにする、メールの効果測定を行うなど、アイデアもあったのでリスト管理の自動化を考えていました」(豆田さん) そして、テキストだけではなく画像やボタンを設置するなど、視覚的に情報を伝えられるメール作成も考え、国内外問わずさまざまなメール作成サイト、サービスを試用していたと言う。Benchmark Emailを試用した際、チャットサポートで素早くつまずきが解消できたため、すぐに導入を決めたと言う。 「僕もTeachmeのサポートを担当しています。つまずいてもすぐに解消できる。Teachmeの利用者にサービスの機能をフル活用して貰うためにも、つまずきをすぐに解消することは大事だと考えていました。そして、Benchmark Emailは、操作の説明だけではなく、僕が想定している利用シーンに合わせた使い方ガイドもしてくれたんです」(豆田さん)... --- ## Customers - [an amazing story](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customersstudies/an-amazing-story/): This is a story - [An awesome customer](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customersstudies/an-awesome-customer/): an awesome customer Read this awesome customer story. - [Charter](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customersstudies/charter/): How Charter Doubled Open Rates - [Walmart](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customersstudies/walmart/): Walmart --- ## Resources - [How Modern is Your Email Marketing?](https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/modern-email-marketing-quiz/): クイズに答えて、メルマガ運用を効果的に行えているか調べましょう。 - [Womens History Email Templates](https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/womens-history-email-templates/): 国際女性デー&国際女性史月間のメッセージを反映させてインスピレーション満載のキラキラなコンテンツを配信! - [Stpatricks Day Email Templates](https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/stpatricks-day-email-templates/): グリーンの服を着るだけじゃ物足りない!今年の聖パトリックデーはBenchmarkの専用テンプレートで盛大にお祝いしましょう。 - [Easter Email Templates](https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/easter-email-templates/): カラフルで楽しい気分にさせる無料イースター用テンプレートを、季節イベントや特別割引などのプロモーションにご利用ください。 - [無料レスポンシブHTMLメールテンプレート](https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/free-html-email-templates/): 無料レスポンシブHTMLメールテンプレート シンプルで活用しやすいHTMLメールのデザインテンプレートをご用意しております メールデザインのプロフェッショナルが作成したテンプレート HTMLメールエディタについてはこちら Benchmark EmailのHTMLメールテンプレートは、Gmail, Yahoo! メール, Outlookなどとも互換性が高く、 レスポンシブ対応でスマートフォンやタブレットにも最適化されています。 下記からダウンロードしてお試しください! プレビュー スマホアプリ向け プレビュー キャンペーン向け プレビュー 教育機関向け プレビュー ECサイト向け プレビュー... - [メールマーケティング用語集](https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/email-glossary/): メールマーケティング用語集 メールマーケティングでよく使用される用語をまとめました ファーストビュー メールやウェブページを開いた際にスクロールせずに最初に見える範囲を指します。コンテンツの良し悪しを判断される材料となるため、重要な内容はこの範囲に入れることが推奨されています。 事前承認 オプトインと同様、メール受信者は自身のメールアドレスがどのような目的で取集され、その使用方法とメールアドレスの収集に同意したことを指します。事前承認はメールマーケティングにおけるベストプラクティスであり、大手のメール配信サービス利用において必須条件となっています。 API連携 APIはApplication Programming Interfaceの略で、全く異なるソフトウェア間でのデータ通信を実現するプログラミングの一種です。 自動返信メール(ステップメール) 自動で返信メールを送信する機能、プログラムです。Benchmarkのステップメール機能は新購読者の登録に対するウェルカムメールにご活用頂けます。 ブラックリスト ISPや企業、メールサーバーなどにより不当なメール送信者と認識されるIPアドレスを指します。商業メールを許可なしに送りつけるスパムメール送信者や危険なウイルス・マルウェア送信者などが通常ブラックリスト化されます。 ブロック 受信側から受信を拒否されることをブロックと呼びます。受信サーバー、ドメイン、あるいはISPによるセキュリティフィルタが原因となります。 エラー 受信先に到達せず送信サーバーへ返送されるメールを指します。エラーはハードエラー、ソフトエラーと分かれ、ハードエラーは存在しないアドレスや受信サーバーによるブロック設定で永続的に受信不可となっている場合に発生し、ソフトエラーは受信箱の容量不足や受信サーバーのエラーなど一時的な理由で受信不可となっている場合に発生します。 CTA(コール トゥ... --- ## Updates - [ランディングページ機能強化](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e6%a9%9f%e8%83%bd%e5%bc%b7%e5%8c%96-2/): 本日よりランディングページにてGoogleフォントが使用できるようになりました。エディタの「全体のスタイル」>「テキスト編集」にてフォント選択を行って下さい。 また背景画像の挿入も可能となりました。全体のスタイルオプションから設定して下さい。 - [新コロナウイルスに関するメール](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab/): 非常時にメールマーケティングで出来る6つの対応例をメールにてご案内しました。企業が顧客へ自社の取り組みをダイレクトに届けることで顧客との関係を維持する、それがメールマーケティングで出来ることです。新型コロナウィルスへの対応が求められる今、各社どのような情報をメールで伝えているか、ブログ記事をご覧ください。 Blog - [ランディングページ機能強化](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e6%a9%9f%e8%83%bd%e5%bc%b7%e5%8c%96/): 本日よりランディングページのコピー作成が可能になりました。またWhatsAppアイコンも加わり、ソーシャルメディアブロックから選択・設定が可能です。 - [アップグレードページ更新](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%b0%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e6%9b%b4%e6%96%b0/): アップグレードページのアップデートを行いました。クリックや余分なページを除外し、よりユーザーエクスペリエンスにこだわった仕様にしています。現在のプラン、推奨プラン、選択プランが一目でわかり、契約期間も分かりやすく表示しています。また有料プランに含まれるオプション・機能の表示も追加しました。 - [ランディングページ機能の公開!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%81%ae%e5%85%ac%e9%96%8b%ef%bc%81/): Benchmarkのメールエディタと同じ要領でランディングページを作成できる機能が加わりました!より多くのリード獲得とメーリングリストの育成に活用頂けます。 ぜひランディングページの作成をお試しください。 詳細はこちらのブログ記事をご覧ください。 ランディングページ機能の仕様方法についてはこちらのFAQをご覧ください。 - [登録フォームのシングルオプトインオプション](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ae%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%82%aa%e3%83%97%e3%83%88%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%aa%e3%83%97%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3/): 長年ユーザー様よりリクエストを頂いていたシングルオプトインのオプションの提供を開始しました。メール配信のベストプラクティス、リストの質を高く保つ目的においてはダブルオプトインのご利用を強く推奨します。 シングルオプトインは必ずreCAPTCHA機能との併用をお願いします! 合わせてオプトイン設定オプションにも改善が加わり、それぞれのフォームで異なるサンキューページの設定も可能です。 改善点の詳細: 登録フォーム毎にダブルオプトイン、シングルオプトインの設定が可能になりました。 デフォルト設定はダブルオプトインになっており、必要に応じてシングルオプトインに変更できます。 全ての登録フォームを予めシングルオプトイン設定にしたい場合は、サポートまでご連絡ください。 シングルオプトイン設定でもウェルカムメールの配信は可能です。メール内リンクをクリックしなくてもリストには追加されます。 シングルオプトイン、ダブルオプトインの詳細については以下のFAQをご参照ください: 登録フォームのシングルオプトイン機能とは? https://kb. benchmarkemail. com/jp/single-opt-in-signup-forms オプトイン完了 / オプトイン未完了とは何のことですか? https://kb. benchmarkemail. com/jp/what-is-confirmed-opt-in/ - [BenchmarkとHatchbuck合併のお知らせ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark%e3%81%a8hatchbuck%e5%90%88%e4%bd%b5%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/): 2019年9月1日をもちましてBenchmark EmailはCRMサービスのHatchbuckと経営統合しました。 Benchmarkはこれまで通りカリフォルニアを拠点とし、Hatchbuck社CEOであるJonathan Herrickが新たなCEOとして就任します。 Benchmark Emailのサービスやプロダクトにおける変更はございませんが、今まで以上にデータを活用したメールマーケティングを簡単に実現できるよう改善を行なって参ります。 今後ともよろしくお願い致します。 - [新メール作成プロセス](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e4%bd%9c%e6%88%90%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%bb%e3%82%b9/): 今月初めに開始した新しいメール作成プロセスが全アカウントへ反映されました。 ステップごとの作成プロセスと比べ、メール作成の時短を実現しています。 この新しいチェックリスト型のプロセスでは、作成手順を自由に選択でき、メール本文の作成、リスト選択など手をつけたい箇所から作業開始いただけます。 早速Benchmarkアカウントにログインして新メール作成プロセスをお試しください。 - [ワードプレスプラグイン:バージョン3](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%97%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%b0%e3%82%a4%e3%83%b3%ef%bc%9a%e3%83%90%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%83%b33/): Benchmarkワードプレスプラグインの新バージョンをリリースしました。最新バージョンではよりシンプルな作業でブログ記事をメール配信したり、ワードプレスのページ上で直接登録フォームの編集が可能になっています。 最新バージョンの特徴: Benchmarkアカウントの管理・編集 顧客リストへのメール配信 登録フォーム メール作成 オートメーション作成 ブログページから記事をメール配信 よりシンプルなプラグイン設定 ポップアップ登録フォームの使用が可能 使いやすい インターフェース Switched from the XML-RPC API over to the... - [購読停止の理由確認](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e8%b3%bc%e8%aa%ad%e5%81%9c%e6%ad%a2%e3%81%ae%e7%90%86%e7%94%b1%e7%a2%ba%e8%aa%8d/): 配信停止の理由の確認がよりシンプルになりました! レポートページから以下のステップで確認できます: レポート>メールレポートを選択 確認したいレポート名をクリック レポート詳細をクリック 開封ドロップダウンから「配信停止」を選択 これで配信停止理由が表示されます。 それぞれの理由の隣の数字をクリックすると、その配信停止理由を選択した配信先メールアドレスを確認できます - [EMAツール:新機能](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e6%96%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd/): EMAツールに新機能を追加しました!コンタクトを異なるポイントへ移動させる設定が可能です。 メールを開封したコンタクトを新しいリストに登録するよう設定したい場合、従来は同じノードを繰り返し作成する必要がありましたが、新機能を利用することで開封コンタクトを新リストへ移動することができるようになっています。 この新機能の詳細はこちらをクリック - [到達率向上の施策](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%88%b0%e9%81%94%e7%8e%87%e5%90%91%e4%b8%8a%e3%81%ae%e6%96%bd%e7%ad%96/): 到達率向上のため、到達率に関するFAQ、迷惑メール防止対策のFAQなどがメールダッシュボードからアクセスできるようになりました! 到達率・開封率が良いユーザー様に関してはFAQへのリンクが表示されないようになっています。到達率向上に関するFAQはこちらからアクセス可能です。 - [reCAPTCHA機能搭載!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/recaptcha%e6%a9%9f%e8%83%bd%e6%90%ad%e8%bc%89%ef%bc%81/): Benchmarkの登録フォームでreCAPTCHA機能がご利用いただけるようになりました!不正なアドレスやボットからの登録を防ぐのに役立ちます。 reCAPTCHA機能は埋込型(多項目)、埋込型、およびポップアップフォームでご利用可能です。 詳細はこちらをご覧ください。 - [パスワード設定の廃止](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%91%e3%82%b9%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%89%e8%a8%ad%e5%ae%9a%e3%81%ae%e5%bb%83%e6%ad%a2/): CRMご利用の際の手間を省くため、パスワード設定を不要にしました。無料CRMがよりお手軽にご利用開始いただけます。 CRM機能をご利用するためのステップ Benchmark Emailアカウントにログイン 右上のユーザー名をクリック CRMオプションをクリック ぜひご利用ください! - [バグ修正](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%90%e3%82%b0%e4%bf%ae%e6%ad%a3-2/): レポート データが無い状態でのアクティビティ出力オプションを非表示にしました レポート 基本情報ページのレイアウトが崩れるバグを修正 アップロード履歴 アジア圏言語のファイル名が正常に表示されない問題を修正し、現在は問題なく表示されることを確認済 - [登録フォーム - 保存されていない変更に関する警告メッセージ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0-%e4%bf%9d%e5%ad%98%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%aa%e3%81%84%e5%a4%89%e6%9b%b4%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e8%ad%a6/): 登録フォームを編集中にページを変えた際に以下のポップアップ警告メッセージが表示されるようになりました。 「ページから移動しようとしています。データ、変更が保存されていません。」 ブラウザによって表示されるメッセージが異なる場合があります。編集中にページから移動する際は変更の保存をお忘れなく。 - [購読停止理由のレポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e8%b3%bc%e8%aa%ad%e5%81%9c%e6%ad%a2%e7%90%86%e7%94%b1%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88/): 購読停止理由がファイルに出力できるようになりました。配信停止コンタクトの増加を抑えるための分析にご利用ください。 レポートページの右上メニューアイコンからExcelへの出力を選択し、「購読停止理由」を出力項目として選択しダウンロードします。 選択した出力項目は保存されますので、次回から同じ項目が選択された状態となります。 - [登録フォーム、アンケートページのHTTPS化](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%80%81%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%82%b1%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%aehttps%e5%8c%96/): 全てのアンケート及び登録フォームリンクはHTTPからHTTPSに変更しました。SSL認証の必要性を重視した改善となります。 HTTPSへの変更でコンバージョン及び顧客からの信頼度の向上が期待できます。 - [EMAツール:ノードのリアルタイムレポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%89%e3%81%ae%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a0%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88/): ノードのレポート数字がリアルタイムで反映されるようになりました。ページ更新を行わなくても正しい数字がご確認いただけます。 例:https://screencast. com/t/hCTD9G6yh4mR - [EMAツール:コンタクト詳細更新ノード(新機能)](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%82%af%e3%83%88%e8%a9%b3%e7%b4%b0%e6%9b%b4%e6%96%b0%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%89%ef%bc%88%e6%96%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd%ef%bc%89/): 新しいコンタクト詳細更新ノードでは受信者のアクティビティを元にコンタクト情報の更新を自動的に行います。「リード」から実際に商品を購入し「顧客」カテゴリになる場合など、様々な用途でご利用いただけます。 - [サブアカウント、クライアントアカウントへのアクセス](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%b5%e3%83%96%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88%e3%80%81%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%b8%e3%81%ae%e3%82%a2/): Benchmarkではサイトデザインの無駄をなくし、よりストレスフリーな使用感を目指しています。 ユーザー管理ページへのリンクをユーザーメニューのドロップダウンに追加したことで、サブアカウント及びクライアントアカウントへのアクセスがスムーズになりました。 サブアカウント機能はリストプラン1000以上の有料プランにてご利用可能です。 - [画像ギャラリー改善](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e6%94%b9%e5%96%84/): さらに画像ギャラリーに改善を加えました。 本日より、複数の画像が一括でアップロードできるようになっています。画像ギャラリーにドラッグするか、あるいはファイル検索にてご利用いただけ、またアップロード後のファイル名変更も可能です。検索機能も改善されています。 - [動画ギャラリーポップアップ画面](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%8b%95%e7%94%bb%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%9d%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e7%94%bb%e9%9d%a2/): ドラッグ&ドロップエディタにて、動画ギャラリーのポップアップがオーバーレイで表示されるようになりました。機能は以前と変わらず、表示のみ画像ギャラリーと同様になっています。 - [バグ修正の完了](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%90%e3%82%b0%e4%bf%ae%e6%ad%a3%e3%81%ae%e5%ae%8c%e4%ba%86/): 下記のバグ修正が完了しています: 画像を変更した際にURLも削除されてしまう問題を解決 登録フォームを作成した際に見つけにくかった「次へ」ボタンの位置変更 EMAツール(05/20/2019) ノード設定が完了した際に表示されるアイコンが、設定画面へアクセスするたび表示され、新規ノードが保存されない問題を修正 日付入力のカレンダーから日付を選択しても反映されない問題の修正 - [埋込型フォーム(多項目)](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%9f%8b%e8%be%bc%e5%9e%8b%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%ef%bc%88%e5%a4%9a%e9%a0%85%e7%9b%ae%ef%bc%89/): 名前、メールアドレス以外にも多項目の質問を設定できる埋込型フォームの提供を開始しました。 新インターフェースにて、クラシックフォームの代用としてご利用頂けます。 すでに作成済みのクラシックフォームへの影響はございませんので、すでにクラシックフォームで設置している場合そのままご利用頂いて問題ありません。 注意点: 1. 多項目の埋込型フォームは新インターフェースのみでの提供です。旧インターフェースではご利用頂けません。 2. 新インターフェースではクラシックフォームを新規作成することはできません。ただしすでに作成済みのフォームのコピーを作成することは可能です。 3. クラシックフォームは旧インターフェースのみでご利用可能です。 4. 新埋込型フォームはGDPR対応です。 早速ご利用ください! - [登録フォーム:画像ギャラリー](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%ef%bc%9a%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc/): 埋込型、ポップアップフォームで画像ギャラリーがご利用頂けるようになりました。 会社・ブランドロゴやイベント用画像など登録フォームへの追加が可能です。 - [EMAツール:待ち時間ノード](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e5%be%85%e3%81%a1%e6%99%82%e9%96%93%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%89/): 以前は待ち時間ノードが自動保存されない仕様でしたが、今回のアップデートで自動保存が可能となっています。 - [EMAツール:Facebookオーディエンステンプレート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9afacebook%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/): 「Facebook広告リターゲット」というテンプレートがEMAツールに加わりました。 購読者のエンゲージメントレベルによるFacebook広告のリタゲが可能です。 ぜひログインしてご確認ください! - [EMAツール:作成画面でのステータスアイコン](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e4%bd%9c%e6%88%90%e7%94%bb%e9%9d%a2%e3%81%a7%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%82%b9%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%82%b3%e3%83%b3/): シナリオ作成画面の右上に以下のステータスが表示されるようになりました。 稼働中 非稼動 下書き 作成中にもステータスが確認できるようになり、作業効率の向上に役立ちます。 - [ドキュメントギャラリー](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%89%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc/): プロダクト開発チームにより全機能のスタイルアップデートを行なっております。今回はドキュメントギャラリーの更新を行いました。 ドキュメントギャラリーはドラッグ&ドロップエディタからアクセス頂けます。ファイルをそのままドラッグするか、ファイル選択でアップロードが可能です。 詳細はこちら - [EMAツール:カーソル](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%82%bd%e3%83%ab/): カーソル表示のアップデートを行いました。クリッカブルなノードの上にカーソルを乗せると、カーソルが矢印から人差し指アイコンに変更するようになっています。 - [EMAツール:シナリオ作成画面の表示改善](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e3%82%b7%e3%83%8a%e3%83%aa%e3%82%aa%e4%bd%9c%e6%88%90%e7%94%bb%e9%9d%a2%e3%81%ae%e8%a1%a8%e7%a4%ba%e6%94%b9%e5%96%84/): シナリオ作成中により作成画面が見やすいよう改善を行いました。 改善・追加点: キーボードショートカット トラックパッド対応 ズーム機能の更新 これらの改善により、シナリオの流れ・ノード設定など確認がしやすくなっております。 - [新しいパートナーバナー](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%8a%e3%83%bc/): パートナーバナーが新しくなりました。パートナープログラムにご参加中の方は以下のステップに従って更新が可能です。 Benchmarkアカウントへログイン アカウント名をクリック(画面右上) 「パートナープログラム」をクリック 「バナー&広告」をクリック テーマを選択し、使用したい広告のコードをコピーします コピーしたコードをサイトソース内に貼り付けます 以上で完了です! パートナープログラムにまだご参加されてないからはこちらより詳細をご覧ください。 - [メールレポート:配信停止のパーセンテージオプション](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%ef%bc%9a%e9%85%8d%e4%bf%a1%e5%81%9c%e6%ad%a2%e3%81%ae%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%97/): メールレポートページにて、購読停止理由が2つの方法で閲覧可能となりました。 1) 合計カウント 2) パーセンテージ(新機能) - [EMAツール:非稼動シナリオのコピー](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e9%9d%9e%e7%a8%bc%e5%8b%95%e3%82%b7%e3%83%8a%e3%83%aa%e3%82%aa%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc/): 非稼動シナリオのページ下部にコピーボタンを設置しました。 コピーを作成することでノードや条件など同じシナリオを作成できます。 ログインしてぜひご確認ください! - [受信テスター:提供停止項目と新テスト項目](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%8f%97%e4%bf%a1%e3%83%86%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%ef%bc%9a%e6%8f%90%e4%be%9b%e5%81%9c%e6%ad%a2%e9%a0%85%e7%9b%ae%e3%81%a8%e6%96%b0%e3%83%86%e3%82%b9%e3%83%88%e9%a0%85%e7%9b%ae/): 従来のテスト8項目の提供停止後、12項目の新しいテストが追加されました。テスターをまだご利用されていない方もこの機会に是非ご利用ください。受信テスターのご利用方法は こちら。 新テスト モバイルクライアント iPhone XR (iOS 12) iPhone XS (iOS 12) iPhone XS Max (iOS 12) Microsoft Outlook app... - [EMAツール:メールプレビュー](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/): シナリオ作成中にメールの再利用をする際、選択する前にプレビューで確認ができるようになりました。以前はメール名のみの表示でしたが、ユーザー様より多数のご提案を頂きプレビューの確認が可能となっています。 EMAツールの詳細はこちら - [EMAツール:複数の条件編集](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e8%a4%87%e6%95%b0%e3%81%ae%e6%9d%a1%e4%bb%b6%e7%b7%a8%e9%9b%86/): 稼働中のEMAシナリオで複数条件ノードの編集が可能となりました。以前のように条件の変更をする際にシナリオを非稼動にし、新規シナリオで作成する手間が省けます。 - [Benchmark CRM(日本対象外)](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark-crm%ef%bc%88%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%af%be%e8%b1%a1%e5%a4%96%ef%bc%89/): Benchmarkアカウントから無料でBenchmark CRMがご利用頂けるようになりました。英語圏ユーザーが対象となります。 その他の地域にも近日中に拡大予定です。 - [画像ギャラリー](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc/): ドラッグ&ドロップエディタ内の画像ギャラリーの改善を行いました。多様なデバイスに対応、複数の画像もドラッグ&ドロップで同時にアップロードできるようになっています。 - [配信レポート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e9%85%8d%e4%bf%a1%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88/): レポート比較の表示がより見やすくなりました。是非ログインしてご確認ください。 - [セグメント機能の強化](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%bb%e3%82%b0%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%81%ae%e5%bc%b7%e5%8c%96/): セグメント条件がコピーできるようになりました。同じ条件でセグメントを作成したい場合、一から設定をし直す必要が無くなり複数条件のセグメントも簡単に複製が可能です。 ログインして是非ご利用ください。 - [ポップアップ登録フォーム](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%9d%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0-2/): 埋込型登録フォームに新スタイルが追加され、編集画面も更新されました。 また未登録のサイト訪問者に対し何回フォームを表示させるか、設定が可能となりました。 ログインして是非お試しください。 - [Google+ の削除](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/google-%e3%81%ae%e5%89%8a%e9%99%a4/): サービス終了に伴い、ドラッグ&ドロップエディタのソーシャルブロックからGoogle+アイコンの追加オプションを取り止めにしています。 Google+ サービス終了に関しての詳細は こちら。 - [無効アドレスリスト](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%84%a1%e5%8a%b9%e3%82%a2%e3%83%89%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88/): デフォルトリストに「無効アドレスリスト」が加わりました。メール配信の際のISPにより無効と判断されるアドレスは全てこのリストに自動登録されます。 無効アドレスリストに登録されたメールアドレスは今後配信先リストに含まれていても配信対象外となります。 - [埋込型フォーム](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%9f%8b%e8%be%bc%e5%9e%8b%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0/): 埋込型登録フォームに新スタイルが追加され、編集画面も更新されました。 ログインして是非お試しください。 - [PDFレポートの改善](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/pdf%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%ae%e6%94%b9%e5%96%84/): レポートはメールマーケティング運用において非常に重要な要素です。配信効果のデータは社内で共有をする機会も多く、今回の改善ではよりデータを見やすくしています。開封、クリック、エラー、購読停止コンタクトの確認などがスムーズにできるようになっています。 PDF版レポートを出力してぜひご確認ください! - [新受信テスター](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e5%8f%97%e4%bf%a1%e3%83%86%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc/): デバイス・アプリの進化に伴い17種の受信テスターを新たに追加しました!受信テスターで事前に表示確認をすることでよりメール配信の成功度を向上させることが可能です。 受信テスターのご利用方法は こちら 。 新テスター Android Android Google Inbox – Android 6. 0 (Marshmallow) – Samsung Galaxy S6 Android Gmail... - [新画像エディタ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf/): この度画像エディタをPhoto Editor SDKに変更しました。フィルタ、テキスト追加、切り取りやリサイズなど以前の編集オプションと同様にご利用いただけます。新画像エディタは画像ギャラリー及びメールエディタからアクセス頂けます。ぜひご利用ください。 - [検索オプション](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%a4%9c%e7%b4%a2%e3%82%aa%e3%83%97%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3/): 以下のツール・機能における検索オプションを追加しました。 セグメント 登録フォーム A/Bテストレポート 改善してほしい機能、項目がありましたらサポートまでぜひご意見をお聞かせください。 - [バグ修正](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%90%e3%82%b0%e4%bf%ae%e6%ad%a3/): ドラッグ&ドロップエディタ内のバグ修正を行いました。 - [新ナビゲーションメニュー](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%83%8a%e3%83%93%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%83%a1%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc/): ショートカットの作成や時短アプリケーション、ユーザーエクスペリエンスの向上など、常にユーザーの声を拾いながらBenchmarkではプロダクト改善を行なっています。今回より簡単で分かりやすいナビゲーションが実現しました。 新UIにおける改善点として頻繁にリクエストを頂いていたのがナビゲーションです。この新しいナビゲーションは全てのアカウントにて2018年12月6日より反映が完了しています。 ダッシュボードメニューをクリックするとサブメニューが表示され、ページを移動しなくてもどのメニュー項目にどの機能があるのかが分かるようになりました!これで利用したいツールを簡単に見つけれるようになり、時短が可能となっています。 - [セグメント機能へのショートカット](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%bb%e3%82%b0%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%81%b8%e3%81%ae%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%ab%e3%83%83%e3%83%88/): コンタクトリストページから直接セグメント機能へアクセスできるようになりました。リスト名をクリックし、右上のオプションメニューから「セグメントの新規作成」を選択します。クリック後セグメントの作成画面に遷移し、リストはあらかじめ選択された状態となります。 - [ダッシュボードページの改良](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%80%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%ae%e6%94%b9%e8%89%af/): レポート 以前はレポート上にカーソルを合わせてもクリック可能かどうか分かりにくかったため、カーソルが変化してクリッカブルであることがはっきりと分かるようになりました。 クリックメニュー 画面右上に位置する緑の「+」マークをクリックすると、コンタクトの追加だけでなく「メール作成」「新規リストの作成」ができるようになりました。 - [サイトスピードの改善](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%82%b9%e3%83%94%e3%83%bc%e3%83%89%e3%81%ae%e6%94%b9%e5%96%84/): 特定のサイト内ページにおける読み込みスピードの改善を行いました。特に受信テスターページで大幅な改善が完了しています。 - [新フィードバックボタン](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%90%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%9c%e3%82%bf%e3%83%b3/): Benchmarkではツールや機能に対するフィードバックのためFacebookボタンを追加しました。アカウントにて「いいね!」ボタンをクリックできるようになっています。 機能が役に立ったかどうか、顔文字で評価を選択してください。また改善点やご意見はコメント欄にご入力頂けます。 - [ダッシュボードページからのコンタクト追加](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%80%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%82%af%e3%83%88%e8%bf%bd%e5%8a%a0/): リクエストの多かった、コンタクト追加作業フローの改善を行いました。ダッシュボードから直接コンタクト追加ページへアクセスできるボタンを追加しています。 プラスアイコン + をクリックすると、コンタクト追加オプションが表示されますので追加方法を選択して手順通りにお進みください。 – 全てのリストはフィルタリング対象となります - [エンゲージメントスコア](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%b9%e3%82%b3%e3%82%a2/): Benchmarkに新たに加わった機能、エンゲージメントスコアが全てのユーザー様にご利用頂けるようになりました ? 個々のコンタクトそれぞれの星評価が表示され、エンゲージメントのレベルが一目で分かるようになっています。星は0から5までの評価となります。 でもそれだけではありません! ? なんとスコアでリストのセグメントもできるようになっています!エンゲージメントレベルに合わせて配信するコンテンツを上手く調整していきましょう。 早速ご利用ください! エンゲージメントスコア に関する詳細はこちら - [プレビュー画面からメールコピー、エディタへアクセス](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e7%94%bb%e9%9d%a2%e3%81%8b%e3%82%89%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc%e3%80%81%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf%e3%81%b8%e3%82%a2/): プレビュー画面から直接コピーを作成したり、エディタへアクセスできる様になりました。 - [ホームページから下書きメールへアクセス](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%8b%e3%82%89%e4%b8%8b%e6%9b%b8%e3%81%8d%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%b8%e3%82%a2%e3%82%af%e3%82%bb%e3%82%b9/): ログイン後の画面で下書き保存、未完了のメールへ直接アクセスが可能になりました。より便利に素早くメール編集へとお進み頂けます。 直近最大15件までの下書き、あるいは未完了メールをご確認頂けます。下書き、未完了メールがない場合はリストは表示されません。 このアップデートによりメール作成の時短が可能になりました。 - [EMAツールのバグ改善](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%ae%e3%83%90%e3%82%b0%e6%94%b9%e5%96%84/): EMAツールにおける複数のバグを修正しました。またステップのタイトルにカーソルを合わせると選択リストとURLが閲覧できる様になっています。 - [開封率の高かった過去の件名が選択肢として表示される様になりました](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e9%96%8b%e5%b0%81%e7%8e%87%e3%81%ae%e9%ab%98%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%e9%81%8e%e5%8e%bb%e3%81%ae%e4%bb%b6%e5%90%8d%e3%81%8c%e9%81%b8%e6%8a%9e%e8%82%a2%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e8%a1%a8%e7%a4%ba/): メール 作成時、件名を入力するボックスにて過去の配信において開封率が高い件名が選択肢として表示される様になりました。全てのアカウントにてご利用いただけます。 - [Benchmark + PieSync 連携](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark-piesync-%e9%80%a3%e6%90%ba/): BenchmarkとPieSyncの連携で2つのサービスを同時に更新できる2ウェイ連携が可能になりました!そしてなんとBenchmarkユーザーは無料でPieSyncをご利用いただけます? 詳細はPieSyncに関するFAQをご確認ください。 ぜひ便利なPieSyncとの連携をご利用ください! - [ドラッグ&ドロップとHTMLビルダーでの自動保存のお知らせ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b0%ef%bc%86%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%83%e3%83%97%e3%81%a8html%e3%83%93%e3%83%ab%e3%83%80%e3%83%bc%e3%81%a7%e3%81%ae%e8%87%aa%e5%8b%95%e4%bf%9d%e5%ad%98%e3%81%ae/): メールを編集すると自動保存のメッセージが表示されるようになりました。ドラッグ&ドロップエディタとHTMLビルダーにて最後に自動保存されたのはいつかご確認いただけます。 自動保存時間はフッターに表示されます。 - [リスト削除後のコンタクト反映](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e5%89%8a%e9%99%a4%e5%be%8c%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%82%af%e3%83%88%e5%8f%8d%e6%98%a0/): 以前はリストを削除してもアクティブコンタクト数の反映に最大4時間を頂戴しておりました。この時間を大幅に短縮し、現在はアクティブコンタクト数がほぼ瞬時に反映されます!リスト削除の際に表示されるオプションですぐに反映されるよう選択してください。 コンタクト数はゴミ箱から削除した時点で反映されます。 - [稼働中のEMAでメール編集](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%a8%bc%e5%83%8d%e4%b8%ad%e3%81%aeema%e3%81%a7%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e7%b7%a8%e9%9b%86/): EMAキャンペーンが稼働中でもメール編集が可能になりました! 簡単にコンテンツ改善ができ、新・旧バージョンの両方のレポートがそれぞれご確認いただけます。 詳細はこちら - [レポートサマリーのデザイン変更](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%b5%e3%83%9e%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e5%a4%89%e6%9b%b4/): 一目でより分かりやすく、レポートサマリーページのデザインが変わりました。アクティビティ詳細にて開封やクリック、苦情報告などそれぞれの項目詳細がご確認いただけます。 - [メール件名入力箇所に絵文字メニュー機能が追加されました](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark-email%e3%81%ae%e4%bb%b6%e5%90%8d%e3%81%a7%e3%81%94%e5%88%a9%e7%94%a8%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%a0%e3%81%91%e3%82%8b%e7%b5%b5%e6%96%87%e5%ad%97%e3%83%94%e3%83%83%e3%82%ab%e3%83%bc%e6%a9%9f/): メール作成過程のステップ1 詳細画面にて、件名に簡単に絵文字をご使用いただけるようになりました。この機能はドラッグ&ドロップ形式、HTMLビルダーおよびPLAIN TEXT EDITORでご利用可能で、通常メール配信、EMA、RSSメール配信およびオートメーション経由で簡単なオートメーション作成時にご使用いただけます。 件名に絵文字を使用する方法と利点の詳細. をご確認ください。 - [BenchmarkはEU一般データ保護規則(GDPR)に準拠した登録フォームの提供を開始します。](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark%e3%81%afeu%e4%b8%80%e8%88%ac%e3%83%87%e3%83%bc%e3%82%bf%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e8%a6%8f%e5%89%87%ef%bc%88gdpr%ef%bc%89%e3%81%ab%e6%ba%96%e6%8b%a0%e3%81%97%e3%81%9f%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95/): 弊社ではEU一般データ保護規則(GDPR)に準拠すべく、クラシックおよびポップアップの登録フォームを更新しました。必要なことはプライバシーポリシーに必須のチェックボックスを追加していただくたけです。EU一般データ保護規則(GDPR)に準拠した登録フォームの作成方法をご確認ください。 Benchmark EmailのEU一般データ保護規則(GDPR)に関する取り組みは こちらをご覧ください。 - [ウェブトラッキング機能付き登録フォーム](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd%e4%bb%98%e3%81%8d%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0/): 登録フォームから登録した後のアクティビティをトラッキングできるようになりました。 登録フォームを作成したら以下の4つのオプションから出力コードを選択してください。 トラッキング付き JavaScript トラッキング付き Raw HTML JavaScript Raw HTML 登録フォームのトラッキング機能の詳細については こちら をクリック。 - [顧客リスト獲得に役立つ新しい連携機能が追加されました](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e9%a1%a7%e5%ae%a2%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e7%8d%b2%e5%be%97%e3%81%ab%e5%bd%b9%e7%ab%8b%e3%81%a4%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e9%80%a3%e6%90%ba%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%81%8c%e8%bf%bd%e5%8a%a0%e3%81%95/): Benchmark Emailアカウントがより便利になる連携機能をリリース致しました。ECサイト運営やフォーム作成、動画との連携が可能となりました。具体的にはStripe、Wistiaなどのサービスとの連携が可能となります。詳細はアプリ&連携ページをご覧ください。 - [フォーム、チームメッセージ、CRMおよびカスタマーサポートの新しい連携](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%80%81%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%80%81crm%e3%81%8a%e3%82%88%e3%81%b3%e3%82%ab%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%9e/): Formstack、Slack、Pipedriveとの新しい連携の発表です。また、顧客サポートシステムFreshdesk、SalesforceによるDesk. comとLiveChatもございます。 - [Benchmarkのロゴとトップページが更新されました](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark%e3%81%ae%e3%83%ad%e3%82%b4%e3%81%a8%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%8c%e6%9b%b4%e6%96%b0%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/): Benchmarkはブランドイメージを刷新し、ロゴならびにトップページを変更しました。さまざまなデザイン候補の中からBenchmark の理念である顧客とのエンゲージメント(つながり)を強化するツールを提供するという思いを反映したデザインを採用しました。これまで以上に皆様のビジネスをお手伝いできるようツールの改善に努めてまいります。新しいBenchmarkをよろしくお願い致します。 - [ドラッグ&ドロップエディタアップデート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b0%ef%bc%86%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%87%e3%83%bc%e3%83%88/): 使いやすさとスピードを考慮し、メールエディタが改良されました。 コンテンツブロックをカスタマイズするフローがより扱いやすく、より直感的にエディタが使用出来るよう整理されています。 - [EMAツール](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab/): メール、ウェブサイト上でのエンゲージメントに基づいたフォローアップのシナリオを作成、自動配信するツールです。特定リンクのクリックをメールの配信条件としたり、ページを閲覧したらステップメール用のリストへ移動するなどダイナミックな機能でマーケティングゴールの達成をお手伝いします。 - [ポップアップ登録フォーム](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%9d%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0/): 簡単に思い通りのカスタマイズができるポップアップ登録フォーム機能で、ベストタイミングで現れる登録フォームをサイト上に設置して顧客やサイト訪問者、ブログ読者と繋がりましょう。 - [ステップメールの新機能・オートメーション](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%ae%e6%96%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%83%bb%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3/): 特定のメールやリンクへのクリックを基準として、条件に合致した購読者に対して自動的にメールを配信することができます。もちろん通常のステップメール機能も引き続きご利用可能です! - [Wufoo、CRM、eコマースサービス連携開始](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/wufoo%e3%80%81crm%e3%80%81e%e3%82%b3%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%93%e3%82%b9%e9%80%a3%e6%90%ba%e9%96%8b%e5%a7%8b/): Wufooとのサービス連携、CRMツールのMicrosoft Dynamics CRM、SugarCRM、そしてBigCommerce、LemonStand、Volusionを含むeコマースプラットフォームとの連携が新たに加わりました。 - [Facebookイベント連携テンプレート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/facebook%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/): Facebookイベント連携テンプレートで購読者にイベントの招待状を簡単に配信することができます。 - [Twitter連携の新機能](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/twitter%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%81%ae%e6%96%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd/): 5つの最新ツイートが専用の連携テンプレートでシェアできるようになりました。 - [eBay連携テンプレート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ebay%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/): eBayのオークション商品も連携テンプレートで宣伝が可能になりました。 - [LinkedIn連携テンプレート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/linkedin%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/): 会社情報や新着情報などの共有はLinkedIn連携テンプレートで行えます。 - [Pinterest連携テンプレート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/pinterest%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/): 連携テンプレートでPinterestのボード表示が可能になりました。 - [Etsy連携テンプレート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/etsy%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/): 連携テンプレートでEtsy上の商品プロモーションが簡単にできるようになりました。 - [ドラッグ&ドロップエディタ:Facebookいいね!ボタン挿入機能](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b0%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf%ef%bc%9afacebook%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%ad%ef%bc%81%e3%83%9c%e3%82%bf%e3%83%b3%e6%8c%bf/): メールキャンペーンにFacebookのいいね!ボタンの挿入が可能となりました - [Htmlビルダー新機能:自動保存とリアルタイムプレビュー](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/html%e3%83%93%e3%83%ab%e3%83%80%e3%83%bc%e6%96%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd%ef%bc%9a%e8%87%aa%e5%8b%95%e4%bf%9d%e5%ad%98%e3%81%a8%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a0%e3%83%97%e3%83%ac/): Benchmark EmailのHtmlビルダーに自動保存機能が追加されより使いやすくなりました。リアルタイムで確認できるプレビューでより効率的なワークフローが実現します。 - [この度Benchmark Emailはフランスにも進出致しました。](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%81%93%e3%81%ae%e5%ba%a6benchmark-email%e3%81%af%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%81%ab%e3%82%82%e9%80%b2%e5%87%ba%e8%87%b4%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82/): - [Happy Holidays!テンプレートはまだまだ増えていきますよ!](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/happy-holidays%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%af%e3%81%be%e3%81%a0%e3%81%be%e3%81%a0%e5%a2%97%e3%81%88%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%99%e3%82%88%ef%bc%81/): - [画像ギャラリーがサブアカウントと共有可能に](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%8c%e3%82%b5%e3%83%96%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%a8%e5%85%b1%e6%9c%89%e5%8f%af%e8%83%bd%e3%81%ab/): サブアカウントの利用がより充実します!マスターアカウントから画像をサブアカウントへ共有して利用することができます。 - [動画、画像、ファイルギャラリーのデザイン修正](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%8b%95%e7%94%bb%e3%80%81%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%80%81%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e4%bf%ae%e6%ad%a3/): ドラッグ&ドロップのサブ機能として便利なギャラリーのデザインが修正され、より作業がしやすくなりました。 - [カスタムフッター](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%ab%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%a0%e3%83%95%e3%83%83%e3%82%bf%e3%83%bc/): ドラッグ&ドロップエディターで、メールフッター部のリンク設定を変更できるよになりました。 - [新テンプレートデビュー](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%87%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/): Diwali Holy Week Notification – Jp - [登録フォーム(埋め込み)](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%e5%9f%8b%e3%82%81%e8%be%bc%e3%81%bf/): 埋め込みタイプの登録フォームが利用可能になり、作成だけでなくその後のサイトへの埋め込みもより簡単になりました。 - [RSSメール機能改善](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/rss%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e6%a9%9f%e8%83%bd%e6%94%b9%e5%96%84/): - [新しい料金体系](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e6%96%99%e9%87%91%e4%bd%93%e7%b3%bb/): メールアドレスの数を基準としたプランとなっております。5万プランまでであれば、無制限での配信が可能です。5万以上のプランはご契約頂いたプランX14通の配信が可能です。 - [メールレポート – クリックヒートマップ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88-%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%92%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%9e%e3%83%83%e3%83%97/): メールのリンクがどのくらいクリックされているのか、視覚的に確認できるようになります。 - [Eventbrite連携&テンプレート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/eventbrite%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/): Eventbriteとの連携も現在開発中です。 - [SurveyMonkey連携&テンプレート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/surveymonkey%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/): SurveyMonkeyで作成したアンケートの利用、またアンケートを配信する為の専用テンプレートもご用意しました。 - [メールレポート – 時間別開封&クリック](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88-%e6%99%82%e9%96%93%e5%88%a5%e9%96%8b%e5%b0%81%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af/): 時間ごとのメールの結果を確認することが可能になりました。最初の72時間のメールの推移を確認しましょう - [ステップメール機能 時間設定](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%80%80%e6%99%82%e9%96%93%e8%a8%ad%e5%ae%9a/): 大変お待たせ致しました。業界随一のステップメール機能がさらに進化いたしました。ついに時間の指定も可能となりました。購読者がいつ、どんなメールを読むのか、すべてあなたのビジネスプランのままに配信可能となります。 - [テキストラッピング](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%86%e3%82%ad%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%83%e3%83%94%e3%83%b3%e3%82%b0/): メールエディター上で画像のテキストラッピングができるようになりました。 - [プレヘッダーテキスト](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%98%e3%83%83%e3%83%80%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%ad%e3%82%b9%e3%83%88/): 受信箱でメールを見たとき、件名の下に要約文や見出しの文章が表示されますよね。Benchmark Emailでは、あらかじめ表示される文章を編集できます。 - [テキストのみのHTMLメール](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%86%e3%82%ad%e3%82%b9%e3%83%88%e3%81%ae%e3%81%bf%e3%81%aehtml%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab/): 開封率やクリック数を測定したいけど、画像付のメールはBtoBでは抵抗がある、そんなご担当者に最適なレイアウトなのがテキストのみのHTMLメールです。 見た目はテキストだけですが、効果測定もばっちり。まさに日本の皆様のためのレイアウトです。 - [エージェンシーアカウント](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%a8%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88/): Web集客のコンサル、クライアントの配信を代行しているお客様のためのアカウントが作成できます。 - [セキュリティPIN](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%bb%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%aa%e3%83%86%e3%82%a3pin/): データ出力に対して、皆様はどのくらい危機感をお持ちでしょうかBenchmark Emailは運用でカバーしきれなかったデータ出力に対して、セキュリティPIN機能を新しく搭載しました。 - [ホットリードメール](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%9b%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab/): あなたのメールをいつも読んでいる人は、いつもあなたにメッセージをくれるわけではありません。こっそり読んで感心している購読者を、どうやって見つけますか。過去の開封履歴やクリック履歴から瞬時にファン、あるいは無関心の購読者を抽出することが出来ます。 - [新しいポップアップ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e3%83%9d%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97/): Benchmark Emailからのメッセージを見逃さないで!新機能やメンテナンス情報などをお伝えしております。 - [レポート機能 – 開封デバイス](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e6%a9%9f%e8%83%bd-%e9%96%8b%e5%b0%81%e3%83%87%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%b9/): メールを何で閲覧しているのか、確認が出来るようになりました。 - [Email デザイナーv1.1 リリース](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/email-%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%83%bcv1-1%e3%80%80%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9/): エディターに追加された新機能: ナビゲーションバーブロック モバイルスタイリングオプション 作業処理スピード8倍 デュアルHTMLエディター - [画像アップローダーの大幅強化](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%b9%85%e5%bc%b7%e5%8c%96/): 画像ホスティングプラスにご契約の方は今後無制限に画像をBenchmark Emailに保存することができるようになりました。 - [新カスタマーサポートポータル](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%82%ab%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b5%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%ab/): 新しいサポートページはワンストップショップ形式になりました。必要なサポートへより簡単に素早くアクセスできます。 - [一括削除機能](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e4%b8%80%e6%8b%ac%e5%89%8a%e9%99%a4%e6%a9%9f%e8%83%bd/): 選択したメール、顧客リストを一括で削除することが可能になりました。削除されたアイテムは復元、または完全に削除することができます。 - [新しいウェブページデザイン](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3/): Benchmark Emailページのデザインが新しくなりました。 - [パートナー向け新バナー広告](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%8a%e3%83%bc%e5%90%91%e3%81%91%e6%96%b0%e3%83%90%e3%83%8a%e3%83%bc%e5%ba%83%e5%91%8a/): パートナープログラムにご登録されたユーザー様向けに、新しいバナー広告を追加しました。 - [Email デザイナードラッグ&ドロップ方式のスピード改善](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/email-%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b0%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%83%e3%83%97%e6%96%b9%e5%bc%8f%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%94%e3%83%bc%e3%83%89%e6%94%b9/): 新しくなったBenchmark emailは、以前と比べると倍の早さに改善されました。 - [配信予約ページのデザイン改善](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e9%85%8d%e4%bf%a1%e4%ba%88%e7%b4%84%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e6%94%b9%e5%96%84/): メール編集ステップ5、配信スケジュール設定がさらに使いやすくなりました。配信メニューをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示され「すぐに送信」「配信スケジュール」「下書きとして保存」を選択できます。すっきり見やすくなったページは、以前よりもすばやく、そして簡単に設定出来るようになりました。 - [今月の新着テンプレート](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e4%bb%8a%e6%9c%88%e3%81%ae%e6%96%b0%e7%9d%80%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/): Benchmark Emailのデザインエキスパートたちは、常に新しいテンプレートを追加しています。より見やすいメールを受信者に届けましょう。 - [新しい編集エディター(Beta版)をリリース](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e7%b7%a8%e9%9b%86%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf%e3%83%bcbeta%e7%89%88%e3%82%92%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9/): レスポンシブデザインに対応しており、モバイル利用のために作られた使いやすいツールです。画像をすばやくドラッグ&ドロップし、メール上の区分に移動させることが出来ます。画像編集も可能なので、フォトショップいらずです。 - [Android用モバイルアプリ](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/android%e7%94%a8%e3%83%a2%e3%83%90%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa/): BenchmarkはAndroid用のモバイルアプリをリリースしました。また以前リリースしたモバイルアプリ全体の改善を行いました。 - [Benchmarkコミュニティーのデザイン改善](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%8b%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e6%94%b9%e5%96%84/): 新しいデザインのコミュニティで、他のBenchmarkユーザーがどのように利用しているか確認しましょう。ご自身のキャンペーンをインスパイアしてくれるユーザーを見つけられるかもしれません。 - [Benchmark Emailのデザイン改善](https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark-email%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e6%94%b9%e5%96%84/): 見た目をすっきりさせ、メール作成をしやすいように改善しました。 --- # # Detailed Content ## Pages ### NXG HOME - Published: 2025-05-15 - Modified: 2025-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/nxg-home/ 世界50万社導入のHTMLメール配信システム おしゃれなメールが誰でも簡単に作れるエディタや、AIによるアシスト機能・リスト管理・リアルタイムレポートで、忙しいご担当者様でもメール業務がサクサク完了します。 無料でお試し クレジットカード登録不要 Your browser does not support the video tag. このようなお悩みはございませんか? システムのルールを覚えるのに時間がかかるのは嫌だから、すぐに使いこなしてメール配信を始めたい。 アイデア出しや文章・素材の用意は、AIを活用してサクサク済ませたい。 料金体系や、初期費用に悩まされたくない。 Benchmark Emailならいますぐメール作成をスタート 忙しいマーケターにとって嬉しい、使いやすくてシンプルなシステム。 ドラッグ&ドロップの直感操作でメール作成があっという間に完了 メール作成は10分で完了!説明書やチュートリアルに頼らなくても使いこなせます。 AI機能や無料素材がアイデア作りをサポート AIが文章や画像の作成をお手伝いするのはもちろん、デザインテンプレートや画像素材も豊富です。初心者から上級者までお任せを! シンプルに成果を出すメールマーケティングを 専門知識や経験がなくても使いやすいBenchmark Emailなら、誰でもおしゃれなメールが簡単に作れます! 無料トライアルアカウントを作成 無料トライアルアカウントを作成して おしゃれなメルマガをさくさく作ろう! 無料トライアル Benchmark Emailについて こんな方にお勧め 機能 サービス利用 --- ### ベータ版テストプログラム参加契約 > 本ベータ版テストプログラム参加契約(以下「本契約」)は、Polaris Software, LLC(以下「当社」)とベータ版テストプログラム参加者(以下「参加者」)との間で締結される - Published: 2025-04-15 - Modified: 2025-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/beta-terms-of-use/ ベータ版テストプログラム参加契約 本ベータ版テストプログラム参加契約(以下「本契約」)は、Polaris Software, LLC(以下「当社」)とベータ版テストプログラム参加者(以下「参加者」)との間で締結される。 1. 目的 本契約は、参加者が当社製品(以下「製品」)のベータ版を使用、評価し、フィードバックを提供するための条件を定めることを目的とする。 2. 契約期間 契約は、アカウント作成日から有効となり、以下のいずれか早い日まで継続するものとする。 本製品の一般発売日 2) いずれかの当事者によるメールまたは書面の通知による解除 3. 特典 当社は、ベータ版テストプログラムへの参加者に対して、以下の特典を提供することに同意する。 プログラム参加期間中の本製品の無料使用 5,000円分のAmazonギフトカード(第4項の参加条件を満たした場合) 本製品の発売後の6ヶ月間、50%の割引(第4項の参加条件を満たした場合) 4. 参加条件 参加者は、以下の通り本製品を積極的に使用し、フィードバックを提供することに同意する。 250件以上の連絡先のアップロード メールの作成、250件以上への送信 アンケートを通じたフィードバックの提供 5. 利用規約の遵守 参加者は、本製品の使用を規定する当社の利用規約を遵守することに同意するものとする。利用規約は、当社のスパム対策ポリシーを含め、参照することにより本契約に組み込まれるものとする。 6. 制限事項 参加者は、以下の行為を行ってはならない。 本製品のリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル 本製品の複製、頒布、再使用許諾 本製品のブランディング、クリエイティブアセット、またはユーザー・インターフェース(デザイン、視覚的要素を含む)に関連する情報の開示または公開 7. 契約の解除 いずれの当事者も、メールまたは書面による通知により、本契約を解除することができる。 本契約が終了した場合、参加者は、本製品のすべての使用を中止し、当社から提供されたコピーまたは資料を破棄しなければならない。 --- ### Apply for Benchmark Beta - Published: 2025-03-27 - Modified: 2025-05-13 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/users-apply-for-beta/ 新しいBenchmarkを無料で先行体験 ベータ版テストプログラムにご参加ください! Benchmarkはマーケターを支援するために1から開発された、全く新しいメールマーケティングシステムをリリースします。本リリースに先立ち、マーケティングのご担当者様にお試しいただけるベータ版をご用意しました。ご参加いただいた皆様にはAmazonギフトカード5,000円分をプレゼントします。ぜひお試しいただきご意見をお寄せください。 テストプログラムに申し込む ベータ版のご利用は無料です 皆さまの気づき(効果的な機能、必要な機能など)を、本リリース前の改良と改善に役立てるため、ベータ版は無料でご提供しております。 次世代メール配信システムの先行体験ができるのは今だけ!新しいBenchmarkを無料で試してみませんか? *無料期間:日本での製品版リリース(2025年夏頃を予定)までの期間 テストプログラムに申し込む 応募条件 右記すべてに該当する方はぜひご参加ください (審査の結果ご利用いただけない場合もございます。) 日本にお住まいの方 企業でメルマガ配信を担当している 売上向上のためにメルマガを配信している 250件以上の配信先リストを持っている 配信先リストに対し、1回以上メールを配信できる NSレコードが設定可能なDNSプロバイダーを使用している   (例:XServer、ムームドメインなど) ベータ版のご利用にあたって プログラム参加者の皆様にお願いしたいこと 250件以上のオプトインを得た配信先リストをご使用ください。 メールを1回以上作成し、配信してください。 より良い製品開発のために、製品をご利用いただきご意見をお聞かせください。   ご参加のメリットと特典 次世代Benchmark Emailの先行体験 - 新しいHTMLメール作成、リスト管理、レポート確認が体験できます Amazonギフトカード5,000円分をプレゼント - 配信テストとフィードバックにご協力頂いた皆様にお贈りいたします あなたの意見がサービスを形作る - フィードバック内容が開発に直接活かされます 本リリース時には特別価格でご提供 - 6ヶ月間50%オフの価格でご利用いただけます この機会に、次世代のメール配信システムを試してみませんか? 先行体験枠には限りがあります。お申し込みはお早めに! テストプログラムに申し込む Benchmark Emailについて こんな方にお勧め 機能 サービス利用 --- ### NXG Header Footer - Published: 2025-03-11 - Modified: 2025-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/nxg-header-footer/ Sign up for free to see how effortless email marketing can be. 無料トライアル Benchmark Emailについて こんな方にお勧め 機能 サービス利用 --- ### Constant Contact、Mailchimp、Benchmark Email徹底比較:2024年のベストメールマーケティングツールとは > Constant ContactとMailchimp徹底比較:一つは少数精鋭で全てを自分で対応するマーケターに向いたサービスとなっており、もう一方は大規模チームのマーケターに適したサービスですが、どちらも大量送信を行うと費用が嵩みます。 - Published: 2024-12-12 - Modified: 2024-12-24 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/constant-contact-vs-mailchimp/ Constant Contact、Mailchimp、Benchmark Email徹底比較:2024年のベストメールマーケティングツールとは 目次 Constant Contact対Mailchimp比較 Constant Contactとは Mailchimpとは WBenchmark Emailとは 価格比較 メール作成比較 エンゲージメントスコア比較 最適化ツール比較 マーケティング自動化比較 メリットとデメリット 最終評価 2つの人気メールマーケティングプラットフォーム、Constant ContactとMailchimpを2週間以上使用し、メールキャンペーンの作成、コンタクトリストの管理、エンゲージメントの最適化を行った結果を発表します。 Constant Contactは、中小企業の成長を支援するシンプルなメールマーケティングプラットフォームです。 シンプルで直感的なメールビルダーを中心に、迅速なキャンペーン作成・展開が可能です。また、コンタクトリスト管理、セグメント、イベント管理、登録フォーム、ランディングページなど、メールマーケティングの基本的な機能はすべて備えています。しかし、Constant Contactは、自動化やオムニチャネルマーケティングにおいてMailchimpほど強力ではなく、キャンペーン最適化ツールも今一歩というところでした。 一方、 Mailchimpも中小企業にサービスを提供していますが、eコマースのような複雑なユースケースに重点を置いています。 メールビルダー、コンタクトリスト管理、セグメンテーションに加え、Mailchimpはオンラインストアとの連携による高度なレポートと分析機能を備えています。また、複数のスタートポイントを持つ強力なカスタマージャーニー、無料ホスティング付きのホームページ、追加費用なしのドメインを提供しています。 しかし、どちらのプラットフォームも多くの機能提供していますが、大量にメール送信すると費用は高額になってしまいます。そこで、この比較にはBenchmark Emailを含めることにしました。 Benchmark Email は 、メールマーケティングをシンプルに行いたい大量配信者向けのお手頃なメールマーケティングプラットフォームです。最も洗練された使いやすいメールビルダーの一つであり、「スマート送信」やリストアップロード時のフィルタリング機能などのキャンペーン最適化機能を備えています。 この記事では、Constant Contact vs Mailchimp vs Benchmark Emailを以下のカテゴリーで比較しています: 価格設定 メール作成 エンゲージメントスコア メールマーケティングの最適化 マーケティングの自動化 下の比較表では連携についても触れ、各プラットフォームからユーザーも紹介します。 Constant Contact vs Mailchimp vs Benchmark Email: 比較概要 Constant Contact Mailchimp Benchmark Email 価格設定 14日間無料トライアル 可能 。有料プランは500アドレス登録で月12ドルから。Liteプランは月額430ドルで50,000アドレス登録、500,000メール送信まで可能。 無料プランでは500アドレスまでの登録、1000通/月の配信が可能。有料プランは月額13ドルからで500アドレスまでの登録、5,000通/月の配信が可能。エッセンシャルプランでは月額385ドルで50,000アドレス登録、500,000通の配信が可能。 無料トライアルでは500件までのアドレス登録が可能、3,500通/月の配信が可能。500アドレスの登録と7,500通/月の配信が可能なプランが月額15ドルから。50,000アドレスの登録、750,000通/月の配信が可能なプランは月額279ドル。配信数ベースの価格は月額39ドルで10,000通配信可能なプランより。 メールビルダー メール作成 シンプルで直感的なメール作成ツール。100種類以上のテンプレートとAIライターを搭載。 カスタマイズ可能でメール内容のオプションが豊富な高機能メールビルダー + Shopify、LinkedIn、Facebookなどのサードパーティサービスをサポート。 多数のテンプレート+AIによるスマートデザイン機能+スマートコンテンツ機能+ クリエイティブなプロセスをサポートするブランドキット フリー画像やエディターと多くのカスタマイズオプションを備えた使いやすいEメールビルダー。 エンゲージメントスコア 登録フォーム、ランディングページ、アンケートを提供。コンタクトリストやタグ等複雑なルールに基づいた高度なセグメンテーション。 登録フォーム、ランディングページ、アンケート、ホームページを提供。eコマースとの連携が可能な強力なセグメンテーションツールが利用可能。 ランディングページ、登録フォーム、 投票、アンケート 、無料で使用可能なセグメントツール メールマーケティングの最適化 メールのパフォーマンスと受信者のエンゲージメントに関する基本レポート。過去のパフォーマンスや業界の平均的なパフォーマンスに基づいた傾向を表示します。 多数のレポートタイプにより収益追跡、Google Analyticsとの統合を備えた強力な分析が可能。 多角的に解析できるレポートがご利用可能です。また、スマート送信機能、コンタクトリストインポート時のフィルタリング機能、A/Bテストも含まれています。 マーケティングの自動化 単一条件による基本的なオートメーションメールと、条件設定や分岐を行うオートメーションメール 複数のトリガーと分岐点を備えた強力なカスタマージャーニー。数百ものテンプレートとAIが生成したメールコンテンツを提供。 シンプルなオートメーションメールと、複雑な条件や分岐設定が可能なEMA 連携 300以上の連携+Zapier 250以上の連携+Zapier 30以上の直接連携と1500以上のZapier経由の連携 Used By インフォシス、コーネル大学、パナソニック、富士通 Arkade, AnnexCore, DailyMode Studio, Glovo, Ontraport トヨタ、アウディ、コートヤード・マリオット、カンタベリー・ガーデン、オフィス・デポ こんな方に向いています すべてのマーケティングを1つのプラットフォームで管理したい、経験豊富なメールマーケティング制作・担当者 マーケティングの自動化のニーズが高く、オムニチャネル戦略が複雑な大規模マーケティングチーム向け 大規模なコンタクトリストを持つ多忙なマーケティング担当者で、迅速かつ簡単なメールマーケティングソリューションをお探しの方 14日間の無料トライアル (クレジットカード登録必須) 無期限の無料トライアル (クレジットカード登録不要) 無期限の無料トライアル (クレジットカード登録不要) Constant Contactとは   "「キャンペーンを簡素化し、結果を最大化する」"     元々Roving Softwareと呼ばれていた Constant Contact は、 1995 年にランディ・パーカーによって小規模ビジネスと大規模な競合他社との間の市場を公平にするために設立されました。それ以来、中小企業にとってのデジタルマーケティングをより身近で手頃なものにするよう助力してきました。 Constant Contactでは200種類以上のカスタマイズ可能なテンプレートとドラッグ&ドロップエディタを提供し、コーディングの知識がなくても視覚的に魅力的なメールをデザインすることができます。ユーザーは画像、動画、表、オンラインストアの製品を追加することも可能です。コンタクトリスト管理だけでなく、フォーム、ランディングページ、アンケートなどのコンタクト作成ツールも提供しており、強力なセグメンテーションツールでターゲットを絞ったキャンペーンやオートメーションを作成し、詳細な分析機能でメール配信のパフォーマンスを追跡することができます。開封率、クリック率、コンバージョン率などの指標をモニターし、エンゲージメントを測定してデータに基づいた意思決定を行うことができます。 Constant Contactは多様な役割を担うマーケティング担当者、非営利団体、オールインワンのデジタルマーケティングプラットフォームを必要とする組織に最適です。 Mailchimpとは   "「オール・イン・ワンのマーケティング・パワーハウス」"     Mailchimpは 2001年にベン・チェスナットとダン・カージウスによって、当時の高価なEメールソフトに代わるものとして設立されました。大企業が享受していたのと同じクオリティのデジタルマーケティングツールを中小企業にも提供しました。 Mailchimpではカスタマイズ可能なメールテンプレートとドラッグ&ドロップエディタを提供し、パーソナライズされたメールを作成し購読者に送信することができます。また、コンタクトリスト、タグ、複雑なルールを使用した受信者のセグメンテーションが可能で、ユーザーはターゲットを絞ったキャンペーンや自動化されたワークフローを作成することができます。さらに、ユーザーはコーディングの知識がなくてもカスタムランディングページ、フォーム、さらにはホームページをデザインして公開することができ、リードの獲得、製品やイベントのプロモーション、オンラインストアへ誘導することができます。Mailchimpはメールのパフォーマンス、受信者のエンゲージメント、メール配信の効果に関する詳細なレポートと分析によりマーケティング戦略を最適化します。さらにShopify、WooCommerce、Magentoと連携することで顧客データの同期、購入履歴の追跡、ターゲットを絞ったおすすめ商品やプロモーションメールの送信が可能になります。 Mailchimpは、マーケティングの自動化や複雑なオムニチャネル戦略を必要とする大規模なマーケティングチームに最適です。そのためEコマースのマーケティング担当者にとっては最適なツールです。 Benchmark Emailとは   "「つながる、関わる、成功する: すべてのキャンペーンが重要」" 。     Benchmark Email は2004 年にCurt KellerとDenise Kellerによって設立されました。パワフルでありながら、非常に使いやすいメールマーケティングオートメーションプラットフォームです。 Benchmark Emailではドラッグ&ドロップの直感的な メールエディターとカスタマイズ可能な テンプレートをご用意しております。また、AIを搭載した スマートデザイン により、お客様のホームページの色やロゴからブランドの特色を活かしたメールを作成することが可能です。Benchmark Emailでは、ウェルカムメール、かご落ちリマインダー、フォローアップメールなど、特定のイベントをトリガーとした 自動ワークフローを設定 することが可能です。また、購読者の行動、属性、嗜好をもとにコンタクトリストをセグメントリスト化し、パーソナライズされたコンテンツを配信することが可能です。開封率、クリック率、コンバージョン率など、メールのパフォーマンス指標を追跡する詳細な 分析ツールをご利用いただけるので、メール配信を最適化できます。 Benchmark Emailは、様々な業種のB2Cビジネス、マーケティング担当者、大規模なコンタクトリストを扱うためのシンプルでパワフルなプラットフォームを必要とする送信者に最適です。 Constant Contact vs Mailchimp vs Benchmark Email: 価格 Mailchimpは小プランでも費用対効果が高く、Constant Contactのプランは登録アドレス数ベースで制限があります。Benchmark Emailでは充実した機能と余裕のある送信上限を設定し、プランの選択肢も多くお手頃な価格設定となっております。   Constant Contact Mailchimp Benchmark Email Constant Contactは、アドレス数に応じて3つの料金プランを提供しています。 Constant Contact では30日間の無料トライアル期間があり、その後は有料サブスクリプションプランへと移行します。 最も基本的なプランで500アドレスまで登録可能な月額12ドルのライトプランから始まり、50,000アドレスとその10倍のメール送信(つまり500,000通)で 月額430ドルのプランまでとなりますが、1ユーザーのみ利用可能です。基本的なメール&SMSマーケティング、ウェルカムメールの自動送信、ソーシャルメディアマーケティングを提供します。 スタンダード・プランは500アドレスっまで登録可能、月間送信可能数はその12倍で月額35ドルからで3ユーザーでご利用いただけます。すべてのマーケティングツールとオーディエンスエンゲージメントツールが含まれています。ただし、カスタムオートメーションメールを作成したり、高度な広告機能を使用することはできません。 アドレス ライト(登録アドレスの10倍数まで毎月送信可能、1ユーザーまで利用可能) スタンダード(登録アドレスの12倍数まで毎月送信可能、3ユーザーまで利用可能) プレミアム(登録アドレス数の24倍数まで毎月送信可能、ユーザー数無制限) 500アドレス 月額12ドル 月額35ドル 月額80ドル 5000アドレス 月額80ドル/b> 月額110ドル 月額200ドル 20,000アドレス 月額230ドル 月額260ドル 月額375ドル 40,000アドレス 月額370ドル 月額400ドル 月額515ドル 50,000アドレス 月額430ドル 月額460ドル 月額575ドル Mailchimpは、Constant Contactよりも低価格で、より多くの機能を提供しています。   Mailchimp's の無料プランでは500アドレス宛に毎月1000通までメールを送ることができます。メールやSMSのマーケティングツールがすべて含まれており、アナリティクス、メールテンプレート、セグメンテーションの利用は制限されています。 有料プランで500アドレス宛に毎月5000通のメールを送信する場合の金額は月額13ドルから。プレミアムプランでは毎月の送信数が登録可能アドレスの300倍になり、ユーザー数も無制限になります。Constant Contactでは各プランの費用は、登録アドレス数に依存することとなります。しかしMailchimpではすべての料金プランで無料のホスティングとMailchimpブランドのドメインでホームページを作成することができます。 アドレス エッセンシャル (登録アドレスの10倍数まで毎月送信可能、3ユーザーまで利用可能) スタンダード (登録アドレスの12倍数まで毎月送信可能、5ユーザーまで利用可能) プレミアム(登録アドレスの300倍数まで毎月送信可能、ユーザー数無制限) 500アドレス 月額13ドル 月額20ドル 月額350ドル 5000アドレス 月額75ドル 月額100ドル 月額350ドル 20,000アドレス 月額230ドル 月額285ドル 月額535ドル 40,000アドレス 月額340ドル 月額410ドル 月額750ドル 50,000アドレス 月額385ドル 月額450ドル 月額815ドル さらにMailchimpはConstant Contactよりも多くのチームシートを同等の各プランで提供しています。 Mailchimpは、トランザクションメールにのみ送信ベースの価格を提供しています。... --- ### Free Email Subject Line Generator (AI-powered) > Our free email subject line generator takes the stress out of crafting headlines that shine in the inbox to drive better email open rates. - Published: 2024-09-09 - Modified: 2024-09-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/email-subject-line-generator/ Benchmark Emailスマート件名機能(体験版) AIによるメルマガ件名生成をお試しください メールの文章をボックス内にコピー&ペーストしてください。「件名を生成する」ボタンをクリックすると、AIが件名の候補をご提案します。 詳細を確認 効果的な件名の書き方とは? 件名は、メール全体の印象を決める大切な要素です。調査によると、47%の人が件名を見てメールを開くかどうかを判断しているそうです。 件名は、たくさんのメールが並ぶ受信ボックスの中で目立ち興味を引くものであるべきです。尚且つ、メールの内容と関連していて、分かりやすいものであることが大切です。 そのような件名を考えるのは大変なことです。件名の作成はメールマーケティングで最も難しい課題のひとつだと感じていても不思議ではありません! そこで、Benchmark Emailのスマート件名機能のご利用をお勧めします。 この機能は作成したメールの内容から、AIが自動で件名候補を提案し、件名作成の手間を省くように設計されています。創造性、緊急性、わかりやすさなど、如何なる目的であってもメールを無視できないものにするための適切な言葉を見つけるお手伝いをします。 専門知識や時間がなくても大丈夫! 無料トライアルアカウントへのご登録はこちらから メルマガ業務を効率化するなら 今すぐ開始 Recent Posts: --- ### 料金プラン|メール配信・メルマガ配信サービス - Benchmark Email > デザイン性の高いメールを簡単作成&配信できます。まずは無料トライアル版でHTMLメール配信をお試し下さい。世界50万社の実績。高機能分析ツール・ステップメールも標準装備。API連携機能・ステップメール・配信リスト管理・メール配信。 - Published: 2024-07-15 - Modified: 2025-04-22 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/pricing/ *すべてのプランには配信メール評価の保護及び利用規約遵守の目的の為に適正な配信数制限が適用されます。 *ご請求額につきましては、日々の為替レート等の影響により必ずしも表示価格と一致しません。詳細はこちらをご覧ください。 全ての機能を見る 大規模配信をご検討のお客様へ 運用ニーズに柔軟に対応できるプランをご用意しております 大量配信が可能 Benchmarkなら大規模配信も安心、安全!企業ユーザーの方にご好評 大量配信プラン詳細 配信数ベース 一定ペースでの配信を行う方で、メールの配信件数をベースに契約したいならこちら 配信数プラン詳細 従量課金制 年に数回程度の配信をする方におすすめの、ご利用時に都度課金する形式 従量制プラン詳細 配信数プランの詳細を確認 効果的なメールマーケティング機能をご用意しています ユーザーの声 Benchmark Emailは簡単にプロ仕様のメールマガジンを作成できるので、顧客とのコミュニケーションにとても役立っています。 ーGavin Wieske, マーケティングマネージャー|Sandbox. よくあるご質問 Benchmark料金の支払い方法は? Collapse Benchmarkでは世界中のユーザー様に便利にご利用いただけるよう、複数のお支払い方法を提供しています。 ・Benchmarkでは以下のクレジットカードに対応しております。 Visa、MasterCard、Discover、American Express *クレジットカードでのお支払いは、米ドル建てで処理されます。詳しくはこちら。 ・銀行振込は、一定の条件を設けてご対応しております。詳細はこちらのページをご確認ください。 Paypalでの支払は可能ですか? Expand 恐れ入りますが日本のユーザー様においてはPaypalでのお支払いをお受けしておりません。 無料トライアルプランとは? Expand 無料トライアルプランはメール配信において必要な基本ツールが無料でお試しいただけるプランです。ドラッグ&ドロップエディタや登録フォーム、Googleアナリティクスとの連携によるトラッキングなど、全て無料でお試しすることが可能です。 また操作や契約に関してご不明な点などございましたら、日本専任スタッフがしっかりサポートいたします。 無料トライアルプランの詳細は こちら 無料トライアルプランから有料プランへアップグレードするには? Expand 3,500通以上の配信が必要、あるいは有料プランのみでの提供ツールが必要な場合、いつでも有料プランへアップグレードすることが可能です。アップグレードページはログイン後、画面右上のユーザー名をクリックしてアクセス頂けます。 アップグレード手順については こちらをご確認ください。 画像ギャラリーのアップロード容量を増やすには? Expand 無料トライアルプランにおける画像ギャラリーのアップロード容量は1GBですが、有料プランでは無制限の画像アップロードが可能です。 他の配信サービスとBenchmarkの違いは? Expand 初心者から上級者まで、ターゲット層との関係を強めることがメール配信のゴールです。Benchmarkではリストアップロードからメール作成・配信まで簡単でシンプルに行えるため、配信作業に無駄な時間を取られることなく運用が可能です。 日本語対応のメール・チャットサポートは祝日を除く平日10時〜12時、13時〜17時です。英語でのメール・チャットサポートは24時間年中無休となります。 非営利団体に対する割引はありますか? Expand NPO法人など非営利団体のユーザー様には25%の割引を適用しています。 但し銀行振込の場合、半年あるいは年額割引との併用は不可となります。適用方法に関する詳細は以下の FAQをご確認ください。 --- ### Sender Pricing Aug 024 - Published: 2024-07-08 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/sender-pricing/ 配信数プラン 信頼できる安定した配信を実現 有料オプション リスト照合 無効なアドレスを特定し削除することにより、配信時のエラー率を下げます。 詳細ブログ 500円 コンタクト1000件につき 専用IPアドレス 専用IPアドレスを持つことで、大量配信時に安定した配信速度を維持できます。 詳細ブログ 5,000円/月 受信テスター 様々なブラウザやメールクライアントでの表示をテストし、デバイスごとのメール表示を様々な環境でプレビューを見ることができます。 詳細ブログ 2,000円 テスト100回分   今日からメルマガ配信 大量配信にはBenchmarkの配信数プランをぜひご活用ください。ご利用の際にはサポートまでご連絡をお願いします・   サポートに連絡 --- ### Trending - Published: 2024-05-10 - Modified: 2024-05-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/trending/ --- ### Archive - Published: 2024-05-10 - Modified: 2024-05-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/archive/ --- ### Home Desktop 024 V2 > HTMLメール配信が無料で毎月3,500通まで可能。高機能メール配信システムなら「Benchmark Email」。HTMLメールエディター、顧客管理やリアルタイムレポートなど豊富な機能で効果的なメールマーケティングを実現します。 - Published: 2024-05-10 - Modified: 2025-04-22 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/ 50万社導入の最新メール配信システム AIデザイン生成 / メールエディタ / リスト管理 / レポート / ステップメール / LP作成 / 登録フォーム 誰でも簡単におしゃれなメルマガをつくれる 無料で試す AI自動作成でプロ仕様のデザインに 編集知識や時間がなくても HTMLメルマガを作成配信 だれでも簡単にきれいなメルマガを作れるドラッグ&ドロップエディタに加え、数百万点の画像素材やAIによるメール自動生成機能を搭載しています。 詳しくはこちら 売上アップにつながるメール配信 商品アピールで新規& リピート顧客を掴もう スマホ表示に対応したレスポンシブデザインや、手軽なブランディングツールで購読者を魅了するメールを作れます。 詳しくはこちら 豊富なメルマガテンプレート すぐに使えるデザインが見つかります テンプレート一覧はこちら オールインワンの機能でメルマガ読者を増やそう 独自ドメインのランディングページ機能と、登録フォーム機能を標準搭載。購読者リストを育成して売上を伸ばしましょう! 詳しくはこちら 豊富な連携機能 ご利用のマーケティングツールと連携 連携アプリケーションで、お手軽にコンタクト情報をBenchmark Emailにインポートできます。 全ての連携機能 データを活かしたメルマガ配信 レポートチェックや A/Bテストも日常業務に リアルタイムレポートやテスト機能をはじめとした最適化ツールが使いやすく、配信効果を実感しながらPDCAを回せます。 詳しくはこちら 手間要らずのオートメーション はじめてでも作れる 自動メールシナリオ Benchmarkのオートメーションは初心者から上級者まで使いやすく、日本語サポート対応で質問があるときも安心。 詳しくはこちら プロダクトとサポート体制に満足のお声を頂いています 月間3,500通無料のトライアルは1分で作成!クレジットカード不要です Recent Posts: --- ### Canva×Benchmark Email連携機能 > Canvaで魅力的なメールをデザイン - Published: 2024-04-26 - Modified: 2024-06-25 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/canva/ Canva×Benchmark Email連携機能 Canvaで魅力的なメールをデザイン 連携機能の詳細を見る Canvaを活用したメール作成が 連携機能でワンクリック Canvaで作成した画像を、ワンクリックでBenchmark Emailの画像ギャラリーに出力できます。オリジナルデザインのメールがあっという間に完成です。 連携機能を今すぐトライ デザインが初めてでも大丈夫! Canvaにはメルマガ向きのテンプレートが豊富に揃っています メールヘッダー 画像 メールフッター 連携機能の詳細を見る > さっそくデザイン作成にチャレンジ! Canva連携でメール作成がさらに楽しく!簡単&便利なデザインツールで、クリエイティブを存分に発揮しましょう! 連携機能を今すぐトライ おすすめ関連資料 --- ### Pricing ab > デザイン性の高いメールを簡単作成&配信できます。まずは無料トライアル版でHTMLメール配信をお試し下さい。世界50万社の実績。高機能分析ツール・ステップメールも標準装備。API連携機能・ステップメール・配信リスト管理・メール配信。 - Published: 2024-04-15 - Modified: 2024-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/pricing-ab/ *すべてのプランには配信メール評価の保護及び利用規約遵守の目的の為に適正な配信数制限が適用されます。 全ての機能を見る 大規模配信をご検討のお客様へ 運用ニーズに柔軟に対応できるプランをご用意しております 大量配信が可能 Benchmarkなら大規模配信も安心、安全!企業ユーザーの方にご好評 大量配信プラン詳細 配信数ベース 一定ペースでの配信を行う方で、メールの配信件数をベースに契約したいならこちら 配信数プラン詳細 従量課金制 年に数回程度の配信をする方におすすめの、ご利用時に都度課金する形式 従量制プラン詳細 配信数プランの詳細を確認 効果的なメールマーケティング機能をご用意しています ユーザーの声 Benchmark Emailは簡単にプロ仕様のメールマガジンを作成できるので、顧客とのコミュニケーションにとても役立っています。 ーGavin Wieske, マーケティングマネージャー|Sandbox. よくあるご質問 Benchmark料金の支払い方法は? Collapse Benchmarkでは世界中のユーザー様に便利にご利用いただけるよう、複数のお支払い方法を提供しています。 ・Benchmarkでは以下のクレジットカードに対応しております。 Visa、MasterCard、Discover、American Express *クレジットカードでのお支払いは、米ドル建てで処理されます。詳しくはこちら。 ・銀行振込は、一定の条件を設けてご対応しております。詳細はこちらのページをご確認ください。 Paypalでの支払は可能ですか? Expand 恐れ入りますが日本のユーザー様においてはPaypalでのお支払いをお受けしておりません。 無料トライアルプランとは? Expand 無料トライアルプランはメール配信において必要な基本ツールが無料でお試しいただけるプランです。ドラッグ&ドロップエディタや登録フォーム、Googleアナリティクスとの連携によるトラッキングなど、全て無料でお試しすることが可能です。 また操作や契約に関してご不明な点などございましたら、日本専任スタッフがしっかりサポートいたします。 無料トライアルプランの詳細は こちら 無料トライアルプランから有料プランへアップグレードするには? Expand 3,500通以上の配信が必要、あるいは有料プランのみでの提供ツールが必要な場合、いつでも有料プランへアップグレードすることが可能です。アップグレードページはログイン後、画面右上のユーザー名をクリックしてアクセス頂けます。 アップグレード手順については こちらをご確認ください。 画像ギャラリーのアップロード容量を増やすには? Expand 無料トライアルプランにおける画像ギャラリーのアップロード容量は1GBですが、有料プランでは無制限の画像アップロードが可能です。 他の配信サービスとBenchmarkの違いは? Expand 初心者から上級者まで、ターゲット層との関係を強めることがメール配信のゴールです。Benchmarkではリストアップロードからメール作成・配信まで簡単でシンプルに行えるため、配信作業に無駄な時間を取られることなく運用が可能です。 日本語対応のメール・チャットサポートは祝日を除く平日10時〜12時、13時〜17時です。英語でのメール・チャットサポートは24時間年中無休となります。 非営利団体に対する割引はありますか? Expand NPO法人など非営利団体のユーザー様には25%の割引を適用しています。 但し銀行振込の場合、半年あるいは年額割引との併用は不可となります。適用方法に関する詳細は以下の FAQをご確認ください。 --- ### How Modern is Your Email Marketing? > このBenchmark Emailクイズでは、メールマーケティングをどの程度有効に活用できているかを測定します。わずか数分のテストでマーケターとしてのレベルを判定し、改善に向けた推奨ステップを取り入れてメールマーケティングの成果アップを目指しましょう! - Published: 2024-04-02 - Modified: 2024-04-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/modern-email-marketing/ --- ### Smart Design > Benchmark EmailのメールマーケティングAIを使えば、瞬時にあなたのブランドに合ったテンプレートをデザインすることができます。時間を節約し、ビジュアルアイデンティティを際立たせましょう! - Published: 2024-03-08 - Modified: 2024-06-27 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/smart-design/ AIがメルマガを自動生成 スマートデザイン機能(β版) 自社サイトのURLを入力すると、AIが目的に 合わせたメールコンテンツとデザインを提案。メール作成の時間をグッと短縮できます。 AIメール作成を無料で試す メール作成の手間を削減 メールマーケティング初心者から上級者まで、スマートデザイン機能がプロ顔負けのメールをご提案します。 AIメール作成を無料で試す 目的に合わせたメールがすぐに用意できる 新購読者へのウェルカムメール、定期的なアップデート情報、新商品の紹介など、メール配信の目的に合わせたコンテンツとデザインを生成! AIメール作成を無料で試す テーマカラーも自動処理 スマートデザイン+ブランドキット併用して、自社のロゴやブランドカラー、サイト画像をメール作成に活用。プロ仕様のブランディングで好印象なメールが作れます。 AIメール作成を無料で試す メールコピーの自動生成 タイトルや本文などのコピーもブランドやメール目的に合わせスマートデザインが生成します。 AIメール作成を無料で試す メール作成はAIの力を借りてスマートに 無料トライアルアカウントでスマートデザイン機能をお試しください AIでメール作成にトライ --- ### 製造業界におけるメールマーケティング - Benchmark Email > メーカーがメールマーケティングを行う際の注意点やコツをお伝えします。 - Published: 2024-02-09 - Modified: 2024-10-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/manufacturing/ メールマーケテイング完全マニュアル メーカー様向けご利用マニュアル 製造業には多くの障害がつきものです。サプライチェーンの問題、グローバルな競争、労働力不足、持続可能性への懸念など、数え上げればきりがないため複雑な メールマーケティングのソフトウエアにまで時間を割くことができません。 しかしながら、効果的で明確、そして効率的なコミュニケーションをとることが求められます。Benchmark Emailでは ターゲットとなる顧客に効果的にアプローチするだけでなく、永続的な関係を築き、ビジネスの成長を促進するためのツールやインサイトを提供することを目標としており、シンプルかつ容易に実現する方法をご提供しております。 このマニュアルでは、製造業に特化した実践的な メールマーケティングのアドバイス、戦略、ベストプラクティスをご紹介します。 コンタクトリストの作成からセグメンテーション、魅力的なコンテンツの作成、キャンペーンのパフォーマンス分析までご案内しておりますので是非お試しください。 製造業にメールマーケティングが必要なわけとは? 製造業においてメールマーケティングが重要な理由は、コミュニケーションや関係を強力に構築し、ビジネスの成長を促進する重要なツールとして機能するためです。 製造業においてメールマーケティングが必要不可欠な理由: 直接コミュニケーションをとることができる。 Collapse メールマーケティングでは顧客、サプライヤー、パートナーとの直接的なコミュニケーションが可能です。これにより効果的に重要な情報、最新情報、お知らせを共有することができます。 高い費用対効果 Expand 他のマーケティング方法に比べ、メールマーケティングは費用対効果が高いものとなっています。多額の費用をかけずに多くの読者にアプローチすることができます。 効果的な顧客維持 Expand メールによる定期的なコミュニケーションはブランドの初心を維持し、効果的に 顧客ロイヤルティを育みます。価値あるコンテンツや最新情報を提供することはリピーターを増やすことにつながります。 ブランド認知度の向上 Expand 効果的なニュースレターを配信することによりブランド認知度を強化し、市場におけるメーカーの評価を確立させます。 新着情報や業界情報の提供 Expand メールマーケティングを通して自社の製品や業界のトレンド、ベストプラクティス等を顧客に共有 しましょう。 フィードバックやアンケート調査が簡単にメールマーケティングを利用して 顧客からのフィードバック を募り、貴重なインサイトを収集することで製品開発や顧客満足度の向上が見込めます。 商品のプロモーション新製品や特別オファー、サービスを宣伝し、効果的に売上や収益の増加促進が行えます。 メールマーケティングの費用対効果は150円当たり約6000円の売り上げにつながる可能性があります。 製造業におけるメールマーケティングの重要なヒント ご存知の通りメールマーケティングはとても重要です。効果的なコミュニケーションとビジネスの成長につなげるには適切なご利用が必要となります。 魅力的なコンテンツの作成やメッセージのパーソナライズ、エンゲージメントとコンバージョンを最大活用するために最適なニュースレター等に留意すると良いでしょう。 1. 購読者のセグメント化 コンタクトリスト内で特定の条件で アドレスを抽出 し、よりターゲットを絞った関連性の高い配信は適切な購読者へのアプローチとコンバージョンの増加につながります。 セグメントリストでは以下のセグメント条件設定が可能です 業種 法人規模 エンゲージメントレベル/関連性 職種 所在地 業種 興味のある製品 獲得元/獲得ソース 2. コンテンツのパーソナライズ化 購読者の名前をコンテンツ内に差し込み、個別のニーズや興味に合わせた内容にすることで、顧客への理解度が伝わります。 コンテンツを パーソナライズ する方法 購読者の名前を差し込む 関連する製品情報の掲載 購読者に合わせたコンテンツの作成 その地方に応じたコンテンツの送信 購入履歴の活用 3. 価値あるコンテンツの作成 購読者にとって有益で関連性のある コンテンツを作成 することが重要です。 関連キーワード: 業界関連ニュース 製品アップデート 成功事例 業界トレンド チュートリアルとハウトゥー 4. CTAを明確にする 資料のダウンロード、見積もりの依頼、ウェブページへの訪問など、購読者求めるものを明示しておく必要があります。 「ダウンロード」「購読」「購入」「詳細はこちら」 のような明確な文章を使うと良いでしょう。 5. モバイル端末にも対応 多くの購読者がモバイル端末でメールをチェックするため、メールが モバイル端末に対応しているかご確認ください。サプライチェーンの調整が求められる製造業にとって特に重要なポイントです。 サプライチェーンでの各段階の調整によるところが大きいため モバイル端末に対応したメールは、在庫レベル、出荷状況の更新、生産スケジュールに関連する重要な情報にリアルタイムでアクセスし対処することができるため、対応の遅れを防ぎ円滑なオペレーションを実現します。 6. 画像や動画の掲載 メールに 視覚的な要素を加えるため、画像や動画を使ってテキストを分割することもお勧めです。使用する画像や動画は関連性や付加価値があるものを使用します。以下のような画像や動画のご利用をご検討ください: 製品画像:あらゆる活用シーンを想定したさまざまな角度から撮影した製品の高画質画像を掲載できます。 インフォグラフィックス:製造プロセス、製品のライフサイクル、業界トレンドに関連する複雑な情報を簡素化するのに役立つ、データ、プロセス、タイムラインの視覚的表現が可能です。 メイキング映像:製造工程を示す画像により製品がどのように作られるのか、使われている技術や関係者等を垣間見ることができます。 動画:製造施設のバーチャルツアー、製品の製造方法の実演、従業員の声などを短い動画で紹介できます。 ダイアグラムと回路図:製品のデザインや機能の概要、または特定の製造工程の詳細を示すビジュアル。 7. フォローアップ メールマーケティングにおいて適切なフォローアップは非常に重要です。フォローアップを行うことでメーカーは顧客との関係の維持、確認、品質管理の徹底、要求の把握、支払いと請求書の対応が可能になります。 8. 規則の遵守 世界中に顧客が存在するため、メールマーケティングに関する法律や規制を確実に遵守することが重要です。遵守すべき法規制は以下の通りです: 製品画像: この法律は商業用電子メールに関する規則と商業用メッセージの要件を定め、受信者に企業による電子メールの送信を停止させる権利を与えるものである。 購読者が今後のEメールを配信停止する方法をメール内に明示し、 実際の事業所所在地を記載し、虚偽の件名や送信者情報を使用しないようにしなければならない。 一般データ保護規則(GDPR)(EU): EU域内の購読者に電子メールを送信する場合、メール送信者はGDPRを遵守する必要があります。GDPRはマーケティング用の電子メールを送信する前に明確な同意を得ることを義務付け、購読者が自分のデータにアクセスし、削除を要求する権利を提供するものです。 カナダの迷惑メール防止法(CASL): カナダ国内の受信者に電子メールを送信する送信にとって、CASLは商業的な電子メッセージを送信するために明示的または黙示的な同意を必要とし、すべての電子メールに明確かつ簡単な配信停止メカニズムを用意しておくことが必要です。 オーストラリアのスパム法: オーストラリアでは、迷惑メール法によりマーケティングメールの送信には受信者の同意が必要であり、また、メール内に受信者が購読を解除する方法を含めることが義務付けられています。 データ保護とプライバシーに関する法律: メール送信者は国や地域によって異なるデータ保護法やプライバシー保護法に従って、Eメール受信者の個人データを確実に保護しなければなりません。 ドメイン認証: 電子メールのなりすましやフィッシング攻撃を防ぐために、送信者はSPF、DKIM、DMARCなどのドメイン認証設定を導入すべきです。 9. パフォーマンスの監視と分析 メールマーケティングのパフォーマンスを定期的にモニターし、結果を分析して改善点を見つけましょう。把握すべき メール指標には以下のようなものがあります: 開封率 配信停止率 コンバージョン率 クリック率 10. 専門メールプラットフォームを使用する Benchmark Emailのような専門的なメールマーケティングプラットフォームを利用することで、これまでご案内した内容を全て実現することが可能です。ニュースレターの管理、パフォーマンスの追跡、配信の確実性、特定の規制要件の遵守などが可能になります。 Benchmark Emailをお勧めする理由 Benchmark Emailは、製造業に特化したメールマーケティングソリューションです。Benchmark Emailを選択する理由は以下の通りです: シンプルで簡単:Benchmark Emailは直感的で使いやすいインターフェイスを提供しており、高度な技術力を必要とせずプロフェッショナルなメールを素早く作成、送信することが可能です。 レスポンシブデザイン:さまざまな画面サイズに合わせて自動調整されるレスポンシブ メールテンプレートが 豊富に用意されており、どのようなデバイスでも美しく読みやすいメールを配信することができます。 革新:最新のメールマーケティングに対応したソフトウエアを提供しています。OpenAIによるスマートスマートコンテンツ 機能によりパーソナライズされた魅力的なコンテンツを迅速に作成します。 サポート体制:Benchmark Emailでは、メールマーケティングを最大限に活用できるよう専任のカスタマーサポートや、ウェビナー、ガイド、ブログ記事などの豊富な資料とサポートを提供しております。 コンプライアンスとセキュリティ:CAN-SPAM、GDPR、CASLなどの国際的なEメール規制に準拠しており、ユーザーデータを保護するための強固なセキュリティ対策を提供します。 費用対効果:Benchmark Emailでは、中小企業から大企業まで、製造業に特化した費用対効果の高いメールマーケティングソリューションを提供しております。 無料トライアルアカウントを作成する まずは無料トライアルアカウントを作成し、アカウントの操作性やメールマーケテイングの費用対効果についてご自身でお確かめください。 無料で試す --- ### Brand Kit > 統一されたメルマガデザインで、効果的なブランディングを行いましょう!ロゴやカラーコードをブランドキット機能で簡単管理。 - Published: 2024-01-26 - Modified: 2024-03-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/brand-kit/ ブランドキットで統一感のあるメルマガデザインに ブランドロゴやカラーコードの管理が簡単にできるブランドキットで、ブランディングが簡単に。無料トライアルプランに登録してぜひお試しください。 無料トライアル ロゴをすぐ手の届く場所に ブランドキットならロゴ画像もアクセスしやすい場所に保存、管理できます。メルマガ用のロゴを探す手間要らず! 無料トライアル ブランドカラーコードの保存と活用 もうブランドのカラーコードを見つけてコピペする作業に時間を割く必要はありません!ブランドキットならブランドカラーを追加して使いたい時にすぐ利用可能です。 無料トライアル BenchmarkのAIツール、スマートデザイン機能への応用 スマートデザイン+ブランドキットで簡単、手軽にブランディングメールが作成可能。コンテンツ&デザインはAIツールにお任せください!最後に調整を入れる程度でサクッとメール作成作業が完了します。 無料トライアル 仕事はスマートにこなす時代 無料トライアルアカウントでブランドキットにトライ トライアル登録 --- ### Thank You - Pay as You Go - Published: 2023-08-18 - Modified: 2023-08-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/thank-you-vip/ You're on the list! You'll be the first to know when we launch new pricing plans. While most businesses get the best ROI from an ongoing email marketing strategy, some of our customers send emails only seasonally. We'll keep you in the loop around pay as you go pricing options. --- ### A Guide to Effective Email Copywriting > 効果的なメルマガの文章を作成するためのコツや手順を徹底解説!メールライティングに役立つツール10選もご紹介。 - Published: 2023-08-11 - Modified: 2023-08-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/email-copywriting/ Marketing Software Guide Table of Contents Table of Contents 顧客を理解する 「効果的な件名とプレビューテキストの書き方 メール本文の作成 メールコピーライティングツール 効果的なメルマガ文章作成手順とは?徹底解説ガイド&おすすめツール10選 メールのコピーライティングとは、メールを通じて製品やサービス、アイデアを宣伝する目的で、説得力のある魅力的な文章を作成することです。 メールのコピーライティングのゴールは、読者の注意を引き、リンクをクリックしたり、購入したり、サービスに申し込んだりといった行動を起こさせるようなメールを作成することです。効果的なコピーライティングには、読者を理解すること、説得力のある件名を作成すること、読者のニーズや欲求に響くメッセージを作成することが含まれます。また、マーケティングやコピーライティングの原則をしっかりと理解し、言語、文法、スタイルを使いこなすことも必要です。 メールのコピーライティングは、メッセージの効果に直接影響するため、メールの成功にとって重要です。読み手の注意を引き、メッセージを明確に伝え、リンクをクリックする、購入する、サービスに申し込むなどの行動を起こさせることができます。 反対に、コピーライティングが不十分だと、メールが無視されたり、削除されたり、スパムとしてマークされたりする可能性があります。効果的なコピーライティングは、読者との関係を築き、信頼と信用を確立し、最終的に売上とコンバージョンを促進するのに役立ちます。 メールのコピーライティングは、ブランド認知度の向上、ウェブサイトへのトラフィックの誘導、顧客ロイヤリティの構築など、マーケティング目標の達成にも重要な役割を果たします。読者の心に響く、魅力的で説得力のあるメールを作成することで、より良い結果を出し、メールマーケティング全体のキャンペーンを向上させることができます。 このガイドでは、メールコピーライティングの方法を説明し、読者を惹きつけ、行動を起こさせるメールを作成できるようにします。このガイドではこれらのことを網羅しています。 顧客を理解する 効果的な件名とプレビューテキストの書き方 メールの本文を作成する メールコピーライティングのためのツール さっそく始めましょう! 顧客を理解する あらゆるマーケティング戦略の前に、顧客が誰であるかを完全に理解することが重要です。結局のところ、彼らのニーズと彼らがどこから来たのかを完全に理解しない限り、人々に話しかけ、共鳴させることはできません。 このセクションでは、ターゲット顧客を特定し、理解し、顧客のペルソナを作成するためのヒントについて説明します。 ターゲット顧客の特定 マーケティング担当者がターゲット顧客を特定するのに役立つヒントをいくつか紹介しましょう: 市場調査の実施 市場調査を実施することは、ターゲット層を特定するための優れた方法です。アンケート、フォーカス・グループ、インタビューなどを利用して、潜在顧客の属性、興味、ニーズに関する情報を収集することができます。 現在の顧客ベースを分析する 現在の顧客ベースを分析することで、ターゲットとする顧客層に関する貴重な洞察を得ることができます。顧客データベースを見て、年齢、性別、収入、地域など、最もロイヤルティの高い顧客に共通する特徴を特定しましょう。 顧客のペルソナを作成する ターゲット顧客を可視化するには、顧客のペルソナを作成することが有効です。顧客のペルソナとは、理想的な顧客を人口統計、興味、行動などを含めて架空の形で表したものです。 ソーシャルメディア分析を利用する ソーシャルメディアプラットフォームは、ターゲット顧客の特定に役立つ強力な分析ツールを提供しています。フォロワーのデモグラフィック、興味、行動を分析し、彼らがどのような人物で、何を求めているのかをより深く理解しましょう。 ウェブサイト分析 ウェブサイト分析はまた、あなたのターゲットとする読者についての貴重な洞察を提供することができます。ウェブサイトのトラフィックを分析し、どのページが最も人気があるのか、どのキーワードがトラフィックを促進しているのか、訪問者はどこから来ているのかを確認しましょう。 業界動向の把握 業界のトレンドを常に把握し、ターゲット顧客の行動やニーズの変化を把握しましょう。この情報は、変化するニーズに合わせてマーケティング戦略を調整するのに役立ちます。 顧客のペルソナの作成 ターゲット顧客を特定したら、次は顧客のペルソナを作成しましょう。 顧客のペルソナを作成する際には、以下の情報を収集しましょう: デモグラフィック情報: 年齢、性別、収入、学歴、職業、居住地、家族構成など   サイコグラフィック情報: 価値観、態度、信念、興味、趣味、ライフスタイルなど   痛みや課題 彼らの最大の課題や苦痛は何か?何が彼らを夜も眠らせないのか?   目標と願望: 彼らの目標や願望は何か?プライベートや仕事で何を達成したいのか?   購買習慣:どのような買い物を好むか?オンラインショッピングを好むか、それとも対面ショッピングを好むか。衝動買いをするのか、それとも時間をかけて決断するのか。   コミュニケーションスタイルの好み:どのようなコミュニケーションを好むか。メール、電話、ソーシャルメディア、それとも直接会ってのコミュニケーションのどれを好むか。   意思決定のプロセス:購入を決定する際、どのような要素を考慮するのか?意思決定プロセスには他に誰が関与しているか?   影響力者: 購買決定に影響を与えるのは誰か?彼らがフォローしている、または賞賛している重要な人物、ブランド、または製品はあるか?   ブランド認知: 彼らはあなたのブランドをどのように認識しているか?あなたの製品やサービスに対してどのような印象を持っているか?   フィードバックとレビュー: 彼らはあなたのブランドや製品についてどのように言っていますか?過去にどのようなフィードバックやレビューがありましたか? これらの情報を集めたら、ペルソナをまとめ、そのペルソナを参考にメールマーケティング のコピーや戦略に役立てましょう。   ここでは、ペルソナをまとめるためのステップ・バイ・ステップのプロセスをご紹介します: 1. 共通の特徴を特定する 収集したデータからパターンや類似点を探し、理想的な顧客に共通する特徴や特性を特定します。これらは、人口統計学的、心理統計学的、または行動学的特徴である可能性があります。 2. プロフィールの作成 共通の特徴に基づいて、理想の顧客のプロフィールを作成します。そのプロフィールには、顧客の名前、年齢、性別、職業、収入、所在地、興味、その他関連する情報が含まれます。 3. 写真を追加する ペルソナをより親近感のあるものにするために、理想の顧客を象徴する人物の写真を追加することを検討しましょう。こうすることで、あなたやあなたのチームがペルソナをイメージしやすくなり、彼らのニーズや課題に対する共感を深めることができます。 4. 目標と課題を説明する ペルソナをより親近感のあるものにするには、理想的な顧客を象徴する人物の写真を加えることを検討しましょう。こうすることで、あなたやあなたのチームはペルソナをイメージしやすくなり、彼らのニーズや課題に対する共感を深めることができます。 5. 購買行動の概要 ペルソナをより親近感のあるものにするために、理想的な顧客を代表する人物の写真を追加することを検討してください。これは、あなたやあなたのチームがペルソナを視覚化し、彼らのニーズや課題に対する共感を深めるのに役立ちます。 6. 引用や逸話を加える 「ペルソナをより人間的なものにするには、実際の顧客からの引用や逸話を加えることを検討してください。 7. 見直しと改良 顧客のペルソナを作成したら、チームや顧客からのフィードバックに基づいて見直し、改良しましょう。ペルソナがターゲット顧客とそのニーズを正確に反映していることを確認しましょう。 「効果的な件名とプレビューテキストの書き方 メールの件名は、メールを受け取った受信者が最初に目にするものであり、非常に重要です。件名はメールの見出しのようなもので、受信者がメールを開いて読むかどうかを決める重要な役割を果たします。   「件名が重要な理由をいくつか挙げてみましょう: 注目を集める: よく練られた件名は、受信者の注意を引き、メールを開かせることができます。これは、毎日大量のメールを受け取る現代では特に重要です。 期待を持たせる: 件名は、そのメールがどのような内容なのか、期待させるものです。件名が明確で具体的であれば、受信者はメールを開いたときに何を期待すればいいのか、よりよく理解することができます。 緊急性を伝える: 緊急性を伝える件名は、受信者がすぐにメールを開く動機付けになります。例えば、「期間限定: 本日限り50%オフ!」という件名は、緊急性を感じさせ、受信者に行動を促すことができます。 信頼性を高める: 上手に書かれた件名は信頼性を確立し、受信者が送信者を信頼する可能性を高めます。例えば、「限定招待: インナーサークルに参加しよう」という件名は、受信者が選ばれたグループの一員であることを示唆し、メールを開封する可能性を高めます。 配信性が向上します: メールプロバイダーは、件名をスパムかどうかの判断材料の一つとしています。適切で魅力的な件名にすることで、メールの配信性が向上し、 スパム判定 の可能性が低くなります。 魅力的な件名を書くコツ メールの件名 をまとめるのは簡単ではありません。 スペースは限られていますし、多くの問題があります。以下のヒントを参考に、受信者がメールを開封したくなるような件名を作成しましょう: 短く簡潔に 「件名は5~7語、または40文字程度を目安にしましょう。そうすることで、受信者はあなたのメールの内容をすぐに理解することができます。 具体的に 「こんにちは」や「お知らせ」のような曖昧な件名は避け、メールの内容を具体的に書きましょう。例えば、「イベントへのご招待」よりも 「毎年恒例チャリティイベントへのご招待」の方がわかりやすいでしょう。 アクション指向の言葉を使う 「参加する」や 「登録する」などのアクション指向の動詞を使い、受信者に行動を促しましょう。 可能な限りパーソナライズする 受信者の名前を使ったり、過去のやりとりを参照したりすることで、メールの件名がよりパーソナライズされ、開封される可能性が高まります。 スパムの引き金となる言葉を避ける 「無料!」「緊急!」などの言葉は、スパムフィルターのトリガーとなり、受信者のスパムフォルダにメールを送ってしまう可能性があります。 緊急感を出す 「期間限定」「締切間近」などの言葉を使うことで、緊急感を与え、受信者に行動を促すことができます。 さまざまな件名をテストする 様々な件名を A/Bテスト することで、どの件名が最も効果的かを判断し、開封率を上げることができます。 メールプレビューテキストのヒントとおすすめ 受信者にメールを開封してもらうためには、件名だけでは不十分です。 メールプレビューテキストは、メールの内容をより深く理解させ、購読者の開封意欲を高めるのに役立ちます。 「プレビューテキストはプリヘッダーとも呼ばれ、メールの受信トレイで件名の下または横に表示される短いテキストのことです。このコピーを作成する際の簡単なヒントをいくつかご紹介します: 簡潔であること プレビューテキストは100文字以内、または一文にします。件名を補完し、受信者がメールを開封するよう促す追加的な文脈を提供する必要があります。 バリュープロポジションを強調する プレビューテキストでは、バリュープロポジションやメールを開封する主なメリットを強調しましょう。これにより、受信者はなぜそのメールが重要なのかを理解し、開封を促すことができます。 行動を促す言葉を使う 件名と同様に、プレビューテキストにもアクションを促す言葉を使いましょう。「発見する」「学ぶ」「購入する」「参加する」などの言葉を使い、受信者がメールを開封するよう促しましょう。 パーソナライズする マージタグを使って、受信者の名前やその他の関連情報をプレビューテキストにパーソナライズしましょう。これにより、メールが開封される可能性が高まります。 異なるプレビューテキストをテストする 様々なプレビューテキストをA/Bテストすることで、どのテキストが最も効果的かを判断し、開封率を上げることができます。 件名の繰り返しは避ける プレビューテキストは、件名と同じ内容を繰り返さないようにしましょう。件名を補完し、メールの内容に関する詳細情報を提供するために使用します。 関連性を持たせる プレビューテキストはメールの内容に関連し、内容を正確に反映したものでなければなりません。クリックを誘うような表現や誤解を招くような表現は、受信者の配信停止やスパム判定につながる可能性があるため、使用しないようにしましょう。 メール本文の作成 メール受信者に対して、行動を起こさせる魅力的 で効果的なメールの本文, をまとめるのは簡単ではありません。平均的な人は、1日に何十通ものメールを受信します。そのため、受信者の関心を引きつけ、維持するのは難しいことです。 また、スパムフィルターによって受信トレイに届くのが難しいメールもあります。マーケティング担当者は、スパムを誘発する単語やフレーズの使用を避ける必要がありますが、どの単語がこれらのフィルタを誘発するのかを知ることは必ずしも簡単ではありません。 もしマーケティング担当者が購読者を喜ばせるメールコピーを作成したいのであれば、押し付けがましくなく、攻撃的すぎず、説得力のあるメールを作成し、商品やサービスの価値を効果的に伝える必要があります。 効果的なメールコピーを書くコツ 効果的なメールコピーを書くには、いくつかのコツがあります。 形式にこだわる 冒頭: メールの最初の1~2行です。導入の役割を果たし、メールの背景にあるポイントへと導きます。この部分は短く簡潔に書きましょう。メール受信者に興味を持ってもらうための時間は限られているので、良い内容にたどり着けるようにしたいものです。   真ん中: 良い内容。このパートでは、読者がなぜあなたのメールを読んでいるのかを伝えます。オファーやイベント、共有するコンテンツなどの詳細を盛り込みましょう。重要なのは、読者を惹きつけ、あなたが望む行動をとってもらうことです。CTA(コール・トゥ・アクション)を記載するのもここです。CTAは、行動しやすい言葉を使うようにしましょう(例:「今すぐ申し込む」)。   最後: これはあなたのサインオフです。あなたの会社の実在の人物からメールを送るのが効果的です。そうすることで、個人的なタッチを加えることができ、受信者は特定の人物がメールを送っているように感じることができます。   本は書かない 繰り返しになりますが、受信者に興味を持ってもらうための時間は限られています。読者が飽きずに読み進められるよう、メールは短く、要点を絞って書きましょう。 アクセスしやすくする すべての受信者がコンテンツにアクセスし、読むことができるようにするため、メールのアクセシビリティはメール作成において重要な考慮事項です。複雑な業界用語は避け、適切なカラーコントラストとフォントを使用したテンプレートを使用しましょう。画像には必ずaltテキストを追加し、説明的なリンクテキストを使用してください。 パーソナライゼーション・テクニックを使う   受信者の名前をイントロダクションに使用する。   デモグラフィック、興味、行動に基づいてメールリストをセグメントし、各セグメントに特化したターゲットメッセージを作成する。   ダイナミックコンテンツを使用して、受信者の情報や行動に基づいてメールの一部を変更する。例えば、受信者の過去の購入履歴をもとに、おすすめの商品を表示することができます。   過去の購入履歴やウェブサイト訪問履歴など、受信者が過去にあなたのブランドと接した履歴を参照することで、より適切でパーソナライズされたメールになります。   受信者の興味や好みに合わせてパーソナライズされたおすすめ商品を提供するために、データや分析を利用する。   受信者の過去の購入履歴や行動に基づいてパーソナライズされたオファーや割引を送信し、購買意欲を高める。   メールの種類に合わせた書き方 メールのボディコピーをどのように作成するかは、送信するメールのタイプによっても異なります。 ここでは、さまざまなタイプのメールと、それぞれに適したボディコピーをご紹介します。 ウェルカムメール ウェルカムメールは、購読者とのつながりを築き、今後のコミュニケーションの方向性を決める、メールマーケティング戦略の重要な要素です。ウェルカムメールを書く際の注意点は以下の通りです: 受信者の名前を呼び、親しみやすい会話調で温かく歓迎する雰囲気を作りましょう。   受信者には、メールの頻度やコンテンツの種類など、今後のコミュニケーションに期待できることを伝えましょう。   割引コードや無料トライアルなど、ウェルカムギフトやインセンティブを提供し、受信者があなたのブランドに興味を持つきっかけを作りましょう。   ウェルカムメールは、あなたのブランド独自の価値提案をアピールし、受信者があなたのブランドと関わり続ける理由を説明する機会として使いましょう。   受信者がブランドや製品についてより詳しく知ることができるよう、ウェブサイトやブログ、ソーシャルメディアページへのリンクを記載しましょう。   ウェルカムメールには、受信者が今後のメール配信を停止できるよう、分かりやすい配信停止リンクを記載しましょう。   ウェルカムメールは様々なデバイスやメールクライアントでテストし、すべての受信者に正しく機能するようにしましょう。   ニュースレター ニュースレターメールは、ブランドにとって、購読者に情報を提供し、ブランドとの関わりを深めてもらうための一般的な方法です。ニュースレターメールを書く際の注意点は以下の通りです: ニュースレターは短く要点を絞り、読者にとって最も重要で関連性の高い情報を強調しましょう。   読者が読みやすく、内容を理解しやすい、視覚に訴えるレイアウトにする。   業界ニュース、ヒントやコツ、限定オファーなど、読者にとって関連性が高く有益なコンテンツを提供する。   ニュースレターの購読者に、ウェブサイトへの訪問、購入、他の人へのシェアなどの行動を促すCTAを含める。   ニュースレターの受信者の名前やその他の関連情報をパーソナライズすることで、より個人的で魅力的なニュースレターになります。   多くの人が携帯電話やタブレット端末でメールを読むため、ニュースレターがモバイル端末に最適化されていることを確認しましょう。   プロモーションメール プロモーションメールは、あなたのビジネスの売上とコンバージョンを促進する効果的な方法です。プロモーションメールの書き方で注意すべき点は以下の通りです: 割引やオファー、プロモーションの期間、除外品や制限など、プロモーションの詳細を明確に強調すること。   読み手がプロモーションの内容や利用方法を理解しやすいレイアウトにする。   「期間限定」や 「無くなり次第終了」など、緊急性を感じさせ、受信者に行動を促す言葉を使う。   「今すぐ購入」や 「キャンペーンを申し込む 」など、受信者にプロモーションを利用するよう促す、強く明確なコール・トゥ・アクション(CTA)を含める。   カゴ落ちメール カゴ落ちメールは、失われた売上を回復し、顧客の購入完了を促す強力な方法です。カート放棄メールの書き方で注意すべき点は以下の通りです: カートに残っている商品について言及し、顧客が何に興味を持っていたかを思い出させる。   「商品をお見逃しなく!」「期間限定です」「今すぐご購入ください」緊急感を演出し、受信者に購入を完了するよう促す言葉を使いましょう   送料無料や購入価格の何%引きといった割引やインセンティブを提供し、顧客の購入完了を促すことを検討しましょう。   受信者がカートに戻って購入を完了するよう促す、明確で目立つコール・トゥ・アクション(CTA)を含める。   トランザクションメール トランザクショナルメールとは、購入確認やパスワードリセットなど、特定のアクションやイベントをトリガーに自動送信されるメールのことです。顧客とのコミュニケーションにおいて重要な役割を果たし、信頼とロイヤリティの構築に役立ちます。トランザクショナルメールを書く際の注意点は以下の通りです: 受信者が知る必要のある情報に焦点を当て、簡潔で要点を絞ったメールにしましょう。  ... --- ### Marketing Automation Guide > Benchmark Emailでシンプルなマーケティングオートメーションを始めてみませんか?オートメーションメール、GA連携、ランディングページ機能を使うことで、スモールスタートでも十分効果的なカスタマージャーニーを提供することができます。 - Published: 2023-07-07 - Modified: 2023-07-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/marketing-automation-info/ マーケティングオートメーションガイド スモールビジネスの成長につながる!マーケティングオートメーションの活用について知っておくべきポイント マーケティングオートメーションの定義や仕組み、企業や顧客への効果、活用すべき機能、成功を導くためのヒントやテクニックについて詳しく解説します。 マーケティングオートメーションとは? マーケティングオートメーションとはソフトウェアを利用し、シンプルかつ自動化&スケール化可能なプロセスでリードの生成や顧客との関係構築を行うことを指します。 Benchmarkでは、ユーザーや顧客、スモールビジネスがマーケティングオートメーションを最大限に活用し成果を上げることができるようプロのノウハウをもとにサポートしています。   とりあえず機能やツールをまず触って試してみたい!という方は無料Benchmarkアカウントにご登録頂き、マーケティングオートメーション機能であるEMAツールでシナリオ作成にトライしてみてください。 無料オートメーションツールに登録 様々なチャネルから得られるリードを一つのデータとしてまとめ、自動で次のマーケティングステップを実行できるため、リードの取りこぼしを阻止し、より多くの見込み客に対してアプローチが可能になります。 リードの50%は顧客条件に当てはまっていても、まだ購入のステップへ進む準備はできていない。 (グリーンスター) マーケティングオートメーションの仕組みとは? マーケティングオートメーションを利用することで、一辺倒なメッセージで一斉に全員にアプローチするのではなく、適切なタイミングで関連性の高いメールを適切な人に送ることができます。 マーケティングオートメーションではそれぞれのコンタクトのオンラインでの足跡をたどることができるため、サイトのどのページを訪問したのか、どのメールを受け取ったのか、またどのようなコンテンツを閲覧したのかを把握できます。この機能を活用し、リードとしてアプローチするのに最適なタイミングが訪れた際に通知を受け取ることも可能です。   要は、従来であれば多大な時間と労力がかかっていた繰り返し作業をシンプルな作業に置き換えることを可能にしたのがマーケティングオートメーションです。タスクの時短により営業チームやマーケティングチームがより時間を有効活用できるようになります。   マーケティングオートメーションツールを最大限に活用するのに必要なのは、バックエンドでワークフローを設定するだけです。設定後はバックグラウンドで実行されるため、リードの適切な育成、シナリオ通りの工程で適切なマーケティングアプローチができ、残る作業は成果を確認するだけです。 以下は、マーケティングオートメーションがどのように機能するかの概要です: 1 サイト訪問者がホワイトペーパーや商品詳細情報をダウンロードするためにウェブサイト上のフォームにメールアドレスを入力します。 2 フォームを記入することで、その訪問者は「リード」としてタグ付けされ、「資料ダウンロード」シナリオの受取先として登録されます。 3 このシナリオには、登録時にダウンロードした資料だけでなく、ブログ記事、ウェビナーの録画、ケーススタディなどの役に立つ関連コンテンツを紹介するメールが含まれており、一定のスケジュールでコンテンツを届けます。 4 メールやコンテンツに対するリードのエンゲージメント度合に基づき、オートメーション機能はスコアをつけます。特定のスコアに達したリードは単なる「リード」から「ホットリード」へと格上げされ、次のマーケティングシナリオの段階へ進みます、 マーケティングオートメーションがもたらす効果とは マーケティングオートメーションがビジネスにもたらす効果は無限大です。その中でも特にポジティブなものを以下に挙げました: タスクの効率化 マーケティングオートメーションの利用は、営業あるいはマーケティングチームに人員を追加するのと同等の効果があります。マーケティングのプロセスに柔軟性と効率性をもたらし、わずかな作業時間でリードを顧客に変え、売上アップにつながるようなメールマーケティング運用が可能です。人件費を増やすことなく、より多くの見込み客や顧客と質の高い関係を築くことができます。 営業・マーケティング戦略の改善 マーケティングオートメーションの活用で、顧客とのコミュニケーションはより洗練され、組織化したアプローチを行うことができます。ランダムなリードを追いかけるのではなく、シナリオによって育てたリードやリピート顧客との関係構築のためにより多くの時間を費やすことが可能になります。   マーケティングと営業は、より多くのリードを顧客に変えるという同じ目標のもと運営され、互いに密接な関係を持つ部署です。ただ日々の業務に追われ、部署間での連携がうまくいかない場合が多いのが現実です。オートメーションツールを活用することで、リードや顧客の行動を両部署で把握しスムーズに連携できるため、生産性アップにつながります。 より簡単にパーソナライズ化 リードはそれぞれが異なる個人のため、自身のニーズを良く理解している人もいれば、商品やサービスがどのように役立つのかを詳細に伝えなればならない人もいます。ただ一般的に共通しているのは、どのリードもユニークな一個人に対する対応、コミュニケーションを望んでいるため、大量配信メッセージでは不特定多数の一人として扱われていると感じ効果は期待できません。 ホットリードを逃さずコンバージョン 自動リードスコアリングの機能により、エンゲージメント率の高いホットリードを簡単に把握することが可能です。すべてのリードに同じアプローチをするのではなく、ホットリードに優先的にアプローチをかけることで、コンバージョン率を向上させることができます。 より適切&効果的なカスタマージャーニー マーケティングオートメーションは、営業やマーケティングからの観点のみならず、顧客にとっても購入に至るまでのカスタマージャーニーをより良い体験とする効果があります。 ブランドとのコミュニケーションを楽しむことで、購入につながる可能性は高くなります。また個別化、パーソナライズ化は顧客満足度と直接的な関係があり、80%の消費者は個別化された体験を提供するブランドから購入する傾向にあります。   ターゲット層が求めるものを理解し、そのニーズにアプローチすることでより洗練されたカスタマージャーニーを提供することで、自然に購入につながるようになります。マーケティングオートメーションを使用することにより、購入に至るまでの期間、頻繁に訪れたページ、ダウンロードしたコンテンツ、閲覧&クリックしたメールなどを把握できます。どのようなプロセスでコンバージョンに至るのかを分析し、より安心してスムーズに購入してもらえるよう、シナリオを作成しましょう。 典型的なマーケティングオートメーションの機能 マーケティングオートメーションを利用する際には、以下の機能が揃っているプラットフォームをお探し頂くことをお勧めします。 ウェブサイトのトラッキングとタグ付け 顧客の好みを把握することでニーズに合った魅力的なメールを作成し、エンゲージメントを高めることができます。ウェブサイトのトラッキングでは、どのページを訪れたのかが分かるため興味の対象やどんなコンテンツを閲覧しているかの情報をベースにメッセージの作成が可能です。   またサイト上でのアクションに基づきタグ付けの設定を行うことで、似通った興味を持つリードやエンゲージメントレベルが同等のリードをセグメント化し、それぞれのグループに合ったシナリオでアプローチすることができます。 ドリップキャンペーン 質は高いけれど、いまだ購入には至っていない見込み客が多数いる場合、マーケティングオートメーションで常にコミュニケーションを取ることで、身近な存在として認識してもらい、コンバージョンの可能性を高めます。 ランディングページとポップアップ リードの獲得はメールマーケティングを行う上で必須です。ポップアップやランディングページを活用してウェブサイトへのトラフィックを誘導することで、毎日新しいリードを獲得することが可能です。   サイトにマッチしたデザインでランディングページやポップアップフォームの作成が可能なマーケティングツールを活用することで、メールマーケティング配信リスト育成につながり、サイトトラフィックを収益化できます。 "マーケティングオートメーションの運用ヒント " ターゲットの人物像(ペルソナ)設定 マーケティング戦略やツールを実行する前に、まずターゲットのペルソナを特定することが重要です。対象とする人物像とその理由を正確に把握することが求められるため、その人物の特徴、職種、業界、およびその他の人口統計データを特定して完全体のペルソナを作成しましょう。 どんなツール・機能が必要なのかを把握 Googleで検索結果トップに出てきたからと言って、自分のニーズに合ったプラットフォームとは限りません。不要なツールや機能に多額の費用を支払うことにならないよう注意が必要です。また、業務効率化に欠かせない機能の提供がないソフトウェアを使用することも避けましょう。   どのような運用を希望しているのか、またそれに必要な機能は何かを予め明確にすることで、適切なツールを選択することができます。 メールリストの購入はNG メーリングリストの規模が小さいとメールマーケティングの効果が感じられず、リスト購入を考えてしまうことがあるかもしれませんが、購入は絶対にお勧めできません。   エンゲージメントレベルが高く健全なメーリングリストを作るためには、オーガニックリードの取得に焦点を当てる必要があります。一般的なマーケティングの規則や規制(例:GDPR)に準ずるオプトインフォームを使用することで、登録してくれる人にはメルマガ購読の意思があることが確認できます。このような自然な形でのリスト育成は、購読停止や迷惑メール報告となる可能性が低く、メール到達率へ悪影響を及ぼす心配もありません。 担当者・チームのトレーニング マーケティングオートメーションツールを使用する担当者に対し、使用方法についてトレーニングを徹底的に行いましょう。せっかく良いツールを購入しても、チーム全体でアクセス権を持っていない、活用する方法を知らないのでは勿体ありません。 マーケティングオートメーションツールをメールマーケティングと組み合わせ メールマーケティングとマーケティングオートメーションは切っても切れない関係にあります。サイトでのアクションや閲覧コンテンツをもとに自動メールを送ることで、更なるエンゲージメントの機会を作り出し、ブランドを認識してもらうのに効果的です。 --- ### Enterprise Email Solutions - Published: 2023-03-21 - Modified: 2023-04-12 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/enterprise-email-solutions/ 安心と信頼をお届け Benchmark Email の Enterpriseプラン 料金を確認する ご相談は サポートまで 世界のトップブランドが信頼を寄せるBenchmark Emailでメール配信を セキュリティ&コンプライアンス データのセキュリティ&プライバシー保護を第一に Benchmarkではデータのセキュリティ、プライバシー保護を最優先しています。グローバル展開を行う弊社は、常に最新かつ世界基準のプライバシー&データコンプライアンスに従っています。 GDPR&CCPAに準拠 EU-米国間、スイス-米国間プライバシーシールド対応 TrustArcにおける論争解決 TLSデータ暗号化 サイバー攻撃モニタリング 信頼できる到達率 機械学習を取り入れたメール配信 独自のAI技術を駆使したスマート送信でエンゲージメントを高め、メール到達率を向上。メール配信規模に関わらず活用頂けます。 ドメイン認証設定 専用 IP メール到達率モニタリング 頼れるサポート体制 日本語サポート&豊富なコンテンツ 操作方法の疑問から、到達率・開封率の向上、運用についてのご相談など、ぜひお気軽にサポートチームへお問い合わせください。メールサポート以外にも、ご利用ガイドや動画チュートリアル、マーケティングブログやオンラインセミナーなど、メールマーケティングに必要なコンテンツを多数ご用意しています。 メールサポート オンラインセミナー メールマーケティングブログ グローバル展開 世界規模でサービスを提供 Benchmarkは9言語でサービス提供、15ヶ国でサポートを行なっています。どこにいても、世界中の顧客にリーチすることが可能です。 &nbsp English &nbsp Español &nbsp Deutsch &nbsp 繁體中文 &nbsp 简体中文 &nbsp 日本語 &nbsp Italiano &nbsp Português &nbsp Français こんな方々にお勧めです 企業 信頼できるデータ保護、コンプライアンス、高い到達率のBenchmark Emailを、世界中の企業様がご利用しています。 サポートに問い合わせ 大規模配信 到達率のエキスパートが支える数百万件まで対応可能な配信システムで、大規模配信メールもきちんと受信箱へお届けします。 サポートに問い合わせ マーケター 直感的なツールとAI技術を駆使したシステムで、より効率的なメールマーケティングの運用が可能になります。 サポートに問い合わせ eコマース オンラインショップ訪問者をターゲットとしたメール配信で、リードをリピーターへ変えていきます。商品情報をメールで届け、認知度を上げることで売り上げアップを目指しましょう。 サポートに問い合わせ ウェブ開発担当者 RESTful APIを使用して、レポートデータの取得、メール配信、リスト作成など、既存のワークフローやシステムに弊社のサービスを組み込むことが可能です。 連携機能の詳細はこちら 今すぐ試す 無料トライアル ご相談は サポートまで ブログ最新記事 --- ### High Volume Email Solutions - Published: 2023-03-21 - Modified: 2023-06-08 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/high-volume-email/ もう妥協は不要! - 大規模メール配信 Benchmark Emailの大規模配信プラン 料金を確認 ご相談は サポートまで Benchmarkは数多くのブランドから指示を得ています 信頼できる到達率 機械学習を取り入れたメール配信 独自のAI技術を駆使したスマート送信でエンゲージメントを高め、メール到達率を向上。メール配信規模に関わらず活用頂けます。 ホワイトラベル設定 専用 IP メール到達率モニタリング 頼れるサポート体制 メールマーケティングのエキスパート 2004年設立時からメールマーケティングによるビジネスと顧客との関係を築くお手伝いをしてきました。到達率向上やリスト管理、メール配信運用のご相談等ぜひBenchmarkチームへお問い合わせください。 24時間サポート(英語のみ) 導入サポート 運用相談 配信数プラン メール送信件数規模に基づいた料金設定 ひと月1万件、月額5,300円からスタート 料金ページを見る セキュリティ&コンプライアンス データ&プライバシー保護を第一に Benchmarkではデータ、プライバシー保護を最優先。グローバル展開において常に最新&世界基準でデータ&プライバシー保護のコンプライアンスを保っています。 GDPR&CCPAへのコンプライアンス EU-米国間、スイス-米国間プライバシーシールド対応 TrustArcにおける論争解決 TLSデータ暗号化 サイバー攻撃モニタリング 連携機能 多彩なツールとの連携でより便利に お気に入りツールとの連携でメールマーケティングをより便利に。Zapierを活用またはShopify、Slack、WordPress、Googleシートなどの人気ツールの連携機能をご利用ください。 連携機能の詳細はこちら グローバル展開 世界規模でサービスを提供 Benchmarkは9言語でサービス提供、15ヶ国でサポートを行なっています。どこにいても、世界中の顧客にリーチすることが可能です。 &nbsp English &nbsp Español &nbsp Deutsch &nbsp 繁體中文 &nbsp 简体中文 &nbsp 日本語 &nbsp Italiano &nbsp Português &nbsp Français こんな方々にお勧めです 企業 信頼できるデータ保護、コンプライアンス、高い到達率のBenchmark Emailを、世界中の企業様がご利用しています。 サポートに問い合わせ 大規模配信 到達率のエキスパートが支える数百万件まで対応可能な配信システムで、大規模配信メールもきちんと受信箱へお届けします。 サポートに問い合わせ マーケター 直感的なツールとAI技術を駆使したシステムで、より効率的なメールマーケティングの運用が可能になります。 サポートに問い合わせ eコマース オンラインショップ訪問者をターゲットとしたメール配信で、リードをリピーターへ変えていきます。商品情報をメールで届け、認知度を上げることで売り上げアップを目指しましょう。 サポートに問い合わせ ウェブ開発担当者 RESTful APIを使用して、レポートデータの取得、メール配信、リスト作成など、既存のワークフローやシステムに弊社のサービスを組み込むことが可能です。 連携機能の詳細はこちら 今すぐ試す 無料トライアル ご相談はサポートまで ブログ最新記事: --- ### Shopify > Benchmark Email's Shopify Integration もっと効果的にShopify商品やサービスを販売する方法を探していませんか?Benchmark Emailなら Shopify連携機能でターゲット層を狙って情報提供ができるため売上アップが期待できます。 - Published: 2022-10-12 - Modified: 2022-10-12 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/shopify-email-integration/ Benchmark Email's Shopify Integration もっと効果的にShopify商品やサービスを販売する方法を探していませんか?Benchmark Emailなら Shopify連携機能でターゲット層を狙って情報提供ができるため売上アップが期待できます。 エンゲージメントの向上で売上アップ。 Shopify同期で簡単にShopifyコンタクトをBenchmark Emailへ保存します。 Shopifyストアとメール配信ツールを同期できるので簡単ラクチンに理想の運用が可能! セグメント分けしているShopifyコンタクトをそのままBenchmarkにも取り込めます。セグメントに追加されたコンタクトも常時Benchmark Emailのリストへ自動保存されていくため、メール配信のために手動でリスト更新作業をする必要がなく、人的ミスや送信漏れを防止します。 Shopifyコンタクトのセグメント同期方法の詳細については、 Shopify同期のFAQをご確認ください。 Shopify商品をメールマーケティングで宣伝 Shopifyブロック ではShopify商品情報をドラッグ&ドロップで挿入でき、簡単に商品情報をメールで送ることができます! ShopifyストアとBenchmarkを連携させれば、商品情報を直接メールテンプレートへ追加することが可能です。プロ仕様のHTMLメールで商品やサービスのアピールを行いましょう。 Shopify商品をメールに表示させる方法については、ShopifyブロックのFAQをご 参照ください。 Shopify同期とShopifyブロックで簡単メルマガ配信 商品やサービスでビジネスの認知度を高めるには適切なツールが欠かせません。BenchmarkとShopify連携は新規顧客とリピーター獲得のためのツールとして便利にご利用頂けるます。 ブランド認知度と顧客ロイヤルティの向上 ビジネスの成長と成功はその顧客にかかっているといっても過言ではありません。ブランドとして認識され、信頼感を構築することで商品購入やサービスの利用へと繋がります。Shopify同期ではターゲット層となるコンタクトへ漏れなく必要な情報を送れるため、ブランドとしての認知度向上へ繋がり、商品が必要な時に真っ先に購入元として選ばれることが期待できます。 マーケティングROIを最大限に マーケティングオートメーションを効果的に使用すると ROIは5倍以上にもなると言われています。ShopifyストアとBenchmark Emailのオートメーション機能(EMA)を一緒に活用することで売上アップを狙いましょう。 EMA機能では配信トリガーとなる条件と、送りたいメールを事前に用意することで、ターゲットとなるコンタクトへ適切な情報提供をすることができます。これにより手放しでもエンゲージメント、売上の向上が期待でき、時短にもなります。 より多くのオーディエンスへリーチ Shopifyブロックを使用すれば顧客に好評間違いなしの新商品の宣伝メールも手軽に作成できます!より多くの人へ商品を知ってもらうきっかけとなり、メールを受け取る側も今後の新商品発売のニュースを楽しみにしたり、エンゲージメント向上へ繋がります。 メールマーケティングでShopifyストア運用をレベルアップ!Shopify同期とShopifyブロックをぜひお試しください。詳しくはShopify連携のFAQ をご参照ください。 トライしてみる --- ### Smart Content > スマートコンテンツ機能でおまかせ文章作成 コピーライティングAIによるスマートコンテンツ機能でメールコンテンツを簡単に作成 無料トライアルでAIをお試し 初めてのメルマガ作成もあっという間に! - Published: 2022-10-12 - Modified: 2024-06-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/smart-content/ スマートコンテンツ機能でおまかせ文章作成 コピーライティングAIによるスマートコンテンツ機能でメールコンテンツを簡単に作成 無料トライアルでAIをお試し 初めてのメルマガ作成もあっという間に! メルマガの文章作成にお悩みではありませんか?伝えたいメッセージにぴったりの文章をAIがご提案しますので、あっという間にメルマガが完成します! 無料トライアルでお試し フレッシュな文章で飽きないメルマガを ずっと同じ担当者だとコピーが一辺倒になりがち。AIテクノロジーのスマートコンテンツ機能で既存のコンテンツをリライトしてみてはいかがでしょうか。 無料トライアルでお試し コピーライティングでもう悩まない! 白紙の状態からの書き出しがコピーライティングで一番の難関。スマートコンテンツ機能はそんなハードルを取り払い、キーワードから作成開始できます。一度生成されたコンテンツを読めばそこからまたアイディアが浮かぶことも!そんな時はさらにカスタマイズしてみましょう。 無料トライアル登録 パーソナライズメールの規模拡大 購読者が欲しい情報を先回りして提供するのが理想のメールマーケティンですが、一人ずつコンテンツを考えるのは手間と時間がかかり現実的ではありません。スマートコンテンツ機能ならセグメントごとのコンテンツをワンクリックで生成でき、欲しい情報を必要な人へきちんと届けることが可能になります。 無料トライアル登録 アイディア出しはAIアシスタントにお任せ 多くの企業からのメルマガが届く中、メールを閲覧してもらえるよう努力は欠かせません。スマートコンテンツ機能ならA/Bテスト用のコピーやパーソナライズしたコンテンツ、リードに対するアピール文章なども簡単に作成できます。それぞれのオーディエンスに適したコピーで常に新しいアプローチを行いましょう。 無料トライアル登録 仕事はサクッと、スマートに 無料のトライアルでスマートコンテンツ機能をお試しいただけます。 無料トライアル登録 --- ### メルマガ平均開封率レポート【2024年版】 > メルマガの平均開封率・クリック率・エラー率、配信停止率を業種別、地域別に集計した最新レポート。メルマガの効果測定に重要な「4つの指標」とは? - Published: 2022-07-07 - Modified: 2025-02-25 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/email-marketing-benchmarks/ 平均メール開封率・クリック率レポート (2024年度版) 業種別・地域別(国別)の最新情報 メルマガ運用やその効果は様々な要素によって異なるため、メールマーケティングのROI測定においても多様な面を考慮する必要があります。送信タイミングやどのような件名で配信を行うかでメール開封やその他目的とするアクションを取ってもらえるかが決まってきます。 同業他社と比較してメール配信の効果がどれくらい出ているのか、気になったことはありませんか? そこでBenchmark Emailではeコマースから非営利団体、不動産まで業種、業界ごとのユーザー様における平均開封率や平均クリック率を集計し、メールマーケティングの効果についてより分かりやすいレポートを作成しました。   このレポートでは以下の情報を元にメール開封率を調査・集計しています 約 35,400 ユーザーのデータを集計 15 の業種 21 の地域(国) 今回のメール開封率調査をご参考にしていただき、メール配信の目標設定や改善施策にお役立てください。 業種別 平均開封率 平均クリック率 平均エラー率 平均配信停止率 平均迷惑メール報告率 広告/マーケティング/PR/メディア/デザイン 26. 41% 1. 60% 5. 21% 0. 17% 0. 17% 建築・建設 16. 86% 0. 81% 4. 39% 0. 19% 0. 19% 観光/エンターテイメント/ホスピタリティ 27. 59% 1. 30% 5. 44% 0. 16% 0. 16% 教育(大学、社会人) 12. 77% 0. 54% 8. 34% 0. 12% 0. 12% コンサルタント/HR/人材 20. 33% 0. 94% 4. 52% 0. 16% 0. 16% ファイナンス 17. 94% 0. 75% 3. 56% 0. 13% 0. 09% 医療 28. 14% 1. 80% 3. 87% 0. 16% 0. 13% 保険 17. 92% 0. 71% 3. 57% 0. 09% 0. 15% 製造/物流/エンジニアリング 17. 03% 1. 06% 4. 99% 0. 13% 0. 18% NPO/行政サービス 32. 65% 2. 59% 3. 02% 0. 15% 0. 16% 不動産 26. 65% 2. 40% 4. 56% 0. 18% 0. 16% 小売/消費サービス 24. 28% 1. 34% 4. 16% 0. 16% 0. 18% 教育(小中高) 16. 73% 1. 02% 7. 97% 0. 16% 0. 20% テクノロジー/通信 20. 33% 1. 19% 5. 56% 0. 18% 0. 14% フィットネス 24. 46% 1. 27% 4. 81% 0. 20% 0. 01% 業種不明 21. 44% 2. 16% 7. 12% 0. 14% 0. 00% 地域(国) 平均開封率 平均クリック率 平均エラー率 平均配信停止率 平均迷惑メール報告率 アフリカ 14. 86% 0. 54% 3. 22% 0. 13% 0. 10% ブラジル 14. 56% 0. 57% 2. 62% 0. 10% 0. 17% 中央アメリカ 20. 53% 0. 61% 5. 28% 0. 07% 0. 04% 中国 28. 68% 0. 68% 6. 51% 0. 14% 0. 08% ヨーロッパ... --- ### 優れたメルマガデザインとは? 初心者でもできる13のベストプラクティス > "読者の心を掴んで行動を起こさせるには?優れたメルマガデザイン作成のための完全ガイドをご紹介します。" - Published: 2022-06-06 - Modified: 2022-06-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/email-design/ 目次 優れたメルマガデザインとは? メルマガデザインのベストプラクティス メルマガデザインに必須の13要素 1. 件名 2. プレヘッダーテキスト 3. メールのヘッダー 4. ブランディング 5. コンテンツ 6. メールのレイアウト 7. ビジュアルコンテンツ 8. メールのパーソナライズ化 9. レスポンシブ対応のメルマガデザイン 10. GDPRに遵守したメール 11. CTA(行動喚起) 12. A/Bテスト 13. メールの署名 6. Benchmark Emailを活用しよう! まとめ 無料トライアル登録 からメール配信まで 15分で完了! 優れたメルマガデザインに必須の13要素 メールマーケティングは最も成功したマーケティング戦略で、ソーシャルメディア以上と言っても過言ではありません。2020年の時点でメールユーザーは39億人に達しているため、メールマーケティングはB2BとB2Cブランドの両方にとって最適です。 企業が メールマーケティング を好む理由: リード獲得および顧客維持戦略に最適 .   推定投資収益率(ROI)3,800%の安定した成果.   オートメーションが簡単でお手頃   ターゲティングやパーソナライズ化が可能   しかしながら、多くのマーケターが抱える悩みはそもそもメールを開封してもらえるかどうかです。2019年にはその数字は 22. 15%になり、(特にiOS15のアップデートリリースにより)開封率はメールマーケティングの勝敗を分ける鍵となっています。 iOS 15.   メールの内容が最も重要だと思われているかもしれませんが、実はメルマガデザインも全体のパフォーマンスに大きく影響し、 メールマーケティングの基本をご紹介します。   ここではメルマガデザインとは何か、なぜ重要なのか、そして簡単に実践できるベストプラクティスをご紹介します。 優れたメルマガデザインとは? メルマガデザインとは、コンバージョンや目標を意識しながらメールを構成し体裁を整える方法を指します。メールの構成を練る際には、読者の心に響く内容を考えて受信箱で得られるほんの数秒間の注目を最大限に活かすことが重要です。企業がメールマーケティングを好むのには、さまざまな理由があります。 調査によると、最も成功したメールキャンペーンにはメルマガデザインの重要な側面が使用されていることが分かります。実際のメールレイアウト、グラフィックの使用、クリエイティブなコンテンツ、CTA(コールトゥアクション)、さらにはブランディングなどがメールの成功に重要な役割を果たしています。   もちろん、 メールのコンテンツ は受信に影響を与える重要な要素です。メール内に核となるメッセージを入れることは必要不可欠ですが、メルマガデザインはその内容を読者の心に響く形でパッケージ化する役割を持っています。そして、その方法は無限にあります。 メルマガデザインのベストプラクティス 成功するメールには、必ずと言っていいほど考え抜かれた独特の構造があります。購読者が毎回楽しみにしている特別なニュースレターを作成している各ブランドには独自の秘訣があります。 ですが、効果的なメールにはいくつかの共通したデザイン要素があることが統計的に分かっています。 The --- ### eCommerce > ECサイトの商品を美しいメールで紹介しましょう!Shopify連携可能で簡単に編集でき、ステップメールやA/Bテストなどの機能も使えます。 - Published: 2022-05-19 - Modified: 2024-06-27 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/ecommerce/ 日本語サポートで安心のECメルマガ配信 こだわりのデザインで商品を魅力的に見せましょう テンプレートからShopify連携まで!手頃なコストで本格配信 無料トライアル 簡単かつ自由に編集 使いやすいエディタ 専門知識がなくてもサクッと きれいなメールを作成 初めてのメルマガでも豊富なテンプレートがあるから安心!直感操作の簡単エディタは、細かい調整の自由度も高くデザインに拘りたい方にもおすすめ。商品掲載に便利なeコマースブロックもご用意。 無料トライアル Shopifyの商品情報やリストを連携 商品情報や顧客リストをメール作成・配信に使えます! シームレスに商品を追加 Shopifyブロックで商品写真や価格情報を読み込もう ニュースレターがShopifyショップに。毎回のメール編集があっという間です! 無料トライアル 顧客リストを同期 リスト管理が簡単なのですぐにメールを配信できます リスト管理に時間を取られないので、メルマガ作成に集中できます。 無料トライアル 日本語サポートで使いこなしも安心 ご不明な点は日本語サポートにお問い合わせください。以下のような機能もわかりやすくご案内します。 ウェルカムメールからカゴ落ちフォロー Collapse ウェルカムメールが送れるシンプルなステップメール機能から、カゴ落ちフォローができる高度なEMA機能まで。売上UPに繋がるオートメーション施策をぜひ取り入れましょう! 詳しくはこちら ランディングページ作成・公開 Expand 自社ドメインでのランディングページは作成ページ数無制限。メールと同じエディタで作成できるので、臨時のキャンペーンにも便利です。 見やすいレポートで効果検証 Expand 開封率やクリック率の確認はもちろん、Googleアナリティクス連携にも対応。全ての成果がリアルタイムで確認できます。 シンプルな価格と本格機能で、効率的に販売促進しましょう 無料トライアル ブログ最新記事: --- ### Home new > HTMLメール配信が無料で毎月250通まで可能。高機能メール配信システムなら「Benchmark Email」。HTMLメールエディター、顧客管理やリアルタイムレポートなど豊富な機能で効果的なメールマーケティングを実現します。 - Published: 2022-04-20 - Modified: 2024-06-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/home-new/ かんたんで効果的な メルマガ配信システム メールエディタ・配信レポート・登録フォーム・リスト管理・ステップメール・LP作成・ABテスト全て標準搭載 無料トライアル 無料でお試しいただけます・クレジットカード登録不要 Your browser does not support the video tag. 売上UPに 美しいメールデザインで商品の魅力を伝えましょう レスポンシブ対応でPC・スマホ・タブレットなどメルマガ読者のデバイスに最適表示 詳しくはこちら メールテンプレート メールテンプレート すべてのテンプレートを見る 新規顧客の獲得に 登録フォームやポップアップ、ランディングページで購読者リストを獲得 詳しくはこちら また、さまざまなセールス&マーケティングツールとの連携も可能 お好きなプラットフォームと連携してコンタクトリストをBenchmark Emailへ追加できます。より多くの購読者へメッセージを届けて売り上げアップに繋げましょう。 詳しくはこちら メールをパーソナライズ メルマガでも個人宛メッセージ感を大切に タイムリーかつパーソナライズされた自動メールを配信。読者ごとに最適なメールを送ることでコンバージョンを増やしましょう。 詳しくはこちら レポートに基づいたデータ分析 メールマーケティングを最適化 リアルタイムレポートで配信したメールの結果を分析することで、より効果的なメールマーケティングを実現できます。 詳しくはこちら 無料でお試しいただけます・クレジットカード登録不要 無料アカウントに登録する 名 姓 メールアドレス ブログ最新記事 : --- ### Email Marketing Software - Published: 2021-11-19 - Modified: 2021-11-22 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/email-marketing-software/ Table of Contents メール配信システムとは? 最適なメール配信システムを選ぶには? 効率性 リードへのリーチ メール効果測定 セグメントでリード管理&育成 メールのパーソナライズ リード育成戦略の実行 コンバージョン向上 メール配信システムを選ぶ際の重要な機能は? メールエディタ 画像編集ツール 受信テスタ―機能 無料メールテンプレート RSS配信 リード獲得 ステップメール マーケティングオートメーション A/Bテスト機能 レポート機能 platform and send your first email in under 15 minutes. ニーズに合わせて最適なメール配信システムを選択 メールマーケティングで成果を出すには時間と労力、正しいツールが必要です。最適なメール配信システムを選ぶことで計画を実行に移すことができます。 また正しいツールを使えばただ実行するだけでなく、運用の改善ポイントを明らかにし、より良い成果を上げることにつながります。実行しながら結果をもとに改善していくのが成功の秘訣です。 ここではメール配信システムとは何か、どのようにメールマーケティングで役立つのか、また成果をより上げるために活用できる機能をご紹介します。 メール配信システムとは? メール配信システムはメルマガ購読者に対し一斉にメール配信を行うためのサービスです。オートメーションやステップメール等の機能はリードへのアプローチや見込み客に対し有益な情報、コンテンツを届けるのに便利です。 1件ずつメールを作成、配信する手間が省けるうえ、誰がメールを読んでくれたのか、どれくらいの割合で目的のページへのアクセスがあったのか、など効果測定ができるのがメール配信システムの利点と言えます。マーケティング、営業ツールの一環として利用すれば時短になるため効率性が上がり、その他のタスクをこなす時間も十分にとれるようになります。 最適なメール配信システムを選ぶには? メールマーケティングは売上向上に高い効果がありますが、どのメール配信システムを使うかによって結果が異なってきます。配信システムを選ぶ際に重要なポイントを以下にご紹介します。 効率性 メール配信システムは非常に効率性の高いツールです。マーケティング、営業といったビジネスの成功を左右する重要な役割を担う方は、 リードの獲得や育成に時間と労力を割く必要があります。そのため効率的にメール作成やリスト管理ができるツールを選ぶことがポイントとなります。   また単にメールを作成し配信するだけでなく、どのようなコンテンツをいつ、誰に届けるのが効果的か予め計画を練り、オートメーションで自動配信を行うことも可能です。サイト訪問者を逐一チェックし、見込み客の度合いやフォローアップのタイミングなどを都度考える必要もありません。一度設定したらあとは手放しで思い通りにアプローチを行うことができます。 リードへのリーチ マーケティングや営業で難関となるのは見込み客へ直接リーチし、価値を生む交流を持つことです。広告メールを配信したり、 ターゲット層に人気のコンテンツを掲載するのも良いですが、最終的に購入に至る見込み客へアプローチできているのかは不明なのが難点です。   メール配信システムでは素早く、簡単に見込み客やメルマガ購読者に対しアプローチするための機能が備わっています。オファーやパーソナライズしたメッセージで受信箱へ直接リーチできるため、すぐに購入には至らなくてもフォローアップメール等でリード育成を行う方向で運用が可能です。 メール効果測定 現代のメールマーケティングでは開封や反応率など効果測定が定石となっています。メールが誰に届いているのか、どれだけの人がメールを見てくれているのか等の情報をもとに分析できるのがメール配信システムの利点の一つです。 効果測定ではゴールと比較してどの程度成果を上げているのか、また改善しなくてはいけない点などが明確になります。 セグメントでリード管理&育成 ひとくちにリードといっても有効なコンテンツやアプローチ方法は個人によって異なります。以下のような条件でまずはグループ分けをするのがお勧めです。 業種・業界 リード育成のレベルやステージ ブランドに対する認知度 ニーズや希望する商品、コンテンツ   このような条件、あるいはブランド特有の条件でリードをセグメントすることで、そのグループで需要のあるコンテンツを作成、届けることができるようになります。またニーズに合わせたコンテンツやサービスのオファーでブランドに対する親近感や信用度が上がり、顧客ロイヤルティにもつながります。 セグメントでは商品やサービスを購入する確率の高いリードを抽出できるため、優先的かつ直接的なアプローチでコンバージョンを獲得しましょう。   ほとんどのメール配信システムではリストのセグメント機能が備わっており、プロフィールデータ条件、メールやコンテンツに対する反応等でグループ分けが可能です。オートメーション機能を活用すれば、自分ひとりで見込み客が必要としているコンテンツやリソースを調査するより遥かに効率的な運用ができます。 メールのパーソナライズ メールのパーソナライズはメルマガ購読者から顧客への育成には欠かせないポイントです。前述のポイントとも重なりますが、セグメントリストを利用すれば簡単にパーソナライズしたコンテンツを配信できます。 自動でリストをセグメントする機能無しにパーソナライズしたコンテンツを配信することは不可能に近いため、メール配信システムに任せてしまうのがベストです。 リード育成戦略の実行 リード育成とは見込み客を獲得した後、インバウンドマーケティングのファネルにおけるプロセスを指します。 この育成プロセスではどれだけパーソナライズができるかが成功のカギとなります。提供商品やサービスに関する有益な情報を配信することでブランドをもっと知ってもらい、身近で信頼できる存在になれればマーケティング戦略は成功したといっても過言ではありません。 コンバージョン向上 連携ツールを提供するZapierは、オートメーションメール配信を開始後、コンバージョン率が86%アップしたと報告しています。 セグメントとパーソナライズの効力をメール配信システムの利便性とかけあわせることで、リード管理や育成だけでなくコンバージョン率やROIの上昇が期待できます。 What are the Most Important Email Marketing Software Features? 必要な機能全てが備わった最適なメール配信システムは、 メール作成、配信、測定データの表示などアシスタントのような役割をこなします。   以下に挙げる機能はメール配信システムを選ぶうえで重要なポイントとなります。 メールエディタ は備わっていますが、自分のスキルレベルにあったツールを選ぶことはとても重要です。全くの初心者であればコード知識無しで操作できるドラッグ&ドロップエディタ、HTMLに詳しく自由なカスタマイズをしたいならコードエディタなど、レベルに合わせて選択しましょう。   Benchmark Email では好きな位置に好きなコンテンツを配置できるドラッグ&ドロップエディタを提供しており、コンテンツブロックの追加、削除が簡単に行えます。 またテキストのみレイアウトやHTMLコードエディタもご用意しております。 メモ: メールの81%はモバイルデバイスで開封 今日では必須となっているモバイル画面でレイアウトを最適化するレスポンシブデザインは、つい数年前まではスタンダードなデザインではありませんでした。メール配信システムを選ぶ際にはレスポンシブデザインを適用できるか確認するのがお勧めです。Benchmark Email から配信されるメールは全てレスポンシブデザインとなっているため、パソコンで見てもスマホで見てもきれいに表示されるようになっています。 画像編集ツール グラフィックデザインの知識がない場合、 メール配信に使用する画像を作成、編集するのは簡単ではありません。シンプルな操作でリサイズや切り取り、フィルタやテキストの追加ができる画像編集ツールがあるととても便利です。Benchmark Email ではエディタ内から直接画像編集ツールへのアクセスができるようになっています。 受信テスタ―機能 一歩先を行くマーケターならメルマガ購読者がどのメールクライアントを使用しているかもある程度把握しておくのがお勧めです。 Benchmark Email ではLitmusとの連携で受信テスタ―機能を提供しており、Office 365やiPhoneのApple Mailなどメジャーなメール受信箱環境でどのようにメールが表示されるのかを予めテストすることが可能になっています。 無料メールテンプレート ゼロからメールを作成するのは手間がかかるため、無料メールテンプレートがあればレイアウトに悩ませられることもありません。 旅行、スポーツ、教育、医療など、Benchmark Email では様々な業種に合わせた無料メールテンプレートを豊富に取り揃えています。コンテンツをカスタマイズするだけで簡単にメール配信ができます。 RSS配信 ブログ記事の配信はメールマーケティング戦略の一部として実行してみることをお勧めします。 ただ毎回メール作成していては大変なため、RSS配信機能があるととても便利です。 リード獲得 メールマーケティングを行う上で欠かせないステップがリードやメルマガ購読者の獲得です。ランディングページやウェブフォームを作成し、ウェブサイトに追加するのが定番です。 ランディングページはウェビナー登録や特別コンテンツへのアクセスなど、サイト訪問者に対し特定のゴールとなるアクションを行ってもらうためのページです。ウェブフォームを埋め込めばその後のトラッキングやメルマガリストへの登録が可能になります。     あるいはトラフィックの多いページにウェブフォームを埋め込んだり、ポップアップで表示させるのも効果的です。メール配信システムによっては取り扱いがない形式のフォームなため、メール配信システムを選ぶ際には前もって確認が必要です。 ステップメール 関係性を築いていくことにフォーカスを当てるのが効果的とされています。ステップメール機能はこのようなアプローチに非常に便利なツールです。 サイトでリードやメルマガ購読者を募っているのであれば、せっかくなので住んでる地域や業界など条件に合わせてパーソナライズしたメールを送ってみるのがお勧めです。大切なのは一定の間隔で有益な情報を少しずつ送ることであり、一気に大量のセールスメールなど送るのは逆効果です。受信箱にブランド名をちょくちょく見かけるようになれば親近感がわき、信頼関係を築くことができます。 マーケティングオートメーション 単に一定時間の間隔をあけて自動配信をするステップメールとは違い、マーケティングオートメーション はクリックや特定ページへのアクセス等、ユーザーのアクションをベースにメールを自動配信する機能です。 リードがウェブサイト上の特定ページにアクセスした、商品を購入した、メルマガ登録した、など様々な条件をトリガーにアクションに合わせたコンテンツを自動で送るよう設定できます。これもメールのパーソナライズ化の一環であり、オートメーションを活用したいならこの機能が備わっているメール配信システムを選ぶようにしましょう。 A/Bテスト機能 ほぼ全てのメール配信システムはA/Bテスト機能を提供しています。件名や配信時間、CTAなど複数のバージョンを用意しどれが最も良い反応を得られるかをテストする機能です。 対象の購読者によっても何に良い反応を示してくれるかは実際にメールを配信してみないと分からないことが多いため、リスト内の少数グループへテスト配信を行い、ベストな測定データを得たバージョンを残りの大半へ配信します。   A/Bテストでお勧めのテスト項目 件名 CTAテキスト メール配信時間 メール配信日 プレビューテキスト コピーライティング メール形式(HTML vs. テキスト) レポート機能 効果測定機能はメールマーケティングの長期的な成功には欠かせません。メール配信システムを選ぶ際には細やかな測定ができるレポート機能にも注意してみましょう。 ブランドが配信するメールに対し、購読者がどのように反応を示しているのかを知り、分析することでより良い反応を得られるメール配信運用へ調整をしていくことができます。Benchmark Email ではメール開封、反応率(クリック)、クリック分析などをご用意しています。またメールごとにエラー率や購読停止率も測定し、どのコンタクトにメールが届いていないのか等も確認できます。 --- ### Status - Published: 2020-05-28 - Modified: 2025-06-13 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/status/ Benchmark Email稼働状況 2025年6月12日   ベンチマークは100%正常に動作しています。画像ギャラリーは完全に機能回復しました。 2025年6月12日   当社の画像ギャラリーは現在、画像が保存されているGoogle Cloudの障害により、一時的に利用できない状態となっています。これにより、Benchmark Emailアカウント内での画像のアップロード、表示、およびアクセスが一時的に利用できなくなっています。 2025年4月8日 11:00 pm JST Benchmarkは完全に稼働しており、メールも通常の速度で送信されています。 2025年4月5日 太平洋時間午前9時 メールキューは完全に解消され、Benchmarkは100%通常運用に戻りました。 2025年4月4日 太平洋時間午前8時 キャンペーン送信に影響していた問題は解決され、現在メールは正常に処理されています。 システムが未処理のメールを処理しているため、メールの配信に遅延が発生する可能性があることにご留意ください。 ご辛抱いただきありがとうございます。すべてのメールの配信が完了し、キューが解消された時点で、改めてご報告いたします。 2025年4月4日 1:00 JST メール配信に影響する問題は解消されました。 しかし、送信待ちのメールが大量にあるため、すべてのメッセージが送信されるまでに時間がかかる可能性がございます。送信待ちのメールが完全に解消されましたら、お知らせします。 ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、送信待ちのメールが完全に解消されましたら、お知らせします。 2020年 6月11日 22時10分 画像ギャラリーは通常通り稼働しています。 サムネイルの表示問題も修復が完了しています。   2020 年 6月 11日 12時26分 現在画像は通常のスピードでアップロードが可能になっています。編集ツールもご利用が可能となっており、サムネイルの表示も修復が完了しています。 しかし本日午前5時以降にアップロードされた画像については引続き修復を行なっております。2時間程度で完了予定ですが、お急ぎの場合には再度アップロードをお試しください。 2020 年 6月 11日 7時15分 画像アップロードのスピードが遅くなっております。アップロード開始から画像ギャラリーに表示されるまで1分程のお時間を要し、サムネイルが無効になる場合がございます。アップロードした画像が表示されない場合はブラウザのキャッシュ削除をお試しください。 画像編集ツールにおいては現在ご利用頂けません。 2020 年 6 月 3日 22時32分 現在、通常通り稼動をしております。引き続き米国データセンターにて安定稼働へ向けたシステムの補強作業を進めております。 2020 年 6 月 2 日 10時46分 現在、システムは正常に稼働しておりますが、引き続き米国データセンターにて完全復旧状態へ向けた調整・確認作業を進めております。 2020年 6月 2日 12:12:00 AM システムは正常に稼働しておりますが、引き続き米国データセンターにて完全復旧状態へ向けた調整・確認作業を進めております。 2020年 5月 30日 12:52:00 AM メール配信遅延につきまして、現在も引き続き当社データセンターにて修復作業を行なっております。 2020年 5月 29日 5:52:00 PM メール配信遅延につきまして、現在もデータセンターにて修復作業を行なっております。 2020年 5月29日 午前7:05 画像アップロード機能は現在復旧しております。メール配信遅延については現在も修復作業を行なっております。 2020年 5月29日 0:45 am 日本時間 当社のデータセンターでネットワーク接続障害が発生し、一部のユーザー様でメールの配信の遅延と、画像のアップロードができないという事象が発生しております。 --- ### Landing pages > ランディングページエディターを使って簡単にLPを作ることができます。独自ドメインでの公開も可能。 - Published: 2020-04-16 - Modified: 2024-06-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/landing-pages/ ランディングページ作成機能 ページ数無制限&自社のサブドメインで公開できます。作成は直感エディタで誰でも簡単!メルマガ登録、キャンペーンやイベント告知、資料請求ページなど幅広くご活用ください。 ドラッグ&ドロップで簡単作成 HTMLコードの知識は不要。誰でも使えるドラッグ&ドロップ形式のエディターでオリジナルのランディングページを簡単に作成できます。 初めてでも作りやすいテンプレート コンバージョンへ誘導しやすいレイアウトのテンプレートをご用意していますので、簡単に作成できます。 登録フォームの埋め込み ランディングページにメルマガ登録フォームを埋め込むことでメルマガの新規購読者を獲得できます。 メルマガのリンク先ページとして 作成したランディングページは、メルマガやステップメールのリンク先コンテンツとして活用することで、より多くの情報を届けることができます。 自社のサブドメインが使えるので 信頼感があるページにできます 自社のサブドメインで公開できるため、ページURLからも信頼性を感じられるランディングページが作れます。(CNAMEの設定が必要です) ランディングページのゴール計測 エンゲージメントや新規購読者数などのコンバージョンゴールを設定して、メルマガ配信のROIを計測しましょう。GAタグ、GTM、Facebook pixelを埋め込んでの効果測定も可能です。 Benchmark Emailでワンストップのマーケティングを マーケティングに役立つツール満載 メールマーケティング プロ仕様のメールを 簡単に作成できます アカウント登録 ランディングページ オリジナルのランディングページでメールからのコンバージョンアップ アカウント登録 オートメーション・EMA 自動のアプローチでリード獲得から顧客ロイヤルティ育成までシナリオ化 アカウント登録 ランディングページに関する資料 最新情報 アニメーションを利用して魅力的なLPを!ランディングページのエディタ操作方法を解説 「どんなページが作れるの?」「本当に簡単に作れるの?」といった皆様の疑問を少しでも解消するべく、ページ編集部分について詳しくご紹介します! マーケティング施策 ランディングページ機能の使い方 機能を実際に使ってみたいという方に向けて、詳しい操作方法を解説したページです。トライアルアカウントを作成の上、ぜひエディタ操作をお試しください! 無料のトライアルアカウントで試してみませんか? 今すぐ始められるトライアルは、お試し期間無制限で月3,500通まで配信!   . signup-form-wrap input. form-text-field { box-shadow: none; height: auto; border: 1px solid #e6e6e8; border-radius: 3px; font-size: 1rem; -webkit-box-shadow: 0 0 0 1000px #fff inset; color: #666872; height: 42px; } . signup-form-wrap #frm_submit_new { font-size: . 8rem; font-weight: 600; text-transform: uppercase; background-color: #4e5ff9; letter-spacing: 1px; color: #4e5ff9; color: #fff; border: none; height: 42px; } --- ### Upgrade > Regardless of the industry you are in email marketing will help you grow your business with these premium marketing tools starting at only $13.99. - Published: 2020-04-14 - Modified: 2022-03-14 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/pricing-old-july/upgrade/ 月額料金 1,800円~ Benchmark Emailでメールマーケティングのその先へ 低価格・高機能ツールでビジネスの成長を応援します 今すぐアップグレード A/Bテスト マーケティングオートメーション カスタマイズ可能な登録フォーム サブアカウント管理機能 カスタマーサクセスサポート ホットリード機能 セキュリティPIN設定 Benchmarkロゴの非表示 安心の日本語サポート Your browser does not support HTML5 video. 豊富なサポートコンテンツ Your dedicated Account Manager will: 初心者向けのガイド資料をPDFやスライドでご用意   充実したFAQや、リスト照合などの支援サービス(オプション)   ベンチマークブログでメールマーケティングの最新ノウハウや事例を提供 ワークショップ/セミナー Benchmarkのスタッフによるノウハウ共有 すぐに使えるメールシナリオ作成ワークショップ   個別相談会(東京オフィスで実施)   各種イベントで講演(都度ご案内) 有料プランなら登録フォームも無制限 トライアルプランでは登録フォームからの一日の登録数が75件までと制限があります。有料プランで登録数を無制限にしておけばWebサイトのアクセスが急増や、展示会やイベントで登録希望者が増えても機会損失をすることがありません。 Benchmarkロゴの非表示 アップグレード後、メールのフッターからBenchmarkのロゴを非表示にすることができます。 EMA メールに特化したマーケティングオートメーションで売上を最大化! 購読者のメール開封やリンククリックが、その後のフォローアップメールのトリガーとなります。 購読者を、彼らの行動(例えば商品購入など)に応じて自動的にリスト化することで、最適なメッセージを届けることができます。 訪問したページ情報をトラッキングし、特定のページにアクセスした購読者には異なるメールを配信することができます。 購読者から見込顧客へ、さらにリピーターになるまで完全に自動化されたシナリオを作成することができます。 カートに商品を入れた後まだ購入していない購読者に自動でメッセージを送り最終的な購入を後押しします。割引や送料無料などの得点を提供して機会損失を減らしましょう。 追加料金は必要ありません 今すぐアップグレード マーケティング特化ツール A/Bテスト 件名以外にもメールコンテンツの比較、時間の比較も可能です! 最高3件のメールを比較できます 配信に最適な時間を知るための、配信時間テスト 最も開封・クリックの多かったメールを自動的に残りの配信先へ送信します A/Bテスト専用レポートでテスト結果を比較できます ホットリード機能 重要・効果的なリストセグメントを簡単に自動で作成 最もエンゲージメントの高い顧客リストを簡単に作成し、特別なプロモーションの送信、フィードバックのリクエスト、ロイヤリティプログラムの構築などをします。 非アクティブユーザーのリストを作成、把握し、再エンゲージメントのためのキャンペーンを配信します。 チーム、代理店にとって使い勝手の良いアカウント管理ツール 複数のクライアント、チーム、異なる部署のメールマーケティング担当者にとって便利なこのツールは、全ての有料プランにてご利用、管理することができます。 サブアカウント マスターアカウントから複数のアカウントを管理 一貫したブランド管理のためサブアカウントへメールテンプレートの共有がお勧めです サブアカウントへのリスト共有 サブアカウント作成に追加料金はございません! セキュリティPIN 複数のメンバーでアカウントを利用する場合、PINセキュリティを用いてリストのダウンロード/エクスポートに制限をかけることができます。 データの保護にぜひご利用ください! 今すぐアップグレード Benchmark Emailは全世界50万社の企業に利用されています。 メールマーケティングのその先へ   今すぐアップグレード 無料で試してみる 費用は一切発生しません   --- ### Wistia - Published: 2020-04-09 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/wistia/ Wistiaとの連携 Wistiaの購読者をBenchmark Emailリストへ追加します Wistiaとの連携により、自動的に動画の購読者をBenchmark Emailリストに追加することができます。コンタクトがリストへ追加された瞬間から自動で顧客のシナリオを作成します。すべてのBenchmarkアカウントで無料で利用できます。 必要なもの: Benchmark Emailアカウント(無料トライアルでも可) Wistiaアカウント 連携に特別な設定などは必要なく、簡単です。 ダウンロードも必要ありません。 Benchmark Emailリストへ自動的にコンタクト情報が追加されます。 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを作成します 連携する --- ### Sitemap - Published: 2020-04-08 - Modified: 2020-06-23 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/sitemap/ Benchmark Emailサイトマップ --- ### メディア掲載に関して - Published: 2020-02-24 - Modified: 2020-06-27 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/about-us/media-relations/ プレスリリースに関するお問い合わせや、弊社CEOへのインタビューなどのお問い合わせにつきましては、以下ご連絡ください。 お問い合わせ先 日本語:Benchmark Japan --- ### Help phone - Published: 2020-01-14 - Modified: 2021-06-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/help-phone/ お気軽にご連絡下さい 電話番号 国際電話 営業日 時間 タイムゾーン 800. 430. 4095 213. 493. 6558 M-F 6:00AM-5:00PM PST 52. 55. 3300. 5177 M-F 9:00AM-6:00PM UTC- 6 時間 (+34) 912 558 876 M-F 9:00AM-6:00PM CEST (+57) 3213109122 M-F 8:00AM-5:00PM UTC -5 時間 502. 6626-5959 M-F 7:00AM-5:00PM UTC -6 時間 Atendimento Telefônico Indisponível M-F 9:00AM-6:00PM UTC - 3 時間 Atendimento Telefônico Indisponível M-F 9:00AM-6:00PM UTC - 3 時間 (+49) 8341 9753 002 M-F 9:00AM-6:00PM CET (+33) 01 86 26 09 53 M-F 9:00AM-6:00PM CEST (+41) 43 508 4676 M-F 9:00AM-6:00PM CET 0039 06 94806705 M-F 9:00AM-6:00PM CEST 886-2-2258-5981 M-F 8:30 AM-5:30PM GMT+8 +86 020 8981 0899 M-F 8:30AM-6:00PM GMT+8 (+44) 20 3695 2266 M-F 8:00AM-5:00PM GMT チャット・メールのみ対応 M-F 10:00AM-12:00PM 1:00PM-5:00PM GMT+9 0124 - 419 2601 /02/03/04/05 M-S 24/7 Monday 5:00 AM - Sunday 5:00 AM GMT+05:30 --- ### Servers - Published: 2020-01-14 - Modified: 2020-01-14 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/servers/ Benchmark Email Servers Hello and welcome! You’ve most likely arrived here because you’ve researched a link within an opt-in email campaign sent by one of our customers. Benchmark Email is a leading email service provider (ESP), having served over 73,000 users with our professional, permission-based email solutions. We require all our customers follow very strict email marketing best practices. Our anti-spam policies ensure that the millions of emails sent from our servers have the highest delivery rates possible. At Benchmark, we easily set the standard for affordable, easy email marketing. Here's a list of some of the companies who use Benchmark Email. Benchmark Email Home Page --- ### Video Tutorials - Published: 2020-01-13 - Modified: 2023-08-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/video-tutorials/ 動画一覧 シンプルで見やすいチュートリアル動画でBenchmarkを活用   ダッシュボードについて ユーザーインタフェースの概要を説明しています。     コンタクトリストの作成 コンタクトリストの作成方法を説明しています。     メール作成 ドラッグ&ドロップエディタでのメールの作成方法を説明しています。     登録フォーム 登録フォームの作成方法を説明しています。     メールレポート メールレポートの見方について説明しています。     オートメーションの作成 オートメーション(ステップメール/アクションメール)の作成方法を説明しています。     A/Bテストの設定 A/Bテストの設定方法を説明しています。     セグメント機能 セグメント機能の使い方を説明しています。     オンラインセミナー Benchmark Emailオンラインセミナーを録画したものです。リストのアップロードからレポートの確認まで、基本操作をセミナー講師が説明しています。     GDPR対応登録フォーム BenchmarkでGDPR対応マーケティング戦略を実現しましょう   --- ### PieSync - Published: 2020-01-13 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/piesync/ PieSync Integration for Benchmark Email Integrate with tons of other web services. With the PieSync integration, you can integrate your CRM, eCommerce and many other cloud apps into your email marketing. Now your Benchmark account is more powerful than ever. See the great companies the PieSync integration will allow you to connect with: Requirements: Benchmark Email Account (sign up for free) PieSync Account Description PieSync creates a 2-way, real-time connection that stays up-to-date once it is set. Integrations created with PieSync monitor your apps to see when an update is needed and will then sync all new data. You can also designate which tool is your master database, so you don't have to fear overwriting incorrect or outdated information. You can determine which direction the sync goes, set filters to focus on specific segments of your list and even decide whether or not to sync deletions and unsubscribes. Initial Set up When you create your PieSync account you will automatically be on the 14 Day free trial plan. During this trial, you can create unlimited connections and sync unlimited contacts. When the 14-day trial expires, all active connections will be suspended until the account is upgraded to a paid plan or you upgrade to their Forever Plan. The Forever Plan allows you to sync 2,000 contacts for free ($19 value) per month. This plan is offered explicitly to our Benchmark users, who sign up to PieSync using the Benchmark interface, Click Here to learn more. Integration Is Fast & Easy:... --- ### SurveyMonkey - Published: 2020-01-07 - Modified: 2022-06-20 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/surveymonkey/ SurveyMonkey × Benchmark 連携 メールマーケティングでアンケートの到達率を向上 SurveyMonkeyと連携することで、顧客や購読者にメールで簡単にアンケートを送信することができます。SurveyMonkeyでは複数のテンプレートとレイアウトからアンケートをお選び頂けます。Benchmark Emailのすべてのアカウントでご利用可能です。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) SurveyMonkey アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 顧客や購読者に簡単にアンケートを送信可能 メールマーケティングの力でアンケートの届く範囲を拡大 連携する --- ### Cookie Policy - Published: 2020-01-06 - Modified: 2020-07-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/cookie-policy/ Site Terms プライバシーポリシー クッキーポリシー アンチスパムポリシー 契約条件 スパムフリーゾーン ユーザー誓約 クッキーポリシー このクッキーポリシーはGDPRに遵守する欧州地域でのユーザーに適用されます。 Benchmark Email は Benchmark Internet Group(以降「Benchmark」あるいは「弊社」とする)によって経営・運用しております。このクッキーポリシーではBenchmark運用におけるクッキーの利用方法、及びユーザーの購読者がサイト・オンラインストアの訪問した際、またメールを開封・クリックしたか否かの詳細を記載しています。本ポリシーでは弊社が使用するクッキーの種類及び利用背景も記載しており、またBenchmarkのクッキー使用に関するユーザーの権利に関しても言及しています。本ポリシーは利用規約の一部となり、本ポリシーで言及されていない内容、あるいは定義化されていない用語はプライバシーポリシーをご覧ください。Benchmarkではクッキーを使用し個人情報及び追加情報により個人情報となり得るデータを収集する場合があります。Benchmarkにおける個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシー 及び クッキー設定をご参照ください。 クッキーとは何ですか? クッキーとはサイト訪問者のパソコン、あるいはモバイルデバイスに付随するごく小さなデータです。弊社のようなSaaS(サービスとしてのソフトウェア)会社においてクッキー利用は一般的な運用の一部であり、サイトやサービスの正常な機能、動作向上、及び測定データの提供に用いられています。 サイト管理者、あるいはサービスプロバイダ(例:Benchmark)によって設置されたクッキーは「第1者クッキー」とし、Benchmarkとパートナー関係にあるサイト管理者によって設置されたクッキーは「第3者クッキー」とします。例えば、第3者クッキーは連携機能に必要なデータへのアクセスを可能にし、正しく作動するために必要となります。このような第3者企業はユーザーがサイトを訪れた際に、パソコンあるいはモバイルデバイスの特定が出来るようになっています。 Benchmarkでのクッキー活用法 正常なサイト及びツールの機能性においてクッキーの設置が欠かせない場合があります。このようなタイプのクッキーは「必須クッキー」と呼ばれます。「パフォーマンスクッキー」は弊社及び第3者企業はユーザーに関連性の高い情報を効果的に届けるために設置します。例えばBenchmarkではユーザーエクスペリエンスの最適化や利用ツールに関するフィードバックの提供のため利用しています。また購読者の行動をトラッキングするタイプのクッキーもあります。尚第3者クッキーでは広告目的でデータ収集を行うクッキーもあり、クッキーの種類詳細についてはそれぞれ以下をご覧ください。 Benchmarkが設置するクッキーについて Benchmarkで使用するクッキーの種類について以下詳細をご案内します: 必須クッキー これはサイトの機能と利用に必要不可欠なクッキーとなり、無効にすることはできません。プライバシー設定、ログイン、フォーム入力など、サービスリクエストとして認識されるユーザー行動に対してのみ作用するタイプになります。 ブラウザ設定でこのタイプのクッキーのブロック、警告表示が可能ですが、Benchmarkサイト一部では機能しない点ご注意ください。このタイプのクッキーは個人の特定可能情報を保存することはございません。 クッキー 種類 Benchmark Stricly necessary cookies generated by Benchmark. They are general purpose platform session cookies. PHPSESSID ASP. NET_SessionId OneTrust This cookie is set by the cookie compliance solution from OneTrust. OptanonConsent OptanonAlertBoxClosed Wordpress Cookies set for Wordpress platform functionalities. pll_language wordpress_test_cookie パフォーマンスクッキー このタイプはサイト訪問、訪問元ページ情報をトラッキングし、Benchmarkサイトパフォーマンスの向上に役立っています。サイト内で訪問者の多い/少ないページ、ナビゲーションパターンなどが分かるようになっています。 パフォーマンスクッキーで保存される情報は全て匿名となり、ユーザー側で無効にしますと、Benchmarkは訪問や使用リンクなどをトラッキングすることは出来なくなります。 クッキー 種類 Google Analytics Used to distinguish users, calculate visitor, session and campaign data for the sites analytics reports. _gat_UA-nnnnnnn-nn _ga __utmz __utma _gid __utmt _gat ubvt __utmv __utmb __utmc _gat_UA-43979731-4 機能クッキー 機能クッキーはサイトの機能性、及びパーソナライズを向上させます。Benchmark及びBenchmarkへの提携サービスを提供する第3者によって設定されています。 このクッキーを無効にすることで、サイト一部が正常に機能しない場合があります。 クッキー 種類 LiveChat Sets a unique ID to allow Live Chat to identify the visitor. __lc. visitor_id. nnnnnnn __atuvc lc_window_state __atuvs __lc_vv main_window_timestamp_9 notification __livechat_lastvisit main_window_timestamp_2 main_window_timestamp_8 recent_window main_window_timestamp_10 __livechat main_window_timestamp_12 message_text main_window_timestamp main_window_timestamp_6 notification main_window_timestamp_13 main_window_timestamp_5 3rdparty main_window_timestamp_1 Chat Plus Chat software for our Japan site. Keeps track of the visitor's unique ID. jp_chatplus_vtoken Twitter These cookies help Twitter improve and understand how people use their services, including Twitter buttons and widgets, and Twitter Ads. auth_token twll __utmz secure_session guest_id __utma personalization_id remember_checked remember_checked_on Intercom Sets unique cookie ID to be associated to the visitor. intercom-id-ilz8qnxk ターゲットクッキー このタイプはBenchmarkの広告パートナーによって設定されるクッキーです。マーケティング目的で興味対象のプロフィールの構築を行い、関連商品の広告を表示されるのに利用されます。 個人情報を保存することはありませんが、使用するブラウザ・デバイスの情報を利用します。このクッキーを無効にしますと、興味の対象と関連性の低い広告の表示が増加する場合があります。 クッキー 種類 Bing These cookies are used by Microsoft advertising to anonymously identify user sessions to help us measure the effectiveness of our marketing campaigns MUID Disqus __utmb __utma __jid __utmz __utmc __utmt G_ENABLED_IDPS disqus_unique DoubleClick This cookie is associated with the DoubleClick... --- ### LinkedIn - Published: 2019-12-19 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/linkedin/ LinkedIn Integration for Benchmark Email Share Recent LinkedIn Updates with Your Subscribers Turn your subscribers into LinkedIn followers by sharing recent updates with the Benchmark Email LinkedIn Template Integration. Your company’s information and three most recent updates are included with the LinkedIn template option. This integration is available free with every Benchmark Account. Requirements: Benchmark Email Account (free to sign up) LinkedIn Account & Company Page How to Integrate: No download necessary Easily share important company information and updates Gain LinkedIn followers with the power of email marketing 連携する --- ### Ebay - Published: 2019-12-19 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/ebay/ Ebay Integration for Benchmark Email Easily Promote Ebay Items for Sale Bring more attention to your items for sale on eBay thanks to the Benchmark Email eBay Template Integration. Either promote one or multiple items with the eBay template option. This integration is available free with every Benchmark Account. Requirements: Benchmark Email Account (free to sign up) Ebay Seller ID How to Integrate: No download necessary Automatically add leads to your Benchmark Email lists Create quality engagement with the power of email marketing 連携する --- ### User Pledge - Published: 2019-12-19 - Modified: 2020-02-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/user-pledge/ Site Terms プライバシーポリシー クッキーポリシー アンチスパムポリシー 契約条件 スパムフリーゾーン ユーザー誓約 ユーザー誓約 メールマーケティングをより良くするために 未承諾メール 未承諾メールは絶対に送信しません 商用電子メール 下記場合を除き、個人メールアドレス宛には商用電子メールを送信致しません。 2003年のCAN SPAM Actにより定義された、事前承認が取れている個人メールアドレス宛 European Commission Privacy and Electronic Communications Directiveにより定義されている事前承認が取れている個人メールアドレス宛 商用電子メールの内容 全ての商用電子メールの中には、購読解除または購読停止が行える機会を全ての購読者に与えなければならない。購読解除手続きは迅速に対応しなければならなく、購読者に対し購読解除手続きまでに要する時間を明示しなければならない。 商用電子メールを送信の際、送信元、件名、本文に誤解を与えたり、嘘、偽りのある内容を含んではならない。件名はメール本文またはメール内容の目的について、判断を誤らせるものであってはならない。 メールアドレスの収集 メールアドレスは不正の方法で収集してはならない。 定義 Affirmative Consent(2003年U. S. CAN SPAM Actにて定義):購読者は送信者からの要求に対して応えるかたち、または、購読者主導のもと、メールを受信する旨明確に意思表示をする。また、購読者が受信許可の意思を表示した団体または組織、個人以外からのメールの場合、購読者が受信許可したメールアドレスは商用電子メール利用の目的で他の団体または組織、個人に譲渡される旨を、あらかじめ明記し承諾を得なければならない。 Consent ( European Commission Privacy and Electronic Communications Directiveによる定義):顧客との関係構築(法人または個人が商品やサービスの販売または提案目的で電子メールが送られてくることに顧客が同意したうえで獲得したメールアドレス)の背景で、類似の商品やサービスの提案のためのメールアドレスの利用は考慮されるが、Directive 95/46/ECに従って、得られたメールアドレス宛に同じ会社組織からの使用のみとする。法人または個人によって、メールアドレスが獲得されたら、顧客はそれらの法人または個人の電子メールアドレスの今後の利用用途について明示を受けるべきであり、また、これらの使用に関して拒否する機会を得なければならない。この機会はメールが送られてくる限り継続されなければならず、解約時に必要となる通信費用以外は無料でなければならない。 * Directive 95/46/ECより:承諾とは、顧客による自発的かつ具体的に提供され、顧客にもとづく個人情報のデータは収集者により処理されることを指し示す。 商電子メール: 商品またはサービスの宣伝、販促の目的で送られる大量の電子メール 購読解除:今後の商電子メールの受信を拒否するための機能 未承諾メール:受信者の承諾無しに送られる商電子メール --- ### Spam Free Zone - Published: 2019-12-19 - Modified: 2020-02-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/spam-free-zone/ Site Terms プライバシーポリシー クッキーポリシー アンチスパムポリシー 契約条件 スパムフリーゾーン ユーザー誓約 スパム禁止 迷惑メールについては1件ずづ対応します Benchmark Emailは迷惑メールについて、真剣に取り組むべき項目であると認識しております。さもなくば、当社サービスをご利用いただいている他のお客様の メール配信率に悪影響をもたらしてしまいます。また多くの企業が迷惑メール対策を掲げているのも事実です。下記にて当社の具体的な迷惑メー ル対策を明示致します。 当社はメール及びインターネットサービスプロバイダーと親密に連携し、双方ともにいつでも連絡を取れる状態にしております。 当社は長年のメールマーケティングの経験と知識を生かし、ガイドラインの作成や改訂に長年の時間を費やしており、今後も継続してこれらを行い、改善に取り組みます。 当社はEmail Sender & Provider Coalitionのメンバーの一員であり、非常に優れた内容のメールマーケティングルールの憲章に従っております。 当社は、全てのクレームに対し調査を行います。当社の顧客が迷惑メールのクレームを受けた場合、当社は迅速かつ徹底的に調査を致します。 当社は購入、貸与、許可無しに収集されたメールアドレスの使用を許可しておりません。当社の顧客は承諾済みのメールアドレス宛に配信しているため、高い配信率を実現できております。 当社顧客が迷惑メールが原因で捕らえられた場合、当社は直ちにその顧客のアカウントを停止いたします。当社監督の下で、承諾済みではないメールアドレス宛にメールを配信している場合、当社はそれら顧客に対して警告を致します。 当社はReturn Pathの技術および専門知識を採用し、配信率の向上に向けて取り組んでおります。業界のトップカンパニーと協業し、当社顧客のメールが少しでも多く正確に届くため常に努力しております。 当社はCAN-SPAM を完全に遵守し、全顧客に対し、これら連邦ガイドラインを遵守するよう働きかけます。 当社ネットワークより迷惑メールまたは嫌がらせを受けた場合、下記アドレス宛に転送頂けますと幸いです。皆様のご協力のほどお願い申し上げます。 abuse@benchmarkemail. wpengine. com --- ### YesInsights - Published: 2019-12-18 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/yesinsights/ YesInsights Integration for Benchmark Email Add YesInsights surveys to your Benchmark Email campaigns With our YesInsights integration, you can automatically add your YesInsights one-click surveys to a Benchmark Email campaign. Gain valuable feedback from your subscribers with ease. Available free with every Benchmark account. Requirements: Benchmark Email Account (sign up for free) YesInsights Account Integration Is Fast & Easy: No download necessary Automatically add leads to your Benchmark Email lists Create quality engagement with the power of email marketing 連携する --- ### Woocommerce - Published: 2019-12-18 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/woocommerce/ WooCommerce Integration for Benchmark Email Send leads you've captured with your WooCommerce store to your Benchmark Email lists. With our WooCommerce extension, you can automatically add your WooCommerce customers to a Benchmark Email list. Send automated follow-ups from the moment they submit their information. Available free with every Benchmark account. Requirements: Benchmark Email Account (sign up for free) WooCommerce Account Integration Is Fast & Easy: No download necessary Automatically add leads to your Benchmark Email lists Create quality engagement with the power of email marketing 連携する --- ### Wishpond - Published: 2019-12-13 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/wishpond/ Wishpond Integration for Benchmark Email Send leads you've captured with Wishpond to your Benchmark Email lists. With our Wishpond integration, you can automatically add your Wishpond leads from your landing pages and contests to a Benchmark Email list. Send automated follow-ups from the moment they submit their information. Available free with every Benchmark account. Requirements: Benchmark Email Account (sign up for free) Wishpond Account Integration Is Fast & Easy: No download necessary Automatically add leads to your Benchmark Email lists Create quality engagement with the power of email marketing 連携する --- ### ViralSweep - Published: 2019-12-13 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/viralsweep/ ViralSweep Integration for Benchmark Email Send leads you've captured with ViralSweep contests to your Benchmark Email lists. With our ViralSweep integration, you can automatically add your ViralSweep entries from any of your sweepstakes or contests to any Benchmark Email Lists. Send automated follow-ups from the moment they submit their information. Available free with every Benchmark account. Requirements: Benchmark Email Account (sign up for free) Viralsweep Account Integration Is Fast & Easy: No download necessary Automatically add leads to your Benchmark Email lists Create quality engagement with the power of email marketing 連携する --- ### Privy - Published: 2019-12-13 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/privy/ Privy Integration for Benchmark Email Send leads you've captured with Privy forms and pop-ups to your Benchmark Email lists. With Privy's integration with Benchmark, you can automatically add your Privy leads from your exit intent popups and opt-in forms to the Benchmark Email list you choose. Send automated follow-ups from the moment contacts submit their information. Available free with every Benchmark account. Requirements: Benchmark Email Account (sign up for free) Privy Account Integration Is Fast & Easy: No download necessary Automatically add leads to your Benchmark Email lists Create quality engagement with the power of email marketing 連携する --- ### Kickbox - Published: 2019-12-13 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/kickbox/ Kickbox Integration for Benchmark Email Improve the quality of your Benchmark lists with email verification tools. With the Kickbox integration, you can seamlessly access, import, and verify lists in your Benchmark account. Customize your export to easily manage and maintain healthy lists. Benchmark customers receive 100 free verification credits when signing up, and a 10% discount on all Kickbox verification services. Requirements: Benchmark Email Account (sign up for free) Kickbox email verification account Integration Is Fast & Easy: No download necessary Improve the quality of your email lists and boost deliverability Make every email send count 連携する --- ### Get Site Control - Published: 2019-12-13 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/getsitecontrol/ Getsitecontrol Integration for Benchmark Email Add contacts from forms and popups to your Benchmark Email lists. With our Getsitecontrol integration you can collect email addresses from your custom opt-in forms, surveys and contact forms. Simply choose the specific mailing list and Getsitecontrol will add every new email subscriber to your Benchmark Email list automatically. Staying connected with your visitors has never been easier. Requirements: Benchmark Email Account (sign up for free) Getsitecontrol Account Integration Is Fast & Easy: No download necessary Automatically add leads to your Benchmark Email list(s) Create quality engagement with the power of email marketing 連携する --- ### Screenshots - Published: 2019-12-13 - Modified: 2021-02-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/about-us/brand-assets/screenshots/ スクリーンショット ガイドライン ダウンロード スクリーンショット ダウンロード EMAツール スクリーンショットのダウンロード Benchmark Email スクリーンショットのダウンロード 無料で試してみる 費用は一切発生しません --- ### Downloads - Published: 2019-12-13 - Modified: 2021-02-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/about-us/brand-assets/downloads/ ダウンロード ガイドライン ダウンロード スクリーンショット ロゴ AI EPS PNG AI EPS PNG AI EPS PNG 無料で試してみる 費用は一切発生しません --- ### Thank You - Published: 2019-12-10 - Modified: 2019-12-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/resource/thank-you/ Thanks for Downloading Your resource is on its way! We're sending it to the email address you provided, so keep any eye on your inbox. --- ### Thank You - General - Published: 2019-12-09 - Modified: 2024-06-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/thank-you-general/ お問い合わせありがとうございました カスタマーサポートは平日10時から17時まで対応しております。担当者から順次ご連絡いたしますのでしばらくお待ちください。 *2営業日経過しても返信がない場合、フォームに一時的なエラーが発生し送られていない可能性がございます。お手数ですが、「support@benchmarkemail. com」宛に直接ご連絡ください。 --- ### PipelineDeals - Published: 2019-11-22 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/pipelinedeals/ Pipeline × Benchmark 連携 オートメーションで顧客獲得 連携を利用して Pipeline 上のコンタクト情報をメール配信リストへ追加しましょう。ニュースレターや自動フォローアップなど CRM リード育成にお役立てください。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Pipeline アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Wufoo > Benchmarkからのシンプルな連携を使ってWufooで作成したフォームからリストを育てることができます。 - Published: 2019-11-22 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/wufoo/ Wufoo × Benchmark 連携 Wufooリードへのエンゲージメントとフォローアップの自動化 Wufooとの連携ではフォームからのデータをBenchmark顧客リストへ追加できます。お問合わせフォーム、アンケート、イベント登録フォームを活用してリスト育成が可能です。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Wufoo アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力でウェブサイトへのトラフィックを利益に変えていきましょう 連携する --- ### Vcita > Benchmark Email にてvCitaのコンタクトが追加できるようになりました - Published: 2019-11-22 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/vcita/ vCita × Benchmark 連携 取引先とのエンゲージメントとフォローアップを自動化 連携では自動で vCita のコンタクトを Benchmark Email リストへ追加します。オートメーション機能と併用すれば Benchmark リストへ登録された時点からメールを自動配信することができます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) vCitaプレミアムアカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Smartsheet > Benchmark Email にてSmartsheetのコンタクトが追加できるようになりました - Published: 2019-11-21 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/smartsheet/ Smartsheet × Benchmark 連携 Smartsheet のコンタクト情報を Benchmark リストへ追加 連携を使って Smartsheet のコンタクトを自動で Benchmark Email リストへ追加します。オートメーション機能と併用すれば Benchmark リストへ登録された時点からメールを自動配信することができます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Smartsheet アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Recurly > Benchmark Email にてRecurlyのコンタクトが追加できるようになりました - Published: 2019-11-21 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/recurly/ Recurly × Benchmark 連携 Recurly の顧客情報を Benchmark リストへ追加 自動支払い設定を行った Recurly の顧客情報を Benchmark Email リストへ追加します。オートメーション機能と併用すれば Benchmark リストへ登録された時点からメールを自動配信することができます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Recurly アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Livechat > LiveChat連携でチャット利用者をコンタクトリストへ自動登録 - Published: 2019-11-21 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/livechat/ LiveChat × Benchmark 連携 チャットのお問い合わせからメールマーケティングの力で顧客育成 連携を使って LiveChat のお問い合わせコンタクトを Benchmark Email リストへ追加します。オートメーション機能と併用すれば チャットで問い合わせを受け Benchmark リストへ登録された時点からメールを自動配信することができます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント(無料トライアル登録) LiveChat アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Jotform > Benchmark Email にてJotFormのコンタクトが追加できるようになりました。 - Published: 2019-11-21 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/jotform/ JotForm × Benchmark 連携 オンラインフォームからのリード育成 連携を使って JotForm のコンタクトを Benchmark Email リストへ追加します。オートメーション機能と併用すればフォーム送信を完了し Benchmark リストへ登録された時点からメールを自動配信することができます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) JotForm アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Email Builder > メールマーケティングの専門知識やデザイン経験がなくても大丈夫!読者の注目を集める効果的なメールをかんたんに作成できます。 - Published: 2019-11-21 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/email-builder/ 簡単操作で本格仕様の HTMLメールエディタ 専門知識やデザイン経験がなくても大丈夫!AIによるデザイン提案や豊富なテンプレートでおしゃれなメールが作成できます。効率性やカスタマイズ性も高く、初心者はもちろんプロデザイナーにも人気のエディタです。 エディタを試してみる(トライアル登録) AIがメールデザインをご提案 自社サイトのURLを元にAIがメルマガを自動生成します。 詳細はこちら ドラッグ&ドロップエディタで自由にメール作成 コード知識不要!イメージ通りのメールが簡単かつスピーディに作成できます。 ブランドキット 自社ブランドの配色カラー、ロゴ画像、スタイルを反映できます。 詳細はこちら スマートコンテンツ機能 もう原稿作成で悩まない!AIがキーワードを元に文章を自動作成します。 詳細はこちら 自由なメールレイアウト 豊富なレイアウトで思い通りに構成できます。カスタマイズも自由自在! テキスト+画像 コンテンツブロック形式で、誰でも直感的に編集できます。 ボタン クリック率アップが期待できるボタン型CTAも、簡単に挿入できます。 商品ブロック 商品をアピールして売上アップ!商品情報の編集も簡単です。 詳細はこちら お気に入りブロック メールヘッダーやCTAなどそのまま再利用したい部分をブロックごとに保存できます。 パーミッションリマインダー エンゲージメントがない購読者に購読意思の再確認を行うことで、リストの質を向上しメール到達率アップを狙いましょう。 HTMLビルダー 上級者向けのメールエディタではコード入力画面とHTML表示画面が隣り合わせで即座にレビューが可能です。 シームレスな画像編集機能 メールには魅力たっぷりな画像が必須という時代。メール作成中に画像が必要な時もすぐに編集できます! エディタ内に画像編集ツールを搭載 メールエディタから直接画像編集が可能。カラー調整、画像効果やテキスト追加など簡単に行えます。 Benchmark Email x Canva 連携 Canvaでデザインした画像をBenchmark画像ギャラリーに直接取り込み!そのままメールに挿入が可能です。 詳細はこちら 無料画像素材ギャラリー メールにピッタリの画像が見つかる!Pexels、Giphyとの連携で高品質の無料ストック画像がいつでも手軽に利用できます。 豊富なメールデザインテンプレート 業種別テンプレートやイベント関連のメールデザインを豊富にご用意! シンプルで本格的なオートメーション メールのパーソナライズや、配信フローの自動化で生産性を上げましょう。 詳細はこちら メールの検証もお任せください 受信テスター 配信メールが異なるブラウザやデバイスでどのように表示されるのか、Litmus提供のツールで配信前にチェック! A/Bテスト機能 豊富なテストオプションが揃ったA/Bテスト機能でベストな結果が得られるバージョンを本配信。 どのようにテストすればいいかわからないという方にはセミナー動画もご用意しています。 eBay オークションサイトeBayで出品中のアイテムをメールでお知らせ LinkedIn LinkedInでの最新投稿を購読者にメールで共有 Shopify Shopifyでの販売商品をメールキャンペーンでアピール その他の連携ツールはこちら おしゃれなメルマガが簡単に!まずはエディタを試してみませんか? クレジットカード不要・期間無制限の無料トライアル登録 --- ### Slack > Slackの連絡先をBenchmark Emailのリストに追加できるようになりました。 - Published: 2019-11-21 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/slack/ Slack × Benchmark 連携 Slack のコンタクト情報を Benchmark リストへ追加 連携を使ってCreatejoy のコンタクトを Benchmark Email リストへ追加します。チーム間でのエンゲージメント向上に活用頂けます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Slack アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Google Contacts - Published: 2019-11-21 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/google-contacts/ Google コンタクト × Benchmark 連携 Google コンタクトへ Benchmark を使ってメール配信 Google コンタクトとの連携ではコンタクト情報を Benchmark顧客リストへ追加できます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Google アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 Gmail や Google アカウントでの設定不要 連携する --- ### Groove > Benchmark Email にてGrooveのコンタクトが追加できるようになりました - Published: 2019-11-20 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/groove/ Groove × Benchmark 連携 Groove の顧客情報を Benchmark リストへ追加 連携を使って Groove のコンタクトを Benchmark Email リストへ追加します。オートメーション機能と併用すれば Benchmark リストへ登録された時点からメールを自動配信することができます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Groove アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Freshdesk > Benchmark Email にてFreshdeskのコンタクトが追加できるようになりました - Published: 2019-11-20 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/freshdesk/ Freshdesk × Benchmark 連携 Freshdesk の顧客情報を Benchmark リストへ追加 連携を使って Freshdesk のコンタクトを Benchmark Email リストへ追加します。オートメーション機能と併用すれば Benchmark リストへ登録された時点からメールを自動配信することができます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Freshdesk アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Freshbooks > Benchmark Email now allows you to import your Freshbooks contacts to your Benchmark account. - Published: 2019-11-20 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/freshbooks/ FreashBooks × Benchmark 連携 FreshBooks のコンタクト情報を Benchmark リストへ追加 連携を使って FreashBooks のコンタクトを Benchmark Email リストへ追加します。オートメーション機能と併用すれば Benchmark リストへ登録された時点からメールを自動配信することができます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) FreshBooksアカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 コンタクト情報を手動でBenchmarkリストへ追加する手間を省きます メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Cratejoy > Benchmark Email にてCratejoyのコンタクトが追加できるようになりました - Published: 2019-11-19 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/cratejoy/ Createjoy × Benchmark 連携 Createjoy の顧客情報を Benchmark リストへ追加 連携を使ってCreatejoy のコンタクトを Benchmark Email リストへ追加します。オートメーション機能と併用すれば Benchmark リストへ登録された時点からメールを自動配信することができます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Createjoy アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Contactually > Benchmark Email にてContactuallyのコンタクトが追加できるようになりました - Published: 2019-11-19 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/contactually/ Contactually × Benchmark 連携 Contactually のコンタクト情報を Benchmark リストへ追加 連携を使ってContactually のコンタクトを Benchmark Email リストへ追加します。オートメーション機能と併用すれば Benchmark リストへ登録された時点からメールを自動配信することができます。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Contactually アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Acuity Scheduling > Benchmark Email にてAcuity Schedulingのコンタクトが追加できるようになりました - Published: 2019-11-19 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/acuity-scheduling/ Acuity Scheduling × Benchmark 連携 使用者のコンタクト情報をインポート 連携を使ってAcuity SchedulingのコンタクトをBenchmark Emailリストへ追加します。オートメーション機能と併用すれば予約をしてBenchmarkリストへ登録された時点からメールを自動配信することができます。連携機能は全てのBenchmarkアカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Acuity Scheduling アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Zoho > ZohoをBenchmark Emailアカウントと連携することでZoho上の顧客に対して簡単にメールマーケティングができます。 まずは、Benchmark Emailの30日間の無料トライアルをお試しください!お電話でのお問い合わせは03-4550-6805まで! - Published: 2019-11-18 - Modified: 2020-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/zoho/ Zoho × Benchmark 連携 Zoho CRMコンタクトへ向けたスマートなメールマーケティング 連携を使って Zoho のコンタクトを Benchmark Email リストへ追加しメール配信に活用頂けます。登録先リストの特定もダッシュボードから簡単に設定可能です。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Zoho アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 コンタクト情報を手動でBenchmarkリストへ追加する手間を省きます Zoho 側からの設定一切不要 連携する --- ### Zapier > Integrate with 900+ other web services like Gmail, Evernote, Facebook and Google Docs with our Zapier integration. - Published: 2019-11-18 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/zapier/ Zapier × Benchmark 連携 ワンクリックで1500以上のアプリと連携 FacebookやGmail、Evernote、Google ドキュメント等1500以上の外部サービスとの連携でより Benchmark アカウントを効果的にご利用いただけます。 Zapier との連携でメールオートメーションもより手軽に設定可能 Gmail アカウントから Benchmark リストへコンタクト登録 GoToWebinar 参加者や登録者を Benchmark アカウントへ登録 Eventbrite 登録者を自動で Benchmark リストへ登録 Google スプレッドシートのコンタクトデータを Benchmark リストへ登録 Wufoo から Benchmark アカウントへコンタクト情報をインポート Desk. com の顧客情報を Benchmark リストへ自動2ウェイ同期 Benchmark と Capsue CRM でコンタクトを常にアップデート LiveChat アカウントからコンタクト情報を Benchmark アカウントへ登録   Zapier 連携の仕組みは? Zapierの運用は多岐に渡ります。例えば、Benchmark Emailの登録フォームからの登録をトリガーにして、外部ツールのアクションを指定する運用が可能です。メール配信の予定日をスケジュールに組み込み、アラートで通知することや、Gmailでメールを受信したのと同時に送り主のメールアドレスを、自動的にBenchmark Emailのリストに組み込むことも可能です。このように1つのアクションをトリガーとして、異なるサービスでアクションを行う連携が実現しました。 連携する --- ### Shopify > Shopify 連携機能でお客様情報を配信リストに登録できます。 - Published: 2019-11-14 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/shopify/ Shopify × Benchmark 連携 Shopify の顧客とメール配信を通じてコミュニケーション 連携を使って Shopify の顧客情報を Benchmark Email リストへ追加します。オートメーション機能と併用すれば フォローアップメールなどの自動配信が可能。連携機能は全ての Benchmark アカウントでご利用頂けます。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Shopify アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 自動でコンタクト情報をBenchmarkリストへ追加 メールマーケティングの力で質の高いエンゲージメントを実現 連携する --- ### Google Sheets > GoogleドキュメントをBenchmark Emailアカウントと連携することで、簡単に顧客情報をインポートすることが無料で可能です。 まずは、Benchmark Emailの30日間の無料トライアルをお試しください!お電話でのお問い合わせは03-4550-6805まで! - Published: 2019-11-14 - Modified: 2020-04-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/google-sheets/ Google スプレッドシート × Benchmark 連携 GoogleシートからBenchmarkアカウントへデータインポート 連携を使って Google シートにまとめたコンタクトを Benchmark Email リストへ追加します。Googleフォームのアンケートなど Google シートに保存されたデータでエンゲージメントを実行しましょう。 必要条件: Benchmark Email アカウント (無料トライアル登録) Google アカウント シンプルで簡単に連携: ダウンロード不要 Gmail や Google アカウントでの設定不要 Google フォーム・アンケートで収集したデータをBenchmark アカウントへインポート 連携する --- ### Wordpress Plugin - Published: 2019-11-14 - Modified: 2019-11-14 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/wordpress-plugin/ Benchmark Email Lite WordPress Plugin Turn visitors into customers with email marketing tools for your WordPress site Connecting with your WordPress audience has never been easier with the WordPress plugin for Benchmark. Install today for free! Create & Customize Signup Forms Add a customizable signup form to any WordPress page Add subscribers by email, name or one of 27 custom fields included in the widget Connect Your Blog to Benchmark Email Your Benchmark contact lists are automatically available when you integrate Sync signup forms to any of your email lists Control up to 5 separate Benchmark Email accounts from your WordPress site Email Blog Updates to Your Contacts Send email-ready versions of your posts to your subscribers Want to preview a campaign? Send a test email to yourself from within the dashboard Or schedule the blog to send at a later date Get Real-Time Analytics Engagement reports will display in your dashboard as soon as you send an email Learn where your emails are being opened with Opens by Location data Visual pie chart gives you statistics at a glance Install for Free --- ### Resources - Published: 2019-11-07 - Modified: 2020-01-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/resource/ --- ### Glossary - Published: 2019-11-04 - Modified: 2019-11-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/email-glossary/ Email Marketing Glossary 50+ must-know terms to help you master email marketing Above-the-Fold Affirmative Consent API (Application Programming Interface) Auto Responder Blacklists Blocking Bounced Email Calls to Action Campaign CAN-SPAM Act of 2003 Click-Through Confirmed Opt-In Content Conversion Rate Double Opt-In Email Blocking Email Deliverability Feedback Loop Hard Bounce / Soft Bounce Header House List HTML (HyperText Markup Language) Mailing List Landing Page Open Open Rate Opt In (or Subscribe) Opt Out (or Unsubscribe) Permission-Based Email Personalization Phishing Privacy Recipient Rental List (or Acquisition List) Reputation Segmentation Sender Spam Spam Complaint Spoofing Subject Line Subscribe Targeting Tracking UCE Unique Click Universal Resource Locator (URL) Unsubscribe Voice Whitelists WIIFM or “What’s in It for Me? ” A Above the Fold The part of an email or web page that is visible without scrolling. It is generally more desirable placement because of its visibility. Affirmative Consent Another word for permission. The recipient of your email has been clearly and fully notified of the collection and use of his email address and has consented prior to such collection and use. Affirmative consent is not only a best practice; it is required by all reputable email marketing services. API Also known as Application Programming Interface, an API is a programming tool to enable separate software programs to communicate with each other or work harmoniously within an operating system. Good examples are Java and Microsoft DirectX, a bundle of APIs that enable game programming and video on PCs. Auto Responder A program or a script... --- ### Author - Published: 2019-10-28 - Modified: 2019-10-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/author/ --- ### Affiliate Partners - Published: 2019-10-09 - Modified: 2024-07-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/partners/affiliates/ Benchmark Email パートナープログラム あなたのサイト経由でBenchmark Emailのユーザー様が有料プランをご利用の場合、ご紹介先のアカウントが有効な限り毎月30%の成果報酬をお支払いします。私たちのパートナープログラムへ是非ご登録ください。 パートナープログラムに登録する パートナープログラムとは? パートナープログラムではBenchmark Emailを紹介していただくことで、契約者様がお支払いする度に30%が成果報酬として支払われます。メールマーケティングにご興味のありそうな企業様へ、積極的にご紹介ください。 パートナー用のURLを発行しますので、ご自身のWebサイトなどでご紹介いただけます。パートナーURLから登録したアカウントはご紹介先ユーザーとしてトラッキングされ、ご契約後は利用料の30%が毎回成果報酬として支払われます。 今すぐ登録 Benchmark Emailを紹介して、毎月30%の成果報酬を得ませんか? 今すぐ登録 Benchmark Emailのパートナープログラムの特徴 登録無料で手軽に開始できます パートナーURLの共有 ウェブサイト、ソーシャルメディア投稿、メールなど、パートナーURLを共有してBenchmarkへの登録を促しましょう。すぐに使えるバナー広告も用意しています。 登録状況の確認 無料、有料プランへの登録者数、また月々の報酬額など全てご確認可能です。 成果報酬の獲得 ご紹介先ユーザーが利用料支払いを行うたびに30%の成果報酬が発生します。また報酬はユーザーのアカウントが有効な限り継続してお受け取り頂けます。 パートナーお申込み パートナーリソース バナー&動画 カスタムデザインのバナー、テキスト、メール広告。パートナーアカウントよりアクセス可能です。 パートナーレポート ご紹介先ユーザーの契約プラン、また月々の報酬額がご確認いただけます。 パートナーお申込み よくある質問 アフィリエイトパートナーのアカウント登録方法は? Collapse パートナーアカウントのご登録には、アカウント登録フォームへご入力をお願いします。既にBenchmark Emailのアカウントをお持ちの場合、ユーザー名のドロップダウンメニューから「パートナープログラム」をご選択ください。 パートナーになるにはBenchmark有料プランの契約が必要ですか? Expand パートナーとして成果報酬をお受け取り頂くのに有料プランのご契約は不要です。 報酬の受け取り方法は? Expand 成果報酬は「PayPal」でのお支払いとなります。 払出し可能な成果報酬の最低額は? Expand 報酬の受け取りには最低3,000円が必要です。ご紹介料が3,000円に達した月はパートナー様のPayPalアカウントにお支払いさせて頂き、3,000円未満の場合のは翌月に繰り越しとなります。 紹介料の報酬発生例は? Expand ご紹介頂いたお客様が支払うサービス利用料の30%が報酬となります 例): アフィリエイトパートナーのリンクを経由したお客様が月 6,000円のプランに登録した場合、このお客様がBenchmarkをご利用している限り毎月 1,800円をパートナー様へお支払いします。 ご紹介頂いたお客様がご利用している限り、報酬は継続されアップグレードされた場合は、その都度反映されます。 Benchmark Emailのセールスポイントは? Expand Benchmarkはターゲット層へのアプローチ、売上向上、顧客ロイヤルティ育成が可能なデジタルマーケティングツールです。9ヶ国語でのカスタマーサポートと、メールマーケティング、オートメーション、登録フォーム、ランディングページ、アンケート等必要なツール一式が揃っています。 またマーケティングをより手軽に実行してもらえるよう常に新しい機能の開発と改善を行なっています。AI技術を駆使したスマートコンテンツ機能ではメールやランディングページのコンテンツをクリック一つで作成でき、またスマート配信機能では自動的にエンゲージメントや開封率の向上が可能となっています。 メールマーケティングの専門知識がなくとも成果が挙げられるのがBenchmarkの強みです。ユーザーフレンドリーなインターフェースと自慢のカスタマーサポートで目標達成をお手伝いします。 まずはアカウントを無料で作成しよう パートナーアカウント作成フォーム はじめに、以下のフォームよりBenchmark Emailの無料アカウント作成を行なってください。 アカウント作成後は、こちらのFAQをご覧いただきながら進めてください。 --- ### Integration Partners - Published: 2019-10-08 - Modified: 2024-01-24 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/partners/integrations/ Benchmark Emailとの連携について シンプルで使いやすいAPIをご用意しています。 API資料を見る --- ### Developers - Published: 2019-10-07 - Modified: 2023-06-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/developers/ API連携を検討されているお客様へ RESTful API で効率的なメール配信を実現 Benchmark Emailは無料でRESTful APIを公開しており、自社システムとの連携環境の開発が可能です。 API連携でできることの概要 API資料(技術者向けページ) POSTMAN環境でのご利用 BenchmarkアカウントからAPIキーを取得 Postmanに無料登録 作成開始 世界中のWeb開発者が連携に使用しているAPIです API連携によって、多くの企業がリスト管理などを効率化しています。 "「今年に入ってBenchmarkは新しいRESTful APIを公開しました。既存のものよりずっと私たちのニーズに合っていて使いやすいです。またドキュメント化もとても明確です。不明点はBenchmarkサポートチームがすぐに回答してくれて、改善なども進んで行ってくれました。なので全体的にとても満足しています。」 Laura Lee Schultz パートナーマーケティング部長 BenchmarkのAPIはとても明確で直感的なツールでお勧めです。これまで使用したことのあるツールと比べてもダントツです。連携作業自体も簡単で、パーフェクトに動作します。」 Nina Delacruz インバウンドマーケティングコンサルタント "「最近Benchmark EmailのRESTful APIをWooCommerce連携プラグインプロジェクトに使用しました。 APIは顧客リストの検索/追加、またリスト内のコンタクトの検索/追加/削除に利用しましたが、問題は一切発生しませんでした。 Benchmarkのディベロッパーチームに感謝です!」" Sean Conklin Coded Commerce 創立者   API連携でできることの概要 API資料(技術者向けページ) Benchmark Emailの 連携サービス一覧 Benchmark Emailとのシステム連携をビジネスチャンスに 連携機能を開発してスムーズにBenchmark Emailをご活用ください TableCheck社は、レストラン予約サービスの顧客情報をワンクリックでBenchmark Emailへリスト化できる連携機能を開発しました。現在多くのTableCheckユーザーがBenchmark Emailをメール配信に利用しています。 まずは無料のトライアルアカウントを作成 --- ### Lead Generation > シンプルで多彩な顧客管理次世代メール配信システムを使って効果的なメールマーケティングを行いましょう。 無料(期限なし)で毎月3,500通の配信が可能なBenchmark Emailをお試し下さい! - Published: 2019-10-03 - Modified: 2024-06-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/lead-generation/ コンタクトリスト管理・フォーム・LP リストのエクセル一括アップロード(28項目登録可能)、エンゲージメントスコア、セグメント、登録フォーム、ランディングページ作成、APIで自社データベースやCRMツールと連携 メルマガ登録フォーム機能 データは自動的にコンタクトリストへ登録!ポップアップフォーム、埋め込み型フォームなど、ウェブサイトに似合うきれいな登録フォームで購読者を増やしましょう。ランディングページにも埋め込みできます。 登録フォームで購読者を増やそう ウェブサイトはもちろん、ブログやSNSといった自社のメディアに登録フォームを設置して、幅広い接点でメルマガの購読者を増やしましょう。 無制限で作成可能!ランディングページ機能 リード&メルマガ購読者リストの獲得に ドラッグ&ドロップ形式 HTMLコードの知識不要!ドラッグ&ドロップ形式エディタでかんたんに作れます 登録フォーム埋め込み 登録フォームを設置すれば、入力情報はそのままコンタクトリストに登録されます 自社サブドメインで公開 自社のサブドメインでランディングページを公開できます(CNAMEの設定が必要) メール配信への活用 メルマガのリンク先として利用することで、リッチなコンテンツを届けられます 目標のトラッキング エンゲージメントやメルマガの新規購読者数など効果測定が可能です。 テンプレートで簡単レイアウト ランディングページの基本的なレイアウトをテンプレートでご用意しています。 コンタクトリスト管理もサクサクと リストの一括アップロードや、APIを利用した自社データベースおよびCRMとの連携が可能です   リストセグメント機能 メール配信リストを特定の条件で絞り込むことが出来ます。それぞれの読者にとって最適なメルマガを届けましょう。   配信リスト一括アップロード Excel形式やtext形式でアップロードすれば、一括でメール配信リストを作成できます。既存リストの更新も簡単です。   API連携 無料公開のAPIを利用して自社データベースやSalesforceなどのCRMと連携ができます。 購読者のエンゲージメントレベルを数値化 個々のコンタクトのエンゲージメントレベルが0-5のスターマークの評価で表されています。エンゲージメントの高い読者へはクーポン発行などのアプローチで購買率の向上を狙いましょう。 詳細はこちら シンプル操作のオートメーションメール メール配信を自動化して作業を効率化し、顧客のエンゲージメントを高めましょう。 ステップメール 誕生日やその他イベントに合わせて自動でメールを配信し、特別な日に特別な演出を。顧客情報や登録日を起点に設定できます。 アクションメール 顧客のアクションや反応を元に 、賢いメールマーケティングを。キャンペーンの開封やリーチに合わせて自動で配信をします。 アンケート機能 お客様の声を集めてマーケティング活動に役立てましょう。 アンケート ラジオボタンや自由記述など、集めたい情報に合わせた最適な質問方法を設定できます。 投票機能 投票機能はエンゲージメントを図る指標になります。   無料のトライアルアカウントで試してみませんか? 今すぐ始められるトライアルは、お試し期間無制限で月3,500通配信できます . signup-form-wrap input. form-text-field { box-shadow: none; height: auto; border: 1px solid #e6e6e8; border-radius: 3px; font-size: 1rem; -webkit-box-shadow: 0 0 0 1000px #fff inset; color: #666872; height: 42px; } . signup-form-wrap #frm_submit_new { font-size: . 8rem; font-weight: 600; text-transform: uppercase; background-color: #4e5ff9; letter-spacing: 1px; color: #4e5ff9; color: #fff; border: none; height: 42px; } --- ### Terms of Use - Published: 2019-09-16 - Modified: 2024-05-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/terms-of-use/ Site Terms プライバシーポリシー クッキーポリシー アンチスパムポリシー 契約条件 スパムフリーゾーン ユーザー誓約 Benchmark Email ご利用規約 Benchmarkemail. com(以下、「本サイト」)のサービスをご利用前に必ず本規約をお読みください。本規約内容に同意頂けない場合は本サイトサービスはご利用頂けません。また日本語版は日本国内ユーザーに向けた便宜上での内容となり、英語版が正式な規約となります。 このサービス利用規約(以下、「本規約」)は、Benchmark Internet Group, LLC(以下、「Benchmark」または「弊社」)よりユーザー(以下、「ユーザー」または「エンドユーザー」)に対し提供されるサービスの利用について、法的拘束力を持つ規約であり、随時Benchmarkによって改訂され、改訂内容は掲載された時点で効力を持つものとします。 Benchmarkより提供されるサービスへのアクセス、利用、登録をすることにより、ユーザーは、本規約を承諾し、拘束力を持つ本契約の当事者となることに同意したものと見なされます。ユーザーは、本規約の改訂、追加、削除などの変更点を定期的に確認し、サービスへのアクセス、利用、登録の継続の可否の判断を常に行うことに同意することになります。本規約は2022年1月1日に更新されています。 利用規約概要 Benchmarkのサービス(以下、「当サービス」といいます。)とは、 当社が提供、あるいは利用できるようにしている Benchmarkソフトウェア、その他の製品、サービス、ウェブサイト(Benchmarkemail. com)によって構成されています。 当サービスをご利用いただく条件として、ユーザーのみなさまには本規約を遵守することに同意していただくことになります。Benchmarkは、本規約、および、Benchmarkがウェブサイトに掲載する運用ポリシー、ルール、ガイドライン等を随時改訂することができるものとします。これらのポリシー、ルール、ガイドライン等は、本規約に含まれ、その一部を構成するものとします。Benchmarkは、商業上合理的な目的のために本規約を改訂することができるものとします。 Benchmarkが本規約を改訂する場合、メールもしくはサイト内で告知を行います。Benchmarkが通知した時点で効力を持つため、改訂版への同意が得られない場合にはBenchmarkのサービス使用停止、アカウントのキャンセルが推奨されます。本規約の改定が有効になった後に当サービスを引き続きご利用になっている場合は、ユーザー本人、またユーザーが代表する組織(以下、「ユーザー」といいます。)は本規約に同意したものとみなされます。ユーザーは、請求書·注文書その他によるコミュニケーションにより、本規約の内容を変更することはできず、かかる変更は無効となります。 サービス概要 Benchmark Email:月額制で提供される、随時機能更新されるサービスを使うことにより、ユーザーはリッチメディアコンテンツを含んだ電子メールを送信することができます。リッチメディアコンテンツとは、画像、動画、音楽、音声ファイルを含みます。現在のサービスに加え、新機能追加、変更、アップグレードが加わった場合でも、本規約に従うものとします。 ユーザーへのコミュニケーション Benchmarkは、ウェブサイト、サービス内容、本規約、支払いスケジュール等に変更がある場合、ユーザーへの連絡を行うことができます。また、Benchmarkは、本規約違反や当サービスへのアクセス規制に関しても、ユーザーへの連絡を行うことができます。ただし、本規約にて必要とされていない限り、ユーザーへの告知義務は発生しません。 Benchmarkは、ユーザーとの電話通話内容、チャット記録を、品質管理、教育、または法的保護の目的で監視、記録する権限を有します。ユーザーは、アカウントを使用する者全てが上記に記載した監視、記録に同意していることを保証します。Benchmarkはユーザーとのコミュニケーションを記録する義務を負うものではなく、ユーザーは、コミュニケーションの一部は記録されない、また回収不可な記録があることにも同意します。Benchmarkは当サービスについてユーザーへ連絡することがございます。(電話での連絡を拒否する場会には、その旨 abuse@benchmarkemail. wpengine. com へご連絡下さい。ただし、かかるご連絡の後でも、特定事項に関しユーザーからの依頼がある場合は、Benchmarkはユーザーへ電話で連絡することができるものとします。) 本規約の一部として、ユーザーは、Benchmarkが法令上およびプライバシーポリシー上問題のない範囲でサービス活用法やFAQを提供することに承諾します。ユーザーは、上記の情報は利便性のために提供されるものであり、法的効力はないことに同意するものとします。そのため、「法的代理人と顧客」の関係は発生せず、また、Benchmarkは上記の情報が第三者の権利、法令等に適合することを保証しません。 知的財産 ユーザーの当サービス利用にあたり、Benchmarkから提供される知的財産及びそれに関わる権利、サービスを通して提供されるコンテンツやマテリアル類(テキスト、ソフトウェア、音楽、音声、動画、写真、グラフィックス、アニメーションを含むがこれらに限定されるものではありません。以下これらをあわせて「コンテンツ」と呼びます。)は、全て Benchmarkに帰属します。Benchmarkまたは弊社ライセンサーにより提供されるコンテンツは全てBenchmarkの財産であり、これらのコンテンツを許可無く使用することは、アメリカ合衆国の関連法令(copyright laws, patent laws, moral rights laws, trade secret laws, confidential information laws, trademark laws, unfair competition laws等)に違反する恐れがあります Benchmark Internet GroupはUnifiedPatents及びLOTNETWORKの加入企業です。 ライセンス Benchmarkは、ユーザーが当サービスを利用するため、また本規約内で言及されている範囲内でのコンテンツを含んだメールの送信、作成、読み込み、印刷、保存、転送をするために、ユーザーに対して、制限のある、譲渡不可能で非独占の取り消し可能なライセンスを与えます。本規約によって、ユーザーは、本来の目的のために当サービスを利用及び当サービスへアクセスすること、本契約を遵守すること、本来の目的以外での利用およびコンテンツやサービスの変更·改ざん(知的財産権を持ち出したり、削除することも含みますがこれに限定されません)が禁じられていることに同意します。本ライセンスは、Benchmark によって禁止された目的、Benchmarkと競合する目的、当サービスからダウンロードまたはコピーしたコンテンツ(ページをキャッシングしたものを含みます)から派生商品を作成する目的で、本サイトやサービスを利用し、または本サービスについての情報を収集する権利は含みません。加えて、いかなるコンテンツ、情報、文書、グラフィックス、その他の資料、また、当サービスを利用するうえで取得したコンテンツの全部または一部について、商業利用の有無に関わらず、これらを修正、コピー、 送信、展示、再生、発行、ライセンスの許可、譲渡することを禁止します。当サービスを利用するためのライセンスは、個人利用のためと制限されているため、 Benchmarkからの文書にて正式な承認を受けることなしに、ライセンスの再販や商業利用など、ライセンスの利用権をもって、第三者から金銭的利益を得る行為を固く禁止します。当サービスを利用することで、ユーザーは、コンテンツの一部は第三者のライセンサーから提供されていることに同意し、これにより第三者からのライセンスに従い、ライセンサーのいかなる知的財産権をも侵害しないことに同意します。これらのライセンスの範疇を超えたり、本規約に違反した場合、Benchmarkから強制的に契約を解除する場合があります。 エンドユーザー義務 当サービスへのアクセス、使用、登録をすることにより、ユーザーは下記の項目に同意します。a) Benchmarkに求められた際に、正確、完全かつ最新のユーザー情報を提供する。b) ユーザー情報の完全性かつ正確性を保つため、常に最新のユーザー情報に更新を行い、変更があった場合にはただちに修正を行う。c) 当サービスへのアクセスに必要なインターネット環境の準備や、それに伴い発生する全ての金銭的費用については、ユーザー自身で負担します。d) インターネットを経由して当サービスを利用するにあたり、その上で必要となる、全ての設備及び資材に関してはユーザー自身で用意します。また法律(特に告知、同意、本サービスを利用する際に行う購読者情報の収集、共有及び使用に関して)に遵守したプライバシーポリシーへの同意及び対応をします。 ユーザーが、 正確ではなく、または完全もしくは最新ではないユーザー情報を提供した場合、Benchmarkは、アカウントを一時停止または契約を解除し、今後一切のサービス利用を拒否する権利を有します。また、顧客リストが 全て同意に基づいて収集されたものであると証明するために、宣誓書 の提出を依頼する場合がございます。 ユーザーは、要求された場合、最新の、完全な、かつ真実に基づくユーザー情報の提供に同意します。ユーザーは、ユーザー情報を随時アップデートすることに同意します。 U. S. 連邦政府エンドユーザー規定(該当する場合) 本サービスを利用するエンドユーザーがU. S. 連邦政府(いかなる連邦機関も含む)である場合、以下の規定が適用されます:(a) 本サービスに関連する政府技術資料、及びソフトウェア権利は本規約に定められた項目に限られる; (b) 政府機関側が本規約に定められていない権利の行使を求める場合、Benchmarkと交渉し権利の行使が可能であるかを決定する義務があり、Benchmarkと政府機関の双方が同意する決断を書面契約書の追加事項として作成する必要があるものとします。いかなる文書を含む本サービス及び本サイトの利用は48 C. F. R. §2. 101に定められる「Commercial Items」としての取り扱いとなり、「Commercial Computer Software」及び「Coomercial Computer Software Documentation」に遵守するものとします。 The Commercial Computer Software及びCommercial Computer Software DocumentationはCommercial ItemsとしてのみU. S. 政府エンドユーザーを認可するものであり、本規約に則りその他のエンドユーザーと同権利を保有するものとします。 エンドユーザープライバシー Benchmarkでは、ユーザーの事前許可なく、第三者宛てに送信された、または作成された、いかなるメールの内容を監視、編集、レビュー、公開することはありません。ただし下記の各場合を除きます。a) 法律により求められた場合 b) 法的権限や法的手続に従う場合 c) 本規約を執行する場合 d)メールおよびその内容が第三者の権利や利益を侵害する、または、本規約に違反する旨の、誠実な信念に基づいた報告または申し立てに対して返答をする場合 e) Benchmark、ライセンサー、第三者の権利及び資産の保護を目的とする場合。 ユーザーは、メールの作成、送信を行う場合、メールの送受信には技術的な処理が必要であることを認めると同時に、Benchmarkプライバシーポリシーに特記がない限り、ネットワーク接続の技術要件に従うこと、サービスや設備の制約に従うこと、その他類似の技術的要件に従うことに同意します。 Benchmark Emailは新米国プライバシー保護法の一部であるEUセーフハーバー規約に則った運用を行なっています。サポートへのお問い合わせを行うことにより、データ管理者であるユーザーは国際データ移行に同意するものとし、またBenchmark Emailの社員が上記データを管理することを許可するものとします。Benchmarkのデータ管理方法に関してご質問がある場合にはサポートまでご連絡ください。連絡先:dataprotection@benchmarkemail. wpengine. com. モニタリング Benchmarkは、当ウェブサイト、サービス、コミュニティを利用し、ユーザーが提供したコンテンツについて、監視義務を負うものではありませんが、監視する権利を有するものとします。Benchmarkは、本規約または法律に違反すると判断した場合、イベント、プロモーション、セール情報、ソーシャルキャンペーンを含むキャンペーンなどのメッセージの制止または削除、その他のコンテンツの削除を行う権利を有するものとします。上記に挙げた監視その他の措置に関して、いかなる義務や法律に関しても、Benchmarkが責任を負うことはなく、ユーザーのみが責任を負うものとします。 公正使用 配信制限、ストレージ容量制限についての「無制限」とは適正かつ道理的な使用範囲内であるものとします。ユーザーの使用範囲が適正外となった場合、Benchmark Emailは送信サーバー評価保護のため制限を設ける権利を持つものとします。 画像保存容量「無制限」は10GB以内とします。 自動データ収集 ユーザーは、ユーザーのウェブサイトからBenchmarkが自動操作によりデータ収集を行うことを許可します。自動操作とはボット、ウェブスクレイパー、スパイダー、そしてロボットを含み、収集されたデータはBenchmark内のみで使用されます。ユーザーのウェブサイトで/robots. txtファイルが設定されている場合には、Benchmarkによるデータの収集、または収集データの使用は行われません。 Benchmarkは、ユーザーによる本サイト、当サービスの使用に際し、ユーザーからBenchmarkの操作方法、サイトでの動向、コンテンツの利用方法に関する情報(メールアドレス、電話番号、住所、その他のメール購読者の情報、及び店頭からの情報を含みます)を収集します。 ユーザーの承諾無しに、Benchmarkがユーザーの顧客から得た情報を貸出、販売することは無く、また顧客から得た情報を当サービス、製品の提供目的以外で使用することはございません。前述のポリシーに修正、変更が加わる場合には、ユーザーへ変更、改訂、修正内容を事前に告知することとします。このポリシーと引き換えに、ユーザーは、当サービスやAppleを含む第三者からの提供物を含む関連製品の提供に必要な場合、顧客から得た情報を発行、配信、表示、サブライセンス、使用する、非排他的、無償、世界的、取消不可能なライセンスをBenchmarkに与えるものとします。 エンドユーザーコンダクト(禁止コンテンツ等) Benchmarkでは、下記に該当するウェブサイト、サービス、商品を取り扱うことを固く禁止します。 性関連商品、ポルノグラフィー、性関連サービス、ローンなど、これらに関連する商品やサービスの販売、生産、提供または促進をする団体、組織、または個人。 かかる商品やサービスは、ビデオ、ソフトウェア、雑誌、エスコートサービス、性風俗関連サービス、違法商品、ドラッグ、麻薬、法律で禁止されている薬、海賊版ソフトウェア、爆弾、違法火銃器その他の武器の利用方法や操作方法を促進するものなどを含みますが、これらに限定されるものではありません。 幼児または未成年を不当に利用した、いかなる商品の提供、展示、売買。営利目的でスパムメール(迷惑メール)と関連のあるサービスやコンテンツの提供、促進、販売、生産など。たとえば、直接的、または間接的問わず、違法の医薬品販売を含みますが、これに限定されるものではありません。また、性、性関連商品、在宅ビジネス、信用回復、借金・ローン関連、株などのトレーディング裏技、カジノ、カジノゲーム、レーストラック、ドッグレース、 賭けポーカーやスポーツ賭博に関連するサービス、ギャンブル関連、賭博、オッズなどに基づくサービスなどを含みますが、これらに限定されるものではありません。 偏見、人種差別、憎悪、罵りなどを表現する攻撃的な物やサービス、また、卑猥、暴力的、いかがわしいまたは、それらに関連するであろう疑わしい物やサービスの提供や売買 親権者または法的保護者の許可なく、子供または未成年の個人情報を提供、掲載、売買する行為 送受信される内容が、送信場所、受信場所、コンテンツの作成場所などそれぞれの地域にもとづいた法律で違法となる、商品、またはサービスの促進、掲載など。 ウィルス、有害なコード、トロイの木馬、パスワード読み取りソフトウェア、スパイウェアなど、これらに関連するコンピューターまたは、テクノロ ジー関連の有害物を配信する行為。ピラミッドビジネス(MLM)またはねずみ講などへの参加を勧誘するような内容、またはサービスの配信、促進、掲載、提供など。在宅ワーク、「金持ちになる方法」のスキーム、「富を築く方法」、「経済的に独立する方法」などの内容を含むサービスを含みますが、これらに限られません。 脅し、恐喝、中傷、名誉毀損、嫌がらせなどと考えられる内容の配信。会社組織、政府機関、グループ、個人、著名人などに対して攻撃、言い訳などを助長または促進する行為、また、これら前述の行為を実行するための助言、手引きをする行為。著作者より明確な使用許可書のない写真、アートワークやコンテンツなど、送信者が所有権を持っていないコンテンツの配信や、人物が特定できるものの場合はそれらの人物より使用許可を得ていないものの送信など。 Benchmarkでは、ユーザーの事前許可なく、第三者宛てに送信された、または作成された、いかなるメールの内容を監視、編集、レビュー、公開することはありません。ただし、下記の場合を除きます。a) 法律により求められた場合 b) 法的権限や法的手続に従う場合 c) 本規約を執行する場合 d)メールおよびその内容が第三者の権利や利益を侵害する、または、本規約に違反する旨の、誠実な信念に基づいた報告または申し立てに対して返答をする場合e) Benchmark Email、ライセンサー、第三者の権利及び資産の保護を目的とする場合。ユーザーは、メールの作成、送信を行う場合、メールの送受信には技術的な処理が必要であることを認めると同時に、Benchmarkプライバシーポリシーに特記がない限り、ネットワーク接続の技術要件に従うこと、サービスや設備の制約に従うこと、その他類似の技術的要件に従うことに同意します。 ユーザーがBenchmarkのサービスを利用をしていることを示すため、ウェブサイトにユーザーの名前および企業ロゴを広報目的としてのみ表示する権利を当社に付与するものとします。この利用に異議を申し立てる場合は、その旨を弊社へ電子メールまたは書面で郵送して頂くとウェブサイトから当該の情報を取り除くことが可能です。 生成AIツール(「スマートツール」) Benchmark Emailでは人工知能技術(AI)を利用した機能「スマートツール」をプラットフォームにて取り入れています。これらのツールは配信メールとコンテンツの作成、効果測定、メール配信運用の最適化においてユーザーのサポートをする目的で提供を行っています。生成AIツールはBenchmark Emailサービスの一部であり、使用についての制約はBenchmark Email利用規約に基づくものとします。スマートツールを使用するにあたり、ユーザーにはBenchmark Email利用規約に準ずる情報、指令、コンテンツ(「インプット」)を提供する義務が発生します。インプットは利用規約におけるエンドユーザーコンダクト(禁止コンテンツ等)に違反しないことが前提となっています。 スマートツールはコンテンツ、分析結果、その他の情報(「アウトプット」)を生成します。しかし、それらは不正確及び不適切である可能性があり、Benchmark Emailはアウトプットの正確性及び適正について保証しません。ユーザーはアウトプットをメール配信、ランディングページ、その他目的で使用する前にその正確性及び適正について確認を行う義務があります。生成コンテンツが正確、合法であることを確認すると同時に、Benchmark Email利用規約に準ずる内容であるか確認を行うようにしてください。またこれらのアウトプットを利用する際にはBenchmark Emailあるいは第3者の著作権侵害にならないよう、必要な許可を得ていることが前提となります。Benchmark Emailは第3者サービスを通してAI機能の提供、インプットの処理、アウトプットの保管を安全な環境で行っております。 AIツールの使用を行うことにより、ユーザーはこれらの第3者サービスが独自の規約とプライバシーポリシーに従いインプット及びアウトプットデータ処理を行うことに同意するものとします。スマートツールの利用にあたり、ユーザーはBenchmark Emailのプライバシーポリシーに準じた生成AIモデルの強化改善を含む複数の目的における、全てのコンテンツへのアクセス、編集、表示、配信、処理権限をBenchmark Emailに与えるものとします。顧客データを含むユーザーのインプット及びアウトプットはAIツール、Benchmarkサービス、及び同様プロダクトの改善のための機械学習に使用されます。 スマートツールの提供には言語、使用制約などの特定の制限がかかる場合があり、これらの制限に対処する義務はユーザーにあるものとします。Benchmark Emailは事前の通告なしにスマートツールの変更、一時停止、提供停止、またポリシー違反の際には特にユーザーのスマートツールへのアクセスを規制する権利を有するものとします。これらの変更、提供停止による影響に対し、Benchmark Emailは一切の責任を負わないもとします。弊社利用規約への順守のためスマートツール及び生成コンテンツ使用の際には細心の注意を払うようお願いします。 スパミング チェーンメール、ジャンクメールなど「迷惑メール」を作成、送信すること、または、法人、個人問わず、送信者として明確な許諾を得られていない第三者への配信リストの譲渡などを目的として、本サービスにアクセス、利用、登録することを禁止します。架空ビジネス、偽の宣伝、虚偽の情報による送信者からのメールや、メール受信許可が得られていない第三者宛てのメールについては、電子メールを送信することを固く禁じます。 「スパミング」の定義はBenchmark内部の評価システムにより決定され、これは迷惑メール報告率、CAN-SPAM法(または特電法)の遵守、エラー率、ISPからの苦情数、ブラックリストサービスからのフィードバック、その他の適切な条件を含む数多くのデータポイントに影響されるものとします。 ユーザーが当サービスを少しでも迷惑メールの目的で利用している場合、Benchmarkはこれらのユーザーのライセンス利用または、本サービスの利用を直ちに停止する権利を有するものとします。また、Benchmarkはこれらの違反に対して、必要に応じて適切な法的処置を要請する権利を有するものとします。ユーザーは、当サービスを迷惑メールの目的としている利用者を発見した場合、 すみやかにBenchmarkへこれらの違反事項を報告することに同意します。 7日間のリスト削除不可ルール Benchmarkでは全てのアカウントで配信に利用したリストは配信から7日間削除できません。プラン制限数を超えるコンタクトへの大量配信を防ぐための仕様となります。 コンタクトリスト(顧客リスト) ユーザーは、Benchmarkサービスで使用するのは、メール受信に承諾(オプトイン)した者のコンタクトリストのみであることを保証します。この承諾は、アンケート参加、サイト登録、ソーシャルメディアでのやり取りを通して獲得することは禁じられており、ユーザーが顧客に対し確認リクエストをし、受信者がメール配信に特定して同意した場合のみ、メールアドレスを配信に使用する許可が与えられます。 大量配信の制限 当サービスを使用して、顧客リスト、ニュースグループ、公的閲覧可能なメディアアドレス、購入したメールアドレスを拡散、配信することを禁じます。Benchmarkのネットワークから一方的に送信される、一斉大量配信メール、メッセージ、キャンペーンに対し、Benchmarkは告知なしに、適切な法的措置を取ることができるものとします。 ユーザーによる表明 ユーザーは、Benchmark製品の使用にあたり、ユーザー自身、もしくはユーザー自身が属する組織を真実に基づき正確に表現することを表明するものとし、実在か虚偽かに関わらず、他人もしくは他組織になりすます行為は禁止されます。ユーザーは、当サービスを使用し送信されるメッセージの唯一の「送信元」(アメリカ合衆国CAN-SPAM法とその関連法令において定義されるものを指します)であることを保証します。 ユーザーは、当サービスを利用し送信されるメールは、ユーザー自身、もしくはユーザー自身が属する組織、製品、サービスを「送信元」、「件名」欄にて真実に基づき正確に表現することに合意します。ユーザーは、メールには正しい本店所在地または私書箱の記載を含めることに同意します。 配信停止オプション 当サービスより配信されるメールには、受信者がメーリングリストからの削除を行えるよう、必ず配信停止リンクを配置するものとします。またメールには、プライバシーポリシーへのリンク https://www-new. benchmarkemail. wpengine. com/jp/email-marketing/privacy-policy を必ず含めるものとし、かかるリンクは配信日から少なくとも60日間は有効であるものとします。Benchmarkはこれらのリンクの監視、変更を独断で行う権利を有し、ユーザーによるこのようなリンクの削除、変更、無効化を禁止します。 ユーザーは、配信停止リクエストは受領してから10日間以内に処理することに同意し、Benchmarkアカウントのメーリングリストのアップデートを行うものとします。配信停止の際に、課金、メールアドレス以外の個人情報の要求、またメール返信やウェブページ訪問以上のステップを課することは禁じられます。ユーザーは、配信停止リクエストに応じ、これを処理する義務があり、かかる義務は本規約またはBenchmarkアカウントの解除または停止後も存続することに同意します。 宣伝広告 CAN-SPAM法にて制定されているように、ユーザーはBenchmarkサービスを使用してオプトアウト(配信停止)した、もしくは苦情を訴える受信者に対し、営利広告、製品、サービスのプロモーションを主な目的としたメール配信をしないことを保証します。 フッター ユーザーは、当サービスを利用してユーザーが配信する全てのキャンペーン·メッセージに対し、Benchmarkが、キャンペーンやメッセージの妨げ、隠蔽、邪魔にならない範囲で、当サイトへのリンクまたは「Benchmark Email」、「 Trusted Email by Benchmark Email」ボタン、その他のブランディングの表示を追加することができることに同意します。 ユーザーアカウント及びセキュリティー ユーザーは自身の責任でアカウントとパスワードのセキュリティーの保持をしなければなりません。 アカウント代表者、もしくはアカウント使用許可を得た個人であれば、ユーザー名とパスワードを正しく入力する限り、いかなる指示も行うことができます。Benchmarkはメール、電話、もしくは第三者のサービスを利用し、このアクセスを認証することがあります。個人、また組織ユーザーとして登録したかに関わらず、Benchmarkは、ユーザーの組織形態、また個人関係(会社や組織としてでなく、個人ユーザーとして登録した場合)に関して、一切関知いたしません。当サービス利用期間中のアカウント内での全ての活動の責任は、全てユーザーに帰属します。ユーザーもしくはアカウント利用許可を持つ個人が、アカウント、資産、顧客リストの不正使用をした場合、警告なしにBenchmarkアカウントの停止に至る場合があります。ユーザーは、ユーザーアカウントへの不正アクセスおよび本規約違反が発覚した場合は、直ちにBenchmarkへ報告することに同意します。 Benchmarkが認めた場合には、ユーザーは他のユーザーにアカウント使用許可を与えることが出来ます。かかる場合、他のユーザーおよび他のユーザーによる本規約の遵守についての責任は、全てユーザーが負うものとします。 お客様からのご提案について Benchmarkは、弊社が特定かつ明示に要請した場合を除き、ユーザーや第三者、予期しない人物または組織からのいかなる提案、アイデア、メモ、描画、図表、コンセプト、その他のいかなる情報(以下、これらを「情報」といいます)を受理、検閲、検討いたしません。また、Benchmarkは、これらの情報を送る行為を控えていただくことを、ユーザー、第三者の皆様に要請いたします。ユーザーまたは第三者がこれらの情報を Benchmarkへ送信することを選択した場合、Benchmarkが受け取るこれらの情報は、Benchmarkの保有資産とみなします。ユーザーは、これらの情報に関するすべての知的財産権をBenchmarkに譲渡することに同意します。さらに、ユーザーは、Benchmarkに要求された場合には、迅速にかかる譲渡に関する譲渡証書を発行することに同意し、また、Benchmarkがかかる権利譲渡のために必要と考える全ての法律文書、および、Benchmarkがこれらの情報の所有権をできるかぎりの規模で完全に譲渡を受けるために必要と考える全ての行為を行うことに、同意するものとします。 ユーザーからBenchmarkへのこれらの情報の所有権の譲渡に関し、Benchmarkは、情報に関する知的財産権の譲渡の形式や方法にかかわらず、ユーザーに対して対価を支払う責任はなく、また、Benchmarkは、ユーザーの情報に関して、いかなる秘密保持義務も負わないものとします。また、Benchmarkは、これらの情報の利用または公開にあたって、ユーザーに対していかなる対価をも支払う責任を負いません。 ユーザー提供コンテンツ ユーザーは、当サービスを通して掲載、配信されるコンテンツ、データ、テキスト、ソフトウエア、音楽ファイル、動画、画像、グラフィックス、メッセージ、ファイル、その他のあらゆる資料(電子メールで配信したコンテンツ、イベントやソーシャルメディアページの内容、当サービスを利用してBenchmark emailのサイトに掲載される画像などを含むがこれらに限られません。以下、これらを総称して「ユーザーコンテンツ」といいます)に対して責任を負うものとします。ユーザー は、ユーザーによって投稿された全てのユーザーコンテンツに対して、公的、私的の投稿、配信にかかわらず、責任を負うものとします。Benchmarkは、当サービスを通して提供されるユーザーコンテンツの監視に関するいかなる義務、責任も負いません。加えて、ユーザーコンテンツの正確さ、 品質、完全性については、いかなる表明または保証も行いません。ユーザーは、当サービスを利用することにより、第三者や他のユーザーによって提供されるコンテンツや資料が侮辱的、不作法、不愉快なものであっても、それらに接触する機会があることに同意し、また、Benchmarkはこれらによって生じるいかなる責任からも免責されるものとします。また、Benchmarkは、当サービスによって配信されたコンテンツのエラー·不完全性、または、これらの利用により起こるいかなる損害·損失についても、責任を負わないものとします。 著作権:コンテンツの削除とその方法 当ウェブサイトや製品において、ユーザーの知的財産権または著作権の侵害がある場合、以下の情報を提供することにより、Benchmarkに対して、当該コンテンツの削除を要求し、またはBenchmarkの著作権エージェント(以下参照)を利用し、製品やサイトから該当コンテンツへのアクセスを申請することができます。著作権または知的財産権を侵害しているコンテンツ内容と、その位置情報。 侵害コンテンツの特定に必要とされる情報は、2010年施行のUnited Kingdom Digital Economy Actによって制定されます。Benchmarkは必要に応じて、住所、メールアドレス、氏名、電話番号等の情報を要求する場合があります。 当該特定のコンテンツが著作権所有者または所有者のエージェントからの承諾を得ていないものであること、または法令に遵守しないものであることについての、ユーザーの声明。また偽証刑罰のもとに、著作権所有者の承諾を得た上での行動である旨の正確な声明。 著作権所有者、もしくはその法的代理人の印鑑·サイン、またはデジタル、電子版でその同等の効力を持つもの。 Benchmarkの著作権エージェントの情報は以下のとおりです。 Curt Keller Benchmark Internet Group, Inc. 5500 Bolsa Avenue, Suite 245 Huntington Beach, CA 92649, USA 電話: 800. 430. 4095 内線 4 Email: curt@benchmarkemail.... --- ### Anti-Spam Policy - Published: 2019-09-16 - Modified: 2020-02-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/anti-spam-policy/ Site Terms プライバシーポリシー クッキーポリシー アンチスパムポリシー 契約条件 スパムフリーゾーン ユーザー誓約 アンチスパムポリシー Benchmarkは迷惑メールを許しません Benchmark Emailでは、お客様の評判及び、配信率向上のため、厳格な迷惑メール対策ポリシーを作成致しました。当社サービスのユーザーが、迷惑メールを配信している疑いがございましたら、下記連絡先まで、ご連絡いただけますと幸いです。問題解決に向けて全力に取り組みます。 Benchmark Email アンチスパムポリシー Benchmark Emailは迷惑メールに対して真剣に取り組みます。当社サービスのユーザーならびに、当社サービスにより送信されたメールを受信される皆様のプライバシーを尊重し、迷惑メールについては強い態度をもって対応いたします。 The Federal CAN-SPAM Act 2003年にThe Federal CAN-SPAM Actが商用宣伝に用いる電子メールの送信について法制化されました。Benchmarkではこれらの規則に従い、また、さらなる安全性のため、下記のいくつかの項目を追加いたします。 個人目的ではなく、商用利用、宣伝目的で メールを配信する場合、送信者は必ず受信者に対して配信許可を取らなければならない。これらの許可の取得方法の一例としてオプトイン方式または、登録フォームの活用などがある。 オプトイン方式を利用する場合、メールの購読登録を行った人が、本当に登録者本人であるか確認するための努力を払わなければならない。 送信者は購読者の受信許可の証拠を保有し続け、提示を求められた際には72時間以内に提示しなければならない。 送信者は、メール文面内にてどこで、受信者の情報を取得したかを明記しなければならない。だたしこのような表記も可能とする。「benchmarkemail. wpengine. comにてニュースレターの配信を登録された方にお送りしております。」 送信者は、購読解除の依頼を受けてから10日以内に購読解除を行わなければならない。また購読解除方法も合理的なものでなくてはならない。 メールに含まれているまたは添付されているドメインはそれら固有のプライバシーポリシーを保有しなければならない。 匿名のクレームに対しても追跡可能でなければならない。 会社、事務所所在地や、メールの送信者などについては真実を表記しなければならない。 クレーム対応について Benchmark Emailの顧客は法律およびこれらのガイドラインによって制約されております。Benchmark Emailの顧客より予期せぬメールを受信した際にはBenchmark Email宛てにご報告ください。また、下記の項目についても実行ください。 受信したメール文面内にある、購読停止または購読解除リンクをクリックしてください。 当社サポートスタッフ宛までご連絡を頂けましたら、今後Benchmarkのサービスから送られるであろう、潜在的なメールからも防ぐことが可能です。 当社顧客より、迷惑メールが届いた場合にはこちらまでご報告頂けますと幸いです support@benchmarkemail. wpengine. com   --- ### Partners - Published: 2019-09-16 - Modified: 2024-07-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/partners/ Benchmarkパートナープログラム Benchmarkパートナープログラムでは一緒にビジネス拡大を応援して頂ける個人・企業様を募集しています。コラボレーションにより双方の成長を促進するプログラムです。 アフィリエイト Benchmarkサービスの宣伝を行なって頂き、30%のご紹介手数料を受け取るプログラムです。ご登録無料! 詳細はこちら --- ### お問い合わせ窓口(メールサポート) - Published: 2019-09-16 - Modified: 2025-01-06 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/contact/ お問い合わせフォーム AIサポートチャット(β版)はこちらからお試しください。 *お求めの回答が得られない場合には、お手数ですがサポート窓口へお問い合わせください ・お客様から多く寄せられているお問い合わせと回答もぜひご覧ください。 ・サポート営業時間は、平日 10:00-17:00です。営業時間以外のお問い合わせは翌営業日以降にご返答させていただきます。 ・サービスの稼働状況・障害報告はこちらのページをご覧ください。 ・お問い合わせ対象となる配信メールやコンタクトリストがある際には、アカウントIDと詳細な情報をお知らせください。 ・サポートではメールアドレス以外の個人情報を含むメールは受理できかねますため、ご送信なさらないようお願い致します。 ・お問い合わせの際は、「support@benchmarkemail. zendesk. com」からのメールを受信可能なように設定をお願い致します。 ・お電話によるサポートは行っておりません。 ・フォームが使えない場合はsupport@benchmarkemail. comまでメールをお送りください。 ・弊社のサポート対応方針につきましては、こちらをご参照ください。 --- ### Brand Assets - Published: 2019-09-16 - Modified: 2024-06-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/about-us/brand-assets/ Benchmark ブランドリソース Benchmark ロゴや商標をご利用いただく際のガイドラインとなります。 . sub-nav { display: block; margin-bottom: 0; padding-top: 0; white-space: nowrap; text-align: center; } . sub-nav dd { display: inline-block; float: none; } . sub-nav dd. active a { background: 0 0; font-weight: 600; border-radius: 0; border-bottom: 3px solid #4e5ff9; color: #4e5ff9; } . sub-nav dd a { font-size: . 64rem; font-weight: 400; letter-spacing: 1px; display: block; line-height: 100%; padding: 1. 5rem; background-color: transparent; text-transform: uppercase; transition: color . 3s ease-out; color: #afb1b5; margin-bottom: -10px; } . sub-nav dd a:hover { color: #353844; } ガイドライン ダウンロード スクリーンショット Benchmark Email ロゴ ロゴの種類 Benchmarkロゴは以下3種類のみとなります。ロゴマーク無しのテキストはご利用をお控えください。 横向きロゴ(ダーク) 縦向きロゴ(ダーク) ロゴマーク(ダーク) 横向きロゴ(ホワイト) 縦向きロゴ(ホワイト) ロゴマーク(ホワイト) カラー Benchmarkロゴには以下の「ミッドナイトグレー」または「ホワイト」を使用してください。その他のカラーは「Benchmarkブルー」を含め使用しないでください。指定色の表示トラブルがある場合は黒(#000000)をご使用ください。 ミッドナイトグレー #1D202D ホワイト #FFFFFF Benchmarkブルー #4E5FF9 ロゴ周りスペース Benchmarkロゴの周りには最低限のスペースを設けてください。スペースは「x」で示される、ロゴの高さ半分となります。 横向きロゴのスペース X = Benchmarkロゴの高さ50% 正しいロゴ表示 縦向きロゴのスペース X = Benchmarkロゴの高さ50% 正しいロゴ表示 正しいロゴ表示 X = Benchmarkロゴの高さ50% 正しいロゴ表示 ロゴ利用ガイドライン X 誤った利用法 「M」を大文字にしない ロゴを文中に使用しない 指定色のホワイト、グレー以外を使用しない 「Benchmark」テキストのみで表示しない 異なるフォントを使用しない 古いロゴを使用しない   ◯ 正しい利用法 ロゴの背景にカラーを使用 ロゴ認識に問題のない背景画像の使用 ご利用前にお読みください 本ページで提供される画像はBenchmarkの所有物であり知的財産権により保護されています。 Benchmarkロゴを使用するにあたり、Benchmarkからの第3者に対する連携及び推奨を示唆する形で使用しないことに同意するものとします。 "提携、パートナー会社には事前の承認が必要となります。Benchmarkロゴを不適切なコンテンツ及び関連のないサイト、アプリケーションに使用しないでください。(例:Benchmarkのご利用は(サイト名)にて、等) ロゴを使用する際には必ずフルバージョンをご利用ください。テキストにてBenchmarkについて言及がある場合はフルバージョンを使用する必要はありません。スペースが限られている場合はロゴマークをご利用ください。" PDF形式はこちら ダウンロードガイドライン 無料で試してみる 費用は一切発生しません . signup-form-wrap input. form-text-field { box-shadow: none; height: auto; border: 1px solid #e6e6e8; border-radius: 3px; font-size: 1rem; -webkit-box-shadow: 0 0 0 1000px #fff inset; color: #666872; height: 42px; } . signup-form-wrap #frm_submit_new { font-size: . 8rem; font-weight: 600; text-transform: uppercase; background-color: #4e5ff9; letter-spacing: 1px; color: #4e5ff9; color: #fff; border: none; height: 42px; } --- ### About - Published: 2019-09-16 - Modified: 2025-01-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/about-us/ Benchmark Email について 2004年の設立以来、メール配信システムBenchmark Email をグローバルに提供しています。 顧客との関係強化、リードの育成など、売上につながるマーケティングツールを提供しています。 「Benchmark Email」は2004年以来、世界50万社に利用された実績を持つ米国発のメール配信システムです。顧客リストのセグメント、メールの作成、リアルタイムレポートなど、メールマーケティングに必要な機能が全てそろいます。ドラック&ドロップで直感的な操作で簡単にHTMLメールを作成することができます。テンプレートも500種類以上で、レスポンシブ対応で全てのデバイスに対して自動的に最適な表示をします。リアルタイムで更新されるレポート機能を使えば、メールの送信数、開封数、クリック数、エラー件数、リンクごとのクリックユーザーの特定などができ、過去のメルマガとの比較なども簡単にできます。その他にもA/Bテストやステップメール、ランディングページの作成機能など、マーケターにとって非常に心強い機能も兼ね備えています。潜在顧客へ向けたメールマーケティング、既存顧客・リピート顧客・ファン向けのニュースレターなどメールマーケティングに最適です。 現地スタッフによるカスタマーサポート Benchmarkでは国ごとに現地の言語でカスタマーサポートを提供しており、メールでのお問い合わせや、ワークショップ、展示会などのイベントも各国現地のスタッフが対応しています。15カ国、9種の言語に対応しています。 100+ 15カ国に展開 9 対応言語 #1 PC MAGAZINEにて2015年ベストカスタマーサポート賞を受賞 Benchmarkの経営陣 Benchmarkの設立者であるカート、デニース・ケラー夫妻は長期間にわたる大企業での経験を生かし自身で会社を立ち上げ、ビジネスの成長とともに海外まで事業を拡大させてきました。しかし2人は事業の大きさではなく、他のビジネスの成功に貢献できる会社を経営することに真のリーダーシップを見出しています。 Jonathan Herrick CEO Curt Keller CIO Denise Keller CFO Matt Rhodes テクノロジー部署責任者 Paul Rjinders 製品開発統括 Raquel Herrera ヨーロッパ地区マネージャー Jose Hernandez 国際事業統括 Virender Mohan Dang 副社長 - 製品サポート責任者 企業理念 多国籍、多文化にわたる企業として、Benchmarkでは一人一人の社員に対し共通の企業理念を設けています。 Be accountable Be an excellent communicator Do "a little bit more" than is required Be honest and have integrity Have a can-do attitude - no buts Be a team player Be confident yet humble チームメンバー 一つのオフィスから世界に飛び出したBenchmarkでは、世界中に住むチームメンバーが一丸となり仕事に励んでいます。スマートで才能に溢れた、愉快で仕事熱心な人材がBenchmarkの真髄と言っても過言ではありません。 パートナー会社 最高のサービス、セキュリティでご満足頂けるよう、業界内でも評判の高い組織や団体とパートナー関係を結んでいます。 オフィス所在地 Benchmark 米国本社 3636 S. Geyer Road, Suite 100 St Louis, MO 63127, USA 日本 株式会社ベンチマークジャパン 東京都千代田区霞が関1-4-1 日土地ビル2F Tokyo Japan 100-0013 台湾 13F. , No. 198, Huajiang 1st Rd. , Banqiao Dist. , New Taipei City 220, Taiwan (R. O. C. ) 中国 Room 1910, No. 167 Linhe West Road, Tianhe District, Guangzhou, P. R. C. ブラジル Av. Paulista, 1636 - Conj. 4 Andar 15 Bela Vista, São Paulo - SP CEP: 01310-200 インド 226, Second Floor, Tower B3, Spaze i-Tech Park, Sector 49, Gurgaon 122 018 Haryana, India メキシコ Paseo de la República 135 Piso 5, Parque Industrial Jurica, Querétaro México CP. 76127 無料で試してみる トライアルアカウントでは費用は発生しません --- ### Updates - Published: 2019-09-16 - Modified: 2023-01-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/updates/ --- ### Customers > 官公庁・大手上場企業・グローバル企業・NPO・ベンチャー企業・個人事業主など、大規模配信から中小規模配信まで、業種や規模を問わず数多くのユーザー様にご利用いただいています。 - Published: 2019-09-16 - Modified: 2024-08-06 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/customers/ ユーザー事例 様々な業種の企業様に導入頂いております。 官公庁・大手上場企業・グローバル企業・NPO・ベンチャー企業・個人事業主など、大規模配信から中小規模配信まで、業種や規模を問わず数多くのユーザー様にご利用いただいています。 特に、デザイン性を重視したメルマガを配信されるユーザー様や、HTMLメール作成ツールの直感的な操作性、成果向上の為にレポート機能を重視されているユーザー様が多くいらっしゃいます。 最新の事例はこちらのインタビュー記事一覧をご覧ください。 株式会社かまわぬ 佐藤 様 「配信日はECサイトの売上が2倍に。GAタグ機能で効果測定しています。HTMLメール作成が簡単でデザインも自由自在ですね。」 インタビュー記事は こちら 株式会社ハイタイド 尼田 様 「新商品のプレスリリースをメディア関係者等に配信。ブランドごとに配信先を絞るときはセグメント機能を活用しています。」 インタビュー記事は こちら ニューワールド株式会社 木山 様 「1万人弱の20代〜30代の若い主婦層向けに配信。会員限定のメルマガは親密度が高いため、優先的に情報発信する場にしています。」 インタビュー記事は こちら ザ ストリングス 表参道 唐澤 様 「レストラン予約システムTableCheckと連携したリストへ配信。メールマガジンは企画から写真撮影、配信までを一人で行っています。」 インタビュー記事は こちら 株式会社ラントリップ 木幡様 「書き手の個性を大事にスタッフの顔が見えるメルマガ作りを。配信停止が自動で管理できるリスト機能で手間が減りました。」 インタビュー記事は こちら 株式会社ウェブスタッフ 鍛冶様 坂口様 「休眠会員への再アプローチに活用中。Benchmark Emailを使い始めてメルマガの効果測定ができるようになりました。」 インタビュー記事は こちら 株式会社29ON 佐藤 様 「メールマガジンに自由度を持たせて、担当者の個性を出しています。数字を見ながら、楽しく伝わりやすいメールを作成できています。」 インタビュー記事は こちら NPO法人カタリバ 本田 様 「メールマガジンの反応が「広報」として役に立っています。メールマガジンの機能を活かしながらコストを抑えられました。」 インタビュー記事は こちら 株式会社ワンダーテーブル 竹原 様 「店舗と調整をしながらニュースレターを配信しています。来店しているお客様のニーズにあった内容はヒットしやすいですね。」 インタビュー記事は こちら 株式会社INITIAL Marketing & Branding担当 松岡 遥歌 様 「メルマガ限定の価値ある情報を発信することで、ユーザーと関係性の構築を行っています。レポート結果を見て改善を行っています。」 インタビュー記事は こちら 株式会社WHERE メディア担当 高山 奈々 様 「ウェブサイトと統一したトーンのメールを配信すべきと考えています。テンプレートはデザイナーを入れずに担当者自身で作成できました。」 インタビュー記事は こちら 株式会社mov 「訪日ラボ」編集長 根本 一矢 様 「新着記事の配信をRSSで完全に自動化しています。限られたリソースの中で、メルマガに充てる時間を削減することができました。」 インタビュー記事は こちら 株式会社ジャック ECマネージャー 冨岡 聡 様 「SNSからメルマガへ繋げる施策を行っています。メール配信はオンライン施策のなかでも重要なポジションにあり、力を入れている分野です。」 インタビュー記事は こちら PIE International 広報 塩澤 香理 様 「新刊案内や特集をメルマガとして配信しています。毎月の社内会議でクリック数1位となった記事を共有しています。」 インタビュー記事は こちら 株式会社 DAQ 代表取締役 後藤 鉄兵 様 「Google Analytics連携やクーポンコードを用いて、毎回メルマガ購読者からの売り上げ金額を確認・検証しています。」 インタビュー記事は こちら 株式会社農業情報設計社 瀬川 様 「メールで大事なのはタイトルとメインビジュアルだと思っています。メール配信ツールで業務コストを下げられて助かっています。」 インタビュー記事は こちら 最新のユーザー事例を見る --- ### Email Marketing > メールマーケティングは顧客とのより良い関係づくり、見込客の獲得などビジネスチャンスを生み出す効果的なツールです。Benchmark Emailのガイドで詳細をご紹介しています。 - Published: 2019-09-16 - Modified: 2023-06-08 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/email-marketing/ メール配信からメールマーケティングへ メールマーケティングの効果とは? 受信者の開封やクリック詳細を元に改善すると... 1. 新規顧客獲得 2. カスタマーロイヤリティ向上 3. リードナーチャリング 4. ブランド認知拡大 顧客リストという最も重要な資産を最大限活用できるのがメールマケティングです。 無料トライアル " 顧客リストを正しく管理することで、費用対効果の高いマーケティングを実現します。" Neil Patel メールマーケティングは初めてですか? ビデオを視聴する メールマーケティングオンラインセミナー ご相談 メールマーケティングをビジネスにおいて活用する方法などお気軽にご相談ください。 メールマーケティングとは? メールマーケティングはどのビジネスにおいても最も重要なマーケティングチャンネルです。メールマーケティングを利用することで、ブランドストーリーを伝え、オーディエンスとのつながりを維持し、売上を拡大しつつ、ビジネスを成長させることが可能です。メールマーケティングの最も大切なパートはあなた自身が所有しています。 メールマーケティングはビジネスのライフラインです。Benchmark Emailはあなたのビジネスの最も重要な一面である、顧客を成長させることに役立ちます。 既存フォロワーを成長、また新規フォロワーを獲得するため、ソーシャルメディアを利用しましょう。購読者との関係を統括するため、メールマーケティングを活用しましょう。弊社サービスを利用することで購読者リストに確実にメッセージを配信することができます。配信を妨害するアルゴリズムはありません。 ビジネスにおけるメールマーケティングの活用方法 メールマーケティングを活用する方法は無数に存在します。以下に最も一般的な5種類の方法を掲載しました。 サイト訪問者を見込客へ 購入や導入をまだ検討中の訪問者は、より多くの情報を探しているかもしれません。ポップアップフォームを利用して見込客を獲得しましょう。 新規購読者向けにウェルカムエクスペリエンスを作成 新規購読者にあなたの会社やブランド、ビジョンを伝えましょう。購読者を忠実なブランドアンバサダーにしましょう。 商品やサービスの販売 販売したい商品やサービスがありますか?機能やメリットをハイライトしたメールを作成しましょう。メールマーケティングは買い物体験の入口です。 顧客からのフィードバックを入手 いつでも改良の余地はあります。最も効果的な方法は顧客の意見を取り入れることです。購入してくれた顧客のフィードバックをメールで入手しましょう。 カゴ落ちユーザーに対する自動メール配信 SalesCycle の研究によると、75%の人々がショッピングカートに商品を残したまま購入に至らなかったと示しています。購入を助ける自動メール配信を行い、見込み顧客を逃さないようにしましょう。 タイミングを見計らった配信で売上の向上 既に購入を考えていた商品に関連したメールがちょうど良いタイミングで届いたのですぐ購入した、ということを経験したことはありませんか?購入の判断を決定的にする完璧なタイミングで受信箱に適切な内容のメールを届ける、それがメールマーケティングの真の効果です。 下記のメールには人を引き付ける魅力的な画像があります。おやじギャグでも楽しませてくれて、Chipotleが無性に食べたくなります。コールトゥアクション(CTA)もありその場で思わず注文してしまいます。これがランチタイム前に送付されたら、間違いなく注文は増加します。 メールマーケティングを活用して売上を伸ばすには: ターゲットリストへの販売 顧客中心のメールマーケティングを行う事は重要となります。購読者が必要としているものを第一に検討しなければいけません。購読者の満足度を維持すれば利益は自然と生まれるでしょう。 チェックリスト: メールに一通づつ価値を送付していますか? 購読者の問題を解決する事を目標としているメールですか? 上記メールでポイントを確認してみましょう。Postmatesは購読者の位置情報を把握し、周辺のレストラン情報とキャンペーン情報を送ることで、仕事が忙しくランチタイムを十分に取れない、あるいは子供がいて外食は億劫だ、という人の問題を見事に解決しています。 リストマネジメント(管理) 全ての購読者は一辺倒ではなく、必要としているものや関心が異なります。これらの理由からリストセグメントと上記に述べた目的ターゲットが重要になります。 購読者を性別、住所、業界や職務内容など購読者層を元に分類できます。分類する事で送付するコンテンツを判別できます。例えば、紳士服(メンズ)や婦人服(レディース)の取扱商品、複数の場所を持つレストランのローカルマーケットを対象(ターゲット)にしたもの、又は購読者がインターンなのか会社役員なのかでどのように接するかなどを決定できます。 購入履歴、メールエンゲージメントやウェブサイト履歴など関心を利用するのも良い方法です。その情報で、関連の商品情報を送付したり、Carboniteのメールから確認できるように在庫切れになりそうな商品や定額制が終了しそうな際に再度購入を喚起する事が出来ます。 マーケティングオートメーション 適切なコンテンツとターゲットについての話が終わったところで、次は配信のタイミングを考えてみましょ う。 購読者をセグメントで分類すれば、オートメーションを動作させて送付する事ができます。メールマガジンやウェヴサイトと購読者のやりとりを購読者の関心に基づいて、フォローアップメールのシーケンス(並んだ順番にデータや手順を取り扱う処理方式)を動作でき、ターゲット・オーディエンスへのメッセージを絞りこむ事が可能となります。例えば、料金ページを訪れた際は、恐らくその訪問者はセールスファンネルの下の段階まで達している事から適切なフォローアップが必要です。又は、特定の商品ページか商品のリンクをクリックした際は、該当の商品の追加情報やお客様の声などを送付できるでしょう。 これらを行う事で、メールマーケティングが一斉配信メールより1対1の会話のような感覚になります。購読者とビジネスの間により強い個人的なつながりが生まれ、顧客ロイヤルティが育ちます。 最初のメールでは「本日限り」なおの言葉を用いて切迫感を作り、購入まで導くようにしましょう。購入したかしてないかはオートメーションの追跡機能で確認し、購入してない場合はフォローアップをします。 購入するのにまだ納得をしていない、メールを開封していない、多忙すぎてもうちょっとプッシュがいる、など購入に至らなかった原因はいくつも考えられます。昨日購入していなくても、今日は購入をするかもしれません。 パーソナライズ機能を利用して売り上げを伸ばしましょう メールに名前を組み込むなど小さなことでも行うと、購読者とより強い絆を築くことができます。 オートメーションを利用すればパーソナライズ出来る機会が増えます。メールやウェブサイトのやりとりが、それらの活動内容によってフォローアップを動作させます。個人の関心に合わせた利用体験よりパーソナライズされたものはあるでしょうか。購読者にとって何が重要なのかを気にして、購読者のニーズに全面的に同調していると思わせる事ができます。 売上げを援助するコンテンツマーケティング戦略 収益の援助に関して、メールマーケティング担当者がコンテンツチームより留意すべきことが幾つかあります。 件名 明確で魅力的な件名がなければ、メールは無視されるか削除されるでしょう。効果的な件名の特徴をご確認ください: 切迫感がある。 好奇心をそそる。 価値を提示する。 個人的な気持ちをもたせる。 商品・サービスの背景を伝える 効果的な件名の例: Johnnie Boden:Nで始まり「あなた」で韻を踏むものは? Ramit Sethi: え、気にいる物がない? Four Seasons:世界90秒の旅をご覧ください Growth Institute:会社を救うのは「あなた」? Troy Broussard:すみません、伝え忘れてました! Sumo:このワークショップは録画なし Freelancer. com:ロボットに仕事を最初に取られるのは誰だ Gimme Some Oven: New Post: I've Been Dying To Tell You Something For Awhile Now... TripAdvisor:こんなホテル見たことない!12選 Ryan Levesque: The TRUE Story: My first $100,000 day コールトゥアクション(CTA) メールの目的はクリックを促すことです。CTAがクリックを促せるかどうか、がメールの成功を左右します。 購入に向けて、セールスファンネルの下の段階まで運ぶという目的から購読者の注意が散漫にならないよう、購読者に行動を促すべきです。 CTAにおける注意点: 説得力のある(人を引き付ける)ものにし ましょう 一人称にしましょう。 緊張感(切迫感)を伝えましょう。 クリックすべき理由を購読者に教えま しょう。 アクションを起こさせる動詞を利用しま しょう。 価値を強調しましょう。 ストレスを軽減しましょう。 シンプルにしましょう。 ブランド確立 メールのトーンはブランドにマッチし、情報を的確に伝え、かつ購読者を楽しませる文体で書く必要があります。 これは達成しようとする売上ではなく、購読者のために作成する経験に焦点を当てた別の機会です。価値を提供することで、売上は自然とついてくるものです。 メールマーケティングメッセージでブランドボイスを確立することは、ビジネスに個性を与え、エンゲージメントを作成することにつながります。メールを単純にメガフォンを通じてメッセージを発信する場所として捉えるのではなく、会話のツールであることを意識してください。あなたは購読者からメールを送信する許可を得ているのです。この機会を見逃さず、購読者との関係を発展させましょう。 失った顧客の再獲得 新規顧客を獲得するには、既存顧客を維持することに比べて5倍のコストがかかります。 これを踏まえると、タイムリーで関連性があり、価値を届けるメールマーケティングがなぜ売上拡大につながるのかを簡単に理解することができます。 Lowe'sが行ったこのリエンゲージメントキャンペーンは失った顧客の再獲得に成功しました。このキャンペーンでは顧客が最後に訪問した時から行った改良点に焦点を当てています。また、今まで無視していた家のリフォームに関するチェックリストを持つ顧客に対するリマインダーとしての役割も果たしています。 Amazonも同様に素晴らしい成果を収め、以前商品に関心を示した顧客にフォローアッ プしています。 失った顧客の再獲得につながる戦略を以下にピックアップしました。 カゴ落ちユーザー 2017年のショッピングカートに商品を残したまま購入に至らなかった見込み顧客率は78. 65%です。これはただ見逃すのにはもったないほどの機会です。 ショッピングカートに商品を残したまま購入に至らなかった見込み顧客が4分の3以上になる場合は、カゴ落ちユーザーに対する自動メール配信戦略が必須です。 Whiskey Lootが行ったこのカゴ落ちユーザーに対する自動メール配信は購入の妨げとなる可能性のあるいかなる不安材料の軽減を目的とし、顧客が企業を気に入るための個性を追加し、商品価値を示しています。 カゴ落ちユーザーに対する自動メール配信に関するアドバイス: タイミングが鍵。 優れた開封率とクリックスルー率をアーカイブするカゴ落ちユーザーに対する自動メールを3時間以内に送信することが重要です。この時間内にメールを送信する企業の開封率は平均で40%、クリックスルー率は20%となっています。 コンテンツを凝縮した件名 顧客がカゴ落ちユーザーに対する自動メールを開封しなければ、見込み顧客を獲得することもできません。 購入に至らなかった商品をもう一度思い出させてあげましょう。 顧客が購入に至らず、後悔している商品を忘れさせないようにしましょう。商品のことを忘れられなければ、顧客は購入を完了するために戻ってきます。 簡単で目立つCTAボタン カゴ落ちユーザーに対する自動メール配信は購読者に購入の完了を促すという一つの目標を持っています。簡単に見つけられるCTAボタンを使用して、その目標を達成しましょう。 説得力のあるメッセージに 件名からメールの一語一句、CTAボタンに至るまで、購入に至らなかった商品無しでは生きていけないというように購読者を説得するよう心がけるべきです。 カスタマーサポートの提供 会話プロセスの一環は見込み顧客が商品の購入を決める際に抱くいかなる不安材料も軽減することにあります。カスタマーサポートを顧客にとって身近に利用できるものとして、出来るだけアクセスしやすいようにします。 購入サイクルの自動化 顧客を購入サイクルの中に維持するよう常に心がけることが大切です。これは費用対効果が良いだけでなく、売上貢献度の高い顧客を生み出すことにもつながります。 マーケティングの自動化は顧客が購入サイクルの軌道に乗る手助けをします。 ではどの様にすれば良いでしょうか。 "まず初めにするべき事は、購入確認メールを送ることです。 顧客の皆さんに対して、購入して頂いた旨の感謝を伝えましょう!" その上で、更に購入された商品に関連する商品の情報を載せてフォローアップメールを送ります。 顧客の皆さんが「買って良かったな。」と思えるように確認を取ることも良いでしょう。 同様の商品やサービスを使われた他の顧客の声を、強調しながら共有します。 最後に、再度購入の時期を迎えた際にリマインダーを送りましょう。もし最初のリマインダーで購入しなくても、再購入のきっかけとなるような送料無料サービスやディスカウントを提供するフォローアップを行いましょう。 またロイヤルティの高い顧客に対してレビューを書くようリクエストして見ましょう。ブランドのファンであれば高評価レビューを書いてくれること間違いなしです! エンゲージメントの低い購読者を特定 顧客リストは「量」ではなく、「質」が全てです。 もしあなたからのメールをもう受け取りたくないと言う購読者や、何もレスポンスが見られなければ、購読者に対してサヨナラの挨拶がけも時には必要です。 転職など様々なきっかけによりメールアドレスが変わり、あなたのメールに対して価値を見出せなくなる人もいるでしょう。こういった非購読者を見極める事が、あなたのメールマーケティングにおいてエラー発生率を抑える事、それと同時に開封率や高い到達率を保ち続ける事に繋がってきます。 Benchmark Emailはあなたがより速く、簡単に非購読者を見極める事を可能にする為にも役立つ ターゲットリスト をご提供します。 さあ、これでどのように非購読者を見つけだす事ができます。ここで少し様子を見て見ましょう。 戻ってきた購読者たちを迎い入れましょう。 購読者にサヨナラの挨拶を言う前に、今一度彼らに対してコンタクトを取ってみましょう。 簡単かつ最も効果的に一度離れた購読者を呼び戻すと共に再購読させる為には、購読者に直接リストから彼らを削除する旨を伝える事です。しかし、この時に忘れずメールの文面に再購読する為のきっかけを忘れずに置いておきましょう。「購読したい、しかしもう出来ない」と言う事を伝えることによって、再度あなたのメールの購読者へと戻ることになるのです。 もしこの簡単かつストレートな思いが相手に伝わらなかった際には、以前に試したことのない方法でもう一度相手にアプローチをかけてみましょう。しかしそれでも反応がない場合は、残念です。リストから削除しましょう。 将来可能性のある購買者と、友好的かつ信頼関係を築 き上げましょう。 非購読者の見極めをするタイミングにおいて、あなたはリストを整理するでしょう。その時あなたに取って大切な人を知る事が出来るきっかけが生まれるかもしれません。 Huckberryからのウェルカムメールは歓迎ムードがとても伝わってきて、読んでいて嬉しくなりますね。また今後の配信内容なども分かりやすく案内しています。 購読者との関係を構築するためのステップを見ていきましょう ウェルカムメールオートメーション オートメーションを活用すれば購読登録した人に対して一連のウェルカムメールを配信することができます。 ウェルカムメール配信においての注意点: 登録後すぐに配信 登録したことを忘れないうちにウェルカムメールを配信しましょう。 感謝の気持ち 登録に対して感謝を伝え、歓迎ムードを作ることで今後の関係を築く基盤となります。 次のステップについての案内 登録後に踏むべきステップなどがある場合はここで明確に伝えましょう。(ダウンロードリンクへのアクセスなど) プレゼント・クーポンの提供 特別コンテンツやその他の登録特典を提供しましょう。 一方的なコミュニケーションとなりがちなメルマガ配信ですが、受信先には大切な顧客である一個人がいることを常に念頭に置いておきましょう。 商品・サービスの背景と利点 メールマーケターとして、商品・サービスが生まれた背景やその利点を伝えることはとても重要です。 そのストーリーを伝えることで商品・サービスに対する理解を深め、親近感・信頼感を持ってもらうことができます。 顧客視点でのマーケティングを行うには、その商品・サービスがどのように顧客の生活の改善に繋がるのかが重要となります。また自社商品・サービスの併用でどのような効果が得られるのかも伝えましょう。ブランドとしてのストーリーへ繋がります。 コンテンツチェックリスト: ・ペアで購入可能な商品・サービスの提供をしているか? ・アップセルが可能な商品を提供しているか? ・併用可能な商品・サービスの提供をしているか? ストーリーはブランドと商品の紹介に最適で、押し売りすることなく認知を高めることができます。 また顧客のレビューという形でのストーリーはブランド評価を高める効果があります。 顧客レビューの共有 購入して良かった、と思ってもらうには高評価口コミ・レビューを送り、他の人の良い体験を読んでもらうのが一番です。 商品の効果的な使い方、満足感を実際の使用者の経験から学ぶのはとても効果的です。 その経験者が有名人であれば尚更です。「有名人でも満足している商品」となればより一層満足 度は向上します。 フィードバック 購読者が本当に求めているものは何か知りたいのであれば、実際に聞いてみましょう。 憶測でコンテンツを作ったり、開封やクリック率などだけで判断するより、どのようなコンテンツが欲しいのか簡単なアンケートを送ります。 Kate Spadeではアンケートへの回答者に対しギフトを送っています。求められているコンテンツが明確になり、購読者は意見を聞いてもらえた上にギフトまでもらえる、となれば相互利益です。 ブランドとそのマーケターとしての役割 メールマーケティングはブランドとその顧客の関係を何年にもわたり築いていくツールです。 LearnVestからのこのメールでは暖かい歓迎が表現され、またブランドの裏の人柄が見え隠れしています。クリックしたくなるCTA、購読して良かったと思わせる内容で、とても良い印象を与えています。 Direct Marketing Associationの調査によると、メールマーケティングのメッセージを見て購入を決めた消費者は66%を占めています。 メールマーケティングは顧客へ直接コミュニケーションを送ることができるとても効果的なマーケティング方法です。誰もがスマートフォンを持つ現代、顧客が何処にいてもリーチできるのも魅力の一つです。 またメールはマーケターの個性を出せる場面でもあります。 メールマーケティングを使ってブランドの成長を目指すには: ブランドイメージに合うテンプレートの作成 メールデザインでブランドイメージを確立するためのチェックリスト: カラー、フォント、CTA、画像イメージなど、ウェブサイトやその他のマーケティング材料とマッチするよう心がけます。 ロゴが正しく表示されているか確認 ウェブサイトURL、ソーシャルページ、電話番号などブランド情報が掲載されているか確認 定期的な配信 定期的な配信がブランドの成長には欠かせません。不定期の配信では購読者との良い関係は築けません。 間隔が空きすぎた配信も、購読したことを忘れてしまったり、購読している意味がないと思われてしまう危険があります。 定期的な配信によって購読者に覚えてもらい、同様の商品やサービスが必要な際に一番の候補として考えてもらうことが期待できます メールマーケティングを始める方法 メールマーケティングを始めるには、購読者1人と伝えたい事を用意するだけです。「膨大なリスト」を入手するまで待つ必要はありません。メールマーケティングにリストサイズの大小は関係ありません。Benchmarkのようなツールを使用する際、新しい事を学びたくはないと思います。そういった皆様の思いを考慮して、Benchmark Emailは誰でも簡単に利用できます。次にメールマーケティングを始める手順をまとめましたので、是非ご確認ください。 無料のBenchmark Emailアカウント Benchmark Emailでは月に3,500通まで配信できる無料プランをご用意しております。(登録はこちら) 購読者 購読者が1人でも100万人でも、コンタクトがExcelやGoogleスプレッドシート、クラウド、自社データベースに保存されていても、受信許可を得ているアドレスは、Benchmark Emailアカウントにアップロードまたは同期しましょう。 メールコンテンツ 伝えたい内容が決まっていなくても、考えすぎる必要はありません。どのようなメッセージでも、価値を付与してみましょう。商品やサービス、または従業員をハイライトしてみましょう。購読者と関わり合い、関係を促進する信頼を構築することが重要です。メールを送信すればするほど、購読者に伝えるストーリーを継続しやすくなります デザイナーは必要ですか?... --- ### Resources - Published: 2019-09-13 - Modified: 2020-04-08 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/ メールマーケティング資料 メールマーケティング初心者の方にもBenchmark Emailをご活用頂けるよう、役立つリソースをご用意しています。 --- ### Integrations - Published: 2019-09-13 - Modified: 2024-09-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/integrations/ サービス連携アプリケーションのご紹介 メールデザインがもっと簡単になるアプリ ShopifyShopifyの顧客リストや、商品情報のインポートが可能です。 詳細 Ebay連携テンプレートを使ってeBayストアの商品をプロモーションしてみましょう。複数のアイテムを挿入し一度に宣伝できます。 詳細 デザイン 売上アップ 業務を自動化するなら 業務を自動化するなら Zapierでメールマーケティングの業務を自動化しましょう。 Benchmark Emailと営業ツールやマーケティングツールを連携する最も簡単な方法です。 詳細 配信先リストの管理が簡単になるアプリ Shopifyの顧客リストや、商品情報のインポートが可能です。 詳細 WufooフォームをBenchmark Emailへ接続することでリスト育成につながります。 詳細 Zapier連携を通してGmail、Google Doc、Kintone等1500以上の異なるサービスを1つのオペレーションにまとめることが可能です。 詳細 Zohoに保存しているコンタクトに美しいHTMLメールを配信しましょう! 詳細 Google コンタクトへ Benchmark を使ってメール配信できます。 詳細 Google SheetsをBenchmark Emailの顧客リストとして利用できます。 詳細 JotFormのコンタクトをBenchmark Emailリストへ追加します。 詳細 LiveChat連携でチャット利用者をBenchmark Emailリストへ自動登録します。 詳細 Pipeline × Benchmark Emailの連携が可能です。 詳細 ContactuallyのコンタクトをBenchmark Emailリストへ追加します。 詳細 FreshdeskのコンタクトをBenchmark Emailリストへ追加します 詳細 SurveyMonkeyを使ってお客様からの意見をヒアリングしましょう。Benchmark Emailと連携することで、アンケートが埋め込まれたメールをすぐに配信できます。 詳細 全ての連携アプリを見る vCitaのコンタクトをBenchmark Emailリストへ追加します。 詳細 Wistiaの購読者をBenchmark Emailリストへ追加します。 詳細 Acuity SchedulingのコンタクトをBenchmark Emailリストへ追加します。 詳細 SmartsheetのコンタクトをBenchmark Emailリストへ追加します。 詳細 FreshBooks上のコンタクトをBenchmarkアカウントに追加できます。 詳細 連携テンプレートを使ってeBayストアの商品をプロモーションしてみましょう。複数のアイテムを挿入し一度に宣伝できます。 詳細 CratejoyのコンタクトをBenchmark Emailリストへ追加します。 詳細 GrooveのコンタクトをBenchmark Emailリストへ追加します。 詳細 RecurlyのコンタクトをBenchmark Emailリストへ追加します。 詳細 SlackのコンタクトをBenchmark Emailのリストに追加します。 詳細 アプリ&プラグインのダウンロード WordPressプラグイン WordPressで構築したサイトから、顧客リストを作成しましょう。ブログの内容をメールとして最適化したもの配信できます、また1つのサイトにつき、最大で5つのBenchmark Emailアカウントと連携することが出来ます。 インストール 詳細 --- ### Reporting > 効果測定・分析・改善次世代メール配信システムを使って効果的なメールマーケティングを行いましょう。 無料(期限なし)で毎月3,500通の配信が可能なBenchmark Emailをお試し下さい! - Published: 2019-09-13 - Modified: 2024-06-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/reporting/ 高機能リアルタイムレポート & ABテスト機能 開封、クリック、エラー、曜日時間のデータ、GA連携、クリックヒートマップなどリアルタイムレポートが充実。ABテスト機能も活用してメール配信の効果を最大化しましょう! . textspace{ margin: 50px 20%; } 配信レポート|見やすいグラフとマップで効果検証 概要 ソーシャル 開封マップ 概要 開封、クリック、エラーなど配信したメールへの反応がリアルタイムで確認でき、URLやコンタクト単位の詳細情報も取得できます。レポート機能を活かしてPDCAを回しながらメルマガを運用しましょう! ソーシャル ソーシャルメディアで誰にシェアをされて、誰がいいねを押したかが一目で分かります。彼らのことが分かれば、より相応しいメールを配信することもできます。 開封マップ あなたのメールを受信している人は世界のどこにいるのでしょうか。タイムゾーンや地域ごとのリストを作成できます。もちろん配信ごとにタイムゾーンを変更することも可能です。 . tabs-data{ padding: 30px 40px; } . textual{float: left;width:35%;} . img{ float: right; width:50%;; } . textual h4{ color: #1d202d; font-weight: 600; font-size: 1. 25rem; font-style: normal; } A/Bテスト機能|検証結果に基づいた自動メール配信 件名 コンテンツ 配信時間比較 件名 件名・コンテンツ・配信時間などに悩んだときは、サンプルグループに送信してみましょう 気に入った件名が2つ思い浮かんで、悩まれた経験はありませんか?そんな時は購読者に答えを教えてもらいましょう。より成績の良いメールが、残りの読者グループに自動で送信されます。 コンテンツ メールvsメールでは、どちらのコンテンツが高いクリック率になるかを確認する事ができます。 コンテンツの候補が複数ある場合は、メールを比較し最も効果の高いメールを配信しましょう。 配信時間比較 最適な時間にピンポイント配信 あなたの顧客がメールを開封しやすい時間を探しましょう。それは朝か夜か、まずはテストをしてみましょう。 メール受信テスター|さまざまな環境での表示を一括検証 ブラウザ別プレビュー Firefox、Internet Explorer やChromeといった異なるブラウザでのメーラーの表示を確認できます。 モバイル表示 モバイル端末ではどのような表示になるのかを確認します。 Windows & Mac OS OSによって、どのようにメールが表示されているのかを確認できます。 無料のトライアルアカウントで試してみませんか? 今すぐ始められるトライアルは、お試し期間無制限で月3,500通配信できます . signup-form-wrap input. form-text-field { box-shadow: none; height: auto; border: 1px solid #e6e6e8; border-radius: 3px; font-size: 1rem; -webkit-box-shadow: 0 0 0 1000px #fff inset; color: #666872; height: 42px; } . signup-form-wrap #frm_submit_new { font-size: . 8rem; font-weight: 600; text-transform: uppercase; background-color: #4e5ff9; letter-spacing: 1px; color: #4e5ff9; color: #fff; border: none; height: 42px; } --- ### Marketing Automation > EMAツールでメールマーケティングのオートメーション化。顧客の行動や興味の対象に応じて最適な情報をタイムリーに配信できます。 - Published: 2019-09-13 - Modified: 2024-06-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/marketing-automation/ EMA機能(β版) サイトへのアクセスやメールへの反応をトリガ ーとしたメールに特化したオートメーション機能 無料トライアル登録(無料版ではシナリオ作成のみ可能です) a. in-action { margin-bottom: 140px; font-size: . 8em; color: #8f93ae; line-height: 1. 8; background: url(https://www-new. benchmarkemail. wpengine. com/images/autopro/play-head-marketing. svg) no-repeat; background-position-x: 0%; background-position-y: 0%; background-size: auto; background-size: 28px; background-position: 1px 1px; width: 200px; padding: 3px 0 3px 40px; font-weight: 400; display: block; text-transform: uppercase; letter-spacing: 1px; } デモ動画を見る フォローアップの自動化でビジネスを加速 パーソナライズされたタイムリーなメールを届けましょう 新規登録者向けシナリオ カゴ落ちフォローシナリオ フォローアップシナリオ 新規登録者向けシナリオ カゴ落ちフォローシナリオ フォローアップシナリオ 初めてでも簡単設定のテンプレート 用途別のテンプレートをご用意!カスタマイズも簡単です 新規登録者向け機能 新規登録者向けのウェルカムメールや購読者向けメールを簡単に自動化します 見込リストの顧客化機能 このテンプレートを使用して、見込リストを顧客化します 購入確認機能 購読者を見込みリストから顧客リストへ自動的に移動させます 無料トライアル登録(シナリオ作成のみお試し可能です) オートメーションについて知りたい方はこちら 解説資料をご用意しています メールマーケティングブログ EMA(β版)の説明ページはこちら   日本語サポート オートメーションについてお悩みですか? 日本語をはじめ各国言語でサポートをご提供しています メールサポートで質問する 無料のトライアルアカウントで試してみませんか? トライアルアカウントでは、シナリオの作成をお試しいただけます。 (シナリオの稼働は有料プランのみ可能です) . signup-form-wrap input. form-text-field { box-shadow: none; height: auto; border: 1px solid #e6e6e8; border-radius: 3px; font-size: 1rem; -webkit-box-shadow: 0 0 0 1000px #fff inset; color: #666872; height: 42px; } . signup-form-wrap #frm_submit_new { font-size: . 8rem; font-weight: 600; text-transform: uppercase; background-color: #4e5ff9; letter-spacing: 1px; color: #4e5ff9; color: #fff; border: none; height: 42px; } --- ### Features > メール配信・オートメーションを効果的に利用しビジネスチャンスを掴みましょう - Published: 2019-09-13 - Modified: 2024-06-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/features/ メールマーケィングに必要な機能がオールインワン AIメルマガ生成、HTMLメールエディタ、リスト管理、レポート、ステップメール、LP作成、登録フォーム 期間無制限でお試し!無料アカウントはこちら コンタクトリスト・登録フォーム・LP 顧客リストの管理は効率的に コンタクトリストの配信停止やエラー管理は自動で行われます。登録フォームはリストと自動連携され、自社ドメインでランディングページを作成して埋め込むこともできます。外部サービスとの連携アプリやAPIも無料公開。 無料トライアル登録 詳細はこちら ドラッグ&ドロップエディタ・テンプレート おしゃれなHTMLメールをサクサク作成 ドラッグ&ドロップ形式のエディターで、初心者でもかんたんにプロ品質のHTMLメールを作成できます。500種類以上のオリジナルデザインテンプレートや、画像編集ツールも標準装備。デザインエディタの自由度が高いため、上級者もこだわりの編集が可能です。 無料トライアル登録 詳細はこちら オートメーション機能 簡単操作ですぐに使えるステップメール Benchmark Emailのステップメールは簡単操作。ベストなタイミングで求められているコンテンツを届けましょう。フォローアップを自動化すれば、効率的に売上アップに繋がります! 無料トライアル登録 詳細はこちら eコマース&Shopify連携 メールで自社の商品を紹介し、売上UPに 専用テンプレートや簡単に商品を追加できるエディタ機能など、eコマースのメルマガ配信に最適なツールをご用意しています。顧客フォローとリマーケティングを効率良く行いましょう! 無料トライアル登録 詳細はこちら リアルタイムメール配信レポート メルマガの効果測定と分析 開封・エラー・クリックなどの指標がリアルタイムでレポート化されます。クリックマップで視覚的にメールデザインの改善ができ、配信エラーになったメールアドレスは自動検出して除外。最新のレポートツールでメルマガの効果を改善しましょう! 無料トライアル登録 詳細はこちら 無料のトライアルアカウントで試してみませんか? 今すぐ始められるトライアルは、お試し期間無制限で月3,500通配信できます . signup-form-wrap input. form-text-field { box-shadow: none; height: auto; border: 1px solid #e6e6e8; border-radius: 3px; font-size: 1rem; -webkit-box-shadow: 0 0 0 1000px #fff inset; color: #666872; height: 42px; } . signup-form-wrap #frm_submit_new { font-size: . 8rem; font-weight: 600; text-transform: uppercase; background-color: #4e5ff9; letter-spacing: 1px; color: #4e5ff9; color: #fff; border: none; height: 42px; } --- ### Blog > 中小規模ビジネスの最新メールマーケティング情報、トレンドなどをご紹介 - Published: 2019-09-13 - Modified: 2024-07-30 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ --- ### Home > HTMLメール配信が無料で毎月3,500通まで可能。高機能メール配信システムなら「Benchmark Email」。HTMLメールエディター、顧客管理やリアルタイムレポートなど豊富な機能で効果的なメールマーケティングを実現します。 - Published: 2019-09-13 - Modified: 2024-06-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/home/ 世界50万社に選ばれたメール配信システム おしゃれなデザインのHTMLメルマガをかんたんに作成・配信・効果測定できるメール配信サービス AIでメルマガ自動作成 / メールエディター / リスト管理・セグメント / レポート / 登録フォーム / ABテスト / LP作成 Gmail, Yahoo! 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Geyer Road, Suite 100 St Louis, MO 63127 電話: 866-991-4888 x116 データ処理請負者としてのBenchmark Email Benchmark Email はクライアント企業に対し、個々のユーザーの保有するメーリングリストへの一斉配信メールの作成及び配信を可能にするテクニカルツール(ソフトウェアをサービスとして)を提供しています。 Benchmark Email をご利用されるお客様は、配信メールの提供元、及び送信者として配信メールのコンテンツ及びデータ保護法への遵守を自己責任で行います。Benchmark Email はこれに一切関与しないものとし、データ保護法におけるテクニカルサービスプロバイダとして、お客様の指示の下データ処理を行う立場とします。そのため配信メールの受信及びそのコンテンツに関する問い合わせは提供元であるBenchmark Emailユーザーが対処するものとします。これは特にデータ保護法における個人情報、編集、ブロック、削除における問い合わせに当てはまります。Benchmark Email のテクニカルプラットフォームを利用する限り、メール提供元、配信元は自己責任においてデータ取扱方法に関する情報を提供する必要があります。(データプライバシー宣誓書を別途用意、等) EUー米国間プライバシー・シールド及びスイスー米国間プライバシー・シールド BenchmarkではEU-米国間プライバシー・シールド、及びスイスー米国間プライバシー・シールドへ遵守した運用を行なっています。それぞれヨーロッパ連合(EU)諸国、またスイス連邦より収集した個人情報は全てプライバシー・シールドに基づいた取り扱いとなります。プライバシー・シールドについての詳細は 米国商務省プライバシー・シールド項目をご参照ください。 Benchmarkはお客様より提供された全ての情報に対して責任を負い、プライバシー・シールドに遵守し、第三の執行者としての役割を担います。EU諸国から収集された個人情報の提供に関して、その債務規定を含めプライバシー・シールドに基づいた方法で行います。 プライバシー・シールドに準じ、Benchmarkは収集及び提供された個人情報に関して米国連邦取引委員会及び米国運輸局の規定取り締り対象となります。国家安全保障または法執行に必要とされる場合を含め、公的認可団体による情報共有の指令により個人情報の公開を行う場合があります。 プライバシー・シールドウェブサイトで記述されるような特殊な状況下では、通常の紛争解決方法では解決しない場合仲裁裁判を起こすことができます。 当社のプライバシー規約についてご不明な点がありましたらサポートまでメールにてご連絡ください。 support@benchmarkemail. wpengine. com. Benchmark Emailは個人情報の収集及び使用に関する苦情に対し、プライバシー・シールドの規定に基づく解決策を提供します。EU及びスイス連邦在住の方で、Benchmark Emailのプライバシー・シールドに関するご質問あるいは苦情がある場合、まずはsupport@benchmarkemail. wpengine. comまでご連絡をお願いします。 GDPR 2018年5月25日にヨーロッパ諸国で施行されたEU一般データ保護規則(GDPR)はEU地域の住民の個人情報がヨーロッパ及びその他の地域の業者により収集、利用、保存されるガイドラインを示しています。Benchmark EmailではEU地域住民の個人情報に関する規則に遵守しています。 米国カリフォルニア州におけるポリシー カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)では、業者が収集した個人情報、及びその個人情報へのアクセス、削除、共有における消費者の権利が示されています。消費者はCCPAに該当する業者に対し、自身の個人情報が過去12ヶ月間どのような手段で収集されたかを開示するよう求める権利を保有しています。Benchmark EmailユーザーでCCPAに該当する業者が、CCPAに示される権利を行使する消費者に対し差別待遇をすることは禁止されています。また該当業者が消費者の情報を売却した場合、消費者は自身の個人情報を売却リストから削除するよう求める権利があります。 CCPAにおいて、Benchmark Emailはソフトウェアをユーザーに対し提供するサービスプロバイダとして認識されます。当社による如何なる個人情報の収集はサービス提供を目的とし、Benchmark Emailユーザーの代理で行われます。CCPAに遵守した個人情報へのアクセス及び削除に関して、当社の顧客であるBenchmark Emailユーザーへ直接ご依頼頂くようお願いします。 当社ではCCPAにおける権利を行使する人に対し、異なる料金の請求あるいは異なるサービスの提供を行うことはありません。Benchmark Emailでは必要でない限り個人情報の提供をお願いすることはございません。 Benchmarkが収集する情報 無料トライアルアカウント登録時、当社では以下の情報を収集します: お客様のお名前 お客様の会社・団体名 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加えて、当社ウェブサイトにお客様からのBenchmarkに対する好意的な意見を掲載する場合があります。意見とともにお名前を掲載する場合には事前に許可を取っています。このコンテンツのアップデート、削除をご希望される場合にはページ最下部に記載する電話番号またはメールアドレスまでご連絡ください。 トラッキング 当社サービスの利用またはサイト訪問の際、使用ブラウザ、インターネットプロトコル(IPアドレス)、位置情報(おおよそ)、どのページやサービスを閲覧または使用したか、ランディング・離脱ページ、使用OS、日付及び時間、またクリックストリームデータ及びその他の 情報を収集する場合があります。Benchmarkは収集したデータをトレンドの分析、サイト改善、ユーザーのサイト上での行動トラッキング、そして全体的なユーザーの位置情報を収集するのに使用します。自動的に収集されるこのデータはその他の情報と照会する場合があります。これはサービス、マーケティング努力、分析、サイト機能の改善を目的に行っています。 Benchmark、パートナー会社、アフィリエイト、アナリティクスまたサービスプロバイダ(Google、AdRoll、Yahoo、Bing)はクッキーや類似テクノロジーを利用しトレンドの分析、ウェブサイトの改善、ユーザーのサイト上での行動トラッキング、そして全体的なユーザーの位置情報を収集します。Benchmarkはこのようなテクノロジーの利用から得られるレポートを上記の会社から受け取ります。 当社ではショッピングカート機能、ユーザー設定(言語設定など)の保存、認証機能にクッキーを使用しています。ユーザーはそれぞれの利用ブラウザからクッキー設定を変更することが可能です。クッキーの使用を停止する場合、特定の機能の利用やサイト上の一部が閲覧不可になる場合があります。 Benchmarkは第三者会社と提携し当サイトまたはその他のサイトでの広告表示を管理しています。このような提携会社はクッキーなどのテクノロジーを利用してお客様のインターネット上での行動情報を収集し、検索や興味の対象にあわせた広告表示を提供します。もし広告表示のために情報を使用されたくない場合には、 ここ をクリックしてオプトアウトしてください(ヨーロッパ諸国の場合は 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法律によって許可される場合及び法的機関に提供する場合 加えて配信メールとそのコンテンツの処理が以下の場合に必要です:(1) メールの送受信;(2) 接続ネットワークのシステム必須条件に遵守する場合;(3) 当サービスの制限;及び(4) その他接続システムの必要条件を満たすのに必要な場合 事業を拡大していく中で、Benchmarkが買収される可能性もあります。その場合、お客様の個人情報は買収先の会社へ譲渡されます。このような事態が発生しますと、経営者及びデータ補完者変更日の30日前よりメール及びサイト上にてお知らせを行います。情報提供の際に同意した個人情報利用目的と異なる方法で利用される場合、サービスの継続の否かを選択できます。 Facebook Connec、Twitter 、Google及びその他のサインインサービスを利用すると、当社のブログ記事へのコメント、Marketplaceでのレビューを投稿でき、Benchmarkのお客様がソーシャルメディア機能をメール配信に起用することができます。このようなソーシャルネットワークサービスはお客様の身元確認に使用され、ソーシャルメディア上の友達へシェア、拡散するかどうか選択可能です。 第三者の契約および理解 以下は、プライバシーシールドの転送原則に準拠する為に、第三者とBenchmark Internet Group, LLCとの間の規約となります。 契約は、会社が個人情報を受け取るすべての第三者(プライバシーシールドの元で受領)に処理される必要があります。 「処理」とは、収集、録音、編成、保管、改変、検索、相談、使用、開示、配布、消去等において、自動化された手段によるものであるかどうかにかかわらず、個人データに対して行われる操作または一切を意味します。 プライバシーシールドの下で受け取った個人情報を第三者に譲渡する際、すべての第三者との契約を必要とします。 サービスプロバイダとしての提供を行わない第三者(コントローラーなど)への譲渡の場合: •「コントローラー」とは、個人データの処理の目的と手段を単独でまたは他者と共同で決定する個人または組織を意味します。 1. 契約は個人の同意を得て、データ処理目的を特定及び制限するものでなければなりません。 2. 第三者がPI(プライバシー情報)に関連する義務を遵守し、同レベルのプライバシー保護が実施されていることを確認しなければなりません。 3. データに関連する義務を満たさなくなった場合、または処理や修復を中止する場合には、契約上第三者に通知を要求する必要があります。 * 特定のグループやBCRなどの枠組み内、または団体間での協定が既に存在する場合にはデータの移行に契約は必要ありません。 サービスプロバイダである第三者へのデータ譲渡について(例:プロセッサ): 1. サービスプロバイダである第三者へのデータ譲渡について(例:プロセッサ): 2. サービスプロバイダが指示に従いデータの取り扱いを行うよう適当なステップを踏み、データ保護のための適切な保証契約を結びます。 3. サービスプロバイダが指示に従いデータの取り扱いを行うよう適当なステップを踏み、データ保護のための適切な保証契約を結びます。 4. 通告、選択、アクセス、プライバシー関連の苦情に関する個人の意思は適切に対処します。明確な関連条件を契約に含むものとします。 5. 通告、選択、アクセス、プライバシー関連の苦情に関する個人の意思は適切に対処します。明確な関連条件を契約に含むものとします。 *通知に基づき、当社はサービスプロバイダによる不当なデータ処理の停止・回復を行うものとします。 ユーザーアクセスと設定 Benchmarkがお客様の個人情報を第三者の代わりに保管、管理しているかどうかは、サポートにお問い合わせください。お問い合わせは support@benchmarkemail. wpengine. comまでお願いします。 個人情報に変更があった場合、もしくは当社サービスを今後利用しない場合、当社サービスを今後利用しない場合、アカウント設定ページにて情報の更新、訂正、修正、削除が可能です。またカスタマーサポートのメールアドレス support@benchmarkemail. wpengine. com までご連絡ください。お問い合わせから30日以内に対応いたします。 Benchmarkは個人は自身の個人情報へアクセスする権限を有することを認めています。Benchmarkは個人情報を処理する個人と直接的関係を持ちません。自身の個人情報へのアクセス、訂正、編集、誤ったデータの削除を希望する場合、Benchmarkユーザー(データコントローラ)へ直接問い合わせするものとします。データの削除依頼に対してBenchmarkは合理的な期間内での対応を行うものとします。 Benchmarkではアカウントが稼働している限り、またサービスの提供、そして法的義務、紛争解決、利用規約の遵守に必要である限りお客様の情報を保管します。当社のニュースレター購読をご希望される場合、Benchmarkアカウントのユーザー名及びメールアドレス情報を使用しメールを配信します。ニュースレターのほか、商用プロモーションメールを配信する場合もあります。プライバシー保護の観点から、ニュースレターの配信停止をご希望の場合にはメール内記載の方法に従うか、サポートにお問い合わせください。 support@benchmarkemail. wpengine. com セキュリティ Benchmarkでは個人情報の保護は非常に重要と考えています。センシティブ情報(クレジットカード番号など)をご入力いただく際、SSLを使用し情報の暗号化を行います。当サービスのプラットフォームも同様に暗号化されておりBenchmarkのお客様情報はしっかりとお守りしています。 当社へご提供いただいた個人情報は、通信中及び通信完了後もその取扱いにおいて世界水準のスタンダードを採用しています。またメール通信における暗号化通信プロトコルは最新のTLS1. 3までを使用しています。しかしインターネットでの情報伝達、電子通信上において100%の安全性は実現不可能です。そのため絶対の安全性は保証しかねます。当サイト上でのセキュリティに関するお問い合わせは support@benchmarkemail. wpengine. comまでご連絡ください。 一般公開プロフィール 当サイトで作成するプロフィールは通常一般公開用となります。アカウントからプロフィールのプライバシー設定の変更が可能です。 外部サイトへのリンク Benchmark Emailのウェブサイト、及びBenchmarkからのメッセージは外部ページへのリンクが含まれている場合があります。Benchmarkはこのような外部サイトのプライバシーポリシー及びコンテンツに関して一切の責任を負いません。Benchmarkのサービス、製品を通して第三者サイトの広告やメーケティング商材を閲覧した場合、第三者サイトはユーザー情報を収集することがあります。外部サイトで個人情報を提供した場合、個人情報の取り扱いは該当サイトでのプライバシーポリシーに沿って行われます。第三者サイトを訪問した際、情報を収集して欲しくない場合には直接該当サイトへお問い合わせください。初めて訪れるウェブサイトでは必ずプライバシー・ポリシーを読むようにしましょう。 加えて、当ウェブサイトはFacebookやいいね!ボタン、Twitterボタン、「シェアする」などのソーシャルメディア機能、またその他小さなエンゲージメントを高めるプログラムが稼働しています。これらの機能はユーザーのIPアドレス、どのページを閲覧したかの情報を収集し、また正常にプログラムが稼働するようクッキーを残します。ソーシャルメディア機能及びその他連携機能は第三者サイトまたは当サイト上で直接提供されます。これらの機能との情報のやり取りは機能提供元の会社のプライバシーポリシーが適用されます。 Benchmark規約の変更 Benchmarkは自社の規約宣誓、ポリシー内容、施行方法に変更を加える権利を保有します。変更が加わる場合、更新が有効となる最低30日前にお客様へメール(アカウントの登録メールアドレス宛)にて、またはサイト上でのお知らせを行います。新しい規約内容が以前のポリシーと全く異なる場合には、少なくとも変更の30日前に当社サービスの利用を継続するかどうかの選択が可能です。 お問い合わせ先 Benchmark Email 3636 S. Geyer Road, Suite 100 St Louis, MO... --- --- ## Posts ### メルマガデザインと到達率の関係とは?知っておきたい基本のルール - Published: 2025-05-26 - Modified: 2025-06-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-design-and-deliverability/ - Categories: 開封率・到達率, HTMLメールデザイン - Tags: 到達率, デザイン この記事は「Is Your Email Design Affecting Your Deliverability? How to Optimize Your Emails for Success」を日本向けに翻訳・編集したものです。 メルマガは顧客との関係づくりにとても効果的ですが、たとえ質の良いメールを作成できたとしても、受信箱に届かないのでは意味がありません。 メール到達率に影響するものの中でも見過ごされがちなのは、デザインです。日頃はクリック獲得などエンゲージメント向上目的で注目されることが多いですが、実は受信箱への到達率にも影響しています。 迷惑メール扱いされやすいメールデザイン GmailやThunderbirdなどのサービス・アプリは、危険なメールやスパムメールが受信箱に入らないようにブロックしています。例えば、メールをスキャンし、デザインやフォーマットでスパムやフィッシング要素がないかを確認する技術などがあります。画像が多すぎるメールや、特定のカラーの組み合わせやフォントが含まれるメールはスパムフィルターが作動し、ブロックまたは迷惑メールフォルダへ送られるようになっています。 メールデザインが到達率に影響する例は以下の通りです。 スパムフィルター:全体のデザインや使用フォントなどのフォーマットにより、スパムと判断される場合があります。 迷惑メール報告:たとえ受信箱に無事に届いたとしても、質の悪いメールデザインにより受信者によってスパムと認識され、迷惑メール報告を受ける場合があります。迷惑メール報告は、送信ドメイン評価および到達率に大きな悪影響を及ぼします。 エンゲージメントの減少:質の悪いメールデザインによりコンテンツに対するエンゲージメントが少なくなると、将来の到達率に悪影響を及ぼします。 エラー率の増加:ブロックやスパム認識されるようなメールデザインを使用することでエラーとなる可能性が高まり、到達率が悪化します。 到達率向上につながるメルマガデザインのコツ 到達率の向上には、以下のデザインのポイントに気を付けましょう。 1. シンプルでクリーンなデザイン シンプルでクリーンなデザインはスパムと認識される確率が低くなります。画像の使い過ぎや派手なデザインは控えるのが得策です。 2. レスポンシブデザインの使用 PC、スマホ、タブレット等受信デバイスに合わせてメールが最適に表示されるレスポンシブデザインは、ユーザーエクスペリエンスの向上と、迷惑メール報告の抑制が期待できます。 Benchmark Emailでは、ドラッグ&ドロップエディタで作成したメールが受信デバイスに合わせて表示されるレスポンシブ対応が標準装備されています。また、HTML版を受信できない読者にはテキスト版が表示されるマルチパート機能も搭載しています。 3. テキスト・ボタン形式のCTAを使う コールトゥアクション(CTA)は画像ではなく、テキストまたはボタンで設定しましょう。画像形式のCTAをブロックするメールアプリも存在するため、これらのCTAが無難な選択です。 特にボタン形式のCTAはクリック率も上がりやすいため、積極的に活用していきましょう。 4. テスト配信の実施 自分宛にテスト配信を行うことで、デザインにおいてスパムフィルタに引っかかる要素があるかどうか予め確認できます。Benchmark Emailの受信テスター機能や、Litmusなどのツールを活用し、異なるメールアプリやデバイスでの表示に問題がないか確認しましょう。 5. メールアプリ仕様についての最新知識 メールアプリは常にアルゴリズムやスパムフィルタ条件のアップデートを行っているため、最新の仕様を知っておくことで受信箱に届きやすいメールデザインを適用することが可能です。 メール配信システムを活用しよう メール配信システムに備わる以下の機能を活用することで、到達率に悪影響を及ぼすミスを回避できます。 メールテンプレートとデザインガイド機能 多くのメール配信システムには、メールテンプレートと、魅力的なメール作成に役立つデザインガイドの機能が備わっています。このようなテンプレートや、自然に読みやすいデザインが作成できるガイド機能は、メール到達率の向上も視野にいれた、メールデザインのベストプラクティスに従って設定されています。 テストメール機能 メール配信システムでは、メール送信前にスパムフィルタに引っかかる要素がないか、テスト配信で確認することができます。これによりユーザーはどのようなデザインが迷惑メール扱いされるのかを学ぶことができ、配信前に修正することが可能です。 レスポンシブデザイン機能 閲覧デバイスに合わせてレイアウトが最適化される、レスポンシブデザインが搭載されているメールエディタを使いましょう。エンゲージメント向上や迷惑メール報告の件数を減らすことに役立ちます。 A/Bテスト機能 異なるデザインのメールでどちらがより高い効果を得られるかをテストできるA/Bテスト機能が備わっている場合は、ぜひ活用しましょう。ユーザーは到達率に悪影響を及ぼすデザイン要素を特定することができるため、とても有効な機能です。 メールデザインが到達率に大きく影響することはご理解頂けたかと思います。 到達率向上計画の一部としてメールデザインに焦点を当てることで、メールマーケティング全体の成功につながります。シンプルなデザインを心掛け、レスポンシブデザインを活用、テキスト形式のCTA、テスト配信、メールアプリの仕様&トレンドに注意を払うことでメール到達率の向上が期待できます。 到達率向上のための機能を兼ね備えたメール配信システムをお探しの場合には、ぜひBenchmark Emailの無料トライアルアカウントにご登録ください! (関連記事) ・エラー率を減らしてメルマガの到達率を上げる方法 ・テキストメールとHTMLメールの違いとは?メルマガにはどちらが向いているの? ・Canva×Benchmark Email連携でおしゃれな画像のメルマガをサクサク作ろう --- ### ChatGPTを使ってメルマガを作成する方法とプロンプト例 - Published: 2025-05-21 - Modified: 2025-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how_to_create_a_newsletter_with_chatgpt/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メルマガ, AI, ChatGPT, プロンプト 近年はAI技術の進化により、マーケティング業務で「ChatGPT」を活用するケースが増えています。 メールマーケティングにおいても、「メルマガを作りたいけれど、毎回ネタに悩んでしまう」「文章を考えるのに時間がかかってしまう」といった方は多いのではないでしょうか。 このようなお悩みを持っている方におすすめなのが、ChatGPTを活用したメルマガ作成です。 ChatGPTは、文章作成・アイデア出し・添削などを得意とするAIチャットボットです。正しく使えば、メルマガの質を上げつつ、作業の効率化にもつながります。 この記事では、ChatGPTの基本的な使い方から、メルマガ作成における具体的な活用法、今すぐ使えるプロンプトまで詳しく解説します。 ChatGPTとは ChatGPTは、OpenAIが開発したAIチャットボットです。入力された文章をもとに、自然な回答を生成する能力を持っており、検索エンジンの代わりに使われることもあります。 特に優れているのが、「文章の生成」「要約」「翻訳」「アイデアの提案」「添削」などの言語処理機能です。会話形式でやり取りができるため、ライティングのサポートや、マーケティング施策の相談などにも適しています。 ChatGPTの利用方法 ChatGPTは以下のステップで簡単に利用できます。 【ChatGPTの利用方法】 ①ChatGPT公式ページ(https://chat. openai. com)にアクセス ②アカウントを作成、またはログイン ③チャット画面に質問や依頼を入力してやり取り開始 無料プラン(GPT-3. 5)と有料プラン(GPT-4)があり、精度の高い回答を求めるならGPT-4がおすすめです。 ChatGPTをメルマガ作成に活用するメリット メルマガは情報発信や販売促進の要となる重要なチャネルですが、担当者が1人または2人と少人数で回している企業も多く、「相談相手がいない」「ネタが浮かばない」「文章を考えるのが面倒だ」とお悩みを抱えているケースも珍しくありません。 「ChatGPT」は、メールマーケティングの様々な場面で業務を手助けしてくれる非常に便利なツールです。ここでは、ChatGPTを活用する4つのメリットをご紹介します。 メリット① メルマガ作成の相談ができる 少人数体制でメルマガを運用していると、企画や構成について誰かに相談したいという場面があると思います。ChatGPTは、そうした時の壁打ち相手として活用することができます。 アイデアの方向性や構成の妥当性、読者への伝わり方などを相談すると、具体的なアドバイスをもらえます。人に聞くよりも気軽に、かつ迅速にフィードバックが得られるのが魅力です。 例えば、こんなプロンプトで相談できます: コスメ商品の購入者に送るメルマガのアイデアを3つ教えてください。 ChatGPTの回答例: メリット② 自分では思いつかないアイデアが得られる ChatGPTは、ネタ出しの際にも活用できます。テーマや時期、ターゲット層などを伝えるだけで、メルマガネタのアイデアを出してくれます。 自分では思いつかない切り口のネタや特集案を複数提案してくれるので、「どんなメルマガを送ればいいか分からない」と企画段階でお困りの方におすすめです。 例えば、こんなプロンプトでアイデアを出してもらえます: 20代の女性をターゲットに、5月に送るアパレルブランドのメルマガのネタを3つ考えてください。 ChatGPTの回答例: ChatGPTはユーザーの関心や季節性、トレンドに合わせたフレッシュなネタ出しにも強いです。 このように幅広いアイデアを提示してくれるため、ネタ企画の際に使ってみてください。 メリット③ 誤字脱字や文章の添削ができる メルマガでありがちな失敗として誤字脱字や表現の間違いなどがありますが、ChatGPTを活用すると、文章の誤字脱字チェックや自然な日本語の提案をしてくれます。 毎回のメルマガ配信で誤字脱字や表現の違和感に気づくのは難しいため、特にメルマガのチェックに時間を割けない方にはおすすめの活用法です。 例えば、こんなプロンプトでチェックを依頼できます: 以下のメルマガ本文の誤字脱字をチェックして、より自然な文章に書き直してください。 『こんにちは!本日は、春の新作コスメをご紹介致します。肌の乾燥する季節にぴったりな保湿成分配合の商品です。5月末までの割引商品も多数ありますので、ぜひチェックしてください!』 ChatGPTの回答例: このように、自然な日本語表現への書き換えや、丁寧な校正提案をしてくれるため、配信前の文章チェックに最適です。 メリット④ 作業時間を短縮できる ChatGPTを使うと、ネタの企画から構成案の作成、本文の下書き作成、誤字脱字のチェックまで素早く行ってくれるため、スムーズに作業を進めることができます。 特に文章作成が苦手な方にとっては、ChatGPTにたたき台となる文章を作ってもらい、自分で手直しをする取り入れ方が良いでしょう。書き出しのハードルを下げることで、毎回のメルマガ配信にかかる負担を減らすことができます。 以下のように活用すると、メルマガ作成の時間が大幅に削減できます。 【おすすめのChatGPT活用方法】 ①ターゲットやサービス内容を伝え、ネタのアイデア出しをしてもらう ②メルマガの構成を考えてもらう ③文章の下書きを作成してもらう ④仕上げた文章の添削をしてもらう ゼロから作成をする負担が大きく減り、メルマガの作成効率だけでなく完成度もアップするので、ぜひ活用してみてください。 ChatGPTを使う際のコツと注意点 コツと注意点① 具体的に聞いてみる 抽象的な質問よりも、状況や目的を具体的に伝えると精度がアップします。 例えば、「春コスメの紹介文を考えて」といったリクエストではなく、「20代女性向けのメルマガ用に、春コスメの紹介文(絵文字入り)を作って」とターゲット層などを伝えるようにしましょう。 また、「あなたはプロのマーケターです」「あなたは企業のメルマガ配信担当です」など、立場や視点を指定すると、より適した回答を得られます。 コツと注意点② 何度か試してみる 1回の返答で完璧を求めず、リクエストを重ねながらブラッシュアップしていくのがコツです。 「もっとカジュアルに」「絵文字を入れて」「短めで」などと追加でリクエストをすると、さらにイメージ通りの文章に近づきます。 コツと注意点③ 個人情報は入力しない ChatGPTには個人情報を入力しないようにしましょう。 特に企業の機密情報や顧客データなどは、社内規定でも「第三者サービスに入力しない」と定められていることが多いです。以下のような情報の入力は避け、万が一公開されても問題ない内容だけを入力してください。 【ChatGPTへの入力を避けるべき項目】 ・顧客の名前、住所、電話番号、メールアドレス ・社員や顧客のリスト ・売上データ、契約内容、未公開のプロジェクト情報 ・社内用の資料や文書の原文 コツと注意点④ ChatGPTの情報を信じすぎない ChatGPTは大量の情報をもとに自然な文章を生成しますが、常に正確とは限りません。 学習データが最新でない場合や、信頼性の低い情報をもとにしている場合もあります。 特に医療・法律・IT分野では誤情報が混じるリスクがあるため、必ず公式情報や信頼できる情報源で裏どりすることが重要です。出典の確認や、必要に応じて「これは最新情報ですか?」と質問するのも効果的です。 ChatGPTの情報はそのまま鵜呑みにせず、あくまでも参考として活用しましょう。 ChatGPTをメルマガ作成に活用する例 活用例① メルマガ本文を作成をする 商品紹介やキャンペーン案内など、メルマガの目的とターゲットを伝えれば、それに合った本文を提案してくれます。また、既存の文章の改善も可能です。 以下のような簡単なプロンプトでも、メルマガの本文を作成してくれます。 20代女性向けに春コスメの紹介メルマガを作りたい 回答例: 活用例② 件名・プレビューを作成する 開封率を左右する件名や冒頭文(プレビュー)について尋ねると、魅力的なコピー案を複数提案してもらえます。 AIにメルマガの本文を作成してもらった後に、「その内容で件名とプレビューを3パターン考えてください。」と打つだけで、件名のアイデアを考えてもらえます。 また、最初から件名のみ作成したい場合は、以下のようなプロンプトにし、目的やターゲットと共にリクエストしましょう。 20代女性向けに春コスメの紹介メルマガを作ります。件名とプレビューを3パターン考えてください。 件名に入れたいキーワードがあれば、「件名に『期間限定セール』『10%オフ』というキーワードを入れてください」というように依頼文を付け足してください。 活用例③ メルマガの改善点を見つける メルマガ本文や画像を読み込ませて改善点を尋ねると、文章構成や言い回し、読者目線での読みやすさなどを指摘してもらえます。 文章量やトーンなど細かい点も拾ってくれたり、画像をアップロードすればデザインの改善案も出してくれるので、メルマガ全体のブラッシュアップが可能です。 今回は試しに、メルマガ本文の改善点を聞いてみました。 活用例: このように、改善点に加えて、より良い文章の提案までしてもらえます。 活用例④ メルマガネタのアイデア出しをする メルマガの配信ネタに困った際にも便利です。 商品やサービスの情報・ターゲット層・季節などの条件を伝えれば、ネタのアイデアを複数提案してくれます。 例として、「春に美容情報を配信したいです。メルマガネタのアイデアを3つ出してください。」というプロンプトで尋ねてみました。「3つ」のところを5つや10つにしても、リクエスト通りにアイデアを出してもらえます。 回答例: コピーして使えるプロンプト例 簡単なプロンプトテンプレート まずは簡単にChatGPTを試したい方向けに、すぐに使えるプロンプト例をご紹介します。 メルマガのネタ企画 あなたは〇〇のサービスを提供している会社のマーケティング担当者です。〇〇(ターゲット層)向けに配信するメルマガネタのアイデアを10つ出してください。 メルマガ本文の作成 〇〇(ターゲット層)向けに〇〇のテーマでメルマガを配信します。本文を作成してください。 件名・プレビューの作成 〇〇(ターゲット層)向けに〇〇を紹介するメルマガを作ります。件名とプレビューを5パターン考えてください。 改善点のフィードバック 以下のメルマガ本文について、改善点をフィードバックしてください。 『(本文を記載)』 誤字脱字・文章のわかりやすさのチェック 以下のメルマガ本文の誤字脱字をチェックして、より自然な文章に書き直してください。 『(本文を記載)』 条件を指定して聞く場合のプロンプト例 ここでは、具体的な条件を指定して本格的に使いたい方向けのプロンプト例を3パターンご紹介します。それぞれに「目的」「ターゲット」「内容」「その他の条件」の4項目を含めていますが、必要に応じて項目を足したり減らしたりしても大丈夫です。 内容はご自身のメルマガに合わせて書き換えてください。 メルマガのネタ企画 以下の条件で、美容系メルマガのネタ企画を5つ提案してください。 【目的】 春の時期に向けて、継続的にメルマガを配信するためのネタを考えたい。 読者に役立つ・楽しめる内容を届けて開封率やクリック率を上げたい。 【ターゲット】 20代女性/美容やメイクが好き/コスメ・スキンケア情報をチェックしている人 【内容】 ・商品紹介だけでなく、読み物系やノウハウ系も含めたい ・春らしさや季節感があるテーマを中心に ・自社コスメと自然に絡められると尚良い 【その他の条件】 ・1案につき「タイトル案」「テーマ概要」「読者の関心ポイント」まで提案してください ・文字数はコンパクトでOK ・春〜初夏を意識したトピックにしてください メルマガ本文の作成 以下の条件でメルマガ本文を作成してください。 【目的】 春の新作コスメの魅力を伝え、商品ページへの誘導と購入を促す。 【ターゲット】 20代女性/美容やメイクが好き/季節の変化に合わせたメイクを楽しみたい層 【内容】 ・春の新作コスメ(限定カラーのリップ、ツヤ肌ファンデなど)の紹介 ・5月末まで使える10%OFFクーポンあり ・数量限定アイテムあり 【その他の条件】 ・親しみやすく、やさしいトーン ・150〜200文字程度 ・春らしい言葉や絵文字を適度に使ってください 件名・プレビューの作成 以下の条件で、メルマガの件名とプレビュー文を3パターンずつ考えてください。 【目的】 メールの開封率を上げ、本文のクリックにつなげたい 【ターゲット】 20代女性/美容感度が高く、季節ごとのトレンドに関心がある人 【内容】 ・春の新作コスメを紹介 ・10%OFFクーポン配布中(5月末まで) ・限定カラーのリップや乾燥対策アイテムも登場 【その他の条件】 ・件名は30文字以内/プレビューは50文字以内 ・春らしさ・お得感・新しさが伝わる言葉を使ってください メルマガに特化したAIチャットボットも 「Email Metrics Wizard By Benchmark Email」を使おう Benchmark Emailでは、メルマガの分析や改善提案に特化したAIチャットボット「Email Metrics Wizard By Benchmark Email」を提供しています。 開封率やクリック率などを分析した上で、改善アドバイスをリアルタイムで受け取れるのが特徴です。 詳しい使い方は以下記事をご覧ください: レポートをGPT-AIが自動分析!メルマガ解析ツールを無料公開しました メルマガデザインの改善点を教えてもらえる 「Email Metrics Wizard By Benchmark Email」は、メルマガデザインや効果改善方法について専門的なアドバイスをしてくれます。配信したメルマガデザインのフィードバックが欲しい時や、開封率・クリック率をアップさせるアイデアが欲しい時におすすめです。 ここでは試しに、当社のメルマガデザインを読み込ませて改善点を尋ねてみました。 このように、メルマガのスクリーンショットを送るだけでアイデアを提供してくれました。 「Email Metrics Wizard By Benchmark Email」のお試しはこちら まずはBenchmark Emailでメルマガを作成してみよう Benchmark Emailはおしゃれなメルマガが簡単に作成・配信できるメール配信サービスです。 メルマガの本文を作成する際にAIが皆様を手助けする「スマートデザイン機能」などを搭載しておりますので、デザインを考えるのが面倒な方や、サクッとメルマガを作成したい方におすすめです。 ドラッグ&ドロップエディタでメールを簡単作成 AIがメルマガの本文・件名を提案「スマートコンテンツ機能」「スマート件名機能」 AIが自動でメルマガデザインを作成する「スマートデザイン機能」 レポート機能でメールの反応をリアルタイム効果測定 スマートデザイン機能 無料トライアルはいつでも登録でき、期間の制限なくご利用いただけます。1人でも効果的にメルマガ配信が行えるツールをご提供していますので、興味のある方はまずは無料でお試しください。 まとめ メルマガ作成を効率化し、質の高いコンテンツ作りをサポートしてくれるChatGPTについて解説をしました。 今よりももっとメルマガを改善したい方や作業時間を短縮したい方は、ChatGPTや当社が提供する「Email Metrics Wizard By Benchmark Email」を活用してみてください。 (関連記事) 開封率が上がるメルマガネタの探し方6選とネタ切れ対処法 AIがデザインを自動生成!スマートデザイン機能(β版)がリリースされました レポートをGPT-AIが自動分析!メルマガ解析ツールを無料公開しました --- ### 「カスタマーサポート×メルマガ配信で実現する 顧客ロイヤリティ向上と解約防止」セミナーを開催しました! - Published: 2025-05-13 - Modified: 2025-05-13 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-loyalty-seminar-report-202504/ - Categories: セミナーレポート - Tags: セミナー, ウェビナー, カスタマーサポート, CS, カスタマーサクセス, ロイヤリティ 2025年4月22日(火)に、無料オンラインセミナー「カスタマーサポート×メルマガ配信で実現する 顧客ロイヤリティ向上と解約防止」を開催いたしました。今回はセミナーレポートをお届けします。 本セミナーは、顧客対応管理システム「Re:lation」を提供する株式会社インゲージとメール配信システム「Benchmark Email」を提供する株式会社ベンチマークジャパンが共催したセミナーです。 株式会社インゲージの坪内 柊一郎さんと、Benchmark Emailの山本美智がメイン講師を務め、カスタマーサポートとマーケティング担当者が協力して、双方の業務を効率的に行う方法を解説しました。 ここからは、セミナーの内容の一部をダイジェストでお届けします。 顧客ロイヤリティとは? 顧客ロイヤリティとは、「顧客がサービスやブランドに対して持つ信頼や愛着の大きさ」のことを指します。 ロイヤリティの高い顧客が増えると、リピート購入の増加や、解約率の低下に繋がります。顧客一人当たりの単価が上がるだけでなく、広告をかけなくても口コミを拡散してくれるメリットもあります。 一方で、ロイヤリティの低い顧客が増えると、解約率が増加したり、ネガティブな口コミが発生することがあります。 近年は商品やサービス数が増え、新規顧客獲得の競争が激化していることもあり、既存顧客のロイヤリティ向上は売上アップに必要不可欠だと言えます。 CSの問い合わせ対応は「購入」に大きく関わる 株式会社RightTouchの「企業の問い合わせサポートの利用実態調査」によると、「商品購入やサービスを選択する際に重要視するポイント」について、75%の方が「アフターケアやサポートがしっかりしている(問い合わせ対応が充実)」と回答しています。 また、「企業のイメージアップの寄与及びサービス・商品の利用意向アップに繋がるポイント」としても、72%の方がお問い合わせ対応の充実を挙げています。 これらの調査結果から、顧客満足度向上において、お問い合わせ対応は重要な要素の一つであることが分かります。 CSのチャットや電話は1分程度の迅速な対応が求められている カスタマーサポートの業務は、一般的に以下の3つに分類されると思います。 ・問い合わせの対応 ・問い合わせの分析 ・問い合わせのフィードバック 本セミナーでは、それぞれの業務において顧客がカスタマーサポートに求める重要なポイントを解説しました。 例えば、「問い合わせの対応」においては迅速かつ丁寧な対応が大切です。 チャットでのお問い合わせや、緊急度の高い問い合わせが多い傾向にある電話対応では、1分程度での迅速な回答が求められています。 また、メールや問い合わせフォームの場合は1日程度での返信を心掛け、一時返信として自動応答メールを活用するのが効果的です。 CSから他部署にフィードバックをし、顧客の声を生かす 無人対応(チャットボットやFAQシステムの活用)と有人対応の効率化や、問い合わせ対応の品質向上、他部署へのフィードバックなど、自社で行えるVOCの活用について解説をしました。 他部署へのフィードバックについては、特に営業部や開発部への共有を行う企業が多いです。他にも、顧客の声を生かしたマーケティング活動を行うため、マーケティング部へフィードバックを行っている企業もいます。 これはToCの例ですが、「この問い合わせをする顧客は解約の可能性が高い」という状況を特定し、その問い合わせを行った顧客には自動でクーポンを送付する、という設計を行った企業様もいました。 メルマガは顧客のお悩みに先回りできる 「メルマガ」と「お問い合わせ対応」は、顧客へアプローチするタイミングや取り扱う内容が異なるように思えるかもしれませんが、以下3つのポイントから顧客のロイヤリティ向上や解約防止に繋げることができます。 ・定期的な接点を持つことができる ・お悩みへ先回りできる ・サクセス情報のお届けできる 「お悩みへの先回り」については、メルマガはプッシュ型のチャネルであるため、まだ問題やニーズに気がついていないお客様にもアプローチをすることができます。 例えば、定期的なメルマガでコツコツとアップデート情報やお役立ち情報を発信したり、お困りごとが発生するタイミングを想定して事前に自動メールを仕込んでおくといった打ち手があります。 同じプッシュ型施策である電話や訪問営業に比べると、コストが少ないというのもメルマガの大きなメリットです。 メルマガでCS活動をして、お問い合わせを減らす 当社(株式会社ベンチマークジャパン)が一斉配信メールを活用して行っているCS活動の事例を、4つのパターンでご紹介しました。 初期段階でお届けしているオンボーディングの手引きやよくある質問TOP5などは、顧客からの問い合わせ削減に役立ちます。特に問い合わせの多い項目をピックアップして掲載するのがおすすめです。 当社の場合も、アカウント作成後のユーザー様からの問い合わせが多かった質問を掲載しています。 メルマガ開封率・購読解除率でまずは平均値を目指そう メールでCS活動を行うためのベースとして、まずは定期的にメルマガ配信を行うのがおすすめです。顧客の満足度が現れる開封率・購読解除率で、まずは平均値を目指しましょう。 本章では、開封率や購読解除率に大きく関わる「コンテンツ」「配信頻度」「件名」の3点について、読まれやすくなるメールのコツを解説しました。 例えばメルマガのコンテンツにおいては、顧客が読みたい内容を発信し続けることが大切です。 顧客が一般的に求めているコンテンツは、当社調査によると「最新情報・ニュース」「セールなどのお得な情報」「商品の情報」などです。まずは手元にある情報を活用して配信してみましょう。 参加者からの質問と回答 セミナーの最後に、ご参加いただいた皆様からのご質問に講師が回答するコーナーを設けました。以下が質問コーナーで取り上げたご質問です。 Q. メルマガの開封率は高く、ベンチマーク内のマーケティングスコアも最高となっていますが、なかなかそこから申し込み(次の段階)へつながらないことが課題で、どのように改善していけばよいか悩んでいます。 「サービスやイベントなどへの申し込み」を想定して回答させていただきます。 お申し込みや購入に至るには、遷移先のページも大切なのですが、今回はメールでできることをお伝えします。 基本的にメルマガからクリックしてサイトへ遷移すると、もう一度メールへ戻る方は少ないため、クリックされる箇所は1箇所の想定で作成するのがおすすめです。そのため、掲載コンテンツ数を絞ってみましょう。もし現在複数のコンテンツを掲載されている場合は、1メール1コンテンツで作成してみてはいかがでしょうか。 Benchmark Emailでは、セミナーやイベント用のメールテンプレートがあり、編集がしやすいデザインだと思いますので、ぜひ一度使ってみてください。 Q. B2Bで医療用具を製造しているメーカーでマーケティングを担当しています。展示会のリードナーチャリングにメールを検討しています。 リードの多くが看護師等の医療従事者なのですが、メールはどれくらいの頻度で配信すると良いでしょうか? 医療従事者は一般の会社員と異なり、デスクワークが少なくメールの確認頻度も少ないと思われるため、通常よりも配信頻度は少なくした方が良いのでは(2週間に1回程度の配信?)と考えていますが、いかがでしょうか。ご意見伺えますと幸いです。 定期メルマガであれば、2週間に1度の頻度はおすすめです。また、展示会の直後にステップメールなどで情報発信するのも良いと思います。 例えば、展示会の翌日に1通、企業やサービスについて詳しく知ってもらうためのメールをお送りしたり、開封やクリックした関心が高めの方には、もう一通送ってみても良いでしょう。サービスへの関心が高い方の場合、もう一通送っても配信停止される可能性は低いです。 Benchmark Emailでは、アクションメール機能で自動化することができます。 また、配信頻度だけではなく配信する内容も大切です。顧客に役立つ・面白いと思われている間は配信停止をされることはないので、例えば、最新機種の紹介やカテゴリごとの特集、メンテナンス方法、導入企業の方の声など、顧客に役立つ内容を配信するのがおすすめです。 Q. メルマガの適切なボリュームを教えてください。 当社で以前調査をした際に、約8割の方がメルマガは1分以内で読むことが分かりました。 やはり1メール1コンテンツがおすすめですが、ECショップなど、たくさん並んでいる情報の中から好きなものを選びたい商材やサービスもあると思います。 情報量が多い場合は、一つ一つの説明を端的にして、Webサイトにとんで詳しくみてもらう形にして、メール自体はコンパクトにするのがおすすめです。 また、各コーナーの見出しの文字を目立たせて、読者がスクロールをした時に気になるテーマを見つけやすい構造にするのが良いでしょう。 今後のセミナー開催について 今後のセミナーの最新情報は、弊社のニュースレターで随時お届けしております。 Benchmark Emaillユーザーの皆様は既にニュースレターを受け取られていると思いますが、新しく受け取りを開始したい方はこちらよりご登録いただけます。日程が合わずご参加いただけなかった方は、ぜひ次回以降のセミナーにお申し込みください。 \ 6/11(水)開催のセミナーは申し込み受付中!詳細はこちら/ --- ### 「LTVを最大化させるメール戦略と作成のポイント」セミナーを開催しました! - Published: 2025-05-07 - Modified: 2025-05-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ec-seminar-report-202503/ - Categories: セミナーレポート - Tags: webinars, seminar presentations, eCommerce, webinar, セミナー, EC, 通販 2025年3月26日(水)に、無料オンラインセミナー「LTVを最大化させるメール戦略と作成のポイント」を開催いたしました。 本セミナーは、ECサイト制作やプロフェッショナル支援サービスを提供する株式会社HATと、メールマーケティングツール「Benchmark Email」を提供する株式会社ベンチマークジャパンが共催したセミナーです。 ゲスト講師としてお招きした株式会社HATの梅田哲平氏と、Benchmark Emailの山本美智が講師を務め、ECの売上アップにつながるリピート施策とメールマーケティングのポイントについて解説いたしました。 今回は2024年11月に開催した「ECリピート対策方法&メルマガのポイント」の内容をさらに深めた内容でお届けしました。本記事では、セミナー内容の一部と質疑応答パートの回答を公開します。 セミナー本編のダイジェスト(一部抜粋) なぜリピート施策が重要なのか 昨今では、 EC・通販事業全体において新規顧客を獲得するためのコストが上昇してきています。このような状況の中では、2回目以降の購入を促すリピート施策を打ち出し、LTV(1人の顧客がもたらす売上や利益)をいかに高めていくかが重要となります。 メールを活用したCRMのメリット EC・通販事業でのCRMは「インナーツール」「LINE」「DM」など多岐に渡りますが、CRMの中でもメール施策を行うメリットは、顧客に直接届けられる距離感の近さ、コストパフォーマンスの良さ、カバレッジの広さです。 SNSと比較してメールはプライベート感が高く、顧客との距離感が近いため、一人一人の顧客との関係構築がしやすいチャネルだと言えます。そのため、メール施策を行う際は、「顧客の求める情報を提供すること」がより一層重要となります。 ここからは、実際に送るメール作成のポイントをお伝えします。 メール構成パターンと作成ポイント EC業界におけるメールの構成パターンを以下3つに分類してみます。 (A)商品紹介メール (B)クーポンメール (C)ナーチャリングメール 各メール種類の説明は前回のセミナーレポートをご確認ください。 (A)の商品紹介メールは、さらに4パターンに分けてみると以下スライドのようになります。 ①ビジュアルタイプ:ブランドの世界観が伝わることが売上につながる ②じっくり解説タイプ:商品の付加価値を説明することが購入につながる ③プチ解説タイプ:商品の紹介が1〜2行で書いてあるバランス型のメール ④商品羅列タイプ:多くの商品から選べる楽しさが売上につながる どのパターンが合っているかは商品やショップの特性によって異なりますが、CV率に悩んでいる場合は、他のパターンの要素をテスト的に取り入れて見ることをおすすめします。 売上が上がるメールデザインのコツ クリック率やCV率を上げるためのメールデザインのコツについて詳しく解説をしました。 ヘッダとフッタ、CTA、色の使い方、画像、ファーストビューなど、それぞれの要素にポイントがあります。 例えば、ヘッダは必ずユーザーの目につきますので、一番上の帯にセールや送料無料条件などのお得な情報を入れておきましょう。また、ブランドロゴを掲載して認知付けを行います。ロゴにはウェブサイトへのリンクをつけてください。 少人数で業務を回す4つのヒント 業界や会社全体の人数規模に関わらず、メルマガ担当人数は1〜2名というユーザー様はとても多いです。「少人数で業務を回すための4つのヒント」と題して、効率的な運用方法をお伝えしました。 例えば、特に定期的に送ることの多い商品紹介メールはテンプレート化しておき、メール複製機能やお気に入りブロック機能などを使って作成を効率化しましょう。 なるべく少ない手間で更新できるメールに変えた際は、売上にどのように影響するのかをテストしてみるのもおすすめです。 質疑応答パートまとめ 今回は15分ほど質疑応答タイムがあり、参加者からのご質問に講師が回答いたしました。その内容をまとめてお届けします。 Q. 徐々に開封率が下がってきてます。その原因と対策に関して伺いたいです。ほぼ毎日ユーザーに配信しているので、リストの摩耗と飽きが要因かと考えています。 おっしゃる通り、この特定のメールだけ開封率が低いということであれば、そのコンテンツがたまたま受けなかった可能性がありますが、だんだん低下している場合は飽きが原因かと思います。 毎日発信できるネタがあるのは、商品の入荷頻度が高い小売、ニュース・人材・サービス販売などの会社さんでしょうか。新商品や新着情報を羅列して届けていらっしゃると仮定します。 開封率が平均よりもずっと低いということであれば、読者の方との需要が合っているか見直す必要があると思いますが、新着商品やニュースはどなたでも知りたいところだと思いますので、見せ方や頻度、届け方を改善できると思います。 具体的な改善方法として3つご提案します。 ①セグメント配信を取り入れる 全体配信だけではなく、特定の属性のユーザーにおすすめ商品を紹介するセグメント配信を取り入れてみてはいかがでしょうか。その際は、タイトルやファーストビューに、商品カテゴリや特徴、セグメント属性を入れましょう。 ②特集号を挟む 新商品だけでなく特集号を挟むことで、これまで開封しなかった方にみていただける可能性があります。 ③開封率が低い方たちへは、コールド・ホットに分けて配信頻度を変える Benchmarkユーザー様であれば、エンゲージメントスコア機能でリスト作成ができます。 Q. メール文作成のコツを教えてください。SNSと比べてメール文作成は時間がかかってしまい、配信回数が増やせません。それなりに情報量が増える分、長文になるためですが、効率的にメール文を作成するコツなどありましたら、ご教授願います。 メール作成を丁寧にされていて、配信ごとに売上金額もあるので回数を増やしたい状況かと思います。 本日解説したメールの種類に「じっくり解説タイプ」や「羅列タイプ」がありますが、ご質問者様はじっくりタイプに近そうですね。 メール文作成の手間を減らす手段として、「羅列タイプ」を試してみてはいかがでしょうか。メール内でじっくり紹介する商品数を減らして、一部を羅列していただくのも良いと思いますし、「おすすめ15選!」などの文章を考えなくて済むメールを挟むのもおすすめです。 また、文章作成の手間を減らす別の方法ですが、商品紹介文はショップに掲載しているものを活用してみてください。ECメールは普段自力ではサイトに来ない方を誘導するためのものなので、サイト内の説明文を活用して問題ありません。 もしウェブサイトに文章がないという場合は、AIを活用するのもおすすめです。SNSを運用している方は投稿文をAIツールに膨らませてもらったり、伝えたい特徴を箇条書きにしてAIツールに書いてもらうと良いでしょう。 Q. セール情報や新商品情報以外のメール内容をどう考案するかについて教えてください。 お客様の意識や行動を変えてもらうことが大事なので、「商品を買ってほしい」という内容だけでなく、商品の使い方やTIPSといった情報をお届けするのがおすすめです。 例えば広告のランディングページでも、商品のアピールだけでなく、自社のフィロソフィーや生産工場の話、安全性、商品の使い方、ノウハウなど、様々な情報が書かれていると思います。まずはそういったランディングページの情報をメールで配信してみてはいかがでしょうか。 Q. EC業界で実際にそういった情報提供メールに取り組まれている事業者様は多いですか? ある程度企業規模が大きい事業者様は、情報提供をしっかりしている印象があります。 通販に慣れていない事業者様はセールや商品情報を週に1回程度送っていますが、リピート商材を取り扱っている10〜20億円以上の会社だと、使い方などの情報提供も組み合わせてメールマーケティングを行っている印象です。 Q. クロスセルで自社商品の購入に繋げたいです。 よくいただく質問ですが、お客様の解像度をいかに上げていくかがポイントです。 解像度を上げることによって、「どの商品」を「誰に」「いつ」「どのように」購入してもらうかが見えてきます。クーポンをつけるかなど、自社ができる打ち手の解像度も見えてきます。 Q. 解像度を上げるにはどのようなリサーチをするのが良いですか?フリークエンシーごとのユーザーアンケートは取って分析済みです。 アンケートを取られているということで、ある程度ユーザーについては理解されていると思います。 さらに解像度を上げるためには、商品ごとの購入タイミングや、複数商品を同時購入する場合の組み合わせパターンを調査できると良いでしょう。誰に何をおすすめするべきかがデータとして見えてくるはずです。 Q. 私はECサイト運営の初心者なのですが、メルマガ・SNS・LINEのどれがいいか迷います。どう選んだらいいでしょう? テストをしてみて、費用対効果がいいものを選ぶのがおすすめです。施策にかかる費用ではなく、費用対効果を見ていただくと良いでしょう。 まだ何も始めていない場合は、低コストの施策から行ってみましょう。 今後のセミナー開催について 今回のセミナーは、質疑応答コーナーを含め1時間半と長めのお時間でしたので、前回よりもたっぷりの内容でお届けしました。 こちらのレポートでは、セミナー内容のほんの一部のみ抜粋して記載しておりますが、当日ご参加いただいた皆様からはご好評をいただきありがとうございました。 今後も様々なテーマでセミナーを開催する予定です。 セミナーの最新情報は弊社のニュースレターで随時お届けしておりますので、ぜひ興味のあるテーマのセミナーがあればお気軽にお申し込みください。 Benchmarkユーザーの皆様は既にニュースレターを受け取られていると思いますが、新しく受け取りを開始したい方はこちらよりご登録ください。 (関連記事) 配信日はECサイト売上2倍に!「かまわぬ」のROAS1000%超えメルマガ事例 ChatGPTも活用!ファンづくりと販売の2本配信で成功するECサイトの事例 ECサイトで使えるメルマガテンプレートのご紹介 「ECリピート対策方法&メルマガのポイント」セミナーを開催しました! --- ### Outlookの新しいメール配信者向けガイドライン - Published: 2025-04-24 - Modified: 2025-04-30 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/outlook-guidelines/ - Categories: メールマーケティング, 開封率・到達率 2024年にGmailと米Yahooメールがメール配信者向けガイドラインを制定し、ドメイン認証設定や配信停止システムなどの規定をクリアした配信を行うことが義務付けられました。 これに続き、Microsoftも2025年5月から段階的に新ガイドラインを施行します。 本記事では、Microsoft社のテックブログをもとに、新要件の特に重要なポイントや対応の優先度が高い項目についてわかりやすく解説します。 ガイドラインの対象と目的 1日に5,000通以上のメールをOutlook宛に送信するドメインが対象となります。 ガイドラインが制定されることにより、なりすまし・フィッシング・スパムの削減が行われるとともに、ルールを守っている正当な送信者のブランド保護・配信率向上が期待されます。 主な要件 SPF・DKIM・DMARC以下のドメイン認証設定が正しく行われていない場合、メールは迷惑メールフォルダに振り分けられ、将来的には配信が拒否される可能性があります。 SPF:メールを送信するドメインが、実際にそのメールを送っているサーバー(IPアドレスやホスト名)を正しくリストしておく必要があります。 DKIM:電子メールの完全性と真正性を検証するためにパスしなければいけません。 DMARC:SPFまたはDKIMと整合性があり、最低でもp=noneを設定する必要があります。 ▶ Benchmark Emailをご利用の方は、ドメイン認証設定を行ってください。 推奨事項 以下の対応もメールの信頼性を高めるために推奨されており、準拠しない場合はOutlookによって迷惑メールと判定されたり、受信拒否をされる可能性があります。 送信元・返信先には有効なアドレスを使う 送信元アドレス(From)と返信先(Reply To)に設定するアドレスは実在しており、メール受信可能なものを設定しましょう。 ▶ no-reply@などの送信専用アドレスは使用を避けましょう。 わかりやすい配信停止リンク 購読者が簡単に配信停止できるようにしましょう。 ▶ Benchmark Emailではわかりやすい配信停止リンクが自動で挿入されます。 リストの定期的なクリーニング(エラー管理) 無効なアドレスを定期的に削除し、エラーやスパム苦情の発生を防ぎましょう。 ▶ Benchmark Emailでは、エラーアドレスが自動管理され、送信先から除外されます。 透明性のあるメール配信 メールの送信許可を得ている購読者へのみ配信し、件名には誤解を招く表現を使わないようにしましょう。 ▶ Benchmark Emailでは購入およびインターネット上から収集したアドレスの利用は禁止されていますので、改めて注意してください。 ガイドラインの実施スケジュール 2025年5月5日以降、Outlookでは非準拠のメッセージを迷惑メールフォルダに振り分ける対応が始まります。送信者には、未解決の問題に対処する猶予期間が設けられますが、将来的にはさらに厳格化される予定です。 まとめ 今回のガイドラインはスパムの削減を目的としており、正しく運用することで到達率の向上が期待できます。今一度、配信環境がガイドラインに準拠しているかを見直し、メールの信頼性をさらに高めましょう。 参考記事 ・Gmailと米Yahooメールの新しい迷惑メール判定ポリシーとメール配信者が行うべき対応について ・エラー率を減らしてメルマガの到達率を上げる方法 --- ### オシャレなメルマガデザイン15選 :教育・スクール編 - Published: 2025-04-16 - Modified: 2025-04-22 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter_designs_schools/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: デザイン, セミナー, 事例, 教育, スクール, 学校 こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介シリーズ、今回は教育・スクール編です。 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。フラっと見ていってください! 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Foreign Policy Design Group シンガポールのデザイン会社が主催しているデザインスクールの案内メルマガです。 デザイン会社ならではの、ハイセンスな色使いや構成が素敵です。なかなかたどり着けない色の併せ方なので、こういったのを頭の中にパッと出てくるように常にこういったものを見ておくのは良いと思います。 目次に戻る 2. Domestika ヨーロッパ仕込みのデザインやイラスト、アートが学べるオンライ学習サイトを運営しています。シンプルだけど、どんな講師がいて、どんなことを教えてくれるのか、また値段も分かるのでメルマガとしてもLPとしても成立していてお手本にするべきメルマガのデザインだと思います!私もここでアートを学び直そうかなと思います! 目次に戻る 3. Skillshare NYに本社があるアメリカのオンライン学習サイトです。多様なジャンルの講座があるようですが、クリエイティブな分野に特化しています。 安く講座を受けられる広告のメルマガですが、こちらも色使いや実写などを織り交ぜて素敵なメルマガになっております。私はなかなか蛍光色を使うことはないので、とても勉強になります。ちゃんと目立つし、変にやぼったくならない組み合わせが素敵です! 目次に戻る 4. Flodesk 同業である、カリフォルニア発のメールマーケティングツールを取り扱っている企業です。 さすがメールマーケティングを理解したうえで構成されているデザインといった感じでしょうか。シンプルだけど、伝えたいことが明確なうえに全体的なバランスや空間の空きなどの調整が素敵です。見ていて気持ちが良い! 目次に戻る 5. Codeverse 子どもたちがクリエイターになる場所を提供する企業です。子ども向けにプログラミングなど様々な講座を開設しています。子どもが見て楽しげな雰囲気が出ています。またおそらくGIFアニなのかなと思う画質なので、おそらく動きのあるメルマガなんだろうなと思います。とにかく未来の子どもたちをクリエイターにする試みが素敵です! 目次に戻る 6. XXXI おそらく建築関連の企業がやっている講座の案内だと思います。優れたデザイン会社であるんだろうなというメルマガのデザインです。おしゃれな雑誌を見ているようです。個人的にはとても好きなデザインです!ほぼ字面でも絵になるのは文字の組み方が上手いということですね! 目次に戻る 7. Sesame Street 世界的に有名なアメリカのキャラクターセサミストリートから子ども向けの教育サービスをPRするメルマガです。歌の練習や歯磨きの仕方など、セサミストリートのキャラクターと一緒に学べるものになっています。かわいらしいキャラクターがいるだけで、メルマガのデザインも華やかになりますね!やはりキャラクターはとても重要ですね! 目次に戻る 8. Skillshare 3番目に紹介した企業の別のメルマガです。こちらは、写真をメインに分かりやすく構成されていて、とても素敵だなと思い紹介しました!サムネイル調に作成してある画像があったりと、写真ひとつでもこだわりがあると全体的にリッチなコンテンツに見えてくると思います! 目次に戻る 9. Duolingo 無料で言語を学べる教育アプリを展開しているプラットフォームです。こちらもキャラクターを起用し楽しく言語を学べる工夫が施されていると思います。イラストの配置やあしらいもとてもお手本になるデザインだと思います! 目次に戻る 10. Codeacademy HTMLやCSSなどマークアップ言語及びPython、PHP、JavaScript、Rubyなどのプログラミング言語関連のコーディング講座を無料で提供しているオンラインプラットフォームです。 大胆な空白がインパクトになるデザインで、とてもその後にくるCTAボタンを押したくなりますね。このくらい振り切ったデザインも本当に素敵です! 目次に戻る 11. Shillington アメリカNYのあるグラフィックデザインを学べるスクールのメルマガです。 卒業生に向けての卒業制作発表のパーティーの案内です。デザインスクールということもありとてもグラフィックに力を入れているデザインが素敵です! 目次に戻る 12. Udacity 未経験者から上級者までを対象として、コンピュータサイエンス分野を幅広くカバーするオンライン講座のサイトです。プログラミング言語に関するコースだけでなく、ロボティクスや機械学習、VR開発技術まで、IT技術に関する多様な講座が提供されているようです。 ちゃんとした講座を受けれる感じのするスキッと無駄のない、綺麗に配置されたデザインでとても真面目な印象を受けるメルマガのデザインとなっていて素敵です!賢さを表したい時に参考になると思います! 目次に戻る 13. Masterclass 音楽制作を学べるサイトを運営している企業だと思います。メルマガの内容は、とある制作者へのインタビューをPRするためのものです。どのような経緯でいまにいたるのかなど、これから音楽制作をしていく人にとってはとても参考になるコンテンツではないでしょうか。ドキュメントということで、実際の当事者の写真などインパクトがありリアル感もあるのでとても印象に残るデザインだと思います!色数も3色くらいなのでかっこいいです! 目次に戻る 14. Udemy 様々な経歴を持つ講師が多様なトピック・習熟レベルに合わせて講座を公開しているサービスを展開する企業です。講座のセールをPRするメルマガですが、とても明るく作ってあるので、学ぶ楽しさを感じとれます!内容も綺麗に配置されているので見やすいと思います! 目次に戻る 15. Deakin University オーストラリアにあるディーキン大学の学校案内のメルマガだと思います!選ぶ理由はここにある的なことだと思うのですが、はじめの黄色がとてもインパクトが強くてやれらました! THINKとYOUNGを掛けているコピーも素敵です。若者に自分でよく考えてというメッセージ。大学を選ぶ時になんか心を揺さぶりそうなそんなデザインが印象的です! 目次に戻る まとめ 今回、色々な教育・スクール関連のメルマガを見て思ったことは、学びたいと思わせること、それはキャラだったり楽しそうだなとかそういったことをどう表現して伝えるかが大事なのだなと思いました。 どうやったら楽しく思ってもらえるのか?ということを常に考えながら作成していくと良いかと思います!今回も誰かの参考になれば嬉しいです!今後も素敵なメルマガデザインをご紹介していきます! それではまた、BEDでした! (関連記事) ・オシャレなメルマガデザイン15選 :フード・ドリンク編 ・オシャレなメルマガデザイン15選 :本・雑誌編 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :eコマース編 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :旅行編 ・オシャレなメルマガデザイン15選 :ビジネスイベント編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :海外のホテル編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :アプリ・ソフトウェア編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 --- ### メールマーケティングを通して得られた知識:Benchmark Emailのメールマーケティングクイズから学ぶポイント - Published: 2025-03-18 - Modified: 2025-04-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmarks-email-marketing-quiz/ - Categories: おすすめ記事 メールマーケティングの成功体験 メールマーケティングの成功は経験、戦略、一貫性によって決まることがほとんどです。マーケティング担当者の強みをより理解するために、リスト管理からオートメーション化、到達率までを評価するメールマーケティング評価用の設問をご用意いたしました。 重要なポイント: 頻繁にメルマガを配信しているマーケティング担当者はメールマーケティングに関する知識やノウハウを持っている傾向があります。 一貫性を持たせることにより長期的な戦略の改善、エンゲージメントの向上、配信の最適化の一助となります。 ここでの結果を分類し、共通する強みと課題を探ってみましょう。また、どのスコアであっても次のレベルに到達するためのヒントも提供いたします。 十分なメール配信を行っているか詳細を確認してみましょう。 現在のメールマーケティングレポートの結果 以下が設問と回答結果となります。 1. コンタクトリストの最適性 結果:配信用コンタクトリストに一定数以上の無効アドレスが含まれている等、 配信に適したコンタクトリストではない場合エンゲージメント率の低下や不達の問題につながる可能性があります。 2. メール配信頻度 結果: 積極的にメールを送信しても一貫性がない場合はエンゲージメントの機会を失う可能性があります。 3. ドメイン認証設定とコンプライアンス 結果: 配信停止ポリシーを遵守していても、ドメイン認証設定を完了させていない場合はメールの到達率に悪影響を及ぼす可能性があります。 4. パフォーマンスの追跡とテスト 結果: 配信したメールのパフォーマンスの追跡のみならず、結果を最適化するための メールテストや指標追跡には改善の余地があります。 5. セグメントとパーソナライズ 結果: セグメントとパーソナライズを活用するとエンゲージメント率が高くなる可能性があります。しかし、マーケティング担当者の4分の1がこうしたベストプラクティスを見逃しています。 6. メールマーケティング戦略 結果:メールマーケティングが主要な販促手段としながらも、マーケティング担当者は他の戦略にも手を広げています。 7. チームの構造とリソース 結果: 小規模なチームや個人に任せている企業がほとんどで、メールマーケティングの効率化と自動化の必要性が強調されています。 メールマーケティングの現状を見るとベストプラクティスと改善点が混在していることがわかります。セグメント、パーソナライズ、オプトイン戦略を活用している一方で、ドメイン認証、有効なコンタクトリストの維持、一貫したキャンペーンの実施など、重要な基本的プラクティスが欠けている部分がかなりあります。これらの領域を最適化することで到達率、エンゲージメント、キャンペーン全体の成功を向上させることができます。 大量送信者 結果として、より多くのメールマガジンを配信している人ほど特定のメールマーケティング戦略やプラクティスをよく理解していることがわかりました。 以下のグラフではより多くの メールマガジンを送信した人の回答を表しています。 メールを定期的に送信しているマーケティング担当者は、より良い結果を得られるよう戦略的なベストプラクティスを実践していることがわかりました。セグメントからパーソナライズまで、購読者の興味を引き費用対効果を高めるメール配信を成功させるために何が必要かを理解しています。主な戦略を詳しく見てみましょう。 1. 優先的セグメント すべての購読者が同じではありません。リスト全体に同じメッセージを送信するのではなく、人口統計や行動に基づいてセグメントし、ターゲットを絞ったコンテンツを送信しています。こうすることで関連性の高いメールを配信し、エンゲージメントを高めることができるのです。 例: アパレル販売においては過去の購入履歴に基づいて顧客をセグメント化し、スタイルの好みに合ったおすすめ商品を紹介するオーダーメードのメールを送信しています。 2. パーソナライズを活用したメール 一般的なメッセージを送るだけでなくインパクトのあるメールを送信する必要があります。パーソナライズを活用することで購読者にとって各メールがより適切で魅力的に感じられるようになります。メール内に購読者の名前を挿入したり、購読者の興味に基づいたコンテンツを作成したりと、パーソナライズは顧客を惹きつけエンゲージメントにつなげます。 例: 旅行会社は購読者が予約した過去の旅行に基づいて目的地を提案することで、メールをパーソナライズしています。 3. オプトインメールマーケティングを重要視する メールマーケティングにおけるオプトインはとても重要です。配信先リストを購入したり、コンタクトを追加したりするのではなく、登録フォーム、見込み客の獲得、ダブルオプトインなどのオプトイン戦略を通じて 購読者を増やしましょう。 その結果としてより質の高いリスト、より良い配信、より強力なエンゲージメントを得ることができるのです。 例: あるSaaS企業では訪問者のメールアドレスと引き換えに、Eメール自動化に関する無料のeBookを提供し、興味のあるリードだけが購読できるようにしています。 4. 継続的改善のためのテストと最適化 メール送信前にテストを行い、メールのあらゆる側面を最適化することはとても重要です。件名、コンテンツ、CTAボタン、送信時間などのA/Bテストを実施し、購読者に最も響くものは何かを判断しましょう。このようなデータ主導のアプローチにより、長期的にパフォーマンスを最大化することができるのです。 例: ある非営利団体が寄付キャンペーンで2つの異なる件名でテストし、緊急性のあるアピールを行うことでコンバージョンが20%増加することを発見しました。 要点:一貫性による専門性の構築 メールマーケティングでは送信回数が増えると何が効果的で何が効果的でないかを学ぶことができ、より良い結果を得るための戦術を調整することができます。 これらの情報にはメールマーケティングを向上させるヒントが詰まっています:より多くのメールの送信、セグメントとパーソナライズに焦点を当て、オプトインを通じ購読者を獲得し、メールを継続的にテストする。これらの戦略によりメールマーケテイングの向上が見込まれます。 --- ### ランディングページの作成ポイント!メルマガでの活用方法もご紹介 - Published: 2025-03-13 - Modified: 2025-03-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/the-ultimate-guide-to-landing-pages/ - Categories: メールマーケティング, マーケティング全般 - Tags: ランディングページ, LP この記事は「The Ultimate Guide to Landing Pages」を日本向けに翻訳・編集したものです。 近年のビジネスではオンラインにおける認知度拡大が重要視されていますが、その最も大きな目的は、見込み客とコンバージョンの獲得ではないでしょうか。 ランディングページをまだ活用していないのであれば、多くの収益向上のチャンスを逃していることになります。メルマガ、Web広告、ブログ記事や動画の作成、ユーザー体験の向上などのマーケティングに多くのリソースを費やしているにもかかわらず、ランディングページをおろそかにしていては勿体無い!の一言に尽きます。 初めてランディングページを作成する方も、既存のページを改善したいという方も、ぜひこのガイドに目を通してください。 優れたランディングページの解説と、それらを効果的に作成する方法をご紹介します。 ランディングページとは? ランディングページとは、ユーザーがソーシャルメディアのリンク、メールのCTA、または広告をクリックしたときに「着地」して誘導される、独立したウェブページのことです。 一般的なウェブページは、様々な来訪客に対応できるように幅広い情報を載せています。一方でランディングページは、訪問者を適格なリードに変えるという特定の目的に焦点を当てているのが特徴です。 ランディングページにはいくつか種類があり、クリックスルーページ、リードキャプチャページ、スプラッシュページなどが一般的です。 ランディングページを構成する5つの要素 ランディングページに重要な5つの要素をご紹介します。 (以下でご紹介しているデータの引用元はすべて英語の記事です。) 見出し: 訪問者にページ内容を伝える役割を果たしています。訪問者がページ到着後数秒で意図を理解できるよう、どんな有益な情報が含まれているのかに焦点を当てたものにしましょう。 ビジュアル: 画像や動画などのビジュアルはコンテンツやメッセージを効果的に伝え、訪問者に望ましい行動を取ってもらう役割を担っています。ランディングページに動画を追加すると、コンバージョン率が最大86%向上するという調査結果も出ています。 キャッチコピーと説明文:商品やサービスのセールスポイントと、訪問者にとってどのような利益があるのかを提示するのに必要です。内容が明確であること、訪問者をひとつのアクションに誘導することが重要です。ランディングページに複数のオファーを掲載するとコンバージョン率が266%低下するというデータもありますので、シンプルにひとつに絞ることが重要です。 問い合わせ/登録フォーム : リードを獲得するために、連絡先情報の収集は必須です。訪問者が情報を入力するためにクリックやスクロールする必要がないように、リードフォームはページに埋め込み、位置としては「折り目の上」に配置しましょう。 コールトゥアクション(CTA): ランディングページの要点とも言えるCTAは、訪問者の注意を引き、クリックによるコンバージョンを促します。パーソナライズされたCTAは、一般的なものに比べてコンバージョン率が202%向上するとされています。 ランディングページはどのように使われる? 冒頭でもお伝えした通り、ランディングページの目的はページ訪問者を適格なリードに変えることです。 しかし、訪問者はメール、SNS、Web広告など様々なチャネルからやってくるため状況が異なります。 各キャンペーンにどのように組み込めばよいのでしょうか? 1. メールマーケティングでのランディングページ メルマガ購読者の一部はメールに含まれるオファーに興味を持つと想定されます。そのためメールキャンペーンのランディングページは、購読者を検討段階から行動段階に誘導し、商品購入や資料ダウンロード、ウェビナーの申し込み等につなげるのに役立ちます。 ━ メルマガに期待をしているコンテンツは?(メールマガジン購読状況調査 2023年度版) またランディングページがあれば、メールに詳細を長々と記載する必要がありません。そのためメールではCTAをクリックしてもらえるよう簡潔なコピーを記載しておき、ランディングページで詳細情報をお伝えするという形で運用できます。 特集形式のメールキャンペーンを除いて、メール内には複数のコンテンツを載せることが多いと思います。各コンテンツに使えるスペースに限りがある場合は、詳細をランディングページで説明するのがおすすめです。 特に繰り返し紹介したい商品やイベントがあるのであれば、1枚ランディングページを用意しておくと、省スペースで繰り返しメールに入れ込んで告知を行うことができます。 ウェブサイト上のポップアップやバナー、営業メール内の案内などでもリンク先として活用することで、既存顧客やリードへ向けた多角的な告知が可能です。 2. PPC広告でのランディングページ PPC広告(検索広告、バナー広告など)の良さは、強い関心や緊急の需要があるターゲットの目に触れる場所に表示されることです。リーチを広げて手軽にブランドの認知度を上げることができます。広告がクリックされた後にランディングページに誘導すれば、そこで商品購入など目的のアクションをとってもらえる可能性が高くなります。 3. SNS広告でのランディングページ SNS広告は検索広告と似ていますが、どこにでも表示されるのではなくソーシャルメディアサイトに限定されます。そのためオーディエンスがすでにエンゲージメントしているソーシャルサイトにターゲットを絞って表示できます。SNS広告ではプロモーションの謳い文句を掲載し、クリックされるとそのプロモーション専用のランディングページへ飛ぶよう設定しましょう。 ランディングページ施策で使える「リードマグネット」とは リードマグネットは、見込み客の連絡先情報と引き換えに提供されるリソースやインセンティブです。 ランディングページではコンバージョン戦略の一環としてリードマグネットを使用することが多く、リードを着実に獲得するための役割を果たしてくれます。 例として、電子書籍、ホワイトペーパー、ガイド、チェックリスト、テンプレート、ウェビナー、無料トライアル、割引、または限定コンテンツなどが挙げられます。 ターゲットにとって価値があると思ってもらえるよう、具体的な問題や悩みの元を取り上げて実用的な情報や解決策を提供しましょう。 リードマグネットの目的は、潜在的なリードの注意を引き、メールリストやマーケティングデータベースへのオプトインを促すことです。 リードマグネットを受け取る代わりにオプトインをしてもらうことで、メルマガ配信など、リード育成とエンゲージメントのためのアプローチが可能になります。 ランディングページの作り方 ランディングページには前述した5つの要素(ランディングページを構成する5つの要素)をすべて盛り込む必要があります。全ての要素にはそれぞれ役割があることをしっかり理解した上で作成していきましょう。 1. レイアウトを決める 優秀なランディングページのレイアウトは、5つの要素がきちんと効果的に整理されているかが決め手となります。最も重要な詳細が目立つようにし、訪問者がページをざっと読みながらでも簡単に見つけられるよう、以下のポイントに気を付けましょう。 CTAやリードフォームのような最も重要で関連性の高い詳細情報は、訪問者がスクロールをしなくても見つけられるように、ファーストビューの中に配置します。ソーシャルプルーフや機能リストのような比較的重要度の低い情報は、その下に表示しましょう。 ランディングページの「瞬きテスト」を行いましょう。まばたきにかかる5秒以内に、訪問者が最も重要な詳細を確認できるよう、最も関連性の高い情報をファーストビュー内に置きます。 情報を詰め込まないように注意しましょう。要素のバランスをとり、ページに自然な流れを作るため、十分な「空白スペース」を残すよう意識してください。また空白スペースのカラーは白である必要はありません。 大切なのはコピー間に隙間を作り、訪問者がメッセージを理解し、エンゲージメントの継続につながることです。 説明文やコピーには箇条書きや短い段落を使うと、読み手がメッセージを拾い上げ、消化しやすくなります。 2. 色を選択 ランディングページのメインカラーと色彩パターンは、ブランドのカラーと一致させ一貫性を持たせる必要があります。ランディングページは特別なキャンペーンやプロモーション用のページですが、ブランドのウェブサイトの一部であることに変わりはありません。ビジュアル面でマッチするよう作成しましょう。 3. コールトゥアクション(CTA)の作成と配置 CTAはボタンとコピーから成る、ランディングページでアクションを促す部分です。多くの専門家はCTAを2つ以上追加しないよう喚起しています。CTAボタンは目立つように代替色または対照的な色にすることで簡単に認識できるようにしましょう。 CTAのベストプラクティス: CTAボタンは、訪問者が最初にランディングページを開いたときに目が行く場所に配置する。 CTAの色は鮮やかでコントラストのあるものに設定する。 CTAボタンの周りに空白スペースを設ける。 CTAのコピーは簡潔にする。 コピーには動詞・行動を促す言葉を使う。(例「ダウンロードする」「今すぐクリック」「予約する」など) CTAコピーには、オファーの利点についての説明を含む。(例「30%オフキャンペーンに申し込む」「無料で役立つ資料をゲットする」) また、A/Bテストを行って最も効果的な形を判断しましょう。 Benchmark Emailでコンバージョン率の高いランディングページを作成 Benchmark Emailのランディングページ作成機能を使えば、コンバージョンにつながるランディングページを簡単に作成することができます。メールと同じドラッグ&ドロップで手軽に作成することができ、公開URLには自社サイトのサブドメインを指定することも可能です。 公開ページ数は無制限です。 登録フォームを埋め込むことで、オートメーションメールの送信や、メルマガリストへの自動追加ができます。 無料プランでページ作成テスト、有料プランで公開が可能となっておりますので、ぜひお試しください! 関連記事: ・アニメーションを利用して魅力的なLPを!ランディングページのエディタ操作方法を解説 ・Canva×Benchmark Email連携でおしゃれな画像のメルマガをサクサク作ろう ・メルマガ用の画像選び6つのポイント!どんな画像を載せるべき? --- ### レポートをGPT-AIが自動分析!メルマガ解析ツールを無料公開しました - Published: 2025-02-21 - Modified: 2025-02-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email_metrics_wizard/ - Categories: メールマーケティング, 機能・便利ツール, 開封率・到達率 - Tags: 効果測定, レポート, AI, ChatGPT メールマーケターは計画から実行までの全てを一任されている方も多く、詳しく分析をする時間を捻出するのが難しいケースもあります。開封率、クリック数、配信率、コンバージョン数などのメールマーケティング指標はどのように比較・解釈すればいいのでしょうか。 最近はChatGPTのようなAIを搭載したツールが、こうした課題への取り組み方に変革をもたらしつつあります。大量データの処理や貴重な分析を行うことができます。 Benchmark Email米国チームではさらに一歩進んだ、GPTメール解析ツール「Email Metrics Wizard(メールメトリクスウィザード) by Benchmark Email」をご用意しております。メールマーケティングの結果を分析するために特別にデザインされたこのツールは、主要な指標を解釈し、メールや戦略を最適化するための実用的なアドバイスを行います。 ChatGPT + Benchmark EmailのEmail Metrics Wizard 「Email Metrics Wizard(メールメトリクスウィザード) by Benchmark Email」は、複雑な指標を分かりやすい情報に簡素化し、今後のメールマーケティングを改善するための実践的なアドバイスを提供します。短時間で詳細なレポートを作成し、賢明な判断を下し戦略を組み立てるのに最適な機能です。 トップページは現在英語で表示されていますが、分析や応答は日本語に対応しています。 ご利用は無料です。 *利用されている平均データやロジックは英語圏の情報を元にしています。また、結果についてのお問い合わせは日本語サポートチームでは対応しておりませんのでご了承ください。 このツールで可能な機能 指標の明確な解釈: 開封率やクリック数などの複雑なデータをわかりやすい情報に変換。 パーソナライズされたアドバイスの表示:メールのパフォーマンスに基づき、改善策となるようカスタマイズされた提案を行います。 文章レポートの作成: 社内で共有可能なため、配信結果のプレゼンテーションが簡単になります。業界平均との比較により総合的に判断させる役目を果たします。 Email Metrics Wizard の使い方 Email Metrics Wizardを開きます: このリンクからアクセスしてください。日本語で質問すると、日本語で回答されます。 メールデータのアップロード:分析したい指標をアップロードしてください。 (利用可能な形式: PDF・スクリーンショット画像・テキスト) クリックして結果を表示: メールを最適化するための実践的な推奨事項が記載された分析結果が、数秒ほどで表示されます。 例えばメールの開封率、クリック率、送信数、エラー率などの数値を送ると、分析結果や改善案の提案を行います。 メールのスクリーンショットと件名を送ると、改善点や強みを分析します。 このツールを利用すると メールマーケティングの向上に重要な戦略的な意思決定を行うポイントに着目できます。 AIによる解析結果を生かすためのベストプラクティス メール分析では、理解を深めて実際に改善することが必要です。以下のようなベストプラクティスを実践をすることで、分析結果を最大限に活用できます。 注目する指標を決める: メール配信の目標達成に大きな影響を与える指標を優先しましょう。(目標が認知度向上であれば開封率、アクセス数アップであればクリック率など) 分析スケジュールを設定する:定期的に結果を分析し、次回以降のメールにリアルタイムで生かしましょう。 データと目標の整合性: 売上の増加、顧客の維持、リードの創出といった具体的な目標に繋がっているかを常に確かめましょう。 メール分析で費用対効果の向上を! メールの結果を分析することは個別のメールや全体の戦略を最適化するために必要不可欠です。AIを活用したツールにより、このプロセスはよりシンプルで効率的になりました。 メールレポートを実用的なステップに変換し、メールマーケティングの結果の向上とよりスマートで迅速な意思決定が見込めますので、ぜひお試しください。 ▶ Email Metrics Wizard(メールメトリクスウィザード) by Benchmark Email のご利用はこちら 使いやすいレポート機能でメールマーケティングの効果を上げるならBenchmark Email (関連記事) ・メルマガの効果測定で大切な指標とは?改善ポイントも解説 ・GA4(Googleアナリティクス)でメルマガの効果測定をしよう【初〜中級編】 ・AIがデザインを自動生成!スマートデザイン機能(β版)がリリースされました --- ### 機能アップデート:日本語フォントが2種類追加されました - Published: 2025-02-07 - Modified: 2025-02-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information22/ - Categories: 機能・便利ツール, HTMLメールデザイン - Tags: デザイン, 機能アップデート, フォント こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回はメールエディタおよびランディングページエディタに、新しい日本語フォントが2種類追加されました! 1. 游ゴシック(Yu Gothic) 游ゴシックは2008年に字游工房が制作したフォントで、WindowsおよびMacに標準装備されています。 スタンダードでありながら洗練された雰囲気の書体で、見出しにも本文にも向いています。とくにデザイン部署のユーザー様からのご要望を多く頂いての実装となりました。 “「游ゴシック体」は、長文でも読みやすいスタンダードなゴシック体ファミリーです。字面を小さめに設計し文字間にゆとりを持たせることで、小サイズで組んでも文字同士が干渉せず、一字一字の識別性に優れた、読みやすい組版を実現します。 ” ━━━ 株式会社モリサワ ウェブサイトより WindowsとMacでは標準設定されているウエイト(太さ)が異なるため、比較するとWindowsでは細めに表示されます。 そのため文字サイズや色の組み合わせによっては、WindowsではMacよりも読みにくくなってしまう可能性があります。WindowsとMac両方で表示チェックを行い、読みやすさに問題がないかを確認のうえご利用ください。 2. メイリオ(Meiryo) メイリオは、2006年にWindowsの日本語システム用フォントとして開発されたもので、現在もWindowsには標準フォントとして搭載されています。 可読性が非常に高いフォントで、親近感が湧くような雰囲気もあります。 Macには標準搭載されていないフォントのため、一般的なMac読者の環境では「ヒラギノ角ゴシック」で表示されます。 メイリオはWindowsでゴシック体の文字を表示する場合の第一候補にもなるような標準設定のフォントです。そのため実は、Benchmark Emailで使用できる英文フォント(Arialなど)は日本語文字がメイリオで表示される場合も多いのですが、今回は改めてメイリオを指定できるようになりました。 まとめ メールにおけるフォント表示について詳しく知りたい方は、以下FAQページ「フォントについて」の章をご覧ください。 関連FAQ:ドラッグ&ドロップエディタでフォント・文字サイズ・行間を調整する方法は? 今後も皆様のメールマーケティングの成果向上のために、様々な機能のアップデートを行ってまいりますので、お楽しみに! \ Benchmark EmailならCanva連携で簡単にオリジナル画像を作成できます / ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら (関連記事) ・AIがデザインを自動生成!スマートデザイン機能(β版)がリリースされました ・メルマガ読者を引き込む!見出しのデザイン9パターン ・クリック率UP!メルマガのCTAを目立たせるデザインや場所、言葉選び --- ### 集客を成功させるセミナー案内メール作成方法を解説!例文・テンプレートも紹介 - Published: 2025-01-29 - Modified: 2025-01-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/powerful-event-invitation-email/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールテンプレート - Tags: BtoB, セミナー, オンラインセミナー, メールテンプレート セミナー開催にはブランド認知向上、見込み顧客の獲得・育成、既存顧客の満足度向上など多くのメリットがあり、効果的に運営することでビジネスの成長に繋がります。 本記事では、メールを通してセミナー集客を行う際のポイントや、HTMLメールのテンプレート・テキストメールの例文をお見せします。 また、受注や顧客育成といった成果に繋げるためのフォローメールについても解説します。 セミナー集客方法4選とメールの効果 セミナー集客には以下のような方法があります。 なかでもメールでの集客は、低コストで高い反応率が期待できる、最も投資対効果の高い方法です。 1. メールマーケティング 顧客リストやメルマガ登録者など、既存のリードに対して案内を送る方法。 低コストでプッシュ型リーチが可能で、直接関心のある層にアプローチでき、高い反応率が期待できる。 効果測定が容易(開封率・クリック率など)。 2. SNS広告・投稿 Facebook、Instagram、Twitter(X)などでの投稿や広告配信。 広範囲にリーチでき、ターゲット設定が詳細に可能。リアルタイムの反応を得やすく拡散力が高い。 3. セミナー集客サイトへの掲載 セミナー情報を専門に扱う集客プラットフォーム(例: Peatix、こくちーずなど)にイベントを掲載する方法。 特定の目的を持ったユーザーが集まるため、興味・関心の高い見込み客を集められる。 4. ウェブ広告(リスティング広告やディスプレイ広告) GoogleやYahoo! で特定のキーワードやバナー広告を出稿する方法。 検索意図が明確なターゲットに訴求でき(例:「セミナー 東京」)、幅広いターゲット層にアクセス可能。 セミナーは認知を向上させ購買や行動につなげる効果が高いため、メールマーケティングとセミナーを組み合わせると効率よくリード育成を行えます。 セミナー集客メールのポイント ① 対象者とメリットを定めて、メールでわかりやすく伝える メール作成を始める前に、今回のセミナーを受講してほしいターゲットと、参加した場合のメリットを書き出しましょう。 (例) セミナー名:事業を加速させるマネジメント術ターゲット:チームの生産性向上について悩んでいるマネージャー メリット:メンバーが主体的に動くための指導方法や、事業推進のために必要なチーム運営方法がわかる このターゲットとメリットが伝わるように、メールの内容や件名を考えていきます。 ② 開封されやすい件名をつける 開封してもらうために、先ほど決めた「ターゲット」と「参加メリット」が伝わる件名をつけましょう。 (例) 生産性が上がるチーム運営とは?マネジメント術セミナーのお知らせ マネージャー向け無料ウェビナー開催!事業を加速させるチーム運営とは 【管理職必見】チームが主体的に動くマネジメント術セミナー セミナーに参加するかどうかを決める最も大きなポイントは内容なので、それがよく伝わるようにしましょう。ただし開催直前のお知らせであれば、セミナー開催日を目立つように入れることをおすすめします。 (例) 【明日開催セミナー】事業を加速させるマネジメント術 メール受信箱での見え方を考え、スマートフォン読者にも伝わる冒頭20文字以内にキーワードを入れましょう。収まらなかったキーワードは本文プレビューに入れると目を惹くことができます。 ③ ファーストビューにタイトル・日時・場所・申し込みリンクを置く メールを開いて一目で見えるファーストビューの範囲に、以下の要素を入れましょう。 <セミナー告知メールのファーストビューに入れるべき要素> ・タイトル ・日時と場所 ・申し込みリンク(CTAボタン) サムネイル画像を用いると、必要な情報を読みやすくまとめられるうえに、その下に置くCTAボタンのクリック率も上がりやすくなります。画像はCanvaを使えばテンプレートを差し替えるだけで簡単に作成できます。 関連記事:無料でもここまでできる!Canvaでおしゃれなメルマガ用画像を作ろう \ Benchmark EmailならCanva連携で簡単にオリジナル画像を作成できます / ④ 申し込みリンク(CTA)は最初と最後の2箇所に置く クリック率が最も上がりやすいリンクデザインは「ボタンリンク」です。 前述したファーストビューと、詳しい説明を行った後の、最低2箇所に入れることをおすすめします。 ⑤ 配信回数と配信タイミングを最適化する セミナー開催までに1ヶ月ほど時間があれば予定を入れておきやすく、一方で直前であれば「業務に余裕があるから参加してみよう」という滑り込み参加が見込めます。 まずは試しに(A)3〜4週間前(B)1〜2週間前(C)直前 の合計3回配信してみることをおすすめします。 例えば上記3回の配信を行いA:B:C =5:4:2程度の比率で、一定の集客があったとしましょう。開封率・購読解除率にネガティブな変化がないのであれば、集客のメリットが大きく3回の通知は効果的といえます。このように集客数と、開封率・購読解除率のバランスを見て、今後の告知回数の参考にすると良いでしょう。 ⑥ セミナー内容を一部公開してみる スライドや講演内容の一部をメール内で公開すると、興味を抱いてもらいやすくなります。 当社が過去に取り組んだセミナー告知では、通常の告知メールを配信した後に、コンテンツをチラ見せする配信を行ったところ、クリック数が3倍、申し込み数は1. 5倍になったことがあります。 (例) (初回)3〜4週間前:セミナー概要(基本情報や目次)を配信 (2回目)1〜2週間前:講演内容のサマリーを記事形式で配信 普段は回数を重ねるごとに1通あたりの集客数は減っていくことが多いのですが、この時はむしろ大幅に増加しました。 ⑦ 開封されやすい時間と曜日に送る セミナーメールは業務用のアドレスへ送ることが多いと思います。 当社調査によると、業務時間中の12時〜15時が最も開封されやすいようです。 メールを開封する時間帯(メールマガジン購読状況調査 2023年度版より) 曜日は、一般的に業務が比較的落ち着いている火・水・木がおすすめだと思います。 ⑧メール配信システムを使う 一斉配信ができるメール配信システムを使うのがおすすめです。 HTMLメールを用いると、開封率・クリック率のレポート確認が可能となります。 開封・クリックをした読者もわかりますので、セミナー後の営業活動にもデータを利用できます。 \ レポート機能が充実しているメール配信システムなら / セミナー集客メールの基本構成 セミナーに申し込みしてもらうためには、以下の判断材料が必要です。 <セミナー集客時に提示するべき要素> ・サムネイル画像(なるべく用意しましょう) ・セミナー名 ・日時、場所、費用 ・セミナー対象者(対象者の属性、お悩み、得られるメリットや知識) ・講義内容(目次、スライド例) ・講師情報 まずは、これらの情報が、メールから飛ぶリンク先のページに掲載されているかを確認しましょう。 リンク先ページに記載されていない場合は、メールで補完します。 ランディングページがある場合のメール構成 リンク先のページに十分な情報が掲載されている場合は、以下のようなすっきりとした構成のメールが一般的です。 メールは興味を持ってもらうきっかけとして、詳細はランディングページで確認してもらいます。 シンプルなメールで集客がうまくいかない場合は、テーマの魅力が伝わっていないのかもしれません。 セミナーのタイトルやサムネイルの見直し、あるいは下記のようなしっかりした構成のメールを試してみてください。 ランディングページがない場合のメール構成 リンク先にランディングページを用いず、申し込みフォームなど簡易的なページを使う場合は、以下のようなしっかりとした構成のメールにしましょう。 メール内でしっかり「参加したい」という気持ちを高めてもらうことが大切です。 Benchmark Emailでは、セミナー告知メールテンプレートをご利用いただけます(使い方はこちら)。 セミナー集客メールの例文 セミナー集客を行う場合の例文をご紹介します。メール本文の構成の参考にしてみてください。 HTMLメールで配信する場合は、適宜サムネイル画像やボタンリンクを入れて読みやすくしましょう。 ランディングページがある場合のメール例文 ランディングページに詳細情報がまとまっている場合は、メールは簡単な構成で送ると良いでしょう。 セミナータイトル・日時・場所・対象者・参加メリットが伝わる内容にします。 件名:マネージャー向け無料ウェビナー開催!事業を加速させるチーム運営とは ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ チームのパフォーマンスを高めたい管理職必見! 事業を加速させるマネジメント術セミナー 日程:11月6日(水)14:00~16:00 ▼無料オンライン開催!お申し込みはこちら▼ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 生産性が上がるチーム運営とは? チームが主体的に動く マネジメント手法を学びましょう! 本セミナーでは、成長を加速するための実践的なマネジメント手法を学べます。 変化の速い市場で競争力を高めるために必要なスキルを習得し、 組織の成長を支える力を身につけましょう! チームのパフォーマンスが思うように上がらない 自分のマネジメントスタイルがチームに合っているのか不安 メンバーが主体的に動くための指導方法を知りたい このようなお悩みをお持ちではありませんか? 事業を次のステージへと引き上げたいとお考えの皆様はぜひご参加ください! ▼お申し込みはこちら▼ ぜひお気軽にお申込みくださいませ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株式会社 XXXXXXXX 〒XXX-XXXX 東京都XXXXXXXXXXXXXXXXX セミナー事務局:XXXXXXXX@XXXXXXXXXXXXX TEL:03-XXXX-XXXX(平日9:00 - 18:00) Website:http://XXXXXXXXXXXXXXXXXXX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ランディングページがない場合のメール例文 セミナー名、日時、場所、費用、セミナー対象者(対象者の属性、お悩み、得られるメリットや知識)、講義内容(目次、スライド例)、講師情報といった検討に必要な情報を記載します。 メールが長くなってしまうため、途中数箇所に申し込みページのURLを入れましょう。 件名:マネージャー向け無料ウェビナー開催!事業を加速させるチーム運営とは ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ チームのパフォーマンスを高めたい管理職必見! 事業を加速させるマネジメント術セミナー 日程:11月6日(水)14:00~16:00 ▼無料オンライン開催!お申し込みはこちら▼ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いつもお世話になっております、株式会社 XXXXXXです。 本日は無料オンラインセミナーのご案内です。 本セミナーでは、成長を加速するための実践的なマネジメント手法を学べます。 変化の速い市場で競争力を高めるために必要なスキルを習得し、 組織の成長を支える力を身につけましょう! ■ こんな方におすすめです! チームのパフォーマンスが思うように上がらないという方 自分のマネジメントスタイルがチームに合っているのか不安という方 メンバーが主体的に動くための指導方法を知りたい方 ■ セミナープログラム 第一部:加速の基盤を築くマネジメント術 基盤を整え、事業成長の準備を固めるための基本的な手法を学ぶセッションです。 - ビジョンと目標の共有方法 - 優先順位の明確化とリソース配分の最適化 - データ活用と意思決定の効率化 など 第二部:加速する組織を創るリーダーシップ 実践的なリーダーシップを通じて、事業を加速させる組織作りに焦点を当てます。 - チームの生産性を引き上げるコミュニケーション術 - モチベーションとパフォーマンスの最大化 - 変化への適応力と挑戦を促す文化作り など ※ セミナー内容は一部変更する場合がございます。 ▼参加お申し込みはこちら▼ ■ 開催概要 日 程:11月6日(水) 時 間:14:00〜16:00 料 金:無料 会 場:オンライン 定 員:先着200名 *応募多数の場合は先着順となりますため、お早めにお申し込みください。 *同業他社に関してはご参加をお断りしております。 *当日ご参加いただけない場合も、1ヶ月間録画視聴が可能です。 ■ 講師プロフィール 高橋 樹(たかはし いつき) 経営コンサルタントとして15年以上の経験を持ち、 スタートアップから大企業まで幅広いクライアントを支援。 主に事業戦略の策定やリソースマネジメントの最適化を専門とする。 佐藤 ちあき(さとう ちあき) リーダーシップ開発の専門家として、国内外で活動。 企業の中間管理職からエグゼクティブまで、 幅広い層を対象にした研修やコーチングを実施。 特に、組織変革や人材育成の分野で高い評価を得ている。 ▼参加お申し込みはこちら▼ ぜひお気軽にお申込みくださいませ。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 株式会社 XXXXXXXX 〒XXX-XXXX 東京都XXXXXXXXXXXXXXXXX セミナー事務局:XXXXXXXX@XXXXXXXXXXXXX TEL:03-XXXX-XXXX(平日9:00 - 18:00) Website:http://XXXXXXXXXXXXXXXXXXX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ セミナー開催後のフォローメールのポイント セミナー開催後のフォローメールは、通常のメールに比べて反応が良いケースが多いです。 ・セミナー内容の振り返りに役立つ資料やコンテンツ ・製品や機能の紹介 ・問い合わせリンク このような内容を掲載して、顧客育成に繋げましょう。 (例) Benchmark Emailでは、セミナーフォローメールのテンプレートをご利用いただけます(使い方はこちら)。 Benchmark Emailを使えば効果的なセミナーメール配信が可能に 「Benchmark Email」は、セミナー告知メールをテンプレートで簡単に作成できるエディタや、告知に必要なランディングページの作成機能などが使えるメール配信システムです。 セミナーメールに関連した機能をいくつかご紹介しますので、気になる機能があればまずは無料トライアルをお試しください。 無料トライアルは月3,500通まで無料で配信でき、期間無制限でご利用いただけます。 便利機能①セミナーメールをテンプレートで簡単作成 セミナー告知メールおよびフォローメールのテンプレートを公開しており、簡単に綺麗なHTMLメールを作成できます。 レイアウト選択画面で「テンプレート」を選択し、「日本語テンプレ」にチェックを入れてください。 便利機能②登録フォームとオートメーションメールで管理を自動化... --- ### 機能アップデート:取り消し機能と余白ブロックが追加!エディタ操作がより快適に > 当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。今回は取り消し機能など、メールエディタ(ドラッグ&ドロップ)に3つのアップデートがありました! - Published: 2025-01-23 - Modified: 2025-01-23 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information21/ - Categories: 機能・便利ツール - Tags: htmlメール, 機能アップデート こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回はメールエディタ(ドラッグ&ドロップ)に3つのアップデートがありました! 1. エディタ上の操作の取り消しが可能に エディタの右上に「元に戻す」ボタンと「やり直し」ボタンが設置されました。誤ってブロックを消してしまうなど、元の状態に戻したいときは左側の「元に戻す」ボタンをクリックすると戻ります。元に戻すのを取り消したい場合は、右側の「やり直し」ボタンをクリックすると、戻す前の状態が復活します。 2. 簡単にスペースが作れる、余白ブロックが登場 画像と文章の間など少しスペースを空けたい場所にドロップすることで、簡単に余白を作ることができます。 余白の色や幅も自由に調節可能です。 3. SNSアイコンにTikTokとDiscordが追加されました ソーシャルメディアブロックで選べるSNSの中に、TikTokとDiscordが追加されました。TikTok等でも情報発信を行っている場合はぜひご活用ください。 その他、よく使われているブロックを上部に配置したり、SNSアイコンの大きさが大・中・小の3パターンから選択可能になるなど、細かなアップデートも行われました。 今後も皆様のメールマーケティングの成果向上のために、様々な機能のアップデートを行ってまいります! (関連記事) ・AIがメルマガの件名を自動で作成!スマート件名機能が追加されました ・機能アップデート:キーワードのみで文章を自動作成!スマートコンテンツ機能 ・AIがデザインを自動生成!スマートデザイン機能(β版)がリリースされました --- ### 開封率が上がるメルマガネタの探し方6選とネタ切れ対処法 - Published: 2025-01-08 - Modified: 2025-01-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-find-topics-your-customers-want-to-read/ - Categories: メールマーケティング - Tags: 内容, メルマガ, コンテンツ, ネタ, ネタ探し, テーマ, ネタ切れ, ニーズ メルマガの開封率やクリック率を上げるためには、件名・コンテンツ・配信タイミング・デザインなど様々なポイントがありますが、その中でも読者の求める内容を配信することは非常に重要です。 メルマガのコンテンツは以下のようなテーマで配信されることが多いですが、日々のメルマガ配信で「読者がどんな情報を求めているか」を考え、具体的にネタ出しをしていくのは意外と難しいですよね。 ・最新情報、ニュース ・商品情報、カタログ ・イベントやキャンペーンのお知らせ ・お役立ち情報、読者の悩みを解決するナレッジ 今回は、読者のニーズにあったメルマガネタの見つけ方と、ネタ切れした場合の対処法をご紹介します。テーマでお悩みの方や読者のニーズを探したい方は参考にしてみてください。 読者のニーズにあったメルマガネタの見つけ方 はじめに、ネタ探しの方法を6つご紹介します。 単にアイデアを増やすだけではなく、自社のメルマガ読者が何を求めているかを見つけるのに効果的な方法ですので、ぜひ実践してみてください。 ①ペルソナ分析を行う 最初に行うべきは、読者のペルソナ分析です。 ペルソナ分析を行うことで、読者がどんなことを知りたいと思っているかが見えてくるため、コンテンツ決めのヒントになります。 ペルソナ分析については以下の記事で解説をしておりますので、ご確認ください。 参考:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? 一方で、ペルソナ分析ができている場合でも、実際にメルマガの配信をスタートしてみると「これで合っているのか?」「読者は何に一番興味を持っているのだろう」と悩んでしまう方は多いのではないでしょうか。 ペルソナ分析の後は、これからご紹介する方法をお試しください。 ②配信したメルマガの分析を行う すでにメルマガ配信を行っている方は、過去に配信したメルマガを分析してみましょう。 開封率の高かったメールの件名や、クリックが多かったテーマを調べると、読者が何に興味を示しているのかが見えてきます。 読者のペルソナが複数あり、グループに分けてメールを配信している場合は、それぞれ分析を行うとニーズの違いも分かります。 メルマガを分析をする際は、以下のように効果測定シートを作成して「開封率」「クリック率」「メルマガ経由の売上」などを整理しておくのがおすすめです。 また、以下のように、メール内の各リンクのクリック数も記録をしておくと、人気のテーマが見つけやすいです。 Benchmark Emailでは、レポート機能で開封やクリックなどの数値を確認することができます。複数のメールの効果を比較して表示することもできるので、ぜひご活用ください。 ③SNSを運用している場合は、反応の良い投稿をチェック 公式SNSアカウントを運用していたり、SNS広告を利用している場合は、各投稿のインプレッション数やいいね・シェア数などを確認してみましょう。 SNSでの反応はメルマガと異なる場合もありますが、SNSで注目を集めた投稿は大多数の方に役立つテーマや興味を惹く内容であることが多いため、メルマガでも良い効果が出やすいです。 メルマガのネタを探す際は、以下のような観点で見てみると良いでしょう。 反応が良い商品は? 反応が良いコンテンツの種類は?(最新情報、TIPS、クイズ、インタビューなど) 反応が良い画像や動画の特徴は? また、SNSをまだ運用していない方は、XやFacebook、Instagramなどはサービスやブランドの認知拡大に貢献するため、メールマーケティングと並行して運用してみても良いでしょう。 配信内容はSNSとメルマガで使い回せるため、ネタ探しの手間も少なく運用することができます。 ④アクセス解析ツールで人気のあるテーマをチェック 自社メディアをお持ちの場合は、Googleアナリティクスなどの解析ツールを使って、アクセスの多いテーマを調べてみましょう。 オーガニック検索からの流入が多いということは、一般的に注目されているテーマであったり、質の高いコンテンツである可能性が高いです。普段配信しているテーマとは質が異なる場合でも、これまでは開封やクリックのなかった読者が興味を示してくれる可能性があります。 ⑤顧客と直接関わる部署に、お問い合わせの多い項目を聞き込み お客様と直接関わる部署(カスタマーサポート、営業など)がある場合は、お問い合わせの多い項目を調査してみる方法もあります。 お客様から問い合わせが多く来るテーマ つまずきの多いテーマ サービスやブランドへの要望 例えば上記のようなテーマや要望が見つかれば、それを「よくある質問」や「ブログコンテンツ」「動画コンテンツ」などにして届けます。顧客が気になる点は共通していることも多いため、こういったコンテンツは多くの方に興味を示してもらえる可能性が高いです。 ⑥読者にアンケートを取ってみる 読者のニーズに合った配信ネタを見つける一番確実な方法は、読者に直接アンケートを取ってみることです。 簡易的なアンケートで構わないので、「どういったコンテンツを届けてほしいですか?」「どんな情報が知りたいですか?」という内容でアンケートを作成してみましょう。 以下は簡単なアンケートの例ですが、過去に配信したテーマを選択肢に入れると、何が人気だったのかを把握することができます。 【アンケート例1】 どういった種類のコンテンツを届けてほしいですか?(複数選択可) ◻機能アップデートなどの最新情報 ◻メルマガ配信に役立つノウハウ、ブログ記事 ◻セミナーやイベント情報 ◻他社の事例やインタビュー記事 ◻その他(自由回答) 【アンケート例2】 どういったブログ記事やコンテンツが届くと嬉しいですか?(複数選択可) ◻効果的なメルマガデザインの作り方 ◻メルマガ配信の効果を上げる方法やテクニック ◻メルマガ配信に関する調査データ ◻機能の使い方 ◻他社の成功事例 ◻その他(自由回答) Benchmark Emailにはアンケート機能があり、簡単にアンケートページを作成することができます。顧客のニーズを再認識するためにお役立ていただけたら幸いです。 ネタ切れした場合の対処法 上記で解説した方法を実践しても、すでに配信済みのテーマが多く、新しい発見がない方もいるかもしれません。 長くメルマガ配信をしているとネタ切れを感じる方もいると思いますので、そんな時に行える工夫をお伝えします。 ①人気コンテンツは再利用する メルマガ配信をする中で、毎回読者に新しいコンテンツを届けようと頑張っている方は多いと思います。実際に、新しい情報やコンテンツを届けることは、読者を飽きさせないために重要です。 一方で、人気コンテンツを1回しか配信しないのはもったいないことでもあります。 メルマガは、タイミングによって開封やクリックがされないこともあり、読んでもらえた場合も、一度目を通した後は読み返されることはほとんどありません。 また、人気のテーマであっても、しばらく時間が経てば読者に忘れられてしまうことも多いです。 メルマガだけでなく、SNSやLINEなど別のチャネルにも共通して言えることですが、人気コンテンツは間隔を空けて複数回配信するといいでしょう。 人気商品をランキングで紹介したり、特集という形で配信するのもおすすめです。 ②ボリュームのあるメルマガは分割して送る 沢山のコンテンツをまとめて配信していたり、1通あたりのボリュームが大きい場合は、分割して配信してみると良いでしょう。 1通あたり1〜2コンテンツを目安に作成すると、ネタ切れを防げるだけでなく、開封後の読者の迷いが減りクリックを集中させることができます。狙ったコンテンツのクリック数増加が見込めますので、一度コンテンツを絞って配信してみるのはおすすめです。 参考までに、当社でコンテンツ数の検証をしてみたところ、1〜3つ程度であればコンテンツ数によるクリック率の変化は見られませんでした。コンテンツを増やした分読者のクリックは分散する結果となったため、当社でも注目コンテンツは1つに絞って配信しています。 コンテンツ数に関する当社の検証記事は以下をご覧ください。 参考記事:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 参考記事:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 ③季節性やニュース性のあるトピックを配信する 汎用的なテーマに加え、季節性やニュース性のあるトピックを配信してみましょう。 季節に応じた旬の話題や、その時期だからこそ伝えたい内容を選んだり、時事ニュースに絡めて過去のコンテンツを編集すると、テーマの幅が広がります。 【トピック例】 インフル対策!寒い季節の風邪予防に〇〇 配属されたばかりの〇〇担当者におすすめのウェビナー5選 AIライティングツールの種類や選び方を解説 インバウンドの最新情報をお届け また、暑中見舞いや年賀状のタイミングで、季節のご挨拶メールを配信するのもおすすめです。 参考記事:暑中見舞いメールを送るメリットとは?例文・テンプレートもご紹介 ④ChatGPTを活用する ネタで困った際はChatGPTを活用してみる方法もあります。ChatGPTは、OpenAIによって開発されたAIチャットサービスです。簡単なリサーチや壁打ちをしたい時に便利で、メルマガのネタ出しにもおすすめです。 例えば、以下のようなプロンプトで聞いてみると、すぐにアイデアを出してもらえます。 「あなたは企業のメルマガ配信担当です。マーケティングツールを提供する会社が顧客に配信するメルマガのネタを10個考えてください。」 参考までに、上記に対しての回答は以下画像の通りでした。 ChatGPTはメルマガのネタ出しだけでなく、件名のアイデアを考えたり、文章の要約・添削などにも活用できます。一人で悩んでしまった際は、ChatGPTに相談してみると良いでしょう。 ⑤他社のメルマガを購読してみる ネタに困ったときは、他社のメルマガを積極的に購読してみましょう。 どんなコンテンツを送っているか どんなデザインで送っているか 配信タイミングや配信頻度 など、他社のメルマガから学べることは多いです。 複数社のメルマガを比較しながら、コンテンツやデザインの良い点は取り入れていきましょう。 また、Benchmark Emailでは、認知度の高い企業やブランド計50社を対象に独自の調査を行い、「企業がメルマガに載せている要素」について調べました。 詳細は以下記事に載せていますので、メルマガ作成の参考にしていただけたら幸いです。 参考記事:コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき? 今回見つけたテーマをコンテンツに落とし込む際は、メルマガコンテンツの企画方法について解説をした以下の記事も参考にしてみてください。 参考記事:ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 以上、読者のニーズにあったネタの見つけ方と、ネタ切れした場合の対処法についてご紹介しました。 ぜひ今後のメールマーケティングにお役立ていただけたら幸いです。 (関連記事) GA4(Googleアナリティクス)でメルマガの効果測定をしよう【初〜中級編】 ChatGPTも活用!ファンづくりと販売の2本配信で成功するECサイトの事例 メルマガの登録者を増やす方法と戦略10選 --- ### 2025年新年のご挨拶と機能アップデートのまとめ - Published: 2025-01-02 - Modified: 2024-12-23 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2025/ - Categories: お知らせ 新年あけましておめでとうございます。 昨年もBenchmark Emailをご利用いただき、誠にありがとうございます。2024年は、多くの機能のアップデートや、ユーザー様にメールマーケティング情報をお届けするための様々な取り組みを行って参りました。 機能面のアップデート AI機能 ・AIがメールのデザインとコンテンツを自動で作成・提案する「スマートデザイン機能」のリリース ・AIがメールの内容を元に件名を自動作成する「スマート件名機能」のリリース ・AIが文章を自動作成する「スマートコンテンツ機能」で口調タイプの変更が可能に デザイン関連機能 ・ロゴ画像とカラーコードを登録して、エディタで簡単に呼び出せる「ブランドキット機能」のリリース ・画像ギャラリーで数百万点のフリー画像が利用可能に ・画像デザインツール「Canva」との連携機能のリリース その他の取り組み ・メールマーケティングの考え方やテクニックについてのオンラインセミナーの開催 ・リピート対策やメルマガのポイントをお届けする、EC業界のユーザー様向け共催セミナーの開催 ・全6業界(ホテル・レストラン・メディア・トラベル・ECサイト・出版)の日本独自のメルマガテンプレートのリリース ・Benchmark Emailユーザー様に活用状況やマーケティング施策を伺う「サービス利用状況調査 2024年度版」の実施 ・GmailおよびYahooメールの「メール送信者向けガイドライン」へのシステム準拠とユーザーの皆様への周知 ・米国プロダクトチームによる、機能開発の裏話や今後の開発予定の発信 ・Youtubeチャンネルでの「1分で解決!メルマガ配信のお悩みシリーズ」の発信 ・X・Instagram・Facebook・Pinterestを活用したメールマーケティング情報発信 2025年も皆様のメールマーケティング施策のお役に立つソリューションをご提供すべく、システム開発およびサービス向上に一層の力を注いでまいります。 本年もよろしくお願い申し上げます。 --- ### 【2024年】人気ブログ記事ランキング - Published: 2024-12-23 - Modified: 2024-12-23 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blog-ranking-2024/ - Categories: マーケティング全般 - Tags: メールマーケティング, 効果測定, メルマガ, デザイン, ABテスト, 事例 こんにちは、Benchmark Emailの山本百合子です! 今年最後の本記事では2024年のBenchmark Email人気ブログ記事ランキングを発表します。 今年公開されたブログ記事の人気ランキングをニュースレターのクリック数、X(旧Twitter)のいいね数、総合アクセス数の3種類に分けて一年の振り返りにぜひご覧ください! ニュースレター人気記事ランキング【2024】 今年配信したニュースレターの「クリック数」を基にしたランキングです。メールマーケティングに役立つ内容や、重要なテーマの記事が勢揃いです! 第3位「メルマガのクリック率を上げる方法とは?コンテンツやデザインのポイントを解説」 クリック率を上げる方法や、構成・デザインのポイントについて解説した記事がランクインしました。ブログ記事はこちら。 第2位「お手本にしたい!工夫がいっぱいの海外メルマガ事例30選」 AmazonやPatagoniaなどの大企業の成功例の中から、お手本としてテンプレート化したい30件のメールをご紹介しています。ブログ記事はこちら。 第1位「オシャレなメルマガデザイン15選 :フード・ドリンク編」 ニュースレタークリック数ランキング第1位は、オシャレなメルマガをご紹介するシリーズのフード・ドリンク編でした。スターバックスやKFC、Taco Bellなど、各企業が美味しさと魅力を伝えるために工夫を凝らしたデザインが満載ですので、ぜひご覧ください。ブログ記事はこちら。 X(旧Twitter)「いいね」ランキング【2024】 Benchmark Emailでは新しい記事が公開されるたびにXにてお知らせをしています。ポストの「いいね」の数が多かった記事ランキングを発表します! 第3位「画像ギャラリーで数百万点のフリー画像素材が使えるようになりました!」 今年リリースされた機能のアップデート情報です。画像素材サイト「Pexels」の無料画像がエディタで使えるようになりました。ブログ記事はこちら。 第2位「AIがデザインを自動生成!スマートデザイン機能がリリースされました」 第2位は、AIがウェブサイトからメールを自動で作成・提案する「スマートデザイン機能」のリリース情報でした。ブログ記事はこちら。 第1位「GoogleとYahooの新ポリシーに準拠するためのドメイン認証設定のお願い」 Xの「いいね」が最も多かったのは、2024年2月より適用されたGmail及びYahooメールの迷惑メール判定ポリシーについて解説をした記事でした。新ポリシーの概要やドメイン認証について詳しく解説をしていますので、設定がまだの方はご確認ください。ブログ記事はこちら。 総合アクセス数ランキング【2024】 最後は今年公開された記事の総合アクセス数ランキングです。今年最もアクセスされたのは、あの記事でした! 第3位「年賀状メールの送り方やメリットを解説!例文・テンプレートもご紹介」 年賀状メールを送る手順やコツ、そのまま使える例文やおしゃれなテンプレートなどをご紹介しています。ブログ記事はこちら。 第2位「クリック率UP!メルマガのCTAを目立たせるデザインや場所、言葉選び」 メルマガの成功に欠かせないCTAについて、デザインや効果的な配置方法など、読者を誘導するテクニックを解説した記事がランクインしました。ブログ記事はこちら。 第1位「暑中見舞いメールを送るメリットとは?例文・テンプレートもご紹介」 総合アクセスランキング第1位は、暑中見舞いメールのメリットや例文をご紹介した記事でした。Benchmark Emailでは年賀状や暑中見舞いなど、季節のご挨拶に便利なメールテンプレートを多数ご用意していますので、ぜひご活用ください!ブログ記事はこちら。 最後に 以上、Benchmark Email人気ブログ記事第1位〜第3位の発表でした。最後までお読みいただきありがとうございました。 Benchmark Emailは、来年もメールマーケティングに役立つ情報を分かりやすくお届けしていきます。来年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。 --- ### 「ECリピート対策方法&メルマガのポイント」セミナーを開催しました! - Published: 2024-11-26 - Modified: 2024-11-27 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ec-seminar-report-202411/ - Categories: セミナーレポート - Tags: セミナー, レポート, EC 2024年11月6日(水)に、無料オンラインセミナー「ECリピート対策方法&メルマガのポイント」を開催いたしました。今回はセミナーレポートをお届けします。 本セミナーは、EC・ネット通販を中心とした物販ビジネス専門メディア「CommercePick」を運営する株式会社コマースピックと、当社「Benchmark Email」が共催したセミナーです。 登壇者は以下の通りで、ゲスト講師としてお招きした株式会社HATの梅田哲平さんと、弊社Benchmark Emailの山本美智がメイン講師を務め、ECの売上アップにつながるリピート対策方法とメールマーケティングのポイントについて解説いたしました。 ここからは、セミナーの内容をダイジェストでお届けします。 EC(ネット通販)は今後の拡大・成長余地を十分に残している 日本国内の小売市場規模はおよそ150兆円と語られるケースが多いなか、そのうち国内通販市場規模は13. 5兆円となっています。まだまだ通販市場は拡大の余地を十分に残していると言えるでしょう。 直近ではコロナショックと急速なデジタル化の浸透により、通販ビジネスの市場規模は急伸しています。コロナショックを差し引いても、デジタル化により通販事業において重要なローコストオペレーションが叶えられてきているため、以下のように右肩上がりの堅調な伸びを見せていると言えます。今後もこの傾向は続くことが予想されます。 通販におけるCRMの目的は「LTVの最大化」 通販ビジネスにおいて重要な「CRM」とは、新規獲得後の顧客の定着から解約防止、休眠の掘り起こしに至る施策のすべてを指します。 LTV(1人の顧客がもたらす売上や利益)を最大化するためには、顧客を分析し、一人一人にあったアクションを行うことが重要です。 また、よく語られる指標の一つに「F2転換率」がありますが、通販ビジネスにおいては2回目の購入がLTVに大きく関わってきます。2回目の購入率を高めることによって、それ以降の売上金額を大きく上げ、黒字転換の時期を早めることができます。 リピート商材の場合は、F2転換率だけでなく、初年度から2年目の移行(2年目も継続して購入していること)も重要です。2年目の移行率の目安は40%程度で、これよりも低い場合は改善の余地があると言えます。 メールアクションだけ見ても、種類はさまざまである CRMにおける分析項目や施策は多岐に渡りますが、「誰に」「何を」を整理し、顧客一人一人に合った施策を打つことが重要です。以下のスライドのように、目的やターゲットごとに施策を書き出してみると、現状の把握や改善に役立ちます。 また、数ある施策のうち「メール施策」だけに注目してみても、目的やタイミング、ターゲットによってさまざまな施策を打つことができます。 メール施策は、F2転換率やLTVの向上に影響する施策のため、顧客のフェーズや目的に合わせてコンテンツ設計を行うことが大切です。 上記は目的ごとの施策・コンテンツ例ですが、皆さんが現在行っている施策と比較し、これから実行できそうなアクションがあるか、参考にしていただけたら幸いです。 メールマーケティングの配信計画はどう立てる? 実際にメール施策の内容が決まった後は、配信計画や目標設定を行うことになります。 EC分野のメールマーケティングの最終目標は「メール経由の売上金額」であることがほとんどですが、施策によっては、最終ゴールを「メールのクリック数」など他の数値に置く場合もあります。 例えば、一番右の「配信先アドレス数」については、アドレス数が増えるほど1通あたりの売上金額は高くなります。そのため、リスト収集の段階からメールマーケティングは始まっており、この数を増やすことが売上UPにも繋がります。 また、中間の「開封率」「クリック率」「ECサイトのCV率」を改善することでも、売上金額は上がります。 各指標について目標を設定して、自社の場合はどれが足りないのか?どこなら改善できそうか?を考えてみましょう。 メルマガのコンテンツ設計やデザインのコツ メールの種類によって、コンテンツ設計やデザインで工夫できる点は異なります。 今回は代表的なECメルマガのコンテンツパターン3種類について解説をします。 (A)商品紹介メール (B)クーポンメール (C)ナーチャリングメール 商品紹介メールにおける商品数や説明量は企業やブランドによってさまざまで、商品数が少なめのメールから、20〜30商品を紹介しているものもあります。 最も出番が多く、配信するたびに内容の更新が必要なメールのため、更新にかかる時間をなるべく短くしつつ、 読者が求める品質のメールを届けられるバランスを狙いましょう。 デザインは、ファーストビューと件名のテーマを揃えることを意識すると、開封した読者の期待を裏切らず、購入に繋げやすくなります。 クーポンメールは様々な場面で活用しますが、テンプレートを一度作成しておけば使い回しができます。 上記スライド画像のように、特別感を演出するメッセージや画像を入れると、より良い顧客体験が提供できます。また、割引率はわかりやすく見せて、割引コードを掲載する場合はスマホを使っている読者がコピペしやすいようにするのもポイントです。 ナーチャリングメールは会員登録・サンプル請求・初回購入などを行った方に、商品の説明や次の商品の提案などを行うメールで、主にシナリオ形式で配信します。 シナリオメールは一度設定をすれば自動で購入や継続を促すことができるため、早く始めるほどお得な施策です。 デザインのポイントとして、育成中の顧客に送るメッセージであるため、顧客体験をより大切にするといいでしょう。ウェブサイトとデザインや文章表現のテイストを揃えてブランドイメージをしっかり伝えたり、読みやすい文章量におさえて、適宜画像を入れるのがおすすめです。 メルマガの件名にも工夫を メール施策では、顧客にメールを開封してもらうことが購入への第一歩となります。 読者がメールの開封を決める要素として最も重要なのは件名で、送信元名と本文プレビューもその次に重要です。 件名とファーストビューの内容が一致していると開封後のパフォーマンスが良くなりやすいため、メールの構成を考える時点で件名に設定するテーマを決めておきましょう。 勝負ワードは、件名または本文プレビューの冒頭18文字以内に入れると、多くの読者の目にとまります。また、数字や日付、限定感やお得感を感じる言葉などは開封率が上がりやすくなると言われているため、優先して冒頭に入れるようにしましょう。 事前質問へのご回答 本セミナーでは事前質問を募集し、セミナーの最後に講師が回答をさせていただくコーナーを設けました。 以下が事前質問コーナーで取り上げさせていただいたご質問と回答です。 事前質問①メルマガの開封率やクリック率、ECサイトのCV率はどれくらいの数字だといい方なのでしょうか? 回答: 【メルマガの開封率やクリック率について】 メルマガについては、まずはBenchmarkユーザーの平均値を参考にしてみましょう。上記スライドの平均開封率・クリック率は小売・消費サービス業界のグローバル平均値です。 また、平均値と比べるだけではなく自社の推移を見て、結果がよかった時、悪かった時の傾向を分析してください。 もし平均値より低いのであれば、メールのコンテンツや件名、配信頻度に改善の余地があるのかもしれません。リストのロイヤリティが一般より低めとも考えられますので、定期配信による認知づけや、商品やブランドの魅力を伝えるための取り組み、また関心の高い商品を送るセグメント配信も検討するといいと思います。 【ECサイトのCV率について】 一般的に、ECサイトのCV率は平均1〜3%と言われております。そのため、目標としてまずは2%程度を目指すことが多いです。メルマガ経由の場合、より高いCV率が期待できる場合もありますが、ひとまず2〜3%を基準に判断して良いと思います。 ただ、これはあくまで全体の平均値であり、流入経路によってCV率は変わってきます。商材によっても変動しますので、すでに2%以上ある事業者様であれば、更なる向上を目指しましょう。 CV率をどの程度まで目指すかについては、全体を見渡し、最も効果がある施策を優先するのが良いと思います。 事前質問②HTMLメールとテキストメールのどちらがEC向けか知りたいです。また、C向け商材であればスマホ利用を想定すればよいでしょうか? 回答: 圧倒的にHTMLメールがおすすめです。 前提として、技術的には効果計測ができるHTMLメールを採用いただきたいです。今回はおそらくその上で、どちらのデザインがECに向いているかというご相談かと思うのですが、左側のデザインであれば、画像で商品の魅力を伝えられ、ボタンで積極的にクリックを促せるのでおすすめです。 購読者の方も左のようなメールの方が最近では見慣れていますので、長文で語りかけるような内容にする場合でも、ロゴや商品画像を入れてHTMLメールらしい体裁にすると親しみが湧いて受け取りやすいと思います。 また、スマホとPCについてはこのような調査結果がございます。 これは年代別に青のスマホ派と、灰色のPC派の比率をまとめた結果です。配信先の年代に応じて参考にしていただければ幸いです。 もしご自身のECサイトのアクセス解析データをお持ちの場合は、実際に使われているデバイスを参考にされるのが一番だと思います。 事前質問③既存顧客向けに、関係性を強化できるような効果的な手法やメールの配信内容(ネタ)について模索しています。 回答: 配信は、全体配信とセグメント配信を組み合わせて検討してみてください。その中で、商品やサービスを売るためのメールと、情報提供をするナレッジメールを組み合わせましょう。毎回「買ってください」というメールをお届けするのではなく、商品の使い方やノウハウなど役立つ情報も送った上で、「今こちらがお安いのでいかがですか」といったセリングメールを差し込んでいくのがおすすめです。 配信内容(ネタ)については、過去に反応の良かったネタや読者の関心が高そうな内容に関しては、一回配信したら終わりではなく、切り口を変えて何回か配信するようにしましょう。SNSなど他のチャネルで投稿したものも含めて使い回していくといいと思います。 今後のセミナー開催について 今回ECのご担当者様向けのテーマでセミナーを開催しましたが、Benchmarkユーザーの皆様からも大変ご好評をいただき、誠にありがとうございました。 日程が合わずにご参加いただけなかった方や、参加を迷われた方もいると思いますが、本セミナーレポートを見てご興味を持っていただいた方は、ぜひ次回以降のセミナーにお申し込みください。 セミナーの最新情報は弊社のニュースレターで随時お届けしております。 Benchmarkユーザーの皆様は既にニュースレターを受け取られていると思いますが、新しく受け取りを開始したい方はこちらよりご登録ください。 (関連記事) 配信日はECサイト売上2倍に!「かまわぬ」のROAS1000%超えメルマガ事例 ChatGPTも活用!ファンづくりと販売の2本配信で成功するECサイトの事例 ECサイトで使えるメルマガテンプレートのご紹介 --- ### メルマガの登録者を増やす方法と戦略10選 - Published: 2024-11-17 - Modified: 2024-11-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-grow-your-email-list/ - Categories: メールマーケティング - Tags: リスト, 登録者, 読者 メルマガ登録者を集める5つの方法 消費者が購入に至るまでの検討期間や情報収集期間は、近年ますます長くなっています。 定期的に接点を持つことができるメルマガに登録してもらうことで、見込み客の育成や、リピート購入の促進が可能です。 まずは、メルマガに購読登録してもらう方法をお伝えします。 1. ウェブサイトに登録フォームを置く 初めてウェブサイトへ訪れた際は購入に至らず、何もしなければそのまま去ってしまう場合も多いです。 このときメルマガ登録を行ってもらうことで、見込み客の育成が可能になります。 A. 埋め込み式の登録フォーム 出典:https://www. saiyu. co. jp/ トップページに登録フォームを埋め込む場合は、サイドバーやフッター近くに埋め込みされる場合が多いです。 ・関連FAQ:埋込型フォームの編集方法は? B. リンクバナー 「メルマガ登録はこちら」「メルマガで情報発信中」などのバナーをトップページに置く方法です。 クリックすると別ページの登録フォームに移動する、同ページ内に埋め込まれた登録フォームまでアンカー移動する、ポップアップフォームが出てくるなどの方法があります。 C. ポップアップ式の登録フォーム 出典:https://www. soup-stock-tokyo. com/mailform フォームが全画面に飛び出してくる方式です。ページへアクセスした瞬間に表示されるケースや、滞在時間や読み進めた長さなど、トリガーに反応して表示されるケースがあります。 ウェブサイト上での行動を阻害しないように、トリガー設定しましょう。 ・関連記事:ポップアップする登録フォームでメルマガ登録率アップ 登録フォームは、シンプルで入力項目が少ないほど登録されやすくなります。 また、2段階登録(アドレス確認メール)を設定することで、アドレスの打ち間違いや、他者によるスパム登録を防ぐことができます。 2. ブログに登録フォームを置く 情報収集を目的として訪れる方が多いので、「最新情報をお知らせ」「メルマガ限定コンテンツ」のようなキャッチコピーを添えると効果的です。 埋め込み式フォームやバナーであれば、サイドカラム、記事の途中、記事の最後に置かれている場合が多いです。ポップアップフォームもよく利用されます。 3. ホワイトペーパーを配布する ホワイトペーパー経由のメルマガ購読者は、初めからあなたの会社のファンというわけではないかもしれませんが、情報収集意欲や好奇心の高い方が多いです。役に立つ情報をステップメールとして送り、段階的に自社商品への理解・関心を深めてもらうこともおすすめです。 メルマガを配信するためには、配信許可を忘れずに取りましょう。 同意いただくプライバシーポリシーにメルマガ配信について明記するか、購読希望を尋ねるチェックボックスを設けましょう。 4. セミナーや交流会を開催する ホワイトペーパーと同様に、情報収集意欲の高い読者を集めることができます。 なおメルマガ配信をする場合はオプトインを得るために、同意いただくプライバシーポリシーにメルマガを配信することを明記するか、購読希望を尋ねるチェックボックスを設けましょう。 Benchmark Emailでは、ランディングページの作成、登録フォームの設置、登録者への自動通知が設定可能です。 関連FAQ:登録フォームから登録する場合の文字数制限について 関連FAQ:登録フォームの設置からウェルカムメールの配信設定まで 5. SNSとメールの連携 顧客と複数のチャネルで繋がれば、多方面からのアプローチが可能です。 SNSは拡散に強く認知拡大に向いています。その一方でメールは、一般的にSNSと比べて購読解除率(アンフォロー率)が低く、画像や文章をたくさん使った情報を届けることができます。 例えばメルマガ購読へつなげる動機づけとして、メルマガ限定クーポンを配信するのは効果的でしょう。 他には、SNSで告知するキャンペーンの応募条件としてメルマガ購読を行ってもらい、メルマガ読者を増やした事例もあります。 成功事例:SNSからメルマガへ繋げる工夫が光るNY発セレクトショップUNION TOKYOの事例 X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、Youtubeなど各種SNSで告知する方法は以下の通りです。 A. 登録ページへのリンクをプロフィールに置く B. 定期的にメルマガ訴求のポストを行う C. メルマガのサンプルを掲載して、価値を伝える Web版のURLやサムネイルを掲載することもおすすめです。 D. 動画の説明文に、登録フォームのリンクを設置する YouTube動画の説明文にも、メルマガフォームへのリンクを入れましょう。 社内にあるリストを活用する5つの方法 メールマーケティングは既存顧客の育成やリピート購入に大きな効果があります。そのため、社内にあるリストは積極的に活用しましょう。 ただし、メールアドレスを入手した際に、メルマガ配信のオプトインを得ていなくてはいけません。 お客様があなたにアドレスを渡す際に同意するプライバシーポリシーにメルマガ配信について明記するか、購読希望を尋ねるチェックボックスを設けましょう。 1. 問い合わせ客・自社サイト会員 サイトのフォームから問い合わせがあった客や、自社サイトの会員登録者は、将来的に購入または再購入をしてくれる確率が高い層です。 役に立つ情報をお届けすることで、メルマガを読んでもらえれば、定期的に接点を持てます。 2. 来店者のリスト 実店舗のオンライン予約を行う際に、メルマガ配信のオプトインを取ることもできます。 飲食店予約システムTableCheckでは、Benchmark Emailとリスト連携が可能です。 外部サイト:TableCheck&Benchmark メルマガセミナー動画 3. 店舗や会員カードにQRコードを設置 店舗内のポスターや会員カードに、登録フォームへアクセスできるQRコードを置いておきます。会員登録のお礼としてクーポンをプレゼントする例もよく見かけます。 4. 過去のイベント参加者リスト イベントを開催したときの参加者も、自社商品やその周辺領域に関心のある、質の高いリストが集まってくるでしょう。 イベント後のお礼メールや、ステップメールをうまく活用して、イベント内容から自社商品の紹介へとつなげていくと効果的です。 5. 過去に交換した名刺 名刺交換で手に入れたアドレスへのメルマガ配信は、特電法でも特例として認められています。ただし、受け取り手に失礼だと取られないように気をつけましょう。 名刺のアドレスへ配信するときに気を付けること ・名刺交換をするときに、メルマガを送らせてもらうことを伝えると丁寧です。 ・メルマガ内に「名刺交換させて頂いた方にお送りしています」と明記しましょう。 購入したリストにメールを配信してもいいのか? 購入したリストへの配信は特電法で禁止されており、罰則を受けることもありますので絶対に避けましょう。 当然、迷惑メール報告を受けることで自社のドメイン評価が低下して到達率が下がってしまうこともあります。無作為に集められたリストにはスパムトラップアドレスが含まれていることがしばしばあり、ブラックリストへ登録されるリスクも大きいです。 メルマガ配信を行えなくなってしまうと元も子もありませんので、リストは適切な方法で集めましょう。 関連動画:メルマガ担当者が知っておくべき法律「特定電子メール法」について メールからの売上や問い合わせを増やすためには質の高さも重要 最後に、メルマガの効果を上げるためには、メールアドレスの数だけではなく質も大切です。 メールの最終成果(コンバージョン)には、送信数、開封率、クリック率といった指標はもちろんですが、「到達率」も大きな影響を与えます。 メールを大量配信する場合は、受信サーバーによるセキュリティチェックを受けますが、このときエラー率が低いほど受信ボックスへメールが届きやすくなります。 エラー率の平均値(Benchmark Email日本ユーザー)は0. 90%ですので、平均値を上回っている場合は対策を考えましょう。 メールアドレス登録時の入力ミスを防ぐ 無効なメールアドレス(配信しても届かないアドレス)がリストに含まれないよう、誤入力やスパム登録を避けられる登録フォームをおすすめします。Benchmark Emailの登録フォーム機能では、登録時にアドレス確認メールを自動送信する「ダブルオプトイン設定」が選択可能です。 エラーアドレスは次回以降の配信対象から外す 届かないと分かったメールアドレスは、配信対象から外すようにしましょう。 Benchmark Emailではエラーアドレスが自動で管理されますので、手間をかけずにエラー率を最小限に抑えることができます。 また、初めて使うリストについて、配信前に無効アドレスを検知できる「リスト照合サービス」もオプションでご用意しています。 開封やクリックの反応が良いコンテンツを配信する 開封やクリックなどの反応率も、受信サーバー側の評価に反映されると言われていますので、読者が喜ぶ内容のコンテンツを配信しましょう。 Benchmark Emailでは、AIがコンテンツ作成をお手伝いする「スマートコンテンツ機能」もご用意していますのでぜひお役立てください。 また、AIが効果的な件名作成をサポートする「スマート件名機能」も便利です。 (関連記事) ・米国Kickbox社が語る(2)送ったメールを受信ボックスに届けるためには? ・メルマガで法律違反になる前に!「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう 以上、今後のメールマーケティングにお役立てください。 --- ### メルマガのクリック率を上げる方法とは?コンテンツやデザインのポイントを解説 - Published: 2024-10-11 - Modified: 2024-10-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-increase-your-email-click-rate/ - Categories: メールマーケティング - Tags: クリック率 メルマガのクリック率とは? クリック率とは、「開封されたメール件数のうち、1箇所以上のリンクをクリックされた割合」のことです。最初にクリック率の計算方法や、指標から分かることについてご紹介します。 クリック率の計算方法 一般的には、以下のような計算式で算出されます。 メルマガのクリック率 =(クリックが発生したメール件数開封されたメール件数)×100(%) 例えば、送信したメールのうち1,000件が開封され、そのうち50人がクリックした場合、クリック率は5%となります。この指標は「開封に対するクリック率」「クリック反応率」とも呼ばれています。 クリックの判定方法について メール配信システムから送られるHTMLメールには「トラッキングリンク」方式が使われています。読者がメール内のリンクをクリックすると、まずトラッキングサーバーにアクセスし、そこでクリックが記録された後に、目的のウェブサイトにリダイレクトされます。この記録を元に、HTMLメールのレポートではどのリンクが誰によってクリックされたかが分かります。 開封率やコンバージョン率との関係 開封率・クリック率・コンバージョン率には以下のような関係があります。 最終目標である「コンバージョン件数」を最大化するためには、クリック率だけではなく、開封数を最大化することも欠かせません。開封率を改善したい方は以下の記事をご覧ください。 メルマガの開封率を上げる方法とは?9つのテクニックをご紹介 メールを開封されたあとに、本文で購読者の興味を引き、次のステップへ誘導できているかを評価できるのがクリック率です。実際は様々な要素が絡みますが、単純化すれば「メール本文」への評価が最もよく現れるのがクリック率だと言えるでしょう。 TIPS クリック数を評価する指標には、以下の「送信に対するクリック率」もあります。 送信に対するクリック率 =(クリックした受信者数送信したメール件数)×100(%) これは「開封率」と、本記事で扱う「開封に対するクリック率」を総合した結果を測ることができる指標です。細かい分析を行うためには、「開封率」と「開封に対するクリック率」をそれぞれ分析・対策することをおすすめします。 それではクリック率に影響を与える要素別に、パフォーマンスを最大化する方法をお伝えしていきます。 1. 読者のニーズに合ったテーマで配信しよう クリック率に最も大きな影響を与える要素は、取り扱っているテーマです。テーマが読者にとって有益と思えるものであれば、自然とクリックされやすくなります。例えば、当社でもニュースレターを様々なテーマで配信していますが、その回のテーマによっては5ポイント以上の差が開くことがあります。 メルマガ購読状況調査によると、以下のような情報を期待してメルマガを購読する方が多いようです。 このようなデータも参考にしつつ、読者の関心やニーズを分析してテーマを選びましょう。 TIPS 〜読者のニーズがわからない時はどうする?適切なテーマを見つける方法〜 ・ 過去のメルマガで、開封率の高いテーマやクリック数の多いコンテンツを確認する ・ SNSを運用している場合は反応の良かった投稿をチェックする ・ Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールで人気のあるテーマをチェックする ・ お客様と関わりの多い部署に、お問い合わせの多い内容を聞き込み ・ 読者にアンケートを取ってみる 2. 配信時間と曜日は読者のアクションに合わせて 配信したメールが開封されやすいのは、仕事用アドレスでは12時〜15時、プライベート用アドレスでは21時〜23時という調査結果があります。 ただしクリック率を向上させたい場合は、購読者がクリックした先のコンテンツを見たり、商品を購入したりしやすい時間についても考慮したいところです。自社サイトのアクセス解析や、購入履歴、予約履歴を参考に、購読者がアクションを起こしやすい時間帯や曜日に配信を行ってみると良いでしょう。 配信時間と曜日の決め方を詳しく知りたい方は、以下ブログ記事をご覧ください。 メルマガを配信する時間と曜日の”正解”は?読者の行動時間と調査データから仮説を立てよう 3. 構成とデザインでクリック率を高めるテクニック 当社調査によるとメルマガを読む時間は「1通あたり1分以内」という方が8割とのことで、短い時間で読んでもシンプルで何が書いてあるか理解しやすいことが大切です。 この章では、読みやすくクリックをしやすいメルマガ作成のポイントをお伝えします。 構成とデザイン① コンテンツごとに見出しをつける 見出しによって情報を整理すると、読みやすいメルマガになります。 そこで、メールを作成したら以下の2点をチェックしましょう。 掲載しているトピックごとに見出しがついているか 見出しのフォント・色・大きさ・太さは統一されているか 見出しのデザインは「大きな文字・太文字」にするとわかりやすいですよ。 大見出し・中見出し・小見出しなどいくつかの階層を分ける場合は、階層ごとに統一しましょう。 メルマガ読者を引き込む!見出しのデザイン9パターン 構成とデザイン② 掲載数と掲載順を工夫する 適切なコンテンツや商品の掲載数は、メルマガの性質や目標によって異なりますので、掲載数を変えたA/Bテストをおすすめします。 例えば当社が配信するBtoBニュースレターでは、コンテンツ数が少ないほうがクリック率やブログアクセス数が良いという傾向があります。いっぽうでファストファッションや日用品の通販など、多くの選択肢を見せた方がクリックや購入に繋がりやすいケースもあるでしょう。 もし複数のコンテンツを掲載する場合は、以下のように工夫しましょう。 どれか1つのコンテンツが選ばれると想定する サイト遷移後にメールに戻る人は少ないので、1人の読者につき1箇所をクリックしてもらうことをゴールに設定します。どうしても読者に見てほしい注目コンテンツがある場合は、その1テーマのみで配信をするとクリックを集中させることができます。 件名と冒頭のコンテンツを一致させる メルマガを開封する際には件名を参考にするという読者が約半数ですので、ファーストビューに件名のコンテンツを置いておくと、スムーズにクリックへ誘導できます。 人気のコンテンツは上部に掲載する メールの下部は読まれにくくなるため、クリックされやすい人気コンテンツは上に配置しましょう。 1コンテンツあたりの縦幅を短くする 縦幅を減らし、1スクロール分の画面に掲載されるコンテンツ数を増やします。説明文をシンプルにするか、カラムを使うこともおすすめです。 構成とデザイン③ CTAのデザインと置き方 CTA(Call-To-Action)とは読者を行動へ導く仕組みのことで、メールではクリックするためのリンクを指します。 ボタンリンクを使う CTAデザインはいくつか種類がありますが、メール内で最もクリックされやすいのはボタンリンクです。多くのHTMLメールエディタで簡単に作成できるのも魅力です。 ファーストビューにCTAを置く メールの冒頭ほど、読んでいる読者が多く、読者の関心も高まっている状態です。スクロールしなくても見える範囲(ファーストビュー)にCTAを入れると、クリックの数を多く取れます。 画像+説明文+ボタンを組み合わせる 画像を効果的に配置すると、視覚的なインパクトを与えられてクリックを促進できます。とくにこの形式では、画像で引きつけ、説明文で興味を高め、クリックしたくなるボタンを配置することでクリック率の向上が期待できます。 こちらの記事では、CTAについてより詳しく解説しています。 クリック率UP!メルマガのCTAを目立たせるデザインや場所、言葉選び 4. セグメント配信を行おう 読者層が幅広い場合は、より読者のニーズとマッチしたメルマガを届けるために、リストをセグメント化すると良いでしょう。 例えば以下のような読者の性質によって配信する内容を最適化すると各メルマガの効果アップに繋がります。 ・性別、年齢層 ・来店回数、購入回数 ・顧客のステータス(名刺交換をした方、資料請求までした方、契約済みの方など) ・契約中のプラン(無料プラン、有料プランなど) ・前回配信したメルマガの開封/未開封 クリック率を測定するならメール配信サービスを使おう メルマガの開封率を測定したい場合は、メール配信サービスがおすすめです。 「Benchmark Email」は、クリック率を手間なく確認できるレポート機能や、クリック率をさらに向上させるのに役立つ機能が豊富なメール配信サービスです。 開封率に関連した機能をいくつかご紹介しますので、気になる機能があればまずは無料トライアルをお試しください。 無料トライアルは月3,500通まで無料で配信でき、期間無制限でご利用いただけます。 便利機能① レポートでクリック率や詳細を確認 Benchmark Emailでは、クリック数やクリック率はレポートで簡単に確認が可能です。それだけではなく、クリックした人が誰なのか、どのリンクがクリックされたのかといった詳細もわかります。 クリックマップ機能では、どのリンクがクリックされているのかがパーセンテージで表示されます。 便利機能② 画像の編集機能と無料素材が豊富 ドラッグ&ドロップエディタは画像を入れるのが簡単で、大きさや色も調整できます。 また無料素材が数百万点以上用意されており、検索して見つけた画像をそのままメールへ入れられます。 画像を自分で作成するときは、オンライングラフィックツール「Canva」との連携機能を使えばスムーズに画像作成や編集ができます。 便利機能③ CTAボタンの作成が簡単 ドラッグ&ドロップエディタの「ボタンブロック」を使えば、簡単にCTAボタンを作成できます。色やデザインも自由に設定可能です。 また「ECブロック」を使えば、画像+説明文+ボタン形式を簡単に作成できます。 便利機能④ デザインや構成に迷った時はA/Bテストを デザインや構成で迷った際は、A/Bテストを活用するのがおすすめです。A/Bテストを行うことで、直感に頼ることなく正確な答えを見つけることができ、メルマガ改善を効果的に行うことができます。 当社のニュースレターでデザインや構成のA/Bテスト検証を行った際の記事もありますので、気になる検証テーマがあればご覧ください。 A/Bテスト機能を使った検証記事: メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 A/Bテストについての詳細はこちら: A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は? ※A/Bテスト機能は、Proプラン以上でご利用いただけます。 クリック率をもっと上げたい!という方は、ぜひBenchmark Emailで効果的なメールマーケティングを行っていただければ幸いです。 (関連記事) メルマガの開封率を上げる方法とは?9つのテクニックをご紹介 メルマガの効果測定で大切な指標とは?改善ポイントも解説 開封率・クリック率を低くする10つの原因とは? --- ### 年賀状メールの送り方やメリットを解説!例文・テンプレートもご紹介 - Published: 2024-10-07 - Modified: 2024-10-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-email-tips-and-templates/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールテンプレート - Tags: テンプレート, 例文, 年賀状, 年賀メール 皆さんは年賀状をメールで送る際のコツやメリットをご存知ですか? 今回は、年賀状をはがきではなくメールで送る手順やコツ、メリット、そのまま使える例文やおしゃれなメールテンプレートなどをご紹介します。 年賀状メールとは?はがきでの挨拶が減っている理由 年賀状メールとは、年始の挨拶をメールで送る形式のことです。 近年、はがきによる年賀状の送付が減少し、代わりにメールやSNSでの挨拶が増加しています。以下は、日本郵便が出しているプレスリリース「年賀はがきおよび寄付金付お年玉付年賀郵便切手当せん番号の決定」の情報から作成した、2013年以降の年賀はがき総発行枚数の推移のデータです。 年賀はがき総発行枚数の推移 グラフの通り、はがきの発行枚数は年々減少傾向にあります。 はがきでの挨拶が減少している理由は、デジタル化の進展や、手間やコストがかかる点、また若年層を中心に紙媒体でのやりとりが減少している点などが挙げられます。 この流れに伴い、個人・企業ともにメールやLINEなどデジタルな形式で年賀状を送る人が増えています。 年賀状をメールで送る5つのメリット 年賀状をメールで送ると、どのようなメリットがあるのでしょうか? ここでははがきで送る場合と比較して、メールで送ることで得られるメリットについてご紹介します。 ①手間とコストが抑えられる メールで年賀状を送る大きなメリットは、手間とコストを大幅に削減できる点です。 はがきの場合、作成・印刷・郵送の手配などに多くの時間や手間、費用がかかってしまいます。 年賀はがきの郵便料金は年々上昇傾向にあり、2025年は標準的なもので1枚85円がかかります。200人に年賀状を送る場合、はがき代だけでも単純計算で17,000円がかかり、さらに印刷費用も必要です。また、複数の担当者が数日〜1週間は、はがき作成の作業で手一杯になるケースも多いため、その分の人件費もかかります。 一方で、メールで送る場合はメール配信システムを利用するケースが多いため、かかる費用はシステムの利用料金のみです。送信先が多い場合も、メールであれば一括配信ができるため、時間や手間、人件費の削減に繋がります。 ②メールアドレスが分かっていれば送ることができる はがきの場合、送り先の住所を正確に把握している必要がありますが、メールの場合は相手のメールアドレスが分かっていれば送ることができます。 特にBtoB企業では顧客や取引先のメールアドレスはすでに保有している場合が多いため、送信先のリストを簡単に作成できます。はがきで送る場合のように住所変更の心配もありません。 ③指定した時間に届けられる はがきでの年賀状は配送スケジュールに左右されるため、送るタイミングによっては元旦に到着しないこともあります。 一方で、メールの場合は配信日や時間を自由に設定できるため、届けたい日時を指定して届けることが可能です。例えば、セールやキャンペーンのお知らせを元旦の朝9時頃に届けたい場合も、配信時間を指定して一斉に届けることができます。 また、メールは即時配信も可能です。はがきの場合、すべての準備が完了してもポストに投函してから到着するまでに数日かかりますが、メールは準備が完了すれば数分〜数時間以内に届けることができます。 ④届けられる情報量が多く、次のアクションに繋げやすい メールでは、はがきに比べてより多くの情報を盛り込むことが可能です。 年始の挨拶文に加え、そのタイミングでお知らせしたいキャンペーンや新商品の案内、最新ニュースなども、メールであれば問題なく組み込めます。 また、メールでは画像や動画、ボタンなどを挿入することができ、Webサイトのリンクを設置することが可能です。例えばセールやキャンペーンのお知らせと共に、誘導したいページへのリンクを設置することで、挨拶だけに終わらず、サイトの閲覧や購入、お問い合わせを促すことができます。 ⑤効果測定ができる はがきの場合は、受け取ったかどうかやはがきに対する反応などは、直接的なアクションがない限り分かりません。 一方で、年賀状メールの場合は、メール配信システムを使えば開封やクリックなどを確認することができます。顧客一人一人がメールを開封したかどうかや、どのリンクをクリックしたかなどの具体的なデータを取得できるため、年賀状メールの効果を測定することが可能です。 効果測定を行うことで、確度の高い顧客を割り出してアプローチをしたり、改善点を見つけてさらに効果的なメールマーケティングを行うことが可能です。 効果的な年賀メールを送るコツと注意点 年賀メールは、新年の挨拶を送ると同時に、顧客との信頼関係を深めたり売上アップに繋げるチャンスでもあります。 本章では、年賀メールをより効果的に送るためのコツと注意点をご紹介します。 年賀状メールであることがわかりやすい件名にする メールの件名は、受信者がメールを開封するかどうかを決める重要な要素です。 年賀状メールを送る際は、件名に「新年のご挨拶」「謹賀新年」「新年あけましておめでとうございます」など、年賀状であることが一目でわかるフレーズを入れましょう。 分かりやすい件名にすることで、普段は興味のあるテーマのメールしか開封しない読者でも、開封してくれる可能性が高くなります。 また、ビジネスメールの場合は、件名に相手の名前や会社名を入れると、さらに開封率が上がることもあります。 ご挨拶だけでなくセールやキャンペーンのお知らせも入れている場合は、その内容も伝わる件名にすると良いでしょう。 年賀状メールの件名の例: 「新年のご挨拶と感謝のご報告」 「○○様へ:新年あけましておめでとうございます」 「新年のご挨拶と元旦セールのお知らせ【最大50%オフ】」 本文に宛名を入れる 本文の冒頭に受信者の会社名や名前を入れることで、個人に配信されているメールのような印象を与えられます。 宛名を何も入れずに配信するよりも、受け取った相手に特別感や親しみやすさを与える効果もあるため、名前が分かっている場合はリスト登録しておくと良いでしょう。 顧客リストに基づいて宛名を自動で挿入できる機能のついたメール配信サービスを活用すれば、手間をかけずにパーソナライズが可能です。 本文の冒頭に名前を入れておけば、受信箱の本文プレビュー欄に表示される可能性が高いため、開封率アップにも繋がりやすいです。 HTMLメールで送る 効果的な年賀状メールを送りたい場合は、テキストメールではなくHTMLメールを活用しましょう。HTMLメールを使えば、テキストだけでなく画像やロゴを使ってデザインできるため、視覚的にも魅力的な年賀状メールを作成できます。 デザインは新年らしい華やかなデザインにすると、受信者に印象を残しやすくなるのでおすすめです。 また、画像やボタン、テキストにリンクを挿入することで、キャンペーンサイトやWebページに誘導するなど、次のアクションに促しやすくなるというメリットもあります。 さらに、メール配信サービスを使ったHTMLメール配信であれば、開封率やクリック率などの効果測定も可能です。 個人情報漏洩に注意する 大量の年賀状メールを送る場合、メールアドレス管理や一斉送信の作業は手間がかかるだけでなく、個人情報漏洩のリスクも伴います。 手動でリストを管理し、GmailやYahoo! メールなどからBCCメールで送ると、人的ミスが発生しやすくなり、情報漏洩の危険性が高まってしまいます。 そのため、年賀状メールなどの一斉配信には、メール配信サービスを利用することをおすすめします。メール配信サービスを活用すれば、宛先の管理や一斉送信を簡単に行うことができ、個人情報漏洩のリスクを抑えることができます。 年賀状メールを送るならメール配信サービスがおすすめ HTMLメールを活用した効果的な年賀状メールを送るなら、メール配信サービスの利用がおすすめです。ここでは、「Benchmark Email」のようなメール配信サービスを使うメリット3つをご紹介します。 おしゃれなHTMLメールが簡単に作成できる メール配信サービスを使うと、おしゃれなHTMLメールを簡単に作成することができます。多くのメール配信サービスでは、あらかじめ豊富な種類のテンプレートが用意されているため、見栄えのいいメールを短時間で作成することができます。 また、テンプレートを利用しない場合でも、ドラッグ&ドロップエディタを使ってオリジナルの年賀状メールを作成することも可能です。 顧客管理が楽にできる BCCメールなどを活用した手動の一斉配信は、顧客リストの管理や更新作業などに手間や負担がかかることがあります。メール配信サービスを使えば、顧客のメールアドレスや氏名、企業情報などのデータをリスト機能で一元管理でき、更新の作業も楽に行えます。 また、Benchmark Emailのようなメール配信サービスでは、顧客の属性に応じてセグメントリストを作成したり、開封やクリックをした顧客のリストを作成することも可能です。業種や顧客属性、アクションの有無によって配信分けをしたい場合も、メール配信サービスであれば可能です。 さらに、システムにアップロードする際は、正しい形式のメールアドレスのみアップロードがされ、メールアドレスの重複登録も防ぐようになっているため、手動で行うよりも手間なく配信ミスのリスクを抑えられます。 効果測定が簡単にできる メール配信サービスを使う大きなメリットの一つは、送信したメールの効果測定が簡単に行える点です。 例えばBenchmark Emailのレポート機能では、開封率やクリック率、リンクのクリック数など、メールのパフォーマンスをリアルタイムで確認できる機能が備わっており、どれだけの受信者がメールを見てくれたのか、どんなコンテンツに興味を持ったのかを把握することができます。 こういったレポート機能を活用すれば、送信した年賀状メールの反応を具体的に分析でき、次回以降のマーケティング施策やメルマガ配信の改善に繋げることができます。 年賀状メールを送る手順 メール配信サービスを活用した場合の、年賀状メールを送る手順をご紹介します。 ①顧客リストを用意し、システムにアップロードする まずは配信リストを用意します。ExcelやCSVファイルなど、メール配信サービスに合わせたファイル形式で用意しましょう。システムによってはAPI連携でのアップロードも可能です。 リストの中身については、最低でもメールアドレスがあれば配信は可能ですが、名前や会社名などがあると管理や効果測定がしやすくなります。また、セグメントしたメルマガを配信したい場合は、必要な顧客情報を入力しておきましょう。 リストの準備ができたら、メール配信サービスにファイルをアップロードします。 ②メールの文章とデザインを作成する 次に、メールエディタで年賀メールのデザインを作成します。 テンプレートを使う場合は、本文の文章を調整するだけで綺麗に仕上がります。もっと自由にカスタマイズしたい場合は、画像やボタンなどを追加して目的にあったデザインにしましょう。 ③内容をチェックしたら、配信スケジュール設定を行う メールの本文やデザインが完成したら、件名や本文プレビュー、送信元名などの設定を行い、テスト配信を行いましょう。 自分宛にテストメールを送ってダブルチェックをすることで、誤字脱字やリンク設定の誤りなどに気づくことができます。 内容が問題ないことが確認できたら、最後に配信日時をスケジュールします。配信したい日時に予約をしておけば、その時間がきたタイミングで自動で配信がされます。 年賀メールでそのまま使えるメール例文 ビジネス向けのメール例文1(シンプルなご挨拶) 件名:新年のご挨拶 〇〇株式会社 〇〇様 新年あけましておめでとうございます。 旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。 本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 令和◯年元旦 〇〇(担当者の名前) ビジネス向けのメール例文2(シンプルなご挨拶) 件名:謹んで新年のご挨拶を申し上げます 〇〇株式会社 〇〇様 謹んで新年のお慶びを申し上げます。 旧年中は多大なるご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。 本年も、より一層のサービス向上に努めてまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。 貴社のますますのご発展と、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 令和◯年元旦 〇〇(担当者の名前) ビジネス向けのメール例文3(ご挨拶と最新機能のご案内) 件名:新年のご挨拶と最新機能リリースのお知らせ 〇〇株式会社 〇〇様 新年あけましておめでとうございます。 旧年中は格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。 本年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 さて、この度、弊社のシステムにおいて新機能をリリースいたしましたのでご案内申し上げます。 新機能【〇〇】は、業務効率をさらに向上させるための機能です。 本年も、より良いサービスを提供できるよう、引き続き努めてまいります。 どうぞよろしくお願いいたします。 令和◯年元旦 〇〇(担当者の名前) ビジネス向けのメール例文4(ご挨拶と今後の取り組みについて) 件名:新年のご挨拶と今後の取組みについて 〇〇株式会社 〇〇様 新年あけましておめでとうございます。 旧年中は、弊社のサービスをご利用いただき、心より感謝申し上げます。 本年も、貴社のビジネス成長に貢献できるよう、引き続き全力を尽くしてまいります。 今年は、さらなるマーケティング施策の充実を目指し、データ分析の強化や新たなツール導入を予定しております。より精度の高い戦略を提案し、貴社の目標達成をサポートしてまいります。 また、ご要望やお困りごとがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。 貴社のビジネスに最適な解決策をご提案できるよう、迅速に対応いたします。 本年も何卒変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。 どうぞ良い一年をお迎えください。 株式会社〇〇 〇〇(担当者の名前) ビジネス向けのメール例文5(ご挨拶とセミナーのお知らせ) 件名:新年のご挨拶と1月15日開催セミナーのお知らせ 〇〇株式会社 〇〇様 新年あけましておめでとうございます。 旧年中は、弊社の〇〇サービスをご利用いただき、誠にありがとうございました。 本年も、貴社のプロモーション活動をより一層効果的にサポートできるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。 さて、来る〇月〇日に「最新デジタルマーケティング戦略」をテーマにしたオンラインセミナーを開催いたします。プロモーション最新トレンドや具体的な施策をご紹介する予定ですので、ぜひご参加ください。 本年も、貴社の事業拡大に貢献できるよう努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 皆様のご健勝とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。 株式会社〇〇 〇〇(担当者の名前) ECショップ用のメール例文(ご挨拶とセールのお知らせ) 件名:新年のご挨拶とお得なセールのお知らせ 新年あけましておめでとうございます! 旧年中は、当ショップをご利用いただき、心より感謝申し上げます。 本年も皆様に喜んでいただける商品をお届けできるよう、スタッフ一同努めてまいります。 さて、日頃の感謝の気持ちを込めまして、新年初売りセールを開催しております! 【1月〇日〜〇日】まで、全商品〇%オフでご提供しておりますので、ぜひこの機会にご利用ください。 本年も変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。 どうぞ素敵な一年をお過ごしください。 〇〇ショップ レストラン・飲食店用のメール例文(ご挨拶とメニューの案内) 件名:新年のご挨拶と限定メニューのご案内 〇〇様 あけましておめでとうございます! 昨年は、当店をご利用いただき、誠にありがとうございました。 本年も美味しいお料理と心地よいサービスで、皆様にご満足いただける時間を提供できるよう努めてまいります。 新年の営業は、【〇月〇日】より通常営業を開始いたします。 ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。 また、新春限定メニューもご用意しておりますので、この機会にぜひご来店ください。 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 本年もどうぞよろしくお願い致します。 レストラン〇〇 営業時間:〇〇時〜〇〇時 Benchmark Emailでおしゃれな年賀メールを配信しよう HTMLメール配信システム「Benchmark Email」では、本記事でもご紹介した以下のような機能を全てお使いいただけます。 500種類以上のメールテンプレート ドラッグ&ドロップエディタでメールを簡単作成 顧客リストの管理 本文に宛名を自動で挿入 レポート機能でメールの反応を効果測定 効果的なメール配信を行うための機能が揃っておりますので、機能を試したい方は、ぜひ無料でお試しください。 無料トライアルはいつでも登録でき、期間の制限なくご利用いただけます。 また、Benchmark Emailでは月額プランをご用意しており、年賀状メールのみ送りたい方も1ヶ月の単発でご利用いただけます。 Benchmark Emailに関するよくあるご質問 Benchmark Emailの利用をご検討いただいている方からのよくあるご質問をご紹介します。 Q. メール本文に宛名や会社名は入れられますか? 可能です。「パーソナライズ機能」をご用意しており、簡単な設定で受信者の名前をメール本文に挿入できます。 Q. 受信者がメールを開いたかどうかは確認できますか? レポート機能から確認できます。開封者だけでなく、未開封者やエラー、配信停止アドレスなども確認可能です。 Q. テンプレートの利用は無料ですか? 500種類以上のメールテンプレートは、全て無料でご利用いただけます。 Q. サポート体制は充実していますか? メールでのサポートのほか、充実したサポートページ・動画チュートリアルのご用意や、各種オンラインセミナーの実施をしております。 Q. 初期費用はかかりますか? プランの利用料金以外の費用は発生しませんので、ご安心ください。料金プランはこちら Q. 契約からサービス利用開始までどのくらいかかりますか? 即日ご利用いただけます。無料トライアルアカウントを作成後、アカウント上でお好きなプランへアップグレードいただき、そのままお使いいただけます。(クレジットカード払いの場合) (関連記事) テキストメールとHTMLメールの違いとは?メルマガにはどちらが向いているの? CC・BCCとは?使い方と注意点 BCCでメールを一斉送信する3つのリスク Benchmark Emailユーザー様のサービス利用状況調査 2024年度版 --- ### メルマガの開封率を上げる方法とは?9つのテクニックをご紹介 - Published: 2024-09-27 - Modified: 2024-10-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-increase-your-email-open-rate/ - Categories: 開封率・到達率 - Tags: 開封率 メールマーケティングにおいて重要な指標の一つである「開封率」について解説します。 開封率の概要や、開封率を上げるための9つのポイントについて詳しくご紹介していきますので、ぜひ効果的なメルマガ配信にお役立ていただけたら幸いです。 メルマガの開封率とは? 開封率とは、「メルマガを送信した件数のうち、開封された割合」のことです。最初に開封率の計算方法や平均についてご紹介します。 開封率の計算方法 一般的には、以下のような計算式で算出されます。 開封率=(開封した人数送信したメール件数)×100(%) 例えば、メールを1,000件送信し、そのうち250人が開封した場合、開封率は25%となります。 開封の判定方法について メール配信システムから送られるHTMLメールには、見えないくらい小さい計測用画像(tracking pixel)が埋め込まれています。その計測用画像が表示されることで、開封とみなされる仕組みになっています。 このように開封率の測定には画像を使用するため、テキストメールでは効果測定は行えず、HTMLメールのみ測定が可能です。 ただし、HTMLメールであっても、受信者の環境によっては画像を読み込まない設定にしていたり、開封情報の提供を拒否する設定にしている場合があるため、必ずしも正確な開封率が測定できるわけではありません。 開封率の平均は? 一般的に平均開封率は15〜20%程度と言われており、Benchmark Emailのユーザーの平均値は23. 13%となっています。 参考:平均メール開封率・クリック率レポート (2024年度版) 業種別・地域別(国別)の最新情報 ただし、開封率はメルマガの内容や読者層などによって大きく異なるものです。 開封率が平均より高いまたは低い場合でも、自社の過去のメルマガと比べて上がっているかや、長期的に数値が安定しているかを判断基準にして改善点を見つけていくのがおすすめです。 メルマガ開封率を上げるための9つのポイント メルマガの開封率には様々な要素が影響しています。今回は、開封率を上げるための9つのポイントを解説します。 1. 件名を工夫する 開封率に最も直接的に関わるのは「件名」です。多くの読者はメールの受信ボックスの件名一覧を見て、どのメールを読むか決めています。 当社のメルマガ購読状況調査でも、「メルマガを開く、開かないの判断に最も影響するところはどこですか?」という質問では「件名・タイトル」が1位となりました。 どれだけ魅力的なコンテンツを配信していても、メールの件名でそれを表現できていなければ読者には伝わりません。件名にはメールの内容が一目でわかる情報を書き、さらに読者にとって有益な情報を優先的に入れるようにしましょう。 効果的な件名の作成方法については以下ブログ記事で解説しています: 開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール 2. プレヘッダーテキストを工夫する プレヘッダーテキストは、受信箱で件名に続く本文プレビューの部分です。 Benchmark Emailのようなメール配信システムでは、件名だけでなくプレヘッダーテキストも文章を指定をすることができます。 メールソフトによってはプレヘッダーテキストが表示されない場合もありますが、ここには件名に入りきらなかった重要な情報を入れるようにしましょう。 ここでは、プレヘッダーテキストの具体的なテクニックを3パターンご紹介します。 ①メインテーマについて重要なワードを追加する(件名と同じテーマの情報を入れる) 例: ②サブテーマの情報を入れる(件名と異なる情報を入れ、読者の興味の対象を広げる) 例: ③本文の冒頭に〇〇様と宛名を入れ、それが表示されるようにプレヘッダーテキストを指定しないでおく 例: 3. 送信元を工夫する 送信元名も受信ボックスに表示される項目の一つで、読者が「どの会社から届いたメールなのか」を判断する重要な項目となります。 サービスやブランドのファンは、メールの件名に関わらず、送信元名で判断して開封することもあります。送信元名を決める際は、「認知されているサービスやブランド名を入れる」という点を意識し、より読者がピンときやすい名称を設定しましょう。 例えば当社の場合、会社名「株式会社ベンチマークジャパン」よりもメール配信サービスの「Benchmark Email」の方が広く認知されています。そのため、当社のメルマガの送信元名には「Benchmark Email」が含まれています。 また、サービス名だけでなく担当者名も入れると、親しみやすさがアップして開封がされやすくなることもあります。BtoB企業などで、メルマガを複数担当者が発行している場合も、メール毎にそれぞれの担当者の名前を入れてみると良いかもしれません。 4. 読者のニーズに合ったテーマを配信する 開封率に大きく影響する要素の一つが「メルマガのテーマや内容」です。どんなに件名やプレヘッダーテキスト、送信元名などの表現を工夫しても、メルマガのテーマ自体が読者のニーズと合っていなければ開封してもらえません。 開封率が低いと感じている方は、読者にとって有益だと思える内容を配信できているかを確認しましょう。 〜読者のニーズがわからない時はどうする?適切なテーマを見つける方法〜 過去のメルマガで、開封率の高いテーマやクリック数の多いコンテンツを確認する SNSを運用している場合は反応の良かった投稿をチェックする Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールで人気のあるテーマをチェックする お客様と関わりの多い部署に、お問い合わせの多い内容を聞き込み 読者にアンケートを取ってみる また、当社のメルマガ購読状況調査では、配信停止をする理由の第1位が「メルマガの内容に興味がなくなった」でした。 読者の求める内容のメルマガを配信し続けることは、開封だけでなくクリックや配信停止など、メルマガの総合的な改善にも繋がります。 5. 配信時間・曜日を工夫する 読者が開封しようと思えるタイミングで配信できているかも一つのポイントです。 当社のメルマガ購読状況調査によると、仕事用のメールアドレスとプライベート用のメールアドレスで、メルマガが読まれやすい時間は以下の結果となりました。 適切な配信時間や曜日はメルマガの種類によって異なりますので、上記の時間帯はあくまでも一般的な目安として考えていただければと思います。 自社にとっての最適な配信時間と曜日の決め方が知りたい方は、以下ブログ記事をご覧ください。読者の行動時間や調査データなどから、どのように配信時間や曜日を決めるといいか詳しく解説をしています。 関連記事:メルマガを配信する時間と曜日の”正解”は?読者の行動時間と調査データから仮説を立てよう 6. 配信頻度を調整する 配信時間や曜日と同じように、最適な配信頻度についても、サービスの性質やメルマガの役割によって大きく異なります。 以下の表は、当社が半年間にわたって有名ブランド50社のメルマガを調査して分かった一般的な配信頻度の傾向です。 毎日届くことが期待されているメルマガもあれば、月1〜2回で十分なものもあります。 また、配信頻度が高いほど配信停止されるリスクが高くなる傾向にありますので、現在週4日以上のペースで配信している場合は、自社のメルマガの性質と合っているか今一度確認しましょう。 適切な配信頻度の決め方については、以下記事で詳しく解説をしていますのでご覧ください: メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは? 7. セグメント配信をする 読者層が幅広い場合は、より読者のニーズとマッチしたメルマガを届けるために、リストをセグメント化すると良いでしょう。セグメント配信はメルマガの開封率やクリック率、その後の購入率などを改善するのに有効な手段です。 セグメントの考え方は多数ありますが、例えば以下のような読者の性質によって配信内容を最適化すると、メルマガ全体の効果アップに繋がります。 ・性別、年齢層 ・来店回数、購入回数 ・顧客のステータス(名刺交換をした方、資料請求までした方、契約済みの方など) ・契約中のプラン(無料プラン、有料プランなど) ・前回配信したメルマガの開封/未開封 8. 配信リストを精査する 長い間未開封の読者がいる場合は、配信リストを精査するのがおすすめです。未開封が続いているということは、主に以下2つの可能性があります。 ①もう使われていないメールアドレスに送ってしまっている ②メルマガを読みたい気持ちや購入意欲が下がってしまっている 使われていないメールアドレスに送り続けると、開封率の正確性が失われるだけでなく、エラー率が上がる原因にもなります。以前は開封していた読者でも、ある時期から未開封のまま長期間が経過した場合などは、そのメールアドレスは除外しても良いかもしれません。 また、②のように、読みたい気持ちや購入意欲が下がっている読者に同じようなメルマガを送り続けても、開封してもらえる可能性は低いと思います。最悪の場合、迷惑メール報告をされる原因にもなります。前章で解説したセグメント配信などを活用して、未開封者にはこれまでとは異なる新しいコンテンツを配信してみるのもおすすめです。 定期的にリストをクリーニングすることで、さらに精度の高いメルマガ配信を行いましょう。 参考記事:メルマガの配信リストを整理!開封していない人に購読の意思があるか確認しよう! 9. ドメイン認証を行う 2024年2月よりGmail及びYahoo! メールの新しい迷惑メール判定ポリシーが適用され、メルマガは認証済みのドメインから配信しなくてはならないということが強調されました。 現在、ドメイン認証が完了していないメールアドレスからのメルマガは、迷惑メールボックスに入る可能性が高くなっています。反対に、新ポリシーに準拠したドメイン認証が完了していれば、メルマガが到達する可能性も高くなると言えます。 メルマガの開封率を上げるには、まずは受信ボックスにメルマガが届くことが前提です。まだ認証が終わっていない方は必ず済ませてから配信をしましょう。 ちなみにBenchmark Emailでは、ドメイン認証が未完了でも自動で「Benchmark代理配信ドメイン」が適用されるため、新ポリシーに違反する恐れはありません。ただし、受信ボックスでの送信元アドレスの表記が代理送信用アドレスになってしまうため、ドメイン認証は行うようにしましょう。 参考記事:GoogleとYahooの新ポリシーに準拠するためのドメイン認証設定のお願い 今回は開封率を向上させる9つポイントをご紹介しましたが、どれか1つでもメルマガの効果改善にお役立ていただければ幸いです。 開封率を測定するならメール配信サービスを使おう メルマガの開封率を測定したい場合は、メール配信サービスがおすすめです。 Googleアナリティクスでも可能ですが、開封を測定するための設定が必要となるため、複雑な設定が不要なメール配信サービスを使うのが簡単です。 「Benchmark Email」は、開封率を手間なく確認できるレポート機能や、開封率をさらに向上させるのに役立つ機能が豊富なメール配信サービスです。 開封率に関連した機能をいくつかご紹介しますので、気になる機能があればまずは無料トライアルをお試しください。 無料トライアルは月3,500通まで無料で配信でき、期間無制限でご利用いただけます。 便利機能①レポート機能で開封率を確認 Benchmark Emailでは、開封数や開封率はレポートで簡単に確認が可能です。 開封だけでなく、未開封・エラー・クリックなども確認できます。 また、誰がいつ開封やクリックをしたかが分かる詳細レポートもあり、開封者をリストとして保存したり、Excelファイルでダウンロードすることも可能です。 便利機能②開封率の高い件名を簡単チェック 過去に配信したメルマガの中で、開封率が高かった件名を確認する機能があります。 以下画像のように、メールの件名を入力画面で右の電球マークをクリックすると、開封率の高かった順に過去の件名が表示されます。 読者が求めているテーマや思わず開いてしまう件名が、さくっと確認できる便利な機能です。 便利機能③AIが自動で件名を提案 AIがメルマガの件名を提案する「スマート件名機能」をご用意しています。 ChatGPTの技術を活用しており、メルマガの内容を元に件名を作成したり、既存の件名から他のバリエーションを提案します。 いつも件名のパターンが同じになってしまう方や、新しいアイデアが欲しい方は、ぜひ一度使ってみてください。 スマート件名機能の詳細はこちら: AIがメルマガの件名を自動で作成!スマート件名機能が追加されました 便利機能④件名に迷った時はA/Bテストを 複数の候補があり件名に迷った際は、A/Bテストを活用するのがおすすめです。A/Bテストを行うことで、直感に頼ることなく正確な答えを見つけることができ、メルマガ改善を効果的に行うことができます。 Benchmark EmailのA/Bテスト機能では、以下の項目のテストが可能です。 ・送信元名 ・件名 ・プレヘッダーテキスト(本文プレビュー部分) ・メール本文のデザイン ・配信時間 当社のニュースレターで件名のA/Bテスト検証を行った際の記事もありますので、気になる検証テーマがあればご覧ください。 A/Bテスト機能を使った検証記事: メールマーケターYurikoの挑戦「件名の長さは開封率に影響するのか?」編 メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 A/Bテストについての詳細はこちら: A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は? ※A/Bテスト機能は、Proプラン以上でご利用いただけます。 開封率をもっと上げたい!という方は、ぜひBenchmark Emailで効果的なメールマーケティングを行っていただければ幸いです。 (関連記事) メルマガの効果測定で大切な指標とは?改善ポイントも解説 開封率・クリック率を低くする10つの原因とは? --- ### Eメールサービスプロバイダーとは(ESP)? - Published: 2024-09-26 - Modified: 2025-03-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-service-provider/ - Categories: メールマーケティング Eメールの送受信には送信者、受信者、Eメールサービスプロバイダー(ESP)の3者が関わっています。それぞれに役割があり、信頼できるEメールは最も効果的なマーケティングチャンネルの1つであるため、適切なESPを選択することはビジネスにとって非常に重要です。 この記事ではESPについて、ESPとメールクライアントの違い、良いESPの特徴等ESPの役割について説明しています。 ESPとは(Eメールマーケティングサービスプロバイダー) Eメールサービスプロバイダ(ESP)とは、Eメールを作成し 購読者リストに送信するためのツールです。ESPは郵便配達員のようなものと想像してください。誰かに手紙を送る際その手紙が時間通りに目的地に届くかどうかは郵便配達人の責任となります。 その手紙が、Eメールのことです。Eメールが購読者の受信トレイに届くようにするためにはESPが重要です。ESPは メール配信を容易にするだけでなく、購読者のメールアドレスの保存をしておくことが可能です。 ビジネスにESPが必要な理由 ESPは見込み客や顧客にメッセージを届けるために不可欠なビジネスツールです。メールクライアントから1通ずつメールを送信するのではなく、ESPを使用してリスト上の全員にメッセージを送信し、結果を測定することができます。 ESPはどのように機能するのか? ESPのアカウント上にはメールの作成と送信に必要なものがすべて揃っています。 まず、送信元アドレスを追加し、 ドメインを認証する必要があります。送信元ドメインの評価を維持し、メールの配信の効果を最大化するため、適切な送信元ドメインを所有していることを証明することを意味します。 連絡先または購読者を配信先リストに追加する必要がありますが、csvで簡単にアップロードできます。またはCRM等の他のソフトウェアからESPにコンタクトをインポートするために連携を使用して配信先リストを完成させます。 次にメールを作成します。テキストベースのメールはもちろん、画像やロゴなどでブランディングしたHTMLメールを作成することで受信ボックス内で目立たせることができます。多くのESPにはメールマーケティング用のテンプレートや、ドラッグ&ドロップで簡単に使えるメールビルダー、WYSIWYGメールエディターが用意されています。 配信先リストとメールの準備ができたら送信の準備は完了です。 メール送信後、ESPではメールマーケティングに必要な情報が確認できます。開封率、クリック率、エラーアドレス数、配信停止アドレス数などの メールマーケティングの指標を確認することにより今後のプラン作成と購読者リストの管理を容易にします。 以上がESPの基本的な仕組みとなります。メールマーケティングが進むにつれて、パーソナライズ、セグメンテーション、A/Bテスト、自動化などの機能が必要となってくるでしょう。 ESPの主な特徴 ESPは各社によって利用可能な機能に大きな違いがあります。MailchimpやConstant Contactのような、老舗のESPはホームページビルダーやマーケティング広告のようなメールマーケティング以外の機能も備えています。ほとんどのESPには以下のコアとなる機能が用意されています: ドラッグ&ドロップエディタ: HTMLコードでのメール作成が得意な人は少数ですし、各メールクライアントにはメールを表示するための独自のルールがあります。そのためESPにはドラッグ&ドロップやWYSIWYGエディタがあり、HTMLコードを使用することなくメールを作成することができます。 あらかじめ用意してあるメールテンプレート: メールデザインは簡単ではないので、多くのESPはすぐに使えるテンプレートを用意しています。画像や色、ロゴを変更したり、メールのコピーを追加したりすることで、メールをカスタマイズしてオリジナルのメールを作成できます。 登録フォーム:購読者を増やすことはビジネスを成長させる上で非常に重要です。ESPにはウェブサイトやランディングページに簡単に追加できる登録フォームがあり、配信先リストを自動的に増加させる機能があります。 オートメーションメール:オートメーションメールを備えたESPであれば、メールマーケティングの自動化が可能です。あらかじめワークフローを構築しておくことにより独自のメール配信シナリオを実行できるものもあります。 A/Bテスト: ESPの中には件名、自動、購読者に合わせたメールコンテンツなどの条件によってどちらのメールがより購読者からの反響が良いかをテストするツールを提供しているところもあります。 リスト管理: 購読者リストの管理は優れたメールの作成と同じくらい重要だという事をご存知でしょうか。ESPでは購読者の行動や属性によってリストをセグメント分けすることができます。 レポートと分析: ESPでマーケティングメールを送信する醍醐味は配信の結果を確認できることです。レポートによってメールのパフォーマンスを知ることができ、次回のメールでどのような変更を加えるべきかのヒントを得ることができます。 ESPでのAIの使用について 生成AIはESPのあらゆるところで活躍しています。AIが生成するメールデザイン, 件名、メールコピーを活用することによりメ ールをより効率的に作成することができます。 ESPを利用している企業 どのような業種でもESPの利用が可能であり、ご利用をお勧めします。規模の大小を問わず各企業は顧客や購読者とつながるためにESPを利用しています。 ESPのご利用料金 どのようなビジネスにとっても費用対効果の高い方法であり、そのROIは否定できません。最も長い歴史を持つデジタルマーケティングチャンネルであるにもかかわらず、メールマーケティングはいまだに 3600%という驚異的な投資収益率 で君臨しています。 一般的に、メールサービスプロバイダのコストに影響するのは機能とコンタクトリストのボリュームという2つの要素です。 オートメーションメール、レポート、連携などのニーズが高度になればなるほどコストが上昇する傾向にあります。同様に購読者数が増え、ESPに保存する連絡先が増えれば増えるほどコストは増加します。 メールマーケティングのROI を知ることは機能とコストの適切なバランスを確認し、よりよいプラン選択をするために必要不可欠です。 各種ESPの特徴 ESPは万能ではありません。ここでは、Eメールサービスプロバイダの主な種類をご紹介します: オール・イン・ワン型ESP Eメールサービスプロバイダーが高額になるにつれ、備えられている機能も充実してきました。オールインワン型はメール送信だけでなく、コンタクト管理、ウェブ開発、広告など、関連するマーケティング活動を含んでいます。オールインワンソリューションは1つのアプリで多くのマーケティングニーズを網羅できますが、プラットフォームだけで充分かというとそうではありません。 独立型ESP 独立型ESPではEメールの送信のみに特化しています。メール用の単一ツールとして他のツールとの相性もよく、よりカスタマイズされたマーケティングスタックを構築することができます。 Eコマース用ESP eコマース向けESPはかご落ちフォロー、商品のお勧め、購入追跡、eコマースプラットフォームとの連携など、オンライン小売業者向けに構築された特別な機能とワークフローを持っています。 トランザクションメール用ESP トランザクション用ESPは注文確認、出荷の最新情報、支払い受領書などのトランザクションメールを送信するための強力な機能を備えています。これらのメールは顧客に購入に関する情報提供をするため、非常に重要です。 ニッチなESP 業界によっては、ニッチなソリューションを必要とする特定の要件や規制があります。例えばK12のメールサービスプロバイダは学校のデータベースとの連携や、児童/保護者の連絡先構造を管理するためのソリューションを提供しています。 人気の高いESP ESPの世界で有名なESPには次のようなものがあります。Mailchimp、Constant Contact、Moosend、tinyEmail、そしてもちろんBenchmark Emailも有名なESPに入ります。 一般的なESPとその比較については、こちらをご覧ください: Mailchimp vs. Constant Contact Moosend vs. tinyEmail 目的に合ったESPを探すチェックリスト ESPは何十年もデジタルマーケティングの主役として君臨しています。市場はかなり成熟しており新規参入企業も日々現れている状況です。しかし、非常に多くの選択肢があるため利用目的に適したESPを選択するのは難しいことです。 ESPをご契約する際、以下の10の質問を参考にしてメールマーケティングを始めてみましょう。 使い方は簡単ですか? 使いやすいツールはそれだけでコストパフォーマンスの向上に一役買います。ESPは直感的なインターフェースを備えているか、オンボーディングプロセスのシンプルさ、問題が発生した際は自信での解決が必要か、それともライブサポートにアクセスできるか、昨日の活用には技術的な専門知識が必要かなどがあります。 多くのESPは無料アカウントや無料トライアルを提供しており、操作性をお試しいただき直接評価することができます。 どのような機能が含まれていますか? 異なるESP間で機能を比較したり、同じESP内でプランを比較したりするのは決して容易なことではありません。Eメール戦略で何を達成したいのかがわかっていれば、必要な機能を絞り込むことができます。 オートメーションメール セグメント パーソナライズ A/Bテスト 登録者数の増加 レポートと分析 外部連携 到達率はどの程度ですか? デザイン性の高いメールは到達率も良い傾向にあります。レビューサイトにてESPの到達率について他の消費者がどのように評価しているかを確認するのも良いでしょう。また、ESPのプラットフォーム上で 送信元評価 をコントロールする方法を聞いてみると良いでしょう。 料金プランは? 価格設定は必要な機能と配信リストのサイズにより決定されます。もしESPが段階的な価格設定をしているようなら使い始めてから必要な機能の増減が発生してもプランを簡単にアップグレードまたはダウングレードできるかどうかを知っておく必要があります。 配信先リスが増加する見込みがある場合、アカウント内に保存するコンタクト数や毎月送信するメール数による価格の変化を把握しておきましょう。配信先が1,000件から10,000件に増加する可能性がある場合は、価格の上昇にご注意ください。 カスタマーサポートは充実している? 信頼できるカスタマーサポートであるかどうかでメールマーケティングの締め切り間近の際や緊急時の対応に大きな違いが出ます。必要なときに必要なサポートが受けられるか、プランに含まれているのかオプションなのかを確認しておきましょう。 拡張性はある? ビジネスが拡大するにつれ、メールマーケティングのニーズも変化していきます。例えば現在は1つのサービスを提供していても将来的にさらに多くの製品やサービスを開始する予定がある場合などです。ビジネスの変化は読者とのコミュニケーション方法やリストのセグメンテーション方法に影響を与える可能性があります。要件が進化するにつれて、より広範囲のリストや複雑なメールに対応できるかなどESPの拡張性についても尋ねてみましょう。 どのようなセキュリティとコンプライアンス対策がとられているか? GDPRやその他の規制によるデータセキュリティとコンプライアンスはとても重要です。データの安全性、同意の管理、プライバシー法の遵守に関するESPのプロトコルについて尋ねてみましょう。 --- ### メールマーケティングで避けるべきライティングのミス16選 - Published: 2024-09-17 - Modified: 2024-09-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/writing-mistakes-email-campaigns/ - Categories: メールマーケティング - Tags: ミス, ライティング, 文章, コピー, キャッチコピー, フレーズ, 誤字, うっかり 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “16 of the Worst Writing Mistakes to Avoid in Your Email Campaigns” を翻訳したものです。 一般的に、漢字間違い・文法間違いなどのライティングのミスは痛いものですが、特にマーケティングにおいてはそのダメージが顕著に現れます。 たとえ単純なミスだったとしても、メールマーケティングの場合はコンテンツ内容に集中できず効果的に伝えたいメッセージが伝わらなかったり、ターゲット層へのブランドイメージに悪影響を及ぼす可能性があります。そのため「送信」をクリックする前の確認は欠かせないステップとしてフローに取り入れることが必要です。 本記事ではメールマーケティングでは絶対に避けたい16のライティングミスについてご紹介します。 1. フォントが不揃い テキストを外部ソースからコピペする場合、必ずフォントを揃えましょう。フォントが揃っていないメールは見た目が悪く、スパム、アマチュアな印象を与えるため受信者にとってあまり読みたくないメールになってしまいます。 使用するフォントは1種類に絞るのが定番です。異なるフォントを併用したい場合、最大2種類に抑え、デザイン的に問題ないかを確認してください。 関連記事:フォント選びでメルマガの印象が大きく変わる!イメージに合ったフォントの選び方とは? 2. 会社名の書き間違い ライティングミスの中でも最もダメージが大きいのが、自社名の書き間違い(漢字間違い等)です。そんな初歩的なミスを犯すことなどそうそう無い、と思うかもしれませんが、意外にも頻繁に発生するエラーです。プロフェッショナルな印象からかけ離れてしまう他、不注意ミス=信頼感に欠ける、という印象を与えてしまいます。 送信する前には自身での確認と、可能であれば上司や同僚など他の人に確認作業を行ってもらうのが間違いの発見に効果的です。またコンテンツ作成を委託している場合には特に注意が必要です。 3. 文法チェックをしない 残念ながら多くの人が送信ボタンをクリックする前に文法チェックを習慣づけていません。文法間違いはだらしない印象、ビジネスとしてまともに認識してもらえない、コンテンツ内容が分からない、メッセージ内容の勘違いなど多数のネガティブな結果を招きかねません。 正しい文法を使用することで、読みやすくプロフェッショナルな印象を与えるメールになります。文法チェックツールなども活用し、送信前に文法エラーをキャッチするようにしましょう。 4. コンテンツの校正をしない 思いのまま文章を作成し、そのまま購読者へ送る人は多いですが、校正されていないコンテンツは、ブランドのイメージダウンにつながりかねません。 メールマーケティング運用のフローの中に最低でも1回(あるいは2回)の校正ステップを追加しましょう。メール文章は比較的短いですが、ブログや動画など他のマーケティングコンテンツと同じように校正や確認ステップを設ける必要があります。 5. 不適な構成・フォーマットの使用 メールのフォーマットには正しいものと正しくないものがはっきり分かれています。長い文章で構成されたメールは個人間でのやりとりでは問題ないものの、メールマーケティングで同様のメールを送るのは大きな間違いです。配信メールはあくまでも読みやすく、文法エラーやミスのない文章が必要です。 以下はお勧めのメールフォーマットです: 段落、文章は短く簡潔に 箇条書きなどのリスト形式 クリアで分かりやすい言い回し 画像を多用する場合、適度な空白スペースを設ける コンテンツに合わせたメール構成を意識しましょう。テキストがメール本文に十分なスペースの余裕を持って収まるのが理想です。 6. 文章を段落分けしない コンテンツが長い1つの段落に凝縮されているようでは、読みにくいだけでなく重要な情報をキャッチすることができません。またアマチュア感満載でチープな印象を与えてしまいます。 テキストは複数の段落へ小分けすることで、読者にとって格段に読みやすく、大事な情報が頭に入りやすいメールになります。またCTAも目立ちやすくなるため、クリック率の向上やコンバージョンの向上も期待できます。 7. メッセージがクリアでない メールのコンテンツは簡潔でクリアなことが絶対条件です。画像やその他の要素はあくまでもメッセージをより伝わりやすくするための脇役と考えましょう。何を伝えたいメールなのか、焦点を絞り、余計な情報やメッセージが混在しないよう注意してください。 8. 便利なオンラインツールを活用しない テクノロジーの発達・成長を続ける現代社会では、単純作業を自動化し生産性、効率性を高めるツールがあふれています。このようなツールの導入を渋っていると、自動化とデジタル化の利便性活用のチャンスをみすみす逃してしまうことになります。 Benchmark Emailはプロ仕様の配信メールを作成、送信するのに最適なツールとなっており、ChatGPTを提供するリサーチ会社であるOpenAIの技術を使った新機能「スマートコンテンツ機能」ではAIによるコンテンツ作成も可能です。購読者にとって魅力的なコンテンツ作成に頭を悩ませている、という方にぜひお試しいただきたい機能となっています。 関連記事:機能アップデート:キーワードのみで文章を自動作成!スマートコンテンツ機能 9. 最重要ポイントを最後にとっておく 多くの購読者はメールを上から下まで全て読むことはなく、さらっと目を通すだけで済ませるケースがほとんどです。そのため一番伝えたい重要な情報やオファーを最後まで出し惜しみしていると、見つけてもらえない可能性大です。 そのため最重要メッセージやCTAは必ず目につくよう、メールの最上部に配置します。そしてその他の情報、コンテンツが下に続くような構成が効果的です。 10. 締めフレーズがない メールの最後の締め言葉、フレーズが欠けているとプロ意識が低い印象を与えるだけでなく、メールを読み終えた感覚を得られず購読者にとって気持ちの悪いコミュニケーションとなってしまうことがあります。 「ご購読ありがとうございました」「それではまた次回」などシンプルなもので十分なので、何かしら締めの言葉を提供すると良いでしょう。 締めフレーズの代わりにメール署名を使用しクリックを増やす手法もありますが、メールの本題であるCTAと競わないよう配慮が必要です。 11. ビジネス要素ゼロのフランクすぎるトーン ビジネス感でカチカチな堅いメールはお勧めできませんが、だからといってタメ語でゆるすぎるメールも問題です。人間性とビジネス感のちょうどよいバランスを見つけるのが重要ですが、トーンが決まらない場合ビジネス寄りにするのがお勧めです。 フランクすぎるメールにならないよう、以下の点にご注意ください: 流行り言葉、ニックネームなどの口語を使いすぎない。 自身や自社ブランドに関する裏エピソードは公開しない。透明性は大事ですが、メールコンテンツやオファーと関連性のない情報はノイズになるだけでイメージダウンに繫がる可能性があります。 購読者へ個人的な情報の提供を迫らない。登録フォームやメールアンケートなどは商品やプロダクト、業界に関連した質問だけに抑えることが大事です。 12. 大文字だけを使用する(英語メールの場合) 海外の顧客や読者に対し英語でメール配信を行う際には、大文字だけで構成されたメールは送らないようにしましょう。読みにくくプロフェッショナルな印象に欠けるだけでなく、大文字での文章は書き手が叫んでいるという意味を含むため、確実にブランドイメージダウンにつながります。 13. CTAが多すぎる クリックを稼ぎたいからと言ってCTAを至る所に設置するのはお勧めできません。読者はどれをクリックしてよいのか分からず、結局アクションを起こさない可能性が大きくなります。 CTAは一つだけ目立つものを設置するのが理想です。クリックする箇所に迷わないよう、分かりやすく見つけやすい場所に入れましょう。 14. CTAを設置しない 多すぎるのは問題ですが、CTAを入れないのも問題です。CTAのないメールでは読者はメールを読んだ後何をしてよいのか、商品やプロダクトについてもっと知りたい、購入を考えている、という場合にどこに行けばよいのかが分かりません。 メールを送る目的、ゴールは何かを明確にしたうえで、読者にとってもらいたい行動をCTAで促しましょう。ウェブサイトへの誘導、商品の購入、ニュースレター購読登録など、分かりやすいCTAを設置します。 関連記事:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 関連動画:メルマガデザイン実践講座③CTA編 15. 読者に馴染みの無い言葉・フレーズを使用する メールマーケティングではターゲット層にとって分かりやすい言葉を使うことでコミュニケーションの円滑化を行うことが重要です。そのため流行り言葉や特定の年代やグループのみで普及しているフレーズの使用は避けるのが賢明です。専門用語や特殊用語を用いる必要がある場合には、その言葉に対する簡単な説明を添えましょう。 購読者が理解できる言葉でコミュニケーションを取ることで、読みやすいメールを提供し長く購読してもらえる可能性が高くなります。 16. 情報が多すぎる 1つのメールに多くの情報を入れ込みすぎると、読者にとってメールを読むのが負担となります。1件のメールごとにメインのトピックは1〜2点ほどに絞り、どのようなアクションを取ってもらいたいのかを簡潔に提示しましょう。 「シンプルイズベスト」がメールマーケティングにおける黄金ルールです。配信したいコンテンツが多い!という場合にはステップメールなどで小出しに配信することで、共有したい情報を読者に負担をかけることなく伝えることができます。 Benchmarkスマートコンテンツ機能でサクッとメール作成 近年、メールマーケティングにおいてAIツールの普及が進んでおり、より効率的なメール送信、そして購読者に合わせたコンテンツの作成に貢献しています。Benchmark Emailのスマートコンテンツ機能を活用することで、生産性アップだけでなく読者が求めるコンテンツの提供もより簡単に行って頂けます。 コンテンツ作成に時間がかかる、アイディアが浮かばない、といったお悩みも解消!適切なツールを使えばどんな問題も解決します。スマートコンテンツ機能をお試しいただくには、Benchmark Email 無料アカウントへご登録ください。 (関連記事) ・メルマガ配信業務における失敗談調査 2023年度版 ・開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール --- ### メルマガ用の画像選び6つのポイント!どんな画像を載せるべき? - Published: 2024-08-19 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/using_images_in_your_email_campaigns/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: デザイン, 画像 画像をメルマガに掲載することで、ブランドや商品のイメージを効果的に伝えることができ、クリック率や売上の向上が期待できます。しかし、慣れないうちはどのような画像を載せればいいのか悩んでしまうのでは無いでしょうか。 今日はメールでよく使われる6種類の画像について、それぞれの効果や使い方を具体例とともに説明します。必ずしもすべての画像を使う必要はありませんので、ご自身に必要なものを選んでください。 なお、本記事は動画版もご用意しています。 ①ロゴ画像 ロゴ画像は一般的に、メルマガのトップに配置されます。ロゴはそのブランドを象徴し、読者のブランド認知を高める役割があります。 これによりメルマガの信頼性が向上し、開封する際にすぐにブランドを識別できるようになります。 © Forever 21 © Adidas 関連記事:【デザイン事例19種類】メルマガのヘッダー&フッターを作るコツ ▲目次に戻る ②トップ画像 トップ画像はメルマガの冒頭部分に配置され、目を引く役割を果たします。 きれいな風景や商品の特徴を強調する画像など、読者の興味を引く画像を選びましょう。 また、キャッチコピーを添える場合は幅広い人に刺さるテーマがおすすめです。 © NH Hotels 例えば上記のメルマガでは「夏を満喫しよう」というテーマを掲げています。このほうが「ローマを満喫しよう」など旅行地を限定したキャッチコピーよりも、幅広い人に訴えかけることができますよね。 ちなみに、おすすめのテーマには以下のようなものがあります。 ・緊急性や季節感のあるもの (例)「セール開催中」「ハロウィン特集」 ・メールの内容を要約したもの(例)「おすすめガジェット5選」 テーマを置かない場合は、多くの人が興味を示してくれそうな人気商品、今プッシュしたい新商品や注目商品などでメールを始めるのがおすすめです。 © Playdate © Netflix ▲目次に戻る \ Benchmark Emailなら画像ギャラリーで無料のイメージ画像をかんたんに探せます / ③商品やコンテンツの紹介画像 商品やコンテンツの紹介画像は、読者に商品やサービスの魅力を伝えるのに役立ちます。特に、新製品やキャンペーンの紹介に効果的です。魅力的な商品画像やサービスのスクリーンショットを使用して、読者の興味を引きます。 商品画像については、以下のポイントも参考にしてください。 商品の全体画像 商品全体が写っている画像は、購入商品を選ぶときの参考になります。 © Huckberry 商品の詳細画像 柄、素材の質感、複数の角度からの外観、動かした際の様子や機能性がわかる画像です。 © 686 商品のイメージ画像 商品を使うイメージを湧かせることで、購入したいと思ってもらう画像です。 ・商品を使うことで実現できる好ましい状態(便利、おしゃれ、快適など) ・生活の中で利用されているイメージ ・他のものと比べたサイズ感など、商品単体の画像では伝わらない情報 などが表現できる画像が良いと思います。 © Molekule 例えばこちらの空気清浄機のメルマガでは、このようなイメージを画像で伝えています。 ・部屋の空気が綺麗になって心地よさそうな人のイメージ ・実際に部屋に置いたときの佇まい、インテリアとの組み合わせ例 ・人と比べたサイズ感 また、次のメールでは、商品単体では表せない「香り」「使用したときの気分」といった要素を背景に置いたモチーフでイメージさせています。 © Each & Every ぜひ一度、同業他社のメルマガを分析してみましょう。 その時はこの3つの観点でチェックしてみてください。 ▲目次に戻る ④説明図 説明図は、複雑な内容をわかりやすく伝えるのに大変有効です。 特にBtoB、商材紹介、教育系、レポート系のメルマガにおいておすすめです。 製品の仕組みやサービスの利点を視覚的に示すことで、テキストのみの説明よりも読者の理解が深まります。シンプルでわかりやすい図やグラフを使用し、情報の整理と理解を促進しましょう。 ▲目次に戻る \ Benchmark EmailならCanva連携で簡単にオリジナル画像を作成できます / ⑤店舗、来客、スタッフのイメージ写真 実店舗への来店を促進する際に、とくに効果的な画像がこちらです。 施設のイメージ写真や、満足している顧客やスタッフの写真を使用することで、読者に対して信頼感や親近感を与えることができます。リアルな写真はブランドの人間味や信頼性を強調し、読者との絆を深める役割を果たします。 既存のお客様には来店時の体験を思い出していただき、見込みのお客様には来店への期待を膨らませていただきましょう。 © Hotel June © Ennismore Hotels © Travelodge セミナー登壇者や、記事の執筆者の写真を掲載するのも効果的です。 © Iterable ▲目次に戻る ⑥CTA画像(バナー) CTA(Call to Action)画像は、読み手に特定の行動を促す上で重要な要素となります。 たとえば、登録、購入、詳細情報の閲覧など、読者にとって魅力的な行動を促すことができます。 CTA画像を自作してみたいという方は、Canvaで作成するのがおすすめです。 詳細:無料でもここまでできる!Canvaでおしゃれなメルマガ用画像を作ろう 魅力的で分かりやすいCTA画像を使用することで、読者の関心を引き、反応を促進することができます。適切なデザインと配置により、CTAの効果を最大限に引き出しましょう。 関連記事:クリック率UP!メルマガのCTAを目立たせるデザインや場所、言葉選び ▲目次に戻る 解説動画 https://www. youtube. com/watch? v=vBII_Rlpi4k&list=PLr7ZtkgNUuYU4GwwGgb3k8dzm2YAR9yLC&index=4 ▲目次に戻る まとめ メールでよく使われる6種類の画像について、その効果や使い方を具体例を交えて説明しました。 冒頭でもお伝えしましたが、すべての画像を必ずしも使用する必要はありません。 この記事を通じて、メルマガ画像の役割について理解が深まったかと思いますので、ぜひご自身のメールに必要なものを選んで使ってください。 \ Benchmark EmailならCanva連携で簡単にオリジナル画像を作成できます / ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら --- ### メールエディタ上でAIが文章を自動作成!スマートコンテンツ機能のアップデート情報 - Published: 2024-08-14 - Modified: 2024-08-14 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information14/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ - Tags: 新機能, AI AI技術で文章作成をサポートするスマートコンテンツ機能が、メールエディタのテキストブロック上で使えるようになり、口調タイプも4種類から選択できるようになりました。 この機能は、自然で実用的な日本語の文章を生成することができ、メール作成中にAIから文章の提案を受けたい時や、書いている文章をブラッシュアップしたい時に非常に便利です。無料プラン・有料プランのどちらのユーザー様もご利用いただけます。 スマートコンテンツ機能とは? スマートコンテンツ機能は、キーワードや文章を基に、ワンクリックで文章を生成できる便利なツールです。 文章に入れたいキーワードを入力するだけで、そのキーワードを使った文章が作成されます。また、すでに文章が完成していて、「より良い文章にならないだろうか」とお考えの場合は、作成済みの文章を入力すると、それを書き直した文章が表示されます。 2024年5月からは、OpenAIが開発するChatGPT-4oが採用されることにより、日本語文章の精度が向上しました。 また、2024年7月からは、ドラッグ&ドロップエディタのテキストブロックにも実装され、より機能へアクセスしやすくなりました。さらに「口調タイプ」も4種類から選べるようになっています。 *スマートコンテンツ機能は利用ポイント制で、残高は機能ページの右上に表示されます。無料トライアルアカウントは25ポイントまでご利用可能で、それ以上は有料アカウントへのアップグレードが必要です。有料アカウントはプラン更新日のタイミングで毎月100ポイントが付与されます。利用ポイントは繰り越しされません。 機能へのアクセス方法 ①ドラッグ&ドロップエディタのテキストブロックからアクセスする 1. ドラッグ&ドロップエディタを開き、テキストブロックをクリックします。 2. 「」マークをクリックします。 3. 三種類のモードがありますが、0からテキストを生成したい場合は「テキスト生成」を選びます。 4. 「テキスト生成」では、キーワードを元に文章が新規生成できます。キーワードを入力したら、口調タイプを選択し「生成」ボタンを押してください。 5. 文章が表示されますので、採用する場合は「挿入」を押すとテキストボックスの内容が上書きされます。「再度生成する」を押すと別の文章が提案されます。 なお、「テキスト再生成」を選んだ場合は、テキストブロック内の文章がAIによってリライトされます。 また、「口調タイプ変更」を選んだ場合は、テキストブロック内の文章の口調がリライトされます。 ②スマートコンテンツ機能ページへアクセスする 1. メール用またはランディングページ用のドラッグ&ドロップエディタ上部にある「スマートコンテンツ」をクリックします。 2. スマートコンテンツ機能ページに遷移します。 3. 「新規コンテンツ」または「既存コンテンツを元に生成」を選び、「コンテンツを生成する」ボタンを押してください。 4. 生成された文章は「コピー」ボタンを押して取得してください。 このように二通りの方法がありますので、ぜひご利用ください。 なお、スマートコンテンツ機能はメール件名の編集画面からもご利用いただけます。 詳細:AIがメルマガの件名を自動で作成!スマート件名機能が追加されました 使用例:スマートコンテンツ機能で、セミナーのお知らせを作成 コンテンツをゼロから作成 実際に、弊社が開催しているセミナーについてお知らせするコンテンツを作成してみました。 今回はゼロからコンテンツを作成するため「テキスト生成」を選び、コンテンツ内に入れたいキーワードを入力します。 「生成」をクリックすると、以下のようなコンテンツが生成されました。 そのまま使うこともできますし、シチュエーションに合わせてご自身でアレンジしても良いですね。 もし文章が気に入らなければ、「再度生成する」ボタンを押すと、同じキーワードから複数のバリエーションを提案してくれます。 すでにあるコンテンツをリライト リライト機能を使うと、より読みやすい文章が提案されます。 リライトする場合は、テキストボックスに文章を入力して「テキスト再生成」をクリックします。 今回はわざと「てにをは」が不適切で、誤字を含んだ文章にしてみました。 すると、以下の内容が生成されました。 句読点や「てにをは」が整えられ、より丁寧なお誘い文に仕上がりました。 「ざっと文章を書いてみたけれど、なんとなく読みづらい気がする」 「表現を細かく修正する時間が惜しい」 という時にぜひご利用ください。 口調タイプの使いこなし 「夏の洋服 セール」で文章を生成したところ、以下のように異なるフレーズが生成されました。メールの雰囲気に合わせて口調タイプを選択してみてください。 ニュートラル 夏の洋服セールが始まりました。この機会に、涼しく快適なデザインの洋服をお得に手に入れましょう。多彩なスタイルが揃っており、あなたの夏のワードローブを充実させる絶好のチャンスです。ぜひお早めにチェックしてください! プロフェッショナル この夏、当店では洋服のセールを開催いたします。トレンドに合わせたスタイリッシュなアイテムをお求めやすい価格で取り揃えており、お客様に新たな夏のワードローブをアップデートしていただける絶好の機会です。この機会をお見逃しなく、ぜひご来店ください。心よりお待ちしております。 フレンドリー こんにちは!夏のセールが始まりました!この機会に新しい洋服を手に入れませんか?お手頃な価格でスタイリッシュなアイテムがたくさん揃っています。お友達やご家族と一緒にお越しいただき、皆さんで素敵な夏のコーディネートを楽しんでください。お待ちしております! セールス 暑い夏にぴったりの洋服をお得に手に入れるチャンスです!今、私たちの夏の洋服セールが開催中で、素敵なアイテムが驚きの価格で手に入ります。新しいスタイルで夏を楽しむための絶好の機会をお見逃しなく!セールは期間限定ですので、ぜひお早めにお越しください。あなたの夏のワードローブをアップデートするチャンスをお見逃しなく! まとめ スマートコンテンツ機能は、さらに精度を高めるために今後も改善を続けてまいります。 このツールが、メールやランディングページのコンテンツ作成を少しでも楽しくするお手伝いになれば幸いです。 スマートコンテンツ機能についての詳細は、以下のページをご覧ください。 FAQ:スマートコンテンツ機能について (関連ブログ記事) ・アップデート情報:暑中見舞い用のメールテンプレートが追加されました! ・機能アップデート:スマート送信機能が追加されました! ※この記事は2022年10月に公開された「スマートコンテンツ機能」リリース時の内容に、2024年8月時点での最新情報を加えたものです。 --- ### 配信日はECサイト売上2倍に!「かまわぬ」のROAS1000%超えメルマガ事例 - Published: 2024-08-06 - Modified: 2024-08-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-kamawanu/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: インタビュー, 事例, EC こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、株式会社かまわぬ PR担当の佐藤様です。 株式会社かまわぬのメール施策概要 株式会社かまわぬのウェブサイトはこちら メール配信を行っているサービス:かまわぬのECサイト 対象:かまわぬのお客様 主な配信コンテンツと頻度:新商品の紹介など (隔週配信) 注染のてぬぐいを販売する「株式会社かまわぬ」 株式会社かまわぬは、注染で染められた「てぬぐい」を中心に販売しております。直営店の運営事業、卸売事業、EC事業などの事業を展開しております。 ━どのような用途でメルマガを使われていますか? メインは新商品の紹介と商品訴求をしてECサイトへの集客につなげることです。 ほかには社内報として従業員・スタッフに向けたお知らせを配信しています。単にテキスト形式で送っても読んでもらいにくいため、HTMLメールで紙面掲載情報などを共有しています。 ━メルマガ運用はお一人でされているのですか? 一人でメルマガの企画・構成・作成・配信までをやっています。メインはオンラインストア内のコンテンツの企画や施策、集客施策です。デジタル広告、Google広告の配信も、私が担当しています。 メルマガの最終チェックは、オンラインストア事業部のチーム内でしています。 ユーザー層とリスト取得方法 ━メルマガの読者はどのような方々でしょうか? 弊社のお客様は、女性が8割くらいで、メルマガの読者も女性の方が多いです。年齢層は40〜50代です。1987年に弊社のブランドがオープンした当時からのお客様が、いまもメイン客層となっています。 読みものがお好きな方が多く、BenchmarkEmailのクリックマップレポートを見ると、メルマガも隅々まで読んでくださっているようです。 ━もともと店舗で購入されていたお客様もECサイトを利用されている? そういった方も多いです。コロナ禍前まではオンライン販売はしておらず、店舗通販しかしていませんでした。私たちが扱っている「注染」のてぬぐいは、染める環境によって、色の出方やデザインの輪郭などが変わってしまいます。 そのためオンラインで販売することは、リスクが大きすぎるということで、不確実性の要素が高い商品についてご理解を頂いている方を中心にカタログを販売しFAXや電話で注文をいただくスタイルを取っていました。 コロナ禍でオンライン販売に踏み切り、いまでは遠方の方だけでなく、首都圏のお客様もご利用頂くことが多くなりました。 ━メルマガをはじめたのは、いつ頃ですか? ECサイトを立ち上げたときは、とにかく商品を掲載して、出荷して届けるというラインを組むのに精一杯でした。1年ほど経って落ち着いてから「そろそろ集客施策もやってみたら?」という話がでて、メルマガをスタートしました。2024年でメルマガをはじめて約3年ほどが経ちました。 ━メルマガの読者は、どのように集めていますか? スタート当初は既存のお客様にDMをお送りしたり、ブランドサイトに掲載をしたりしました。現在は、ECサイトで購入された方にお送りしているほか、ECサイト上にメルマガ会員登録フォームを設置しています。 配信コンテンツ メール1:新商品の紹介など 配信頻度:2週に1回程度 内容:新商品の紹介、特集、使い方など 全体を見るにはこちらをクリック 全体を見るにはこちらをクリック ━メルマガの構成はテンプレート化していますか? メルマガの構成は2パターンを用意して配信をしています。手ぬぐいを通して季節感を暮らしに取り入れることを提案しているのでメルマガの冒頭に、季節の景色の画像を入れています。 例えば、梅雨の時期だと代官山店に毎年綺麗なあじさいが咲くので、あじさいの成長過程を紹介して、お店に立ち寄りたくなるような要素を入れてみたり、「そろそろ暑くなってきましたね」「梅の実もなってきましたね」のように語りかけたりして「親しみやすさ」を出しています。 その次はピックアップ商品。メルマガでしか話していないような、商品制作の裏話を載せています。その後が2種類に分かれていて、人気商品ランキングにしているときもあれば、使い方や習わしをお伝えするレクチャー系と、それに合わせた「おすすめの商品」が並ぶときもあります。 メルマガの最後は、イベントのお知らせや、ブランドサイトで月に1回配信しているコラム「かまわぬ手帖」のお知らせを載せる構成にしています。 運用と設計について メルマガはECサイトへの流入を増やすプラットフォーム ━SNSとメルマガでは内容はわけていますか? 分けています。メルマガはECサイトへの流入を増やすためのプラットフォームにしたいので、例えば「季節のおすすめ」をピックアップしてご紹介したり、お正月には水引飾りというお正月飾りをいつ飾るのか、なぜ飾るのかという「豆知識」を入れたりしています。 ほかにはSNSで発信した内容やストーリーズでとったアンケートをデータ化して、まとめた上で、メルマガに反映させています。例えば「今、てぬぐいを何枚持っていますか?」「てぬぐいを買いたくなるときはどんなときですか?」というアンケートをとって、その結果を編集して、メルマガに掲載しています。 全体を見るにはこちらをクリック ━掲載する情報は、どれぐらい先まで計画をされていますか? 長期的な計画はざっくりと決めています。ただし商品在庫との兼ね合いがありますので、あえて細かくは決めていません。二十四節気に準じて、ピックアップするものを大まかに決めておくという感じです。 ━商品の予告をすることはありますか? 最近、送るようになりました。アンケートで「次、いつ発売日なのか知りたい」というご意見を多く頂いたことをきっかけに、「次は、こういうものを、何月頃に発売する予定です」と載せるようにして、お客様に気持ちを高めていただくようにしています。 株式会社かまわぬ 佐藤様 ROASは平均1633%!メルマガを配信すると売上が2倍に! ━メルマガの効果は、どれくらいでていますか? 半期で18回配信で、メルマガ経由でECサイトで購入したことによるROASは平均1633%となっています。社内でも「本当?」と驚いているのですが、Benchmaril Emailのアナリティクスタグを使いながら、Googleアナリティクスで追っているので、間違いないと思います。 開封率も49%以上、クリック率は13%以上と、いい数字になっています。 これらの理由は、客層とメルマガがマッチしているというのが、一番大きいかなと思います。メルマガを配信した日に売り上げが平均の2倍くらいにドンと上がります。 メルマガはすぐ反応が頂けるので、目に見えて成果がわかりやすいです。自分自身のモチベーションにもなりますし、いずれ自分の業務を引き継ぐときも、これをモチベーションに頑張ってほしいなと思っています。 ━メルマガでチェックしている数字はありますか? 開封率やクリック率を見ています。開封率が低かったときは、何が駄目だったのかは、レポート機能で見るようにしています。いまは配信が不定期になっているのですが「やっぱり、金曜日が良かった」とか「月曜日は駄目だった」など、曜日ごとの数字も含めてトータルで判断しています。 お客様が親しみやすいメルマガを配信して売上につなげる ━メルマガを作るときに決めていることはありますか? メルマガのタイトルには「かまわぬメールマガジン」と先頭に入れて、そのあとに季節に合わせて作るようにしています。新商品が出たときは新商品情報とか、コラボのアイテムが出たときはコラボの情報とか、買う前の注意事項をそこに入れたりなど、タイトルは変えるようにしています。 ━メルマガの内容でこだわっていることはありますか? メルマガでは親和性、親しみやすさをテーマにしています。ブランドサイトだと、カジュアルすぎるかなという内容でも、メルマガなら載せることができます。 私自身、イベントや店頭に立っていると「いつも読んでいます」と積極的に声をかけてくださる方が非常に多いのと、「こういう情報が欲しいです」とECの備考欄に書いてくださる方もいらっしゃって、ありとあらゆるところから「お客様の声」が集まってくるので、お客様と近しい目線でメルマガの内容が作ることができていると思っています。 例えば、商品のデザインとか、つくり方に関することで、表にあまり出していないことに対して、皆さん、すごい興味を抱いていらっしゃいます。そこで、デザイナーの「こぼれ話」として「実はこういうところを工夫しています」とか、「最初、図案通りの色が再現できるか分からなかったけど、実際に染めたら期待以上の仕上がりだった」といった「商品の裏話」をメルマガで載せるようにしています。 「こぼれ話」を通じて、これまで気づかなかった商品の良さに改めて気づいていただけて、その日だけ、取り上げた商品の売上がパンと上がったりするんです。 ノーコードでHTMLメールを作ることで外注コストを削減 ━ECサイトで使われているサービスでメルマガ配信はされていないのですか? 私たちがECサイトに使っているサービスのメルマガ機能でHTMLメールを配信するには、コーディングの知識が必要です。テンプレート作成を外部に依頼するとコストが大きくなってしまいますし、その後、なにか起きたときに自分たちでコーディングの修正をするのは難しい。でもテキストメールでは絶対に読んで頂けない。実際にテキストメールも試してみたのですが、集客も伸びないし、購入率も悪かったんです。 簡単にHTMLメールを作りたくて「何か良いメール配信システムはないですか?」と周りに聞いたときにBenchmarkEmailを紹介されて以来、ノーコードでHTMLメールが作れること、デザインが自由自在で融通が利くことが気に入って使い続けています。外注するより圧倒的にコスト削減になっています。月のランニングコストを考えても、メルマガのコストは十分にカバーできています。 ━メルマガ業務で効率化するために、なにかされていますか? BenchmarkEmailは配信したメルマガの複製・コピーができるので効率がいいです。新たにセッティングをしなくてもいいので、時間の削減ができています。過去に反応がよかったメルマガを、改めて一から作るのは大変ですが、コピペで作ることができるのは、弊社のような人材が限られている会社では非常に助かっています。 ほかにはアンケート機能やLP機能も使ったことがあります。不定期でInstagramのインスタライブや、「かまわぬラジオ」という声だけの配信をやっています。そこでお便りを募集するときにアンケート機能を使ってお便りを集めました。BenchmarkEmailは知識がなくても、ブランドと統一感のあるデザインを作れるので、便利です。 まとめ 株式会社かまわぬは、1987年の創業から続くお客様とのよい関係が、佐藤様の「お客様が親しみやすいメルマガ」によって強化されることで平均ROAS1633%という驚異的な数字につながっているのでしょう。 BtoCのECサイトにおいて、お客様に合わせたメルマガが大事であることが、よく分かる事例です。 限られた人手でのメルマガ運用であっても、メルマガによってECサイトへの集客や売上につなげることができる。これはECサイトでメルマガを担当している方のモチベーションUPにもなりますね! --- ### Benchmark米国プロダクトチームインタビュー!スマートデザイン機能開発の裏話や今後の開発予定について > Benchmark Emailの革新的AIツール、スマートデザイン機能でメールマーケティングの未来を先取り!プロダクトチームのジェフ・ジマーマン、ポール・リンダースが、スマートデザイン機能の開発裏話をお話します。 - Published: 2024-07-25 - Modified: 2024-07-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/smart-design-product-interview/ - Categories: 機能・便利ツール - Tags: スマートコンテンツ, スマートデザイン, 製品開発 Benchmark Emailプロダクトチームでは多忙なメールマーケターの皆さまのため、メールマーケティングを簡単かつ効果的に行うためのツール開発を行っています。 今回は、最高製品責任者であるジェフ・ジマーマンと、プロダクトマネージャーでスマートデザイン機能責任者のポール・リンダースに開発の裏話を聞きました。 彼らが手がけた最新機能である スマートデザイン機能は、AIを活用して誰でもプロ仕様のメールを時短で作り上げることを可能にするものですが、開発や日本語版のローカライズはどのように進んだのでしょうか。 最新機能の開発に関するエピソードに加え、今後提供したいサービス像についてもお話しします。 1. スマートデザイン機能を開発するきっかけは? ジェフ: Benchmark Emailは、創業以来「シンプルで使いやすい」をモットーにサービスを設計しています。本来HTMLメールをいちから作るのは専門知識が必要となる大変な作業ですが、私たちは、誰でも簡単にメールマーケティング戦略を実現できるツールを目指しています。AIを導入する以前からも、直感的に使えるドラッグ&ドロップエディタや豊富なメールテンプレートをご用意し、メール作成プロセスを簡単で便利にするための改善を続けてきました。 ポール: ただそれでも、メール配信ツールを初めて使う方にとっては、見慣れないプラットフォームを使ってメールを作成するのは難しいことに変わりはありません。普通であれば数時間かかるタスクを、数分で終わらせるようにするにはどうしたらよいかと考えたときに、ChatGPTが公開される数年前から話題になっていた生成AIツールに目が向きました。2022年9月にはメール用の文章を生成できる スマートコンテンツ機能 の提供を開始しています。 ジェフ: スマートコンテンツのリリース後間もなく、ChatGPTが一般公開されます。この新しいOpenAIとのAPIを利用して、スマートデザイン機能の開発を開始することになりました。自動コピー作成ツールから自動メールデザイン作成ツールの開発へと物事が進んでいったのは、ごく自然な流れといって良いでしょう。 2. スマートデザイン機能を開発するときに、苦労したことは? ジェフ: Benchmark Emailでは常にユーザー視点を優先したプロダクト開発を行っています。最先端技術でどんなに高性能なサービスを揃えたとしても、ユーザーが本当に欲しいと思っている機能やツールを提供できなければ意味がありません。スマートデザイン機能開発で難関ポイントとなったのは、最初にアイディアを詰め込みすぎないことでした。当初から高機能に作りこむのではなく、まずはシンプルなバージョンをスタート地点とすることにしたのです。はじめにリリースしたβ版は最新版に比べて機能や性能面で劣るものの、ユーザーが実際どのようにメール作成フローにAIを活用するのかを理解するとても良い機会となりました。 ポール: そうしてユーザーが本当に必要とするものだけを精査し、不要なものを見極めるのはとても難しいプロセスでした。ユーザーが作成しているのは どんなタイプのメール なのかを理解するため膨大なリサーチを行い、その結果をもとにプロモーションメール、ニュースレター、ウェルカムメール の3種のテンプレートでスマートデザイン機能の提供を開始することになりました。 そのほか、ユーザーのビジネスや企業のスタイル、そしてメールの種類に合ったコピーを生成するAIプロンプトの作成には試行錯誤を重ねました。また日本語でのコピー生成は一筋縄ではいかず、特に当初のGPTバージョンでは困難を極めました。OpenAIは英語バージョンの方が優れていることが明らかだったため、プロンプトはまず英語で作成し、生成コピーを日本語で表示するよう指示を出すことで適切なアウトプットを得られるようになりました。 3. スマートデザイン機能のリリースで、どのように変わりましたか? ジェフ: ユーザーにとってメール作成やデザインの工程がより手軽になったように見られます。スマートデザイン機能のおかげで、新規ユーザーがすぐにメールを作成・保存できるようになり、アドレス登録などの次のステップに進むユーザーも増えました。スマートデザイン機能のおかげで、効果的なメールを簡単に作成できることが証明されました。 データで見える効果以外にも、ユーザーから受け取るフィードバックでもポジティブな影響がうかがえます。他社ツールを使用していたときには2時間かかっていた作業が、スマートデザイン機能を使ったら同様のメールが45分で完成した、という声も。他にはG2などのレビューサイト上でユーザー同士がスマートデザイン機能の使用感について意見交換をしていたりと、とても好感触といえます。 4. 今後は、どのような体験をユーザーの皆様へ提供したいですか? ジェフ: これからも多忙なマーケターのためにメールマーケティングを簡潔化し、短時間で結果が出せるようサポートをしていく予定です。そのためには引き続きAI技術を活用し、コピーやデザインなどの生成機能だけでなく、レポートや効果測定データの分析により最適なメールマーケティング戦略を提案できるようにしていきたいと考えています。 また多くのユーザーからBenchmark上でもっと高性能なコンタクト管理機能が欲しいと意見を頂いています。今年、来年でより効果的なコンタクトのフィルタリングとセグメント機能の開発に力を入れ、より便利にターゲット層にアプローチできるツールの提供を予定しています。
 ポール: 最新のアップデートでは、メールエディタから直接フリーの画像素材にアクセスできる機能を追加しています。またCanvaとの新連携機能により、メールマーケティングに Canvaデザインを活用できるようになっています。これらの新機能はスマートデザインでのメールテンプレート生成を強化する役割も担っています。 ジェフ: AIはとても便利な技術ではあるのですが、あくまでもマーケティング戦略における「アシスタント」として利用してもらう必要があります。Benchmarkユーザーもその顧客も、AIが生成したそのままのメールや件名に魅力を感じることはなく、必ず人間味をどこかで加えることを前提としなければいけません。私たちのミッションはAIツールとメールマーケターのコラボレーションの場を手軽に提供することで、ユーザー自身が思い描くマーケティング成果を出せるようサポートすることです。 以上、プロダクトチームへのインタビューでした。 普段、ユーザーの皆様への対応は日本チームが行っていますが、日々開発に励む米国チームのメンバーについても身近に感じていただければ幸いです。 Benchmark Emailでは今後もユーザーの皆様のお役に立つサービス開発を続けてまいります。 日本のユーザー様へのサポートやコンテンツの発信もますます充実させてまいりますので、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。 (関連記事) ・Benchmark Emailのエキスパート9名が語る、メルマガ配信で陥りがちなミスとは? ・AIがデザインを自動生成!スマートデザイン機能(β版)がリリースされました ・Canva×Benchmark Email連携でおしゃれな画像のメルマガをサクサク作ろう --- ### AIがメルマガの件名を自動で作成!スマート件名機能が追加されました - Published: 2024-07-05 - Modified: 2024-07-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information20/ - Categories: 機能・便利ツール - Tags: 件名, AI, スマートコンテンツ こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回のアップデートでは、AIがメールの内容を元に件名を自動作成できるようになりました。 無料プラン・有料プラン共にご利用いただけますので、メルマガ作成を効率的・効果的に行うために是非ご活用ください。 スマート件名機能とは? ChatGPTの技術を活用した、AIによるメルマガ件名提案機能です。 メルマガの内容を元に件名を作成したり、既存の件名から他のバリエーションを提案できます。 スマート件名機能の使い方 1. メールを作成し、チェックリスト画面へアクセスします。 2. 件名ボックスの右端にある「」アイコンをクリックしてください。 3. スマート件名機能が件名を3種類提案します。 採用したい件名をクリックすると反映されます。 他の件名を提案してほしい場合は「再度生成する」ボタンを押してください。 件名ボックスが空の場合は、メールの内容を元に件名を提案します。 件名ボックスにすでにテキストが記入されている場合は、既存の件名のリライト案を提案します。 スマート件名機能を活用することで、メルマガの件名作成が効率化され、より魅力的な件名を簡単に作成できます。ぜひこの新機能を試して、メルマガの効果を最大限に引き出してください! Benchmark Emailは、皆様のメールマーケティング活動をサポートするために、これからも機能を充実させてまいります。 (関連記事) ・機能アップデート:キーワードのみで文章を自動作成!スマートコンテンツ機能 ・AIがデザインを自動生成!スマートデザイン機能(β版)がリリースされました ・開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール --- ### やってみると意外に簡単!EMA機能でセミナー直前の集客を自動化 - Published: 2024-07-03 - Modified: 2024-07-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/lead-followup-campaign-with-ema/ - Categories: メールマーケティング, 機能・便利ツール - Tags: オートメーション, EMA Benchmark EmailのEMA機能を使って、セミナー集客をしたときのシナリオをご紹介します。 当社では年に数回セミナーを開催して毎回数百名のお申し込みをいただいていますが、先日はいわゆる「カゴ落ちリマインド」と呼ばれる施策を実施したことも相まって、過去最高のお申し込み数となりました。 このシナリオは、告知メールのリンクをクリックしたものの実際の申し込みには至らなかった方へ、開催日前日に再アプローチするものです。 今回はEMA機能の「メールをクリックした読者をリストに登録」というオプションと、登録フォームを使います。 一般的なカゴ落ちよりもずっとシンプルで、ウェブサイトに計測コードを埋め込まなくても実現できる方法ですので、オートメーションメールの上位版であるEMA機能が気になっている方は、ぜひご一読のうえ試してみてください! EMA機能「クリックした読者をリストに登録」 Benchmark EmailのEMA機能は、複雑なシナリオを作成できる上位版のオートメーションメール機能です。 リストへの追加、メールへの反応、読者のウェブサイトでの行動などをキーに設定できますので、ウェルカムメールの配信からカゴ落ちフォローにまで幅広くご活用いただけます。 今回はクリックした読者を特定のリストに登録するオプションを利用しました。 これはシナリオテンプレートの「クリックターゲットプロモーション」で簡単に作成できます。 テンプレートの中身はこのようになっています。 ①配信先リスト:ここで配信先リストを設定します。 ②メール:配信するメールをドラッグ&ドロップで作成します。 ③クリックした読者へのアクション:配信したメールへの反応でアクションが分岐します。 ④クリックしていない読者へのアクション:同上 意外とシンプルですよね。 ③④のアクションは「リストに追加」の他にも選択できますので、今回はこれを「メールを送信」に変更します。 セミナー告知に使うもの 今回のセミナー告知では、Benchmark Emailで以下のものを用意します。 (a)EMA (b)配信先リスト (c)申込者リスト (d)申し込み用フォーム (e)ランディングページ いずれもBenchmark Emailで作成したため連携されており、(e)ランディングページに掲載している(d)申し込み用フォームから申し込みがあると、(e)申込者リストへ自動的にアドレスが登録されます。 EMAシナリオ設定 こちらが今回使ったEMAのシナリオです。 「クリックターゲットプロモーション」テンプレートをほとんどそのまま使っている、シンプルなシナリオです。 初めに、顧客リストにセミナー告知メールを配信します。 待ち時間はフォローメールを送りたい日(今回は7日後)に設定します。 この間にランディングページから申し込みした人のアドレスは、登録フォーム経由で(c)申込者リストに登録されて行きます。 開催前日(最初のメール配信から7日後)に、EMAではメール内のリンクをクリックした読者が抽出されます。 すでに申し込みが済んでいる読者にはしつこく告知を送りたくないため、(c)申込者リストに登録されているアドレスは除外設定しておきます。 「複数の条件を選択する」の部分をクリック拡大すると、このような設定です。 「リストで除外」のリストに(c)申込者リストを指定しましょう。 こうすると、最初の告知から7日後に「クリックしたが申し込みしていない人」へ追加で告知メールを送ることができます。 簡単に「申し込みページへのリンクはクリックしたが、申し込みには至らなかった」という方へのフォロー施策が行えました。 想像よりずっとシンプルですので、もしよろしければ試してみてください。 他におすすめの使い方 今回は「条件:クリックした読者」を「アクション:メールを送信する」にしましたが、条件やアクションを変えることでほかにも様々なシナリオが可能です。 開封した読者にフラグを立てる 条件:メールを開封した読者 アクション:コンタクト情報を更新する メールを開封した読者のコンタクト情報(フィールド項目)に「○○メール開封」と記入を加え、フラグを立てることができます。 クリックした読者をリスト化する 条件:クリックした読者 アクション:リストに追加する クリックした読者をリスト化して、見込み度の高い顧客リストとして今後の施策で活用します。 メールを読まなかった読者へのフォロー 条件:メールを開封しなかった読者 アクション:次のメールを送信する 1通目でアプローチできなかった読者に、別のメールを送信してアプローチできます。 メールの反応に応じて打つ手を変える 条件1:クリックした読者 条件2:クリックしなかった読者 アクション:それぞれ異なる内容のメールを送信する メールの反応に応じて、次の打つ手を変えることができます。 使ってみると意外に簡単で、メールマーケティングの幅が広がるEMA機能。 EMAについてご質問がある方は、サポートチームまでお気軽にお問い合わせください。 --- ### Canva×Benchmark Email連携でおしゃれな画像のメルマガをサクサク作ろう - Published: 2024-06-26 - Modified: 2024-06-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/canva-benchmark-integration-app/ - Categories: 機能・便利ツール, HTMLメールデザイン - Tags: デザイン, 画像, Canva Canvaはオンラインで使える画像デザインツールで、専門知識や経験がなくても、豊富なテンプレートと素材でおしゃれな画像を作成できます。とても便利なツールですが、なんと作成した画像はBenchmark Emailの画像ギャラリーにそのまま追加できるんです。 今回は、Canvaアプリページで無料配布されているBenchmark Emailアプリを使って、画像をインポート&エクスポートする方法をご説明します! なお、Canvaエディタの使い方やメルマガ画像を作成するコツについては別記事でたっぷりご紹介しています。 関連記事:無料でもここまでできる!Canvaでおしゃれなメルマガ用画像を作ろう 準備編:Benchmark Emailアプリを追加し、アカウント連携する方法 アプリは一部英語表記となりますが、使い方は簡単です。 はじめにアプリページから、アプリの追加を行ってください。 1. Canvaアカウントにログインし、アプリページ(こちら)へアクセスする。 2. 「Benchmark Email」と検索し、表示されたアプリをクリックする。 3. 「既存のデザインで使用」または「新しいデザインで使用」を選ぶ。 4. デザイン編集画面が立ち上がる。  左メニューの一番下にBenchmark Emailアプリが追加されているのでクリックする。 5. 「連携する」ボタンをクリックする。 6. Benchmark EmailアカウントのログインIDとパスワードを入力し「Sign in」をクリックする。 以上で設定は完了です。 これで、キャンバスの左メニューからいつでもBenchmark Emailアプリを使えます。 実践編1:CanvaからBenchmark Emailへ画像をエクスポートする 今回はCanvaを使って、こちらのメルマガのトップ画像を作ってみます。 (メルマガテンプレートはBenchmarkテンプレートEC用を使っています) 1. 画像を作成し、左メニューのBenchmark Emailアプリを立ち上げる。 画像の作成方法はこちらの記事をご参照ください。テンプレートや画像が豊富なので初めてでも簡単です! 関連記事:無料でもここまでできる!Canvaでおしゃれなメルマガ用画像を作ろう 2. 画像をエクスポートする。 1回にエクスポートできる画像は1枚のため、複数ページがある場合は書き出したいページを指定してください。 書き出しが無事完了すると、緑色のバナーが表示されます。 5. Benchmark Emailのメール編集画面より、画像ギャラリーにアクセスする。 書き出した画像が追加されていますので、クリックしてメールに追加してください。 このように、画像を簡単に追加できました。 「ちょっと色が違ったな」「画像内のキャッチコピーを変えたいな」と調整を行うときは、Canvaに戻って修正&ふたたびエクスポートするだけです。 理想のメルマガ画像がサッと作れますので、ぜひお試しください! 実践編2:Benchmark Emailの画像をCanvaにインポートする Benchmark Emailの画像ギャラリーに登録してある画像は、全てCanvaで読み込むことができます。これで画像の調整や修正がより簡単になります。「今メールに入れている画像に、Canvaで文字やイラストを足したいなあ」という状況になったときなどにご利用ください。 1. 画像サイズを確認する。 画像ギャラリーで見つけられる場合 画像ギャラリーで見つからない場合 2. Canvaを開き、「カスタムサイズ」で画像サイズと同じキャンバスを作成する。 3. 左メニューのBenchmark Emailアプリを開き、編集したい画像を選ぶ。 4. 画像を編集してエクスポートする。 CanvaとBenchmark Emailの連携でおしゃれなメール作成が簡単に HTMLメルマガを配信する理由として、画像で商品の魅力を伝えられるという点を挙げる方は多いと思います。 「こんな画像を入れられたらいいのに・・・」と思った時、自分ですぐに画像を作れるのは便利ですよね。 また、実際にメールに入れてみてあれこれ調整したい場合に、アップロードやダウンロードの手間が省けるのは実に助かります。 Canva×Benchmark Emailの連携アプリで簡単におしゃれなメルマガ作成ができますので、ぜひ活用してください! (関連記事) ・AIがデザインを自動生成!スマートデザイン機能(β版)がリリースされました ・Benchmark EmailのオリジナルHTMLメールテンプレート ・メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? --- ### 暑中見舞いメールを送るメリットとは?例文・テンプレートもご紹介 - Published: 2024-06-17 - Modified: 2024-06-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/summer-email-tips-and-templates/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールデザイン, HTMLメールテンプレート - Tags: テンプレート, メール, メルマガ, 暑中見舞い, 残暑見舞い, 暑中お見舞い, サマーカード, サマーレター, 夏, 例文 皆さんは暑中見舞いのご挨拶の目的やメリットをご存知ですか? 今回は、暑中見舞いのメールを送る目的やそのまま使える例文、Benchmark Emailの便利でおしゃれなメールテンプレートをご紹介します。 暑中見舞いとは? 暑中見舞いとは、日本の伝統的な季節の挨拶で、特に夏の暑い時期に相手の健康を気遣うメッセージを送ることを指します。 元々は立秋(8月7日頃)までに送られる挨拶状で、暑さが厳しい時期に相手の体調を気遣う習慣が由来です。立秋を過ぎた後は「残暑見舞い」として送られます。 暑中見舞いは、親しい人やビジネス関係者に対して、感謝の気持ちを伝えたり近況報告をするための機会でもあります。 暑中見舞いメールを送る効果とメリットは? 暑中見舞いメールを送ると、どのような効果やメリットがあるのでしょうか。 暑中見舞いのご挨拶は一般的なマナーの一つとしても知られていますが、ここでは4つほどメリットをお伝えします。 ①顧客や大切な相手との関係が強化される ビジネスでも個人でも、暑中見舞いメールを送ることで相手との関係を強化することができます。特にビジネスにおいては、顧客との定期的なコミュニケーションは信頼関係の構築において、とても重要です。 ②企業や個人の印象がアップする 季節の挨拶を送ることで、相手への細やかな配慮を示すことができます。受信者に良い印象を与え、企業やブランド、個人に対する好感度を上げることができます。 ③再認識の機会となる 普段連絡を取っていない人や顧客へ暑中見舞いメールを送ることで、個人や企業・ブランドなどを再認識してもらえる機会を作ることができます。 ビジネスでは再購入や再来店のきっかけにもなるため、積極的に暑中見舞いメールを送ることをおすすめします。 ④新たなビジネスチャンスが生まれる メールをきっかけに、取引先と新たなビジネスの話が進むこともあります。季節の変わり目は、新しいプロジェクトや提案をするタイミングとして最適です。 暑中見舞い・残暑見舞いのメールを送る時期は? 暑中見舞いの時期 梅雨が明け暑さが本格的になる7月中旬〜8月7日頃までが暑中見舞いのご挨拶を行う時期となります。 夏の暑さが厳しい中での相手の健康を気遣うメッセージが中心となります。 残暑見舞いの時期 立秋を過ぎた8月8日〜8月末頃までが残暑見舞いのご挨拶を行う時期となります。 立秋を過ぎてなお続く暑さに対する相手の健康を気遣うメッセージが中心となります。 暑中見舞いで使える例文 暑中見舞いメールを送る際には、相手に合わせた適切な文章を用意することが重要です。 今回はいくつかのシチュエーションに合わせて、実際に使えるメール例文をご紹介します。 ビジネス向けのメール例文 件名:暑中お見舞い申し上げます 暑中お見舞い申し上げます。 平素より大変お世話になっております。貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 毎日厳しい暑さが続いておりますが、皆様におかれましてはご健勝にてお過ごしのことと存じます。弊社一同、貴社のますますのご発展と、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。 日頃のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬお引き立てのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。何かご要望やご不明点がございましたら、どうぞご遠慮なくお知らせください。 厳しい暑さが続いておりますが、どうかお身体にお気をつけてお過ごしください。 貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。 〇〇株式会社 〇〇部 〇〇(担当者名) ビジネス向けのメール例文(休暇のお知らせあり) 件名:暑中お見舞い申し上げます。※夏季休暇のお知らせ 暑中お見舞い申し上げます。 平素より大変お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇でございます。 連日厳しい暑さが続いておりますが、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。貴社のご発展と、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。 日頃のご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援とご厚情を賜りますよう、お願い申し上げます。何かご要望やご不明点がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。 さて、誠に勝手ながら、弊社は以下の期間を夏季休暇とさせていただきます。 夏季休暇期間:〇月〇日(〇)〜〇月〇日(〇) 休暇中は何かとご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。休暇期間中にいただきましたお問い合わせにつきましては、休暇明けに順次対応させていただきます。 厳しい暑さが続く折、どうかお身体にお気をつけてお過ごしください。 貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。 〇〇株式会社 〇〇部 〇〇(担当者名) ECショップ用のメール例文 件名:暑中見舞いのご挨拶と特別セール・期間限定クーポンのご案内 暑中お見舞い申し上げます。 いつも〇〇ショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。 暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。お客様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 この夏を快適に過ごしていただけるよう、当サイトでは夏の特別セールを開催しております。涼しげなアイテムや夏限定の商品を多数取り揃えておりますので、ぜひご覧ください。 また、期間限定のクーポンもご用意しておりますので、お買い物の際にご利用ください。詳細は以下のリンクからご確認いただけます。 今後とも〇〇ショップをどうぞよろしくお願い申し上げます。 暑さが一層厳しくなりますが、どうぞお身体を大切にお過ごしください。 〇〇ECショップ スタッフ一同 レストラン・飲食店用のメール例文 件名:暑中見舞いと夏の新メニューのご案内 暑中お見舞い申し上げます。 いつも〇〇レストランをご利用いただき、誠にありがとうございます。 毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。 お客様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。 夏の暑さを乗り切るため、当店では期間限定の涼しいメニューや特製ドリンクをご用意しております。ぜひお立ち寄りいただき、夏の味覚をお楽しみください。 メニューは以下よりご覧いただけます。 また、お客様のご来店を心よりお待ちしております。暑さ厳しき折、どうぞお身体を大切にお過ごしください。 〇〇レストラン一同 先生向けのメール例文 件名:暑中お見舞い申し上げます 暑中お見舞い申し上げます。 いつも大変お世話になっております。〇〇(あなたの名前)です。 連日の暑さが続いておりますが、先生におかれましてはいかがお過ごしでしょうか? 日頃のご指導に心より感謝しております。 夏休みの期間中ですが、先生もどうかご自愛くださいませ。 また新学期に元気なお姿でお会いできるのを楽しみにしております。 暑さ厳しき折、くれぐれもお身体を大切になさってください。 〇〇(あなたの名前) 生徒向けのメール例文 件名:暑中お見舞い申し上げます 暑中お見舞い申し上げます。 暑い日が続いていますが、元気に過ごしていますか? 毎日頑張っている〇〇さんのことを、いつも応援しています。 夏休みを楽しんでいることと思いますが、体調に気をつけて、休息もしっかりとってくださいね。宿題や勉強も大変だと思いますが、無理をしないようにしましょう。 また新学期に元気な姿で会えるのを楽しみにしています。 暑さが厳しい折、くれぐれもお身体を大切にしてください。 それでは、素敵な夏休みを過ごしてください。 〇〇先生 友人向けのメール例文 件名:暑中お見舞い申し上げます 暑中お見舞い申し上げます。 暑い日が続いていますが、元気にしていますか? 私は変わらず元気に過ごしています。 もうすぐ夏季休暇も取れそうなので、夏はもうひと頑張りです。 厳しい暑さが続きますので、〇〇さんもどうぞご自愛ください。 また時間があるときにぜひお会いしましょう。 素敵な夏をお過ごしください。またご連絡します。 〇〇(あなたの名前) 親戚向けのメール例文 件名:暑中お見舞い申し上げます 暑中お見舞い申し上げます。 毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。 ご無沙汰しておりますが、お元気でいらっしゃいますか。 こちらはおかげさまで元気に過ごしております。 今年の夏は特に暑さが厳しいですね。どうかお身体には十分お気をつけください。 最近の近況など、またお会いした際にゆっくりお話しできることを楽しみにしています。 家族みんなでお元気に夏をお過ごしください。 それでは、暑さが一層厳しくなる時期ではございますが、くれぐれもご自愛ください。 〇〇(あなたの名前) 暑中見舞いのためのメールデザインのコツ 暑中見舞いメールは文章だけでなく、どんなデザインにするか悩みますよね。 前章の例文を参考にテキスト中心のメールにしてみるのもシンプルで良いですが、夏らしい画像を使ったHTMLメールで送ることで、より華やかで印象的なメールを送ることができます。 メールで受け取る場合、明るい印象を持ちそうなのはHTMLメールではないでしょうか? HTMLメールで送ってみたい場合、掲載する画像は、海、向日葵、氷菓子、朝顔、風鈴など夏を連想させるモチーフや、金魚など涼しげなモチーフがおすすめです。 メール全体は、爽やかで涼しげな色合いにしてみましょう。 メールテンプレートを使っておしゃれなメールを簡単に作ろう Benchmark Emailでは、おしゃれな暑中見舞い・残暑見舞い用のメールテンプレートを10種類ご用意しています。 メールテンプレートを利用すれば、デザインに悩むことなく簡単に綺麗なHTMLメールを作成することができます。 暑中見舞い・残暑見舞い用のテンプレートを使いたい場合は、メール作成時に「レイアウト>テンプレート」を選択いただき、お好きなテンプレートを選択してください。 *左のフィルターで「日本語テンプレ」にチェックを入れていただくと、すぐに見つけることができます。 テンプレートを選択した後は、本文を相手に合わせて少し編集するだけでそのままお送りいただけます。 Benchmark Emailのメールテンプレートは、無料トライアルの方でもご利用いただけます。デザインやメールエディタの確認も可能ですので、ぜひお気軽にお試しください。 登録後は期間無制限で利用できるため、安心してお使いいただけます。 素敵な暑中見舞いメールを作成し、顧客や大切な人に喜ばれるご挨拶を送ってみましょう。 (関連記事) アップデート情報:暑中見舞い用のメールテンプレートが追加されました! ECサイトで使えるメルマガテンプレートのご紹介 --- ### 到達率を意識した4つのリストクリーニング方法でメールROIを向上させよう > 配信リストの整理、削除はなかなか思い切って実行できないもの。しかし到達率向上には欠かせないステップです。リストクリーニングがどのように役立つのか詳細をご紹介します。 - Published: 2024-06-15 - Modified: 2024-08-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/deliverability-based-list-pruning/ - Categories: メールマーケティング メール配信リストの整理や削除はなかなか思い切って実行できないもの。マーケターにとってコンタクトリストは業界における通貨と言っても良いほど重要で、誰もがコンタクト育成には投資しています。しかし取得年月日が古かったり、複数のチームや部署で管理してきたデータなど、時間の経過と共にリストデータの質は劣化します。その結果ドメイン評価や 到達率 に悪影響を与え、売上や利益の減少につながる恐れもでてきます。 そのため今後のエンゲージメントにダメージを与えないよう、メーリングリストのクリーンアップを行う方法を見つける必要があります。クリーンアップが必要だからといって無作為にコンタクトを削除するのはお勧めできません。大量メール配信前やデータ移行時などに整理をする感覚で行っていきましょう。 業界における「ベストプラクティス」は、コンタクトが最後にメールに対してエンゲージメントしてからどの程度時間が経過しているかを元にクリーンアップを行うことです。しかしどのくらい時間が経過していたら削除するべきなのか、については条件を決定するのが難しく、短すぎればみすみすエンゲージメントのチャンスを失ってしまうことにもなりかねます。また開封やクリックが無くても有効なメールアドレスへ配信することで有利になるという データも存在します。 そのため、まずは到達率をベースとした方法でクリーンアップを行うことがお勧めです。 到達率をベースとしたクリーンアップとは? 開封やクリック履歴以外でより確実に質の低いコンタクト削除を行いたい場合、到達率をベースとしたクリーンアップでメールのROI向上が期待できます。以下の3つのステップに従ってください: メール配信におけるゴール及びメールアドレス収集方法などから、自社が考える質の高いコンタクトとは何か、を明確にしましょう。例えば、登録アドレスはオリジナルドメインのものしか受けつない会社もいれば、GmailやYahooなどフリードメインのアドレスで登録できる会社もあります。 到達率の確認を行いメールアドレスが有効かどうかを確認しましょう。メールが受信箱に届く可能性が高いかどうかを確認します。 無効アドレス、及び自社で質の低いアドレスと判断したアドレスを削除しましょう。 決して楽しい作業ではありませんが、到達率ベースのリストクリーンアップは以下4つの点でメール配信ROI向上に役立ちます: 1. マーケティング効果を妨げる無効アドレスデータを明確にする メール配信リストのクリーンアップを行う際に、まず初めに役に立たないジャンクデータとそうでないものを分別する必要があります。ただ認証されていない、あるいは有効アドレスであることが証明されていないアドレスが大量にある場合、難しい作業となることがあります。 Kickbox などのメールアドレス認証サービスでは、メールアドレスの有効性や到達性を判断し、メーリングリストの質のレベルをチェックすることができます。メールアドレスはカテゴリ化されるため、利用者がどのメールアドレスを削除し、データから取り除くのかを決めるのに役立ちます。Kickboxにおけるメールアドレスのカテゴリは以下となります: Deliverable – 安全なメールアドレス。受信側のメールサーバーによって存在が確認できる。 Accept-all –リスクあり。受信側ドメインはメールアドレスが存在しなくても送信されたメールを全て受信するようになっている。 Disposable – リスクあり。サービス登録時などに一度のみ使用するメールアドレスで、その後は削除されるため無効アドレスとなる確率が高い。 Role – リスクあり。個人用メールではなく、support@などチームあるいは部署ごとでのメールアドレス。 Free – リスクの可能性あり。YahooやGmailなどのフリーアドレス。場合によっては開封・クリックなどのエンゲージメントが低くなることが予想される。 Undeliverable – 削除すべきメールアドレス。存在しない、あるいは無効なメールアドレスでメールを送っても届かない。 メールアドレスを質と到達率の観点からグループ分けすることで、どのコンタクトを削除すべきなのかが明らかとなり、クリーンアップ作業もシンプルになります。 2. ESPでの送信者評価アップ 強力な送信者の評判は、より多くの購読者にリーチし、長期的にはより効果的であるため、高品質のデータを維持してデータを保護することがマーケティング担当者の最大の利益であると言っても過言ではありません。 またESP(メールサービスプロバイダ)はIP評価を下げる質の低いデータを通さないようブロックします。評価の高い送信者からのメールは受信箱に届け、評価の低い送信者に対してはメールをブロックする他ブラックリストに入れることもあります。 到達率、送信者評価は様々な要素に影響されますが、高い評価をキープするのに最もシンプルで基本的な方法はオプトインメールのみが含まれる、質の高い配信リストを保つことです。リストの購入やランダムなメールアドレスの追加は御法度! 連携やAPI、手動でのアップロードなどコンタクト追加方法に関わらず、リストの質を保つためきちんとデータ管理をすることが購読者、ESPとの信頼関係を結ぶのに最短の道といえます。 3. マーケティング戦略に役立つデータの収集 どんなにデザイン性が良く質の高いコンテンツを作成しても、メールがきちんと届くか分からないリストに送っていては効果は期待できません。そのためリストの管理は非常に大切なステップとなります。 無効アドレスを削除し、承認済みの有効アドレスのみに配信を行うと、ハイレベルなマーケティングオートメーションや購読者ジャーニーでの好循環をもたらします。無効アドレスを取り除くことで配信メールの到達率が向上し、ハードエラー数は減少します。ハードエラー数の減少は送信者評価の向上につながり、送信者評価の向上は更なる到達率の向上へとつながります。最終的にはエンゲージメントやROIの向上効果が期待できます。 この好循環を最大限に引き出すには、以下2つのメール認証方法を利用しましょう: リスト照合 - マニュアルアップロードで認証(既存コンタクトに最適) リアルタイムAPI認証 - 登録時の認証ステップ 4. 正しいアドレス登録の促進 マーケティング戦略に時間とお金をかけて努力しても、悲しいことに無効アドレスや間違ったアドレスへ送られてしまうことがあります。 フロントエンドでは、メールアドレス登録時に入力間違いを減らすことが可能です。「メールアドレスが正しいかご確認ください」など正しいメールアドレスを入力したかどうかを確認できる仕組みを作ることで、せっかくの新規登録者を入力ミスで逃さないようにできます。毎月の登録フォームからの登録数が多い場合、1件のメールアドレスの価値を割り出し、 リアルタイム認証システム導入のROIを計算 することをお勧めします。 バックエンドでは、エンゲージメントの無い購読者やその他到達性が不明なリストを検証することで、マーケティング費用の無駄を防ぐことができます。 例えば、エラーアドレスは全て削除するべきと考える人がいますが、ソフトエラーのアドレスの中には全く配信に問題なく、利益につながるコンタクトが含まれている場合があります。実際、弊社ユーザーのサブリストのエラーリストを検証したところ、3分の1近くのメールアドレスが配信可能であることがわかりました。 有益なメールアドレスは配信可能なもののみです。そのため顧客ライフサイクルのさまざまな段階で検証することで基盤をカバーし、マーケティング活動を最大限に活用することが推奨されます。 メールデータのクリーニングやメール配信ROIの算出は、マーケティングチームにとって決して楽しいタスクではなく、簡単なタスクでもありません。しかし到達率の高いリストデータを備えることで、クリーンアッププロセスはよりシンプルになり、マーケティング費用を最大限活用することができるようになります。 --- ### 画像ギャラリーで数百万点のフリー画像素材が使えるようになりました! - Published: 2024-06-14 - Modified: 2024-06-14 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information19/ - Categories: 機能・便利ツール, HTMLメールデザイン - Tags: 画像, メルマガデザイン 数百万点の画像素材を配布しているサービス「Pexels」の無料画像が、Benchmark Emailエディタに追加されました。 画像ギャラリーで画像素材を検索し、ワンクリックでメールデザインに追加できます。 人気の写真素材サイト「Pexels」とは Pexelsは、無料で使える画像素材サイトです。2014年にサービスを開始してから、多くのデザイナーやマーケターに利用されています。 これらの画像素材は商用利用可・クレジット表記不要で利用できます。 画像ギャラリーで検索してメールに画像を入れる方法 Benchmark Emailのメールエディタ内の画像ギャラリーから、画像素材を検索できます。 1. ドラッグ&ドロップエディタで画像ブロックを入れてクリックする 2. 画像ギャラリーにアクセスするので「Pexels」タブをクリックする 3. 画像を検索する 4. 気に入った画像を選んで「挿入」ボタンをクリックする 「犬」で検索した結果 「ドーナツ」で検索した結果 「会議」で検索した結果 さらに、3種類のフィルター「画像の向き」「カラー」「サイズ」で絞り込みもできますよ。 「ドーナツ」+画像の向きフィルター「正方形」で検索した結果 気に入った画像を見つけたら、「挿入」ボタンをクリックするだけでメールに入れられます。 これはメールの作成時間がぐっと短縮できそうですね! ぜひBenchmark Emailのメールデザインテンプレートや、AI生成スマートデザイン機能とも組み合わせてみてください。 (関連記事) ・メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? ・知らなきゃ損!画像エディターの必須機能と5つのステップ --- ### Benchmark Emailのエキスパート9名が語る、メルマガ配信で陥りがちなミスとは? - Published: 2024-06-05 - Modified: 2024-06-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-experts-common-email-mistakes/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング 本記事では、メールマーケティングのエキスパートであるBenchmark Emailのチームメンバーからの意見や経験を共有し、メールマーケティングでやってしまいがちなミスとその対策をご紹介します。 私たちは日々メールキャンペーンの奥深さを体感し、トレンドの分析、戦略を最適化することでお客様のメール配信が成功するようお手伝いをしています。そのメールマーケティングの最前線で培った豊富な知識をもとにマーケターに気を付けてほしいポイントをまとめました。 経験豊富なマーケターでも、初心者でも、メールマーケティングを成功につなげるためのヒントとして使ってください! 1. 配信前のテストを行わない 山本百合子|マーケティング、プロモーション、カスタマーサクセス メールの本送信前に、テスト配信で件名や本文の確認やWチェックを行わないケースを見かけます。 件名・本文の誤字脱字や、前回のメールから件名を変更せず送信してしまうケース、リンクの更新し忘れ、受信デバイスでメールデザインが崩れてしまうなどのミスは、本配信前のテストメールで防げる可能性が高いです。 可能であればメールを作成した担当者とは別の方がWチェックを行うフローにすると、自分では気づけなかったミスに気づきやすいためおすすめです。 関連記事:メルマガ配信業務における失敗談調査 2023年度版 2. ゴール設定せずにメルマガを配信してしまう アリー・ウルフ|プロダクトマーケティング責任者 配信する全てのメールに明確なゴール、目的を持って運用を行わないと、不利益を被ることになります。 多くのブランドやビジネスがマーケティング戦略にメールを活用しており、消費者の受信トレイが一杯になる中ただただメールを送っているのでは結果に繋がりません。このメールで達成したい目的は何か、また読者の興味に沿った行動喚起があるかどうか、必ず明確にしておきましょう。 オーディエンスに合ったコミュニケーションを配信することで、信用を築くことができ、メールをリソースとして捉えてもらえるようになります。 3. 画像とテキストの量がアンバランス デミ・チェン|マーケティング部門 メールマーケティングで陥りがちな落とし穴といえば、画像とテキストの比率のアンバランスです。特に初心者の方は、メールを画像で埋め尽くしてしまう傾向があります。 ISPによりプロモーションコンテンツやスパムと分類されてしまうリスクが高まり、主要な受信箱に届く機会を逃してしまうことにつながってしまいますので、画像:テキストの比率を4:6に保つことをおすすめします。 一方、メールの内容が長すぎるというミスもあります。 メールを読み続けるかどうかは最初の10秒程で判断されてしまうため、パッと見メールの内容が長すぎると最後まで読む意欲を削いでしまい、せっかく作成したコンテンツが無駄になりかねません。メールコンテンツはなるべく短く簡潔に抑えることをお勧めしています。 メール内では概要を簡単に紹介し、詳細については「詳しくはこちら」などのCTAリンクでウェブサイトへ誘導することをお勧めします。 4. 本当に必要なメルマガ配信ツールを選択できていない ジョナサン・ヘリック|CEO ありがちなのは、自分たちのニーズや運用戦略、目的を見極めないまま、人気や知名度の高さだけでメルマガ配信ツールを選択してしまうことです。その結果、必要条件を満たせないツールに多額の投資をしてしまうことも。 マーケティング担当者は、徹底的な評価を行い、自分たちのニーズを正確に把握することがとても重要です。マーケティング目標との整合性を確保するためには、様々なツールの機能と限界を注意深く調査するようにしましょう。 5. 最低限のことしかしない エリン・ポージー|カスタマーサポート&サクセス部門責任者 メールマーケティングが、リスト全体に定期的にメールを送るだけの簡単なものだと思い込んでいることが一番大きな間違いだと思います。 メールマーケティングを成功させるためには、自動化、パーソナライズ、メールのバリエーション、CTA、テキストと画像の適切な比率などのツールを使って、情報とデータに基づいたコミュニケーションをすることが重要です。 このような運用はエンゲージメント向上にも非常に重要で、将来のメール到達率にも大きな影響を与えます。 6. 既存のコンテンツをメール配信に使い回していない ナタリー・スライマン|コンテンツマーケティングマネージャー ブログ・SNS・Web広告・セミナー・ホワイトペーパーなど、マーケティングのために作成したコンテンツを、十分に活用しきれていない担当者は多いと思います。 メルマガでは、購読者や顧客にとって役にたつ情報を届ける必要性がありますよね。過去のマーケティングキャンペーンで反響の大きかったコンテンツをメルマガの方向性に役立てたり、メルマガ内のリンクから既存のコンテンツへ誘導することができます。どのブログ記事が最も閲覧されているかを確認し、その情報を参考に同様のメールコンテンツを作成することで、さらなるエンゲージメントの向上を目指しましょう。 7. リストのメンテナンスを行わない ジェシカ・ランク|グロース・マーケティング部門 リスト管理はメールマーケティング運用の中で見過ごされがち。エンゲージメントの低いコンタクトの削除、リストのセグメンテーション、コンタクトデータの更新、ランディングページやフォーム、その他のツールによるリスト育成など、リスト管理作業は多岐にわたります。 コンタクトの移動、データ整理など地味な作業ではありますが、ここでの少しの努力が大きな成果を生み出すことに繋がります。 8. 送信元のドメイン認証を行わない アンナ・ブレーザー|配信到達率ディレクター 認証されたプライベートドメインから送信しないことは、今日私が目にする最大のミスです。 ドメイン認証はこれまであくまでベストプラクティスとして推奨されていましたが、現在では必須項目と言っても過言ではありません。GmailとYahooの新しい認証ルールにより、認証対応せずに受信箱に届くことを期待することはできません。 確実にメールを届けたいのであればドメイン認証にきちんと対応することが必要です。 関連記事:GmailとYahooメールの新しい迷惑メール判定ポリシーとメール配信者が行うべき対応について 9. 現状に満足して進化を止めてしまう 山本美智|メールマーケティングコンサルタント メール配信をただのルーティンワークと捉えてしまい、ついつい最新のトレンドやテクニックを学ぶことをやめてしまう人がいます。新しいアイディアを生み出すチャンスや、GoogleやYahooのポリシー変更などの重要な情報をキャッチする機会を逃してしまうことも。 自分が利用しているサービスのブログ記事やセミナーをチェックし、月に30分から1時間程度、メールマーケティングに関する情報収集に費やすことをおすすめします。 Benchmark Emailブログは業界のトレンドや重要データを把握し、新テクニックを学ぶのに便利なため、ぜひ定期的にチェックしてください。 ・おすすめブログ記事紹介&ニュースレター購読登録 ・メルマガの効果UPセミナー動画集 まとめ メールマーケティングをマスターするためには、ベストプラクティスを取り入れることと同じくらい、誤った行動を避けることも重要です。 Benchmark Emailのエキスパートたちが語るヒントは、メールキャンペーンに潜む課題とチャンスを浮き彫りにしています。読者理解からタイミングまで、成功の鍵はディテールに目を向けることにあります。 メールマーケティングは常に進化しています。ここでご紹介した失敗ポイントを参考に改善を続けることで、メールキャンペーンをエンゲージメント、オーディエンスとのつながり構築、ビジネス成長のための強力なツールとして活用していってください。 --- ### オシャレなメルマガデザイン20選:アンケート編 - Published: 2024-05-20 - Modified: 2024-05-20 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-customer-survey/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: デザイン, 事例, アンケート, メルマガデザイン, 企業 こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介、今回はアンケート編です。 メルマガと相性が抜群なアンケート!よく見かけたりはしませんか? 何かネットで購入したり、登録したときに後で◯◯はどうでしたか?といったアンケートがメールで届いた方も多いのではないでしょうか。 私は、簡単なやつなら割と答えてしまう派です(笑)。 今回は、そんなアンケートのメルマガデザインに注目してのご紹介です。 フラっと息抜きに見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Tillamook アメリカで100年以上続く乳製品を主とした製品を製造販売している会社です。 送っているメルマガがみなさんのお役に立っているかをしりたいといった内容のアンケートのようです。とてもシンプルな内容だけどとても重要なことですよね。今後のメルマガのコンテンツについて意見を聞いて改善していく姿勢が素敵です。デザインもトラックに大きなロゴがあるのがインパクトがあります! 目次に戻る 2. Google 誰もが普段お世話になっているGoogleも、アンケートをしているようです!YouTubeでショート動画を見るよりも早く終わるというメッセージが面白いですね! デザインもシンプルでGoogleらしさが出ていて素敵です! 目次に戻る 3. Descript ビデオエディタのサービスを提供する会社です。我が社を選んでくれた理由についてのアンケートのようです。メルマガ内に選択項目があるのが素晴らしいですね!デザイン的にも機能的にもユーザーのことを考えられている作りだと思います。 目次に戻る 4. The Browser Company webブラウザーを提供する会社です。 日々ブラウザーを使ってくれているユーザーにもっと意見をほしいといった内容のようです。その意見一つ一つが新たな機能の追加に繋がりもっと便利で使いやすいものができあがると言っています。ユーザーの声に耳を傾ける姿勢が素敵ですね! デザインも様々な画像も使っているのと、テキストがwebっぽい感じも雰囲気が出ていて好きです! 目次に戻る 5. HotelTonight Airbnbが所有する旅行代理店およびメタ検索エンジンだそうです。 ユーザーが宿泊したホテルについてお礼と滞在してみてどうだったかをシンプルに聞いているメルマガです。グッドかバッドのアイコンという分かりやすさもデザインとしてユーザーを混乱させず、そして気軽にできるところが素敵です! 目次に戻る 6. Maze ユーザーテストが簡単に行えるサービスを提供している会社です。 とあるカンファレンスを開催し、そこに参加してくれた方々へ送っているアンケートメルマガのようです。ディスコカンファレンスと言っているので、音楽が流れたりとかなりパーティーなカンファレンスだったのでしょう。デザインもそのような雰囲気が出ているのでちゃんと考えられていて素敵です! 目次に戻る 7. Typeform オンラインフォームの構築とオンラインアンケートを専門とするサービスとしてのソフトウェアを提供する会社です。まさに、といった事業を行っていますね! 好きなだけサービスを活用して集客に繋がるフォームを作っていいよといった内容だと思います。太っ腹!そうすることで製品に実際に触れる機会を作っているのでしょう。 デザインというか誘導がゲーム感覚っぽいので良いですね! 目次に戻る 8. Robinhood アメリカのフィンテック企業です。また同社が提供する証券取引アプリの名称でもあります。アプリなどを活用してみての意見を求めているアンケートのようです。 頂いた内容は、製品をよりよくしていると言っています。 求め方がアンケートに答えてではなくあなたの気持ちを聞かせて、教えてという語りかける感じがユーザーとの距離を縮めている感じで素敵です! 目次に戻る 9. Lonely Planet 旅行のガイドブックを作成している出版社です。 みなさんにとって素敵な旅を計画したいのでご協力をくださいといった内容だと思います。 2分で終わる簡単なアンケートに答えることで、今後のあなたの旅がより良いものになると言っています。どうせ行くなら最高の旅にしたいのはみんな一緒! それが叶うならもっとたくさんの意見をしてあげることですね!旅感がある素晴らしい写真も冒険心をくすぐる良いデザインだと思います! 目次に戻る 10. Golden State Warriors NBAのチームです。 アンケートに答えると有名選手のサイン入りユニフォームが当たるかもといった内容です。 10分のアンケートだということなのでかなりハードルが高いですが、有名選手のサイン入りユニフォームが手に入ると思うと・・・やる人は多いのではないでしょうか? こういった餌で釣る仕組みも戦略としてはとても重要だと思います! デザインはチームカラーが出ていてとても素敵です! 目次に戻る 11. Bird 世界最大のキックボードを提供する会社です。 キックボードの活用の仕方について2分で終わるアンケートのメルマガです。 分かりやすいキックボードに乗っている人のイラストとシンプルな内容とコーポレートカラーで全体が統一されているので、お手本のようなデザインだと思います! 目次に戻る 12. Shopify カナダに本拠地がある多国籍eコマースを展開する企業です。 Shopifyを使っている全てのユーザーが自社のコンテンツを販売するにあたって様々な開発をしてることに対して、Shopifyではそれこそが私たちの成長でもあるといった内容のメルマガです。 だから意見が欲しいといったアンケートです。 こちらもコーポレートカラーで全体が統一されているのでまとまりがあってとても素敵です! 目次に戻る 13. J. Crew アメリカで創業されたファッションブランドです。 ユーザーが最近購入した商品についてコメント&シェアをしてほしいという内容のアンケートです。他のユーザーで購入を検討している人の参考にもなると思うのでとてもよい施策かと思います。デザインもシンプルでとても素敵です! 目次に戻る 14. Product Disrupt オンラインでデザインなどを学べるスクールを運営する会社です。 こちらはアンケートというよりは、UXデザインについて、年次のレポートを紹介するメルマガになっています。デザイントレンドを深堀りした内容など複数の記事を紹介しています。アンケートとは違いますが、ユーザーとのコミュニケーションツールとしてとても素敵だと思います! 目次に戻る 15. Ubisoft フランスに本社を置くコンピュータゲームの開発・販売をしている会社です。 ゲームをやった人に向けてのアンケートになります。ゲームをやった人がどんな気持ちになったのか、もっとこうしてほしいなど、かなり要望は多そうですね!けど、そうやってユーザーの想いを形にしてアップデートしていけたら一生の付き合いになれそうですね! 目次に戻る 16. Netflix 知らない人はほぼいないのでは?というオンラインで様々なコンテンツ動画を配信している会社です。 おそらく、その映画を見たユーザーへ送っているものだと思うのですが、とってもシンプルで、今回ご紹介した中でも私はとても気に入っています。アンケートって本当にこれくらいがいい。 GOODかBADか。ただそれだけ。めっちゃ素敵です! 目次に戻る 17. Flywheel アメリカでホスティングのサービスを提供する会社です。 5〜10分のアンケートに答えたらTシャツをプレゼントするといった内容です。相当なファンじゃ無い限りやるのかなとも思うのですが、アンケートをしてもらう代わりにそういったサービスというのはとても効果的だと思います。写真も手でハート側を作っており、感謝と愛を表現しているのがとても素敵です! 目次に戻る 18. Bellroy バッグや財布、ポーチ、携帯電話のケース、キーカバーなどのキャリーグッズを製造するオーストラリアのアクセサリーブランドです。 おそらくユーザーが買ったであろう商品について、購入から30日後にこのメルマガを配信して、使い心地はどうか?壊れていないか?といった確認を行っています。アンケートは、どのくらい気に入ったのか10段階で評価するだけのとてもシンプルなものです。簡単なアンケートに加えて、他の商品の紹介などがまとまっていてとても素敵です! 目次に戻る 19. Scoot 電動スクーターと電動自転車のシェアリングを提供するアメリカの会社です。 サービスを使ったユーザーへ後日配信しているものになります。実際にサービスを受けてみてどうだったのか?という内容のアンケートをお願いしています。 こちらもシンプルイズベスト&統一感!とても素敵だと思います。 目次に戻る 20. Marriott マリオットホテルズ&リゾーツは、アメリカを拠点とするマリオットインターナショナルのフルサービスホテルおよびリゾートのブランドです。 宿泊したお客様にお送りしたメルマガですが、友人に進めるとしたらどのくらい?といった内容です。この10段階方式はとても楽で良いですね! 目次に戻る まとめ いかがでしたでしょうか?割りとシンプルなアンケートが多く見られたかと思います。 そうなんです!アンケートはシンプルで簡単なのが一番みんな答えてくれるのです。 もちろんなんのためにそのアンケートを取得するか、という目的が大前提になってきます。 メルマガは、ただ送るものではない。ということを常に考えながら作成していくとGOODです! また、誰かの参考になれば嬉しいです! 今後も素敵なメルマガデザインをご紹介していきます!それではまた、BEDでした! (関連記事) ・オシャレなメルマガデザイン15選 :本・雑誌編 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :eコマース編 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :旅行編 ・オシャレなメルマガデザイン15選 :ビジネスイベント編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :海外のホテル編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :アプリ・ソフトウェア編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 ・オシャレなメルマガデザイン15選 :フード・ドリンク編 --- ### Gmailと米Yahooメールの新しい迷惑メール判定ポリシーとメール配信者が行うべき対応について - Published: 2024-05-20 - Modified: 2024-07-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-spam-prevention-requirements-of-gmail-and-yahoo/ - Categories: メールマーケティング - Tags: google, Gmail, yahoo, 迷惑メール, ドメイン認証 本記事では、メールマーケターの皆様に最新情報をお届けします。2024年2月より施行される、GoogleとYahooにおける新しい迷惑メール判定ポリシーは、迷惑メール判定を受けないために必ず確認しておきましょう。 Googleと米Yahooの迷惑メール判定ポリシー 先日Googleと米国Yahooが新しい迷惑メール判定ポリシーを発表し、メール配信者は自身のメルマガが迷惑メール判定を受けないよう、以下の条件を守るように伝えられました。 GoogleとYahooから迷惑メール判定を受けないための3つのポイント 送信元のドメイン認証設定を行う 購読停止を簡単に行えるようにする 迷惑メール率を0. 1%未満にする -対象 GmailとYahoo! メールアドレスへのメールの一斉配信者 -影響 条件を満たしていないメールは、受信拒否や迷惑メールボックスへ分類される可能性が高くなる -開始時期 Gmailでは2024年2月から、Yahoo! メールでは2024年3月までに適用が始まる 実は今回制定された条件はいずれも、一般的なメールマーケティングベストプラクティスとして長年推奨されてきたものです。全体的な到達率向上が期待できますので、ぜひこの機会にクリアしておくのが良いでしょう。3つのポイントを守るための運用方法を見ていきましょう! (参考文章) New Gmail protections for a safer, less spammy inbox - Google メール送信者のガイドライン - Google More Secure, Less Spam: Enforcing Email Standards for a Better Experience - Yahoo Sender Requirements & Recommendations - Yahoo *2024年5月8日時点で、日本のYahoo! メールにおいては同様の措置は予定していないとのことです。 Yahoo! メールからのお知らせ - LINEヤフー株式会社 1. 送信元のドメイン認証設定を行う 迷惑メールの中でも有名なのがなりすましメールですが、「ドメイン認証」は、送信元アドレスがなりすましではないことを示す電子証明書です。 メール配信システム(Benchmark Emailなど)を利用してメールを送っている場合は、実際にメールが配信されるサーバーと、送信元アドレスのドメインサーバーが異なるという状況が起こります。このとき受信サーバーは、送信元アドレスが本物であるか、SPF、DKIM、DMARCなどの電子証明書を参考に判断します。この電子証明書の設定、つまり「ドメイン認証」を行うことが、これまで以上に強く求められるようになりました。 なお@outlook. comや@gmail. comなどのフリーアドレスを送信元に使っている場合は、ドメイン認証設定を行うことができません。ご利用のサーバで独自ドメイン取得サービスを提供していることが多いかと思いますし、また日本国内では以下のようなサービスがありますので、まずは独自ドメインの取得を推奨します。 -お名前. com -ムームードメイン Benchmark Emailユーザーの皆様へ アカウントの「ドメイン認証設定機能」ページよりSPF/DKIM/DMARCの認証作業を行ってください。 手順:送信ドメイン認証を設定する方法(動画あり) ドメイン認証を完了するまでの間は、新ポリシーの認証条件を満たしたBenchmark代理配信アドレスからの配信が可能です。ただし代理配信中はドメイン評価を利用者間で共有することになりますので、ご自身で到達率を管理するため、ドメイン認証設定は必ず行ってください。 フリーアドレスを送信元としてご利用の方も同様にBenchmark代理配信アドレスご利用いただけますが、独自ドメインの取得と認証設定をお勧めします。 ユーザー様向けに分かりやすい解説記事と動画をご用意しております。 2. 購読停止が簡単に行えるようにする 購読を希望しない受信者に対して、以下の仕組みを提供する必要があります。 購読停止手続きはわかりやすく、ユーザーにログイン等を要求しない。 停止申請は2日以内に適用される。 メールのヘッダー情報にOne-click unsubscribeシステムを組み込む。 このルールは、Gmailにおいては「1日に5000件以上をGmailアカウントに送信するメール配信者」と対象が限定されていますが、Yahoo! メールにおいては特に限定されていません。 なお受信者が購読しているメールが対象であり、システムやサービスの利用に必要な通知メールは対象とされません。 Benchmark Emailユーザーの皆様へ Benchmark Emailでは要件を満たした購読停止システムが採用されておりますため、ユーザーの皆様による特別な対応は必要ありません。 購読停止リンクは、必要な読者が見つけやすいように設置しましょう。 GmailとYahooメールの新ポリシーに対応した安全な配信をするなら 3. 迷惑メール率を0. 1%未満にする 受信者は迷惑メールを受信したときに、GoogleやYahooに苦情報告を行い、その配信者からのメールをブロックしてもらうことができます。今後のメール配信者は、この迷惑メール率を 0. 1% 未満*に維持する必要があります。 そもそも、受信者が迷惑メール報告を行う背景には以下が考えられます。 ・受信を希望していないのに無断でメールが送られてきた ・購読しているメルマガへのエンゲージが下がっており、メルマガが届くことにフラストレーションを感じた ・購読停止手続きをする方法がわからない、または煩雑だと感じた ドメイン評価に大きなダメージを与える「アドレスリストの購入」や「無断配信」は絶対に避けましょう。また日本では、約4人に1人が購読停止する際に「迷惑メール報告」をよく使うという調査結果もありますので、長期間開封していないエンゲージが低い読者へは配信を控えましょう。 *Yahooメールでは0. 3%未満、Gmailでは「Postmaster Tools で報告される迷惑メール率を 0. 1% 未満に維持し、決して 0. 3% 以上にならないように」と規定されています。 Benchmark Emailユーザーの皆様へ 迷惑メール率をご自身で管理するため、ドメイン認証設定を行って独自アドレスでの配信を行いましょう。 オプトインを得ていないリストへの配信は禁止されています。 購読停止リンクは分かりやすく設置しましょう。 Yahooへ送られた苦情報告数はBenchmark Emailのメールレポートで確認できます。 Gmailの迷惑メール率はGoogleが提供するPostmaster Toolsで確認できます。 苦情が発生した場合は、エンゲージが下がっている読者への配信を控えるためにホットリード機能やエンゲージメントスコア機能などをご活用ください。 迷惑メール判定ポリシーについてのまとめ 近年GoogleやYahooは迷惑メールや詐欺メールの自動検知に大変力を入れており、そのためのアルゴリズムも日々進化しています。今回のポリシー策定は、精密なスパム検知を行うために配信者へ協力を求めるものなのでしょう。 迷惑メールが届かなくなるということは、購読者がメルマガを受信箱で見つけやすくなるということですので、正しく運用をしているメール配信者にとっては嬉しいことです。 この機会を追い風として、引き続き読者とのエンゲージを深めていきましょう! その他のGoogle関連ニュース Googleのアカウント削除ポリシーについて 2023年5月17日より、Googleは2年間利用されていない個人のGoogleアカウントを削除するポリシーが適用開始となり、実際にアカウントの削除が始まる12月1日まで残り僅かとなりました。つまり、世界中でたくさんのGmailアドレスが消滅することが見込まれています。 アクティブでないアカウントの持ち主は、既に日頃からGmailでメールを読まない未開封者と考えられるため、アカウントの削除が実施されてもメールマーケターに大きな影響はないと思われるかもしれません。 しかし、これまで届いていたメールが届けられなくなることで、エラー率が増加してしまい、その結果ドメイン評価に悪影響を与え、到達率を低下させる可能性があります。 削除実施日までに、エンゲージメントの低い(長期間開封をしていない)Gmailアドレスを配信から除外する、などの対応を検討してみても良いかもしれません。 関連機能FAQ:ホットリード機能とはなんですか? GmailとYahooメールの新ポリシーに対応した安全な配信をするなら (関連記事) ・これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~ ・iOS15などApple Mailのプライバシー保護方針についてのまとめ ・サードパーティーCookieの廃止によるWebサイトの追跡方法への影響 本記事は、2023年11月に公開した内容にアップデートを加えたものです。 --- ### Yahooメールシェアが少ない!?メルマガ購読状況調査ヨーロッパ版と日本版の比較 - Published: 2024-05-08 - Modified: 2024-05-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newslettersurvey-europe-and-japan/ - Categories: メールマーケティング, 独自調査レポート - Tags: 調査, 比較, 海外, ヨーロッパ, メルマガ購読状況, 日本, データ Benchmark Emailが実施した「日本のメールマガジン購読状況調査」と「ヨーロッパのメールマガジン購読状況調査」の結果を比べてみました。 調査における回答者の数や属性、設問など、細かな条件が異なるため厳密な比較とはいえませんが、こういうものも面白いかなと思い共有します。 楽しんで読んでいただけたら幸いです! 調査概要 いずれも一般のインターネットユーザーを対象に、メールマガジンの購読状況についてお尋ねしたものです。 ヨーロッパ版の調査 Benchmark Emailのヨーロッパ法人が2023年秋に実施し、英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語で調査を行いました。 日本版の調査 詳細はこちらの記事をご覧ください:メールマガジン購読状況調査 2023年度版 日本版のみ仕事用アドレス・プライベート用アドレスそれぞれについて尋ねている設問があります。そうした設問の比較グラフでは「ヨーロッパ版」「日本版(仕事用)」「日本版(プライベート用)」の3つで比較を行っています。 メルマガ購読に利用されているメールソフトは? まずはメルマガを読むのに使っているメールソフトから見ていきましょう。 Q. どのメールサービスを使ってメールを読んでいますか?(複数選択) Which email service do you use to read your newsletters? ヨーロッパ版調査では1位が「Gmail」、2位が「Outlook」、3位が「その他」でした。 Gmail ヨーロッパ版 85. 1% 日本版(仕事用) 62. 0% 日本版(プライベート用) 67. 0% Yahoo! メール ヨーロッパ版 5. 5% 日本版(仕事用) 46. 3% 日本版(プライベート用) 52. 6% Gmailが一番人気である点はどちらの調査でも変わりませんでしたが、Yahoo! メールは日本版とヨーロッパ版で大きな違いが出ています。日本版の調査ではYahoo! メールの利用率が高いので、意外に思われる方もいるかもしれませんね。 次に、Gmailユーザーに、メインタブだけではなく「プロモーション」「新着」などのタブを見るかと尋ねました。 Q. メインタブだけでなく「プロモーション」や「新着」など他のタブも開いていますか? Do you open and view the 'Promotions', 'Updates' or other tabs as well as the "Primary" or main tab? いずれの調査でも、見る派(青色のゾーン)のほうが、見ない派(灰色のゾーン)よりも多い結果となりました。ヨーロッパ版では7割弱、日本版では8割強の人がメインタブ以外も見ていることになりますね。 スマホとPC、どちらのデバイスで読まれているか? Q. スマホとPC、どちらでメールを読みますか? Do you read your newsletters on a smartphone or a PC? 日本の調査では、仕事用アドレスでは「PCのみ」「両方だがPCが多い」を合わせたPC派が優勢、プライベート用アドレスでは「スマホのみ」「両方だがスマホが多い」を合わせたスマホ派が優勢という結果でした。 ヨーロッパの調査は半々の結果で、スマホ派が53%、PC派が47%でした。なお「スマホのみ」と答えた人の割合は17%で、日本の調査と比べて少ない結果となりました。 1日にどれくらいのメルマガを受信して読んでいる? Q. 1日に平均何通のメルマガを受信していますか? How many newsletters do you receive on average per day? 1位は「1〜5通」、2位は「6〜10通」という順位は同じとなりました。3位は日本の調査では「21通以上」、ヨーロッパの調査では「1通未満」です。 ヨーロッパ版調査の結果のほうが、受信しているメルマガの通数は少ない印象でしょうか。 Q. そのうち、平均何通のメルマガを開いて読んでいますか? Of the newsletters received, on average how many do you open and read? 1位は同じで「1〜5通」、2位は日本版が「6〜10通」ヨーロッパ版が「1通未満」でした。 ヨーロッパ版の調査では「1通未満」+「1〜5通」の合計が87%になりますので、ここが圧倒的なボリュームゾーンかと思います。日本では「1通未満」+「1〜5通」の合計は5割程度ですので、それ以外の45〜49%の人は1日に6通以上のメルマガを読んでいるようです。 Q. 1日あたり平均どのくらいかけてメルマガを読んでいますか? On average, how long do you spend a day reading newsletters? *設問を合わせるため、日本の調査結果は2022年版のものを使っています。 回答が多かった選択肢は同じで、1位は「1〜5分」、2位は「1分未満」、3位は「5〜10分」となりました。 ヨーロッパ版の調査では、日本版に比べて受信・開封しているメルマガの通数は少なめでした。その一方でメルマガを読むのにかける時間は日本と同程度または長めですので、ヨーロッパ版の回答者は購読するメルマガの通数は厳選しつつ、開封したものは比較的じっくり読んでいるのかなと想像しました。ヨーロッパはGDPRの影響があるので、リストの取り扱いが丁寧なのかもしれません。 このように比べてみると、やはり面白いですね。 メルマガを読む時間帯は? 続いては、メールを読む時間帯について見てみましょう。 Q. メルマガを読むのはどの時間帯が多いですか?最も多い時間帯をお選びください。 When do you most often read newsletters? ヨーロッパ版調査 1位「〜9時台」2位「10時〜11時台」3位「12時〜15時台」 午前中にメールを読む人が多いという結果に。 日本版調査(仕事用アドレス) 1位「12時〜15時台」2位「〜9時台」3位「10時〜11時台」 昼間の業務時間中にメールを読む人が多いという結果に。 日本版調査(プライベート用アドレス) 1位「21時〜23時台」2位「19時〜20時台」3位「12時〜15時台」 夜寝る前の時間や、お昼にメールを読む人が多いという結果に。 アドレスの用途による影響があるかもしれませんが、ヨーロッパ版の調査では午前中にメールを読む人が多いという結果でした。 メルマガは何日前までさかのぼって読んでいる? 配信した翌日以降に、メルマガを読んでもらえる可能性はあるのでしょうか。 こちらもふたつの調査で差が出る結果となりました。 Q. 受信したメルマガはどれくらいさかのぼって読むことが多いですか? How often do you go back and read the newsletters you receive? ヨーロッパでは67%が「当日のメルマガしか読まない」と回答しており、日本よりも受信したメルマガを遡って読む人は少ないようです。ヨーロッパ向けの配信では、配信時間や曜日による開封率の差がよりシビアに出てくる可能性がありますね。 関連記事:メルマガを配信する時間と曜日の”正解”は?読者の行動時間と調査データから仮説を立てよう メルマガに期待しているコンテンツは? メルマガの中身についても、それぞれ異なる結果が出ました。 1位を赤、2位をオレンジ、3位を黄色で記載します。 Q. 特にどんなコンテンツを期待して登録しましたか?(複数回答) What was the newsletter about? ヨーロッパ版調査 1位:ブログ記事、コラムなどの役に立つ読み物 2位:最新情報、ニュース 3位:ブランドやサービスが提供する商品の情報、カタログ、メニュー 日本版調査 1位:最新情報、ニュース 2位:セール、クーポンなどお得な情報 3位:ブランドやサービスが提供する商品の情報、カタログ、メニュー 「セール、クーポンなどお得な情報」は日本版調査では2位ですが、ヨーロッパ版調査では5位でした。もしヨーロッパ向けにセールのお知らせばかりを打ち出していて反応が良くないという場合は、役立つコンテンツや最新情報も合わせて発信してみると、また結果が変わるかもしれません。 ヨーロッパ版の結果ではブログ記事やコラムなどの役に立つ読み物が1位ということですので、1通あたりにかける時間が長めなことや、1日あたりの購読数が少ない結果になったのも納得ですね。 *なおこちらの結果は、地域だけではなく回答者属性が影響している可能性があります。日本版ではインターネット調査サービスを利用した一方で、ヨーロッパ版ではSNSやBenchmark Emailのサイト・ニュースレター等で回答者を募集しました。ヨーロッパ版調査では、そもそもニュース等の情報収集に対する意欲が高い回答者が多いのかもしれません。 メルマガの配信停止について 配信停止を行う理由は、おおむね似たような結果となりました。 Q. メルマガの購読を停止(解除)する時はどんな理由が多いですか?最も多い理由をお選びください。 What is the main reason for unsubscribing? Please select the most common reason. いずれの調査でも「配信数が多すぎる」と「メルマガの内容に興味がなくなった」がそれぞれ3〜4割を占めています。 一方で、メルマガの購読を停止する方法については、日本版の方が「迷惑メール・スパム報告」の選択肢を取ってしまう人の割合が多いという違いが出ていました。 Q. どのような方法でメルマガの購読を停止(解除)することが多いですか?最も多い方法を選択してください。 How did you unsubscribe? 配信停止リンクからの手続きではなく「迷惑メール・スパム報告」が行われてしまうと、メールの到達率に悪影響が出る恐れがあります。日本版の25. 4%(4人に1人)という回答はヨーロッパ版と比べても高いですね。 日本国内向けに配信する場合は、配信停止リンクをわかりやすくする、エンゲージが低い読者への配信頻度をコントロールする、読者自身が意識しないまま登録されてしまう形は避ける、などの、リスク対策を強く心がけましょう。 参考記事:GmailとYahooメールの新しい迷惑メール判定ポリシーとメール配信者が行うべき対応について その他 なお、2つの調査で結果があまり変わらなかった問いには以下のものがありました。 Q. メールを開く、開かないの判断に最も影響するところはどこですか? What influences you the most to open an email or not? 開封の判断に影響するのはどちらも「件名」が1位で半数前後でした。その他の要素も「差出人名」「本文プレビュー」が2割前後と同じ傾向のようです。 Q. Webページなどにあるメルマガ登録フォームから、自ら購読を申し込んだことはありますか? Have... --- ### セミナーで頂いたご質問に回答します!「2024年最新メールマーケティングセミナー」4月イベントレポート - Published: 2024-05-01 - Modified: 2024-06-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-seminar-report-202404/ - Categories: セミナーレポート - Tags: セミナー, 悩み, 質問, 回答 こんにちは、Benchmark Emailの山本です。先日オンラインセミナーを開催したところ、参加者のみなさまよりメールマーケティングに関するお悩み・ご質問をお寄せいただきました。 今回は頂いたご質問に対する回答と、セミナーの模様をお届けいたします! 今回の特集テーマ「AIデザイン機能とエディタ活用」 定期的に開催している本セミナーシリーズでは、メールマーケティングの基本と効果改善テクニックをご紹介していますが、今回は特集テーマとして「AIデザイン機能とエディタ活用」についてもお伝えしました。 AIがデザインを自動生成する「スマートデザイン機能」 日本語版が実装されたばかりのAIによるメール作成機能。操作画面や、実際に生成されたメールの実例をお見せしました。 セミナー会場でアンケートを取ったところ、すでに機能を利用した方は1割、まだ試していない方は9割とのことでした。この機会にぜひ使ってみていただけると嬉しいです。 関連記事:スマートデザイン機能の使い方 業界別テンプレートのご紹介 最近追加された6業界向けの日本語テンプレートをご紹介しました。アンケートでテンプレートのリクエストを募集したところ、ご要望を頂きましたので今後追加していきたいです。 関連ページ:日本語テンプレートのご紹介 意外と知らない「上級エディタ活用法」 AIが生成したデザインや、テンプレートのデザインを編集する際に便利なエディタ機能をご紹介しました。以下のブログ記事を元にしておりますので、気になる方はご覧ください。 関連記事:意外と知らないエディタ機能16選 アンケートの質問へお答えします 今回ご回答するのは、セミナー終了後のアンケートに頂いたご質問たちです。 質問1:複数の担当者で作成するメルマガに統一感を出すには? Q:複数の担当者が持ち回りでメルマガ作成をせざるを得ないのですが、各回のメルマガにどうしても統一感が出ず、クオリティにも差が出てしまいます。 A:テンプレートとルールを決めましょう。 毎回のメルマガから受ける印象に統一感があることは、ブランディングのうえで大切ですよね。デザインがテンプレート化されているのであれば、大きな違和感を与えてしまうことは少ないと思います。 あとは、守りやすい簡単なルールを決めておきましょう。以下のような項目が考えられますが、なるべくシンプルなルールにするのがおすすめです。 ・見出しのフォントルール(文字サイズ、色、記号など) ・文字を装飾したい場合のフォントルール(文字サイズ、色、記号など) ・見出しの数(目安程度に) ・説明文の長さ(目安程度に) もし、テンプレート化で解決できないほど個性が出ている場合は、それを活かしてしまうのも手です。「担当:○○」と担当者の名前を記載するようにしたり、編集後記などを設けると、逆に人間らしさが出て身近に感じられるという長所に変わるかもしれません。 質問2:ボタンのテキストは英語より日本語? Q:ブランディングの理由から英語表記が多いのですが、配信先は日本人のお客様です。タイトルやボタンの表記は英語より日本語の方がいいですか? A:直感的に内容を伝える方が利があるので、タイトルやボタンは日本語の方がおすすめ。 たしかに、ブランディングやデザインの観点から「飾り」として置いているテキスト以外は、母国語で書いてある方が意味が伝わりやすいと思います。開封・クリック・購入してもらうなどの行動喚起が目的であれば、直感的に内容を伝えたほうが成果に繋がりやすいですね。 ただし当社のニュースレターでボタンテキストのA/Bテストを行ったところ、英語表記と日本語表記のクリック率に有意な差は出ませんでした。当社の場合はレターの構成やボタンの目的がシンプルなため、英語のCTAでも問題なかったのかなと思います。 このような場合もありますので、一度ぜひ日本語版と英語版でA/Bテストをしてみてください。 関連記事:A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は? タイトルというのがもし件名のことであれば、これもやはり日本語が良いと思います。メルマガ購読者の約半数は、受信したメールを開封するかどうかを件名を見て判断しています。以下の動画も参考に「開封したくなる」メールタイトルをつけるよう心がけてみてください。 関連動画:開封率アップにつながる件名の付け方 質問3:デザインは定期的にリニューアルした方がいいですか? Q:同じデザインで数年配信していますが、定期的にデザインをリニューアルした方が良いでしょうか。開封率は十分高いです。 A:購読者に読みやすい形に落ち着いているのであれば無理に変更する必要はありません。 お話を伺う限りでは、無理にリニューアルをする必要はないと思います。 購読者に飽きられてしまうと長期的に開封率が減少してくるものですが、高い開封率を保っているのであれば、読者を飽きさせないバラエティに富んだコンテンツを配信できているのではないでしょうか。 余裕があるのであれば、飽きられないようにという目的ではなく「メルマガは読みやすいか?」「CTAボタンは押しやすいか?」「現在の企業・商品イメージに合っているか?」という目的での検証を時々行っていくと良いでしょう。 もしファッションなどのトレンドが関係する業界であれば、②の企業イメージの観点から、新鮮さを感じさせるための定期リニューアルは効果的ですね。ただしこれも、トップ画像によって毎回印象が大きく変わるようなシンプルなデザインのメールであれば、毎回のコンテンツだけで十分トレンド感や最新感を打ち出せることもあります。 質問4:メルマガコンテンツ制作におけるPDCAの回し方 Q:メルマガコンテンツ制作におけるPDCAの回し方を知りたいです。 A:過去の配信で人気のコンテンツを分析しましょう。 PDCAを「毎回のメルマガコンテンツ制作」に当てはめると以下のようになります。 (P)毎回のメルマガで容易に得られるデータ(開封率・クリック率、etc)に対して期待成果や個別の条件(コンテンツテーマ、配信時間、etc)を設定する (D)配信する (C)結果を推移で見る (A)少しずつ改善を繰り返していく 具体的には、レポートで以下の2点をチェックすることをおすすめします。 ・開封率が良い件名で紹介されているコンテンツは? ・クリックマップにおいて、クリック率の良いコンテンツは? *クリックマップ分析の際は1点注意が必要で、クリック率はメールの上部に置いたコンテンツや、件名に設定したコンテンツほど高くなる傾向があります。そのため複数コンテンツを掲載している場合は、順番や件名を入れ替えてA/Bテストを行うことをおすすめします。 もし安定して大きな差がないという場合は、すでにベストな運用をしているということかもしれませんが、新しい可能性を探るために定期的に新しいコンテンツにはチャレンジしたいですね。その場合のヒントはメールの外にありますので、ウェブサイトのアクセスデータ・SNSの反応・広告の反応・店舗の販売データなどから、ユーザーさんの関心を探ってアイデアを探しましょう。 当社で行ってきたPDCAの事例をブログでご紹介しておりますので、もしよろしければご参考になさってください。 関連ページ:メールマーケターYurikoの挑戦シリーズ 質問5:お客様の興味を引くテーマの選び方 Q:顧客分析が合っているか分かりません。こちらの訴求したい内容が前に出てしまっている傾向があり、お客様の興味を引くテーマなどの選定方法が知りたいです。 A:現在の開封率によって戦略を変えましょう。 ここでいう「顧客分析」とは、「メルマガの満足度」という意味合いでしょうか。その場合には、開封率・クリック率・解除率について毎回の推移を見ていけば良いと思います。 テーマの選定方法は、現在の開封率によって2つの戦略が考えられます。 (A)開封率が平均以上で、低下傾向が無い場合 訴求したい内容と読者の期待値が合っている可能性が考えられます。 ・さらに数値を上げるために異なるコンテンツを追加してテスト ・開封率が高い時のメインコンテンツを参考にする ・クリックマップでよくクリックされているコンテンツを参考にする など攻めの姿勢が良いでしょう。 (B)開封率が低い、解約率が高いなど状況が悪い場合 この場合はお客様が興味を引かれるテーマを届けられていない可能性がありますね。 読者にアンケートを行ってみて乖離をチェックするのが一番早いと思います。社内の顧客接点を持つ部署(営業・サポート)によく来るお問い合わせの内容と、現状のコンテンツを比較するのも効果的です。また、そうした部署の人にメルマガを見てもらって意見をもらうのもおすすめです。 参考記事:業界別メール平均開封率レポート 質問6:開封してくれる方が毎回同じで、購買に繋がりません Q:開封率は高いのですが、開封してくれる方が毎回同じなため、なかなか購買や問い合わせに繋がりません。 A:さらにファンを増やす方法や、購入検討層に刺さるテーマを試してみてください。 まず、全体の1〜2割程度でも毎回同じ方が開封してくれているのならメルマガとしては成功していて、ファンが付いているということです。その上でさらにファンを増やしていくためには、 ・通常と全く異なる訴求点のタイトル ・普段使わないキャッチーなキーワードや話題を入れたタイトル ・異なる配信時間 ・異なる送信元名 などで、たまに揺さぶりをかけることで注意を引けるかもしれません(月4配信なら月1回など)。 また、購入頻度が低い商品や、高額商品の場合は、すぐには購買に繋がらないものです。次回購入までの関係性を繋いでおくためには、その一歩手前の需要が高いコンテンツを用意するのも良いと思います。 例えばもし新車販売店であれば、毎回新車についての情報を発信するのではなく、時にはメンテナンスサービスやアクセサリ製品のお知らせといった件名で配信すると読者の幅が広がります。「エンジンを長持ちさせるコツ」などのコラムを配信するのもいいですね。 「車の買い替えで気をつけたいこと3選」「○○の調子が悪い時の対処法」といったタイトルでメールを送ると、今まさに買い替えを検討している人が開封してくれるかもしれませんよ。 質問7:限られたリソースでメール配信を続けるノウハウは? Q:限られたリソースでこつこつメール配信を続けるノウハウは? A:配信頻度を落としたくない場合は、フォーマット化やリソースの再利用で1通あたりの手間を減らしましょう。 配信頻度を落として1回1回のメルマガを大切にするという方法もあります。 一方で配信頻度は保ちたいという場合は、1通あたりの手間を減らすことになりますね。そのためには、こちらの3点をまず検討したいところです。 ・1通に掲載するコンテンツ数を減らす  (悩むなら主にニュースなど新着情報やイベント等に特化するのがおすすめ) ・コンテンツをシンプル化&フォーマット化して、短時間で作成できるようにする ・自社メディアやSNSなどで掲載しているコンテンツを使い回す メールは極力シンプルにして、詳しい説明はウェブサイトへ飛んでもらう形にすると作成が楽になりますね。 一方、コラムなどの読み物系メルマガであれば、他の場所で発信しているものを再利用するといいでしょう。自社メディア・SNS・メルマガそれぞれリーチできる人は違いますので、1つコンテンツを作ったら複数のチャネルで発信しましょう! マイナスの影響が出ないのであれば、手間は少ないに越したことはないはず。一度思い切って省エネしたメールを送ってみて、クリック率や購入金額などを比べてみてください。 なお、更新性が低い基本コンテンツは、オートメーション化して届けるのも一手です。 質問8:知識のインプット、アップデートの頻度を上げたい Q:知識のインプット、アップデートの頻度を上げたいです。 A:Benchmark EmailのSNSやニュースレター、ブログをぜひご覧ください! メルマガ担当をされている方々には、他にも複数の業務を担当されている方も多いと思います。忙しくて勉強の時間が取れないことも多々ありますよね。 定期的にインプットが入ってくるように、仕組みを作っておくことをおすすめします。 Benchmark Emailのニュースレターにご登録いただくと、ブログ記事のお知らせをお送りしますのでぜひご購読ください!SNSアカウントでもメールマーケティングに関する知識やニュースを発信しておりますので、フォローしていただくと定期的に情報が流れてきてインプットのきっかけになると思います。 ・おすすめ記事紹介&ニュースレター購読登録 ・Xアカウント ・Facebookアカウント ・Instagramアカウント また、以下のページでは30分程度のセミナー動画を配信しております。お忙しいメルマガ担当者のみなさまのために、情報をぎゅっと濃縮してお伝えしておりますのでどうぞご活用ください。 ・メルマガの効果UPセミナー動画集 また、どんなブログコンテンツやセミナーがあると良いのか、ご要望がありましたら是非サポートチームまでリクエストをお送りください! まとめ メールマーケティングの基本や効果改善テクニックの内容については、こちらの記事もご覧ください。 ご好評につき再開催!「最新メールマーケティングセミナー」の人気トピックをご紹介 セミナーは今後も開催予定でございます。お時間の都合上質疑応答コーナーは設けていないのですが、このように後日ご回答できるかもしれません。次回開催の折はぜひご参加ください! --- ### Gmail受信画面のアイコンやラベルの意味を解説!スターマークと重要マークの使い分けは? - Published: 2024-05-01 - Modified: 2024-07-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/buttons_and_elements_in_your_gmail_toolbar/ - Categories: メールマーケティング - Tags: Gmail, 開封率, 受信箱 *こちらの記事は2024年5月にリライトを行い、その時点の仕様についてGmailヘルプに基づきご説明しています。 Gmailは世界で最も利用されているメール閲覧ブラウザのひとつです。 高機能である一方、アイコンや機能の意味がわからないこともありますよね。 Gmailの受信画面がどのように出来ているのか? フォルダやタブでメールを分類する仕組みはどうなっているのか? どのようなアイコンがあってそれぞれどんな機能があるのか? 本日はこのような疑問にお答えしていきます。 メール一覧ページの7要素 メール一覧ページについて、7つのグループに分けて説明します。 ①トレイおよびラベル一覧 ②検索窓 ③左上のアイコン ④各メールの左側にあるアイコン(重要マークとスターマーク) ⑤各メールにマウスポインタを当てると右側に現れるアイコン ⑥受信ボックスのタブ ⑦送信元・件名・本文プレビュー・受信時間 本記事では2024年5月以前の古いデザインのスクリーンショットを用いてメール受信画面の使い方を説明している部分がありますが、操作上の違いはありません。 ①トレイおよびラベル一覧 ①の部分には、受信トレイ、スター付き、送信済み、下書きなど各メールトレイが表示されています。 その下には自分が作ったラベル一覧が並びます。「ラベルを管理」「+新しいラベルを作成」という機能もあります。 Tips:Gmailのラベルとは Gmailの「ラベル」はOutlookでいう「フォルダ分け」のようなものです。例えば、とある会社のドメインから送られてきたメールにはすべて「A社」というラベルを付けるよう設定します。自分が作成したラベルは「トレイおよびラベル一覧」にリストアップされます。一覧で「A社」をクリックすれば、いつでもA社のメールを呼び出すことができます。 例:「A社」ラベル一覧ページ 名前は違いますが、他のメールクライアントでいうところの「フォルダ分け」と似ていますね。Gmailヘルプでは「フォルダ」との違いを以下のように説明しています。 ラベルはフォルダとは異なります。メールを削除すると、そのメールに適用されたすべてのラベルと受信トレイから消去されます。(引用元:Gmailヘルプ) ラベルはフォルダと似ていますが、1 つのメールに複数のラベルを付けることができます。(引用元:Gmailヘルプ) ラベルの設定方法は後の章で説明します(クリックすると別窓で開きます)。 ②検索窓 ②の部分で、メールを検索することができます。単語を入れると、その単語が件名や中身、送信元アドレスなどに含まれるメールが表示されます。 ③左上のアイコン ③の部分に置いてあるアイコンの機能を説明します。 一括選択: 一括でチェックを付けることができます。「すべて」のメールにチェックをつけるほか「既読」「未読」など条件を指定することもできます。 「すべて」を選ぶと、画面に見えているメールすべてにチェックがつきます。画面に表示しきれていないメールを含めて全選択したい場合は「○○のスレッド××件をすべて選択」という文字をクリックします。 更新: 受信箱を最新の状態に更新します。 その他: 「すべて既読にする」を押すと、画面上のメールがすべて既読になります。 また、選択ボックスにひとつでもチェックを付けると、さらに他のアイコンが現れます。各アイコンの意味は⑤で解説します。 選択ボックスをチェックすると現れるアイコン ④各メールの左側にあるアイコン(重要マークとスターマークの違い) ④の部分に置いてあるアイコンの機能を説明します。 選択ボックス: チェックを入れたメールに、一括操作(削除など)ができます。操作内容は⑤で説明します。 重要: 「重要」マークのオンオフができます。 Gmailが受信時に重要と判断したメールは、自動的に「重要」マークがオンとなります。 送信元とやりとりする頻度や、自身が日頃開封しているか、返信しているか、よく読むメールに入っているキーワードが含まれているかなどを総合的に判断しているそうです。ユーザー側でもオン・オフの指定ができ、繰り返すうちにGmailが学習します。大切な内容を送ってくる相手には「重要」マークをつけると便利でしょう。 現在「重要」マークがついているメールは、「①トレイおよびラベル一覧」で「重要」を選ぶと確認できます。 *なお、「重要」マークは表示/非表示を選択できます。右上の歯車アイコンをクリック>「全ての設定を表示」をクリック>「受信トレイ」タブを選択>「重要マーク:」で設定可能です。 スター: 大切なメールに印を付けることができます。 「重要」ラベルを付けると送信元や件名が共通するメールも自動的に「重要」と判断されるようになる可能性がある一方、「スター」は自動でつくことがありません。そのメール単体が重要なときや、重要ラベルと別に管理したいメールには「スター」を付けるといいでしょう。 現在スターが付いているメールはトレイ一覧の「スター付き」をクリックすると確認できます。 ちなみに「重要」または「スター」マークを付けると、その送信元からのメールが、迷惑メールフォルダやプロモーションタブではなく受信BOXに届きやすくなります。 メール配信者向けの関連記事:米国Kickbox社が語る(2)送ったメールを受信ボックスに届けるためには? ⑤各メールにマウスポインタを当てると右側に現れるアイコン メールにマウスポインタを当てると⑤の部分に現れるアイコンの機能を説明します。 アーカイブ: 「受信トレイ」から非表示になり「すべてのメール」フォルダに移動します。また、そのメールに誰かが返信すると受信ボックスに戻ります。将来必要になる可能性はあるものの受信トレイにあると邪魔なメールは、アーカイブすると便利です。 「すべてのメール」はタブやラベルに関係なくすべてのメールを見ることができるフォルダです。 削除: ゴミ箱へ移動します。ゴミ箱に移動したメールは30日後に消去されるという点がアーカイブと異なります。 既読: メールを既読にすることができます。 スヌーズ: メールを一旦受信箱から消去し、指定した日時にあらためて受信箱の一番上に表示させることができます。「このメールは明日の朝に読もう」というときに便利です。スヌーズしたメールは、①トレイおよびラベル一覧の「スヌーズ中」で確認できます。 その他:メールによっては以下のようなボタンが現れます。 ・「出欠確認」メールを開かなくても、Googleカレンダーの出欠確認の返信ができます。 ・「ダウンロード」メールを開かなくても、添付ファイルをダウンロードできます。 ・ほか、SNSからのシステムメールでは「○○さんのツイートを見る」「つながりを申請」など、メール内で取り上げられているアクティビティにアクセスできるボタンが現れます。 ⑥受信ボックスのタブ ⑥の部分には現在表示している受信タブが色付きで表示されています。他のタブへはクリックで移動できます。全部で5種類のタブが用意されており、オン・オフを選ぶことができます(設定方法はGoogleヘルプの「カテゴリのタブを追加または削除する」でご確認ください)。 「メイン」主要なメール 「ソーシャル」SNSからの通知 「プロモーション」販売促進を目的としたもの 「新着」アカウントの登録完了やアラートなど 「フォーラム」メーリングリストなど メール配信者向けの関連記事:Gmailのプロモーションタブにメールが入ってしまう!メルマガを見てもらうために知っておくべき6つの情報 ⑦送信元・件名・本文プレビュー・受信時間 各メールについては、左から順に、「メールを送ってきた相手」「件名」「本文プレビュー」が表示されています。Gmailユーザーのみなさまは、日頃「誰からのメールか」「どんな内容か」をここで判断し、次に読むメールを決めていることかと思います。 送信元: メール送信元は、アドレス帳に登録されていればその名前が表示されますが、送信元が設定した名前が表示される場合もあります。 件名: メールのタイトルが表示されます。 本文プレビュー: 送信元が指定した要約文か、本文の最初の部分が表示されます。PCブラウザの幅によりますが、60文字程度の枠に件名と本文プレビューが表示されます(件名が枠以上に長いと本文プレビューは表示されません)。 受信時間: メールが受信ボックスに届いた時間です。 個別のメール画面 それぞれのメールを開くと、このように表示されます。 ①件名・重要マーク・ラベル 重要マーク: 「重要」マークのオンオフができます。オンにすると黄色くなります。Gmailが受信時に重要と判断したメールは「重要」マークがオンとなり、「重要」フォルダで確認ができます。毎日オンオフを指定しているとGmailが学習します。常に重要なメールが送られてくる送信元のメールには「重要」マークをつけると便利でしょう。 ラベル: このメールにすでに設定されているラベルが表示されます。ラベル名をクリックすると、そのラベルがついた全メールを確認できます。「×」をクリックすると、ラベルをメールから外すことができます。 ②一番上のアイコン 緑枠部分に表示されているアイコンの意味を説明します。 アーカイブ:前章と同じ 迷惑メールを報告: 報告したメールは迷惑メールフォルダに振り分けられます。報告をしているとGoogleは似たようなメールに自動的に迷惑メールのマークが付けるようになります。「希望して購読していたメールマガジンに、興味が無くなった」という場合は、迷惑メール報告機能ではなく、メルマガ内の「購読停止」リンクから手続きをしましょう。 削除:前章と同じ 未読にする: 現在見ているメールを未読にします。クリックすると受信一覧へ戻ります。 スヌーズ:前章と同じ タスクに追加: 「Google ToDo リスト」にタスクとしてメールを追加できます。ToDoリストからメールに飛ぶことができ便利です。 移動: タブなどを移動できます。 ラベル: メールにつけるラベルの追加・削除・編集ができます。 その他: クリックすると以下のメニューが現れます。 - 「未読にする」 - 「重要マークをつける」 - 「スターをつける」 - 「予定を作成する」 Googleカレンダーに予定を作成できます。メールのスレッドに含まれるアドレスが、カレンダー上の予定参加者に自動で追加されます。 - 「メールの自動振り分け設定」 - 「ミュート」 ミュートしたメールは受信トレイから消えて「すべてのメール」に移動します。削除との違いは、30日が経過しても自動で消えない点です。⑤で説明したアーカイブとの違いは、誰かが返信しても受信ボックスに戻らない点です。 Tips:メール画面のボタンをテキスト表示に変える方法 実は、Gmailのメール画面のアイコンは、テキスト表示に変えることが可能です。 右上にある歯車ボタンをクリックします。 「すべての設定を表示」をクリックします。 「ボタンのラベル」で「テキスト」を選択します。 ページ下部の「変更を保存」をクリックします。 テキストに変えた画面がこちらです。 Tips:メールに1通ずつラベルをつける方法 ラベルボタンをクリックします。 チェックボックスでつけたいラベルを選びます。新規作成から新しいラベルを作ることもできます。 トレイ一覧の各ラベルから、ラベルを付けたメールを確認できます。 Tips:メールに一括でラベルを設定する方法(フィルタ機能) 検索ボックスの右端のボタンをクリックします。 検索条件ボックスが表示されます。 ラベルをつけたいメールの条件を入力します。 (例:送信元「support@benchmarkemail. wpengine. com」件名「お知らせ」など) 「フィルタを作成」をクリックします。 「ラベルをつける」にチェックを入れて、メールにつけたいラベルを選ぶか、新しくラベルを作ります。 過去に受信したメールにもラベルをつけるには「一致するスレッドにもフィルタを適用する」にチェックを入れます。(ここでチェックを入れないと、次から受信するメールにのみ適用されます。) 最後に「フィルタを作成」をクリックします。 トレイ一覧の各ラベルから、ラベルを付けたメールを確認できます。 Tips:組織外のユーザーとのメールに「外部」ラベルを付与する方法 Gmailの「外部ラベル」は、2021年4月からの新機能です。組織でGmailを利用している場合は、宛先に組織外のユーザーを含んだメールを送受信する際に「組織外」ラベルを自動で付与できます。「組織外」ラベルのついたメールには忠告文も表示されるため、より注意深く対応することができます。 設定は組織の管理権限アカウントからのみ可能です。詳しい方法はGmailヘルプをご覧ください。 ③送信元について メールを開いた画面では、送信元のさらに詳しい情報を見ることができます。 受信したメールの「To (受信者)」横の▼をクリックすると 下の画像のように送信元の詳しい情報が表示されます。 表示される項目 From/返信先/To/CC,BCC/日付/件名/メーリングリスト/送信元/署名元/セキュリティ それぞれ、どのような意味を持つのか、詳しく説明していきます。 各項目の説明 From(From): メールがどこから送られてきたのかが表示されています。配信ツールで設定している送信元名+送信元アドレスが表示されています。「経由」と書かれている場合、送信元アドレスとは別のサーバーから送られていることを表しています。Benchmark Emailなどの配信ツールを使用しているメルマガは、ここに配信ツール会社のサーバーが経由として表示されることがあります。 返信先(reply-to): メールに返信する際、こちらに書かれたアドレスが送信先になります。 To(to): メールの送信先アドレスです。 CC,BCC(CC,BCC): CCやBCCがあるときは表示されます。 日付(date): メールを受信した日時です。 件名(subject): メールの件名です。 メーリングリスト(mailing list): 一斉配信メールの場合は、ここに「12345678BM」などのリスト名(名前はGmailがランダムに付けるものです)が表示されます。「MLフィルタ設定」をクリックすると、このリストのメールをフィルタリングして「常に転送する」「常にラベルをつける」などの設定ができます。 送信元(mailed-by): メールを配信したサーバーが表示されます。Benchmark Emailなどの配信ツールを使用している場合、ここに配信ツール会社のサーバーが表示されることがあります。 署名元(signed-by): 認証システム(DKIM)で署名されている送信元ドメインが表示されます。 セキュリティ(security): 暗号化されているメールには鍵マークが表示されます。メールの暗号化について詳しく知りたい方はこちらのブログをご覧ください。 メール配信者向けの関連記事:メールの暗号化とは?Gmailの暗号化設定によりメールに対するセキュリティー意識が向上。 ④メール本文の表示 Gmail独自の表示について説明します。 メールに挿入した画像にダウンロードボタンが現れる Gmailで受信したメール内の画像にカーソルを合わせると「⇩」マークが出て来ます。「⇩」をクリックすると、画像をダウンロードできる仕様です。ただしリンクが貼ってある画像にはダウンロードボタンは表示されません。 画像自体をクリックすると、画像が拡大されて表示される 画像をクリックすると拡大表示されます。ただしリンクが貼ってある画像は、クリックするとそのままリンク先に遷移します。 サイズが大きい場合に表示される内容が制限される Gmailでは102KBを超えるサイズのメールを表示する場合、表示内容が制限されます。メールが途中で省略されている場合は「メッセージ全体を表示」をクリックすることで、続きを読むことが可能です。 受信箱の表示をカスタマイズする方法 受信箱右上の歯車マークをクリックすると、受信箱の表示をカスタマイズできます。 1. 表示するGmailアプリ Googleのチャット機能や会議機能を表示する設定にすると、画面の一番左側に表示されます。 2. 表示間隔 受信箱に表示されるメールの間隔を、3種類から選べます。 -デフォルト:ゆったり間隔で表示、添付ドキュメント表示あり -標準:ゆったり間隔で表示、添付ドキュメント表示なし -最小:すっきり間隔で表示 3. テーマ 背景や文字の色などデザインを選べます。 4. 受信トレイの種類 デフォルトのほかに、以下のような表示形式を選べます。 メールの見逃しを防ぎたいときは、このカスタマイズが便利そうです。 -デフォルト:受信時間順で表示 -重要なメールを先頭:重要マークがついたメールを先に表示 -未読のメールを先頭:まだ読んでいないメールを先に表示 -優先トレイ:先頭に表示されるメールをカスタマイズできます -マルチ受信トレイ:受信箱の上部に優先表示させるメールをカスタマイズできます 5. 閲覧ウインドウ こちらは、たくさんのメールをサクサクと確認したいときにおすすめのカスタマイズです。 「受信トレイの右」を選ぶと、選択したメールが画面右側に表示されます。 「受信トレイの下」を選ぶと、選択したメールが画面下側に表示されます。 6. メールのスレッド表示 メールに返信がある場合、受信箱では1件のスレッドとしてまとめて表示するか、個別に表示するかを選べます。 7. 表示されるメールの件数 歯車アイコンをクリック>「すべての設定を表示」をクリックすると、さらに細かい設定ができます。 「全般」タブの「表示件数」で1ページに表示されるメール(スレッド)の件数を変更できます。 メールを見つけるためのおすすめ検索方法 検索窓の右端のボタンを押すと、より詳しい条件を指定してメールを検索できます。 特に以下の2つの機能は便利です。 検索する前後期間:特定の期間に受信したメールを探すことができます。 検索:検索対象になるトレイやラベルが選べます。 探しているメールがより見つけやすくなりますので試してみてください。 また条件を入力して「フィルタを作成」をクリックすると、そのままフィルタとして保存できます(詳しくはこちらの章)。 まとめ 普段お使いのGmailを、より使いこなすためのお役に立てば幸いです。 また、最後にメール配信者の立場の方々に役立つ関連記事をご紹介しますので、今後のメール配信に是非お役立てください。 (関連記事) ・Gmailには「メインタブ」「プロモーションタブ」などのタブがありましたが、各タブでの開封率の差や、メインタブに入りやすいメールについてはこちらの記事をご覧ください。 Gmailのプロモーションタブにメールが入ってしまう!メルマガを見てもらうために知っておくべき6つの情報 ・Yahoo! メールの基本の使い方とアイコンを解説!10年ぶりにリニューアルされたPC版での表示は? ・Outlookの基本の使い方とアイコンを解説!ブラウザ版、デスクトップ版、スマホ版の使い方を解説 ・開封率を決める要素である「送信元名」を決めるときのポイントを解説しています。 メルマガでのA/Bテストのポイントがまるわかり!比較項目別で事例から注意点までを一挙解説(第二章へリンクします) ・開封されやすい「件名」をつけるためのコツとは? 開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール ・本文プレビューをBenchmark Emailで設定する方法はこちらです。 プレヘッダーテキストとは何ですか?(FAQ) --- ### Outlookとは?基本の使い方とアイコンを解説!ブラウザ版、デスクトップ版、スマホ版の使い方を解説 - Published: 2024-04-01 - Modified: 2024-07-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/outlook/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メール, 使い方, Outlook こんにちは、ライターの遠藤です。今回は、Microsoftが提供をしているOutlook. comの使い方を説明します。ブラウザ版のOutlook. comとインストール版のOutlookの違いも解説します。 Microsoft Outlookは、法人でも標準メールアプリとして使っている会社が多く、Benchmarkの調査で、会社のアドレスで2番目に多く使われているという結果が出ました。ぜひメルマガ担当者様もOutlookで、どのようにメールが受信されるのかなどの参考にして頂けたらと思いますし、アウトルックの初心者の方への使い方の解説になれば幸いです。 ※OutlookのUIが変更になったため、2024年6月に内容を新しいUIに合わせて画像の差し替え、文章の加筆を行いました。 Outlook. comとは?Outlookとの違いとは? Microsoft OutlookはMicrosoft社が提供しているメールソフトです。Microsoftのアカウントを作れば、誰でも無料で利用することができます。 Outlookには、Outlook. comとOutlookがあります。Outlook. comはウェブブラウザ(EdgiやChrome、Safariなど)で利用します。Outlookはパソコンやスマートフォンにインストールして利用します。 パソコン向けアプリにはWindows版とMac版があります。モバイルデバイス向けのアプリにもAndroid版 OutlookとiOS版 Outlookがあります。 パソコンブラウザ版のOutlook Outlook. comのパソコンブラウザ版から解説をしていきます。 Outlook(https://outlook. live. com)にパソコンブラウザでアクセスし、Microsoftのアカウントを使って「サインイン」をします。 Outlook. com ブラウザ版の画面 OutlookのUIは、とてもシンプルでわかりやすくなっています。 画面の表示レイアウトを変更する 画面上の「表示」をクリックすると、メール一覧の「レイアウト」の変更ができます。たとえば「閲覧ウィンドウ」で「右に表示」を選択すると、受信メールの閲覧画面が右側に表示されます。 また、Outlookで新規にアカウント作成をすると「表示方法」の選択を行うことができます。 1:フォルダー 画面の左側に「フォルダー」が並びます(①)。受信トレイや迷惑メールなど既存のフォルダー以外に、「新しいフォルダー」をクリックすると自分で、好きなフォルダーを作成することができます。 フォルダーを右クリックすると、以下のようなメニューが現れます。サブフォルダーの作成や名前の変更、お気に入りに追加などの設定をすることができます。お気に入りに追加したフォルダーは、フォルダーの一番上に表示されます。 2:受信トレイ 画面中央(②)には、受信したメールが、上から時系列に並びます。左からアイコン、送信元(送信者名)、メールタイトル、受信した日付の順です。 受信したメールにマウスを載せると、「未開封にする」「フラグを付ける」「ピン留めしてフォルダーの先頭に表示する」「削除する」のアイコンが表示されます。 画面右側の「フィルター」をクリックすると、受信したメールを未読、自分宛て、フラグ付きなどの条件で絞り込むことができます。 3:他のツールを開く 画面の左にあるアイコン(③)をクリックすると、メール以外のツールを開くことができます。上から順に、「メール」「カレンダー」「連絡先」「添付ファイル」「ToDo」です。さらに「Word」「Excel」「PowerPoint」「OneDrive」「その他」とMicrosoftの他ツール(クラウド版)を開くことができます。Outlookは、これら他のツールと連携して利用できるのが特徴です。 「カレンダー」は、フライトの予約やホテル予約、レンタカーの予約などがメールで届いた場合には、自動でカレンダーにスケジュールが追加されます。(自動で追加されるのはサポートされている送信者のメールのみです) 「連絡先」は、いわゆるアドレス帳です。名前や会社名、メールアドレスだけでなく、その人から届いたメールを一覧で確認することができます。 「添付ファイル」は、受信したメールに添付されていたファイルが一覧表示されます。 「ToDo」は、タスク管理ができます。例えば、今日の予定として、今日やるべきタスクを追加することができます。 受信したメールを検索する 受信したメールの中から特定のメールを探したい時は、画面上部の検索窓からメール検索ができます。メールの差出人の名前、メールアドレス、文言などで検索をすることができます。 受信メール 受信トレイで、受信したメールをクリックすると、メールが開き閲覧ができます。画面の上部に、閲覧している受信メールに対しての操作メニュー(①)が並んでいます。 1:操作メニュー 削除:メールを削除します アーカイブ:メールをアーカイブフォルダーに入れます 報告:メールをフィッシング詐欺として報告ができます。アイコン右横の「下三角」をクリックすると「迷惑メールの報告」も可能です。 一括処理:閲覧しているメールの差出人からのメッセージを自動で指定したフォルダーに移動させる「一括処理」の設定ができます。 移動:メールを指定したフォルダーに移動できます 返信:メールの送信元へ返信メールを作成できます。アイコン右横の「下三角」をクリックすると「返信」「全員に返信」「転送」が選択できます。 クイック操作:よく行う操作をクイック操作として設定することができます。自分だけのショートカットを作るようなイメージです。例えば、特定のフォルダーにメールを移動するクイック操作を作っておけばワンクリックで実行することができます。 開封済み/未読:メールを開封済みにしたり、未読の状態にできます。 分類:メールをカテゴリ登録することができます フラグを設定/フラグを解除:メールにフラグを付けることができます。 ピン留めをする/ピン留めを外す:メールをピン留めして、メール一覧で固定表示することができます。 再通知:メールの再通知(指定した日時にリマインドする)を設定できます 印刷:メールをプリンター印刷ができます 2:受信メールの表示画面 受信メールは画面中央に表示されます(②)。 上からメールタイトル、差出人、宛先、受信した日時(右側)、本文の順に並んでいます。 受信したメールに返信をする 受信したメールに返信をするには、画面上部の「返信」をクリックするか、画面右側にある矢印アイコンをクリックします。矢印アイコンは左から、返信(左矢印)、全員に返信(二重←)、転送(右矢印)、アプリ(マス目)、その他(・・・)の順です。 返信:差出人へ返信 全員に返信:差出人以外にCC、BCCに設定されている宛名も含めて全員に返信 転送:メールを別の宛先へ転送する その他:受信メールに対しての各アクションができます 受信メールへのアクション 受信メールに対するアクションで、ここまで紹介していないものを解説します。 他の返信アクション:会議を作成して全員に返信ができます。「カレンダー」で予定表を作成して、メールの差出人に送信することができます。 未開封にする:メールを未開封状態にします フラグを設定する:後で確認をするメールとしてフラグが付きます ボードに追加:カレンダーのボードにメールを追加します レポート:そのメールに対して迷惑メールの報告、フィッシング詐欺の報告、懸念事項を報告ができます ブロック:メールの送信元をブロックしたり、ブロックを解除したりできます セキュリティオプション:そのメールを迷惑メール、フィッシング詐欺として報告する、差出人のブロック、懸念事項を報告といった設定をすることができます メールを作成する 新しいメールを作成するときは「新規メール」をクリックします。 メールの作成画面が表示されます。 1:操作メニュー 画面上部にメニューが並びます(①)。左からホーム、表示、ヘルプ、メッセージ、挿入、テキストの書式設定、オプションの順です。 ホーム:ホーム画面のメニューが表示されます。 表示:画面の表示を変更できます。 ヘルプ:ヘルプの検索ができます メッセージ:メール作成用のメニューが表示されます。メールにファイルを添付したり、リンクを設定したり、署名などの設定ができます 挿入:添付ファイル、リンク、署名、ピクチャ、絵文字、表などの挿入ができます テキストの書式設定:メールの文章の書式を設定できます。フォントを変えたり、太字や文字色を変えたりなど、Wordで文章を書くのと同じように設定できます 描画:メールの本文内に描画キャンバスを追加して、手書きをすることができます。 オプション:メールの予約送信の設定、BCCの表示、Ccの表示、差出人を表示、暗号化の設定、配信確認メッセージの要求、開封確認メッセージの要求などができます。一番右のフロッピーディスクのアイコンをクリックすると「下書きの保存」ができます 2:本文入力スペース メニューの下(上記②)で、メールの宛先、メールのタイトル(件名)、本文を入力します。 宛先の右側にある「CC」「BCC」をクリックすると、CC、BCCの入力スペースが表示されます。 件名の入力欄の下が、メール本文の入力スペースです。 入力スペースの下には、Wordのように、書式メニューがあります。太文字にしたり、文字色を変更したり、箇条書きを追加したりできます。 Outlookでは、メール本文内で特定の相手をメンションの追加できます。追加方法は「@」の後に、メンションしたい相手の名前かメールアドレスを書くと候補が表示されます。あとは候補の中から選ぶだけです。 メンションで追加をした相手は、メール本文内で表示され、自動で宛先にも追加されます。 会議の連絡時など複数人に対してメールを送るときに使うと便利な機能です。 メールを作成したら「送信」をクリックすると、メールが送信されます。 モバイルブラウザ版のOutlook モバイルブラウザ版のOutlookについて解説をしていきます。Outlookの機能は、ここまで解説をした「パソコンブラウザ版」と同じです。そのため、ここからは機能の説明は割愛いたします。画面上で、どこに何があるのかを解説いたします。 スマートフォンのブラウザアプリ(SafariやChromeなど)で、パソコン版と同じようにOutlook(https://outlook. live. com )を開きます。Microsoftのアカウントでログインをすると受信トレイが表示されます。 モバイルブラウザ版の受信トレイ ① フォルダー表示 画面左上(①)をタップすると、フォルダーが表示されます。 ② 受信メールの絞り込み、検索、新規作成 画面右上(②)の「フィルター」をタップすると、受信メールの絞り込みができます。 フィルターの上にある虫眼鏡アイコンをタップすると検索ができます。 新しいメッセージの作成 新しいメッセージを作成するときは、画面の右下にある「+」の青い丸ボタンをタップします。 新しいメッセージの作成画面が開きます。画面、右上の「紙飛行機マーク」をタップするとメールが送信されます。 ファイルの添付などは、画面左下から設定できます。 ③ 受信メールの一覧 受信トレイの中央(③)には受信したメールが一覧表示されます。 ④ カレンダー、連絡先 画面下(④)には、他ツール(メール、予定表、連絡先)のアイコンが並んでいます。 受信したメールを閲覧・返信する 受信トレイに表示されているメールをタップすると、そのメールを閲覧できます。 ① 閲覧しているメールへのアクション設定 画面右上の「・・・」をタップすると、未開封設定やフラグを付ける、フォルダーへ移動などの設定ができます。 画面右上の「・・・」の右横にある「ゴミ箱アイコン」をタップすると、受信したメールの削除、「箱アイコン」をタップするとアーカイブへ移動ができます。 ② メールに返信をする 受信メールの差出人の右側にある「・・・」(②)をタップすると、返信、全員に返信、転送、未開封にする、削除の選択ができます。 受信メール画面の下(③)に表示されているアイコンからでも、返信、全員に返信、転送ができます。 パソコンアプリ版のOutlook ここからは、パソコンにインストールするアプリ(ソフト)版です。ここではMacのパソコンアプリの画面で解説をします。(※アプリにはWindows版、Mac版があります) まずApp Storeで「Outlook」を検索してインストールをしましょう。インストール後は、Microsoftのアカウントでログインをします。 Outlookのパソコンアプリは、フォルダー、受信メール一覧、受信メールを、1画面で見ることができます。 ① 操作メニュー 画面上部には、各操作のメニューが並んでいます。新規メールの作成、削除、アーカイブ、移動、フラグを設定、未読にするなど、全ての操作ができます。 ② フォルダーの一覧 画面左には、フォルダーが並んでいます。 ③ 受信メールの一覧 フォルダーの一覧の右側に、受信メールが一覧表示されます。 ④ メールの閲覧 画面の右側には、受信メールの一覧で選択したメールが表示されます。メールタイトルの右側に返信用のアイコンが並んでいます。 ⑤ 他ツールのメニュー 画面の左端に、カレンダー、連絡先、タスク、メモのアイコンが表示されます。それぞれのアイコンをクリックすれば、ツールの画面が表示されます。 ⑥ カレンダー ログインに使っているMicrosoftアカウントと紐づいているOutlookカレンダーが表示されます。 新規メールの作成画面 画面左上の「新しいメッセージ(青いボタン)」をクリックすると、新規メールの作成画面(①)に切り替わります。画面の上部(②)に、送信や破棄、ファイルの添付、署名などのメニューが並んでいます。 新しいメッセージの作成画面(①)で、差出人、宛先、件名などを設定できます。本文の装飾も可能です。 モバイルアプリ版のOutlook モバイルアプリ版もAndroid版、iOS版があります。ここでは、iOS版の画面で解説をします。モバイルアプリ版もApp Storeから、スマートフォンにインストールをして、Microsoftのアカウントでログインをします。 優先受信トレイ モバイルアプリ版の受信トレイで、他と異なりTOPページで「優先受信トレイ」が表示されます。「優先受信トレイ」とは、OutlookのAIが自動で「優先度が高い」と判断したメールが表示されます。 優先と表示されているタブを「その他」にスライドさせると、受信したメールの一覧が表示されます。 フィルター 画面右上の「フィルター」をタップすると、受信メールの受信メールの絞り込みができます。 受信メールに返信をする 受信メールを開くと、モバイルブラウザ版と同じ画面が表示されます。(同じ部分はモバイルブラウザ版の解説を参照してください)モバイルブラウザ版とは、画面下のメニューが異なります。 返信と表示されている横長の枠をタップすると、返信文の入力スペースが表示されます。返信の左にある矢印をタップすると、返信、転送、受信者を編集または表示の選択ができます。 新規メールを作成する 新たにメールを作成するときは、受信トレイの画面右下に表示されている「青い+ボタン」をタップします。 これで、新しいメッセージ(メール)の作成画面が表示されます。 本文入力スペースの左下に、アイコンが並んでおり、ファイルの添付やスマートフォンのカメラで写真を撮影して添付する、書式の選択ができます。一番左の「+」をタップすると、その他のツールが表示されます。 モバイルブラウザ版と違うのは、並んでいるアイコンの「テキスト書式設定」の右にある「カレンダーアイコン」と「空き時間の送信」の有無です。「カレンダーアイコン」をタップすると「新しいイベント」の作成ができます。 カレンダーアイコンの右にある「人形アイコン」をタップすると「空き時間の送信」を追加することができます。 「空き時間」を設定すると、メール本文内に「都合のよい時間」として表示されます。 メールの作成が完了したら、画面右下の「青い紙飛行機アイコン」をタップすれば、メールの送信ができます。 メールマガジン担当者がOutlookで気をつけるべき注意点 最後にメールマガジン担当者向けにOutlookの注意点を解説します。 Benchmark Emailの調査では、会社アドレスで2番目に使われている 冒頭でも、お伝えしたように、Benchmark Emaikの調査で、Outlookは会社のアドレスとして2番めに使われているという結果がでています。 MicrosoftのOffice365を導入している会社の場合、OutlookがOffice365に含まれているので、メールソフトとしてOutlookを使用していることが多いでしょう。Outlookを使えば、Microsoft Teasmsとの互換性もあり、予定表を使って会議の調整もしやすいなどの利点もあります。 メールマガジン担当者は、Outlookで、メールが受信されていることも想定して取り組むべきでしょう。 Outlookでの差出人・件名・プレヘッダテキストの見え方 ここまで解説をしてきた内容を見て頂ければ、Outlookのブラウザ版、アプリ版で、受信したメールがどのように表示されるのかが、おわかりになると思います。 受信したメールのアイコンは、パソコン版(Mac)アプリ以外は、アイコンが表示されました。基本的にはメールアドレスの最初の文字が表示されます。 最もはっきり表示されるのが「差出人」です。差出人名を設定せずにメール配信をすると、メールアドレスが表示されてしまいます。メールマガジンを送るときは、しっかりと差出人名を設定しましょう。 次に件名です。ブラウザやアプリの横幅によって、表示される文字数は変わりますが、概ね13〜18文字で省略されるようです。大事なことは冒頭に書きましょう。 プレヘッダテキスト(概要文)は、ブラウザ版、アプリ版でも件名よりも多い文字数が表示されます。パソコンアプリの場合は、少なくなることもあるようです。 いずれにしても、大事なことは冒頭に書くのが鉄則ですね。 (関連記事) ・Yahoo! メールの基本の使い方とアイコンを解説!10年ぶりにリニューアルされたPC版での表示は? ・Gmail受信画面のアイコンやラベルの意味を解説!スターマークと重要マークの使い分けは? ・メール受信箱に企業ロゴを表示させて、スマホでのメール開封率を上げる方法 ・メルマガ購読状況調査2002年度版 --- ### Benchmark Emailユーザー様のサービス利用状況調査 2024年度版 - Published: 2024-03-14 - Modified: 2024-08-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customersurvey2024/ - Categories: 独自調査レポート - Tags: Benchmark, 調査, アンケート, ユーザー, 感想, 利用状況, 評判, ユーザーの声 Benchmark Emailを6ヵ月以上継続的にご利用いただいているユーザー様に、活用状況やマーケティング施策、Benchmark Emailを使う中で感じている点などについて伺いました。*2024年2月実施 今回は本アンケート結果の要点をダイジェストでお届けいたします。実際にご利用いただいているユーザー様の声ですので、ぜひご覧ください。 Q. あなたのメルマガ配信の経験はどのくらいありますか? メルマガ配信の経験について伺いました。 63. 4%の回答者が3年以上の経験があり、85%以上の方が1年以上経験があると回答しました。一方で半年未満と答えた方も7. 3%いました。 Q. Benchmark Emailを導入したきっかけを教えてください。 Benchmark Emailを導入したきっかけは、インターネット検索や知人の紹介が比較的多いようです。 また、他のメール配信サービスからBenchmark Emailへ切り替えた理由としては以下の様な回答がありました。 Q. あなたの仕事の中で、メールマーケティング業務は何%程度を占めていますか? 続いて、普段の仕事においてメルマガ配信業務が占める割合について尋ねました。 普段の仕事の中でメールマーケティング業務が占める割合は「10%未満」と回答した方が最も多く、65. 9%となりました。 Q. メルマガの大体の配信頻度を教えてください。 配信しているメルマガの配信頻度はどのくらいでしょうか。 メルマガの配信頻度で最も多かったのは「月2〜3通」、続いて「週1通」、3番目に多かったのは「月1通以下」でした。 「週に4〜6通」(4. 9%)や「週2〜3通」(7. 3)と回答された方もいました。 メルマガの適切な配信頻度はメールの内容や業種などによって異なりますが、自社のペースで定期的に配信を続けていくことが大切ですね。 Q. メルマガ配信の目的を教えてください。(複数選択可) 次に、メルマガ配信の目的について尋ねました。 1位「最新情報やお知らせを届けること」(82. 9%) 2位「商品の販売促進」(63. 4%) 3位「顧客の維持や育成」(48. 8%) メルマガの目的は様々でしたが、最も多かったのは「最新情報やお知らせを届けること」でした。 当社が行った調査でも、読者がメルマガに求めていることの1位が「最新情報・ニュース」でしたので、一般的な読者のニーズとも合致しています。 参考:メールマガジン購読状況調査 2023年度版「メルマガに期待をしているコンテンツは?」 また、「Benchmark Emailでメール配信を行う中で達成できたことや、成果として実感していること」に関しての質問でも、「顧客接点が増え、顧客の維持やサポートに繋がった」「商品の販売促進につながり売上が上がった」「ブログ記事やサイトなどの閲覧数が増えた」というお声が多かったです。 Q. 具体的にどれくらい効果がありましたか?(自由記述式) Benchmark Emailでメール配信を行う中でどのような効果があったのか伺いました。 実際に回答いただいた内容はこちらです。 WEBのアクセスが安定的で、メルマガ開封率も向上してきている リスト数は着実に伸ばしつつも開封率40%前後をキープ。それに伴いサイト流入も安定的に稼げている 問い合わせやホームページの閲覧数が増えた 導入担当者との1on1のMTGを実施する機会を設けることができ、解約率は元々低かったが、母数が増えても維持できている。 メルマガの配信設定にかかる時間が半分くらいになったと思う。成果もストレスなく共有できている。 販売促進につながり売上が上がった 前年と比べ、アクセス数が43%増えた 既存顧客へ新商品の情報をいち早くお届けできるようになり、問い合わせ件数が増えた 顧客へ最新情報を届けることができるようになり、営業活動での接点が増加し、販売促進への成果が出始めている。 営業が外回りで「メルマガ見てるよ」と声をかけられることが増えた クラウドファンディング実施時、メールマガジンで報告する度にエントリーが増えました。ウェビナーを告知するとページの閲覧数が20-30件上がりました。 一件一件連絡する工数が減った 顧客のサポートができるようになり、解約率が下がり始めている 独自配信のメールよりも開封率が上がりました。 10~20%の売り上げがメルマガ経由 BLOGでも発信しているが、メルマガ配信のタイミングでイベント参加者が増える傾向にある メルマガ経由で商品を購入してくれる人が増え、サイトのアクセス数も増加した。 メールマガジン配信とともに行ったアンケートを通じ、評価や要望についてダイレクトに意見を受け取れるようになった。 Q. メルマガの効果測定をするときに見ている指標を教えてください。(複数選択可) メルマガ配信後の効果測定でチェックをしている指標について尋ねました。 開封率・開封数やクリック率・クリック数は、約9割のユーザー様がチェックしていました。他の指標はばらつきがあり、1割〜3割程度の方が見ている結果となりました。 クリックされたリンクの場所やエラー率などは、メルマガ配信を効果的に行う上で大切になってきますので、ぜひ確認いただくことをおすすめします。 関連記事:メルマガの効果測定で大切な指標とは?改善ポイントも解説 Q. メール配信を行う中でより良くしたい点について教えてください。 メルマガ配信を行う中でより良くしたい点について伺いました。 様々な点について回答いただきましたが、種類に分けると以下のようになりました。 また、上位5つのカテゴリについて、実際のユーザー様のお声を一部ご紹介します。 1位:コンテンツ制作全般について(34. 1%) -配信するネタが重要 -わかりやすく情報を伝えたいと思っています。テキストはなるべく抑え、ビジュアルも重視して「見て」いただけるものにする工夫が必要だと感じます。 配信するネタやメールのデザインを改善したい方の声が多くありました。 配信コンテンツの決め方やデザインの作成方法については、以下の記事で解説しておりますのでご覧ください。 (参考記事) ・ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 ・メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考 2位:開封率、クリック率を上げること(17. 1%) -開封率、クリック数をさらに伸ばしたい -開封率の向上が見られない。どのリンクが押されているのかのデータ収集に手間がかかっている -メルマガ頻度を上げると流入総数は増えるが、1回あたりの開封数などが減る 開封率やクリック率を上げたいという回答が多くありました。開封率アップにつながる件名の付け方については以下記事で解説をしておりますので、ぜひご覧ください。 ・開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール また、クリック率の改善や配信頻度の考え方については以下記事をご確認ください。 ・クリック率UP!メルマガのCTAを目立たせるデザインや場所、言葉選び ・メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは? 3位:分析・改善について、コンバージョンに繋げること(12. 2%) -効果測定が思うように出来ていないため、もう少しメルマガにも注力したい -Google Analyticsとの連携設定をする必要性を感じている メルマガの結果を次に活かすために重要な効果測定ですが、開封やクリックに加え、コンバージョンの測定まで行なっていきたいといったお声もありました。効果測定については以下記事で解説をしていますので、ぜひご覧ください。 ・メルマガの効果測定で大切な指標とは?改善ポイントも解説 ・GA4(Googleアナリティクス)でメルマガの効果測定をしよう【初〜中級編】 Q. Benchmark Emailでお気に入りの点を教えてください。 Benchmark Emailでお気に入りの点について尋ねました。 こちらも様々な点について回答いただきましたが、ジャンル別に見てみると以下のような結果となりました。 それぞれの内容について、実際にご回答いただいたユーザー様の声はこちらです。 操作性がいい、使いやすい(35. 6%) -簡単に使えるところ -直観的に操作できる -操作がわかりやすい メールエディタ、メール作成(35. 6%) -見た目を確認しがら編集できる点、自動保存機能 -メルマガ作成やランディングページの作成が簡単で、デザイン性の高いものが作りやすい。 -テンプレート編集のしやすさはもちろんのこと、未開封のユーザーに再送信できる点がすごく強いと感じている -ドラッグ操作で簡単にメールが構築できるところと、簡単な画像修正ならPhotoshopを立ち上げずにBenchmark内で対応できるという事、また配信後はメールのURLを獲得できるので社内共有でも活用できるところが大変気に入っています。 -レイアウトやデザインのしやすさ -デザインの自由度が高い。 レポート・分析(13. 3%) -レポートのわかりやすさ -成果がわかりやすい。 -開封した顧客がどこをクリックしたのか分かる点 -クリック数やクリック率がわかることで、配信メールの読者の興味のある事柄が可視化されること。 -開封率・クリック率などが即座にわかる -様々なレポートが見られる点 機能が豊富(6. 7%) -ステップメールやA/Bテストなど、マーケティングやエンゲージメントに活かせる機能が豊富にある -LPも作成できること -やりたいことが概ねやれること リスト管理・設定(6. 7%) -配信停止アドレスを自動で除外してくれる点 -リストの重複名寄せ、リスト追加のしやすさ。 -コンタクトリスト内での開封履歴表示 -アドレス情報の管理の容易さ -柔軟に配信先を指定できる点 サポートについて(2. 2%) -問い合わせに対する回答が割と早い -使い方でわからないこともAIの返答やFAQで解決する場合が多いので、その点は助かります。 Q. Benchmark Emailで欲しい機能や改善してほしい点があれば教えてください。 Benchmark Emailで欲しい機能や改善してほしい点についてご意見をいただきました。 最も多かったのは、テンプレートについての回答でした。 (例) -テンプレートが増えると尚嬉しいです。それ以外は満足しています。 -メルマガの内容例としてのテンプレ -テンプレートを増やして欲しい 等 Benchmark Emailでは、ユーザー様のテンプレートに関するご要望にお応えするため、業種や目的ごとに使いやすいテンプレートをリリースいたしました! 現在はホテル、レストラン、旅行、メディアなど、様々な業界で使えるメルマガテンプレートをご利用いただけます。 テンプレートの使い方を解説している記事もありますので、ぜひご確認ください。 (参考記事) ・飲食店・レストランで使えるメルマガテンプレートのご紹介 ・ホテル・宿泊業で使えるメルマガテンプレートのご紹介 ・ECサイトで使えるメルマガテンプレートのご紹介 ・書店・出版社で使えるメルマガテンプレートのご紹介 ・旅行・観光業界で使えるメルマガテンプレートのご紹介 ・Webメディア・ニュースサイトで使えるメルマガテンプレートのご紹介 今後も日本のユーザー様に使いやすいテンプレートを続々とリリース予定です。 ぜひお楽しみにお待ちください! 最後に 今後もユーザーの皆様が快適にBenchmark Emailをご利用いただけるよう機能改善に尽力して参りますので、引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。 (関連記事) ・Benchmark Emailメールエディターはここまで出来る!便利機能16選 ・Benchmark Emailをもっと使いこなすための便利なTips5選 --- ### エラー率を減らしてメルマガの到達率を上げる方法 - Published: 2024-03-13 - Modified: 2024-03-13 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-bounce-rate-and-deliverability/ - Categories: 開封率・到達率 - Tags: スパム, 到達率, ソフトエラー, ハードエラー, エラー率, ドメイン認証 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “How to Reduce Email Bounce Rate and Improve Deliverability” を翻訳・編集したものです。 せっかく工夫を凝らしてメールを作成して配信しても、エラーのせいで購読者に届かないのでは努力が無駄になってしまいます。 メールマーケティングにはつきものと言っても過言ではないエラー。既に使用されていないメールアドレスだったり、受信側のメールサーバーがメンテナンス中など、理由は様々です。 エラー率は高ければ高いほど到達率へ悪影響がでます。ある調査ではエラー率は2%程度に抑えることが理想という結果がでています。2%というと100件の宛先のうち2件ですが、この程度のエラー率であれば通常範囲です。エラー率が5%を超える場合は対策を検討しましょう。 ただし心配は不要!本記事ではメールのエラーについて詳細をご紹介するとともに、エラー率を減少させメールを届ける方法をご案内します。 エラー率って何? エラー率は送信した総件数から、迷惑メールフォルダを含む受信箱に届かなかった件数の比率を計算したものです。受信サーバー自体から受信を拒否されたものになります。 「ソフトエラー」の場合、送信サーバーはメールを到達させるためその後も複数回送信を試みます。一方「ハードエラー」の場合、不到達の理由が永続的なためメールが届くことはありません。 どのタイプのエラーであっても、エラー率に影響は出ます。1,000件の宛先にメール配信を行ったうち100件がエラーとなれば、エラー率は10%の計算となります。 ハードエラー vs. ソフトエラー 前述の通り、エラーには「ハード」と「ソフト」の2種類が存在します。ハードエラーは今後もメールが届く可能性は一切なく、ソフトエラーは受信再開する可能性があるアドレスです。 ハードエラーは無効メールアドレスや既に利用されていないメールアドレスへの配信で発生し、ソフトエラーは一時的にメール受信ができなくなっている(受信箱がいっぱい等)有効なアドレスへの配信で発生します。 ハードエラーが多く発生する場合にはメーリングリストのデータ入力間違いや、古いデータのまま運用していないかを確認する必要があります。 ソフトエラーが多数発生している場合には、スパムフィルターによりブロックされていたり、受信箱の容量が不足している可能性が考えられます。 特に、無効なアドレスへの配信を意味するハードエラーは、到達率への影響が出やすいため、しっかりと対策を行うようにしましょう。 Benchmark Emailのレポート機能では、ソフトエラーとハードエラーをそれぞれ確認できます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/7otsmgy57e 動画:エラーアドレスの管理について 購読停止率 vs. エラー率 メールマーケティングにおいて鍵となる重要業績評価指標(KPI)は複数ありますが、ここでは購読停止率とエラー率についてご紹介します。 購読停止率とは、配信停止リンクを利用した受信者の割合を指します。高い購読停止率はメーリングリストの質の低さ、関連性の低いコンテンツ、メールの送りすぎ等、複数の要因が可能性として挙げられます。 エラー率は受信サーバーによってはねられ、メールが受信箱へ到達しなかった宛先の割合です。 どちらも重要な指標ですが、どちらに優先的に対策を講じるべきかは目的によって異なります。到達率の向上を目指すのであればエラー率の改善に力をいれ、エンゲージメント向上を目的とするのであれば購読停止率を減少させるための対策を優先することがお勧めです。 購読停止率とエラー率が、ともに送信者評価に影響することも念頭に置いておきましょう。 エラー管理を簡単に行うなら メール送信者評価とは? メール到達率において送信者評価は最重要課題です。 受信サーバーは受信しても安全なメールかどうか、送信者評価スコアで判断しています。このスコアが高いほど、購読者の受信箱へメールが届く可能性が高くなり、逆に低ければ低いほどメールがはねられたり迷惑メールフォルダへ振り分けられる可能性が高くなります。 送信者評価に影響を及ぼす要素は複数あり、その一部の例を以下にご紹介します。 エラー件数 迷惑メール報告件数 メールコンテンツ メール配信スタンドを選択する際には、必ず送信者評価について確認するようにしてください。高い送信者評価を保つサービスを利用することにより、メールが購読者に届きやすくなります。 送信者評価は適切なメールマーケティング運用を行っているかどうかも指標の一部となり、次の章で関連ポイントをご案内します。 メールマーケティングにおけるダブルオプトイン 確実なメール到達にダブルオプトインのプロセスは欠かせません。 ダブルオプトインとは、購読希望者がまずメルマガ購読への登録を行い、認証メールのリンクで購読の意思を再度示すプロセスを指します。2段階ステップを踏むことにより、リストに登録される全てのコンタクトがメール受信を希望し、正しいメールアドレスで登録していることを確認できます。また購読者自身、登録作業をした事実が記憶に残りやすいため、後々迷惑メール報告をするリスクも軽減されます。 メールマーケティングでダブルオプトインを適用する利点: メール受信を希望する人のみにメールを送っていることが確認可能。既に興味をもってくれているコンタクトのため、開封やクリック率の向上も期待できます。 提供された個人情報(メールアドレス)に対し再度確認を行うことで信頼関係を築くのに有効。 メールを希望する人だけに送るため、迷惑メール報告されるリスクが軽減。 作業は1ステップ増えるものの、送受信者どちらにとっても有益なダブルオプトインをぜひ採用したいところです。 Benchmark Emaiの登録フォームではダブルオプトインとシングルオプトインの両方を利用できます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/wag6k0dbrq 動画:2種類のオプトイン方式について エラー率がメール到達率に与える影響について 100件のコンタクトにメールを配信して2件のエラーが出た場合、エラー率は2%となり平均的で問題のない数値ですが、エラー率が5%を超えるのであればメール到達率への影響が懸念されます。 メールのプロバイダは高いエラー率を不適切なメールマーケティング運用や質の悪いコンテンツの指標ととらえ、メールを受信したとしても迷惑メールフォルダへ振り分けてしまいます。たとえユーザーが日常的にメールを開封し、リンクをクリックするなどのエンゲージメントがあっても同様です。 その結果エンゲージメント率、クリックスルー率、そして最終的には売上にまで悪影響が出てしまうため、メールマーケティングの成功には到達率の向上が欠かせません。 エラーにより届かなかったメールは、単にコンバージョンの可能性を失うだけでなく、エラー率を増加させることとなり送信者としての評価にダメージを与えてしまいます。そのため可能な限りエラー率を減少させる努力が必要です。 エラー率の減少に役立つ対策リスト 1.  メーリングリストの定期的な更新とクリーンアップ エラー要因として最も一般的なのは、購読者情報が古く既に使用されていないメールアドレスへ配信を行っていることです。こちらはメーリングリストの定期的な見直し、データ更新、またオプトインリスト運用を徹底することで容易に防止可能です。ただ毎回コンタクト情報を全削除して一からリスト作成を行う必要はありません。 エンゲージメントがない、メールがいつも未開封の宛先を定期的に取り除くことで、健全で反応の良いアクティブなリストを築いていくことができます。本当にメールを読んでくれている人にだけ配信を行うことになるので、コンテンツも内容やトピックを需要があるものに絞ることができ、ブランド自体のエンゲージメント向上にもつながります。Apple の iOS 15 アップデートにより開封・未開封を正確にトラッキングすることが難しくなっていますが、Appleユーザー以外の購読者に対しては未だ効果的な方法となっています。 iOS 15により正確な開封率が計測できずとも、以下にご紹介する方法でリストの更新と不要アドレスの削除を効果的に行うことができます: メールへのフィードバックをリクエストする一文を挿入することで、返答してくれるコンタクトを見極めることができます。 投票やフォーム機能を活用し、連絡先情報に変更がある場合には知らせてもらうように購読者へお願い。 エンゲージメントレベルの低いコンタクトへ再度オプトインリクエストメールを送信。 購読停止手続をシンプルで簡単にすることで、購読停止の代わりに迷惑メール報告される可能性を削減。 全ての登録フォームにてオプトインを適用。メールアドレスを提供することで、メールを受信することに同意する旨を分かりやすくフォーム上へ記載しましょう。その注意書きを読んだうえで登録してくれる人は、メールを受け取りたい人であると考えられます。 Benchmark Emailのスマート送信機能はエンゲージメントのないコンタクトへの配信を自動的に取り除くことで、メール到達率の向上に貢献します。アクティビティの見られないメールアドレスは高いエラー率と低いエンゲージメントレベルに関係性があるため、メール到達率に悪影響を及ぼします。 また、エンゲージメントスコア機能とセグメント機能を用いると、エンゲージメントレベル別のリストを作成することもできます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/y9bufd8kfh 動画:反応状況に応じたリストの作り方(エンゲージメントスコア) エンゲージメントレベルの高い購読者のみにメール配信を行うことで、キチンとメールが受信箱へ届きターゲット層へのアプローチとコンバージョンゴールを達成できます。 2.  スパムフィルターに引っかかるトリガーを回避 ある調査では一日に送信されるメールのうち80%以上がスパムメールという結果が出ており、実におおよそ1400億通のスパムメールが毎日送られている計算です。スパムメールかどうかの判断はスパムフィルタによって行われ、問題無いと思っていてもスパムフィルタにひっかかり知らないうちに迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがあります。 スパムフィルタに引っかかることなく受信箱へ到達させるための対策の例: 信頼できるIPアドレスを使用してメールを配信 新規IPを使用する場合、小規模配信を段階的に行い送信サーバーのウォームアップが完了した後に大量配信を実行 不適切な言葉やコンテンツ、いびつなレイアウトやフォーマットは避けます。画像エラーや多数のリンクなども要因となります。スパムと認識されかねない要素は取り除き、1件のメールにコンテンツを詰め込まないよう心がけましょう。 3.  登録時にはダブルオプトインを採用 新規購読者の登録にダブルオプトインを設定しておくと、オプトインメール内のリンクをクリックしメールアドレス認証が完了するまではメール配信は行えません。この2段階ステップを踏むことで偽アドレスや入力間違いで存在しないメールアドレスにメールを送ってしまう可能性は限りなくゼロに近くなり、エラー率が無駄に増加してしまうことはなくなります。 またダブルオプトインの工程を経て登録する購読者は、本当にメールコンテンツを受け取りたい意思があることが分かります。メールを希望する人だけに配信することで、迷惑メール報告件数の減少など他のエリアでも利点があります。 4.  登録フォームにreCAPTCHAを設置 ボットによる偽登録に悩まされているなら、登録者が人間かどうかを確認できるreCAPTCHAを設置するのがお勧めです。入力ミスなどの人による間違いは防げませんが、人でしか回答できないビジュアルテストなどを採用することでスパム登録は防止可能です。 関連記事:登録フォームにスパムを排除するための「reCAPTCHA機能」搭載! 5.  認証済みオリジナルドメインを使用 YahooやGmail等のフリーアドレスを送信元アドレスとして使用するのではなく、ブランドや会社独自のオリジナルドメインを取得しましょう。オリジナルドメインは会社としてきちんとして見えるだけでなく、安全なメール送信者としてのステータスを受信サーバーに示すことができ、メール到達率の向上につながります。 オリジナルドメインを取得したら、ドメイン認証設定を必ず行うようにしてください。ドメイン認証を行うことでそのドメインの管理者としての役割を担い、なりすましメールやフィッシング詐欺などに悪用されることを防ぐことができます。 2024年2月にGmailとYahooメールのポリシーが変更されたように、認証済みオリジナルドメインでの配信を推奨する傾向はますます強まっています。 https://bmesrv. wistia. com/medias/a2229ccpcm 関連記事:GoogleとYahooの新ポリシーに準拠するためのドメイン認証設定のお願い 6.  A/Bテストの活用 同じメール内容でも、少しの違いで開封やクリックを得られる確率が異なってきます。件名やCTAボタン、コピー、レイアウトなど、購読者からの反応が最も得られるバージョンをA/Bテスト機能を活用してテストしましょう。 A/Bテストでは、同じメールで2種類のバージョンを作成し、どちらがより多く開封を得られるか、あるいはエラー率が抑えられるかを確認します。比較結果でどの部分が効果的に作成できているのか、そして改善が必要な部分は何かを特定することができます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/su7i5t2lfr 関連記事:A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は? 7.  登録アドレス変更の対策 仕事用メールアドレスで登録した人が退職したり、結婚などで名前が変わった際にメールアドレスを変更することは珍しくありません。年に一度連絡先情報に変更がないか確認したり、登録メールアドレスの変更が手軽に行えるプロセスを準備しておくことが大切です。 8.  定期的な配信を継続し身近な存在として認識してもらう メールがブロックされたり迷惑メールフォルダに入ってしまう理由の一つに、送信者に見覚えがないという点が挙げられます。仮に半年間メール配信を停止していたとしたら、購読者はブランドに対し距離を感じたり、最悪のケースではすっかり忘れられてしまっている可能性もあります。定期的な配信スケジュールに沿ってコンスタントに連絡を続けることで、距離感を縮めることが重要です。 エラー率の確認と、その他の重要な測定項目について エラー率を確認するには複数の方法があります: メールプロバイダの統計データを確認。多くのプロバイダがエラーとなったメールの割合、エラー要因などについて公開しています。 メール結果測定ツールの利用。効果測定ツールではどのアドレスがどんな要因でエラーとなったか、詳細情報を確認することができます。 メール全体の測定項目を確認。急な開封率やクリックスルー率の低下がある場合、エラーが増加している可能性があります。 またエラー率の他、到達率、開封率、クリックスルー率、購読停止率などメールマーケティングにおいて重要な測定項目があります。 https://bmesrv. wistia. com/medias/qvg012w2gb 関連記事:メルマガの効果測定で大切な指標とは?改善ポイントも解説 全ての項目を自分で全部管理するのは大変ですが、Benchmark Emailのレポート機能なら重要な効果測定項目を一目で確認することができます。分析に役立つデータでより効果の出るメールマーケティング運用へ改善を行っていきましょう。 最後に:エラーと到達率管理の重要性について 高いエラー率は到達率の悪化につながるだけではなく、送信者としての評価にも影響します。きちんと対策をせず、エラー率が高いままメール配信を続けてしまうと、よりメールが届きにくくなる悪循環に陥ってしまいます。そうするとエンゲージメントレベル、開封率、クリック率など全体的に落込むこととなり、最終的には売上の減少にもつながります。 本記事でご紹介したベストプラクティスを参考に、今後メール作成からリスト管理までエラーを防止する対策を実施し、メールマーケティングで得られるべき成果を余すことなく実現していただけたら幸いです! 著者:アンドレ・オエントロ 受賞歴のある解説動画サービス、Breadnbeyondの設立者。コンバージョン率の増加、契約獲得、解説動画から利益を出すサポートを行う。 --- ### テキストメールとHTMLメールの違いとは?メルマガにはどちらが向いているの? > HTMLメールとテキストメールの違いとは?メルマガで向いているのはどっち? - Published: 2024-03-11 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/html_vs_plain_text_emails_which_is_better/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールデザイン - Tags: htmlメール, 効果測定, テキストメール, テキスト版, プレーンテキストメール, メールデザイン HTMLメールとは、HTMLを記述して作成するメール形式です。 画像挿入をはじめWebページのようなデザインが可能となり、開封やクリックなどの効果測定も行えます。 この記事では、HTMLメールとテキストメールの違いについてご説明したうえで、メルマガ配信にはどちらを選ぶべきか迷っている方へのガイドを行います。 この記事の概要 はじめに結論をお伝えすると、メルマガには、効果測定ができるHTMLメールのほうがおすすめです。 HTMLメールというと画像や装飾のついたメールを想像するかもしれませんが、使い方はそれだけではありません。以下のデザインはどちらもHTMLメールでの作成が可能です。 左:見た目がシンプルなテキストデザインメール 右:画像やボタンなどHTMLの特徴をフル活用したWebデザインメール デザインとしてはケースバイケースで左右どちらもおすすめです。そのため効果測定ができるように技術としてはHTMLメールを採用したうえで、デザインはどちらがいいか目的に合わせて検討するとよいでしょう。 それぞれの特徴をまとめるとこのようになります。 (画像クリックで拡大) こちらの図の内容を、本記事では詳しくご説明していきます。 テキストメールとHTMLメールの違いとは? 初めに、一般的なテキストメールとHTMLメールの違いを解説します。 テキストメールのメリットとデメリット テキストメールとは、文字情報だけで構成された従来のメール形式です。 テキストメールのメリット -送信時にメールの容量が軽い -メール受信側でレイアウトが崩れる心配がない -メール作成にあたって専用のエディタや知識が必要ない テキストメールのデメリット -テキスト情報しか送信できないため、デザインや伝えられる情報に限界がある -メールの開封率などの効果測定はできない HTMLメールのメリットとデメリット HTMLメールとは、文字通りHTMLを記述して作成するメール形式です。 画像の埋め込み、リンク設定、レイアウトの編集などが可能で、Webページのようなデザインを作れます。 じつは、このように一見シンプルなメールでも、テキストへのリンク設定をするためにHTML形式が使われています。日常的なメールのやりとりにおいても「リッチテキスト形式」と呼ばれるHTMLメールを使用している人は多くいます。 HTMLメールのメリット -文字のデザインを設定できる(大きさ、書体、色など) -画像を掲載できる -背景色、枠、カラム数などのデザインを設定できる -テキスト、画像、ボタンなどにリンクを設定できる -メールの開封やクリックを計測できる HTMLメールのデメリット -コーディングを行うか、専用のエディタで作らなければいけない -受信環境により表示のされ方が変わる *コーディングの知識がなくても、直感的にメールを作成できるドラッグ&ドロップエディタが現在は一般に広がっています。 HTMLメールの利用が広がった背景 上記の通り、HTMLメールはデザインが豊かになるため受信者にとってはメールが読みやすくなりますし、配信側としても効果測定が行えるためメールをより効果的なものへと改善できるメリットがあります。 HTMLメールはセキュリティリスクが高いと言われていた時代もありましたが、現在ではGmailなどメールアプリケーション側のセキュリティ対策で安全性が向上しており、近年最も利用者が多いGmailや、日本でもよく使われるOutlook(Office365)でもHTMLメールが標準設定です。 大手のショッピングモールのメールマガジンや、企業間の通常のメールでもHTMLメールの利用は進んでいます。テキストメールの利用率はビジネスメールにおいても6割程度に収まっており、HTML形式が浸透していることが伺えます(一般社団法人日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2023」より)。 このように受信者・配信者の両方にメリットがあることや、メールアプリケーション側のセキュリティ対策が向上したことからHTMLメールの導入が進んでいます。 *開封計測について そもそも「メールの開封」とは、GmailやスマホのメールソフトのHTMLメールが表示された、ということを意味しています。その為、メール配信システムから送られるメールには、見えないくらい小さい、または透明な計測用画像(tracking pixel)が埋め込まれていて、その計測用画像が表示されることで開封と見なされる仕組みになっています。 「計測用画像(tracking pixel)が読み込まれた=開封された」ということです。 テキストメールでは、計測用の画像が読み込まれないので開封率を測定することはできません。 参考:Benchmark Emailでは開封したメールをどのように追跡していますか? \HTMLメールでメールマガジンを送るなら/ HTMLメールを送る際のエチケット HTMLメールを導入する際には、いくつか気をつけることがあります。 レスポンシブデザインで配信しよう 近年ではスマートフォンでメルマガを読むという人の割合が5割前後にのぼっています(Benchmark Email「メールマガジン購読状況調査 2023年度版」より)。 PC・タブレット・スマホなどのデバイスによってデザインが自動調整される「レスポンシブ対応」のデザインで送ることが望ましいです。利用しているメール受信サービスによっても表示は変わりますので、読者が使っていると想定されるいくつかの環境でテストメール確認を行いましょう。 *Benchmark Emailはレスポンシブデザインが標準機能です。 マルチパート配信を設定しよう ごく一部の受信環境では、HTMLメールを配信しても画像が正しく表示されないという不具合が生じるケースがあります。そのためHTMLメールを配信する場合は、HTMLメールを受け取れない環境では代わりのテキストメールが表示される「マルチパート配信」がマナーとされています。 これはフィーチャー・フォン(いわゆるガラケーと呼ばれるスマートフォン以前の携帯電話)を使っている受信者のほか、所属する組織のセキュリティ規則によりHTMLメール受信を禁止されている受信者にも有効です。 *Benchmark Emailはマルチパート配信が標準機能です。 画像だけのメールは避けよう 前述の通り、メールアプリケーションのセキュリティ技術の進化でリスクの高いHTMLメールは排除されるようになり、受信者にとって安全な環境が整えられてきましたが、一方でメール配信者は自社のメールがスパムメールであると間違えられない為の注意が必要です。 スパムメールでは画像だけのメールが使われることが多いため、画像だけのメールはメールアプリケーションやプロバイダーのセキュリティにはじかれやすい傾向にあります。画像を用いる場合、テキストと画像の割合は7:3以下でメールを作成することをおすすめしています。 ここまでは、テキストメールとHTMLメールの違いについて説明をしてきました。ここからは、同じHTMLメールでも「テキストデザインメール」と「Webデザインメール」をつくることができるため、それぞれのデザインの特徴を次項から見ていきましょう。 テキストデザインのHTMLメールの特徴 テキストデザインのHTMLメール(以下テキストデザイン)が適している場面とは テキストデザインは、豊かなデザインでセールス色が強いWebデザインメールとは異なり、プレーンな情報を提供することができるため、もっとも向いているのはニュースや速報などの更新情報や、端的に要件を伝えるビジネスメールといわれています。 たとえば受信側が端的にニュースなどの最新情報を知りたい場合、利用しているサービスからの通知を受ける場合、または著名人の有料メルマガでその人の文章だけが読みたい、という場合にテキストデザインが好まれる様です。 テキストデザインの欠点とは 画像や色で目を引くことができないため、メッセージのインパクトを持たせたい場合はコピーライティングの上手さに依存することになります。 テキスト風メールがビジネスメールに向いているとはいっても、複雑な製品機能を伝えるにはイラストによる説明が適している場合もありますし、雰囲気や熱量といった言葉に表しにくいものは画像で伝えたほうがいいでしょう。 テキストデザインのHTMLメールのおすすめ運用方法 現在テキスト風デザインのメールを送っていて、開封率・クリック率・申し込み数などの効果を感じづらいという方に向けて、おすすめの運用方法をお伝えします。 まずは画像やボタンを入れてみる テキストデザインメールでは効果を感じづらいという場合、まずは少しだけHTMLの要素を取り入れてみてはどうでしょうか。 URLが長すぎてデザインが崩れる →テキストリンクにする 重要な点が伝わらない →強調したい文字のサイズ、太さ、色を変える クリックが伸びない →ボタンリンクにしてみてみる ブランディングや認知に繋がらない →毎回ヘッダにロゴを入れる 例えばBenchmark Emailでは「メンテナンスのお知らせ」などの告知メールを、テキストメールに近いシンプルなデザインで送っています。ただし部分的にHTMLメールの要素を取り入れて、ロゴマークによるブランド認知や、ボタンリンクによるサイト誘導を行っています。 このように、テキストデザインをベースとして少し工夫を加えることで、クリック率やブランディングの効果アップが期待できます。 \ Benchmark Emailなら画像ギャラリーで無料のイメージ画像をかんたんに探せます / WebデザインのHTMLメールの特徴 WebデザインのHTMLメール(以下Webデザイン)が適している場面とは HTMLメールでは画像を載せることができるため、文章で伝えることが難しい情報や長文になってしまう情報を、短時間で伝えることができます。当社調査によると、メルマガを購読している人の約8割が、1通のメールを読むのにかける時間は1分未満だと回答をしています。さっと眺めて内容を理解できるHTMLメールは効果的でしょう。商品のデザイン、ムード、味といった感覚的な要素はもちろん、説明図などによってテキストだけでは表現しきれない量の情報を届けることができます。 写真や色を使って購読者の感情に訴えることでアクションを促すこともできるため、例えばリンククリックがメールの目的である場合には、Webデザインを検討するのが良いでしょう。飲食店の場合は、新メニューのお知らせなどを写真付きで送ることで、読者に購買を促すことができます。 Webデザインの欠点とは テキスト版メールよりも作成に時間がかかりやすいため、なるべく使いやすいエディタを採用しましょう。 また、受信環境によっては画像が表示されない場合がありますので、画像のみのメールを送ることは避けましょう。 WebデザインのHTMLメールのおすすめ運用方法 ブランドやサービスのロゴを入れよう HTMLメールは、画像や色づかいによって、テキストだけでは伝えきれないブランドや企業のイメージを伝えることができます。メールの上部など目立つ位置にブランドや企業のロゴ画像を設置することが効果的です。 クリックして欲しいなら、まずはボタンリンクを試してみて ボタンリンクは直感的にリンクであると分かるため、とくに画像や説明文のあとにボタンを置くと、クリックの効果が高いと言われています。読者の「気になるな、欲しいな、読みたいな」という気分が高まったタイミングでそっとボタンが差し出されるイメージです。 Benchmark EmailのユーザーであるUNION TOKYOの事例では、商品の世界観が伝わる画像のあとに「SHOP NOW」ボタンを置いています。 同じく訪日ラボの事例では、記事の一部文章を読ませたあとで「続きを読む」ボタンリンクが置いてあります。 画像を使う際の注意 画像と文章の比率は3:7程度に抑えましょう。画像の比率が高いと迷惑メールフォルダに入りやすくなると言われています。また、画像が表示できない読者への配慮も必要です。「Web版で見る場合はこちら」とweb版のリンクを貼り、重要な情報は文字でも表記しましょう。画像が表示されなくても最低限情報が伝わるように設計しておくと良いでしょう。 Benchmark Emailブログではたくさんのデザイン例を紹介しておりますので、ぜひご覧ください。 関連記事:メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例大特集! それぞれの特徴に合わせて選択を 両方の特性を理解したうえで、どちらが効果的か考えてみましょう。 コンバージョンの目標(クリック、購入、申し込みなど)がある場合は、テキストデザインメールとWebデザインメールの両方を作成して、A/Bテスト配信してみてもいいでしょう。適切な選択をすることで効果が大きく上がる場合がありますので、このように時間をかけて検討する価値がある部分だと思います。 まとめ HTMLメールとテキストメールの違い、そしてメルマガ配信においての選び方を解説させていただきました。 最後に、もう一度特徴をまとめておきましょう。 画像クリックで拡大 メルマガ配信においては、開封率やクリック成績を計測できるよう、HTMLメールの利用がおすすめ。 テキストデザインのHTMLメールは、読者がプレーンな情報を得る必要がある場合に向いている。 WebデザインのHTMLメールは、画像による説明やブランディングが必要な場合に向いており、視覚から感情に訴えかけ、購入などの行動を促しやすい。 それぞれのメリットがありますので、ぜひこの記事を参考にして選んでください! *本記事は、2021年1月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) ・メルマガの業種別・地域別(国別)平均開封率レポート【2022年版】 ・ぜひ真似したい!メルマガのコンテンツアイディア5選 ・メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? ・BtoCとBtoBメルマガの違いとは?メルマガで押さえたいポイントを解説 ・Gmail受信画面のアイコンやラベルの意味を解説!スターマークと重要マークの使い分けは? ・Yahoo! メールの基本の使い方とアイコンを解説!10年ぶりにリニューアルされたPC版での表示は? ・Outlookの基本の使い方とアイコンを解説!ブラウザ版、デスクトップ版、スマホ版の使い方を解説 --- ### Shopifyメールとは?メール配信機能の料金や使い方を解説 > ECショップ向けサービスShopifyのメール配信機能について解説しました。 - Published: 2024-03-10 - Modified: 2024-05-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/shopifymailguide/ - Categories: メールマーケティング - Tags: shopify, メールサービス, アプリ こんにちは。ライターの遠藤です。今回はShopify(ショピファイ)のメール配信機能について解説をします! 簡単にECサービスをはじめることができるShopifyは、ECサイトの作成だけでなくEC運営に必要な機能が充実しています。そのなかに「Shopifyメール」があります。 Shopifyメールとは Shopifyメールは、Shopifyユーザーが利用できる「EC向けのメール配信機能」で、毎月最大10,000通まで無料でメールを送信することができます。無料枠を超える場合は1,000通につき1ドル、または1通あたり0. 001ドルでメールを送信できます。(2024年5月時点) 月額の利用料も必要ありません。Shopifyのすべてのプランで利用することができます。(無料体験期間はメール送信はできません) Shopifyメールの特徴 Shopifyメールは、EC事業者がメールマーケティングに取り組むための機能が充実しています。それらの機能のなかから、ピックアップをして紹介します。 簡単にHTMLメールを作ることができる Shopifyメールは、コーディングの知識がなくても、テキストや画像、ボタンなどの「セクション」を追加することでHTMLメールが作成できるようになっています。 メール内で使用するロゴや文字色、背景色なども簡単に設定できるので、HTMLメールを作ったことがない人でもメールを作成できるでしょう。 それだけでなくメールのテンプレートが豊富に用意されています。配信したい内容に合わせてテンプレートをもとにメールを作成することができます。 メールから直接、商品の購入ができる Shopifyメールでは、メール内に商品のチェックアウトができる「エクスプレスチェックアウトボタン」を設置することができます。メールに表示されている「エクスプレスチェックアウトボタン」を押すと、商品の決済(購入)をすることができます。 通常のメールでは商品ページへのリンクを設置することになり、メールを受け取った人は、商品ページを開いてから、商品をカートに入れて購入をすることになります。ですがShopifyメールの「エクスプレスチェックアウトボタン」を使えば、メールから直接、商品の購入へ進むことができます。 EC事業者にとって、メールから直接購入へ進めるのは、ユーザーの離脱やカゴ落ち(商品をカートに入れたままで購入をしていない)を防ぐ、とても魅力的な機能だと思います。 簡単にメールのオートメーション化ができる Shopifyメールでは、メールのオートメーション化(自動化)も簡単に設定することができます。 例えば、カートに商品が残っている人にメールを送って購入を促したり、初回購入者に特典メールを送信したり、商品を購入後のアップセルメールを送るなどをオートメーション化することができます。 メール送信をオートメーション化する際にも「オートメーションテンプレート」が用意されているため、初めてオートメーションに取り組む方でも設定がしやすいのも魅力です。 送信したメールの分析ができる Shopifyメールでは、送信したメールの開封率、クリック率などのデータを見ることができます。 さらにメールからストアに訪問した人の注文数やメールからのストア訪問によって発生した売上など、ECにとって知りたいデータも見ることができます。これらのデータを簡単にみることができるのはECに取り組む人にとって大きな魅力です。 Shopifyメールの使い方 Shopifyメールを使う方法を解説します。大まかには以下の3ステップです。 Shopifyメールをインストールする メール(キャンペーン)を作成する メールを送信する 1)Shopifyメールをインストールする まずはShopifyにログインをして「アプリ」から「Shopifyメール」をインストールします。 2)メール(キャンペーン)を作成する Shopifyメールをインストールしたら、Shopify管理画面の左側にある「アプリ」に「Email」が表示されます。この「Email」をクリックしましょう。 Shopifyメールの管理画面が表示されるので「キャンペーンを作成する」をクリックします。 はじめてキャンペーンを作成する際には、メールのテンプレート(初期設定)の設定画面が表示されます。メールで使用するロゴやフォント、色などを設定しましょう。設定が完了したら、画面右上の「次へ」をクリックします。 ここからメールの作成に入ります。まずはメールのテンプレートを選択します。Shopifyメールで用意されているものから選ぶ、または自分のテンプレートなどから選択することができます。「空白」を選べば自分の好きなようにメールを作成することができます。 送信したいメールに合わせてテンプレートを選択したら、メールを作っていきましょう。 画面上部で、メールの送信先(受取人)、件名、プレビューテキスト、差出人の設定ができます。 受取人では、購入していないお客様や複数回購入したお客様などの「セグメント」を選択することができます。 画面中央に表示されているメール本文では、表示されているテキストや画像をクリックすると、その部分を編集することができます。その部分の細かな設定は画面右側に設定が表示されます。 「+セクションを追加」をクリックすると、テキストやボタン、画像などを追加することができます。「エクスプレスチェックアウト」や「商品表示」も追加できます。 メールの作成が完了したら、画面右上の「確認する」ボタンを押して、保存をしましょう。 3)メールを送信する メールを作成したら、配信の設定をしましょう。「送信」ボタンを押すとすぐに送信ができます。送信する日時を指定したい場合は「予定」から設定ができます。 まとめ ECにおいてメールを活用することは、売上を作るために非常に重要な取り組みです。 Shopifyメールは、メール作成からメール送信後の分析、オートメーション化など、ECで必要なメール活用に簡単に取り組むことができる便利なツールだと思います。 ShopifyメールやBenchmarkEmailなどのメール配信サービスを利用することで、未経験者でもメール活用やメールマーケティングに取り組むことができます。こういった便利なサービスを使って、積極的にメール活用に取り組んでいきましょう! --- ### CC・BCCとは?使い方と注意点 BCCでメールを一斉送信する3つのリスク > メールのCC、BCCとは何か?CC、BCCでメールを一斉配信するときの注意点やリスクについて、メール配信システムのベンチマークが解説しています。 - Published: 2024-03-09 - Modified: 2024-07-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/cc-bcc/ - Categories: マーケティング全般 - Tags: Gmail, CC, BCC こんにちは。ライターの遠藤です。今回は、「CC」と「BCC」について解説をします。昨今、特に若い世代では家族や友人とはSNSやLINEなどでメッセージのやり取りをする方が増えていることもあり、仕事でメールを使い始めたばかりの方に意外とよく聞かれる基礎知識として、メールのCC、BCCについて改めて解説を行います。 ビジネススキルの基本である「CC」と「BCC」とは何なのか、そしてどんなときに使うと良いのでしょうか。送信側と受信側の両方の立場で、それぞれ注意する点をまとめました。 ※GmailのUI変更に伴い2024年6月に内容を新しいUIに合わせて画像の差し替え、文章の加筆を行いました。 CCとBCCとは メールを送るとき、宛先(TO)となるメールアドレスを設定しますよね。この宛先の設定で「TO」以外に「CC」と「BCC」にメールアドレスを追加してメールを送る方法があります。 CCでも、BCCでも、送られるメールの内容はTOで送られる内容と同じですが、用途や宛先情報の見え方が異なります。 TO CC BCC 用途 メールを送信したい相手を設定する。複数設定も可能。 メールの内容を共有したい相手を設定する。複数設定も可能。 メールの内容を共有したい相手を設定する。複数設定も可能。 宛先情報の見え方 TO、CC、BCCに設定した人全員に、メールアドレスなどの情報が表示される。 TO、CC、BCCに設定した人全員に、メールアドレスなどの情報が表示される。 送信者以外には情報が表示されない。 CCとは CCとは「カーボンコピー(Carbon Copy)」の略で、直訳すると「カーボン紙の複写」となります。簡単にいうと「CCで設定した宛先に対して、メールを複写して送る」ということです。 例えば、あるプロジェクトで、メンバーのAさん宛にメールを送るとします。ことのときに、同じプロジェクトメンバーのBさん、Cさん、Dさんにも、Aさんに送ったメールを共有したい場合に、CCにBさんと、Cさん、Dさんのメールアドレスを追加することで、メールを共有することができます。 CCを追加してメールを送ると、メールを受け取った人は「CCに追加されているメールアドレス」が表示されます。そのため、メールを受け取った人は、自分以外に、CCでメールを送られた相手がわかります。 CCを使うときの注意点 CCを使ってメールを送るときの注意点は「CCでメールを送った相手が表示される」点です。 Aさん宛にメールを送るときに、CCでBさんと、Cさん、Dさんにもメールを送ったことが、Aさんにも知られてもいいときにはCCを使っても大丈夫です。しかし、Aさんに「Bさん、Cさん、Dさんにメールが共有されている」ことが知られてはいけないときにはCCは使ってはいけません。 CCでメールを受け取ったときの対応 自分のメールアドレスがCCに追加されたメールを受け取ったときには、そのメールに返信をする必要はありません。CCで追加されている場合は、そのメールは、あなた宛ではありません。 ただ、CCで送られている場合、そのメールは「あなたにもメールの内容を知っておいてほしい」からCCで送られています。そのため、そのメールの内容は把握しておくようにしましょう。 TOでCC付きのメールを受け取ったときの対応 自分宛てに届いた(TOで届いた)メールにCCが追加されていた場合、返信をするときは、CCに追加されているメールアドレスは、そのままCCに残して返信をするのが一般的です。 CCにメールアドレスを追加しているということは「共有をしたい」ということです。返信をする際には、CCを消さずに共有されるよう、「全員へ返信」機能を使って返信をしましょう。 BCCとは BCCは「ブラインドカーボンコピー(Blind Carbon Copy)」の略です。簡単にいうと「ブラインド(目隠し)されたCC」です。 BCCに追加したメールアドレスは、そのメールをBCCで受け取った当人以外には、非公開となり表示されません。TOで送信された人には、BCCで誰が追加されているのかはわかりません。また、BCCに追加されている人同士でも、誰がBCCに追加されているのかはわかりません。 上記の図でいうと、Bさんは、CさんやDさんにもメールが送られていることはわかりません。(Aさん宛のメールなのはわかる。) BCCは、TOで送る相手には知られずに、そのメールを共有したいときに使います。 例えば、社外とのやり取り(メール)を、社内で共有したいときに、BCCで社内の人を追加しておけば、社外の人には知られずに、社内で共有をすることができます。メールで、クレーム対応や、顧客対応をするときに、社内の責任者にもメールを共有するときなどには、BCCを使うといいでしょう。 他には、イベントやセミナーの参加者に対して、連絡のメールを一斉送信するときに、参加者同士は、お互いのメールアドレスを知る必要はありません。むしろ、知れてしまうと個人情報の流出になってしまいます。そんなときには、BCCに参加者を追加してメールを送れば、参加者同士は、お互いのメールアドレスを知られることがありません。 BCCを使うときの注意点 BCCを使うときの注意点は、BCCの追加ミスです。BCCで送るべき相手を、間違えてCCに追加をしてしまうと、その人のメールアドレスが、メールを受信した全員に知られてしまいます。 特に、社外の人をBCCに追加すべきなのに、CCで送ってしまうと、メールアドレスの流出になってしまいます。そうなるとセキュリティの問題となり、一大事になることもありますので、注意が必要です。 BCCでメールを受け取ったときの対応 BCCでメールを受け取ったときは、返信をする必要はありません。下手に返信をしてしまうと、BCCでメールを送っていたことや、自身のメールアドレスが、そのメールを受信した人たちに知られてしまいます。 BCCで届いたメールに返信をしたいときは、届いたメールに返信をするのではなく、送信者に対して「新規メール」を作成して、返信をするようにしましょう。 CCとBCCの設定方法 メールを送るときに、CCやBCCにメールアドレスを追加するには、メールの宛先でCC、BCCにそれぞれ送り先のメールアドレスを入力するだけです。 Gmail(ブラウザ版)の設定例 CC、BCCに追加できる数に制限があることも CC、BCCを使ってメールを送るときには、CC、BCCに追加できるメールアドレスの数に制限がある場合があります。 Gmail 1 通のメールの To、Cc、Bcc欄のアドレス数は2,000件まで(外部の場合は 500 件) Outlook 1通のメールの TO、CC、BCC の合計は 1,000件まで Yahoo! メール 迷惑メールの送信防止機能によって、送信制限がある。1通あたりの最大件数は不明 それぞれ、1日に送れる数にも制限があるので、CCやBCCを使う際には「追加するメールアドレスの数」に注意が必要です。 メールマガジンの配信でBCCを使うのはNG BCCを使えば、複数の人にメールを一斉送信できるなら、メールマガジンの配信に使える!と思う方もいらっしゃるかも知れません。ですが、BCCを使ってメールマガジンを配信するのはメリットよりも、デメリットのほうが多いです。 メールを大量に一斉送信するとスパム判定を受ける BCCで多くの人に一斉送信をすると、1つのメールアドレス(IPアドレス)から、大量にメールが配信されることになります。これは、キャリアやプロバイダによって「迷惑メール(スパム)」と識別されたり、最悪の場合、IPアドレスがブラックリストに登録されてしまうかも知れません。 そうなると、会社で使っているメールアドレス全体に影響が及ぶため、会社から取引先や営業先に送ったメールが、迷惑メールに振り分けられたり、ブロックされた届かないという、日々の業務に支障をきたすことになってしまいます。 関連記事: ・メールが届かない?ブラックリストを確認する方法と対処法 ・自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! 配信サーバーに負担がかかってメールの送信に遅れがでる メールの一斉送信は、配信サーバーに負担がかかるため、処理の時間がかかり、メール配信に遅れが生じてしまいます。会社のサーバーから配信をしていると、メールマガジンだけでなく、通常業務のメールまでもが送信したのに、相手になかなか届かないという悪影響が出てしまうかも知れません。 設定ミスによる個人情報の漏洩 先程も書いたように「BCCに入れるべき宛先を、間違えてCCに入れてしまった」のようなミスによって、多くのメールアドレスが、第3者が閲覧できてしまうと、個人情報の漏洩として、大問題に発展してしまうリスクがあります。 メールマガジンはメール配信サービスを使うのが賢明 このように、BCCを使って、メールマガジンを配信するのは、百害あって一利なしです。メールマガジンを配信するときは、Benchmark Emailのようなメール配信サービスを利用するのがオススメです。BCCでは、配信したメールの効果測定をすることができませんが、メール配信サービスなら、効果測定やA/Bテストなどをすることができます。 社外の人たちにメールを一斉送信するときはメール配信サービスがオススメ メール配信サービスは、社外の人にメールを一斉送信がしたいときにも、利用することができます。イベントやセミナーの参加者のリストを作成して、連絡事項やリマインドメールを送るときに、BCCで送るよりも、メール配信サービスを使うと、BCCのリスクを回避しつつ大量の宛先にメールを送ることができます。 Benchmark Emailなら3,500通/月までは、無料でメールを配信することができます。メールを一斉送信したいときには、うまく使ってみるのもいいでしょう。 (関連記事) ・メールマガジン購読状況調査 2023年度版 ・はじめてメルマガ担当者になった方に必ず読んでほしい11の手順 --- ### メールが届かない、受信箱で見つからない時の探し方と対策とは? - Published: 2024-03-08 - Modified: 2024-07-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-stop-emails-from-going-into-spam-folder/ - Categories: メールマーケティング - Tags: Gmail, 迷惑メール, プロモーションタブ, Outlook, Yahooメール, 受信できない こんにちは。ライターの遠藤です。今回は、メールマガジンの購読登録をしたけど届かない、取引先のメールが届かないなど「相手が送ったはずのメールが自分の手元に届かない」と困っている方に、どうしてメールが届かないのか、メールが届かないときにはどうしたらいいのかをGmail、Yahoo! メール、Outlook、携帯のキャリアメールについて解説します。 ネットショップの注文確認メールや、パスワードの再設定メールなどの大事なメールが届かなくて困るときも、この記事を参考にしてください。 また、「メールを送信したが、相手に届かない」という送信側の方にも後半で対処方法を案内します。 メールが届かない9つの原因 まず、どうして受信ボックスにメールが届かないのでしょうか? 受信側と送信側にそれぞれ原因が考えられますので、順に見ていきましょう。 受信側の原因 1. 登録したメールアドレスが間違っている 送信側に伝えたメールアドレスが間違っていると、先方から間違った宛名にメールが送信されるので、自分のところにメールが届くことはありません。 2. セキュリティによるメールブロック メールの受信サーバーで、セキュリティ対策として届いたメールを自動で受信しないように弾いたり、迷惑メールフォルダに振り分けたりすることがあります。 GoogleやYahoo! 、Outlookなどでは、独自の基準に基づいて、迷惑メールやスパムメールなどの悪意あるメールをブロックするようにされているのです。近年は、各社がセキュリティ対策を強化しています。 これらのセキュリティ対策が、意図せずにメールマガジンや大事なメールを迷惑メールと判断して弾いてしまうことがあります。 3. サーバーの受信ボックスが満杯になっている メールサーバーの保存容量を超えてしまうと受信できません。 GmailなどのクラウドメールをWebブラウザで読んでいる場合は、各サービスの容量を確認しましょう。 Thunderbirdなどのデスクトップアプリにメールをダウンロードして読んでいる場合は、ダウンロードしたメールをサーバーに残すか削除するかの設定を確認し、一定期間で削除されるように設定するのがおすすめです。 参考(外部サイト):Googleストレージの動作について 4. メールサーバーのダウンやメンテナンス メールアドレスを管理している業者のホームページなどで障害やメンテナンスの告知がないかを確認してみてください。 5. 迷惑メールボックスに振り分けられている セキュリティによって迷惑メールボックスに振り分けられている可能性があります。次の章で迷惑メールに振り分けられたメールの探し方をご説明していますのでどうぞご覧ください。 6. キャリアメールアドレスを利用している キャリアメールアドレスは受信ブロックが発生しやすく、受信側による対策が必要です。詳しくはキャリアメールアドレスの章をご覧ください。 送信側の原因 1. メールアドレスが間違っている メールアドレスの登録間違いによってメールが届かないことがあります。 一斉配信などで登録フォームを利用している場合は、登録時にアドレス確認メールを送る設定(ダブルオプトイン方式)にしておくのがおすすめです。 2. サーバーのダウンやメンテナンス 利用しているサービスのホームページなどで障害やメンテナンスの告知がないかを確認してみてください。 3. 添付ファイルのサイズが大きすぎる 添付したファイルのサイズが大きすぎるとメールが送信できない場合があります。ファイルサイズを小さくするか、ファイル便やクラウドサーバーを使って送りましょう。 4. 送信元の信頼度が十分でない これは一斉配信メールで起こりやすいことです。ドメインがブラックリストに登録されていたり、GmailやYahooメールの送信者向けガイドラインを満たしていなかったりなどの理由で、送信元の信頼性が十分でないと、セキュリティブロックによりメールが受信できない場合があります。 送信側の対策についてはこちらの章をご覧ください。 【受信側】メールが届かないときは、はじめに迷惑メールフォルダを確認しよう 届くはずのメールが届かないときは、まず「迷惑メールのフォルダ」を確認しましょう。 Gmailの受信メールの探し方 Gmailではスパムと判断されたメールが「迷惑メール」のフォルダに振り分けられています。 Gmailには「迷惑メール」以外に「プロモーションのタブ」があります。ここにはスパムメールではなく、企業から届いたメール(メールマガジンや宣伝メールなど)が振り分けられます。受信箱の「メインタブ」に届いていなくても、「プロモーションのタブ」や「新着のタブ」にメールが紛れ込んでいるかもしれません。 Yahoo! メールの受信メールの探し方 Yahoo! メールでも「迷惑メール」のフォルダがあります。 届くはずのメールが届かないときに、迷惑メールのフォルダを確認すると、メールが見つかることがあります。まずはメールが別のフォルダに振り分けられていないかを確認してみましょう。 検索機能を使う 各種メールボックスを覗くほかにも、送信元アドレスや件名などに使われているキーワードを「検索バー」に入力して探すと見つかることもあります。 【受信側】次回から迷惑メールに入らないようにする方法 「迷惑メールではない」の設定をする 大事なメールが迷惑メールに振り分けられていたときの対処法は、そのメールを受信箱に移動させると、次回以降、迷惑メールに振り分けられにくくなります。 GmailやYahoo! メールなどでは「迷惑メールではない」と報告をすることで、そのメールが次回以降、迷惑メールに入らないようにすることができます。 Gmailで、迷惑メールに入っているメールを開いて「迷惑メールではない」をクリックすれば、迷惑メールのフォルダから受信箱にメールが移動します。 Yahoo! メールも同じです。迷惑メールを選択して「迷惑メールではない」をクリックします。 Outlookも同様に「迷惑メールにしない」の報告ができます。メールを開いて画面上部または「・・・」から設定を開きます。「セキュリティオプション」から「迷惑メールにしない」を選択できます。「信頼できる差出人のリストに追加」をすると、次回以降は迷惑メールフォルダに振り分けられなくなります。 ラベルをつける、スターマークをつける(Gmail) 大事なメールには、ラベルをつけることで迷惑メールに振り分けられるのを防ぐことができます。ラベルがついているメールは、それぞれのラベルフォルダに振り分けられます。 メールにスターをつけると、そのメールが「スター付き」フォルダで表示されます。大事なメールを見つけやすくすることができます。 送信元を連絡先に追加する(Gmail) Gmailでは、大事なメールの送信元を「Googleコンタクト」で連絡先に追加をすると、迷惑メールと判断されなくなります。 Googleコンタクトで、連絡先の新規作成をして、メール送信元を登録しましょう。 フィルター設定をする フィルターを作成することで、送信元や件名、本文を指定して、該当するメールを、指定したフォルダに自動で移動させることができます。フィルター設定をしておけば、迷惑メールに振り分けられることを防ぐことができます。 迷惑メールに振り分けられたくない送信元のメールアドレスを「From」として設定すれば、迷惑メールのフォルダに入ることなく、指定したフォルダに入れることができます。 Gmailの場合は、画面右上の「歯車アイコン」から設定を開いて「フィルタとブロック中のアドレス」を開きます。「新しいフィルタを作成」をクリックするとフィルタの作成ができます。 Yahoo! メールも同じように「設定」を開いて、フィルターを開きます。これでフィルター作成ができます。 Outlookでは「ルール」でフィルターの設定をします。「設定」から「ルール」を開きます。条件を追加で「差出人」を選んで、送信元のメールアドレスを設定します。アクションを追加で「指定の場所に移動」を選んで、メールを移動させるフォルダを選択します。 【受信側】キャリアメールの場合は受信設定を変更する キャリアメール(docomo,au、SoftBank)でも、迷惑メールをブロックする設定があります。それぞれの設定については、以下にリンクを掲載しますので、各社のヘルプページをご参照下さい。 docomo 迷惑メールの確認方法 au なりすまし規制 SoftBank 迷惑フィルターの設定 【送信側】メールが届かないときの対策 最後に、送信側でお悩みの方に対策をお伝えします。 個人で送信しているメールの場合 1. メールサイズに問題がないか確認する 添付ファイルなどがある場合、メールのサイズが大きすぎないか確認しましょう。 2. バウンスメールを確認する メール送信後にエラー通知メールが返ってきた場合、エラーコードの内容を確認してください。「メールアドレスの不在」などメールが届かなかった原因が書かれています。 コードの内容はこちらで解説しています:メール配信が失敗した時のエラーコード一覧!エラー内容を把握して配信リストの質を高めよう 一斉配信メールの場合 メルマガが届かなくてお困りの場合は、以下をご参照ください。 1. ドメインがブラックリストに登録されていないか確認する 配信エラー数が著しく多い場合は、はじめにブラックリストに登録されていないか確認しましょう。 詳しくはこちら:メールが届かない?ブラックリストを確認する方法と対処法 2. GmailとYahooの送信者向けガイドラインに対応しているか確認する 送信元の信頼性評価を保つためのルールが定められています。そのためGmailとYahooメールに限らず、他の受信者への到達率も高まるようなベストプラクティスといえますので、ぜひ実施してください。 詳しくはこちら:GmailとYahooメールの新しい迷惑メール判定ポリシーとメール配信者が行うべき対応 この中でもドメイン認証設定は特に重要ですので、必ず対応しましょう。 詳しくはこちら:これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~ 3. メールのエラー率を低く維持する 配信時にエラーアドレス(存在しないなどの理由で到達しないアドレス)が多く含まれていると、配信元評価が下がり、本来届くはずのアドレスでもセキュリティブロックを受けやすくなります。 詳しくはこちら:エラー率を減らしてメルマガの到達率を上げる方法 4. キャリアメールアドレスへの配信は控える キャリアメールアドレスでの登録は控えてもらうようにするなどの工夫を行ってください。 詳しくはこちら:キャリアメールアドレスにメルマガが届かない?原因と対処法について なお、メールがプロモーションタブに入ってしまってお悩みの方は以下をご参照ください。 ・Gmailのプロモーションタブにメールが入ってしまう!メルマガを見てもらうために知っておくべき6つの情報 まとめ 自分のところに届くはずのメールが届かないことは、珍しいことではありません。メールが届かないなと思ったら、まずは「迷惑メール」のフォルダに入っていないかを確認しましょう。 「迷惑メール」のフォルダに入っていたときは、次回以降、迷惑メールとして扱われないように対処をしておきましょう。 送信者の方も、この記事にピックアップした主な原因や対策を参考にしてもらえたらと思います。 (関連記事) ・Gmail受信画面のアイコンやラベルの意味を解説!スターマークと重要マークの使い分けは? ・Yahoo! メールの基本の使い方とアイコンを解説!10年ぶりにリニューアルされたPC版での表示は? ・Outlookの基本の使い方とアイコンを解説!ブラウザ版、デスクトップ版、スマホ版の使い方を解説 *こちらの記事は2021年12月に公開した内容に、修正加筆を加えたものです。 --- ### Benchmark Emailメールエディターはここまで出来る!便利機能16選 - Published: 2024-03-06 - Modified: 2024-03-06 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-email-features-to-refine-your-email/ - Categories: メールマーケティング - Tags: デザイン, 編集, 便利機能, メルマガ作成, 効率化 Benchmark Emailのメールエディターは、使いやすさと高機能性を両立させた、効果的なメールマーケティングを実現するための便利な機能が満載です。今回はその中でも特に優れた16の機能を紹介します。 いずれもユーザーの皆様がクリエイティブなメールコンテンツを簡単に作成し、効果的なキャンペーンを展開できるようなお役立ち機能です。ぜひこれらの機能を活用して、メールマーケティングの可能性を広げてみてください。 ①デザイン編集の自由度が高い! レイアウトの提案が充実 初めてでも簡単にプロフェッショナルなデザインを作成しましょう!AIがウェブサイトの内容からメルマガを自動生成するスマートデザイン機能を使えば、魅力的で効果的なメールを素早く作成できます。 また、豊富なデザインテンプレートもご用意しています。 https://bmesrv. wistia. com/medias/9asbwvisdp 画像のサイズ変更・切り抜き・加工ができる 画像のサイズ変更、切り抜き、角の調整などの編集がメールエディター内で簡単に行えます。適切な画像を効果的に組み込んで、メールの魅力を向上させることができます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/nnh25ivwsf また、画像エディタでは、画像の色を調整したり、テキストを入れることもできます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/3x0c0idngo 画像や文字をいろんなパターンに並べられる セクションカラムや画像+テキストブロックなど、様々なパターンで画像や文字を配置できる機能が充実しています。デザイン構成の幅が広がりますので、情報の効果的な伝達が可能です。 ■ セクション機能でカラムを増やす https://bmesrv. wistia. com/medias/5ad9p2g1xt ■ 画像+テキスト機能で並べる https://bmesrv. wistia. com/medias/7m6yrx3a4q 空白スペースの調整が細かくできる メールの見た目を微調整するために、空白スペースの調整が細かくできる機能が用意されています。スペースブロック、各ブロックの上下左右スペース調整、テキスト改行幅の調整により、メールのバランスを整えて読みやすさを向上させることができます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/dy6k7ddjil 背景色の変更が簡単自由に メールの背景色は、全体・セクション・ブロックのうち、好きな単位で変更できます。 簡単に一括変更ができ、細かい調整も可能ということですね。メールの雰囲気やブランドイメージに合わせて背景をカスタマイズしてください。 https://bmesrv. wistia. com/medias/cv9g4ufmnt ボタンデザインのパターンが豊富 効果的なCTA(コール・トゥ・アクション)を促進するために、様々なデザインのボタンにカスタマイズが可能です。これにより、メール内のボタンを目立たせ、受信者の行動を促進することができます。 以下の方法で、立体的なデザインのボタンを作ることもできます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/jp3018b18h プレビュー&テストメールも簡単 作成したメールは、プレビューとテストメールで簡単にチェックできます。メールが期待通りに表示され、正常に動作するかを確認し、信頼性の高いメールを配信できます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/wtqbovm805 ②毎回の複製&編集がサクサク! 過去メールコピー機能 以前に作成したメールは、ワンクリックでコピーできます。 FAQ:メールのコピーを作成する方法 お気に入りブロックを簡単呼び出し 頻繁に使用するパーツは「お気に入りブロック」として保存し、簡単に呼び出すことができます。毎回のメール編集の時間短縮ができますね。 https://bmesrv. wistia. com/medias/8zuo2et4gn よく使うカラーコードとロゴ画像を簡単呼び出し 「ブランドキット機能」にカラーコードとロゴ画像を登録しておくと、メール作成画面で簡単に呼び出せます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/p2ofrdm1kt トップページから編集画面に直通 Benchmark Emailのトップページから直接編集画面にアクセスできる機能が備わっています。 素早く目的のメールを編集できますので、作業効率が向上します。 ③こんなことまでできる!応用機能 動画やPDFも案内できる メール内には、動画やPDFへのリンクも簡単に挿入できますので、受信者に対して様々なコンテンツを提供できます。 動画ブロックを使うと、YouTubeなどのURLから自動で画像リンクを作成します。 ドキュメントライブラリを使うと、PDFなどのファイルをBenchmark Email上のサーバーにアップロードできます。 パーソナライズ機能で名前を差し込み メール内で受信者の名前を個別に挿入するパーソナライズ機能が搭載されています。 名前の他にも、会社名、会員番号、保有ポイント数、指定の文字列など、コンタクトリストに登録した情報が使えます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/xv82efbg0e SNSアカウントボタンを入れられる メール内にソーシャルメディアのリンクやボタンを簡単に挿入できる機能があります。これにより、受信者にソーシャルメディア上でのフォローなどを促すことができ、メールキャンペーンとSNS活用を一体化させることができます。 https://bmesrv. wistia. com/medias/t2mmsj9pxe メール内のアンカーリンクで目次を作れる メールが長くなってしまう時は、クリックできる目次を冒頭におくのがおすすめです。 Benchmark Emailには、読者が興味のある情報に簡単にアクセスできるようアンカーリンク機能が用意されています。これにより、長文でも読みやすいメールを届けることができます。 GA連携機能でパラメーターを自動化 Google Analytics(GA)との連携を行うと、メールからのトラフィックや受信者の行動を効果的に分析できます。GA連携機能をオンにすると、パラメーターが自動的に全てのリンクに付与されます。これにより、手間なくメールキャンペーンの効果を数値で把握し、戦略の改善に役立てることができます。 まとめ Benchmark Emailメールエディターは、これらの機能を通じて、ユーザーに対して柔軟性と効果的なマーケティングツールを提供しています。デザインの自由度、複製&編集の効率性、応用機能の多様性など、多岐にわたる機能が揃っています。これらの機能を駆使して、ぜひ一歩進んだメールマーケティングにチャレンジしてください! --- ### AIがデザインを自動生成!スマートデザイン機能(β版)がリリースされました - Published: 2024-02-28 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information18/ - Categories: 機能・便利ツール, HTMLメールデザイン, おすすめ記事 - Tags: CTA, デザイン, AI, メルマガデザイン, スマートデザイン, 自動 こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回のアップデートでは、AIがウェブサイトからメールのデザインとコンテンツを自動で作成・提案する「スマートデザイン機能(β版)」が追加されました。 スマートデザイン機能(β版)とは? アカウントにご登録いただいたウェブページの文章・画像を元に、AIがメールを作成します。 メールの目的は以下の3種類から選択ができます。 ・登録お礼メール ・ニュースレター ・販売促進メール 文章作成や画像のピックアップもAIが自動で行いますので、あっという間にメールが完成します。 スマートデザイン機能はトライアルアカウントでも利用可能 スマートデザイン機能(β版)の使い方 スマートデザイン機能は、メールの新規作成画面からアクセスできます。 メールの種類選択で「スマートデザイン」を選択してください。 次に、作成したいスマートデザインの種類を選択します。 「登録お礼メール」「ニュースレター」「販売促進メール」からお選び頂けます。 ブランドキット機能にロゴ・ブランドカラー・ウェブサイトURLを登録済みの場合は、このままメール作成がスタートします。 未登録の場合は、スマートデザインチャットの案内に従って登録してください。 AIが3種類のメールのデザインを提案します。 ここでAIがウェブページから収集した画像や、あらかじめ画像ギャラリーにアップロードしておいた画像の一覧が表示されます。 ※Webページの画像表示方法によっては、AIが画像を取得できない場合もあります。その場合は「画像アップロード」からお好みの画像を登録してください。 メールに掲載したい画像を3件まで選択してください。 次に、メール内のテーマカラーの調整を行います。 最後にお好みのデザインを選択して、メール編集をスタートしてください。 今回はBenchmark Emailの日本サイトトップページを元に、AIがこちらのようなメールデザインと文面を提案してくれました。 画像や文章、ボタンのリンク先などを調整したら、魅力的なプロモーションメールが簡単に完成しました。 関連FAQ:スマートデザイン機能 新しいメール作成のヒントに、ぜひスマートデザイン機能を利用してみてください。 (関連記事) ・ChatGPTを活用してメールマーケティングの成果を上げよう ・クリック率UP!メルマガのCTAを目立たせるデザインや場所、言葉選び ・無料でもここまでできる!Canvaでおしゃれなメルマガ用画像を作ろう --- ### クリック率UP!メルマガのCTAを目立たせるデザインや場所、言葉選び - Published: 2024-02-19 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-make-your-newsletter-cta-stand-out/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: CTA, クリック率, デザイン, メールデザイン CTAとは「Call To Action = 行動喚起」のことで、読者を具体的な行動に誘導するしくみを指します。 メルマガにおいてはリンクのことですが、このCTAをしっかり目立たせることで、クリック率の向上が期待できます。 工夫するべきは「デザイン」「場所」「言葉選び」の3点です。 本記事ではこの3点を解説して、ご自身のメルマガにぴったりなCTAを選ぶお手伝いをします。 CTAのデザイン CTAのデザインには以下の4種類があります。 A. URLや連絡先を直接記入する形式 B. テキストリンク C. ボタンリンク D. 画像リンク それぞれの特徴やメリット、使うときのコツを解説します。 A. URLや連絡先を直接記入する形式 URLを直接記入するという形式も、実はCTAデザインのひとつです。 URLの他にはメールアドレス、電話番号を記入する場合があります。プレーンテキストメール風のデザインではこちらのCTAがよく使われます。 関連記事:テキストメールとHTMLメールの違いとは?メルマガにはどちらが向いているの? B. テキストリンク 「テキストリンク」は文章にリンク先を設定している形式で、4つのデザインの中では一番すっきりして見えます。ポイントとなるのは文字の大きさ、文字色、そしてリンクを設定する範囲です。 後述するボタンリンク・画像リンクより存在感は控えめです。 C. ボタンリンク 「ボタンリンク」は目立ちやすくて作成も簡単なため、とてもおすすめのデザインです。前述のテキストリンクよりも、クリック率が上がる可能性が高いです。大きさ、背景色、文字色、角の丸みによって印象を変えることができます。 ボタンリンクの存在感を生かすため、上下には余白を取るようにしましょう。 上下に本文テキスト1〜2行程度のスペースを空けておくと、パッと目に飛び込みやすくなります。 D. 画像リンク 画像自体をCTAにしてクリックを誘うという方法です。 よりクリックされやすい画像を作るコツは以下の3点です。 ・報酬のビジュアル クリックするとどんな物や情報が手に入るのかをビジュアル情報で伝えると、文字だけの説明よりも興味を惹きやすいでしょう。 ・ボタン 画像の中にボタンが入っているようなデザインのことです。 ・マウスポインタ、矢印、再生マークなどクリックを誘発する記号 このような記号も効果的です。特に、動画コンテンツには再生マークを置きましょう。 こうした画像を、デザイン経験がない方でも作成できるツールが近年登場しています。 関連記事:無料でもここまでできる!Canvaでおしゃれなメルマガ用画像を作ろう Benchmark Emailをお使いの場合は、動画URLを入力するだけで再生マークつきのサムネイルをメールへ挿入できます。 関連FAQ:メールやランディングページに動画を挿入する方法 \ Benchmark EmailではCanva連携で簡単にオリジナル画像を作成できます / デザインの使いこなしアドバイス リンクの色選び リンクの色は1色だけで統一すると、メール全体が読みやすくなります。 ブランディングの観点からは企業や商品のテーマカラーがおすすめですが、掲載画像に使われている色から選んでも良いでしょう。メール内でよく目立つ色を採用しましょう。 左:HOP WTR 右:Benchmark Email ボタンリンクとテキストリンクの使い分け ボタンリンクは目立ちやすく、テキストリンクはすっきり見えると説明しました。この特性を活かすことで、特定のCTAにクリックを集中させられます。 例:参加申し込みフォーム(本命)はボタンリンク SNSアカウントの情報(サブ)はテキストリンク 全てのリンクを平等に強調すると、重要なものが目立たなくなってしまいます。目立たせたい情報はボタンリンク(または画像リンク)、補足情報はテキストリンク、と使い分けることでメリハリがつきますね。 イメージ画像+説明文+ボタン イメージ画像+説明文+ボタンは、日々購読しているメルマガでもよく見かけるテクニックです。読者の目を画像で引き留め、説明文で興味を膨らませてもらい、最後にボタンを差し出すことでクリック率を最大化しやすいと言われています。 CTAの位置 CTAの位置には「メールの冒頭」または「コンテンツの後」があります。 それぞれどのような違いがあるのか、見ていきましょう。 CTAをメールの冒頭に置く クリック数が増えやすいという利点があります。 開封すると必ず目にとまるため「件名を見て期待する→開封する→クリックする」という勢いが削がれません。 注意点: ボタンより上のスペースは限られていますので、大切な情報だけをコンパクトにまとめましょう。申し込みや購入のために必要な情報を伝えきれない場合は、遷移先のページで説明しましょう。冒頭で多くの人が遷移するとメールの続きを読んでもらえる可能性は下がりますので、後半のコンテンツは気づかれにくくなります。 CTAをコンテンツの後に置く 慎重に検討するタイプの読者にアプローチできます。 「欲しい」「参加したい」という気持ちを高めてから遷移することになるので、クリックの質も高くなります。 注意点: CTAまでスクロールして読まれるとは限らないため、クリック数は比較的少なくなる傾向です。開封した直後の勢いが落ち着いて、検討した結果クリックしない人も出てくるかもしれません。 CTAはどこに置くべきか 適切な場所は、メールの目的や、遷移先ページの内容によりケースバイケースです。クリック数でお悩みの場合、まずはCTAの位置を増やして冒頭と後ろの両方に置いてみると良いかもしれません。「勢い派」と「慎重派」どちらの層の読者も拾えるようになります。 当社のイベントレターは、お気軽に申し込んでいただきたい一方で、メールの内容をじっくり読んで検討する人もいる状況です。 両方の層にアプローチするため、メールの冒頭+コンテンツの後どちらにもCTAを置いています。 例えば他には、このような戦略が考えられますね。 ・スクロール不要の短いメールで、多くの人にクリックしてほしい →冒頭のみ ・複数コンテンツを掲載、なるべく全てに目を通してほしい →コンテンツの後 ・1コンテンツが長いので、途中でメールを閉じないか心配 →複数のCTAを置く ・メールを読んでもらうだけで良い →CTAは置かない CTAの場所や数は、メルマガの目的に合わせて設定しましょう。 CTAの言葉選び 注目されやすい「言葉遣い(語尾)」は? 皆さんはこちらの3つのボタン、どれが一番気になりますか? CTAの言葉遣い(語尾)には以下の3つのタイプがありますので、覚えておきましょう。 ① 名詞タイプ セール商品一覧 商品詳細 ②「〜はこちら」タイプ セール会場はこちら 詳しくはこちら お申し込みはこちら ③ 動詞タイプ ツアーに申し込む 商品について問い合わせる 先着50名の特典を手に入れる 一般的に ③動詞タイプ が注目されやすいという説も聞きますが、ケースバイケースだと思います。ボタンの言葉遣いがしっくりこない場合は、他の2つを試してみてください。 「何を言うか」でインパクトが変わる 次に、こちらの2つのボタンはいかがでしょうか。 同じコンテンツであれば「詳細」より「セール商品」の方がグッとくる気がしますね。 言葉遣いだけではなく「何を言うか」というレイヤーもあるので、アイデアがあれば試してみましょう。 全体の印象に与える影響とクリック率 CTAの言葉選びによって、メルマガ全体から受ける印象が変わることがあります。左のボタンはスタイリッシュな印象を受けますし、右のボタンは親近感が沸きますよね。 このとき「A案の方が雰囲気に合うけど、クリック率はB案の方が高いのではないか」と悩んでしまう方もいると思います。このような時は、迷わずA/Bテストでクリック率を比べてみてください。 実はボタンの言葉選びは、メルマガによってはほとんど影響が出ない場合もあります。 Benchmark Emailのニュースレターで実験した際には、大きな差はつきませんでした。 充分目立つボタンリンクを適切な場所に設置できていたからか、言葉選びはあまり影響しない様子でした。これは検証したから分かったことであり、言葉選びによってクリック率が変わるメルマガもあります。ご自身のメルマガはどうなのか、ぜひ一度A/Bテストで検証してみてください。 関連記事:A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は? 動画でCTAデザイン解説を見る 動画で解説を見たい方は、こちらをご覧ください。 【メルマガCTA】CTAのデザイン4種類・場所・言葉選び 〜メルマガデザイン実践講座③CTA編〜 まとめ CTAは、サッカーで例えるとすればゴールを決める役割です。 画像や文章が読者の目を引きつけ、繋いできたパスを受け取って、読者に最終的にクリックを促す役目です。ゴールを決められるように、CTAはわかりやすく置きましょう! 「デザイン」「場所」「言葉選び」の3点に気をつけてみてください。 ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら --- ### 機能アップデート:ブランドキット機能で、ロゴ画像とカラーコードが呼び出しやすくなりました! - Published: 2024-02-16 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information17/ - Categories: 機能・便利ツール, HTMLメールデザイン - Tags: フッター, ヘッダー, メルマガデザイン, ブランドキット, ロゴ, 色 こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回のアップデートではロゴやカラーコードを登録できる「ブランドキット機能」が追加されました。 ブランドキット機能とは? ロゴ画像とカラーコードを登録すると、エディタで簡単に呼び出せる機能です。 画像1点と、カラーコードを3色まで登録できます。 ご自身の会社/サービスのロゴと、コーポレートカラー(または他によく使う色)を登録してお使いください。 ブランドキット機能の使い方 ブランドキット機能の使い方は、こちらの動画でもご説明しております。 https://bmesrv. wistia. com/medias/mow4uqimm5 はじめにブランドキット機能のページへアクセスして、画像とカラーコードを登録してください。 機能ページへは、左メニューの「ブランディング >ブランドキット」またはこちらのURLよりアクセスできます。登録したロゴ画像とカラーコードは、このページでいつでも変更可能です。 なおこのページには会社名・ウェブサイトURL・会社概要も登録可能で、この情報はスマートデザイン機能でも利用されます。 登録したロゴ画像とカラーコードは、メールエディタおよびランディングページエディタで呼び出しやすい場所に表示されます。 画像ギャラリーでは、画像候補の最初にロゴ画像が表示されます。 テキストカラーの選択画面では、「ブランディング」という枠に登録した3色が固定表示されます。 ブランディングの観点において、メール内にロゴ画像を入れておくことや、特定のカラーを使用することは効果的です。メルマガデザインについてお悩みの方は、色選びについての解説動画もありますのでご参照ください。 参考動画:メルマガデザイン実践講座⑤ 色選びはどうする? 購読者にブランドの印象が残るようなメルマガをお作りいただくため、ぜひブランドキット機能をご利用ください。 (関連記事) ・【デザイン事例19種類】メルマガのヘッダー&フッターを作るコツ ・メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? ・知らなきゃ損!画像エディターの必須機能と5つのステップ --- ### Yahoo!メールとは?ブラウザ版、デスクトップ版、スマホ版の使い方を解説 - Published: 2024-02-13 - Modified: 2024-07-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yahoo-mail/ - Categories: メールマーケティング - Tags: yahoo, 使い方, 受信画面, Yahooメール, ヤフーメール こんにちは。ライターの遠藤です。今回はYahoo! メールについて、Yahoo! メールの画面の説明や、表示されるアイコンの意味など、基本的なところを解説します。 Yahoo! メールを使いはじめたばかりの方はもちろん、最終章は企業内でメルマガ配信を担当されているメールマーケターの方々にも役立つ内容になっています。 今回の記事では、2021年9月におよそ10年ぶりにリニューアルされたヤフーメールのPC版に加えて、スマートフォンアプリ版も使い方を解説しています。 ※Yahoo! メールのUIの変更に伴い2024年6月に内容を新しいUIに合わせて画像の差し替え、文章の加筆を行いました。 Yahoo! メールとは Yahoo! が提供しているフリーメール(無料で利用ができるメールサービス)として、Yahoo! メールを使っている人も多いと思います。 Yahoo! メールのドメインは「@yahoo. co. jp」で、@前が任意の英数字になります。 メールボックスの容量は、Yahoo! BBやYahoo! やプレミアムを利用していると、開設時は2Gで利用状況に応じて無制限に増えます。Yahoo! BBやYahoo! やプレミアムを利用していない場合は、開設時は2Gで利用状況に応じて最大10Gまで増えます。 Yahoo! メールは、セキュリティにも力を入れており、迷惑メールフィルター 、なりすまし拒否、海外からのアクセス制限、ブランドアイコンの表示などに取り組んでいます。ウィルスチェックやセキュリティパックなどのオプションサービス(有料)もあります。 Benchmark Emailが行った「日本のメールマガジン購読状況調査 2023年度版」の結果では、どのメールソフトを使ってメルマガを読んでいますか?という問いに対して、プライベート用としてYahoo! メールがGmailに次ぐ多さとなりました。 参考:メールマガジン購読状況調査 2023年度版 - Benchmark Email Yahoo! メール(パソコン ブラウザ)の使い方 Yahoo! メールのパソコンブラウザ版の各項目を大きく3つの部分に分けて紹介します。 ※画面の画像は、Yahoo! メールの新しいデザインです。 1:メール作成、メールボックス 画面左側の上部「メール作成」をクリックすると、メールの作成画面が表示されます。 「From」は、送り主のメールアドレス。「To」は、メールの送り先のメールアドレスを入力します。「件名」は、メールの件名です。その下の空白スペースに、メール本文を記入してメールを作成します。 TOの入力欄の右側にある「CC、Bccを表示」をクリックすると、CCやBCCの設定をすることができます。CC、BCCについては「CC・BCCとは?使い方と注意点。BCCで一斉送信する3つのリスク - Benchmark Email」で、詳しく解説をしています。 メールを作成したら「メール送信」の青いボタンをクリックすると、メールが送信されます。まだ未完成の場合は「下書き保存」をクリックすると、下書きとして保存ができます。メールを削除したい場合は「削除」をクリックします。 Yahoo! メールのTOP画面に話を戻します。画面左側の「メールボックス」は、送受信したメールが自動で振り分けられます。 受信箱:受信したメールが一覧表示されます 下書き:下書き保存をしたメールが一覧表示されます 送信済み:送信済みのメールが一覧表示されます 迷惑メール:受信したメールの内、Yahoo! メールが「迷惑メール」と判断したメールが一覧表示されます ゴミ箱:削除した受信メールが一覧表示されます メールボックスの下にある「個人フォルダー」は、自分が作成したフォルダーが表示されます。個人フォルダーの右横にある「+」をクリックするとフォルダーを作成できます。 2:メール一覧、プレビュー表示 画面中央部分は、上部がメールの一覧表示です。メールボックスで選択しているボックスに入っているメールが一覧表示されます。 それぞれのメールはFromと件名、受信した日時が表示されます。各メールの左側に表示されている青丸は「未読メール」を表しています。クリップのアイコンが表示されている場合は、メールに添付ファイルがあることを意味します。 「星アイコン」をクリックすると、そのメールにスターを付けることができます。大事なメールにスターを付けることで、間違って削除してしまうことを防ぐことができます。 画面下部は、メール一覧表示の中で選択した(クリックした)メールが表示されます。 3:メール操作、メール検索、設定 メール操作 メール一覧表示の上部には、選択したメールに対する操作項目が並んでいます。 返信:選択したメールに返信をします。▼をクリックすると「送信者に返信」「全員に返信(CCに設定されているメールアドレスにも送る)」などの選択ができます。 移動:選択したメールを、フォルダーに移動させることができます 迷惑メール:選択したメールを「迷惑メール」に設定できます 印刷:メールを印刷することができます その他:選択したメールに対して様々な設定やメールの詳細情報を見ることができます メール検索 その他の右側にある「メール検索」に単語やメールアドレスを入力すると、メールの検索ができます。 設定 メール検索の右側にある「表示」は、画面の表示をカスタマイズすることができます。メールプレビューの位置、表示間隔、文字サイズを変更できます。 「表示」の右側にある「歯車アイコン」をクリックすると、Yahoo! メールアカウントの設定画面が表示されます。セキュリティ強化などの各設定をすることができます。 4:連絡先 Yahoo! メールでは「連絡先」として、アドレス帳を作成することができます。 「連絡先」をクリックすると、連絡先の画面が表示されます。画面下部から連絡先の登録ができます。 Yahoo! メール(スマートフォン アプリ)の使い方 Yahoo! メールのスマートフォンアプリ(iOS)の使い方を解説します。それぞれの機能は、パソコンブラウザ版と同じなので割愛します。 メールボックス スマートフォンアプリを開くと、メールボックス、個人フォルダーが表示されます。 メールの一覧表示 受信箱などをタップすると、該当するメールの一覧が表示されます。また、それぞれのメールの右側にある「星アイコン」をタップするとスターを付けることができます。 メールの作成 画面右下の「ペンアイコン」をタップすると、メールの作成ができます。「ペンアイコン(作成)」の右にある「虫眼鏡アイコン(検索)」をタップすると、メールの検索ができます。 メールの作成画面も、基本的にパソコンブラウザ版と同じです。Fromは送信元、Toは送信先、件名はメールの件名です。Cc/Bccは、メールを共有したい相手がいるときに設定をします。 「クリップアイコン」をタップするとファイルの添付をすることができます。めーるを送信するときは、画面右上の「紙飛行機アイコン」をタップします。 メールの返信 受信したメールをタップして開くと、メールの返信ができます。画面下にメニュー項目が表示されています。 報告:迷惑メールとして報告をすることができます 移動:メールをフォルダーに移動させることができます 返信・転送:メールの返信ができます 削除:メールを削除できます その他:スター追加、未読にする、リマインド通知の設定などができます メールの認証情報を表示する Yahoo! メールは、様々なセキュリティ対策がとられています。その一つである「なりすましメール対策」として、受信したメールの認証情報を確認することができます。 受信したメールのFrom右横にある「アイコン」を開いて「このメールの認証情報」をタップすると、認証情報を見ることができます。 ※以下はスマートフォンアプリの画面ですが、パソコンブラウザ版でも、同様に「認証情報」を見ることができます。 Yahoo! メールでは、なりすましメール対策として、送信元のドメインを認証する技術である「SPF」「DKIM」「DMARC」「DomainKeys」を利用しています。これらの記述は送信元を偽装した迷惑メールやフィッシング詐欺を防ぐことに役立てられています。 出典元:https://whatsnewmail. yahoo. co. jp/yahoo/20210714a. html 認証設定を行う方法は、メールマガジン配信担当者様に向けた最後の章でお伝えします。 表示されるメール送信者のアイコンの意味 メールの一覧表示の際に、それぞれのメール送信者のアイコンが表示されます。 ※スマートフォンアプリの画面です ブランドアイコン Yahoo! が送信元の保証ができている場合(申請を通過した企業)、送信元のロゴが表示されます。上記の画像では、楽天証券ニュースのメールには、ブランドアイコンとして楽天のロゴが表示されています。 企業のロゴが表示されている場合は、そのメールの送信元が保証された安心・安全なメールであるということです。 ブランドアイコンが表示される企業の一覧は「ブランドアイコン表示企業・サービス一覧 - Yahoo! メール」を参照してください。 一般アイコン ブランドアイコンがない場合は、送信者の頭文字が表示されます。上記の画像では、「ム」「E」「F」などと表示されているものです。一般アイコンだから送信元が怪しいというわけではありませんが、ブランドアイコンが表示される送信元から届いたメールなのに、ブランドアイコンが表示されない場合は「なりすましメール」の可能性があります。フィッシング詐欺の被害にあってしまうかもしれませんので、身に覚えのない内容だったときは、そのメールを削除しましょう。 メールマーケターが知っておくべきYahoo! メールの特徴 ここからは、企業のメールマガジン担当者やメールマーケター向けの情報です。 Yahoo! メールの特徴を知ることで、効果的なメール配信に役立ててください。 メールの本文プレビュー(プレヘッダテキスト)が表示されない Yahoo! メールの受信ボックスでは、メールの本文プレビュー(プレヘッダテキスト)が表示されません。表示されるのは、From(送信者名)と件名だけです。 つまり、タイトル勝負となります。メールマガジンを配信するとき、概要文を書くことは重要ですが、Yahoo! メールでは、そもそも表示されないということを認識しておきましょう。 件名に表示される文字数の目安はパソコンブラウザで35文字、スマートフォンアプリで22文字です。スマートフォンアプリで表示される文字数以内で「読みたくなるタイトル(件名)」を作ることが必要です。 ブランドアイコンへの対応 Yahoo! メールは、セキュリティ対策として、ブランドアイコンの表示を導入しています。Yahoo! の認証を得られるだけでなく、企業のロゴが大きく表示されるので、ブランドアイコンの導入に取り組むことをオススメします。 ブランドアイコンを導入するには、Yahoo! に申し込み、審査に通過する必要があります。 まずは「ブランドアイコンで安心安全なメール - Yahoo! メール」から、申し込みをしましょう。 ドメイン認証への対応 ブランドアイコン以外には、Yahoo! メールは、送信元のドメインを認証する技術である「SPF」「DKIM」「DMARC」「DomainKeys」を利用して、メールの認証情報が表示できるようになっています。企業の公式メールなのに、なりすましメールやフィッシング詐欺と間違われないように、それぞれの「送信ドメイン認証技術」に対して、メール送信の設定やサーバーの設定を行うようにしましょう。 Benchmark Emailで設定を行うための方法はこちらをご覧ください。 ・関連FAQ:SPF認証についての詳しい解説 ・関連FAQ:DKIM(CNAME / ドメインキー認証)の詳しい解説 関連記事: ・Gmail受信画面のアイコンやラベルの意味を解説!スターマークと重要マークの使い分けは? ・Outlookの基本の使い方とアイコンを解説!ブラウザ版、デスクトップ版、スマホ版の使い方を解説 ・メルマガ購読状況調査2002年度版 --- ### お手本にしたい!工夫がいっぱいの海外メルマガ事例30選 - Published: 2024-02-06 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-templates/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: メルマガ, デザイン, メールデザイン, 事例 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “30 Successful Examples of Email Marketing Campaign Templates” を翻訳したものです。 メールマーケティングは広告やブランディングと同様、テクニックを駆使し試行錯誤が必要なプロセスです。クリックを獲得しリード育成を達成するためには、適切なコンテンツの方向性、魅力的なデザイン、そして質の高いコピーが必要となります。メルマガテンプレートは便利ですが、一からメールを作成するのは大変な労力がかかります。そこで大企業の成功メルマガを参考に、自社コンテンツを当てはめてみるのがお勧めです。 最新の調査では、配信メールの平均開封率は19. 66%という結果が出ています。配信規模や平均コンバージョン率にもよりますが、この開封率の高さを生かすためにはメールマーケティングのスキルを磨く必要があります。 本記事ではお手本としてテンプレート化したい30件の配信メールをご紹介します。まず、効果的なメールマーケティングに欠かせない基本要素を、最新の研究とベストプラクティスに沿っておさらいしましょう。 メールマーケティング成功の指標とは? メールマーケティングが効果的かどうかはケースバイケースです。 例えば史上最高のメールを作成できたとしても、配信リストに138人しか登録されていない場合、高いコンバージョン件数は期待できません。 そのためメール作成やデザインのテクニックにこだわる前に、データ分析をもとにした理想の顧客(ICP)をターゲット層として設定、魅力的なコンテンツ作成、消費者心をくすぐるクーポンや割引、良質なユーザーエクスペリエンス提供など、オーディエンス拡大の努力が必要です。 配信規模が大きければ大きいほど、メールマーケティングの成功率は高くなります。その他の要素については以下のポイントを必ず押さえておきましょう: 配信メールの目的を明確にする:メールから直接コンバージョンを狙う他、認知度アップ、コミュニティの輪を拡大する、会社規模の謝罪などもメールを配信する正当な理由になります。配信理由が何であれ、メール配信をすることで何を達成したいのか明確なゴールを定め、成功率を測定するためゴール達成の条件は何かをあらかじめ設定しましょう。 最適な件名の作成:メールの件名は受信者にとってメールを開封するかどうかの最大の判断材料です。そのため焦らず丁寧に最適な件名を作成しましょう。簡潔で分かりやすく、メール内容が容易に想像できるのが理想です。また割引やボーナスなどがあれば件名に記載するのがお勧めです。 A/Bテストの活用:配信規模が大きければ大きいほど、適切なA/Bテストの実施が可能です。A/Bテストではコピーライティング、画像、件名などをテストし、より高いエンゲージメントを得られるバージョンを選択してメールを送ることができます。ある調査では件名テストを行うマーケターはわずか47%という結果が出ています。これは半数以上がクリックスルー率最大26. 96%アップの機会をみすみす逃していることになります。最低でも2つのバージョンを用意し、パフォーマンスの良い方を使用する習慣をつけましょう。 リンク、CTAのテスト:シンプルで簡潔なメールでも複数のリンクを含んでいることが多いため、ご利用のメール配信スタンドにテストメール機能がある場合、自身のメールアドレス宛に送信して全てのリンクやCTAが問題なく機能するか確認しましょう。 読者への価値提供:一日に自ら進んで開封するマーケティングメールは何件あるか考えてみましょう。恐らくゼロではないでしょうか。広告、セールス重視のメールは迷惑と感じる人が大半です。そのため読者の立場に立ち、どのようなメールなら開封したいと思うのか、に目を向けてみましょう。メール配信をする前に、お気に入り商品の割引や役立つ情報コンテンツなど、受信者が開封したいと思える価値を提供できているのか確認してみてください。B2B向けのメールなら、便利なソフトウェアやアプリのリストについてなどのコンテンツ提供が良い例です。 それでは本記事の本題、お手本として真似したい、テンプレート化必須の配信メール30件をご紹介します。 お手本メールテンプレート30件 1. Patagonia(パタゴニア) 参照元 まずはパタゴニアのウェルカムメールをご紹介します。 コミュニティ作りはメールマーケティングの成功に欠かせない要素の一つとなっており、ニュースレターへ登録することは特別なクラブの一員になるという感覚を持ってもらうことが重要です。この感覚を作り出すことで購読停止を防止し、コミュニティベースのオファーや特権などで付加価値を生み出すことにも繋がります。 このメールでは①誠実に感謝を伝え、②ニュースレターの内容を表記し、③プライバシー保護について言及しており、ブランド紹介と商品情報の記載の前に、購読者にとって大切な情報をまず伝えているのがポイントです。 2. Nike(ナイキ)1 参照元 メールマーケティングにおけるビジュアルの質の重要性は業界やブランドによって異なります。 B2Bのソフトウェア会社であればビジュアルにこだわる必要はさほどありませんが、見た目が全てのアパレル・ファッション業界では最優先される項目です。このNikeのメールも例にもれず、シンプルかつスタイリッシュな画像をメインとした見た目に美しいメルマガとなっています。 バラエティに富んだメンズ商品を、メールのレイアウトに合うよう表示した画像がとても印象的です。同じようなアプローチを検討しているなら、Nikeのスローガン(”Just Do It”) にならってぜひトライしてみてはいかがでしょうか。 3. Casper(キャスパー) 参照元 お気に入りのブランドから送られてくる割引コードやクーポン入りのメールほど開封を誘うメールはありません。 20万円相当のマットレスが10%引きで購入できるとなればかなりのお得情報のため、キャスパーのメルマガ購読者はこのようなお得情報を目当てに購読登録をしたと容易に想像できます。 購読者の期待に分かりやすく応えるため、お得情報(10%OFF)を太字でアピール、目覚まし時計の表示にするなど画像デザインの一部として取り入れたり、クーポンコードをCTAと一緒に設置したりと、高い確率でクリックやコンバージョンを獲得できるようなデザインです。 割引やクーポン提供は、過去のメールでコンバージョンに至らなかったコンタクト宛に有効期限付きで行うのが効果的です。普段からメルマガでトラッキング可能なリンクを使用していれば、どのコンタクトをターゲットとすべきかは簡単に特定できます。 4. Airbnb 参照元 メールマーケティングと聞くと、ついつい開封率やクリック率に気を取られがちですが、メルマガ配信の目的はコンバージョンだけではありません。コンバージョンを追いかけすぎるあまり、スパムのようなしつこい広告メールという印象を与えてしまう危険性もありますので、注意が必要です。 このAirbnbのメールのように広告とは全く無関係なコンテンツで、情報提供や読者とのコミュニケーションに焦点を当てたメールにも力を入れるようにしましょう。こちらのメールは、通常のAirbnbユーザーに対し予約を誘う内容ではなく、コロナ禍でどのような対応をすればよいのか等、ホストに対し有益な情報を配信しています。 5. Mint(ミント) 参照元 資産運用サービスを提供するMintがここで駆使しているのは、「釣りタイトル」と呼ばれるテクニックと類似しています。一般的にネガティブとされるこのテクニックですが、基本のコンセプトは読者の興味を引くのに非常に効果的です。 情報のほんの一部だけを公開したり、興味のトリガーとなるキーワードを使った質問を投げかけることで、読者が未公開の情報や回答を求めて思わずクリックしたくなるよう仕掛けています。トップに大きく表示されている「Don't be fooled by credit myths(クレジット神話に騙されるな)」の一文は「クレジット神話って何?」「騙されないためにはどうしたらよいの?」等の質問に繫がり、読者のエンゲージメントをうまく誘っています。 6. Sidekick Content(サイドキック・コンテンツ) 参照元 エンゲージメントの無い購読者を切り捨てる運用方針は、今日のメールマーケティング業界においてスタンダードとなりつつあります。ある調査では実に51. 9%のマーケターがエンゲージメントの無い購読者をリストから削除していることが明らかになりました。 無反応のコンタクトを削除することでメールの開封率がアップする他、エンゲージメントレベルの高い購読者に合わせたコンテンツを作成するようになるため顧客分析の質も向上します。 そのため購読停止用のメールを準備しておくのが理想です。コンテンツのローカライズサービス、Sidekick Contentのこちらのメールは、アクションを起こさないのであれば配信リストから除去すると通達しつつ、ジョークや皮肉を交えることにより軽いノリでコミュニケーションを取ることに成功しています。 7. Amazon 参照元 今やグローバルブランドとなったAmazonですが、多種多様なサービスを抱えるビジネスだからこそ、メールはあえてシンプルで分かりやすい内容となっています。 例のメールでは全サービス利用者にとって必要で重要な、アカウントについての情報を配信しています。また重要性の高いものから並べることで受信者が大切な情報を見つけやすいよう工夫されています。 8. Charity Water(チャリティー・ウォーター) 参照元 こちらのメールも広告&プロモショーンの枠を超えたコンテンツの良い例です。 チャリティー・ウォーターの「Dollars to Projects」ニュースレターでは寄付金が実際に慈善活動へどのように活用されているのかをお知らせしています。 慈善活動のステータスや寄付金の活用方法についてはウェブサイトでの案内が一般的ですが、その案内をメールコンテンツでも利用するのは、関係性を築くのにとても効果的です。また受信者は自分の寄付がどのように人の役に立っているのかを知ることができるため、再度寄付を行うモチベーションにもつながります。 9. Bluehost(ブルーホスト) 参照元 新商品・新サービス提供開始時において、メールマーケティングのスタイルやコピーをメインの宣伝広告とマッチさせることはとても重要です。 そうすることでブランドとしての一体感、印象を強めることができ、集客へとつながります。 ブルーホストのこのメールでは、新商品であるウェブサイト開発ツールがどんな商品なのか、またどのような利点があるのかをシンプル&クリアなコピーで伝えています。 オシャレなメルマガを作成するなら 10. Sweetgreen(スウィートグリーン) 参照元 小規模ビジネスやメールマーケティング予算が少ない等、プロのデザイナーを雇う余裕がないというケースは少なくありません。 ある程度Photoshopが使えるなら、フリー画像素材を活用してDIYデザインで乗り切ることは可能です。 しかしこのスウィートグリーンの例はプロのデザイナーの底力を見せつけるかのように、見た目の良さにこだわったメールとなっています。商品をいかに魅力的に見せるか、に焦点を当て、思わずメールから商品を掴み取って食べたくなるようなデザインです。 11. True Citrus(トゥルー・シトラス) 参照元 AOL時代から現代まで、メールマーケティング関連のテクノロジーは大きな進化を遂げており、特にインタラクティブ機能を活用した配信メールは増えてきています。 トゥルー・シトラスの例では、カウントダウンタイマーでオファー有効期限を表示することで、時間制限があることを強調し、クリックを誘導しています。 12. Nike(ナイキ)2 参照元 すでにNikeは例として取り上げていますが、このメールはどうしても紹介したい程良く出来ています。 特別な日のためのプロモーション(父の日)、見た目に美しいレイアウト、ブランディングに合ったデザイン、ストレートで分かりやすいコピー、シンプルなCTA、読者が好きなページに飛べるようメニューオプションの提供、と全ての要素が完璧です。 あえて言うならばクーポンや割引等のオファーがないのが難点ですが、過去の購入履歴からその顧客の父親の好みに合うものは分からないため、仕方ない部分といえます。 13. Buzzfeed(バズフィード) 参照元 大企業だからといって、お堅いメールを送らないといけないというルールはありません。 カジュアルなトーンのコピーを使用するのに、メールは最適なツールです。何でもアリなネット上でのやりとりでは、これくらいのカジュアルさがあった方が逆に自然に感じるかもしれません。 メルマガ購読のオプトイン確認というさほど面白くもないはずのメールも、Buzzfeedにかかればジョーク交じりでユーモアたっぷり、絵文字も活用して最後まで読みたくなるコンテンツとなり、ブランドの個性を全面に出すことに成功しています。 14. KonMari(コン・マリ) 参照元 お片付け・整理術マスターであるマリエ・コンドーの配信メールのご紹介です。 上記例はウェルカムメールですが、端的なあいさつとニュースレター概要情報の共有にとどまらず、著書やソーシャルページへのリンク、サイトナビゲーションとマッチさせたレイアウトで彼女のビジネス活動全体を紹介するメールとなっています。 15. MVMT 参照元 アナウンス・お知らせメールもブランディングのチャンスです。シンプルなテキストメールでも目的は達成できますが、腕時計ブランドであるMVMTはブランドイメージを強化する機会として最大限活用しています。 MVMTの主なターゲット層である、テクノロジーとファッション好きな若者を描写した魅力的な画像を使用することで、ウェブサイトリニューアルという平凡なお知らせも購買意欲を掻き立てるマーケティングメールへと変身を遂げています。 16. Wendy’s(ウェンディーズ) 参照元 上記のメールを一目見てパッと目に留まるのは「FREE FOOD(無料クーポン)」と大々的に書かれたフレーズではないでしょうか。その上の「You could win(抽選で当たる)」という部分に一目で注意がいくことは中々ありません。 メールマーケティングでは重要フレーズを最大限に活用することが大切です。 読者の注意を引くキーワードは多くのクリックに繋がるため、ストレートに表示することでメールコンテンツの主題が何であるかをシンプルに伝えることが成功の秘訣です。 17. Zendesk(ゼンデスク) 参照元 Zendeskのこちらのメールは、ユーザーに対する真摯な姿勢が垣間見え、誠実さが感じられるコンテンツとなっています。 厚かましくクリックを誘ったり、いかにもなマーケティング戦略でコンバージョンを狙うメールが多い中、ユーザーにとって本当に役に立つコンテンツ(eBook)を概要を添えてオファーし、有益な情報提供を行っています。 ただの客ではなく、大切な顧客として接してもらっている気分となり、ブランドに対するイメージや信頼感をアップさせるメールです。 18. Aesop(イーソップ) 参照元 コスメブランド、Aesopのメールは、前述したNikeのメールさえも抑えてミニマリズム大会でグランプリを取れるほどの出来となっています。 2019年時点で一日に2,900億通という膨大な量のメールが送受信され、情報過多に疲れ気味な消費者にとって、このようなすっきりとしたメールはまさしく「シンプルイズベスト」です。情報量の多いメールを大量に受信する中、シンプルなメールは逆に印象的となります。 画像>コピー>CTAのバランスはぜひお手本にしてみましょう。 19. Blizzard(ブリザード) 参照元 仮想世界、ファンタジー、ユニークなキャラをベースとした商品を取り扱っている場合、その世界観やキャラクター達をメールマーケティングにも活用することで購読者を魅了することが可能です。 ゲーム制作会社Blizzardのこのメールでは、ゲームのキャラからの手紙という形態でコピーが作成されています。ファンからすれば大好きなゲームの仮想世界に飛び込んだような感覚で、思わず最後までメールを読んでしまうのではないでしょうか。 20. EM Cosmetics(EMコスメティクス) 参照元 買い物カゴ落ちリマインダーメールから得られるコンバージョンは、世界中で多大な売上につながっています。その反面、リマインダーメールを送らないことで失う機会は想像以上のものです。 買い物カゴに商品を追加したリードは、特定の商品に対する需要も明らかとなっておりコンバージョンに最も近い位置にいます。この絶好の機会を逃してはいけません。 66%のマーケティング担当者がメール配信における成功の鍵はオートメーションにあると考えています。まだメールマーケティングにオートメーションを取り入れていないのであれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。 買い物カゴ落ちリマインダーメールは、オートメーション設定で必ず取り入れたい戦略です。このEMコスメティクスのメールを参考に、割引や無料プレゼントなどのインセンティブを追加し、購入に向けて背中を押してあげましょう。 21. Audible(オーディブル) 参照元 こちらはAudibleの注文確認メールです。正確にはマーケティングメールとは呼べないメールですが、プロモーションの機会を逃さない姿勢は見習いたいところです。 購入作品をもとにお勧めのオーディオブックをシンプルなレイアウトで陳列することで、同じシリーズの別作品や、同じジャンルの人気作品など次の購入機会に向けたアプローチを行っています。 22. Missguided(ミスガイディッド) 参照元 コールドリードに対し、ブランドのイメージと客層に合わせたトーンで再エンゲージメントを誘うメールの優秀例です。 若者向けアパレルを取り扱うMissguidedは、メインのターゲット層である若い女性がスマホでメッセージを送る感覚のコピーと絵文字を使い、読み手に負担がかからずCTAまで誘導できるメールを作成しています。軽く楽しいノリと、送料無料の特典付きのメールでエンゲージメントを再獲得できること間違いなしです。 23. Artifact Uprising(アーティファクト・アップライジング) 参照元 特典を最も有効的に活用できるのはアンケートメールです。 ターゲット層に関する有益なデータや情報を獲得できるアンケートは、マーケティング戦略をより効果的に補正するために欠かせないステップです。 記念写真・画像印刷サービスのArtifact Uprisingは同社サービス利用時に使えるクーポンをアンケート回答者に提供しています。この戦略はアンケート回答率を格段に高めると同時にコンバージョンのアップも期待できます。 24. Tiffany & Co. (ティファニー) 参照元 メールマーケティングは「A+B=C」のような数式的なものではなく、感覚的&アート要素の強いフィールドです。 その最適な例がジュエリーブランドの代表格ともいえるTiffany & Co. のこちらのメール。アマチュアが作成できるレベルではありません。 商品、コンセプト、オーディエンス、バレンタインという特別シーズンと全ての要素が完璧と言っても過言でなく、紙媒体広告・看板のような完成度となっています。ジュエリー業界のメルマガならビジュアルで魅せるレイアウトが最も効果的であることが再認識できるメールです。 25. The New York Times(ニューヨークタイムズ) 参照元 ターゲット層について深い理解のあるブランドならではのメールがこちら。 世界一有名といっても過言ではない新聞社、New York Timesのメルマガ購読者には、「読み物大好き!」という共通点があることは容易に想像できます。 その共通点を最大限に活用し、メールコンテンツ自体を「読み物」にしたこちらのメール。画像やリンクは最小限に抑え、メール内で完結できる価値を提供しています。もちろんサイトへの明らかな誘導がない分、売上に直結しないなど難点はありますが、New York Timesならではのメールでオーディエンスとの関係性作りには非常に効果的なことは一目瞭然です。 26. Mejuri(メジュリ) 参照元 コピーのミニマリズム、シンプルさについての例はいくつか既にご紹介しましたが、こちらのメールはビジュアル・デザインのシンプルさを追求した良い例です。 ジュエリーブランドであるMejuriが、あえて凝った写真やきらびやかな商品画像の使用を控えています。まるで友人からのメッセージのようなメールで、ブランドの個性がとてもはっきりと感じ取れます。 27. Care/of(ケア・オブ) 参照元 ビタミンやサプリ販売などのウェルネス事業を行うCare/ofのこちらのメールは、特定の商品にフォーカスし、有益な情報を提供しながら宣伝を行いたい場合にぜひお手本にしてほしい例です。 一見するとキノコの効能について情報提供を目的としたメールのようですが、最終的にはコンテンツに記載された効能が便利に得られる商品を宣伝しています。 商品の紹介をするころには、読者はすでにどんな効果が得られるのかを理解しているため、高いコンバージョンが期待できるのではないでしょうか。 28. Carnival(カーニバル) 参照元 こちらのメールはメールマーケティングにおいて定番中の定番と言える手法を使用しています。 画像・レイアウトに隙間ギャップを設けることで、読者は思わず次のコンテンツを見つけるまで下にスクロールし続けたくなります。このメールではどんどん海の底へと下がっていき、「保証金の安いクルーズ」で読者の心を「釣る」ことに成功しています。 全く同じレイアウトを真似するのはお勧めできませんが、読者のエンゲージメントを誘うレイアウト、コピーとその配置やフォーマット設定の工夫で、見た目も楽しめるメールを作成することが可能です。 29. Four Seasons(フォー・シーズンズ) 参照元 パーソナライズ化の効果を軽視してはいけません。 名前、誕生日、お勧めアイテム等のパーソナライズ化は即座に読者の目に留まるため、メールコンテンツへの興味や読んだ後の印象に大きく影響します。 Four Seasonsは必ず読者の名前を宛名として使用しており、受信者は「自分宛」のメールとして認識するため、エンゲージメント向上に直結していると思われます。 30. J. Crew(J・クルー) 参照元 広告業界では、サプライズ要素が功を奏するケースがあります。 アパレル会社の J. Crew は、普段はスタンダードに新作商品等の画像をメインとしたメルマガ配信を行っていますが、このメールでは方向転換をし、テイストの異なるアプローチをとっています。 アパレルと食パンに何の関係性があるのか?と思われるかもしれませんが、全く関係性がないからこそ面白く印象に残るというのはとても興味深いところです。 メールマーケティング成功のカギ 今回たくさんの例をご紹介しましたが、これをやっとけば間違いなしという「鉄板」アプローチは一つもなく、業界やブランド個性、ターゲット層などそれぞれユニークな条件下において効果的なメールを作成するのがプロのマーケターの仕事です。 オプトインやリスト管理など基本のベストプラクティスで基盤づくりが出来たら、ぜひここでご紹介したメールを参考に作成してみてはいかがでしょうか。 著者 Brad Smith(ブラッド・スミス) コンテンツ制作会社Codeless設立者&Wordable. ioのCEO。New York Times、Business... --- ### GoogleとYahooの新ポリシーに準拠するためのドメイン認証設定のお願い - Published: 2024-02-01 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/google-yahoo-domain-authentication-requirements/ - Categories: 開封率・到達率, お知らせ Gmail及びYahooメールの迷惑メール判定ポリシーが2024年2月より適用されることとなり、メルマガは認証済みのドメインから配信しなくてはならないということが強調されました。 Benchmark Emailでは、ユーザーの皆様のメール到達率を守るため、送信元アドレスのドメイン認証設定をお願いする次第です。 すでに設定済みの方も、新ポリシーに準拠するための再設定が必要な場合がございます。 ドメイン認証設定完了するまでの間は、Benchmark Emailの代理配信用アドレスからの送信が可能です。 この記事では新ポリシーの概要と、ドメイン認証設定の方法についてご説明します。 新しいポリシーが定められた理由 世界中で配信されるメールの量は毎年増え続けており、受信箱の中で必要なメールが見つけにくくなる問題が懸念されています。もしも迷惑メールで受信箱が埋め尽くされてしまったら、きっとメールを使うのが嫌になってしまいますよね。そのため、GmailやYahooメールをはじめとしたメーラーは、迷惑メールを受信箱に届けないように努力しています。 一般のメール配信者と、迷惑メール配信者を見分ける基準が発表されたのが、今回のポリシーです。新ポリシーに違反したものは迷惑メールと見做していく姿勢が示されています。 受信箱に届く迷惑メールの減少が期待できますので、ルールを守って配信するみなさんのメールは、購読者に開いてもらいやすくなるでしょう。 ドメイン認証とは メールの送信元アドレスの、@以降がドメインです。 一斉配信サービスを利用する場合は、メルマガ配信者のドメインサーバーと、実際にメールが配信されるサーバーが異なるため証明書が必要になります。これが「ドメイン認証設定」です。認証を行っていない場合は、メール到達率やドメイン評価の低下リスクが発生します。 ドメイン認証をせずにBenchmark Emailから配信するとどうなるのか 当社では、メール配信に用いている「Benchmark代理配信ドメイン」を新ポリシーの認証条件に適応させております。そのためドメイン認証を完了せずに配信することにより、ご自身のドメインがペナルティを受ける心配はございません。 ただし、認証状況により受信画面で表示される「送信元アドレス」の表記が変わります。ドメイン認証を行っていない場合は、bmsend. comから代理送信されたメールだと表示されます。一方でドメイン認証を終えると、送信元として設定したアドレスが、そのまま受信画面でも表示されます。 独自ドメインでの到達率の確立およびブランディングの観点より、ご自身のアドレス表記での配信をお願いしております。 ご自身のアドレスから安全に配信する方法(ご対応内容や設定の流れ) ユーザー様ごとに、ドメインをお持ちかどうか、また認証を終えているかどうかの状況は異なります。 そこで、それぞれの状況別に、必要な対応をご説明します。 (A)独自ドメインのアドレスをお持ちで、過去に認証設定を行っている方 (B)独自ドメインのアドレスをお持ちで、認証設定を行っていない方 (C)独自ドメインのアドレスをお持ちでない方 (A)独自ドメインのアドレスをお持ちで、過去に認証設定を行っている方 ドメイン認証設定のページへアクセスして、配信用ドメインの認証状況を更新してください。 送信元として使いたいドメインの「開始」または「確認する」をクリックしてください。 この時点でのステータスが「認証完了」の場合も実行してください。 システムが最新の認証状況を確認します。 画面が以下のように変わりますので、SPF、DKIM、DMARCの設定が完了しているかご確認ください。 設定完了しているレコードには、チェックマークが付いています。 すべてのレコード設定が完了していない場合や、チェックマークになっていないレコードがある場合は必ずご対応ください。 (B)独自ドメインのアドレスをお持ちで、認証設定を行っていない方 認証設定機能で、SPF、DKIM、DMARCの設定を行ってください。 上記3種類のドメイン認証を行わない場合は、Benchmark認証済ドメインからの配信となります。 (C)独自ドメインのアドレスをお持ちでない方 @gmail. com、@yahoo. co. jp、@outlook. comなどのフリーアドレスを使って配信を行っている場合は、認証設定が行えません。独自ドメインを取得して、認証設定を行った上での配信をお勧めします。 独自ドメインの取得ができない場合は、Benchmark認証済ドメインからの配信となります。 ドメイン認証設定の使い方 「ドメイン認証設定機能」の使い方は、こちらの動画またはFAQページをご覧ください。 https://bmesrv. wistia. com/medias/l9etd034cf 関連FAQ:送信ドメイン認証(DKIM / SPF)を設定する方法 ご不明な点がございましたら、サポートまでお問い合わせください。 --- ### オシャレなメルマガデザイン15選 :フード・ドリンク編 - Published: 2024-01-16 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-food-and-drink/ - Categories: HTMLメールデザイン, おすすめ記事 - Tags: メルマガ, デザイン, メールデザイン, 事例, レストラン, フード, ドリンク こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介シリーズ今回は、フード・ドリンク編です。食に関するオシャレなメルマガを集めてみました。 フード系のメルマガはひと目で”食べたい”という気持ちを促すことが必要です。これなら食べてみたい!飲んでみたい!と思ってもらえるかを自身の観点で探っていくと良いと思います。明るい色(暖色系が良いか)、太字のテキストや大きな商品画像を出したほうが食べたいイメージがつくかなど、考えてみましょう! 参考になればなと思います。フラっと見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Better Brand カリフォルニアにあるベーグルを主としたパン屋さんです。 タンパク質が多く取れるパンの宣伝になります。パッと見てベーグルがドンと出ているのが美味しそうといった感じに見えるので素敵です!体に良さそうな感じもキャッチーですね! 目次に戻る 2. Slice NY発祥のピザ屋さんです。日本にも何店舗かありますね。 ハロウィンの時は注文が殺到するから予約してねというメルマガですが、料理の湯気をハロウィンの夜の雲とかけている感じがとてもユーモアがあり、それでいてちゃんと美味しそうに見えるのが秀逸です! 目次に戻る 3. Impossible Foods インポッシブル・フーズは、植物由来の人工肉や乳製品を製造・開発するアメリカ合衆国の企業です。 基本的に、フードを扱うデザインでは青系の色は使いません。不味く見えてしまうからです。でも、このメルマガではPOPな青や緑色を使っていても美味しそうに見えます!他に補色となる色も使っているからなのでしょうか、とても良いバランスなのが素敵です! 目次に戻る 4. Chipotle チポトレ・メキシカン・グリルは、アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、フランスに店舗を構えるメキシコ料理のチェーン店です。 メルマガの構成やバランス共にとても素晴らしいと思います!またアボカドをちゃんと美味しそうに見せられているところも素敵です! 目次に戻る 5. Allset Allsetは、カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置く、レストランと地元のダイナーをつなぐマーケットプレイスです。 メルマガのデザインはシンプルながらちゃんとそそられるようにフードの写真や色味がとてもバランスが良くて素敵です! 目次に戻る 6. Slimming World Slimming Worldは、イギリスのダービーシャーに拠点を置く、減量のためのヘルシー料理の提案をしている企業です。 このメルマガでも、ヘルシー料理のレシピの紹介をしています。これは減量向きの料理なの?ってくらい美味しそうな写真の見せ方も上手いですし、次にユーザーがするべきステップも分かりやすくて素敵です! 目次に戻る 7. Made In Cookware Made In Cookwareは、アメリカ合衆国に拠点を置く調理器具などを取り扱う企業です。 調理器具をただ売るのではなく料理をしているところをちゃんと見せて、ユーザーがそれを使うシーンを想起させてあげているところが素敵です。さらに、キッチン周りやその他のグッズなど料理している環境がとてもおしゃれなので、そういった点がデザインとして総合的に優れている思います! 目次に戻る 8. Taco Bell タコベルは、日本にも店舗を構える、アメリカ合衆国の大手ファストフードチェーンです。タコスなどが有名ですね! メルマガのデザインは王道ですが、ちゃんと美味しそうな商品を並べてすぐ商品をオーダーできる導線は素敵です! 目次に戻る 9. Resy Resyは、アメリカ合衆国に拠点を置くレストランのオンライン予約サービスを提供している企業です。 寿司をフューチャーしたメルマガですが、ただ予約を促すだけのページではなく、寿司の心得的なことが書かれています。「おまかせ」という頼み方があるということはとても珍しく、「おまかせ」をすることはその職人を信頼するということというようなことが書かれています。日本人からみたらとても尊敬してもらえている、そんな文化を味わえるお店を代行で探してくれて予約してくれるのは、その企業の信頼にも繋がるのでとても上手い構成だなと思いました! 目次に戻る 10. Postmates Uberの傘下にある、食品配達サービスです。 ワッフルデーというものがあるそうなのですが、それをいち早くどうですか?という宣伝のメルマガです。ワッフルの上にチキンが乗っておりそこにはちみつをかけるという私はまだ体験したことがない料理ですが、めちゃ美味そうです!おそらく、画面全体でその存在を見せているのが特徴だと思います!そういうところが素敵です! 目次に戻る 11. Becel Becelは、カナダに拠点をおくオーガニックオイルなどを製造販売する企業です。 当社のオイルで焼くとクッキーがもっちりになるよということと、ヘルシーなのでこんなにたくさん食べても的なニュアンスでクッキーが何枚も積まれているメイン画像がとても素敵です! 目次に戻る 12. KFC 説明いらずの企業だと思いますが、アメリカに拠点を置くファストフードチェーン店です。フライドチキンが最高に美味いところです! さすがメルマガのデザインも素敵で、全体的にコーポレートカラーの赤を基調としたデザインとイラストもおりまぜて、どうやってオーダーするのかを提案したりしています。かわいらしいPOPな感じと、何よりフライドチキンのセットが美味しそうなのでやられます! 目次に戻る 13. SuperMajor 植物由来のもので作っているミルクチョコレートを製造・販売している企業です。 商品のパッケージと同じようなデザインをメルマガにも起用しているので、まるでwebサイトのようなデザインがとても素敵です!POPな印象で、この企業の理念のひとつである「罪悪感のない贅沢」のように、チョコレートを食べても罪悪感なく美味しく楽しめるといった、明るい感じでいられることが全面にでているところが素晴らしいです! 目次に戻る 14. Health-Ade コンブチャ(キノコ紅茶)の製造・販売を行っている企業です。 腸活に良いとされているコンブチャを様々な味で提供をしているそうです。メルマガのデザインはとても爽やかで、習慣的に飲んで貰うためにも日々の健康をイメージしているのだと思います。爽快な感じがして素敵です! 普段の生活に取り入れたくなるボトルのデザインも素敵です。 目次に戻る 15. Starbucks 知らない人はもはやいないであろう。人気のカフェを営む企業です。 そのコーヒーを持って歩くだけでブランドになるといった感じで、とても戦略的に成功したカフェです。 メルマガの構成は割りと一般的なものですが、やはりブランド力やコーポレートカラーの緑がとても目立ちます。商品の見せ方も上手いですし、全体的にまとまっているのでお手本となるデザインだと思います! 目次に戻る まとめ 今回色々な飲食のメルマガを見て、暖色系じゃなくても料理は美味しそうに見せることができるのだと勉強になりました。寒色系が悪いのではなく使い方やバランスなんだと思いました。 どうやったら美味しそうに見せるのだろう?ということを常に考えながら作成していくと良いかと思います!今回も誰かの参考になれば嬉しいです。今後も素敵なメルマガデザインをご紹介していきます! それではまた、BEDでした! (関連記事) ・オシャレなメルマガデザイン15選 :本・雑誌編 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :eコマース編 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :旅行編 ・オシャレなメルマガデザイン15選 :ビジネスイベント編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :海外のホテル編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :アプリ・ソフトウェア編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 \ Benchmark EmailではCanva連携で簡単にオリジナル画像を作成できます / ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら --- ### Webメディア・ニュースサイトで使えるメルマガテンプレートのご紹介 - Published: 2024-01-11 - Modified: 2024-03-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/origianl-templates-media/ - Categories: HTMLメールデザイン, お知らせ, HTMLメールテンプレート - Tags: メディア, テンプレート, メール, メルマガ こんにちは、カスタマーサクセスチームです!最新アップデート情報をお届けします。 今回は、Webメディアやニュースサイトのメルマガで使える、Benchmark Emailの日本語メールテンプレートのご紹介です。 メディア業界向けテンプレートとは? メディアを運営している会社が、新着記事やニュース速報などのメルマガを配信するのにお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、4種類のテンプレートが追加されました。 1. メディア(1記事) 記事を1つ配信する際に使えるテンプレートです。 読者に最も読んでもらいたい記事を単独で配信することで、他の記事に目移りすることなくその記事のみに注目を集めることができます。 まずサムネイル画像で読者を惹きつけ、その流れで記事の説明文を読んでもらう構成にしています。また、説明文の後にCTAを分かりやすく設置することで、「記事を読みたい」と思った読者が漏れなくクリックできるようにしています。 後半の「おすすめ記事/キャンペーン情報/セミナーのお知らせ」については、ブログ記事の他に読者にお知らせしたい情報があればお使いください。 2. メディア(複数記事) 複数の記事を配信する際に使えるテンプレートです。新着記事や注目記事を2〜3つ配信したい時はこちらがおすすめです。 「サムネイル画像+タイトル+記事の説明文+CTA(ボタン)」という構成は1つ目のテンプレートと同じですが、こちらのテンプレートでは複数の記事を紹介しているので、1つ1つの記事の説明文を2〜3行で簡潔にまとめることで読みやすくしています。 3. メディア(多数記事1) 多数の記事を配信する際に使えるテンプレートです。今週の人気記事やおすすめ記事など、テーマ別に複数の記事を配信したい時にお使いください。 このテンプレートは掲載している記事数が多いので、サムネイル画像と記事タイトルのみの簡潔な形にすることで、無駄なスクロールの手間を省いています。 見出しの内容はご自身のメディアに合ったものにご変更ください。 また、最後の「〇〇特集/キャンペーン/〇〇関連情報」は、必要に応じてご利用ください。 4. メディア(多数記事2) こちらも多数の記事を配信する際に使えるテンプレートですが、サムネイル画像を入れず、テキストでタイトルのみを記載する形式となっています。 毎日メルマガを配信しているニュースメディアや、掲載記事数が10以上ある場合におすすめのテンプレートです。1つ1つの記事にサムネイル画像を用意していない場合もお使いいただけます。 メディア業界向けテンプレートの使い方 テンプレートの場所 メディア業界向けテンプレートは、メール編集画面のレイアウトタブより「テンプレート」を選択いただき、以下のいずれかを行っていただくと表示されます。 ・フィルター内の「業界」をクリック、「ビジネス」または「エンターテイメント」にチェック ・フィルター内の「日本語テンプレ、他」をクリック、「日本語テンプレ」にチェック テンプレートをクリックいただくと、エディタに反映されますので、そのまま編集をしてください。 テンプレート解説ブロックについて テンプレートの最上部には、以下のように簡単な使い方のポイントが書かれたブロックが入っています。 カスタマイズする際の参考にしていただき、送信前には削除をしてください。 まとめ メディア業界のユーザー様で、初めてメルマガを送る場合や、これまでと異なるレイアウトを参考にしたい場合などに、ぜひご活用ください! (関連記事) ・LINE@・メールマガジン・メディアの統一感が大切!地域の魅力を伝える「LOCAL LETTER」のコミュニケーション ・Benchmark Emailメールエディターはここまで出来る!便利機能16選 --- ### 旅行・観光業界で使えるメルマガテンプレートのご紹介 - Published: 2024-01-10 - Modified: 2024-03-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/origianl-templates-travel/ - Categories: HTMLメールデザイン, お知らせ, HTMLメールテンプレート - Tags: テンプレート, メルマガ, デザイン, 旅行, トラベル, テンプレ こんにちは、カスタマーサクセスチームです!最新アップデート情報をお届けします。 今回は、旅行・観光業界のメルマガやツアーのお知らせなどで使える、Benchmark Emailの日本語メルマガテンプレートのご紹介です。 旅行業界向けテンプレートとは? 旅行やツアー、バスのチケット販売などを行っている会社が、旅行先やキャンペーン情報などの案内をしたい時にお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、3種類のテンプレートが追加されました。 1. トラベル1 旅行先やツアー情報、お得なキャンペーンなどをまとめて案内するときにお使いいただけるテンプレートです。 こちらのテンプレートでは、1つ1つの旅行先情報を紹介するスペースを大きめに取っています。 <メール全体のイメージ> 【テンプレートの使い方とポイント】 ・メールの一番上には会社のロゴを入れましょう。会社公式のメールであることが伝わり、読者に安心感を与えることができます。 ・ロゴ下には「国内ツアー」ページや「海外ホテル」など、各ページへのナビゲーションを設置しています。ナビゲーションを設置することで、「ツアーやホテル情報を検索したい」と思った読者が各ページへ簡単にアクセスできるようになります。 ・その下のトップ画像には、今回のメルマガで最もアピールしたいキャンペーン画像を載せましょう。お得感、限定感のある内容が入っていると読者の目に留まりやすくなります。 ・トップ画像と挨拶文の下に、旅行先やツアーの紹介ができるブロックがあります。 画像には、定番の観光スポットや魅力的な風景など、旅行先が直感的に伝わるものを選びましょう。 価格を強調するため赤文字にしていますが、文字色や文字サイズは適宜ご調整ください。 ・説明文の後には、ツアーの詳細ページに行けるボタンを設置しています。 ボタンのテキストには、「ツアーの詳細を見る」「ツアーの予約をする」「ツアーの空き状況を見る」など、クリック後のページをイメージしやすい文言を入れましょう。 ・後半の「おすすめ特集」や「お得なキャンペーンのお知らせ」には、他にも見てもらいたいツアー情報や旅行先、実施中のキャンペーンなどがあればご利用ください。 2. トラベル2 こちらのテンプレートは、デザインや構成は「トラベル1」とほとんど同じですが、1つ1つの旅行先の紹介部分を小さくしたバージョンとなります。案内する旅行先が4〜5つ以上ある場合におすすめです。 <メール全体のイメージ> 【テンプレートの使い方とポイント】 ・画像と説明部分が横並びになっています。 1つ1つの紹介スペースを小さくまとめることで、読者がスクロールする手間を削減することができます。 ・画像とタイトルには、旅行先の詳細ページに飛べるリンクを設置しましょう。 タイトルには下線が引いてあり、クリック出来ることが分かりやすくなっています。 3. トラベル3(チケット販売) 最後は、高速バスなどのチケット料金情報やセール情報を案内したい時にお使いいただけるテンプレートです。 <メール全体のイメージ> 【テンプレートの使い方とポイント】 ・「高速バス料金最安値」「チケット料金最安値」と書かれているタイトル部分は、案内したい内容に合わせて都度ご変更ください。 ・チケット料金部分には、発着地と販売価格が記載されていると簡潔で分かりやすいです。 料金部分は赤文字にすることで、最安値やセール価格であることを強調しています。 ・CTA(ボタン)には、料金詳細ページやチケット購入が出来るページへのリンクを入れましょう。 ・「おすすめ特集/キャンペーン情報」には、このメルマガで一緒に紹介したい旅行先・ツアー情報や、お得なセール・キャンペーン情報があればお使いください。 タイトルの文言は内容に合ったものにご変更ください。 旅行業界向けテンプレートの使い方 テンプレートの場所 旅行業界向けテンプレートは、メール編集画面のレイアウトタブより「テンプレート」を選択いただき、以下のいずれかを行っていただくと表示されます。 ・フィルター内の「業界」をクリック、「旅行」にチェック ・フィルター内の「日本語テンプレ、他」をクリック、「日本語テンプレ」にチェック テンプレートをクリックいただくと、エディタに反映されますので、そのまま編集をしてください。 テンプレート解説ブロックについて テンプレートの最上部には、以下のように簡単な使い方のポイントが書かれたブロックが入っています。 カスタマイズする際の参考にしていただき、送信前には削除をしてください。 まとめ 旅行業界のユーザー様で、初めてメルマガを送る場合や、これまでと異なるレイアウトを参考にしたい場合などに、ぜひご活用ください! (関連記事) ・旅行・観光業界必見!魅力的な6種類のメール事例 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :旅行編 --- ### 2024年新年のご挨拶と今後の機能開発について - Published: 2024-01-04 - Modified: 2024-01-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2024/ - Categories: お知らせ - Tags: メールマーケティング, 機能アップデート 新年あけましておめでとうございます。 昨年もBenchmark Emailをご利用いただき、誠にありがとうございます。2023年には、機能のアップデートや、ユーザー様にメールマーケティング情報をお届けするための様々な取り組みを行って参りました。 機能面のアップデート ・スマートコンテンツ機能の追加実装(ランディングページエディタ) ・テキストブロックへ画像を入れた際の調整が簡単に(D&Dメールエディタ) ・テキスト貼り付け時の書式調整が簡単に(D&Dメールエディタ、ランディングページエディタ) ・2要素認証機能の追加(アカウント設定) (参考記事) ・機能アップデート:AIで文章作成!ランディングページ機能にもスマートコンテンツ機能が実装されました! ・機能アップデート:テキスト貼り付け時の書式調整が簡単に! その他の取り組み ・メールマーケティングの考え方やテクニック、メルマガデザインのコツなどについてのオンラインセミナーの開催 ・メール配信業務における失敗経験や悩みなどを調べた「メルマガ配信業務における失敗談調査2023」の実施 ・日本でのメルマガの購読状況を調べた「メールマガジン購読状況調査2023」の実施 ・Youtubeチャンネルでの機能解説やメールマーケティング情報の発信 ・Twitter・Instagram・Facebook・Pinterestを活用したメールマーケティング情報発信 今後の機能開発について また今後は、AIが自動でメールのデザインを作成する機能のリリースなどを予定しております(リリース日は未定です)。 こちらのページ(英語)にて、開発中の機能やリリース済みの機能をご確認いただけますので、ぜひご参照ください。 ・「Considering」・・・開発検討中 ・「In Progress」・・・開発中 テストメール機能の到達率向上 ・「Launched」・・・リリース済 スマート送信機能、スマートコンテンツ機能、お気に入りブロック、Shopify商品ブロック、eコマースブロック、Shopifyリストからの自動同期機能など 2024年も皆様のメールマーケティング施策のお役に立てるよう、サービスの向上を目指してよりいっそう精進してまいります。 本年もよろしくお願い申し上げます。 --- ### 書店・出版社で使えるメルマガテンプレートのご紹介 - Published: 2024-01-03 - Modified: 2024-03-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/original-templates-publishing/ - Categories: HTMLメールデザイン, お知らせ, HTMLメールテンプレート - Tags: テンプレート, メルマガデザイン, 本, 出版, メルマガテンプレート, 書籍, 書店 こんにちは、カスタマーサクセスチームです!最新アップデート情報をお届けします。 今回は、書店・出版社で使える、Benchmark Emailの日本語メルマガテンプレートのご紹介です。 書店・出版社向けメルマガテンプレートとは? 書籍紹介のメルマガを配信するのにお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、以下の3種類のテンプレートが追加されました。 出版・書店1(複数の書籍を掲載、書籍の説明文つき) 出版・書店2(複数の書籍を掲載、書籍の説明文なし) 出版・書店3(一冊の書籍を掲載、書籍の説明文つき) 掲載されている書籍の冊数と、説明文のあり/なしで3パターンをご用意しております。 それでは、各テンプレートの魅力と、おすすめの使い方をご紹介します! 出版・書店1(複数書籍・説明文つき) 複数の書籍を、説明文を交えながら紹介していくメルマガテンプレートです。 「新刊情報のお知らせ」のほか「メディアで紹介された本」「ランキング」「シリーズ紹介」といったセクションもご用意していますので、お好みのものを残してご利用ください。 書籍の数は、コピーボタンで簡単に増やすことができます。 このテンプレートには「メディアで紹介された本」など、書籍を楽しく紹介するためのアイデアも掲載していますので、メルマガ作りのヒントにしてください。不要なセクションはごみ箱ボタンで削除できます。 簡単にオリジナルメルマガを作ることができますので、ぜひご活用ください。 出版・書店2(複数書籍・説明文なし) 書影・書籍名・価格を並べて紹介するテンプレートです。たくさんの書籍を紹介したいときに向いています。 「出版・書店1」のテンプレートと同様に、コピー/削除ボタンで書籍の数を調整することができます。 出版・書店3(一冊の書籍・説明文つき) こちらは一冊の書籍を、丁寧な説明文やページサンプル画像とともに紹介するためのテンプレートです。 紹介したい書籍を1冊ピックアップし、書影、タイトル、著者名を冒頭のセクションに入れてください。 本文サンプルの画像を入れることもできますので、美術書や絵本など図版の多い書籍の紹介にもおすすめのテンプレートです。 出版業界向けテンプレートの使い方 テンプレートの場所 出版業界向けテンプレートは、メール編集画面のレイアウトタブより「テンプレート」を選択いただき、以下のいずれかを行っていただくと表示されます。 ・フィルター内の「業界」をクリック、「エンターテイメント」にチェック ・フィルター内の「日本語テンプレ、他」をクリックし、「日本語テンプレ」にチェック テンプレートをクリックいただくと、エディタに反映されますので、そのまま編集をしてください。 テンプレート解説ブロックについて このテンプレートには、最上部に簡単な使い方のポイントが書かれたブロックが入っています。 カスタマイズする際の参考にしていただき、送信前には削除をしてください。 まとめ 出版業界のユーザー様で、初めてメルマガを送る場合や、これまでと異なるレイアウトを参考にしたい場合などにぜひご活用ください! 関連記事: デザイン書籍出版「PIE International」が メルマガで本の魅力を伝える方法 HTMLメルマガ作成で役立つ画像サービス20選 コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき? --- ### ECサイトで使えるメルマガテンプレートのご紹介 - Published: 2024-01-03 - Modified: 2024-03-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/original-templates-ec/ - Categories: HTMLメールデザイン, お知らせ, HTMLメールテンプレート - Tags: shopify, テンプレート, EC, eコマース, メルマガデザイン こんにちは、カスタマーサクセスチームです!最新アップデート情報をお届けします。 今回は、ECサイトで使える、Benchmark Emailの日本語メルマガテンプレートのご紹介です。 ECサイト向けメルマガテンプレートとは? ECサイト(オンラインショップ)のメルマガを配信するのにお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、以下の3種類のテンプレートが追加されました。 EC・ショップ1(商品解説なしのシンプルな構成、一覧タイプ) EC・ショップ2(商品解説ありの構成、雑誌タイプ) EC・ショップ3(セール) eコマースのメルマガは、たくさんの商品を並べて紹介している一覧タイプか、商品の解説文を添えている雑誌タイプに大別できます。 今回はその2大パターンに加えて、大変需要の多いセールのお知らせテンプレートもご用意しました。 それでは、各テンプレートの魅力やおすすめの使い方をご紹介します。 1. EC・ショップ1(商品解説なしのシンプルな構成) 1つの商品につき1枚の写真・商品名・価格を添えて、商品をシンプルに並べて紹介するテンプレートです。 当記事では一覧タイプと呼んでいますが、紹介したい商品がたくさんあるショップにおすすめです。目移りするショッピングの楽しさを読者の方に味わってもらうことができます。 このテンプレートの便利なところは、コピーボタンで商品ブロックを簡単に増やせるところです。 また、商品紹介セクションはご要望の多い2カラムと3カラムを掲載しております。 (上)2カラム(下)3カラム そのまま使っていただくのはもちろん、見せたい商品数やショップの雰囲気に合わせて、どちらかを選ぶこともできます。不要なセクションを削除してお使いください。 画像を差し替えるだけで、簡単にオリジナルメルマガを作ることができますので、ぜひご活用ください。 2. EC・ショップ2(商品解説ありの丁寧な構成) 当記事では雑誌タイプと呼んでいますが、1点1点の商品に、複数画像を用いたり商品解説文を加えたりして、丁寧に紹介していくタイプのメールテンプレートです。 読者の方に、ショップの世界観や商品の付加価値を感じ取ってもらいたい場合ですとか、じっくり商品と向き合って検討してほしいときにおすすめです。 テンプレートでは5種類の商品を掲載しているのですが、ブロックをコピーすれば商品数を増やすことができます。 メール前半の商品紹介セクションには、おすすめ度の高い商品を載せてください。 複数の写真を掲載できますので、全体写真のほかに、商品のディテールやギミック、または利用シーンが想像できる写真を載せるといいでしょう。 テンプレートの下部には、もう少しコンパクトな商品紹介セクションもご用意しています。 メール全体の長さを抑えつつも、掲載する商品数をたくさん増やしたいというときは、こちらのセクションのご活用をおすすめします。 「EC・ショップ1」のテンプレートと同様に、コピー/削除ボタンで商品の数を調整することができます。商品の良いところやブランドの雰囲気が伝わるように、ぜひご自身のショップらしくカスタマイズをしてみてください。 3. EC・ショップ3(セール) こちらはセールのお知らせ向きのテンプレートです。 商品価格がどのくらい割引されているのかが分かりやすいため、お得感が伝わりやすいデザインになっています。 セールの際は、なるべくたくさんの商品を眺められるようにして、目移りする楽しさを読者の方に味わってもらうのが良いのではないでしょうか。そのためメール全体の構成は「EC・ショップ1(商品解説なしのシンプルな構成)」と同じです。 前半の商品紹介セクション(2カラム)では、4つの情報を掲載する構成になっています。 ・商品名 ・元の価格(例:¥1,000) ・割引後価格(例:¥800) ・割引率(例:20% OFF) 後半の商品紹介セクション(3カラム)では、すっきりと見せるために、3つの情報を掲載する構成にしています。 ・商品名 ・割引後価格(例:¥800) ・割引率(例:20% OFF) このあたりは、ご自身の判断でご自由にカスタマイズをしてください。 お得感の伝わりやすさと読みやすさのバランスが決め手になると思います。 eコマース業界向けテンプレートの使い方 テンプレートの場所 eコマース業界向けテンプレートは、メール編集画面のレイアウトタブより「テンプレート」を選択いただき、以下のいずれかを行っていただくと表示されます。 ・フィルター内の「業界」をクリックし、「Eコマース」にチェック ・フィルター内の「日本語テンプレ、他」をクリックし、「日本語テンプレ」にチェック テンプレートをクリックいただくと、エディタに反映されますので、そのまま編集をしてください。 テンプレート解説ブロックについて このテンプレートには、最上部に簡単な使い方のポイントが書かれたブロックが入っています。 カスタマイズする際の参考にしていただき、送信前には削除をしてください。 冒頭のカスタマイズについて テンプレートの冒頭部分は、eコマースメールでよく見られる構成にしています。 ご自身のショップに合うと思うものを取り入れていただき、不要なものは削除してください。 ①お得な情報 送料無料になる条件や、開催中のセールなど、お得になる情報を冒頭に載せているパターンがよくあります。最初に目に留まり、さらに読み進めるきっかけになりますよね。 ②ロゴ ブランディングの観点から、ぜひショップロゴは載せましょう。 ③サイトナビゲーション メールをきっかけにサイトへアクセスしてもらえれば、しめたものです。 「新着/再入荷/セール」 「ウィメンズ/メンズ/キッズ」 などのナビゲーションを冒頭に載せているメールは、特にファッション系ECに多いと思います。 テキストをドラッグして選択し、ウェブサイトのURLを設定してください。 ④トップ画像と説明文 eコマースメールでは、毎回特集テーマを設定して、オリジナルのトップ画像を用意しているケースが多く見られます。 これは読者の方に新鮮に感じてもらうためや、心躍るショッピングの雰囲気を演出するためでしょうか。一方で、すぐに商品紹介を見てほしいので、あえてトップ画像を省いているメールもたくさんあります。 トップ画像を入れるかどうかは、作業時間と効果のバランスを勘案して決めるか、A/Bテスト機能を使ってあり/なし各バージョンの成果を比較してみてもいいかと思います。 まとめ eコマース業界のユーザー様で、初めてメルマガを送る場合や、これまでと異なるレイアウトを参考にしたい場合などにぜひご活用ください! 関連記事: オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 オシャレなメルマガデザイン20選 :eコマース編 機能アップデート:Shopifyからの自動同期が可能に! --- ### ホテル・宿泊業で使えるメルマガテンプレートのご紹介 - Published: 2024-01-03 - Modified: 2024-03-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/original-templates-hotel/ - Categories: HTMLメールデザイン, お知らせ, HTMLメールテンプレート - Tags: htmlメール, テンプレート, デザイン, ホテル こんにちは、カスタマーサクセスチームです!この記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回は、ホテル・宿泊業で使える日本語メルマガテンプレートのご紹介です。 ホテル業界向けテンプレートとは? ホテルのメルマガを配信するのにお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、以下のテンプレートが追加されました。 ホテルの注目イベントや宿泊プラン、その他おすすめの情報などをお知らせする際にご利用いただけるメールテンプレートとなっています。 このテンプレートは、Benchmark Email 日本チームのメールマーケティングノウハウを駆使し、主に以下の点に留意して作成されました。 ①ホテルのロゴはブランディングのためファーストビューに配置 ②一番押したい情報を、一番上に1カラムで大きく掲載。新しい宿泊プランのお知らせであれば、部屋の画像と説明を入れて、イメージが湧きやすくする ③二番目以降も、より多くの読者の興味を惹くよう、おすすめ情報として宿泊プランやレストラン、その他のイベント情報などを追加。まとまって目に入るよう2カラムに ④いつでも行動を起こしてもらえるように、CTAボタンを毎回挟む ⑤重要度が低めのキャンペーン等のお知らせは最後に ⑥SNSアカウントでも発信をしている場合は、フォローしてもらうためフッターに このように、私たちが効果的だと考えるポイントを詰め込んだテンプレートとなっております。 ホテル業界向けテンプレートの使い方 テンプレートの場所 ホテル業界向けテンプレートは、メール編集画面のレイアウトタブより「テンプレート」を選択いただき、以下のいずれかを行っていただくと表示されます。 ・フィルター内の「業界」をクリック、「旅行」にチェック ・フィルター内の「日本語テンプレ、他」をクリック、「日本語テンプレ」にチェック テンプレートをクリックいただくと、エディタに反映されますので、そのまま編集をしてください。 テンプレート解説ブロックについて このテンプレートには、最上部に簡単な使い方のポイントが書かれたブロックが入っています。 カスタマイズする際の参考にしていただき、送信前には削除をしてください。 まとめ ホテル業界のユーザー様で、初めてメルマガを送る場合や、これまでと異なるレイアウトを参考にしたい場合などに、ぜひご活用ください! (関連記事) ・オシャレなメルマガデザイン25選 :海外のホテル編 ・【ホテル業界】レストラン管理システムTableCheckを併用した横浜ベイホテル東急のメール配信施策 --- ### 飲食店・レストランで使えるメルマガテンプレートのご紹介 - Published: 2024-01-02 - Modified: 2024-03-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/origianl-templates-restaurant/ - Categories: HTMLメールデザイン, お知らせ, HTMLメールテンプレート - Tags: htmlメール, テンプレート, メルマガ, デザイン, レストラン こんにちは、カスタマーサクセスチームです!この記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回は、飲食店・レストランで使える日本語メルマガテンプレートのご紹介です。 レストラン業界向けテンプレートとは? レストランのメルマガを配信するのにお使いいただける便利なテンプレートです。 今回は、以下の3種類のテンプレートが追加されました。 1. レストラン1(イートイン)、レストラン2(イートイン) イートインがメインのレストラン向けに作成したテンプレートです。2つとも構成は同じで、色違いとなっています(どちらのテンプレートも、お好きに色を変更いただけます)。 こちらのテンプレートの特徴は、一番旬な情報を上に置いていただくことを前提として、料理とともにお店の内観が写っている大きな画像を入れることをおすすめしている点です。これは、メルマガの購読者にお店の雰囲気を思い出していただき、「楽しかったな、また行きたいな」と思っていただくことを意識しています。 また、その他のメニューをその下でいくつか紹介していますが、トップのお知らせが目立つように&飽きさせないよう2セクションとしました。 2. レストラン3(テイクアウト) テイクアウトがメインの飲食店向けに作成したテンプレートです。 こちらも先ほどのテンプレートと同じく、一番旬な情報を上に置いていただく形となっていますが、テイクアウトメインということで「いかに商品で惹きつけるか」が重要と考え、美味しそうなフードの画像を入れることをおすすめしています。割引中の商品である場合には、目立つように「〇〇%OFF」といった文言をすぐ下に入れると良いでしょう。また、メルマガ限定のクーポンを入れると、次回以降も「クーポンがついてるかな」とメールを開いてもらえる可能性が上がるかもしれません。 SNSアイコンのすぐそばには、「SNSでもお得な情報発信中!」という文言を入れています。弊社のメルマガで「何の情報を発信しているか」という説明をSNSアイコンの横に記載したところ、よりクリックがされるようになりました。そのため、デザインやブランドイメージを崩さない範囲で、説明を記載してみるのも良いと思います。 3. レストラン4(eat in & online shop) こちらはオンラインショップも運営している飲食店向けに作成したテンプレートです。 「店舗のイチ押し&新メニューのお知らせ」+「オンラインショップからのお知らせ」の二部構成となっています。前半の「店舗のイチ押し&新メニューのお知らせ」のレイアウトは、後半にオンラインショップからの情報が入るため、メール自体が長くなりすぎないよう1:3としました。 CTAボタンの文言は、店舗部分では「詳細を見る」、オンラインショップ部分では「購入する」と使い分けています。「遷移先でまず何をして欲しいか」によって文言を変更してご利用ください。 レストラン業界向けテンプレートの使い方 テンプレートの場所 レストラン業界向けテンプレートは、メール編集画面のレイアウトタブより「テンプレート」を選択いただき、以下のいずれかを行っていただくと表示されます。 ・フィルター内の「業界」をクリック、「飲食関係」にチェック ・フィルター内の「日本語テンプレ、他」をクリック、「日本語テンプレ」にチェック テンプレートをクリックいただくと、エディタに反映されますので、そのまま編集をしてください。 テンプレート解説ブロックについて このテンプレートには、最上部に簡単な使い方のポイントが書かれたブロックが入っています。 カスタマイズする際の参考にしていただき、送信前には削除をしてください。 まとめ レストラン業界のユーザー様で、初めてメルマガを送る場合や、これまでと異なるレイアウトを参考にしたい場合などにぜひご活用ください! (関連記事) ・メールマガジンの取り組みが集客の支えに!レストランを多展開する株式会社ワンダーテーブル ・オシャレなメルマガデザイン15選 :フード・ドリンク編 --- ### 【2023年】人気ブログ記事ランキング - Published: 2023-12-25 - Modified: 2023-12-25 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blog-ranking-2023/ - Categories: マーケティング全般 - Tags: メールマーケティング, 効果測定, メルマガ, デザイン, ABテスト, 事例 こんにちは、Benchmark Emailの鈴木です! 今年最後の本記事では2023年のBenchmark Email人気ブログ記事ランキングを発表します。 今年公開されたブログ記事の人気ランキングをニュースレターのクリック数、X(旧Twitter)のいいね数、総合アクセス数の3種類に分けて一年の振り返りにぜひご覧ください! ニュースレター人気記事ランキング【2023】 今年配信したニュースレターの「クリック数」を基にしたランキングです。メールマーケティングに役立つ内容や、重要なテーマの記事が勢揃いです! 第3位 ダークモードについて知っておくべきこととは?メール作成におけるヒントも解説 第3位にはダークモードの普及に伴うメールマーケティング戦略の見直しについて解説した記事がランクインしました。ブログ記事はこちら。 第2位 オシャレなメルマガデザイン15選 :ビジネスイベント編 第2位はイベント情報を発信する際の参考となりそうな有名企業のメルマガをご紹介した記事となりました。ブログ記事はこちら。 第1位 メールマーケターYurikoの挑戦「件名の長さは開封率に影響するのか?」編 ニュースレタークリック数ランキング第1位には、件名の長さが開封率に影響するのか検証を行った記事がランクインしました。件名を考える際の参考となる記事となっていますので、まだご覧になっていない方は、ぜひご一読ください。ブログ記事はこちら。 X(旧Twitter)「いいね」ランキング【2023】 Benchmark Emailでは新しい記事が公開されるたびにX(旧Twitter)にてお知らせをしています。ポストの「いいね」の数が多かった記事ランキングを発表します! 第3位 オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 DIORやPatagonia、UNIQLOなどの人気ブランドのメルマガデザインを紹介した記事が第3位になりました。ブログ記事はこちら。 第2位 コロナ禍でメルマガ配信をスタート!リピート客の獲得に取り組む「ザ ストリングス 表参道」 第2位は、ユーザー様のメルマガ運用や、メール配信で実感している効果などを伺ったインタビュー記事となりました。ブログ記事はこちら。 第1位 メルマガ配信業務における失敗談調査 2023年度版 Twitterの「いいね」が最も多かったのは、メルマガ配信に携わる方々に役立つ情報を提供するためにBenchmark Japanが行った「メール配信業務における失敗談の調査」の結果を解説したこちらでした。よくある失敗や、興味深い結果からヒントを得られる記事となっています。ブログ記事はこちら。 総合アクセス数ランキング【2023】 最後は今年公開された記事の総合アクセス数ランキングです。今年最もアクセスされたのは、あの記事でした! 第3位 メールマガジン購読状況調査 2023年度版 日本国内のインターネットユーザーを対象に行った「日本のメールマガジン購読状況調査 2023年度版」の結果を解説した記事が3位にランクインしました。ブログ記事はこちら。 第2位 GA4(Googleアナリティクス)でメルマガの効果測定をしよう【初〜中級編】 第2位はメールマーケティングの効果測定に役立つGA4(Googleアナリティクス)について導入するメリットや測定の手順を解説したこちらの記事となりました。ブログ記事はこちら。 第1位 オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 総合アクセスランキング第1位は、X(旧Twitter)「いいね」ランキングで3位となった人気ブランドのメルマガデザインを紹介した記事でした!デザイナーが厳選したオシャレなメルマガデザインをまとめていますので、今後のヒントがたくさん詰まっているはず!まだチェックされていない方は是非ご覧ください。ブログ記事はこちら。 最後に 以上、Benchmark Email人気ブログ記事第1位〜第3位の発表でした。最後までお読みいただきありがとうございました。 Benchmark Emailは、来年もメールマーケティングに役立つ情報を分かりやすくお届けしていきます。来年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。 --- ### キャリアメールアドレスにメルマガが届かない?原因と対処法について - Published: 2023-12-12 - Modified: 2024-03-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-send-email-to-mobile-phones/ - Categories: 開封率・到達率 こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! ユーザー様にメールマーケティングで成功していただくためのお手伝いをしているのですが、その中でよくいただくご相談に「キャリアメール宛にメールが届かない」というものがあります。キャリアメールというのは、docomoやau、softbankなどの携帯キャリアがドメインを提供しているメールアドレスのことです。 スマートフォンの普及によりGmailなどWebメール利用者が増えていますが、それでもなおキャリアメールを利用する人は多くいます。2022年版:スマートフォン利用者実態調査第一弾によると、スマートフォン利用者のキャリアメールの利用は、1日平均3. 4回だそうです。 そこでこの記事では、キャリアメールアドレス宛のメール送信がうまくいかない場合の対処法ご紹介します! キャリアメールに届かない!お問い合わせ事例 ではまず、具体的にどういったお問い合わせがあるのかを見ていきましょう。 まず「使われているアドレスなのは確認できているのに、いつもエラーになってしまうアドレスがある」というケースや、「前回まで送信できていた○○@docomo. ne. jpだけ、突然エラーになってしまった」というケースです。 そして最も多いのが、メールが遅れて届く、というものです。例えば、「夕方の16時に配信設定を行い、その時間に配信も完了しているメールが、なぜかキャリアメールの読者には夜中の2時に届いてクレームになった」というケースです。 どのケースも、しっかりメールマガジンを読んでもらいたい送信者にとっては非常に困る事象ですよね。 把握しておくべき原因と対策 なぜキャリアメールアドレスに配信をすると、こうした事象が起きてしまうのでしょうか?その原因は大きく分けて3つあります。 対策と併せてそれぞれ見ていきましょう。 ユーザーのメールアドレス変更 1つ目は、メールアドレスの変更によるものです。 例えば、ユーザーが機種変更をしたときにアドレスも変わってしまうことがありますよね。パソコンやwebメールと比較して、キャリアメールアドレスは変更される頻度が多いです。そのため「前回まで送信できていた○○@docomo. ne. jpだけ、突然エラーになってしまった」という事象が起こるのです。 ユーザーのメールアドレス変更への対策 登録時にキャリアメールアドレスでの登録を避けるよう促しましょう。 登録フォームを使用している場合は、フォームのメッセージ欄に携帯メールアドレスでの登録を避けるよう注意書きを追加する、などの方法が有効です。(例えば、「メールマガジンが届かないことがございますため、携帯メールアドレスでのご登録はお控えください。」等) あとは、メールアドレスを変更する際に忘れずに登録情報を更新するようお願いしておくのも一つの方法ですが、やはり変更予定のないパソコン・webメールアドレスで登録してもらうことが確実です。 RFC規格違反 2つ目は、RFC規格違反によるものです。 電子メールについて定められた国際基準(RFC規格)に反したメールアドレスは、携帯電話間では送受信が可能でも、それ以外では送信エラーになる場合があります。例えば「. 」(ドット)が@マークの直前に使用されていたり、連続で使用されているものなどが該当します。 現在ではこのRFC規格に反したメールアドレスを登録することはできませんが、例えばdocomoでは2009年3月末まで登録が可能となっていました。そのため、現在もRFC規格に準拠していないメールアドレスが存在しており、メールを配信しようとしてもエラーとなって送れない、といったことが発生します。 「使われているアドレスなのは確認できているのに、いつもエラーになってしまうアドレスがある」という場合には、このRFC規格違反の可能性があります。 RFC規格違反への対策 メールアドレス変更の場合と同様、登録時にパソコンやwebメールアドレスでの登録を促しましょう。キャリアメール宛に配信をするとなれば、RFC規格違反のものがでてくることを完全には防げません。 キャリアブロック 3つ目は、キャリアブロックによるものです。 迷惑メール対策を重ねてきた結果、携帯キャリアのセキュリティは非常に高いレベルになっています。そのため、メーリングリストの中に機種変更等で存在しなくなったメールアドレスや入力間違い等の使用されていないメールアドレスが一定割合以上含まれていると、配信遅延や一時的な未達が発生することがあるのです。これをキャリアブロックといい、携帯キャリアが迷惑メール対策のために取り入れているシステムになります。 先ほど挙げたお問い合わせの、「夕方の16時に配信したメールが、なぜか夜中の2時頃に届いた」という事象。こちらも、配信リストの中に使用されていないメールアドレスが多く含まれていたために迷惑メールと疑われ、受信までに時間がかかってしまったものでした。 また、auのサイトでは下記のような記述があります。 “EZwebメールサーバあてに送信されるメールの中に、既に使われていないメールアドレスをあて先とするものが多数含まれると、その余分な処理により、EZwebメールサーバが影響を受け、Eメールが届かない、もしくは遅延するといった一時的なサービス品質の低下が発生することがあり、場合によってはネットワーク全体に悪影響をおよぼす恐れがあります。そのため、状況によりそのような送信元ネットワークから送信されるEメールを一時的に受信ブロックすることがございます。”(引用元)auメール(@au. com/@ezweb. ne. jp)へメール送信する際の注意事項 このことから、「確実に有効なメールアドレスも含まれていたのに、ezweb. ne. jpのアドレス宛のものが全てエラーとなってしまった」という事象の原因は、すでに使われていないauアドレスが一定数含まれていたためと考えられます。 このようにリスト内に無効なアドレスが多く存在していると、本当は届くはずのアドレスへも届かなくなってしまう、という恐ろしいことが起きてしまうのです。 キャリアブロックへの対策 キャリアブロックを防ぐには、配信リストから宛先不明のメールアドレスを排除する必要があります。有効なメールアドレスのみに配信をすることで、キャリアブロックによる遅延や不達を回避することが可能です。 ちなみにBenchmark Emailではリスト照合サービスをご利用いただくことで、どれが有効でないメールアドレスなのか、を判別することができます。 もし、リスト全体ではなくキャリアメールアドレスの中に無効のものがある、と判明している場合には、キャリアメールアドレスだけを抜き出して照合することも可能です。 その他の原因 上記に限らず、「メールアドレス自体が有効なのになぜか届かない!」と言った場合には、「なりすましメール判定」が原因だったりすることもあります。送信サーバー情報と実際の送信メールサーバーが異なる場合に「なりすましメール」と判定がされ、「なりすましメール拒否」設定を行なっているユーザーにメールが届かないというシステムです。これはキャリアメールに限ったことではなく、gmailなどwebメールでも行われているものです。 この対策としては、ドメイン認証設定を行うのが効果的です。こちらの記事にてわかりやすく解説をしております。 関連FAQページ:送信ドメイン認証の設定方法について まとめ 以上、キャリアメールアドレス宛にちゃんとメールが届かない原因と対策のご紹介でした。 繰り返しとなりますが、購読者にメールを届けるためのシンプルで効果的な方法は、そもそもキャリアメールアドレスでのメルマガ登録を避けるように促すことです。すでにキャリアメールアドレスでご登録の購読者様に対しては、上記の他の対策をお試しください。 (関連FAQ)Benchmark Emailでは携帯キャリア対策はしていますか? --- ### コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選 > メルマガのデザインは商品の訴求力や魅力を伝えること、そして購入などのコンバージョン率アップに大きな役割を果たします。今回はデザインに迷った時に参考にできる、あらゆるジャンルのメルマガデザインを集めたサイトを8つご紹介します! - Published: 2023-12-01 - Modified: 2025-02-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/sites_you_can_find_good_email_designs/ - Categories: HTMLメールデザイン ※こちらの記事は2017/9に公開した記事にアップデート情報を追記したものです。 こんにちは、デザイン担当のBEDです。 メルマガのデザインは商品の魅力を伝えることや、購入などのコンバージョン率アップに大きな役割を果たします。 そこで今回は、ありとあらゆるジャンルのメルマガのデザインを集めている海外のサイトを中心に紹介します。ちょっと見るだけでも参考になるので、デザインに迷った時に見てもらえると良いと思います。 サイトごとに個性がありますので、検索機能や掲載事例数も紹介します。 一番使いやすい「Email-Gallery」 Email-Gallery 絞り込みフィルタ: 業界 色 カラム数 掲載数:1700通以上 Email-Galleryの特徴 カリフォルニアのデザイナー、Min Kimさんが運営するサイト。有名企業も含め豊富なデザインを紹介しています。バランスが取れているので慣れていない人にもわかりやすく、はじめに見るサイトとしておすすめです。 絞り込み機能がわかりやすく、業種別とカラー別で絞り込むことができて実用的です。1カラム・2カラム・3カラムのカラム別でも調べることができるのはこのサイトだけです。 絞り込みは左上の「Browse」ボタンから行うことができます。また、検索窓にはワードを打ち込むことができますので「Restaurant」などご自身の業界を打ち込んでみるといいでしょう。 掲載数とカテゴリ数No. 1「Really Good Emails」 Really Good Emails 絞り込みフィルタ: Behavioral(ナーチャリング場面別)、Inaugural(コンバージョン場面別) Promotional(プロモーション場面別)、Miscellaneous(行事別) Industry(産業別)、Punctual(通知場面別) Enhancement(ビデオやGIFアニメなど使用クリエイティブ別) Seasonal(季節別)、Templates(テンプレート) 掲載数:8500通以上 Really Good Emailsの特徴 カテゴリ分けが豊富なのがこのサイトの特徴。「BtoB」「IT系」「ホテル」といった業界だけではなく「ウェルカムメール(Welcome) 」「クーポン(Gift Card)」「新商品発表(Product Launch)」などの用途別で検索できるんです!カテゴリ数は170以上。カテゴリから探すのは少し難しいなと思ったら、検索窓に単語を打ち込んでみてください。 またこちらは単にメルマガを紹介するだけでなく、ページ内のUploadから自身が配信しているメルマガを投稿(登録)することができます。公式サイトから認定を受ければページに掲載してもらうことも可能です。 日本国内の事例「MAIL LIBRARY」 MAIL LIBRARY 絞り込みフィルタ: 業界 色 デザインテイスト 掲載数:180通以上 MAIL LIBRARYの特徴 日本語のメルマガデザインを集めた、とてもありがたいサイトです!産業や色で検索できるほか、「高級感」「かわいい」などデザインテイストで絞り込めるのもとても使いやすいです。現段階ではファッションやインテリアの事例がかなり充実していて参考になりますし、それ以外の産業についても今後に期待です。特にヘッダーやフッターの要素、フォントサイズ、ボタンリンクの使い方など、細かい部分のデザインは海外のメルマガが応用しにくい部分でもあります。ぜひ同じ日本語のメールを参考にしてみてください。 \BenchmarkEmailではCanvaと連携しておしゃれなメールをサクサク作成できます/ ▶ Benchmark Email×Canva連携について詳しく知りたい方はこちら 配信頻度で絞れる「Email Love」 Email Love 絞り込みフィルタ: カテゴリー(ニュースレターやイベントなどでカテゴライズされている) トレンド(アニメーションやカラーなどのトレンドを意識したメルマガがカテゴライズされている) イベント別(サイバーマンデー、ブラックフライデー、クリスマスなど) 配信頻度 掲載数:220通以上 Email Loveの特徴 アフリカ出身デザイナーのRob Hope氏が選んだ、英語圏の優秀なメルマガデザインが掲載されています。美しさと読みやすさを兼ね備えたメルマガが選ばれているので、最近米国のメルマガメディアでもよく参考にされているサイトです。 「Inspiration」ボタンの「CATEGORY」から「ニュースレター」「ウェルカムメール」などの施策別にメールを絞り込むことができます。 スマホ版とPC版が比べられる「EMAIL DESIGN REVIEW」 EMAIL DESIGN REVIEW 絞り込みフィルタ:なし 掲載数:不明 EMAIL DESIGN REVIEWの特徴 「TOP DESIGNS FOR MAY(5月のトップデザイン)」など、毎月選定したベストメルマガを紹介しているブログです。 2020年から更新がされておらず記事のサムネイル画像が表示されないようですが、メルマガの画像は残っているため参考になると思います。 検索機能がないので、産業ごとに絞り込んだりすべてのメールを一覧できるわけではないのですが、PC版とスマートフォン版を並べて掲載しているところがためになるサイトです。スマートフォン版のデザインに迷っている人は、このブログの「TOP DESIGNS FOR ○○(月)」というタイトルの記事を狙って読んでみてください。 老舗の「HTML EMAIL GALLERY」 HTML EMAIL GALLERY 絞り込みフィルタ: 産業 色、季節 イベント、用途 掲載数:240通以上 HTML EMAIL GALLERYの特徴 2007年に創設された、数あるメルマガ紹介サイトの中でも草分け的な存在。現在は2019年で更新が止まっているようです。 ここも絞り込み機能のバランスが良いので、自社業界のメールや、参考にしたい色のメルマガを探すのにおすすめです。サイト右側の「Browse Emails & Category」と表示されたプルダウンメニューよりデザインをカテゴライズすることができます。 画像投稿SNS「Pinterest」 Pinterest 検索方法:「Email design+単語」で検索 Pinterestの特徴 自分の好きな写真や画像を自分専用のコルクボードにピン止めして、それをシェアできるという皆さんもご存知のサービスだと思います。ここで「Email design」と検索すると世界中でピンされたデザインが表示されます。LP(ランディングページ)のデザインなども表示されますが、メルマガデザインの参考にもなりますので、とてもおすすめです。 デザイナーのSNS「Dribbble」 Dribbble 検索方法:「Email design+単語」で検索 Dribbbleの特徴 デザイナーやクリエイターが、作品をシェアしたり交流したりするSNSサービスです。「newsletter」と検索するとメルマガに関するデザインを見ることができます。詳細を見るにはアカウント作成が必要ですが、Googleアカウントがあればすぐに登録できます。「Popular(人気順)」で絞り込めば、デザイナーのあいだで高い評価を得ているメルマガデザインを見ることができます。デザイントレンドを知りたいときや、若者など流行感度の高い層に向けたメルマガを作成したいときに役立つSNSです。 Benchmark Emailブログのメルマガデザインシリーズ 当ブログでもみなさんに参考にしてもらうために、厳選したオシャレなメルマガデザインをこれまでいくつも紹介してきました。 シーズナルなものや、業種に絞ったメルマガを厳選して紹介していますので、こちらも参考に見てもらえればと思います! 他社メルマガを参考にするときのチェックポイント デザイン掲載サイトでメルマガを見るときにチェックするといいポイントをご紹介します。 ヘッダーに何を載せているか(ロゴ、キャッチコピー、それぞれの大きさのバランス) メイン画像に何を載せているか(商品単体、利用シーン、風景、イメージイラストや文字) メール全体の長さ 背景や文字に使っている色の数(画像を除くと色数はそんなに多くないはず) いいなと思った見出しのデザイン(記録しておくと、参考にできるので便利) CTAボタンの場所、数、デザイン フッターに何を載せているか(会社情報、連絡先、配信停止リンク、他) こうしたポイントに注目して、他社のメルマガの良いところを取り入れてみてください。メルマガデザインの基本については、こちらの記事や動画もご覧ください。 ・関連記事:メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考 ・関連動画:【メルマガデザインの基本(1/3)】6ステップで誰でもメルマガデザインができる方法 さいごに コンバージョン率アップにつながりそうな、参考になるデザインは見つかったでしょうか?きっとメルマガのデザインを作成する上で役立てることができると思います。 Benchmark Emailでは、無料で利用いただける、HTMLメールのデザインテンプレートをご用意しております。是非ご活用ください。 ・ダウンロード用:無料レスポンシブHTMLメールテンプレート また、ドラッグ&ドロップエディタ専用には500種類以上のテンプレートをご用意しています。 ・ドラッグ&ドロップエディタ専用のテンプレートを利用:無料トライアル作成 気になる企業のメルマガは、登録フォームがあれば是非積極的に登録して購読してみましょう!メルマガのデザインだけでなく、件名や配信タイミングや頻度などもメルマガ作りの参考になると思います! あなたが送るメールが素敵なものになりますように! それでは、また!BEDでした! \BenchmarkEmailでメールをサクサク作成!無料の画像素材もご用意しています/ (関連記事) ・テキストメールとHTMLメールの違いとは?メルマガにはどちらが向いているの? ・メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? ・コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき? (その他デザイン動画) ・【デザインの役割を知ろう】メルマガは何に気をつけてデザインすればいいの? 〜メルマガデザイン実践講座①準備・計画編〜 --- ### オシャレなメルマガデザイン15選 :クリスマス編 - Published: 2023-11-29 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-christmas/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: メルマガ, デザイン, メールデザイン, 事例, クリスマス, クリスマスレター こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介シリーズ、今回はクリスマス編です。 もうそんな季節が近づいてきてるんですねぇ〜。家族と過ごしたり、恋人と過ごしたり、友達とワイワイしたり。とにかく楽しいクリスマス!そこで今回は、クリスマスをメインとしたメルマガデザインのご紹介です。 フラっと息抜きに見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 クリスマスメールテンプレートもご利用いただけます 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. 1973 Ltd イングランドのマーケティング会社が出したメルマガですが、おそらく内容は、12問のクイズに早く答えて正解が多い人から選ばれ、そして寄付をしてもらえるという・・・。マーケティングの一貫でこのような企画を出したのだと思うのですが、単純にファミコン世代を思わすようなイラストに萌えました!色使いもシンプルなのでガチャガチャしていなくて素敵です。 目次に戻る 2. Chick-fil-A チックフィレイは、ジョージア州カレッジパークに本社を置く、鶏肉料理に特化したレストラン・チェーンで、アメリカ合衆国で2番目に大きなチキン・ファストフード・チェーンです。チェーンのレストランではかなり珍しいのではないでしょうか?オリジナルのアニメーションを作成して公開しているのは。観ていませんが、クオリティが高いんだろうということはファーストビューを見ても分かります!何かクリスマスに因んだアニメだったのでしょうか。益々気になりました! 目次に戻る 3. Starbucks みんな大好きスターバックスです。一度は飲んだことがあるであろうコーヒーショップのメルマガです。ぱっと見でクリスマス感を味わえるわかりやすくてとてもお手本になると思います。色使いや、全体的な構成など参考にするのに良いと思います! 目次に戻る 4. Wonderbly Wonderblyは、子どもと大人向けにパーソナライズされた本を制作するテクノロジーおよび出版会社です。クリスマスをモチーフにしており、ついつい押してしまいそうになるデザインです! 子どもも大人も楽しめそうな作りになっていて素敵です! 目次に戻る 5. Adobe デザインツールで有名なAdobe。Adobeには素材を提供しているAdobe Stockというサービスがあります。そこで、探した素材を使ってクリスマスなどを着飾ってくださいという内容だと思います。素材の宣伝と実際にそれらの素材を使って作成しているため、写真や構図のクオリティが高いですね!デザインも料理と一緒で素材が命という部分も大いにあります。 目次に戻る 6. PINK ヴィクトリアズ・シークレットというファッションブランドが展開するPINKというブランドのクリスマスセールの案内メルマガです。高校生や大学生の女性をターゲットにしているので、同世代のモデルを起用したり全体のデザインもデコレーションといった感じで、とてもターゲットが明確でちゃんとそこに向けたデザインをしているので素敵です!意外とターゲット分かっているのにそこに近づけられないデザインっていっぱいあるなぁと感じます。 目次に戻る 7. A Kids Book About 子ども向けの本を卸、販売している企業です。 子どもと接点を持つためのきっかけとなる本ベスト10的なものに選ばれた記念に20%OFFの宣伝メルマガです。クリスマス感もほのかにあったり、全体的に可愛らしいデザインがとても素敵です! 目次に戻る 8. Rifle Paper Co オリジナルの文具などを制作、販売している企業です。 クリスマスセールのメルマガですが、イラストを自社で描いていることもあり、とても可愛いイラストが特徴的なので素敵だなと思いました!また、CTAボタンが「GO,GO,GO」というのがさらに可愛いです。日本語だったらなんて書くんだろうなぁ。 目次に戻る 9. Stack 独創的でオリジナリティ溢れるマガジンを販売している企業です。 クリスマスプレゼントにどうだい?という内容のメルマガですが、サンタさんのキャラといい本当に独特な世界観をおしみなく出しているのが素敵です!デザインって本当に自由なんだなぁと考えさせられました! 目次に戻る 10. Aweber メールマーケティングの支援をしている企業のクリスマスプレゼントのメルマガです。ブラックフライデーやサイバーマンデーのメール、お祝いのニュースレター、新年のセールメッセージなどに使えるGIFアニ画像の案内になります。 GIFアニメーションはコンバージョンやクリック率が上がると言われているので、取り込んでみるのも良いと思います! 目次に戻る 11. EmailMonks オランダにあるメールマーケティングの企業です。割りとデザインが中心的な企業だと思います。 おそらくクリスマスレター(メルマガなどで使える)のデザインテンプレートをプレゼントするといった内容です。巻物だったり、なんかそれをそっくり使いたくなるような素敵なデザインだと思います。僕らも負けずとオリジナルテンプレートの制作に励みたいです! 目次に戻る 12. Curate Labs 教育系関連のコンテンツを提供する企業だそうです。 メルマガの特徴はシンプルイズベストですね!イラストも可愛いし、メッセージがとても素敵です。 ”この季節になると、あなたのメールボックスには、数多くのニュースレターやセールや割引の案内でいっぱいになりますよね。私達は違います。素敵な休暇をお過ごしください。食べ過ぎようが、ひどい映画を見ようが、ボードゲームをしようが、家族や友人と充実した時間を過ごしてください。それではまた!” 逆に刺さる内容じゃないですか?良いですね!メルマガもシンプルだけど、メッセージも売り文句なしにただ、おめでとうという。メルマガは本来感謝の意味を伝えるものかもしれませんね! 目次に戻る 13. Taco Bell タコスを提供するアメリカの大手ファストフードチェーンです!美味しいですよね〜。 クリスマスを家族と過ごす君は、タコベルで待っている友達のところにいかに早く行けるのか!?というボードゲームの企画メルマガです。発想がとてもおもしろい。 メールがゲームに。とてもユニークなアイディアで素敵です! 目次に戻る 14. H&M スウェーデンのアパレルブランドです!みなさん一着は持っているのではないでしょうか?H&Mにはアパレル以外にもH&M HOMEというインテリアも展開しており、そのメルマガになります。クリスマスってやっぱり装飾ですよね!いかにクリスマスっぽく家を飾るか、このメルマガを見ているだけでもワクワクしてきますね。 メルマガってただ何かを伝えるだけではなくて、見た人が想像してワクワクできるコンテンツを出すと素敵ですよね! 目次に戻る 15. New Look イギリスで世界的なファッション小売業を営む企業です。 急げばまだプレゼントは間に合うといった内容のメルマガです。ゲーム感覚でプレゼントを間に合わせるミッションを攻略するといったコンセプトかなと思います。そのためかサンタのイラストなどゲームっぽい感じで可愛いです!こういった工夫があるメルマガって本当に素敵だなと思います! 目次に戻る クリスマスメールテンプレートもご利用いただけます まとめ いかがでしたでしょうか?クリスマス感を味わってもらえましたか?今回はとてもユニークなアイディアが詰まったメルマガの紹介にもなりました。 メルマガはただ送るものではない。ということを常に考えながら作成していくと良いかと思います!今回も誰かの参考になれば嬉しいです!今後も素敵なメルマガデザインをご紹介していきます! それではまた、BEDでした! (関連記事) ・オシャレなメルマガデザイン15選 :本・雑誌編 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :eコマース編 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :旅行編 ・オシャレなメルマガデザイン15選 :ビジネスイベント編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :海外のホテル編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :アプリ・ソフトウェア編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら --- ### メルマガをプレスリリースとして活用する株式会社ハイタイド - Published: 2023-11-16 - Modified: 2024-07-22 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-hightide/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: 事例, 国内事例, ユーザー事例, 販売, プレスリリース, 広報, オンラインショップ, メーカー, メルマガ事例 こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、株式会社ハイタイド(以下、ハイタイド)の尼田様です。 ハイタイドのメール施策概要 株式会社ハイタイドのウェブサイトはこちら メール配信を行っているサービス:ハイタイドのプレスリリース 対象:メディア関係者、スタイリストなど 主な配信コンテンツと頻度:プレスリリースメール 、不定期(月平均:3〜4本) 文具やインテリア雑貨を販売しているハイタイド ━ 御社の事業についてお教えください ハイタイドは、文具とインテリア雑貨のメーカーとして、企画・卸し・販売を行っております。オンラインショップと実店舗の運営も行っております。 新商品などのプレスリリースをメディア関係者、スタイリストさん宛てにメルマガで配信しております。 ユーザー層とリスト取得方法 ━ メルマガの送り先リストはどのように集めていらっしゃいますか 日々、いろいろな方から掲載のお問い合わせや、サンプルのリースのお問い合わせを頂戴しております。何かしらやりとりをさせて頂いた方宛にメルマガを送らせていただくようにしております。 他には自社の展示会に来て頂いた方や、合同展示会に出展した際に繋がった方にお送りする場合もあります。 配信コンテンツ メールの内容:プレスリリースメール 配信頻度:不定期(月に平均3〜4本) 内容:新商品のお知らせ、イベントのお知らせ、直営店のお知らせ (メール例1) 全体を見るにはこちらをクリック (表示されない場合はこちら) (メール例2) 全体を見るにはこちらをクリック (表示されない場合はこちら) 運用と設計について 新商品の発売前にプレスリリースをメールで配信する ━メルマガは、どのタイミングで配信されていますか 新商品の発売前に「何月何日にこの新商品が出ます」という形でお送りしています。理想としては発売の2〜3週間前くらいにはお送りしたいのですが、弊社の素材制作スケジュールなどの都合で、商品発売の数日前にお送りすることが多いです。 外部の大きなイベントに参加させて頂く際や、直営店でアーティストさんによるイベントを行う際、コラボグッズを発売する際にも配信をしております。 業務提携や新店舗オープンといった大きなニュースがあるときは、必ず配信するようにしています。 ━メルマガを配信する頻度は決まっていますか 月に何回の配信をするかは決めていません。配信する必要のあるニュースがある場合にお送りしています。多数の新商品が出るときもありますし、タイミングによってはイベントのお知らせのみ配信することもあります。 新商品のお知らせは、直営オンラインストアでの新商品発売のタイミングに合わせるようにしています。弊社EC事業部の商品発売スケジュールに合わせて画像の撮影が行われるので、そのスケジュールを確認しながら、商品発売の数日前にリリースを出すという流れで動いています。 新商品やニュースが重なることもあるので、そのときは優先順位の高いものだけに絞ることもあります。同じブランドで一度に複数のアイテムが出るときには、1つの配信にまとめることもしています。メルマガを受けとる側にとって、短期間にたくさんのメルマガが届いて迷惑メールのような位置づけになってしまうと困るので、調整しながら配信をしています。 ━メルマガはお一人で作成されていますか チェックを含め一人でやっていて、ニュース内容によりますが、時間は1通あたり大体1〜3時間くらいかけています。 プレスリリースの文章は、「開発部がどんな意図で作った商品なのか」や「どんなシーンでの使用を想定しているか」は社内で共有がされるので、その内容を元に膨らませたり、実際にサンプルを確認したりして、より詳しく書くようにしています。 ━ メルマガ配信するときに気をつけていることはありますか 弊社から届いたメールだとすぐに気づいていただけるように、件名の冒頭に【HIGHTIDE】を入れるのは、ずっと変えないようにしています。タイトルはシンプルに「このブランドからこの商品が新発売」という形にして、内容もすぐ分かっていただけるよう心がけています。 メディアにそのまま掲載できるようなメルマガを作っている ━ どのような目的でメルマガを配信されていますか メディア関係者の方にお送りしているので、それぞれの媒体に載せて頂くことが目的になります。そのため、メルマガをメディア関係者が見たときに、このまま記事にできそうだと思っていただけるような写真の選定や文章の構成になるよう考えて作っています。 メルマガを送って、すぐ各媒体に掲載されることも大事ですが、しばらくして弊社の商品と合う企画があったときにリース依頼を頂くこともあります。短期的な結果だけを見るのではなく、長期的な視点を持って運用するようにしています。 ━ メディアに掲載されるために、どのような工夫をされていますか 実際の商品を手にとって頂けるわけではないので、こちらからお送りしているプレスリリースを見て記事を書いて頂けるように、商品の詳細がわかる画像や、どんなシーンで使用できるかが分かる画像、パっと目を引くようなキービジュアルなど、写真を多めに入れるようにしています。 スムーズに記事にして頂けるように、メルマガの最後に画像をダウンロードできるリンクも必ずつけてお送りしています。 文章は、世間一般でいうプレスリリースよりは、すこしカジュアルかもしれません。そのまま記事にできるように書いているので、実際にそのまま流用して掲載いただく場合もありますし、メルマガを元にオリジナル記事を作成いただく場合もあります。これは記事になりそうだなと思ってもらえることを意識して作っています。 ━ メルマガの指標として、どこを見ていますか メルマガの配信後に、どのくらいメディアに掲載されたかというのは見ています。メルマガでは開封率を見ていますが、どの程度メディアに掲載されるかは商品に左右されることも多いので、開封率自体は参考程度に見るようにしています。 ━ SNSは運用されていますか SNSは、ハイタイドの名前で運用しているInstagram、X、Threads、Facebookを担当しています。店舗ごとのアカウントもありますが、その運用は各店舗の人に任せています。 投稿するときの文章はプレスリリースとして送っているメルマガをベースにして、SNSごとの文字数制限に合わせてアレンジしたり、よりカジュアルな文章にしたりしています。 送る内容に合わせて配信先のセグメントを使い分けている ━ メルマガはセグメントでわけて配信をしていますか 基本的には、皆さんに知っていただきたい情報が多いので全体に送るようにしていますが、弊社にはいろいろなテイストのブランドがあるので、セグメント機能を活用して配信先を絞ることもあります。 例えば業務提携のような企業のニュースの場合は、興味を持っていただけそうな文具業界の方や文具専門ライターさん、新聞社などに絞って配信をする場合もあります。 また、文房具の新商品に関するメールを配信先を区切らずに、あえてファッション雑誌関係者などを含めた幅広い層に送ることもあります。ファッション雑誌であっても、時期によっては文房具特集が組まれることがあるためです。 ━ 作業を効率化するために行っていることはありますか Benchmark Emailの導入が一つの効率化でした。弊社の海外事業部がBenchmark Emailを使っていたことがきっかけで知ったのですが、他のツールと比べてデザインが洗練されている印象でした。感覚的に使いやすく、料金もリーズナブルなので導入してよかったです。 他には、弊社のサイト用の文章を最初に作成し、プレスリリースやSNSでは同じ内容を少しずつアレンジして使うことで作業を効率化をしています。 まとめ ハイタイドの「プレスリリース」としてのメルマガ配信は、メールをマーケティング以外で活用できることがよくわかる事例でした。 メーカー企業が自社商品をメディア掲載してもらうためにメールを活用する。そのときに、ただメールで知らせるだけではなく、記事にしてもらいやすいように、画像や文章を作って配信をするというのは、メルマガの受け手のことをちゃんと考えられていて素晴らしいですよね。 展示会やイベント出店でのつながりを維持するという面でも参考になりますね。 BtoC、BtoBに関わらず、会社として「誰に、なにをしたらいいのか」を考えると、自社に適したメール活用が見つけられると思います。ハイタイドのメルマガ事例を参考に、ぜひ考えてみてください! (関連記事) ・ChatGPTも活用!ファンづくりと販売の2本配信で成功するECサイトの事例 ・メールマガジンの反応を広報活動に役立てる!NPO法人カタリバ ・LINE@・メールマガジン・メディアの統一感が大切!地域の魅力を伝える「LOCAL LETTER」のコミュニケーション --- ### 操作動画をたくさん追加しました!アバターを使ったBenchmark Email動画チュートリアルのご紹介 - Published: 2023-11-09 - Modified: 2023-11-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/tutorial_videos_for_benchmark_email_support/ - Categories: 機能・便利ツール - Tags: 動画, サポート, アバター こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 カスタマーサクセスチームでは、ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、テーマ別のセミナー開催やFAQページを始めとした資料アップデートを行うなど、サービス改善に努めております。 前回、チャットbotのAIサポート君をご紹介した記事で、”製品サポートにおいても「AI技術の進展、活用のメリット」をお客様にいち早くご提供できる体制作りができないか?と考えておりました”とお伝えしました。 今回も引き続き、AIを活用したサポート動画についてご紹介します。 細かい操作方法がわかる!新しい解説動画ができました 以下が、新たに作成・公開をした解説動画のうちの1つです。 https://bmesrv. wistia. com/medias/5ad9p2g1xt FAQページに埋め込んだり、ニュースレターでもたまに紹介をしているため、既にご存知の方も多いかもしれません。 この左側に映っている解説者ですが、動画の解説専門のスタッフ・・ではなく、実はアバターなのです。この動画はAI音声合成ソフトを使って作成したもので、音声も、入力したスクリプトをアバターが読み上げています。 喋り方も動きも自然なので、人間が話していると思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 新たなサポート動画では、こちらのアバターがBenchmark Emailのあらゆる機能・操作方法について細かな点をわかりやすく解説しており、「かゆいところに手が届く」ことを目的として作成されています。 見たい動画の探し方は? それでは、どのように動画を探したら良いのかをご説明します。 全ての動画は、動画チュートリアルページで公開しています。 サービスサイトのトップから行くには、「使い方」>「動画チュートリアル」をクリックしてください。 動画の探し方は2通りあります。検索窓から検索する方法と、フィルタで絞って探す方法です。 例えば、「コンタクトリストをアップロードするためのエクセルファイルの作り方」を調べたい時は、検索窓に「リスト」と入力してください。リスト関連の動画が表示されるので、該当の動画を選びましょう。 または、「フィルタ」より「3. コンタクトリスト・登録フォーム」をクリックしてください。 表示された関連動画の中から、該当のものを選んでください。 まとめ これらのアバター解説動画は、今後も随時追加していく予定となっています。 機能ごとの操作方法はもちろん、メールエディター上での細かいブロックの調整方法なども解説していますので、ぜひお役立てください。 >>動画チュートリアルをチェックする (関連記事) ・24時間対応のBenchmark Emailサポート専用のAIチャットボットとは?色々と質問してみた ・サポート担当へのご質問ランキングTOP7とご回答まとめ ・メール配信に役立つ!Benchmark Emailの便利機能をご紹介 --- ### メールマガジン購読状況調査 2023年度版 - Published: 2023-10-30 - Modified: 2024-05-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newslettersurvey2023/ - Categories: メールマーケティング, 独自調査レポート, おすすめ記事 - Tags: メールマーケティング, メールマガジン, メルマガ, 調査 当記事では、Benchmark Japanが行った「日本のメールマガジン購読状況調査 2023年度版」の結果をダイジェストでお届けします。 当調査の目的・概要 当社では2年前から「メールマガジンがどの様に読まれているのか?」について、日本国内のインターネットユーザーを対象に調査を行っています。 今回の2023年度調査でも、昨年同様にプライベート用メールアドレス、仕事用メールアドレスそれぞれのメルマガ購読状況を調査しました。また、今回は新たにダークモードの利用状況についての設問を追加しています。 記事の末尾には調査レポート(PDF形式)と解説動画へのリンクを設置しておりますので、ぜひご覧ください。皆様のメールマーケティング施策にお役立ていただけましたら幸いです。 ■調査目的 メルマガ購読状況についての現状を把握し、メール配信の企画・実務に携わる方々に役立つ情報を提供するため。また、仕事用とプライベート用のメールアドレスそれぞれの購読状況を比較するため、調査対象者を下記とした。 ■調査概要 ・調査方法 :インターネット調査 ・調査期間 :2023年8月18日~8月26日 ・対象者 :会社員、公務員、自営業を含めた経営者、20代〜60代(回答者の年齢分布は国勢調査の人口比率に対応) ・有効回答数:4,324(事前調査)、763(本調査) 【調査結果サマリー】 日本のインターネットユーザーの71. 3%がメルマガを受信 メルマガ1通あたりを読むのにかける時間、1位は「30秒以上1分未満」 メルマガを読む時のメールソフト1位はGmail、2位はYahoo! メール メルマガに期待するコンテンツ1位は「最新情報・ニュース」 昨年に比べ、スマホでメルマガを購読する人が増加 20代では8割以上がダークモードでメルマガを読むことがある メルマガ・LINE・SNSで情報収集する人は昨年より増加、Facebookは減少 調査結果ダイジェスト メルマガを受信している人の割合は? 「プライベートと仕事用のメールアドレスいずれかで、メルマガを最低1通以上受信しているか」について伺いました。(有効回答数4,324人) ※有料のメルマガは含まない 全体の71. 3%がメルマガを受信していると回答しました。昨年度は73. 0%でしたので、比較すると1. 7ポイント低下しています。 また、年代が上がるにつれメルマガの購読率が上がっています。この傾向は昨年度も見られましたが、若い世代はSNSを活用している割合が比較的高く、情報収集のチャネルが分散しているためだと考えられます。 それでは、ここからは「プライベートと仕事用のメールアドレスでメルマガを1通以上受信している」と回答した方(763名)を対象に行った調査結果をダイジェストでお届けします。 メルマガを読む時間帯は? 最初に、メルマガを読む時間帯についての調査結果がこちらです。 ■仕事用アドレス 1位:12時~15時台(25. 8%) 2位:~9時台(23. 8%) 3位:10時〜11時台(16. 9%) ■プライベート用アドレス 1位:21時~23時台(24. 3%) 2位:19時〜20時台(20. 9%) 3位:12時~15時台(19. 1%) 仕事用アドレスの順位は昨年度と変わらず、朝から午後にかけて読んでいる人が多い結果となりました。昨年と比べると1位と2位の差が縮まりましたが、全体的な傾向は変わっていません。 プライベート用アドレスでは、夜の時間帯を中心にメルマガが読まれている結果となりました。また、「12時〜15時台」が3位に入っており、昼から午後にかけての時間帯も比較的多くの人がメルマガを読んでいることが分かりました。 メルマガ購読に利用されているメールソフトは? 続いて「どのメールサービスを使ってメルマガを読んでいるか」について質問しました。(複数選択可) ■仕事用アドレス 1位:Gmail(昨年比-1. 4ポイント) 2位:Yahoo! メール(昨年比+0. 2ポイント) 3位:Outlook(昨年比-8. 3ポイント) ■プライベート用アドレス 1位:Gmail(昨年比+1. 1ポイント) 2位:Yahoo! メール(昨年比-0. 1ポイント) 3位:Outlook(昨年比-7. 8ポイント) 仕事用・プライベート用共に1位はGmail、2位はYahoo! メール、3位はOutlookとなりました。昨年と比較すると、プライベート用アドレスの順位は変わりませんでした。一方で、仕事用アドレスでは、昨年は2位がOutlook、3位がYahoo! メールだったため、2位と3位の順位が入れ替わっています。 また、GmailとYahoo! メールは昨年との差がそれぞれ±0. 1〜1. 4ポイントに収まりましたが、Outlookは仕事用・プライベート用ともに8ポイント程度下がっていました。 GmailとYahoo! メールのどちらかを使用する人が増えている傾向にあることが分かります。近年では業務効率化のツールとしてGoogle Workspaceを使う企業が増えていますが、その影響も多少はあるかもしれません。 さらに、上位3つのメールサービスの利用状況を年代別に見ると、以下のような結果となりました。 【仕事用アドレスの年代別結果】 【プライベート用アドレスの年代別結果】 仕事用・プライベート用共に、20代のGmailの利用状況は8割前後と高く、年代が上がるにつれ利用者が減っていることが分かります。一方で、Outlookは年代が高い方が比較的利用者も多くなる傾向にありました。 また、Yahoo! メールは30代が最も利用している結果となりました。 仕事用のアドレスに注目してみると、20代〜40代までは1位がGmail、2位はYahoo! メール、3位がOutlookという順位でしたが、Outlookは50代では2位となり、60代では1位でした。 POINT! メルマガ配信前にテストメールを送ってチェック作業を行う際は、20代の読者をターゲットにしている場合やBtoCのメルマガであれば、GmailとYahoo! メールの2種類で、受信画面での見え方を確認しておくと良いでしょう。 一方で、幅広い年代にメルマガ配信を行う場合や、BtoBのメルマガであれば、Gmail・Yahoo! メールに加え、Outlookの受信画面もチェックをしておくと、より多くの読者にとって読みやすいメールを作成できると思います。 スマホとPC、どちらのデバイスで読まれているか? スマホとPCのどちらでメルマガを読んでいるかについて調査しました。 昨年と比較すると、「スマホのみ」と回答した人の割合が増えています。 仕事用アドレスでは19. 8%(昨年比+6. 5ポイント)、プライベート用では27. 3%(昨年比+7. 8ポイント)でした。 また、「PCのみ」の回答者は、仕事用アドレスでは24. 1%(昨年比-0. 9ポイント)、プライベート用では27. 3%(昨年比-4. 5ポイント)と、どちらも昨年から減少していました。 続いて、年代別の結果も見てみましょう。 今回は傾向を分かりやすく見るため、「スマホのみ」「両方だが、スマホが多い」のいずれかを回答したグループと、「PCのみ」「両方だが、PCが多い」のいずれかを回答したグループの2つに分けています。 仕事用・プライベート用問わず、若い世代ほどスマホで読む傾向が強く、年代が上がるにつれPCの割合が高くなっていることが分かります。 20〜30代では、プライベート用だけでなく、仕事用のメールでもスマホで読む比率が7〜8割程度と高めでした。仕事用アドレスではメルマガが読まれる時間帯の1位が「12時~15時台」、2位が「~9時台」という結果でしたが、朝の通勤時間やお昼の休憩時間中にスマホでメールをチェックする人が多い傾向にあるのかもしれません。 また、どの年代においても、仕事用に比べてプライベート用の方がスマホでの閲覧率が高い結果となりました。 POINT! 特に20〜30代の購読者が多いことが分かっている場合や、BtoCのメルマガ配信をしている方は、スマホでも読みやすいデザインになっているかを確認してから配信をするといいでしょう。 1日何通のメルマガを受信している? 1日あたり平均何通のメルマガを受信しているのかについて尋ねました。 昨年と大きくは変わらない結果となりました。仕事用もプライベート用も1位は「1〜5通」、2位は「6〜10通」でした。また、3位は「21通以上」となり、メールの受信通数は人によりばらつきのある傾向が見られます。 1日何通のメルマガを読んでいる? 受信しているメルマガのうち、「1日何通のメルマガを開いて読んでいるか」について尋ねました。 仕事用・プライベート用共に、1位は「1〜5通」、2位は「6〜10通」、3位は「1通未満」となりました。1位の「1〜5通」が全体の約4割を占めており、前問の「受信しているメール通数」と比較すると、読者は興味のあるものを選んでメルマガを開封していることが分かります。 1通あたりどれくらいの時間をかけて読んでいる? 次は「メルマガ1通あたり、どのくらいの時間をかけて読んでいるか」についての質問です。 仕事用・プライベート用共に1位は「30秒以上1分未満」、2位は「10秒以上30秒未満」、3位は「10秒未満」となりました。全体の約8割が1分未満となり、メルマガ1通あたりにかけている時間はそれほど長くないことが分かります。 読者はメルマガの内容を数秒で確認し、気になるトピックがあれば多少時間をかけて読んだり、リンクをクリックするなどの行動を取っているのだと思われます。 POINT! メルマガを作成する際は、読者が30秒〜1分程度で読み切れるコンテンツ量に調整をしたり、より注目してほしいテーマ・商品を上の方に記載するなどの工夫をすると良いでしょう。 また、読者がメルマガを短時間で流し読みすることを予想し、トピックを拾い読みできるようなデザインにしておくのもおすすめです。 メルマガの全体像がすぐに掴めるデザインの作り方は、以下記事をご参考ください: メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考 Gmailのプロモーションタブなどは見ている? メルマガを読むのに使うメールサービス1位のGmailですが、Gmailの受信箱には「メイン」「新着」といったタブがいくつかあり、メール受信時に自動で振り分けられています。 メール配信側としては、できるだけメインタブに届けたいと考える方も多いと思いますが、受信者は「メイン」以外のタブはどの程度チェックしているのでしょうか? Gmailを利用している方に、「メイン」だけでなく「プロモーション」や「新着」など他のタブも開いて見ているかを尋ねてみました。 仕事・プライベート共に「毎回見る」の回答者が最も多く、「たまに見る」も含めると約8割がプロモーションや新着タブなどを閲覧している結果となりました。 また、年代別の結果は以下のようになっています。 ここでは「毎回見る」または「たまに見る」と回答したグループと、「見ることはない」または「メインタブ以外は非表示に設定している」と回答したグループの2つに分けています。 20代・30代は、9割以上がプロモーションや新着タブなどをチェックしていることがわかりました。 この結果を見ると、Gmailでどの受信タブに届いたかはあまり気にする必要はなさそうですが、それでも「メインタブ」に届けたいという方は、以下記事を参考にしていただければ幸いです。送信側ではメインタブへ確実に届ける方法はありませんが、最善策についてお伝えしています。 関連記事:Gmail上でプロモーションタブに振り分けられてしまう受信メールをメインタブに振り分ける方法 メルマガを開封するかどうかは何を見て決めている? 「メルマガを開く、開かないの判断に最も影響するところはどこですか?」という質問の回答がこちらです。 1位は「件名・タイトル」で51. 5%(昨年比+0. 7ポイント)、2位は「本文プレビュー」で20. 7%(昨年比+2. 5ポイント)、3位は「送信元名」で19. 8%(昨年比+0. 7ポイント)でした。 昨年と比率はほとんど変わらないものの、微差で2位と3位が入れ替わる結果となりました。GmailやAppleメールのスマホアプリでは本文プレビューがPCよりも目立つため、その影響もあるかもしれません。 POINT! 半数以上が件名で判断をしており、件名の重要性の高さが目立っています。また、本文プレビューや送信元名で判断をしている人もそれぞれ2割程度いるため、読者の目につくキーワードがプレビューに入っているかや、分かりやすい送信元名になっているかなどにも気をつけると良さそうです。 メルマガを配信停止する理由は? 「どんな理由でメルマガを配信停止することが多いか?」について尋ねました。 「メルマガの内容に興味がなくなった(42. 5%)」と「配信数が多すぎる(36. 4%)」の2つが全体の8割近くを占める結果となりました。 POINT! 配信停止率の高さに課題を感じている場合は、メルマガの内容と配信頻度の見直しをしてみると良いでしょう。 読者のニーズに合った内容のメルマガを配信することは、配信停止率だけでなく、開封率やクリック率の改善にも繋がります。 適切な配信頻度の考え方については、以下記事をご参考ください: メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは? メルマガに期待をしているコンテンツは? 配信停止理由の1位は「メルマガの内容に興味がなくなった」でしたが、読者はどんなコンテンツを期待してメルマガに登録しているのでしょうか。(複数回答可) 1位は「最新情報、ニュース」で60. 2%、2位は「セール、クーポンなどお得な情報」で52. 6%、3位は「ブランドやサービスが提供する商品の情報、カタログ、メニュー」で43. 3%となりました。順位や比率は昨年とほとんど変わらない結果となりました。 どんな内容のメルマガが開封されやすいかは、業種や商品・サービス、読者層などによって異なりますが、「最新情報」や「お得な情報」などは、共通して注目されやすいテーマだと言えます。 まだ配信していない内容が上記の中にあり、社内にリソースがある場合は一度新しいコンテンツの配信を検討してみると良いかもしれません。 配信停止をしたメルマガの配信頻度は? 配信停止をする理由についての質問では2位が「配信数が多すぎる」という結果でしたが、ここでは配信停止をしたメルマガが平均どのくらいの配信頻度だったかを尋ねました。 1位は「1日1通以上」で27. 1%、2位は「週に4〜6通」で26. 5%、3位は「1日2通以上」で16. 8%でした。 週に4通以上配信されているメルマガが7割以上を占めており、配信頻度が比較的高めのメルマガは配信停止がされやすい傾向にありそうです。 一方で、「月に2〜3通」や「週に1通」など、配信頻度が低めのメルマガについてもそれぞれ7%前後は配信停止がされています。配信停止率が気になる方は、配信頻度だけでなくコンテンツや配信時間の見直しも検討してみるといいでしょう。 メルマガを配信停止する方法は? どのような方法でメルマガの配信停止をすることが多いかについて尋ねました。 1位は「メール内の配信停止リンク・フォーム」で63. 1%と、半数以上を占めました。 続いて2位は「迷惑メール・スパム報告」で25. 4%、3位は「送信者へ直接連絡」で7. 1%となりました。 「迷惑メール・スパム報告」をされてしまうと、送信元ドメインの評価が下がり、今後のメルマガの到達率に悪影響をもたらすため、注意が必要です。 また、「迷惑メール・スパム報告」をされてしまう原因としては、メールの配信停止方法が分かりづらかったり、配信停止リンクがメール内に設置されていなかったり、手続きが複雑であることなどが挙げられるでしょう。 POINT! 読者にとって分かりやすい場所に配信停止リンクを設置し、手続きを簡単にすることで、「迷惑メール・スパム報告」されるのを防ぎましょう。 メルマガ内で配信停止方法を明記することは「特定電子メール法」でも定められているルールです。 「特定電子メール法」については以下ブログ記事もご覧ください: メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう Benchmark Emailでは、アカウントから送信する全てのメールに配信停止リンクが自動で挿入されます。また、配信停止リンクから配信停止を行なったメールアドレスは「配信停止リスト」に追加され、その後の配信対象からは自動的に除外されます。 このように、読者・配信者の双方にとって便利な仕組みになっているので、手間なく「迷惑メール・スパム報告」をされるリスクを抑えることができます。 関連記事:GmailとYahooメールの新しい迷惑メール判定ポリシーとメール配信者が行うべき対応について 手間なく配信リストを管理するなら メルマガは何日前までさかのぼって読んでいる? 次に「受信したメルマガはどれくらいさかのぼって読むことが多いか」について調査しました。 順位や割合は昨年とほとんど同じで、1位は「1日前でも読む」で32. 6%、2位は「3日前でも読む」で25. 8%、3位は「当日のメルマガしか読まない」で21. 9%となりました。 半数以上が当日〜1日前までのメルマガを読んでいる結果となりましたが、一方で「1週間以上前でも読む」と回答した人も8. 5%います。 メルマガ配信の効果測定を行う際は、1日程度で判断をせず、3日〜1週間ほど時間をおいてみてもいいかもしれません。 ダークモードでメルマガを読むことは? ※ダークモードとは・・・ディスプレイやインターフェースを「明るい色の背景+暗い色の文字」から「暗い色の背景+明るい色の文字」へ変更できるデザイン機能のこと 今回の調査では、「ダークモード(ナイトモード)でメルマガを読むことはあるか」についても尋ねました。 45. 8%の人がダークモード(ナイトモード)でメルマガを読むことがあると答えました。 さらに年代別の結果を見てみると、若い世代ほどダークモードでメルマガを読む割合が高い結果となりました。 20代の8割以上がダークモードでメルマガを読むことがあるようです。60代と比較すると、70ポイント近くも使用率が高いことが分かります。 ダークモードは画面を黒を基調とした暗い色に設定できる機能ですが、普段は使用していない場合でも、バッテリーの消費を抑えたい時や夜間などに使用されることがあります。 POINT! 特に20〜30代の読者が多いことが分かっている場合は、ダークモードで読まれる可能性を考慮してメルマガのデザインを考えると良いでしょう。 関連記事:ダークモードについて知っておくべきこととは?メール作成におけるヒントも解説 メルマガ、LINE、SNSなどで会社やお店の情報を見ている? メルマガやLINE、Twitterなどのメディアやチャネルで、会社やお店に関する情報を見ることがあるかについて尋ねました。(複数回答可) 本年度は、2023年7月にリリースされた「Threads」も追加をして調査を行いました。 全体の順位は昨年と同じで、「会社やお店に関する情報を見るチャネル」として最も多くの回答が集まったのはLINEで57. 5%(昨年比+6. 6ポイント)でした。 続く2位はメルマガで49. 3%(昨年比+3. 5ポイント)、3位はTwitter(現:X)で41. 5%(昨年比+0. 6ポイント)でした。 また、昨年と比較すると、ほとんどのメディアで回答率が伸びていました。 昨年比はInstagramが+5. 0ポイント、Youtubeは+2. 3ポイント、TikTokは+2. 3ポイント、Pinterestは+2. 4ポイントとなりました。今年リリースされた「Threads」も3. 9%いました。 メルマガやLINE、 SNSを情報収集チャネルとして活用する人がさらに増えているように感じます。 一方で、昨年と比較して割合が減少したメディアはFacebook(昨年比-1. 6ポイント)のみとなりました。 また、「特にない」と回答した方も13. 2%(昨年比-4. 4%)と減少しています。 続いて、年代別の結果を見てみましょう。 昨年と同様に、LINEやTwitter(現:X)、Instagramは、20〜30代の若い世代の方が比率が高い傾向がありました。LINEは20代が最も比率が高く、LINEとメルマガ以外のメディアに関しては、30代が最も高い結果となっています。 また、メルマガの比率に注目してみると、年代に関わらず4〜5割前後が閲覧をしていることがわかります。 「特にない」と回答した方は年代が高くなるにつれて上がっており、若い世代ほどこれらのメディアを情報収集チャネルとして活用しているようです。 メルマガ、LINE、SNSなどから購入や予約をすることは? 一つ前の質問で「会社やお店に関する情報を見ることがある」と回答したメディアについて、さらに「実際に商品やサービスを購入したり、お店や施設・イベントの予約をするきっかけとなることがあるか」について質問をしました。 以下は、「よくある」「たまにある」と回答をした方の合計です。 いずれのチャネルにおいても、8割〜9割以上が商品の購入やお店の予約のきっかけになると回答をしました。 POINT!... --- ### オシャレなメルマガデザイン15選 :本・雑誌編 - Published: 2023-10-25 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-books-and-magazines/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: htmlメール, メルマガ, デザイン, メールデザイン, 事例, 雑誌, 本, 出版 こんにちはBEDです。今回のオシャレメルマガ紹介は、本・雑誌編です。 雑誌の世界も今やデジタル化していくことは当たり前になっています。そんな業界ではどんなメルマガを送っているのか?という感じで探してみたり、ぱっと見ここおしゃれかもといった感じで見つけました!参考になればなと思います。フラっと見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Carhartt WIP アパレルブランド「カーハート」が送る、WIP(Work in Progress)マガジン。 ワークウェアを各ストリートカルチャーへ提唱しているといったものだと思います。カーハートの世界観が出ていてメルマガもとてもかっこいいです! 目次に戻る 2. Counterprint デザインやカルチャーなどを専門とする出版社だそうです。 世界中から厳選したユニークな本を販売しているそうで、厳選した書籍のセンスがとても素晴らしいです! 目次に戻る 3. National Geographic 世界的にも有名で、自然界をテーマとした作品を多く手掛けるナショナル ジオグラフィック協会が発行する月刊誌です。 サブスクリプションで見ることができるデジタルブックの案内だと思うのですが、デジタル感のある画像で訴求していたり歴史ある書籍のアーカイブをデジタルでならすぐに見れるというのもとても素敵です! 目次に戻る 4. Elementor ElementorLtd. は、イスラエルのソフトウェア会社で、ウェブ開発サービスを提供しています。 6周年を記念した企画で、オリジナルのステッカーなどを配布するメルマガです!開発会社の粋な計らいとポップなイラストなどが素敵だなと思いました。実際に雑誌を売っているのではなくマガジンとしてメルマガの運用をしているんだと思います。メディアの宣伝ですね。ま、これもひとつのマガジンということでした。 目次に戻る 5. Stack Magazines ロンドンに拠点を置くStack Magazines (スタックマガジン) は、世界中のインディペンデントマガジンを毎月キュレーションして届けてくれるサブスクリプション・サービスです。 このメルマガもキュレーションの一環だと思います。ある程度、興味をそそり購買までにといった感じだと思います。少しオカルト的な要素もあるところが個性的で素敵です! 目次に戻る 6. Smashing Magazine Smashing Magazineは、主にWeb開発者とWebデザイナーを対象としたオンラインの出版物です。 制作者にとっては業界で旬な情報を定期的に届けてくれるメルマガだと思います!なんといってもメインキャラクターが際立っていてとても素敵だと思います!やはりこういったキャラを立てると印象付けられるので、とても有効的だと思います! 目次に戻る 7. CC/magazine CC/magazineは、カルチャー、アート、デザイン、旅行、トレンドなどのコンテンツに特化したオンラインマガジンです。 とても素敵な写真が多いメルマガなのでその世界観が出ていて素敵です。普通にかっこいい! 目次に戻る 8. Kunas Mags & Books リトアニアにある海外出版物のディストリビューターです。世界中の出版社から厳選されたスタイリッシュな本や雑誌などを販売しています。 20%OFFの宣伝メルマガですが、家にあったらかっこいい装丁がとても素敵です!こういった本ってどこで買ったらいいか意外とわからないから情報を教えてくれるプラス購入できるメルマガはありがたいですね! 目次に戻る 9. AIGA Eye on Design 世界で最もエキサイティングなデザイナーによる最高の新作と、彼らが関心を寄せる問題を紹介するマガジンだそうです。 デザイナーが好きそうなアートだったりを紹介してくれるとあってメルマガもだいぶ個性的なビジュアルが揃っている気がします!めちゃかっこいい!普通にメルマガ購読するだけでもデザインの勉強になりそうです。 目次に戻る 10. The Bitter Southerner アメリカ合衆国に拠点を置くデジタル出版物を発行する会社です。 この出版社の目標は、アメリカ南部の真実と複雑さを明らかにすることであり、その過程で、重要で、難しく、不快で、不遜で、機知に富んだ、そして中毒性のある物語をオンラインで発信することで、この地域とその人々についての固定観念を打ち破ること。だそうです。かなり強い目的をもったところなんだろうなと思います。 メルマガは、フォントへのこだわりやその強いカルチャー精神が現れていてとても斬新で素敵です。このくらいのインパクトや強さって欲しいものですね! 目次に戻る 11. A24 アメリカ合衆国のエンターテインメント企業で、映画やテレビ番組の製作、出資、配給を専門としている会社です。 おそらく、映画のブックを宣伝しているメルマガだと思うのですが、デザインがシンプルで余白の使い方や文字の強弱が素敵だなと思います。 目次に戻る 12. 99U デザイナー御用達のサービスを展開するAdobeが運営しているオウンドメディアで、クリエイターに向けて本やカンファレンスの情報などを発信しています。 デザイナー向けということもあり1つ1つのコンテンツも見やすく統一感があります。紹介している本もかっこよく、全体通してとても素晴らしいです! 目次に戻る 13. Kinfolk Magazine アメリカ合衆国に拠点を置く、スローライフスタイルマガジンです。 スローライフの勧め的なブックを出しているのだと思うのですが、パッと見はファッション雑誌のような感じでとても洗練されていて素敵です!メルマガもファッション系の作りと似ているので本当にどこかのブランド!?だと思ってしまいますね。 目次に戻る 14. GQ Magazine 知らない人はいないのではないでしょうか?アメリカ合衆国に拠点を置くGQ。主な内容は男性のファッション、スタイル、文化であり、他に食べ物、映画、フィットネス、音楽、旅行、スポーツ、テクノロジーなど幅広いコンテンツを取り上げています。 タレントさんも起用できる強みもあるので、メルマガでもだいぶリッチな仕上がりになりますね!素晴らしいです! 目次に戻る 15. Visions Magazine 作家、デザイナー、研究者が未来を探求するために作られたSF雑誌を発行しています。 なんだかよく分からないところなのですが、そこの世界観は凄いです。本国のWebサイトもとてもかっこいいです!そこが、出しているオリジナルフォントの紹介メルマガです。この雑誌に共感を得た人達へこのフォントを使って楽しんでほしいと記されています。 ファン集めにはとても素敵なことかもしれませんね! 目次に戻る まとめ 色んなブックを扱っている会社がありますが、どこも個性的ですし、やはり雑誌や本の制作をしているからかメルマガのデザインもちゃんと作られていますね! どう個性を出すかも他社との違いを出すコツだと思います。今回も誰かの参考になれば嬉しいです。今後も素敵なメルマガデザインをご紹介していきます! それではまた、BEDでした! (関連記事) ・デザイン書籍出版「PIE International」が メルマガで本の魅力を伝える方法 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :eコマース編 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :旅行編 ・オシャレなメルマガデザイン15選 :ビジネスイベント編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :海外のホテル編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :アプリ・ソフトウェア編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら --- ### 24時間対応のBenchmark Emailサポート専用のAIチャットボットとは?色々と質問してみた - Published: 2023-10-23 - Modified: 2023-10-23 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ai-support-for-benchmark-email/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ - Tags: AI, チャットサポート, AIサポート こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 カスタマーサクセスチームでは、ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、テーマ別のセミナー開催やFAQページを始めとした資料アップデートを行うなど、サービス改善に努めております。 現在Benchmark Emailでは、AI技術の進展に合わせ、スマートコンテンツ機能の実装や、デザインに関連したAI機能を準備しています。 私たちは日々、ユーザー様からのお問い合わせ対応をメールにて(一部チャットにて)行っておりますが、製品サポートにおいても「AI技術の進展、活用のメリット」をお客様にいち早くご提供できる体制作りができないか?と考えておりました。 そこでこの度、新しい仲間(ツール)を導入することにしました! その名も、Benchmark Email AI サポート(β版)(以後、AIサポート君)です。 すでにご利用いただいている方もいるかもしれません。 AIサポート君はFAQページの情報を元に質問に回答するチャットボットで、FAQページの上部や、問い合わせフォームからアクセスが可能です。 この記事では、AIサポート君への様々な質問を通して、「どんなことを質問できるのか?」「回答の精度はどのくらい?」「回答を得るための質問の仕方のコツは?」といったことをお伝えできればと思います。 AIサポート君にあれこれ質問してみた 早速、AIサポート君に質問をしてみましょう。 まずはシンプルな質問を投げてみたいと思います。 質問:「メールに動画を入れられますか?」 回答:「はい、メールに動画を挿入することができます。以下の手順に従ってください。 ダッシュボードメニューから「メール」をクリックし、「メール」を選択します。 新規メールを作成するか、既存のメールを開き、「本文&デザイン」をクリックします。 左のブロックメニューから「動画ブロック」を編集画面上の好きな位置に配置します。 ブロック内の「動画へのリンク」をクリックします。 動画ギャラリーが開きますので、挿入したい動画のサムネイルをクリックします。 編集画面に戻り、動画の挿入を確認後、「保存&閉じる」ボタンをクリックして完了です。 詳細な手順や画像付きのガイドは、こちらのページをご覧ください。」 ステップごとに丁寧に解説し、最後に関連するFAQページへのリンクも教えてくれました。 AIサポート君、なかなか頑張ってくれているようです。 では次は、少し難易度を上げて質問をしてみたいと思います。 質問:「オートメーションの配信日時が変更できません。なぜですか?」 回答:「オートメーションの配信日時は、一度稼働した後に変更することはできません。配信日時を変更する場合 は、ステップメールをコピーして編集する必要があります。詳細はこちらをご覧ください。この回答で解決しない場合は、お手数ですが問い合わせフォームよりサポートまでご連絡ください。」 今回も、丁寧に理由を説明するとともに、関連FAQページのリンクを教えてくれました。 導入したばかりなのに、トラブルシューティングまでできてしまうAIサポート君。私が想像していたよりも優秀です。 もしかして、かなり複雑な質問でも回答できてしまったりするのでしょうか。期待で胸が高まります。 今度は、さらに難易度の高い質問をしてみましょう。 質問:「1通目のステップメールが配信された後、2通目のメールが送られなくなりました。原因は何が考えられますか?」 回答:「申し訳ございません。私ではご回答ができません。この問題については、以下のページをご参照ください。https://kb. benchmarkemail. com/jp/how-do-i-activate-my-autoresponder/ この回答で解決しない場合は、お手数ですが問い合わせフォームよりサポートまでご連絡ください。」 関連していそうなFAQページは教えてくれたものの、正確な回答は得られませんでした。 AIサポート君はFAQページの情報のみを元に回答を行うため、当たり前ですが記載がないデータについては回答ができないようです。 では最後に、こちらの質問はどうでしょうか。少し意地悪かもしれませんが、回答がこのFAQページにあることを知りつつ聞いてみます。 質問:「有効なアドレスがハードエラーになってしまう原因は?」 回答:「有効なアドレスがハードエラーになる原因は、以下のようなものが考えられます: ・受信箱が存在しない ・受信箱が非アクティブである ・ユーザーが不明である ・ドメインが存在しない ・迷惑メールフィルターにより、メールがハードエラー扱いになる場合がある 詳細な情報については、以下のページをご参照ください。 https://kb. benchmarkemail. com/jp/managing-email-bounces/#valid-emails-bouncing この回答で解決しない場合は、お手数ですが問い合わせフォームよりサポートまでご連絡ください。」 AIサポート君、惜しくも少し異なる回答をしてしまいました。 「有効なはずのメールアドレスがハードエラーになる場合の理由」を尋ねたのですが、返ってきた回答は「一般的なハードエラーの説明」でした。案内されたFAQページは適切なものだったため完全に間違っているわけではないのですが、もう少しOJTが必要なようです。 AIサポート君についてわかったこと シンプルな質問やあまり複雑でない質問には回答できるものの、少しずれた回答をすることもあったりと、AIサポート君はまだまだ成長過程にあることがわかりました。 また、今回のやりとりを通じて、AIサポート君には、答えやすい質問の仕方と、答えづらい質問の仕方があることもわかったため、次章で詳しくご紹介します。 AIサポート君から正確な回答を得るコツとは AIサポート君から正しい回答を得るためのポイントを、以下に3つ記載しました。質問するコツを説明した動画もありますので、よろしければそちらもご覧ください。 単語ではなく、文章で質問をして下さい。Google検索を行う時のように「ロゴ非表示」や「メール 動画」など単語だけ入力した場合は回答ができないことが多いです。人に質問をするように文章にして、「ロゴを非表示にする方法は?」「メールに動画を入れられますか?」という風に尋ねるとちゃんと回答してくれました。 目的語や修飾語を入れて質問をして下さい操作方法などを尋ねる際、「どこにある」「何を」「どうしたい」と細かく指定してあげると回答しやすいようです。例えば、「メールのフッターにある住所の編集方法は?」といった聞き方がおすすめです。 回答を得られない場合は、言い回しを変えてみて下さい。上記の1と2を守って質問しても、「わかりません」と回答をしてくるケースもあります。そんな時は、少しだけ言い回しを変えてあげると答えてくれることがあります。例えば、「〇〇を確認したい」だと回答が得られなかったものの、「〇〇を表示する方法は?」といった聞き方であれば正しい回答が得られたりします。 まとめ FAQページの内容に関する質問に対しても答えられなかったり、質問によっては存在しないURLを表示するなど、誤った回答をしてしまったりするAIサポート君。 今後ユーザー様とのやりとりを通じて、カスタマーサクセスチームの一員としてより活躍していけるよう、回答精度の向上に努めていきたいと思います。 まだまだβ版ではありますが、24時間体制で、迅速な解決に繋がることもありますので、お困りの際には是非AIサポート君をご利用してみていただければ幸いです。 (関連記事) ・サポート担当へのご質問ランキングTOP7とご回答まとめ ・メール配信に役立つ!Benchmark Emailの便利機能をご紹介 ・機能アップデート:キーワードのみで文章を自動作成!スマートコンテンツ機能 --- ### ダークモードについて知っておくべきこととは?メール作成におけるヒントも解説 - Published: 2023-10-10 - Modified: 2023-10-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/dark-mode/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールデザイン - Tags: htmlメール, メールデザイン, ダークモード 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Is Everyone Going Dark? What You Need to Know About Dark Mode” を元に作成したものです。 メールマーケティングでは新しいテクノロジーやトレンドの登場によりスタンダードが目まぐるしく変化します。常に業界の動きを把握し、顧客のエンゲージメントを失わないよう戦略の見直しや調整を行いましょう。 近年の新機能で注目したいのはダークモード機能です。Apple社のiOS15アップデートで登場したこの機能はユーザー理解の深さを物語っており、マーケティングに対するアプローチ方法に多大なる影響を与えたテクノロジーとなりました。 Benchmark Email日本チームが行った2023年の調査では、約46%が「ダークモードでメルマガを読むことがある」と回答しています。 本記事では、ダークモードとは何か、なぜユーザーが好んで使用するのか、そしてメールマーケティングにどのような影響があるのかをご紹介します。 ダークモードとは? ダークモード、あるいはダークテーマ、ナイトモードと呼ばれるのは、ディスプレイやインターフェースを「明るい色の背景+暗い色の文字」から「暗い色の背景+明るい色の文字」へ変更できるデザイン機能です。暗い環境で画面を見る際の眩しさや目への負担を軽減するため、ダークモードの適用オプションを提供するアプリやウェブサイトが多く登場しています。 ダークモードは消費電力が減少するためデバイスの充電を長持ちさせる効果があり、特にOLEDディスプレイではその効果が顕著です。またスクリーンによる眼精疲労も軽減し、ユーザーはコンテンツに集中できるようになります。ダークモードはデバイスの設定メニューからONへ変更するだけで簡単に適用可能です。 ダークモードは MacOS、iOS、Android、Windows 10 等のメジャーなOSのみでなく、Google Chrome や Firefox などのウェブブラウザでも提供されています。一度設定ONに変更してしまえば全てのアプリやプログラムで適用されるようになります。 ダークモードを使う人が増えている理由とは? 多くのユーザーがダークモードを好んで使用する背景には、スマホやタブレット等のデバイス普及によりブルーライトに晒される時間の増加と、それに伴う視力低下や睡眠パターンへの悪影響の懸念があります。またダークモードは消費電力が通常モードに比べて低いため、スマホ電池を長時間持たせる効果もあることが挙げられます。 ダークモードでは薄暗い環境でも目を酷使せずディスプレイの閲覧ができるため、夜遅くまで仕事をしたり外出する際にも目に不必要な負担をかけることがありません。カスタマイズも可能なため、多くのユーザーがダークモードの見た目自体を気に入っており、人気の要因の一つになっています。 ウェブ開発者にとっても異なるカラーオプションを提供することはユーザーエクスペリエンス向上のため重要な要素として認識されているため、サイトやアプリ等の閲覧カラーオプションに暗い色を提供するサービスが増えています。 ダークモードオプション(デフォルト、カスタム) 多くの場合、ダークモードはデフォルトとカスタムの2種類が提供されています。デフォルトはアプリやウェブサイトの提供時点ですでに設定済みのためワンクリックで適用可能となっており、カスタムはユーザーがカラーや明るさなど自分の好みに合わせて設定できるオプションです。 フィルタや透明度などより細かくカスタマイズすることも可能で、一部アプリでは複数の異なるカラー設定を条件やアクティブに合わせて変化させるような設定オプションも提供されています。 デフォルト、カスタムダークモードの他、ダイナミックカラーを提供するアプリやウェブサイトも存在します。ダイナミックカラーは時間やロケーションに合わせてディスプレイの明るさを設定することで、日光などの外部要素に対し自動で明るさ調整を行います。 ダークモードとメールマーケティングへの影響 ブルーライトから受ける影響を最小限に抑えることを目的としてダークモードを利用するユーザーが増加していることを考慮し、メールマーケティングにおいてもダークモード対応を検討する必要があります。 ダークモードでメールを開封した際には、暗い色の背景に明るい色のテキストや画像などコンテンツを表示させます。またカラーが逆転することを考慮してテキストサイズを多少大きめに設定することも大切です。 またメール作成の際にはダークモードでの表示に適切に対応できるカラーを選択する必要があります。赤やオレンジなどの鮮明カラーは暗い背景色とは相性が良くないため、ハッキリとしたダークカラーを使用しましょう。ブランディングに必須のカラーがあれば、ダークモードでも同じように表示されるようにします。 ダークモード対応のメールソフトは? 現在、OutlookやGmailなどの大手メールソフトウェアではウェブとアプリの両方にてダークモード対応となっており、Appleのデフォルトメールアプリでもダークモードを提供しています。その他のメールソフトでは一部のみ対応、あるいは未対応という状況です。 Inbox by GmailやProtomailなどはダークモード完全対応、Thunderbird、Airmailなどはカスタマイズオプションに制限があるものの提供中となっています。 ダークモード対応のメール作成におけるヒント ダークモード対応のメールを作成するには、背景色が何色であってもテキストが読みやすいことが第一条件です。白あるいは明るい色の背景にダークカラーのテキスト、あるいはその反対に暗い色の背景に白などのライトカラーのテキストを使用しましょう。画像を挿入する際には背景が透明の画像を使用することでライトモードでもダークモードでも見やすくなります。本配信前には複数のメールソフトでどのように表示されるかをテストしましょう。 またカラー以外にも注意を払うことが重要です。コントラスト度合いや画質などにも気を付け、ダークモードでもキレイに表示されるようにしましょう。ライトモード、ダークモードのどちらでも問題なく表示できるかどうかテスト配信を行うことで、様々な受信環境で対応するかを確認できます。 テキストカラー、背景色透明の画像の他、ブランドロゴの表示についても注意が必要です。明るいカラーのロゴではなく、ダークモード設定できれいに表示されるロゴを別途作成するのがお勧めです。 いかがでしたでしょうか?普段何気なく使っているダークモードも、機能背景やメールマーケティングへ影響があることがご理解頂けたかと思います。ぜひ本記事を参考にユーザーが読みやすいメールを引き続き作成していきましょう。 (関連記事) ・メルマガ読者を引き込む!見出しのデザイン9パターン ・無料でもここまでできる!Canvaでおしゃれなメルマガ用画像を作ろう ・【事例あり】メールマーケティングの成功を左右するメルマガデザイン --- ### GA4(Googleアナリティクス)でメルマガの効果測定をしよう【初〜中級編】 - Published: 2023-09-28 - Modified: 2024-07-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/google-analytics-4-for-email-marketing/ - Categories: メールマーケティング, 機能・便利ツール, マーケティング全般 - Tags: メールマーケティング, Google Analytics, 効果測定, Googleアナリティクス, ga4, GA, 分析, Webサイト ※本記事は2023年9月時点での情報を元に執筆したものです。 メルマガの効果測定では、「開封」や「クリック」などの指標を参考にされている方は多いと思います。メール配信ツールのレポート機能を利用すれば、主要な指標の計測は可能です。 一方で、さらに踏み込んで「メルマガ配信が自社にもたらしている成果」を確認するには、読者のWebサイトでの行動や、購入・申込などのコンバージョンまで計測する必要があります。 本記事では、代表的な解析ツールであるGA4を利用するメリットや、メルマガの効果測定を行うための基本的な操作方法を解説します。 GA4(Googleアナリティクス)とは GA4(Googleアナリティクス)は、Googleが提供しているWebサイトのアクセス解析ツールです。 2023年7月1日に、GoogleアナリティクスはUAからGA4へバージョンアップしました。前バージョンのUA(ユニバーサルアナリティクス) ではセッションを軸に分析をしていた一方、GA4ではユーザーの行動に焦点を当てて分析が行われるようになりました。この変更によって、ユーザーの行動をより詳細に理解・分析できるようになりました。 尚、UAで使われていた項目や分析方法が廃止されていたり、定義が変更されている用語もあるので注意が必要です。 メルマガの効果測定でGA4を導入するメリット GA4を導入するメリットは、「メール配信ツールではカバーできないWebページでのユーザーの動向を分析できる」という点です。 最初に、私たちがメルマガを配信した後の読者の行動について考えてみましょう。 読者はメールの受信ボックスを確認し、気になったメールがあれば開封します。そして、内容に目を通し、気になるコンテンツや商品があればリンクをクリックします。 クリックをするとWebページに遷移するため、メールからは一度離れます。遷移先でサイトを閲覧したり、商品を購入することになります。 Benchmark Emailのような一般的なメール配信サービスで分析ができるのは、Webページに遷移する前の「クリック」までです。その後の読者の行動については、別のツールを利用して分析する必要があります。 分析可能な指標の例としては、下記のようなイメージとなります。 Googleアナリティクスでは、購入金額やお問い合わせ件数など、具体的な数値を可視化することができます。これにより、メルマガがビジネスにどれだけの効果をもたらしているかを把握することができます。 メルマガ経由のアクセスを調べるには? 配信したメルマガ毎の効果をGA4で測定するためには、URLにパラメータを設定する必要があります。 パラメータとは、以下のようにURLに続く「? 」以降の部分のことで、キャンペーンソース、キャンペーン名、キャンペーン媒体の3つのパーツを含む形で構成されています。 ※このうちキャンペーン媒体を表す「utm_medium=email」はGAが定めている固定値です。パラメータをご自身で設定する場合は、定義から外れる値に変えないよう注意しましょう。詳細なパラメータの設定方法については、公式のサポートページをご確認ください。 Benchmark Emailでパラメータを自動付与する方法 Benchmark Emailには「GA連携機能」があり、パラメータ付きのURLをユーザー様が手動で設定しなくても、連携ボタンをオンにするだけで、全リンクへパラメータを付与することができます。パラメータの「キャンペーン名」の部分は、メール毎に自由に設定できます。 ・キャンペーンソース:BenchmarkEmail(自動付与) ・キャンペーン名:メール毎に自由に設定 ・キャンペーン媒体:email(自動付与) GA4で分析をする際に「どのメルマガの効果なのか」を分かりやすくするため、キャンペーン名にはメルマガを送った日付や、実施したイベント名などを入れておくと良いでしょう。 (例:「20230610_sale」「Event_202306」など) このようにしてGA連携を行うと、GA4の画面ではユーザーの流入元を示す「セッションの参照元 / メディア」の列に、「BenchmarkEmail / email」と表示されるようになります。 これで、Benchmark Emailから配信したメルマガ全体の効果を確認できます。 もしパラメータを付与しなかった場合は、上記のグレー枠のように「(direct) / (none)」と表示されてしまいます。「(direct) / (none)」は、ユーザーの流入元が不明な場合に表示がされるので、メルマガからの流入を判別することができなくなります。 メルマガの効果を確認するには、GA4測定用のパラメータを必ず設定しましょう。 GA連携機能を使ってメール配信をするなら GA4のレポートでメルマガの効果を確認する方法 GA4でWebサイトへの流入元を確認し、各指標の数値を確認する方法をご説明します。 GA4にアクセスします。左側メニューから「レポート>ライフサイクル>集客>トラフィック獲得」とクリックします。 ※レポートに「ライフサイクル」が表示されていない場合は、追加設定を行います。詳細は公式のサポートページをご確認ください。 表上部の「セッションのデフォルト チャネルグループ」と書いてある箇所をクリックし、ディメンションを変更します。 「セッションの参照元 / メディア」を選択します。 補足:GAのレポートの仕組み レポートに表示されるデータには「ディメンション」と「指標」があります。  ・ディメンション:データの属性(参照元、商品のカテゴリなど)  ・指標:数値データの集計方法(セッション数、購入数など) 「ディメンション」は分析軸、「指標」は集計結果の一覧として考えることができます。 メルマガ毎の効果を確認したい場合は、分析軸となるディメンションを「セッションのキャンペーン」にします。 上記画像のようにBenchmark Emailで設定したメール毎のパラメータが表示され、「指標」の部分で各メルマガがもたらした効果を確認することができます。 GA4で表示される基本的な指標の概要は下記となります。 ※尚、Benchmarkレポート上のクリック数はセキュリティソフトによるものも含まれるなど計測方法が異なるため、必ずしもGA上のデータと一致しません。 GA4での「イベント」とは? GA4では、全てのデータを「イベント」という単位で計測します。 例えば、ページの閲覧は「page_view」というイベント、ファイルのダウンロードは「file_download」というイベント、スクロールは「scroll」といったように、ユーザーの一つ一つの動向をイベントと考えます。 イベントには主に以下のようなものがあります。詳細は公式のサポートページをご確認ください。 ・自動的に収集されるイベント(自動収集) ・推奨イベント(手動設定) ・カスタムイベント(手動設定) 本記事ではそれぞれの概要をご紹介します。 ・自動的に収集されるイベント(自動収集) 自動的に収集されるイベントは、特に細かい設定をしなくても確認できる項目です。 (例) ・推奨イベント(手動設定) Googleが計測を推奨しているイベントを指します。 ・カスタムイベント(手動設定) カスタムイベントは、自身で計測を行いたいときに独自に作成するイベントです。上記2つに該当するものがない場合に使います。 GA4のレポート画面で確認すると、以下の画像のように「イベント数」の列で設定しているイベントの発生回数を確認することができます。 (画像はGoogleが提供しているGA4のデモアカウント) デフォルトではすべてのイベントの合計数が表示されますが、「すべてのイベント」をクリックすると、イベント一覧が出てきます。 各イベントに絞って数値を確認することも可能です。 GA4での「コンバージョン」の設定方法 コンバージョンとは、サイト上で達成したい「目標」のことを指します。GA4では、コンバージョンを計測する際、一つ前の章で解説した「イベント」を指標として使用します。 コンバージョン計測には下記2つの方法があります。 ①既存のイベントを指標として使い、コンバージョンを計測する ②新規でイベントを作成し、コンバージョンを計測する 既存のイベントをコンバージョンとして計測するには、「管理>イベント」と進み、 右側の「コンバージョンとしてマークを付ける」をONにします。 メルマガ配信のコンバージョンとして、「サイトが閲覧されたか」「スクロールされたか」だけではなく、「会員登録されたか」「資料がダウンロードされたか」「商品が購入されたか」も計測したい方もいらっしゃるでしょう。 このような既存のイベントにはない目標を計測したい場合は、新しくコンバージョンイベントを設定します。新しいコンバージョンイベントは、以下の2通りの方法で設定可能です。 ①GA4の管理画面から設定する方法 ②Googleタグマネージャーを使用して設定する方法 ここでは、「①GA4の管理画面から設定する方法」をご紹介します。 設定の流れとしては、「最初に新規のイベントを作成→そのイベントをコンバージョンとして指定」という形になります。 左側のメニューから「設定>イベント>イベントを作成」をクリックします。 カスタムイベントの画面が出てきたら、右上の「作成」をクリックします。 設定画面が表示されるので、イベント名や条件を設定します。 ①:新規イベント名を入力します。イベント名がそのままコンバージョンイベント名となるので、後で見た時に分かりやすい名前にしましょう。 ※GA4で定められているイベント名の規則については、公式のサポートページをご確認ください。 ②:条件を指定します。 ※会員登録をコンバージョンイベントに設定したい場合の例 続いて「設定>コンバージョン>新しいコンバージョンイベント」とクリックします。 「新しいイベント名」に先ほど設定した「カスタムイベント名」を入力し、保存します。 これで新しいコンバージョンイベントの追加は完了です。 尚、GA4のコンバージョン設定は、1つのプロパティにつき30個までとなっています。 このようにして「コンバージョンイベント」を事前に設定しておくと、目標の達成状況が可視化できるだけでなく、「どういったユーザーやセッションがコンバージョンを発生させているのか」といった要因まで分析することできます。 GA4のデモアカウントについて GA4にはデモアカウントというものがあり、Googleのアカウントがあれば誰でもGA4を試すことができます。本格的な導入前にデモアカウントで操作を試したい方は、以下の手順でご利用ください。 Googleアナリティクス公式ヘルプの「デモアカウント」ページを開く https://support. google. com/analytics/answer/6367342 「デモアカウントの追加」の章にある「Google アナリティクス 4 プロパティ: Google Merchandise Store(ウェブデータ)」をクリックする *Webサイト解析用のデモアカウントです。 Googleアカウントへログインする 上記の手順でGA4のデモアカウントのページが開きます。 このデモアカウントのデータは、「Google Merchandise Store」というGoogleブランドの商品を販売するeコマースサイトから収集されています。 一部の機能が操作できないように制限されていますが、簡単な操作の確認は可能です。 最後に GA4の基本的な概要や、メルマガ配信で導入するメリット、メールの効果を測定する方法などについて解説をしました。 GA4は、Webマーケティングやメールマーケティングの効果を詳細に分析するための強力なツールです。 Benchmark Emailには自動でGA4と連携を行う機能もありますので、ぜひ積極的に活用してみてください。 また、今後もGA4のアップデートや新機能の追加が予想されるため、最新の情報を常にチェックし、最適な分析方法を取り入れていきましょう。 GA連携機能を使ってメール配信をするなら (参考記事) 今こそGoogleアナリティクスでメルマガの効果測定を!有効な理由と活用方法とは? Googleアナリティクスを使ってメールマガジンの1歩踏み込んだ効果分析しよう! --- ### ChatGPTも活用!ファンづくりと販売の2本配信で成功するECサイトの事例 - Published: 2023-09-21 - Modified: 2024-05-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-craftstore/ - Categories: ユーザー事例, おすすめ記事 - Tags: インタビュー, EC, ファン, AI, ChatGPT, ユーザー事例, 販売, GPT こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、CRAFT STOREを運営されているニューワールド株式会社の木山様です。 ニューワールド株式会社(CRAFT STORE)のメール施策概要 CRAFT STOREのウェブサイトはこちら メール配信を行っているサービス:CRAFT STORE 対象:CRAFT STOREの会員 主な配信コンテンツと頻度: メール1)新商品・商品を知らせるメルマガ (1回/週) メール2)コアなファンを増やすためのメルマガ(1回/週) メール3)誕生日クーポンメール(1回/月) 全国のメイドインジャパンを集める「CRAFT STORE」 ━御社でメルマガを利用しているサービスをお教えください 日本のものづくりというものを軸にキュレーションした雑貨店「CRAFT STORE」というECサイトを運営しております。現在、1万人弱いらっしゃる会員様に向けたメールマガジンを配信しております。 「CRAFT STORE」では20代〜30代の若い主婦層向けに、全国の伝統工芸など「メイドインジャパン」を集めて販売をしております。 ユーザー層とリスト取得方法 ━メルマガ読者のリストはどのように集めているのでしょうか 「CRAFT STORE」の会員登録をしている方にのみメルマガを配信しております。買い物をしたことがなくても会員登録さえして頂ければメルマガが届きます。 配信コンテンツ メール1:新商品・商品を知らせるメルマガ 配信頻度:毎週、火曜日の夜8時 内容:新商品、商品の紹介 全体を見るにはこちらをクリック (表示されない場合はこちら) ※上記のメルマガ内で掲載されている商品は在庫状況等により在庫がなくなっている場合や、ページリンクが無効となっている場合がございます ━新商品・商品を知らせるメルマガは、どんな内容を送っていますか? 毎週火曜日の夜8時に商品を売るためのメルマガを配信しています。新商品の発売があれば、新商品をメインにしています。アテンションを取るために、販促カレンダーやマーケティングカレンダーを見ながら時事ネタに絡めるようにしていますね。例えば、夏休みの時期であれば「自由研究」をテーマに商品をキュレーションしたりします。 メール2:コアなファンを増やすためのメルマガ 配信頻度:毎週、土曜日の夜8時 内容:コラム 全体を見るにはこちらをクリック (表示されない場合はこちら) ━コアなファンを増やすためのメルマガは、どんな内容を送っていますか? ものづくり関係の出張先の話や、それに絡めてその産地でつくられた商品を最後にご紹介するくらいで、あまり商品を売りすぎないようにしています。 土曜日に配信をしているメルマガでは、メール冒頭の画像を社員のペットの写真にしています。ペット店員として出しはじめたら、土曜日のメルマガは開封率が良くなりました。読者が面白がってくださっているので、商品にはまったく関係ありませんが、あえてこうしたコーナーを設けています。 メール3:誕生日クーポンメール 配信頻度:月に1回、イベント時 内容:500円のクーポン ━クーポンを発行されているそうですが、どのように配信されていますか? 毎月、お誕生月の方に500円オフのクーポンを発行しています。他にも「ウェブ陶器市」といったイベントのときにお送りしています。 誕生日クーポンメールは、顧客情報を月1回自社サーバーからダウンロードしてリスト化し、配信しています。 運用と設計について ペット店員でファンになってもらうメールを配信 ━メルマガの内容で工夫をされていることはありますか? 共感してもらえるような内容にしています。会員様の中には子育て中の方もいらっしゃるので、「夏休み、ぜんぜん休めないですよね」といった身近な話題を投げかけています。締めの文章も、なるべく相手を気遣うような「お手紙」のような感じで締めるようにしています。 文章は声に出して読んでおかしくないとか、お便りをもらったような気持ちになるような文章をかなり意識しています。構成としては、お悩みに対して「こういう便利なものがありますよ」といった問題提起と解決策のフォーマットを使いつつ、けして押し売りにはならないように、ひらいた文章で親しみやすさを足すようにしています。 ━ファンになってもらうメルマガの判断基準は、どんなところを見られていますか? 開封率が最初の判断基準です。読まれなければ意味がありません。一般的に開封率はタイトルに依存するところがあると思いますが、土曜日のメルマガに関しては、タイトルはあまり関係なく読まれているので、ファンがついてきていると考えています。開封した後に商品をクリックするかどうかは、どんな商品を載せるかが大きく影響すると感じています。 最優先はメルマガ。LINEやSNSとは比重の置き方が違う ━LINEやSNSも運用されていますが、メルマガとの使い分けはされていますか? 土曜日に配信をしているメルマガの内容をLINEやSNSで配信することはしていません。会員ではない人も見ているSNSより、会員様だけが見ているメルマガのほうが親密度が高いと考えています。一番はじめに伝えるべき相手はメルマガの会員様、その次がLINE、その次がInstagramという比重の置き方にしています。 新商品や再入荷の情報が、一番最初に配信されるのはメルマガです。メルマガの方が早く情報を得られる。メルマガはSNSでは得られない情報が出ているからこそ、皆さんがメルマガに登録してくださっていると思っています。 ━新商品のメルマガで、どんな数値を見ていらっしゃいますか? 商品がどれだけ売れるかに関しては、そのときに走っているキャンペーンの有無、新商品、在庫など、メルマガ以外の部分が大きく影響します。そのため「メルマガ単体でどれだけ売れたか」についてのKPIは持っていません。一方で開封率とクリック率はメルマガ担当の責任だと思うので、そこは必ず落ちないように意識しています。 ―配信したメールの中のクリック率も見ていらっしゃいますか? 見ています。クリック率が悪かった商品はその後のメルマガでは出さないようにしたり、逆にクリック率が良かった商品をもう一回出すこともしています。店側が出したいと考える商品と、ユーザー側が見たい商品は違う場合もありますので、読者の反応を見ながらメルマガに反映しています。 メルマガの構成やタイトルづくりでChatGPTを活用している ーメルマガの運営はお一人でされているのでしょうか? はい、内容の決定・メール作成から配信・レポート確認・結果を受けての調整を、一人で担当しています。 メルマガの企画は月初に決めています。1時間で叩きを作成したあとミーティングで内容を詰めるため、トータル2時間ほどでしょうか。その後メルマガの執筆は1〜2時間。配信前のチェックも私が自分でやっています。テストメールを配信して誤字チェックをして、と、ほぼ一人で運用しています。 ーネタが尽きることはありませんか? ネタが尽きることはありませんね。見せ方がすべてなので、同じ商品でも「こういう言い方をしていなかったな」と考えると新しいネタになります。去年出したコンテンツも、一度しか取り上げていないのであればまだ見てもらえていない可能性も高いので、改めて取り上げることもあります。 土曜日のメルマガも、CRAFT STORE本体のコンテンツを内容として使っていますので、メルマガとSNSに関しては二次利用をしているという考え方です。 ーメルマガを運営していくうえで気をつけていることはありますか? タイトルが似通らないように注意しています。例えば、疑問符がついたタイトルはクリックされやすいのですが、そればかりでは良くありませんので、頻度には気をつけます。反応が良かったものに寄せますが、そればかりにならないようにしていますね。 メルマガの構成やタイトルの案出しには、ChatGPTが役立ちます。文章を書かせるとなるとイマイチですけど、構成やアイディア出しに関しては自分では思いつかない提案や抜け漏れの指摘をしてくれて、とても優秀なので活用していますよ。 ChatGPTに「新商品のメルマガの構成を考えてください」などと指示すると構成案を出してくれます。自分が考えた構成にないものがあったときは取り入れていますね。 どんな人に向けて書いてほしいか、過去に反応がよかったタイトルに共通する点、カタカナとのバランス、文字数、記号府や疑問符があるかなどを条件にして、10個くらい案を出してもらうと、上手に作ってくれます。 まとめ 今回、お話を伺って商品を売るためのメールと、よりコアなファンになってもらうためのメールとを分けて配信をしているのは、とても印象的でした。商品を売る、ファンを増やす、それぞれの目的に合わせたメールを、毎週1回という同じ比重で配信をするのは、目からウロコが落ちた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 メルマガとLINEやSNSの使い分けも参考になりますね。メルマガだけのコンテンツを配信したり、新商品の情報はメルマガで最初にお知らせするなど差別化がしっかりとされていました。 メールのタイトルや構成づくりでChatGPTを活用されているのは、私自身もとても参考になりました。ChatGPTを使っている方は、すぐにできるTipsなので、ぜひやってみてください! (関連記事) ・ランナー向けアプリやECのメルマガで親近感を大切にする「株式会社ラントリップ」 ・メールマガジンの反応を広報活動に役立てる!NPO法人カタリバ ・LINE@・メールマガジン・メディアの統一感が大切!地域の魅力を伝える「LOCAL LETTER」のコミュニケーション ・ChatGPTを活用してメールマーケティングの成果を上げよう --- ### オシャレなメルマガデザイン20選 :eコマース編 - Published: 2023-09-13 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-ecommerce/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: htmlメール, メルマガ, デザイン, メールデザイン, EC, eコマース こんにちはBEDです。 今回のオシャレメルマガ紹介は、eコマース編です。 こんなメルマガだったら購入してもいいかなぁ〜という感じで探してみたり、ぱっと見ここおしゃれかもといった感じで見つけました!参考になればなと思います。 フラっと見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Lego 子どものころにお世話になった方も多いであろうLegoのeコマースです。 プロダクトに対して、ちゃんとそのシーンを意識したビジュアルがとても作り込まれていて素敵です!動画もあるので、遊んでいるところの想像もできてとても良いページだと思います。 目次に戻る 2. Perigold 家具やインテリア雑貨などを取り扱うブランドです。 全体的にシンプルな構成とデザインなので、プロダクトがちゃんと際立って見えるのが素敵です!とにかくどれもデザインがかっこいいです!欲しくなりました。 目次に戻る 3. Columbia Sportswear アウトドアブランドとして有名なColumbiaです。 紹介している商品とページのカラーが統一されていてとても素敵です!機能とデザインが優れている商品ってなかなか無いと思うので、そういった点でもやはりすごいなと思います。 目次に戻る 4. Blu Dot 家具を制作しているブランドです。 購入を促すリマインドですが、割りとイラストを使う傾向が多い気がしますが、ここは独自の写真でやっていてファイリングしている感じのビジュアルなのもちゃんとイメージさせているのが素敵だなと思いました! 目次に戻る 5. Society 6 様々なアーティストのデザインをプロダクトに落とし込んで販売しているブランドです。 カートに入っている商品のリマインドメールですが、ただのリマインドでも色鮮やかで可愛らしいプロダクトを入れることでさらに購入をしたいなと思わせるような作り方が素敵です! 目次に戻る 6. Food52 キッチン周りの食器や雑貨、電化製品などを取り扱うブランドです。 ユーザーにあったプロダクトを紹介するメルマガですが、どのプロダクトも洗練されていて素敵です!これいいなと思ったらすぐにショッピングにアクセスできる構成も、当たり前ですがとても重要なポイントです! 目次に戻る 7. Haus Labs by Lady Gaga 世界的に有名なアーティストのLADY GAGAさんが設立したメイクアップブランドです。ビーガンで動物実験を行わないことをブランドポリシーとして掲げているそうです。 LADY GAGAさんがプロモーション(メインビジュアル)として出せるのでその点は凄いことなのですが、ちゃんとスマートフォン用にもメルマガがデザインされているのと見やすさが素敵だと思いました! 目次に戻る 8. Adidas 有名スポーツブランドのAdidasのメルマガです。 Gazelleというシリーズのスニーカーをフューチャーした内容で、好みのスタイルやカスタマイズができることをPRしています。このメルマガのキャッチコピーが面白いなと思ったので紹介をしました。「IS YOUR WI-FI OKAY? 」これからショッピングをするのにも、カスタマイズするにもちゃんと通信できているか確認するって乙だなと思いました! 目次に戻る 9. Massdrop ファッション、アウトドア、DIY、化粧品などの趣味系カテゴリーを扱っているブランドです。その中でもメカニカルキーボードというカテゴリーがあり、キーボード界隈では非常に有名だそうです。2019年4月29日にブランド名が「Massdrop」から「Drop」に変更されました。 本当に面白いキーボードがたくさんあるのでエンジニアさんとかに刺さりそうです!メルマガはいたって普通のリマインドですが、プロダクトの強さにオシャレ感が増して素敵です! 目次に戻る 10. MOSCHINO イタリアのアパレルブランドです。 ハイブランドのMOSCHINO(モスキーノ)のお買い忘れはありませんか?というメルマガですが、ちゃんとメインビジュアルでその世界観やかっこよさを再度PRして、自身が着ているところなどを想起させるような仕立てが素敵だと思いました! 目次に戻る 11. Winc 2010年からワインの販売をしている企業のメルマガです。 カート残りのリマインドメルマガですが、タイトルや言葉がおもしろいので良いなと思いました!あとただ単にワインのボトルがかっこいいので設置してるだけでアートっぽくていいですね。 目次に戻る 12. ASICS 有名なスポーツブランドです。 eコマース系はカート残りのリマインドがけっこう多いですが、こちらも買い忘れたものの商品だけをお知らせするのではなく、ちゃんとそれらを使うシーンを見せてあげることで、より自分で使うときを想起させるのでとても素敵です! 目次に戻る 13. MCM ドイツ生まれのラグジュアリーブランドです。 若者から大人まで人気のあるブランドで、こちらもかなりブランドの世界観が出ていて素敵です!メルマガだからといって多くは語らず雰囲気で攻める姿勢も素敵です! 目次に戻る 14. J. Crew アメリカ生まれのファッションブランドです。 カジュアルなラインで有名なブランドですが、このメルマガはとても面白いです! サマーセールの案内ですが、服ではなくアイス。そのユーモアにデザインのセンスを感じました! 目次に戻る 15. BONOBOS 紳士服を中心に取り扱うブランドです。 セールのお知らせですが、わんちゃんのイラストがとても可愛いので採用しました(笑) 紳士服ってちょっと硬くなりすぎるからこういったゆるキャラ的なのって良いですよね! 目次に戻る 16. Dollar Shave Club カリフォルニア州ベニスに本拠を置くアメリカの会社で、かみそりなど取り扱っている会社です。 全体的にシンプルでまとまりのあるメルマガのデザインが素敵です!商品が届いたときのイメージも湧きますし、かなり参考にするべきスタイルだと思います。 目次に戻る 17. Gilt アメリカに拠点を置く、ファッションのeコマースを運営している会社です。 ステップ毎に左右に要素を変えて配置することで抑揚が出て全体的に動きがある画になります。最後にアプリへの誘導もいい感じです! 目次に戻る 18. Ralph Lauren 老舗のアパレルブランドです。こちらもカート残りのリマインドメルマガ。商品のリマインドとおすすめ商品のみ、というシンプルな構成も好きです! 目次に戻る 19. Dot And Bo 家具などを取り扱う会社です。 おしゃれな家具などを綺麗に配置して見せているのが素敵です!季節にあわせたおすすめも気が利いていて良いと思います。 目次に戻る 20. Chewy ドッグフードなどペット用品を取り扱う会社です。 大切なペットの為に、何を購入すれば良いのか、様々な商品を見せてお店に来てもらうような見せ方が良いですね!ただもっとわんちゃんやねこちゃんなどの画像があってもいいかもしれませんね。 目次に戻る まとめ eコマースで、様々なものを購入されている方が多いかと思います。写真で訴求したり、カート落ちをさせないようにリマインドを打ったりと色々な手法でセールスを促している会社も多いですね。その中で、いかにお客を引き付けるメルマガを作るか。そこにこだわって作成すると良いですね!eコマースをしている方々の参考になれば嬉しいです。 今後も素敵なメルマガデザインをご紹介していきます! それではまた、BEDでした! (関連記事) ・ランナー向けアプリやECのメルマガで親近感を大切にする「株式会社ラントリップ」 ・オシャレなメルマガデザイン20選 :旅行編 ・オシャレなメルマガデザイン15選 :ビジネスイベント編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :海外のホテル編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :アプリ・ソフトウェア編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 \ Benchmark EmailではCanva連携で簡単にオリジナル画像を作成できます / ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら --- ### メールマーケターYurikoの挑戦「件名の長さは開封率に影響するのか?」編 - Published: 2023-08-31 - Modified: 2024-05-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol_10/ - Categories: メールマーケティング, おすすめ記事 - Tags: 件名, 開封率, A/Bテスト, ABテスト, 検証, 長さ, 短い, 長い こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。Benchmark Emailでは月に2回ニュースレターを配信しており、その担当をしています。 「メールマーケターYurikoの挑戦」は、ニュースレターの開封率やクリック率を上げるために、様々な角度で実施している検証と結果をご紹介するシリーズです。 前回の記事はこちら:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 前回の検証では絵文字が開封率に影響するかについてテストを行いましたが、今回は「件名の長さ」について検証を行いました。 件名の長さは開封率に影響するのか? 件名はメルマガの開封に影響する重要な要素です。 弊社でも最も多くA/Bテストをしているのが件名で、本シリーズ記事でも第8回と第9回では、【】や絵文字を入れた時の検証結果をお届けしてきました。 今回の検証内容は、「件名の長さによって開封率が変わるのか」です。 シンプルで簡潔な件名と、キーワードをより多く含んだ件名では、どちらのメルマガ方が開封されやすいのでしょうか? 件名の長さについては、ユーザー様からも時々ご相談をいただくことがあるため、今回は弊社のニュースレターの場合はどうなるのか、A/Bテストで検証をしてみました! 短い件名と長い件名でA/Bテストをしてみた 今回行った件名のA/Bパターンはこちらです。全部で4回の検証を行うことにしました。 どの言葉が開封率の差を生んだか結果の分析がしやすいように、まずは短い件名を作成し、それをベースに補足のキーワードを付け足す形で長い件名を作成しました。 ■1回目 A(短い):メルマガデザインで大切な3つのポイント B(長い):メルマガデザインで大切な3つのポイントと注意点とは?事例もご紹介 ■2回目 A(短い):「スマートコンテンツ機能」が登場。 B(長い):「スマートコンテンツ機能」が登場。文章を自動作成してみよう! ■3回目 A(短い):メルマガ事例紹介!旅行・観光業界必見! B(長い):CVに繋がる魅力的な6種類のメルマガ事例を紹介!旅行・観光業界必見! ■4回目 A(短い):リードを顧客に変えるメールとは? B(長い):メルマガ登録者を顧客に変えるウェルカムメールの作り方!件名のポイント・事例も紹介 1回目と2回目では前半の内容を統一し、後半にキーワードを追加しました。 情報量が多いものとシンプルなものでは、どちらの方が「メールの中身を見よう」と思ってもらえるか気になりますね。 また、3回目では後半部分は同じ内容で揃え、冒頭にキーワードを追加してみました。 左から右へ目を通される件名では、冒頭にどんなキーワードが入っているかが重要です。そのため、このテストは1・2回目よりも大きな数値の差が出るのではないかと予想をしていました。 最後の4回目では、長さを変えるだけでなく、メインのキーワードである「ウェルカムメール」を長い方の件名だけに入れてみました。短い件名には「ウェルカムメール」を入れない代わりに、シンプルに興味が沸きそうな内容にまとめました。 皆さんは、短い件名と長い件名でどちらが開封されやすいと思いますか? 検証結果 それでは、さっそく各A/Bテストの検証結果を見てみましょう。 開封率の結果は、それぞれ以下の通りとなりました。 A(短い) B(長い) 1回目 34. 9% 34. 6% 2回目 34. 1% 34. 1% 3回目 32. 0% 31. 7% 4回目 32. 6% 32. 1% ※ニュースレター配信から1週間経過後の数値です。 この通り、全ての検証において開封率に差はほとんど見られず、どの回も同じような数値となりました。開封率だけではなくクリック率もチェックをしていましたが、どれも1%未満の差に収まり、有意な差は見られませんでした。 3回目や4回目のように、冒頭のキーワードや全体を大きく変えてみてもここまで差がつかなかったのは、意外な結果でした。 今回の検証結果から、弊社の場合は「件名の長さを変えてもメルマガの効果には影響がない」ことが分かりました。 <検証結果から推測できること> ・補足のキーワードを沢山入れても、開封率は上がらない ・件名を短くしても、開封率が下がることはない ・件名は長さよりも、読者を惹きつける要素があるかが重要である ※上記はあくまでも今回の検証によって推測されることであり、全てのメルマガに当てはまるものではありません。 また、購読者との関係性がある程度確立できている場合(購読者がメルマガを読むことを習慣化している場合)は、件名に関わらず開封してもらえることが多いです。購読者と良い関係性を築くためにも、毎回の配信で読者の求めるコンテンツを送り続けることが重要です。 件名の長さを変えてA/Bテストをする際のポイント 本記事をご覧いただいた上で件名の長さのA/Bテストを行ってみたい方へ向けて、ご注意いただきたいポイントを2点お伝えします。 ポイント①全く異なる内容の件名にはしない 差が生じた時に、「件名の長さ」によるものか「件名の内容」によるものか判断が難しくなります。短い件名をベースに長い件名を作成することで、何によって差が生まれたか分析がしやすいのでおすすめです。 ⭕いい例) A:メルマガ事例紹介!旅行・観光業界必見! B:CVに繋がる魅力的な6種類のメルマガ事例を紹介!旅行・観光業界必見! よくない例)件名の内容が異なっている A:旅行・観光業界必見!メルマガ事例紹介! B:CVに繋がるメールのデザインとは?効果的なCTAの置き方をご紹介! ポイント②BtoCなど、スマホでメールをチェックする読者が多い場合は前半のキーワードを変えて検証をする スマホで表示される件名の文字数の目安は18〜20字です。スマホの読者が多い場合は、長くても冒頭の20字以内のキーワードを変えてテストを行いましょう。 (Gmailアプリの場合) (iPhoneのメールアプリの場合) 自社の場合はどうなるか気になる方は、上記ポイントを意識しながらA/Bテストを試してみてください。 最後に 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。 本記事が少しでも皆様のメルマガ運用やA/Bテストのヒントになれば幸いです。 今後も弊社ではニュースレターを用いた様々な効果検証を行っていきます。皆様の参考になりそうな検証結果は随時公開していきますので、次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。 効果的なメールマーケティングをするなら (シリーズ記事) 第一回:メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 第二回:メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編 第三回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編 第四回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 第五回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 第六回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 第七回:メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 第八回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 第九回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 --- ### オシャレなメルマガデザイン20選 :旅行編 - Published: 2023-08-04 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-trip/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: htmlメール, メルマガ, デザイン, メールデザイン, 旅行, トラベル こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介シリーズ今回は、旅行編です。 旅行関連の方々にぜひ見ていただき参考になればなと思います。 フラっと見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Fort Myers アメリカ合衆国フロリダ州にあるフォートマイヤーズの情報を届けているサイトのメルマガです。フォートマイヤーズでの楽しい過ごし方などを提案し情報を発信しているみたいで、tikitokをやっていたり、こういった情報を発信してくれるのはとても良いですよね!デザインも色んなカテゴリーがあったりと分かりやすく旅行に行く前の下調べができて便利ですね! 目次に戻る 2. TripAdvisor トリップアドバイザーは、ホテルの宿泊施設、レストラン、観光名所などの旅行に関係する体験談や価格比較ができる世界最大の口コミサイトです。 口コミってけっこう重要視してる人も多いと思います。このメルマガのように色んなプランの情報を届けてくれるのはとてもありがたいですね! 目次に戻る 3. Turo Turoは、アメリカ合衆国サンフランシスコに本拠を置くカーシェアリング会社です。個人間で車の貸し借りができるオンラインサービスで56か国以上で利用できるそうです。 レンタルしたときってメールでお知らせとかあると思いますが、ちゃんと車種や場所などがインタラクティブなデザインになっているので素敵ですね! 目次に戻る 4. Vacasa Vacasaは、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランドを拠点とする国際的なバケーションレンタル管理会社です。メルマガに載っているバケーションが全部素敵すぎて、こんなところにお泊りに行きたい欲を駆り立てられますね! 目次に戻る 5. Penguin Random House ペンギン・ランダムハウスは、アメリカ合衆国に本社を置く、世界最大の出版社です。 そこが、特定の場所の良さを伝えているのか、旅と本の提案なのかといったメルマガだと思うのですが、とてもワールドワイドな感じがするのと、お気に入りの読書場所は?という問いかけもおしゃれですね! 目次に戻る 6. AllTrails AllTrailsは、アウトドアなどを中心にフィットネスと旅行の提案をするアプリです。 ちゃんと、サービスと現地でのイメージなどがしやすい構成になっているので素敵です! 目次に戻る 7. Scott's Cheap Flights Scott’s Cheap Flightsは、利用者に厳選されたフライト情報やバケーションパッケージをアラートとメールで提供するサービスで、世界中の200万人以上の登録者に旅行情報を配信しているそうです。格安航空券などを見つけられるってことですね。素敵な場所に素敵な金額で行けたらなんて良いんだろう、って誰もが思うことをこのメルマガからもうかがえるので素敵ですね! 目次に戻る 8. Roadtrippers Roadtrippersは、旅行者がロードトリップを計画するのを支援するWebベースのソフトウェアアプリケーションです。目的地までどこをどう行けば良いのか、どこで過ごすとよいのかといったことを教えてもらえるのは旅の質を高めてくれますよね!今すぐロードトリップに行きたくなるようなそんなデザインです! 目次に戻る 9. Outdoorsy Outdoorsyは、キャンピングカーなどをレンタルして、アウトドアに出かけるのを手助けしているサービスです。旅のプランニングやユーザーの提案などを通じてユーザーは旅にでることができます。キャンピングカーなどのイラストが可愛らしく、ちゃんとコンテンツがしっかりしているので素敵な構成だと思います! 目次に戻る 10. Airbnb Airbnb,Inc. は、アメリカ合衆国サンフランシスコに拠点を置くバケーションレンタルのオンラインマーケットプレイス企業です。このメルマガは、実際にそこにいったらこんなことができるといった提案を疑似体験できるものだと思います。それらのバナーのデザインが統一されていてとてもおしゃれで素敵です! 目次に戻る 11. HomeAway HomeAwayは、アメリカ合衆国テキサス州オースティンに本社を置く、バケーションレンタル、キャビン、コンドミニアム、城、別荘、納屋、農家のレンタルを提供するマーケットプレイスです。納屋のレンタルまであるのがすごいですが、載せている写真のクオリティが高いのでなんか想像していた納屋とかではなくとてもおしゃれなので、そういった体験をおしゃれにかっこよくできるんだろうなとワクワクするようなメルマガですね! 目次に戻る 12. Bare Bones ベアボーンズ社は、アウトドアでの生活の質を向上させるというシンプルな理念のもとにアウトドアグッズなどを制作、販売している会社です。場所の案内もしており、アウトドアをトータルで提案してくれているようです!旅のイメージとプランを同時に考えさせてくれるそんなメルマガだと思います! 目次に戻る 13. Hawaiian Airlines ハワイアン航空は、アメリカ合衆国ハワイ州を拠点とする航空会社です。 憧れのハワイに安くいけるという案内のメルマガですが、そんなに多くを語らなくてもシンプルで素敵なメルマガだと思います! 目次に戻る 14. Alaska Airlines アラスカ航空 はアメリカ合衆国の航空会社です。 全体の構成をイラストで統一していたりと、とても可愛らしいですし素敵ですね! 目次に戻る 15. Frontier フロンティア航空は、アメリカ合衆国コロラド州デンバー市のデンバー国際空港を本拠地としている主要格安航空会社です。フライトの案内だと思いますが、イラストが入っていたりと、とてもインタラクティブなので分かりやすいと思います。そういう親切さってデザインにはとても重要ですね! 目次に戻る 16. Delta デルタ航空は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ市に本社を置く航空会社です。 会員ステージをアップさせる施策のメルマガですが、こんなところに出かけてみてはという案内で、何をすると会員ステージがアップするのかを分かりやすく説明してくれているのでとても素敵です! 目次に戻る 17. Skyscanner スカイスキャナーは、航空券・ホテル・レンタカーを、世界の航空会社・旅行会社・ホテルなど約1,200のWebサイトから横断的に比較検索するサービスを提供している会社です。 コロナ渦で、とても大変だけど、私たちはユーザーへ旅のインスピレーションを届けますといった内容のメルマガだと思うのですが、イラストが素敵です。朝日が登るのが、コロナが明けるということを思わせてくれて、明けたときにどこに行くかということを動かしてくれそうなイラストだと思いました! 目次に戻る 18. Aero Aeroは、アメリカ合衆国にある航空会社で、プライベートジェットの提案をしているようです。ただ目的地に運ぶだけではなく、旅の提案も含めて特別な体験も提供しているようです。そのワンランク上の感じが素敵な写真と全体的に黒のトーンが高級感を醸し出していると思います! 目次に戻る 19. EF College Break EF College Breakは、旅行代理や留学代行などを行っている会社です。 様々な旅の提案をしているメルマガですが、とても文字もはっきりしているので見やすいデザインだと思います。 目次に戻る 20. Moment Momentは、アメリカ合衆国にあるスマートフォンのカメラなどのギアを制作、販売する会社です。スマートフォンに装着するカメラで、素敵な旅の思い出を撮ってほしいという提案を各地を旅し映像に収めた模様をメルマガで発信。そうやってプロダクトの良さと一緒に旅という思いも提案しているとても素敵なメルマガだと思います! 目次に戻る まとめ やはりどんなメルマガでもそうですが、写真ってとても重要ですね!デザインのレイアウトも大切なのですが、見た人にイメージをさせるような写真をちゃんと考えると良いと思います。 トラベル業界の方々の参考になれば嬉しいです。今後も素敵なメルマガデザインをご紹介していきます! それではまた、BEDでした! (関連記事) ・オシャレなメルマガデザイン15選 :ビジネスイベント編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :海外のホテル編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :アプリ・ソフトウェア編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 --- ### メルマガ読者を引き込む!見出しのデザイン9パターン - Published: 2023-07-12 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/9-examples-of-html-email-section-heading/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: デザイン, コンテンツ, 構成, 作り方, 見出し, メルマガデザイン, Heading こんにちは、メールマーケティングアドバイザーの山本です。みなさんはメルマガを読むとき、1文字目から順番に読みはじめますか?まずはパッと全体を見て、どんなことが書いてあるか予想して、そのメールを読むかどうかを決めるのではないでしょうか。 メルマガでは「見出し」を使って、内容をわかりやすく示すと効果的です。 見出しを置いて、内容をわかりやすくしているメルマガの例 見出しとして目立たせるには、本文(地の文章)とはどのようにデザインを変えればいいのでしょうか?本記事では、見出しのデザイン9パターンをご紹介します。特別なツールを使わなくてもBenchmark Emailのエディタ上で設定できるものがほとんどですので、ぜひ試してみてください。 1. 太字(ボールド体)にする フォントを太字(ボールド体)にするだけで、そこが目立って見えます。Benchmark Emailのエディタでは、文字をドラッグして「B」ボタンを押すと太字にできますよ。 2. フォントサイズを大きくする 文字の太さを変えずに、フォントサイズを大きくするという方法もあります。 太字(ボールド体)と組み合わせると、さらに見出しを目立たせることができます。どの程度目立つのがちょうどよいかは、メルマガを見ながら調整しましょう。 エディタでは+ーのボタンでフォントサイズを変更できます。 3. フォントの色を変える フォントの色を変えることでも、見出しを目立たせることができます。 太字(ボールド体)、大きなサイズ、色といった3つの要素をすべて組み合わせると、かなり目立つ見出しにすることも可能です。ただしやりすぎにならないように注意しましょう。 メルマガで使う色は、白黒灰以外では1〜2色に抑えることをおすすめしております。初めてメルマガをデザインする方は、見出しやボタンの色は1色で統一するのがおすすめです。 エディタでは、テキスト編集バーのカラーパレットで色の設定ができます。コーポレートカラーなどの指定色がある場合は、カラーコードを打ち込んで設定することもできます。 4. 文字の上下にスペースを確保する 見出しや画像を目立たせたいときには、その周囲にスペースを開けてみるのも手です。周りに十分なスペースが空けられているものがあると、その中心に置かれたものに注目が集まるためです。 「見出しが悪目立ちしてしまう」という場合は、現在の設定よりも文字の大きさや色を本文に近づけつつ、かわりに上下のスペースを増やしてみてはいかがでしょうか。 空白を作りたいときは、まずは改行をしてみましょう。もっと細かい調節をしたいのであれば、テキストブロックの「設定」で上下の空白枠を細かく調整できますよ。 5. 文字揃えを中央に設定する 多くの場合、メールの本文はもっとも読みやすい左寄せで書かれていると思います。その場合は見出しだけを中央寄せ形式に設定すると、本文とは違った存在感が出ます。 エディタでは、テキスト編集バーで、文字揃えを変更できます。 6. 記号で始める 冒頭に、以下のような記号を足すことで見出しが目立ちます。 ┃たてせん ・こんま ■ しかく 〉かっこ また、中央揃えをつかうのであれば記号で挟むこともできます。 - ダッシュで挟む - 《カッコで挟む》 本文との明確な差別化ができる一方で、かなり目立ちますので、悪目立ちしないように気をつけましょう。違和感があるときは、控えめな記号に変えてみたり、他の要素(大きさや色)の主張は控えめにしてみるといいかもしれません。 お洒落なデザインのメルマガを作成するならBenchmark Email 7. 下線を引く こちらも、簡単に目立たせることができておすすめです。 エディタでは T マークで下線が設定できますよ。 8. 見出しの背景色を変える こちらも、見出しのデザインをかなり際立たせることができる方法です。 このように白黒を反転させるとかっこいい印象に。 背景に近いような薄い色でも、十分目立つ見出しになりますよ。 文字の位置を中央に持ってくるのもおすすめの組み合わせです。 Benchmark Emailのエディタでは、テキストブロックの「設定」で、見出しのブロックの背景色を変えることができます。 9. 本文とは違うフォントを使う 最後は、少し上級者向けの見出しデザインで、フォント種類を変えるという方法です。 たとえばこちらの例では、見出しのフォントはレトロ感のある可愛らしい書体で、本文はベーシックなゴシック体です。このコントラストで見出しに目が留まります。 個性を出すことができ、企業やサービスの雰囲気を伝えることができるので、高いブランディング効果が期待できます。ただしフォントの種類や、色使いの選び方を誤ると逆効果になるため、デザインに詳しい人と相談して使うことをおすすめします。 なお、こちらの例で使っているフォントは、Benchmark Emailのドラッグ&ドロップエディタではお選びいただけません(ドラッグ&ドロップエディタでは、基本的に受信側で問題なく表示がされる「Webセーフフォント」のみを選択肢として提供しております)。HTMLコードを用いて指定することはできますが、受信側で表示対応していない可能性も高くおすすめできません。 このようなWebセーフではないフォントを見出しデザインとして用いるときは、画像として入れることをおすすめします。画像作成にはCanvaのようなデザインツールも便利ですよ。 メルマガの見出しデザインを決めるポイント ご紹介した9パターンから、ぜひご自身のメルマガに合うものを選んで組み合わせてください。デザインに悩んだら、こちらのポイントを意識して調整しましょう! メルマガの見出しデザインを決めるポイント 本文の文字と、太さ、大きさ、色などの要素が違うほど見出しは目立つ 悪目立ちしてしまったときは、本文の文字デザインに近づける 見出しの周囲にスペースをあけることで、太さ、大きさ、色などの要素が似ていても、見出しを目立たせることができる 例えば、賑やかでよく目立つ見出しは、元気や勢いを演出したい場合はぴったりなのですが、サービス種類や業界によっては似合わない場合もあると思います。 記号・文字色・大きなサイズ・太字で目立たせた例 もう少し本文に馴染むような見出しが良いときは、以下のように調整をしてみましょう。 文字のサイズを本文に近づけます。 文字の色を、本文に近づけます(灰色や白が混ざった色にします)。 冒頭の記号を目立ちにくいものに変更します。 そのかわりに、文字の周りのスペースを十分に広げます。 記号・文字色・周りのスペースで目立たせた例 見出しとして十分に目立たせながらも、こちらはスマートな印象になりましたね。どちらの見出しが似合うかはメルマガによるのですが、デザインを決めるときの参考になれば幸いです。 まとめ メルマガを読むのは余暇の時間、仕事の合間、移動時間などが多いかと思います。 みなさんのメルマガは、ぼーっとしながら開いても、流し読みをしていても、見出しを目で追えばおおまかな内容がつかめるデザイン構成になっていますか? コンテンツの内容はとてもすばらしいのに、それが伝わらずに「なんだか内容が頭に入ってこないなあ」「長そうなメルマガだし、いいや」なんて思われてしまうともったいないですよね。 ぜひ見出しのテクニックを使って、読者が引き込まれるようなメルマガを作ってください! お洒落なデザインのメルマガを作成するならBenchmark Email 関連記事 ・メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考 ・フォント選びでメルマガの印象が大きく変わる!イメージに合ったフォントの選び方とは? --- ### オシャレなメルマガデザイン15選 :ビジネスイベント編 - Published: 2023-06-26 - Modified: 2023-06-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-business-events/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: メールマーケティング, htmlメール, デザイン, 事例 こんにちはBEDです。 オシャレメルマガ紹介シリーズ、今回は、ビジネスイベント編です。 メルマガではよく、イベント情報を発信したりすることが多いと思います。 カチっとしたものから、かわいいものまで様々なデザインがあります。 今度イベント情報を出す予定という方に見ていただきたいメルマガを集めました! フラっと見ていってください! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Dovetail データ分析などができるサービスを提供する会社です。製品説明や使い方などを教えるセミナーの案内メルマガです。コーポレートのカラーや雰囲気が出ていてとても素敵です! 目次に戻る 2. Triple Whale Shopifyで出店したお店の分析、属性、クリエイティブなどのデータをプラットフォームで管理できるサービスを提供する会社です。こちらも製品説明案内のメルマガです。 切手のようなアイコンが、お手紙を送るという意味合いがあったりと遊び心があって素敵です! 目次に戻る 3. Salesforce 顧客管理をスムーズに行えるサービスを提供する会社です。ワークショップや講演などの案内をするメルマガです。実際のイベントの雰囲気が伝わるような写真とレイアウトが素敵です! 目次に戻る 4. Maze 自社製品の善し悪しを可視化してくれて、製品の開発に役立つツールを提供している会社です。大規模な製品紹介をするカンファレンスの参加お礼メールです。 かわいらしいフォントやアイコン、色使いが素敵です! 目次に戻る 5. Baukunst 建築業界の技術向上を目指す技術集団による、会社の立ち上げを記念したイベント案内メルマガで、どんなことをするのかが記載されています。サイトのデザインとメルマガのデザインがリンクしていて素敵なメルマガです! 目次に戻る 6. Outsite 素敵な場所でのリモートワークを提供する会社です。おそらく、様々な場所でリモートワークをする人たちへ向けてのオンラインライブのイベント案内メルマガです。 各地の素敵な場所で仕事ができるということがとても素敵なのとそれをアテンドしてくれるサービスに感激です!デザインもシンプルでおしゃれ! 目次に戻る 7. Iterable 顧客の管理ができるマーケティングツールを提供する会社です。その会社が主催するアクティブサミットというイベントの案内メルマガです。 どんな方が登壇し何を話すかも記載されていて、また、それぞれの背景を全体のデザインのトーンにあわせるという一手間かけているところが素敵です! 目次に戻る 8. Index ギャラリーを運営する会社での様々なコミュニティやイベントの案内だと思われます。 アートや社会問題など様々な観点のイベントなど行われているのでカルチャーの発信源になっているんだなという感じが伝わるデザインが素敵です! 目次に戻る 9. Treehouse オンライン学習を提供する会社のイベントを告知するメルマガです。実際の現場で働かれている方から現場の生の声を聴けるのはとても良いですよね!また、メルマガもポップな感じで学習って聞くとちょっとかまえてしまいすが、そんな感じがしない雰囲気のデザインが素敵です! 目次に戻る 10. Adobe Webやグラフィックデザイン、動画などあらゆるクリエイティブにおいてそれらを作れるソフトを提供する大変有名な会社です。Adobe SUMMITというイベントに来れなかった人に向けたアーカイブの案内メルマガです。こういう気の利いたことってとてもありがたいですよね。貼ってある動画を見ることはできませんが、プロのツールを開発している会社なのでしっかり編集してあるんだろうな、というところが画像からも伺えます! 目次に戻る 11. BTO BTO(Buy Tourism Online)は2008年に誕生し、ウェブとデジタルの世界で人々が旅行へのアプローチする方法を模索、実行している団体です。コロナ渦中でもどうやっていくかをこのメルマガでのイベントで説明していくものだと思われます。 全体的なメルマガのデザインには明るい未来を思わせるようなそんなデザインになっていると思います。深い内容までは分かりませんが、ぜひイベントに参加してみたいものです。 目次に戻る 12. Apple みなさんご存知のAppleが毎年行っている、WWDCで発表した内容をまとめたメルマガです。Apple製品の新作発表は毎年とても楽しみにしています。また、メルマガも当然ながらデザインのクオリティが高く、毎回いろんな有名なアーティストを起用しているはずです!そんな両方楽しめるAppleは最高です! 目次に戻る 13. Miro オンラインホワイトボードを提供する会社です。このメルマガは製品発表と問題解決についてのセミナーの告知です。自社サイトとカラーを統一しているところも素敵なのと、色数が少ないながらポイントとなるカラー(赤っぽい)を使っていて協調性があり良いと思いました! 目次に戻る 14. Slack IT業界では多くの方々が使用しているのではないかと思われる、チームコミュニケーションツールの会社です。新しい機能紹介のイベントの告知メルマガになります。Slackといえば、自分たちでオリジナルのスタンプを登録して使えるのですが、メルマガの中にもスタンプが使われていて、とてもそのプロダクトの特徴を出してると思います。こういった独自のものがあると差別化ができ、他社との比較にもなるのでとても素敵です! 目次に戻る 15. Elgato ゲーム配信などオンラインでの音響のハブとなるハードを販売している会社だと思われます。なんのメルマガか分からないですが、とにかく覗いてみろというボタンと日付のみという斬新さに、これぞまさにシンプルイズベストを感じました! 目次に戻る まとめ 今回も素敵なメルマガに出会えましたか?または、イベントに行きたいな!なんて思いましたか? 今後も素敵なメルマガデザインをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください! それではまた、BEDでした! (関連記事) ・オシャレなメルマガデザイン25選 :海外のホテル編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :アプリ・ソフトウェア編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 --- ### ChatGPTを活用してメールマーケティングの成果を上げよう - Published: 2023-06-12 - Modified: 2023-06-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/chatgpt-email/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, AI, ChatGPT 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Using ChatGPT Prompts to Improve Email Marketing Results” を翻訳したものです。 メールマーケティングはターゲットオーディエンスへのアプローチや、商品・サービスの宣伝のための頼れるツールです。しかし高いエンゲージメントやコンバージョンを得られる配信メールを作成するのは容易ではありません。 そこで役立つのが人工知能研究機関であるOpenAI監修のChatGPTです。ChatGPTは人が作成したような文章を生成するシステムで、メールマーケティングコピー作成の強い味方です。 本記事ではメールマーケティングにおけるChatGPTの有効性に触れると共に、メール作成の6つの重大要素である「件名」、「本文コピー」、「A/Bテスト」、「CTA」、「リストセグメント」、「メール配信の目的」の項目で活用できる使用例をご紹介します。 メールマーケティングにおけるChatGPTの有効性 コンテンツ作成AIサービスと聞いて、最先端技術に感嘆すると同時に懸念を感じる方は少なくありません。人工知能が将来的に求人市場に与える影響を考えれば当然のことですが、マーケティング業界ではAI技術の発達は大いに歓迎されるべきといえます。 AIコンテンツツールは極めてスマートです。ツールとしてだけではなくチームの一員としてタスクをこなせるため、時短とマーケティング経費の節約にもつながります。 マーケティング戦略考案、ブログやダウンロード用コンテンツの作成、配信メールの作成方法など、AIによって作成されるコンテンツは様々な分野で活用され始めています。メール作成にChatGPTを利用する利点として、以下が挙げられます。 効率性アップ:ChatGPTはコンテンツを素早く簡単に生成してくれるため、メール配信におけるその他の分野へ時間と労力を使うことができます。 エンゲージメント向上:ChatGPTでパーソナライズしたコピーを作成できるため、メール開封率&クリック率の向上が期待できます。 低コスト:高額な報酬を支払ってコピーライターを雇うよりもコストを抑えられます。 コンテンツの拡充:ChatGPTを上手く使うことで、コンテンツの幅を広げることが可能です。 ターゲットリストの精度アップ:異なるリストセグメント条件をChatGPTで試し、それぞれのターゲット層へより適切なコンテンツを届けることができます 効果的なメールマーケティングを行うなら メールマーケティングにおけるChatGPTの使い方 ご存知の通り、効果的な配信メールの作成には複数の要素に配慮をする必要があります。配信メールが開封されるかされないかはこれらの要素をどれだけ効果的に作成するかにかかっています。 以下に挙げる6点の要素について、ChatGPTの使用例をご紹介します。 1. 件名の作成 受信箱で最初に目に止まるのはメールの件名。開封するかしないかを左右する大きな判断材料です。そのため最も重要な要素といっても過言ではありません。 より高い開封率を狙うのに効果的な例をご参照ください。 購読者の名前やロケーションを含むような、パーソナライズされた件名をつける。 ChatGPTへの質問例「受信者の名前やロケーションでパーソナライズした件名にはどのようなものがありますか?」 時間・期間制限:期間限定オファーやタイムセールなど、時間的な切迫感を与えることでアクションやコンバージョンを狙う件名をつける。 ChatGPTへの質問例「切迫感を与える件名にはどのようなものがありますか?」 受信者が興味をひかれ思わずメールを開封するような、好奇心をくすぐる件名をつける。 ChatGPTへの質問例「好奇心、関心を引く件名にはどのようなものがありますか?」 メールを開封することで得られるメリットやお得情報を含んだ件名をつける。 ChatGPTへの質問例「メールを開封するメリットを強調した件名にはどのようなものがありますか?」 レビューや口コミなどのソーシャルプルーフを含んだ件名をつける。 ChatGPTへの質問例「ソーシャルプルーフを活用した件名にはどのようなものがありますか?」 2. メール本文の作成 メール本文には、メールの送信理由から開封することで得られる価値まで、伝えたい全てが詰め込まれています。そんなメール本文のコピーライティングをより手軽に、かつ効果的に作成するための例をご参照ください。 ○○様等の宛名や特定の関心エリアに関する情報を含むパーソナライズコンテンツを作成する。 ChatGPTへの質問例「メールの内容をパーソナライズするにはどんな方法がありますか?」 秘話や体験談などストーリー性で読者の共感を誘ったり、感情に訴えるコンテンツを作成する。 ChatGPTへの質問例「読者の感情に訴えるような、ストーリー性の高いメールコンテンツを作成するためのテクニックを教えてください」 商品やサービスのメリット、利点に焦点を当てたコンテンツを作成する。 ChatGPTへの質問例「メール本文で強調するべきセールスポイントには何がありますか?」 カスタマーレビューや推薦文など、ソーシャルプルーフを含むコンテンツを作成する。 ChatGPTへの質問例「メール本文にソーシャルプルーフを入れるには、どのような方法がありますか?」 商品購入やメール購読登録など、受信者にアクションを取ってもらうためのコンテンツを作成する。 ChatGPTへの質問例「メールに使える効果的なコールトゥアクションのフレーズは?」 3. A/B テストの内容作成 すべてのメール受信者が、同じようなアプローチに反応するわけではありません。アクションを促すのに効果的なコピー、フレーズもターゲット層によって異なります。そのため、A/Bテストで複数のアプローチ方法、コピーを比較し、最良の結果が得られるバージョンをテストすることはメールマーケティングにおいて非常に重要です。ここでは、ChatGPTを使用してA/Bテストのアイデアを生み出す方法をいくつかご紹介します。 言い回しの異なる2つの件名を作成する。 ChatGPTへの質問例「A/Bテストに使える言い回しの異なる2種類の件名を教えてください」 異なるメッセージ、トーンの異なる2種類のメール本文を作成する。 ChatGPTへの質問文例「A/Bテストに使えるトーンやメッセージの異なる2種類のメール本文を教えてください」 配置やフレーズが異なる2種類のCTAを作成する。 ChatGPTへの質問文例「A/Bテストに使えるフレーズの異なる2種類のCTAを教えてください」 4. コールトゥアクション(CTA)の作成 すべての配信メールには必ず目的があり、コールトゥアクションで目的となる行動を促す流れを作る必要があります。コールトゥアクションは、受信者に何をしてほしいのかを明確に示しているか、また目につきやすくクリックしやすいかなど、役割を十分に果たせるよう作成することが重要です。以下のアイディアを参考にChatGPTで効果的なCTAを作成してみましょう。 受信者の名前を入れパーソナライズしたCTAを作成する。 ChatGPTへの質問文例「メールで使えるパーソナライズされたCTAのフレーズ例を教えてください」 「期間限定」や「今すぐ購入」など切迫感を感じさせるCTAを作成する。 ChatGPTへの質問文例「切迫感を感じさせるCTAフレーズを教えてください」 「今すぐ利用可能」や「本日登録で特別ボーナス」などアクションを起こすことに対する利点を示すCTAを作成する。 ChatGPTへの質問文例「アクションによるメリットに焦点を当てたCTAフレーズを教えてください」 どのようなアクションが求められているのか、ストレートに示すCTAを作成する。 ChatGPTへの質問文例「アクションベースのCTAフレーズの例を教えてください」 トップ、あるいは最下部などクリックされやすい箇所にCTAを設置する。 ChatGPTへの質問文例「CTAを配置するのに効果的な箇所はどこですか?」 5. リストセグメントの作成 特定の基準に基づいてメールリストを異なるカテゴリにセグメント化することで、適切な人々に適切なメッセージを送信することができます。もし、具体的にどのようなセグメントを作成したらよいかわからない場合は、ChatGPTを活用しましょう。 人口統計学的基準(年齢、性別、場所など)でセグメントを作成する。 ChatGPTへの質問文例「メールリストをセグメント化するための人口統計学的基準は?」 過去の購入履歴やウェブサイトでのアクションなど、行動を元にしてセグメントを作成する。 ChatGPTへの質問文例「配信リストのセグメント条件として効果的な行動基準にはどのようなものがありますか?」 興味や価値観など、心理的な基準でセグメントを作成する。 ChatGPTへの質問例「配信リストのセグメント条件として効果的な心理学的基準にはどのようなものがありますか?」 メールの開封、クリックなど、アクション頻度を元にしたセグメントを作成する。 ChatGPTへの質問例「配信リストのセグメントするための頻度基準にはどのようなものがありますか?」 配信メールへのアクションやソーシャルメディア上でのブランドとの交流など、エンゲージメントを基準としてセグメントを作成する。 ChatGPTへの質問文例「配信リストのセグメントするためのエンゲージメント基準にはどのようなものがありますか?」 6. メールの目的別コピーの作成 一概に配信メールといっても目的によって複数のカテゴリが存在し、カテゴリに見合ったコンテンツを送る必要があります。ChatGPTを使って新鮮なコピーを作成しましょう。 ブランドの紹介、今後のメール配信頻度やコンテンツ概要などウェルカムメールのコピーを作成する。 ChatGPTへの質問文例「ウェルカムメールに含めるべき重要な要素は何ですか?」 購読者に最新情報や有益情報を提供するニュースレターメールのコピーを作成する。 ChatGPTへの質問文例 「ニュースレターで取り上げるべきトピックは何ですか?」 製品やサービスを宣伝し、受信者に購入を促すプロモーションメールのコピーを作成する。 ChatGPTへの質問文例「効果的なプロモーションメールのコピーを教えてください」 カートに入れたままの商品のリマインダーを送り、購入を完了するように促すカゴ落ちメールのコピーを作成する。 ChatGPTへの質問文例「効果的なカゴ落ちメールのコピーを教えてください」 反応のない購読者に対しエンゲージメントを促すメールコピーを作成する。 ChatGPTへの質問文例「エンゲージメント促進に効果的なメールコピーを教えてください」 Benchmark Emailスマートコンテンツ機能について AI生成コンテンツをメールマーケティングに活用する場合、Benchmark Emailのスマートコンテンツ機能もぜひご利用ください。ChatGPTを開発したOpenAIが提供するスマートコンテンツ機能で、魅力的なコンテンツを手軽、時短で作成頂けます。作成したいコンテンツのキーワードを入力するだけで、スマートコンテンツがコピーを作成します。 またスマートコンテンツはゼロからコピーを生成するだけでなく、既存コピーを新鮮な文章に変換することができるため、同じコンテンツのリサイクルが可能です。空白のスペースを前に、ユニークで魅力的なコピーが浮かばない!と悩む必要はありません。 AIを使ったメールマーケティングをするなら ChatGPTは、メールマーケティングキャンペーンの効果を向上させる強力なツールとなり得ます。ChatGPTが保持する言語処理機能を活用することで、件名や本文、A/Bテスト、コールトゥアクション、リストセグメント、メールの目的別コピーの作成など、メールマーケティングの様々なカテゴリに対して様々なアイディアを得ることができます。 (関連記事) ・機能アップデート:キーワードのみで文章を自動作成!スマートコンテンツ機能 ・機能アップデート:AIで文章作成!ランディングページ機能にもスマートコンテンツが実装されました! (関連FAQ) ・スマートコンテンツ機能について --- ### メルマガ配信業務における失敗談調査 2023年度版 - Published: 2023-05-17 - Modified: 2024-03-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-operations-mistakes-survey-2023/ - Categories: メールマーケティング, 独自調査レポート - Tags: メールマーケティング, メルマガ, お詫びメール, 調査, 失敗談, 2023, 訂正メール, お悩み, 失敗, ミス 当記事では、Benchmark Japanが行った「メルマガ配信業務における失敗談調査 2023年度版」の結果をダイジェストでお届けします。 調査概要・目的 当社では「メールマガジン購読状況調査 2022年度版」「コロナ禍におけるメルマガ配信・マーケティング業務の変化について 2021年版」など、日本国内のインターネットユーザーを対象に様々な調査を行っています。今回はメルマガ配信担当者の課題把握を目的として「メール配信業務における失敗談の調査」を行いました。 本調査では「連絡帳やリストの管理」「配信設定や日時」「件名や送信元」「メールの内容」「メールの表示デザイン」「メールの自動配信」に関する失敗経験、失敗時のフォロー・対応の実施有無や実施方法、失敗経験への対策状況、配信業務における悩みなどについて調査を行いました。(有効回答数416名) 尚、リサーチ会社の規約上、宛先の間違いに関する質問は当調査から除外しています。 調査概要: インターネットリサーチによる調査を行った。調査期間は2023年3月8日~3月23日で、メールマガジン配信経験者による失敗談を調べるため、会社員、公務員、自営業、経営者など20代〜60代を対象とし、回答者の年齢分布は国勢調査の年代比率に対応させた。 メールマガジンの配信方法 最初に、どのシステムでメールマガジンを配信しているのか、配信方法について尋ねました。 Q. メールマガジンの配信方法を教えてください。過去に利用していたものも含め、あてはまるものをすべて選んでください。 結果はGmailやOutlookなど、一般的なメーラーのBCCを利用してメルマガを配信したことがある人が最も多く(65. 9%)、続いて2位はメール配信システム(54. 3%)となりました。MA、CRM、ECカートの配信機能を利用したことがある人は23. 3%、自社開発システムは15. 1%、そして「その他」の回答には「LINE」「サーバー上で使える無料メールサービス」などがありました。 また、回答者の中でBCC機能による一斉配信のみ利用したことのある人は全体の34%、それ以外の方法を利用したことのある回答者は全体の66%でした。 ご参考までに、現在Gmailの1日あたりの送信数の上限は500通、Google Workspace利用の場合でも上限は2,000通です。このように通常のメーラーは送信数上限が設けられていることもあるため、大規模な一斉配信にはメール配信サービスがおすすめです。 メルマガの一斉配信を行うなら 続いて失敗談に関する調査結果を見ていきます。この調査では、メルマガ配信業務で経験したことがある失敗について、失敗の種類ごとに質問をしています。 失敗を経験したことがある人の割合 まず、本調査において「メールマガジンの配信業務で何らかの失敗を経験したことがある人」の割合は以下となりました。 93%の回答者が何らかの失敗を経験しており、全ての質問において「失敗をしたことがない」と回答した人は7%に収まっています。 それでは、実際にどういった失敗をしたことがあるのか、具体的な失敗談の内容を見ていきましょう。 「連絡帳やリストの管理」に関する失敗談 一つ目は 「連絡帳やリストの管理」に関してミスをしたことがあるかについてです。 Q. 「連絡帳やリストの管理」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。 1位は「登録や更新を忘れた」(52. 9%)、2位は「メールアドレスや名前を間違えて登録した」(46. 9%)となり、それぞれ約半数の方が経験があると回答しました。 また、3位は「連絡先を誤って削除した」(25. 7%)でした。 配信先のメールアドレスが間違っていたり、連絡先を削除してしまうと、せっかく作成したメルマガを読者に届けることができません。誤った連絡先を登録してしまうことで情報漏洩に繋がることもありますので、配信先の顧客情報の取り扱いには十分注意が必要です。 「配信設定や日時」に関する失敗談 続いて、配信設定・日時に関して失敗をしたことがあるかを尋ねました。 Q. 「配信設定や日時」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。 「送信日時の設定を誤った」が最も多く47. 4%、続いて「送信ボタンを押し忘れた」(36. 3%)が2位となり、人為的ミスが上位に入りました。 3位は「送信後、読者にメールが届くまでに想定より時間がかかった」(34. 1%)でした。規模にもよりますが、メルマガの様な一斉配信をする際は配信完了まで時間がかかることがあります。 特にBCCでの配信はそもそも一斉配信を想定されていないため、サーバーに負担がかかり予想以上に時間がかかってしまいます。 大規模な配信を行う際は、一斉配信に対応したメール配信システムを利用するのがいいでしょう。 また、「メールの準備に時間がかかり予定通り配信できなかった」と答えた人も19. 7%いました。具体的にどの部分に時間がかかったかは人により異なると思いますが、コンテンツの準備に時間がかかる場合は、あらかじめメルマガのコンテンツカレンダーを作成しておくと、業務管理がしやすくなるのでおすすめです。 コンテンツの基本的な作り方を解説しているブログ記事もありますので是非ご覧ください。 参考記事:ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 失敗をしないためのPOINT 初めてメール配信システムを使う場合は、「メールの送信にどのくらい時間がかかるか」「メールの配信前に必要な準備はどのくらいあるか(ドメイン認証設定、リスト照合など)」を予め確認しましょう。 「件名や送信元」に関する失敗 Q. 「件名や送信元」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。 件名の誤字脱字が1位(51. 7%)となり、2位と3位も件名に関する失敗となりました。 件名はメルマガの開封に最も影響する要素なため、件名の間違いには注意したいところです。 失敗をしないためのPOINT ・配信前に自分のアドレス宛にテストメールを送信してチェックをすると、件名のミスに気づきやすいのでおすすめです。 ・Benchmark Emailでは件名が空白のまま配信することはできません。Benchmark Emailに限らず、件名が空白のままでは配信ができない配信システムのご利用でこの失敗は防げそうです。 メール配信システムをお気軽にお試しください 「メールの内容」に関する失敗談 次は、メールの本文や内容についての失敗談です。 Q. 「メールの内容」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。 1位は「誤字脱字があった」(44. 7%)、2位は「メール内の情報に誤りがあった」(41. 6%)、3位は「メールが完成していないのに配信した」(33. 2%)となりました。 「失敗をしたことがない」と回答した人は11. 3%となり、他の設問と比較をすると「メールの内容」に関する失敗経験者は多い傾向にあるようです。 失敗をしないためのPOINT ・配信前にテストメールを送り、メールの内容に誤りがないか確認しましょう。 ・メール内のリンクは一度全てクリックし、URLが正しいかチェックしましょう。 「メールの表示・デザイン」に関する失敗談 続いてメールのデザインや表示についての質問です。 Q. 「メールの表示・デザイン」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。 メールのデザインや表示については、「表示エラーや文字化けが起きた」「デザインや文字が見づらかった」の2つの失敗に集約されるため選択肢が少ないですが、それぞれ約半数の人が経験したことがあると回答しています。 受信者側のデバイスやセキュリティ設定などによって、メルマガの表示のされ方は異なりますので、全ての受信者を想定して作成をするのは難しいかもしれません。 Benchmark Emailでは、デスクトップ版・スマホ版のプレビュー機能のほか、受信テスターのオプション機能があります。受信テスター機能では、PCの種類やスマホの機種・バージョン毎に表示の確認をすることができます。 全ての表示エラーを防ぐことは難しいですが想定外の表示を最小限に抑えることができる機能ですので、是非お試しください。 参考記事:HTMLメールの表示をテストするには?受信環境での表示確認ができるサービス「Litmus」を使ってみた 「メールの自動配信(オートメーション等)」に関する失敗談 ステップメールなど、自動でメルマガを配信するオートメーションに関する失敗についてです。 *本設問は、「メールマガジンの配信方法」についての設問で「Gmail、Yahoo! メール、OutlookなどのBCCを利用」のみ選択をした回答者(34%)を除いた66%の方を対象としました。 Q. 「メールの自動配信(オートメーション等)」に関して、ご自身が経験したことがあるものを全てお選びください。 1位は「意図しないメールが配信された」(50. 7%)となり、続いて「自動メールが配信されなかった」と「意図しない時間に配信された」の2つが同率(34. 8%)で2位となりました。 失敗をしないためのPOINT ・オートメーションの配信を開始する前に、正常に動作するかテストをすることで上記のようなミスを防げることもあります。すでに稼働中の方は、今一度設定を確認してみましょう。 ・最初は複雑なシナリオを組むのではなく、ステップメールを用いたウェルカムメールなど、シンプルなオートメーションから始めましょう。 失敗談の総合ランキング(1位〜10位) それでは、全ての失敗の総合ランキングを見てみましょう。 1位〜10位までの結果はこちらです。 1位は「表示エラーや文字化けが起きた」(55. 3%)、2位は宛先の「登録や更新の作業を忘れた」(52. 9%)、3位は「件名に誤字脱字があった」(51. 7%)でした。 これらが今回の調査で分かった頻度として高い失敗ですので、メルマガ配信時に特に気を付けて確認を行っていただけたらと思います。 「お詫びメール」や「訂正メール」を配信した経験は? また、失敗をしてしまった時に、お詫びメールや訂正メールを送ったことがあるかについて尋ねました。 *こちらの設問は、上記の失敗に関する全ての質問において「失敗をしたことがない」と回答した人(全体の約7%)は対象外としています。 Q. メールマガジンの配信業務に関する失敗が起きた際に「お詫びメール」や「訂正メール」を配信したことはありますか? お詫びメールや訂正メールを送ったことがある人は86. 0%、送ったことがない人は14. 0%いる結果となりました。 続いて、お詫びメールや訂正メールを送ったことがあると答えた86. 0%の方に対し、どんな失敗をした時に配信をしたのか尋ねました。 Q. 「お詫びメール」や「訂正メール」を配信したのは、何に関する失敗をしたときですか?あてはまるものを全てお選びください。 1位は「メールが届いていなかった時」(48. 6%)でした。 「メールが届いていなかった」原因は様々ですが、配信したにも関わらず受信者に届かなかった場合は、以下のような理由が考えられます。 ・迷惑メールフォルダに入っていた ・読者の受信ボックスがいっぱいで受信ができなかった ・受信者側のセキュリティツールによりブロックされた など 受信ボックスがいっぱいで一時的に受信ができなかった場合などは、送信側で出来る対策はほとんどありません。一方で、送信側のドメイン評価が低いためにブロックされている可能性がある場合は、ドメインの評価を上げるための対策を行いましょう。 参考記事:メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 また、2位は「件名を誤った時」(40. 2%)、3位は「メールの配信時間に関する失敗をした時」(36. 6%)でした。失敗総合ランキングでも「件名に誤字脱字があった」「送信日時の設定を誤った」は、それぞれ2位と3位にランクインしていました。 「その他」には「作成途中のメールが配信されたとき」という回答がありました。 参考記事:メルマガ誤送信後も慌てず対応、お詫びメールの書き方と心得 失敗をしないために対策したことは? 「同じ失敗を繰り返さないために対策を行ったことがあるか」についても調査を行いました。 Q. これまでに発生した失敗に対して、どのような対策を行ったことがありますか?あてはまるものを全て選んでください。 1番多かった回答は「チェック人数を増やした」(57. 1%)、2位は「マニュアルやチェックリストを用意した」(50. 1%)でした。 弊社のブログ記事でも配信前のチェックリストをご紹介しています。意外と見落とされがちな項目もありますので、まだ対策を行っていない方はぜひご利用ください。 参考記事:HTMLメールの配信前チェックリスト!初心者から上級者まで忘れたくない17項目 メルマガ配信の悩みについて また、本調査ではメルマガ配信に関する悩みも聞いています。 Q. メールマガジンの配信業務に関するお悩みはありますか?あてはまるものを全てお選びください。 1位は「読者の求めているコンテンツがわからない」(45. 2%)、2位は「適切なデザインがわからない」(35. 6%)でした。 メルマガを送っても開封率や反応率が思ったように上がらず、読者が何を求めているのか悩むことはあると思います。 読者の求めるコンテンツやデザインが分からず悩んでしまった時は、読者像(ペルソナ)を設計してみてください。読者像を設定することで、「どんなことを知りたいと思っているか」や「どんな文体やデザインが好まれるか」が見えてきます。 ペルソナ設定ができたら、社内リソースと照らし合わせながらネタや構成案を考えていくといいでしょう。 参考記事:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? 参考記事:ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 また、3位は「メルマガの効果が計測できない」(31. 7%)でした。 メルマガが何人に読まれているかや、何時頃に最も読まれているか、どのリンクが最もクリックされているかなどは、効果的なメールマーケティングを行う上で非常に重要です。Gmailなどのメーラーを含め、効果計測の機能がない配信システムを利用している方に多い悩みだと考えられます。 メール配信システムを使うメリットとは? 最後に、メール配信システムについて利用するメリットをご紹介します。 メール配信システムは、大量のメールを効率的に配信できるシステムです。 ・顧客情報をリスト化し、属性ごとにセグメントできる ・豊富なテンプレートを利用でき、見やすいデザインのメールを作成できる ・開封率やクリック率などを配信レポートで分析できる ・配信の前にプレビューやテストメール送信機能で表示の確認ができる ・リスト数を増やすための登録フォームを作成できる ・メルマガの文章を自動作成してくれる(例:Benchmark Emailのスマートコンテンツ機能) など、通常のメーラーにはない多くの便利な機能が備わっています。 メール配信の悩みで3位にランクインしていた「メルマガの効果が計測できない」についても、レポート機能が備わったメール配信システムを利用することで解決ができます。 Benchmark Emailにも、開封率・クリック率などがリアルタイムで確認できるレポート機能のほか、何時に最も読まれているかが確認できる時間グラフ、メール上のどのリンクがクリックされたかがわかるクリックマップなど、効果改善に便利な機能が備わっています。 これから本格的にメルマガ配信をしていきたい方は、メール配信システムの導入も検討してみてください。 本格的にメルマガ配信を始めるなら 最後に やってしまいがちな失敗に共感をしたり、興味深い結果も見れたのではないでしょうか。 日々の業務でメールをたくさん配信していると、どれだけ気をつけていても失敗をしてしまうことはあると思います。 失敗をしてしまった後はお詫びメールを送るなど、迅速な対応を行いましょう。 また、メルマガ配信における人為的ミスや誤送信・配信遅延などのリスクを最小限にするには、メール配信システムの利用がおすすめです。GmailやYahoo! メールなどのBCCを利用して配信をする場合は、リスクや注意点を理解した上で慎重に配信しましょう。 参考記事:CC・BCCとは?使い方と注意点。BCCで一斉送信する3つのリスク 本調査が皆様のメール配信業務にお役立ていただけたら幸いです。 調査結果のスライドはこちら: (関連記事) メール配信が失敗した時のエラーコード一覧!エラー内容を把握して配信リストの質を高めよう Webマーケティング業務上の悩みと解決方法調査 2021年度版 --- ### 無料でもここまでできる!Canvaでおしゃれなメルマガ用画像を作ろう - Published: 2023-05-15 - Modified: 2024-06-27 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/create-your-own-newsletters-graphics-with-canva/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: デザイン, 画像, Canva こんにちは!メールマーケティングアドバイザーの山本です。 メルマガではイメージ画像がとても重要な役割を果たしますが、当記事では日頃から「オシャレな画像を自分で作れたらいいのに」とお考えのメルマガ担当者の方へ、私たちも利用していて無料版もあるグラフィックデザインツール「Canva」をご紹介します! 左:画像のないメルマガ 右:ロゴやアイキャッチの入ったメルマガ 有料版ではとても豊富な機能が使えるのですが、今回は無料版のCanvaで、実際にBenchmark Emailが配信するメルマガに載せる画像を作りながら使い方をご説明していきます! 本記事でご紹介する画像の例 Canvaとは Canvaとはどのようなツールかご存知でしょうか? オンラインで使えるグラフィックデザインツール 豊富なテンプレートと素材(写真、イラスト、動画など)がある ドラッグ&ドロップの簡単操作で誰でも簡単に操作できる ガイドラインや色彩サジェスト機能があるので、バランスを崩さず編集できる データは画像、Gifアニメーション、動画、PDFといった形式で書き出しができる テンプレートや素材が豊富にある(有料版では61万点のテンプレートと1億点の素材)ので、デザイン経験がなくてもきれいで見やすい画像を作ることができます。 Canvaでメルマガ用の画像を作ろう まずはメルマガに入れてみたい画像は、こちらの3種類ではないでしょうか。 (A)メルマガ最上部のヘッダー画像 →ブランドロゴを入れることで、認知度アップが期待できる (B)商品や記事のアイキャッチ画像 →画像で興味を引くことができ、クリック率アップが期待できる (C)バナーやボタンの画像 →リンクを目立たせることで、クリック率アップが期待できる 今回はBenchmark Emailのニュースレター用にこれらの画像を作ってみました。 (A)メルマガ最上部のヘッダー画像 はじめにヘッダー画像を作ります。まずは現在使っている画像を、Canvaで再現できるか実験してみたいと思います。 いつも使っているヘッダー画像(Adobe Illustratorで作成) 1. キャンバスサイズを選択する まずは作成する画像のサイズを設定します。 よく使われるキャンバスサイズが用意されている(例:プレゼンテーション16:9、Instagram投稿、YouTubeサムネイル)ほか、「カスタムサイズ」を選択するとご自身でピクセル数を指定することもできます。 *Benchmark Emailから送るメールの推奨画像サイズはこちら。 2. ロゴ画像をアップロードする 左メニューからアップロードするか、画像を画面上にドラッグします。画像の移動やサイズ変更もドラッグするだけなので簡単です。 3. テキストを追加し、フォントを調整する 左メニューの「テキスト」からテキストボックスを追加します。 テキストボックスをクリックすると、文章や文字サイズ、色、フォントなどを変更できます。今回は「Kaushan Script」というフォントを使い、サイズは19ptにしました。 フォントを探す際には、検索窓を使うと便利です。以下のような言葉で検索すると、理想通りのフォントを見つけやすいですよ。 日本語 →日本語フォント ゴシック →ゴシック体の日本語フォント 明朝 →明朝体の日本語フォント 丸 →丸みがある日本語フォント Gothic →ブロック体の英字フォント Script →筆記体の英字フォント かわいい →かわいいイメージのフォント かっこいい→かっこいいイメージのフォント 数百種類の豊富なフォントから選べるのが嬉しいところです! 4. その他に必要な素材を入れる 横線を入れるために左メニュー「素材」を選び、検索窓に「線」と入れます。出てきた素材を選択すると画面に線が挿入されました。挿入された線をクリックすると、色や太さを調整できます。 5. ロゴの完成! 完成したヘッダー画像(Canvaで作成) ヘッダー画像の再現ができました! 作成した画像は画像、GIFアニメ、PDF、動画などの形式で書き出しができますが、ダウンロード準備にかかる時間も短くて良かったです。みなさんも人気のメールマガジンなどを参考にしながら、オリジナルヘッダーを作ってみるといいかもしれません。 Canvaを使って、他にもいろいろなヘッダーを作ることができました。 Canvaで作成したメルマガヘッダーの例 せっかくなので、今回のニュースレターはGIFアニメーションにしたヘッダを送ってみることにします。Canvaではこのように文字やモチーフにアニメーションをつけることができるので、表現の幅が広がります。 実際のメールで利用する予定のヘッダ(GIFアニメ) (B)商品や記事のアイキャッチ画像 次に、アイキャッチ画像を作ってみましょう。今回は、本記事「無料でもここまでできる!Canvaでおしゃれなメルマガ用画像を作ろう」を紹介するための画像を作ります。 1. キャンバスサイズを選択する 2. テンプレートを選択し、テキストを変更する 今回はテンプレートを使うことにします。検索窓に「ビジネス」と入れると似合いそうなテンプレートが出てきたので、文字部分を編集してみました。 (左)Canvaのテンプレート (右)テンプレートを編集した画像 メルマガに入れてみたところ、とても良い感じになりました。Canvaでメルマガのアイキャッチ画像作成が十分できそうです。 3. 必要に応じて素材や色を調整し、完成! この画像を載せたいところですが、Benchmark Emailのアイキャッチ画像には社内ルールがあるのでした・・・。日本語の見出しは削除し、全体的にグラデーションをかけ、白字で英語タイトルを載せて完成です。 完成したアイキャッチ画像 Benchmark Emailのニュースレターにぴったりの画像が、たった15分ほどでできました。今回使ったグラデーション塗り機能や、文字に縁取りやシャドウをつけられる機能もとても便利だと感じました。 おまけ Canvaを使っていると、いつもいろんなアイデアが湧いてきます。例えば「グラフィックデザイナー」と素材検索するとたくさんのイラストが出てくるのですが・・・。 ここから選んだ素材を、さきほどのテンプレートの画像と差し替えてみると、このようになりました。 イラストが変わると、アイキャッチ画像全体の印象もぐっと変わりますよね。イラスト素材や背景の色は、このように変更することもできます。 (左)イラストをブルー基調に変更(右)文字をオレンジ基調に変更 色を選ぶときは、Canvaが教えてくれる「ドキュメント内で使われている色」から選ぶと失敗しにくいのでおすすめですよ。 (C)ボタンの画像 最後に、クリック率を上げるためにボタン画像を作ってみます。今回の企画には、遊び心のあるボタン画像が似合うと思いましたので、いつものボタンデザインにイラスト素材を加えてみました。 (左)いつものボタン(右)Canvaで作成したボタン画像 Canvaではこちらの画像をGIFアニメーションにすることもできます。せっかくなので、こちらの動くボタンをメルマガに入れてみます! 完成したボタン画像 ニュースレターの完成! こちらが完成したニュースレターです。 *ボタンの部分はGIFアニメが動きます。 Benchmark Emailニュースレターの購読はこちらから ヘッダー・アイキャッチ・ボタンをCanvaで作成したのですがいかがでしょうか。画像がないメールと見比べてみると、ぐっと華やかになりますよね。右のメールのほうが、記事の内容が気になってクリックしてみたくなると思います。 左:画像のないメルマガ 右:画像のあるメルマガ 画像をうまく使うとコンテンツの魅力を引き立て、読者の方の興味を引くことができます。メルマガの画像を作ってみたい方は、ぜひCanvaを試してみてください! CanvaとBenchmarkEmailの連携方法 Benchmark Emailをご利用の場合は、連携アプリによって驚くほどスムーズに、メールに画像を取り込むことができます。 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 関連記事:Canva×Benchmark Email連携でおしゃれな画像のメルマガをサクサク作ろう SNSの投稿作りにもおすすめ 私たちは、日頃SNSで情報発信するためのコンテンツ作りにCanvaを使っています。 担当しているのは日頃カスタマー支援やマーケティング業務に取り組んでいるメンバーで、初めてデザインに挑戦する社員もいたのですが、クオリティの高い画像を作ることができました。 こちらはCanvaのテンプレートを使って作成した画像です。既存のテンプレートを選んで文章を入れていけば、短時間で作ることができます。アレンジする場合も、テンプレートに合う素材が用意されているのでとても助かっています。 ちなみに、作成時の画面サイズで「Twitter投稿」を選ぶと、華やかなビジュアルメインのテンプレートを使うことができます。一方でBenchmark Emailのアカウントのように情報量が多めの場合は「プレゼンテーション(16:9)」を選ぶとビジネス向け・プレゼン向けのテンプレートが豊富で使いやすいです。 私たちの場合はBtoB情報を発信するアカウントとはいえ、フォロワーの方もSNSは個人として見ていることが多いので、堅苦しすぎない素材やテンプレートを選ぶようにしています。メールマーケターの皆様に楽しく情報収集をしてほしいと考えているので、バリエーション豊富なテンプレートや素材に助けられています! Benchmark EmailのTwitterアカウントはこちら また、作成した画像には簡単にアニメーションをつけることもできます。 Benchmark EmailのInstagramアカウントはこちら 専門知識やソフトウェアがなくても、このようなコンテンツを作ることができるのは画期的ですよね。文字にアニメーションを入れると、目で追ってもらいやすくなるので、一見難しそうな内容も伝えやすくなります。動画のBGMもCanvaのフリー素材を使うことができるので便利です。 他にもこんな機能が ・AIライティングアシスタント「Magic Write」 ・自動消しゴムや置き換えなど高度な画像編集機能「Magic Edit」 ・CanvaからSNSアカウントへ直接投稿できる機能 ・名刺やノベルティをCanva上でデザインしてそのまま発注できるサービス このような機能もあるそうなので、ぜひ使ってみたいと思います(有料版のみの機能も含みます)。 Canvaのウェブサイトはこちら --- ### オシャレなメルマガデザイン25選 :海外のホテル編 - Published: 2023-04-26 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-overseas-hotels/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: メルマガ, デザイン, メールデザイン, 事例, ホテル こんにちはBEDです。 4月のオシャレメルマガ紹介です!今回は、海外のホテル編です。 最近はようやく海外に行けるようになってきましたが、しばらくご無沙汰という方も多いと思います。もし行く機会があったら、素敵なメルマガを発行しているホテルに泊まってほしいなと思い、勝手にホテルのメルマガをご紹介します(笑)。 素敵なホテルに泊まっていることをイメージしながら気軽に楽しんでいただければと思います! 今回もReally Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Sensei ハワイのラナイ島にあるリゾート。自然の中でリゾート気分を味わいたい、そんな気持ちにさせてくれます。一度は行ってみたい! 目次に戻る 2. HotelTonight 各国に点在しているホテル。ホテルから望むメインビジュアルも素敵だが、現地の天気や気温を教えてくれるのはとても嬉しい! 目次に戻る 3. Ace Hotel とにかくコンセプトがおもしろいホテル。アートだったり、アパレルなどもホテル内で販売しているところもあるそうで、とてもわくわくするホテル。そのような雰囲気が伝わるメルマガがまた素敵!京都にもあるそうなので、ぜひ行ってみたいものです! 目次に戻る 4. Sonder 高級ホテルと民泊を組み合わせた次世代ホテル企業として運営している。民泊なんだけどどこか高級。そんなお宿を世界中で探して泊まってみるのも素敵!メルマガはナツのリゾートをターゲットにしたものだが、夏と素敵な民泊。そういった休日を過ごしたい欲に駆られます。 目次に戻る 5. Hotel June マリブとLAにあるホテル。メルマガからも伝わる、ウエストサイド感やちょっと古ぼけた感じの写真とちょっとのイラストがとてもセンスGoodです!個人的にはとても好きな世界観です。 目次に戻る 6. Travelodge 英国をベースにホテル事業を展開している。メルマガ内に動画を貼ったり、新しいホテルの紹介やホテル内の様子など、細かく紹介されているのが、ユーザー目線になって作られているのでとても素敵です! 目次に戻る 7. Marriott アメリカのメリーランド州に本部を置き、世界に展開している大ホテル企業。どのホテルも言うことなしの高級リゾート。メルマガにもその写真が映えまくりです!日本にもいくつかあるので、ぜひ行ってみたいものです! 目次に戻る 8. Motel Taos モーテルを展開している企業。これまでの高級感はないが、メルマガからも親しみやすい写真などがあり、旅先で急遽泊まったりしたいなと思う! 目次に戻る 9. Vacasa こちらも様々な場所に点在するホテル。どこのホテルをみてもリゾート!本当に素敵な場所ばかりで素敵すぎです。メルマガはその雰囲気が色々わかる各地の写真を載せているので、どれもこれも目移りしてたまりません! 目次に戻る 10. NH Hotels スペインを拠点にホテル事業を展開している。スペインの街を堪能し、最高級まではいかないけど、リラックスできて綺麗なホテルに泊まるそんな使い方ができるのではないかと思います。メルマガには歴史ある町並みを載せていたりと観光をしに行く際に泊まりたいと思わせてくれます! 目次に戻る 11. Ennismore Hotels ホテルとコワーキングスペースも運営しているホテル。その他にもWebサイトを見るとイベントなどもおこなっているような感じです。リア充感たっぷりで羨ましい限りです!メルマガはかっこいい写真に遊びのあるフォントがとてもクール! 目次に戻る 12. Venice V Hotel ロサンゼルスのベニスビーチにあるホテル。ベニスビーチと聞いただけでも必ず行きたい候補に入ってきます!カリフォルニアの海風にあたりながらビールを飲みたいものです。メルマガはベニスビーチとわかる航空写真がとても素敵!日本ではだせないオシャレ感がたまりません。全体的の色味もWebサイトにあわせた感じが統一感があって素敵! 目次に戻る 13. TripAdvisor ホテル事業ではないが、皆さんご存知の宿を探せるサービス。このメルマガでは、ちょうど日本を紹介しているものになります。日本語のサイトで日本の宿を探すことはするけど、海外の人からみた日本のメインビジュアルがとても面白くて好きです!富士山近いなぁ〜。 目次に戻る 14. Airbnb こちらも、皆さんご存知の民泊を探せるサービス。使ったことはない人はいないのではないでしょうか?世界中、安価に民泊ができるのでチープ旅行にはもってこい!メルマガでは、プール付きの高級なところを紹介しているが、そんな場所もみんなで泊まれば一人あたり安く行けると思うので、手軽にリゾート気分を味わえるかも! 目次に戻る 15. National Geographic おそらくホテル事業とは関係ないだろうが、あの有名な自然を舞台としたドキュメンタリー番組を手掛ける企業。そこが紹介するコンセプトホテルの紹介メルマガ。これはハロウィンにちなんだホテルだと思います。ここ廃墟にみえるけど本当に泊まれるの?そんな面白い紹介が目を引く、コンテンツ勝ちのメルマガですね! 目次に戻る 16. Locale おそらく民泊的な感じで部屋を提供しているサービス。シェアオフィスの様な感じで使用できるスペースを貸しているのだと思います。内容云々よりもメルマガのデザインが可愛らしく、センスのあるデザインなので、真似してみるのにちょうど良いなと思いました! 目次に戻る 17. Booking. com 全世界の宿を探せるサービス。こちらも知らない人はいないと思います!メルマガとWebサイトを自然な形で繋げているのがとても素晴らしいです! 目次に戻る 18. Sister City ニューヨークにあるとてもオシャレなホテル。コロナの影響で一時休業をしなければいけないというお知らせメルマガ。世界はひとつだと言っており、みんなの安全とまた世界が戻ることを願っているというメッセージと心暖まるイラスト。とても素敵なメルマガだ! 目次に戻る 19. Surety Hotel アメリカにあるホテル。モダンなホテルだと言われております。地元に根付いたホテルで、最高のおもてなしをしてくれるそうです。メルマガからも落ち着いた雰囲気があって素敵です! 目次に戻る 20. Great Wolf Lodge アメリカにあるホテルで、アミューズメント施設と併設されてる。このメルマガはキャンプがメインですが、他にもウォーター パークなど様々な遊べる施設があります。子どもには最高の思い出になるホテルだと思います!デザインも子どもに向けたような感じでイラストも素敵です! 目次に戻る 21. Bluemoon Hotel マイアミを拠点に展開するホテル。青を基調とした外観や内観がとてもおしゃれで素敵なホテルばかり。メルマガもその青をメインカラーで作成されているのが、ホテルとも連動していてとても素晴らしいデザインです! 目次に戻る 22. Suiteness カリフォルニア州オークランドの旅行代理店。キャンペーンのメルマガのようだ。GIFアニをうまく使っているところが遊び心があって素敵です! 目次に戻る 23. VRBO テキサス州オースティンに本社を置く旅行代理店。サービスとしてはAirbnbのようなものだ。メルマガはまさにシーズンのスキー旅行。イラストを使っていて、リフトを使って各セクションを分けているところがうまいです! 目次に戻る 24. The Hoxton ロンドンにあるオープンハウスホテル。イラストタッチがとても可愛らしくて素敵です。おそらくイラストレーターにお願いしているものだと思うのですが、そこまでメルマガでするのはちゃんと手が凝っていてとても素晴らしいです! 目次に戻る 25. Hotel Drisco サンフランシスコにある豪華なホテル。好立地な場所に聳え立つワンランク上のホテルなので、とても興味があります。メルマガは、その余裕からか写真をメインにおいたシンプルなもの。ただ、ボタンの背景に花柄模様などホテルの高級感をチラ見せしている部分にこだわりを感じます! 目次に戻る まとめ 今回も素敵なメルマガに出会えましたか?またはリゾートホテルに泊まりたくなりましたか?今後も素敵なメルマガデザインをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!それではまた、BEDでした! (関連ブログ記事) ・オシャレなメルマガデザイン25選 :アプリ・ソフトウェア編 ・オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 ・デザイナーがインスピレーションを得る為に見ているサイト27選! ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら --- ### LステップでLINE運用を強化!5つの活用ポイントと注意点をご紹介 - Published: 2023-04-12 - Modified: 2023-04-25 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-use-lstep/ - Categories: ソーシャルメディア - Tags: LINE@, sns, Lステップ ▼Lステップとは Lステップとは、LINE公式アカウントの機能を拡張させるツールです。LINE公式アカウントだけでいいのでは?とお思いになるかもしれませんが、そんなことはありません。 Lステップの機能を活用することで3つのセールスが可能になります! ①顧客の属性に合わせたメッセージ配信 ②ステップ配信で商品への導線作り ③顧客の詳細情報を収集し、最適な訴求を実施 また、導入すると以下のようなメリットがあります。 ▼Lステップを効果的に活用するコツ それでは、Lステップを効果的に活用するためのコツを5つご紹介いたします! ①時間をかけた信頼関係構築 せっかくユーザーが友だち追加をしても、営業的な配信ばかりではユーザーが離れてしまいます。最初から販売促進を図るよりも、追加をしてくれたユーザーに対してステップ配信を使うことで興味付け、商品紹介、限定訴求、販売へと繋げることが重要です。 ②診断機能+タグ付けでユーザー情報を把握 診断機能でユーザー情報を把握し、タグ付けを活用して顧客のそれぞれに合わせた内容を配信しましょう! ③予約機能で顧客管理を自動化 LINEからの予約機能に始まり、予約のリマインド配信、複数回予約した人限定のメッセージ配信など、利用の是非でメッセージ文を変えたり、配信時間を変更することでリピーター創出につながります! ④流入経路分析で集客方法の最適化 流入元には別のSNS媒体や店舗のQRコード、Web広告やチラシなど、様々な可能性がありますよね。LINEへの流入経路を分析することでより効果のある集客媒体や流入経路に合わせた配信が可能になります。 ⑤リッチメニューの使い分け リッチメニューを設定するだけではなく、ぜひ使い分けをしてみてください。配信日やユーザーに合わせたメニュー画面の変更や、タブを活用したメニュー画面の切り替えが可能になります。特に、サービス利用以前と利用後でメニューを変えるなどユーザーの属性によってほしい情報が変わる場合に活用するとより有効的でしょう。 ⑥クロージングで限定性を使う 自動配信機能を使って限定性を持たせた訴求・配信が可能になります。「1時間限定のタイムセール」や、「○○様限定商品!」「限定○○個販売」など、ターゲットの購入意欲向上を図ることができます。リマインド配信も活用すればさらに効果がUPするかも... ⁉ ▼Lステップ導入時の注意点 Lステップは、ビジネス用LINEアカウントであるLINE公式アカウントに紐づけて使う拡張ツールなので、Lステップだけでは使用できません。また、LINE公式アカウント・Lステップ共に別々の料金がかかることにも注意が必要です。 その他、気をつける点としては以下の3つです。 注意点①配信数に合わせたプランを選ぶ プラン毎に設定されている月間配信数を超えて配信を行ってしまうと追加費用がかかってしまいます。毎月の配信数に合わせたプランを選ぶようにしましょう。 注意点②プランによって機能が異なる より深い顧客分析を行うためにはより高い料金プランへ変更が必要になります。どこまで顧客分析をするのか、予算と相談した上でのプラン設定が重要です。 注意点③機能が多いため、使いこなすまでに時間がかかる 良くも悪くも一朝一夕で使いこなせるほど機能は少なくありません。利用開始時は全部を使うことよりも、最も必要な機能を見極め徐々に使える範囲を増やすことが必要でしょう。 ▼LステップはLINE運用のキー 自社にあったプランを導入することで、LINE公式アカウントをより有効的に使用できるようになります。LINE運用を強化していくならば、Lステップは必須といっても過言ではありません。ぜひ、Lステップを導入してLINE公式アカウントを有効活用していきましょう! (関連記事) ・SNSの主流はTikTok!特徴と再生回数を伸ばすためのポイントを解説 ・令和のSNSトレンドはショート動画!Instagram・TikTok動画の特徴やポイントを解説 --- ### メルマガ登録者を顧客に変えるウェルカムメールの作り方 - Published: 2023-04-07 - Modified: 2023-04-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-write-welcome-emails/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, ウェルカムメール, メルマガ, エンゲージメント, 事例 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “How to Write Welcome Emails That Turn Subscribers into Leads” を翻訳したものです。 ウェルカムメールはメールマーケティング戦略においてとても重要な役割を担っています。ブランドの第一印象を決めるといっても過言ではないため、ブランドの個性を出し、かつ有益な情報を提供していることをしっかりとアピールしましょう。 驚くことにウェルカムメールの平均開封率はおよそ50%と、マーケティングメールの中でも飛びぬけています。さらに76%の人がメルマガ登録後にウェルカムメールの受信を期待しているというデータもあります。この絶好のチャンスともいえるウェルカムメールを最大限に活用する運用を考える必要があります。 本記事ではウェルカムメールの重要性と役割、作成時のポイントについてご紹介します。 ウェルカムメールが重要な理由 新規登録者に対し登録直後に送信するウェルカムメールは、マッチングサイトでのやりとりと類似する点があります。 ユーザーはプロフィール写真と自己紹介内容(=サイト、ブログ、ランディングページ等)で気に入った相手に対し最初のアプローチとしてスワイプ(=購読登録)し、期待通りの相手なのかを確認しようとします。配信側は、ユーモアやブランド個性たっぷりな期待の上を行く返答(=ウェルカムメール)で魅了することで相手から好意を抱いてもらい、メールへの反応が期待できる友達(=ロイヤル顧客)へと変えていきます。 そのためこの1通目は非常に重要で、新規購読者の期待を裏切らず、ブランドへの関心を高め、どのようなコンテンツが求められているのか把握できるようなウェルカムメールが理想的です。これは全て、効果的なカスタマージャーニーに必要な要素となります。 ウェルカムメールの目的とは? ウェルカムメールは、新規購読者を顧客へと育てていくことを目的としています。 1通目のウェルカムメールから始まるステップメールの構成は、それぞれのブランドによって異なりますが、以下の要素が含まれることが多いです。 歓迎のメッセージ:登録のお礼と、どのような内容やスケジュールで配信を行うかを案内します。 ブランド・企業とのつながり方:2通目に送られるパターンが多く、どのような方法でつながれるのか、また購読者にとってどのように有益となるのかを案内します。 購読者への情報提供依頼:どのような目的で情報を収集し、どのように活用していくのかを明確に伝え、収集したい情報とその使用方法について、透明性を確保します。 セールスポイント:商品がどのように役立つのか、ターゲット層が抱える問題をどう解決できるのかを伝えます。新規購読者を顧客へ変えるのを目的としており、3〜4通目で送るのがスタンダードです。 期限付きのオファー:「登録から◯日以内の購入で無料プレゼントゲット」などアクションを促すメールでコンバージョンを狙います。 ウェルカムメールの作成も簡単! 効果的なウェルカムメールの例 ウェルカムメールの例をご紹介します。 1. Elementor Pro(エレメンタープロ) このメールでは無料バージョンへの登録をしたユーザーに対し、有料バージョンへのアップグレードを促しています。ウェブデザイナーが新規ウェブサイトを作成する際に直面する問題をどのように解決できるのかが明確に案内されています。 2. Grammarly(グラマリー) Grammarlyのデスクトップアプリをインストールすると受信するメールです。このウェルカムメールでは、アプリダウンロードのお礼と、AIによる編集アプリの活用法を案内しています。またワークフローに追加可能なその他のアプリを紹介しており、外出での利用やワークフロー改善の提案をしています。 3. Pitch このメールは、Pitchの新機能の案内と、使用方法のガイドをダウンロードするための分かりやすいCTAを含んでいます。 ウェルカムメールの作成・配信のポイント その名の通り、ウェルカムメールは新購読者や顧客を歓迎し、感謝の意を表すものです。以下、ウェルカムメール及びその後のステップメールの作成・配信にあたってのポイントをご紹介します。 今後のメール配信について、どのようなコンテンツや配信頻度で届くのかを共有する クリアで分かりやすい件名を使用し、開封率アップに向けてパーソナライズを心がける 簡潔でポイントを押さえたコンテンツにする 登録プレゼントなどがある場合、必ず約束したものを提供する 新規登録者へのギフトを配信する 迷惑メールなどに入らないよう、連絡先リストへの登録をお願いする 購読停止リンクやボタンは必ず提供する ウェルカムメールは自動配信とし、登録直後に届くよう設定する ブランド立ち上げ秘話やモットー、顧客の問題をどのように解決したかなど、ストーリーを提供する クリアで目立つCTAを設置する 配信リストをセグメントし、それぞれのセグメントに適したウェルカムメールを設定する 登録直後から毎日のようにメールを送らず、間隔をあけて配信する メールシナリオは常に更新する(常に最新の情報を入れる) ウェルカムメールの件名・内容作成時のTips 単調に「ご登録ありがとうございました」と伝えるウェルカムメールでは味気なく、物足りなさを感じさせてしまいます。重要なのは「登録してよかった!これから楽しみ!」とワクワクを感じてもらうことです。対面で伝えているかのような、登録者一人一人に対して心を込めたメッセージを作成し、ブランド自体への好印象を獲得しましょう。 1. 目的を考えて件名を作成する メールの件名を作成する前に、以下の質問に対する回答を考えてみましょう。 ウェルカムメールで達成したい目的とは? 読者にとってもらいたいアクションとは? この2項目を念頭においておけば、簡潔で目を引き、アクションを起こしやすい件名の作成に役立ちます。 件名に使えるテクニック例: 受信者の名前を件名に挿入する 「質問にお答えください」というフレーズを入れる メールを開封することで何が得られるのかを伝える(ギフト、割引、ボーナス商品等) ブランドの個性に合っていれば絵文字を活用する(ただし使い過ぎには注意) 2. 簡潔さを心掛ける ウェルカムメールは短く簡潔であることが大切です。文章は1段落で終わらせる程度を心掛け、伝えなければいけない重要な情報があればまず最初に伝えるようにしましょう。長々と押しつけがましくなってはいけません。商品やブランドのアピールなどは控え、歓迎することに焦点を置きましょう。Benchmarkアカウントをお持ちの場合はスマートコンテンツ機能を試してみるのもお勧めです。 関連記事:機能アップデート:キーワードのみで文章を自動作成!スマートコンテンツ機能 3. キーワードをうまく使う ウェルカムメールに限らず、メールでは全ての言葉で感情やインスピレーションを感じてもらい、エンゲージメントを誘うのが重要です。思わず反応してしまうフレーズや言い回しなど、キーワードをうまく使ったマーケティング戦略を心掛けましょう。 以下のポイントを参考にしてください。 世間一般で使用されている言葉、フレーズを使用しましょう。長い文章は避けるのが賢明です。 受信者目線でのメッセージを。エンゲージメントすることで何が得られるのか、どれだけお得なのかを伝えます。 送る前にメールコンテンツを音読しましょう。読みにくい、読んでいて詰まりやすい部分は編集が必要です。 メッセージを最も効果的、簡潔に伝えられる言葉選びに気を付けましょう。保証、限定、無料、新商品など。 4. カラーや画像で魅せる メールにはプレーンテキスト形式、HTML形式とありますが、どちらの形式が正解ということはありません。プレーンテキストは友人同士で送るような自然なメールな印象、HTML形式はカラフルでオリジナリティにあふれた印象となります。 現在は種類豊富なメールテンプレートのおかげで、カラフルでブランドの個性を出せる魅力的なHTMLメールを作成することが簡単にできるようになっています。画像やカラーの使用で感情を刺激し、読者により速く、より印象的に情報やブランドイメージを伝えることが可能です。 ブルーの色が企業ロゴやメールデザインに多用される理由をご存じですか? 答えは色彩心理学にあります。青色は信頼性、効率性、誠実さを象徴するため、第一印象を決めるウェルカムメールに使用するにはもってこいの色です。 5. 明確なCTAを設置する 歓迎の意を伝えるとはいえ、「ありがとう」のメッセージだけでは何も始まりません。ウェルカムメールに対し何かしらのアクションを起こしてもらうには、CTAが必須です。では適切なCTAかどうかはどのように判断したらよいでしょうか? まずは基本中の基本、「1件のメールにつきCTAは1つのみ」設置します。このメールでどのようなアクションを取ってもらいたいのか、誤解が生まれる余地のないほど明確にする必要があります。 またCTAは簡潔で目に留まりやすい箇所に設置が必要です。 そしてCTAはテキストやURLリンクよりボタンリンクで設置するのがお勧めです。プレーンテキストのレイアウトでも同じです。ボタンの設置が不可という場合には、最低限リンク部分のカラーを変更するなど、目に留まるよう最大限の努力が必要です。 ウェルカムメール最適化の4つのポイント ウェルカムメールの効果を最大限にするなら、最適化に力を入れましょう。まずは登録直後に送ることを徹底します。購読者はメールアドレスを入力した時点でメールを受け取ることを予期しているため、アクションを起こしてもらう絶好のチャンスです。 1. ウェルカムメールの配信は登録後5分以内がベストです。それ以上経過してしまうとメールを受信するまで待ってくれない可能性が高まります。その後もステップメールを送るのであれば、2通目は翌日、2通目は2〜3日後に送りましょう。 2. ブランドイメージ、個性をウェルカムメールで表現するのを忘れずに。購読登録したサイトのカラーやレイアウトとマッチするメールデザインでパッと見てブランド認識ができるのが理想です。 3. 購読者のアクションをもとにした適切なフォローアップも重要です。セグメント機能を活用し、ウェルカムメールを未開封のコンタクトへは件名を変えたうえで再度ウェルカムメールを送ってみましょう。またウェルカムメールがスパムや迷惑メールフォルダに入ってしまった可能性も考え、ウェルカムメール再送だけでなくフォローのメールを送ってみるのも効果的です。 4. ウェルカムメールに効果的な件名を使用しましょう。「ご登録ありがとうございます」で十分なケースが大半ですが、以下の例もご参考ください。 Benchmark Emailへようこそ!次のステップは? ご登録ありがとうございます!10%割引クーポンはこちら ご登録ありがとうございます。役立つ資料をお届けします。 まとめ 購読者を魅了し、ブランドロイヤリティとリード育成に効果的なウェルカムメールの作成に役立つチェックリストを以下にご用意しました。ぜひご参考ください。 担当者やブランド名など、誰からのメールなのか一目見て認識してもらえる送信元名を使用しましょう。 適切な件名とプリヘッダーの活用を心がけましょう。プリヘッダーは受信箱で確認できるため、続きを読みたくなるようなコンテンツを入れれば開封率アップが期待できます! ご挨拶、登録のお礼、ブランドの紹介など、購読者との距離と配信タイミングに合わせてコンテンツを作成しましょう。 購読者にとっての利点を正確に伝えましょう。誤った期待をさせないことが重要です。 購読者限定のクーポンコード、無料プレゼント、割引を提供しましょう。 明確なCTA(コールトゥアクション)を設置しましょう。 ソーシャルサイトのフォローボタンを入れましょう。 購読停止のボタンまたはリンクを入れましょう。 ウェルカムメールは今後のコミュニケーションの基盤になり、ブランドに対するイメージを固める機会です。ここで良い印象を与えることができればこちらのもの。効果的なウェルカムメールで新購読者をブランドのファンに変えていきましょう。 ウェルカムメールを作成するなら、Benchmark Email 関連記事:平均開封率が50%!ウェルカムメールの効果を最大限に引き出す方法とデザイン事例 関連動画:簡単にステップメールを始めたい方向け!登録フォームの設置とウェルカムメールの設定をしてみよう --- ### オシャレなメルマガデザイン25選 :アプリ・ソフトウェア編 - Published: 2023-03-27 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-application-and-software/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: メールマーケティング, htmlメール, application, デザイン, メールデザイン こんにちはBEDです。 2月のオシャレメルマガ紹介です!今回は、アプリ・ソフトウェア編です。 様々なサービスがありますが、リアルなプロダクトを持っているところからインターネット上で完結してしまうものなど。そんな中からこれはイケてるなと思うものを厳選しました。 また、コーヒーを飲みながら気軽に楽しんでいただければと思います! Really Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. Fitbit ウェアラブルウォッチの製品を扱うメーカー。シンプルで、プロダクトの見せ方など素敵です! 目次に戻る 2. Vimeo 動画を掲載しているメディア。様々な動画を載せていてLPとしての機能もしています! 目次に戻る 3. Procreate イラスト制作ができるアプリ。こういったイラストを作成できるというようなイメージを想起させるビジュアルが素敵です! 目次に戻る 4. Google みんなご存知Google。そのGoogleが出したイヤホンの紹介です。Appleっぽい感じがしておしゃれですね! 目次に戻る 5. mmhmm Web会議ができるアプリ。普通のweb会議じゃ退屈といった思いから開発をしたという当プロダクト。退屈感を感じさせないポップで明るいイメージが出ていて素敵です! 目次に戻る 6. Ring スマートドアベルなどを扱うメーカー。製品自体もおしゃれですがロゴも素敵!シンプルな製品がこちらもAppleなんかをイメージしている感じがしますね! 目次に戻る 7. Devialet かなり高級なスピーカーを販売してるメーカー。高級感や重厚感が垣間見えます!このようなスピーカーを家に欲しいなぁと思ってしまいます! 目次に戻る 8. DJI Pro ドローンやカメラなどの周辺機器を販売するメーカー。撮影などをしている人にはたまらない商品ではないでしょうか。メルマガもとてもシンプルでいながら存在感が出ているところが素敵です! 目次に戻る 9. Universe おそらく音楽関連のサービス。世界観やアート作品のようなビジュアルが素敵でかっこいい! 目次に戻る 10. Apple 本家といった感じの存在感があるApple Watchは、シンプルにかっこいいですね! 目次に戻る 11. Apple iPhone 14 Proを宣伝したメルマガです。全体的にビジュアルの見せ方は秀逸ですね! 目次に戻る 12. Scribd 電子書籍、オーディオブック購読サービスを提供する。シンプルなデザインだけど様々な端末で数多くの作品があるだろうなぁ〜と思わせるのが素敵! 目次に戻る 13. Next レディースやキッズのアパレルを展開するECサイト。レディースやキッズだからといって可愛くしない感じがかっこよくて素敵! 目次に戻る 14. Pianity 音楽NFTモバイルアプリ。メルマガのデザインというよりは、最先端な音楽を話題のNFTで販売するといった未来感満載に興味がしんしんです!そういった情報をメルマガで発信するというコントラストがまた萌えます。 目次に戻る 15. Dairy Queen アメリカのアイスクリーム・ソフトクリームのお店。1940年にイリノイ州で誕生したという老舗のお店です!昔っぽい感じのロゴや、アイスという可愛い世界観、色の使い方などとてもキュートで素敵! 目次に戻る 16. Tome AIを使って、スライドショーを自動で作るサービス。最先端技術と洗練されたデザインはスッと入ってくるなぁ。 目次に戻る 17. Figma デザイン系アプリ。どんどんツールも進化しており、Adobe製品なくてもFigmaで十分じゃないか?と思えるほど神アプリです。しかも無料です。メルマガもデザイン系ツールがPOPに描かれていてとても参考になる! 目次に戻る 18. Duolingo 外国語学習アプリ。けっこう周りでも使ってる方が多い印象です。ゲーム感覚で英語などを学んでいけるので、お子さんにおすすめかも!キャラクターも可愛い。自社にマスコット的な可愛いキャラクターがいるとこういったデザインでも統一性が出て素敵! 目次に戻る 19. OpenTable レストランのオンライン予約を扱う、ウェブサイトおよびアプリ。レストランを予約するのが楽しくワクワクさせてくれるようなそんなデザイン。色もイケてる! 目次に戻る 20. Grubhub シカゴに拠点を置くフードデリバリーの会社。イラストがとても可愛くて素敵です!デリバリーのワクワク感もある! 目次に戻る 21. McDonald’s みんな大好きマクドナルドのWebサービス。マクドナルドの世界中の広告はいつもかっこいい!ロゴに文字を被せているなど大企業じゃなかなかしないことする柔軟さが最高! 目次に戻る 22. Luminary 受賞歴のあるオリジナルのショーと音楽を提供するサブスクリプション。著名人の言葉を聞いてビジネスにも役立てられるし、音楽を楽しむこともできる!大人なメルマガのデザインはとてもクール! 目次に戻る 23. Output ミュージシャン向けの最先端のソフトウェア。音楽を作る時に様々な素材やエフェクトなどを提供している。音楽は明るくという感じの黄色一色が素敵! 目次に戻る 24. Spotify 音楽配信アプリ。世界中の様々なジャンルの曲を聴けるこのサービスは、常にデザインの最先端のイメージがあります。このメルマガもアートの匂いが感じられます! 目次に戻る 25. Glassdoor 匿名で企業をレビューするアメリカのWebサービス。企業の評価=いわゆる口コミだけど、それってけっこう怖いですよね。でもそんなイメージを出さないクリーンなイメージでグリーンのカラーが素敵!コーポレートカラーでもあるんだろうな。 目次に戻る まとめ 今回も素敵なメルマガに出会えましたか?あなたのメルマガデザインの参考になれば嬉しいです!それではまた、BEDでした! (関連ブログ記事) ・オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 ・デザイナーがインスピレーションを得る為に見ているサイト27選! ・【デザイン事例19種類】メルマガのヘッダー&フッターを作るコツ ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら --- ### 機能アップデート:テキスト貼り付け時の書式調整が簡単に! - Published: 2023-03-23 - Modified: 2023-12-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information16/ - Categories: 機能・便利ツール こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された新機能やアップデート情報をご紹介します。 今回のアップデートでは、テキストを貼り付ける時の書式調整と、テキストブロックに画像を入れる際の調整がより簡単になりました! 1. テキスト貼り付け時の書式調整が簡単に メール作成時にWordやWebサイトなど、他のソースからテキストをコピーしてくることがありますが、そのまま貼り付けてしまうとコード情報も引き継がれるため、文字の間隔や改行が崩れてしまうなど、思い通りの書式にならないことがあります。 そこで、貼り付け時にHTMLソースを自動的に調整する機能が追加され、書式の選択も可能になりました。 使い方は? テキストを貼り付けする際に、貼り付けオプションが表示されます。 オプションは以下の2通りです。 書式を除く・・・特定のhtmlタグの書式(太字、斜体等)以外は削除されます。 書式を含む・・・元の文書の書式に近い形が維持されます。 お好きな方を選び、ペーストをしてください。 *メールクライアントでサポートされていないインラインスタイルが含まれている場合は、自動的に削除されます。 *どの程度書式が残されるかは、元のコンテンツによって異なります。 コピー&ペースト例 試しに、こちらのスライドのテキスト部分をコピーしてみます。 「書式を除く」でペーストした場合 太字と改行だけが引き継がれた、シンプルな形でペーストがされました。 「書式を含む」でペーストした場合 元の書式がほぼ引き継がれる形でペーストされました。 ちなみに、全く書式を引き継がずにペーストがしたい場合には以下のいずれかの方法で貼り付けをしてください。 1. 「Ctrl+Shift+V(Windows)」や「Shift+option+command+V(Mac)」のショートカットを使う 2. 「テキスト形式で貼付け」機能を使う 「テキスト形式で貼付け」機能の詳細は、以下のFAQページをご覧ください。 ・Benchmark Emailへコピー&ペーストすると、テキストの書式が変わってしまうのはなぜですか? それぞれ行った結果をまとめますと、以下のようになります。貼り付け時のご参考にしてください。 なお、こちらのオプションは、ランディングページのエディタでもご利用いただけます。 2. テキストブロックへ画像を入れた際の調整が簡単に(D&Dメールエディタ) 画像を入れるためのブロックとして「画像ブロック」がありますが、テキストブロックに画像を入れることも可能です。 テキストブロックに画像を入れ、画像をクリックすると左側に画像の編集や位置調整などが可能な設定画面が表示されます。 今回のアップデートでは、設定画面にサイズ変更バーが追加されました。 例えば「画像の位置調整」を左寄せにし、サイズ変更バーで画像の大きさを調整すると、テキストの折り返しも自動で調整されます。 以上が今回のアップデート内容です。 今後のメール配信に、ぜひお役立てください! (関連記事) ・機能アップデート:AIで文章作成!ランディングページ機能にもスマートコンテンツが実装されました! ・機能アップデート:Benchmarkドメインを使って簡単にランディングページの公開が可能に! ・機能アップデート:メールエディターに「お気に入りブロック機能」が追加されました! --- ### 配信先を増やすには?効果的な登録フォームの使い方と事例 - Published: 2023-03-02 - Modified: 2023-03-02 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-signup-forms-best-practices/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, 登録フォーム, リスト 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Best Practices for Using Email Sign-Up Forms” を翻訳したものです。 リード獲得に向けて活動を行う場合、ウェブサイトへのアクセス数増加に焦点を当てることが多いと思います。もちろんサイトアクセス数の増加は大事なポイントですが、その増加したアクセスをどのようにリードに変えていくかがより重要となってきます。 ただサイトへアクセスしてもらうのでは意味がありません。訪問者をリードとして獲得し、メーリングリストへ登録、そしてメール配信を行えるように仕組みを整えていくことが必要となります。この仕組みづくりに役立つのがウェブサイトフォームです。 ウェブサイトフォームは登録フォームとも呼ばれ、大きく分けてオンラインフォームとポップアップフォームがあります。リード生成と売上戦略の開始地点となるこれらのフォームはとても重要な役割を担っており、登録フォームのデザインや活用方法によって配信リスト拡大のスピードに差がでるため、最終的なコンバージョン率にも大きく影響することになります。 本記事では配信リスト拡大に効果的な登録フォームの活用方法をご案内します。 メルマガ登録フォームとは? まずは登録フォームが一体どんなものなのかをおさらいしましょう。 メルマガ登録フォームとは見込み客やリードのメールアドレス情報を収集することを目的とした、ポップアップ形式やサイトページに埋め込む形式のフォームのことです。一般的に名前やメールアドレスを入力するボックス、CTA(コールトゥアクション)ボタン、タイトル、配信内容の説明などで構成されています。 ただサイト訪問者から個人情報を提供してもらうのは一筋縄ではいきません。本記事でご紹介する登録フォームのベストプラクティスをぜひご参考ください。 メルマガ登録フォームを簡単に作成・設置が可能です! 1. トラフィックが多いページに設置 フォームの露出度が高いほど新規登録者獲得の成功率は高くなります。そのためトラフィックの多いページ、またページにアクセスした際に目に留まる箇所へ設置するのが効果的です。 ページに多数のアクセスがあったとしても、下部までスクロールダウンする人はほんの一部です。登録フォームをページ下部に設置するよりポップアップやページ上に重ねて表示させる方がより多くの登録者を獲得できます。 登録フォームを設置する箇所の例: ・ページトップ ・ページフッター ・サイドバー ・本文内 アクションをトリガーとしたポップアップ(サイト外への遷移時など) ランダムな箇所に設置するのではなく、A/Bテストでどこに設置すると最も多くの新規登録が得られるのかテストを行うことをお勧めします。 2. 興味をそそるコピーの作成 登録フォームを目につく箇所に設置したら、次は「何のためのフォームなのか」をどう理解してもらい、どのように登録を促すのかを考えましょう。パッと目を引くキャッチーなコピーを作成し、メールアドレスを登録したらどんな情報が得られ、その情報がいかに面白いか、有益なのかを伝えます。 以下の登録フォームの例を見てみましょう。不労所得を得たいと思っている人なら確実に興味を持つコピーです。明確な数字($50,000+ per month)を使用しているのが効果的で、メールアドレスを提供するだけでこんな有益な情報が得られるのはラッキー、と思わせるのがポイントです。 3. 個人情報提供の対価を明確に キャッチーなコピーで訪問者の注意を引くことに成功しても、それだけではメールアドレス獲得には至りません。訪問者は受け取る情報やコンテンツが個人情報提供の対価として十分だと判断した場合のみ、登録を行います。 上で紹介した例では、明確な価値を伝えています。訪問者は登録後、ブログで月$50,000を稼ぐ方法をメールで受け取れることが分かっているため、喜んで登録を行います。 Peak Freelanceの登録フォームも良い一例です。 フリーランスの仕事情報を毎週受け取れるのは、業務委託を生業にしている人にとってはとても有益です。 4. シンプルが一番 コピーで注意を引いたり、配信コンテンツを伝えるのは大切ですが、情報が多すぎるのは問題です。長々と説明をするのではなく、伝えたい情報をいかにシンプルで簡潔にするかはとても重要なポイントです。 登録フォーム自体もシンプルさが大切です。入力が必要な情報が多すぎると登録のハードルが高くなりリードを失ってしまいます。必要不可欠な情報に絞ることで登録率が格段に高くなることは調査でも明らかとなっています。 Zendeskではメールアドレスのみ入力するシンプルな登録フォームを採用しています。最初のハードルを低く設定することで高い登録率を達成し、名前や住所などその他の情報は後から入力してもらうようになっています。 5. プライバシーへの気配り サイバー攻撃が多発する今日、信用できないサイトへの個人情報提供はタブー化しています。データプライバシーへの意識が高まる中、個人情報の取り扱いが不透明なサイトでは登録者は獲得できません。 Remote. comでの登録フォームでは提供情報がどのように使用されるのかが記載されており、また情報の使用について登録者の同意を求めることで信頼性の高さを示しています。 情報の透明性は購読者との信頼関係を築くのに有効なだけでなく、登録率を上げるのにも効果的です。 サイトへ登録フォームを設置する際にはぜひ本記事でご紹介した情報を活用し、配信リスト育成にお役立てください。 登録フォーム作成機能のついた、シンプルで使いやすいメール配信システムをお探しの場合、ぜひBenchmark Emailをお試しください。 (関連ブログ記事) ・メルマガ登録フォームはWebサイトのデザインを壊さずに目立つのが大事 ・登録フォームの悩みを解決!基本機能からトラブルシューティング・応用的な活用例まで一挙解説 ・Zapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法 --- ### オシャレなメルマガデザイン25選 :ファッションブランド編 - Published: 2023-02-20 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newsletter-designs-fashion-brand/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: メルマガ, デザイン, メールデザイン, ファッション こんにちはBEDです。 デザインには様々なセオリーやルールがあります。もちろんそれらを学ぶ事はとても大切です。ですが、僕がこの記事で伝えたいのはお勉強的な事ではなく、自身の直感でデザインを見て楽しんだり、いいもの、かっこいいものというのを探してほしいのです。 小さい頃から、いいものを見たり食べたりしたほうが良いと言われるのと同じで、良いものってなんだろうと常に意識して見ることが大切(感性が育つ)だと思ってます。この記事をみて、自分もこういうの作りたい!ってテンション上げてもらえることを願ってます。 そんな観点で選んだおしゃれで素敵なメルマガを毎月様々な業種やジャンルでご紹介していきます!気軽にコーヒーを飲みながらゆるく見てもらえればと思います! Really Good Emailsから見つけてきたメルマガのデザインになります。 厳選したオシャレなメルマガデザイン 1. On 黒で統一されていてかっこいい!シューズブランドなのでシューズの存在感もちゃんと出せている。 目次に戻る 2. Crocs みなさんもご存知のCrocs!色んなカラーがあるから楽しげなデザインで素敵! 目次に戻る 3. Danner 革靴の老舗ブランド!こちらも知らない人はいないかと思います。Dannerのワイルドさやエレガントさが表現されていてかっこいい! 目次に戻る 4. Teepublic Tシャツなど様々なアイテムを販売しているアパレルブランド。かわいらしいポップな感じや色使いがとても素敵! 目次に戻る 5. Eton 1928年スウェーデンで設立された、メンズシャツおよびアクセサリーブランド。大人な感じぷんぷんなところや全体を白黒にし、ポイントで赤を入れていたりと、とてもかっこいい! 目次に戻る 6. DIOR 言わなくても超有名ブランド!コレクション紹介の写真がかっこいい!それに見やすいところもいい! 目次に戻る 7. Reigning Champ おしゃれなトレーニングウェアなどを展開するブランド。運動するときの服なんてどんなものでもいい気がしなくなってくる!どうせやるなら格好もかっこよく! 目次に戻る 8. Janji ランニングウェアなどを展開するブランド。イラストと実写のコントラストがとてもバランスよくてかっこいい! 目次に戻る 9. Patagonia いい写真のひとこと!patagoniaの世界観がメールを開いた瞬間味わえるのってなんか積み重ねてきたものなんだろうなぁ。 目次に戻る 10. BLAH アムステルダム発のエッジの聞いたスニーカーやブーツなどを展開するブランド。全体的な構成が素敵!真ん中あたりの女性の写真にスニーカーだけにフォーカスをあてたものを配置しているなど、こういったちょっとしたことが普通をなんかかっこよくしてくれる。 目次に戻る 11. Adidas GUCCIとのコラボってだけでかっこいいのに、ロゴも自由に改編するところも素敵!普段見慣れているロゴがちょっと違うだけで、なんだ?ってなるそれぞれのブランドの力が素晴らしい。 目次に戻る 12. Misc. Goods Co 革細工を扱うクラフトマンなブランドです。メルマガにもそのクラフト感が詰まっていて男心をくすぐる。そんな感じを思わせるデザインってほんとに素敵! 目次に戻る 13. Withings ウェアラブルウォッチを展開するブランドです。男女でペア的な事と心拍数を計れるということをかけているのか背景にハートがあってとても素敵だなと思った! 目次に戻る 14. Moment スマホのケースやバックなどを展開するブランド。スマホの装飾を黒で統一した見せ方やプロダクトがかっこいい! 目次に戻る 15. Fulton 靴のインソールのブランドです。インソールなのになぜVICE?などといったインパクトにやられました。 目次に戻る 16. Opumo セレクトショップです。もう世界観がかっこいいしプロダクトも。あ〜こんな生活いいなぁと思うようなアイテムをふんだんに盛り込んでいてとてもおしゃれですね! 目次に戻る 17. Savage X Fenty インナーウェアやスポーツウェアを展開しているブランドです。なんか女性の強さもセクシーさのひとつなんだなぁと思わせてくれます! 目次に戻る 18. Tracksmith ランニングウェアを展開するブランドです。動画だけを載せるシンプルさ。とにかく観ろというスタンスがかっこいい! 目次に戻る 19. Fast Times Skateboarding スケートボードブランドです。VANSをフィーチャーしたメルマガだと思うのですが、スニーカーの良さがちゃんと出ていてかっこいい! 目次に戻る 20. UNIQLO 海外のUNIQLOです。おそらくお住まいの住所によって天気の情報を変えて発信しているメルマガです。こういった天気にはこれがおすすめとレコメンドがあるので、メルマガも服も機能性を重視しているところがかっこいい! 目次に戻る 21. Burberry メインビジュアルがGIFアニメーションになっていて動きがあってとても素敵です!やはりGIFアニメーションは目を引きます。 目次に戻る 22. Tattly 子どもから大人まで楽しめるタトゥーシールのブランドです。素直にイラストがかわいくて楽しげな感じが素敵です! 目次に戻る 23. Hardgraft イタリア発祥のブランドです。メインビジュアルの写真はバックなのですが、撮り方がかっこいいです! 目次に戻る 24. Cotton Bureau Tシャツをメインに取り扱っているブランドです。メルマガにTシャツを載せるのではなくグラフィックだけを載せているところがかっこいいですね! 目次に戻る 25. Nike Nikeのアプリを宣伝するメルマガです。見せ方がまるでiPhoneの広告のような感じで洗練されていてかっこいいと思います! 目次に戻る まとめ ずらっとご紹介していきましたがいかがでしたでしょうか。これいいなというのはあったでしょうか?このような感じで定期的にメルマガをご紹介できればと思っております。 あなたのメルマガデザインの参考になれば嬉しいです! それではまた、BEDでした! (関連ブログ) ・簡単!Benchmarkの画像編集ツールを使ってデザインのクオリティをアップさせよう! ・デザイナーがインスピレーションを得る為に見ているサイト27選! ・【事例あり】メールマーケティングの成功を左右するメルマガデザイン ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら --- ### 旅行・観光業界必見!魅力的な6種類のメール事例 - Published: 2023-02-10 - Modified: 2023-03-02 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/inspiring_travel_and_tourism_industry_emails/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, メルマガ, 事例, 旅行, 観光 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “6 Inspiring Travel and Tourism Industry Emails” を翻訳したものです。 メールマーケティングは、正しく活用することで3,600%のROI(費用対効果)を生み出すことができ、多くのブランドにとって非常に効果的かつ手頃なメディアとなっています。リスクもほとんどなく、他の多くのマーケティングと比較しても傑出した戦略です。 ここ数年、COVID-19により大きな打撃を受けている旅行・観光業界にとって、投資をほとんど必要としないマーケティング・チャネルの活用は必須となっています。そして、そのチャンネルが大きなリターンを期待できるのであれば、なおさらです。 ここでは、旅行・観光業界の有名企業が発信する印象的で刺激的なメール事例をご紹介します。見込み顧客を惹きつけ、育成し、コンバージョンにつなげるためにどのようなメールを使用しているかを見ていきましょう。 簡単操作で、魅力的なメルマガを作成できます! 1. ウェルカムメール ウェルカムメールは、見込み客の興味を引き、マーケティングファネルに誘導する絶好の機会を提供します。通常、ニュースレターやメールリストへの登録時に潜在顧客に配信される、自動化されたシリーズの一部として使用されます。 会員登録した直後は、一般的にそのブランドの事をもっと知りたいという気持ちが一番強い時期なので、エンゲージするのに絶好のチャンスです。ウェルカムメールは、企業の情報を伝えるだけではなく、以下のAirbnbの事例のように、カスタムオファーを受け取るための設定や、プロフィールの記入を促す機会でもあるのです。 出典 Airbnbは誰もが知っているブランドですが、この企業の特徴は人と人とをつなげるサービスなので、プロフィールの作成が非常に重要です。上記のメールは、ユーザーがサービスを最大限に活用できるように、プロフィールに詳細を入力するよう促しつつ、イグルー(ドーム状の家)やツリーハウスなどの真にユニークなスペースに滞在出来ると言ったAirbnbならではの特典も紹介しています。 関連ブログ記事 ・平均開封率が50%!ウェルカムメールの効果を最大限に引き出す方法とデザイン事例 ・ステップメールを使ってみよう!シナリオの作り方や、費用対効果の高いウェルカムメールの始め方とは? 2. プロモーション/キャンペーンメール メルマガ購読直後はもっと企業のことを知りたいと思っている時期ですが、すぐに購入のきっかけには至らないかもしれません。購買意欲を掻き立てるには、購読者が企業や商品についてもっと知る必要があります。 ウェルカムメールを送った数日後に、旅行者に購入する理由を与えるようなキャンペーンやプロモーションメールを配信しましょう。以下のアメリカのフィラデルフィア州にあるテーマパーク「セサミプレイス」のメールは、シーズンパス会員のプロモーションを提供し、パス会員になるとどんな特典があるのか、具体的な理由を説明しています。これにより、読者が詳細を知るためにクリックし、シーズンパス会員を購入するきっかけを上手に作っています。 出典 3. 予約確認メール 旅行者が予約したらすぐ、予約確認メールで旅行の詳細についてフォローアップしましょう。必要な情報を確認、簡単にアクセスできるようにします。旅行当日にすべてスムーズに事が運ぶようになり、旅行者の心配事を減らすことができます。 予約確認メールには、予定された旅行に関する情報の詳細を明記します。また、お客様の好みに合わせて、無料の特典やお得な情報を含めましょう。他の多くの企業から自分の会社を選んでくれたことへの感謝の気持ちをここで示しましょう。 以下のデルタ航空の予約確認メールは、シンプルで分かりやすい内容です。読者が知りたいのは出発・到着日時です。それ以外の不要な情報やデザインを詰め込むと、重要な内容が伝わらなくなります。簡潔でわかりやすい優れたメルマガデザインと言えるでしょう。 出典 4. リマインドメール 確認メールを送ったら、それで終わりではありません。出発日やチェックイン日が近づいてきたら、リマインドメールでお客様に有益な情報を送りましょう。 現代は忙しい人が多いため、直前まで荷造りや旅行の計画を立てないこともあります。荷造りをする際に旅行者に役立つ情報を盛り込んだリマインドメールを送る事で、「旅行の準備をする時間ですよ!」とクリエィティブに伝えることができます。 以下の民泊・貸別荘運営会社であるVacasa社は、旅行者にとって有益な情報となる、部屋の準備ができる時間や週間天気予報をリマインドメールに入れています。この親切さがブランドに好感を持ってもらえる秘訣です。 出典 リマインドメールには、スケジュールの更新、天気予報、悪天候の警告、旅行ガイドなど、旅行中に役に立つ必要な情報を含めるようにしてください。 5. 節目のメール 旅行・観光業界は競争率が高いため、お客様と長期的な関係を築くことほど大事なことはありません。 必ず顧客に関する詳細情報を収集し、節目のメールを配信できるようにしましょう。予約をした際に、予約した理由(結婚記念日、ハネムーンや誕生日など)を聞いてみます。この情報を記録し、一年後にまた予約してもらえるように、プロモーションを添えて節目のメールを送ることができます。そうすることで、毎年、お客様の大切な瞬間を祝うお手伝いがしたいことが伝わります。 以下のHotelTonight社は、デザイナーズホテルと独立系ホテルに特化した直前予約サービスを提供しています。この企業からのメールは、「これからもっと思い出を作りましょう。」という冒頭から始まり、お客様が過去1年間に経験したことや特典、お気に入りの宿泊先などを紹介して節目を一緒に祝っています。 出典 6. サンキューメール 宿泊、休暇、旅行が終わった際は、お客様にサンキューメールを送り、予約をしてくれたことに対して感謝の気持ちを伝えましょう。また、サンキューメールに限定オファーや割引を添えることで顧客の囲い込みの強化を図りましょう。 さらに、旅行者に体験の評価をしてもらい、詳しいフィードバックを収集することで、次回、より良い体験の提供に役立てることもできます。以下、Airbnbからの簡単な顧客アンケートメールの優れた例をご覧ください。 出典 メールで旅行者との繋がりの強化を このように、旅行・観光業界ではメールを活用し、ポジティブな顧客体験を実現する機会が非常にたくさんあります。旅行者との繋がりを強化するには、メールマーケティングが効果的です。 弊社のメールマーケティングソフトウェアは、カスタマージャーニー全体を通してパーソナライズ化やエンゲージメントを促進することができます。旅行・観光業界の方で、上記のようなメールを配信できる自動化ツールをお探しの方は、まず無料トライアルプランにてお試しください。 関連ブログ記事 ・ぜひ真似したい!メルマガのコンテンツアイディア5選 ・【事例あり】メールマーケティングの成功を左右するメルマガデザイン ・メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? ・スモールビジネス向けリード獲得テクニック12選 --- ### 機能アップデート:AIで文章作成!ランディングページ機能にもスマートコンテンツ機能が実装されました! > AI文章作成機能でメルマガ作成をより効率的・効果的に。ランディングページ機能内にもOpenAIを用いたAI文章作成機能スマートコンテンツ機能が実装されました。件名や本文を作成する際のヒントを得ることができます。 - Published: 2023-02-09 - Modified: 2023-06-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information15/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ - Tags: ランディングページ, AI, スマートコンテンツ こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回のアップデートでは、OpenAIの技術を使ってコンテンツ作成をお手伝いするスマートコンテンツ機能が、ランディングページ機能にも実装されました。メールエディターから利用可能なスマートコンテンツと同じく、無料プラン・有料プラン共にご利用いただけます。文章作成を効率的・効果的に行うために是非ご活用ください。 スマートコンテンツとは? スマートコンテンツ機能は、いくつかのキーワードや既存のコンテンツを元に、ワンクリックで新しいコンテンツを生成することができる機能です。 スマートコンテンツ機能ページへの遷移方法 ランディングページ機能からスマートコンテンツ機能ページへの行き方は2通りあります。 ランディングページのエディター上部の「スマートコンテンツ」をクリックする 任意のブロックをクリックした際に表示される右上の「えんぴつマーク」をクリックする 上記いずれかを行うと、スマートコンテンツ機能ページが別ウィンドウで開かれます。 使い方の例など、詳細は以下の記事をご覧ください。 ・機能アップデート:キーワードのみで文章を自動作成!スマートコンテンツ機能 今後ランディングページを作成する際、コンテンツ作成のサポートツールとして、ぜひスマートコンテンツ機能をお試しください。 AIが生成する文章をヒントに、メルマガを作成いただけます! (関連FAQ) ・スマートコンテンツ機能について (関連記事) ・機能アップデート:Benchmarkドメインを使って簡単にランディングページの公開が可能に! ・アニメーションを利用して魅力的なLPを!ランディングページのエディタ操作方法を解説 ・AI文章作成アシスト「スマートコンテンツ機能」 --- ### ご好評につき再開催!「最新メールマーケティングセミナー」の人気トピックをご紹介 - Published: 2023-02-02 - Modified: 2024-04-25 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-seminar-report/ - Categories: メールマーケティング, セミナーレポート こんにちは、Benchmark Emailでメールマーケティングアドバイザーをしている山本です。 2022年10月に「最新メールマーケティングセミナー」を開催したところ、満足度9割というご好評をいただき、2023年2月15日に再び開催が決まりました。 最新のメルマガ購読者動向から基本の考え方・テクニックまでをご紹介するセミナーですが、本日はそのなかでも特に参加者様の需要が高かった内容をご紹介します。 現在悩みをお持ちの方や、セミナー内容が気になる方はぜひ覗いてみてください。 メールマーケターにとって最も注目度の高いトピックは? 最新情報やノウハウについて学ぶ機会が少ないため悩んでいるメルマガ担当者は多いと思います。 そうしたお悩みを解決するために、セミナーではメールマーケティングの基本、改善テクニック、最新調査の結果、業界ニュースをご紹介しました。 セミナー開催時の様子 その中でも参加者様からの需要が高かったテーマがこちらです。 件名と送信元名 配信時間と配信頻度 効果測定のポイント 多くのメールマーケターが悩む3つのトピックについて、セミナーの内容を一部ご紹介したいと思います。 1. 開封率が上がる件名と送信元名のポイント メールを開封するかどうかの決め手になりますので、効果的な件名や送信元名の付け方は気になるところです。 例えば、受信ボックスにこのようなメールが届いたと考えてみてください。みなさんだったら開封しますか? 受信ボックスにおけるメールの見え方(悪い例) 「Benchmark Email」の文字ばかりで、どんな内容のメールか予想がつきません。この例からわかるように「受信ボックスでどのようにメールが見えているのか」をチェックすることは大切ですね。 受信ボックスでのメールの見え方は、サービスによって異なります。 そこで、まずは日本のメルマガ読者に使われている人気のメールサービスランキングをご紹介。 日本のメルマガ読者が使っているメールサービスランキング それから、みなさんのメルマガ購読者の方が使っていると思われる、代表的なメールサービスにおける受信ボックスの見え方をそれぞれ解説します。例えば、こちらはPC版のGmailにおける受信ボックスの見え方です。 (例)PC版のGmailにおける受信ボックスの見え方 文字数のまとめスライドもご用意しており、件名や送信元名の文字数について悩まれている方には、大きなヒントになると思います。 文字数のまとめスライド こうした前提を踏まえて「受信ボックスで魅力的に見える件名の考え方」をお伝えしますので、気になる方はぜひ聞きに来てください! 2. 配信時間と配信頻度の決め方は? 配信時間についてはこちらのブログ記事で解説をしておりますが、セミナーでは最新のメルマガ購読状況調査の結果と組み合わせて、さらにわかりやすくご紹介をしています。 例えば、仕事用とプライベート用の調査結果を比較することで新たに見えてくることがあります。 配信頻度についても調査結果とともに解説していきます。 配信頻度に関する調査結果 最新の解説をぜひセミナーに聞きに来てください。 3. 効果測定のポイントは? HTMLメールによるメルマガ配信では、開封率、クリック率、購読解除率など購読者の反応をレポートで見ることができます。効果的なメルマガ配信には効果測定が欠かせません。その一方で、ご自身のメルマガの成果を確認・改善するために、レポートでどのような数値を参考にすればいいのか悩まれている方も多いようです。 セミナーでは、メールマーケターが参考にしている指標のベスト5をご紹介。 効果測定にとって大切な5つの指標 それぞれの指標について、意味、平均値、数値からわかること、そして改善するためのポイントを解説します。 効果測定指標「開封率」の解説 例えば、クリック率の改善方法についてはCTA(リンク)デザインの4つのパターンをご紹介。それぞれの特徴や効果的な使い方をお伝えします。 CTA(リンク)デザインのパターン一覧 実際のメール配信例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください! (実例)イベントレターにおけるCTAごとのクリック率 セミナー動画をご覧ください 本セミナーの内容を元に、各テーマをさらに深掘りした内容の動画をご用意しました。 セミナー動画へのアクセスはこちら ぜひご覧いただき、今後のメールマーケティングにお役立てください。 --- ### メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考 > HTMLメール、メルマガのデザインを初級者向けに詳しく解説しています。効果的なメールマガジンをデザインするために必要な考え方とは? - Published: 2023-01-28 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/6-steps-to-generalize-good-email-designs/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールデザイン こんにちは。Benchmark Emailメールマーケティングアドバイザーの山本です。 「文字の大きさや色などデザインの工夫しているはずなのに、読者に伝わらないメルマガになってしまった」という経験はありませんか? 逆に「情報が分かりやすく、意図した誘導につなげやすいこと」と「企業イメージに沿っていること」が達成できれば、メルマガデザインの目的のうち9割は果たしたと言えるでしょう。今回はメルマガデザインの「90点」の答えにたどり着くまでの手順を解説いたします。1ステップごとに経過のデザインをお見せしますので、デザインが得意でない方もわかりやすいと感じて頂けるはずです。 原稿→途中経過→完成したメール 今回あなたはハンバーガーチェーンのメルマガ担当で、目標は「配信当日に発売する新メニューの訴求」「配達注文の獲得」だとしましょう。原稿担当者からは、こんなメルマガ用原稿を渡されました。どんなメルマガにするか少し考えてみてください。 (拡大する) 完成したメルマガを、先にお見せしますね。 いきなりこのデザインを思いつくのは難しいと思うかもしれませんが、今回ご紹介する情報整理の5ステップを踏んでいけば、このようなメールを作ることができますよ。 (全文を見る) 1. 原稿に数字(階層)を振ろう まずは原稿内の要素を2〜5段階程度の階層に分けます。 原稿にはコーナー名、商品名、記事名、価格、説明文など、情報の種類やレベルに差があるはずです。情報の種類やレベルごとに文字デザインを揃えると読みやすいメルマガになりますので、まずはその準備を行います。 たとえば、こちらが原稿の状態です。 (拡大する) これにラベリングしたものがこちらです。 (拡大する) このように階層ごとに番号をつけていくのですが、はじめに「見出し」に①の番号を振りましょう。見出しの重要性については、普段目にする資料を思い出してみてください。見出しが「1. 2. 3... . . 」と並んでいると、自分が読みたい情報を見つけやすいですよね。 今回の原稿を見ると、「新商品」「既存のおすすめメニュー」「まとめ(編集後記)」の3つの大きなテーマから構成されているようです。元の原稿では「既存のおすすめメニュー」には見出しがついていないので、補足で追加しています(ここがポイントです)。 見出しのチェックを終えたら、他の情報グループもピックアップしていきます。 今回は原稿内の要素を「①見出し」「②商品名」「③価格」「④解説、コラム」に分けました。 2. 階層ごとにフォントサイズを変えよう ①〜④の階層に対してフォントサイズを仮に決めていきます。サイズや色はあとで調整しますので、この時点では大きめに違いを持たせると良いでしょう。まだ色は付けずにモノクロ(白・黒・どうしても他の色が必要な場合は灰色)で作業します。 仮のフォント設定を、先程のメールに機械的に当てはめます。 (拡大する) 原稿と比べて、商品名や価格と言った情報が伝わりやすいデザインになりました。 (ちなみに「新メニュー」「既存のおすすめメニュー」「まとめ」の間は距離をあけて、別のトピックであることを強調しています。) \ おしゃれなメルマガをサクサク作れる!Benchmark Email / 3. 画像とボタンを入れよう 今回のメルマガ配信の目的に合わせて、画像とボタンを入れます。 メニューの訴求 →味や素材が伝わる商品画像 配達注文の獲得 →オンライン注文ページのボタンリンク 画像を入れる場所もルールを決めるといいでしょう。今回は「②商品名」の直前で統一しています。 また、ボタンリンクは商品紹介の後に2箇所入れました(クリックされやすいCTAを置くコツはこちらの記事をご覧ください)。 このステップもモノクロ(白・黒・灰色)で作業します。 (全文を見る) 4. 画像のサイズを調整しよう 画像を入れるとステップ1〜3で整えた情報の序列が崩れてしまうことがあります。大切なトピックの画像は大きく、サブ的な要素の画像は小さく並べると、情報の序列が守られます。また、画像はグループごとに縦横比を揃えると綺麗に見えます。 今回は「新メニュー」が目立つように「既存のおすすめメニュー」を「画像+テキストブロック」を使って3列に並べました。 ここで一度「読みやすいメルマガになっているか」をチェックしましょう。 情報のグルーピングは明確か(さっと眺めたとき、それぞれの見出しが目に留まりますか?) トピックの順番は適切か(読んでほしい情報は、メールの上のほうに置かれていますか?) ユーザーに取ってほしい行動に誘導できそうか(例えば、注文ボタンの位置は適切でしょうか。) これらが崩れている場合は、色をつける前に直しておきます。 5. 色を足す 商品や企業のイメージに合わせて色を調整していきます。色は自社サイトに合わせて2〜3色に抑えましょう。 今回は企業ロゴの黄色(#ffdd57)と、企業サイトで使っている赤色(#c64545)にしました。色を足し、フォントサイズを調整したのがこちらです。 (全文を見る) 文字のルールは以下の通りにしました。 このルールを①②③④に機械的に適用すると、不自然になることもあるので、以下の工夫をしています。 ①の中でも「まとめ」だけは、グループ自体の重要度が低いですよね。そのため他の①よりさりげない①’のデザインを新たに設定し「■ ■ ■ まとめ ■ ■ ■」という意匠にしました(ここで②のデザインは使わないことが差別化ポイントです。階層同士を混ぜるのはなるべく避けましょう)。 ②は赤文字で統一し、フォントサイズは2種類使って良いことにしました。重要な「新メニュー桜バーガー」は大きなフォントサイズで、「既存のおすすめメニュー」の3商品(ダブルチーズバーガー、ロコモコバーガー、アボガドバーガー)は小さなフォントサイズとしています。 なお基本は自社サイトの色を使いたいところですが、困った時はカラーパレットツールがあります。 配色アイデアに迷わない!無料ですごい配色カラーパレットツール111個まとめ【2023年版】(外部リンク) この中で紹介されているColor Palette Generatorは、写真の中で使われている色からカラーコードを発行できます。よく使う画像の色味が決まっている場合は、これで相性の良い色が見つけられるでしょう。他にも様々なツールがありますので、必要な人は試してみてください。 6. ヘッダーとフッターをつけたら、文章を最終調整 ヘッダー&フッターを入れて、キャッチコピーなども調整したのがこちらです。 (全文を見る) ※企業ロゴは無料オンラインロゴメーカーDesignEvoを使って作成しました。 ヘッダーに必ず入れたいのは企業またはサービス名、あるいはロゴマークです。長いメールであれば以下の要素を追加しても良いでしょう。 目次(アンカーリンクをつけても良い) 今回のメールのダイジェスト 時候の挨拶や編集部からのメッセージ 今回は新商品の写真をファーストビューで見せたいので、目次などの導入部分は省きます。画像が表示されない環境の方のために、Web版のリンクを入れても良いですね。 フッターにいれるべきは以下のような細かい情報です。「必要な人だけが探して見る」情報なのでフォントサイズを小さくするとスマートです。 配信元情報(住所) 店舗情報 SNS 配信停止リンク パーミッションリマインダ(受信者の信頼感を得ることができます。ヘッダーに入れても良いでしょう。) このうち配信元情報(住所)と配信停止リンクは、特電法で表示が義務付けられているので注意しましょう。 関連記事:【デザイン事例19種類】メルマガのヘッダー&フッターを作るコツ 関連記事:メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう 7. まとめ 情報が整理できていれば、「4. 文字サイズを調整し、色を足すか決めよう」の色設定を変えるだけで、様々なメルマガを作ることができます。以下もバリエーションの一つです。 (全文を見る) このメールは以下のルールで作成したものです。 情報が整理され、商品のイメージに沿ったデザインになっていますね。メルマガデザインはいくつも正解がありますので「唯一の正解にたどり着かなくては」と考えず、柔軟に取り組んでみましょう。 まずは白・黒で情報整理して「読みやすさ」を確保します。 読みやすさを損ねないように画像とボタンリンクを入れます。 最後に色を加えて「あなたの企業・サービスらしさ」を加えます。 読みやすいメールを届けることで、企業やサービスへの信頼感も上がると考えられます。 今回ご紹介した方法を、ぜひ試してみてください! 【動画で見る】本記事の解説 YouTubeチャンネルでは、この記事をさらにわかりやすく解説しています。 https://youtu. be/rFfrMD1OT4g 音声や映像でより丁寧に説明しておりますので、こちらもご活用ください。 *本記事は、2020年9月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) ・メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例大特集! ・メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? --- ### 自社ドメインの信頼性を守るために、メーリングリストは初めての配信前にチェックしよう! - Published: 2023-01-26 - Modified: 2023-08-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/verify-your-email-list/ - Categories: 開封率・到達率 こんにちは、カスタマーサクセス担当の山本です。 ユーザーの皆さまにメルマガ配信をスムーズに実現して頂けるよう日々活動しています。 Benchmark Emailではユーザーの皆さまのドメインの信頼性を守るため「無効アドレスを不用意にアップロードしないための対策」を行っています。 このブログでは、その理由をわかりやすく説明します。 自社ドメインの信頼性を守るため、配信前の対策が必要 ご存知かと思いますが、ドメインとはメールアドレスの@以降の部分のことですね。 受信サーバー各社は、配信元が信頼できるドメインかどうかの評価を行なっています。そして「迷惑メール配信業者」と思われるドメインに対しては、メールをブロックしたり、受信しても迷惑メールフォルダへ振り分けたりという対策を行っています。 メルマガ担当者は、自社ドメインが「迷惑メール配信業者」のものと判断されないよう、信頼性評価を守りながら配信を行う必要があります。 自社ドメインの信頼性を守るために気をつけるべきポイントは以下の2点です。 ・「配信を望まないアドレス」への配信を行わない ・「存在しないアドレス」への大量配信を行わない つまり重要なのは「リストの品質を、初めての配信前に確かめること」です。 「配信を望まないアドレス」については、特電法に則って配信許可を得たアドレスのリストを用いていれば大丈夫でしょう。しかし「存在しないアドレス」に関しては、悪意がなくても気づかずに配信を行なってしまうことがあります。 うっかり自社ドメインの評価を下げてしまった... そうした悲劇を避けてメルマガ担当者を守るため、Benchmark Emailではある対策を行なっています。 関連記事:メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう 無効アドレスを不用意にアップロードしないための対策とは それは「アップロードするリストの品質検査」です。 リスト内のアドレスが存在しているかどうかの簡単な検査を自動で行なっています。 試しに、長らく配信を行なっていなかった昔のメルマガリストをアップロードしてみました。Benchmark Emailのアカウント上には、下記の表示がでています。 配信を行なっていない間に、転職やメルアド変更によって多くのアドレスが無効になっていたようです。無効アドレスが16%を超える可能性があるという結果でした。このまま配信をすると、自社ドメインの評価が下がってしまうかもしれません。 Benchmark Emailでは、このような危険性の高いリストはアップロードすることができません。配信を行うことであなたの会社のドメインが危険に晒されてしまうからです。 リストを健全化すればアップロードができる 無効アドレスを削除してクリーンなリストへと変えることで、Benchmark Emailへアップロードすることができます。 Benchmark Emailの検査は簡易的なものであるため、詳細なクリーニングは別途実施する必要があります。 理想的な方法は「Kickbox」「BriteVerify」など照合サービスの利用です。 こうしたシステムを使うと、リストのアドレスを1件ずつ照合して存在しているものと存在していないものに振り分けてくれます。 さきほどのリストを「Kickbox」で照合してみましょう。 全アドレス 1850件 照合すると、全てのアドレスをDelivable、Risky、Undelivableへ振り分けてくれます。 Delivable(送信しても問題ないアドレス) 1277件 Risky(送信した場合、エラーとなる可能性のあるアドレス) 296件(16%) Undelivable(送信しても届かないアドレス) 277件(15%) 無効アドレス(Undelivable)の特定ができました。存在するアドレスを抽出し、無効アドレスを削除したクリーンなリストを用意しましょう。これでドメイン評価が危険に晒される可能性が減ったため、Benchmark Emailにアップロードができます。 Benchmark Emaiの有料ユーザー様は「Kickbox」の照合代行サービスをご利用いただけます。申し込み方法はこちらをご覧ください。 「古いリスト」の注意点 無効アドレスを取り除く簡単な手段として「登録が一定時期より前のアドレスをすべて削除する」という方法もあります。ただし長く付き合いのある大切なカスタマーのアドレスが削除されてしまうことがあるため、注意が必要です。 他に気をつけるべきこと ドメインの信頼性を守るためには、他にもできる対策があります。 ・ドメイン認証設定を行う *Benchmark Emailでは、ドメイン認証設定に必要なレコードを無料でご提供しています。 関連記事:「これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~」 ・配信停止アドレスとエラーアドレスのリアルタイム管理 *Benchmark Emailでは配信停止アドレスとエラーアドレスを自動で管理しています。 これらの詳細は、下記ブログをご覧ください。 関連記事:「メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法」 動画解説 メール配信におけるリストクオリティの重要性については、以下動画でも解説をしています。ぜひ併せてご視聴ください。 【メルマガ到達率①】到達率が悪いのは、リストの質が悪いから! https://youtu. be/Fw4mCaswF30 【メルマガ到達率②】リストのクオリティを良くするためには?リスト照合とエラーの管理が鍵! https://youtu. be/Dx7dPSEbUko まとめ 「配信を望まないアドレス」「無効アドレス」への配信を行うことで、ドメイン評価が低下し、自社から発信するメール到達率の低下を招きます。 初めての配信前に、かならず以下の対策を行いましょう! ・古いメールアドレスや、打ち間違いアドレスが含まれている危険性がないか確認 ・危険性がある場合は「kickbox」などのリスト照合サービスを利用し、無効アドレスを洗い出す ドメイン評価を守るうえで気をつけなくてはならない「リストの品質」は、初回配信前に確認しておきましょう! *本記事は、2020年1月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) ・Kickboxを使って配信前に使えないアドレスを簡単にチェック ・メルマガの配信リストを整理!開封していない人に購読の意思があるか確認しよう! --- ### 簡単!Benchmarkの画像編集ツールを使ってデザインのクオリティをアップさせよう! - Published: 2023-01-25 - Modified: 2023-03-02 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/image-editor-tool/ - Categories: 機能・便利ツール, HTMLメールデザイン - Tags: メールマーケティング, メルマガ, デザイン, 画像, メールデザイン こんにちは!Benchmark Emailでデザインを担当している、BEDです。 HTMLメールで重要なメインビジュアルやその他の画像ですが、Benchmark Emailに標準実装されている画像編集ツールを使ってデザインのクオリティを上げることができます。この記事を参考に、ぜひHTMLメールに入れる画像を編集してみてください。 画像編集で行う事とは? どんな画像をどんなところに使いたいのかで画像編集でやることは変わってきますが、主に以下のような事があるかと思います。 トリミング・リサイズ 余計なものを切り取ったり、掲載する媒体のサイズへと調整したりなどする時に行います。 色の変更、調整 暗い写真や、色が黄色みかかっていたり青みが強かったりなどした時に調整が必要になります。 テキストの挿入(フォント、文字組など) 画像の上にテキストを置くことで、バナーなどのような制作物を作ることができます。また、フォント(字体)を決めたり、文字のバランスなども調整することによって何を一番伝えたいのかなどを調整することができます。 メールに入れる画像もサクサク編集! Benchmark Emailの画像編集ツールだとこんなことができる デザインに自信がない担当者さまでも簡単に使える、シンプルで便利な機能をご紹介します。今回はこの画像を参考にしてツールのご説明をしていきます! まずはメールエディタ上で、編集したい画像を選択して、「コンテンツ」→「編集」をクリックすると画像編集ツールの画面に変わります。 トリミングの例 トリミング機能では、元の写真から省きたい部分を削り取ることができます。 元から用意されている、スクエアのボタンを押せばスクエア型にトリミングをしてくれます。 デフォルトの状態です。 スクエアを選んだ場合はこうなります。 そして、画像をドラッグして位置の調整もできます。 また、自分で白い枠線の左端などを掴んで自由なサイズに調整することができリサイズすることができます。 用途にあわせてトリミングやリサイズをしてみてください! 色の変更、調整の例 Benchmark Emailの編集ツールの”補正オプション”には、明るさ、彩度、コントラスト、ガンマ値(コントラストと似ているが、色の明るさや暗さを丁寧にしてくれるもの)などがあります。基本的にはこのベーシックを調整するだけで十分ですが、アドバンスといって、より細かく調整したい方は、透明度、露出補正、影補正などの調整をすることができます。 今回はベーシックの中からと違いが分かりやすく数値を高めにしての設定になっています。実際に編集する画像の元の色味や色調にあわせて数値を調整してください。 明るさを調整したものです。 彩度を高く調整したものです。 コントラストをあげて、少しビビットな感じにしたものです。 このように、色味の調整などを自由にすることができます。 様々な調整をしてみると面白いのでぜひトライしてみてください! テキストの挿入(フォント、文字組など)の例 画像の上にテキストを入れると、伝えたいことの訴求などになるので、メルマガのメインビジュアルやブログのサムネイル、バナーなどが作れるようになります。 上記のように単純にテキストを配置したものや、 入力したテキストをデコレーションしてくれる機能まであるので、しっかり読ませたい文字とマークのような感じでデコレーションされた文字を入れることでより訴求力やデザインのクオリティがアップします。 まとめ 他にもスタンプやフレームといった機能もあるので、専用の編集ソフトがなくてもBenchmark Emailの画像編集機能で大抵のことはできてしまうと思います! さらに、作った画像を別途保存することで、SNS投稿など他の用途でも使えます!ぜひ一度使ってみて、あなただけの素敵な画像を作ってみてください! それではまた!BEDでした。 (関連記事) ・HTMLメルマガ作成で役立つ画像サービス20選 ・デザイナーがインスピレーションを得る為に見ているサイト27選! ・メルマガの印象が大きく変わる!イメージに合ったフォントの選び方とは? ・【事例あり】メールマーケティングの成功を左右するメルマガデザイン ・メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考 --- ### コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき? - Published: 2023-01-24 - Modified: 2024-03-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/20-basic-email-content-to-send-to-your-audience/ - Categories: メールマーケティング, 独自調査レポート - Tags: メルマガ, コンテンツ, 要素, 何, 書く, 載せる, 掲載 こんにちは!Benchmark Emailでメールマーケティングアドバイザーをしている山本です。ユーザー100社の導入相談会を行ってきた経験から、特に多かったご質問について、私がいつもお答えしていたことをブログでご紹介しています。 これから始めるメルマガに何を書くかお困りの方は多いようで、「そもそも、メルマガには何を載せたらいいのでしょうか?」というご質問をよくいただきます。たしかに世間ではどんなコンテンツが送られているか知っておきたいですよね。 昨年ちょうど自社調査をしておりましたので、内容を抜粋して改めてシェアさせていただきます。調査結果からはメルマガでよく配信されているコンテンツ、つまり読者に喜ばれやすい要素のヒントが見えてくるでしょう。よろしければ参考にしてください! 調査の内容 普段、わたしたちはどういったメルマガのコンテンツに触れているのでしょうか。 Benchmark Emailでは独自の調査を行い、対象としたメルマガのコンテンツ要素を分解し、頻度別にA〜Cの3つに分類してみました。 A. 殆どの企業が載せている要素 B. 多くの企業が載せている要素 C. 一部の企業が載せている要素 なお、調査はこのように行いました。 調査対象と目的 日本の有名ブランドを中心にメルマガの配信頻度やメールコンテンツの要素を分類すること 調査の概要 個人のメールアドレスで読者登録・会員登録を行い、受信したメールを集計 調査期間 2019年4月〜2019年9月の6ヶ月間 調査対象 トラベル・宿泊、人材サービス、ファッション、飲食メーカー、自動車メーカー、新聞・Webメディア、ITサービス、不動産など計50社のメルマガ * 利用しているメール配信システムなどは問わず、各業種で認知度の高い企業やブランドを選択 それではさっそく調査結果をみていきましょう。 A. 殆どの企業が載せている要素 企業やブランドのロゴ 販売している商品・サービス・取扱い中の案件情報 自社Webサイト(オウンドメディア)の記事・ニュース速報の紹介 SNSアカウント(Instagram, Facebook, Twitter, Line)の紹介 どのコンテンツもよく見かけるので、イメージがつきやすいですね。 掲載例をいくつかご紹介します。 - 掲載イメージ(今回の調査対象外のメールです) ロゴ掲載の例(BtoB) ロゴ掲載の例(BtoC) 出典:Really Good Emails (Forever21, Addidas) パッと見ると各社バラバラのデザインに見えますが、要素に着目すると「ロゴをメールの一番上に置く」というところが同じだとわかります。ロゴは中央または左端に置くパターンをよく見かけますね。 SNSアカウント掲載の例(BtoB) SNSアカウント掲載の例(BtoC) 出典:Really Good Emails 出典:Really Good Emails SNSアイコンはフッターにアイコンを載せている例をよく見かけますが、ヘッダーに載せている企業もありますね。 事例:リードナーチャリングに最適、長期的な関係構築を実現するメール配信 – Tato design様 メルマガの内容をしっかり読んで欲しい場合はフッターに置くのがいいでしょうし、メルマガはあくまでSNSを覗くきっかけで構わないという場合はヘッダーに置いてもいいでしょう。 B. 多くの企業が載せている要素 セール告知・クーポン 商品や人気記事のランキング セミナー・展示会などイベントの告知 実店舗の案内(飲食店舗・販売店・取扱い百貨店など) コラム・メルマガ編集部からの案内 自社の他ブランドやグループ会社の情報 ユーザーアカウント(会員ページ)へのログイン よくある質問(FAQ)集、送料・配送・返品方法、問い合わせ先などカスタマーサポート情報 プライバシーポリシー、メールの著作権情報 「画像が開かない場合はこちら」などブラウザでのメール閲覧リンク ここはメルマガの目的に応じて各社の個性が出るところですね。 お客様に役立つ情報はどれだろう?読者に何をしてほしくてメルマガを送るんだろう?と考えながら選ぶと良いでしょう。 - 掲載イメージ(今回の調査対象外のメールです) セミナー・展示会などイベントの告知の例 商品や人気記事のランキング、ブラウザでのメール閲覧リンクの例 事例:ランキング形式を有効活用!平日と休日で内容に変化を持たせる旅行企画業の事例 ユーザーアカウントへのログインの例 事例:API連携で効率化!アルバムアプリFammが実践するプッシュ通知とメルマガ配信の併用効果とは? C. 一部の企業が載せている要素 保有ポイントの表示(会員向け) スマホアプリのダウンロード 資料やカタログのダウンロード 動画(Youtubeなど) アンケートなどの意見収集 載せている企業は多くないですが、さらに使い勝手をよくするプラスアルファのひと工夫のようなものです。動画を採用している企業はまだまだ多くないですが、Youtube動画でコンテンツを届けている企業がメール内で紹介をしている例などがあります。 これらABCの中から自社に合ったものを選んでみてください。 必ず載せなければいけない情報 送信者情報 「登録解除」リンク これらは特定電子メール法で定められている必須項目のため、すべてのメルマガで表記されています。 - 掲載イメージ Benchmark Emailでは「登録解除」リンクが標準で表示される仕様になっています。特定電子メール法について詳しくはこちらをご覧ください。 関連記事:メルマガで法律違反になる前に!「特定電子メール法」を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう まとめ メルマガに何を書くべきか迷ったら、まずはこれらの20個のコンテンツから自社に合ったものを探してみるといいかもしれません。 コンテンツを本格的に考えていくときは、メルマガに載せる情報を社内から集めたり、競合他社のメルマガを購読・分析すると良い企画が立てやすいでしょう。その際にも道標としてこの一覧を活用していただけたらと思います。 *本記事は、2020年11月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) ・ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 ・ぜひ真似したい!メルマガのコンテンツアイディア5選 --- ### はじめてメルマガ担当者になった方に必ず読んでほしい11の手順 - Published: 2023-01-22 - Modified: 2025-05-27 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-start-email-marketing/ - Categories: メールマーケティング, おすすめ記事 ある日突然メルマガ担当になったら、 「どんな準備をしたら良いのか?」 「何を書いたら良いのか?」 と、途方に暮れてしまうかもしれません。 そんなときのために、読者のリストやコンテンツ企画からメールデザインそして配信後までをカバーする、11STEPでゼロから本格的なメルマガ配信を行うまでの手順をまとめました!ぜひブックマークして、必要になった時にお読みください。 はじめての方はもちろん「今はなんとなくメルマガを送っているだけになっているので、運用を立て直したいなあ」という経験者の方にもお役に立つはずです。 *最新情報も充実!Benchmark Emailブログのトップページはこちら 第1章:メルマガの目標を決める まずは「だれに、どうしてほしくて、どんなメルマガを送るのか」を整理します。メルマガ配信の正解は企業によって異なりますので、はじめに道標を用意しておかないと、いざ作業をするときに困ってしまうのです。 STEP1. メルマガの読者像を書き出そう どんな人たちに向けてメルマガを書いていくのか、自社の顧客や読者の中心となる人物像はどんな方々か?を考えることから始めましょう。 年齢や性別、職業や住んでいるエリアなどの客観的情報をもとにした、シンプルなもので大丈夫です。以下の点についてイメージを書き出しておくと、あとの作業で迷いが出ません。 ・どんなことを知りたいと思っているか ・どんな文体やデザインが好まれるか ・何時頃にメールを読むか ・PCとスマホどちらで読むことが多いのか ・どんな頻度でメールを送るのが好まれるか 迷ったら参考に:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? STEP2. 読者に何をしてほしいのか書き出そう 読者にあなたのメルマガを読んで「何をしてほしいのか?」を書き出してみましょう。 (例) ・商品やサービス深く知ってほしい、購入してほしい ・Webサイトに載せた情報を読んで欲しい ・セミナーやイベントに申し込んで欲しい ・店舗や施設に来てほしい ・定期的に自社のことを思い出してほしい、長く愛着を持ち続けてほしい 次に大切なのは、書き出した「○○してほしい」に数字で目標を付けてあげることです。 (例) ・開封率〇〇% ・メルマガ配信週の売上〇〇%UP ・メルマガ経由のアクセス〇〇件 ・メルマガ経由のセミナー申込者〇〇人 ・メルマガで特集した商品の問い合わせ〇〇件 目標をつけると企画のイメージが膨らみやすくなります。 「どれくらい効果があるとメルマガを続ける意義がありそうか?」と考えてみましょう。 STEP3. メルマガの法律を確認しよう 法律違反にならないように「特定電子メール法」を必ずチェックしておきましょう。 大きくはこの3点がチェックポイントですね。 ・配信先リストは事前に承諾を得たものでなければいけない ・メルマガには配信停止リンクを掲載し、受信拒否された後はメールを送ってはいけない ・メルマガには送信元情報を載せなければいけない メルマガをはじめる上でとても大切な法律なので、是非こちらの記事もお読みください。 「特定電子メール法」の詳細は:メルマガで法律違反になる前に!「特定電子メール法」を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう STEP4. メルマガの配信先リストをつくろう 次はリストをつくる作業に入ります。 まずはメルマガを送る先のメールアドレスをまとめたリストを作りましょう。考えなければならないのは、リストが社内のどこにあるのか?と、今後どうやって更新していくのか?ということです。アドレスの取得方法は、前述の「特定電子メール法」を遵守しましょう。 次はデータの項目を決めます。 (1)最低限必要なのは「メールアドレス」 最低限「メールアドレス」だけあれば配信できるので、他の情報は自社のメルマガに必要かどうか考えましょう。 (2)「名前」は必要か メルマガ内にお客様の個人名を入れたい場合は「名前」も登録する必要があります。配信後のレポート画面で名前を見たい場合も登録するといいですね。 (3)リスト分けをしたいなら情報が必要 何らかの属性でリストをセグメントする場合、その情報も必要になります。例えば、地域ごとにメールを送り分けする場合、リストをセグメントするためには「都道府県」などを登録します。 迷ったら参考に:セグメントしたメール配信でエンゲージメントアップ!セグメント要素と事例を紹介 リストができあがったら、次回以降どうやってリストを更新していくのかを考えます。たとえば、「週に1回新しいリストを追加する」とか、「月に1回名刺をデータ化して追加する」「ウェブサイトにメルマガ登録フォームを置く」などと決めておきましょう。 第2章:コンテンツ企画を立てる ここまでできたら、いよいよ送るメルマガに何を書いていくのかを考えましょう。 STEP5. メルマガで送るコンテンツを決めよう STEP1でイメージした読者は、何を読みたいと思っているか?その一方で、自分たちが提供できる情報は何があるか?両軸から考えて、ぴったりのコンテンツを探します。この時点で、おおまかな構成案と、数回分のコンテンツ予定ができているとベストです。 詳しい方法は:ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 メルマガネタのアイデア出しや、毎回の文章作成にはChatGPTの活用もおすすめです。 以下のブログで、使い方やプロンプト例をご紹介しています。 詳しい方法は:ChatGPTを使ってメルマガを作成する方法とプロンプト例 他社のメルマガにもヒントが隠れているはずなので、同業のメルマガはなるべく購読してみましょう。 また、世間一般のメルマガによく載っている定番要素も参考になります。 迷ったら参考に:コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき? STEP6. メルマガを送る時間・曜日・頻度を決めよう 配信内容を決めたら、同時に、どのくらいの頻度で送るかも決めておきましょう。 迷ったら参考に:メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは? また、メールを送る曜日や時間も決めましょう。配信時間を決めるには読者の生活スタイルを考えると良いです。 迷ったら参考に:メルマガを配信する時間と曜日の”正解”は?読者の行動時間と調査データから仮説を立てよう 迷ったら参考に:読者像の生活時間や使用デバイスに合わせた配信を 第3章:メルマガの作り方がわかる・配信できる 実際の作業に入っていきます。 メルマガ配信システムを使う場合は、これまでに立てた企画が実現できるかを考えて選びましょう。 STEP7. 配信システムにリストを登録しよう メルマガ配信システムにリストをアップロードしましょう。 ただし、存在しないアドレス宛に大量のメールを送ってしまうと、あなたのドメインの評価が下がってしまうので気をつけましょう。 紙にアドレスを書いてもらって手打ちしたようなリストを使う場合や、社内に何年も前から保管してある古いリストを使う場合は要注意です。リストについて不安があるなら、こちらの記事を読んでおきましょう。 手打ちのリストや古いリストを使うなら:自社ドメインの信頼性を守るために、メーリングリストは初めての配信前にチェックしよう! STEP8. メールをつくろう ここでやっと、実際のメールデザインを作り始めます。 これまでのSTEPで読者像やコンテンツについて考えてきたので、とても良い骨子が出来ていると思います。 デザイン経験が無い方のために、デザインのコツをまとめた記事がこちらです。 迷ったら参考に:デザイン初心者でも90点レベルのメルマガを作れる6つの思考プロセスとは? 画像やボタンを使ったWebデザインメールにするか、あえて装飾を使わないテキストデザインメールにするか迷う方もいると思います。そのときはこちらの記事をご覧ください。 迷ったら参考に:テキストメールとHTMLメールの違いとは?メルマガにはどちらが向いているの? STEP9. テストメールを送ろう メールとリストが用意できたら、実際に配信する前に「内容に誤りはないか」「リンクは正しく動くか」「デザインは崩れていないか」などをチェックしておきましょう。便利なチェックリストをご用意していますので、ぜひ活用してください。 HTMLメールの配信前チェックリスト!初心者から上級者まで忘れたくない17項目 第4章:レポートの活かし方がわかる STEP10. 配信後はレポートを確認しよう メールマーケティングは、メルマガを配信して終わりではありません。ステップ2で決めた目標数値は果たして達成できたでしょうか?開封率やクリック率などのレポートを確認しましょう。 迷ったら参考に:開封率?クリック率?メルマガ効果測定で追うべき指標とは 迷ったら参考に:レポートをGPT-AIが自動分析!メルマガ解析ツールを無料公開しました STEP11. 数字を改善しよう レポートの数字を見て「もっと良くしたい!」と思ったら、次回以降のメルマガ施策に活かしていきましょう。Benchmark Emailでは今お読みになっているブログを中心として、YouTube動画やTwitterでもメルマガ改善方法を紹介しています。 ・YouTubeチャンネル ・X(旧:Twitter) こういった情報を活用して、日々メルマガの成果を上げていってください! *本記事は、2021年3月に公開した記事をアップデートしたものです。 --- ### セグメントしたメール配信でエンゲージメントアップ!セグメント要素と事例を紹介 - Published: 2023-01-19 - Modified: 2023-08-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-segmentation/ - Categories: メールマーケティング - Tags: 開封率, エンゲージメント, セグメント 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Harnessing the Power of Email Marketing Segmentation” を翻訳したものです。 毎日、世界中ではなんと3,400億以上のメールが送信されています。 この数字からも分かるように、メールはマーケティングに必要不可欠なツールです。 しかしながら、メールリストに送ったメールのほとんどは未開封のまま、クリックがされず、コンバージョンもゼロ。そんな失敗例も聞こえてきます。 失敗の原因のひとつとして、リスト内の全員に同じ内容のメールを送っている、ということが挙げられます。読者ごとにメールの内容を変えることはほとんどしないため、送信したメッセージは読者が毎日受け取る何百通ものメールに紛れ込んでしまうのです。 そこで重要となってくるのが、セグメンテーションです。メールリストを特性やニーズによって分類し、読者の好みに合わせてコンテンツを作成します。 今回は、セグメント化するポイントを11個ご紹介します。 1. 場所 セグメント化で最も基本となるのが、場所です。近隣でのイベントやキャンペーン、セミナー情報など場所に合わせたコンテンツを送りましょう。 グローバル市場を持っている場合は、地域や文化の特異性に合わせて国、都市、地域別にコンテンツを調整できます。 また、場所に加えて時間帯(タイムゾーン)も重要です。最適な送信時間を選んでメールを配信するようにしましょう。 こちらはミュージシャンのLANYやZeddらを愛聴している購読者に対し、Spotifyが送信したメールです。近隣でのコンサート情報について書かれています。 2. 年齢 年齢層によって、バックグラウンドや考え方はさまざまです。学生が興味を持つものと、社会人が惹かれるものは異なりますよね。年齢層によって違う世界観に合わせてアピールすることで、購入につなげることができます。 Adobeも、学生に特化したプロモーションメールを送っています。 3. ジェンダー 各ジェンダーによって特定の要求や要望があります。それに合わせてメッセージを工夫することが重要です。 こちらは、女性や若者の年齢層向けにNIKEが送信したメールキャンペーンです。 4. 職種 職種でセグメントをしメールを送信することも効果的です。例えば、秘書のような管理業務を担う人は意志決定者への情報の流れを管理しているため、セグメンテーションのターゲットにうってつけです。 こちらは、MAツールを提供するHubSpotが送信したメールです。マーケティング専門家向けの、神経科学に関する記事へのリンクが貼られています。 5. 性格 内向的だと診断された人には、屋内での活動、ゲームや電子書籍などのコンテンツを提供するとメールを読んでくれる可能性は高くなるでしょう。一方、外向的だと判断された人には、野外活動に関するコンテンツを提供できます。 6. ライフスタイル 客室乗務員の例を見てみましょう。客室乗務員は毎日のように出入国を繰り返しているので、飛び回るライフスタイルに合ったサービスを提供することができます。短時間の乗り継ぎ客に割引が適用されるホテルのオファーは、休息とリフレッシュを求める客室乗務員に送ることができます。 ここまで紹介したセグメンテーションは幅広いものですが、以下のようにより細かいレベルでのセグメント化も可能です。 7. 趣味 サブカルチャーは有力かつニッチなマーケティングセグメンテーションです。例えば、スターウォーズに関するコンテンツを5月4日(スターウォーズの日)に送信すれば、ファンはそのメールに反応する可能性が高いです。 8. 購買履歴 ECマーケティング手法として、マーケットバスケット分析があります。人は製品を1つ購入すれば、たいてい別の製品も購入し、その結果、購入パターンが確立されていきます。 この分析を利用して商品のバスケットを作成し、ある商品を購入した利用者に向けて別の商品を販促できるのです。彼らが同じマーケットバスケットのグループにいれば、より大きなコンバージョンのチャンスが期待できます。 9. 購入頻度 ECプラットフォームでは、一定期間に利用者がどのくらい購入したかを追跡することができます。 頻繁に買い物をする顧客には、お得意様割引特典を送信できますし、長い間購入していない利用者には再利用時の特典についてお知らせを送ることができます。 10. ウェブサイト上での動き ウェブサイトを訪問するが購入しないウィンドウショッパーには、購買を後押しする販促メールを送ることをお勧めします。ファッションeコマースのZALORAは、購読者のお気に入りのブランドが特価になっていることを知らせ、再度販促しています。 11. メールエンゲージメント メールリストから未開封やクリックしない人を選び抜くのも、優れたセグメント化の方法です。メールがずっと未開封のままになっている人宛に、普段と違う目を引くような件名でメールを送ることができます。 配車サービスを提供しているUberでも、しばらく予約がなかった乗客宛に近況を伺うメールを送っています。 関連記事:メルマガの配信リストを整理!開封していない人に購読の意思があるか確認しよう! まとめ メールは、読者と関係性を築くのに最も効果的な方法の1つです。しかし、むやみやたらにメールを送れば良いというわけではありません。 メールリストのセグメンテーションは、開封率、クリック率、そしてコンバージョン率を改善するのに大きな役割を果たします。 Benchmark Emailには「セグメント機能」があり、リストのフィールド項目の内容によってセグメント化することが可能です。読者の特性に合わせてメールを送ってみたい方は、ぜひ一度お試しください。 関連FAQ:コンタクトリストのセグメント機能について *本記事は、2020年10月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) 地域セグメント 配信例:API連携で効率化!アルバムアプリFammが実践するプッシュ通知とメルマガ配信の併用効果とは? --- ### メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? - Published: 2023-01-16 - Modified: 2023-11-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/why-you-should-have-audience-personas-and-how-to-make-it/ - Categories: メールマーケティング こんにちは!Benchmark Emailメールマーケティングアドバイザーの山本と申します。これまで100社様のご相談に乗ってきた経験から、特に多かったご質問について、私がいつもお答えしていた内容をブログでご紹介していきたいと思います。 今回は、メルマガコンテンツや配信時間を決めるために必要な「ペルソナ設計」の話です。 メルマガのお悩みの多くは「読者像」の設定で答えが出せる 初めてメルマガに挑戦するときはもちろん、一度軌道に乗ってしまってからも、メルマガ担当者にはこのようなお悩みがつきものですよね。 コンテンツ デザインや文章の雰囲気 PC/スマホのどちらで読まれることを想定するか 送信時間 配信頻度 送りわけ(セグメント)をしたほうがいいのか こうしたお悩みを解決するために役に立つのが「読者像」です。 友達であるA君にお祝いを伝えることを考えてみましょう。 このとき、何曜日の何時に伝えるか、どんな構成で話を組み立てるか、どんな文体(口調)で伝えるかといった検討事項がありますね。しかし「A君」という伝えるべき相手のイメージが明確にあるので、お祝いの気持ちが一番いい形で伝わるように、自然と工夫できます。メルマガも同じで「どんな人が読んでいるのか」というイメージがあると、コンテンツや送信時間を決めやすいのです。 読者像の中心となる人物のプロフィールを考える あなたのメルマガ読者としてどのような人物像が考えられますでしょうか? メルマガをやるからには会社には狙いがあるでしょうから、上司などわかる人に聞けばすぐに解決するかもしれません。営業部や販売店など実際に読者に接する部門があれば尋ねるのも有力でしょう。 広告会社が行うような本格的なペルソナ設計をやろうとすると、大変時間がかかってしまいますので、メルマガ担当者に最低限必要なものを考えていくのがコツです。 メルマガ読者のペルソナ設定で押さえたいポイントはこちらです。 どんなことを知りたいと思っているか(コンテンツ決めのヒント) どんな文体やデザインが好まれるか(トーン&マナー) 何時頃にメールを読むか PCとスマホどちらで読むことが多いのか どんな頻度でメールを送るのが好まれるか いくつかの読者層がある場合、上記の設定を変えたほうがいいのか(セグメント配信) これでも重く感じるかもしれませんが、具体的には、年齢や性別、職業や住んでいるエリアなどの客観的情報などの客観的情報をもとにした、シンプルなもので大丈夫です。 例:「関東に住む40代の会社員男性」 例:「関西に住む30代の子育てをする女性」 例:「過去に自社の商品を購入してくれた学生」 よりペルソナの設定を深めたい場合は、チームメンバーのだれもが知っている顧客「Aさん」をモデルにして、Aさんならこういう行動をとりそうだよね、という連想ゲームを行うと設定しやすいと思います。箇条書きよりストーリー仕立てのほうが、発想が膨らみやすいことが多いです。ペルソナ像を作る練習として、芸能人をモデルにして練習するのも良いでしょう。 たとえば家族アルバムアプリ「Famm(ファム)」の事例では「主に20代から40代の子育て中の女性」と読者像を設定しています。 子育て中の女性に読者像を設定している「Famm(ファム)」の事例記事はこちら 複数の読者像がある場合は、セグメント配信を検討 複数の読者像が想定される場合は、ペルソナも複数つくるといいでしょう。 読者像に用いる情報が、顧客リストに入れられる項目であれば、メール配信の際に絞り込み配信(セグメント)が必要になったときにも役立ちます。 複数設定する例:企業と就職希望者の交流会を主催する部門の場合 「30〜50代の、企業の採用担当者」 「20代の、就職先を探している学生」 「20〜50代の、転職を考えている社会人」 普段はさまざまな読者層へ向けて同じメルマガを送っている場合でも、上記の3ペルソナに分けられるという分析ができていると、より効果的な施策を取ることができます。例えば、企業へは業務時間に配信して、社会人や学生には帰宅時間に配信しよう、というセグメント配信のアイデアが生まれます。 読者像の生活時間に合わせた配信を プロフィールが決まったら、その人の生活のリズムや行動パターンなどを考えて、メルマガを読む時間帯や、適切な配信頻度などを考えていきましょう。 例えば、ビジネスメールとして読むのか、プライベートで読むのかによって、送信時間が変わります。ビジネスメールであれば営業時間中に送る必要がありますし、プライベートであれば帰宅後を狙って夕方以降や、通勤時間に読んでもらうこととなります。 例:ビジネスメールは昼休み〜昼休み明けを狙って12:00に 例:お取り寄せグルメはお腹が空いている退勤時間を狙って17:00に 考え出したらキリがなくなってきますので、迷った場合には、Google Analyticsなどの解析ツールを使って、自社のメインユーザー、できれば購入に辿り着いているユーザーがWebサイト上でどのような行動パターンをしているか探ってみましょう。 アクセスが多い時間帯はいつなのか?を調べるだけで随分とイメージがはっきりしてきます。アクセスが多い時間帯はメールを送るのに適した時間である可能性が高いです。 関連記事:メルマガを配信する時間と曜日の”正解”は?読者の行動時間と調査データから仮説を立てよう 使用デバイスを意識したデザインに 配信時間や頻度だけでなく、読者の使用デバイスも意識してメールを作成してみましょう。PC/スマホどちらのデバイスで読まれているかは、自社サイトのアクセス情報が参考になります。 当社が行った調査結果によると、仕事用・プライベート用のメールアドレスそれぞれで受信したメルマガを読むデバイスの割合は以下となっています。 【調査結果:スマホ/PC比率のデータ】 ビジネスメールであれば多少フォーマルなデザインやPCを想定したデザインが良いかもしれませんし、プライベートで帰宅後や移動中に読むのであればスマホ中心のデザインが読みやすいかもしれません。 たとえばファッションECサイト「Tshirt. st」の事例では、完全にスマホ向けに特化したメールデザインの例を見ることができます。 スマホ向けに特化したメールデザイン「Tshirt. st」の事例記事はこちら 読者はどんなことに何に困っているのか?何に関心があるのか? これでメルマガの読者像ははっきりしてきたと思いますが、ここからはさらに読者の気持ちに寄り添ってみましょう。読者がどんなことに困ったり、悩んだり、どんなことを知りたいと思っているのか?などを考えてみてください。 それらが分かってくると、継続的に配信していくテーマや、メールで伝えるべき内容が定まってくるため、読者にとって価値のあるメルマガを作成できます。迷った場合には、解析ツールで需要を調べたり、顧客対応をしている部署にヒアリングをしたり、顧客に「どのようなコンテンツを読みたいか?」とアンケートをとってみても良いかもしれません。 「あなたのメルマガが、読者にどんな風に役に立てるのか?」までを考えることが、読者像をつくる際のゴールです。 ちなみに、当社調査によると、メルマガ登録時に読者が期待しているコンテンツは以下のようになりました。 【調査結果:メルマガに期待しているコンテンツ】 こうしたデータも参考にしながら、ご自身の読者であればどのようなコンテンツを期待しているかを考えてみてください。 具体的なコンテンツの作り方についてはこちら:ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 まとめ メルマガ読者像の設定方法と、適切な配信時間などの考え方をご紹介しました。今後の記事でも「読者像」の設定が前提となりますので、みなさんもぜひ以下のポイントを押さえて、読者像を考えてみてください。 どんなことを知りたいと思っているか(コンテンツ決めのヒント) どんな文体やデザインが好まれるか(トーン&マナー) 何時頃にメールを読むか PCとスマホどちらで読むことが多いのか どんな頻度でメールを送るのが好まれるか いくつかの読者層がある場合、上記の設定を変えたほうがいいのか(セグメント配信) 出来上がった読者像は、社内で関係する人たち、例えばWebサイトや広告、SNSなどを担当している人たちと共有しておきましょう。思わぬフィードバックや連携ができて、より良いメルマガ作りにつながるはずです! *本記事は、2020年11月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) ・メールマガジン購読状況調査 2023年度版 ・コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき? ・登録フォームの悩みを解決!基本機能からトラブルシューティング・応用的な活用例まで一挙解説 ・テキストメールとHTMLメールの違いとは?メルマガにはどちらが向いているの? --- ### HTMLメールの配信前チェックリスト!初心者から上級者まで忘れたくない17項目 - Published: 2023-01-15 - Modified: 2023-08-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email_campaign_preflight_checklist/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メルマガ, チェックリスト, テストメール, 送信前 こんにちは!Benchmark Emailメールマーケティングアドバイザーの山本と申します。これまで100社様のご相談に乗ってきた経験から、これは特にみなさまとシェアしたいな、と感じたことをブログでご紹介しています。 今回は、意外と深い「メルマガ配信前にチェックしたい項目」のお話です。 これからメルマガ配信をはじめる方はもちろんですが、見落とされがちな項目もありますので、経験者の方もこの機会に見直しをおすすめします! 初心者はもちろん、経験者にも意外な罠が! ? 相談会で感じたのは、長く配信経験があるメルマガ担当者様でも、意外と見落としがちなポイントがあるということでした。今回は「基本のチェックリスト」「経験者も見落としがちなチェックリスト」「配信直前のチェックリスト」の三つに分けてご紹介しますが、中級者の方は「経験者も見落としがちなチェックリスト」という項目をぜひご確認ください。 ちなみに本記事の最後にはチェックリスト一覧を用意していますので、コピー&ペーストで使っていただくと便利です。 さっそく「基本のチェックリスト」から確認していきましょう! なお、Benchmark Emailの操作において不安がある場合はこちらの運用チェックリストも合わせてお使いください。 ユーザー資料:運用チェックリスト 〜アカウント作成-メール配信-レポート確認まで〜 基本のチェックポイント 日付やテキスト・画像に誤りはないか テキストに誤字・脱字がないか 日付や曜日に誤りはないか コピー元の古い内容が残っていないか はじめにチェックしたいのは誤字・脱字がないこと、そして日付や曜日に誤りがないことです。コツとしては書き上げてすぐではなく時間を置いてから確認すること、そして別の人に確認をしてもらうことです。 また、過去のメールデータのコピーをもとにして作成した場合は、古い内容が残っていないかチェックしましょう。 リンクは正しく動くか 文字リンク、ボタンリンク、画像リンクをクリックして正しく遷移するか ロゴやSNSアイコンにリンクを設定しているか 直貼りしたURLにもリンクを設定しているか Google Analyticsを使う場合は、パラメーターを正しく振っているか 設置したURLを間違えたり、ただしくコピー&ペーストができていなかったり、画像にリンクを入れるのを忘れてしまうこともあります。とくに忘れがちなのは、メールのヘッダーに設置したロゴに自社サイトへのリンクを貼ることや、フッターなどに入れているSNSアイコンのリンク先です。少々面倒くさくても、すべての画像やリンクをクリックして確かめ、可能であれば複数人でチェックしましょう。 ちなみに、ハイパーリンクを設定せずにURLの直貼りで済ませるのはもったいないので、URLの文字に対してもリンクを設定しましょう。 イメージしにくい方もいるかもしれませんが、このような違いです。 メールクライアントによってはURLを自動検知する機能があり、直貼りでもクリッカブルになる場合もありますが、そのままただの文字として表示されてしまうメールクライアントもあります。またメール配信システムによっては直貼りではトラッキングが働かないため、クリック数がレポート計測されない場合があります(Benchmark Emailもそのひとつです)。 なお、Google Analyticsで効果計測を行う場合は、URLにパラメーターをつけておく必要があります。Benchmark EmailではGA連携機能がありますので、これをオンにすることでsource, medium, campaignのパラメーターをすべてのURLに自動で振ることができます。 パーソナライズ機能は正しく設定されているか パーソナライズ機能を設定した部分は、情報が正しく表示されるか メールの途中に法人名や名前などの顧客情報を自動挿入する「パーソナライズ機能」を使っている場合は、自分にテストメールを送って情報が正しく表示されているか確認しましょう。 経験者も見落としがちなチェックポイント どの受信環境でもデザインが正しく表示されているか メールの表示は、受信環境によって微妙に(ときには大きく)変わるということを知っておきましょう。この3点をチェックしておくと安心です。 PCとモバイルの両方で見て問題がないか Gmail、Outlookといったメールクライアントごとの表示に問題はないか ダークモードでも読みやすいか たとえばBenchmark Emailのニュースレターはこのように見え方が変化します(画像クリックで拡大)。 閲覧環境によるメールの見え方の違い PC(Gmail Chrome) PC(Outlook. com ) モバイル(iPad ) モバイル(iPhone 12 ) モバイル(Android 6. 0) モバイル(Gmail App Dark) 初めてメルマガを送るときや、デザインをリニューアルしたときは、表示に問題がないか丁寧に検証することをおすすめします。 このときメールクライアントごとの表示確認をするサービスを使うと、簡単に複数の環境での表示をチェックできるので便利です。逆に、表示確認のサービスを利用しない場合は、PCならとりあえずGmailとOutlook、スマホならiOSとAndroidでどう見えるかを確認する程度でいいかと思います。 2回目以降の配信では、1回目の配信レポートを見て、自社のメルマガ読者が多く使っているメールクライアントやデバイスの上位1つ2つくらいを把握しておき、それで確認をするのがコストパフォーマンス的に良いと思います。 ちなみにGIF動画を配信するときは、その動きもチェックしておきたいところです。 受信ボックスで、GIF動画は問題なく動くか GIF動画として送っても、一定以上のサイズを超えるとメールクライアント側が静止画にしてしまう場合があります。特にOutlookは注意が必要なようです。Benchmark EmailではGIF動画については1枚あたり200KB以下に抑えることを推奨しています。 関連FAQ(サポートページ):GIFアニメをメールに使用することはできますか? また、崩れやすいメールデザインの場合や、画像やGIF動画が正しく表示されないと成立しない構成の場合は、冒頭に「正しく表示されない場合はこちら」というWeb版へのリンクを置いておくと、万が一の場合にWebブラウザでメールを読んでもらえるのでリスクヘッジになります。 受信ボックスで件名を見たときに開きたくなるか 操作画面だけではなく、受信ボックスで見ても魅力的な件名か 送信元・件名のチェックは受信ボックスで行うことをおすすめします。 編集画面 受信画面 Gmail(Chrome)で受信したとき Apple Mailで受信したとき 同じ件名でも見え方が変わりますので「受信ボックスに届いたとき目立つだろうか?」という検討がしやすいと思います。「いい件名だと思ったけど、長すぎて後半のアピールポイントが見切れているな」なんて気が付くことも多いです。 最近はメールクライアントが受信時に通知を出すものもあるので、そこでキャッチーに感じてもらえるかという視点で見てみると、さらに良いアイデアが浮かんだりします。 件名の付け方はこちらの記事も参考にしてください。 関連記事:開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール 配信直前のチェックポイント プレーンテキスト版を編集しているか HTMLメールでメルマガを送るときは、どのような受信環境でも読めるように、プレーンテキスト版とのマルチパート配信を行うことでより多くの受信者の方にコンテンツを届けることができます。 左:HTMLメール 右:同時配信するプレーンテキスト版 HTMLメールの内容が確定したら、最後にプレーンテキスト版も最新の内容になっているか確認しましょう。 配信先リストと配信時間に誤りはないか 最後に、配信先のリストと配信時間に誤りがないかを確認しましょう。 チェックポイントのまとめ(リスト形式) 最後に、この記事でお伝えしたチェックポイントを一覧でお見せしますね。 ━━━━━━━━━━━━━━━ 内容について テキストに誤字・脱字がないか 日付や曜日に誤りはないか コピー元の古い内容が残っていないか ━━━━━━━━━━━━━━━ リンクについて 文字リンク、ボタンリンク、画像リンクをクリックして正しく遷移するか ロゴやSNSアイコンにリンクを設定しているか 直貼りしたURLにもリンクを設定しているか Google Analyticsを使う場合は、パラメーターを正しく振っているか ━━━━━━━━━━━━━━━ パーソナライズ機能について パーソナライズ機能を設定した部分は、情報が正しく表示されるか ━━━━━━━━━━━━━━━ 表示について PCとモバイルの両方で見て問題がないか Gmail、Outlookといったメールクライアントごとの表示に問題はないか ダークモードでも読みやすいか GIF動画は動くか 画像が重要なデザインの場合は、Web版へのリンクをおいているか ━━━━━━━━━━━━━━━ 件名について 操作画面だけではなく、受信ボックスで見ても魅力的な件名か ━━━━━━━━━━━━━━━ 配信直前 プレーンテキスト版を編集しているか 配信先リストに誤りはないか 配信時間に誤りはないか ━━━━━━━━━━━━━━━ こちらのチェックリストをもとに、自社用のチェックリストを作ってみてください! *本記事は、2021年2月に公開した記事をアップデートしたものです。 --- ### メルマガの効果測定で大切な指標とは?改善ポイントも解説 - Published: 2023-01-15 - Modified: 2023-11-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/campaign_reports/ - Categories: メールマーケティング, 開封率・到達率 - Tags: CTR, クリック率, 開封率, メルマガ, 改善, CTOR, エラー率, 配信停止率, レポート こんにちは!本記事では、メルマガの効果測定をする際に役立つ情報や考え方をご紹介します。 メールマーケターが必ず知っておきたい指標や、メルマガ配信の目的ごとに見るべき指標、そしてBenchmark Emailでの確認方法などを見ていきましょう。 メルマガ配信で必ず知っておきたい指標と改善ポイント まずはメールマーケターが知っておきたい4つの指標について、指標の意味や計算方法、その数値から読み取れることや改善方法をご紹介します。 ①開封率 開封率とは、「メルマガが開封された割合」のことです。送信したメールの件数のうち、何人が開封したかの割合を示しています。一般的な平均は15〜20%と言われていますが、開封率は業種やメルマガのテーマによって様々です。 ■Benchmark Emailのユーザーの平均値 23. 13% ■計算方法 (開封した人数送信したメール件数)×100(%) *Benchmark Emailのレポート上での表現 ■開封率から読み取れること ・件名のトピックに関心があるか ・メルマガのコンテンツが、長期的に読者の期待に応えられているか ・配信時間や頻度は適切か ・配信先のリストは良質か 改善するためのPOINT ・件名に入れるキーワードを工夫する ・送信元名は読者に認知されている名称にする ・配信時間や頻度を見直す ・配信先のリストに古いアドレスや長期間未開封のアドレスがないかチェックする 件名や送信元名で迷った時は、A/Bテストを行ってみるのもおすすめです。 関連記事: ・開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール ・メルマガを配信する時間と曜日の”正解”は?読者の行動時間と調査データから仮説を立てよう 開封率アップについて解説した動画はこちら: ・【メルマガ開封率①】自社業界の平均開封率を知っていますか? ・【メルマガ開封率②】開封されやすい件名・差出人名とは? ・【メルマガ開封率③】A/Bテストで開封率アップを目指そう! ②クリックスルー率(反応率) クリックスルー率とは、「メールを開封した読者のうち、本文内のリンクをクリックした人の割合」のことです。 ■Benchmark Emailのユーザーの平均値 非公開 ■計算方法 (クリックした受信者数開封されたメール件数)×100(%) *Benchmark Emailのレポート上での表現 ■クリックスルー率から読み取れること ・読者の気になるコンテンツを配信できたか ・読みやすいメールのデザインになっていたか ・件名の内容とコンテンツが合っていたか 改善するためのPOINT ・メールのコンテンツが読者のニーズと合っているか見直す ・メールのデザインや構成を見直す ・CTAの言葉選び、デザイン、設置場所を工夫する ・件名のトピックとメールの内容を合わせる ・配信時間や頻度を見直す 関連記事:メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考 関連記事:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 ③配信停止率 配信停止率は、「読者の受信ボックスに到達したメールの件数のうち、メルマガの登録を解除された件数の割合」です。 ■Benchmark Emailのユーザーの平均値 0. 19% ■計算方法 (そのメールから配信停止した読者数到達したメール件数)×100(%) *Benchmark Emailのレポート上での表現 ■配信停止率から読み取れること ・読者のニーズに合ったメルマガを配信できているか ・配信頻度が適切か ・配信先のリストは良質か 改善するためのPOINT ・メールのコンテンツが読者のニーズと合っているか見直す ・配信時間や頻度が適切か見直す ・配信リストの集め方を見直す 関連記事:メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは? ④エラー率 エラー率は、「読者の受信箱に届かなかったメルマガの割合」のことです。 ■Benchmark Emailのユーザーの平均値 4. 65% *日本ユーザーの平均値 1. 78% ■計算方法 (受信サーバーに弾かれたメール件数送信したメール件数)×100(%) *Benchmark Emailのレポート上での表現 ■配信停止率から読み取れること ・配信先のリストは良質か ・受信サーバーや受信ボックスへの到達率 改善するためのPOINT ・エラーアドレスの管理を行う* ・ドメイン認証設定を行う *Benchmark Emailではエラーアドレスを自動で管理しているため、ユーザー様側で行っていただく作業は特にありません。 関連記事:これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~ 関連記事:自社ドメインの信頼性を守るために、メーリングリストは初めての配信前にチェックしよう! また、2023年2月より、GmailおよびYahoo! メール宛に配信を行う場合はドメイン認証設定などの対応が求められています。詳細は以下の記事をご覧ください。 関連記事:GmailとYahooメールの新しい迷惑メール判定ポリシーとメール配信者が行うべき対応について 目的ごとの見るべき指標 次に、メルマガ配信の目的ごとにチェックすべき指標を確認しましょう。 ここで大切なのは、「メルマガ配信の目的や目標が定まっているか」です。まだ自社のメルマガ配信の目的が曖昧な方は、ここで一度「何のために配信しているのか」を考えてみましょう。 関連記事:読者に何をしてほしいのか書き出そう 目的を明確にできたら、効果測定で見るべき指標について考えます。 メルマガの目的に応じた指標の例はこちらです。 また、「開封率」はどんな目的でもチェックをして損はない指標です。 読者の気になるテーマや件名のメルマガを配信できたかが一目でわかるので、ぜひ毎回確認してみてください。 Benchmark Emailのメールレポートで計測できる範囲 自社が見るべき指標がわかったところで、レポートで計測できる範囲について解説します。 詳細は「メルマガの効果測定でGA4を導入するメリット」で解説をしていますが、Benchmark Emailで計測ができる範囲は、読者がメールを受信してから、メール内のリンクをクリックするところまでです。 クリック後の読者の行動については、別のツールを利用して分析をします。 分析可能な指標の例はこちらです。 Benchmark Emailでは、開封率、クリック率、配信停止率、エラー率を計測しています。 その先の数値は別のツールで確認しましょう。おすすめツールのGoogleアナリティクスについては以下記事でご紹介しています。 関連記事:GA4(Googleアナリティクス)でメルマガの効果測定をしよう【初〜中級編】 Benchmark Emailでの確認方法 前章で見た、Benchmark Emailのメールレポートで確認できる4つの指標「開封率」「クリック率」「配信停止率」「エラー率」について、実際の確認方法をご紹介します。 ①開封率 ログイン後、左のメニューより「レポート>メールレポート」をクリックしてください。メールのレポート一覧が出てきますので、チェックをしたいメール名をクリックします。 開封率は、レポートの最初の画面に出てくるこのような円グラフで確認が可能です。 ②クリックスルー率(反応率) クリックスルー率は、レポートの「クリック分析」より確認が可能です。 また、「クリック分析」ではクリックスルー率だけでなく、メール内のどのURLが何パーセントクリックされたのかがわかる「クリックマップ」という機能もあります。 どのリンクが最もクリックされたかを簡単に分析することができるので、ぜひチェックをしてみてください。 ③配信停止率 配信停止率は、メールレポートの中にある「反応状況」より確認可能です。 ④エラー率 エラー率は開封率と同じで、レポート内の円グラフで確認できます。 HTMLメールレポートの仕組み 最後に、メールレポートのしくみをご説明します。 メール配信システムから送られるメールには、見えないくらい小さい、または透明な計測用画像(tracking pixel)が埋め込まれていて、その計測用画像が表示されることで開封と見なされる仕組みになっています。 またクリック数を測るために、Benchmark Emailではメール内のリンクをトラッキングURLに自動変換して配信しています。メール内のリンクをクリックした読者は、一瞬、計測用のトラッキングURLを経由して、その後でリンク先として指定したウェブサイトへ着地するようになっています。 これは「メールごとに」「設置したリンク箇所ごとに」「受信者ごとに」固有のトラッキングURLが発行されるため、各トラッキングURLへのアクセスを計測することで「誰が、いつ、どのリンクをクリックしたか」がわかるようになっているのです。 こうした効果測定ができるのはHTMLメールの特長です。 関連記事:テキストメールとHTMLメールの違いとは?メルマガにはどちらが向いているの? まとめ 効果測定はメールマーケティングで成果を出すために重要なステップの一つです。 今回ご紹介した指標は、メールレポート上で確認できるようにしておきましょう。 また、各指標を改善するためのポイントもお伝えしましたので、今後のメルマガ配信でぜひ活用してみてください。 *本記事は、2021年3月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) ・平均メール開封率・クリック率レポート (2022年度版) 業種別・地域別(国別)の最新情報 ・メルマガでのA/Bテストのポイントがまるわかり!比較項目別で事例から注意点までを一挙解説 ・メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 --- ### ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 - Published: 2023-01-14 - Modified: 2023-08-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-create-your-email-marketing-content/ - Categories: メールマーケティング - Tags: 内容, メルマガ, コンテンツ, コンテンツカレンダー, カレンダー, 構成, ネタ, 企画, 作り方 本記事のメリット - メルマガのネタの出し方がわかる - 効率のいいコンテンツ企画ができる - 新年度のコンテンツカレンダーが作れる 保存版の内容ですので、ぜひブックマークしてメルマガ会議で活用いただけるとうれしいです。 _____________________________________________________________________ こんにちは!Benchmark Emailでメールマーケティングアドバイザーをしている山本です。ユーザー100社の導入相談会を行ってきた経験から、特に多かったご質問について、私がいつもお答えしていたことをブログでご紹介しています。 今回は「これからメールマガジンを始めるけれど、何を配信したらいいのかわからない」「毎回ネタを考えるのが大変だ」という方に向けて、メルマガコンテンツを企画する基本的な方法をご紹介します! ちなみに米国の調査(Litmus:2020 State of Email Workflows)によると、メールマーケターのうち71%が年間または少なくとも繁忙期のコンテンツカレンダーを用意しているそうです。そこで、今回はメルマガコンテンツの企画からコンテンツカレンダーの作成までの方法を順を追ってご案内します。 顧客に役立ちそうなテーマ候補を集めよう まずはこちらの表を使って、コンテンツ企画を作っていきましょう。 コンテンツの企画をする際には、まずメルマガの読者像を確認しながら、読者に望まれている情報を集めます。顧客へのヒアリングだけでなく、営業部門やCS部門など顧客について詳しい社内の人たちからヒントを集めるという方法もあります。 より多くの候補を集めることが、より良い企画に繋がります。この段階で少しでも多くのテーマ候補を集めておきましょう! *読者像を設定したい方はこちらの記事を参考にしてください。 関連記事:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? ここでは例として、実店舗とネットショップを運営するインテリアショップのメルマガ担当者の場合を考えてみます。 お店には様々な役割の人がいると思いますので、読者がどんな情報を知りたそうか尋ねてみましょう。例えば店長さんや接客担当の方はお客さんからよく相談されることを知っているでしょうし、ネットショップ担当の方は「レイアウト例の写真を載せたほうが商品が売れる」という情報も持っているかもしれません。 その結果、「セール情報」「人気商品」「レイアウト例」「素材に関する豆知識」の4つがテーマ候補として挙がったとします。このテーマ候補を、表のヨコ1行目に入れます。 社内にある情報リソースを集めよう 次に、すでに社内にある情報の中で、顧客に向けて発信できそうなものを集めます。前の章で書き出した「読者が知りたそうなテーマ」に対し、今度は「すぐに使えるリソース」を確認します。 引き続き、インテリアショップを例にして考えてみましょう。 上司に聞いたところ以下の情報が手に入りました。 ・内部資料の「家具のおすすめの組み合わせ」を情報として発信できそうなこと ・頻繁に変更している店頭のディスプレイの写真が、メルマガの素材として使えること ・利用中のネットショップで自動抽出される「売り上げランキング」が使えること ・年に5回セールを実施していること 上記の4点を「店舗の内部資料・情報」「店舗のディスプレイ写真」「ネットショップのデータ」「年に5回セールがある」という項目で、先ほどの表のタテ軸に入れていきます。 また、一番下には「まだ無い」という項目を置いておくと整理がしやすくなります。 ネタ候補の表をつくって整理しよう 十分なテーマ候補と情報リソースが集まったら、それをもとにメルマガコンテンツを考えていきます。 ここまで作った表を元に、タテとヨコが交差するところを探してコンテンツ企画を立てていきましょう。ヨコのテーマ候補に対してタテの情報リソースがひとつもない場合は、メルマガのためのオリジナル企画を検討しなくてはいけませんので、この時点では一旦思いつくだけアイデアを書いておきましょう(以下の画像で赤文字になっている部分のことですね)。 一覧表が完成しました!ここから実際にコンテンツとして採用するものを選んでいきます。「まだ無い」の部分に関する新企画については、手間や経費が効果に見合うのか、定期的に更新を続けて行けるかという点を考えながら検討をしていきます。 採用するコンテンツは、お客さんにとって役立つ情報を選びましょう。採用するコンテンツを選ぶ時には、読者に役立つ情報を送ることが大切です。メルマガ購読時に期待していたコンテンツの調査結果なども参考にしてみてください。 メールの構成案をつくる メールのネタが決まったら、どれをどんな風に配置するのか、手書きで良いので構成案を作ります。更新度の高いものや、読者に最も見てもらいたいコンテンツから順番に並べていきましょう。 ちなみにロゴや自社サイトへのリンクなど、載せると良い定番要素については、こちらの一覧で確認できますのでお役立てください。 関連記事:コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき? メールをつくってみる 構成案を決めたら、文章、画像や背景色、文字のフォントなどを、実際にメールをつくりながら調整して決めると良いと思います。デザイン作りのポイントはこちらの記事でご紹介しています。 関連記事:デザイン初心者でも90点レベルのメルマガを作れる6つの思考プロセスとは? メルマガの配信頻度を考えよう 最後に、配信頻度を決めましょう。 メルマガに載せる情報の質や種類によって、ちょうどいい配信頻度は異なります。そのため一概に正解といえるものはありません。まずは実際に配信してみて、開封率や購読停止率をレポートでモニタリングしましょう。「ちょっと購読停止が多いかな」と感じれば頻度を下げ、「もう少し頻繁にしても読んでもらえるかも」と感じれば上げてみるなど、自社にとってちょうどいい頻度を見つけましょう。 とはいえ見当がつかなくて困るという方は、まずは以下の傾向を参考にしてみてください。 毎日配信:メディアなど、日々の情報収集ツールとしての役割があるもの 週1〜数回の配信:購入頻度が高いもの、低単価のもの(食料品、ファッションなど) 月1〜2回の配信:購入頻度が低いもの、高単価のもの(車、BtoBサービスなど) 関連記事:メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは? コンテンツカレンダーを用意する メールが完成したら、最後にコンテンツカレンダーを作りましょう。 週1または月に数回の配信なら3ヶ月分、毎日配信なら1ヶ月分の企画を立ててみるといいでしょう。「このコンテンツは3ヶ月でネタ切れになりそうだな」「季節商品を売るためのコラムを書こう」などと気付くことで、メルマガコンテンツの質を高められます。 さすがに1年先まで考えるのは大変かもしれませんが、中長期で考えることで毎回より良いメールを作ることができます。できる範囲で計画してみましょう。 まとめ 最後に効率的にコンテンツを企画するための手順をまとめます! 「テーマ候補」と「情報リソース」を社内で集める それらを組み合わせて、コンテンツ企画を立てる 構成とメールを作成する コンテンツカレンダーを作り、無理なく定期配信できるか検証する 本記事をもとに、ぜひ計画的なメールマーケティングを行ってください。 *本記事は、2020年12月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) ・BtoCとBtoBメルマガの違いとは?メルマガで押さえたいポイントを解説 ・ぜひ真似したい!メルマガのコンテンツアイディア5選 --- ### コロナ禍でメルマガ配信をスタート!リピート客の獲得に取り組む「ザ ストリングス 表参道」 - Published: 2023-01-11 - Modified: 2023-01-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-the-strings-omotesandoh/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: メルマガ, インタビュー, 事例, レストラン, ユーザー, イベント, ウェディング こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、ザ ストリングス 表参道(株式会社ベストホスピタリティーネットワーク)の唐澤様です。 ザ ストリングス 表参道のWebサイトはこちら ザ ストリングス 表参道のメール施策概要 メール配信を行っているサービス: ザ ストリングス 表参道が運営するレストラン 対象: ウエディング、レストランの利用者 主な配信コンテンツと頻度: メール1:新商品、季節のメニューのご案内(月2回) メール2:5周年の案内や年末年始など、イベントごとのメール(その都度) 担当組織: メールマガジンの担当者:1人 ウェディング、レストラン運営をしているザ ストリングス 表参道 ━ザ ストリングス 表参道は、どのような事業をされていますか? 複合施設の運営を行っている会社です。ザ ストリングス 表参道はウエディング、レストラン、企業様への宴会場のお貸し出し。この3つが、ザ ストリングス 表参道の事業となっています。 メールマガジンの内容は、9割5分はレストランのご案内です。 先日、ちょうど5周年を迎えたので、感謝の気持ちを込めた内容の御礼メールをお送りしました。これから年末年始なので「年末年始のご挨拶」もお送りする予定です。 ━メールマガジンの目的は、なんでしょうか? 一番の目的は、「来店されたお客様にまたお越しいただくこと」です。メールでは、そのまま予約ができるTableCheck(予約システム)の予約ページに飛べるようにしています。イベントや新商品の告知を行う場合は、予約ページの他に特設のウェブページのリンクも入れています。 ━新商品が出るときは、ウェブサイトでもページが用意されているんですね そうですね。順番としては、まずウェブページを作り、その後にメールマガジンを作成しています。 ━メールマガジンを使い始めたきっかけは、なんだったのでしょうか? オープン当初は、新しいお客さまを獲得するための取り組みが多かったのですが、次の段階として、「お客さまに再来店していただく」ための取り組みも必要だということになりました。 その時に、お客様に直接情報を届けられるメールマガジンの配信をスタートしました。 ユーザー層とリスト取得方法 ━メールマガジンを配信するリストは、どのように得ていますか? メルマガは、当店をご利用いただいた方に対して配信しています。当店では予約管理システムのTableCheckを利用しているのですが、ご予約時にメルマガの受信を承諾いただいた方へお送りしています。 他には、イベントを開催した際に、アンケートのなかで「今後もイベント情報を送ってよろしいですか」という項目を用意し、OKを頂いた方にもお送りしています。 ウエディングでは、当館で挙式を挙げられたお客さまに配信をしています。 ━コロナ禍の中でメールマガジンをスタートされましたが、リストの獲得で苦労はされましたか? 当館は第1波の時のみ休業をしました。第1波以降は時短で営業を再開し、お客さまにもお越しいただけたので、2020年の年末頃からBenchmark Emailを使ってメールマガジンを配信していました。 2022年に入ってからは、さらに順調にお客さまにお越しいただいているので、それに伴いリストの数も増えております。 ━ユーザー層は、どうでしょうか? コアになっている層は、20代後半から30代、40代の方です。特に昼間は女性が多いですね。メールマガジンでは、幅広い年齢層のお客さまに興味を持ってもらえるような内容にしています。 配信コンテンツ メール1:新商品、季節のメニューのご案内 配信頻度:月2回 内容:新商品、季節のメニューのご案内 全体を見るにはこちらをクリック (表示されない場合はこちら) ━メールマガジンでは、どんなものを配信されていますか? 月に2本を目安に、新商品の案内や季節のメニューを送っています。次のシーズンに合わせた内容を送っており、例えば「敬老の日におすすめの〇〇」や「冬のスイーツのご案内」といった内容です。 レストランのメールの配信内容は、基本的には私が一人で考えています。メールマガジンの形は大体同じで、コロナ禍でも特に配信方法を変えることはしませんでした。時期によってはテイクアウトのものを中心にすることはありましたが、大きくは変えていません。 ━月に2本の配信をされている理由は、なにかありますか? 「お店のことを忘れないでもらいたい」「お客さまとの繋がりを維持したい」という理由から、月2回の配信にしています。 私一人で担当しているので、さらに頻繁に配信をするのは時間的に難しいというのもあります。ただ、受け取る側としてはあまり沢山届いても迷惑になる場合もあると思うので、月2回の頻度でちょうど良いと考えています。 メール2:5周年の案内や年末年始など、イベントごとのメール 配信頻度:その都度 内容:5周年の案内、年末年始のご挨拶など 全体を見るにはこちらをクリック (表示されない場合はこちら) ━ウエディングで利用された方と、レストランを利用された方とで、配信内容を分けていますか? 基本的には同じ内容を配信しています。ウエディングで利用された方にも、記念日などでレストランにもお越しいただきたいので、レストランの情報を配信をしています。 運用と設計について 企画広報として、企画から素材の準備、配信までを一貫して行っている ━メールマガジンは、お一人で担当されているのですか? はい、私は当館の企画広報を担当しており、メールマガジンも担当しています。メールマガジンは企画から写真撮影、配信まで一貫して行っています。写真は、プレスリリースやウェブページ用に撮影したものをメールマガジンでも使用しています。 メールマガジンの作成は、企画も含めて2時間程度で完了しています。 ザ ストリングス 表参道 唐澤様 ━配信前のチェック体制は、どのようにされていますか? ウェディング、営業部、レストラン、広報の責任者5名に事前にメールマガジンを送り、内容の確認をしてもらっています。 また、メールマガジンの作成段階で、自分にテスト送信をしてスマートフォンでの見え方もチェックしています。 ━メールマガジンの配信をしていて、うまくいっているなと実感されるところはありますか? メールマガジンの開封率は高いと感じているので、お客さまが興味を持って見てくださっていることを実感しています。 店舗でイベントを開催した際にもメールマガジンを配信したのですが、「メールを見て問い合わせました」とお話ししてくださるお客さまもいたので、メールマガジンの効果を実感しています。 ━メールマガジンでチェックしている数字はありますか? 開封率とクリック数を見ています。反応が良かったものは、また次のシーズンでも出すようにしています。 また、毎回のメールでお客さまに興味を持ってもらえるような件名をつけたいと思っているので、開封率が良いときの件名は次回以降の参考にしています。 商品の宣伝メールではなく、手紙のような一文を加えたメールマガジンにしている ━文章の書き方などで工夫されていることはありますか? メールの冒頭は、手紙のような形にしています。季節ごとのご挨拶から始まり、次に新メニューのご案内を載せています。 いきなり新商品を案内したり、ただ情報を載せるのではなく、メールマガジンの冒頭で「いかがお過ごしですか」といったご挨拶の文章を入れるようにしています。 また、文章が長くならないように気をつけています。今はスマートフォンで見る方が多いと思うので、スマートフォンに合わせて改行をしています。パソコンで見ると改行が少し多く感じるかもしれませんが、スマートフォンでは見やすくなるように調整しています。 ━手紙のようにすると、書いている人のキャラクターが出てくると思うのですが、ご自身のお名前を書いたりはされていますか? 名前は書いていないですね。会社によっては広報が表に出るところもあると思いますが、弊社ではあくまでも「お店からの手紙」としてお送りしているため、名前は入れないようにしています。 SNSとメールマガジンは、目的に合わせて使い分けている ━SNSも運用されていますが、メールマガジンとの使い分けはされていますか? SNSは幅広い方に知っていただくため、メールマガジンは一度来店された方にリピーターになっていただくため、という目的の違いがあります。 SNSはオープンの準備段階から使っているのですが、現在はメールマガジンよりも早いタイミングで新商品の情報などを載せています。ただ、SNSは若い女性に見ていただくことが多いので、反応の良いスイーツ関連の情報がメインです。他にも「ケヤキが紅葉してきました」といったリアルタイムの情報を投稿しています。 メールマガジンでは「おせち」のような幅広い層にリーチしそうな内容も載せています。 まとめ ザ ストリングス 表参道様は、コロナ禍の真っ只中にメールマーケティングをスタートされたわけですが、予約の受付時点で「メールマガジン配信の同意を得る」というのが、リストを順調に増やしている秘訣だと再認識をすることができました。 店舗に来てくださったお客さまに、チラシやPOPで「メールマガジンの購読」を呼びかけるのと、予約時点で購読をしてもらうのでは「購読をすることのハードル」に違いがあると思います。 コロナ禍で「お客さんに直接、連絡をする術がない!」とメールマガジンに取り組み始めた会社さんは多いでしょう。はじめたはいいけど、なかなかリストの数が増えないというときには「どのタイミングで購読への導線を作ったらいいのか」をザ ストリングス 表参道様のやり方を参考に考えてみてください。 また、メールマガジンの冒頭で、手紙のように書くけど個人を表に出すわけではないというのも印象的でした。キャラクターが必要だ!個人を前に出さないと!と思っても、表に出ることに抵抗があって、なかなか表に出てくれる人がいない会社さんも多いと思います。 ザ ストリングス 表参道様のように、個人ではなく、あくまでもお店としてパーソナルなメッセージを送ることでも、十分にコミュニケーションが取れている。これは事例として参考になると思います。 (関連記事) ・【ホテル業界】レストラン管理システムTableCheckを併用した横浜ベイホテル東急のメール配信施策 ・メールマガジンの取り組みが集客の支えに!レストランを多展開する株式会社ワンダーテーブル ・飲食店向け!売上を伸ばすメールマーケティング施策 --- ### メルマガを配信する時間と曜日の"正解"は?読者の行動時間と調査データから仮説を立てよう - Published: 2023-01-06 - Modified: 2024-07-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/the-best-time-to-send-your-email-campaign/ - Categories: メールマーケティング - Tags: 配信時間, 配信曜日, 配信タイミング こんにちは!Benchmark Emailのメールマーケティングアドバイザーの山本です。 みなさんは、メルマガを配信する時間と曜日をどのようにして決めていますか?せっかく作ったメールですから、開封・クリック・購入などの効果が最大限に出る時間に届けたいですよね。 メルマガを配信する時間と曜日に迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。 開封・クリック・購入などの行動に繋がるメルマガの配信タイミングは? 顧客が落ち着いてメールを読める時間や、メルマガを読んだあとで行動に移しやすい時間など、生活の中で情報収集に時間を使えるタイミングでメルマガを送るといいでしょう。 このタイミングは読者の生活パターンによって異なるため、どんなメルマガでも使える"正解"というものは、じつはありません。以下のステップで仮説を立てて、最後にテストを行うことが必要です。 1. 読者の行動時間や、調査データをもとに、効果的な配信時間と曜日の仮説を立てる 2. 配信時間と曜日の候補を決める 3. A/Bテストで検証する そのためには、「どんな人に向けてメールを送っているのか」を知っていることが大切です。読者のペルソナをお持ちでない方は、こちらのブログを参考にしてください。 関連記事:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? Benchmark EmailのProプランでABテストをスムーズに行っていただけます。まずは無料トライアルから! 1. 読者の行動時間や、調査データをもとに、効果的な配信時間と曜日の仮説を立てる 読者がメールを開いてくれそうなタイミングを推理して絞り込んでいくための、3つのヒントをお伝えします。 1-1. 読者の行動時間を調べる 読者である顧客のサイトアクセス、購買、来店といった行動が多く起こっている時間や曜日を調べて、そのタイミングの前を狙ってメールを送るという方法があります。 ECサイトやBtoB企業であれば、Google Analyticsでアクセスやコンバージョンが多い曜日と時間をチェックします。レストランであれば、予約の電話が多い曜日と時間を調べてみましょう。 そこから逆算して「どのタイミングでメールを読むと、次の行動に移したくなるだろう?」と想像します。 a. ウェブサイトへのアクセスや、予約電話をしてほしい場合 サイトアクセスや予約電話であれば、メールを読んですぐに行動に移しやすいはずです。アクセスや電話が特に多いタイミングの、少し前を狙ってメールを送ってみるといいでしょう。 b. 来店をしてほしい場合 来店が多いタイミングに合わせて、お店のことを思い出してもらいましょう。週半ばにメールを届けておけば週末の予定に組み込んでもらえるかもしれません。また、直前の金曜夜や、当日の朝も効果的かもしれません。 c. 購入が多いタイミングが決まっている場合 定期的に必要になる商品や、売れるタイミングが決まっている商品の場合は、それに合わせてお知らせをすると効果的です。 このように、適切な配信タイミングの予想を立ててみましょう。 1-2. 調査データを参考にする 十分な顧客情報がない場合は、調査による平均データを参考にします。 メルマガが開封されやすい時間の調査データ 当社調査によると、メルマガを読む時間帯は、仕事用アドレスでは「12時~15時台」プライベート用アドレスでは「21時~23時台」が最も多い回答でした。これは日本のメルマガ読者を対象にした調査結果です。 「Q. -メルマガを読むのはどの時間帯が多いですか?最も多い時間帯をお選びください。」 関連記事:メールマガジン購読状況調査 2023年度版 仕事用アドレスについて、他のデータも参考にしてみましょう。CRMツールを提供するSuper Office社による2023年の調査では、10時か13時が開封率が最も高いそうです。 プライベート用アドレスに対して、夜にメルマガを送る場合に参考にできるデータもありました。総務省の「令和3年版 情報通信白書」によると、最もインターネットが使われている時間帯は21時台や22時台だそうです。 顧客データから配信時間を決められない場合や、他の時間も試してみたいときには、こうしたデータを参考にするのもいいですね。 メルマガが開封されやすい曜日の調査データ 産業によって開封されやすい曜日が異なるため、曜日については純粋に顧客データから考えるのが一番良いでしょう。 米国のメール配信サービスCampaign Monitor社による2022年の調査では、以下の通りの結果となりました。 - Campaign Monitor社の調査(A) 月 火 水 木 金 土 日 開封率 22. 00% 21. 80% 21. 80% 21. 70% 21. 60% 20. 50% 20. 30% 曜日による開封率の差はあまり大きくありません。これは私の予測ですが、様々な産業のユーザーがいるために平均値を取るとこのようになるのでしょう。メールマガジンは何曜日に配信しても結果が変わらないというわけではなく、メールの内容や配信先によって適した配信曜日が異なるのではないかと予想します。 その根拠として、前述のSuper Office社による調査では、以下のように土日の開封率が低い結果となっています。理由として、この会社がCRMツールであることからBtoB配信を行うユーザーが多いことが考えられます。会社用のアドレスに配信するBtoBメルマガを元にした調査では、自然と平日の開封率が高くなるのではないでしょうか。 - Super Office社の調査(B) 月 火 水 木 金 土 日 開封率 21. 22% 21. 26% 21. 00% 20. 90% 21. 10% 17. 50% 17. 90% 逆に(A)の調査では平均開封率の差が小さいことを考えると、当然、平日よりも土日のほうが効果的な産業もあるということが想像できますね。 調査結果を参考にするときはこうした背景に気をつけて、常に読者のことを念頭に置いておきましょう。 1-3. 読者の生活スタイルから、配信時間と配信曜日を考える 顧客データや調査結果から配信時間を決められない場合は、読者の生活スタイルから予想するしかありません。 この章では、配信対象を大きく4つに分けて、その生活スタイルをお伝えします。 ちなみに、まだ読者像が定まっていないという方は、こちらの記事を参考にしてください。 ・関連記事:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? BtoBのメールマガジンの場合 - ①ビジネスパーソン向け ■ 配信時間 日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2020」によると、ビジネスパーソンの半数以上は1日に10回以上メールを確認するそうです。となれば「メルマガを見かけたときに、開いて読む余裕がある時間はいつかな?」と考えるのがよさそうです。リフレッシュした状態のときや、業務が落ち着いている時間を狙ってみましょう。 会社への出勤途中にスマートフォンで会社のメールを見る8時台 出社直後の9時台 昼休みに入る12時台 午後の仕事を始める13時台 一旦業務が落ち着く夕方の16時台 ■ 配信曜日 特別な狙いがない場合は、休日前後の月曜と金曜はいったん避けておき、火曜〜木曜の配信から始めてみるのがいいでしょう。 BtoCのメールマガジンの場合 - ②ビジネスパーソン向け ■ 配信時間 同じビジネスパーソン読者でも、勤務時間を狙うBtoBメールの場合とはちがって、BtoCメールでは自由時間を狙います。 会社への出勤途中である8時台 昼休みに入る12時台 退勤後の18時台 夕食を終えた20時以降 休日の場合は、10時以降、午後の時間、夕食後〜就寝前 ■ 配信曜日 メールの内容によりますが、BtoCであれば休日に近い月曜・金曜もはじめから候補に入れていいでしょう。自分が読者になったつもりで受け取りたい曜日を考えてみます。 BtoCのメールマガジンの場合 - ③専業主婦・主夫向け ■ 配信時間 家庭で家事や育児を行っている方をターゲットにするときは、そうした仕事が落ち着いているタイミングを狙います。 朝食と昼食の間である10時〜11時 子供が帰ってくるまでの14時〜16時 夕食を終えた20時以降 休日の場合は、10時以降、午後の時間、夕食後〜就寝前 ■ 配信曜日 こちらも、自分が読者になったつもりで受け取りたい曜日を考えてみます。休日か平日かで迷う場合、まずは休日vs平日で比較し、そのあとで土曜vs日曜の比較など曜日を絞り込むといいかもしれません。 BtoCのメールマガジンの場合 - ④学生向け ■ 配信時間 学生の場合は、学業以外にもアルバイトを入れているなど、自由時間に強い個人差があります。そう考えると、共通して一番開封されやすいのは就寝前かもしれません。 (例) 通学中の8時〜10時台 昼休みの12時台 アルバイトが終わり就寝前の21時〜23時 ■ 配信曜日 こちらも、自分が読者になったつもりで受け取りたい曜日を考えてみます。 2. 配信時間と曜日の候補を決める さて、開封・クリック・購入などをしてもらいやすい配信時間と曜日について、ある程度絞り込むことはできましたか。 実際に配信してみる時間と曜日の候補を決めましょう。 (例)金曜から土曜にかけた週末の夜に購入が多いECショップの場合 配信時間は17時か21時 配信曜日は金曜か土曜 候補が決まったら、A/Bテストで実際に比較してみましょう。 3. A/Bテストで試そう A/Bテストを行うときは、その際は以下の4点に気をつけましょう。 基準にする指標をあらかじめ決めておく(開封率 / クリック率 / 購入金額 など) 比較項目は1つだけにする A/Aテストを行い、テスト結果が有意か判断できるようにする テストは複数回行う *A/Aテストとは、条件を揃えたメールでA/Bテストを行い、どの程度の誤差が発生するか計測するためのものです。例えばA/Aテストで2%の差が出るリストの場合、本番のA/Bテストの差が2%以内の場合は誤差ということになります。A/Aテストは半年に1回ほど行うといいでしょう。 (例)第2章で例に出したECショップの場合 ①金曜の17時と、金曜の21時で比較する Aメールを金曜17時に送り、同じ内容のBメールを金曜21時に送って比較する。 ②勝った時間で、金曜と土曜で比較する Aメールを金曜に送り、同じ内容のBメールを土曜の同じ時間に送って比較する。 ちなみに、Benchmark EmailのニュースレターでA/Bテストを行った際は、2種類の配信タイミングでどちらも同程度の開封率を得ることができました。効果的な配信タイミングはいくつかあるでしょうから、勝ち負けがつかないこともあります。 関連記事:メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 Benchmark Emailのニュースレターでは、さらに効果的な配信タイミングを見つけるため、今後もテストを続ける予定です。 おわりに 配信タイミングを決めるためのヒントは、このようにたくさんあります。 仮説を立てたら、ぜひA/Bテストで検証をして、自社にぴったりなタイミングを見つけてください。 *本記事は、2021年9月に公開した記事をアップデートしたものです。 Benchmark EmailのProプランでABテストをスムーズに行っていただけます。まずは無料トライアルから! 関連記事: メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは? メルマガ購読状況調査2023年度版 A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は? --- ### メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう > メルマガ配信者必見。宣伝・広告メールを配信する際に気をつけなければいけない「特定電子メール法」と、違反しないための対策についてご紹介します。特定電子メール法の対象と罰則、その実例から、違反にならないための対策方法まで。 - Published: 2023-01-04 - Modified: 2024-07-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_law_you_must_know_before_sending_emails/ - Categories: メールマーケティング 商品やサービスの宣伝・広告をするメールを送る際に気をつけなければいけない「特定電子メール法」をご存知でしょうか。今回は、違反しないためのポイントを分かりやすくご紹介します。 宣伝・広告に関わるメールであれば、定期配信のメールマガジンや単発のキャンペーン告知など、配信形式に関わらず守らなくてはいけない法律ですので、ぜひご確認ください。 迷惑メールを規制する「特定電子メール法」とは? 日本には「特定電子メール法」という法律があります。これは営利を目的とする企業や個人が広告または宣伝を目的に電子メールを送信する際の法律で、迷惑メールを規制するためのものです。 つまり、商品購入や資料ダウンロードなどを通じて得たリストに対して広告・宣伝メールを送る際には、法的なルールが適用されるということです。 詳細な規則は、下記の総務省によるガイドラインに記載されています。 参考資料:特定電子メールの送信等に関するガイドライン 特定電子メール法の対象は? 広告・宣伝メール全般が、この法律の対象となります。 LINEなど、SMTPやSMSの仕組みを利用しない通信方式に関しては規制対象ではありません。 特定電子メール法に法律違反してしまった場合の罰則 違反をした場合は消費者庁や総務省から「措置命令」が出され、なおかつ措置命令が出された企業の情報も総務省のウェブサイト上に公開されます。また措置命令を無視していると刑事罰として1年以下の懲役または百万円以下の罰金(法人の場合は三千万円以下の罰金)があります。 参考資料:特定電子メールの送信の適正化等に関する法律のポイント メール配信で法律違反となり措置命令を受けた実例 総務省では、特定電子メール法の違反で措置命令の対象となった事業者名や代表者名、相談のあった特定電子メールの通数、違反内容などの情報を公表しています。(参照:迷惑メール対策:過去の措置命令) 例えば、電子メールを送信する際に以下の事を怠っていた事で措置命令の対象となっています。 「同意を得ていない」 「送信者の名称を表記していない」 「受信拒否ができる旨等を表示していない」 もし法律に抵触してしまった場合には、企業ブランドに傷がつく可能性もあります。顧問弁護士など専門家に、自社の状態を確認してもらうことをお勧め致します。 メルマガ配信で法律違反しないための3つの対策 知らなかったでは済まされない「特定電子メール法」について、対処法を3つご紹介します。 1. メール配信前にオプトイン(同意)を得る メールマガジンにしてもニュースレターにしても、企業から購入者へ電子メールを送信する場合には必ず「同意(オプトイン)」を得ている必要があります。 2008年まで特定電子メール法は「オプトアウト方式」による規定がされていました。「オプトアウト方式」とは「メールを送らないで欲しいと意思表示した人にメールを送ってはいけない」というものです。不特定多数にメールを送り、受信を希望しないと通知してこないかぎり、メールを送ってもOKというものでした。 しかし2008年12月に法改正があり、「オプトイン方式」へと変更になりました。「オプトイン方式」ではメールの受信を希望しているか同意している人にのみメールを送信してもいいとなっています。 商品の購入時や会員登録、資料ダウンロードなど見込み顧客や顧客のメールアドレスを取得する機会はいろいろありますが、商品を購入した人であっても、宣伝や広告メールを受信することへ同意を得ていなければキャンペーンメールなどを送ることはできません。 なお、名刺交換を行なったアドレスは対象外となります。 事前にメールマガジンのオプトインを得る方法 では企業が購入者へ宣伝メールを送るためにオプトインを得るには、どのようにしたらいいのでしょうか。次の2点が重要です。 メールマガジンを活用し、宣伝・広告メールなどが送信されることがあらかじめ確認できる メールが送られることへ同意したという意思表示が確認できる 具体的には申し込みフォームに「ニュースレターの配信を希望する(同意する)」などのチェックボックスを設置してチェックを入れてもらったり、プライバシーポリシーなどを明示して同意にチェックを入れてもらうなどのアクションを取ってもらうようにしましょう。 プライバシーポリシーが別ページに掲載されており、そのなかでメール配信の文言があっても、メールを受け取る人が、メールアドレスを提供する(商品購入や資料ダウンロードの申込み時など)際に確実に認識できなければ意味がありません。必ずメールアドレスを入力しているフォームの申し込みボタンや送信ボタンの近くに明示するようにしましょう。 2. メルマガ内でオプトアウト(配信停止)方法を明確にする オプトインを得た宛先へメールを送っていても、購読者が配信停止(オプトアウト)を希望した場合にはそれ以降のメールの配信は禁止となります。 メールマガジンのオプトアウトの設定方法 メール内に配信停止のURLや、受信拒否を通知するための連絡先を必ず記載をするようにしましょう。 Benchmark Emailでは、アカウントから送信する全てのメールに自動で配信停止リンクが挿入されるようになっています。配信停止リンクから配信停止を行なったメールアドレスは「配信停止リスト」に追加され、その後の配信対象からは自動的に除外されます。 オプトアウトは、分かりづらい場所にリンクを設置したり、手続きを複雑化したりせず、簡単にできるように設定しましょう。 3. メルマガ配信で必要な情報を表示しなければ法律違反に オプトインを得て、さらにオプトアウトの設定を完了してもまだ安心ではありません。メールに記載されるべき項目が記載されていない場合もNGです。 具体的には以下を必ず記載しましょう。 -送信者(または送信に責任を有する者)の氏名または名称及び住所 -問い合わせ先(電話番号、メールアドレス等) Benchmark Emailでメールを送信する場合には、住所などの必要項目が記載される仕様になっていますので安心です。 Benchmark Emailが配信しているニュースレターでは、ヘッダーに画像データを挿入することで送信者がわかるようロゴを設置し、フッターには会社の住所を記載しています。 また、パーミッションリマインダー機能を活用することで「Benchmark Emailにご登録された方に送信しております」という文言を明記することも可能です。 関連FAQ:メールフッター部分のロゴおよびリンクの表示設定 特定電子メール法を守って健全なメルマガ配信をしよう 見込み顧客や顧客のメールアドレスを集めてもルールを守らずにメールマガジンを送ってしまった結果、迷惑メールとして通報されてしまうと企業の名に傷がついてしまいます。 メール施策が逆効果にならないよう、今回のブログでご紹介した以下の事に注意し、必要な情報は必ず明記したメールを送りましょう! 購読者からあらかじめメール配信の同意を得る 送信者情報の記載 配信停止リンクや、受信拒否を通知するための連絡先の記載 問い合わせ先の記載 特定電子メール法を守って、健全なメールマーケティングを行なっていきましょう。 (参考文献) ・特定電子メールの送信等に関するガイドライン ・特定電子メールの送信の適正化等に関する法律のポイント (関連ブログ) ・自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! ・メールが届かない?ブラックリストを確認する方法と対処法 ・メルマガ購読状況調査2002年度版 *本記事は、2016年7月に公開した記事をアップデートしたものです。 --- ### 2023年新年のご挨拶と機能アップデートのまとめ - Published: 2023-01-02 - Modified: 2022-12-23 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2023/ - Categories: お知らせ 新年あけましておめでとうございます。 昨年もBenchmark Emailをご利用いただき、誠にありがとうございます。2022年には、AI技術を活かした2つの新機能をリリース致しました。 ・キーワードのみで文章を自動作成:スマートコンテンツ機能 ・メール配信全体の成果の向上を実現させる:スマート送信機能 また、ユーザー様により便利にご利用いただけるよう、既存機能のアップデートを行って参りました。 <メールエディタ> ・Shopify商品ブロックの追加 ・お気に入りブロックの追加 ・暑中見舞い用メールテンプレートの追加 <ランディングページ> ・Benchmarkドメインを使った公開が可能に <連携> ・Shopifyからの自動同期が可能に そのほか、ユーザー様にメールマーケティング情報をお届けするための様々な取り組みを行いました。 ・ツール操作解説、メールマーケティングテクニック、SNSマーケティングなどのオンラインセミナー ・日本でのメルマガの購読状況を調べた「メールマガジン購読状況調査2022」の実施 ・Youtubeチャンネルでの機能解説やメールマーケティング情報の発信 ・Twitter・Instagram・Facebook・Pinterestを活用したメールマーケティング情報発信 2023年も皆様のメールマーケティング施策のお役に立てるよう、サービスの向上を目指してよりいっそう精進してまいります。 また、2023年度は内容を一新したメールマーケティングセミナーを開催して参りますので、是非ご参加ください。 本年もよろしくお願い申し上げます。 --- ### メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは? - Published: 2023-01-01 - Modified: 2023-11-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-often-should-you-send-marketing-emails/ - Categories: メールマーケティング - Tags: 配信頻度 こんにちは!Benchmark Emailでメールマーケティングアドバイザーをしている山本です。ユーザー100社の導入相談会を行ってきた経験から、特に多かったご質問について、私がいつもお答えしていたことをブログでご紹介しています。 今回は、メルマガの配信頻度についてのご質問です。 メルマガを始めることになったとき、どれくらいのペースで送っていいか迷いますよね。頻繁に送りすぎると読者に「うるさいなあ」と思われて配信停止されてしまうかもしれないし、逆に、しばらくメルマガが届かないと忘れられてしまいそうです。また「今のペースで送っていて、本当に正しいのかな?」と疑問に思うこともあるでしょう。 まずは一般的な配信頻度をヒントにしつつ、自分のサービスにぴったりの配信頻度を見つけるための考え方をみていきましょう。 メルマガの一般的な配信頻度は? メルマガの一般的な配信頻度は、おおむねこんな感じではないでしょうか。 (後述する平均調査結果とは別です) 毎日配信:メディアなど、日々の情報収集ツールとしての役割を期待されているもの 週1回以上配信:購入頻度が高いもの、低単価のもの(食料品、ファッションなど) 月1〜2回配信:購入頻度が低いもの、高単価のもの(車、BtoBサービスなど) こちらは当社が半年間にわたり有名ブランド50社のメルマガを調査した結果ですが、一般論に近いと思います。「メールの内容や目的」「取り扱う商品・サービスの性質」によって傾向が分かれている印象です。 実はこのあたりは「2021 State of Email - Litmus」のような海外レポートでも報告されておらず、配信頻度は定量的な調査が行いにくい、または他社を真似してもあまり効果がないと考えられているのかもしれません。もしかすると、近年のメールマーケティングではセグメント配信が積極的に取り入れられていることも影響しているかもしれませんね。 そんな中でも「SmartrEmail」というオーストラリア発の配信スタンドが、利用者データをもとにしたメルマガの平均配信頻度を公開していました。 外部リンク:Email Marketing Frequency Best Practices in 2020 調査によるとメルマガの平均配信頻度は、60%ほどの企業が「月に1〜4通」で、「月に5〜8通(週に1〜2通)」配信しているのは20%弱だそうです。「月に9〜16通」は10%程度、「月に1通以下」の企業は全体の8%程度です。 配信頻度別の平均開封率を見ると「月に5〜8通(週に1〜2通)」が最も高く約24%、「月に4通以下」は少し下がって20%弱、「月に9〜16通」が最も低く約14%だそうです。 調査ではほかにもクリック率などの差が示されており、配信頻度はメルマガの効果に影響がありそうだということがわかります。 ちなみに、日本国内のデータについてはこちらの調査結果も参考にしてください。 関連記事:メルマガの理想的な配信頻度はどれくらいか? 自社のメルマガにぴったりの配信頻度は? ただし、商品やサービスによってちょうどいい配信頻度が違うことは明白です。 ファッションECサイトのメルマガであれば、洋服は月に何着も買うものですし、またファッションが好きな購読者はメールを通してウインドウショッピングを毎日でも楽しめますので、ブランドによっては週に5通送っても喜ばれたりします。逆に、仕事のために契約しているサービスや設備の会社から「オプションを購入しませんか?」と毎日メールが届いたら、鬱陶しいと感じる人もいるかもしれません。 極端な例ですが「他社の適切な配信頻度は、自社の適切な配信頻度にあらず」ということは胸に刻んでおきましょう。 一旦、配信頻度を決めてみよう さきほどご紹介した目安をもとに、配信頻度を決めてみましょう(二章前で解説した通りあくまで目安ですので、考え方の参考程度にしてください)。 毎日配信:メディアなど、日々の情報収集ツールとしての役割を期待されているもの 週1回以上配信:購入頻度が高いもの、低単価のもの(食料品、ファッションなど) 月1〜2回配信:購入頻度が低いもの、高単価のもの(車、BtoBサービスなど) まずは、自社のサービスとメルマガの配信目的を整理しましょう。 ここではBenchmark Emailを例にしてみます。 例) サービス:Benchmark Emailは購入頻度が低いサービスで、単価が高いか低いかはユーザーにより異なる。 メルマガの目的:ユーザーのメールマーケティングを支援するために、自社メディアである「メールマーケティングブログ」の記事を配信したい。また、月に1回セミナーを開催しているので集客を行いたい。 購入頻度が低い商品なので、月1〜2回配信から始めてみるのがよさそうです。 このような考え方で、現在は以下のようなペースで配信しています。 例) 配信頻度:月に2〜3回 内容: ①ブログの更新情報 ②オンラインセミナーなどのイベント告知 また、こちらは一般的な傾向を元にして作った、適切な配信頻度の目安を見つけられるワークチャートです。 このワークチャートの使い方は簡単で、左に4つの項目があり、それぞれに1〜5点までの点数をつけていきます。 【4つの項目】 ・情報の更新性・速報性が高い ・商品やサービス、施設の利用や購入頻度が高い ・商品やサービスの単価が低い(*単価が低いほど点数が高い) ・キャンペーン・イベントの実施頻度が高い この合計点数によって、適切な配信頻度の範囲を知ることができるものとなってます。例えば当社ですと以下のようになるので、目安としては月に1〜3回が適切だと言えます。 もちろん例外もあるので、全てのメルマガに当てはまるわけではないですが、まだ配信頻度が全く定まっていない方や悩んでいる方は一度お試しください。 配信頻度を変えたほうがいい場合とは? 配信頻度を決めたら、まずは定期的なメルマガ配信を続けましょう。 配信を続けていくうちに、開封率やメルマガ1本あたりの売上など、自社の目安となる数値が見えてきます。 そんなとき「もっとこうなったらいいのに」という改善欲が出てくる場合もあるでしょう。効果改善には件名やコンテンツなどさまざまな要素がありますが、配信頻度によって改善できることはいったい何でしょうか。 ・開封率をもっと上げたい(頻度が高すぎる、または低すぎるかも) 開封率は配信ターゲット・コンテンツ内容・送信元名・件名・プレヘッダテキストの見直しによって改善されることが多々ありますが、配信頻度が原因かもしれません。 配信頻度が高すぎるとスルーしてしまう人が増えることがよくあります。逆に頻度が低すぎるとあなたの会社の存在を忘れてしまい関心が低まります。 ・月ごとの開封人数やクリック数が物足りない(頻度が低すぎるかも) メルマガの本数を多く打つことで、開封やクリックをしてもらう機会が増えます。 ・配信停止率を下げたい(頻度が高すぎるかも) 配信停止が多い原因はふたつ考えられます。ひとつは読者にとってメリットになる内容を送っていない場合。もうひとつは、配信頻度が高すぎる場合です。 ・コンテンツのクオリティを上げたい(頻度が高すぎるかも) メルマガにかけられる社内リソースが一定の場合は、配信頻度を下げたほうが内容の濃いメルマガを送ることができますね。 参考までに開封率・クリック率・配信停止率の平均レポートをご紹介します。ただし他社の平均数値はあまり気にしすぎず、基本的には自社から送ったメルマガのレポートと向き合って改善を重ねていくのがいいと思います。 関連記事:平均メール開封率・クリック率レポート (2022年度版) 業種別・地域別(国別)の最新情報 配信頻度を上げるときの注意点 配信頻度を上げるときは、どんなことに注意したら良いのでしょうか。 配信停止率が増えないかをチェックしながら少しずつ上げていく。 頻度を上げたばかりの段階では、読者も新鮮に感じるのでクリック数が増加するなどの良い効果が出やすい。ただしその状態が続くとは限らないので、2〜3ヶ月ほどかけて適切かどうか検証する。 ステップメールなど自動で配信されているメールをチェックする 「SmartrEmail」の調査結果からも、配信頻度をあげることで開封率が上がるケースがあることがわかります。また、読者との接点の数は単純に増えますので、認知やクリックしてもらうチャンスが生まれますね。 適切な配信頻度を上回ってしまうと「配信停止が増える」「開封率が低下する」ということが起こりますので、毎回配信レポートを確認しながら、慎重に調整するといいでしょう。 また読者から見ると、メルマガもステップメールも同じ会社から届いているメールだと認識するので、自動配信しているメールがある場合はそちらの本数も含めて多くなりすぎていないか注意する必要があります。 配信頻度を下げるときの注意点 逆に配信頻度を下げるときは、どんなことに注意したら良いのでしょうか。 1ヶ月で結論を出さず、2〜3ヶ月以上かけて効果をチェックする。 月に1回または年に4回など、一定のペースでは送り続けるようにする。 メルマガには「読者にメリットのあるメルマガを適切なペースで送り続けると、認知・関心・愛着が高まり、効果が高まる」という側面があります。 Benchmark Emailブログの寄稿者でもある「Webマスターの手帳」の遠藤さんが、ご自身のメルマガでの実体験を公開しています。 【失敗談】メールマガジンの開封率が1年で80%減になった話 - Webマスターの手帳 “ 資料ダウンロードの数も順調に増えて、メールマガジン施策も好調に動いており、開封率は平均的に「20%」を超えていました。セグメントをきって、適切なメールを配信すれば、開封率が「47%」になることもありました。” “「1年も放置してしまって大丈夫だろうか?」と思いつつ、配信したメールマガジンの配信レポートを見てみると、案の定、開封率は5%まで落ちていました。” 読者と良い関係を築いているところで、配信頻度を下げすぎてしまい、その結果忘れられてしまうともったいないですよね。ブランディング上の特別な狙いがあれば別ですが、最低でも月に1回のペースで送り続けると、覚えていてもらいやすくなるのではないでしょうか。 ちなみに不定期配信から定期配信に変えたことで認知が高まり、顧客からの反応が良くなったという事例もあります。 関連記事:定期配信からさらに一歩進んだプロジェクトへ!ワークショップ参加者インタビュー:アプリコット出版株式会社 まとめ 配信頻度は、メルマガの効果を最大化することができる重要なファクターです。 まだ実験したことがないのであれば、大きな改善チャンスかもしれませんね。 ぜひ、自社にぴったりな配信頻度を追求してみてください! *本記事は、2021年2月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) ・ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 ・メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? ・開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール ・メールマガジン購読状況調査 2023年度版 --- ### 【2022年】人気ブログ記事ランキング - Published: 2022-12-23 - Modified: 2022-12-23 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blog-ranking-2022/ - Categories: マーケティング全般 - Tags: ブログ記事ランキング, 2022 こんにちは、Benchmark Emailの山本です! 今年最後の本記事では、2022年のBenchmark Emailメールマーケティングブログ人気記事ランキングを発表します。今年公開されたブログの人気ランキングをニュースレターのクリック数、Twitterのいいね数、総合アクセス数の3種類に分けて発表しますので、一年の振り返りにぜひご覧ください! ニュースレター人気記事ランキング【2022】 今年配信したニュースレターの「クリック数」を基にしたランキングです。メールマーケティングに役立つ内容や、重要なテーマの記事が勢揃いです! 第3位 第3位には「リスト購入がNGである理由」と「リストの増やし方」について解説した記事がランクインしました。ブログ記事はこちら。 第2位 件名やCTAと同じくらい重要なメルマガデザイン。メールデザイン作成のポイント3つと注意点を、事例と共に解説しています。ブログ記事はこちら。 第1位 ニュースレタークリック数ランニング第1位には、メールマガジン購読状況調査のレポート記事が選ばれました!BtoBメルマガ、BtoCメルマガの両方にお役立ていただける内容となっています。まだご覧になっていない方は、ぜひご一読ください。ブログ記事はこちら。 Twitter「いいね」ランキング【2022】 Benchmark Emailでは新しい記事が公開されるたびにTwitterにてお知らせをしています。ツイートの「いいね」の数が多かった記事ランキングを発表します! 第3位 Benchmark EmailのニュースレターでA/Bテストを行い、その検証過程と結果をお届けするシリーズ。【】が開封率に影響するのか検証しました!ブログ記事はこちら。 第2位 第2位は、メールの到達率に大きな影響を与える「スパムトラップ」の概要と、引っかからないための対策について解説した記事でした。ブログ記事はこちら。 第1位 Twitterの「いいね」が最も多かったのは、メルマガを作成する上でのフォントの選び方を解説したこちらの記事でした。ゴシック体や明朝体の特徴を学んで、会社やサービスのイメージに合ったフォントでメルマガを作成しましょう!ブログ記事はこちら。 総合アクセス数ランキング【2022】 最後は今年公開された記事の総合アクセス数ランキングです。今年最もアクセスされたのは、あの記事でした! 第3位 続けて同じ記事が登場です。Twitterの「いいね」ランキングで1位だったフォントの記事が、総合アクセス数では3位にランクインしました。ブログ記事はこちら。 第2位 ニュースレターのクリック数ランキングで1位だった本記事ですが、こちらも総合アクセス数ランキングでは2位と、人気記事が連続でランクインしました。ブログ記事はこちら。 第1位 総合アクセスランキング第1位は、SNS最新トレンド情報について解説した記事でした!ショート動画が急成長を遂げている理由や、Tiktokビジネス活用、Instagramリール活用について解説をしています。まだまだ伸び続けている市場なので、SNS活用のヒントに是非ご覧ください。ブログ記事はこちら。 最後に 以上、Benchmark Email人気ブログ記事第1位〜第3位の発表でした。最後までお読みいただきありがとうございました。 Benchmark Emailは、来年もメールマーケティングに役立つ情報を分かりやすくお届けしていきます。来年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。 --- ### 【所要時間3分】全問正解できる?メールマーケティングクイズ - Published: 2022-12-21 - Modified: 2022-12-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-quiz/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, メルマガ, 個人情報保護法, 特定電子メール法 こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、FAQページなどの資料アップデートやサービス改善に日々努めております。 今回は、メールマーケティングに関するクイズを5問ご用意しました。どのくらい正解できるか、ぜひチャレンジしてみてください! 「メールマガジン購読状況調査 2022」結果からの出題 2022年に当社が行ったメルマガ購読状況調査結果を予想し、回答を考えてみてください。 Q1. メルマガ登録者が最も期待しているコンテンツで1位になったのは何でしょう? A. 最新情報・ニュース B. セールス、クーポンなどお得な情報 C. 商品情報、カタログ、メニュー 正解は、Aです。 業種・業態によって期待されているコンテンツは異なりますが、当社で行った調査結果ではAが1位となりました。最新情報をメルマガで配信していないという方は、今後の配信を検討してみても良いかもしれません。 関連記事:ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 Q2. 購読者の1日あたりのメルマガチェック平均時間として、一番多かったのはどれでしょう? A. 1分未満 B. 1〜5分程度 C. 5〜10分程度 正解は、Bです。 1つ1つじっくり読むということはなく、受信箱の中から気になるものをピックアップし、1〜5分くらいかけて何通かチェックする、という方が多いのでしょう。受信箱で目立つための件名等の工夫と、伝えたい箇所を読んでもらうためのコンテンツの作りが重要ですね。 関連記事:メール受信箱に企業ロゴを表示させて、スマホでのメール開封率を上げる方法 購読調査結果について、詳しくは以下をご覧ください。 ・メールマガジン購読実態調査 2022年度版 メール配信に関連する法律からの出題 続いて、メールマーケターが知っておきたいメルマガ関連の法律からの出題です。 Q3. 広告や宣伝のためのメールマガジンで、必ず入れなければならない情報の組み合わせとして正しいのはどれ? A. 送信者情報、配信停止を行うためのURLや連絡先、問い合わせ先 B. 受信者の氏名、配信停止を行うためのURLや連絡先、問い合わせ先 C. 送信者情報、配信停止を行うためのURLや連絡先、プライバシーポリシー 正解は、Aです。 送信者情報、配信停止を行うためのURLや連絡先、問い合わせ先をメール内に記載しておくことが、特定電子メール法で定められています。 詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。 ・メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう Q4. 個人情報を取得する際、あらかじめ通知をしておかなければならないのは次のうちどれ? A. 会社の歴史 B. 会社の規模 C. 利用目的 正解は、Cです。個人情報を取得した場合は、あらかじめ利用目的を公表しておくか、本人への通知を行う必要があります。 詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください。 ・メールマーケターが知っておきたい個人情報保護法の概要とポイント メールマーケティングにおけるベストプラクティスからの出題 メールマーケティングには、ベストプラクティスがある一方で、やらない方が良いこともあります。ベストプラクティスでないものはどれか、考えてみてください。 Q5. メールマーケティングにおいて好ましくない行為はどれ? A. エラーとなったアドレスに対し、諦めずに配信をし続ける B. オプトインを得てから宣伝メールを送る C. 購読者の属性ごとにリストを分け、異なるコンテンツを配信する 正解は、Aです。 エラーとなったアドレスは、エラーの種類にも寄りますが、基本的には送り続けることはせず配信対象から除外するようにしましょう。エラーとなるアドレスに配信を続けてしまうと、配信全体の到達率の低下を招く恐れがあります。 詳しくは、こちらの記事をご覧ください。 ・メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 さて、何問正解できましたでしょうか。設問のテーマに興味を持たれましたら、関連記事もぜひ読んでみてください。 --- ### デザイナーがインスピレーションを得る為に見ているサイト27選! - Published: 2022-11-30 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/designer-inspiration/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちはBEDです。 HTMLメール作成やその他、様々なデザインを制作する時にどんなデザインにするか悩んだことはありませんか? そんな時、僕はインスピレーションを得られるサイトを見て参考にしています。 見ているだけでも楽しいので、楽しみながらインスピレーションも得られてとても充実した時間を過ごせます! また、HTMLメールを作成する時の参考になれば嬉しいです! ※全てHTMLメール作成の参考になるとは限りませんのであしからず。 これさえおさえておけばどんなデザインでも作れるようになる! Behance(ビハンス) デザインツールで有名な「Adobe」が提供するデザイナーのためのSNSです。世界中のデザイナーが数多くの作品をアップロードしているので、見ていて飽きません。 世界にはどんなデザインがあるのか参考にしたい方におすすめです! LPアーカイブ LP(ランディングページ)のデザインを集めているサイトです。1日に10サイト前後更新されているようです。各LPのキャッチコピー縛りで一覧表示ができるので、コピーの参考にもなります。 LPはメルマガとほぼ同じような構造や設計、狙いで作られることが多いです。なので、メルマガ作成の時には参考になるので必ず見たほうが良いです! Pinterest(ピンタレスト) 有名なサイトなので知っている人も多いはず!web上にある様々な作品を検索で簡単に見ることができます。アートやファッション、グラフィックなどなどあらゆるジャンルを見ることができます。 自分の好きなカテゴライズで検索できるので、依頼先や自社のサービスをPRする時にどんなデザインがあるかなど参考にするにはもってこいです! Design Inspiration 様々なジャンルのデザインを掲載しているサイトです。表示方法オプションの「人気順」や「ランダム表示」がとても便利です。 ファッションや写真といった業態の方には参考になるようなおしゃれな画像をたくさんみることができると思います! \ Benchmark Emailならメルマガ用のイメージ画像を無料で使い放題 / typo/graphic posters 欧文のタイポグラフィを集めたサイトです。欧文の文字組はとてもシンプルながら強い印象を受けることができるのでとても参考になります。 文字でインパクトを出したいといった時など文字組みの参考にするとおすすめです! infogra. me 日本のインフォグラフィックを使ったデザインが掲載されているサイトです。言語を変更すると、外国のインフォグラフィックデザインを見ることもできます。 図表を作成する時や、数値を伝えるための表現をしたいという時によく参考にしています! I/O 3000 様々なwebサイトのデザインを掲載しているサイトです。 カテゴリー分けで検索もできます。とくに企画・制作・開発のジャンルが多く掲載されています。 クオリティの高いサイトをお探しならオススメです! bookma! こちらもwebサイトのデザインを掲載しているサイトなのですが、パソコンとスマホのビューが並びで見れるのでとてもおすすめです! 1日5〜6サイト更新されるようです。パソコンとスマホのレイアウトを同時に見れるのはそれだけ時短になるのでとても便利だと思います! Dribbble(ドリブル) 世界中のデザイナーが利用している招待制SNSです。そのため、一定上のレベルのデザイナーしか作品をアップロードすることができません。なのでここには本物が集まります! 掲載されている種類は幅広く、Webデザインやアプリデザイン、パッケージデザイン、アニメーション作品などもアップされています。 世界中のイケてるデザインを手軽に探せて参考にもできるのでオススメです! \ Benchmark Emailならメルマガ用のイメージ画像を無料で使い放題 / Muzli デザインなどの情報をインプットできるプロトタイピングツールで有名なInVisionが提供しているキュレーションサービスです。サイトの内容としてPinterestと少し似ているかもしれません。 また、作品だけではなく、様々なサービスの情報が掲載されているため、幅広いソースから作品や情報を見つけることが可能です。Google Chromの拡張機能にもなるのでブラウザを立ち上げたら色んな作品が見れたりもします。 Chromeの拡張機能を使っていつでもすぐに開けてすぐに様々なデザインにアクセスできるのでオススメです! BaubauHaus ポスターやパンフレットなどのデザインが掲載されているサイトです。とても個性的な作品が多く、眺めているだけでもとても楽しいです。 こういったアート感を出したい、そうしたいと思った時になどに参考になると思います! STATIONERY OVERDOSE 名刺などその他グラフィックデザインのプロダクトがたくさん掲載されているサイトです。 パッケージやプロダクトの配置などの見せ方において、ECサイト関連のメルマガをやっている方にはとてもオススメなサイトだと思います! Awwwards webサイトのアワードを行っているサイトです。アワード受賞をした作品が多く並ぶのでクオリティが高いサイトが掲載されています。 「パララックス」や「シングルページ」などでカテゴリーで検索することも出来るので、具体的にデザインしたいものがある場合にはとても便利だと思います。 httpster 過去のwebサイトデザインを遡ってみることができます。時代感を感じられてとても楽しいです。 昔の流行りを見に行ったり、昔のあの表現の仕方をリバイバルさせたいという方にはオススメだと思います! Siteinspire 海外の様々なwebサイトデザインを掲載しているサイトです。 掲載数は少ないが、おしゃれなサイトを中心に集めているのでこちらもデザインの参考になるものがたくさんあります! Admire the Web こちらも海外のwebサイトデザインを掲載しているサイトです。 webデザインとしてではなく、見ているだけでもデザイン全体の構成などの参考にもなるのでメルマガ作成時にはとても有効だと思います。 One Page Love ワンページは日本ではペライチと呼ばれるwebサイトのことを言います。ようは、LPと同じようなことですね!そのワンページをメインに集めたサイトです。 LPやHTMLメール制作の参考になるのでオススメです! Responsive Web Design JP パソコン、タブレット、スマホといったそれぞれのビューを並べて見れるのがこのサイトの特徴です!かなり頻繁に更新されるようです。 レスポンシブデザインの参考にするにはとても良いと思います! HTMLメールもスマホファーストだと思います。各端末にあわせた見せ方の参考にどうぞ! Print. pm 印刷物関連のグラフィックデザインを専門に掲載しているサイトです。 印刷ならではの奥ゆかしさや味といったものも見ることができるので、webばかりみていて凝り固まった頭にはちょっとほっこり、すっきりできるサイトだと思います! SANKOU! 日本のwebデザインが満載のサイトです。 とにかくたくさんのデザインが掲載されており、サイトの名のとおりSANKOU! になるものばかりです。他のサイトと見比べてみてみるのも面白い見方かもしれません! デザイン研究所 デザインツールのノウハウやデザインのテクニックを教えてくれるサイトです。ノンデザイナーの方におすすめです! デザインのイロハや基礎を学べるので、読んでいるだけでデザインが上手くなります。webデザインだけではなくすべてにおけるデザインに共通したノウハウが学べると思いますので、ぜひ一度見てみてください!参考デザインを見る以外にも実践が大切です! \ Benchmark Emailならメルマガ用のイメージ画像を無料で使い放題 / PREDGE 元々は海外の広告などを集めたキュレーションサイトでしたが、PRTIMSと合併したことによって日本国内の広告などを多く紹介するサイトに変わりました。 さらにジャンルや媒体でソートできるので、あなたが見たい広告のジャンルだけをみることができます。広告もすなわちPRなので、見せ方やその企画などとても参考になると思います! MUUUUU. ORG 日本国内を中心にクオリティが高い縦に長いwebサイトを厳選して集めているサイトです。とにかく見やすい設計になっているのでささーっと見ることができます。 カテゴリーが多いので、ピンポイントで参考のデザインなどを見つけたい時にオススメです! 1GUU クオリティの高いwebサイトが集められているサイトなのですが、特徴としては、掲載されているサイトに飛ばずとも、そのサイトのアニメーションが見れてしまうというところです!これは本当に面白いし、便利です。 また、国別でフィルターできるので世界のデザインを参考にできて最高です! 81-web. com 日本の優れたwebサイトのみを掲載しているサイトです。PC、SPといったタグ付けがされており、それ押すとPC版やSP版での画像を確認できるのでさらっと気になったサイトの両方が確認できるのでオススメです! AGT スマホのビューの画像を掲載しているサイトです。スマホのデザインを探している方にとてもオススメだと思います。昨今はスマホファーストと言われ、webサイトでも何でもスマホで確認する人が多いです。 スマホでのデザインを意識したい人には必ず見て参考にしてもらいたいサイトです! S5-Style とてもおしゃれなwebサイトを厳選して掲載しているサイトです。とにかく掲載数が多く、2022年10月現在で、8,499サイトも掲載されています。 おしゃれでハイクオリティなwebサイトを参考にしたいという方にオススメです! まとめ 様々なデザインの参考になるサイトをご紹介しました。メルマガの作成やデザイナーさんに何かこんな感じのデザインと伝えたい時に、もやもや悩まずご紹介したサイトを参考にしてあなたが伝えたいデザインを作ってみてください。 それではまた、BEDでした! 以下の記事も、是非参考にしてみてください。 関連記事: HTMLメルマガ作成で役立つ画像サービス20選 メルマガの印象が大きく変わる!イメージに合ったフォントの選び方とは? 【事例あり】メールマーケティングの成功を左右するメルマガデザイン メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考 --- ### メルマガを購読停止する理由とその対策 - Published: 2022-11-18 - Modified: 2023-04-06 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/why-customers-are-unsubscribing/ - Categories: メールマーケティング - Tags: 購読停止, メルマガ 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Why Customers are Unsubscribing and How to Prevent It” を翻訳したものです。 著者(略歴) Amrapali デジタルマーケティングコンサルタント。Bazaar Expertでビジネスやマーケティングに関するブログ記事を執筆している。 メールマーケターの誰もが、配信停止をできるだけ回避したいと思っています。しかしながら、購読者の減少を経験している企業がほとんどです。大事なのは、購読解除される理由を突き止め、今後の施策に役立てることです。 そこで、今回は配信停止されてしまう主な理由と、購読解除される前にできる施策をご紹介します。 1. 読者の需要と一致しない これは、お客様がメルマガ購読解除する理由の第1位です。読者と関連性の無いメールを配信しつづけると、購読解除される可能性が高くなります。 オーディエンスをリサーチし、読者が興味のある内容のメールを配信しましょう。また、全ての購読者に同じ内容のメールを送らないようにしましょう。よくある問題として、100人のマーケターのうち89人がセグメントを行うことなく、すべてのコンタクトに同じ内容のメールを配信してしまうことです。 全ての購読者に適しているメールは、ほとんどありません。配信停止を未然に防ぐには、必ずコンテンツをパーソナライズし、各購読者に向けて発信することを心がけましょう。 2. 配信頻度が高すぎる メールの35%が未読のまま放置されていることをご存知でしょうか?この割合は、Mailbird社が9100万件以上を対象に行なったアンケートを基に算出したものです。ユーザーは1日に平均63通のメールを読んでいるとの事なので、この数字と未読メールの35%の割合を合わせると、いかに日々のメールの総量が多いかが分かります。購読者にあまりに多くのメールを送っていると、購読を停止される理由になるかもしれません。 購読停止が多い場合は、配信頻度を少なくしてみましょう。また、購読者からフィードバックを収集することで、購読者に合った頻度でメールを配信することができます。 また、事前にメルマガ登録フォームとウェルカムメールの両方にどのくらいの頻度で配信が期待できるのかを明記するのも良いでしょう。 関連ブログ記事:メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは? 3. 内容がつまらない コンテンツが良くないと、配信停止される可能性は高くなります。アメリカのビジネスパーソンは、1日に平均126通のメールを受け取っています。購読者はメールを見てすぐ削除することも躊躇わないので、内容は読む価値があり、受信箱に残しておきたいと思われるようなものにしましょう。 必ず読者が楽しめる、クオリティの高いコンテンツを作成してください。また、読者からフィードバックをもらうのも良いでしょう。さらに、メールの受信者がソーシャルメディアページにアクセスすることを想定して、魅力的なインスタフィードやFacebookバナーでコンテンツが映えるようにしましょう。 その他の対策として、メールにバリエーションを持たせ、動画、画像や記事など異なったタイプをコンテンツに盛り込むことで、読者を飽きさせず配信停止を防ぐことができます。無料の動画編集ソフトを使って見栄えの良い動画を作成し、エンゲージメントを高めましょう。 (関連ブログ記事) ・ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 ・動画コンテンツ作成に役立つ手軽な動画作成ツール9選 4. デザイン性に乏しい IBM社によると、メールの60%がモバイル端末で開封されています。もちろん、これは業界にもよりますが、メールをチェックする際にスマホで確認することが多いかと思います。 そのためメールがモバイル対応になっていないと、配信停止される理由の1つとなってしまいます。 メールデザインは必ずモバイル対応で魅力的なものにしましょう。読みやすいメールを心がけ、配信停止を防ぎましょう。以下は、JCrew社の非常に優れたメルマガデザインの例です。 出典:J. Crew 5. 内容がごちゃごちゃしている パッと見てわかりづらく読みづらいメールは、購読解除される可能性があります。メールデザインはシンプルにし、件名はわかりやすく目立つようにしましょう。 6. リンクが正常に動作しない メールにリンクを挿入する場合は、必ずリンクが正しく動作することを確認しましょう。購読者にとってリンクをクリックしてエラーメッセージが表示されることほど苛立つことはありません。メール配信前に必ずリンクがきちんと作動するかダブルチェックをして、エラーによる配信停止を防ぎましょう。 7. 長すぎる 本文が長すぎて最後まで読みたいと思えないメールは、ゴミ箱に入ってしまいます。簡潔かつ要点を得たニュースレターを作成しましょう。 AWeber社が1000通のメールを調査した結果、メールの文字数は平均430文字程度で、メールを読むのに平均3分半かかると言われています。 メールの適切な長さは読者層によるため、メールリストを特定の分野にセグメント化し、読者の好みに合わせてコンテンツを作成することが重要です。購読者を理解し、最適な長さを見つけることで、無用な配信停止を防ぐことができます。以下は、PandaDoc社のデザイン性の高いニュースレターの事例です。 出典:reallygoodemails. com 関連ブログ記事:セグメントしたメール配信でエンゲージメントアップ!セグメント要素と事例を紹介 8. プロフェッショナルではない 本を表紙で判断するのと同じように、メールもデザインで良し悪しが決まります。プロフェッショナルなテンプレートとグラフィックを使って、洗練されたメルマガを作成しましょう。 9. つまらない件名 件名がつまらないと、購読者はメールを開封してくれません。メールの件名は、開封率を上げるのに非常に重要な役割を果たしますので、読者の興味を引きながら、明確で簡潔なものにしましょう。 関連ブログ記事:開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール 10. ネガティブなトーン 読者との良好な関係を保つために、ポジティブで明るいメールを心がけましょう。また、迷惑メールと思わせるような言葉や否定的な言葉は避けるようにしてください。 11. 配信停止リンクが見つけにくい 購読者が配信を希望しない場合に備えて、配信停止リンクは分かりやすい場所に設置し、簡単に購読解除できるようにしましょう。直感に反するかもしれませんが、配信停止リンクを設置することで、メールリストのエンゲージメントを高めることができます。 12. 内容が宣伝ばかり 宣伝は重要ですが、宣伝しすぎると問題になります。メールにはバラエティに富んだ内容を盛り込み、たまにしか宣伝しないようにしましょう。お役立ち情報や業界のニュースなど、読者が喜びそうな内容を配信しましょう。 13. パーソナライズされていない 顧客はパーソナライズされたコンテンツを高く評価します。購読者1人1人に名前を付け、その人に合ったコンテンツを用意しましょう。また、カスタマージャーニーのどの段階にいるかに応じて、読者をセグメント化し、メッセージをカスタマイズすることも検討しましょう。 以下、OpenTable社のパーソナライズされたメールの事例です。購読者に最近訪れたレストランのレビューを依頼して、パーソナライズ化しています。 出典:Hubspot 14. 購読したかが分かりにくい手続き メルマガ購読の流れを明確にしましょう。お客様がメールを購読したことに気づかないこともありますので、ダブルオプトイン方式(登録後に認証メールが送られる方式)にし、このような問題が起きないようにしましょう。 関連FAQ:オプトイン完了 / オプトイン未完了とは何のことですか? 15. 質の低いカスタマーサービス アメリカ人の90%は、企業と取引するかどうかの判断はカスタマーサービスによって決まると言っています。また、58%のアメリカ人は、カスタマーサービスが悪い場合は会社を変えるそうなので、お客様への対応がどれだけ重要かが分かります。 同様に、送信元のカスタマーサービスが悪い場合は、購読者は配信停止してしまいます。必ずお客様の問い合わせには迅速に対応し、問題を解決するようにしましょう。ネガティブな経験をして激怒しているお客様に対しては、直接謝罪のメールを送り、真摯な対応をすることで関係を修復することができます。 16. 配信頻度が低すぎる 十分なコンテンツが得られないと購読解除される可能性があります。最低でも週1回は配信し、購読者の興味を引くようにしましょう。プロセスの効率化で、CRMサービスを利用してシリーズ化したメールを自動化しましょう。これにより適切なメッセージを適切な読者に、最適なタイミングで送ってくれます。 読者が増えれば増えるほど、配信するメールの数も増えていきます。ただし、コンテンツによって配信すべきメールの数が決まります。クーポンやキャンペーンは毎日配信する必要があるかもしれませんが、一般的なブログやニュースレターは月に1〜2回程度配信すれば十分です。 17. 配信のタイミングが悪い 適切なタイミングで、適切な読者をターゲットにメールを送るようにしましょう。さまざまなタイミングを試してみて、顧客にとって最適なタイミングを見つけましょう。 関連ブログ記事:メルマガを配信する時間と曜日の”正解”は?読者の行動時間と調査データから仮説を立てよう まとめ このように、お客様が配信停止する理由はさまざまです。購読解除数が多い場合はメールマーケティング戦略を見直しながら、より多くの購読者を維持し、満足できる内容のメールを配信しましょう。これらのヒントを参考にして、お客様に喜ばれるメールマガジンを作成してください。 関連FAQ:登録情報更新・配信停止オプションについて 関連ブログ記事 ・リストを購入すべきでない7つの理由と効果的なリストの増やし方について ・メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう ・メルマガ購読状況調査2002年度版 --- ### 機械翻訳を活用してステップメールの多言語対応に取り組む「農業情報設計社」 - Published: 2022-11-11 - Modified: 2022-11-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-agri-info-design/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: ステップメール, プロモーションメール, 事例, 多言語, API連携, サブアカウント こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、トラクターの運転をサポートするAndroidアプリなどのGPS/GNSSナビゲーション「AgriBus」を提供している株式会社農業情報設計社の瀬川様です。 農業情報設計社様のメール施策概要 農業情報設計社のWebサイトはこちら メール配信を行っているサービス: ・トラクターの運転支援アプリ/デバイス 対象: AgriBusアプリの導入者(日本・海外ユーザー) 主な配信コンテンツと頻度: メール1:ステップメール(アプリ導入直後、7日間で6通) メール2:新商品やセール情報、セミナー告知(年2〜3回) メール3:アンケートメール(不定期) 担当組織: メールマガジンの担当者:2人 トラクターの運転を支援する「AgriBus」アプリ/デバイスを提供している農業情報設計社 ━農業情報設計社は、どのような事業をされていますか? 弊社の代表が一念発起をして、農林水産省の研究機関を辞めて、トラクターの運転をサポートするシステムを開発し、今に至ります。現在はAgriBusシリーズとして、Androidアプリやトラックの運転を支援するデバイス(トラクターを真っ直ぐ走らせたり、農薬散布や田んぼの代掻き作業など「どこまでやったかを見える化」する)などを提供しています。 弊社のAndroidアプリは無料で利用できるので、導入コストがかかりません。他社のロボットトラクターや、トラクターに後付するシステムは、導入するのに数百万円〜数千万円のコストが掛かります。弊社の場合はアプリを無料でダウンロードして、実際に試して良ければ各デバイスなどを買い足していくようになっています。 ━メールの目的は? 弊社では、システムメール(パスワード変更のためのメールなど)とプロモーション目的のメールを配信しています。 そのうち、システムメールについては自社のサーバーから配信しています。 プロモーションメールは、アプリの使い方や有料プランの案内、新商品、セールなどの情報を送っており、こちらの配信にBenchmark Emailを利用しています。 ユーザー層とリスト取得方法 ━メールを配信するリストは、どのように得ていますか? アプリをインストールすると、メールアドレスが登録できます。登録時にメール配信の許諾が取れた方にステップメールを配信しています。 ティザーサイトにもユーザー登録できるフォームがあって、そこから登録した人にも配信をしていますが、9割以上はアプリの利用者です。 弊社のアプリは世界中で利用されているので、アプリの中で設定されている言語設定を元に、それに応じて言語ごとにリストを分けて対応をしています。日本語以外には、英語、スペイン語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語で配信をしています。 BenchmarkEmailでは、それぞれの言語ごとにサブアカウントを作っています。各アカウントのコンタクトリストは自社データとAPIで連携しています。 配信コンテンツ ━プロモーションメールでは、どんなものを配信されていますか? プロモーションメールは、アプリの導入直後にステップメールを使って、AgriBusの使い方や有料プランの案内、弊社で販売している外付けのGPSのデバイスのご案内などを配信しています。ステップメールはアプリ導入直後から7日間で6通送っています。 他には新商品の案内やセール情報を、必要に応じて通常のメール機能で送っています。 ━日本語以外のリストに対しても同じように配信されていますか? アプリ導入直後のステップメールは、すべての言語で同じように配信をしています。 メール1:ステップメール(全6カ国語) 配信頻度:アプリ導入直後、7日間で6通 内容:アプリの使い方、有料プランの案内など ■ 日本ユーザー向けのステップメール例 メール全体はこちらをクリック(表示されない場合はこちら) ■ ブラジルユーザー向けの同じメール メールを見るにはこちらをクリック(表示されない場合はこちら) メール2:新商品やセール情報、セミナー告知 配信頻度:年に2〜3回 内容:新商品やセール情報、セミナーのお知らせなど ■ セール情報のメール メール全体はこちらをクリック (表示されない場合はこちら) ■ セミナー情報のメール メール全体はこちらをクリック (表示されない場合はこちら) メール3:アンケートメール 配信頻度:不定期 内容:ユーザーへのアンケート ブラジル(ポルトガル語)では弊社の中でユーザーが一番多く、現地に協力してくれる会社があるため、アンケートのメールも送っています。 ■ アンケートメール例 メール全体はこちらをクリック (表示されない場合はこちら) 運用と設計について メールで大事なのはタイトルとメインビジュアル! ━プロモーションメールを配信するときに大事にされているところはありますか? プロモーションメールでは「タイトル」と「メインビジュアル」をどうするか考えています。ステップメールのタイトルは、開封率を見ながら、これまで5、6回は変えています。 メールを作る工程は、まずタイトルを考えて、メールのビジュアルを考えます。メールは私一人で対応しているので、メール1通送るのにかけられる時間が限られているのですが、メール内の文章は30分程度で作成していて、メール全体の作成は2時間くらいで終わります。メールのデザインは過去のメールと同じデザインを使うようにしています。 ━メールのリスト管理はどのようにされていますか? 新商品やセール情報のメールは、リストの全員に送るのではなく、弊社のサーバーに入っているデータベースから条件に合う人を抽出してCSVで出力し、BenchmarkEmailのコンタクトリストに入れています。このとき自動で「配信解除」をしている人や「届かない人」を除外してくれるところが、便利で助かっています。 ━プロモーションメールを送った後に見ている数字はありますか? 一番は開封率ですね。配信停止が何通出たかも見ています。配信停止が1件でもあると「良くない表現だったかな」「気分を悪くしたかな」と考えることもあります。 新商品やセール情報のときは、メールを見た人がちゃんとその商品のページにアクセスしたかを見ています。ステップメールでもクリック率や、メールで紹介した商品がどれだけ売れたかを見ています。 機械翻訳と現地の力を使って多言語のメール配信に対応している ━多言語でメールを配信されていますが、どのように言語対応をされているのでしょうか? 多言語対応は基本は機械翻訳です。DeepLを使って、まず日本語を対象言語に翻訳し、改めて日本語に翻訳をして、文章が成り立っているか確認しています。機械翻訳は一度行うだけでなく、2回繰り返すと精度が上がります。 一番ユーザーが多いブラジルのポルトガル語に関しては、現地の協力会社さんに翻訳してもらっています。現地の人のノリに合わせて、タイトルを明るめにしてみたり、本文をフランクにしてみたりなど、機械翻訳でできないようなニュアンスの調整をしています。 ━現地のノリに変えることで、メールの反応も変わるものですか? 全然違います。例えば日本ではメール冒頭に「こんにちは」と書いたり、英語でも「Dear」という表現を使ったりします。ポルトガル語のメールではそういったニュアンスの挨拶を入れないため、機械翻訳でただ翻訳するだけでは対応しきれないんです。 アンケートに答えてもらう際も、事業者の会社名を出すのではなく、CEOのフルネームを出したほうが良かったり、会社としてではなく、個人的に話しかけているニュアンスにしたほうが良かったりします。それに合わせてフランクにすることで、クリックしやすくしています。 こういった部分は現地のことが分かっていないとできない領域です。 メール配信ツールは業務コストを下げられる ━御社ならメール配信のシステムを作れると思うのですが、なぜBenchmarkEmailを使われているのでしょうか? プロモーション用のメールは、配信停止ができたり、無効なアドレスを除外する必要があるので、メール配信サービスを使おうと思っていました。 例えば、届かないメールアドレスに送り続けるとGoogleの評価が下がるとか、メールサーバーをセキュアにするための要件など、メール配信する上では注意しなければならない点がいろいろありますよね。それらにちゃんと対応していきたいですが、自社でのフォローアップは難しい。 同じようにHTMLメールは自分たちでも作れますが、2時間で作成するのは難しいです。その点、BenchmarkEmailのHTMLメールエディタは最高ですね。ブロックを移動させれば作ることができます。 自社でメールを配信するシステムや仕組みをつくり上げるよりもBenchmarkEmailを利用したほうが、メール配信の業務コストが大幅に下がります。 まとめ 農業情報設計社様のお話を伺って感じたことは、さすがシステム開発をされているだけあって、ツールの使い所をよく理解されているところです。人手が限られているからこそ「やること」の優先順位が明確になっていて、自分たちでもできるけど、それをする必要のないことはアウトソーシングをする。 メール配信だけでなく多言語対応においても、DeepLという機械翻訳ツールを活用しながら、大事なところでは現地の協力会社の手を借りるなど、メリハリがつけられていることで、必要十分な取り組みが実現できているように感じました。 BenchmarkEmailを使って、海外ユーザー向けにメールを利用されている事例としても、インバウンドなど海外に向けて情報発信をしている企業の参考になる内容でした。 (関連記事) ・ステップメールを使ってみよう!シナリオの作り方や、費用対効果の高いウェルカムメールの始め方とは? ・ランナー向けアプリやECのメルマガで親近感を大切にする「株式会社ラントリップ」 関連FAQ:サブアカウントとは何ですか? --- ### メール配信に役立つ!Benchmark Emailの便利機能をご紹介 - Published: 2022-11-04 - Modified: 2023-02-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-email-tips2/ - Categories: 機能・便利ツール - Tags: 件名, パーソナライズ, アンカーリンク こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、FAQページなどの資料アップデートやサービス改善に日々努めております。 ユーザー様より「Benchmark Emailは機能がたくさんあって良いが、全部を使いこなせていない気がする」というお声をたまにいただくことがあります。 必ずしもすべての機能をご利用いただく必要はありませんが、実は使うと便利な機能が隠れているかもしれません。 そこで今回は、見逃しがちな細かい機能に焦点を当て、ご紹介致します! *まだアカウントをお持ちでない方はぜひ無料トライアル版をご利用ください。 ダッシュボードの+ボタンから、1クリックでメール作成等のページへ ログイン後のダッシュボードの右上に、緑色の+ボタンがあるのをご存知でしょうか。 こちらをクリックすると、「メール作成」「新規リストの作成」「リストの追加」「新規ランディングページ作成」という4つの項目が表示されます。 メールやリスト、ランディングページの新規作成等を行いたい場合は、こちらから1クリックで作成ページに飛ぶことが可能です。 左側のナビゲーションメニューから進んでいたという方は、ぜひこのボタンをご利用ください。 開封率の高い過去の件名を参考に!件名呼び出し機能 メールの件名の付け方について、毎回悩む方は多いのではないでしょうか。 そんな時に参考として使えるのが、件名呼び出し機能です。件名入力箇所の右側にある電球マークをクリックします。 すると、過去に送信したメールで開封率が高いものが上から順番に表示されます。 クリックすると過去の件名がそのまま挿入されるので、書き方を参考にし、今回のメルマガ用に書き換えて送ることが可能です。 また、より開封率が上がる件名を探るには、ABテスト機能がおすすめです。 (関連記事) ・A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は? ・メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 タグを利用して内容別のメールを送信 購読者の属性によって、メールの内容を分けたいと思うことはありませんか? Benchmark Emailでは、名前など購読者毎の情報をメールや件名に差し込むパーソナライズ機能をご用意していますが、以下のタグを直接入力することで、コンタクトリストの情報をもとに表示させるコンテンツを指定することも可能です。 「フィールド項目名=項目内容」に入れた内容が、コンタクトリストの情報と一致しているかどうかを判断します。 一致している場合、このタグ以下に入力されたコンテンツを表示します。 タグ以外の情報を指定し、別のコンテンツを表示します。(与えられた条件が満たされた場合、代替コンテンツを提供します。) どの条件も満たしていない場合に表示するコンテンツとなります。 条件別のコンテンツ表示を終了します。 例えば、配信先リスト内のコンタクト情報に、都道府県情報を登録しておきます。 メール作成時に、タグとコンテンツを以下のように入力します。 これにより、コンタクト情報の都道府県項目に「東京」と入っている宛先には、セミナーのお知らせが2つ、それ以外の宛先にはオンラインセミナーの情報のみが表示されるようになります。 東京都在住の場合 その他の地域在住の場合 すべての情報が載っているメールを全購読者に送っても良いのですが、購読者一人ひとりにマッチした内容を厳選して送ることで、より興味を持って読んでもらいやすくなります。 関連FAQ:BenchmarkEmailで利用可能なタグ一覧 アンカーリンクを使ってより読まれやすいメールに メール内のトピックが複数ある場合は、冒頭に目次を入れることで興味のあるトピックが読者の目に入りやすくなります。 アンカーリンク機能を使うとリンク先をメール内の指定場所にすることができるため、目次にリンクを入れ、読者が気になるトピックをすぐ読めるようにすることが可能です。 具体的な設定方法は、以下をご参照ください。 関連FAQ:メール内の任意の場所へアンカーリンクを指定する方法 おわりに 今回は、Benchmark Emailの細かい機能をいくつかご紹介致しました。今後のメールマーケティングにぜひお役立ていただけますと幸いです。 今後もお役立ち情報をお届けして参りますので、ぜひお楽しみにしていてください! (関連ブログ) ・Benchmark Emailをもっと使いこなすための便利なTips5選 ・サポート担当へのご質問ランキングTOP7とご回答まとめ --- ### SNSの主流はTikTok!特徴と再生回数を伸ばすためのポイントを解説 - Published: 2022-10-27 - Modified: 2022-11-08 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-use-tiktok-effectively/ - Categories: ソーシャルメディア - Tags: sns, TikTok こんにちは、株式会社BESWです。 皆様は、TikTokで動画を閲覧したこと、または動画を投稿したことはありますか? SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供し、SNSのビジネス活用方法や最新情報を発信している株式会社BESWから、今回はSNSの主流であるTikTokの特徴と、再生回数を伸ばすためのポイントについて解説致します。 TikTokとは 15秒から1分ほどの短い動画を作成/投稿できる、短尺動画プラットフォームです。 ユーザー層は10代から近年では30代〜40代と拡大しています。コンテンツのジャンルとしても初期のダンスや自撮りといったジャンルから、ライフスタイルやエンタメ、ドラマ、飲食など幅広く取り扱われるようになりました。 TikTokの特徴 TikTokの特徴は大きく3つあり、TikTok特有のユーザー体験が取り入れられています。 サクサク短尺 強制視聴が無い AIを利用した拡散力の高さ ①サクサク短尺について TikTokはショートムービーのプラットフォームです。短尺の縦型動画に関するデータ量は随一であり、Youtubeよりもユーザーの平均試聴時間が長いと言われています。 国内以外も含めると10億人ものユーザーがTikTokを利用しています。 ②強制視聴が無い TikTokの広告は自由にスキップできるため、広告の強制視聴がありません。そのためユーザーは他SNSと異なりストレスフリーで利用が可能です。 ③AIを利用した拡散力の高さ TwitterやInstagramなどのSNSの場合、フォロワー数が拡散力やバズに影響される場合があります。その一方で、TikTokはフォロワーが全くいない状態からでも、コンテンツが面白ければ多くのユーザーに動画が表示されるアルゴリズムとなっています。 無名の個人や企業が、初めての投稿で10万~100万再生を稼ぐという事例もあります。 TikTokの再生回数を伸ばすためのポイント これまでTikTokの特徴などに触れてきましたが、ではどんな動画が再生されやすいのでしょうか。 動画の評価に関わる指標は3つと言われており、①平均視聴時間 ②視聴維持率 ③視聴完了率です。動画をフルで見ていただけるような飽きないコンテンツ作りも重要なポイントになってきます。TikTokの再生回数を伸ばすためのポイントをもう少し見ていきたいと思います。 TikTokを伸ばすためのポイント①浅く広く刺さるテーマ・切り口 おすすめに出てくるアルゴリズム上、ターゲットを絞ったテーマよりもより広く刺さるようなテーマの方が良いと言われています。 例としてフリーランスをテーマにしたコンテンツの場合「デザイナーが単価をあげる方法」よりも「フリーランスの日常」など、フリーランスのジャンルでも広く刺さる切り口を考えることが重要です。 TikTokを伸ばすためのポイント②冒頭数秒での離脱を防ぐ 第一印象は2秒で決まると言われるように、TikTokも「見たい」かを判断するのは動画がおすすめに流れてきたその数秒と言われています。 数秒での離脱を防ぐことで、視聴維持率や視聴時間を伸ばすことができます。空白の時間があったり、動画のブレなどは排除することが重要です。 TikTokを伸ばすためのポイント③離脱の隙を与えない 冒頭の数秒の他、視聴中に退屈する場面があると離脱に繋がるとも言われています。動画途中の無駄な余白も排除していくことが重要です。 短尺の動画なので情報の密度を増やし、質問の回答や面白いしかけを後半に持ってくることが重要と言われています。 TikTokはバズりやすい! TikTokは他のSNS媒体と比較しても、コツさえ押さえれば拡散しやすいSNSシステムになっています。これからはTikTokで消費行動が行われていく時代です。 ぜひTikTok運用を始めていきましょう! 株式会社BEWについて 株式会社BESWでは、代表田中千晶を中心に、数多くの企業様に向けてSNS運用の研修、コンサルティングを行っています。 現在、SNSアカウントの運用や投稿についてお悩みの方に向けて、SNSの無料診断キャンペーンを実施中(※初回、30分限定)。プロとしてソーシャルマーケティングに10年以上携わる、代表田中よりアドバイスさせていただきます。 無料診断をご希望の方は、下記フォームの必要事項をご入力の上、お申し込みください。 ※TwitterやInstagram、LINEといった集客目的のSNSはもちろん、リモートワークツールやチャットツールをはじめとする社内SNSや、営業パーソン1人ひとりのSNS活用に関するお悩みにもお応えしております。 (関連記事) ・令和のSNSトレンドはショート動画!Instagram・TikTok動画の特徴やポイントを解説 ・飲食店必見! Instagramから直接集客できるレストラン予約機能、料理注文機能とは? --- ### 機能アップデート:Shopifyからの自動同期が可能に! - Published: 2022-10-13 - Modified: 2022-10-13 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information13/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ - Tags: shopify, 顧客リスト, 連携, 自動同期 こんにちは、BenchmarkEmailカスタマーサクセスチームです。当記事では最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートでは、ShopifyからBenchmark Emailへの自動同期が可能となりました。 これまでのShopify連携機能では、ShopifyからBenchmark Emailへ一回限りのコンタクトインポートのみ可能でした。今後は、自動同期を選択いただくことで、新しい顧客がShopifyのセグメントに追加されたタイミングで、Benchmark Emailのコンタクトリストも随時更新されるようになります。 Shopify自動同期で、より効果的なメールマーケティングが可能に Shopifyの顧客がBenchmark Emailのリストに自動同期されるため、定期的に配信しているメルマガにShopifyの顧客を追加していくことも可能ですし、また、オートメーション機能を使って、ターゲットに合わせたパーソナライズメールを自動配信することも可能です。 Shopify商品ブロックと組み合わせることも ドラッグ&ドロップエディタにあるShopify商品ブロックは、Shopifyの商品リストを簡単にメールに追加することが可能です。 これを使って、Shopifyと同期したリストに対して容易に商品のプロモーションを行うことができます。 今回のアップデートを、メールマーケティングのさらなる効率化にお役立ていただければ幸いです。 Shopify自動同期の方法について、詳しくは以下のページをご覧ください。 FAQ:ShopifyとBenchmark Emailを連携する方法は? (関連ブログ記事) ・機能アップデート:Shopify商品ブロックが追加!メール連携で商品情報の掲載が簡単に。 --- ### 飲食店向け!売上を伸ばすメールマーケティング施策 - Published: 2022-10-12 - Modified: 2022-10-12 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-do-restaurant-email-marketing-right/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, 飲食店, レストラン 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “How to Do Restaurant Email Marketing Right” を翻訳したものです。 著者(略歴) Laura オラクル社のGloriaFoodでオンライン・マーケティング・スペシャリストを務める。レストラン経営者が自由に使える最新のデジタルツールでビジネスを構築するのに役立つコンテンツ制作や宣伝、そしてレストラン業界に関する最新情報の執筆を担当。 費用対効果の高いメールマーケティングを、飲食店で最大限に活用していますか?メールはお客様にアプローチしやすく、常連になってもらうために使いやすいチャネルです。また、レストランの予約やオンライン注文に対応することで、来客数を増やし、ロイヤリティを高めて、最終的に売上を伸ばすことができます。 ここでは飲食店のメールマーケティング成功の秘訣を詳しくご紹介します。 飲食店のメールリストを増やすための5つの施策 1. ランディングページに登録フォームを設置する ウェブサイトに登録フォームを設置することは、ニュースレターへの購読者を集めるのに最も簡単な方法の1つです。登録フォーム専用のランディングページを作成することで、訪問者がコンタクト情報を入力し、プロモーションメールの受信に同意することができるようになります。 登録フォームに入力してもらうためには、オンライン宅配サービスの割引や、購読者のみアクセス可能なシェフによる限定料理の紹介などの無料特典を用意すると効果的です。 また、「騙された」と思われてしまわないように、入力したメールアドレスにプロモーションメッセージを送る旨を必ず明記しましょう。そして、いつでも購読者がオプトアウトできるようにしましょう。これにより、顧客のプライバシーとデータを保護するGDPRコンプライアンスを含めた基本的なメールマーケティング規制を遵守することができます。 関連資料ページ:ランディングページの作成方法について 2. ポップアップフォームを設置する サイト訪問者の注意を登録フォームに引きつけるもう一つの方法は、ポップアップフォームを作成することです。ユーザーがサイトから離れようとする時や、特定のページにたどり着いた時に起動するポップアップを設置し、ユーザーの気を引くことができます。 ポップアップの文章は短く簡潔にする必要があるので、限られたスペース内でニュースレター購読がユーザーにとって得になることを説得しなければなりません。以下はその例です。 「次のお食事代が30%オフになるクーポンはもう使われましたか?まだの方は、ニュースレターの購読にご登録いただきますと、すぐにクーポンをメールでお届けします。」 関連ブログ:登録フォームの悩みを解決!基本機能からトラブルシューティング・応用的な活用例まで一挙解説 3. 飲食店にリンク付きの名刺を置く 名刺でメールリストを増やすという昔ながらの方法は、まだ健在で効果的です。まず名刺を印刷し、そこにメルマガ登録できるURLを記載して、顧客が登録後に割引クーポンがもらえるようにします。 そのような名刺を各テーブルや店頭の横に置いたり、デリバリーやテイクアウトの袋などにも入れておきましょう。 4. 飲食店にWi-Fiを設置する レストランでWi-Fiを提供している場合は、お客様がWi-Fiに接続するのに必要なログインステップにメールアドレスを入力していただくステップを追加しましょう。Wi-Fiと引き換えに、メールアドレスを登録してもらうことで、メールリストの増加が見込めます。 このようなメールアドレスはプロモーションに使用するという免責事項を明記し、お客様からメッセージの受信に同意するボックスにチェックを入れてもらうことを忘れないようにしましょう。 関連記事:メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう 5. ロイヤリティ構築にアプリを活用する 既存顧客のロイヤリティ構築にアプリを活用するのも良いでしょう。レストランのポイントアプリを作り、通常のプラスチック製のポイントカードのアップグレード版として使ってください。 ユーザーがアプリでポイントを貯めて、新しい特典をアンロックしたり、新メニューをいち早く知ることができるようにすれば、もっと喜んでニュースレターを購読してくれるはずです。 飲食店が送るべき5種類のメール さて、ある程度のコンタクトが集まったら、次はレストラン顧客に対してどのような内容のメールが効果的なのかを考えます。 1. メニューの更新 新しいアイテムをメニューに追加するたびに、必ず一番先に購読者に伝えましょう。このような独占的なお知らせが購読者がメルマガ登録した特典の1つになります。 さらに、新メニューに割引クーポンを付けます。期間限定のキャンペーンにすれば、期限が切れる前にクーポンを利用しようという気にさせることができます。 2. 新しい機能やサービス 顧客ロイヤリティを確保するためには、新しい機能は新しいメニューと同様に重要です。レストランのウェブサイトでの注文受付の開始、オンライン決済の導入や新しいQRコードメニューなどの新規機能やサービスをいち早くお伝えしましょう。 これはすべて、購読者に共有すべきニュースです。新機能やサービスがどのように機能するのか、メルマガで紹介することで、常に革新的であろうとする企業の意欲に購読者は感心するでしょう。 3. レビューの依頼 満足度の高いお客様からのポジティブなレビューは、レストランに足を運んでもらうよう他の人を説得するのに効果的です。このような口コミは自己宣伝するよりもはるかに効率的です。 購読者にウェブサイトやGoogle、その他のサードパーティ・プラットフォーム上でレビューを書いてもらうよう依頼メールを配信します。クーポンコードやギフトカードなどのインセンティブを追加すると効果的です。 レビューのプロセスはできるだけ簡単にスムーズにしましょう。レビューにかかる時間を明記し、アクセスできるリンクを提供すると良いでしょう。 4. 特別プロモーションや割引 レストランのプロモーションは最も人気のあるメールの種類の1つです。このようなプロモーションが嫌いな人はいないでしょう。 定期的にプロモーションを提供している場合は、毎週末に、翌週利用できる割引やプロモーションの詳細をメルマガで配信することができます。 または、作成したプロモーション毎にメールを配信するだけでも良いでしょう。お得な気分にさせることは、最高のプロモーションになります。 5. 価値のあるコンテンツ レストランブログやYouTubeチャネルで、レシピ動画をアップしていますか?このような情報を購読者リストと共有しましょう。 前述したように、お客様にメルマガ購読で十分な価値を得ていると思ってもらうことが重要です。そのためには、レシピや料理のヒント、料理ブログなど、購読者が興味を持つような価値あるコンテンツを無料で提供しましょう。 購読者とのエンゲージメント継続に役立つ、その他のメールの種類については以下をご覧ください。 関連記事:ぜひ真似したい!メルマガのコンテンツアイディア5選 A/Bテストを活用して、メールのエンゲージメントを高めよう メールマーケティングで最高の成果を得るためには、複数のA/Bテストを行い、どのフォーマット、デザイン、コピーがより効果的か知ることをお勧めします。 ただし、全部の項目を同時にテストすることはできませんので、まずは最初にテストを行いたい項目を選択します。例えば、CTAを選んだ場合は、CTAの目的(通常はコンバージョン)を考えます。 次に、2つの異なるCTAを作成し、読者を2つのグループに分けます。同時にメールを配信し、どちらのCTAの反応が良かったかを確認します。これにより、今後のメルマガでより多くのコンバージョンを獲得することができます。 関連ブログ:A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は? 自社に合ったメールマーケティングサービスを選ぶには? コンタクトリストの収集、定期的なメールの配信、A/Bテストの実施などの作業は、どれも大変に思えるかもしれません。幸いなことに、今の時代はメールマーケティングソフトウェアを使って、これらのプロセスを自動化することができます。 自分に合ったメールマーケティングソフトをお探しの際に、押さえておきたい必須機能を以下にご紹介します。 使いやすいメールビルダー 画像編集機能 プロが作成したメールデザインテンプレート A/Bテスト機能 ウェルカムメールの自動配信 オートメーション機能(トリガーの設定 リスト管理と登録フォーム機能 ランディングページ作成機能 レポート機能 Benchmark Emailでは、上記すべての機能とそれ以上のものを備えております。 まずは、無料トライアルから登録して、メールマーケティングをお試しください。 --- ### メールマガジン購読状況調査 2022年度版 > -1212 - Published: 2022-09-28 - Modified: 2024-03-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newslettersurvey2022/ - Categories: メールマーケティング, 独自調査レポート *最新の調査結果は「日本のメールマガジン購読状況調査 2023年度版」をご確認ください。 当記事では、Benchmark Japanが行った「日本のメールマガジン購読状況調査 2022年度版」の結果をダイジェストでお届けします。 当調査の目的 当社では昨年から「メールマガジンがどの様に読まれているのか?」について、日本国内のインターネットユーザーを対象に調査を行っています。 今回の2022年度調査でも、昨年同様にプライベート用メールアドレス、仕事用メールアドレスそれぞれのメルマガ購読状況を調査しました。また、今回新たにSNSサービスの利用状況についての設問を追加しています。調査結果の詳細については記事の末尾にスライドへのリンクを設置しておりますので是非ご覧になってください。皆様のメールマーケティング施策にお役立ていただけましたら幸いです。 調査概要 インターネットリサーチによる調査を行った。調査期間は2022年7月26日~8月7日で、プライベート用と仕事用のメールアドレスそれぞれの購読状況の違いを調べるため、会社員、公務員、自営業、経営者など20代〜60代を対象とし、回答者の年齢分布は国勢調査の年代比率に対応させた。 メルマガを1通以上受信している人はどれくらいの割合か? SNSの利用が普及した現在、メルマガを受信している人はどれくらいの割合なのでしょうか?今年の調査では、4,354名に対して、「プライベートと仕事用のメールアドレスいずれかでメルマガを最低1通以上受信しているかどうか?」について聞き、以下の回答を得ました。 昨年(2021年)の同設問の結果は74. 9%でしたので、今年は全年代合計で1. 9%低下したことになります。情報収集チャネルとして、年代が上になるほどメルマガになじみがあるのに対し、若い年代ではメルマガだけでなくSNS等に分散していることが年代間の違いに影響していると考えられます。総務省の最新の調査では、SNSの利用状況について「生活や仕事のうえで活用が欠かせない」「便利なので積極的に活用している」の回答比率の合計が、20代で58. 1%なのに対して、60代では18. 3%となっています。情報収集のチャネルは、メルマガの重要性は維持されつつも、若い年代を中心に少しずつにSNSにも分散し、今後も当面併用されていく状況が続いていくものと考えられます。 (出典)「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」総務省(2022) https://www. soumu. go. jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nf308000. html 以降の設問は、最低1通以上のメルマガを受信していると回答した方々を対象に、仕事用・プライベート用、それぞれのメールアドレスでのメルマガ購読状況についてまとめたものです(有効回答数858名)。 メルマガを読む時間帯はいつか? メルマガを読む時間を、幾つかの時間帯に区切って質問しました。コロナ禍の自粛期間にあった昨年の調査と比べてどのような変化があったのでしょうか。 仕事用アドレスでは、1位が「12時~15時台(28. 0%)」、2位が「〜9時台(19. 5%)」、3位が「10時〜11時台(14. 3%)」と、昨年と順位もその比率もあまり変わらない結果となりました。仕事用アドレスは業務に関する連絡を目的としていますので、朝から午後にかけての時間帯が中心になるのは自然なことと考えられます。昨年と比べると夜間にメールを見る人が数%減り、その分だけ日中に見る人が数%増えていました。 プライベート用アドレスについては、1位は「21時~23時台(27. 0%)」、2位は「12時~15時台(22. 4%)」、3位は「19時〜20時台(16. 7%)」という結果となりました。昨年と比べると、1位は変わらないものの、2位と3位で入れ替えがありました。仕事用アドレスでも見られた傾向ですが、プライベート用アドレスでも夜間のメール閲覧比率が減り、その分だけ日中の閲覧が増える傾向がありました。 昨年と今年で日本人のライフスタイルに極端な変化があったとは考えられませんが、昨年度の調査時(2021年春)はコロナ禍による影響が今年よりも強くあったことが影響しているのかもしれません。 メルマガ購読に利用されているメールソフトはどれか? どのようなメールソフト(メールクライアント、アプリケーション)を利用してメルマガを閲覧しているのかについて、仕事用アドレス、プライベート用アドレスそれぞれについて調査しました。 1位は共に「Gmail」で、仕事用アドレスで63. 4%(昨年比+6. 2%)、プライベート用アドレスで65. 9%(昨年比+9. 0%)と、昨年からさらにシェアを伸ばしていることが分かります。 2位は、仕事用アドレスでは「Outlook」で49. 7%(昨年比+3. 5%)で、プライベート用アドレスでは「Yahoo! メール」で52. 7%(昨年比+1. 9%)と、それぞれ昨年よりシェアを伸ばしています。 一方、4位は「Thunderbird」でしたが、仕事用アドレスでは12. 7%(昨年比-0. 9%)、プライベート用アドレスでは10. 7%(昨年比-1. 4%)と昨年比でシェアを落としており、「その他」の回答も数%ずつ落ちていることから、「Gmail」「Outlook」「Yahoo! メール」3つのメールソフトに利用者が集中していく傾向にあることが分かりました。 スマホとPC、どちらのデバイスで読まれているか? スマホとPC、どちらのデバイスでメルマガが読まれているのかについて調査しました。 回答として一番多かったのは、仕事用アドレスでは「両方だがPCが多い(33. 4%)」、プライベート用アドレスでは「両方だがスマホが多い(36. 0%)」でした。 今回の調査で明らかに増加したのはスマホでのメルマガ閲覧です。「スマホのみ」「両方だがスマホが多い」を合わせると、仕事用アドレスで41. 6%(昨年比+5. 0%)、プライベート用アドレスで55. 5%(昨年比+6. 2%)がスマホでメルマガを読んでいる結果となり、昨年から大きく増加していることが分かりました。 1日平均何通のメルマガを受信しているか? 1日あたり何通くらいのメルマガを「受信」しているのかについて調べました。 仕事用アドレスでは、1位が「1通~5通(27. 5%)」、2位が「6通〜10通(27. 3%)」、3位が「16通〜20通(10. 6%)」で、昨年と同じ順位となりました。 プライベート用アドレスでは、1位が「6通〜10通(28. 5%)」、2位が「1通~5通(24. 0%)、3位が「21通以上(23. 4%)」となり、昨年1位だった「21通以上」が3位へ後退し、2位3位だったものが1位2位へと繰り上がった結果となりました。プライベート用アドレスでの受信通数は、平均すると少し下がったものと考えられます。 1日に平均何通のメルマガを開いて読んでいるか? 前設問ではメルマガの1日あたりの「受信数」について調べましたが、次に「開いて読んでいる数」について調べました。 仕事用アドレスでは、1位が「1通~5通(37. 0%)」、2位が「6通〜10通(22. 7%)」、3位が「1通未満(20. 1%)」で、プライベート用アドレスでも、1位が「1通~5通(36. 7%)」、2位が「6通~10通(24. 3%)」、3位が「1通未満(16. 1%)」と、共に昨年とあまり変わらない結果となりました。 会社用でもプライベート用でも、約8割の人が1日10通以内、約2割の人が1日10通以上読んでいるということになります。 1日にどれくらいの時間メルマガを読んでいるか? 前設問に関連して、1日にメルマガを読む「時間の長さ」について調べました。 仕事用アドレスでは、1位が「1分〜5分程度(41. 7%)」、2位が「1分未満(20. 9%)」、3位が「5分〜10分程度(14. 4%)」であり、プライベート用アドレスでも同じ順位で1位が「1分〜5分程度(39. 5%)」、2位が「1分未満(21. 2%)」、3位が「5分〜10分程度(16. 1%)」という昨年と大きく変わらない結果となりました。 一日あたりのメルマガの通数から考えても、メルマガ1通が読まれる時間はそう長くはなさそうです。多くの方は、メール全体をチェックしたのち、関心が高い数通を開いてさっと目を通したり、特に気になるものがあればじっくり読む、という行動を取っていると考えられます。 メルマガを開く、開かないの判断に最も影響するところはどこか? 購読者は何を見てメルマガを開くかどうかを判断しているのでしょうか? 1位は「件名(50. 8%)」、2位は「送信元名(19. 1%)」、3位は「本文プレビュー(18. 2%)」という結果となり、昨年と大きな違いはありませんでした。 慣れ親しんだメルマガの場合には送信元に対する安心感がある為、「今日は何の内容かな?」という観点で受信箱を見ることが多く、件名やプレビューの影響が大きくなると考えられます。一方、新たに購読を開始したばかりのメルマガの場合には、「誰から届いたか?」という送信元名の重要性が高くなると考えられます。 *メルマガの開封率向上に関する解説動画も是非ご覧になってください。 https://www. youtube. com/watch? v=DY2yC-WvCoY&list=PLr7ZtkgNUuYVdlmXy0DToht0az6b7OOW4&index=3 どんな理由でメルマガを購読停止しているのか? メルマガを読まなくなったり、最終的に購読停止してしまうのはどのような理由なのでしょうか? 昨年の調査とほぼ変わらず「メルマガの内容に興味がなくなった(38. 6%)」と「配信数が多すぎる(35. 8%)」の2つで全体の約7割以上を占める結果となりました。もし購読解除が多い場合には、コンテンツと配信頻度の見直しが有効な施策であるとと考えられます。また、「メルマガが読みづらかった」については、メールの構成や見出し、文字量の調整、イメージ画像の活用などによって改善できる可能性があります。 どんなコンテンツを期待してメルマガに登録するのか? 前質問では購読停止を防ぐためには「メルマガの内容」「配信数」がポイントであることが分かりました。まずコンテンツについて、読者は何を読みたい・知りたいと考えているのでしょうか。 メルマガに期待するコンテンツは、「最新情報、ニュース(63. 3%)」、2位「セール、クーポンなどお得な情報(57. 9%)」、「商品の情報、カタログ、メニュー(45. 3%)」「イベント、セミナー情報(37. 8%)」「ブログ、コラムなど役に立つ読み物(28. 7%」「実店舗の案内(14. 0%)」という結果で、昨年と大きな違いはありませんでした。 期待されるコンテンツを送り続けることが開封率・購読率に大きく影響しますので、これらのコンテンツが提供可能にも関わらずまだメルマガに含まれていない場合には是非追加されることをお勧めします。 購読を停止したメルマガはどれくらいの配信頻度だったのか? もう1つのポイントである配信頻度に関してはどうでしょうか。どれくらいの多さだと購読停止に繋がりやすいのでしょうか。 1位は「週に4〜6通(26. 3%)」、2位は「1日1通(23. 2%)」、3位は「1日2通以上(21. 9%)」という結果で、1日に1通以上が半数近くを占めています。もちろん、頻度だけが理由ではないかもしれませんが、あまり頻度が高い場合には購読解除率に注意が必要かもしれません。最適な配信頻度はメルマガの性質によって大きく異なりますし、当社の以前の調査でもニュースメディアや通販サイトでは頻度が高く、製造業などでは頻度が低いことが分かっていますが、自社メルマガの開封率低下や解除率増加が見られる場合には調整が必要かもしれません。 メルマガ、LINE、SNSなどで会社やお店に関する情報を見るか? 今回の調査ではオンラインの情報収集チャネル、特に「会社やお店に関する情報」に関して、メルマガに加えてどのようなSNSを日常的に閲覧しているのかについて質問をしました(複数回答)。 まず、閲覧しているメディアについては、1位は「LINE(50. 9%)」、2位は「メルマガ(45. 8%)」、3位は「Twitter(40. 9%)」という結果となりました。それぞれ性質が異なるため単純な比較は難しいところもありますが、情報収集のチャネルがかなり分散していることが分かります。また年齢や性別によってもその分布は大きく異なります。こちらは同結果を年齢別にまとめた図です(複数回答)。 若い年代ほどLINEやSNSの比率が高く、年齢が上がるにつれメルマガの比率が高くなる傾向が分かります。また、グラフ内にはありませんが性別の傾向もあり、特にInstagramは女性の比率が高いという傾向が見られました。一方、メルマガでは特に男女に差はありませんでした。 メルマガ、LINE、SNSなど見ているメディアで購入や予約をするか? 続いて、前設問で「会社やお店に関する情報を見ることがある」と回答したメディアについて、そこからさらに商品やサービスを購入したり、お店や施設・イベントの予約をするきっかけとなることがあるかどうか?についても質問をしました。以下の図は「よくある」「たまにある」と回答した人たちの合計です。 メルマガ、LINE、SNSで会社やお店に関する情報を見る人のうち、購入・予約のきっかけになると回答した人が約8割〜9割という結果となりました。情報収集からサービスの購入や予約といったアクション至るまでに様々なメディアが併用されている中で、情報を届ける側のマーケターにとってはいかに効率的に複数のメディア・チャネルを管理し、活用していけるかがポイントとなりそうです。 まとめと調査結果詳細スライド 当調査はブログ記事やセミナー、解説動画など、Benchmark Emailユーザー様へお届けするコンテンツ用のデータ収集のために実施しています。今後もユーザー様に役立てていただけるテーマについて調査を行ってまいります。 調査結果のスライドはこちら: 関連記事: メルマガの業種別・地域別(国別)平均開封率レポート【2022年版】 Webマーケティング業務上の悩みと解決方法調査 2021年度版 メールマガジン購読状況調査 2021年度版 コロナ禍におけるメルマガ配信・マーケティング業務の変化について 2021年版 --- ### メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 - Published: 2022-09-21 - Modified: 2023-06-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol9/ - Categories: メールマーケティング - Tags: ABテスト, 比較, ABCテスト, 絵文字 こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 Benchmark Emailでは月に2回ニュースレターを配信しており、その担当をしています。 「メールマーケターYurikoの挑戦」はニュースレターの開封率やクリック率を上げるために行っている検証と結果を紹介するシリーズで、様々な角度での検証結果をお届けしています。 前回の記事はこちら:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 前回の検証では【】が開封率に影響するかについてテストを行いましたが、今回は絵文字を入れてみた検証です。 件名に絵文字を入れてみた 皆さんは絵文字の入ったメールの件名を見たことはありますか? 時々絵文字入りの件名を見かけることはありますが、やはりテキストのみの件名の方が圧倒的に多いと思います。 テキストの多いメールの受信箱では、絵文字の入った件名はそれだけで目立ちますよね。 絵文字だらけの件名にすると迷惑メールと判断されることがあるため、注意が必要ですが、適度に絵文字を入れることで件名を読んでもらいやすくなり、開封率が上がるのではないかと考え検証を行いました。 絵文字の検証は計2回行い、それぞれABCテスト(3グループ比較)を実施しました。 それぞれのテストグループの件名は以下です。 【1回目】 Aグループ:テキストのみのメール 新機能:「お気に入りブロック機能」でメール作成がさらにスムーズに! Bグループ:文頭に絵文字(星) ⭐新機能:「お気に入りブロック機能」でメール作成がさらにスムーズに! Cグループ文頭に絵文字(クラッカー) 新機能:「お気に入りブロック機能」でメール作成がさらにスムーズに! 【2回目】 Aグループ:テキストのみのメール 無料で使える!メルマガに便利な画像素材サイト20選 Bグループ:文頭に絵文字(星) ⭐無料で使える!メルマガに便利な画像素材サイト20選 Cグループ:文頭に絵文字(チェックマーク) 無料で使える!メルマガに便利な画像素材サイト20選 検証結果 そして計2回の検証結果はこちらです。 1回目 2回目 A(絵文字なし) 33. 1% 33. 4% B(絵文字あり) 34. 1% 32. 8% C(絵文字あり) 34. 3% 32. 7% ※ニュースレター配信から1週間経過後の数値です。 1回目は絵文字ありのCが、2回目は絵文字なしのAが最も開封率が高い結果となりました。 また、1回目も2回目も他の2つとは約1%程度の僅差におさまりました。 今回の検証結果から考えられることは以下です。 絵文字が1つ入っていても、開封率には良い影響も悪い影響もない 読者は件名の内容で開封するかを決めており、件名のデザインが目立つかはあまり重要ではない ※上記はあくまでも今回の検証によって推測されることであり、全てのメルマガに当てはまるものではありません。 前回の【】の検証と同様に、開封率には差はつかない結果となりました。弊社のニュースレターの場合は、件名を記号や絵文字で装飾しても開封率にはあまり影響がないようです。 件名に絵文字を入れる際の注意点 本記事を読んだ上で絵文字を件名に入れようか検討される方に向けて、件名に絵文字を入れる際の注意点をご紹介します。 絵文字は1つ、多くても2つまでにする 件名の内容と関係のある絵文字や、汎用性のある絵文字を使用する 絵文字の表示のされ方はメーラーや機種によって異なるため、イメージ通りに表示がされそうかチェックをする(外部サイト:https://emojipedia. org/) 絵文字自体が会社・ブランドのイメージと合わない場合や、フォーマルなメール等では使用するのを避ける 絵文字を入れる箇所によっては受信ボックスで表示がされないため、できるだけ文頭に入れる※ ※スマホでメールを受信した場合、件名は最初の20字前後までしか表示がされないことが多いため、文頭や前半に入れることをお勧めします。 (Gmailアプリの場合) (iPhoneのメールアプリの場合) メルマガの種類によっては絵文字による効果が明確に現れるかもしれません。 例えば、弊社のニュースレターはBtoBメールですが、BtoBとBtoCでは効果が異なる可能性があります。気になった方は上記注意点をご確認の上、絵文字テストを行ってみていただけたら幸いです。 Benchmark EmailのABテストについて 今回の検証で行ったABCテストの方法を解説します。 一般的に、ABテストはAとBの2種類のメールでテストを行うイメージを持ちやすいですが、実はBenchmark EmailではA、B、Cの3種類でのテストも可能です。 比較するテストグループの個数は、ABテストの「ステップ1 詳細」の設定で選択が可能です。 比較したい件名やメールのデザインなどが3つある際は、こちらの「3グループ比較」が便利です。 (注意点)ただし、3グループ比較にする場合は、テストを行うのに十分なメールアドレス数が確保できているか予め確認しておきましょう。目安として、各テストグループに1,000件程度のメールアドレスがあると、信用度の高いテスト結果が得られます。 機会があればぜひ使ってみてください。 最後に 最後までお読みいただきありがとうございました。 今回の検証内容が、少しでも皆様のメルマガ運用のヒントになれば幸いです。 今後も弊社ではニュースレターを用いた様々な効果検証を行っていきます。皆様の参考になりそうな検証結果は随時公開していきますので、次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。 (シリーズ記事) 第一回:メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 第二回:メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編 第三回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編 第四回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 第五回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 第六回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 第七回:メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 第八回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 第九回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 --- ### ランナー向けアプリやECのメルマガで親近感を大切にする「株式会社ラントリップ」 - Published: 2022-09-09 - Modified: 2022-09-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-runtrip/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: メディア, メルマガ, 告知, 事例, ユーザー, 会員, イベント, ファン こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、ランナー向けのアプリやストア事業を展開されている株式会社ラントリップの木幡様です。 株式会社ラントリップのメール施策概要 株式会社ラントリップのWebサイトはこちら メール配信を行っているサービス: ・ランナー向けSNSアプリ「Runtrip」 ・ECサイト「Runtrip Store」 ・オンラインメディア「Runtrip Channel / Magazine」 ・ オンラインランニングイベント 対象: Runtrip(アプリ)会員、ストア利用者、イベント参加者 主な配信コンテンツと頻度: メール1)ランナー向けのニュース (1回/週、木曜日) メール2)ストア情報(1回/週、土曜日) メール3)イベント情報(毎月開催のイベント前後) 担当組織: メールマガジンの担当者1人 原稿作成者(各部門から1名ずつ) ランナー向けのアプリやメディア、ストア事業を展開している株式会社ラントリップ 株式会社ラントリップは、代表が元箱根駅伝ランナーで、競技を離れたのちに再び市民ランナーの方々と走ったときにすごく楽しかったということで、「もっと自由に、楽しく走れる世界へ」という理念で事業を行っています。 自由にいろんな方が走っていけるように「ロケーションが大事だよね」ということで、ランナー自身がお気に入りのコースを投稿できるサービスからはじまりました。現在は、コースの投稿だけではなく、コミュニティ機能なども組み込まれたSNSアプリ事業となっています。 他にはメディア事業と、ストアでTシャツやランニングアイテムを販売したり、ランナー・ウォーカー向けに、定期的にオンラインランニングイベントを開催しております。 ━どういった目的でメールマガジンを使われていらっしゃるのでしょうか 一番の目的はRuntripを使っている方が数多くいらっしゃる中で、ユーザーの方と直接のコミュニケーションを取ることです。スタッフのメンバーが日々こういうことを考えて事業に向き合っているとか、今、各サービスでどういうことをしているといったことを伝えています。 例えば、メディアチームだと、YouTubeチャンネル「Runtrip Channel」とWebメディア「Runtrip Magazine」という二つの媒体があるので、どういう動画や記事があるのかを届けたり、ストアであれば、どういう商品が出ているのかを届ける。そういった直接のコミュニケーション、発信をしていくというところが、目的です。 例えば、SNSで発信する場合、不特定多数でどれくらいリーチするか分からないという部分があります。それに比べて、メールマガジンは週1で配信しているRuntrip Newsの配信数が、約8万あります。こちらからの発信で約8万人にリーチできるところが、メールマガジンを利用している理由です。 ユーザー層とリスト取得方法 ━メールマガジンの配信先は、アプリをダウンロードされた方ですか? Runtrip Newsは、基本的には会員登録された方へ週1で配信をしています。Runtrip Storeの配信は、Runtrip Storeで購入された方や、希望された方が購読されています。ニュースの配信とストアの配信はリストは別になっています。 ━年齢層や男女比は、どうなっているのでしょうか? 30代から40代の方が多いです。そもそもランニングをはじめる方はボリュームゾーンとしてこの年齢層が多く、ユーザー層としても元々走り続けていた人よりも、大人になってからランニングにチャレンジしている方が多いんです。 ━会員情報と配信リストの管理はどうされていますか? Runtripへ会員登録をしている方のリストをCSVで吐き出して、Benchmark Emailでリストを作成しています。 配信コンテンツ ━メールマガジンは、どんなものを配信されていますか? 毎週配信しているのは、事業全体のニュースを発信するRuntrip NewsとRuntrip Storeの情報です。他には月1で開催しているオンラインイベントがあり、参加者向けのメールも配信しています。 メール1:ランナー向けのニュース 配信頻度:毎週木曜日 内容:新着記事・動画、新商品の紹介 全体を見るにはこちらをクリック (表示されない場合はこちら) Runtrip Newsでは、その週に公開された動画・記事や新商品の紹介をコンテンツにしています。過去の記事でも、8月だったら暑いので「熱中症対策」というように、Tipsになりそうな記事を載せることもしています。 ━メディアの記事自体はどれくらいの頻度で公開されていますか?  動画と記事は、週に4本〜5本くらいは、どちらも公開しています。Runtrip Channelをはじめる前は、Runtrip Magazine単体でやっていました。現在は、Runtrip Channelで配信した動画の内容をテキスト化した記事を中心に掲載しています。 ━メールマガジンの情報量は、どれくらいになるのでしょうか? 情報量は、かなり多いと思っています。4つの事業、それぞれから情報があります。動画は、コンテンツ数がそもそも多いので、2つ出しています。それにプラスして、Runtrip Storeの新商品情報や、Runtripアプリのおすすめコースの情報や、スタッフのコラムなどを載せています。 1つのメールマガジンに載せるのは、メディアからは2つ。他は、各事業1つずつ載せるという形にしています。 メール2:ストア情報 配信頻度:毎週土曜日 内容:新着記事・動画、新商品の紹介 全体を見るにはこちらをクリック (表示されない場合はこちら) メール3:イベント情報 配信頻度:毎月開催するイベントの前後 内容:イベントのリマインドとおすすめ情報 全体を見るにはこちらをクリック (表示されない場合はこちら) ランナーとウォーカー向けに毎月開催しているオンラインイベント「VRWC(Vitality Run&Walk Challenge)」があるときは、参加者に対してリマインドを、おすすめ情報と合わせて送っています。 運用と設計について 各事業にコンテンツを作ってもらい、それをまとめる形で1つのメールマガジンを作っている ━メールマガジンを担当されているのはお1人ですか? 元々は弊社の冨田が担当していました。私が正社員になる前に、大学生のときにインターン生として関わっていて、そのときに文章を書くのが好きということもあったので、ちょっとやってみないかという感じでメールマガジンを担当するようになりました。 株式会社ラントリップ 木幡様 運用体制は、各事業の担当が原稿自体はつくるという形にしています。それを私が取りまとめて、富田が最終確認をして、配信するという流れになっています。メールマガジン全体の担当としては1人で、各事業の担当者がいるので、5人のチームでメールマガジンを作っている感じですね。 全体的なメールマガジンは、2日で作っています。木曜日に配信のメールマガジンでは水曜日までに締め切りという形にして、各担当者に原稿をつくってもらい、木曜日に私がチェックして、夕方配信するという流れにしています。 ━各事業ごとにメールに載せる文章量は決まっていますか?  厳密に決めていません。メールマガジンを配信しはじめてから、ほぼ同じメンバーでやっているので、毎週、文章量もよほど多くならない限りは一緒です。各担当者がメールマガジンの形をわかっているので「これくらいの文章量だよね」と考えてくれています。 書き手の個性を大事にして、スタッフの顔が見えるメールマガジンづくりを意識している ━各事業から上がってきたとき、テンションや文章のノリが違うと思うのですが、そこはどう調整をされていますか? 基本的には、大幅に編集することはありません。テンションが違ってもいいよねという感じでやっており、明るいテンションで書く人もいれば、落ち着いた感じの人もいます。 ストアはアパレル、メディアは動画と、サービスによって扱っているものが違っていて、それに合わせて見せ方も変わってくるので、統一はあえてしていません。メールマガジンに載せている各事業の枠にもよりますが、自分たちの名前を出している部分もあるので、どちらかというと自然体で書くようにしています。 メールマガジンを配信している目的として、サービスだけでは見えないスタッフの素顔や一人一人の性格を出すことで、親近感を持ってもらうことを意識しています。 例えば、メールマガジンの最初に自分の名前を入れていますが、これは元々インターン生としてメルマガを担当していた頃に、周りの社員からマサトと呼ばれていたんです。 その後、正社員になったのでメルマガの挨拶も苗字の「コハタ」に変えようかと思ったんですが、読者の皆様にも「マサト」の名前が親しまれているのでそのままにしています。実際にイベントでランナーの方と会ったときに「メルマガを書いていますよね」と声をかけていただくこともあるんですよ。 ━親近感を持ってもらうのは、メールマガジン配信の成果、実感しているところですか? そうですね。そこが一番大きいんじゃないかと思います。もちろん、開封数や、クリック率は、参考程度には追いかけています。メディアやアプリ、ストアとしても、メールマガジンから流入してくれたほうが嬉しいです。 ただ、それ以上に、直接お会いした人に認識してもらえていることのほうが、よりファンになってもらえているなと、実感しているところでもありますね。 ━Benchmark Emailを導入して良い変化はありましたか? 1年くらい前までは他社のサービスを使ってRuntrip Newsを配信していました。以前利用していたサービスでは日本語が正しく表示されないことがあった為、Benchmark Emailに変えたことで、それがなくなったのは良かったですね。 あとは、配信停止が自動で管理できるリスト機能が便利だと感じています。配信購読停止の連絡が来るたび手作業で更新しなくてはいけなかったのですが、Benchmark Emailに変えて、その手間がなくなったのが、けっこう大きかったです。 まとめ 株式会社ラントリップのメールマガジン運用で印象的だったのは、ユーザーと直接、コミュニケーションを取って「ユーザーに親近感を持ってもらう」ということにフォーカスをされている点です。 ユーザーにスタッフを知ってもらい、ユーザーに身近な存在を目指す。そのために、1つのメールマガジンであっても、あえて文章の書き方や温度感を統一せずに、書き手の個性を大事にする。 どうしても、メールマガジンからの流入数やCVを追ってしまいがちですが、メールという1対1のコミュニケーションができるツールだからこそ、人対人に活かす取り組みは参考になりました。 また、メールマガジンの作り方も、1つのメールマガジンで、各事業それぞれに掲載をする内容を作ってもらい、それをまとめるという方法は、社内の理解と協力があってこそ。それだけ会社としてメールマガジンを大事にして取り組まれているのでしょう。 (関連記事) ・求職支援後もメルマガで長期的なつながりを保つ「ウェブスタッフ株式会社 」 ・LINE@・メールマガジン・メディアの統一感が大切!地域の魅力を伝える「LOCAL LETTER」のコミュニケーション ・ぜひ真似したい!メルマガのコンテンツアイディア5選 --- ### メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 - Published: 2022-08-31 - Modified: 2023-06-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol8/ - Categories: メールマーケティング - Tags: 件名, 開封率, ABテスト, 【】, 括弧, 記号 こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 Benchmark Emailでは月に2回ニュースレターを配信しており、その担当をしています。 「メールマーケターYurikoの挑戦」はニュースレターの開封率やクリック率を上げるために行っている検証と結果を紹介するシリーズで、様々な角度での検証結果をお届けしています。 前回の記事はこちら: メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 今回は、「件名に【】があるかどうかで開封率は変わるのか」という検証です。 件名に【】を入れてみた 受信箱を確認する際、目立った記号が入った件名を思わず読んでしまうことはありませんか? 具体的には、【】や<>、[]などの括弧や、※や〜などの記号を使用した件名です。 最近ではこういった括弧や記号が件名でよく使われていますが、使用した方が開封率は上がるのでしょうか? 今回は、件名に【】を入れることで開封率に影響があるのかについて検証を行いました。 検証と結果(1回目) 今回はBenchmark EmailのABテスト機能を活用して、計2回の検証を行いました。 さっそく1回目の検証の詳細と結果をご紹介していきます。 1回目のテストでは、以下2つの件名でテストをしました。 テストグループA: ユーザー様からのご質問ランキングTOP7!メールデザイン、開封率、クリック率など テストグループB: 【ユーザー様からのご質問ランキングTOP7】メールデザイン、開封率、クリック率など 件名の文章は全く同じにして、Aは文章を区切るために代わりに!を使用し、Bで【】を使用しています。 実際にメールを受信すると、それぞれこのように表示されます。 ※Gmailの受信画面です(画像クリックで拡大) A B 上記2つの件名でテストを行った結果、開封率はそれぞれこのようになりました。 ・テストグループA 【】なし・・・32. 6% ・テストグループB 【】あり・・・32. 1% ※ニュースレター配信から1週間経過後の数値です。 1回目検証結果:ほとんど変わらない 開封率の差は0. 5%程度で、やや【】なしの方が優勢でした。しかし、0. 5%の差は誤差と言える範囲だったため、2回目の結果を見て判断することにしました。 検証と結果(2回目) 続いて2回目の検証です。 2回目のテストでは、以下2つの件名でテストを行いました。 テストグループA: メールアンケートの回答率が上がる!13のポイントをご紹介 テストグループB: 【メールアンケートの回答率が上がる!】13のポイントをご紹介 今回もテストグループAは【】なし、テストグループBは【】ありの件名です。 そして、2回目の結果がこちらです。 ・テストグループA 【】なし・・・35. 3% ・テストグループB 【】あり・・・35. 4% ※ニュースレター配信から1週間経過後の数値です。 2回目検証結果:ほとんど変わらない 2回目も開封率の差は0. 1%と誤差程度で、ほとんど変わりませんでした。 【】が入っていても入っていなくても、開封率にはほとんど影響がないことが分かります。 まとめ 今回の検証から考察できる点はこちらです。 件名に【】を用いても、開封率に影響はない 【】は既に一般的な記号になっているため、他のメールとの差別化は難しいかもしれない ※上記はあくまでも今回の検証によって推測されることであり、全てのメルマガに当てはまるものではありません。 尚、Benchmark Emailのニュースレターでは【】によって開封率が変わることはありませんでしたが、メルマガの種類によっては効果を高める可能性もあります。 また、【】を用いることで以下のようなメリットもあるかと思います。 【】で文章を区切ることで、件名にメリハリがつき読みやすくなる 毎回件名の同じ場所に【】を用いることで、メルマガに統一感を持たせている 皆さまのメルマガではどういった件名だと開封率が高くなるのか、ぜひABテストを利用して検証していただけたら幸いです。 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。 次回も同じく「開封率」の改善検証をお届けします。今回の【】のテストと同時進行で行っていた件名のテストなのですが、さらに一歩踏み込んだ検証となります。次回もお楽しみに! (シリーズ記事) 第一回:メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 第二回:メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編 第三回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編 第四回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 第五回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 第六回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 第七回:メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 第八回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 第九回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 --- ### 【事例あり】メールマーケティングの成功を左右するメルマガデザイン - Published: 2022-08-23 - Modified: 2022-08-23 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-design-for-successful-campaign/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールデザイン - Tags: メールマーケティング, デザイン, 事例 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Why Does Email Design Define the Success of Your Campaign? ” を翻訳したものです。 著者(略歴) Kevin George 急成長中のカスタムメールデザイン&コーディング会社の1つ、Email Uplers社のマーケティングマネジャーを務める。メールの自動化、キャンペーン管理、データ統合・移行サービスの提供に加え、プロフェッショナルなメールテンプレートの作成、PSDからHTMメールへの変換、無料のレスポンシブHTMLメールテンプレートを専門とする。ガジェット、バイク、ジャズが好きで、メールマーケティングをこよなく愛し、ブログでメールマーケティングのベストプラクティスに関する見識や考えを共有することが何よりも楽しみ。 人間は視覚的な生き物で、文章よりビジュアルで表現された方が情報が入りやすく、より良い反応を示しやすくなります。優れたコンテンツはもちろん重要ですが、デザインが平凡だと、期待していた効果の半分も残すことができません。 メールマーケティングの分野でも同じことが言えます。メールの件名や本文、CTA(行動喚起)の文言にいくら時間をかけても、デザインが良くなければ、期待通りの結果は得られないでしょう。 メールキャンペーンの成功の鍵を握るのは、言うまでもなくデザインなのです。本記事では、メルマガデザイン作成のポイントを事例とともにご紹介します。 メルマガデザインを成功させるための3つのポイント 1. 画像を入れて視覚的に訴求する 人は文章よりビジュアルの方が6万倍も速く情報を処理でき、記憶に残りやすいとされています。メールも同様に、テキストより視覚的要素を含んだ方が具体的なイメージを伝えることができ、その結果、エンゲージメントを高めることにつながります。 例えば、メールのファーストビューに特徴的で大きいサイズの画像を挿入するだけで、読者の想像力をかき立てることができます。また、デザインによって視覚的な階層を作ることができ、読者が求めている情報を見つけやすくなります。 以下は、画像をうまく利用して視覚的に訴えているメール事例です。メールのトップに表示された大きくインパクトのある画像が特徴的です。 関連記事:有名サービスのHTMLメール事例に学ぶ!エンゲージメントを高める8つの法則 2. レスポンシブ対応のデザインにする 2018年末の時点で、モバイルユーザーの総数は22億人に達し、今後もこの数は増えると予想されています。そのため、メールデザインは視覚的に美しいだけでなく、レスポンシブ対応にしなければなりません。メールキャンペーン効果を最大限にするには、どんな端末でも正常に表示されるようにする必要があります。レスポンシブなメルマガデザインは、より優れたインタラクションやエンゲージメントを読者に促すことができ、その過程でコンバージョン率アップに導くことができます。 Benchmark Emailで作成したメールは、スマホやタブレットなどメールが表示されるデバイスに応じて自動的に最適な表示がされます。 3. パフォーマンス評価指標を追跡し、改善に役立てる メールキャンペーンの最適化や改善には、パフォーマンス評価指標の追跡が欠かせません。主な評価指標としては、開封率、リスト増加、コンバージョン、クリック数、メールの共有や転送、購読者のエンゲージメントなどがあります。 このようなメールに対する購読者の反応が分からなければ、必要な修正や改善作業を行うことはできません。メール配信システムを使用せずテキストのメールを配信すると、開封率などの重要な指標を追跡できず、キャンペーンの成果を把握することができません。一方、メール配信システムでHTMLメールを送ることで重要な指標をキャンペーンに組み込むことができ、それを基に微調整を行うことができます。 ただし、メールの指標を設定する前に、まずキャンペーン全体の目標を設定する必要があります。そうすることで、メールの指標と目標を一致させることができ、確実に目標を達成することができるようになります。 関連記事:開封率?クリック率?メルマガ効果測定で大切な指標とは メルマガデザインで気をつけたいこと デザインはとても主観的な分野です。ある人がそのデザインに良い反応を示しても、他の人には全く響かないことがあります。とはいえ、すべての人に当てはまる標準的手法がありますので、こちらでご紹介します。デザインを作成する上でご参考にしてください。 1. ロゴをトップに配置する 顧客にとって、ロゴは企業のアイデンティティと同義語です。そのため、読者がメールを開いた際に誰なのかすぐ分かるように、ロゴはトップに配置しましょう。 以下は成功したロゴ配置のメール事例です。 関連記事:【デザイン事例19種類】メルマガのヘッダー&フッターを作るコツ 2. 高品質の画像を使用する 画像がメールの魅力を高めることは明らかですが、画像の選定に失敗すると、逆効果になってしまいます。画像は素材でも実写でも問題ありませんが、極めて高いクオリティの画像を使用してください。また、ブランドの方向性と関係のない画像は一切含めないようにしましょう。そもそも画像を使用する目的はメッセージ性を強化することなので、関連性のない画像の使用は顧客を遠ざけてしまいます。 以下は、業界トップクラスのハイクオリティな画像を挿入したメール事例です。 関連記事:HTMLメルマガ作成で役立つ画像サービス20選 3. 配色を工夫する 人は色によってさまざまな感情を抱くため、色は潜在意識に訴えるコミュニケーションに最適なツールです。ブランドに最適な配色を選ぶことで、メールキャンペーンを成功に導くことができます。すでに企業に確立したブランドブック(ブランドの理念、価値やコンセプトを社内で共有するための冊子)がある場合は、それに沿ってメールを作成することをお勧めします。配色には、モノクロやパステルカラー、ムーディーな色合いなど沢山の選択肢がありますので慎重に選びましょう。また、視覚的に違和感がないようにしましょう。 以下は、視覚的調和が保たれたメールの事例です。 関連記事:メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? 4. フォントの種類を統一する メールにメインフォントとサブフォントがそれぞれ1種類ずつあっても構いませんが、それ以上になるとデザインの妨げになります。一貫性のあるタイポグラフィは読者の目に優しく、メール全体の美的感覚を高めます。 統一したフォントを使用したメールは以下の通りです。 関連記事:フォント選びでメルマガの印象が大きく変わる!イメージに合ったフォントの選び方とは? まとめ メールマーケティングの成功を左右するメルマガデザインを作成する上で、欠かせないポイントをご紹介してきました。しかし、デザインのトレンドは絶えず変化しているため、常に最新情報を入手していくようにしましょう。 (関連ブログ記事) ・メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例大特集! ・インフォグラフィックでリード獲得!9つの効果的な戦略 --- ### メールマーケターが知っておきたい個人情報保護法の概要とポイント - Published: 2022-08-08 - Modified: 2022-08-08 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/act-on-the-protection-of-personal-information/ - Categories: メールマーケティング - Tags: 登録フォーム, 個人情報, プライバシーポリシー, 個人情報保護法, 利用目的 この記事では、個人情報保護法の概要とポイントについて解説します。 監修:徳川綜合法務事務所 石川裕也 (略歴) 慶応大学法学部卒。行政書士及び知的財産管理技能士を取得。許認可申請、相続、経営コンサルティングに従事。法的立場から企業の危機管理に着目し「トラブルを発生させない組織作り」を実現。 個人情報保護法とは? 個人情報保護法(以下、保護法といいます。)とは、個人情報を取り扱う民間事業者の遵守すべき義務等を定める法律です。 AI技術の発展やビックデータの活用が進む中で、経済・社会的情勢などから2022年4月に改正法が施行されました。今まで以上に企業の個人情報の取り扱いについてが厳格化し、企業は「保護法への理解」、「個人情報への認識」をアップデートする必要があります。 個人情報保護法について詳しくはこちらをご覧ください。 ・法令・ガイドライン等(個人情報保護委員会) 個人情報とは? (「政府インターネットテレビ」より引用) そもそも個人情報とは、どんなことを指すのでしょうか。保護法では、生存する個人に関する情報で、その情報に含まれる氏名や生年月日等によって特定の個人を識別できる情報を個人情報といいます。加えて、ガイドラインによると、個人の身体、財産、職種、肩書等の属性に関して、事実、判断、評価を表すすべての情報であり、評価情報、公刊物等によって公にされている情報や、映像、音声による情報も含まれ、暗号化等によって秘匿化されているかどうかを問いません。 具体例を挙げると、監視カメラに鮮明に映った映像から特定の個人を識別することができる場合には、個人情報に当たります。音声情報でも同様です。また、死者に関する情報であっても、当該情報が遺族等の生存する個人に関する情報でもある場合には、生存する個人を本人とする情報として、個人情報に当たることになります。 メールアドレスも場合によっては、個人情報となります。保護法では、「他の情報と照合することができ、それにより特定の個人を識別できることとなるもの」(第2条第2項)とし、(ローマ字でフルネーム@ドメイン)のようなメールアドレスは個人情報として解釈されます。 メールマーケターが気をつけるべき個人情報保護法のポイント まずは以下の2点について、対応ができているか確認をしましょう。 個人情報の利用目的を掲示しましょう 個人情報を取得した場合は、あらかじめ利用目的を公表しておくか、本人への通知を行う必要があります。 例えば、情報を入力してもらうための登録フォームの下部に利用目的を記載しておいたり、利用目的が記載されたプライバシーポリシーページのリンクを載せておき、登録前にしっかり読んでもらうようにするなどです。 (「政府インターネットテレビ」より引用) このルールが守れているかどうか、詳しくは法務の方に確認をしてみましょう。 取得した個人情報の管理を徹底しましょう 取得した個人情報が漏洩してしまわないように、ファイルのパスワードの設定や、PC端末のウイルス対策ソフトインストール等を行い、管理を徹底するようにしましょう。 万が一個人情報が漏洩してしまった場合は、個人情報保護委員会などの機関に連絡を入れ、また、委託先等関係者に個人情報が漏洩したと伝えましょう。弁護士など法律の専門家への相談をし、必要であれば公表する必要があります。 まとめ 個人情報について正しく理解をし、取り扱いを慎重に行ってメールマーケティングに取り組みましょう。企業においては、個人情報の取り扱いについて社内ルールを設け、業務フローを事前に決めておき、万が一に備えた危機対応マニュアルも作ることをおすすめします。 個人情報関連サイト(外部リンク) ・法令・ガイドライン等(個人情報保護委員会) ・マンガで学ぶ個人情報保護法(個人情報保護委員会) 関連記事:メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう --- ### アップデート情報:暑中見舞い用のメールテンプレートが追加されました! - Published: 2022-08-03 - Modified: 2024-03-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information12/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ, HTMLメールテンプレート - Tags: テンプレート, 暑中見舞い こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です!この記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 この度、暑中見舞い用のメールテンプレートが新しく追加となりました。 手書き風の文字を入れた日本の情緒あふれるものから、英語で”ENJOY SUMMER”と入ったポップな雰囲気のものまで、全部で5種類ご用意致しました。 以下、一部抜粋です。 これら暑中見舞い用のメールテンプレートは、メール編集画面のレイアウトタブより「テンプレート」を選択いただき、フィルター内の「インターナショナル」をクリック、「日本限定」にチェックを入れていただくと表示されます。 また、暑中見舞い用のテンプレート以外にも、お正月用の年賀メールテンプレートや、そのほか業種別のテンプレートもご用意しています。 用途にあわせて、ぜひメールテンプレートをご利用ください! 関連FAQ:Benchmark Emailのテンプレートを使ってメールを作成する方法 関連ブログ: ・機能アップデート:メールエディターに「お気に入りブロック機能」が追加されました! ・機能アップデート:Benchmarkドメインを使って簡単にランディングページの公開が可能に! --- ### 求職支援後もメルマガで長期的なつながりを保つ「ウェブスタッフ株式会社 」 - Published: 2022-07-14 - Modified: 2022-07-14 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-webstaff/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: 事例, 国内事例, 求人, 就職支援, 転職支援, 人材, エージェント こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズ。今回お話を伺ったのは、IT業界、Web業界の求職者支援をされているウェブスタッフ株式会社の鍛治様と坂口様です。 ウェブスタッフ株式会社のメール施策概要 ウェブスタッフ株式会社のWebサイトはこちら メール配信を行っているサービス: IT・Web専門の求人を取り扱う人材エージェント「ウェブスタッフキャリア」「ウェブスタッフハケン」 対象: IT、Web業界で就職や転職をしたいと考えている人 主な配信コンテンツと頻度: メール1)求人情報(2回/週) メール2)イベント情報(随時) メール3)お役立ち情報(1回/月) IT業界、Web業界の求職者支援に取り組む「ウェブスタッフ株式会社」 ━ウェブスタッフ株式会社は、どのような事業をされていますか? ウェブスタッフ株式会社は、IT・Web専門の求人を取り扱う人材エージェントです。グループ会社で「インターネットアカデミー」というインターネット専門の技術を学べるスクールを経営しており、元々は、その卒業生さまの就職支援からスタートした会社です。 人材派遣、人材紹介、紹介予定派遣、業務請負、多様なサービスを揃えています。人材面、組織面でお困りの企業さまと、IT業界、インターネット、Web業界でキャリアを築いていきたいという求職者の方をマッチングさせるというエージェントの業務を行っています。 ━メールマガジンの目的は? 目的は会員様の支援で、第一には求人情報のご紹介を行っております。 また、会員様に向けた長期的な支援を重要に考えており、まだ転職をしようと積極的に動いていない方々に対してもその間のスキルアップの支援や、キャリアアップに繋がるような情報の提供を行っております。 ユーザー層とリスト取得方法 ━メールマガジンを配信するリストは、どのように得ていますか? 基本的には、会員登録をしてくださっている方にお送りしています。その中でも、お仕事情報を受け取りたい方、お役立ち情報を受け取りたい方など、事前アンケートの回答に沿って、振り分けをしています。IT、Web系の専門エージェントとして、クリエイター、エンジニアの方のキャリア支援を行っていますので、メルマガを購読されている方は、クリエイターやエンジニアの方、もしくは、そちらを目指していらっしゃる方です。まだ転職を考えているわけではなく、幅広く業界の情報が欲しいという方まで幅広くご利用いただいております。 イベント参加から会員になる方もいて、こちらは転職に対しての潜在層に当たる場合が多いですね。なお、何年も継続されている会員の方は、その間に経験やキャリア年数が変化されていますので、そのあたりは考慮しながら配信をしています。 ━登録されたときは未経験だった方の現状は、どのように把握をされていますか? 弊社のキャリアカウンセラーが会員向けのキャリアアドバイスも行っていますので、常時、パートナーさん(会員)のプロフィールを更新しています。やりとりが途切れている方に関しては、どうしても過去のデータをベースに考えることになります。ですが、例えば、メールマガジンでクリックをして頂いたら「今、意欲がある状態なのかな」というところで、ご連絡して、そこからキャリアカウンセラーの方との繋がりができるような形になっています。 配信コンテンツ ━メールマガジンは、どんなものを配信されていますか? メールマガジンは3つ、配信させていただいています。一つ目が「お仕事情報の発信」です。お仕事を探されている方に向けて、おすすめの企業や求人をお送りするものです。二つ目が「イベント告知」です。三つ目が「お役立ち情報」です。直接、転職活動に関わらない部分で、Webクリエイターやエンジニアの方のキャリアに役立つ情報を発信しています。 メール1:求人情報 配信頻度:2回/週 内容:求職者へ向けたおすすめの企業や求人情報の紹介 全体を見るにはこちらをクリック 実際に転職活動をされている方はこまめな情報を必要としていることもありまして、お仕事情報は週に2回、発信を行っています。配信する求人情報については、人材を欲している企業さまと直接やりとりをしている営業担当者からヒアリングした内容を中心に、その週の特集を企画をして、その特集に合った求人を集めて配信しています。 企業からリクエストがあった場合には、ターゲットとなる属性の求職者の方に向けて、その1社にフォーカスした形での求人のご紹介のメールを送ることもあります。そうした特集号では、その企業さまの魅力や、どんな人材が求められているかなどといった部分も深掘りしてお伝えしています。 メール2:イベント情報 配信頻度:随時 内容:スキルアップセミナーなどのイベント情報 全体を見るにはこちらをクリック (表示されない場合はこちら) 弊社では、Webクリエイターやエンジニアのキャリア支援の一環という形で、セミナーなど様々なイベントを開催しており、毎回メールマガジンの会員の方にお知らせをしています。シンプルな形でイベント告知を行う場合もありますし、事前にインタビューをとってメールマガジンで配信したり、イベントレポートを後日コンテンツとして配信する場合もあります。 メール3:お役立ち情報 配信頻度:1回/月 内容:書籍紹介などのキャリアに役立つ情報 全体を見るにはこちらをクリック (表示されない場合はこちら) お役立ち情報では、最近、1年くらいは「おすすめの書籍」を毎月1回コンテンツとしてコラム形式で配信しています。 ━それぞれのメールマガジンの動線は、Webサイトへの誘導がメインでしょうか? お役立ち情報のメールマガジンと、イベントに関連したインタビューコンテンツのメールマガジンなどは、メールの中で完結するようなものになっています。それ以外のものに関しては、基本的には、コンテンツがあって、そちらに誘導する形になっています。 運用と設計について 会員とメールマガジンでつながり、休眠会員への再アプローチに役立てている ━メールマガジンの配信体制についてお教えください Webマーケティングの部署のメンバーがメールマガジンの配信を担当しています。担当者が営業の各メンバーと話して、おすすめの企業をピックアップする形です。お役立ち情報に関しては、別のメンバーがコラムを執筆しています。 ━メールマガジンの作成には、どれくらいの時間がかかっていますか? 求人紹介メールは、営業へのヒアリングから企画、入稿、校正まで含めて、トータルで4、5時間です。イベント情報に関しては、先に作成しているWebコンテンツをリライトする形なので2、3時間です。お役立ち情報になると原稿をつくるところからになるので、ライターのスピードにもよりますが、5〜8時間くらいが目安です。 (左)営業部門責任者の鍛治様(右)Webマーケティング部門の坂口様 ━メールマガジンには、どういうことを成果として望まれていますか? 休眠会員さまへの再アプローチを一つの目的としています。例えば、半年以上メールを見ていなかった方、求人をクリックしたりしていなかった方が、半年ぶりにメールを開いてくださって、クリックしてくださったという場合には「この方は、今までそんなに転職意欲がなかったかもしれないけれども、最近、転職を意識しはじめていらっしゃるのかもしれない」という仮説の元、こちらからアプローチをするようにしています。特にお仕事メールは、会員さまの状況を知る手掛かりの一つになっています。 もう一つの役割は、接点の維持です。せっかくご登録いただいた会員さまでも、就職や転職の成功後には繋がりが途絶えてしまうというところがあります。しかし弊社では、長期的なキャリア支援を続けていき、また必要になったときのご支援や、新しい職場でキャリアアップをお手伝いしたいと考えています。 「転職をしたばかりだから使わない」という方にも、イベント情報やお役立ち情報といった有益な情報をお届けすることで、接点を持ち続ける。そういった役割をメルマガが担っていると考えています。 ━会員さまとの繋がりを維持するためにメールを使われているのですね。 そうですね。コミュニケーションの一環です。どうしても、弊社の人数に限りがあるので、1対1でのコミュニケーションは限られてしまいます。メールマガジンを使って、情報発信をすることで、また何かあったときには頼っていただくという形にしていきたいなと感じております。 イベント経由で購読されている方とも繋がりを感じています。例えばイベントへのお申し込みでも「イベントをやります」とお知らせをしたときに、メールマガジン経由でご参加に繋がるケースが非常に多いです。 ━実際に、メールマガジンを配信されていて、感じられている成果はどんなところでしょうか? アクティブになられた会員の方にいち早く接点を持ってアプローチできているという部分です。顧客の管理システムだけでは、なかなかとれない情報が、メールマガジンでクリックを2回、3回と重ねる方がいらっしゃると、気持ちがかなり高まってきていらっしゃるのかなと判断することができます。 ━どういう方法でクリックのデータをとっていらっしゃるんですか? Benchmark Emailのシステムで、クリックのデータをCSVでダウンロードして、クリックされた方をリスト化しています。そして、その方々がはじめてクリックしたのか、もしくは直近で何回かクリックされているのかをカウントしています。 Benchmark Emailを使い始めてメールマガジンの効果測定ができるようになった ━メールマガジンの効果測定で見ているのは、どんなところでしょうか? 現在は、開封率、クリック率を見ています。それ以外には「求人の応募数」や「イベントへの参加申し込み数」もあわせて見ています。 以前は顧客管理ツールから一斉配信をしていたのですが、どれだけ開封されているのかなどがわからず、正直、効果測定はできていませんでした。Benchmark Emailを使いはじめて、効果測定をしながらという形に切り替えることができました。 このテーマでやったときは開封率が良いねというときは、メルマガの担当と「じゃあ、こういう特集、似たような特集を次の月にもやりましょうか」という話をしています。 HTMLがわからない人でもメールマガジンが作れる ━メールマガジンはテンプレートを使われていますか? ベースとなるテンプレートを作ってありますので、そちらをもとに毎回編集しています。担当しているのはHTMLコードが分からないメンバーなのですが、Benchmark Emailならドラック&ドロップだけで作れるので、非常に使いやすいです。 テンプレートは、とにかく見やすさを重視しており、情報がぱっと見て分かるデザインを狙いました。弊社の場合は、PCとスマートフォンで見る方が半々くらいなので、両方のデバイスで読みやすいように意識しています。基本はPCに合わせて作っているのですが、Benchmark Emailは自動でレスポンシブ対応してくれているので助かっています。 作業を効率化することで、その分さまざまな取り組みに時間を使うことができるので、今後も効率化ができるところはしていきたいと考えています。 まとめ ウェブスタッフ株式会社様のお話を伺って、印象的だったのは、いますぐに転職を希望していない人ともメールでつながりを持ち続けて、ニーズが生まれたときを察知してアプローチをしているところです。 メールマガジンを情報発信ツールとしてだけではなく、コミュニケーションツールとして活用をしている好例ですね。 メールマガジンのクリックを、ニーズの発生トリガーとして、しっかりとビジネスフローの中に組み込んでいるのも、メールマガジンの活用をする上での参考になるでしょう。 (関連記事) ・メールマガジンの反応を広報活動に役立てる!NPO法人カタリバ ・メルマガ限定コンテンツで読者に価値を提供する!スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」 ・今こそGoogleアナリティクスでメルマガの効果測定を!有効な理由と活用方法とは? --- ### リストを購入すべきでない7つの理由と効果的なリストの増やし方について - Published: 2022-06-29 - Modified: 2022-07-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/why-building-is-better-than-buying-when-it-comes-to-email-lists/ - Categories: メールマーケティング - Tags: オプトイン, リスト購入, リスト構築 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Why Building is Better than Buying When it Comes to Email Lists” を翻訳したものです。 時間と手間のかかるメーリングリストを自身で増やしていくより、リストを購入する方が簡単で素早く効率的と思われるかもしれません。しかしながら、メーリングリストを購入すると、実際にはビジネスに良い影響より悪い影響を与える可能性が高いのです。 ここでは、リストの購入を避けるべき7つの理由と、堅実で有益なリストを自分で構築するための6つの方法をご紹介します。 購入リストとは? 購入リストとは、何千人もの「質の高い」コンタクトを取得できると約束するサードパーティから購入した情報の集まりのことです。一見、このように購入したリストが複雑な問題をすぐ解決してくれるように見えるかもしれませんが、実はこれで上手く行くことはほとんどありません。むしろ、問題を大きくしてしまう原因となります。 リストを購入してしまう理由 多くの人は、お金と引き換えに膨大な数の連絡先をリストプロバイダーから購入しています。このようなプロバイダーは、下は数千人から数十万人、上は百万人を超えるコンタクト情報をパッケージにして販売しています。 プロバイダーは購読者情報を共有するパートナーがいる場合もあれば、高度な検索エンジンを使って企業のメールアドレスやその他一般公開されている情報の長いリストをまとめて作成する場合もあるようです。 このようなプロバイダーは、ターゲット層やサイコグラフィックでセグメント化された質の高いコンタクトがあらかじめ搭載されたリストを、顧客に提供しています。ほんの数分でターゲットにしたい層や業種を含んだ5万人、10万人以上のコンタクトリストを追加できるため、特にメルマガを始めたばかりの人がリストを購入したくなるのは当然でしょう。 しかし、この罠にはまってはいけません。メルマガを受け取るつもりがない大勢のリストより、少人数でもメルマガに興味を持っている健全なリストの方が断然良いのです。購入したコンタクトが本物のメールアドレスという意味では質が高いと言えるかもしれませんが、オプトインしている購読者という意味では質が高いとは言えません。なぜなら、受信者はメールを即座に削除するか、最悪の場合、迷惑メール報告を行ったり、配信停止をしてしまう可能性が高いのです。 リストを購入することで、不本意に迷惑メール送信者としてブランドが位置付けられてしまうのです。購読者を苛立たせ、配信停止率を上げ、その結果として、メールの到達率が低下する恐れがあるだけなく、企業の必死さが見えてしまって決して良い印象を与えません。これでは、マーケティング戦略で目指すブランド認知が得られません。 (関連記事) ・メールが届かない?ブラックリストを確認する方法と対処法 ・米国Kickbox社が語る(1)メール到達率を守るための基本の仕組みと最新動向 リストを購入すべきでない7つの理由 リストを購入すべきでない理由をまとめると、以下の通りです。 特定電子メール法に違反してしまう可能性がある 質の高いメールアドレスが売りに出されることはほとんどない 購入したリストのコンタクトは購入した側の会社や人を知らないため、売り込み活動となり、これで成功することは滅多にない 評判の良いメールマーケティングプラットフォームでは、購入したリストの利用はできない(Benchmark Emailでも、購入したリストはご利用いただけません) 迷惑メールの送信者としてフラグが立てられ、IPや送信元評価を傷つける恐れがある 企業のイメージを悪くする メールサービスプロバイダーが罰する可能性がある 効果的なリストの増やし方 メーリングリストを構築する最も効果的な方法は、オプトイン方式を使うことです。コンテンツの受信を選択したコンタクトを元に独自のリストを作成することは、法的規制に準拠して評価を守ることとなります。これにより、お客様と本物の関係を築き、大事に育てる機会を得ることもできます。 関連記事:メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう オプトインの購読者を増やすには、以下のような方法が挙げられます。 1. 無料のコンテンツを提供する 人は何か価値のある見返りがあれば、喜んで連絡先を提供して、メールの受信に同意するものです。訪問者が名前とメールアドレスを提供する代わりに、無料でダウンロードできる電子書籍、ガイド、ホワイトペーパーやプレミアムコンテンツを作成しましょう。コンテンツはメールマーケティングを行う上で非常に重要な役割を果たしますが、まずは以下の基本ルールを確認しましょう。 質の高いコンテンツを提供しましょう。文法的に正しいか、文章の流れが良いか、画像やインフォグラフィックスを活用しているか、などを確認し、コンテンツを編集しましょう。 興味を持ってもらえるような、楽しくてユーモアに富んだコンテンツにしましょう。実際コンテンツが魅力的であればあるほど、読者はメールから得るものが多くなり、もっとコンテンツをダウンロードしたくなるはずです。 教育的な情報を共有しましょう。読者がダウンロードするコンテンツは、どこでも手に入るような情報であってはなりません。学べて有益なコンテンツにすることで、長く使ってもらえるようにしましょう。 2. マーケティングチャネルで宣伝する 個人情報と引き換えに提供するコンテンツは、サイトに公開したらそれで終わりではありません。さまざまなマーケティングチャネルやソーシャルメディアチャネルでそのコンテンツを効果的に配信して宣伝するまでが仕事です。 無料ダウンロードコンテンツの宣伝計画を立てることで、コンテンツを適切な人に届けるだけでなく、より多くの読者にリーチし、メールマーケティングに新規見込み客を取り込むことができます。 ソーシャルメディア、メールやPPCなどあらゆる利用可能なツールを活用して、多くの人に情報を発信しましょう。ブログ記事に無料ダウンロードコンテンツへのリンクを掲載し、注目を集め、より多くのオプトイン購読者を獲得しましょう。 3. ウェブサイトにポップアップ登録フォームを設置する ポップアップ型の登録フォームは、パッと注目してもらうのに最適です。特定のページやブログ記事に設置し、読者にメルマガのオプトインを促し、最新情報を受け取るようにすることができます。 画像の使用や大胆なキャッチコピーで、楽しく目を引くポップアップを作成しましょう。コンテンツを詰め込みすぎず、短く簡潔にすることで読者に素早く行動してもらい、その後はサイト上で読んでいたところへすぐ戻れるようにしましょう。 Benchmark Emailでは、ポップアップ登録フォームを簡単に作成することができます。 関連FAQページ:登録フォームの作り方は? 4. カンファレンスで購読者を集う 会議、展示会やセミナーなどのイベントは、人脈作りや短時間で多くの人にビジネスを宣伝するのに最適な場です。つまり、今後のキャンペーンやニュースレターの新規購読者を集うのに絶好のチャンスとなります。会場で購読者を集める方法は以下の通りです。 口頭:会話のどこかに必ずニュースレターのことを伝えるようにしましょう。キャンペーンを伝えるタイミングを見つけて、メールを受け取るメリットについて語りましょう。 プレゼンテーション:イベント中のどこかでオーディエンスに情報を伝える機会があれば、プレゼンの内容にニュースレターとその購読をおすすめする理由を説明することを忘れないでください。その場で簡単に登録できるよう、アドレス記入用のカードを配布しても良いでしょう。 ブース:企業ブースに訪れた人に、自社がどんな会社で何を提供しているかを伝えましょう。口頭ではメルマガについて話したくない人もいるかもしれませんが、ブースから読み物を手に取ってメルマガの事を知ってもらうこともできます。必ず配布するものすべてに自社のウェブサイト情報を記載し、ブースにアドレス記入用のカードと投函箱を設置しておきましょう。 ニュースレターに登録した人たちから受信の同意を得た後に配信することが重要です。名刺を受け取るだけではオプトインと見なされません。メルマガの受信に同意してもらう必要があります。 5. 店舗で購読者を集める コンタクトを集める方法の1つとして、より個人的な繋がりを感じられる対面でのコミュニケーションを考慮してみましょう。お客様と直接接することは、関係を築くきっかけになります。店舗がある場合は、訪問したお客様をメーリングリストに追加して、お客様との関係を発展させましょう。ここではいくつかの方法をご紹介します。 ・お客様をサイトに誘導するため、全ての物にサイトのURLを印刷する 身の回りにあるアイテムを思い浮かべ、可能な限りサイトURLを載せるようにしましょう。 -看板 -購入時の袋 -レシート -名刺 -文房具 -パンフレット -製品のパッケージ ・直接お客様にメールアドレスを要求する 既存顧客や見込み顧客にメルマガ購読を希望するかしないかを、時間をかけながら直接尋ねてみるのも非常に効果的です。次のオンライン購入時に20%オフといったインセンティブを提供してみるのもいいでしょう。 ・保留音でニュースレターを宣伝する お客様が電話をかけてきた時の保留音の代わりに、ニュースレターやウェブサイト情報を録音して流してみましょう。待っている間に会社情報をすぐ調べたり、オンラインの登録フォームにアクセスしたりすることができます。 メールアドレスを尋ねる時は、口頭でお願いするか(電話でまたは店頭での購入時に)、お店のどこかに登録用紙やカードを設置してお客様が自分のタイミングで記入できるようにしましょう。ただし、単にメールアドレスを聞くだけでは十分ではありません。マーケティング目的で情報を要求していることを明確にし、ニュースレターを配信する許可をもらう必要があります。 また、必ずウェブサイトの分かりやすい場所に登録フォームを設置してください。サイトへの誘導は効果的ですが、ニュースレターなどに登録できるページに訪問者を誘導するとさらに良いでしょう。 6. 質の高いメールキャンペーンに注力する メールは、受信者がすでに登録しているため、新規ビジネスを獲得するチャネルとしては軽視されることが少なくありません。しかし、受信者の多くがメールを友人や同僚に転送しているという事実はあまり知られていません。つまり必要以上の広告費をかけることなく、配信したメールが新規見込み客という全く新しい読者に届く可能性があるということです。人は自分の知っている人がおすすめするものは信用する傾向にあるため、その確率はさらに高くなります。 必ずCTA(行動喚起)を設置し、読者がコンテンツをシェアしやすくしましょう。 関連FAQページ:ソーシャルブロックを使ってリンクを挿入する方法 まとめ メールマーケティングは今でもなおリードの育成とコンバージョンに最も効果的なツールの1つです。 しかし、コンタクトリストを購入するのは賢い方法ではありません。その代わりに、質の高いコンテンツを制作し、適切なチャネルで宣伝することに力を注ぐ必要があります。そうすることで、着実に成果を上げられる確かなリストを構築し、それを維持することができるのです。 リスト購入を避け、リスト構築のためにオプトイン購読者を増やす方法を身につけ、今後のメールマーケティングにお役立てください。 関連ブログ記事:自社ドメインの信頼性を守るために、メーリングリストは初めての配信前にチェックしよう! --- ### メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 - Published: 2022-06-27 - Modified: 2023-06-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol7/ - Categories: メールマーケティング - Tags: CTA, クリック率, ABテスト, クリック, ボタン こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 Benchmark Emailでは月に2回ニュースレターを配信しており、その担当をしています。 「メールマーケターYurikoの挑戦」はニュースレターの開封率やクリック率を上げるために行っている検証と結果を紹介するシリーズで、過去に6回、様々な角度での検証結果をお届けしてきました。 弊社のニュースレターの効果検証はその後も続いており、新たな検証結果についても随時お届けしていければと思っております。皆様のメルマガ配信の参考になれば幸いです。 今回は、「ボタンのデザインを変えるとクリック率は変化するのか」という検証です。 ボタンのデザインについて Benchmark Emailのニュースレターでは、新着ブログ記事やセミナーの案内などをお届けしています。 コンテンツごとに「サムネイル画像」「記事のタイトルと説明文」「ボタン」があり、デザインはこのような形となっています。 (画像クリックでニュースレター全文が表示されます) ボタンだけ切り抜くとこのようなデザインで、 黒枠の四角形に「Read more」や「More info」、「Watch now」など英字でテキストを入れています。Benchmark Emailのニュースレターを配信し始めた当初からこのデザインです。 今回はこのボタンの枠のデザインや、ボタン内テキストを変えた時に、クリック率に影響はあるのかについて検証を行いました。 検証①ボタンのデザインを変えてみた まず最初に、ボタン自体のデザインを変えてクリック率の検証を行います。 Benchmark EmailのABテストは、ABの2種類のテストと、ABCの3種類のテストが可能です。今回はこれまでと同じデザインのボタンに加え、新たな2種類のボタンで「ABCテスト」を行いました。 テストグループAのボタン:これまで通りのデザイン テストグループBのボタン:立体的なボタン テストグループCのボタン:立体的なボタン(塗りつぶしver) テストグループBとCのデザインは、これまでのボタンを立体的にしたものです。ボタンが立体的になることで存在感が増し、読者がボタンに気づきやすくなるのではないかと思いました。また、立体的なデザインは「押せそう」な感じがあるため、思わずクリックする人もいるのではないかとも考えました。 ちなみに、このボタンのデザインはBenchmark Emailのボタンブロックで作成が可能です。 同じようなデザインを作成してみたい方は、ボタンブロックを挿入後、ボーダーのデザインの中から以下をお選びください。 このボーダーを用いると立体的なボタンの作成が可能です。今回枠の太さは、Bのボタンは4px、Cのボタンは3pxにしてみました。 ボタンの背景色やボーダーカラーも自由に変更できます。 検証①の結果 こちらのABCテストは計2回行い、開封数に対するクリック率の結果は以下となりました。 1回目 2回目 テストグループA 6. 68% 5. 95% テストグループB 7. 10% 5. 01% テストグループC 6. 09% 4. 95% ※ニュースレター配信から約24時間経過後の数値です。 1回目の結果はテストグループBの勝ち、2回目はテストグループAの勝ちとなりましたが、全体的に大きな差がつくことはありませんでした。 今回の検証では、「ボタン自体のデザインを変えてもクリック率はさほど変化しない」ということがわかりました。 検証②ボタン内のテキストを変えてみた 検証①ではボタン自体のデザインを変えてみましたが、今回は「Read more」というテキストに注目をしました。 ボタン内のテキストを工夫することでクリック率に影響はあるのでしょうか。 今回もABCの3種類でテストを行います。 テストグループAのボタン:これまで通りのデザイン テストグループBのボタン:矢印を入れる「Read more >>」 テストグループCのボタン:日本語にする テストグループBのボタンは、もともとのテキストは残したまま「>>」という矢印を追加したものです。こういった矢印は、”クリックすると別ページに遷移する”ことが直感的に分かるため、CTAではよく使われる記号の一つでもあります。 テストグループCのボタンは、ボタン内テキストを英語から日本語に変更したものです。 ・「Read more」→「ブログ記事を読む」 ・「More info」→「詳細を見る」 という形で全て日本語にしてみました。弊社のニュースレターはBenchmar Emailの日本ユーザー様にお届けしているため、日本語の方が馴染みがあり、目に付くかもしれないと考えたためです。 検証②の結果 今回のテストも計2回行い、開封率に対するクリック率は以下のような結果となりました。 1回目 2回目 テストグループA 7. 02% 6. 33% テストグループB 7. 48% 5. 81% テストグループC 8. 30% 5. 29% ※ニュースレター配信から約24時間経過後の数値です。 1回目の結果はテストグループC(日本語)の勝ち、2回目はテストグループA(これまで通り)の勝ちとなり、今回も全体的に目立った差はつきませんでした。 まとめ 今回の検証①と②から、以下のことが言えるのではないかと思います。 すでに分かりやすくボタンが設置されている場合は、ボタンデザイン等を変更してもクリック率はあまり変わらない ボタンの工夫で明らかなクリック率の改善が見込めるのは、「ボタンの存在が分かりづらい」「もともとボタンリンクを設置してなかった」場合などである 重要なのは「それが読者に刺さるコンテンツかどうか」であり、細かいボタンデザインはあまり気にしなくても良い ※上記はあくまでも今回の検証によって推測されることであり、全てのメルマガに当てはまるものではありません。 また、ボタンのABテストは以下の点でおすすめなので、検討中の方はぜひ一度試してみてください。 ボタンのクリック率が他のCTAに比べて低い場合は、改善が見込める 現在配信しているボタンのデザインが十分であるかを確認できる 最後までお読みいただきありがとうございました。 次回も興味深いテスト結果をお届けしますので、お楽しみに! ABテストの操作方法を動画で解説しています。 https://youtu. be/kdq_DiLU8H4 (シリーズ記事) 第一回:メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 第二回:メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編 第三回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編 第四回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 第五回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 第六回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 第七回:メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 第八回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 第九回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 --- ### 機能アップデート:スマート送信機能が追加されました! - Published: 2022-06-21 - Modified: 2022-11-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information11/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ - Tags: 到達率, 開封率, エンゲージメント, スマート送信 こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今回のアップデートでは、メール到達率およびエンゲージメント率の向上を目的としたスマート送信機能が追加されました。 スマート送信機能とは? 今回実装された「スマート送信機能」は、過去の配信データからアクションが起こる可能性が非常に低いメールアドレスへの送信を自動的に減らすことで、送信元ドメインの評価を高めメール配信全体の成果の向上を実現させるための機能です。 スマート送信が重要な理由 昨今のメールマーケティングでは、メールの送信元企業(送信元ドメイン)に対する、メールプロバイダ(GmailやYahoo! メールなど)からの評価がその成果を大きく左右します。 読者が利用するメールプロバイダからの評価が高ければ受信BOXへの到達率が向上し読者にメールを読んでもらいやすくなりますし、評価が低ければ迷惑メールボックスに入ってしまうなど読者に見てもらえなくなってしまいます。 この「評価」にはメールプロバイダによって様々な基準がありますが、大きな要素の1つとして、「送信したメールに対する読者のアクション」があります。 例えば、そもそも存在しないメールアドレスにメールを送った場合は配信エラーとなり、このエラーの率が高いとメール送信元ドメインの評価が下がることになります。また、メールが届いたとしても開封をしない読者が多い場合にも送信元ドメインの評価は下がってしまいます。 そのため、存在しないメールアドレスや、アクションを起こす可能性の非常に低いメールアドレスへの配信は避けなければなりません。低エンゲージメントのアドレスを除外する作業を毎回手動で行うことは大変手間がかかりますが、スマート送信機能によって自動で行うことが可能となりました。 到達率を高め、メールマーケティングの成果向上を 繰り返しとなりますが、メルマガの到達率を高め、読者にメールを見てもらいやすくするためには、エラーアドレス及び低エンゲージメントのアドレスへの配信を避ける必要があります。 元々、Benchmark Emailではエラーアドレスを検知して無効アドレスリストへの振り分けを行う機能が実装されており、存在しないメールアドレスの除外は自動化できていました。 それに加え、今回スマート送信機能が実装されたことで、さらなる送信元ドメインの評価と到達率の向上が実現します。 スマート送信機能についての詳細は、以下のFAQページをご覧ください。 FAQ:スマート送信機能とはなんですか? 今後もBenchmark Emailでは、ユーザー様のメールマーケティングの成果向上のために様々なアップデートを行って参ります。 関連記事: ・米国Kickbox社が語る(1)メール到達率を守るための基本の仕組みと最新動向 ・米国Kickbox社が語る(2)送ったメールを受信ボックスに届けるためには? ・メールが届かない?ブラックリストを確認する方法と対処法 ・自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! --- ### メールアンケートの回答率をあげる方法とは?13のポイントを紹介 - Published: 2022-06-15 - Modified: 2022-06-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/13-best-practices-for-your-email-surveys/ - Categories: メールマーケティング - Tags: アンケート, メールアンケート, 回答率 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Here’s How To Get More People To Fill Out Your Email Survey” を翻訳したものです。 著者(略歴) Palash Nag(LindedIn) B2B専門フリーランスのコンテンツライター。SaaS、オンラインマーケティングやオンラインブログおよび営業メールやニュースレターの生産性について執筆。著者ブログ「The Mistaken Man」上でSaaS製品のレビューを行う。 メールアンケートは、お客様の生の声を聞くことができる非常に重要なツールです。しかしながら、アンケートに回答してもらうのは至難の技です。 メールでアンケートを受け取った人の3分の1は途中で回答をやめたり、件名に「アンケート」という言葉が入っていると、ほとんどの人が開封せずにゴミ箱に入れてしまいます。 マーケティング担当者にとっても、どのくらいの人が回答するか分からないため、アンケートを作成するために時間と労力を使っても無駄に終わることがあります。 そこで、アンケートのプロセスを簡素化し、企業にとって必要不可欠な消費者のフィードバックを得るために役立つ13のヒントをご紹介します。アンケートの依頼メールを開封してもらうだけでなく、実際にアンケートに回答し送信ボタンを押してもらうまでの秘訣をお伝えします。 1. お客様を巻き込む件名をつける 件名はメールの第一印象を大きく左右します。メールを開封するかどうかの決め手となりますので、競合他社と一線を画すような件名にし、アンケートに回答してもらう雰囲気を作ることが重要です。 件名を作成する前に、アンケートが苦手な方がいるということに十分に配慮しましょう。「会社を良くする」といった内容のアンケートには誰も答えたいとは思いませんし、件名に「アンケート」と書かれているメールは、開封してもらえる可能性が少ないです。 お客様を巻き込むような件名を作成し、そのアンケートがお客様に関わるものであることを伝えましょう。以下は、アンケートメールの件名の悪い例と良い例です。 悪い例:弊社の改善にご協力ください。 良い例:お客様の貴重なご意見をお聞かせください。 いかにお客様を会話に巻き込めるかが優れた件名を作成する鍵となります。 2. パーソナライズ化する マーケティング担当者の74%が、パーソナライズ化は顧客エンゲージメント率を高めると回答しています。メールのパーソナライズ化は、件名やメール本文に名前を使うことだけではありません。ユーザーの属性、購入履歴、サイトでの利用金額などの詳細を活用して、よりターゲットを絞り、パーソナライズされたユーザー体験に役立てることです。 大量のデータを収集・整理するためには、多機能のプラットフォームが必要です。そのため、自動化ができて、CRM機能が組み込まれている、或いは他のCRMプラットフォームとうまく連携できるような高機能なメールマーケティングプラットフォームに投資することをおすすめします。 メールのアンケートをパーソナライズ化するには、例えば最近購入した商品と一緒にアンケートを送り、その商品の使用感を聞いてみるとよいでしょう。お客様が回答したくなるような工夫をしてください。以下はお客様が商品を購入した後に送信したアンケートメールの例です。 様、こんにちは。 先日ご購入頂いた は、273人のお客様にも愛用されている大変人気のある商品です。 こちらの商品への他のお客様の評価についてご紹介します。 ぜひ、こちらの商品をご使用いただいたエピソードや体験談についてお聞かせください。アンケートは、下記のURLから回答していただけます。 この度は、ご購入を誠にありがとうございました。お手数おかけ致しますが、アンケートへのご協力の程、よろしくお願い申し上げます。今後ともご愛顧の程、よろしくお願いいたします。 関連FAQ:購読者毎の情報をメールや件名に差し込む方法(パーソナライズ機能) 3. クリエイティビティを溢れさせる マーケティングはクリエイティビティが命です。 メールアンケートや件名の作成からマーケティングのコンテンツの執筆に至るまで、クリエイティブに富む必要があります。そうでなければ、利益を期待する意味が全くありません。 クリエイティブな手法だと人の記憶に残り、成果が得られます。 過去にペプシコ社のCMで、子供が自動販売機で競合他社の「コカコーラ」を2缶買って、その上に立ち、「ペプシコーラ」を購入するというシーンがありました。このように人をあっと驚かすクリエイティブな作品は、強く印象に残ります。 画像や動画、文章などの様々なメディアを使って創造的なアンケートを作成することができます。そうして顧客の興味を引き、十分な注目を集めることで、顧客により積極的な行動を促すことができます。 クリエイティブなメールの内容を書くのが苦手な人は、エージェントやニュースレター作成代行サービス会社を使ってコンテンツ作成の外注を行うこともできます。以下は、Just Right社のクリエイティブなメールアンケートの例です。 4. インセンティブ(回答謝礼)を使う ビジネスの基本はギブアンドテイクです。顧客がアンケートに回答することで、得をしそうだと思ってもらえると回答率は確実に上がります。アンケートに回答してもらうのに少し手助けが必要な場合は、製品やサービスの割引クーポンを提供してみましょう。また、このような特典は一番最初に目に入るようにしましょう。 以下はアンケートの回答を促す例文です。 例:アンケートにご回答いただくと、次回購入時にご利用可能な15%OFFの割引クーポンを提供致します。 また、アンケートに回答してくれた人向けに独自の割引クーポンコードを送ってみるのも良いでしょう。 すべての人が割引クーポンを利用するわけではありませんが、この手法でパフォーマンスの高いオファーが分かるので、それに応じてマーケティングの調整が可能になります。また、アンケートの回答率が高い製品やサービスを知ることができるので、その知識を今後のアンケートに活かすことができます。 5. 簡潔にする アンケートを受け取った半数以上のお客様は、最初の数問でアンケートから離脱してしまいます。それはなぜでしょうか? 人間の注意力は散漫で、今パソコンの画面に表示されている項目が十分に興味深いものであれば続けて読むでしょうが、そうでない場合は、すぐ次の項目に移動してしまいます。このことを念頭に置き、アンケートは短く簡潔に、できるだけ魅力的なものを作成しましょう。 また、アンケートの回答時間は1〜3分程度を限度にし、質問事項は10〜15問までに抑えましょう。アンケートを短く簡潔にすることで、お客様の時間を尊重し大切にしていることが伝わり、良い印象を与えます。 6. お客様のメリットを明示する アンケートが会社の成長にどのように役立つかについて言及しても、お客様の注意を長く引き付けることはできません。ましてやアンケートに回答するよう促すことはできません。その代わりに、アンケートに回答することがお客様にとってどのような利点になるかを明示しましょう。 悪い例:このアンケートは当社の改善と成長に役に立つものです。 良い例:アンケートにご回答いただくことで、今後より良いサービスを提供することができます。 7. 所要時間を明記する アンケートの回答にどのくらい時間がかかるかを明記しましょう。アンケートを完了するのに10分以上かかる場合は、その旨をきちんと伝えましょう。 アンケートの回答時間が分かれば、お客様は空き時間などを利用してアンケートに答えてくれるなど、回答率が上がりやすくなります。所要時間をお伝えすることで、お客様の時間を尊重していることを示すことができるので、企業をより信頼し強固な関係を築くことができます。 8. 緊急性とインセンティブを組み合わせる 無料プレゼントや割引クーポンなどのインセンティブの重要性については、すでにお話しましたが、それに加えて緊急性を持たせることで、チャンスを逃す事への不安を掻き立て、コンバージョン率を向上させることができます。これにより、多くの人はアンケートに回答せずにはいられなくなります。以下はインセンティブと緊急性を組み合わせたメールの文章例です。 例:午前0時までに、5つのステップのアンケートにご回答頂くと、すべての商品が20%オフとなります。 また、緊急性を持たせるため、メールやアンケートにカウントダウンのタイマーを埋め込むことで、迅速に行動を起こしてもらえるようにできます。 9. 埋込型メールフォームを活用する AMPに対応した埋め込み型メールフォームを使う、または簡単に質問を作成して送信するだけのアンケートを作成することで、回答率を向上させることができます。 10. モバイル対応にする 今はパソコンだけでなく、モバイル端末を使用してアンケートに回答する人も多いと思います。どのデバイスからでもアンケートに回答できるよう、モバイル端末での操作も問題ないことを確認してください。 アンケートのリンクを送信しても、モバイル端末で上手く作動しないと、アンケートの離脱率が増えてしまいます。コンバージョン率を最大化するため、事前に複数のデバイスでアンケートがきちんと作動するかどうか確認するようにしましょう。 11. 強力なCTA(Call-To-Action)を設置する メールの件名と同様、アンケートの依頼メールに設置するCTA(行動喚起)は回答率に大きく影響します。 多くの読者はメール本文を読み飛ばして、直接CTAに行く可能性が高いため、強力なCTAを含める事はメールマーケティングにとって重要な施策となります。 読者が目にするのはCTAだけかもしれないので、行動を促すのに十分な魅力的で説得力があるCTAを設置しましょう。 関連記事:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 12. 感謝を伝える 優良企業は、常にお客様に感謝の気持ちを表します。お客様がアンケートの回答に時間を費やしてくれたことに感謝の意を述べましょう。 感謝を伝えることで、お客様は自分のことを認めてくれる、特別な存在だと感じることができます。感謝を伝える際に、アンケートの回答を受け取ったということも伝わります。 パーソナライズしたメッセージに面白い画像や動画クリップを添えるなど工夫をすると、喜んでもらえるかもしれません。 13. エンゲージメントを追跡し、フォローアップメールを送信する アンケートにトラッキングを導入することで、アンケート参加者がどの質問で離脱したか、成功率がどれくらいか、また最もコンバージョンが高い質問と低い質問はどれかなどを分析することができます。このデータを分析することで、常に新しく改善した戦略を考えることができ、アンケートのレベルを向上させることが可能です。 さらに、Thrive Quiz Builderなどのツールを使用することで、アンケートを作成し、フローの各ステップを追跡することができます。また、離脱率の高い質問、アンケートの完了率、結果ページに到達した人数、アンケートの共有した数など、分析に必要なデータをすべて表示できるため労力を最小限に抑えることができます。 まとめ メールリストは企業が保有している資産で最も重要なものです。 より多くの収益や顧客を獲得するために、改善のためのフィードバックシステムが常に必要ですが、アンケートの実施は簡単ではありません。 まず、適切なアンケートソフトやツールを使用して、適切な質問を作成し、顧客が回答したかどうかを確認します。そして、その回答を正しく解釈して、成功に向けての実行可能なステップを踏む必要があります。 今回の記事が、より良いアンケート戦略を構築し、顧客の好みや不満などを把握でき、ビジネスの成長の助けとなれば幸いです。 関連記事:効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説! 関連FAQ:アンケートの作成方法は? --- ### HTMLメルマガ作成で役立つ画像サービス20選 - Published: 2022-06-02 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/graphic-design-resources-for-email-design/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールデザイン - Tags: htmlメール, メルマガ, 画像, 素材 こんにちはBEDです。 HTMLメールやページ作成時に、必要な画像を探すのに苦労したことはありませんか?そんな時、僕は無料や有料で画像を使用できるサイトを使っています。 これからご紹介するサイトをブックマークしておき、HTMLメールを作成する際にぜひ使ってみてください。 画像サイト利用時の注意点 まずは、画像素材サイトを利用する前に以下の確認を事前にしておきましょう! サービスによって、有料、無料があるのでどちらにするか確認 著作権、利用許諾について確認 画像は商用利用可なのか?有料プランなら良いのか?どの様な用途に利用できるのか?など、サイト上の画像を利用する際には、著作権、利用許諾について必ずサービスの利用規約を確認しましょう。 例えば、クライアントのメルマガ作成など、無断使用で画像を使った際にトラブルになりかねませんので、事前の確認は必ずしてくださいね! それでは、各サイトを国内外合わせてご紹介します! 日本の画像素材サイト ぱくたそ 無料素材の代名詞と言ってよいほどその界隈では有名なサイトだと思います。フリーのモデルを起用した面白い画像が特徴の画像素材サイトです。人物、風景、料理など幅広く素材があることもオススメのポイントです!検索もしやすいです。 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 写真AC 日本人や日本の風景などが多く投稿されている画像素材サイトです。一般の方が投稿した画像が多いのですが、クオリティがとても高いです。検索もしやすいです。 また、AIが作った人物画像もあり、この世に存在しない人物の写真もダウンロードすることができます。 無料で使用もできますが制限がついています。たくさん使用する頻度が高ければ制限なしの有料版がおすすめです! 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料(ダウンロード制限あり)、有料(ダウンロード制限なし) ◯ ◯ 不要 要 利用規約 GIRLY DROP かわいい。ガーリー系などの画像を求めているならこの画像素材サイトはおすすめです。おしゃれでかわいらしい素材がたくさんあります。ファッションやコスメなどを取り扱う企業さまにはもってこいだと思います! 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 \ Benchmark Emailならメルマガ用のイメージ画像を無料で使い放題 / FOOD. foto 果物や野菜、料理、ドリンクなどの宣材写真がたくさんあります。 フレッシュな感じやそういった商品を取り扱う企業さまには大変ありがたい素材サイトだと思います! 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 BEIZ images 背景画像に使える画像が多いのですが、ここは日本特有の四季折々を楽しめる素敵な風情のある写真が多いです。観光系の企業さまに合うと思います! 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 建築パース. com 建築系のパースを作成する際に便利な人物の切り抜きなどの素材があるサイトです。 建築関連でご自身で画像の合成などできる方にはとても便利なサイトかと思います。合成で作ったオリジナル画像をメルマガに取り入れると自由な素材が作れて良いかもしれません! 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 FIND/47 日本の全国47都道府県の観光名所などの写真が揃っています。しかもどれもとてもかっこいい写真ばかりです!旅行業や日本の四季を使いたい方にはもってこいのサイトだと思います。ご利用の際は利用規約をしっかりご確認ください。クレジット表記しなければいけないものもございます。 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 要 不要 利用規約 足成 かなり昔からある日本の画像素材サイトです!様々なジャンルがあるのでかなり重宝できると思います! 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 \ Benchmark Emailならメルマガ用のイメージ画像を無料で使い放題 / ビジトリーフォト 日本の人物写真をお探しなら、まずはこちらのサイトをチェックすると良いと思います。様々なシチュエーションでのカットがあるのできっとお探しの素材が見つかるかもしれません。 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 要 利用規約 skyseeker 空の写真に特化した素材サイトです。様々な空の画像を求めている方におすすめです。いろんな空があるんだなぁと見入ってしまいます! 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 海外の画像素材サイト Unsplash 日本にはない雰囲気満点のおしゃれな写真がたくさんあります。すべて無料です。世界を視野に活躍しているスタートアップ系の会社さんや海外の商品などを取り扱う企業さんのメルマガに合うと思います! サイトは全て英語なので少し使いづらいかもしれませんが、自動翻訳でもなんとなくわかるかと思います。 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 Pixabay 日本語で表示しているので安心です!雰囲気のある海外の画像素材という感じです。おしゃれな写真が多いのでとても好きです。 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 要 利用規約 BURST 英語表記になります。物撮りなどの写真が多いため、ECサイトを運営している企業さまのメルマガとかに使えるのではないかと思います。 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 \ Benchmark Emailならメルマガ用のイメージ画像を無料で使い放題 / Foodiesfeed フード。すなわち料理に特化した画像素材になります。 飲食などをされている企業さまのプロモーションのメルマガなどに使えると思います!とにかく美味しそうな画像や構図がすてきなおしゃれな画像がたくさんあるのでチェックしてみてください! 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 Pixels 日本語で表記されているので安心です!とにかくかっこいい写真素材がたくさんあります。見ているだけでも楽しいです!ファッションブランドでどんなカットで商品やモデルさんを撮影すればよいかなど構図の参考としても使えるかと思います。 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 Kaboompics カラー縛りでソートしてくれるので何気に嬉しい検索機能が付いてます。同じカラーで統一したい時に重宝しそうです! 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料 ◯ ◯ 不要 不要 利用規約 Gratisography 海外の面白い画像がたくさん集まっているサイトです!目を引く強い画像を使いたいときにおすすめです! 使用料 商用利用 加工 クレジット表記 ユーザー登録 無料... --- ### eコマースの売上アップにつながる!7つのメールマーケティング施策 - Published: 2022-05-18 - Modified: 2022-05-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/7-essential-ecommerce-email-marketing-tips/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, EC, eコマース 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “How to Sell Your eCommerce Business With Email Marketing” を翻訳したものです。 メールマーケティングはeコマースビジネスを宣伝するのに非常に効果的なツールです。ただし、適切な方法で行うこと、そしてさまざまな種類のメールを活用して機会を無駄にしないことが重要です。 全世界のメールユーザーは現在40億人と言われており、2025年までに46億人に増加すると予想されています。膨大な数の潜在顧客にリーチすることができるメールマーケティングは、ECビジネスや中小企業にとって大きな利点です。競争が激しく絶え間ない時代に、読者の注目を集めてコンバージョンを向上するには、あらゆるツールを活用することが不可欠となります。 メールマーケティング戦略を最大限に活用する準備はできていますか?ここでは、eコマースビジネス向けのメールマーケティングについて、各種類のメールの重要性とその活用法をご紹介します。 ECマーケティングとは? ECマーケティングとは、企業が商品やサービスを販売する目的で行うあらゆる種類の宣伝活動のことを指します。ソーシャルメディアや印刷メディア、ブログ記事などが挙げられ、メールマーケティングもそのうちのひとつです。 メールがこれだけ人気のあるマーケティング媒体(マーケターの10人に9人はオーガニック・アウトリーチにメールを使用)である理由は、安価で、非常に効果的であるからです。eコマースビジネスでメールマーケティングに1ドル費やすごとに、最大42ドルの投資利益を得られる可能性があります。そのため、マーケティング担当者の80%は、「どちらか1つを選ぶなら、ソーシャルメディアではなくメールマーケティングを選ぶ。」と答えています。 メールマーケティングやECマーケティングの最終目標は製品やサービスを売ることにありますが、それだけではありません。ECマーケティングはブランド認知の拡大から既存顧客のロイヤリティ構築まで、さまざまな目標を達成し利益を得るためのマーケティング活動に依存しています。どのような目的であれ、eコマースのビジネスを成長させたいのであれば、メールマーケティングは欠かせないものなのです。 eコマースに不可欠なメールマーケティングの7つの施策 では、メールを使ってeコマースビジネスを成功させるにはどうしたらいいでしょうか?成功するためのコツや戦術、また、効果的なメールを作成するための実践的な戦略はたくさんあります。ここではブランドをより良く売るためのヒントをご紹介します。eコマースでのメールマーケティングが初めての方も、改善策をお探しの方も、ぜひお試しください。 1. 定期的にプロモーションメールを配信する プロモーションメールとは、特定の商品を割引価格で提供するメールのことで、読者の話題を集めるのに最適な方法です。自動配信ソフトを使って、CTA(コール・トゥー・アクション)を挿入したプロモーションメールを定期的に送り、読者に起こして欲しい行動を促します。 2. トランザクションメールを最適化する トランザクションメールは、注文から配送まで顧客に最新情報を提供するという重要な役割があります。プロモーションメールとは異なる送信元やIPアドレスを使って迷惑メールフォルダに入るのを防ぎ、本文にパーソナライズしたおすすめを記載して、今後の購入を促しましょう。 3. パーソナライズ化したメールを作成する パーソナライズ化されたメールとは、メールに購読者の名前を使用したり、好みにあったおすすめ商品を提供したりするなど、各購読者向けにカスタマイズしたメールのことです。このようなメールを配信することで、購読者と強固な関係を築くことができます。顧客の半数以上はパーソナライズ化されていないメールを敬遠し、マーケターの82%がパーソナライズ化を戦略に取り入れた結果、開封率が上がったと報告しています。 関連FAQ:購読者毎の情報をメールや件名に差し込む方法(パーソナライズ機能) 4. コンタクトをセグメント化する メールマーケティングの効果を最大限にするには、コンタクトをセグメント化して、人口動態や行動、バイヤーズジャーニー(顧客が新しい商品やサービスに興味を持ってから、比較検討して、購入に至るまでのプロセス)の位置づけに基づいて、顧客をさまざまなリストに分ける必要があります。これにより、適切な人に適切なコンテンツを配信することができ、コンバージョン率が上昇し、売上アップに繋がります。 関連記事:セグメントしたメール配信でエンゲージメントアップ!セグメント要素と事例を紹介 関連FAQ:コンタクトリストのセグメント機能について 5. ウェルカムメールを活用する すべての新規購読者には、必ずウェルカムメールを配信するようにしましょう。他のマーケティングメールに比べて、ウェルカムメールの開封率は4倍、クリック率は5倍と言われています。メールの種類の中でも、ウェルカムメールは最も価値のあるメールであることが分かります。 eコマースビジネスにとって、ウェルカムメールは新規購読者に登録して頂いたことへのお礼と、割引やプロモーション、セールなどの情報をいち早くお知らせすることができる優れた方法です。 関連記事:平均開封率が50%!ウェルカムメールの効果を最大限に引き出す方法とデザイン事例 関連動画:簡単にステップメールを始めたい方向け!登録フォームの設置とウェルカムメールの設定をしてみよう 6. ロイヤルティプログラムを始める ロイヤルティプログラムは、顧客エンゲージメントを向上させ、顧客をリピーターとして維持することができます。メールを使ってロイヤルティキャンペーンを実施し、プロモーションや割引、最新情報を配信することで、顧客がプログラムから得られる価値を常に認識できるようにします。また、トランザクションメールのコンテンツの一部としてロイヤルティプログラムを紹介し、新規顧客をプログラムに勧誘することも可能です。 7. カゴ落ちメールでフォローアップをする 商品をカートに入れたまま、購入しない人は70%近くに及びます。カゴ落ちをすべて取り戻すことはできませんが、一部の顧客を取り戻して購入を促すことは可能です。 では、どうやったら顧客を取り戻すことができるのでしょうか?まず、カゴ落ちメールを使って、顧客にカートに入れた商品やサービスを思い出させます。次に、どのタイミングでメールを送るべきかを検討します。最初はカートが放棄されてから1時間後にカゴ落ちメールを送ります。テストの結果に基づいて、必要ならば、間隔を開けてメールを送信するようにしましょう。 まとめ より多くの商品やサービスを売るには、メールマーケティング活動の合理化から始めましょう。上記の施策の中から読者と相性の良いものを見つけることで、より効率的なeコマースビジネスを展開し、最終的に売り上げアップにつなげることができます。 (関連ブログ記事) ・機能アップデート:新しくeコマースブロックが追加されました! ・機能アップデート:Shopify商品ブロックが追加!メール連携で商品情報の掲載が簡単に。 ・【事例】ECサイトの売上を最大化するメールマーケティングの仕組みを公開!無地Tシャツ販売の“Tshirt. st” --- ### スパムトラップとは?仕組みと対策を知って、メールの到達率を維持しよう - Published: 2022-05-16 - Modified: 2022-05-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/avoid-spamtraps-and-protect-email-deliverability/ - Categories: メールマーケティング - Tags: 到達率, スパムトラップ, ブラックリスト こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、FAQページなどの資料アップデートやサービス改善に日々努めております。 今回は、メールの到達率に大きな影響を与えるスパムトラップの概要と、その対策についてご紹介致します。 スパムトラップとは? スパムトラップとは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)やメールサービスプロバイダ(ESP)、スパムメール撲滅のための団体(Spamhaus、SpamCopなど)が迷惑メール配信者を特定するために用意しているメールアドレスのことです。 スパムトラップへ配信を続けてしまうと、配信元として使用されているドメインの評価が下がり、メール到達率が低下してしまう恐れがあります。さらには、ブラックリスト( スパムやなりすましメールを配信している送信者のIPアドレスリスト)に登録され、配信したメールのほとんどが届かなくなってしまう危険性もあります。 関連記事:メールが届かない?ブラックリストを確認する方法と対処法 スパムトラップの種類 スパムトラップは、大きく分けて3種類あります。 1. プリスティントラップ プリスティントラップとは、迷惑メール配信者を特定することのみを目的として作成されたメールアドレスのことです。このアドレスからメール配信のオプトイン(同意)を得ることはできません。プリスティントラップにメールを送るということは、コンタクトリストを購入した、あるいはインターネット上で無作為に収集し、オプトインを得ないままメールを送りつけていることになります。プリスティントラップにメールを配信した場合、他のスパムトラップへの配信に比べて到達率により大きな悪影響を及ぼします。 2. リサイクルトラップ リサイクルトラップは、かつてアクティブなアドレスであったものの、その後放棄され使われていないメールアドレスです。一定期間(通常1年以上)使用されないと、ISPによってアドレスがリサイクルトラップに変換されます。「リサイクルトラップにメールを送る=迷惑メールを送っている」とはなりませんが、リストの管理を怠っている(古いアドレスや未開封が続くアドレスの整理ができていない)ことを意味し、配信を続けることでドメイン評価の低下を招きます。 3. タイプミストラップ タイプミストラップは、タイプミスのあるドメイン(例:「gmai. com」、「gmali. com」など)をスパムトラップとして設定したメールアドレスです。これも、メールアドレスの収集方法に問題のあるメール送信者を特定するためのトラップです。 スパムトラップに引っかからないようにするための3つのポイント スパムトラップへのメール配信を回避するためには、以下の方法があります。 1. 購入したリスト・無作為に収集したリスト宛にメールを配信しない 購入したリストや、インターネット上で無作為に収集したアドレスにメールを送らないようにしましょう。こうしたリストへの配信は、スパムトラップに引っかかってしまったり迷惑メール報告されてしまう危険性が高いのはもちろん、「広告または宣伝メールは、メールの受信を希望または同意している人のみにしか送ってはいけない」とする特定電子メール法に違反してしまうことになります。 関連記事:メルマガ配信で大切な法律「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう 2. シングルオプトインではなく、ダブルオプトインを取るようにする メールの配信先には必ずオプトイン(同意)を取らなければいけませんが、オプトインの取り方にも注意が必要です。 Webサイトに設置している登録フォームは、シングルオプトインではなくダブルオプトイン方式になっているでしょうか。 シングルオプトイン方式は、登録フォームに入力されたメールアドレスがそのまま配信リストに登録されるというものです。タイプミスのあるメールアドレスの登録やボットからのスパム登録が行われた場合も、そのまま配信リストに反映されてしまいます。 一方でダブルオプトイン方式は、メルマガ購読希望者が登録フォームに入力をしたら、そのメールアドレスへ確認メッセージが送信され、メール内のリンクをクリックして初めて登録が完了するというものです。これにより、第三者が勝手に他人のメールアドレスを登録することを防ぎ、入力されたメールアドレスが本人のアドレスであることの確認ができます。また、タイプミストラップ宛にメールを配信してしまうリスクもなくなります。 3. 定期的にリストの整理を行う 配信リスト内で、長期間未開封が続いているアドレスには注意しましょう。取得時には有効だったメールアドレスでも、何らかの理由で使用されなくなり、ISPがリサイクルトラップに変換している場合があります。リサイクルトラップへの配信を防ぐためには、定期的なリストの整理が重要です。長い間メールを開封していないアドレスを抽出して、購読の意思を確認するメールを配信し、結果によって通常の配信リストから除外するようにしましょう。 関連記事:メルマガの配信リストを整理!開封していない人に購読の意思があるか確認しよう! スパムトラップに引っかかってしまった場合の対応方法 もしスパムトラップに引っかかってしまった場合は、どうすれば良いのでしょうか。 Benchmark Emailでは、ISPよりスパムトラップへの配信が行われているとの報告があった場合、ユーザー様に対応方法についてご連絡を差し上げています。 残念ながら、どのアドレスがスパムトラップなのかを確認する方法はありません。そのため、配信先のリストの中から、一定のメール通数で未開封が続いているアドレス(直近30通のメールが全て未開封のアドレス、等)を除外いただく方法をご案内しております。 詳しい除外方法については、以下のページをご参照ください。 関連FAQページ:コンタクトリストのスパムトラップとは何ですか? スパムトラップへの配信が原因でブラックリスト登録されてしまった際の対応方法については、以下の記事をご覧ください。 関連記事:メールが届かない?ブラックリストを確認する方法と対処法 おわりに 今回は、メルマガの到達率に悪影響を及ぼしてしまうスパムトラップについてご紹介しました。 メルマガの到達率維持にお役立ていただけますと幸いです。 (到達率関連記事) ・米国Kickbox社が語る(1)メール到達率を守るための基本の仕組みと最新動向 ・メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 (到達率関連Youtube動画) ・【メルマガ到達率①】到達率が悪いのは、リストの質が悪いから! ・【メルマガ到達率②】リストのクオリティを良くするためには?リスト照合とエラーの管理が鍵! ・【メルマガ到達率③】メール配信前の送信ドメイン認証が重要!SPF・DKIM・DMARCって何? --- ### フォント選びでメルマガの印象が大きく変わる!イメージに合ったフォントの選び方とは? - Published: 2022-05-02 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-choose-a-font-for-your-news-letter/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールデザイン こんにちは、Benchmark Emailでデザインなどを担当しておりますBEDです! メルマガを作成するとき、フォントや文字サイズで悩まれる方いらっしゃいませんか?今回は、普段デザインの仕事をしている私が、どんな観点でフォントを選んだり、文字サイズを決めているのかをご紹介できればと思います。 メール配信をされている方々の参考になれば嬉しいです。また、当記事では、Benchmark Emailで制作されることを念頭に置いてご説明しますので、アカウントをお持ちでない方は無料トライアルを是非ご登録ください。 フォントの選び方 まず、フォントにはゴシック体と明朝体という二種類が存在します。 ゴシック体は、横線と縦線の太さがほぼ同じで均一なので、インパクトがあり、目に入りやすい特徴があります。例えば、Arial、Helvetica、Hiragino Kakuなどがゴシック体に含まれます。 そして、明朝体は、横線に対して縦線が太く、横線の右端、曲り角の右肩に三角形の山(ウロコ)というものがある書体です。線の強弱があるため、文字の形を判別しやすいという特徴があります。例えば、Garamond、MS Mincho、Times New Romanなどが明朝体に含まれます。 ゴシック体、明朝体の使い分けについては、例えば、ゴシック体はフォーマルでしっかりとしたイメージである一方、明朝体には美しく洗練されたイメージがあります。フォントがもつイメージが制作するデザインに合っているかどうかがフォント選びには重要な要素になります。 信頼感やモダンなイメージにしたいなら「ゴシック体」 線の太さが均一で安定感のあるゴシック体は、「モダン」「信頼」「力強さ」といったイメージを与えます。ターゲットを老若男女選ばず使えるので汎用性が高いです。 こちらは、ゴシック体のビジュアルにあわせて、テキストをゴシック体にあわせた参考例です。なるべく、そのメルマガのテーマやメインビジュアルに合うようにフォントを選ぶと統一感がでるので、イメージもズレることがなくなるのと、可読性があがります。フォントは定番の「Helvetica」を使っています。 洗練されたデザインにしたり高級感を持たせたいなら「明朝体」 繊細さを持つ明朝体は、「高級感」「大人」「女性的」「和」「伝統」「クラシカル」「格調」といったイメージを与えます。筆使いを感じさせるトメハネはらいなどもあるため、和のテイストにもよく合います。 こちらも、明朝体をメインとしたビジュアルにあわせてテキストも明朝体にしたものです。フォントは定番の「Garamond」を使っています。 文字サイズの選び方 Benchmark Emailでメルマガを作成する場合は、タイトルは「30」でテキストは「14」くらいの大きさを推奨しています(先程の参考画像はこれで作成しています)。 これはあくまでも、このシステムを使用するときの大きさなので、一般的にHTMLを用いて作成する場合は、PCではタイトルは22px~40pxで本文テキストのフォントサイズは、16px~18pxがよく使われているそうです。 モバイルではタイトルは18px~28pxで本文テキストは14px~18pxが使われています。 大切なのは、h1、h2、h3でしっかりと文字の大きさに強弱を付けてあげることとh1〜h3といったように順番に配置していくことがSEO的にも良いとされていますので、そのルールを守ってデザインしていくと伝えたいことを伝えやすく構成していけると思います。 まとめ フォントのもつイメージを理解し、ご自身が、どのジャンルで何を伝えたいかをまずは整理してみると自ずとどのフォントを使えばよいのか、また、どのテキストをどのくらいの大きさにすればよいのかが見えてくるかと思います! それと、フォントやデザインには絶対はありません。いろんな形を楽しむこともひとつの表現であり、個性を伝えられるツールでもあります。基本的なフォントのあり方を学んで、ご自身のメルマガ作成をお楽しみください! さいごにBenchmark Emailで利用できるフォントを一覧にしました。また、どんな特徴があるのかも簡易的に記載してあるものもありますので、用途にあわせてチョイスしてみてください。 Benchmark Emailで利用できるフォント一覧(24種類) ■ゴシック体 Arial:ゴシック Arial Black:ゴシック(数字が太くなる) Arial Narrow:ゴシック Comic Sans Ms:ゴシック(英文の時に手書き風の文字になる) Courier New:ゴシック Helvetica:ゴシック(定番、安定) Hiragino Kaku:ゴシック(定番、安定) Impact:ゴシック(英文表記におすすめ) Lucida Grande:ゴシック MS Gothic:ゴシック Osaka:ゴシック(定番、安定) Papyrus:ゴシック(英数表記の時は個性的な書体になる) SimHei:ゴシック Tahoma:ゴシック Trebuchet MS:ゴシック Verdana:ゴシック ■明朝体 Baskerville:明朝 標楷體:明朝(堅い明朝) Garamond:明朝(キレイ) Georgia:明朝(キレイ) MS Mincho:明朝 Palatino:明朝 新細明體:明朝(堅い、お年賀などに合いそう) Times New Roman:明朝 参考記事 メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考 【デザイン事例19種類】メルマガのヘッダー&フッターを作るコツ \ Benchmark EmailではCanva連携で簡単にオリジナル画像を作成できます / ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら --- ### 今こそGoogleアナリティクスでメルマガの効果測定を!有効な理由と活用方法とは? - Published: 2022-04-17 - Modified: 2022-04-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/google-analytics-to-track-email-campaigns/ - Categories: メールマーケティング, 機能・便利ツール - Tags: メールマーケティング, 効果測定, Googleアナリティクス 本記事はBenchmark Email本社のブログ記事 “How to Use Google Analytics to Track the Success of Your Email Campaigns” を元に執筆したものです。 昨年、Apple社製品のOSアップデートのリリースにより、ユーザーのプライバシー保護が強化されました。 このアップデートにより、Apple Mailのユーザーはメルマガ配信者によるトラッキングを拒否することができるようになりました。つまり、Apple Mailでメルマガを購読するユーザーに関しては、今後以下のことが起こる可能性があるのです。 ・メルマガの開封率の正確な把握ができない ・IPアドレスへのアクセスに制限がある ・購読者の所在地に基づくセグメントが困難 関連記事:iOS15などApple Mailのプライバシー保護方針についてのまとめ メルマガの効果測定を行う際の指標が一部取得できなくなるため、メルマガ配信対象や現在の効果測定方法によっては、新しい測定方法に切り替える必要があります。そこでおすすめなのが、Googleアナリティクスの利用です。 この記事では、プライバシー保護が強化された中で効果的なメルマガ配信を行っていくための、Googleアナリティクスの利用方法についてご説明します。 メルマガの効果測定にGoogleアナリティクス利用がおすすめな3つの理由 Googleアナリティクスをおすすめする理由は3つあります。 まず、Googleアナリティクスは、Googleアカウントさえあれば誰でも無料で利用が可能という点です。マーケティング予算があまり多くない場合でも、手軽に利用することができます。 次に、Googleアナリティクスはウェブサイトのデータをすべて追跡・記録するため、スプレッドシートなどに情報を蓄積していく必要がない点です。Googleアナリティクス上でレポートをカスタマイズし、知りたい情報のみをまとめて確認することができます。 最後に、ウェブサイトのトラフィックや、訪問者の動きがわかる点です。メルマガがトラフィックやコンバージョンをどのように促進しているか、どのブログ記事が最も閲覧されているか、どのページが最もエンゲージメントを獲得しているかなどを確認することができます。 このようにGoogleアナリティクスを利用すると、最適化や改善が必要な部分の発見や、施策が成功しているかのチェックを簡単に行えるようになります。 Googleアナリティクスを使ったメルマガ効果測定の方法 配信するメルマガをGoogleアナリティクスを使ってトラッキングするためには、メルマガ内の全てのリンクにUTMパラメータを追加する必要があります。Benchmark Emailをご利用の場合は、Googleアナリティクスのアカウント連携のボタンをクリックするだけで、自動でメルマガ内の各リンクにUTMパラメータが振られ、トラッキングが可能となります。 UTMパラメータについての詳しい説明は、以下の記事の「メールマガジンで使うURLにパラメータをつける」章をご参照ください。 関連記事:Googleアナリティクスを使ってメールマガジンの1歩踏み込んだ効果分析しよう メルマガを送信したら、Googleアナリティクスの「集客」→「すべてのトラフィック」→「参照元/メディア」を開いて、メルマガ経由の流入を確認してみましょう。 ページ内の「参照元/メディア」の中にパラメータ「utm_source=」で設定した参照元名(Benchmark Emailで連携を利用した場合は、「BenchmarkEmail」)と、「utm_medium=」で設定したメディア名(Benchmark Emailで連携を利用した場合は、「email」)が表示されます。 また、「セカンダリ ディメンション」に「キャンペーン」を指定すると、パラメータ「utm_campaign=」で指定したキャンペーン名(Benchmark Emailで連携を利用した場合は、連携ボタンをONにした際に入力した文言)が表示されるため、メルマガごとの数値をすることができます。 Googleアナリティクスで「目標(コンバージョン)」を設定している場合は、「コンバージョン」の項目で、何件がコンバージョンに至ったのかも確認することが可能です。 コンバージョンの設定については、別記事の「Googleアナリティクスでのコンバージョン設定」章をご参照ください。 Googleアナリティクス画面の見方と考え方 では、どの数字をどのように見ていくのが良いのでしょうか。 Googleアナリティクス画面で確認できる主な項目が何を表しているのか、そこから何を分析できるのかを解説します。 1. 集客 メルマガによって、Webサイトにどれだけのトラフィックがもたらされたのかを確認できます。 ユーザー・・・期間中に1回以上のセッションを開始したユーザー数です。ユーザーは複数回サイトを訪れる可能性があるため、この数値はセッション数より少し低くなります。 新規ユーザー・・・指定した期間中の初回ユーザーの人数です。この数値は、今まで接触したことのないユーザーにメルマガがどれくらい支持されているかを確認するのに有効な指標です。 セッション・・・期間内の合計セッション数です。 選択したメルマガからどれだけの訪問が発生したかがわかります。このデータは、メルマガからウェブサイトへのトラフィックの量を確認するのに便利です。この数値には、メルマガの直接の受信者だけでなく、メルマガを転送された、またはメルマガへのリンクを送られた訪問者からのセッションも含まれます。 2. 行動指標 サイトにアクセスしたユーザーが、どのような行動をとっているのかを確認できます。 直帰率・・・サイト内の1 ページしか閲覧されなかったセッション数を、すべてのセッション数で割った値です。 メルマガ経由でウェブサイトを訪問したものの、すぐに離脱してしまう場合、メルマガ内の表現が遷移先のウェブサイトにマッチしていない、またはランディングページの最適化が必要であることを示している可能性があります。 ページ/セッション・・・セッション中に表示された平均ページ数です。同じページが繰り返し表示された場合も表示されます。 平均セッション時間・・・セッションの平均時間です。 これらの数値は、訪問者がどのくらいウェブサイトに留まり、興味を持って見てくれているかを教えてくれます。平均ページ数が少なかったりセッション時間が短い場合、以下のような要因を検証してみましょう。 エンゲージメントの高い宛先にメルマガを送信しているか ウェブサイトのコピーやコンテンツは最適化されているか 訪問者をカスタマージャーニーの次のステージに導くためのディープリンクを使用しているか 3. コンバージョン コンバージョンは、メルマガ配信が上手くいっているかどうかを知るための最も強力な指標です。メールマーケティングは、新規顧客とリピーターを生み出すためのものです。Googleアナリティクスを利用する際は、コンバージョンゴールを設定するようにしましょう。コンバージョンゴールは、ビジネスモデルやウェブサイトがどのように収益を上げるかによって異なります。例えば、セミナーやイベントへの申し込み、サービスの資料請求、商品購入などのゴール設定が可能です。 Googeleアナリティクスでコンバージョンゴールを設定すると、ゴールを選択し、メルマガで発生したコンバージョン数、コンバージョン率、そして設定されていればメルマガからのコンバージョンの価値(購入額など)を確認することができます。これにより、メールマーケティングのROIを正確に把握することができます。 Googleアナリティクスを活用して、メールマーケティングの成功度合いを知ろう メルマガの開封率を知ることは大切ですが、それだけでは限界があります。さらに、今後はApple Mailユーザーについて開封率の正確な把握ができない可能性があるため、開封率のみを指標とするべきではありません。 Googleアナリティクスを活用することで、メルマガのパフォーマンスをより正確に把握することができます。また、コンバージョン数や売上高など、メールマーケティングとROIの関係を把握することで、より詳細な目標設定を行うことができます。 メルマガの効果測定に、ぜひGoogleアナリティクスをご活用ください。 関連FAQページ:メール配信後の結果をGoogleアナリティクスを使って分析できますか? 関連記事:メルマガの先にあるゴールを意識する!活用支援事例:シアタープロダクツ様(第2回) --- ### スモールビジネス向けリード獲得テクニック12選 - Published: 2022-04-11 - Modified: 2022-05-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/12-lead-generation-techniques-for-small-businesses/ - Categories: マーケティング全般 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “12 Best Lead Generation Techniques for Small Businesses” を翻訳したものです。 著者(略歴) Ray Hein クラウドベースの製品プラットフォームであるPropelPLM社のCEO兼創業者。SaaSのベテラン。ハードウェアとエンタープライズソフトウェアの両方の組織で20年以上PLM、開発や製品の立ち上げの経験を積む。Agile Software社、Apttus社、Vendavo社、Centric Software社などの企業で複数の役員を歴任。 スモールビジネス、中小企業にとって安定したリード獲得は必要不可欠です。これにより、メール配信先のリストや顧客基盤を拡大させ、徐々に収益を増加させていくことができます。しかし、その為にはリード獲得の「戦略」が必要です。より多くのリードを獲得するために、今日から実行できる12の活用術をご紹介します。 リード獲得とは? リード(見込み客)とは、自社の製品やサービスに関心を示し、適切なナーチャリング(育成)を行うことで、将来的に収益性のある顧客になる可能性がある人や企業です。リード獲得とは、様々なマーケティングチャネルを通してリードの情報を取り込むプロセスを指します。 非効率なリード獲得は時間とお金の無駄であり、営業プロセスの妨げになってしまいます。乏しい結果を出し続けているチャネルに資金を注ぎ込んではいけません。一方、最高の結果をもたらすチャネルを特定できれば、そのチャネルに投資することで多くの利益を得ることができるようになります。 それでは、リード獲得に活用できる戦略を順番にご紹介していきます。 1. SEO(検索エンジンの最適化)戦略を実行する 今日の消費者は検索エンジンから製品やサービスのリサーチを始めます。買い物客の半数以上が、新しいブランドを探すのにGoogleを利用していることが分かっています。そのため、検索エンジンはリード獲得にとって最も重要なチャネルです。 もし自社サイトがターゲットキーワードで上位に表示されていなければ、オーディエンスは競合他社ページに辿り着いてしまう可能性があります。では、検索結果の上位に入るようにするにはどうしたらいいでしょうか? まずは、SEO(Search Engine Optimization: 検索エンジン最適化)を実行することから始めましょう。オーディエンスが商品やサービスを見つける際に検索に使いそうなキーワードを特定します。Googleが提供する無料のキーワード調査ツール「キーワードプランナー」などを使うと、さらに多くのターゲットとなるキーワードを発見できます。 キーワードが確定したら、サイト内の以下の場所にキーワードを入れます。 タイトルのタグ ヘッダーのタグ(例:H1、H2など) メタディスクリプション(説明文、スニペット) 画像の代替テキスト(alt属性)タグ URL コンテンツ自体を最適化することで、特定のキーワードで視認性を向上させることができます。ただし、キーワードを詰め込みすぎたり、ロボットのようなコンテンツを作成しないようにしましょう。違和感のないように、キーワードは自然に入れましょう。 また、ローカル検索ランキング向上のため、Googleマイビジネスリストに登録することをお勧めします。これで、Google検索結果に表示される、地図やメニューの写真、住所などのビジネス情報を掲載し管理することができます。 検索順位を上げることは、一晩で出来ることではありません。実際、キーワードの競争率によっては、順位が上がるまでに数週間から数ヶ月かかることもあります。Semrushのようなツールを使って、キーワードをより深く分析することができます。検索結果でのブランドの可視性が向上すれば、より多くの質の高いリードを集めることができるようになります。 2. メールマーケティング戦略を活用する メールマーケティングの魅力は、強力で柔軟な上、効果測定が可能なマーケティングチャネルであることです。コンバージョン率の高い戦略なので、ブランドは必要最低限の予算で新規顧客を獲得して収益を拡大することができます。 メールのリードを獲得するには、まず理想的な顧客を特定し、彼らの抱える問題や悩みを理解する必要があります。次に、その問題を解決できる内容をカスタマイズし、リードを誘導するオプトインフォーム付きのランディングページを作成します。 最後に、潜在顧客がいる場所にオファーを載せます。ソーシャルメディア上でのオファーのプロモーションや有料広告の掲載などがそれに当たります。リードの質を高め、リードをさらに深く理解するために、名前やメールアドレス、ちょっとした情報の共有に同意してもらうように潜在顧客を優しく促すことです。 複数のリードを確保したからと言って、そこで終わりではありません。提供する製品やサービスがなぜ必要なのか理由づけをします。パーソナライズされた価値あるコンテンツを届けることで、リードを引き込み、顧客にすることができます。また、メールマーケティングのソフトウェアを使うことで、カスタマイズしたメールの作成やA/Bテストを行い、必要に応じて戦略を微調整することができます。 日本語ブログ参考記事: メルマガでのA/Bテストのポイントがまるわかり!比較項目別で事例から注意点までを一挙解説 3. ソーシャルメディアグループとコミュニティに参加する 自社の業界に関連したソーシャルメディアのグループやコミュニティを見つけて、直接潜在顧客の開拓をすることができます。例えば、FacebookのCRMグループはおそらく、営業、マーケティングチームやカスタマーサポート担当者などのCRMを実際に使用している人たちで構成されていると思います。CRMを構築している企業でこのような人々をターゲットにしているなら、このグループに参加することは理にかなっています。 グループに参加したら、リアルな繋がりを築くことに専念しましょう。作成したコンテンツの中でグループに役立つものを選択し、特別なプロモーションやオファー、メールリストに登録するためのリンクなどを共有します。ただし、このようなコミュニティやグループには独自の参加ルールがありますので、それを順守するようにしましょう。 グループに参加している間、定められたガイドラインに従わない場合は管理者がフラグを立てて、コンテンツを削除したりグループから完全に追い出したりします。Hrishikesh Pardeshi氏は、「まずは貢献し、後で販売する」というルールを推奨しています。つまり、90%の時間を質問と回答に費やし、残りの10%で製品のリンクを共有します。 4. 自社のコミュニティを構築する オンラインのコミュニティは、潜在能力の高いリードの良い供給源となります。ミシガン大学の研究によると、顧客がブランドのオンライン・コミュニティのメンバーになると、購入額が19%以上増加することが分かっています。 ブランドコミュニティや公開ソーシャルネットワークを作成する場合、主な目的は、ブランドに思い入れがあり、さらに関わりたいと思う熱心なフォロワーのグループを集めることです。必ずしも製品やサービスを利用している人たちだけで構成する必要はなく、ブランドを信頼してニッチな分野の権威者として尊敬されている人たちで構成することもできます。 そうすれば、コミュニティのチャンネルにオファーを投稿した時に、一部の人はそれを取り上げ、他の人はサポーターとして、コミュニティに参加していない友人や仲間にそれを共有することができます。 5. ウェブサイトを最適化する 想像してみてください。街を運転している時にユニークな外観の新しいお店に気づいたとします。次回出かけた時に、そのお店の中がどうなっているか気になって訪れる人がほとんどだと思います。 このお店と同様に、最適化されたウェブサイトは訪問者の注目を集め、素早くリードを顧客に転換することができます。サイトを最適化する際に気をつけることは以下の通りです。 ・ページの読み込み時間:読込時間が1秒〜3秒遅くなるだけで、ウェブサイトを去ってしまう潜在顧客の確率が32%上がります。 ・ウェブデザイン:90年代のようなウェブサイトでは、今日のリードはコンタクト情報は残してくれませんので、デザインには気をつけましょう。 ・モバイル最適化:リードの60%以上は、モバイルデバイスからサイト検索をしています。 6. 被リンク(バックリンク)を取り入れる 被リンクとは、外部のウェブサイトから自社ウェブサイトへ向けられたリンクのことで、バックリンクとも呼びます。バックリンクする質の高い外部サイト数が多ければ多いほど、自社のウェブサイトが検索結果の上位に表示されるようになります。 GoogleのSERPs(Search Engine Result Pages:検索結果)の上位に表示されるようになるには、この被リンクを考慮することが重要です。ウェブサイトのランクが上がれば上がるほど、得られるウェブサイトの訪問者(=リード)が増えます。 良質な被リンクを得るには、まずドメインの順位や権威性の高いサイトに接触します(SEMRushやMozなどのツールを使って、これらの数字を把握します)。次に、まとめ記事(ピラーコンテンツ)を共有し、リンクできそうな場所を確定してもらいます。まとめ記事とは、サイト内にある共通するテーマをもつ複数の記事をまとめたページの事を指します。類似したトピックをカバーし、まとめ記事に関連するキーワードを含むブログ記事にします。 各コンテンツは論理的な関係性・構造になっていて、ランディングページや料金ページ、ホームページのような、あまりに宣伝的なページにはリンクを依頼しないようにしましょう。 7. 広告を追加する 広告のようなアウトバウンド戦略を利用することもリード獲得には効果的です。広告には以下のような種類があります。 ・検索広告 ・リターゲティング広告 ・ソーシャルメディア広告 ・ディスプレイ広告 広告に割引やオファーを載せて、訪問者をランディングページに導いたり、ランディングページでそのオファーやメールリストに登録できるようにします。 8. コンテンツマーケティングを強化する 中小企業の多くはリードを獲得するため、Google広告のような有料チャネルに依存しています。マーケティングの戦略には、大きく分けて2つ、「アウトバウンドマーケティング」と「インバウンドマーケティング」があります。アウトバウンド戦略はとても効果的ですが、「プッシュ型」と呼ばれ、オーディエンスにメッセージを一方的に送ることになるので、関心の無い人にはネガティブな印象を与える恐れがあります。 一方で、インバウンドマーケティングは「プル型」で、お客様の問題解決に役立つようなコンテンツの作成を行い、長期的な信頼関係を築いていきます。コンテンツマーケティングはインバウンドマーケティングのうちの1つで、オーディエンスに関連する高品質なコンテンツの作成を行います。 より多くのリードを獲得するために作成できるコンテンツの種類は以下の通りです。 ・ブログ記事 ・電子書籍 ・動画(サイト:英語表記) ・インフォグラフィック(サイト:英語表記) ・出典(リソース) ・スライドショー ・ウェビナー コンテンツマーケティングの効果は非常に期待できるものです。 Content Marketing Institute社のデータによると、75%のB2Bマーケターが過去1年間にコンテンツマーケティングを利用してリード獲得に成功したことが分かっています。 コンテンツを公開することは、リード獲得のみに役立つだけではありません。例えば、質の高いコンテンツを提供することで読者はあなたを業界の専門家とみなし、提案やおすすめ情報などを信用するようになります。さらに、コンテンツを公開する度に、SEOの効果が高まるというメリットもあります。訪問者が増えると、リードもさらに増えるようになります。 まずは、読者が直面している疑問や問題を特定しましょう。このプロセスは、フォーラムや他のプラットフォームを利用します。調べた問題に関する特集コンテンツを作成してウェブサイトに公開します。常に価値を提供することに集中し、コンテンツを最適化してランキングを向上させましょう。 また、この戦略を利用してコンテンツと引き換えに氏名、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を要求するリードマグネットを作成することもできます。情報と引き換えにしてでも欲しいと思わせるコンテンツを作成し、ウェブサイトのフォームでリードを獲得しましょう。 以下は、Nlyte社がDCIMソフトウェアに関する無料の電子書籍を提供し、リードを獲得した例です。 出典(英語表記) 訪問者はフォームに入力するだけで、無料の電子書籍をダウンロードすることができます。リードマグネットを利用することで、メールリストを増やすことができ、そのリストをキャンペーンで育成することができます。これは、Win-Winの関係です。 9. ゲスト投稿を作成する ゲスト投稿はリンクビルディング戦略の1つですが、リード獲得にも効果的な手法です。ゲスト投稿とは、自社以外のブログサイトに記事を投稿することで、他サイトに記事を寄稿する人をゲストブロガーと呼びます。 例えば、SEOコンサルタント会社を経営しているとします。Search Engine Journal社のように多くの読者を持つSEOブログに連絡し、ゲスト投稿を受け入れてくれるかどうか確認します。ゲスト投稿を作成する際は、必ず専門性を示して自社サイトに戻るリンク(バックリンク)を追加します。 このようなゲスト投稿により、Search Engine Journal社に訪れたエンゲージメントの高い読者(サービスを提供できる顧客のグループにつながる)を自社サイトに送ることができるようになります。 10. 無料トライアルを提供する Apple社やAmazon社は何十年もかけて評判を築き上げてきました。その結果、会社のことを深く理解しているため、消費者は毎年たくさんのお金を費やすことに躊躇しません。 しかし、スモールビジネスの場合、同じようには行きません。サイトの新規訪問者はこれまでこの企業で買い物をしたことがないため、不安を抱いている可能性が高いです。このような迷いを解消し、リードを獲得する方法の1つが無料トライアルを提供することです。 あるSaaSのレポートによると、SaaS企業の16%が無料トライアルまたはフリーミアム(特定のサービスを無料提供し、それ以上のサービスに対して課金されるビジネスモデル)から新規顧客の半数以上を獲得しています。 画像の出典(英語表記) 無料トライアルは、製品やサービスを体験する機会を潜在顧客に与えることができるため非常に効果的です。これは、頻繁に買い物客から車の所有者になるきっかけとなる自動車販売店で頻繁に提供される試乗のようなものです。 まだ無料トライアルを行なっていない企業は、ぜひこの機会に製品やサービスの無料トライアルを提供してみてください。そして、ウェブサイトで見つけやすい所に無料トライアルを提示するようにしてください。 例えば、PandaDoc社は電子署名ソフトウェアの14日間無料トライアルを提供し、ホームページにその旨を明示しています。 画像の出典(英語表記) 無料トライアルに登録した人は全てマーケティングファネルに取り込まれます。つまり、すべての登録者が顧客になるまでリードナーチャリングし続けることができるということです。 もちろん、無料トライアルが必ずしもすべての企業に上手く機能するとは限りません。そのため、さまざまなオファーを試してみて、それを続けるかどうかを自身で判断するのが良いでしょう。 11. レビューサイト上でカスタマーレビューを取得する 最後に購入したものを思い出してみてください。新規購入(過去に買ったことがないもの)だった場合は、すぐには買わず、購入決定する前に隅々までリサーチしたに違いありません。レビューが購入意思決定に与える影響は、ますます大きくなっています。 B2Bマーケターの73%は購入を評価するのに複数の情報源を利用しています。同業者や専門家、レビューサイトにさえ目を向けています。ここでは、レビューサイトについて詳しく見ていきましょう。 G2社やTrustpilot社のようなレビューサイトは、ユーザーがソフトウェア製品に関するレビューを書くことができます。他の人はそのレビューを読んで、製品の評価をし、ニーズに合うかどうか判断できます。業界の人気レビューサイトで存在感を示すことは、リード獲得に驚くほど効果があります。 もちろん、この戦略は好意的なレビューを得ることができれば、さらに効果的ですが、否定的なレビューが多いと見込み客が購入決定を躊躇してしまいます。顧客にレビューを頼んでみましょう。特に、長い付き合いのある顧客は喜んでレビューを書いてくれるはずです。 12. ランディングページを作成する ウェブサイトでリードを獲得していない場合は、広告をクリックした後に最初に足を運ぶランディングページに原因がある可能性が高いです。 ランディングページのデザインが乏しく、製品の価値を上手く伝えられていない場合は、コンバージョンは無残な結果となるでしょう。 あまりにも多くの企業がトラフィックをホームページに送るという過ちを犯しています。ホームページは訪問者がサイトの別のページにアクセスする際のハブとしての役割で、コンバージョンの最適化はされていないためトラフィックを集める場所としては適していません。 デザインや技術の経験が浅くても、ランディングページビルダーを使えば、簡単に最適化されたランディングページを作成することが可能です。これによって、より多くのリードを獲得し、営業チームがリードのナーチャリングに取り組むことができます。 日本語参考ページ:ランディングページの作成方法について まとめ リード獲得はビジネスの成長に重要です。上記の12のリード獲得テクニックを実践してみてください。何が機能して、何が機能しないかを特定するため、必ず分析を行なってください。 結果が出始めたら、ビジネスプロセス自動化ソフトウェアを導入して、リード獲得のプロセスの一部を自動化することを検討してください。これにより営業チームが反復作業に費やす時間を削減でき、リードの絞り込みなど、より価値の高い業務に時間を割くことができるようになります。 --- ### 機能アップデート:メールエディターに「お気に入りブロック機能」が追加されました! - Published: 2022-03-27 - Modified: 2022-04-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information10/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです。当記事ではBenchmark Emailに新たに追加された最新機能をご紹介します。 今までたくさんのユーザー様から、一度メールエディター上で作成した「ブロック」を保存して、同じ内容を再利用したいというご要望をいただいておりましたが、今回追加された「お気に入りブロック」という機能でそれができるようになりました。 今までブロックの再利用をしていただく際には、メール自体をコピーしていただくというお手間をおかけしていましたが、今回の機能アップデートによってブロック単位で保存・再利用をしていただけます。 ※「お気に入りブロック」は、有料プランのユーザー様のみがご利用できる機能です。 2022年4月より、無料プランのユーザー様もご利用頂けるようになりました。 ブロックを保存するには、メール編集画面で保存したいブロックにカーソルを合わせて、ブロックの保存ボタンをクリックします。 「お気に入りに追加」というウィンドウが現れますので、ブロックに名前をつけて、「保存&閉じる」をクリックします。 保存されたブロックを利用する際には、左にあるメニュー内の「お気に入りブロック」から選ぶことができます。 メールを作成する際、「お気に入りブロック」を、挿入したい場所へドラッグアンドドロップすると、保存されたブロックの一覧が表示されます。 利用したいブロック名を選択すると、メール内に追加されます。 より詳しい解説はこちらのページをご覧くださいませ。 FAQページ:お気に入りブロック 関連記事: 機能アップデート:新しくeコマースブロックが追加されました! 機能アップデート:Shopify商品ブロックが追加!メール連携で商品情報の掲載が簡単に。 機能アップデート:メールエディタのセクション機能追加によりレイアウトが更に簡単に! --- ### 機能アップデート:Benchmarkドメインを使って簡単にランディングページの公開が可能に! - Published: 2022-03-16 - Modified: 2022-04-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information10-2/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! この機能アップデート記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートでは、ランディングページ作成機能において、Benchmark専用ドメイン(Benchmarkが提供するサブドメイン)を使ったランディングページの公開が可能となりました。 これまでは、ランディングページを公開するにはユーザー様が用意する独自ドメインやそのサブドメインの設定が必要でしたが、今後はBenchmark専用ドメインを使用して簡単にランディングページを公開することが可能です(ドメイン設定も不要です)。 *この機能は有料プランをご利用中のユーザー様のみご利用いただけます *引き続き独自ドメインでの設定も可能です Benchmark専用ドメインの確認方法 Benchmark専用ドメインを確認する方法は、以下の通りです。 アカウントの「ランディングページ」より、「ドメイン管理」をクリックします。 「ドメイン管理」ページの「Benchmark専用ドメイン」欄に表示されているのが、アカウントに割り振られているBenchmark専用ドメインです。この専用ドメインについては、変更ができません。 Benchmark専用ドメインを使用して、ランディングページを公開する方法 カスタムドメインの設定(独自のドメインでページ公開をする場合の設定)をしていない場合は、Benchmark専用ドメインでページが公開されます。 公開までの流れは、以下の通りです。 アカウントの「ランディングページ」右上の「新規ランディングページ作成」をクリックします。 管理用のランディングページ名を入力し、デザインエディタを経由して、チェックリストページに進みます。 「ランディングページURL」をクリックします。 ランディングページURL設定部分には、自動でBenchmark専用ドメインが入力されています(カスタムドメイン設定を行っている場合は、ここにはカスタムドメインが表示されます)。 専用ドメインに続くパス部分については自由に設定が可能ですので、お好きなパスを設定してください。 あとは、「デザイン」「ページ情報」「コンバージョンゴール」等、その他の設定を行っていただき、右上の「出力」ボタンを押すだけで簡単に公開が可能です。 その他の設定部分について、詳しくは以下のページをご参照ください。 関連FAQページ:ランディングページとは何ですか? ランディングページ機能では、イベント用の集客ページや商品紹介ページ、資料請求ページなど様々なページを無制限で作成いただくことが可能です。 ぜひ今回のアップデートを機会に、ランディングページ機能をご活用ください。 (関連FAQページ) ・ランディングページのドメインについて ・ランディングページの作成方法について (その他機能アップデート記事) ・Shopify商品ブロックが追加!メール連携で商品情報の掲載が簡単に。 ・新しくeコマースブロックが追加されました! --- ### Webマーケティング業務上の悩みと解決方法調査 2021年度版 - Published: 2022-03-14 - Modified: 2024-03-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/survey-results-concerns-and-solutions-on-marketing-in-2021/ - Categories: メールマーケティング, マーケティング全般, 独自調査レポート - Tags: メール, 調査, Webマーケティング, 結果, 悩み, 業務上, 解決方法 本記事は、「Webマーケティング業務上の悩み」と「業務で困った時の解決方法」についての調査結果を分析したものです。本調査はもともと社内でのマーケティング調査として行ったものですが、皆様のWebマーケティング業務にお役に立つ情報が含まれているのではないかと考え、調査結果の一部を公開いたします。 <調査の目的> 当社は、日本のWebマーケティング従事者の抱える業務上の悩み、また困ったときの解決方法について調査を行いました。また、各回答者の年齢・会社規模・Webマーケティング業務に従事した年数・社内のWebマーケティング従事者の数・勤務先への平均出社日数などによって、回答にどのような変化があるか分析を行いました。 <調査概要> インターネットリサーチによる調査を行った。当調査上では下記の業務をWebマーケティングと定義し、自社製品・サービスのマーケティング部門、広告代理店、制作会社、コンサルティング会社などでWebマーケティングに関わっておられる日本国内の20代~60代の会社員、会社役員、自営業の方々を対象とし、975名から回答を得ました。回答者の属する企業・組織規模と割合は「10名以下 (12. 9%)」「11~100名 (20. 9%)」「101~500名 (21. 3%)」「501~1,000名 (13. 6%)」「1,001~5,000名 (13. 9%)」「5,001名以上 (15. 9%)」であり、調査期間は2021年月9月14日~10月4日に行いました。 ・Web制作 (ディレクション、開発、デザイン、ライティング、動画、LPなど) ・Web解析 (Google Analyticsなど) ・SEO対策 ・Web広告の運用管理、分析など ・メールマガジンの運用管理、分析など ・SNSアカウントの運用管理、分析など ・MAツールの運用管理、分析など ・マーケティングリサーチ、分析など ・マーケティング戦略、企画全般 最初に「Webマーケティング業務上の悩み」と「業務で困ったときの解決方法」それぞれの調査結果とランキングをご紹介します。そのあとで、各悩みや解決方法について詳細な分析をしていきます。 Webマーケティング業務上の悩み 全体調査結果 まず、「現在、あなたがWebマーケティング業務を行う上で、以下のような悩みはありますか?」という設問の結果はこちらです。 どの悩みにおいても「あてはまる」が30%台と、業務において何らかの悩みを抱えているWebマーケターが一定数いることが分かります。続いて、それぞれの回答者にはどんな特徴があるのかについて見ていきます。 Webマーケティング業務上の悩み 企業規模別ランキング まずは、企業規模によって業務上の悩みに変化があるかを調査するため、従業員数10名以下の会社に勤める人と、従業員数5,001名以上の会社に勤める人の結果を確認しました。尚、実際の調査結果には他の従業員規模グループの回答もありますが、本記事では傾向を分かりやすくお見せするため、あえて両極端の2グループをピックアップしています。 また、上記グラフを元にした業務上の悩みランキングはこのようになりました。 ■ 従業員数「10名以下」ランキング 1位:期待する成果がなかなか出ない(65. 5%) 2位:専門知識不足、Webマーケティングの学習に時間がかかる(59. 8%) 3位:担当すべき業務が多い、人手が足りない(58. 6%) ■ 従業員数「5,001名以上」ランキング 1位:各施策の効果測定をやりきれていない、どの施策が効果的かわからない(82. 4%) 2位:上司の説得、承認、予算確保に時間がかかる(77. 9%) 3位:期待する成果がなかなか出ない(77. 2%) 規模が小さい会社は専門知識や学習時間不足、業務量に関する悩みのシェアが多かったのに対し、規模が大きい会社は「上司の説得、承認、予算確保に時間がかかる」という悩みが2位に入りました。 Webマーケティング業務上の悩み 従事年数別ランキング さらに、Webマーケティング業務の従事年数と各悩みにはどのような関係があるのか見ていきます。従事年数が「1年未満」の回答者と、「15年以上」の回答者の結果がこちらです。 尚、実際の調査結果には他の従事年数グループの回答もありますが、本記事では傾向を分かりやすくお見せするため、あえて両極端の2グループをピックアップしています。 また、従事年数別の悩みランキングはこちらです。 ■ 従事年数「1年未満」ランキング 1位:困ったときに相談できる人がいない(66. 3%) 2位:ツールの選定や習熟に苦労する(63. 5%) 3位:他部署とのコミュニケーションで苦労する(61. 5%) ■ 従事年数「15年以上」ランキング 1位:担当すべき業務が多い、人手が足りない(78. 9%) 2位:上司の説得、承認、予算確保に時間がかかる(68. 4%) 3位:ツールの選定や習熟に苦労する・困ったときに相談できる人がいない(65. 8%) Webマーケティング業務の従事年数が「1年未満」の回答者は、困ったときの相談相手や他部署とのコミュニケーションなど、仕事上の人間関係に関する悩みが多いのに対し、従事年数が「15年以上」の場合は、業務量や上司の説得・予算確保など、業務に直接関わる悩みが多いことがわかります。 Webマーケティング業務上で困ったときの解決方法 全体調査結果 Webマーケティング業務上の悩みに続き、「Webマーケティング業務上で困ったときの解決方法」についての調査結果をご紹介します。 「現在、Webマーケティング業務を行う上で、困ったときの解決方法として以下の中で行うことはありますか?」という設問の結果はこちらです。 続いて、企業規模と従事年数別に「困ったときの解決方法」のランキングを見ていきます。 Webマーケティング業務上で困ったときの解決方法 企業規模別ランキング 企業規模によってWebマーケティング業務上で困ったときの解決方法はどのように異なってくるのでしょうか。従業員数10名以下と、従業員数5,001名以上の企業に勤める回答者の結果がこちらです。 さらに企業規模別のランキングがこちらです。 ■ 従業員数「10名以下」ランキング 1位:インターネット(Google、Yahoo! など)で検索して調べる(76. 2%) 2位:利用しているサービスのマニュアル(FAQ、サポートページなど)で調べる(43. 6%) 3位:Youtube動画を見る(40. 6%) ■ 従業員数「5,001名以上」ランキング 1位:インターネット(Google、Yahoo! など)で検索して調べる(81. 4%) 2位:社内の詳しい人に相談をする(77. 1%) 3位:利用しているサービスのマニュアル(FAQ、サポートページなど)で調べる(74. 3%) 「インターネット(Google、Yahoo! など)で検索して調べる」が、いずれにおいても1位という結果となりました。さらに2つのランキングを比べてみると、従業員数10名以下の会社では「Youtube動画を見る」が3位に入った一方、従業員数5,001名以上では「社内の詳しい人に相談をする」が2位となり、企業規模によって異なる解決方法が採用されていることがわかります。 Webマーケティング業務上で困ったときの解決方法 従事年数別ランキング 続いて、困ったときの解決方法が、Webマーケティング業務の従事年数によってどのように変化しているのかを見ていきます。従事年数が「1年未満」と「15年以上」の回答者の結果がこちらです。 また、従事年数別のランキングはこちらです。 ■ 従事年数「1年未満」ランキング 1位:インターネット(Google、Yahoo! など)で検索して調べる(77. 9%) 2位:社内の詳しい人に相談をする(54. 2%) 3位:利用しているサービスのマニュアル(FAQ、サポートページなど)で調べる(49. 6%) ■ 従事年数「15年以上」ランキング 1位:インターネット(Google、Yahoo! など)で検索して調べる(82. 9%) 2位:利用しているサービスのマニュアル(FAQ、サポートページなど)で調べる(61. 0%) 3位:Web関係の取引先(Web制作、広告代理店、コンサルタント)に問い合わせる・利用しているサービスの担当者やサポートに問い合わせる(53. 7%) また、Webマーケティングの従事年数を4段階に分けて困った時の解決方法を見たところ、以下のような特徴が分かりました。 ~5年未満は「社内の詳しい人に相談をする」がインターネット検索に次いで多い 5年以上〜9年未満は「Web関係の取引先(Web制作、広告代理店、コンサルタント)に問い合わせる」がインターネット検索よりも多い 9年以上〜13年未満、また13年以上の従事者はいずれも「利用しているサービスのマニュアル(FAQ、サポートページなど)で調べる」がインターネット検索に次いで多い インターネット検索がどの年代でも人気であることを除くと、従事年数が5年未満までの人は社内の詳しい人に相談をすることが多く、5年以上〜9年未満の人は取引先へ問い合わせを行い、従事年数がそれ以上のマーケターは、利用サービスのマニュアルによって解決することが多い傾向にありました。 従事年数が短い人は上司や先輩へ相談をすることができる一方で、従事年数が長い場合は社内では「相談される側」になっているため別の解決方法を選んでいるのかもしれません。 ここからは、さらに詳細な結果について、いくつか回答をピックアップをしてご紹介します。 業務上の悩み「専門知識不足、Webマーケティングの学習に時間がかかる」について Webマーケティング業務上の悩み「専門知識不足、Webマーケティングの学習に時間がかかる」について、勤務先への出社日数やWebマーケティング業務に従事した年数と、どのような関係があるのか調べました。 当調査では2020年4月の緊急事態宣言以降〜現在において、オフィスや特定の勤務地への平均出社日数を伺う設問をもうけました。その各回答者が「専門知識不足、Webマーケティングの学習に時間がかかる」を選択した割合は以下です。 このように、2020年4月の緊急事態宣言の前後にかかわらず、出社日数が多い人ほど悩みを抱えている人が多い傾向にありました。 また、Webマーケティング業務の従事年数との関係性を見たところ、「1年未満」「15年以上」に比べ、中間層の方が悩みを抱えている傾向にありました。 従事年数が1年未満の場合は、新卒採用も含め「未経験者」として採用されるため、研修が行われたり、業務の中で学習時間が取りやすいのかもしれません。また、15年以上の従事者は既に習熟度が高いため、専門知識不足や学習時間不足への悩みが少ない傾向にあるのではないでしょうか。 業務上の悩み「担当すべき業務が多い、人手が足りない」について Webマーケティング業務上の悩み「担当すべき業務が多い、人手が足りない」について、社内のWebマーケティング業務従事者(以下、Webマーケターと呼びます)の人数や企業規模と、どのような関係があるかを調べました。本悩みは、会社規模が「従業員数10名以下」の企業に勤務している回答者の悩みランキングでは、3位にランクインしています。 「担当すべき業務が多い、人手が足りない」という悩みについては、社内のWebマーケターが多いほど悩んでいる人は少ないのではないかと予想していましたが、逆の結果となりました。Webマーケターの人数が多い会社で働いている人の方が、悩んでいる人も多い傾向にありました。また、最も悩んでいるのはWebマーケターの人数が「11人~15人」の会社に勤める回答者でした。 企業規模に関しては、規模が大きい方が悩む人の割合が高い傾向がありました。 Webマーケターの人数が多い会社は、同時に企業規模も大きい傾向にあると考えられます。規模が大きい会社ほど商品やサービスの数が多いため、業務量が必然的に多くなっているのかもしれません。また、大企業では分業が進んでいたり様々な部署があるため、Webマーケターの人数が多い会社であっても「人手不足」と感じてしまっている可能性もあります。 業務上の悩み「困ったときに相談できる人がいない」について 「困ったときに相談できる人がいない」という悩みと、社内のWebマーケターの人数の関係性を調べました。社内のWebマーケターの人数が少ないほど「相談相手がいない」という悩みを抱えている人が多いと仮説を立てていましたが、実際は以下のような結果となりました。 最も悩みが多かったのはWebマーケターの人数が「11人〜15人」で、Webマーケターの人数が多いほど悩む人の割合が高い傾向にありました。このような結果となった理由は、先述した通り、規模が大きい会社ほど分業が進んでいたり、様々な部署が存在するためだと考えられます。規模が大きい企業では関係者が多いため、誰が何を担当しているのか把握することが難しく、相談相手を探しづらいのかもしれません。 続いて、会社への平均出社日数によって「困ったときに相談できる人がいない」という悩みがどのように変わってくるのかを見てみました。 傾向としては、出社日数が少ない人の方が悩みを抱えている人も少ないことが分かります。「出社して直接相談する」と「チャットツールなどでテキストや通話で相談する」を比較すると、後者の方が相談がしやすいということでしょうか。このような結果になった理由は以下だと考えます。 チャットの場合、リアルタイムでなくても相談できる 直接会って相談相手の時間を割いてもらうことの方が気を遣ってしまう リモートワークが実現できている会社はチャット文化が確立されているため、チャットで相談をすること自体に慣れている 業務上の悩み「上司の説得、承認、予算確保に時間がかかる」について 「従業員数5,001名以上」の企業に勤める人の悩みランキングで2位にランクインした「上司の説得、承認、予算確保に時間がかかる」について、改めて企業規模別の傾向を見てみました。 表の通り、企業規模が大きいほど「上司の説得、承認、予算確保に時間がかかる」悩みが多い傾向がありました。10名以下の会社では31. 0%と、かなり少ない結果が出ています。 また、会社への平均出社日数別の結果がこちらです。 最も悩みが少なかったのは、平均出社日数が「週1日未満」の回答者でした。週1日未満までリモートワークが進んでいる会社はオンラインツールの導入が進んでいることが多く、稟議がオンラインツール上で完了するため、このような結果になったのかもしれません。 困った時の解決方法 年代別の傾向 最後に、Webマーケティング業務上で困ったときの解決方法について、年代ごとに異なる傾向があるか調べてみました。全体の傾向は以下のグラフの通りです。 上記グラフから、「インターネット(Google、Yahoo! など)で検索して調べる」は、どの年代においても最も多い回答であること、そして50代においては他の解決方法に比べて、圧倒的にこの解決方法の割合が高い(81. 3%)ことが分かります。若い世代はSNSやセミナーなど、インターネット検索以外の解決方法も満遍なく活用している一方、50代はインターネット検索で手早く解決していることが伺えます。 また、TwitterやFacebookなど、SNSを利用して悩み事を解決すると答えた人の年齢層を調べた結果、以下の通りとなりました。 SNSについては、20代〜30代が解決方法として多く使っている傾向がありました。 尚、総務省が発表した「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」では、Twitter・Facebok・Instagramの年代別の利用率は以下となっています。 日常的な利用と業務上での利用は異なるものですが、総務省のデータと比較するとWebマーケターの40代・50代はSNS利用率が高めであることから、WebマーケターのSNSリテラシーは平均して高いことが伺えます。 また、同様に「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」から引用したYoutubeの利用率はこちらです。 YoutubeはTwitterやFacebookなどのSNSと比較して、全年代において利用率が高いことが分かります。近年はYoutubeチャンネルを使用して情報発信をしている企業が増えている傾向にあります。当社でもYoutubeではセミナー動画やサービス紹介動画などを公開しており、毎月一定数の再生がされています。TwitterやFacebookだけではなくYoutubeを利用することで、さらに認知度拡大や会社への信頼度の向上に繋がるのではないかと考えています。 Benchmark EmailのYoutubeチャンネルはこちら まとめ 以上、Webマーケティング従事者の抱える業務上の悩み、また困ったときの解決方法についての調査結果をお届けしました。回答者の属性や勤務状況によって悩みや解決方法に特徴があることが分かり、興味深い結果となりました。 当社では今後も様々なテーマ・角度から日本国内のインターネットユーザー動向について調査を続け、メール配信システムのベンダーとして、ユーザー様により良い成果を上げていただけますよう尽力してまいります。 日本のWebマーケティング従事者に関する調査については、以下のブログ記事もご覧ください: コロナ禍におけるメルマガ配信・マーケティング業務の変化について 2021年版 --- ### 動画コンテンツ作成に役立つ手軽な動画作成ツール9選  - Published: 2022-03-08 - Modified: 2022-03-08 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/video-creation-tools-for-marketing-and-support/ - Categories: メールマーケティング, 機能・便利ツール, マーケティング全般 - Tags: 動画, 動画作成ツール, 動画制作, 編集 メールの開封率、CVR向上のために動画を活用したいとお考えのマーケティング担当者の方は少なからずいることでしょう。 この記事では、メールマーケティングと相性のいい動画制作サービスを3種類9つ選び、それぞれの特徴と、適している商材や用途などについて解説します。 動画の制作を外注する費用は、制作の仕方や求めるクオリティによって数万円から数百万円のひらきがあります。それにかかる時間も数日間から数ヶ月間のひらきがあります。一般的にメールで配信する動画は、広告・販促プロモーションの一環で制作したものを使用してきました。これは、メールマーケティングで使用する動画のためだけに多くの費用と時間をかけられないという事情によるものでしょう。 みなさんの配信するメールの目的や配信頻度(平均的な配信頻度は4通/月)は異なりますが、定期的に配信しているすべてのメールに動画を入れようとした際、1本の動画をつくるのに最も安くて数万円、早くて数日間をかけることは避けたいところです。 そこで、この記事では動画を外注するのではなく、ご自身で制作するためのサービスをピックアップしました。ただ、自分で動画を制作するといっても、メールマーケティングの担当者は他の業務を兼任している方が多く、動画編集ソフトを購入して、その操作方法を取得し、素材を撮影してイチから編集するという余裕はないはずです。以上のことから、メールマーケティングで動画を活用するには、下記を抑えることがポイントになってきます。 ◆導入コストが低く済む、簡単に習得できる ◆自分で簡単に制作できる、制作時間が短くて済む ◆以上のポイントを押さえたうえで、そこそこのクオリティに仕上がる また、ふだんお使いのMacやWindowsに標準搭載されている「iMovie(アプリ、PC)」「フォト」「ビデオエディター」でもBGMやテロップつきの動画を制作することができますが、それだけではBGMやデザインなどのバリエーションが限られてきてしまいます。そこで、以上の条件を満たした動画制作サービスを、メールマーケティングの主要な目的である「販促・プロモーション」「営業・見込客育成」「サポート・メンテナンス」の3種類に分け、合計9つピックアップしてみましたので、ご参考下さい。 (1)販促・プロモーション 新商品のお知らせやキャンペーンの告知、プレスリリースの案内など、販促・プロモーションを行うための動画は、視聴者に興味関心を持ってもらうため、テロップなどのデザインやトランジション(カット間の切り替え)、グレーディング(色調などの調整)、BGMやSEなど、様々な演出を施したいものです。こうした作業を行う動画編集ソフトには『Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)』、 Adobe社の『Premiere Pro(プレミアプロ)』がありますが、習得に時間がかかるのと、こだわりだすといつまでもこだわることができてしまいます。そこで、できるだけ少ない労力で、手軽に編集ができる動画編集アプリとブラウザで動画制作ができるWebサービスをピックアップしました。 VLLO App Store Google Play ストア 海外製の動画編集アプリですが日本語フォントが多く、自社製品の特徴や情報を届けたい属性に合わせてフォントを調整・変更できる点がお勧めです。また、1文字ずつ文字サイズや色、影、枠線、背景色などを変更できるのも特徴です。 他の動画編集アプリに比べて機能が充実しており、素材となる動画に後で声を入れたり、アプリではめずらしいPIP(picture in picture)機能で、動画の上に動画・画像・GIFを入れるといった高度な編集も可能です。 嬉しい機能として、モザイク処理を簡単に入れることができます。肖像権などの関係で動画に映り込んだ人の顔など、どうしても出せないものがあるとき、アプリひとつでモザイクをかけられるのはかなり便利です。 高度な編集機能が充実していることから、YouTube動画やレシピ動画など幅広い用途に使われています。有料版ですべての機能が利用可能です。 CapCut(キャップカット) App Store Google Play ストア 音楽、テキストや動画のエフェクト、スタンプなどの種類が豊富です。また、テキストにアニメーションもつけられるので、使用する素材が静止画だったとしても、テキストをアニメーション化することで、絵面をにぎやかにすることができます。 美顔フィルター機能がついており、人を出したい美容系・メイク・ファッション系製品にお勧めです。 無料の動画編集アプリはときどき落ちてしまう問題が起こりますが、CapCutには自動データ保存機能があるので、万一アプリが落ちたとしても編集データが残っているので安心です。 無料アプリで動画制作するときにつきものの、アプリのロゴが動画の最後に自動で表示されますが、こちらは編集画面で削除することが可能です。 Quick アクションカメラで人気のGoProが提供する動画編集アプリ。動画の編集が終わって書き出すと、連動しているSNSに自動でシェアできます。 他のアプリとの一番の違いは、GoPro やデジタル一眼レフカメラなどで撮影した写真やビデオをBluetooth機能を使用して取り込むことができる点です。最近のスマートフォンのカメラスペックも上がっていますが、写真のクオリティにこだわりたい商品やサービスの場合は、シームレスにデータ取り込みできるこの機能を重宝するはずです。 コントラスト、カラー、明るさの調整などの編集と、GoPro 独自のフィルターがけなどの機能も充実しています。 同じくGoproから「Splice」という動画編集アプリがあり、こちらは音楽やフィルタの種類はQuickよりも豊富ですが、Androidでは提供されていません。 ●無料アプリを使用する際の注意点 全体的にカジュアルなデザイン、フィルター、BGMが多くなっています。無料プランでも動画制作には十分ですが、有料にすることでさらにクオリティを高めることができます。 お使いの端末の状況にもよりますが、動画制作中にアプリが落ちてしまうこともあります。それを見越した自動保存機能を提供するアプリもありますが、このあたりは無料・安価なアプリを使用することのトレードオフとして受け入れる必要があります。 上述したアプリは主に海外製のもので、かつ無料・安価なものでした。以下に紹介するサービスは日本企業が開発・運営し、サポートも充実している動画制作サービスです。 リチカ 動画広告やSNSなどに投稿する短尺動画作成に適したWebサービスです。通販、美容医療、旅行など、動画作成のためのフォーマットが多数用意されており、動画に使用する静止画や動画素材の数、尺(秒数)、配信先(Facebook、Instagram、Twitterなど)、スクエア、縦型、横型のサイズを指定して、ブラウザだけで簡単に動画を制作することができます。 素材はドラッグ&ドロップで直観的に操作可能という点で、Benchmark Emailでのメールデザインに慣れた方には親しみを感じるUIになっています。 リチカの便利で嬉しい機能は「サイトから抽出機能」です。動画に使用したい素材のあるサイトのURLを入力すると、そのページで使われている画像が一覧で表示されます。「自社サイトのあの素材を使いたいけど持ち主がわからない」「確認して取り寄せる時間がない」という場合、すぐに素材を手に入れることができます。 フォント変更機能、カラー変更機能、BGM変更機能などもあり、商品やブランドに合わせて制作することができます。 料金は非公開ですが月10万円〜で20本までとのことです。 ビデオブレイン 秒数と動画のサイズを指定し、テキストと素材を放り込むと、AIがカット数や素材を見せる順番などの構成を自動的につくってくれる驚きの動画制作サービスです。テキストの内容と、放り込んだ動画・静止画素材をAIがマッチングしてくれるため、動画や静止画に対して、ひとつひとつテロップを入力する必要がありません。これはかなり作業時間を短縮してくれます。 また、メールのABテストに慣れている方にお勧めなのが、「複数動画生成機能」です。これは、一本動画をつくれば、AIが画角や尺、演出などが異なる約6パターンの動画を自動生成してくれる機能です。この機能は、異なるSNSや、ブログ、Webサイトへの配信を想定して開発している機能と思われますが、メールで使用する場合、どのくらいの秒数の動画が最も視聴者にとって快適か?ということを把握することに活用できると思います。 また、同社が提供する動画素材やPixtaなどのストックフォトサービスと連携しているため、動画制作のための素材が乏しい場合でも、ビデオブレインのなかで調達することができ、早い時間かつ少ない手間で動画を制作することができます。 料金は月15万円でつくり放題です。(2022年1月現在) 販促・プロモーションを目的とする動画はBtoCでの利用が多いですが、その動画を視聴する、つまりメールを受け取る受信者の視聴デバイスは、スマートフォンが多いのではないでしょうか?動画というと16:9の横長の画角をイメージされる方が多いと思いますが、スマートフォンのメール受信者が多い場合、スクエア型や縦長型の動画の方が、視聴者の快適さ・利便性が高いです。ここまで紹介したサービスは、16:9はもちろん、スクエアなど各種画角の動画が制作できるようになっていますので、受信者の視聴環境に応じて制作すると良いでしょう。 (2)営業・見込客育成系 このカテゴリーでは、主に法人向け(BtoB)で、取引のあるお客様や、セミナーや展示会などの参加者(見込客)に向けた情報提供を行うための動画編集ソフトとWebサービスを紹介します。このカテゴリーの動画は、コロナ以前はセミナールームや会議室に大きなモニターやホワイトボードを置いて、プレゼンターが傍に立って説明するものを収録することが多かったですが、コロナ以降はパワーポイントやキーノートのスライドを収録し、ワイプで担当者が話すといタイプのものが一気に増えています。場所をおさえて撮影しようとなると、周辺や背景の植生・小道具などに凝りたくなり、それが準備の時間と手間を増やしてしまいますが、PCが一台あれば、プレゼンテーションやウェビナーが制作できる手軽さは動画制作のハードルをぐっと下げてくれます。 パワーポイント WindowsのPCであればほぼほぼインストールされているパワーポイントで、動画を制作できることをご存じでしたか?パワーポイントには「画面録画」という機能があり、ウェビナーなどで視聴者に見せるスライドを収録することができます。スライドに施したアニメーションの収録や、プレゼンテーション中にテキストを打ち込んだり、文字や図を描画したりすることもできます。もちろん、プレゼンターの顔をワイプで表示することもできます。 こうした録画機能はZoomやTeamsにもありますが、パワーポイントの画面録画の嬉しい機能は「一時停止」ができることです。Zoomなどの録画では、途中で休憩したかったら一度録画を終了して、また新たに収録することになります。これだと動画が2本以上になってしまうため、あとからそれらの動画を一本にまとめる編集作業が発生してしまいます。しかし、収録中に一時停止できると、途中でいつでも休憩ができ、一本の動画として完成させることができます。 Loom ブラウザで画面やワイプの顔出し収録ができるChrome向けのWebサービスです。パワーポイントなどのアプリケーション画面、Chromeのタブ画面などを収録することがd系ます。 Benchmark Email JapanのYouTubeチャンネルで配信している動画の多くも、Loomで制作しています。(ぜひこの機会にチャンネル登録お願いします!) Loomの特徴の一つに、収録した動画をYouTubeや動画配信ストレージなどにファイルをアップロードするという作業が不要、というものがあります。収録が完了すると動画を視聴するためのURLが発行されるので、そのURLをメールに入力・埋め込んでおけば、そのまま動画を視聴することができます。収録した動画ファイルのダウンロードも可能なのでLoomで作成して、自社のYouTubeチャンネルにアップロードするという使い方もできます。 また、Loomのワイプは同種のサービスではめずらしい、〇(まる)型デザインのものがあります。プレゼンテーション動画は無機質なものになりがちですが、ワイプのデザインが〇になっているだけでも、やわらかい・カジュアルな雰囲気を出すことができます。 無料で使用することができますが、保存できる動画の本数に上限があります。また、動画視聴時のサムネイルを変更できなかったり、動画プレイヤーにCTA(Call To Action)という任意のURLのボタンを設置できなかったりします。これらの機能は有料プランに切り替えることで使用することができます。 ●プレゼンテーション動画、ウェビナー動画を制作する際のポイント 話者が話をしている最中にはそもそも音楽は不要ですが、ウェビナーのオープニングやエンディングには、タイトルカットとしてBGMなどの演出を施したくなると思います。このような場合は、別の動画編集ソフトで制作し、その後ウェビナー本編の動画ファイルとつなぐといった編集作業が必要になります。 このオープニングやイントロなどの動画制作にお勧めのサービスを紹介します。 Canva InstagramなどSNS投稿用の画像を作成できるWebサービスとして認知が高まっているCanvaですが、実は動画も制作することができます。パワーポイントやLoomより、もう一歩カジュアルな雰囲気を出していきたい場合は、Canvaのテンプレートを活用した動画制作がお勧めです。 ここで制作した動画を上述のサービスで作成したプレゼンテーション・ウェビナー動画と一つにすることで、より視聴者の興味関心を引くような動画制作が可能になります。 なお、Canvaで作成する動画は、販促・プロモーションにも十分利用できます。 (3)サポート・メンテナンス メールを送る目的には、製品を購入してくれた方への操作方法、お手入れ方法などの情報発信もあると思います。 操作方法やお手入れ方法といった動画は、ステップ1,2,3といった手順を説明する「マニュアル型」がお勧めです。視聴者の興味関心を引くことよりも、視聴者がわかりやすい内容と構成にしていくことが最も重要です。 Teachme Biz 企業内の各種マニュアル動画制作に特化したWebサービスです。5万円/月〜から利用できます。他のサービスと同じく、用意されたテンプレートに沿って作成していきますが、「ステップ構造」で作成するところや、画像や動画にテロップや矢印をのせて、説明をわかりやすくすることができるのが特徴です。社内向けのマニュアル作成ツールとして開発されていますが、制作した動画は一般公開できます。 特徴としては、閲覧・検索ログ機能があるので、お客様がどんな情報を求めているのか?どのようなことに困っているのか?といったことが把握できるため、製品やサービス改善の材料を集めることにもつながります。ブラウザで制作することも、アプリで制作することもできるので、社内外・屋内外を問わず、動画を制作することができます。 関連記事: 動画のクオリティは本当に大切か?メールマーケター向け動画活用のポイントを詳しく解説 --- ### 令和のSNSトレンドはショート動画!Instagram・TikTok動画の特徴やポイントを解説 - Published: 2022-02-28 - Modified: 2022-02-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-use-short-video-on-sns/ - Categories: ソーシャルメディア - Tags: sns, Instagram, TikTok, ショート動画 こんにちは、株式会社BESです。 ここ数年でスマートフォンの普及やインターネット回線の高速化などが急速に進み、SNSの動画市場にも大きな変動が起きています。 特に若年層の間では、GoogleやYahooなどの従来の検索方法よりも、YoutubeやInstagram、TikTokといった動画SNSを活用した検索方法が浸透しつつあります。 動画であれば『短時間で視覚的に知りたい情報を得られる』といった点が最大のメリットのようです。 今回は、特に勢いのあるInstagramとTikTokに注目してお話しします。 SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している、株式会社BESから、動画SNSのビジネス活用方法や最新トレンド情報まで、企業事例を交えてご紹介します。 最新の動画需要動向 動画配信市場の市場規模は、今急速に拡大しています。 2015年では1,410億円だった市場規模も、5年後の2020年では3,710億円と、2. 5倍以上に成長しています。 ①スマートフォンの普及 ②SNS利用の拡大 ③インターネット環境の変化 これらが市場規模拡大の最大の要因だと言われています。 その中でも特に注目されているのが、③インターネット環境の変化です。 年々通信速度の高速化は進み、30年間でおよそ10,000倍に成長しています。 これにより、スマートフォンユーザーの月間動画視聴時間は2015年では1時間51分でしたが、2019年の時点で7時間13分と急増しています。 このようにスマホユーザー1人あたりの動画視聴時間が上昇していることから、今後も動画需要は益々拡大していくと考えられます。 SNS最新トレンド情報 短尺・縦型動画がなぜこれほど急成長を遂げているのか、その流行の要因を3つの特徴に分けて見ていきましょう。 ①隙間時間に視聴できる 15秒〜1分の短い動画が中心のため、ちょっとした空き時間に視聴が可能。何かと忙しい現代人のライフスタイルにちょうど良くフィットします。 ②無目的で視聴できる AIによるレコメンド機能の発達により、自ら動画を探しに行かなくても趣味嗜好にあった動画が視聴できるという手軽さも人気の理由です。 ③縦型UI(ユーザインタフェース)の気軽さ 従来では横型動画が基本でしたが、移動中などの隙間時間に縦に持ったまますぐに視聴できる縦型のUIは動画視聴をより身近なものにしました。スマートフォンでぱっと撮影した縦型動画を投稿できる点で、投稿者の心理的ハードルも下げる一因になります。 こういった現代社会の需要にちょうどよく合わせることで、動画プラットフォームは急成長できていると考えられます。 Tiktokビジネス活用 TikTokは、短尺動画プラットフォームの王者と言われるほど、地位を確立しています。 TikTokの主な特徴 ・累計30億ダウンロードを突破 ・2020年アプリダウンロード数ではfacebookを押さえて世界No. 1 ・若者の65. 6%がリールよりもTikTokを視聴している 後発のSNSにも関わらず、なぜこれほど急成長ぶりを見せているのかを考察していきます。 ①もはや若者だけのSNSではない TikTokの国内ユーザーの平均年齢は34歳という統計があり、平均年齢は2019年以降毎年上昇しています。 これまでは学生やアイドルなどが中心でしたが、近年では子育て世代や企業の代表などの投稿も多く見られます。 ②ずば抜けた”バズりやすさ” TikTok特有の※レコメンド機能により、フォロワー数にかかわらず質の高いコンテンツはバズりやすくなっています。 ※レコメンド機能・・・クリエイター(投稿者)のフォロワー数に関わらず、良質なコンテンツを評価し、適切なユーザーに届ける機能 無名のサービスや商品が、初投稿で10万〜100万再生を稼ぐといったケースもよくあります。紅白歌合戦にも出演したYOASOBIや瑛人などのアーティストも、ブレイクのきっかけは実はTikTokです。 ③圧倒的な”没入感” 興味がない動画はすぐにスキップすることが可能で、右手のスワイプ動作のみで次から次へと短尺動画を視聴することができます。 1日あたりの平均視聴時間は62分で、1分の動画だとしても60本以上見ていることになります。 ④エンゲージメントの高さ バックグラウンド再生や再生リスト機能がないため、Youtubeのような ”ながら視聴”ができない仕様です。 そのため動画を視聴しようとする意識が高く、いいね・コメント・シェアなどのエンゲージメントが得やすい環境が生まれます。 ⑤投稿ハードルの低さ 短尺なため動画撮影に対する心理的ハードルが低く、縦型で撮影した動画をそのまま投稿できる気軽さが投稿者にとってのメリットです。 直感で使えるエフェクトや編集機能も充実していて、視聴者と投稿者のどちらも飽きることなく楽しめるようになっています。 動画プラットフォームとして地位を確立しつつあるTikTokは、ビジネスにおいても急速に進化を遂げています。 TikTokやInstagramを中心に、「自分が欲しい物を吟味して買う」という購買行動が、「たまたま出合った商品で気に入れば買う」に変化してきているのをご存じでしょうか? 例えば、30年前に出版された筒井康隆さんの「残像に口紅を」という作品。TikTokクリエイターに紹介されたことがきっかけとなり、3ヶ月で10万5000部の増刷に繋がりました。 ドイツの菓子メーカーで販売している「地球グミ」も、TikTokで話題となり売り切れが続出しています。10代女性の2021年上半期トレンド第1位に選出され、現在でも高額での転売が話題となっています。 こういった製品の売上だけでなく、不動産や警備保障会社などの一見TikTokでは合わないのでは?と思われがちな業種でも売上や採用に役立てている企業も多く見られます。 LAKIA不動産では、内見動画をショート動画に編集してTikTokに投稿。各店舗でTiktokアカウントを持っていて、それぞれで内見動画を展開しています。毎月Tiktok経由での来店は100件以上、申込自体も60件以上で、間接的な効果も含めると更なる効果をもたらしていると考えられます。 Instagramリール活用 Instagramの機能の一つ「リール」とは、最大60秒の動画を作成・編集・投稿する機能です。(類似ツールにTikTokが挙げられます。) リールの基本仕様・特徴 ・スマホ全画面表示の動画投稿ができる ・15秒~最大60秒の短尺動画を作成・共有が可能 ・テキストやスタンプなどの基本編集ができる ・BGMやARエフェクトなどの動画編集もできる ・複数の動画を繋げる事が可能 ・プロフィールのリール専用タブに表示 ・検索結果、発見タブへの表示 Instagramの中でも「リール」は「ストーリーズ」と似た機能ですが、大きな違いは以下2点です。 ①投稿の配信頻度が異なる 「リール専用タブ」や「発見タブ」内でも表示されるため、フォロワー中心に発信するストーリーズ機能と露出頻度が大きく異なります。 自分のフォロワー以外のユーザーにもリール動画が表示されるので、より多くのユーザーに自分のコンテンツを閲覧される可能性が高くなります。 ②キャプション入力が可能 ストーリーズでは動画内にしかテキストの挿入は出来ないのに対し、リールではフィード投稿のようにキャプションでテキストを追加でき、説明文やハッシュタグをつけることが可能です。 特徴を把握したところで、次にユーザーの目に留まりやすいリール投稿の作成についてお話しします。 主なポイントは、以下の4つです。 冒頭:自分に興味のないユーザーにも表示されるため冒頭で興味を持たせる 人物・BGM:TikTokなどのショートムービーのように音楽を組み合わせる 普遍的なネタ:リアルタイム性の高いネタよりも、いつみても面白くて楽しい動画(喜ばせる、注目を集める、笑わせる、驚かせる など)を意識 クリエイティブツール:テキスト、カメラフィルターなどを積極的に使用する これらの要素をうまく取り入れ、企業アピールや製品購入に繋げている企業も増えています。 例えば、アパレル企業のETRÉ TOKYO(@etretokyo_store)ではリールを活用して複数商品の詳細情報(質感、色など)を伝え、購買意欲を上げる施策を行っています。 横長動画では伝えづらい全身や質感など、インプレッションを伸ばしやすい機能なのでtoC向け、toB向けどちらにもおすすめです。 福岡国際医療福祉大学(@fiuhw. pr)では、商品開発の過程やプロジェクトへの取り組みなど、会社の裏側を公開し、親近感を持たせるのに活用しています。 こうした普通は見られない裏側を公開することで、採用やサービスの認知に繋げることも可能になります。 まとめ 今回は近年急成長を遂げているTikTok、Instagramリールについてお話ししました。ご紹介したように、実際に企業の売上に直結する事例も増えています。 TikTok、Instagramリールのような短尺、縦型動画に注目が集まるとともに、企業側としてもビジネス活用が今後加速していくことは間違いありません。 まだまだ伸び続けている市場なので、、今からでも遅くありません。むしろ伸び代がある今がチャンスです!それぞれのプラットフォームの特徴を生かして、ぜひ積極的に活用してみてください。 株式会社BESについて 株式会社BESでは、代表田中千晶を中心に、数多くの企業様に向けてSNS運用の研修、コンサルティングを行っています。 現在、SNSアカウントの運用や投稿についてお悩みの方に向けて、SNSの無料診断キャンペーンを実施中(※初回、30分限定)。プロとしてソーシャルマーケティングに10年以上携わる、代表田中よりアドバイスさせていただきます。 無料診断をご希望の方は、下記フォームの必要事項をご入力の上、お申し込みください。 ※TwitterやInstagram、LINEといった集客目的のSNSはもちろん、リモートワークツールやチャットツールをはじめとする社内SNSや、営業パーソン1人ひとりのSNS活用に関するお悩みにもお応えしております。 (関連記事) ・飲食店必見! Instagramから直接集客できるレストラン予約機能、料理注文機能とは? ・Instagramの新機能「地図検索機能」を解説!Googleマップ同様に実店舗集客に --- ### WordPressプラグインでメルマガ配信する方法を図解してみた > 「ブログ記事をメルマガで配信したい」「サイトに登録フォームを設置したい」という方におすすめのBenchmark Email プラグインの導入方法とメルマガ配信の仕方、登録フォームの設置方法について解説を致します。 - Published: 2022-02-26 - Modified: 2023-02-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how_to_use_wordpress_plugin/ - Categories: 機能・便利ツール *本記事は、2018年2月に公開した記事をアップデートしたものです。 こんにちは、カスタマーサクセスの赤木です。 ユーザー様からよく頂くお問い合わせの1つにWordPress(以下WP)との連携があります。未だにCMSの世界シェアを誇るWPですが、Benchmark Email のプラグインがあることはご存知でしょうか。 WPをご利用で「ブログ記事をメルマガで配信したい」「サイトに登録フォームを設置したい」という方には、導入するとそれらのことが簡単にできるので大変オススメなプラグインです。 今回はBenchmark Email プラグインの導入方法とメルマガ配信の仕方、登録フォームの設置方法について解説を致します。 以下の手順通りにやれば簡単にできますので、この機会にぜひ導入してみてはいかがでしょうか。 プラグインの導入方法 まずはお手持ちのWPの管理画面にアクセスします。 そして、左側のメニューにある「プラグイン」にカーソルを合わせると「新規追加」のメニューが表示されるのでこちらをクリックしてください。 以下のような画面に切り替わります。画面右上にある「プラグインの検索」のところに、「Benchmark Email Lite」と入力し検索を行なってください。 するとBenchmark Email Liteというプラグインが表示されますので、「今すぐインストール」をクリックしましょう。 インストールが完了し、「有効化」の文字が表示されるまで画面はそのままにしておいてくださいね。 「有効化」をクリックするとプラグイン一覧画面に遷移しますので、セットアップを行いましょう。左側のダッシュボードメニューに記載されている「Benchmark」にカーソルを合わせ、「Settings」をクリックしてください。 Benchmark Email プラグインを使用するためには「APIキー」を入力する必要があります。 まだBenchmark Email アカウントをお持ちでない方はこちらのリンクからアカウントを作成してください。すでにアカウントをお持ちの方は表示されるポップアップにお持ちのアカウントのログインIDとパスワードを入力して下さい。 ログインIDとパスワードを入力すると、システムが自動的にAPIキーを読み込まれます。 3項目すべてにキーが入力され、緑色の文字で「You are connected! 」と表示されたら接続完了です! これで設定は完了です。おつかれさまでした!次は記事をメルマガ配信する方法について解説致します。 Benchmark Email プラグインでブログ記事をメルマガ配信する 1. WordPressのダッシュボードの左の投稿にカーソルを合わせ、投稿一覧を選択します。 2. 配信したい投稿のタイトルにカーソルを合わせ、Create email campaignを選択します。 3. Benchmark Interface画面にページが遷移しますので、表示される「Open Benchmark Interface→」ボタンをクリックします。 WordPressで投稿した記事がBenchmark Emailのインターフェースに取り込まれます。 4. 該当記事がメールとして作成され、ページがチェックリストに遷移します。 「本文&デザイン」でメールのプレビュー確認および編集が可能です。 「件名」はデフォルトでは記事タイトルが挿入されますが、お好きなタイトルに編集いただけます。 5. 右上の「すぐに送信」ボタンですぐ配信、または「配信設定」ボタンをクリックして配信時間など詳細設定を行ってください。 6. 作成した記事の内容が、以下のようにメールで配信されます。 注意点: メールのフォーマットはブログ記事で使用したものがそのまま反映されます。 「続きを読む」リンクは受信者側の仕様によって表示される箇所が異なります。 以下方法で、複数の記事を1つのメールで配信することもできます。 1. WordPressのダッシュボードの左の投稿にカーソルを合わせ、投稿一覧を選択します。 2. 配信したい投稿にチェックを入れ、「一括操作」で「Create email campaign」を選択し、「適用」をクリックします。 3. Benchmark Interface画面にページが遷移しますので、表示される「Open Benchmark Interface→」ボタンをクリックします。 WordPressで投稿した記事がBenchmark Emailのインターフェースに取り込まれます。この後は上記と同じ操作方法です。 関連サポートページ:WordPressとBenchmark Emailを連携させる方法とは? Benchmark Email プラグインで登録フォームを設置する 続いて、サイトに登録フォームを設置する方法です。 こちらもWPの管理画面から操作を行います。左側のメニューから「Benchmark」→「Signup Form Widget」を選択してください。 クリックするとWPのウィジェット画面へと遷移します。 ウィジェット画面は、いろいろなツールやプラグインを利用するための画面です。左側に様々なツール、右側はサイトの構成要素が並んでいます(使用しているテーマによって異なります)。 「Benchmark Signup Form」というブロックが左側にあるので、クリックします。 すると、登録フォームを設置できる場所「サイドバー」もしくは「記事下」の選択が表示されるので、設置したい箇所を選択の上、「ウィジェットを追加」をクリックします。 希望する場所へのウィジェットを追加したら、登録フォームの編集を行います。 簡易の登録フォームの作成のみを希望される場合は、Titleを入力の上で下のプルタブより登録されるリストを選択し、保存します。 最新のBenchmark Email Liteプラグインでは、直接登録フォームをWP画面上で作成できる様になりました。埋込型(多項目)フォームと、ポップアップ登録フォームを作成・貼り付ける事が可能です。 埋込型(多項目)登録フォームを作成する場合は「Create an Embeded Form」、ポップアップ型登録フォームを作成する場合は「Create an Popup Form」をクリックします。 クリックすると、WPの編集画面からBenchmarkのアカウント内の登録フォーム作成画面へと遷移するので、こちらより登録フォームを作成しましょう。 関連FAQ:「登録フォーム」まとめページ 登録フォームの作成完了後、「保存&出力」をクリックするとコードが表示されます。「Raw HTMLコード」を選択の上でコピーをし、ウィジェットまたはページ本体にコードを貼り付けてご利用ください。 記事下に設置した場合 サイドバーに設置した場合 このように設置する位置によって登録フォームのデザインが自動で変わります。 お使いのテーマに合わせて登録フォームの方がデザインを合わせてくれるので、デザインやサイト制作の知識がなくても簡単にサイトに合わせた雰囲気の登録フォームを設置することができて大変便利です。 プラグインの注意点 プラグインをご利用で登録フォームがうまく作動しないと言う場合、まず以下の2点を確認してください。 ・プラグインの最新バージョンを利用しているか? ・APIキーは最新のものになっているか? 関連FAQ: ・登録フォームの作り方は? ・WordPressブログにBenchmark Emailの登録フォームを掲載する方法 また、お使いのテーマやプラグイン、ご契約しているサーバーとの組み合わせによっては、予期せぬエラーが発生する場合があります。 その場合はサポートまで、ご利用環境を明記の上お気軽にご連絡ください。 登録フォームがうまく作動しない場合はこちらのFAQを参考にしてみてください。 関連FAQ: 登録フォームが上手く作動しません。何が問題なのですか? また、WPテーマによっては登録フォームを設置できる場所が限られていたり、設定が反映されない場合もあります。お使いのテーマの確認をしつつ、うまく表示される方法を模索してみてください。 さいごに WordPress プラグインである「Benchmark Email Lite」を使用すると、サイトのデザインに合わせた登録フォームが簡単に作成できます。 メディア運営者の方にはもちろん、全てのWordPressのサイトをお持ちの方にご利用頂ける、WordPressプラグインをメルマガ配信にぜひお役立てください! なお、WordPressプラグインの記事をお読み頂いた方にはこちらの記事もおすすめです!登録フォームがWEBサイトのデザインとマッチしているのがいかに重要かを詳しく説明しております。 メルマガ登録フォームはWebサイトのデザインを壊さずに目立つのが大事 最後までお読み頂きありがとうございました!それでは赤木でした! 関連記事: ・登録フォームの悩みを解決!基本機能からトラブルシューティング・応用的な活用例まで一挙解説 ・平均開封率が50%!ウェルカムメールの効果を最大限に引き出す方法とデザイン事例 その他機能紹介記事: ・多言語でのメルマガ配信、複数アカウントの一括管理に!サブアカウント機能の活用例 ・効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説! ・RSS Email機能で最新情報を届けよう --- ### Apple社の「メールを非公開」機能がメールマーケティングへ及ぼす影響とその対策 - Published: 2022-02-22 - Modified: 2022-02-22 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/apples-new-hide-my-email-feature/ - Categories: メールマーケティング - Tags: Apple, プライバシー保護 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Apple’s New Hide My Email Feature: What it is and How it’s Changing Email Marketing” を翻訳したものです。 著者(略歴) Lee Li 中国の深圳市出身のプロジェクト・マネージャー。現在はシンガポール在住のB2B専門コピーライター。中国のフィンテックスタートアップ領域でTaoBao社、MeitTuan社、DouYin社(現TikTok社)のプロジェクト・マネージャーとして10年の経験あり。 B2Bマーケターは、Webサイトからの資料請求やメルマガ登録フォームへの登録をきっかけとして、オーディエンスに価値のあるコンテンツを届けたり、プロモーションメールを送ったりすることで関係を築いていきます。 しかし、B2Bブランドの対象となるオーディエンスが、登録フォームに企業アドレス以外のメールアドレスを入力することがあります。この場合、コンバージョン率を高めて顧客を満足させるシームレスなカスタマージャーニーを実現するために不可欠な、リードとその企業の識別が不可能となってしまいます。 フォームに入力される企業アドレス以外のメールアドレスには意味がないと判断しているB2Bマーケターもいます。この記事では、企業のメールアドレスではない、ランダムなメールアドレスを生成できるApple社の「メールを非公開」機能と利用方法、そしてB2Bマーケターへの影響についてご説明します。 「メールを非公開」機能と利用方法について 昨年、Apple社はサービスや商品を通して消費者データプライバシーと保護を推進させる最新の取り組みとして、iCloudユーザー向けのプライバシーサービス3本立てを提供することになりました。このiCloud専用機能の中の「メールを非公開」機能を利用することで、ユーザーはicloud. comで固有のランダムなアドレスを簡単に生成することができます。この機能は、「Apple でサインイン」と iCloud+ に組み込まれています。 Appleユーザーは「メールを非公開」機能を使って、有効なメールアドレスを必要とするデジタルサービスのアカウントへの登録やログインを行うことができます。その際に生成されたランダムなメールアドレスは、アカウントを作成したアプリやWebサイトのみにしか公開されませんので、個人のメールアドレスのプライバシーを守ることができます。 また、ランダムに生成されたicloud. comアドレスに送られたメールは、任意のメールアドレスに転送(リダイレクト)されます。転送が不要になった際は、ランダムに生成されたicloud. comアドレスを簡単に無効化することができます。このアドレスには有効期限がないため、使い捨てアドレスなどと違ってリスクは高くありませんが、B2B企業やマーケターにとっては依然として好ましくないものであることに変わりはありません。 「メールを非公開」機能がB2Bマーケターに及ぼす悪影響とは? 「メールを非公開」機能を使って登録が行われた場合、登録者の正体が分かりません。マーケターにとって、新規登録のあったアドレスが正規のアドレスなのか、ランダムに生成されたアドレスなのか簡単に見分けることが難しいため、このような新規顧客に対し効果的なアプローチを行うことが困難になります。 さらに、マーケター側でフォーム入力者が再度「メールを非公開」を使用するのを防ぐ方法がないため、新規で登録フォームに入力した人が過去にもフォームを入力したことがあるかどうかの判断が不可能になります。 顧客リスト内のメールアドレスの質を高くするため、Kickboxなどのリスト照合サービスを利用しているマーケターにも影響を及ぼします。この機能の利用者がランダムなアドレスを無効にした場合、メールは自動的にハードエラーとなるため、メールの到達率低下を招きます。ハードエラーの数が多ければ多いほど、迷惑メールの苦情を受けるのと同じように、有効なメールアドレスを含めた全体の到達率が低下してしまいます。 高い到達率は、潜在顧客との関係を育み、コンバージョンを向上させるために非常に重要です。複数の支払いオプションなどの重要な機能を備えた請求書作成ソフトウェアがよりスムーズな顧客体験を生み出すのと同じように、できるだけ多くのリードが楽しいカスタマージャーニーを維持できるよう、到達率も常に十分でなければなりません。 (関連記事) ・Kickboxを使って配信前に使えないアドレスを簡単にチェック ・メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 「メールを非公開」機能の使用率増加によるハードエラーを回避する方法 使い捨てメールアドレスサービスに比べて便利なこの「メールを非公開」機能によって、Appleの新しい有料サービスのユーザー導入率は上昇すると思われます。これにより、2021年末から2022年にかけてicloud. comのメールアドレスのハードエラー率が上昇することは避けて通れません。 「メールを非公開」機能のようなApple社のプライバシーサービスやサードパーティーCookieの廃止は、多くのマーケターの仕事を確実に難しくさせています。では、「メールを非公開」機能の導入率が上昇する中で、B2Bマーケターはどのようにメールのエラー率を回避すれば良いのでしょうか? もっとも重要なのは、現在のメルマガ配信頻度を評価し、顧客とのタッチポイントを調整することでメールが届かなくなってしまうことを未然に防ぐことです。企業はメルマガの推進手順を強化するため、適切なセキュリティ基準を採用する必要があります。Hosting Canana社のWeb開発者兼オンラインマーケティング担当者のGary Steven氏は、「メールホストにメールのプライバシーを確保するための適切なセキュリティ基準が備わっているかどうかを確認することが非常に重要だ」と述べています。 また、「ホストを選ぶ際には、ImapとPop3によるメール配信が可能かどうかを確認してください。これらのセキュリティ基準は、個人的なメールアドレスのプライバシーが保護されることを保証し、情報が悪者の手(競合他社やハッカーなど)に渡ることを防ぐことができる」と主張しています。 その他の対策としては、潜在顧客や既存顧客に対して「フォームに実際のメールアドレスを入力した場合にのみ、質の高いカスタマーサービスを受けることが可能」と説明することなどが挙げられます。また、「メールを非公開」機能導入率の上昇に伴い、到達率や開封率などの標準的なメールパフォーマンスのKPIを追跡してみるのも良いでしょう。 まとめ マーケターにとって、プライバシーはこれからも主な課題となるでしょう。しかし、企業は顧客のニーズとビジネスのニーズのバランスを取ることを忘れてはいけません。B2B企業は、現在行っているメルマガ配信の可能性と成功度合いを再評価し、必要に応じて収集するメールアドレスの種類を変更しましょう。 関連記事:iOS15などApple Mailのプライバシー保護方針についてのまとめ --- ### これだけは知っておきたい!メールマーケティング用語20選 - Published: 2022-02-08 - Modified: 2022-02-08 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/20-email-marketing-terms/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, 用語 本記事はBenchmark Email本社のブログ記事 “20 Email Marketing Terms You Need to Know” を元に執筆したものです。 メールマーケティング用語を理解するのは新しい言語を学ぶことに似ていて、何となく意味が分かっていてもきちんと理解するのは難しいものです。用語の中にはとても重要な法的意味合いや戦略に使えるトレンドや成功事例が含まれていることも多いため、まずは基本をしっかりと押さえることが重要です。 そこで、最もよく使われているメールマーケティング用語をまとめてみました。今回は基本用語20選と各用語に関連する記事やFAQをご紹介します。マーケティングを始めたばかりの方や経験者の方はおさらいとしてご利用頂ければ幸いです。 1. 到達率 受信者のメールサーバーに届いたメールの送信成功率の事です。ただ、必ずしもメールが受信箱まで届いたと言う事を意味するわけではなく、送信エラーにならなかったことを示します。 ・関連記事:メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 2. エラー率 送信したメールのうち受信者のメールサーバーによって弾かれた件数を指します。この割合をできるだけ減らすことが重要です。エラー率の原因や運用方法については以下のFAQをご確認ください。 ・関連FAQ:エラー率が高くなってしまう原因は何ですか? ・関連FAQ:エラーアドレスとは何ですか? 3. 特定電子メール法 迷惑メール(スパムメール)を規制するための法律です。商用メールを配信する際に送信元の情報や住所などを正確に明記し、メール配信停止の依頼が行えるリンクを受信者にとって分かりやすい場所に設置しなければなりません。海外に配信をする場合、アメリカでは2003年に施行された「CAN-SPAM法」があります。 ・関連記事:メルマガで法律違反になる前に!「特定電子メール法」を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう 4. CTR(クリック率) CTRはClick-Through Rateの略です。「クリックスルー」とは、メール受信者がリンククリックのアクションを起こすことを意味します。Benchmark Emailにおけるクリック率は、リンクのユニーククリック数を、開封したメールアドレス数で割って計算されます。このユニーククリックとは、1人が複数のリンクをクリックした場合も1とカウントします。 ・関連記事:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 5. コンバージョン率 メールに反応し、クリック、ダウンロード、購入などの行動を起こした人の割合を指します。元々「コンバージョン」とは目的となる特定のアクションを訪問者がとることを指すため、その定義はメール配信者により様々です。メール配信における成果を測る最も重要な指標のうちの1つでしょう。 ・関連記事:開封率?クリック率?メルマガ効果測定で大切な指標とは 6. オプトイン メールマーケティングにおいては、メルマガの受信を明確に承諾しているという意味で使用します。オプトインは英語で「選択」という意味です。 オプトインした顧客はメールの受信を期待していると判断できるため、エンゲージする可能性が最も高いです。一方オプトインしていない個人にメールを配信すると、IPアドレスの評価が下がって到達率が下がったり、特定電子メール法に違反して罰則を受ける可能性があります。 7. オプトアウト 配信停止を選択すること。送信元は購読者に対して分かりやすいオプトアウトを提供し、依頼があった場合は必ず購読者をメーリングリストから削除する必要があります。 8. ソフトエラー メールは受信サーバーに送られますが、受信箱には届かずに戻ってきたエラーを指します。ソフトエラーの原因には、「受信箱の容量がいっぱい」「容量が大き過ぎるメール」などが挙げられます。 9. ハードエラー 受信拒否または無効メールアドレスのような永続的な原因でメール受信ができないエラーを指します。今後配信を継続しても受信可能になる確率は極めて低いメールアドレスになります。 ・関連FAQ:エラーアドレスとは何ですか? ・関連FAQ:有効なはずのメールアドレスがハードエラーと表示されます。なぜですか? 10. HTMLメール メールの形式には「HTMLメール」と「テキストメール」があります。テキストメールはフォント、色やデザイン要素などを含まない文章のみのメールのことで、個人的に送るような文字だけのシンプルなメール形式です。それに比べて、HTMLメールはデザインやレイアウトなどを自由自在に作成でき、リンクや画像なども簡単に挿入する事ができます。 ・関連記事:テキストメールとHTMLメールの違いとは?メルマガにはどちらが向いているの? 11. リストのセグメント化 一定のルールに従って購読者リストを分けることです。セグメントしたリストに対して、それぞれの読者の好みに合わせたコンテンツを配信することは、海外でもメールマーケティングのトレンドとなっています。 ・関連記事:セグメントしたメール配信でエンゲージメントアップ!セグメント要素と事例を紹介 12. 開封率 「配信したメールが何割の送付先で開封されたか」を指します。到達メール件数を開封数で割った数値で表されます。メールが開封されない限り、リンククリックやコンバージョンは達成できないため最も重要な指標のうちの1つです。 (関連動画シリーズ) ・【メルマガ開封率①】自社業界の平均開封率を知っていますか? ・【メルマガ開封率②】開封されやすい件名・差出人名とは? ・【メルマガ開封率③】A/Bテストで開封率アップを目指そう! 13. メールキャンペーン 独自のマーケティング目標に向かって配信するメールまたは連載(シリーズ)のことです。 14. 送信元ドメイン評価(スコア) メールの送信元に設定しているアドレスの「@」以降が送信元ドメインです。これは、過去の配信経歴に基づいてスコアリングされています。受信側のサーバーはこのスコアを参照して、どのメールを受信箱に届けるか判断しています。 このスコアは、ドメイン認証設定を行い、送信先に不達アドレスが含まれないよう適切なリスト管理を行うことによって高く保つことができます。 ・関連記事:自社ドメインの信頼性を守るために、メーリングリストは初めての配信前にチェックしよう! また、メールのコンテンツ内容や、過去の読者のエンゲージメントなども影響すると考えられています。 ・関連記事:米国Kickbox社が語る(2)送ったメールを受信ボックスに届けるためには? 15. 送信サーバー評価(スコア) IPアドレスは、過去の配信経歴に基づいてスコアリングされています。こちらのスコアも、受信サーバーがどのメールを受信箱に届けるか判断する際に参照されます。 Benchmark Emailでは基本的に、ユーザー間で共有するサーバーからメールが配信されるのですが、この共有サーバーの評価を高く保つための取り組みを常に行っています。オプションで専用サーバーを利用しているユーザーは、自身の配信経歴のみに基づいて送信サーバーがスコアリングされます。 16. IPアドレスのウォームアップ IPアドレスの評判を高めるため、最初から大量のメールを送信するのではなく、徐々にメールの送信量を増やしていく過程を指します。特に新しいIPアドレスからメールを送信する際、送信量などを元にそのIPアドレスが安全で信頼できる配信元であるかどうかを判断するため、ウォーミングアップ期間が必要となります。 Benchmark Emailでは新しいIPを増やす際にはウォームアップ期間を設けて、高い到達率を維持する工夫をしています。 共有IPから送信する場合は特に意識することはありませんが、専用IPを購入した場合はウォームアップ期間に配信量の制限などが発生します。 17. ダブルオプトイン ダブルオプトインとは「2段階認証」の事です。 登録フォームを入力して登録完了ではなく、その後に登録確認メールを配信し、記載されたリンクをクリックした購読者のみをリストに登録します。ダブルオプトインを行う事でメールアドレスの入力間違いや、故意に他人のメールアドレスを入力するような悪意のある登録者の防止に役立ちます。 ・関連FAQ:オプトイン完了 / オプトイン未完了とは何のことですか? 18. シングルオプトイン 先ほど紹介したダブルオプトインの最初のステップ(登録フォームに入力)だけでリストへの登録が完了する、「1段階認証」のことです。ダブルオプトインと違って、登録の確認ができないため、メールアドレスの入力誤りや第3者によるなりすまし登録を引き起こす可能性がありますので注意が必要です。 ・関連FAQ:登録フォームのシングルオプトイン機能とは? 19. パーソナライズ化 各受信者向けにカスタマイズするメールの特徴を表します。例えば、メールに購読者の名前を使用したり、好みにあったおすすめ商品を提供したりすることです。また、購読者がバイヤーズジャーニー(購入に到るまでの過程)のどこにいるかによってコンテンツを変えてメールを配信することもそれに当たります。今後、購読者が欲しい時に欲しい情報が手に入る状態を用意することが、メールマーケティングの大きな役割になります。 20. 迷惑メール(スパムメール) ジャンクメールとも言われる未承諾で不必要なメッセージは受信箱で迷惑メールとしてフィルターをかけられます。オプトインしなかった受信者へのメールは迷惑メールとして分類されます。受信箱に届かない上、迷惑メールを送ることはIPアドレスの評価および開封率を下げてしまいます。また法的な影響を受ける可能性もありますので細心の注意が必要です。 ・関連記事:自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! 最後に 今回は初心者向けのメールマーケティング用語を説明しました。基本をマスターすることで、より強固なマーケティング戦略を立て、メールの到達率を向上しコンバージョン獲得にお役立てください。 (関連記事) ・開封率?クリック率?メルマガ効果測定で大切な指標とは --- ### 機能アップデート:Shopify商品ブロックが追加!メール連携で商品情報の掲載が簡単に。 - Published: 2022-01-28 - Modified: 2022-02-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information9/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ - Tags: htmlメール, shopify, 連携 こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! この機能アップデート記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートでは、メールのドラッグ&ドロップエディタにShopify商品ブロックが追加されました。Benchmark EmailとShopifyストアを連携し、Shopifyの商品情報を簡単にメールに入れることが可能です。 *2022年2月、ランディングページ機能のエディタにもShopifyブロックが追加されました!ぜひご利用ください。 Shopify商品ブロックの使い方 Shopify商品ブロックを利用するには、まずメールの編集画面でShopify商品ブロックをクリックして、好きな場所にドラッグしてください。 表示された商品リストから商品を選択すると、Shopifyに登録されている商品詳細より情報が自動的に入力されます。 Shopifyブロックで反映される項目(選択可能)は、以下の4つです。 商品画像 商品詳細 価格 ボタンリンク 詳細や注意事項につきましては、以下のページをご参照ください。 FAQ:メールのセクション機能と各ブロックの説明(Shopify商品ブロック) また、Shopify商品ブロックを使用するには、Shopifyの稼働中の有料アカウントのご用意およびShopifyとBenchmark Emailを連携する必要がございます。連携方法については以下をご覧ください。 FAQ:ShopifyとBenchmark Emailを連携する方法は? Shopify商品ブロックを使ったデザイン例 Shopify商品ブロックを使って、以下のようなデザインのメールを作成することが可能です。 今回のアップデートを、メール作成のさらなる効率化にお役立ていただければ幸いです。 Shopifyをご利用のユーザー様は是非、今後のメール配信でご利用ください。 (関連記事) ・機能アップデート:新しくeコマースブロックが追加されました! ・機能アップデート:Zapier連携に新しい選択肢とテンプレートが追加されました! --- ### コロナ禍におけるメルマガ配信・マーケティング業務の変化について 2021年版 - Published: 2022-01-25 - Modified: 2022-01-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/survey-results-on-changes-for-marketers-in-2021/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, 配信数, Webマーケティング 調査の目的 メール配信システムを提供する当社では、2020年のコロナ禍における緊急事態宣言の前後で企業のメルマガ配信にどの様な変化があったのかについて調査を行いました。また、メルマガに限らず業務全般への影響を調べるため、併せて日本のWebマーケティング従事者の働き方の変化についても調査を行いました。当社内のマーケティング調査用に行ったものではありますが、今回はその調査結果の一部をご紹介します。 調査概要 インターネットリサーチによる調査を行った。当調査上では下記の業務をWebマーケティングと定義し、自社製品・サービスのマーケティング部門、広告代理店、制作会社、コンサルティング会社などでWebマーケティングに関わっている日本国内の20代~60代の会社員、会社役員、自営業の方々を対象とし、975名から回答を得た。回答者の属する企業・組織規模と割合は「10名以下 (12. 9%)」「11~100名 (20. 9%)」「101~500名 (21. 3%)」「501~1,000名 (13. 6%)」「1,001~5,000名 (13. 9%)」「5,001名以上 (15. 9%)」。調査期間は2021年月9月14日~10月4日。 ・Web制作 (ディレクション、開発、デザイン、ライティング、動画、LPなど) ・Web解析 (Google Analyticsなど) ・SEO対策 ・Web広告の運用管理、分析など ・メールマガジンの運用管理、分析など ・SNSアカウントの運用管理、分析など ・MAツールの運用管理、分析など ・マーケティングリサーチ、分析など ・マーケティング戦略、企画全般 メールの配信数の変化 2020年の緊急事態宣言前後で、企業が発行するメルマガの配信数にはどの様な変化があったのでしょうか?メルマガ配信に何らかの形で携わっている方々695名(全回答者の71. 3%)から以下の回答を得ました。 全体の約4割弱が、「変化なし(39. 1%)」でしたが、「新たに配信を始めた(2. 6%)」「増えた(28. 6%)」が合わせて全体の約3割強、「配信をやめた(5. 3%)」「減った(12. 5%)」が合わせて全体の2割弱であり、全体の差分としては1割強程度の企業で配信数が増えたという結果になりました。 業種によって状況が大きく異ると思いますが、BtoBメルマガの場合は対面での営業活動が制限されてしまったため、BtoCメルマガの場合は店舗や施設などでの顧客接点が減ってしまったため、コミュニケーション量を補うための手段としてメルマガ配信が増加したものと考えられます。 それでは、メルマガの配信が増えた企業、減った企業にはそれぞれどの様な特徴があるのでしょうか? 企業規模別のメルマガ配信数の変化 まず、企業規模別のメルマガ配信数の変化について調べたところ、企業規模に比例して増加したことが分かりました。メルマガの配信には、社内で配信可能なリストを保有していることはもちろん、コンテンツの作成・準備などに手間もかかる為、配信頻度を増やす為の各種リソースの多い企業ほど、それが実現ができたという結果なのかもしれません。 また、ステークホルダーの多い大企業では、販売促進としてのメルマガだけでなく、緊急事態宣言に伴う対応の公表や通知など、広報活動としてのメルマガが増えたことも要因の一つかもしれません。 「配信数が増えた・新たに始めた」と答えた回答者の所属企業別割合 企業規模 増えた・始めたと回答した割合 10名以下 20. 8% 11~100名 21. 9% 101~500名 31. 7% 501~1,000名 34. 9% 1,001~5,000名 34. 3% 5,001名以上 45. 0% 一方、配信数が減った企業の規模に関してはばらつきが見られました。こちらは業種による影響や、従業員の働き方の変化の影響も考えられるため、別項でまとめます。 「配信数が減った・やめた」と答えた回答者の所属企業別割合 企業規模 減った・やめたと回答した割合 10名以下 11. 7% 11~100名 13. 1% 101~500名 17. 4% 501~1,000名 22. 5% 1,001~5,000名 22. 2% 5,001名以上 16. 5% 業種別のメルマガ配信数の変化 次に、業種別にはどの様な変化があったのでしょうか?前項と同様に、「増えた・新たに始めた」と回答した方の割合を所属企業の業種別に見ていくと、TOP5は以下の様になりました。 「メール配信が増えた・新たに始めた」と回答した業種TOP5 1. 農業・林業・漁業・鉱業 (78. 6%) 2. 電気・ガス・熱供給・水道業 (51. 4%) 3. 専門・技術コンサルティング業 (45. 5%) 4. 複合サービス事業 (43. 8%) 5. 飲食サービス業 (42. 1%) 一次産業やインフラ系の業種が1位と2位という結果となりました。元々の配信頻度自体が低かったことや、大規模な会社が多いため関係者などへの通知を行う為のメール配信が増えたのではないか?と推測はしているものの、当社内に比較できるデータが少ないため、その理由について十分な考察が行えませんでした。 3位~5位については、顧客との対面でのコミュニケーション・接触機会を補うために、また特にサービス業では営業状況の通知などで顧客・会員へのメルマガ配信数が増えたものと想定されます。 尚、メール配信が減った業種については、ランキング化できるほどの大きな偏りが見られませんでした。比較的多かった宿泊業(33. 3%)、不動産業(30. 4%)、また旅行業を含む生活関連サービス・娯楽業(33. 3%)などは緊急事態宣言による移動制限の影響で、販売促進自体を行えなかったためと想定されます。 SNSマーケティングの変化 メール配信と同様に、顧客との主要なコミュニケーション手段としてSNSアカウントの運用が挙げられます。2020年の緊急事態宣言前後では企業が運用するSNSアカウントの運用にはどの様な変化があったのでしょうか?。 まず、SNS施策に費やす業務量の変化について調べたところ、「増えた・始めた(23. 7%)」、「以前と変わらない(38. 2%)」、「減った・やめた(14. 3%)」、「もともとやっていない(22. 4%)」、「わからない(1. 4%)」となりました。 *Twitter、Facebook、Instagram、Pinterest、Youtube、LINE@、TikTokの6つを対象に調査 SNS運用業務量の変化 (6つのSNS計) 回答 割合 増えた・始めた 23. 7% 以前と変わらない 38. 2% 減った・やめた 14. 3% もともとやっていない 22. 4% わからない 1. 4% メルマガと同様に4割弱が以前と変わらないという回答でしたが、「増えた・始めた」と「減った・やめた」の差し引きでは約1割程度の企業でSNSに関する業務量が増えた様です。 個別のSNSとしては、「増えた・始めた」で多かったのは「Youtube (29. 9%)」、「Instagram (27. 9%)」、「Twitter (27. 6%)」などが同程度で多く、「減った・やめた」で多かったのは「Facebook (19. 4%)」という結果となりました。 特にYoutubeについては、対面のコミュニケーションを補う為、情報量の多い動画メディアを活用する企業が増えたものと考えられます。また、それら動画の拡散方法としてTwitterやInstagramが活用されたものと考えられます。 メルマガにおいてもYoutube動画へのリンクが入ったコンテンツが増えている傾向にあり、ぜひ動画を作成されている企業様にはメルマガへのYoutube動画コンテンツ掲載もご検討いただけたらと思います。 関連FAQ:メールやランディングページに動画を挿入する方法 ちなみに当社も緊急事態宣言以降、会場型のイベントが開催できなくなったことから、以前は会場型のセミナーやワークショップでお話していた内容を動画コンテンツにまとめて、Youtubeチャンネルにアップロードするという取り組みを始めたため、Youtubeに関する業務時間が増えました。また、新しい動画が増えたことや、その為に作成したスライドで役立ちそうなものを切り抜いてTwitterアカウントなどSNSで投稿するようになった為、今回の調査結果とほぼ同じような状況となっています。 Webマーケティング業務全般の変化 次に、具体的な業務分野別に、Webマーケティング業務に変化があったのか?について調べてみました。 (2020年4月の緊急事態宣言前後での分野別業務量の変化:全体) 全体的に「変わっていない」が一番多い結果となりました。「マーケティング戦略、企画」「マーケティングリサーチ、分析など」といった、方針決定に関わる業務が比較的増えていますが、これは緊急事態宣言下で戦略の見直しや調整を行った企業が多かったためかもしれません。 再び当社の例で恐縮ですが、私たちも上述の通りリアルのセミナーをオンラインに切り替え、それに伴ってWebマーケティング施策の中でも動画やSNSの比重を増やしたという経緯があり、マーケティング企画やその分析の時間が増えました。また、当調査の様に、マーケットにどの様な変化があったのかを調べるための調査も増やしたため、全体的にこの結果に近い傾向があったと感じています。 また、次項で挙げる出社日数の違いと、各業務量の増減については特に相関関係は見られませんでした。これは、Webマーケティング業務自体がオンラインで完結することが多いことと関係しているのかもしれません。 在宅勤務・リモートワークと出社頻度の変化 今回の調査では、メルマガの配信に関わるWebマーケターの方々の、緊急事態宣言前後での働き方の変化についても調査を行いました。大きな変化の一つに在宅勤務の推進があり、社内のコミュニケーションにも大きな影響を与えたものと推測されます。 本調査が、もともと在宅勤務・リモートワークを導入しやすい分野であるWebマーケターの方々を対象としたものであるため、以前から部分的に導入している企業が多かったことがわかります。それがさらに、Slack、Chatwork、Teams、Zoomなど様々なコミュニケーションツールの普及が進んでいた中で、緊急事態宣言によってさらに推進されたという状況かと思います。 では、具体的にどの程度の変化があったのでしょうか? まず、2020年4月月前以前(緊急事態宣言以前)の、Webマーケティング従事者の一週間当たりの出社日数は以下の状況でした。 (2020年4月月前以前-緊急事態宣言以前の週当たり出社日数) 約半分の企業では毎日出社していた状況であったものの、残りの半分では部分的に在宅勤務・リモートワークが取り入れられていたことが分かります。 一方、2020年4月以降(緊急事態宣言以降)では、Webマーケティングに従事されている方々の一週間あたりの出社頻度は以下の割合となってる様です(2021年10月時点)。 (2020年4月以降-緊急事態宣言以降~現在の週当たり出社日数) 最も分かりやすい比較では、「週1日未満オフィス出社」、つまりほぼ完全在宅勤務・リモートワークだった方々の割合は、緊急事態宣言前後で6. 8%から12. 8%へと約2倍に増えたのと同時に、「週5日オフィス出社」、つまり毎日オフィスへ出社していた方々は、47. 4%から27. 9%へと半数近くにまで減少しています。 「週5日以上(27. 9%)」と、約3割の方が毎日出社されている一方で、「週4日以上(18. 1%)」、「週3日以上(23. 4%)」、「週2日以上(11. 2%)」「週1日以上(6. 7%)」と、約6割の企業が部分的に在宅勤務・リモートワークを取り入れていることが分かりました。また、ほぼ毎日在宅勤務・リモートワークと考えられる「週1日未満(12. 8%)」も1割強いらっしゃいました。 それでは、在宅勤務・リモートワークの比率と企業規模や業種に相関関係はあるのでしょうか? まず、企業規模別に見た出社頻度の結果に大きな偏りは見られませんでした。次に、緊急事態宣言後に、「週1日未満オフィス出社」、つまりほぼ完全に在宅勤務と回答した方々の所属企業の業種を調べたところ、「情報通信・インターネットサービス業(28. 4%)」「専門・技術コンサルティング業(27. 3%)」「広告代理業(26. 7%)」の3つは突出して高い結果となりました。 リモートのコミュニケーションが成り立ちやすいビジネスである点や、特に「情報通信・インターネットサービス業」は以前から在宅勤務・リモートワークが普及している業種であり、それがさらに加速したものと考えられます。 一方、緊急事態宣言後も週5日出社を続けている業種としては、「医療,福祉業」「宿泊業」等が突出していましたが、これらの業種はその性質から想定通りの結果となりました。 しかし、これら特定の業種を除いた業種間で大きな偏りがある訳ではなく、全体としては、組織の規模や業種よりも、経営層・上司の判断が在宅勤務頻度に大きく影響しているのかもしれません。 おわりに 今回の記事では、緊急事態宣言前後でのメルマガ配信数やSNS業務の変化、在宅勤務・リモートワークの割合などについて一部をご紹介しました。直接皆様のメール配信業務に役立つ内容ではないかもしれませんが、ご参考にしていただけたらと思います。 より具体的なWebマーケターの方々の抱える悩みや変化については別の記事でまとめたいと思います。 関連記事:メールマガジン購読状況調査 2021年度版 --- ### インフォグラフィックでリード獲得!9つの効果的な戦略 - Published: 2022-01-19 - Modified: 2022-02-02 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/infographics-lead-generation/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールデザイン - Tags: htmlメール, 画像, インフォグラフィック 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “How to Use Infographics to Generate Leads” を翻訳したものです。 著者(略歴) Adela Belin Writers Per Hourのコンテンツマーケター兼ライター。 人々の生活に変化をもたらし、個人的・職業的な成長に貢献することに情熱を注いでいる。 インフォグラフィックは強力なビジュアルコミュニケーションツールです。情報を魅力的に伝えつつ、視聴者の注意を引き、行動を促すことができます。 インフォグラフィックと言えば、ブランド認知度の向上、ユーザーのエンゲージメントの向上、サイトへのアクセス促進などを連想するでしょう。実はそれだけではなく、インフォグラフィックがリード獲得に非常に効果的なことをご存知でしょうか?実際に、ビジュアルコンテンツを使用したブランドのコンバージョン率はそうでないブランドに比べて7倍以上だと言われています。 ここでは、有望なリードを獲得するためにインフォグラフィックを活用する9つのポイントをご説明します。 1. お客様の悩みを解決する 想像してみてください。潜在顧客がウェブサイトにたどり着いたとします。そこで閲覧のみを行い、他に何もすることなくサイトを去っていきました。 これは大きな機会の損失となります。潜在顧客をウェブサイトに留まらせ、リード化させるには、何か意義のあるものを提供する必要があります。 ターゲットとなる読者が、価値を見いだせるようなインフォグラフィックを作成しましょう。ニッチな専門家としてブランドを位置付けながら、お客様の悩みを解決し、有益な情報を提供しましょう。 お客様の悩みを知る方法は以下の通りです。 メールアンケートの収集などリサーチを行う 営業やカスタマーサービスチームに話を聞く キーワード調査を行い、同分野でのよくある質問を見つける 関連したフォーラムやオンラインコミュニティを閲覧する ソーシャルメディアのコメントやレビューをモニタリングする また、電子書籍やホワイトペーパーなど他のコンテンツを補完するためのインフォグラフィックを作成することもできます。例えば、Zendeskは電子書籍へのアクセスを促してリードを獲得するために、以下のインフォグラフィックを作成しました。 (出典) 2. 魅力的なタイトルをつける ネット上には膨大な数のコンテンツが氾濫しています。その中でインフォグラフィックを目立たせる第一歩は、読者の注目を集める魅力的なタイトルをつけることです。 Brian Dean氏の提案にある通り、重要なのはタイトルを 「とてつもなく具体的に」することです。読者にとってインフォグラフィックがどのように役に立つのかをアピールするタイトルをつけましょう。 クリックされやすいタイトルを作成するヒントは以下の通りです。 端的で正確に 数字やデータを含める 感情に訴える言葉を使用する ネガティブな表現を検討する(例:やってはいけない、失敗、要注意!など) 以下はNet Credit社によるインフォグラフィックの事例です。タイトルが非常に具体的なため、内容がすぐ分るようになっています。 (出典) 3. シンプルなデザインにする 以下のインフォグラフィックをご覧ください。 (出典) どう感じましたか? インフォグラフィックデザインの役割は読者の注目を集め、飽きさせないことです。雑然としたデザインでは読者の心を捉えることができず、コンバージョンを得ることもできません。 優れたデザインのインフォグラフィックは、美的感覚に優れ、機能的なコミュニケーションを実現するものです。重要なのはビジュアルコンテンツを活用し、デザインをシンプルにすることです。 ここでは、インフォグラフィックデザインを最も効果的に作成する方法をご紹介します。 情報をまとめて、流れを考え、構成を練る データに合ったインフォグラフィックのレイアウトを選ぶ グリッドデザインまたはワイヤーフレームを使って、すべてのデザイン要素を整理する データを効果的に表示するためにデータの視覚化を含める(例:チャート、テーブル、マップなど) 2〜3種類のシンプルで読みやすいフォントを選び、情報の階層化を図る 情報の補完にアイコンやイラスト、写真を使用する ブランドカラーやインフォグラフィックのテーマに沿った配色を選ぶ デザイン要素の間には、十分な余白を確保する 以下のDrift社がデザインしたインフォグラフィックを見てみましょう。アイコンとチャートを使ってデータを効果的に伝え、文章は最小限に抑えられています。読みやすく、理解しやすいものになっています。 (出典) 4. ブログ記事でインフォグラフィックを紹介する インフォグラフィックをデザインした後は、どのように公開し、トラフィックを増やすかを考えます。 インフォグラフィックで閲覧者の注目を集めるには、インフォグラフィックを中心としたブログ記事を書くことが効果的です。補足的なコンテンツを作成し、インフォグラフィックについて詳しく説明します。 付加価値を提供するだけでなくSEOコンテンツを書くことで、ブログ記事の順位を上げ、インフォグラフィックの閲覧を促しながらサイトのトラフィックを誘致することができます。 ブログ記事では背景情報を提供し、インフォグラフィックの内容について詳しく説明します。 以下は、Venngage社が作成したブログ記事の例です。グラフィックデザインのトレンドに関するインフォグラフィックを紹介するためのブログ記事です。簡単な紹介文から始まり、インフォグラフィックを表示した後、それぞれのトレンドを詳しく説明しています。 (出典) 5. オンページSEO(内部対策)でインフォグラフィックを最適化する インフォグラフィックは画像のため、Googleに読み取りはされません。しかしながら、オンページSEOでのインフォグラフィックの最適化を怠らないようにしましょう。 まず最初に、キーワード調査を行ってください。Googleのキーワードプランナーなどの無料ツールを使って、成果が期待できるキーワードを特定します。検索数が多く、競争率が低いキーワードに絞ってください。 キーワードが確定したら、以下の場所にキーワードを入れます。 ブログ記事のヘッドライン メタディスクリプション(説明文、スニペット) ブログ記事のURL インフォグラフィックのファイル名 インフォグラフィックの代替テキスト(alt属性) ヘッダーのタグ(例:H1、H2など) 違和感のない程度にコンテンツ全体に散りばめる 上記のオンページSEO施策を念頭に置くことで、ブログ記事(およびインフォグラフィック)のランキングが向上し、リードの増加につながる質の高いトラフィックが集まるようになります。 6. 強力なCTAを設置する ブログ記事にトラフィックを集めることができても、それだけでは十分ではありません。ブログ記事に強力なCTA(行動喚起)を設置し、訪問者をリード化させる必要があります。 CTAボタンには具体的な行動を表す言葉を使用して、ウェブサイトのコンバージョンを最大化できるようにしましょう。 ブログ記事やインフォグラフィックの最後にCTAを配置することもできますが、文中に配置し、最もインパクトを与える可能性のあるコンテンツとCTAを並べるのもおすすめです。 以下は、HubSpot社によるインフォグラフィックのブログ投稿例です。ブログ記事の中盤と終盤で、さりげなく無料テンプレートのダウンロードを促しています。 (出典) 関連ブログ記事:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 7. ソーシャルメディア用にミニインフォグラフィックを作成する インフォグラフィックを作成するのは手間がかかります。せっかく時間をかけて制作するのですから、さまざまなチャネルで宣伝し、認知度を高めることが重要です。 コンテンツを宣伝するチャネルと言えば、真っ先に思い浮かぶのはソーシャルメディアです。 ソーシャルメディアの投稿や広告でインフォグラフィックを宣伝することで、より多くの読者に読まれ、ウェブサイトに多くのトラフィックを誘導してリードを獲得することができます。 しかしながら、ほとんどのインフォグラフィックは縦に長く、ソーシャルメディアの投稿画面では切り取られて表示されてしまいます。 LinkedIn社が投稿したインフォグラフィックを見てみましょう。新しいタブで画像を開いて拡大しないと読めません。 (出典) この問題を解決するため、ソーシャルメディア用のインフォグラフィックを作成する必要があります。長いインフォグラフィックを複数の小さいインフォグラフィックに分割し、異なるソーシャルメディアプラットフォームのサイズ要件に適したものにします。 そうすることで、インフォグラフィックをより読みやすくすることができます。ウェブサイトへのトラフィックを促進させるため、キャプションには必ずブログ記事またはメインのインフォグラフィックへのリンクを挿入します。 以下は、John Hopkins Medicine社が投稿したソーシャルメディア・インフォグラフィックの例です。大きなインフォグラフィックから一連のミニインフォグラフィックを作成し、Instagramにカルーセル機能を使って投稿しています。 (出典) 8. SlideShareでインフォグラフィックを再利用する B2Bマーケターにとって、スライドショー形式で資料を公開できる無料のサービス「SlideShare」は見逃せないコンテンツ配信プラットフォームです。 トラフィックの70%以上がターゲット検索から来ているこのプラットフォームは、リーチを拡大し、有望なリードを引き付けることができます。 SlideShareデッキでの再利用をお勧めする理由の1つは、インフォグラフィックがプレゼンテーションよりも4倍もバイラルであることです。 方法として、まずインフォグラフィック内の情報を凝縮し、小さなスライドに分解します。各スライドに重要なポイントは1つに絞り、イラスト、アイコン、チャート、グラフや写真などのビジュアルで補完しましょう。 それだけでなく、SlideShareデッキの中間または最後にリードフォームを設置し、プラットフォームから離れることなくコンバージョンを促すこともできます。 9. 他のブランドと提携する インフォグラフィックは、必ずしも自社で作成する必要はありません。同じようなターゲット層に語りかける他のブランドと提携し、インフォグラフィックを共同制作することもできます。 これは費用対効果の高い戦略で、提携先のオーディエンスを活用してリーチを拡大するのに役立ちます。以下、Spark Post社がSurvey Monkey社と提携して作成したインフォグラフィックの一部をご紹介します。 (出典) まとめ:インフォグラフィックでリード獲得を促進させましょう リード獲得キャンペーンの企画を行う場合は、電子書籍や、ガイド、ホワイトペーパーなどの長文コンテンツに頼るのではなく、ぜひインフォグラフィックをお試しください。 今回ご紹介した9つの効果的な戦略を活用し、魅力的なインフォグラフィックを作成して閲覧者をリード化させましょう。 (関連記事) ・見込み客を顧客に!購買を促すための効果的なメルマガ作成の心理テクニック12選 --- ### Gmail上でプロモーションタブに振り分けられてしまう受信メールをメインタブに振り分ける方法 - Published: 2022-01-17 - Modified: 2024-07-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-move-your-emails-from-gmails-promotions-tab-to-primary/ - Categories: メールマーケティング - Tags: Gmail, htmlメール, メール配信, プロモーション Gmailの受信箱にはタブ欄があり、メールが自動で振り分けられます。 受信側では「重要なメールがプロモーションタブに入ってしまうのを変えたい」、送信側では「送信したメールをプロモーションタブではなくメインタブに振り分けたい」といったお悩みがあるのではないでしょうか。 今回は、Gmailのタブについての解説と、受信側・送信側それぞれのプロモーションタブへの対応方法についてご紹介します。 Gmailのタブ振り分けは5種類ある まずはプロモーションタブを含め、それぞれのタブの特徴についてご説明します。 -メイン 個人的なやり取りなど重要なメールがここに振り分けられます。知り合いからのメールや、テキストメール、他のカテゴリーに分類されないメールが表示される、その名の通りメインとなる受信タブです。 -ソーシャル TwitterやFacebookなどのSNS、メディア共有サイトからのメールが表示されます。 -プロモーション セールやクーポン情報など広告メールが表示されます。メルマガの多くが振り分けられるタブです。 -新着 利用中のクラウドサービス(Slack等)の新着通知メールや確認書・領収書、請求書メールなどが表示されます。 -フォーラム オンライン グループ、ディスカッション フォーラム、メーリングリストからのメールが表示されます。 受信したメールをプロモーションタブからメインタブに振り分ける方法 プロモーションタブに入ってしまったメールをメインタブに振り分けるには、3つの方法があります。 1. ドラッグ&ドロップ方法 これはプロモーションタブからメインタブへメールをドラッグする方法です。 その後同じ送信元からのメールに対し、同じ対応を希望するかどうかメッセージが表示されます。ここで「はい」をクリックすれば、それ以降メールはメインタブへと配信されることになります。 2. 右クリック方法(MacではControlキー+クリック) 2つ目の方法は、移動させたいメールを右クリック(MacではControlキー+クリック)したら「タブに移動」をクリックし、最後に「メイン」を選択します。 ドラッグ&ドロップ方法の際と同じ、今後の対応に関するメッセージが表示されるので、必ず「はい」をクリックしましょう。 3. フィルタの作成 検索ボックスにてアドレスを検索し、検索バーの右端をクリックして検索オプションを表示します。 次に検索オプションのメニューの右下、「フィルタを作成」をクリックします。 以下のウィンドウが表示され、振り分けられるタブを選択することができます。「メイン」を選択することで、メインタブへ振り分けがされるようになります。 おまけ:プロモーションタブを無くす方法 おまけとして、プロモーションタブを無くしてしまう方法もあります。 右上の設定画面から、「すべての設定を表示」を選択します。 「受信トレイ」の設定画面で、カテゴリの中から「プロモーション」のチェックを外し、変更を保存します。 こうすることで、プロモーションタブ自体を無くすことが可能です。すべてのメールをメインで閲覧したい方は、メインタブ以外のカテゴリのチェックを全て外してください。 送信したメールがプロモーションタブに入ってしまう場合の対応 プロモーションタブへの配信を防ぐために送信側ができる事として、「ヘッダーのフォーマットを変更する」、「メール内のリンク数は1つに抑える」、「メールに画像を挿入しない」など、これまでいくつかの方法が試されてきました。しかし、まだ効果的な解決法は見つかっていないのが現状です。 送信側でできることは限られている 送信側でできることは、購読者側でGmailアカウントの設定を前述した方法で変更してもらうことです。ですがそれを促すために購読者にその旨をお知らせするメールを送っても、それすらメインタブに届かない可能性は十分にあります。そのためブログやメール以外でのコミュニケーションツールを通して、設定変更の方法をお知らせするのが効果的でしょう。 プロモーションタブのメールは意外と見られている ちなみにプロモーションタブに入ってしまったメールは全く見られないのか、というと、実はそうではありません。 2021年に弊社が行ったメールマガジン購読状況調査で『Q. Gmailを利用している方へ メインタブだけでなく「プロモーション」や「新着」のタブも開いていますか?』という質問をしたところ、約8割がメインタブ以外も開いて見ていることがわかりました。 (参照:メールマガジン購読状況調査 2021年度版) また、スマホのGmailアプリを開いてみると、メインタブの上部に「おすすめのプロモーション」が表示されており、プロモーションタブへの導線が用意されています。 この「おすすめのプロモーション」をタップすると、プロモーションタブへ飛ぶようになっています。 また、プロモーションタブの方には、「注目のプロモーション」「その他のプロモーション」と分かれて表示がされています。 プロモーションタブに入るメールの中でも、Gmailの機械学習によってこれまでのデータを元に「おすすめ」と見なされたものに関しては、「おすすめのプロモーション」として表示がされるようです。 こうした仕様もあり、プロモーションタブは意外に見られることがわかります。 最善策はしっかり読まれるためのコンテンツ作り 「送信したメールをメインタブに入れたい」というのは、「読者にメールを見逃して欲しくない」ということだと思います。しっかりメールを読んでもらうためには、送信するメールの重要度を読者に感じてもらうことが重要です。そのためにはコンテンツを強化し、読者のエンゲージメントを高めることが必要となります。 読者のエンゲージメントが高まると毎回のメールマガジンの開封率が上がり、メインタブへの受信設定を行ってもらいやすくなりますし、Gmailの機械学習によってプロモーションタブからメインタブへ振り分けられることも期待できます。 効果的なコンテンツ作りには、下記ブログをご参照ください。 ・ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 ・コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき? ・ぜひ真似したい!メルマガのコンテンツアイディア5選 まとめ 今回は、受信側・送信側それぞれのGmailプロモーションタブへの対応方法についてご紹介しました。 ぜひ今後の対応の参考にしてみてください。 (Gmail関連記事) ・Gmailの暗号化設定によりメールに対するセキュリティー意識が向上。ーセキュリティーにまつわるTLS、DMARCって何? ・Gmail受信画面のアイコンの意味を解説!スターマークと重要マークの使い分けは? ・メルマガ購読状況調査2002年度版 --- ### サポート担当へのご質問ランキングTOP7とご回答まとめ - Published: 2022-01-06 - Modified: 2022-01-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/top7-questions-asked-to-benchmarkemail/ - Categories: メールマーケティング, 機能・便利ツール, 開封率・到達率 - Tags: 到達率, 開封率, ステップメール, メルマガ, A/Bテスト, オートメーション こんにちは!Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の林です。 ユーザー様からいただく様々なお問い合わせやご相談を拝見し、FAQページなどの資料アップデートやサービス改善に日々努めております。 今回は、Benchmark Emailユーザー様からいただくご相談の中から、他のユーザー様にもお役立ていただけそうな内容を一部ピックアップし、サポートからのご回答と共にランキング形式でご紹介します。 第7位「スマホで見た時に、メール内の画像を横並びのままにできますか?」 可能です。 Benchmark Emailで作成したメールはすべてレスポンシブ対応となっているため、デフォルトですと受信側の端末に合わせてレイアウトが自動的に調整されます。画像を複数枚横並びに設置した場合、PCではなくスマホでメールを見た時は縦並びで表示がされます。 PCで見た場合 スマホで見た場合 しかし、あえて横並びのまま固定することもできます(ただし、画像が2枚の場合のみです)。 横並びでの固定方法は、以下をご覧ください。 関連FAQページ:モバイル版で画像を横並びにする方法 第6位 「◯◯とBenchmark Emailの連携は可能ですか?」 ユーザー様がご希望される連携の内容は様々ですが、中でも多いのは、「利用中のCRMシステムや自社データベースから、顧客リストをBenchmark Emailアカウントに自動連携したい」というものです。 Benchmark Emailは、ShopifyやPaypal、TableCheckなどのサービスと連携させることが可能です。 上記のようにすぐに連携が可能なサービスにつきましては、以下のページに一覧と連携方法が載っております。「Benchmark Emailが提供するアプリ連携を利用する」の部分をご参照ください。 関連FAQページ:API / 連携アプリ また、Zapierというツール連携サービスを利用いただくことで、SalsforceやKintoneなどより多くのサービスと連携が可能です。Benchmark Emailアカウント右上のアカウント名部分をクリックし、「連携」ページに行くと「Zapier連携オプション」ページがございます。そちらから連携の設定を行ってください。 関連FAQページ:Zapierを使って、Benchmark Emailと他のアプリを連携させる方法とは? (関連ブログ記事) ・Zapierを使ってSalesforceとメルマガを連携し、リードの登録を自動化しよう! ・Zapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法 上記にないサービスや自社データベースとの連携を行いたい場合は、Benchmark Emailが公開しているAPI情報を元に連携構築をしていただく必要がございます。 詳しくは、以下のページの「Benchmark Restful APIを利用して連携構築を行う」の部分をご参照ください。 関連FAQページ:API / 連携アプリ 第5位 「ステップメール機能を使ってみたのですが、うまく稼働しません」 ステップメールは、登録フォームに顧客情報が登録された日を基準に、あらかじめ用意したメールを自動で送信できる機能です。 ステップメール機能を初めてご利用のユーザー様から、「うまく稼働しません」というお問い合わせをいただくことがあります。そこで、つまずきを早々に解決できるよう、よくある原因と解決方法を詳しくまとめた資料ページを作成しました。ステップメールが上手く配信されない場合は、ぜひご参照ください。 関連FAQページ:ステップメールを稼動する方法と、稼働したのにメールが届かない場合の原因について また、「ステップメール機能を使ってみたいが、何から始めれば良いかわからない」というユーザー様に向けたYoutubeセミナー動画もご用意しております。 弊社で実際に配信しているステップメールの事例を交えつつ、ステップメール作成のための考え方から設定方法まで詳しくご紹介していますので、少しでもご興味のある方はぜひご覧ください。 第4位 「宛先ごとにカスタマイズした内容を、メール内に入れることはできますか?」 メール冒頭に「〇〇様へ」という挨拶を入れるなど、送信先に合わせてカスタマイズした内容を表示したい、というご要望は少なくありません。こちらはパーソナライズ機能を利用することで簡単に設定が可能です。 Benchmark Emailに顧客リストをアップロードする際、名前や電話番号などの情報を28項目まで登録することができます。その登録情報をメール内に差し込むことが可能です。 (関連FAQページ) ・購読者毎の情報をメールや件名に差し込む方法(パーソナライズ機能) ・ コンタクトリストのフィールド項目を編集する方法は? 第3位 「メールの到達率を上げたいです。エラーアドレスの管理など、どう運用するのがベストでしょうか?」 配信システムを利用してメルマガの一括配信を行っても、そのメールが受信箱に届かなければ意味がありません。 まず、配信後にエラーとなってしまったアドレスに対しては、Benchmark Emailをご利用の場合は特に管理をする必要はありません。エラーの種類によって今後も届かないと判断されたアドレスは、次回以降、自動的に配信対象外となります。エラーアドレスにメールを送り続けてしまうと、送信元のメールアドレスのドメイン評価が下がり、本来届いていたアドレス宛にも届かなくなってしまうため、それを防ぐ仕様となっています。 一方で、配信前に行っておいていただきたいのが以下の2つです。 1.送信ドメイン認証 2.リスト照合(リストのアップロードが否認となった場合のみ) 1の送信ドメイン認証は、送信元の身元証明を行うことです。これは、受信側でなりすましメールと判断され、受信箱に届かなかったり迷惑メールフォルダに入ってしまったりすることを防ぐための重要な設定です。以下の動画で詳しく解説しております。 2のリスト照合は、元の顧客リストのクオリティが低い(=エラーとなるアドレスが多い)場合に、あらかじめエラーを取り除いた上でリストアップロードを行えるサービスです。その必要性について、以下の動画でも詳しく説明をしておりますのでご参照ください。 弊社で提供しているリスト照合サービスについては、以下をご覧ください。 関連FAQページ:リスト照合サービスって何ですか? 関連ブログ記事:メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 第2位 「初めてHTMLメールを作成します。どのようなデザインにするのが効果的でしょうか?」 これまでテキストメールでメルマガ配信を行っていたけれど、「画像を入れてよりイメージを伝わりやすくしたい」「開封率やクリック率などの効果測定を行いたい」という理由でBenchmark Emailをご利用いただく方も多いです。 すでにHTMLメールを配信している場合はそれを参考に作成できますが、0から作る場合、構成や要素について悩まれることが多いかと思います。そこで、テキストメールからHTMLメールを作成するときの考え方について、詳しく解説をした動画を作成しました。 初めてHTMLメールを作成される方や、すでに作成経験はあるけれど基本を復習したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。 *同内容のブログ記事もございます。 (その他関連ブログ記事) ・メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? 他社のメルマガデザインを参考にしたい方は、こちらもおすすめです。 ・メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例大特集! 第1位 「開封率やクリック率を上げるには、どうすれば良いですか?」 定期的なメルマガ配信は行えているけれど、より多くの人に開封やクリックをしてもらうには何をすれば良いだろうか?とお悩みの方が、やはり多いようです。 また同時に、「そもそも今の開封率とクリック率は良いのか、悪いのか」といったご質問もいただきます。 開封・クリック率が良いか悪いかは、過去と現在の配信で結果を継続的に比較・分析する必要があるものですが、まず「他社と比べてこの開封率・クリック率はどうなのか」を知りたい方は、以下のレポートを参考にしてみてください。業種別のメール平均開封率・クリック率・エラー率レポートを掲載しております。 業種別・地域別(国別)平均メール開封率レポート また、分析などを行う前に、ひとまず開封・クリック率をあげるためのポイントのみを知りたい方は、以下の動画とブログ記事をご覧ください。 ブログ記事:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 メルマガ配信の結果について効果測定を行い、開封・クリック率の改善を続けていきたい方は、A/Bテスト機能をぜひご利用ください。 A/Bテスト機能は異なる件名や内容のメールをリスト内の何割かのコンタクトへ限定的に配信し、その結果から自動的に最適なメール(開封またはクリックが多かった方のメール)をリストの残りの方へ配信できる機能です。 この機能を使って開封率やクリック率を比較・分析することで、次回以降より効果的なメルマガ配信を行うことができます。 A/Bテスト機能の使い方については、以下の動画で詳しく解説をしていますのでご覧ください。 メルマガA/Bテストシリーズの3つ目の動画「【メルマガA/Bテスト③】A/Bテスト機能の活用事例」では、実際に弊社で行ったA/Bテストの結果と考察をご紹介しておりますので、ぜひ今後のご参考にしてみてください。 おわりに 今回は、カスタマーサクセス担当に寄せられるお問い合わせ・ご相談の中から、皆様にもお役立ていただけそうなものの一部を厳選してご紹介しました。 ユーザーの皆様のご不明点を出来る限り事前に解消できるよう、これからも管理画面の改良やFAQの充実に努めて参ります。 また、本ブログではもちろん、今回ご紹介したYoutubeチャンネルでも最新のお役立ち情報をお届けして参りますので、ぜひお楽しみにしていてください。 --- ### 2022年新年のご挨拶と機能アップデートのまとめ - Published: 2022-01-02 - Modified: 2021-12-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2022/ - Categories: お知らせ 新年あけましておめでとうございます。 昨年もBenchmark Emailをご利用いただき、誠にありがとうございます。 2021年は、機能面において様々なアップデートを行って参りました。 ・メールエディタのレイアウト変更がスムーズに:セクション機能の追加 ・メールやランディングページで魅力的な商品表示: eコマースブロックの追加 ・他のアプリケーションとの連携を強化:Zapier連携のアップデート また、コロナ禍の影響が続く中ではございましたが、ユーザー様にメールマーケティング情報をお届けするための様々な取り組みを行いました。 ・操作解説やマーケティングに関するオンラインセミナー ・日本でのメルマガの購読状況を調べた「メールマガジン購読状況調査2021」の実施 ・Youtubeチャンネルでの機能解説やメールマーケティング情報の発信 ・SNSを活用したメールマーケティング情報発信 2022年も皆様のメールマーケティング施策のお役に立てるよう、サービスの向上を目指して精進してまいります。 皆様のご健康とご多幸を心からお祈りいたします。 本年もよろしくお願い申し上げます。 --- ### 【2021年】ブログ記事ランキング&メールマーケティング関連ニュースの振り返り - Published: 2021-12-21 - Modified: 2021-12-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blog-ranking-2021/ - Categories: マーケティング全般 - Tags: メールマーケティング, cookie, ランキング, ブログ, メールプライバシー保護, サードパーティー, 人気, 2021, ニュース, トレンド こんにちは、Benchmark Emailの山本です! 今年最後の本記事では、2021年のBenchmark Emailメールマーケティングブログ人気記事ランキングを発表します。今年公開されたブログの人気ランキングをニュースレターのクリック数、Twitterのいいね数、総合アクセス数の3種類に分けて発表しますので、一年の振り返りにぜひご覧ください! ニュースレター人気記事ランキング【2021】 今年配信したニュースレターの「クリック数」を基にしたランキングです。メルマガの担当者様に役立つ内容の記事が勢揃いです! 第3位 第3位には、メルマガの一般的な配信頻度や、メルマガごとの最適な配信頻度の見つけ方についてご紹介したこちらの記事がランクインしました。ブログ記事はこちら(画像クリックでも遷移できます)。 第2位 「適切な時間に配信していない」「プロモーションが多すぎる」など、メルマガを作成する上で注意したい点を10つご紹介しました。ブログ記事はこちら。 第1位 ニュースレタークリック数ランニング第1位には、スマホ版Gmailアプリの受信画面に自社ロゴを表示させる方法を解説したこちらの記事が選ばれました!開封率アップやブランド認知の定着に繋がります。設定がまだの方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。ブログ記事はこちら。 Twitter「いいね」ランキング【2021】 Benchmark Emailでは新しい記事が公開されるたびにTwitterにてお知らせをしています。ツイートの「いいね」の数が多かった記事ランキングを発表します! 第3位 第3位は、Gmailの受信画面について詳しく解説した記事でした。各機能やアイコンの意味を理解して、Gmailをもっと使いこなしましょう!ブログ記事はこちら。 第2位 Benchmark Emailのニュースレター担当者が実際にメルマガの改善・検証を行う企画。配信時間を変えてみたときに、開封率はどう変わったのでしょうか?ブログ記事はこちら。 第1位 Twitterの「いいね」が最も多かったのは、「テキストメール」と「HTMLメール」の違いを解説したこちらの記事でした!「テキストデザインメール」「Webデザインメール」についてもご紹介しています。それぞれの形式のメリットや、最適なデザインを選ぶためのポイントをチェックしましょう。ブログ記事はこちら。 総合アクセス数ランキング【2021】 最後は今年公開された記事の総合アクセス数ランキングです。一般的なメールの知識や、メルマガに関連する最新情報をまとめた記事がランクインしました。 第3位 2021秋にApple社製品のOSアップデートが行われ、ユーザーのプライバシー保護が強化されました。本記事では、メルマガにどのような影響があるのか解説しています。ブログ記事はこちら。 第2位 ビジネススキルの基本であるメールの「CC」と「BCC」とは何なのか、どんなときに使うと良いのか、そしてそれぞれの注意点について解説をしました。ブログ記事はこちら。 第1位 総合アクセスランキング第1位は、Twitterの「いいね」ランキングでも第3位に選ばれた、Gmail受信画面についてご紹介したこちらの記事でした!意外と知られていないGmailのアイコンやラベルの使い方を、この機会に改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。ブログ記事はこちら。 以上、Benchmark Email人気ブログ記事の発表でした。 2021年に起きたメールマーケティングに影響のある変化について 2021年は、メールマーケティングに影響のあるニュースや技術的変化が起きた年でもありました。ここで簡単に今年のニュースを振り返ってみましょう。 サードパーティーCookieの廃止 GoogleがサードパーティーCookieのサポートを終了するというニュースがありました。 実際にサードパーティーCookieが全面的な禁止をされるわけではありませんが、数年以内に、ほとんどのWebブラウザがサポートを停止する予定です。Webブラウザ「Chrome」のサードパーティCookieサポートについては、2023年半ばから後半までの3カ月で段階的に廃止する見込みとしています。 以下ブログ記事では「サードパーティーCookie」とはそもそも何かや、Webマーケティングにおいて重要な理由などを解説しています。 ・サードパーティーCookieの廃止によるWebサイトの追跡方法への影響 Apple Mail「メールプライバシー保護」機能リリース 本年秋には、Apple社製品のOSアップデートがリリースされ、ユーザーのプライバシー保護が強化されました。「メールプライバシー保護」機能の実装により、メールマーケティングにどのような影響があるのかについては、是非こちらの記事をご覧ください。 ・iOS15などApple Mailのプライバシー保護方針についてのまとめ 今後もプライバシー保護方針が強化されていくことが予想されます。その影響を受けにくいメールマーケティング手法もご紹介していますので、来年も効果的なメールマーケティングを行っていただけたら幸いです。 最後に Benchmark Emailは、来年もメールマーケティングに役立つ情報を分かりやすくお届けしていきます。来年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。 --- ### 機能アップデート:新しくeコマースブロックが追加されました! - Published: 2021-11-22 - Modified: 2021-12-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information8/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ - Tags: 機能アップデート, メールデザイン, ドラッグ&ドロップエディタ, EC こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! この機能アップデート記事では、Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。今回のアップデートは以下の2点です。 eコマースブロックの追加 メール及びランディングページ作成フローの変更 eコマースブロックの追加 D&Dエディタにeコマースブロックが追加されました。名前の通りeコマースに最適なブロックで、以下のように簡単に商品掲載のレイアウトを作成することができます。 こちらが完成したレイアウトです。 メルマガで商品掲載を行いたいユーザー様は、ぜひご活用ください! 使い方の詳細は、以下のページをご覧ください。 FAQ(利用ガイド):メールのセクション機能と各ブロックの説明 *2021年12月、ランディングページ機能のエディターにもeコマースブロックが追加されました!ブロック内の商品リンクを、ページのコンバージョンゴールに設定することも可能です。 ランディングページの作成については、以下をご参照ください。 FAQ(利用ガイド):ランディングページの作成方法について メール及びランディングページ作成フローの変更 メール及びランディングページの作成のフローが変更となりました。 これまでメールエディタでは、以下の管理用のメール名を入力する画面の後、チェックリストに遷移する仕様でした。 しかし、現在は管理用のメール名を入力して「次へ」をクリックすると、以下のメールエディタへ遷移するようになっています。 また、チェックリストも「本文&デザイン」の位置が一番上に変更となっています。 ランディングページも同様に、管理用のランディングページ名を入力する画面の後、チェックリストではなくそのままランディングページエディタに遷移するようになりました。チェックリストでも「デザイン」が一番上に変更となっています。 このアップデートによって、「すぐにメール(ページ)を作成したい」「まずはデザインを決めたい」というユーザー様に、よりストレスなくご利用いただけるのではないかと思います。 是非、今回のアップデートを今後のメール配信にお役立てください。 (関連記事) ・機能アップデート:Zapier連携に新しい選択肢とテンプレートが追加されました! ・機能アップデート:メールエディタのセクション機能追加によりレイアウトが更に簡単に! --- ### Benchmark Emailは最近SNSを頑張っているらしい!? 6つのSNSアカウントをご紹介 - Published: 2021-11-11 - Modified: 2023-07-31 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/our-sns-accounts/ - Categories: ソーシャルメディア - Tags: マーケティング, sns, BtoB, 事例, 活用 こんにちは、メールマーケティングアドバイザーのMichiです。今日は我々の専門ではないSNSの話をさせていただきます。 メールマーケターの皆様の多くはSNSの運用も兼務されていたり、今後のチャレンジ施策として気になっている方もいらっしゃると思います。当社の調査でも、ユーザー様の約半数が何らかのSNSアカウントの運営に携わっていらっしゃいました。 そこで本日は我々Benchmark EmailがどのようにSNSに取り組んでいるのか、「BtoB系SaaS企業のリアルなSNS運用事例」としてご紹介したいと思います! 実はTwitterとFacebookのアカウントは2010年から開設していたのですが成果が実感できず悩んでいました。ここ数年は投稿を頑張っており、だんだん成績が伸びています。やっと軌道に乗ってきたくらいのアカウントではありますが、ひょっとするとこれも皆様のお役に立つのではないかと思った次第です。 投稿している内容などをご紹介させていただきますので、どんなものか、ぜひ覗いてみてください。 なぜBenchmark EmailはSNSをやっているのか? メールとSNSの親和性の高さ SNSとメールはいずれも、顧客や見込み客との関係を深めるために有効なチャネルです。Webサイト・ブログ・YouTube動画等のコンテンツを、メルマガとSNSの両方で発信することで、より多くの人に届けることができます。 当社が実施した調査により、メールとSNSは親和性が高いことがわかりました。 約7割の方が「メルマガをきっかけにSNSアカウントを見に行くことがある」と回答し、約6割の方が「SNSアカウントをきっかけにメルマガを購読したことがある」と回答しています。 Benchmark Email「メールマガジン購読状況調査 2021年度版」より 同調査より メールとSNSを併用することで、顧客との関係を複数のチャネルから強化できそうです。 SNSの活用目的 顧客との関係強化という視点から、Benchmark Emailではふたつの目的のためにSNSを活用しています。 ①ユーザーサポート:機能の使い方、ニュースなど最新情報をお届けするため ②認知拡大:将来的に顧客になる可能性がある方に、Benchmark Emailへの理解を深めてもらうため 具体的にはブログ記事やYouTube動画および機能リリースの告知や、豆知識の発信を行っています。 次の章で、具体的にSNSサービス別にどのように情報を発信しているかお伝えします。 Benchmark Emailが運用しているSNSアカウント -Twitterアカウント①稼働情報 ▶Benchmark Emailの稼働状況報告用Twitterアカウントはこちら Follow @Benchmark_kadou ユーザー様のために、稼働状況専用のアカウントにて稼働状況をお知らせしています。 稼働状況ツイートの例 -Twitterアカウント②マーケティング情報の発信 ▶Benchmark Emailのマーケティング情報発信用Twitterアカウントはこちら Follow @BenchmarkJP もうひとつの、マーケティング情報を発信するアカウントでは、①〜④のコンテンツを投稿しています。 Twitter投稿① メールマーケティングお役立ちTIPS メルマガ配信に役立つデータや、デザインに関するTIPSを発信しています。 お役立ち情報「メルマガに期待するコンテンツ」の投稿はこちら Twitter投稿② ブログ記事やYouTube動画の告知 新しく公開した記事や動画は、SNSでも告知してより多くの方に読んでいただいています。 ブログ記事紹介「ヘッダー&フッターデザイン」の投稿はこちら 動画紹介「開封されやすい件名」の投稿はこちら Twitter投稿③ セミナーの告知 セミナーを開催する際は、ランディングページ機能で作成した募集ページを投稿しています。 セミナー告知「2021年のSNSトレンド」の投稿はこちら Twitter投稿④ ユーザーサポート情報 ユーザー様へ向けた「知っていると役に立つBenchmark Emailの使い方」を発信しています。アカウント全体での投稿内容はマーケティング情報のほうを多めにしているため、こちらが全投稿に占める割合としては10〜20%ほどですが、Benchmark Emailの機能紹介や使いやすさのアピールも兼ねています。 ユーザーサポート情報「モバイル版表示の編集」の投稿はこちら Benchmark EmailのTwitterアカウントはこちらからフォローできますので、よろしければ是非チェックしてください。 Follow @BenchmarkJP -Facebookアカウント ▶Benchmark EmailのFacebookアカウントはこちら FacebookではTwitter投稿のうち、①お役立ちTIPS ②記事や動画の告知 ③セミナーの告知 を配信しています。 -Instagramアカウント ▶Benchmark EmailのInstagramアカウントはこちら 新しく開設したアカウントです。Benchmark Emailのユーザーとして多い、デザインに敏感なマーケター様向けにInstagramもはじめました。メールマーケティングお役立ちTIPSや、テンプレートを紹介していますのでぜひフォローしてください。 Instagram投稿① メールマーケティングお役立ちTIPS お役立ち情報「業界別平均開封率」の投稿例はこちら 開封率などのTIPS情報を、わかりやすくグラフィカルにお伝えしています。 Instagram投稿② メルマガテンプレートの紹介 メルマガテンプレート紹介「グリーンCTAのテンプレート」の投稿はこちら テンプレートはデザイン全体が伝わるように、動画でご紹介しています。 是非こちらからBenchmark EmailのInstagramアカウントをフォローしてください。 -Pinterest ▶Benchmark EmailのPinterestアカウントはこちら Pinterestでは、オリジナルコンテンツを投稿するほか、関連投稿を集めたボードを作成しています。 現在は3種類のボードを作成しています。 編集できるメルマガテンプレート オリジナルコンテンツを投稿しています。Benchmark Emailのメルマガテンプレートを掲載しています。 メルマガ知識 オリジナルコンテンツを投稿しています。TwitterやInstagramに投稿した、メルマガ知識の説明画像を再利用しています。 メルマガデザイン こちらは、Pinterest上の他のユーザーの投稿を集めたボードです。メルマガデザインの投稿を集めて、メルマガ担当者様に役立つボードを目指しています。この活用方法はPinterest特有かと思います。 是非こちらからBenchmark EmailのPinterestアカウントをフォローしてください。 -YouTube ▶Benchmark EmailのYouTubeアカウントはこちら プチセミナーという形で、メールマーケティングに関する知識を動画でお伝えしています。是非チャンネル登録してください! メールとSNSの連携機能 冒頭でお伝えした調査結果からも親和性の高さがわかるメールとSNSですが、Benchmark Emailには4つの便利な機能があります。相互送客にぜひご利用ください。 メルマガにSNSアカウントへのリンクを設置したい ドラッグ&ドロップエディタの「ソーシャルメディアブロック」を使うと、各種SNSアイコンをメルマガに入れることができます。 説明文を置いて「どんな情報を発信しているのか?」を紹介することもおすすめです。 SNSアカウントのプロフィールに登録フォームへのリンクを設置したい 登録フォーム機能やランディングページ機能を使うと、簡単に登録フォームのページを生成することができます。 SNSアカウントにメルマガのコンテンツを投稿したい TwitterとFacebookの連携機能がありますので、配信したメールのHTML版を自動投稿することができます。 SNSの投稿内容をまとめてメルマガで配信したい Twitter連携テンプレートを利用することで、最新の5ツイートを読み込んでメルマガにすることができます。 関連記事: Twitterと連携し、メルマガで最近のツイートを送ってみよう! SNSに関するコンテンツをお届けしてます Benchmark Emailユーザーの皆様のご支援のため、専門家を招いてSNSセミナーなども開催しております。 ソーシャルメディアに関するブログ記事はこちらにまとめていますのでぜひご覧ください。 まとめ Benchmark Emailのアカウントをぜひ覗いていただき、投稿をチェックして頂ければ幸いです。 これからも試行錯誤を行なって行きますので、ぜひフォロー頂けると嬉しいです! ■ Twitter(稼働状況) Follow @Benchmark_kadou ■ Twitter(マーケティングお役立ち知識) Follow @BenchmarkJP ■ Facebook ■ Instagram アカウントはこちら ■ Pinterest アカウントはこちら ■ YouTube (関連記事) ・トレンドを掴めばユーザーと交流できる! 戦略的なTwitterハッシュタグ活用6パターン ・SNS最新機能まとめ2021年版!Instagramリール、Twitterスペースについて解説 ・SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは? --- ### 飲食店必見! Instagramから直接集客できるレストラン予約機能、料理注文機能とは? - Published: 2021-10-28 - Modified: 2021-11-02 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/action-buttons-on-instagram/ - Categories: ソーシャルメディア - Tags: レストラン, Instagram, 飲食, 予約, 注文 こんにちは、株式会社BESです。 皆様はInstagramからお店を予約したり料理を注文したことはありますか?最近は、Instagramに美味しそうな料理、スイーツなどたくさん目にします。ハッシュタグなどから自分のお好みのものまで探せてとても便利ですね。 今回ご紹介するのは、Instagramの「予約・注文機能」です。ユーザーはInstagramで画像検索をし、Instagramから予約や注文を取ることが可能となっています。 今回はそんな「予約・注文機能」の概要、設定方法、メリットの3つにフォーカスしてお話します。 SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している、株式会社BESから、企業の認知拡大に役立つ活用方法と、新しい可能性についてご紹介します。 Instagramにある「予約・注文機能」のアクションボタンとは? Instagramのプロフィールにアクセスした際に「フォローする」のボタンがあります。その下にある「席を予約する」「料理を注文」といったボタンがアクションボタンです。 そのボタンを押すと、Instagramと提携しているサイトに移行し、予約や料理を注文することができます。 レストラン予約「席を予約する」 現在では、ぐるなびやTableCheckなどのレストラン予約システムがInstagramと連携しています。提携しているサイトは国やエリアにより異なります。(2021年10月現在) 「席を予約する」をタップすると外部サイトへ直接遷移し、離脱がなく予約することが可能です。 テイクアウト・出前の注文「料理を注文」 2020年4月から「料理を注文」機能が導入されました。これは新型コロナウイルスの影響を受けている中小企業の支援としてアメリカ、カナダで先行導入されていたものです。 こちらも「料理を注文」をタップすると提携されているデリバリーサイトへ飛び、注文することが可能です。現在は、Uber Eats、出前館、menuといった企業がInstagramと連携しています。(2021年10月現在) 「予約・注文機能」の設定方法 (1)ビジネスプロフィールの下段右端にある人マークにタップして、アカウントページに移動する。 (2)上部にある「プロフィールを編集」をタップする。 (3)「アクションボタンを追加」をタップする。 (4)加えたいアクションボタン(席を予約する、料理を注文)をタップする。 (5)あなたのお店を予約できるURLを記入して、「完了」をタップする。 「予約・注文機能」の企業とユーザーのメリット 企業:ユーザーの離脱を抑えられる 従来であればInstagramでお気に入りのお店を見つけた次にする行動は、Googleなどの検索エンジンでお店を検索することでした。そのような行動のデメリットとしては ・手間があり離脱してしまう ・検索時に他の店舗へ関心が移ってしまう可能性がある 上記の2つが挙げられます。しかし、Instagramから提携サイトへ直接移動できればそのような離脱は起きません。 ユーザー:別のアプリを開く手間がない Instagramで見つけ、予約をしたい気持ちになっている時に、いちから検索エンジンで探すのはとてもめんどくさいといったところがユーザーの本音です。Instagram内で予約や注文を完了できるといったところはとても魅力的ですね。 まとめ 今回は「予約・注文機能」の概要、設定方法、メリットの3つにフォーカスしてお話しました。うまく活用すれば今よりも効率よく集客することができる可能性の高い機能なので、今のうちに研究しておくのをおすすめします! 店舗を持っている飲食業、デリバリー専門店などがこのような機能を設定しInstagramを運用していけば予約数が増えていく可能性があります。その際はユーザーが検索するであろうハッシュタグを付けることを忘れないようにして下さい。Instagramの素晴らしい新機能を、ぜひ積極的に活用してみてください。 株式会社BESについて 株式会社BESでは、代表田中千晶を中心に、数多くの企業様に向けてSNS運用の研修、コンサルティングを行っています。 現在、SNSアカウントの運用や投稿についてお悩みの方に向けて、SNSの無料診断キャンペーンを実施中(※初回、30分限定)。プロとしてソーシャルマーケティングに10年以上携わる、代表田中よりアドバイスさせていただきます。 無料診断をご希望の方は、下記フォームの必要事項をご入力の上、お申し込みください。 ※TwitterやInstagram、LINEといった集客目的のSNSはもちろん、リモートワークツールやチャットツールをはじめとする社内SNSや、営業パーソン1人ひとりのSNS活用に関するお悩みにもお応えしております。 (関連記事) ・Instagramの新機能「地図検索機能」を解説!Googleマップ同様に実店舗集客に ・SNS最新機能まとめ2021年版!Instagramリール、Twitterスペースについて解説 ・メールマガジンの取り組みが集客の支えに!レストランを多展開する株式会社ワンダーテーブル --- ### ステップメールを使ってみよう!シナリオの作り方や、費用対効果の高いウェルカムメールの始め方とは? - Published: 2021-10-27 - Modified: 2022-11-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/a-beginners-guide-contact-list-automation/ - Categories: メールマーケティング, 機能・便利ツール - Tags: ステップメール, ウェルカムメール, 機能, 使い方 こんにちは!Benchmark Email Teamです。今回はBenchmark Emailのユーザー様にステップメール機能を使いこなしていただくため、ステップメールの概要や、シナリオの作り方を解説します。 なお、YouTubeチャンネルでもステップメールについて詳しく解説をしています。動画で見たい方は、こちらをご覧ください。 ステップメールとは? ステップメールとは、メールマーケティング手法の1つで、「ある条件を満たした顧客に対して、あらかじめ準備していた複数のメールをスケジュールに沿って配信すること」です。一度設定してしまえば、以降のメルマガ配信を自動化できるのが魅力です。シナリオに合わせた配信で見込み客・顧客を育成し、商品購入等につなげることができます。 代表的なステップメールの活用例を、ここでは4種類ご紹介します。 a BtoBナーチャリング系 見込み顧客宛に、本格導入へ誘う目的で送るメールです。商品への理解を深めてもらう内容が一般的で、フォーマルな印象を持たせることができるテキストメール風デザインも比較的多いです。 (例)トライアル登録や資料請求に対するお礼メールなど b セミナー・イベント系 申込者へ向けた自動メールのシリーズです。セミナー当日までのリマインドや、セミナー後のフォローメールを自動化すると便利です。 (例)セミナーに関する案内、リマインドなど c EC・通販系 購入や予約を促すためのもの。たくさんの商品を並べて見せることができる構成が多いですが、1点の商品を丁寧に説明するような構成もあります。 (例)購入お礼メール、〇〇日後に「利用してどうでしたか?」等のフォローメール、再購入促進メール、カゴ落ちメールなど d メディア系 ブログ等のwebサイトを閲覧してもらうためのもので、PV数をKPIにしている場合が多いです。 (例)登録直後のタイミングに役立つ記事の紹介、人気記事の紹介など カスタマージャーニーマップを用意する 効果的なステップメール作りの一番の近道は、現時点で自社が行っている、顧客アプローチの全体像を把握することです。まずは「カスタマージャーニーマップ」を用意しましょう。 カスタマージャーニーマップとは 顧客体験をマップ化したものが「カスタマージャーニーマップ」です。顧客が商品やサービスを発見し、興味を持ち、購入に至るまでの行動や心理を時系列で整理します。 整理する過程を通して、顧客目線で考えることができ、顧客に取るべきアプローチへの理解が深まります。 さらにもうひとつの利点として、マップ化をすると社内全体で共通認識を持つことができます。どのタイミングでどんなメールが必要かを、チームで協力して考えることができるのです。 カスタマージャーニーマップの作り方 それではマップの作り方をご紹介します。 1. ペルソナの設定 まずはどのような顧客をターゲットにしているのか、ペルソナを用意しましょう。メールマーケティングに必要なペルソナについてはこちらの記事をご覧ください。 ・関連記事:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? 2. ゴールを設定する 顧客に到達してほしいゴールを考えます。ペルソナで定めた顧客像をもとに設定しましょう。 3. ステージ設定と、ステージごとの行動を考える ゴールから逆算してステージの設定を行いましょう。これは商品や会社によってさまざまなステージ設定が考えられます。もし迷ってしまったら、一般的に使いやすい「認知→興味・検討→ゴール」というステージ設定を使ってみましょう。 それを終えたら、ステージごとにとってほしい行動を書き出します。 ■ Benchmark Emailの例(ステージ設定と、ステージごとの行動) ステップメールの作成と設定をする 1. カスタマージャーニーマップをもとに、「改善箇所」「改善策」「システム化できる部分」を考える 「横軸のフェーズをよりスムーズにするために、改善ができそうな箇所」をピックアップします。「具体的に何をすると良いか」のアイデアを出していきましょう。この時点では、メールのことは一旦置いておき、広い視野で考えるといいでしょう。 ■ Benchmark Emailの例(改善箇所と改善策) 一通りアイデアを出したら、「ステップメールでシステム化できるのはどの部分か」をピックアップします。 ■ Benchmark Emailの例(システム化できる部分) こちらの例では、オレンジ色になっている2点をステップメールで自動化することにしました。 (A)トライアル登録者へ、サービス資料や操作資料を届ける (B)ユーザーへ定期的に利用満足度アンケートを取る 2. ステップメールの全体構成を決める ステップメールを設計するために、具体的に何をどのようなタイミングで届けるかを決めましょう。 例えばBenchmark Emailの「(A)トライアル登録者へ、サービス資料や操作資料を届ける」という施策であればこんな感じです。 何を届けるか: -サービス説明資料 -操作に役立つ資料 -導入事例 -よくある操作質問と回答 届けるタイミングは: -トライアル登録の直後(サービス説明資料、操作に役立つ資料、導入事例を届けて検討をスムーズに) -トライアル登録の翌日(よくある操作質問と回答を届けて、利用をスムーズに) トータルで何通送るか: 2通 3. ステップメールの作成 全体構成が決まったら、それぞれのメールを作っていきましょう。 ■ Benchmark Emailの例(メールを作成) ステップメールの作り方は、こちらの動画をご覧ください。 Benchmark Emailでは実際に、アカウントを作成いただいた方にこちらのステップメールをお送りしています。メールを受け取ってみたい方はぜひこちらから無料トライアルアカウントへご登録ください。 簡単に始めたい方向け:登録フォームの設置とウェルカムメールの設定をしてみよう さて、ステップメールの導入を検討している方の中には、カスタマージャーニーマップの作成をする時間が取れない方もいると思います。そのような方におすすめしたいのが、最も簡単で効果の高い「ウェルカムメール」の導入です。 登録直後に送られるウェルカムメールの効果は一般的にとても高いと言われています。 ・平均開封率が50% ・5倍以上のクリック数 ・通常のプロモーションEメールに比べ1通につき3倍以上の取引及び収益 読者のモチベーションが最も高いタイミングで送られるため、メッセージや資料に目を通してもらえる可能性がぐっと高くなります。Benchmark Emailでは、登録フォームの作成とウェルカムメールの設定を行うことができます。是非ご活用ください。 ・関連FAQ:登録フォームの設置からウェルカムメールの配信設定まで ウェルカムメールのデザイン事例もございます。 ・関連記事:平均開封率が50%!ウェルカムメールの効果を最大限に引き出す方法とデザイン事例 まとめ Benchmark Emailのステップメール機能について理解は深まりましたでしょうか。 ステップメールを活用することで、手間を削減しながら、顧客体験を向上させることができます。とくにウェルカムメールは簡単に導入いただけるうえに効果も高いので、是非一度お試しください。 関連記事:A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は? --- ### DXに取り組むサブスクリプション型飲食店「29ON」のメルマガ活用事例 - Published: 2021-10-27 - Modified: 2021-11-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-29on/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: 事例, 飲食店, レストラン こんにちは、遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、完全会員制で完全予約制の焼かない焼肉屋として肉料理を提供する29ONを展開している株式会社29ONの佐藤様です。 株式会社29ONのメール施策概要 株式会社29ONのウェブサイト メール配信を行っているサービス名: 29ON 対象: 29ONの会員 主な配信コンテンツと頻度: 各店のメニュー、お知らせ、ECサイトの情報などを掲載したメールマガジン(週2回) 担当組織: メールマガジンの担当者は4人 本部2名、店舗担当者2名で構成 完全会員制の「焼かない焼肉屋」29ON ━ 29ONは、どんなお店なのでしょうか? 29ONは、火を使わない焼肉屋、低温調理のコース料理を提供するお店としてスタートしました。会員制のなかでも年会費制をとっており、営業は完全予約制で行っています。都内に4店舗展開しています。 飲食業界向けにマーケティング支援を行う企業であるfavyの社内事業としてスタートし、その後独立したという背景があります。 ━ メールマガジンはどのような役割で使われていますか? 29ONではDX(デジタルトランスフォーメーション)に力を入れています。デジタルの要素を使って顧客情報などを活かし、サービスを向上させていくことに注力しています。 複数のデジタルツールを使っている中でも、メールはお知らせを届ける役割と、集客の役割として非常に強いです。メールマガジンの内容は多岐に渡ります。月替わりでメニューが変わるために新メニュー情報をお届けするのはもちろん、イベントの情報も配信しています。最近では、緊急事態宣言に応じた営業時間や酒類の提供といった重要事項もご連絡しています。 会員様限定でEC販売もしているため、商品の情報を、ECサイトに繋がるリンクをつけてお送りもしています。 SNSの発信も積極的に行っていますが、そちらは日常の風景など、ライトに楽しんでいただく情報を配信しております。一方メールマガジンでは「公式の情報」のイメージで、季節ごとに変わるコース料理などの情報をしっかりとお送りしています。 SNSとメールマガジンでは使う写真も分けていますね。例えば、親しみを感じて頂く目的でスタッフが遊び心を入れた写真はSNS投稿で使用し、メールマガジンでお送りする写真は、よりフォーマルなものを使用するというように。 ユーザー層とリスト取得方法 ━ メールマガジンを配信するリストは、どのように集めていらっしゃいますか? メールマガジンは、29ONの会員様、つまり会員権を購入されている方に向けて配信をしています。会員制として運営をしており、あくまでもメールマガジンは会員様の特権ですので、一般の方には配信はしていません。 購読者のボリュームゾーンは、30代前半から40代前半です。当初は「Makuake」というクラウドファンディングサービスを使って会員募集を行いましたので、そのご縁でIT関連の方が多いです。男女比は男性の方が多めです。 会員様以外の方へのアプローチは、SNSでお店への興味関心をひいて、会員登録を促すという導線です。お店に行ってみたくなるような情報を、SNSを使って広く発信しています。会員様とお連れ様の間に「29ONって知ってますか?」「ここ、前から行きたかったんです」というような会話が生まれることで、来店につながっていくのではないかという狙いです。 配信コンテンツ コースメニュー、お知らせ、EC情報を配信 配信頻度:週2回(メニューの告知、ECのニュースは月2回) 配信時間:平日 内容:新しいコースメニュー、お知らせ、ECで販売している商品の情報など 運用と設計について ━ メールマガジンの配信フローはどのようにされていますか? メールマガジンの配信枠は、基本的に火曜日と金曜日に設定しています。その枠の14時からABテストをスタートして、本配信は20時に配信されるという運用です。 原稿作成は分担制です。配信する内容について、詳しい情報を持っている人がつくるようなイメージで、事前にタスクを振っています。 お店の新しいメニューの告知であれば、各店舗のスタッフが原稿を書きます。FCやECサイトの情報であれば、本部のスタッフが原稿を用意します。 ━ 1通のメールを作るに、どれくらいの時間をかけていますか? 2時間ほどで原稿作りを行い、その後、2〜3名でレビューを行っています。誤字脱字のほか、掲載情報が正しいのかというところも含めた確認です。チェックが完了したらBenchmark Emailでメールマガジンを作成しています。計4時間くらいのイメージです。 メールマガジンの作成は見える化したタスクにしており、配信日から逆算して、原稿作成日などのスケジュールが組まれています。スケジューリングしてあるのは3〜4ヶ月くらい先まででしょうか。その際、内容に関してはある程度本部側で決めています。 ━ 店舗ごとに、メールの内容を変更していますか? メールの内容は分けていないので、1通のメールの中に、4店舗の情報が載ることもあります。これには、29ONの会員様は1つの会員券で全店をご利用頂けるからという理由があります。29ONグループの中で各店舗を回遊してほしいという思いがあり、会員様を飽きさせないために、全店、メニューやコンセプトを変えています。メールマガジンでも各店舗の情報を一通にまとめることで、普段足を運ばない店舗にも関心を持っていただくきっかけになればと思っています。 メールマガジンのタイトルには「心をつかむ言葉」を ━ メールマガジンのタイトルをつくるときに、意識されていることはありますか? タイトルでどうやって気を引くかを考えて、お肉やお酒が好きという会員様の心をつかむ言葉を、なるべく冒頭に持ってきます。 例えば「○○店、今月のおすすめ」といったような言葉だと少しきれいすぎるのか、タイトルにおいては、もう少しインパクトがある言葉のほうが、A/Bテストでも反応がいい傾向にありますね。 ━ タイトルをつくるときのルールはありますか? 毎回の配信でABテストを行っているので、AパターンとBパターンでタイトルの訴求軸を変えるようにしています。ひとつはメニュー訴求にして、もうひとつは他の訴求にするということが多いです。他にはルールはなく、作成陣に委ねられています。 もちろん会社としてもPDCAを回しているのですが、自由度が高い分、個人としてもPDCAを回せるなと思っています。 自分が担当したメールの開封率やクリック数が低いと、けっこう落ち込みますね。だからこそ何が悪かったのかなと考えることが増えました。 メールマガジンに自由度を持たせて、担当者の個性を出す ━ メールマガジンを作るときの、こだわりはありますか? メールマガジンの冒頭で「誰がこのメールを書いているか」を紹介することで、より個人が出るようにしています。実店舗ではスタッフごとに言葉遣いや対応の仕方、接客の仕方が変わってくるものですので、メールマガジンでも個性が出るような作り方をしています。 もちろん書いてはいけないことの線引きはありますが、あとは比較的自由です。本部側の人がつくると、ちょっと堅くなったりもしますね。現場の人間、例えば私目線で書こうとしたら、ソムリエという役職でもあるので、皆さんが想像してくださるような、こんな香りが漂ってとか、こんなイメージができてという説明を、あえて入れたりします。キザだなと思われるくらいのキャラでいこうと思って書いています。 ご来店を頂いた方に「この前のメールは良かったよ」とか「面白かったよ」と言われることもあるので、頑張ろう!と思います。 現場の声もメールマガジンの成果を測る指標の1つ ━ メールマガジンが集客に繋がっているという指標は何を見ていますか? 判断基準としては、開封率やクリック率などの見える数値は、もちろん見ています。ただ、それだけではなく、ご来店されたお客さまに対して「どうして予約して下さったのですか?」と尋ねたときに、「メールマガジンを見て予約した」と応えていただく方が多いと感じています。 ご予約をしてくださる方、予約への誘導ができている方というのは、ほぼメールを見ている。そういったことが現場(店舗)の声から分かっているので、そこを大切にしたいなと思っています。現場の声が一番大きいですね。 見える数値でいうと、Benchmark Emalのメール内のクリックマップを確認して、メールの中で、どこまで読んで頂けているのかをチェックしています。我々はパソコンでメールマガジンを作成しますが、読まれる方の90%がスマートフォンなので、その方々が、どういうふうに見ているのか。開いてスクロールしたときに、下まで見てクリックしているのかといったことは気にするようにしています。 数字を見ながら見やすい、楽しい、伝わりやすいデザインへ ━ メールマガジンのデザインで、こだわっているところはありますか? 予約に繋がることを最も重要と考えておりますが、お客さまが楽しんでメールを見てくださることもまた大切です。下のほうまで全部見てもらえるように、興味関心を持ってもらえるように工夫をしています。 一時期はメールマガジンの後半に入れたリンクのクリック率が低く悩んでいたのですが、冒頭に「目次」を入れたところ改善されました。 また、最近はYouTubeの動画を載せるようになりました。通常のお知らせだけでなく、よりエンターテイメントとして楽しんで頂けるコンテンツとしてメールが送れるようになったのは、新しいトライかと思っています。 YouTubeでは、お肉とお酒のペアリングを提案するという業態に合わせて、希少なお肉の部位や珍しいお酒、豆知識などをご紹介しています。 ただし、情報を載せすぎるとメールが長くなってしまいます。だからこそ、クリックマップを見て「こんなに長かったら下まで見ないよね」といったことも確認しつつ、どこまでだったら不快感がないかを考えながら進めています。 メール内の文章と写真の比率は、3分の1くらいが写真です。文章からイメージする情報よりも、写真で見える情報のほうが強く伝わると思いますので、写真はなるべく多く、正しい情報になるよう心がけています。 ━ 情報が多くなったときは、どういう基準で載せる載せないを決めていますか? メールが長くなるのは、全店舗の情報と、ECサイトの情報など、掲載情報の数が多いときです。その場合はトピックの数を減らすのではなく、メールの文面を少なくして、リンクで遷移した先で内容が分かるように変えるようにしました。メールの全体量は減らしつつ、興味があるところにはリンクで飛んで読んでいただけるという形式です。 ━ Benchmark Emailを使っている感想はいかがですか? 私自身は、29ONに入社してはじめて「メールマガジンを書く」ということをしましたので、当初は文章を書くことにも慣れていませんでした。そのうえ画像をつけて見やすいメールマガジンをつくることは、ゼロからはじめたら身としては、相当なハードルだったんですが、Benchmark Emailでは、割と簡単につくることができたなと感じています。 29ONは改善に積極的な社風なのですが、クリックマップのように結果が数値化されて「見える化」されているところが、私達としては改善点を見つけやすいなと思っています。あとは、日本語対応されているのがありがたいですね。 まとめ 29ONは、会員制という、いわゆる一般的な飲食店とは違う形式ではありますが、29ONの集客への取り組み方は業種・業態に関わらず参考になると思います。 メールマガジンとSNSの役割が明確に分けられていたり、YouTubeの取り組みもしっかりと目的が定まっていました。これはメールマガジンやSNSを個別にそれだけ見ているのではなく、デジタルマーケティング全体が意識されているのて、それぞれの役割が定まっているのでしょう。木を見て森を見ず。これによって、取り組みがうまくまわっていない会社は意外と多いです。 また、クリックマップを参考にして冒頭に目次を導入したり、情報の掲載方法を工夫したりと、「数字」を元にした改善を積極的に行われているのも印象的でした。さらにレポート結果だけではなく現場の声も考慮されていて、メールマガジンに対して、複数の方向から評価をされていました。 数字だけ、現場の肌感覚だけと、どちらかに偏ってしまうのではなく、両方にバランス良く目を向けることは、とても大切だと思います。 (関連記事) ・レストラン経営者必見!リピーターやファンを増やすためのメールマーケティング術 ・メールマガジンの取り組みが集客の支えに!レストランを多展開する株式会社ワンダーテーブル (関連FAQ) ・レポート機能の開封結果から、誰が・いつ・どのリンクをクリックしたかを確認できますか? --- ### メール受信箱に企業ロゴを表示させて、スマホでのメール開封率を上げる方法 - Published: 2021-10-18 - Modified: 2024-07-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/brand-logo-in-gmail-inbox/ - Categories: メールマーケティング, 開封率・到達率 - Tags: Gmail, 開封率, 受信画面 こんにちは、メールマーケティングアドバイザーのMichiです。みなさんはGmailの画面に、アイコンを表示できるスペースがあることをご存知ですか? この記事では、スマホ版Gmailアプリの受信画面に自社ロゴを表示させる方法をお伝えします。 このように、受信箱でメルマガの横にロゴが表示されますので、「あの会社からメルマガが来た!」と認識してもらいやすくなります。 スマホでのメール開封率改善のために、ぜひ設定を行ってみてください。 1. スマホでのメール閲覧の増加 はじめに、スマホでのメール開封率を上げる重要性をご説明します。 当社による「メールマガジン購読状況調査 2021年度版」より 「スマホとPC、どちらでメルマガを読みますか?」という問いに対して、「スマホのみ」または「両方だが、スマホが多い」と回答した人は仕事用で36. 6%、プライベート用で49. 3%にのぼりました。この結果からわかるように、より多くの読者にメールを読んでもらいたいならば、スマホの受信画面での見え方に配慮する必要があるでしょう。 2. Gmailの受信画面で表示されるアイコン さて、開封率を上げる時にポイントになるのは「受信箱のメール一覧での見え方」です。 同調査において、メルマガを読むメールソフトで最も多く使われているのはGmail(仕事用57. 2%、プライベート用56. 9%)でした。そのGmailアプリのメール一覧画面を見てみましょう。 受信箱では、送信元・タイトル・プレビューの3つが表示されています。でも待ってください、一番左にロゴのスペースがありますよね。 通常は頭文字のアルファベットなどが表示される場所ですが、Benchmark Emailからのメールには企業ロゴが表示されています。このように企業のロゴが表示されていれば、読者にとって安心感が生まれ、開封率にも好影響があるのではないでしょうか。 スマホでの表示に加えて、PC版においてもメールを開いた時にはロゴが表示されますので、ブランド認知の定着にもつながります。 3. スマホ版Gmailの受信画面に企業ロゴを表示させる方法 実は、ここで表示されているのは【Gmailアカウントのプロフィール画像】です。 これは送信アドレスのGmailアカウントで設定することができます。 設定手順をご説明します。 a. 送信元アドレスのGoogleアカウントがある場合 送信元アドレスでGoogleアカウントにログインします。 パソコンで Gmail を開きます。 右上にある設定アイコンをクリックします。 をクリックします。 までスクロールし、 をクリックします。 ユーザー情報ページへ移動するので、 をクリックします。 写真を設定します。 Googleアカウントのプロフィール写真が、変更されます。 該当アドレスから配信したメールを受信すると、設定したアイコンが表示されます。(反映には2〜3日かかる場合があります) b. 送信元アドレスのGoogleアカウントがない場合 送信元アドレスでまだGmailアカウントを作っていなければ、まずはGmailアカウントを作成しましょう。 Googleアカウントを作成する画面で「代わりに現在のメールアドレスを使用」を選ぶと、既存のアドレスでGmailアカウントを作成することができます。 アカウントを作成したら、先述の手順でアイコン設定を行ってください。 ※Benchmark Emailでメルマガを配信する場合、送信元がフリーアドレス(@gmail. com)の場合はアカウントでロゴ画像を設定しても受信ボックスでは表示されません。送信元には独自ドメインのアドレスをご用意いただき、Googleアカウントの作成を行ってください。 4. まとめ Gmailのロゴ設定は簡単に設定できますが、開封率への好影響や、ブランド認知の定着といった効果が期待されます。ぜひ送信元アドレスのGmailアカウントに、アイコンを設定してみてください。 【豆知識】Gmail以外でのアイコン表示について 今回はすぐにできるスマホ開封率対策として、Googleのアイコン設定をお伝えしましたが、「Google以外のメールクライアントでは、ロゴを表示させられないのだろうか?」と気になった方のために、「BIMI規格」と「Yahoo! ブランドアイコン」をご紹介します。 BIMI規格 DMARCなどのドメイン認証を用いてロゴを表示させる、BIMIという規格があります。 数年前に立ち上げられた、今はまだ標準化を目指している途中の規格で、現時点ではFastmail(英語)、yahoo! mail(英語)、Gmailなどで少しずつ採用が広がっているようです。自社ドメインのサーバーで認証設定や画像登録を行うと、BIMI規格を採用しているメールクライアントにおいてロゴ表示がされるようになります。 バックグラウンドの仕組みとしてはSPFやCNAMEに近いイメージですね。 参考:BIMI を使用して Gmail などのメール セキュリティを強化 - Google Cloudブログ 「Gmail ユーザーの場合、ご対応の必要はありません。」とあるように、現在GmailではBIMI設定を行わなくても、今回ご紹介した方法でアイコン表示が可能なようです。また、Outlook、Apple Mail、Yahoo! メール(日本版)といった利用者の多いメールクライアントではまだBIMI規格が採用されていません。 ドメイン設定やロゴの商標登録が必要となるため少々ハードルは高いBIMI規格ですが、各サービスで個別設定が不要という点が魅力的です。今後数年間で各社採用が広がっていくのか、注目しておきたいところです。 Yahoo! ブランドアイコン表示 Yahoo! メール(日本版)が独自に行っている規格である「ブランドアイコン」もご紹介します。 こちらはGmailのアイコン表示とは異なり手元では設定できず、フォームからの申請とドメイン認証設定が必要です。申し込みから掲載まで2ヶ月ほど要するほか、独自の審査基準(詳細は非公開)があります。 参考:ブランドアイコンで安心・安全なメール - Yahoo! メール (関連記事) ・Gmail受信画面のアイコンやラベルの意味を解説!スターマークと重要マークの使い分けは? ・Yahoo! メールの基本の使い方とアイコンを解説!10年ぶりにリニューアルされたPC版での表示は? ・Outlookの基本の使い方とアイコンを解説!ブラウザ版、デスクトップ版、スマホ版の使い方を解説 ・開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール ・Gmail受信画面のアイコンやラベルの意味を解説!スターマークと重要マークの使い分けは? --- ### A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は? - Published: 2021-09-14 - Modified: 2023-11-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/a_beginners_guide_abtesting/ - Categories: メールマーケティング, 機能・便利ツール - Tags: A/Bテスト, ABテスト, 機能, 比較, AAテスト, A/Aテスト, 使い方 こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 今回はBenchmark Emailのユーザー様にA/Bテスト機能を使いこなしていただくため、A/Bテストの概要や注意点、効果測定方法などを詳しく解説します。 なお、YouTubeチャンネルでもA/Bテストについて詳しく解説をしています。動画で見たい方は、こちらをご覧ください。 A/Bテストとは? A/BテストはWEBマーケティングの成果を上げるための手法の一つで、AとBの2パターンのコンテンツを用意し、「どちらがより良い成果を出せるのか」を検証するものです。 Benchmark EmailのABテスト機能は、異なる件名や内容のメールをまずリスト内の一部のコンタクトへ配信し、結果が良かった方のメールをリストの残りの方へ自動的に配信するシステムです。 テストグループの割合は1〜20%の間で、任意で設定が可能です。 A/Bテストについての詳細な設定方法は以下サポートページもご確認ください。 サポートページ:A/Bテストの作成方法は? *A/Bテスト機能は、Proプラン以上(旧プランの場合、リストプラン及び配信数プラン)でご利用が可能です。 メルマガの件名やデザインに迷ったとき、「なんとなく」の直感で決めてはいませんか?A/Bテストを行うことで、直感に頼ることなく正確な答えを見つけることができ、ただメールを配信するだけよりも改善サイクルを早めることができるため、A/Bテストは出来るだけ行っていただくことをお勧めします。 比較できる項目 Benchmark EmailのA/Bテスト機能で比較できる項目は以下となります。 差出人名 件名 プレヘッダーテキスト(本文プレビュー部分) メール本文のデザイン 配信時間 差出人名・件名・プレヘッダーテキストはそれぞれメールを受信した際の受信画面に表示される部分で、Gmailの場合は以下のように表示がされます。 メール本文のデザインは、画像やボタンなど本文内の一部を変えてテストを行いたい時に使います。配信時間に迷った場合は配信時間テストもお試しください。 『メールマーケターYurikoの挑戦』シリーズでも、メール本文や配信時間のA/Bテストを行い、結果について分析を行ってきました。実際の検証内容と結果は以下から確認が可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。 ・メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 ・メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 何から比較をすべき?まずは送信元名と件名から検証を Benchmark EmailのA/Bテスト機能で比較できる項目をご紹介したところで、何からテストをするのがいいのかについてご説明します。 弊社が2021年6月に行ったメールマガジン購読状況調査で、受信者がメールを開封する・しないの判断に最も影響している箇所を調査しました。 その調査結果がこちらです。 このように、「件名・タイトル」で判断するのが約5割、そして25%程度の人が「送信元名」で判断するということが分かりました。また、件名と送信元名よりは少ないですが、本文プレビューをみて判断するという方も16%弱いました。 当然ではありますが、受信ボックスで見える3箇所でほとんどの方が開封の判断をしているということですね。 そのため、A/Bテスト項目に迷った際は、差出人名と件名を行うことをお勧めします。 差出人名は一度決まったら毎回の配信で使えるため、まずは差出人名からテストを行いましょう。差出人名が定まったら次回以降は件名部分を、テストができるタイミングで繰り返し行っていただくのがいいかと思います。 必要なサンプル数 「ABテストを行うにはどのくらいのリストがあった方がいいですか?」「テストのサンプル数はどのくらい必要ですか?」という質問をユーザー様からいただくことがあります。 サンプル数については、ABそれぞれのグループに1,000件ずつあると信用度のかなり高いABテスト結果を得られるとご説明しています。テスト比率を最大の20%とした場合は配信リストが合計5,000あれば良い計算です。 ただし、きっちり1,000件ずつない場合はABテストをやっても意味がないわけではありません。あまりに件数が少ない場合は検証結果の信頼性が低くなってしまいますが、例えばリストの合計数が2500件あり、A/Bテストの比率を20%に設定した上でサンプル数500件ずつでテストを行っても、ABテストとしては十分成り立ちます。 サンプル数が少ない場合は、できるだけ偶然性を除外するために、同じテーマで繰り返しテストを行うようにしましょう。または、後述するA/Aテストであらかじめ誤差の範囲を把握しておきましょう。そのような工夫をすれば多少リスト数が少なくても十分有効な結果が得られるため、A/Bテストを活用してより良いメール配信をすることができます。 A/Bテストを行う時の注意点 A/Bテストを行う上で、ご注意いただきたい点をご説明します。 ①複数項目の比較をしない まず「一回のA/Bテストで複数箇所の比較を一気に行わない」ということです。 例えば、送信元名と件名の2か所を変えてテストをしてしまうと、どちらが効果的でその結果となったのかが分からなくなってしまうためです。 ②一回のテストで結論を出さない そして「一回のA/Bテスト結果で結論を出さない」という点です。 一回だけでは「偶然その結果になった」ということも十分あり得るため、2回以上は繰り返しテストを行っていただくことをお勧めします。 A/Aテストとは? より正確なテストを行うために役立つ「AAテスト」についてご紹介します。AAテストは名前の通り、同じメールを2つのグループに分けて配信を行い、自然に発生する誤差がどのくらいあるのかを確認するものです。 同じ内容のメールを送った時にも開封率やクリック率の差は多少発生するので、AAテスト結果の数値を基準に、今後行うABテストの数値がたまたま発生した誤差なのかどうかを判断することができます。 例えば、全く同じ内容のメールをA/Bテスト機能を使って2つのグループに配信したところ、開封率が以下のような結果になったとします。 テストグループ① 20. 5% テストグループ② 21. 3% この結果から、「今後はA/Bテストの結果が0. 8%程度の差であれば、誤差の範囲内のため、有効な差とは認識しない」という風に考えることができるということです。 レポート機能を使ったA/Bテストの効果測定の仕方 続いてA/Bテストを行った後の「効果測定」の方法をご紹介します。 Benchmark EmailでA/Bテストの結果を見る方法は2つあります。 ①「レポート」>「A/Bテスト結果」から見る方法 本メール配信を含むA/Bテスト結果を一覧で見ることができます。 「配信数」「開封数」「クリック数」「エラー」「配信停止」などの数値を見た上で、各メールの詳細なレポートにアクセスすることも可能です。 ②「メール」>「A/Bテスト」から見る方法 こちらは①で表示される項目のほか、A/Bテスト状況をリアルタイムで見たい場合にも使えます。設定した採点基準やルールに基づいて、現在それぞれが何ポイント獲得しているのかを確認できます。 本配信のメールはこのポイントの高い方が自動的に選ばれる仕様です。「配信時間テスト」を行っていた場合や「マニュアルモード」で設定をしていた場合は、こちらのレポートをチェックした上で、ご自身で最適な方を選択していただきます。 まとめ Benchmark EmailのA/Bテスト機能について理解は深まりましたでしょうか。 A/Bテストを行うことで皆様の読者が「どのような情報を求めているのか」「どういった言葉が響きやすいのか」「いつメールを読むのか」など、メールマーケティングにおいて重要な情報を得ることができます。 Proプラン、Enterpriseプラン(旧プランの場合、リストプラン及び配信数プラン)をご利用中のユーザー様でA/Bテストをまだ試していない方は、ぜひ一度お試しください。 (関連記事) メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 開封率アップへ!メルマガのA/Bテストをするときに必要な考え方を図解で説明 メルマガでのA/Bテストのポイントがまるわかり!比較項目別で事例から注意点までを一挙解説 --- ### iOS15などApple Mailのプライバシー保護方針についてのまとめ  - Published: 2021-08-25 - Modified: 2022-02-08 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ios15-apple-mail-privacy-policy/ - Categories: メールマーケティング - Tags: Apple, 開封率, メルマガ, iOS15, アップル, プライバシーポリシー, 計測, できない 本記事はBenchmark Email本社のブログ記事 “iOS 15 and How it Will Change Your Email Marketing” を参考に日本のユーザー様向けに書いたものです。 Apple社製品のOSアップデートのリリースにより、ユーザーのプライバシー保護が強化されることが発表されています。 Benchmark Emailのユーザー様にとっては、iPhone、iMac、iPadでのメール購読者に対するレポート機能・A/Bテスト機能・アクションメール機能・EMA(β版)機能への影響が想定されるため、この記事では以下についてお伝えします。 ・Apple社製品のOSとは ・「メールプライバシー保護」機能の概要 ・対象となる読者数は ・影響を受けるBenchmark Emailの機能とは ・プライバシー保護の流れに則したメール配信とは はじめにiOS15のアップデート概要をご説明し、メールマガジンの効果測定やオートメーションの配信にどのような影響があるのか、そして今回のようなプライバシー保護方針の影響を受けにくいメールマーケティングの手法をお伝えします。 Apple社製品のOSとは 一番耳馴染みのあるのは「iOS」ではないでしょうか。これはApple社製デバイスのiPhoneで使われているオペレーションシステムです。 PC製品であるiMacのオペレーションシステムは「macOS」と呼ばれ、iPadでは「iPadOS」が、スマートウォッチであるApple Watchでは「watchOS」が使われています。 今回の「メールプライバシー保護」に関するアップデートはiOS 15、iPadOS 15、macOS Monterey、watchOS 8すべてに共通するものです。 「メールプライバシー保護」機能の概要 これらのOSは2021秋にリリースされる予定で、アップデートの一部としてApple社が純正メールソフトであるApple Mailアプリの利用者に「メールプライバシー保護」機能を提供するようになります。これは上記で取り上げたApple社製品のOSすべてに共通しています。 “この「メールプライバシー保護」は、メールが開封されたかどうかを送信者に知られないようにします。IPアドレスを隠し、送信者がIPアドレスを使って、ユーザーの位置情報を把握したり、プロファイルを作成したりできないようにします。” Apple社のプレスリリース(2021年6月7日)より Apple Mailのユーザーがこのプライバシー機能を選択した場合、メールマーケターは以下のような影響を受ける可能性が、現段階では想定されています。 読者の開封/未開封に関わらず、「開封済み」と表示される 開封時間、開封位置、開封デバイスの計測が正確に行えない 以上のように、追跡用ピクセルとIPアドレスによって取得している情報に影響がある その一方で、アップデート後も変わらずにアクセスできる情報として、以下などが想定されます。 リンククリック 購読停止 Google Analytics経由のアクセス このように見ていくと、メールの効果測定を行う際の指標が一部取得できなくなると理解できます。そのためメルマガ配信対象や現在の効果測定方法によっては、新しい効果測定の方法に切り替える必要があります。 対象となる読者数は 繰り返しとなりますが、対象となるのはApple Mailを利用してメールを受信している読者です。 あくまでもApple Mailはメールを読むためのアプリであることから、@icloud. com、@gmail. com、@benchmarkemail. wpengine. comといったあらゆるアドレスを登録することができます。 そのため、読者がApple Mailの利用者かどうかを、メールアドレスから判別することはできません。またその逆も然りで、たとえApple社製品を利用していても、Gmailアプリ等を受信に使っている読者であれば、「メールプライバシー保護」機能の対象にはなりません。 このような理由から、Apple Mailを利用している読者を抽出することは難しいといえます。同様にその数を正確に予測することも難しいのですが、少しでも参考にできそうなデータを見てみましょう。 日本のスマートフォンユーザーにおいて、Appleの比率は約55%と言われています(公正取引委員会による2021年1月の調査より)。 また、PCでのメール開封では平均2割弱がApple社のMailアプリで開封されているようです(Litmus社のグローバルデータをもとに算出)。 メルマガ読者のAppleユーザー比率が予想できない場合は、スマートフォン読者では約5割、PC読者では約2割のデータに影響が出ると考えておくといいでしょう。 当社調査によると、国内のメールソフトのシェア1位はGmail、2位はYahoo! メールでした。これらの開封率は引き続き計測ができるため、「開封率の推移」や「前回との差分」などからメールの効果を把握する方法は今後も有効ではあります。ただしリリース後は平均開封率が上昇すると予想されますので、リリース以前の開封率データとは分けて比較をすると良いでしょう。 影響を受ける可能性のあるBenchmark Emailの機能は メールレポート Apple Mailの読者は開封/未開封に関わらず「開封済み」と判断されるため、購読者に占めるApple Mailの利用比率によっては、開封率が実際の数値より高めに表示される、また開封時間レポートと開封マップレポートでは、Apple Mailの読者においては実際とは異なる結果が表示される可能性があります。 アクションメール・EMA(β版) Apple Mailの読者は開封/未開封に関わらず「開封」と判断されるため、「開封」した読者にのみ送信するオートメーションが、実際は未開封の読者にも送信されます。正確な開封時間が計測できないため、開封からの時間経過を基準に設定したオートメーションは、Apple Mailの読者に対しては意図しないタイミングで届く、または意図したタイミングで届かないことが予想されます。 ホットリード機能・エンゲージメントスコア 「開封」を基準にホットリードリスト/コールドリストを作成する際、Apple Mailの読者は正しいグループに割り振れない可能性があります。また、エンゲージメントスコアも実際よりも高いスコアで表示される可能性があります。 A/Bテスト Apple社の「Mail」ソフトで受信した読者はすべて「開封」と判断されるため、正確なA/Bテストの結果が得られない可能性があります。A/Bテストを引き続き活用したい場合は、A/Aテストを何回か行って結果の振れ幅を計測しておく必要があるでしょう。 プライバシー保護の流れに則したメール配信とは このiOS15のアップデートに備えて、以下のような対策を行うことで今後も効果的なメールマーケティングを実現することができます。 (1)アップデート前の開封率を記録・保存する iOSのアップデート後も、他のメールソフトの開封率は計測できるため、これまでと同等の基準で開封率は取れなくても、上昇・下降の変遷を見ていくことはできます。ただし、アップデート前のメルマガ開封率と比較が有効ではなくなることと、OSのアップデートはすべてのユーザーが同日に行うのではなくだんだん増えていくことを留意しておきます。 アップデート前の開封率をまだ分析していなければ、半年や1年単位での平均開封率の推移、開封率の高い件名やトピックなどを確認しましょう。アップデート後のデータが蓄積するには時間がかかりますので、しばらくはアップデート前のデータから得たノウハウで効果的なメルマガを考えていきましょう。 (2)ほかの効果測定基準を持つ 開封率だけで効果測定を行っていた場合は、他の指標を活用できるようにしましょう。クリック率やコンバージョン率はこれからも分析できます。 こちらの記事ではクリック率、配信停止率、エラー率、コンバージョン率といった指標を紹介しています。 関連記事:開封率?クリック率?メルマガ効果測定で大切な指標とは これまでのメルマガは大きく分けると、読むだけで情報が得られる「メルマガ完結型」と、サイトへ誘導する「クリック誘導型」がありました。読者側からするとメルマガから得られる情報やクーポンなどのメリットはこれからも変わりません。「良いことを知れてよかった」「商品が欲しくなる」という気持ちの変化にも変わりはないでしょう。 ただし送信側からするとフィードバックを得たいので、「クリック誘導型」のメルマガは増えていくと予想されます。積極的に効果測定を行いたい場合は、読者の関心度がクリックで測れるようなコンテンツ設計を行うといいでしょう。Google Analyticsを導入しながらも、まだ活用できていない場合は、活用を始めましょう。 (3)A/Bテストの前にA/Aテストを行う A/Aテストとは、まったく同じ内容のメールをA/Bテスト機能を使って送信することです。理論上は同じ結果が出るはずですが、実際送信してみると「誰に送信されたか」によって異なる開封率が出るでしょう。 A/Aテストを何回か行うと「○%くらいの差であれば有効と言えないな」という基準がわかってきます。 アップデート後のA/Bテスト(開封)では、Apple Mailユーザーによる誤差が発生する可能性に注意をしなければいけませんが、A/Aテストで得た基準を念頭におけば、十分な検証を行うことができるでしょう。 (4)開封基準のアクションメールやEMAを見直す 「影響を受けるBenchmark Emailの機能は」の章で触れた通り、開封を基準にしたオートメーションは、Apple Mailのユーザーに対しては「開封していない人にも送られてしまう」「開封時間が正確に計測されないので、意図していないタイミングで届く」という事象が起きてしまいます。 クリック基準のオートメーションに変更するか、または内容を工夫して開封していない場合に送られても差し支えないようにしておきましょう。 (5)コールドリストとホットリードリストを作成しておく メルマガの開封成績によって作成するリストは、今後正確なものを作るのが難しくなります。今のうちにAppleのOSがアップデートされる以前のデータを用いてリストを作成し、手元に置いておくといいでしょう。 関連FAQ(利用ガイド):ホットリード機能とはなんですか? (6)パーミッションリマインダを入れる メルマガ読者にとってはプライバシーへの意識が高まる機会になるでしょう。「このメールはご登録された方に配信しています」といったリマインダを入れておくことで、誠意あるメール配信をしていることを伝えられます。 関連FAQ(利用ガイド):パーミッションリマインダーの編集方法 今回のアップデートによって、マーケティング戦略に影響を受けるユーザー様もいれば、大きな変化はないという方もいるでしょう。そうした中で、今回のアップデートの影響をまったく受けない方がいます。それはメルマガの読者です。送信側で測定できる数値が変わっても、メールが届いたときに読者が取る行動や、コンテンツを楽しみにする理由や、メルマガに求めているものは変わっていません。 これからも読者が求めるコンテンツを届けていくために、この記事を参考にして、効果測定の工夫を行なっていただければ幸いです。 (以下2021年8月31日追記) 補足:技術的な仕組み 最後に、技術的な仕組みをご紹介します。 Lismus社のエンジニアリングチームが開発者ベータ版でテストを行い、現在では下記のことが分かっています。*こちらの内容はLitmus社のブログ記事を参考にしています。 1:受信者のApple Mailアプリが起動すると、送信者のウェブホストやメールサービスプロバイダ(ESP)から受信者のデバイスにメールがダウンロードされます。 2:その際、通常はメールが読まれる前に、Appleはメール内のすべての画像をキャッシュし、特定のジオロケーションではなく、加入者の一般的な地域に割り当てられたIPアドレスを持つApple Privacy Cache上の新しい場所に画像のコピーを作成します。当社(Litmus社)のテストによると、この処理を行うためには、加入者がワイヤレスネットワークに接続し、メールアプリをバックグラウンドで実行している必要があります。 3:このキャッシング処理では、Appleがメールサービスプロバイダ(ESP)のサーバに開封トラッキングピクセルを含む画像を要求する必要があり、ESPはメールが開封されたと認識します。 4:購読者が実際にメールを開くと、メールの画像をダウンロードして表示するためのリクエストが発生しますが、画像は送信者のウェブホストやESPサーバからではなく、Apple Cacheから送られてきます。 --- ### Instagramの新機能「地図検索機能」を解説!Googleマップ同様に実店舗集客に - Published: 2021-08-23 - Modified: 2021-08-24 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/instagram-map/ - Categories: ソーシャルメディア - Tags: Instagram, 地図検索機能, google map, グーグルマップ こんにちは、SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している株式会社BESです。 皆様はグーグルマップを利用したことはありますか?ストリートビュー、3D表示、ルート検索やナビ、構内の徒歩経路検索など、便利な機能が揃っており、今まで知らなかったイベントやお店に出会うことができる便利なツールですね。 実はInstagramでもグーグルマップに近い、便利な使い方ができるのをご存知でしょうか? 今回ご紹介するのは、Instagramの「地図検索機能」です。 現在はまだ実装段階ですが、ユーザーはInstagramで画像検索をし、Instagramを見ながらそのまま目的地まで到達できるようになってきています。 今回はそんな「地図検索機能」の概要、使用方法、強みの3つにフォーカスして、企業の認知拡大に役立つ活用方法と、新しい可能性についてご紹介します。 Instagramの「地図検索機能」とは? 2021年6月17日に日本国内向けに展開された、現在地を元に周辺のスポットを検索できる地図機能です。 Instagramはこれまでも、飲食店や観光スポットをユーザーが画像検索し、情報を得られるツールとして重宝され、それに合わせて対策をしている企業が多く存在していました。 「地図検索機能」はそのInstagram検索に、位置情報が加わった機能です。 この機能により、ユーザーはよりスムーズに目的地(店舗や観光スポットなど)までたどり着くことができるようになります。 これまで、Instagramの画像検索で行きたい場所の情報を得た後は、Googleマップでその店舗を検索→案内に従って目的地まで向かう、といった流れで利用することがほとんどでしたが、今後はInstagram内ですべて完結させることも可能になります。 画像検索、保存、そして現地までのアクセス方法が一貫して行えるものは、実は今まで存在しませんでした。今回の新機能実装によって、Instagramはユーザーにとってこれ以上ない便利なツールへと進化したと言えます。 検索行動の変化 Instagramで画像検索をし、Instagramを見ながら目的地まで到達可能に 「地図検索機能」の使い方 まずはユーザー視点での使い方を知っておきましょう。 地図型アイコンからアクセスする方法 地図検索機能は、虫眼鏡型アイコンの「発見」タブの右上に新しく設置された、地図型アイコンからアクセスすることができます。 アイコンをタップすると、近隣の人気スポットが、その位置情報つきのフィード投稿とあわせて表示される仕様です。 「カフェ」「サロン」といった形でカテゴリー別の表示にも対応し、ユーザーは興味のある場所を見つけやすくなっています。 ハッシュタグ検索 一部のハッシュタグの検索結果ページにも地図が表示され、そのタグに関連した近隣の人気スポットを調べることも可能です。(昨年からテスト導入が始まっていた機能) 例えば「#渋谷美容室」と入力すると、Instagram上で「 #渋谷美容室」をつけているユーザーの画像が上位表示されます。 タップすると詳細を見ることができ、投稿件数の多いお店や、現在地から近い場所が優先的に上位表示されるため、選択肢をある程度絞ることもできます。 また、日本のInstagramユーザーがハッシュタグ検索を行う回数は、海外ユーザーに比べて平均3倍多いというデータがあります。 なのでこの新機能は日本のユーザー、企業の両者にとって、大いに役立つことが期待できます。 地図検索機能の2つの強み ①Instagram上で既に存在している膨大な情報量 ・地図機能では、ハッシュタグがついている投稿が全て表示されます。  →件数の多い人気スポット・店舗であるほど参考画像が増える ・上位表示される写真はアルゴリズムによって都度シャッフルされます。  →人気投稿で常に新鮮で人気のある情報を得ることができる ②Instagramが持つアルゴリズム ・今いる地点とユーザーの嗜好を近づけ更にInstagramへの投稿を増やそうという意図があるかと予想されます。 ・今後は検索する場所や画像、店舗情報など、現在Googleマイビジネスにあるような項目に寄せてくることが考えられます。 まとめと活用方法 今回は「地図検索機能」の概要、使用方法、強みの3つにフォーカスしてお話しました。 まだリリースされて間もない機能ですが、うまく活用すれば今よりも効率よく集客することができる可能性の高い機能なので、今のうちに研究しておくのをおすすめします! 特に店舗を持っているような飲食業、美容関連や観光業種においてはこれから投稿する際に必ず位置情報、そしてユーザーが検索するであろうハッシュタグを付けることを忘れないようにして下さい。 あのGoogleの機能にも負けず劣らずの素晴らしい新機能を、ぜひ積極的に活用してみてください。 株式会社BESについて 株式会社BESでは、代表田中千晶を中心に、数多くの企業様に向けてSNS運用の研修、コンサルティングを行っています。 現在、SNSアカウントの運用や投稿についてお悩みの方に向けて、SNSの無料診断キャンペーンを実施中(※初回、30分限定)。プロとしてソーシャルマーケティングに10年以上携わる、代表田中よりアドバイスさせていただきます。 無料診断をご希望の方は、下記フォームの必要事項をご入力の上、お申し込みください。 ※TwitterやInstagram、LINEといった集客目的のSNSはもちろん、リモートワークツールやチャットツールをはじめとする社内SNSや、営業パーソン1人ひとりのSNS活用に関するお悩みにもお応えしております。 (関連記事) ・SNS&メールマーケティングで活用! どこでもスマホで簡単にできる写真撮影のコツを一挙大公開! ・トレンドを掴めばユーザーと交流できる! 戦略的なTwitterハッシュタグ活用6パターン --- ### サードパーティーCookieの廃止によるWebサイトの追跡方法への影響 - Published: 2021-08-16 - Modified: 2021-08-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/third-party-cookies/ - Categories: マーケティング全般 - Tags: Google Analytics, cookie, サードパーティCookie, 広告 本記事はBenchmark Email本社のブログ記事 “The Loss of Third-Party Cookies is a Bigger Issue Than You Think” を元に執筆したものです。 GoogleがサードパーティーCookieのサポートを終了するというニュースについて、多くのメールマーケティングご担当者様も気になっていらっしゃるのではないでしょうか。 GDPRなど個人情報保護強化のトレンドはグローバルで急速に進んでおり、Webサービスへも大きな影響を与えています。今回のサードパーティーCookieの廃止も、Webサイトのトラッキング方法に影響を与えることになると考えられます。 本記事では、サードパーティーCookieの廃止によってWebマーケティングにどのような影響があるのか、そしてどのような対策を取っていくのがいいとされているのかを、メルマガのご担当者様に向けてご紹介します。 「サードパーティーCookie」とは Cookieとは、Webサイトに訪れた人の情報を保管する小さいファイルのことです。あなたのサイトを訪れた人に対して、あなたのサイトから発行するCookieはファーストパーティCookieと呼びます。これはログイン情報の記録や、自社のサイト内に限ったアクセス解析などに使われます。 サードパーティCookieは、Web広告をクリックしたときなど、あなたの会社以外のサーバーから発行されたものを指します。広告をクリックしてサイトに訪れた人の属性を調べたり、広告のターゲットを絞るのにも使用されています。 実際にサードパーティCookieが全面的な禁止をされるわけではありませんが、数年以内に、ほとんどのWebブラウザがサポートを停止する予定です。Firefoxなどの一部のブラウザがサードパーティCookieのブロックを始めていた流れの中で、決定打となったのはGoogleの発表です。Webブラウザ「Chrome」のサードパーティCookieサポートについて、2023年半ばから後半までの3カ月で段階的に廃止する見込みとしています。 「サードパーティーCookie」がWebマーケティングにおいて重要な理由 オンラインマーケティングやWeb広告にとってサードパーティCookieは重要な役割を担っています。事実、産業全体がこの先何年もサードパーティCookieが存在し続ける前提でユーザーにCookieをタグ付けし、分析し、そのCookieに含まれる情報を元にターゲティング広告を表示することで成長してきました。 今後も多くのオンラインビジネスがサードパーティCookieをある程度利用し、そのほとんどはWebサイト訪問者の情報を収集することに使われるでしょう。サードパーティCookieの種類によりますが、最近訪れたWebサイトだけでなく、訪問者の好みや属性、購入履歴など価値ある情報も知ることができます。これによって、企業がさらに関連性のある広告を表示し、訪問者に合ったやり方でビジネスを宣伝できるようになります。 Cookie廃止による影響とは? 主に、以下の3つの点で影響を及ぼすと考えられます。 Web広告の効果分析:サードパーティーCookieを基にした分析やアトリビューション(貢献度)が効率的でなくなるため、広告効果を評価することが非常に困難になります。 Web広告のパーソナライズ化:サードパーティーCookieには閲覧データに関する情報を保管されているため、それに頼っているマーケターにとっては広告をパーソナライズ化することが難しくなります。 Web広告の表示(基本的なタスクの実行):マーケティングシステムの中には、フリークエンシー・キャップ(ユーザーに対する広告表示回数を制限する機能)のような基本的かつ必要不可欠なタスクをサードパーティーCookieに依存していることがあります。それが問題になる可能性はありますが、ほとんどの技術プロバイダーはこれを回避する方法を見つけているケースが多いでしょう。 一方で、サードパーティーCookieの廃止は悪いニュースばかりではありません。この種類のcookieの中には危険なサイバー攻撃に関連しているものもあり、広告主が保持している個人情報の量に不安を抱いている消費者も増えています。この廃止で真のパーソナライズされた広告を作成できなくても、Webサイトをより安全で私的なものにしてくれるかもしれません。 「ファーストパーティー・データ」とは? ファーストパーティデータとは、企業が自社の顧客やウェブサイト訪問者から収集した情報です。 たとえば会員登録データや、オンラインショップでの購入履歴、Google Analyticsで集めた自社サイト内での来訪者行動データなどです。 サードパーティーCookieの廃止によって、ファーストパーティー・データの重要性が著しく高まっています。eMarketer社で行われた研究によると、4分の3以上の欧米のマーケターはファーストパーティー・データ活用の促進を最重要課題にしています。 「ファーストパーティー・データ」の利用方法 まずはじめに、企業にとってどのデータが最も重要かを決定します。以下、ファーストパーティーによるデータポイントの例です。 属性 訪問したWebサイトおよびインタラクション 購入履歴 興味・関心 Webサイトでの滞在時間 上記のデータは個々のWebサイト訪問者を対象としていますが、サードパーティーデータに比べて厳密なものではないかもしれません。 他のWebサイトやプラットフォームを通して収集できるサードパーティー・データに比べて、ファーストパーティー・データはいくつか短所がありますが、長所も持ち合わせています。 短所として、ファーストパーティー・データは詳細が少なく集めるのが困難です。しかしながら、一旦収集したデータを利用できる範囲はサードパーティー・データより広がります。厳しい基準のCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)やGDPR(EU一般データ保護規則)のような関連データプライバシー法に則してデータを収集している限り、データの処理、利用、共有が自由に行えます。言い換えると、現在のサードパーティー・データのサプライヤーとのサービス契約書に拘束されることがないという利点が生まれます。 つまり、収集したファーストパーティー・データは企業にとっての価値ある資産となります。仮にサードパーティーCookieが排除されなくても、収集を始めることはビジネス上大変意味のあることなのです。 ファーストパーティー・データを収集する方法 この情報が新しいマーケターにとって、ファーストパーティー・データを集めることは非常に難しく感じるかもしれません。お客様がどんなにブランドのファンであっても、個人情報を共有したいと思ってくれることを想像できないからです。 この課題を解決するのに2つの方法があります。1つ目は、データを共有していただくことはお客様にメリットがあるという事を明確にすることです。例えば、フォームに個人データを入力すると次の購入時にクーポンや割引がもらえる、または真にパーソナライズされた体験を提供することです。 2つ目は、データを収集する方法をできるだけ多様化することです。お客様がWebサイトに訪問してすぐに個人情報を入力するように尋ねられると引いてしまう可能性があります。Webサイトの至る所にフォームを散りばめる方がより効果的に情報を集める事ができます。 以下、Webサイト上でファーストパーティー・データを収集するためのツールには4種類あり、いずれも幅広い戦略に活用頂けます。 ランディングページ:製品やサービスに関する情報が記載されたWebサイトのページです。通常、お客様がWebサイトを訪れた時に最初にアクセスするページです。トラフィックが多いので、ファーストパーティー・データを収集するのに優れた場所です。ランディングページに特別割引と引き換えにメールアドレスを入力するポップアップを設置してみるのもいいでしょう。 Webサイトフォーム:より簡単なツールですが実に効果的です。高品質なWebサイトエディタを使って、サイトにデータ収集フォームを拡散することができます。例えば、お客様が購入手続きの際に情報の共有または追加情報の提供を行なった場合に商品を割引する方法は有効的です。フォームを多様化することでデータ収集能力が向上されることがすぐに分かると思います。 投票およびアンケート:より直接的な手法で、Webサイト上やソーシャルメディアのフィード、またはメールマーケティングを通して投票やアンケートを行うことが可能です。 どんな手法でも良質な情報を集めるためには、ファーストパーティー・データの収集方法だけでなく、その情報を提供するメディアも多様化することが鍵となります。 そのため、Benchmark Emailでは、見込み客からファーストパーティー・データを集めるための様々なオプションをご用意しております。 ・アニメーションを利用して魅力的なLPを!ランディングページのエディタ操作方法を解説 ・登録フォームの悩みを解決!基本機能からトラブルシューティング・応用的な活用例まで一挙解説 ・効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説! 今後の対策 あなたの会社のマーケティングがサードパーティーCookieに依存している場合、今回の廃止に対して現時点でできる唯一の対策は、ファーストパーティー・データを収集することです。 はじめに、サードパーティーCookieのどんなデータを利用しているのかを検証しましょう。そのうえで、お客様から直接同じようなデータを同意を得てから収集するという計画を整えます。プライバシーポリシーを作成し、データ収集や保管の方法があなたの地域のプライバシー法に則っていることを確認する必要もあるでしょう。 あるいは、現在利用している高度なマーケティング技術である「超パーソナライズ化」を諦め、幅広いターゲット層に訴える広告を細心の注意を払って作成するという古くからの広告手法を選択する必要が出てくるかもしれません。 このように万全に準備することで、サードパーティーCookieの廃止後の新しい環境でも、デジタルマーケティングを成功させることができるはずです。 --- ### メールマガジンの反応を広報活動に役立てる!NPO法人カタリバ - Published: 2021-07-26 - Modified: 2021-07-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-katariba/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、教育系の認定NPO法人カタリバの本田様です。 認定NPO法人カタリバのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: 認定NPO法人カタリバ(教育系のNPO法人) 対象: メディア関係者、民間企業の教育関係者、行政の教育関係者、団体のプログラムやイベントに参加したことのある方 主な配信コンテンツと頻度: カタリバマガジンの最新コンテンツや、カタリバの最新情報 担当組織: メールマガジンの担当者2名 社会の変化に応じた教育活動に取り組むNPO法人 ━ 認定NPO法人カタリバは、どのような活動をされているのでしょうか? カタリバは2001年に活動を開始して、今年でちょうど20年になる教育系のNPO法人です。「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会」というビジョンを据えて、主に10代の子どもたちに対する活動をしています。 認定NPO法人カタリバ Webサイト カタリバは20年前、高校へ大学生のボランティアスタッフが訪れ、高校生と本音で語り合う対話型の出張授業プログラムから始まりました。 2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供しており、2020年からは経済的事情を抱える家庭にオンライン学習支援を行うなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。 ━メールマガジンは、どんな目的で使われていますか? 直接顔を合わせてやりとりをした方や、情報交換をした方、イベントに参加してくださった方たちとの「繋がり」が一過性にならないよう、定期的に情報を届けるために使っています。 私達の取り組んでいることには興味を持ってくださったときが、活動にご協力をいただけるタイミングではなかったりとしても、時期が変われば繋がっていくこともあります。そういった方とカタリバとの「繋がりの質」を意識しています。 カタリバのウェブサイトの中ではカタリバマガジンというウェブメディアで定期的に発信をしていますので、メールではそちらの情報に触れていただき深くカタリバを知ってもらうというところをゴール設定にしています。具体的には、カタリバマガジンの最新情報や、各事業の取り組みを紹介するようなイベント情報、採用情報、プレスリリース情報などを配信しています。 ユーザー層とリスト取得方法 ━メールマガジンのリストは、どうやって集めていますか? 私たちのメールマガジンの購読者は大きく分けると「メディア関係者」「民間企業の教育関係の方」「行政の教育関係の方」「カタリバ実施するプログラムやイベントに参加したことのある方」です。 メールマガジンの内容はセグメントごとに変えることはせず、皆さんに同じものをお送りしていますね。 リストの集め方は、カタリバの職員が名刺交換をした方、イベントに参加した方がほとんどです。あとは、ウェブサイトからメールマガジンに登録してくださった方がいらっしゃいます。 名刺交換をした方のリストは、月に1回、職員に呼びかけて、名刺交換した人の名刺をスキャンして登録してもらっています。 メールマガジンが読まれるためには、新規リストが常に増えていく状態が、一つ大切かなと考えています。なので、職員に交換した名刺を登録してもらえるように、「皆さんの取り組みをこうして発信していて、それをできるだけ多くの人に届けたいから、毎月名刺の登録をお願いします」や「イベント参加者のリストをぜひ共有してください」と、メールマガジンを全社的な取り組みとして、社内に向けても発信をしています。 配信コンテンツ カタリバマガジンの最新コンテンツや、活動の最新情報を配信 配信頻度:月に1回 配信時間:平日 内容:カタリバのウェブメディアの最新コンテンツ、採用情報、プレスリリース情報など 「カタリバマガジン」のメールデザイン(クリックで全文表示) 運用と設計について カタリバの取り組みの先進性や深さを伝えるようにしている ━メールマガジンの運営体制は? メールマガジンの担当は2名です。私が、ウェブメディアの記事の企画から記事づくりまでの一連のディレクションと、メールマガジンのコンテンツを担当しています。その月のメールマガジンで何を配信するのかを逆算をして、ウェブメディアのコンテンツも決めています。 カタリバのウェブサイトへわざわざ情報を見にきてくれる方ばかりではありませんので、メールマガジンで届けるまでがセットだと考えています。これまでにカタリバと接点を持ってくださった方に、どんなトピックを届けたいかを考えて設計しています。 ━メールマガジンの構成は、どのように決めていますか? 基本的には、情報としてお届けしたい優先順位の高いものを、メールの上部に載せています。例えば、年明けに緊急事態宣言が出たときは、緊急事態宣言を受けて、「カタリバとしてどういう取り組みをしていくか」という代表の発信を、メールのタイトルからも見えるようにして、メール内でも、一番上に載せました。 広報として「我々が広報することによって、カタリバという教育系のNPOが、どういう社会課題に向き合っているのか。その取り組みの先進性や、取り組みの深さを、ちゃんと現場から吸い上げて伝えていく」ということを一つのミッションにしています。その観点に照らし合わせながら、たとえば、生徒たちが主体となって校則を見直すプロジェクトを、全国の学校とともに行っていることであったり、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う全国一斉休校に際して、いち早くオンラインで子どもたちの居場所をつくったことであったり、「先進性のある取り組み」にできるだけスポットライトが当たるよう、そうした取り組みを1番目に持ってくるような構成にしています。 ━メールマガジンを作るとき、どれくらいの時間をかけていますか? ウェブメディアのコンテンツ作成からトータルで見ると、メールマガジンで配信するまでに2ヶ月くらいです。 2カ月のうち、1カ月半程度は記事の製作に当てている期間です。記事も1本だけではなく、3〜4本を並行して進めているので、だいたい1カ月半で3〜4本をつくるイメージですね。 新しく入ったリストの対応や、メルマガの内容について社内確認をする作業があるので、それらを逆算して、だいたい配信の2週間前からメールマガジンを作り始めます。 ━メールマガジンのデザインは統一されていますか? ウェブサイトを2年ほど前にリニューアルしたときに、ちょうどメールマガジンの運用をはじめました。その際に、ウェブサイトとテイストを揃えるような形でテンプレートを作りましたので、デザインには統一性があります。 テンプレートをベースにして、配信ごとに画像とテキストを差し替える程度で作成しています。 ━効果測定では、どんな数値を追っていますか? 開封数とクリック数を見ています。どちらかというと開封数のほうを大切にしています。メールマガジンを開封をしてもらったら、メールマガジン上だけでもカタリバの最新情報が拾えるように意識して作っています。クリックまで望むと、そこでの離脱が多いので、繋がりを持った方に、できるだけ、メール上だけでも、カタリバのことをわかってもらえるようにしています。 クリック数は、先月に比べてどうだったかとか、どんな情報がクリックの反応が良かったかとかで、見ています。あとは配信停止数も見ています。 セグメント別での開封数、クリック数もみています。開封の山がどこにくるかというところから、配信に最適な曜日や、時間を決めています。 配信日時でいうと、以前は日曜日の19時くらいに送っていました。そうすると翌月曜日に、受信ボックスの上のほうにあって、会社に出社したとや出勤途中に読んでもらえていたようなのです。それが、最近はそうでもないなと見えてきて、何回か曜日を変えて配信をしたら、平日のほうが見られるようになっていました。そのため、今では平日に配信をしています。 メールマガジンの反応が「広報」として役に立っている ━メールマガジンの成果として、どんなものがありますか? ウェブサイトのPV数は、メルマガを送りはじめた2年前と比べると、全体で130%程度増えています。ウェブサイトに誘導するような形で、メールマガジンも設計しているので、その影響も大きいです。 Benchmark Emailでは、セグメントごとの反応が見られるので、定期的に確認することによって、カタリバに興味を持っている人が、どういう情報に対して敏感なのか、どういう情報を送ると興味を持って見てくださるのかをみています。例えば、イベント出席してくださった方が採用とか、職員のインタビュー記事への反応がいいということが見えてくることがあります。 そういったデータは、私たちが広報していく上で、どういう情報が求められていて、誰に何を届けると良いのかという感度を磨く上でも、すごく役立っているなと感じています。 メールマガジンでの反応を見ることは、オウンドメディアの運営以外にも生きているという感覚がありますね。広報チームでは、新聞やテレビ局などのメディアの方からの取材対応を受けるような業務も担っているのですが、取材を受けるときに、私たちのほうも感度を高めた状態でいれば「こういう話ができます」というご提案をできますから。 Benchmark Emailによるサンプル用のレポート画面 レポートではメールごとの開封率やクリック率を比較できるほか、ヒートマップ機能を使うとクリック人気が高いコンテンツを調べることができる。 コロナ禍で名刺交換の機会が激減したが、リストのマッチ度は高まった ━リストの集め方に「名刺交換」がありましたが、コロナ禍で、影響はありましたか? 名刺交換をする機会が減って、メールマガジンの新規リスト件数が格段に減りました。私たちは営業をガンガンかけにいくような団体ではないとはいえ、名刺交換できなくなったことによって、連絡先を知ってやりとりができるという機会は減ってしまいました。 一方で、オンラインで行うイベントが増えましたので、イベント参加した方のリストが重要になりました。 以前は、各事業で行っているイベントを広報が把握できていない場合もあり、リストとして回収しきれていないこともあったんです。しかしコロナ禍によって状況も変わったため、イベントのリストを確実に集めきることに、いまは名刺交換よりも重きを置いて取り組んでいます。 名刺交換をした方と、イベント参加者との数字を比較すると、名刺交換をした方のほうが開封もクリックも少ないんです。それもそのはずで、東北の現場だったりと、カタリバの取り組みの何かとシンクロするようなことをやっているから、その現場のことが知りたいとか、その現場の人と繋がりたいと思って名刺交換をしている方が大半ですので。カタリバ全体の様々な取り組みを扱っているメールマガジンとは、求めている情報が噛み合わず、どうしても反応が悪くなってしまいがちです。 一方で、イベントに参加してくださった方は、カタリバについて広く知りたいという方が多いのかなと思っています。 最近は配信停止数も減ってきていて、過去と比較すると数字は良くなってきています。メールマガジンのリストと、カタリバ全体とのマッチ度が高まっているのかなという感覚です。 SNSで、不特定多数に届けるのも大切だなと思って、活動をしていますが、やはり反応が見えるのは、連絡先がある方とのメールマガジンが大きいなと思っています。 メールマガジンの機能を活かしながらコストを抑えられた ━Benchmark Emailを使っていて、どんな感想をお持ちですか? NPOという組織なので、コーポレート機能に予算をかけすぎないという観点も持ちながら活動しています。以前は他社のMA(マーケティングオートメーション)ツールを利用していたのですが、費用面でがネックで。Benchmark Emailを使い始めてからは機能を生かしながらもコストを抑えられています。 Benchmark Emailの機能としては、レポート比較は毎月使っています。何が読まれたか、開封がどうだったか、そういった比較がスムーズにできるので、配信の翌週に必ず見て、次の企画に生かしています。Benchmark Emailは、リストのインポート作業が必要なんですけど、そのあとの配信停止のチェックなど「反応の確認」が、ひと目で見て分かるので、分かりやすいなと感じています。 前任者が他社のMAから切り替えた際に、Benchmark Emailのスタッフさんの丁寧なフォローアップが本当に切り換えて良かった、本当に心強かったと話していました。 私自身も、前任者から引き継いで使いはじめた人間なんですけれども、直感的で分かりやすいなと思っています。例えば、HTMLを知らないととか、言葉の定義を知らないと扱えないという感じではないので、そういう意味でも、今後、私が、誰か新しい人に担当を引き継いでも、社内で使っていけるだろうなという感覚があります。 まとめ NPO法人として、予算を抑えながら、広報のミッションである「伝える」ことに、しっかりと取り組まれている印象を受けました。カタリバとしてのビジョンを軸にして、メールマガジンだけでなく、全体としての方針の一貫性を感じました。 名刺交換をした人や、イベントに参加した人とのつながりを大事にして、そのつながりを維持するために、メールマガジンを使っていくことは、NPO法人だけでなく、一般企業でもメール活用の重要なポイントになりそうです。 また、コロナ禍で「名刺交換」というリストの獲得手段が殆どなくなった状況で、リストの「反応の違い」を見つつ、新たなリスト獲得の道筋を作られているのは、コロナ禍でマイナスの影響を受けている企業の方にも参考になると思います。 (関連記事) ・LINE@・メールマガジン・メディアの統一感が大切!地域の魅力を伝える「LOCAL LETTER」のコミュニケーション ・メールマガジンの取り組みが集客の支えに!レストランを多展開する株式会社ワンダーテーブル ・機能アップデート:Zapier連携に新しい選択肢とテンプレートが追加されました! --- ### メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 - Published: 2021-07-05 - Modified: 2023-06-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol6/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, クリック率, ABテスト, 検証, コンテンツ数, 記事数, クリック数 こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 数か月間におよぶニュースレター改善計画と、その結果についてお届けするシリーズの第6回です。 第5回の記事は、こちらからご覧ください。 今回は「ニュースレターのコンテンツ数を3倍に増やした際の検証結果」についてお届けします。 前回の検証ではコンテンツ数をひとつ減らしても影響がなかった 前回はブログニュースレターのコンテンツ数をひとつ減らした場合のクリック率について検証を行いました。コンテンツ数が2つのメールと、3つのメールを使ってテストを行いました。 結果として、以下の3点がわかりました。 クリック率を左右するのはコンテンツ数ではなく、コンテンツの内容である コンテンツを絞ることで、狙った記事にユーザーを集中させることはできる コンテンツ数は絞りすぎない方が良い場合もある 前回の検証はこちら:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 コンテンツ数を大幅に増やしたらどうなるの? 今回はその逆で、コンテンツ数を大幅に増やした場合もクリック率に影響しないのか?ということが気になり、通常の3倍に当たる9つのコンテンツを配信して確かめることしました。 この検証は年末に配信する特別号で行い、人気コンテンツをランキング形式でお届けする内容にしました。 <2020年12月配信ブログニュースレター> (画像クリックでメール全文表示) コンテンツ数が大幅に増えたため、デザインは通常のニュースレターと異なるものを採用しました。 ランキング2位と3位は「画像+テキスト」ブロックを使用し、通常よりも省スペースでの紹介にしています。それでも十分長いので、最後まで読むには画面を数回はスクロールする必要がありますね。 【検証結果】クリック率が半分に?! さっそく検証結果を見ていきたいと思います。 その前に、まずは2020年1月〜11月の「開封に対する平均クリック率」を見てみましょう。 そして今回配信した年末特別号のクリック率は、このような結果となりました。 残念なことに、有料・無料ユーザー共にクリック率は大幅に低下するという結果となりました。無料ユーザーについては6. 8%から3. 4%と、半分も低下しているのが分かります。 予想はしていましたが、「ここまで変わるのか!」と驚きました。 今回このような結果となった理由は以下だと考えています。 コンテンツの種類が多いため、どれをクリックするべきか迷いが生じてしまった スクロールが何度も必要なため、途中で読むのを諦めてメールから離脱してしまった コンテンツは全て過去に配信したブログ記事となるため、真新しさに欠けてしまった ランキングだけ見て満足し、メールを閉じる人もいた 今回は通常の3倍の量にコンテンツを増やしたため、分かりやすい結果を得ることができました。Benchmark Emailのニュースレターの場合は、コンテンツの量は2〜3つくらいがちょうどいいようです。 ただし、テーマやコンテンツの内容によっては以下理由によりクリック率が上がる可能性もあります。 普段とは異なるテーマのメルマガを配信した場合、真新しさから読者の興味関心を引き、開封やクリックが増える 読者にとって気になるテーマが一つでもあれば、クリックに繋がる コンテンツをここまで大幅に増やして検証を行う必要はないですが、コンテンツの量を変えて送ってみることで新しい発見もあるかと思います。クリック率に課題を感じている方は、コンテンツ数の検証もぜひ一度は試してみてください。 Benchmark Emailが行った検証結果が全てのメルマガに共通する答えとは限りませんので、様々な検証を行い、皆さまにとってベストなメルマガ配信を行っていただけたら幸いです。 最後に 最後までお読みいただきありがとうございました。今回で全6回のニュースレター検証企画は終了となります。 6回のなかで、一つでも参考になった記事はありましたでしょうか?この企画がまだABテストを使っていないマーケターの皆さまにとって、ABテストを使っていただけるきっかけになれば幸いです。 「メールマーケターYurikoの挑戦」としての検証企画は一旦終了となりますが、今後もABテスト機能を使用した検証は引き続き行っていく予定です。また、この全6回に収まりきらなかった面白い番外編も用意していますので、そちらもぜひ読んでいただけたら嬉しいです。 最後までお付き合いいただきありがとうございました。 (シリーズ記事) 第一回:メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 第二回:メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編 第三回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編 第四回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 第五回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 第六回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 第七回:メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 第八回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 第九回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 --- ### 【デザイン事例19種類】メルマガのヘッダー&フッターを作るコツ - Published: 2021-06-28 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/header-and-footer/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: メルマガ, デザイン, フッター, ヘッダー こんにちは、メールマーケティングアドバイザーの山本です。 メルマガのヘッダーとフッターは、メルマガ全体の印象を決める重要なデザイン要素であるとともに、うまく使えばメルマガ全体の読みやすさが改善されたり、読者からの問い合わせや来店の機会を逃さない構成にすることができます。 今回は19点の事例やデザイン例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 ヘッダー&フッターにひと工夫をして、まわりのメルマガに一歩差をつけましょう! ヘッダー / フッターとは ヘッダーとは、メールの冒頭に入る毎回共通している部分のことです。一方フッターとは、メールの最後に入る毎回共通している部分のことです。 メルマガには「メインコンテンツ」と、毎回共通して入れているような「補足情報」があります。 ・メインコンテンツ:商品紹介、記事紹介、イベントニュース、コラムなど ・補足情報:問い合わせ先、配信元住所、配信停止方法など 読者に注目してほしいのは「メインコンテンツ」の方なので、「補足情報」をヘッダーとフッターにまとめると、メールデザインにメリハリがついて、見た目もきれいで読みやすいメルマガになります。 補足情報として載せたいもの では、そうした補足情報にはどのようなものがあるのでしょうか。 1. 法律で義務付けられているもの こちらは、どんなメルマガでも必ず入れる必要があるものです。 ・送り主は誰なのか ・メルマガの配信停止をする方法 ・問い合わせ先 メルマガの法律についてはこちらの記事をお読みください。 関連記事:メルマガで法律違反になる前に!「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう 2. メルマガの効果・信頼性を上げるもの ・何についてのお知らせなのか ・もっと詳しく知りたいときや、商品を買いたいときのアクセス先や連絡先 ・読者がメルマガを受け取っている理由(購読登録したから、名刺交換したから、など) ・HTMLメールが正常に表示されないときのアクセス先 上記のような情報を入れておくと、読者にとってより親切なメルマガになります。これはすべてを載せる必要はありません。 ヘッダー要素 ヘッダーによく載っている要素を5つ、事例とともに紹介します。 サービス名、商品名、または企業名、あるいはロゴ メルマガの主旨を説明した文章 お得な情報 自社サイトのメニュー メインコンテンツがわかるファーストビュー(または目次) コンテンツに興味を持たせる働きをするものが多いですね。 早速順番に見ていきましょう。 1. サービス名、商品名、または企業名、あるいはロゴ ビジネスメールに入れる「お世話になっております。株式会社○○の××です。」や、ポスティングチラシに入れておく店名がこれにあたります。さりげないサイズで良いと思いますが、毎回同じ場所に同じロゴがあることで意識づけになります。 ■ デザイン例 (左)中央にロゴを配置した例 (右)左端にロゴを配置した例 出典:Really Good Emails (Forever21, Addidas) 2. メルマガの主旨を説明した文章 自社の紹介や、メルマガの主旨をキャッチコピーとしてつけておくと、内容がわかりやすくなります。例えば以下のようなコピーです。 「マーケティング担当者様のためのWebメディア」 「ファッショントレンドに関する最新情報をお届け!」 ■ デザイン例 「日本全国のアウトドア・インドアレジャー情報を配信中!」 出典:アクティビティジャパンの会員向けメルマガ 詳細:ランキング形式を有効活用!平日と休日で内容に変化を持たせる旅行企画業の事例 「THIS WEEK RECOMMENDATIONS(今週のおすすめ)」 出典:TATO DESIGNの購読希望者向けメルマガ 詳細:【HTMLメールデザイン事例】リードナーチャリングに最適、長期的な関係構築を実現するメール配信 – Tato design様 3. お得な情報 「XXXX円以上で送料無料」「20%オフセール実施中」といった情報を、メール最上部に帯で入れている企業もあります。これはECサイトのメールに多く見られます。 ■ デザイン例 「5,000円(税込)以上で送料無料」 本記事のためのサンプル画像 4. 自社サイトのナビゲーションバー 「メルマガをきっかけにサイトに来てほしい」という場合におすすめです。 ただしサイトに遷移すると、メルマガからは離脱してしまうことも多いです。メルマガをしっかり読んでほしいときは、冒頭にサイトへのリンクは入れないほうがいいでしょう。 ■ デザイン例 「新作」「メンズ」「ウィメンズ」「ストーリーズ」へのリンク 本記事のためのサンプル画像 5. メインコンテンツがわかるファーストビュー、または目次 ファーストビューとは、メールを開いた最初の画面で見える範囲を指します。読者はこれを見て、そのメールを詳しく読むかどうか決めます。 ファーストビューは、続きを読ませたくなる画面にしましょう。1通あたりのコンテンツ量が多い場合は、以下の工夫をしましょう。 ・目次をつける(各コンテンツへのアンカーリンクを配置するとなお良い) ・「今回のメールでは○○、××、△△についてご案内します」とお断りを入れる では、事例を2種類見てみましょう。 ■ デザイン事例 短いメールの場合(メインコンテンツがわかるファーストビュー) 短いメールであれば目次は設けず、キャッチーなファーストビューにすれば十分でしょう。 出典:Benchmark Emailのブログニュースレター(全文を見る) 長いメールの場合(目次) SOLTILO株式会社のメールは、会員に配布していた広報誌をメルマガへ移行したものです。1通あたりの情報量がリッチなメルマガであることから、冒頭にアンカーリンク付きの目次を置いて、読みたいコーナーへクリックで移動できるよう工夫しています。 出典:ソルティーロファミリアサッカースクールの会員向け広報メルマガ(全文を見る) 読みやすくておしゃれなメルマガを作るならBenchmark Email フッター要素 次に、フッターの要素を見ていきましょう。フッターによく載っている要素を5つ、事例とともに紹介します。 特電法で載せることが定められているもの - 送信元情報(企業名、住所) - 配信停止リンク 問い合わせ先や実店舗の情報(営業時間・アクセス方法なども含む) よくある質問(FAQ)集、送料・配送・返品方法などカスタマーサポート情報、自社サイトへのリンク、会員ページへのログイン 継続して認知付けたいコンテンツ・サービス ヘッダー要素は情報を読み進めてもらう効果があるのに対して、フッターの要素は実用的なものが多いです。 1. 特電法で載せることが定められているもの 一斉配信メールを送る際は、送信元情報と配信停止リンクの掲載が義務付けられています。どんなにシンプルなフッターにする場合も、「送信元情報」と「配信停止リンク」は必ず入れましょう。 関連記事:メルマガで法律違反になる前に!「特定電子メール法」の注意点を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう ■ デザイン例 シンプルなフッター 出典:Benchmark Emailのブログニュースレター 企業情報を記載したフッター 本記事のためのサンプル画像 2. 問い合わせ先や実店舗の情報(営業時間・アクセス方法なども含む) メールを読んだ人が「検討するために問い合わせようかな」「予約してみようかな」と思ったとき、どんな情報が載っていればすぐに行動に移せるでしょうか。販売店や飲食店の場合は、電話番号などの連絡先、地図、営業時間などを載せておきましょう。 ■ デザイン例 店舗名、住所、電話番号などを載せる例 こちらのメルマガには3つの店舗情報が読みやすく載っています。「店舗名」と「住所・電話番号」で文字のデザインを変えているのがすっきり見えるポイントです。店舗名はクリックでき、個別のページでさらに詳しい情報を見ることができます。 出典:KAJA Resort Furnitureの会員向けメルマガ(全文を見る) 店舗名を載せる例 各店舗のウェブサイトや地図にリンクを貼ると良いでしょう。 本記事のためのサンプル画像 店舗検索ボタンを載せる例 「店舗検索」をクリックすると、店舗一覧ページに飛ぶという方法です。 本記事のためのサンプル画像 3. よくある質問(FAQ)集、送料・配送・返品方法などカスタマーサポート情報、自社サイトへのリンク、会員ページへのログイン これらはフッターに入れておくことで、ゆるやかな認知付けになったり、必要なときにふとクリックしてもらえるという効果を持ちます。 ■ デザイン例 本記事のためのサンプル画像 4. 継続して認知付けたいコンテンツ・サービス ■ デザイン例 こちらの顧客向けメールマガジンでは、キャンペーンやウェブマガジンの告知を毎回フッター冒頭に入れています。 出典:ホテルニューオータニのレストラン利用者向けメルマガ(全文を見る) どちらかに入れるといい要素 ヘッダー / フッターのどちらかに掲載されている要素を4つ、事例とともに紹介します。 ブラウザでのメール閲覧リンク パーミッションリマインダー SNSアカウントの紹介 自社サイトへのリンク これらはどちらに入れても良いので、全体のバランスを見て決めるといいでしょう。 1. ブラウザでのメール閲覧リンク メール内の画像が表示されない、コードが崩れて表示されるなどの場合に備えて「メールが正しく表示されない場合はこちら」などWeb版へのリンクを置いておくと良いでしょう。 ■ デザイン例 ヘッダーの場合 出典:アクティビティジャパンの会員向けメルマガ 詳細:ランキング形式を有効活用!平日と休日で内容に変化を持たせる旅行企画業の事例 フッターの場合 出典:ホテルニューオータニのレストラン利用者向けメルマガ(全文を見る) 2. パーミッションリマインダー 「このメールは購読登録された方にお送りしております。今後配信を希望されない方は配信停止リンクよりお手続きください。」などという断り書きをこのように呼びます。メルマガが受信者の許諾(パーミッション)を得て送られていることをリマインドする、心理的な効果があります。例えば、購読したことを忘れたころにメルマガが届いて驚いた読者を安心させ、メルマガはこれ以上不要だと思った読者には配信停止ができることを伝えることができるので、迷惑メール報告をされてしまうリスクを軽減することができます。 ■ デザイン例 フッターの場合 出典:LOCAL LETTERの購読者向けニュースレター 詳細:LINE@・メールマガジン・メディアの統一感が大切!地域の魅力を伝える「LOCAL LETTER」のコミュニケーション 出典:株式会社ワンダーテーブルの来店者向けメールマガジン 詳細:メールマガジンの取り組みが集客の支えに!レストランを多展開する株式会社ワンダーテーブル 3. SNSアカウントの紹介 SNSアカウントを紹介するときはのようなアイコンにリンクを貼る方法が一般的です。「新作情報を発信中!」などの紹介文を添えることで目立たせているメルマガもあります。 アイコンの色によってもメルマガの印象が変わります。各SNSのテーマカラーを使うと、存在がわかりやすくなり、メルマガデザイン全体のアクセントにもなります。逆に各SNSアイコンの色を統一すると、デザインに溶け込んで目立たなくなります。 ヘッダーに置くかフッターに置くかは、全体のバランスや、どれくらいSNSを告知したいかで決めます。ヘッダーに置くとSNSへ遷移してしまう可能性もありますので、メルマガ本文をしっかり読んで欲しい場合はフッターに置くことをおすすめします。 ■ デザイン例 フッター:SNSアイコンに各種テーマカラーを採用 出典:ogawa ONLINE STOREの会員向けメルマガ(全文を見る) こちらのメルマガでは、各種SNSアイコンのテーマカラーを使い、視認性とまとまりのバランスの取れたデザインにしています。配信元情報以下は灰色の背景にしていますが、SNSアイコンは本文と同じ白い背景に置かれていて、本文を邪魔しないさりげなさがありつつも十分目立たせるデザインです。また、住所と電話番号の置き方もすっきりしており、問い合わせ先を用意しているところに親切な印象を受けるフッターです。 フッター:SNSアイコンのカラーを統一 出典:株式会社ワンダーテーブルの来店者向けメールマガジン 詳細:メールマガジンの取り組みが集客の支えに!レストランを多展開する株式会社ワンダーテーブル ヘッダー:SNSアイコンのカラーを統一 出典:TATO DESIGNの購読希望者向けメルマガ 詳細:【HTMLメールデザイン事例】リードナーチャリングに最適、長期的な関係構築を実現するメール配信 – Tato design様 フッター:SNSアイコンに説明文を加えたもの 出典:Benchmark Emailのブログニュースレター(全文を見る) フッターデザインのコツ2点 フッターについてはデザインに悩む方が多いので、コツをお伝えします。 1. フォントサイズは小さくしよう フッターに載せるのは補足情報ですので、本文より目立たないように少し小さな文字にすると、きれいにまとまります。 2. 本文ブロックとフッターブロックを差別化しよう 「ここから先はフッター情報なので、必要な人だけ読んでください」というメッセージを伝えると、本文を邪魔せずきれいなフッターになります。以下のどれかのテクニックを使うといいでしょう。 (A)本文ブロックとフッターブロックの背景色を変える (B)本文ブロックとフッターブロックの間にラインを引く (C)本文ブロックとフッターブロックの間にSNSアイコンを入れる (D)本文とフッターの間に、お知らせバナーを入れる ■ デザイン例 (A)本文ブロックとフッターブロックの背景色を変える Benchmark Emailのニュースレターでは、本文ブロックは白背景にして、フッターブロックは灰色にしています。 出典:Benchmark Emailのブログニュースレター(全文はこちら) (B)本文ブロックとフッターブロックの間にラインを引く 本文の終わりと、SNSボタンの間に1本のラインを引いています。 出典:UNION TOKYOの購読希望者向けメルマガ 詳細:SNSからメルマガへ繋げる工夫が光るNY発セレクトショップUNION TOKYOの事例 出典:Really Good Emails (Addidas) (C)本文ブロックとフッターブロックの間にSNSアイコンや会社ロゴを入れる (B)のラインがなくても、SNSアイコンなどを置くことでフッターに見せることはできます。アイコンの上下に空間を持たせるとわかりやすくなるでしょう。 本記事のためのサンプル画像 (D)本文とフッターの間に、お知らせバナーを入れる フッター 付近に告知を入れると、毎回同じ内容を入れても自然に見え、さりげなく意識づけできるのでスマートです。 出典:ホテルニューオータニのレストラン利用者向けメルマガ(全文を見る) 以上、今後のメールマーケティングにお役立てください。 記事内のメール事例は全文を見ることができますので、メインコンテンツとヘッダー/フッターをどのようなバランスで構成しているか参考にしてみてくださいね! 日頃購読しているメールも、ヘッダー/フッターに注目して見てみると、新しいアイデアを得られるかもしれません。 (関連記事) ・メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考 ・メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例大特集! ・メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? --- ### メールマガジン購読状況調査 2021年度版 - Published: 2021-06-21 - Modified: 2024-03-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newslettersurvey2021/ - Categories: メールマーケティング, 独自調査レポート - Tags: メルマガ, 調査, 購読実態, 購読数, プロモーションタブ, デバイス 当記事では、Benchmark Japanが行った「日本のメールマガジン購読状況調査 2021年度版」の結果をダイジェストでお届けします。 2022年9月追記: 最新調査はこちら「メールマガジン購読状況調査 2022年度版」 当調査の目的 2020年から続くコロナ禍によって、顧客へ直接メッセージを届けることができるメールマガジンの重要性はますます高まっています。そこで当社では、「メールマガジンがどの様に読まれているのか?」についての実態を把握し、当社ユーザーへお届けする情報の精度を高めるため、日本国内のインターネットユーザーを対象に調査を行いました。 今回の調査では、メルマガ購読状況全般について調べるとともに、一般消費者向けと企業向けのメルマガでは購読状況に違いがあるのではないか?という想定のもと、プライベート用、仕事用それぞれのメールアドレスの利用状況の比較も行いました。 調査概要 インターネットリサーチによる調査を行った。調査期間は2021年3月24日~4月25日で、事前調査と本調査の2種類の調査を行った。プライベートと仕事用のメールアドレスでの購読状況の違いを調べるため、対象者は会社員、公務員、自営業、経営者などで、20代〜60代を対象とし、回答者の年齢分布は国勢調査の世代比率に対応させた。 質問項目と結果 メルマガを1通以上受信している人はどれくらいの割合か? そもそも、メルマガを受信している人は、世代別にどれくらいの割合なのでしょうか? まずは事前調査として、「プライベートと仕事用のメールアドレスいずれかでメールを最低1通以上受信しているかどうか?」について聞き、4,393名から以下の結果を得られました。 全体では74. 9%がメルマガを最低1通以上受信しており、世代別では年齢層が高いほど購読率が高いという結果になりました。 世代 1通以上受信率 20代 62. 6% 30代 70. 3% 40代 76. 2% 50代 82. 6% 60代 84. 9% インターネットの利用率は、1997年の9. 2%から、2005年には70. 8%へと上昇し(情報通信白書, 総務省)、メールマガジンの配信が活発になり始めた2000年前後は、現在30代後半~40代の方々が仕事を始めた時期でもあります。 世代が上になるほどメールアドレスの保有期間が長いことに加え、若い世代ほど情報収集チャネルがメールとSNSやチャットツールに分散していることが世代間の違いに影響しているのかもしれません。何らかのSNSの利用率が20代で87. 1%、60代で51. 7%であることから(通信利用動向調査, 総務省)、メルマガとSNSは情報収集チャネルとして併用されつつも、世代が上になるほどメルマガの比重が高くなっているものと考えられます。 以降は、上記の事前調査回答者の中から、最低1通以上のメルマガを受信していると回答した方々を対象に、仕事用・プライベート用、それぞれのメールアドレスでの購読状況の違いを調査した結果をまとめたものです(有効回答数712名)。 メルマガを読む時間帯はいつか? 「Q. メルマガを読むのはどの時間帯が多いですか?最も多い時間帯をお選びください。」 仕事用メールアドレスの場合、1位は「12時~15時台」で26. 6%、2位は「~9時台」で21. 2%、3位は「10時〜11時台」で14. 4%であり、BtoBのメルマガでは朝から午後までが読まれやすい時間帯であることが分かりました。これらは多くの方にとっての勤務時間中に読まれていることが考えられます。 一方、プライベート用メールアドレスの場合、1位は「21時~23時台」で33. 4%、2位は「19時~20時台」で19. 2%、3位は「12時〜15時台」で18. 1%と、お昼~午後、夜の時間帯が読まれやすい時間帯であると分かりました。夜に関しては帰宅後のプライベートな時間に、お昼~午後に関してはお昼休みなどにメールをチェックしていることが考えられます。 メルマガ購読に最も利用されているメールソフトはどれか? 「Q. どのメールソフトを使ってメルマガを読んでいますか? *複数選択可」 仕事用・プライベート用、共にGmailでのメルマガ購読が1番多いという結果になりました。しかし2位には違いがあり、仕事用ではOutlookが、プライベート用ではYahoo! メールがそれぞれGmailの次に多いという結果となりました。 「その他」の回答は全体の1割未満ではありましたが、Becky! や自社開発のメールソフト、So-net、OCN、niftyなどISPのメールサービス、モバイルのアプリなど多種多様なソフトが挙げられました。特に50代、60代に「その他」の回答者が多くいました。 Gmailの「プロモーションタブ」はどれくらい読まれているか? 「Q. Gmailを利用している方へ メインタブだけでなく「プロモーション」や「新着」のタブも開いていますか?」 約8割がメインタブ以外も開いて見ているという結果になりました。なお、Gmailではメールの内容や、ユーザーのメール閲覧行動、送信元ドメインなどに基づいて自動的に「メイン」「プロモーション」などのタブへ振り分けが行われています。当設問とは異なりますが、「迷惑メール」に振り分けられてしまうと受信者に見られる機会は激減するため注意が必要です。 参考:送ったメールを受信ボックスに届けるためには? スマホとPC、どちらのデバイスで読まれているか? 「Q. スマホとPC、どちらでメルマガを読みますか?」 仕事用・プライベート用共に、「両方だが、PCが多い」が1位でした。PCとスマホを併用している方が全体で約6割いますが、傾向としては仕事用ではPCの比率が高く、プライベート用ではスマホの比率が高いことが分かりました。 世代別の傾向としては、「スマホのみ」の約7割が30代以下であるのに対し、「PC」のみの約7割が40代以上であり、若い世代ほどスマホでの閲覧比率が高い傾向が見られました。 受信しているメルマガ数は平均何通か? 「Q. 1日に平均何通のメルマガを受信していますか?」 仕事用の1位は「1〜5通」である一方、プライベート用の1位は「21通以上」という結果になり、プライベート用メールアドレスの方が受信通数が多いことが分かりました。また、順位に違いは出たものの、回答者の中位はいずれも「6~10通」内に入りました。 これは、そもそものメールアドレスの用途の違いに加え、会社のメールアドレスは転職などによって変わる(消滅する)ことも影響しているかもしれません。今回の調査は何らかのメルマガを1通以上受信している人を対象に行っていますので、「1通未満」については「受信しない日もある」という頻度なのであると考えられます。 世代別では、年齢が上がるほど受信通数が高くなる傾向が見られました。例えば「21通以上受信している」の世代別内訳は、仕事用、プライベート用を問わず20代が約1割なのに対して、40代、50代がそれぞれ約3割ずつを占めていました。 1日に平均何通のメルマガを開いて読んでいるか? 「Q. 1日に平均何通のメルマガを開いて読んでいますか?」 仕事用・プライベート用共に、1日に平均1通〜5通読んでいる人が最も多いという結果になりました。いずれの回答者の中位も「1~5通」内に入りました。一方、11通以上読む人も全体の25%程度おり、21通以上読む人も、仕事用で12. 9%、プライベート用で15. 9%いました。 1日にどれくらいの時間メルマガを読んでいるか? 「Q. 1日あたり平均どのくらいの時間をかけてメルマガを読んでいますか?」 仕事用・プライベート用共に1位は「1~5分程度」、2位が「1分未満」、3位は「5〜10分程度」という結果になりました。メルマガの内容によって大きく偏りがあると考えられますが、読者が1通あたりにかける時間を考えると、できるだけ簡潔にメッセージを伝えること、または読者が時間を割いても読みたいと思えるコンテンツであることが大切だと分かります。 メルマガの理想的な配信頻度はどれくらいか? 「Q. 購読しているメルマガの配信頻度は平均どのくらいが理想ですか?」 仕事用・プライベート用共に1位は「週に2〜3通」、2位は共に「週に1通」という結果になりました。全体の2割程度が週1通未満を望んでいる一方、毎日を望む人が1割以上いるなど分散しており、理想的な頻度はメルマガの種類によって大きく異なると考えられます。 参考:メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは? ここからは、会社用・プライベート用のメールアドレスを問わず、共通の設問です↓ メルマガの開封に影響する要素は何か? 「Q. メルマガを開く、開かないの判断に最も影響するところはどこですか?」 1位は「件名・タイトル」で48. 9%と、約半数が最も影響する要素に挙げました。一方、2位の「送信元名」が24. 0%、3位の「本文プレビュー」が15. 7%など、件名・タイトル以外の箇所も開封されるための重要な要素であることが分かります。また「上記に関わらず全て開く」人も7. 3%いました。 参考: メルマガの業種別・地域別(国別)平均開封率レポート【2020年版】 開封率?クリック率?メルマガ効果測定で大切な指標とは 【メルマガ開封率②】開封されやすい件名・差出人名とは? 自らメルマガの登録をしているか? 「Q. Webページなどにあるメルマガ登録フォームから、自らメルマガ購読を申し込んだことはありますか?」 77%の人が、自ら「メルマガ登録フォーム」から登録を行ったことがあることが分かりました。購読受付の方法は各社さまざまかと思いますが、購読者を増やす有効な施策として、ぜひWebサイト上に登録フォームの設置をされることをおすすめします。 どんなコンテンツを期待してメルマガに登録するのか? 「Q. 特にどんなコンテンツを期待して登録しましたか? *複数選択可」 メルマガに期待するコンテンツの1位は「最新情報、ニュース」となりましたが、「セール、クーポンなどお得な情報」、「商品の情報、カタログ、メニュー」「イベントセミナー情報」「ブログ、コラムなど役に立つ読み物」など、期待されているコンテンツは多岐に渡っています。 参考: コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき? ネタ出しどうしてる?メルマガコンテンツの基本的な作り方 メルマガは受信後にどれくらいさかのぼって読まれているか? 「Q. 受信したメルマガはどれくらいさかのぼって読むことが多いですか?」 1位は「1日前でも読む」で31. 0%、2位は「当日のメルマガしか読まない」で24. 9%、3位は「3日前でも読む」で24. 0%という結果になりました。一方、「1週間以上前でも読む」人も11. 4%いました。 どんな理由でメルマガを購読停止しているのか? 「Q. メルマガの購読を停止(解除)する時はどんな理由が多いですか?最も多い理由をお選びください。」 「メルマガの内容に興味がなくなった」と「配信数が多すぎる」の2つの理由で全体の約7割以上を占める結果となりました。購読解除が多い場合には配信頻度とコンテンツの見直しが有効と考えられます。また、「メルマガが読みづらかった」については、構成やデザインなどメールデザインの改善で防げる可能性があります。 参考:メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考 購読を停止したメルマガはどれくらいの配信頻度だったのか? 「Q. 配信停止をしたメルマガは平均どのくらいの配信頻度でしたか?」 前項の「登録停止」の理由で2位(33. 1%)であった「配信数が多すぎる」について、頻度の詳細を聞きました。1位は「1日1通」27. 5%、2位「1日2通以上」25. 8%と、回答の約半数が1日1通以上の配信頻度であったことが分かりました。毎日届くメールは記憶に残りやすい半面、読者の期待するコンテンツでない場合には購読を停止されやすくなると考えられます。 どの様な方法で購読の停止をしているのか? 「Q. どのような方法でメルマガの購読を停止(解除)することが多いですか?最も多い方法を選択してください。」 「メール内の配信停止リンク・フォーム」が67. 4%で1位という結果でした。2位は「迷惑メール・スパム報告」で19. 4%、3位は「送信者へ直接連絡」で8. 2%、4位は「自分で受信拒否リストへ追加」で4. 6%となりました。 「迷惑メール・スパム報告」で購読停止をされてまう背景には、メルマガによってはメール内に配信停止リンクがなかったり、見つかりづらい、または停止の手続きが面倒といった原因があるかもしれません。「迷惑メール・スパム報告」をされてしまうと送信元ドメインの評価を低下させ到達率を低下させることになるため注意が必要です。 メルマガをきっかけにSNSを見ているのか? 「Q. メルマガをきっかけに企業のSNSアカウントやYoutubeを見に行くことはありますか?」 約7割がメルマガをきっかけに企業のSNSアカウントやYoutubeを見に行くことがあると回答しました。SNSアカウントを運用されている場合には、SNSとメルマガのコンテンツや、投稿・配信スケジュールを連動させることで相乗効果を得られる可能性があります。 参考:ソーシャルメディア関連ブログ記事 SNSをきっかけにメルマガを購読することはあるのか? 「Q. 企業のSNSアカウントやYoutubeをきっかけにメルマガを購読したことはありますか?」 約6割が企業のSNSアカウントやYoutubeをきっかけにメルマガを購読したことがあると回答しました。SNSアカウントを運用されている場合、SNS上でメルマガの案内をしたり、メルマガ登録フォームを設置することで、SNS経由のメルマガ購読者を増やせる可能性があります。 参考:ソーシャルメディア関連ブログ記事 まとめ 今回の調査はもともと、当ブログをはじめ、セミナーや動画など、Benchmark Emailユーザー様へご提供するコンテンツに用いるデータ収集のために行いましたが、その中でメール配信の企画・実務に携わっていらっしゃる方々へ役立てていただけそうな情報をダイジェストでまとめたものです。 様々なデジタルマーケティング手法が存在し、さらに冒頭に述べた通りコロナ禍によってオンラインコミュニケーションの重要性がますます高まってくると考えられる昨今、当社では今後も様々なテーマ・角度から日本国内のインターネットユーザー動向について調査を続け、メール配信システムのベンダーとして、ユーザー様により良い成果を上げていただけますよう尽力してまいります。 調査結果のスライドはこちら: 関連記事: メルマガの業種別・地域別(国別)平均開封率レポート【2020年版】 --- ### メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 - Published: 2021-06-09 - Modified: 2023-09-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol5/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, クリック率, メルマガ, コンテンツ, クリック, 数, 記事, 減らす こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 数か月間におよぶニュースレター改善計画と、その結果についてお届けするシリーズの第5回です。第4回の記事は、こちらからご覧ください。 今回は「ニュースレターのコンテンツ数を減らした際の検証結果」についてお届けします。 これまでのニュースレターのコンテンツ数(記事数)について Benchmark Emailのブログニュースレターでは、2020年の8月までは基本的に毎回3つのブログ記事を配信していました。 <Benchmark Emailのブログニュースレター(2020年6月配信)> Benchmark Emailのブログニュースレターが、このように「3つのコンテンツでの配信」となった経緯について、まずは説明します。 ブログニュースレターを配信し始めた当時は現在ほどブログ記事が充実しておらず、社内の目標として「月に3本の新しいブログ記事を出そう!」という方針がありました。そのため、新着記事3本を毎月のブログニュースレターで配信する形式をとっていました。 次第にブログ記事の種類が豊富になったことでその方針も必要がなくなり、結果的に3本は公開しない月も出てくるようになりました。そういった月は、過去に作成した人気のブログ記事を入れて、合計3つコンテンツを配信するようにしていました。 コンテンツ数とクリック率の関係性について考えてみた 今回はこの「コンテンツ数」に注目し、クリック率を上げる方法はないか考えてみました。 先述の通り、現在はブログ記事を毎月3本公開しているわけではないため、ブログニュースレターのコンテンツ数を固定する必要はありません。「もしかするとブログ記事数を減らすことで、クリック率が上昇するのではないか」と推測しました。 ブログ記事数が減ることで「どの記事を読もうか」という迷いを減らし、直感的にクリックしてくれる人が増えるのではないかと考えたのです。 そこで、毎月の新着記事が3つに満たない場合も過去記事で補わずにそのまま配信してみることにしました。また、新しく公開された記事のみ配信する運用に変えることで、以下の利点も想定できました。 いま最も読んでほしい新記事にクリックを集中させることができる 過去のブログ記事をピックアップする手間が省ける(社内の運用におけるメリット) はじめに、それぞれ内容の異なるニュースレターの配信結果3回分を利用して、記事数の違いによるクリック率の傾向を調べました。 【検証結果1】コンテンツの中身のほうが、コンテンツ数よりもクリック率への影響が大きい 検証結果の前に、まずは2020年1月〜8月(ブログ記事3本での配信)の開封数に対する平均クリック率は以下です。 有料ユーザー 13. 0% 無料ユーザー 7. 7% 上記を踏まえ、今回の検証ではクリック率がどのように変化したのか見ていきます。 今回検証を行ったメールのクリック率がこちらです。 ■ 有料ユーザー ■ 無料ユーザー ・赤字=2020年1月〜8月の平均クリック率と比較して上昇 ・青字=2020年1月〜8月の平均クリック率と比較して低下 上記の表を見ると分かるように、無料ユーザー・有料ユーザーに関わらず、クリック率が過去の平均より上がっている時もあれば下がっている時もあるという結果になりました。その回によって、クリック率が大きく異なっています。 ここまでの検証で、それぞれ内容の異なるニュースレターでは、コンテンツの中身によるクリック率の変化のほうが大きく、コンテンツ数の違いによるクリック率の変化は認められないことがわかりました。 【検証結果2】コンテンツの中身を揃えた場合も、コンテンツ数によるクリック数の変化はない そこで、同じ回のニュースレターで記事数を変えてみた場合もクリック率には影響がないのかを確かめるため、追加検証をしてみました。 ・テストAグループ:ブログ記事 2本 ・テストBグループ:ブログ記事 3本 こちらのメールの3つ目の記事を入れたバージョンと、入れないバージョンで送った場合にクリック率に変化があるのか?という検証です。 (2021年5月配信のニュースレター) そしてその検証結果がこちらです。以下は開封に対するクリック率の数値となります。 ■ 有料ユーザー ■ 無料ユーザー 1通目も2通目も、ブログ記事数の変化によるクリック率の変化は、数値に有効性があるほどの差は出ず誤差となりました。 むしろ、1通目と2通目でクリック率が大幅に異なっていることから、コンテンツの中身のほうがクリック率に影響があると言えそうです。読者にとって魅力的なコンテンツが載っていた2通目の方が圧倒的にクリック率が高い結果となっています。 検証結果から分かったこと(考察) 今回の2つの検証結果から分かったことは以下となります。 ①クリック率を左右するのはコンテンツ数ではなく、コンテンツの内容である → 有料ユーザー・無料ユーザーそれぞれが興味・関心を持ちやすいコンテンツ内容があり、読者のニーズと一致した場合はクリック率が上昇する。 ②コンテンツを絞ることで、狙った記事にユーザーを集中させることはできる → コンテンツ数が減っても「開封に対するクリック率」が変わっていないため、コンテンツ数がいくつであってもクリックする人数自体は毎回大体同じということになる。 そのため、コンテンツ数が多いとその分クリックがバラける一方、コンテンツ数を絞ることで一つの記事にクリックを集中させられるということが分かる。 ③コンテンツ数は絞りすぎない方が良い場合もある → 読者にとって興味がないコンテンツはクリックがされないため、より多くの読者のニーズをカバーするには、一定数以上のコンテンツ数がある方が良い場合もある。 ※上記はあくまでも今回の検証によって判明した、弊社のブログニュースレターの場合に考えられる点となります。 アパレル系の企業やレストランなどで「商品・メニューをたくさん見せたい」という目的がある場合は、コンテンツ数を増やすことでクリック数が増えることもあります。一方で、全読者が注目をするような大々的なニュースなどは、コンテンツ数を制限することで最も見てほしいコンテンツへクリックを集中させることができることもあります。 そのため、毎回同じ形式で送るのではなく配信内容や目的に応じてコンテンツ数を調整してみることが重要です。コンテンツの量で悩んでいる方は、何回かテストをしてクリック率の変化をチェックしてみていただけたらと思います。 次回予告 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。 記事数をひとつ増やす/減らすという条件で検証をしてみましたが、「コンテンツ数を2つから10つに増やしても、変化は認められないのか?」ということが気になってきました。そこで次回は、「ニュースレターのコンテンツ数を○倍に増やしてみた」検証です。ぜひそちらの記事もご一読ください! (シリーズ記事) 第一回:メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 第二回:メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編 第三回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編 第四回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 第五回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 第六回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 第七回:メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 第八回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 第九回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 --- ### SNS最新機能まとめ2021年版!Instagramリール、Twitterスペースについて解説 - Published: 2021-06-07 - Modified: 2021-10-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/social-media-updates-2021/ - Categories: ソーシャルメディア - Tags: Twitter, sns, Instagram, フリート, スペース, リール こんにちは、株式会社BESです。 ここ数年でSNSの機能が大幅にアップデートされ、新たな機能もどんどん追加されているのはご存知でしょうか? 特に写真や動画による直感的なコミュニティを主軸とするInstagramとTwitterの新機能は、ぜひご注目頂きたいです。 今回ご紹介する新機能は、個人での利用はもちろん、工夫次第で企業も活用することができます。 今回はInstagramのリール(Reels)と、Twitterのスペース(Spaces)の2つにフォーカスしてお話します。 SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している株式会社BESから、企業の認知拡大とユーザーコミュニケーションに役立つ新機能の活用方法をご紹介します。 Instagramのリリース機能履歴 ①ストーリーズ 画像や動画投稿ができる機能。通常投稿よりカジュアルな投稿がしやすく、24時間で消えるのが特徴。 投稿内容をシェアすることもでき、自分のアカウントがメンションされている場合、自分の投稿にシェアして表示させることも可能です。 ・アンケート機能 ・質問機能 ・カウントダウン機能 ・足跡機能 ・スワイプアップ機能:投稿画面の下部に表示される「もっと見る」の部分。キャンペーンのランディングページや自社サイトのリンクなどを貼ることができる。(フォロワー1万人以上で利用可能) ②ショッピング機能 投稿画面から直接ECサイトで購入ができる機能。 商品についているタグをクリックすることで、商品購入ページに飛べる仕組みになっているので、ユーザーにとっては購入までの導線が楽なります。 企業側にとっても、購入意欲の強いまま商品を見てもらえ、より購入につなげやすいというメリットがあります。 ③IGTV 最大60分の長尺動画を投稿・視聴できる機能。 Instagramアカウントを持っていれば誰でも利用可能できます。Instagramのフィードに投稿できる動画は、最長1分ですが、IGTVは「長尺動画」の投稿ができるため、自社製品やサービスの内容を詳しく「動画」として配信することが可能になりました。(フォロワーが1万人未満のアカウントでも、最大15分間の動画投稿可能) ・本文にURL(リンク)やハッシュタグを貼りつけることもできます。 Instagramの新機能「リール(Reels)」 最大30秒の短尺動画を作成・共有できる機能。 ワンカット動画撮影/複数動画クリップの組み合わせで、BGMやARエフェクトをつけるなど、簡単な動画編集も可能です。 ストーリーズと似ていますが、以下3点はリール独自の機能です。 (1)ARエフェクト、スピード調整など編集機能が充実している (2)24時間経っても消えない (3)動画のみ投稿可能 動画投稿が主流になりつつあり、気軽に投稿できることから個人利用のイメージが強いかもしれませんが、企業ならではの活用方法もあります。 例)ブランドイメージの構築:商品開発の過程やプロジェクトへの取り組み、商品やサービスにまつわるストーリー、スタッフの奮闘など、普段あまり見られない内容を意識して投稿 例)新規フォロワーの創出:投稿したリールは非フォロワーの「発見タブ内」でも表示され、色々なアカウントが投稿したリールがランダムに表示される。ターゲットユーザーのニーズを把握した投稿内容にすることで、関連度が高ければ上位に表示されるため、分析や試行錯誤が必要。 Twitterのリリース機能履歴 ①アンケート 自分で作成したアンケートをツイートできる機能。 アンケート機能は質問とその回答の選択肢を自由に設定でき、回答を集計することができます。作成したアンケートは、すべてのTwitterユーザーに回答してもらうことができ、集計が終わるとパーセンテージで回答結果を見ることができます。 ②モーメント 気になるユーザーやメディアのツイートを集めて編集できる機能。 特定の話題やテーマについて、雑誌を編集するような感覚で作成したり、他人が作ったモーメントを閲覧することもできます。 ③リスト 複数のアカウントをグループに分けてまとめて管理できる機能。 自分がリストに保存したアカウントのツイートだけをリストのタイムラインに表示することが可能でき、リストは自分で作成したり、他ユーザーが作ったリストをフォローしたりできます。 Twitterの新機能「スペース(Spaces)」 Twitter上で音声を使ってリアルタイムで会話できる機能。 Twitterのアカウントを持っていれば誰でも参加できます。 ユーザー区分は3種類 ホスト:スペース作成者。スペースでの発言、スピーカーへの招待、スペースの終了などの権限を持つ。 スピーカー:ホストに招待された、またはホストに参加を許可されたことでスペースでの発言権を得たユーザー。 リスナー:スペースでホストおよびスピーカーの発言を聴けるユーザー。発言はできない。 現在のところ、同時に発言できるのはホスト(スペース作成者)を含めて最大11人ですが、1つのスペースでのリスナー数(会話を聞ける人)に制限はありません。 初期設定では、常に が発言できるようになっていますが、スペース作成後にスピーカーの発言権を変更することも可能です。 DM(ダイレクトメッセージ)で招待を送信したり、自分のホームタイムラインにリンクをツイートしたり、招待リンクをコピーして送信したりすることで、ユーザーを招待できます。 企業アカウントでスペースを利用すれば、これまで接点がなかったユーザーや自社のターゲットとなり得る顧客層とコミュニケーションを図り、商品やサービスに興味を持ってもらえる可能性もあります。 ただし、中身のない会話を続けたり、ユーザーの関心から離れたテーマばかり取り上げていると、イメージダウンや離脱につながってしまうため、ある程度テーマや構成を練ってから利用するのがおすすめです。 スペース内でのルールをつくるなど、様々なユーザーが集まるコミュニケーションの場として運営することを心がけましょう。 今回はこれまでの素晴らしい機能に加え、最近新たにリリースされた2つの機能に注目してお話しました。 まだリリースされたばかりでどの企業も手探り状態ですが、だからこそ今がチャンスです!活用方法によっては大手企業よりも話題となることも大いにあり得るのがSNSの魅力なので、ぜひ積極的に活用してみてください。 株式会社BESについて 株式会社BESでは、代表田中千晶を中心に、数多くの企業様に向けてSNS運用の研修、コンサルティングを行っています。 現在、SNSアカウントの運用や投稿についてお悩みの方に向けて、SNSの無料診断キャンペーンを実施中(※初回、30分限定)。プロとしてソーシャルマーケティングに10年以上携わる、代表田中よりアドバイスさせていただきます。 無料診断をご希望の方は、下記フォームの必要事項をご入力の上、お申し込みください。 ※TwitterやInstagram、LINEといった集客目的のSNSはもちろん、リモートワークツールやチャットツールをはじめとする社内SNSや、営業パーソン1人ひとりのSNS活用に関するお悩みにもお応えしております。 (関連記事) ・SNS&メールマーケティングで活用! どこでもスマホで簡単にできる写真撮影のコツを一挙大公開! ・SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは? ・トレンドを掴めばユーザーと交流できる! 戦略的なTwitterハッシュタグ活用6パターン --- ### 機能アップデート:Zapier連携に新しい選択肢とテンプレートが追加されました! - Published: 2021-05-23 - Modified: 2021-05-24 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information7/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ - Tags: zapier, 連携, アップデート, 機能, 自動連携, リスト こんにちは、Benchmark Emailカスタマーサクセスチームです! この機能アップデート記事では、 Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 BenchmarkEmailはこのたびZapier連携機能のバージョンアップを行いました。Zapierを使ってBenchmark Emailと他のアプリの連携を行う際の選択肢が増え、より活用の幅が広がりました。 また、公式連携テンプレートを17のアプリケーション向けにご用意しましたので、Salesforce・Kintone・Shopify・Google Formsなどのアプリケーションとワンクリックで連携が可能になりました。 Zapierとは Zapier公式サイト 「Zapier」はプログラミング不要でアプリケーション同士の連携ができる月額制のサービスです。Benchmark Emailを含む3000以上のアプリケーションが登録されており、互いに連携させることができます。 トリガーとアクションに選択肢が追加されました トリガーとは、連携動作を発動させる条件を指します。アクションは、アプリに実行させる行動のことです。ZapierではBenchmark Emailをはじめとした各アプリケーションをトリガーまたはアクションのどちらかとして利用します。 例) トリガー:Benchmark Emailで配信停止が行われる アクション:Salesforceのリード情報が更新される この場合、Benchmark Emailの購読者が配信停止を行うと、連携しているSalesforce上でその顧客に自動で配信停止フラグが立ちます。 今回のアップデートでは、このトリガーとアクションに選択肢の追加を行いました。 以下の一覧の【新】マークがついている選択肢が、今回のアップデートで追加された選択肢です。 Trigger(トリガー)一覧 New Contact(新規コンタクト) New List(新規リスト) Email Opened (開封済メール) 【新】Link Clicked (リンククリック) 【新】New Unsubscriber (新しい配信停止購読者) 【新】New Contact in Segment (セグメントの新規コンタクト) Action(アクション)一覧 Add Contact to a List(コンタクトをリストに追加する) Update Contact(コンタクトをアップデートする) 【新】Unsubscribe a Contact (コンタクトを配信停止する) 【新】Find a Contact (search)(コンタクトを検索する) テンプレートの提供開始 Zapier公式連携テンプレートを、17のアプリケーション向けにご用意しました。 特に便利な機能をテンプレート化して、ワンクリックで設定可能にしています。 ・Salesforce(Salesforce Essentials、Salesforce) ・Kintone ・Facebook Leads ・Shopify ・Paypal ・Google(Google Forms、Google Sheets) ・Zoom など 1. テンプレートの内容は、Benchmark Emailにログインのうえこちらのページよりご確認ください。 2. 各アイコンをクリックすると、テンプレートの内容が表示されます。 3. 希望する連携の「連携する」ボタンをクリックするとZapierサイトに移動しますので、Zapier上で作業を進めてください。 こちらの17のアプリケーションに関しても、テンプレートのご用意がない連携方法はZapier上で手動設定が可能ですので、幅広くご活用ください。 Zapierの使い方 自社でご利用中のアプリケーションがZapierに対応しているか調べたいときは、以下の方法でお調べいただけます。 1. 対応アプリケーション検索ページ(Zapierサービスサイト)へアクセスします。 2. 「Search for apps to connect」という検索窓に、調べたいアプリケーションを入力してください。 3. アプリケーションが登録されていれば、選択してさらに詳しく連携可能なワークフローを調べることができます。 例えばGoogle Sheetを選択した場合、まずはおすすめの連携ワークフローが表示されます。 さらに下へスクロールした画面では、すべてのトリガーとアクションの中から自由に選択して連携をシュミレーションすることができます。 Zapier連携についてさらに詳しくは、こちらの記事をご覧ください。 FAQ(利用ガイド):Zapierを使って、Benchmark Emailと他のアプリを連携させる方法とは? 関連記事:Zapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法 既にZapierをご利用中の方へ 2021年3月10日以前の、アップデート前の連携をご利用されている場合、現在稼働中の連携には今のところ影響はございません。ただし2022年3月10日付で旧バージョン(Benchmark1. 0)のサポートが終了致します。Zapierより、旧バージョンをお使いのお客様にはメールでお知らせしておりますので、そちらも併せてご確認ください。新バージョン(Benchmark 2. 0)に移行するにはこれまでの連携を再作成してください。 是非、今回追加された新機能を今後のメール配信にお役立てください。 (関連記事) ・機能アップデート:登録フォームにスパムを排除するための「reCAPTCHA機能」搭載! ・ランディングページ機能追加!HTMLメールと同じく簡単にWebページを作成できます --- ### Zapierを使ってSalesforceとメルマガを連携し、リードの登録を自動化しよう! - Published: 2021-05-21 - Modified: 2021-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmarkemail-zapier-salesforce/ - Categories: 機能・便利ツール - Tags: CRM, salesforce, zapier, 連携, 顧客情報 こんにちは。ライターの遠藤です。今回は、Salesforceを使っている会社向けに、Salesforceのリードと、Benchmark Emailのメルマガ配信リストを連携させる方法を紹介します。 SalesforceとBenchmark Emailを連携させると、Benchmark Emailのコンタクトリストに追加されたデータをSalesforceのリードに自動で追加したり、Salesforceのリードに追加したデータを自動でBenchmark Emailのコンタクトリストに追加したりすることができます。 今回はSalesforceとBenchmark Emailの連携にはZapier(ザピアー)を利用しますので、プログラミングの知識は必要ありません。 当記事では、一般的に「Salesforce」と呼ばれている「Customer 360」の営業支援システム「Sales Cloud」との連携方法を説明していきます(記事内ではSalesforceと呼ぶことにします)。 Zapierとは すでにZapierをご存じの方もいらっしゃると思いますが、改めて簡単に紹介をします。 Zapierは、さまざまな作業を自動化できるサービスです。 トリガーとアクションを設定することで「〇〇をしたら(トリガー)、□□をする(アクション)」といった設定をすることができます。 例えば「オウンドメディアで記事を公開したら(トリガー)、その記事をTwiterでシェアする(アクション)」といった作業を自動化することができます。 Zapierでは、作業(連携)のことをZapと呼びます。無料のプランでも5つまでZap(連携)を作成することができます。また、月間100タスク(Zapが起動する回数が100回)までは、無料で利用することができますが、それ以上になる場合は有料プランの契約が必要です。 Zapierのアカウント作成方法について詳しくは「Zapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法 」を参照してください。 SalesforceとBenchmark Emailを連携させて、作業を効率化しよう それでは、SalesforceとBenchmark Emailを連携させる方法を紹介していきます。今回、紹介する連携は、次の3つです。 (A)Salesforceに新しいリード情報が登録されたら、Benchmark Emailのリストに登録する (B)Benchmark Emailのリストに新しい読者が登録されたら、Salesforceに新しい顧客として追加する (C)Benchmark Emailで購読停止されたら、Salesforceのリードで「評価」を「見込みなし」に変更する 連携をするまえに注意点があります。SalesforceとBenchmark Emailを連携させるのに使うZapierですが、Salesforceで利用しているプランによって、Zapierで使用するアプリがことなります。 SalesforceのSales Cloud Essential Editionは、Zapierで「Salesforce essentials」、Professional Edition以上の契約プランは、Zapierで「Salesforce」を利用します。また、レガシー版のSalesforceは、Zapierでは「Salesforce(Legacy)」です。 Zapierで「Salesforce」および「Salesforce(Legacy)」を利用するには、Zapierの有料プランが必要です。 今回は、Sales Cloud Essential Edition (Zapierでは「Salesforce essentials」)を使った方法を紹介します。 (A)Salesforceに新しいリード情報が登録されたら、Benchmark Emailのリストに登録する Salesforceのリードに新しいデータが追加されたら、自動でBenchmark Emailのリストにも登録させる方法です。Salesforceで設定作業は必要ありません。Salesforceにある「リード」をそのまま使います。(ただし、テスト用に1つはリードを登録しておいてください) まず、Zapierで、新しいZapを作成します。 最初はトリガーを設定します。Zapierには、Salesforceアプリの選択肢が3つありますので、前章で述べた通りご自身の利用しているSalesforceに合ったものを選択してください。本記事ではSalesforce essentialsを使います。 次にトリガーが起動するイベントを設定します。「新しい情報が追加されたら」にしたいので「New Record」を選択します。 選択をしたら「Continue」をクリックして、アカウントの設定に進みます。アカウントの設定では、使用したいSalesforceのアカウントと連携をしてください。その後、紐付いたSalesforceのアカウントを選択できるようになります。 最後に「Salesforceのどこで新しい情報が登録されたら」の「どこ」を設定します。ここでは「リード」を選択します。選択をしたら「Continue」をクリックします。 トリガーのテスト画面になるので「Test trigger」をクリックして、設定したトリガーが正常に動作するかの確認をしましょう。正しく設定ができていれば「We found a record! 」と表示されます。 次に「アクション(Benchmark Emailのリストに追加する)」の設定をします。AppでBenchmark Emailを検索をして選択してください。その後、Action Eventの「Add Contact to List」を選択します。 次に、連携したいBenchmark Emailのアカウントを選択します。(Zapierと連携をしていない場合は、Benchmark Emailにログインをして連携をしてください。詳しくはZapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法の『「Benchmark Emailのリストに追加する」を設定する』の章を参照してください。) 次に「Set up action」でBenchmark Emailのリストに登録をする情報を設定します。ここは、各自でリストに必要な情報を設定してください。 項目の上2つ(ListとEmail Address)は必須項目です。「List」では、Benchmark Emailのどのリストに情報を追加するかを選択します。「Email Address」は、項目をクリックすると、Salesforceの各項目が選べますので、Emailを選択しましょう。 この項目の設定は、Salesforceのリードに登録されている情報が必要です。例えば「法人名」をリストに加えたい場合、Salesforceのリードで「法人名」が登録されているデータが必要です。登録されていない項目を設定すると、次の「Test action」でエラーが表示されることがあります。 最後に「Test action」でテストを行いましょう。エラーがでなければ、Zapierでの設定は完了です。 完了後に、Salesforceでリードに新たにデータを登録をして、そのデータがBenchmark Emailのリストに追加されるかを確認してください。Salesforceにデータを登録してからBenchmark Emailのリストに反映されるまで、15分ほど時間がかかる場合があります。 もしなにかしらのエラーが発生した場合は、Zapierからエラーの通知がメールで届きます。 これで、この連携設定は完了です! (B)Benchmark Emailのリストに新しい読者が登録されたら、Salesforceに新しい顧客として追加する 次は、Benchmark Emailのリストに、新しい購読者が追加されたら、Salesforceのリードに追加する方法です。 注意:この連携を行うにはBenchmark Emailのリストに追加されるデータに「会社名(法人名)」が入っている必要があります。 これも同じくZapierで設定をします。まずはトリガーとしてBenchmark Emailを設定します。Trigger Eventは「New Contact」を選択してください。 次にBenchmark Emailのアカウントを設定して、リストの選択をします。データを追加したいリストを選んでください。Benchmark Emailで、すでに作成されているリストしか選べないので注意してください。 最後に「Test trigger」でトリガーの動作テストをして終わりです。Actionの設定に進みましょう。ActionでSalesforce(あるいはSalesforce essentials、Salesforce Legacy)を選択したら「Action Event」は「Create Record」を選択してください。 その後は、Salesforceアカウントの選択をして「Set up action」に進みましょう。「Set up action」では、Salesforceのリードに登録する項目を設定します。各自、必要な項目を設定してください。 Salesforce Object、姓、会社名は必須項目です。Benchmark Emailのリストに追加されるデータに「会社名(法人名)」が入っていないと、正常に動作しないので注意してください。 項目の設定が終わったら「Test action」で動作のテストをして、Zapierの設定は完了です。 実際に、Benchmark Emailのリストにデータを追加して、Salesforceのリードにも、データが登録されるかを確認してください。 (C)Benchmark Emailで購読停止されたら、Salesforceのリードで「評価」を「見込み無し」に変更する 最後にご紹介するのは、Benchmark Emailで購読停止になったら、Salesforceに登録されている「リード」で該当する人の「評価」を「見込み無し」に変更する方法です。 注意:この設定をするには、Zapierで1つのトリガーに対して、アクションを2つ作成するため、Zapierの有料プラン(Starter以上)が必要です。 では、ZapierでZapを作成します。まずはトリガーでBenchmark Emailを選択します。「Trigger Event」は「New Unsubscriber」を選択してください。 あとは、Benchmark Emailアカウントの選択と「Test trigger」をしてトリガーの設定は完了です。 次にアクションの設定をします。今回はアクションを2つ(1:購読停止をしたデータを探す、2:該当するデータの項目を変更する)設定します。1つ目のアクションのappは「Salesforce(Salesforce essentials)」を選びます。「Action Event」は「Find Record」を選択してください。 その後は、Salesforceアカウントの選択をして、Set up actionに進みます。Set up actionでは「購読停止になったメールアドレスを、Salesforceのリードに登録されているメールアドレスから探す」という設定を以下の手順で行います。 Salesforce Objectは「リード」を選択してください。Field To Search Byは「メール」を選択してください。Search ValueはBenchmark Emailで購読停止になったメールアドレスを選択します。 Should This Step Be Considered A "success" When Nothing Is Found? はFalseにします。ここでTrueに設定をすると、該当するメールアドレスがなかった場合でも、検索は成功の扱いになります。Falseにすることで、該当するメールアドレスがなかった場合にエラーとなります。 設定が終わったら、Test actionでアクションのテストをして、次のアクションの設定に進みます。2つ目のアクションを追加するために「+」をクリックします。 2つ目のアクションで、1つ目のアクションで該当したデータの項目を変更します。appは「Salesforce(Salesforce essentials)」を選びます。Action Eventは「Update Record」を選択してください。 その後は、Salesforceアカウントの選択をして、Set up actionに進みます。Set up actionで、リードに登録されているデータのなにを変更するかを設定します。 項目の上2つ(Salesforce Object、Record To Update)は必須項目です。Salesforce Objectは「リード」を選択します。Record To Updateは、Customから2. Find Record in Salesforce Essentials(1つ目のアクション)の「Record to Update:1」を選択します。 次に「評価」の設定を「Cold」にします。これで評価が「見込みなし」に変更されます。 設定は以上です。Test actionを行って、Zapの作成は完了です。完了後は、実際にBenchmark Emailで購読停止になったら「評価」が「見込み無し」に変わっているかを確認してください。 なお、テスト用に購読停止したメールアドレスを再び配信リストに登録したいときはBenchmark Emailのサポートチームに連絡をして、該当メールアドレスの購読停止を解除する必要があります。 Zapierを使って、作業を自動化させよう Salesforceでリードを登録したら、Benchmark Emailのリストに登録する、こういった作業を1つ1つ手作業で行っていたら、大変ですよね。購読停止についても、自動でSalesforceの情報が更新されるのは、便利だと思います。 今回は、登録するデータも氏名とメールアドレスなど、必要最低限にしていますが、他の項目も設定をすれば登録をすることもできます。 それぞれの会社ごとに、うまく活用をしてみてください。 (関連記事) ・Zapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法 ・Twitterと連携し、メルマガで最近のツイートを送ってみよう! ・アニメーションを利用して魅力的なLPを!ランディングページのエディタ操作方法を解説 --- ### 開封率・クリック率を低くする10つの原因とは? - Published: 2021-05-17 - Modified: 2021-05-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/10-reasons-why-your-response-rate-is-low/ - Categories: メールマーケティング, 開封率・到達率 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “Email Marketing: 10 Reasons Why Your Response Rate Is Low” を基にしています。 メールマーケティングでは、状況に応じて配信方法やマーケティング戦略を変えていくことが重要です。配信したメルマガの反応が良くないときは、原因を分析し、改善を行いましょう。 今回は、開封率・クリック率を低くしてしまう主な原因を10個ご紹介します。 1. 適切な時間に配信していない 適切でない時間にメールを配信してしまうと、開封率低下の原因となります。一般的に、一日のうちメール受信箱を見る回数はたった数回と言われており、その数回のうちにメールを開けてもらわなければなりません。読者が仕事中だったり、夜寝ている時間などに配信しても、他のメルマガに埋もれてしまい、メールに気づかず放置されることもあります。 そういったことを避けるため、読者がどんな人々なのかを分析し、生活リズムや開封されやすい時間を把握してベストなタイミングで配信をすることが大切です。まだメールの配信を始めたばかりだったり、分析が出来ておらず配信時間に迷った際は、BtoBであれば業務開始の時間帯や昼食の時間帯、BtoCであれば多くの方がネットサーフィンを行う通勤時間帯や帰宅後の時間帯に試してみるのもいいでしょう。 また、自社サイトへのアクセスや購買行動が多く起こる時間帯も狙い目です。 関連記事:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは? 2. プロモーションが多すぎる 営業文句が多いメールは、読者に嫌われる傾向にあります。商品の販売促進を目的としたメールであっても、商品やブランドについてのアピールが強すぎると、読者の関心を削いでしまいます。 読者の興味がどこを向いており、どんな問題を抱えているのか。そして、提供するサービスや商品が「読者の問題をどう解決できるのか」を示しましょう。読者の抱える問題と商品・サービスの間に繋がりを見つけ、その商品が有益だと思わせるような文章を書くことを意識しましょう。 メールの構成は、最初の導入部分はできるだけ短く書き、「商品・サービスが読者に与える価値」を多めに記載すると効果的です。読者が一つのメールに割く時間は非常に短いため、メールを読んですぐに行動(商品購入)に移せるよう、無駄な言葉はできるだけ削りましょう。 3. CTAが機能していない CTA(Call to Action)は「行動喚起」と訳され、 Webサイトの訪問者を具体的な行動(商品購入やサービスの契約など)に誘導することを意味します。メールに挿入したリンクから商品ページを訪れたり、コンテンツをダウンロードしたり、セミナーへ申し込んだりする「行動」を起こすために必要な要素となります。不適切な場所にCTAを設置してしまうと、クリック率が下がり、読者を商品購入へと誘導することもできません。 CTAを上手に機能させるために、まずは「メールを読んだ人にどんな行動を起こしてもらいたいか」というゴールを明確にすることから始めましょう。例えば、「サービスを契約してもらう」「商品ページへのURLをクリックしてもらう」「セミナーに申し込んでもらう」などです。こういったゴールの部分が曖昧になってしまうとメールの内容もはっきりせず、結果として読者が行動に移しづらくなってしまいます。こうしたゴールを一つ決めてからメールを作成していきましょう。メール作成では分かりやすい画像やボタンを設置するなど、読者が行動しやすいよう様々な工夫をしましょう。 関連記事:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 4. 本文の文章が長すぎる 長いメールは読者にもストレスとなり、作成する時間も無駄となってしまいます。何よりコンバージョン率が悪くなり、読者のエンゲージメントも低下してしまいます。 メルマガ作成では長々と文章を書くことを避け、その分の時間を全体の構成づくりや効果測定などに充てましょう。簡潔でシンプルな文章にまとめることは、メルマガを作成する側にも読者にもメリットとなります。 5. テスト送信をしない テストメールで内容の確認をせずに本配信をしてしまうと、読者の信頼度が下がり、開封もされなくなる危険性があります。メールデザインの崩れやリンク切れ、画像のズレなどがあった場合、サービスやブランド自体のイメージにも悪影響を与えてしまうからです。 テスト送信の際は、スマホでもきちんと表示がされるかや、どのメールサービス(Gmail、Yahoo! 、Outlook等)でも見え方に問題がないかチェックしましょう。 関連記事:HTMLメールの配信前チェックリスト!初心者から上級者まで忘れたくない17項目 6. パーソナライズ化出来ていない パーソナライズ化できていないメールは、開封率を下げている可能性があります。 読者が必要としているものは一律ではなく、所属している業界や生活リズムによって異なります。そのため、全ての顧客に同じ内容のメールを送っても一定数の読者には的外れとなってしまいます。 出来るだけ読者のニーズにマッチした情報を送れるよう、メールの効果分析やターゲティングを行いましょう。 関連FAQ:セグメント機能の使い方は? 7. 不快にさせる言葉遣いや表現がある メールに否定的な言葉が入っていると、読者はどんな気持ちになるでしょうか? そのメールの目的にもよりますが、否定的な言葉は読者を不快にさせたり、モヤモヤとした気分にさせます。セミナーやブログなどでは上から目線の言い方をすることで良い反応が返ってくることもありますが、メールにおいては裏目にでてしまうことがほとんどです。 例えば、「このメールに返信頂いても回答できません」という文章をよく見かけます。読者からすると「サポート体制が整っていない」「質問は一切受け付けない」という否定的な印象を与える恐れがあります。否定的な印象はできるだけ与えない方がいいので、「お問い合わせは下記の連絡先へお願いいたします。」などと補足で案内を加え、否定的な文章では終わらせないよう注意しましょう。 8. 校正をしていない 誤字や文法的な誤りのあるメールを送ると、ちょっとしたミスでも印象を悪くしてしまいます。自分で読み返すのはもちろんですが、社内メンバーにテスト配信を行い、複数人でチェックすることもお勧めします。 テストメールの確認と同様に、こういった一手間がブランドの価値や評判の維持に繋がります。 9. 特定電子メール法に反している 特定電子メール法に反しているメールは、スパム扱いとなり迷惑メールフォルダーに入る可能性が高くなります。メールの到達率が落ちると、会社の印象も悪くなってしまいます。 そのようなことを避けるために、特定電子メール法に当たる項目を確認していき、内容に反していないかチェックしましょう。例えば、スパム判定されやすいワードは使用していないかや、読者が見つけやすい場所に購読解除リンクを載せているかを確認してください。これらをきちんとクリアしていくことでメールの信頼性が高まり、スパム判定はされにくくなります。 関連記事:メルマガで法律違反になる前に!「特定電子メール法」を押さえて宣伝・広告メールを配信しよう 10. 頻繁に戦略を変更する 配信したメールですぐに効果が出ない時も、その戦略を諦めたりすぐに戦略を変える必要はありません。メールマーケティングは例えるならば短距離走ではなく、マラソンのような長距離走です。読者の受信箱にはしばらくの間メールは残っているため、配信してから数日後に開封されることもあります。一定期間は様子を見るのも、メールマーケティングには必要な手段です。 メールマーケティングは、リードナーチャリング、エンゲージメントの向上に効果的な手法です。メール戦略も改善を重ねた分だけブラッシュアップされます。今回紹介したような「開封率・クリック率を下げてしまう原因」がないかどうかのチェックも重要ですので、次回メール作成時はぜひ確認をしてみてください。 (関連記事) ・見込み客を顧客に!購買を促すための効果的なメルマガ作成の心理テクニック12選 ・開封率?クリック率?メルマガ効果測定で大切な指標とは --- ### 機能アップデート:メールエディタのセクション機能追加によりレイアウトが更に簡単に! - Published: 2021-05-10 - Modified: 2021-06-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information6/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ - Tags: 機能アップデート, ドラッグ&ドロップエディタ, カラム こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です! この機能アップデート記事では、 Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートでは、メールエディタにセクション機能が追加になりました。 こちらの動画でも内容を簡単に説明しています。 3分程で確認可能ですので、ぜひご覧ください。 セクション機能により、編集画面でメールの構成を簡単にアレンジできるようになりました。 従来では、2カラム・3カラムの表示枠はテンプレート選択時に選んだものから変更できなかったのですが、今回のアップデートによりメール作成途中でいつでも2カラム・3カラムのセクションを任意の場所に追加できるようになりました。 セクションは各ブロックを配置する枠としてメール内に挿入します。 更にセクション毎に画像、テキスト、ボタンなどのコンテンツブロックを挿入していきます。 セクションごとの編集ではカラム毎に背景色を変えたり、境界線を追加するなどのカスタマイズが可能です。 メールを作成しながら簡単に新しいセクションの追加や削除、移動が可能で、レイアウトの変更も簡単です。 以上、今後の運用にご活用ください。 関連FAQ: メールのセクション機能と各ブロックの説明 (関連記事) ・機能アップデート:登録フォームにスパムを排除するための「reCAPTCHA機能」搭載! ・ランディングページ機能追加!HTMLメールと同じく簡単にWebページを作成できます --- ### Twitterと連携し、メルマガで最近のツイートを送ってみよう! - Published: 2021-04-12 - Modified: 2021-04-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/twitter-template-integration/ - Categories: メールマーケティング, ソーシャルメディア こんにちは。ライターの遠藤です。メールマガジンを配信している会社で、Twitterアカウントを運用している会社は多いと思います。では、メールマガジンとTwitterを連携させて活用していますでしょうか? メールマガジンとTwitterを、うまく連携させることで、新しいコンテンツが作れたり、メールマガジンの認知やTwitterのフォローを広げることができるかもしれません。 そこで今回は、Benchmark EmailでTwitterと連携するとできることを2つ紹介します。「ツイートをメールマガジンに読み込んで配信する」方法と「メールマガジンをツイートに載せる」方法です。 1)Twitterのツイートをメールマガジンに読み込んで配信する まず1つ目は、Twitterのツイートをメールマガジンに読み込んで、配信することができます。 Benchmark EmailとTwitterを連携させると、メールマガジンに直近のツイート(最大5つ)と、Twitterのプロフィールが表示されたメールマガジンを作ることができます。 Twitterの運用に力を入れている会社で、メールマガジンを購読してくれている人に対して、Twitterのフォローを促したいときに有効です。 実際に、Twitterで「どんなツイートをしているのか」をみてもらうことで、メールマガジンに「Twitterもフォローしてね」とのみ記載するよりも、フォローにつながりやすいでしょう。 ツイートをメールマガジンに読み込む方法 Twitterのツイートを読み込んだメールマガジンを作る方法を解説します。まずはBenchmark Emailで「新規メール」を作成します。 メールを作成するときに「テンプレート」を選びます。画面左のフィルターにある「連携」をクリックして「Twitter」にチェックを入れます。 Twitterのツイートを読み込むテンプレートが表示されるので、表示されたテンプレートをクリックします。 Twutterのテンプレートをクリックすると、Twitterへのログインを求められます。メールマガジンと連携させたいTwitterアカウントでログインをしましょう。 Twitterにログインをして、連携が完了すると、連携させたTwitterアカウントの直近5つのツイートを読み込んだ状態でメールの作成画面が表示されます。 あとは、いつものメール作成と同じように、メールマガジン内の文章などを修正して、メールを完成させましょう。 表示させたくないツイートがあれば、削除することもできます。他も編集したいパーツをクリックすれば、簡単に編集することができます。 メールマガジンに載せることを意識してツイートをしているアカウントは、殆どないと思います。安易に直近のツイートを載せるのではなく、Twitterをフォローする「魅力」になりそうなツイートを選びましょう。 メールが完成したら、あとは通常のメールマガジンを配信するのと同じです。「保存&次へ」をクリックして、配信設定をしましょう。 2)メールマガジンをTwitterのつぶやきに載せる Benchmark EmailとTwitterを連携させるとできることの2つ目は、メールマガジンを配信したら、自動でメールマガジンを配信したことを知らせるツイートをすることができます。 Twitterのフォロワーに、メールマガジンを配信したことを知らせれば、メールマガジンを購読していない人や、メールマガジンの存在を知らない人は、ツイートをキッカケにメールマガジンを閲覧して、購読をしてくれるかもしれません。 Twitterでつぶやくと、メールマガジンのURLが添付されます。そのURLを開くと、メールマガジンを購読していない人でも、そのメールマガジンを閲覧することができるので、注意してください。 メールマガジンを配信したらTwitterでつぶやく設定方法 Benchmark Emailで、メールマガジンを配信したらTwitterでつぶやくようにする方法を解説します。 まずは、メールを作成して、配信設定まで進みましょう。配信設定の画面を開いたら画面下にある「リンクのトラッキング&共有」の編集をクリックします。 編集画面が開いたら「Twitterでメールを自動的につぶやく」をオンにします。初期状態は、↓のようにグレーになっているので、Connectをクリックして、Twitterと連携をさせます。 Twitterのログインを求められるので、連携させたいTwitterアカウントでログインをしましょう。 1で紹介をした「メールマガジンにツイートを読み込む」ためにTwitterと連携をしていても、改めてTwitterの連携が必要です。 Twitterの連携が完了すると、スライド部分が、グレーからブルーに変わって「オン」の状態になります。 あとは、メールマガジンを配信すると、連携させたTwitterアカウントで、ツイートがされます。 自動投稿されるツイートの構成は「メールマガジンのタイトル(件名) メールマガジンのURL」となります。ツイートの文言を変更することはできません。 ↓の「最新ツイート」が、配信したメールマガジンのタイトル(件名)です。 Benchmark EmailでTwitterの連携を解除する方法 Benchmark Emailで、Twitterの連携を解除する方法も解説しておきます。まずはBenchmark Emailのダッシュボードを開きます。画面右上の「アカウント名」をクリックします。 設定メニューが表示されるので「連携」をクリックします。 連携の一覧ページが開くので、画面を下にスクロールさせるとTwitterの項目があります。 Twitterにある「・・・」をクリックして「切断」をクリックすれば、Twitterとの連携は解除されます。 最後に 今回、紹介をしたメールマガジンとTwitterの連携は、うまく使えば、Twitterのフォロワーを増やす、メールマガジンの購読者を増やすなどの効果があります。 ただし、使い所が肝心です。毎日、前日のツイートをメールマガジンにして配信したら、メールマガジンの購読解除数が増えてしまうでしょう。毎回、メールマガジンの配信をツイートに流していたらわざわざメールマガジンを購読する必要性が薄くなってしまうでしょう。 「なぜメールマガジンを購読するのか?」ということを、しっかりと意識をして、それを壊さないようにすることが重要です。 常にやるというよりも、キャンペーンのように年に数回など計画的な頻度でTwitterの連携を使い、プラスの効果につなげましょう! (関連記事) SNSとメルマガの違いについては、こちらの記事で解説しています。 ・SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには?(クリックで「SNSとメールマーケティングの比較」の章へ移動します) SNSとメルマガで相乗効果を上げている事例です。 ・SNSからメルマガへ繋げる工夫が光るNY発セレクトショップUNION TOKYOの事例 メルマガ担当者が知っておきたいSNS戦略の基礎知識を解説しています。 ・SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは? --- ### トレンドを掴めばユーザーと交流できる! 戦略的なTwitterハッシュタグ活用6パターン - Published: 2021-04-03 - Modified: 2021-04-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/twitter_hashtags_strategy/ - Categories: ソーシャルメディア こんにちは、株式会社BESです。 昨今では老若男女問わず、SNS(ソーシャルメディア)を利用する人が年々増加傾向にあります。 一口にSNSと言っても、Facebook、Instagram、Twitter、LINE... と種類も様々です。 その中でも特に日本人に人気なのが、Twitterです。 Twitterは匿名制による気軽さと、爆発的な拡散力でコミュニティの輪を拡げるのに役立つばかりでなく、公式からは得られないリアルな情報やタイムリーな情報を得るのにも特化していると言えます。 今回はTwitterの最大の特徴である、爆発的な拡散力をもたらす可能性を秘めた「ハッシュタグ」にフォーカスしてお話します。 SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している株式会社BESから、企業の認知拡大とユーザーコミュニケーションに役立つ戦略的な活用方法をご紹介します。 Twitterの特徴と利用の主な目的 Twitterは、日常生活であった出来事や自分の考えを、140文字以内の短文や写真、短い動画で「つぶやく」ためのSNSです。実名登録不要のため、気楽に言いたいことを発信できるというメリットがあり、その気楽さから、フレンドリー・ネタ投稿が好まれる傾向にあります。 主要SNSの中で最も拡散力が高く、趣味層や20代以下の若年層に多く利用されています。特にアニメ、イラスト、音楽、写真などのクリエイティブな趣味層に、自己PRやコミュニティの輪を拡げる目的で多く活用されています。 実名登録不要、爆発的な拡散力がメリットでもありますが、その性質がゆえに炎上しやすい傾向もあるため、企業が運用する際にはきちんとした運用方針と体制を整える必要がありあます。 ハッシュタグ(#)の使い方と役割 Twitterのハッシュタグ(#)は、キーワードやトピックを分類するために使われることがほとんどです。最近ではテキスト全体の装飾として活用することもありますが、これについては後述します。 ハッシュタグ(#)として反応していれば、文字が青色になり、自動的に候補(多くの人が使っているもの)が出てきます。 ハッシュタグをつける際は、以下3つのポイントを意識しましょう。 ①スペースや句読点を含めない ②普通のテキストからスペース1つ分あける ③数字だけは使えない ①スペースや句読点を含めない スペースや句読点は、含むことができず、入力しても青色の部分だけ反映されます。 ②普通のテキストからスペース1つ分あける 前後の文章から半角スペース1つ分以上を開けないと、ハッシュタグとして認識されず、反映されません。文章の途中にハッシュタグを埋め込みたい場合は、スペースを挟みましょう。 ③数字だけは使えない 数字を入れたい場合は、それ数字以外を組み合わせて表示させましょう。(2021年、1番など) Twitterハッシュタグの使い方と活用パターン ツイートの関連キーワードまたはフレーズの前に、ハッシュタグ(#)を使ってツイートすることで、Twitter検索に表示されやすくなります。 メッセージの中のハッシュタグが付いた言葉をタップすると、そのハッシュタグを含む他のツイートを表示させることもできます。 ハッシュタグは、ツイートのどこにでも付けることができ、ハッシュタグの付いた言葉で特に人気のあるものは、トレンドトピックに表示されます。 トレンドトピックは、スマートフォンでもパソコンからでも確認できます。 初期設定では、フォローしているアカウント・興味関心・位置情報をもとにカスタマイズされていますが、今注目されているトピックが選び出されるため、Twitterで盛り上がっている最新の話題をリアルタイムで見つけることができます。 地域別のトレンドを見たい場合は、地域を選択することも可能です。地域別のトレンドで、特定の地域で話題になっているトピックを確認できます。 ハッシュタグの活用パターンは大きく分けると6パターンあります。 ①ネタツイ ②イベント実況 ③装飾 ④キャンペーン ⑤整理 ⑥年中行事 次のセクションでは、①ネタツイ ③装飾 ④キャンペーン ⑤整理 についてもう少し詳しくお話していきます。 目的別Twitterハッシュタグ活用方法【ネタツイ】 どんな業種であっても、自社が「Twitterを運用していることを知ってもらうこと」は、非常に重要な運用目的となります。 ユーザーに面白いと思ってもらえるようなツイートをすることで、中の人(運用担当者)の存在感を意識づけることができ、一般ユーザーや他社との交流のきっかけになることも期待できます。 ▶キリンビール様のツイートはこちら ▶ハッピーターン様のツイートはこちら 目的別Twitterハッシュタグ活用方法【装飾】 ハッシュタグにした部分は青色になるため、テキスト内の目立たせたい部分に使用すると、装飾としても役立ちます。 ただしあまり多用しすぎるとかえって見にくくなってしまうので、1つの投稿内に多くても2〜3個程度にとどめましょう。 ▶キリンビール様のツイートはこちら ▶サントリー様のツイートはこちら 目的別Twitterハッシュタグ活用方法【キャンペーン・整理】 キャンペーンに関連するハッシュタグを入れて投稿することで、 ・キャンペーン自体の認知度アップ ・拡散されればトレンド入りで、さらに注目度アップ  というメリットが期待できます。 キャンペーンごとにハッシュタグは変え、まとめておくことで、キャンペーンに反応してくれたユーザー(そのハッシュタグを使って投稿してくれたユーザー)を検索しやすくなるので、間違いにくくて独自性のあるハッシュタグをつけるようにしましょう。 また、そのキャンペーンが気になったユーザーがそのハッシュタグを検索することで、関連投稿をまとめて閲覧することができるというメリットもあります。 ▶リアルゴールド様のツイートはこちら ▶グリコ様のツイートはこちら 最新トレンドを掴むのに役立つ!おすすめ機能のご紹介 Twitter上で話題になりそうなテーマを、事前に見つける簡単な方法をご紹介します。 Twitter社が公表している「モーメントカレンダー」という機能で、カレンダーに掲載されている記念日やイベントに合わせてツイートすることで、話題になりやすくなるという便利なツールです。 ・記念日・祝日... ... 開国記念日、海の日 など ・スポーツ... ... 東京オリンピック、プロ野球戦 など ・エンターテイメント... ... 話題のドラマ最終回 など ・季節... ... 入学式、インフルエンザ、花見 など 毎年どんな話題が、どのくらいツイートされているかもわかります。 Twitter社は「日々のツイートでも、広告キャンペーンでも、人々が話している話題にブランドも参加したり、自ら話題になったりすることでビジネスの可能性は大きく広がります」と説明しているので、ぜひ活用してみてください。 今回は数あるTwitterの機能の一つ、ハッシュタグに注目してお話しました。 使い方次第では今まで繋がれなかった層のユーザーにも注目されることもあるので、上記でご紹介したモーメントカレンダーを活用しながら、難しく考えずにトライしてみてください。 株式会社BESについて 株式会社BESでは、代表田中千晶を中心に、数多くの企業様に向けてSNS運用の研修、コンサルティングを行っています。 現在、SNSアカウントの運用や投稿についてお悩みの方に向けて、SNSの無料診断キャンペーンを実施中(※初回、30分限定)。プロとしてソーシャルマーケティングに10年以上携わる、代表田中よりアドバイスさせていただきます。 無料診断をご希望の方は、下記フォームの必要事項をご入力の上、お申し込みください。 ※TwitterやInstagram、LINEといった集客目的のSNSはもちろん、リモートワークツールやチャットツールをはじめとする社内SNSや、営業パーソン1人ひとりのSNS活用に関するお悩みにもお応えしております。 (関連記事) ・SNS&メールマーケティングで活用! どこでもスマホで簡単にできる写真撮影のコツを一挙大公開! ・SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは? --- ### メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 - Published: 2021-03-29 - Modified: 2023-06-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol4/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, ab, 開封率, 配信, 時間, 変更, 変化, 曜日, テスト こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 数か月間におよぶニュースレター改善計画と、その結果についてお届けするシリーズの第4回です。 第3回の記事は、こちらからご覧ください。 今回は配信時間を変えた際の検証結果についてお届けします。 これまでのニュースレターの配信時間について Benchmark Emailのブログニュースレターは、基本的に月に2回、水曜日の11:30に配信をしています。 まずはこの配信曜日、時間に決まった経緯について簡単に説明します。 11:30の配信について(時間) まず時間についてですが、Benchmark Emailは企業でメール配信を担当している方々を対象としたBtoBサービスのため、会社のメールアドレスで登録している人が多くいます。 そのため、基本的にメールを開くタイミングは業務時間が多く、「平日の日中やお昼の時間」または「仕事が落ち着く夕方の時間」に集中するのではないかと推測しました。 そこで何回か11:30と17:00配信でABテストを行ったところ、結果として11:30の方が開封・クリック率が良かったため、最終的に11:30配信となりました。 水曜日の配信について(曜日) 続いて水曜日の配信となった経緯についてご説明します。 まずは以下の理由により、消去法で火、水、木のどれかになりました。 月曜日→週明けのため忙しく、土日に受信した他のメールに埋もれてしまう可能性がある 金曜日→見られないまま週末に入ってしまい、埋もれてしまう可能性がある また、配信予定日の前日にABテストを行うことを考慮し、火曜日の候補がなくなりました。(ABテスト配信が月曜になってしまうのを避けるため) そして木曜日にすると3連休で金曜日がお休みとなった場合や、プレミアムフライデー等が合った場合にすぐに週末に入ってしまうため、最終的に水曜日が最適だという結論になりました。 コロナ禍における変化 このようにBenchmark Emailでは「業務時間中のメールを見やすいタイミング」を考え、ブログニュースレターの配信時間を11:30に設定していました。 しかし、2020年3月の緊急事態宣言をきっかけに、リモートワークに移行する方々が増えました。 私たちの読者は企業のメール配信担当者の方々がメインであるため、コロナ禍における環境の変化に伴い、読者がメールをチェックする時間帯にも変化があったのではないかと考えました。 またグローバルなデータを見ている中で、「メールの開封時間に少しずつ変化が見られ、14時〜15時など夕方の開封が比較的好調になってきている」という情報もありました。 読者のメールを開封する時間が変わってきているなら、メールの配信時間の変更も検討すべきだと考え、さっそく配信時間をテストしてみることになりました。 今回の検証内容 今回は、2021年2月に配信する2回のニュースレターを利用して、以下の内容でABテストを行いました。 テストAグループ:11:30配信 テストBグループ:15:30配信 1週間ほど様子を見て、どちらのグループの方が開封率が高いかを検証します。 検証結果によっては、今後の配信時間を15:30に変えるつもりでいました。 ちなみに、Benchmark EmailのABテストでは、「差出人名」「件名」「メール(ボタンのデザインなど本文内でのクリック率テスト)」に加え、「配信時間」のテストも行えます。 配信時間テストをやってみたい方は、ABテスト機能のステップ1のテストタイプ設定で、「配信時間テスト」を選択してください。 【検証結果】開封率にさほど変化はないという結果に それでは気になる結果を確認してみましょう。 1回目と2回目、それぞれのABテスト結果(開封率)がこちらです。 赤字=勝った方の数値となっています。 無料トライアルユーザーの開封率 有料プランユーザーの開封率 見ての通り、無料・有料に関わらず11:30が良い時もあれば15:30が良い時もありました。 時間を変更しても、開封率にはそんなに影響がありませんでした。 念のため、何時にどの程度開封されたかを確認できる「時間グラフ」も見てみましょう。 11:30配信の時間グラフ 15:30配信の時間グラフ 時間グラフを見ると、開封数の曲線の下がり方が少し違っていることが分かります。 15:30配信は緩やかな曲線である一方、11:30配信の方は若干ですが15:00頃にも開封の波がありました。 時間グラフはメールレポートの「基本情報」の最下部にあるので、こちらもぜひ開封時間を考える上で参考にしてみてください。 検証結果まとめ 開封数の数値だけ見ると「11:30と15:30配信のどちらでもあまり変わらない」と言える 時間グラフを見てみると、11:30配信のメールを夕方になってから開封する人も一定数いると言える 今回このような結果になったのは、やはりコロナ禍における働き方の変化が影響しているのではないかと考えています。家で自由にメールを見れる時間が増えたことにより、開封時間にばらつきが出ている可能性があります。 一般的にBtoBのメールは平日の業務時間内に配信するのが良いとされていますが、どの時間帯に送るのが最適かは明確に決まっていません。検証を繰り返し行うことでそれぞれのメルマガに合った配信時間を見つけていくことが重要だと考えています。 また、今回の検証結果のように、配信時間を変えてみても開封率にはあまり影響がないこともあります。 配信時間を毎回固定にする必要もないので、たまに配信時間を変えてみるのも良いかと思います。時間を変えることで、これまではほとんど開封していなかった受信者が開封をしてくれる場合もあります。 まだ最適な配信時間を見つけられていないという方や、配信時間で悩んでいるという方は、ぜひ一度配信時間のABテストも行ってみてください。 次回予告 最後までお読みいただきありがとうございました。 次回は、「ニュースレターのコンテンツ数を減らしてみた」検証です。ニュースレターに載せているブログ記事などのコンテンツ数を減らした際の、クリック率の変化についてご紹介します。 ぜひそちらの記事もご一読ください! (シリーズ記事) 第一回:メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 第二回:メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編 第三回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編 第四回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 第五回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 第六回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 第七回:メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 第八回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 第九回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 --- ### メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編 - Published: 2021-02-22 - Modified: 2023-06-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol3/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, 頻度, 開封率, メルマガ, ニュースレター, 検証, 配信, 配信停止, 購読解除, 率, メリット, デメリット こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 数か月間におよぶニュースレター改善計画と、その結果についてお届けするシリーズの第3回です。 前回(第2回目)の記事は、こちらからご確認ください。 今回は、ニュースレターの配信頻度を月1回から月2回に増やしてみる検証を行いました。配信頻度が上がると読者のエンゲージメントにどのような変化があるのか、実際の検証結果を元にご説明します。 また、当記事はBtoBのビジネスを行っている当社固有の検証結果事例であり、商材やサービスによって最適解は異なると考えられますが、あくまでも改善プロセスの参考としてお読みいただけたらと思います。 ニュースレターについて 新しいブログ記事の紹介や、基本操作セミナーなどの告知を目的として配信しているBenchmark Emailのブログニュースレター。 現在は月に2回のペースで配信をしていますが、2020年8月までは月1回のみの配信でした。 月1回のみの配信だった理由は、コロナ禍前までは「イベントニュースレター」を月1回配信していたためです。 (左)ブログニュースレター:最新ブログ記事紹介がメイン(月1回) (右)イベントニュースレター:オフィスで開催のイベントや基本操作セミナーの告知がメイン(月1回) しかし、2020年2月頃からコロナ禍の影響により各イベントが中止となり、イベントニュースレターの配信はしばらく行えていませんでした。そのため、毎月ブログニュースレターの1本しか配信できていない状況でした。 これは、ユーザーとの接点が減っているということでもありました。 今回の検証内容 イベントニュースレターの配信が中断していることを受け、ブログニュースレターを月2回配信してみるのはどうかと考えました。 そこでまずはブログニュースレターの本来の配信目的と、月2回配信にした場合に想定されるメリット・デメリットを挙げてみました。 ■Benchmark Emailのブログニュースレターの目的 ・ユーザーのメールマーケティングに役立つ情報を届けること ・サービスのことを定期的に思い出してもらい、親近感を持ってもらうこと ■配信頻度を上げた場合に想定されるメリット ・メールを全てチェックしている人対しては、接点を増やすことができる(サービスのことを思い出してもらう頻度を上げることができる) ・メールを全てチェックしない人に対しては、ニュースレターに気づいてもらえる機会が増える ■配信頻度を上げた場合に想定されるデメリット ・コンテンツのクオリティが低下する可能性がある ・配信頻度が上がることによる購読解除率が上がる可能性がある ・開封率が低下する可能性がある ブログニュースレターの本来の目的に立ち返ったとき、想定されるデメリットが発生しない範囲で、ユーザーとの接点を増やしていくのは良いことだと考えました。 また、デメリットにある「コンテンツのクオリティ低下」については、配信するブログ記事や動画は十分にあったので、月2回配信に増やしても特に問題はありませんでした。 そして残る問題は、「開封率や購読解除率にどんな変化があるか?」でした。 これまで月に1回のみの配信だったブログニュースレターが月2回に増えたとき、鬱陶しいと感じられてしまう可能性もあります。 この部分を検証するため、試験的にブログニュースレターの配信頻度を月1回から月2回へと増やしてみることにしました。 検証期間は2020年9月〜12月で、この検証結果によって今後の配信頻度を検討することになりました。 【検証結果】メリットばかりの結果に! 今回注目するポイントは、開封率や購読解除率(配信停止率)です。 開封率の変化 購読解除率の変化 このように、想定されていた開封率の低下や購読解除率の上昇は発生しませんでした。むしろ開封率は順調に伸びていることが分かります。 配信頻度を上げても月1回から月2回へ増やす程度であれば、受信側にとって鬱陶しさを感じないのかもしれません。4ヶ月間の検証を経て、月2回への配信でも問題ないことが確認できました。 「配信頻度を上げるとと購読解除率も上がってしまうのでは?」と考えている方も多いかと思いますが、今回のように全く問題がない場合もあります。 ただし、「業界・業種」「メルマガの内容」「現在の配信頻度」「購読者のニーズと合っているかどうか」等によっては、結果が大幅に変わることが予想されます。やみくもに増やしてしまうとメルマガの内容が薄くなり、各メルマガの満足感が下がってしまう可能性があります。そうなると購読解除率のアップにも繋がってしまうため、配信頻度を上げる際はご注意ください。 また、以下のどれかに当てはまる場合は、今回の検証結果のように配信頻度を上げることでメリットばかり得られる可能性もあります。 ・購読者に伝えたい内容や情報があり、現在配信しているメルマガのみでは伝えきれていない ・現在の配信頻度が月2回以下である ・一つのメルマガにコンテンツを詰めすぎている ・メルマガ購読に熱心な人が多く、リストの質が高い など ぜひ一度検証を行い、皆さまにとって最適な配信頻度を見つけていただけたら幸いです。 ちなみに、Benchmark Emailではブログニュースレター以外にも「メンテナンス告知」などのメールを配信する月があるため、当ニュースレターの配信頻度については月2回までに留める予定です。 配信頻度の考え方については以下ブログでも解説していますので、こちらも参考にしてみてください。 関連記事:メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは? 次回予告 最後までお読みいただきありがとうございました。 次回は、「配信時間」についての検証です。配信時間を変えてみた際の開封率の変化についてご紹介します。 ぜひそちらの記事もご一読ください! (シリーズ記事) 第一回:メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 第二回:メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編 第三回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編 第四回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 第五回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 第六回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 第七回:メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 第八回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 第九回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 --- ### メールマガジンの取り組みが集客の支えに!レストランを多展開する株式会社ワンダーテーブル - Published: 2021-01-27 - Modified: 2022-11-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer_interview_with_wondertable/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: メルマガ, ニュースレター, デザイン, 事例, 飲食店, レストラン こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、全国的にレストランを展開されている株式会社ワンダーテーブル 竹原様です。 株式会社ワンダーテーブルのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: ・飲食店 全12ブランド(しゃぶしゃぶ・すき焼きブランド、海外から誘致した人気レストランや自社開発したオリジナルブランド) ・国内の約40店舗 対象: 各店舗を利用したことがある既存顧客 主な配信コンテンツと頻度: 店舗のイベントやフェアの情報 担当組織: メールマガジンの担当者:2人 日本国内で全12ブランドの飲食店を展開している「株式会社ワンダーテーブル」 ━ 株式会社ワンダーテーブルは、どのような事業をされていますか? 大きく分けて二つのタイプの飲食店を経営をしております。一つは「鍋ぞう」や「モーモーパラダイス」といったしゃぶしゃぶ・すき焼き食べ放題のブランド。もう一つは、海外から誘致した人気レストランと自社で開発したオリジナルブランドです。 国内は約40店舗、海外は120店舗といった形で展開をしています。海外に関しては直営ではなくて、フランチャイズ展開という形でやらせていただいています。 株式会社ワンダーテーブルが展開しているレストランの例 (株式会社ワンダーテーブルのサイトはこちら) ━ メールはどんな目的で使われていますか? 国内で展開をしている12ブランド全てでニュースレターを配信をしています。最終的には集客に繋がるように配信をしています。 2020年4月以前は、各店舗でのイベントや、フェア、新店情報などを発信していました。しかしコロナ禍で店内の営業ができなくなっていた時期もあってなかなか売上が前年に戻るということがなく、それを補填するために、テイクアウト、デリバリー、それからオンラインショップというものに力を入れて、そういった情報もニュースレターで発信するようになりました。 新型コロナウィルス感染予防策についても「うちではこういうことをやっています」ということを併せて発信をしています。ニュースレターは必ず毎回見ていただける訳ではないので、しっかりと新型コロナ対策について知って頂けるように、毎回なるべく載せるようにしています。 ユーザー層とリスト取得方法 ━ 株式会社ワンダーテーブルのメールマガジンの読者層はどのような人でしょうか? 来店をされた方(予約をされた方)に配信をしています。ほかには来店されて名刺交換をされた方にも「お店の情報を配信してもよろしいですか」とお伺いした上で、お送りをしています。 ホームページにも、登録フォームを置いていますが、SNSも含めて「メールマガジンの告知」は積極的にはしていません。 年齢層は、それぞれのブランドごとに変わります。オリジナルブランドであるクラフトビール専門店「よなよなビアワークス」は、年齢層は若めです。海外から誘致したレストランは、単価的にも高めというところがあり、比較的、年齢層は高めです。 リスト管理はTableCheckの予約システムに集約 ━ メール配信のリスト管理はどのようにされていますか? ブランドの店舗ごとにリスト管理をしています。TableCheck(予約システム)に全てを集約しておいて、メールを配信するときにCSVで引き出して、Benchmark Emailでメール作成~配信しています。 TableCheckは顧客情報の管理がしやすいんです。複数店舗を登録しているので、例えば「前回、系列店のこのお店にいつ行って、何食べた」っというのが分かるんです。そういった情報があると違ったサービスができます。例えばアレルギーの情報で「前回は伝えていたけど、今回、何もおっしゃらなくて大丈夫かな」というときは、念の為もう一度「アレルギーございますか?」とお伺いすることができます。 配信コンテンツとデザインの事例 スポット(ニューリリース)商品の告知 ローストビーフ専門店「ロウリーズ」の例 メール全文を見る (開かないときはこちらをクリック) 配信頻度:ブランドによって異なる(月1〜月5) 配信時間:平日のお昼前後(開封率が上がるタイミングで) 内容:スポット商品の告知 各ブランドのカラーに合わせたデザインにしています。配信頻度や曜日などは決めていませんが、週1でフェアを開催しているブランドではメールも週1配信をする、というように、ブランドに合わせています。ただ、忘れられないように月に1回は必ず配信するように心がけています。 デザインは、写真ありきだと思っています。私達のお店は「これが食べたいから行く」よりも「これがあるから、今度、家族で食べに行こう」という方が多いんです。1人で食べに行のではなく、みんなでというシーンのイメージを膨らませるにあたって、素材というか、写真は絶対に必要だなと思っています。 メール内の項目の数は3つまでにしています。店舗から「5つ入れたい」という要望があって、増やすことがありますが、やはり予約数などの反応は良くありません。数を増やすと分散してしまいますし、お客様も最初の2トピックくらいしか頭には残らないんですよね。 使う言葉も、カタカナがずっと続くと、全然頭に入らないんです。例えば、3ワードあったとして、間の文字は日本語に変えたりしています。ブランドによって「お知らせ」が好きなお客様もいます。あるブランドでは「◯◯のお知らせ」のときは開封率がすごく高くなるんです。 他にはエリア(地域)によって単語を変えたりしていますね。エリアによって、伝わる言葉(響く言葉)が違うことがあるので、ブランド的にはNGワードでも、お客様に響く言葉を使うようにしています。例えば、10年ぐらい前ですが、東京ではビュッフェだけど、大阪ではバイキングを使ったりしていました。他にもピッツァじゃなくて、ピザとかですね。 運用と設計について 店舗と調整をしながらニュースレターを配信をしている ━ 配信するメールの内容はどのように決めていますか? ブランドによって違いがあります。計画がちゃんとできていて、しっかり内容やコンテンツも決まっているブランドもあれば、やりながら決めている店舗もあります。 配信する直前になって「やっぱり変えてこうしたい」と変更になることもあります。食材の入荷状況で、配信に載せる予定だったメニューの内容が変わって、写真を撮りなおさなければいけなくなることもあって、結構バタバタすることもあります。 コンテンツの精度を、作る前までに高めたほうがいいと思っているので、それを現場だったり、現場を統括している営業メンバーにも協力を求めてやっています。少なくとも「どういう内容で、いくらで、いつからいつまでなのか」そこだけは決めてもらっています。配信前のチェック体制は現場主導なので、まず現場に確認、その次に担当役員に確認をして、配信という流れです。 株式会社ワンダーテーブル マーケティング部 竹原様 ━ 効果測定では、どんな数値を追っていますか? 開封率を見ています。ブランドと内容によって、かなり差が出るのですが、高いお店では35%ぐらいで、平均して25%ぐらいです。 特別感がある内容のときは開封率が上がります。「ジャン・ジョルジュ」というフレンチレストランはニューヨークに本店があって、ニューヨークでは約10年、ミシュランの星を取り続けているお店です。年に2回だけ、クリスマスはホールケーキ、バレンタインのときはチョコレートの物販をやっています。この物販を楽しみにされている方がたくさんいらっしゃって、物販の情報を配信すると、開封率がすごく上がりますね。 開封率以外の数字については、予約の仕方もいろいろあるので、メールマガジン内のクリック率などを気にしてしまうと、間違った方向に進んでしまうかなと思っています。 来店しているお客様のニーズにあった内容はヒットしやすい ━ 開封率を上げるために大事にしていることはありますか? キャッチーとかタイトルであるとか、言い回しも工夫しています。実際にリストの方々が求めている含む内容のもの、なおかつ限定というものが開封率が高くなる要因かなと思います。 例えばブラジルのシュラスコ料理の「バルバッコア」では、ファミリーで利用される方が非常に多くて、自分の子ども、自分の親と一緒に来られる方が多いんです。そこでキッズフリーキャンペーン(12歳、小学校6年生までは無料)を2カ月間やったんです。このときの開封率もいつもよりも高くなりました。 逆に、お客様が望んでない情報や、すでに知っている情報、お客様が「わお!」って感動しないようなものをやっても、あまりフィットしないなという感じがします。 アメリカのローストビーフの専門店「ロウリーズ」では、デザートもビュッフェスタイルになっていて、たまに苺フェアとか、桃フェアとか、そういうものを打ち出すのですが、季節ものによってもお客様が喜ぶものと、そうでないものがあるんです。店舗から、例えばですが「カボチャフェアやりたい」という要望がでたとして、過去の配信経験からの予測として「フェアがあるのはいいけど、カボチャで「わぉ、行きたい」ってならない。苺だったら行きたいけど」なんて意見があれば伝えて、店舗と調整をしています。 メールマガジンだけでなく、マーケティング全体として考えています。開封率を上げて、知ってもらって、来てもらうということが大事なので。実際に食べて、また行ってみようという形にするツールであると思っています。その上で、やっぱり最初のインプットはすごく大事。どういう見出しと内容にするかというのは、けっこう重要視をしています。 ローストビーフ専門店「ロウリーズ」の例(2) メール全文を見る (開かないときはこちらをクリック) 以前からの取り組みが、コロナ禍で救いになった ━ ニュースレターを配信していて感じる成果はありますか? 10年ほどメールマガジンに取り組んできましたが、今、このコロナ禍で特にそれは感じてます。以前はレストランのビジネスといえば、食べログとか、ぐるなびとかグルメサイトを出して、お客様にそこから検索して来てもらうというのが、当たり前な状況でした。ですが、こういう状況なので、みんなわざわざ、グルメサイトを見に行くことが少なくなりました。 そんな状況になっても、自社でちゃんとファンを抱え込んでいて、情報発信をすれば、お客様に情報を届けられる。その顧客情報のありがたみと、お客様に情報を届けるBenchmark Emailの仕組みというのは、非常に重宝しているし、ありがたいなと感じています。 ━ コロナ禍前から取り組んでいたことに、今、救われているんですね そうだと思います。2019年度に脱グルメサイトというのを掲げて「グルメサイトの利用を辞めようよ」という取り組みを進めました。というのも2018年度、グルメサイトを利用すると、送客手数料だけで云千万円も支払いがありました。この手数料はどんどん上がっていって「これはなんとかしよう」と、ちゃんとニュースレターのお客様情報の精度を高めて、ニュースレターでお客様を呼び込む。補足でSNS、Google Mapとか、そういうもので集客していこうよということで、1年間取り組みました。 結果は、3割減も支出を削減することができました。これは、すごく良い流れで、コロナ禍でも支えてくださっているのは、そういうグルメサイトではなく、ニュースレターでつながっているお客様です。ニュースレターで情報発信をし続けることで、来店やオンラインでも買ってもらったりもできています。 コロナ禍になってから、何もないところから、繋がりを作ろうと思っても、かなり厳しいところがあると思います。2019年の1年間、取り組みをやり続けて良かったなと思っています。 まとめ コロナ禍になって、それまでに取り組んでいた「脱グルメサイト」が救いになったというお話は、とても印象的でした。お客様と直接つながる手段があることの強さを改めて感じました。 竹原様は広報やWebなども担当されているとのことで、お話を伺いながら、マーケティング的な目線で考えて、それがメールマガジンにもしっかりと落とし込まれているなと感じました。ニュースレターを単体として取り組むのではなく、店舗と調整をすることでイベントなどの施策と、ニュースレターとの連動が適切にされていて、まさに手本となる事例でした。 コロナ禍で飲食店は特に厳しい状況に置かれていると思います。今回の株式会社ワンダーテーブル様の事例を、少しでもコロナ禍を生き抜く参考にして頂けたらと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ TableCheck社のサポートページでは、Benchmark Emailとの連携方法が解説されています。 「【基礎編】最初はこれだけで大丈夫!まずは抑えたい3つの機能」でリスト連携のデモをご覧いただけます。 外部サイト:TableCheck&Benchmark メルマガセミナー動画 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (関連記事) ・【ホテル業界】レストラン管理システムTableCheckを併用した横浜ベイホテル東急のメール配信施策 ・【事例】是非真似したい!LDH kitchenが配信するハイクオリティーなメルマガ ・非常時にメールマーケティングで出来る6つの対応例 (関連FAQ) ・TableCheckとBenchmark Emailを連携する方法は? --- ### メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編 - Published: 2021-01-25 - Modified: 2023-06-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol2/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, リンク, ニュースレター, セミナー, フッター, クリック, オンラインセミナー, 告知, 基本操作, 集客, 参加者数, 申込者数, メールマーケター, 実例 こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 数か月間におよぶニュースレター改善計画と、その結果についてお届けするシリーズの第2回です。 第1回目の記事は、こちらからご確認ください。 今回は、弊社が開催している基本操作セミナーの申し込みを増やすために行った、ニュースレターの改善と検証についてお届けします。 基本操作セミナーについて 私は2020年7月から当社の基本操作セミナーの集客や講師を担当することになりました。 Benchmark Emailの基本操作セミナーは隔週火曜日に開催しており、「リストアップロード」「メール作成」「レポート確認」など基本的な操作の説明や、参加者様との質疑応答を行っています。 ※基本操作セミナーは現在は開催していません。基本操作に関しては基本操作セミナー動画をご確認ください。 2020年1月まではオフィスで行うイベント情報をお知らせする「イベントニュースレター」を月1回配信しており、そこで基本操作セミナーの案内も大々的に載せていました。 ・ブログニュースレター:最新ブログ記事紹介がメイン ・イベントニュースレター:オフィスで開催のイベントや基本操作セミナーの告知がメイン しかし、残念ながらコロナの影響により各イベントが中止となり、イベントニュースレターの配信自体がしばらくストップしている状態でした。また、配信が止まって以降は基本操作セミナーの平均参加者は約40%も減ってしまっていました。 そこで基本操作セミナーの参加者を増やすべく、通常のニュースレターでの告知方法を改善することになりました。 ニュースレターの告知部分の改善 どのように告知方法を改善したか、ポイントごとに説明していきます。 ①フッターにあった告知を、メールの本文中へ移動させてみた これまでのブログニュースレターでは、基本操作セミナー用のリンクをフッターに置いているだけでした。 このようにメールの本文中では紹介しておらず、控えめな告知でした。 フッターにリンクを入れているだけでは、集客への効果はあまりないようです。 一方、以前のイベントニュースレターにあった告知は、以下のようなデザインでした。 しっかり告知をしており、参加者数が下がった理由も分かります。 今回の検証では、これまでのイベントニュースレターのように本文中に大きくスペースを取ってみることにしました。 そして完成した基本操作セミナーの告知部分はこちらです。 やはりこのくらい場所を取れば、告知部分の存在には気づいてもらえそうですね。 フッターでのテキストリンクに比べれば、一気に大躍進を果たしました。 ②読者にとって必要な情報を追加してみた 以前の告知と比べ、改善された部分がもう1点あることに気づきましたでしょうか。 2つの画像を見てみると違いが分かるかと思うのですが、新しく作成した方では最後に「次回開催日時」を明記しました。 これまでのイベントニュースレターでは、申し込み用のページに遷移をしないと実際のスケジュールが分かりませんでした。 「そのセミナーがいつ何時に行われるか」は、申し込みを検討している読者にとっては最も重要な情報となります。 この日程の部分については毎回手入力で変更が必要なのですが、読者にとって必要な情報をメール内ですぐに把握してもらえるよう、このような改善を行いました。 ③メール全体のバランスを考え、デザインを変えてみた そして、このままでも良かったのですが、「どうせならもっと改善できるのでは?」ということで、全体のメールデザインの統一のためサムネイル画像を作成してみました。 完成した最終的なセミナーのデザインがこちらです。 このようにサムネイルを入れることで視覚的にも目立つブロックとなり、ニュースレターの他の部分とも統一感のあるデザインになりました。 また、申し込みページへのリンクをサムネイル画像・次回開催日部分・「More Info」のボタンリンクの3つに設置をし、物理的にクリックされやすいように工夫も行いました。 参考までに、メール全体のデザインも載せておきます。 四角いブロックが縦に並び、メール全体の見た目も整いました。 【検証結果】申込者・参加者が倍以上に! そして気になる結果について発表します。 この改善によって、基本操作セミナーの参加者はなんと3. 14倍も増加しました! 今回は元々のニュースレターでの告知が控えめだった分、改善による効果も実感しやすい検証となりました。 検証を振り返り各ポイントをまとめると、参加者が増えた理由は以下だと考えます。 オンラインセミナーの存在を知らなかった方にアプローチできた メール上に次回開催日を記載してスケジュール確認がすぐできるようにした クリック可能な部分が増えた(サムネイル画像、ボタンリンク、テキストリンクの3種類) 読者にアピールしたい項目がクリックされていない場合、その部分のデザインを見直すことは非常に重要だと実感しました。 メルマガのデザイン方法についてもっと学びたいという方は、以下ブログも読んでみてください。 関連ブログ:メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? メールデザインが初めてという方には以下ブログもおすすめです。 関連ブログ:デザイン初心者でも90点レベルのメルマガを作れる6つの思考プロセスとは? 画像リンク・文字リンク・ボタンリンク。どれが一番クリックされた? こちらはおまけですが、リンクを設置する上で参考程度になればと思い各リンクの種類別にどれが一番クリックされたかまとめました。 今回作成した基本操作セミナーのブロックでは、前述の通りサムネイル画像、ボタンリンク、テキストリンクの3種類のリンクを設置しました。 ニュースレターでクリックされた割合については、このような結果となりました。 サムネイル画像:2. 42% テキストリンク:4. 84% ボタンリンク:20. 16% *上記は2020年10月に配信したニュースレターのレポートにて、クリックマップを参照したデータとなります。 ボタンリンクが圧倒的にクリックされやすく、画像の約8倍、テキストリンクの約4倍の数値となっています。その後のニュースレターでも、ほとんど全てのニュースレターでボタンリンクが最もクリックされていました。 また、画像とテキストリンクでは、テキストリンクの方が比較的クリックされやすい傾向にありました。 ボタンリンクは他のリンクに比べて「クリックできること」が直感的に分かりやすいため、このような結果になったのだと考えています。 ただし、上記は弊社のニュースレターの数値に基づいたデータでしかありません。 基本的にはクリックされやすいリンクは受信者によって異なっており、一般的に「ボタンリンクが最もクリックされやすい」と明確に決まっているわけではありません。 読者の層やメールの内容によっては画像リンクが最もクリックされやすい場合もあるため、実際に色々な種類のリンクを設置し、検証してみることをお勧めします。 次回予告 最後までお読みいただきありがとうございました。 次回は、「ニュースレターの配信頻度」についての検証です。 月1回の配信から月2回の配信に増やしてみたとき、どのような変化があったのかについて紹介します。 ぜひそちらの記事もご一読ください! (シリーズ記事) 第一回:メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 第二回:メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編 第三回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編 第四回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 第五回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 第六回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 第七回:メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 第八回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 第九回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 --- ### メール配信が失敗した時のエラーコード一覧!エラー内容を把握して配信リストの質を高めよう > 送ったメールがエラーになった時、英語だらけの自動返信メールを受け取った経験はありませんか?実はこのメールにはなぜエラーだったのか、理由がわかるエラーコードと呼ばれる数字が記載されています。今回は代表的なエラーコードを一覧でご紹介します! - Published: 2021-01-22 - Modified: 2024-07-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/error-codes-of-bounced-emails/ - Categories: 開封率・到達率 突然ですが、送ったメールがエラーになった時、英語だらけの自動返信メールを受け取った経験はありませんか?(Benchmark Emailなどのメール配信ツールを使っている場合この様なメールは届かず、ツール内レポートににて「ソフトエラー」「ハードエラー」という形でエラーとあったアドレスの一覧が確認できることがあります。) 実はこのメールにはなぜエラーだったのか、理由がわかるエラーコードと呼ばれる数字が記載されています。今回のブログでは代表的なエラーコードを一覧でご紹介します。 エラーコードの読み方 こちらは私が実際に受信したエラー返信メールの画像です。ここで注目したいのが緑色で囲った部分。SMTP Status Codeと呼ばれるエラーコードで「xxx x. x. x」という左側(この場合は550)の3ケタの数字から始まります。これはインターネット上での転送のプロトコルで、ここを確認することで、メール送信がエラーとなった理由を確認することができます。 画像の例を元にすると、「550 5. 1. 1 The email account that you tried to reach does not exist... . . 」は3つのパーツに分けられます。 ① 550 →応答コード 3桁の数字からなるコードで通常4か5から始まります。そしてそれぞれ、4から始まるものは一時的なエラー理由、5から始まるものは永続的な理由によるエラーと分類されます。 ② 5. 1. 1 →ステータスコード こちらは応答コードに合わせ追加の情報が記載される箇所です。 ③ The email account that you tried to reach does not exist... . .  →テキスト 応答コード、ステータスコードがプログラムで判断されるものに対し、こちらは人間が判断できる様テキストで理由を記載している箇所になります。 ちなみに「550 5. 1. 1 The email account that you tried to reach does not exist... . . 」は送信先のメールアドレスが存在しないという、永続的なエラーです。 基本的なエラー理由は応答コードとテキスト文字を読むことで判明ができます。 ではここから一般的なエラーコードをチェックしていきましょう。 4xx:一時的なエラー 一時的なエラーのため、後でメール配信を再度試してみて送信ができることがあるものです。 コード テキスト エラー理由 421,”4. 4. 5” Server busy, try again later. 送信先のサーバーがビジー状態である。 421,”4. 7. 0” IP not in whitelist for RCPT domain, closing connection. 送信元アドレスが受信側のホワイトリストに入っていない。 421,”4. 7. 0” “Our system has detected an unusual rate of unsolicited mail originating from your IP address. To protect our users from spam, mail sent from your IP address has been temporarily blocked. ” 送信元となっているIPアドレスから大量の迷惑メールが送られているため一時的にブロックしている。 421,”4. 7. 0” Temporary System Problem. Try again later システムの一時的な問題。 421,”4. 7. 0” TLS required for RCPT domain, closing connection. 受信側にてTLS(メールの暗号化)の要求がなされた(暗号化がされていない)。 450,“4. 1. 1” Recipient address rejected. unverified address: 受信アドレス認証のないアドレスであるため拒否された。 450,”4. 2. 1” “The user you are trying to contact is receiving mail too quickly. Please resend your message at a later time. If the user is able to receive mail at that time, your message will be delivered. ” メール送信にかかった時間が短すぎる。(メールは一定時間内に受信可能な通数制限を設けており、それを上回る量のメール送信が行われた際にメール受信が拒否されたりします。それを防ぐためメール送信にかかる時間をあえて遅くすることを「スロットリング」と呼び、これによって安定的なメール配信を行うことができます。) 451,”4. 3. 0” Mail server temporarily rejected message. メールサーバーで一時的に拒否された。 451,”4. 4. 2” Timeout – closing connection. タイムアウト 452,”4. 2. 2” The email account that you tried to reach is over quota. 送信先のアカウント容量がオーバーしている。 関連記事: Gmailの暗号化設定によりメールに対するセキュリティー意識が向上。ーセキュリティーにまつわるTLS、DMARCって何? 5xx:永続的なエラー メールアドレスの容量がいっぱいになっていたり、アドレスが使われていないなど、何らかの対応をしない限り解決できないエラー。 コード テキスト エラー理由 501,”5. 5. 2” Cannot Decode Response. 応答を解読できない。... --- ### 2021年新年のご挨拶 – Benchmark Email - Published: 2021-01-03 - Modified: 2021-01-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2021/ - Categories: お知らせ 新年あけましておめでとうございます。 昨年はBenchmark Emailをご利用いただき誠にありがとうございます。 2020年には、より効果的なメールマーケティングを行っていただくためのランディングページ作成機能の提供をはじめとして、ダッシュボードやメールエディターの改良など、プロダクトの様々なアップデートを行ってきました。 日本オフィスにおいては通常のサポートに加え、操作解説やマーケティング分野のオンラインセミナー、YouTube動画の配信など、メールマーケターの皆様のお力添えとなるような取り組みをしてまいりました。 2021年もBenchmark Emailユーザー様のさらなる成果向上を目指し、プロダクト、サポートの両面におきましてよりいっそう精進してまいります。 本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。 --- ### メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 - Published: 2020-11-30 - Modified: 2023-06-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/yurikos_kaizen_challenge_vol1/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールデザイン - Tags: クリック率, メール, ソーシャルメディア, メルマガ, デザイン, ABテスト, sns, アイコン, フッター, クリック, 改善, 検証 こんにちは!Benchmark Emailのカスタマーサクセス担当のYurikoです。 8月からニュースレターの新担当に任命されました。新担当となったからには「自分でも良い成果を出さなければ!」と思い、ニュースレターの改善に挑戦することにしました。 このシリーズでは、この数か月間の私のチャレンジとその結果をお届けしようと思います。 SNSフッターの改善 Benchmark Emailのニュースレターは、マーケターの方々に対して、新しいブログ記事のご紹介や、セミナーのご案内など、メールマーケティングでより良い成果を出していただくために役立つ情報をお届けする目的で、現在は月2回配信をしています。 ニュースレター担当になってまず私が最初に改善を行ったのは、フッターのSNSアイコン部分でした。 Benchmark Emailで配信しているニュースレターの開封率は、私が担当になった時点で毎回40%〜45%前後と既に高かったため、「それならクリック率をもっと上げられないか?」と考えました。 クリック率は、Benchmark Emailのレポート機能から確認ができます。クリックマップを見れば、どこに入れたリンクのクリック率が高いのかがすぐに分かります。 このクリックマップを参考にしつつ、クリック率が低いリンクがあれば改善を行おうと思い、過去のメールデータを遡って確認をしてみました。 どこか改善できる点はないか?と細かくチェックしていき、ついにひとつ発見することができました。 こちらの画像をご覧ください。 なんと、フッターのSNSアイコンのクリックが0%だったのです。 さらに、2020年1月からのデータを見てみると、有料アカウントのユーザー様のクリック数がどれも0%という事実が判明しました。 よし、改善できる点があった!ということで、まずはSNS部分のデザインを変更することに決めました。 今回はその検証について振り返りたいと思います。 SNSアイコンのクリック数を上げるため、デザインを変えてみた ニュースレターでSNSリンクがクリックされない理由は、以下のいずれかだと考えました。 ・そもそもSNSアイコンの存在自体に気づいていない ・各SNSが何を発信しているのかよくわからない ・自分に何の得があるのかわからない つまり、SNSアイコンをクリックしてもらうためには、まずアイコンの存在に気づいてもらい、そしてSNSで何をしているのかを知ってもらう必要があります。 ちなみに、Benchmark EmailのSNSアカウントの役割は以下の通りです。 ・Facebook・・・最新ブログ記事のお知らせ ・Twitter・・・最新ブログ記事のお知らせと、便利な機能の紹介 ・Youtube・・・メールマーケティングのちょっと難しい分野についてわかりやすく解説した動画を発信 このようにBenchmark Emailは3つのSNSアカウントを持っています。せっかく稼働しているSNSが気づかれないのはもったいないため、アイコンの存在を目立たせる工夫を行うことにしました。 これまでのSNSフッターはアイコンのみのデザインでした。 良くも悪くもシンプルなデザインで、クリックがされないのも納得できる気がします。 今回の改善では、SNSフッターに見出しを追加し、アイコンの隣にそれぞれのSNSに関する説明(何を発信しているのかについて)をテキストで追加しました。 この2つの変更だけで、存在感が増し、各SNSが発信している内容がわかりやすくなったかと思います。 さっそくこの2種類のフッターでABテストを行いました。 ・テストA:これまで通りアイコンのみのフッター ・テストB:タイトルと説明文を追加したフッター そして、配信から24時間が経過しました。 【検証結果】少しの工夫でクリックされるように! 翌日、ドキドキしながらメール配信レポートを開いてみると、嬉しいことにタイトルと説明文ありのテストBの方では、わずかではありますがクリックがされていたのです! テストAの方では相変わらず0%という結果だったので、今回は分かりやすく効果を実感することができました。 この検証を経て、今後のニュースレターではこのデザインを採用することになりました。 参考までに、こちらは2020年10月のニュースレターのクリックマップですが、その後も安定してクリックされるようになりました。 今回のデザイン変更によりクリックされるようになった理由は、以下だと考えています。 ・これまで気づいていなかったアイコンの存在に気づいた人がいた ・SNSが何を発信しているのか分かり、見てみようと思った方がいた ・文章部分にもリンクが入るため、クリック出来る範囲が物理的に増えた SNSアイコンは比較的クリックされにくい部分ではあるため、0件だったものが少しでもクリックされるようになるのは非常にありがたい変化でした。 SNSフッターの編集方法 SNSのブロックについて、「私も一度検証してみたい!」というご担当者様のために、Benchmark EmailのSNSブロックについて簡単に編集方法をご説明します。 Benchmark Emailでは、SNSブロックのデザインを「アイコンのみ」と「アイコン+テキスト」の2種類から選べます。 メール編集画面にてSNSブロックをクリックし、こちらの部分から選択が可能です。 「アイコン+テキスト」を選んだ場合、説明文にも自動的にリンクが入るので、文字部分をクリックすると該当のSNSに飛ばすことができます。 SNSブロックについては、以下ページにも詳しい操作手順が書かれていますのでご参照ください。 FAQ:ソーシャルメディアのリンクやアイコンを配信メールに挿入する方法 SNSアイコンのクリック数を増やせないか悩んでいる方は、ぜひ一度ABテストを試してみてはいかがでしょうか。 次回予告 最後までお読みいただきありがとうございました。 私の挑戦はまだまだ続きます。 次回は、「オンラインセミナーのお知らせ」部分についての検証です。 クリック数や申込数を増加させるために行った検証とその結果について紹介します。 ぜひそちらの記事もご一読ください! (シリーズ記事) 第一回:メールマーケターYurikoの挑戦「フッターのSNSアイコンを変えてみた」編 第二回:メールマーケターYurikoの挑戦「基本操作セミナーの参加者数を増やしたい」編 第三回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信頻度を月1回から月2回に変えてみた」編 第四回:メールマーケターYurikoの挑戦「配信時間を変えてみた」編 第五回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を減らしてみた」編 第六回:メールマーケターYurikoの挑戦「メルマガのコンテンツ数を3倍に増やしてみた」編 第七回:メールマーケターYurikoの挑戦「ボタンデザインを変えるとクリック率は上がる?」編 第八回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に【】を使うと開封率は上がる?」編 第九回:メールマーケターYurikoの挑戦「件名に絵文字を入れると開封率は上がる?」編 --- ### 米国Kickbox社が語る(2)送ったメールを受信ボックスに届けるためには? - Published: 2020-10-12 - Modified: 2021-03-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/understanding-the-basics-of-making-it-to-the-inbox-2/ - Categories: セミナーレポート, 開封率・到達率 - Tags: 到達率, セミナー 前回に引き続き、メール到達率に関するKickbox社との共催セミナーのレポート第二回をお届けします。(前回のレポート「到達率とは何か?」はこちら) KickBox:メールアドレスの有効性診断サービスや、メールの到達率モニタリングサービスを提供する米国企業 セミナー登壇者: Lauren Meyer氏 Kickbox社 Vice President セミナーアジェンダ 1. 到達率とは何か?(第一回) 2. 受信者のエンゲージメントがメールの振り分けにどう影響するか?(今回の記事) 受信者のエンゲージメントがメールの振り分けにどう影響するか? 業界のカンファレンスなどに行くと、GmailやHotmail, Yahoo! Mailなどたくさんのメールサービス提供企業の方々とお会いしますが、皆さんが口を揃えて言っていることがあります。それは、彼らの最大の目的が、メールサービス利用者(メール読者)に、スパムメール、ジャンクメール、フィッシングやマルウェアなどの脅威を排除した、本当に必要で価値のあるメールだけを利用者の受信ボックスに届けること、そのための安全な環境や判断基準を整えることだということです。 もちろん、メールサービスの提供企業によって、メールの振り分けの判断基準は様々です。一般的にはメールサービス各社それぞれに数十もの基準を持っていて、主にエラー率の高さや苦情件数などを元にスパムフォルダーへの振り分けをしていますが、Gmailに至っては数百もの基準を元に受信ボックスへ振り分けるメールを判断しており、特にユーザーのエンゲージメント(開封やクリックなどメールへの反応)をとても重視しています。 これらの判断基準は非公開のものですので各社の詳細を知ることはできませんが、主な要素は次のように分類することができます。 Gmailに限らず、メールを受信ボックスへ振り分ける基準のトレンドは、メールへのエンゲージメント、つまりメールを受け取った読者がそのメールに対してどのような反応をしているかを重視する方向にあります。どの様な反応が、どの様に評価されているのかを見ていきましょう。 Positive Engagement:好ましい評価につながる反応 -Opening Emails 読者がメールを開封するということは、当然そのメールに興味を持ったという好意的なシグナルです。 -Clicking on links in emails 読者がメール内のリンクをクリックするということは、そのメールコンテンツに興味を持ったというシグナルです。 -Replying to emails 返信の内容がどのようなものであれ、読者が返信というアクションを取ることは好意的なシグナルです。 -Saving emails to folders 読者が受信時のフォルダーから別のフォルダーへ保存するというアクションは好意的なシグナルです。 -Starring messages as important 例えばGmailであればスターマークや重要マークなどのチェックを入れるのは明らかに好意的なシグナルです。 -Forwarding messages on to friends 読者がメールを友人に転送するという事はそのコンテンツに価値を感じており好意的なシグナルです。 -Adding a sender to their address book 読者がアドレスブックにそのメールの送信者を保存するということは、その送信者に価値を感じており明らかに好意的なシグナルです。 -Marking “this is not spam” on an email found in their spam folder 読者が「迷惑メールフォルダー」に入ってしまったメールに対してわざわざ「迷惑メールではない」報告をしたり、受信ボックスにドラッグ&ドロップするということは、次回からは受信ボックスに入ってくれることを期待しており、非常に強い好意的なシグナルです。 Negative Engagement:好ましくない評価につながる反応 -Spam complaints 迷惑メール報告は、読者が「受け取りたくないメール」であることを検知する最も分かりやすいシグナルです。 -Bounces 配信エラー率の高さは、不正なリスト収集を行っている可能性が高いというシグナルであり、送信元ドメインの評価を下げます。 -Never opening or clicking 未開封、未クリック 読者が届いたメールを開かなかったり、リンクがあってもクリックをしないのは、メールへの関心の低さを示す分かりやすいシグナルです。 -Moving mail to the trash without opening 読者が届いたメールを未開封のままゴミ箱へ移動するのは明らかに関心の低さを示すため、度々それが起こる場合はスパムフォルダーに振り分ける為のシグナルとなります。 これらメールの振り分けの判断基準は各社様々ではありますが、メール配信時に意識していただくことでより良いメールマーケティングが期待できます。開封率については少なくとも20%を上回ることを意識していただくのが好ましく、5%や10%の開封率の場合には、9割以上の読者がそのメールに関心を持っていないということですので、GmailやYahoo! Mailなどのメールサービスの提供企業からの評価は厳しくなると考えてください。 インターネットの世界では膨大な数のメールが配信されており、例えばGmailは毎秒、約数十~数百億もの不審なメールをブロックしています。ユーザーを守るためにマシーンラーニングやAIを駆使して日々大量のフィッシングメールやマルウェアを検知し、未知の脅威と戦いながら膨大なスパムメールを処理しています。 その為、メールマーケターは、メール配信が正しく行われているだけではなく、そのメールが読者に必要とされているということをメールサービス提供企業にスコアで示していかなければなりません。例えばもし毎日メールを配信しているなど頻度が高すぎる場合には、そもそもの頻度を見直すことも必要かもしれませんし、読者の期待に沿った適切なメール配信を行うことがますます重要になってきています。 (関連記事) ・自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! ・これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~ ・自社ドメインの信頼性を守るために、メーリングリストは初めての配信前にチェックしよう! --- ### 米国Kickbox社が語る(1)メール到達率を守るための基本の仕組みと最新動向 - Published: 2020-09-28 - Modified: 2021-03-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/understanding-the-basics-of-making-it-to-the-inbox-1/ - Categories: セミナーレポート, 開封率・到達率 - Tags: 到達率, セミナー 2020年8月末に、日本のユーザー様にも「リスト照合」のサービス提供で連携しているKickbox社とBenchmark Internet Groupで、メールの到達率に関する共催セミナーを行いました。 KickBox:メールアドレスの有効性診断サービスや、メールの到達率モニタリングサービスを提供する米国企業 セミナー登壇者: Lauren Meyer氏 Kickbox社 Vice President 日本のマーケティングブログでは、今回のセミナーでMeyer氏がお話したことと、そのポイントをまとめたセミナーレポートを全2回に渡ってお届けします。 本日のセミナーアジェンダ メールマーケティングは数十年に渡ってビジネスで重要な集客チャネルの役割を担ってきました。その重要性は今なお増しており、企業のメール配信数は毎年最高数を更新し続けていて衰える様子がありません。メールマーケティングは1ドルのコストに対して42ドルの効果をあげており、他のデジタルマーケティング手法と比較しても、4倍から10倍の費用対効果がある手法であると考えています。 しかし、メールはそもそも受信ボックスに届かないと読まれませんし、メールの到達率はとても複雑な仕組みで成り立っています。そこで、本日のセミナーでは、その仕組みの理解に役立てていただくための基本的な部分を解説していきます。 到達率とは何か?(今回の記事) 受信者のエンゲージメントがメールの振り分けにどう影響するか? 到達率とは何か?-What is Deliverability? - メールマーケティングを行う上で、よく使われる言葉に「到達率」がありますが、2つの意味合いが混合されていることが多くあります。 それは、”Delivery Rates” と ”Deliverability” です。 Delivery Ratesとは、GmailやHotmailといったESP(Email Service Provider)のサーバを経由して受診者のメールアドレスにメールが届いたかどうか、ということであり、送信者はその結果を把握することができます。*Benchmark Emailの日本語の表記では「エラー」が該当 一方のDeliverabilityは、届いたメールが受信者のメールアプリケーションのどこに振り分けられたのか?を意味します。それが受信ボックスなのか、スパムフォルダーなのか、それを送信者が把握することはできません。 ESPによってメールを振り分ける基準(アルゴリズム)は異なり、またそれは変化します。ESPはメールアドレスの保有者(読者)に安全なメールを届ける為、何重にもフィルターをかけて、マシーンラーニング、AIなどのテクノロジーを駆使してスパムメール、フィッシングメールの検知に努めています。スパムメールなどの手法が変わる度に、それに応じたアルゴリズムの変更を行ってる為、昨日まで受信ボックスに届いていたメールが、次の日には別のボックスに届いてしまう、ということが起こるのです。 Deliverabilityに影響する5つの要素 具体的に、どの様な要素がDeliverabilityに影響するのでしょうか? ①Reputation (IP and Domain):送信元の評価 ESPは様々なテクノロジーを駆使して送信者の評価を行っています。メールの送信元(IPやドメイン)を信頼するための、Sender Reputation(送信者の評価)には時間がかかります。メール配信開始時にウォームアップ期間を設けるなど適切な手順が必要なだけでなく、読者が定期的にメールを開封・クリックするなど読者のメールへのポジティブな反応や、迷惑メール報告などネガティブな反応の少なさも大切です。 送信元の評価は、様々なツールで確認することができます。 参考:Google Postmaster Tools ②Authentication (SPF, DKIM and DMARC):認証設定 テクニカルな作業が必要なため、本日のセミナーでは詳細な説明は省きます。ESPに送信元への信頼を示すとても重要な設定です。 参考:メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC ③Sending Infrastructure:メール配信環境 メールを配信するシステムが、メールの作成や送信機能だけでなく、開封やクリックといったポジティブな反応や、エラーや購読解除、苦情数などネガティブな反応など改善に活かせるデータを取得できる必要があります。 ④List Collection and Management:リスト収集と管理 配信エラーは送信元の評価を下げてしまいます。配信先からオプトインを得ていることは必須ですが、そうであっても高いエラー率が出てしまう場合にはリスト収集方法に原因があるかもしれないため、リストの収集方法を注意深く見直してみることをお勧めします。 ⑤Content:メールの内容 Subject Line(件名)、Body(本文)、Sender Address(送信元メールアドレス)など全てが含まれます。例えばメール内の、外部サイトやSNSへのリンクもコンテンツの評価に大きく影響し、リンク先サイトの評価が低ければメールの評価が下がります。コンテンツが画像のみでテキストが無い場合などもESPがメールの内容を判断できないため、信頼できないメールであると認識されることもあります。 第二回のレポートでは、開封率アップにつながる購読者のエンゲージメントについてお話ししています(こちら)。 (関連記事) ・自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! ・これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~ ・自社ドメインの信頼性を守るために、メーリングリストは初めての配信前にチェックしよう! --- ### 機能アップデート:画像のリサイズ機能とダッシュボードのレポートが使いやすくなりました! - Published: 2020-09-13 - Modified: 2020-10-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information5/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ - Tags: デザイン, 画像, 機能アップデート こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です! この機能アップデート記事では、定期的に Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートは、下記の3点です。 ・ダッシュボードのレポートに「エラー」と「配信停止」の表示が追加 ・ドラッグ&ドロップエディタの「左メニュー」に画像のリサイズ機能が追加 ・ボタンリンクのリンクタイプが選択可能に 動画でも内容を簡単に説明しています。3分程で確認可能ですので、ぜひご覧ください。 1. ダッシュボードのレポートに「エラー」と「配信停止」の表示が追加 ダッシュボードに表示される直近のメールレポートで「エラー」「配信停止」の確認ができるようになりました。 直近のメール配信結果を一目で比較することもでき、より詳しい結果についてはこれまで通り該当のレポートをクリックすることでレポート画面に遷移して確認が可能です。 2. ドラッグ&ドロップエディタの「左メニュー」に画像のリサイズ機能が追加 これまでは、「編集」より画像エディターへ遷移し画像のリサイズを行う必要がありました。しかし今回のアップデートでは、ブロックの「左メニュー」に設置された「画像の横幅」を左右にスライドさせることで簡単にリサイズが行えます。 エディター上で実際に画像サイズを確認しながら調整が行えるため、全体のメールデザインのバランスが整えやすくなりました。 3. ボタンリンクのリンクタイプが選択可能に ボタンにリンクを挿入する際に、リンクタイプを設定することが可能になりました。 選択可能なリンクタイプは以下となります。 ウェブサイトURL メールアドレス 電話番号 アンカーの追加 「コンテンツ」タブの「リンクタイプ」より1つご選択ください。 また、画面上部の「リンクの挿入」からリンクを挿入する場合も同様にリンクタイプの選択が可能です。 是非、今回追加された新機能を今後のメール配信にお役立てください。 (関連記事) ・機能アップデート:登録フォームにスパムを排除するための「reCAPTCHA機能」搭載! ・ランディングページ機能追加!HTMLメールと同じく簡単にWebページを作成できます --- ### BtoCとBtoBメルマガの違いとは?メルマガで押さえたいポイントを解説 > BtoCメールとBtoBメールでは、読者の特徴もメール配信方法も異なります。どんなターゲットに向けて配信をするのか理解し、読者のニーズや弱点を掴むと商品のアピールポイントも押さえられます。BtoBとBtoCではどんなメルマガ施策が効果的なのでしょうか。 - Published: 2020-09-07 - Modified: 2021-07-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/b2c-emails-vs-b2b-emails/ - Categories: メールマーケティング - Tags: メールマーケティング, メルマガ, BtoB, BtoC, 購入, サイクル, 違い, 特徴 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “B2C Emails vs. B2B Emails” を基にしています。 BtoCメールとBtoBメールでは、読者の特徴もメール配信方法も異なります。 メール配信をするにあたって重要なことは、読者を定義づけることです。どんなターゲットに向けて配信をするのか理解し、読者のニーズや弱点を掴むと商品のアピールポイントも押さえられます。読者を定義する上では、まず最初に相手が企業なのか個人なのかを確認しましょう。 それでは早速、BtoCとBtoBメールの特徴を解説していきます。 BtoCメールの特徴とは BtoCメールでは、読者の購入意欲を高めるようなメールを作成することを心がけましょう。 自分で登録しているブランドなどのメルマガを、いくつか思い返してみましょう。メールにはセール告知やクーポン情報など、プロモーションが含まれているのではないかと思います。お気に入りのブランドやメーカーの商品のお得な情報は読者にとって価値があるため、読まれやすいのです。 クーポンなどのお得な情報と同様に、画像や動画も、読者が好んで見てくれる傾向にあります。また、ブランドのイメージやWebサイトのトーンと合わせるのも大切ですが、ユーモアな一面も少し入れてみると良いかもしれません。個性があって面白いメールは読まれやすく、ファンもつきやすいです。 消費者が購入に至るまでのサイクルは? BtoCメールの場合、読者の感情が直接購入に繋がることが多いため、購入までのサイクルはBtoBよりも短くなります。消費者は「欲しい」と感じた時には先延ばしにすることなく購入する傾向にあります。そのため「欲しい」と感じたタイミングでセール情報が送られてきた場合は、さらに購入までのサイクルを早めることができます。 BtoCのメールを送るべきタイミングは? BtoCメールにおいて、消費者の購入頻度が高くなる週末や連休は、メールマーケティングを積極的に活用できるチャンスです。消費者がセールや割引情報をよく見るタイミングでもあるので、そういった読者の注目も上手く活かすことができます。さらにメールの内容に「今だけのSALE」など緊急性を持たせることで、短期間の購入サイクルを生み出すことができます。 BtoCメールを配信するのに最適なタイミングは、扱っている商品・サービスや、各メルマガのゴールを何に設定しているかによって変わってきます。メルマガの効果もその時々で変化があるものなので、Web上で公開されているような平均コンバージョン率も、鵜呑みにはせず参考にするくらいがちょうどいいかもしれません。配信の度にタイミングをずらし、テストを続けて少しずつ質の良いメルマガにしていきましょう。 BtoBメールの特徴とは BtoBメールで訴求すべき内容は「コストパフォーマンス」と最終的に得られる「利益」です。 企業がその商品の購入を検討する上で知りたいことは、①できなかったことができるようになるか、②仕事が簡単になるか、③長期的に利益を生み出してくれそうか、の3つです。 BtoCのメールよりはビジネス向きな言葉遣いや表現でメールを作る必要はありますが、会社やブランドのイメージにあった口調や言葉遣いで配信することをお勧めします。また、企業であっても購入決定の判断は人が行うため、ユーモアさやクリエイティブさを加えることで、親しみやすい印象を与える効果もあります。 企業が購入に至るまでのサイクルは? 企業の購入サイクルは個人の消費者に比べ、かなり長くなります。購入するためには社内稟議を通し、上からの承認を得なければなりません。そのため、担当者は社内の関係者が納得できるように、その商品やサービスについて有益な情報を集める必要があります。BtoBメールを作成する際は、情報を充実させて様々なコンテンツを取り入れるようにし、担当者が自信を持って上司にプレゼンできるようにサポートしてあげましょう。 BtoBメールを送る際の注意点は? 相手が企業の場合も、読者が行動を起こしやすいタイミングというのは必ずあります。数回はテストで配信をして、どんなタイミングで配信すると購入に繋がりやすいのか分析してみましょう。 ただし、 BtoBメールにおいては短期間で何通ものメールを配信するのは控えた方が良いです。配信頻度が多いと面倒になってしまったり、購入するか検討をしている担当者に鬱陶しいと感じてしまう可能性があるためです。忙しい担当者でも読めそうな頻度で、できるだけ企業にとって価値のある情報を配信しましょう。このように、購入までのサイクルが長い企業の場合は、メールの配信頻度を落とすのも効果的な手段となります。 メール配信を最大限活用しましょう メールマーケティングで成果をあげるには、どんな読者でも満足できる内容のメールを配信することが大切です。そのために、まずはどんなターゲットに向けたコンテンツを作成するのかをきちんと理解しましょう。 ターゲットに向けて最適なタイミングでコンテンツを届けるには、ステップメールなどのオートメーション機能も便利です。 関連FAQ:オートメーション(ステップメール / アクションメール)とは何ですか? 関連動画:オートメーションの作成 メールを活用して、商品やサービスを効果的にアピールしてください。 (関連記事) ・SNSからメルマガへ繋げる工夫が光るNY発セレクトショップUNION TOKYOの事例 ・メールのリンククリック率30%以上!創業手帳が行うBtoB向けメールマーケティング --- ### 最新のメルマガトレンド5つのポイント - Published: 2020-08-23 - Modified: 2020-10-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-trends-2020/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールデザイン - Tags: メールマーケティング, デザイン, 動画 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “6 Email Marketing Trends for 2020” を基にしています。 近年のデジタルテクノロジーの中でも、メールは飛躍的な進歩を遂げています。それと同時に、読者の求めるものも進化し、多様化してきました。 今回は、読者の期待に応え続ける最新のメルマガトレンドを5つご紹介します。 メルマガトレンド1. 洗練されたデザインであること メルマガのデザインはブランドの顔とも言えるため、優れたものであればあるほど効果的です。 最近の読者はデザインに敏感な人も多いため、洗練されていないフォントやカラーを使ってメルマガを送ってしまうと、それだけで企業のイメージを損ないかねません。 内容が重要なのはもちろんのこと、これまで以上にデザイン面を重要視していく必要があります。 メルマガデザインの基本的なポイントを知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。 こちらの記事には、海外のメルマガ事例が満載です。 以下の記事で紹介している画像の加工も、デザインの魅力を引き立たてるのに役立ちます。 メルマガトレンド2. 読者の多様性を尊重するデザインであること 性別や年齢、宗教、言語、障がいの有無、人種など、読者には一人一人様々なバックグラウンドがあります。こうした多様性を理解・尊重した上で普遍的なデザインを作成する手法を、インクルーシブデザインと言います。 幅広いユーザーに楽しんでもらうためには、例えば下記のことに気をつけるなどが挙げられます。 ・大きめのフォントを使う ・論理的な順番でコンテンツを配置する ・動画には字幕をつける 最近はさまざまなWebサイトでインクルーシブデザインが採用されることが増えています。メールへの適用はまだ進んでいませんが、今後メルマガにおいても重要となってくることでしょう。 メルマガトレンド3. 動画を活用していること メールに動画を入れるというのは今に始まったことではありません。しかしメールのクリック率が飛躍的に上がるなど、動画の活用効果への認識が年々広がってきています。 メールマーケティングで動画を活用するためのポイントは、動画を短くして要点を押さえておくことです。動画は楽しませるだけのものでなく、有益なものでなければならないので、読者にとって本当に価値のあるものを盛り込むようにしましょう。 「動画作成」というとハードルが高く感じられる方も多いかと思いますが、難しく考える必要はありません。興味を持っていない人も対象のテレビコマーシャルと違って、ユーザーとの関係性ができているメールに使う動画は高品質である必要はないのです。 まだ活用ができていない方や動画作成でつまずきを感じている方は、こちらの記事をぜひ参考してみてください。 メルマガトレンド4. ユーザー生成コンテンツ(UGC)を利用していること 顧客体験の共有は、最高のマーケティングツールの1つです。ユーザーがあなたの商品やサービスを利用した後にレビューをしたり写真を投稿したりすることで、共感度や企業への信頼度が上がります。 体験の共有は宣伝以上の効果があり、顧客の購買意欲に強い影響を与えます。そのため、肯定的なレビューやSNSへの投稿など、ユーザーが作成したコンテンツをメルマガで紹介すると効果的です。 メルマガトレンド5. 双方向コミュニケーションができ、わくわくするものであること 読者のコンテンツへの関わり方は、一方向から双方向のコミュニケーションに変化しています。 メールをただ読んでもらって終わりとするのではなく、メルマガにクイズやパズルを組み込む、プレゼントが当たるコンテストを開催してメルマガでお知らせをする、など読者をわくわくさせる取り組みも増えています。 例えばスターバックスでは、ロイヤルティプログラムに初めてサインアップした人に、1杯分のドリンクが無料になるプロモーションコードが届きます(下記記事参照)。 読者の興味を引くことで購買行動への動機付けをするこの方法は、コンバージョンやリピート顧客を獲得しやすくします。93%のマーケターが、こうした戦略は非常に効果的だと認識しています。 最後に この記事では、最新のメルマガトレンドについてご紹介してきました。 今後は上記のトレンドに加え、AIの活用もさらに進んでいくと思われます。データ収集や分析、パーソナライズされたデータの提供など、時間と労力のかかる仕事はAIが行い、価値のあるコンテンツやイベントの企画など、マーケターが自分にしかできない仕事のみに力を注げる時代が来ています。 進化し続けるメールマーケティングの動向に、今後も注目していきましょう。 (関連記事) ・ぜひ真似したい!メルマガのコンテンツアイディア5選 ・人気ファッション誌VOGUEから学ぶ!6つのメールマーケティングトレンド ・非常時にメールマーケティングで出来る6つの対応例 --- ### 開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール - Published: 2020-08-03 - Modified: 2022-11-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/the-rules-for-creating-headlines-from-the-copywriting/ - Categories: メールマーケティング, 開封率・到達率 - Tags: 件名, 開封率, コピーライティング こんにちは!カスタマーサクセス担当の山本です。 今回はメルマガの件名の重要性と、効果的な件名作成のステップについて解説します。 件名はなぜそんなに重要か? メールの配信時に、毎回メールマーケターの方々を悩ませる作業として「件名の作成」があります。 現在最も利用されているメールクライアントであるGmailを例に挙げると、受信BOXでは以下の4項目が表示されています。 ①タブ ②送信元 ③件名+本文プレビュー ④受信時間 このうち、①のタブはGmailの判断で振り分けられるものなので配信する側ではコントロールができませんし、②の送信元や④の時間も開封率にとって非常に重要ですが毎回変えるものではありません。 一方、画面の中の一番大きな面積を占めているのが件名と本文プレビューで、ここに関してはメールごとに新しい内容を作成する必要があります。 なお、件名はPCとスマホで表示される文字数は変わりますが、両方を考慮すると最初の20文字以内に重要なキーワードを設置し、長くても30文字以内程度で簡潔にまとめるのが良いでしょう。また、本文プレビューは、Benchmark Emailでは任意の内容を設定することができます。詳しくはこちら。 今回は、メールマーケターが毎回件名を考える労力を軽減するため、ジョン・ケープルズの『ザ・コピーライティング』を用いて、実際のテストを経て科学的に証明された「見出し」部分の書き方を解説します。ジョン・ケープルズはアメリカの広告業界で58年間も活躍し続けた人物で、「広告の父」オグルヴィも絶賛した名著です。 『ザ・コピーライティング』では主に広告での「見出し」部分の重要性が語られていますが、ここで使われているテクニックはメールマーケティングの「件名」部分に十分に活用できます。 ジョン・ケープルズ流、見出し作成法 ジョン・ケープルズは、見出しの作成には5つのルールがあると解説しています。 〜見出し作成の5つのルール〜 ①得になること ②新情報 ③好奇心を刺激すること ④明るい面・プラス面から書くこと ⑤手っ取り早く簡単であること ①得になること 読者にとって「得になる」情報が含まれているかは、見出し作成のルールの中でも最も重要だとジョン・ケープルズは主張しています。 「得になる」情報というのは、例えば下記のような件名です。 例) ・自宅にこもっていても-5kg痩せる方法 ・売り込んでいないのに、勝手にサービスが売れていく仕組みとは? ・【20%OFF】新作もまとめてセール【〜5/31まで】 これらの件名には、「健康」「お金」「知識」などそれぞれの分野で、読者にとってお得な情報が入っています。「-5kg」や「20%OFF」など、具体的な数字を入れるとさらに現実味や信憑性が増します。「このメールは自分にとってプラスだ」と読者が思えるポイントが入っているかどうかで、開封率は大きく左右されるのです。 ②新情報 メールの内容が新着情報だと分かると、読者の目に留まる傾向があります。 例) ・【発売開始】あの人気ブランドのカジュアルスーツが新登場 ・ついに始動!SNS特別講座が7月からスタートします ・【発見】ヒットしたダイエット商品の共通点3つ このように新しく商品を発売する際や、アンケートやデータ収集などで明らかになった情報は「新情報であること」を強調して書くと読者へのアピールとなります。 ③好奇心を刺激すること 「なんとなく面白そうだな」「一体どんな内容が書かれているのだろう?」と読者の関心を引く言葉を選ぶことも重要なポイントです。 例) ・こんな時、あなたならどうしますか? ・無駄なミーティングは、なぜ減らないのか? ・私が会社を辞めて料理教室を始めた理由 好奇心を刺激する時の工夫として、上記のように疑問文にして読者に問いかけるというのも有効です。「“こんな時”って、一体どんな時だろう?」「正解は何だろう?」と興味を引くことができるからです。 ただし、ジョン・ケープルズはこの「好奇心を刺激する」要素のみを取り入れるのではなく、「得になること」や「新情報」と組み合わせて使うことが重要だとしています。読者が「読む理由」を見つけやすいためです。 ④明るい面・プラス面から書くこと ネガティブでマイナスな表現・事柄が書かれていると、読者はわざわざメールを読もうと言う気になりません。 ほとんどのメールの件名では、明るい事柄やポジティブな表現が使用されているため、この点についてはそれほど深く考える必要はありません。ネガティブな表現とは、例えば下記のような見出しです。 例) ・本を読んだだけで満足していませんか? ・いつも行動に移せない人のパターンとは 読者は自分にとってプラスになる物に時間を割きたいので、不要な情報と認識されるとそのメールはスルーされる可能性があります。ネガティブな事柄が含まれてしまう場合は、下記のようにまずはポジティブな側面から記載します。 例)「いつも行動に移せない人のパターンとは」→「すぐに行動に移すために、捨てるべき習慣」 ⑤手っ取り早く簡単であること 最後に、手っ取り早く簡単であることです。どんなに「得になる」情報であっても、読者に「自分でも簡単に実践できそうだな」と思ってもらえないと、自分には関係ないことだと認識されてしまう恐れがあるため、これも重要な要素です。 例) ・知っておくと便利!簡単ですぐにできるお弁当の詰め方 ・自宅で出来る筋トレ!1日20分 × 2週間で腹筋を作ろう さらにここで重要なのは、「情報に信憑性があるか」です。手っ取り早く簡単でも、「1日で-5kg痩せます」「これさえ読めば楽々収入アップ」といったような話が上手すぎる内容は当然信用されません。きちんと事実に基づいており、誰でも挑戦できそうな簡単な内容であることが理想です。 実践!件名を考えるときのステップ 次に、Benchmark Emailでおすすめしている見出し作成のステップをご紹介します。前章の見出し作成ルールを踏まえた上で、ステップに沿って実践してみましょう。 ステップ0. 本文をまず書き終える まずはメールの本文を最後まで完成させます。 ステップ1. メールで最も伝えたいワードを書き出す 次に、完成したメールの中でも伝えたい情報(ワード)をピックアップします。 例)「10%オフ」「セール」「夏物アイテム」「ジーンズ」「7/31まで」など ステップ2. それらのワードに優先順位をつける ピックアップしたワードを、アピールしたい順に並べ替えてみましょう。 例)①「10%オフ」②「夏物アイテム」③「7/31まで」④「セール」⑤「ジーンズ」 ステップ3. はじめの15〜20文字を書く それでは早速書いていきましょう。 初めの数や文字は確実に読んでもらえる場所なので、優先順位の高い言葉は出来る限り前の方に入れます。また、ここまででで大まかな内容が予測できるようにしておきます。 例)10%オフ!夏物が今だけ限定SALE(〜7/31) ステップ4. 件名の続きを、残りのワードを使って書く あとは残りのワードを足しましょう。 例)10%オフ!夏物が今だけ限定SALE(〜7/31)ジーンズはさらに5%引き また、ステップ2でワードが多く出てきてしまった場合は、長い件名を書いてから不要な部分を削る方法もあります。 「10%オフ。夏物アイテムが今だけ限定SALE(〜7/31まで)ジーンズはさらに5%引き!次回以降使える割引クーポンもプレゼントキャンペーン中」 →今回のメールで最も伝えたい部分はどこか考え、絞っていく 「10%オフ!夏物アイテムが今だけ限定SALE(〜7/31まで) 「10%オフ!ジーンズはさらに5%引き!夏物アイテムが今だけ限定SALE(〜7/31まで)」など ジョン・ケープルズも本書の中で見出し作成のコツを紹介しています。 「見出しをたくさん書いてから1番いいものを選ぶこと」 「書いた見出しをひと晩寝かせ、次の日にまた読んでみる」 引用元:ジョン・ケープルズ(2008年)『ザ・コピーライティング』ダイヤモンド社(p. 94) 考えが煮詰まった時や良い件名が決められない時には、少し時間を空けてから戻ってきてみると、客観的な思考で判断出来ることがあります。ぜひ、実践してみてください。 それでも迷った時は、テストをしよう ここまでジョン・ケープルズの見出し作成の考え方や、Benchmark Emailでオススメしている件名考案のステップをご紹介してきました。 それでも件名作成はメール毎に行う必要があるため、迷ってしまうことがほとんどかと思います。 Benchmark Emailでは、「A/Bテスト」機能によって簡単にテストが行えます。「A/Bテストは、配信リストの中から一部の割合のアドレスに対し2種類の異なったメールを配信し、結果が良かった方を残りの全員に配信できる機能となります。件名のみテストを行うことも可能です。 A/Bテストについてはこちらのブログにて詳しく解説しております。 関連記事:開封率アップへ!メルマガのA/Bテストをするときに必要な考え方を図解で説明 今回参照した『ザ・コピーライティング』も同様に、テストを繰り返し、実際に結果が良かった見出しの特徴を分析した内容となっています。個人的な意見や、過去に誰かが主観で言っていたアドバイスに基づく非科学的なものではありません。 今後私たちが新しく見出しを作成する際も、できる限り事前のテストを行うことが結果を出すためには重要だと書いています。A/Bテストを活用し、顧客に響く件名の特徴を掴んでいきましょう。 (関連記事) ・メルマガ平均開封率レポート【最新版】 ・【ワークショップレポート】開封されるメール件名に必要なラベル表現とインサイト表現とは? ・開封率が3倍に! メルマガの開封率を上げるために大事な3つのポイント (英語圏に向けて配信している方はこちらもご参照ください) ・5 Subject Line Tips that Truly Work(英語) --- ### 知らなきゃ損!画像エディターの必須機能と5つのステップ - Published: 2020-07-27 - Modified: 2020-07-30 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-edit-email-images/ - Categories: 機能・便利ツール, HTMLメールデザイン - Tags: htmlメール, デザイン, 画像 こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です。 Benchmark Emailのメールエディターには、挿入する画像を自由に編集できる高機能な画像エディターがついています。 画像エディターでできることは様々ですが、今回はその中でも知らなければ損をする重要な機能5つを、おすすめの加工順にご紹介します! ステップ1 補正オプション まずは補正オプション。 画像の明るさや彩度などのベーシックな補正に加え、露出、色温度などさらに細かい補正が可能です。 少しだけ調整したい場合や、細かく指定したい場合にご使用ください。 関連FAQ:補正オプションの説明 ステップ2 フィルタ フィルタを使用すると簡単に画像の色や雰囲気などを変えることができます。数多くのフィルタからお好みのものをお選びください。 フィルタ効果の強弱も調整可能です。 関連FAQ:フィルタの説明 ステップ3 テキストデザイン テキスト挿入もテキストデザインを使用するとデザイン性がUPします。 様々なテキストデザインからお好みのものをお選びください。サイズの変更も可能です。 ※それぞれのアイコンのクリック毎に数種類のパターンに切り替わります。 関連FAQ:テキストデザインの説明 ステップ4 ぼかし 背景をぼかすことで画像の一部をフォーカスさせることが可能です。 画像に奥行きを出したいときにも効果的です。 関連FAQ:ぼかしの説明 ステップ5 切り取り&リサイズ 最後に、画像のサイズを調整しましょう。余分な部分を切り取り画像全体のバランスを整えます。 サイズのみの変更ももちろん可能です。 関連FAQ:切り取り&リサイズの説明 実際に画像エディターで5つの編集ステップを行なった結果 画像エディターを駆使して、実際に画像を編集してみました。 編集前 編集後 補正オプションで明るさを上げ、フィルタで「Vintage」の「Front」を適用し、テキストデザインを挿入、ぼかしを「リニア」で入れてみました。 そのままの画像よりも、あたたかみと柔らかさがでていますね。あとはこれをこのままメールに挿入するだけです! 画像エディターをまだ使ったことがない方は、ぜひ活用してみてください。 関連記事:アニメーションを利用して魅力的なLPを!ランディングページのエディタ操作方法を解説 --- ### プロクリエイター顔負け!スマホで画像加工ができるアプリ5選 - Published: 2020-07-15 - Modified: 2021-04-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/5-best-photo-editing-apps-for-smartphone/ - Categories: 機能・便利ツール, HTMLメールデザイン - Tags: htmlメール, デザイン, 画像, スマホ こんにちは、株式会社BESです。最近、SNSを開くとクオリティの高い投稿が多く、プロと一般ユーザーの見分けがつかないことも増えてきました。 その最大の要因は、スマホの標準カメラの性能が格段に上がったことです。また、それに伴い画像加工アプリの進化もとどまるところを知りません。 芸能人、人気インスタグラマーはもちろん、企業や一般ユーザーでも最新の画像加工アプリを駆使し、プロ顔負けのコンテンツを作成できるのが当たり前になってきています。 そこで今回は、SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している株式会社BESから、プロ顔負けのハイクオリティな画像制作ができるおすすめアプリをご紹介します。 スマホ1台でプロクリエイターのような、おしゃれで綺麗な画像制作ができるようになります。「撮影したい素材はあるけどなぜかおしゃれに撮れない... 」とお悩みでしたら、前回記事でご紹介した撮影方法と合わせてご活用ください。 現代ユーザーに好まれるコンテンツとは SNSやメルマガで情報を発信するとき、「誰に」「何を」「どう伝えるか」を意識していますか? どんなにおしゃれでプロ並の画像加工ができるアプリを使って綺麗なコンテンツを配信したとしても、ターゲット層の好みや傾向をきちんと理解した上でコンテンツの方向性を考えていないと、狙いたいターゲットに響かずに終わってしまいます。 アプリの機能を存分に活用するためにも、小手先のテクニックだけではなく、まずはコンテンツの方向性をしっかりと考えて、魅力を十分に伝えられるようになりましょう。 SNSで情報収集するのが当たり前になっている今、ユーザーに響くコンテンツのカテゴリは大きく分けて2つあります。 ①世界観を重視したコンテンツ フォロワーや企業のファンになってもらうには、「世界観」を創ることが重要です。 世界観とは、どんな企業なのか?どんな投稿をしているのか?を伝わりやすく表現すること。いわゆるブランディングの一つです。 ターゲットへの刺さり度合いを重視して、きれい/かわいい/シンプル/シックなど、自社ブランドのイメージ・カラーのトンマナをそろえましょう。 例えば、商品の写真はモノクロ、スタッフの写真はキラキラな自撮りのように、統一感のない投稿していると、見ている人からしたら何を伝えたいのかよくわかりません。 どんな人(企業)がどんな投稿をしているのかをわかりやすくすることが、世界観を創ることに繋がります。 ブランディングを意識した世界観創りが上手なInstagramアカウントをご紹介します。 h a n d m a d e b a g(naho_nakanishi) オリジナルのバッグやアクセサリーを製造・販売している、なかにしなほさんのアカウント。 世界観を崩さないよう、商品の投稿ばかりではなく、風景や文字だけの投稿も定期的に行っている。また、フィルター加工やテキスト背景の色味、商品を際立たせる小物の色などを同系色でまとめ、世界観作りに徹底している。 ②有益性を重視したコンテンツ 写真だけでは伝えられる情報に限界があります。伝えたいことが多い場合は「写真+テキスト」で説明を補足し、画像に「有益性」を加え、メディア化する方法がおすすめです。 具体的に有益性とは、 ・ユーザーにとって新しい情報(トレンド情報、セールス情報 など) ・生活が豊かになる情報(ダイエット情報、着回しコーデ術 など) ・悩みが解消される情報( 簡単一品レシピ、肌のトラブル解決 など) のいずれかの要素を取り入れた情報のことを指します。 有益性を意識したクリエイティブ作成が上手なInstagramアカウントをご紹介します。 michill(ミチル)(michill_official) オトナ女子向けのライフスタイルメディアmichill公式アカウント。 毎日コーデやキレイめコーデなどのトレンド情報が満載で、ファッション雑誌を読んでいるような満足感が得られるアカウントとなっている。また、商品の価格などの情報も画像から得られるので、購入意欲が湧きやすい。 以上のように、ユーザーに響くコンテンツは①世界観を重視したコンテンツ ②有益性を重視したコンテンツの2つです。どの媒体で発信するかにかかわらず当てはまることですので、コンテンツ制作の際は意識しましょう。 【SNS SCHOOL】では他にもコンテンツ制作におけるさまざまなテクニックをお伝えしています。ご興味のある方はこちらをクリックしてください。 次に、この2つのカテゴリを意識したコンテンツ制作に役立つおすすめアプリをご紹介します。 どれもスマホのアプリだけで操作できるので、この記事を読み終えたらぜひダウンロードしてみてください。 簡単操作で美味しさ倍増!【Foodie】 食べ物を美味しそうに撮影できるアプリです。 <こんな方におすすめ> ・食べ物をメインに撮影したい ・被写体ごとに細かくフィルターを使い分けたい ・簡単におしゃれな構図の写真に仕上げたい <おすすめ機能> ・食べ物の写真に特化した30種類以上のライブフィルター おいしく、ポジターノ、スパークリング、ピクニック、スウィート、フレッシュ、ニクニク、ロマンティック、サクサク、もちもちなどの細かなニュアンスを再現できるフィルターが豊富です。 ・料理を真上から撮影するときに役立つベストアングル機能 カメラが水平になっているかどうかを色でお知らせしてくれて、グルメ情報誌などで見られる”真上撮り”が簡単にできます。 <アプリ加工例> 元画像→暗くて温かみがなく、あまり美味しそうとは思えない印象。 加工①(YU3)暖色を強調するフィルターを使い、美味しそうな印象に。 加工②(CR2)レトロ感のあるフィルターを使い、おしゃれな雰囲気に。 ▶アプリの詳細はこちら 温度感もサイズもこれひとつで!【InstaSize】 トリミング、フィルター加工、色補正、コラージュ、顔補正などがこれひとつでできる多機能アプリです。 <こんな方におすすめ> ・できるだけ1つのアプリで完結したい ・1枚の画像に複数の写真を入れたい ・スナップ写真を綺麗に仕上げたい <おすすめ機能> ・プロフェッショナルフォトエディター 写真を完全な比率(正方形のサイズ)にトリミングしたり、写真や動画にテキストを追加したりできます。 ・コラージュ作成 オリジナルのフォトグリッドで写真編集したり、簡単にコラージュ写真やレイアウト作成ができます。 ・ビューティーカメラ ビューティー専用フィルターセットで、自然な美肌補正や目と顔のバランス調整などができます。 ・フィルタとフィルタエディタ フルスクリーンカメラで大きな写真を撮って、素早く写真をスナップ、編集できます。 写真の色を変更して、ヴィンテージカメラのように仕上げることもできます。 <アプリ加工例> 縦長の写真に枠を付け、美肌フィルターをかけてテキストを追加しました。 1枚目よりもアンニュイなカラーリングになり、おしゃれな雰囲気になりました。 ▶アプリの詳細はこちら プロ並のデザインに仕上がる【Canva】 用途に合わせたサイズ別にテンプレートが用意されていて、簡単に綺麗でデザイン性の高い画像作成ができるアプリです(デスクトップでも利用可能)。 <こんな方におすすめ> ・手軽にプロ並の投稿にしたい ・簡単な操作で綺麗な画像を仕上げたい ・オンラインキャンペーンや店頭ポップ作成にも利用したい <おすすめ機能> ・100万種類以上のデザイン 100万種類以上のテンプレートデザインからカスタマイズでき、自分のカメラロールから選んだ画像や外出先で撮った写真をデザインに取り込むこともできます。 ・写真編集 あらかじめセットされたフィルターで写真を編集することも、明るさ、コントラスト、彩度、色合い、ぼかし、クロスプロセス、ヴィネットコントロールなどを使ってより高度な編集をすることも可能です。6000兆以上のオプションがあるので、選ぶものがなくて困ることはありません。 ・写真にテキストを加える デザインにテキストやキャプションを追加できます。100種類以上のフォントからスタイル、トーン、伝えたいことに合ったものを選び、文章のフォントのサイズ、色、行の高さ、行間幅、配置、位置、回転を調整して、デザインの見た目を整えられます。 ・シェアと発行 Facebook、Twitter、Pinterest、Instagramなど、SNSで直接シェアできる機能が備わっています。 デザインを自分のカメラロールに保存して、メール、ショートメール、メッセージアプリなどで簡単にシェアすることもできます。 <アプリ加工例> 加工前はシンプルな印象ですが、テンプレートを使用してフォントも柔らかにすることで、おしゃれでこなれた雰囲気になりました。 ▶アプリの詳細はこちら カラー強調で印象的な画像に仕上げる【Color Tune】 強調したい色以外をモノクロに加工できるアプリです。 <こんな方におすすめ> ・印象的な写真に仕上げたい ・フォトショップを使ってみたいけど、難しくて手が出せない <おすすめ機能> ・たった2ステップで完了 画像を取り込むとモノクロの状態でスタートします。 ①カラーを出したい部分をなぞる ②はみ出した部分などの細かな修正 これだけで、カラーを強調した印象に残る写真に仕上がります。 <アプリ加工例> 加工前は柔らかな印象の写真ですが、箱以外をモノクロにすることで、青い箱が主役のモードな印象の写真になりました。 細かな操作でワンランクアップ!【Adobe Photoshop Lightroom】 カラー効果、明瞭度調整、ノイズ低減など、無料でありながらPC版と比べて遜色ないほど優れた編集機能を持つカメラアプリです。 <こんな方におすすめ> ・フィルターよりも細かく色味を調整したい ・素材を活かして綺麗な画像に仕上げたい ・せっかくなら学びながら高度な編集もできるようになりたい <おすすめ機能> ・写真編集 世界最高水準の写真編集ツールで、細部まで自由自在に写真を加工できます。また、スライダー操作で直感的に写真編集ができるので、簡単に思い通りの仕上がりになります。切り抜きと回転ツールを使うことで、適切なサイズ、アスペクト比をすぐに見つけることができます。 ・充実したチュートリアル フォトグラファーが提供するステップごとのレッスンで、編集テクニックを学ぶことができ、基本的な編集方法を短時間で身につけることができます。 <アプリ加工例> 彩度、色温度、明瞭度、シャドウなどを操作し、柔らかな印象の写真に仕上げました。 ▶アプリの詳細はこちら 今回は、スマホ1台でおしゃれな画像に仕上げることができるアプリを5つ紹介しました。簡単で直感的に使えるアプリを厳選してお伝えしましたので、ぜひ使ってみてください。 また、アプリを使うだけでなく、ターゲット層の好みや傾向をきちんと理解した上で、コンテンツの方向性を考えることも大切です。「誰に」「何を」「どう伝えるか」を意識して、相手に伝わる画像が作成していきましょう。 株式会社BESについて 株式会社BESでは、代表田中千晶を中心に、数多くの企業様に向けてSNS運用のコンサルティング兼運用代行を行っています。 現在、SNSアカウントの運用や投稿についてお悩みの方に向けて、SNSの無料診断キャンペーンを実施中(※初回、30分限定)。プロとしてソーシャルマーケティングに10年以上携わる、代表田中よりアドバイスさせていただきます。 無料診断をご希望の方は、下記フォームの必要事項をご入力の上、お申し込みください。 ※TwitterやInstagram、LINEといった集客目的のSNSはもちろん、リモートワークツールやチャットツールをはじめとする社内SNSや、営業パーソン1人ひとりのSNS活用に関するお悩みにもお応えしております。 (関連記事) ・SNS&メールマーケティングで活用! どこでもスマホで簡単にできる写真撮影のコツを一挙大公開! ・非常時のSNS利用のポイントと注意点とは? ・Instagram運用のポイントを詳しく解説!メールマーケターが知っておきたい最新のSNS活用法 --- ### アニメーションを利用して魅力的なLPを!ランディングページのエディタ操作方法を解説 - Published: 2020-06-29 - Modified: 2020-07-06 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-create-a-landing-page/ - Categories: 機能・便利ツール, HTMLメールデザイン - Tags: 登録フォーム, ランディングページ こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です! 先日リリース致しましたランディングページ機能ですが、既にたくさんの反響をいただいております。 今回はこのランディングページ機能について、「どんなページが作れるの?」「本当に簡単に作れるの?」といった皆様の疑問を少しでも解消するべく、ページ編集部分について詳しくご紹介していきます! ランディングページ機能って何?という方は、下記をご参照ください。 関連FAQ:ランディングページとは何ですか? ランディングページの編集 それでは早速「デザイン」よりページを編集していきたいと思います。 ①カラム・コンテンツの配置 まずランディングページに入れたい情報を決め、全体的な配置構成を決めていきます。 編集画面では右側に実際のランディングページ、左側にページデザインのベースとなるカラムやコンテンツが表示されており、それぞれドラッグ&ドロップでランディングページに配置していきます。 ②画像挿入 画像や動画もメールエディターと同じようにサクサク設置できます。 ③アニメーションを設定 そして是非活用していただきたいのがアニメーション機能です。 画像やテキストの表示に動きをつけ、より印象的で魅力あるページを作成することができます。 各ブロック毎にアニメーション設定を行うことが可能です。 アニメーションタイプ フェードイン、スライドインなど、様々なタイプのアニメーションからコンテンツに合ったタイプをお選びいただけます。 継続時間 アニメーションの継続時間を設定できます。 設定時間が長いほどスローに動きます。 配信間隔 ページが読み込まれてからアニメーションが開始するまでの時間を設定できます。 オフセット ブラウザウィンドウの最下部とアニメーション設定したコンテンツの間隔を設定できます。 この間隔に達した時点でアニメーションが開始します。 ④登録フォームの設置 更に、登録フォームの設置もとても簡単! 登録フォームブロックを配置し、配置したいフォームを選択するだけです。 ベンチマークアカウントで作成した登録フォームをそのまま埋め込めるので、このランディングページからメルマガ登録した購読者宛に、簡単にステップメールを送ることもできますね。 また、フォームを資料ダウンロードの入り口にすることで、そのままリード獲得も可能です。 テンプレートもご用意 とにかくスピーディーにページを作成したい方にはテンプレートのご用意もございます! テンプレートに沿ってコンテンツを挿入するだけでも本格的なランディングページの作成が実現可能です。 15分で一通り作成完了! 今回私が実際に作ったランディングページはこちらです。(クリックするとページに遷移します。) 作成にかかった時間は15分程度でした。 テンプレートは使っていませんが、サンプルで作ったページなのでかなりシンプルなものとなっています。 もちろん、更に内容を充実させデザインにもこだわれば、もっと魅力的なページを作り込むことも可能です! LP作成の参考動画(英語) 最後に、LP作成の参考動画を載せておきます。英語ですが、サクサク感が伝わるかと思います。 専門知識が一切不要でクオリティの高いページの作成が可能ですので、 是非ランディングページを利用してより効果的なマーケティングにお役立てください! (その他機能関連記事) ・登録フォームの悩みを解決!基本機能からトラブルシューティング・応用的な活用例まで一挙解説 ・多言語でのメルマガ配信、複数アカウントの一括管理に!サブアカウント機能の活用例 ・Zapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法 --- ### SNS&メールマーケティングで活用! どこでもスマホで簡単にできる写真撮影のコツを一挙大公開! - Published: 2020-06-03 - Modified: 2020-07-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/picture_sns_email_smartphone/ - Categories: HTMLメールデザイン, ソーシャルメディア - Tags: image, picture, camera こんにちは、株式会社BESです。全国に発令されていた緊急事態宣言がようやく解除されました。しかし新型コロナウイルスの流行は完全に収まったわけではなく、まだまだ在宅ワークが続く方も多いのではないでしょうか。機材や環境の備わったオフィスで作業ができないため、SNSやメールマガジンの担当者さまには、写真コンテンツの制作についてお悩みの方が多いかもしれません。 そこで今回はスマホでも簡単にできる写真撮影のテクニックをお伝えしたいと思います。少しの工夫するだけで、SNSやメールマガジンのコンテンツとして映える写真を撮影できるようになります。Webコンテンツに使用する写真制作でお困りの方必見です。 「SNS映え」の推移 「SNS映えする写真」といえば、「キラキラしていて派手な写真」。そう言われていたのは2017年ごろまでのこと。最近では、「シンプルでナチュラル、ゆったりとした雰囲気のある写真」が「SNS映えする写真」の条件になってきています。隙のない非日常的な写真よりも、きれいではあるが日常感のある写真の方が共感を生みやすくなっているのです。 写真に映し出されているのは「ストーリー」であるべき理由 上記の写真を見比べてみてください。どの写真が一番「ビールを飲みたい!」という気持ちにさせますか?その答えは、写真の「何を見ているか」によって変わってくると思います。 ①の写真を選んだ方は、泡がきれいにたっている感じやグラスが冷えている感じに惹かれたのではないでしょうか。 ②の写真は、ビールによく合う唐揚げをつまみながらひとりでゆっくり飲むビール、というようなイメージでしょうか。仕事終わりに一杯飲みたい方はこの写真を選ぶでしょう。 ③の写真は、アサヒビール好きな方に選ばれやすいでしょう。 ④の写真からは、ジョッキの重さが伝わってきます。居酒屋で飲むおいしいビールがイメージできますね。 ⑤の写真を見ると、仲間でワイワイ飲むビールがイメージできます。 このように同じ物・テーマでも、写真の映り方によって受け取る印象が全く異なります。つまり、写真にはストーリーがあるということです。SNSに投稿するときも、その写真を見る相手が「何を求めているのか・何に興味があるのか」を、きちんと見極める必要があります。 「シズル感」を活用して、ターゲットの購買意欲を刺激する 「シズル」とは、英語の擬音語で、肉を焼く時のジュージューという音をさします。そこから転じて、「購買意欲をそそられるような、五感を刺激する表現」を「シズル感」と、呼ぶようになりました。 例えば、おいしそうなハンバーグの写真を見たときに、肉が焼ける音まで一緒に聞こえてきたり、香ばしい匂いがしてきたりすることってありませんか?この「おいしそうな感じ」が、「シズル感」のパワーです。写真を撮るときも、この「シズル感」を意識するのが大切です。見た瞬間に「食べたい!」や「ほしい!」などの気持ちを刺激する写真が「SNS映え」するのです。 料理なら、料理中の過程を撮影したり、みずみずしい感じを出すために水滴が映るように撮影したり、湯気を映してみたりしてみましょう。あるいは、人が食べている様子を撮影することによって「シズル感」を出せます。 ほかにも、よい香りのする商品(香水やアロマオイルなど)は、そのにおいを連想させる果物を置いてみたり、壁紙を香りのイメージに合うような色にしてみたりするとよいでしょう。服も実際に着ているところや、他のアイテムとの組み合わせを撮影することによって、「着てみたい!」という感情を刺激することができます。 リアルで実用的な写真を載せる SNS投稿を見る人が、写真に求めているものは何でしょうか?「自分にとって最適・最高なものかどうか?」という情報です。冒頭でも触れましたが、最近はキラキラしていて派手なだけの写真は求められていません。ただ「おしゃれな写真」ではなく「実用的な情報を含んだおしゃれな写真」を求めているのです。 例えば、上記の写真。背景にこだわっていて、見栄えのいい写真です。ただ、この写真から得られる情報はほとんどありません。中身は漏れないのか、サイズはどのくらいなのか、実際に手に持つとどんな雰囲気になるのか、といったことが分からないのです。 一方で、上記の写真はいかがでしょうか?実際に手で持っていることや近くにカバンがあることで、持ち運んだときの雰囲気やサイズ感などがよくわかります。 大切なのは、売り手側から見た「商品のこだわり」ではなく、お客様から見た「商品を買いたくなる理由」が感じられるような写真を撮影することです。 スマホ写真のテクニック〜基本の撮影方法〜 「上手な写真を撮りたいけれど、本格的なカメラは持っていない」という方がほとんどではないでしょうか?本格的なカメラを持っていなくても、簡単なテクニックを使えばスマートフォンのカメラでおしゃれな写真を撮ることは可能です。 いくつかテクニックをお教えします。 ①撮影の準備 レンズが汚れていないかをよく確認し、画面上にグリッド線を表示しておきましょう。グリッド線とは画面上に表示される罫線のことです。この線を目印にすると被写体の位置などが掴みやすくなります。 合わせて、何を一番撮りたいのか、被写体の整理もしておきます。 ②ズームで撮影する ほとんどのスマホカメラは広角レンズが採用されているため、ズームせずに撮影するとモノやお皿が歪んで写ってしまいます。 ズームで撮影することで、歪みを解消することができます。 ③光源の位置を確認する 撮影をする際には光(太陽やライト)の位置が非常に重要になります。 光源の位置によって、様々な効果を期待することができます。 最もスタンダードなのは、被写体の正面に光源がある「順光」です。順光では、被写体に直接光が当たるため、色や形をはっきりと正確に描写することができます。 ④ベストポジションを探す モノや料理を撮影する場合は、構図や奥行きを意識するようにしましょう。 主役は何で、どんな角度から撮影するのが一番よく見えるのか検証してみましょう。 同じ対象でも何枚か撮影しておくと後で見比べることができます。 ⑤被写体にフォーカスを合わせる スマホの画面上をタップして、主被写体にフォーカスを合わせます。 全面を被写体で埋めるのは避け、3分の2程度を余白にしましょう。 スマホ写真のテクニック〜7つの構図の活用〜 基本的な撮影テクニックをお伝えしましたが、“あること”を意識するともうワンランク上の写真を撮影することができます。 その“あること”とは、「構図」です。写真の構図を意識することで、「写真を通して伝えたいストーリー」がよりわかりやすくなります。被写体に合わせた構図で撮影すると、写真のクオリティがグッと高まるのです。 写真の構図を7つお教えします。 ①日の丸構図 メインの被写体を写真の真ん中に持ってくる構図です。「撮りたいもの」が一番伝わりやすい撮り方です。 ②放射線構図 写真の中のある1点から、放射線のような広がりを持たせる構図です。「奥行き」や「躍動感」を感じさせることができます。 ③対角線構図 全体的な「写真のバランス」を整えることができる構図です。被写体を対角線上に置くことで、放射線構図と同じように「奥行き」や「躍動感」を出すことができます。 ④二分割構図(シンメトリー) 上下・左右が対称になる構図です。「対称」には端正な印象があり、神社の鳥居や、左右対称のコの字型の建物、水面に映った風景などに多いです。 ⑤三分割構図 写真の縦・横を3分割し、線上もしくは線の交点に被写体をおく構図です。被写体を真ん中からずらすことにより、空間に広がりが生まれ、その場の雰囲気が伝わりやすくなります。 ⑥アルファベット構図 アルファベットの「S」や「C」などの文字の形を写真の中に作り出す構図です。「動き」や「遠近感」「なめらかさ」を出すことができます。 ⑦トンネル構図 被写体のまわりを囲むことで「被写体を強調させる」ことができる構図です。まわりをぼかしたり暗くしたりすることで、被写体に注目させながら雰囲気のある写真にすることができます。 スマホ写真のテクニック〜その他の小ワザ〜 上記のテクニック以外にも素人感が抜ける小ワザをいくつかお伝えします。これを知っていると、よりプロっぽさを出すことができます。 ①被写体に近づく 余計な情報が入らず、背景もぼかすことができます。また、背景と被写体の距離にも注意しましょう。背景と被写体が近すぎると、被写体が背景と同化し、あまり目立たなくなってしまいます。 ②視点を変える 様々な視点から撮影してみることもおすすめです。カメラを地面に置いてみたり、見下ろすような角度で撮ってみましょう。ベストな視点に巡り会えるかもしれません。 ③手前をぼかす 被写体の手前に写っているものをぼかしてみましょう。奥行きができ、印象的な写真にすることができます。 ④モノクロにする モノクロにするとアーティスティックな印象になります。無機質な感じや静寂さ、レトロっぽさを出したいときにおすすめです。 誰でもできる!見る人が引き込まれるような世界観の作り方 最近はスマートフォン撮影用のアプリがたくさんリリースされています。ここまでお伝えしてきたようなテクニックを使えば十分にSNS映えする写真を取れますが、アプリに搭載されている、「フィルター」機能を使ってみることもおすすめします。 フィルター機能とは、写真全体にセピア色やモノクロ、薄く緑がかった色などを施して写真のイメージを変えられる機能のことです。「フィルター」を使うことで、撮影した写真に統一感を出すことができます。40種類以上のフィルターを無料で使えるアプリもありますので、ぜひ使ってみてください。 今回は、SNS映えする写真の撮り方を紹介しました。どれも簡単で、すぐにできるテクニックばかりです。 写真撮影でもっとも大切なことは、「見る人が求めている情報が入っているかどうか」です。写真を見る人が求めているのは、リアルな情報です。どんなにクオリティが高い写真でも得られる情報が少なければ見逃されてしまうかもしれません。構図やフィルターでおしゃれな雰囲気を出しつつ、相手が求めている情報をしっかり伝えられるような写真を撮影できるようにしましょう。 株式会社BESについて 株式会社BESでは、代表田中千晶を中心に、数多くの企業様に向けてSNS運用のコンサルティング兼運用代行を行っています。 現在、SNSアカウントの運用や投稿についてお悩みの方に向けて、SNSの無料診断キャンペーンを実施中(※初回、30分限定)。プロとしてソーシャルマーケティングに10年以上携わる、代表田中よりアドバイスさせていただきます。 無料診断をご希望の方は、下記フォームの必要事項をご入力の上、お申し込みください。 ※TwitterやInstagram、LINEといった集客目的のSNSはもちろん、リモートワークツールやチャットツールをはじめとする社内SNSや、営業パーソン1人ひとりのSNS活用に関するお悩みにもお応えしております。 (関連記事) ・非常時のSNS利用のポイントと注意点とは? ・Instagram運用のポイントを詳しく解説!メールマーケターが知っておきたい最新のSNS活用法 --- ### ぜひ真似したい!メルマガのコンテンツアイディア5選 - Published: 2020-05-25 - Modified: 2022-07-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/5-creative-emails-you-hadnt-considered/ - Categories: メールマーケティング, HTMLメールデザイン - Tags: メールマーケティング, デザイン, 成功メール 本記事はBenchmark本社のブログ記事 “5 Creative B2B Emails You Hadn’t Considered” を基にしています。 コンバージョン獲得やエンゲージメント強化には、メールのコンテンツからデザインまでを最適化することが重要です。今回は、思わず真似をしたくなるメルマガのコンテンツアイディア5選と、それぞれのポイントを事例を交えてご紹介します。 顧客エンゲージメントの強化と販売マーケティングの目標達成に、ぜひお役立てください。 ウェルカムメール 購入前はもちろん、顧客が商品を購入した後も継続的なコミュニケーションをとることが非常に重要です。認証メールという最初の段階から、商品やサービスを最大限に活用できる価値ある情報をしましょう。 ポイント:クリックしてもらえるように工夫する すぐにでも購入できるように、ウェルカムメールにサポートやデモ、機能の説明などのリンクを貼ることでクリックしてもらうようにします。 事例1:家具屋West Elm社のウェルカムメールは、クーポンコードのリンクボタンを載せることで購読者がすぐクリックできるように誘導しています。 関連記事:平均開封率が50%!ウェルカムメールの効果を最大限に引き出す方法とデザイン事例 関連動画:簡単にステップメールを始めたい方向け!登録フォームの設置とウェルカムメールの設定をしてみよう イベントやキャンペーン開催の告知メール イベントなどの下準備の段階から開催まで数回に分けてメールを送る事で、購読者とコミュニケーションを取る機会を増やし、行動を起こしてもらえる可能性が高くなります。簡潔で読みやすく焦点を絞ったメールにすると伝わりやすくなります。特に、次回配信する割引クーポンや新商品の発表に使える効果的な戦略です。 ポイント:緊急性を伝える 件名と内容の両方に、イベントやキャンペーンの開催期間を明記しましょう。「残り◯日!」と具体的に記載することで緊急性を伝え、行動を促します。 事例2:アクティブウェアFabletics社は、「売れ切間近!」と件名に入れることで、開封を促しています。 関連記事:イベントレターに欠かせない!購読者の心を動かすための7つの注意点 新機能やキャンペーンのお知らせメール これから何か楽しいことが起こるのではないか、という期待感をくすぐるようなメールも効果的です。新しい機能やコンテンツ、割引クーポンなどのお知らせとリンクをメールに載せて送りましょう。ユーザーは早く詳細を知りたいので、クリック率が上がります。これは新商品やサービスの発表中にウェブサイトのトラフィックを増やし、興味を引き付けるのに優れた方法です。 ポイント:シンプルなデザインにすることで大きな効果をあげる リンクのコンテンツを隠す事で、興味を引くことができます。画像は1つ、文章も1行にして、購読者の好奇心をそそりましょう。 事例3: ウェディング情報サイトthe knot社は、詳しい内容は書かずに、画像にタイトルのみを記載することで、購読者の興味を引きクリック率をあげています。 リエンゲージメント(再利用を促す)メール サービスを利用しなくなった顧客とのコミュニケーションを再開するということが目的です。アクティブコンタクトの関心を引くのに全力を注ぎつつ、非アクティブコンタクト向けのキャンペーンを始める戦略に切り替えましょう。再度連絡を取るだけではなく、クーポンコードなど価値のあるものを提供するとより効果的です。 ポイント:焦点を絞る デモの登録数や電子書籍のダウンロード数を増やすといったブランド認知のためだけでなく、購読者を顧客に転換させるような購読者にとって価値のある明確なCTA(行動喚起)をメールに入れましょう。 事例4:Twitter社はパーソナライズされたコンテンツとメールの件名に「最近サイトで見かけないので寂しいです」と入れて、クリックを促しています。 関連記事:メルマガの配信リストを整理!開封していない人に購読の意思があるか確認しよう! ブログ記事のダイジェストメール 自社ブログの中で最も役立つコンテンツを抜粋し、メールにリンクを貼りましょう。コンテンツについて改めて理解を深めつつ、ウェブサイトのトラフィックをさらに増やすことができます。 ポイント:テーマを決める テーマに沿ったブログ投稿を選び、焦点を当てましょう。ランダムに記事を集めたものよりも、興味を引きやすくなります。 事例5:Webサービスを連携し自動化するツールzapier社はブログのダイジェスト版をメールで送る事で、関心を引き、サイトを訪れるように促しています。 企業がよく配信しているコンテンツ要素 こうしたメールを作るときには、ロゴやSNSボタンなどの定番要素を載せておくことも大切です。日本企業のメルマガでよく配信されているコンテンツ要素については、Benchmark Emailが行った調査がありますのでこちらもご参考ください。 関連記事:コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき? 最後に どのようなメルマガを送ると良いか?と悩んだときは、競合他社がどのようなメールを送っているかを調査しましょう。そして良いアイディアを取り入れつつ、オリジナリティのあるコンテンツを発信しましょう。メルマガ配信をした後は効果測定を行い、何が効果的で何がそうでないのか、という部分を分析することも重要です。 アイディアを取り入れて実行・分析・改善を行い、限られた予算の中でメルマガの効果を最大化しましょう。 (関連記事) ・メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? ・有名サービスのHTMLメール事例に学ぶ!エンゲージメントを高める8つの法則 --- ### Zapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法 - Published: 2020-05-18 - Modified: 2021-04-22 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/zapier-for-integrating-benchmark-with-google-forms/ - Categories: 機能・便利ツール - Tags: zapier, 連携, Google Forms ※記事内の画像はZapierの旧UIとなっています。 こんにちは。ライターの遠藤です。今回は、Benchmark Emailを利用している方に、オススメしたい便利ツールを紹介します。 とくにGoogleフォームを使っている方や、リスト管理でGoogleスプレッドシートを使っている方には、オススメのツールです。 手間のかかる作業を自動化できるZapier(ザピアー) 今回、紹介するのは「Zapier」です。 ZapierはiPaaS(intergration Platform as a Service)の一種です。ノンプラグラミングでもソフトウェア同士の連携を実現し、さまざまな作業を自動化することができます。同じようなツールに「Piesync」「IFTTT」などがあります。 「Zapier」はBenchmark Emailと連携しているiPaaSです。 これを使うと、Googleスプレッドシートに追加されたコンタクト情報を、自動でBenchmark Emailのリストに追加することができるのです。 【アップデート情報】Zapier連携テンプレートについて (2021年4月22日追記)Benchmark Emailの連携機能がパワーアップし、Google FormsとBenchmark Emailの直接連携が可能になりました。 Benchmark Emailにログインし、「連携」>「Zapier連携オプション」へアクセスすると、「フォームの入力情報をBenchmark Emailのコンタクト情報として登録する」というテンプレートが用意されています。こちらで簡単に連携が可能です。 本記事では、アップデート以前にご案内していた、手動での連携方法をお伝えしています。 より深くZapierの操作方法を理解する際の手助けにしていただければと思います。 Zapierを使ってGoogleフォームとBenchmark Emailのリストを連携させる方法 今回は、Googleフォームを使って獲得をしたリード情報を、Zapierを使って、自動でBenchmark Emailのリストに追加する方法を紹介します。 (2021年4月22日追記)※アップデート以前はGoogleフォームとBenchmark Emailの直接連携ができなかったため、Googleスプレッドシートを経由した連携方法をご紹介しています。 Zapierで作成をする自動化の流れは次のようになります。 Googleフォームからコンタクト情報が送信される Googleスプレッドシートにコンタクト情報が追加される Googleスプレッドシートに追加されたコンタクト情報が、ZapierによってBenchmark Emailのリストに追加される *Zapier無料アカウントでは、月に最大100件までリスト追加が可能です(詳細)。 *Zapier無料アカウントでは、リスト追加までに最大15分がかかります。 では、設定方法を1つ1つみていきましょう。 ステップ1:Googleフォーム、スプレッドシート、リストを準備する まずは、Googleフォームを用意します。今回はGoogleフォームの使い方は割愛します。 Googleフォームを作成すると、フォームに入力された情報は、Googleスプレッドシートに追加されます。そのため「回答」から、Googleスプレッドシートのアイコンをクリックして、Googleスプレッドシートを作成しましょう。 Googleスプレッドシートを作成したら、Googleフォームで入力&送信をして、Googleスプレッドシートに情報を追加しましょう。のちほどZapierで動作確認をする際に利用します。 *今回はGoogleフォームと同期しているため、このときGoogleスプレッドシートへ直接入力すると、あとでうまく動作しなくなります。 次にBenchmark Emailでリストを用意します。リスト(コンタクトリスト)は、下記の「新規リストの作成」から簡単に可能です。 リストタイプや追加方法を適当に選び、リスト名をつけるページまで行って「次へ」をクリックした後に「コンタクトリスト一覧ページ」に戻ると、下記のように空のコンタクトリストを作成することができます。 これで、Googleフォーム、Googleスプレッドシート、リストの準備は完了です。 ステップ2:Zapierでアカウントを作成する いよいよZapierでの作業です。まずはZapierのアカウントを作成しましょう。アカウントはこのページから無料で作成することができます。 Googleアカウント、Facebookアカウントを使ってアカウント作成することもできます。仕事で使う場合は、メールアドレスを入力してアカウントを作成するのがいいでしょう。 アカウントの作成が終わって、ログイン状態になると、ダッシュボードの画面が表示されます。 ステップ3:Zapierでアプリ(連携)を作成する 次に、Googleスプレッドシートに入力された情報を、自動でBenchmark Emailのリストに追加するアプリ(連携)を作成します。Zapierでは、連携のことをZapと呼びます。 今回、作成するZapは「Googleスプレッドシートに入力されたら、Benchmark Emailのリストに追加する」です。ではZapを作っていきます。まずは画面左上の「+」マークをクリックします。 「Googleスプレッドシートに入力されたら」を設定する 最初に「何が起こったら」を設定します。今回は「Googleスプレッドシートに入力されたら」なので、検索窓に「Google」と入力をして、Googleスプレッドシートをクリックしましょう。 Googleスプレッドシートの設定画面が表示されます。「Choose Trigger Event(起動するキッカケ)」は「New Spreadsheet Row(新たに行が追加されたら)」を選択します。 これによって、記入されている最終行の下に、新しい「行」が追加されると、Zapが起動するようになります。 選択をしたら「CONTINUE」をクリックします。 次にGoogleアカウントにログインをします。先ほどGoogleスプレッドシートを作成したGoogleアカウントにログインをしましょう。 ZapierがGoogleアカウントへアクセスすることを「許可」します。「許可」をクリックしたら、改めて「CONTINUE」をクリックします。 使用するGoogleスプレッドシートの設定画面が表示されます。「SpreadSheet」をクリックして、先ほど作成したGoogleスプレッドシートを選択しましょう。 次に「WorkSheet」で、選択したGoogleスプレッドシートの、どの「シート」を使うかを設定します。 設定が終わったら、「CONTINUE」をクリックします。 Googleスプレッドシートの確認(TEST)ボタンが表示されるので、「TEST」をクリックして、正常に連携できているかを確認しましょう。 正常に連携ができて、Googleスプレッドシートの行(Row)が確認できれば「We found a spreadsheet row! 」と表示されます。Googleスプレッドシートを作成したときに2行目に入力をしたテキストが「COL$A:」のところに表示されているはずです。 これで、Googleスプレッドシートの準備は完了です。次は「Googleスプレッドシートに入力されたら、Benchmark Emailのリストに追加する」の「Benchmark Emailのリストに追加する」を設定していきます。 「Benchmark Emailのリストに追加する」を設定する 「Do this... 」をクリックします。 Googleスプレッドーシートのときと同様に、検索窓に「Benchmark Email」と入力をして、BenchamarkEmailを選択します。 Benchmark Emailで何をするかを設定します。Benchmark Emailの場合は「Create Contact」しかありません。設定をしたら「CONTINUE」をクリックします。 Benchmark Emailへのログイン(連携)を求められるので「Sign in to Benchmark Email」をクリックします。 Benchmark Emailとの連携は、ログインではなくAPIを使用します。そのためAPIキーの入力画面が表示されます。 APIキーは、ここから取得できます。APIキーは、Benchmark Emailのアカウントごとに用意されています。Zapierと連携をしたいアカウントのAPIキーを取得しましょう。 APIキーをコピーしたら、先ほどのAPIキー入力画面にペーストして「Yes, Continue」をクリックします。 元の画面に戻るので、改めて「CONTINUE」をクリックします。 Benchmark Emailのリスト設定画面が表示されます。ここで、どのリストに情報を追加するのかなどを設定します。 メールアドレスや名前は、項目をクリックすると、連携させたGoogleスプレッドシートから、自動で項目を読み込んでくれるので、該当する情報を選択するだけです。 ちなみにBenchmark Emailのリストに登録する際に、日本語262文字までの文字数制限があります。263文字以降はカットされた状態で登録されます。通常のエクセルでリストをアップロードするのと同様なので、注意が必要です。 また、メールアドレスを必ず項目として設ける必要があります。 各項目(必要な項目だけ設定すればOKです)の設定が完了したら「CONTINUE」をクリックします。 設定が正しくできているか(正しく動作するか)のテストをしましょう。 テストがなかなか完了しない場合は、いちどページの再読み込みをしてください。このときにBenchmark Emailのリストを確認してください。リストにテスト情報(Googleスプレッドシートの2行目に入力した情報)が登録されていたら、そのコンタクトを削除してください。削除をした後にZapierに戻って「TEST & REVIEW」で試してみてください。 テストが完了して、正常に動作することが確認できたら、画面下に表示されている「Done Editing」をクリックしてください。 最後に、作成したZapをオン(有効)にします。当然ですが、オフのままでは、起動しません。 これで作業は完了です!お疲れ様でした! ステップ4:正常に起動するかを確認する 最後に、念のため、Googleフォームで入力&送信をして、正しく動作するかを確認しましょう。Benchmark Emailのリストに登録されるまで15分ほど時間がかかる場合があります。(5分以内に反映される有料プランもあります) また、すでにBenchmark Emailの該当リストに登録されているメールアドレスを、2重で登録することはできません。 Benchmark Emailのリストをみてみると、Zap作成時にテストしたときに追加されたコンタクトと、いま、Googleフォームで入力&送信したコンタクトと2つが登録されているはずです。 Zapierでも確認をすることができます。「Task History」を開くと、Zapが正常に起動していれば「Success」と表示されます。 エラーが起こった場合は「Stop」と表示されます。 Zapierのプランについて Zapierは無料から始めることができます。無料プランであれば5種類のZap(連携)作成が可能です。 月間100タスク(Zapが起動する回数が100回)までは無料で利用することができるので、Benchmark Emailのリストに月間100コンタクトまで追加できます。それ以上になる場合は有料プランの契約が必要です。 また、タスク実行にかかる時間は無料プランであれば最大15分ですが、契約プランによっては最短1分で実行できます。プランについて詳しくはZapierの料金ページで確認できます。 Benchmark EmailとZapierを使って連携できる他のツールは 今回は、例としてGoogleフォーム(Googleスプレッドシート)との連携を紹介しましたが、Zapierには他にも様々なサービスと連携をすることができます。 たとえばZapierを介してBenchmark Emailと連携できる日本のマーケティングツールには、Kintone、Sansan、SATORIなどがあります。 ぜひ、うまく活用をして、日々の作業を効率化させてみてください! (関連記事) ・API連携で効率化!アルバムアプリFammが実践するプッシュ通知とメルマガ配信の併用効果とは? ・RSSを使って配信の手間を削減するWebメディア「訪日ラボ」のメルマガ活用事例 --- ### SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは? - Published: 2020-05-08 - Modified: 2020-08-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/instagram-twitter-youtube-tips/ - Categories: セミナーレポート, ソーシャルメディア 2020年1月21日(火)に、メール配信システムを提供する株式会社ベンチマークジャパン(東京都千代田区)にて、企業のwebマーケティングご担当者さま向けに「広告費をかけないSNSマーケティング実践セミナー」を実施しました。 売上・集客に繋がるアカウント運用の実践的なノウハウはもちろん、新規顧客の獲得から優良顧客の育成まで、アカウント運用を成功に導くヒントをたっぷりとお伝えししていきました。 本記事では、セミナーでお話した内容に加えて、2020年5月現在のコロナ禍でのSNSユーザーの変化などについて情報を補足した3本の最新動画を追加してお送りします。 SNSにおける時代の流れと企業の体制変化 (2020/05/07 追加掲載動画1) SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは? https://www. youtube. com/watch? v=DCAKYiPljU8&feature=youtu. be&fbclid=IwAR3wcTr1f1RjftO--SZcY9wdnievd7gQThiG_O_8-UpUe-SC6eQx68ikKTM SNSの影響は日々大きくなっており、38歳以下の世代ではその半数以上が 「購買時にSNSの影響を受ける」と答えています(市場調査メディア「ホノテ」調べ)。 企業もSNS運用に乗り出してはいますが、「担当者が変わってしまい、アカウントにログインできない」「アカウントのキャラクターと投稿内容の統一感がない(社員が交代で運用しているため)」 など多くの問題を抱えています。社員の誰が担当になっても困らないような体制をしっかり整えていきましょう。 Twitter、Instagram、Youtubeの活用方法 主要なSNSの活用方法について、それぞれ解説していきます。 Twitter活用のポイント 匿名性が高く、アクティブユーザーの年齢層も20~30代と低めのSNSです。また情報の出まわる速度が、ニュースよりも速いことも特徴です。情報発信の目的で運用されることも多いSNSですが、あくまでもコミュニケーションツールであることを意識した運用を心がけましょう。 企業からの一方的な発信にならないよう「発信したいこと」ではなく、「ユーザーに貢献できる情報発信」を。そうすることで、ユーザーからの反応が増えていきます。 ・企画やアンケートなどユーザーがアクションを起こしやすい機会をつくる ・採用や求人のツイートも堅苦しくせず、カジュアルにするのが有効 ・「リスト」を利用してユーザーとのコミュニケーションを円滑に Twitterは拡散力のあるSNSなので、短期間で爆発的に話題が広がる「ハズる」と呼ばれる現象が起きやすくなります。トレンドをおさえた投稿やクオリティの高いコンテンツを投稿することが「バズる」ポイントでもあります。 Instagram活用のポイント (2020/05/07 追加掲載動画2) Instagramの概要とマーケティング活用法 https://www. youtube. com/watch? v=CTJVoFdLyv4 Instagramのユーザーは、ここ5年で8倍になり(2014年~2019年)、若年層以外のユーザーも増えてきました。ユーザーやコンテンツの多様化が進んでいるSNSと言えます。 そんなInstagramにおいて、自社のマーケットを広げるためにはまず消費者心理を理解しましょう。ハッシュタグを活用すると、ターゲット層にアプローチできます。オンライン上の口コミとして影響力のあるInstagramでは、どのような商品・サービスが支持されているでしょうか? キーワード検索を行うのは、需要がある程度顕在化している層です。ハッシュタグを活用すれば、ある領域について興味をもっている潜在層にも自社の情報を届けられます。 Web上の情報が溢れている現在で、もっとも情報を届けやすい手段が口コミと言われています。SNS上でも口コミを醸成する意識をもつことが欠かせません。最初から自社の商品・サービスを買ってもらおうとせず、ユーザーが知りたい情報を発信してファンを増やすことに注力しましょう。 ・ターゲットが検索しそうなハッシュタグを利用する ・ユーザーとコミュニケーションを取ることがアカウントの評価に繋がる ・ユーザーコミュニケーションには、既存の機能・ツールを使うとハードルが下がる(ストーリーのアンケート等) ・フォローしてもらうには「また見たいアカウント」だと思ってもらえることが大切 YouTube活用のポイント (2020/05/07 追加掲載動画3) YouTubeの活用法と、コロナ禍での動画コンテンツの特徴 https://www. youtube. com/watch? v=cjFm9vWCO2g&t=238s いまやYouTubeは、親会社であるGoogle(検索エンジン)と肩を並べる程のアクセス数を誇る世界最大規模のSNSです。動画の情報量は、画像や文字と比べ5000倍にもなります。社内の雰囲気が伝えやすいため、採用においてYouTubeにプロモーション動画を投稿する企業が増えています。YouTubeで企業の情報を検索する求職者も増えました。 ・サムネイルはわかりやすく、目を引くものに。動画が見られるか見られないかは、パッと見の印象で決まる ・サムネイルの次に大事なのがタイトル。検索されやすいメッセージ(キーワード)にする ・タグと概要欄もSEO対策を考えて記述を 共感できる内容や企業の誠実さなど、人の感情に訴えかけるコンテンツづくりが、再生回数の上がる要因になっています。 今後、Webマーケターはさらに重要な存在に 日本では今後、Webマーケターの人材不足が深刻化していくと予想されています。そのような状況の中、人材を確保しようとなると採用費や人件費などの高い費用がかかります。それを見越した企業では、早くからWebマーケターを自社に迎え入れようと、SNSでの影響力を採用や給与の基準に考慮するケースが増えてきています。 ライブコンサルで自社の課題を浮きぼりに セミナー第3部では、参加者5人で1グループとなり、BES講師陣がそれぞれのSNSに関する疑問・質問に答えていきました。 以上、2時間にわたり、SNSのトレンドや活用のポイントをお伝えした「広告費をかけないSNSマーケティング実践セミナー」。InstagramやTwitter、YouTubeなどのSNSアカウントを運用されている方々に、ぜひお役立ていただけたらと思います。 株式会社BESについて 株式会社BESでは代表田中千晶を中心に、数多くの企業様のSNS運用のコンサルティング兼運用代行を行っています。 現在、ホワイトペーパーを無料プレゼント中です。withコロナ時代を生き抜くためのオンライン・SNS施策に関するお役立ち資料をプレゼントいたします。セミナーではお伝えしきれなかった内容を学びたい企業様は、是非以下よりダウンロードください。 BES社 資料ダウンロードフォーム 関連ブログ: ・Instagram運用のポイントを詳しく解説!メールマーケターが知っておきたい最新のSNS活用法 ・SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには? --- ### LINE@・メールマガジン・メディアの統一感が大切!地域の魅力を伝える「LOCAL LETTER」のコミュニケーション - Published: 2020-04-20 - Modified: 2020-05-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-localletter/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: 効果測定, デザイン こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、地域創生・移住促進の取り組みを紹介するローカルコミュニティメディア「LOCAL LETTER」を運営する株式会社WHERE 高山様です。 LOCAL LETTERのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: ふるさとがもっと好きになるメディア「LOCAL LETTER」 対象: ・Webサイトからのメルマガ購読希望者 ・20~30代 ・地域の取り組みに関心がある人 主な配信コンテンツと頻度: LOCAL LETTERの注目記事紹介およびイベント告知(4回/月) 担当組織: メルマガ担当者 1名(メルマガ・メディア・SNS兼任) 地域のファン作りとして、個人や企業に地域を紹介する「LOCAL LETTER」 LOCAL LETTERウェブサイト 株式会社WHEREでは地域のファン作りのため、個人または企業と結びつけるマッチング事業を行っています。地域の魅力や存在を知っていただくためのツールとして「LOCAL LETTER」というWebメディアを運営しています。 また、地域の魅力や情報に触れることができるイベントを、地域と都内で、月に2〜3回開催しています。 ユーザー層とリスト取得方法 LOCAL LETTERのWebサイトから直接ご自身で購読登録をしていただきます。また、イベントでお配りするアンケートでも購読を募集しています。 主な読者は20~30代です。 属性としては、すでに地域に入って活動をしている方が多いですね。例えば二拠点生活やボランティアに取り組まれている方々です。他には地域の取り組みに興味がある個人や企業、他の地域の取り組みを知りたいという地方自治体の方にも読んでいただいています。 配信コンテンツ LOCAL LETTERの注目記事およびイベント情報 メール全文をみる 配信頻度:月4回 配信時間:18時 内容:LOCAL LETTERの注目記事またはイベントのお知らせ Webメディア「LOCAL LETTER」の注目記事と、開催イベントをお知らせしています。 LINE@とSNSでも同じ記事・イベントをお知らせしますが、メルマガとLINE@はコアな読者が多いと感じているので、SNSよりも先に配信しています。 メルマガの最後には「編集後記」を設けています。私自身が、取材やイベントで地域を訪れていることを活かし、メディア記事に書ききれなかったことや、ちょっとリアルな話をここで紹介しています。 運用と設計について 大事にしているのはコミュニティの濃度を上げること ━メールマガジンの効果はいかがですか? 実際に、購読者のイベント参加に繋がっているのでありがたいです。 メルマガならではの読者との繋がりも感じていて、例えば「編集後記」のコーナーについて「あの話は面白かったよ」「最近、上手いこと書いてるよね」と声をかけてくれる方がいたりします。 同社のイベントスペース「てむすび」にて取材に応じて頂いた。 ━開封率やクリック数など、どんな数字をみていますか? ニッチな界隈ですので、PV数を追うよりも、地域に関心・興味を持ってくれる人たちの濃度をどれだけ高められるかに焦点を置いています。 メディアでもあまりPVを追わず、リアルなイベントに力を入れているのですが、いずれもコミュニティを大切にしているという理由からです。 メディアやメールマガジンには、はじめの接点としての力があると感じています。記事を通じて、広島や東北からわざわざ遠い場所まで来てくれる方もいらっしゃるんです。 デザインとタイトルの試行錯誤 ━デザインやメッセージで意識されていることはありますか? 「地域ってダサい」とか「田舎暮らしは定年後にのんびりゆったりする場所」とか、そういうイメージが、世の中的にあります。でも、地域って本当はもっとイケていて、面白くて、けっこうな覚悟を入れないと入っていけなかったりします。活動していくためには本当は大きな覚悟が必要なんですね。そうした考えから、LOCAL LETTERでは地域メディアの一般的なイメージとは違うデザインを採用しています。 メルマガやLINE@で用いるトーンや画像は、Webサイトと統一しています。 ━メールマガジン以外にはどんなことをされていますか? 私は、メディアもメールマガジンも一連でやらせてもらっています。イベントの運営もしますし、地域のプロデュース事業でツアーを作ったり、地域でイベントを作ることもやっています。 そのおかげで、メディアとメルマガの温度感は統一しやすいです。 ━メールマガジンのデザインはどのように作られていますか? 基本となるテンプレートは、Webサイトと統一感を出すように社内で作りました。 はじめは色々なメディアのメルマガに登録をして雰囲気を掴みました。「これだったら視覚的にも見やすいかも、リンク的にも見やすいかも」と試した結果、今のデザインに落ち着きました。 写真や文章を当て込むだけで誰でも作れるくらいシンプルなテンプレートなのですが、一見手が込んでいるように見えるところがポイントです。 ━デザインを変えていったときは、どういうところを見て判断したのでしょうか? クリックマップレポートを見て判断しました。 どこで離脱されていくのかというチェックを続けていたのですが、メール末尾まで反応があったのは、今のデザインが一番でした。 コンテンツを4〜5本を載せて、記事のタイトルだけを紹介していた時もありましたが、1本の記事を丁寧に紹介するほうが反応がよかったんです。ユーザー層にもよるとは思いますが、LOCAL LETTERの読者の方は、じっくり読んでもらえるように届けようと今の形になりました。 その他「導入文章があったほうが良いのか」「タイトル付けはどうしたら?」と疑問に思う点は配信を通して検証していきました。 ━件名は、どんなことを意識されていますか? 流行のキャッチーなワードを入れると、開いてくれる方が多いですね。あるいは「なんだこれは?」と思ってもらえる言葉を入れるようにしています。 例えば新しく流行が始まったタイミングで「テントサウナ」ツアーを開催したときに、そのワードを始めに置くと多くの開封がありました。 過去には「前略○○のあなたへ」というタイトルシリーズも試しました。 これは実際の配信で検証した結果、シリーズ感で揃えるよりも、キーワードに興味を持って開いてもらうよう仕掛ける方が効果的だと分かり、現在のタイトルの方向性を決めることができました。 その当時であれば『前略、自分の「ビジネススキル」を地域に還元したいと考えているアナタへ』という件名にしたのですが、現在であれば『【今日のレター】地域プレイヤー急増中。宮城県富谷市が「場づくり人材」を募集』という件名で送るといったところです。 ━今は、HTMLメールで配信をされていますが、テキストメールを送られたことはありますか? 試した時期がありますが、ぜんぜんクリックが違いました。うちの場合はHTML版の方が良かったですね。 メールマガジンに載せるコンテンツはイベントを中心にバランスを取る ━掲載コンテンツはどうやって選ばれていますか? イベントに流れてくれる方は多いので、集客の記事は、積極的に載せるようにしています。 告知ばかりになるとよくないので、取材記事も挟んでバランスをとっています。 LOCAL LETTERには400本ほどコンテンツがあり、地域ごとの記事数も豊富になってきます。 特定の地域の特集を続けて「最近、XX県の記事をよく見るな」「あっ、XX県のイベントをやるんだ」と、イベント告知へ繋げるキャンペーンを行うこともあります。 ━イベントの告知は、1つのイベントに対して、どれくらいメールを送っていますか? 多い時は4回まで告知します。 はじめに、イベントの告知記事を開催1カ月前にリリースします。2週間前になったらリマインドします。3日前には「こんなイベントがありますよ。もし、お時間があれば」という感じで出します。前日は基本的に出しませんが、配信のタイミングが合えば告知することもあります。 メールはじっくり読むもの、LINEは気軽に反応してもらえるもの ━LINE@も使われていますが、メールとの違いは感じますか? 情報量が一番の違いでしょうか。LINE@では、文字量が多い通知は敬遠されます。少ないほうが良いというわけでもないのですが、ある程度限られています。 一方メルマガは、じっくり読むものだという前提があるようです。リッチなコンテンツを送っても楽しんでいただけるという点が、大きいなと思っています。 反対にLINE@の魅力は、読者側で気軽に反応ができることです。読者さんから「いいね」などのスタンプが送られてきたり、「このツアーはすごく気になっているんだけど、こうじゃないといけませんか?」と気軽に相談がきたり。そういうコミュニケーションが図れるという面で、LINE@はすごく良いかなと思っています。 まとめ 人手に限りがある会社にとって、LOCAL LETTERの事例は参考になりますね。メールマガジンを担当している高山さんは、メディアもイベントも担当されています。事業の全体的に関わっていることで、情報発信についても全体を見ながら取り組めているのでしょう。 デザインやタイトルなど、これまでに多くの試行錯誤を繰り返して、メールマガジンの形を作ってきたという、試すという行動をされてきたのは、見習いたいですね。 単に数字を追うのではなく、地域に関心・興味を持ってくれる人たちの濃度をどれだけ高められるか、コミュニティの濃度をどれだけ高められたかを大事にされているのは、しっかりと軸を持って取り組まれているんだなと印象的でした。 (その他事例記事) ・メルマガ限定コンテンツで読者に価値を提供する!スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」 ・デザイン書籍出版「PIE International」が メルマガで本の魅力を伝える方法 ・SNSからメルマガへ繋げる工夫が光るNY発セレクトショップUNION TOKYOの事例 --- ### 非常時のSNS利用のポイントと注意点とは? - Published: 2020-04-08 - Modified: 2021-03-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/emergency_socialmedia/ - Categories: ソーシャルメディア - Tags: Social Media, sns 先日、非常時に読者へどのようなメールを送ることができるのかについて、非常時にメールマーケティングで出来る6つの対応例という記事を公開しました。メールは読者へ情報を直接届けられる点で優れているものの、情報を「拡散」するには不向きな面もあります。 一方、SNSには自社のリスト以外の人々へも情報を「拡散」して届けることができるという特徴があります。Benchmark Emailユーザーの約半数がSNSの運用も担当されていることもあり、今回は非常時のSNSでのコミュニケーションについて、SNSマーケターの育成や運用支援、コンサルティングを行う株式会社BESからコンテンツ提供を受けた記事をお届けします。 株式会社BESについて 株式会社BESは代表の田中千晶を中心に、数多くの企業様のSNS運用のコンサルティング兼運用代行を行っています。SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】も好評開催中です。 Youtubeの解説動画はこちら https://www. youtube. com/watch? v=FcgVcpBnZ7c 非常時にSNSを利用できることのポイントは? 情報の発信・共有・拡散という主に3つの機能に特化しているSNSは、非常時に顧客とのコミュニケーションを取る上で有効に活用することができます。 情報の発信:一次情報として正確な情報をダイレクトに伝えられる 情報の共有:顧客と情報を相互的に共有することができる 情報の拡散:拡散性があり、多くの人に届けられる 一方で、間違った情報や不謹慎な情報を流すと、安易に炎上する可能性もはらんでいます。自社の信頼度が下がることはもちろん、非常時であるがゆえに情報の受け取り手側が甚大な被害を被る可能性も否めません。当然のことではありますが、正確さに欠ける情報を流すことや、担当者が独断で情報を流すことがないよう、常時より一層注意を払う必要があります。 また、情報自体に誤りがなくても、投稿のタイミングが悪かったり、世の中の流れにそぐわない内容を投稿すると、「不謹慎だ」という批判が来る可能性もあります。例えば、自粛ムードが広がる中で、外出を促すことや贅沢な生活の様子を投稿することは、反感を買うでしょう。 実際、2018年の西日本豪雨で甚大な被害が出ている最中、有名モデルがInstagramに「梅雨も明けた?ので夏の必需品〜!」と自身がイメージキャラクターを務める日焼け止めのPRを投稿して「不謹慎」の声が殺到しました。 だからと言って、投稿を突然パッタリやめてしまったり、過剰に自粛を促すような投稿をすればいいということではありません。「自粛のしすぎ」「正しい情報が欲しい」「こんな時こそ明るい話題を」などの声が上がることも決して珍しくなく、非常時こそ適切なSNS運用を行うことで、顧客との信頼関係の強化へとつながります。 発信に選ぶメディアの選び方 非常時に有効なSNS活用をするためには、投稿内容に合った適切なメディアを選択し正しい情報を流すことが求められています。 Facebook 緊急度の低い情報、信頼性を求められる情報発信向きです。 写真と比較的長文のテキストにより、詳細な情報を届けることができます。また、実名登録制であるため信頼性があり、比較的炎上しにくいSNSでもあります。グループ機能を利用して、同業者どうしや同じ地域の住民どうしで有益な情報を共有することも可能です。 利用例:「今後の弊社の対応について」など Twitter 緊急度の高い情報、小さな変更点や注意点などの発信向きです。 炎上しやすいSNSであるため発信する内容やタイミングには注意が必要ですが、即時性と拡散性があるため、緊急時の情報発信には最も向いています。 例えば、災害時に、地図や位置情報を付けて危険な個所についての情報を投稿すれば、被害の拡大を防ぐことに繋がります。 また、話題にあがっているハッシュタグを見つけて投稿を寄せることで、自社のイメージアップを図れます。緊急時に人々を元気づけたり、正しい対処法を伝えることで被害の拡大を防いだりするための情報発信になるからです。 外出を自粛し身の安全を確保を促すハッシュタグの例 #StayHome #うちにいよう 外出の自粛によるマンネリを乗り越えようとするハッシュタグの例 #外出禁止がポジティブになるコピー 利用例:「明日の営業時間について」「火災が発生しているスポット」など Instagram 文字だけで伝わりにくい情報発信向きです。 24時間限定で画像や動画を簡単にシェアできる「ストーリーズ」の機能を活用することにより、重要な情報を写真で視覚的に伝えることができます。拡散性はありませんが、アパレル店などInstagramに多くフォロワーを持つアカウントは利用すべきです。また、非常時に活用できるような新機能が登場しやすいSNSでもあります。 例えば、写真や動画をアーカイブとして残し、プロフィール情報のすぐ下に表示させるハイライト機能は、Instagramを活用した情報発信の手段として非常に有効です。「ウイルス対策」や「安否情報」といったハイライトのカテゴリを作り、それぞれに投稿を保存しましょう。すると、ユーザーは、その店舗や企業の対策・対応を知ったり学んだりすることができます。 利用例:「当店の対策方法について」「外出を控え家で過ごしていることを気軽に伝えられる『おうち時間』スタンプ」など (おうち時間) LINE 確実に伝えたい情報発信向きです。 メッセージの開封率が60%以上に上るLINE。LINEの公式アカウントを利用した情報発信は一方的にはなりますが、友達登録をしている一人一人に確実に情報を伝えることができます。 また、既読・未読によって開封されたかどうかを確認することも可能です。ブロックや友達解除がされない限りは、未読のユーザーに再度同じ情報を届けるチャンスはあります。配信時間やタイトルを変更するなどして、必要な情報を届けていきましょう。LINE社が提供している分析機能を用いれば、メッセージの開封数やリンクのクリック数も確認できます。 利用例:「臨時休業のお知らせ」「域内、無料充電スポットのお知らせ」など 「特別な変更がない、通常運営であること」を伝える際のポイントは? 自粛ムードが広がっている際は、なぜ特別な変更を行わないのか、理由を明記しましょう。 また、台風や大雪が予想されている時や今回のような新型ウイルスの流行時には、顧客側に注意して欲しいことも明記すると良いでしょう。 【当店ご利用のお客様へ】 新型コロナウイルス感染拡大防止措置により、小中高生のみでの入場はお断りさせていただいておりましたが、 入場規制の解除・通常営業を再開いたします。 ご協力ありがとうございました。#ムトス pic. twitter. com/AhARX5mMuC — ムトス相模原店 (@muthos5001) March 26, 2020 特別な対応をしていることを伝える際のポイントは? 文字だけでなく、画像を添付すると情報がわかりやすくなり、好感度も上がりやすくなります。 例えば、Instagramの「ハイライト」は、ぜひご活用いただきたい機能です。「ハイライト」とは、投稿した動画や写真が24時間で消えてしまうストーリーズの内容を、カテゴリにまとめて閲覧できるように残しておく機能です。 また、ハイライトはプロフィールのすぐ下に表示されるので、アカウントを訪問したユーザーの目に留まりやすいのが特徴です。 「災害時の対応」「店舗の営業情報」「ウイルス対策」といったユーザーが必要とする情報をまとめておくことで、アカウントの誠実さが伝わり信頼度を高めることができます。 この投稿をInstagramで見る . 「新型コロナウイルス」対策について... コロナウイルスに関するニュースが絶えず、不安な日々をお過ごしのことと存じます。 お客様に安心してご来店いただけるよう、下記の対策を実施しております。 . . ○スタッフが医療用マスクを着用して対応をさせていただいております。 (会話などでの、飛沫防止のため。) ○スタッフの手指消毒も徹底して強化しております。 ○出勤直後に検温を実施しております ○サロンの換気をこまめに行っております。 ○お客様1人1人の施術後、ベッドなど各部屋の消毒、トイレや入口ドア、インターホンなど触れる部分の消毒を行っております。 ○今まで以上に注意を払い消毒・衛生管理を徹底いたします。 お客様に安心してご来店頂けるようスタッフ一同努めてまいります。 . . #新型コロナ対策 #新型コロナウイルス感染症対策 #新型コロナウィルス予防 #新型コロナウィルス対策 #新型コロナウイルス対策 #新型コロナウイルス予防 #ウィルス対策 #ウイルス対策 #ウィルス予防 #ウイルス予防 #マスク着用 #マスク着用義務 トータルビューティーサロン TIARAグループ(@esthetic_tiara_group)がシェアした投稿 - 2020年 2月月27日午後10時30分PST 変更があることを伝える際のポイントは? 変更点がある場合には、利用しているアカウントを最大限に活用して、顧客に伝える必要があります。一時的にアカウント名の後ろに営業時間の変更を明記したり、プロフィール画像を緊急時ように変更したりするなどです。 そうした情報発信をしなければ、例えば、臨時休業や営業時間の変更が行われていることを知らずに、わざわざ飲食やアパレルの店頭までお客様が足を運んでしまうことも考えられます。その場合、その店に対する印象は著しく悪化してしまうでしょう。 本日29日(日)は11時から18時までの短縮営業です お急ぎのお探しものなどご来店前にお問い合わせください 商品のお問い合わせは 電話 0359416946 お問い合わせフォームhttps://t. co/1ejPgP9hY6 をご利用ください。 ウェブショップもございますhttps://t. co/I0LiYCKcg2 pic. twitter. com/D1PC6pPCfD — 文具と雑貨の店 トナリノ (@tonarino_bungu) March 29, 2020 社内コミュニケーションでSNSを利用する場合は? 非常時には、リモートワークが実施される可能性が非常に高まるため、チャットツールをはじめとする社内SNSの導入を検討される企業さまも増えると思います。リモートワークを行う際には、普段以上に社員どうしの密なコミュニケーションが重要になってきます。 社内SNS導入のポイントは3点あります。 ①社員全員が使えるSNSを選ぶ ②社員が利用するメリットを感じられるようにする ③利用時のルールを決める 一部の社員だけが積極的に利用しているうような状況では、必ずと言っていいほど業務に支障が出るので、社員全員が使えるように注意を払いましょう。 社内SNSを利用することによって社員が得られるメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。 -余計な挨拶文を省いて上司や部下と気軽にやり取りができる -一目でそれまでのメッセージのやり取りの流れがわかる -スタンプ機能などを使うことによってリアクションがしやすい そして、これらのメリットを最大限に活用するためには、ルールを設定する必要があります。利用時のルールの例としては以下のようなものが挙げられます。 -利用時間を決める -社内で統一のツールを使用し、他のツールは使わない -無駄な挨拶文はいらない -ファイル共有の権限を明確にする -週1回はチーム単位で打ち合わせを行ってから全体会議をする ルールなしで利用すると自由すぎるがゆえに、仕事とプライベートの線引きがうまくいかず、かえって社員の不満が高まる可能性があるので気をつけましょう。 プライベートでよく使うコミュニケーションツールはLINEだという人がほとんどだと思います。しかし、使い慣れているとはいえLINEを社内SNSとして利用することはおすすめしません。業務用と私用が混同してしまう可能性があることや、そもそも業務連絡用に作られたツールではないため機能が充実していないこと、セキュリティ面がそこまでしっかりしていないことなどが理由です。 では、どんなSNSが業務用として使うことに向いているのでしょうか。 代表的な社内SNSについて紹介します。 コミュニケーション系 chatwork(チャットワーク) 日本発のビジネスチャットということもあり、使いやすさと充実したサポートが支持されているため、SNS慣れしていない企業や初めて社内SNSを導入する企業におすすめ。グループチャット機能、音声通話・ビデオ通話機能があり、目的に合わせた使い方ができる。さらに、タスク管理や非常時の安否確認(図)もできるため、複数のツールを導入したくない企業にも向いている。 chatworks (※)災害時には、「安否確認です。無事なら『タスク完了』ボタンを押して知らせてください」という内容のタスクを追加する。“安否確認”のタスクを受けたメンバーは、タスクを完了することで安否を知らせる。『タスク完了』ボタンを自身の無事を知らせる機能として使う。 Slack(スラック) 世界中で1,000万人以上のアクティブユーザーを抱えるビジネスチャットツール。1対1のチャットはもちろん、チームやプロジェクトごとに専用のグループチャットを作ることもできる。他サービスとの連携機能が充実しているが、エンジニアの多いIT企業からの人気が高いことからも分かるように、テクノロジーに精通していないと使いこなすことが難しい。 web会議系 zoom(ズーム) Web会議やメッセージング機能などを統合したコミュニケーションプラットフォーム。無料でも最大40分、最大100人までのグループ会議を行えるうえ、1対1のミーティングは時間制限なく使える。アプリインストールが必要なため通信が安定しており、モバイルアプリも使いやすく評判。 Whereby(ウェアバイ) ブラウザ上でWeb会議を行えるサービス。主催者が発行したURLをクリックするだけで、ユーザー登録をしていない参加者とも会議を行うことができる。無料アカウントでは同時に4人まで、プランによっては同時に12名の会議参加も可能で、スクリーンの共有や会議室(チャットルーム)のロック、カスタマイズなど様々な機能がある。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットからも利用可能。 プロジェクト管理系 イノピーエム プロジェクトでの工数を可視化するのにおすすめのサービス。GoogleカレンダーやOutlookカレンダーと連携でき、ドラッグ&ドロップでの操作が可能。スマートフォンからも入力できるため、現場スタッフや外勤営業が多い企業でも利用しやすい。メンバー設定や項目設定を細かく変更できる管理機能も充実している。 SNSを活用して円滑な社内コミュニケーションを図るためには、非常時に備えて普段から社内SNSを利用することが重要です。また、今回のようにすでにリモートワークが推奨されている際には、早めに社内SNSの利用方法やルールを社員に周知するようにしましょう。 さいごに BESでは、非常時のSNS運用にお困りの企業さま向けに無料相談を行っております。非常時に関わらず、平常時のSNS運用やチャットツールをはじめとする社内SNSの活用についてもご相談を随時受け付けています。SNS運用についてお困りの方は、こちらのフォームよりお気軽にお問い合わせ・お申込みください。 (関連記事) Instagram運用のポイントを詳しく解説!メールマーケターが知っておきたい最新のSNS活用法 インスタで新規ファンを獲得!メールマーケターのためのSNSワークショップレポート --- ### メルマガ限定コンテンツで読者に価値を提供する!スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」 - Published: 2020-03-29 - Modified: 2020-06-22 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-initial/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」を運営する株式会社INITIALの松岡さんです。 INITIALのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:INITIAL 対象:スタートアップ企業に興味がある人 主な配信コンテンツと頻度: 資金調達の情報とINITIALでリリースしている記事のお知らせ(1回/週) 担当組織: メールマガジンの担当者:1人 スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」 INITIALサービスページ INITIAL(イニシャル)は、データとストーリーからスタートアップの現在と未来を紐解く独自のコンテンツを提供している、スタートアップ情報プラットフォームです。元々は、entrepedia(アントレペディア)という名称でサービスを展開していたのですが、2019年11月に社名変更を行いました。 資金調達レポートやスタートアップ成長モデルなどを公表しているほか、法人版では収録数1万社超のスタートアップデータベースを提供しています。現在は、事業会社、VC、金融機関などを中心に、300社以上の導入実績があります。 メールマガジンのユーザー層 INITIALのサービスページに設置しているメルマガ登録フォームからご登録いただけます。購読をしてくださっている方々は、スタートアップ企業の情報への興味が強い方なので、セグメントは分けずに、満遍なく情報を配信しています。 配信コンテンツ 資金調達の情報とINITIALでリリースしている記事のお知らせ 全体を見る 配信頻度:週に1回 配信時間:水曜日の午前中 内容:メルマガ限定情報と、注目記事のサマリー 掲載要素はふたつあり、ひとつはメルマガ限定情報です。 過去1週間における大型資金調達の一覧と、興味深い事業提携のお知らせをしています。メルマガ限定掲載として、紹介企業の社長にコメントをいただくこともあります。 ふたつめは、ウェブサイトで発信している注目記事のサマリーです。 メルマガ用に記事の概要を書き下ろしており、「サイトまで訪れなくても、おおよその内容が分かる」というメリットがあります。 INITIALでは、1週間に2〜3本の記事配信がされますが、メルマガで紹介するものは、そのうちの1本に絞り内容を濃くしています。 メルマガは「INITIAL」のファンになっていただくための、きっかけ作りだと思っています。 私たちのコンテンツに日々触れてもらうことで、メルマガを購読するメリットを読者の方々に提供するようにしています。 運用と設計について メールマガジンでみているのはオプトアウトの数 ━メールマガジンの効果測定では、どんな数字をみていますか? どれくらいのお客さまに継続購読をしていただいているかを最重視し、効果計測では「オプトアウト数」を見ています。 本体ページへの遷移率やクリック率も見ているのですが、オプトアウトの数をどれだけ減らしていけるかというところが一番ですね。法人向けプランがあるとご紹介しましたが、契約の獲得よりも、スタートアップ企業に興味を持っていただくことを目標にしています。お客様に使い続けていただくためには、継続して購読してもらうことが重要だと考えています。 開封パーセンテージに対するオプトアウト率が比例しているかなども含め、メールを送ったあとの反応は複数のツールを入れて計測をしています。 ウェブサイトともSNSとも違うメルマガ ━メールのメリットとはなんでしょうか? 気持ちをきちんと入れ込むことができる点です。もちろんこちら側のメッセージを押しつけすぎないように、バランスは取らなければいけないのですが、自分たちの「知ってほしい」「伝えたい」という想いを込めることができると思っています。 ━メールとSNSの違いは、どのように考えられていますか? メールのメリットは、リッチさだと思います。 私たちのサービスを切り取った姿が一度メールマガジンに集約されていて、それをさらに切り取ったものがSNSの投稿になるのかなと思います。 ━クーポンのようなオファーを、メルマガコンテンツとして提供することはありますか? メルマガを読むこと自体がオファーとしての価値を持つように心がけています。 RSSやフィードリーというツールもある中で、どうしてメールボックスの一つを埋めさせてもらうのか。 業務上さまざまなメルマガを購読していますが、開封して目を通すメルマガの共通点は「読むために投資した時間に見合う情報が得られる」ということだと思ったんです。 それに足るものを提供することが、サービスを提供する側として親切であり、企業のブランディングになると考えています。 ━メディア系だと、メールマガジンに力を入れない会社も多いと思います。 株式会社INITIAL 松岡さん INITIALは自分たちで取材へ向かい、一次情報を取っているという強みがあります。 そうして用意したコンテンツを魅力的に見せる場所がウェブサイトなのか、SNSなのか、メルマガなのか、という手段の違いはありますが、INITIALから出されるものは、すべて等しくコンテンツだと思っています。「メールマガジンだから」というよりは、自分たちの一つのサービスの側面として、絶対的に妥協したものは出したくないということが、すべてです。 メールマガジンの担当者は1人でも、1人で戦っているわけではない ━1つのメールマガジンを作るのに、どれくらい時間をかけていますか? 内容は1週間の間に都度考えていますが、実作業は2〜3時間ほどです。 私は現在マーケティングを担当していますが、つい最近まで記事を作る側にも所属していました。自分のミッションとして、楽しみながらやっているという感じです。 ━担当は松岡さんだけなのでしょうか。 担当は私1人です。ただし会社全体から意見が届きますので、1人で戦っているわけではありません。 弊社はお互いの意見をストレートに伝え合う、オープンコミュニケーションのカルチャーがあるため、「もっとこうしたほうが良いんじゃない?」というフィードバックも常日頃からもらえるため改善をしやすく、とてもありがたい環境です。 件名やデザインはPDCAを回している ━メールマガジンのタイトルは毎回、オリジナルで作られているのですか? タイトルに関してのテンプレートはほぼなく、毎回検証を繰り返しています。より多くの読者の方々に読んでもらうため、ずっと検証し続けていくと思います。 ━デザインに関してはいかがですか? 社内のデザイナーにも意見を聞きながら作っています。 テンプレートに関しては、どうしたらユーザーの方々や読者の皆さまが楽しめるようなデザインにできるかとPDCAを回しているところです。 ━メールマガジンに載せるコンテンツで、ネタ切れになったり、載せるものが足りなくなることはありませんか? そういうときもあります。それでも「出さない」という最悪の選択肢はとりたくないので、ユーザーの皆さまに何を面白がっていただけるのかと考えます。例えば業界に特化した昨今の資金調達の流れを紹介するといったオリジナルの企画を立てたこともあります。 ━逆に、全部は載せられないということもあると思います。 選定基準として過去記事のPV傾向を参考にすることもありますが、「INITIALの読者にはここを読んでもらったほうが面白そうだ」と弊社が積極的に判断するものをピックアップすることも多々ありますね。 有料メルマガのリッチなコンテンツに影響を受けた ━参考にしているメールマガジンにはどんな会社がありますか? 弊社のグループ会社にはなりますが、Quartz Japanで出している、メールマガジンが、ここ数カ月の中で番衝撃的でした。同社はメールマガジンを有料コンテンツとして毎朝と夕方に配信をしています。有料という点もありますが、コンテンツがリッチで、新聞でいうところの朝刊・夕刊をそのまま代替しているような感じです。 Quartz Japan 近頃はアプリのプッシュ通知が速報ツールとして広く使われていると思うのですが、これは速報的なものではなく、きちんとした取材記事がメール内で完結しています。 読んでいると理解度・納得度がものすごく高い。「これが、きちんと一つのコンテンツとして、メールマガジンを取り扱っている会社の形なんだ」ということに衝撃を受けました。 INITIALとしても、メールマガジンをコンテンツの1つとして、今まで以上にきちんと取り組んでいこうという思いが強くなりました。私が、現在のような運用にしたいと思ったきっかけでもあります。 まとめ INITIALのメールマガジンについてお話を伺って、なによりも印象的だったのは「メールマガジンもコンテンツである」と、メールマガジンだからと手を抜くことなく、Webメディアで記事を作るの同じように力を入れていることです。 私も含めて、多くのWebマーケターやメールマガジン担当者の目を覚ましてくれるように思います。 お話を伺った松岡さんの、コンテンツマーケティングやメディアに対する考え方にも強く共感をしました。 (その他事例記事) ・デザイン書籍出版「PIE International」が メルマガで本の魅力を伝える方法 ・SNSからメルマガへ繋げる工夫が光るNY発セレクトショップUNION TOKYOの事例 ・RSSを使って配信の手間を削減するWebメディア「訪日ラボ」のメルマガ活用事例 ・API連携で効率化!アルバムアプリFammが実践するプッシュ通知とメルマガ配信の併用効果とは? --- ### 非常時にメールマーケティングで出来る6つの対応例 - Published: 2020-03-23 - Modified: 2021-01-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/emergencymail-2/ - Categories: メールマーケティング 本記事はBenchmark本社のブログ記事 "What Businesses Should Do About the COVID-19 Outbreak" を基にしています。 世界各国で発生している新型コロナウイルスの影響により、私たちはとても困難な状況にあります。企業は様々な場面で対応を余儀なくされ、テレビやソーシャルメディアでは様々なノイズや、ときに私たちの不安を煽る不確実な情報が拡散されることもあります。 その様な状況下でメールマーケティングができることは、自社の取り組みをダイレクトに届け、顧客との関係を維持することです。メールであれば自社でまとめた内容を必要な顧客へ送り、受信した顧客もノイズに惑わされることなく何度でも内容を確認したり、関係者へ転送して共有することもできます。 この記事では、各社どのようなメールを配信しているのかについて6つのケースをお伝えします。 1. サービス提供状況を伝える 現在の状況に対して顧客へどのような対応を行っているのかを伝えるケースです。 自社の例ですが、米国Benchmark Internet Groupでは、一部地域のユーザーに対してメッセージをお送りしました。その中で、自社のサービス提供について通常通り行っていることを下記の様にお伝えしています(一部抜粋)。 当社の取り組みについて 当社では、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)や、世界保健機関(WHO)のガイドラインに則り、COVID-19の感染拡大を防ぐため、全社員がSlackやZoomなどのITツールを用いたリモート勤務に備えており、Benchmark Emailは通常通りのサービス・サポートを提供しています。 なお、Benchmark日本オフィスにおいても同様の方針でサービス提供を行っていますが、当社オフィスで毎月行っているセミナーやワークショップのみ直近での開催を見送っており、再開する際にはニュースレターでご案内いたします。 オンラインセミナーは通常通り開催しておりますので、是非ご活用ください。 次に、同じくオンラインサービスを提供するフライホイール社のメールをご紹介します。 フライホイール社のメールでも、 ・コロナウィルス拡散防止のため従業員はリモート勤務を行っていること ・セキュリティ対策を含めリモート勤務体制が整っていること ・ユーザーへのサービスの提供には影響がなく通常通りサービスを提供していること などが説明されています。 2. 特別な対策を伝える 公共機関や教育機関、物理的に人の移動を伴うサービスでは、例えば以下のような対策を行っていることを案内するメール配信が行われています。 ・勧告内容の通知、市民へ情報提供するためのホットライン提供(保健所) ・生徒がクラスに出席しても安全な特別な清掃を行っていること(学校) ・施設の利用人数制限を行い、利用者に特定の衛生基準を求めること(ジム) これらのメールは、決して顧客を動揺させたりしないように慎重かつ穏やかな表現で、従業員、顧客、およびコミュニティの健康を優先していることを丁寧に伝えています。 同じく、施設の安全性が問われるビジネスの例として、ハイアットホテルのメールをご紹介します。 ハイアットホテルのメールでは、 ・消毒器具の設置や接触頻度が高い場所のこまめな清掃、従業員や宿泊客に感染者がいた際の手続きなど、安心して施設を利用できる衛生環境を整えていること ・感染症の専門家との連携により必要に応じた対処ができる準備ができていること ・キャンセル時の返金対応、また渡航制限のあるエリアへの対応 などについて具体的な説明を案内しています。 同じく人が物理的に訪れる小売店のバナナリパブリックの例を見てみます。 バナナリパブリックのメールでは、 ・各店舗に十分な清掃器具が備えられていることをモニタリングしていること ・店舗や配送センターにおいて、特に往来の多いエリアでは定期清掃の頻度を増やしていること ・全従業員に手洗いや不要不急外出、出張の自粛などで予防を促していること などの安全措置を取っていることを伝えています。 3. 変更を伝える 店頭型のビジネス、イベントなど、予定の変更を余儀なくされてしまっている場合にはできるだけ早く変更内容や今後の見通しを連絡する必要があります。 中止や延期など日程変更だけでなく、営業時間の柔軟な対応など、下記のような案内をしている例も多く見られます。 ・いくつかの公演を延期し、チケット所有者に新しい日付を知らせる(劇場) ・午前中のみの営業で昼食後には閉店するという営業時間変更を知らせる(レストラン) ・グループクラスをすべて中止し、施設の個人使用のみを許可する案内(ジム) 4. 一定の距離を置いたサービス提供方法を伝える 一時的に中止や延期の案内をしたものの、顧客と関係を維持するために下記のような代替手段をメールで案内している例も見られます。 ・授業は閉鎖となったものの、オンラインで授業を提供すること(スクール) ・同じく授業は閉鎖となったものの、保護者にノウハウや教育コンテンツを提供すること(スクール) ・メンバーが自宅でトレーニングできるように、毎日トレーニングビデオを配信すること(ジム) 5. オンラインでの販売を伝える 実店舗を持つビジネスにとって厳しい状況が続く中で、通信販売などの新たなチャネルを検討する店舗も増えています。 例えば、下記のような販売方法をメールで案内する例が見られます。 ・顧客が自宅で買い物できるように、すべての製品をオンラインで販売する(小売店) ・顧客がメールかフォームでの入力で注文した場合に無料で配達をする(レストラン) ・オンラインまたはメールで注文した場合に食料品を配達する(スーパーマーケット) 6. 社内のコミュニケーション 多くの企業で在宅勤務を取り入れるようになってきていますが、最初のうちはコミュニケーションの取り方に苦労することも考えられます。様々なツールやオンライン会議がとても役に立ちますが、定期的な社員向けメール配信で情報を共有したり、一体感を維持することも是非検討してください。 例えばこのようなことに社内向けメール配信が利用されています。 ・非常時の対応についてのアップデート ・特定の部署やチームごとに必要な情報の提供 ・社長から全社員へのメッセージ さいごに Benchmarkではユーザー様へ通常通りのサービス提供に努めつつ、皆様のご健康を心よりお祈りし、一刻も早く事態が収束することを願っております。 --- ### ランディングページ機能追加!HTMLメールと同じく簡単にWebページを作成できます - Published: 2020-03-08 - Modified: 2024-06-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information4/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ メールマガジン用に特集ページを作りたいときや、イベント集客ページを急ぎで作りたいときに、メールマーケティングの担当者が手元で簡単にページを作れたらとても便利だというご意見をいただいておりました。 そういったご要望にお応えするため、Benchmark Emailではこのたび「ランディングページ」を作成できる機能をリリースいたしました! ランディングページ機能の概要 ・メールビルダーに近いページエディターで、ランディングページを何枚でも作成できます。 ・お持ちのサブドメインをページのURLにできます(CNAMEの設定が必要です)。 ・お持ちのドメインがない方は、Benchmark専用ドメインをご使用できます。* ・Benchmark Emailの登録フォームを設置すると、訪問者数とコンバージョン数を一覧で確認することができます。 ・Google Analytics, Facebook Pixel, Google Tag Manager を用いたトラッキングが可能です。 *2022年3月追記)Benchmarkが提供するサブドメイン(Benchmark専用ドメイン)でのページ公開が可能になりました。 機能アップデート:Benchmarkドメインを使って簡単にランディングページの公開が可能に! ランディングページ機能の利用制限 ・ランディングページはプラン問わず作成及び公開が可能です。しかしBenchmark専用ドメインにてランディングページを公開する事が出来るのは有料アカウントのユーザー様のみとなります。無料プランをご利用のお客様は独自ドメインの設定が必須となります。 ・独自ドメインをお持ちで、Benchmark Emailのランディングページに使用したい場合は、サブドメインを作成し、DNS設定にBenchmark EmailのCNAMEレコードを追加していただく必要があります。 ランディングページエディターで作成したページ例 ランディングページの目的や種類には様々なものがありますが、今回リリースした機能で作れるページの参考例として、3パターンのページを作成してみました。 これらのサンプルページは全て、https://jp. benchmarkemail. wpengine. com/〇〇〇 というサブドメインで公開しています。 この、〇〇〇の部分を、ページごとに設定することができます。 画像をクリックするとページをご覧いただけます。 例1:トライアル登録を促進するランディングページ ランディングページの用途として多く利用される、サービスの資料請求やトライアル登録を促すページの例です。 例2:セミナーの申し込みを促すランディングページ セミナーやワークショップなど、イベントの申し込みを促すページの例です。 例3:ニュースレターの購読を促すランディングページ ブログの記事一覧をご紹介して、ニュースレターの購読を促すページの例です。 作成手順について ランディングページの作成手順は、以下の通りです。 ①ダッシュボードでランディングページをクリック ②サブドメインとCNAMEの設定 ドメインの管理をクリックして、ランディングページに用いるサブドメインを登録し、CNAMEを発行します。発行したCNAMEをご利用中のサーバのDNSに登録してください。 注:メール認証のためのCNAMEとは異なります。新規作成の上登録してください。 詳細は、下記のFAQをご参照ください。 関連FAQ:Benchmarkランディングページのドメインについて また、Benchmark専用ドメインを使用する方法はこちらをご確認ください。 ③新規ランディングページの作成 ④管理用のページ名を作成します ⑤ページ情報 ランディングページのタイトルやディスクリプション(概要)を設定します。 ⑥デザイン ランディングページエディタを用いて、内容を作成・編集を行います。 ⑦コンバージョンゴール ページ内に設定したリンククリックや、登録フォームから購読されたことをゴールとして設定することができます。設定する事によってランディングページへの訪問者数とコンバージョン数、コンバージョン率を計測することができます。 ⑧ランディングページURL ランディングページURLを設定します。上記の②で設定したサブドメインにパスを追加します。 ⑨トラッキング設定 Google Analytics, Facebook Pixel, Google Tag Manager を用いたトラッキングの設定を行います。 以上、日々のメルマガ運用の中でぜひご活用ください。 関連FAQ:ランディングページのFAQまとめ アップデート関連ブログ:機能アップデート:登録フォームのシングルオプトイン設定が可能に! --- ### 開封率アップへ!メルマガのA/Bテストをするときに必要な考え方を図解で説明 - Published: 2020-02-25 - Modified: 2020-08-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-start-ab-test/ - Categories: 開封率・到達率 - Tags: ABテスト こんにちは、セミナー講師の前田です。 2/13(木)に、A/Bテスト機能使いこなしワークショップを開催しました。 メールマーケターにとって、開封率とクリック率の向上は最も重要なミッション。このミッションを果たすために有効な手段となるのがA/Bテストです。 今回は、ワークショップにてお話をしたA/Bテストの考え方について図入りでご説明します。 メルマガのA/Bテストとは メルマガにおけるA/Bテストとは、あるメールに対して、メールの要素に変更を加えたテストパターンを2種類作成・配信し、どちらがより高い開封・クリック率を得られるのかを検証するものです。 Benchmark EmailにはこのA/Bテストの実行を支援するツールがありますが、A/Bテストを実行する際、「どのような要素でABテストを行えばいいかわからない」「どんな考え方でテストの要素を選んでいいかわからない」というハードルが存在します。 それではまず、開封率とクリック率に影響する要素について考えてみましょう。 開封率とクリック率を向上させる要素 開封率とクリック率を向上させる要因はシンプルに整理すると、下図のようになります。 開封率向上にはメールの件名、差出人名、配信日時。クリック率向上には画像やテキストのレイアウト、メッセージの長さなどがあります。これらの要素に、受信者の属性を加えて検討することで、どの要素でABテストを行うかを決定していきます。 ワークショップでは、Gmailなどメールクライアントの特徴から、重要な要素の説明を行い、過去の事例から得た要素ごとの影響度などをお伝えしました。 ここからは、A/Bテストの要素の取捨選択と、件名でA/Bテストを実行する際の「AとBの出し方」について解説します。 開封率向上のためのテストに取り組む際の優先順位 ワークショップでは、下記のABテストシートを参加者のみなさんに書いていただきました。 A/Bテストを実行するにあたり、まずみなさんが受信者に届けたい情報を選びます。このメールの内容がセールやキャンペーンといった売上に即つなげたいものなのか。見込客育成のためにお役立ち情報を届けるのかによっても、A/Bテストの件名や配信日時に影響を与えます。 次に配信予定日と受信者像を書き、受信者の属性を明らかにします。すぐに思い浮かぶ受信者の属性には年代や性別といったものがありますが、メールでこの掃除機の件名でABテストを行う際、まず大きな要素として、機能、ベネフィット(ユーザーが製品・サービスによって受ける便益)、価格や容量などの数量、特典などがあります。 そして、製品やサービス特有の属性もあるはずです。サービスの利用プランや利用年数、購入頻度やリテラシーなどもA/Bテストを検討する際の参考情報になります。 こうした情報を整理したうえで、No. 4にあるどのような要素でABテストを実行するかを検討していきます。 前述したとおり、開封率を向上させるための要素には、差出人名、件名、配信日時があります。 これら複数ある要素のうち、どれから取り組むべきかというと、一番最初に試していただきたいのが、差出人名です。 これは、「社名or担当者名」「社名orサービス名」「社名+担当者名 or サービス名+担当者名」など、比較する項目も考える時間も少なくて済むからです。 比較する項目と考える時間の少なさという意味では、次に取り組むべきは配信日時ですが、ここはみなさんが扱う製品やサービスによって差異が大きいであろうことから、この記事では割愛します。 多くの要素を含む件名でのABテスト方法 A/Bテストで最も悩ましいのが件名です。 件名は開封率への影響が大きく、またメールの内容を要約するために考えなければいけない事柄が多いためです。 下図をご覧ください。 件名でABテストを行う際、みなさんが受信者に届けたい情報の内容にもよりますが、上図のようにさまざまな項目を細分化することができます。 まず大きな要素として、機能、ベネフィット(ユーザーが製品・サービスによって受ける便益)、価格や容量などの数量、特典などがあります。どの要素が受信者に対して影響を与えるかを試したい場合、これらの要素でABテストを行います。これが、上図左の枠にある「A or B」です。 ただ、機能といっても、みなさんの製品・サービスに複数の機能があって、どの機能が影響を与えるか試したい場合は、異なる機能でABテストを行うことができます。これが上図の「Aa or Ab」にあたります。 さらに、一つの機能を選んだとしても、それをどのように表現すれば良いかわからなければ、ここでもABテストを行うことができます。これが上図の「Aa1 or Aa2」になります。 掃除機を例にとって説明しましょう。 この掃除機には機能、ベネフィット、数量などいくつかの要素がありますが、メルマガ担当者は機能に絞ってABテストを行いたいと考えます。 吸引力や充電時間の短さなどいくつかの機能があり、特に訴求したいのが吸引力だったのですが、これをなんと表現すれば受信者の購買につながるかわからなかったため、ストレートに「吸引力が凄い」と表現するか、「ブラックホールなみの吸引力」と表現するかをテストすることにしました。 ・・・このように、件名は検討する項目が多いため、様々な項目を一人の担当者があれこれ考えるのは、どうしても限りがあります。 そこで、共通のワークシートを使用し、後日その成果をワークショップ参加者同士で共有することで、扱う製品・サービスは違っても、自分がABテストを行う際の参照物とすることが、このワークショップの目的でした。 参加者の一人で、海外向けの旅行商品を担当する方は、ABテストの要素を件名にして「夏にお勧めのプラン」という「時期」で表現したものをAにして、Bには「花火、祭、海水浴」といった「夏の代名詞となる言葉」を選びました。 これは、海外の人によって、「まだ具体的に何をするか決めていないけれど、夏休みに日本に行こうと考えている人」がリストに多いのか、「ある程度、日本の情報を持っている人」が多いのかを確かめるためでした。 このような考え方は、母の日や結婚記念日といったイベントシーズンに配信するメールのABテストを行う際の参考になりそうです。 ワークショップではこうしたワークシートをつくっていただき、後日の成果共有を約束いただき終了しました。 一人では実行しきれないABテストの知見を、同じBenchmark Emailユーザーのみなさんと共有しあうこのワークショップは、今後も定期的に開催予定です。 ご興味のある方は、右上のニュースレター登録からメールアドレスを登録をしていただければ、お知らせをお送り致します。 (関連記事) ・メルマガでのA/Bテストのポイントがまるわかり!比較項目別の事例から注意点までを一挙解説 (その他イベントレポート) ・動画のクオリティは本当に大切か?メールマーケター向け動画活用のポイントを詳しく解説 ・Instagram運用のポイントを詳しく解説!メールマーケターが知っておきたい最新のSNS活用法 --- ### デザイン書籍出版「PIE International」が メルマガで本の魅力を伝える方法 - Published: 2020-02-24 - Modified: 2020-06-25 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-pie-international/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、デザイン専門書をメインに扱う出版社「株式会社パイ インターナショナル」広報の塩澤様です。 PIE Internationalのメール施策 メール配信を行っているサービス内容:PIE International(出版) ・デザイナー向けの専門的なデザイン書 ・写真やアート、実用書、コミックアート、児童書 対象: ・登録フォームからの購読希望者 ・読者ハガキからの購読希望者 主な配信コンテンツと頻度: メール1:新刊の案内(1回/月) メール2:今月の特集(1回/月) メール3:児童書・「100枚レターブック」シリーズの新刊案内(1回/3~4ヶ月) 担当組織: メールマガジンの担当者:2人 デザイナー向けの専門書をメインに扱う出版社「PIE International」 PIE Internationalウェブサイト ━PIE Internationalは、どのような出版社なのでしょうか? PIE Internationalのメインは、創業のきっかけでもある「デザイナー向けの専門的なデザイン書」です。いまは派生して、写真やアート関係の本、実用書も扱っています。最近力を入れているのはコミックアートや児童書です。 出版に関連して、展示・サイン会・トークイベントも行なっています。最近では、COREDO日本橋にある台湾から初上陸した「誠品生活」という書店のイベントスペースを借りて、2カ月くらい展示と物販をしていました。 書籍が並ぶ温かみのあるオフィス ユーザー層とリスト取得方法 ━メールマガジンを購読している人はどんな方が多いのでしょうか? デザイナーやクリエイター向けの本が多いので、メールマガジンもデザイナーやクリエイターの方が購読をしてくださっている場合が多いです。 しかし最近は児童書や「100枚レターブック」シリーズ(※後述)といった違う層からのお客様も増えていますね。 ━メールマガジンの配信リストはどのように得られていますか? ホームページから「メールマガジンの購読」に登録をするか、読者ハガキで「メールマガジンを購読したい」と申し込んでいただきます。 ホームページからの登録と読者ハガキからの登録の割合は半々ぐらいです。みなさん、本が好きな人なので、アナログ好きな人が多いのか、読者ハガキはけっこういただきます。 読者ハガキは購入した本に封入されているのですが、それぞれのハガキに「本のタイトル」が書かれているので、どのジャンルからの読者かが分かるんです。 最近メルマガを独立させた「100枚レターブック」シリーズは特設サイトを用意していて、専用の登録フォームからアドレスを取得しています。 いずれも自社の顧客管理システムに一度登録して、Benchmark Emailへは毎回の配信ごとにリストをアップロードしています。 配信コンテンツ メール1:新刊の案内 メール全文を見る(クリックで見れない場合はこちら) 配信頻度:月1回くらい 配信時間:午前10時頃 内容:新刊の案内 毎月の新刊案内を発信しています。イベント情報や旬な情報もここでお届けしています。 書店に行かないと売られていることがわからないという状況のままだと、告知として浅いので、そこをフォローするのがメルマガです。 新刊案内は決まったフォーマットを用意してあり、情報を流し込むだけで、悩まずに作れるようになっています。 新刊案内に追加するイベント情報やお知らせは、広報担当で相談し、どれを載せるかを決めています。なるべく発売した月のうちにお知らせすることを意識して「今だったらこの情報を載せられるね」と軽く相談して、決めています。 メール2:今月の特集 メール全文を見る(クリックで見れない場合はこちら) 配信頻度:月1回くらい 配信時間:午前10時頃 内容:特集に沿った書籍の案内 毎月特集テーマを変えて、おすすめ書籍の案内をしています。 「特集」メルマガのヘッダー画像は、その時の内容に合わせて毎回、私が社内の素材集をもとに作っています。書店で展開しているパネルがあれば、そのまま使うこともありますね。そうすれば書店に行ったときにイメージがリンクする効果もあると思うんです。 配信の直前に集中して2〜3時間ほどで企画をしています。例えば11月は「芸術の秋に読みたいアート本」を特集しました。 アートや写真集よりはデザイン書の特集で数字が伸びやすいので、この企画は数字という観点では強いものではないのですが、変化をつけていきたいなと思って企画しています。 本の紹介文は、遷移先のホームページに掲載している文章と同じにはしたくないので、本を1冊ずつ見て、中を読み込んで紹介文を考えています。 メール3:児童書・「100枚レターブック」シリーズの新刊案内 児童書のメール全文を見る(見れない場合はこちら) 100枚レターブックのメール全文を見る(見れない場合はこちら) 配信頻度:3~4ヶ月に1回 配信時間:決まっていない 内容:児童書・「100枚レターブック」シリーズの新刊案内 「100枚レターブック」シリーズは、1枚ずつきれいに切り離して使える100枚の紙を集めた本です。手紙や包み紙に使ったり、貼ったり、アイディア次第でいろいろ使える雑貨のようなものです。 100枚レターブック「日本の美しい花」 主な購読者であるデザイナー・クリエイターとは読者層が異なるものの、人気があるシリーズです。 以前は、メールマガジン購読者全員に同じ内容のメールを送っていました。ただデザイナー向けの本と、「100枚レターブック」シリーズおよび児童書とでは、読者層が違うんですね。そこで最近は毎月の新刊案内においてこれらの情報を減らし、別のメルマガとしてセグメントしたリストへ配信を行うようになりました。 「100枚レターブック」シリーズと児童書の読者のため、専用の登録フォームを用意しているほか、対象書籍に添付している読者ハガキからの登録者をリスト化しています。 運用と設計について 1つのメール作成から配信まで1人で完結させている ━担当分けはどのようにされていますか? 別の担当者が「新刊案内」を、私が「特集」を担当しています。 それぞれの担当者が作成から配信までを完結させていますね。 今年(2019年)に入って、広報が2人体制になり、手が回るようになったので、読者に合わせたメールを送ることに力を入れられるようになってきました。そこで「児童書・100枚レターブック(メール3)」を独立させたんです。 主なメルマガ購読層はデザイナー ━ターゲット層の分析はされているのでしょうか? クリック率を見ると「デザイン関連書」が高かったので、最も読者層として厚いのはデザイナーやクリエイターのようです。 彼らが自分のオフィスのデスクトップで見ることが多いと想定しています。 そのため配信する時間は午前10時くらいを目指しています。始業時間からちょっと経った頃合いを狙っています。 本文の文章量を調節する際には、デザイン関係のものは文章量を多く、コミックや実用系は簡単な紹介に留めるようにしています。 メールマガジンのデザインは画像をきれいに見てもらえるように 「新刊案内」のフォーマットは、2カラムと3カラムどちらが良いだろうかという議論がありました。掲載する本の数が毎月10点と多いため、スクロールが大変だよねということで、3カラムで落ち着きました。 本の表紙が引き立つように、メール本文のデザインに使う色はなるべく少なくして、グレーをベースにしています。ボタンの色には会社のテーマカラーの水色を使って、ホームページと統一しています。 スマートフォンで読んだときにも表紙がきれいに映えるよう、文章量が多くならないように気を使っています。せっかくビジュアルのいい本の表紙が揃っていますからね。文字ではなく画像で伝えることを心がけています。 将来的にはメールマガジンによる売上数の分析もしていきたい ━これまでメールマガジンを運用されて、目的はどれぐらい達成されていますか? 目標は「出版している書籍の情報を知ってもらうこと」になるかと思います。 先日「2019年デザイン書売上ランキング」という特集メルマガを出したんです(メール全文を見る)。1位から10位まで、文章も画像もたくさんで、読むのは大変だろうなと思いながらも、伝えたいことがたくさんあるのでその時はいっぱい書いてしまいました。それでも、メール後半のボタンリンクが一定数クリックしてもらえていたんです。読んでくれる人は読んでくれるんだなと、実感しています。 ほかには、例えば2月22日は猫の日(ニャンニャンニャン)なのでそれに因んだ特集を組みました。PIE Internationalにはすごく売れた『ねこのおてて』という猫の写真集があります。猫の日だから送ってみようと思って特集を組んだのですが、いまいち反応が良くなくて。やっぱりメルマガではデザイン専門書の需要が高いんだなと、ちょっと反省しました。 ━今後、こうしていきたいなど展望はありますか? 数字的なところは、Googleアナリティクスの数字を経営会議で報告をしています。それにあわせて、この開封率や、どれがクリック1位だったかというのも、報告しています。 今後は、リンクごとのクリック数と、amazonの売上を連結させて、メルマガでどれだけ売上数があるかというところまで分析していきたいと思っています。 関連記事:Googleアナリティクスを使ってメールマガジンの1歩踏み込んだ効果分析しよう! まとめ 読者ハガキによる、メールマガジン配信リストの獲得や、画像にこだわったデザインなど、デザイナー向けの出版社ならではのお話を伺うことができました。読者ハガキを使ってリストを作れるのは、出版だからこそですね。 本の表紙を大事にして、メールマガジンでもキレイに表示できるように気を使われているのは、出版社としての愛情を感じました。 また、配信をしたメールマガジンへの反応を見ながら、文章量を調整したり、掲載する内容を変えたりされているのは、しっかりと読者のことを考えているからこそでしょう。メールマガジンの開封率が20%というのも、そういった丁寧なメールマガジンづくりによるものだと思います。 (その他事例記事) ・SNSからメルマガへ繋げる工夫が光るNY発セレクトショップUNION TOKYOの事例 ・RSSを使って配信の手間を削減するWebメディア「訪日ラボ」のメルマガ活用事例 ・API連携で効率化!アルバムアプリFammが実践するプッシュ通知とメルマガ配信の併用効果とは? --- ### 見込み客を顧客に!購買を促すための効果的なメルマガ作成の心理テクニック12選 - Published: 2020-02-16 - Modified: 2021-08-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/effective-sales-and-marketing-emails/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちは。コンテンツライターのコニーです。 メールマーケティングは、今もなお最も効果的なマーケティング手法の1つです。メルマガを作成する際は、以下の3つのステップを確実に行うことが重要です。 1. 購読者をセグメント化する:パーソナライズされたメールを作成し、開封率を上げる 2. 優れた件名を作成する:購読者が最初に目に入る件名を引き付けるものにする 3. メールを慎重に作り上げる:購読者をセールスファネルに導くような内容にする また、購読者の心理を読む事も重要です。メルマガの購読者は、見込み客から顧客になる可能性が高いのです。 今回は、読者心理を活用したテクニックを12選ご紹介します。 1. なじみのある名前を記載する 法人向けにメールを送る場合、他のメールに埋もれないよう、相手になじみのある名前や単語を使って注意を引きましょう。 受信者があなたの事をすでに知っている場合は、自分の名前を入れる事で確実に開封されるでしょう。営業メールを送信する際は、知られているサービス名やブランド名を入れましょう。 2. 限定感を出す 「購読者限定」「今月限り」など、限定的な商品やサービスはそれだけで感じられる価値が高まります。 そのため、件名または本文プレビューでアピールすることが重要です。 3. 無料のサービスを提供する 「無料で提供する」ことは以前から使われている戦略です。「送料無料」という言葉を件名に入れることで、50%以上のクリック率を得ることができます。 4. ロゴを左上隅に配置する メールを開封した際に、一番最初に目に入るのは左上隅のブランドのロゴです。文章は左から右に読むため、読者は無意識に左隅からメールを読み始めます。 ロゴを設置した場合、89%以上の確率でブランドが認知されます。これによって、ブランドイメージを構築し、訪問者があなたのメールを最後まで読む可能性が高くなります。adidasのような大手ブランドも、この手法を利用しています。 参考資料(英語):Norman Nielsen group research Source: Really Good Emails また、ちょっと変わったロゴを入れることで成功している企業もあります。 Source: Really Good Emails 5. デザインで注意を引く 5人のうち3人の購読者は外出先で「受信フォルダ」を確認していることが多いです。そのため、コンテンツをじっくり読んでメールの良し悪しを判断する時間がありません。購読者を引き付けるためのデザインテンプレートを作り、より多くの購読者にメールを読み続けてもらえるようにしましょう。 (関連記事) ・コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選 ・セール告知に使える! Benchmark Emailオリジナルデザインテンプレート紹介 参考資料(英語):The ultimate mobile email stats overview 6. 価格を比較する 昔から小売業界で使われてきたマーケティング心理テクニックの「アンカリング効果」をメールに適用しましょう。人は、最初に提示した値段と値引された値段を比較することで、価値があるかどうかを判断します。必ず元の値段も併せて表示しましょう。 下記のデザインは優れていますが、価格の表示が無く、「30%オフ」としか記載されていません。そのため、購入価値があるかどうかの判断ができません。 7. パーソナライズする 企業の収益の3分の2はセグメント化されたメールによってもたらされています。 パーソナライズされたメールの開封率は、通常のメールに比べて26%以上も増加します。 出来るだけ詳しく購読者の事を知り、下記の項目に特に気をつけましょう。購読者が見たいコンテンツや商品を提供する事で、クリック率を上げることができます。 -ウェブサイトの動向(利用状況や履歴) -メールの動向 -ソーシャルメディアの動向 -興味・関心 セグメント化した後は、マーケティングオートメーションを利用し、グループごとに適切なメールを配信する事ができます。それにより、顧客転換率は上昇するでしょう。 パーソナライズされたメールは通常のメールと比較して、商取引が6倍になる可能性があります。 関連FAQ:セグメント機能の使い方は? 参考資料(英語) ・National client email report2015 ・Email personalization statistics 8. 「顔」を利用する 人の顔は商品や伝えたいことに対しての感情を表現することができます。「顔」を載せることで、感情とブランドを関連付けさせるのに最も効果的な方法の1つです。ブランドが望むイメージに合った「顔」をメールにいれましょう。例えば、アディダスはメールに「集中した顔」を起用し、余計なことに囚われずスポーツに集中できるウェアを提供していることをアピールしているのです。 9. 独自性と緊急性を持たせる メルマガ購読者の大半は、お買い得商品や低価格で独自性のあるものを求めています。そして最大の恐れは、マーケティングの古典的手法であるFOMO(チャンスを逃すことへの不安)です。 早急な決断を要する割引を表示しましょう。例えば、「本日最終日!」または、「残りわずか!」といった販売促進メールです。上手くセグメントができていれば、異なったグループへそれぞれに適した割引を提供することができます。 10. 短く、シンプルかつビジュアルを重視する 61. 9%のメールはスマートフォンで開封されています。多くの人は外出先や仕事に行く前のほんの数分でメールをチェックしているので、長い文章のメールを読む暇はありません。 内容を短く簡潔にし、画像を使って表現しましょう。あなたの広告商品がどれだけ優れているかを伝えるのではなく、商品の写真を載せ、数語で要点を述べてリンクを貼りましょう。 参考資料(英語):Mobile email statistics: growth and usage of email on mobile 11. CTAボタンを分かりやすく設置する 理想としては、何もしなくても購読者がメールを読んだ後に購入してくれる事ですが、現実はそう上手くいきません。 購読者がCTAボタンをクリックしたいと思ったときに、すぐに見つかるところに設置しましょう。 関連記事:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 12. きっかけを作る きっかけ作りを一番うまく使えるチャネルがメールです。メールの目的は、何かを前もって売ることではなく、ブランドのファンとまではいかない購読者に小さな行動を起こさせることです。そうする事で、購入のような大きな行動により時間とお金を費やしてくれるようになってくれます。 1つのコンバージョンを得るのに、複数のタッチポイント(企業やブランドと消費者の接点)を要します。Facebook記事の共有から、ブランドのファンにさせるまでの道のりに使えるタッチポイントとしてメールを活用していきましょう。 最後に 購読者のセグメント化からメールの本文作成方法までの心理テクニックをご紹介してきました。今後のメルマガ作成にぜひ活かしてください。 (関連記事) ・メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? ・有名サービスのHTMLメール事例に学ぶ!エンゲージメントを高める8つの法則 --- ### SNSからメルマガへ繋げる工夫が光るNY発セレクトショップUNION TOKYOの事例 - Published: 2020-02-02 - Modified: 2022-11-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-union-tokyo/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、NY発のセレクトショップ「UNION TOKYO」を運営している株式会社ジャック ユニオン事業部 ECマネージャーの冨岡様です。 UNION TOKYOウェブサイト UNION TOKYOのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: UNION TOKYO ・アパレルの衣料品、雑貨、小物類の販売 ・実店舗とインターネットショッピングの両軸で展開するO2O形態 対象: ・自社サイトでの購入者およびメルマガ購読希望者 ・SNSからの抽選購入希望者 ・20代、30代の男性が中心 主な配信コンテンツと頻度: 新商品の告知(4回/月) 担当組織: メールマガジンの担当者1名 1989年にNYで誕生したセレクトストア「UNION TOKYO(ユニオン トーキョー)」 ━UNION TOKYOは、どのような事業をされていますか? アパレルの衣料品、雑貨、小物類の販売をメインにしています。実店舗とインターネットショッピングサービスの両軸で展開を行なっています。 ━メールはどんな目的で使われていますか? ブランド認知拡大と売上拡大を目指して取り組んでいます。UNION TOKYOで取り扱っているブランドの新商品や、限定販売品の周知、あるいは、レセプションやポップアップといったイベント告知に使っています。 ユーザー層とリスト取得方法 ━UNION TOKYOのメールマガジンの読者層はどのような人でしょうか? UNION TOKYOの顧客層は20代から30代の男性です。扱っているのはメンズのストリートラグジュアリーと言ってカジュアルでありながら少し値段設定が高めのブランド群のため、このようなターゲット設定になっています。 ━メールマガジンの配信リストは、どのように獲得されていますか? ECサイトで商品を購入された方、メールマガジン登録フォームから配信希望をされた方が主になります。 また、注目度が高いスポット商品は購入のために事前抽選を行っているのですが、応募の際の条件にメールマガジンの登録を組み込み、リストを獲得するという方策をとっています。 例えば「話題のブランドとコラボレーションしたスニーカー」となると、SNSで大きな反応があり、メールマガジンの登録者数も伸びます。 ━抽選へは、どういった経路でたどり着くのでしょうか? 一つの事例をご紹介すると、はじめの接点はSNSやサイトのNEWSページです。SNSではInstagramで商品のリリースと抽選開催をアナウンスしています。仮設の抽選サイトより、個人情報を入力の際にメールマガジンの購読証明をしてもらい、当選者に向けて商品購入ページのURLをメールでご連絡し販売しました。 配信コンテンツ 新商品の告知 実例1 実例2 配信頻度:月4回程度 配信時間:決まっていない(ブランドの情報解禁スケジュールに合わせて) 内容:ニューリリース商品の告知 弊社のブランドイメージに合わせ、極力シンプルなデザインと構成を目指しています。コンテンツはあまり増やさず、新商品を軸に、来週発表する商品の事前のアナウンスなどを合わせて配信しています。 配信をする曜日や日時は決めていません。特に限定販売品はブランド側から差し込みで話がくるので、急なスケジュール調整が必要なことも多く、ブランド側から「この日の何時から公表して良いよ」といった情報解禁の日時指定があったりするんです。その場合は、解禁日時に合わせてなるべく最速で出すようにしています。 運用と設計について SNSとの役割分担と効果測定 ━メールマーケティングに取り組んでいる目的はどんなことでしょうか? メールマーケティングはオンライン施策のなかでも重要なポジションにあり、力を入れている分野です。 弊社のUNION事業部は今年で2年目とスタートしたばかりです。メールマガジンを通して、お客様がコンテンツや商品のうちどういうところに興味があるのかを数値化して、データを取っていきたいと考えています。 メールマガジンは直接のコミュニケーションツールでもあるので、SNSよりも重きを置いています。SNSは情報が流れていくイメージなのに対して、メールマガジンは直接問いかけるイメージで取り組んでいます。 ━効果測定では、どんな数値を追っていますか? 開封率やクリック数、オプトアウト率、エラーもみています。 平均の数値は開封率が27%以上で、クリック率が17%以上です。 一番重要視しているのは、CV数やCVRです。どこまで収益に繋がっているのかを、Googleアナリティクスと連携して毎回確認しています。 配信したものに対して「これが良くなかったんじゃないか」「あれが良くなかったんじゃないか」という話し合いをして「次回はこういう形で見せたらどうか」とPDCAサイクルを繰り返すようにしています。 関連記事: Googleアナリティクスを使ってメールマガジンの1歩踏み込んだ効果分析しよう! レポート数値を反映したコンテンツ設計 ━メールマガジンのコンテンツで気をつけていることはありますか? リスト取得元でもある限定販売品の抽選は、実はスニーカー商品であることが多いんです。それもあってUNION TOKYOのメルマガ購読者の内訳は、スニーカーの情報収集を目的としている層が一定数ありますね。 スニーカーから外れた情報を配信すると、反応が薄いことが数字として顕著にでました。 そこで洋服の魅力を伝えつつ、毎回必ずスニーカーの情報も載せるようになりました。スニーカーに興味のある人たちに「洋服もどうですか?」というスタンスで配信をする感じでしょうか。今週発表した洋服の情報を発信する場合は、来週発売されるスニーカーの情報を加えたりするなど、情報を組み合わせる工夫をしています(実例1を参照)。 ブランドイメージと合わせたデザイン ━メールマガジンのデザインでこだわっているところはありますか? メルマガ全体のデザインは、本国が使用しているフォーマットを元に構築しています。そこから、徐々に日本向けにオリジナリティーを出していくというスタンスではじめました。向こうからも「ジャパンはジャパンの色を出してくれ」と言われています。良い部分は残して「これだと日本人にはまらないんじゃないか」という部分は、少しずつ変えていってます。 ━日本向けの調整は、どのようなことをされていますか? メールマガジンをはじめたときは、UNION店舗の公式ロゴである明朝体のものを用いていました。しかしこれではメルマガ画面の印象が弱いなと感じ、本国に「もう少しインパクトのあるロゴはないか」と相談しました。 「こういうものも使っているよ」と太ゴシック体のロゴを送ってもらったところ、ブランドイメージとインパクトが両立しているものでしたので、今はそちらを使っています。 2種類のロゴ またUNION TOKYOでは、本国のブランドイメージを踏襲してWebサイトでも意識的に英語を多用しています。instagramの投稿も英文で投稿をしています。 メールマガジンでも当初は本国と同じような英文を用いていたのですが、反応の数値が変わったり「何が書かれているかわからない」という声がありました。そこで日本向けには、なるべくシンプルな英単語と短文に置き換え、直感的に伝わるように調整しています。 各ブランドからクオリティの高い写真が提供されることもあり、テキストは抑えめにしています。文章を最小限にすることで、写真を際立たせて「かっこいいな」「クリックしたいな」と思ってもらえる効果もあるんです。これは自社の強みと捉えており、積極的にビジュアル重視のデザインを用いるようにしています。 ━GIFも使っていらっしゃいますが、どんなときに使われていますか? モバイル読者が8割を超えているので、スクロールさせずに1画面でどれだけの情報を詰め込めるかということを意識しています。そのため、1枚分のスペースでいろいろな形で商品を見せてあげられるGIFを使うことがあります。 関連記事: 動くメルマガで売上アップも!GIF画像作成からメルマガ配信までを一挙ご紹介 まとめ 今回のお話を伺って印象的だったのは、instagramからの導線です。アパレルと相性の良いinstagramを使って認知を広め、スポット商品の抽選でメールマガジンの登録を条件に加えるという方法は、メールマーケティングだけでなく、SNSマーケティングとしても大変参考になります。 また、海外ブランドのイメージを守りつつ、日本向けにカスタマイズをするバランスの取り方も、とてもうまいなと思いました。英語だからこそ伝わるブランドイメージを、テキストを抑えてビジュアルを重視することで、日本人の購読者に配慮をしたメールマガジンを作り上げている。英語を使うことで生じてしまう「わかりづらさ」をデザインで解決しようとする、とても参考になる事例です。 関連記事:Instagram運用のポイントを詳しく解説!メールマーケターが知っておきたい最新のSNS活用法 (その他ユーザー事例) ・RSSを使って配信の手間を削減するWebメディア「訪日ラボ」のメルマガ活用事例 ・API連携で効率化!アルバムアプリFammが実践するプッシュ通知とメルマガ配信の併用効果とは? --- ### Gmailの自動振り分けについて解説!メルマガを見てもらうために知っておくべき6つの情報 > Gmailの受信箱にはタブ欄がありメールが自動で振り分けられます「配信したメルマガがプロモーションタブではなくメインタブに入ってほしい」と思うメールマーケターは多いかと思います。2018年12月のタブの変更点を始め、タブ別の既読率、今後配信したメールを見てもらうために必要なことについてご紹介します。 - Published: 2020-01-25 - Modified: 2022-07-14 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updated-gmail-promotions-tab/ - Categories: 開封率・到達率 Gmailの受信箱にはタブ欄があり、メールが自動で振り分けられます。「配信したメルマガがプロモーションタブに入ってしまうため、メインタブに入るようにしたい!」と切望するメールマーケターは多いかと思います。 しかしながら、2018年12月にGmailのプロモーションタブの機能に大きなアップデートがあったことをご存知でしょうか。 今回はプロモーションタブの変更点を始め、タブ別の既読率、今後配信したメールを見てもらうために必要なことについてご紹介します。 Gmailのタブ振り分けは5種類ある まずはプロモーションタブを含め、それぞれのタブの特徴についてご説明します。 -メイン 個人的なやり取りなど重要なメールがここに振り分けられます。知り合いからのメールや、テキストメール、他のカテゴリーに分類されないメールが表示される、その名の通りメインとなる受信タブです。 -ソーシャル TwitterやFacebookなどのSNS、メディア共有サイトからのメールが表示されます。 -プロモーション セールやクーポン情報など広告メールが表示されます。メルマガの多くが振り分けられるタブです。 -新着 利用中のクラウドサービス(Slack等)の新着通知メールや確認書・領収書、請求書メールなどが表示されます。 -フォーラム オンライン グループ、ディスカッション フォーラム、メーリングリストからのメールが表示されます。 Gmailプロモーションタブとは? メルマガの多くが振り分けられるGmailのプロモーションタブですが、受信者の目につきやすくなるようアップデートがされています。タブを開いた時に見られるメールのプレビュー画面で、読者の興味を引くためにできることが大幅に増えたのです。 具体的には、下記の表示が可能となりました。 ・サービス名や会社のロゴ ・(クーポン等の)有効期限 ・「20%オフ」といった文言や、ディスカウントに利用できるコード(文字列) ・サービスや商品の画像 受信メール表示例(Gmailプロモーションタブガイドより抜粋) これらの変更は2018年12月時点ではAndroidとiOSの Gmailアプリでのみ反映されており、web版にはこれから展開されるそうです。 ちなみにこの表示を行うには、メールのHTMLコードにアノテーションを入れる必要があります。詳しくはGmailプロモーションタブガイド(英語)を参照してください。 (参照:How to Utilize the Power of Gmail’s New Promotions Tab) プロモーションタブはどのくらい見られているのか? そもそも、プロモーションタブはどのくらいの頻度で見られているか知っていますか? 実は結構読まれている、プロモーションタブのメール Return Path社が2016年12月に行なった調査によると、Gmailユーザーの約半数が少なくとも1日に1回はプロモーションタブ内のメールを確認していることがわかっています。1週間に1回以上確認する人は70%近くにもなります。 他のタブと比較した既読率も、同調査では下記のように出ています。 プロモーションタブ 19. 2% メインタブ 22. 0% ソーシャルタブ 22. 4% フォーラム 21. 1% 新着 28. 0% 新着タブが28%ともっとも読まれているようです。 プロモーションタブは19. 2%と一番低い数字ではありますが、メインタブ22. 0%と比べて格段に下がるわけではないのです。 プロモーションタブを活用して、効果的なメールマーケティングを。 ご紹介してきた通り、プロモーションタブに入ったメールの既読率はメインタブのメールと比較してもそこまで劣りません。 さらに今回のアップデートが加わることで、プロモーションタブのメールはさらに多くの受信者の目につくことになるでしょう。 実際にGmailアプリを開いてみると、メインタブの上部に「おすすめのプロモーション」が表示されています。 この「おすすめのプロモーション」をタップすると、プロモーションタブへ飛ぶようになっています。 また、プロモーションタブの方には、「おすすめのプロモーション」「その他のプロモーション」と分かれて表示がされています。 プロモーションタブに入るメールの中でも、Gmailの機械学習によってこれまでのデータを元に「おすすめ」と見なされたものに関しては、「おすすめグループ」に入れられるようです。 プロモーションタブに入ってもこのように「おすすめのプロモーション」として表示がされたり、新たな機能を利用してアイコンや画像を表示させられることを考えると、受信者の興味を引くための施策を色々と練ることができるようになりますね。 今後はメールマーケティングをより効果的なものにしていくために、Gmailのプロモーションタブを思い切り活用していく姿勢が重要になってくると思われます。 それでもやはりGmailのメインタブに入れたい!という方へ プロモーションタブに入る前提で施策を練るのはいいけれど、やっぱりメインタブに入るにこしたことはない!とお考えの方のために、配信したメールをメインタブへ入れるための工夫についてもご紹介します。 メールをメインタブに入れるために送信側でできる工夫 メインタブに表示させるために送信側でできる工夫として「購読者のエンゲージメントを高める」メールを送ることが挙げられます。 詳しくはこちらの記事をご覧ください。 関連記事:米国Kickbox社が語る(2)送ったメールを受信ボックスに届けるためには? しかしながらGoogleのタブ振り分けのルールは公表されていないため、本当に効果的な手法はわかっていません。 確実にメインタブへメールを振り分けるには、受信側で設定してもらう必要があります。 受信側で設定してもらう時の方法 受信側でメールをメインタブへ振り分ける方法は、2つあります。 1. 該当のメールをメインタブへ移動する方法 プロモーションタブからメインタブへメールをドラッグ、または移動させたいメールを右クリックして「タブに移動」をクリック、最後に「メイン」を選択します。 2. フィルタの作成 検索ボックスにてアドレスを検索し、検索バーの右端の下向矢印をクリックします。次に検索オプションのメニューの右下にある「フィルタを作成」をクリックします。そのあと表示されるウィンドウの「適用するカテゴリ」にて、振り分けられるタブを選択することが可能です。 受信箱の設定を促すために購読者にその旨をお知らせするメールを送っても、それすらメインタブに届かないという可能性があります。そのため、メール以外でのコミュニケーションツールを通して設定変更の方法をお知らせするのが効果的な方法となるでしょう。 最善策はしっかり読まれるためのコンテンツ作り プロモーションタブに入ることを前提に施策を練るにせよ、メインタブに入れる工夫をし続けるにせよ、何よりも大切なことはコンテンツを強化し、読者のエンゲージメントを高めることです。 効果的なコンテンツ作りには、下記ブログをご参照ください。 ・驚きの効果を生み出すメールマーケティング成功事例10選とその秘訣! ・コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選 ・【事例4選】メルマガ開封率upに効く!読まれるタイトル施策まとめ 読者にとって役立つコンテンツ作りをすることが、その後の購読継続を生み出し、多くのメルマガがひしめく受信箱の中でも一際目立つ存在であり続けることにつながるでしょう。 *本記事は、2019年2月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) ・Gmailの暗号化設定によりメールに対するセキュリティー意識が向上。ーセキュリティーにまつわるTLS、DMARCって何? ・Gmailアップデート 新機能と利用状況のまとめ --- ### 動くメルマガで売上アップも!GIF画像作成からメルマガ配信までを一挙ご紹介 - Published: 2020-01-20 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/use_gif_to_your_newsletter/ - Categories: HTMLメールデザイン みなさんはGIFアニメーション(動く画像)が掲載されているメルマガを受信したことはありますか?海外のECサイトのメルマガなどではすでによく目にしますが、日本でも少しずつ使われるようになっています。 今回は実際にGIFを貼り付けたメールをBenchmark Emailで配信するまでをご紹介します。この時期なら年末年始のセールメールにすぐ活用できますよ! メルマガ購読者の目を引くには動く画像、GIFアニメーション 今回のブログでは、こんなメールを配信できるようになるまでを解説いたします。 このように受信時でもGIF(動く画像)が稼働しています。 GIFアニメーションとはJPEGやPNGといった画像の保存形式の一つです。パラパラ漫画のように複数の画像を順々に表示させて動画のように見せることができる他、動画の一部を切り取ってGIFに変換することで、動画をポップに見せられるだけでなく、表示させたいところだけを繰り返し再生することもできます。 またアメリカではIT大手のDellがメールにGIFを加えたことでクリック率42%増、コンバージョン率103%増、109%の利益増加を獲得しているという事例があるなど、視覚的な影響だけではなく成果にも繋がっています。 今回上記のメールのGIFは動画から作成しましたので、動画をGIFに変換します。すでにYoutubeやファイルとして持っている動画をGIFに変換するにはGIPHYがおすすめです。(詳しい使い方は前回のGIF活用ブログをご覧ください) まずはこのツールを使って、GIFを作ってみます。そしてできたGIFのURLを取り出します。 GIPHYを使って動画をGIFに変換 GIPHYトップページの「Create」から、GIF化したい動画をアップロードします。 「DURATION」でGIFの再生時間を調整、「START TIME」で元の動画のどこから(〇〇秒後からスタートなど設定できます)GIFを作るのかを決めることができます。設定が済んだら「Continue to Decorate」をクリック。 前のページで作成したベースとなるGIFにアニメーションやステッカー、画質のテーマを加えることができます。設定が完了したら「Continue to Upload」をクリック。進んだ先のページで「Upload to GIPHY」をクリックします。 GIPHYでGIFができたら、Copy linkからGIF Linkをコピーします。 次にここでコピーしたリンクをBenchmark Emailに貼り付けます。 メール編集画面内のGIFを貼り付けたい箇所に「画像」ブロックを配置します。 「画像」ブロック配置後、「画像をアップロード」をクリックします。 「アップロード」を選択し、画像URLに先ほど貼り付けたGIFのURLをペーストします。 すると、GIF画像の貼り付けが完了します。あとは、メールを編集し通常通りの配信設定をするだけです。 このように受信時でもGIFが稼働しています。 (※Benchmark Emailでアップロードが可能なGIF画像のサイズは最大200kbとなります。) スクショからGIFを作成するには GIPHY以外にもGIFを作成できる便利なツールがいくつかあります。monosnapはPCにダウンロードして利用できるアプリです。最大の特徴はスクショやPC内臓カメラから動画を作成し、それをGIFヘ変換できることです。 スクリーンショットを撮りたい場合は「Capture Area」または「Capture Fullscreen」を、動画を撮りたい場合は「Record Video」を選択してください。 今回は「Record Video」で動画を撮り、それをGIF画像化してみようと思います。 この四角の枠内に、映したい部分を入れます。範囲はこの白枠を広げたり縮めたりすることがで調整することができます。 真ん中の赤い「Record」ボタンをクリックすると、録画が始まります。録画が終わったら「Stop」ボタンを押します。 プレビュー動画が画面上に表示されるので、一度撮れた動画を確認して「Save」を押しましょう。 「GIF File Format」で保存すれば、完了です。 ここで書き出しサイズを調整できます。上が1秒あたりのコマ数、下が縦横幅です。 Benchmark Emailにアップロードしたい場合は長辺600px以内、500kb以下に設定してください。 今回はBenchmark Emailの操作画面のビデオをGIF化してみました。 monosnapでは、クリックをするとその箇所に○が出現するため、どこをクリックしたのかが分かりやすくなります。 HTMLメールで送る画像の適性サイズは HTMLメールでは、Webサイトと同様に画像URLを呼び出して表示させています。そのため画像サイズが大きすぎると読み込みに時間がかかってしまいます。 Benchmark Emailでは静止画は500kb以内、GIF動画は200kb以内に収めることを推奨しています。 サポートページ(FAQ):GIFアニメをメールに使用することはできますか? さいごに 今回はGIFの作成からBenchmark Emailに貼り付けて配信までの流れをご紹介しました。アイディア一つで以下のような楽しいメルマガを作ることも可能です。 是非、GIFアニメーションを活用してみてください。 *本記事は、2017年11月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) メールデザインの最先端!リッチコンテンツ活用と10の注意点とは? メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例50選 --- ### メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? - Published: 2020-01-19 - Modified: 2024-11-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-design-7tips/ - Categories: HTMLメールデザイン *本記事はBenchmark本社のブログ記事を翻訳したものです。 こんにちは。マーケティングスペシャリストのフランスです。 マーケティング戦略として大半の企業がメールを活用していると思いますが、ただメールを送るだけでは期待する利益は保証されません。 購買意思決定には、デザインやビジュアル要素が大きく影響します。 メールコンテンツにビジュアルをうまく取り込むことでメールが際立ち、読者は興味を持ち続け、最終的にコンバージョンへつながるのです。 今回は、読者のエンゲージメントを高めるためのメルマガデザインの基本テクニックをご紹介します。 適切な色を選ぶ 色は商品やブランド、さらにメールのコンテンツに対する読者の考え方に大きな影響を与えます。 ニュースレターにしろプロモーションキャンペーンにしろ、メールデザインの色の選択によって読者に訴えるものが違ってきます。 基本的には、企業を代表する主なブランドカラーを使うようにしましょう。ユーザーへの認知拡大に繋がります。 しかし、お祝いムードのキャンペーンのプロモーションなら、メールの件名を一段と強調して、ブランド色でないカラーを使うことも可能です。例えば、クリスマスキャンペーンなら赤、緑、白、バレンタインなら赤、ピンク、白を基調にしてもいいでしょう。 どんな色を選んだとしても、一貫性を大切にし、色をたくさん使い過ぎないようにしましょう。 カラー心理学によると、色は人間の異なった感情を連想させるそうです。読者の注目を引きたい感情に合った色を戦略的に選ぶことをお勧めします。 以下、マーケティングキャンペーンによく使われる色とその色が持つ読者への心理効果を紹介します。 赤色 情熱や興奮を喚起します。赤はひときわ目立つ色なのでメールのコンテンツに緊急性を持たせます。また、この色は空腹を促すとも言われいます。 おすすめジャンル:食べ物、旅行、スポーツ関連 黄色 知的で陽気なイメージの色なので、人を愉快で幸せな気持ちにさせます。 また、赤と同様に黄色は空腹を促すので、フード関連のコンテンツにも使えます。 おすすめジャンル:バーケションのお得な情報や食べ物 青色 安心感、信頼感、落ち着きを表します。 濃い青の色調は専門知識をあらわし、多くの企業で使われています。ただこの色は食欲を抑えるため、食べ物や料理関連のニュースレターでは使わないようにしましょう。 おすすめジャンル:水、クリーニング、ハイテク製品 緑色 成長や調和を象徴させる自然の色です。 緑は色合いによって違う効果をもたらすため少し難しい色です。そのため、主に明るめの緑を使うとよいでしょう。 おすすめジャンル:野菜や果物、エコなど環境関連 オレンジ色 エネルギッシュで目立つ色です。食欲をそそり、健康に良い食べ物を連想させます。 おすすめジャンル:秋の季節キャンペーン、食品、個人ブランド 紫色 誠実、高級感、権威ある、気高い色です。紫は裕福さや贅沢さを表現するのにも役に立ちます。 おすすめジャンル:女性または子供向け商品 黒色 プロフェッショナル、高級、優雅、ミステリアスなイメージが浮かぶ色です。メルマガやブランド全体のプロフェッショナルさを表現するのに役に立ちます。 おすすめジャンル:高級ブランド 空白を十分にとる 白は色んなデザインの背景として使用されていますが、メールデザインにおいても非常に重要な色です。 すっきり見えるように、メールコンテンツの各セクションの間に空白または余白を十分に取りましょう。 余白によってメールがより整理されているように見えるため読みやすくなります。反対に、ごちゃごちゃしたメールデザインは読む気を失くさせてしまいます。 適切なフォント形式とサイズを選択する メールマーケティングにおいて、使用するフォントの数を制限することは非常に重要です。 ブランドのビジュアル要素として、ロゴ、パッケージ、またはウェブサイトで使われるフォントは、可能なら1つのフォントに統一してください。多くても2つ以内に納めるようにしましょう。 ブランドイメージの統一感を図るため、メールコンテンツ内にメインのフォントとブランドのフォントを使うことが推奨されています。 メールのヘッダーのフォントはブランドのメインのフォントと同じにすると効果的です。ただし、本文のフォントには一般的な読みやすいフォントを選びましょう。 本文のフォントサイズは、読者が読みやすい大きさの14~16が好ましいです。 必要な画像のみを入れる 最近のデザイントレンドは無駄を省いたデザインが求められています。画像でメールをいっぱいにせず、重要なメッセージを伝えるのに必要な画像のみを慎重に選びましょう。 量より質に焦点を当てましょう。伝えたい内容に関係がない画像をたくさん載せるより、きちんとした高品質の画像を数枚載せる方がインパクトが強いです。 メールの見た目を重視し、読者とコミュニケーションを取るのにGIFのようなアニメーション動画を使うのもいいでしょう。 \ Benchmark EmailではCanva連携で簡単にオリジナル画像を作成できます / ▶ Benchmark Emailの無料トライアル登録はこちら ▶ Canva連携について詳しく知りたい方はこちら 整理されたメールテンプレートを使う 既成のテンプレートを使ったからといって、オリジナリティーがなくなるわけではありません。あなたのブランドに合わせて調整すれば十分ユニークなものになります。テンプレートうまく活用することできれいなデザインが実現し、時間の節約にもなります。 各セクションのテキストボックスや画像の位置を変更し、あなたの希望するメールデザインに合うようにしましょう。その際は視覚的に分かりやすいデザインを意識してください。購読者の関心を失う前に素早くメッセージを伝えることが重要です。 また、どのメールでもロゴはいつも同じ位置にあるようにしましょう。余白をたくさん使う必要はないですが、読者がはっきりと見えるところにロゴを置くようにしましょう。ヘッダーの中にロゴを置くと、読者はメールを開いた瞬間にあなたのブランドを認知できます。 (関連記事) ・ECサイト運営者におすすめ!Benchmark Emailオリジナルデザインテンプレート紹介 ・セール告知に使える! Benchmark Emailオリジナルデザインテンプレート紹介 内容をできるだけシンプルにする 読者がメールを開封したとしても、全部読む時間がない事がほとんどです。 読者が興味を持ち続けられる内容にするには、できるだけ短く、正確に、端的に書くことが必要です。 表面的な内容や長い文章は避け、インフォグラフィックを使いましょう。人間は文章よりも画像を処理する方が早い傾向にあり、より効果的にメッセージを伝えるのに記号を使うことは非常に役に立ちます。 最初の2~3行は戦略的にキーワードを使い、CTA(コール・トゥ・アクション:行動喚起)を入れるのを忘れないようにしましょう。要点を伝えるのに時間がかかりすぎると、読者のエンゲージメントを失い、期待した結果が得られなくなるでしょう。 関連記事:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 ただし、メールの初期設定で画像表示をオフにしている読者もいるため、重要な部分はテキストのみでもしっかり伝わるようにしましょう。 デザインを必ずスマホ対応にする 今日では、スマホでメールをチェックする人がほとんどです。 統計によると、53%のメールはモバイルデバイスで開封されています。それを踏まえて、スマホに対応したメールをデザインするようにしましょう。例えば、読者がメールの内容を読むときに携帯で左右にスクロールしなくてもいいように、テンプレートの幅を広げすぎないようにしてください。 ちなみに、Benchmark Emailで作成したメールは自動でレスポンシブ対応されるため、スマホで確認した際も最適なレイアウトで表示がされます。 メールデザインは、メールマーケティングをより効果的なものにする大きな力を持っています。上記のテクニックを踏まえて、読者のエンゲージメントを高め、コンバージョンへとつなげられるメールを作成してみてください。 (関連記事) ・コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選 ・メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例50選 --- ### これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~ - Published: 2020-01-08 - Modified: 2024-02-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/what-is-spf-dkim-and-mark/ - Categories: 開封率・到達率 ネット上では「なりすましメール」というものが今でも多くはびこっています。これはいわゆるサイバー攻撃の類で、あたかも自分ではない別の人間になりすまし、メールを送りそれを開封した相手の受信者サーバのデータを奪ったり、ウイルスをばらまいたりするとても姑息なやり口です。 アメリカのFireEyeというセキュリティー会社の調査によると、自社でサイバー攻撃を受けている、もしくは受けていたという事実を確認できた企業が2012年37%あったのに対し、2014年には31%と減少している一方で、企業のIT部門だと偽ったなりすましメールの使用状況は2013年の44%から2014年には78%と大幅に増加しております。 「こんなの異国の話」と思っていませんか? 最近では東京商工会議所がなりすましメールによって情報漏えいの被害を受けるなど、日本でもなりすましの被害が増加しています。 今回はなりすまし対策に役立つSPF・DKIM・DMARCについて分かりやすく解説していきます。 解説動画も用意していますので、音声付きで学びたい方は以下の動画をご覧ください。 SPF(エス・ピー・エフ)とは? -到達率を上げるために、なりすましメールを未然に防いでくれるセキュリティー いきなり、アルファベット3文字が出てきましたね。決して、夏の日差しから素肌を守ってくれるあれではありません。 その説明は後でゆっくりするとして、なりすましメールを根絶できない理由は何だと思いますか?それはメールでは送信アドレスを自由に設定できるということが要因の一つに挙げられます。 これにより、ある会社のドメインを無断で使用してアドレスを作成されてしまうと、企業とは全く無関係の送信者があたかも社員になりすまして嘘のメールを送信することができるのです。・・・こんな事実を知ったら恐ろしくて、メールを開封するのもためらってしまいますね。 このような環境下で正しくメールを利用している人を無防備にさせないためのバリアとしてSPFという技術があります。 メール配信業界やITに携わっていないとあまりなじみのないこの言葉はSender Policy Frameworkの頭文字を並べたもの。ますますよくわからなくなってきますのでこれがどう作用するものなのかご紹介します。 まずメール送信者の身元を確認するには送信側、受信側で互いに行うことがあり、その内容はそれぞれ異なります。 メール送信者はメールを送信時に、IPアドレスやサーバ情報などを受信者のメーラーへ渡します。そして受信者は提示されたこれらの情報を照合、確認します。最終的にこのメール送信者が怪しくないと受信者側が判断すると初めてメールの受信が行われます。 その時送信者から提示された情報が正確かどうか、どうやって調べると思いますか? 身元を照会するにはそれを照会するデーターベースがないとできませんよね。 送信者がSPF情報を照合させるサーバ(DNSサーバと言います)に記述しておくことで、証明(本人確認)が可能になるのです。 送信されたメールのログが残っていれば送られるメールのドメインは本当にそこから配信されたものだと裏付けがされますね。 そうでなければ部外者からのなりすましメールだと判断ができ、メールをブロックすることができるのです。 言ってみればパスポートを持ったメール送信者が空港の税関(メール受信者)でチェックを受けている様な感じです。 SPFレコードの作成と設定 ではメール送信者が行うべきSPF情報をサーバに書き込む方法をご説明します。 1. メールの設定を作成する SPF情報には様々あり、例えば、○○からの送信を一切行わない設定、○○の情報が含まれているもののみ送信を行う設定等あります。 SPFレコードには「バージョン、空白、定義」という記述時の形式が存在します。 要するにこの形式に則ったSPFレコードをサーバに記載すればいいのです。 2. SPFレコードを書こう! SPFレコードには決まりがあります。必ずバージョンというものからスタートし、このバージョンは「v=spf1」という形で表されます。これに続く記述次第で、送信メールをどう処理するのかが決まるということです。 例えば以下のようなSPFレコードがあるとします。 “v=spf1 a mx include:bmsend. com ~all” この場合SPFレコードは 「v=spf1」「a」「mx」「include」「bmsend. com」「~」「all」に分けてみることができます。各定義の意味は以下の通りです。 「v=spf1」=バージョン ※こちらはSPFレコード作成時固定となる部分です。 「a」=対象となるドメイン名に与えられた*FQDNのAレコードにマッチします。 *ホスト情報(www等)とドメイン情報(bmsend. com等)の情報を揃えたもの(アドレス) 「mx」=指定されたドメイン名のMXレコードにリストされているホストのAレコードと比較します。 「include」=引数に与えられたドメインのSPFレコードを使って認証処理を実施するもの。 「bmsend. com」=対象となるドメイン名 「~」=認証情報を公開しているが、正当なメールであっても認証失敗する可能性もある 「all」=すべての送信元ホストにマッチする。 と言う形になります。 あとは作成したSPFレコードを送信者のDNSサーバに書き加えれば設定が完了します。 SPFについての詳細はこちらをご参照ください。 DKIM(ディー・ケー・アイ・エム)とは? 送信者の署名情報をチェックするDKIM 実はこちらもSPF同様にドメイン認証系のセキュリティー技術の一つなのですが、SPFはメール送信者のサーバに照会してIPアドレスをチェックするのに対し、DKIMは送信メールのヘッダーに記載される電子署名情報、実際のメール内容をチェックします。 あれ、ではDKIMだけあればいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、これらはお互いを補完する関係にあり、防壁を二重、三重にしておけばそれだけ安全性が高まりますよね。 DKIMの設定についてはこちらをご参照ください。 DMARC(ディー・マーク)とは? 最終判断を下すことができるメールにおける最高裁判所、DMARC 先ほどのDKIMと似たようなビジュアルをしてますが、DMARCもやはりドメインをチェック対象としたなりすましメール防犯システムの一つです。 DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)を採用することで、送信元ドメインに対して、メール受信者がDKIMとSPFに関する送信ドメイン認証の結果を通知することができる仕組みです。 ややこしいですよね、どういうことかと言うとDMARCは前者のDKIMとSPF技術を使った認証で、十分な確認ができなかった場合、そのメールを受信者が最終的にどう処理するのか、という判断をするシステムです。(言ってみれば最高裁の様な役割を示していることになります) ここから詳しい説明に入りますが、DMARCにはメールの行方を決めるのに3つの選択を設定することができます。 none (何もしない)- 何もせず、メールを受信させます。該当メールを毎日のレポートに記録するだけです。 quarantine (隔離)- 該当メールに迷惑メールのマークを付けます。 reject (拒否)- メール受信を行いません。 これを設定することでDKIMやSPFのセキュリティー網をかいくぐってきたメールたちに最終的な裁きを下すことができます。 いかがでしたでしょうか?メール配信には欠かせないセキュリティーシステム。相互間で情報のやり取りをする以上、守られるべき情報がきちんと守られるためにドメイン管理を行うSPF、DKIM、DMARCがあることを頭の片隅で留めてくだされば幸いです。 なぜならこれらはあなたに代わって常にメールをチェックし、なりすましからの被害を食い止めるため日々戦ってくれているからです。 *本記事は、2016年7月に公開した記事をアップデートしたものです。 (関連記事) 米国Kickbox社が語る(1)メール到達率を守るための基本の仕組みと最新動向 自社ドメインの信頼性を守るために、メーリングリストは初めての配信前にチェックしよう! メルマガ平均開封率レポート【最新版】 --- ### HTMLメールの受信環境での表示確認テストができる「Litmus」を使ってみた > HTMLメルマガの受信環境での表示テスト方法について解説。メールの表示確認ができるWEBサービス「Litmus(リトマス)」を使ってみました。 - Published: 2020-01-07 - Modified: 2024-06-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/check_your_html_email_with_litmus/ - Categories: 機能・便利ツール - Tags: Litmus, 受信 WEBサイトでも訪問者の環境(使用しているブラウザ)によってレイアウトが崩れてしまうことがありますよね。HTMLメールでも同じようにメール受信者の環境(使用しているデバイスやメールソフト)によって、レイアウトが崩れることがあります。 せっかく丹精込めて作ったHTMLメールも、読まれるときにレイアウトが崩れていたり、正しく表示されていなければ、メールの魅力も効果も半減してしまいます。 では、そんな事態を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?答えは「HTMLメールの表示テストをする」ということです。 Benchmark Emailでも「受信テスト」ができますが、HTMLメールの表示確認ができるWEBサービス「Litmus(リトマス)」を使ってみました。 ※LitmusのUI変更に伴い2024年6月に内容を新しいUIに合わせて画像の差し替え、文章の加筆を行いました。 HTMLメールの表示確認ができるLitmus(リトマス)を使ってみた Email Testing and Email Marketing Analytics – Litmus 今回は無料アカウントを使って、HTMLメールの表示確認をしてみました。 テスト方法は簡単で、表示確認をしたいHTMLメールをテスト用のメールアドレス宛に送信するだけです。 テスト用のメールアドレス宛にHTMLメールを送信してしばらくすると、メールの閲覧環境(OutlookやiPhoneなど)毎に、HTMLメールのプレビューが表示されます。 試しにGmailアプリ(Android)での表示プレビューを見てみました。 他にも「Apple Mail」や「Office 365」「Outlook」などデスクトップでの表示、モバイルでの表示と確認をすることができます。また「iPhone」や「iPad」での表示も確認することができます。 表示確認の中には「アクセシビリティ」も含まれています。視覚障害(色覚異常)のある方には、どのように見えるのかなどがチェックできます。 HTMLメール配信システムBenchmark EmailでもLitmusの受信テストが使える そしてBenchmark Emailにも「受信テスター」として表示テストの機能が備わっています。しかもPowered by Litmusです。 Litmus(リトマス)の有料プランはベーシックプランでも月額$99なので、Benchmark Emailの機能を使ったほうが断然お得です。(2,000円で100回テスト可能) Benchmark EmailでHTMLメールの表示確認をする方法 メール作成画面の右下にある「テスト」をクリックし、「受信テスター」を選びます。 または、ダッシュボードの「メール」にある「受信テスター」をクリックし、該当のメール名を選択しましょう。 表示確認をしたい環境にチェックを入れて「テストの実行」をクリックします。 テスト結果はメニューの「メール」→「受信テスター」と進むと確認することができます。 HTMLメールエディタでもささっと確認できる Benchmark Emailにはドラッグ&ドロップエディタという、メールのデザインを確認しながらHTMLメールを作る機能があります。 エディタの「プレビュー」ボタンをクリックすることでも簡易的な確認はできます。 デスクトップ版、モバイル版、同時配信するプレーンテキスト版が、それぞれ確認できます。 ただし、これは特定の受信環境を想定したものではありませんので「レイアウトを刷新したので、Gmailでの表示を確認したい」「購読者の多くが使っているiPhoneでの表示を確認したい」という場合はLitmus機能がおすすめです。 HTMLメールを送るだけでなく、表示確認をしておきましょう Litmus(リトマス)では、HTMLメールの表示確認だけでなく、HTMLメールの表示スピードやリンク切れなどもチェックすることができます。 お客様へメールを送っても、お客様の閲覧環境で正しくHTMLメールが表示されていなければ、せっかくのメールも台無しです。 せっかく役立つツールが使えるのですから、レイアウトやデザインを変えたりしたときは「受信テスト」をしてみましょう。 (関連記事) Gmail上でプロモーションタブに振り分けられてしまう受信メールをメインタブに振り分ける方法 受信先で文字化けしているようです。修正方法はありますか? --- ### メルマガ登録フォームはWebサイトのデザインを壊さずに目立つのが大事 - Published: 2020-01-05 - Modified: 2020-11-13 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/what_is_good_signups/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちは、ライターの遠藤です。 メールマガジンを送る相手(読者)を増やすために、Webサイトに「登録フォーム」を設置している方も多いと思います。 メールマガジンの入り口である「登録フォーム」ですが、Webサイトのデザインの調和を乱したりしていませんか? 手本になるメルマガ登録フォーム いくつかBenchmarkを使っている会社のなかから、登録フォームをWebデザインと、うまく合わせているところをご紹介します。 Bizna Biznaは、サイドバーに「メールマガジン登録フォーム」を設置しています。Benchmarkの「埋込み型フォーム」を使っていますね。 入力項目が「メールアドレス」だけというのもシンプルですが、背景色をWebサイトと同じにしてあったり、ボタンの色も「緑(緑は青と黄色が混ざった色)」が使われていています。 Webサイトのデザインを壊すことなく、バランスが取れた登録フォームですね。また、適度に目に留まるので、登録フォームがあることを、Webサイトの訪問者が認知することができますね。 創業手帳Web 創業手帳Webはメールマガジン購読用のページを用意をしています。サイドバーには、購読ページへのバナー画像が貼られていますね。 登録フォームで入力項目が多い場合に、無理に設置するとサイドバーやページのバランスが崩れてしまうことがあります。そのような場合には、メールマガジン購読用の専用ページを用意して、登録フォームを設置するといいでしょう。 創業手帳の登録フォームはBenchmarkの「クラシックフォーム」を使っていますね。 関連記事:メールのリンククリック率30%以上!創業手帳が行うBtoB向けメールマーケティング – Benchmark Email マーケティングブログ WEBマスターの手帳 最後に手前味噌ではありますが、私が運営している「WEBマスターの手帳」です。Benchmarkの「埋込み型フォーム」を使っています。 WEBマスターの手帳では、Webサイトのデザインは崩さない。だけど、しっかりと目立つように「色選び(配色)」に気を使っています。 また登録フォームの背景色をWebサイトの背景色と少しだけ変えることで、登録フォームの存在をアピールしています。 Benchmarkで登録フォームをつくる すでにご存じの方がほとんどだと思いますが、Benchmarkの「登録フォーム」では、様々な登録フォームを作ることができます。 「埋込型フォーム(多項目)」を使えば、企業名や住所、電話番号などを入力項目に追加することができます。 「埋込み型フォーム」を使えば、氏名とメールアドレスだけの登録フォームが簡単に作れます。シンプルなデザインにしたい場合にオススメです。 登録フォームの色選びにオススメの方法 先ほど、WEBマスターの手帳で「色選び」に気を使っていると書きました。 Webデザイナーの方でも「配色」は難しいと聞いたことがあるほど、色選びは簡単ではありません。デザイナーでないならなおさら難しいでしょう。 色選びを間違えると、簡単にWebサイトのデザインが壊れてしまいます。そこでオススメしたいのが「Color Hexa」です。 Webサイトで使っている色(メインカラー)を元に、様々な「配色パターン」を教えてくれる優れたWebサイトです。 特に私のオススメは「Triadic Color(3色配色)」です。メインカラーとは違う色だけどバランスの良い色がわかるので、よく参考にしています。 使い方は、TOPページの「入力スペース」にカラーコード(#ffffffなど)を入力してメガネマークをクリックするだけなので、簡単です。 登録フォームはバランスを取りつつ、だけど埋もれずに メールマガジンの登録フォームはWebサイトの大事な部分です。特にWebサイトのゴールに「メールマガジンの購読」を設定している場合はなおさらでしょう。 Webサイトで、目立ちすぎるのも良くありませんが、目立たない(埋もれてしまう)のも良くありませんよね。 今回の記事を、Webサイトのデザインとバランスを取りながらも、Webサイトを訪問した人の目に留まる「登録フォーム」づくりの参考にして頂けたら嬉しいです! また、お手持ちのWEBサイトがWordPressで制作されている場合はプラグインを活用することで、 簡単な設定でサイトのデザインに合わせた登録フォームを設置することができます。 WordPressプラグインでメール配信する方法を図解してみた *本記事は、2017年7月に公開した記事をアップデートしたものです。 --- ### 2020年新年のご挨拶 – Benchmark Email - Published: 2020-01-01 - Modified: 2020-04-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2020/ - Categories: お知らせ 新年あけましておめでとうございます。 昨年はBenchmark Emailをご利用いただき誠にありがとうございます。 2019年にはメール作成をよりスムーズに行っていただくためのUIのリニューアルや、登録フォームのシングルオプトイン設定の追加、EMA(β版)の本格提供へ向けた継続的な改善など、機能面において様々なアップデートを行ってきました。 日本オフィスにおいては通常のサポートに加え、基本操作の説明を目的としたオンラインセミナー(隔週火曜)やワークショップだけでなく、SNSや動画活用などのマーケティング手法、ECやインバウンドといった業界情報など、メールマーケティングをより効果的にしていただくためのセミナーを多数開催してまいりました。 2020年もBenchmark Emailユーザー様のさらなる成果向上を目指し、プロダクト、サービスの両面におきましてよりいっそう精進してまいります。 本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。 --- ### 動画のクオリティは本当に大切か?メールマーケター向け動画活用のポイントを詳しく解説 - Published: 2019-12-22 - Modified: 2022-09-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/take-advantage-of-video/ - Categories: セミナーレポート, HTMLメールデザイン こんにちは、動画セミナー講師の前田です。 2019年11月21日、メールマーケターのための動画活用セミナーを開催しました。 テキストや静止画だけでは伝わりにくい商品の詳しい使い方やイベントの様子など、動画にして伝えたい情報は、各社各商品ごとにあります。 今回のセミナーでは、メールマーケティングで動画を活用するにあたり、どのような情報を動画にすることが効果的なのか?また、動画制作におけるクオリティの考え方などについて、事例を交えてお伝えしましたので動画活用のポイントについてご紹介したいと思います。 制作する動画のクオリティについて 動画を制作しようとすると、つい「クオリティの高い映像にしなくてはいけないのではなはいか?」と思ってしまわないでしょうか?日常的にテレビCMやアーティストのMVなどを見てきた方々にとって、映像は常に高いクオリティものもという固定概念があります。 しかし、そうした映像は主にプロモーションのためであり、テレビCMであればテレビ番組の間に、視聴者の興味関心を強引にでも獲得するためにつくられたものです。そのCMを見ようとしてテレビの前に居座っているわけではない人々の注目を引くために、旬のタレントを起用する。見たことのないロケーションで撮影する。華麗な編集効果を施すといったことを行います。 そうしたことをすると、必然的に制作コストは高くなっていきます。この関係性を図にしたものが下図です。 下の横軸が、その映像を見て、動かさなければいけない視聴者の心の幅。 縦軸がそうした映像を制作するときのコスト。 上の横軸では、下の横軸の「高」と「低」が逆転していて、ユーザーとの関係性や文脈度を表しています。 上述したテレビCMは、ユーザーとの関係性が低いため、心の幅を大きく動かさなければいけない映像をつくる必要があり、それため制作コストも高くなる、という構図になります。 では、メールを送っていいという許諾を得た、みなさんの手元にあるメールアドレスの所有者と、みなさんの企業・ブランドとの関係性はいかがでしょうか? テレビCMのように、まったくそのCMに興味がない方へ注目させる動画を作る必要があるでしょうか? 強引に獲得したアドレスならともかく、ユーザーが自主的に登録したアドレスであれば、動かさなければいけない心の幅が高くなくていいはずです。 そのため、トライアル商品を申し込んだユーザーに、メールで送る商品の使い方動画は、旬のタレントを起用したり、ものすごい編集効果を施す必要はありません。 ある程度関係性ができているユーザーであれば、照明技術、演出技術、人の演技など、テクニカルな映像のクオリティは高くなくても良いのです。 では、クオリティが高くなくてもユーザーに喜ばれる、受け入れられる動画をどうつくればよいのか、これには大きく3つのポイントがあります。 ポイント①動画化する価値の高い情報を絞り込もう まず、動画をつくるといっても、すべての情報を動画にする必要はありません。みなさんがつくるメールコンテンツ、あるいはメールをクリックして遷移するwebページやブログなどには記事や写真が存在するはずです。 テレビ番組などは、すべての情報をモニターのなかで動画で伝える必要があります。ですが、メールやwebページでは、既に存在するテキストや静止画では、十分に伝わらない情報を動画にすると良いのです。筆者はこれを「動画化価値」とよんでいます。 食べ物の湯気の動き、ジュエリーのキラキラ、健康器具の使い方、掃除機で綺麗になる床など、形状、動きがわかるもの。また、そうした商品を実際にさわった、食べた、使った人の「おいしい!」「気持ちいい!」といった感想や表情。これらはテキストや写真ではなかなか伝わりづらい情報です。 すべての情報を動画化しようとすると、必然的に動画の時間が長くなりますし、長い動画を編集しようとするとそれだけ撮影・編集時間がかかり、制作コストがかさんでしまいます。メールで伝えるに時には、本当に動画化する価値の高い情報だけを絞り込みましょう。 もし、動画化する情報が複数あるなら、それを一本の動画にまとめるのではなく、一つの情報につき、一本の動画にしましょう。その方が動画制作コストが下がるのと、一つの商品につき複数の切口の動画をつくっておいたほうが、メールで配信するときの動画の数が増えます。 ポイント②動画の種類は「ハウツー動画」がおすすめ 動画化すべき情報を絞りこんだら、どのような内容の動画にするかを決めねばなりません。キャストを起用してドラマ仕立ての動画にする。ユーザーの事例インタビュー型にするといった企画がいくつか考えられますが、おすすめしたいのは「ハウツー動画」です。 2018年にGoogleの検索コアアルゴリズムがアップデートされて以降、「(検索ワード)+方法」、「(検索ワード)のし方」といったクエリに対し、適切な答えを持つ動画があると、その動画コンテンツが優先的に表示されるようになりました。これを動画の強調スニペットと言います。 この強調スニペットに表示されるには、検索クエリに対して、複数の異なる切口の動画を所有しておくことが効果的です。つまり、あるカテゴリーの製品のハウツー検索をしたとき、その製品に関する動画を一本だけ持つよりも、複数の切口の動画を持っていた方が表示されやすくなるということです。 「宝飾工具、使い方」、「徘徊防止、使い方」、「盛り付け方、食品」といったワードで、ぜひ検索してみてください。 そうすると動画の強調スニペットが表示されると思います。そこで表示される動画はすべて筆者が動画制作を支援した、あるいは自分で制作した動画です。強調スニペットで表示されるにあたり、広告などはいっさい使用していません。動画を制作して、3ヶ月ほどで表示されるようになったのです。 もちろん、検索ワードによって出やすくも出にくくもなりますが、Google Search Consoleなどを使い、みなさんのビジネスにとって、ある程度のボリュームがあり、競合が少ないといったワードで、取り組んでみると動画作成をしていない可能性があるので、とても価値があります。 そうして制作した動画はもちろんメルマガのコンテンツとして使うことができます。製品についてのハウツーは、色々な用途を知りたいユーザーの助けになり、喜ばれるコンテンツになるはずです。 また、ハウツー動画は表現の仕方によって、ユーザーにリツイート・シェア・いいねをされるコンテンツにもなります。たとえば、高速バスや観光バスを運行するWILLER社では、ユーザーからの問い合わせの多かった「わかりにくいバス停への行き方」を動画にしました。 ? 「WILLERバスターミナル梅田ってどこ⁉」 JR大阪駅からWBT梅田までの行き方動画を公開しました! 誰もが1度は迷う修羅の道(?)、これを見れば安心です? pic. twitter. com/7bPE3GfqmH — WILLER TRAVEL (@WILLER_TRAVEL) 2019年3月20日 この動画は、ただ出発地から到着地までの道のりをタイムラプス(早回し)で撮影したものですが、「誰もが迷う修羅の道」と表現したり、「池袋ダンジョン」などと表現することで、フォロワーに喜ばれつつ、楽しまれるコンテンツになっています。こうしたテキストとの合わせ技は、メールでも再現できるのではないでしょうか。 ポイント③関係性の高いユーザーには、QualityよりAuthenticityのある映像を 最後に、動画制作のクオリティについて、もう一つだけお伝えしたいことがあります。 今、YouTubeにアップされていて、再生回数を稼いでいる動画コンテンツには、クオリティが高いとはいえないものが多くあります。 クオリティは高くなく、商品の特徴や機能も必要以上に“盛る”ことなく、過度に脚色することなく伝える映像のことを、Authenticity(本物らしさ)のある映像というふうに表現しています。 この言葉は、米国のYouTubeトレンド&カルチャー部門で統括責任者を務めているKevin Allocca氏が提唱している概念です(参考)。 こうした映像はプロが使用するような本格的な映像編集ソフトを使わず、普通のハンディカメラで撮影したような映像もあり、なかにはiMOVIEなど無料の動画編集アプリで使用したものもあります。 ある程度関係性ができているユーザーやその商品に少しでも興味のあるユーザーにとって大事なのは、その企業や社員が発信するウソっぽくない本物らしい情報届けるということなのです。 「こんなことに困っていない?」「こういうふうに使うといいですよ」「こんな使い方もありますよ」といったような動画を制作し、ユーザーに届けてみてください。 (関連記事) ・動画メールを送るには?再生可能なメールサービス一覧と、確実に動画を見てもらうための対策について ・動くメルマガで売上アップも!GIF画像作成からメルマガ配信までを一挙ご紹介 ・展示会で使える!事前集客からフォローまでの効果的なメール戦略 --- ### RSSを使って配信の手間を削減するWebメディア「訪日ラボ」のメルマガ活用事例 - Published: 2019-12-15 - Modified: 2020-06-22 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-honichi-lab/ - Categories: 機能・便利ツール, ユーザー事例 こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回、お話を伺ったのは、国内業界最大級のインバウンド専門Webメディア「訪日ラボ」を提供している株式会社movの訪日ラボ編集長の根本様です。 株式会社movのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: ・インバウンドの総合メディア・総合ニュースサイト「訪日ラボ」 ・インバウンド対策の資料請求・マッチングサイト「訪日コム」 対象: 訪日外国人向けにビジネスを展開している企業、インバウンド対策支援サービスを提供する企業 主な配信コンテンツと頻度: メール1:訪日ラボの新着記事RSSメール(5回/週) メール2:訪日ラボのイベント告知(随時) メール3:訪日コムのソリューション企業のサービス紹介(7回/週) 担当組織: 訪日ラボはRSSで自動化 訪日コムは担当者1名 インバウンドの情報提供をしているニュースサイト「訪日ラボ」 訪日ラボTOPページ ━「訪日ラボ」とは、どのようなサービスなのでしょうか? インバウンドの総合メディア・総合ニュースサイトとして、2015年にリリースしました。インバウンドを呼び込みたい企業(以下、インバウンド企業)の方、それからインバウンド対策支援サービスを提供する企業(以下、ソリューション企業)の方という2つのポジションに対して情報を提供しています。 インバウンド企業とソリューション企業のマッチングの場を提供している「訪日コム」というサービスもあります。 ユーザー層とリスト取得方法 ━メールマガジンのリストは、どのように集めていますか? 訪日ラボでは、Webサイトに掲載している登録フォームで収集しています。 メールマガジンに登録するとホワイトペーパー(レポート)をプレゼントしています。 Webサイトのサイドバーと記事下の部分、またポップアップでもフォームを表示しています。 入力項目をメールアドレスだけに変更したところ、登録者数が大きく伸びました。 はじめは名前や業種の項目を設けていましたが、情報を使い切れていませんでした。 訪日コムでのアカウント作成へ繋げればそうした情報を取得できるため、訪日ラボの段階ではメールアドレスだけあれば良いと判断しました。 いっぽう訪日コムでは、資料ダウンロードやアカウント作成の際に、メールマガジンの購読へ同意をして頂くという方法をとっています。 その際に購読者の業種がわかるので、Benchmark Email上でセグメント配信に使っています。その結果、例えばホテル業の方に民泊運用のサービスを紹介する、といったミスマッチを最小限にとどめることができています。 配信コンテンツ メール1:訪日ラボの新着記事RSSメール メール全文を見る (表示されない場合はこちら) 配信頻度:週5回(平日) 配信時間:朝8時頃 内容:前日に更新した記事 メール2:訪日ラボのイベント告知 メール全文を見る (表示されない場合はこちら) 我々が登壇するセミナーやイベントで集客をお手伝いする場合には、訪日ラボ上で記事化したのち、メールマガジンで告知して参加者を募集します。 メール3:訪日コムのソリューション企業のサービス紹介 配信頻度:1日1回程度 内容:ソリューション企業のサービスを紹介 訪日コムでは、新たにソリューション企業のサービスが登録されたときに「御社はこういうことに困っていませんか。こういうサービスを入れてみてはどうですか?」といった、ご提案という形のメールマガジンを配信しています。 運用と設計について RSSを使ったメールマガジンでも、開封率は手作業と同じだった ━RSSを使っているのは、何か理由がありますか? 訪日ラボでは、1日に多いときで15本くらいの記事を出しているんです。そのため、それを手作業で、例えば「本日のおすすめ記事5選」というふうにやってしまうと、けっこう手間になってしまいます。正直なところ、それをやるリソースがありません。 かつて1日あたりの記事数が5本程度の頃に、手作業で配信したことがありました。しかし手作業とRSS配信を比較してみると、開封率もそのあとの動線も、コンバージョンに関してあまり変化がありませんでした。「だったら自動配信で良いじゃん」と考えて、今はRSSを使っています。 訪日ラボのメールマガジンは、初期の頃に高速でPDCAをまわして今のデザインになりました。例えば「記事を読む」のボタンを大きくしよう、と手を加えて効果測定を行い、「ある程度効果が出たね」「ちゃんとクリックされるようになったね」と確認しました。 ━メールマガジンの運用は1人でやられているのですか? 訪日ラボでは、最初の仕組みを私が作りました。RSSも私とエンジニアでやりました。 訪日コムについては、訪日コムの担当者が手作業でやっています。 ━訪日ラボではSNSも使われていますが、メールマガジンと力のかけ具合は違いますか? ほぼ同じです。訪日ラボではメールマガジンもSNSもRSSを使って配信しています。RSSでメールマガジンもやっているし、Twitterにも流しているし、Facebookにも流しています。 関連記事:RSS Email機能で最新情報を届けよう コンバージョンはWebサイトへの流入 ━成果やコンバージョンは、Webサイトへの流入でしょうか? そうですね。訪日ラボも訪日コムでも、基本的なKPIとしてPVを指標にしています。 あとはメールマガジンの登録者数や購読停止数もみています。 ━訪日ラボのメールマガジンで、訪日コムの情報を流すことはありますか? 訪日コム掲載ソリューションを訪日ラボとしてご紹介して、訪日ラボのメールマガジンで情報提供する形をとっています。通常のニュース記事でもバナー掲載や、記事の内容に合わせて訪日コムで掲載しているサービスの紹介をしています。 ━開封率が変わったときはありましたか? 送信者名を未設定から「訪日ラボ編集部」にしたときに、開封率がかなり改善されました。 関連記事:Googleアナリティクスを使ってメールマガジンの1歩踏み込んだ効果分析しよう! 読者が慣れている形式に合わせたデザイン設計とワーディング ━メールマガジンのデザインやテンプレートでこだわりはありますか? 読者の方が慣れている形にすることを意識しました。例えば、3カラムやフルサイズのコンテンツは混乱をしてしまうと考えて避け、なるべくオーソドックスなデザインにしました。 デザインやワーディング(文言)については、読者の方々が購読してそうなさまざまなメールマガジンを購読して、徹底的に研究しました。 例えば業界的に「注目の記事」という言い方が一般的だったら、「人気ランキング」というよりも「注目」と言ったほうが良いよね、とワーディングを決めていきました。 「申し込み」や「資料請求」など重要なCTAの色は、メール・ウェブサイトを含めた全メディアを通してオレンジ色に統一しています。 関連記事:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 まとめ Webメディア、ニュースサイトでメールマガジンを担当している方にとって、訪日ラボのメールマガジン運用は参考になる点がいろいろあったと思います。 人手が限られているなかで、どうやって手間を減らすか。その解決策の1つとしてRSSを使ってメールマガジンを配信する。1つ1つのメールマガジンで、細部までこだわって、調整をして配信をするまではできないかもしれませんが「手作業で配信をしたときと成果が変わらなかった」というのは予想外でした。 メールマガジンづくりでも、読者目線になって、馴染みのある慣れたフォーマットにするというのも新鮮でした。いわれてみれば当たり前のように感じますが、使う文言など、読者に負担をかけないメールマガジンというのは、とても大事ですね。 (その他ユーザー事例記事) ・API連携で効率化!アルバムアプリFammが実践するプッシュ通知とメルマガ配信の併用効果とは? ・ランキング形式を有効活用!平日と休日で内容に変化を持たせる旅行企画業の事例 ・【事例】ECサイトの売上を最大化するメールマーケティングの仕組みを公開!無地Tシャツ販売の“Tshirt. st” --- ### イベントレターに欠かせない!購読者の心を動かすための7つの注意点 - Published: 2019-12-08 - Modified: 2021-03-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/create-irresitible-event-marketing-emails/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちは、デジタルマーケティング専門ライターのKayla(カイラ)です。 「メールってまだイベント告知や集客に適切なの?」と思うマーケティング担当者の方も多くいると思います。 しかし、メールの効果はいまだ絶大です。ソーシャルメディアが増え続けている2019年もなお、個人のメールアカウントを持つユーザーの数はFacebookやTwitterのユーザーを大きく上回っており、今後もさらなる増加が見込まれています。 関連記事:SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには? また、メールでは受信者の情報をセグメント化し、具体的にターゲット層を絞って必要な情報を届けられる利点があります。 今回は、イベントレターを作成する際の7つのポイントをお伝えします。 スマホを意識したレイアウトを 今日、ほとんどの人がスマホなどモバイルデバイスでメールを読んでいます。そのため、スマホ上で読みやすいイベントレターを作成することを意識しましょう。 ・1段落あたりを短く作る ・見出しや箇条書きにして、コンテンツを目で読み取れるようにする ・大きな画像は挿入しない ・小さな画面でも読みやすいフォントとサイズを意識する ・ウェブサイトへのリンクを貼り、後で詳細を確認できるようにする 上記はイベントレター作成時に限らず、オンラインコンテンツ作成時にも当てはまるコツです。読者を逃さないようにしっかりとポイントを押さえておきましょう。 件名は慎重に 件名を考えるときは、下記のポイントを意識しましょう。 1.緊急性:「残席僅か」、「締め切り間近」、「明日まで」などの単語を使うことで、読者の意識をイベントレターに引きつけることができます。 2.パーソナライゼーション:読者の名前をメールの件名に含めることにより、目を引くことができるとともに、相手との距離をグッと縮めることができます。 3.オファー:件名で「無料」「30%オフ」などのオファーを示すと効果的です。1番の「緊急性」と併せることでより魅力的な件名となります。 4.簡潔さ:イベントレターの最適な長さについては様々な意見がありますが、基本として短く、簡潔にまとめましょう。件名が長すぎる事によって、読者を混乱させたり、読む価値のないものと思われたりすることもあるからです。 5.絵文字は控える、あるいは使用しない:イベントレターにおいていかなる場合でも絵文字禁止、というわけではありませんが、利用するときは影響をしっかりと考えることが重要です。 会社のブランドイメージを損ねることなく、むしろブランド力を強化し、潜在的な参加者の関心を高めることができると判断した場合に、上手に活用するようにしましょう。 効果測定を欠かさない 読者の購読意思を引き立たせるメールを作成することには、常に改善の余地が残されています。いつも同じメールを送ってばかりでは読者も飽きてしまい、購読率も下がってしまいます。 業界毎にどのくらいの開封率を保っているかを把握することもライバル企業との差をつけるためには欠かせません。なお、全体の平均開封率は15%-20%となっています。 関連ブログ:メルマガ平均開封レポート【2019年】 Benchmark Emailでは、メール配信後にリアルタイムレポートを確認することで、常に自身が配信したメールの開封率を確認することが可能です。また、過去に送ったイベントレターとの開封率やクリック率の比較も簡単に行うことができます。 今まで配信して終わり、であったイベントレターを開封率やクリックマップを参考に作り変えるなど、メール作成には終わりはありません。配信後は効果測定を重ね、件名やレイアウトに悩んだ際にはA/Bテストを繰り返し行って最適なコンテンツを作り上げていきましょう。 関連記事:メルマガでのA/Bテストのポイントがまるわかり!比較項目別の事例から注意点までを一挙解説 「3の法則」を利用する 人の記憶や思い出に残るグループ・フレーズの多くは「3」を含めた言葉であったり、「3つの単語並び」から構成されている事が多いのはご存知ですか? 3つの異なる単語を1つのフレーズにまとめ、聞き手や読み手に物事に注目させる方法を3の法則と呼んでいます。 「ズッコケ三人組」や「三銃士」、「位置について、よーい、ドン!」という掛け声も実はこの法則に含まれます。まだ記憶に新しい有名な例では、バラク・オバマ元大統領の選挙チームが掲げていたスローガン「Yes,We Can! (イエス・ウィー・キャン)」は、最終的に大統領を2期務め上げる結果をもたらしました。 これが、実はメールマーケティングでも効果を発揮します。人間の脳はパターン化しているものを好み、3からなるグループを心の中や脳内に保存しておきやすいのです。 では、イベントメールでこの3の法則を適用するにはどうすれば良いでしょうか。 例えば、 ・参加者特典を3つに分けて記す ・イベントに出席する価値がある3大理由を箇条書きにする などがあります。上記のような些細な部分でも、3つにまとめることによって人間の視覚から脳へ強烈な印象をもたらします。長文のメールを作成する場合は、「登壇者情報」「ワークショップ内容」「参加費」などコンテンツを大きく3つに分割することで、同様の結果を得ることができます。 ニーズに応える 購読者の立場になってニーズを考え、購読者にとって最も重要な点を提示しましょう。 下記の参考例をご覧ください。 1.新米パパ・ママ向けのイベント: 「おむつ替えから解放されて、ひととき休息を取りませんか?育児課題の専門家から話を聞いて1日を過ごし、他のパパ・ママたちとも情報交換をしてみましょう。ベビーシッターが見つからないという場合も、ご安心ください。このイベントでは、会場内にてベビーシッターをご利用いただけるオプションもございます。」 2.サイバーセキュリティの専門家対象のイベント: 「今日、サイバーセキュリティの状況は急速に変化しています。このイベントに参加して、将来に備えましょう。講演では、優れたサイバーセキュリティの話を聞くことができます。また、ワークショップに参加をすることで、最新の脅威に対処する実践的な経験を得られます。さらに、会場にあるテストセンターではサイバーセキュリティ試験を実施しており、需要の高い認定資格を取得することが可能となっています。」 イベントレターにおいては、購読者に対して参加を促す要素、そして欠席を決める要因、の両面を考慮した上で内容を考える必要があります。 ちなみにBenchmark Emailのイベントレターでは、下記のように必要な情報をシンプルにまとめ、お送りしています。 「何を得られるか」を明示する 初めてイベントに参加する人々は、どんな雰囲気なのか、そこで何を得られるのかを知りません。イベントレター内に過去のイベント参加者の感想などが一言あるだけで、イベントがどのようなものなのかイメージでき、参加の決断がしやすくなります。 「このイベントで簡単に貴重なつながりを構成できたことが、1番の成果です!」などの参加者からの声を、チケット購入の埋め込みリンクや、CTA(コール・トゥ・アクション)ボタンの真上に配置すると、うまくいきます。 CTAボタンについては、下記のブログ記事も参考ください。 関連ブログ:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 また、イベント開催施設内のショート・ツアーの動画や、過去のイベント動画へのリンクをイベントレター内に盛り込みましょう。参加者の大半が継続してイベントに参加し続けている事を伝えることによって、購読者は「継続参加する価値が十分にある」と判断できるのです。 購読の継続を促す 特定電子メール法によって、すべての商用メール内に受信者が購読解除出来るよう導線を設けることが定められています。 Benchmark Emailでは、フッター部分に自動で配信停止リンクが挿入され、受信者はリンクをクリックすることによって購読をやめることが可能です。 法律を遵守し容易に購読停止が可能なようにすることで、購読者の混乱を避けることができます。同時に、購読を継続したくなるようにメールを作成することが必要です。 そのためには、下記を参考にしてみてください。 ・メルマガを購読することで、イベントのお知らせをいち早く手に入れることができることを示す ・配信毎に、イベント登壇者などの特集を行う ・購読者のみ受け取れる販促用オファーを設ける ・ソーシャルメディアと情報を分けて発信するのではなく、イベントレターであらゆる情報が手に入るようにする 購読者の興味を引く情報をいち早く提供している。 読者に価値を提供しなければ、魅力的なイベントレターとは呼ぶことはできません。他の場所では簡単に手に入らない情報を簡単に入手できるとなれば、イベントレターの購読を簡単にやめようとは思わないでしょう。 上記の7つの注意点を参考に、読者の心を動かすイベントレターをぜひ作成してみて下さい。 (関連記事) ・展示会で使える!事前集客からフォローまでの効果的なメール戦略 ・有名サービスのHTMLメール事例に学ぶ!エンゲージメントを高める8つの法則 --- ### API連携で効率化!アルバムアプリFammが実践するプッシュ通知とメルマガ配信の併用効果とは? - Published: 2019-12-01 - Modified: 2022-05-10 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-timers/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは。遠藤です。 Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビュー第2弾です。 今回、お話を伺ったのは、家族アルバムアプリ「Famm(ファム)」を提供している株式会社Timersのマネージャの植木様と、サポートスペシャリストの金子様です。 植木様、金子様 Fammのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: 家族アルバムアプリ「Famm(ファム)」 対象: 主に20代から40代の子育て中の女性 主な配信コンテンツと頻度: メール1:カレンダーやフォトアルバムの締め切りアナウンス(3回/月) メール2:イベント開催のお知らせ(毎週、地域ごと) メール3:Fammレター(自社メディア)の更新告知(1回/月) メール4:クーポン配布、新サービスリリース(随時) 運用体制: 各部署の担当者が作成・配信を別々に行なっている。 スケジュール調整のシートを共有して、頻度やタイミングを調整している。 家族アルバムアプリ「Famm」とは Fammウェブサイト ━Fammは、どういったアプリなのでしょうか? Fammはお子様の写真を家族で共有できる写真管理アプリです。 その中で、子育て家族の方々がより絆を深めるためのプロダクトを提供しています。子どもの成長を家族みんなで楽しめる、毎月写真を選んで注文するカレンダーやフォトアルバムが主力プロダクトです。同時にユーザーへ向けたオフラインイベントも提供しています。楽しい写真を撮る機会を提供する撮影会イベントでアプリ利用をご案内しています。また産後復帰のためのスクール事業も、子育て中のご家族の方の課題解決を応援する一つの形として提供しています。 ユーザー層とリスト取得方法 ━Fammのユーザー層は、どういった人でしょうか? 主なユーザーは子育て中の方で、20代後半から40代までの女性がほとんどですね。30代が最も多く、20~40代がその半分以下だと思います。 ━メール配信のリストはどのように得ているのでしょうか? アプリ上で有料購入をしたことのある方が対象となります。 Fammはメールアドレスを登録しなくても使えるアプリです。お金がかかる注文をするタイミングではじめてメールアドレスを登録します。そこでメール配信のリストにも追加されるわけです。退会したユーザーへはアプリのお知らせはお送りしないようにして、イベント等のお知らせだけを行なっています。退会のフラグを立てて連携するという運用を行なっています。 配信コンテンツ メール1:カレンダーやフォトアルバムの締め切りアナウンス 配信頻度:月3回(締め切り3日前〜前日) 一番開封される時間:夕方(子育て中のユーザが一息つく時間を考慮して配信) 効果:締め切りを忘れるユーザーが従来の半分に減った 最も多く配信しているのは、カレンダー・フォトアルバムの作成締め切りのお知らせです。 毎月、締め切りの3日前から「3日前です」「2日前です」「本日が締め切りです」というリマインドメールを送っています。これまでPUSHとアプリ内の通知でお知らせしていたのですが「気がつかず間に合わなかった」という声が見受けられたので、メールでのお知らせを追加しました。 メール2:イベント開催のお知らせ 配信頻度:週1回(地域でセグメント) 一番開封される時間:夜8時以降 一番申し込みのあるタイミング:週末 イベントの告知は、ユーザーの所属地域ごとに送っています。 実は最近デザイナーが整えてくれたテンプレートに変えたところ、少し申込率が落ちたんです。より綺麗なメールになったはずなのに。 前は「イベントの日程、会場の住所、最寄り駅、駅から徒歩何分、地図のURL」と情報が多く載っていたのですが、今のテンプレートは「日付、大まかな地区名、地図のリンク」と情報が少ないんです。これが一因かと推測しているので、Benchmark EmailのA/Bテスト機能を使って検証したいと思っています。 メール3:Fammレター(自社メディア)の更新告知 配信頻度:毎月 「Fammはどんなサービスか」「こんな新サービスがでました」「そろそろ行楽シーズンですね。写真で残しませんか」や、スクールの卒業生のインタビューを載せた「Famm Letter」というお知らせメールも配信しています。 メール4:クーポン配布、新サービスリリース 新しいサービスが始まったときや、クーポンが出たとき(キャンペーン)なども配信をしています。これは日時の決まりはなく都度計画して送っています。 運用について API連携を構築して良かったこと ポイント:APIによって最適な相手にメールを配信できるようになった ━メールの配信は自動化はしていますか? 期日が決まっているものは、半自動くらいです。今まではBenchmark EmailのAPIを繋いでいなかったので、毎月コンタクトリストを作って、アップロードをしてと、手作業で大変でやっていたのでやっていませんでしたが、システム部門(植木担当のチーム)にAPIを繋いでもらったので、できるようになりました。 お客様の数がかなり多くいらっしゃるので、それを毎月手作業で洗い替えするためには時間もかかりますし、作業ミスのリスクがあるため、お客様が変更するタイミングでシステム連携して更新しています。使いたいときに最新になっているという状態です。 初めての注文の人とか、毎月すでに継続している方とか、お客様の状態によって訴求する内容も変わってくるので、セグメント機能を活用し属性情報で分けています。地域ごとの撮影会の情報もあるので、都道府県の情報も連携をしセグメントしています。 ━APIはどれくらい前から使われ始めたのですか? 3カ月前からですね。これは社内の事情ですが、お客様への対応としてメール配信サービスをより積極的に利用していこうという判断がありました。 マネージャ 植木様 サービスの初期、一部ユーザを対象に手動で運用していました。ユーザーが増えてきて、使い続けたユーザのなかにも締め切りを忘れる人数の絶対数も増えてきました。その解決策として、全ユーザーに送ったほうがよい、という議論になりました。メール配信サービスを効果的に使っていこう、社内体制も整っている、やるべき理由もある、ということでやろうとなりました。 このタイミングでサービスと連携しユーザ情報を同期するようにしました。2年くらい前に調べたときよりもBenchmark EmailのAPIがアップデートもされていて使いやすくなっていたので、スムーズに開発ができました。そこも大きかったと思います。 複数部署での配信ツール共有 ポイント:メール担当の部署はなく、それぞれの部署がメールを配信している。配信タイミングはスケジュール調整のGoogleスプレッドシートで管理。 ━メールマガジンの担当部署はありますか? 実は、メール担当の部署はありません。メールは4種類以上を配信していますが、それぞれの部署が、それぞれのメールを作成・配信しています。 大量のメールが、1日に2、3通も来ると「なんだ?」と思われるので、そういったコントロールは気をつけています。 スケジュールが被らないように、スケジュール調整用のスプレッドシートを共有しています。シートには配信日時と内容を記入します。同じ日に配信したい部署が複数あるときは部署同士で時間の調整をしています。 サポートスペシャリスト 金子様 ━メールマガジン全体を管理するような人はいないのですか? 私(金子)が配信スケジュールを常に見ていて「ここ、被っていない?」というツッコミをしています。 社内では私が一番メールマガジンの担当経験が長いため、部署を超えてフィードバックをする人のような立ち位置にはいます。 初めて配信をスタートするチームには、初回配信前に内容共有してもらい作り方や設定を事前に確認します。やはり、作り慣れていない部署の人がやると、テキストメールを編集し忘れたとか、送信元のメールアドレスを代表メールアドレスにしたまま、チームのものにしていなかったなど、細かいミスが起こります。なので、最初に送るときだけ、チェックをして「ここを変えてください」と指示をしています。 1回目に私のほうでチェックポイントを共有しているので、2回目以降は、それぞれのチーム内でダブルチェックする運用をしています。 ━1通1通のメールのテンプレート、決まりはありますか? テンプレートはデザイナーが用意をしてくれています。そのテンプレートが下書きになっているので、コピーしたものを各部署で自分たち仕様に変えたりしながら、内容を書いて送ります。 アプリのプッシュ通知とメール配信の併用効果 ポイント:アプリのプッシュ通知とメールマガジンは両方必要 ━アプリ自体にもプッシュ通知の機能がありますが、使い分けはあるんでしょうか。 アプリの通知とメールを、併せて使っています。 同じ内容で、同じ日に送ります。どちらかを見てくれたら良いなという感じです。 ━メールマガジンのメリットは、どんなところでしょうか? プッシュ通知をオフにしていて見てくださらない方が、メールだと見てくださるというのは、すごく利点です。 以前から「カレンダーの締め切りを忘れた、困った」というユーザが一定数いて、いろいろと手は尽くしていたんです。新たにメールでの通知を始めたところ、そうした方が今までの半分に減りました。お問い合わせも減りましたね。 ━メールの効果測定はされていますか? 現時点ではメールにKPIは設けていません。例えば締め切りを忘れるお客様が減ったなどの成果は見ていますが、ユーザの満足度向上のためにやるべき「投資」として続けています。 イベントのほうも集客数は見ていますが、メール自体の開封・クリック数は、見ていません。まだ頻度が多いこともあり、運用を軌道に乗せることを優先しています。 まとめ 今回、お話を伺って印象的だったのは、メールマガジンの社内体勢とAPIの活用です。 社内体勢では、金子様が全体の包括をしてはいるものの、特定のメールマーケティングチームはなく、配信の調整をスプレッドシートの共有で行い、メルマガの作成から配信を、それぞれの部署で行っているのは新鮮でした。 専門のチームがなくても、十分にメールマーケティング に取り組める、いい例だと思います。 APIの活用は、今回のお話を伺うまで、私自身ピンときていませんでした。APIを使って自社の顧客情報とメール配信システムと連携をさせることで、メールマーケティングがより効率的に、そして最適な人にメルマガを配信することができる。 顧客数が膨大で配信先のリスト数の数が多ければ多いほど、APIを活用することでメールマーケティングの生産性も高まることがよくわかりました。 アプリ会社としても、プッシュ通知とメールマガジンの併用など参考になるところがあったと思います。 (その他事例記事) ・定期配信からさらに一歩進んだプロジェクトへ!ワークショップ参加者インタビュー:アプリコット出版株式会社 ・【事例】ECサイトの売上を最大化するメールマーケティングの仕組みを公開!無地Tシャツ販売の“Tshirt. st” ・ランキング形式を有効活用!平日と休日で内容に変化を持たせる旅行企画業の事例 --- ### メルマガでのA/Bテストのポイントがまるわかり!比較項目別で事例から注意点までを一挙解説 - Published: 2019-11-24 - Modified: 2023-11-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/abtest-your-emails/ - Categories: セミナーレポート, 開封率・到達率 こんにちは!カスタマーサクセス担当の林です。 メールマーケティングに取り組む際、「何が効果的なコンテンツなのか」「どんな件名が正解なのか」と悩むことはありませんか? でも、悩む必要はありません。A/Bテストをすればいいのです。様々な方法をテストすることで、最適な戦略を見つけることができます。 A/Bテストを行わない企業と、常にA/Bテストを行なってメールを配信している企業ではROIに37%もの差があることがわかっています。 参考記事(英語): The ROI of Email Marketing では実際に、どの項目をどのようにテストすれば効果的なのでしょうか。 今回は、A/Bテストの比較項目を事例と共にご紹介します! ABテスト比較1:メルマガの件名 件名のテストは簡単かつ、非常に効果があります。全メール受信者のほぼ半数(47%)が、件名によってメールを開くか否かを決めます。 また、およそ10人中7人(69%)が件名だけで判断して、「迷惑メールとして報告」をクリックします。非常に多い数字です。件名には十分注意しましょう。 メールの種類にもよりますが、イベントなどのお知らせであれば日付を明記したり、セールやキャンペーンのお知らせであれば「無料」「○%割引」といった具体的な数値を入れると開封率が大きく上がることがあります。 しかしながら、メールの内容が期待をもたせた事柄と異なる場合はエンゲージメントの低下を招きます。件名のテスト結果では開封率もちろん、クリック率にも注目してみましょう。メールを開封した購読者が、内容にも興味を持ち続けているかの指標になります。 関連記事:【事例4選】メルマガ開封率upに効く!読まれるタイトル施策まとめ ABテスト比較2:メルマガの差出人名 まず、送信元に「noreply」アドレスは使わないようにしましょう。人間味がなく、機械的なイメージがあります。(シンプルな通知を送る場合は問題ありません。) そして差出人名ですが、実は件名と同じくらい開封に大きく影響を与える箇所です。 どこから来たメールなのか、ということをすぐ認識していただくために、弊社では会社名ではなくサービス名である「Benchmark Email」を差出人名に設定しています。 また、ブログ記事をご紹介するメルマガとイベント情報をお届けするメルマガで、下記のように差出人名を分けています。 購読者が認識しやすい差出人名を心がけましょう。候補がいくつかある場合は、どれにすれば良い結果が得られるかをテストをしてみてください。 ABテスト比較3:メール配信する曜日と時刻 Propellor CRMによると、メールを送信する最適な日時は火曜日の午前10時だそうです。 もちろん、すべてのマーケティング用のメールをこの時間に送信しなければならないわけではありません。ターゲット層の生活リズムや競争率も影響するため、色々なシナリオがあると言えます。メールを送る理由と受信者を考慮して、いつメールを配信するのが効果的かを考え、テストしてみましょう。 また、全購読者に一気にメールを送るべきか、ということも考えると良いでしょう。高いクリック率が見込まれる場合は、セグメントを利用するのも手です。 例えば、大規模なセール情報を発信してサイトがクラッシュしないようにしたい場合は、時間をずらすなど。また、海外に発信する場合はタイムゾーン別に分けるのがいいでしょう。 一方で、メールでソーシャルメディアの投稿をチェックするように人々に頼んだ場合は、時間で分けたりはせず購読者全員が同時にメールを受け取るようにします。そうすることで、あなたの投稿をトレンドに選んでくれるかもしれないからです。 ABテスト比較4:メルマガ配信頻度 あなたにとって、丁度いいと感じるメルマガの頻度はどのくらいですか? 「迷惑メール報告」を押されることなく、価値を提供できるようにするにはどのくらいの頻度が適当なのでしょうか。これまでと同様、それはあなたの購読者と購読理由によって変わってきます。 しかしながら、頻度を調べる場合はA/Bテストがやや難しくなります。テストをする中で煩わしいと思われてしまうことは避けたいものです。 そこで、これまでに送ったメールの開封もしくはエンゲージメントのデータがある場合は、それらを手がかりとして利用しましょう。 オンラインプリントショップVistaprintは、上記のように様々な割引を提供するメールをほぼ毎日送信していますが、あまりに頻度が多いと割引が当たり前になってしまい、価値を感じ辛くなる危険性があります。 メール配信の頻度は、伝えたい情報がどのくらいあるか、どれくらいなら継続的に開封してもらいやすいか、という部分が重要になってきます。 ABテスト比較5:画像重視かテキスト重視か 絵は、1000文字の代わりを務めることが可能であるといわれています。 つまり自分のメールをチェックしている人は、絵を見れば簡単に内容を理解できるのです。 視覚的な魅力を提供することと、素晴らしい文章力を示すこと、どのようにしてバランスを取れば良いのでしょうか。 A/Bテストでは、画像が多いメールとテキストが多いメールをテストしてみましょう。 一般的に、テキストベースのメールは到達率が高くなる傾向があります。(画像が重いメッセージは簡単にスパムであると紐付けられ、読み込みがされないことがあります)。しかし、配信されると、画像ベースのメールはクリックされる可能性が高くなる傾向があります。 例:Seafolly Seafollyのような高級水着ブランドの場合は、画像で訴えかけるのが効果的でしょう。美しいビジュアルはブランドの訴求に大きく貢献します。 例: Milanote 一方で、ノートアプリMilanoteからのこのウェルカムメールはシンプルで工夫がないように感じますが、合理的で無駄がなく、テキストベースの効果を発揮できていると言えます。 ABテスト比較6:メッセージの長さ メールはどのくらいの長さが適しているのか、ということは本当に悩ましい問題です。 理想的なメールの長さは、「対象製品が何であるか」「購読者どのような望みを持っているか」などによって異なります。 例:Paul Jarvis 作家であるポール・ジャービスが購読者に向けて送ったメールです。非常に長いですね。ですが、彼の最新情報を受け取るために購読しているほとんどの人々は喜ぶに違いありません。 もちろん、著者に当てはまるものが必ずしもあなたのブランドに当てはまるとは限らないので、様々なコピーの長さをテストして、顧客が最も喜ぶものを探ってください。 ABテスト比較7:テキストリンクかボタンリンクか 下記のリンクで、どちらがより魅力的に見えますか? ボタンリンクはテキストリンクよりも目立つため、一般的にクリックされやすいです。 しかし、もしボタン自体がロードされない、または表示されない場合はクリックが発生しないため、テキストリンクを貼った方が良いということになります。 どちらが本当に適しているかは、携帯電話でメッセージを読む傾向があるかどうか、ボタンクリックに慣れているかなどによるため、やはり顧客によって異ってきます。 関連記事:メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 ABテスト比較8:リンクの数と配置 Eコマースブランドなどのコンテンツは、マーケティングにおいて重要な役割を担っています。適切なリンクの数と配置で、購読者にしっかりアピールできるメー ルとなっているかどうかは、テストにテストを重ねて確認したい部分です。 例: Refinery29 購読者が好むコンテンツを充実させ、クリックを促しています。記事や広告、さらにソーシャルメディアのフォローボタンも配置しています。 Refinery29はこれがオーディエンスが望むものであると判断し、それらを提供することで高いクリック率を得ています。 例:Jersey Mike’s Subs サンドウィッチショップのジャージーマイクズは、誰もが喜ぶ無料クーポンを配布しクリックを促しています。魅惑の言葉「無料クーポン」を拒否する人がいないことを知っているのです。 ABテスト比較9:パーソナライズした名前を挿入するかどうか 見知らぬ人がぶっきらぼうにあなたの名前を読んで挨拶してくると、不快に感じるでしょう、ですが友人であれば気持ちよく感じます。 同じように、メールへのパーソナライズした名前を挿入するかどうかや、その挿入の仕方は重要なポイントです。 下記は、パーソナライズした件名と通常の件名のA/Bテスト例です。 件名A:様にお得な情報をお届けします。 件名B:お得な情報をお届けします。 件名Aの方が個人に向けて送られている感が大きいですね。 また、本文でのパーソナライズのA/Bテスト例がこちらです。 パターンA: カップにパーソナライズで名前を挿入している パターンB: 名前を入れずシンプルなまま このスターバックスのメールのパーソナライズはおしゃれですね。このようにカップに自分の名前が入っていたら、興味を引かれて読んでしまいます。 ABテスト比較10:GIF画像の使用 猫じゃらしを追いかけてしまう猫ではありませんが、動いているグラフィックを無視することは非常に困難です。うまく使用されているときはなおさらです。 GIFは、メールマーケティングにとって有効なものでしょうか?その答えは、あなたのブランド、顧客、挿入するGIFによります。 A/Bテスト事例を見てみましょう。 パターンA: パターンB: このBonobosからのメールは、イメージ自体に十分な説得力があります。しかし人目を引くアニメーションを利用しているパターンBを送信した方が、より多くのパンツが売れるのではないでしょうか。 ABテスト比較11:フォントカラーとフォントスタイル 落ち着いた色使い。エキサイティングな暖かい色。明朝体、ゴシック体。 テキストで気をつけることは、言い回しだけではありません。メールは視覚的な媒体のため、画面上での表示方法も考える必要があります。 A/Bテストでは、様々なフォントカラーとフォントスタイルをテストして、コンバージョン率にどのような影響を与えるかを確認します。驚くことに、アクションボタンの呼び出しの色を変更するなど、簡単なことが大きな影響を与える可能性があります。異なるフォントスタイルを使用する場合も同様です。 例:22 Days Nutrition 黄色は、人々を元気づける陽気な色とされています。購読者はきっと、リンクをクリックしてプランを選択することでしょう。 このブラッシュスクリプトスタイルのフォントは、すべてのブランドに適しているわけではありません 。しかし花の会社にとって、この風変わりな書体は優しい雰囲気を醸し出して、イメージにマッチします。 ABテスト時の6つの注意点! 正確で実用的なデータを取得するためには、注意するポイントがいくつかあります。 1. 一度に1つだけ変更する メールのA/Bテストでは、変更点は一度に1つだけにしましょう。例えば件名とコンテンツの一部を変えるなど、複数変更してしまうとどちらが結果に影響を及ぼしているのかがわからなくなります。 2. 時間と曜日を考慮に入れる A/Bテストはの結果は100%完璧というわけではありません。 異なる時間に、または異なる顧客リスト同士でテストを実行する必要があるかもしれません。外的要因がどのように結果に影響しているのか、常に考慮してください。 3. 全ての記録をとる テスト結果なんて全て覚えている、と思うかもしれませんが、数週間、数ヶ月、数年経てばテスト直後のようにデータを思い出すことはできません。細心の注意を払って、新しいインサイトを見出してください。 4. 日常的にテストを実施する テストをルーティン化させましょう。 5. テストグループはある程度の大きさにする テストグループは管理できる範囲内に収めつつ、正確なデータを取るのに十分な大きさにしましょう。目安として、最低1000件(パターンAで1000件、パターンBで1000件送る)はあるといいでしょう。 6. とにかくテストを継続する A/Bテストの結果が一見小さな差でしかなくても、大きな影響を与える重要な傾向やインサイトを示している可能性があります。テストにテストを重ねましょう。 Benchmark EmailのABテストについて Benchmark Emailでは、上記全ての項目(件名、差出人名、コンテンツ、時間比較)を簡単にテスト可能なA/Bテスト機能があります。 配信先リストは自動的に「テストグループ」と「本配信グループ」に分割され、開封やクリックの数値が良かったメールを「本配信グループ」へ配信することができます。詳細は下記のFAQや動画をご参照下さい。 ・関連FAQ:A/Bテスト ・YouTubeでのA/Bテスト解説動画はこちら *A/Bテスト機能は、Proプラン以上(旧プランの場合、リストプラン及び配信数プラン)でご利用が可能です。 全てのメルマガに共通の正解はありません。悩んだ時は上記の事例や注意点を参考に、A/Bテストを実施してみてください。 (関連記事) ・【実例多数】夜は深ければ深いほどいい! ? A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 ・コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選 ・有名サービスのHTMLメール事例に学ぶ!エンゲージメントを高める8つの法則 --- ### Instagram運用のポイントを詳しく解説!メールマーケターが知っておきたい最新のSNS活用法 - Published: 2019-11-10 - Modified: 2021-03-01 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/sns-tips-for-email-marketers/ - Categories: セミナーレポート, ソーシャルメディア こんにちは、株式会社BESです。前回好評だった「メールマーケティング担当者のためのInstagram講座」の第二弾として、さらに実践的で詳しい運用方法がわかるワークショップを2019年9月27日にBenchmark東京本社にて開催し、当社の田中と小川が講演を行いました。(第一弾で行ったことは、下記の記事でご覧下さい。) 関連記事:インスタで新規ファンを獲得!メールマーケターのためのSNSワークショップレポート 今回の記事では、当日のプログラムの中でもポイントとなる3大SNSの違い、Twitterの活用方法、そしてInstagram運用についてご紹介します。 当日のプログラム 今回のワークショップでは、 WEBマーケティングに活用できる3大SNS、Twitter・Facebook・Instagramの特徴をそれぞれご紹介した上で、TwitterとInstagramの活用方法に焦点を当てて専門家が詳しく解説していきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー WEB/SNSの市場動向と施策について ①WEBマーケティングにおけるSNSの位置づけ ②3大SNS(Twitter/Facebook/Instagram) ③Twitter/Instagramのトレンド ④SNSと他ツールの相乗効果 ⑤企業アカウントの運用体制 ⑥Twitter活用事例 ⑦Twitterリストの活用 Instagram活用 ①時代背景 ②Instagramアカウントの方向性 ③ユーザーに好かれるアカウントにするには ④UGC活用 ⑤ストーリーが人気の理由 質問・相談会 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 前半の「WEB/SNSの市場動向と施策について」では、株式会社BES代表取締役の田中千晶が登壇しました。SNS運用の専門家として2009年から常に第一線で活動している中で培ってきたノウハウや知識を丁寧に解説しました。 後半の「Instagram活用」では同じくBESのディレクターであり、プロカメラマンの小川洵菜が登壇し、Instagramの運用ポイントについて活用事例を交えてわかりやすく解説しました。 ここが違う!3大SNS(Twitter・Facebook・Instagram)それぞれの特徴 近年、3大SNSのTwitter・Facebook・Instagramは従来の広告よりも低予算で高い効果が得られることから、多くの企業が販促ツールとして活用しています。これらを活用していく上で、それぞれの特性を理解することが重要となります。まずは各SNSの特徴について詳しく見ていきましょう。 Twitterは、日常生活であったことや自分の考えを140文字以内の短文や写真で「つぶやく」ためのSNSです。実名登録が不要で、気楽に言いたいことを発信できるという手軽さがあります。主要なSNSの中で一番拡散力が高く、20代以下の若年層に多く利用されている点が特徴的です。投稿内容はフレンドリーなものや面白いものが好まれる傾向がありますが、実名登録不要のため炎上しやすく注意が必要です。 Facebookは、実名登録性で実際の友達・仕事関係の知人を中心に繋がりをもつ傾向が強いSNSです。Twitterとは対照的に比較的真面目な投稿が好まれる傾向があり、他のSNSと比べると炎上しにくいのが特徴的です。投稿は最新情報ではなく、独自のアルゴリズムに基づいてハイライト形式で表示されます。そのため、投稿が有益と見なされれば長い時間表示されます。 Instagramは、写真による直感的なコミュニケーションが中心で画像から得られる直感的な感情を販促・集客に繋げることができるSNSです。そのため、ビジュアルだけで訴求しやすい飲食店・アパレル・観光業などの業種には最適です。一方で、説明が無ければ伝わらないような商品・サービスを扱う業種には不向きです。 以上のように3大SNSにはそれぞれの特徴があり、効果を最大化するためには目的に合わせて使い分けていく必要があります。 ツイートやハッシュタグだけではない!Twitterの機能活用法 Twitterにはリストや質問箱を作成する機能があり、これらを利用することでより効果的にユーザーへアプローチをすることができます。 リストとは、フォローしている人たちを特定のグループに分けたもののことを指します。リストを作成することで、リストに追加した人たちのツイートのみが見られ、他の人たちのツイートノイズを遮断することができます。リストを利用するとターゲットとなるユーザーの情報のみを集めることができ、効率的に情報収集が行えるようになります。また、リストを作成しておくと、リスト内のユーザーに対していいねやコメントなどが手軽にできるようになり、ユーザーとコミュニケーションが取りやすくなるというメリットもあります。 質問箱は、Twitter上で匿名で質問を募集し回答ができるサービスです。この機能を利用することで、ユーザーと気軽にコミュニケーションを取ることができます。さらに、ユーザーから寄せられるお悩み相談などに対して真摯に回答することで、ユーザーからの信頼を得ることもできます。 ユーザーからの質問に対する回答をする際に気を付けたいのは、「企業色は出さない」ということです。広告的な投稿をせず、ユーザーが知りたいことを提供するという姿勢を貫くことで、アカウントへの信用が高まりフォロワーの増加につながります。 Instagram運用に欠かせない!コンテンツ制作と効果検証について コンテンツ制作における3つのポイント Instagramにおいてユーザーに投稿を気に入ってもらい、フォローしてもらえるようになるにはどのような点に注意すれば良いのでしょうか。 Instagramのコンテンツを制作する時には、①統一感、②共感、③有益性の3つを意識することが大切になってきます。 ①統一感とは、そのアカウントを見たときに投稿している内容に統一感があるかどうか、ということです。一目見ただけで、どのような投稿をしているアカウントなのかがわかる状態が理想的と言えるでしょう。具体的には、テーマやアングル、色、加工などが揃っていると統一感が出やすくなります。 ②共感とは、投稿内容にユーザーが共感できるかどうか、ということです。ユーザーの共感を得られるコンテンツだと拡散してもらいやすくなり、より多くの人にアカウントを知ってもらうことができます。 ③有益性とは、アカウントをフォローすることでユーザーがメリットを感じるかどうか、ということです。「このアカウントをフォローしているとお得な情報が得られる」「このアカウントの投稿は今後もチェックしたい」と感じた場合に、ユーザーはフォローをする傾向があります。この観点で考えると、コンテンツを作成する際に「ユーザーにとって知りたい情報とは何か?」をよく考えることが大切です。 コンテンツ制作後に重要なのは、検証と改善。 上記の3点を意識しながらコンテンツを制作したら、その後は色々なパターンを試してみて効果検証を回していくことも重要です。同じ商品でも写真のアングルやハッシュタグの内容などにより反響の大きさが異なるため、投稿の中身を少しずつ変えて最も効果が高いものを残していきましょう。 例えば、上記のアカウントではモデルの服は同じでもポージングと距離感を変えることにより「いいね!」数が約1. 5倍に伸びています。このようなファッションブランドに限らず、飲食店のアカウントでも少しの工夫で反応が大きく変わってくることもあります。 上記のアカウントを例にとって見てみると、投稿の構図・背景・商品自体は全く同じでも、文字と色を変えるだけで「いいね!」の数が約1. 8倍になっていることがわかります。このように、効果検証を繰り返していくことで「いいね!」数やフォロワー数を着実に増やしていくことが可能です。 メールマーケター向けのSNSセミナーは、今後も開催していく予定です。Benchmark Emailのニュースレターで案内をしていきますので、まだご登録されていない方はページ最下部の「メルマガ登録」からご登録ください。 ワークショップ講師:株式会社BESについて 株式会社BESでは代表田中千晶を中心に、数多くの企業様のSNS運用のコンサルティング兼運用代行を行っています。加えて、今回新たに企業のSNS運用担当者育成サービスを始めました。講座ではお伝えしきれなかった内容を継続的に学びたい企業様は、是非お問い合わせください。 実践的なSNS活用のスキルを持った人材を育成するSNSスクールも運営しています。 (関連記事) ・SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには? ・SNSからメルマガへ繋げる工夫が光るNY発セレクトショップUNION TOKYOの事例 ・SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは? --- ### メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 - Published: 2019-11-04 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-design-powerful-email-call-to-actions/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちは!カスタマーサクセス担当の林です。 Webマーケティングの成功の大部分を占めているのは、効果的なメルマガ配信です。 AmazonやeBay、Googleなどを始めとする国際的トップ企業はすべて、クロスセルやアップセルを行うのにメールを活用しています。事実、メールのニュースレターのおかげで非常に多くの売り上げが生まれているのです。 しかし、すでにメールマーケティングを取り入れているのにうまくいっていないという場合は、単純にCTA(コール・トゥ・アクション:行動喚起)が欠けているのかもしれません。 重要なのはCTA(コール・トゥ・アクション) CTAとは、ユーザーに特定のアクションをとるよう促す単語やフレーズ、またはボタンのことを指します。CTAはソーシャルメディアや広告バナー、動画やメールまで、ユーザーに向けた全てのコンテンツにおいて使用できます。 CTA は、以下のことを目的として使用されます。 ・リード(見込み顧客)の生成 ・リードの増加 ・ソーシャルメディアでの拡散 ・セールス ・オーディエンスの維持 ・イベントのプロモーション CTAはより多くの顧客獲得の機会と、顧客に望ましい行動を引き起こさせる可能性を備えています。 しかし残念なことに、多くの企業オーナーは、CTAを利用したメールマーケティングにあまり関心を持っていません。小規模のB2B企業の約70%がCTAを使用していないために、自社にとっての最高の顧客を見つけられずにいます。 ではむやみにCTAを取り入れれば良いのかというと、それだけではメールマーケティングは成功しません。CTAのデザインには注意を払う必要があります。 効果的なCTAを設置する7つのヒント 1. 形式を選択する CTAは、テキスト形式でも構いませんし、画像やボタン形式でも構いません。 どちらを選んだ方が良いのでしょうか。まずは、一般的に効果を発揮することが多い画像やボタン形式を試してみるのをおすすめします。ただしターゲット層によっては、テキストリンクの方が効果的な場合もあるので、テストをしてみることが大事です。 どちらを選択しても、読者が希望するランディングページやフォームなどに実際につながることを確認しましょう。 こちらの旅行用メールテンプレートと同様に、ほとんどのボタンが長方形をしています。変に目立たせて逆効果になるリスクを避けたい場合は、この形を選びましょう。 もし目立たせたい場合は形を変えても構いませんが、読みやすい状態にしておきましょう。 2. 位置を考える CTAがふさわしい位置になければ、コンバージョンを増やす機会が失われます。 重要なのはCTAが瞬時に分かることです。潜在顧客にボタンやテキストを探すのに時間を無駄にさせてはいけません。最も効果のある位置は、ニュースレターの上部です。ぱっと目につくので、メールの最後までスクロールする必要がありません。 ポイント:スマートフォンユーザーのことをいつも頭に入れておくことを忘れないように。スマートフォンの小さな画面でもタップしやすいようにCTAボタンを調整する必要があります。 上記のテンプレートはレスポンシブ対応かつ、トップ画像の中央に配置された対照的なボタンによって最初の数秒で目を引きつけられるすばらしい例です。 3. サイズを調整する CTAにおいて最も重要になるのはサイズです。コンバージョン率に影響を与える可能性もあるため、失敗しないようにしましょう。 メールマーケティングのプロは、常にCTA要素のサイズに配慮します。大きすぎると無視されるリスクが高まるだけでなく、他の要素と重なり合ってしまい混乱をも招きます。 同時に、小さすぎてもいけません。ニュースレターを開いて最初の数秒で気づいてもらわなければならないからです。 4. 画像でテキストを引き立てる 画像を本文内に挿入すると、メール全体のコンバージョンを大幅に増やせます。購読者に長いテキストを読んでもらった上でアクションを起こさせるよりも、画像にすぐさま反応させる方が簡単かつスマートです。 セール時のニュースレターの例を見てみましょう。 ポイント:インターネットの接続が遅くなる、または設定でブロックしているために、メール内に画像が表示されないという購読者もいます。そのため、ユーザーがテキストだけでも十分な情報を得られているかを確認しましょう。 関連FAQ:メールにリンクを挿入する方法 5. テキストを使ってメッセージを伝える テキストメッセージでCTAを作成するときは、購読者にとって何が重要かを考えましょう。多くの購読者は数秒かけてニュースレターを分析し、それからニュースレターを閉じます。 メール内のリンクを気軽にクリックしてもらうためには、内容を単純かつ明確にしましょう。読み手がなぜCTAボタンをクリックすべきなのか、その結果どうなるのかを説明します。 CTAはいずれも、「何なのか」と「なぜなのか」という質問に対し明確な答えを与え、読み手にクリックしてもらいやすくする必要があります。そのために、基本的なポイントをいくつか挙げておきます。 ・動詞で始まる短いフレーズに設定する 例:電話をかける、ダウンロードする、得る、読む、学ぶ、など。「ここ」や「そこ」などの単語は控える。 ・「今」や「今日」などの単語を使い、オファーに時間の制限を設ける ・「無料」、「割引」などの魅力的な言葉を使い、製品やサービスにさらなる魅力を与える ・オファーに独自の価値を付与する。顧客がそこから得られる一番のメリットを説明する 6. 数を調整する CTAは繰り返して設置しても問題はありませんが、同じ見た目のボタンを近くに2つ以上設置しないようにしましょう。同じアクションにつながるCTAでそれぞれの見た目を変えるときは、次の2つのルールに沿ってください。 ・混乱を避けるため、離れた箇所に設置する ・異なるテキストメッセージを作成する ただし、あまりに多くのCTAを盛り込むことは避けましょう。あいまいな言葉を何度も連ねるよりも、明確なCTAを2つ、あるいは3つ以下に収めることが重要です。 7. レスポンシブにする Litmusのレポートによると、2018年12月に、メール全体の内43%がモバイルデバイスで開封されています。 ユーザーはデスクトップではなく、スマートフォンでメールマガジンを閲覧することが多くなっています。そのため、スマートフォンからも見映え良く閲覧ができるレスポンシブなメールデザインであることが不可欠です。Benchmark Emailではテンプレートを含め、ドラッグ&ドロップで作成したメールは全てレスポンシブ対応となっています。 関連FAQ:Benchmark Emailのテンプレートを使ってメールを作成する方法 メールを送信する前にCTAが、見映えよく、どのデバイスでも適切に表示されるかどうかを確認することを忘れずに行いましょう。CTAは見えていますか?画面サイズ内に適切に収まっていますか?画像の読み込み速度はどうでしょうか? これらを確認した上で、CTAを盛り込んだメールを作成してみましょう。 関連ブログ:HTMLメールの表示をテストするには?受信環境での表示確認ができるサービス「Litmus」を使ってみた また、スマートフォン専用のCTAも存在します。主要なCTAに加えて、「電話をかける」などのボタンを含めることができます。 参考資料:2019 State of Email(英語) ユーザーを知り、効果的なCTAを設定しよう Amazonのような世界トップのオンラインリセラーは、ニュースレターに投資した額の2. 5倍の利益を受け取っています。 彼らは、ユーザーが下記のような特徴を持っていることを知った上で効果的なマーケティングを行なっているのです。 ・新規見込み客になるかならないかは、8秒で決まる ・モバイルユーザーが多い ・「購入」ボタンは効果的ではない ・ランディングページのフォーム入力に慣れている ・メールは個人的なものであるほど有効 ユーザーの特徴を把握し、効果的なCTAを設置するための7つのヒントをぜひ今後のメールマーケティングに活かしてください。 テンプレート参照元:Template Monster (関連ブログ) ・有名サービスのHTMLメール事例に学ぶ!エンゲージメントを高める8つの法則 ・メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例50選 ・動くメルマガで売上アップも!GIF画像作成からメルマガ配信までを一挙ご紹介 --- ### 機能アップデート:登録フォームのシングルオプトイン設定が可能に! - Published: 2019-10-29 - Modified: 2020-06-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information3/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です! この機能アップデート記事では、定期的に Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回のアップデートでは、登録フォームのシングルオプトイン設定が可能になりました。 動画でも内容を簡単に説明しています。3分程で確認可能ですので、ぜひご覧ください。 オプトインとは? オプトインとは、メールキャンペーンの受信を明確に承諾することです。また、「事前にメール配信の許諾を得ているメール」という意味でも使用します。 登録フォームからオプトインを得る方法は2つあります。 シングルオプトイン・・・登録フォームからの登録を行った時点で、正式に登録が完了します。 ダブルオプトイン・・・登録フォームからの登録を行うと「仮登録」の状態となり、登録されたメールアドレスに送信されたオプトインメールのURLをクリックすることで正式に登録が完了します。ダブルオプトインでは登録前に確認メールを送るため、入力誤りのメールアドレス・第3者によるなりすまし登録を防止できます。 設定方法について 登録フォームの「オプトイン設定」よりシングルオプトインまたはダブルオプトインプロセスを選択できます。 デフォルトではダブルオプトインに設定されていますので、シングルオプトインに変更したい場合はこちらから設定を変更が可能です。 また、シングルオプトインを選択した場合でも、ウェルカムメールを送信することができます。 シングルオプトイン設定時の注意 ダブルオプトインと違い、シングルオプトインはフォームから登録があった時点で正式に登録完了となります。そのため、スパムや悪質なユーザーによって大量に登録がされた場合も、同じようにコンタクトリストに追加がされてしまいます。 そうした事態を防ぐために、シングルオプトイン設定時はreCAPTCHA機能を必ずONにするようにしましょう。方法は、下記のFAQをご参照下さい。 関連FAQ:登録フォームでreCAPTCHAを使用するには? 以上、日々のメルマガ運用の中でぜひご活用ください。 関連FAQ:オプトイン完了 / オプトイン未完了とは何のことですか? 関連ブログ:登録フォームの悩みを解決!基本機能からトラブルシューティング・応用的な活用例まで一挙解説 --- ### 有名サービスのHTMLメール事例に学ぶ!エンゲージメントを高める8つの法則 - Published: 2019-10-22 - Modified: 2020-08-06 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/8ways-to-increase-email-engagement/ - Categories: メールマーケティング 2019年にLitmusは1ドルのメールマーケティング投資につき、平均的に42ドルの投資収益を得られると発表しました。自身が行っているビジネスとその顧客との関係性を育むためには、メールマーケティングは強力な手段です。 2023年にはメールのユーザー数は44億人にまで上ると言われています。またその頃には、一日で送られるメールは3,470億通までになると予測されます。これだけの驚異的な数字ですと、メールマーケティングが高い投資収益率を誇るのも頷けます。 参考記事(英語) ・Number of e-mail users worldwide from 2017 to 2023 ・Marketer email tracker 2018 特別であることを重要視し、周囲と一線を画す 購読者たちは毎日大量のメールを受け取るので、あなただけが送ることのできる特別なコンテンツを購読者たちに配信出来ているかを心掛けましょう。あなたのブランドが如何に特別なのかをアピールすれば、購読者たちは自ずとあなたから配信されたメールを開封するでしょう。 では、どのようにあなたのブランドを特別なものにできるでしょうか。顧客とのエンゲージメントを高める8つの法則をご紹介します。 ユーザーが欲していて、他のブランドにないサービスを提供する Robert BloomとDave Contiの共同著書「The Inside Advantage: The Strategy That Unlocks the Hidden Growth in Your Business(ビジネスの隠れた成長を解き放つ戦略)」で著者は、成功するブランドは「ありふれたものでもなければ、変わっているものでもない」体験を消費者に提供しなければならないと強く言っています。 消費者は自分が必要としていて、他のブランドからは手に入らないものを得られるからこそ、あなたのブランドを贔屓し続けるのです。 メールは、こうした体験を提供するのにぴったりなツールです。 事例:サムスン 新発売のGALAXY S7 EDGEとS7を紹介している ここに注目:スマホ市場はユーザー数が大量にいるマーケットです。また、ユーザーの忠誠心が非常に高いことも特徴です。サムスンはこの特徴を踏まえた上で、新機能と新商品のリストを組み合わせ、会話調の文章と目の引く画像を使用してメールマーケティングを展開しています。スマホ自体は今日ありふれたものではありますが、サムスンは「本当に特別な物」を提供していると消費者に呼びかけています。 信頼でき、消費者にとって分かりやすいモノを提供する ではあなたが既に「ありふれたものでもあり、かつ特別なもの」である素晴らしい商品を持っているとしましょう。 効果的なマーケティングをするためには、あなたのブランドが提供しているものをシンプルかつ信頼の置けるプロダクトだと説明しなければなりません。 このような場面でも、メールはうってつけです。文章を操りシンプルにまとめることが簡単にできます。件名とプレヘッダーテキストを上手く活用し、消費者が知りたいと思っていることをメール本文で伝えましょう。 関連FAQ:プレヘッダーテキストとは何ですか? 例:ビーツ 「トライアル期間が終わっても音楽を止めないで」と購買を促している ここに注目:シンプルこの上ありません。メールで何を伝えたいかを簡単に理解できますね。最上部にある”DON’T STOP THE MUSIC”という言葉も、人気シンガーであるリアーナの曲を彷彿とさせます。 ブランドの雰囲気を意識し、想像力を掻き立てるものを提供する BloomとContiの言葉をもう一度引用すると、「人は想像力豊かな行為に興味をそそられ、動機づけられます。ブランドやビジネスの秘めた利点が強調され、劇のように脚色されるためです。」と言っています。 素敵なストーリーや彩られた表現はあなたのブランドを記憶に残りやすくします。そしてまた、メールはその2つを非常に効果的に組み合わせることができます。 例:Airbnb 文章・画像共にアットホームな雰囲気を全面的に押し出している ここに注目:まさにメールマーケティングのお手本のようなメールです。この宿泊サービスのメールを見たあとに思い浮かぶ、最初の言葉はなんでしょう。「ホーム」が印象に残りますよね。Airbnbはこのシンプルな「ホームと呼べる場所を探しましょう」というアクションボタンや、子供たちが純粋に楽しんでいる写真を掲載していたりと、アットホームさをほのかに強調しています。「ホーム」という言葉はシンプルかつ強いメッセージ性を持っており、感情に訴えるものがあります。 顧客を 世界の中心として捉える 偉大なる営業の指導者、デール・カーネギーは「2年間で自分に興味を持ってもらうより、2ヶ月の間、他者に興味を持った方が友達は作りやすい」と言っていました。 彼は1800年代の人間であることから、メールマーケティングのことは一ミリたりとも述べてはいないことは明白です。ただ、彼の著書「人を動かす」には知恵の精華が沢山詰まっており、我々含めて、これからの世代にも言えることでもあります。本旨を要約すると、ひとつの原理に辿り着きます。人は自分が最優先なのです。 そのため、まず顧客の視点を考慮してメールマーケティングに取り組むことが非常に重要になってくるのです。 初めは自身の直感に反するかもしれません。新機能や今後のセールについて述べた方がいいのでは、と思うかもしれません。もちろん、そうするべきなのです。 しかしここで重要なことは、あなたが顧客を惹きつけるものを理解し、興味をそそられるコンテンツをあなたが提供していれば、そのメッセージはより強固なものとなります。 例1:TASTY 「料理が上手になるばかばかしいほど簡単な28の方法」 ここに注目:Tastyが共有しているものは、思わずクリックしてしまうコンテンツばかりです。魅力的な画像や文言がまとめられていて、洗練されたテクニックが集約しています。 例2:WebpageFX 音声検索への最適化のための情報を提供している ここに注目:このデジタルマーケティングエージェントは本当に有益な情報を提供しており、最初からあなたの心を掴みます。添付されている画像はAmazon Alexaで、音声インプットをAIが処理できなかったときに起こる赤いライトが点滅しています。これも鮮烈な印象を与えてくれます。対象読者に有益さを伝えつつ、感情にも訴えかけているぴったりの例です。 読者を怒らせない 熊をつつかないでください。龍のしっぽをくすぐらないでください。卑劣なEメールを悪用して顧客の信頼を損なわないでください。 あなたがどんな言い訳をしても、その考えは熊、ドラゴン、人類、全てに当てはまります。だまされたり、いじられたり、利用されたりするのを好む者はいません。 考える必要もないことですが、クリック数や登録数を増やすために、ちょっとしたマーケティングのトリックに頼りたくなるかもしれません。(絶対に閉じることのできないポップアップのウインドウを表示したり、誰かが提供したメールアドレスを関係のないリストに登録する等) 数字を伸ばすために、こうしたチープなトリックに頼るのはやめましょう。戦いには勝つかもしれませんが、間違いなく戦争には負けるでしょう。顧客の心の中で、あなたのブランドを信頼できないという思いが生じてしまった場合、それを覆すことはほとんど不可能です。今後あなたと関わるのを避けたり、友達にそのことを話したりするでしょう。最悪、ソーシャルメディアを使って拡散する可能性もあります。 例1:Bonobos 「あなたのサイズをクリックしてください。もれなく25%オフで購入頂けます」と記載されたメール ここに注目:件名で興味を持ったものの、開いてみたら全くの別物を提供してくるメールを受信したとき、嫌な気持ちになりませんか?例えばセール商品の案内メールを受信し、リンクをクリックするとセールに関係のない「新着商品」が際立つブランドのホームページに飛ばされるなど。それとは違い、Bonobosからのメールは内容がとても明確でシンプルです。読者のサイズに合わせたセールアイテムのリンクさえ貼ってあります。 例2:Hotjar 配信しているポッドキャストの内容を紹介している ここに注目:白・黒・ピンクの3色のみを使用したシンプルさに加え、素晴らしく魅力的な説明文です。本文の始まりに興味をそそられ、純粋な好奇心から読み続けるのをやめられくなってしまうような文章で作成されています。中身のない約束や、突飛な画像を使うだけのトリックとは違います。このメッセージはポッドキャストの全容を非常に簡潔に要約しています。この内容であれば、ポッドキャストを聞いてみたくなること間違いなしです。 データを分析し、顧客をより深く知る A / Bテスト、マウストラッキング、Cookieなどを駆使するこの時代には、顧客から提供されたデータという宝物を利用しないわけにはいきません。 メールマーケティングにおいては、どういうことでしょうか。顧客の履歴や動向を元に作られた、あやふやな人物像に向けてメールを配信するのは避けたいところでしょう。細部にまで渡って具体性を求めるというような難しいことを言っている訳ではありません。しかし、ユーザーの特定の行動を元に効果のあるメッセージを作成する時間を取ってください。ユーザーの経験や行動についての重要な情報を参照すれば、パーソナライズへと繋がる長い道のりができるのです。それが信頼を構築するためのカギとなります。 例1:Uber 28日間の均一料金サービスについて紹介している ここに注目:リマインダーとして非常に良い例です。 Uberは、乗車時の均一料金制サービスを説明する最初のメッセージを送った後、これをリマインダーとして送信しました。数量が限られているアナウンスも忘れていません。 例2:Spotify アーティストからの「いつも聞いてくれてありがとう」というお礼とツアーのチケット販売を知らせている ここに注目:カントリーバンドのリーダー、チャールズ・ケリー氏の言葉を掲載しているこのメールは、ヒップホップ愛好家に向けて送信していないことは明らかです。どんな音楽が好きか、あなたの音楽を聞く習慣、誰をフォローしている等のユーザーデータをストリーミングサービスSpotify は、膨大に所有しています。その情報を活用してLady Antebellumのツアープリセールを発表しました。メールの受信者が頻繁にリンクをクリックしていることを知っているため、バンドの楽曲リンクもしっかりと挿入されています。 一流のユーザー体験を提供する そのマーケットに精通している顧客にとって、平均的なユーザー体験を提供するブランドに忠誠をつくすには人生は短すぎ、かつインターネットの世界は巨大すぎます。 壊れたリンクから見づらい画像があったり、タイミングの悪いメッセージ(例えば、土曜日の夜に届くメール)が届くなど、ブランドがその顧客にとって便利さを感じさせない場合、早い段階で顧客を失うことになります。 マーケティングメールを作成、設計するときは、きれいで美しく、個人的なものにしてください。また購読者は、あなたのコンテンツを見たいと思った時のものを今後も期待してサブスクリプションに登録しているため、ブランドの一貫性は保つようにして下さい。 例:Birchbox 顧客の購買履歴を元にし、割引情報を含んだおすすめのブランドを紹介している ここに注目:買い物をする贅沢というのは、最も裕福な人だけが手に入れることができるものです。本当にそうでしょうか?Birchboxはこのメールに製品のコンシェルジュという役割を持たせています。独自の顧客履歴に基づいて役立つブランドのリストと製品のリストを提供しています。こういったメールは顧客の時間を節約し、開封率を高め、販売に繋がる可能性が非常に高くなります。広範囲のターゲットに向けての割引コードの掲示も非常に良いです。 例2:Leadpages 豊富なコンテンツを提供することを伝えている ここに注目:顧客を「究極なまでに甘やかす」ブランドを気に入らない顧客がいるでしょうか?Leadpagesは、製品をプッシュしたり、サインアップしたりすることなく、豊富なコンテンツを提供することに重点を置いています。こちらのメールは簡潔にまとめられており、導入形式のメッセージとして適しています。 報酬を提供する 選択肢は無限にあるが時間は十分にないこの世界で、顧客の忠誠心に対し報酬を与えずして、顧客はあなたのブランドに固執するでしょうか。 ここでリピート割引、VIPオファー、そして報酬プログラムの出番です。ポイント3で述べた、顧客の好き嫌い、買い物履歴に関しての豊富なデータを利用する絶好の機会です。 例:スターバックス 1杯分のドリンクチケットを配布することで、ロイヤリティプログラムへの登録を促進している ここに注目:スターバックスのロイヤルティプログラムに初めてサインアップした人には、1杯分のドリンクが無料になるプロモーションコードが届きました。そのプログラムでは、決められた数字を達成したときだけでなく、誕生日に割引や景品の提供もします。スターバックスは定期的に元気で明るいメッセージをメールで配信し、その多くは告知なしで届いたり、期間限定だったりします。この戦略によって、スターバックスからのメールが届くたびに顧客をワクワクさせることができます。これはまさに望ましいメールマーケティングの取り組みといえます。 例:Crocs 購読1周年を祝うクーポンを配布し、購読者との絆を深めている ここに注目:顧客がメルマガを1年間購読し続けた際には、お祝いをしましょう。クロックスはこれを巧みに利用して、メルマガ購読から1年の記念日に1回限りの15ドルの割引クーポンを送付しました。ぜひ試してみてください。購読記念日があるということだけで思慮深さを示し、ブランドへの忠誠心を築くことができるうえに、値引きは再びエンゲージメントを促進するのに最適です。 購読者に忠実であれ 良き友人というのは、どんなことがあろうといつまでも傍にいてくれます。良き友情を育むためには多少の努力が必要とされますが、しかしその努力をすれば良い形で利益を見込むことができます。あなたのメール購読者にもこのような関係性をもってアプローチすることがエンゲージメントを高める為に良いでしょう。 確かにメールマーケティングはビジネスを手助けするツールです。ただ、それはあなたの顧客のニーズを第一にして行われるべきです。自身がしたいことを一度後回しにし、購読者が欲しているニーズを満たすだけで、何倍もの利益が得られるでしょう。 購読者たちはあなたのメールを読むことを選択し、あなたから送られることを許可しているのです。それを当然なことだと捉えてはいけません。それに応えるためにも顧客中心のメールマーケティングを行ってください。 --- ### 展示会で使える!事前集客からフォローまでの効果的なメール戦略 - Published: 2019-09-23 - Modified: 2020-08-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-strategy-for-your-exhibition/ - Categories: メールマーケティング 展示会集客で成功するためのメール戦略とは 展示会での受注率を上げるためには、展示会場への来場者数を増やし、自社ブースに足を踏み入れてくれる人を増やす必要があります。そして、ブース内で展示している自社商品に関する良い体験を提供し、ヒアリングやアンケートを多くの方に協力いただく必要性があります。アンケートを通じて体験者から適切な情報を聞き出すことで、ブース来場者に対する理解度を上げていきます。母数を増やし、体験の質と理解度を上げることが、その後のメール開封率や商談率に大きく影響を与えるのです。 今回は、展示会集客について重要なポイントを解説していきます。 展示会ブースの設計は自社商品の体験をメインに 展示会に出展すると主催者からスタンダードプランと称して、長机・椅子・ポスターなどを掲示するボードなどががセットになった備品とレイアウトが提示されます。ただし、スタンダードプラン通りに設計すると、ブースのコマ数が小さくスペースの余裕もないため、思ったような展示ができないかもしれません。展示会来場者は短い時間で少しでも多くの情報を得ようと歩き回っています。そんな人々に対して、事細かく書かれた製品のスペック情報の書いてあるポスターやチラシを配布しても、なかなか読んではもらえません。 目で見る・読む以外の五感をつかった体験を提供することでアピールしましょう。食品や衣料であれば試食・試着が有効なのは言うまでもなく、機械であればスピードや軽さ、アプリやシステムであれば使い勝手・UIの良さなどを実際に体験してもらいましょう。数多くのブースを見て回っている人々の印象に残る体験を提供することが、展示会終了後に送付するメール開封に大きく影響します。 展示会の事前集客はhtmlメールでスマートに 展示会に出展する目的の多くは新規リードの獲得になるかと思います。主催者は当然展示会イベントの集客に尽力してくれてはいると思いますが、出展側でも過去獲得したリードでその後コミュニケーションできていない人や、ホワイトペーパーなどでリードを獲得しただけで、まだ顔を合わせてといない人とコンタクトするチャンスと捉えるべきです。よって自身でも展示会への来場案内をしていきましょう。 FAXでの来場案内が効果的という説明を受けることも多いですが、もしそこに割くリソースが少なければ動画などの演出ができるhtmlメールを使うべきです。展示会への集客を促すメールでは、「来場すればこんな体験ができる」ということを知ってもらうための、展示会ブースで行える体験を動画や画像で紹介するものがお勧めです。 動画を見るには画像をクリック 展示会中のブース集客の声掛け内容はスタッフ内で共有する ブース前でチラシを片手に、自社商品の名前を連呼している光景をよく見かけますが、展示会来場者はあなたの会社の商品を目当てにして来場してくれているお客様は一握りです。どんな目的で、どんな課題を持って展示会に来場しているかはわからないため、展示ししている製品のベネフィットや価値を多様に伝える必要があります。価格、業界での歴史や実績、ブースでの体験の魅力など、伝える切口を多様にして、少しでも来場者の耳に引っかかるメッセージを発しましょう。 展示会が3日間など日にちをまたいで開催する場合、初日が終了した時点で最も足を止めてくれたフレーズ・切口をメンバー全員で共有し、翌日以降はそのフレーズ・切口で声をかけていけば、足を止めてくれる可能性が高くなります。 展示会後の御礼メールは神速を尊ぶ 最近ではブース来場者に対して、翌日にはブース来場の御礼メールを送る企業が多くなってきているように、メール送信のスピードは早い方が良いです。メール送信に時間がかかってしまうという課題をお持ちの方がいますが、メールの文面は出展前に作成しておくことで、送付までの時間を短縮することができます。また、集めた名刺のアドレスと社名や氏名を手入力していては作業時間がかかり、かつ入力ミスも生じるため、名刺読み取りのリーダーや入力代行サービスの利用は必須です。主催者がレンタルしてくれるところもあります。御礼メールの原稿と動画などを事前に制作しておき、出来るだけ早く送付できるように心がけましょう。 動画を見るには画像をクリック 関連記事:動画メールを送るには?再生可能なメールサービス一覧と、確実に動画を見てもらうための対策について ブース内での体験アリとナシで変わるメール開封率 冒頭で展示会ブースでの体験が大事で、それがメールの開封率に大きく影響すると述べました。 ブースでの体験有りと無しに分類しメール送信したところ、開封率とメール内のオファー(キャンペーンなどの紹介ページへのリンク)のクリック率が大きく異なっていたという事例もあります。 人間の記憶、特に「視覚表象」はたいへんはかないもので、目は見ているようで見ていない欠陥商品です。目で見た対象への記憶を強化するには「何度も見る」ことが有効となりますが、 展示会で何度も見てもらうことは難しいため、視覚以外の五感に訴える必要性が有ります。触る、動かす、(来場者がたくさん)話す、質問するといったユーザー体験が重要になってきます。そうした体験を予め設計しておくことが大事ということが、このケースからもお分かりいただけると思います。 展示会後、電話をかけるタイミングは? メール送信後、受信者が能動的に問い合わせてくることは残念ながらそうそうありません。こちらから電話をかけて製品への興味関心をヒアリングしたり、提案の機会の有無を確かめる必要があります。このとき、どんなタイミングで電話をかければ良いのかを判断しかねることがあります。メール送付システム Benchmark Emailのレポート機能を使用すれば、送ったメールに対して、誰が開封しているか、メール内のURLをクリックしているかということがわかります。このレポートを見て、メールを開封してくれていれば電話をかけるという流れを一つの型として実行してみると良いでしょう。 メールで見込客を育てていこう 展示会で獲得したリードに対し、一回のメール送信で商談につながることは稀です。そこで、アンケートなどで取得した来場者の情報(興味関心や課題、業界など)に応じて、様々な情報を届けていくことで見込客を育てていかなければなりません。 業界がわかっていれば、自社製品が当該業界で採用された事例紹介。課題がわかっていれば、同様の課題を持っていた導入企業の事例紹介ができます。また、興味を示していた機能があれば、その機能のアップデート情報を。セミナーやワークショップを開催するなら、開催情報と開催レポートを送るのも効果的です。こうした情報は十把ひとからげに一斉送信するのではなく、来場者の属性や関心群をつくって送らなければ、メールの受信者は自分とは関係のない情報を送りつけてきたと思い、以降のメール受信を拒否する恐れがあります。そうならないために、Benchmark Emailにはリスト管理機能があります。こうした機能の詳細や利用方法については下記FAQをご参照下さい。 関連FAQ:セグメント機能の使い方は? 最終的な商談、受注率のアップのために、展示会への来場者数増の集客、製品の理解度が上がるブース作りが必要です。展示会集客やブース来場の御礼メールはHTMLメールを使うことでユーザーにアピールすることができます。 Benchmark Emailでは、宣伝会議の人気講座である『展示会出展実践講座』で講師を務める前田考歩氏による、メールマーケター向けの展示会出展対策セミナーを定期的に開催しています。セミナー開催時はメルマガにてお知らせしますので、ご登録していない方はぜひページ下部よりメルマガをご購読ください。 (関連記事) ・定期配信からさらに一歩進んだプロジェクトへ!ワークショップ参加者インタビュー:アプリコット出版株式会社 ・【ワークショップレポート】開封されるメール件名に必要なラベル表現とインサイト表現とは? --- ### Benchmark Emailをもっと使いこなすための便利なTips5選 - Published: 2019-09-11 - Modified: 2020-06-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-email-tips1/ - Categories: 機能・便利ツール こんにちは!カスタマーサクセス担当の林です。 現在弊社のTwitterアカウントでは、ユーザー様により効率的かつ快適にBenchmark Emailをご利用いただくための様々な情報をお届けしています。 この記事では、その中から厳選されたTipsをまとめてご紹介します。 長くご利用いただいている方でも、「こんな機能があったのか」「こうやればできたのか」といった気づきに繋がるかもしれません。ぜひご参考にしてください! 複数のレポートを比較して分析 配信レポートを比較するには、比較したいメール名を複数選択して「レポートを比較」をクリックします。棒グラフでの確認や、ダウンロードも可能です! #BenchmarkEmailTips pic. twitter. com/2EeKLWvsaB — BenchmarkEmail JAPAN (@BenchmarkJP) August 18, 2019 開封率やクリック率、エラー率について、過去の配信結果と比較をして一目で把握することができます。 効果的なレイアウト考察に役立つクリックマップ レポート機能のクリックマップでは、レイアウトを見ながらリンク箇所別のクリック率がわかります!%をクリックすると、そのリンクを誰がクリックしたのかも確認できます。 #BenchmarkEmailTips pic. twitter. com/gJE9UNVVRA — BenchmarkEmail JAPAN (@BenchmarkJP) August 22, 2019 こちらのページは「配信レポート」画面の「リンククリック」から確認可能です。次回配信の際のレイアウトの参考にぜひご利用ください。 Webページリンクは簡単に共有可能 配信したメールのwebページ版リンクは、どうやって取得可能?配信レポートの右上の「シェア」をクリックすると短縮URLが表示され、そのままTwitterやFacebookで共有することができます。 #BenchmarkEmailTips pic. twitter. com/tG5nmHDTQ0 — BenchmarkEmail JAPAN (@BenchmarkJP) August 15, 2019 このように、webページ版のリンクを簡単にシェアすることが可能です。配信したメールを、より多くの人に見てもらうことができます。 ホットリード機能で特定の読者を抽出・リスト化 ホットリード機能では、過去の配信で「全て開封した読者」「1回以上開封した読者」「1回も開封していない読者」などを指定してリスト化することができます。 #BenchmarkEmailTips — BenchmarkEmail JAPAN (@BenchmarkJP) September 1, 2019 「いつも興味を持って読んでくれている読者にだけ送りたい」「これまで全く開封していない読者に向けて配信をしたい」と行った場合に役立つ機能となっています。 関連ブログ:メルマガの配信リストを整理!開封していない人に購読の意思があるか確認しよう! エラー配信を自動で抑制する無効アドレスリスト 配信エラーを繰り返し「無効なアドレス」と判定されたコンタクトは自動的に「無効アドレスリスト」へ登録され、今後送信するメールにおいて配信対象外となります。 #BenchmarkEmailTips — BenchmarkEmail JAPAN (@BenchmarkJP) August 25, 2019 コンタクトリストにて自動で作成され、無効と判定されたアドレスが追加されていく無効アドレスリスト。これがあることで配信エラーを抑え、送信元のドメイン評価を維持して到達率の低下を防ぐことが可能になります。 関連FAQ:無効アドレスリストとはなんですか? 知らない機能はありましたか?メールマーケティングを行う中で、役立つ情報があれば幸いです。ぜひ今後ご活用ください。 (機能関連ブログ) ・登録フォームの悩みを解決!基本機能からトラブルシューティング・応用的な活用例まで一挙解説 ・多言語でのメルマガ配信、複数アカウントの一括管理に!サブアカウント機能の活用例 --- ### 機能アップデート:メールフローがリニューアル!設定から送信までのステップがよりスムーズに。 - Published: 2019-09-01 - Modified: 2020-06-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information2/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です! この機能アップデート記事では、定期的に Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 今回は、下記の3つです。 ・新メールフロー ・GoogleAnalyticsのキャンペーン名が日本語入力可能に ・Wordpressプラグインver. 3登場 こちら動画でも内容を簡単に説明しています。 3分程で確認可能ですので、ぜひご覧ください。 1. 新メールフロー 今回のメールフローのリニューアルでは、編集のステップがチェックリスト形式で一覧表示されるようになり、メール作成がさらにスムーズに行えるようになりました。 また「本文/デザイン」の編集画面には、新たに「パーミッションリマインダー」ブロックが追加となりました。 こちらで、パーミッションリマインダー内の文章の編集はもちろん、ブロックの表示/非表示や配置の変更も可能です。 2. GoogleAnalyticsのキャンペーン名が日本語入力可能に これまでは英数字のみの入力でしたが、日本語入力が可能となりました。 GoogleAnalyticsでの効果測定がさらに管理しやすくなります。 関連ブログ:Googleアナリティクスを使ってメールマガジンの1歩踏み込んだ効果分析しよう! 3. WordPressプラグインver. 3登場 WordPressプラグインBenchmark Email Liteがバージョンアップし、より使いやすくなりました。登録フォームのデザインもカスタマイズの幅が広がっています。 以上、今後の運用にご活用ください。 (関連ブログ) ・機能アップデート:登録フォームにスパムを排除するための「reCAPTCHA機能」搭載! --- ### 人気ファッション誌VOGUEから学ぶ!6つのメールマーケティングトレンド - Published: 2019-08-29 - Modified: 2022-09-26 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/6-email-trends-in-vogue/ - Categories: HTMLメールデザイン アメリカのVOGUE購読者は1570万人に達しています。数年前の統計ですので現在はもっと増えているに違いありませんが、世界中に何百万人もの購読者がいると想像してみて下さい。 VOGUEはメールマーケティング戦略を継続的に強化していくことで、新鮮でオリジナリティー溢れ、魅力的な内容に新規購読者を引き込んでいます。 VOGUEのメールマーケティング専門家が、今年の効果的なトレンドを届けていますので、ぜひお手本にしてください。 モバイルユーザーを引き付けるVOGUE モバイルユーザーを惹きつけるという発想は新しいものではありませんが、どういうわけか多くのマーケターが今だに避けています。彼らは、モバイルの大きな可能性と、モバイルユーザーを自分のブランドに取り込むことの重要性に気づいていません。 まだ優れたモバイル戦略をお持ちでない場合は、VOUGEを参考にしてみてください。VOGUEには雑誌のデジタル版アプリがあり、熱心な読者はいつでもどこでもVOUGEのコンテンツとすべての最新のファッショントレンドを知ることができます。 しかし、どのようにしてVOGUEは読者にモバイルアプリを手に入れさせるのでしょうか。VOGUEは彼らにメールを送るのです!上記の画像をメールで送り、利用可能なタブレット全てを紹介し、お好きなモバイルデバイス向けのアプリをダウンロードしてもらうよう購読者を促しています。 コンテンツ用のアプリがない場合は、ただ単にWebサイトがモバイル向けであることを購読者に知らせています。 94%もの人がレスポンシブであるかどうかでウェブサイトを判断していることをご存知でしたか?モバイル対応したサイトでないと、成長と高いROIを実現する多くの機会を失います。メールニュースレターはそれを宣伝し、モバイルユーザーを引き付けるための最良のツールです。 参考記事(英語):8 STATISTICS THAT PROVE RESPONSIVE WEB DESIGN IS ESSENTIAL TO SEO 人目を引くビジュアルで注目を集めるVOGUEのメルマガ 独創的なコンテンツはもちろんのこと、購読者に美しく人目を引くビジュアルを提供していなかったら、VOGUEの今はないでしょう。これもVOGUEにとって新しいトレンドではありませんが、最近の雑誌のメールにはビジュアルがますます多く含まれています。 新規購読者をエンゲージさせるのに説得力のあるメールの宣伝文句を書くこともできるでしょうが、説得力あるビジュアルでエンゲージを高める事で、即座に購読者の注目を集められるでしょう。 VOGUEがどのようにしているのかをご覧下さい。上記のメールで最初に目に飛び込んでくるのは「VOGUE TREND ALERT」です。即座に注目を集めます。次に見るものは、最新のファッショントレンドの美しい服を身に着けているランウェイモデルです。あなたはもっと見るために、クリックせざるを得なくなります。 このように購読者とエンゲージするのです。ビジュアルは感情に訴え、何を言おうとしているのか、又は何を提供しようとしているのか、詳しく見たいと思わせます。ですから、魅力的な画像、インフォグラフィック、グラフなど、読者にアピールするのに役立つものを使って、すべてのメールを充実させるようにしてください。 (関連記事) ・コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選 ・メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例50選 メールに動画を組み込む IMPACT社のビデオマーケティング統計によると、メールに動画を使用する企業数はこの1年で36%から46%に増加しました。 Forbes紙によると、90%の消費者が購買決定に動画が役立っていると答え、64%の消費者が商品の動画を見た後に購入すると回答するといいます。 動画は画像よりもはるかに強力で、VOGUEは動画コンテンツをメールに取り込むトレンドに追随した企業のうちの1つです。上記のVOGUEのメールでは、アーカイブをチェックしたり、購読者を刺激し、ファッションスタイルの向上に役立つ隠された宝石を発見するよう勧めています。 参考記事(英語): ・25 New Video Marketing Statistics to Fuel Your Strategy in 2019 ・Video Marketing: The Future Of Content Marketing 関連記事:動画メールを送るには?再生可能なメールサービス一覧と、確実に動画を見てもらうための対策について メールでVOGUE会員限定コンテンツを提供する より多くの新規見込み客を獲得する優れた方法の一つは、限定コンテンツを提供する事です。購読者が拒否出来ないようなインセンティブを提供する事で、エンゲージメントに導き、セールスファネル(見込み客を顧客に絞り込んでいく手法)に取り込めるようにします。 VOGUEが行っていることの1つは、メール購読者に対し、ファッション業界の著名人への独占インタビュー、それらを刺激するトップ写真家の画像、そしてファッショントレンド、スタイル、文化、食べ物などに関する他の多くの会員限定コンテンツへのアクセスを通年提供することです。 メルマガ購読者からの質問を盛り込む メールマーケティングにおいて読者のエンゲージメントが高まると、読者の好みを知り、コンテンツを作成することが非常に簡単になります。 良いタイトルで質問やアンケートを含めると、間違いなく読者の関心を引くことができます。 関連記事:効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説! 最新のトレンドや読者の期待する今後のファッションについての質問は、雑誌のコンテンツを作成するのに役立ちます。最近では、オンラインクイズが流行しています。 編集者はツールを活用してオンラインのクイズを作成し、それらを自分のメールやソーシャルメディアのページに埋め込んでいます。 これは雑誌のコンテンツの充実だけでなくコミュニケーションを強化させます。 ブランドに顧客を引き込むマーケティング 顧客を真にあなたのブランドに引き込み、意味のある関係を築くための最善の方法は、実際にあなたがしている行動に彼らを引き込むことです。それは彼らを特別な気分にさせ、また、信頼と長期的な忠誠心を築くことができます。 VOGUEは読者に彼らのVOGUEストーリーを共有することを促しています。読者は彼らの経験を雑誌で共有し、VOGUEが彼らにどのように影響を与え、彼らの人生をより良くしたかを世界に伝えるように勧められます。 読者とつながり、ブランドに読者を引き込む方法を見つけることができれば、最終的にブランドの支持者となる忠実な顧客の基盤を築けるでしょう。 あなたはすでにこうしたメールマーケティングのトレンドを追っていますか。また、質の高いリードを生み出すための戦略を行なっているでしょうか。ぜひこの6つのトレンドを参考にしてみてください。 (関連記事) ・驚きの効果を生み出すメールマーケティング成功事例10選とその秘訣! ・メールデザインの最先端!リッチコンテンツ活用と10の注意点とは? --- ### メールの暗号化とは?Gmailの暗号化設定によりメールに対するセキュリティー意識が向上。 > Gmailの暗号化設定について詳しくご説明するとともに、TLS/SSLによる暗号化・昨今のメールのセキュリティ事情をお届け致します。配信先のお客様からの信頼を揺らがせないためにも、メールマーケティングにおいてメールの暗号化は重要なポイントです。 - Published: 2019-08-09 - Modified: 2023-04-06 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/gmail_security_tls_and_dmarc/ - Categories: メールマーケティング 皆さんは、メールを暗号化して送受信をされていますか? 昨今のニュースで、企業のサーバーがハッキングされて個人情報が流出するという話を耳にすることがあります。メールの暗号化がされていなかったばかりに、第三者からハッキングされ、メールを送っている側だけでなく、他の人たちにも迷惑をかけてしまう危険があるのです。 ということで今回は、メールの暗号化を推奨しているGmailの機能を例に挙げながら、「そもそもメールの暗号化とは」「グローバルでのメール暗号化の状況」「設定方法」「なりすましを防ぐDMARCについて」などメールのセキュリティーについてご紹介します。 メールの暗号化とは、本文や添付ファイルを含むメールでのやりとりの内容を第三者に盗み見られないようにするための技術です。 メールは多くのサーバーを経由してやりとりがされるため、その途中で情報を盗まれるリスクがあります。暗号化ができていれば、メールを送信する際に内容が自動的に暗号化され、盗み見や改ざんなどを防ぐことが可能です。 Gmailにおける暗号化の確認方法 Gmailでは、「メールが暗号化されているかどうか」の確認が簡単に可能です。 暗号化されていないメールに「?」が表示されてすぐに分かる 出典元:Official Google Blog: Building a safer web, for everyone Googleは、2016年2月9日に「暗号化されていないメールがひと目でわかる」新たな機能をGmailに追加しました。 この新機能では、Gmailを利用したメール送受信において、SSL/TLS暗号化に対応していないメールサーバとのメールのやり取りを行った場合、暗号化されていないメールの送信者名のプロフィール写真に「?」が表示されるようになりました。 メールを完璧に暗号化するには、送信側と受信側の両方が暗号化している必要があるため、この機能の追加により、Gmailを使っている人が相手のメールが暗号化されていない(盗み見られる危険性を持っている)ことを簡単に確認できるようになりました。 Benchmark Emailで配信するメールは暗号化通信プロトコルにTSL (Transport Layer Security) を使用しています。 暗号化されていないメールアドレスへ送信する際にも警告が表示される 出典元:Official Google Blog: Building a safer web, for everyone メールでは受信するだけではなく「返信」をしますよね。返信の際に暗号化されたメールに返信するのか、暗号化されていないメールに返信するのかを確認することも必要です。 Gmailではメール受信時だけでなく、メール送信時にも送り先のメールアドレスが暗号化されていない場合に「赤い鍵が外れているマーク」が表示され、警告が表示されるようになりました。 実際にGmailで確認をしてみましたが、暗号化されていないメールには「赤い鍵マーク」が表示されていました。 グローバルでのメール暗号化状況 出典元:Google透明性レポート:送信中のメールの暗号化 ところで、現状世界におけるメール配信の暗号化はどのくらい進んでいると思いますか? 上記はGoogleが公開したレポートの一部で、メールの送受信によく使われる代表的なドメインです。左はGmailがメールを受信する時に送信元となっているドメインで、右側がGmailを利用して送信する時によく使用されるドメインです。 docomoやsoftbankなどの主要キャリアメールドメインや普段よく活利用しているyahoo. co. jpのドメインの暗号化が軒並み0%だということに驚きです。 そもそもメールが暗号化されていないということは、安全な接続を通じてメールを送信していないことを意味します。悪意ある第三者によってメールが盗み見られたときに、メールの内容がわかって(読めて)しまいます。つまりメールの内容が外部へ流出してしまう可能性があるということです。 メールの暗号化ができていれば、悪意ある第三者が盗み見たとしても、その内容を理解することが難しく、メールの内容が外部へ流出する危険性も低くなります。 企業であっても、個人であっても、メールの内容が第3者に覗き見られてしまう状況は好ましいものではありません。Googleも「暗号化の仕組み – より安全なメール – 透明性レポート – Google」という専用ページを公開して、暗号化の普及を呼びかけています。 ちなみにGmailから送信するメールの多くが暗号化通信に対応しており、Gmailによって自動的に暗号化されています。 メール暗号化の必要性とリスク Benchmark Email USのブログ「Gmail Introduced an Additional Security Feature to Warn Users about Unencrypted Emails」によれば2014年にはGmailと他のプロバイダーを介したメールの40~50%が暗号化されていなかったそうです。 メールマガジンやニュースレターであったとしても、お客様にメールを送るわけですから、そのメールが暗号化されておらず「盗み見されていた!」「ハッキングされていた!」「ウィルスを仕込まれていた!」などとなってしまっては大問題です。 またお客様が企業からのメールに返信をしようとしたときに、送信先のメールアドレスに対する「警告」が表示されたのでは、企業への信頼が揺らいでしまうかもしれません。 メールの暗号化の仕組みと設定方法 メールを暗号化するには、メールホスト名の証明書を利用する「TLS/SSLによる暗号化」とメールアドレスごとの証明書を利用する「PGP、S/MIMEによる暗号化」などがあります。 簡単に説明をすると「TLS/SSLによる暗号化」はWEBサイトを暗号化するのと同じように、メールサーバーで暗号化をする方法です。 Gmail はデフォルトで TLS が使用されますが、適切に暗号化するためには送信者と受信者両方がTLSを使用している必要があります。 保護された接続を通じてのみ送受信を行いたい場合は、TLS を使用することを必須にするドメイン・メールアドレスのリストを作成することで設定が可能です。 参照リンク:メールの送受信時にセキュリティ プロトコルで保護された(TLS)接続を必須にする 「PGP、S/MIMEによる暗号化」は、事前に入手した受信者の公開鍵をもとに、暗号化した共通鍵と暗号化したメールを電子署名とともに送信する方法です。 GmailでS/MIME による暗号化の設定方法はこちらを、Outlookで設定する場合はこちらを参照してください。 Benchmark Emailで送られるメールは暗号化されている Benchmark Emailを使ってメールマガジンを送信している場合は、暗号化はどうしたらいいのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 まずBenchmark Emailは全てTLSによる暗号化がされているので、新たに何かをする必要はありませんのでご安心ください。 出典元:Google透明性レポート:送信中のメールの暗号化 上記GoogleオフィシャルページでもBenchmark Emailを経由したメール(メルマガ)をGmailで受信した場合、メールが100%暗号化されていることが確認できます。 また他のメール配信サービスをご利用の方は、Google透明性レポート内、「データを探す」というボックスにて送信ドメインを入力し確認いただくか、各運営会社にお問い合わせください。 このようにGoogleがメールの暗号化や認証基準を高めたことで、メールに対するセキュリティーの重要性は今後ますます見直されていくのではないかと思われます。 メールのセキュリティーにはDMARCも重要 メールの暗号化が重要なのと同時に、なりすましを防ぐことも大切です。 DMARCは、メール送受信におけるなりすましメールやフィッシングなどの被害を防ぐためのシステムです。 Gmailは2016年6月より、このDMARCによるメール認証の設定を変更しました。 この変更により、Gmail(〇〇@gmail. com)を送信元アドレス(Fromアドレス)としてメール配信スタンドやGmail以外のサーバーを経由してメールを送る場合、メールが一切届かなくなります。メルマガ配信などでメール配信スタンドを活用している場合、送信元ドメイン(gmail. com)と送信に使われるサーバー情報(配信スタンド)が一致していないことで「なりすましメールの疑い」があるとされ、そういったメールはすべてブロックされてしまいます。この認証チェック技術をDMARCと呼び、すでにYahooやAOLでも実装されています。 (Benchmark EmailではGmail、Yahoo、AOLを送信元アドレスに設定した場合、送信元アドレスとBenchmark Eamilの情報を合わせて記載することで、これらを利用したメール配信も可能にしています。) CRM大手のSalesforceでもSalesforce 送信メールへの影響についてをお知らせしているほか、メール配信スタンドを経由したメール配信にGmailアドレスを活用されている方にはとても重要な問題と言えるでしょう。 しかし裏を返せば、それだけセキュリティーを強化し被害を受けるリスクを軽減することの方が重要だという認識が高まってきていることが伺えます。 関連ブログ:これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~ 暗号化やなりすましの対策をまだしていないという方はぜひ設定を行っていただき、より一層安全なメール配信を行なっていきましょう。 その他Gmailに関する記事 Gmailのプロモーションタブにメールが入ってしまう!メルマガを見てもらうために知っておくべき6つの情報 Gmailアップデート 新機能と利用状況のまとめ スマホでの読みやすさが改善!Gmailがレスポンシブメールのサポートを開始! メルマガがGmailで迷惑メールに振り分けられないために迷惑メール判定基準を学ぼう(外部ブログ) *本記事は、2016年6月に公開した記事にアップデート情報を追記したものです。 関連記事 メルマガ購読状況調査2002年度版 --- ### 機能アップデート:登録フォームにスパムを排除するための「reCAPTCHA機能」搭載! - Published: 2019-08-02 - Modified: 2020-06-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updating-information1/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! この機能アップデート記事では、定期的に Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。今回は、下記の3つです。 ・登録フォームのreCAPTCHA機能 ・ダッシュボードに通知アイコン ・サブアカウント管理へのアクセス こちら動画でも内容を簡単に説明しています。3分程で確認可能ですので、ぜひご覧ください。 1. 登録フォームのreCAPTCHA機能 登録フォームにreCAPTCHA機能が追加になりました。 reCAPTCHA機能はスパムや悪質なユーザーからサイトを守り、ボットと人間の区別をする上で必要不可欠なツールです。 Benchmark Emailの登録フォームを設置いただいている場合は、ぜひご利用ください! 関連FAQ:登録フォームでreCAPTCHAを使用するには? 2. ダッシュボードに通知アイコン 通知アイコンがダッシュボードに設置されました。アップデートやメンテナンスのお知らせなどをご確認いただけます。 3. 「サブアカウント管理」へのアクセス ダッシュボード右上から直接「サブアカウント管理」に飛べるようになりました。 サブアカウントを利用されている方は、遷移先の管理画面からサブアカウントへログインが可能です。 関連ブログ: 多言語でのメルマガ配信、複数アカウントの一括管理に!サブアカウント機能の活用例 以上、日々のメルマガ運用の中でぜひご活用ください。 --- ### 登録フォームの悩みを解決!基本機能からトラブルシューティング・応用的な活用例まで一挙解説 - Published: 2019-07-31 - Modified: 2021-08-13 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/signup-forms/ - Categories: 機能・便利ツール 皆さんこんにちは、初めまして。Benchmark Emailカスタマーサクセス担当の庄崎です。皆様により良いサービスを提供できる様、日々国内外のメールマーケティングについて研究しています。 今回はメルマガ配信に欠かせない、顧客集客の要ともなる「登録フォーム」機能についてお届けします。 登録フォームの種類と機能 「登録フォーム」は「入力フォーム」、「Webフォーム」、「Signup Form」など様々な名前で提供される顧客情報を収集するツールです。登録フォームはメールアドレスと名前だけしか入力できない、とシンプルなものを想像される方も多いのではないでしょうか。 Benchmark Emailでは、メルマガ配信のリストを増やすのに欠かせない登録フォームを4種類提供しています。ニーズに合わせた種類を選んでいただき、簡単に作成する事が可能です。実際のユーザー様の登録フォームを例にご紹介します。 1.  埋込型(多項目)フォーム 入するなどカスタマイズの幅が大きいフォームです。 この登録フォームは、ページ内に埋め込みができる登録フォームとなっています。項目の設定が簡単にでき、フォーム内に画像を挿入するなどカスタマイズの幅が大きいフォームです。 滋賀県立美術館 そらべあ基金 こちらのフォームは、固定ページに設置することでメルマガ購読者を増やせるため多くの方に好まれています。姓名や誕生日、質問項目などを自由に入れて設置可能なため、一度に多くの情報を入手したい方にぴったりのフォームです。 2.  埋込型フォーム 上記で紹介したフォームと同様にページに埋め込んで使用するフォームです。こちらは「メールアドレスのみを取得したい」または「名前とメールアドレスの2つの情報のみ取得をしたい」という方向けのシンプルなフォームとなっています。 株式会社西遊旅行 こちらのフォームではメールアドレスの他に「姓」「名」の項目追加、フォーム名の編集が可能となっており、文字だけのシンプルなフォームを作成したい・必要最低限の情報収集をするためのフォームを設置したい、という場合におすすめです。 3.  ポップアップ型登録フォーム Webページ上に突然浮かび上がらせることのできる登録フォームです。特別なキャンペーンなどを開催している際の入力フォームとして使われる方もいます。 株式会社スープストックトーキョー 株式会社LDH kitchen Benchmark Emailのポップアップ型登録フォームでは、表示させる時間や回数なども設定する事が出来ます。Webページに訪れた方に対して「すぐ」「一度だけ」「ページに訪れてから20秒後に出す」など設置先のページのニーズに合わせて表示方法をカスタマイズすることが可能です。常にフォームを表示させた状態にしたくない場合などに適していますね。 4.  連携フォーム Benchmark Emailが提供している連携先で、登録フォームを設置することが可能となっています。 このブログをご覧になっている方の中には、WordPressを用いて自身のサイトを作成されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。WordPressはCSSのカスタマイズ等簡単にデザイン面などの編集ができる反面、ページ内に登録フォームのコードを埋め込んだ際に通常通り動作しない可能性があります。 そのため、WordPressを使われている方にはBenchmark Email Liteプラグインの利用をオススメしています。WordPressを使用されている方で登録フォームが上手く作動しない、と悩まれている方は下記のトラブルシューティングにて詳しく解説しているのでご覧ください。 FAQ:登録フォームの作り方は? 登録フォームのトラブルシューティング(WordPress以外) フォームを作成後に「登録ボタンが押せない」「正しい項目を入力しているにも関わらず押せなかったり注意文が出る」など、サポートにお問い合わせいただくことがあります。その中から、よくあるお問い合わせをいくつかご紹介します。フォームがうまく動かない際には、こちらを参考にしてみてください。 ①正しい出力コードを貼り付けているか 登録フォームを出力する際は、大きく分けて「JavaScript」と「Raw HTML」の2種類を選択する事ができます。Benchmark EmailではWebページのコードに影響されにくいJavaScriptによる出力を推奨しています。 もし「Raw HTML」コードにて出力されている方でうまく動作しない場合には、「JavaScript」にて一度出力をし、コードを貼り付けてみてください。 ただし貼り付け先のページのコード上の問題で、「Raw HTML」コードで正常に稼働する場合もあるので、うまく動かない場合にはまず貼り付け先のページのコードを異なるコードにて出力してみてください。 ②同じページ内に複数フォームを貼り付けていないか Benchmark Emailの登録フォームは、1つのページ内に複数の登録フォームのコードを貼り付けると、コード同士が干渉してしまい正常に動作しないことがあります。複数フォームが設置されている場合は、1つに絞って設置をお試しください。 ③文字化けを引き起こす記号を入力していないか 登録フォームを作成した際に、質問項目の補足などで全角・半角の()や※などを使用すると文字コードがバグを引き起こしてしまい、正常に動作しなくなることもあります。 フォーム内に記載する文面に上記の記号などが含まれている場合には、記号として””(ダブルクォーテーション)もしくは’’(シングルクォーテーション)を代わりに挿入してみてください。 ④フィールドタイプが正しく設定されているか 日付を入力する項目は、フィールドタイプを「日付1」に設定すると日付の入力のみ可能です。 曜日などの日付以外を含むデータを登録したい場合はフィールドタイプを「その他1」に設定してください。 登録フォームのトラブルシューティング(WordPress) 使いやすく簡単にWebページを作成できることから、WordPressをご利用されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。WordPressで作ったブログやWebページにおいてBenchmark Emailの登録フォームを設置するには、大きく分けて2つの方法があります。 WordPressプラグインを使用している場合 Benchmarkでは、WordPressを利用されている方向けに簡単に登録フォームを設置することができる「Benchmark Email Lite プラグイン」を提供しています。 このプラグインを用いることによって、簡単にBenchmarkのアカウント上で作成するような登録フォームを「記事下」もしくは「サイドバー」部分に設置することが出来ます。 ブログ:WordPressプラグインでメルマガ配信する方法を図解してみた プラグインを利用し登録フォームを作成したけれどうまく動作しない、という方は下記の設定がしっかりとされているかを確認して下さい。 ①ダウンロードしたプラグインはActiveになっているか プラグインをダウンロードしただけでActiveにはなっていません。ダウンロード終了後、上記ブログ記事を参考に設定を進めた上で稼働させる必要があります。 ②最新版のプラグインがダウンロードされているか WordPressのプラグイン一覧から検索された場合は常に最新版のものが表示されますが、利用されているWordPressのバージョンが古い場合は古いバージョンのプラグインをダウンロードするよう表示されることがあります。常に最新のプラグインをダウンロードの上、ご利用下さい。 ③プラグインに入力しているAPIキーが最新のものか プラグインの設定を進める上で、BenchmarkアカウントのAPIキーを入力する箇所があります。この部分に現在自分のアカウント上で表示されているAPIキーが正しく入力されていないと連携において問題が発生するので、上手く動作しない場合には一度ご利用されているアカウントのAPIキーをコピーし、更新してみて下さい。 上記3点を設定されているにも関わらず、まだ登録フォームが稼働しない・エラーが表示される場合には弊社のサポートにて調査を行いますのでご連絡下さい。 WordPressプラグインを使用していない場合 Benchmark Emailアカウントで出力したコードを直接Wordpressに貼り付けた場合に登録フォームが動かない際は、下記を確認してみてください。 A. 記事内に設置する場合 直接「JavaScript」のコードを貼り付けることにより、記事内にフォームを表示させることが可能です。ただし、こちらの方法の際にはコードを入力する位置によって正常に動作しない場合もあるので、フォームのコードを貼り付ける際には以外の場所に貼り付けるようにして下さい。 B. 記事下またはサイドバーに設置の場合 記事内ではなくサイドバーに常に埋め込んでおきたい場合にはフォームのコードを「Raw HTML」にて出力し、WordPressの「ウィジェット」から「テキストウィジェット」を選択し、その中に出力したコードを貼り付けてください。コードを貼り付けた後は、ウィジェットを表示させる場所を「記事下」または「サイドバー」と選択の上で、保存して下さい。 応用編:登録フォームの効果的な活用方法 登録フォームの設置が無事に完了したら、次は効果的な活用方法をご紹介します。新規購読者とのタッチポイントを最大限に活用しましょう。 登録フォームから購読者に向けてウェルカムメールを送る方法 フォームから登録した後すぐに「購読ありがとうございます」のウェルカムメールを受信することで、購読者の方の心を掴むきっかけになります。Benchmark Emailの登録フォームとオートメーションメール(ステップメール)を使うことにより、自動で新規購読者の方へメールを配信する事が可能となっています。 関連FAQ:登録フォームの設置からウェルカムメールの配信設定まで 関連ブログ:平均開封率が50%!ウェルカムメールの効果を最大限に引き出す方法とデザイン事例 購読者の情報を取得後に資料をダウンロードしてもらう方法 Benchmark Emailで作成した登録フォームから登録されたコンタクトに対しては、自動的に認証メール(オプトインメール)が送信されます。購読者がその認証メールに記載されている認証リンクをクリックすると、購読者のアドレスがリストへ追加されます。 この認証リンクをお手持ちの資料ダウンロードリンクに差し替えることで、登録フォームにて必要な情報の入力後に資料をダウンロードしてもらうことが可能です。 認証リンクをダウンロードリンクに変更するには、登録フォーム作成資料23ページ②の「認証リンク」を変更してください。 まとめ 少々長い記事とはなりましたが、登録フォームを今まで触ったことがなかった人をはじめ、普段から使っていただいている方も更なる登録フォームの可能性を感じていただけたら幸いです。 この記事をきっかけに、ご自身のメールマーケティングに合った登録フォームを作成してみてくださいね。以上、庄崎がお送りしました! (関連ブログ) ・メルマガ登録フォームはWebサイトのデザインを壊さずに目立つのが大事 ・登録フォームの登録ボタンのクリック数をGoogleアナリティクスを使って計測する方法 --- ### インスタで新規ファンを獲得!メールマーケターのためのSNSワークショップレポート - Published: 2019-07-23 - Modified: 2021-03-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/instagram-marketing-workshop/ - Categories: セミナーレポート, ソーシャルメディア 2019年6月27日に、「メールマーケティング担当者のためのInstagram講座 」と題して、Benchmark東京本社にてワークショップを開催し、様々な業種のメールマーケティングやSNSアカウントの運用に携わる方々に参加頂きました。 企業としてSNSアカウントを持っていても、担当者が専門的な知識を持たずにただなんとなく運用してしまっている例は案外多いものです。今や消費者の生活に深く根付き、現代社会に欠かせない存在となったSNSの運用に明確な指標を持って臨むことで、SNSは企業にとって力強いセルフブランディングや収益化のツールとなります。 当日のプログラム 今回のワークショップでは主にInstagramを主軸に、メールマーケティングとSNSマーケティングの違いから、実際のSNS運用のための知識まで2部に分けて専門家が詳しく解説していきました。 —————————————————————- SNS概論 ①メルマガとSNSの違い(メールは一方向的・SNSは双方向) ②4大SNSについて ③メールマーケティングとの相乗効果 ④SNSメルマガどちらにも必要になるCRMの考え方 Instagram概論と実務 ①なぜInstagramが人気なのか? ②企業のInstagram活用方法 ③Instagramの機能と活かし方 ④運用実績 写真撮影ワークショップ いいね!とファンが増える写真撮影講座(ワークショップ) 質問・相談会 —————————————————————- 前半の「新規顧客獲得と既存顧客育成に役立つ Instagramマーケティングの基礎」では、株式会社BES代表取締役の田中千晶が登壇しました。SNS運用の専門家として2009年から常に第一線で活動している中で培ってきたノウハウや知識を丁寧に解説しました。 後半の「カメラマンが使うテクニックを活用 いいね!とファンが増える写真テク」では同じくBESのディレクターであり、プロカメラマンの小川洵菜が登壇し、Instagram運用に活かせる写真の撮り方を参加者に実際に試してもらいながら、じっくり丁寧に解説しました。 メルマガとSNSの違い、それぞれの強みとは? メールマガジン(以下メルマガ)とSNSの違いにはたくさんのものがありますが、その中でまず始めに注目したいのが顧客へのアプローチの仕方です。メルマガの読者は多くの場合既に企業に対してある程度のファンであり、メルマガはその中で更に感度の高いお客様を育成していくためのツールとして発信されます。逆にSNSはまだ企業のファンではない、感度の低い潜在顧客を中心にしたユーザーと繋がるためのコミュニケーションツールとして使うことができます。 既存のファンが多いため、メルマガは読者を「実際に行動させる」点においてSNSより優れています。この場合の読者(ファンである顧客)の行動とは「店舗への来店」「商品購入」などを指します。また、HTMLメールの導入によって文字数・デザイン・レイアウトに制限がない自由で表情豊かなメルマガを送ることができるので、より魅力度の高いコンテンツを提供することができます。 では、メルマガと比較したSNSの強みとは何でしょう。まず最初に挙げられるのはSNSの「拡散力の高さ」です。特定のユーザーにだけではなくオープンな情報として世界に発信することで、良いコンテンツであれば自動的にフォロワーが増えます。定期的に企業の投稿を目にすると、フォロワーはメルマガの読者と同じように良質なファンに育ちます。その後ファンとなったフォロワーが無意識に拡散に協力するといったことが期待できるのです。 拡散力の高さはそのまま、企業そのものの認知度向上に繋がります。SNSは全てがオープンな状態で企業と顧客とのコミュニケーションを実現するため、結果的により多くの人に「見てもらう」「知ってもらう」きっかけになりやすいのです。 SNSのもう一つの強みというのは顧客から(メルマガに当たる)解除、「フォローを止める」ということをされにくい点にあります。SNSでは広告色の強い投稿よりも、日常に寄り添う投稿が好まれます。好まれる投稿というのは、すなわち顧客が本当に求めている情報ということです。その点を意識した投稿を続けるだけで、フォローを外されにくく、ファンによって拡散されやすくなり、結果的に新規顧客や潜在顧客に新たに知ってもらうことができ、フォロワーやファンの数が増えていくという仕組みが成り立つのです。 Instagram運用の4つの指針 ワークショップでは各SNSの特徴や基礎知識、運用方法などを説明したうえで、特にInstagramについて詳しくご紹介していきました。実際にBESがコンサルタントを担当した企業アカウントの運用例を交えながら、各機能とそれを生かした運用方法について解説し、Instagramがマーケティングツールとしてどのように活かせるかを解説しました。 企業のInstagramアカウントを運用する際には、4つの指針があります。 1つめは「投稿ネタの作成」です。この時に重要なのが逆算の考え方です。ただ単に投稿ネタを書き出すのではなく、Instagramを使って商品・サービスの告知をしたい/フォロワーを増やしたい/ファンとコミュニケーションを取りたいなどの目的から逆算し、どのタイミングで何の投稿をするのかを定めていきます。そして、どんな投稿をすれば目的を達成できるのかを意識しながら投稿ネタを作成していくことが重要です。 2つめの指針が「コンテンツカレンダーの作成」です。実際に質の良い投稿ネタを考えたとしても、それがきちんと管理されていなければ計画的な運用はとても難しくなります。1で考えた投稿ネタをより効率的に投稿するために、投稿用予定時間/テーマ/内容/写真の被写体などコンテンツの整理をコンテンツカレンダーを使って行います。コンテンツカレンダーを導入することで、Instagram担当者が複数いる場合でも意思の疎通が簡単になります。各コンテンツの投稿時期や意図を一括で共有することで、よりスムーズで正確なInstagram運用が可能になるのです。 3つめは「運用ガイドラインの作成」です。社内できちんと話し合い、設定することで運用がルールに沿ったものかを定期的にチェックすることができます。運用ガイドラインで定めるべき内容としては、投稿ルール/投稿頻度/タイミング/訴求内容/トーン&マナー/ハッシュタグ/画像の加工規定/リプライなどがあります。 最後の指針となるのが「レポーティングの利用」です。Instagramアプリ内の「インサイト」や外部の分析ツールを活用し、各投稿に対する反応を記録します。きちんと記録をつけ、それを確認・分析することでInstagramの運用に新たな指針を設定でき、社内にノウハウも蓄積されていきます。 いいね!とファンが増える写真撮影ワークショップ ワークショップの第二部では、プロのカメラマンによる写真の撮り方の指導を行いました。 Instagramがブームになり「インスタ映え」という言葉が流行語となったのは2016、2017年のこと。きらきらした派手な世界感を演出するスタイルの流行は世間に「インスタ疲れ」「SNS疲れ」をもたらしました。今新たに求められ、人気が出ているのがデイリージェニックと呼ばれる現実感のある写真です。写真のトレンドは急速に変化し続けていますが、Instagramの影響力はいまだ衰えることを知りません。 Instagramにおいて写真は最も重要な要素であるといえます。同じ物・テーマの写真でも実は撮り方次第で、受け取る印象や購買意欲の促進を狙えるターゲットに大きく変化を持たせることができます。 ワークショップでは写真が伝えられるメッセージは何なのかをビールの写真を例に解説しました。例えば「泡やグラスにこだわりたいユーザー」をターゲットにする場合は「グラスにビールを注ぎこむ画」を。「ビールを片手に人との交流を楽しみたい」ターゲットに訴えかけるには「充実したおつまみと複数人での乾杯の様子の画」を撮影する。このようにターゲットを絞り込んで投稿することが大切なのです。 また、Instagramでは投稿文だけでなく、写真でもユーザーが求める情報を提供することができます。料理の写真であれば匂いや音が伝わるような撮り方に加えて、料理の実際の大きさが伝わる写真が有効です。重要なのは「リアルで実用的な情報」が盛り込まれているかどうか。優れた撮影技術があれば、お客様視点で「商品を買いたくなる理由」を探し出し、写真撮影に撮り入れることができるのです。 ワークショップの後半では実際にスマホのカメラを使って、写真を撮る練習をしました。講義の前半で学んだ知識を生かしつつ、具体的なテクニックの解説に参加者の写真撮影へのモチベーションが大きく変化したようです。 講義の後の質問会では参加者ほぼ全員の意見や質問に田中千晶が返答しました。SNS運用担当者が3名いて、発信する情報がバラバラになっているという企業様には、実際にデータを見て反応の高い投稿の割合を増やして行くなどの具体的なアドバイスを行いました。 メールマーケター向けのSNSセミナーは、今後も開催していく予定です。 Benchmark Emailのニュースレターで案内をしていきますので、まだご登録されていない方はページ最下部の「メルマガ登録」からご登録ください。 ワークショップ講師:株式会社BESについて 株式会社BESでは代表田中千晶を中心に、数多くの企業様のSNS運用のコンサルティング兼運用代行を行っています。加えて、今回新たに企業のSNS運用担当者育成サービスを始めました。講座ではお伝えしきれなかった内容を継続的に学びたい企業様は、是非お問い合わせください。 実践的なSNS活用のスキルを持った人材を育成するSNSスクールも運営しています。 BESのSNSスクールはこちら ・アカウント運用実績例 サッカー日本代表 本田 圭佑選手 アーティスト 中島 美嘉さん 株式会社ヤマサキ様 小田急電鉄株式会社様 など多数 SNS関連ブログ: ・SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには? ワークショップ関連ブログ ・定期配信からさらに一歩進んだプロジェクトへ!ワークショップ参加者インタビュー:アプリコット出版株式会社 ・メールマーケティング担当者のためのプロジェクト力養成ワークショップ参加者インタビュー:株式会社繊研新聞社 --- ### 定期配信からさらに一歩進んだプロジェクトへ!ワークショップ参加者インタビュー:アプリコット出版株式会社 - Published: 2019-07-08 - Modified: 2020-08-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workshopinterviewapricotpublishing/ - Categories: ユーザー事例 自社ビジネスに貢献するための、効果的なメールマーケティングを行うためには様々な力が必要です。目標と現状とのギャップの認識。目標に到達するために必要なものごとの見通し。様々な制約や条件下で施策を取捨選択する判断など。 こうした力の養成を目的に、2018年9月に開講した「メールマーケティング担当者のためのプロジェクト力養成講座」。 今回、児童英語教材・書籍の出版を行っているアプリコット出版株式会社の山口靖代表取締役と、第2期講座(2019年3月~5月)を受講された上江洲里枝さんにお話を伺いました。 アプリコット出版株式会社 上江洲さん ユーザーから生まれた教材だからこそ、つながりを充実させたい ●創業の経緯とデジタルマーケティングに取り組み始めた理由について教えてください 【山口】 弊社は、医療関係のグループ会社のなかで、当時ほとんどなかった国産の子ども向け英語教材と教授法の研究会支援と、そこで開発された英語教科書制作事業がきっかけでスタートしました。創業が1959年で60年以上経ちますが、グループ会社から独立したのが2009年になります。グループから独立して5年目以降、事業を少しずつ拡大していくフェーズに入りました。 私たちが英語教材の研究会からスタートした経緯があるからだと思いますが、出版社としてはめずらしく、ユーザーである塾や学校の先生と直接つながっています。自社の教材をどんな方が、どのように使っているのかを理解して、現場に即した教材開発をしていくことを、会社の存在価値としてとても重視しています。 そのための施策として、メールやSNSを通じたお客様とのつながりを充実させていきたいと考え、動き始めたタイミングで上江洲さんが入社しました。 【上江洲】 私が入社したのは2018年9月です。大学卒業後、資産運用会社で調査業務を担当し、投資銀行のM&Aアドバイザー、国際機関でアドミの仕事などを経験し、この先どうしていこうか考えていたころに、個人的なつながりで声をかけていただきました。 【山口】 今、限られた少人数で回しており、一人一人が色んな仕事を兼務していますが、上江洲さんには広報業務やメールマーケティング、SNSでの情報発信などを担ってもらっています。 ●Benchmark Emailはいつ頃からお使いになっていますか? 【山口】 メルマガの取り組み自体はもう少し古くて2010年くらいから始めていました。(塾などの)先生方はスクールが隣近所にあるとライバル関係になってしまうということもあって、なかなか教材の活用方法などの情報共有がされにくくなっています。そこで私たちのような存在がこうした情報を発信して、教材活用の提案やアドバイスなどを行ってきました。 ただ、当時は画像一枚挿入するのにもどうやればいいかわからない状態で、どのくらいのボリュームのメルマガを書けばよいのか、どのくらいの頻度がいいのかといったことも手探りで行っていました。また、10年前というのはSNSはもちろん、先生方がメールを定期的に見るという習慣がなくて、定期配信と言いながらも3ヶ月に1回配信すればいい方で、へたをすると半年に1回というときもありました。その後、自社サイトの制作や更新を依頼している企業の方からBenchmark Emailをお勧めされて、2016年から使い始めました。 配信の定期化が開封率向上に繋がった ●上江洲さんが加わってからどのようにしてメールマーケティングを行われたんでしょうか? 【上江洲】 まずはメルマガを配信できていない状況を改善するために、必ず月1回は配信するということにして、年間カレンダーを作成しました。 以前は配信するときどきで掲載する情報量に差がありました。多いときは10個近くのトピックがあったんですが、それを毎月定期配信するのは難しいため、メルマガのトピックは3つにまとめることにしました。一つ目は会社としての動きやニュース。二つ目は商品紹介。三つ目は先生に役立つような情報。こうやって絞り込みをして整理した上で、商品によっては「この時期に伝えたい」というネタがあるので、前もって書けるものは事前に書く、というようなことを一生懸命やっています(笑) 【山口】 なぜ定期的に送れていないのか。言いたいことを詰め込み過ぎているからじゃないかといったことの分析から始まって、内容をカテゴライズするなど、段階をふみながら進めていってくれたと思います。 お客さんから「すごい定期的に来るようになりましたね」とか、次回の内容、楽しみにしています」「今までそういうものは来てなかったけど、来るようになったので真剣に見ています」といった声が届くようになりました。 お客さんはメールを見る習慣がないからって、お客さんのせいにしていてはいけなくて、やっぱり定期的に開封していくように誘導していくのは自分たちなんだ、ということが改めてわかりました。 実際に配信されたメールマガジン メールマガジンの本文を見る (クリックして表示されない場合はこちら) プロジェクトの全体像を可視化するフレームワーク ●プロジェクト力養成講座に参加されたのはどういったタイミングだったのでしょうか? 【上江洲】 経歴上、ITやSNSのことがあまりよくわかっておらず、HTMLメールとテキストメールが違うものということすら理解していなくて、それで失敗をしてしまうようなことがありました。Benchmark Emailは使いやすいものの、基礎知識からちゃんと学ばないといけいないと思っていたときに、社長から「こんな講座があるよ。いいんじゃない?」と勧められました。 実際に行ってみたらBenchmark Emailの操作方法などではなく、プロジェクトの進め方がテーマだったんですが、会社としてメールマーケティングやSNSマーケティングを行っていくうえで、その進め方をどうしていくかということも課題だったので、色々と学ぶものがありました。 ●受講後にプロジェクトは進みやすくなっていますか? 【上江洲】 プ譜を使うことで、目標に対してそれを実現するための施策を考えて、実行に落とし込んでいく過程で、考えた施策がちゃんと目標に結びついているかが明確になります。 その目標の実現に関係のない施策は採用しないとか後回しにするといったことの判断ができるようになったと思います。自分たちの行動は何のためにやっているのか。それをいついつまでにやるのか。想定と違ったとき、次に何をやるかといったことがクリアになるので、社内でもすごく説明しやすくなりました。 見える化するのは大切な事です。社内の他のメンバーにプ譜を見てもらうことで、「じゃあこういう施策があるんじゃない?」といったアイデアの共有や個人個人の知識を入れこむことができるので、このフレームワークを得られて本当に助かっています。 実際に作成されたプ譜 ワークショップ内容とプ譜について詳しくはこちらをご覧ください。 メール配信の施策からゴールまでを可視化する。プロジェクト力養成ワークショップを開講! ●実際にどんなことがあったのでしょうか? 【上江洲】 メルマガ登録数を増やすことを目的に10%クーポンの提供を行っていたんですが、これは目標数値には届きませんでした。その後、購入していない購読者をセグメントして「クーポンを見逃していませんか。もったいないですよ」というメールを送ったものの、これも効果がありませんでした。 【山口】 時期的なものもあるかも知れません。先生方の意識が向いているのは、教材を探す年度替わりのタイミングなんですね。この時期に出版社の情報を一番気にします。年明けから4月までの間は、何をやっても先生たちの反応が早いというか敏感です。その後、スクールが始まって、ある程度落ち着いてくると、アプリコット出版のホームページすらあまり今は見ないようになります。施策がうまくいかないのはそういう時期・タイミングの影響もあると思います。 【上江洲】 一人当たりの購入単価は前年比と比べても高くなったんですけどね。本来あまり購入されない時期に購入いただけるのはありがたいです。 ただ、これは本来の目的ではないので、そこに引っ張られてそもそもの目的を忘れないよう、振り返ったり足元をちゃんと見るという意味で、プ譜が役立っています。 今後のメール活用 ●開封率などメール配信後の分析はどのように行っていますか? 【山口】 毎月定期的に行っています。開封率も登録者数も、上江洲さんが担当になってから数字はずっと右肩上がりです。開封率だけでいえば、17%から20%を超えるようになってきました。 これまで登録されていたアドレスが無効になっていて、メールが未達になっていることも解析ツールで確認してリストの整理をしています。 ●今後、Benchmark Emailを使って実現していきたいことについて教えてください 【山口】 紙のDMというのはコストパフォーマンスを考えると、あまり良い方法だと思っていません。お知らせしたいことはどんどん増えていきますし、一度にたくさんの情報を送ってもお客さんは本当に観るんだろうか?と。こちらからお伝えしたいことは、一番良いタイミングで、適量をお知らせするというのがいいと思うので。 極論、紙のDMをメールに変えたいぐらいなんですね。このあたりの切り替えにかかるコストや影響などはまだ試算していないですが。将来的にそうした状況にしていくために、登録を促すパンフレットやリーフの制作、イベントでの配布、DMへの封入などを行っています。 そういう意味では、今はDMのメール移行へ向けた意識付けの段階ですね。 【上江洲】 講座参加中にアイデアを頂いた、アンケート施策(アプリコット出版の好きなところ、価値を感じることなどをアンケートで聞いて、自社の顧客像をより明確にし、メルマガコンテンツの作成や開封率の向上などにつなげる目的で実施)を実際に行ってみて、私たちが想定しなかったような答えを頂くことがありました。 ユーザーと直接つながっている、ユーザーとの距離が近い出版社として、今後も役に立って、効果のあるメールをつくって配信していきたいと思います。 (インタビュー/文:前田考歩) 次回の講座開講はニュースレターにてお知らせします。 関連ブログ: プロジェクト力養成ワークショップ参加者インタビュー:株式会社繊研新聞社 効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説! --- ### 多言語でのメルマガ配信、複数アカウントの一括管理に!サブアカウント機能の活用例 - Published: 2019-06-28 - Modified: 2020-06-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/sub-accounts/ - Categories: 機能・便利ツール こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! 日々ユーザー様のお手伝いをする中で、下記のご要望をいただくことがあります。 「日本語だけでなく、英語でもメルマガを作成して配信したい」 「複数のアカウントを持ちたいが、支払いは一本化したい」 今回はこうしたご要望にお応えするための機能、「サブアカウント機能」について活用例を交えながらご紹介します。 サブアカウント機能とは? サブアカウント機能は、メインのアカウントとは別に複数のアカウントを作成し管理できる機能です。 このとき、メインのアカウントのことをマスターアカウントと呼び、契約プランの支払いは全てマスターアカウントでまとめて行う形となります。 仕様についての詳細は、下記FAQをご参照ください。 関連FAQ:サブアカウントとは何ですか? サブアカウントの3つのポイント サブアカウントの特徴は、大きく分けて3つあります。 1. サブアカウントは独立したアカウント サブアカウントは、独立した1つのアカウントです。そのためコンタクトリスト・メール・レポートなどについて、マスターアカウントや他のサブアカウントと連動はしません。 2. アカウントを複数持つ場合に支払いを一本化でき、料金もお得に サブアカウントを複数作った場合も、支払いは全てマスターアカウントで一本化して行います。 また、サブアカウント機能を利用したほうが料金がお得になるというメリットもあります。 例えば、 リストプラン10,000で契約し、サブアカウントを作成した場合 = 年額120,000円 リストプラン5000/2500/2500の3アカウントを別々に契約した場合 = 年額186,000円 このように、年間で66,000円も金額が変わってきます。 3. マスターアカウントからは全てのサブアカウントへログイン可能 マスターアカウントの画面から、紐づく全てのサブアカウントのダッシュボードに飛ぶことが可能です。サブアカウントごとにログインIDとパスワードの設定は必要ですが、マスターアカウントのログインID・パスワードさえ知っておけば、関連するサブアカウントへ簡単にアクセスすることができます。 サブアカウントの活用例 それでは、実際にサブアカウント機能がどんな風に活用されているか事例をご紹介します。 メールの言語を分けて配信 ホテル業界のユーザー様の中には、メルマガを「国内版」「海外版」と分けて配信している方もいます。 Benchmark Emailでは、アカウントごとにメールの言語設定が可能です。日本語で配信する「国内版」はマスターアカウントで、「海外版」は英語や中国語、その他の言語で送る必要があるため、サブアカウントを利用しています。 アカウントのメール言語設定が「日本語」になっている場合、フッターに挿入される配信停止リンク等の文字が日本語になります。そのため海外に向けて「英語」でもメルマガを配信したい場合には、サブアカウントを作成して言語設定を「英語」にします。言語はその他にも「ドイツ語」「フランス語」など、現在34種類で設定が可能となっています。 さらにBenchmark Emailでは9つの言語、世界15カ国のオフィスにてサポートを行なっています。メール配信担当者が中国の方の場合、直接中国チームにお問い合わせをいただけます。 関連FAQ:Benchmark Emailのサポート時間について 店舗別・ブランド別でメールマガジンを配信 全国展開をしている観光関連企業様では、地域の店舗ごとにアカウントを分けてメルマガ配信の運用をしています。 上記の図のように店舗別にサブアカウントを作成することで、それぞれの店舗でメルマガの運用が可能になります。支払いは本部が一括でする形で、本部のアカウントの管理者は各店舗のアカウントに入ってメルマガの配信状況・レポートなどをチェックすることもできます。 また、マスターアカウントからは、メールのテンプレートをサブアカウントへ共有することができます。そのため共有のメールテンプレートを本部で作成し、サブアカウントへ共有・同じレイアウトのものを配信に利用するといった運用が可能です。 関連FAQ:メインアカウントとサブアカウントでメールは共有できますか? また、ファッションブランドを複数展開する企業様でもサブアカウントを作り、アカウントごとに1つずつメルマガを作成しています。分ける理由は、以下の通りです。 Benchmark Emailから配信するメールには、必ず「配信停止リンク」が挿入されます。受信者が「配信停止リンク」をクリックすると、メール配信に使用したアカウント上にある全てのリストから該当の受信者が除外され、次回の配信が行えなくなります。このため、「配信停止をしたのにまたメールが届いた!」とクレームになることなく安心してメルマガの運用が可能となっているのです。 関連FAQ:購読者が「配信停止」リンクをクリックするとどうなりますか? しかしながら、「メルマガAとメルマガBで全く内容が違うため、配信停止の影響範囲をメルマガごとに分けたい」という際にはサブアカウントを作成し、メインアカウントではメルマガAを、サブアカウントでメルマガBを作成し、配信するという運用が可能です。 以上、サブアカウントの機能と活用例のご紹介でした。 複数のアカウントでのメルマガ運用や多言語での配信をお考えの方は、ぜひご利用ください! 関連FAQ:サブアカウントの作成方法は? その他機能紹介記事: ・効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説! ・RSS Email機能で最新情報を届けよう ・WordPressプラグインでメルマガ配信する方法を図解してみた --- ### 平均開封率が50%!ウェルカムメールの効果を最大限に引き出す方法とデザイン事例 - Published: 2019-06-24 - Modified: 2022-02-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/welcome-emails-strategies-jp/ - Categories: メールマーケティング 素晴らしい第一印象は一目惚れとまではいかないが、 一目惚れする誘因になるのは間違いない。 “A stunning first impression was not the same thing as love at first sight. But surely it was an invitation to consider the matter. ” これは作家のLois McMaster Bujold氏の言葉ですが、メールマーケティングでも当てはまる名言と言えます。 例えば、誰かがあなたのブランドを発見したとします。どうやって見つけたのかは重要ではありません。他のサイトから広告をクリックしたのか、具体的な何かを検索したのか、検索エンジンの結果ページにある説明文に興味をそそられたのかもしれません。 ここであなたの見込み客が、タイミングよく現れたポップアップでメルマガ登録フォームを探し当てたとしましょう。そして熱心にアドレスをカタカタと入力し、「送信」ボタンを押したとします。 これであなたは事実上値段が付けられないほど価値あるもの、つまりターゲット顧客のEメールアドレスを保持するマーケターとなりました。あなたはEメールアドレスという名の大いなる力を手に入れたのです。 ここではウェルカムメールでどのように新規購読者をしびれさせ、貴重な販売チャンスを最大限にし、筋金入りの忠実なブランド伝道師(エバンジェリスト)を生み出すかをご紹介します。 難しそうですか?下記の秘訣に沿うことで、地球上で最も価値のあるマーケティングツールの一つを最大限に活用することができるようになります。 優れもののウェルカムメールの効果を最大限に引き出す方法とは? Invesp社によるウェルカムメールの驚くべき統計をご紹介します。 ・4倍以上の開封数 ・5倍以上のクリック数 ・50%の開封率(標準のメルマガに比べ86%も効率的) ・通常のプロモーションEメールに比べ1通につき3倍以上の取引及び収益(他のプロモーションEメールと比較し平均320%以上の収益) この数字はたまたまではなく、見込み客がウェルカムメールを期待していることを表しています。実際に、57. 7%のブランドがウェルカムメールを新規購読者に送っています。 新規購読者はメルマガ購読する際、素敵なお知らせを受け取る習慣が身に付いているだけでなく、ウェルカムメールを読むのを楽しみにし、積極的にエンゲージし、メールを閉じる前に行動を起こす傾向にあります。ウェルカムメールを受け取った購読者はそのブランドに対して33%以上のエンゲージメントを示します。通常のEメールキャンペーンの平均クリック率が2. 7%であるのに対し、ウェルカムメールは14. 4%と飛び抜けた成果を出しているのです。 また、ウェルカムメールには目標を設定することが重要です。次の章で詳しく述べますが、絶好のタイミングでウェルカムメッセージが届いた時こそ、見込み客がもっともエンゲージする時なのです。通常のEメールにおける平均の顧客転換率が0. 1%なのに対し、ウェルカムメールは0. 94%もあります。また、値引きのオファー付きのウェルカムメールは無しのメールより、1通につき1. 3倍の売上アップを可能にさせます。 ウェルカムメールがいかに購読者に読まれ、優れた結果を出すかということが立証されたと思います。次に、その成果を最大限に引き出すためのウェルカムメールの秘訣をお話しましょう。 ウェルカムメール作成の秘訣その1:迅速な対応が肝心 ウェルカムメールで重要なのは何よりも迅速さです。 74%もの消費者が、メルマガ購読を開始したと同時にウェルカムメールを期待しています。実際45%の初回購入は、オプトインして24時間以内に新規購読者によってされています。 善は急げと言います。新規購読者が登録したら、すぐにメールが送信されるように設定すべきなのです。 ウェルカムメール作成の秘訣その2:件名が鍵 ウェルカムメッセージを作成する際は、わかりやすくエンゲージメントを高める件名を考えることから始めてください。必ずウェルカムメールだとわかるような件名で、なおかつ、開封したいと思わせるのに十分で魅力的なメッセージで読者を誘いましょう。 なお件名は謎かけをする場所ではありませんので、使う単語はシンプルなものにしましょう。記憶しづらいので、簡単で自然な言葉を使い、難しい言葉を避けて下さい。件名の丁度良い長さは6、7語ぐらいです。曖昧さを避け、受信者が読みやすく件名をすぐ処理できるようにしましょう。 あなたの購読者が世界の中心ですので、件名の中に彼らのニーズを集中させて下さい。何が購読者をハッピーにするのか?イライラさせるのか?ワクワクさせるのか?その感情を6、7語で表してください。 以下に、効果的な件名の例を3つご紹介します。 1. おっと、あなたの処方箋の有効期限が迫っています。(送信者:オンライン眼鏡店Warby Parker) 優れた点:「おっと、あらら!」これは簡潔かつ緊急性があり、会話口調なのも良いですね。処方箋が切れる旨を添えた切迫感のあるメッセージで、特定の人に向けたメールとなっています。 2. このメールにはお買い得品がありません(送信者:共同購入型クーポンサイトGroupon社) 優れた点:「じゃあなんで私にこれを送ってくるの?」と好奇心を刺激する件名で、クリック数を得られる方法です。しかしながら、このテクニックを乱用すると顧客をイライラさせたり、あなたに操られていると感じられてしまうかもしれません。たまに使うと効き目抜群です。 3. ジャスト・フォー・ユー(あなただけに):サンフランシスコで一番のフォー屋さん(送信者:サンフランシスコに拠点のあるオンライン雑誌The Bold Italic社) 優れた点:ダジャレを含んでいて(forとphoを掛けていて)驚きもあります。さらにこの件名は、読者がメールを開封した時に受け取る情報を非常に明確に示しています。 ウェルカムメール作成の秘訣その3:手厚くおもてなしする ウェルカムメールを受信する準備万端な購読者に向けて、親しみを込めて安心させるような温かい口調を使ってみてはいかがですか?購読者をアットホームな気持ちにさせた後、続けてあなたのブランドを紹介しましょう。 【事例】高性能でお手頃な旅行かばんブランドAway社のウェルカムメール 自己紹介と今後のメルマガの内容についてフレンドリーに語りかける 余白を上手に使い、会話調で進めています。親しく話しかけつつ、今後の配信の内容を伝えています。 ウェルカムメール作成の秘訣その4:次に何をすべきかを伝える ウェルカムメールは曖昧な表現をしたり、ミステリアスに見せたりする所ではありません。 新規購読者が次に何をすべきかを明確に伝えるべきです。もっとオンボーディング(サービス定着のためのプロセス)が必要か?購読者に行動を起こして欲しいか?それだったらどんな行動か?あなたのソーシャル・メディアをフォローして欲しいのか?お店の「新着」欄をチェックして欲しいのか?それとも購読者にあなたからの次のメッセージ、クーポンやキャンペーンを受信する覚悟を持って欲しいのか? あなたが購読者に取って欲しい行動に沿って、ウェルカムメールを考案してください。 【事例】民泊情報サイトAirbnbのウェルカムメール 「プロフィールを完成する」「認証を行う」「旅を始める」とステップが記載されている シンプル且つ清潔感のある画像で、何をすべきかを的確に伝えていて、活気ある既存コミュニティの一員の様に思わせてくれます。 ウェルカムメール作成の秘訣その5:約束を守る とてもシンプルかつ重要な秘訣は、登録した際に交わした約束を守ることです。 もし登録時にPDFファイル、ホワイトペーパーや他の資料提供のようなコンテンツを提供し、戦略を行ったのであれば、それをウェルカムメールで送ります。もし購読者に他のコンテンツ、情報又は価値を提供すると伝えたのであれば、必ずその内容もウェルカムメールに含んでください。それを行いながらも今までの秘訣に沿って、聞こえの良い見出しで歓迎を表し、迅速にウェルカムメールを送信してください。 【事例】メディテーション(瞑想)に特化したアプリHeadspace社のウェルカムメール 無料特典のお知らせと有料コースへのお誘いが記載されている 購読者に価値あるコンテンツである「無料の10日間コースを届ける」という素晴らしい仕事をしている上、この無料コースよりもっと価値あるものがあるというのをしっかり伝えています。 無料の「初級コース」はフリーミアム(特定のサービスを無料提供し、それ以上のサービスに対してのみ課金するビジネスモデル)をうまく表現した商品です。相手を見下した感じもなく、「もし本気でしたら、他の商品も試すことで利益を得られますよ」と言っている様に聞こえます。 ウェルカムメール作成の秘訣その6:シンプルにする ウェルカムメールを作成する際、この極めて重要な秘訣「シンプルにする」ことを頭に入れておきましょう。ウェルカムメールの目的を認識し、それに沿った内容にするべくウェルカムメール作成の秘訣1〜5のバランスを考えながら作成してください。詳細な情報はフォローアップメールで伝えていくことが可能ですので、ここでオンボーディングのための情報を入れすぎるなどはしないようにしましょう。 【事例】カスタマーサービスソフトウェアHelp Scout社のウェルカムメール トライアルプランの簡単なサービス説明と、必要最低限のリンクが設置されている 33語。たったそれだけです。さらに33語のうち5語は会社名の最初の文字である「help」を使用しています。これによってメッセージ全体に定着感があります。また、たくさんの余白に親しみやすいスタッフの写真、役立つページリンクボタンが設定されているのもポイントです。 記憶に残る!印象的なウェルカムメール事例集 優れたウェルカムメールを生み出す秘訣は、上記だけにとどまりません。 ウェルカムメールはあなたのブランドの文化やマーケティング、そして全体的なテーマの延長線にあるべきなのです。理想的なのは、特定できる情報のないウェルカムメールが来ても、受信者が一目であなたのブランドからのメールだと分かることです。 それでは、スタイリッシュで記憶に残る素晴らしいウェルカムメールをご覧ください。 【事例】デザイナーブランドKate Spade社のウェルカムメール 購読のお礼と、今後のお知らせの内容、特別な割引オファーが記載されている このメールはとても個性的です。率直に言って、奇抜なオレンジの封筒に白い文字は余白の多い伝統的なEメール形式に比べると大変読みにくいですが、受信者を本物のファッション通と思わせるのに成功しています。 さらに限定割引コードの提示に明るい配色が、これからワクワクする事が起きると約束しています。 【事例】マットレスを中心とした寝具ブランドCasper社のウェルカムメール 挨拶と自社の紹介、100日間のトライアルがある旨を記載している 優れた点:上手くテーマ化されていて、簡潔で、リラックスした雰囲気を出しています。メールマーケティングをする中で一番重要な人、つまり「あなた」に焦点を当てた素晴らしいメールです。 【事例】ひげ剃りスタートアップHarry’s社のウェルカムメール 「あなたの朝の習慣がより楽しいものになることを願っています」というシンプルなメッセージが記載されている 抜けている雰囲気と簡潔さ、それでいて紛れもなく可愛いメールです。かみそり市場は競争が激しい産業で、Harry’s社が属するカミソリサブスクリプション(定期購入)部門も薄利です。だからこそ、このメールでHarry’s社がブランド価値を定着させている点が非常に重要なのです。この新鮮かつ陽気なメールであなたの1日を少し楽しくさせてくれるのは確かです。 【事例】手工芸のメガストア Michael’s社 今後イベントの招待や特別なクーポンが送られる旨や、特別な商品割引コードが記載されている このMichael’s社からのこのメッセージは芸術作品です!可愛くて人目を引くデザインで、自然に最新トレンド商品(編み糸、チョークボードペイント、オイルペイント、ステンシル)をメールに入れ込んで宣伝しています。他の事例と著しく異なり、たくさんの文字とリンクを使用しています。しかし素晴らしいデザインのおかげで騒々しさや不快さを感じさせません。 【事例】寝具スタートアップEve社 商品の説明、配送や返品が無料であることが記載されている 上部の写真は明らかに訴えるものがあります。私たちにベッドやソファはただ毎日寝るためのものではなく、とても重要な働きをする場所なのだと示唆しています。この素晴らしいカラーパレット、余白、落ち着いた青、明るい黄色やモデルの愛らしい赤毛によって、夜ぐっすり眠れた後に感じる幸せを上手く表現しています。 【事例】ライフスタイル/化粧品ブランドGlossier社のウェルカムメール 今後配信のメルマガの内容で始まり「インスタグラムで会いましょう」で締めくくられている 小さいフォントですが効果的な「これから楽しくなる予感がします。」という文章に気づきましたか?また、CTA(行動喚起)とまでは行かないこのさりげない一言「インスタグラムで会いましょう」は、押し付けや不自然に響くことなくつながりを築くのに一役買っています。 【事例】女性ファッション高級服メーカーKaren Millen社のウェルカムメール 「あなたが虜になる5つの理由」としてサービス内容を挙げ、アクションにつながるボタンリンクが設定されている 見出しで次を読みたくなるとはこのことですね。「あなたが虜になる5つの理由」はかなり興味をそそられて、つい下のページに目をやってしまいます。ウェルカムメールは「絶対に全ての人を手厚くおもてなしする」必要はありません。少しカスタマイズし具体性を持たせる事によって、新規購読者を特別な存在だと感じさせることができます。 最後に ウェルカムメールはマーケターにとって非常に重要なツールです。 購読者はウェルカムメールを期待し、他のどんなメッセージよりも高い確率で読み、クリックする傾向にあります。 この素晴らしいプラットフォームを最大限に利用してください。シンプルかつ明確で優れた件名を使い、温かく迎え入れるような口調でメールを作成し、約束を守り、トーンや言葉をシンプルにして、ウェルカムメールの効果を最大限に引き出しましょう。 (関連記事) ・驚きの効果を生み出すメールマーケティング成功事例10選とその秘訣! ・メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例50選 ・メールデザインの最先端!リッチコンテンツ活用と10の注意点とは? (関連動画) https://youtu. be/g3MZlYlRLig --- ### 【事例】ECサイトの売上を最大化するメールマーケティングの仕組みを公開!無地Tシャツ販売の“Tshirt.st” - Published: 2019-05-28 - Modified: 2020-06-25 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer-interview-with-tshirtst/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは。遠藤です。みなさんのメールマーケティングに役立つ事例を共有したく、Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺ってきました! 今回、お話を伺ったのは、無地のTシャツを販売している「Tshirt. st」の株式会社DAQ 代表 後藤様です。 Tshirt. stウェブサイト Tshirt. stは、国内外の無地Tシャツを扱うメガショップとして、累計19万人以上に利用されています。ECのメールマガジン活用の事例として、運営体制から、今後の展望まで、参考になります。 メールマガジンは4人体制。仕組み化に力をいれている -メールマガジンの配信状況や運用体制について教えてください。 主に商品の告知やセール情報を配信しています。毎週、特価商品(タイムセール)の情報を届けています。あとはオウンドメディアの記事を配信もしています。 最近「爆速便」という商品を即日届けられるサービスができたので、そういった新サービスの案内も送っています。 弊社は店舗運営なので、本店担当、楽天担当、Yahoo! 担当というように専任の担当者がいます。 メルマガは本店担当で4人体制です。 株式会社DAQオフィス 普通にやっていると担当者への負担も大きいので、どんどん「仕組み化」をしていこうと考えています。過去には店舗担当者のネタ切れで、ネガティブな内容を配信してしまうこともあったので、今は、クリエイティブな企画は全社を通じて立てて、店舗担当者には、そこに色を添えるようなレベル感にしたほうが良さそうだなと思っています。 仕組み化の1つとして、ステップメールも取り入れたいと思っています。ショップの良さや、Q&Aを、うまくステップメールで配信できれば、1回購入してくださった方が、ロイヤルカスタマーの成長していただけるのではないかと思っています。 メルマガのデザインで「テンプレート」も強化しています。店舗運営の人はウェブ製作者ではないので、コーディングやグラフィックが描けるわけでもありません。なので、テンプレート化は大事だなと思っています。 メールマガジンのデザインはスマホ重視! − メルマガのデザインでこだわっていることはありますか? メルマガのデザインは、スマートフォンでの見た目を重要視しています。スマートフォン用のコーディングが特殊で、テーブルタグできちんとやっていないと、パッと見はかっこいいけど、届いたら、ぐちゃぐちゃになったりもします。 メルマガの構成も、シンプルな構成を目指しています。とにかく簡潔で、文章は多くなく、パッと見られることを意識しています。 1通がシンプルで、届けられる情報が限られてしまうので、配信頻度を少し多くすることはしています。 最近は、Googleアナリティクスのデータを見て、デザインもレスポンシブにせず、完全にスマートフォン向けのデザインにしています。メールを読むのも、スマートフォンのアプリとかGmalとか、そもそもそんなに横幅がないので、スマートフォンのレイアウトでちょうどいいくらいですね。 商品を購入してくれた人にしかメールマガジンは送らない − メルマガのリストは、どのように獲得されているのでしょうか? 商品を購入してくださった人にメールマガジンを配信をしています。Webサイトにも、登録フォームはあるのですが、日本は登録率が低い印象があるので、Webサイトを訪問している人に、積極的にメルマガ登録を促すことはしていません。 弊社ではカジュアルノートという、Tシャツを中心にカジュアルファッションの情報をいろいろな角度で発信しているオウンドメディアを運営しています。そこの人気記事を抜粋してメルマガで送っています。 「カジュアルノート」メール全文を見る (メールのWeb版が表示されない場合はこちら) 会員様は12万人くらいいらっしゃるので、その方にカジュアルノートの記事を送って、気に入ってもらえたら、セール情報などを送るメルマガにも登録していただけるという形です。 タイムセールなどの「売り込む系」のメルマガは、商品を購入していただいた方のうち、セール情報のメルマガ購読を希望された方にだけ配信をしています。 「セール情報」メール全文を見る (メールのWeb版が表示されない場合はこちら) メールマガジンの効果測定は「クーポンの利用率」 − メルマガの効果測定はどのようにされていますか? 弊社ではメルマガに、少額でもクーポンをつけています。このクーポンの利用率を一番大事なKPIとしています。 メールマガジンに必ず掲載しているクーポン メルマガのクリック率や、開封率も見てはいます。メルマガないのリンクや動線で、どれだけ売れたかも、Googleアナリティクスで、しっかり解析もしていますが、一番は「クーポンの利用率」です。売り上げにつながったかどうかを、クーポンの利用で判別しています。 大きなセールの時はもちろんクーポンは利用されるんですが、カジュアルノートの記事からでも十分に売り上げにつながります。新しいサービスの拡充をお知らせするのも受けがいいです。 流入元の売り上げ順だと、広告経由、SEO経由の次にメルマガの売り上げが入ってきています。 メルマガの開封率は8〜10%で、クリック率は4〜8%くらいです。内容によって、バラツキがありますが、タイムセールは反応がいいですね。これは、配信を申し込まれた方に送っているのも要因としてあると思います。 普段は、メルマガからWebサイトへの流入をGoogleアナリティクスで見ています。Benchmark Emailは各メルマガに自動でパラメータが付くので、それを見ています。 Benchmark Emaiのパラメータを付けてくれる機能は、一番助かっています。手動だと、担当者がミスをしたら、データを取れない、Googleアナリティクスで見れないとなってしまいます。そうなってしまうと、かなり問題でなので、自動で付けてくれるのはありがたいですね。 LINE@には可能性を感じている。それぞれの媒体に合った配信が大事。 − Tshirt. stではLINE@をアピールされていますが、メルマガとの違いなど教えてください。 LINE@は、利用し始めて、まだ半年経っていないくらいですが、順調にリストが集まってきていて、非常に可能性を感じています。 弊社の店舗は、かなり低額のTシャツ販売店なのですが、これまでずっと電話対応をしています。お客様からの電話数も、かなり多いのですが、そこで商品の売り込みは、さすがにいやらしい。ですが、LINE@の1on1チャットをカスタマーサポートとして利用すると、対応したお客様のLINE IDを得ることができます。リストを得ることができるわけです。 今後はLINE@でも、メルマガのように配信をしていこうかなと検討しています。ただ、LINE@に限らず、SNSでも、できるだけ媒体に合わせて、相性のいい配信をするようにしています。1つのクーポンを、全メディアで送ると、せっかくLINEもメールもSNSも読んでくださっていた人が解除してしまう。それが起こらないようにはしたいと思っています。 今後はステップメールを活用していく予定 − 今後のメルマガ運用について教えてください 今後は、ステップメールをしっかりと使っていきたいと、準備をしています。 弊社の商品を買っていただいた方に、割引情報や決済方法、なんでこんなに安いのかといった、私たちのことを知ってもらえるコンテンツを、きちんと届けていきたいと思っています。 最近はWebサービスを参考にしていて、アカウントを作ると、ステップメールでメールが届いて、そのサービスを理解するという体験がいいなと感じています。 ステップメールで、しっかりと情報を伝えて、そこからカジュアルノートの旬な記事を読んでもらってという流れがいいですね。旬なものはカジュアルノートでやっているので、そこで良いなと判定したものをメールで届けて、会員の方は、ウェブで見てもいいし、メールで見てもいいのような、両方があっていいと思っているので、それを形にしていく予定です。 まとめ 今回のTshirt. stのメルマガ運用では、ECのメルマガ運用で参考になることばかりでした。なかでも「Googleアナリティクスを使った分析」と「仕組み化」は、印象的でした。 メルマガの効果測定を、開封率やクリック率ではなく、クーポン利用率という、売り上げに明確に紐づくもので判断している。一般論の基準ではなく、自分たちのオリジナルの基準を持っているのは、見習いたいですね。 また、テンプレートやステップメールなど、仕組みを作って運用するということも、継続的に成果を出していくには重要なことだと思います。 ECでメルマガを担当されている方は、ぜひTshirt. stを参考にしてみてください! --- ### ランキング形式を有効活用!平日と休日で内容に変化を持たせる旅行企画業の事例 - Published: 2019-04-18 - Modified: 2021-01-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/interview-with-activity-japan/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは、ミヂカナ株式会社の一戸です。 今回インタビューさせていただいたのは遊び・体験・レジャー・オプショナルツアーの予約サイト「アクティビティジャパン」を運営する株式会社アクティビティジャパンの山本さんです。同社はHISの子会社として、全国3,000以上の事業者と提携し、約13,000の商品ラインナップを保有しています。 株式会社アクティビティジャパン 山本さん 「メール配信の最大の目的はWebサイト上でコンバージョンを獲得することではない」と仰る山本さんに、長期的な顧客関係構築のための細かな工夫として、ランキング形式の活用や配信時間について伺いました。 アクティビティジャパンのメール施策概要 旅行先での体験を充実させるアクティビティツアーを提供している同社では、顧客向けと事業会社向け2種類のメールマーケティング戦略を実践しています。 ① 既存顧客向け メールマーケティングの目的: 定期的なツアー商品紹介を通して長期的な顧客関係構築 主な配信コンテンツと配信頻度: – メイン特集1件+サブ特集4件のwebサイト誘導(週3回) – 人気アクティビティのランキング発表(週1回・日曜) 配信時間:平日は夕方17時 / 休日は午前10時 配信対象:アクティビティジャパンを利用したお客様 ② 事業会社向け メールマーケティングの目的: 品質向上を目的としたコミュニケーション 主な配信コンテンツと配信頻度: 事業会社への連絡事項(アンケート機能を活用) 配信対象:現地でアクティビティを管理する事業会社 開封率は気にしない!購買サイクルが長い商品のアプローチ方法 BtoCのECサイトにおける購買促進のためのメールを配信している方々は、開封率やクリック率、その先のコンバージョン率に日々一喜一憂しているのではないでしょうか。開封率は30%前後、クリック率を10%前後、など、指標を掲げている場合が多々ありますよね(筆者は過去にECサイト担当者だった頃そうでした)。 アクティビティジャパンが提供するサービスは旅行時の現地でのアクティビティツアーということで、購買サイクルが長期におよぶことが大きな特徴です。 アクティビティジャパン社ウェブサイト 購買サイクルが短い消耗品や家電製品などは、日々メールマガジンでお得情報が届くことで即日購買に至りやすいわけですが、旅行となると「お、良い旅行が紹介されたから今週末に行ってみよう」とはなかなかいかないわけです。 購買サイクルが年単位になりますので、購買(旅行)の直後に「もう一度どうですか?」と再購買を促しても、やはり需要とはマッチしません。 よってアクティビティジャパンのメールマガジン読者は「通年メールを閲覧する気はなく」「メールが直接的な購買のトリガーになるわけではない」ことが想定されます。 だからこそアクティビティジャパンではメールマガジンにおいて目先の開封率・クリック率・コンバージョン率だけにとらわれず、サービスの認知や潜在的な購買意欲の向上を目的にしており、日々配信しているメールマガジンが「数ヶ月後、ふと旅行が気になる」「旅行先のアクティビティが気になる」と結果的にユーザーの行動に繋がれば良いという意識で運用しているのです。 平日と休日で変化を持たせる 平日2回、土日に2回で平均週4回ほどメールマガジンを配信しているとのことで、なかなか頻度が高いですね。配信する時間帯は「都市在住者が情報収集をする時間帯」を意識して、平日は夕方17時、休日は午前10時と分ける工夫をしています。休日10時はテレビの情報番組が入る時間のため、旅行の情報も購読者の頭に入りやすいという読みです。 読者の生活スタイルや、自社サイトのアクセス・コンバージョンといった時間から配信時間を設定するのはとても効果的です。 また、毎週日曜日には「週間ランキング」としてその週に予約催行される人気のアクティビティベスト10を紹介しています(メールに掲載するのは4位まで)。 差別化されたメールを1通入れることで、週4本届くメールの中にもメリハリが生まれています。 「人気のアクティビティ=予約が取りにくい」「今週予約催行=今なら申し込みが間に合う」ということで、同社のメールとしては比較的強く購買を促す内容といえるかもしれません。 平日に種を撒き、旅行の計画を立てる休日に強く推す。このように購買タイミングにピークを持ってくるリズムが工夫されています。 平日・土曜日の特集紹介メール こちらから全文を確認 (クリックしても表示されない場合はこちら) 日曜日のランキングメール こちらから全文を確認 (クリックしても表示されない場合はこちら) 高頻度の配信を実現する社内体制 週4回という頻度でメール配信を行うためには、リンク先のページや紹介するツアーの内容など、メールマガジン以外の部署と密に連携する工夫が必要になります。アクティビティジャパン社では毎週メルマガ担当者・営業担当者・Web統括担当である山本さんを交えて横断的に企画会議をおこなうワークフローが構築出来ているとのことでした。 全てはサービス品質の向上のために!「事業会社とのコミュニケーション」にレポートを活用 同社ではエンドユーザーに提供している旅行先でのアクティビティを管理するパートナーである「事業会社」へもBenchmark Emailを通したメール配信を行っています。 業務連絡のため内容の公開はできませんが、現地で天候や運営状況など特に問題が無いかの連絡事項の通達メールにBenchmark Emailを利用し開封やクリック詳細を確認することで情報が伝わっているか?事業会社がオンライン上でコミュニケーションが取れる状態であるかをチェックしています。 「クリック率」や、メールマガジンの中の「どこが具体的にクリックされたか」、普段配信している対象者の「誰がそれらの反応をしたか」といった効果測定をすることができます。またメールアドレスごとに、どれだけ配信メールへエンゲージメント(反応)しているかを5段階で評価可能です。 アクティビティ事業というものは、アクティビティジャパン社が自社で提供しているわけではなく、それぞれ現地でアクティビティを提供している事業会社との連携によるものです。エンドユーザーにとって旅行先という不慣れな場所で、かつ自社ではなく他社が管理するアクティビティを紹介することになるので、品質管理を徹底し、安心して楽しんでもらうことにとても気を使っているそうです。 メールの中では、利用に関するアンケート調査も行なっています。 さらに、事業者からアクティビティジャパンへの申し込みフォームとしてもアンケート機能を利用しています。アンケート結果は一覧をダウンロードすることができますので、その後の管理もスムーズになります。このような活用方法があったとは驚きです。 関連記事:効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説! 最後に アクティビティジャパン社ではメール配信の活用において、目先のコンバージョンだけを追うのではなく、自社サービスの品質向上とその先の顧客体験の向上を最大の目的とした運用体制を常日頃から意識しているのが特徴的でした。 目先のコンバージョンだけでなく中長期のエンゲージメントという目的意識を持つ 休日と平日ではユーザーの行動が異なるため、配信時間や内容もそれに合わせて工夫する エンドユーザー以外のステークホルダー(本記事の様な協業企業や、人材なら求人企業、物販なら卸など)との関係構築にもメールマーケティングが有効 顧客体験を最大化するためパートナーの事業会社にBenchmark Emailを利用したメール配信を行っているということには、とても新鮮な驚きがありました。顧客向けだけでなく、取引先や自社の社員向けにもにもメール配信サービスを有効活用できる可能性があるのだと感じます。 メールマーケティングを今回のように事業の中で必要なひとつのコミュニケーションツールとして何ができるかを考えてみることで、新たな活用の道が拓けるかもしれませんね。 執筆者:一戸健宏(ミヂカナ株式会社)について Web制作会社でディレクターとして長く勤めた後、全国展開の小売事業会社にてWeb戦略およびEコマースのマネージャーへ転身してプランニングから効果測定やグロースハックまで幅広い業務を受け持った。その後、制作サイドとクライアントサイドの両サイドを実体験している経歴を活かし、両サイドに対して「身近な存在となること」をテーマの一つとして、2017年12月、ミヂカナ株式会社を設立する。 またWeb制作会社時代に培ったディレクションやCMS「WordPress」のノウハウを活かし、書籍の執筆や講演などもおこなっている。 --- ### メルマガ平均開封率レポート【2019年版】 > 効果的なメルマガ配信をするにあたり、「受信者がどのくらいメールを見てくれたか?」は重要な指標です。平均的な開封率の目安としては15%〜25%と言われていますが、業種やターゲット層、コンテンツによって異なってきます。今回は業種別のメルマガ平均開封率からクリック率・エラー率、受信環境ランキング等をまとめてみました。 - Published: 2019-03-24 - Modified: 2021-08-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/2019-average-open-rate-report/ - Categories: 開封率・到達率 (本記事の最新版はこちらをご覧ください。) こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! 当ブログの中でも人気記事の一つであるメルマガの業種別平均開封率レポート【2018年度版】の最新版を作成しました。 効果的なメルマガ配信をするにあたり、「受信者がどのくらいメールを見てくれたか?」は重要な指標です。平均的な開封率の目安としては15%〜25%と言われていますが、業種やターゲット層、コンテンツによって異なってきます。 今回は業種別のメルマガ平均開封率からクリック率・エラー率、受信環境ランキングなどをご紹介します。 業種別のメルマガ平均開封率・クリック率・エラー率 以下はアメリカにおける2018年業界別平均値を示した表です。 業種 開封率 クリック率 ソフトエラー ハードエラー 農業・食品 23. 12% 2. 69% 0. 57% 0. 36% 建築 23. 13% 2. 55% 1. 39% 0. 91% アート 26. 03% 2. 66% 0. 57% 0. 34% 美容 17. 01% 1. 76% 0. 38% 0. 28% ビジネス/ファイナンス 20. 47% 2. 59% 0. 63% 0. 46% コンピューター 19. 39% 1. 98% 0. 92% 0. 54% 建設 21. 01% 2. 03% 1. 38% 0. 98% コンサルタント 18. 96% 2. 15% 0. 88% 0. 58% クリエイティブサービス 21. 59% 2. 15% 1. 02% 0. 70% Eコマース 15. 66% 2. 07% 0. 31% 0. 19% 教育 21. 80% 2. 48% 0. 54% 0. 37% エンターテイメント/イベント 20. 41% 2. 19% 0. 48% 0. 32% ゲーム 19. 71% 3. 19% 0. 47% 0. 39% 政府関連 26. 52% 3. 65% 0. 49% 0. 34% フィットネス 20. 06% 2. 18% 0. 41% 0. 33% 保険 20. 99% 2. 09% 0. 75% 0. 72% 法律 21. 14% 2. 71% 0. 75% 0. 54% 製造 20. 51% 2. 18% 1. 30% 0. 83% マーケティング/広告 16. 48% 1. 74% 0. 71% 0. 47% メディア/出版 21. 92% 4. 55% 0. 29% 0. 15% 医療/ヘルスケア 21. 09% 2. 25% 0. 69% 0. 59% 携帯電話 18. 41% 1. 98% 0. 61% 0. 48% 音楽 21. 80% 2. 68% 0. 55% 0. 33% NPO 24. 11% 2. 57% 0. 50% 0. 35% 製薬 18. 95% 2. 39% 0. 69% 0. 55% 写真/動画 22. 99% 2. 90% 0. 72% 0. 47% 専門サービス 20. 77% 2.... --- ### メールが届かない?ブラックリストを確認する方法と対処法 > メルマガ配信のアドレスがブラックリストに登録されてしまうと、個人のメール配信であっても先方に届かない、迷惑メールに分類されてしまった可能性があります。メールがブラックリスト登録されたかの確認方法から解除方法、今後の対策までご紹介いたします。 - Published: 2019-03-18 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogsemails-going-spam-folder/ - Categories: 開封率・到達率 あなたのメールアドレスがブラックリストに追加されてしまったらどうしますか?ブラックリストに追加されると、送信したメールで多くのエラーが発生し、メールを届けることができない(迷惑メールフォルダを含め、届かなくなる)という事象が発生します。 今回は、メールがブラックリストに登録されてしまう原因から対処法・登録されない対策までをご紹介します。 →→メールがブラックリストが登録されているかすぐに確認されたい方は、こちらから メール配信 ブラックリスト登録とは? ブラックリストとは、スパムやなりすましメールを配信している送信者のIPアドレスリストのことを指します。 これらのIPアドレスリストには、通常迷惑メールを配信するスパムや、ウイルスなどのマルウェアを配信する悪質なメール送信者が主として登録されていますが、通常のメール配信を行っていてもブラックリストに登録されることがあります。ブラックリストに登録されると、配信したメールはほとんど届かなくなってしまいます(迷惑メールフォルダを含め、どのフォルダにも入らない状態となります)。 メール配信でブラックリスト登録されてしまう2種類のパターン ブラックリストには、大きく分けて2つの種類が存在します。 1. スパムメール撲滅のために活動している複数の団体(サイト)のブラックリストに登録されたパターン 「ブラックリストに登録された」となるのはこのパターンが大半です。 スパムメール撲滅のための団体(Spamhaus等)のブラックリストに登録された場合、送信先のドメインに関わらずすべてのメールがほぼ届かなくなります。 2. GoogleやYahoo! 等、メールプロバイダのブラックリストに登録されたパターン GmailやYahoo! メールなどのプロバイダが、スパムメールからユーザーを守るためにブラックリストへ登録することがあります。 この場合は、特定のドメイン(Yahoo! メールのブラックリストに登録がされた場合はYahooメールのドメイン)宛のメールがほぼ届かなくなります。 メールがブラックリスト登録されてしまう3つの原因 メール送信者のIPアドレスがブラックリストに登録されてしまう原因は、大きく分けて3つあります。 1. オプトインを得ていないメールアドレスへの配信 インターネット上から拾ってきたり購入したリスト宛へメール配信を行なった場合、受信者から迷惑メール報告を受けやすくなります。その報告を元に、ブラックリストへと登録されてしまうことがあります。 2. 存在しないメールアドレスへの配信 記載ミス・入力ミスがあるまま登録された「存在しない」メールアドレス宛に配信を続けると、配信エラーが多くでてしまい、ブラックリストに登録されてしまう危険性が高まります。 3. すでに使われなくなったメールアドレスへの配信 もともとは使用されていたメールアドレスであっても、長い間利用されていないと休止状態となります。 このようなメールアドレスは、ISP(MicrosoftやGoogleなどのインターネットサービス事業者)によって迷惑メール配信者を特定するためのダミーアドレスとして利用されていることがあります。これをスパムトラップと言い、このダミーアドレス宛に配信を続けた場合、配信元のメールアドレスのドメインの評価が下がりメール到達率が低下し、さらにはブラックリストへ登録されてしまうのです。 上記のように、古いアドレスや使われていないアドレスを多く含んだリストを使い続けていたり、オプトイン・購読停止の管理を怠ったことでメール受信者から迷惑メール報告を受けたり、配信エラーを多く出していると、そのデータを元に配信に使っているIPアドレスがブラックリストに登録されるのです。(マナーの悪い利用者は、取り締まりの対象になってしまうんですね) なお、Benchmark Emailならエラーメールを自動でスキップする機能がある為、エラーアドレス管理の手間が省けます。 ブラックリスト登録されているかの確認方法 ブラックリストチェックツールでドメイン検索 「もしかしてブラックリストに登録されているかも?」と感じた時は、MGT. jpのブラックリストチェックツールで確認をしてみましょう。ここでは、主要な団体を含め18件のブラックリストデータベースからチェックを行うことができます。 ページ上部でサーバのドメインを入力し、「チェック」ボタンをクリックします。すると、下記のようにブラックリストへの登録情報が表示されます。 登録されているサイト数が「0」でない場合、ブラックリストに登録がされてしまっているということになります。 Spamhaus(スパムハウス)からメールが届く場合も ブラックリストとしてもっとも精度のあるリストを管理しているのが、Spamhaus(スパムハウス)というサイトです。英語のサイトですが、日本のメール配信でも、ブラックリストに入ってしまった場合、こちらからメールを受け取るケースがあります。実際にSpamhausによってメール送信がブロックされた場合、こんなメールが届きます。 ブラックリストからメールを解除するための方法 どのブラックリストに属しているのかがわかったら、ブラックリストを管理している各団体が定めた登録解除の手順に沿って解除報告を行います。こちらはそれぞれ手順が異なりますので、例としてSpamhausのブラックリストに登録されてしまった場合の解除方法をご紹介します。 (団体によってはIPアドレスを聞かれるだけの場合もありますし、企業名や解除理由を聞かれる場合もあります) Spamhaus(スパムハウス)のブラックリストを解除する方法 1. Spamhausへ進む 2. 「Blocklist Removal Center」に進む 3. 利用している送信アドレスのIPアドレスを入力し「Look up」をクリック 4. 次のページでスパムとなっていた場合、「Listed」と表示がされますので、表示されているドメインをクリック 5. DBL(Domain Black List)からドメインを削除してもらうための申込画面へ移ります。「DBL Removal form」をクリック 6. 表示された解除フォームにて「メールアドレス」と確認のための「表示されている番号」を入力して「Remove」をクリック ※この作業はGmailやyahooといったフリードメインのメールアドレスでは行えません。 また送信するメール単体がSpamhausから否認とされ、メールが送れない場合はメール内にスパムと疑われる様なコンテンツが含まれている可能性があります。こちらの対処法については下記ページの「 6) メールコンテンツに含まれるURLが Spamhausでブラックリストとして登録されている場合」をご覧ください。 関連FAQ:メールが否認になった時の原因と対応策 メルマガ配信でブラックリストに登録されないための4つの対策 ブラックリストへの登録確認から解除方法までをご説明してきましたが、言うまでもなくブラックリストに登録されないように運用することが最善策です。ここでは、ブラックリスト入りしないための対策をご紹介します。 1. メルマガ配信はオプトイン(許可)を得た宛先へのみ配信をする 登録フォームから申し込みがあった希望者のみに配信する、などオプトイン(メールの配信許可)を得た宛先へ配信するようにしましょう。また、同意を得ているとはいえ迷惑メール報告を受けてしまうことのないよう、配信停止への導線はわかりやすいものを心がけましょう。 2. Kickbox等のリスト照合サービスを利用し「存在しないアドレス」を除外する Kickboxとは、メール配信を行わずにエラー配信となりうる無効なアドレスを判定することのできるサービスです。 ブラックリスト登録の原因となる「存在しないメールアドレスへの配信」を防ぐために、配信前にこうしたサービスを利用し、無効なメールアドレスをリストから除外することが大切です。 関連記事:Kickboxを使って配信前に使えないアドレスを簡単にチェック 3. 配信エラーが起きているメールアドレスを配信対象外にする 上記で無効なメールアドレスを除くためのリスト照合サービスをご紹介しましたが、配信を続けていく途中で「存在しないメールアドレス」がでてくることもあります。キャリアメールであればメールアドレスの変更があったり、会社のメールアドレスであれば、担当者が退職をしたためにアドレス自体がなくなっている場合が挙げられます。 そうしてエラーとなってしまった宛先には、次回から配信しないようにエラーアドレスを管理することが重要です。 ちなみにBenchmark Emailでは、配信の結果無効なアドレスと判定されたアドレスは、次回より自動的に配信対象外となります。 関連記事:メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 4. メルマガ未開封が続いているメールアドレスの整理をする スパムトラップに引っかかってしまうのを防ぐために、一定期間配信メールに対して開封がないアドレスは整理しましょう。何年も前に取得したメールアドレスの中には、もう使われておらず休止状態のものがあるかもしれません。 「せっかく取得したのに」という思いもあるかもしれませんが、長期間開封などのアクションを全く行なっていない宛先にひたすらメールを送り続けることは、ブラックリスト入りのリスクがあります。 関連記事:メルマガの配信リストを整理!開封していない人に購読の意思があるか確認しよう! Gmail受信画面のアイコンやラベルの意味を解説!スターマークと重要マークの使い分けは? Yahoo! メールの基本の使い方とアイコンを解説!10年ぶりにリニューアルされたPC版での表示は? Outlookの基本の使い方とアイコンを解説!ブラウザ版、デスクトップ版、スマホ版の使い方を解説 *この記事は2016年9月公開の「配信に使っているアドレスがブラックリスト登録されてしまった時の対処法」を再構成したものです。 --- ### 毎日配信で開封率25%!マーケティングのプロが実践する運用事例 - Published: 2019-02-17 - Modified: 2022-03-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customer_interview_with_temahimacoltd/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは、ミヂカナ株式会社の一戸です。今回は日頃Benchmark Emailを活用して素晴らしい成果をあげているメールマーケティング事例をお届けします。 インタビューさせていただいたのは「マーケティングのインハウス化」をテーマに、マーケティング体制の構築をサポートしている株式会社テマヒマ(以下、テマヒマ社)の平岡さんです。 株式会社テマヒマ代表 平岡大輔氏 株式会社テマヒマの概要 ビジネス成功の鍵は、マーケティングの原則に基づいた本質的な活動にテマとヒマをかけて愚直に取り組むことであり、取り組みの前提として、顧客の事業の中にいる社員自身が自分で考え、自分で評価し、自分で判断できるようになることが必要であると、テマヒマ社は顧客に訴えかけます。 そのためにテマヒマ社では、マーケティング組織構築のための人材育成およびリソース確保、チーム運営の支援を目的として、3ヶ月という期間に渡って次のような実践型育成プログラムを提供しているとのことです。 現状把握 過去の販売データ、広告データなどをご共有 メンバーの方へのヒアリングを実施 研修 マーケティングを体系的に学ぶための講義を実施 ワークショップ 実践形式でプラン作成を実施 体制づくり 不足リソースの確保 検証改善の方針策定 共有レポートフォーマット作成 運用フォロー チーム課題の把握 チーム課題の解決策検討 なお今回は特別にその育成プログラムの内容を一部提供していただきました。 プログラムのロードマップ プログラムの資料:「プロセスを理解するためのポイント」 成果を出し続ける自社メルマガの内容とは? 本質的な活動にテマとヒマをかけて愚直に取り組むという理念は、テマヒマ社が配信するメールマガジンの成果からも読み取れます。 テマヒマ社が運営するオンラインコミュニティでメールマガジンを配信しているのですが、なんとそのメルマガは本記事のタイトルの通り平日毎日、年間でいえば250通近いメルマガを配信し、それを3年間続けているとのことでした。 毎日のメルマガ配信を3年間継続するだけでも当然至難ではありますが、その成果として平均開封率25%ほどを維持しているというメルマガは次のような内容です。 パッと見るだけでは、特別な何かが目につくわけではないと思います。 通販によるコンバージョンを求めるメールマガジンなどであればメリハリや強調を駆使する方も多いと思いますが、毎日同じ読者が読むことを想定した場合、自然体な口調で語り続けることも、ストレスなく読めるというメリットに繋がります。 このようにメールマガジンによる施策で高い成果を出すためには、メルマガの1つ1つの質はもちろんのこと、 ・継続性:長期的に運用できるか ・集客:モチベーションの高いユーザーを獲得できるか が重要になりますが、その秘訣をテマヒマ社に伺ってみました。 毎日の配信を継続し成果を両立させる秘訣は? Q. 毎日のネタ出しや執筆作業はどのように行っているのですか? ネタ出しは毎朝起きて、シャワーを浴びながらやっています。前日の行動の中で触れたマーケティング要素の感じられる出来事や、マーケティングに関して得た情報についてなどをネタにしています。 パッと思いつくことが少ないので、だいたいはFacebookの自分のタイムラインを開きます。気になるニュースや気付きがあった情報などをシェアするようにしているので、そこからネタを漁ります。 作業時間はネタが決まっていれば30分程で執筆から配信まで完了します。でもネタ探しがスムーズに行く日の方が少なく、だいだい1時間弱くらいかかっている状況です。 通勤時間や出社直後に読んでもらえるように、朝の時間にお届けすることを心がけているので、ネタや記事自体の質よりはその時間帯にお届けるすることを重視しています。 このようにして作られていくメルマガを「毎朝読者の出社前を想定した時間帯に3年間配信をしつづけること」で購読者にとって朝特定のテレビニュースを観る、情報メディアを読む、などのような日常のルーチンの1つにすることも、高頻度にも関わらず高い水準で開封率を保っている秘訣だといいます。 メルマガ以外の場でアウトプットをすることで質の高い集客を そもそもメルマガはユーザーの欲求がある程度顕在化した上で購読登録をするものであるため、メルマガを受け取ってもらうために”先に”欲求を高める必要があります。 ユーザーの欲求を高めるためにテマヒマ社では主に「ブログ」「セミナー講演」や「有用なホワイトペーパーの配布」を継続しているそうです。 実際のセミナー風景 オフラインを含めた複数の場、複数の機会においてユーザーにメリットをもたらす継続的な接点を持つことが、良質なコミュニティの形成につながり、ひいてはメルマガの良い成果となるわけですね。 テマヒマ社がいま注目しているオートメーション機能 最後に、Benchmark Emailの最新機能であり、テマヒマ社がいま積極的に取り組んでいるという「オートメーション」によるマーケティング施策について聞いてみました。 まだ母数が十分ではないのでなんとも評価しづらいですが、組み立てたフローに乗ってゴール地点まで来てくれている方が居ることに、若干の手応えを感じています。 結局は誰にどんなコンテンツをどう届けていくか、それにより相手にどれだけ欲しいと思ってもらえるかがマーケティング成功の肝になります。 いろんなモデルケースを考えて、それぞれに応じたシナリオをもっと組み立てていきたいなと思っています。そのためにはもっとリストを増やすことや、価値のある商品を作ることがまず必要なので、2019年はより商品作りに力を入れたいと考えています。 執筆者:一戸健宏(ミヂカナ株式会社)について Web制作会社でディレクターとして長く勤めた後、全国展開の小売事業会社にてWeb戦略およびEコマースのマネージャーへ転身してプランニングから効果測定やグロースハックまで幅広い業務を受け持った。その後、制作サイドとクライアントサイドの両サイドを実体験している経歴を活かし、両サイドに対して「身近な存在となること」をテーマの一つとして、2017年12月、ミヂカナ株式会社を設立する。 またWeb制作会社時代に培ったディレクションやCMS「WordPress」のノウハウを活かし、書籍の執筆や講演などもおこなっている。 (関連記事) 効果測定のノウハウを理解しメルマガの成果を上げる!活用支援事例:シアタープロダクツ様(第1回) 【ワークショップレポート】メルマガから始めるEC戦略 --- ### メールマーケティング担当者のためのプロジェクト力養成ワークショップ参加者インタビュー:株式会社繊研新聞社 - Published: 2019-01-23 - Modified: 2020-08-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workshopinterviewsenken/ - Categories: セミナーレポート 効果的なメールマーケティングを行うためには、スケジュール通りのメール作成や配信はもちろん、リスト管理、効果検証など、目標達成のために広い視野を持ってプロジェクトをリードする必要があります。そこで、メールマーケティング担当の方がプロジェクトマネージャーのように全体的な視点を持ち、その中で自身の業務を整理しながらマーケティング活動を進められるプロジェクト力を養成するためのワークショップを2018年9月に開講しました。早くも4ヶ月(月1回開催)が経過した当ワークショップですが、ここからは参加者の方の声を数回に分けてお届けしていきます。 今回お話を伺ったのは、株式会社繊研新聞社の谷山まどかさん。谷山さんには以下の質問についてお答え頂きました。 ・担当しているプロジェクトとそのゴール、その中での役割 ・プロジェクト力養成講座を受けようと思ったキッカケ ・本講座を受けて達成したい「勝利条件」と、メールマーケティングの位置 ・具体的にどのような活用・工夫を行って、勝利条件を達成しようとしているか ・本講座に参加してみて、良くなったこと、変わったこと ・講座参加後、当初考えていたプロジェクトの計画、アクションの変化 ・メールマーケティングへの影響の有無 株式会社繊研新聞社 谷山まどかさん –担当しているプロジェクトとそのゴール、その中での役割を教えて下さい。 繊研新聞社が発行するファッションビジネス専門紙『繊研新聞』の電子版を、メールマーケティングを活用して販売促進するというプロジェクトに関わっています。 電子版の購読促進のためのメールマーケティングを行っており、具体的な業務としては、メールマガジンの企画・制作・配信になります。 –プロジェクト力養成講座を受けようと思ったキッカケは何ですか? 理由はいくつかあります。まず、Benchmark Emailさんから講座案内のメールを受け取った時、若手が対象であるということと、前田さんが講師ということを知ったのがキッカケです。以前、繊研新聞社に人事担当者向けセミナーに来ていた前田さんの講演を聞いたことがあったのですが、そこで話されていた内容(筆者注:ここでもプ譜を使用して、人事担当者の方向けの人材採用プロジェクトのワークショップを行いました)を聞いて、受けてみたいと思いました。 それと、メールを受け取った時にメール配信システムを見直そうとしていたタイミングだったので、メルマガの事も色々学べるのではないかと思ったからです。メルマガ業務に関してはある程度現場の裁量で進められたので、いい機会だなと。 –講座を受けて達成したい「勝利条件」と、メールマーケティングの位置づけは? 勝利条件は、繊研電子版のメルマガを通じた購入促進です。お客様に購読頂くための接点になる最も効率の良いメルマガはこのプロジェクトにおいても重要な位置づけになっています。 *勝利条件:プロジェクトの成功判断の基準のこと –具体的にどのような活用・工夫を行って、勝利条件を達成しようとしていらっしゃいますか? メールマガジンの記事制作やデザインの他、リスト管理などを行っています。配信する内容を変えてみるといった工夫はもちろん、ただニュースを配信するだけでない、新たなコンテンツを考える幅が広がっていると思います。 –本講座に参加してみて、良くなったこと、変わったことはありますか? 1ヶ月に1回、時間をとって行うので、何かしら結果を出したいと思います。一人でやっていると自信が持てなくて、今じゃなくてもいいかなと思ってしまうのですが、「来月講座があるから、これをやってみたい」「こうしたい」といった提案が、上司などにできるようになりました。改善案や企画案を考え、そのための会議をひらいて、提案して、ということができるようになりました。 私の仕事はこのメルマガ配信業務だけではないので、ついつい後回しにしがちでしたが、講座に参加するようになり、より主体的に、自分で自分をたたくようになりました。 –講座参加後、当初考えていたプロジェクトの計画、アクションに変化はありましたか? これまでは施策を試行錯誤しながら色々回していました。受講し始めてからは、施策の優先順位が変わりました。とにかく新しいことをやろうとばかり考えていましたが、新しいことにチャレンジするばかりではなく今すでにある資産に対して手を打つことで、そこで得た成果を、新しいことに活かせればいいんじゃないかと考えられるようになりました。 –メールマーケティングにどのような影響がありましたか? 単にメールを送るだけではなくて、ステップメールやメールマーケティングオートメーションツールなどに興味を持つようになりました。講座の中で、他の参加者の方が行っていることも聞けるので、他にどのような方法があるのか、どんなことを行っているのかということに興味が持てるようになりました。 (インタビュー/文:前田考歩) 次回の講座開講はニュースレターにてお知らせします。 関連記事 メール配信の施策からゴールまでを可視化する。プロジェクト力養成ワークショップ開講!(ワークショップ第1回レポート) 感想戦でゴールまでの“ツジツマ”を再確認!(ワークショップ第2回レポート) 定期配信からさらに一歩進んだプロジェクトへ!ワークショップ参加者インタビュー:アプリコット出版株式会社 --- ### メルマガ誤送信後も慌てず対応、お詫びメールの書き方と心得 > メルマガの誤送信が発覚。そんな時こそ慌てずに状況を確認し、真摯な気持ちが伝わるお詫びメールを作成することが大切です。メルマガ誤送信に気づいた際のパターン別のお詫びメールの例文をご紹介します。 - Published: 2019-01-16 - Modified: 2024-07-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-write-apologized-email-when-accident-happens-on-your-email-campaign/ - Categories: メールマーケティング こんにちは、ブログ担当の伏見です。 みなさんはメールマガジンなどの一斉メール配信をした後に、送ったメールに間違いがあったことに気づいてヒヤっとしたことはありませんか? 配信前の確認漏れだったり、システムに問題があった場合など、メール配信においては人的にもシステム的にも誤送信が起きてしまう可能性があります。 今回はそんなメール配信側の対応により誤送信が起きてしまった時に購読者の方に行うべき適切な対処方についてご案内します。 メルマガ誤送信が起きたら、まずは状況確認 誤送信は購読者から連絡を受けて、初めてその事実に気づく場合もあるかと思います。報告を受けた直後は頭の中が真っ白になってしまい、一刻も早くお詫びの連絡をしなくてはいけないと慌ててしまうかもしれませんが、そこは一度落ち着いて状況確認を行いましょう。 誤送信と言っても状況は様々です。 もしメール配信サービスを利用しているのなら、まずサービス元に問い合わせてみましょう。システムによるエラーなのか、それとも受信側設定によるものなのか、はたまた作成したメール自体に問題があったのかを突き止めましょう。 メルマガ誤送信の原因別/お詫びメールのテンプレート すでに誤送信に気づいている購読者はマイナスなイメージを抱いていることでしょう。 メールが原因で不快な思いや混乱を招いている場合、それを取り除くと共に、起きてしまったことを真摯に受け止めお詫びをするのがこのメールの目的です。 そのため、お詫びメールには細心の注意を払う必要があります。相手の立場を考えて、明確でシンプルなメールを心がけましょう。今回は特に起こりうる可能性の高い内容間違い・送信先間違い・配信遅延の3つのケースを元に、メール対応を考えましょう。 ここでは、抑えるべき内容をセクションごとに分けてご説明します。 1. 「内容間違い」の際のお詫びメール例文 【メールタイトル】 【お詫びと訂正】 + メールマガジン表記誤りについて 【冒頭文】 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 いつも〇〇をご利用いただき、誠にありがとうございます。 この度、 弊社が送信いたしましたメール「〇〇」におきまして、〇〇の表記に一部間違いがありましたので、こちらでお詫びし訂正をさせていただきます。 (→まずは、事象が起きていたことを伝えます) 【概要】 20〇〇年〇月〇日〇時〇分頃に、弊社より送信致しました〇〇(メールのタイトル)において、〇〇箇所の内容がHP上の情報と異なる内容となっておりました。 正しくは以下のとおりです。 誤 → 〇〇 正 → 〇〇 この度はホームページ上とは異なった情報により、メールを受信されましたお客様の混乱を招き、誠に申し訳ございませんでした。 【発生理由】 弊社で利用しているメール配信ツールを使ってのメール作成工程にて、過去に送信したメールを元に今回のメールを作成しました。その際に人的ミスにより過去のメール内容がそのままの形で送信されてしまいました。 なお今回の誤送信によるお客様の個人情報の漏洩などはございません。 【再発防止策】 今後における同様問題の再発防止策として、メール作成時におけるチェック項目を作成致します。また、配信前の社内(部署)でのチェック体制の強化も進め、再発防止に努めてまいります。 【さいごの言葉】 この度は、お客様に多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。 今後とも 〇〇を何卒よろしくお願い申し上げます。 【お問い合わせ先情報】 本件につきましてご質問、お問い合わせ等ございましたら下記に記載する連絡先へご連絡をお願い致します。 〇〇 サポートセンター お問い合わせ先:〇〇@〇〇. co. jp お電話でのご連絡:03-xxxx-xxxx 2. 「送信先間違い」の際のお詫びメール例文 【メールタイトル】 【お詫び】 + メールマガジン誤配信について 【冒頭文】 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 いつも〇〇をご利用いただき、誠にありがとうございます。 この度、 弊社が配信いたしましたメール「〇〇」におきまして、一部、本来は送信されるべきではないお客様に誤った内容のメールをお送りするという誤送信が発生いたしましたので、こちらでお詫びし訂正をさせていただきます。 (→まずは、事象が起きていたことを伝えます) 【概要】 20〇〇年〇月〇日〇時〇分頃に、弊社より送信致しました〇〇(メールのタイトル)において、本来送信の対象となっていない一部のお客様へも送信がなされてしまいました。 本日のメールは誤送信であり、お客様の配信停止処理は完了しております。 この度はこちらの誤送信により、送られるべきではない内容のメールを送信したことでお客様に混乱を招いてしまったこと、並びにご心配をおかけし深くお詫び申し上げます。 【発生理由】 メール配信を行うための対象リストの生成における作業工程での人的ミスにより、過去に配信停止をおこなっている方が送信先となってしまっていたこと、さらに送信前のチェック時にそのことを発見できなかったことが原因です。 また今回の事象によるお客様の個人情報の漏洩などはございません。 【再発防止策】 今後における同様問題の再発防止策として、メール作成時におけるチェック項目を作成致します。また、送信前の社内(または担当部署)でのチェック体制を強化させるべく、複数人でのメールのチェックを行うよう運用を進めて参ります。 【さいごの言葉】 この度は、お客様に多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。今後はお客様へのご案内により一層の注意を払い、再発防止に取り組んでまいります。今後とも 〇〇を何卒よろしくお願い申し上げます。 【お問い合わせ先情報】 本件につきましてご質問、お問い合わせ等ございましたら下記に記載する連絡先へご連絡をお願い致します。 〇〇お問い合わせ窓口 お問い合わせ先:〇〇@〇〇. co. jp お電話でのご連絡:03-xxxx-xxxx 3. 「配信遅延(不適切な時間帯でのメール配信)」の際のお詫びメール例文 【メールタイトル】 【お詫び】 + メールマガジン配信遅延について 【冒頭文】 お世話になっております。 株式会社〇〇の〇〇です。 いつも〇〇をご利用いただき、誠にありがとうございます。 この度、 弊社が配信いたしましたメール「〇〇」におきまして、一部の方には深夜にメールが送信されてしまいましたことをこちらでお詫びいたします。 (→まずは、事象が起きていたことを伝えます) 【概要】 20〇〇年〇月〇日〇時〇分頃に、弊社より送信致しました〇〇(メールのタイトル)において、一部の方が深夜12時を過ぎてメールを受信されるという自体が発生いたしました。 この度はこちらの誤配信により、不適切な時間帯でのメール受信により不快な思いをさせてしまったこと、深くお詫び申し上げます。 【発生理由】 メール配信を行うために導入している配信システムにて障害が発生し、〇〇時に予定をしていたメール配信に遅延が生じたことが原因です。 また今回の障害によるお客様の個人情報の漏洩などはございません。 【再発防止策】 今回の事態を重く受け止め、今後このようなことがないようメール作成には細心の注意を払ってまいります。 【さいごの言葉】 この度は、お客様に多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。今後はお客様へのご案内により一層の注意を払い、再発防止に取り組んでまいります。今後とも 〇〇を何卒よろしくお願い申し上げます。 【お問い合わせ先情報】 本件につきましてご質問、お問い合わせ等ございましたら下記に記載する連絡先へご連絡をお願い致します。 〇〇お問い合わせ窓口 お問い合わせ先:〇〇@〇〇. co. jp お電話でのご連絡:03-xxxx-xxxx お詫びメールは間違えなく!社内確認のすすめ お詫びメールを作成したら、そのまますぐに送信・・・ではなく、しっかりと内容を確認をしましょう。最初の誤送信に加え、お詫びメールにまで誤字があったり、再び誤送信をしてしまっては目も当てられません。 誤ってメルマガを配信してしまった直後は、いつものように冷静でいられないものです。急いでいるときこそより慎重に。社内の協力得て、複数人で送信前チェックを行うようにしましょう。 メルマガ誤送信対策!配信前チェックリスト 誤送信を繰り返さないために、再発防止のために配信前のチェックリストを作成しましょう。 例として、誤配信の主な原因となる5つの事項をもとに作成すると、以下のようになりました。 配信先チェック(配信先リスト、セグメント設定が正しいかを確認) 文言チェック(表記・文章の内容に誤りはないかを確認) 表示チェック(レイアウト、URLリンク、差し込み設定など問題ないか、テストメールにて確認) 配信設定チェック(配信日時を確認) システムチェック(障害等が起きていないか確認) ぜひ次回配信の際の参考にしてみてください。 メルマガ誤送信時のお詫びメール まとめ お詫びメールは起きた事実をしっかりと伝え、気持ちを伝えることがとても重要です。 改めてお詫びメールにおいて大事なことをまとめてみました。 状況説明はわかりやすく簡潔にまとめる 今後の対策を明記する 連絡先を明記する 送信前に複数人チェック お詫びメールを送らないためにチェックリストを使って配信前確認を行い、万が一誤送信をしてしまった時には、落ち着いてお詫びメールを送信しましょう。 *本記事は、2017年1月に公開した記事をアップデートしたものです。 関連記事:メルマガ担当者必読! メール施策を成功させるために確認すべき記事総まとめ --- ### 2019年新年のご挨拶 – Benchmark Email - Published: 2019-01-01 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-year-greeting2019/ - Categories: お知らせ 新年あけましておめでとうございます。 昨年は本当にたくさんの方にBenchmark Emailをご利用いただき、深く感謝しております。 2018年もBenchmark Emailでは、EMAツールの継続的な改善を始め、ユーザーインターフェースの一新、RESTful APIのご提供開始など、大きな機能のアップデートを実施してきました。 また今後は、人工知能を活用しメールマーケティング運用傾向に合わせたサポートの提供も視野に入れております。 2019年はさらなるサービスの向上を目指し、皆様のメールマーケティングにより一層お役に立てるよう精進してまいります。 皆様にとって2019年が良い年でありますように。 本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。 --- ### 驚きの効果を生み出すメールマーケティング成功事例10選とその秘訣! - Published: 2018-12-16 - Modified: 2020-06-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/10-successful-email-marketing-campaigns-worked-jp/ - Categories: メールマーケティング 成功するメールマーケティングとは メールマーケティングは現在、ビジネスオーナーにとって最も費用対効果の高いオンラインマーケティング戦略の一つとして見なされています。実用的であるだけでなく、驚くような結果をもたらす革新的な戦略でもあるのです。 メールマーケティングが人気の理由は、下記のような利益をもたらしてくれるからです。 ・新たな潜在顧客との関係構築 ・魅力ある新規の見込み客 ・既存・新規顧客のロイヤルティーの促進 このように魅力的な結果を得るには、正しくメールマーケティングを行うことが重要になります。果たしてどうすれば良いのでしょうか? 数値で見るメールマーケティングの効果 正しい活用方法を学ぶ前に、様々あるマーケティング戦略の中におけるメールマーケティングの立ち位置を理解しておきましょう。 2016年に小売業の専門家を対象に行われた調査では、メールマーケティングは顧客維持において最も良いツールと見なされています。ソーシャルメディア・マーケティングは僅差で2位に終わりました。(*1) 関連記事:SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには? オンラインマーケティングサービスを展開するWordStreamは数カ月前、メールマーケティングの影響力を表す数値とビジネスを成功に導く重要な役割に関する記事を掲載しています。その情報によれば、メルマガ購読者は他の経路からの見込み客に比べて、コンテンツをSNSで共有する傾向が3倍もあるのです。(*2) また、メルマガ購読者はメールを受信しない人に比べて、オンラインショッピングに138%多く時間を費やしています。(*3) 顧客へ配信するメールの中でも、特にウェルカムメールは驚きの結果を生むことが示されています。たった一つのメールで、他の販促メールに比べて3. 2倍以上の利益を生むという調査結果があるのです。(*4) 自社のネット上の存在感をよりすばらしいものにする要素は、他にもたくさんあります。例えば人目を惹くウェブデザインや、最適化されたユーザー体験などです。しかしながら、その中にメールマーケティングを取り入れないのであれば、大きな機会を逃しているということになります。 参照元(外部リンク英語ページ) *1 Email Marketing Is a Double Win for Customer Acquisition, Retention *2 35 Face-Melting Email Marketing Stats for 2018 *3 HATCHBUCK *4 Thank You for Subscribing: How to Optimize Your Welcome Emails 驚きの効果を生み出すメールマーケティング成功事例10選とその秘訣 最低でも1つくらいは、誰しもニュースレターを購読していることと思います。インターネットを日常的に利用している方であれば、5個から10個ほど受け取っているかもしれません。そして、見向きもしないまま削除していることも多いでしょう。 しかし、時々とても良いメールが届いた場合には目を通し、共有したり友達に勧めたりするのです。 下記でご紹介する成功事例に共通しているのは、設定したゴールを達成できるメールを送っているということです。ゴールは利益を得ることだったり、訪問者を引き付けることだったり、フィードバックを得ることだったりと様々あります。 それでは、いくつかのメールマーケティング戦略の成功事例を見ていきましょう。 1. Grammarly 客観的な評価を掲載する grammarlyを褒めるコメントをSNSから紹介しているメール メールマーケティングの成功事例として最初にご紹介したいのは、英文校正ツールを提供するGrammarly社です。ユニークかつ効果的な組み合わせを行うことで、その目的を達成しています。 ユーザーからの評価は、自社から発する宣伝文句よりも信頼されるものです。SNSにおける客観的な評価を掲載することで、選ぶ価値がある企業であることをうまく印象付けたメールと言えます。 「5月3日まで60%オフ!」と期間限定サービスも掲載されており、読者に機会を逃してはならないという行動のきっかけを与えています。 期間限定戦略と客観的な評価との合わせ技で、魅力的で説得力のあるメールマーケティング戦略となっているのです。 2. UncommonGoods “まだ間に合う!”の原則 「今注文すれば母の日に間に合います」というキャンペーンメール UncommonGoodsは、メールで切迫感を上手く演出しています。それに加え、ユニークな商品を探す読者がサイトに来てくれるよう、すぐに行動を起こさせる優れたメールマーケティング戦略を実施しています。 その戦略とは、速やかに人々が購入するように“まだ間に合う!”の原則を活用するというものです。読者にとって母の日は情緒的な結び付きを強く感じられる祝日なので、早急な対応の必要性を感じさせる色で読者の感情面に訴えています。これはマーケティング戦略として、強力な原則のひとつです。 3. Bonobos 3つの効果を持つメール事例 「あなたのサイズをクリックしてください。もれなく25%オフで購入頂けます」と記載されたメール このメールは3つの効果がシンプルに含まれている、非常に素晴らしい例です。 相互にやり取りをするようなインタラクティブな体験が読者を引き込み、 割引オファーによって購入するきっかけを与え、 決定打として「最終日」の表記で切迫感を伝えています。 4. PayPal 目的に沿ったデザインを 「素敵な仲間と素敵な食事、そしてスマートな割り勘。」と書かれたメール 世界的に有名な決済処理会社のPayPalも、メールマーケティング戦略に力を注いでいます。 操作方法を3ステップでわかりやすく示すメールの構造とデザインで、さらに画像とキャッチコピーによって読者の感情面へもアピールしています。また、マーケティング心理学において安心感と信頼感を表す青色を、全面的に採用しています。 5. jetBlue 明白なCTA設定 「今日は私たちの一周年記念日!さあ、記念チケットを手に入れましょう」 と書かれた、初めての搭乗から1年が経った顧客へ向けたメール こちらは、簡潔でありながら同時に人目を惹く素晴らしいグラフィックデザインです。 このメールの素晴らしいところは、「LET’S GO」ボタンをクリックさせるという明白なCTA(行動喚起)設定をしている点です。複数の目的を設定したメールは読者を混乱させ、せっかくのチャンスを逃してしまいます。 また本文は対話をするようなアプローチを取っています。最後の「LET’S GO」ボタンへ導く役割を果たしつつも、「私たちのこと忘れちゃった?」「でも大丈夫!また旅へ出ましょう」と気さくな会話や冗談を備えており、ブランドへの安心感を得られます。 6. Canva 上手く効果を叶えるデザイン デザイン作成サービスで仕様できる最新レイアウトを紹介しており、希望のタイプをクリックすれば作成画面へ移動可能となっているメール デザインを簡単に作成できるサービスを提供しているCanvaですが、デザインタイプをクリックすることにより、すぐに作成ページへ飛ぶことができる仕組みのメールを配信しています。 他社の例でも挙げたポイントがうまく組み込まれています。読者にすぐに行動を起こさせる明確なCTA設定がされており、インタラクティブなメールによって顧客エンゲージメントの向上を促しているのです。 7. LinkedIn 親しみを感じさせる デモンストレーションのリクエストを呼びかけるメール。実際の社員が掲載されている。 読者に親しみを感じさせるため、活用方法についての相談サービスを紹介することで人とのつながりを強調しています。実際の従業員の写真を利用する事でブランドへの強い信頼感も築かれます。 また「何のためにこのメールを送っているか」を、短く簡潔に記載しているのもポイントです。メールの上部と中部に黄色い「リクエスト」ボタンを設置し、明確なCTAが設定されています。 8. BuzzFeed 読者を把握して適切なコンテンツを配信 ニュースサイトの最新記事を紹介するメール BuzzFeedのようなエンタメ系ニュースサイトにとって、最大の目標は人々の注目を引き付けてそれを維持することです。 読者を把握している事でより適切なコンテンツを配信できます。その結果、共有されたコンテンツは皆が共感できるものとなっています。 また、コンテンツが読者に関わるものであるため、メールでエンゲージメントを高めることができます。あえてシンプルなメールを送ることで、情報量の多い他のメールに疲れた読者の目を引きつけます。このように大きなヘッドラインも、アイキャッチとして効果的です。 9. Dropbox リタゲメールは説得力が肝 「最近ご利用がないので、あなたのDropboxは寂しそうです」ユーモアを交えながら機能をリマインドするメール Dropboxのリターゲティングメールを見てみましょう。ある程度時間が経過すればブランドを忘れるお客様がいても不思議ではありません。リターゲティングとはどのようにそのお客様を呼び戻すかですので、説得力が重要です。お客様に、自社がどんなすばらしいものを提供しているのか思い出してもらうのです。 Dropboxの場合は、使い勝手とアクセスの良さが自慢です。「帰ってきてください」という強いメッセージを押し付けるのではなく、あえて柔らかい色と楽しいグラフィックのメールを送り、非常に効果的なアプローチをしています。 また、関心はあるものの操作に自身のない購読者のために、再開用のチュートリアルページを提供しているのも特徴です。 10. Twitter 最新情報の紹介でユーザーエンゲージメントを強化 話題のストーリーを紹介 Twitter社がメールマガジンの目的としているのは、社会的な信頼感を宣伝することです。 メールでは他のTwitterユーザーのコンテンツを共有する事で、複数の目標が達成されています。フォローしている人や関連コンテンツを表示することで、読者がそのコンテンツに関与したり共有する傾向が強くなるのです。 また、読者がフォローしている人や関連するフィールドで有名なインフルエンサーの情報を紹介し、ユーザーエンゲージメントを強化しています。 さらにコンテンツに焦点を当てていることも、日々コンテンツマーケティングやユーザー体験を取り扱うSNSとして適切なアプローチとなっています。 メールマーケティングはオプションではなく必要不可欠なもの 様々な新しいマーケティング戦略の中でも、メールマーケティングは依然として最も有効的な手法のひとつです。メールマーケティングはビジネスの成長や利益、見込み客の獲得に大きな役割を果たしています。 メールマーケティングは、情報の共有、サイトへの誘導、利益の獲得など様々な目的に利用されます。重要なことは「配信したメールからどのような成果を得たいのか」を把握することです。メールマーケティングの目標を明確にし、その達成のためにコンテンツとデザインを作ることで、より大きな効果を得ることができるのです。 (関連記事) メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例50選 メールデザインの最先端!リッチコンテンツ活用と10の注意点とは? コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選 --- ### 感想戦でゴールまでの“ツジツマ”を再確認!第2回プロジェクト力養成ワークショップ - Published: 2018-11-25 - Modified: 2020-06-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workshop_projectmanagement_course2/ - Categories: セミナーレポート 第1回からみなさんのプロジェクトは進んだか? 2018年9月からスタートした、「メールマーケティング担当者のプロジェクト力 養成ワークショップ」。6ヶ月間にわたって行われる本プログラムの第2回目が10月24日に開催しました。 (本プログラムの企画背景、第1回で行ったことは、下記の記事でご覧下さい) 『メール配信の施策からゴールまでを可視化する。プロジェクト力養成ワークショップを開講!』 第1回では、自社メディアの購読者数を増やす、ビジネスイベントの参加者満足度の向上、自社ECサイトのコンバージョン改善など、様々な業界からご参加された担当者のみなさんが、ご自身の業務を「プ譜」という、プロジェクトの構造を可視化するツールで記述するということを行いました。 プロジェクトをどのように進めていくかというと、各種プロマネツールはもちろん、ガントチャートやタスクリスト、議事録といったツールを使われている方が多いと思います。しかし、プロジェクトの目的の実現に対して、どのような「あるべき状態」をつくり出し、そのために必要な施策を自社に与えられたリソースに基づいて考案し、実行していくかという“ツジツマ”を確認・共有するツールはありませんでした。プ譜とは、そうした“ツジツマ”を共有し、プロジェクトを進めていくためのツールです。 このプ譜を書き起こしたのが第1回。それをチームメンバーや上司の方と共有して頂き、実際にプロジェクトを進めてみて、遭遇した事象、獲得した情報などを最初に書いたプ譜に追記していくということを、第2回のワークで行いました。 プロジェクトに起きた変化をプ譜に書きこんだ後は、グループワークを以下のように行います。 自分のプロジェクトがどのように進んだかをプ譜を見せながら説明。 説明を聞いている人は、気になったこと(「なんでそういう施策を取ったんだろう?」等)や知らないこと・わからないこと(「これはどういうことだろう?」等)をメモします。 ※この時、聞いている人はひたすらメモします。途中で話している人の話を遮るのは厳禁! 説明が終わったら、メモした内容から、最も聞きたいと思うことを質問する。 説明した人は質問された内容に答える。 このやり取りが一巡したら、質問したメモを説明者にプレゼントする。 これをメンバー分行うことで、説明者にとっては自分では見落としていたことに気づいたり、「疑問にも感じなかったこと」を見直すキッカケになったりします。例えば、自分が何気なく書いた「メルマガ購読者の質を測る」という指標について、聞いている人から「購読者の質はどのように取るの?」という質問から、「そもそもその指標の立て方で良かったのか?」といった疑問や、「そのアンケートのつくり方でよいか?」といった見直しを行うようなことがあります。これは、社内の同じチームメンバーであれば、なんとなくその場の雰囲気やこれまでの習慣などから疑問にも感じないことが、利害関係のない第三者からの指摘によって気づかされるというものです。 また、説明を聞いた人にとっては、他者の効果的だった施策はもちろん、お互いがメールマーケティングの当事者であるということもあって、知らなかったメールの機能や活用方法といったノウハウを得るといった効果があります。(このような、お互いに知識を交換したり、自分では気づけなかったことに気づかせてもらうワークを、プ譜では将棋に範をとって、「感想戦」と呼んでいます。) 参加者のみなさんの感想 今回、初めてプ譜を書いてプロジェクトを動かし、互いに自分のプロジェクトを説明し、質問し合う感想戦を行ったみなさんから、以下のような感想を頂きました。 第1回でプ譜を書いたことで、なんとなく「こうやっていこうね」というものが可視化でき、上司や同僚と共有してプロジェクトを進めやすくなった。 頭で漠然と描いていた構想を見える化することで、整理ができたように感じるのと、同時にやるべきアクションも明確になる。 自分でできることはもうあまりないんじゃないかと思っていたが、他人に質問をされることで、自分にできることはまだまだあると思えた。 自分の業務を他者に理解してもらうのは大変だと思った。 他の人はこうやってプロジェクトを進めているのかというのが、とても勉強になる。 他者に質問をすることで、自分自身の身も引き締まる。(なんで、こういう施策を行うのか?ということを、自分自身も問われるという意味で。考えなしになんとなくやっていてはいけない) 表面的なものは異なるけれど、根本的な悩みはみな同じだなと感じた。 自分たちの問題ばかりを考えていたのが、他人の問題を考えることで、違う脳の回路を使うことができたように感じる。 互いのプ譜に対してフィードバックを行い、ナレッジや悩みの交換を行うことで、参加者のみなさんの距離感がグッと縮まり、議論が大いに盛り上がっていました。 本ワークショップはあと4回(4ヶ月間)行われますが、引き続きみなさんのプロジェクトに伴走していきたいと思います。 書籍『予定通り進まないプロジェクトの進め方』 (関連記事) メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート(2018/6/19) オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは?(2018/7/22) メール配信の施策からゴールまでを可視化する。プロジェクト力養成ワークショップを開講!(2018/10/15) --- ### メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例大特集! - Published: 2018-11-08 - Modified: 2021-11-12 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/50-of-the-best-email-designs/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: メールデザイン, 海外 *本記事は、オーストラリア発のグラフィックデザインツール“Canva”のサイトに掲載されているMary Stribley氏による記事“40 examples of beautiful email design to inspire your own newsletter)”の翻訳記事です。 メールマーケティングは、過去の産物ではありません。 2016年末には、世界中で使用されるメールアカウントの総数が43億を上回りました(参考)。デジタル化を好まないとしても、メールを使用する時代に私たちは暮らしているのです。知ってのとおりメールは相手に速く届きますし、一番重要なことは「効率的なこと」ですからね。 メールマーケティングの成功を証明する興味深い統計の1つを例に出してみましょう。McKinsey & Companyは、FacebookやTwitterを用いることと比較して、メールを用いることで新しい顧客を40倍もの高確率で獲得できると公表しています。 あなたが新規事業を始めたばかりの場合、もしくはメールマーケティングの成功をうまく活用したい場合には、素敵なデザインを施したメールを、顧客や消費者向けに作成し送信することが、他の企業の先手を取る重要なポイントになります。多くの会社がビジネスのためにメール配信をしているので、素晴らしい見栄えのメールで読者の関心を瞬時に引きつける必要があります。見る価値のあるメールを配信することで、読む以前に読者がメールを削除してしまうリスクを避けることができるのです。 より多くの読者を獲得するために、あなたの会社の顧客や消費者も参加させ、メールマーケティングのキャンペーンを策定してみることも良いでしょう。プロのデザイナーがどのようなメールデザインを作り出したのかを、このコラムで見ていきましょう。このコラムが本当に素晴らしいメールデザインを作るキッカケになることを願っています! Beautiful-email-newsletters. comが手がけたメールデザインを参考例として、このコラムに多く掲載しています。 01. 大胆な配色を活かす The Stylish Cityの参考例を見てみましょう。大胆な配色でありつつ、きれいで淡い色がこのデザインに使用されているので、印象的でとても効果的です。赤と黒を組み合わせた落ち着いた色合いのカラーパレットが、モダンで洗練された雰囲気を作り出しています。レイアウトは魅力的で個性的。まるで、おしゃれな新聞とファッション誌が組み合わせられたようですね。また読者の視線が集中するよう、文章はデザインの前面中央の画像上に配置されています。 Design By The Stylish City 02. アニメーションで遊び心を加えてみる Mika Osbornが手がけた下の参考例では、「楽しく」「創造性のある」GIFを使用しています。ユニークで楽しい驚きと記憶に残るようなデザインが、シンプルで明確なメッセージを読者に伝えています。このデザインのメッセージは読者にしっかりと伝わり、企業のPinterestをフォローするように促していますね。それだけでなく、このイメージのように素晴らしい商品の雰囲気が顧客に伝わってきます。中間色を活かした背景と主要なデザイン要素を中心部に配置することで読者の視線がGIFに集中します。情報をその周囲の完璧な位置に配置することで、読者に他の情報も見るキッカケを与えています。 Design By Mika Osborn ※画像をクリックすると、リンク先でアニメーションをご覧頂けます。 03. シンプルさを保つ Appleのメールデザインは、余白を大いに活用し、製品に読者の視線を集中させています。読者の興味をそそるよう、製品の画面にポップな配色を使用していますね。また、読者が簡単に必要な製品情報を抜き取れるよう、縦方向の階層を用いて、きれいで適切な位置に情報を配置しています。異なるフォントサイズとグレースケールを使用することで、どの情報が重要で、どの情報がそれほど重要ではないのか、読者が簡単に理解できるようにしていることも分かります。最小限のデザイン要素とシンプルな構成でデザインを作り上げることで、製品の要点がすぐに分かるようになっているのです。 Design By Apple 04. コンテンツを輝かせる Arturが手がけたデザインの中心部にはキレイな画像が配置されていて、読者がそのキレイさに思わず2度見してしまうことでしょう。浮かび上がっているように見える白色の文字といった、デザインを構成する全ての要素が背景にうまく溶け込んでいます。画像を説明する部分に使用されているダークグレーが、それぞれの写真の色を補完し、デザイン全体をクールでモダンな見た目にしています。 Design By Artur 05. 印象的なカラーパレットを作ってみる 印象的で鮮やかな色調を使用した目の覚めるように鮮やかなカラーパレットと独特なコンセプトが、Engageのメールデザインに使用されていて、読者の注目を引きつける要素になっています。このデザインを特徴づける鮮やかな黄色と、シンプルさを作り出す画像・背景や黒と白のグラフィックがうまく組み合わせられています。今までに見たことがないような配色を用いていることで、他のメールの中でもひときわ目立つ存在になっています。 Design By Engage 06. ポップな色使いにしてみる Studio Newworkが手がけた目を惹くメールデザインは、企業内のクリエイティブな社員で構成されたチームにより作成しました。読者の目を惹きつける鮮やかな黄色の背景と画像の絶妙な切り取り方が、デザインを効果的に見せています。このような色使いをすると、読者の視線が適切なコンテンツに移るようになります。必要な要素を要約し、文章を独創性あふれる位置に配置することで、デザイン全体に視線がいき渡ります。素晴らしいデザインを作成するために、鮮やかな色と最小限のデザイン要素をこのデザインでは組み合わせています。 Design By Studio Newwork 07. 認識しやすい要素を盛り込む Burberryのメールデザインは、ブランドの象徴ともいえるトレンチコートを全面的に推しだすことで、ブランド認知度を高めるという素晴らしい視覚的方法を活用しています。トレンチコートの色に多く使用されているベージュ系のカラーパレットとブランドの象徴になっているトレンチコートのさまざまな画像を盛り込むことで、読者が瞬時にどのブランドのデザインなのかと認識してくれます。キレイで清潔感のある書体を用いて、グリッドに適切な設定をすることで、読者がデザインのビジュアルストーリーを簡単に目で追うことができます。シンプルで、デザインのスリム化を図りつつ、簡単にどのブランドのメールなのかを読者に認識してもらえるデザインになっています。 Design By Burberry 08. 余分な要素をなくす 美しくて印象的。Chanelのデザインでは、シンプル・イズ・ベストな表現が際立っています。ブランドを象徴するイメージが1つ。ヘッドラインが1つ。説明が1つ。さらに、読者の「行動のキッカケ」も1つ配置されていますね。これら全ての要素がデザインの中心部に配置されていて、1つの要素が他の要素の邪魔をしていません。全体的なデザインは最小限に抑えられていますが、ブランドイメージを表現するリボンがデザインに魅力と遊び心を加えています。 *掲載終了 Design By Chanel 9. 内容のメインテーマを指し示す Corbisのデザインは、「コンテンツをどのようにメールデザインのメインテーマとして機能させるか」を実現した完璧な参考例の1つです。デザイン要素が密集してしまうことを防ぐために用いた黒色の背景の中に浮かび上がって見える、心を揺さぶるような画像が、読者の関心を強く引いています。このデザインでは、タイトルと同様にストーリーからの引用文を表示し、リンク先のコンテンツを大々的に表示しています。そうすることで、読者にさらなる情報を読んでもらえるのです。 Design By Corbis 10. 全体のバランスを考える Tobenが手がけたメールは、興味深さと魅力は残したまま、シンプルで最小限のデザインが施されています。慎重に構成された画像とロゴには個性的な雰囲気があり、活き活きとしたオレンジ色がデザインに快活な雰囲気を与え、それがブランドの特徴を表しています。中央に配置された文章とデザイン要素が、このメールデザインにバランスの良い構図を作り出しています。読者がこのコンテンツにしっかりと目を通すことを促しているのです。 *掲載終了 Design By Toben 11. 分かりやすくする SoSweet Creativeが手がけたデザインは、大き目のフォントサイズ、限定したカラーパレットと一目で分かる階層を用いています。おもしろいデザインで、見ていて楽しく、見ただけで「招待状が届いたのだ」と分かるような方法を使用していますね。それぞれの書体が隣り合う書体をより完璧な見た目になるように補っているので、文章が読みやすくなっています。このメールの重要項目は黄色のハイライトで強調されているため、読者の目を惹きやすくなっています。さらに、大きな矢印を配置することで、重要な情報に読者の視線を向ける配慮もしてあります。読みやすく、読者の関心をしっかりと引いているデザインです。 Design By SoSweet Creative 12. 商品と関連性のある色を使用してみる Lindsey McMurrayが手がけたデザインは、明るく清潔感のある色で背景を分割し、遊び心がある商品をうまく表現しています。文字とビジュアルコンテンツを結びつけるために、色に関連性を持たせていますね。カラーパレットとデザイン全体の色の関連性を保ちつつ、バケツに入った塗料を壁に打ち付けた時にできるような模様は見ていて楽しいですし、商品の豊かな個性もうまく表現されています。力強い印象のあるカラーパレットと白の背景が互いの良さを引き立てあっています。 Design By Lindsey McMurray 13. 遊び心と機能性を融合する Marniのデザインでは、紙を切り取ったような画像をデザインに用いることで、創造力あふれるコンセプトを取り入れています。紙から切り取ったような洋服の画像は、デザインに懐かしさと実際に触れられるような印象を与えつつ、どの洋服を組み合わせたら自分の好きなコーディネートになるかといった想像力も読者に与えています。ネットのカタログ内にあるアイテムをユニークで遊び心と機能的な方法で読者に見せることで、非日常感あふれる雰囲気を創り出しています。 Design By Marni 14. デザインにテーマを作り出す メールデザインに印象的なテーマを持たせることで、他のメールデザインの中でもひときわ目立つ存在になります。例えばOpen Seasonのデザインは、企業とメールのテーマに関連がある「宇宙」をベースにして作り出されました。繊細に表現した天体のアニメーション、星座のグラフィック、宇宙をテーマにした映画のスクリーン・キャプチャや熟考を重ねたであろう文章。これらが、企業の配信メールの強いテーマやデザインになっています。 Design By Open Season 15. 力強い表現をしてみる Elizabeth Liesが手がけた、最小限に手を加えたデザインの参考例を見てみましょう。このデザインでは、企業のメッセージを強く・明確に表現し、それを読者に伝えています。屋外での生活のシンプルさを読者に見せるというブランドミッションの考えを基にしているデザインです。シンプルな書体と見たままの意味を持つ画像を使用することで、企業のブランドミッションとブランドの考え方を読者に明確に伝えることができるのです。 Design By Elizabeth Lies 16. 情報を整理する Hatch Inc. のメールデザインは、簡単かつ効果的なレイアウトを使用しています。注視してみると、きれいでバランスがとれたデザインに多くの情報が整理・配置されていますよね。異なるセクションのコンテンツを読者が混乱することなく見ることができます。それぞれの画像は、他の画像の邪魔をしないように十分な余白を設けていて、また、デザインに散らばった印象を作り出さないために、小さめの書体サイズの設定がなされています。このように、それぞれのデザイン要素の配置に配慮をすることで、デザインにきれいなバランスが生まれ、とても見やすくなります。 Design By Hatch Inc 17. 限られた色を使用する Nick Cadeが手がけたデザインは、明確・きれいに整理・魅力あふれる方法で多くの情報を読者に伝えています。情報が黒の書体で書かれているので、その重苦しい雰囲気を壊すために、デザイン全体にパステル調の緑色を使用しています。きれいにセクション分けされた情報と統一されたフォントの選択がさらに文章を読みやすくしています。 Design By Nick Cade 18. 情報を横方向に分割する Beans N’ Rice Creative Studioが手がけたデザインは、情報セクションを均等に分割しています。そうすることで、1度のメール配信で複数の重要な情報を読者に伝えらることができるのです。ヘッダーとフッターを完全に離れた位置に配置し、情報は横方向に分割表示しています。そのため、読者はスクロールをして簡単に必要な情報を抜き取ることができるのです。それぞれの画像はシンプルではあるものの、色が強調されています。また、それぞれのセクションで伝えたいメッセージをそのセクション内で完結させ、他のセクションの情報のメッセージ性を打ち消してしまうことはありません。 Design By Beans N’ Rice Creative Studio 19. コントラストを使いこなす Stolen Girlfriends Clubのデザインを見てみましょう。黒色の背景、カラフルな画像に白い書体を用いることで、力強い色のコントラストと洗練されつつもおもしろい効果が作り出されています。 白色で大きく表示された数字と大胆に強調した見出しが、読者が数字の順を追ってメールの上から下まで目を通すよう促しています。 アライメントは変化していますが、デザインに統一感があるので素敵な見栄えになっています。 Design By Stolen Girlfriends Club 20. 素朴な雰囲気にしてみる Need More Designsは、昔の学校にありそうなタイプライターのフォントとモグラ色(ブラウンを帯びたグレー)のカラーパレットを使用し、ヴィンテージ感があるデザインを作り出しています。手書きのような「Happy Mother’s Day(母の日おめでとう)」が温かみのある雰囲気をデザインに加えています。誰もが祝う母の日に焦点を当てることで読者とのつながりを生み出していますね。落ち着いた色合いの背景を用いて商品の写真が撮られ、「行動のキッカケ」と説明はシンプルにまとめられています。情報を最小限に抑えることで、「もっと情報を知りたい」という読者の「行動のキッカケ」を作り出しているのです。 Design By Need More Designs, LLC 21. 読者のDIYを促してみる Terrainのデザインは、楽しさと創造力あふれるアイデアを基盤にして作成され、それがうまく表現されています。ユニークなデザイン要素が多く盛り込まれていて、早くプランを立てたいとワクワクした気持ちでいるパーティーを感じさせるデザインになっています。実際の生活で使用するお皿やボトルと言ったアイテムと、パーティーの準備の順序を表しているようなレイアウトが、黒板が醸し出すやわらかい雰囲気とうまく調和しています。この効果が、メールの流れに沿って「自分もパーティーを開こうかな」という気持ちを生む「DIY(自分でやってみよう)」の感情を読者に与えているのです。 Design By Terrain 22. ビジュアルマップを作成する Petr Pliskaのメールデザインには、読者がより簡単に情報を得られるビジュアルマップが盛り込まれています。それぞれのポイントには、その情報を指し示すアイコンが用いられています。ここでのアイコンは、メール内の情報が読者にとって膨大な量になり過ぎないように、視覚的なヒントを与える役目を果たしています。多めの余白と最小限に抑えたカラーパレットが、デザインのバランスを整え、情報を読みやすくしています。 Design By Petr Pliska 23. 誇示して表現してみる Wildfoxのデザインでは、ブランドの力強いテーマを作り出す画像を吟味していることが見てとれます。活気あふれる素晴らしい画像を使用することで、ファンタジーのような雰囲気を作り出し、読者の関心をメールの内容に瞬時に引き込んでいます。デザイン全体を引き締めるために、読みやすい手書き風の書体をうまく活用しています。 Design By Wildfox 24. 「行動のキッカケ」を1つだけ大きく表現してみる J. Crewのこの参考例は、読者の視点に重きを置いたデザインになっています。 読者が画面をスクロールしていくことで現れる大きなエクスクラメーションマーク。これを大きく表現し、読者の「行動のキッカケ」を促すことで、読者がより簡単にメールに目を通すことができ、さらにリンクを押してもらいやすくなります。人の持つ好奇心というものは、時に有効に利用できるのです。非常にシンプルで大胆さがありますが、アイデアがよく練られたメールデザインです。 Design By J. Crew 25. パターンで遊び心を加えてみる Kate Spadeのデザインでは、主要なビジュアル要素としてコントラストを活用したパターンとシンプルさの中に鮮やかな印象のあるカラーパレットを使用しています。白と黒を活かした、ひときわ目を惹くパターンに対して、鮮やかな黄色とターコイズブルーを対比させていますね。そうすることで、文章の見やすさを損なうことなく、読者の注意をメールのコピー(広告文)に引きつけています。多くの読者から注目を集める簡単な方法の1つとして、派手なパターンをあなたのメールデザインに取り入れてみてはいかがでしょうか。 Design By Kate Spade 26. お祝いのタイミングを逃さない 一斉配信メールの絶妙なメールの配信タイミングといえば、お祝いごとがある時ですよね。とはいえ、お祝いシーズンのメールデザインをする場合、ありふれたデザイン要素を用いないように注意しましょう。下に表示されているJ. Crewのハロウィンのメールデザインを見てみましょう。ハロウィンを表現する際によく用いられるオレンジ色と黒色、コウモリやクモの巣などに頼り切っていませんよね。J. Crewは、ブランドイメージに合うおしゃれな要素を取り入れ、デザインの大部分をモノクロで表現し、そこにオレンジ色の文字でデザイン全体を引き締めています。典型的なお祝いごとのデザインにおしゃれな工夫を凝らしています。 Design By J. Crew 27. 頭の中にあるアイデアを追加してみる Urban Outfittersのデザインは、手書きの付け足しがなければ、読者がサッと目を通すだけになってしまいかねない非常にシンプルなレイアウトをしています。この参考例のように、画像の近くにいたずら書き風の黒のデザインを追加することで、デザインがより楽しくユニークになるのです。また、これらの要素全てがブランドの特徴をうまく表現しています。1つのデザイン要素を付け足してみることで、デザインを完全に違うものへと変えることができるのだと、このデザインが証明しています。 Design By Urban Outfitters 28. 商品で遊び心を表現してみる Michael Bodiamが手がけた、メンズウエアのブランドであるMr Porterのメールデザインには、遊び心・ユニークさ・機能性がうまく組み合わせられています。メールデザイン上に置かれているアイテムが地図のように見えますよね。これは、旅行に行くときに必要なアイテムを考えるときに役立つアイデアを表現しているのです。賢く、遊び心のあるレイアウトを作り出すことで、あなたのメールデザインをひときわ目立たせることができるのです。 Design By Michael Bodiam 29.... --- ### メール配信の施策からゴールまでを可視化する。プロジェクト力養成ワークショップを開講! - Published: 2018-10-15 - Modified: 2020-08-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workshop_projectmanagement_course1/ - Categories: セミナーレポート ワークショップの企画背景 顧客や見込客に直接自社の情報を届けることのできるメールマーケティングは、リードナーチャリング、カスタマーリレーションマネジメントを目的とし、今なおビジネスにおいて非常に重要なツールとして活用されています。一方、スケジュール通りにミスなくメールを作成・配信することはもちろん、効果的な文面の作成や、配信リストのチューニングなど様々な作業を平行して行う必要があります。 これらの作業如何でメールの開封率やランディングページへの遷移率、コンバージョンからユーザーとのエンゲージメントに影響を及ぼします。つまり、効果的なメールマーケティングを行うためには、スケジュール通りのメール作成や配信はもちろん、リスト管理、効果検証など、目標達成のために広い視野を持ってプロジェクトをリードする必要があります。 しかし、過去のワークショップを通じてわかったことは、メールに関する業務はその他の業務と兼任されたり、未経験の方が担当されることも多く、業務の進行に苦労されるケースが多くあります。 この状況は、ともすれば全体最適よりは局所最適、「与えられた役割をこなせばよい(与えられたリストに対し、決められた期日に、定型デザインに従ってメールを送ればよい)」といった思考にさせてしまう可能性があります。 そこで、Benchmark Emailでは、メールマーケティング担当の方がプロジェクトマネージャーのように全体的な視点を持ち、その中で自身の業務を整理しながらマーケティング活動を進められるようにすることを目的に、「プロジェクト力」を養成する6ヶ月間のワークショップを開講しました。 この記事では、2018年9月26日に開催した第1回の概要と、今後どのようにプロジェクト力を養成していくかをご紹介します。 ワークショップの進め方 本ワークショップは6社8名の人数限定で開催しており、使用するテキスト及び参考図書として、講師・前田の書籍『予定通り進まないプロジェクトの進め方』を受講者のみなさんにプレゼントしました。ワークショップでは同書で提唱する「プロジェクト譜(以下、プ譜)」を使用し、自身のメールマーケティング業務を可視化することを行います。 プ譜とは、プロジェクトの進め方を可視化するフレームワークです。プロジェクトの目標に対して、その目標がどうなっていたら成功と呼べるのかという「勝利条件」を設定し、それを果たすための「中間目的」や「施策」を、所与のリソース(プ譜では「廟算八要素」と言います)の条件から考案・選択していくものです。 (クリックで拡大図が開きます) 例えば、2018年7月に開催したオウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトのプ譜は下記のようになります。 受講者のみなさんはそれぞれに所属する業界が異なり、オンラインチケットの販売促進、自社サービスの認知獲得、サービス利用率向上といった様々なプロジェクトの目標がありました。プ譜の制作にあたっては、日々色々な業務を行っている中、「何から手を付ければいいかわからなかったのが整理できた」といった感想や、「まだ社歴が浅く、上司から降ってくるタスクをこなすので精一杯で、自社にどんなリソースがあるかを把握していない」といった声が挙がっていました。 こうした整理・未整理をふまえた状況を可視化し、ご自身の目標達成に向けて採るべき施策を考え、実行し、その結果をプ譜にアップデートしていくことで、自分の仕事と会社や部署の目標を構造的にとらえることができるようになるのはもちろん、種々のナレッジを獲得・記録することができるようになります。また、月に1回集まってプ譜を元にしたディスカッションを行い、受講者のみなさん同士で役に立った施策や失敗例を共有していきます。そうすることで、互いに知見や気づきを得て、共に学んでいくことを目指しています。 今後の記事では、より具体的な施策についてご紹介をしていきます。 (関連記事) メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート(2018/5/1) オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは?(2018/7/6) 【ワークショップレポート】開封されるメール件名に必要なラベル表現とインサイト表現とは? --- ### 効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説! - Published: 2018-09-18 - Modified: 2022-11-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-surveys/ - Categories: メールマーケティング, 機能・便利ツール こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です! 突然ですが皆さんは、 「自社のサービスを改善や商品企画のために顧客に意見を聞きたい」 というとき、どのような方法で調査を行っていますか? 座談会やインタビュー、アンケートなど、いくつか方法があるかと思います。中でもアンケート調査となると、質問項目の作成に配布、回収などの作業があるため時間も費用がかかると思われがちです。 そこで今回はスピーディでカンタンな方法であるメールを利用したアンケート調査についてご案内します。 効果的なアンケートを作成するためのコツ まずは効果的なアンケートを「質問項目が適切で、回答率が高い」と定義してみましょう。その場合、どのようなことに注意してを作成すれば良いのでしょうか? 適切な質問項目を作るための準備 質問項目を作成する前に、「アンケートから何を得たいのか、それをどうやって聞きだすのか?」ということを徹底的に検討することが大切です。 具体的には下記の項目を考えてみましょう。 ①アンケートの目的は? アンケート調査の目的がはっきりすることで、聞くべきことが明確になります。 例:自社製品の改善点を見つけるため、新製品のニーズを探るため ②誰に聞くのか? 調査の対象者がはっきりすることで、質問項目の内容や聞き方が決まります。 例:1年間自社製品を使ってくれている顧客70社を対象とする ③いつまでに、どうやってやるのか? 適切な質問項目数や、依頼方法、回答期限日が決まります。 例:メールを送付後1週間以内に10個の設問に回答してもらう、など ④集計方法はどうするか? 集まった回答の集計方法を決めておくことで設問の形式が決まります。 例:定量的に5段階評価で集計する、記述式の感想を開発会議で共有する、など 回答率を高める工夫 直接お願いすることができる対面の調査とは異なり、メールアンケートでは回答率を高くするための工夫が必要です。以下のことを意識して作成しましょう。 ①回答を選択式にする プルダウン、チェックボックス、ラジオボタンなどの選択式にすることで回答しやすくなります。特に利用率の半数以上を占めるスマートフォンでも回答しやすい形式にすることで回答率を上げられます。 下記は、弊社のアンケート項目の一部です。 ②分量・所要時間を明記する 「このアンケートは2ページあります」「所要時間は約3分です」というように、回答者がどのくらいの労力を割けば良いものかを明示するようにしましょう。何もない場合、回答者が全体の分量を把握できず、回答を止めてしまう可能性もあります。もし忙しいときにアンケートが届いても、所要時間が想定できるなら返答してくれるかもしれません。 ③締切日を伝える 回答者に締切日を伝えましょう。「あとでやろう」と思ったまま忘れられてしまう、ということを防ぐことができます。 ④わかりやすいことばを使う 回答者が最も理解しやすいことばを使いましょう。専門用語など分からないことばがあると、回答者は迷って回答ができなくなってしまいます。 ⑤件名と送信元名を明確にする メールマーケティングを実施されている方にとっては当然かもしれませんが、件名と送信元名は開封率/返答率を高める最も重要な要素です。誰が(企業名、ブランド名)、どういった目的でメールを送っているかを明確にしましょう。 関連記事:メールアンケートの回答率をあげる方法とは?13のポイントを紹介 当社でのアンケート活用事例 ベンチマークジャパンでもユーザー様に対してメールでアンケートを行い、その結果を元に機能改善などにつなげています。ここでは私たちがどのようなアンケートを作成し、活用しているかをご紹介します。 アンケート概要 アンケート目的:満足な点、不満な点を聞き、より良いサービスへ改善していくため 送る頻度と方法:アカウント作成から30日後、120日後、210日後、300日後に配信されるステップメールを設定 アンケート内容 アンケートでは、「Benchmark Emailを知人や他社におすすめしようと思うか/その理由」「お気に入りのポイントや機能」「Benchmark Emailのブログで紹介して欲しい情報や要望」の3点について質問をしています。 活用方法 毎週のミーティングで、アンケート結果の確認を行う時間を設けています。そこで一つ一つの設問に対する回答を見ながら次のアクションの話し合いを行います。 例えば「本社の開発チームへ機能の改善要望を出す」「FAQページの修正をする」「よくあるご質問をブログ記事で取り上げる」など、サービスの向上につなげています。 Benchmark Emailでアンケートを送るには? Benchmark Emailでは、簡易なアンケートフォームを作成することが可能で、用途別のテンプレートもご用意しています。具体的な作成方法はこちらをご覧ください。 (FAQ)アンケートの作成方法 *アンケート機能は、Proプラン以上(旧プランの場合、リストプラン及び配信数プラン)でご利用が可能です。 メールでアンケートを送付する方法 作成したアンケートフォームを稼働させるとURLが生成されます。そのURLをメール内に挿入することで、受信者にアンケートフォームのページを案内することができます。 また、このURLをHPに貼ることで、自社サイト上でアンケートを集めることもできますし、SNSで回答を募ることもできます。 アンケート結果の確認方法 アンケート結果は、レポート画面の「アンケート結果」からリアルタイムで確認ができます。 SurveyMonkeyと連携も可能 SurveyMonkeyと連携しているため、SurveyMonkeyで作成したアンケートをBenchmark Emailで配信することもできます。 Benchmark Emailでご用意しているアンケートはシンプルなものになるため、より細かいカスタマイズをしたい場合は、SurveyMonkeyでのアンケート作成をおすすめします。 詳細は、こちらのページをご覧ください。 (FAQ)SurveyMonkeyとBenchmark Emailの連携 Benchmark Emailをご利用中のユーザー様も、サービスの改善や新製品の企画、社内アンケートなどで活用されています。低コストでスピーディに数多くの意見を集められるのがメールアンケートの強みですので、是非お役立てください! 関連FAQ: ・アンケートの作成方法 ・SurveyMonkeyとBenchmark Emailを連携する方法は? その他機能紹介記事: ・多言語でのメルマガ配信、複数アカウントの一括管理に!サブアカウント機能の活用例 ・RSS Email機能で最新情報を届けよう ・WordPressプラグインでメルマガ配信する方法を図解してみた --- ### SNS×メールマーケティングで顧客接点を拡大するには? - Published: 2018-08-27 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/sns_emailmarketing/ - Categories: ソーシャルメディア 利用者が増え続けるSNSと影響力を持ち続けるメールマーケティング オンライン上の顧客接点としてSNSはますますに重要なチャネルになってきました。Facebookが日本に上陸してから10年が経ち(2008年5月に日本版サービス開始)、その後スマホ利用の浸透と相俟ってTwitterやInstagram、LINEを主な情報源とするユーザーもさらに増えていると思います。 総務省の調査によると、インターネットの利用目的として今でも世代を問わずに最も多いのが「電子メールの送受信」ではありますが、メールの次にSNSが特に若い世代を中心として多くなってきています。 参照:総務省 情報通信白書「インターネットの利用目的」 ユーザーから見ると、ビジネスやサービスの契約関連などフォーマルな事柄にも利用されるメールと比較して、友人とのやり取りや娯楽要素の強いSNSではその用途がだいぶ異なるかもしれません。 しかし、マーケターから見ると、SEOやリスティングなど新規顧客獲得のプル型施策と比べて、保有するリストやファン・フォロワーへカスタマーロイヤリティ向上を目的に配信や投稿を行うプッシュ型の施策という点で、メールマーケティングとSNSは運用の考え方に近いものがあるのではないでしょうか。 そこで、SNSとメールマーケティングとの相乗効果を狙うにはどの様な施策が考えられるのか、それぞれの特徴を比較しつつ、海外レポートを交えてご紹介したいと思います。 SNSとメールマーケティングの比較 SNSには、Facebook、Instagram、Twitter、LINEなどチャットツールに加え、写真共有のSnapChatやミニブログのMastdonなども注目を浴びていますが、ここではまず主要なFacebook・Twitterとメールマーケティングの比較を行った米国企業の調査を基にその特徴をまとめました。 下記は、2015年以降のデータに2019年の見通しを加えたグローバルの調査から数項目をまとめたものです。*この調査に基づく内容に関してはメールをEmailと表記します。 <EmailとSNSのマーケティングパフォーマンス比較: 2016-2019> *出典:Email Marketing vs Social Media Performance (2016-2019 Statistics,Optinmonster) 利用者数について Emailの利用者数は現在26億ユーザーですが、2019年には29億ユーザーまで増えると見込まれています。のべメールアドレス数は年間6%~7%の増加率、ユニークユーザー数は年間3%の増加率と見込まれていますが、これはグローバルで人口が増加していることも影響していると考えられます。人口が減少していく日本ではここまでの増加は見込めず、今後も一定数で推移していくのではないでしょうか。 一方、FacebookやTwitterのユーザー増加率はかつてのような勢いはなくなってきたものの、Instagramなど新たなサービスの流行によりSNS全体の1日あたり利用時間は伸びていくと考えられます。 参考記事:人気SNSの国内&世界のユーザー数まとめ(Facebook、Twitter、Instagram、LINE) 1日の閲覧頻度について Emailの頻度が高いのは、ビジネスやサービスの契約に関わる重要な連絡手段として利用されているからだと考えられますが、一方で半数以上のユーザーがFacebookも閲覧しており、SNSも主要な連絡方法・情報収集源となっていることが分かります。 商品購入のきっかけになる Emailが66%と圧倒的に高い理由としては、過去に商品を購入したECサイトや、訪れた店舗といった信頼できるチャネルからの案内であることが影響していると考えられます。 一方、Facebook経由での購買も20%を超えてきており、Email同様に自身が既にファンである商品やサービスのページをフォローしていたり、信頼できる人がシェアした情報である場合などに購入まで至っているのではないでしょうか。その為、アカウントの匿名性が高いTwitterは6%と他に比べて低めなのかもしれません。 また、今年6月にInstagramのスマホアプリでショッピング機能が導入されるなど、SNS経由で商品を購入するユーザーは今後増加していくと考えられます。 参照:https://ja. newsroom. fb. com/news/2018/06/instagram_shopping/ 開封率・クリック率 開封率はEmailのみの概念ですが、クリック率(エンゲージメント率)にも大きな差が出ています。これはそもそものリーチ率(Emailではメールを開封してコンテンツを見る率、Facebookやtwitterではユーザーに投稿が表示される率)の違いが影響しているのではないでしょうか。 Emialは数割(この調査では18%)のユーザーがメールを開封してコンテンツを見ますが、例えばFacebookではそもそも数%(この調査では1-6%)のユーザーにしか投稿が表示されないため、その投稿への反応となるクリック率にも大きな差が出ていると考えられます。 Facebook社のMark Zuckerberg CEOが発表していた通り、今後企業が投稿したコンテンツがユーザーに表示される頻度が低下する可能性もあります。 参考記事:ザッカーバーグ氏による1月12日の投稿 全文日本語訳 広告に事前許可が欲しい Emailにはオプトインを求めるユーザーが多い一方で、SNS上での広告的な投稿には寛容な様です。Emailはリーチやコンバージョン等のパフォーマンスが高い一方でリストの獲得にオプトインが必要という新規獲得の障壁がありますが、SNSは気軽にフォローするユーザーが多いため、ファン・フォロワーの新規獲得のしやすさがSNSの利点の1つかもしれません。 コンテンツがシェアされる 魅力的な情報をユーザーが共有し、場合によっては「バズる」ことで思いがけないプロモーション効果を得られる点にSNSの魅力があります。一方、Emailは基本的に配信先リストへの個別の連絡であるため、配信リストを上回る認知拡大効果は得にくいと言えます。 -アカウントの所有権 Emailでは、取得したメールアドレスや配信するコンテンツが自社が所有する資産である一方、SNSは各社のプラットフォームを利用するものですので、仕様のコントロールができなかったり、規約違反などがあった場合には利用できなくなってしまうリスクがあります。 このように、メールマーケティングでは既存顧客などオプトインされたリストに配信するため、個々のリストに対する効果は高いという特徴がある一方、SNSにはファンやフォロワーのつながりを経由した認知や新規ファンの拡大可能性があり、それぞれのチャネルを有効活用することでオンラインの顧客接点を広げていけるのではないでしょうか。 SNSとメールマーケティングの連携 SNSとメールマーケティングでは、それぞれのチャネルに適した情報を選定しつつ配信・投稿をされているマーケターの方々が多いかと思います。それぞれのターゲットや接触タイミングが異なる為、連携のバランスをどのように取ったら良いのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。 そこで、まず手軽に始められる施策として以下2点をご案内します。 1. SNSページでメール購読フォームを設置する 前出の通り、友人知人のSNS投稿のシェアなどを経由して商品・サービスを知ったユーザーを配信リストに追加することで顧客接点を増やすことができます。 なお、Benchmark Emailでは、Facebookページのプロフィールに登録フォームへのリンクを設置することができます。 https://www. facebook. com/BenchmarkEmailJapan/ 当社Benchmark Emailのニュースレターを購読される方も、Facebook経由の方が少なくありません。Facebookページをご利用の方は是非お試しください。 (FAQ)Facebookのプロフィールに登録フォームのリンクを掲載する方法 2. メールにSNSボタンを設置する 既に実施されている方も多いかと思いますが、上記とは逆にメールコンテンツ内にSNSへのリンクを設置することで、SNSページをお知らせすることができます。 特に、新着商品やキャンペーン情報などをいち早くSNSで発信している場合には、例えば「twitterをフォローしてキャンペーン情報をいち早くゲット!」など、SNSのフォローで得られるメリットを一緒に記載することでメール購読者をSNSへも誘導できます。 (FAQ)ソーシャルメディアのリンクやアイコンを配信メールに挿入するには? 現在、Benchmark Emailのエディター内では主要なSNSのアイコンをご用意してありますが、LINEのアイコンは準備中のため、下記ページよりボタン画像をダウンロードしていただきリンクを設定する形となります。 (LINE Social Plugin)https://media. line. me/ja/how_to_install メールマーケティングもSNSも主要な顧客接点であるため、それぞれ別々に施策を行われている場合、まずはメール配信リスト、SNSのフォロワーの双方に双方のフォームやページを案内することで顧客接点を増やすことからはじめられると良いかと思います。 (関連記事) Webサイトの訪問を1度で終わらせない「継続的なつながり」を作る4つの方法 Twitterと連携し、メルマガで最近のツイートを送ってみよう! --- ### オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは? - Published: 2018-07-22 - Modified: 2020-08-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ownedmediamailmarketingprojectreport0706/ - Categories: メールマーケティング, セミナーレポート 2018年7月6日(水)に、Benchmark東京オフィスにて『オウンドメディア担当者向けワークショップ メールマーケティングのプロジェクトの進め方』 と題するワークショップを開催しました。 ワークショップの概要 このワークショップは、以前に実施した『メールマーケティングのプロジェクトの進め方』を、オウンドメディア担当者向けにアレンジしたもので、下記のような課題をお持ちの方々に参加頂きました。 -メールマーケティングはまだ始めていないが、見込客をフォローできていないため、メールを活用したい。(人材コンサルティング) -コンバージョンのための施策として行うリアルイベントに、メールを活用して来場者数を増やしたい。(スクール、研修サービス) -見積依頼してもらうためのメールの開封率が低い(レンタル機器) -自社メディアの読者を対象に、自社エンジニアの採用コンテンツをメールで届けて採用したい(転職情報提供) -既存ユーザーに最新情報やお得情報を届けて、売上を上げたい(旅行情報提供) -専任担当者が退職し、営業担当者の自分も兼任することになった。どうやってメールマーケティングを進めていけばよいかわからなかったので受講した。(市場調査) 参加いただいた方々の業種はバラバラですが、個々の目標を果たすために、自社メディアの情報をメールでユーザー・見込客に届けるという点では共通しています。 本記事では、いわゆる「情報メディア」を例に取って、メールマーケティングプロジェクトを進めていく上でのバッドケースとその改善ケースを、プロジェクトの可視化ツール「プロジェクト譜(以下、プ譜)」を使って提示していきます。 プログラムは私(前田)がプロジェクトがうまく進まない理由とその対策、及びワークショップのファシリテートを。株式会社STYZでNPO向けのファンドレイジング・コンサルタントやメールマーケティング支援を行っている堤大介さんに、メールマーケティングプロジェクトのケーススタディと、ワークショップの講評を行って頂きました。 *「プ譜」について詳しく知りたい方は、ぜひ前回のワークショップレポートもご覧になってください。 5月21日 メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート ワークショップ実践編 ここから先、読者のみなさんは、あるビジネスメディアを運営する社員になり、「メールマーケティングを実施して、メディア(サイト)のPV数を向上させる」という目標を課せられたプロジェクトマネージャーになられたつもりでご覧下さい。 自社メディアのPV数向上のため、プロジェクトマネージャーとなったあなたは、ビジネスメディアから配信されるメール数を調べてみました。(※このグラフは、実際に私が27日間の間に受け取ったメールとその開封率です) メルマガを購読している9メディアの合計受信数は774通。うち、開封したのは19通です(開封率にすると19/774=2. 5%)。記事制作力のあるメディアは、毎日メルマガを配信し、週末には週刊ランキング記事なども配信しています。 そこで、あなたの会社では、自社のメルマガがこのようなメールの波に埋もれないよう、下図のようなプ譜を描きました。 *図はクリックすると拡大します。 プロジェクトのゴールに対して、「どのようになっていれば、そのプロジェクトは成功と言えるのか」という評価指標を、プ勝利条件と言い、プ譜の一番右側に記載します。 あなたのプロジェクトは、このメールマーケティングプロジェクトの勝利条件を、「競合他社よりも多くのメールを送り、ユーザーに忘れられないようになる。」とし、そのために、 「平日毎日1通、メールをつくって送る体制をつくる」 「少ない手間、短い時間でメールを作成し、○○件のメールアドレスに対して配信できる」 「メールの開封率を上げる」 といった中間目的を設定します。そして、それぞれの中間目的を実現するための諸施策を実施することになりました。 これは現実に行われている施策で、みなさんもメールの受信ボックスに開封していないメールがどんどん溜まっていっていないでしょうか? このプロジェクトの進め方は、みなさんが実感している通り、刺激的な受信タイトルをつけて読者を釣っても、内容に満足しなかった読者の開封の手をますます遠のかせてしまいます。その結果、あなたの会社のメール開封数は低下し、それに伴いPV数も下がってしまいます。 この状況を改善するため、あなたは各社のビジネスメディアのメルマガを購読しているユーザー調査を行い、ユーザーがどのようなメールを開封しているのかを調べました。 その結果、ユーザーはやはり「自分の仕事、プライベートに“直結、関連するキーワード”で、(かつ)タイムリー」なタイトルを開封していることがわかりました。 そこで、ユーザー調査の結果をふまえ、あなたはメールマーケティングプロジェクトの勝利条件の変更を決断します。 「競合他社よりも多くのメールを送り、ユーザーに忘れられないようになる。」を止め、 「メールを受け取ったユーザーが本文内の記事を読むことで課題解決につながったり、知的好奇心が満たされるようになる。」へと変更しました。 ここでみなさんに注目頂きたいのは、勝利条件を変更すると、中間目的とそれに付随する施策が変化するということです。 新たに設定した勝利条件を果たすためには、「ユーザーの興味関心、嗜好を理解する。」必要があり、そのためにDMP(Data Management Platform)などの顧客管理・分析ツールを導入を検討するといった施策が出てくるかもしれません。 このように勝利条件をどのように表現するかでプロジェクトの進め方はガラリと変化します。つまり、プロジェクトの目標は一つでも、その勝利条件は一つとは限らず、途中で変更する(変更を迫られる)ことが往々にしてあります。プロジェクトを進める人材や予算など所与のリソース、会社を取り巻く環境などによっても各社各様に考えられるため、一概にどの勝利条件が正しい、とは決めきれません。世の中の数ある事例はあくまで参考程度に、自社に適した勝利条件の設定が重要となります。 そのため、設定した勝利条件が適切かどうかを測るため、細かなPDCAサイクルを回すことが求められる訳ですが、このサイクルを回す上でもメール作成やその配信作業はできるだけ省力化すべきでありましょう。 Benchmark Emailが提供するHTMLメールエディターやレポート機能なども省力化の力になりますので、これからメールマーケティングプロジェクトを始めるという方はもちろん、作業の省力化を目指す方はぜひお試し下さい。 ワークショップでは、実際に参加者のみなさんのメールマーケティングプロジェクトをプ譜に書き起こし、それを課題が似通っている方同士でpeer review(相互評価)し、最後に堤さんからフィードバックを頂くという流れで進みました。 参加者のみなさんのプ譜は業務都合上このブログで紹介することはできませんが、プロジェクトを進めていく上で必要なイメージの共有方法はもちろん、メールマーケティングにおける課題ごとの有効な打ち手(施策)やBenchmark Emailの機能についてはオンラインセミナーへご活用ください。 (関連記事) メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート メールマーケティング運用体制データまとめ -みんなどうやってるの?- --- ### メールデザインの最先端!リッチコンテンツ活用と10の注意点とは? - Published: 2018-07-10 - Modified: 2022-07-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/richmedia-emails/ - Categories: HTMLメールデザイン *本記事はDisneyやNational Geographicなどを手がける米国の著名なEメールデザイン会社”Email Monks”のKevin氏による寄稿“How to Boost Engagement Using Rich Media in Emails”を基にした記事です。 かつては友人や家族と連絡をするために利用されていたEメールは、今や最も費用対効果の優れたマーケティングチャネルとなりました。 Direct Marketing AssociationやDemand Metricの調査によると、メールマーケティングの費用対効果(ROI)の中央値は122%で、これはソーシャルメディア(28%)、ダイレクトメール(27%)、リスティング広告(25%)、ディスプレイ広告(18%)などのマーケティングチャネルと比較しても4倍以上優れたパフォーマンスを記録しています。 近年ではHTMLメールの普及と共に、イメージ画像、GIF画像、シネマグラフやビデオなどのリッチメディアがメールマーケティングに活用されるようになってきています。 ほとんどの読者は受信箱に届く大量のメールを「チラッと見る」「さっと読み流す」ことが多いので、じっくり読んでもらうためには魅力的なコンテンツで読み手の注意を惹きつける必要があるためです。 例えばこちらのメールを見てみましょう。 この様なテキストだけの長いメールでは読者は退屈してしまいますよね。 この場合、次に紹介するように内容を補足するイメージ画像を追加すれば読みやすいメールになるでしょう。 メールにイメージ画像を活用する ペット用品チェーンのPetSmartは可愛いイメージ画像を活用することで、テキストだけのメールよりもずっと魅力的なメールを読者に届けています。このようにイメージ画像を上手に活用することでブランドイメージを伝え、またメールのクリック率も高めることができます。 イメージ画像の活用例 -トラベルビジネスが様々な観光スポットの紹介に活用する -ECサイトが過去購入者へ商品を勧める際に、またカゴ落ちしたユーザーへのメールを送信する際に、その商品のイメージ画像を利用することで効果を高める メールにGIF画像を利用する イメージ画像の活用から一歩進んで、画像に動きを加えたGIF画像もメールマーケティングに活用されています。限られたスペース内で、静止画であるイメージ画像と比べてより多くの情報を伝えることができます。 カリブ海クルーズのCarnival Cruise Lineを見てみましょう。 読者はただの静止画像よりも、動きのある美しいアニメーションに惹かれ、きっとそのツアーに興味を持つでしょう。このメールの目的はチケットの販売ですので、GIF画像はメールの効果を高めると言えます。 GIF画像の活用例 様々な業界でGIF画像は活用されています。 -ECサイトが同商品のバリエーション(例:同じシャツの違う色)を表現する -ファッションサイトが商品を様々な角度からより詳細に魅力を伝える -ITビジネスでサービスの説明を分かりやすくする -トラベルビジネスで「旅行熱」を高める (参考記事) 動くメルマガで売上109%アップアップも!GIF画像を掲載したメルマガ作成方法指南書 メールにシネマグラフを活用する シネマグラフとは比較的新しい動画の表現方法で、画像の一部に動画を取り入れたGIF画像です。 画像の一部を途切れることなくループ再生をするアニメーションで、まるでビデオを観ているような錯覚に陥ります。 ファイルサイズが大きくなってしまうことを懸念してGIF画像に躊躇しているものの、少しはメールにアニメーションを取り入れたいという場合、シネマグラフを活用するのがちょうど良いでしょう。 ニューヨークの高級百貨店チェーン、Saks Fifth Avenueが作成した美しいシネマグラフをご覧ください。「AIR」の文字の下にある画像が動いていて目をひきますね。 シネマグラフは、Flixel、Pictoreo、 Kinotropic、 Echograph、Cinemagr. Amなどのツールで作成することができます。 (参考サイト) Photoshopで作成するシネマグラフ(Adobe Systems社サイトへリンク) シネマグラフの活用例 -フードビジネスで食品の美味しさを際立たせる -ファッションビジネスで流行の商品を宣伝する -高額商品のプレミアム感を演出する メールにビデオを活用する イベントの招待状や新製品発表の際などに効果的なビデオですが、唯一の欠点はメールのファイルサイズを増加させることです。 HTML5は3つの映像ファイル(ビデオ)形式、主にOGG、 MP4、 とWebMをサポートしています。 (参考FAQ) Benchmark Emailで動画をメールに追加する方法は? ビデオの活用例 -通信ビジネスが新製品発表の際にビデオを利用する事でコンバージョンを高める -非営利組織(NPO)がビデオで活動内容やその目的を伝える リッチメディアを活用する際の10の注意点 テキスト(文字)と画像の比率を80%:20%に維持し、リッチメディアを使いすぎないでください。 メールの内容を一枚の画像にまとめて送信しないでください。*もし読者が画像を受け取れなかったらメールが無意味になってしまいます。 できるだけアクションボタンを画像の中には含まないでください。 画像をあまりにも多用するとスパムフォルダーに受信されやすくなりメールの到達率を低下させることがあります。 大容量のGIF画像を送るとメールの読み込み時間が長くなるので、小容量のGIF画像を推奨しています。*ファイル圧縮ツールの利用も検討してください。 OutlookはGIF画像やシネマグラフの読み込みをサポートしておらず、アニメーションの最初のフレームのみが表示されます。その為、一番最初のフレームに重要な情報を入れて、それだけの表示でも伝えたい内容を理解できるように作成することをおすすめします。(参考)Outlookのサポートページ 縮尺を変えなくてもモバイル機器にて正しく表示される320px(ピクセル)幅のGIFを用意するのもおすすめです。 ウェブブラウザや、Apple Mail、Thunderbirdはメールへの埋め込み動画に対応していますが、動画をブロックしてしまうメールクライアントもある為、リッチメディアを利用する時はAltテキスト(代替テキスト)が必須です。メールにビデオやGIF画像を利用する際は必ずフォールバック画像を利用しましょう。 大容量ビデオの利用はメールマーケティング分析の妨げとなる可能性もあるため、きちんと目的を定めて活用しましょう。 リッチメディアは特別な工夫なく多用すると読者に飽きられてしまいますのでやりすぎないようにしましょう。 さいごに 今、新しいメールマーケティング施策に挑戦したいマーケター達がリッチメディアの活用に取り組んでいます。 もし今プレーンテキストのみのメールを配信しているのであれば、是非リッチメディアを活用したメール配信に挑戦してみてください! (関連記事) メルマガデザインの作り方「Benchmark Email編」 コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選 動くメルマガで売上アップも!GIF画像作成からメルマガ配信までを一挙ご紹介 --- ### メールマーケティングのプロジェクトの進め方 ワークショップレポート - Published: 2018-06-19 - Modified: 2021-08-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/mailmarketingprojectreport0521/ - Categories: メールマーケティング, セミナーレポート 2018年5月21日、『メールマーケティングのプロジェクトの進め方』 と題して、Benchmark東京オフィスにてメールマーケティングに取り組む方々を対象に、様々な業種のメールマーケティングに携わる方々に参加頂きました。 メールマーケティングの目的は、見込客の育成、既存顧客のサービ利用促進など多様にあり、そのために最適とされる配信ツール、メール件名や本文の作成方法など、既に多くのソリューション・事例・ノウハウが世に出ています。 しかし、そのようなものがありながら、いざ始めようとすると、 「webで見た事例通りに進まない・・・」 「関連するメンバーとのコミュニケーションがうまく取れない・・・」 といった課題が出てきてしまい、思い描いたような成果を出せないことが起こってしまいます。 そこで、本セミナーでは、メールマーケティングに取り組むことを一つのプロジェクトととらえ、それを進めていくためのプランと打ち手をイメージ・取捨選択できるようになることを目的に開催しました。 *同テーマの最新イベントレポート「オウンドメディアのメールマーケティングプロジェクトの進め方とは?」はこちら 当日のプログラム プログラムは私(前田)がプロジェクトがうまく進まない理由とその対策、及びワークショップのファシリテートを。株式会社STYZでNPO向けのファンドレイジング・コンサルタントやメールマーケティング支援を行っている堤大介氏に、メールマーケティングプロジェクトのケーススタディと、ワークショップの講評を行って頂きました。 1. プロジェクトがうまく進まない理由とその解決方法について 2. メールマーケティングプロジェクトのケーススタディ 3. ワークショップ、グループディスカッション 4. 全体発表、講評 5. ゲスト講師の堤氏によるメールマーケティングの仮説思考4ステップ なぜプロジェクトはうまく進まないか? 冒頭にも述べた通り、メールマーケティングを行う目的は企業や部署によって異なります。今回のワークショップでも、「自社サービスの利用促進・頻度向上」、「展示会で獲得した名刺のナーチャリング」、「既存・見込客とのコミュニケーション向上」などがありました。 ステージも様々で、これからメールマーケティングに取り組もうとしている方から、実際にメールマーケティングは始めているけれど、定期的なコンテンツ配信ができていなかったり、PDCAサイクルを回せていなかったりといった課題に直面している方々がいらっしゃいました。 当初思い浮かべていたプロジェクトのゴールと、いざ初めてみてからの現実とのギャップに戸惑ってしまうことは、必ずと言っていいほどプロジェクトには付いて回ります。 戦争論の大家、クラウゼヴィッツにこんな格言があります。 この格言ほど、プロジェクトの本質を言い当てている言葉はありません。 こうしたことを回避するために、できるだけ事前に事例情報やツール比較情報などを収集したがりますが、事例というものは、「個別具多的な状況に癒着」しているものです。 他社にはそのプロジェクトを成功させるに相応しい人材スキル、予算、チームの価値観やカルチャーなどと「運」などが影響したのであって、その事例に書いていることをそのまま自社に当てはめようとしてもうまくいくことは稀です。 また、私たちはプロジェクトを開始するにあたって、何かしら計画書を書きます。しかし計画書とはその名の通り計画段階で書くものであって、実際にプロジェクトがスタートして以降、想定外の事象に遭遇し、それへの対処をどのように行ったかを記録し、その対処の結果、プロジェクトの進め方が変わったといった情報を記録している方はほとんどいません。 せいぜいMTGで議事録に「こんなことがあったので、こう対応する」といった記述に止まっているのではないでしょうか? こうなってくると、プロジェクトは計画書通りに進んでおらず、途中経過を聞いた上司や経営者から、「どうなっているのだ?」と詰め寄られることになります。 当初の計画からズレていくプロジェクト。そのズレはプロジェクトに対するメンバーやステークホルダーとの考えのズレを誘発し、「お互いに考えていることが違う」、「思ったように動いてくれない」といった事態を引き起こしてしまいます。 このように、「事前にそのプロジェクトをやったことがない」事例を鵜呑みにしてもうまくいかないということ。変化するプロジェクトの状況を適切に記録し共有していないといったことが、プロジェクトの失敗要因です。 プロジェクト譜(通称「プ譜」 こうした事態を招かないよう私が考案したのが、プロジェクトの状況を可視化するためのツール『プロジェクト譜(通称「プ譜」)です。 プ譜についての詳細は説明すると長くなってしまうため、こちらの記事を参照頂くとして、サンプルとして私が関わっているプロジェクトと、堤氏によるメールマーケティングコンサルティング事例を、プ譜に落とし込んで、個々のメールマーケティングプロジェクトの解説を行いました。 私が提示したプ譜は、「トライアル申込客に対してメールマーケティングだけでナーチャリングする」ことを目的としたプ譜です。 (トライアル申込客のナーチャリング例) 堤氏には事前に、「メールマガジンの創刊」と、「メールマガジンのリニューアル」のプ譜を作成頂きました。 (メールマガジンの創刊の例) (メールマガジンのリニューアルの例) プ譜を書くときのポイントは、プロジェクトで果たしたいゴール(「獲得目標」と言います)が、どのようになっていれば成功と言えるかという評価基準(「勝利条件」と言います)を、どのように表現するか、です。 例えば、私がサンプル提示したメール活用プロジェクトの獲得目標は、「トライアイル申込客をメール対応でナーチャリングする」で、その勝利条件は、「トライアル申込客から、御礼メールに対して返信をもらう」としました。 これは、トライアル申込客に対し、応募フォームに書かれた情報を元に個別メッセージを入れた御礼メールを人的に作成して送ることで、トライアル申込客から返信メールが来ると、その後のサービス成約につながっていることが理由でした。 このように勝利条件を設定すると、その勝利条件を果たすための「中間目的」と、個々の中間目を果たすための施策が決まっていきます。このことが意味するのは、勝利条件をどのように設定するかが、プロジェクトの進め方を決定づけるということです。 もし、このサンプル事例の勝利条件が、どうなっていればナーチャリングが成功と言えるかを深く考えず、なんとなく「トライアル申込客に毎週1回メールを送る」になっていたらどうでしょう? 毎週1回メールを送るためのネタをどのように集めるか?週一で配信できるようにするために、どうスケジューリングするかといった中間目的や施策を設定するようになります。 そして、さらに大事なのは、この勝利条件をプロジェクトメンバーやステークホルダーときちんと共有しておくことです。 ここがズレていることがプロジェクトの失敗要因であることは前述した通りなので、みなさんにメールマーケティングプロジェクトのプ譜を、事前に全員で書いて共有し、意思統一を図っておくことをお勧めします。 ワークショップでは参加者のみなさんにも同様に、個々の目的を果たすためのプ譜を書いて頂きました。 残念ながら個々の業務について書かれている内容のためここでは公開できませんが、色々な目的、ステージの方々が書かれたプ譜に対し、堤さんが適切なアドバイスをして頂くことで、みなさんの疑問・課題に応えられたのではないかと思います。 また、参加者のみなさんからは、グループディスカッションで、普段は聞けない他社の方のメールマーケティングの課題や、それへの対応やアイデアを聞けてとても参考になったという感想を頂くことができました。 セミナーの最後には、堤さんからメールマーケティングのあとは運用を続けながらいかに効果を改善していくかということについて、ご自身のブログにて下記のコメントや、ご自身のご経験を元にした「仮説思考4ステップ」を解説頂きました。 堤氏ブログ:ベンチマークメール主催「メールマーケティングプロジェクトの進め方」に登壇しました 前田さんの提唱する「プロジェクト譜」はプロジェクトの構造や状況の変化を将棋の棋譜のように記録していくことで共有知化していこう、というもの。その前提として「プロジェクトとは前例のない仕事であるために予測が立てにくく、失敗しやすく、そしてその知識や経験が蓄積、分析されない」ものだということがあります。(中略) プロジェクト譜はロジックツリーの要領で、プロジェクトの達成条件から施策までをブレイクダウンしていくものなのですが、面白いのは”一度作って終わりではない”ということ。棋譜の代わりになるものなので、状況が動く度にプロジェクト譜に起こしていくことで記録を残し、振り返りができるようになります。 定量的な記録はなにもプロジェクト譜という聞きなれないツールを使わなくとも良いと思いますが、プロジェクトという未知の仕事に取り組む間に直面する課題というのは概ね数字に表しにくいものです。プロジェクト譜はそうした定性的な状況を容易に書き起こすことができ、都度都度の状況判断を客観的に行いやすくなったり、プロジェクト終了後にプロジェクト外のメンバーも含めた振り返りがしやすくなります。おおげさなツールを導入する必要もなく、紙とペンがあればすぐに試せますのでNPOの方々もぜひお試しあれ。(堤氏ブログより) 自社のメールマーケティングの目的にどのようなKPI(開封率やクリック率など)を設定すれば良いか。解析の結果、どのように対応すれば良いかということを考えるためのフレームワークと事例を解説・紹介頂くことで、プ譜を制作することによるプロジェクトの全体イメージの設定と、個々の具体的な施策とをセットで学んで頂けたのではないかと思います。 本セミナーは、定期的に開催していく予定です。 Benchmark Emailのニュースレターで案内をしていきますので、まだご登録されていない方はブログ内の「メルマガ登録」からご登録ください。 (関連記事) 【ワークショップレポート】開封されるメール件名に必要なラベル表現とインサイト表現とは? 【Webメディア向け】メール特化型MAを使いこなす!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート --- ### Gmailアップデート 新機能と利用状況のまとめ - Published: 2018-06-10 - Modified: 2021-08-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/gmailupdate/ - Categories: 開封率・到達率 先日、Gmailで新機能が実装されたことが話題になりました。そこで改めてGmailについてメールマーケターが気をつけるべきことなどを振り返りつつ、現在確認できる追加機能をまとめました。 (参考記事) The Big Gmail Update—Here’s Everything Email Marketers Must Know 最近のGmailの状況 そもそも、Gmailは現在どれくらい利用されているのでしょう? Benchmark Emailのパートナーでもある米国のReturn Pathによると、PCで開くウェブメールの場合、2012年に僅か6%だったGmailのシェアは2017年に59%まで伸びて1位に浮上しています。モバイルでのメール閲覧への対応や、今回の新機能の様にユーザビリティの改善などが支持されているのでしょう(モバイルでのメール閲覧比率は2012年29%→2017年59%へと上昇)。一方、2012年に37%のシェアで1位だったYahooメールは5%にまで後退しています。 日本でも、職場のルール上Outlookなどのメールクライアントを利用しているケースがまだあるかと思いますが、メールソフトとしてGmailが最も利用されている様です。 参考:ビジネスメール実態調査2018(一般社団法人日本ビジネスメール協会) それだけ利用者の増えているGmail上で、購読者はどのようにメールを見ているのでしょうか? GmailのUI(ユーザーインターフェイス) 改めて、GmailのUIがどの様な構造になっているのか、まずはアップデート前のUIを見てみましょう。 この画面を、メールマーケティングで特に重要な「開封率」に影響する部分を以下の4つに分けて見てみましょう。 ①タブ ②送信元名 ③件名+プレビュー ④受信時間 タブについて 2013年に実装されたタブは、届いたメールを「メイン」「ソーシャル」「プロモーション」「新着」など、メール内容の解析に基づいてGmailが自動的に分類してくれています。 「メイン」は主要なもの、「ソーシャル」はSNSからの通知、「プロモーション」は販売促進を目的としたもの、「新着」はアカウントの登録完了やアラートなど、「フォーラム」はメーリングリストなど。他にも私がスマホで利用しているアプリでは、請求メールなどを「マネー」に、旅券予約などを「トラベル」へとラベル分類してくれており、さらに「トラベル」のチケット情報はGoogleカレンダーへ連携されるなど非常に便利だと感じています。 メールマーケターとして気になるのは、自社のメールマガジンが適切なタブに振り分けられているだろうか?という点であり、機能実装当時から多くの記事も出て話題になりました。 本来、「このメールはプロモーションに入っているけどメインにしよう」などとユーザーが自身で振り分けの設定をしていく中で、またユーザーが開封をしたかどうかなど反応結果をGmailが蓄積して徐々に最適化されていくものですが、最初の設定がされていない状態でどの様に振り分けられるのでしょう?例えば、自社のメールが「プロモーション」に振り分けられてしまい、「メイン」に届くようにするにはどうしたら良いのでしょうか? これには残念ながら具体的な解決策があるわけではなく、あくまでもメールのコンテンツの解析結果によるものですので、明らかに販売促進的な文言を回避して、購読者に開封してもらえる有益なコンテンツを届けるほかありません。 そもそも、毎日膨大なメールを受け取るユーザーの利便性を考えての機能ですから、もしメール内容が販促に関するものであれば「プロモーション」に入るのは正しいことですし、その情報を欲するユーザーであればプロモーションタブをチェックするでしょう。 但し、例えば私の「プロモーション」タブに振り分けられているメールを見る限りでは、「○○%OFF」「先行販売」「○○ポイントプレゼント」「!!」「??」などの文言を含む件名が多いのは明らかであるため、このような販促的表現を多用しないというのは回避策の1つになるかもしれません。 なお、ユーザーとして表示のカスタマイズをするには画面右上にある歯車ボタンをクリックし、 その中の「受信トレイを設定」をクリックすると有効にするタブを選択できるようになります。*「設定」内の「ラベル」でより詳細な設定も可能です。 (関連記事) Gmailのプロモーションタブにメールが入ってしまう!メルマガを見てもらうために知っておくべき6つの情報 送信元と件名について 開封率の向上を考えるとき、まずテーマに挙がるのが「件名」ですが、同じくらい重要なのが「送信元名」です。*ドメイン名そのものではなく、表示される名称のことです。 先ほどの画面を見ていただくと分かるとおり、メールボックスでは画面の左から右へ、「送信元名」「件名」の順で並んでいます。 Web上の文章の大半は左から右へと流れていきますから、ユーザーはまず左側にある「送信元名」を見て、そのメールを開くのか、無視するのかを判断している可能性が高いです。実際にBenchmark Emailを利用されている企業でも、件名のABテスト以上に送信元のABテストが開封率の改善に繋がっているケースもあります。 ではどの様な点に気をつけたら良いのでしょうか?一概には言えませんが、多くの場合、購読者が購読登録をした時、またECサイトであれば購入をした際に強く認知しているブランド名含めるのが良さそうです。 例えば当社のニュースレターであれば「Email」がポイントであるため、送信元に本社の社名である「Benchmark Internet Group, Inc」と入れるよりも、ブランド(ツール)名である「Benchmark Email」と入れた方が開封率が高くなる可能性があります。 本文プレビュー 件名の表示箇所について、Gmailのメールボックスでは、PCの場合50文字程度の枠に件名と本文の出だし部分のプレビューが表示されます。またスマホの場合15文字程度の件名に加え20文字程度の本文の出だし部分のプレビューが表示されます。余計な文言を入れるよりも重要な情報を件名や本文の前部分に持ってくることで開封率の向上を狙えるかもしれません。 なお、Benchmark Emailのメール作成画面で「プレヘッダーテキスト」という機能を使うと、このプレビューに表示したい情報を設定することができます。 (Benchmark Emailのメール作成画面) 受信時間について メールの開封率を調査してみると、開封の80%以上が送信から数時間以内に行われていることが分かります。つまりターゲットとなる購読者がメールボックスをチェックする時間帯にメールを配信することが開封率を上げるポイントとなります。 方法としてはABテストなどを実施して確かめていくしかありませんが、この際難しいのが、メールの目標設定です。メールマガジンの目的が開封して読んでもらえることであれば開封率のみを指標とすれば良いですが、開封から一歩先の購入や予約などが目的の場合、開封率よりもそのメールからの最終コンバージョンを指標としなければなりません。どちらを優先するか、を決めた上で配信時間を定める必要があります。 今回の機能追加について 現在、以前のUIを利用されている場合、先ほどと同じく画面右上にある歯車ボタンをクリックすると、「新しいGmailをお試しください」という項目が出てきます。そこをクリックすると、新しいGmailのUIに切り替わります。 表示形式は3種類から選択できて、「デフォルト」「標準」「最小」から選ぶことができるようです。私は「デフォルト」を選択しました。 新しいUIにしてみると、デザインや雰囲気が変わったものの、上記で説明した基本的な構造は変わっていないことが分かります。ただ、左と右側の赤枠部分に変化があります。 左の赤枠は、画面の一番左上にある三本線をクリックすることでフォルダが折り込まれてメールボックス自体の幅が広くすることができた状態のものです(フォルダはマウスオーバーすると表示されます)。私のPC環境(Chrome/Windows)で数えてみたところ、およそ50文字だった件名+プレビュー部分がさらに数文字分増えていました。 一方右側に現れた「カレンダー」「keep」「ToDoリスト」がまさに今回追加されたものです。 「カレンダー」「keep」「ToDoリスト」との連携 G Suiteが提供している各サービスとの連携ができるようになりました。元々、Google ハングアウトはGmailの画面上で利用できましたが、今回はさらに同じアカウントで利用しているGoogleカレンダーをGmailの画面上から利用できるようになったり、メモを保存できるGoogle Keepや、TODOを箇条書きにリスト化できる機能が追加されました。*これらのサービスは、3つのアイコンの下に十字で「アドオンを取得」ボタンがありますのでそこから利用が可能です。 スヌーズ機能 メールボックスで、カーソルを合わせると、左から「アーカイブ」「削除」「既読にする」というボタンが出てくるようになりましたが、一番右側に出てくるのが今回の新機能である「スヌーズ」です。 「スヌーズ」をクリックすると次回通知設定のBOXが表示されます。 目覚まし時計のスヌーズ機能と同じで、設定した時間に再度通知をしてくれます。ユーザーとしては、急ぎではないけど後で返信が必要だったり、再度じっくり読みたいメールがある際に重宝できる機能ですね。メールマーケターとしては、「今は読めないけど後でじっくり読もう」と思わせるコンテンツを届けることで、メールが流れてしまわず開封率を上げられることに繋がることができたらと思います。 公式サイト:スヌーズ機能について スマートリプライ機能 以前からスマホのアプリで実装されている返信文章候補を選択肢で表示してくれる機能です。まだ簡易なものですが、今後のAIの発達が楽しみです。 その他にも添付ファイルをGmail上でそのままプレビューやダウンロードできるようになったりと、細かく便利な改善が行われています。今後もアップデートに期待しつつ公式発表を待ちたいと思います。詳しくはこちらGmailの公式サイトもご覧ください。 公式サイト: Gmail の新機能 おまけ:メール受信時のGmailの表示仕様について 上記のアップデート以外に、Gmailの特徴的な表示の仕様について3点ご紹介します。送信側の設定とは関係なく表示がされるものですので、参考までにご確認ください。 1. メールに挿入した画像にダウンロードボタンが現れる Gmailで受信したメール内の画像にカーソルを合わせると「⇩」マークが出て来ます。「⇩」をクリックすると、画像をダウンロードできる仕様です。 2. 画像自体をクリックすると、画像が拡大されて表示される 画像にリンク等設置がされていない場合、画像をクリックすると拡大表示されます。ちなみに画像にリンクを挿入している場合は、クリック後はそのままリンク先に遷移します。 3. サイズが大きい場合に表示される内容が制限される Gmailでは102KBを超えるサイズのメールを表示する場合、表示内容が制限されます。その際は「メッセージ全体を表示」をクリックすることで、続きを読むことが可能です。 Googleの各種サービスを利用しているユーザーが増加している中、今回のアップデートの様に便利な機能が追加されていくGmailは今後も順調に利用者を伸ばしていくものと思われます。 (関連記事) これさえ読めば丸わかり!2017年メールマーケティングトレンド 自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! --- ### メルマガの先にあるゴールを意識する!活用支援事例:シアタープロダクツ様(第2回) - Published: 2018-05-31 - Modified: 2020-08-12 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/casestudytheatreproducts2/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは、ミヂカナ株式会社の一戸です。本日は株式会社シアタープロダクツ様へのコンサルティングを通じた事例記事の第二回目をお届けます。 前回の記事では、メルマガ運用における効果測定の重要な指標として、Benchmark Email管理画面上で確認ができる「開封数」や「クリック数」といった指標やその良し悪しの目安となる業界平均などをご紹介しつつも、本当の意味でメルマガが成果を上げたかどうかを確認するためには、メルマガからの遷移先であるWebサイトの効果測定までする必要があることをお伝えしました。 今回はBenchmark Emailのトラッキング設定からGoogle Analyticsと連携することで、どのような効果測定ができるようになるのか説明いたします。 Google Analyticsとの連携結果 Bencmark Email上のトラッキング設定にて入力した「Google Analytics用タイトル」は、Google Analytics上の「キャンペーン」として計測されます。 Benchmark Email上で設定したキャンペーンがGoogle Analyticsに反映される 同一のタイトルを設定してしまうと、毎回違う工夫をしてメールマガジンを配信しても、Google Analytics上では同一のキャンペーンとして計測されてしまい、適切な効果測定が行えなくなってしまうためです。 それではキャンペーンの詳細を見てみましょう。 Google Analyticsで見るメルマガのキャンペーン結果 に「BenchmarkEmail / email」と設定されているのが分かりますね。 Benchmark EmailでGoogle Analytics連携をおこなうとこのようにに「BenchmarkEmail」にに「email」と設定されるようになっています。キャンペーン結果はランディングページ別に見ることで、メルマガのどの内容がどのページにランディングしたときが効果が高かったのか、などといった分析をすることが可能となります。 関連記事: Googleアナリティクスを使ってメールマガジンの1歩踏み込んだ効果分析しよう! メルマガが本当の成果に到るまでの段階的な遷移と指標 先ほど取り上げたキャンペーンはシアタープロダクツ様のeコマースサイトで成果を上げるためにBenchmark Emailで設定したキャンペーンです。eコマースということで当然最も求められている成果は「商品の購入(=コンバージョン)」になりますね。 メルマガの「開封」や「クリック」といった段階的な指標があるのに対して、その先のWebサイト上で商品の購入に到るまでの導線では次のような段階的な遷移と注視すべき指標があります。 メルマガからWebサイトのゴールまでの段階的な遷移 上記の全ての遷移において、どのような要因が成果に影響を与えるかを意識してユーザーへサービスを提供する必要があります。メルマガの配信から商品の購入までの遷移一つ一つに影響を与えやすい要因は以下の通りです。 配信 → 開封 タイトルや配信日時、配信頻度 開封 → クリック コンテンツの魅力、UIの分かりやすさ クリック → 商品閲覧 クリック後にWebサイトが表示されるまでの時間 商品閲覧 → カートに入れる コンテンツの魅力、UIの分かりやすさ カートに入れる → 購入 購入フローのシンプルさ、UIの分かりやすさ、最終的な購入金額 Webサイト以降の要因は例えば「開封率」のように一概に何か一つの指標をGoogleAnalyticsで確認すれば成果が判断できることはあまりありません。例えばWebサイト上でコンテンツに魅力を感じてもらえたかどうかを推し量るのであれば、「直帰率」や「滞在時間」などを意識すると良いでしょう。 このようにメルマガは、メルマガだけに止まらず、コンバージョンである商品の購入まで到達するためには、一貫性をもち、どのフェーズでもユーザーが先に進む動機付けをつくること、離脱する理由を生み出さないことが重要です。 メルマガを活用した成果(コンバージョン)の目標値 メルマガの最終的な成果が、GoogleAnalyticsのキャンペーンによるコンバージョン率で計測出来たとします。ECサイトであれば当然、メルマガによるキャンペーン以外に、自然流入や広告流入など様々な経路からユーザーが訪れコンバージョンしていきます。 そこで意識したいのは、目標とするコンバージョン率です。コンバージョン率は流入経路に応じて差が出るものです。 例えば煽動力の高い派手な広告から流入したユーザーのコンバージョン率は低く、自然検索から来たユーザーのコンバージョン率は高くなりがちです。このあたりはマーケティングにおける顕在層や認知層による差として浮き彫りになります。 ECサイトにおけるメルマガのユーザーは、購入の際に会員登録をしたことがきっかけでメルマガを受け取るようになっていることが多いですね。ということは顕在層に近しくなりますので、どの広告流入などよりもコンバージョンの見込みは高くなります。 広告やその他どのような流入施策を運用しているかによって相場は変わりますが、サイト全体のコンバージョン率の1. 5〜2倍前後をひとまずの目標として試行錯誤していくことがよいでしょう。 担当者インタビュー:活用支援を受けて 最後に、このようなコンサルティングをさせていただいたシアタープロダクツ担当の山本様に、今回のコンサルティングを受けた感想や、コンサルティングを受けてからメルマガの運用において何か意識的な変化や、運用面での変化など何か良い変化が訪れたか、お聞きしました。 シアタープロダクツプロジェクト・マネージャー山本さくら 様 アナリティクスの解析の仕方やコンバージョンの設定等、問題意識を抱えつつも未着手だったメルマガの効果測定に着手できたことが何よりもよかったです。また、メールマガジンのレイアウト等細かく改善の助言をいただき、疑問点が発生した際も質問に対してご担当の方がクイックに反応してくださり、大変助かりました。 今後は、アナリティクスの解析を習慣づけて、新たな視点で様々な施策を考えて行きたく思います。 今回のコンサルティングでは直接的な小技や知識として学ぶノウハウは極力抑え、効果測定を軸に日々少しずつサービスを改善して育てていくための意識付けやそのポイントについて指導させていただきました。 しかしメルマガの運用に止まらず日々多くの業務を抱える担当者の皆さまにとって、業務のサイクルに新たな手を加えることは決して簡単なことでありません。そんな中で、コンサルティングが終了した後も継続的な意識と実践をしていただけていることをとても光栄に思います。 Benchmark Emailではユーザーの皆様のメルマガ運用において「初めの一歩を支える導入支援」と「より良い成果を目指す活用支援」のコンサルティングをご案内しております。お悩みのユーザーの皆さまは是非お気軽にコンサルティングサービスについてサポートまでお問い合わせください。 株式会社シアタープロダクツ 様のご紹介 「ファッションがあれば世界は劇場になる」をブランドコンセプトとし、エンターテイニングでパフォーマンスの強いプレゼンテーションが特徴。服の製作から販売までの全過程を「演出」と捉え、服そのものから着る人の時間・空間までもプロデュースすることに拘る。 公式webサイト http://www. theatreproducts. co. jp/ オンラインショップ http://shop. theatreproducts. co. jp/ ワークショップ「メルマガから始めるデジタルマーケティング入門」がご好評につき第2回を6/11に開催決定! 熱意あるメルマガユーザーのご参加によって、第1回を無事ご満足いただける形で終えることができ、おかげさまでこのワークショップの第2回を6月11日(月)に開催することが決定いたしました。第2回からは「メルマガから始めるデジタルマーケティング 入門」と名前を改め、また新たな参加者のみなさまならではの取組みにマッチしたワークショップになるよう構成してまいります。 「メルマガから始めるデジタルマーケティング 入門」 6/11 申込みページへ みなさまのお申し込みを心よりお待ちしております。 執筆者兼ワークショップ主催者:一戸健宏(ミヂカナ株式会社)について Web制作会社でディレクターとして長く勤めた後、全国展開の小売事業会社にてWeb戦略およびEコマースのマネージャーへ転身してプランニングから効果測定やグロースハックまで幅広い業務を受け持った。その後、制作サイドとクライアントサイドの両サイドを実体験している経歴を活かし、両サイドに対して「身近な存在となること」をテーマの一つとして、2017年12月、ミヂカナ株式会社を設立する。 ミヂカナ株式会社 https://mijikana. jp/ またWeb制作会社時代に培ったディレクションやCMS「WordPress」のノウハウを活かし、書籍の執筆や講演などもおこなっている。 ■その他のワークショップの開催予定 「PDCAを実現するECサイトディレクション初級講座」 – 定期開催 https://67. org/ws/workshop/detail/0137pdca. html EC案件を担当するWebディレクターや企業でEC部門を担当するマネージャー、双方に必要とされる「ECサイトで抑えるべき全体像」を学び、ECサイトには「何が必要なのか」「どうすれば良いのか」を考えるための判断材料を学んでいきます。 ■書籍執筆の実績 『現場のプロが教えるWebディレクションの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール2』2014年(共著) 『プロが選ぶ WordPress優良プラグイン事典』2013年(共著) 『「公式ディレクトリ掲載テーマ」で学ぶ WordPressサイト制作入門』2013年(単著) 『WordPress 3. x スタートアップガイド』2012年(単著) --- ### 【ワークショップレポート】メルマガから始めるEC戦略(2018/4/17) - Published: 2018-05-15 - Modified: 2020-08-12 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%80%90%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%80%91%e3%83%a1%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%82%ac%e3%81%8b%e3%82%89%e5%a7%8b%e3%82%81%e3%82%8bec/ - Categories: セミナーレポート 2018年4月17日にBenchmark Japan本社にて開催された「メルマガから始めるEC戦略ワークショップ」では、メルマガで成果を上げるための具体的なノウハウを学びつつ、それらのノウハウはデジタルマーケティング全般に通ずること、ひいてはWeb戦略そのものを考えることに繋がっていることを、自身のWebディレクターとECマネージャーの経験を元に、eコマースの事例にして紐解いていきました。 このワークショップは「デジタルマーケティングにおけるロジックとテクノロジー」をテーマの一つとしており、一見すると難しく敷居が高く思われがちですが、参加者の皆様は決してITの専門家ではなく小売、医療、イベント事業など様々な業種の方々が集まる中で、ワークショップ後のアンケートにご回答いただいた全ての方が「大満足だった」とご好評を頂くことができました。 ワークショップの構成 メルマガにおける成果とは何かを考える 成果を上げるまでの導線と指標を理解する マーケティングの視点でメルマガを攻略する 参加者のメルマガを公開レビュー&ディスカッション 今すぐ使えるメルマガの表現とテクニックの紹介 デジタルマーケティングで効果を発揮するテクノロジーの紹介 希望者限定のメルマガ運用における公開コンサルティング 本レポートではワークショップのどんなところが参加者の皆様にご満足いただけたのか、アンケートのご回答内容を交えてワークショップの見所をご紹介いたします。   少人数ゆえの質問のしやすさ、参加者に合わせた進行調整 少人数なので質問しやすい。専門用語が多くなりがちなITセミナーにおいて、ひとつひとつわかりやすく説明をしてもらえた、またそれでも分からないときは気軽に質問ができた 最大参加人数を10人までに限定し、1つの大きなテーブルに参加者の皆様と顔を合わせながらワークショップをおこなっております。 ディスプレイの資料とボードへの手書きを交えて解説 予め用意している資料だけでなく、参加者の様子や質問の状況に合わせてボードへの手書き、口頭での補足を交えて出来るだけ多くの皆様が理解しながら先に進めるよう努めました。 普段知ることの出来ない他社の事例や課題解決の模索 他人の事例を聞けるチャンス、普段1人で参考にできないことが多かった。自分ごとに受け止められるのもよかった このワークショップの目玉として、日頃メルマガに苦心する参加者のみなさまだからこそご満足いただける、 顧客に配信しているメルマガの公開レビュー メルマガに関わるweb戦略全般のお悩みをその場で公開コンサルティング という2大イベントがあります。例えばメルマガの公開レビューでは事前にご共有いただいた参加者の皆様が実際に配信しているメルマガを画面に映し出し、タイトルやデザイン、本文などポイントにおいて、良いところや改善の余地がある点と改善のヒントを共有していきました。 メルマガレビュー例(実際のワークショップではボカシは入りません) 多くの場合、メルマガの担当責任者は1人または極少人数であり、そのノウハウを学びあったり、担当者だからこそわかる運用上の悩みを共有し相談できる場はなかなかありません。 その場で課題解決を模索する公開コンサルティング ワークショップへのお申込みの際にメルマガのレビューとコンサルティングのための情報提供にご協力いただくことで、参加者の皆様ならではの取組みを参加者同士で共有しディスカッションができるだけでなく、専門家であり事業会社のマネージャーでもあった講師が全力でアドバイスさせていただきました。 ご好評につき第2回を6/11に開催決定 ここまでご紹介したアンケート結果の他、以下のようなコメントもいただいております。 メルマガを通じて顧客目線を意識し、ゴールを見据えてWebサイトを見直すきっかけになった 3時間の長丁場だが、間に休憩を挟んだり、座学やディスカッションなどが組み合わさっていて、あまり疲れを感じなかった BenchmarkEmail公式のスタッフの方もいてより安心して質問がしやすかった 熱意あるメルマガユーザーのご参加によって、第1回を無事ご満足いただける形で終えることができ、おかげさまでこのワークショップの第2回を6月11日(月)に開催することが決定いたしました。第2回からは「メルマガから始めるデジタルマーケティング 入門」と名前を改め、また新たな参加者のみなさまならではの取組みにマッチしたワークショップになるよう構成してまいります。 「メルマガから始めるデジタルマーケティング 入門」 6/11 申込みページへ みなさまのお申し込みを心よりお待ちしております。 執筆者兼ワークショップ主催者:一戸健宏(ミヂカナ株式会社)について Web制作会社でディレクターとして長く勤めた後、全国展開の小売事業会社にてWeb戦略およびEコマースのマネージャーへ転身してプランニングから効果測定やグロースハックまで幅広い業務を受け持った。その後、制作サイドとクライアントサイドの両サイドを実体験している経歴を活かし、両サイドに対して「身近な存在となること」をテーマの一つとして、2017年12月、ミヂカナ株式会社を設立する。 ミヂカナ株式会社 https://mijikana. jp/ またWeb制作会社時代に培ったディレクションやCMS「WordPress」のノウハウを活かし、書籍の執筆や講演などもおこなっている。 ■その他のワークショップの開催予定 「PDCAを実現するECサイトディレクション初級講座」 – 定期開催 https://67. org/ws/workshop/detail/0137pdca. html EC案件を担当するWebディレクターや企業でEC部門を担当するマネージャー、双方に必要とされる「ECサイトで抑えるべき全体像」を学び、ECサイトには「何が必要なのか」「どうすれば良いのか」を考えるための判断材料を学んでいきます。 ■書籍執筆の実績 『現場のプロが教えるWebディレクションの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール2』2014年(共著) 『プロが選ぶ WordPress優良プラグイン事典』2013年(共著) 『「公式ディレクトリ掲載テーマ」で学ぶ WordPressサイト制作入門』2013年(単著) 『WordPress 3. x スタートアップガイド』2012年(単著) --- ### EUではじまるGDPRって何?日本のマーケターに必要な対応は? - Published: 2018-04-30 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/eu%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%98%e3%81%be%e3%82%8bgdpr%e3%81%ae%e5%af%be%e5%bf%9c/ - Categories: メールマーケティング 2018年5月25日からEUで適用開始となるGDPRについての基本的な内容と、日本のマーケターが注意すべきこと、またBenchmark Emailがどのような対応を行っているかについて簡単にまとめます。 *当記事はBenchmark Emailの欧州支社Raquel Herreraの記事を元に、日本向けに編集したものです。 Adapt your email marketing strategy to the GDPR General Data Protection Regulation (GDPR): Everything You Need To Know GDPRって何? 「GDPR(General Data Protection Regulation)」は「EU一般データ保護規則」と訳される、個人データ保護のための新たな規則で、2018年5月25日からEU加盟国全てに適用される予定の規則です。*英国はEU離脱が決定しているため対象となりません。 現在もEU域内には個人データ保護の条例がありますが、加盟国28カ国がそれぞれ独自の規制を適用しており、国際取引において運用が困難な面がありました。 そこで、今回のGDPR導入によって、EU域内での個人データ保護ルールを一本化し、運用をスムーズに、強固なものにしようという訳です。 また、GDPR導入によって現在各国が定める個人データ保護条例が無効になる訳ではなく、GDPRより限定的な内容は引き続き適用可能です。 メールマーケターが対応しなければならないことは? 適用対象は? GDRPはEU域内の「個人データ」の「移転」を規制するものです。つまり、EU域内で個人データを取得している場合、ビジネスの規模を問わず対象となります。そのため、日本企業が日本でビジネスをしていても、メールマーケティングを行う対象者・読者がEU域内にいるのならば対象となります。 国籍や居住地を問わず、EU域内にいる個人のデータを取り扱う場合に対象となりますので、EU域内に事務所を構えてビジネスをする場合はもちろんですが、そうでなくても日本からEU域内のユーザーに商品やサービスを販売したり、メールを配信するために個人データを取得しているのならば適用対象となります。該当される場合、法務部や、法律の専門家へのご相談をおすすめします。 詳しくはこちらもご参照ください。 「EU一般データ保護規則(GDPR)」に関わる実務ハンドブック(JETRO) EU一般データ保護規則(GDPR)の概要と企業が対応すべき事項(EY Advisory) 個人データとは? 「識別された、または識別され得る自然人に関するすべての情報」と定義されていますが、例えば「氏名」「識別番号(カード番号など)」「住所」「メールアドレス」、その他にも個人を識別できる様々な情報が含まれます。 個人データの移転とは? 例えば、日本企業がEU域内でビジネスを展開する場合に、現地法人の従業員の人事情報を日本で扱いたければ(つまり日本へ移転したければ)、EUから「EUと同じ基準でプライバシー保護をしている」と承認を得る必要があります。 日本は残念ながらEUから十分性認定を受けていないからです。そこで、EU域内の個人データを日本へ「移転」するためには、データ移転毎に結ぶ「標準契約条項」(SCC)、企業グループ内で包括的に結ぶ「拘束的企業準則」(BCR)に関する承認、本人の同意などが求められます。 Benchmark Emailの対応は? 前出の適用対象になるマーケターの方々の為に、Benchmark Emailがグローバルにどのような対応をしているかをご説明します。 「忘れられる権利」への対応 今回の規制の中でも、マーケターに最も大きな意識的変化が必要になるのが第17条の”right to be forgotten”「消去の権利(忘れられる権利)」への対応です。 データ管理者は、データの持ち主から個人データ削除の要望があれば、そのデータをすぐに削除されなければなりませんし、もし拒否するならばその理由を説明しなければなりません。 (参考記事)「忘れられる権利をめぐる動向」 ではメールマーケティングの実務においてはどのようなケースが想定されるでしょうか?Benchmark Emailに登録されたデータが削除されるシナリオは2パターン考えられます。 パターン①Benchmark Emailユーザー→Benchmark社 Benchmark Emailユーザーが登録しているデータを消したい場合、Benchmark社が削除する パターン②購読者→Benchmark Emailユーザー→Benchmark社 購読者が登録した情報を削除したい場合、Benchmark Emailユーザーは対応しなければなりません。唯一、既に購読者が購読解除していて「配信停止リスト(Unsubscribe List)」に入っている場合、Benchmark Emailユーザー側では削除ができないため、Benchmark社のサポートへ該当アドレスを通知していただき、Benchmark社側で削除を行います。 (FAQ) EU一般データ保護規則(GDPR)への対策について 購読者による、購読の解除・登録情報編集への対応 情報管理責任者へは、配信するメールへの登録情報更新(Manage Subscription)の表記が義務付けられており、Benchmark Emailではフッター表示項目に追加することができます。 FAQ:フッターを英語で表示するには メール上での表記(“Manage Subscription” の箇所は日本語では「登録情報更新」と表記されます) (英語) (日本語) 登録情報の編集機能は、現在は氏名とメールアドレスのみが変更可能ですが、今後はその他の項目も変更が可能になる予定です。 購読者が登録情報を編集できる画面 (英語) (日本語) 購読者の同意 登録フォーム内で、発行者のプライバシーポリシーへのリンクに対するチェックボックスを設置することができます。 設置方法はこちらのFAQページをご覧ください。 (FAQ) EU一般データ保護規則(GDPR)に準拠した登録フォームにチェックボックスを追加することはできますか? Benchmarkでは、GDPR規制の基準を満たすためにプライバシーポリシーをアップデートして参ります。 Privacy Policy for Benchmark Email (関連記事) 世界一厳しい? ヨーロッパの個人情報に関する新協定『Privacy Shield』を知っておこう! スイス‐米国間のプライバシーシールドフレームワーク対応について --- ### スイス‐米国間のプライバシーシールドフレームワーク対応について - Published: 2018-04-30 - Modified: 2020-06-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%82%b9%e3%82%a4%e3%82%b9%e2%80%90%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e9%96%93%e3%81%ae%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%90%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%89%e3%83%95%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%a0/ - Categories: メールマーケティング 当記事はBenchmark Email米国本社Andy Shore執筆の”Benchmark Email is Swiss-US Privacy Shield Certified“を基にしています。 Swiss – U. S. Privacy Shield Frameworkとは? スイス連邦とアメリカ合衆国は年初にSwiss – U. S. Privacy Shield Framework(スイス‐米国間のプライバシーシールドフレームワーク)に合意しました。Privacy Shieldとは、EU加盟国から米国に移転される個人データの保護を強化するために、2016年に両政府間で合意された枠組みのことです。認定されている企業は、スイス-米国間での個人データの取り扱いが可能となります。 従来の個人データ移転のフレームワークでるSafe Harbor Framework(セーフハーバー協定)はこのフレームワークに置き換えられることとなり、以前よりもさらに強固な個人データの取り扱い手続きを定めています。 個人データ保護のフレームワークがグローバルに整備されている今、日本のマーケターにも是非知っておいていただければと思います。 (参考記事) 世界一厳しい? ヨーロッパの個人情報に関する新協定『Privacy Shield』を知っておこう! Benchmark Emailはスイス-米国間プライバシーシールドフレームワークの認定を受けており、またEU-米国間の個人情報移転に関する新協定である「Privacy Shield」のデータ保護要件に準拠している企業にも選ばれています。 Benchmark Emailは今後もプライバシーポリシーをアップデートして参ります。 Privacy Policy for Benchmark Email (関連記事) EUではじまるGDPRって何?日本のマーケターに必要な対策は? --- ### 【ワークショップレポート】開封されるメール件名に必要なラベル表現とインサイト表現とは? - Published: 2018-04-23 - Modified: 2020-10-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workshopreport_title_label_insight/ - Categories: セミナーレポート, 開封率・到達率 2018年3月26日に、「開封されるメール件名の作り方」と題して、Benchmark東京本社にてメール件名の制作ワークショップを開催し、様々な業種のメールマーケティングに携わる方々に参加頂きました。 メルマガを執筆、配信しているみなさんにとって、メールの件名制作は開封率を左右する重要な業務です。 最近では、スマートフォンではメール受信を知らせるホーム画面で、件名だけでなく本文の冒頭も表示させて、開封支援を行ってくれているので、PCに比べて内容が垣間見られるようになりました。 しかし、PCでメールを受信・閲覧しているユーザーには、まだまだ件名だけで開封を判断されてしまいます。 わずか十数文字しか表示されない件名で、受信者が開封したくなる気持ちにさせるのは容易ではありません。 「メール 開封 件名」といったワードで検索すると、開封される件名を作るには、「具体的に。簡潔に。読者の興味関心を刺激する。具体的なイメージを沸かせる。シチュエーションを想像できるようにする。ユーザー目線で書く」といった考え方が、件名例とともに提示されています。 しかし、考え方と件名例の提示だけでは、件名例が自社のメルマガの商品やターゲットユーザーと異なる場合、想像力と思考力を稼働して、自社のケースに当て嵌めて考え直す必要があります。この考え直す作業はなかなか難しいものがあります。 そこで、今回のワークショップでは、例文は提示せず、ユーザーのインサイトを突くワード探しを支援するフレームワークを使用し、頭の中だけで考えたり、ただ紙に書きだしたりするより簡単かつ適切に、メールの件名を制作できるようにしました。それにより、ただでさえ他の業務でも忙しいメルマガ担当者の負担を減らし、効果を上げて頂くことを企図しました。 当日のプログラムは下記の通りです。 —————————————————————- 1. メール件名の、ラベル表現とインサイト表現 2. インサイト発見ワークショップ -フレームワークの手順説明 -ワークシート作成 -発表、共有 3. Benchmark Emailで実現できること —————————————————————- メール件名の、ラベル表現とインサイト表現 メールの件名には、「ラベル的な表現」と、「インサイトをついた表現」の二種類があると考えます。 ラベル的な表現とは、ユーザーの登録情報などに基づいた、自動化が可能な、件名の表現です。 それらの情報には、氏名、性別、年代、居住地、職業、課題、価値観、ブランド、希望条件、購入・閲覧履歴、トライアイルユーザー・有料ユーザーなどがあります。 こうした情報はユーザー自らが入力したものですから、メール受信時に印象に残るだろうと考えるのはごく自然なことです。例えば、かつて予算10,000円以下で、北海道のツアー旅行を希望したものの、カゴ落ちしたユーザーが多数いたとして、同じ条件のツアー商品が出たなら、その希望条件を件名に入れたメールをつくるといったことです。 しかし、こうした件名は、受信したユーザーからすると、自分にラベル・レッテルを貼られているような印象を与えます。明確に企業にマーキングされているような感じがする、見透かされているような感じがする、と言ってもいいかも知れません。 ご自身がそうしたメールを受け取った経験があればお分かり頂けると思いますが、これは決して良い印象をユーザーに与えず、したがってメールを開封される可能性も減少してしまいます。 一方、インサイトをついた表現とは何かと言いますと、「生活者の要求の本音、核心、ツボ」を掬いだしたような表現のことを指します。 ユーザーのインサイトをついた表現や行動設計ができると、購買点数や客単価、CVRが上がるといった良い効果があります。(※「消費者インサイト 事例」などのワードで検索しみてください) ワークショップでは、この考え方をメールの件名作成にも活かすことを目指しましたが、メール作成者がインサイトをついた表現をつくるには、一つ大きなハードルがあります。 それは、メールの対象となる商品やキャンペーンなど、自分自身が関わるモノゴトについては、どうしても心理的バイアスがかかってしまうということです。 これはメーカーや売り手目線と、ユーザー目線の違い・隔たりとも言い表せますが、どうしても自分自身の思い込みが入ってしまって、ユーザー目線に立った表現ができなくなってしまいます。 こうした自身のバイアスに捉われた表現をしてしまってから売り上げが思わしくなかったところを、ユーザーインサイトをついた表現に変えた結果、大きく売り上げを回復した事例として、本セミナーでは、ショップジャパンの掃除機を取り上げました。 当初、強い吸引力で、床や畳、絨毯など、「使う場所」を選ばないことを訴求した表現を行っていましたが、これがサッパリ売れない。入念なリサーチを通じて、ある表現に変えたところで売上が劇的に回復したのですが、どのようなユーザーインサイトをついた表現を行ったかは、ぜひ次回以降のセミナーにお越し頂ければと思います。 それでは、ここから具体的にどのようなワークを行ったかをご覧いただきましょう。 情報をバラし、地に合わせた表現に言い換える まず「対象の情報をバラす」ということについて、下記のワークシートをご覧頂きながら解説します。 ある商品なりキャンペーンという情報は、部品、成分、機能、ベネフィット、産地、年代、色、形、数量など、一つ一つの細かな情報の集合体です。 そうして出来上がっている情報は、その情報を見聞きするユーザーによっても、その情報を届けるメディアによっても、受け止められ方(その情報の響く部分)が変わってきます。そして、それはその商品やキャンペーンに関わっている自分自身の心理的バイアスがかかっています。 そのため、心理的バイアスから逃れ、最もその情報を受け取ってほしいユーザーに響くようにするため、対象となる商品やキャンペーンが、どんな情報で出来上がっているのかということについて意識的になるため、一度情報をバラす(解体する)ことを行います。 この情報をバラすにあたって、大きく「要素」、「機能」、「属性」の3つに分類します。 「要素」はその商品全体を構成する部品、パーツ、素材など。 「機能」は性能、効力、ベネフィットなど。 「属性」は商品名や商品コピー、産地、年代、生産者・開発者などです。 ワークで大事なのは、バラした情報がどこに入るかということよりも、色々な情報の集合体を細かく解体することが目的なので、迷ったら適当にどこかに入れる、くらいの気持ちでかまいません。 一例として、メール配信システムである「Benchmark Email」を例に表を埋めてみますと、例えばこのような展開ができます。 情報をバラしきったら、次のシートです。 ここには、メールを開封してほしいユーザーの姿、状態、性別、年代、職業、課題、価値観などを記入します。 ここでポイントとなるのが、このシートを下に置き、上述の情報をバラしたシートを上に置いて、分母と分子のような関係にすることです。 ゲシュタルト心理学には、情報には「地と図」があるという概念があります。 これは、情報をある「地(分母)」に置くと、「図(分子)」となる表現が変わるということを示すもので、地には、媒体、筐体、目的、ユーザー(ターゲット)などが入ります。 実際、ある情報をPCとスマートフォンで見ようとすれば、その表現は大きく変わり、ある商品も男性と女性向けでは訴求するポイントが変わります。 ワークでは、情報を届けたいユーザーを地に置くことで、バラした情報がそのユーザーにとって、「どのような意味を持つのか?」、「どのような価値があるのか?」、「そのユーザーにより相応しい表現」を考え、その言い換えた表現を、1シート目の空欄に書き入れます。 こうすることで、一度バラした情報を、そのユーザー目線に立った表現にし直すことができます。 再び先ほどのBenchmark Emailの例ではこのような書き方ができるかもしれません。 最後に、その表現しなおした言葉を組み合わせ、「てにをは」でつなげることで、メールの件名に落とし込みます。 Benchmark Emailだと、例えば数値を入れて下記のようなキャッチーな件名をつくることができますね。 ワークでは同一のフレームワークを使用し、どのようなアウトプットが出たかを参加者のみなさんで発表し、情報の言い換えについての気づきや学びを共有して頂きました。 本ワークショップは、定期的に開催していく予定です。 Benchmark Emailのニュースレターで案内をしていきますので、まだご登録されていない方はブログ内の「メルマガ登録」からご登録ください。 現在のメールの件名を考える作業をより効率的に、効果的にしていきたいとお考えの際は、ぜひご応募ください。 過去のイベントレポートはこちら 関連記事: メルマガの業種別平均開封率レポート【2018年度版】 --- ### 効果測定のノウハウを理解しメルマガの成果を上げる!活用支援事例:シアタープロダクツ様(第1回) - Published: 2018-04-08 - Modified: 2020-08-12 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/mijikana_theaterproducts/ - Categories: ユーザー事例 Benchmark Emailでは、メール配信システムに加え、ユーザー企業様がスムーズに運用を開始するための導入支援や、より効果的に利用していただくための活用支援サービスを提供しております。 今回は、大胆な柄や色使いやデザイン性の高さが特徴のアパレルブランド「シアタープロダクツ」様に、Web戦略立案~コンテンツ制作~運用サポートまでを行うBenchmark Email認定パートナー企業、ミヂカナ株式会社の一戸健宏が、活用支援のコンサルティングを行わせていただきました。 担当者インタビュー:活用支援を受けた背景 メールマーケティングの担当者でありシアタープロダクツでプロジェクト・マネージャーを務めている山本様に、Benchmark Emailの導入に至った経緯やいざ使い始めてからの悩みなどお話をお伺いいたしました。 シアタープロダクツプロジェクト・マネージャー山本さくら 様 弊社が、1年前に自社ECをはじめて、やっと運営にも慣れ始めSNSやメールマガジンと連動してもっと効果的な売上をだしたい、と思っていたタイミングでお声掛けいただきました。 売上をだしたい、とは思っていたのですが、日々の業務に追われなかなかメルマガの効果的な施策へのリソースを避けない中で、ぜひプロの方から勉強させていただきたく、今回取り組みをさせていただきました。 コンサルティングにあたってまずは現在の利用状況、運用フローなどをヒアリングをさせていただいたところ、メールマガジンの作成や配信といったBenchmark Emailの基本的な使い方は問題無いものの、配信結果である開封率やクリック率などを見ても、メールマガジンの成果が出ているのか、その良し悪しの判断がつかないというお悩み、課題がありました。 効果測定でメルマガの成果のその良し悪しを判断する Benchmark Emailでは配信したメールマガジンの配信結果を、 開封数 エラー件数 未開封 クリック数 などの視点から管理画面から簡単に確認することができますが、シアタープロダクツ様のヒアリング時に見せていただいた配信結果は以下のとおりでした。 実際に配信したメルマガの配信結果 重要な指標である開封率(メール開封数)が約35%、クリック率(リンククリック数)が約11%という結果が出ていますね。指標の水準は国や業種、対象となるユーザーの主なデバイスなどにも依存します。当ブログでは先日業種別のメルマガの平均的な成果についてレポートを掲載しました。 2018年業種別メールの平均開封率レポート (最新版はこちら:メルマガ平均開封率レポート【2019年度版】) このレポートから判断するに、シアタープロダクツ様の配信結果は極めて良好といえますね。ではなぜ良好な結果が出ているのか。理由として主に以下のようなことが考えられます。 メルマガのデザインがよかった メルマガのコンテンツ自体がよかった 配信のタイミングがよかった 配信者対象者の質がよかった シアタープロダクツ様のメルマガは良質な商品を紹介する雰囲気を重視した綺麗なメールマガジンであり、ブランドのファンが新作情報などを楽しめる読み物であるともいえます。また、配信の対象者には交流の深い同業パートナーや実際に店舗でお買い求めいただいたお客様など、”質の高い”ユーザーが多いことが見受けられました。 成果を大いに左右する配信対象者の質とは 配信対象者の質、と表現すると少し問題のある表現かもしれませんが、ブランドに対する興味関心の強さ、モチベーションの高さと同義です。 メルマガはSNSと同様に手軽に配信を受けることができます。そのため「気にはなっているけどまだ購入意欲は沸いていない。とりあえずフォローしておく」といった関心度の配信対象者も当然ながら多く含まれます。配信対象者の母数が大きくて、配信する側に熱量があれば必ず成果が出る、というわけではないところが難しいところですね。配信対象者の属性を認識し、それに合わせて内容を吟味する必要があります。 メールマーケティングの戦略では、配信対象者をどのように獲得するかが極めて重要です。 さて、では「良質な配信対象者を獲得しており、開封率もクリック率も良い」シアタープロダクツ様のメルマガは、もはやテコ入れする必要が無い、コンサルティング泣かせの既に良くできているメールマガジンであるということで話が終わってしまうかというと、実はそうではありません。 正確には「まだ成功していると判断することができない」状態でした。それはなぜかというとメルマガから先の動きを捕捉できていなかった点にあります。 効果測定はメルマガの中だけでは終わらない 多くのメールマガジン配信者は配信自体を目的としておらず、メールマガジンを配信することによって「商品を購入したり」「会員登録をおこなったり」「サービスを利用したり」など、ユーザーのアクションを目的としていますね。 そしてそのアクションは、ユーザーがメールマガジンを開封して、コンテンツをクリックして、Webサイトに移動した先からが本番になります。つまりメルマガ本来の目的であるユーザーのアクションの成果は、Benchmark Emailの管理画面上だけでは最後まで見届けることができません。 そこでBenchmark Emailでは、配信したメールマガジンの成果とその先のWebサイトの成果を紐づけるために、「Google Analytics」と連携する機能が備わっています。 メルマガ作成時の詳細設定画面 設定画面の「トラッキング」の項目において「Google Analytics連携」をオンにして、「Google Analytics用タイトル」を入力しておくことで、配信した際のメルマガの成果がGoogleAnalyticsのキャンペーンとして連携できるようになります。 ではGoogleAnalyticsのキャンペーンと連携できると、どのような効果測定が可能になるのか。 次回の記事では、メールと、誘導先のWebサイトの双方の視点から効果測定をすることが、メールマガジンをより効果的に活用できることをご紹介いたします。 (第2回)メルマガの先にあるゴールを意識する!活用支援事例:シアタープロダクツ様 株式会社シアタープロダクツ 様のご紹介 「ファッションがあれば世界は劇場になる」をブランドコンセプトとし、エンターテイニングでパフォーマンスの強いプレゼンテーションが特徴。服の製作から販売までの全過程を「演出」と捉え、服そのものから着る人の時間・空間までもプロデュースすることに拘る。 公式webサイト http://www. theatreproducts. co. jp/ オンラインショップ http://shop. theatreproducts. co. jp/ 執筆者:一戸健宏(ミヂカナ株式会社)について Web制作会社でディレクターとして長く勤めた後、全国展開の小売事業会社にてWeb戦略およびEコマースのマネージャーへ転身してプランニングから効果測定やグロースハックまで幅広い業務を受け持った。その後、制作サイドとクライアントサイドの両サイドを実体験している経歴を活かし、両サイドに対して「身近な存在となること」をテーマの一つとして、2017年12月、ミヂカナ株式会社を設立する。 ミヂカナ株式会社 https://mijikana. jp/ またWeb制作会社時代に培ったディレクションやCMS「WordPress」のノウハウを活かし、書籍の執筆や講演などもおこなっている。 ■先着10名までのBenchmark Emailユーザー限定のワークショップを開催いたします 「メルマガから始めるEC戦略ワークショップ」 – 20184/17 https://mijikana-benchmark. peatix. com/ Benchmark Emailをご活用いただいておりますユーザー限定で、メールマガジンを活用してWebサービスやeコマースで成果を上げるためのノウハウを、Web制作の専門家であり事業会社にてWeb戦略マネージャーの経験を持つBenchmark Email認定パートナーが解説いたします。 ■その他のワークショップの開催予定 「PDCAを実現するECサイトディレクション初級講座」 – 定期開催 https://67. org/ws/workshop/detail/0137pdca. html EC案件を担当するWebディレクターや企業でEC部門を担当するマネージャー、双方に必要とされる「ECサイトで抑えるべき全体像」を学び、ECサイトには「何が必要なのか」「どうすれば良いのか」を考えるための判断材料を学んでいきます。 ■書籍執筆の実績 『現場のプロが教えるWebディレクションの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール2』2014年(共著) 『プロが選ぶ WordPress優良プラグイン事典』2013年(共著) 『「公式ディレクトリ掲載テーマ」で学ぶ WordPressサイト制作入門』2013年(単著) 『WordPress 3. x スタートアップガイド』2012年(単著) --- ### ナビゲーションは8つから5つへ!Benchmark Email 新UIの変更点まとめ - Published: 2018-04-01 - Modified: 2020-06-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newinterface/ - Categories: お知らせ Benchmark Emailは2018年から操作性の向上を目的とした新しいユーザーインターフェイス(以下UI)への移行を行わせていただいておりますが、旧UIでの操作に慣れていただいているユーザー様には面倒をおかけすることもあるかと存じます。貴重なご要望もたくさんいただいており、引き続き改良を進めて行くと共に、FAQなどで用いている画像の差し替えも順次進めてまいります。 本日は特にお問い合わせを多くいただいております、新UIへの移行時に変更となった各機能へのリンク(ナビゲーション)についてまとめました。 ダッシュボードについて 旧UIでは8つのナビゲーションがございました。 -ダッシュボード -メール -メール作成 -EMA -ツール -レポート -画像/動画 -コンタクトリスト ここから、「ダッシュボード」「メール作成」「EMA」「ツール」「画像/動画」の5つがなくなり、一方で「アンケート」と「オートメーション」の2つが追加され、結果的に新UIのダッシュボードではナビゲーションは5つとなりました。 -メール -オートメーション -コンタクトリスト -アンケート -レポート 具体的な変更箇所について ここからは新UIで減ったナビゲーションがどこに移動したのかを中心にご説明いたします。 ダッシュボードへのリンク 左上の「ロゴ」のクリックへと変更となりました。 「メール作成」 新UIの「メール」内に移動しました。 「画像/動画」 新UIの右上の「アカウント設定」内へと移動しました。 「アカウント設定」をクリックすると左下に表示されます。 「登録フォーム」について 旧UIで「コンタクトリスト」内にあった「登録フォーム」ですが、リストを増やす機能であるため、新UIでも引き続き「コンタクトリスト」内に設置しています。こちらは移動はしていませんがお問い合わせを多くいただくために記載いたしました。 旧UIでは「ツール」内にあった登録フォームですが 新UIでは「コンタクトリスト」をクリックすると 左下に表示されます 「ホットリード」について 旧UIでは「ツール」内にあったホットリード機能ですが、メールを開封・クリックしたユーザーを抽出してコンタクトリストを生成する機能であることから、新UIでは「コンタクトリスト」内へと移動しました。 旧UIでは「ツール」内にあったホットリード 新UIでは「コンタクトリスト」をクリックし 「新規リストの作成」をクリックすると 「ホットリード」が表示されます (参考)ホットリード機能とは? 「EMA」について 「EMA」は配信を自動化する機能であるため、ステップメールと共に「オートメーション」内に移動しました。 「オートメーション」をクリック (参考)EMAとは? 最後に 当記事はご要望に応じて随時追加していければと思います。 引き続きBenchmark Emailをよろしくお願いいたします。 こちらの記事も是非ご覧になってください。 こんな機能があったんだ!?2017年機能アップデートまとめ メルマガデザインの作り方「Benchmark Email編」 --- ### RSS Email機能で最新情報を届けよう - Published: 2018-03-11 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how_to_use_rss_to_email/ - Categories: 機能・便利ツール こんにちは、カスタマーサクセスの赤木です。 メディアやニュースサイトの運営者など、巷のニュースや情報の収集に余念がない方に馴染み深いRSSフィードですが、Benchmark Email ではRSSフィードを連携させて、メディアなどの最新情報を配信することが可能です。 なんだか敷居が高そうなRSS機能ですが、今回は設定方法から過去のにユーザーから多く寄せられた質問まで幅広く取り上げてありますので、ぜひこの記事を参考にしてRSS機能を使ってみてくださいね。 RSS Email機能とは RSSはReally Simple Syndicationの略称で、ウェブサイトの見出しや要約を構造化して記述するフォーマットです。ニュースリーダーの購読や、様々なサイトの更新情報を受け取ることができます。 RSSメールを利用することで、フィードやブログの更新を購読者に知らせることができます。 また、RSSメールは更新が行われた際に自動的に配信され、配信頻度は毎月、毎週、毎日といった様に設定することも可能です。 メディアやニュースサイトの運営者や、定期的にお知らせを配信したい店舗やファンクラブなどのサイトをお持ちの方にぜひお試しいただきたい機能です。 設定・操作方法を解説します RSSメール作成〜稼働まで まずはBenchmark Emailアカウントにログインします。左メニューの「メール」をクリックします。 メール作成画面に切り替わるので、右上にある「メール作成」をクリックします。 すると、メールの種類を選択できるので「RSSメール配信」を選びましょう。 通常のメール作成と同様、エディタを選ぶことができます。今回はドラッグ&ドロップ形式にしてみます。選んだら「次へ」をクリックします。 メールの件名などの概要を設定していきます。 そして利用するRSSフィードURLを入力します。メールに関する基本的な情報を入力し、保存&次へをクリックして続行します。もしRSSフィードURLがわからない場合は以下のFAQを参考にしてくださいね。 参考:RSSフィードのURL取得方法は? 配信先のリストを選択したら、いよいよメールの作成です。 ドラッグ&ドロップエディタを選択した場合は、メールのテンプレートを選択します。 既存のメールテンプレートや過去のメールをもとに作成することも可能ですが、RSSフィードを利用するなら白紙レイアウトにある「RSS」がフィードの配信に最適化されているのでおすすめです。 保存して次へをクリックして続行します。 もちろん、通常のメール同様画像を入れたりボタンを追加することもできます。 送信頻度は「毎日」「毎週」「15日ごと」「毎月」から選ぶことができます。 なお、フィードが更新されない場合、つまりブログなどの更新がない場合は配信されないのでご注意ください。 RSSメール、その他の操作について 稼働させたRSSメールを停止した場合は、メール一覧画面から該当のメールを探し、右側の「... 」をクリックします。すると「停止」の項目が出るのでこちらをクリックして「許可」をクリックすれば配信が停止されます。 再開したい場合も同様の操作で可能です。(「停止」が「稼働する」になります。)詳しくは以下のFAQをご覧ください。 FAQ:RSSメールの作成方法について また、メール作成画面で出てきた などのタグですが、実際のメールでは以下のように表示されます。 RSSフィードのタイトルが表示されます。 RSSディスクリプション(記述)が表示されます。 RSSが発行された日付が表示されます 他にもいろいろなタグを設定できるので以下のページを参考にして試してみてくださいね。 FAQ:BenchmarkEmailで利用可能なタグ一覧 ちなみにBenchmark Email BlogもRSSフィードがあります(ぜひ登録してみてくださいね!)。メール作成画面ではこのような感じです。RSSのテンプレートを使用し画像とテキストを追加しただけのシンプルな構成です。 こちらを配信し、受信するとこういう感じになります。 それぞれ以下のように反映されました。とはプログラミングでいうループ処理の役割をするタグで、更新されたフィードの数だけアイテムを表示してくれます。 RSS の注意点 過去にBenchmark Email サポートに寄せられた質問などから、RSS機能を使う上で注意したいポイントをご紹介します。 RSSメールが配信されません。 まずRSSメールが配信され、稼働しているかを確認しましょう フィード内に新しいコンテンツが加わらない限り、RSSメールは配信されることはありません。 RSSフィード内の”lastBuildDate””pubDate”タグを確認しましょう。 FAQ:なぜRSSメールが届いてないのですか また、RSSメールの配信時間は、設定をして反映されるまで24時間待つ必要があるため、「毎日配信」の設定にした場合に「設定したスケジュール」と「稼働を開始したタイミング」によっては思い通りに配信されないことがあります。 さいごに RSS機能について、使う上でのメリットから設定方法、注意するべきポイントまで解説していきました。 みなさんもぜひRSS機能を試してみてくださいね!それでは、赤木でした! RSS機能にピンときたメディア運営者の方にはこちらの記事もおすすめです。 ・オウンドメディアでのステップメール施策の失敗と改善をせきららに大公開 ・【Webメディア向け】メール特化型MAを使いこなす!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・Webメディアから学ぶ!オウンドメディアのニュースレター向けHTMLメールデザイン17選 その他機能紹介記事: ・効果的なメールアンケートの作成から活用方法までを解説! ・多言語でのメルマガ配信、複数アカウントの一括管理に!サブアカウント機能の活用例 ・WordPressプラグインでメルマガ配信する方法を図解してみた --- ### ほぼ届かない!?中国のお客様へメルマガ配信する際に知っておくべきこと - Benchmark Email China責任者へ突撃インタビュー > 中国でのメールマガジン配信には、メール不達の問題が存在します。その原因の多くが、qq.comや163.comなど中国で利用されているドメインのセキュリティーの高さであることをご存知でしょうか。本記事では、中国国内のメール配信事情をご紹介します。 - Published: 2018-03-01 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_sending_newsltter_to_china/ - Categories: メールマーケティング, 開封率・到達率 *本記事は、2016年8月に公開した記事に統計情報のアップデートを追記したものです。 みなさんこんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 今やホテルやショップ、はたまた展示会などでも海外からのお客様を受け入れることが当たり前になってきましたね。 日本政府観光局(JNTO)の訪日外客統計によると、2016年5月の時点で50万人以上もの方が中国からやってきているそうです。(国別来日客数トップ。台湾はついで37. 6万人)。*2018年8月の時点では、中国からの訪日者は86万人に増加。当然、中国の方のメールアドレスを取得する機会も増えているかと思います。 そこで今回は中国のお客様へメールマガジン配信を考えている方に、中国国内のメール配信事情についてBenchmark Email China & Taiwan のセールス&マーケティング責任者でカントリーマネージャーの美蓮(メイリン)を訪ね、直撃インタビューを行いました。 中国ではコンテンツの取り締まりが厳しい Benchmark Email China 責任者の謝 美蓮 中国では2016年3月10日より、新たに外国企業のインターネットコンテンツ配信を禁ずる規定を施行されたのをご存知ですか?これによると今後以下のような配信が禁じられるそうです。 ”外国企業、および外国企業と中国企業の共同事業や合弁会社からテキストや地図、ゲーム、アニメ、オーディオ、ビデオといった様々なコンテンツをオンライン配信することが禁じられる。電子化された書籍や、芸術・文芸作品なども対象に含まれる。” しかし、メールマガジンについては対象外となるので、積極的に中国のお客様とのコミュニケーションを行うには最適なツールです。 ですが、同時に中国でのメールマガジン配信には大きな問題が存在します。それはメール不達の問題です。送ったメールが届かないという状況が日本よりも多く起きているのです。 One to Oneのメール配信のケースですが、事実中国ではGmailの利用が制限されており、日本からGmailのアドレスでメールを送った場合、送れないといった状況が度々起きているそうです。 その多くが、中国で利用されているドメインのセキュリティーの高さが原因なのです。 中国で人気のメッセンジャーアプリ「QQ」のドメインは全てのメールをブロックするって本当? ここに、1つの例をご紹介します。 皆さんはテンセントQQ(俗にQQ=キュウキュウと言われている)という中国のサービスをご存知ですか?中国では数億人規模でアカウントを作成されている大人気のメッセンジャーアプリで、チャットはもちろん、通話ができたりスマホアプリで決済も出来るなど、中国版Lineのようなサービスです。 またこのアカウントを持つことで、QQドメインのメールアドレス(@qq. com)を取得することができるそうです。 インタビューの中でメイリンが対中国配信で気をつけないといけない事として挙げていたのがこのqq. comであり、独自で厳しいセキュリティーシステムを導入して、受信に大きな問題を及ぼしているそうなんです。 メイリン曰く、中国でおおよそ90%以上の人がこのドメインを活用しているそうなのですが、qq. comへの配信はその90%以上がエラーとなってしまうとのことです。(それだけ国内でのチャット利用が生活に根付いているとも取れますが) メイリンは中国国内での企業からのメールマガジンというのは、日本ほど浸透しておらず、スパムになろうとお構い無し、メールをただ送って終わり!というのが現状なのだと語っていました。(もちろん、中国国内でメールマガジンを配信しているすべての企業がこのような運用を行っているということではありません。) このような環境下だからこそ、サイバー犯罪の被害を防ぐためにQQは独自のセキュリティーを設けているのかもしれません。 Benchmark Email Chinaで独自に調査した結果、以下のような状況下でqq. comへの配信は全てエラーになってしまうことがわかりました。 一度に多数のメール受信を行った場合 アドレスの打ち間違いや、無効なアドレスに送信している場合 メールの容量が著しく重たい 1度の配信で、同じサーバー(IPアドレス)からの送信数がQQが定めた規定数を超えている場合(QQは毎分、毎時間、1日の間隔で配信上限をチェックしており、これらのどれかでも規定を超えた場合、配信はエラーとなります) メールの内容が大量配信向けの内容(メールマガジンなど)と見なされた場合 これだけ見ると、日本における携帯への配信に対するセキュリティー対策とそれほど大きくは変わりませんが、90%のメールがブロックされているという事実を見ると、セキュリティーの厳しさは日本のそれとは比べものにならないのかもしれません。 中国からのお客様のメールアドレスを取得するときには注意深くチェックし、QQドメインではなく会社ドメインのアドレスなど別のものを受け取るといった打開策を取るようにしましょう。 またBenchmark EmailではKickboxというツールを導入しエラーアドレスを見分けるサポートを行っています。エラー配信になるアドレスをリストから省くことで配信到達率を改善させることが見込めます。 ※中国のポータルサイト、「網易」が提供するドメイン(@163. com、@126. com)でも同様に配信によるエラーを引き起こすそうです。 そもそも中国でメールマガジンは読まれているの? 先にも述べましたが、中国でのメールマガジン配信は大多数が「ただ送ってそれでおしまい!」という状況です。残念ながらメールをマーケティングツールとして活用するという文化はまだ根付いていないそうです。 これだけ聞くと中国でメールマガジンは不必要?とネガティブな印象を受けるかもしれませんが、中規模以上のビジネスともなると、やはりその重要性は必然と言えるでしょう。 費用対効果を考えても雑誌の1ページに広告を掲載するよりもリーズナブルである事、また中国という広大な土地でビジネスをする以上オフラインでのマーケティングだけではリーチできないということも事実です。 合わせてメイリン率いるBenchmark Email ChinaはHTMLメール配信により、誰が開封したかといった効果が目に見える事が効果検証にも役立たせるというマーケティング的な考え方の普及に邁進しており、数年後には中国でも環境に変化が起きているかもしれませんね。 中国でもメールマガジンのデザインはシンプルなものが好まれ始めてきている ところで中国で好まれるデザインとはどういうものでしょう? 上記はBenchmark Email Chinaのデザインチームが作成した中国向けメールマガジン用テンプレートです。とても洗練されたデザインです。 少し前までは赤や金色を背景に活用したいかにも中国らしいデザインが流行っていたようですが、欧米からの影響もあり、こういった落ち着きのある見やすいものを配信する企業が増えてきているとのこと。 ちなみに今年に入って、欧米ではGIFや動画をメールマガジンに活用することがトレンドになっていますが、中国ではその流れはまだないそうです。 (日本ではこのトレンドの流れは徐々にきていて、GIFを使ったメールマガジンを配信している企業もあります。関連ブログ:「動く画像(GIFアニメーション)」を活用したメール配信で読者を惹きつけよう) また、日本でもすっかりお馴染みとなったモバイル端末などにも対応したレスポンシブデザインは中国でもマストだそうです。 2015年のデータでは中国でのスマホの普及率は74%と世界で15番目に高い普及率。スマホでのインターネット利用者数は6億2000万人。台湾でのスマホ普及率はさらに上を行く78. 3%となっています。*2017年の調査でも、中国のスマホ普及率は15番目に高く、日本を上回っています。 【参照元】 スマホ普及率、韓国は83.1%で世界4位、中国は74%で15位―韓国メディア スマホ普及率で韓国が世界一、中国は15位 さいごに 今回、メイリンのインタビューで現地の生の声を聞くという貴重な経験をさせてもらいました。現状では中国への配信にはエラーが多く、そのサポート対応に追われているとメイリンは語っていました。 それはメール配信サービス1つの努力だけでは改善できない問題であり、現地のドメインセキュリティーの問題やメール配信する人のマナーの問題など、課題は様々です。 そういった環境を少しでも改善するため、Benchmark Email Chinaでは現在Paypalと共同でセミナーなど様々な活動を行い、環境改善に努めています。 中国のPaypalオフィスで行われたメールマーケティングセミナー 現状では日本から中国へのメール配信において送ったメールが必ず届くのか、というところは未知数ではありますが、インバウンドで獲得した中国のお客様との関係を築いていくにはやはりメール配信が効果的なのではないかと思います。 Benchmark Emailでは今後も他国チームと連携し、メール配信のグローバル事情を随時ご紹介できればと思っています! では、また。 参考文献 中国のネットユーザーは6億8800万人、総人口の半数を超える~うち9割がスマホなどモバイル利用 --- ### メルマガの業種別平均開封率レポート【2018年度版】 - Published: 2018-02-15 - Modified: 2020-10-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%83%a1%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%82%ac%e3%81%ae%e6%a5%ad%e7%a8%ae%e5%88%a5%e5%b9%b3%e5%9d%87%e9%96%8b%e5%b0%81%e7%8e%87%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%80%902018%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e7%89%88/ - Categories: 開封率・到達率 今回は当ブログの人気テーマである業種別のメルマガ開封率について、昨年の記事”2017年業界別メールの平均開封率レポート“の最新版として新たに作成しました。前回同様、業種別の開封率について調査結果をまとめていきます。 ※同テーマの最新版はこちら: メルマガ平均開封率レポート【2019年度版】 また、ここ数年スマホ(モバイル)からのメール閲覧比率が急増しています。開封率だけでなく、開封時のデバイスの比率は一般的にどれくらいで、業種別にどのような特徴があるのでしょうか?その点についても一緒にまとめてみたいと思います。 ちなみにBenchmark Emailの配信レポートの「Device」を見ていただければ、「Desktop, Win XP」「Mobile, iPhone」という風に開封やクリックをしたユーザーが何のデバイスでメールを閲覧したのかをご確認いただくことができますし、CSVやExcelで一覧をダウンロードして集計を行うことも可能です。 *Benchmark Emailメールレポート画面 では2017年12月から実施された米国の調査結果をまとめてみたいと思います。 業種別の平均メルマガ開封率・クリック率・エラー率と閲覧デバイス比率 「モバイル」「デスクトップ」「タブレット」のデバイス別の比率は、開封時に使われたデバイスの比率を示しています。尚、同じユーザーが複数のデバイスで同じメールを開くケースがある為、「モバイル」「デスクトップ」「タブレット」の比率の合計が100%を超えることがあります。 参照元:“Email marketing engagement and response statistics 2018” 表の「開封率(全デバイス計)」は、開封数÷配信数(エラーを除く)で計算された開封率です。 業種によって10%台前半から20%台まで広がりがありますが、概ね前回の記事でご紹介した業種別データと近い傾向を示しています。 まず、開封率が低い業種は、PR(10. 63%)、小売(11. 84%)、Web開発(12. 21%)などでした。今回の調査ではそもそもメールが届かない配信エラーは母数から除かれているため、シンプルに類似内容を配信する競合が多かったり、配信頻度が高いなどの理由から1配信あたりの開封率が低くなっていると考えられます。その様なケースでは、競合とのコンテンツの差別化、件名、訴求点の再考や配信頻度の見直しが必要かもしれません。 一方で開封率が高い、宗教団体(24. 77%)、教育(23. 74%)、社団・協会(22. 92%)、行政サービス(21. 56%)などを考えると、一般的な事業者とは若干色合いが異なるものの、情報に希少性や重要な連絡が含まれていることが高い開封率につながっていると想定されます。 では、デバイスの比率にはどのような傾向が見られるでしょうか? 例えばモバイル比率が高い(70%以上)業種を見てみると、託児関係(89. 15%)、栄養アドバイザー(74. 68%)、美容室(74. 33%)、フィットネス(71. 60%)などがあげられます。日々の予約状況更新や情新提供があったり、女性がターゲット読者の場合にモバイル比率が高くなる傾向があるのかもしれません。 デスクトップの比率が高い(70%以上)の業種としては、保険(84. 43%)、Web開発(75. 20%)、行政サービス(73. 59%)、会計士(73. 24%)、介護・児童福祉(71. 26)、社団・協会(71. 97)、法律(71. 66%)、などがあげられます。比較的複雑な内容を含むメールの場合や業務としてオフィスで読む場合にPCの比率が高くなるものと考えられます。 Benchmark EmailのHTMLエディターであればレスポンシブ対応のためデザインは自動的に各デバイスに最適化されますが、ターゲット読者がそのデバイスを利用するであろう配信時間を意識して配信することで開封率の向上を狙えるかもしれません。 エラー率とリスト管理 この調査では、エラー率は概ね10%前後という結果になっています。調査元によって算出方法が異なるものと思われますが、Benchmark Emailユーザーの平均的なエラー率と比較すると非常に高いという印象です。 エラー率が高いと送信元ドメインのメールサービスプロバイダからの評価が下がり到達率に悪影響を及ぼします。具体的には、GmailやYahoo! メールからの評価が下がり、迷惑メールと認識されてしまうリスクがあります。 エラー配信が多いのはリストが古いことが主な原因です。古いリストにはアドレス変更などによって存在していないメールアドレスが含まれている可能性が高いため、定期的にリストのメンテナンスを行うことで、できるだけエラー率を1%以下に抑えるべくリストの運用を行っていただければと思います。 ・メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 ・自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! ・Kickboxを使って配信前に使えないアドレスを簡単にチェック また、この調査では区分けされていませんが、エラーには2種類の理由があります。Benchmark Emailのレポート画面でこのどちらに該当するのか表示されていますので、エラー率が高い場合には一度ご確認ください。 *Benchmark Emailメールレポート画面 ハードエラー: 永久的な理由によるエラー。例:)「退職や部署変更に伴いアドレスがもう使われていない」「アドレスを打ち間違えている」 ソフトエラー: 一時的な理由によるエラー。例:)「メールボックスの容量超過」「セッションエラー」「一時的なサーバーエラー」 さいごに 引き続き、メールマーケターの方々に役立つ最新情報を当ブログ記事にてお届けいたします。幾つか当記事に関連する記事をご紹介いたします。開封率UPのお役に立ちましたら幸いです。 関連記事: メルマガの配信リストを整理!開封していない人に購読の意思があるか確認しよう! 【事例4選】メルマガ開封率upに効く!読まれるタイトル施策まとめ メールの開封率を高める作成テクニック -開封のきっかけを左右する3つのキーポイント 購読者の興味心を掻き立たせ、開封率アップ!プレヘッダーテキスト機能 【ワークショップレポート】開封されるメール件名に必要なラベル表現とインサイト表現とは? 関連FAQ: メールやアンケートの開封率を上げるには? 開封率を上げるために送信元名でできることは? // --- ### 【Webメディア向け】メール特化型MAを使いこなす!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート - Published: 2018-01-16 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ema_workshop_for_web_media/ - Categories: セミナーレポート 皆さんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 2017年Benchmark Emailでは、新たに追加されたEMA機能(メールマーケティングオートメーション)を使いこなすべく、いくつかの業種にテーマを絞りワークショップを行ってきました。 EMAとは送られたメールに対して購読者が行ったアクション(開封やメール内に記載のあるリンク先のページへ推移するなど)をきっかけに、購読者それぞれに合わせた内容のメールを自動で送り分けることができるもので、設定次第でメール施策をさらに効果的にできるものです。 ですが、メールのシナリオを考えること、シナリオ通りにメールを設計するのは容易ではなく、マーケティングオートメーション(MA)同様、ツールを導入しただけで、すぐに仕事が楽になるというものではありません。 この形式でのワークショップ最終回となる今回も前田 考歩氏が講師となり、参加されたオウンドメディアを含むWebメディアを運営する企業のマーケティング担当者に、メールオートメーションのシナリオ(カスタマージャーニー)を考えていただきました。 Webメディアのメルマガ配信は「大量」がポイント!? 昨今のビジネスマンたるもの、業界のニュースはちゃんと掴んでおかないとビジネスの波に乗れません。そのため、よくチェックするWebメディアのメルマガを購読し、最新ニュースをいつでもチェックできるようにしているという人がほとんどではないでしょうか。 前田氏も多くのメルマガを購読しているのですが、2017年11月10日〜12月6日の間に購読している10のWebメディアから受信したメールの数は、なんと合計774通!一日に換算すると28通という数字に。 多くの企業が陥る、配信コンテンツ不足という問題とは逆に、大量のコンテンツを持っているからこそ、配信し過ぎてしまう傾向に陥りやすいのがWebメディアの現状なのかもしれません。 しかし配信数が多すぎると、購読停止や未開封の量も増えてしまい、せっかくのコンテンツを届けられずに機会損失を生んでしまいます。 今回のワークショップでは、より効果的にコンテンツを届けて、ファンを増やしたり(エンゲージメント強化)購買につなげるための施策として、以下のオートメーションシナリオを考えてもらいました。 1. メール施策全体のゴール設定とターゲットを明確化します。その上でターゲットを割り当てるためのデータ(トリガーデータ)を考える。 2. オートメーションのトリガー(オートメーションメールが開始するきっかけ)となる最初のメール案を作る。またそのメール内のリンクをクリックし進む先のランディングページ(LP)内容を考える。 3. トリガーとなる2で作ったメールが開封されなかった場合、未開封者のみに送られる別のメール案を作る。また別のメールを開封したがLPに進まなかった方に、よりLPに進んでもらいやすい別のメール内容を考え、それでも最終的なコンバージョン(CV)に至らなかった方を対象に別のLP施策をそれぞれ考えてもらいました。 参考記事: ・おまえは今まで開封したメールの本数をおぼえているのか? – 前田考歩 ・Webメディアから学ぶ!オウンドメディアのニュースレター向けHTMLメールデザイン17選 シナリオ発表 今回ワークショップに参加された方の中から株式会社スープストックトーキョー様が考えたシナリオ施策案を中心にご紹介します。 ※こちらは今ワークショップで考えた施策案であり、現在同社が行なっているメール施策とは内容が異なります。 1. メール施策のゴールとターゲットを明確化する まず初めにオートメーションシナリオを作る上で、最初に施策を行うゴール(メールの目的)と対象となるリスト(ターゲット)を考えました。 スープストックトーキョーではメール施策のゴールを実店舗への来店とECサイトでの販促とし、ECサイトにおいて、「〇〇年代に人気の商品」や「家族で楽しめる商品」といったキャンペーンを行うために、顧客の利用時間帯や年齢、結婚の有無といった個人情報を軸に想定しました。 またその他の参加者からは以下のような案が上がりました。 ゴール:紹介ツールへの問い合わせ件数(webツール紹介ポータルサイト) ゴール:セミナー集客(BtoBオウンドメディア) ゴール:商品知識を深めてもらう(雑貨ECサイト運営企業のオウンドメディア) 2. オートメーションのトリガー(オートメーションメールが開始するきっかけ)となる最初のメール案を作る 次にオートメーションシナリオの発起となる最初のメールを考えました。スープストックトーキョーでは毎週リリースされる新メニューをメールで案内します。そこに合わせて1で想定したゴールに合わせたターゲット(リスト)に訴求できるよう「朝限定メニュー」などのパーソナライズの要素をメールに加えます。 このメールを読んだ先のLPでは今週おすすめメニューを一覧で紹介すると共に、近くの店舗検索ができるような検索機能を付け、メールから来店を促す動線を作理ます。 その他の参加者からは以下のような案が上がりました。 件名にメール本文で紹介するツールのカテゴリーを加える(webツール紹介ポータルサイト) メールの件名に「人気ブランド、初回購入で送料無料」とお得ポイントを明記し、メール内容ではパーソナライズで名前を挿入する。また文章に人感を加える(雑貨ECサイト運営企業のオウンドメディア) 3 トリガーとなるメールが開封されなかった場合、開封しなかった人のみに自動で送られる別のメール案を作る 最後に対象リスト内で、2で考えたメールを開封しなかった購読者に自動で送られるメール案を考えてもらいました。これは、1通のメールで振り向いてもらえなかった購読者だけを対象に、別の訴求ポイントのメールを送信し、開封してもらおうというものです。 最初のメールで今週の新着スープを訴求したスープストックトーキョーでは朝や昼にオススメのメニューといったターゲットとなるリスト内の利用時間帯に合わせた内容のメールを想定しました。そのほかにも栄養価など、食を健康といった異なる側面からのアプローチを考えました。 またメール内容を「季節のおすすめ」といった限定感をアピールしたり、素材の話など、健康面を深掘りする内容を考えました。 そしてLP案ではCVを後押しするため、特典やキャンペーン、利用イメージを強めるためのシーン別の内容というアイディアでした。 その他のアイディアでは、CVを促すために「残りわずか」や「タイムセール」といった切迫感を訴求するといったものが上がっていました。 メール配信において「開封」はとても大きなポイントであり、多くの企業で試行錯誤を繰り返しているのではないでしょうか。過去の事例記事にて開封率アップにつながった事例をまとめたこちらの記事も是非読んでみてください! 【事例4選】メルマガ開封率upに効く!読まれるタイトル施策まとめ さいごに 今回Webメディアが利用するメールマーケティングオートメーションワークショップを行いましたが、単にニュース提供だけをするメディアだけでなく、ECサイトのオウンドメディアなど、売上を得るためのメディアもありWebメディアと一口に言っても、様々な用途があることがわかりました。 今回のまとめはこちら ターゲットを細分化し、そこへ訴求するメールを送ることでより的確な効果を追求する 利用用途を想定した内容でより強いイメージを提供する 切迫感や特典など、特別感を忘れない 以上、伏見でした! 過去のワークショップはこちらからどうぞ ・【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【観光ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【人材ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【不動産ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート また、WordPressプラグインを使用するとサイトのデザインに合わせた登録フォームを簡単に作成できるので、WordPressでサイトを作成する場合が多いメディア運営者の方々にはおすすめです。 ・WordPressプラグインでメール配信する方法を図解してみた --- ### よくあるお問い合わせ - Benchmark Email - Published: 2018-01-01 - Modified: 2021-01-12 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-solutions/ - Categories: 機能・便利ツール 「よくあるお問い合わせ」はこちらのページへ移転しました。 --- ### 新年のご挨拶 - Benchmark Email - Published: 2017-12-31 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newyeargreetingfrombenchmarkjapan2018/ - Categories: お知らせ 新年あけまして、おめでとうございます。 昨年は本当にたくさんの方にBenchmark Emailをご利用いただき、スタッフ一同とても嬉しく感じております。 弊社にとって2017年は企業ロゴの一新、ブランディングの再構築、またEMA(メールマーケティングオートメーション)といった機能の拡充など、転機となる年であったと感じております。 弊社のツールや当ブログでの事例記事や業界ニュースなどを通じて、本年も変わらず皆様のマーケティングのお役に立てれば幸いです。 皆様にとって2018年が良い年でありますように。本年も何卒よろしくお願い申し上げます!   株式会社ベンチマークジャパン社員一同 --- ### こんな機能があったんだ!?2017年機能アップデートまとめ - Published: 2017-12-25 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updates_in_2017/ - Categories: お知らせ こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 つい先日、2017年版業界別メールの平均開封率レポートブログをご紹介したと思っていましたが、その2017年がもう終わろうとしています。 今年、メール界隈ではメールのオートメーション化や顧客データを反映させた、さらなるパーソナライズメールなどがトレンドとして騒がれた(騒いでいない?)年となりました。 ということで、毎年恒例となりつつあるBenchmark Emailの機能アップデートに加え、2017年は「セキュリティー」「サポート」「ブランド」というテーマでのアップデートもありましたのでまとめてご紹介します! 目次: 1. 機能 ドラッグ&ドロップエディター EMA(メールマーケティングオートメーション) 2. セキュリティー ヨーロッパの個人情報協定に準拠している企業に選ばれました 3. サポート Kickboxの導入で配信リスト内のエラーアドレスを事前に見つけ出す 4. ブランディング ブランドロゴの一新 1. 機能 「ドラッグ&ドロップ」エディタがさらに使いやすくなりしました! 今年まず最初にみなさんにご紹介したのが、メール作成時に使うドラッグ&ドロップエディタです。コンテンツブロックやナビゲーションバーをカテゴリー別に集約させることで、さらに使いやすくパワーアップしました。 「ドラッグ&ドロップ」エディタがさらに使いやすくなりしました! メールの自動化により生産性をアップさせる、注目のメールマーケティグオートメーションとは? 今年Benchmark Emailが最も力を入れたのがこのEMA(メールマーケティングオートメーション)。 今までのメール配信をより自動化させることを目的とし、シナリオを組み立てることで「最適な相手」に「最適なコンテンツ」を「最適なタイミング」で提供することができるようになります。 現在はまだβ版ということで、本格的に利用して頂くにはまだ開発が必要ですが、本格リリース時には合わせて、FAQやエンゲージメント強化用など、用途に合わせて利用できるシナリオテンプレートの解説などもブログで公開予定です。 また今年は様々な業界や業態での利用を想定し、定期的にワークショップを行ってきました。 各ワークショップの内容についてはこちら: ・【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【観光ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【人材ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【不動産ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート メールの自動化により生産性をアップさせる、注目のメールマーケティグオートメーションとは? 2. セキュリティー 世界一厳しい? ヨーロッパの個人情報に関する新協定『Privacy Shield』を知っておこう! ヨーロッパ諸国とアメリカ間におけるデータの取り扱いに関する枠組みであるPrivacy Shieldに準拠している企業であるという認証を受けました。 Benchmark Emailが扱うデータの移行手段において、EU圏内にある個人データをアメリカ国内に安全に移動させることができるというものです。 Benchmark Email全体としてセキュリティーを高く保てていることがヨーロッパで認証された事例となりました。 世界一厳しい? ヨーロッパの個人情報に関する新協定『Privacy Shield』を知っておこう! 3. サポート Kickboxの導入で配信リスト内のエラーアドレスを事前に見つけ出す 今年からサポートで導入されたのがkickboxという外部サービス。メールを送信する前に、配信エラーとなる可能性の高いアドレスを割り出すことができるので、配信時のエラーを最小限に引き下げることが可能となりました。 これでメールの到達率や配信元のドメイン評価を安定させることができます。 Kickboxを使って配信前に使えないアドレスを簡単にチェック 4. ブランディング 企業ロゴの一新という大改革 2017年は会社としても大きな変化を遂げた年でした。ブランドロゴの一新と共に、企業の方向性なども見直し、マーケティングにおける戦略アイディアを実行可能な形に落とし込むことができるツール(ソリューション)を提供していくことを全社で掲げました。 EMAはもちろんワークショップやブログコンテンツ、サポートなどの質を高めていくことで、上記の方向性を実現できればと思っています。 関連記事: ・デザイナー必見!Benchmark Emailの新しいブランドはこう生まれた。ブランド再構築への挑戦とその裏側を大公開 Benchmark Emailの企業ロゴ一新でブランドの新しい方向性を表現 さいごに 2017年もBenchmark Emailブログをご愛読いただき、誠にありがとうございました。是非こんな記事が読みたい、こんな悩みを抱えているなどお気軽にコメントください! 2018年以降もマーケターに寄り添ったブログメディアを目指して参ります。それでは、今年も一年間ありがとうございました!伏見でした。 --- ### CS向上に欠かせない、解約率1.5%のWebサービスの「解約理由」を大公開! - Published: 2017-12-18 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/reasons-to-leave/ - Categories: お知らせ こんにちは、コンテンツ担当伏見です。 解約理由にはサービス改善への大きなヒントがある!ということで今回は2017年Benchmark Emailが得た貴重なユーザーの声(解約理由)を大公開いたします。SaaSサービスならではのご意見を様々いただきました。 ユーザーの継続率アップにはカスタマーサクセスが不可欠 今ビジネスにおいて重要視されているのがこの「カスタマーサクセス」という考え。 モノを売るまでが終わりではなく、その先のユーザーの成功を導くことが最大の目的というもので、ビジネスにおける目的を達成してもらうためのツールとして、Benchmark Emailもより使いやすく、またユーザーの疑問を解決できるよう、ブログやサポートを通じて有益な情報をお届けしています。 今年も多くの方にBenchmark Emailをご利用頂き、有料プランの月間チャーンレート(Churn Rate:ユーザー解約率)は、2017年では1. 56%となりました。 SaaSスタートアップの月間チャーンレートが3%未満であることが望ましいとされる文献もある中で、Benchmark Emailは一度使ってもらえれば、その使いやすさを実感していただけたことの表れではないかと思っています。 参考記事:SaaS事業の成長可能性を判断する、3つの指標 解約された方の継続期間の内訳を見てみると、月単位では1ヶ月未満で契約を終えたユーザーが最も多く、ついで1年未満(6ヶ月間〜12ヶ月間)での解約が続きました。また1年以内で解約されたユーザーが全体の60%と半数以上を占めています。 また解約理由を見てみると、「その他」の理由を除いて最も多かったのが、「メールマーケティングが必要なくなったから」。 会社の方針や運用体制などを理由に、メール配信を必要としなくなったことを理由に挙げている方が多くいました。次いで「他のメールマーケティング、メール配信会社へ変更するから」という回答が多く上がりました。 その中にはマーケティングオートメーション(MA)やLINE@などの別のアプローチ方法へシフトするという声や、ECショップといったBtoCビジネスユーザーの間では、EストアーなどのECショップ作成ツールに付随するメルマガ機能の利用へ移行するといった回答が並びました。 ではここからは特に気になった解約時に頂いた貴重な声をいくつかご紹介し、FAQを行っていきます。 解約したユーザーからの声にはサービス向上のヒントがある フッターに配信停止のリンクを入れないといけないことが不便に感じた。 Answer: まず、事実としてメールマガジンには必ず配信停止リンクを付けなくてはいけません。 メールに関する法律、CAN-SPAM法(日本国内では特電法)にて「メール1通に対して、最低1つの配信停止リンクを表示すること」が義務づけられています。 そのためBenchmark Emailではデフォルトで配信停止リンクをメールフッターに設置しています。(設置位置は変更が可能です) 特電法に関する詳細は「法律違反になる前に!メルマガとして宣伝・広告メールを配信する際に押さえておくべき「特定電子メール法」」こちらをご覧ください。 企業によっては顧客管理をBenchmark Email以外のツールで行なっている場合もあるでしょう。そんな時は顧客管理ツールとBenchmark Email側のデータを反映させたいところですね。 そんな時はBenchmark Emailの連携機能させることでデータを連動させることができます。 関連資料: ・API連携 ・メールフッター部分のロゴおよびリンクの表示設定 サポートがメールのみとなり、状況により返信をもらう日数が定かではございません。また、返信に時間を要する場合には電話での連絡等頂けると尚、良いかと思います。 Answer: Benchmark Emailではメールとチャットを通じてユーザーのサポートを行なっています。 メールサポート: ・無料アカウントをご利用のお客様の場合 メールを頂いてから、2営業日以内に返答を差し上げます。 ・有料アカウントをご利用のお客様の場合 メールを頂いてから、1営業日以内に返答を差し上げます。 チャットサポート: 中規模プラン以上(55,000プラン以上)をご利用のお客様につきチャットサポートをご利用いただけます。 また対人によるサポート業務だけでなく、よくある質問(FAQ)やツール資料、アカウント取得時に受信されるサポートメールを充実させると共に、サポートへ連絡しなくても直感的に利用できるツールとなることを目指しています。 顧客へのリーチの面からLINE@に移行します。 Answer: 様々な手法を試してみて、自身の顧客に合ったマーケティング手法を見つけ出すことはとても大切です。 BtoCビジネスなどでは顧客のlineの利用率が高いことが予想されますが、BtoBビジネスではlineやSNSといったツールを業務時間内で活用できる環境は限られているのではないでしょうか。 そういった顧客の属性をある程度把握している場合、セグメントリストに分けて、メール配信、lineなどツールを使い分けてもいいかもしれませんね。 マーケティングオートメーションツールを導入することになった。 Answer: メールマーケティングの比較対象として挙げられるマーケティングオートメーション(以下、MA)。もしかするとMAを導入すれば、もっと仕事が楽になる、ということを想定してMAにシフトするケースもあるかもしれません。 以前、「MAを導入したからといって楽になるわけじゃない 〜リアルWeb担当者に喝! Vol. 3に参加してみた〜」というブログでもご紹介しましたがMAを導入しただけでは仕事が楽になるということではなく、導入前の見込み客の獲得や提供するコンテンツの充実、また運用体制や何のために導入するのかを明確にするなどタスクは少なくないようです。 やはりメール配信システムもMAも1つのツールであり、目的を達成するための「道具」にすぎません。適材適所を見定めることが最も重要だと思います。 サイトの反応が悪く、画面が表示されないことが度々あった。 Answer: 利用するブラウザーにおいてキャッシュ・クッキーが原因で画面の読み込みが困難になっている可能性があります。まず一度キャッシュ・クッキーを削除して、ブラウザーを閉じてから再度作業を試してみましょう。 「動かない・読み込めない」という事象はこれで解決する場合がほとんどです。 携帯アドレスへの配信エラーも多く、他社に乗り換える。 Answer: メール配信を初めて行なった方にとっては、携帯アドレスへの配信エラーの多さに「ツールが問題なのでは?」と思ってしまうかもしれません。 そもそも配信エラーは様々な要因が挙げられますが、最も一般的なものが以下の3つの理由です。 配信リスト ツールの障害 通信障害 そしてツールや環境に左右されない原因がこの「配信リスト」です。メルマガ配信などの大量配信は1to1のメール配信とは仕組みやセキュリティーが大きく異なります。 代表的なものとしてGoogleやMicrosoft(hotmailなど)、Yahooなどのドメイン管理会社やDocomoなどの携帯ドメインではセキュリティを強化しており、一定以上の無効アドレス(機種変更などで使われなくなったアドレスなど)が送信対象に含まれていると、送信自体をブロックするなどの対策をしており、配信遅延や一時的な未達が発生する恐れがあります。 実際サポートをする中で最も多くある理由が、この機種変更で使われなくなったアドレスが多くあるというケース。 ですが、Benchmark Emailではサポート時にKickboxというツールを提供することで、ユーザーの方がメールを送信する前に、配信エラーとなる可能性の高いアドレスの割り出しを行なっています。 配信施策を成功させるために、割り出されたアドレスを配信リストから取り除いていただくなど、リストの整理を徹底していただくことをお願いすると共に、システム上では複数のサーバーからメール配信を行うなど、メール到達率を保つ仕組みづくりを行なっています。 関連記事: ・Benchmark Emailでは携帯キャリア対策はしていますか? ・ガラケーとスマホに向けたHTMLメール配信と便利なマルチパート配信について ・メール配信時のエラーアドレスとその管理方法 とても使用しやすかったです、リタゲメールのシステムなどが今後導入されましたら、さらに使いやすくなると思います。 Answer: 会員登録や購入完了、ブラウザ放棄といった顧客の行動に合わせたメール配信はより高い効果が期待できます。 Benchmark Emailで今年追加されたEMA(ベータ版)という機能を使うことで、メールやサイト上でのアクティビティ(会員登録や購入完了など)によって異なるリストに振り分けたり、特定のリストだけにメール配信を行うといったことが可能になります。 今後は日本本格リリースに向けたEMAツールのサービス改善、FAQページの充実を進めていく予定となっています。 関連記事: ・EMAツールはどのような機能ですか? ・メールの自動化により生産性をアップさせる、注目のメールマーケティグオートメーションとは? ・【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【観光ビジネス向け】第2回メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【人材ビジネス向け】第3回メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【不動産ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート さいごに 解約理由を分析することは、ユーザーが最も必要としているものを理解することであり、その声が発端となり新機能の追加や改善が行われます。Benchmark Emailでも過去にそういった経緯からA/Bテストやメール作成エディタの改善を行なってきました。 今後もこういった声を大事に、より良いツールへと進化できるようサービス向上に取り組んでいきたいと思います! それでは、伏見でした。 --- ### 動画メールを送るには?再生可能なメールサービス一覧と、確実に動画を見てもらうための対策について > 動画メールを送っても先方の環境(メールクライアント)によっては再生できないことがあります。動画が再生できない環境でメールを受信すると、動画が静止画として表示されるだけとなります。Benchmark Emailを使うことで動画メールを生成できる環境を作ることが可能です。 - Published: 2017-11-27 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/video_for_html_email/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。メールに動画を埋め込めば、メール上で動画が再生されてメール施策の効果がさらにアップする、と思われている方多いのではないでしょうか?実はメールでは動画が再生されないケースもあるのです! 今回は動画メールが再生されない理由と動画がどの様に再生されるのかをご紹介します。 なぜ動画が再生されない? 端的に言ってメールクライアントによってメール内での動画再生をサポートしているものと、そうでないものがあります。なので、仮に動画メールを作って自分にテスト配信をしたところ、受信箱で開封したメール上で動画が再生していたからといって、メールを受信した全ての購読者が同じ様に動画を見ているとは限らないのです。 メール内で動画が再生される環境 メールクライアント メール内ビデオ再生 静止画表示 Apple Mail ◯ Outlook for Mac ◯ Thunderbird ◯ iOS 10+, Native Client ◯ Samsung Galaxy, Native ◯ Android 4, Native Client ◯ AOL Mail ◯ Gmail Webmail ◯ Gmail Android ◯ Gmail iOS ◯ Lotus Notes ◯ Outlook 2003-2016 ◯ Outlook Android ◯ Outlook iOS ◯ Outlook. com ◯ iOS 9, Native Client ◯ Yahoo! Mail ◯ (参照:A How-To Guide on Embedding HTML5 Video in Email) 動画が再生できない環境でメールを受信すると、動画が静止画として表示されるだけとなります。 また容量の大きいメールは迷惑メールと判断されるリスクもあるなど、動画メールにはまだまだ改善点があるのが現実です。 そこでBenchmark Emailではせっかくの動画を無駄にしないために、動画をメールに貼り付けると、動画の1カットが静止画となり、自動で動画再生アイコン付きで表示されます。それをクリックすることでWeb上で保存されている動画ページ(例えばYouTubeなど)へ進み、そこで動画が再生される仕様を採用しています。 メール購読者にも動画があることをアピールできるだけでなく、データ容量を軽減できることから、受信箱へちゃんと届ける事ができます。 またメール内の動画貼り付け位置によっても受信者への行動喚起が異なってきます。例えば動画をメールの前半、後半に貼り付けることで、それぞれ以下の様な事が想定できます。 メール前半に動画を配置 メールを開封後、即動画に注目してもらえる。しかし動画ページへ進んだ事で、その後またメールを読みに受信箱を確認してくれるかは確定事項ではないため、動画ページで商品購入などのコンバージョンができる様な動線を作っておく必要がある。 メール後半に動画を設置 メールを読んだ上で動画に進んでもらえることが想定できます。なのでメール前半で目的をしっかり伝え、理解してもらえた上で(ないし興味を持ってもらった上で)、動画を見てもらえるので購読者の理解度が深まり、コンバージョンが期待できるかもしれません。 ※どちらが効果があるのかは、是非A/Bテストなどを使って自身の購読者の傾向を分析してみましょう! Benchmark Emailで実際に動画を貼り付けてメール配信をしてみる ではBenchmark Emailでは実際に動画を貼り付けたメールが受信側でどの様に表示され、どの様に動画が再生されるのか確認してみましょう。 Benchmark Emailに動画を貼り付けます。 「動画」ブロックをメールレイアウトの任意の箇所にドラッグ&ドロップ 動画が張り付きます。動画がある事がわかる様に、動画キャプションの真ん中に再生マークが自動で付きます。 メールを送信して、受信箱でメールを確認します。 このように動画を貼り付けてもメール内で動画が再生されるのではなく、動画がある元のwebサイトへ飛んで、そこで再生される仕組みとなっています。(今回の動画はYouTubeにアップしていたので、YouTubeへ移動したということになります。) GIF画像ならメール上で再生が可能 以前動く画像のGIFアニメーションのブログでもご紹介しましたが、メール上に「動き」を加えたいのならGIFがおすすめです。受信箱でもGIFなら動きあるメール配信が可能です。 さいごに 今回はメールにおける動画の再生と動画リンクを設置するメリットをお伝えしました。 では、伏見でした! --- ### HTMLメールでアンカーリンクが設置できない時の対処法は? - Published: 2017-11-13 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/anchorlinks_for_html_emails/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちは、ブログ担当の伏見です。 突然ですが、作成したメルマガにアンカーリンクを設置したが、うまく作動しないといった問題に直面したことはありませんか? 実はHTMLメールにおけるアンカーリンクは受信環境によってその作動をサポートしているものと、そうでないものがあるのをご存知でしたか? 今回はそんなHTMLメールにおけるアンカーリンクについてお伝えします! リッチコンテンツなメールにはアンカーリンクを使いたい HTMLの技術により、画像を掲載したメール、また容量の大きいメールを作ることが可能になりました。しかしそれゆえ、コンテンツ量が多くなり、購読者はスクロールダウンを繰り返すことになります。 そんな時webサイトの用にアンカーリンクを活用して、読んでもらいたいコンテンツに直ぐ飛んでもらえるようにしたいですよね。実際ベンチマークでもアンカーリンクをメールに仕込むことは可能です。 (ベンチマークのメールエディターでもアンカーリンクの設置が可能です) ですが、残念なことに現状アンカーリンクを正しく設定していても、全てのメールクライアントでアンカーリンクが作動するわけではないのです。 HTMLメールではアンカーリンクの作動率は100%ではない 現在以下の環境下にてアンカーリンクの稼働のサポート状況が公開されています。 Emailクライアント アンカーリンクのサポート有無 Gmail(Web) ○ Gmail(アンドロイドアプリ) ○ Inbox by Gmail(アンドロイドアプリ) ○ Outlook(デスクトップ) ○ Windows Mail(Windows 10) ○ Yahoo! メール(Web) ○ Samsung emailアプリ(アンドロイド) ○ Outlook for Mac × Gmail(iOSアプリ) × アップルのメールソフト(iOS) × Outlook(Web) × Outlook(Androidアプリ) × (出典元:Anchor Links in Email: New Data on Rendering Across ISPs) 対策は? アンカーリンクが作動しないことは残念ですが、それを知っていることでいくつかの対策を行うことができますね。 ■アンカーリンクを設置しない メールを作る側からすると、長いメールだと読んでもらえないのでは、という思いが働きアンカーリンクを設置するかもしれませんが、スマートフォンが普及した現代において画面をスクロールダウンすることに抵抗のない人が増えているのは事実です。SNSをよく活用する人は特にスクロールダウンは日常茶飯事ではないでしょうか。 HTMLメールの配信であればクリック率といった数値の効果測定が可能なので、アンカーリンクを設置しないメールにおいて、どのくらいのコンテンツ量までクリックされている(=読まれているのか)を測定し、その後のメールのコンテンツ量を決めることできますね。 ■メールを分割する 長いメールを送るのに抵抗がある方は、メールを2回、3回など複数回に分けて配信するのも一つの手です。配信頻度は上がりますが、その分購読者とメールによる接点は増えます。しかも1通あたりのコンテンツ量が分散されることで、1つ1つのコンテンツへの注目度は自然と高まります。 さいごに メルマガにアンカーリンクを設置しようとしている方は是非購読者の受信環境を確認してみましょう。HTMLメールなら受信環境もある程度判明することができます。過去の配信でメールを受信している人の大半がアンカーリンクの作動する環境であれば設置することもできますし、そうでない場合はアンカーリンクを設置しないメルマガを配信してみましょう。 では、伏見でした!   // --- ### 手間をかけずにリスト更新!WordPressとメルマガリストのAPI連携 - Published: 2017-11-06 - Modified: 2020-08-12 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/api-integration-with-wordpress/ - Categories: 機能・便利ツール こんにちは、Benchmark Emailの赤木です。 メディアやWEBサイトをWordPressで製作している方も多いでしょう。Benchmark EmailではWordPressと連携する登録フォームをご用意しております。Benchmark Email上で作成した登録フォームを公開する方法と、WordPressプラグインを使用する方法の2つがあります(XML-RPCとPHPを活用することができます)。 Benchmark EmailをWordPressと連携することで、サイト閲覧者の増加やサイトの改善、反響のあったページや記事を分析することができるようになります! どんなことができるのか WordPressと連携させることの1番のメリットは、サイト上で取得した顧客情報(または購読者情報)を自動でBenchmark Emailに取り込み最新情報を反映させることができるということです。 例えば、ECサイトなどの場合、リストを「会員登録」「購入者」「会員登録キャンセル」などと分けている場合、API連携を使えば、1人のユーザーの動き(会員登録→既存購入→退会)に合わせて自動で3つのリスト内に最新データを反映させることができます。 またメディアなどの場合、記事を毎日更新しているところは多いかもしれませんが、読者が毎日訪れてくれる訳ではありませんよね。 そんな時にAPI連携を使えば、メディアのブログコンテンツをメルマガに反映させて配信することが可能です。 以下APIを使ったリスト管理方法の一部をご紹介します Contact List Related Methods リストの作成、購読、購読解除、情報の書き換え(アップデート)、リストのエクスポートが可能。 Campaign Related Methods メルマガの作成、メールのコピー、メール内容のアップデートができるほか、配信スケジュール作成、テストメール配信が可能。 Reports Related Methods 配信下メールの統計データの取得(開封数、エラー件数、転送数) どんな活用方法があるのか 登録フォームを複数作り、ページごとに貼り分ければ、どのページからの登録が多いかなどの分析もできますね。 Benchmark EmailのアドレスリストをWordPressの管理ツールにインポートすることも可能なので、サイトの閲覧者を効率よく増やすこともできます。 急いでWordPressの記事だけを購読者に配信したい場合でも、WordPressのダッシュボードから行うことができ、Benchmark Emailの予約配信機能を利用すれば自動的にブログの更新とメール配信を行うことができます。 その他おすすめの機能 WordPress連携に合わせて、ぜひおすすめしたいBenchmark Emailの機能をいくつかご紹介します。 ■A/Bテスト 2つ〜3つの異なるメールを用意し、配信リスト内の一部の購読者にランダムでメールを送り、どのメールが一番良いのかを見つける機能です。 メールマーケティング施策の改善に大活躍な機能で、開封率が高いメールタイトルを見つけたり、朝に送るのがいいのか、昼に送るのがいいのか試してみる。曜日はいつ送ると開封率が高いのか試してみるといった使い方が可能です。 関連記事: ・メールのリンククリック率30%以上!創業手帳が行うBtoB向けメールマーケティング ・【実例多数】夜は深ければ深いほどいい! ? A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 ■レポート機能 開封、クリックの詳細や、ソーシャルメディアでどのくらい反響があったのかをリアルタイムで確認することができます。 Google アナリティクスのタグを利用することもでき、レポート機能と併せてサイトのアクセス増加や収益アップを図る上で必要な情報を得ることができます。 ■EMA メール特化型のMAのことで、メール配信処理の一部を自動化できる便利なツールです。「このメールのこのリンクをクリックした人にはこのメールを配信する」「このメールを開封した人には3日後にこのメールを配信して、開封しなかった人にはこのメールを配信する」なんてことも可能です。 さいごに いかがでしたでしょうか。サイト制作の自由度が高く、カスタマイズも簡単なWordPressと、デザイン性が高く、直感的にメールマガジンを作成し配信することができるBenchmark Emailの連携で、あなたのビジネスをよりよいものにしていきましょう! こちらのページも併せてご覧頂きますとよりイメージが湧くと思います。 Benchmark Email WordPress プラグイン また、実施のプラグインは以下のページからダウンロードすることができます。 Benchmark Email Lite(英語サイト) 以上、赤木でした! // --- ### メルマガの配信リストを整理!開封していない人に購読の意思があるか確認しよう! - Published: 2017-10-30 - Modified: 2021-04-06 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/check-subscribers-who-want-to-continue-subscribe/ - Categories: 開封率・到達率 こんにちは。ライターの遠藤です。 メールマガジン運営において、配信先が多ければ良いということではありませんよね。メールマガジンの配信リストの品質を高めることは、非常に重要です。 使われていないメールアドレスや、購読する意思がない人に対してメールマガジンを送り続けても、迷惑メール扱いになったり、開封率の正確性が失われてしまったり、最悪の場合、エラー配信を繰り返すことで到達率低下を招いてしまうなど良いことはありません。 定期的に、配信リストのクリーニングをして「ノイズ」を取り除く。つまり「配信リストの最適化」をすることによって、メールマガジンの精度の改善や開封率、クリック率の改善など、よりよい成果につなげやすくなります。 関連記事:メルマガ平均開封率レポート【2019年度版】 開封しない人に「購読」を継続する意思があるかを確認する 配信リストからノイズを取り除く方法はいくつかありますが、今回は「開封をしていない人」に対して、今後もメールマガジンを購読する意思があるのかの「意思確認メール」を送ってみました。 単に「開封をしていない」で、リストから取り除いてしまうと、購読の意思があるけど読んでいない人までも取り除いてしまいます。 そこで、購読の意思を改めて確認することにより「購読を継続する意思がない」というエンゲージメントのより低い人の洗い出しを試みてみました。 Benchmark Emailの「ホットリード機能」を活用 まずは「開封をしていない人」を抽出する必要があります。Benchmark Emailには「ホットリード機能」があり、過去のメールマガジンから「エンゲージメントの高い(または低い)」人のリストを作成することができます。 このホットリード機能を使って、開封をしていない「コールド(エンゲージメントが低い)」のリスト(未開封者リスト)を作成しました。 よりエンゲージメントの低い人に絞ってリストを抽出する 「未開封者リスト」を作成する際に、選別基準が「開封していない回数が1回だけ」では「たまたま開封しなかった」という人も含んでしまうため「過去3回分のメールマガジンを全て開封しなかった人」に絞りました。 これにより「エンゲージメントが特に低い人」のリストを作成することができます。 購読継続の意思を確認するメールを配信する あとは、抽出した「未開封者リスト」に対して「購読継続の意思を確認するメール」を配信するだけです。 もともと開封していない人たちにメールを送るので、タイトルも「引き続きニュースレターの購読を希望されますか?」とし、本文も「今後も購読を続けますか?」と直接、問いかけるようにしました。 購読継続の意思確認メールを送った結果 意思確認メールでは、購読を希望しない人には、自主的な配信停止も促した(例:もう購読しないという方は「配信停止」をお願いいたします。)ため、通常のメールマガジンよりも「配信停止」を行った人の数は多くなりました。 ですが、そもそも「購読の意思がない人」を洗い出すための施策なので、希望しない人には、配信停止をしてもらったほうが、望ましいため、特に問題はありません。 意思確認メールも開封しない人は配信リストから外す 当然、意思確認メールも開封しない人はいます。そのような購読者は、日頃のメールマガジンの配信リストからは外して「開封しない人リスト」に移しましょう。 「開封しない人リスト」については、必要に応じて、開封しない人向けに、別のメールマガジンを送ったり、ステップメールを送るなどの施策を考えてもいいでしょう。 ここで注意しなければならないのは、「開封しない人リスト」に含まれる人は、エンゲージメントが特に低い人たちであるということです。 メールマガジンが届くことを快く思っていない可能性も十分にあります。しつこくメールマガジンやステップメールを送りつければ、逆に企業に対して嫌悪感を持たれてしまうかもしれません。 Benchmark Emailでも実際に施策を行なってみました Benchmark Emailではブログコンテンツを毎月ニュースレターを配信しています。その際、過去に同じテストを購読者の一部に対して行いました。 (こちらは実際に配信したメール画像) 実際に購読者の中で、過去に複数回メールを未開封の人へ上記のメールを配信。ここでのアクションは青の「継続」をクリックしてもらうこと、引き続き購読を希望する人を割り出すということを行いました。 その結果、メールをクリックした人の84. 62%の人が継続ボタンを押しているという結果となりました。 日頃から開封していない人の購読継続の意思を確認するということで、ボタンをクリックしてもらうという「少しの手間」をとってもらうことで、本当に購読する意思があるのかを確認することに繋げています。 購読継続の意思がある人はエンゲージが高いかも 意思確認メールを開封して、配信停止もしない人は、エンゲージが高い可能性があります。 過去数回に渡って、メールマガジンを開封していない(読んでいない)にも関わらず、今後も購読したいという意思を持っているのは、優良なリストになりえます。 そのため、この人たちはなぜ開封していないのか?を、じっくり考えて、今後のメールマガジン運営に活かしていく必要があります。 メールマガジン購読者のニーズによって対応は異なる 今回の内容には、前提条件として、メールマガジンの購読者に特徴があります。 というのも、私がWEBマスターの手帳で送っている「メールマガジン」の購読者は、そもそもメールマガジンの購読希望者ではありません。 資料ダウンロードをした人を対象にメールマガジンを送っているため、購読者としては「資料が欲しい>メールマガジンの購読」となります。 そのため、「メールマガジンが読みたくて購読している人」とは、異なる点をご留意ください。 関連記事:開封率が3倍に! メルマガの開封率を上げるために大事な3つのポイント 配信リストはクリーンに保つ 今回は、直接「意思確認メール」を送って、送る必要のない人(送る意味のない人)を洗い出して、リストのクリーニングにつなげました。 リストのクリーニングには、使われていないメールアドレスやエラーで届かないメールアドレスの削除などもあります。メールマガジンの成果を高めるためにも、日頃から配信リストの品質を気にしておきましょう。 関連記事:メルマガ平均開封率レポート【2019年度版】 // --- ### MAを導入したからといって楽になるわけじゃない 〜リアルWeb担当者に喝! Vol.3に参加してみた〜 - Published: 2017-10-23 - Modified: 2020-08-12 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ma-seminar-report/ - Categories: セミナーレポート こんにちは、Benchmark Emailの赤木です。 今年の9月からジョインし、現在はカスタマーサポートの業務をメインで行なっています。 前職でのエンジニアとしての知識も活かし、ブログではAPIや多機能連携など技術よりの記事など、私自身も学びながらメールマーケティング初心者の方に参考になる記事を書いていきます! 先日マーケティングオートメーション(以下MA)のセミナーに参加しました。「リアルWeb担当者に喝! Vol. 3 〜マーケティングオートメーション成功の法則〜」 弊社でもメール機能に特化したMA(EMA)を提供しており(※現在Beta版)、少しでも多くの方にEMAについて知ってほしいけれど、うまく導入するにはどうしたらいいのでしょうか? 弊社のような機能特化型のMAでも通常のMAでも、導入するにあたり気をつけるべきポイントやその後にやるべきことなど、まだわからないことや不安なことがたくさんあるでしょう。 最近耳にすることの多くなったMAですが、実際にうまく使いこなせるのでしょうか? MA導入を成功させるためには何をするべきなのか、どのようにWebサイトなどのコンテンツを作成すべきなのか、MA導入や運用したばかりで出てくる疑問についてお話を聞いてきたのでご紹介します! コンテンツファーストの時代だからこそ気をつけたい、MA導入時の注意点とは (【LINE】〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2017年上期) より引用) (第1部資料はこちら) これからはコンテンツファーストの時代へ 上記の資料によると、スマホでのインターネット利用者は85%に達しており、PCでインターネットを利用する人を大きく上回っています。PC上での使いやすさよりも、スマホ上での使いやすさを重視する、スマホファーストの時代が到来しているのです。 ネットの使われ方が変化している途中ということは、ネットに求められるサービス、コンテンツが変化することを意味しています。 どう変わっていくのか?その答えの一つが「コンテンツファースト」なのです。 コンテンツファーストというのは、「欲しいものについて、必要なことだけ、素早く、正確に知りたい!」というユーザーのニーズを捉えたものです。 今まではコンテンツの「選び方」を提示するだけでよかったのですが、スマホの小さい画面で色々な画面に行ったり来たりするのは大変です。 そのため、これからのコンテンツは「探しやすい」から「探す必要がない」サイト設計であることが前提になり、コンテンツそのものの質が問われるようになります。 コンテンツあってこそのMAである! (出典元: 株式会社キノトロープ) MAが真価を発揮するのはここからです。 スマホで閲覧されるコンテンツが増え、ニーズに対して最適な情報を最適な表現で提供するWEBサイトが求められるようになるのは前述の通りです。 CMS(コンテンツ管理システム)と、MAを組み合わせることで、ユーザーの異なるニーズに応じたコンテンツが提供されるサイトが出来上がるというのです。 サイト構築をCMSで行い、 サイト構築以外のコンテンツを提供する部分をMAが担当するイメージですね。 具体的な例だと、上記画像のようにサイト訪問回数ごとに異なるコンテンツをCMSで用意(作成)しておき、MAで出しわけをするといいよ!という話ですね。 今はMAを導入するにも高価だったりするので難しいかもしれませんが、市場の拡大に伴いCMSとMAを同時に、容易にできる時代が来るはずだというのです。 まとめ:MAを有効に機能させるWeb構築とは ・MAはコンテンツ作成に注力させるためのツールであるべし そもそもユーザーに提供するだけのコンテンツが不充分だと、MAは単なる自動送信ツールになってしまいますよね。あくまでもMAは充分にあるコンテンツを、適したユーザーに提供する手助けを行うツールです。 充分なコンテンツがない状態でMAを導入するのはあまり効果的ではありません。 ・一番大事なのはお客様のニーズを知ること 検索流入ワードは何かを洗い出し、そこからコンテンツ制作に取り掛かりましょう。そしてセグメントしやすい情報を得るのはマーケターの仕事です。まずはマーケターとして基本的なことをきちんとやってからMAの導入に入りましょう。 意外な落とし穴! ? MA導入前に見落としがちな顧客〇〇 (第2部資料はこちら) MAツールとはそもそも何なのか 導入してみたものの、Web担当者がMAツールを使いこなせないケースが多発しています。 先述したようにコンテンツがないケースもありますが、「マーケティング戦略」がないからうまく使いこなせないということもあります。 MAはアメリカ発祥です。最初期のMAは、メールアドレスのリストから有望な見込み客を絞り出すために使用されていました。つまり、「見込み客が獲得できている状態」でMAを使うことが大前提なのです。 成功事例:V-CUBEの場合 ここではMAツールの一つであるHubSpotを導入したV-CUBEの事例が紹介されていました。 導入にあたり、同社では導入する目的だけでなく、MAツールの運用体制やMAの利用領域まで洗い出してからHubSpotに提案をしたそうです。 MAで何ができるのか、ツールの使いやすさはどうか、他のツールと比べて価格はどうかなども入念に調べていたそうです。 そして、きちんと見込み客を獲得した状態でMA導入に至っているんですね。見込み客を獲得した状態で、明確なマーケティング戦略があるからこそ成功したのです。 結局のところMAで何ができるの? 今は消費者自らが広告をブロックする時代になっています。したがって、広告以外の手段から情報を得て、購買するケースが増えているんです。 そのため訪問者獲得から見込み客獲得の流れを確実にすることが大前提となります。訪問者を見込み客に、見込み客を顧客にするために優良なコンテンツを用意しておくのも非常に重要になってきます。 ここまで準備ができて、やっとMAツールが真価を発揮するんです。MAというと何だか難しい印象がありイメージしづらいかもしれませんが、MAは「ザル(ふるい)のようなもの」だと考えるととてもわかりやすくなります。 多くの見込み客を顧客に育成していく際に効果を発揮するツールなので、見込み客をふるいにかけて、質の高い顧客を集めるザルであるというわけですね。 あなたはなぜMAを導入したいの?抑えておきたい成功の法則あれこれ 第3部は参加者の疑問や悩みに登壇者が答えてくれるコーナーでした。 これは!と思ったものを抜粋してご紹介します。 Q. MAを導入したいが社内の理解がなくて困る。営業は楽をするな!という古い考えが社内で蔓延しており、どうやってアプローチしたらいいのかわからないと嘆くWeb担当者も多いのだそう。 A. 楽になりません!MAを導入するのは、あくまでもお客様のため、サービスレベルを上げるため、合理的に対応するためです。 Q. 各ツールの機能比較や特徴が知りたい。 A. やりたいこと、やるべきこと、やらねばならないこと、そしてその順位を考えれば自ずと決まる! Q. MAを導入すべき企業、そうでない企業はありますか? A. 厳密にはないそうです。サービスレベルの向上をするのなら企業規模やユーザーリテラシーが考慮されます。 Q. MAの使い方、活用方法について知りたい。 A. MAツールはあくまでも創造性のない反復的なタスクを自動化させるものです。また、第2部でも言及されていましたが見込み客を獲得していることが大前提となります。 生産性が上がって、仕事の手間が減るようなツールでは決してなく、むしろやることは増えるそうです。ただ、サービスレベルは向上するので、売り上げがアップする可能性はあるでしょう。 Q. MAツールをうまく活用する上で必要なコンテンツとは? A. MAツールの活用に関係なく、お客様に最適化されたサイトであることが、これからの時代に求められるコンテンツです。 WEBは営業マンでもあるので、リアルな営業で必要なノウハウやコンテンツは最低限度WEBには必要だと言えます。 さいごに 参加者も初心者の方が多く、MAについての素朴な疑問が解決されました。しかしながら、 MAツールは楽をするためのツールではなく、ユーザーに提供するサービスの質を上げるものである MA導入成功のためには事前に見込み客を獲得する必要がある MA導入成功のためには事前にコンテンツを充実させる必要がある MA導入成功のためには何のために導入するのかを明確にするだけでなく、運用体制も需要である ということですので、マーケターとしての基礎的な知識も重要になってきますね。 日本国内でもMAの市場は伸びつつあり、特に中堅・小規模の比率が今後伸びると考えられています。その背景には市場の拡大、需要の増加に伴って提供されるMAツールが増え、価格競争が起きて安価に導入できるようになることが要因だと言われています。 とはいえ「いきなりMAツールを導入するのはハードルが高い」「導入したいけれどコストがかかって大変」ということもあるでしょう。また導入する目的を明確にしたことでMAツールのような大掛かりなツールを導入する必要がなさそう、という判断になることもあるかもしれません。 そのような場合は特定の機能に特化したMAツールを導入してみると、導入して運用するまでのハードルも低く、コストを抑えることができます。 Benchmark Emailでもメール特化型のMAであるEMAを提供しています。弊社EMAについては、詳しくはこちらの記事をご覧ください!メールの自動化により生産性をアップさせる、注目のメールマーケティグオートメーションとは? それでは、また!赤木でした! --- ### 【事例】是非真似したい!LDH kitchenが配信するハイクオリティーなメルマガ - Published: 2017-10-16 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-case-study-of-idh-kitchen/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは、ブログ担当の伏見です。 Benchmark Emailのユーザーのリアルなメール配信施策をその効果や実際に配信しているメールを交えてご紹介する事例コーナーです。 今回は「食事もエンタテインメント。日本の食文化を世界にも。」をテーマに様々なレストランを運営する株式会社LDH kitchen(以下、LDH kitchen)のメール施策について、広報宣伝部、取締役の森さんにお話を聞きました。 LDH kitchenのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: LDH kitchenで取り扱っている14のレストラン メールマーケティングの目的: ブランドの認知拡大 主な配信コンテンツと配信頻度: –各レストランの最新情報やイベント情報(月1回の定期配信) – ビール特集など不定期のキャンペーン情報 配信対象: – HPからのメルマガ登録者 – 名刺交換をしたお客様 SNSとは異なるユーザー層へのアプローチとしてメルマガを発信 メール全体を表示する(表示されない場合はこちら) LDH kitchenは中目黒KIJIMAやAMAZING COFFEE、井上チンパンジーなど個性豊かな様々なジャンルの14のレンストランのブランディング、運営を行なっている企業で、真に「食」に興味のあるユーザーへ情報を届けるため、プッシュ型のツールであるメルマガ配信を2017年1月よりスタートさせました。 またこの時メール配信を選んだ背景には、SNSでコミュニケーションできる層とは異なるターゲット層(食に興味のある自社のコアターゲット層)へのアプローチを考え、プラットフォームユーザーの属性を見越した上での判断だったそうです。 コアターゲット層にだけ、彼らに見合った情報を届けるために、LDH kitchenではメルマガへの登録経路をHP上のみと限定的にしています。結果開封率は40%を超えることもよくあるそうです。 また配信後の効果測定として開封率、配信停止数に加え、Googleアナリティクスと連携し、webへの遷移も確認し、以降のメール施策への改善にデータを活用しています。 関連ブログ:メルマガ平均開封率レポート【2019年度版】 タブロイド誌のような感覚でメルマガを読んでもらいたい メール全体を表示する(表示されない場合はこちら) 今回最も注目したいのがLDH kitchenが配信する洗礼されたメルマガデザイン。ここには担当の森さんの強いこだわりがありました。 多くの異なるジャンルのレストランを抱える同社では、メルマガのデザインで和食レストラン風、洋食レストラン風といった1つのジャンルに偏ったデザインを作ることができません。そのため取り扱うレストランのどこにも偏らないデザインを採用する必要がありました。 いくつものメルマガを購読してデザインを研究した結果、メルマガであってもタブロイド誌を読むようなイメージを湧き立たせるようなデザインを採用し、「タイトル」「アイキャッチ」そして「導入テキスト」という読ませるのではなく、視覚に訴えるメールレイアウトに行き着いたそうです。 またメルマガの主流となっているシンプルですっきりとしたデザインではなく、LDH kitchenのテーマカラーであるオレンジ系の暖色を背景に採用することで、温かみのある印象を読む人に与えるといった狙いを加えています。 そしてメルマガ全体のデザインをカチッと洗練させるために重要なのが、アイキャッチ画像のクオリティーです。実は掲載する画像も森さんが撮影しており、できるだけ商品を寄りで撮った画像を採用しているそうです。 全体を俯瞰して見せるのではなく、特定の被写体を強調する寄りの写真を採用することで、訴求したいものを明確にするだけでなく、メルマガデザイン全体を引き締める役目も兼ねています。 さいごに 私の経験上、メルマガに背景色を加えるのは実はなかなか難しいことだと思っています。 今まで様々試してみたのですが、素人っぽくなってしまったりと、結局背景色なしのシンプルなものになることが多いのですが、うまく背景色を加えることで、ワンランク上のクオリティにさせることができるのですね!是非試してみたいと思いました。 とことんデザインにこだわったLDH kitchenのメルマガはBenchmark Emailの既存テンプレートを使っていますが、細かいところはコーディングして作られています。そのため1つのメール作成にもおよそ1週間という時間をかけて作成しています。 また森さん自身もメルマガ配信を開始して、「メルマガ読んでます」という声を実際に受ける機会が増えてきており、ブランド認知の拡散の手応えを感じているそうです。 ということで今回のLDH kitchenのメール施策から学ぶ、ポイントはこちら! ・メルマガデザインにオリジナリティを加える ・コアターゲットに届けるためにメルマガ登録の場所を限定させる それでは、また。 伏見でした! // --- ### 【事例4選】メルマガ開封率upに効く!読まれるタイトル施策まとめ - Published: 2017-10-09 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/4_case_studies_to_improve_open_rate/ - Categories: 開封率・到達率 - Tags: 開封率, スクー, PR Table, フリーウェイジャパン, 創業手帳 みなさんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 メールマーケティングを行なっている方は一度とならず、もしかすると常に気にかけていることがあるのではないでしょうか。そうです、メールの開封率です。 どんなに有益な情報や届けたいコンテンツがあっても、メールを開封してもらわなければ、それらは日の目を見ることのない情報として終わってしまいます。 故にメールを開封させるテクニックは色々試してみたいものですね。 今回は過去にご紹介したインタビュー事例の中で、特に「メール開封」施策について記載しているものをまとめて4つご紹介します! メールタイトルをより惹きつけるものにする 企業・団体の“想い”をストーリーとして作成・蓄積・活用が可能なプラットフォームPR Tableはメールのタイトルに「〇〇%」や「特集記事〇〇個」といった具体的な数字を入れることでタイトルに惹きを持たせています。 ですが、煽りすぎたり、メール内のコンテンツとの乖離がありすぎると以降のメールへのリアクション(例えば開封率や購読停止数など)が下がってしまうなど逆効果です。 ブログ:【メールマーケティング事例】PRプラットフォームが行うメール配信とは?エンゲージメントUPに効果のあるメール配信 人気のコンテンツをタイトルに活用し、関連記事への流入もアップさせる 生放送授業が受けられるオンライン動画学習サービスのスクーではメールに掲載するコンテンツが複数ある時、人気のあるコンテンツをメールのタイトルにも活用しています。 人気のあるコンテンツで開封してもらい、同時に別の記事へも流入してもらうという方法です。 ブログ:【HTMLメール紹介】スクーが行う、学生にリピートを促し授業を受け続けてもらうメール施策 A/Bテストを繰り返して開封率の改善を続ける メールマーケティングにおいて施策の改善を繰り返すことのできるA/Bテストはより高い開封率を獲得する上で、とても有効な対策です。かくいう私もBenchmark Emailのニュースレター配信には過去にたくさんのA/Bテストを繰り返してきました。 新ビジネスを起業された会社に無料で送られる起業家向けのビジネス情報冊子、創業手帳では様々なA/Bテストを繰り返したことで、自社のユーザーに好まれるメールのタイトルを導き出しています。 ブログ:メールのリンククリック率30%以上!創業手帳が行うBtoB向けメールマーケティング 本当に興味を持っている人だけに読んでもらうタイトル付け こちらはこれまでにご紹介した方法とは異なりタイトルでセグメントをかけるという試みを行なっています。無料のクラウドシステムや会計税務ソフトウェアを提供している株式会社フリーウェイジャパンでは取り扱っている製品が複数ある中、メールタイトルに特定の製品名を入れています。 その結果、開封数は下がったものの、メール内に設置されたリンクのクリック数は上がったというデータを持っています。本当に読んでもらいたい人に届けるということに着目している事例です。 ブログ:【メールマーケティグ事例】カスタマーサポートの業務を大幅に軽減することに成功!株式会社フリーウェイジャパンが行ったメルマガ施策とは!? さいごに 開封率をアップさせるには自身の購読者を知ることが不可欠です。それはどういった人たちで、どんな生活をしていて、どんなことに興味を持っているのかを知ることで、その人たちに合ったタイミングやアプローチ(タイトルなど)を送ることができ、その結果として高い開封率といった結果に結びつきます。 購読者を知るためにA/Bテストはとても有効な手段です。私も過去にタイトル、配信時間、曜日、差出人名など様々なテストを行なってきました。 開封率にお悩みの方は是非A/Bテストで様々な施策を試して見てください。 では、伏見でした。 関連記事: メルマガ平均開封率レポート【2019年度版】 開封率が3倍に! メルマガの開封率を上げるために大事な3つのポイント // --- ### Googleアナリティクスを使ってメールマガジンの1歩踏み込んだ効果分析しよう! - Published: 2017-10-02 - Modified: 2023-02-02 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/googleanalytics-for-email-marketing/ - Categories: メールマーケティング - Tags: 効果測定, Googleアナリティクス, コンバージョン こんにちは。ライターの遠藤です。 メールマガジンを配信している場合に、開封率やクリック率をチェックしていると思います。ではメールマガジンが、どれだけ成果(問い合わせや商品購入など)につながっているのかはチェックされていますでしょうか。 メールマガジンからWebサイトに流入した人たちのWebサイトでの滞在時間や、どのページを見たのか、どのページで離脱しているのか、どれだけWebサイトの目標(コンバージョン)を達成したのかなど、Webサイトでの動きを把握することは、より効果の高いメールマガジンを作るのに、とても有効です。 メールマガジンからWebサイトに流入したあとを追う メールマガジンの開封率が高くなった!クリック率も良くなってWebサイトへの流入も増えた!でもWebサイトでの目標(コンバージョン)が達成できていないということでは、本末転倒ですよね。 メールマガジンの開封率やクリック率を把握しているけど、クリックされて、Webサイトに流入した後のデータは把握してないというのは、あなたのメールマガジンをより良いものにするために使える貴重なデータを、みすみす捨ててしまっています。 開封率やクリック率など、メールマガジンでの成果だけでなく、もう1歩踏み込んで分析をすることで、今よりも、もっと効果的なメールマガジンを作る参考にすることもできます。 Webサイトのアクセス分析にGoogleアナリティクスを使っている方は多いと思います。せっかく、Googleアナリティクスを使っているのなら、メールマガジンから流入した人がどんなページを見ているのか、Webサイトの目標(コンバージョン)に至っているのかなどのデータも追いましょう。 Benchmark EmailではGoogleのパラメーターが自動で付与されます。是非お試しください。 メールマガジンの効果をGoogleアナリティクスで見る方法 メールマガジンから流入した人のWebサイトでの動きを追うのは、難しいことではありません。メールマガジンで使うリンク(URL)に、追えるようにパラメータをつけるだけです。 そういわれてもよく分からないという方のために順を追って説明していきます。 Googleアナリティクスでのコンバージョン設定 まずはGoogleアナリティクスです。すでにコンバージョン設定をしている方は、読み飛ばしてください。 Googleアナリティクスでは「コンバージョン」と呼ばれる、そのWebサイトでの目標を設定することができます。例えば「特定のWebページに訪問した」「問い合わせの送信ボタンをクリックした」など、様々な目標を設定することができます。 Googleアナリティクスの「管理」を開き「ビュー」→「目標」と進むと、設定をすることができます。詳しくは「目標を作成、編集、共有する – アナリティクス ヘルプ」を参照してください。 この「目標」で設定した内容が「コンバージョン」として設定され、メールマガジンからWebサイトに流入した人がコンバージョンに至ったかを追うことができるようになります。 メールマガジンで使うURLにパラメータをつける 次にメールマガジンでの設定です。なにも設定をしていないと、メールマガジンからの流入はGoogleアナリティクスでは「(direct) / (none)」という「参照元なし」に分類されてしまいます。そのため、メールマガジンからきた(流入)のかを判別することができません。 そこで、メールマガジンで使うURLにパラメータ(ダミーパラメータ)をつけて、そのリンクをクリックした人に「メールマガジンを読んだ人ですよ」という「印」をつけます。この印が付いていることで、Webサイトにきた人が、メールマガジンからきた人であると判別することができるようになります。 パラメータは、WebサイトのURL(リンク先URL)に「?」をつけて、そのあとにパラメータを追記します。 実際にURLにつけるパラメータには以下の3つを使います utm_source=任意の文言(参照元、例:mailmagazine) utm_medium=任意の文言(メディア、例:email) utm_campaign=任意の文言(キャンペーン名、例:メールマガジンの配信日) 例えば「abc. com」というURLにパラメータを付けると「abc. com? utm_source=○○&utm_campaign=□□&utm_medium=△△」となります。 パラメータについて詳しく知りたい方は「カスタム キャンペーン – アナリティクス ヘルプ」を参照してください。 パラメータURLを作れる「Campaign URL Builder」 なんだかよくわからない!難しい!という方は、Googleが提供している「Campaign URL Builder」を使うと簡単にパラメータが付いたURLを作ることができます。英語ですが、やることは、それぞれの文言を記入するだけです。 --- ### 【不動産ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート - Published: 2017-09-24 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ema_for_real_estates/ - Categories: セミナーレポート - Tags: コンバージョン, オートメーション, EMA, Tato Design, 不動産 皆さんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 Benchmark Emailでは送られたメールに対して個別の購読者が行ったアクション(開封やメール内に記載のあるリンク先のページへ推移するなど)をきっかけに、購読者それぞれに合わせた内容のメールを自動で送り分けることができる新機能、EMA(メールマーケティングオートメーション)を活用した新たなワークショップを9/14に開催いたしました。 今回は不動産業界に焦点を当て、同業界で考えられるメールマーケティングオートメーションの施策を実際に不動産業界でメール施策を担当されている方をお招きして考えました。 過去のEMA勉強会記事: ・【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【観光ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【人材ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート 今回も講師に宣伝会議にて「Web動画クリエイター養成講座」「自社セミナー企画実践講座」などの講座を持つ前田 考歩氏を迎え、「観光ビジネス向けメールマーケティングワークショップ」をテーマに、大手旅行代理店やメディア企業のマーケターの方々にお集りいただき、メールオートメーションのシナリオ作り(カスタマージャーニー)を皆さんで考えていただきました。 その時の様子や実際に挙がった施策案などを交えながら、ワークショップのレポートをお送りします。 不動産業界のメルマガは敬遠されがち! ? 不動産会社からのメールは様々な物件を見ることができるため、家を探しているタイミングでなくてもついつい購読したいコンテンツが多いですよね。 以前インタビューさせていただいたTato Designでも「物件ファン」が多いことからメルマガの開封率がよいというお話を聞きました。 また家探しを将来的にしようかなと考えているタイミングで、なんとなくイメージを膨らませるための情報収集の場としてメルマガに登録してみた、という購読者が多いのも特徴と言えます。 しかしこのようなライトな購読者層にとっては「メールに返信すると、押し売りセールスが来そうだから返信したくない」「まだ本気で家探しを始めていないから、ボリュームのある登録フォームは書きたくない」といった煩わしさがあり、メールを開封してもその次のアクションを起こさないというケースも多くあります。 多くのファンがつくコンテンツがあるからこそ、購読者の「温度感」に合ったフォローアップを行うことで、さらにメール施策を成功させる機会を増やすことができます。そこで、個人の「温度感」に合ったフォローをするために参加いただいた方々にメールマーケティングオートメーションを考えていただきました。 今回の勉強会では以下のオートメーションシナリオを考えてもらいました。 メール施策全体のゴール設定とターゲットを明確化 オートメーションのトリガー(オートメーションメールが開始するきっかけ)となる最初のメール案を作る トリガーとなるメールが開封されたなった場合、開封しなかった人のみに自動で送られる別のメール案を作る (EMAを使ったメールマーケティングオートメーションシナリオ例) メール施策の配信リスト(ターゲット)とゴールを設定する メールのオートメーション考える上で、まずメール施策を行うゴールと対象となるターゲットを明確にします。参加者からは以下のような例が上がりました。 1. ターゲット:不動産投資を行なっている・興味を持っている人 目的:物件への問い合わせ 2. ターゲット:資料請求者 目的:来店 3. ターゲット:既存顧客(入居者) 目的:自社で扱っている別の賃貸物件への入居(継続的なユーザー獲得) 4. ターゲット:オフィス移転検討をしている人 目的:ファンの定着化やHPへの回遊率のアップ 5. ターゲット:既存顧客 目的:リピート契約 オートメーションのトリガーメールを考える メール施策のターゲットとゴールが決まったところでこの設定を達成するためのメールを考えます。同時に、このメールへの購読者の行動(開封、クリックなど)によってその後のオートメーションメールがスタートするよう、トリガーとして設定します。 1. 成功体験を例にする 不動産投資に興味を持っている人へ、それを行うことでの収益メリットを訴求したメールを作ります。メール本文では具体的な投資対象物件と事例(収益事例)を掲載し、投資対象物件の詳細を掲載したランディングページ(以下、LP)へのクリックを促します。 LPでは物件の詳細と収支シミュレーションを掲載し、問い合わせを促します。 2. フォローアップとしてのメール 資料請求をした方を対象にメールを送るということで、資料請求から数日後に「資料請求いただきありがとうございました」といったお礼メールを送ります。 メール本文では物件とその周辺地域のアピールポイントを明記し、詳細を記載しているLPへ促すためのボタンを設置します。 そしてLPでは地域の良いところを説明したり、メール内では触れていない料金についての説明も加え、来店へのイメージを購読者に与えています。 3. 既存顧客を囲い込むために限定感を与える 賃貸物件を契約している既存顧客へ、自社で所有している他物件へ引っ越しを優先的に行うためのキャンペーンをメールで届けるという施策です。 賃貸物件では既存顧客が必ずしも同じ不動産仲介業者から別の物件へ引っ越すといったリピート契約を常に得られるわけではなく、既存顧客を囲い込むために、先行公開物件情報や手数料の割引キャンペーンをメールに掲載するというものです。 こちらでもLPでは対象物件の詳細と問い合わせボタンを掲載します。 4. ブランドのファンを作り上げる 購読者は全てがそのタイミングで物件を探している訳ではないので、メールでのタッチポイントのタイミングで問い合わせや契約といったものをゴールとするのではなく、あくまでもメールを面白いものと思ってもらうなど、ファンを作りあげて、物件を見つけるそれぞれのタイミングで会社を思い出してもらえるようなエンゲージメント作りとしてのメール施策例もありました。 メールの内容は地域のアピールポイントを特集し、それに興味を持った人をLPヘ促します。LPではキャッチーなコメントと共に物件の写真を1つ掲載し問い合わせフォームへのボタンを掲載しています。 (取り扱っているものがいわゆるインスタ映えするような港区や渋谷区といった地域に限定した物件であるため、そういった地域性に合ったコメントを写真と一緒に掲載しているそうです。) 5. マイナス要因や緊迫感を訴求 こちらはお得感ではなく、行わないことでの得られるはずだった特典を逃してしまうことをアピールするものです。 例えば購入した物件の点検サービスを行なっている企業のメールとして、物件購入をしている既存顧客へ無料保証対象の期限が迫っていることをメールタイトルで伝え、メール本文では点検サービス(有料)を受けることでその後の補修工事費用が無料で得られることを伝えるというものです。 そしてLPではサービス内容の詳細と申し込みフォームを埋め込み、サービスへの登録を目的としています。 最初のメールで目的達成できなかった時に自動で配信される次のメール施策を考える このシートではトリガーとなる最初のメールを開封してくれなかった購読者へ向けたシナリオをその後三つの分岐点に注目して考えました。 【開封】最初のメールを開封しなかった購読者だけに、別のアプローチ方法として異なるメールで訴求するとしたら、そのメールの件名はどういったものか 【遷移】メールを開封したが、メール内に設置したリンクボタンなどからLPへ移動してもらえなかった購読者に対し、LPへ進んでもらうために別のメール文での訴求方法を考える 【達成】移動した先のLPで達成してもらう特定のアクション(=メール施策のゴール。)をしてもらえなかった場合、別のLPを設定するならどんなものが良いか 1. 別のセグメントを想定 収入レベルや性別、年齢などのセグメントを絞ったメール内容でも開封されない場合、そのセグメントとはまた違ったセグメントで訴求することで興味を引き出すことができる可能性があります。 例えば、収入レベルを軸としたメールタイトルだった最初のメールから、今度は住む地域を訴求ポイントとしてメールタイトルに記載することで、別の角度からのアプローチを狙うというものです。このタイトルに合わせて、メール内容も物件周辺地域のおすすめポイントを掲載します。 2. タイムリミットを煽る 同条件の物件や同じ建物の空室が残り〇〇部屋といった、切迫感を煽るメールタイトルです。 そしてメール内容、LPでは動画を用いて物件内をくまなく見せることで、内見に行かなくても様子がわかるようにすることで、ユーザーの手間を省くという施策です。 3. より包括的な内容へシフト 同じ情報でもターゲットを絞りすぎるため、メールを開封してもらえてないことがあります。例えば港区に住みたくても品川周辺と、青山周辺に住みたいと思っている人が異なるというケースがあります。 1通目のメールタイトルが品川だったために、同じ港区でも青山周辺で物件を探している人にはこれではささりませんね。 オートメーションで配信するメールではより広い範囲(例の場合、「港区でオススメの物件」など)にささるタイトルのメールを送ることでより高い開封率を得られる可能性が増えますね。 さいごに 不動産業界におけるゴールは物件契約など単価が高いゆえ、コンバージョンまでに時間がかかるものです。ですから冒頭でお伝えしたようにとりあえず情報収集としてメルマガ登録した、という人が多いのも事実です。 そういった意味でブランドのファンを作っておくための施策としてメルマガを配信することもメール施策としての1つのゴールと言えるでしょう。 また単価が高いからこそ、キャンペーンなどの割引はユーザー側からするととてもうれしいものではないでしょうか。また個人的にはお得感を押すだけでなく、逃してしまうと損をするといったマイナス要素を含んだ切迫感を訴求するというのにはとても興味をそそられました。 Benchmark Emailのニュースレターでもそういったタイトルのメールが届く日も来るかもしれません。 ということで今回のワークショップのまとめ 購読者の温度感に合わせたメールの訴求内容を考える 成功体験や限定コンテンツでお得感をアピールする キャンペーンを逃した時のマイナス点を明記する では、今回以上です! 伏見でした。 // --- ### パーソナライズで売上90%UP!4つのメール施策【docomoイノビレレポート】 - Published: 2017-09-18 - Modified: 2020-06-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/personalized-marketing-seminar-report-at-docomo/ - Categories: セミナーレポート - Tags: ステップメール, イノビレ, カゴ落ち, クリエジャパン, シーセンス, パーソナライズ, 顧客セグメント Benchmark Emailではユーザーさんを招いたワークショップを定期的に実施しておりますが、他社開催のイベントにお呼ばれしてメールマーケティングのノウハウについてお話させていただくこともあります。 先日、9/5(火)にはドコモ・イノベーションビレッジ主催のイベントにて、メールマーケティングにおけるパーソナライズについて、当社エバンジェリストの笠原がお話をさせていただきました。 どう取り組む?デジタル「パーソナライズマーケティング」。~ツール導入前に必要な「考え方」を身につけよう(終了) 当日のモデレーターは当社のワークショップ講師でおなじみの前田考歩氏。登壇は当社含めて3社で、それぞれ顧客とのエンゲージメントを高めるためのソリューションを提供している企業さんですので、レポート後半で簡単にではございますがご紹介させていただきます。 今回のイベントのテーマは、いかにデジタルマーケティングの施策で「企業が発するメッセージをターゲットの趣味嗜好や行動履歴に合わせて絞りこみ、適切なタイミングと場所に送ってコンバージョンさせるか」ということで、シーセンス株式会社からDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)について、株式会社クリエジャパンから動画活用について、そして当社からはメールマーケティングについて、それぞれ考え方やツールの利用法を解説いたしました。 『メールマーケティングにおけるパーソナライズとは?』 株式会社ベンチマークジャパン エバンジェリスト 笠原吾郎 当社笠原の当日のプレゼンテーションをダイジェストでご紹介します。 一般的に「メールマーケティング」で「パーソナライズ」というと、例えば「送信先ごとに宛名を変える」などが分かりやすいかとは思いますが、実は大きく分けて4種類のパーソナライズが可能です。 そもそも、メールマーケティングの特徴とはなんでしょう?大前提ではありますが、メールマーケティングは「プッシュ型のコンテンツマーケティング」です。 コンテンツマーケティングにも様々な手法がありますが、多くの場合、例えばSEOでもリスティングでも、ターゲット顧客にはサイトやページに訪問してもらう必要があります。つまり「プル型」のマーケティングが多いかと思います。 一方、メールはターゲット顧客に対してプッシュ型で送信が行なえるため、能動的にタッチポイントをつくることができます。さらに、本日のテーマでもある「パーソナライズ」を行うこと、つまり各顧客に適したコンテンツを届けることでコンバージョン率やエンゲージメントを高めることが可能です。 では、メールマーケティングでは、具体的にどのようなパーソナライズの方法があるのでしょうか。大きく4つについて解説をしていきます。 宛先のパーソナライズ コンテンツのパーソナライズ タイミングのパーソナライズ 行動結果のパーソナライズ 1. 宛先のパーソナライズ まずは、「1. 宛先のパーソナライズ」からお話していきましょう。これは、皆さんが最もイメージしやすい手法かと思います。 例えば、顧客リストを「①未購入顧客」「②購入済み顧客」「③ロイヤル(リピーターなど優良)顧客」など売上高や取引実績で分けて、それぞれに異なるメールを送る、などが該当します。そのため、取引実績に応じたリストの分類や、フォームやアンケートを活用して、例えば性別や業種、 都道府県などの情報を取得し、属性ごとに分類を行うことが必要になります。 ちなみに、Benchmark Emailでは登録フォームの作成や、顧客管理機能の中にリストセグメント機能がございますので、一度設定すれば自動でリストの振り分けを行なうことができます。 これによって、例えばある新卒採用向けの人材サービス企業様ですと、登録時に聞いた大学名や学部名でセグメントをして、メールには「○大OBインタビュー掲載!」「○○学部で学んだことを活かせます!」というパーソナライズされた件名で配信することで開封率を上げるなどのパーソナライズ施策ができるようになります。 2. コンテンツのパーソナライズ こちら先ほどの「1. 宛先のパーソナライズ」とも重複しますが、例えば「◯◯様」や、「◯◯ご出身の方へ」の◯◯部分に、「氏名」「都道府県名」など特定のフィールド名を挿入するのが最も簡単なコンテンツのパーソナライズの手法ですし、さらに顧客の課題によってメールの内容を変えるのはもちろん、例えば動画や画像を属性に応じて差し替えることでそのターゲットに合った情報を届けることができるようになり、メールの開封率やそのメール内のリンククリック率、そして最終的にコンバージョンを向上させることができます。 3. タイミングのパーソナライズ これは、前出の「内容」のパーソナライズとは異なり、情報を届ける「タイミング」をパーソナライズすることでコンバージョンを増やすというものです。いわゆる「ステップメール」という形でご利用されているケースが多いかもしれません。 例えば、購入やメルマガ購読の日を起点として、次回の接触として好ましいと考えられるタイミング、例えば◯日後に◯のメールを送る、という設定をしておくことで、その日になると自動的に配信が行なわれていきます。読者にとって「ちょうど欲しかった」タイミングでメッセージが届くことでコンバージョン率を向上させることができます。 また、見込み顧客の検討タイミング、例えば、資料請求から◯日後に「後にご不明な点はありませんか?」というメールを送ることでより良いコミュニケーションを取ることができる様になります。 4. 行動結果のパーソナライズ こちらは、ステップメールに似ていますが、「顧客の反応によってパーソナライズを行なう」という高度な機能です。 そもそも、メールマーケティングにおける「顧客の反応」には、 配信リストに登録される(メルマガ購読の開始、商品の購入) メールの開封 メール内のリンクのクリック(特定ページへのアクセス) などがありますが、それぞれの反応に応じてメールを送ったり、特定のリストにセグメントを行なうことができます。例えば、「あるメールを開封した人にはこのメールを送る」「あるメールのリンクをクリックして、あるページを訪問した人をこのリストにセグメントする」などのパーソナライズが可能です。 またその為には、「顧客がどんな反応をしたら、どんなメッセージを送るか」という、「シナリオ」をあらかじめ設定しておく必要があります。最近ではマーケティングオートメーションの領域に含まれるかもしれません。 少し複雑な例ですが、ECサイトですと、カゴ落ちユーザーへのフォローアップがそれにあたります。 例えば、「受け取ったメルマガを開封して、メルマガに掲載されていた商品をカートに入れたものの(特定ページのアクセス)、結局買わなかった」というユーザーの行動があるのに対し 「購入後のサンクスページに行かなかった(特定ページの非アクセス)ユーザーに対して、自動的に特別なクーポンメールを送る」、というシナリオを設定しておくことで、再度購入を促すことによってコンバージョンを向上させます。 Benchmark Emailでは、またβ版ではありますが、EMA(Email Marketing Automation)という機能にてこのパーソナライズを実現することができます。 以上の様に、メールマーケティングでは、読者の登録情報、メールへの反応に応じて、内容やタイミングをパーソナライズすることができます。一方でこれらを実現する為には大変な手間もかかりますが、弊社Benchmark Emailの様なツールを利用して、極力自動化をしていただくことでパーソナライズを実現させることができます。 関連記事: ・メールの自動化により生産性をアップさせる、注目のメールマーケティグオートメーションとは? ・【実例多数】夜は深ければ深いほどいい! 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A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 以下は簡単にではありますが、ご一緒させていただいた2社のご紹介です。 『ユーザーを理解して、効果的なパーソナライゼーションを実現するには』 ■シーセンス株式会社 代表取締役社長CEO 江川亮一氏 キートピック -デジタルマーケティングの状況について 現在、オンライン広告はGoogleやFacebookが収益の多くを占め、プラットフォーマーが非常に強い状況。自分達が意識を変えて、自分達がお客さんを囲い込んでいかなければならない。 -メディアの役割 これまでは広告枠を販売していたが、どのようなプロモーション、取り組みを行うことで人を集められるのか?を考えていく必要がある。 -広告主の役割 これまでは予算を作って代理店などへ依頼して出稿していたが、今後さらに増えるタッチポイントを踏まえてユーザー、ファンへのおもてなしを真剣に考えなければならない。 -データを活用することで実現できること 自社で、可能な限りのトラフィックを取得し、タッチポイントを横断して高品質なエクスペリエンスを提供することができる。例えばサイトのパーソナライズ、オススメ商品の表示、パーソナライズされたバナーの表示、会員ユーザーフローの分析ならびに離脱ユーザーの囲い込みなど。その為にも、しっかりと設計されたパーソナライゼーションと、そのシステムが必要。 『データドリブンの動画によるコミュニケーション』 ■株式会社クリエジャパン COO 渡邊克彦氏 キートピック -パーソナライズ動画の普及 顧客に合わせた動画を生成することでエンゲージを高めるといった考え方や施策は米国では以前からあるものの、国内では2年程前から普及してきたとのこと。ユーザーによる動画の視聴が一気に加速しており、特にスマホの伸びが大きいそうです。 -パーソナライズの分析軸 パーソナライズの為の情報分析は高度化しており、CRMやマーケティングオートメーション、ビッグデータなどと連携。webアンケートの回答によって動画が変わるなども可能とのことです。 -活用方法 パーソナライズド動画、ワンツーワンのメールなどにより、ユーザーに最適化された動画を自動生成することで「自分ごと感」を出すことができます。mpeg4形式の動画のため、メールやwebなどでも活用しやすく、ショートメッセージでも利用されているそうです。例えばコールドコールでも一本お電話をしたあとに、「詳しくはメッセージを見てください」とお伝えしてSMSで動画を送る、などの活用もできるとのこと。 関連記事:これさえ読めば丸わかり!2017年メールマーケティングトレンド -パーソナライズ動画の仕組み 素材合成(スーパーインボーズ)によってユーザー属性ごとに動画の中身を変えることができるそうです。例えば挿入テキストの色を変えたり(男性なら青文字で左から右に流れて表示されるアミメーションを、女性なら赤文字で右から左に表示させるなど)、シナリオ合成(パーツ動画結合)によって、ユーザーの属性や行動履歴などのパラメータにあわせて動画の出し分けを行なうことができるとのこと。 さいごに 「パーソナライズ」、「One to One」。3社それぞれ提供するソリューションは違えど、つまるところ、ターゲット顧客の属性や課題、趣味嗜好、行動履歴に合わせて「パーソナライズ」したコンテンツを好ましいタイミングで送り伝えてコンバージョンを向上させる点で、基本的な考え方は全く同じものであることが分かりました。 一昔前であれば、「パーソナライズ」は、たとえば営業マンがお客さんの好みを覚えて絶妙なさじ加減でコミュニケーションを取ったり、人力でリストをセグメントしていたかと思いますが、現在では当セミナーの3社の様なツールを活用することで、データに基づいてそれらのコミュニケーションを自動化することができるようになってきています。是非ご興味をもたれた方は各社のWebサイトもご覧になってください。 最後に、こちらはセミナー会場後方にあった素敵なジオラマのご紹介。本日機会をくださったドコモ・イノベーションビレッジでは、オープンイノベーションのコミュニティ運営や、定期的に様々なテーマの勉強会を開催されているとのことですので、是非ご覧になってみてください! // --- ### 世界一厳しい? ヨーロッパの個人情報に関する新協定『Privacy Shield』を知っておこう! - Published: 2017-09-04 - Modified: 2020-06-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/privacy_shield_for_eu/ - Categories: メールマーケティング - Tags: google, Amazon, salesforce, Privacy Shield, TRUSTe, 個人情報 皆さんが普段から利用しているクラウドサービス、例えば、顧客情報を管理するCRMツールやBenchmark Emailの様なメール配信サービスには、個人情報を保存する必要があることから一定のセキュリティレベルが求められています。 Benchmark Emailは元々TRUSTeを取得しておりましたが、この度新たにEU-米国間の個人情報移転に関する新協定である「Privacy Shield」のデータ保護要件に準拠している企業に選ばれました。 ヨーロッパ諸国は日本と比べてもプライバシー保護の意識がとても高いと考えられています。 本記事では、ヨーロッパの個人情報保護規制のレベルや内容がどのようなものであるのかをマーケターの皆さまに知っておいていただくことで、日本でも今後厳格化することが考えられる規制への備えになればと思います。 1. Privacy ShieldとはEUーアメリカ間におけるデータの取り扱いに関する枠組み Privacy Shieldとは、欧州で取り扱われている個人データを米国に移すことを許容する法的枠組みのことで、その中では米国企業により重い責任を課すことが盛り込まれています。また商務省と米連邦取引委員会(FTC)が厳しい監視と取締りを行うことも条件に含まれています。 そもそもヨーロッパでは日本以上に「プライバシーの尊重」の考えが進んでおり、GDPR(EU一般データ保護規制)の施行を来年に控えたりと個人情報の厳守を重く捉えています。現在はEU加盟国がそれぞれ独自の法規制で情報の厳守を行なっていますが、EU全体で1つの法に則る方針に進むなど、プライバシー保護に対する意識の高さが顕著なのがEUなのです。 参照:EUの個人情報保護法「GDPR」施行まであと1年、対応は「経営課題」 2. それってつまりどういう意味? Privacy Shieldが定めるルール(data protection rules and safeguards)に則り、個人データを扱う限り(例:使用、保管、転送など)、EU圏内にある個人データをアメリカ国内に安全に移動させることができるというものです。 これにより、EU圏内の市民権の有無にかかわらず、データに与えられた保護が適用されます。 Benchmark Emailなど、クラウドサービス型のメール配信ツールにおいてはクラウド上にアップロードする配信リストの情報がこの協定に則って取り扱われることで、データ保護の安全性の1つの基準となり、GoogleやAmazon、salesforceといった企業も認証を受けています。 3. どのように機能しますか? Privacy Shieldの要件を満たしていると認められるには認定を受ける必要があります。 さらに、この認証は毎年更新されるもので、更新を行わない場合、この特定の枠組みの下でEUからデータを受信、 使用することはできなくなるのです。 4. Privacy Shield認証されているの企業であるかどうかを知るには? Privacy Shield公式HPより検索することができます。 検索ボックスに企業名を入力し、Privacy Shield認定を受けている場合、次のような結果が表示されます。 (Benchmark Emailは認定されていることが確認できます。) 5. 契約書に記載されている権利と義務とは何ですか? Privacy Shieldに関する全ての権利や義務についてこちらのページで確認することができますが、どのようなものが盛り込まれているのか、キーポイントをご紹介します。 データの利用用途とその理由、個人データにアクセスする方法、または権利を侵害された際などにおける苦情の提出方法といった情報を得る権利。 あらゆる目的におけるデータの使用には現在制限がある。 企業で保有するデータは最小限に抑え、必要である間だけそのデータを保持する義務がある。 データを保有する企業はそのデータを安全に管理する必要がある。 データを別の会社に転送する必要がある場合、Privacy Shield認証を受けている会社がデータを保護する必要がある。 個人はデータにアクセスし編集する権利がある。 個人がデータ管理に関する問題などが見つかった場合、苦情を提出する権利があり、またその解決策を受けることができる。申し立ての方法はいくつかある。 米国の公的機関により個人のデータへアクセスされた場合、保証される権利がある。 その他知っておくべきことは? 実はこの協定に遵守する上で、ヨーロッパのデータを扱う米国企業はヨーロッパにサーバーを立てる必要があるのではないか、という憶測があるのですが、これは事実ではありません。 条件は、米国に本拠を置く企業がPrivacy Shieldを遵守していることで、Privacy ShieldのHPにて掲載されている企業(=Privacy Shield認証を受けている企業)が管理するデータは安全であることが証明されています。 ビジネスシーンでは日々多くの個人情報を取り扱います。Privasy Shieldなどの公的機関から認証を受けているということは、1つの信頼要素になるかもしれませんね。 ということで今回はEU-米国間の個人情報移転に関するPrivacy Shieldについてお伝えしました。 より詳しい内容を知りたい方はこちら: ・Factsheet ・Guide to the EU-U. S. Privacy Shield 合わせて読みたい: 法律違反になる前に!メルマガとして宣伝・広告メールを配信する際に押さえておくべき「特定電子メール法」   // --- ### 開封率が3倍に!メルマガの開封率を上げるために大事な3つのポイント - Published: 2017-08-28 - Modified: 2020-12-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/3tips_for_indrease_open_rate/ - Categories: 開封率・到達率 - Tags: 開封率, 効果測定, A/Bテスト, エラー, ソフトエラー, タイトル, ハードエラー, 差出人名 こんにちは。ライターの遠藤です。 メールマガジンを配信していると、送ったメールマガジンがどれだけ読まれているのかは気になりますよね。 HTMLメールを使っていれば「開封率(どれだけメールが開封されたのか)」がわかるので、開封率をメール施策の効果検証指標の1つにしている会社も多いと思います。 誰もがメルマガの開封率は改善させたい メールマガジン担当者の多くは「開封率」を改善させたいと考えているでしょう。どれだけ多くの人にメールマガジンを送ったとしても、そのメールマガジンを開いて読んでいる人が少ないのでは意味がありません。 ちなみに、アメリカのデータではありますが「メルマガ平均開封率レポート【2019年度版】」を見てみると、開封率が20%前後というのが一般的なようです。 つまり100人にメールマガジンを送っても、20人前後にしか開封されていないということになります。もっと多くの人に、自社のメールマガジンを開封して読んでもらいたいですよね。 なぜメールマガジンの開封率が低いのか? なぜメールマガジンの開封率が低いのか、その原因はなんでしょうか。 開封率が下がる原因は、いろいろ考えられますので、影響の大きいものをピックアップしてみます。 原因1:メールマガジンが届いていない そもそもメールマガジンが配信先に届いていなければ、開封のしようがありません。 メールマガジンが届かない原因もいくつか想定できますが、1つは配信エラー(ハードエラー、ソフトエラー)があります。 宛先のメールアドレスが間違っていたり、システムエラーが発生しているなどの理由でメールアドレスが正しく届けられません。 参考: ・メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 ・メール配信が失敗した時のエラーコード一覧!エラー内容を把握して配信リストの質を高めよう 他には、メールマガジンが「迷惑メール」になっている場合です。 メールマガジンが迷惑メールに分類されてしまうと、配信先にメールアドレスが届いていることが、正しく表示(または通知)されません(迷惑メールフォルダーに入っているため、受信したことに気づかない)。 迷惑メールになる原因もいくつかありますが、メールマガジン配信側で対応できることは沢山ありますので、運任せにせずに、できることはしっかりやっておきましょう。 参考:自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! 原因2:購読者の興味関心と合っていない メールマガジンが正しく配信先に届いたとしても、購読者が興味関心を持てなければ、メールマガジンを読もうとは思わないでしょう。 例えば、DIYでオシャレな部屋を作りたいと思ってメールマガジンを購読している人に、オフィス用品の紹介をしても興味関心は持たれないですよね(どう紹介するかにもよりますが)。 興味関心を持ってもらうためにはメールマガジンのタイトルも大事ですが、これまでに受け取ったメールマガジンに対する印象(購読者が求めている内容とは違ったなど)も、届いたメールマガジンを開封して読むかどうかに影響しています。 メールマガジンの登録の際にどう行ったメールマガジンが今後届けられるのか、と行ったことがわかる様にすることで、配信側と購読者の認識のズレを減らすことができますね。 開封率を上げるために大事な3つのポイント 自分のメールマガジンやクライアント先でメールマガジン配信をしている私が、これまでの経験から開封率を上げるのに大事だと考えていること3つを紹介します。 私が運営している「WEBマスターの手帳」では、以前は平均13%ぐらいだった開封率が、今では平均30%(良いときで40%台)と3倍近くになっています。 ポイント1:メールタイトルには命をかける いまさら、改めて言われなくてもおわかりかもしれませんが、メールマガジンのタイトルは本当に重要です。タイトルで興味関心を持てなければ、メールマガジンを開封してくれることはありません。 Webコンテンツ(オウンドメディアの記事など)と同じです。重要なことは先に書く、数字を入れる、メールマガジンの内容がわかるなど、徹底的に考え抜いて、作り込みましょう。 参考:Webライターなら知っておくべき「読まれる」記事タイトルの付け方7選 | 【Webライター・編集者】最初の一歩 関連記事:開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール そしてメールマーケティング初心者の方は特に見落としがちなのが「差出人名(=送信元名)」です。 以下のGmailの受信箱の表示を見るとわかる通り、一番左側に差出人名が表示されています。つまり、メールを開封する前に最初に受信者が目にするのがこの差出人名なのです。 (Gmailでの表示は左から順に、差出人名、メールタイトル、メール内容となっています) 購読者にとって馴染みのある差出人名や面識のある人からのメールだと、躊躇なくメールを開封しますよね。 ですが、そうでない上に、興味関心が合わないと回付してもらえる可能性はグッと下がってしまいます。会社のメールマガジンでも担当者名やキャッチーなものなど、テストして見るのもいいかもしれません。 ポイント2:メールマガジンが届くのを楽しみにしてもらえるようにする あなたが、これまでに受け取ったメールマガジンで、読んでみたけど「面白くなかった」「役に立たなかった」と感じた経験はありませんか?そのような体験の後、もし同じ配信者から、またメールマガジンが届いたら読みたいと思いますか? どれだけタイトルが良かったとしても、メールマガジンの内容に魅力がなければ、届いたメールマガジンを開封してくれる人も減っていきます。 クライアント先での話ですが、メールマガジン購読をしている方から「毎月メールマガジンが届くのを楽しみにしているのに、最近届かない!」という、お怒りの問い合わせがありました。(原因は、その方が、ご自身の使っているメールアドレスを別のものに変えていたからでした) メールマガジンを作っている側として、申し訳ないと反省しつつも、嬉しい出来事でした。 メールマガジンを購読している人が、届くのを楽しみにしているメールマガジンを作る。当たり前なことを、ちゃんとやっていきましょう。 ポイント3:とにかく試して確認をする そして、最後は「とにかく試してみる」です。自社のメールマガジンを購読している人にとって、どんなタイトルが有効なのか、どんな内容を求めているのか、いつ配信するのがいいのか。 Benchmark Emailには「A/Bテスト機能」があります。タイトルを変えて、どちらが開封率が高いのか試してみる。朝に送るのがいいのか、昼に送るのがいいのか試してみる。曜日はいつ送ると開封率が高いのか試してみる。 他社にとっての正解をコピペするのではなく、他社を参考にしつつ、御社にとっての正解はなにかを探してください。 参考:【実例多数】夜は深ければ深いほどいい! ? A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 開封率はHTMLメールでしか計測できない 最後に念のため。冒頭にも書きましたが、メールマガジンの開封率を計測するには「HTMLメール」を使う必要があります。 メール開封は1px × 1pxの画像が画面に表示されることによって記録されています。またメール内のURLをクリックし、リンクトラッキングで記録する方法もあります。 また、実際はメールマガジンが開封しているんだけど、それを計測できない場合があります。 HTML形式メールの画像がブロックされている場合 ファイアウォールや迷惑メールフィルターによって画像が無効になっている場合 テキスト形式でメールを受信している場合(ウェブ上でメールを閲覧するリンクをクリックした場合は別)。テキスト形式のみのメールでは画像が無効になっており、トラッキングすることができません 詳しくは「メールを開封してもレポートに反映されないコンタクトがいるのはなぜ?」をご参照ください。 // --- ### 【事例】メルマガ配信で週末の売り上げが変わる!fog linen workのメールマガジン施策 - Published: 2017-08-21 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/case_study_of_good_email_marketing_fog_linen_work/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: 開封率, メールマガジン, ECサイト, foglinenwork こんにちは、ブログ担当の伏見です。 Benchmark Emailのユーザーさんのリアルなメール配信施策をその効果や実際に配信しているメールを交えてご紹介する事例コーナーです。今回はオリジナルデザインでリネン素材のウェアやバッグ、シンプルな生活雑貨を取り扱う人気のブランド『fog linen work』が行うメール施策について、fog linen workプレスの粕谷さんにお話を聞きました。 Fog linen workのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:fog linen work(ウェア、キッチン、ベッド、バス周りなどのオリジナルのリネン製品の販売) メールマーケティングの目的: – 商品やブランドの宣伝 – 販売促進 主な配信コンテンツと配信頻度: – 顧客に向けて・新商品や限定商品、イベントのお知らせなど。(週1回/金曜日) – プレスに向けて・新商品、イベント、展示会のお知らせなど。 ( 月2回ほど/金曜日) – 卸先に向けて・新商品や限定商品、展示会、カタログ送付のお知らせなど。(週1回/金曜日) 配信対象: – fog linen workの顧客(顧客層:30代〜70代の女性) – メディア(プレスリリース配信先) – 卸先(fog linen workの商品を扱っているショップ) メールマガジンからの売り上げが何より大きい メール全文を見る (メールのWeb版が表示されない場合はこちら) fog linen work(以下、fog)では主にonlineで商品を購入し購読を希望されたお客様とHPのMAILING LIST のページに登録した方に向けて新商品、限定商品の告知、セールなどイベントのお知らせを主に配信しています。 また顧客向けのメールマガジンの他に、雑誌で紹介してもらえるように、新商品やイベント、展示会のお知らせを掲載したメールをメディア向けのプレスリリース、卸先に向けて・新商品や限定商品、展示会、カタログ送付のお知らせにメールマガジンを用いています。 購読者にはメールマガジンを日常化してもらうことを想定して、毎週金曜日の同じタイミングでメール配信を行なっているfog。また各メールマガジンのタイトルには毎回「fogからのお知らせ」から始まるタイトルを付けています。 顧客向けのメールマガジンの開封率は平均30%(クリック率20%)、プレス向けと卸先向けは約50%(クリックは共に15%前後)と高い効果を上げています。またメールの効果は開封率、クリック率だけでなく直接的な売り上げにも繋がっていると言う粕谷さん。その中でも特にメールマガジンからの効果があるのが、既存商品の限定色といった限定商品の売り上げです。 例えば顧客向けに月4回配信しているメールマガジンでは、定番商品の使い方や、季節に合わせたおすすめの商品の紹介、イベントの告知を行っていますが、時には限定商品の告知を金曜に行うと、その週末には告知した商品のほとんどが売れてしまうとのこと。(限定商品の告知はメールマガジン購読者優先で告知しています) fogのメール施策運用体制として金曜日に配信し、その結果を週明けの月曜日に行うのですが、週末の売れ行き次第でメルマガで告知した商品を月曜にSNSでアップしないことも珍しくないそうです。 そのため、徐々にメールマガジンの存在がfogの顧客にも浸透し、実店舗でセールや限定商品の情報を知りたいとお客様に聞かれることも多いことから、メールマガジンを登録してもらうための登録用シートも独自に作成、店舗に常に用意しています。 (実際fog linen workで用意しているメールマガジン登録用シート) ただこういった効果はメールマガジンを始めた当初からあったわけではなく、同じタイミング、同じタイトルでメール配信を続けたことで、顧客との関係性が築き上げられてきた結果であると、粕谷さんは明言されていました。 関連ブログ:メルマガ平均開封率レポート【2019年度版】 ブランドが発信するものは全てブランドの「顔」になる。メールマガジンもこれに同じ メール全文を見る (メールのWeb版が表示されない場合はこちら) Fogのメールマガジンを読んだ時、よくある商品画像を詰め込んだだけの通販サイトのメルマガというよりも、ブランドイメージを前面に押し出した爽やかなカタログやlookbookのような印象を受けます。やはりここにもブランドとしてのアイデンティティーが組み込まれているそうです。 メールトップのロゴ、画像のデザインを合わせて見た時に、まるで本の表紙になるようなイメージを心がけ、またメールを上から下まで流して読んだ時に、流れを止めないよう掲載する全ての画像の色味やサイズを整えているそうです。 またメールを作成する前に、掲載する画像だけをPC画面に並べて見て、確認した上でメール作成を行うという一手間もかけているということで、ブランドとしての統一性を考えていることが窺い知れますね。 すなわちメールを受け取った人に共感してもらえるような写真や文章を届けることが大事ということです! さいごに 粕谷さん曰く、Benchmark Emailを導入する前にも別のシステムを使ってメール配信をしていたそうですが、開封率やリンクのクリック数がわからず、配信結果を生かしたメールマガジン作りができなかったそうです。 また別の配信リストに重複するアドレスに複数回メールを送ってしまったりすることもあったそうです。配信ツールを正しく選ぶと言うことが強いてはメール施策の成功、実質的な売り上げに影響を与えるのですね。 ということで今回のfog linen workのメール施策から学ぶ、効果を高めるポイントはこちら! メールマガジンを覚えてもらうための定期的な配信 メールマガジンもブランドの1つと捉え、ブランドの色を反映させる メール施策の目的を明確化し、それにあったコンテンツを発信 それでは、また。 伏見でした! // --- ### メールマーケティング運用体制データまとめ -みんなどうやってるの?- - Published: 2017-08-14 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/workflow_of_email_marketing/ - Categories: メールマーケティング - Tags: ニュースレター, マーケター, Litmus, Email on Acid, Return Path, お詫びメール, テストメール, チェック, メールチェック こんにちは、コンテンツ担当伏見です。 隣の芝生は青い、と言いますが他社がどんなメールマーケティング施策を行なっているのか気になりますよね。いいものは取り入れたい、というのが人間の心理ではないでしょうか。 ということで、今回は企業で配信するメールの作成体制や事前チェックリストの有無といった運用方法にまつわる気になるデータをまとめてお伝えします! ※こちらのブログは毎年メールマーケティング世界最大級のイベント開催や、HTMLメールの表示確認ができるwebサービスを提供しているアメリカのLitmus社から発表されている「2017 State of Email Workflows」というデータから抜粋、翻訳、編集した記事です。 1. コンテンツカレンダー 会社やブランドとして配信しているニュースレターの長期配信スケジュールを作成していますか? 1年周期の配信コンテンツを前もって計画立てているマーケターはそうでない企業・ブランドより47%メールマーケティング施策を成功させているというデータがあるそうです。 2. メール作成プランニング 配信日のどれくらい前からメールの作成を開始しているか? (こちらはメールの構想を考え始めるタイミングを作成スタートとしています。) 繁忙期(クリスマスやサマーセールなど)などスケジュールを立てやすいものについてはあらかじめ2〜3ヶ月など前もって作り始めることが多いようですね。反対に繁忙期でない場合はメールの作成を1ヶ月以内で構想から配信を終わらせるところが多いという結果が出ています。 3. メール施策の企画書作成 メール施策における企画書(企画、実行、効果測定といったPDCAをまわせるもの)を事前に準備していますか? メールマーケティングの効果を感じていると答えたマーケターは、効果を感じていないと言うマーケターのおよそ2倍、メール施策を行う上で、企画書を作成しているというデータがあるそうです。とはいうものの企画書ともなると大掛かりで作らないと答えたマーケターが46. 0%にも及んでいます。 4. 同時進行して作成しているメールの本数 社内で作成(構想から配信まで)が同時進行しているメール(ニュースレター)は通常何通ありますか?という問いに対しては、1〜5通のメールを同時に作成していると言うところがおよそ半数を占めていました。 定期配信のニュースレターに合わせて単発のプロモーションといったものがほとんどではないでしょうか。1週間の内に受信するメールの数が多いほど、受信者から迷惑がられてしまうこともあるので、やはり数はそれほど多くないですね。 多く作成したとしても1週間の内に受信するメールの数が多いほど、受信者から迷惑がられますし同時に多くのメールを作成する必要はないのかもしれません。 5. 1通のメールを作成するのにかける時間 構想から配信まで、メール1通にかける時間はどれくらいですか?という問いに対しては、作成期間が1週間以内と答えたのが27. 5%、次いで1週間と答えたのが24. 8%となりました。また、全体平均では作成期間は2週間となっていました。 しかしながら、500名以上の従業員数の企業では、それ以下の従業員数の会社と比べると1. 5倍以上作成に時間をかけているそうです。それだけチェック項目やチェック人員なども多いことが想定されますね。 6. メール作成にかける時間(タスク別) メールを構成する各タスクを作るのにかかる時間はそれぞれどのくらいですか?という問いに対しては、もっとも時間をかけているのがグラフィック&デザイン(4. 1時間)、次いでコーディング(3. 8時間)、コピーライティング(3時間)、マーケティング施策の構築(2. 4時間)、テストメール(2. 3時間)、効果測定(分析)に2. 1時間という結果となりました。 やはりメール配信を行なっているマーケターはその効果が画像など視覚的訴求力にあると理解していることがよくわかりますね。 関連記事:HTMLメールマガジンの参考になるイケてるデザイン13選 7. チェックリストの有無 メール作成手順や注意点をまとめたチェックリストを持っていますか? 配信内容に間違いがあったりしては購読者に迷惑をかけてしまうばかりか、その対処に追われてとても大変な目に合ってしまいますよね。そういった意味でも、チェック項目をまとめたシートがあるとメール作成作業をスムーズ且つ正確に進めることができますね。 これを見るとわかるように半数以上のマーケターが簡易的であってもチェックリストを用意していることがわかります。「配信リスト」「メールのタイトル」「差出人名」「フッターの設定」など、設定や文言を配信先によって間違わないように事前にルールを決めておくことをオススメします。 8. テストメール作成頻度 受信環境でのメールの表示などを事前にチェックするためにテストメールを配信していますか? 7番のアンケート結果同様、半数以上のマーケターがテストメールで事前チェックを行なっていることがわかりました。反対にテストを行わずにメール配信をしているマーケターが2. 2%いることにも驚かされますね。 関連記事:HTMLメールは必ず崩れる?受信環境での表示確認ができるサービス「Litmus」を使ってみた 9. テスト方法 どのような手段を用いて配信するメールの事前チェックを行なっていますか?(複数回答可) Benchmark Emailでは、社内でメールチェックを行う担当者リストを作り、そこへメールを送信し表示や誤字脱字などの最終チェックを行なっています。 またアンケート結果ではBenchmark Emailでも機能として活用できるLitmusを使っての表示確認やEmail on Acid、Return Pathといった外部ツールを使って受信時の表示をチェックしていると回答しているマーケターもいます。 メールはホームページのように共通の表示仕様ができないため、受信環境によってメールの表示の仕方は異なってしまいます。ですから、いくつかの異なるデバイスや環境へ実際にメールを配信して表示を確認するといった作業が必要になってきます。 10. メールチェック人数 メールチェックを行う担当者の数は何人いますか? やはり1人でチェックして配信まで行うというところが最も少なく8. 3%という結果が出ています。また回答として最も多いのが3名体制(32. 2%)、次いで2名体制(30. 8%)となっています。 11. メールチェックを行う最高位人物の役職 メールチェックを行う担当者の中で最も高いポジションの人の役職は何ですか? 日本ではアンケートの回答のようにマーケティングを大きな部署で取り組んでいる企業はまだ少ないかもしれませんが、マーケティングのマネージャー(課長)クラスの人物がメールのチェックを行う最も高いポジションの人物であることがわかりました。 やはりニュースレターなど企業が配信するメールを「マーケティング施策」と捉えている企業がアメリカでは多いということが読み解けます。 12. 配信前のメールチェックのタイミング 配信するメールの事前チェックを行うタイミングは配信日のどれくらい前ですか? 最も多くのマーケターが配信日の1日前までにメールのチェックを行うと答えています。ですが500人以上の従業員を抱える企業ではそれ以下の従業員数の企業と比べ、2日前までにメールチェックを行うと答えたマーケター1. 5倍増加しているといったデータがあります。 13. 配信を中断したメールの数 過去12ヶ月以内に配信したメールの内、配信後にエラーがあったことが判明し、配信を中断したメールは何通ありますか? 半数以上のマーケターが過去12ヶ月間で配信を中断したメールの数は0〜1通のみと答えています。 またメールの事前チェックをめんどうだと感じ、しっかりとした体制を整えていないマーケターの47%が2通以上のメールを配信後に中断しているのに対し、事前チェックを厳しく行なっていると回答しているマーケターでは、2通以上のメールを配信後中断したと答えたのは26. 7%だけでした。やはり、事前のチェックは重要ですね。 14. お詫びメール配信の有無 過去12ヶ月以内で配信後に内容に関する間違いなどに気づき、訂正メールやお詫びメールを送ったことのある回数は? 青はメールの内容に関する間違いによる訂正、お詫びメールで黒はメールから推移される先のWEBサイトや全体のPR施策など直接メールに関わること以外で修正箇所が見つかり訂正、お詫びメールを送ったことのある数を示しています。 一度も訂正、お詫びメールを送ったことがないと回答したマーケターの数が総数では最も多いものの、送ったことがある場合、メール施策による問題がその理由だと回答した方が、WEBサイトやPR施策の問題よりも多いことがわかります。 関連記事:メール誤送信後でも慌てない、お詫びメールの書き方と心得 さいごに 今回は企業で配信するメールの作成体制や事前チェック項目といった運用方法など普段知ることのできない他社のメールマガジン運営体制についてお伝えしました。 メールチェックを行う最高位人物の役職がマーケティング部署の人物だったり、ニュースレターの年間配信スケジュールを用意しているマーケターがおよそ半数にのぼるなど、メール施策をマーケティングと捉えることが浸透しているアメリカならではのデータではないでしょうか。 今回は以上です。 それでは、伏見でした。 --- ### メルマガデザインの作り方「Benchmark Email編」 - Published: 2017-08-07 - Modified: 2021-01-15 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how_to_create_newsletter_benchmarkemail/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: Benchmark Email, テンプレート, デザイン (この記事は2017年8月の記事をUI変更に伴いリライトしたものです。) こんにちは、デザイン担当のBEDです。 本当に突然且つ手前味噌ですが、Benchmark Emailが配信している毎月のメールマガジンのレイアウトが見やすいとよくお褒めのお言葉をいただくことがあります。それと同時にどのようにデザインを作っているのか聞かれることもあるんです。どちらもとても嬉しいお言葉をいただけてると思っています。 そこで、今回はBenchmark Emailが配信しているメルマガデザインの作り方(設定)をご紹介します。 (クリックするとメルマガ全体の画像を見ることができます。) 今回は2017年6月に実際に配信したこのメルマガを作成していきます。 レイアウトを選ぶ まずはどのようなレイアウトのデザインにしたいのか考えます。 Benchmark Emailでは、メルマガの上から、同じ大きさの要素を掲載する記事の本数に合わせて配置しているので、1カラムのレイアウトを使用しています。(テンプレートは使わずレイアウトから雛形を選んで基礎を作ります。) なので、こちらを選びます。 トップにロゴを配置 レイアウトが決まったら、次にトップにロゴを入れていきます。 このような感じでトップに画像ブロックを追加し、ロゴを入れ込みます。 記事のサムネイル画像を入れる ロゴを入れ込んだら次に各記事のサムネイルを入れていきます。先程、ロゴ画像を入れ込んだ要領で画像を入れ込みます。 入れたい画像を選び入れ込みます。 するとこのような感じで画像を入れ込むことができます。 記事のタイトル&テキストを挿入する 画像を入れ込むことができたら次にその記事のタイトルとテキストの入れ込みです。 「Heading1」というところに記事のタイトルを入れ込みます。 続いて、タイトルの下にある部分にはその記事がどんな内容のものなか簡単に分かるようなテキストを入力します。 そうするとこのような感じになります。 ボタンの編集 次にボタンの編集を行っていきます。このボタンはその記事を読んでもらうためのボタンになります。デフォルトで用意されているボタンでも十分なのですが、そのメルマガのデザインにあったものをカスタマイズして作ることをおすすめします。 Benchmark Emailでは、全体的にシンプルなデザインを大事にしているので、枠とテキストといったシンプルなデザインを採用しています。 ボタンブロックを以下のように変更し、ボタンデザインをカスタマイズしています。 ボタンテキストを「Read more」に編集 ブログ記事のURLを挿入 ボタンの色を「白」にする ボーダーを「黒」にする ボーダー枠の太さを「2」 配置を中央揃えに 横パディングを最大値の40 縦パディングを10 角の角度を0 テキストの色を「黒」 「裏テク」それぞれの記事が別れている様に見える見せ方 次にそれぞれの記事が別れている様に見せるためのギャップを作ります。実際にはそのようなブロックは存在していないのですが、「区切り線」ブロックを活用してそのように見せています。 言わば、裏テクみたいなものになります。 これまで作った記事の下にブロックから「区切り線」を選び、区切り線を追加します。 その区切り線を以下のようなカスタマイズで線を太くし、背景の色と馴染ませることで、各記事毎に別れているように見せることができます。 背景色はなし 上幅を20 下幅を0 左右行間を0 ラインの色を編集※ 太さを30に ※5番がポイント!背景色とラインの色を同じにさせることでギャップを作ることができます。 ちなみに背景色の編集は全体スタイルからできます。 これまでの手順を繰り返していくことで、メルマガで5つほどの記事をまとめて紹介している様にみせることができます。 最後にフッターのデザイン 最後にフッターの設定です。これもデザインに合わせて作っています。 まずはSNSボタンの編集です。デフォルトで用意してあるSNSのアイコンは以下の設定を行なっています。 【設定】 背景をシックな黒に サイドの空白枠を「20」 上下の空白枠を「0」 そして、SNSボタンの配置などを編集できる「コンテンツ」というところで、サイズや位置などのレイアウトを変更します。 以下のようなにカスタマイズをし、シンプルでシックな感じのデザインにしています。 【レイアウト】 表示設定はアイコンのみ レイアウトは「横並び」 アイコンサイズは「小」 配列は中央揃え 間隔調整は「10」 モバイルレイアウトは「デフォルト」 次にそれぞれのSNSのアイコンにURLを入れ込みます。以下の設定です。 リンクURLを挿入 アイコンの色を「設定の1」で選択した色に合わせる ボーダーを白 枠の太さを2 角度を0 そして次に、フッターブロックの設定を以下にします。 【設定】 背景色をSNS箇所の色と合わせる 空白を20 次に、コンテンツの部分で配信元や住所などをカスタマイズします。 以下の設定にしています。 【コンテンツ】 挿入する購読リンクを選択※ 配置を「中央ぞろえ」 ロゴを選択 ロゴの配置を「中央揃え」 ※Benchmarkではデザイン重視のため全てのリンクを外しています。(但し配信停止リンクはデフォルトで設定されています。) さいごに これで、Benchmark Emailのメルマガデザインの作り方は以上となります。皆さんの作るメルマガの参考になれば嬉しいです! あなたが送るメールが素敵なものになりますように! それでは、また!BEDでした! (関連記事) ・コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選 ・メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例50選 // --- ### iPhone純正メールアプリのメルマガ解除機能から読み解く「誠意あるメールマガジン配信」 > iPhoneで純正のメールアプリを使っている方、メールマガジンが届いた時に、ある特別な機能があるのをご存知でしょうか。2回タップするだけでメールマガジンの購読解除ができるという、購読しているメールマガジンの購読をやめたい人にとっては便利だけど、メールマガジンを配信している側からしますと、ちょっと怖い機能です。 - Published: 2017-07-31 - Modified: 2024-07-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/unsubscribe-newsltter-on-iphone-device/ - Categories: メールマーケティング - Tags: google, Gmail, iPhone, 購読停止, 登録解除 こんにちは。ライターの遠藤です。 iPhoneで純正のメールアプリを使っている方、メールマガジンが届いた時に、ある特別な機能があるのをご存知でしょうか。 購読しているメールマガジンの購読をやめたい人にとっては、すごく便利だけど、メールマガジンを配信している側からしますと、ちょっと怖い機能です。 2回タップするだけでメールマガジンの購読解除ができる iPhoneの純正アプリ「メール」のiOS 10以降、届いたメールマガジンの上に「このメッセージはメーリングリストからです」と「登録解除」のリンクが表示されます。 届いたメールマガジンの購読をやめたいときには「登録解除」をタップするだけで、簡単に登録解除ができます。 通常、メールマガジンの購読をやめる(配信解除をする)には、配信解除のためのページを開いて、改めてメールアドレスを入力したりなど、購読者にとっては意外と手間の多い作業と思われがちですよね。 ですが、iPhoneのメールアプリを使えば、たった2タップで済んでしまいます。 この機能が使えるメールマガジンは? さて、この登録解除ですが、仕組みはどうなっているのでしょうか? 実は「このメッセージはメーリングリストからです&登録解除」は、全てのメールで表示されるわけではありません。 この機能が使えるのは、メールマガジンのヘッダにList-Unsubscribeコードが追加されているものだけです。 ※ちなみにList-Unsubscribeのコードは「List-Unsubscribe:<mailto:unsubscribe@example. com(配信解除用のアドレス)>」のようになっていて、メールマガジンのヘッダ部分で使うコードです。 List-Unsubscribeを毛嫌いしてはダメ この「List-Unsubscribe」は、メールマガジンの購読者側だけでなく送信側としても、追加しておくと大きなメリットがあります。 というのも「List-Unsubscribe」を追加して、メールマガジンを購読している人がストレスなく簡単に購読停止を行えるようにしておくと、迷惑メール報告を受けるリスクを減らすことができる。 Google(Gmail)もList-Unsubscribeを推奨している もう少し詳しく説明をします。実はGoogle(Gmail)はList-Unsubscribeを追加することを推奨しています。Gmailの「一括送信ガイドライン」でも明記されています。 メールアドレスや URL を示す「List-Unsubscribe」ヘッダーを提供して、ユーザーが今後の配信を簡単に停止できるようにする(注: 登録解除の代替としてこの方法を使用することはできません)。 出典元: --- ### 【人材ビジネス向け】第3回メールマーケティングオートメーション勉強会レポート - Published: 2017-07-24 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ema-for-recruiting-company/ - Categories: セミナーレポート 皆さんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 これまでに二回開催しているBenchmark Emailの新機能、EMA(メールマーケティングオートメーション)を活用した、ワークショップの第三回目を7月初旬に開催しました。 今回は人材ビジネスにおけるメールマーケティングをテーマとし、実際にその業界でメール配信を行なっている方をお招きしました。 今回のブログではそのワークショップから見えた人材ビジネスにおけるメールマーケティングオートメーション施策のヒントなどをレポートにまとめました。 毎回テーマを絞り、それに合ったメール担当者をお招きして開催しているのですが、考え方は業種業態による違いはなく、「何を目的に」「誰に対して」「どんなコンテンツを」「どのタイミングで送るのか」ということを改めて発見していただけるような機会になればと思っています。 参考記事: ・【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【観光ビジネス向け】第2回メールマーケティングオートメーション勉強会レポート 今回も講師に宣伝会議にて「Web動画クリエイター養成講座」「自社セミナー企画実践講座」などの講座を持つ前田 考歩氏を迎え、メールオートメーションのシナリオ作り(カスタマージャーニー)を皆さんで考えました。 メール施策のゴール設定と配信リスト (EMAにて設計した上記手順のシナリオ例) まず、メールマーケティング施策を行う上で、改めてメール施策の目的となるゴール設定とそのターゲットとなる配信リストを考えました。人材ビジネスと一口に言っても、企業が必要とする人材には様々なタイプがあり、専門知識を持つ経験者、新卒学生、アルバイトなどターゲットによってメールマーケティング施策も異なります。また、採用を行なう企業向けの場合はターゲットが人事部になる為、こちらも業界によって多岐にわたります。 その上で人材ビジネスにおけるメール施策のゴールと配信リストは以下のようなものが上がりました。 目的:転職エントリー募集。 配信リスト:サービス登録会員 目的:新卒学生のエントリー募集及び、セミナーへの参加。 配信リスト:サービスを利用する大学生 目的:アルバイト採用(単発)の申し込み。 配信リスト:サービス登録会員 サービスユーザーが仕事を探している期間が数ヶ月〜1年など、とても限定的であることがこの業界の特徴です。メール施策についても短〜中期間でのコンバージョンが求められることが多い様ですね。 オートメーションのトリガーとなる最初のメールを考える 先に出たメール施策のゴールを目的とした、オートメーションのシナリオをスタートさせるメール案を考えました。 1. メールの目的を明記にする 単発のアルバイト採用を促すため、「場所」「時給」「拘束時間」をメールの件名に明記(例えば、大手町 5000円/4h など)。本文ではその仕事の内容とイメージ画像をつけメールの目的を明確にすることで、受信者にも直球で伝わります。 2. 企業名など、コンテンツの力をアピール みんなが知っている大企業など企業名をメール件名に活用することで、高い開封率を獲得するというもの。コンテンツ力頼みではありますが、開封してもらい、単発のメールでは見てもらえないような案件もメール本文に入れることで、相互認知に繋がります。 3. 自分ごとに感じてもらう 「〇〇学部で学んだ知識を活かせます」といった件名にすることで、その学部の学生にとっては自分のための求人だ、と思ってもらえますよね。配信リストを学部などでセグメントすることで、開封率はより改善されるはずです。 最初のメールを開封しなかった購読者へ自動で送られるメールを考える 次にこのシートではトリガーとなる最初のメールを開封してくれなかった購読者へ向けたシナリオをその後三つの分岐点に注目して考えました。 【開封】最初のメールを開封してくれなかった購読者だけに、別の角度からのアプローチを異なるメールで訴求するとしたら、そのメールの件名はどんなものだと開封してもらえるか 【遷移】メール内に設置したリンクボタンなど、メールから進んでもらいたWebページ(ランディングページ=LP)へ移動してもらえなかった購読者に対し、別のアプロードをこちなるコンテンツで考えた時、どんなものだとWebページへ進んでもらえるか 【達成】遷移先のLPでとってもらいたいアクション(=メール施策の最終目的。例えば企業へのエントリーやセミナー登録など)をしてもらえなかった場合、どんなLPならそのアクションをとってもらえるか 1. 開封には身近さが大事 人材系となると、募集をかけている有名な企業名など、コンテンツ力で勝負してしまいがちですが、ここではユニークな施策としてインフルエンサーを活用するといったアイディアが出ました。 同じ年齢、似た境遇の人たちがユーザーとして多くいるのも人材ビジネスの特徴です。特に学生となるとそれは顕著で、学生の中でインフルエンサーとなっている(例えばSNSで人気の学生など)学生の協力を得て、「SNSで有名な〇〇も利用している」など件名にその学生の名前を入れ口コミ力や身近さを訴求できます。 他にもエントリーを得たい募集企業の利点を訴求することも大事です。例えば、「〇〇業界だけど定時に帰る習慣のある会社」など、ともすると一部ではネガティブな印象を受けているかもしれない業界への偏ったイメージとは別の事実を件名にすることで、より好印象を抱かせることができますね。(ですが、これはもちろん事実に基づくことが前提です!) 2. メール内でのコミュニケーションを大事に 企業ロゴと遷移先のページのタイトル(ハイパーリンク)だけを箇条書きしたようなメール内容ではなく、各募集要項の詳細を画像と共に掲載することでリッチな情報を提供し、より興味を持ってもらいやすくするというものが【遷移】箇所のシナリオとして上がりました。 その他にも専門知識のある学生の興味心をくすぐるような、その学部生に特化したクイズを載せるなど、ちょっとした遊び心を加えるといったものもありました。BtoBと違い、学生を対象にすると、BtoCの様な要素が効果的かもしれませんね。 3. キャンペーンやOB、 OGの口コミを明記 募集企業で働いていることをイメージさせるために、同じ大学のOBやOGなど実際にその企業で働いている人の声を伝えることでその後の自分をイメージさせることを促せます。ここでも学生の通う大学などに配信リストをセグメントすると効果的ですね。 この施策は学生向け人材だけに止まらず、転職向けメールにも活用できる施策ですね。例えば、若い人向けには「定時に仕事が終わるので、終わった後の時間を利用し自主勉強して資格取得ができた」や育休、産休明けで、仕事復帰した人の割合など企業としてアピールできるところを遷移先LPで伝えることができればメール施策の目的を【達成】する強い後押しになります。 さいごに 人材系ビジネスの特徴とも言えるユーザーがユーザーとしていられる時間の短さか。そんな中ではついメール施策の目的を最優先しすぎるあまり、簡素なメールになりがちですが、そこでも購読者であるユーザーの色を反映させたコミュニケーション手段を大切にすることが重要ですね。 ということで今回のワークショップのまとめ 企業名などネームバリューだけに頼らないメールの作り方 購読者像を理解し、相手にとって自分ごと、身近に感じてもらう施策が大事 では、今回はこれまで。 伏見でした!   // --- ### 自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! - Published: 2017-07-23 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/junk-email-resolution/ - Categories: 開封率・到達率 更新日:2022年4月21日 こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 購読を希望している方に向けてメルマガ配信しているのに、迷惑メールになってしまうことありませんか? 配信リストもしっかり集めてるし、内容だって問題ないはずなのにどうして?と疑問に思うかもしれません。 そんなメール配信担当者の頭を悩ます迷惑メールについて、どうすると迷惑メールとして振り分けられてしまうのか、迷惑メールと判定されたらどうすればいいのか、その対応などについてご紹介します! 送信したメールが迷惑メールになる理由 冒頭でさらっとお伝えしていましたが、メールマガジンなどの大量配信を行うには、まず購読者と事前にメール配信を行うことを約束していることが前提です。 関連記事:法律違反になる前に!メルマガで宣伝・広告メールを配信する際に押さえておくべき「特定電子メール法」 例えばブランドのHPに「メールマガジンを購読しますか?」といった登録フォームが設置されているかと思いますが、こういった経緯から登録された相手にメールを送ることが健全とされています。心理上、登録した覚えのないところからメールを受け取ると、迷惑と感じてしまいますよね。 それでもメールが届かない、迷惑メールフォルダに入ってしまうケースがあります。その理由は大きく分けて「メールの作り方」と「送信側のシステム環境」の2種類に分類され、このような場合は受信側の設定や環境によってメールの振り分けが独自に行われています。 では、どんなメールだと受信側で迷惑メールと判断されてしまうのか、いくつかの例をご紹介します。 メールの作り方 迷惑メールと思われてしまうキーワードを使用している 「アダルト」「金」「お得」といった詐欺メールによく使われるような単語をメール内、メールタイトルにつけてしまうと、たとえ内容が詐欺でなくても受信側で迷惑メールと判断されてしまいます。 メール件名や本文が空のメール メール内容が画像のみのメール(または画像の割合が全体の3割を超えるメール) メール内に短縮URLを貼り付けている 上記のような例はどれも迷惑メールでよく使われる手口で、それを受信側のメーラーが学習することで、たとえ送信側が意図していなくても迷惑メールと判定されてしまいます。 参考ページ: ・有効なはずのメールアドレスがハードエラーと表示されます。なぜですか? 送信側のシステム環境 送信に利用しているドメインの評価が低い 送信元メールアドレスがgmailやyahooなどフリードメインである 過去の送信実績などにおいて、迷惑メール報告を一定数以上受けていると送信サーバーの評価が下がってしまいます。評価の低いサーバーからの送信は通常届くはずのメールが届かなかったり、迷惑メールフォルダに振り分けられることに繋がります。 またフリードメインは誰でも簡単に取得できる上、独自ドメインよりも低い評価を受ける傾向にあるので、自社ドメインのアドレスから配信する方が良いとされています。 そしてGmailはさらに複雑 これら迷惑メールに関わる背景に加え、Gmailでは受信したメールを独自のルールで迷惑メールと判断しています。過去にGmailで受信したメールに対する受信者の反応(開封、未開封。また過去に同じ相手からのメールを手動で迷惑メールに振り分けているなど)によってGmailが行動を学習し、その後のメールの振り分けを自動で行っています。なので、例えば受信しているけど一度も開封していないメルマガがあるとすると、開封をしないことをGmailが学習し、「開封しないメール」=「必要ないメール」=「受信トレイでは受信しないもの」と判断するようになるのです。 関連記事: ・Gmailの暗号化設定によりメールに対するセキュリティー意識が向上。ーセキュリティーにまつわるTLS、DMARCって何? ・Gmail上でプロモーションタブに振り分けられてしまう受信メールをメインタブに振り分ける方法 迷惑メールにならないために日頃から気をつけておくことは? 迷惑メールになってしまうと、受信サーバーからの評価も下がり、どんどんメールが届かなくなるという悪循環を引き起こします。そうならないためには日頃のメール配信から見直すことが重要です。 配信リストの管理 配信リストを常にアップデートしておくことは迷惑メールにならないためのもっとも有効な手段の一つと言えます。取得から時間が経っているアドレスは担当者が退社したことで使われていないアドレスとなっていることもよくあります。そういったアドレスへの送信はエラー配信という結果となり、エラー配信を繰り返すことで迷惑メール送信者と評価を受けてしまうことにつながるのです。 メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法では配信リストの最適な運用方法をご紹介しています。またBenchmark EmailではKickboxという外部ツールを導入し、Benchmark Emailから配信されるメールに使われる配信リスト内のエラー配信アドレスの割合をチェックすることで、サーバー評価を一定に保っています。Kickboxを使って配信前に使えないアドレスを簡単にチェックで詳細をご紹介していますが、メール配信をする前にエラーとなるアドレスを見つけることができる優れものツールがあるのです! システム側の設定で迷惑メールになってしまうリスクを軽減 送信元でできる設定 メール送信をする上で、送信元の素性を明らかにすることは迷惑メールやなりすましメール送信者ではないことを証明することにつながります。これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~では、各種レコードを送信サーバーに記載することで、送信者の証明(本人確認)が可能になるなど、詳細をご紹介しています。 メール受信側で、送信されたメールのログとメール送信に使われたアドレスのドメインを照会することで、本当にそこから配信されたものだと裏付けがなされ、結果メールの到達率を維持させることができます。 受信側でできる設定 メールを受信する側でも受信トレイでメール受け取れる様な設定をすることが可能です。 送信元となるアドレスのドメイン情報を受信側で登録することで特定のドメインからのメールを受信できるようにさせることができます。ホワイトリスト化についての詳しい解説というページでその設定方法も合わせてご紹介しています。 関連ページ: ・メールが届かない、または迷惑メールフォルダに入ってしまいます。対策はありますか? ・「メールが届かない」などの質問にはメールマガジンの「よくあるご質問」ページを充実させよう それでも迷惑メールとなってしまったら 上記の様な運用をしてもなお、迷惑メールになってしまうケースもあります。数百、数千件といった大量配信において、数件の迷惑メール報告であれば大きな問題として取り上げる必要はありませんが、それが十数件〜数十件という数で発生していた場合、送信元アドレスがブラックリストに登録されてしまうリスクが高まります。そうなった場合、以降のメール配信において通常であれば届くはずの相手にもメールが送られなくなります。配信に使っているアドレスがブラックリスト登録されてしまった時の対処法を別ブログで紹介していますので、こちらも是非ご覧ください。 さいごに 迷惑メールにならない運用はメール施策の効果に直結します。逆を言えば、購読者との間でメール送信の許諾がなされ、誤解のない内容で身元をはっきりさせていれば迷惑メールになってしまうリスクはかなり軽減できます。 今回は迷惑メールの仕組みや対処法を網羅できる様なブログを心がけました。メールマーケティングを担当している多くの方に読んでもらえればと思います。 それでは、伏見でした。 --- ### メルマガ担当者必読!メール施策を成功させるために確認すべき記事総まとめ - Published: 2017-07-03 - Modified: 2020-10-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/emailmarketingknowhow/ - Categories: メールマーケティング こんにちは。ライターの遠藤です。気がつけば、Benchmark Emailマーケティングブログがリニューアルして1年が経ちました。 私もリニューアル時からライターとして記事を書かせて頂いているので、いつも読んでくださっている方には、感謝ばかりです。ありがとうございます! さて、そんな1周年を迎えたBenchmark Emailマーケティングブログの記事を「メールマガジン担当になった人」「これからメールマガジン配信をはじめる方」向けに、メールマガジンの配信ステップに合わせて、改めて紹介したいと思います。 すでにメールマガジン担当者として経歴のある方は、復習がてら読んでいただけたらと思います。 1. メールマガジンの配信に取り組むための準備 1. 1 コンセプト決め(KPIを決める) 1. 2 リスト用意 1. 3 メールマガジン配信のタイミングで効果が変わる? 1. 4 法律を守ってクリーンなメールマガジン配信をしよう 1. 5 メールマーケティングのトレンドを知る 2 配信するメールマガジンを用意する(作成編) 2. 1 HTMLメールづくりの参考に 2. 2 テキストメールづくりの参考に 2. 3 メールをさらにリッチにするには 3 メールマガジンを配信する 3. 1 どうやってメールマガジンを配信する? 3. 2 送信する前にメールマガジンが迷惑メールになる可能性があるかチェックしよう! 3. 3 間違えて送ってしまったら 4. 配信したメールマガジンを振り返る 4. 1 メールマガジンを送ったらエラー配信のチェックをしよう 4. 2 メールアドレスがブラックリストに登録されたら 5 メールマガジンを成果を上げるための参考事例 1. メールマガジンの配信に取り組むための準備 まずはメールマガジンの配信をはじめるまえの準備として、知っておきたい内容の記事を紹介します。 1. 1 コンセプト決め(KPIを決める) メールマガジンを配信する理由がないと配信しても意味がありません。特定のページへ進んで欲しいのか、商品購入を促したいのか、リテンション(顧客が離れないように、定期的に接点を持っている)を高めたいのか、明確な理由を今一度かんがえてみましょう。 1. 2 リスト用意 ニュースレター配信において、レンタルや購入したリストへ配信することはご法度です。ちゃんと自社で集めたリストへの配信がマストです。またニースレターを配信することを事前に承諾を得ていることが大前提です。 メルマガ登録フォームはWebサイトのデザインを壊さずに目立つのが大事ではwebデザインに適した登録フォームの作成ポイントを紹介しています。 送り先のメールアドレスのチェックについては、Kickboxを使って配信前に使えないアドレスを簡単にチェックでツールが紹介されているので、参考にしてみてください。 1. 3 メールマガジン配信のタイミングで効果が変わる? メールマガジンをいつ配信するか?は、メールマガジンの成果にも影響する大事なポイントです。 どんなときにメールマガジンを送るのがいいのか、メールマーケティングを成功させるための施策実行タイミングとチェックポイントで解説されていますので、是非参考にしてみてください。 1. 4 法律を守ってクリーンなメールマガジン配信をしよう メールマガジンを配信する際にも、守らなければならない法律があります。知らなかったでは済まされないことですので、しっかり勉強しておきましょう。 特に「特定電子メール法」の「オプトイン方式(メールマガジンの送信に同意した人にしかメールマガジンを送ってはいけない)」については知っておかなければなりません。詳しくは、法律違反になる前に!メルマガとして宣伝・広告メールを配信する際に押さえておくべき「特定電子メール法」で解説されています。 また2017年5月30日に「個人情報保護法」が改正になりました。これまでは5000人以上の個人情報が対象でしたが、改正後は、数に関係なく、すべての事業者が対象となりました。メールマガジン担当者にも関係のある内容ですので、確認されることをオススメします。 特にセキュリティ面については、外部のサービスを利用する場合でも非常に重要です。クラウドサービスを安全に利用するために、セキュリティについて導入時に確認しておくべき5つのポイントで詳しく解説されているので、一読されることをオススメします。 1. 5 メールマーケティングのトレンドを知る これさえ読めば丸わかり!2017年メールマーケティングトレンドでは、メールマーケティングの最新トレンドが紹介されています。紹介されている項目は、どれもこれからのメールマガジン配信で重要なことばかりです。 特に「オートメーション」はBenchmark Emailでも新機能として加わっていますので、注目ですね。 2 配信するメールマガジンを用意する(作成編) さて、メールマガジンを配信するための準備ができたら、実際に送るメールマガジンの準備をしましょう。 具体的な事例については、この記事の最後にリストアップしておきます。ここでは、送信するメールを作る際の参考になる記事を紹介します。 2. 1 HTMLメールづくりの参考に 一昔前とは違い、効果測定(どれぐらいリンクがクリックされたか?どれぐらいメールが開封されたか?など)ができる「HTMLメール」を使っている企業が多くなりました。 HTMLメールを使えば、写真や画像を表示したり、文字の色を変えたりなど、メールを装飾することもできます。 【HTMLメール紹介】「メールマガジンを改善したい」方必見。業種別で見るメールデザイン事例まとめ12選+番外編では、業種ごとにHTMLメールを作る際にデザインの参考になるメールが紹介されています。 また、ECサイト運営者必見!メルマガのスマホ対応でデザインの参考になるメールマガジン12選では、スマートフォンで見られることを想定して、手本になるメールマガジンを紹介しました。PCで見ているぶんにはOKでも、スマートフォンで見ると崩れていることもありますので、チェックすることをオススメします。 2. 2 テキストメールづくりの参考に 同じくスマートフォンでの話ですが、テキストメールの場合にも注意が必要です。特に文字だけのテキストメールは、ごちゃごちゃしがちですので、スマートフォンでの見え方を黄にしましょう。 細かくは、スマートフォンでも読みやすいテキストメールの作り方で解説をしていますので、参考にしてください。 2. 3 メールをさらにリッチにするには 2017年のトレンドのなかにも「動画」がありましたが、メールマガジンで動画を使うのが拡がり始めています。ですが、動画をそのままメールで送るのはデータ量的にも、負荷が多くなってしまうので、よろしくありません。 そこで注目されているのがGifアニメーション(パラパラマンガのように動く画像)です。Gifアニメーションを使って、メールマガジンに視覚的な動きを加えることで「見て楽しめる」メールを作ることもできます。 Gifアニメーションの使い方や作り方は、「動く画像(GIFアニメーション)」を活用したメール配信で読者を惹きつけようで紹介していますので、参考にしてください。 3 メールマガジンを配信する いよいよ完成したメールマガジンを配信するわけですが、送信ボタンをクリックする前に、ちょっと確認していただきたいことがあります。 3. 1 どうやってメールマガジンを配信する? メールマガジンを配信するさいに、どうやって送るのかを選ぶ必要があります。メールを送るのと同じように、メールソフトを使うのか、自社独自のシステムを使うのか、それともメールマガジン配信サービスを使うのか。 私としては、全てを自分たちでやるよりも手間が省けるので、Benchmark Emailのような外部のサービスを利用することをオススメしています。オススメする理由は、メルマガのコスト削減や作業効率UP!メール配信サービスを利用すべき7つの理由に書きましたので、気になる方はご参照ください。 3. 2 送信する前にメールマガジンが迷惑メールになる可能性があるかチェックしよう! あなたが、これから送信しようとしているメールマガジンが、迷惑メール扱いになる可能性がないかを、チェックしましょう。 せっかく、丹精込めて作ったメールマガジンが迷惑メール扱いになって届かないなんてことにならないように、自分たちでできることはやっておきましょう。 どうやってチェックするかは、あなたのメルマガは大丈夫?迷惑メール度をチェックできる「mail-tester」で紹介をしていますので、参考にしてください。 Benchmark Emailを使っている方は、高得点が取れるはずです。 3. 3 間違えて送ってしまったら メールマガジンを配信したあとに、内容の間違いや誤字脱字が発覚!ということがないように、送信する前にはダブルチェックをするなど、内容やURL、配信リストの確認をしましょう。 それでも、もし配信したあとで、訂正が必要になったら、メール誤送信後でも慌てない、お詫びメールの書き方と心得を参考に「お詫びメール」を送りましょう。 4. 配信したメールマガジンを振り返る メールマガジンは配信したら終わりではありません。送ったメールマガジンの効果測定(反省会)をしましょう。 どれぐらいの人がメールを開封したのか、メール内のリンクをクリックしたのか、その数を参考に、あなたが送ったメールマガジンを振り返り、次はどうしたら、より結果を出せそうかを考えましょう! 4. 1 メールマガジンを送ったらエラー配信のチェックをしよう メールマガジンを送った配信リストのチェックも欠かすことはできません。 メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法で、詳しく書かれていますが、配信先にメールマガジンが届いているかどうかは、メールマーケティングにおいて、非常に重要です。 すでに使われなくなっているメールアドレス宛に、一生懸命、メールマガジンを送っても意味がありませんよね。 4. 2 メールアドレスがブラックリストに登録されたら どこの世界にも「ブラックリスト」はあります。真っ当にメールマガジンを配信していればブラックリストに登録されることはないとおもいますが、絶対にないとはいえません。 自分たちがブラックリストに登録されているかをチェックして、もし登録されているようなら、配信に使っているアドレスがブラックリスト登録されてしまった時の対処法で紹介されている方法を使って、対応しましょう。 他にも配信結果を分析するものとして、開封率を調べることも重要です。2017年業界別メールの平均開封率レポート 5 メールマガジンを成果を上げるための参考事例 ここまで、ここ1年の間にBenchmark Email マーケティングブログで公開された記事をもとに、メールマガジン担当者の方むけに記事を紹介してきました。 メールマガジンを配信して、成果を出すには、様々な要因が必要です。またメールマーケティングの世界も奥深いものなので、日々、トライ&エラーを繰り返しながら、取り組んでいきましょう! また、Benchmark Email マーケティングブログには、これからも、あなたのメールマガジン(あるいはメールマーケティング)の参考になる記事が公開されていきますので、お楽しみに! 最後に、メールマガジンの参考になる事例記事を載せておきます。実際の取り組みや、その効果を知ることは有益です。自社とは違う業種であっても、自分たちに応用できるヒントが見つかるかもしれません。 Benchmark Email事例記事 // --- ### セール告知に使える! Benchmark Emailオリジナルデザインテンプレート紹介 - Published: 2017-06-26 - Modified: 2024-03-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/templates-for-sale-promotion/ - Categories: HTMLメールデザイン, HTMLメールテンプレート こんにちは、デザイン担当のBEDです。 ”◯◯におすすめのメールデザインテンプレート紹介”シリーズとして職種や用途に合ったおすすめのメールデザインテンプレートをいくつかご紹介していくこのコーナー。 Benchmark Emailでは、500以上ものメールデザインテンプレートを提供しています。正直沢山ありすぎてどれを使って良いのか分かりません。 そこで今回は、「セール告知」におすすめのメールデザインテンプレートを5つご紹介します。 ※今回ご紹介するテンプレートはBenchmark Emailメール作成画面より、テンプレートを選び、フィルター>タイプ>プロモーションのカテゴリーに全て含まれています。(Benchmark Emailのアカウントにログインする事で確認する事ができます。) シンプルかつクールに! 黒を貴重としたクールなデザインが特徴のテンプレートです。注目させたい部分にアクセントとして赤を入れることでより目立ち、ユーザーを分かりやすく誘導できます。例えば、ファッション系のECサイトで洋服を着たイメージや小物を持っているといった利用シーンを見せると良いと思います。ブランドのイメージに合わせてカラーを変えるのも良いと思います。 また、Color Hexというサイトでカラーの上手な組み合わせを確認するのも良いでしょう! 参考記事:メルマガ登録フォームはWebサイトのデザインを壊さずに目立つのが大事 テキストベースでも美しく! 画像をメインに訴求することも良いのですが、テキストベースでも十分に要点を伝えることはできます。ポイントとしては長くならないテキスト量の調整が必要です。例えば、セール系のイベントの紹介などに効果的です。画像メインよりもより詳しいセールの内容や場所、どんな商品があるのかなどテキストメインで紹介するとより伝わりやすくなります。 Webサイトのようなメルマガデザイン! メルマガをWebサイトの様にせることで、セール告知以外にもお店の情報やブログといった別コンテンツへ自然と誘導することができます。送りつけるだけのメールではなく、ユーザーにもっと色々知って貰いたい時に効果的です。 動画で訴求! 動画でより効果的に訴求することが可能です。動画は現在、様々な業種でも使用されています。動画で訴求する場合は、長くなりすぎないのがポイントです。長いとユーザーは観ることに飽きてしまうので、30秒〜1分程度が良いでしょう。例えば、サッカー用品を扱っている場合は、その用品を使っているシーンなどをその商品にスポットが当たるような動画を撮影し載せると良いでしょう。 ※メールの容量が重いことで受信側によって迷惑メールと判断され、受信トレイに届かなくなってしまうことがあるため、現在多くのメーラーではメール内で動画を再生することができません。その場合には、動画箇所をクリックすると動画のあるWebページへ移動し、そこで再生されるというものが主流です。(Benchmark Emailでも同じ仕様となっております) 本屋さんにおすすめ! 本を扱っている方におすすめなテンプレートになります。その時押し出したい本の画像をメイン画像にいくつか載せることで、実際の本のアピールにもありますし、沢山取り扱っている雰囲気がでるのでユーザーへ信頼の訴求にもなります。 さいごに ほんの一部のメールデザインテンプレートをご紹介しました。この他にも沢山提供していますので、ぜひ、覗いてみてください。メルマガはデザインも大切ですが、1番大切なのは誰にどういったことを紹介したいのか。それによって最適なデザインが変わってきますので、あなたが扱う商品にあったテンプレートを探してみてください! あなたが送るメールが素敵なものになりますように! それでは、また!BEDでした! デザイン関連記事: 年末年始に使える便利なメールテンプレート紹介 ECサイト運営者におすすめ!Benchmark Emailオリジナルデザインテンプレート紹介 // --- ### メール配信における専用IP利用のメリットとは? - Published: 2017-06-19 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/dedicated-ip-for-effective-email-marketing-2/ - Categories: メールマーケティング 突然ですが、みなさんは「IPアドレス」と言う単語を聞いたことありますか? IPアドレスはPCやスマホといった端末に割り当てらてた識別記号で、いわばネットワーク上の住所のようなものです。メールにおいては配信に利用されるサーバーがあり、その中に共有IPと専用IPというものが存在します。 今回のブログではそれぞれのIPの性質と利用における優位点、懸念点を交えながらご紹介します。 IPアドレスには共有IPと専用IPがある Benchmark Emailのようなメール配信システムを使ってのメール配信の場合、そのIPアドレスは「共有IP」と「専用IP」の2種類が用意されています。 共有IPとは、その名の通りメール配信システムを利用されている方が複数であるIPアドレスを活用し、そこからメール配信を行います。それに対し、専用IPは利用者を1人に限定したものです。 それぞれの優位点と懸念点は? 共有IPの優位点 ・価格を抑えることができる IPを共有利用することで、IPを個別に確保するためのコストが不要になります。こちらはBenchmark Emailでも活用しており、サービスをリーズナブルに提供することを可能にさせています。 共有IPの懸念点 ・共有で利用するため、他者のメール配信の評価によって自身のメール配信に悪影響を及ぼすリスクがある 例えば、共有IPではそのIPを利用してメール配信を行なった1人がスパマーであると評価を受けた場合、そのIPに対する評価も合わせて落ちてしまいます。そのため、同じIPから配信を行なっているその他の方のメール配信評価も下げられてしまい、結果としてメールが届かないなど、エラー配信に繋がってしまいます。 Benchmark Emailではこういったリスクを少しでも減らすため、徹底したサポート管理態勢を取っています。例えば、利用される配信リストをツールにアップロードする際にはフィルタリングをかけ、配信エラーとなるアドレスが多く含まれているリストのアップロードができないような仕組みを採用していたり、24時間365日で配信されたメールの監視も行なっています。 (注:こちらはメールの内容を監視するものではなく、エラー配信などを即座に見つけるといったシステムに対する監視態勢を指します。) 他にも配信元アドレスがブラックリストに登録されてしまった時の対処法、メールの「迷惑メール度」を配信前に確認できるツールなども以下のブログでご紹介しています。 関連記事: Kickboxを使って配信前に使えないアドレスを簡単にチェック 配信に使っているアドレスがブラックリスト登録されてしまった時の対処法 あなたのメルマガは大丈夫?迷惑メール度をチェックできる「mail-tester」 メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 専用IPの優位点 ・より安全なメール配信が可能 最大の利点が、IPアドレスを独占して利用することができるという点です。そのため、共有IP利用のような他者のメール配信評価に影響されることなくメール配信が可能です。 専用IPの懸念点 ・費用がかかる 通常専用IPの利用は共有IPでの配信よりも費用がかかります。Benchmark Emailでも専用IPのご提供を行なっております。(1つの専用IPにつき5000円/月) ・セットアップに時間がかかる 専用IPは割り振られてすぐにフルパワーで活用できるものではありません。大量メール配信の場合、配信履歴から受ける「評価」がとても重要で、専用で割り振られるIPには過去の配信履歴がないので、良くも悪くもこの評価がありません。そのため、配信スピードを通常よりも故意に遅らせたり、配信制限をかけるなどの準備運動が必要になります。 例えば、過去の送信履歴がなく、準備運動もされていないIPアドレスから1日あたり10万通以上のメール送信を行うと、受信側からスパム送信者の疑いがあるとされ、メールが届かないといったことが起きると同時に、送信アドレスの評価に悪影響を与えます。 重要なのは配信リストの質 専用IPを導入すれば、配信エラーの発生のリスクを下げることはできますが、これをもって完璧というものではありません。メール配信の効果を保つための2つのポイントを覚えておきましょう! 1. 良質な配信リスト メルマガなどのメール配信では、相手からメール配信の許可を得ることが前提です。アドレス収集の際にはダブルオプトインなどを採用し、メール配信側・受信側の双方で合意を得流ようにしましょう。 2. @gmail、@hotmailなどのパブリックアドレスからの送信は避ける 業種・業態にもよる場合もありますが、企業ドメインを送信元として使用することで、送られるメールにオフィシャル感や信用性を印象付けることができます。 プロフェッショナルに見えることで、迷惑メールと疑われるリクスを軽減できますね。 長期的なメール配信を行う上では、専用IPを活用することでその運用を優位に進めることができます。Benchmark Emailでもご提供していますので、興味のある方は是非一度ご相談ください。 // --- ### 【観光ビジネス向け】第2回メールマーケティングオートメーション勉強会レポート - Published: 2017-06-12 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ema-workshop-for-tourism/ - Categories: セミナーレポート 皆さんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 Benchmark Emailでは現在Beta版が公開されているメールマーケティングオートメーションツールEMAの本格リリースに向けて、定期的にワークショップを行っています。 3月に行われた第1回目のワークショップでは、テーマをEコマースに限定し、ECサイトなどにおけるメール施策のオートメーション化について実際に企業のメール担当者の方をお招きしました。 参考記事:【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート そして5月には第2回目となるワークショップを開催しました。 今回も講師に宣伝会議にて「Web動画クリエイター養成講座」「自社セミナー企画実践講座」などの講座を持つ前田 考歩氏を迎え、「観光ビジネス向けメールマーケティングワークショップ」をテーマに、大手旅行代理店やメディア企業のマーケターの方々にお集りいただき、メールオートメーションのシナリオ作り(カスタマージャーニー)を皆さんで考えていただきました。 今回はその時の様子や実際に挙がった施策案などを交えながら、ワークショップのレポートをお送りします。 1度のメールでコンバージョンに至らなかった購読者をフォローアップするためのオートメーションのシナリオを考えよう 1回のメール施策を構築することで最大限効果を発揮することができるのがこのオートメーションです。最初に受信したメールに対して購読者が行ったアクションをトリガー(きっかけ)に、購読者それぞれに合わせた内容のメールがその後自動で送られるというものです。 今回のワークショップは旅行業界が考えるオートメーション施策ということで、以下のようなケースにおけるオートメーションシナリオを参加された方と一緒に考えました。 オートメーションのトリガーとなる最初のメールを考える。パックツアー予約申し込みなどメール施策で行って欲しいCVをメール本文に明記します。 1のメールを開封しなかった購読者へ自動で送られるメールを考える。1の内容とは異なる側面からCVを狙うメール 2のメールでCVを促すためにメール内に埋め込まれたランディングページへのリンクを踏まなかった購読者へ自動で送られるメールを考える。 3のメールでランディングページへは進んだもののCVしなかった購読者へ送られるメールを考える。 (EMAにて設計した上記手順のシナリオ例) 1. まず上記のシートを元にオートメーションのシナリオの起点となる1通目のメールアイデアを作成。こちらのメールの目的を元に、それを達成するためのメールの「件名」「本文」「ランディングページ=LP」を作成しました。 2. 次にこのシートでは実際に1で考えたメールを開封してくれなかった購読者へ向けたシナリオをその後3分岐に分けて考えてました。 【開封】メールを開封してくれなかった購読者へその後別のメールを送るとしたらどんな件名だと開封してもらえるか 【遷移】メール内のボタンなど、メールから進んでもらいたWebページ(ランディングページ=LP)へ移動してもらえなかった購読者へ、どんなコンテンツだとWebページへ進んでもらえるか 【達成】推移先のLPでとってもらいたいアクション(例えば旅行プランやホテルの予約など)をしてもらえなかった場合、どんなLPならそのアクションをとってもらえるか シナリオ発表 こちらは沖縄を本拠地に構え、国内総合旅行予約サイト「たびらい」を運営されている株式会社パム様(以下、パム)の施策例です。 パムではバスツアーで行く上高地の旅行プランを購入するためにメール施策のシナリオを作成。まず最初のメール(上記図)で日常では味わえない「秘境」というキーワードと共に上高地をアピールするメールを作成。 そして最初のメールをきっかけとしたオートメーションシナリオがこちらの図になります。 まず注目すべきは件名のアイデアでの訴求方法。最初のメールが「秘境」であったのに対し、ここでは「リゾート」という言葉を使い、ゆったりと優雅な印象を訴求しています。 これは同社のバスツアーサイトのコアユーザー層である30〜40代の女性を意識し、「秘境で探検!」といったアクティブなものではなく、「落ち着いた」ものを好むコアユーザーに沿わせることで、最初のメールで開封されなかった層への再アプローチを目的としています。同じ上高地を紹介しているのに言葉を変えるだけで印象ががらりと変わりますね。 また本文の変更アイデアではメールを開封していきなり商品をプッシュするのではなく、さらなる情報と、口コミを伝えることでナーチャリングを意識した訴求方法に変わっています。 十分なナーチャリングを行った上でファーストビューに画像を配置したリッチな情報を記載したLPへ移ることで、購入してもらえる可能性も高まりますね。 その他にも様々な施策案がありました。 1. 割引などメールマガジンだけのお得感で訴求する 1通目のメールを単に商品をアピールした件名で配信し、それを開封してもらえなかった場合、そのあとのメールの件名に「早割」などの文言を入れる事で開封してもらうという最初の関門をクリアする事ができます。ですが、割引ばかりを訴求する事で、購読者は「割引」という文字にのみ反応し、実際の商品やブランドへのエンゲージメントに繋げることができなくなってしまいます。こうした事からこの文言は頻繁には使えないという意見も会場では上がっていました。 事実この手法には危険が伴っており、ストリートアパレルブランドを扱うアメリカのECサイトKarmaloopでは、過去にすべてのメール購読者へ割引クーポンのついたメールを送っていた事で、顧客購入単価が下がり、割引購入以外では購入してもらえなくなるなど、一時倒産にまで追いやられたというケースがあります。その場限りの利益を狙っていくより、ブランドに対するナーチャリングを行う事の方が大事なのかもしれません。 (とはいえここぞという時にはやはり効果を発揮するのがこの割引ですね。例えば「〇〇時までは〇〇% off」や「メルマガ限定オファー」などより限定感を持たせることで起爆剤としての効果はさらにupしそうですね。) 参考記事:Growing a Company from Bankruptcy to $10M in 10 Months with Rapid Growth Strategies 2. ブランド力をアピール 【遷移】の施策において、割引で反応のなかった購読者へ商品本来の魅力をアピールするという施策アイデアもありました。 旅行や観光などは比較的他の業界よりもブランド力が強く感じられます。そのため割引だけでなく、旅行先の魅力などをメール本文でアピールすることで購読者の商品に対する期待値を高めて購入を促すというものです。 3. メールの最終目的(コンバージョン)を変更する 旅行となると、日用品と異なり、ある特定の時期でない場合、購入に至ってくれるのはなかなか難しい商品です。そのため当初のメール施策の目的がツアーの予約など実質的売り上げであった場合、その目標達成率は自ずと下がってしまいます。 そこで、3つ目の【達成】箇所の施策として用意するLPを商品購入から、ソーシャルメディアページの案内などへ変更するというアイデアがありました。また他にも旅行博への出展情報を掲載し、スタッフとの交流の場をお知らせするなど、メールのコンバージョンのハードルを下げる事でメール施策の達成率を損なわないようにします。またこのような場合、購入へ至らなかったとしても、お客様との関係を継続できることにつながります。これもナーチャリングの考え方ですね! さいごに メールマーケティングオートメーションを活用する上で重要なのが、このナーチャリングという考え方。最適なタイミングで最適な情報を届けることで、顧客を育成しブランドのファンになってもらいその後購入に至ってもらうといものです。 「時間もお金もかけてメルマガを配信するんだから、即購入に繋がってもらいたい!」とついつい1回のメルマガで実質的な結果を求めてしまいがちですが、メールマーケティングオートメーションを活用し顧客との最適なコミュニケーションを行うことで、結果としてより高い効果を見込めることに繋がるのではないでしょうか。 ということで今回のワークショップのまとめ コンテンツをアピールする上で、顧客の趣向に合わせたメール作り 割引だけでなく旅行先の魅力を伝えるメール作り コンバージョンポイントを実質的売り上げから関係値作りへシフトチェンジ 以上、伏見でした! // --- ### メールの自動化により生産性をアップさせる、注目のメールマーケティグオートメーションとは? - Published: 2017-05-29 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/what-is-email-marketing-automation/ - Categories: 機能・便利ツール こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 先日の2017年メールマーケティングトレンドブログでもご紹介しましたが、メールマーケティングの分野ではオートメーション化が昨今のトレンドとして注目を浴びています。 また弊社でも先日初となるメールマーケティングオートメーション勉強会を開催するなど、常に変化する顧客とのコミュニケーションにおいて、従来のメールマーケティグよりもさらに効果的なものになるのではと、私も期待しています。 今回のブログではそんなデジタルマーケティング分野における注目のメールマーケティグオートメーションについて、今までのメール施策との違いや欧米での成功事例などを交えながらご紹介します。 メールマーケティングオートメーションの基本的考えはマーケティングオートメーション(MA)にあり 実はメールマーケティグオートメーションは2015年頃から注目され始めたマーケティングオートメーション(以下、MA)においてその一端を担うものであり、MAを行う上でもとても重要な要素とされているものなのです。 考え方はとてもシンプルで、個別の興味・関心や商品購入などの行動を持った1人1人の顧客に合わせて、「最適なコンテンツ」を「最適なタイミング」で「最適な方法」を用いて提供することで、より効果的で効率的なコミュニケーションを行うことを目的としています。 しかし一方でMAはマーケティングを自動化、最適化することで生産性をあげることのできるものである反面、その価格帯からこれを行える企業が限られていること、また設定の複雑さに加え、実際にMAを活用されている方からは「MAのアウトプットは主にメールなんだよね」といった声を聞くことも少なくありません。 そこでMAよりも安価に始めることができ、且つシンプルに運用できるメールマーケティングオートメーションが再注目されているのです。 参考記事:第三回:マーケティングオートメーションを拡大したキャンペーンマネージメントへ お客様の痒いところに手が届く、それがメールマーケティングオートメーション メールマーケティングオートメーションとは送られたメールに対して個別の購読者が行ったアクション(開封やメール内に記載のあるリンク先のページへ推移するなど)をきっかけに、購読者それぞれに合わせた内容のメールを自動で送り分けるというものです。 上記の様なシナリオをあらかじめ設定しておくことで、ニュースレターやセール告知のメールのような1回限りのメールではなく、継続的なコミュニケーションを可能にさせることができます。 例えば、ECサイトにおいて、商品購入ページまで進んだが、購入に至らなかったお客様がいたとします。この人は購入しなかった理由はなんであれ、その商品に対して興味があるはずです。 そこで、カート放棄から1日経ってから、購入していない商品がカート内にあることをお知らせするメールを送る。それでも購入されていなかったら、そのまた1日後に複数購入で〇〇% offといったキャンペーンをメールで訴求するといったオートメーションのシナリオを作ることで、シナリオに合致したユーザーをフォローアップし、購入に至らせる手助けをすることができます。 (Benchmark EmailのEMAを使ったシナリオ図。「分岐/条件」箇所を「購入し忘れていませんか?!」のメール内にあるECサイトの商品購入後ページへのリンクURLへ推移したか、していないかを条件とすることで、購入後ページへ進んでいない人だけに24時間後「2点ご購入で10% off」のメールが届くシナリオを作成することができます。) 従来のメールマーケティングの様に、1回のメール配信といった「点」だけの結果を確認し、次の施策をまた作るのではなく、ユーザーを「線」でフォローアップするというのがメールマーケティングオートメーションなのです。 アメリカでは様々な成功事例も 例1:リードナーチャリングで$30,000の収益 アメリカのメールマーケティングオートメーションツールautopilotが公開した記事によると、アメリカのランディングページ作成プラグインサービス「Instapage」が行ったメール施策のオートメーション化により施策開始より2ヶ月で$30,000(年間:リカーリング契約)の利益をあげたとしています。 ここでは、送られるメールの種類を以下の3つに分類し、1→2→3と前のメールを開封したら次のメールが送られる様なシナリオを作成しました。(1、2のメールを開封しないと3のメールが届かないシナリオになっています。) (参照元:Instapage’s $30,000 Lead Nurturing Journey) 2通目のメール – ランディングページを効果的に活用し、売り上げupに繋がった事例を記載したメール 3通目のメール – ウェビナー登録、フリートライアル、ディスカウントオファーを促すメール この施策の目的はウェビナー登録ですが、誰彼構わずいきなり「30分で効果的なランディングページが作成できるノウハウをお伝えするウェビナーに登録しませんか?」というメールを送るのではなく、1、2のメールを開封し、内容を読んでくれた購読者だからこそ、3通目のメールにも興味を持ち、ウェビナー登録などを行ってくれます。この様にナーチャリングがされたユーザーの場合、その後有料顧客へのコンバージョンにも進んでもらいやすくなりますね。 例2:3つのメールマーケティングオートメーションシナリオを導入しメールからの売り上げを92%up MarketingSherpaの記事によるとアメリカの総合インテリアECサイトのDoomifyは「welcomeメール」「カート放棄」「購入後メール」の3つのポイントでオートメーションメールを活用していました。 まずニュースレター登録をしたユーザーが受け取るのがこのWelcomeメール。ここでは以下の様なシナリオを作っていました。 1通目のメール – Doomifyがどんなサービスなのか、ユーザーはここでどんなことができるのかと言った「About us」的なコンテンツに合わせ、15%offのクーポン画像をつけたもの 2通目のメール – Twiiterやピンタレスト、インスタグラムなど、インテリアのインスピレーションに使えそうなソーシャルメディアチャンネルを紹介 3通目のメール – 再度15%offクーポンと、インテリアデザインプランをクイズ形式で紹介 次にカート放棄者へのオートメーションメールです。 1通目のメール – カートの中に購入忘れの商品があることを喚起 2通目のメール – (1通のメールで購入をまだしていない人へ)割引クーポン付きのメール そして購入後のオートメーションでは以下の2つを目的にメールを送っています。 リピート購入を促す 購入商品を「シェア」してもらい、口コミ拡散を促す 1通目のメール – 別の商品をPRしたメール 2通目のメール – 自分がデザインした部屋の画像を特定のハッシュタグと合わせてSNSにアップしてもらう様促す(ユーザーの年齢層が若い女性であることからいわゆる「インスタ映え」する様な画像をアップしてもらういやすいというサービスの利点をうまく使っています) (参照元:Email Marketing: Ecommerce store sparks a 92% increase in email revenue with three automated series) これらのオートメーションの結果Doomifyでは以下の様な結果が表れているそうです。 メールからの収益が92%上昇 メールからWebサイトへ訪問したユーザーはそうでないユーザーよりも42%長く滞在し、20%以上のページ回遊率がある メールからのユーザーの方がサイト平均の2倍のコンバージョン率がある さいごに このブログの最初でもお伝えしましたがマーケティングは「最適なコンテンツ」を「最適なタイミング」で「最適な方法」で提供することでその効果を最大限に発揮することができます。 メールマーケティングオートメーションはそれを可能な限り実現させることのできる施策だと思います。 Benchmark Emailでは今後も勉強会などのレポートやアメリカの事例などを通して、皆様のメールマーティングに活用できる様な施策アイディアを今後も発信していきたいと思います。 では、伏見でした。 --- ### あなたのメルマガは大丈夫?迷惑メール度をチェックできる「mail-tester」 - Published: 2017-05-15 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/check-your-newsletter-with-mail-tester/ - Categories: 機能・便利ツール こんにちは。ライターの遠藤です。 メールマガジンやニュースレターを送っている方に質問です!あなたが送っているメールマガジンの迷惑メール度をチェックしたことはありますか? メールマガジンが届かない要因に「迷惑メール扱いになっている」ことがあげられますが、自分が送っているメールマガジン(またはone to onrのメール)に迷惑メール判定を受ける可能性がどれだけあるのかを、客観的に調べることはなかなか難しいでしょう。 でも安心してください。あなたが送っているメールマガジンの迷惑メール度をチェックすることができる、とても便利なWebサービスがあります。 迷惑メールになっていないかをチェックできる「mail-tester」 mail-testerは「送ったメール」を10点満点で、改善点とともに採点をしてくれるWebサービスです。 というわけで、さっそく自分もWEBマスターの手帳で配信をしているニュースレターの迷惑メール度をチェックしてみました。 mail-testerは表記に日本語はありませんが、グーグル翻訳などを使えば問題ないでしょう。 自分のメールマガジンをチェックしてみた 迷惑メール度のチェックは、とても簡単です。mail-tester(http://www. mail-tester. com/)にアクセスをして、表示されている「〜〜@mail-tester. com」宛に、チェックしたいメールを送信するだけです。 メールを送信したら「THEN CHECK YOUR SCORE」をクリックします。メールの受信とメールの診断が始まります。 迷惑メール度の評価結果が表示されます。 今回は、メールマガジンのチェックをしたかったので、メールマガジンを送るのと同じように、Benchmark Emailを使って、mail-tester宛にメールマガジンを送信しました。 さすがBenchmark Email!9. 5点とほぼ満点の評価です! 各項目をクリックすると、減点理由(改善ポイント)の詳細が確認できます。今回、-0. 5点になっているのはHTMLメールで画像を差し込む際に「altタグ」が入っていなかったことでした。 今回の減点は、メールマガジンを作っている自分のミス!画像を差し込む際に「代替テキスト」を入れていませんでした... 改善点がわかれば、それを改善すればいいだけのこと、次のメールマガジンは10点満点に! ちなみに「You’re not fully authenticated」が黄色のチェックになっていますが、DMARC(メール受信側に対して、なりすましメールを受信したときに、どう対応べきかを、ドメインの管理者側が宣言するための仕組み)の設定をしていないことが理由です。 DMARCは、絶対に設定が必要ということではないので、減点にはなっていないようです。 関連記事:Gmailの暗号化設定によりメールに対するセキュリティー意識が向上。ーセキュリティーにまつわるTLS、DMARCって何? 一般的なメールもチェックすることができる mail-testerはメールマガジンだけでなく、メール全般にチェックすることができます。WEBマスターの手帳のinfoメールをチェックしたら惨敗でした。 メールマガジンだけでなく、通常のメールを送る時も、メール配信サービスを使いたくなりますね。。。 さいごに 過去に迷惑メール報告を一定数以上受けていることで、配信ドメインの評価が下がっていたなど、メールそのものは正常に配信が出来ていても、受信側で迷惑メールと判断されることもあります。 そのため、mail-testerで10点満点であれば、絶対に迷惑メール扱いにならない(絶対に届く)ということではないでしょう。 ですが、メール配信サービスを利用せずに、社内で独自にHTMLメールを作っているような場合には、できる限り迷惑メールにならないように策を講じたいですよね。そんなにときに、迷惑メール度のチェックをしてみるのは有効なやり方といえます。 ぜひ、あなたのメールマガジンもチェックしてみて下さいね! --- ### デザイナー必見!Benchmark Emailの新しいブランドはこう生まれた。ブランド再構築への挑戦とその裏側を大公開 - Published: 2017-05-12 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/rebranding_of_benchmarkemail/ - Categories: お知らせ 前回Benchmark Emailの企業ロゴ一新でブランドの新しい方向性を表現というブログでご紹介しましたが、Benchmark Emailにとって2017年はブランドとして、そして会社として生まれ変わりを果たす年でもあります。 今年3月にBenchmark Emailは新たなロゴをリリースしました。今回のブログではその時のアメリカ本国のデザインチームがどういったプロセスを通して生み出したのか、その制作手段をお話します。チームとしてワークするためのノウハウなど、企業のデザインチーム、ブランドデザインを担う方必見です! ブランド認知の再構築への挑戦   まずは振り返ってみる: Benchmark Emailは、2004年にメールマーケティングサービスとしてスタートしました。当初は誰にとっても使いやすいサービスを目指していました。 それから10年以上に渡り、会社として多くの変化を経験してきました。そしてその変化が起こるたびに、当時の会社の色を反映させたロゴが生まれてきました。 私たちの挑戦 今まで製品の機能やデザインが成長する上で、企業が想定していたものとは違った方向へ進んでしまっていたケースがありました。スタートアップや中小企業である以上、時間とリソースには限りがあり、何を優先しプロジェクトとして進めて行くべきなのか、常にその問いにぶつかりました。 そんな中でも、Benchmark Emailは常にブランドとしての軸を持ち続けることを意識していましたが、Benchmark Emailが一体どんなもので、その変化の中でブランドが目指す方向を考えなおすというタイミングがありませんでした。 日々の仕事を続けることに、ぎこちなさと違和感を覚えると共に、Benchmark Emailというブランドをとらえきれずにいることに気がつきました。 そこで、会社として変化の中でもぶれることのない確立したブランドを持ち、それを表現するアイコンを作ることにしました。 その中でもデザインチームとして特に力を入れたものが新たなロゴの作成でした。なぜなら以前のロゴには大きな弱点が2つあったからです。 まず1つは会社名を筆記体で書いただけのシンプルなロゴだった為、限られた小さなスペースにロゴを掲載する場合、読み取れないくらい文字が小さくなるなど、うまく活用できるものではありませんでした。なのでそのような場合、しばしば「Benchmark」の頭文字である「B」のみを使用するなど、本来表現したかったものとは異なる代替案を採用するしかありませんでした。 そしてもう一つの課題は、ロゴに採用した色でした。以前のネイビーブルーは、このBtoB業界においては広く使われているカラーで、事実他の多くのソフトウェア会社のそれと類似しているものでした。 企業改革はどうやって行えばいいのか? 正直な話、ブランディングの再構築に取り掛かった当初、まず自分たちが何から取り掛かればいいのか分かりませんでした。新ロゴの作成など、明確にすることができた課題は、目の前にある全てのタスクのほんの一部にすぎませんでした。 「9つの言語で利用可能なツールを提供し、9ヶ国にオフィスを持つ会社のブランディングを再構築するには何をどうしたらいいのか?」「何から手をつければいいのか?」本当にわからないことばかりでした。 そこで私たちは手始めに、課題解決の糸口となるようなヒントを探し、ネット上で見つけられる限りのブランディングについてのWebページや文献を調べました。 結果、当然ながら企業の数だけその方法は異なり、大企業のように多くの資金を費やしコンサルタントを雇い大成功を納めるパターンもあれば、社内のリソースだけで限られた範囲で行うといったものもありました。いくつかの事例を知った上で、Benchmark Emailの特性とツールの機能を熟知していたデザインチームは事例にとらわれず、自由に自分たちでブランディングの再構築を行なっていくことに決めました。 会社というブランドの方向性(ブランド・アイデンティティ)を探る 初期のアイデンティティは組織的なコンセプトを持たせてはいたものの、そこまで深い思いや意図を背景としたものではありませんでした。会社が成長するにつれて、競争が激しく急速に変化する市場の中で成功し続けるためには、明確な目的や目標、そして独自性を持つことが必要であることに気がつきました。 そこでデザインチームがブランディングの改革を始めるにあたり、Benchmark Emailは誰なのか、誰になりたいか、またその身を投じている業界にマッチしているのか、正確に把握することにしました。 その為にも会社のCEOである、Curt KellerとDenise Keller夫妻と多くのミーティングを行い、まずはブランドの概要作成に取りかかりました。 CurtとDeniseは非常に現実的かつ実践的で、まるで自分の家族のように感じられる仲間と快適な空間づくりを大切にする会社を作り上げてくれました。その考え方は社員である私たちも同じで、そういった会社としての「ヒト感」やサービスの価値をツールを使うユーザーにも伝わるようなブランディングが不可欠であると感じました。 では、ここから実際に新ブランドロゴが出来上がるまでの工程を各ステップに分けてお伝えします。 ステップ 1 – Benchmark Emailの特性を定義 まず最初にユーザーと直接話す機会を設け、ブランドの特性を定義付けさせることに取りかかりました。 そこで明確になったのが、Benchmark Emailは「強力且つプロフェッショナルでありながら、実用的で親しみを感じられるもの」ということ。このコンセプトを会社の芯と位置付けることになりました。 次にこのコンセプトに合うように、サービスの特徴を思いつく限りリストアップし、リスト内の言葉を単語単位で整理していきました。 巨大なポスターに紙に書いた単語を置き、関連する単語を近くに配置します。何百という数になった単語の中で、特に強い意味合いを持つものをハイライトしていくことで、ブランドとして確保すべき特性を絞り込んでいきました。 ステップ 2 – 全てのアイデアを書き出す ハイライトした単語からインスピレーションされるイメージを実際にスケッチしていきました。これは大変な作業でしたが、明確なテーマを浮かび上がらせるにはとても有効な手段でした。そうやってベースとなるスケッチをいくつか作った後、より強いコンセプトを持ったデザインに絞っていきました。 まずブランドを象徴する単語を組み合わせてアイデアを生成することにしました。右側に特性を表す単語を並べ、左側にシンプルな単語並べます。それら左右の単語の組み合わせをいくつも検討し、より多くのアイデアをブレストしました。 ステップ 3 – 実践と繰り返し プロセスが進むにつれ、ステップ2のプロセスを何百回と繰り返しました。この過程で学んだことの1つは、常に前へ進み続けるためには、繰り返し実践していくのみであるということです。 時間がたつにつれて、すでにアイデアは出し尽くされたように感じましたが、これまでに作成してきたものではまだ納得がいきませんでした。 行き詰まってしまった時は、より多くの実践を行い、物事をさらに進めていくようにしています。 ステップ 4 – 方向性の決定 すべてのアイデアを出し切ったと確信したとき、ロゴの最終的な方向性についての議論に移りました。これは、全行程の中で最も困難な時でもありました。ブランドを次のレベルに引き上げるための強力なロゴのイメージはいくつかありましたが、妥協せず普段以上に慎重になっていきました。 最終的に最もブランドの特性を表したものを残す形となりました。その上で投票を行い、その後議論し、チームとしてベストなものを選びました。その時、次の過程に進むことへの安堵感を感じていました。 ステップ 5 – 正しいと思うまで繰り返す ここまで来ると作業は終わりに近づいてきているかのように見えますが、その先にはまだまだ多くの作業が残っていました。ここからデザインの清書にあたり、手書きとデジタルの両方で作業を続けました。 何度か繰り返す中で、完成に近いポイントはいくつかありましたが、同時に問題点が見えたりと完成まで近いようで遠い時間が続きました。それでもチームは作業を続けましたが、どれも納得のいくものではありませんでした。そんな中デザイナーの一人であるクリスティンが、これまでのロゴ作成の過程を見直を開始しました。すると彼女はそれまでベースとして調整を繰り返していたロゴ画像を見せながら、何を発見したかを説明し始めました。 「ロゴの中心部、いくつもの線が重なり合うところではマジックが起きている!そこには会社の成長と変化があり、常に進化を遂げていることを表しているんだ」 線は左から右へ交差して、その先へ伸びています。線が中心を通過すると、それまでの軌道から位置を変えて、さらに成長を続けます。これは会社だけの話でなく、それを利用するユーザーのビジネスの成長への希望も反映されているものです。こうして新しいロゴには、Benchmark Emailが願う全ての特性を含ませることができました。 ステップ 6 – フォントと書体 新しいロゴが決まったら今度はフォントと書体決めに移りました。 最初に試したのがサンセリフというフォントでした。しかし思っていたよりも印象が堅く、会社の特性には合いませんでした。その後もしっかりとしていても親しみやすく、フレンドリーな書体を探し、何百ものフォントを試しました。 結果として最終的にたどり着いたのは、Luzi TypeというシリーズのBuenos Airesというフォントでした。またLuzi TypeシリーズのMessinaというフォントも気に入り、それはロゴとは別で、メインの書体に決まり、こうして新しいロゴが完成しました。 さいごに 今回のプロジェクトはデザインチームにとって、本当に厳しいプロセスを多く経験しました。 学んだこともたくさんあり、振り返ってみると、「もしも、より多くのリソースやアドバイスがあればさらに心強かっただろう」と感じます。このブログ記事を通じて我々のプロセスを共有することで、会社のブランド・イノベーションを進める多くのデザイナーにとって何かの指標や方向性をご提供できることを望んでいます。 最後までお読みいただきありがとうございました。 アメリカデザインチーム一同 //   --- ### レストラン経営者必見!リピーターやファンを増やすためのメールマーケティング術 - Published: 2017-05-08 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-for-restaurants/ - Categories: メールマーケティング こんにちは、ブログ担当の伏見です。 今回はレストランにおけるメールマーケティングのについてご紹介します。 メールマガジンはお客様との接点を増やすコミュニケーションツール もしかすると、レストランを運営している企業では、FacebookなどのSNSはやっていても、メールマガジンは配信していないというケースもあるかと思います。ですが、メールに関して、面白いデータがあります。 Facebook、Twitterアカウントの数と比較し、メールのアカウント数はおよそ3倍 2017年末までに全世界で作られるメールアカウントの総数は49億。 91%の人が毎日メールを確認する。 (参照元:The Ultimate Guide to Restaurant Email Marketing) メールは現代人にとって必需ツールであり、レストランにとっても様々な場面でのお客様との接点において情報を発信することが売り上げ、集客アップにもつながります。 今回は、メールマガジン発行など、メールを活用したマーケティング施策(メールマーケティング)におけるポイントを6つご紹介します。 メールマーケティングで抑えるべき3つの基礎ポイント 配信リスト集め&登録フォーム メール開封率を左右する効果的な件名 メールの内容ではメリットを伝える メールマーケティングの効果を高める3つのポイント(応用編) 配信ツールを使おう スマホ端末を意識する TableCheckと連動するとリスト作りから配信までが簡単 1. 配信リスト集め&登録フォーム メールマーケティングにおいては配信リストの質がその効果を決める最大の要因とされています。質というのは、メール送信した時にエラーになったり、迷惑メール報告をされないアドレスを集めるということです。エラー配信や迷惑メール報告は配信元アドレスの評価を下げ、メールの到達率低下を招いてしまうので、ダブルオプトインなど必ず購読者から配信の許可を得たものを利用することが大切です。 では、ここで購読者(アドレス)を上手に集めるポイントをお伝えします。 来店時にメールマガジン登録を促す テーブルやレジに登録用紙を用意しておき、また接客中にメールマガジンへの登録を促してみましょう。 デリバリーのちらしで訴求する 宅配デリバリーの際に一緒に配るチラシにもレストランのURLと共に、そこでメールマガジン登録ができることを記載する。 お客様が見つけやすい箇所に登録フォームを設置しましょう。 例えばホームページトップや予約ページ、メニューページなど、お客様の訪問数が多いところに設置をする。 (日本酒専門店KURANDは登録フォームをホームページのトップに記載しています) このように、リスト獲得のためには、メールマガジンを配信していることをできるだけ多くの場所でお客様に告知することが重要です。考えられるお客様との様々な接点で訴求を行いましょう。 2. メール開封率を左右する効果的な件名 メールを開封する前に、購読者が得られる情報は「送信者名」「送信元アドレス」「メールの件名」だけです。メールマガジンを読んでもらうには上記3つの情報でどれだけ相手を惹きつけられるかにかかっています。 ・メールの件名は短く最初の20文字前後に要点をまとめましょう。また「〇〇%オフ」や「先着〇〇名限定」といった数字を入れることで注目度が上がります。 関連記事: ・【実例多数】夜は深ければ深いほどいい! ? A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 ・メールの開封率を高める作成テクニック -開封のきっかけを左右する3つのキーポイント ・【メールマーケティグ事例】カスタマーサポートの業務を大幅に軽減することに成功!株式会社フリーウェイジャパンが行ったメルマガ施策とは!? ・パーソナライズした件名 購読者自身が登録したメールマガジンでも、広告のようなメールばかりだと飽きられて読んでもらえない、または開封すらしてもらえなくなります。メールマガジンであっても「あなたに届けています」といったone to oneのコミュニケーションを意識しましょう。 件名に購読者の名前を差し込むことで、その効果が期待できます。また、送信者名を企業名ではなく、メールマガジン担当者の名前、シェフの名前など個人名を名乗ることで、ぐっと親近感が増し、メール開封効果をupさせることにつながります。 伏見’s ポイント: よくメルマガのタイトルとして会社名や商品名、メルマガvol 〇〇、メルマガ4月号とつけて送られているものを目にすることがあります。(例えば、「Benchmark Emailメールマガジン4月号」など) ですが、これだとメルマガにどんな内容が記載されているのかわかりませよね。既に周知のブランドであれば話は別かもしれませんが、毎回同じタイトルだと、購読者に飽きられてしまいます。その結果、読まれずにゴミ箱行きとなるケースがあります。(私自身もタイトルに魅力を感じないと、読まないことはよくあります) メルマガ内の最初のコンテンツを紹介するなど、メールタイトルには内容を反映させたものを考えてみましょう! 3. メールの内容ではメリットを伝える 「配信する内容が思い浮かばないよ」とお悩みの方もいるかもしれません。 ですが、考え方次第でメールに記載するほどの内容ではないと思っていたものも十分コンテンツになるのです。 例えばこんなコンテンツがあります。 新商品のお知らせ 季節のキャンペーン(母の日、バレンタイン、クリスマスなど) 今月のおすすめメニュー 誕生日月のお客様へクーポン 商品開発の裏話 家で簡単にお店の味が作れちゃうおすすめレシピ 開催されるイベント/フェア(ハッピーアワー) ECサイトで使えるクーポン そして忘れてはならないのが、これらの情報を記載すると共に、必ずレストランのホームページや、クーポンダウンロードページへのリンクを付けることです。 (イギリスの大手ピザレストランチェーン、Pizza Expressのメールマガジン。コースメニューを複数頼むとお得であることをアピールし、オレンジのボタンからクーポンを獲得することができます。) 関連ブログ:【レストラン事例】お客様とのエンゲージメントを深めるメルマガ活用 – パスタソースキッチン メールマーケティングの効果を高める3つのポイント(応用編) ここからはさらにメールマーケティングの効果を高めるためのテクニックをお伝えします。 1. 配信ツールを使おう メール配信を行うには「メールの作成」「配信」という実務が伴いますが、これらを自力で行うのはとても大変です。画像付きのメールを配信するにはHTMLの知識など、ITスキルが必要になったり、GmailやYahooなどのメールでは同時に何百、何万通のメールを配信することはできません。 メールマガジン配信にはBenchmark Emailの様なメール配信サービスを活用することで、メール作成、配信をスムーズに行うことができます。導入コストと比較しても費用対効果や実務時間の短縮化、メールの改善を行っていくための効果測定が可能であることなどを考慮すると結果としてこういったツールを導入する方がメリットがありおすすめです。 2. スマホ端末を意識する このブログを読んでいる人の中にもスマホを使っているという方が大半ではないでしょうか。事実、メールを読むのにもスマホが活用されているシーンは年々増えてきており、以下の様なデータがあります。 2016年1月〜3月の間に世界で配信されたメールの内、86%がスマホで開封された。 (引用:The Ultimate Guide to Restaurant Email Marketing) 2016年4月、メールをスマホで確認している人は送受信されたメール全体の56% – Litmus 世界中で10億あるGmailアカウントのうち、その75%が携帯でメールを確認している – Hubspot 2018年末までには、全体の80%以上ものメールが携帯端末から送受信される様になる。 – Hubspot (引用:スマホでの読みやすさが改善!Gmailがレスポンシブメールのサポートを開始!) スマホで読みやすいデザインを心がけることが大切です。背景色とフォントの色をシンプルにすることで読みやすくなります。またブランドやお店のカラーに合わせることで、ブランドイメージの統一化ができます。 ここでもBenchmark Emailなどの配信ツールを活用することでスマホやタブレットなど、受信端末に合ったサイズに自動変換(レスポンシブデザイン)してくれるものがあります。 (ブルーボトルコーヒーのメールマガジン) 関連ブログ: ・メルマガのスマホ対応でデザインの参考になるメールマガジン12選 ・スマートフォンでも読みやすいテキストメールの作り方 3. TableCheckと連動するとリスト作りから配信までが簡単 レストランの顧客管理は別のツールを使っている、と言う方も多いと思います。そういった場合、メールマガジンを配信する度にリストを用意して、配信ツールに取り込むことも面倒な作業かもしれません。そういった時にも配信ツールを活用することで、面倒な作業を軽減させることができます。 Benchmark Emailではレストラン総合管理システムTableCheckと連携させることが可能なので、配信リストを作成することなく、TableCheckで管理している顧客情報を任意のセグメントでリスト化し、ボタンひとつでそのリストをBenchmark Emailに取り入れることができます。 リストの生成からメール配信がすぐにできる体制を構築しています。 関連FAQ: ・TableCheckとBenchmark Emailを連携する方法は? 関連記事: ・【ホテル業界】レストラン管理システムTableCheckを併用した横浜ベイホテル東急のメール配信施策 さいごに レストランは常にお客様との接点があり、且つ対面でのコニュニケーションが取れることから配信リストを集めやすい業種であると言えます。定期的にメールを送ることで、お客様にレストランの存在を思い出してもらうことができ、結果リピートにもつながります。 是非メールマーケティングを試してみてはいかがでしょうか? 以上、伏見でした。 --- ### Kickboxを使って配信前に使えないアドレスを簡単にチェック - Published: 2017-05-01 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/kickbox-to-identify-error-addresses/ - Categories: 機能・便利ツール みなさん、こんにちは。ブログ担当の伏見です。 以前「メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法」というブログでメールマーケティングには配信リストの質がその効果を左右させるとても重要な要因であると共に、正しい配信リストの管理と運用方法などをご紹介しました。 今回は、Benchmark Emailが提携している「Kickbox」についてご紹介します。 これを使えば、メールを送信する前に不適切な宛先(エラー配信となる可能性の高いもの)を取り除くことができ、到達率の向上が見込めます! 配信リストにエラー配信となるアドレスが多く含まれているのはいけないことなの? メールマガジン購読者から迷惑メール報告処理を受けたり、届かないアドレスへメール配信を繰り返すことで、その配信元ドメインはスパムの可能性があるという評価をつけられてしまいます。このような悪い評価を受けたアドレスからメール配信を繰り返した場合、以下のようなことが起きます。 メールが迷惑メールタブへ振り分けられたる 受信側のメールサーバーで受信拒否されてメールが届かなくなる。 到達率が下がると、配信可能なはずのメールアドレスにも配信ができなくなります。また一度下がってしまったドメイン評価を再び上げるには、その後エラーを発生させないような配信リストで運用しても、半年から1年という長い時間が必要です。 これではメールマーケティングの効果を最大限に発揮させることができません。 こういった背景から配信リストを常に最新のものに更新しておくことがとても重要とされているのです! Kickboxとは? Kickboxはメール配信を行わずにエラー配信となりうる無効なアドレスを判定することのできるサービスです。Benchmark Emailとは異なる外部サービスですが、Benchmark Emailをご契約いただいている方にはこちらのサービスを利用して、リストの照合を行うことをご提案しています。(※有料サービスです。) ところでメール配信もしないのに、どうやってアドレスが有効かどうかを判断しているのか不思議ですよね?Kickboxではそういった質問に対応出来るよう、『How Kickbox Works』というページで解説しています。そのチェック材料はいたってシンプル。 メールアドレスに付随するSMTPプロトコルをチェックしています。 (SMTPとは電子メールを送信するために使用するアプリケーションのプロトコルで、メールを送信すると、一旦受信者のSMTP サーバへ送られる仕組みとなっています。) ※リスト照合サービスを検討される方はこちらのページで詳細をご確認ください。 ※Kickboxでチェックし、照合を行った配信リストは、そのリストに含まれるアドレスのうち95%以上がメール配信可能なものであると明言しています。 Kickboxでチェックを受けたアドレスの分類 Kickboxを通してチェックしたメールアドレスはどういった状態なのか、判定結果(ステータス)が表れます。それぞれのステータスは以下のようになっています。 Deliverable – 受信側が存在しており、送信しても問題ないアドレス Undeliverable – 送信してはいけないアドレス(存在しないアドレス) Risky – 送信した場合、エラーとなる可能性のあるアドレス Unknown – メールアドレスサーバーから返信シグナルがなかったもの。一時的なサーバーエラーの場合と既に利用されていないアドレスといったハードエラーとなる両方の可能性のあるもの。 そして上記の判断結果となった際の理由も確認することができます。特によくあるものが以下の3つです。 Invalid Email – 特定のメールアドレスが存在していないもの Invalid Domain – ドメインが存在していないもの Accept All – 配信を行わないとわからないアドレス(受信側のセキュリティーや設定などでメールを受信しない可能性のあるもの)。そのため、Accept Allとなったアドレスへの配信には注意が伴います。 さいごに メールアドレスが有効かどうかを判定するのみのサービスが存在するほど、メールマーケティングにとって配信リストはとても重要なものなのです。今回のブログではKickboxについて紹介しましたが、Benchmark EmailではBriteVerifyというサービスとも提携し、リストの精査を行っています。是非この機会に配信リストの質を見直してみてはいかがでしょうか? 以上、伏見でした。 (関連記事) メール配信が失敗した時のエラーコード一覧!エラー内容を把握して配信リストの質を高めよう --- ### 【ホテル業界】レストラン管理システムTableCheckを併用した横浜ベイホテル東急のメール配信施策 - Published: 2017-04-24 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/case-study-of-yokohama-bayhotel-tokyu/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは、ブログ担当の伏見です。 ユーザーさんのリアルなメール配信施策をその効果や実際に配信しているメールを交えてご紹介する事例コーナーです。今回は上質なサービスとおもてなしを提供している横浜ベイホテル東急のメール施策をご紹介します。 横浜ベイホテル東急のメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: 横浜ベイホテル東急 ホテル内の各レストラン メールマーケティングの目的: キャンペーン告知などによる販売促進 主な配信コンテンツ: ホテルの宿泊プラン・フェア・イベントの告知 レストランで開催中のフェア 配信頻度: 月1回の定期配信 – 第1金曜日(お昼前後) メルマガ会員限定の優待プラン(不定期) ホテルやレストランで行っているキャンペーン発生時(不定期) ※メルマガ購読者が受信するメール数は平均2〜3通/月 配信対象: レストラン予約サービスからの会員(TableCheck経由) ホテル利用者(ウェブ予約を含む) メルマガ購読希望者(HP) すでに関係値のあるユーザーへ情報を届けることでメールの効果が発揮 横浜ベイホテル東急ではホテルの利用者(宿泊予約)、レストラン利用者(ネット予約)、そしてホームページのメールマガジン登録から会員になった方に最新のフェア・プラン・イベント情報ほか、会員だけの特別宿泊プランやレストラン優待の案内をメールを送っています。 上記のメールの様に全体のデザインを掲載キャンペーンに沿って色を合わせ、画像とリンクでメールから進んで欲しいページへの動線を作っています。 既に横浜ベイホテル東急のサービスを体験されたことのある方が対象のためメールマガジンの効果にもそれが反映されています。 月一回の定期配信では平均開封率は23%、クリック率は高い時には35%を超えるそうです。 また人気のコンテンツ(例えばレストランでの北海道フェアやスイーツフェアなど)ではクリック率は60%を超えることもあるそうです。 そのため、配信後にはメール掲載のキャンペーンに関する問い合わせの電話を受けるのはもちろん、配信日(金曜日)のホームページのPVが平均40%も上昇するそうです。 ただホテルという普段私たちが抱く「格式のある」「豪華」「気品」といったイメージを崩しかねない見せ方はNGだそうで、「〇〇%オフ」や「超お得!」などを件名に付けることはブランドに合わないという理由からできないそうです。 メール配信では件名に数字を付けることで、開封率を高める効果があることがわかっていますが、そういった制限がある中でもこれだけの効果があることは、ホテルを利用した人はそのサービスの良さなどからまた使いたい、また行きたいという気持ちが強く残り、メールマガジンなどで常に情報を得たいという心理状態があるからなのかもしれませんね。ホテルとメールマガジンの相性はいいのかもしれませんね! 購読者が好むメールを作るには配信レポートを分析すること (画像をクリックするとメルマガ拡大版がご覧いただけます) 横浜ベイホテル東急では配信したメールは都度レポートを確認しながら常に改善を行っています。 例えば、過去に常に掲載していたお決まりのコンテンツがあっったのですが、配信レポートを確認したところ、リンククリック数が少なかったことから、情報を目立たせるために専用のバナーを作成しクリック数値の改善を試みました。それでもクリックされなかったことからメールマガジンの購読者には合わない情報であると判断し、掲載することをやめたそうです。 情報をスリムにすることで購読者が欲しいと思っている情報だけを届けることができます。その結果、スパムや広告メールといった印象が薄くなり、メールを確認してもらえることにつながります。 またBenchmark Emailのレポートではクリックヒートマップを確認することができます。これを活用することでテキストへのハイパーリンクやボタンリンクなど、リンク先が同じURLでもメールのどの部分がよりクリックされているのか詳細が一目でわかります。 (こちらは過去にBenchmark Emailは配信したニュースレターのレポート画面でのクリックヒートマップ画像) 横浜ベイホテル東急ではこれを確認し、ボタンリンクがよりクリックされることから、デザインとの兼ね合いを考えながら、重要な情報をお知らせする時などはボタンを活用しています。 データに裏付けされた掲載コンテンツ、デザイン作成ができるのもHTMLメール配信ならではですね! レストラン予約サービスTableCheckとの併用でリスト管理からメール配信を簡単に 横浜ベイホテル東急ではホテル情報の他にも、館内に併設されているレストランの情報もメールマガジンで配信しています。レストランの予約をされた方を対象にメールマガジンを配信しているのですが、こちらではそのリストの管理をTableCheckを併用することで簡単に行っています。 (連携させることで、上記の様にメルマガ配信対象者をリスト化) (メルマガ出力すれば、Benchmark Emailに取り込むことができます) TableCheckとBenchmark Emailを連携させることができます。そのためメールマガジンの配信リストをわざわざ作成することなく、TableCheckで管理している顧客情報を任意のセグメントでリスト化し、ボタンひとつでそのリストをBenchmark Emailに取り入れることができるので、リストの生成からメール配信がすぐにできる体制を構築しています。 この連携からホテル利用のお客様のみにメールを送っていましたが、レストランを利用される方にも配信を実現させることができたそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ TableCheck社のサポートページでは、Benchmark Emailとの連携方法が解説されています。 「【基礎編】最初はこれだけで大丈夫!まずは抑えたい3つの機能」でリスト連携のデモをご覧いただけます。 外部サイト:TableCheck&Benchmark メルマガセミナー動画 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ さいごに ということで今回は横浜ベイホテル東急のメール施策をご紹介しました。 今回のポイントはこちら! メールを使った既存顧客とのコミュニケーションでは高い効果を見込める メールレポートを確認し、掲載するコンテンツやデザインを改善 TableCheckなど、他サービスとの併用でメール作成作業負担を軽減 それでは、また。 伏見でした! ブログ後記 今回の事例記事にあたり、横浜ベイホテル東急、マーケティングの平岡麻衣子様にお話を聞きました。 Benchmark Emailを導入する前はテキストのみのメールマガジンを配信していたそうで、開封率といった数値の測定ができず、メールの効果測定ができていなかったとのことでした。そういった状況下での作業はメールマガジン担当者側にとっても正しいことを行っているのか、そうでないのかが見えにくい。また平岡様自身、今以上に魅力的なメール配信ができないのか、という思いを抱いたことからHTMLメールを配信できるツールを探し、Benchmark Emailの導入を決めたそうです。 平岡様曰く、ここ数年で企業のメール状況も様変わりし、ホテル業界でもHTMLメールを配信する競合他社が増えてきているそうです。きっとテキストメールに対するマンネリ感を感じている人が今まで以上に増えてきているということ、またメールマガジンは効果検証を繰り返すことで効果を高められるということが認知され始めていることがその背景なのではないでしょうか? --- ### Benchmark Emailの企業ロゴ一新でブランドの新しい方向性を表現 - Published: 2017-04-17 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-brand-logo-and-identity/ - Categories: お知らせ こんにちは、ブログ担当の伏見です。 4月に入り新年度がスタートしましたね。ところで新年度直前の3月後半、Benchmark Email(以下、ベンチマーク)では新たなブランドデザインを発表しました! 今回のブログは、以前ベンチマークのデザインチームインタビュー記事でも登場した、アメリカ本社デザインチームがメインプロジェクトとして進めていた、ブランドが目指す新たな方向性(ブランド・アイデンティティ)についてお届けします。 このブランドデザインの変更から、今までの「メールマーケティングツール」としてのベンチマークからマーケティングの明確な「ソリューション」としてのベンチマークの確立を目指していきます! では具体的にどういう変化があるのか、新ブランドデザインに込めた思いやデザインチームへのインタビューの時に直接聞いた新しいロゴの誕生秘話など、前回のブログではまだお伝えできなかったことを交えながらご紹介します。 マーケティングツールとしてのBenchmark Emailのさらなる展望 ベンチマークは2003年にオンラインマーケティングツールとしてスタートしました。当時はまだ「メール」に特化したサービスではありませんでした。Benchmark Emailという名前と企業カラーのネイビーブルーの確定と共に、メールマーケティングツールとしての方向性が定まったのは翌年の2004年でした。 それから現在まで13年にわたり、ベンチマークでは「簡単で誰にでも使いやすい」サービスを心がけ、個人から大企業まで多種多様な業種、業態の方に利用していただけるメールマーケティングツールとして、世界15ヵ国で現地法人を展開するほどに成長してきました。 そして2017年、メールマーケティングオートメーションツール、「EMA ※1」のリリースをきっかけに、使いやすいデザインであるのはもちろん、今までよりさらに「マーケティング」に焦点を当て、企業のマーケティング担当者が考える顧客エンゲージメントの強化、リード育成(ナーチャリング)を目的とした実践的な戦略アイディアを実行可能な形にするソリューションの提供をさらに高めていくことを目指していきます。 ブログ担当である私もさらなる実践的なマーケティングノウハウをみなさんにお届けできればと思っています! ※1 現在はBata版として公開しております。こちらに関するブログ記事も今後随時アップ予定です。 企業デザインの一新 ベンチマークとしての新たな方向性の確立と共に、今回ブランドデザインを一新しました。そうしてできたのが、この新しいロゴマークです。 そこで、ここからは1月に本社を訪問した時に、デザインチームへインタビューした内容をお伝えします。 伏見 – このロゴのコンセプトはどういったものですか? デザイン部門ディレクター TJ (以下、TJ)-このロゴでは3つの太さの異なる線を1つにまとめ重量感、安定感を表現し、中央でそれらを重ねることで、目を惹くデザインを作りました。お客様とのつながりだったり、会社で働く人たちの文化の融合などを合わせて1つのものを作り上げる、というのがこのロゴのコンセプトです。 またロゴ左側の波打つような動きは躍動感を持って発展している様子を表し、中央を通過した後、線はまっすぐ右上へ伸びています。成長し続ける様子を表現すると共に、マーケティング担当者にとってベンチマークが、ビジネスを変革し成長させるためのキーツールであることを表しています。 伏見 – ロゴ作成中、ブレストだったり、ロゴのサンプル案などはどれくらい作ったんですか? TJ – ロゴの作成段階では、ベンチマークのブランド概要をまとめたり、様々なデザインを試行錯誤しました。デザインの試作品は1000以上出ていたと思います。ただ最終的には一本線で描いたような単純すぎるものでは無く、もっと深い意味のある物にしたいという気持ちから、このようなロゴが生まれました。 今までのブランドカラーであるネイビーブルーを変えた理由 新しいアイデンティティを確立させるためにはこの段階でさらなる変更を加える必要がありました。その一つが元のベンチマークブルーでした。 (こちらが過去のロゴ) CEOのCurt Kellerは、もともと標準的な企業感覚としてネイビーを選びました。 しかし、この13年間で会社は世界中で展開され、多くの方に利用していただけるようになり今までのような単調なネイビーではなく、多くのカラーを混ぜ合わせてできた今回のパステルカラーの青を使うことで、ベンチマークの多彩なブランドカラーを表現しました。 今回のブランドデザインの一新は単なるデザイン変更ではなく、従来のメールマーケティングツールからマーケティングの課題を解決するソリューションとしてのベンチマークとなることを表しています。この新たなアイデンティティと共に、企業のマーケティング担当者にとってのソリューション提供を目標に、さらなる支援を目指していきたいと考えています。 さいごに 1月の本社訪問ではアメリカ本社を中心にグループ全体のブランディングについてさまざまなミーティングが行われ、私もそれに参加してきました。 今回のブランドデザインの一新はミーティングによって会社全体が共有したベンチマークの個性としてのアイデンティティを具現化したものだと感じています。 ベンチマークを利用することでビジネス発展のお手伝いができたり、ベンチマークをより好きになっていただけるよう、サービスの提供だけでなく、定期的なワークショップなども行っていきたいと思います!(今後のワークショップについては改めて別の機会でおしらせします。) 今回は企業のアイデンティティという、いつものブログとは異質なものとなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。以上、伏見でした! --- ### 【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート - Published: 2017-04-10 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-automation-workshop-for-ecommerce-report/ - Categories: セミナーレポート こんにちは、ブログ担当の伏見です。 2017年メールマーケティングトレンドブログでもご紹介しましたが、メールマーケティングの分野における「オートメーション化」が注目されている中、Benchmark Emailではメールマーケティングオートメーションツール(EMA)のリリースを控えています(現在はBeta版が公開中)。 新しい領域であるため、まだわかりにくいことが多く、まずは理解を深めてもらうため、また私たちも様々な業種や企業におけるメールのオートメーション化に対する意見をいただくため、定期的にワークショップを行うことになりました。 第1回目となる今回はEコマース分野のマーケターの方々にお集りいただき、メールオートメーションの核となる「シナリオ作り(カスタマージャーニー)」についてのワークショップを開催しましたので、そのレポートをお届けします! メールマーケティングオートメーションって何? メールマーケティングオートメーションとは受信したメールに対して購読者が行ったアクションをトリガー(きっかけ)に、購読者それぞれに合わせた内容のメールがその後自動で送られるというものです。商品を購入ページまで行ったが、購入しなかった人にお知らせメールを送るといった、いわゆるカゴ落ちメールがわかりやすい例として挙げられます。 さらにオートメーションにより以下のことを自動化させることができるようになります。 顧客趣向、アクション(メールの開封や、リンククリック、特定のURLへの移動)に適したメールの送り分け メールから特定のアクションを起こした顧客のリスト化 アメリカではすでにメールのオートメーション化により効果を得られたという事例もあり、今までのメールマーケティングの効果をより効率的に高める手法として、今後日本でも確実にトレンドとなることが予想されます。 さて、今回のワークショップでは講師に「Web動画クリエイター養成講座」「自社セミナー企画実践講座」などの講座を宣伝会議で開いている前田 考歩氏を迎え、Eコマースをテーマに行いました。参加された航空会社や大手スイーツチェーンなどのメール担当者の方に自身のビジネスで考えられるオートメーションシナリオを実際に作っていただきました。 Eコマースでのオートメーション施策 1. まず上記の様にシナリオの起点となる1通目のメールアイディアを作りました。メールから達成させたい目的(=コンバージョン: CV)を考え、それを元に「件名」「本文」「メールから推移するランディングページの内容」を作成しました。 オートメーションのシナリオとして、1のメールを開封しなかった人(=メールの目的達成度が低い層)をコンバージョンさせるために、その後2回にわたって別のメールを配信するというものを用意しました。1通目のメールを開封しなかった人へ次のメールを送信、さらにそのメールも開封しなかった人にはまた次のメールを送るといった具合に、反応のなかった顧客をどの様にアクティブ化させるのかという施策を考えていただきました。 作成したシナリオを発表 今回のテーマがEコマースであったため、参加者のメールのコンバージョン目的は「注目商品の購入」と共通していました。その上で、1通目のメール未開封者へのさらなるアプローチを行うためのシナリオアイディアをそれぞれ発表していただきました。 こちらは果物のEC販売を行っているグローバルフルーツ株式会社様の解答例です。 同社では過去に別の商品を購入したことがあるが、グレープフルーツ購入歴のない既存顧客に対し、グレープフルーツの魅力をアピールし購入(コンバージョン)に至ってもらうためのシナリオを作成されました。 最初のメールでは件名から注目商品であることをアピール。さらにその次では「グレープフルーツはすっぱいから苦手」と思い、最初のメールを開封しなかったであろう層を想定して、甘味をアピールするなどより細かい商品情報を伝え、最後のメールでECサイトでの購入方法、口コミ情報を伝えるというシナリオになりました。 また他の参加者の回答から以下の様に幾つかの共通した施策が見えてきました。 商品知識を伝える 商品の特性や製造工程や栄養価など、それにまつわるストーリーを伝えることで、さらにその商品を知ってもらった上でコンバージョンに至ってもらう。 例:)商品であるチェアーと腰痛の関係性を伝え、チェアの改善が体に与える影響を伝える。 商品の特徴や利便性などをさらにアピール 使用例やさらに美味しく食べる方法など、その商品の使用イメージを膨らませてもらう。 例:)一押し商品をさらに美味しく食べルための調理法を紹介。レンジで5分温めると、アイス感覚。さらに15分温めるとカリッと食感など 比較 ライバル商品との比較から優位性をアピール。 例:)電車と飛行機移動の金額、所要時間を表で比較。より便利でお得であることを明確化できます。 口コミ体験や付加価値を伝える 利用者の声や付加価値 例:)実際に利用した方のレビューを公開 実際に商品販売を行っている企業のマーケティング担当者だからこそ、出てくるアイディアはとても実践的でした。 そして、多くの方が挙げられていた施策アイディアに、最後のメールで割引やクーポン情報を伝えるというものがありました。やはりメール施策のコンバージョンが購入であることから、よりそのゴールを達成するために効果的な施策であることが伺えます。 さいごに 通常のメール配信では1つのメールを送って終わり(もしくはメール結果を確認し、次の施策に生かす)となりますが、メールをオートメーション化させることで顧客へのアプローチを効率よく行うことができます。シナリオを作成するためには、マーケティング知識はもちろん、十分な顧客情報を含んだリストの保有などが必要と、オートメーション施策を行うためのタスクはけして少なくありません。ですが一度作れば後は自動化されるなど、作業負担の軽減にもつながることから個人的にもかなり興味を持っている分野です。 Benchmark Emailでは今後もこの様なワークショップを行い、それぞれの施策の考え方などをイベントレポートとしてご紹介してきます。それでは、伏見でした。 --- ### Webメディアから学ぶ!オウンドメディアのニュースレター向けHTMLメールデザイン17選 - Published: 2017-04-03 - Modified: 2020-10-08 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%82%aa%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%a1%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a2%e3%81%ae%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%ac%e3%82%bf%e3%83%bc17%e9%81%b8/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちは。ライターの遠藤です。 オウンドメディアのブームとともに、ブログやWebメディアを運営する企業も増えてきましたね。 WebメディアによってFacebookやTwitterなどを使っているところもあれば、それらに加えてメールでニュースレターを配信しているところもあります。 私も自分のブログでニュースレターを配信しているので、他のWebメディアがどんなニュースレターを配信しているのかは気になるところです。 そこで今回は既存のWebメディアが配信している「ニュースレター」を参考に、Webメディア(ブログも含む)のニュースレターづくりの参考にできるポイントを考えてみたいと思います。まずはニュースレター(HTMLメールで)を配信しているWebメディアをいくつか見てみましょう。 目次 NewsPicks TechCrunch SELECK PRESIDENT Online Forbes JAPAN PR Table Bizna DIGIDAY ナショナルジオグラフィック VOGUE GQ JAPAN CINRA. NET TABI LABO Time Out Tokyo ブレーンデジタル版 WIRED Houzz NewsPicks 「もっと自由な経済誌を」をテーマに経済情報に関するニュースを配信しています。NewsPicksはアプリもありますが、メールでも「Weekly Digest」や「HIGHLIGHTS」など様々な形のニュースレターが届きます。 NewsPicks TechCrunch TechCrunchはスタートアップ企業やITプロダクト、ITプロダクト関連ニュースを配信しています。毎日「最新ニュース」をニュースレターで配信しています。また週末には「今週のTOP10」もメールで届きます。 TechCrunch Japan SELECK SELECKは「ビジネスパーソンに選択の自由を」をテーマに、生産性を高めるヒントやTips、ツール紹介などを配信しています。ニュースレターでは「人気の新着記事」が届きます。 SELECK PRESIDENT Online PRESIDENT Onlineはビジネス誌「プレジデント」を発行しているプレジデント社が運営をしているWebメディアです。ニュースレターでは「今日のトピック」や「ランキング」が届きます。 PRESIDENT Online Forbes JAPAN F経済誌「Forbes」の日本版として世界のビジネスニュースを配信しているWebメデイアです。ニュースレターでは「新着記事」と「おすすめ記事」が届きます。 Forbes JAPAN PR Table PR Tableは経営者や人事、広報担当者が活躍するストーリーテリングサービスです。ニュースレターでは厳選したストーリーが届きます。 PR Table Bizna Biznaは海外のスタートアップの最新情報や分析記事を配信しているWebメディアです。ニュースレターでは「今週の新着記事」が届きます。 Bizna DIGIDAY DIGIDAYはブランド企業とオンラインパブリッシャーのデジタルマーケティングに特化したWebメディアです。ニュースレターでは「最新ニュース」が届きます。 DIGIDAY[日本版] | デジタルマーケティング戦略情報メディア ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHICは環境学や人類学、歴史、文化など「科学」や「学問」の専門誌です。ニュースレターでは「最新記事」と書籍やDVDの紹介が届きます。 ナショナルジオグラフィック日本版サイト VOGUE VOGUEはファッション誌のWeb版として世界の最新ファッションやコレクション、ビューティー、ジュエリーなどのニュースを配信しています。ニュースレターでは「お勧めの記事(Recommend Topics)」が届きます。 【VOGUE JAPAN】ファッション・ビューティ・セレブの最新情報 GQ JAPAN GQ JAPANは男性向けのファッションやライフスタイルを配信しています。ニュースレターでは「おすすめの記事」が届きます。 GQ JAPAN CINRA. NET CINRA. NETは音楽やアート、映画、ダンスなどの「カルチャー」に関するWebメディアです。ニュースレターでは「注目のカルチャーニュース」が届きます。 CINRA. NET TABI LABO TABI LABOはカルチャーやライフスタイル、トレンドなどを配信してうrWebメディアです。ニュースレターでは「DAILY RANKING(1日のランキング)」「RECOMMEND(おすすめ)」が届きます。 TABI LABO Time Out Tokyo Time Out Tokyoは都市生活者向けに東京の定番スポットやイベントなどを配信しているWebメディアです。ニュースレターでは、その日のイベントや新着ニュース、注目記事などが届きます。 Time Out Tokyo ブレーンデジタル版 ブレーンデザイン、コピー、ウェブクリエイティブ専門のWebメディアです。ニュースレターでは「最新記事」が届きます。 ブレーンデジタル版 WIRED WIREDは最新テクノロジーのニュースや最先端科学などを配信しているWebメディアです。ニュースレターでは「今週のおすすめ記事」が届きます。 WIRED. jp Houzz Houzzは住まいのインテリアやリフォーム、リノベーションなどの情報を配信しているWebサイト(Webメディア機能が備わっている)です。ニュースレターでは「新着記事」が届きます。 Houzz Webメディアのニュースレターに共通する3つの特徴 大手を中心にWebメディアがどんなニュースレターを配信しているのかをザッと見てきました。細かいところまで見たいという方は、そのWebメディアのニュースレターを購読してみて下さいね。 さて、ここまで紹介したニュースレターを見ていると、3つの注目ポイントがありました。 【ポイント1】Webサイトとの統一感がある まず1つ目は「Webサイトとの統一感」です。Webサイトのデザインに合わせてニュースレターもデザイン(特に色使い)されています。 デザインを統一することで、ニュースレターを見た瞬間にWebメディアが想起されるように意識されているのでしょう。 【ポイント2】記事を厳選して掲載している 人気記事やおすすめ記事をニュースレターで届けているWebメディアが目立ちました。Webメディアには毎日多くのニュースが掲載されていますが、その中からニュースレター向けに記事が取捨選択されていました。 「最新記事」を届けている場合でも、公開された記事の全てではなくその中から数記事がピックアップされていました。 記事を厳選することで、掲載する情報量もシンプルになりますね。また購読者としても何を読んだらいいかを迷わずに済みますね。 【ポイント3】スマートフォンを意識したデザイン どのWebメディアもレイアウトは1カラム(縦に1列並べる)が多く、1列の中で、記事を横並びに2つ並べるというものが目立ちました。 スマートフォンを意識しているのだと思いますが、非常にシンプルなレイアウトですね。 また画像を大きく使っているニュースレターも目立ちました。文字を読むというよりも、視覚的に惹き付けて、Webサイトの訪問を促している印象です。 記事を読む場所はWebサイトであり、ニュースレターは、あくまでもそのキッカケ(記事のお知らせ)という位置づけなのかと思います。 まとめ 今回、紹介した以外にもニュースレターを配信しているWebメデイアは沢山あります。 企業ブログのように「ブログ」を使って情報発信をしている企業の方は、ぜひ大手のWebメデイアのやり方を研究して、自社のニュースレターに応用してみてください。 そして「Webサイトとデザインを統一する」「ニュースレター向けに記事を選ぶ」「スマートフォンで読みやすいレイアウト」この3つを意識してニュースレターを作ってみて下さい。 もちろん、ニュースレターの開封率やクリック率などの分析もしながら改善を進めて下さいね。 (関連記事) ・驚きの効果を生み出すメールマーケティング成功事例10選とその秘訣! ・コンバージョン率UPにつながる?メルマガデザイン紹介サイト8選 --- ### 2017年業界別メールの平均開封率レポート - Published: 2017-03-27 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/2017%e5%b9%b4%e6%a5%ad%e7%95%8c%e5%88%a5%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%ae%e5%b9%b3%e5%9d%87%e9%96%8b%e5%b0%81%e7%8e%87%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88/ - Categories: 開封率・到達率 こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 今回はメールマーケティング担当者がもっとも気になるであろう、業界別メールの開封率、クリック率平均についてご紹介します。 ※同テーマの最新版はこちらメルマガ平均開封率レポート【2019年度版】 業界別に見る、メールの平均開封率&クリック率&エラー率 業界や業種、顧客との距離感やメールの内容などメール配信の結果に影響しうる要素は様々あると思います。しかし、ふと「ところで私が行っているメール配信の効果ってどうなんだろう?」と考えた時に指標になるものが欲しいものですよね。 以下はアメリカにおける2016年業界別開封率平均値を示した表です。 出典元:The best email statistics sources to benchmark open and clickthrough rates for your email campaigns in the UK, US, Europe, Asia-Pacific including Australia ご自身の開封率やクリック率と比べてどうですか?過去のブログで公開したデータと比較すると、ほぼすべての業種で開封率が大幅にアップしています。 ビジネスにおけるメール活用そのものが2013年と比べて習慣化されてきていること、またECサイトやブランドからデザインの凝ったメルマガを受け取ることが以前にも増して、当たりまえになってきていることが伺えます。 そしてこのチャートで合わせて注目して欲しいのが「ソフトエラー」「ハードエラー」という項目です。 それぞれは以下のようなものです。 ソフトエラー: 一時的な理由によるエラー。例:)「メールボックスの容量超過」「セッションエラー」「一時的なサーバーエラー」 ハードエラー: 永久的な理由によるエラー。例:)「退職や部署変更に伴いアドレスがもう使われていない」「アドレスを打ち間違えている」 是非この機会にメールの配信エラー率も確かめてみてください。エラー配信が多いのはリストが古いことが主な原因です。古いリストには何年も連絡をとっていなかった人など、情報が更新されていない可能性のアドレスが多く含まれています。 この様にエラーとなるアドレスを多く含む配信を繰り返すことで配信元アドレスのドメインの評価が下がり、その後のメール配信において届くはずのメールまでも届かなくなってしまいます。これでは何のためにメールを作成しているのか、わからなくなってしまいます。 実はメール配信においてもっとも大切なのがこのリストの運用なんです! 上記のグラフでもハードエラー平均値が1%未満という業界がほとんどです。もしご自身の配信でハードエラーが1%以上のある場合、是非一度リストの整理を行ってみましょう。 関連記事: ・メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 ・エラーメールアドレスの管理について ・自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! ・Kickboxを使って配信前に使えないアドレスを簡単にチェック 受信端末ではiPhone利用が一番 出典元:Email Client Market Share 上記はアメリカのメールマーケティング会社Litmusが公開している2017年2月1日〜2017年3月 1日までに配信された全世界でやり取りされている11億7,000万通のメールを対象に、Litmusが独自に集計しまとめたデータです。 これによるとiPhoneを利用したメールのやり取りがもっとも多く全体の31%となっています。先日公開した「これさえ読めば丸わかり!2017年メールマーケティングトレンド」でも紹介しましたが、iOSでHTML5ビデオのサポートが再開するなど、今後ますますスマホ(特にiPhone)受信を意識したメールの作成が重要になっていくものと思われます。 オートメーションメールが効果的 こちらも2017年メールマーケティングトレンドブログでご紹介しましたが、受信したメールに対して行われたアクション(例えば開封や、特定のリンクをクリック)をトリガーに、その後各購読者に合った内容のメールが自動で送られるというものです。 Superofficeのまとめによるとオートメーションメールの配信では以下のようなデータが表れています。 平均開封率は49% クリック率は通常のメールの2倍 利益率は通常メールの4倍 こういった効果をもっとも感じられるものがEコマースです。例えば、カゴ落ちしたユーザーに対して、1時間後にメールでお知らせすることで取りこぼしを減らすことにもつながります。 さいごに 実際に自身のメール配信の効果がどのくらいなのか、改めて検証してみてください。またどんなに優れたコンテンツをメールで配信していても、開封してもらわなくては始まりません。 最後に開封に役立つ関連コンテンツをご紹介します。このブログがメール配信の費用対効果を検証する材料になればと思います。それでは、伏見でした。 メールの開封率を高める作成テクニック -開封のきっかけを左右する3つのキーポイント 購読者の興味心を掻き立たせ、開封率アップ!プレヘッダーテキスト機能 【新機能】興味を持った購読者を逃がさない!メールに反応した人にだけ自動で次のメールを送るオートメーション機能 【実例多数】夜は深ければ深いほどいい! ? A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 // --- ### 「メールが届かない」などの質問にはメールマガジンの「よくあるご質問」ページを充実させよう - Published: 2017-03-20 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%82%ac%e3%82%b8%e3%83%b3%e3%82%92%e8%b3%bc%e8%aa%ad%e3%81%99%e3%82%8b%e4%ba%ba%e5%90%91%e3%81%91%e3%81%aeqa%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%a7%e3%82%ab/ - Categories: 開封率・到達率 こんにちは。ライターの遠藤です。今回はメールマガジンのサポートページについてです。 Webサイトで「よくある質問」や「Q&A」を載せて、商品やサービスの購入者(お客様)に対してサポートしている会社は多いと思いますが、メールマガジン購読をする人に対してのサポートはされていますか? 事前通知でメールマガジン購読者のストレスを軽減させる メールマガジン配信には、様々なトラブルがありますよね。購読者の人が「メールマガジンに登録したはずなのにメールマガジンが届かない!」とストレスを感じてしまうこともあります。 メールマガジン配信側として、せっかくメールマガジンに登録してくれたのに、そういったストレスを持たせてしまうことは喜ばしいことではありませんね。 しかし、Webサイトでメールマガジンを購読する人に対して、「サポートページ」を用意して、事前に情報提供をしておくことで、かなりストレスを軽減することができます。 事前に認知しているか、認知していないかで「不満」の程度はかなり変わります。レストランで名物料理が売り切れていることを入店してから知るのと、入店する前に知るのとでは、私たちがもつ印象はかなり違いますよね。 カスタマーサポートの負担を軽減する メールマガジンのサポートページは、カスタマーサポートの負担軽減にもつながります。 メールマガジンの登録方法や解除方法、配信頻度や内容など、相手が誰であっても同じ回答をするような問い合わせに対して、Webサイト上で回答しておくことで、本当に人が対応すべき問い合わせに集中することができます。 メールマガジン購読のストレスを減らす「サポートページ」 すでに「よくある質問」や「Q&A」「ヘルプ」などで、メールマガジンに対しても回答を用意している会社様もいらっしゃると思います。 ですが、メールマガジン専用のサポートページを作ることをお勧めします。というのもメールマガジンについて説明しておくべき項目が多いので、1ページを専用に用意したほうが分かりやすく、ページ構成としてもスッキリすることが多いからです。 【事例】池上彰ファンクラブ 池上彰ファンクラブは、メールマガジンのサポートの手本になります。 Q&A/お問い合わせのなかに「メルマガQ&A」を1ページ用意して、細かく説明をしています。 また「よくある質問・お問い合わせ 」にもメールマガジンについて説明を載せています。 メールマガジンのサポートページに載せておくべき内容 メールマガジン配信に使っているサービスや、リストの集め方によって、サポートページに記載すべき内容は変わりますが、一般的に記載しておいたほうがいい内容をご紹介します。 1. メールマガジンの詳細 メールマガジンがいつ、どれくらいの頻度で配信されるのか、どんな内容なのかなどを記載しましょう。 またメールマガジンの配信元の会社名も明示しておくといいでしょう。会社名なんて載せなくても分かるだろうと思われるかもしれませんが、わかりきったことでも載せておくことは信頼につながります。 どんなメールマガジンが届けられるのか、サンプルとして実際に配信したメールの画像を閲覧できるようにしている企業もあります。 参照元:ユニクロメールマガジンサンプル 2. メールマガジンの登録方法 メールマガジンに登録するにはどうしたら良いのかを、できればPCブラウザのスクリーンショット付きで登録方法を載せましょう。 特に「オプトインメール」での「承認」が必要な場合は明記しておくことをお勧めします。 3. メールマガジンが届かない場合の対処法 メールマガジンが届かない!というのは、もっとも多いトラブルでしょう。 メールマガジンが届かない理由には以下のようなことが想定されます。 迷惑メール扱いになっている(迷惑フォルダに振り分けられている) 登録したメールアドレスが間違っている 受信フォルダが満杯になっている おそらく「迷惑メール」扱いになっていることが最も多い原因かと思いますので、対策として以下のことを記載しておきましょう。 迷惑フォルダを確認する 迷惑メール設定で配信元のドメインまたはメールアドレスをメール受信許可に設定する セキュリティシステム(またはセキュリティソフト)の設定を確認する 2つ目の「配信元のドメインまたはメールアドレスをメール受信許可」を設定するために、メールマガジン配信元のドメインとメールアドレスを記載しておきましょう。 関連ブログ:自社メルマガが迷惑メールに?!解決策はこれ! 4. メールマガジンを解除方法 メールマガジン配信側としては「配信解除」をされてしまうのは避けたいところですが、配信解除をしたい人を無理に引き止めるのは、かえって悪い印象を与えます。また「迷惑メールと報告」ボタンを押して受信箱へ届かないようにすることもあります。(これはメールマガジンの解除とは異なり、送信ドメインの評価を下げるものとなります。迷惑メール報告を多数受けた場合、同じアドレスからのメール送信時にメールが届かなくなります) メールマガジンの配信解除についてもPCブラウザのスクリーンショット付きで解除方法を載せておきましょう。 5. プライバシーポリシー メールマガジンの登録をすると、名前やメールアドレスなどの個人情報を提供することになります。 購読側として、自分の情報がどのように使われるのかを「プライバシーポリシー」で明記してくれていることで一定の安心を得られるでしょう。 プライバシーポリシー (英語: privacy policy) は、 インターネットのウェブサイトにおいて、収集した個人情報をどう扱うのか(保護するのか、それとも一定条件の元に利用するのか)などを、サイトの管理者が定めた規範のこと。 個人情報保護方針などともいう。 出典元:プライバシーポリシー – Wikipedia プライバシーポリシーをサポートページに記載すると文字量が多すぎることもあるので、プライバシーポリシーへのリンクを載せておくといいでしょう。 メールマガジン登録後のサンクスページでもフォローする メールマガジン登録後に表示するサンクスページについては「ペライチを使ってメルマガ登録後のサンクスページを有効活用しよう!」でもご紹介をしましたが、サンクスページでも「メールマガジン届かない場合の対処法」を載せておきましょう。 登録直後に必ず表示され、登録した人が目にするページで「迷惑フォルダに入っていることがありますよ」と伝え、その対処法を載せておくのは効果的な方法です。 ちなみに私が運営をしているWEBマスターの手帳でもサンクスページに注意事項として「迷惑フォルダを確認してほしい」と記載をしています。 相手が認知できるように伝える メールマガジンについて、お客様から問い合わせがきて「記載していますよ」と答えているのでは赤点です。「記載している=伝わっている」わけではありませんよね。 責任逃れのために記載するのではなく、メールマガジンを購読してくださる人が、ストレスなくメールマガジンを購読できるように、伝えておくべきことは、しっかりと伝えましょう。 メールマガジンを購読する人にとって必要な情報は、しつこいぐらいに記載をしておきましょう。Webに限ったことではありませんが、見ていない人や読んでいない人には、こちらがしつこすぎるかなと思うぐらい記載して、ちょうどいいものです。(もちろんWebサイトのデザインを考慮してくださいね) メールマガジンのサポートページ参考例 最後にメールマガジンのサポートページを作る際に参考になるページを載せておきます。 メールマガジンについて – ZOZOTOWN よくあるご質問(メルマガ編)| Costco Japan ニュースレター(メールマガジン)が届かないのですが。 | よくある質問 – IKEA SUUMO – 登録したメールマガジンが届かない メールが届かない方へ – ヘルプ・サポート | BANDAI VISUAL CLUB メールマガジンについて – 阪神タイガース公式オンラインショップ // --- ### これさえ読めば丸わかり!2017年メールマーケティングトレンド - Published: 2017-03-13 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%95%e3%81%88%e8%aa%ad%e3%82%81%e3%81%b0%e4%b8%b8%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%82%8a%ef%bc%812017%e5%b9%b4%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%86%e3%82%a3/ - Categories: メールマーケティング こんにちは、ブログ担当伏見です。 2017年も早いものでもう2ヶ月が過ぎました。Webマーケティングの世界ではトレンドの移り変わりが激しく、特に本場アメリカではテクノロジーの進歩に伴い、新たな施策や手法が生まれています。 今回はアメリカにおける2017年のメールマーケティングトレンドについてご紹介します! アメリカのメールマーケティングを牽引するLitmusが公開した、「2017年メールマーケティングトレンド(The Biggest Email Marketing Trends in 2017 Will Be... )」によると、以下のようなテクノロジーや施策が今年のトレンドになると挙げています。 インタラクティブメール ビックデータを活用したメールのパーソナライズ化 HTML5 ビデオ オートメーション オムニチャネル メールの暗号化 1. インタラクティブメール 今までのメールのあり方といえば、情報を伝え、メール内に設置したCTAボタンを経由して商品購入ページに進んでもらうというものでした。なので、CTAボタンをどう目立たせるか、どういた文言で訴求し、よりクリックしてもらうかといったことがメール担当者の腕の見せどころだったと思います。 ですが、インタラクティブメールにより、購読者をメールの外に飛ばすことなく、メール内で以下のようなアクションを可能にさせることが可能になります。 1. 購入する商品のサイズを選んでカートに追加 出典元:How to Get Buy-In for Interactive Email 2. 動画の様にAirbnbのメールマガジンでは最初のメールにアンケートを設置、その回答にあったステップメールがその後自動で配信される。 出典元:How to Get Buy-In for Interactive Email 3. 長文のメールを折りたたむことができる(例えば、メール内の「続きを読む」というバナーをクリックすると折りたたまれていたメール後半が展開される) 現状ではこの様なメールに対応できるメーラーは全体の70%にも及ぶということで、今後ますますメールの多様化、パーソナライズ化が進みそうですね。 2. ビックデータを活用したメールのパーソナライズ化 ビッグデータで詳細な顧客情報を管理し、その情報を元に配信先に合わせたメールを送り、メールの効果を最大化させるというものです。 つまり、メール配信は今後ますます「最適な情報を最適な相手に、最適な時間に届ける」ようになるということです。 ここ数年、「ビッグデータ」はマーケティングにおいて最も重要視されており、細かい顧客情報を集めることが会社の利益を生み出すキーになると考えられています。 2017年、特に大企業ではこれまで収集してきた大量の顧客データを有効活用していくタイミングであると言われています。これらのデータをメールにも活用し「最適な情報を最適な相手に、最適な時間に届ける」ことがより注目されています。 (とは言え集積されたビッグデータをうまく活用することはとても困難であり、全体的に普及されるまではまだ5年ほどはかかるそうです。) 3. HTML5 ビデオ 2017年メール開封率レポートでもお伝えしていますが、iOS10がHTML5ビデオのサポートを再開したことにより(過去のiOSでもサポートしていたものがあったそうです)、メール内で動画を再生させることが技術的に可能になりました。メールの送受信にもスマホを利用する人が増えたことで、今後動画付きのメールが増えてくるのではという期待が持てます。 (個人的には未だ海外のものでも動画付きのメルマガを見たことはありませんが、すでにアメリカにおけるメールの開封環境として、Appleのメールアプリでの開封が全体の53%に登っているそうで、近い将来動画付きのメールを読むことも可能性としては十分ありそうです。) 4. オートメーション 今年に限ったトレンドということではありませんが、メールにおけるオートメーションが注目され始めています。 この技術が活用されているのが、受信したメールに対して行うアクションをトリガー(きっかけ)に、その後各購読者に合わせた内容のメールが自動で送られるというものです。 例えば、ウェルカムメールやECサイトのカゴ落ちユーザーへのメールです。このカゴ落ちユーザーへのフォローアップメールの現状について、アメリカのデジタルマーケティングコンサルタント企業、Econsultancyが行った統計によると、以下のようなデータがあらわれています。 カート放棄のフォローアップメールの平均開封率 – 46. 6% 開封されたメールの平均クリック率 – 28. 7% フォローアップメールからの平均コンバージョン(購入)率 – 5% 今後オートメーションの活用が進むにつれて、これだけの利益を自動で得られるということが期待できます。 5. オムニチャネル 今ではブランドや企業が情報を発信するツールとしてSNSやブログ、メールなど多くの手段が挙げられます。企業はこれらツールをシンクロさせて活用し顧客にアプローチすることが求められています。 メールを別の施策(例えばサイトやsnsで掲載している情報とメールで送る情報が全く異なっている)と捉えるのではなく、その他のチャネルと連動されることがより進むのではないかと予測されます。 メールで先行販売情報を告知、その後各SNSでメールにのみ特別情報があることをお知らせすることで、メール購読者数の増加、売り上げアップに貢献させている事例があります。 【事例】メールからの売上効果てきめん!クシタニが行う限定的な情報発信でメールマガジンの価値up 6. メールの暗号化 最後はセキュリティーに関するものです。 今まであげてきたようにメールの内容がよりパーソナルなものになっていき、また内容が多くの個人情報に基づくようになるに連れて、情報漏えいなどのニュースをよく聞くようになったかと思います。 そんな中、2016年Gmailはメールのセキュリティー強化対策としてメールにTLSセキュリティーを追加させました。(メールデータを暗号化させ第三者からメールの読み取りをさせない技術) Benchmark EmailでもこのTLSセキュリティー対応を行っていますが、Gmailでもセキュリティー対策に乗り出したことがきっかけとなり、その他Yahooやhotmailなどでもこの動きが高まっていくのではないかと予想されています。 関連記事: ・Google透明性レポート:Benchmark Emailを使って送信されるメールの暗号化割合を確認できます。 ・Gmailの暗号化設定によりメールに対するセキュリティー意識が向上。ーセキュリティーにまつわるTLS、DMARCって何? さいごに 2017年はメールをマーケティングツールと捉えた施策がより加速していくことが予想されます。それは、実際にそのようなメール利用をすることで、メールの効果を拡大させることができるからに他なりません。 自分が受信者の立場であれば、「最適な情報を最適な時間に受け取れば」メールの内容をよく読むようになるし、そうでない場合は、開封すらしなくなることは今受け取っているメルマガでも言えることです。 Benchmark Emailでは今後も最先端の事例など、リアルな成功例をブログでご紹介してまいります。 以上、伏見でした。 // --- ### 【社員インタビュー第4回】Benchmark Emailのデザインはこうして生まれている - Published: 2017-02-27 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%80%90%e7%a4%be%e5%93%a1%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e7%ac%ac4%e5%9b%9e%e3%80%91benchmark-email%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%81%af%e3%81%93%e3%81%86/ - Categories: お知らせ こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 突然ですが、皆さんはBenchmark Email(以下、ベンチマーク)のWebデザインやエディターなどツールのデザインについて、どんな印象をお持ちですか? 手前味噌ではございますが、実はユーザーさんからデザインがかっこいい(西海岸風で)、という嬉しいお言葉をいただくことがよくあります。 そういった声を耳にするようになり、自分でもこのデザインは誰がどんな思いで作り上げているのか気になっていました。そんな時、2017年1月に本社(アメリカ、カリフォルニア州)への出張があったので、現在のベンチマークのWebサイトからツール、テンプレートなど、全てのデザインを作成しているデザインチームにインタビューを行ってきました。 ベンチマークのデザインについてその思いやチームの作り方はもちろんデザイナー本人についても語ってもらいました。 伏見:では皆さん簡単に自己紹介をお願いします。 TJ:TJです。ベンチマークのデザイン部門のディレクターとして、プロダクトデザイン全般を管理しています。 エリック:エリックです。シニアプロダクトデザイナーとして、現在ベンチマークで開発を進めている2つのプロダクトデザインを担当しています。ブランディングの質の向上等に力を入れています。 クリスティン:クリスティンです。シニアプロダクトデザイナーとして、主にベンチマークの3つのメールエディター、連携機能箇所のデザインを総括しています。 アミルカ:アミルカです。マーケティング部門におけるグラフィック全体の監督をしています。ベンチマークは世界15ヵ国に展開していて、すべてがその地域へのサービス展開を行っています。このように異なる国や地域でも会社として外に出すもの(ウェビナーやプレゼンテーション資料、ニュースレターなど)のデザインを統一させることが僕の仕事です。あと、僕は現在も出身地のグアテマラを拠点として、普段デザインチームとはskypeやslackなどでやりとりしながら働いています。 伏見:みなさんベンチマークに入ったきっかけはなんですか? TJ:2011年くらいの話になるけど、最初はプロジェクトマネージメントチームの一員として入社しました。ですが、当時のベンチマークにはデザインを担当するチームはインドにしか無くてね。そんな時、サイトデザインを一新するというプロジェクトが始まり、担当してもらえるところを探していたんです。 いろいろ探して、カナダのとあるデザイン会社を見つけたんですが、ちょうど別の会社に吸収されてしまって・・・。そこで、もしかしたら自分でもできるんじゃないかなと思い自分でデザインサンプルを作成し、上司に見せたところ「君がそのままやっていくべきだ」と言われたのがきっかけです。それから2ヶ月してエリックと出会いました。 エリック:僕も最初からデザイナーとして働いたのではなく、はじめはベンチマークのインハウスSEO担当として入社しました。その後、ppc広告用のデザインのヘルプなどを経てデザインチームに参加しました。現在のベンチマークのデザインはTJと一緒に作っていきましたね。 伏見:エリックは学校でもデザイン専攻していたそうで、SEOよりデザインの方が元々合っていたかもしれませんね。 クリスティン:私は二人に遅れること5ヶ月くらいしてデザインチームに入りました。当時私とTJには共通の友達が居て、その人から「友達が働き手を探している」と聞かされて興味を持ち、TJからメールが来たあとすぐに面接し、ジョインしました。私だけがベンチマークでデザイナーとして入社したわけです。 アミルカ:僕も最初はラテンアメリカ(スペイン語圏)のソーシャルメディアのコンテンツ戦略やサイト内テキストの作成を担当していました。その後マーケティングディレクターとなり、そこからデザインチームへと移動しました。 デザインチーム発足、そして山積していたタスク 伏見:クリスティン以外、みんな最初からデザイナーというわけではなかったんですね。では、デザインの責任者であるTJにズバリ聞きます。ベンチマークに入社した当時のデザインについてどう思いましたか? TJ:僕自身、入社した時は個人のプロジェクトとしてウェディングフォトの会社をしていて、そこでWebデザインも担当していたこと、またその前も別の会社でサイトやブログ等を担当していたので、デザインの知識は何となくありました。 そんな僕から見た当時のデザインは、正直何かの詐欺サイトかと思いました(笑)。ベンチマークで働くリアルな人たちを知っていなかったら、信用出来ないくらいでしたね(笑)。 (こちらが当時のデザイン) 伏見:なるほど。一からデザインを作り直したんですね。ではそんな中、TJが中心となり今のデザインチームを作り上げたと思いますが、チームに必要な人物像ってどんなものでしたか? TJ:当然学びたい、成長したいと常に思える人。この業界は特に変化が激しく、トレンドが目まぐるしく変わり続けます。そんな環境下で、僕も「学ぶ事」「変化に追いつく事」「謙虚な姿勢」はとても大事なもので、これらを自分の中に持っている人たちをチームに迎えたいと思っていました。こういった人たちと仕事をすれば、チームとして作業しても良いデザインが生まれると思っています。 伏見:でも人間誰しも、気が抜けてしまうことってありますよね。そういった時にモチベーションを保つために行っていることはありますか? TJ:自分が常に意識していることは、デザインを通してベンチマークでつながっている9つの国々で働くメンバーと密なコミュニケーションを取り、それぞれの言葉や文化に興味を持ち、互いに影響しあう事。それと常に、この会社の一部としてベストを尽くしているんだという思いですね。 エリック:僕は何にでもインスパイアされます(笑)。 クリスティン:会社の人との関わりが大きな影響を与えてくれています。このメンバーは皆モチベーションが高く、仲間に迷惑をかけないようにという思いから、お互いがレベルアップを常に意識できていると思います。 またベンチマークは定期的に各国のメンバーを本社に呼んでいて、直接コミュニケーションを取る機会があります。今もこうやって日本のチームからインタビューを受けていますが、それぞれがいかに真剣に仕事に取り組んでいるかを感じる事ができて、とても嬉しく思っています。 インターナショナルな企業であるからこそ、コミュニケーション能力が重要! 伏見:互いに高め合って行けるメンバーとの仕事ってやっぱり楽しいですよね!ではもう少し仕事や能力についての質問を。デザイナーというポジションにおいてどんなスキルが最も必要だと思いますか? アミルカ:間違いなくコミュニケーション能力だと思います。言われた事を伝えるだけでなく、相手が何を必要としているかを理解する事。それに応じたデザインをした時に、なぜそうしたのか、なぜそれがベストなのかをきちんと説明できる事。それが出来た時に自然と結果がついてきます。 TJ:アミルカの意見に付け加えると、同僚やユーザーからのフィードバックや提案を常に受け入れ消化できる能力が大事だと思う。問題に直面した時、すでに解決策があったとしても、適切な解決策を得るためにその背後に何があるかを理解する事。 デザインは常に”完成”という事がないものだと僕は考えています。だから他人の意見を受け入れて、それに応えるデザインを作っていくことが必要だと思います。 エリック:アミルカ、TJと同意見です。他人の状況を自分に置き換えて、今何を解決しなければいけないのかを理解する事。グループで会議し、意見やフィードバックを受け入れる柔軟性が大事だと思う。 クリスティン:私も100%皆と同意見です。基本的に、自分の意見だけで勝手にデザインは出来ません。マーケティングにしてもプロダクトにしても、誰のためにデザイナーがいるのかを考える事。問題を聞き入れ、理解し、何が原因となっているかを探して解決策を見つけ出す事が大事だと思います。 伏見:そうですね。どんな仕事であれ、人が携わる以上お互いを理解できるコミュニケーション能力は絶対必要ですね。特にベンチマークでは言語はもちろん異なるバックグラウンドを持つメンバーとのやり取りが多く、コミュニケーション能力の高さは大いに求められていると、僕も実感しています。 では、次にベンチマークのデザインについて聞かせてください。一番の特徴ってなんですか? TJ:ひとつは、ベンチマークとして9つの言語で展開しているので、それらの言葉での利用に対応しているという点。もう一つは出来るだけシンプルな操作性、問題解決が簡単に出来るよう、いくつものテストを重ねてベストなソリューションを提案できている事です。 エリック:私たちのデザインにはベンチマークで働く人のキャラクターが素直に反映されていると思います。という意味で、ユニークで特別なものだと思います。 また、働き方の特徴でもあるんだけど、アミルカの様に同じチームだけど常に同じオフィスに居なくても、一つのチームとして共に働けるという事かな。(TJも普段はアメリカの別の地域に住んでいて、1ヶ月のうち1〜2週間だけLAに来てオフィスで働いています。) 日本はアートの国 伏見:では最後に日本についての印象を聞かせてください。 TJ:僕は日本のアートやデザインがとても好きです。日本は僕にとって一番行ってみたい国です。・・・まだ実現していないけど、いつか。 エリック:TJと一緒で、すごく行ってみたい所です!美しいアートや文化に触れてみたいです。そういえばベンチマークに入ったばかりの頃に、日本チームのメンバーに日本式の乾杯のマナーを教わったんだけど、目上の人をたてるというリスペクト精神に感動したよ。もっと別の事も学んでみたいね。 クリスティン:おもてなしの文化はすごいと思う。私は中国系(アメリカ人)なので、少し身近に感じています。そして日本の文化には深い歴史と色々なルーツがあって、そういったところにも興味を持ちますね。 アミルカ:ご飯が美味しい!とても魅力的で面白い文化があると思うよ。昔から日本のアートやアーティストに影響を受けてきました。会ってみたいですね。 伏見:ありがとうございました! // 過去のインタビューブログはこちらから 【特別企画】 Benchmark Email CEO緊急来日インタビュー! 起業家に必要なたった3つのこと 【Benchmark Emailアメリカ本社訪問記念】 今最もイケてる職業「コミュニティーマネージャー」、直撃インタビュー 現役女子大生が本就職前にIT業界で働いてみた IT企業はこんなんだった!ベンチャーってこんなんだった! ほぼ届かない!?中国のお客様へメルマガ配信する際に知っておくべきこと – Benchmark Email China責任者へ突撃インタビュー --- ### 【事例】リピーター獲得に効果のあるプラスワンが行うメール配信 - Published: 2017-02-20 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%80%90%e4%ba%8b%e4%be%8b%e3%80%91%e3%83%aa%e3%83%94%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc%e7%8d%b2%e5%be%97%e3%81%ab%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%ae%e3%81%82%e3%82%8b%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%83%af%e3%83%b3/ - Categories: ユーザー事例 みなさんこんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 ユーザーさんのリアルなメール配信をご紹介するこのコーナー。今回はオリジナルTシャツ・プリントを行う株式会社プラスワンインターナショナル(以下、プラスワン)が行うリピーター獲得に効果をあげているメール施策をご紹介します。 プラスワンのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:プラスワン(オリジナルTシャツ・プリント) メールマーケティングの目的: – 受注につながる見積もり依頼の獲得 (見積もり依頼後は電話や個別のやりとりのため、メールでの施策では見積もり獲得までをゴールと設定) – ライトユーザーの獲得及び、リピート購入につなげる 主な配信コンテンツと配信頻度: – 季節やイベントシーズンに合わせたキャンペーン(2回/月) – 商品紹介(1〜2回/月) – 新サービスの案内(1〜2回/年) 配信対象: – プラスワンメルマガ購読者 – 過去購入者・問い合わせされた方(メインユーザー層:30台女性) 高いCVRを獲得する、リピート購入を目的としたメール配信 メールサンプルを見る(表示されない場合はこちら) 過去に購入したことのあるユーザーなど、主に一度接点を持った人に向けてメール配信を行っているプラスワン。 オリジナルグッズは作成のニーズが発生しない限り購入に至らないもの。なので、運動会シーズンやお花見シーズンなど、グループでオリジナルTシャツを作るニーズが増えそうなタイミングに合わせたキャンペーンをメールで行うなど、ユーザーとの接点を作り、リピート購入につなげています。 メールサンプルを見る(表示されない場合はこちら) メールのタイトルには「無料」や「期間限定」といった文言をつけることで、受信者により興味を持って開封してもらえるような工夫を施しています。(平均開封率は10%以上) また配信時間をお昼の12時にすることで、お昼休みのちょっとした時間でメールを確認してもらえるよう購読者の生活リズムに沿った配信を心がけています。 その結果、メールのCVR(コンバージョン率。購入や申し込みなどにどれくらい至っているかを示す指標のこと。)は他の施策に対し比較的高く、プラスワンではBenchmark Email導入以前の2016年1月に比べ、2017年1月では160%アップしているそうです。 デザインに困った時でもテンプレートを活用しメール作成時間を大幅に短縮 普段定期的に配信しているメール以外にも、年に数回配信する新サービス案内や新しく始まるキャンペーンのメールを作る時などはBenchmark Emailのテンプレートを利用するというプラスワン。 初めて作成する内容のメールなので、デザインのイメージを考えたりと、通常時間がかかる場面でも、テンプレートを使うことで時間を大幅に短縮できているそうです。 導入前はメール配信を行うのに1日以上かかっていましたが、今では半日ほどで作成から送信が可能なのだそうです。 さいごに 今回のメール施策について、効果を高めるポイントはこちら! 1度接点を持ったユーザーへのメール配信は高いCVR獲得につながる 配信ツールの選定は効率化と効果最大化にとって重要 難しいことをしようとせず、メールによるユーザーとの定期的な接点で、確実に売り上げに貢献しているプラスワンの事例をご紹介しました。 ブログ後記 今回インタビューをさせていただく上で、プラスワンがBenchmark Emailを導入するきっかけについても聞いてみました。 プラスワンではBenchmark Emailを導入する以前も別のツールを利用してメール配信をおこなっていたのですが、当時はメールを作成するのにHTMLを1から書く必要があったため、メールに貼り付ける画像の作成1つとっても時間のかかる作業だったそうです。 画像やバナーの作成はより複雑なので全てデザイナーに依頼し、作業分担をするなど、メール作成にかかる工程、人的リソースを多くかける必要があったそうです。 そのためメール配信の効率化は社内でも必要不可欠と感じていたところ、Benchmark Emailを見つけHTMLの知識がなくても作成できる使いやすいメール作成エディタとインターフェイスが決め手となり導入を決めたそうです。 このようにツール選びは業務効率を左右するとても重要なタスクなんですね。自分が使いやすいと思うツールを吟味することが、とても重要なのだなと改めて感じました。 // --- ### 【事例】メールからの売上効果てきめん!クシタニが行う限定的な情報発信でメールマガジンの価値up - Published: 2017-02-13 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%80%90%e4%ba%8b%e4%be%8b%e3%80%91%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e5%a3%b2%e4%b8%8a%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%82%81%e3%82%93%ef%bc%81%e3%82%af%e3%82%b7%e3%82%bf/ - Categories: ユーザー事例 みなさんこんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 今回は国内ウェアブランド「KUSHITANI(クシタニ)」というバイク用レザースーツ、ライダースジャケットなどの皮革製品を手がける株式会社クシタニ(以下、クシタニ)が行っているメールマガジンを紹介します。 購読者数を集め、商品の価値を高め、売上アップに繋がっているメール施策についてご紹介します。 クシタニは静岡県浜松市に拠点を置くバイク用品の製造・販売を全国で展開している国内ブランドです。バイクウェアは世界の名だたるライダーにも愛用されており、またその業態は単なる商品販売だけにとどまらず、バイク走行会といったイベント開催からバイカーズカフェも運営しています。 その人気は世界の GP(グランプリレース)ライダーから一般の方々まで、幅広い層の人たちを魅了しています。 メール配信業務の効率を見直す必要があった Benchmark Emailを導入していただく以前からクシタニではメールマガジンの配信をしていましたが、HTMLを1から書いていたそうです。そのためメールを作成するのはいつもコーディングの知識があるメンバーしか作ることができませんでした。 さらに、効果測定に使用していたツールが使いにくく、顧客データをローカルで管理していたことでセキュリティーにかかるコストも通常より高くなっていました。 そんな時にBenchmark Emailを試したところHTMLの知識がなくても作成できる豊富なテンプレートと、効果測定の見やすさから導入を決めたそうです。 クシタニのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:KUSHITANI メールマーケティングの目的: プロモーションの一環 – メールを読んで路面店に来てもらうための導線作り – オンラインショップでの商品購入 – イベント情報拡散 配信頻度: – 月に4回のメールマガジン – 上記とは異なる内容のステップメール(メールのシナリオは2ヶ月間継続) 主な配信コンテンツ: – メールマガジン:新商品や季節に合った商品の案内、また企画イベント情報など – ステップメール:ブランディングを意識したコンテンツ ここでしか得られない情報提供でメールマガジンに特別な価値を与える メールサンプルを見る クシタニではメールマガジンの価値を高めるためにコンテンツを限定的にしたり、情報発信のタイミングを変えることで顧客との他のタッチポイントよりも早く届けるといった施策をおこなっています。 その効果を最も発揮している1つが、年始に販売される福袋の先行予約です。クシタニでは福袋の先行予約情報を一番先にメールマガジンで案内しており、SNSやHPで紹介する前にはほぼ売り切れてしまうそうです。 また、先行予約情報をユーザーに伝えることで、メールマガジン登録に対する価値を高めることに繋がり、購読者数を効果的に増やすことができています。 配信内容を通常のメールマガジンと変えることでステップメールを効果的に活用 メールサンプルを見る クシタニでは通常のメールと併用し、季節やトレンドに左右されない普遍的な内容を盛り込んだステップメールも配信しています。 そこでは、クシタニの会社情報やYouTube動画の紹介、商品オーダー方法の解説やバイク修理方法、ものづくりに対するブランドの姿勢などを紹介しています。 ブランドストーリーを知ってもらうことはファン作りにも役立ち、購読者が自発的にブランドについてSNSで拡散してくれる可能性も高まります。そういった口コミはさらなるファンを作り上げるだけでなく、商品売上やイベント参加といったところにもプラスの影響を与えることに繋がります。 効果測定がわかりやすくなったことでメールの改善がスムーズ クシタニでは常にメールマガジンの効果測定をレポート画面で確認しているそうです。 開封率やリンククリック率から配信したメールの効果測定を行い、メールデザインの改善に生かしているとのこと。 例えば、購読者の反応が良くなかった2カラムのメールデザインを3カラムに変更するといった改善を行っているそうです。Benchmark Emailにしてからは、そういった変更も簡単にできるので改善施策が素早く出来るのがメリットなのだそうです。 (クシタニのメールマガジン購読者の多くはPCを使って閲覧しているので、メールデザインの良し悪しも効果に表れています。Benchmark Emailのレポート画面では購読者がどのデバイスからメール閲覧を行っているのかも確認できるのでこういった改善が可能です。) さいごに 今回のメール施策について、効果を高めるポイントはこちらです! メールマガジンに掲載する情報を限定しその価値を高める。 セール情報だけに依存せず、ブランドストーリーを伝えファンを作り上げる そこでしか得られない、そこなら最速で得られるなど、メールマガジンを特別なものにすることで効果を高めているクシタニの事例をご紹介しました。 それではまた!伏見でした。 // --- ### Webサイトの訪問を1度で終わらせない「継続的なつながり」を作る4つの方法。 - Published: 2017-01-30 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/web%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%81%ae%e8%a8%aa%e5%95%8f%e3%82%921%e5%ba%a6%e3%81%a7%e7%b5%82%e3%82%8f%e3%82%89%e3%81%9b%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8c%e7%b6%99%e7%b6%9a%e7%9a%84%e3%81%aa%e3%81%a4/ - Categories: 開封率・到達率 こんにちは。ライターの遠藤です。 Benchmark Emailを使っている方の多くは、コーポレートサイトやECサイトなど「Webサイト」を運営されていると思います。 Webサイトを運営するにあたって、問い合わせの獲得や商品購入、リスト獲得など「ゴール」を設定されているでしょう。 それら「ゴール」のなかで訪問してくれた人と「継続的なつながりを作る」という項目は含めていますでしょうか? Webマーケティングの世界では「エンゲージメント」と呼ばれる「継続的なつながりづくり」。Webサイト運営に関して言うと、ページに訪問したその時だけでなく、Webサイトから離れたあとも、その人と出会える手段を持つということです。 例えば、ECサイトで商品購入までいたらなかった人と、その人がECサイトを離れたあとにお店側から再会しにいける手段があれば、セール情報や新商品、商品に対する想いやストーリーを伝えることができます。 継続的なつながりで友好的な関係の築けたユーザーは、単に商品を買うだけでなく、SNSで自発的にコンテンツを発信、拡散してくれる「エバンジェリスト」になってくれる可能性も高まります。 つまりユーザー自身がサービスや商品の口コミでPRを行ってくれるなど「継続的なつながりを作る」ことは、売上以外にもよい影響を与えてくれます。 今回は、あなたのWebサイトに訪問してくれた人と「継続的なつながり」を作る方法のうち、取り組みやすい4つをご紹介します。 1,SNSアカウントをフォローしてもらう まず、一般的な方法として、FacebookページのいいねボタンやTwitterのフォローボタンをWebサイトに設置をして、フォローしてもらうというやり方です。 ICT総研の「2016年度 SNS利用動向に関する調査」によると、2016年末の見込みとして、日本のSNS利用者は6,872万人(普及率は69%)とのデータもあり、SNSをなにかしら利用している人は多くなっているといえます。 自分たちのターゲットがFacebookやTwitterなど、そのSNSを使っている人と重なっていることが条件になりますが、SNSは、ネット上でつながるためのツールですので「継続したつながりづくり」とも相性がいいですね。 WebサイトでSNSへのリンクを貼っているだけだったり、目立っていないことがあります。各SNSの公式ウィジェットを使うことも有効ですが、まずはWebサイトを訪問している人に、SNSアカウントの存在を認知してもらいましょう。 また「フォローしてくださいね」と明示して、行動を促すこともお忘れなく。 日本ではLINE@を使ってビジネスアカウントを用意して、ユーザーとLINEでつながるのも有効な方法ですね。特にECサイトを運営している場合には「クーポン」や「ポイントカード」を作れるLINE@はオススメです。 ちなみにBenchmark EmailのFacebookページもあります!ブログの更新情報やイベント情報を投稿していますので、まだ「いいね」をしていない方は、この機会にぜひ! 2,メールマガジンに登録してもらう 続いて、Benchmark Emailを使っている方であれば、すでに取り組まれているであろう「メールマガジン」に登録してもらうというやり方です。 あなたのWebサイトを訪問した人がSNSを使っていなかったとしても、メールを使っていない人は、ほとんどいないでしょう。 訪問してくれた人のメールアドレスを知るには、メールマガジンの登録だけでなく、資料やクーポンをプレゼントする代わりにメールアドレスを教えてもらう方法もあります。 関連記事:見込み客を獲得するならこの方法!メールアドレスを集めるのに効果的な6つの方法 3,RSS購読をしてもらう ブログ機能が備わっているWebサイトであれば、恐らく「RSS」と呼ばれる、更新情報を公開していると思います。 この更新情報を「Feedly」や「livedoor Reader」などのRSSリーダーと呼ばれるツールを使って、ニュースや更新情報を得ているという人もいます。 ブログ機能のあるWebサイトでは取り組みやすいRSSですが、ページの更新(新規公開)を自動で発信するため、Webサイトで新たにページを公開しなければ更新情報も送られません。その点でSNSやメールと比べて、こちらが取れるアクションの自由度が下がります。 ちなみにBenchmark EmailブログのRSSフィードは「https://www. benchmarkemail. com/jp/blog/feed/」です。RSSリーダーを使っている方は、ぜひご購読ください! 4,Webプッシュ通知を登録してもらう 「Webプッシュ通知」という言葉を聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれません。「Webプッシュ通知」とは、簡単にいうとスマートフォンでLINEにメッセージが届いたときや、アプリのお知らせなど様々な「通知」が届くと思います。この通知のことです。 Webサイトから送れるプッシュ通知は、現状では、Webプッシュ通知に対応しているのが、Chrome、Firefox、Safariと限定的ではありますが、メールマガジンと同様にセグメント別けできたり、通知内容を設定できたりできるサービスも増えてきています。 まだまだ導入しているWebサイトは少ないですが、ユーザーの認知の拡がり具合とともに注目しておきたい手段です。 ちなみに「Webプッシュ通知」が導入されているWebサイトでは、訪問すると↓のようなプッシュ通知を送る許可を求めるポップアップが表示されます。 訪問した人がつながりを持ちたいと思えるかどうか ここまで4つの方法をご紹介しましたが、どの手段においても、Webサイトに訪問した人が「このWebサイトと継続的なつながりを持ちたい」と思っていることが大前提です。 ECサイトであれば「このお店の新商品やセール情報が知りたい!」だから、今後も情報を得られるようにSNSをフォローする、メールマガジンに登録するなどのアクションにつながります。 ただ単にフォローボタンや登録フォームを設置するだけではなく、フォローしたいと思うWebサイトづくりをしていくことも欠かすことはできません。 フォローしたいと思うWebサイトであり、なおかつ、フォロー後も届く情報がコンテンツが魅力的であれば、きっとあなたのWebサイトのファンになっていってくれるでしょう。 一度の出会いを一度で終わらせない 一度の訪問ではゴールに辿り着かなかったとしても、継続的につながりを持つことで、その人との距離感を縮める。または自分たちのことを忘れ去られないようにする。 せっかく自分たちのWebサイトに訪問してくれた人との出会いを一度で終わらせてしまったらそこまでです。次に出会うまで、その人がまた訪問してくれるのを待たなければなりません。 しかし、継続的なつながりを持っていれば、自分たちから働きかけることができます。 もちろん、つながりを維持することは簡単なことではありません。メールマガジンを開封して読んでもらうのも簡単ではないですよね。ですが継続的なつながりを持つことで得られることは、その労力をかけるだけの価値があります。 今回、紹介した方法で取り入れていないものがあれば、それをあなたのWebサイトの「継続的なつながり作り」に活かして頂ければと思います。   // --- ### 「ドラッグ&ドロップ」エディタがさらに使いやすくなりしました! - Published: 2017-01-20 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%80%8c%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b0%ef%bc%86%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%83%e3%83%97%e3%80%8d%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf%e3%81%8c%e3%81%95%e3%82%89%e3%81%ab%e4%bd%bf%e3%81%84%e3%82%84/ - Categories: 機能・便利ツール, お知らせ こんにちは、ブログ担当の伏見です。 早いもので2017年も1ヶ月が経過しました。Benchmark Emailでは、今年もメールの効率を高める事を目標に、ユーザーの皆様にとってより使いやすいツールの提供を目指していきます! そして今年最初にご紹介するのが、ドラッグ&ドロップエディタの新デザインです。何が一体新しくなったのかこちらでご紹介いたします。 改善されたコンテンツブロック構成 各コンテンツブロックは、「設定」と「コンテンツ」の2つのタブに分類されるようになりました。 設定タブではブロックの編集をまとめました。こちらでは背景色変更や枠線の編集、ブロックの空白の編集が可能です。 またコンテンツタブには、ブロック内に挿入したテキストや画像などのコンテンツの編集メニューをまとめました。テキスト配置箇所や画像の位置、行間など細かな編集がボタン一つで可能です。 テキスト編集ツールバーの更新 ブロック編集時のツールバーのデザインも一新しました。様々なサイズのデバイスからの操作を想定し、普段あまり使わないアイコンを「メニュー」内にしまうことで、すっきりとしたデザインになりました。より使いやすいツールバーでさらにメール作成がスムーズに、簡単になりますね。 よくある質問: ドラッグ&ドロップエディタではテキストのコピー、ペーストはできますか? エディタナビゲーション 画面左側の「レイアウト」「ブロック」「全体のスタイル」箇所のタブをアイコンからテキストに変更しました。 「レイアウト」ではテンプレートの選択やメールの雛形の選択、過去に配信したメールを再利用することができます。 「ブロック」はメール作成に必要な要素である「ブロック」を画面中央の作成中のメールに配置することができます。 「全体のスタイル」ではメールのカラーデザインのテーマを編集できます。 さいごに Benchmark Emailでは今年も多くの改善や新機能のリリース予定を控えています。こういったニュースを今度も発表できることを楽しみにしています! では、伏見でした。 // --- ### メールのリンククリック率30%以上!創業手帳が行うBtoB向けメールマーケティング - Published: 2017-01-09 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introduceing-sogyotecho/ - Categories: ユーザー事例 みなさんこんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 2017年最初の事例紹介となる今回は、新ビジネスを起業された会社に無料で送られる起業家向けのビジネス情報冊子「創業手帳」を発行しているビズシード株式会社が行うブランドのファン作りやセミナー集客などに効果のあるメール配信についてマーケティング部の久保さんにお話をお聞きしました。 リンククリック率30%以上という同社のメール施策とはどんなものなのか解明したいと思います。 ビズシード株式会社が発行している創業手帳とは、日本全国で毎月約10,000社ほどある新ビジネスを立ち上げた会社へ無料で送られる起業家向けのビジネス情報冊子のことです。会社を始めると直面する、様々な予期せぬ出来事や選択、課題に対応するためのノウハウを冊子やwebサイトの記事を通してわかりやすく提案している起業家たちの強い味方なのです。 創業手帳のメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:創業手帳 メールマーケティングの目的: 1. 定期ニュースレター: webサイトへのリピート率向上(創業手帳のファン作り) 2. 不定期で以下のような目的のメールを配信 – セミナー集客 – 広告主のサービスの訴求 – 新しい冊子の資料請求 – 起業される方に向けた無料のコンサルティング案内 3. 社員知識向上&従業員満足度向上のための社内報(ほぼ毎日) 配信頻度:開催されるセミナーなどのイベント数などにもよるが月に2〜4回(社内報を含まない) 主な配信コンテンツ:自社webサイトで掲載している記事を中心に、イベント情報や無料の起業コンサル案内など 目的達成への施策: – 登録されたタイミングからステップメールを配信 – A/Bテストを行い、より効果が出るように何度も検証 -毎日配信している社内報 登録時により多くの情報を得ることがその後のメールでのコミュニケーションを熱くする メール全文を見る(クリックで表示されない場合はこちら) こちらでは創業手帳冊子を要望された方に、定期的にニュースレターを配信しています。 Webサイトで掲載している記事の中からSNSに投稿した時の反応のよかった記事を中心に、 セミナーイベント情報や無料の起業コンサルティング案内などをまとめ、月に2〜4回の頻度で全ての購読者に向けて配信しています。 またその他にも創業手帳ではセミナー集客を目的としたものやwebサイト上で掲載している広告主のサービスのセールス情報、新たに創刊された冊子の資料請求、起業された方のための無料コンサルティングの案内といった内容のメールも不定期で配信しています。 創業手帳では冊子の注文や資料請求時にアンケートを行っており、設問数を多く設けることでより詳しい相手の情報を収集しています。実はこれがメールマーケティングにも一役買っているのです。 アンケートの設問を多く設定すると登録の離脱率が上がると思われてしまうかもしれませんが、長いアンケートを答えてまでも「欲しい」と思ってもらえる人に欲しい情報を届けることで、よりメールの効果も高まります。 そうやって得られた情報を活用することで、各地のセミナー情報を配信相手の地域に合わせて内容を変えることができます。結果、同社ではwebサイト、SNS、メール、Peatixなどでセミナー情報を発信していますが、参加者の約4割はメールからの登録だそうです。 セミナーなどのイベントへの集客を目的とした場合、メールというツールとの相性はかなり良いですね。 その他にもアンケートでは起業にまつわる事柄における興味内容や業種、現在のステータス(起業前や起業後1年など)といった情報も集めているので、購読者をこれらの情報ごとにグループ分けできるようセグメントし、相手にできるだけ関係のある情報をメールで届けることを体現しています。 その結果、メール施策を通じて創業手帳のファン作り、webサイトへのリピート率向上を可能にさせています。購読者一人一人にできるだけ沿ったメールを配信しているからこそ、強い関係が生まれるんですね。 実際、久保さんがクライアント先へ訪問した時には「メルマガの人ですよね?」と言われるなど、メールの認知・効果が広がっているそうです。 Benchmark Emailで設定できるメールの差し込み方法(パーソナライズ機能) クリック率30%越えを実現させた数々のメール施策 (こちらは毎日配信している社内報) メール全文を見る(クリックで表示されない場合はこちら) 創業手帳ではメールを通じた購読者とのコミュニケーションを様々な方法で行っています。複数の側面からアプローチを行うことで、メール開封率は20%以上、リンククリック率ならメール開封者の30〜50%という結果を出しています。 ではここで創業手帳が行っている効果のあるメール施策の一部をご紹介します。 ステップメールによるタイミングを外さない注意喚起 創業手帳では以下の2種類のステップメールを配信し、冊子を受け取った方とのコミュニケーション向上を図っています。 1. 創業手帳資料請求者向け(メール総数2通) 1通目(配信のタイミング:創業手帳資料請求5日後): 資料が実際に手元に届く頃を見計らって「届きましたか?」「コンサルタントもやってますのでご要望ください」と言った内容のメールを送っています(開封率40%以上) 2通目(配信のタイミング:創業手帳資料請求30日後): 資料についての感想などを得るために読者アンケートを送っています。 2. ニュースレターに記載している広告コンテンツに興味があり資料請求などを行った人向け(メール総数2通) 1通目(配信のタイミング:資料請求直後): 広告主が提供しているサービスのクーポンをお届けしています。(開封率20%以上) 2通目(配信のタイミング:資料請求14日後): 郵送で届けられた資料のリマインドメール (興味を持ってくれた広告コンテンツに関するチラシが郵送された冊子に入っていると思いますが、ご確認いただけましたか?と言った内容) このようにオフライン(冊子)とオンライン(メール)を複合的に活用することで、より密接なコミュニケーションを可能にさせ効果を高めています。その成果が開封率40%という数値に表れているんですね。 A/Bテストによる開封率の改善 メールの開封率やリンククリック数の改善に便利なのがこのA/Bテスト。 創業手帳ではA/Bテストを活用してメールの開封率やクリック率の改善を行っています。 その結果、以下のような施策を行うことで、より高い効果を上げられることが分かったそうです。 メール件名に購読者のフルネームを挿入 送信元名の内容を「サービス名」「メール製作者個人名」の順番で記載 試したい施策をテストできる社内報 創業手帳では2016年11月に入ってからほぼ毎日、全社員に向けて社内報を送っています。webサイトに掲載した新着記事や起業関連の外部ニュースをまとめて配信することで、社員の知識向上と従業員満足度(エンプロイーサティスファクション)向上を図っています。 また、社内報の最大のメリットはメールのデザインや文章量、コピーライティングや構成といったメール施策を内部で試せること。社内向けの配信なので、開封やリンククリックした人の特定ができる上に、「この人のために記事を書いたのに読んでもらえなかった」、といった具体的なデータを得ることができます。 社内報はいわばメールマーケティング道場のような存在となっているんですね。 久保さん曰く、自身のスキルアップにもつながるので、社内報はとてもオススメなんだそうです! さいごに いかがでしたでしょうか? 今回のメール施策の効果を高めるポイントはこちらです! ・購読者からできるだけ多くの情報を収集しその情報を元に購読者をグループ化。そのグループに合わせた内容のメール配信 ・日々配信している社内報から自分の購読者に合ったメールの正攻法を見つける ということで、今回はブランドのファン作りやセミナー集客などを目的にメールで行えるコミュニケーション方法の可能性を体現している創業手帳の事例をご紹介しました。多くの施策をご紹介しましたが、できるところから参考にしてみてはいかがでしょうか? それではまた! 創業手帳メルマガ購読はこちらから // --- ### メールマーケティングとは - Published: 2017-01-01 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/what-is-email-marketing-2/ - Categories: メールマーケティング メールマーケティングとは メールマーケティングとはEメールを使用して、多くの人々へ事業、商品やサービスといった関係性を深める為にメッセージを配信することです。一般的な、広告、販促、商品紹介などのイメー ジが強いかもしれませんが、顧客との関係構築、企業ブランドの浸透、慈善活動のための募金活動など、様々な用途にてメールマーケティングは利用されております。最新メールマーケティング情報はブログにて紹介してます。 プロフェッショナルなメールマーケティングとは? テキストのみのメールであっても、会社や組織などを代表して配信されるメールはメールマーケティングとなります。下記の様々な機能を取り揃えたツールを利用することで、プロフェッショナルなメールマーケティングを実施することが可能です。 オプトインリスト作成 - ホームページなどに登録フォームを設置しメールマガジン/ニュースレター購読者を集めます。登録フォームへ登録後、リンク付き確認メールが配信されるため、「ダブルオプトイン」方式とも呼ばれています。 顧客リストの管理 - 顧客リストのアップロード、編集、セグメント、追加、管理などが行えます。 リッチコンテンツとの連動 - 画像、動画、音声、添付資料の追加が、ドラッグ&ドロップで簡単に行えます。 メールの作成 - 400種類以上あるバラエティーに富んだテンプレートを元に、目的に合ったメールを作成することができます。 配信停止機能 - 今後メールマガジン/ニュースレターを受け取りたくない方の為に、リアルタイムに反映される配信停止機能をご利用頂けます。 オンラインレポート - 配信したメールの開封数、リンククリック数などに加え、エラー数、エラーの原因、またこれらのメールアドレスの特定まで行えます。 メール配信システムを利用したメールマーケティングのメリット より深いコミュニケーション - 会社のブランドイメージと合ったメールを作成することで、会社を代表するメッセージとなります。 ターゲットマーケティング - 顧客情報のフィールド項目を使うことで、メールの配信先を性別、年齢や購買履歴などの属性を元にセグメントすることができます。 低コスト - メールマーケティングは通常のダイレクトメール(DM)より、はるかに安く利用できます。 環境に良い - 紙やインクを使用することが無いので地球環境に優しく役立ちます。 --- ### システム稼働状況 - Published: 2017-01-01 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e3%82%b7%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%a0%e7%a8%bc%e5%83%8d%e7%8a%b6%e6%b3%81/ - Categories: メールマーケティング Benchmark Email システム稼働状況 Tweets by Benchmark_kadou --- ### システム稼働状況 - Published: 2017-01-01 - Modified: 2023-08-04 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-email-status/ - Categories: お知らせ Benchmark Email システム稼働状況 稼働状況につきましては、こちらよりご確認ください。 --- ### パーフェクトガイド - Published: 2017-01-01 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/perfect-guide-2/ - Categories: お知らせ 「パーフェクトガイド」はこちらのページへ移転しました。 --- ### パーフェクトガイド - Published: 2017-01-01 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/perfect-guide/ - Categories: お知らせ 「パーフェクトガイド」はこちらのページへ移転しました。 --- ### Benchmark Emailより新年のご挨拶 - Published: 2016-12-31 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/a-happy-new-year-from-benchmarkemail/ - Categories: お知らせ 新年あけましておめでとうございます。 昨年は本当にたくさんの方にBenchmark Emailをご利用いただき、誠にありがとうございました。 2017年もみなさまのメールマーケティングをサポートできるよう、より一層サービス向上に努めてまいります。 また当ブログでも事例や業界トレンドニュースなど有益な情報を今年もどしどしお届けしていきたいと思います。 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。     // --- ### 2016年Benchmark Emailに追加された便利機能まとめ - Published: 2016-12-19 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/updated-new-features-in-2016/ - Categories: お知らせ こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 早いもので2016年もあっという間に過ぎていき、2017年も目の前となりました。Benchmark Emailブログもこちらの記事が今年ラストになります。 ということで今年もBenchmark Emailに追加された機能をおさらいして行きましょう! 目次 オートメーションメール ポップアップ登録フォーム SNSとの連携メールテンプレート フッターカスタマイズ機能 メールに反応した人にだけ自動で次のメールが送れるオートメーション機能 Benchmark Email最新の機能であり、今までになかった全く新しいものがこちらのオートメーション機能です。 配信したメールの結果に合わせて自動でシナリオを組んだメールを送ることができます。 このオートメーション機能を使えば、例えばこんな運用が可能になります。 〇〇という商品のリンクをクリックした人にだけ、それに関連する商品のメールを続けて送ることで、さらなる購入を促す メディアが配信するメール内の〇〇というブログ記事を読んでくれた人に、それに関連した別のブログをメールで届けることで、更にメディアのファンになってもらう サブスクリプション型サービスが配信するメールで、メールを開封してくれた過去ユーザーにのみ再登録キャンペーンを自動メールで訴求する このように、使い方は業種、業態によって様々活用できます! 【新機能】興味を持った購読者を逃がさない!メールに反応した人にだけ自動で次のメールを送るオートメーション機能 ポップアップする登録フォームでメルマガ登録率アップ 海外のサイトではすでに一般的となった、ポップアップ表示ができる登録フォームの作成が可能になりました。 ポップアップ箇所やフォームが現れるタイミングもカスタマイズできるので、購読者に十分な情報を吸収してもらえると思えるタイミングで登録フォームをポップアップさせることができます! 【新機能】ポップアップする登録フォームでメルマガ登録率アップ SNS上での情報を簡単に購読者に届けられる連携テンプレート メール作成時に特定のテンプレートを活用することで、TwitterやFacebookイベントなどのSNS上での情報を簡単にメールに反映させることができます。 例えば自分のTwitterアカウントで投稿した直近3つコンテンツや、企画しているFacebookイベントなどをBenchmark Emailから購読者に送信することができます。 SNSとメールの両方でアプローチすれば、より多くの人に届けたい情報を送ることができますね。 関連ブログ記事:Twitterと連携し、メルマガで最近のツイートを送ってみよう! メールのフッターをすっきりさせる、カスタマイズ機能 2016年からのBenchmark Emailではメールフッター部分に記載される認証マークや登録情報更新といった一部リンクの表示/非表示を切り替えることができるようになりました。 多くのユーザーさんからフッターに付随するこれらのリンクが長くて気になる、というお声をいただいていたことから編集が可能になりました! 【新機能の紹介】フッターカスタマイズ機能 さいごに 「使ったことなかった」「知らなかった」という方もぜひこの機会にこれらの機能を活用してみてください! ということで、2016年Benchmark Emailブログをご愛読いただき、誠にありがとうございました。来年はもっともっとパワーアップしてみなさんの「知りたい」「ためになる」をブログでサポートできたらと思います。 それでは、ブログ担当伏見でした。 // --- ### Benchmark Emailの画像加工ツールで簡単にメルマガを作ろう - Published: 2016-12-12 - Modified: 2021-01-08 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-benchmarkemails-image-editor/ - Categories: 機能・便利ツール, HTMLメールデザイン この記事は旧UIの情報となっております。最新の画像加工機能は以下のガイドをご覧ください。 ご利用ガイド(FAQ):画像のサイズや色を編集する方法 _____________________________________________ どうも、デザイン担当のBED君です。 画像を加工するとなると、Photoshopなど特別な画像加工ツールが必要になるのでは?と心配になるかもしれませんが、Benchmark Emailでは、メール内に設置する画像の加工ができるツールがあります。 これを使えばInstagramのようにサイズの変更やトリミング、色味の調節といった加工が簡単にできます。 そこで今回は、どんな画像加工が実際にできるのかご紹介します。 写真を加工するだけで印象が大きく変わって素敵なメールになりますよ!ぜひ、いろいろな加工を楽しんで素敵なメルマガを配信してください。 まずは、加工したい画像をアップロード Benchmark Emailにログインします。 メール作成手順に沿ってドラック&ドロップエディターを選ぶと、簡単に画像をアップロードできます。 画像をクリックし、編集を押せば編集画面に変わります。 それでは、画像加工ができるツールをご紹介 強調 画像に強調を追加したい時におすすめです。 高解像 – 画質がシャープになります。 イルミネーション – 少し明るさを加えます。 カラー補正 – 青みを抑えます。 フィルタ 24種類のフィルタがあります。Instagramのような色味もできるので、雰囲気のある画像に加工できます。 フレーム 12種類のフレームがあります。 写真の額縁やフィルムのようなフレームがあります。 スタンプ 25種類のスタンプがあります。それぞれのスタンプはサイズの変更もできるので、人の顔で加工すると面白いです。 切り抜き トリミングができます。オリジナルのサイズでもトリミングすることができます。 リサイズ 複数の画像を並べるとき、画像のサイズがバラバラだと見栄えが悪いですよね。そんな時はリサイズ機能を使って調整をしましょう。これで画像を好きなサイズに調整できます。(数字入力は半角操作となります) オリエンテーション 画像を回転や反転させることができます。 フォーカス 画像のポイント箇所のみにピントを合わせ、その箇所以外をぼかすことができます。 明るさ 明るさの調整ができます。 コントラスト コントラスの調整(色の濃淡にメリハリを付けること)ができます。 彩度 色の彩度を調整できます。 Warmth 画像に温かみを与えることができます。 +方向にカーソル持っていくと色に赤みを増します。 -方向にカーソルを持っていくと色に青みが増します。 鮮明度 画像全体の鮮明さやぼかしの調整をすることができます。 +方向で鮮明になります。 -方向でぼかすことができます。 スプラッシュ 一部だけ元の色を表示することができます。全体を白黒にし一部分だけ色を表示することでインパクトのある画像が作れます。 ドロー 好きに絵を描くことができます。 テキスト 好きな文字を入力することができます。 赤目補正 赤目を補正できます。 美白 肌を白くすることができます。 傷補正 傷補正となっていますが、部分的に画像をぼかすことができます。ぼかすことで細かいゴミや傷などをごまかすことができます。 さいごに 画像の加工ができたら「保存」を押して完成です。普通の画像を加工することで、より印象深い画像を作成することができます。 Benchmark Email を使えばドラッグ&ドロップ形式で直感的にメルマガを作成でき、画像の加工もツールで簡単にできるのでエンジニアやデザイナーがいない会社様や個人事業主の方でも簡単に使用することができます。 Instagramのような画像メインのSNSが普及してきたことで、画像を加工してシェアする、ということがとても身近になってきましたね。 この画像加工ツールを活用して素敵なメルマガを作成してみてください。 「どんな風に画像を使ってメルマガを作ればいいか分からない!」という方はこちらでBenchmark Email をご利用頂いている会社様の事例をご紹介していますので併せてご覧ください。 【事例】是非真似したい!LDH kitchenが配信するハイクオリティーなメルマガ 【事例】メルマガ配信で週末の売り上げが変わる!fog linen workのメールマガジン施策 あなたが送るメルマガが素敵なものになりますように! それでは、また!BED君でした! // --- ### メールマーケティングを成功させるための施策実行タイミングとチェックポイント - Published: 2016-11-23 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/best-timings-and-checkpoints-for-successful-emailmarketing/ - Categories: メールマーケティング こんにちは、Benchmark Email編集部です。 みなさんの企業でも月に一度、四半期に一度、あるいは半年に一度、自社のマーケティング施策の見直しとこれから先の施策を考える機会を設けているかと思います。 その中でも、メールマーケティングはメールによるone to oneのコミュニケーションから継続的な接点の維持や興味喚起を起こすことができる施策としてとても効果的です。ですが、その方法を誤るとせっかくの施策もその効果を十分に発揮することができません。 ということで、今回のブログではメールマーケティング施策を行うタイミングと、その効果を最大限に高めるために抑えておくべき3つのチェックポイントをご紹介します。 目次 メールマーケティングを行うのに適したタイミング 1. 季節の変わり目 2. 新商品発表などのタイミング 3. マーケティング周期を自分で設定 メール配信の効果を高めるために最低限抑えておきべき2つのチェックポイント 1. メルマガ登録へのプロセス 2. メールの件名と目的への動線 さいごに メールマーケティングを行うのに適したタイミング 1. 季節の変わり目 ECサイト、季節や祝祭日に左右されるビジネスモデルの場合、季節の変わり目にマーケティング施策に取り掛かるのが効果的です。 ビジネスにおける新シーズンのスタートと終了日を設定するこで、マーケティング周期の開始と終了を明確化できます。 例えば、アメリカだと一年で買い物が最も行われるクリスマス商戦(ホリデーシーズン)の開始のとされる「ブラックフライデー(Black Friday)」へ向けたマーケティング施策としてメールが最も効果の高いもとされています。(購入者全体の21. 1%がメールからの流入というデータがあります。) Black Friday US E-Commerce Up 16. 1% Over Black Friday 2014 Top 10 Email Marketing Stats of 2015 季節ごとにマーケティングプランを立てる際、会社の規模や関わる人数によりますが、1〜3カ月先のプランを立てられるようなスケジュールが不可欠です。(より緻密な企画を作ろうとするほど、準備に必要な時間が必要となります。) 2. 新商品発表などのタイミング 例えば会社に新しい製品やサービスを追加した時は、マーケティング活動を始めるよいきっかけです。新製品やサービスを軸にしたマーケティング施策を組み立てることで、既存のマーケティング施策を見直すことにもつながります。 新サービス告知など、ショット(1回のみ)でのメール配信を行うことで、顧客との関係性を再構築するきっかけにもつながります。例えば、そのメールに反応(開封やリンククリック)してくれた購読者に対して、その後ステップメールで継続的に注意喚起を起こすのもいいでしょう。 ステップメールを使った注意喚起を行った一例をこちらのブログでご紹介しています。 オウンドメディアでのステップメール施策の失敗と改善をせきららに大公開 3. マーケティング周期を自分で設定 もし季節を問わないビジネスモデルの場合、独自で短期、中期、長期のマーケティングサイクルを作成することができます。これはBenchmark Emailのようなツールやアプリを提供している企業やフリーランスに共通して言える事です。 例えば定期的に主催しているセミナーなどのイベントがある場合、その告知にメール配信を活用できます。 以下のブログで紹介されているEvernoteもメールによるイベント告知で集客を成功させています。 スタートアップが参考にすべきBtoBメールマーケティング事例5選 上記の様にメールマーケティングを行うタイミングは1年を通して様々なところに転がっています。どんな周期でメール配信を行うにせよ、一度企業やサービス、それを取り巻く業界のニュース、イベント行事をまとめた年間スケジュールを作成してみると適切なタイミングをよりわかりやすく見極めることができます。 その上で、メールマーケティング戦略における計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、そして改善(Act)を心がけて実行してみましょう。 では、次にメールマーケティング施策の効率を高めるために最低限、抑えておくべきチェックポイントを2つご紹介します。ここで上げるポイントに注意してメール施策を見直してみましょう。 メール配信の効果を高めるために抑えておきべき3つのチェックポイント 1. メルマガ登録へのプロセス ・どのようにサイト訪問者がメルマガ登録をしているか、イメージできていますか? ・登録完了までのプロセスは簡単で分かりやすいものですか? もし登録フォームを掲載しているサイトが縦に長く、スクロールしなくてはいけない場合、掲載する登録フォームの位置をページの上下のみでなく、色々な場所へ配置し、どのコンテンツを読んでいてもメルマガへ登録できるような動線を作りましょう。 また近年トレンドにもなってきてますが、ポップアップ表示ができる登録フォームの設置も効果的です。 Googleアナリティクスと連携させることで登録フォームの効果を数字で確認できます。 登録フォームの登録ボタンのクリック数をGoogleアナリティクスを使って計測する方法 ・登録時に、メルマガの内容がどんなものなのか分かる様になっていますか? 例えば、ECサイトなど、新商品情報やクーポンがもらえるお得なメルマガに登録してもらいたい場合、「メルマガでは新商品の情報をどこよりも早くお届けしています」といった旨を登録前に明確に伝えましょう。 サイト上で行って欲しい行動(メルマガ登録や資料ダウンロードなど)を明記させる事例を以下のブログでもご紹介しています。 Webサイトでのリスト獲得には行動喚起と行動を呼びかける場所が凄く大事。 メルマガ登録を促すためのテクニックをこちらのブログでも紹介しています。 「Leadin」を使ってメルマガの登録フォームを目立たせて、多くのリスト獲得に貢献させる方法 ・登録時、多すぎる情報入力を求めていませんか? メルマガ登録の際に多くの情報入力を求めることは、登録離脱の原因にもつながります。複雑な段階は踏まず、必要なものだけを聞くことに留めましょう。(例えば、名前、アドレス、あとはプラスαでオリジナルの質問を1、2個など) ・十分な情報を収集できていますか? 上記と矛盾しているかもしれませんが、性別、年齢、地域、興味対象、といった属性にリストをセグメント分けすることで、配信するメルマガの内容を購読者に沿って振り分けることができます。メールマーケティング施策を成功させるにはこれは不可欠です。 セグメント配信事例をこちらで紹介しています。 【HTMLメール紹介】株式会社エヌ・シー・エヌが実践する地域別セグメント配信で効果のあるイベント参加者集め 2. メールの件名と目的への動線 ・自身のメール開封数(率)を把握していますか? メールの開封数は件名に大きく左右されます。もし開封数が少ないと感じた場合、メールの件名を工夫してみましょう。 件名前半部分で「〇〇%」や、「〇〇つのメリット」のように数字を入れることでも訴求力が変わります。複数の件名を思いついた場合、A/Bテスト機能を使ってテストしてみるのもいいでしょう。 メール件名のA/Bテスト事例はこちら 【実例多数】夜は深ければ深いほどいい! ? A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 ・メールからの契約率、クリック率はどのくらいですか? コールトゥーアクションの動線が分かりやすい内容を心がけましょう。一般的に1つのメール内で訴求する事柄を絞り込むことで購読者が注目することがまとまるため、メールの効果をさらに引き出せると考えられています。 ですが、2016年9月にサンフランシスコでおこなわれたThe Email Design Conferenceでは近年のトレンドとして、購読者はスマホで「スクロールする」というアクションに慣れているので、掲載内容が多く、長いメールでも十分効果があると話しているスピーカーもいました。 この辺りも、A/Bテストを試すなど、双方のやり方を検証しながらメールを改善することもできますね。 世界のトレンドがここに集約!メールマーケティグ最大級イベント参加レポート ・メール内容はその先のサイトの内容をちゃんと説明していますか? 購読者がメール内のボタンをクリックした後に遷移するサイトはメールの内容と一致したものですか?メールで訴求内容が簡単に理解できて、スムーズに次のステップ(サイト)へ進むことができますか? 実際に配信されている企業のメルマガからデザインを参考にしてみましょう。 HTMLメールマガジンの参考になるイケてるデザイン13選 さいごに 今回ご紹介したもは、言われてみると当たり前というものばかりかもしれませんが、この記事を読んだことでそれらを再確認できればと思い1つのブログにまとめてみました。 マーケティング施策はメールだけやっていてもその効果を十分に発揮させることは難しく、またなんとなく配信を続けていても大きな効果は見込めません。 様々なマーケティング施策を行い、多方面から複合的なアプローチを行うことを考えてみましょう。 // --- ### 【新機能】ポップアップする登録フォームでメルマガ登録率アップ - Published: 2016-11-21 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-feature-of-pop-signup-forms/ - Categories: HTMLメールデザイン (この記事は2016年11月の記事をUI変更に伴いリライトしたものです。) サイト内のコンテンツを読んで、自社や自社商品に対して興味を持ってくれたら当然メールマガジンにも登録をしてもらいたいですよね? ですが、そのタイミングで登録フォームが見つからず、登録することができなかったら・・・。機会損失につながってしまいます。 Benchmark Emailでは新たにポップアップ表示が可能な登録フォーム機能(ポップアップフォーム)が追加されました! サイト訪問中、いつでも登録が可能になるので、購読者の「登録したい!」というタイミングを逃しません! ポップアップだから、従来の登録フォームに比べて訴求力が違う! ポップアップフォームを使えば、サイト上のどの部分に、どんなタイミングで表示させるのかといったより細かな設定が可能です。 海外のサイトではすでに浸透しているこのポップアップ式登録フォーム。これを導入したことで登録数が劇的に向上したというケースもあるようです。 コンバージョン数を600%増加させたExit Popupで離脱率を下げる ブログを読んでくれて、内容をある程度読み終えたタイミングでポップアップフォームを表示させる事で、ブログ内容に興味を持った人に、今度はメルマガ購読に対する興味を与えることができます。 そこで、より効果的に登録フォームを活用するためのポイントを3つご紹介します。 1. ランディングページでのポップアップフォームの利用はご用心 上記のようなページへの訪問者は大抵、企業やサービスに対してより多くの情報を集めたいと思っています。 一般的な顧客行動として、一定の情報を集められた上で興味を持ち、さらに情報を得たいと思った人が、ニュースレターに登録します。 ランディングページの情報よりも明らかなお得情報があり、そのメリットを登録フォームで明確に説明できれば別かもしれませんが、これら情報を集めたいと思っているサイト訪問者は、すぐには個人情報を共有したいとは思っていません。 2. ポップアップフォームを表示させるタイミングによってはかえって逆効果 ページに訪れたそのタイミングでポップアップを表示させてしまうと、いかにも「登録して!」という主張が強く、しかも訪問者のページを読みたいという欲求を邪魔してしまいます。 ある程度読み進めてもらい、興味関心を掻き立たせた上で、ポップアップを表示させるという自然な流れ作りを心がけましょう。 3. ポップアップフォームはしつこく表示させない事 購読者リストをセグメントしたり、ターゲットを絞るのには複数のポップアップフォームを表示させることは効果的かもしれません。しかし、異なるポップアップフォームであっても何度も表示されると、当然うっとおしがられてしまいます。 過剰な設置はNGです。 ポップアップ登録フォーム作成手順 1. Benchmark Emailにログインします。   2. 左メニューの「コンタクト」をクリックし、次の画面で表示される「登録フォーム」をクリックします。   3. 登録フォーム作成ボタンをクリック。   4. ポップアップフォームを選択 5. フォームに名前を付け、紐付ける追加先リストを選択   6. フォームを作成します ご覧のようにフォームトップに任意の画像を挿入することも可能になりました。 画面左の「標準設定」からページ上でポップアップさせる位置やタイミングの設定、デザインなどの編集が可能です。 一言メモ:「標準設定」ボタンの左「登録」を「完了画面」に切り替えることで、登録後に表示されるメッセージの編集も可能です。 7. 編集が済んだら画面右上の「保存」をクリック   8. その右の「出力」ボタンをクリックしてコードを取得 生成されたコードの入力はこれまでの登録フォームと同じです。ただ、ポップアップ表示の場合、コードを記入する箇所は問題ではないので、どこでもコードを書き込むことができます。 さいごに 新しいポップアップフォームを使って、購読者をより的確に募りましょう。どんなにいい情報があっても、届け先を知らなくては始まりません! それでは! // --- ### 【メールマーケティング事例】PRプラットフォームが行うメール配信とは?エンゲージメントUPに効果のあるメール配信 - Published: 2016-11-14 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-pr-table/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは、ブログ担当の伏見です。 メールのデザインだけでなく、実際にメール施策の効果を高めるために行っているマル秘テクニックも公開している人気シリーズ、Benchmark Emailユーザー事例紹介の時間です。 今回は企業・団体の“想い”を言語化し、ステークホルダーに伝えるために最適化したストーリーの作成・蓄積・活用が可能なプラットフォームを展開するPR Tableが行うメール施策についてご紹介します! PR Tableが展開するサービスでは、創業者や経営者、企業を支える開発や現場のメンバーの人となりや、仕事への想い、情熱、創業秘話などの企業が持っているストーリーを作成することができます。企業の伝えたい想いをストーリーとして届けることで、PR・HR・ IRに役立てることができるという仕組みを提供しています。 そんなPR Tableが行う、マーケティング施策の一環としてのメール配信とは、どんなものでしょうか? メール施策概要 メール配信を行っているサービス名:PR Table メールマーケティングの目的: ・コンテンツをより多くの人に見てもらうこと(認知度強化) ・コンテンツ認知からサービスに対するリード顧客の獲得(リードナーチャリング) ・PR Tableの記事を各媒体で紹介してもらうこと(メディア向けの配信の場合) 主な配信コンテンツ:PR Tableで公開された新着ストーリー 目的達成への施策: ・開封率を高めるためのメール件名テスト ・Googleアナリティクスを活用した効果測定 ・すっきりとしたレイアウト 配信頻度:週に1〜2回(ユーザー向け配信) 週に1回(メディア向け) コンテンツの利用目的に応じたメール配信 PR Tableでは公開された新着ストーリーを中心に週に1〜2回、サービスユーザーやメールマガジン登録をした人に向けてメールを配信しています。読んでもらいたい新着記事のタイトルをメールの件名に活用させたり、「〇〇特集」という様に掲載する記事を統一させることで、読者に届けたいメッセージを明確化させています。記事に対する関心度が高まり、読んでもらいやすい流れを作ることができますね。(ここはメール作者の編集能力が試されるところです!) またPR Tableではユーザー向け配信とは別に、メディア媒体へも配信を行っており、掲載記事を各媒体で取り上げてもらうことにより、記事掲載企業の認知度アップのサポートも行っています。(メディア媒体への配信は週に1回) メールの効果をUPさせるにはメールの件名と効果測定が大事! 開封率、強いてはメール配信の効果そのものを左右させるのが、メールの件名です。 前述の様に読んでもらいたい記事のタイトルや、掲載記事をカテゴリー化させることに加え、「〇〇%」や「特集記事〇〇個」の様にメールの件名に数字を入れる工夫をすることでPR Tableではメール開封率30%越えを実現させています。 ブログ記事を作成した経験のある方ならお分かりかと思いますが、メールの件名はブログ記事同様、キャッチコピー能力が試される場であり、少しの「煽り」を入れるだけで読んでもらえる可能性がぐっと上がります。ここはメール配信を繰り返し、様々な件名で配信して効果を見比べていくところではないでしょうか? (A/Bテストを活用して件名をテストするのも効果的です!) またPR Tableではメールの効果測定にGoogleアナリティクスを活用しています。 実際に記事を読んでもらっているのかをチェックするため、メール毎の開封率(数)、クリック率(数)に合わせて記事への流入数、滞在時間もチェックしています。開封やクリックだけでは実際に記事を読んで、理解や関心を深めてもらっているのかわかりませんよね。 そこでBenchmark EmailとGoogle アナリティクスを連携し、メールから購読者の行動をチェックしています。ここから得られたメール購読者の行動を読み解くことでも記事の良し悪しを判断する材料になります。 Benchmark Emailで配信するメールをGoogleアナリティクスと連携させる方法 さいごに いかがでしたか? 今回のメール施策の効果を高めるポイントはこちらです! ・メールの件名に煽りを含ませ、開封率を改善 ・Googleアナリティクスと連携させたより細かいメールの効果測定 基礎をしっかり固めた運用で、開封UPへのテクニックと効果測定をシンプルにコツコツと行うことで、高い開封率など効果を出しているPR Tableの事例をお伝えしました。 それではまた! // --- ### ECサイト運営者におすすめ!Benchmark Emailオリジナルデザインテンプレート紹介 - Published: 2016-10-31 - Modified: 2024-03-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introduce-templates-for-ec-sites/ - Categories: HTMLメールデザイン, HTMLメールテンプレート 初めまして、デザイン担当のBED君です。 Benchmark Emailでは、500以上ものメールデザインテンプレートを提供しています。正直沢山ありすぎてどれを使って良いのか分からないなんてこともあると思います。 そこで、”◯◯におすすめのメールデザインテンプレート紹介”と題し職種や用途に合ったおすすめのメールデザインテンプレートをいくつかご紹介していきたいと思います。 また、デザインの参考にしてもらうのも良いかもしれません! 今回は、「ECサイト運営者」におすすめのメールデザインテンプレートを6つご紹介します。 ※今回ご紹介するテンプレートはBenchmark Emailメール作成画面より、テンプレートを選び、フィルター>業界>Eコマースのカテゴリーに全て含まれています。(Benchmark Emailのアカウントにログインする事で確認する事ができます。) 単色とビジュアルでシンプルに訴求! あまり色数を使わないシンプルなデザインが特徴のテンプレートです。 見た目がとても綺麗で一押しの商品紹介に最適です。 商品の使用シーンで訴求! 商品の使用シーンを見せることで、ユーザーが商品を使った時のイメージを想像させることが出来ます。使っているシーンをイメージさせるのは購買意欲を駆り立てるテクニックです。 イラストで可愛く訴求! Webアプリなどの商品を扱っている方におすすめのデザインテンプレートです。ポップなイラストをモチーフにしているので、誰が見ても分かりやすく、可愛い仕上がりになっているので親近感がわきます。 割引き・クーポン情報を分かりやすく訴求 割引きやクーポン情報などすぐにお得感を訴求したいのならこのデザインテンプレートがおすすめです。分かりやすいシンプルなデザインなので、簡単に訴求したい内容を打ち出すことができます。 商品を雰囲気良く表現し商品力を訴求 商品やブランドのイメージを雰囲気良く出すことで、そのブランドの味を訴求でるようなデザインになっています。 こういった写真の加工はブランドイメージを作る上でとても重要なテクニックになります。全体のカラートーンも合わせるとGOODです。 様々なイメージ写真を掲載し商品の多さを訴求 こちらもブランドイメージを作る上でとても参考になるデザインになっています。 複数の写真を載せることで、商品の使用イメージや色々な確度から商品の姿形を見せる良い表現となっております。とにかくユーザーに対して沢山商品の良さを効率よく訴求するのおすすめのテンプレートデザインになっております。 さいごに この他にも沢山メールデザインテンプレートをご提供しています。ぜひ、色々とお試しください。デザインのレイアウトなども簡お単な操作で自由にカスタマイズできます。 またBenchmark Emailではデザインだけに注目せず、ECサイト運営者に特化したメール施策を考える勉強会を過去に行い、より効果のあるメール配信施策を考えました。デザインと施策の両方が成り立ってメール施策の効果が発揮されるのでは無いでしょうか。 あなたが送るメールが素敵なものになりますように! それでは、また!BED君でした!     // --- ### メルマガのコスト削減や作業効率UP!メール配信サービスを利用すべき7つの理由 - Published: 2016-10-24 - Modified: 2023-04-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/reasons-you-should-use-esp/ - Categories: メールマーケティング こんにちは、遠藤です。 突然ですが、ニュースレターやメールマガジンを送るのに、社内スタッフがメールソフトやGmailなどを使って、CCやBCCを駆使して一斉送信していませんか? 特に「規模の小さい会社」だと、お金をかけたくない(かけられない)という理由で、なんでも自力でやろうとしてしまいがちですが、それは逆に手間とコストを増やしているかもしれません。 予算も人手も限られている環境で勝負している会社だからこそ、優先順位を明確にして、作業を効率化する。そして限られた人手を費やすべきところに費やすことが重要です。 もし御社が予算も人手も限られたなかでメールマガジンやニュースレターを配信しているのなら、作業の効率化のために「メール配信サービス」を利用することを強くオススメします。 私もメール配信サービスを利用していますが、メール配信サービスを使うことで作業効率も上がっていますし、それ以上の多くの恩恵を得ています。 今回はメール配信サービスを利用することで私が得ているメリットを中心に、メール配信サービスを勧める7つの理由をご紹介します。(今回の記事はBenchmark Emailを基準としています) 1,HTMLメールが簡単に作成できる スマートフォンの普及とともに、日本でもHTMLメールが一般的になってきました。HTMLメールを使えばメール内で画像を表示させたり、ボタンリンクを設置したりすることが可能です。 しかし、HTMLメールを作るにはHTMLやCSSでのコーディングが必要になります。PCだけでなくスマートフォンでもレイアウトが崩れることなく表示させるのは、スマホ対応しているWebページを1つ作るのと同じ労力がかかります。 ですが、メール配信サービスには「HTMLメール作成機能」が備わっているものもあり、HTMLやCSSがわからなくてもHTMLメールを作成することができます。 技術面での気づかいなく、HTMLメールを作成できるので、メールのコンテンツ作成に集中することができます。 2,ステップメールを簡単に作成できる メールマガジンの配信リストに登録された日から、自動でメール送信をする「ステップメール機能」があるのも魅力です(サービスによって備わっていないものもある)。 お客様に商品やサービスを思い出してもらう、商品やサービスを購入してもらえるように教育(リードナーチャリング)、または有益情報を提供するなど、ステップメールが効果を発揮する場面は多いので、メールマーケティングでは重要な施策です。 ステップメールを人力でやるのは、送信する相手が数人程度ならば可能かもしれませんが、数百人規模を超えると、人力でまわすのは現実的ではありません。それゆえこの様な施策を行えていない方のほうが多いはずです。 メール配信サービスを使えば、最初にステップメールのシナリオを作成・設定を行うことで、その後は自動でメールが送信されます。これならばメールの送信ミスや送信忘れなどが起こることも防げますね。なにより無駄な人件費をかけずに済みます。 ステップメールに関連する記事を読む:オウンドメディアでのステップメール施策の失敗と改善をせきららに大公開 3,メール送信の日時指定ができる ニュースレターやメールマガジンを送るタイミングは、メールを開封してもらえるかどうかに影響するのでとても大事です。 送る相手によっては平日の夜9時ごろが最適な時間という場合もあれば、火曜日の朝7時に送るのが最適な場合もあります。 最適な時間に合わせて、ニュースレターを手動で送るのは、送信するのを忘れていたなど人的ミスだけでなく、スタッフの負担(夜の9時に送信ボタンを押さなければならない)も増えてしまいます。 事前に、ニュースレターの配信日時を設定(予約)することができれば、時間になれば自動でニュースレターを送信してくれるので、スタッフの負担を軽減することができます。 ベンチマークのブログでは他社事例を紹介しているブログシリーズを設けています。そこでは配信時間を含む様々な企業が行う施策を公開しています。他社の事例を知りたい方は、ブログカテゴリー「事例」をご参照下さい 4,メールを送る対象の分類(セグメント)が簡単にできる 1つの配信リストを細分化して、住んでいる場所や性別、年齢などで細分化をして、それぞれに合わせた内容のニュースレターを送ることは、開封率やコンバージョン率(成約率)を上げるために有効な施策です。 メール配信サービスには「セグメント機能」と呼ばれる、配信リストをグループ分けして、新しい配信リストを作成する機能が備わっているものがあります。 配信リストをCSVでダウンロードしてエクセルで分類して、配信リストを作って、アップロードするという手間をかけずに、1箇所で設定できるのは非常に便利です。 5,どれだけ開封されているかなど「効果測定」ができる HTMLメールを使えば、ニュースレターを送信して、どれだけ開封されているのか、メール内のリンクをクリックした人がどれだけいるのかを測定することができます。 ニュースレターにしてもメールマガジンにしても、送って終わりではなく、反応を見ながら改善していくことはとても大事です。 開封される数が増える、商品ページへの流入が増える可能性に気づくことなく、メールを送り続けるよりも、計測結果から「可能性」に気づくことができれば、結論付けられたメールの修正が可能となり、メールの成果を上げていくことができます。 この計測をするためのシステムを自前で用意するのは手間もコストもかかります。それよりもメール配信サービスを利用したほうが時間もコストも削減できるので、効率的です。 開封率の業界別平均値を確認する:私のメール開封率は低いのだろうか?業界別平均開封率をチェック! 6,A/Bテストが簡単にできる メール配信サービスには「A/Bテスト」をすることができるものがあります。A/Bテストとは、1つの配信リストに対して、メールタイトルをAとBの2つ用意して、どちらがより開封されるかをテストすることです。 「効果測定」の1つではありますが、複数の施策を同時にテストすることができれば、改善の仮説を立てて、その仮説をA/Bテストを使って検証するという「攻めの改善」をしていくことができます。 A/Bテストに関する実例を学ぶ:【実例多数】夜は深ければ深いほどいい! ? A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 7,サーバーやシステム管理の手間がない ニュースレターやメールマガジンを送る場合、大抵はメール送信先の数は数百から数千になるでしょう。 それだけの数のメールを、普段使っているメールソフトから同時に配信するのはメールソフトにも負荷がかかりますし、サーバーにも負荷がかかります。 またHTMLメールや効果測定システムを自前でゼロから用意するとサーバー管理やシステム管理も当然しなければならなくなります。 社内に専任スタッフがいれば、それらの管理をすることができるかもしれませんが、そうでないのなら、無理をせずに、メール配信サービスを使ったほうが、かける必要のない労力や時間を削減することができます。 まとめ 今回、紹介したもの以外にも「受取人の名前を自動で挿入できる」「動画を貼り付けられる」「画像編集ができる」など、さまざまなことがメール配信サービスを利用することで実現できます。 もちろんメール配信サービスによって「できること(機能)」や利用料金に違いがありますので、いろいろ比べて頂ければと思います。見比べるだけでなく、無料で使えるサービスは、試しに無料で使ってみて、使いやすさなども確認してみることをオススメします。 メール配信サービスを本格的に使うとなれば、無料ではなく有料となると思いますが、金額に目を向けるのではなく、それによってもたらされるもの(時間の削減や人件費の削減など)に目をむけましょう。 餅は餅屋という言葉もありますが、せっかく便利な道具があるのですから、それを活用したほうが効率的かつ成果も出しやすいですね。 そして、なにより自分たちが本当に時間と労力をかけるべきことに集中することができるようになります。 それでは!また次の記事で! 関連記事:CC・BCCとは?使い方と注意点 BCCでメールを一斉送信する3つのリスク --- ### 世界のトレンドがここに集約!メールマーケティグ最大級イベント参加レポート - Published: 2016-10-17 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_event_report_from_the_email_design_conference_2016_in_sanfrancisco/ - Categories: セミナーレポート こんにちは、Benchmark Email日本カントリーマネージャーの林です。9月15日・16日と2日間に渡ってアメリカはサン・フランシスコでThe Email Design Conference 2016(通称:TEDC16)というメールマーケティングオタク(英語では #Emailgeeks:Eメールギークと言います)としては渡米してでも参加しなければいけないイベントが開催されましたので、サンフランシスコまで行ってきました。 このイベントはメールマーケティング業界では知らない人はいないという、HTMLメールの表示確認ができるwebサービスLitmusが主催するイベントで毎年London, Boston, San Franciscoの3箇所で行われています。世界中からおよそ1,100名のEメールギークたちが参加する世界最大級のメールマーケティングイベントです。今回はそんなメールマーケティング最大のイベントで体感した最新トレンドなどをレポート形式でお送りいたします。 目次 メールマーケティング最大のイベント、それがTEDC イベントで学べる5つのテーマ 72%の米国企業がウェブページ・メール共にモバイル対応 画像だけのメールにビビるな! 長いメールにビビるな!! さらに進むメールのモバイル化 さいごに メールマーケティング最大のイベント、それがTEDC 参加している企業・業種は様々で、ECサイト運営会社、セキュリティ会社、フィンテック系、エンタメ系、メディア系などメールを日頃マーケティングとして活用している企業が一同に集まっていました。(余談ですが、このような企業にはメールマーケティング部門だけで4、5名いる会社もあります。) またBenchmark EmailのようなESP(Eメール・サービス・プロバイダー)だったり、GoogleやMicrosoftなどGmailやOutlookなど、受信環境を提供する企業も参加しています。 (左からESPを提供するEmma, Mailchimp, Benchmark Email, Campaign Monitorのメンバー) 参加者はとてもフレンドリーで、競合であっても積極的な意見交換を行うのが見受けられました。 イベントは計2日間に渡りInterContinental San Francisco Hotelで行われ、朝食と昼食はバイキング形式で用意されており、食事をしながら周りにいるEメールギーク達といつでも会話を楽しむことができました。 イベントで学べる5つのテーマ イベント内容は、大きく下記5つのカテゴリーに分かれていて、メールに関するあらゆるスキルを包括的に学ぶことができました。 Workshop(ワークショップ) Designing for engagement(デザイン) Code and configuration(コーディング) Designing the customer journey(カスタマージャニー) Strategy(戦略) ワークショップでは、「The Elements of Email Design」と「Progressive Enhancement/Interactive Email」と言う、初級もしくは上級を選択できるコーディングの講義となっており、私はコーディング知識が一切ないので初級のThe Elements of Email Designを初日の朝8:30から12:00まで3時間半、メールのコーディングについてみっちり受講しました。 その後お昼を終えてから、17時までと2日目朝から17時までは13の登壇者によるノウハウ内容盛りだくさんのセッションとなっていました。ここからはその中でも最も印象に残ったもの3点をご紹介します。 72%の米国企業がウェブページ・メール共にモバイル対応 イベント主催者のLitmusとSalesforceが発表したwebコンテンツのモバイル対応(スマホ対応)に関する上記のグラフでも分かるように、2015年には企業が作成するwebページや、配信するメールマガジンでモバイル対応(レスポンシブ化)されていたのが、全体の48%だったのに対し、2016年の調査では72%と急上昇し、モバイルの重要性が高まっていることがわかります。 セッションの中でもモバイル化に関する話題が多く、その中でそれぞれの企業がどのようなアプローチを行っているかはとても興味深かいものでした。 画像だけのメールにビビるな! セッションの中で最も衝撃を受けたのが、この「画像だけのメールにビビるな」というトピック。 画像のみのメールというと、「スパムになるからやめろ」といった声も聞こえたりと、日本の常識では理解し難いところですが、海外のメールマガジンを購読している方は下記のような画像のみのメールを受信したことがあるかと思います。 こちらのメールはテキスト部分までも画像化されており、特に海外ファッション系メールマガジンはこのような画像のみでのメールを送信しているのを多く見受けられます。 今回登壇していた女性ファッションECサイト「ModCloth」のJared Stivers氏はセッションの中で「特にモバイル端末の購読者は画像を期待しており、画像が表示しない受信環境の人はそもそもメールマガジンを受信し購買まで至らない」と話ていたのが印象に残りました。 その背景にはLitmusが毎月発表しているメール受信に使われているメーラー調査でも分かるように、上位5つを占める80%近くの受信環境が画像を表示する端末を利用してます。 長いメールにビビるな!! もう一つ、別のセッションからも衝撃的な情報を得ることができました。 個人的には短いメールの方が購読者にメールを読む時に余計なストレスを与えず、また訴求ポイントがまとまっているので効果が高いと考えていたのですが、長いメールを送ることにも躊躇する必要はない、と言っていたことにとても驚きました。 その理由としてFacebookやInstagramなどが生活に根付いている事を背景に、モバイル端末でスクロールする動作は習慣化されてきていることを上げていました。 ただ、ここで注意して頂きたいのは必ずスクロールしてもらえるように見栄えが良かったり、購読者を惹きつける画像をメールのトップに配置するとのことでした。 最近ではトップ画像にGIFを利用して動きで注目させる工夫をしているメールも増えてきました。私の受信箱を改めて見直してみると、ZOZOTOWNのメールはしっかりトップに興味を持たせる画像があり、スクロールして下まで長くコンテンツが繋がるメールとなっていました。 さらに進むメールのモバイル化 メールマーケターやEメールギークを長いこと悩ませていたGmailの非レスポンシブ対応でしたが、イベントが開催された9月15日の前日にGoogleがGmailのレスポンシブサポート開始を発表しました。 イベントではGoogleが買収したNestのメールマーケティング責任者のプレゼン中に、Gmailのレスポンシブ対応に貢献したGoogleの担当者が紹介され、会場からは拍手喝采でまるで神様のように拝められる場面もありました。 さいごに このイベントで改めてメールマーケティングの盛り上がりを知ることができました。 またそれを象徴するかのように、先に述べたGoogleのレスポンシブ対応の他にも、LitmusがMicrosoftのパートナーとなりOutlookの改善が進められるであろうという朗報も8月にあり、2016年はメールマーケティングの環境がいい方向へと変化している事をとても強く感じています。 10年前国内のBtoBでは考えれなかったHTMLメールを利用したメールマーケティングも、ここ2、3年で活発化され、BtoCでは画像を利用したメールが日常化している中、国内のメールマーケティングも確実に「モバイル化」されてきています。今後も随時参考になる海外メールマーケティングを発信していきたいと思います。 それでは、また。林でした。 //   --- ### スマホでの読みやすさが改善!Gmailがレスポンシブメールのサポートを開始! - Published: 2016-10-09 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_gmail_starts_supprt_for_responsive_emails/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちは、ブログ担当の伏見です。 9月14日、Gmailのオフィシャルブログ「Better emails, tailored to all your devices」にてGmailとInboxがレスポンシブメールのサポートを開始することを発表しました。 これによりスマホでも、Gmailアカウント内のメールを確認する時はレイアウトが受信環境に最適化されるので、画面を拡大・縮小したりせずに画像などを確認することができるようになります。 レスポンシブ対応のメールは端末に合わせて表示が最適化! 出典元:Google 画像の様に複数カラムあるメールは携帯だと小さくなって見にくいですが、レスポンシブになることで、1カラムになり、読みやすくなります! Gmailのレスポンシブ対応はメールマーケティングにとって追い風 アメリカの様々な企業の調査によると、メールの送受信にスマホを要する人が今後ますます増えていくということが予想されており、今回のGmailの発表はメール配信・メールマーケティングを行う企業にとって追い風となりそうです。 2016年4月、メールをスマホで確認している人は送受信されたメール全体の56% – Litmus 世界中で10億あるGmailアカウントのうち、その75%が携帯でメールを確認している – Hubspot 2018年末までには、全体の80%以上ものメールが携帯端末から送受信される様になる。 – Hubspot さいごに 満を持してGmailが動いたということで、htmlメールやメールマーケティングの普及がさらに進んでいくことが予想されるだけでなく、メール配信にとってスマホの存在は無視できない存在となりますね。 もちろんBenchmark Emailで作成したメールも自動でレスポンシブ化されますので、どの端末でメールを見ても、文字が小さくて読みにくい、ということがなくなっていきます! 以上、メールマーケティングへの朗報を、伏見がお送りしました。 参照: Gmail to Begin Supporting Responsive Design: What Google’s Announcement Means for Marketers Gmail関連記事: Gmailの新たなプロモーションタブでどう変わる?メルマガを見てもらうために知っておくべき5つの情報 Gmailアップデート 新機能と利用状況のまとめ メルマガがGmailで迷惑メールに振り分けられないために迷惑メール判定基準を学ぼう(外部ブログ) --- ### メルマガの到達率を高く維持するための正しい運用方法 - Published: 2016-10-03 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogsimprove_your_deliverability_with_good_list/ - Categories: 開封率・到達率 みなさんこんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 メール配信を続けている中で、メールの到達率が以前と比べて下がったかな?と疑問に思ったことはないですか? もしそう感じたのなら、それは気のせいではありません。事実メールの到達率は蓄積されるメールの配信データ(結果)によって左右されます。 今回はメールの到達率が下がるメカニズムと、Benchmark Emailにおける到達率を保つための正しい配信リスト運用についてご紹介します。 メールの到達率低下は世界的に起きています メールの到達率は世界的に下がっているというデータがあります。メールに関するデータをまとめているアメリカのReturn Pathが行った「Deliverability Benchmark Report」調査によると、2015年の4月〜6月に比べ、2016年の同時期ではメール到達率は81%から76%まで下がっているそうです。 その原因の一部として考えられているのが以下のものです。 1. なりすましメールの増加 メール技術の進歩に伴い、なりすましの精度も過去にないくらい進歩しています(誰も喜びませんが)。その結果、受信者は少しでも怪しいと思ったメールに対して必要以上に不信感を抱き、迷惑メール報告ボタンを押す頻度も上がっています。つまり、購読者とのエンゲージメントが低いうちのメール配信だと、受信者によっては「こんなメール購読してた?」「何度もメールしてきてしつこいなぁ」とマイナス評価を受けてしまい、「このメールいらない!」と迷惑メールに振り分けられてしまう結果となるのです。 対策:なりすましを防ぐためにはメール配信に利用しているドメインにSPFレコードを設定することが第一だと言われています。 (関連記事) SPF認証についての詳しい解説 これでばっちり、メールセキュリティー三銃士 ~メールの到達率を上げるSPF、DKIM、DMARC~ 2. Gmailが独自に行う迷惑メール対策 メール配信を行うにあたり、厄介な問題がこのGmailです。Gmailは独自のアルゴリズムを頻繁にアップデートして迷惑メール対策を行っているので、Gmailの変更に対応できないと、通常のメール配信でも迷惑メールボックスに振り分けられてしまうことがあります。これも、到達率を下げる要因の一つだと考えられています。 (関連記事) Gmailの暗号化設定によりメールに対するセキュリティー意識が向上。ーセキュリティーにまつわるTLS、DMARCって何? Gmailの新たなプロモーションタブでどう変わる?メルマガを見てもらうために知っておくべき5つの情報 配信リストの「質」がメールの到達率を左右させる では到達率を向上させる(もしくは下げない)ために日常から行えることは何だと思いますか?それは「配信リストの質」を高めることです。 メールの到達率の低下は迷惑メール報告を受けたり、エラー配信を多く出すなど送信サーバーの評価が下がることで引き起こされます。つまり普段から迷惑メール、エラー配信を引き起こさない様な運用を心がけることです。 ここで重要なのが、そういったアドレスをリストから除外することで、「リストの数が減っちゃう」と思うのではなく、確実に届く相手を優先したメール配信を行うということです! それでは、配信リストの質を保つためのリスト作成をここで確認しておきましょう。 1. アドレスが正しいものか確認する 以下の様なアドレスはエラーを引き起こす原因となるので、配信を行う前にあらかじめ削除しましょう。 入力間違いなどにより、メールアドレスとしての形をしていないもの (レストランなど実店舗がある場合、お客様にメールアドレスを手書きしてもらうケースは要注意です。手書きのもの自体が間違っている場合もありえます) 「abc-_-def@〇〇」の様に記号が3つ以上連続で続いているメールアドレスも今ではサポートされていない形式なのでNGです。 意外な落とし穴として、携帯アドレスで登録している購読者が機種変などしてアドレスが変わると、登録アドレスは無効なアドレスとなってしまいます。Benchmark EmailではKickboxというサービスを活用して、配信リスト内の無効となるアドレスを見つけることができます。 (関連記事) メール配信が失敗した時のエラーコード一覧!エラー内容を把握して配信リストの質を高めよう 一部のメールアドレスがアップロードされないのは、なぜですか? 2. 事前に許可を受けた相手に対してのメール配信であり、売買、譲渡、貸与、レンタルなどの方法で取得したものを含まない 基本的にone to oneのメールのやりとりとは違い、企業からのメルマガ配信などは事前承諾を得た相手に対して行うものです。これを行っていないと、当然迷惑メール報告を受けるリスクも高まります。 3. 過去の配信データを配信リストに反映させる 過去の配信から得られたエラー記録や配信停止希望といった情報を反映させたリストを運用しましょう。こういったデータを反映させていないと、以下の様なことから迷惑メール送信者としてブラックリストへ登録されるリスクが高まり、最悪の場合配信そのものができなくなることもあります。 エラー配信を繰り返す・・・・エラーを多く引き起こす送信サーバーは配信元としての評価が下がり、到達率低下につながります。 ・配信停止希望者へ再度メールする・・・・配信停止を行った相手に許可なくメールを繰り返し行うと、スパマーと見なされます(この行為は全くもってルール違反です!) Benchmark Emailを利用する際の配信リストの運用方法 ここでは、メールの到達率を下げないための運用方法としてBenchmark Emailを使った際に推奨している配信リストの運用方法をお伝えします。 アップロードする元となるリストから、アドレスとして間違っているものを削除 (またこの時に、すでに使われていないアドレスなど、わかる範囲でこれらも取り除きます) 配信リストをアカウントへアップロード アップロードしたリストを削除せず、使い続ける (データの更新などを繰り返しながら) 以上です。 Benchmark Emailでは配信の結果エラー確定となったアドレスは、自動的に配信対象外となります。また、配信対象外となったアドレスはコンタクト数としてカウントがされません。そのため、同じリストを使い続けるだけでリストがどんどん整理されていきます。 情報の上書きやリストに新たなアドレスを追加するなど、既存のリストに編集を加えたい場合は「リストの追加」機能を活用しましょう。 (関連記事) リスト運用の注意点 コンタクトリストの「エラー確定済み」とは何ですか? さいごに メール施策を行う上で、最も需要なのがリストの運用です。より多くの人に情報を届けるのではなく、確実に届く相手に対し、その人が欲しいと思う情報を提供することがメールマーケティングの考え方であり、最も効果を生み出せる運用方法です。 到達率が以前と比べて下がったかな?と思ったら、リストの運用方法を見直してみましょう! では、伏見でした。 // --- ### 登録フォームの登録ボタンのクリック数をGoogleアナリティクスを使って計測する方法 - Published: 2016-09-18 - Modified: 2020-08-31 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ae%e9%80%81%e4%bf%a1%e3%83%9c%e3%82%bf%e3%83%b3%e3%81%ae%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af%e6%95%b0%e3%82%92google%e3%82%a2%e3%83%8a/ - Categories: 開封率・到達率 こんにちは、遠藤です。ベンチマークブログを読まれている方は自社のWebサイトのアクセス解析でGoogleアナリティクスを導入している会社も多いと思います。 僕が運営しているWEBマスターの手帳でもGoogleアナリティクスを使っているのですが、Benchmark Emailの配信リスト登録も1つのコンバージョンとして設定しています。 リスト登録数をGoogleアナリティクスで計測できていると、Webサイトを訪問した人がどのページを経由してメールマガジン登録フォームが設置されているページへ辿り着いているのかを知ることができます。 また登録フォームが設置されているページを訪問している人の内、どれぐらいの人数が実際にリスト登録へ進んでいるのかを計測することができるのでとても便利です。 ページの良し悪しを確認するために、メールマガジン登録フォームの「登録」ボタンのクリック数を計測しよう 「資料ダウンロード」や「メールマガジン登録」の専用ページ(ランディングページなど)を用意している方も多いと思いますが、ページの訪問数だけでなく、登録フォームの「登録ボタン」のクリック数をGoogleアナリティクスで計測していらっしゃいますでしょうか。 というのも、専用ページへ100人が訪問している。そのうち10人が登録しているのと、90人が登録しているのでは、改善すべきポイント(問題点)は違ってきますよね。 仮に100人中1人しか登録していないとすれば、登録フォームが設置されているページの文言などで、訪問した人に対して十分な訴求ができていない可能性があるかもしれません。 このような仮説をたてるためにも登録フォームの「登録ボタン」のクリック数もぜひGoogleアナリティクスで計測をすることをオススメします。 Googleアナリティクスのイベントトラッキングで計測する ではGoogleアナリティクスを使って計測するにはどのようにしたらいいのかを解説していきます。 特定のリンクなどのクリック数を計測するには、Googleアナリティクスの「イベントトラッキング」というものを使います。 Googleアナリティクスのイベントトラッキングとは Googleアナリティクスのイベントトラッキングとは、バナー画像のクリック数やリンクのクリック数など、Webサイトの訪問者が起こしたアクションをイベントとして計測することです。 イベントトラッキングを機能させるには以下のような「トラッキングコード」をリンクなどに埋め込む必要があります。 トラッキングコード内の「カテゴリー名」「アクション名」「ラベル名」「値」に任意の名前をつけて、対象となるリンクに埋め込みます。「値」は必須ではないのでなくても機能します。 トラッキングコードについて細かく解説をしはじめてしまうと、ややこしく混乱してしまうかもしれないので、今回はあくまでもBenchmark Emailで作成したメールマガジン登録フォームの登録ボタンのクリック数を計測することにフォーカスして解説します。 イベントトラッキングについて詳しく知りたい方は「イベント トラッキング | Google Developers」をご参照ください。 Benchmark Emailの登録フォームにイベントタグを埋め込む方法 この「トラッキングコード」をどのようにBenchmark Emailの登録フォームに埋め込む方法ですが、やることは以下の2つです。 Googleアナリティクスで「目標」を設定する 設定した「目標」を元にBenchmark Emailの登録フォームにトラッキングコードを埋め込む まずはGoogleアナリティクスで「目標」を設定する まずはGoogleアナリティクスでトラッキングコードで使用する「カテゴリー名」や「アクション名」などを設定しましょう。 Googleアナリティクスにログインをして「管理」→「目標」と進み「新しい目標」という赤いボタンをクリックします。 「目標の設定」では「カスタム」を選択します。 続いて「目標の説明」で任意の名前をつけて「タイプ」は「イベント」を選択して続行をクリックします。 「目標の詳細」で、イベントのカテゴリー名、アクション名、ラベル名を設定します。それぞれ好きな名前を付けることができます。日本語も使えるのでわかりやす名前をつけて「保存」をクリックしてGoogleアナリティクスの設定は完了です。 例えば「メール」「登録」「〇〇登録フォーム」といった形でわかりやすい、名前をつけましょう。またそれぞれの項目横のドロップダウンバーは画像のようにデフォルトの「等しい」を選択します。 ※名前をつけたら、トラッキングコードを埋め込む際に必要になるので、それぞれの名前をメモしておいてください。 Benchmark Emailの登録フォームにイベントトラッキングを埋め込む さて次にBenchmark Emailの登録フォームにトラッキングコードを埋め込みます。 まずは、お馴染みのBenchmark Emailの登録フォームの貼り付けコードを表示します。通常は「Javascript Snippet(推奨)」を使っている方が多いと思いますが、今回は「Raw HTML(上級者向け)」のコードを利用します。 まずは「Raw HTML(上級者向け)」のコードをメモ帳などにコピペしましょう。行数が多く長いコードの最後に以下のようなコードがありますのでトラッキングコードを<button type=”submit” 〜 >の中に書き込みましょう。 記入箇所の目印として「formbox-button-〇〇〇〇」直後のトラッキングコード(赤文字記載)を書き込めばOKです。この時に「カテゴリー名」「アクション名」「ラベル名」は、先ほどGoogleアナリティクスで設定した名前を入れてください。 トラッキングコードを書き込んだら、Webサイト上の任意の場所に貼付けコードを貼り付ければOKです! Googleアナリティクスでクリック数を見る 登録フォームにトラッキングコードを貼り付けた後はGoogleアナリティクスで登録フォームの送信ボタンのクリック数をチェックしましょう。 クリック数をチェックするには、Googleアナリティクスにログインして「レポート」→「コンバージョン」→「サマリー」と進むと、目標名と共にクリック数が表示されます(クリックされていれば)。 ここで登録フォームの送信ボタンがクリックされているのに、クリック数がゼロになっている場合は、トラッキングコードが正しく埋め込めていない可能性もありますので、カテゴリー名やアクション名がGoogleアナリティクスで設定しているものと合っているかを確認してください。 せっかくのチャンスをムダにしないために Googleアナリティクスで確認できる数値を元に、施策の目標設定をしている方は多いと思います。特に会社として取り組んでいる場合には当然、使われていることと思います。 登録フォームが設置されているページヘの訪問数だけでなく、登録フォームの送信ボタンのクリック数も計測しておくことで、登録フォームまで訪問しているのに、登録まで進んでいないという機会損失の程度を知ることができます。 これは登録フォームが設置されているページアクセス数の計測だけでは見えづらいものです。今回ご紹介した方法を使って、もっと資料ダウンロード数やメールマガジン登録などのコンバージョン率を高めていって頂けたらと思います。 関連記事: アナリティクスをメール配信施策の効果測定に活用した事例をご紹介しています。 【HTMLメール紹介】株式会社エヌ・シー・エヌが実践する地域別セグメント配信で効果のあるイベント参加者集め // --- ### 【超実践!展示会攻略セミナーレポート】初めての出展でも失敗しない、展示会出展を成功させる5つのポイント - Published: 2016-09-12 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_report_for_seminor_08012016/ - Categories: メールマーケティング こんにちは、Benchmark Emailエバンジェリストの笠原です。普段は、エバンジェリストとして、新しく追加される機能のローカライズから、カスタマーサポートまで多くの仕事をこなしています。そんな忙しい日々の中で、エバンジェリストとしてのもう一つの顔がセミナーや勉強会での登壇者です。 ウェブマーケティングに関するセミナーを中心に、Benchmark Emailの機能はもちろん、マーケティングとしての活用方法などについてもお話をさせていただいております。 8月1日(月)、株式会社ニューズ・ツー・ユー主催のセミナー「超実践!展示会攻略セミナー ~効率的な事前集客、ブース内行動、出展後営業まで完全解説」にて登壇してまいりましたので、今回はそのセミナーレポートをお送りいたします! 展示会は販路拡大の大チャンス 展示会はでウェブ上では行えない、「話す」「触る」「操作する」といった実体験を顧客に届けることができます。また来場するさまざまな企業の担当者と話し、名刺の交換を行える展示会はどんな企業であっても販路拡大のチャンスです。 しかし初めて展示会に出展する企業、過去に何度も出展しているがいまひとつ効果が出ない企業はどう戦えばよいでしょうか。 またゴール設定が不明確になり、展示会に出展すること自体がゴールとなってしまうケースもあります。 ・展示会前に行うべきこと。 ・展示会中にするべきこと。 ・展示会が終わった後に行うべきこと。 今回のセミナーでは、上記のような様々なシチュエーションで押さえておくべきポイントをテーマに分けて学ぶことができました。 【セミナー内容目次】 1. 【弱者のための展示会戦】 2. 【展示会奥義】 3. 【展示会3分クッキング】 4. 【動画リリース配信】 5. 【展示会出展ミニワークショップ】 1. 【弱者のための展示会戦】 講師:株式会社フレイ・スリー 前田 考歩氏 株式会社フレイ・スリーの前田氏は、自社が取り扱う動画作成サービス「1Roll for Business」のプロモーションのため展示会に出展。 オリジナルのブースアイデアの構築方法や、展示会を「前・中・後」の3ステージに分類し、それぞれオンライン・オフラインを活用した施策についての成功例・失敗例について講演されていました。 キートピック ・展示会における心構えについて 主催者からのブース提案によって出展できた場合、必ずしも自社の目的と一致する訳ではない。来場してもらった方に何をしてもらいたいのか、何を達成するのかを明確化することが重要。 ・展示会前にやるべき効果的な事前集客 自社で抱えているハウスリストに対して、HTMLメールを配信して集客につなげる。 ・展示会中におけるKPI(ゴール設定) 自社における展示会参加のKPIを設定することが重要。 例:)1Roll for Businessでは目標数値については、『ブースでの動画撮影体験回数』+『名刺交換数』を目標値と設定。来場後、製品を導入する見込みが高い『ブースでの動画撮影体験回数』をベースに目標値を組み立てる。 2. 【展示会奥義】 講師:株式会社セールスカレッジ 森田 光一氏 大手ITベンダーなど数々のクライアントの集客コンサルトとしての実績を持つ株式会社セールスカレッジ代表取締役の森田氏が登壇され、様々なブースが呼び込みを行う中で、いかにして足を止めてもらうのか。そのために必要な「チラシ作成・呼び込み術」についてをお話をされていました。 また少ない小間数ながら、どのようにブースへの来訪者を激増させたのか。直近で担当をされたクライアントの事例を交えながら、ロールプレイ形式での講演内容となっていました。 キートピック ・展示会で必ず用意するチラシ チラシは来場者を呼び止めるための強い武器になる。その中で「ダイヤモンドモデル」を意識し、『何を提案しているのか』『論拠は何か』『何をすればいいのか』を明確にすることがチラシの完成度を高める。 ※ダイヤモンドモデル:『メイントピック』『サブトピック』『アクションプラン』の三すくみで話を展開する手法 ・少ない小間での戦い方 チラシを手にした人に「それってどういうこと」という興味喚起ができたら、具体的にサービスを印象づけるためにアクションプランを提示。例えば「今、デモをやっているのでぜひご覧ください」と、ブースに流し込むことを一連の流れとして捉えること。 ・かならずブースに足を止めてもらう奥義! 展示会では競合の呼び込みも行われており、そんな中で同じような呼び込みでは効果は出ません。どのようにして来場者の足を止めてもらうのかをロールプレイング形式で実演してもらいました。 3. 【展示会3分クッキング】 講師:株式会社フレイ・スリー 前田 考歩氏・株式会社ベンチマークジャパン 笠原 吾郎 HTMLメール配信ツールBenchmark Emailの活用方法を、お馴染み3分間クッキングの手法でデモンストレーション。展示会後に行うメールの作成や、展示会中に交換した名刺のスキャン方法についてご案内しました。 キートピック ・名刺の管理方法 ・Benchmark Emailの利用方法 4. 【動画リリース配信】 講師:株式会社ニューズ・ツー・ユー 恩田 貴之氏 株式会社ニューズ・ツー・ユーは動画リリースサービス「News2uリリース」を運営されています。リリースサイトとして、確固たる実績がある同社が展示会と動画リリースの親和性についてお話されていました。 キートピック 展示会出展後のフォローとして、動画配信リリースの実践シミュレーション ・すぐに作成できる動画リリース 撮影・編集が1~2時間でできるので、撮影したその日のうちに配信することが可能。最も熱量のある、出展直後に動画で訴求することができます。 ・コンバージョンの向上 動画にはクリック率を向上させることが可能。これを利用し、受注率の向上も期待できる。 5. 【展示会出展ミニワークショップ】 講師:株式会社フレイ・スリー 前田 考歩氏 展示会での来場者と、商談数を増やすためにはまずはブース設計から始める必要があります。 そのためには出展会において何を紹介したいのかを明確にすることが必要とのこと。 ワークショップではこれまでに訪れて感動したブースについてのディスカッション、さらに伝えるべき商品のポイントを『際立たせるための情報』とそれに関連するブースのテーマについてグループで討論を行いました。 キートピック ・紹介したい商品における『際立たせたい情報』の届け方 際立たせたい情報とは、商品の強みです。それはどのような手法を使えばうまく来場者に感じてもらえるでしょうか。例えば1 Rollの場合は実際に撮影体験をする、というデモ体験をブースで提供しています。 ・ブースの小道具、人 例えば撮影というテーマがあれば、何を連想しますか。レフ版や、ディレクター椅子、あるいはセーターのディレクター巻き。自由に連想を膨らませることで、自社のイメージをしっかり伝えることができます。 さいごに いかがでしたでしょうか。今回のセミナーは3時間の長丁場であったということで、ついセミナーレポートも少し長めになってしまいましたが、展示会出展に関する、キーポイントをこのブログで改めて押さえていただければ幸いです。 ベンチマークでは今後も展示会出展を検討する企業、主催する企業に対して有意義な情報提供を行えるようなセミナーを定期的に実施してまいります。セミナー開催情報などはベンチマークのブログページや、Facebook、Twitterにて告知していきます。 またベンチマークでは皆様の声を最大限反映させたサービスづくりを行ってまいりますので、webマーケティングやメールマーケティングにおいて、今後こんなことをセミナーでやってほしいなどコメントもどしどしお寄せください! 以上、笠原でした。 Benchmark Emailではメール特化型MAツールEMAのリリースに合わせて、株式会社フレイ・スリーの前田氏と様々な勉強会を行なっております。そのレポートはこちらから。 ・【Eコマース向け】日本初!メールオートメーション勉強会レポート ・【観光ビジネス向け】メールオートメーション勉強会レポート ・【人材ビジネス向け】メールオートメーション勉強会レポート ・【不動産ビジネス向け】メールオートメーション勉強会レポート // --- ### スマートフォンでも読みやすいテキストメールの作り方 > メールマガジンを配信する際にテキストメールで送信することが有ると思います。その際に、スマートフォンで読まれることを意識して、テキストメールを作成していますでしょうか?今回は、スマートフォンでも読みやすいテキストメール作成についてご紹介します。 - Published: 2016-09-05 - Modified: 2022-09-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogsgood_text_email_for_smart_phone/ - Categories: HTMLメールデザイン WEBマスターの手帳を運営している遠藤です。WEBマスターの手帳ではHTMLメールを使ってメールマガジンを配信しています。ですが、私がWeb担当者としてお仕事をさせていただいている企業には「テキストメール」でメールマガジンを配信しているところもあります。 私もメールマガジンをいくつか購読していますが、テキストメールで届くこともあります。また、なかにはHTMLメールとテキストメールを使い分けている会社もあります。 これまでメールマガジンといえばテキストメールだったので、十分に研究をしてきたという会社も多いと思います。インターネット上でもたくさん情報が公開されていますし、担当者の方は作り慣れていることと思います。 ですが、メールマガジンを配信する際にスマートフォンで読まれることを意識して、テキストメールを作成していますでしょうか?あるいは、ご自身が購読しているメールマガジンをスマートフォンで読んだときに読みづらいなと感じたことはありませんか? ということで、今回はスマートフォンでも読みやすいテキストメール作成についてご紹介します。 テキストメールとは テキストメールとは、テキスト(文字)のみで作られているメールのことです。社会人なら日頃メールを使っていると思いますので、HTMLメールよりもテキスト形式のメールのほうが馴染みがあるのではないでしょうか。 テキストメールのメリットとデメリット テキスト形式のメールの一番のメリットは、作るのが簡単ということです。普段使っているメールと同様に作成すればいいので、技術的にテキストメールを作成するのが難しいということは、ほぼありえないでしょう。 またどんな環境でもメールが表示されるのもそのメリットです。 逆にデメリットはHTMLメールとは異なり、リンクを埋め込んだり、メールの本文内で写真や画像を表示することができない上、フォントカラーやサイズを変えることもできません。 またどれぐらいの人がリンクをクリックしたのかなどのデータを取得することもできないので、効果測定ができません。 ちなみにBenchmark Emailを使えば、一般的なテキストメールだけでなく、HTML形式のテキストメールも簡単に作成できるので、クリックできるリンクを埋め込んだり、メール内に設置したリンクのクリック数を把握することもできます。 効果測定可能なテキストメールの作成方法 (操作マニュアル2:メールの作成箇所) テキストメールのレイアウト テキストメールでメールマガジンを送るときのレイアウトも重要です。特にテキストメールは文字だらけになるので、長文は好まれません。 もし長くなる場合は「目次」を入れると、そのメールにどんなことが書かれているのかがひと目でわかるので、読んでいる人も読みやすくなります。 またHTMLメールのように、本文の右または左側にサイドスペースを置くことができないので、レイアウトも自ずと1カラムになります。 レイアウトの構成ですが、メールマガジンの内容や目的によって異なりますが、基本となるレイアウトは以下の順番で構成されてることが多いでしょう。 キャッチコピー(本文への興味を湧かせる) 見出し 本文 URL:コールトゥーアクション(読んだ人にしてもらいたい行動=商品ぺージへの移動など) 署名(会社名やWEBサイトURL、SNSアカウントURLなど) 長文で「目次」を入れる場合には「キャッチコピー」の後に入れるのがいいでしょう。またレイアウトの構成を考える際にはブログ記事の構成やランディングページ(LP)の構成が参考になると思いますので、メールマガジン以外にもアンテナを貼っておくと良いと思います。 テキストメールで重要なのは「読みやすさ」 テキストメールのデメリットで書いたように、テキストメールでは本文内に画像を差し込んだり、フォントカラーやサイズを変更することも出来ません。そのため意識せずに作ってしまうと、文字がビッシリの読みづらい、読む気を損なわせるメールになってしまいがちです。 取引先とのメールであれば、多少読みづらくても読んでくれるかもしれませんが、メールマガジンとしてテキストメールを送る場合に「読みづらいメール」は、購読者にとってネガティブな印象を与えてしまい、メールを送ることがかえってマイナスイメージを植え付けてしまいます。 1行に使う文字数は20文字がちょうどいい メールマガジンをPCで作成していると、ついついスマートフォンでどのように表示されるかまで気にしていない方もいらっしゃいます。しかしPCとスマートフォンでは画面のサイズが異なり、スマートフォンの方が横幅(縦に持った場合)が狭くなります。 つまり、PCでキレイに表示されていても、スマートフォンで表示したら、横幅が狭い分、1行に表示される文字数も少なくなり、変なところで改行されてしまいレイアウトが崩れてしまうことがあります。 スマートフォンや文字サイズの設定にもよりますが、レイアウトの崩れなく表示させるには、1行あたり20文字前後を目安としてメールマガジンを作るのがお薦めです。 適切に改行する 1行の文字数を気にするのと同じく「改行」も気にしましょう。文字数と同じく下手に文章の途中で改行を入れてしまうとスマートフォンで見た時に不自然な箇所で改行されてしまい、見た目がガタガタな文章となり逆に読みづらくなります。 ブログでも見かけますが、文章の途中での改行は読みづらいだけでなく、メール全体にメリハリがないレイアウトになってしまいます。 改行ではなく、1つの話のまとまりである「段落」で区切るようにしましょう。段落で区切る場合に気をつけなければいけないのは、2〜3行以内に収めることです。行数が多くなるとそれだけ読みづらさも増してしまいます。 記号を使って装飾する 文字だらけのテキストメールでは、いかに改行をうまくしたとしても限界があります。文字だらけ感を緩和して、メリハリをもたせてより読みやすくするために「記号」をうまく使いましょう。 見出しの部分や話の内容が変わる部分で、■や●などの記号を取り入れましょう。=などを使って罫線を引くのもオススメです。 テキストメールの装飾例 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ 今月のおすすめ商品 1位: 2位: 3位: ▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ 見出し ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏―━―━―━―━―━―━―━―┓ 見出し ┗―━―━―━―━―━―━―━―┛ ■╋■━━━━━━━━━━━━━━━ ╋■┛見出し ■━━━━━━━━━━━━━━━━ 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 見出し 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 「テキストメール 装飾」で検索するとさまざまな装飾が見つかると思います。またご自身が受け取ったメールマガジンを参考にするのも良いでしょう。 装飾をする際の注意点は「機種依存文字」を使わないことです。特に英数字では購読者の受信環境によって文字化けを起こす可能性がありますので要注意です。 機種依存文字を使っていないかのチェックには「JIS X0208 規格外の文字(機種依存文字)のチェック」などもありますので、気になる方は使ってみてください。 メールマガジンの送信前にテスト送信して確認する メールマガジンを送信するときに自分のメールアドレス宛てに「テスト送信」を行っている方は多いと思います。その際にPCだけでなく、スマートフォンでも表示確認をするようにしましょう。 テスト送信では「改行」による崩れがないか、文字化けがないか、誤字脱字がないか、記載しているURLが正しいかなどを確認しましょう。 ちなみにBenchmark Emailにはメール作成時に「テスト送信」をする機能が備わっているので、ぜひ使ってみてください。 PCでもスマートフォンでも美しいメールマガジンを送ろう スマートフォンが普及した現代において、日頃のメール確認をPCだけでなくスマートフォンでもしているという人は確実に増えています。 HTMLメールにしても、テキストメールにしてもスマートフォンでも読まれているということを忘れずに、どんな環境で読まれても読みやすいメールマガジンを購読者に届けられるようにしていきましょう! 関連記事:ECサイト運営者必見!メルマガのスマホ対応でデザインの参考になるメールマガジン12選 テキストメールに関するBenchmark Emailの記事 マルチパート配信を使ってメール到達率を上げる、HTMLメール配信活用法 ガラケーとスマホに向けたHTMLメール配信と便利なマルチパート配信について Gmail受信画面のアイコンやラベルの意味を解説!スターマークと重要マークの使い分けは? Yahoo! メールの基本の使い方とアイコンを解説!10年ぶりにリニューアルされたPC版での表示は? Outlookの基本の使い方とアイコンを解説!ブラウザ版、デスクトップ版、スマホ版の使い方を解説 --- ### 「標的型攻撃メール」「フィッシングメール」だけじゃない!世間を騒がすサイバー攻撃と対処法 - Published: 2016-08-29 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blog_cyber_attack_with_emails/ - Categories: メールマーケティング (この記事は2016年8月の記事を2018年3月に加筆修正を行なったものです。) こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。 みなさんはサイバー攻撃と聞いてどんなことを想像しますか?フィッシングやなりすましメールなど、メール1つとっても様々あります。また大企業が被害にあったというニュースを聞くこともしばしばあります。 今回はそんなサイバー攻撃によって情報漏洩やウイルス攻撃を受けてしまうその前に、現代のビジネスパーソンなら知っておくべきメールを使ったサイバー攻撃の手口とその対処法をご紹介します! 近年のメールによるサイバー攻撃は手口が巧妙 そもそも私がこの記事を書こうと思ったきっかけは、JTBが被害を受けたグループ会社に不正アクセスがあり、790万人分もの個人情報が流出した可能性があると発表したというニュースを目にしたからです。「標的型攻撃メール」という、文字どおり特定の相手を対象にしたメールから、内部情報への不正アクセスによる情報流出の可能性があったというものです。 その他のサイバー攻撃について調べてみると、8月に入ってappleを装ったメールを送り、アカウントへ不正アクセスをし、個人情報を奪おうとするメールが出回っていたり、同様に個人情報を奪う目的で人気ゲーム「ドラゴンクエスト」を騙ったスパムメールの報告があったりと、メールによるサイバー攻撃のニュースは思っていた以上に身近に存在しています。 また最近では「一般従業員より、役員の方がサイバー攻撃に騙されやすい」というデータもあります。 仕事でメールを活用することが多い現代のビジネスパーソンにとって、まさに「最も身近に潜む犯罪」と言えるでしょう。 2018/03追記:2018年を迎えた現在も、動画配信サービスNetflixを騙ったメールでフィッシングサイトに誘導する例や、LINEを騙ったフィッシングメールなどの報告もあり、まだまだフィッシングメールを含めたサイバー攻撃について警戒する必要があります。 メールを使ったサイバー攻撃は大きく分けて2種類 では、ここからは実際にメールによるサイバー攻撃にはどんなものがあるのかを見ていきましょう。 メールでのサイバー攻撃は大きく分けて、「標的型攻撃メール」と「フィッシングメール」の二種類が存在します。 1. 特定の相手を狙った「標的型攻撃メール」 こちらは特定の個人や組織をターゲットとしたメールによる手口です。 一般的にメールに添付されたファイルを開いてしまうことで、あらかじめプログラムされていたシステムが動作し、ウイルス感染や機密データを奪われてしまうというものです。 標的型攻撃メールは特定の組織にいる複数の人に同時に送られることが多いそうです。つまり、メールを受信した内の一人でも開封し、添付ファイルを確認してしまうと組織として被害を受けてしまうことになるのです。 今では普段やりとりしているメールと見分けがつかないくらい手口が巧妙になっています。僕なら攻撃を受けたことに気付けるか、正直自信がありません。 2. 無差別犯罪「フィッシングメール」 こちらは特定の相手をターゲットとせず、不特定多数に向けて送られるメールです。よく知られている手口として、金融機関やクレジットカード会社を装い、偽のウェブサイトへアクセスさせるよう仕向けて、情報確認と称して口座番号やカード情報、パスワードなどをそのサイト上で入力させ、個人情報を奪うといったものがあります。 これまではテキストメールを使ったものが多かったのですが、ドラゴンクエストの例の様にHTMLメールが使われるなど、こちらも手口が巧妙化しています。 少しでも、変だな?と思ったら要注意! 実際に犯罪を見分けることは難しいのかもしれませんが、有効的な対策として”セキュリティーソフトを入れておく”、”パスワードをこまめに変更する”などが被害を最小限に抑えられる手法だと言われています。 ですが、メールを開封するというアクションを行うのは受信者であり、最終的にはメールを受信する一人一人の危機管理能力が犯罪抑止に繋がることは事実です。 そこで、どのようなメールを受信してしまった時に注意すべきか、以下をご確認ください。 ■メールの概要 今までにやりとりのない人からのメール 配信元がフリードメイン(@gmailや@yahooなど)のメール 差出人アドレスとメールの署名のアドレスが異なる 住所や電話番号が違うなど署名の内容にまちがいがある ■メールの内容 これまで届いたことのない公的機関からのメール 組織全体への案内メール IDやパスワードといった個人情報の入力を要求するメール 日本語の言い回しが不自然 → 翻訳サービスを使った様な言い回し 日本語では使用されない漢字が使われている 実在する名称を一部に含むURLの記載 → 一見すると実在する組織、団体のページURLに見えても、実は偽サイトであるケースがあります 表示されているURLと実際のリンク先URLが異なる → ハイパーリンクとして添付されているURLが偽サイトである 前述の様なメールにファイルが添付されている ショートカットファイル( lnkなど)が添付されている ファイル拡張子が偽装されている サイバー攻撃の被害を防ぐための5つの注意事項 こういった怪しいメールが届いた時に、「実はサイバー攻撃を受けているのでは?」という確信を得るために以下のようなことにも注意をしましょう。 内容に対して心当たりがない → 当然ですが、身に覚えのないメールを開いてしまうのは禁物です。 個人情報を聞かれていないか → 冷静になって考えてみるとメールで個人情報を聞かれること自体、不自然ですね。 件名に【緊急】【重要】などのキーワードや不必要に興味を引かせる書き方になっていないか → 「早く添付しているファイルを確認しないと!」と思わせる様な過剰に煽ってくるメールは要注意です。 リンク先のページで表示されているブラウザにSSL暗号化マークが表示されているか → 個人情報を入力するページなどはセキュリティーのため、通常SSL暗号化がなされています。ですが、偽サイトの場合、SSL暗号化がされていないケースが多いとのことですので、ちゃんとマークがあるのか確認しましょう。 SSL証明書が正規の企業であるか確認 →4で表示された 鍵マークをクリックすることでSSL証明書を確認することができます。個人情報を入力する前に証明書発行元が正規の企業であるか、こちらで確認しましょう。 また、前にもお伝えしましたが標的型攻撃メールは同時に複数の人に届きます。怪しいメールを受け取ったら社内で共有することが大切です。 他にも以下のサイトでは最新のフィッシングメール報告を確認することができます。 ”フィッシング対策協議委員会 – 緊急情報一覧”で最新情報をチェックしておくことも防犯につながります。 さいごに 今回はメールによるサイバー攻撃の実態と対処法についてご紹介しました。 大事なのは、メールを受け取ったから即開封してファイルを確認するのではなく、少しでも疑いのあるものは注意深く、社内でも情報共有を行うということです。 これさえ覚えておけば100%被害を防げることではないかもしれませんが、被害を最小限に抑えることになると思います。 それでは、伏見でした。 【参考記事】 政府公報オンライン – あなたを狙う「標的型攻撃メール」「フィッシングメール」被害防止には一人一人の情報セキュリティ対策が重要です IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 – IPAテクニカルウォッチ「標的型攻撃メールの例と見分け方」 // --- ### 【メルマガ事例】カスタマーサポートの業務を大幅削減!株式会社フリーウェイジャパンが行ったメール施策とは - Published: 2016-08-22 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_introduce_good_email_design_freeway/ - Categories: ユーザー事例 (この記事は2016年8月に公開された記事をリライトしたものです。) みなさんこんにちは、ブログ担当伏見です。 サービスベンダーにとってカスタマーサポートはユーザーの声を直接聞くことができる大切な業務の1つです。それゆえ、多くの時間を費やさなくてはならなくなり、業務効率化を図りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。 今回は無料のクラウドシステムや会計税務ソフトウェアの提供を通し、税理士、税理士法人、公認会計士などの会計事務所や中小企業の活性化を目指す、株式会社フリーウェイジャパンがおこなう、サポート業務の軽減に繋がったメール配信施策についてご紹介します! 株式会社フリーウェイジャパン(以下:フリーウェイ)は無料で使える、業務系クラウドシステム「フリーウェイシリーズ」を提供している会社です。 これらのサービスが全て無料で使えるということで、多くの中小企業で活用されているそうです。では、フリーウェイが配信するメールをチェックしてみましょう! フリーウェイのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: 業務系クラウドシステム「フリーウェイシリーズ」 メールマーケティングの目的: ・ユーザーとのエンゲージメント強化 ・クロスセル ・リード獲得 主な配信コンテンツ: ・サービスFAQ ・ブログコンテンツ(導入事例など) ・動画 ・セミナー情報 ・配信先の顧客が利用している製品と連動している別製品の紹介 目的達成への施策: ABテスト(件名、メール本文、配信曜日、時間帯などでテストし、開封率、クリック率をチェック) メールでFAQを届け、存在認知につなげ、カスタマーサポート件数を軽減 フリーウェイでは利用されているサービスのFAQをメールで送っています。 また同社では、各業務ソフトウエアの知識を持っているサポート担当者がメール作成・配信をおこなっているので、時期に応じて行わなくてはいけない業務(例えば確定申告)などユーザーのニーズに必要なサービス(フリーウェイ確定申告など)とそのFAQを配信することが可能なのです。 サービス認知と合わせてFAQページの認知にもメール配信を役立たせています。 さらに、FAQページがあることでユーザーがサービス利用に困った際に自発的にFAQページを探しに行くという行動にも繋げています。 フリーウェイではこの施策を始めたことで、カスタマーサポートの人数を最小限に留めることに成功しています。 メールを読んで内容を理解してもらうだけではなく、その後に取ってもらいたい行動を促し、その他の業務軽減にも繋がっているというとても理想的ですし、メールマガジンの応用的な使い方だといえます。 サービスベンダーのメール利用としてとても良い活かし方ですね! クリック率アップの秘訣は動詞的メッセージ? ! 過去にも幾つかの事例でご紹介してきたように、このシリーズで取り上げる企業の多くはA/Bテストを使ってメール施策の効果を高めています。この機能をうまく活用することで購読者の好みを知ることができるのです! フリーウェイでは毎回の配信でA/Bテストを行っているそうです。 例えば、配信時間について火曜日の11時頃の配信は開封率が良い、という情報を得た担当者がその通り行ったところ、通常よりも開封率が上がったとのことです。 またメール内に設置したボタンの文言を「無料ユーザーになる」といった『動詞的』な表現にしたところ、ボタンクリック数も増えたそうです。 その他にもメールの件名に製品名を入れたところ、開封数は下がったものの、メール内に設置されたリンクのクリック数は上がったというデータもあるそうです。件名で既にそのトピックに対して興味のある購読者のみが開封しているからこそ、このような結果になるんですね。 例えば、メールに載せる情報を1つにしぼることで、純粋にその情報に興味を持っている購読者がわかります。そのデータを使えば、類似した情報を興味のある購読者に届けるなど、セグメントされたメール配信をおこなうことができますね。 ※セグメント配信に関するその他の事例はこちらから 【メルマガ事例】株式会社エヌ・シー・エヌのセグメント配信でエンゲージメント向上 フリーウェイがおこなったA/Bテスト事例 配信時間:火曜日11時の配信が効果が高い メール内コンテンツ:リンククリックボタンの文言を動詞的表現にすると、リンククリック数が向上 メールの件名:製品名を記載すると、開封数は下がるもののリンククリック数は向上 まとめ サポートの一環としてのメール配信を体現するフリーウェイの事例をご紹介しました。FAQを配信しているというところが、私にとっては新鮮でした。 今回の施策のポイントはこちらです! サポートへの連絡を減らすためにFAQページの認知をメールで増やす A/Bテストでメールの効果を常に改善 A/BテストはBenchmark Emailでも簡単に活用できるツールの1つです。みなさんのメール配信施策にも取り入れてみてはいがでしょうか? ではまた、伏見でした! // --- ### オウンドメディアでのステップメール施策の失敗と改善をせきららに大公開 - Published: 2016-08-17 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how_to_use_autoresponder_to_owened_media/ - Categories: 開封率・到達率 こんにちは。WEBマスターの手帳を運営している遠藤です。今回はWEBマスターの手帳でのステップメール施策について「失敗と改善」の経験をシェアしたいと思います。 WEBマスターの手帳では、見込み顧客のリスト獲得と信頼獲得を目的に、資料ダウンロードをしてくれた方にステップメールを使ったフォローやノウハウ提供をしています。今もトライ&エラーを繰り返しながら改善を進めていますが、ここに至るまでにもいろいろと試行錯誤を繰り返してきましたので、その経験が参考になれば嬉しいです! ステップメールとは まず「ステップメール」とはどんなメールなのかを改めて確認してみましょう。 ステップメールとは、メールを送る相手がとった特定の行動を起点に3日後にメールA、5日後にメールB、10日後にメールCと日数を基準に送るメールのことです。また「いつ、どのメールを送るか」を事前に設定しておき、メール送信自体は自動で行なうことが一般的です。 例えば、サービス提供をしている場合、ユーザー登録をした人に対して「ユーザー登録」という行動を起点に、3日後にサービスの利用方法、4日後にサービスの利用事例、7日後にサービスをより活用するための機能紹介、といったメールを送るのがステップメールです。 つまり、ステップメールはお客様へのフォローアップや信用獲得(エンゲージメント)を前もって設定しておくだけで、あとは自動でおこなってくれるメール施策なのです。 「見込み顧客のリスト獲得」のためにステップメールを導入 それではWEBマスターの手帳での「ステップメール」施策について書いていきたいと思います。まず、ステップメールを使い始めた理由です Benchmark Emailには「ステップメール」を配信できる機能があるので活用したいなと思ったのがキッカケで、WEBマスターの手帳のコンバージョン(ゴール設定)の1つである「見込み顧客のリスト獲得」にステップメールを使うことにしました。 そこで「ソーシャルメディアで企業アカウント運営を始めるための12ステップ」というステップメールを1つのコンテンツとして用意し、ソーシャルメディアの取り組みを始めるときに知っておくべきことや役立つ情報を配信することにしました。 順序立てて伝えたいときにステップメールは便利 WEBマスターの手帳のように「知識提供」がメインとなる場合には、セミナーや講座のように知識やノウハウを体系的に順序立て伝えたほうが、より実践的で効果的な学びを提供することができます。 そのような順番に伝えることに意味がある場合に「ステップメール」は、複数のメールを順序立てて送ることができますし、自動でメールが送信されるので手間がかからないという点でも、とても相性がいいですね。 ステップメールだけではコンテンツとして訴求力が弱かった 「ソーシャルメディアで企業アカウント運営を始めるための12ステップ」を公開した後はどうだったかというと、そこそこの登録があったのですが、資料ダウンロー ドと比較しても、登録者の伸び率やページヘのクリック率などが低く、ターゲットに対して訴求できていない可能性がありました。 そこで、なにかしらの変更が必要だと判断し、改善策として資料ダウンロードと組み合わせることにしました。 ステップメールを補完的な役割に変更 テーマとして「じっくり学ぶ」よりも「すぐに答えがほしい」という人のほうが多いと想定し、それならステップメールは合っていないと判断をしました。 そこで、ダウンロードできる資料として「ソーシャルメディア活用度チェックシート」を新たに用意して、ダウンロードした人のフォローとして「ソーシャルメディアで企業アカウント運営を始めるための12ステップ」を送るように変更しました。 変更後の訴求具合は2倍弱に ステップメールを1つのコンテンツとして成り立たせたかったのですが、ステップメールの内容やターゲット像に対してステップメールだけでは弱かったようです。 CTA(コールトゥーアクション)でも新たな施策を実施したこともありますが、ステップメールを資料ダウンロードを補完する役割に変更してから、登録ページへのクリック率やリストへの登録数も伸びています(計測期間が異なりますが、変更前と比べて約2倍増)。 さいごにステップメールを始めるにあたって思うこと 私の場合は、知人のステップメールなど事例は知っていましたが、自分でステップメールを使いはじめる前に参考は持たず、何にも染まらないようにゼロベースから企画しました。 私は他人の施策に目を向けるよりも、まず最初に目を向けるべきは「自分たち」だと思っています。他がどうであろうと「自分たち」と「つながる相手(お客様や見込み顧客、ユーザーなど)」から必要なものを考えて、その手段を検討する際に必要であれば、他ではどんなことをしているかを参考にするという順番であるべきだと考えています。 安易に他人の真似をするのではなく、商品購入後や資料ダウンロード後、セミナー参加後など各シチュエーションごとに、その人にとってどんな情報があったらより良いか、どんな順番で伝えたら喜んでもらえるかなどを考えていくことがステップメール活用でも重要です。 また今回の事例ではステップメールがコンテンツとはなりませんでしたが、ステップメールをコンテンツとして成り立たせることが無理ということではありません。 うまくいかなければ修正すればいいだけですので、どんどんトライしてみてください。 ステップメールに関するその他の記事はこちら フォローアップと顧客満足度を高めるのに最適、ステップメールの底力 ステップメール:細分化された配信時間設定で購読者のニーズを逃さないメール配信 // --- ### ユーザー会を行う目的・メリットとは?過去4回の開催から学んだことをご紹介 - Published: 2016-08-08 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_user_meetups/ - Categories: セミナーレポート みなさんこんにちは、ブログ担当の伏見です。 突然ですが、企業で行うユーザー会というものに参加されたことがある、または企画したいという方はいらっしゃいますでしょうか? 近年、IT業界を中心にWebサービスやシステムに関するユーザー会の開催が増えており、じわじわと身近なものになっています。 ですが、ユーザー会をよく知らないという方は「得体の知れない謎のカルト集会」の様なイメージがあるかもしれません。 そこで今回は、ユーザー会について、Benchmark Emailが過去に開催したユーザー会を通してその目的やメリットなどをご紹介します。 ユーザー会は直接サービスユーザーと触れ合えるとても貴重な機会! ユーザー会とは、あるサービスを利用しているユーザー同士が集まり、使い方の知識を交換したり、交流を行う場です。ユーザー同士で直接意見交換ができる分、参加者が持ち帰ることができる知識はとても多く実践的であります。 また企業がユーザー会を開催する場合、ユーザーに直接会うことでサービスに対する評価、改善点など、多くのフィードバックをもらえる絶好の機会です。 ユーザー会のメリット サービスによってメリットは異なりますが、ユーザー会を開催することで下記のようなメリットを得られることがあります。 参加者のメリット 他のユーザとの交流 同じような悩みを抱える担当者と交流する機会を得られる。 サービス利用における疑問の解消 利用方法などわからないことをユーザー間で共有することで問題解決できる。 新たな施策を発見 他社の利用方法を聞くことで、自社では使っていない機能や活用方法を知ることができる。 サービス提供企業との交流 サービスを提供している企業と直接話すことができ、要望を伝えられる。 それがきっかけでサービス改善につながることもある。 企業側のメリット サービスに対する意見を得られる ユーザーからサービスに対するヒアリングを行うことができる。 (そこから得られた声は、サービス改善や、コンテンツ作成、サポート改善など多くの場に生かすことができる。) ユーザーとの交流 ユーザーとの交流により、マーケティングの素材として活かすことができる。 ユーザーとのエンゲージメントを高められる イベント参加を通じてファンになってもらえる。ユーザーとの関係構築ができる 過去にベンチマークがおこなったユーザー会をご紹介   【Benchmark Email】第1回Benchmark Japanユーザー会レポート 記念すべき、第一回目のユーザー会ということでとても緊張いたしました。 内容はというと、サービスを効果的に活用されている方に登壇いただきました。その時用意したケータリングは、参加者の方が取扱うサービスを利用させていただくなど、相互にメリットのある会にすることができました。現場では「メール配信担当者」という同じ立場で、参加者同士の会話はとても活発的でした。 メリット: サポートだけでは見えない、各ユーザーの具体的な施策、悩みを聞くことができた。 ユーザー同士の交流が生まれた → その後一緒にプロジェクトを勧められた方もいました。 課題や反省点: 1回目ということで、ノウハウがなく、準備から実現までに時間がかかった。 第1回ユーザー会レポートブログはこちら 【Benchmark Email】第2回ユーザー会レポート セミナールームのような場所では開催したくないと思っており、毎回会場選びには時間をかけています。カフェのようなオープンな空間だと、またその方が参加者の方も緊張することなく、ざっくばらんなお話をしていただくことができます。 この会では参加者の中で有志を募り、グループディスカッションを行いました。 自社での施策や悩み、疑問点を発表し、参加者から意見もらいました。 メリット: 1回目にも参加していただいたユーザーなど、より強いエンゲージメントを築くことができた。 会場を気に入ってくれた方が多く、ベンチマークのユーザー会に対する評価を高めることができた。 課題や反省点: メールマーケティングのレベルやおこなっている施策がユーザーによって違うため、全体でのディスカッションに参加できる方が限られていた。 第2回ユーザー会レポートブログはこちら 【Benchmark Email】第3回ユーザー会レポート 第3回では、Benchmark Emailを使っていただいてる方々に出ていただき、自社の活用方法や施策についてライトニングトークを行っていただきました。イベント中には参加者同士で会話する時間も多く取ったので、みなさん活発な意見交換をされていました。 また、アメリカ本国よりベンチマークのCEOが来日し、プロダクトについての思いなどを直接参加者へ伝えることができました。 メリット: ライトニングトークを最初に行ったことで、その後の会話のきっかけを作ることができた。 課題や反省点: 会場設備の事前チェックが甘く、PC操作がやりにくかった。 (もともとセミナー会場でない場所を使う場合は、設備がイベント利用に適しているのか、チェックが必要です) 【Benchmark Email】第3回ユーザー会レポートはこちら IT企業必見!BtoBサービス企業のメールマーケティング勉強会レポート Benchmark Emailのユーザーに限らず、メールマーケティングを行っている企業担当者をお招きし、勉強会を行いました。 純粋なユーザー会とは少し異なり、サービスに対するユーザーの声を聞くことができたことに加え、メールマーケティングを効率よく活用されている他社の事例を聞くことができました。私にとってもとても勉強になった会でした。 メリット: イベントのテーマをBtoCビジネス向けに絞ったことで、参加者間で具体的なディスカッションをおこなわれた。 IT企業必見!BtoBサービス企業のメールマーケティング勉強会レポートはこちら さいごに 企業が行うユーザー会についてベンチマークで行っているの事例を元にご紹介させていただきました。 参加される方、企画側の双方にとってメリットを得られるのがユーザー会の良いところだと思います。リアルなイベントを通してファンを作る良いきっかけになることだと思います。 イベント情報: ベンチマークでは現在定期的にメールマーケティングオートメーションに関する勉強会を開催しています。 過去の勉強会の様子を施策事例を踏まえたレポートブログで公開しています。 ・【Eコマース向け】日本初!メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【観光ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート ・【人材ビジネス向け】メールマーケティングオートメーション勉強会レポート では、伏見でした。 //   --- ### 【新機能】興味を持った購読者を逃がさない!メールに反応した人にだけ自動で次のメールを送るオートメーション機能 - Published: 2016-08-04 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-automation-feature/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: ステップメール, オートメーション こんにちは、ブログ担当伏見です。 私はブログなどコンテンツ全般を担当しており、Benchmark Emailが毎月配信している、メールマーケティングに役立つニュースレターの作成と配信も行っております。 そんな中、以下のようなことをよく考えることがあります。 購読者にもっと的確なアプローチを行えないか 配信して終わりではなくメールに興味を持ってくれた人に、さらにそれに関係のある情報を提供することでもっと踏み込んだコミュニケーションを取りたい ですが、これを実現させるには一度配信したメールの結果から開封またはリンクをクリックした人のリストだけ抽出し、そのリストに向けて次のアプローチをするためのメールやシナリオを作成するなど作業工数が多く、今までは行うことができませんでした・・・。 こんなお悩みを持っている方の手助けとなる、Benchmark Emailで新たに追加された、メールを開封・クリックした人を対象に自動でステップメールを送れる「オートメーション機能」をご紹介します! 購読者とより高い関係性を築きあげるオートメーション機能 オートメーション機能とはメールを開封したり、リンクをクリックした購読者に対し自動でメールを送信する機能なのです。 Benchmark Emailのこの機能では以下の3つの条件に合わせてステップメールを起動させることができます。 開封した人 リンクをクリックした人 特定リンクをクリックした人 これによってメールを読んでくれる人、コンテンツに興味のある人へよりさらに密なアプローチをすることが可能になります。 例えば、メール内の特定のリンク(ある商品のリンク)をクリックした人だけにそれに関連する別の商品に関する広告メールを自動で送るといったことができます。 またBenchmark Emailのニュースレターでもこのオートメーション機能を活用しています。ニュースレターの導入事例ブログをクリックした人を対象に、別の導入事例を掲載したメールを届けることで、よりBenchmark Emailを知ってもらいたいというのが狙いです。 オートメーションメールの設定方法 それでは、オートメーション機能の操作手順をご紹介します。 1. Benchmark Emailのステップメールページへ移り、「ステップメール新規作成」ボタンをクリック。推移した以下のページで「オートメーション」を選択。 2. オートメーションの詳細設定を行います。 ステップメール名とメモとしてステップメール概要を作成できると共に、オートメーションメールをスタートさせるための条件設定を行えます。条件は以下の3つです。 「メール開封をしたコンタクト」・・・特定のメールを選び、そのメールを開封した購読者に対してオートメーションメールを自動配信 「リンククリックしたコンタクト」・・特定のメールを選び、そのメールを開封し、かつメール内に設置したリンク(どれでも1つ)をクリックした購読者に対してオートメーションメールを自動配信 「特定のリンクをクリックしたコンタクト」・・・特定のメールを選び、そのメールを開封し、かつメール内に設置したある特定の1つのリンクをクリックした購読者に対してオートメーションメールを自動配信 「特定のリンクをクリックしたコンタクト」を選択した場合、オートメーションメール稼働の基準となるリンクを選択します。 3. 詳細設定が済んだらメール作成に移ります。 「メールを作成」ボタンからオートメーションメールの作成に移ります。 4. メールの詳細設定をおこないます。 メールの件名と、手順2で設定した条件から何日後にこのメールが送信されるのかを設定します。その他にも配信される曜日、時間なども設定が可能です。 5. 通常のメール作成と同じようにオートメーションメールを作成します。 オートメーションメールの設定完了。 メールをすべて作り終えたら、こちらのボタンを赤から緑に変えると、オートメーションメールの設定終了です。 さいごに マーケティング活動において、会社やブランドのファンを理解することはとても重要です。オートメーション機能を使えばファン層を明確化するだけでなく、そこへさらにメールでのコミュニケーションを自動で行うことができます。 是非あなたのメールマーケティング施策に活用してみてください! では、伏見でした。 // --- ### ECサイト運営者必見!メルマガのスマホ対応でデザインの参考になるメールマガジン12選 - Published: 2016-07-25 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_good_design_emails_ec_sites_send/ - Categories: 開封率・到達率 - Tags: BUYMA, ENOTECA, Fred Perry, Moma store, nanouniverse, ZARA, ZOZOTOWN, ベルメゾン, 三越, 伊勢丹, 出前館, 無印良品 スマートフォンの普及とともに、ウェブサイトのスマホ対応は必須の時代になりました。ウェブサイトだけでなく、メールマガジンやニュースレターでもスマホ対応しているところは多くなりましたね。 特にHTMLメールの場合に、PCで見た時と同じデザイン(レイアウト)では、見づらいこともあります。ではHTMLメールのスマホ対応をするときに、どんなデザインがいいのでしょうか? 今回は、ECサイトが配信しているメールマガジンの中からスマホ対応していて、デザインの参考になるHTMLメール形式(画像付き)のメールマガジンを厳選してご紹介したいと思います! 伊勢丹 伊勢丹オンラインストアトップ 伊勢丹オンラインショップのメールマガジンは、項目ごとに色が統一されているので、とてもわかり易く見やすいデザインになっています。また画像のサイズでもメリハリがあって、さらに見やすいですね。 三越 三越オンラインストアトップ 三越のメールマガジンも色使いが素晴らしいですね。統一感のある色使いで見やすいだけでなく、季節も感じることができますね。 MoMA STORE インテリア家具・雑貨の通販 MoMA STORE ニューヨーク近代美術館(MoMA)が運営するオンラインショップのメールマガジンです。「グッドデザイン」を提唱しているだけあって、シンプルで完結なデザインです。スクロールすることなく読めるのも印象的です。 ベルメゾン ベルメゾンネット ベルメゾンネットのメールマガジンです。ファッションやスイーツ、家具、生活雑貨など取り扱っている商品の幅が広いので、各メールごとにデザインも様々なのですが、Gif画像が使われていることもあったりと参考になります。 無印良品 無印良品ネットストア 無印良品のメールマガジンは、シンプルなデザインですね。画像がメインに使われていますが、テキストが最低限に抑えられているので、とても見やすいです。 ZARA ZARA Japan ZARAのメールマガジンは画像のみ!テキストは全くありません!画像もおしゃれな写真が使われていて、ZARAらしさを感じます。 ZOZOTOWN ファッション通販ZOZOTOWN ZOZOTOWNのメールマガジンでは、左側にサムネイル右側にタイトルと並べられていたり、商品画像を横に並べていたりと、表示スペース内(ワンスクロール内)でより多くの情報を伝えるデザインになっています。 BUYMA BUYMA. com BUYMAのメールマガジンもシンプルですね。商品写真もちょうどいいサイズで見やすいです。金額が赤字で目立っているのも分かりやすくていいですね。 ENOTECA オンラインショップ ワイン通販エノテカ・オンライン ENOTECA オンラインショップのメールマガジンは、「本日のトピックス」では、テキスト形式のメールマガジンの雰囲気を残しつつ、バナー画像などで見せていますね。メールの最後にはバナー画像がギッシリ並んでいて、商品の豊富さも伝わってきます。 出前館 【出前館】ピザ・寿司・カレー・中華などの宅配デリバリーサイト 出前館のメールマガジンは、ウェブサイトのようなデザインになっています。画像も写真を載せるだけでなく、バナー画像も使うことで全体的にインパクトがあります。 最後に こちらでご紹介したメールはどれもブランドイメージやウェブサイトとデザインの統一がされているのがわかります。 またテキストよりも画像の割合が多く、おしゃれな写真や綺麗な写真が使われているので、テキストを読むというよりも見て楽しめるメールマガジンが多いのがECサイトの特徴ではないでしょうか。 また海外のECサイトのメールマガジンではいち早くGIF画像を取り入れているものもよく目にするようになっています。 情報(特にテキスト)を詰め込みすぎずてしまうと、スマホ画面では見づらい、読みづらいメールマガジンになってしまいますが、シンプルに目で見て伝わるデザインにすることで、スマホで読んでいる人にとって、見やすいメールマガジンとなっていますね。 今回紹介したもの以外にもいろいろなECサイトが様々なHTMLメールを発行しています。自社のメールマガジンの参考になるように、競合他社だけでなく、業種や商材にこだわらずにメールマガジンを購読してみてください。きっといい気づきが得られると思いますよ。 ECサイト活用事例: 【事例】メルマガ配信で週末の売り上げが変わる!fog linen workのメールマガジン施策 関連書籍のご紹介 スマホ対応のメールデザインについてさらに詳しくお知りになりたい方には、こもりまさあき氏著、「レスポンシブEメールデザイン」がおすすめです。 こちらではメールマーケティングのスマートフォン対応についてわかりやすく解説されています。また本書ではデザインに加え、効果測定方法についても触れられています。 「スマホに対応した綺麗なメールを作成したい」「テキストメールからHTMLメール配信に切り替えたい」このようなお悩みを抱えている方に、明日配信するメールからすぐ活用できる情報が満載です。 スマホ関連記事: ・スマホでも見やすい、高い反応を得るメールの書き方テクニック ・マルチパート配信を使ってメール到達率を上げる、HTMLメール配信活用法 デザインの参考になるメールマガジンを以下のブログでも多くご紹介しています。 ・Webメディアから学ぶ!オウンドメディアのニュースレター向けHTMLメールデザイン17選 ・HTMLメールマガジンの参考になるイケてるデザイン13選 --- ### 【メルマガ事例】株式会社エヌ・シー・エヌのセグメント配信でエンゲージメント向上 - Published: 2016-07-20 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_introduce_good_email_design_ncn/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: htmlメール, エンゲージメント, セグメント, NCN, 成功メール (この記事は2016年7月に公開された記事をリライトしたものです。) こんにちは、コンテンツ担当伏見です。 今回は、耐震構法SE構法を全国の工務店へ提供する株式会社エヌ・シー・エヌが配信するファンを増やし、エンゲージメント向上に役立つメール施策をご紹介します。 「商品単価が高い、購買までの期間が長い商品やサービスを扱っている方」や「エンゲージメント向上の施策を知りたいという方」に参考になること請け合いです。 1996年創業の株式会社エヌ・シー・エヌ(以降NCN)は建築耐震構法であるSE構法を全国の工務店へ提供しています。日本ならではの木造注文住宅でより安全に暮らすことのできる技術を提供しています。 またともすると業界外の人には伝わりにくい特殊技術をより広く認知してもらうために重量木骨の家というwebサイトを運営し、SE構法のなかでも特に優秀な工務店の施工例などを紹介しています。 それではNCNが配信している実際のメールと共に、同社のメール施策をチェックしていきましょう! NCNのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: NCNが運営するwebサイト「重量木骨の家」 メールマーケティングの目的: ・プッシュ型アプローチで常にNCNを意識してもらえること(エンゲージメント強化) ・質の高いコンテンツを提供しファンベースを形成 主な配信コンテンツ: ・サイトで掲載している記事 ・イベント告知 ・キャンペーン 目的達成への施策: ・アナリティクスを使ったメールクリック分析 ・地域に沿った配信記事内容 配信頻度: ・毎週の定期ニュースレター ・RSS配信でのイベント告知 アナリティクスと連携させた効果測定でメールの効果を分析 NCNでは週一回、サイトで公開された記事を配信しています。 メール施策のKPIを「メルマガ内のCTAボタンからサイトへ移動し、各記事に記載している提携工務店への問い合わせリンクのクリック数」としている同社。Googleアナリティクスとメールを連携させることでその数値確認を実現させています。 NCNのメルマガはBenchmark Emailのテンプレートを使い、上記画像の様に必ず複数のコンテンツを掲載しています。 選ばれるコンテンツは、PV数を参考に決定したり、自社で発信したい内容をメール上部に掲載するようにしています。 これまでの配信結果では、メールの上部に記載したコンテンツの方がクリック数が高いということがわかっているそうですが、今後のさらなる展開としてA/Bテスト機能を活用し、より高いエンゲージメントを得られるメール配信を行っていくことを考えているそうです。 またヒートマップ機能を活用することで各コンテンツのクリック率を簡単に確認できるので、NCNではクリック率をコンテンツの評価基準の1つとして参考にしているそうです。 ※ヒートマップを活用すれば、このようにリンククリック率が一目でわかります。 それぞれの数値をクリックすると、クリック詳細一覧が表示され、誰がいつクリックしたか、詳細を確認できます。 クリック率をチェックすることで、どんな記事が人気が高いのかということに加え、購読者の好みを知ることでコンテンツ作成に役立たせることができますね! 地域別のセグメントで購読者一人一人に合った情報だけを届ける こちらはRSS配信を活用したイベント告知のメールです。RSSを活用することで連携させたサイトを更新するタイミングでメール配信ができるようになります。 しかもNCNでは都道府県別にリストをセグメント化することで、各地域の工務店が開催するイベント情報だけをその地域の購読者に届ける工夫をしています。 (メルマガ登録時に居住地を都道府県別で選択する項目を設けています。) 企業から届くメルマガは雑多な情報を含んでいるケースが多く、そういったメルマガは読者に自分ごとと思ってもらえない場合があります。そこでNCNでは地域というセグメント分けてメール配信することで、関係のない情報を省き購読者一人一人に合った情報だけを届けるようにしています。 セグメント設定を行い、RSS配信を事前に作成しておくことで、読者も自身の地域の情報を知る事ができ、配信側もRSS配信によって都度のメール配信を簡略化させることができます。 また、RSS配信のメリットや使い方は以下のブログを参考にしてみてください。 RSS Email機能で最新情報を届けよう さいごに 今回はNCNが配信するエンゲージメント向上に役立つメール施策をご紹介いたしました。 購読者のセグメントを設定し、そこに合った内容だけを配信するというメール施策はかなり高度なマーケティングテクニックだと思います。マーケティングの本場アメリカではこういったメールのパーソナライズ化で成功している企業が増えています。 ということで今回の施策のポイントはこちら! ・アナリティクスを連携させてメールからの問い合わせ件数を確認 ・セグメントリストを活用した地域に合わせたメール配信 この点を踏まえて、みなさんのメール配信施策にも取り入れてみてはいがでしょうか? また、エンゲージメント向上についてはこちらの記事もオススメです。 【事例】メールからの売上効果てきめん!クシタニが行う限定的な情報発信でメールマガジンの価値up 【メールマーケティング事例】PRプラットフォームが行うメール配信とは?エンゲージメントUPに効果のあるメール配信 ではまた、伏見でした! --- ### 【HTMLメール紹介】「メールマガジンを改善したい」方必見。業種別で見るメールデザイン事例まとめ12選+番外編 - Published: 2016-07-11 - Modified: 2024-09-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_12_html_emails_introduction/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは、ブログ担当の伏見です。 メールアドレスを持っている事で相手との直接的なコミュニケーションを可能にさせ、その結果高いエンゲージメントを獲得することができたり、SNSのビジネス活用が活発になった事で、メールでのビジネス利用もまた見直されてきました。事実SNSとメールを併用する事でお互いにリーチできない層を補い合うといった使い方が広がっています。 そんなメールの特性を生かし、メールを活用したブランディングやマーケティングを積極的に行い成功している企業が日本でも増えてきている一方で「質の高いデザインをもっと知りたい」「参考になるメールレイアウトがほしい」といった声が高まり、それにお答えするためBenchmark Emailでは毎月「HTMLメール紹介」と題してユーザーさんの配信しているメールをご紹介しています。 ということで今回は過去にご紹介したHTMLメールの事例を一挙に12個、おさらいできるブログをお届けします。 また番外編として、デザインの参考になるメールばかりを集めたメールデザイン集、BtoBサービスを提供するITベンチャー企業を中心に実施しているメールマーケティング施策についてインタビューを行ったブログ記事も合わせてご紹介致します! きっと参考になるはずです! クラウドサービス Tmix(オリジナルTシャツ作成通販サイト) TmixはオリジナルTシャツの作成、購入が1枚からできるオンラインサービスです。 一目見ただけでそのメールの目的(何を伝えたいのか)がわかるシンプルなメールデザインです。ECサイトでもキャンペーン時などで参考にすることができるデザインですね。 メールのポイント Above the foldの有効活用 清潔感のあるデザイン 流れのあるメール構成 メルマガ作成時間を1/4まで短縮 −“アクティブ”なお客様を引き出す、鍵はメールマーケティング Farmnote(酪農・畜産向け牛群管理システム) 牛群の情報を管理、記録、分析が簡単にできる酪農・畜産向けクラウドサービスFarmnoteのメール紹介です。 サービス利用者に新機能リリースの告知やイベントの案内などを中心としたメールを定期的に配信する事で、サービスのアクティブ率を高めたり、上位プランの購入を促しています。 また画像を使う事でサービスの紹介をより視覚的に読者に訴える事ができますね。 メールのポイント 伝わりやすさを体現するグラフィカルなメール作り メールで伝える季節の挨拶 【HTMLメールデザイン事例:Farmnote】画像で訴求する購読者に読みやすいメール Weblio(統合型オンライン辞書サービス) オンライン総合辞書「weblio」を運営している、ウェブリオ株式会社のメールマガジンです。 ユーザーとのコミュニケーションを図るためにメールを活用しています。 メール施策は繰り返して効果を改善させていくことが鉄則。メール配信時にA/Bテストを活用して開封率アップを行っています。 メールのポイント 購読者にとって有益な情報の提供 A/Bテストを活用し、購読者の好みのコンテンツを追求 同業他社のメールを購読してデザインの参考にする 購読者とのコミュニケーションで成果をあげるweblioのメール配信 Schoo(オンライン学習サイト) オンライン動画学習サービス「schoo (スクー)WEB-campus」を運営する株式会社スクーではサービスのリピート率を増やす施策として新しく公開された授業やキャンペーン情報などをメールで配信しています。 開封率を上げるためのテクニックとして人気のコンテンツを記載し、メールタイトルに活用するなどの工夫をされています。 メールのポイント 自社のコンテンツ(サービス)のストロングポイントをメールに活用する 朝、夕の通勤・帰宅時間などユーザー行動を想定した時間での配信 メールの結果をSNSにも反映 【HTMLメール紹介】スクーが行う、学生にリピートを促し授業を受け続けてもらうメール施策 ECサイト Tato design(不動産) 設計デザインと不動産仲介を行うTATO DESIGNのメールマガジン。 実は不動産とメールマーケティングの相性はとてもよく、実際多くの不動産業者がメール配信で最新情報やニュースなどを定期的に送っています。コンテンツも豊富にあることから定期的なメール配信がしやすいというのがその理由ではないでしょうか。 メールのポイント 無駄を省いたシンプルなデザイン 定期的なメール配信によるリードナーチャリング 【HTMLメールデザイン事例】リードナーチャリングに最適、長期的な関係構築を実現するメール配信 – Tato design様 グローバルフルーツ(輸入果物専門商社) フルーツ専門卸売り業のグローバルフルーツ。HTMLメールの特性を生かした画像を活用したメールを配信されています。 テキストだけでは伝わらない部分も実物を画像で見せた方が何倍も説得力がありますね。 メールのポイント 画像を使ったレイアウト ホームページ(HP)への導線作り ブランディングを意識した統一感のあるデザイン 【HTMLメールデザイン事例】デザインの統一で最大限に生かされるブランディング効果 – グローバルフルーツ株式会社様 パスタソースキッチン(レストラン) 三重県にある200年続く古商家を改装したおしゃれなイタリアン・レストラン、パスタソースキッチンのメールマガジンです。 来店された方やweb注文を過去にされた方にメールを配信しています。 先ほどのグローバルフルーツ同様、画像が使える分、HTMLメールの利点を最も活用できるのがECサイトのメールマガジンではないでしょうか。 メールのポイント クオリティーの高い写真 商品の裏話をシェアすることでファン作りに役立つメール配信 【HTMLメールデザイン事例】お客様とのエンゲージメントを深めるメルマガ活用 Ginger Beach Inn (セレクトショップ) 神奈川県は逗子にあるライフスタイルショップ、Ginger Beach Innが配信するニュースレターです。 ショップのコンセプトをメールに反映させることで、ブランド力を高めることに成功しています。購読者に長期的なファンになってもらうことを目的とされています。 メールのポイント ブランディングを目的としたメール配信 必ず同じものをメールに挿入することでブランドイメージを浸透させる 【HTMLメールデザイン事例】読者心理を掴み取る、ブランディングにとことんこだわったメールレイアウト – Ginger Beach Inn様 ブランド・メーカー 石巻工房 (家具メーカー) DIYとデザインの力で人と街を興す世界初のDIYメーカー、石巻工房のニュースレターです。 1通1通のニュースレターをブランドが発信する1つの作品と捉えており、ここでしか読めないコラムや作品の受賞報告などコンテンツの充実度が高いニュースレターです。 またメールの作成にはテスト配信→ブランドマネージャー、デザインディレクター、テキストライターからのチェック→修正→本配信という徹底したプロセスで行っています。 メールのポイント ブランドのイメージ作り 企業が発信する1つのメディアとしてのメールマガジン 定期配信とお知らせメールを合わせた継続的なタッチポイント作り 【HTMLメールデザイン事例:石巻工房様】ブランドイメージを確立するメール運用 スペシャライズド (総合サイクリングブランド) アメリカ、カリフォルニア生まれの総合サイクリングブランド、スペシャライズドが配信するメールマガジンです。 既存顧客に対して再度ECサイトへ訪れてもらうための施策としてメール配信を行っています。開封率の平均が15%ほどと言われるメール配信において、こちらでは平均25%以上の開封率を得ることに成功しています。 メールのポイント ブランドターゲットのみに訴求することを考えたメール配信 注意喚起を促すためのメール活用 【HTMLメールデザイン事例:スペシャライズド様】自転車の楽しさを再発見してもらう、画像を生かしたメール配信事例 エティハド航空(航空会社) アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空が配信するのは新サービスやキャンペーン告知をメインとしたメールです。 各国支店でメール施策をそれぞれに行っている同社ですが、全てのメールデザインをコーポレートサイトと合わせグループ全体で一貫したメール施策に取り組んでいます。 メールのポイント コーポレートサイトなど企業デザインにマッチさせたメールデザイン メール1通に1つのトピックを掲載 営業担当が購読者から受けた声をPDCAに反映させたメールの改善方法 【HTMLメールデザイン事例】 統一されたブランドイメージで○○といえば△△を構築-エティハド航空様 病院・クリニック オーラルプロポーションクリニック(歯科) 渋谷駅から徒歩4分という好立地にあるオーラルプロポーションクリニックが配信するメールマガジン。 以前は患者さんに1枚ずつはがきでお知らせを送っていたそうですが、作業効率や作業コスト等の見直しをする目的でメール配信をスタートさせました。 メールのポイント メール結果を元にその後のオフラインでのアプローチを行う メールにパーソナライズ(差し込み)を使った、one to oneでのコミュニケーション 【HTMLメールデザイン事例】 虫歯になってからではもう遅い、 歯医者さんが教えてくれるメールを使ったお客様再喚起法 - オーラルプロポーションクリニック様 番外編 番外編が急にはじまっています。なぜご紹介するのか説明を記載しましょう。 HTMLメールマガジンの参考になるイケてるデザイン13選 日本国内におけるメールマガジンのデザインをご紹介する「イケてるHTMLメールデザイン13選」をご紹介しました。 ウェブメディアやウェブサービス、ECサイトが配信するメールマガジンを中心にいろいろとご紹介しています。 HTMLメールマガジンの参考になるイケてるデザイン13選 スタートアップが参考にすべきBtoBメールマーケティング事例5選 BtoBサービスを提供するIT企業をテーマにメールマーケティング施策を行っている企業5社にインタビューを行った記事です。 見込客育成(リードナーチャリング)や既存顧客のエンゲージメント強化というところを目的としたメール施策を行っている企業が具体的にメールでどんな施策を行っているのかお聞きしています。 特にスタートアップが参考になる施策が多数です! スタートアップが参考にすべきBtoBメールマーケティング事例5選 さいごに 今回はユーザーさんのメール施策・デザインを一挙にご紹介いたしました。 メール配信を始めてみたい、やってはいるけどうまく結果がでない、施策を改善させたいという方にとって必ず役立つ事例ばかりだと思います。 今後もBenchmark Emailではこういったユーザーさんが行っているメール施策をどんどんご紹介してまいります!是非参考にしてみてください!では、ブログ担当伏見でした。 --- ### 「動く画像(GIFアニメーション)」を活用したメール配信で読者を惹きつけよう - Published: 2016-06-20 - Modified: 2021-05-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_use_gif_animation_to_your_email_campaigns/ - Categories: 機能・便利ツール 皆さんは普段、HTMLメールにはどんな画像を使ってメールマガジンを作っていますでしょうか?ただ画像が貼られているだけのメールではスルーされてしまうこともあります。 そこで今回は、メールマガジンでも見ている人にスルーされないインパクトのある動く画像(GIFアニメーション)」についてご紹介したいと思います。 目次 動画を活用したマーケティングは効果的 画像の一部だけが動く「シネマグラフ」 パラパラ漫画のように動きのある画像を作れる「GIF画像」 GIFアニメーションの注意点 GIFアニメーションはいろいろな場面で使える 動画を活用したマーケティングは効果的 皆さんはYouTubeなどの動画サイト利用中に流れる動画広告を中断せず、そのまま見続けてしまった経験はありませんか?私はついついその動画の面白さに引き込まれ、最後まで広告を見てしまうことがあります。 動画は、テキストや静止画よりも、見ている人の感情により語りかけることができる上、商品やサービスの裏側にある企業やそこで働く人たちの人柄を表現することができるため、ユーザーの意識をより引き付けることができます。 アメリカの動画マーケティングツール「Wistia」はサイトへの流入経路として動画を活用した場合、使わないものに比べ200〜300%もの高い効果を得ることができるというデータ(1)を公表しています。 1. The Power of Video and Email: Webinar Recording またアメリカでは、企業とのコミュニケーションに最も適したツールとして「メール」と答えた人は成人人口の72%に及んでいるというデータもあります。 このようにメールと動画を掛け合わせることで双方のメリットを最大限に引き出せるということがメールマーケティング業界で最近、注目が集まっています。 メールでの動画利用のコツは「動画のクオリティは本当に大切か?メールマーケター向け動画活用のポイントを詳しく解説」でも紹介していますので、参考にしてください。 画像の一部だけが動く「シネマグラフ」 出典元:Cinemagraphs シネマグラフとは、写真の一部だけが動く画像(表現方法)のことです。 どうですか?違和感が気になりませんか?これがシネマグラフの惹きつける魅力です。それでは何で作れるのかご紹介します。 シネマグラフの作成方法 シネマグラフを作る方法は様々あります。手軽に作れるのがスマートフォンアプリなどです。 Macアプリでシネマグラフを作る Macを使っている方は「Cinemagraph Pro」が利用可能です。 Photoshopでシネマグラフを作る 個人的には、アプリ等を使うのに比べてちょっと手間がかかりすぎるかなと思いますが、Photoshopでもシネマグラフを作成することができます。 Photoshopでの作成方法は「Photoshopを使ってシネマグラフを作る方法 | 株式会社LIG」に詳しく書かれていますので参考にしてみてください。 パラパラ漫画のように動きのある画像を作れる「GIF画像」 YouTubeにアップロードした動画をGIFアニメーションにしてみました 画像にはJPEGやPNG以外にGIF(ジフ)と呼ばれる保存形式があります。GIFには「GIFアニメーション」という機能があり、パラパラ漫画のように複数の画像を順々に表示させて動画のように見せることができます。ちなみに「シネマグラフ」も保存形式はGIFです。 GIFアニメーションはあくまでも複数の画像を連続で表示しているだけなので、音声を付けることができません(シネマグラフも同様)。またGIFアニメーションは数秒のものには適していますが、長すぎるとデータ容量が大きくなりすぎて表示が遅くなることもあります。 Gifアニメーションの作り方 GIFアニメーションはシネマグラフと同様に、アプリやPhotoshopを使って作ることができます。シネマグラフよりも作成アプリが多く、簡単に作ることができます。 Photoshopを使ってGIFアニメーションを作成する方法は「連続写真とフレーム単位のアニメーションを使ってアニメーションGIFを作成する方法」をご参照ください。 ソフトのインストールをせずにgif画像が作れる「GIPHY」 GIPHYでは動画(15分以内の動画)からGIFアニメーションを作ることができます。またYouTubeやVimeoにアップロードした動画からGIFアニメーションを作ることも可能です。 利用方法は「GIPHY」にアクセスして、動画データをドロップするか、YouTubeの動画URLを入力して「BROWSE」をクリックします。 動画データが読み込まれるので、動画のどこから(開始の秒数)どこまで(何秒間)をGIFアニメーションにするかを設定します。 設定が完了したら、画面下にある「CREATE GIF」をクリックしましょう。 しばらく待つとGIFアニメーションが完成します。そのままFacebookやTwitterにシェアすることもできます。GIFアニメーションをダウンロードしたい場合は「ADVANCED」を選択すると「DOWNLOAD」ボタンが表示されます。 MacでもWindowsでも使えるアプリ「LICEcap」 LICEcapはPC画面を撮影してGIFアニメーションを作れるソフトです。PC画面の操作方法を解説する際に使えます。 LICEcapはPCにインストールして使用します。まずは「LICEcap」からソフトをPCにダウンロードしましょう。 ソフトを起動すると枠が表示されます。この枠の内側が撮影(GIFアニメーションになる)範囲です。 GIFアニメーションの注意点 1. データ容量 GIFアニメーションは静止画よりもデータが重くなりがちです。そのため大量に使いすぎてしまうとWEBページなどの表示速度が遅くなることもありますので注意が必要です。 2. 適応環境 受信環境(使っているブラウザ)によってはGIFアニメーションが再生されないこともあります。例えばOutlook最新版ではGIF動画は表示されず、GIFの最初のコマが画像として表示されます。 出典:A Guide to Animated GIFs in Email | Litmus Blog GIFが作動しない受信環境への対策として、GIF動画の最初のコマに動画再生ボタンや動画再生を促すようなCTAボタンをつけておくと、そこに動画があることを気づいてもらえるようになります。 3. 多用による効果の減少 GIF画像の使いすぎも逆効果を与えることになります。静止画像が広く普及された中でのメール配信にこそ、GIFは真新しいものとして目立つことができ、効果を発揮します。つまり使いすぎると、GIFアニメーションもマンネリ化してしまいます。 また1つのメール内に多用することで注目点が定まらなくなるばかりか、デザインとしても読みづらいものになってしまいます。 GIFアニメーションはいろいろな場面で使える GIFアニメーションの使い道は幅広く、WEBサイトでバナー画像に使ったり、FacebookやTwitterの投稿で使ったり、メールマガジンの画像として使ったりと様々な場面で使うことができます。 GIF画像の作り方は、今回紹介したツール以外にもソフトやアプリは沢山あります。またPhotoshopが扱えるデザイナーさんであれば簡単に作ることもできるでしょう。 動画を作成するよりもコストは少なく作ることができますので、ぜひGIFアニメーションを活用してみてください! (GIF関連記事) 動くメルマガで売上アップも!GIF画像作成からメルマガ配信までを一挙ご紹介 (デザイン関連記事) デザイン初心者でも90点レベルのメルマガを作れる6つの思考プロセスとは? メルマガデザインの基本テクニック7選!色やフォント、レイアウトの考え方とは? メールデザインの参考に!読者の心を動かすメール海外事例大特集! --- ### 【HTMLメール紹介】スクーが行う、学生にリピートを促し授業を受け続けてもらうメール施策 - Published: 2016-06-13 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/blogs_introduce_good_email_design_schoo/ - Categories: ユーザー事例 - Tags: htmlメール, schoo, スクー こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。突然ですが皆さんは大人になってからも勉強していますか?私は仕事柄コンテンツやオウンドメディア関連のセミナーに参加しては先人たちの話をよく聞いていますが、ふとたまに学校へ行ってきちんと学びたいなぁと思います。が、学校へ通うだけのお金と時間がありません。 そこで今回は、生放送授業が毎日受けられるWeb業界で働くためのオンライン動画学習サービス「schoo (スクー)WEB-campus」を運営する株式会社スクーのメールマーケティング施策をご紹介します。 教育系ビジネスにとっては必要不可欠な、「リピーターを増やす施策」をメールで行っています。どんなメールを送っているのでしょうか? 株式会社スクーについて 2011年に設立された株式会社スクー(以下、スクー)は「IT系を中心とした明日から仕事に使えるスキルが身につく学習動画の提供」をテーマに無料の生放送授業が毎日受けられるWeb業界で働くためのオンライン動画学習サービス「schoo (スクー)WEB-campus」を運営しています。webデザインやプログラミング、ビジネス英語など2700本を超える講座数を誇り、生放送の無料授業と録画授業で、約23万人の会員と一緒に学ぶことができるサービスを展開しています。 そんなスクーが行っているメール施策の概要は以下の通り。 スクーのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:schoo(スクー) WEB-campus メールマーケティングの目的:サービスに登録している学生(ユーザー)に新しい授業やキャンペーンを知ってもらうため 主な配信コンテンツ:新しく公開された授業や当日公開される授業、次週開講される授業のおすすめやキャンペーン情報(サービス登録時、個人設定でその後受け取るメールの内容を選んでもらう) 目的達成への施策:すっきりとしたレイアウトのメールを作成 配信頻度:毎日 効率化と効果を最大化させるシンプルなレイアウト 上記はスクーが実際に配信しているニュースレターです。サービス利用者にオススメの授業を知ってもらうため、毎日配信を行っています。 デザイン面では、効率化と効果の最大化を測るために、メール内の文章量を少なくし、見栄えの良い授業の画像を使用しています。無駄な装飾を省いたシンプルなレイアウトだからこそ、伝えたいポイントがわかりやすいですね。 またスクーでは毎回メールのデザインをほとんど変えず、「どの授業をおすすめするのがいいのか」「メールの件名はどういうものが開封されやすいのか」、というところを毎回の配信結果から得られるデータを用いてメールの改善を行っているため、購読者に人気の授業(コンテンツ)の把握にもメール配信が活かされています。自ずと反応のいい配信タイミングも把握できますね。スクーでは朝、夕の通勤・帰宅時間を狙った配信だとメール内のリンククリック率がいいそうです。 人気コンテンツをメールで告知し、サイトに戻ってきてもらう ところでメール配信を担当されている方は、購読者に最も好まれるコンテンツが何なのか把握されていますか?前述の通り、スクーではメールのデザインを変えず、コンテンツとメールの件名を変えて日々の配信を行っているので、どんなコンテンツの開封率が高いのか、ということを把握することができます。 会社・ブランドのストロングポイントを理解することはメールマーケティングを効果的に行うのに大変有効で、人気のあるコンテンツを掲載することにより開封率を得ることができるばかりか、単体では開封されにくいコンテンツもあわせて掲載することで、それを知ってもらうことにもつながります。 またスクーではFacebookなどのソーシャルメディアに掲載するコンテンツの選択にもメールの配信結果を活用しています。 こういった施策は効果測定を行っていなければ、実践することができません。 メールの件名(それに伴うコンテンツ)だけに比較対象を絞ることで、より購読者に好まれるキーワード(開封して読んでもらいやすいもの)を見つけることができますね。事実、スクーはこの運用を繰り返すことで、今ではメールマーケティング施策開始時に比べて、高い時には7%ほどの開封率アップを実現させています。 スクーが行う、リピーターを増やすメール施策、参考になりましたでしょうか? メール配信を行うことで購読者の好みや属性を把握できるのもメールマーケティングの強みです。今回のメール施策の効果を高めるポイントはこちらです! 自社のコンテンツ(サービス)のストロングポイントを知り、それを活用する 画像で訴求する メールの結果を別の施策にも活かす それではまた、伏見でした。 // Webサービスのメール配信施策事例 購読者とのコミュニケーションで成果をあげるweblioのメール配信 【HTMLメールデザイン事例:Farmnote】画像で訴求する購読者に読みやすいメール メールの効果を実感できないメルマガ担当者必読!SENSEI NOTE 浅谷治希さんが語るお客様とのコミュニケーションを最大限引き出すメール配信 --- ### 購読者とのコミュニケーションで成果をあげるweblioのメール配信 - Published: 2016-04-23 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/ood-email-design-introduction-weblio/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは、コンテンツ担当の伏見です。毎月ユーザーさんが配信しているメールを紹介するこのコーナー。今回はオンライン総合辞書「weblio」を運営している、ウェブリオ株式会社(以降ウェブリオ)が配信する「ユーザーとのコミュニケーションを図ることで成果を上げる」メール施策をみなさんにご紹介します。 みなさん一度は目にしたことがあるのではないでしょうか? そうです、わからない英単語を調べるときなどにお世話になるあのサービスです。 ウェブリオは英和・和英辞典から派生して、近年ではオンライン英会話事業や留学・海外旅行の支援事業など、その業務内容は翻訳だけにとどまらず、まさに総合的な外国語サービスといった感じです。 weblioが展開するサービス weblio英会話 シルキー トラッター weblio英語翻訳 スマート翻訳 weblio英和和英辞典 ということで、サービスの新情報やキャンペーン告知などをメールで提供し、ユーザーとのコミュニケーションを図ることで成果を上げている、ウェブリオのメールマーケティング施策を実際のメールを見ながらチェックしてみましょう! 顧客との日々のコミュニケーションに役立つメール運用 現在ウェブリオでは「weblio単語帳」という無料/有料会員向けサービス、「weblio英会話」というSkypeを用いたオンライン英会話サービスに関してメール配信を行っています。 メール配信を行っているサービス名:weblio単語帳/weblio英会話 メールマーケティングの目的:ユーザーとのエンゲージメント強化 主な配信コンテンツ:英語学習に関連するコラム/サービスの新情報 目的達成への施策:配信先のセグメント、A/Bテスト ユーザーにとって読んでためになる情報をメールで送ることを心がけているウェブリオ。サービスの特性上、英語学習に関連するコラムをメールに掲載しています。 「この言い回しって英語だとなんて言うんだろう?」という疑問を抱くことが多々ある私にとって、こういったコンテンツはついつい読んでしまいそう。 このように、ある分野に興味のある人にとって、「うちの商品はこんなに素晴らしい」「他より安いからおひとつどうですか?」と言うよりも、その人が好む情報、すなわち読んでためになる情報を提供することで読者とのコミュニケーションが生まれるわけです。 A/Bテストで購読者の声を反映させ開封率を高めるメール配信 画像を要所に配置、テキストの間隔を十分空け、重要な箇所にはフォントの色を変えるといった工夫でとても読みやすいレイアウトのこのメール。 こちらのメールではシチュエーションに合わせたサービスの使い方を例として様々挙げています。いきなりセールストークを始めるのではなく、購読者の状況に合わせた使い方を提案することで、ここでも購読者とのコミュニケーションを図っています。 またウェブリオではメールマーケティング施策にあたり、様々なテストやリサーチを繰り返し行い、メール施策の効果を高めています。 例えば、メールのレイアウトを作り上げるために、同業他社のメール(特にアメリカなど海外の教育系サービス)を購読してデザインを参考にしたり、配信先をセグメントしています。 その他にもA/Bテストを頻繁に活用しています。 例えば、社内で上がったメールに掲載するコンテンツアイディアをA/Bテストを活用し開封率やリンクのクリック率の違いを検証し、より反応の良いものをメールで送っています。 テストを繰り返した結果、英語辞書の検索ランキングを紹介してみたり、あまり認知されていない機能の紹介をするより、英語に関する豆知識のコラムや、英単語に関するトリビアといった情報をメールに掲載した方が、5〜10%ほど開封率が上がったなど購読者により好んでもらえるメール配信を実現しています。 こういった施策を実践することで、ウェブリオでは実数として会員数の増加はもちろん、メールの感想がSNSやブログで評判されるまでになっています。メールでの購読者とのコミュニケーションが十分できているからこそ、こういった成果につながっているんですね。 セールストークってどうしても嫌煙されてしまいがちですよね。でもいざこちらが「売り手」になった時、気づいたらセールストーク全開で話をしていることも・・・。売り手の訴求したいことが必ずしも相手が求めていることとは限りませんね。 さいごに ウェブリオが実践するメールを活用した購読者とのコミュニケーション作り、参考になりましたでしょうか。 会員に対して、ただ一方的に送りつけるだけのメルマガの時代は終わりました。一方的に自分の言いたいことだけを相手に押し売りするのではなく、購読者がどんな人でどんなことを期待してメルマガを購読しているのかを考えた上で、メールを作成してみてください。メール施策の効果を高めるポイント メールのコンテンツは、徹底して購読者(=英語学習に興味のある人たち)に有益な情報を提供すること A/Bテストを活用し、購読者(サービス利用者)の好みのコンテンツを追求 同業他社のメールを購読してデザインの参考にする です。 ぜひ、ご活用してみてください。 類似目的の事例 メールの効果を実感できないメルマガ担当者必読!SENSEI NOTE 浅谷治希さんが語るお客様とのコミュニケーションを最大限引き出すメール配信 ※Benchmark Emailでは毎月1回メールマーケティングに関するブログをまとめたニュースレターを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録下さい! Powered by Benchmark Email --- ### IT企業必見!BtoBサービス企業のメールマーケティング勉強会レポート - Published: 2016-04-16 - Modified: 2021-08-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/report-of-btob-emailmarketing-seminar/ - Categories: セミナーレポート この度、Benchmark Emailでは「IT企業のBtoBメールマーケティング勉強会」というイベントを開催いたしました。 イベントでは顧客とのエンゲージメント強化、リードナーチャリングといった見込み顧客との関係性育成をメールを活用したマーケティング施策から成果を上げている企業の担当者を招いてのパネルディスカッションやグループワークなどを行いました。 BtoBビジネスを行っているIT企業にテーマを絞り、マーケティングオートメーションツールやメール配信システムを活用したメールマーケティングを行っている企業3社のご担当者様に登壇していただきました。 こちらのレポートでは当日の様子を登壇各社の施策実例に触れながらご紹介します。 メールマーケティングをこれからやってみようと思っている方、すでに実施しているが、なかなかうまく成果につながっていないという方必見です! エンゲージメント強化を実感しているメールマーケティング施策 イベントはパネルディスカッション、グループワークの2部構成で行われました。 前半のパネルディスカッションでは、登壇いただいた各企業のご担当者様から自社の施策を公開していただきました。 【当日の様子】 株式会社フィードフォース マーケティングチーム 谷垣 進也氏 エバーノート株式会社 Director of Marketing & Communications 上野 美香氏 株式会社スタディスト 執行役員 CMO 豆田 裕亮氏 ※株式会社スタディストの導入事例 送信リストの作成・管理にかかっていた30分を削減、きめ細かいサポートと効果の高いメールマーケティング体制を獲得した 当日はグループワークも実施。参加された方の実際のビジネスについて「理想的なメールマーケティング」をテーマにグループで考えていただきました。 今回の勉強会では登壇企業(=メールマーケティング上級者)、参加者(=学ぶ側)という立場ではなく、実際にメールマーケティング施策を行っていて、知見を持っているという方ばかりでした。そういった中でのグループワークは参加された方にとって自社の施策をまとめること、他社の施策を聞いて参考にするといった実践的な試みになったのではないでしょうか。 今後もBenchmark Emailではこういった生の施策や事例をイベントやブログを通してみなさんにお届けできればと思っております。以上、イベントレポートでした! 登壇企業が配信している実際のメールをチェック イベントに先駆けて、登壇企業を含む5社のメールマーケティング 施策をまとめた記事をTHE BRIDGEにて掲載いたしました。合わせてお読みください。 スタートアップが参考にすべきBtoBメールマーケティング事例5選 ※Benchmark Emailでは毎月1回メールマーケティングに関するブログをまとめたニュースレターを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録下さい! Powered by Benchmark Email --- ### 【HTMLメールデザイン事例:Farmnote】画像で訴求する購読者に読みやすいメール - Published: 2016-03-26 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/good-email-design-introduction-farmnote/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちはコンテンツ担当伏見です。2016年もあっという間に3月です。ということで、今年に入って3回目の成功メール紹介のお時間です。 今回ご紹介するのは、酪農・畜産向けクラウドサービス『Farmnote』を展開する、株式会社ファームノート様(以下、ファームノート)が配信しているメールデザインです。 「牧場を、手のひらに。」をビジョンに、どんなデバイスにも対応した情報管理サービスFarmnoteを展開しています。牛群の情報を管理、記録、分析が簡単にできてしまうという、まさに酪農家・農家さんにとってはIT革命といえるサービスです。 では、ここからは実際に配信されたメールを2通チェックしていきましょう。 伝わりやすさを体現するグラフィカルなメール作り クラウドサービスやアプリサービスを展開されている企業のメールマーケティング施策の目的として多いのが、サービスを利用されているユーザーのアクティブ率を高めたり、上位プランの購入を促すといったことです。こうした目的を達成させる上で、メール配信による定期的なコミュニケーション(エンゲージメント強化)作りはとても効果的なんです。 同社でも、ユーザーに興味を持ってもらえるよう、新機能リリースの告知やイベントの案内などを中心としたメールを送ることでユーザーのアクティブ率向上、上位プランへの購入に至ってもらうことを目的としています。 そしてこちらは新サービス発表後、サービス導入案内として配信されたメールです。 Farmnoteの機能を分かりやすく紹介するために、画像を多く活用していますね。活字では伝えることが難しい細かいニュアンスも、画像を使えば文章を考える必要がありません。実際の操作画面を見てもらうだけで伝わり方は大きく変わります! メール前半ではテキストを活用しサービス内容を説明、そして後半ではイメージ画像を並べておりテキスト、画像を互いに補わせたシンプルでわかりやすいメールデザインと言えますね。 ファームノートではつい最近までテキストベースのメールを配信されていたそうなのですが、「グラフィカルなメールを用いてよりサービスのことを知ってもらいたい!」というメール作成側の気持ちから画像を活用したメールに変更したそうです。 こういった画像を付けたHTMLメール作成に慣れていないと、「どんな画像を使うのがいいんだろう?」「レイアウトはどうすればいいのかな?」と色々悩んでしまい、結局普段から慣れ親しんでいるテキストベースのメールで終わらせてしまいがちですよね。ですが購読者にとってどちらが読みやすいメールなのかを考えることが第一です。 メールで綴る、季節のご挨拶 こちらは今年元日に配信した年賀メール。 最近ではメールで新年の挨拶を行う企業も増えてきていますね。画像で企業イメージをしっかりアピール出来るもの1つの理由でしょう。しかも紙の年賀状と違い、メール開封やリンククリックなどの効果測定がわかるので、「本当に読んでもらっているの?」という心配もありません。 近年のスマホの普及、SNSの台頭に伴い、コミュニケーションの方法が多様化していますが、数あるコミュニケーションツールの中でほぼ必ずと言っていいほどの人が所有しているのがメールアドレスです。また他のコミュニケーションツールに比べてメールの歴史は古く、生活に深く関係しているという背景があるからこそ、メールという身近にあるツールで新年のご挨拶を行うことがそれほど珍しいことではなくなってきているのではないでしょうか。 ということで、今回はキャンペーンメールの事例をご紹介しました。定期的な月一メールマガジンなどとは違ったアピールができるのも、このような単発のキャンペーンならでは。 このような機会に画像で思いを伝える訴求力の強いメール配信を試してみてはいかがでしょうか? ※Benchmark Emailでは毎月1回メールマーケティングに関するブログをまとめたニュースレターを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録下さい! Powered by Benchmark Email --- ### 他社メールマガジン大解剖:第4回 「Content Marketing Institute(CMI)」 - Published: 2016-03-20 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-series-by-nakayama-04-cmi/ - Categories: HTMLメールデザイン みなさんこんにちは、ラウンドナップ・コンサルティングの中山です。今回の他社メールマガジン大解剖は、CMIの略称でWebマーケティング界では有名な、「Content Marketing Institute」をご紹介します。 CMI、直訳すると「コンテンツ・マーケティング協会」でしょうか。その名の通り「コンテンツ・マーケティング」に関する教育や研修活動やイベントの開催、コンサルティング、情報発信などを行っている団体です。 私がインバウンド・マーケティングやパーミッション・マーケティングと共にコンテンツ・マーケティングに触れた時に、最初に読み漁ったサイトの1つがCMIでした。私自身2005年から、営業をしない完全インバウンド型・ホームページ集客のみで売上をあげる会社でマーケティングに携わっていたので、非常に興味深く読み込んだ記憶があります。 恐らく日本でコンテンツ戦略に関わっている方は、一度は目にしたことの有るものではないでしょうか。CMIのサイトはこちらです。 日本では、言葉として曖昧すぎる「コンテンツ・マーケティング」ですが、大きな枠組としては、コンテンツを使ってブランドを認知させてファンを作っていく。あるいは潜在客を見込み客にし、フォローして初回客にし、顧客化する。そのステップを踏んでもらうために、コンテンツを使う。そういったマーケティング手法のことです。 これを簡単に説明すると 1. 潜在的なお客さんが興味を持つコンテンツを作り、検索エンジンやソーシャルメディアで見つけてもらう(認知) 2. そのコンテンツを読んだ後に、もっと他のコンテンツも見たいと思ってもらう 3. そのためにRSSやメールマガジンなどを利用してリーチできるようにする 4. その後徐々にコンテンツを見てもらい、興味を持ってもらう。言ってみれば「欲望のコップに水を注ぎ続ける」 5. 「そしてある一定のラインを越えると、お客さんのコップから水があふれるので、そのタイミングを狙って、キャンペーンなどのオファーを出し、初回購買を発生させる。 6. その後は顧客化(CMI的にはエバンジェリスト)するために、アフターフォローやクロスセル(ある商品の購入に合わせて別の商品も買ってもらうこと)・アップセル(より上位の商品、サービスの購入に至ってもらうこと)を行っていく ... という流れのことです。 コンテンツ・マーケティングのキモは「お客さんの頭の中を把握し、それに合わせてコンテンツをぶつけて、吸収してもらう」ことにあります。 なので、今の価値観が多様化している日本のマーケティングでは必須の考え方なんですね。 そういった意味でも今回のメールマガジン大解剖をご覧頂ければと思います。 では早速見ていきましょう。 Content Marketing Institute の配信曜日・時間などの特徴 まず配信タイミングです。主にCMIはブログのアップ情報やイベント情報などをメールで配信しています。いわゆる売り込みではなく「お役立ち情報」がメインです。 例えばこんなメールです。 2016年のコンテンツ・マーケティングに役立つツールキット「23のチェックリストとテンプレートとガイド」という記事を紹介しています。また、その記事の中では関連記事として「コンテンツマーケティングを成功に導く14のチェックリスト・スコアボード・ワークシート」「SEOチェックリスト完全版:あなたのコンテンツマーケティング計画を成功に導く15のステップ」などの記事を関連記事として紹介しています。基本的にイベントなどがなければ、こういった記事の紹介がメインです。 配信時間・曜日 配信時間は、朝8時〜12時の間に殆どが配信されています。 土日も含めて毎日朝8時〜12時の間にかけて配信されています。 全ての曜日でこの状態です。曜日ごとの差はあまりありませんが、強いて言えば金曜日、土曜日の配信数が比較的多いようです。ただ、そこまで圧倒的に多いわけではありません。 想定される狙い この時間帯、8時から12時の配信は、通勤時間というよりは仕事が始まる前ないし始まってすぐにメールが届くような時間帯です。恐らくですがオフィスで読まれることを想定していると思います。 日本の場合、ニュースサイト系やブログの通知メルマガは通勤時間帯を狙って送ることが多いので7時から9時の間に送られることが多いです。これは、日本と例えばアメリカなど北米の通勤事情の違いも関係しているかもしれないので一概になんとも言えない部分ではあります。 例えばアメリカは、統計や地域によっていろいろありますが、圧倒的に車通勤が多いようです。なので通勤中にメールを見るというのは日本に比べるとかなり人数が少ないと思うんですね。Podcastなどが好まれる背景にもなっているかもしれません。 なので、通勤時間ではなく朝方の一番に読んで頂けるような習慣づくりを狙っているのかなと推測します。そう考えると妥当な時間帯の配信といえるかもしれません。(こういった国ごとの事情はデータを読み解く際には重要です) なぜ毎日情報を送り続けるのか なぜ有用な情報を毎日送り続けることに意味があるのでしょうか。 それは、コンテンツを通じて最終的にファンになってもらうためには、その企業のことを知ってもらい、共感してもらうことが重要だからです。そして、そのためには、相手の心を開かなければなりません。 言い換えるとCMIは「潜在客を見込み客に、そして初回客にする」という見込み客育成(リードナーチャリング)のためにメールマガジンを使っています。 人間、自分が嫌ではない形で何度も接触してくる人に対しては親しみや信頼感が自然と湧くと言われています。昔の営業マンが何度も足繁くお客さんのもとに通って、御用聞きだったり、最近の旬の情報などを伝えたりしていたのも、それを狙ってのことです。 しかし、足繁く通うことを「たくさん行けば買ってもらえる」という意味だと勘違いして、何度も売り込みに行ったら追い出されます。同じように毎日セールや売り込みのメールが来たら、恐らくすぐに配信解除されてしまうでしょう。ショッピングモール系がやってしまいがちな過ちです。 そうではなく、相手が欲しがるものを定期的にただただプレゼントする。自分が知りたい情報がどんどん送られてきて、しかも邪魔な売り込みが殆ど無い。この状況になると、じわじわと送り手に対して心が開かれていきます。 CMIもそうですが、コンテンツ・マーケティングということを意識した上でメールマガジンを配信している企業はこういう考え方をしています。だからいつも決まった時間に、相手が習慣付くように、有用な情報だけを流しているんですね。ここが大事です。 そして、時々売り込む(更に情報を得ようとする) そして、時々以下のようにeBookあるいはセミナー等の情報を流します。 これが時々なので、あまり悪い気持にはなりません。いつも有益な情報をもらっているので、むしろ興味がわきます。 しかし大概の場合こういったeBookのダウンロードやオンラインセミナーへの登録には、結構突っ込んだ個人情報を入力しないといけません。例えばそれは住所や電話番号です。信頼関係ができていれば、相手はそれをためらわず入力してくれます。 しかし考えてみてください。もし毎回こういった「個人情報をもらおうとするeBookなどのオファー」ばかり来ていたら、欲しいと思うでしょうか。きっと思わないのではないでしょうか。だから、毎回お役立ち情報を流しているんです。信頼関係を作っておけば、ここで興味を持ち個人情報を教えてくれるんですね。 成約率は高くなる 個人情報を取得でき、購読者個人の特定ができるようになった後は、CMIとしてはいろいろ売り込みたいものはあるので、セミナーの案内や個別の相談問合せの勧めなどを、企業の担当者宛てに送ります。相手も個人情報を教えていますし、CMIは過去のメール開封履歴や会社の名前などから得られる情報で、かなり相手のニーズや希望を特定できているので、成約率は高くなります。 このようなステップを踏んで、自然と成約させていく。それがコンテンツ・マーケティングの基本的な流れです。CMIはそれを忠実に行っているので、興味が有る方は一度メルマガ購読から初めてみてください。英語なので、最後のオファーが来るかは分かりませんが... (日本にエージェントはいないと思うので) メールマガジンの最も効果的な使い方はこのような「リード育成」 今の時代、メルマガをたくさん送って売り込んでも売れません。そればかりか嫌われますし、SNSで悪い評判が一気に広がります。いま目の前の見込み客だけではなく、その回りにいるたくさんの潜在客まで失ってしまいます。 コンテンツを使って、相手の信頼を得ながら成約に持っていく仕組みづくりはとても重要です。その中で、メールは特別な存在です。 どういうことかというと、どんなに優れたコンテンツも、基本的にはPULL型、見られるのをただ待つしかありません。しかしメルマガだけはメールアドレスさえ貰えればこちらからPUSHできるのです。 そしてその強みを生かすことができる機能として海外のメール配信ツールはオートレスポンダー(日本で言うステップメール)機能が標準で付いているのが当たり前です。それだけ重要性があることが認知されているということなのかもしれません。日本の場合、オプション機能のことが多いですね。この辺りが、意識の違いだと思います。 CMIのメールマーケティングは、今必要なマーケティングの仕組みづくりを体感するために非常に有効です。一緒にインバウンド・マーケティングという言葉の生みの親であるHubSpotのメルマガも読むと良いかもしれません。 「今回のCMIの事例は、業界分析や活用例というよりも根本的な「今必要とされるマーケティング」を実現するための材料です。ぜひ、実際にサイトやメルマガを見て、感じてみてください。」 弊社のメルマガも、売り込みはほぼゼロです。たまに「追伸」で告知するだけです。でもそれで成約します。同じことです。Webサイトを制作するときも、お客さんの信頼感を得ながら判断基準を与えて「選んでもらう」「自分から欲しいと言ってもらう」ために必要なコンテンツと導線を考えます。ひたすら売り込むよその形の方が反応は確実に上です。今は売り込んでも売れません。 ぜひ、ご参考にして頂き、第一歩を踏み出して頂ければと思います。リストが既に有る方なら、お来る内容を売り込みから情報発信+時々売り込み、に変えるだけでお客さんの動きの変化が体感できると思います。 それでは今回の記事は以上です。 他社メールマガジン大解剖シリーズ 第1回:Clinique(クリニーク) 第2回:Costco(コストコ) 第3回:Buffer(バッファー) ※Benchmark Emailでは毎月1回メールマーケティングに関するブログをまとめたニュースレターを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録下さい! Powered by Benchmark Email --- ### メールマーケティング:4つの重要なコツ - Published: 2016-03-11 - Modified: 2020-10-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/4-great-email-campaign-tips/ - Categories: メールマーケティング メールマーケティング:4つの重要なコツ メールマーケティング のマニュアルやハウツー資料では、『メールの到達率を高めるにはどうするか?』『どのような件名にするのか?』『受信者にメールを開いてもらうにはどうしたらいいのか?』など1つのことに焦点をあてがちです。 私たちのアプローチは少し異なり、ここでは4つの基本であり非常に重要である4つのコツをご紹介します。 では見てみましょう。 Google Analyticsを使って全体像を把握する インターネットを頻繁に使う人であれば、Google アナリティクスを聞いたことがある人も多いと思います。メールマーケティングにこのようなサービスを連携させるのは少し大掛かりな感じがしますが、顧客がメルマガ内にあるリンクをクリックした後に、どのような動きをしたかを把握する為に利用する必要があります。どのページを見たか、どの商品を購入したか、ショッピングカートまで行き購入を止めたか、どのページでサイトを見るのを終了したかまでわかります。リンククリック詳細は顧客動向を把握できる良い機能ですが、多くの購読者がメールをプレビュー画面で確認しており、それがメール開封率に反映されていることを忘れないように 送信元アドレスのアカウントを頻繁に確認する メルマガキャンペーンを作成し配信を行い配信結果を分析することは簡単です。しかし、配信したHTMLメールへの対応はどうですか?メール配信が終了した時点が、受信側の確認終了ではないことを覚えておいて下さい。 よくあることですが、メール受信者は送信元に返信をし、商品についてさらに質問してきたりします。 購読者によっては、送信元メールに直接購読停止の依頼をメールをする場合もあります。送信元のアドレスを頻繁に確認していますか?メルマガキャンペーンからの要求や反応など全てに対応している事を今一度確かめて下さい。一人の購読停止希望者を見落とすだけでも、スパム苦情に繋がることを忘れないで下さい。 メールをセグメントし顧客へのアップセルアクションを起こす Googleアナリティックス(上記参照)を利用すると、サイトに誰がどの商品を見に来たかだけでなく、顧客リストに新たなセグメンテーションを行うことが出来ます。最も反応がある顧客が一度わかれば、セグメントリストを作成しメール配信することが出来ます。例えば、顧客があなたのサイトで商品を購入もしくはある商品のページを頻繁に見ていたり、長い時間をかけて見ている場合、それらの情報から顧客のセグメントを作成することが出来ます。このセグメントに対してメール配信を行い、 その商品に関連した高額であり、関連したアップセル商品を仕掛けることができます。 あまりにも自分に関係のない情報が配信されてくることがメルマガを購読停止する理由であったことが最近の調査でわかりました。 メルマガ購読者の多くは、 このセグメントを利用したメール配信が行わられることで、自分に関係している情報を得る事になります。 メルマガのアーカイブを作成する メルマガのアーカイブは、過去のメルマガを確認することが出来るだけではなく、誰もが検索エンジンで見つけることが出来る静的ページ(スタティックページ)です。アーカイブを活用するポイントは以下の2つです。まず1つ目は、今まで配信した古いメルマガから新しいメルマガまで全てをウェブサイトに掲載することです。過去のメルマガであってもその企業がどういう企業で、これまでどういう活動をし、どのような製品を販売しているのかを把握することができる良い情報となります。2つ目はアーカイブのメインページにメルマガ登録フォームを設置することです。検索エンジンからやってきた人々を新たな購読者として得る絶好のチャンスです。 --- ### メール認証:メールマーケティングガイド - Published: 2016-03-11 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-authentication/ - Categories: メールマーケティング メール認証:メールマーケティングガイド メールマーケティングにおいて、メール認証は受信トレイに入ってしまう数多くのスパム・迷惑メールの存在よりも大きな論点となりつつあります。なぜなら、迷惑メールは受信トレイに紛れ込んだ単なる必要のないメールとして認識されて終わりですが、、なりすましメールはスパマー(迷惑メール送信者)として迷惑メールの配信履歴のない健全な第三者の名前を勝手に語り、その評判を著しく下げてしまうためです。 例を挙げてみましょう。過去に送信者名に有名な企業名が表示されているにも関わらず、偽造品のロレックスやサプリメント等の売り込みをする内容のメールを受け取ったことはありませんか?これがなりすましメールです。相手に開封をさせてるために、評判の良い名前を偽造しているのです。もしこれがあなたの名前・企業名が使われていた場合、スパムとして報告されるのはあなたの名前になってしまいます。 このなりすましを防ぐ唯一の手段とされているのが「メール認証」です。 認証:様々なタイプ メール認証とは各送信者が本人かどうか、メールや ニュースレター発信元を検証するプロセスのことを指します。例えば、実際はそんなプロモーションを行っていないにもかかわらず、あなたの会社が誰でも簡単に年収が上がる講座を宣伝しているという噂が流れたとします。でも、ご安心を メール認証を行うことで、メールサービスプロバイダー(ISP)が様々なデータを確認し、既に記録されている過去のあなたの配信データと照らし合わせ、このようななりすましメールを送信されないよう直ちにメールをブロックする事が出来るのです。 ひょっとすると「メール認証なんて面倒なこと、どうしてやらなきゃいけないの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。・・・ですがちょっと考えみてください。メールサービスプロバイダーは毎日何億ものメールを管理しています。つまり、それらすべてのメールを一通ずつヘッダー部分や送信者欄といったすべての項目を確認して受信トレイに届けることが不可能ということなのです。ですからメール認証を行うことはすべてのメールマーケティング担当者にとって自社の評判を維持する上でマストなのです。 現在下記の3つの方法でメール認証を行うことが出来ます。:SPF、DKIM、Sender ID SPFレコード SPF(Sender Policy Framework)とは電子メールの送信元ドメインが詐称されていないかを検査する最も一般的なメール認証方法の一つです。ユーザーのすべての送信メールのデータを持ったメールサービスプロバイダーを提供します。 送信時にメールがメールサービスプロバイダーを経由した時、ESP※1がメール内の情報とホストとしての送信者の情報を照合します。この情報には以前にどのような分野でのメール送信、利用履歴があったのか等のDNS※2データ等も含まれています。 万が一、送信元が匿名だったり、実際のホストからのものでなかった等、データが一致しなかった場合、ESPが受信トレイにメールが届いてしまうことをブロックし、スパム苦情の可能性を取り除きます。 DKIM DKIM※3はESPによってメールに付属しているDNSレコードをチェックする方法です。もしDNSレコードが一致しなかった場合、ESPは直ちにそのメールをブロックします。 Sender ID Sender ID※4は少し違うだけでSPFとほぼ同様のものとして認識されています。どちらもESPが把握している情報と一致したデータを持ったメールを検査、認証するという機能を果たしています。 メール認証に関する議題 ESPに関する最大の論点はメールアドレスがどのように取り扱われているのかという点です。 例えば、GmailやYahooでは同じ方法でメール認証テストを行っており、これをパス出来なかったメールをなりすましの判断基準としています。またメールをブロックするよう設定することが可能で、これにより偽造されたヘッダーや送信ホストなどのデータを素早く、簡潔に処理することができます。 一方でMSNメール(Hotmail)やAOLは全く違った方法を使って判断しています。送信元が特定できなかったり、違ったルートを経由した本文を含んでいるメールを基準としています。 ここでの大きな問題は、何千と言うメールサービスが世の中に存在し、そのいくつかはメール認証を一切行わないという点です。このような状況下では送信した覚えのないセールスメールが、あなたの名前を使って送信される恐れが出てきます。 一方で良いニュースとしてESPがメール認証における標準機能とされていることです。大部分のメールユーザーがESPを使ってデータをチェックすることで、メール認証は偽装のリスクを低下させるだけでなく、ネット上での評価を保つことが出来る手段として大いに期待されています。 メール認証履歴を表示することで、スパマーではないことを証明し、スパムや迷惑メールとして報告されるリスクを低下させる観点において小規模メールサービスにとってもこれは絶好のチャンスと言えます。 解決策としての認証 残念なことに、金銭や宝くじを要求するのが一般的なフィッシングでしたが、最近ではフィッシングの質そのものが向上され、見抜くのが難しくなってきているという印象を強く受けます。メールマーケティング担当者に偽のメール認証を要求する以前のフィッシングに比べて、よりクリエイティブで教育されたフィッシング詐欺を目の当たりにすることが決して珍しいことではなくなってきています。 この新型フィッシング詐欺はヘッダーや送信元データに任意の会社のタイプを作成、記載しIDをマッチさせることが出来るのです。例えばあなたが小さな銀行の経営者だとして、あなたのメールIDを不正に利用し、あたかも正当な送信者であるかのようになりすますことでお客様に銀行口座情報を聞き取ることが出来てしまうのです。 そうなれば偽造メールはなくなり、記載された送信先からの連絡だと信頼ができるようになり、メールの信用性は確かなものとなるはずです。 上記のような理由、またはその他システムを攻撃してくるスパマーへの対策として、1つもしくは2つのメール認証の実施を推奨しております。なりすましメールなどの脅威から身を守りたい、メールマーケティングにおいてその評価を下げたくないのであればメール認証を必ず行いましょう! ESP※1 Encapsulating Security Payloadの略。各メールヘッダー部分に付属の通信内容を暗号化する仕組み。これによりその暗号を読み取り、データが正しい物なのかをチェックすることが出来るというもの。 DNS※2 ネット上でのドメイン名とIPアドレスを対応づけるしくみ。インターネットの住所録の様なもの。DNSは無数に存在するサーバー群にアクセスすることで、ドメイン名(ホスト名)からIPアドレスを検索したり、メールアドレスから送信先メールサーバを特定したりし ます。 DKIM※3 Domain Keys Identified Mailの略。受信した電子メールが「正当な送信者から送信された改ざんされていないメール」かどうかを調べることができる電子署名方式の送信ドメイン認証技術です。 例えて言うと、メールにパスポートを持たせ、受信時にメールが持っているパスポートをチェック、本当の送信者から発行されたパスポートなのか、メールが正しいものなのかを調べる仕組みを言います。 Sender ID※4 あるドメインのメールを送信することができる正規のサーバーのIPアドレスをリストして管理することが出来ます。そのドメインと無関係なメールサーバを利用してなりすましメールを送信しようとすると、受信側でそれを検出し自動的に受け取りを拒否することができるシステムです。 --- ### メールアンケート:簡単なデータ収集方法 - Published: 2016-03-11 - Modified: 2022-11-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/gathering-data-the-easy-way/ - Categories: メールマーケティング メールアンケート:簡単なデータ収集方法 マーケタ―にとって、メールほどテクニックを必要としないツールはありません。反応が早く、コストも安く、じっくりデータ分析もできます。しかし、メールマーケティングがまだまだ生かされていない部分があります。顧客のデータ収集を簡単にできる素晴らしいツールであるにも関わらず、残念ながら有効活用されていません。それは「アンケート&投票機能」です。 メールアンケートを送ったり、ウェブサイトで投票を行うことで、通常の郵便や電話調査を行う必要もありません。コスト削減ができ、購読者との関係を維持しながら、顧客の考えをいかにケアしているかを理解してもらえることにもなるのです。さらに続きをどうぞ。 アンケート&投票機能:活用方法 アンケートを利用することで何ができるか?こちらをご覧ください。 商品やサービスに対するフィードバック 商品ラインナップの向上、季節商品やサービスの向上 カスタマーサービスが顧客ニーズに合っているのか 一番の売れ筋商品はどれか 商品やサービスの利用方法 顧客が求める商品 特別イベントやセールのフィードバック 商品販促やウェブサイトの向上 上記はほんの一例です。アンケートを使って顧客の生の声を聞き、それを元にビジネス展開をしましょ Benchmark EmailではProプラン以上(旧プランの場合、リストプラン及び配信数プラン)より、オンラインアンケート&投票機能が利用出来ますので、ウェブサイトに設置したり、メールで配信することができます。この自由にカスタマイズできるアンケート機能は、 ロゴを使用したり、独自のアンケートフォーマットを作成することができビジネスに合わせたデザインにすることが可能です メールアンケート vs ウェブアンケート メールにしろウェブ上にしろ、アンケートや投票を行うことは非常に効果的です。貴重なデータを収集するのにどちらも有効ですが、いくつか違いがあります。 メールアンケートの利点 顧客にとっては、アンケートや投票が、まるで商品やサービスに対する新しいフィードバックをする機会として見てもらえる 顧客ニーズや興味に合わせて異なったアンケートや投票を送ることができる 多くの顧客に返答してもらえば、それだけメールサービスプロバイダーにいい印象を与えられる 商品販促としての特別レイアウトを作成し、メール内にアンケートリンクを挿入することが出来ます。商品プローモーションとアンケートが同時に可能。 ウェブアンケートの利点 サイト内に設置することで、顧客以外からも含め、様々なデータ収集が可能 好きな期間だけサイトに設置可能。また、メールのように埋もれてしまう心配もありません メールのようにリンクをクリックしてもらってらい、アンケートページに行ってもらう必要がない 長期間調査を実施することができ、それを改良することや、アンケートの結果がうまく反映できているかどうか見ることができる メールで配信するのか、サイトに設置するのか、迷っていますか?両方実施してみてはどうでしょうか。リアルタイムで両方の結果を比べてみてください。ただ、ウェブアンケートは新規メール購読者を集める目的で利用すると良いでしょう。 アンケートと投票のコツ メールにしてもウェブにしても、アンケートや投票に返答してもらうにはコツがあります。成功させるコツについて、こちらをご覧ください。 アンケートは短めに有効なデータを集めるために一番いいのは、アンケートをできるだけ短くすることです。仮に、顧客に対しての質問が20個あるとしましょう。それをメールで送るわけですが、その場合は、何週間か、あるいは一カ月ほどかけたとしても3つか4つに分けるのが賢明です。ウェブ上に載せる場合は、もう少し臨機応変にできます。アンケートを2つに分けたり、インセンティブを設けて、最後までアンケートに答えてもらえるようにしましょう。 アンケートにかかる時間を考慮する アンケート調査の大敵は時間です。記述式や、5,6ページにも渡るアンケートに人は答えたがらないものです。このようなアンケートに答えるには少なくても5分以上、あるいは1時間もかかってしまうかもしれません。手短に、簡単に答えられるアンケートにしてください。アンケートは最大で3分以内のものにし、おおよその目安の時間を表記し、先に何問ほどのアンケートであるかを伝えましょう。あらかじめ20問あるとうことがわかっていれば、それで問題はありません。自分がどれぐらいの質問に答えるのか事前にわかっていれば、快くアンケートに答えてくれるでしょう。 インセンティブで誘導する 人は物で動くものではない、と言いたいところですが、現実は、目の前に何か見せられたら、それによって行動を起こすことはよくあります。アンケート調査も例外ではありません。アンケートに答えてもらうかわりに、インセンティブを提供しましょう。割引や、ホワイトペーパー、特別なハウツーガイド、他にも考えられるものがあればそれでも結構です。要は、物で誘導する、ということです。サイトで簡単に10%オフのクーポンを手に入れられるなら、さらに10%オフを上乗せするのです。そうすれば、アンケートに答えた人は、20%のディスカウントを受けることができます。 できる限り選択肢を与える 複数選択式やYes/No形式ももちろん使用して構いません。文字通り、ワンクリックすることで全ての質問に簡単に答えられます。しかし、さらにもっと細かく答えたい、それ以上に言いたいことがある、という人もいるため、重要な意見を取りこぼすかもしれません。そういった顧客ニーズも無視しないようにしましょう。各設問の後に空欄を設け、さらに詳細を書き込めるようにしてください。 感謝する事を忘れない ここで本音を。何かをするため自分の時間を割いたことに対して、感謝の意を示されて嫌な思いをする顧客がいるでしょうか?ちょっとしたことですが、感謝する事で、「やってもらって当然」という態度ではなく顧客を大切にしていることが伝わり満足してもらえることでしょう。アンケートの最後にはお礼の言葉を添えてください。アンケートに答えてもらったことに対しての感謝だけでなく、そのアンケート調査が、今後のサービスや商品の向上にいかに有効かということを伝えるようにしましょう。 顧客目線で実施する メールマーケティングや広告で難しいことのひとつは、顧客を置いてきぼりにせず、一人よがりにならないようにすることです。アンケートの最後にメッセージを添えることで、アンケートの答えがいかに重要で価値があるかを伝えることができます。つまりは、顧客の声が今後のビジネス展開に関わってくるのだということを伝えることができるのです。これによってどの顧客も悪い気はせず、自分も今後に関わっていると感じられるはずです。これまであげたコツを実践すれば、もっとアンケートに関心を持ってもらえることでしょう。 メールやウェブアンケートは、格安で簡単に行うことができ、それでいて今後のビジネス展開に有効な、膨大なデータを集めることができます。アンケート調査をしたことがない、データを元にしてビジネス展開をしたことがない、という方は、今がその絶好の機会です! --- ### 迷惑メールフィルター: セキュリティの実情 - Published: 2016-03-11 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/the-truth-about-email-marketing-gatekeepers/ - Categories: メールマーケティング 迷惑メールフィルター: セキュリティの実情 迷惑メールフィルターというのは興味深いものです。メールサービスにより基準は変わりますが、随時ルールが変更されます。しかし中には変わらない重要なルールもあります。キャンペーンを行う際にこれらを心に留めておくことで配信率をあげることができ、業界の基準値である『配信数の20%が受信箱に届かない』に対し、より良い結果をもたらすことが出来ます。 どのような言葉が迷惑メールフィルターに引っかかるのか分かりづらい、という方のために、確実にに引っかかるもの、引っかかる可能性のあるものを含め挙げて行きましょう。 迷惑メールフィルターに確実に引っかかる言葉やフレーズ Cash Millions Money Earn your degree Reduce debt Bad credit Home mortgage Easy income Problem with shipping Work from home Problem with your order Lottery Cialis, Viagra and the like Pay your bills Cheap meds Free laptop Weight loss Job alert As seen on Oprah Foreclosure Replica watches Bankruptcy Gift card Timeshare Diet そして以下は、確実とは言わないまでも、引っかかる可能性のある言葉やフレーズです。上記にある言葉は使用していないとしても、これら下記の言葉は使用しがちでしょう。: 迷惑メールフィルターに引っかかる可能性のある言葉やフレーズ: Take our survey Huge sale Discount coupon % off Store credit Holiday savings Huge deals Free gift Free download Free shipping Discount shipping Regarding your order 記号や緊急を装ったもの、等: 迷惑メールフィルターは、莫大な数の言葉やフレーズを識別しますが、記号や、全てを大文字表記したもの、大げさに緊急性を煽るものなど、特に件名についてフィルターにかけます。以下にあげているようなことを行っていると、確実にメールはゴミ箱行きです。: 大げさな言葉や全大文字表記をしている(あるいは両方している) 「 SUPER SALE! ! ! ! ! (大特価)」「 INCREDIBLE DEALS(超お買い得!)」「 YOU WON'T FIND THIS ANYWHERE ELSE! ! ! ! (他ではありえません!!!)」などを使用しているとしたら、メールは破棄されてしまうことでしょう。まず届かないでしょう。 ドルマークや感嘆符などを使っている 感嘆符同様、ドルマーク($)や円(¥)マークは件名に決して使用しないようにしてください。これらの使用は迷惑メールフィルターに引っかかるリスクが高くなります。 焦らせるような言葉を使用している 「 buy this now! ! ! ! (今すぐご購入を!!!)」「 Deal ends tomorrow! Don't wait! ! (明日までの特別ご奉仕!)」などが効果があるとお思いでしたら、もう一度よくお考えください。プレッシャーをかけるような表現はスパマーが使用する古い方法です 機転を利かせて迷惑メールフィルターを避ける これら迷惑メールフィルターに引っかかるリスクのある言葉やフレーズ、文章のスタイルを見ていくと、「もう勘弁してくれ」という気持ちになり、フィルターを回避するのは無理なのではないかと思えてくるかもしれません。しかしご心配なく。ちょっとした機転を利かせることでそれを可能にすることができるのです。 最も基本的なことは、件名に力を入れることです。件名というのは、メールを迷惑メールフィルターに引っかからないようにするために非常に重要な役割を果たします。伝えたいことを文章にすることに時間をかけ、フィルターに引っかかるような目立つ言葉は使用しないようにしてください。 以下、3つの例をご覧ください。: 悪い例 (明らかに迷惑メールになるもの): 当店のホリデーセールでご購入されれば50%オフ! 良い例(短くて的を得ている): この春に向けて手に入れよう:ハンドバッグ、半額 悪い例 (長すぎてつまらない): シャベルやグローブなど、ガーデニングツールが全てお値段割引 良い例 (効果のある内容を提供する): 売れ筋トップ10の商品でらくらくガーデニング 悪い例 (専門的すぎる): チップとデラックスK40サウンドカード、セール中 良い例 (創造性があり面白い): 毎年恒例のセール:パソコンのスピードアップといい音をゲットしよう フォーマットについてのコツ 迷惑メールフィルターを避けたいなら、いくつか覚えておいていただきたいことがあります。以下、ご覧ください。: 件名は重要。迷惑メールフィルターに引っかかるような言葉を避ければ、半分はメールマーケティングを制したようなもの。 一枚の写真や画像と文章がほんの少しというようなメールを配信しない。迷惑メールにはこういったものが多いため、同じようなフォーマットは避ける。効果的な内容を配信する。 コードはわかりやすくし、HTMLコードを設定する時間を惜しまない。コーディングによって迷惑メールフィルターが混乱し、その他の迷惑メールと一緒にはじかれることがよくあります。 スパムチェックを使用する。相手にメールが届かない可能性のある言葉があると警告してくれます。Benchmarkではメール作成画面にてスパムチェック機能をご用意しているので、お客様のレイアウトやコピー、メール配信する前にどれくらいの確率でフィルターに引っかかる可能性があるかチェックができます。以下、いくつかサンプルを ご覧ください。 メール作成が終了したら、スパムチェックボタンをクリックしてください。これにより、メール配信率を下げるような言葉やリンクを確認することが出来ます。 開封率の経過を見る 一週間目の配信が開封率30%で、次の週の配信が10%に下がったとしたら、それはどういうことなのか?おそらく迷惑メールフィルターに引っかかる言葉が多すぎです。またデータが大きすぎるメールは相手にはおそらく届きません。 エラーをチェックする エラー率は、問題があるかを確認する重要なポイントです。通常よりも数が多かったとしたら、少なくとも、なぜそのメールがプロバイダーによって拒否されたのかについてのレポートが含まれている可能性があり、それを分析するいいチャンスになります。 IPアドレスをチェックし、それがブラックリストに載っているかどうか確認する 開封率の下がり方があまりに急激だとしたら、迷惑メールとして扱われている可能性が高く、IPアドレスがブラックリストに載っている可能性があります。これをチェックするのは簡単です。www. blacklistedip. comのようなサイトに行き、お客様のIPアドレスを打ち込んで確認することをおすすめします。もしブラックリストに載っていたら、プロバイダーに連絡して解決方法を確認してください。 マーケタ―として迷惑メールフィルターをかわすのは、ある意味芸術の域とも言えるでしょう。簡単にいくとは限りませんが、いったん効果的な方法をものにし毎回それに従っていけば、問題なく安定した開封率を築くことができるはずです。 BenchmarkはHabeasやEmail Sender & Provider Coalitionを含む組織/団体と、高配信率を維持するための努力をしています。なぜBenchmarkでは迷惑メールフィルターにこれほど対応できるのか、こちらをご覧になればおわかりいただけるでしょう。 --- ### HTMLメールフォーマット:Mistakes and Fixes - Published: 2016-03-11 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/html-email-formatting-mistakes-and-fixes/ - Categories: メールマーケティング HTMLメールフォーマット:Mistakes and Fixes メールやメルマガは、文章や余白、画像やリンクなどの体裁が整っているべきものですが、いかに多くのマーケタ―が間違いを犯しているかに驚くかもしれません。 画像だらけのメールを、Benchmarkではこれまで数多く目にしてきました。 こちらを読めば、それを正すことができます。今回は、HTMLフォーマットの典型的なエラーや間違いをリストアップし、それをどのように修正すべきかご紹介しています。ご自分のやり方が合っているかどうか疑問がある方は、さらに読み進めてください。たいていの場合、間違ったやり方をしているものです。 Mistake #1: 画像やグラフィックだらけで、文章が少なすぎる 画像やグラフィックだらけで、文章が少なすぎる画像だらけ(あるいはたったひとつの大画像の場合もありますが)で文章はほとんどなし、といった多くの迷惑メールを、これまでも受け取ってきたことと思います。こういったメールは見た目には良くても、フィルターでスパムとしてはじかれてしまうということを念頭に入れてください。文章の少ない重すぎる画像のメールも同様です。 では、どうすべきでしょうか?続きをどうぞ。 文章をもっと入れられるように画像は小さめに!Yahooメールやメルマガにはバランスが必要です。小さめの画像にすることです。 必要ならばサムネイルを使用する。 サムネイルをクリックすると、HTMLメールやメルマガのウェブバージョンへとリンクバックします。こうすることで、画像を含んだメールやメルマガ全体をウェブバージョンで見ることができます。 素材を精選する。 数行の文章と1,2個の画像だけにする場合、よく選んでから、同じ画像を継続して使用するようにしてください。その他の画像はまた改めて使用することもできます。 容量の大きい画像やイメージファイルでメール配信しない。 メルマガの内容には文章が必要です。購読者は、文章内のキーワードを見て、受信箱にメールを残すかどうかを決めるものです。画像のみのメールは、はじかれると思ってください。 Mistake #2: プレビュー画面を念頭においていない 昔なら、メールは受信した時点で全文を見ることができたので、長めのメルマガを配信しても問題はありませんでした。しかし今は違います。たいていのメールプロバイダーはプレビュー画面を採用しており、ほとんどの購読者はほんの数インチのプレビュー画面でメールをまず見ることになります。 そのため、その数インチのプレビューで購読者にメールを開封させ、読んでもらわなければならないのです。プレビュー画面にうまく対処するためのコツをいくつかご紹介しましょう。 伝えたい内容を最初に持ってくる。メールの最初に「呼びかけ」のフレーズや重要なセールスの情報を載せれば、まさにそれがプレビュー画面で購読者の目に触れることになります。購読者の興味を引くようにしましょう。 適切な場所にロゴを置く。 例えば、左側にロゴを置けばロゴも隠れず、本文にも邪魔になりません。 幅は広げないようにする。 ほとんどのプレビュー画面は、メールがどの程度表示されるか、枠の大きさが制限されています。幅を575から600ピクセル内にとどめ、シンプルにしてください。 テキストリンクを使う。 メールの最初にテキストリンクを貼りましょう。グラフィックの前にも貼ってください。テキストリンクを貼ることで、購読者がそれをクリックし、ウェブバージョンでメールを購読してくれることでしょう。 Mistake #3: 機能していないリンクや画像を使用している 「思い込み」とはよく言ったものです。マーケタ―は、メール配信する際、画像やリンクはしっかりと機能するものと思いこみがちです。テストメールは、レイアウトのチェックをするだけの機能ではないのです。各リンクが機能しているか、各画像が正しく表示されているか、確認する必要があります。 こちらにいくつかのコツを挙げています。 テキストURLの使用は避ける。 テキストURLは、ウェブアドレス全てを表示しているもので、benchmarkemail. wpengine. comといったものです。フィルターではじかれないようにするためには、フルテキストURLではなく、ハイパーリンクや通常の文字を使用するようにしてください。 正: Visit Benchmark Email 語: Visit https://www. benchmarkemail. com/ 文字だけでも内容が分かるようにする。 必要事項に沿って画像が正しく表示されるようにしたとしても、さらに文章だけで内容が分かるようにしてください。サーバー、PDA、携帯あるいはプロバイダーのほうで問題が発生hし、画像が見れなくなる場合もあります。例え画像が表示されなくても、内容がわかるようにしておくべきです。 Mistake #4: 手の込んだコードや添付資料を使用している 誰もが他のメールよりも目立つようにと試みているおかげで、おそらくこれをお読みになっている方も含め、多くのマーケタ―が標準コード以外を使用したことがあることでしょう。その熱意はわかりますが、そういったメールはおそらくはじかれてしまいます。 標準外のコーディングは避ける。 変わり映えのしない標準のHTMLメールではなく、Active Xを使用してもっと色々なことをすることも可能です。Javascriptの場合も同様です。しかし、そういった特殊なコーディングを使用する場合のマイナス面も大きいのです。ウイルスやスパムなどは、Active Xを介して配信されているのはよく知られています(ウイルス、トロイの木馬など)。そのせいで、多くのプロバイダーがActice Xをブロックしているのです。このコードを使用する場合、メールは受信箱に残されないどころか、ごみ箱行きとなるだけです。ですから通常のHTMLコードを使用してください。 添付はしない。 添付は、迷惑フィルターではじかれる危険性があります。添付つきのメール広告を配信するのは、「このメールをブロックしてください」と言っているようなものです。メールにファイルを添付をすることはお勧めしていません。もっと購読者に伝える必要がある内容があり、スペースが十分ではない、ということでしたら、その内容をサイトに載せ、リンクするようにしてください。 Mistake #5: 複数の主要メールサービスで配信テストを行っていない。 メールプロバイダーによっては、メール表示にそれぞれ異なったコーディングを使用しているというのを忘れがちです。つまり、YahooメールやGmailと、AOLでは、メールの表示のされ方が違うということです。こちらに、その対処法をいくつかあげています。 常にテストメールを行う。 メール配信する前にテストメールすることがどれほど重要なことか、言い尽くすことができないくらいです。5、6通を、主要のフリーメールサービスを使ってテスト配信してください(Yahoo, Gamil, AOL, Hotmailなど)。テストメールを受信したら、全てのリンクや画像をクリックしてみてください。画像が表示されない場合もよくあるので、各サービスで画像を表示し、どの程度正確に表示されるか確認してください。 問題点を対処する 実際のところ、どのメールサービスでも完璧にメールが表示されることはない、というのが現実です。コーディングの違いにより、メールやメルマガはAOLとYahooやGmailでは多少違って表示されるからです。しかしここで注意すべきなのは、「どこに問題があるか」ということなのです。画像が表示されるメールサービスと、されないところがあるでしょう。いずれにしても、メールサービスによっては迷惑メールとしてはじかれる場合もあれば、そうでない場合もあります。また、他にも大きな問題がある可能性もあります。メールを本配信する前に、そういった問題点に対応してください。テスト配信をすれば、問題点を洗い出すことができます。 これまでお話してきたHTMLフォーマットの問題は、マーケターにとってメール到達率を高める為に非常に重要なことです。 読んでみてしっくりこないコツもあるかもしれません。しかし、理解して慣れるまでこのリストを頻繁にチェックするようにすれば、コツが自然と身につくはずです。 特にメール配信初心者の方には、必須の知識となります。 --- ### 中小企業がメールマーケティングで得られるメリット - Published: 2016-03-11 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-advantage-for-small-businesses/ - Categories: メールマーケティング 中小企業がメールマーケティングで得られるメリット 中小企業のうちで時々起こることなのですが、新規の顧客を欲しがるあまり、既存のクライアントへのケアが怠ってしま う事があります。デザイナーを説得するのに時間が少しかかるかもしれないとしても、大抵の中小企業は既存のクライアントとの関係を強化するために向けたメール配信の計画(メールマーケティング)を立ち上げます。 メールマーケティングが中小企業に向いているのにはいくつかの理由があります。経済的であり、どんな小さなビジネスモデルでも使うことができます。 中小企業のほとんどは大企業と比べられるぐらいの質のサービスを提供できます。中小企業がいい仕事をしていると、消費者は真心のこもった、信頼できるサー ビスだと確信し、メールアドレスを提供すのに抵抗が少なくなるのです。 中小企業が顧客との関係を保つためにメールマーケティングを使う理由では次のような例があります。 1. 経済的 中小企業が特別オファーやセールなどのお知らせを行う時、たいてい紙に印刷したものを使う事がいまだに多いのが現状です。この媒体をメールに変えれば、早く、簡単に仕上がる上に、印刷費や郵送料も抑えられるのです。メールは印刷や郵送料の必要もなく、無料で配信することが可能です。商品やサービスをアピールする上で低コストで行える方法です。また、メールはHTMLテンプレートをもとに制作されます。ユーザーはテンプレートの必要な欄を埋め込むだけで作成できるの です。初期投資さえ払えば、メールの費用は最小限までに抑えられます。新しい人材を雇ったり、スタッフの勤務時間を増やしたりせずに、キャンペーンを成功させる事ができるメールマーケティングは中小企業にとても向いています。時間もコストも削減する事が出来る便利な方法です。 2. データが満載 メールマーケティングを使えば、レポート機能で配信結果が明確にわかり趣旨にあったターゲット層を定めて宣伝する事ができます。便利なツールを使って正確に反応を測り、分析する事も可能です。メールマーケティングを使うと、以下のようなデータが得られます。 開封率 リンククリック数 コンバージョンの詳細 3. 早い メールマーケティングは最も早いコミュニケーションツールの一つです。カスタマーに即座に情報を伝え、返事や問い合わせにもリアルタイムで対応できます。通常では、メールマーケティングの結果は1~3日の間に戻ってきます。最長12日もかかるDMキャンペーンに比べればかなり短縮された期間です。 4. 便利 メールマーケティングを使えば、重要な商品やサービスに関しての詳細ページへのリンクを貼ることが簡単にできます。読者の目が一番とまりそうな所にリンクを貼る事 も、売り上げにつながる取り組みです。顧客管理も簡単に更新可能なので、コメントや問い合わせ、フィードバックなどの更新も即座にでき、受信箱の管理も楽にできます。登録・解除のためのリンクも含まれており、サービスや商品別に興味を持つ人と持たない人を別々のターゲットとすることも可能ですます。 中小企業の未来にとって、こんなにも素晴らしいメールマーケティングのメリットを見逃すのは勿体ありません。さぁ、あなたも早速今日からメールマーケティングキャンペーンを始めてみませんか? --- ### メールマーケティング:販売促進 - Published: 2016-03-11 - Modified: 2020-10-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/email-marketing-a-promotional-favorite/ - Categories: メールマーケティング メールマーケティング:販売促進 これまで、CM、ラジオ広告、ダイレクトメールと、多様な販促方法が取り上げられてきました。現在ではインターネットがゲームに取って替わり、バナー広告からソーシャルネットワークへ。以前からあるメールマーケティングは、ターゲット化された販促ツールとして費用もかからず更に進化してきています。 この理由に疑問があるようでしたら、こちらをお読みください。 メールマーケティングの実態 メールマーケティングの1ドルに対する費用対効果は47ドル 近年の経済不安が大きい状況でも、メールマーケティングはコストがかからない数少ない販促ツールである 2010年までには、メールマーケティングは11億ドルビジネスになると予想 最近の調査によると、顧客に関係ある商品やサービスのリンクを使用する為リンククリック率は平均50% メールマーケティング概要 メールマーケティングは驚くほど低価格 単独で行える販促ツールとして、コスト面でもメールマーケティングにかなうものはありません。配信にはほんの数円で、メールを多く配信する程コストは安くなります。CMや新聞、ラジオの広告枠を買うことに比べればお買い得というわけです。 すべての顧客ニーズに対応可能 果たして、顧客名を使用して、顧客ニーズによって文章を調整し、どのような商品やサービスであってもお客様の好みに対応できる広告などあるのでしょうか。メールマーケティング以外、他にはありません。ひとりひとりの顧客に柔軟に対応することができるのです。 リアルタイムでトラッキングが可能 メールでのアンケートやHTMLのメルマガを配信する際、いつメールが開封され、どのリンクがクリックされたかが、分単位でわかります。このレポートにより、お客様へのキャンペーンが効果的に行われているか、簡単に知ることができるのです。こちらに、Benchmarkでメール配信をした際のレポートサンプルがあります。 Benchmarkでは、どのリンクがクリックされたか、また転送されたかに至るまで、リアルタイムのトラッキング&レポートをご提供しています。ネット環境さえあれば、いつでもエラーや購読停止者、未開封者を確認することが可能です。詳細はこちらをご覧ください。 メールマーケティングでグローバルに顧客獲得 メール配信は、ニューヨークに送るのも、インドのバンガロールに送るのも何ら変わりはありません。メールマーケティングに国境はありません。簡単に、労力をかけることなく、世界中の顧客に対応することが可能です メールマーケティングはフレキシブル 画像や動画、コンテンツやリンクなどを自由に使用できるマスマーケティングなど他にはありません。メールマーケティングは、画像を入れたシンプルな内容にすることもでき、限りなく手の込んだ内容にすることも可能です。 Benchmarkでは、メールに動画を挿入することができます!商品のデモやサービスの紹介、CEOからのメッセージなどを入れましょう。詳細はこちらの動画メールマーケティングをご覧ください。 成功するメールマーケティングの条件 メールマーケティングがいかに効果的か、まだ疑問がありますか?ビジネス規模に関わらず活用できるメールマーケティングの利用方法について、以下ご覧ください。 商品やサービスの宣伝 顧客にわかりやすい説明やコツの提供 どのような仕組みかを顧客に伝える 非営利団体の募金活動 顧客アンケートを行い、有益なデータ取得 顧客が入手できないような情報を提供 自社と他社とのサービス比較 新しいCEOや営業担当などの社員紹介 体験モニターや成功事例の紹介 全ての顧客に人気商品の紹介ディスカウントやクーポン提供 この他にも利用方法はあるのか?... もちろんあります!上記はその中でも重要な方法です。 成功するメールマーケティングのコツ 効果的にメールマーケティングを行うため、下記項目をメール配信前にご確認下さい。 同意済みメーリングリストの作成 迷惑メールに振り分けられてしまったり、ブラックリストに載ってしまっては元も子もありません。すべての顧客のオプトインリストを作成してください。どのようにすればいいのか?簡単です。登録フォームを使用するだけです。登録フォームをウェブサイトに設置することで、簡単にメールアドレスを獲得できます。Benchmarkでは、カスタマイズ可能な登録フォームを提供しております。登録フォームにメールアドレスや必要事項を入力すると自動的にお客様アカウント内のメーリングリストに情報が追加され、メール配信することが可能になります。 ストレートで興味をそそる件名の作成 件名は、メール受信者がまず最初に見るところであり、メール開封率にも影響します。興味を引き、インパクトのある件名になるよう工夫してましょう。以下、件名作成時のコツです。 ブランド名を入れ、可能であればセールの有無も通知 感嘆符(!)やドルマーク($)などの特殊記号は使用しない 全てを大文字で表記はしない(英語) 全文が表示されるように50字以内にする 「メガセール!」「大特価」など、明らかなセール案内は避ける いくつかの件名を考え、どれが一番いいかをテストする オリジナルのテンプレートを作成し、親しみが持てるものにする 同じテンプレートやレイアウトを継続して使用することで親しみがもてるようになり、顧客の信頼を得られ、メール開封率が高くなるチャンスになります。もし、ご自分のビジネスを正確に反映したテンプレートが必要でしたら、Benchmarkにお任せください。受賞歴もある当社のデザインチームが、お客様だけの、オリジナルのテンプレートを作成させていただきます。また、Benchmarkのすべてのプランに含まれている、各カテゴリーのHTMLメールテンプレートも無料でご利用いただけます。 配信数は適切な数に(多すぎず、少なすぎず) メールをどれぐらいの頻度で配信するのか、ということは重要です。その際に注意すべきなのは、ただ単にどれくらいの頻度で配信するのか決めるのではなく、「量ではなく質」を考えることです。週1でも、隔週でも、月1でも構いません。ただ、例えばもしセールを控えているなら、週に3回の頻度で配信することも考えられるでしょう。とは言え、それ以上に配信するのは避けるのをお勧めします。あまり頻繁に配信しすぎると、迷惑メールとしての苦情につながりかねないからです。 ステップメールの作成 事前に、いくつかまとめてメルマガを作成することで、継続したキャンペーンを行うことが可能です。また、指定日に配信する設定をすることもできます。事前に作成する時間があれば、メルマガが予定通りに配信されているか余裕を持って確認でき、キャンペーンごとに手動でスケジュールを設定する必要もありません。Benchmarkのステップメールなら、好きなだけステップメールを設定することが可能です。Becnmarkのステップメール機能で設定をするだけで、後は何もしなくていいのです。 メールマーケティングはプローモーションを拡大することを可能にするパワフルツールです。メールマーケティングを使用せずにプロモーションを行うことはもちろん可能ですが、ビジネスの規模に関わらず、多くの企業にてメールマーケティングを導入しております。メインもしくサブのプロモーションツールとして、きっとお客様のビジネスのお力になれることでしょう。 --- ### イベント・セミナー情報 - Published: 2016-03-10 - Modified: 2022-12-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/a-top-to-bottom-guide/ - Categories: メールマーケティング Benchmark Emilの利用方法を解説する基本操作セミナー動画はこちら 基本操作セミナー動画 Youtubeでもメールマーケティング情報を解説していますので是非ご覧ください Youtubeチャンネル 最新のセミナー情報はニュースレターでご案内しています。 是非無料のトライアルアカウントを作成いただき、ニュースレターもご覧になってください。 トライアルアカウント作成 --- ### 基本ガイド:メールの送信時期と頻度 - Published: 2016-03-10 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/a-practical-guide/ - Categories: メールマーケティング 基本ガイド:メールの送信時期と頻度 メールマーケティング初心者も、しばらくやっている方でも多分ご存知だと思いますが、メールマーケティングに関して一番重要な2つのポイントは、「いつ」「どのくらい」送るかということです。どちらもとても大事な事柄です。時期はずれの送信や、頻度が多すぎたり少なすぎたりするメールでキャンペーンが台無しになり、結局は時間の無駄になってしまう事さえありえます。 ここで成功例と失敗例を比べて見ましょう。キャンペーンはいつ送るべきなのか?ここから先を読んでいけば、あなたにとって意外な答えが出てくるかもしれません。 送信の時期 メールキャンペーンやニュースレターを送信するべき一番の時期を教えてくれると断言する調査などはたくさんあります。ありがたい事に、ほとんどのデータの結果が共通している事です。少なくとも最近までは、以下の曜日が最適とされてきました。 火曜日 水曜日 木曜日 考えてみれば納得がいきます。月曜日は殆どの人にとって一週間の始まりであり、その週の計画を立てたり、営業メールの注目するのに集中している曜日です。金曜日も、週末の前の日なので昼ごろにはすでに仕事モードから離れてしまっている人が多いです。土曜日は問題外です。次の日仕事がないので、家から離れている人も大勢いるでしょうし、メールチェックの予定をしていない場合もあります。 日曜日もひとつの選択肢 では日曜日はどうか?ここで一つ驚くべき事が出てきます。最近の調査によると、メール送信に最適な曜日はなんと日曜日らしいのです。なぜでしょう?日曜日はオンラインで買い物をしたり、メールをチェックしたり友人や家族にメールを送る人が増えてきているのです。 ではどうしましょう?まずは試行錯誤で実験してみてはどうでしょう。キャンペーンをまず火曜日と木曜日の間に、次回は日曜日に送信し、反応を比べてみましょう。報告書や売り上げ表を比較して、検討するのがいいでしょう。必ずしもこの曜日だけに絞らなければいけないというわけでもありません。 送信する頻度 どれくらいの頻度で送るかというのも大事な点ですが、判断は送信者であるあなた自身に決められるものです。しかし、あまりにも頻繁に、あるいは遅すぎて送るのに対して、覚えておくべき要点や落とし穴があります。 頻度が多すぎる場合のトラブル例: 受信者を飽きさせ、読まなくしてしまう かかるコストのわりに、なかなか利益が戻ってこない 受信希望を出したカスタマーでさえにもスパム報告を出される恐れがある 多くの読者の目まで届かないメールのために時間を無駄にしてしまう それではどのぐらいの頻度で送信するのがいいのでしょう? もし頻繁に送信したいという事でしたら、週に3回未満に抑えるのをお薦めします。基本は週に1度か、2週間に1度でしょう。月に1回でもいいかもしれませんが、それでは多分わりに合わないのではないでしょうか。 少なすぎる頻度で送信する場合の失敗例: メールを送ったり、キャンペーンメールやニュースレターを送信するたびに、思い出してもらわないといけない 毎週メールを受信する度に買い物をしてくれる人がいるとはかぎりない。今週はスカーフ、来週はグローブなどと、毎週のように買い物をしてくれるわけではないでしょう 注目をひこうとするならもっと頻繁に宣伝を出してほしいと感じるカスタマーもいるでしょう メールアドレスを変更され、ハードバウンスされたメールが増えてきます 会えなくなると恋しくなるとはよく言いますが、メールマーケティングとは関係のない話です。少なすぎる頻度で送ってしまうと、毎回一からやり直しているように感じられるでしょう。 最低でも月に1度は送信する事をおすすめしますが、それでも少ない方です。何しろ、お客様は人間なのですから、忘れることもあります。キャンペーンとの間に時間を空けすぎると、削除されたり、登録を解除されたり、最低の場合、スパム報告ボタンを押されたりするかもしれません。 ステップメールでメールスケジュールを立てる ステップメールでは、事前にシナリオやスケジュールを設定する事ができ、指定した日時に自動的にキャンペーンが配信されるシステムです。ステップメールを利用すると、下記のようなメリットがあります。 余裕を持った事前からキャンペーンの計画が立ててあるという安心感 コンテンツを変え、曜日によって違うメールを出せる セールや特別イベントに備えて期待度を高められる 業界でも評判なBenchmark Emailのステップメール機能は、有料、無料アカウント問わず全ての皆様にてご利用いただけます。ステップメールを作ってメールを無制限に送ったり、コンテンツを変えてみたり、イベントの告知などしてみてください。 他の全ての決定権と同じく、「いつ」「どんな頻度で」送るかはあなた次第です。ただし、管理されたスケジュールをもとに事を運ぶと、顧客との信頼関係も深まり、売り上げも伸び、メールマーケッターとしての評判も上がっていく事が期待できるでしょう。 --- ### デジタルマーケティングサミット、MarketingSherpa Summit 2016 ライブレポート - Published: 2016-02-23 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/marketingsherpa-summit-2016-live-blog-day-two/ - Categories: セミナーレポート Day one is in the books. I know I learned a ton yesterday and plan to take many of the lessons back to the office and put them into action. I cannot wait to see what Day Two has in store for MarketingSherpa 2016. If you want to join in on the conversation, tweet us using the hashtag #Sherpa16. Stay tuned for Day Two! Morgan Spurlock, Academy Award-Nominated Director, Super Size Me The Greatest Lecture Ever Presented “Yeah! Hangover slot! There are many trash receptacles around should you need them. ” – the first words from Morgan Spurlock, understanding his audience. Surround yourself with people who believe in you and your vision. Have persistence of vision. ”Clipboards make you seem 34% more official. ” – Spurlock, shooting made up stats from the hip. Own your derivative impact, but don’t be afraid to do things other people think are crazy. Alignment of ideologies. An example provided was a documentary short that contained GE bumpers at the start and finish, but no GE products during the short. Instead, it was that alignment of ideologies and it was seen by millions of people. The more risks you take, the less risky things become. It becomes a part of your DNA. Finding a good story is only the beginning. Getting it into the hands hearts and minds of your audience is the greatest accomplishment. Increasing Email-Driven Revenue With Lifecycle Messaging and Data Marriott Marriott decided to break the mold on the standard loyalty program... --- ### 【HTMLメールデザイン事例:スペシャライズド様】自転車の楽しさを再発見してもらう、画像を生かしたメール配信事例 - Published: 2016-02-20 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/good-email-design-introduction-specialized/ - Categories: ユーザー事例 自転車を販売するだけの会社では語り尽くせない。自転車を通して、ライフスタイルを提案するスペシャライズド。自転車の本当の魅力を伝えるメール配信とは? 満員電車に嫌気が差し、自転車通勤に憧れを抱くものの、会社が遠すぎる、自転車を止めておくところがないなど、色々と言い訳を並べては、自転車をまだ手に入れていない伏見です。(※ブロク公開の前の週末に自転車を購入しました!) 今回は1974年創業のアメリカ、カリフォルニア生まれの総合サイクリングブランド、スペシャライズドさんのメールニュースをご紹介します。 自社ブランドやECサイトを運用しているなら絶対に真似できる画像を生かしたメールの活用術を学ぶことができます。 世界選手権に参戦する選手へ自転車だけでなく、ヘルメットなどの付属品をも提供する程のコアなレーシングブランドというイメージを持ちつつ、通勤・通学、フィットネスと言った自転車のあるライフスタイルを提案している同社。幅広いレベルのお客様を抱えるブランドがどのようにメールを活用しているのかチェックしましょう。 万人に合わせるより、ブランディングし的確なターゲットに届けるメールニュース   自転車は決して安い買い物ではなく、また消耗品ではないことから、購買意欲のあるターゲット層にどうアプローチできるかが、セールスの課題となっているのではないでしょうか。 そんな中スペシャライズドでは主に既存顧客に対してECサイトへ再度訪れてもらうための施策としてメール配信を行っています。 上記のメールは昨年末にクリスマスシーズンキャンペーンとして配信したメール。 まずメール作成のデザインにおいて、シンプルさを重視しているという同社。だからこそ、赤で統一されたボタンが目立ちますね。どこをクリックすればいいのか、瞬時に判断することができます。 また当然ですが、このメールがクリスマスキャンペーンであることから、それ以外の情報は極力避けています。情報の詰め込みは最も伝えたいメッセージをぼやけさせてしまいます。(TEST THE BESTというコンテンツはどのメールニュースにも記載されています。どのメールでも読んですぐ、思い立った時に申し込んでもらえる動線作りをしています。) そしてこのブランドのメールの特徴は比較的英語を多く利用しているところ。 中には「アルファベットを見るもの嫌だ」という英語嫌いの人もいるかもしれませんが、このブランドはアメリカ発であること、そのキャラクター性を生かし、英語を活用することで、アメリカが好き、海外ブランドが好き、というブランドのファンになってもらいやすいターゲット層の心をくすぐることができます。 ただ自転車が好きなのではなく海外の、しかもアメリカのブランド(自転車)が好き、という層は英語に対する興味も比較的強いことが予想されるので、メールで英語を使うのはかえってターゲットを絞りこみ、好印象を与える効果を生んでいます。 では、2つ目のメールを見てみましょう。 商品購入のきっかけ作りが大事。購読者の注意喚起というメールの役割   スペシャライズドのメール配信では平均して25%以上の開封率を得ることに成功しています。またECサイトページに訪れてもらうというコンバージョンポイントを最も達成している施策がこのメール配信だそうです。メールで注意喚起し、ボタンやリンクからページに訪れてもらう、という動線ができるのもメールならではですね。 メールはあくまでも、注意喚起のツールであり、そこで購入まで至らせるのは高いハードルと言えます。 ですが、HTMLメールなら配信後の効果測定ができる点、どのデバイスにも対応(レスポンシブ)している点、そして写真や動画を活用できることから、メールを読んでいる人を引き付ける施策を打つことは十分可能です。それができただけでも、メールの役割は達成できているのではないでしょうか。 物語を届けることのメールだからこそホームページへの移動も促すことができるものなのですね。 いかがでしたか? メールで自転車の楽しさを届けるスペシャライズドのメールニュース。 次回はまた別のユーザーさんのメールをご紹介します。 スペシャライズド各種SNSはこちらから Facebook Twitter Instagram ※Benchmark Emailでは毎月1回メールマーケティングに関するブログをまとめたニュースレターを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録下さい! Powered by Benchmark Email --- ### 他社メールマガジン大解剖:第3回「Buffer(バッファー)」 - Published: 2016-02-05 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-series-by-nakayama-03-buffer/ - Categories: メールマーケティング 少し間が空いてしまいましたが、他社メールマガジン大解剖の第3回をお送りしたいと思います。今回のターゲットは「Buffer(バッファー)社」です。 Bufferという名前は、そこまでまだ馴染みがないかもしれません。 Buffer社の出しているBufferというツールは、海外ではメジャーなSNS投稿管理ツールです。日本でも馴染みのあるHootsuiteのようなサービスで、「複数のSNSアカウントを管理し」「それぞれで予約投稿を設定でき」「結果の解析ができる」ものです。 さらに、外部のSNS分析ツールと連携させると、例えばTwitterではいつつぶやくと最もたくさんのフォロアーに見てもらえやすそうかなど、最適な投稿スケジュールを見つけてくれたりもします。私も有料版を使っています。欠かせないツールです。 さて今回はそのBufferのメルマガを分析して、ヒントや気づきを探していきます。 SNS系のツールということで、人間心理・購買プロセスを意識したポイントが見えてきて、Webマーケティングと言う観点で興味深い点が多いメールマガジン運用をしています。 2種類の異なったメールマガジン配信から購読者を育て、サービス購入を検討してもらう理想的な配信メソッドを行っています。きっと参考になるはずです! Bufferの配信曜日・時間などの特徴 まず配信タイミングについて確認します。実際の配信時間を2015年9月〜10月に受け取った35通のメールからのデータです。少し前のデータなのは、サイバーマンデー(主にアメリカ発祥の感謝祭の次の月曜日のこと。この日はネットショップのセールが一斉にスタートする日)や年末年始はセール絡みで傾向が読めないケースが多いからです。 深夜の配信でも購読者から苦情がこない!? 配信時間ですが、率直に言ってかなり偏っています。 以下は全ての曜日についての集計ですが、圧倒的に深夜0時〜3時の間に固まっています。対して昼間含めそれ以外の時間帯は、ほぼゼロに近い配信数です。 詳細を見ると、配信時間としてはAM2時とAM4時が多いようです。 ビジネス系のサービスは退社後の19-20時から24時位に、くつろいでいる時間を狙って配信することも多いのですが、それにしても少し時間が遅すぎます。 日本でこれをやったら「夜中のメールで目が覚めちゃったじゃないか!」と怒られそうですね。 ですが、これは「早朝の出勤中にチェックしてもらう」「朝一番のメールチェック時にチェックしてもらう」ことを狙っているのだと思われます。 平日朝の配信がいい理由 続いて配信曜日です。上の円グラフをご覧ください。上位は 1. 水曜日(26%) 2. 木曜日(23%) 3. 金曜日(20%) 4. 火曜日(17%) 配信時間は早朝なので、それぞれのメルマガはその曜日の朝開封して見てもらうことを狙っていると思われます。 SNSにおいては投稿曜日・時間が成果にかなり影響しますので、SNSマネジメントツールを作っているBuffer社が配信時間を考えていないということは考えにくいですので、これも恐らく様々な実験の結果ではないかと思います。 土日にあまり出さないところを見ると、基本的には出勤時に見てもらうことを想定していそうです。 Buffer自体は必ずしも企業ユースではなく、無料版もありますので、個人のSNS投稿便利ツールとしても使えるのですが、ターゲットを絞り込んでいるのかもしれません。 最もターゲットとしているユーザーに的を絞った配信スケジュール メールマガジンの内容は、企業でいかにソーシャルメディアを活用するかという記事の紹介がメインですので、その文脈に合わせているのだろうと推測します。 幅広いユーザー層を取ろうとするとどうしてもメッセージがぼやけてしまい「誰にでも何となく伝わるけれども、誰も大してアクションを起こしてくれない」ということになってしまいます。 世の中で誰にでもグサッと刺さるメッセージというものは、ほとんどありません。ターゲットを絞り込んで、そこにグサッと刺さるような内容にしなければなりませんよね。 そのためには、ターゲットユーザー自体も絞り込んだほうが良いです。なぜなら非ターゲットの人に配信することで「なんだか自分にとって興味ないものがたくさん送られてくる」というネガティブ感情を引き起こし、結果としてそれがネット上で悪い評判形成に繋がる可能性もあるからです。 サービスの詳細より前に、悪い評判に触れる人が増えると「Buffer?なんだか悪い評判は聞いたことがあるから、何のツールかわからないけれども、避けておこう」と思われてしまいます。悪事千里を走るとも言いますし、悪い評判はできるだけ発生しないようにすべきです。 そういった狙いも含めて、Bufferのメールマガジンの配信時間や配信曜日は、完全にオフィスユーザーの通勤時間帯を狙っている配信時間にしているのではないかと思います。 メールマガジンを出す際は、どうしても「できるだけ幅広く沢山の人に知ってもらいたい」と思いがちですが、本当は「(お客さんになる可能性がある)人たちにできるだけたくさん知ってもらいたい」です。ここは重要なポイントですね。 2種類のメールマガジン Bufferのメルマガはほぼ全てがスマートフォン対応しています。潜在客や見込み客のことを考えれば自然ですね。 内容としては4回に3回程度がブログ記事の紹介などいわゆるニュースレター、一月に一度ほど、サービスのアピールや新機能などの紹介といったセールスレターが入ります。 ニュースレターの例としては以下です。 これは「Buffer’s Marketing Manifesto in 500 Word(Bufferのマーケティングマニュフェストを500字で書いてみた)」という記事を書いたので、ぜひ読んでねという内容です。 ニュースレターとセールスレターの組み合わせが大事 配信する全てをセールスレターにしてしまうと以下の様な結果を招いてしまいます。 • すぐに欲しい人や興味がある人以外は「結局売り込みだ」と感じて読まなくなってしまう • 潜在客の育成ができないので、マーケットを育てられず、ジリ貧 なので普段は上記のようなニュースレターで、ノウハウや判断基準、成功へのストーリー、ハウツーなどを流していき、読み手の興味関心やSNSに関する知識レベルを高めてあげるのが良いです。 そして、時々以下の様なセールスコンテンツを送って、育ってきた見込み客に売り込んでいくんですね。 この動画は、Bufferを使ってうまくソーシャルメディアを活用して行くためのチュートリアルを促しています。 Bufferが行っているメール配信メソッドは以下の様になります。 1. 情報提供を行って見込み客を育成、同時にマーケットも育てる 2. セールス系のレターで成約に結びつける。 これを繰り返してまるで農業のようにメールマガジンを通じてユーザーを増やしていく、ということをBufferは行っています。 今のWebマーケティングにおけるメルマガ活用としてお手本に最適 プロダクトやサービスを売る際には、このやり方はとてもおすすめです。なぜなら今は • 類似するサービスがたくさんある(本当は類似していないのだけれど、判断基準がわからないので類似したものとして捉えられているものも含む) • 何を基準に選んだらいいかわからない • それをどう使えば、成果に繋がるかわからない • 比較検討しないと気がすまない 時代だからです。 悩んでいる人に情報を与え続けて、判断基準を提供し、活用イメージを持ってもらい、接触頻度を上げる事で親近感も持ってもらう。 昔はこれを「おみやげをもった」営業マンが足で行っていたのですが、今はメールで行えます。また、HTMLメールを使うことで、動画もすぐに見せられますので、ますます相対しているような印象を与えられます。 Bufferのメールマガジン活用は今のWebマーケティングを踏まえた、お手本のようなケースなので、ぜひ実際のメールマガジンも購読して頂くことをお勧め致します。英語なのが難点ですが、なんとなく雰囲気は伝わると思います。 ぜひご参考にして頂ければ幸いです。また、Buffer自体も便利なのでぜひ。安いですし。無料でも十分使えますし。 それでは今回は以上です。 次回はまた違う業種にフォーカスして行きたいと思います。 他社メールマガジン大解剖シリーズ 第1回:Clinique(クリニーク) 第2回:Costco(コストコ) ※Benchmark Emailでは毎月1回メールマーケティングに関するブログをまとめたニュースレターを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録下さい! Powered by Benchmark Email --- ### 動画メールマーケティングを成功させる5つの方法 - Published: 2016-01-11 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/video-email-tips/ - Categories: HTMLメールデザイン 動画メールマーケティングを成功させる5つの方法 メールマーケティングに携わっている方なら、多分動画メールの話題はもうご存知でしょう。確かに、文字が並んだメールを読むより動画メールの方が活発なイメージで、面白そうです。もし動画メールの送信を試してみたいとお考えなら、行動に移す前によく計画を立て、以下の提案に沿ってみてください。 Start smallまずは小さく 動画メールはたくさんの優れた事ができるツールです。あなたの商品を披露したり、顧客を納得させられる絶賛レビューを動画で流したり、360℃の視点から販売しているものを紹介できるのです。しかし、最初からあせってはいけません。まずはテストとして、簡単な短い動画から始めてみましょう。あまり気張らず、観客を納得させられる動画制作を、効果的でコストもお手軽なものがホームビデオやウェブカメラでできるのが理想です。そこで観客を引きつけ、注目されるようになったところで、より制作レベルの高いものに挑戦できるでしょう。とりあえず最初は自分のスキルにあったものを目指しましょう。 短く、簡潔に 延々と続く演説や、ずっと同じアングルから撮り続けるビデオを作るのは避けましょう。どんなにビデオが面白いものでも、見ている側は時間に悠長なわけでもありません。30秒か1分のTVCMの想定で作ってみてください。面白くするのはもちろんですが、「本編」ではなく「予告」のように、作ってみましょう。 レイアウトや文章にも気を配りましょう 動画作成に熱中しすぎて、リンクや画像、そして内容のいい文章を忘れてしまわないようにしましょう。動画メールで開封率が急激に上がったとしても、全ての人が動画メールを見るというわけでもありません。例えば、職場にいて周りに知られたくない場合や、サウンドカードの入っていないPCかもしれません。それに備えてメールの文章にも気を配りましょう。動画メールを唯一の注目点にするのではなく、むしろ通常のメールのアピール性を高めるひとつの要素として使いましょう。 信用できるオープナーでテストする メールを開封し興味を示してくれる「オープナー」達は価値あるテストグループになります。むしろ彼らにまず動画メールをテスト送信してみてから、他のグループリストに送る手もあります。もし可能であれば、直接数人のオープナーと連絡を取ってみて、全員に動画メールを送る前に是非フィードバックをもらいたいと頼んでみましょう。あなたが考え付かなかったアドバイスや、最終チェックのヒントをもらえるかもしれません。 動画メール用の配信リストを作成する 既にメールを受け取っている人達の中には、動画メールに興味がある人もそうでない人もいます。なので、登録者に動画メールの受信希望を出してもらいましょう。次のニュースレターを新しいビデオメールの発表に使い、十分にアピールすれば興味も出てくるでしょう。別のやり方として、通常のメール受信者にアンケートをとらせ、動画メールやメールマガジンを受け取りたいか個人調査する手もあります。興味を持っていることを教えてくれる人なら登録してくれるでしょう。受け取りたくない人も様々な理由があるでしょうが、例えば携帯電話でメールを受け取る人などは登録しなくても、興味の有無で登録者をグループ分けできます。 全体的に、動画メールはまだまだ未開拓の分野ですが、興味深い形式を持ち、新しい売り上げにつながったり、あなたの商品またはサービスへの興味を高めてくれるツールになります。まずは小さいものからはじめて、思ったほど登録者が集まらなくても諦めないことです。しばらくすれば、動画メールは当たり前の事になるかもしれません。今はまず、いつものメールをより魅力的に出すために動画を入れ込み、登録者にこの新しいスタイルのメールマーケティングに馴染んでもらえるようにするのが第一歩でしょう。 --- ### 【HTMLメールデザイン事例:石巻工房様】ブランドイメージを確立するメール運用 - Published: 2016-01-03 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/good-email-design-introduction-ishinomaki-laboratory/ - Categories: ユーザー事例 優れたデザインのメールを配信している方をご紹介する【HTMLメールデザイン事例】のコーナーです。 今回はDIYとデザインの力で、人と街を興す、世界初のDIYメーカー、『石巻工房』さん(以下:石巻工房)が配信するメールをご紹介します。 「地域のものづくりの場」をテーマに東京のデザイナーを中心に地域復旧・復興の為に活用できる施設として2011年にスタートした石巻工房。現在は家具の制作販売も行っており、「スモール・アウトドア」というコンセプトの製品は屋内外で活用できるコンパクトで軽やかなデザインが特徴の人気ブランドです。 では、そんなDIY精神たっぷりの石巻工房のメールをチェック! ブランドを代表する1つのメディアとしてのニュースレター   石巻工房では定期的に配信しているニュースレターに加え、イベント告知など、お知らせのメールを配信しています。 上の画像は11月に配信された定期配信のニュースレターの一部です。 こういったアートやデザインに関わる一般的なコンテンツの作り方・見せ方と言えば、美術館の展示の様に主役となる作品(メールの場合、画像)がドンっと中心に存在し、その下に小さなキャプション(タイトルと作者名など)がある様な、アカデミックではあるが、どことなく無愛想で少し取っ付きにくいイメージを思い浮かべてしまいます。 しかし、こちらのメールからはそう言った印象を受けることはありません。 このメール、なかなかボリューム満点で、ブランドからのイベント情報や作品の受賞報告など多くの情報を載せています。ファンであるなら、それだけでも読んでいてうれしい気分になりますが、定期配信しているニュースレターには必ずニュースレター限定コラムを記載しており、単なるプレスリリースとしてのメール配信の枠には収まらず、他のメディアとは一線を画すものとして位置づけられています。さながらウェブマガジンのようですね。 コンパクトなデザインを得意とする石巻工房ならではといった洗練されたシンプルなデザインのメール。いったいどのように作成されているのでしょう?作成方法について、担当の方にお聞きしました。 「基本的にシンプルな構成のフォーマットに従い、できる限り美しい写真と簡潔なテキストで構成することをいつも心がけています。作成手順については各コンテンツの担当者からメールに載せる素材を集め、メルマガ担当者がフォーマットに落とし込んでいます。その後、テスト配信を行い、ブランドマネージャー、デザインディレクター、テキストライターからチェックを受けた後に修正、本配信というルールの元、配信を行っています。」 たくさんの工数をかけて、丁寧に作成されているんですね。メールを「1つのメディア」と捉え、たとえ1通のメールでもブランドを代表する「作品」として配信されていることがよくわかりますね。 コンテンツ数も多くあるので、読み進める楽しみを感じることができます。 では別のメールも見てみましょう。 SNSではできない、蓄積されるストーリー作り   こちらはイベント告知の際に配信されたメール。定期配信と同様の作成プロセスに沿って配信までを行っています。 石巻工房が配信するメールの目的の一つに「ブランドのイメージ作り」があります。 それを可能にするのはFacebookやTwitterといったSNSのように常に更新され、流れていく媒体ではなく、確実に手元に届き、蓄積されていく情報によりストーリーを積み重ねることができるメールだったのですね。 またこのように定期配信のメールに加えお知らせメール等配信回数を増やすことで購読者との接点が増え、より強くブランドをアピールすることができますね。 メールによる継続的なアプローチの結果、メールで配信した情報がSNSで拡散され、より多くの人にシェアされるという流れができているそうです。 ニュースレターには既存ファンとのエンゲージメントを高める効果があります。その結果、絆の高まったファンからの口コミ力が強化され、拡散性が高まる効果があります。こういった流れは、コミュニティー活性化にもつながりますね。 いかがでしたか? 企業を代表する1つのメディアとしてメールを捉えた運用方法。石巻工房のようなブランド力の高い企業ならではと言ったメール利用ではないでしょうか。 次回も優れたメール配信を行っている企業様をご紹介します! 石巻工房各種SNSはこちらから Facebook Twitter Instagram ※Benchmark Emailでは毎月1回メールマーケティングに関するブログをまとめたニュースレターを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録下さい! Powered by Benchmark Email --- ### メールの効果を実感できないメルマガ担当者必読!SENSEI NOTE 浅谷治希さんが語るお客様とのコミュニケーションを最大限引き出すメール配信 - Published: 2015-12-06 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/featured-user-of-sensei-note/ - Categories: ユーザー事例 顧客やユーザーとのコミュニケーションはビジネス発展においてとても重要な役割を担っている。とはいえ、すべての方とOne to Oneのコミュニケーションを行うことは容易なことではない。 どのタイミングで、またどういった手段を用いて行うのか。テクニックももちろん大切だが、最も大事なことはそこに「思い」がこもっていなくてはならない。そう語るのは学校の先生を対象とした、情報共有サービスSENSEI NOTEを展開する株式会社LOUPEの浅谷治希さん。「人肌感のあるコミュニケーションにいつも気を付けている」と語る浅谷さんにSENSEI NOTEにおけるコミュニケーションとしてのメール配信の運用法について伺った。 画像を含んだハイコンテクストなコミュニケーションができるから、HTMLメール配信を決めた。 学校の先生は元々1人で授業の準備をされることが多く、そのノウハウや知識を共有する場、相談ができる場が少なく、こんな問題を解消したいという思いから2013年2月からサービスを開始。SENSEI NOTEは現在全国で20%の学校の先生に利用されているという。 ―SENSEI NOTEを活用することで、もっと広いコミュニティーの創造・提供を可能にしている。 例えば同じ校内に3人しかいない小学1年生の先生も、SENSEI NOTEにアクセスすれば1000人の先生がいて、彼らと情報を交換することでお互いの知識を伸ばしてもらうことができる。先生のためのSNSを作ることで彼らの会話を掘り下げるコミュニケーションを可能にしている。 コミュニケーションがサービスの核であるSENSEI NOTEにとって、運営会社とユーザーとのコミュニケーションにおいても、とても重要な部分であると考えている。 そんなSENSEI NOTEではサービスのアップデート情報提供手段として、画像を含んだハイコンテクストなコミュニケーションができる、HTMLメールの配信を行っている。しかし、HTMLメールを個別で配信すると、作成にかかる時間、業務項数もかさむことが容易に推測できたことから、メール配信運用開始当初から配信システムの導入に踏み切った。 そんな時に出会ったのが、コーディングの知識がなくても簡単にHTMLメールの作成・配信が行えるBenchmark Emailだ。 「ドラッグ&ドロップのメールエディタを使って簡単にメールを作成することができる。しかも安価なので、メール配信に大きな予算を割くことなく、本サービスの開発に時間、お金をかけることができる」 こんな理由からBenchmark Emailの導入を決めたと言う。 メールはあくまでもツール。重要なのはそれがOne to Oneのやり取りであることを明確にすること Benchmark Emailはマニュアルを読まなくても使えるシンプルなインターフェースだから、使う上で特に難しいことはない。どちらかというと、文章など実際のコンテンツ作成が運用のカギだ。 そう話す浅谷さんにはSENSEI NOTEらしいメールの効果測定方法がある。 メールの開封率やリンクのクリック率を測定基準とする運用が一般的であるが、こちらでは『配信したメールにどれだけ返信があるか』を測定値としている。 その理由として「開封率やクリック率を効果測定値とした場合、制作側もいつの間にかメールを開いてもらう、リンクをクリックしてもらうことに注意が向いてしまい、メール配信の本質から外れてしまう」と浅谷さんは語っている。 しかしながら、一斉メールに対して返信をもらうのは容易なことではない。 これについて、浅谷さんは以下のように答えている。 「サービスにおいてユーザーの方との接触を常に意識している。またユーザー1人1人に対するコミュニケーションにおいて、初めて接触した時から最後までを1つのストーリーとし、メールを含んだすべてのコミュニケ―ションをパーソナライズしなくてはならない。一斉メールにも同じことが言えるし、すべての連絡は個人名で行っている。」 例えば、サービス改善のためのリサーチとしてBenchmark Emailからユーザーアンケートを送る際にも「こんなことを考えています」、「こんな声を聞かせてください」等アンケートフォームを付けてメールをし、回答があった方に直接電話でヒアリングも行っているという。 また、メールだけに限らず、Facebookや電話、チャット、実際に会うなどユーザーとのインタラクティブな環境をできる限り多く作っていると言う。 つまりメール、Facebook、電話やチャットはコミュニケーションのツールに過ぎず、いかにユーザーにパーソナルな存在であるかを認識してもらえるかが、重要なのだ。 その結果として、一斉メールにもかからわず、顔の見える相手として機能の改善依頼や叱咤激励を返信としてもらうことができるのだ。 (メール配信予定日直前に時間に追われて作成したメールでは気持ちも伝わりにくいですよね。) この考え方をメールにも反映させている。 一斉メールだからと言って、企業からの業務連絡ではなく、あくまで個人がユーザーであるあなたにメールしています、という姿勢を見せることで受信者からの反応を獲得していると言えよう。機能のアップデート情報をメールでお知らせする際にも、プロセスや事柄だけを伝えるのでなく、「○○のアップデートはこの部分の開発に苦戦しました」等、もしかすると本来言わなくてもいいような情報を伝えることで、より人肌感を伝えられる。 オンラインという顔が見えないサービスだからこそ、このような、向かい合って話すかの如くユーザーに話しかけることで、運営側の顔が見えるようになる。こういった努力の結果、一斉メールへの返信という成果が得られているのだ。 つまりメールでのコミュニケーションをメール内のみで完結させるのではなく、コミュニケーションはメールの外にも広がっていて、それらを1つの線につなげることが重要なのだ。 「頑張っているところを見せることがブランドのファンづくりに役立つ。SENSEI NOTEは先生にとって、あなたのためのサービスというスタンスではなく、共に学校現場をよくしていくパートナーという認識」 こういった姿勢がメールにおいても良い反応を得られる秘訣となっている。 メールだけで終わるコミュニケーションなんてない! 浅谷さんのコミュニケーションのスタイルはサービス立ち上げ時、自身が学校のこと、先生のことを何もわからないから、直接先生方の話を聞いていたというスタンスが、今につながっている。 こういった、ひたむきにユーザーと向き合い、常にリアルで直接的なコミュニケーションを心がけているからこそ、メールでもその「人肌感」が伝わるのだ。 またそんなぬくもりを感じることができるコミュニケーションを可能にするのもHTMLメールならではではないだろうか。うわべだけではなく、また早い段階での効果を期待するのではなく、コツコツと積み重ねてきた関係性がサービス全体に良い結果となって表れている。 点と点のコミュニケーションではなく、1つのストーリーとしてのコミュニケーションがビジネスには重要であり、メールはその一端を担うことのできる存在。 浅谷さんはそんなことを教えてくれた。 --- ### 他社メールマガジン大解剖:第2回「Costco(コストコ)」 - Published: 2015-12-02 - Modified: 2020-10-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-series-by-nakayama-02-costco/ - Categories: メールマーケティング 前回から新たに開始した連載「他社メールマガジン大解剖」の第2回は、様々なショッピングモールなどと併設され、日本でも一般的になったコストコに焦点を当てたいと思います。本社は米国ワシントン州です。 コストコはテレビなどでも紹介されることが多いため、あの広大なまるで巨大倉庫のようなフロアに、山のように所狭しと並べられた大量の品物に驚かれた方も多いのではないでしょうか。 実際店舗に行ってみると、人の多さとそれぞれの商品のサイズの大きさ(量にしても1パックに入っている数にしても)は今までにないものが有ります。取扱商品も食料品などにとどまらず家電製品や化粧品、果てはタイヤ交換や補聴器・メガネなんていうものもあります。 コストコは日本ではオンラインショップはありませんが、米国とカナダ、英国とメキシコではオンラインショップを運営しています。今回解析するのは米国のメルマガなので、来店誘導とオンラインショップ誘導が目的です。 また、コストコはアプリも出していて実店舗(Warehouse)で使えるクーポンもアプリ内で配布されます。(※日本ではダウンロードできません、ユーザーとしては残念) 来店誘導の効果を測定する事と、クーポンなどによる来店促進を狙ってのアプリ活用は、日本だとユニクロなどが行っていますね。 コストコは、それをより以前から行っており重要な「顧客接点の確保」手段としてメールマガジンの中でも上部の目立つ場所にバナーを置くなど、強いプロモーションを行っています。 なぜアプリをメールマガジンの中で押しているのか?も含めて、コストコのメールマガジン活用について今回は具体的に見ていきたいと思います。 コストコの配信曜日・時間などの特徴 コストコは、配信曜日はかなり固めています。 上の図は9月、10月の曜日ごとの配信データですが、火・木・土に偏っています。金曜日に少し発行していますが、他の曜日に比べればかなり少ないです。 これは確実にこの曜日が反応が良いという判断の結果だと考えられます。 時間帯で見るとこちらの図のような状況です。 縦軸がメルマガの配信数で、横軸が時間軸です。 大きな傾向は同じですが、金曜日だけ若干異なりますのでオレンジ色にしています。それ以外の曜日は全て青色にしています。 さて、主要配信時間は、ピークが午前中、特に早い時間ですね、9時くらいに来ています。また、深夜帯にも若干メールが配信されています。これは、朝メールを見て実店舗に行こうと思わせる、ないしオンラインショップを覗かせるという事を狙っていると思われます。 月曜日の朝は余り反応が良くないことが多いのと、土曜日の朝に配信する、そこから均等配信の曜日を逆算した結果が、火曜日・木曜日・土曜日なのかもしれません。 曜日としては火曜日が多いというのは興味深いですが、もしかしたらコストコで買い物をする顧客行動として、大量買するのは週初なのかもしれません。 この辺りはお国柄も有りますので深追いできませんが、重要なのは、買い手のライフスタイルを知った上で配信曜日を決めるということです。業種業態、地域や目的によってもベストな時間帯は変わってきます。 ある程度のお決まりのルールは有りますが、それが必ずしもベストではありません。意図的に配信時間をずらすなどして、反応の差を見てお客さんの真の姿を知っていくことは、コンバージョンレートに大きく影響しますので、テストは非常に重要です。また、得るものも大きいです。 モバイルに対してはアプリを併用する戦略 コストコはスマートフォンに最適化するようなメールマガジンにはしていません。 デスクトップできれいに見ることを重要視しているようです。メールマガジンは完全HTMLメルマガです。ビジュアルを見せて希求する及び計測のためにはHTMLメルマガは必須ですね。 コストコのメルマガの特徵としては、ほとんどの場合、最も目立つ位置にアプリへの誘導広告を入れている点があげられます。これは今の時代に即していると思われます。 メールアドレス自体はこちらからPUSHするためのリストとして重要です。しかし、PULLには向いていません。わざわざ昔のコストコのメルマガをメールボックスの中から探して、見てくれる人なんてほとんどいないですよね。 しかしアプリは違います。さっと起動して見たい情報が見られます。しかもWarehouse(実店舗)にしてもオンラインショップにしてもクーポンや安売り情報が直ぐに目に入ります。どちらが売り上げにつながるかと言ったら、アプリではないでしょうか。 いずれコストコのメルマガもモバイル対応になるのかもしれませんが、こうやってPUSHとPULL両方を行えるようにしておくことは、情報過多の今の時代では有用なのではないでしょうか。 先ほども出ましたがユニクロはコストコとほぼ同じような構成のアプリを出しています。オンラインショップ・クーポン・店舗検索などの機能がついたものです。お買い物リストもついています。オンラインだけではなく実店舗とのバランスをとっています。 より深く顧客を知るために それ以外については一般的なECサイトのメールマガジンと大きな差はありません。またほとんどの場合、件名は「Save on〜(割引)」などから始まるなど、基本的にはメルマガでお得感を出して引きつけていく流れが多いです。 コストコについては、その中でアプリを使って更に顧客とのエンゲージメントを高めようという試みを行っている点が興味深いなと思います。 アプリであればその中にGoogleアナリティクスを始めとした解析ツールを導入することで、更に深い顧客の行動情報などを得ることができます。そうすれば、より相手の立場に立ったマーケティングを行うことができます。 メールマーケティングにしても何にしても特定の手法の中で完結しなければならないというルールはありません。 このように横断的に様々なものを使って、顧客に密着していくという形が、これからのマーケティングにはより一層必要なのではないでしょうか。 日本のコストコはオンラインショップもありませんので顧客体験ができないのですが、北米と同様のマーケティングが導入されたらぜひとも体感してみたいと思っています。 店舗にはよく行くんですけどね。袋詰のパンは必ず買っていきます。 次回はまた違う業種にフォーカスして行きたいと思います。 他社メールマガジン大解剖シリーズ 1回:Clinique(クリニーク) ※Benchmark Emailでは月に1回、ニュースレターを配信しております。 ブログ記事を中心にセミナーなどのイベント情報等、メールマーケティングに役立つ情報満載です。Benchmark Emailのニュースレターは以下のボタンから登録できます。 Powered by Benchmark Email --- ### 【HTMLメールデザイン事例】リードナーチャリングに最適、長期的な関係構築を実現するメール配信 – Tato design様 - Published: 2015-10-26 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/good-email-design-introduction-tato-design/ - Categories: ユーザー事例 こんにちは、コンテンツ担当伏見です。一月に一回の更新が目標のこの企画、【HTMLメールデザイン事例】です。 今回も、優れたデザインのメールをご紹介します。メール配信を行っている人には絶対参考になるはずです!今回は設計デザインと不動産仲介を行うTATO DESIGN(タト・デザインさんのメールマガジンです。 そもそもマーケティングの本場アメリカでは不動産とメールマーケティングの相性はとてもよいとされており、実際多くの不動産業の方がメール配信で最新情報やニュースなどを定期的に送っています。コンテンツも豊富にあることから定期的なメール配信がしやすい分野というのもその理由でしょう。Benchmark Emailでも多くの不動産業の方にメール配信をご利用頂いており、その多くがメールで物件紹介→詳細ページ(ホームページ)へ推移してもらうという導線作りに活用されています。 では、いつもの様にメールを1通ずつ見ていきましょう。 無駄を省いたシンプルなデザインで読者の「読みたい」を刺激 こだわりあるお部屋造りや、お部屋探しのお手伝いがテーマのTATO DESIGN。リアル店舗なしということで、ウェブサイト、メール、SNSがビジネスの要となっています。つまり、オンラインでのコンテンツがすべてを決めるとても重要なものなんですね。通常こちらではネットショップに毎日4〜6件の物件を追加し、フェイスブック、ツイッターを利用して新規物件の告知をしています。メールマガジンはその際に取りこぼしたお客様への後押しとなるようなツールとして月に2回のペースで配信されています。 さて実際のメールはと言うと、ご覧の通り奇抜な構成が成されていたり、奇をてらった配色、フォントを施すこともなく、レイアウトはとてもシンプル。視線の流れを自然に誘導するジグザグパターンのレイアウトを活用することで、無理のない読み進みを読者に提供しています。こういったレイアウトは読み物コンテンツにオススメなんです。 また何といっても目を引くのが写真のクオリティー。このような高いクオリティーの写真を直接相手に訴求できるのがHTMLメールの強みでもあり、「読みたい」と思わせる要因にもつながります。 まずはメールを読みこんでもらい、興味を持ったら詳細ページに進んでもらうという流れを構築されています。そうです、凝ったレイアウトなんて必要ないんです! では、次のメールを見てみましょう。 リードナーチャリングに最適、ファンを固定化する定期的なメール配信 こちらは10/22配信のメール。シンプルなレイアウトの利点は、この様にスマホで見てもストレスなく読み進めることができるという点です。 同社の場合、現在引っ越しを考えていなくても、「物件探し」が好きな人が一種の楽しみとしてメールを購読するというケースも多くあるそうです。 やはり、「物件」というカテゴリーはファンも多く、こちらのTwitterアカウントでも反応のいいファンが多いそうです。そんな人たちの心をくすぐる物件をあつめたメールマガジン配信を目標にしているそうです。 メールマガジンはそういった層にサイトを見続けてもらうきっかけを作り、やがて愛着が沸き、最終的に会社のファンになってもらうことで、「いざ引っ越し」という時に真っ先に活用してもらえることにもつながります。まさにリードナーチャリングですね! このようにリード顧客との長期的な付き合いを継続できるツールとしても、メールマガジンは効果を発揮しています。 いかがでしたか?ファンづくりに役立つメール配信。セールの時期だけ配信するのではなく、定期的に興味深いコンテンツを発信し続けることで、購買意欲を育てていくリードナーチャリング的な活用としてパワーを発揮できるのがHTMLメールの特徴です。不動産のように購買の意思決定に時間がかかる様なものの場合、特にこのようなメール配信でファンを作っていくことが効果的なのではないでしょうか。 TATO DESIGN各種SNSはこちらから Facebook Twitter Instagram その他のメールデザイン事例をチェック 【HTMLメールデザイン事例】読者心理を掴み取る、ブランディングにとことんこだわったメールレイアウト – Ginger Beach Inn様 【HTMLメールデザイン事例】 虫歯になってからではもう遅い、 歯医者さんが教えてくれるメールを使ったお客様再喚起法 - オーラルプロポーションクリニック様 【HTMLメールデザイン事例】 統一されたブランドイメージで○○といえば△△を構築-エティハド航空様 【HTMLメールデザイン事例】デザインの統一で最大限に生かされるブランディング効果 – グローバルフルーツ様 ※Benchmark Emailでは毎月1回メールマーケティングに関するブログをまとめたニュースレターを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録下さい! Powered by Benchmark Email --- ### 他社メールマガジン大解剖:第1回「Clinique(クリニーク)」 - Published: 2015-09-20 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/new-series-by-nakayama-01/ - Categories: メールマーケティング 前回までメールマーケティングの基本について、この「Benchmark Email Blog」にて連載をしてまいりました。合計12回、これからメールマーケティングを始めるという方はぜひ読みながら進めて頂ければと思います。 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第12回:シリーズの終わりに... 全体のまとめ さて、今回からは新シリーズです。題して「他社メールマガジン大解剖」です。私は個人的に研究のためにたくさんのメールマガジンを購読しています。そして、国内だけではなく海外の物も多いです。 海外サイトのメールについては、海外の方が客観的に見ることができる、自分が使わないので余談が入らないなど、参考資料としてとても良いかつ面白いです。国が違うことによる文化的ギャップなどには注意しなければなりませんが、改めて基本的な部分から、特徴的な部分まで把握するための教材として、おすすめです。 そこで今回からは、海外の企業がどのようにメールを活用しているかを、追いかけて行きたいと思います。ぜひお付き合い下さい。 そして今回はその第一回。ターゲットは日本にも進出して長い「CLINIQUE(クリニーク)」のオンラインショップメールマガジンです。 CLINIQUEの配信時間などの特徴 CLINIQUEはメールマーケティングとしてはシンプルな配信を行っています。ターゲットは働く女性系と思われます。なぜなら配信タイミングなどが、そこにフォーカスされている可能性が高いからです。 具体的には、例えば8月なら • 土日も含めて毎日1通ずつ配信 • HTMLメールでモバイル対応100% • 配信時間は5通がAM7時頃、残り25通がPM7時〜10時に集中 という状況です。特に配信時間帯については、通勤時と帰宅時を狙っている可能性が高いですし、モバイル対応100%というのも、移動時に見ることを想定していると思われます。 実際、私も配信時間については色々と実験していますが、最も心理的敷居が低いのはモバイルであれば移動時間です。 企業で働いていれば通勤時と帰宅時ですね。業界によってどのくらいの時間に変えるかはマチマチですので、アクセス解析のデータを時間帯別に分解するなどして、ターゲットとなる買い手がどれくらいの時間にアクティブになるかを汲み取り、それを基に何度も実験をして 配信時間を決定しています。余談ですがSNSへの投稿時間も同じです。 この辺りについては連載のこちらもご覧ください。 → 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第9回:相手に合わせた内容にすることで、メールマーケティングは加速する : CLINIQUEについては8月はもう明らかで、ツールで固定配信している事がわかるレベルで毎日の配信時間が決まっていました(7時台配信なら7時3分など)これは、実験済みという常態かと思います。 配信時間帯を把握することは非常に重要です。メールを書けた時に配信、ではもったいないので、最も読まれやすい時間帯を狙うことをおすすめします。開封率は2倍程度差がつくこともあります。色々実験することをお勧めします(朝早すぎるとメールの着信音で起きてしまった人の気分を害することがありますのでご注意下さい。) と、CLINIQUEについては開封率を測定してデータドリブンでマーケティングしている姿が見えます。 計測・後追いはリマーケティング等で また、メールマガジン経由で来訪したユーザはGoogleのトラッキングシステム、DoubleClick Floodlightで行動をトラッキングして計測しています。サイト上のタグを管理できるGoogleTagManager経由でそれを行っているので詳細はなんとも言えませんが、メール配信に発生したコストを、リマーケティングなどで回収していく仕組みができていると思われます。 一般的に、ECサイトや小売業ではメールマガジンや広告などで呼び込んできたお客さんが、1回の購買で終わってしまうとペイしないことが多いです。採算割れしてしまいます。そうではなく、ライフタイムバリューを上げていくことが重要です。 そのお客さんが興味を持っている商品カテゴリーや属性を把握し、それぞれのお客さんに対してカスタマイズされたオファーをメールで毎日送ることができれば、一斉配信のメールに比べれば、高いコンバージョン率が望めます。 メールの目的は欲張らない、絞り込む CLINIQUEのメールマガジンはHTMLメールですが、以下のように基本的に求めるアクションは1つの場合が多いです。そして常に、何らかのオファーがついています。 例えば以下の2つは、両方共「35ドル以上買ってくれたら送料無料かつ、minis(小さいオマケ、言ってみれば試供品の少ししっかりしたようなもの)を4つ無料でプレゼントします」というオファーがついています。minisの実際の画像は2つ目のメールマガジンを御覧ください。大きく見えますが、かなり容量は少ないですので、数回でなくなってしまうでしょう。 【メールマガジン:1】 【メールマガジン:2】 CLINIQUEは、メール経由にかぎらずとにかくこのminisを推してきます。 minisをプレゼントするというのは、日本で言うとスターターキットなどを格安で販売することと似ています。どこでお金が出ていくかが違うだけです。 例えば、minisないしスターターキットが ・原価が10ドルのminisを無料プレゼント ・スターターキットの原価が20ドルなのを10ドルで販売 どちらも、10ドルを使って1ユーザーにお試ししてもらっていることに変わりはありません。そして恐らくCLINIQUEとしては、試供品(minis)を使った人のうちどれくらいが実際に商品を購入し、ライフタイムバリューがどれくらいかを把握しています。 なので、大胆にプレゼントが出来るんですね。大胆にプレゼントが出来れば、お客さんは当然集まります。それだけ売上は上がっていきます。 定量的な計測の上で、もっとも利益に貢献するアクションを見い出し、そこに繋がる最も効率的なルートに乗ってもらうことに注力する。 その結果がメールでの徹底的なminis押しだと考えられます。これはとても効率的な方法です。どんな業種でも、このルートを探すことは重要です。 ユーザーの気持を安易に推測せず、テストする メールの件名は、毎回大概「送料無料、無料のminis」です。毎回同じで飽きられそうにも思うのですが、開封率を考えればそれほどではないかもしれません。例えば開封率が10%なら、実際にメールを見るのは10回に1度です。 どうしても売り手側は「全部見ている」という前提で考えてしまいます。なぜなら実際に毎回苦労して作って全部見ているからです。 しかし消費者は違うかもしれません。自分の頭の中のユーザー像が本当のユーザー像と一致しているかは、定期的にメンテナンスしないと怖いです。この辺りは実際に購買してくれたユーザーの声や、内容のA/Bテストを行って、その情報を元に判断することが必要です。このCLINIQUEの場合も、一見毎回毎回同じようなオファーで飽きられるように感じるかもしれませんが、テストを繰り返した結果なのではないでしょうか。 終わりに CLINIQUEは一見、ただがむしゃらに安売りやプレゼントオファーを送っているだけのように見えますが、恐らく裏では様々な実験を行っており、それに基づいたマーケティングを行っています。送料無料とminisのプレゼントが常に「$35以上のお買い上げで... 」になっているのも、そこが分岐点だからではないでしょうか。$30では赤字が膨らみすぎてしまい、$40だと購買者数が一気に減ってしまう... 恐らくですが過去のメールをもっと掘り下げることができれば、この金額の実験を行っているメールが見つかるのではないかと重います。 ユーザーの気持ちや価値観は大概想像の外側にあります。 なので、きちんとデータを取ってそれを基にテストを繰り返して効率を上げていく、その繰り返しが重要なのだなと改めて思わされた配信例でした。 ECサイトにかぎらず、気づきがあると思いますので、興味がある方はメルマガだけでも取ってみてはいかがでしょうか。 Clinique | Official Site | Custom-fit Skin Care, Makeup, Fragrances & Gifts : http://www. clinique. com/ 次回はまた違う業種にフォーカスして行きたいと思います。 他社メールマガジン大解剖シリーズ 2回:Costco(コストコ) ※Benchmark Emailでは月に1回、ニュースレターを配信しております。 ブログ記事を中心にセミナーなどのイベント情報等、メールマーケティングに役立つ情報満載です。Benchmark Emailのニュースレターは以下のボタンから登録できます。 Powered by Benchmark Email --- ### 【HTMLメールデザイン事例】読者心理を掴み取る、ブランディングにとことんこだわったメールレイアウト - Ginger Beach Inn様 - Published: 2015-09-05 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/benchmark-emailintroducing-our-users-ginger-beach-inn/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちは、コンテンツ担当伏見です。9月に入ってもまだまだ暑い日が続きます。(正直私は暑さに飽きてきてしまいました。早く秋がきてほしいと思っております。) さて今回は久々の人気企画、【HTMLメールデザイン事例】です。 この企画は実際にBenchmark Emailを活用して配信しているお客様のメールをご紹介します。今までご紹介してきたメールもすべて真似したくなるようなレイアウト、ついつい読んでしまうようなコンテンツと、様々な工夫が施されていましたね。 さて今回はブランディング形成に役立つメールの構成術が満載です。ブランド形成にお悩みの方は是非ご覧ください。 神奈川県は逗子にあるライフスタイルショップ、「Ginger Beach Inn」様のニュースレターをご紹介します! では早速1通目のメールです。 見ている人に海を感じてほしい!ブランディングを意識したメール構成   Ginger Beach Innのショップコンセプトは、モノを販売する“お店”ではありつつも、他にはどこにもない、“世界でたった一つの場所”であることを意識し、いつでも”感じてもらう”ということをとても大切に考えているそうです。 足を踏み入れた瞬間に、ふと海や旅の気分を感じられるような空間作りはお店においてはもちろん、メール配信にも気を配っている。 そう語ってくださったのは、メール作成をお一人で行っているショップオーナーの駒形さん。 コンセプトの通り、海の写真にポップなスタンプ(挿絵)、フォントの選び方や余白の取り方までメールのストーリーが伝わってきますね。逗子というまさに、ビーチサイドの街並みが浮かんできそうです。 Ginger Beach Innのメールには必ず1枚、海の写真を入れているそうです。こういうこだわりは、実はブランディングにはとても効果的なんです。 そもそもブランディングとは企業価値を向上させることを意味していて、お金では換算できない、あるいは他のブランドが模倣できない、オリジナリティを高めることが目的とされています。この価値が上がることで、ブランドは長期的な成功を収めることができ、ビジネスにおいては重要な要素の一つとされています。 Ginger Beach Innの場合、海の写真を必ず入れることで「海=Ginger Beach Inn」というブランド連想を生み、潜在的にブランドがより人の心に残る仕組みを自然と作り上げています。しかもメールを受け取る側もきれいな写真を見てほっこりできるのなら、ウィンウィンの関係ですよね。 ではもう一通、メールを見てみましょう。   HTMLだからできる、思い通りのメールレイアウト   そもそも文章だけのメールはつまらないし、あまり読みたいと思えないというところからHTMLメール配信を始めた駒形さん。HTMLメールだと、この様にハイクオリティーな画像も載せられるのでお店のコンセプトをそのままメールでも表現することができますね。 文章だけだと、どうしても書き手のテクニックやライティングの技術などが必要になります。どれだけいい文章を書いても、読まれない可能性と言うのも出てきます。そういう点でもHTMLメールだと、画像でブランディングを確立できるという強みがありますね。 またテキストメールの場合、開封者やメールクリック者の測定も出来ませんね。しかしHTMLメールなら上記の測定もばっちり。 こちらのメールでは購読リストに顔のわかるメール受信者がいるので、その人たちがメールを開封してくれたりと、実際のアクションが可視化されることでメール作成のモチベ―ションにもつながっているそうです。 HTMLメールとECサイトとの相性は良く、事実MoMA STOREやZOZOTOWNなど多くのECサイトが会員向けにHTMLメールを配信しています。 いかがでしたか?ショップのコンセプト、ブランドイメージをそのまま表現するHTMLメールの活用例として、Ginger Beach Inn様のメールをご紹介しました。 では、また次回は別のイケてるメールをご紹介致します! ※Benchmark Emailのニュースレターは以下のボタンから登録できます。 Powered by Benchmark Email --- ### WEBマスター出張ブログ! リスト獲得のためのダウンロード用コンテンツ作成と滞ったメルマガ配信。 - Published: 2015-08-01 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/my-diary-of-using-newsleter-for-running-owned-media-part-2/ - Categories: 機能・便利ツール 「WEBマスターの手帳」を運営している遠藤です。Benchmark Emailを使ったメールマーケティング奮闘記の第2弾です。前回の記事が6月初旬でしたので、約1ヶ月ちょっとの奮闘記録になります。 今回は、前回の奮闘記から変わった点などを中心にシェアしていこうと思います。前回の記事は『WEBマスター出張ブログ!メール懐疑派がメールマガジンを導入した理由、そしてとこれからの取り組み』をお読みください。 ダウンロードできるE-book(資料コンテンツ)を作った 前回から大きく変わったのは、リスト数を増やすために「ペルソナ作成シート」というダウンロードできる配布資料を作りました。 今回の目的は「WEBマスターの手帳」のメールマガジンをより多くの人に届け、ブログをより読んでもらうためです。リストを集めると言っても、集めるアドレスは誰のものでもいい、というわけではありません。自社の商品やサービスの見込み客となる人のリストを獲得し、自社のお客様になっていただけるようにメールで啓蒙(教育)したり、ニーズに即した情報を的確に届けるために、自社のターゲット像に合う人のリストを獲得しなければ意味がありませんよね。 WEBマスターの手帳を読んでくださっている方は「自分たちでホームページを作ったり、運用をしたい」という、いわゆるインハウス(自社内で完結させること)を目指している方が多いです。 そのため、ホームページ作成やコンテンツ作成で役に立つ「ペルソナ作成シート」をダウンロードコンテンツとして用意しました。 資料ダウンロードへの導線 一般的には、資料ダウンロード用の専用ページを作成し、ダウンロードできる資料の説明やダウンロードすることのメリットなどを掲載しつつ、ダウンロードするためのフォームを設置します。ただ、WEBマスターの手帳では、ブログ記事として簡単な紹介はしましたが、ランディングページのようなアピールページは作っていません。WEBサイト上に「バナー画像」を設置し、クリックするとBenchmark Emailの登録フォームが表示されるようにしました。 なぜアピールページを作成しなかったかというと、ユーザーさんが実際に資料をダウンロードするまでのステップをできるだけ少なくするためです。資料をダウンロードしたいのに、アピールページに飛ばされていたら鬱陶しいですよね。 「ペルソナ作成シート」のダウンロードするまでのステップは以下のようになっています。ダウンロードするまでに9ステップも進めなければなりません。 WEBサイト上でバナー画像などを使い「ペルソナ作成シートがダウンロードできる」ことを認知する バナー画像をクリックする Benchmarke Emailの登録フォームページの表示 登録フォームにメールアドレスを記入 「ダウンロードする」ボタンをクリック 自動返信メールが届く 「ダウンロード申込みを認証するにはこちらをクリックしてください。」をクリックする WEBマスターの手帳上にある「ダウンロードページ」が表示される ページ内の「ダウンロード」ボタンをクリックするとPDF資料のダウンロードがスタート ただ資料を配布(ダウンロードできる)するだけであれば、サーバーにファイルをアップロードして、ダウンロードボタンをクリックすると、ダウンロードが始まるようにすればいいわけです。ですが、それではダウンロードした人のメールアドレス(リスト)を得ることができません。 Benchmark Emailの使い方が甘かった この資料ダウンロードを始めるにあったって、登録フォームで入力項目を全て埋めた上で「送信ボタン」をクリックしたら、資料のダウンロードが始まるようにしたいなと思ったのですが、Benchmark Emailでのやり方がまったく思いつかず、上記のような遠回しなやり方をしていました。 ですが、Benchmark Emailの伏見さんに「サンキューページの設定で資料ファイルのURLを指定すれば出来ますよ」と教えていただき、「なるほど!そうか!そういうやり方があった!」と気付きました。創意工夫が足りてなかった... という訳で、上記のようなややこしい流れを以下のようにシンプルにしました。 WEBサイト上にてバナー画像などを使い「ペルソナ作成シートがダウンロードできる」ことを認知する バナー画像をクリックする Benchmark Emailの登録フォームページの表示 登録フォームにメールアドレスを記入 「ダウンロードする」ボタンをクリック 資料のダウンロードが始まる この流れが作れるのは良いですね!施策が変わってきます。という訳で10月ごろからは資料ダウンロードのランディングページも用意してA/Bテストなども実施したいと考えています。 海外旅行で配信が止まった ダウンロードコンテンツを作った以外の出来事としては、メールマガジンの配信が滞るという事態が発生しました。というのも私用で1週間ほど海外(アルバニア)に行ってきました。 海外にいる間もブログ記事の更新はしたのですが、WEBマスターの手帳メールマガジンは「今週の人気記事TOP5」がメインになるため、毎週木曜日に1週間で公開した記事の「いいね!数」を計測する必要があります。 つまり、事前にメールマガジンを作成して予約配信ができません。 結果、インターネット環境の問題や時差の問題で計測が出来ず、メールマガジンも配信ができませんでした。さらに、帰国後も激しい時差ボケといろいろな仕事に追われて、ブログ記事が更新できず、結果メールマガジンも配信できませんでした。 以前にも何度か「今週の人気記事TOP5」が「今週の人気記事TOP2」などになってしまったことがあります。これはメールマガジンの内容を考える際に「配信に必要なものはなにか?それを用意する難易度はどれぐらいか?」などの考察が十分ではなかったためです。 これが実体験できただけでも、かなりの成果です。とはいえ内容を変えるには早すぎるので、どうしたら滞らずに配信ができるかを考えていきたいと思います。 今後の予定 今後の予定としては「ステップメール」の作成に取り掛かろうと企画中です。 また先述した「配信を滞らせない」ための仕組みづくりも進めようと考えています。 というわけで、前回のレポートから約2ヶ月弱のWEBマスターの手帳でのメールマーケティング奮闘記でした。また次回もお楽しみに! 編集長伏見はこう見る いよいよ本格的にメールマーケティングの運用に乗り出した遠藤さん。やはり最初は顧客リストを増やすことが第一関門になってきますね。でも、さすが遠藤さんは登録フォームをただホームページに載せているだけではリストは増えていかないことを知っていますね。 読者はいわゆるメルマガというものになれている為、よっぽどの利益を受けられない限り重い腰をあげません。登録と同時にE-bookを渡すという方法は個人から大企業までできる施策の一つです。遠藤さんはこれに関して『見込み客を獲得するならこの方法!メールアドレスを集めるのに効果的な6つの方法』というブログでメールアドレス収集に役立つ方法を取りあげています。 今後の動向に注目です! ※遠藤さんのメルマガ登録はこちらから --- ### HTMLメールマガジンの参考になるイケてるデザイン13選 - Published: 2015-07-17 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/13-html-email-designs-you-must-check-2/ - Categories: HTMLメールデザイン こんにちは。WEBマスターの手帳の遠藤です。HTMLメールを作るにあたり「どんなデザインが良いのか」と考える時にデザインで参考になるメールマガジンはありますか? 海外のニュースレターを集めている「Email-Gallery」というWEBサイトも参考になりますが、やはり日本国内のメールマガジンのデザインも参考にしたいですよね。 という訳で、今回は自分が「HTMLメールのデザインの参考にしてるメールマガジン」をご紹介します。 ウォールストリートジャーナル ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 -ニュース-ビジネス-海外-経済-金融 – WSJ日本版-jp. wsj. com – Wsj. com 米国紙のウォールストリートジャーナルの日本版のメールマガジンです。 2カラムで左にリンク付きの画像、右に本文というレイアウトで、載せているコンテンツも1つだけと非常にシンプルです。 NewsPicks NewsPicks 経済ニュースのニュースアプリのメールマガジンです。1カラムで縦長なレイアウト。モバイル読者を意識しているのがわかります。 デザインもシンプルで、ほとんど装飾はされておらず、画像を使ってコンテンツを分けていますね。 VISUALTHINKING ビジュアルシンキング | ビジュアルの力で世界を丸くする。 「ビジュアルで世界を丸くする」というビジョンを持ってインフォグラフィックやデザインに関する情報発信をしているWEBサイトのメールマガジンです。 ビジュアルを専門とするだけあって、メールマガジンもシンプルで、ロゴの色とリンクの色が統一されていて洗練されている印象です。アイキャッチ画像のサイズが大きめで、必要以上にテキストはありません。 ブレーン ブレーン 宣伝会議が発行元の広告・クリエイティブ専門誌のメールマガジンです。 シンプルですね。左にアイキャッチ画像、右にタイトルとコンテンツ概要、記事へのリンクがあります。色も白と黒とグレーと非常にシンプルです。 宣伝会議 宣伝会議オンライン マーケティング・コミュニケーションの総合シンクタンク「宣伝会議」のメールマガジンです。 ブレーンとレイアウトはほぼ同じです。ピンク色で統一されているのが分かります。カラフルにするよりも、使う色を絞ることで整った印象を与え、統一感が出るのがよく分かります。 Gunosy グノシー 無料で読めるニュースまとめ キュレーションアプリ、Gunosyのメールマガジンです。 各記事のタイトルスペースが横幅いっぱいになっています。タイトルを重視しているのでしょう。また各記事にFacebookとTwitterのボタンが設置されているのも印象的です。 Apple Apple ご存知のAppleです。メインとなるコンテンツが大きく掲載されています。1メールで1コンテンツになっているので、パッと見て内容が認識できます。 デザインもさすがはAppleといったところでしょうか。シンプルですね。 Evernote Market Evernote Market Evernoteが販売している商品のメールマガジンです。 人気製品ランキングで商品画像が左右交互に配置されています。同列に並べるよりも商品画像が目に留まりやすい印象です。 Evernoteのグリーン色がリンクでも使われているので、Evernoteのイメージも浮かんできますね。 Amazon Amazon. co. jp Amazonのニュースレターです。セール情報の時は、ほぼ画像1枚で完結しているメールが届きますね。 漫画でわかるシリーズを愛読しているのがバレバレですが、メインの商品を一番上に大きめに表示して、関連商品をしたに2カラムで並べています。 ユニクロ UNIQLO ユニクロのニュースレターです。上部にナビゲーションバーを設置することでWEBサイトの様なデザインを演出し、同時にサイトへの移動を促すことができます。 やはり商品画像がメインで次に金額が目立っています。「リンク付きのチラシ(DM)」が届いているイメージですね。ECサイトや物販の会社の参考になりますね。 ZOZOTOWN ファッション通販ZOZOTOWN ZOZOTOWNのニュースレターです。ユニクロと同じく「リンク付きのチラシ(DM)」が届いているようです。 アピールしたい情報を前面に打ち出しています。パッと見ただけで内容が認識できます。 スクー 無料動画のオンライン学習サイト – schoo WEB-campus(スクー) WEB上で様々な授業を展開しているスクーのニュースレターです。 授業名とアイキャッチ画像と授業の時間だけで、授業に関する説明はありません。授業を受ける人がどんな人かがわかっているからこその構成ですね。 CAMPFIRE CAMPFIRE(キャンプファイヤー)- クラウドファンディング クラウドファンディングのCAMPFIREのニュースレターです。 注目のプロジェクトを上部に大きく表示しています。またロゴの色をカテゴリー表示で使うことで統一感があります。 HTMLメールのイケてるデザインの共通点 以上、最近参考にしたHTMLメールをご紹介しましたが、共通点を幾つか挙げておきます。どこでも取り入れている要素であり、それだけ重要であるということです。 レイアウトは1カラム シンプルなデザイン メインの色を全体で統一して使用している テキストは必要最低限に抑える 一番見せたい情報は上部で大きめに表示 読ませるのではなく、見せて伝える 日本国内には何百、何千というメールマガジンがあります。ぜひメールマガジンの登録の機会があれば積極的に登録して、どんなメールを配信しているのかチェックして、良いところは自社のメールマガジンに取り入れていきましょう! 編集長伏見はこう見る メールを配信する!となっても、実際どんなレイアウトやデザインにしようかデザインにしようかというのは悩みの種ですよね。そんな時はやはり前人に学ぶのが一番。こちらにあるような企業のメールを参考にするのはいいかもしれませんね。 レイアウトに関するその他のブログをチェック 【HTMLメールデザイン事例】読者心理を掴み取る、ブランディングにとことんこだわったメールレイアウト – Ginger Beach Inn様 【HTMLメールデザイン事例】 統一されたブランドイメージで○○といえば△△を構築-エティハド航空様 【HTMLメールデザイン事例】 虫歯になってからではもう遅い、 歯医者さんが教えてくれるメールを使ったお客様再喚起法 - オーラルプロポーションクリニック様 ※遠藤さんのメルマガ登録はこちらから ※Benchmark Emailでは毎月1回メールマーケティングに関するブログをまとめたニュースレターを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録下さい! Powered by Benchmark Email --- ### HTMLメールマガジンの参考になるイケてるデザイン13選 - Published: 2015-07-17 - Modified: 2021-08-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/13-html-email-designs-you-must-check/ - Categories: 開封率・到達率 - Tags: デザイン こんにちは。WEBマスターの手帳の遠藤です。HTMLメールを作るにあたり「どんなデザインが良いのか」と考える時にデザインで参考になるメールマガジンはありますか? 海外のニュースレターを集めている「Email-Gallery」というWEBサイトも参考になりますが、やはり日本国内のメールマガジンのデザインも参考にしたいですよね。 という訳で、今回は自分が「HTMLメールのデザインの参考にしてるメールマガジン」をご紹介します。 ウォールストリートジャーナル ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 -ニュース-ビジネス-海外-経済-金融 – WSJ日本版-jp. wsj. com – Wsj. com 米国紙のウォールストリートジャーナルの日本版のメールマガジンです。 2カラムで左にリンク付きの画像、右に本文というレイアウトで、載せているコンテンツも1つだけと非常にシンプルです。 NewsPicks NewsPicks 経済ニュースのニュースアプリのメールマガジンです。1カラムで縦長なレイアウト。モバイル読者を意識しているのがわかります。 デザインもシンプルで、ほとんど装飾はされておらず、画像を使ってコンテンツを分けていますね。 VISUALTHINKING ビジュアルシンキング | ビジュアルの力で世界を丸くする。 「ビジュアルで世界を丸くする」というビジョンを持ってインフォグラフィックやデザインに関する情報発信をしているWEBサイトのメールマガジンです。 ビジュアルを専門とするだけあって、メールマガジンもシンプルで、ロゴの色とリンクの色が統一されていて洗練されている印象です。アイキャッチ画像のサイズが大きめで、必要以上にテキストはありません。 ブレーン ブレーン 宣伝会議が発行元の広告・クリエイティブ専門誌のメールマガジンです。 シンプルですね。左にアイキャッチ画像、右にタイトルとコンテンツ概要、記事へのリンクがあります。色も白と黒とグレーと非常にシンプルです。 宣伝会議 宣伝会議オンライン マーケティング・コミュニケーションの総合シンクタンク「宣伝会議」のメールマガジンです。 ブレーンとレイアウトはほぼ同じです。ピンク色で統一されているのが分かります。カラフルにするよりも、使う色を絞ることで整った印象を与え、統一感が出るのがよく分かります。 Gunosy グノシー 無料で読めるニュースまとめ キュレーションアプリ、Gunosyのメールマガジンです。 各記事のタイトルスペースが横幅いっぱいになっています。タイトルを重視しているのでしょう。また各記事にFacebookとTwitterのボタンが設置されているのも印象的です。 Apple Apple ご存知のAppleです。メインとなるコンテンツが大きく掲載されています。1メールで1コンテンツになっているので、パッと見て内容が認識できます。 デザインもさすがはAppleといったところでしょうか。シンプルですね。 Evernote Market Evernote Market Evernoteが販売している商品のメールマガジンです。 人気製品ランキングで商品画像が左右交互に配置されています。同列に並べるよりも商品画像が目に留まりやすい印象です。 Evernoteのグリーン色がリンクでも使われているので、Evernoteのイメージも浮かんできますね。 Amazon Amazon. co. jp Amazonのニュースレターです。セール情報の時は、ほぼ画像1枚で完結しているメールが届きますね。 漫画でわかるシリーズを愛読しているのがバレバレですが、メインの商品を一番上に大きめに表示して、関連商品をしたに2カラムで並べています。 ユニクロ UNIQLO ユニクロのニュースレターです。上部にナビゲーションバーを設置することでWEBサイトの様なデザインを演出し、同時にサイトへの移動を促すことができます。 やはり商品画像がメインで次に金額が目立っています。「リンク付きのチラシ(DM)」が届いているイメージですね。ECサイトや物販の会社の参考になりますね。 ZOZOTOWN ファッション通販ZOZOTOWN ZOZOTOWNのニュースレターです。ユニクロと同じく「リンク付きのチラシ(DM)」が届いているようです。 アピールしたい情報を前面に打ち出しています。パッと見ただけで内容が認識できます。 スクー 無料動画のオンライン学習サイト – schoo WEB-campus(スクー) WEB上で様々な授業を展開しているスクーのニュースレターです。 授業名とアイキャッチ画像と授業の時間だけで、授業に関する説明はありません。授業を受ける人がどんな人かがわかっているからこその構成ですね。 CAMPFIRE CAMPFIRE(キャンプファイヤー)- クラウドファンディング クラウドファンディングのCAMPFIREのニュースレターです。 注目のプロジェクトを上部に大きく表示しています。またロゴの色をカテゴリー表示で使うことで統一感があります。 HTMLメールのイケてるデザインの共通点 以上、最近参考にしたHTMLメールをご紹介しましたが、共通点を幾つか挙げておきます。どこでも取り入れている要素であり、それだけ重要であるということです。 レイアウトは1カラム シンプルなデザイン メインの色を全体で統一して使用している テキストは必要最低限に抑える 一番見せたい情報は上部で大きめに表示 読ませるのではなく、見せて伝える 日本国内には何百、何千というメールマガジンがあります。ぜひメールマガジンの登録の機会があれば積極的に登録して、どんなメールを配信しているのかチェックして、良いところは自社のメールマガジンに取り入れていきましょう! 編集長伏見はこう見る メールを配信する!となっても、実際どんなレイアウトやデザインにしようかデザインにしようかというのは悩みの種ですよね。そんな時はやはり前人に学ぶのが一番。こちらにあるような企業のメールを参考にするのはいいかもしれませんね。 レイアウトに関するその他のブログをチェック メルマガ限定コンテンツで読者に価値を提供する!スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」 SNSからメルマガへ繋げる工夫が光るNY発セレクトショップUNION TOKYOの事例 デザイン書籍出版「PIE International」が メルマガで本の魅力を伝える方法 メルマガでクリック率を高めるための7つのヒント!CTAを設置した効果的なメールの作成方法 デザイン初心者でも90点レベルのメルマガを作れる6つの思考プロセスとは? ※Benchmark Emailではメールマーケティングに関するブログをまとめたニュースレターを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録下さい! Powered by Benchmark Email --- ### メールの開封率を高める作成テクニック -開封のきっかけを左右する3つのキーポイント - Published: 2015-07-13 - Modified: 2020-02-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/technics-to-increase-email-open-rate/ - Categories: 開封率・到達率 - Tags: 開封率 メールマーケティングにおいて、重要なポイントの1つは「そのメールを開けてもらえるかどうか」です。なぜなら、そもそもメールを開けてもらえなければ、内容を読んでもらうこともできず、当然そこからの反響につなげることもできないからです。 この「メールを開けてもらえたか?」を示す指標を一般的に「開封率」と言います。送ったメールアドレスのうち一体何%が開いたかを示す値です。 これはもちろん、高ければ高いに越したことはありません。 とは言えいったいどうやって上げればいいのでしょうか?結論から言ってしまえば「お客さんのシチュエーションと心理を把握すること」が重要です。 この記事ではそれが、具体的にはどういうことかなぜそれを行うべきなのか、そして具体的にどう落としこんでいくのか、についてお伝えします。この内容がメールタイトルを再考する一助となれば幸いです。 まず、お客さんのシチュエーションと心理を把握する いったいそのメールは、どんな状況でどんな心理状態にいる相手の手元に届いているのでしょうか。いろんな人が読んでいるから、絞り込むことはできないと思われるかもしれません。しかし、メインの読者イメージをざっくりでもよいので作ることは重要です。誰にでも刺さるタイトルや内容などないからです。 情報の受け手は自分に関係のあること以外は興味を持ちませんので、ターゲット像を想定し、その人に「自分に関係のあること」だと思ってもらうことは、大前提です。これは開封率に限らずマーケティング全般に言えることです。 さて、それでは例えば、想定しているターゲット層が「サラリーマン」「土日は休日、主にベッドタウンから電車で通勤してくる」「スマートフォンでメールを受信している」「電車の中でニュースサイトなどをよく見る」といった人たちだったとします。 そうすると、以下の様な事が考えられないでしょうか。 件名であれば 件名は、スマートフォンの少ない表示文字数に合わせて、前半部分だけで引きつけられる、及び何のメールか分かるようにすべきだろう ニュースサイトのタイトルをチェックし、人気があるタイトルの付け方のエッセンスを、自社のブランドを傷つけない範囲で取り入れてみてはどうか 土日に配信する場合は、平日と少し切り口を変えた件名にすべきかもしれない。例えば、仕事から一歩引いたようなものなど。 また、件名以外でも考えられることは様々にあります。 あまり長いメールは読まれない可能性が高いので、保存できる・シェアできる仕組みを入れておいたほうがいいのではないか メールの中身も、ニュースサイトなどのように、ささっと読めるようにきちんと見出しと本文をリズミカルに配置するほうがいいのではないか 通勤中にスマートフォンを見ているということは、レスポンシブメール(スマートフォンに最適化したメール)を、朝8時台程度に流すと、通勤電車の中で開封して読んでくれるのではないか あまり早すぎてはいけない。例えば6時などに送ってしまうと、人によってはメール通知のバイブで起きてしまい、逆に悪い感情を抱かせるのではないか 相手のシチュエーションや心理を考えるだけでも、どのようなタイミングでどんなメールを送ったらいいかとい言うのは、ある程度見えてきます。まずは、テクニック云々より前に、こういったお客さんの状況などをきちんと想定できる、あるい把握できるように、目線をずらして考えてみてください。 受信者の立場でメール開封のシミュレーションをイメージ 開封のカギはこの3つ! このように受け手の立場で考え「自分が受け手だとして、どんなメールだったら興味を持って開封するだろう」と考えてみてください。 その上でまず行うべきは、考える土台作りです。どんな人でもメールボックスには、あなた以外の発信者からの様々なメールがひしめいています。その中で注意を惹き、開いても良いと安心してもらい、そして開封して貰う必要があります。 さて、下図はiPhone6+での純正メールアプリの表示です。内容はぼかしてありますが、大きく3つの要素で構成されていることが分かります。 1つ目は「差出人名」2つ目は「メールの件名」3つ目は「メールの書き出し」です。これはiOSのメッセージのような、どちらかというとLINEなどのコミュニケーションツールに近いようなものを除けば、大概のメールソフトで共通です。デスクトップでも見え方は多少違いますが、構成するパーツは同じなことがほとんどです。 この3つを改善することが、開封率アップの最短距離です。 メールタイトルだけを改善するのではなく、この3つを全て改善することが必要です。 最も忘れられやすい「差出人」 この中で最も疎かにされやすいのがFrom:フィールド、いわゆる差出人名です。ここが「mail」「info」「support」といったものになっているケースが少なからず有ります。これはとてももったいないです。上記キャプチャでも分かりますが、差出人名は「太字」であったり「一番上部に記載される」など、最も目立つことがとても多いです。 とすれば、メールマガジンであれば、そのシリーズや統一されたタイトル(●●Webメルマガ」などにする方が、受け手は分かりやすくなります。●●会社が出している△△というメルマガだしたら、読者が意識しているのは△△の方です。どこが出しているかというのは、興味を持って初めて気にする部分です。 まずはこの「差出人名」の部分について、現状を確認し、受け手にとって魅力的かつわかりやすいものになっているかを確認してみてください。(もちろん、個人対個人のメールについては名前で良いと思います、あくまでマーケティング目線です) 経験上ここを変えるだけで大きく開封率は変わります。誰も「support」のようなよく分からない差出人からのメールは開けたくないですから。 サブタイトルとしての「件名」 続いてその次に目立つのが件名です。これは、サブタイトルのようなイメージで作ることをお勧めします。●●通信の第△回でタイトルは「■■■■■■■■■」の■■■■■■■■の部分です。 特に定期配信のメルマガなどはまさにこれが当てはまります。件名は最も目立つと思われがちですが、今は差出人の次に目立つようなインターフェイスになっているメールソフトが一般的です。差出人の名前と辻褄が合うようにしながらも、相手が興味を持ってくれそうな文章を、端的に表現することが重要です。特にモバイルは文字数制限が厳しいですので、最初の15〜20文字程度が勝負です。 導入としての「書き出し」 そして、その後に「書き出し」が出てきます。そのメールの中のテキスト最初の部分が出されることがほとんどです。ここは意外に重要です。 メールを沢山受け取っている人ほど、そのメールがただの宣伝だらけのメールなのかそれとも、中身のあるメールなのかを気にしています。書き出しの部分が誠実に始まっていれば、そういった人にも開いてもらいやすくなります。 そうではなく、例えば、 「●●からのおすすめ情報をお届けします」 「スマートフォンをご利用の方はこちらからご覧ください」「:::◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇(きっと模様ですね)」 といったものだと、いかにも宣伝臭くなり、開かれづらくなります。メールの書き出しには注意が必要です。 ここに一つ差出人名と、件名で開封率の変化をテストした実例があります。これはBenchmark Emailが毎月配信しているニュースレターで行われたものですが、差出人名を「Benchmark Emailメルマガ編集部」と「Benchmark Email CEO カート・ケラー」の2種類、また件名も通常のニュースレターのタイトルとBenchmark Email CEO カート・ケラーという文言をタイトルに加えたものを作成しA/Bテストを行いました。 結果、差出人名、件名共に個人名を含んだものの方が高い開封率を記録しました。 この実例を見ても、同じ内容のメールを送るにも、アイディア一つで開封率は変化するのです。 この3つを押さえて、後はテストを繰り返す 開封率を上げていくということは、基本的にはこの3つの要素について、様々なパターンを試しベストなものを探っていくことになります。リストの数が4桁以上など大きければ、リストを2つに分けてテストしてもいいですね。それほど大きくなければ、できるだけ他の条件(配信時間や曜日など)を一緒にした上で、毎回の配信ごとに変えて試してみるのが良いでしょう。 また、それを行っていくと、もしかしたら自分たちが思っていた受け手の姿は、現実と外れているかもしれないということに気づくかもしれません。そうしたら、その受け手の姿を修正していって下さい。 頭の中で考えたものが、最初から実際の現実と一致していることは稀です。テストをしながら、受け手の姿もより鮮明に正確に見えてきます。 まとめ 開封率を上げていくためには、大前提として「受け手のことを理解し」それに基づいて「差出人・件名・書き出し」を工夫し、テストを繰り返して改善していく。そして、その中で受け手の姿もより正確に鮮明にしていく。 このようなイメージで運用をしていくと、安定して高い開封率を出せるようになります。小手先のテクニックだけではなく、根本的なこういったことを行って、ぜひメールマーケティングの成果につなげて頂ければと思います。 Powered by Benchmark Email --- ### メールマーケティングに動画を活用したくなる3つの理由 - Published: 2015-06-04 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/top-3-reasons-you-need-video-email-campaigns/ - Categories: HTMLメールデザイン - Tags: メールマーケティング, htmlメール, セグメント, メールリスト, 顧客リスト みなさんは、動画メールマーケティングをご存じですか?メールに画像を付けるのと同様に、動画を添付したメールのことです。まだまだ日本での普及はこれからですが、マーケティングの本場、アメリカでは広く知られるようになり、実際に成果を上げている施策を施している企業も出てきています。 動画を使えば画像の多いコンテンツなら見せたい商品をより効果的に見せることが出来、テキストの多いコンテンツなら読者の集中力を削ぐことのない形で内容を伝えることが出来ます。 今回はそんな動画メールマーケティングのメリットについてお話します。 画像だけではまだ足りない?動画を使ったリアルなレビュー 商品写真も良いですが、女性買い物客の過半数は洋服の商品写真をあまり信用していません。そこで商品レビュー動画を作成し、まるで商品を実際に手に取っているような疑似体験を提供するのが効果的です。動画の中で実際に商品を手に取る、試着・試しに使ってみることで商品をよりリアルに伝えることができます。ショッピングチャンネルなどの買い物番組では商品を実際に使用するデモンストレーション、モデルによる試着などを積極的に行っています。ただ目の前に置かれた商品、写真ではその魅力を伝えきることができなくても、デモンストレーションなどを見ることで自分が買った後に使っている様子がイメージできるようになりますね。 アメリカの別荘を貸し出すバケーションレンタルを展開する企業、Homebase Abroadが行った動画メール配信を行い、開封率73. 77%、動画視聴率58. 8%(そのうち32. 8%が最後まで視聴)、52. 7%がWebサイトへの移動、6. 1%が「友達に知らせる」機能を利用したという結果を得ています。 【参考:<郵送コストと工数を大幅削減>DVDを動画メールに変えて、受信者の反応把握とコスト削減を実現】 やっぱり口コミは何よりも強いマーケティングツール、ユーザーインタビュー動画 ブランドのファンであり、満足度の高いお客様からの声を動画に収めましょう。商品やサービスについて好感度の上がるコメントを撮影しメールで購読者に配信します。複数人の撮影ができるのであればそれに越したことはないです。1人しかいなくても動画にベストな顧客を選び、ビジネスやブランドに対しての好感を表現してもらいましょう。またインタビューなど、どんな意見ややりとりも動画として発信することが出来ます。 作成した動画をより効果的に利用するために、メールをセグメントして配信するのはとても効果的です。例えば、インタビュー動画のターゲット層を業界別等でセグメントし、その業界に合ったインタビュー動画を載せることで、メールを受信された方はもっと自分事へイメージさせることができ、効果を促進することができます。ファッション業界向けの人へのメールを作成し、そこに載せるインンタビューもファッション業界の方のものといった具合です。 CEOからのメッセージ CEOからお客様に対してメッセージを作りましょう。ブランドの意識や目標など顧客に伝える価値のあるメッセージです。CEOやブランドの顔となる人物からの言葉は信頼関係を築くのに有効であり、彼らの忙しいスケジュールからわざわざ直接のミーティングなどに多くの時間を費やすことなく顔を見せることができます。 いかがでしたか?ここでご紹介した動画の活用方法はほんの一部です。ですが、メール配信に動画を載せるだけでこれだけ有効であることは分かったかと思います。メールト動画の相性は決して悪いものではありません。是非メールに動画を活用してみてはいかがですか? Benchmark Emailでは毎月1回、マーケティングに役立つメールマガジンを配信しています。ご興味のある方は是非ご登録ください!   Powered by Benchmark Email --- ### 【Benchmark Email】第3回ユーザー会レポート - Published: 2015-05-23 - Modified: 2024-05-21 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/user-meet-up-report-20150402/ - Categories: セミナーレポート 今年も去年に引き続き、Benchmark Emailをご利用頂いているお客様を招いてユーザー会を開催しております。 第3回となる今回も、メール配信を実際に担当されている方にお集まりいただき、皆様のノウハウを共有して頂くとてもいい機会を頂けました。 今回はその時の様子を少しご紹介いたします! Benchmark Emailのコミュニティ担当の伏見です(自己紹介)。 去る4月2日、Benchmark Emailでは3回目となるユーザー会を行いました。 担当者である私が一番熱が入るとことは何と言っても会場選びです! 今回は表参道にある、Commune246内にあるAntenna< >WIRED CAFEさんを会場として利用させて頂きました。美味しいご飯、よく訓練されたスタッフ、洗練されたレイアウト、すべて素晴らしかったです。ありがとうございました! そもそもユーザー会の目的って? いきなりユーザー会って何?となってしまわれたかといらっしゃると思います。 まず簡単にBenchmark Emailがユーザー会を定期的に開催する理由をお伝えします。 HTMLメールを普及したい、コミュニティ戦略としての一面 皆さんは学生時代、分らないことは先生に聞く派でしたか?それとも出来る友達に聞く派でしたか? 僕はどっちにも聞いていました。例えとして適切かどうかは皆さんに判断して頂ければと思いますが、ユーザー会は多分そのような位置付けです。 メールマガジンというツールは日本でも普及していますが、HTMLメールをマーケティングの手段に!と言うと「? ? ? 」になる方が多いと思います。 通販やECショップなどの一般消費者向けではなく、企業でHTMLメールを使うことにまだまだ抵抗がある方が少なくありません。極端な例でいうとHTMLメールという言葉だけで拒否されることもあります。 決してその感覚は間違っている、とは言いません。 しかしながら、有効な情報はお伝えしたいと考えております。 幸いBenchmark Emailのユーザーの方には、我々よりも深くメールの有益性を理解されているお客様がいらっしゃいます。 一方メールを始めてみたが、不安が残る方も少なくありません。そういった方に対しては、我々サービス提供者が伝えるよりも、ユーザー同士でお話頂く方が、疑問がクリアになるケースが多いです。 Benchmark Emailではユーザー会はアドバイスや交流が生まれる場所づくりとして行っております。 メールは単にメールを作って、送るだけではなく、内容やレイアウト、送るタイミング、送信後の効果測定など使い方は本当に奥が深く、また短時間で結果を出すのはなかなか難しいものです。アイディア次第でメール配信はますます効果を上げ、意味のあるものになるはずです。 反対に、ただなんとなくメールを送り続けているだけではいくらやっていても結果は見えてきません。 利用頻度や期間、テスト施策の実行など様々な使用レベル・目的のユーザーの方に集まって頂くことは、ユーザーの方同士も刺激し合えるまたとない機会だと思っております。 会場レポート 今回も平日にも関わらず、多くのユーザー様にご参加頂きました。 参加された方はみなさん、それぞれの会社でメール配信を担当されているだけあって運用に関して具体的な悩みやアドバイスをお持ちの方ばかりでした。 また今回は本社アメリカから弊社CEOのCurt Kellerの来日に加え、ヨーロッパ担当のメンバー(日本在住)も参加し、日本のメールマーケティングの現状を見てもらいました。 (Curtのインタビューブログも近日公開の予定です。) さて、そんないつもより少しインターナショナル色の強い今回のユーザー会では、事前にお願いをしていた3名の方に現在のメール配信の運用方法についてLT(ライトニングトーク)を行っていただきました。 株式会社スターフェスティバル様 最初に発表してくださったのが、株式会社スターフェスティバルの佐藤様。 おそらく、当日いらっしゃった方々が一番知りたい、「お宅のメルマガはどのくらいの効果を出しているの?」という疑問にお答え頂いたのが佐藤様。 佐藤様はケータリングサービス「ごちクル」のマーケティングツールとしてご利用を頂いております。 メルマガの配信内容から、活用方法、自社のメルマガでどれくらいの利益率を上げているのか、具体的な数値を交えながら発表してくださいました。 (その数値に弊社Curtも思わず「Great... 」と言っていました。) 佐藤様、ありがとうございました! 当日お写真を撮るのを忘れて、プレゼンに聞き入ってしまいました。 申し訳ございません。。 ※株式会社スターフェスティバル様のメルマガ運用方法を知りたい方はこちらのインタビュー記事をチェック。 グローバルフルーツ株式会社様 そして次に発表してくださったのはグローバルフルーツ株式会社、中条様。 グローバルフルーツはその名の通り、果物の販売をされています。 メール配信する上で重点となるのが、商材となる果物の見映えや詳細な情報とのことです。 中条様もまた、ご自身が配信されているメールの配信頻度や開封率、クリック率といったと普段なら外部には出せないデータを共有してくださいました。 中条様、ありがとうございました。 ※グローバルフルーツ株式会社様の実際のメルマガをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。 マニュアル作成・共有ツールとしてお馴染みのサービスTeachme Bizも そして最後に発表してくださったのが、株式会社スタディストの豆田様 株式会社スタディスト様 弊社のユーザー様の中でも指折りのBenchmark Emailマニア(いい意味で捉えてください)。弊社サービスをくまなく使いこなされたエキスパートです。そんな豆田様はかねてからステップメールの利用にメール配信を行っており、今回は配信タイミングやグレードアップしたお客様への対応の切り替え方法といった具体的な活用方法から、目的、効果等細かくアイディア共有してくださいました。 詳細についてはこちらのインタビュー記事をどうぞ 豆田様、ありがとうございました。 最後はみなさん、食事や飲み物を片手にカジュアルな形で、お互いのメール配信の悩みや運用方法をお話されていました。 Benchmark Emailでは今後もこのようなイベントを行っていきたいと思っております。(次は夏の終わり頃を予定)参加ご希望の方はお気軽に弊社までご連絡ください。 以前のユーザー会の様子が気になる方はこちらもどうぞ 第1回ユーザー会はこちら 第2回ユーザー会はこちら   --- ### 【実例多数】夜は深ければ深いほどいい!?A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 - Published: 2015-05-16 - Modified: 2020-06-11 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/featured-user-of-tab/ - Categories: ユーザー事例 現代社会において便利なアプリはまさに人生を快適にする秘密道具です。 今回は「目に見える現実の世界と目に見えない知識と感情を繋げ、日常生活をより豊かなものにする」をモットーに、オンラインアプリ「tab」と「tabモール」を展開する株式会社tabのマーケティングマネージャー立川様にオンラインサービスを運営する上でのメールマーケティングのあり方についてインタビューを敢行しました! お忙しい中、ご協力頂きありがとうございます。 そもそも株式会社 tabとは? tabはオンラインとオフラインをつなぐ、ネットで見つけた場所や商品をアプリ上に登録(クリップというらしいです)できるサービス。 何がすごいかというと、もしその場所や商品が近づいたら、自動でアプリが教えてくれます。これがあれば買い漏れが防止できそうですね。 また新たに「tabモール」というサービスも展開しています。このサービスは「欲しいけど近くでは扱っていない商品、ネット通販だとサイズがよく分からない商品」を近くのお店に取り寄せて、店舗で実際に商品をチェック、試着して購入できるというサービスです。 ユーザーからするとお店にないものも取り寄せすることで、購入前に実際に手に取って確認することができ、買い物の失敗を減らすメリットがあります。 見ているだけでワクワクするこのサービスですが運営する上で、メール配信は アプリ内のランキングやセールス情報、PR告知をユーザー様にお伝えする欠かせない手段となっています。 中でもA/Bテストの活用方法は、アプリに限らずサービスを運営している方には とても参考になります。必見! アプリ運営におけるメール活用とは そもそもtabのサービスでは20 – 40代の百貨店に足を運ぶ人たちをメインターゲットとしています。そういった年齢層はスマホの利用者率も高く、またメールという昔ながらのツールにも慣れ親しんできていることから、メルマガを活用することはターゲット層に対しても自然と受け入れてもらえるツールなのです。 tabでは2つのサービスで異なったメール活用をしています。主な活用目的、配信スケジュールは以下の通りです。 ・tabアプリでの活用: 週2回、2パターンのメール配信 1:アプリユーザーの行きたいリストのまとめ紹介。 2:人気スポットランキング紹介(地域別に合わせて内容を変更) ・tabモールでの活用: 限定タイムセールの告知、セール商品の紹介。 取扱いブランドのPR、新着ブランド紹介、キャンペーン紹介等。 また同社ではプロダクト(tabアプリとtabモール)に落とし込むコンテンツを確定するための仮説検証を得るためにA/Bテストを利用している他、ステップメール機能も積極的に利用しています。 【A/Bテスト活用事例】本邦初公開!購読者が本当に好むメールレイアウトにたどり着くためには! 同社では様々なコンテンツを蓄積され、それに伴い「何をどう発信すればいいのか」といったクリエイティブにおける課題が生まれました。 そんな中で活用して頂いたのがBenchmark EmailのA/Bテスト機能。 複数の候補をまず先行配信できるお馴染みのツールです。 今回はインタビューに当たり特に記憶に残っている事例をご紹介頂きました。 検証1:言葉よりも数字?値下げクーポンをよりアピールするための件名とは? 検証内容:○○%offという文言のある件名 vs 具体的数字のない件名 【Aパターンの件名】 件名:お得なクーポンがもらえるバレンタインキャンペーン開催中/今週の「tabモールSpecial」が始まりました/indexボトムス特集 【Bパターンの件名】 件名 :【最大51%OFF】「tabモールSpecial」が始まりました/お得なクーポンがもらえるバレンタインキャンペーン開催中/indexボトムス特集 検証目的:開封率の向上 検証結果:開封率よりもクリック率に大きな影響があった 受信者の行動として○○%offの文言があるメールも、そうでないものもメールボックス内をきれいに整理しておきたいという心理からひとまずメルマガを既読にするため開封はされるが、「51%OFF」という具体的に目を引く文言が件名にあったことでメルマガの内容を読む動機につながっている。 結果詳細: 開封率 – BパターンはAパターンの1. 07倍高かった クリック率 – BパターンはAパターンの2. 3倍高かった インタビュー当時にテスト中だったこの項目。思い付きから始めたとのことですが、そういった突発的アイディアを形にするために気軽に試せるのもA/Bテストの魅力です。 検証2:導入分=信頼性の証?  導入文は入れるべきか否か 検証内容:トップに長い導入文のあるメール vs 導入文なしでそのまま本文がスタートするメール 【Aパターンのメール】長い導入文 「こんにちは、今年もやっと冬の寒さが少しずつやわらぎはじめ、春の訪れを感じられるようになりました。皆さんどうお過ごしでしょうか・・・・・」という様にメールの本題に移る前に長いリード文がある。 【Bパターンのメール】導入文なし 前置きはなく、即本題の話に入るメール。こちらは海外のメルマガでよく見られるタイプです。 検証目的:クリック率などCTA向上 検証結果:結果として長い導入文のあるメールの方がリード文以降のリンククリック率が高かった。この結果は本来日本人の「活字を読むのが好き」という文化があるからこそ、リード文の様な読み込ませる部分があることで、メールを頭からよく読んでもらうことができ、そのあとのコンテンツもスルーされることなく、注目してもらえるのではないかと分析しています。 またこのリード文が長ければ長いほどその後のコンテンツへの反応も高いとのこと。メールにも「人」感を大事にした方がいいとも語ってくれました。 検証3:夜が深ければ深いほどいい?最適な配信時間とは? 検証内容:配信時間帯を分けたテスト 検証目的:自身のメール読者様に合う適切な配信時間を知ること、開封数などの効果の向上 検証結果:夜が深ければ深いほど開封率がいい。 tabのサービスの性質上、平日仕事をしている人など、まとまって空いた時間がないとサービスを使ってくれない。またECサイトの購入傾向として夜が多いことから、メール読者の属性もそれに当てはまり、夜のメール配信がより反応がいいのではないか、と分析されています。 この様に長期的なスパンで様々な項目を1つずつテストしていくことでメルマガ購読者が本当にほしいメールを完成させていくのです。そうです、メルマガは1日にしてならず! tabにとってのメール配信とは 近年の流行として、SNSを利用したマーケティング方法があるが、こちらの方がより高い効果があるのでは、という問いに対して立川氏は、「SNSとメールは補完しあう存在であるべき。SNSを見ていない人にメールで確認してもらえるし、その逆もある。またユーザーとの関係性によってもそれらの存在価値は変わってくるので、双方が存在してよりパワフルなマーケティングを行うことができる」と語ってくれた。 その中で、tabはA/Bテストのほかにもステップメールを使ってサービス登録して次の日に1回目、登録3日後に2回目のメールを送っている。これもSNS同様、ユーザーとの接点を1つでも多くさせることでより多くのユーザーにアプリの存在に気づいてもらうような施策の一つと言える。 このようにtabではHTMLメールだからこそできるPDCAサイクルをうまく構築し、エンドユーザーとの密なコミュニケーションを図るツールとしてメール配信をビジネスに取り入れている。 --- ### 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第8回:具体的にどのようにユーザーを追いかけていくか? - Published: 2015-04-04 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-monitor-target-group-of-people/ - Categories: メールマーケティング 今回は前回お話したユーザーごとの行動解析(ミクロ分析)内容を具体的にしていきます。メールマーケティングにおいては、配信リストそれぞれに対して、できるだけOneToOneに近い形でメール配信を行っていけるかが重要になります。 しかしそれを具体的にはどうやって実現すればよいのでしょうか?前回の記事をご覧になっていない方はまずこちらをご覧ください。 → 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第7回:サイト全体のアクセスをひとくくりに見るだけではなく、個別のユーザー分析が重要 また、初めての方は、まずは連載の最初からご覧ください。 → 目次:中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 それを踏まえて今回以降は 1. メール配信の開封状況やクリック状況を把握するには? 2. メールアドレスに対して、情報を紐付けるには? 3. 相手の情報や開封状況に応じて、リストを細分化するには? 4. それぞれのユーザーがサイトにアクセスした後にどんなページの遷移をしたかを追うには? などについて、お伝えしていきます。是非一つでも実践に移してみてください。 今回はこの中の1. メール配信の開封状況やクリック状況を把握するには?です。 1. メール配信の開封状況やクリック状況を把握するには? まず最初に配信したメールの開封状況や、そのメールの中にあるリンクのクリック状況をいかにして把握するかです。 開封状況の測定 メール配信の目的は、主としては見込み客を育成するために、他のメディアに買い手を送り込むことにあります。そのためには I. 相手が一体どんな事を知りたくてメールを読んでいるかを知り II. 送ったメールによって、その興味が喚起されたかを把握する という2つが重要です。 どちらが欠けてもうまくいきません。最初の(I)は、そもそも送った相手がどんなことに興味を持っているか知るために必要ですし、後の(II)は興味をもったけれども、それを満足させそしてさらなる興味をひけたかどうか、です。(I)と(II)が両方満たされないと、集客には繋がりません。ここの解析が重要です。 重要なのは「一回の配信では分からない、メールアドレスごとの積み重ねから見えてくる」ということ開封率の測定 まず(I)「相手が一体どんな事を知りたくてメールを読んでいるかを知る」という点において、ここで力を発揮するのは、そうですね、メールの開封率です。一つ一つ送っているメールの開封有無を見ていくことによって、相手がそのメールの「件名」に興味を持ってくれたかどうかを図ることができます。 リスト全体としては「開封率」が指標になります。配信を行う場合、なんらかの趣向や嗜好が決まっている1つの集団であるはずです(例えば自社のメルマガを読んでいる=自社の商品やサービス全体、または一部に興味がある等)。なので、そこに送ったメールの開封率を継続して見ていくことで、狙っている買い手の心に刺さったかどうかが判断できます。 ただ、これはマクロ的な観点での解析です。前回の話の続きとしてはマクロ的な視点の他に、一人一人に焦点をあてた「ミクロ解析」的な視点での解析を行っていただきたいです。 その時重要なポイントが「1人の配信先の過去のメール閲覧履歴を見る」ということです。メール配信を「キャンペーン=メール1通」という横串で刺しているとすれば、ひとりひとりの配信先の時系列の流れは縦串です。 例えば、ある化粧品メーカーが、サンプル購入者に対してメールを定期的に送って購買に誘導しているとします。その時、セールの話以外にも商品の効果、使い方のコツなど様々な内容を送るはずです。受け取り側は内容によっては開封したりしなかったりしますよね。 そうすると、その開封の有無によって、いったいどんなものに興味を持っているか仮説立てすることができます。 スキンケアのキャンペーンのメールを送っても反応しなかったのが、敏感肌化粧品のキャンペーンはいつも反応する、という人がいれば、恐らくこの人は敏感肌化粧品以外のものには余り興味はなさそうだと考えられます。 そうであれば、次からはその人には敏感肌化粧品の話題を送り続ける、と、コンバージョンに至る確率があがりますよね。しかしそれを理解せず、ただひたすらいろいろな内容のメールを送り続けていたら、最悪購読をやめてしまうかもしれません。あるいは、肝心の敏感肌化粧品の内容が書いてあるメールすら「いつもの鬱陶しいやつか」と無視されてしまうかもしれません。 いかに自分事にさせるかが、勝負の肝なのです。 もちろん送る相手の数などにより状況は変わります。少量なら人の手で一つ一つ判断して送り分けられますが、大量に送る場合はこの辺りの仕組みと判断のプロセスを自動化しなければなりません。大手のショッピングECサイトは皆こういったことを行っています。 繰り返しになりますが ● 開封率を見て、全体としての件名などの良し悪しを判断し ● ひとりひとりの開封状況を見て、個別対応の余地がないかを考え、実行する この2つを押えて下さい。そもそも開封率を測定できない状況であれば、測定できるサービスに変えることを強くおすすめします。弊社のメルマガも外れると開封率20%を切り、うまくいくと40%を越えたりもします。 このように、開封率だけに着目するのではなく、個別の開封状況にも目を向けることをお勧め致します。マクロとミクロです。 開封率測定は、HTMLメールを配信できるツールでは備えていることがほとんどですが、個別のユーザーごとの履歴を追えないサービスは少なく有りませんので、気をつけてくださいね。 クリック率の測定 続いてクリック率です。これはメールを開封した後の話です。メールを開封した人が、そのままのテンションや期待感を維持したまま興味を持ってくれて、メールの中のリンクをクリックして、サイト内を回遊する... 、そうなってくれたらいいですよね。 実際メールはシビアです。件名に惹かれて開いてみたら「なかなか知りたい内容にたどり着かない」「内容が件名と違った」なんていう体験をすると、読者はすぐにメールを閉じてしまいます。期待を裏切ってはいけないのです。 その時に参考になるのが「クリック率」です。メールの中のリンクをクリックするということは、興味をさらに持ってもらえた可能性が高いです。クリック先のページとメールの内容が上手くかち合うと、クリック率が大きく改善します。 このクリック率でも開封率と同様にマクロ的観点とミクロ的観点の両方が必要です。 イ) 全体のパフォーマンスを見る、全体のクリック率。 ロ) 個別のユーザーごとの趣向を把握するためや気づきを得るために使う、読者一人ひとりのクリック状況。 この2つが大事です。後者は、開封率とセットになっていると更に良いですね。どの段階まで興味を持ったのかが見えてきます。 このように、最初の一歩である「開封率」と「クリック率」はマクロ的観点とミクロ的観点の両方でのチェックがあると、ビジネス上のインパクトにつながりやすくなります。まだ解析できていないという方は、解析できるように。ミクロ的観点はやったことがなかったという方は、ぜひまず着手してみてください。意外な結果が返ってくるかもしれませんよ。 それでは次回は、続いて、メールアドレスに対して、情報を紐付けるには?と、そうやって得られた情報を元にいかにリストを細分化してパーソナライズド化したマーケティングに近づいていくか?という部分です。 ぜひ次回もお読み頂ければ幸いです。 --- ### 【HTMLメールデザイン事例】 統一されたブランドイメージで○○といえば△△を構築-エティハド航空様 - Published: 2015-03-01 - Modified: 2020-10-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-good-email-designs-20150306/ - Categories: HTMLメールデザイン 【HTMLメールデザイン事例】では実際にBenchmark Emailを利用して配信されているお客様のメールをご紹介いたします。僭越ながらサポート担当にて独断と偏見で選出させて頂いた「このメールはすごい!」と思ったものをご紹介しております。きっとご自身のメール配信の参考になるはずです。 過去の事例もこちらからご覧いただけます。 今回はアラブ首長国連邦(UAE)の首都、アブダビを拠点に、世界100都市以上へ運航するエティハド航空様のメール配信をご紹介いたします。2003年に設立され2010年から日本への乗り入れをスタートさせた同社。現在は名古屋と成田からそれぞれ毎日一便ずつ運航しています。あまり飛行機をご利用しない方でも一部の方にはよく知られているのではないでしょうか。あの有名なイギリスサッカー、プレミアリーグの強豪、マンチェスターシティーの現スポンサーとしてユニフォームに刻まれているあのロゴでピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか? では実際のメールを見ていきましょう。 真似したくなるB2B向きメールレイアウト   機内で行われる新サービスに関するお知らせを掲載している今回のメール。 メールレイアウトはトップのロゴから始まり、メイン画像、リード文、画像バーで区切った段落を配置して要約文を記載したシンプルで清潔感のある作りになっています。HTMLメールだからといって画像を無理に多く使用したり、コンテンツを押し込んではかえってHTMLメールのメリットを失ってしまいます。テキストメールの様でもあり、HTMLメールの利点を十分生かしたシンプルで見やすさを追求した形と言えます。 使用されているロゴ、背景色やバナーカラーは同社のホームページと同じものを使用しています。同社のホームページを訪れた方にはメールを見てすぐにブランドが一致できるということもメールにはとても重要な要素です。 こちらのお客様はグループ全体で同じテンプレートを共有して、全世界で同じレイアウトのメールを配信しています。 では次のメールも見てみましょう。 ブランドイメージの統一=○○といえば△△ このメールでは他社とのパートナー連携で、新たなサービスを展開するという内容を掲載しています。こちらもテキストをベースにしたBtoB向けのメールレイアウト。メールには珍しく背景色にシックなダークカラーを使用しています。これはいったい何の色なんだろう、とエティハド航空のホームページに行ってみると、なんと客室乗務員の制服と同じ色を使っています!ここまで一貫性を貫くのは徹底されたブランディングが成せる業ではないでしょうか。 またメールに限らずこのようなブランドイメージの統一により、他社にはない「個性」が生み出され「○○の商品だから好き」「○○なら信頼できる」というような無条件で自社の商品を受け入れてもらえる仕組みづくり=ブランドづくりにもつながります。 同社では営業担当の方が実際にメールを受信されたお客様と対面しサービスの内容を説明すると共に、メルマガを活用することでより理解を深めるプロモーション効果を見込んでいます。その際には実際にメールを受信された方からフィードバックを頂く等ダイレクトなPDCAサイクルを構築しています。 そしてメール作成のテクニックとして一つのメールに一つのトピックだけを載せることで、伝えたいメッセージやバリューポジションをぼやけさせることなく的確にメール読者に届けることを可能にさせています。 いかがでしたか?これからも参考にすべき上手なメール配信をされているお客様の事例をどしどしご紹介してまいります。お楽しみに! ※この様なメールはドラッグ&ドロップ形式のメール作成エディタを使うことで作成が可能です。 テキストや画像など、好きなコンテンツブロックをメールの好きな部分へドラッグ&ドロップするだけで簡単にHTMLメールが作成できます。 ※実際の作成画面では日本語に対応しておりますので、すべての機能を日本語でお使い頂けます。 過去の【HTMLメールデザイン事例】はこちらから 第1回: オリジナルTシャツプリントサービスを手掛けるクラウドサービスのメルマガ 第2回: フルーツを専門に取り扱う問屋さんのメルマガ 第3回: 町で評判のイタリアンレストランのメルマガ Powered by Benchmark Email --- ### 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第7回: サイト全体のアクセスをひとくくりに見るだけではなく、個別のユーザー分析が重要 - Published: 2015-02-27 - Modified: 2020-10-29 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/to-see-every-detail-of-actions-by-each-customer/ - Categories: メールマーケティング 今回は引き続き、メールマーケティングのステップについて追いかけていきます。前回までで、以下の図の「リンクのクリックなどのアクション」のところにおいて、一体どんな指標を見て、全体のパフォーマンスを計測し判断すべきかという内容でした。 連載の中でずっと出ている以下の図の「サイト内を閲覧する」の部分に当たります。 まだご覧になっていない方は、前の記事を先にご覧ください。 → 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第6回:メールから集客したユーザをどうコンバージョンに結びつけるか? また、初めての方は、まずは連載の最初からご覧ください。 → 目次:中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 では今回は、それとは別の観点「ユーザーごとの行動解析(ミクロ分析)」という内容です。 一般的なアクセス解析ツールで見るような、サイトへのアクセス全体の数字を見て、全体として判断するような解析手法とは異なり、ユーザー1人ひとりの行動に着目して、改善点を発見する助けとする手法です。 メールマーケティングにおける「ユーザーごとの行動解析(ミクロ分析)」を考える前に前提となる、一般論としての「ユーザーごとの行動解析(ミクロ分析)」を押さえておきましょう。 1. 全体を見る「マクロ分析」と個人にスポットを向けた「ミクロ分析」 Googleアナリティクスに代表されるような、一般的なアクセス解析ツールは、サイトに来た人のデータを、基本的には全て十把一絡げにして見せます。こういった分析を一般的には「マクロ分析」と呼びます。 マクロ分析とは? ではマクロ分析とはなんでしょうか?それは「集計・統計」によるデータを元に解析する手法です。例えば、アクセス数がこれだけあり、直帰率がこれくらいで、平均滞在時間が... 、あるいはあるページには何人来て、どこから来たのかという詳細情報など、一般的なアクセス解析ツールで見ることができる分析結果のほとんどは「マクロ分析」です。 マクロ分析は、多くのデータを元にして判断を下しますので、全体の傾向が掴みやすい、データ量が多ければ多いほどノイズが減るなどの特徴がありますが、逆に個別の一人一人に寄り添うことには向いていません。極端な話し「サイトに来た人」全てを十把一絡げにまとめて分析することになります。 もちろん、やり方次第でもっと細かく分類した分析を行うことはできます。例えば「どこからやってきたのか?」「どのページにランディングしてきたのか?」「どんなキーワードや広告をクリックしてやってきたのか?」などを元に、アクセスしてきた人を分類し、それぞれに対して、最適な対応を行うことはできます。 とは言え更に細かい、例えば1人ひとりにフォーカスした分析を行うことはほとんど出来ません。限界があります。 では、ここはもう諦めるしかないのでしょうか。と言うとそんなことはありません。ここで活躍するのが「ミクロ分析」です。 ミクロ分析とは? ミクロ分析とは、個別のユーザーひとりひとりに目を向け、そのユーザーがサイトの中でどんな動きをしているのかを観察し、それを分析して改善のヒントや顧客理解を深めるものです。いったいどんなページに来て、どんな風にサイトを巡回して、最終的にコンバージョンに至らなかったのか、その流れを見ていくことで、どうしたらもっとコンバージョンしてもらえるかを考えていくんですね。これがミクロ分析です。 ユーザーの価値観が多様化している現在、いかにひとりひとりの趣向やニーズに合わせたプロモーションを出来るかどうかが非常に重要です。その上でミクロ分析が大事なんですね。 2. メールマーケティングではミクロ解析がやりやすい (ミクロ分析を応用してメルマガ読者をプロファイリング、個々に合ったマーケティングを行おう) メールマーケティングが面白いのは、このミクロ分析と親和性が高いということです。 例えば 名刺のデータを相手の同意の上でリストに加えて配信している すでにそのメールアドレスから問い合わせをしてきていて、素性がある程度わかる メールアドレスのドメイン名から企業や名前が推測できる 過去のメール配信履歴から、どのメールを開封したかをチェックすれば趣向が分かる などのシチュエーションであれば、相手の個別の情報が手に入りやすいですよね。。これに加えて、そのユーザーがどんなページを見て、どんな件名のメルマガを何時頃、何回開封していて... といったデータがメール配信の中で分かれば、さらにその人に対する個別のアプローチが見えてきます。 個々に合ったアプローチとは? 名刺で素性がわかっている人の配信履歴と開封状況を見ることで、いったいどんな情報に対して反応しているのかを知る。それによって、配信するメールの内容を変えていく。 素性がわからないユーザーであっても、ドメイン名から会社などの所属先を判断できる。そして過去にそこから問い合わせがあったとすれば、ユーザーと問い合わせをした人物が同一の可能性が高いと考えられる。ならば、メールの開封状況やリンククリック状況から考えて、相手の興味関心を予測できる。結果リアルの営業に繋げることができる。 GmailやYahooなどのフリーメール等で素性がわからない場合でも、いったいどんなメールの内容に反応しているかによって、ある程度の「刺さるポイント」が見えてくる など、相手に寄り添ったパーソナライズドマーケティングです。 サイト上で緩くリストを集めているメールマガジンなどでも、最初は難しいですが、配信を繰り返し、それぞれの配信内容に対する反応を見ていくことによって、プロファイリングができるようになります。 リスト全てに同じ内容のメールマガジンを送るよりも、相手の興味関心にそって、リストを細分化し、それぞれに別々のメールを送ったほうが効果は高いはずですよね。 3. パーソナライズドマーケティングとは? 例えば「ハワイ島ツアー」のプロモーションのメルマガを開封した人を、別途配信先セグメントとして抜き出して、そこに対して「ハワイ」に関連する情報をメールでお送りします。 そうすることによって、ハワイに興味がある人には、求めている情報を届けることができ、ハワイに興味が無い人には、何も送らないということができます(関係ない情報がたくさん送られてきたら、そのメール配信者からのメールを開封しなくなってしまいますよね) それ以外でも、特定のメールを開封しなかった配信先を別セグメントに分けて、件名を変えて再送することで、相手の興味関心の方向性をプロファイリングする助けにもなります。 これは、価値観や行動が多様化している今の時代にマッチした、効果的なやり方です。また、マーケティングを自動化するマーケティングオートメーションにも繋がります。 Webサイトのアクセス解析とは異なり、メールアドレスごとに個別の情報が集まりやすいのが、メールマーケティングのメリットの一つです。 4. ミクロ分析に取り組み、まずは配信先リストの情報収集から始めよう では具体的にはどうしたら良いのでしょうか?悩んだらまずは以下の様なことを行うことをお勧めいたします。 メールアドレスごとにメール配信の開封状況やクリック状況を把握できるようにしておく 問い合わせや、あるいはドメイン名などから、相手の情報がわかる場合は、それぞれのメールアドレスに対して、その情報を紐付けられるようにする。 相手の情報や開封状況を見ながら、いったいどのような人々がメールを読んでいるのかを考える これは一見大変そうですが、そうでもありません。確かに、昔はこういったことは手動で行わなければなりませんでしたが、今はその機能を持った配信ツールがあります。 それを使えば、非常に簡単にパーソナライズドマーケティングを行えるようになります。リスト分割(セグメント)も、過去のメール配信の結果を元に分割できる機能が付いている配信ツールがあります。簡易CMSのようなものです。 そして、以下は工夫が必要になりますが、可能であれば「それぞれのユーザーがサイトにアクセスした後にどんなページの遷移をしたかを追いかけられるようにする」と最高です。 それぞれのユーザーがサイト上でどんなコンテンツを見たか、という情報を合わせることができれば、さらにそのメールアドレス事に密着したメール配信ができるようになります。 5. 次回予告 この部分はイメージがつきづらい部分もあるかと思いますので、次回以降の記事で具体的な手法などについてお伝えしていきます。 具体的には メール配信の開封状況やクリック状況を把握するには? メールアドレスに対して、情報を紐付けるには? 相手の情報や開封状況に応じて、リストを細分化するには? それぞれのユーザーがサイトにアクセスした後にどんなページの遷移をしたかを追うには? などについて、具体的な部分をお伝えしていきます。 ぜひ次回もお読み頂ければ幸いです。 --- ### 【HTMLメールデザイン事例】お客様とのエンゲージメントを深めるメルマガ活用 - Published: 2015-02-08 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-good-email-designs-20150210-2/ - Categories: HTMLメールデザイン 人気企画、【HTMLメールデザイン事例】では実際にBenchmark Emailを利用して配信されているメールをご紹介いたします。皆さんもレイアウトなど参考されてはいかがでしょうか。 2015年、一回目の今回は三重県にある200年続く古商家を改装したおしゃれなイタリアン・レストラン「パスタソースキッチン」さんのメールマガジンです。 手作りパスタソースの専門店で、本場イタリアで修行したシェフが完全手づくりするパスタソースを最新冷凍技術によって、冷凍商品化しています。こちらをキッチン併設の直売所 および通信販売にて全国に販売するサービスを展開されています。 すべての商品が完全手作りということで、スーパーなどで売られているものよりもちょっと高い本格冷凍商品ということ、加えて市場が確立している商品では無いことからいかにその価値をお客様に伝えるかと考えた末、メール配信を始めたそうです。 そしてメール配信を始めたことにより、安定的にお客様のリピート来店につながっており、その効果は地元市内約5万世帯へ配布されているフリーペーパーへの広告出稿よりも高いとのことです。 では実際のメールを見ていきましょう。 オンラインとリアルのコミュニケーションをつなげるメール活用テクニック 何といっても、最初に目につくのはおいしそうな料理の写真。しかも、このクオリティの高さ!どこかのサイトから持ってきたのではないかと疑ってしまうほどこだわり抜いています。この写真、実はお店に併設されているスタジオで撮影されたもの。この徹底ぶり、本当にレストラン?と思ってしまいます。料理をおいしく撮るためにキッチンの近くにスタジオを設け、作りたてを直ぐに撮影しているそうです。「料理は目でも楽しむもの」とも言いますよね。 ですが、このメールのポイントはこれだけではありません。写真のすぐ下に配置されたクーポンにご注目。メール内にクーポンがあるのは決して珍しいことではないですが、利用テクニックとして実際に店頭にて、購入時にメール画面を見せてもらうという方法を取られています。つまり、来店リピート率を上げているだけでなく、お店で実際にメールを見せていれば、それを見ている他のお客様も興味を持って販売スタッフに「さっきの人は何を見せていたんですか?」なんていう会話が生まれることもあり、それが口コミとなってメール購読者増加に一役買うこともできますね。 事実メルマガを起点に、販売スタッフとお客様との会話が生まれ、地域密着のお店としての顧客満足度アップに繋がる等、二次的な効果も生まれているそうです。 では次のメールも見てみましょう。 押し売りでは逆効果、お客さん目線に立ったコンテンツ作り こちらも写真のクオリティーの高さにただただ食欲をそそられてしまいます。これを見るだけでも十分メールを購読する価値があると言えるでしょう。また内容にもご注目ください。 商品を宣伝する(売り込む)のに何が一番重要だと思いますか? 「押し売り」ではないことは確かですね。そうです、こちらでは商品の裏話を伝えることをアピールとしています。どんな素材を幾ら使い、どれだけの手間をかけて調理しているのか細部にまで説明がなされているので、「そんなにこだわっているなら、買ってみよう!」と読者を納得させられますね。 その他にもメール最下部の「できたて時間のお知らせ」の記載。普段なら直接お店に問い合わせなければ分からない情報をメールに記載することでメルマガ購読に付加価値を与えています。これらメルマガにある情報は、すべてお客様においしく食べてもらいたい、喜んでもらいたい、という気持ちからだということが伝わってきます。 またこちらのレストランではFacebookも活用されていますが、メルマガの方が確実な集客に繋がっているそうです。その要因としてレストランを経営、調理されているご本人が配信していることでお客様との1to1のコミュニケーションが構築できていること、またメールならスマホを持っていてもSNSを積極的に活用していない層にも届けることができるからです。 いかがでしたか?メルマガを配信するだけのツールではなく、コミュニケ―ションツールとして捉え、お客様に一番喜んでもらえること、を形にしているこちらのメルマガ。 皆さんも、ぜひ参考にしてみてください。 ※これらのメールはドラッグ&ドロップ形式のメール作成エディタにて作成されています。 テキストや画像など、好きなコンテンツブロックをメールの好きな部分へドラッグ&ドロップするだけで簡単にHTMLメールが作成できます。 ※実際の作成画面では日本語に対応しておりますので、すべての機能を日本語でお使い頂けます。 過去の【HTMLメールデザイン事例】はこちらから 第1回: オリジナルTシャツプリントサービスを手掛けるクラウドサービスのメルマガ 第2回: フルーツを専門に取り扱う問屋さんのメルマガ --- ### 【HTMLメールデザイン事例】お客様とのエンゲージメントを深めるメルマガ活用 - Published: 2015-02-08 - Modified: 2020-04-19 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/introducing-good-email-designs-20150210/ - Categories: HTMLメールデザイン 人気企画、【HTMLメールデザイン事例】では実際にBenchmark Emailを利用して配信されているメールをご紹介いたします。皆さんもレイアウトなど参考されてはいかがでしょうか。 2015年、一回目の今回は三重県にある200年続く古商家を改装したおしゃれなイタリアン・レストラン「パスタソースキッチン」さんのメールマガジンです。 手作りパスタソースの専門店で、本場イタリアで修行したシェフが完全手づくりするパスタソースを最新冷凍技術によって、冷凍商品化しています。こちらをキッチン併設の直売所 および通信販売にて全国に販売するサービスを展開されています。 すべての商品が完全手作りということで、スーパーなどで売られているものよりもちょっと高い本格冷凍商品ということ、加えて市場が確立している商品では無いことからいかにその価値をお客様に伝えるかと考えた末、メール配信を始めたそうです。 そしてメール配信を始めたことにより、安定的にお客様のリピート来店につながっており、その効果は地元市内約5万世帯へ配布されているフリーペーパーへの広告出稿よりも高いとのことです。 では実際のメールを見ていきましょう。 オンラインとリアルのコミュニケーションをつなげるメール活用テクニック 何といっても、最初に目につくのはおいしそうな料理の写真。しかも、このクオリティの高さ!どこかのサイトから持ってきたのではないかと疑ってしまうほどこだわり抜いています。この写真、実はお店に併設されているスタジオで撮影されたもの。この徹底ぶり、本当にレストラン?と思ってしまいます。料理をおいしく撮るためにキッチンの近くにスタジオを設け、作りたてを直ぐに撮影しているそうです。「料理は目でも楽しむもの」とも言いますよね。 ですが、このメールのポイントはこれだけではありません。写真のすぐ下に配置されたクーポンにご注目。メール内にクーポンがあるのは決して珍しいことではないですが、利用テクニックとして実際に店頭にて、購入時にメール画面を見せてもらうという方法を取られています。つまり、来店リピート率を上げているだけでなく、お店で実際にメールを見せていれば、それを見ている他のお客様も興味を持って販売スタッフに「さっきの人は何を見せていたんですか?」なんていう会話が生まれることもあり、それが口コミとなってメール購読者増加に一役買うこともできますね。 事実メルマガを起点に、販売スタッフとお客様との会話が生まれ、地域密着のお店としての顧客満足度アップに繋がる等、二次的な効果も生まれているそうです。 では次のメールも見てみましょう。 押し売りでは逆効果、お客さん目線に立ったコンテンツ作り こちらも写真のクオリティーの高さにただただ食欲をそそられてしまいます。これを見るだけでも十分メールを購読する価値があると言えるでしょう。また内容にもご注目ください。 商品を宣伝する(売り込む)のに何が一番重要だと思いますか? 「押し売り」ではないことは確かですね。そうです、こちらでは商品の裏話を伝えることをアピールとしています。どんな素材を幾ら使い、どれだけの手間をかけて調理しているのか細部にまで説明がなされているので、「そんなにこだわっているなら、買ってみよう!」と読者を納得させられますね。 その他にもメール最下部の「できたて時間のお知らせ」の記載。普段なら直接お店に問い合わせなければ分からない情報をメールに記載することでメルマガ購読に付加価値を与えています。これらメルマガにある情報は、すべてお客様においしく食べてもらいたい、喜んでもらいたい、という気持ちからだということが伝わってきます。 またこちらのレストランではFacebookも活用されていますが、メルマガの方が確実な集客に繋がっているそうです。その要因としてレストランを経営、調理されているご本人が配信していることでお客様との1to1のコミュニケーションが構築できていること、またメールならスマホを持っていてもSNSを積極的に活用していない層にも届けることができるからです。 いかがでしたか?メルマガを配信するだけのツールではなく、コミュニケ―ションツールとして捉え、お客様に一番喜んでもらえること、を形にしているこちらのメルマガ。 皆さんも、ぜひ参考にしてみてください。 ※これらのメールはドラッグ&ドロップ形式のメール作成エディタにて作成されています。 テキストや画像など、好きなコンテンツブロックをメールの好きな部分へドラッグ&ドロップするだけで簡単にHTMLメールが作成できます。 ※実際の作成画面では日本語に対応しておりますので、すべての機能を日本語でお使い頂けます。 過去の【HTMLメールデザイン事例】はこちらから 第1回: オリジナルTシャツプリントサービスを手掛けるクラウドサービスのメルマガ 第2回: フルーツを専門に取り扱う問屋さんのメルマガ --- ### 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第6回:メールから集客したユーザをどうコンバージョンに結びつけるか? - Published: 2015-02-03 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-convert-customers-from-email/ - Categories: メールマーケティング さて今回は引き続き、メールマーケティングのステップについて追いかけていきます。前回までで、以下の図の「リンクのクリックなどのアクション」のところまで行きました。 まだ未読の方は、まずは連載の最初からご覧ください。 目次:中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 前回:中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第5回(後半):反応の良いコンテンツの作り方と、計測の手法とは? 改めて前回の大事な部分をまとめます。メールを読んでどのような気持ちになったかを計測するために、パラメータを付けたリンクを設置し、そのクリック率からプロファイリングすることが重要です。また、そのリンクは、細かい心理変化を知るためにも、最低三種類程度は用意しておいた方がよいです。 それを受けて今回は、メールからあなたのサイトに入ってきたユーザーを、どのようにコンバージョンに導いていくかの部分をお伝えします。 ■サイトに集客して、すぐに帰ってしまったら意味が無い メールによってサイトに誘導することは重要です。いわゆる集客です。しかし、集客それ自体はスタート地点に過ぎません。大事なのはその後です。何らかの興味を持ってサイトに来てくれた人が、その後も興味を持ち続け、最終的にビジネスの目標であるコンバージョンに至ってくれるかどうかですよね。どんなにたくさんメールが開封されて、どんなにたくさんサイトに誘導できたとしても、それが売上などの目標に対してインパクトを与えていなければ意味がありません。 開封率やリンクのクリック率は、あくまで「サイトに連れてくるまでに相手の興味を引きつけられたか、相手を動かせたか」の指標であり、成果と相関している指標ではありません。つまりは、サイトに来たあとの行動もきちんと評価しないとメールマーケティングでは意味が無いということです。よくある失敗例としては「たくさんサイトに連れてくることができたけれども、90%が1ページだけ見て直帰してしまった」という状況です。これでは、せっかく連れてきた意味がありませんよね。ケースによっては意味が無いどころかマイスナスになることもあります。 ■サイトに来たことがむしろマイナスになるケースとは? 想像してみて下さい。あなたがDMやチラシをみて、しっとりとした雰囲気に惹かれて、とあるレストランに行ってみたとします。そのドアを開けたら、静かでゆったりとしたレストランかと思っていたのに想像以上に騒がしい。しかも店員がガチャガチャ動き回っていて落ち着きのある雰囲気とはとても言えない... 。もしかしたら入らずに帰ってしまうかもしれませんし、ここまで来たのだからと入るかもしれません。しかし、おそらくもう二度と来ることはないでしょう。 サイトに来るということは嬉しい半面恐ろしい瞬間でもあります。なぜなら人間一度嫌いになったものは次からどんな魅力的なオファーを提示されたとしても、拒否するようになるからです。 子供がピーマンを一度食べて苦いと感じたら、人によっては大人になっても食べられないように、最初に感じたユーザーエクスペリエンスは、その人に非常に大きな印象と影響をあたえるのです。 これをメールマーケティングに置き換えてみましょう。まず、あなたが毎週メールマガジンを発行しているとします。これはまだ距離が遠い段階ですので、多少内容が予想と違っても意外と読み続けてくれます。どうせメールだしという良くも悪くもあまり期待していない心理状態にお客さんはあるからです。期待していない人は、失望も少ないのです。 しかし、一度サイトに来訪した人は違います。期待値が高いのです。 自分たちが期待していたような内容が無かったり、デザインやインターフェイスが良くなかったりすると、それが原因で帰ってしまうとその人が再度来てくれる可能性は殆どゼロになってしまいます。 ■メールマーケティングにおいてサイト初回来訪はものすごく大事かつ繊細 メールマーケティングにおいて、このメールからサイトへユーザーを受け渡す瞬間が大きな肝となります。ここでスムーズにサイトの中を読んでくれるかどうか、と言うことがおそらくメールマーケティングのフローの中で最も気を使うところです。なので、配信後は開封率やクリック率もさながら、そのメール経由で来た人の「直帰率」や「コンバージョン率」「平均ページビュー」「平均滞在時間」などは、できるだけ素早く傾向を把握し、マズイと思ったら何らかの対策を打てるようにしておくことが重要です。 毎回の配信ごとにチェックするのもいいのですが、リストを分割して配信することができル機能があれば、まずは全体のうち一部のユーザーに試しに送ってみて、その反応を見て残りをそのまま送るのか、それとも手直しするのかを決めることができます。PDCAサイクルの間隔をかなり狭めることができます。 ここは肝なので、テスト!テスト!テスト!ですね。 ■具体的にチェックすべき指標、まずは「直帰率」と「コンバージョン率」、そして「平均PV」 では、サイトに来たユーザーについて、まず確認すべき指標は何でしょうか。それは、「直帰率」と「コンバージョン率」と「平均PV」です。アクセス解析において、まずはこの3つをチェックして下さい。 ・直帰率 直帰率は、サイトに来て1ページだけ見て去ってしまった人の割合です。これが80%や90%になっていたら、メールの誘導文を読んでユーザーが期待しているようなものが、ランディングページになかったということを示しています。だとすれば、一度ユーザーの気持ちになってメールを見返してみて、期待を裏切っていないかを確認してみてください。それでもピンとこなければユーザーテストを行うか、知り合いの方に試しに真っ白な頭で見てもらって下さい。直帰率が悪いケースは、大概の場合売手と買い手の意識のズレによる所が大きいからです。 一般的に、直帰率は50%から70%程度に収まるべきと言われています。ただこれはケースバイケースです。ページや商材にもよります。ですが、例えば9割以上というのは非常に悪いと考えるべきです。考えてもみて下さい。10人集客して1人しか残らず9人は1ページだけ見て去っている... そう考えると、とても良くない状態だと推測できるのではないでしょうか。 ・コンバージョン率 続いて、コンバージョン率。これはまさに成果に直結する部分です。商品やサービスによっては一度でコンバージョンということはあまりないかもしれませんが、とは言え問い合わせや資料請求、申し込みといったアクションに繋げられるというのはかなり良い状態です。送ったキャンペーン事のコンバージョン率を測定してどんな内容なら成約してくれるのか、について深堀りしていくと売り込みのメールの反響が大きく変わっていきます。 メール経由ですぐにコンバージョンに結びつかない... という方はコンバージョンをもっと緩いものに変えて見るというのもひとつの手です。例えばサービス案内のページを5ページ以上見たらコンバージョンとみなす、といったような形にすればもっとたくさんのコンバージョンが発生しますので分析が楽になります。 ・平均PV そして最後に「平均PV(ページビュー)」です。 興味が沸いた人はサイト内を回遊して多くのページを見てくれる傾向が強いです。時折、自分の目的に向かって最短距離を走る人もいますが、大概の場合は念のための確認なども含めてサイト内をたくさん見て回ってくれる方が多いです。 売り手が伝えたいことを買い手に伝えるには何度も繰り返し情報に触れてもらうことが重要です。なぜなら、ネットユーザーはひとつの情報をじっくり読むと言うよりはいろいろな形でその買い手が発しているイメージを受け取り、自然に買い手の中にメッセージが浸透する、そんなものだからです。 そのためには、たくさんのページを読んでもらえたほうがいいですよね。その指標として平均PVがあります。平均滞在時間は途中で離席したりすることで容易にノイズが入ってしまいますが、平均PVはそういうことが比較的無いためかなり良いです。 それ以外にもアクセス解析ツールで見るべき指標はたくさんあります。ただ、メールマーケティングの観点ではここまでの内容をまずは押さえておき、メール配信にもその後の効果を意識した仕掛けを取り入れてみましょう。 それでは、今回はここまでです。次回は更に突っ込んで、より具体的にユーザーの行動解析の部分をお伝えしていきたいと思います。 ぜひ次回もご覧ください。 --- ### マルチパート配信を使ってメール到達率を上げる、HTMLメール配信活用法 - Published: 2015-01-31 - Modified: 2020-04-28 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/increase-email-marketing-effect-with-multipart/ - Categories: 開封率・到達率 メール配信をされている方で配信したメールがうまく届かないという経験をしたことはありませんか? 日本でもHTMLメールが普及しつつある一方で、HTMLメールの受信を拒否していたり、受信できないデバイスを使っている人もいます。現在の日本におけるスマホの普及率が47%(15~29歳の間では70%以上)ある中で、上記の様なHTML非対応者 にHTMLメールを送るとメールが届かなかったり、コードだけを受信してしまったりと不具合が生じます。これらの理由は後でご説明するとして、せっかく配信したメールが読んでもらえないのは意味がないですよね。この問題を解決するのがマルチパート配信というものです。 1.マルチパート配信とは? マルチパート配信とはテキストメールとHTMLメールを同時に1つのメールとして配信し、受信者のメーラーやデバイスの設定に応じた形式でメールを表示させるための配信形式です。HTMLメールだけを配信した時にこのメールに対応していない環境の受信者には何も届かなかったり、コード表が受信されるのに対し、こちらではHTMLメールの代替案としてテキストメールを送信してくれる言わば「滑り止め付きメール配信」のようなものなのです。 2.マルチパート配信活用で、メール到達率アップ! 前述の通り、マルチパート配信では2種類のメールを同時に配信します。それによりHTMLメール単体を崩れて受信する相手にもメールを送信できる=メールで伝えたいことを確実に受信者に届けることができるのです。またHTMLメールが受信側でブロックされている場合にも同様にメールを届けることができます。 ※メーラーによっては受信自体をブロックしていたり、受信はするが、受信トレイではなくプロモーショントレイに振り分けられるものもあります。 HTMLメールを受信しない代表的な端末、および環境 ・Outlook シリーズ(2007、2010、2013等) ・AOL ・Outlook (表示される時とそうでない時がある) 携帯環境 ・ガラケー端末 ・Blackberry ・AOL 等 ※マルチパート配信の場合、上記の様な環境への送信では自動でテキストメールが優先的に届くようになります。 3.ほんの一部、HTMLメールを無理やり受信しようとする端末も マルチパート配信を使えばほぼすべての受信環境の相手にメールを届けることが可能です。ですが本当に一部ですが、HTMLメール対応ではないにもかかわらず、HTMLメールを無理やり受信しようとするものがあります。この現象は特にガラケー端末に見られるようですが、これらは結果としてマルチパート配信されたテキストメールではなくHTMLメールのコードを受信してしまうのです。もしメール受信者から「HTMLコードを受信して、メールがどんな内容なのかわからない」という声を受けてしまったら、テキストメールのみを送りましょう。たとえ効果測定ができなくてもそこはメールを読んでもらうということを第一に考えるならこの方法しかありません。 ■まとめ いかがでしたか?伝えたいことを表現し相手に届けることができるメール。でも、メール配信はあくまでもツールであり、その先のアクションを読者に行ってもらうための導線にすぎません。肝心なことは「相手に伝えること」です。マルチパート配信を使えばより多くのメール受信者に思いを届けることができます。是非、活用してみてください。 スマートフォンの国内普及率は36. 9% スマホ満足度はソフトバンクが4年連続1位、携帯電話を含めるとKDDI(au)が8年連続1位に! HTMLメールを送るなら知っておきたい!マルチパートってなに? --- ### 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第5回(後半):反応の良いコンテンツの作り方と、計測の手法とは? - Published: 2015-01-17 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-create-responsible-contents-and-its-way-to-evaluate-part2/ - Categories: メールマーケティング さて、前回に続いてメールマーケティングのステップを解説していきたいと思います。前回をご覧になっていない方はぜひご覧ください。 →中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第5回(前半):反応の良いコンテンツの作り方と、計測の手法とは? 今回は後編として、その先の反応計測についてお伝えします。改善のサイクルを回すためには、きちんとその反応を計測して悪化しているのか良くなっているのか、わかるようにしなければなりません。 相手がアクションを起こしてくれたかどうかを、どう判断すればいいの? 前回の記事で書いたような流れでメールマーケティングをスタートさせたとして、、それが本当に相手の心を動かしてアクションに繋がっているのかどうかを、どのように判断すればよいでしょうか。 メールを開いたかどうかや、何時に開いたかも重要です。HTMLメールであれば開封した時が測定できますので、誰がいつ開封したかもわかります。 ただ、開封率はあくまで「開けたかどうか」なので、内容を読んだのか、内容を読んで何か気持ちが変わって、アクションを起こしてくれたのかはわかりません。 そこで活用できるのは「メール内のリンクのクリック率」です。 メールの中に「相手がこういう気持ちになったらこのリンクをクリックするだろうな」というリンクをいくつか入れておき、そのクリックされやすさを判断基準にするのです。 この時、いろいろなリンクを置いておくとよりよいです。なぜよいかというと、例えば資料請求がほしい、あるいは問い合わせがほしいからといって、資料請求や問い合わせフォームのリンクしかないと、細かい気持ちの変化に気づけなくなってしまうからです。 資料請求や問い合わせは敷居の高いものですから、ある程度その気にならないと、お客さんはクリックすらしてくれません。しかし、例えば「このサービスを受けた人の事例を詳しく掲載しています」や「サービスでよくあるご質問はこちら」などであれば、ちょっとサービスに興味があるかな、といった人でもクリックしてくれます。 こういった、緩めのリンク先を混ぜておくことで、細かい心理変化をできるだけ拾えるようにすることが大事です。目安としては最低でも三段階程度は欲しいところです。 それによって、そのメールでどれくらいお客さんのアクションを誘発できたのかが分かってきます。Benckmark Emailであれば、URLごとのクリック数などがわかりますので一目瞭然です。 それによりマーケティングの仕組みの改善策が浮かんできます。例えば「資料請求への誘導はあまりクリックされていないけれど、無料レポートは結構クリック数が多いな、だとするとメールからは無料レポートへの誘導に絞って、無料レポート内から資料請求や問い合わせにつなげるように、ステップを増やしてみようか」といった導線、あるいは「このメールを読んでいる人は商品Aより商品Bの方が興味があるんだな、だったら商品Bをこれからは推していこう、ないし、商品Aに興味がある人と商品Bに興味がある人を別のリストにして、それぞれに合わせたメールを送るようにしよう」なんていうこともできます。 反応を良くしていくためにはとても大事なんですね。 パラメータを付けて計測可能に そして、これを行う上で根本的に重要なのが「サイトに入っているアクセス解析ツールで、メールから来た人が判別できるようにしておくこと」です。 これはアクセス解析の話になりますが、メールからのアクセスは「参照元なし(ノーリファラー)」という扱いになります。つまり、どこから来たのかわからない状態になってしまうのです。 なので「お気に入りから来たのか?メールから来たのか?チラシを見て自分でURL送信を入力して来たのか?」などを、判別できるようにしないと、メールから一体どれくらいクリックして人がやってきたのか、分からなくなってしまいます。 これを避けるために一般的には「パラメータ」というものを使います。詳細はここでは述べませんが、例えばメールの中でリンクを貼るときは 【http://www. sample. com/service. html? ref=email&day=20140511&cmp=discount】 などとしておくことで、URLを見れば、メール経由で5月11日に送って、内容は安売り系だということがわかるようになります。 このような「パラメータ」をつけることで、メールからのアクセス数を正確に解析ツールで把握し、どのリンクが最もクリックされたのかを集計して、PDCAサイクルを回していくんですね。 ちなみに、メール配信ツールの中には、メール配信ツール側で自動的にGoogleアナリティクスのパラメータを付けてくれたり、解析ツールを見ずともメール配信ツールの画面の中で、クリック率がわかるようになっているものもあります。 例えばこのBenchmark Emailもそうです。これは非常に便利で楽です。いちいちアクセス解析ツールを別に見て、集計する必要がないからです。 終わりに 今回は、4ステップの中の2つ目についてでした。おさらいしますと、大事なのは ・メールはビジネス上の成果を上げるために行っているんだという意識を常に忘れないこと ・見込み客に起こして欲しいアクションを明確にすること ・その上で逆算で、メールの内容などまで落としこんでいくこと ・見込み客の反応を細かく知るためにメールの中にいくつかのリンクを置くこと ・それを計測可能にしておき、毎回PDCAサイクルを回していくこと です。前回ともに、ぜひとも活用していただければと思います。 →中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第5回(前半):反応の良いコンテンツの作り方と、計測の手法とは? 次回は3つ目の「サイト内を閲覧する」です。メール配信の後の行動を追って、見込み客のことを深く知るコツをお伝えします。 --- ### 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第5回(前半):反応の良いコンテンツの作り方と、計測の手法とは? - Published: 2015-01-15 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/how-to-create-responsible-contents-and-its-way-to-evaluate/ - Categories: メールマーケティング さて、前回に続いてメールマーケティングのステップを解説していきたいと思います。前回をご覧になっていない方はぜひご覧ください。 メールマーケティングの指標を理解する 前回は、一番最初のステップ「メールを開封する」という部分について解説しました。今回は2つ目の「メールからアクションを起こす」です。 ではその前に4つのステップのおさらいです。 メールマーケティングの基本的な4ステップとは以下の通りです。 1. メールを開封する 2. メールの中でリンクをクリックするなどアクションを起こす 3. サイトに移動したあと閲覧を開始する 4. コンバージョンする 今回は2番の前半。具体的には「そもそもメールをなぜ送っているのか?」というメールの内容にもつながる考え方の部分を、具体的なサンプルと一緒にお伝えします。次回は後編として、その先の反応計測の話に入っていきます。 ・メールを読んでもらうことが目的ではない メールをマーケティングの手段として活用する場合、その目的は決して「メールを読んで貰う」ことではありませんよね。その後ろにある「メールを読んでもらって○○してもらう」あるいは「メールを読んだ結果○○な気持ちになってもらう」というアクションを起こすことが目的です。 メールを定期的に送るからには、きちんとビジネス上の成果に繋がらなければなりませんよね。ボランティアで情報提供をしているわけではありません。まずはとにかくこの意識を持つことが重要です。なぜ意識を持たなければならないかというと、そうしないと「世間話」や「書きやすい話」が多くなってしまい、ただのルーチンワークでしかなくなってしまうからです。 企業ブログのよくある失敗例と同じです。 会社の忘年会の話をただ書かれても、その日の昼ごはんが美味しかった話を書かれても、それを読んだ人をビジネス的な成果に向けて、動かすことはできません。そうではなく、メールを通じて「見込み客と定期的に接触し」「見込み客の中で印象に残り」「見込み客に狙うアクションを起こしてもらう」ことが目的なのです。 ・何を送るかはそこから逆算して考える これがきちんとおさえられていると、メールマガジンで一体どんな内容を送るべきなのかが決まってきます。具体的には【逆算】の考え方で導き出せます。 「読者にとって欲しいアクション」から逆算して「どんな気持ちになったら相手はそのアクションを起こしてもらえるか」と考え、それをもとに「どんな形でどんな情報を、どのタイミングで送れば、その気持になってもらえるか」を考える。そして、そこからコンテンツに落としこむ。と、考えるんですね。 例えば、あなたが整体院の院長だったとします。あなたは自信を持って仕事をしているかもしれませんが、買い手にとっては、整骨院やマッサージって、とっても選ぶのが悩ましい「商品」です。なぜなら、腕前や相性や結果など、サービスを受けてみないとわからない部分が多いからです。家電製品であれば性能や値段、口コミレビューなどで判断できますが、整体なんて相性もありますので、一概に判断できません。 だからと言って、Webサイト上で「うちは腕前がすごいです」なんて書いても説得力はありません。しかし、「ここなら、安心して自分の悩みを解消してくれそうだな」と思ってもらわないと、問い合わせも来店もしてくれません。では「来店」してもらうために必要な物は何でしょうか。それは「ここなら腕前は大丈夫そうだ」「怪しい店ではなく、親切に安心して受けられそうだ」といった気持ちになってもらうこと、です。それ以外にも価格や場所などもありますが、それはこういった「ここならいいかな」と思ってもらってはじめて問題になってくる部分です。 そしてこういった気持ちになってもらうためには、定期的に接触できるメールはとても有効です。そして例えば「自宅でもできる簡単ストレッチ法」や「先週初めて来店されたお客様の声」「商売に対する思い」など、お客さんに役立つかつ、信頼感や腕前を間接的に伝える内容を毎週配信し続けるんです。 メルマガの内容は「【週刊】1日を幸せにする 朝の3分快適整体カツドウ」などでしょうか。ターゲットが読みたくなるようなものがいいでしょうね。配信時間は朝の8時位がいいかもしれません。オフィスに出勤してすぐにサッと出来るようなものです。そして、このメルマガの登録フォームとバックナンバーをWebサイトに設置します。あとは登録してくれるように、ページを作るだけです。読んでくれて納得してくれれば、自然とあなたの伝えたいことが伝わっていき、来店につながっていきます。 このようなソフトなコミュニケーションを定期的に行うと、自然とメッセージが伝わるんです。 イメージしてもらえたでしょうか。 ※定期的にメールを出すのが難しいという場合は「ステップメール」機能を使うといいですね。 では今回は前編として、「そもそもメールをなぜ送っているのか?」というメールの内容にもつながる考え方の部分を、具体的なサンプルと一緒にお伝えしました。 次回は後編として、その先の反応計測について、お伝えします。改善のサイクルを回すためには、きちんとその反応を計測して悪化しているのか良くなっているのか、わかるようにしなければなりません。 ぜひ次回も御覧ください。 過去のブログはこちらからどうぞ。 シリーズ:中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 --- ### 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第4回:メールマーケティングの指標を理解する - Published: 2014-12-22 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/understand-kpi-of-email-marketing/ - Categories: メールマーケティング ここまで3回を通じて、メールマーケティングの重要性や必要性、最初の一歩を踏み出すためのメールマーケティングの「守破離」について、お伝えしてきました。そして今回からは、実際にメールマーケティングを行っていく、その基本的なステップに入っていきます。 私自身、オウンドメディアとしての自社メディアをいくつか持っており、そこからサービスにつなげるための定期的接触ツールとしてメールを活用しています。その辺りの実際のマーケティングロジックの話も加えながら、この連載は進めていきます。ですので、途中から読んでいる方はぜひ、最初から順番に読んでいくことをお勧めします。 第1回:メールは死んだ?そんなことはない。 第2回:メールマーケティング最初の一歩は顧客の理解から 第3回:「思いつかない時は他社に学ぼう」 メール配信から成果につながるまでの流れを把握する ではまず、最初にメールを配信するというところからいきましょう。、どのように最終的に狙った成果にたどり着くのか、そのイメージについてです。メールマーケティングは「マーケティング」ですので、きちんと「仕組み」を作っていかなければなりません。そうでなければただ場当たり的にDMを送っているのと変わりません。そのためには、仮説を立てて実行し、計測すべき「指標」をおさえてPDCAサイクルを回していく事が必要です。そしてこの「指標」が重要で、これはWebマーケティングの世界ではKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)とも呼ばれます。KPIが悪化しているか良化しているかによって、今行っている施策の良し悪しを決めるんですね。言ってみれば航海の中での羅針盤・GPSみたいなものです。この指標を見ながら、どうしたら集客から成約までのマーケティングロジックができあがるかを、試行錯誤しながら考えていくわけです。 では、その前提でメールマーケティングの基本的な流れは一体どんなものなのでしょうか。そして、どんな指標を見ていけばよいのでしょうか。それを表したのが以下の図です。下の図表を御覧ください。おおまかにメール配信からビジネス上の成果までの流れを図式化したものです。 大きくこの4ステップを意識することをまずはお勧めします。もちろんもっと細かく見ていく必要がないわけではありませんし、これに当てはまらないこともあります。ただ、これは、あくまでこれからいろいろなことをおさえていくための基本パターンです。最初の一歩としてまずはこの図表をご覧ください。 4ステップのサンプルストーリー この図には4つのステップがあります。それぞれは下記の通りです。 1. メールを開封する 2. メールの中のリンククリックなどのメール内でのアクション 3. サイトに移動したあと閲覧を開始する 4. コンバージョンする メールを活用する場合、最終的な目的として「Webサイトなどに誘導する」あるいは「リアルな何か、例えば展示会などに誘導する」ケースが多いでしょう。それを念頭に置いています。このステップのどこにボトルネックがあるかを把握し、改善を繰り返していくことでこの全体の流れをスムーズにしていく、それが重要です。イメージを作るために、一つストーリーをお伝えしましょう。 「50代夫婦、持ち家を買ってもうすぐ20年目。家の中もくたびれ始めてきたので、何かのきっかけとして工務店のメールマガジンを購読し始めた。最初は読まなかったが、ちょうど自宅の雨漏りが気になり始めた梅雨前の4月頃に、雨漏りに関するノウハウが書かれたメールが届いた。いつもは見ないか、さらっとしか見ないが、興味があったので読んでみると、なるほどと思う内容だった。その後数回同様のメールが来ていて、更に詳しい情報があるということで、はじめてその工務店のページを見るためにメールの中のリンクをカチッとクリックした。予想していたような写真や解説があったため、サイトの中をしばらく見て回った。その後、天気予報で今年の梅雨は早めに始まりそうだという話を聞いて、その工務店に問い合わせをフォームから行った」 自然な流れですよね。実はそれは当然です。なぜなら、これは実際に弊社のお客さまに調べてもらったユーザー行動の一部だからです。アクセス者はこんなことをしながら、自分が求めているサービスを決めているのですね。ではここからは、この図をベースにそれぞれのステップについて解説していきます。また、同時に見るべき項目や指標にも触れていきます。 ステップ詳細:1.メールを開封する まずは「メールを開封するかどうか」ですが、これは先ほどのストーリーで言うと、「ちょうど自宅の雨漏りが気になり始めた梅雨前の4月頃に、雨漏りに関するノウハウが書かれたメールが届いた。いつもは見ないか、さらっとしか見ないが、興味があったので読んでみる」という部分です。実はこの「開封」が曲者です。DMをたくさん出したことがある方は実感として持っているかもしれませんね。まずDMを開封してもらえるかどうかが最も大変です。メールもそれと同じです。このケースではあっさり開封してくれましたが、そうでない場合の方が多いでしょう。開封されなければ、なんの意味もありません。ただのノイズになってしまいます。ただでさえ世の中大量のメールが流通しているのですから、そういったノイズは悪印象しか与えません。 ここで活躍する指標が「開封率」 この時チェックしたい指標が「開封率」です。通常のテキストメールでは測ることができませんがHTMLメールであれば開封確認が可能です。それぞれのメールごとに配信対象のうち何%が開封してくれたのかがわかるんです。これはとても重要な事です。あなたが毎週頑張って書いているメールが全体の3%くらいにしか開封されていないのか、あるいは50%もの人に開封されて読まれているか、それによって行うべきことは大きく変わってきますよね。 例えば開封率が低いのであれば、開封率を上げるために配信メールを変えなければなりません。逆に高いのであれば特に何かをする必要はありません。開封率測定は必須です。そのためだけにHTMLメールに乗り換えてもいいくらいです。Webサイトで言えば「直帰率」に当たるのではと思います。あるいは検索結果からのクリック率(CTR)ですね。どちらも、アクセス者とのファーストタッチをどうすべきかという観点で非常に大事な指標です。これは開封率も同じです。テストを繰り返して、まずはたくさんのユーザーに開封してもらうことを目指して下さい。 Benchmark Emailを使えば、未開封のユーザーに対して再度メールを送ることも簡単にできます。開封しなかったユーザーに対して違う曜日や時間帯に配信して様子を見るなんていうこともできます。ちなみに、この時気にするべき項目は「差出人(From)」「件名(Subject)」「配信時期(Send Timing)」です。開封してもらうために、いかに相手に響くような件名を付けて、信頼感を与えるような差出人にして、相手が時間に余裕のある配信時期を見極めて配信できるかです。この辺りは今後の連載で詳しく実践ノウハウとして書いていきたいと思いますので、ここでは省略します。 繰り返しになりますが、お客さんに触れる最初の一歩として「本当に自分たちが出しているメールは開封されているの?」ということを把握するための開封率測定、これがメールマーケティングでは非常に重要です。HTMLメールでないとダメということで特に昔からネットを使っている人は嫌なのではと思います。しかし、もうそんな時代ではありません。スマホではHTMLメールはデフォルトで見られますし、大概のメーラーもHTMLメールを普通に受信できます。また、HTMLメールを受信しないメーラーには自動的にテキストが表示されるマルチパート機能というものもありユーザーへの配慮を取り入れず、技術的な進歩も進んでいます。 私はずっとHTMLメールをメルマガでも普段のメーラーやSFA(Sales Force Automation:営業支援システム)経由でも使っています。全然不自由がありません。時代は変わっています。 まとめ 今回は、全体のイメージと、その最初のステップ1「開封」についてでした。次回はその先のステップについて書いていきたいと思います。ぜひご覧ください。 --- ### 【HTMLメールデザイン事例】デザインの統一で最大限に生かされるブランディング効果 - グローバルフルーツ株式会社様 - Published: 2014-12-04 - Modified: 2020-10-23 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/emails-that-do-work-japan-edition-part-2/ - Categories: ユーザー事例 さあ、今回もグッド・メール・デザインとして実際にBenchmark Emailを利用して配信されているメールを紹介します。皆さんもレイアウトなど参考にしてみましょう! 20年以上の歴史を持つ、フルーツ専門卸売り業のグローバルフルーツ。 一人暮らしをしていると果物不足になりがち・・・。「最近フルーツ食べてないなぁ」なんて思いながらグローバルフルーツさんのホームページを訪れる。 な・な・なんだ~!!とインパクト特大のおいしそうな果物の画像が真っ先に目に飛び込んできます。(マンゴー大好きです。) んー、これはメールのレイアウトにも期待できそうですね。 ということで実際に配信されているメールを見てみましょう。   キーポイント: HTMLメールの利点を存分に活用した写真: メールにもドドーンとおいしそうな写真が並んでおります。『父の日、お中元』キャンペーンのメールにはその時期に旬なもの、おススメ商品の順に上からきれいな画像(商品)が並んでいます。やはりこういった食べ物や洋服、雑貨などの商品を売る際には画像がすべてを物語ります!同じ商品を売っても、画像がなかったり、画像の質で相手に与える印象は全く変わります。折角HTMLメールで配信しているのなら、きれいな画像を使うのがベストですよね。しかも、読者が画像を見て「食べたい!(注文したい!)」という衝動と共に画像をクリックする行動を想定して各画像に購入ページのURLを貼り付けることでコンバージョンへのスムーズな導線が構築されています。 ホームページ(HP)への導線も抜かりなく行いましょう!: HPへ訪れた後にどのような行動をしてほしいのか、そこにはどのような情報があるのか、読者がメール内にあるHPアドレスをクリックしなければならない理由等、明確な記載や導線があるとより効果的ですね!自社ロゴをメールに付けるのもお忘れなく。 では次のメール【ご案内】秋の味覚第2弾を見てみましょう。 ボリューム感満載のこのメール、もうまるでお歳暮カタログの様です。見ていてウキウキしますね!   キーポイント: 統一感でブランディン: こちらにも上記のメール同様にきれいなフルーツの画像が並んでいます。ですがここで注目したいのが全体のカラーリングです。購入ボタンにHPと同系色のグリーンを採用することでサイトとの連携、統一感を生み出しています。 色味を押えたデザイン: こんなに多くの商品を紹介していると、各商品に合わせて色々なフォントカラー等を使ってデコレーションしたいところですが、色を多用すればする程色同士が潰し合い、結果かえって見難い仕上がりになったり、チープな印象を与えてしまいます。(色の使い方を熟知していたりデザインを学んだことのある方ならそんな間違いを起こすことはないかもしれませんが・・。)色はなるベく多用せず、強調したい部分のみに活用するとすっきりとした印象が生まれます。 Webサイトとメールのデザインを合わせることは会社や商品のブランディングを構築するのにとても重要です。逆にそれぞれが異なったデザインをしていると折角のPRも半減してしまいます。こちらのメールはその基本を守ったまさにお手本のデザインですね。 ※これらのメールはドラッグ&ドロップ形式のメール作成エディタにて作成されています。 テキストや画像など、好きなコンテンツブロックをメールの好きな部分へドラッグ&ドロップするだけで簡単にHTMLメールが作成できます。 ※実際の作成画面では日本語に対応しておりますので、すべての機能を日本語でお使い頂けます。 Powered by Benchmark Email --- ### 中小企業が今押さえるべきメールマーケティングの基礎 第3回「思いつかない時は他社に学ぼう」 - Published: 2014-11-30 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/standards-of-email-marketing-part-3/ - Categories: メールマーケティング 第1回、第2回とメールマーケティングが相変わらず重要であるということを、その背景にある心理的理由からお伝えしてきました。また、相手を動かすメールを送るためにはまずは、顧客理解が重要であり、いかにして「受け入れられるか」が最初の一歩として重要だということもお伝えしました。まだ未読の方はぜひ第1回第2回も御覧ください。 第1回:メールは死んだ?そんなことはない。 第2回:メールマーケティング最初の一歩は顧客の理解から それではいざ「自分たちもメールを活用してマーケティングを行っていこう」と思ったとします。承認も降りたとします。しかしそのままスムーズにメール配信までたどり着けるかというと、残念ながらそんなケースはまれです。 メールという媒体は少々特殊、担当者育成も含めて考えることが大事 初めてメールマーケティングに取り組む企業の場合、多くのケースで「と言っても、一体何を書けばいいのだろう、どういうふうに書けばいいのだろう、何もイメージが湧かない」という壁にぶつかります。 イメージが全く沸かない、んですよね。 Webサイトのコンテンツは作ることができるのに、メールとなると... というケースも少なくありません。私もよくコンサルの中で出会います。 しかし、まずお伝えしたいのは、それは仕方のない事だということです。 メールマーケティングは、Webサイトでコンテンツを書くのとは異なり、心理的側面では、送る相手とのOne to Oneマーケティングに近いものです(実際は1対多ではあるのですが)。そしてこういったパーソナルな形のメッセージを作ることに慣れている人は、なかなかいないのです。したがってメールマーケティングを始める場合は「適任者を探して、育てていきながら成果につなげていく」という流れになることが多いですし、さらに言えば、それが中長期的にも最も良いです。社内にナレッジも残りますので(なので、後述いたしますが、担当者の属人的スキルにならないように注意してくださいね) まず、誰を担当者として育てるのか、適任者を探す では、誰に白羽の矢を立てればよいのでしょうか。 それは普段から誰かにメッセージを送っている人です。ただ、メールやメッセンジャーなどという短文ではなく、もっとしっかりした文章を送っている人です。 例えば、毎月DMを自社で作っている担当者であったり、社内報を書いている担当者であったり、あるいはお客さんのフォローに自筆の手紙をツールとして活用している営業担当者などは、少しのトレーニングで書けるようになる可能性が高いですね。 セミナーで登壇が多く上手な人や、営業マンで話しの持って行き方が上手い人(いわゆるトップ営業マン)も、それを文章に落としこむプロセスに慣れれば、書ける可能性があります。マーケティングとセールスの関係を考えると実は一番いいのはこのパターンです。他の営業マンの育成にもつながりますしね。 なのでまずは、社内を見渡して、育てていく候補者を探して下さい。即戦力である必要はありません。ただ、まったくの真っ白なところから育てるよりは、先ほどのような素養がある人の方が圧倒的に成果を出すスピードが違います。なので、探してみてください。 その担当者をどう育てるか? では担当者を決めたとして、そこからどうすればいいのでしょうか。いきなり「じゃあ毎週火曜日の8時30分にメールを毎週お客さんや見込み客さんに送るから、よろしくね」では、うまくいかないのは目に見えています。 そこで私が常におすすめしているのは、この記事のタイトルにもありますが「他社に学ぶ」ということです。なぜなら、現在上手く行っているメールマガジンは、過去に様々なテストをその会社が繰り返してできたナレッジの塊だからです。言い方を変えれば他社の実験結果なのです。それを活用しない手はありません。後発の強みを発揮する時です。 という前提で、以下のステップをおすすめします。 自分が興味のある分野のサイト、及び自分の競合他社など同じ業界で、メールマガジンをそれぞれ10社から取る(規模感が同じくらいの会社が良い、間違っても大手ショッピングモールや大企業などのものを取らないこと) そのメールを「配信日」「配信時間」「配信曜日」「タイトル」「概要」などで整理しておき、さらに、そのメールについて感じたことを毎回書いていく(10社×2なので結構あります) 毎回のメモは、「開封したくなったか」「中にの読み進めたくなったか」「メールの中で推奨されているアクションを起こしたくなったか」については必ず記載する 1ヶ月間やり続ける(100通位になると思います、あまりにも配信頻度が高いものは、大変なのでストップしてもよいです) 得られたデータを元に「どんなメールを出せばよいか」の共通点と、やると嫌がられることの共通点を出す。ネガティブとポジティブ要因に分けて、真似したいことと真似したくないことをあぶり出す 真似したいことは基本的に真似をして、まずはその真似からメール作成と配信にとりかかる 「守破離」の考え方を持つ です。日本では「守破離」という言葉があります。まずは師匠に言われた型を「守り」それを自分で研究し「型を破る」そして、自然と師匠の方から「離れていく」というものです。これと同じです。 まずは先達のやり方を研究して解きほぐして、それに基づいて自社で配信を始め実験を繰り返し、自社なりのやりかたを見つけていくんですね。そのためにA/Bテストであったり、レイアウトの変更であったり、アクセス解析ツールとの連携など、効果測定に使えるものや仮説検証に使えるものは使っていきます。その中で担当者も育っていくので、定期的に勉強会を開きます。属人的なスキルやナレッジにならないように、会社のナレッジになるように仕組みを作ります。これを半年〜1年も繰り返せば、十分会社としてメールマーケティングを行えるようになります。ぜひ、他社に学び自社のベスト・プラクティスを探していくということを行ってみてください。効率よく前に進めます。 まとめ 私自身も、始めた時は手探りだったので、自分が普段読んでいるメールマガジンを、1年分くらいひっくり返して「なんで自分はこれを読み続けているんだろう」と自問自答を繰り返しました。得られるものはたくさんありました。 メールマーケティングは、まだまだ質の高い一部のマーケターだけが活用しているツールです。そのために空隙が生まれています。始めるなら今がチャンスです。ぜひ年末までに第一歩を踏み出してみてください。 --- ### 【Benchmark Email】第2回ユーザー会レポート - Published: 2014-11-16 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/user-meet-up-report-20141111/ - Categories: セミナーレポート 11/11(巷ではポッキーの日?)にBenchmark Email第2回ユーザー会を開催致しました。 弊社では現在セミナー等積極的にイベントを実施し、メールマーケティングの普及と共にお客様の生の声を頂く機会を設けております。そんな中でもユーザー会は日頃から弊社サービスを活用して頂いている方々に感謝の気持ちを表すことの出来る特別なイベントだと感じています。 今回のユーザー会では有料プランをご利用頂いているユーザーの方をお迎えし、メールを作成するにあたりそれぞれどんな工夫をされているのか等、メール配信に関するテクニックやノウハウを会場にいるみなさんとシェアできるイベントになりました。 会場にいる皆さんの自己紹介終了後は、弊社カントリーマネージャー林をモデレーターに、何人かの方を前方にお招きし、パネルディスカッションを実施しました。 当日行われましたディスカッション内容の一部を公開いたします。 1)「顧客リストを上手に増やすにはどうすればいいのか?」 参加者:バズフィードなどのバイラルメディアでもSNSリンクへの導線以外にもメールアドレスの記入(読み手にメルマガ購読を招待)を現在閲覧しているページ上で行わせる流れが出来ていて、自社サイトにもそれを取り入れてみるのは? 参加者:ベンチマークの登録フォームを資料請求フォームとして利用している。その時に少しフォーム編集して自社サイトの幅に大きさに合わせて作り変えている。ちょっとしたレイアウトでも見栄えが変わり、それにより登録数も変わってきますね。 林:そうですね、資料請求フォームをアドレス取得に役立たせる方法はいいアイディアです。今まで見てきてうまいなぁ、と思った方法は資料請求のフォームからアドレスを取得する方法。アドレスだけを記入させるフォームなんですが、そのフォームに「各リンクをクリックすると資料がダウンロードできます。」と言う説明文をつけるとかなり高い確率でクリックしてくれる。その後ユーザーは受け取ったメールでオプトインを済ますことが出来る(これを承諾してユーザーは資料がもらえる)ので自然な形でメールアドレスを増やしていくことが出来ますよね。 2)「A/Bテストってどうやって活用するのがベストなの?」 参加者:配信するメールが出来たら配信先の何割かに2通のメールを送るんです。件名とかを変えたりしていますが、後はどちらか開封数の多かったほうのメールを自動で送信できるようにいしています。 ちょっと話は違いますが、ステップメールで新機能などのお知らせをするときでも「こんな機能が加わりました!」と言う告知方法ではなく「この機能使えばこんなことが出来ます」と伝えた方が開封率もいいんですよ。自分が伝えたい気持ちを相手に押し付けるのではなくてユーザー目線で伝えると反応はいいですね。 3)「効果的な配信時期(曜日や時間)って?」 参加者:Facebookもメールも朝の8:30、12:30が1番見られる時間帯なので、それに合わせて配信していますね。後は日曜の夜も開封率が意外に多いですね。みんな月曜から仕事と言うことでだんだん仕事モードになって、メールを確認し始めたりするのかもしれない。他にもベンチャー系へのメールだと平日夜に開封されることも少なくないです。送信相手に分けて配信時間を変えるのも手ですね。 その他にもコンテンツマーケティングの活用法等、まさに当事者ならではの具体的な話が飛び交とても活発なディベートが繰り広げられていました。 企業などでもメール配信を担当している方が少数(或いは1人)であることが多く、ノウハウを得る場所がウェブ上でしかないことが多いのがメール配信の現状です(裏を返せば人的コストも少なく済む、ということですが)。だからこそこの様なユーザー会ではメール配信を実際に行うことで培ったノウハウをシェアすることでお互いを高めあう機会になったのではと思っております。 --- ### 伝えたい情報をone to oneで繰り返し届け、注意喚起を促す。-情報発信からイベント決済までの流れをスムーズに、メールマーケテイングが担うマルチな役割。- - Published: 2014-10-23 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/featured-users-interview-to-yamada-with-canpan/ - Categories: ユーザー事例 -NPO法人導入事例- 山田泰久さんが理事を勤めるNPO法人CANPANセンターは、日本財団と共にNPO団体の情報発信の支援を行う日本財団CANPANプロジェクトを主な活動としている。 CANPANプロジェクトは市民やNPO、企業の活動を支援し、各組織間の連携を促進することで民間主体のより豊かな社会作りを支援するソーシャルプロジェクトである。 「NPO団体がその活動を発信する上で、写真と説明文がセットになったメールを配信することでより団体の活動に興味を持ってもらえるのです。」そう語る山田さんにNPO団体におけるメール配信を活用する意義やその効果などについて伺った。 -SNSに載っているコンテンツは必ずしも見てもらえるとは限らない。でもメールなら個人に直接届けることが出来る。- 山田さんの活動は主にCANPANサイトの運営やセミナーの主催など多岐に及んでいる。セミナーに関して言えば特にITを駆使したいと考えているNPO団体の情報発信術や団体の活動を支援したい企業や組織に向けて、年間30回以上に及ぶセミナーを主催しているほか、各地方自治体やNPO団体からノウハウを提供してほしいとのことでセミナー講師としても年間50回ほど全国を飛び回っている。そういったセミナー等で得られた有益な情報を伝えるためのツールとしてメールマガジンの配信を行っている。 「FacebookやTwitterではフォローされていても必ずしもそこに上がるコンテンツを見てもらえているとは限らない。これに対してメールマガジンなら直接個人に送ることで確実に情報が届くところがいい」と山田さんは語る。 またNPO団体という業界の特色として業界内で活動される方の年代の幅も広く、上記のようなSNSを活用されていない方も多くいるためメールマガジンが1番効率のよい情報発信ツールであると続けている。 -HTMLメール導入によりアピールしたいところを的確にアピールできるようになった。- 以前よりメールを情報発信のツールとして活用されていた山田さん。BCCでテキストメールを一斉配信していたがセキュリティーの問題等もありメール配信システムを検討していた折、Benchmark Emailにめぐり合ったという。 「Benchmark Emailはメールを配信した後にクリック率や開封率などの効果測定が可能。その他にも画像が挿入できるから目を引く情報発信が出来る。画像付きは分かりやすく、アピールしたいところはアピールできるのがいい」(山田さん) また山田さんはNPOと言う企業とは違った団体がメールマガジンを活用するメリットと業界内の流れについても触れている。 「自分たちの活動を文字だけで伝えるのは難しく分かりにくい。写真1枚と文字をセットとして活動内容を伝えることで、受け手にも負担なくその団体の活動に興味関心を持ってもらうことが出来る。」 全体的に未だにテキストベースのメール配信が少なくないNPO業界だが、HTMLメールも少しずつ増えて来ている。その背景には近年、多くの大企業が情報発信ツールとしてHTMLメールを採用している事が挙げられる。 またHTMLメールがうまく表示されないことやウイルスの問題等、HTMLに関する弊害が盛んに叫ばれていた10年前とは異なり、技術の進歩やメールをスマホで見る人たちも増えてきた等、メール環境が急速に進化していることも要因の1つと言える。そしてその変化が少しずつNPOで働く人たちの間でも起こりはじめ、HTMLへの『違和感』が徐々に薄れてきている。 これはつまり受け手の意識が変わってきたということです。このような環境の変化の中でNPOから送られてきたメールがテキストベースのままだと今度はそれが世間において『違和感』を覚えさせるものとなってしまう。このような変化をここ1、2年強く感じるようになった。この様な時代の波はこの先加速していくものだと思う。」(山田さん) -ビジネスとの相性に合った仕組みを構築。コールトゥーアクションを利用したHTMLメールで事前決済型イベント管理- 主にセミナー告知や活動内容の紹介にメールを利用されていると言う山田さん。事前決済の有料セミナーの告知をするのに1ヶ月前にイベント告知を始めるという。その後もう一度イベントの告知タイミングを作る時に定期的にイベントの企画をしているため、次の企画を考えてその告知をするときに前回案内したものも軽く紹介することによって注意喚起をすることで開催1週間前くらいからまた参加者が増えてくると言う。 HTMLメールを活用することでメールからセミナー詳細ページ、決済サイトへの注意喚起を促す(コールトゥーアクション)一連の流れをウェブ上で管理することが出来たと言う。 「HTMLメール配信はウェブサービスとの相性がいいんです」(山田さん) メールをイベントの告知や決済方法に繰り込ませることにより一連の流れを構築することが出来たと言う。 その他にもセミナーに参加できない首都圏以外の方にもNPOセミナーの開催報告を作成してメルマガで告知することはとても効果的だとか。 「CANPANからのメルマガには過去の情報も載っているという認識をしてもらうことで、開封率にも影響が表れるのです。単なるお知らせだけだと興味がないとメールを開封してもらえないが、有用なノウハウ(開催報告)をそこで得られるというリマンドが開封率に繋がるのです。」 ■NPO運営において有益な情報を得られるCANPANのメルマガ登録はこちら ■山田泰久・久米信行さん著 「NPOのためのIT活用講座」詳細はこちら 【ユーザーインタビュー】 「Tmix」 株式会社spice life様: メルマガ作成時間を1/4まで短縮 −“アクティブ”なお客様を引き出す、鍵はメールマーケティング 「Teachme」株式会社スタディスト様: 伝えたい情報をone to oneで繰り返し届け、注意喚起を促す。-情報発信からイベント決済までの流れをスムーズに、メールマーケテイングが担うマルチな役割。- 「ごちクル」 スターフェスティバル株式会社様: ウェブサイト構築にも一役買う!メールマガジン配信が可能にさせるマーケティングと確固たる裏づけ。 「tab/tabモール」株式会社tab様: 【実例多数】夜は深ければ深いほどいい! ? A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 --- ### ウェブサイト構築にも一役買う!メールマガジン配信が可能にさせるマーケティングと確固たる裏づけ。 - Published: 2014-10-01 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/featured-users-interview-to-gotikuru-of-starfestival/ - Categories: 機能・便利ツール フィーチャード・ユーザー:佐藤麻衣子さん(スターフェスティバル株式会社)ユーザーインタビュー Vol. 3 -インターネットサービス事業会社導入事例- 2009年7月7日、スタートしたスターフェスティバル株式会社(スターフェスティバルは七夕祭りの意)はご馳走をお届けするサービスとしてお弁当デリバリーが出来る『ごちクル』を展開している。 「Benchmarkにはテンプレートがあるのでこれを利用することでテキスト、画像を選ぶだけでコードを書くことなくHTMLメールを作ることができるのがすごい」こう語るのはスターフェスティバル、マーケティング部の佐藤麻衣子さん。今回はそんな佐藤さんにBenchmark Email導入後の変化とその効果について伺った。 -「近所のお店のお弁当」ではなく、「好きなお店のお弁当」や「有名店のお弁当」など本当に食べたいお弁当を提供- スターフェスティバル(略:スタフェス)が展開するインターネットサービス『ごちクル』は「近所のお店のお弁当」ではなく、「好きなお店のお弁当」や「有名店のお弁当」など本当に食べたいお弁当をデリバリーする法人・団体様向けのお弁当&ケータリングデリバリー検索サイト「ごちクル」を展開している。「日本中どこでもおいしい料理が楽しめる」をテーマに600ブランド、6,800メニュー以上の中から好みのご馳走をオーダーすることが出来る。 「メールは『ごちクル』というサービスを覚えていてもらうための大事なツール」と佐藤さんは語る。 -メール配信からウェブサイトの構成が見えてくる- 以前はテキストベースで商品情報を載せたメールを不定期で配信していたと言う。しかし、インターネットサービス事業としてもっとできることはないか、と画像添付のできるHTMLメールの導入を決意。そこでたどり着いたのがBenchmark Emailだった。テンプレートに沿って画像やテキストをはめ込んでいくだけでHTMLメールが作れて、Googleアナリティクスとの連携も可能なので、送信してすぐに効果測定ができPDCAのサイクルが早くなったことが1番のメリット。またメールを見て注文したと言う声も以前に増して多くなったとのこと。以前に配信を行った駅弁特集ではメールからの購入が15%に上ったと言う。 -読者の声がダイレクトに伝わる- 効果測定が出来るHTMLメールではメール受信者の声(クリック率)を数字で見ることが出来る。メール作成サイドではこの特集が一番クリックされるだろう、と思いメールを送っても実際には別の記事の方がクリック回数が多いと言う結果になることもある。そういったメール受信者の生の声をホームページ構築の裏づけに生かすことが出来る等、メール配信はウェブサービス事業を支える大事なツールと言っても過言ではない。 -『ごちクル』というサービスがあることを覚えていてもらうこと- 会議やイベント事がない限りお弁当やケータリングの機会はなく、注文そのものが発生しない。その上でメールを定期的に配信することで「ごちクル」というサービスがあると言うことを覚えていてもらうことができる。またメールは過去にカタログ請求や実際にご注文を頂いたり、何らかのアクションを起こして頂いた方へ配信を行っているため、記憶に残りやすく、コミュニケーションを密に取ることが出来る。 最後に佐藤さんは「今後はエリア別、顧客データベースとCRMとの連携ができたら、地域や業種別にセグメントしたメールを行いたい」と次なるメール活用への展開への期待を語ってくれた。 【ユーザーインタビュー】 「Tmix」 株式会社spice life様: メルマガ作成時間を1/4まで短縮 −“アクティブ”なお客様を引き出す、鍵はメールマーケティング 「Teachme」 株式会社スタディスト様: 送信リストの作成・管理にかかっていた30分を削減、きめ細かいサポートと効果の高いメールマーケティング体制を獲得した 「日本財団CANPANプロジェクト」 NPO法人CANPANセンター様: 伝えたい情報をone to oneで繰り返し届け、注意喚起を促す。-情報発信からイベント決済までの流れをスムーズに、メールマーケテイングが担うマルチな役割。- 「tab/tabモール」株式会社tab様: 【実例多数】夜は深ければ深いほどいい! ? A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 【メディア掲載】 法人向けWEBマーケティングの始めの1歩!1人でも始められるメルマガ運用とは(SELECK) --- ### メール配信は育てる時代へ -A/Bテストを利用しメールを常に改良し続ける - Published: 2014-08-02 - Modified: 2022-11-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/it-is-an-era-of-growing-email-campaigns-with-abtest/ - Categories: メールマーケティング 「自分のメルマガはこれでいいのかな?」「もっと良い(読者に刺さる)件名はないか」「伝えたい内容がいくつかあるけど、全部伝えると長くなりすぎる・・どれを選べばいいのだろう??」といった疑問や問題を抱いたことはないですか?正解が分かりにくいからこそあれこれ悩んでしまうものです。でもBenchmark Emailならそんな悩みを解決することが出来ます!いいえ、カスタマーサポートが手取り足取り指南するわけではありません。これを教えてくれるのはあなたの「メール読者」です。 =A/Bテストって何?= A/Bテスト機能をご存知でしょうか?これは数種類の異なったメールをメーリングリスト登録者の一部に送信し、その反応を見てよかった方を残りの登録者に送信するというものです。メルマガなど大量送信時により多くの開封率やクリック率を得るための手段として有効です。 Benchmark Emailで比較できる項目は以下の通りです。 1.差出人名/件名テスト -2種類の異なる件名/差出人名をテスト。 2.メールVSメールテスト – 2種類のメール(テンプレートや内容の比較)をテスト。 3.複数比較テスト – 複数の項目(件名、差出人名、送信元アドレスなど)をテスト。 4.配信時間テスト -同じメールを用いて異なる配信時間をテスト。 A/Bテストの種類と比較できる項目について *A/Bテスト機能は、Proプラン以上(旧プランの場合、リストプラン及び配信数プラン)でご利用が可能です。 =A/Bテストの優れた効果= アメリカのメール配信システムMailChimpが面白いデータを公開しました。2013年、同社ユーザーによって228,627件のA/Bテストが行われ、その中でメールタイトルを変更したA/Bテストが最も多かったそうです。またこれにより開封率が9%、クリック率も11%それぞれ平均してアップしています。その他にも配信時間を変えたテストでは9. 3%(開封率)、22. 6%(クリック率)とそれぞれ上昇、送信者名の変更でそれぞれ12%、15. 3%改善されているという結果でした。 こちらは実際にBenchmark Japanが6月のニュースレターを発行した際に行ったテスト結果です。ここではメールの件名にパーソナライズ機能を使い受信者の宛名を付けたメールと宛名のないもの、それぞれを33通配信し開封率の違いを比較しました。すると宛名を入れたものが18通開封され、ないものが11通開封されるといった結果でした。同じメール内容でも宛名を入れるだけでおよそ1. 7倍も数値が変わってくるなんてびっくりですよね。 この様にどちらのメールを配信するべきか、メール受信者自身が教えてくれるのです。 =『猫に小判』ではもったいない。A/Bテストの有効利用= ここでA/Bテストを行う上でのいくつかの注意点があります。 1. テスト日時 A/Bテストの設定が済んだからといってすぐに実施するのは良案とは言えません。例えば受信者のアドレスの大半が会社で利用するメールアドレスだとしたら、最もメールが開封される確率の高い、平日をターゲットに配信するといいでしょう。また、送る内容や業種にも変わってくるかと思いますがお昼休憩時間を狙うのか、仕事を終えた頃を狙うのか配信時間も重要です。お持ちのリストの顧客層やターゲットによって開封時間が異なるのでメールを送るのに最適な時間を調査し、その時間を目処にテストしてみましょう。もちろん最適な時間帯を調べるためにA/Bテストを実行することも効果的です。 2.テストする要素は1つだけ いくつもの要素をテストできるからといって、一度に複数項目試してみると結局どの箇所がより効果的だったのかを把握することは出来きません。これではせっかくのテストも無意味です。テストを行う際には必ず1つの要素を比較対象にしましょう。これを続けていくことメールを改善させていきましょう。 3.テスト実施の割合 最初は全体の5%をテストするなど少数で試して行き、10%、20%と徐々に数字を上げていくのがお薦めです。 受信者と一緒により良いメールを作成していくことが出来るA/Bテスト。まずは試してみることが一番!そして一度のテストで終わりにせず、これを繰り返し活用しより読者に響くメールを追及しましょう。 最後にBenchmark公式マスコットのAndyがお送りする、「A/Bテスト」解説アニメーションをご覧ください。 --- ### 【ユーザー会レポート】第1回Benchmark Japanユーザー会 - Published: 2014-07-22 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/user-meet-up-report-20140717/ - Categories: セミナーレポート 7月17日の夜、初となるBenchmark Emailのユーザー会を開催しました。 会場のテーブルレイアウトを考えたり、食事の位置を変えてみたりと試行錯誤の準備からスタート。ゲストの方が集まり、まずは導入事例用として作成したユーザービデオを2本見て頂きました。 そしてユーザーさんの一人、Teachmeを提供している株式会社スタディストの豆田裕亮様にステップメールの活用法をご説明頂きました。弊社でも指折りの「ステップメールユーザーさん」として顧客へのメールをすべてステップメールで管理されており、そういった活用法をご利用されている方々でシェアされるのはやはりユーザー会ならではのメリット。 ■ステップメール活用術 ・以前のステップメール配信状況 ・ベンチマークの利用状況、ステップメール設定方法等の説明 ・他のユーザーの方からの質疑応答 一度中断して食事を兼ねた懇親会(食事はご参加頂いたスターフェスティバル株式会社 佐藤様の“ごちクル”よりオーダーさせて頂きました。) その後集まって頂いた方の自己紹介及び、活動内容、メール配信をどういった用途でご利用されているのか簡単にお話を頂きました。 ■Newエディタ「ドラッグ&ドロップ形式」紹介 新しく追加された「ドラッグ&ドロップ形式」メール編集エディタを使ったメールの作成方法をご説明。 最後にユーザーの皆様同士でお話をして頂けるようフリータイムを設けました。予定より1時間以上も長くお付き合い頂き、また皆様自由に交流を広げていたようでした。 ■ユーザー会参加者アンケート結果 ご参加頂いたすべての方に高評価を頂きました。うれしい限りです! ※自由回答で頂いたもの ・機能全般紹介 ・モバイル(スマホ)対応活用術 ・メールマーケティング成功例 今回ステップメールを取り上げたこともあり皆さんそれ以外の機能に興味の対象が移ったようですね。また他の方がどうやってメールを活用しているのかというものも気になるようです。 メールレイアウトやメールマーケティング活用事例等を今後のユーザー会や弊社ブログコンテンツ等でも発信していきたいと思います。 ※自由回答で頂いたもの ・サポート対応 実際にユーザーの方から直接お褒めの言葉を頂ける機会というのが中々ないので、とてもうれしく思います!これを継続、改善してもっと喜ばれるサービスをご提供していきたいと思います。 ※自由回答で頂いたもの アンケート機能を利用したユーザー情報取得 以上 平日にも関わらず多くの方にご参加頂くことができました。こちらとしても実際にご利用して頂いている方との交流の機会を設けることができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。今後もBenchmark Japanはこういった交流の場を提供していきたいと思っております。 --- ### 送信リストの作成・管理にかかっていた30分を削減、きめ細かいサポートと効果の高いメールマーケティング体制を獲得した - Published: 2014-07-21 - Modified: 2024-09-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/featured-users-interview-to-teachme-of-studist/ - Categories: ユーザー事例 フィーチャード・ユーザー:豆田裕亮さん(株式会社スタディスト)ユーザーインタビュー Vol. 2 -コンサルティング会社導入事例- スタディストは、業務分析から効率向上計画の立案、実施までを行うコンサルティングをベースにしたビジネスを展開するほか、画像編集アプリや簡易マニュアル作成サービス「Teachme」の提供も行っている。同社が最も大事にしているのは実用性。Teachmeは、誰でも一目でわかるマニュアルを目指したサービスだ。 「Benchmark Emailを利用するようになってからメールマーケティングが楽しくなった」。そう語るのは、Teachmeの営業からPRまでを担当しているTeachmeエバンジェリストの豆田裕亮さん。豆田さんに「楽しい」と感じさせた理由をBenchmark Emailの利用方法とともに伺った。 -ステップガイドでメールを活用- スタディストが提供しているサービス「Teachme」は、誰が見てもすぐに理解できるマニュアル作成を目指している。文字をベースにしたマニュアルは、丁寧に説明しようとするほど長文になるなど、作成に手間がかかる反面、閲覧者に内容が伝わりづらい。 これに対し、Teachmeは写真を並べるだけで素早くマニュアルの作成ができる。閲覧者も視覚的に操作や意図を理解することが可能だ。作成と閲覧が定型化されているため、手軽さと伝わりやすさを持つマニュアルを作り上げることができるのだ。 「Teachmeを知ってもらう、使って慣れ親しんでもらうためにメールを積極的に活用していました。皆さんに同じ内容を送るのではなく、Teachmeの利用期間に合わせて、つまずきやすいポイントや基本から応用までの利用ガイドを送っていたんです」(豆田さん) -つまずきをすぐに解消できたBenchmark Email- 豆田さんのきめ細かいサポートやメールマーケティングにより、Teachme利用者、興味を持ってくれるビジネスマンも増加したと言う。しかし、豆田さんは次の段階を考えていたと語った。 「そのうち、どのメールを送信したのか把握しきれなくなると考えていました。覚えていられるうちは良いのですが、送信相手が増えていけば覚えることに精一杯になってしまいます。メールをよりわかりやすいものにする、メールの効果測定を行うなど、アイデアもあったのでリスト管理の自動化を考えていました」(豆田さん) そして、テキストだけではなく画像やボタンを設置するなど、視覚的に情報を伝えられるメール作成も考え、国内外問わずさまざまなメール作成サイト、サービスを試用していたと言う。Benchmark Emailを試用した際、チャットサポートで素早くつまずきが解消できたため、すぐに導入を決めたと言う。 「僕もTeachmeのサポートを担当しています。つまずいてもすぐに解消できる。Teachmeの利用者にサービスの機能をフル活用して貰うためにも、つまずきをすぐに解消することは大事だと考えていました。そして、Benchmark Emailは、操作の説明だけではなく、僕が想定している利用シーンに合わせた使い方ガイドもしてくれたんです」(豆田さん) -30分の時間も効率的に使えるように- 豆田さんが活用しているのは、Benchmark Emailの顧客リスト管理機能とステップメール機能。送信リストを手動で作成、管理していた以前と異なり、現在はTeachmeの登録者データベースから、Benchmark Emailで顧客リストを作成、管理しているそうだ。 ステップメール機能は、スケジュールを決めて自動でメール配信ができる機能。顧客リストと連動させ、送信先の属性に合わせて適切なメールを送信できるのも特徴のひとつだ。たとえば、名刺交換をした相手の、業界をリストに登録しておけば、近しい業界の事例が出てきたときにスケジュールに合わせて自動でメールの送信ができるのだ。 「いままでは毎日メールの配信ミスを起こさないように気を張っていました。気を張っている時間が毎日30分あったとすれば、一週間で150分ですよね。この時間がなくなった代わりに、より送信相手に合わせたメールを作成する時間を設けることができたんです」(豆田さん) -「メールが楽しくなった」- 以前と比べて、メールの作成時間が増えたと豆田さんは語る。Benchmark Emailはメールの開封率やどの画像、ボタンをクリックしたのかまで細かく効果測定ができるため、画像の配置やボタンの位置、色など細部までこだわるようになったため、と付け加えた。 サービスが拡大していく。これに対し、いままでできていたサポートやメールマーケティングが滞ってしまっては、既存のお客様からの信頼はもちろん、ビジネスチャンスを失ってしまう。自動化できる部分を自動化し、工夫やこだわりなど手動でやるべきところに注力できる。Benchmark Email は、Teachmeと同じ特徴を持っていたとと付け加えた。 「Teachmeを利用して『マニュアル作成が楽しくなった』とお誉めの言葉をいただくと、とても嬉しく思います。Benchmark Emailを利用して、僕もメールマーケティング、サポートが楽しくなりました。マニュアルが作って終わりではないのと同じように、メールは送って終わりではありません。より素早く効率的に仕事ができるようにするために必要なものです。これからもBenchmark Emailを活用して、Teachmeを盛り上げていきたいと考えています」(豆田さん) 【ユーザーインタビュー】 「Tmix」 株式会社spice life様: メルマガ作成時間を1/4まで短縮 −“アクティブ”なお客様を引き出す、鍵はメールマーケティング 「ごちクル」 スターフェスティバル株式会社様: ウェブサイト構築にも一役買う!メールマガジン配信が可能にさせるマーケティングと確固たる裏づけ。 「日本財団CANPANプロジェクト」 NPO法人CANPANセンター様: 伝えたい情報をone to oneで繰り返し届け、注意喚起を促す。-情報発信からイベント決済までの流れをスムーズに、メールマーケテイングが担うマルチな役割。- 「tab/tabモール」株式会社tab様: 【実例多数】夜は深ければ深いほどいい! ? A/Bテストをして分かったHTMLメール活用方法:株式会社tab様 【メディア掲載】 HTMLメールに切り替えて開封率が3割に激増!(キーマンズネット) --- --- ## Customers ### an amazing story - Published: 2019-10-16 - Modified: 2019-10-17 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customersstudies/an-amazing-story/ This is a story --- ### An awesome customer - Published: 2019-10-16 - Modified: 2019-10-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customersstudies/an-awesome-customer/ an awesome customer Read this awesome customer story. --- ### Charter - Published: 2019-09-16 - Modified: 2019-10-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customersstudies/charter/ How Charter Doubled Open Rates --- ### Walmart - Published: 2019-09-16 - Modified: 2019-10-16 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/customersstudies/walmart/ Walmart --- --- ## Resources ### How Modern is Your Email Marketing? > クイズに答えて、メルマガ運用を効果的に行えているか調べましょう。 - Published: 2024-04-02 - Modified: 2025-05-22 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/modern-email-marketing-quiz/ - Resources Type: HTMLメールテンプレート あなたはどのタイプのメールマーケター? 2分で完了!メールマーケタータイプ診断 このテストの必要性 あなたが数字重視のタイプでも、クリエイティブな魔法使いでも、とにかくキャンペーンをなんとか送るのが目標でも--あなたのやり方には意味があります。 メールマーケティングスタイルの強みを発見できる あなたにぴったりなヒントが手に入る 短時間でより多くのことを達成し、ストレスを軽減する方法を学べる 役に立つ情報を迅速に楽しく学べます クイズを開始 得られる結果: メールマーケティングスタイルのパーソナライズされたプロフィール 専門家の裏付けに基づいた、成績をレベルアップさせる戦略 今から行動を起こすための特典資料 結果のサンプル データドリブン・マーケター - 戦略的、分析的、指標にこだわるタイプ クリエイティブ・ストーリーテラー - ブランドに精通し、購読者とのつながりに長けているタイプ 常に成長するマーケター - 絶えずテストし、拡大や縮小を試みて最適化するタイプ 効率的なマーケター - 効率化と節約ツールを重視するタイプ エンゲージメントの第一人者 -重要顧客の構築と確保には天賦の才があるタイプ 自動化のプロ -技術で効率化し、常にEメールを使役するタイプ メールマーケターのタイプ判定に進む クイズを開始 --- ### Womens History Email Templates > 国際女性デー&国際女性史月間のメッセージを反映させてインスピレーション満載のキラキラなコンテンツを配信! - Published: 2024-03-18 - Modified: 2024-09-27 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/womens-history-email-templates/ - Resources Type: HTMLメールテンプレート 印象に残るメールテンプレートで国際女性デーを祝う! 国際女性デー&国際女性史月間にふさわしいメッセージを配信しましょう 3月は全世界で女性と女性が歩んできた歴史と偉業を讃える大切な月。国際女性デー&国際女性史月間のメッセージを反映させてインスピレーション満載なコンテンツを配信! Benchmark Emailテンプレがお勧めな理由とは? メッセージ性:単に国際女性デーをメンションするだけでなく、情報の発信とアクションを誘発することをゴールにして制作しました。歴史上重要人物のハイライトから現代で活躍する女性へのスポットライトまで、ストーリー性を持ったテンプレートです。 カスタマイズ自在: 唯一無二なメッセージを伝えるにはカスタマイズされたコンテンツが必須です。Benchmarkテンプレートは簡単で豊富なカスタマイズオプションを提供。コピーから画像、レイアウト、CTAまで自在にオリジナルメールの作成が可能です。 レスポンシブデザイン: 全てのデバイスでキレイに表示。Benchmarkテンプレートは多種多様なメールアプリ、画像サイズにフィットするよう作られています。 無料でダウンロード: 情報とインスピレーションの共有を促進したい!そんな思いで国際女性デー&国際女性史月間メールテンプレートを作成、共有しています。   全てダウンロード Benchmark Email無料トライアルプランに登録 で今すぐ 国際女性デー を使ってメール配信! テンプレート使用方法 使い方は簡単!Zip形式でテンプレートをダウンロードしたら、ご利用中のテキストあるいはHTMLエディタで編集&カスタマイズしてください。Benchmark Emailのメールテンプレートは完全無料です! 全てダウンロード Benchmark Email無料トライアルプランに登録 で今すぐ 国際女性デー を使ってメール配信! --- ### Stpatricks Day Email Templates > グリーンの服を着るだけじゃ物足りない!今年の聖パトリックデーはBenchmarkの専用テンプレートで盛大にお祝いしましょう。 - Published: 2024-03-18 - Modified: 2024-09-27 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/stpatricks-day-email-templates/ - Resources Type: HTMLメールテンプレート 聖パトリックデー用のテンプレート無料提供! 聖パトリックデーのアイコンカラー、緑であふれたメールテンプレート! グリーンの服を着るだけじゃ物足りない!今年の聖パトリックデーはBenchmarkの専用テンプレートで盛大にお祝いしましょう。Benchmarkテンプレートは顧客、クライアント、知人と、誰に送るにもオールマイティにご利用頂けます。 Benchmark聖パトリックデーテンプレがイチ押しな理由とは? カラフルなデザイン: 緑、ゴールドやアイコン的存在のクローバー、妖精、金のポットなどアイルランド伝統のラッキーアイコンをふんだんに使用 カスタマイズ自在: オリジナルコピー、ロゴ、宛名挿入など簡単にオリジナルメールに変身可能! レスポンシブデザイン: 最新スマホからパソコン画面まで、どのデバイスで受信、閲覧してもキレイに表示 完全無料: お支払い一切不要でご利用可能!   全てダウンロード Benchmark Email無料トライアルプランに登録 で今すぐ 聖パトリックデーを使ってメール配信! テンプレート使用方法 使い方は簡単!Zip形式でテンプレートをダウンロードしたら、ご利用中のテキストあるいはHTMLエディタで編集&カスタマイズしてください。Benchmark Emailのメールテンプレートは完全無料です! 全てダウンロード Benchmark Email無料トライアルプランに登録 で今すぐ 聖パトリックデーを使ってメール配信! --- ### Easter Email Templates > カラフルで楽しい気分にさせる無料イースター用テンプレートを、季節イベントや特別割引などのプロモーションにご利用ください。 - Published: 2024-03-18 - Modified: 2024-09-27 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/easter-email-templates/ - Resources Type: HTMLメールテンプレート イースターメルマガテンプレートで春をお出迎え イースターのテンプレートで春の到来をお祝いしましょう 今年も春が訪れ、季節替えの時期がやってきました。メールマーケティングも同じタイミングで雰囲気をガラッと変えてはいかがでしょうか。Benchmark Emailでは春のお祝いムードを反映させたイースターをテーマとしたテンプレートを提供しております。こちらは完全無料でどなたでもご利用いただけます。 イースターイベント開催、季節のご挨拶、セールスのお知らせ等、Benchmarkのテンプレートでスペシャル感満載のメールを送りましょう。受信者に喜ばれるメールとなること間違いありません! イースターテンプレートのご紹介   イースターセール:イースターと春の季節のモチーフ満載なテンプレートで、プロモーションメールがお祝いムードでいっぱい! バニー回覧板:ウサギをモチーフとしたかわいらしいデザインで読者とのコミュニケーションもお手のもの。 イースターのご挨拶:スタイリッシュで暖かい印象を与えるテンプレートで季節のご挨拶   全てダウンロード Benchmark Email無料トライアルプランに登録で今す イースター を使ってメール配信! テンプレート使用方法 使い方は簡単!Zip形式でテンプレートをダウンロードしたら、ご利用中のテキストあるいはHTMLエディタで編集&カスタマイズしてください。Benchmark Emailのメールテンプレートは完全無料です! 全てダウンロード Benchmark Email無料トライアルプランに登録で今す イースター を使ってメール配信! --- ### 無料レスポンシブHTMLメールテンプレート - Published: 2020-01-03 - Modified: 2024-09-27 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/resources/free-html-email-templates/ - Resources Type: HTMLメールテンプレート 無料レスポンシブHTMLメールテンプレート シンプルで活用しやすいHTMLメールのデザインテンプレートをご用意しております メールデザインのプロフェッショナルが作成したテンプレート HTMLメールエディタについてはこちら Benchmark EmailのHTMLメールテンプレートは、Gmail, Yahoo! メール, Outlookなどとも互換性が高く、 レスポンシブ対応でスマートフォンやタブレットにも最適化されています。 下記からダウンロードしてお試しください! プレビュー 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受信側から受信を拒否されることをブロックと呼びます。受信サーバー、ドメイン、あるいはISPによるセキュリティフィルタが原因となります。 エラー 受信先に到達せず送信サーバーへ返送されるメールを指します。エラーはハードエラー、ソフトエラーと分かれ、ハードエラーは存在しないアドレスや受信サーバーによるブロック設定で永続的に受信不可となっている場合に発生し、ソフトエラーは受信箱の容量不足や受信サーバーのエラーなど一時的な理由で受信不可となっている場合に発生します。 CTA(コール トゥ アクション) 画像やテキストなど、特定のアクションを促すためのコンテンツです。「購入はここをクリック」や「今すぐ登録」などがその例です。 メールキャンペーン イベント参加など特定の目的をもち、間を置いて配信される複数のマーケティングメールを指します。 特定電子メール法 2002年に迷惑メール、チェーンメールを規制する目的で施行され、その後2005年、2008年の改訂により広告メールにおける厳しいオプトイン規定、オプトアウト導線提供の義務が定められています。また広告メール内に送信者の名前、住所、URLなどの表示も義務付けられており、違反した場合「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金(法人は3000万円以下の罰金)」などの罰則が設けられています。 クリックスルー 受信者がメールを開封しクリックするまでのアクションを指します。クリックスルー率はクリック数÷配信件数で計算。(x100で%に換算) 反応率 開封者のうち何人がメール内のリンクをクリックしたかを示す数値。反応率はクリック数÷開封数で計算されます。(x100で%に換算) オプトイン確認 オプトイン確認はダブルオプトインとも呼ばれ、2段階のステップで購読を確認する方式です。購読者はまず自身の情報を送信して登録し、その後確認メールで再度購読の意思を明らかにするプロセスとなります。 コンテンツ ウェブページ、メール、ニュースレターなどの内容をコンテンツと呼びます。コピーライティング、画像、動画などいかなる形態の内容にも当てはまります。マーケティングにおける最も重要な要素です。 コンバージョン率 広告メールやプロモーションなどのCTAに反応しクリックを行なった人の割合を指します。メール配信における成功度を測る項目であり、売上や電話、アポイントなどにも応用できます。 ダブルオプトイン メール購読の意思確認におけるグッドプラクティスで、登録フォームやチェックボックスなどからメルマガ登録し、その後届く認証メールで改めて購読の意思を告げる2ステップのオプトイン方式です。ダブルオプトイン方式で得る購読者情報はエラーや苦情報告が目に見えて少なく、理想的なメール配信運用の土台となります。「オプトイン確認」も合わせてご確認ください。 メールブロック 通常ISPによるブロックをメールブロックと呼びます。ブロックされたメールはISPで処理されないため受信先には到達しません。ISPは常にスパム送信者からのメールの疑いがあるものをブロックしています。 メール到達率 どれだけのメールを受信箱まで届けることができるか、をメール到達率と呼びます。メールのサービスプロバイダの多くが迷惑メールやスパムの疑いのあるメールに対し厳しく規制をかけているため、メール到達率は非常に重要です。 フィードバックループ メール受信者からの苦情をISPから送信者にフィードバックし、メール配信リストから削除を求める仕組みです。通常購読停止のリクエストとして扱われます。「苦情報告」も合わせてご参照ください。 ハードエラー・ソフトエラー 受信不可なメールはエラーと呼ばれます。ハードエラーは存在しないアドレスや受信サーバーによるブロック設定で永続的に受信不可となっている場合に発生し、ソフトエラーは受信箱の容量不足や受信サーバーのエラーなど一時的な理由で受信不可となっている場合に発生します。 ヘッダー メールトップに表示される、メールの出所に関する詳細情報を指します。送信者、受信者の情報、件名の表示があり、受信した人がメールを開封するかどうかの決断材料として使用されます。件名にはメールコンテンツを正しく反映し受信者の信頼を獲得しましょう。 オリジナルリスト マーケター自身で獲得した、配信許可を得ている配信リストです。広告メールを送ったり、アップセル・クロスセルなど顧客との信頼関係を築いていく第一歩であり、マーケターにとって非常に重要な資産となります。 HTML HTMLはHyperText Markup Languageの略で、大半のウェブページを構成するプログラミング言語です。HTMLはコード形式で入力され、画像や動画、テキスト表示などコンテンツの形成に使用されます。メールやウェブページへテキストコンテンツを挿入する場合、タグと呼ばれる指標を利用し、コンテンツの種類を指定します。 例: はヘッダータグとしてウェブページのタイトルを表示するため大きなフォントを使用するテキストコンテンツに適用します。テキストの最後には と入力することで、タイトル表示の終わりを指定します。 ランディングページ クリック後に遷移する最初のページをランディングページと呼びます。「ランディング」は「着地する」という意味があり、サイト訪問者が最初に閲覧する(着地する)ページであり、離脱を防ぐためには魅力的で分かりやすいコンテンツを用意することが推奨されています。 メーリングリスト メール配信における配信リスト、顧客リストを指します。 開封 メールクライアントで開封、あるいはプレビューパネルで最後まで閲覧されたHTMLを「開封」メールとします。開封とカウントされるには開封ビーコンが埋め込まれた画像が読み込まれる必要があります。テキストメールでは開封ビーコンの埋め込みが出来ないため開封をトラッキングすることができません。 開封率 到達したメール件数を開封数で割った数値を指します。 オプトイン 「購読許可」とも呼ばれ、広告メールやメルマガなどに対し受信を許可する行為を指します。 オプトアウト 「購読停止」とも呼ばれ、広告メールやメルマガなどに対し購読を停止する行為を指します。オンラインで購読停止ができる導線の提供は特電法により義務化されています。 パーソナライズ 宛先名や件名など受信者の名前や以前の購買情報などを差し込むことでメールに親しみを持ってもらえるように計らう運用です。 フィッシング メールや偽リンクなどを使用し、ユーザー名、パスワード、クレジットカード情報などを不正に獲得する詐欺行為で、個人情報を悪用するアイデンティティ詐欺の主な手口です。 プライバシー 個人的な情報をみだりに公開されない法的な保障と権利を指します。見込み顧客との連絡においてはプライバシーの侵害がない旨をクリアにし、名前や連絡先などの個人情報提供に抵抗をなくす配慮が必要です。 受信者 メール受信を希望した、メール送信先のエンドユーザーを指します。 レンタルリスト 「購入リスト」とも呼ばれ、対価を支払うことでアクセルできる特定の情報に対しメールを受け取ることを許可した人のリストとなります。Benchmark Emailではユーザー自身で収集したオプトインリスト以外はご利用を許可しておらず、レンタル・購入リストのご利用は即座のアカウント停止に繋がります。 評価 送信者のドメイン・サーバーに対し、善良なメール送信者であるかどうかが評価されます。苦情報告件数やエラー率などが主な判断材料となっています。 セグメント 興味の対象、購入履歴、居住地域など特定の条件でメーリングリストを分割する行為を指します。ターゲットを特定し、より高いエンゲージメントやコンバージョン率を達成するのに効果的です。 送信者 メールを送信する個人あるいは組織を指します。 スパム 受信者の許可なしに送信される迷惑メールです。 苦情報告 スパムメールに対する迷惑メール報告です。 スプーフィング スパム送信者が他者のメールアドレスを詐称し不当に個人情報を得る詐欺行為を指します。送信者として表示されるメールアドレスが信頼できるものであるため誤ってメールを開封・返信してしまう仕組みとなっており、受信者の個人情報が盗まれる、また詐称されたメールアドレスドメインの評価も下げる2重でのダメージが起こります。フィッシング詐欺との併用が多くみられます。 件名 メールのタイトルとなる一文です。受信者がメールを開封するかどうかの重要な判断材料となり、興味を持ってもらえるよう工夫が必要です。 購読 オプトインしてメール受信への許可を行う行為を指します。 ターゲットリスト 関連性の高いコンテンツを送信するためメーリングリスト内の特定のコンタクトのみを抽出する行為です。 トラッキング メールの効果測定のため開封やクリックなどの統計情報を収集することを指します。 SPF & CNAMEレコード メール到達率の向上に役立つ、送信ドメイン認証設定です。詳細は こちらをご覧ください。 ユニーククリック クリックをしたユーザー数を指します。リンクが統計何回クリックされたか、ではなく受信者のうち何人がクリックをしたかの値となります。 URL Universal Resource Locator の略で、ウェブページのアドレスを指します。インターネット上で特定のページがどこにあるかを開示する情報となり、コロンとスラッシュ線で分かれた2つの要素で成り立っています。最初の部分(HTTP、FTP、HTTPなど)は特定のページで使用されるプロトコルで、サーバーやブラウザがどのようにページを読み込むかの情報が表示されています。2つ目の部分はリソース情報でドメインやIPアドレスを指定しています。(例:benchmarkemail. wpengine. com) 購読停止 メーリングリストからの削除を行い、ニュースレターやメルマガ受信を停止することを指します。 メールクライアント メールを閲覧するためのソフトウェア、アプリを指します。メールクライアントによってメールコンテンツの表示などに違いが発生します。Mac MailやスマホのGmailアプリ、Outlookなどがメールクライアントにあたります。 ホワイトリスト 受信者によってスパムフィルターに引っかからないよう設定されたコンタクトあるいはIPアドレスを指します。件名やコンテンツに関わらずメールが到達するようになります。 --- --- ## Updates ### ランディングページ機能強化 - Published: 2020-03-23 - Modified: 2020-04-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e6%a9%9f%e8%83%bd%e5%bc%b7%e5%8c%96-2/ - Update Types: 改良点 本日よりランディングページにてGoogleフォントが使用できるようになりました。エディタの「全体のスタイル」>「テキスト編集」にてフォント選択を行って下さい。 また背景画像の挿入も可能となりました。全体のスタイルオプションから設定して下さい。 --- ### 新コロナウイルスに関するメール - Published: 2020-03-16 - Modified: 2020-04-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab/ - Update Types: ニュース 非常時にメールマーケティングで出来る6つの対応例をメールにてご案内しました。企業が顧客へ自社の取り組みをダイレクトに届けることで顧客との関係を維持する、それがメールマーケティングで出来ることです。新型コロナウィルスへの対応が求められる今、各社どのような情報をメールで伝えているか、ブログ記事をご覧ください。 Blog --- ### ランディングページ機能強化 - Published: 2020-02-26 - Modified: 2020-04-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e6%a9%9f%e8%83%bd%e5%bc%b7%e5%8c%96/ - Update Types: 改良点 本日よりランディングページのコピー作成が可能になりました。またWhatsAppアイコンも加わり、ソーシャルメディアブロックから選択・設定が可能です。 --- ### アップグレードページ更新 - Published: 2020-02-18 - Modified: 2020-04-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%b0%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e6%9b%b4%e6%96%b0/ - Update Types: 改良点 アップグレードページのアップデートを行いました。クリックや余分なページを除外し、よりユーザーエクスペリエンスにこだわった仕様にしています。現在のプラン、推奨プラン、選択プランが一目でわかり、契約期間も分かりやすく表示しています。また有料プランに含まれるオプション・機能の表示も追加しました。 --- ### ランディングページ機能の公開! - Published: 2020-02-04 - Modified: 2020-04-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%81%ae%e5%85%ac%e9%96%8b%ef%bc%81/ - Update Types: 新機能 Benchmarkのメールエディタと同じ要領でランディングページを作成できる機能が加わりました!より多くのリード獲得とメーリングリストの育成に活用頂けます。 ぜひランディングページの作成をお試しください。 詳細はこちらのブログ記事をご覧ください。 ランディングページ機能の仕様方法についてはこちらのFAQをご覧ください。 --- ### 登録フォームのシングルオプトインオプション - Published: 2019-10-14 - Modified: 2020-04-09 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ae%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%82%aa%e3%83%97%e3%83%88%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%aa%e3%83%97%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3/ - Update Types: 新機能 長年ユーザー様よりリクエストを頂いていたシングルオプトインのオプションの提供を開始しました。メール配信のベストプラクティス、リストの質を高く保つ目的においてはダブルオプトインのご利用を強く推奨します。 シングルオプトインは必ずreCAPTCHA機能との併用をお願いします! 合わせてオプトイン設定オプションにも改善が加わり、それぞれのフォームで異なるサンキューページの設定も可能です。 改善点の詳細: 登録フォーム毎にダブルオプトイン、シングルオプトインの設定が可能になりました。 デフォルト設定はダブルオプトインになっており、必要に応じてシングルオプトインに変更できます。 全ての登録フォームを予めシングルオプトイン設定にしたい場合は、サポートまでご連絡ください。 シングルオプトイン設定でもウェルカムメールの配信は可能です。メール内リンクをクリックしなくてもリストには追加されます。 シングルオプトイン、ダブルオプトインの詳細については以下のFAQをご参照ください: 登録フォームのシングルオプトイン機能とは? https://kb. benchmarkemail. com/jp/single-opt-in-signup-forms オプトイン完了 / オプトイン未完了とは何のことですか? https://kb. benchmarkemail. com/jp/what-is-confirmed-opt-in/ --- ### BenchmarkとHatchbuck合併のお知らせ - Published: 2019-09-01 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark%e3%81%a8hatchbuck%e5%90%88%e4%bd%b5%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/ 2019年9月1日をもちましてBenchmark EmailはCRMサービスのHatchbuckと経営統合しました。 Benchmarkはこれまで通りカリフォルニアを拠点とし、Hatchbuck社CEOであるJonathan Herrickが新たなCEOとして就任します。 Benchmark Emailのサービスやプロダクトにおける変更はございませんが、今まで以上にデータを活用したメールマーケティングを簡単に実現できるよう改善を行なって参ります。 今後ともよろしくお願い致します。 --- ### 新メール作成プロセス - Published: 2019-08-19 - Modified: 2020-03-05 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e4%bd%9c%e6%88%90%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%bb%e3%82%b9/ 今月初めに開始した新しいメール作成プロセスが全アカウントへ反映されました。 ステップごとの作成プロセスと比べ、メール作成の時短を実現しています。 この新しいチェックリスト型のプロセスでは、作成手順を自由に選択でき、メール本文の作成、リスト選択など手をつけたい箇所から作業開始いただけます。 早速Benchmarkアカウントにログインして新メール作成プロセスをお試しください。 --- ### ワードプレスプラグイン:バージョン3 - Published: 2019-08-05 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%97%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%b0%e3%82%a4%e3%83%b3%ef%bc%9a%e3%83%90%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%83%b33/ Benchmarkワードプレスプラグインの新バージョンをリリースしました。最新バージョンではよりシンプルな作業でブログ記事をメール配信したり、ワードプレスのページ上で直接登録フォームの編集が可能になっています。 最新バージョンの特徴: Benchmarkアカウントの管理・編集 顧客リストへのメール配信 登録フォーム メール作成 オートメーション作成 ブログページから記事をメール配信 よりシンプルなプラグイン設定 ポップアップ登録フォームの使用が可能 使いやすい インターフェース Switched from the XML-RPC API over to the newer and faster REST API. Benchmark Liteプラグインの詳細は こちら をクリック --- ### 購読停止の理由確認 - Published: 2019-08-05 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e8%b3%bc%e8%aa%ad%e5%81%9c%e6%ad%a2%e3%81%ae%e7%90%86%e7%94%b1%e7%a2%ba%e8%aa%8d/ - Update Types: 改良点 配信停止の理由の確認がよりシンプルになりました! レポートページから以下のステップで確認できます: レポート>メールレポートを選択 確認したいレポート名をクリック レポート詳細をクリック 開封ドロップダウンから「配信停止」を選択 これで配信停止理由が表示されます。 それぞれの理由の隣の数字をクリックすると、その配信停止理由を選択した配信先メールアドレスを確認できます --- ### EMAツール:新機能 - Published: 2019-07-23 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e6%96%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd/ - Update Types: 新機能 EMAツールに新機能を追加しました!コンタクトを異なるポイントへ移動させる設定が可能です。 メールを開封したコンタクトを新しいリストに登録するよう設定したい場合、従来は同じノードを繰り返し作成する必要がありましたが、新機能を利用することで開封コンタクトを新リストへ移動することができるようになっています。 この新機能の詳細はこちらをクリック --- ### 到達率向上の施策 - Published: 2019-07-08 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%88%b0%e9%81%94%e7%8e%87%e5%90%91%e4%b8%8a%e3%81%ae%e6%96%bd%e7%ad%96/ - Update Types: 改良点 到達率向上のため、到達率に関するFAQ、迷惑メール防止対策のFAQなどがメールダッシュボードからアクセスできるようになりました! 到達率・開封率が良いユーザー様に関してはFAQへのリンクが表示されないようになっています。到達率向上に関するFAQはこちらからアクセス可能です。   --- ### reCAPTCHA機能搭載! - Published: 2019-07-01 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/recaptcha%e6%a9%9f%e8%83%bd%e6%90%ad%e8%bc%89%ef%bc%81/ - Update Types: 新機能 Benchmarkの登録フォームでreCAPTCHA機能がご利用いただけるようになりました!不正なアドレスやボットからの登録を防ぐのに役立ちます。 reCAPTCHA機能は埋込型(多項目)、埋込型、およびポップアップフォームでご利用可能です。 詳細はこちらをご覧ください。 --- ### パスワード設定の廃止 - Published: 2019-06-17 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%91%e3%82%b9%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%89%e8%a8%ad%e5%ae%9a%e3%81%ae%e5%bb%83%e6%ad%a2/ - Update Types: 改良点 CRMご利用の際の手間を省くため、パスワード設定を不要にしました。無料CRMがよりお手軽にご利用開始いただけます。 CRM機能をご利用するためのステップ Benchmark Emailアカウントにログイン 右上のユーザー名をクリック CRMオプションをクリック ぜひご利用ください! --- ### バグ修正 - Published: 2019-06-10 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%90%e3%82%b0%e4%bf%ae%e6%ad%a3-2/ レポート データが無い状態でのアクティビティ出力オプションを非表示にしました レポート 基本情報ページのレイアウトが崩れるバグを修正 アップロード履歴 アジア圏言語のファイル名が正常に表示されない問題を修正し、現在は問題なく表示されることを確認済 --- ### 登録フォーム - 保存されていない変更に関する警告メッセージ - Published: 2019-06-03 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0-%e4%bf%9d%e5%ad%98%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%aa%e3%81%84%e5%a4%89%e6%9b%b4%e3%81%ab%e9%96%a2%e3%81%99%e3%82%8b%e8%ad%a6/ - Update Types: 改良点 登録フォームを編集中にページを変えた際に以下のポップアップ警告メッセージが表示されるようになりました。 「ページから移動しようとしています。データ、変更が保存されていません。」 ブラウザによって表示されるメッセージが異なる場合があります。編集中にページから移動する際は変更の保存をお忘れなく。   --- ### 購読停止理由のレポート - Published: 2019-05-27 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e8%b3%bc%e8%aa%ad%e5%81%9c%e6%ad%a2%e7%90%86%e7%94%b1%e3%81%ae%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: 改良点 購読停止理由がファイルに出力できるようになりました。配信停止コンタクトの増加を抑えるための分析にご利用ください。 レポートページの右上メニューアイコンからExcelへの出力を選択し、「購読停止理由」を出力項目として選択しダウンロードします。 選択した出力項目は保存されますので、次回から同じ項目が選択された状態となります。 --- ### 登録フォーム、アンケートページのHTTPS化 - Published: 2019-05-27 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%80%81%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%82%b1%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%aehttps%e5%8c%96/ - Update Types: 改良点 全てのアンケート及び登録フォームリンクはHTTPからHTTPSに変更しました。SSL認証の必要性を重視した改善となります。 HTTPSへの変更でコンバージョン及び顧客からの信頼度の向上が期待できます。 --- ### EMAツール:ノードのリアルタイムレポート - Published: 2019-05-20 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%89%e3%81%ae%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a0%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: 改良点 ノードのレポート数字がリアルタイムで反映されるようになりました。ページ更新を行わなくても正しい数字がご確認いただけます。 例:https://screencast. com/t/hCTD9G6yh4mR --- ### EMAツール:コンタクト詳細更新ノード(新機能) - Published: 2019-05-20 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%82%af%e3%83%88%e8%a9%b3%e7%b4%b0%e6%9b%b4%e6%96%b0%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%89%ef%bc%88%e6%96%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd%ef%bc%89/ - Update Types: 改良点 新しいコンタクト詳細更新ノードでは受信者のアクティビティを元にコンタクト情報の更新を自動的に行います。「リード」から実際に商品を購入し「顧客」カテゴリになる場合など、様々な用途でご利用いただけます。 --- ### サブアカウント、クライアントアカウントへのアクセス - Published: 2019-05-13 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%b5%e3%83%96%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88%e3%80%81%e3%82%af%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%b8%e3%81%ae%e3%82%a2/ - Update Types: 改良点 Benchmarkではサイトデザインの無駄をなくし、よりストレスフリーな使用感を目指しています。 ユーザー管理ページへのリンクをユーザーメニューのドロップダウンに追加したことで、サブアカウント及びクライアントアカウントへのアクセスがスムーズになりました。 サブアカウント機能はリストプラン1000以上の有料プランにてご利用可能です。 --- ### 画像ギャラリー改善 - Published: 2019-05-13 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e6%94%b9%e5%96%84/ - Update Types: 改良点 さらに画像ギャラリーに改善を加えました。 本日より、複数の画像が一括でアップロードできるようになっています。画像ギャラリーにドラッグするか、あるいはファイル検索にてご利用いただけ、またアップロード後のファイル名変更も可能です。検索機能も改善されています。 --- ### 動画ギャラリーポップアップ画面 - Published: 2019-05-13 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%8b%95%e7%94%bb%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%9d%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e7%94%bb%e9%9d%a2/ - Update Types: 改良点 ドラッグ&ドロップエディタにて、動画ギャラリーのポップアップがオーバーレイで表示されるようになりました。機能は以前と変わらず、表示のみ画像ギャラリーと同様になっています。 --- ### バグ修正の完了 - Published: 2019-05-01 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%90%e3%82%b0%e4%bf%ae%e6%ad%a3%e3%81%ae%e5%ae%8c%e4%ba%86/ - Update Types: バグ修正 下記のバグ修正が完了しています: 画像を変更した際にURLも削除されてしまう問題を解決 登録フォームを作成した際に見つけにくかった「次へ」ボタンの位置変更 EMAツール(05/20/2019) ノード設定が完了した際に表示されるアイコンが、設定画面へアクセスするたび表示され、新規ノードが保存されない問題を修正 日付入力のカレンダーから日付を選択しても反映されない問題の修正   --- ### 埋込型フォーム(多項目) - Published: 2019-04-22 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%9f%8b%e8%be%bc%e5%9e%8b%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%ef%bc%88%e5%a4%9a%e9%a0%85%e7%9b%ae%ef%bc%89/ - Update Types: 新機能 名前、メールアドレス以外にも多項目の質問を設定できる埋込型フォームの提供を開始しました。 新インターフェースにて、クラシックフォームの代用としてご利用頂けます。 すでに作成済みのクラシックフォームへの影響はございませんので、すでにクラシックフォームで設置している場合そのままご利用頂いて問題ありません。 注意点: 1. 多項目の埋込型フォームは新インターフェースのみでの提供です。旧インターフェースではご利用頂けません。 2. 新インターフェースではクラシックフォームを新規作成することはできません。ただしすでに作成済みのフォームのコピーを作成することは可能です。 3. クラシックフォームは旧インターフェースのみでご利用可能です。 4. 新埋込型フォームはGDPR対応です。 早速ご利用ください! --- ### 登録フォーム:画像ギャラリー - Published: 2019-04-22 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%ef%bc%9a%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc/ - Update Types: 改良点 埋込型、ポップアップフォームで画像ギャラリーがご利用頂けるようになりました。 会社・ブランドロゴやイベント用画像など登録フォームへの追加が可能です。 --- ### EMAツール:待ち時間ノード - Published: 2019-04-17 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e5%be%85%e3%81%a1%e6%99%82%e9%96%93%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%89/ - Update Types: 改良点 以前は待ち時間ノードが自動保存されない仕様でしたが、今回のアップデートで自動保存が可能となっています。 --- ### EMAツール:Facebookオーディエンステンプレート - Published: 2019-04-17 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9afacebook%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: 改良点 「Facebook広告リターゲット」というテンプレートがEMAツールに加わりました。 購読者のエンゲージメントレベルによるFacebook広告のリタゲが可能です。 ぜひログインしてご確認ください! --- ### EMAツール:作成画面でのステータスアイコン - Published: 2019-04-17 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e4%bd%9c%e6%88%90%e7%94%bb%e9%9d%a2%e3%81%a7%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%82%b9%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%82%b3%e3%83%b3/ - Update Types: 改良点 シナリオ作成画面の右上に以下のステータスが表示されるようになりました。 稼働中 非稼動 下書き 作成中にもステータスが確認できるようになり、作業効率の向上に役立ちます。   --- ### ドキュメントギャラリー - Published: 2019-04-15 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%89%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc/ - Update Types: 改良点 プロダクト開発チームにより全機能のスタイルアップデートを行なっております。今回はドキュメントギャラリーの更新を行いました。 ドキュメントギャラリーはドラッグ&ドロップエディタからアクセス頂けます。ファイルをそのままドラッグするか、ファイル選択でアップロードが可能です。 詳細はこちら --- ### EMAツール:カーソル - Published: 2019-04-05 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%82%bd%e3%83%ab/ - Update Types: 改良点 カーソル表示のアップデートを行いました。クリッカブルなノードの上にカーソルを乗せると、カーソルが矢印から人差し指アイコンに変更するようになっています。 --- ### EMAツール:シナリオ作成画面の表示改善 - Published: 2019-04-05 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e3%82%b7%e3%83%8a%e3%83%aa%e3%82%aa%e4%bd%9c%e6%88%90%e7%94%bb%e9%9d%a2%e3%81%ae%e8%a1%a8%e7%a4%ba%e6%94%b9%e5%96%84/ - Update Types: 改良点 シナリオ作成中により作成画面が見やすいよう改善を行いました。 改善・追加点: キーボードショートカット トラックパッド対応 ズーム機能の更新 これらの改善により、シナリオの流れ・ノード設定など確認がしやすくなっております。 --- ### 新しいパートナーバナー - Published: 2019-04-01 - Modified: 2024-09-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%8a%e3%83%bc/ - Update Types: 改良点 パートナーバナーが新しくなりました。パートナープログラムにご参加中の方は以下のステップに従って更新が可能です。 Benchmarkアカウントへログイン アカウント名をクリック(画面右上) 「パートナープログラム」をクリック 「バナー&広告」をクリック テーマを選択し、使用したい広告のコードをコピーします コピーしたコードをサイトソース内に貼り付けます 以上で完了です! パートナープログラムにまだご参加されてないからはこちらより詳細をご覧ください。 --- ### メールレポート:配信停止のパーセンテージオプション - Published: 2019-03-11 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%ef%bc%9a%e9%85%8d%e4%bf%a1%e5%81%9c%e6%ad%a2%e3%81%ae%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%97/ - Update Types: 改良点 メールレポートページにて、購読停止理由が2つの方法で閲覧可能となりました。 1) 合計カウント 2) パーセンテージ(新機能) --- ### EMAツール:非稼動シナリオのコピー - Published: 2019-03-11 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e9%9d%9e%e7%a8%bc%e5%8b%95%e3%82%b7%e3%83%8a%e3%83%aa%e3%82%aa%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc/ - Update Types: 改良点 非稼動シナリオのページ下部にコピーボタンを設置しました。 コピーを作成することでノードや条件など同じシナリオを作成できます。 ログインしてぜひご確認ください! --- ### 受信テスター:提供停止項目と新テスト項目 - Published: 2019-03-11 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%8f%97%e4%bf%a1%e3%83%86%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%ef%bc%9a%e6%8f%90%e4%be%9b%e5%81%9c%e6%ad%a2%e9%a0%85%e7%9b%ae%e3%81%a8%e6%96%b0%e3%83%86%e3%82%b9%e3%83%88%e9%a0%85%e7%9b%ae/ - Update Types: 改良点 従来のテスト8項目の提供停止後、12項目の新しいテストが追加されました。テスターをまだご利用されていない方もこの機会に是非ご利用ください。受信テスターのご利用方法は こちら。 新テスト モバイルクライアント iPhone XR (iOS 12) iPhone XS (iOS 12) iPhone XS Max (iOS 12) Microsoft Outlook app (iOS 11) Gmail app (Android 8) Gmail app (Android 7) Samsung Mail (Android 7) Webメールクライアント 新Gmailインターフェース (Internet Explorer) 新Gmailインターフェース (Firefox) 新Gmailインターフェース (Chrome) デスクトップクライアント Apple Mail 12 (ダークモード) Outlook 2019 (Win 10) 提供停止テスト Outlook 2000 Outlook 2002 Outlook 2003 Outlook 2011 for Mac Lotus Notes 7 Lotus Notes 8 Apple Mail 9 Apple Mail 10 --- ### EMAツール:メールプレビュー - Published: 2019-02-26 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/ - Update Types: 改良点 シナリオ作成中にメールの再利用をする際、選択する前にプレビューで確認ができるようになりました。以前はメール名のみの表示でしたが、ユーザー様より多数のご提案を頂きプレビューの確認が可能となっています。 EMAツールの詳細はこちら --- ### EMAツール:複数の条件編集 - Published: 2019-02-26 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%ef%bc%9a%e8%a4%87%e6%95%b0%e3%81%ae%e6%9d%a1%e4%bb%b6%e7%b7%a8%e9%9b%86/ - Update Types: 改良点 稼働中のEMAシナリオで複数条件ノードの編集が可能となりました。以前のように条件の変更をする際にシナリオを非稼動にし、新規シナリオで作成する手間が省けます。 --- ### Benchmark CRM(日本対象外) - Published: 2019-02-25 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark-crm%ef%bc%88%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%af%be%e8%b1%a1%e5%a4%96%ef%bc%89/ - Update Types: ニュース Benchmarkアカウントから無料でBenchmark CRMがご利用頂けるようになりました。英語圏ユーザーが対象となります。 その他の地域にも近日中に拡大予定です。 --- ### 画像ギャラリー - Published: 2019-02-25 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc/ - Update Types: 改良点 ドラッグ&ドロップエディタ内の画像ギャラリーの改善を行いました。多様なデバイスに対応、複数の画像もドラッグ&ドロップで同時にアップロードできるようになっています。 --- ### 配信レポート - Published: 2019-02-18 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e9%85%8d%e4%bf%a1%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: 改良点 レポート比較の表示がより見やすくなりました。是非ログインしてご確認ください。 --- ### セグメント機能の強化 - Published: 2019-02-11 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%bb%e3%82%b0%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%81%ae%e5%bc%b7%e5%8c%96/ - Update Types: 改良点 セグメント条件がコピーできるようになりました。同じ条件でセグメントを作成したい場合、一から設定をし直す必要が無くなり複数条件のセグメントも簡単に複製が可能です。 ログインして是非ご利用ください。 --- ### ポップアップ登録フォーム - Published: 2019-02-04 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%9d%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0-2/ - Update Types: 改良点 埋込型登録フォームに新スタイルが追加され、編集画面も更新されました。 また未登録のサイト訪問者に対し何回フォームを表示させるか、設定が可能となりました。 ログインして是非お試しください。 --- ### Google+ の削除 - Published: 2019-02-04 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/google-%e3%81%ae%e5%89%8a%e9%99%a4/ - Update Types: ニュース サービス終了に伴い、ドラッグ&ドロップエディタのソーシャルブロックからGoogle+アイコンの追加オプションを取り止めにしています。 Google+ サービス終了に関しての詳細は こちら。 --- ### 無効アドレスリスト - Published: 2019-01-28 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%84%a1%e5%8a%b9%e3%82%a2%e3%83%89%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88/ - Update Types: 改良点 デフォルトリストに「無効アドレスリスト」が加わりました。メール配信の際のISPにより無効と判断されるアドレスは全てこのリストに自動登録されます。 無効アドレスリストに登録されたメールアドレスは今後配信先リストに含まれていても配信対象外となります。 --- ### 埋込型フォーム - Published: 2019-01-28 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%9f%8b%e8%be%bc%e5%9e%8b%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0/ - Update Types: 改良点 埋込型登録フォームに新スタイルが追加され、編集画面も更新されました。 ログインして是非お試しください。 --- ### PDFレポートの改善 - Published: 2019-01-21 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/pdf%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%ae%e6%94%b9%e5%96%84/ - Update Types: 改良点 レポートはメールマーケティング運用において非常に重要な要素です。配信効果のデータは社内で共有をする機会も多く、今回の改善ではよりデータを見やすくしています。開封、クリック、エラー、購読停止コンタクトの確認などがスムーズにできるようになっています。 PDF版レポートを出力してぜひご確認ください! --- ### 新受信テスター - Published: 2018-12-31 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e5%8f%97%e4%bf%a1%e3%83%86%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc/ - Update Types: 改良点 デバイス・アプリの進化に伴い17種の受信テスターを新たに追加しました!受信テスターで事前に表示確認をすることでよりメール配信の成功度を向上させることが可能です。 受信テスターのご利用方法は こちら 。 新テスター Android Android Google Inbox – Android 6. 0 (Marshmallow) – Samsung Galaxy S6 Android Gmail App (IMAP Account Setup) – Android 4. 4. 4 (KitKat) – Samsung Galaxy Nexus Android 5. 1 – Android 5. 1 (Lollipop) – Samsung Galaxy S6 Android 6. 0 – Android 6. 0 (Marshmallow) – Samsung Galaxy S6 Samsung Mail – Android 6. 0 (Marshmallow) – Samsung Galaxy S6 Microsoft Outlook – Android 6. 0 (Marshmallow) – Samsung Galaxy S6 iPhone, iPad iPad Mini – iOS 11 iPad Pro – iOS 11 iPhone 7 – iOS 11 iPhone 7 plus – iOS 11 iPhone 8 – iOS 11 iPhone 8 plus – iOS 11 iPhone X – iOS 11 iPhone SE – iOS 11 iPhone XS – iOS 12 Gmail App – iOS 10. 3. 2 – iPhone 7 Outlook iOS – iOS 11 – iPhone 8 Windows Outlook 2019 – Windows 10 Version 1803 Windows 10 Mail – Windows 10 Anniversary Update --- ### 新画像エディタ - Published: 2018-12-31 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf/ - Update Types: 改良点 この度画像エディタをPhoto Editor SDKに変更しました。フィルタ、テキスト追加、切り取りやリサイズなど以前の編集オプションと同様にご利用いただけます。新画像エディタは画像ギャラリー及びメールエディタからアクセス頂けます。ぜひご利用ください。 --- ### 検索オプション - Published: 2018-12-12 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%a4%9c%e7%b4%a2%e3%82%aa%e3%83%97%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3/ - Update Types: 改良点 以下のツール・機能における検索オプションを追加しました。 セグメント 登録フォーム A/Bテストレポート 改善してほしい機能、項目がありましたらサポートまでぜひご意見をお聞かせください。 --- ### バグ修正 - Published: 2018-12-10 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%90%e3%82%b0%e4%bf%ae%e6%ad%a3/ - Update Types: バグ修正 ドラッグ&ドロップエディタ内のバグ修正を行いました。 --- ### 新ナビゲーションメニュー - Published: 2018-12-06 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%83%8a%e3%83%93%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%83%a1%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc/ - Update Types: 改良点 ショートカットの作成や時短アプリケーション、ユーザーエクスペリエンスの向上など、常にユーザーの声を拾いながらBenchmarkではプロダクト改善を行なっています。今回より簡単で分かりやすいナビゲーションが実現しました。 新UIにおける改善点として頻繁にリクエストを頂いていたのがナビゲーションです。この新しいナビゲーションは全てのアカウントにて2018年12月6日より反映が完了しています。 ダッシュボードメニューをクリックするとサブメニューが表示され、ページを移動しなくてもどのメニュー項目にどの機能があるのかが分かるようになりました!これで利用したいツールを簡単に見つけれるようになり、時短が可能となっています。   --- ### セグメント機能へのショートカット - Published: 2018-11-19 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%bb%e3%82%b0%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%81%b8%e3%81%ae%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%ab%e3%83%83%e3%83%88/ - Update Types: 改良点 コンタクトリストページから直接セグメント機能へアクセスできるようになりました。リスト名をクリックし、右上のオプションメニューから「セグメントの新規作成」を選択します。クリック後セグメントの作成画面に遷移し、リストはあらかじめ選択された状態となります。 --- ### ダッシュボードページの改良 - Published: 2018-11-05 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%80%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%ae%e6%94%b9%e8%89%af/ - Update Types: 改良点 レポート 以前はレポート上にカーソルを合わせてもクリック可能かどうか分かりにくかったため、カーソルが変化してクリッカブルであることがはっきりと分かるようになりました。 クリックメニュー 画面右上に位置する緑の「+」マークをクリックすると、コンタクトの追加だけでなく「メール作成」「新規リストの作成」ができるようになりました。 --- ### サイトスピードの改善 - Published: 2018-10-15 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%88%e3%82%b9%e3%83%94%e3%83%bc%e3%83%89%e3%81%ae%e6%94%b9%e5%96%84/ - Update Types: 改良点 特定のサイト内ページにおける読み込みスピードの改善を行いました。特に受信テスターページで大幅な改善が完了しています。 --- ### 新フィードバックボタン - Published: 2018-10-08 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%90%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%9c%e3%82%bf%e3%83%b3/ - Update Types: 改良点 Benchmarkではツールや機能に対するフィードバックのためFacebookボタンを追加しました。アカウントにて「いいね!」ボタンをクリックできるようになっています。 機能が役に立ったかどうか、顔文字で評価を選択してください。また改善点やご意見はコメント欄にご入力頂けます。   --- ### ダッシュボードページからのコンタクト追加 - Published: 2018-10-01 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%80%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%9c%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%82%af%e3%83%88%e8%bf%bd%e5%8a%a0/ - Update Types: 新機能 リクエストの多かった、コンタクト追加作業フローの改善を行いました。ダッシュボードから直接コンタクト追加ページへアクセスできるボタンを追加しています。 プラスアイコン + をクリックすると、コンタクト追加オプションが表示されますので追加方法を選択して手順通りにお進みください。 – 全てのリストはフィルタリング対象となります   --- ### エンゲージメントスコア - Published: 2018-10-01 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b2%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a1%e3%83%b3%e3%83%88%e3%82%b9%e3%82%b3%e3%82%a2/ - Update Types: 新機能 Benchmarkに新たに加わった機能、エンゲージメントスコアが全てのユーザー様にご利用頂けるようになりました ? 個々のコンタクトそれぞれの星評価が表示され、エンゲージメントのレベルが一目で分かるようになっています。星は0から5までの評価となります。 でもそれだけではありません! ? なんとスコアでリストのセグメントもできるようになっています!エンゲージメントレベルに合わせて配信するコンテンツを上手く調整していきましょう。 早速ご利用ください! エンゲージメントスコア に関する詳細はこちら --- ### プレビュー画面からメールコピー、エディタへアクセス - Published: 2018-09-17 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e7%94%bb%e9%9d%a2%e3%81%8b%e3%82%89%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc%e3%80%81%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf%e3%81%b8%e3%82%a2/ - Update Types: 改良点 プレビュー画面から直接コピーを作成したり、エディタへアクセスできる様になりました。 --- ### ホームページから下書きメールへアクセス - Published: 2018-09-14 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%8b%e3%82%89%e4%b8%8b%e6%9b%b8%e3%81%8d%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%b8%e3%82%a2%e3%82%af%e3%82%bb%e3%82%b9/ - Update Types: 改良点 ログイン後の画面で下書き保存、未完了のメールへ直接アクセスが可能になりました。より便利に素早くメール編集へとお進み頂けます。 直近最大15件までの下書き、あるいは未完了メールをご確認頂けます。下書き、未完了メールがない場合はリストは表示されません。 このアップデートによりメール作成の時短が可能になりました。 --- ### EMAツールのバグ改善 - Published: 2018-09-10 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%ae%e3%83%90%e3%82%b0%e6%94%b9%e5%96%84/ - Update Types: 改良点 EMAツールにおける複数のバグを修正しました。またステップのタイトルにカーソルを合わせると選択リストとURLが閲覧できる様になっています。 --- ### 開封率の高かった過去の件名が選択肢として表示される様になりました - Published: 2018-09-07 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e9%96%8b%e5%b0%81%e7%8e%87%e3%81%ae%e9%ab%98%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%9f%e9%81%8e%e5%8e%bb%e3%81%ae%e4%bb%b6%e5%90%8d%e3%81%8c%e9%81%b8%e6%8a%9e%e8%82%a2%e3%81%a8%e3%81%97%e3%81%a6%e8%a1%a8%e7%a4%ba/ - Update Types: 新機能 メール 作成時、件名を入力するボックスにて過去の配信において開封率が高い件名が選択肢として表示される様になりました。全てのアカウントにてご利用いただけます。 --- ### Benchmark + PieSync 連携 - Published: 2018-09-04 - Modified: 2024-09-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark-piesync-%e9%80%a3%e6%90%ba/ - Update Types: 新機能 BenchmarkとPieSyncの連携で2つのサービスを同時に更新できる2ウェイ連携が可能になりました!そしてなんとBenchmarkユーザーは無料でPieSyncをご利用いただけます? 詳細はPieSyncに関するFAQをご確認ください。 ぜひ便利なPieSyncとの連携をご利用ください! --- ### ドラッグ&ドロップとHTMLビルダーでの自動保存のお知らせ - Published: 2018-08-13 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b0%ef%bc%86%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%83%e3%83%97%e3%81%a8html%e3%83%93%e3%83%ab%e3%83%80%e3%83%bc%e3%81%a7%e3%81%ae%e8%87%aa%e5%8b%95%e4%bf%9d%e5%ad%98%e3%81%ae/ - Update Types: 改良点 メールを編集すると自動保存のメッセージが表示されるようになりました。ドラッグ&ドロップエディタとHTMLビルダーにて最後に自動保存されたのはいつかご確認いただけます。 自動保存時間はフッターに表示されます。 --- ### リスト削除後のコンタクト反映 - Published: 2018-08-06 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e5%89%8a%e9%99%a4%e5%be%8c%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%82%af%e3%83%88%e5%8f%8d%e6%98%a0/ - Update Types: 改良点 以前はリストを削除してもアクティブコンタクト数の反映に最大4時間を頂戴しておりました。この時間を大幅に短縮し、現在はアクティブコンタクト数がほぼ瞬時に反映されます!リスト削除の際に表示されるオプションですぐに反映されるよう選択してください。 コンタクト数はゴミ箱から削除した時点で反映されます。 --- ### 稼働中のEMAでメール編集 - Published: 2018-06-30 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%a8%bc%e5%83%8d%e4%b8%ad%e3%81%aeema%e3%81%a7%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e7%b7%a8%e9%9b%86/ - Update Types: 改良点 EMAキャンペーンが稼働中でもメール編集が可能になりました! 簡単にコンテンツ改善ができ、新・旧バージョンの両方のレポートがそれぞれご確認いただけます。 詳細はこちら --- ### レポートサマリーのデザイン変更 - Published: 2018-06-18 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%b5%e3%83%9e%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e5%a4%89%e6%9b%b4/ - Update Types: 改良点 一目でより分かりやすく、レポートサマリーページのデザインが変わりました。アクティビティ詳細にて開封やクリック、苦情報告などそれぞれの項目詳細がご確認いただけます。 --- ### メール件名入力箇所に絵文字メニュー機能が追加されました - Published: 2018-06-13 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark-email%e3%81%ae%e4%bb%b6%e5%90%8d%e3%81%a7%e3%81%94%e5%88%a9%e7%94%a8%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%a0%e3%81%91%e3%82%8b%e7%b5%b5%e6%96%87%e5%ad%97%e3%83%94%e3%83%83%e3%82%ab%e3%83%bc%e6%a9%9f/ メール作成過程のステップ1 詳細画面にて、件名に簡単に絵文字をご使用いただけるようになりました。この機能はドラッグ&ドロップ形式、HTMLビルダーおよびPLAIN TEXT EDITORでご利用可能で、通常メール配信、EMA、RSSメール配信およびオートメーション経由で簡単なオートメーション作成時にご使用いただけます。 件名に絵文字を使用する方法と利点の詳細. をご確認ください。 --- ### BenchmarkはEU一般データ保護規則(GDPR)に準拠した登録フォームの提供を開始します。 - Published: 2018-05-25 - Modified: 2024-09-18 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark%e3%81%afeu%e4%b8%80%e8%88%ac%e3%83%87%e3%83%bc%e3%82%bf%e4%bf%9d%e8%ad%b7%e8%a6%8f%e5%89%87%ef%bc%88gdpr%ef%bc%89%e3%81%ab%e6%ba%96%e6%8b%a0%e3%81%97%e3%81%9f%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95/ - Update Types: 改良点 弊社ではEU一般データ保護規則(GDPR)に準拠すべく、クラシックおよびポップアップの登録フォームを更新しました。必要なことはプライバシーポリシーに必須のチェックボックスを追加していただくたけです。EU一般データ保護規則(GDPR)に準拠した登録フォームの作成方法をご確認ください。 Benchmark EmailのEU一般データ保護規則(GDPR)に関する取り組みは こちらをご覧ください。 --- ### ウェブトラッキング機能付き登録フォーム - Published: 2018-01-07 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd%e4%bb%98%e3%81%8d%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0/ - Update Types: 改良点 登録フォームから登録した後のアクティビティをトラッキングできるようになりました。 登録フォームを作成したら以下の4つのオプションから出力コードを選択してください。 トラッキング付き JavaScript トラッキング付き Raw HTML JavaScript Raw HTML 登録フォームのトラッキング機能の詳細については こちら をクリック。 --- ### 顧客リスト獲得に役立つ新しい連携機能が追加されました - Published: 2017-09-05 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e9%a1%a7%e5%ae%a2%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e7%8d%b2%e5%be%97%e3%81%ab%e5%bd%b9%e7%ab%8b%e3%81%a4%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e9%80%a3%e6%90%ba%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%81%8c%e8%bf%bd%e5%8a%a0%e3%81%95/ - Update Types: バグ修正 Benchmark Emailアカウントがより便利になる連携機能をリリース致しました。ECサイト運営やフォーム作成、動画との連携が可能となりました。具体的にはStripe、Wistiaなどのサービスとの連携が可能となります。詳細はアプリ&連携ページをご覧ください。 --- ### フォーム、チームメッセージ、CRMおよびカスタマーサポートの新しい連携 - Published: 2017-04-11 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%80%81%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%a1%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%80%81crm%e3%81%8a%e3%82%88%e3%81%b3%e3%82%ab%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%9e/ - Update Types: ニュース Formstack、Slack、Pipedriveとの新しい連携の発表です。また、顧客サポートシステムFreshdesk、SalesforceによるDesk. comとLiveChatもございます。 --- ### Benchmarkのロゴとトップページが更新されました - Published: 2017-03-24 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark%e3%81%ae%e3%83%ad%e3%82%b4%e3%81%a8%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%8c%e6%9b%b4%e6%96%b0%e3%81%95%e3%82%8c%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/ - Update Types: バグ修正 Benchmarkはブランドイメージを刷新し、ロゴならびにトップページを変更しました。さまざまなデザイン候補の中からBenchmark の理念である顧客とのエンゲージメント(つながり)を強化するツールを提供するという思いを反映したデザインを採用しました。これまで以上に皆様のビジネスをお手伝いできるようツールの改善に努めてまいります。新しいBenchmarkをよろしくお願い致します。 --- ### ドラッグ&ドロップエディタアップデート - Published: 2017-01-24 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b0%ef%bc%86%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%87%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: 改良点 使いやすさとスピードを考慮し、メールエディタが改良されました。 コンテンツブロックをカスタマイズするフローがより扱いやすく、より直感的にエディタが使用出来るよう整理されています。 --- ### EMAツール - Published: 2016-12-15 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ema%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab/ - Update Types: 新機能 メール、ウェブサイト上でのエンゲージメントに基づいたフォローアップのシナリオを作成、自動配信するツールです。特定リンクのクリックをメールの配信条件としたり、ページを閲覧したらステップメール用のリストへ移動するなどダイナミックな機能でマーケティングゴールの達成をお手伝いします。 --- ### ポップアップ登録フォーム - Published: 2016-09-13 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%9d%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0/ - Update Types: 改良点 簡単に思い通りのカスタマイズができるポップアップ登録フォーム機能で、ベストタイミングで現れる登録フォームをサイト上に設置して顧客やサイト訪問者、ブログ読者と繋がりましょう。 --- ### ステップメールの新機能・オートメーション - Published: 2016-06-27 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%ae%e6%96%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%83%bb%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3/ - Update Types: バグ修正 特定のメールやリンクへのクリックを基準として、条件に合致した購読者に対して自動的にメールを配信することができます。もちろん通常のステップメール機能も引き続きご利用可能です! --- ### Wufoo、CRM、eコマースサービス連携開始 - Published: 2016-06-20 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/wufoo%e3%80%81crm%e3%80%81e%e3%82%b3%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%93%e3%82%b9%e9%80%a3%e6%90%ba%e9%96%8b%e5%a7%8b/ - Update Types: ニュース Wufooとのサービス連携、CRMツールのMicrosoft Dynamics CRM、SugarCRM、そしてBigCommerce、LemonStand、Volusionを含むeコマースプラットフォームとの連携が新たに加わりました。 --- ### Facebookイベント連携テンプレート - Published: 2016-05-25 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/facebook%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: バグ修正 Facebookイベント連携テンプレートで購読者にイベントの招待状を簡単に配信することができます。 --- ### Twitter連携の新機能 - Published: 2016-04-26 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/twitter%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%81%ae%e6%96%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd/ - Update Types: 改良点 5つの最新ツイートが専用の連携テンプレートでシェアできるようになりました。 --- ### eBay連携テンプレート - Published: 2016-04-26 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/ebay%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: 新機能 eBayのオークション商品も連携テンプレートで宣伝が可能になりました。 --- ### LinkedIn連携テンプレート - Published: 2016-04-19 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/linkedin%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: 改良点 会社情報や新着情報などの共有はLinkedIn連携テンプレートで行えます。 --- ### Pinterest連携テンプレート - Published: 2016-04-19 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/pinterest%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: バグ修正 連携テンプレートでPinterestのボード表示が可能になりました。 --- ### Etsy連携テンプレート - Published: 2016-04-13 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/etsy%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: ニュース 連携テンプレートでEtsy上の商品プロモーションが簡単にできるようになりました。 --- ### ドラッグ&ドロップエディタ:Facebookいいね!ボタン挿入機能 - Published: 2016-04-08 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b0%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf%ef%bc%9afacebook%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%ad%ef%bc%81%e3%83%9c%e3%82%bf%e3%83%b3%e6%8c%bf/ - Update Types: ニュース メールキャンペーンにFacebookのいいね!ボタンの挿入が可能となりました --- ### Htmlビルダー新機能:自動保存とリアルタイムプレビュー - Published: 2016-02-22 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/html%e3%83%93%e3%83%ab%e3%83%80%e3%83%bc%e6%96%b0%e6%a9%9f%e8%83%bd%ef%bc%9a%e8%87%aa%e5%8b%95%e4%bf%9d%e5%ad%98%e3%81%a8%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a0%e3%83%97%e3%83%ac/ - Update Types: 新機能 Benchmark EmailのHtmlビルダーに自動保存機能が追加されより使いやすくなりました。リアルタイムで確認できるプレビューでより効率的なワークフローが実現します。 --- ### この度Benchmark Emailはフランスにも進出致しました。 - Published: 2016-02-16 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%81%93%e3%81%ae%e5%ba%a6benchmark-email%e3%81%af%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%81%ab%e3%82%82%e9%80%b2%e5%87%ba%e8%87%b4%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82/ - Update Types: 改良点 --- ### Happy Holidays!テンプレートはまだまだ増えていきますよ! - Published: 2015-12-24 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/happy-holidays%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%af%e3%81%be%e3%81%a0%e3%81%be%e3%81%a0%e5%a2%97%e3%81%88%e3%81%a6%e3%81%84%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%99%e3%82%88%ef%bc%81/ - Update Types: 新機能 --- ### 画像ギャラリーがサブアカウントと共有可能に - Published: 2015-12-10 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%8c%e3%82%b5%e3%83%96%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%a8%e5%85%b1%e6%9c%89%e5%8f%af%e8%83%bd%e3%81%ab/ - Update Types: バグ修正 サブアカウントの利用がより充実します!マスターアカウントから画像をサブアカウントへ共有して利用することができます。 --- ### 動画、画像、ファイルギャラリーのデザイン修正 - Published: 2015-12-10 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e5%8b%95%e7%94%bb%e3%80%81%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%80%81%e3%83%95%e3%82%a1%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e4%bf%ae%e6%ad%a3/ - Update Types: ニュース ドラッグ&ドロップのサブ機能として便利なギャラリーのデザインが修正され、より作業がしやすくなりました。 --- ### カスタムフッター - Published: 2015-12-01 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%ab%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%a0%e3%83%95%e3%83%83%e3%82%bf%e3%83%bc/ - Update Types: 改良点 ドラッグ&ドロップエディターで、メールフッター部のリンク設定を変更できるよになりました。 --- ### 新テンプレートデビュー - Published: 2015-11-09 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%87%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc/ - Update Types: バグ修正 Diwali Holy Week Notification – Jp --- ### 登録フォーム(埋め込み) - Published: 2015-10-13 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%83%a0%e5%9f%8b%e3%82%81%e8%be%bc%e3%81%bf/ - Update Types: ニュース 埋め込みタイプの登録フォームが利用可能になり、作成だけでなくその後のサイトへの埋め込みもより簡単になりました。 --- ### RSSメール機能改善 - Published: 2015-10-13 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/rss%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e6%a9%9f%e8%83%bd%e6%94%b9%e5%96%84/ - Update Types: 改良点 --- ### 新しい料金体系 - Published: 2015-09-23 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e6%96%99%e9%87%91%e4%bd%93%e7%b3%bb/ - Update Types: 新機能 メールアドレスの数を基準としたプランとなっております。5万プランまでであれば、無制限での配信が可能です。5万以上のプランはご契約頂いたプランX14通の配信が可能です。 --- ### メールレポート – クリックヒートマップ - Published: 2015-09-21 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88-%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%92%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%9e%e3%83%83%e3%83%97/ - Update Types: バグ修正 メールのリンクがどのくらいクリックされているのか、視覚的に確認できるようになります。 --- ### Eventbrite連携&テンプレート - Published: 2015-09-01 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/eventbrite%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: 改良点 Eventbriteとの連携も現在開発中です。 --- ### SurveyMonkey連携&テンプレート - Published: 2015-08-27 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/surveymonkey%e9%80%a3%e6%90%ba%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: ニュース SurveyMonkeyで作成したアンケートの利用、またアンケートを配信する為の専用テンプレートもご用意しました。 --- ### メールレポート – 時間別開封&クリック - Published: 2015-08-26 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88-%e6%99%82%e9%96%93%e5%88%a5%e9%96%8b%e5%b0%81%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%83%e3%82%af/ - Update Types: 新機能 時間ごとのメールの結果を確認することが可能になりました。最初の72時間のメールの推移を確認しましょう --- ### ステップメール機能 時間設定 - Published: 2015-06-24 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e6%a9%9f%e8%83%bd%e3%80%80%e6%99%82%e9%96%93%e8%a8%ad%e5%ae%9a/ - Update Types: 改良点 大変お待たせ致しました。業界随一のステップメール機能がさらに進化いたしました。ついに時間の指定も可能となりました。購読者がいつ、どんなメールを読むのか、すべてあなたのビジネスプランのままに配信可能となります。 --- ### テキストラッピング - Published: 2015-06-24 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%86%e3%82%ad%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%83%e3%83%94%e3%83%b3%e3%82%b0/ - Update Types: バグ修正 メールエディター上で画像のテキストラッピングができるようになりました。 --- ### プレヘッダーテキスト - Published: 2015-04-20 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%98%e3%83%83%e3%83%80%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%ad%e3%82%b9%e3%83%88/ - Update Types: ニュース 受信箱でメールを見たとき、件名の下に要約文や見出しの文章が表示されますよね。Benchmark Emailでは、あらかじめ表示される文章を編集できます。 --- ### テキストのみのHTMLメール - Published: 2015-04-01 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%86%e3%82%ad%e3%82%b9%e3%83%88%e3%81%ae%e3%81%bf%e3%81%aehtml%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab/ - Update Types: 新機能 開封率やクリック数を測定したいけど、画像付のメールはBtoBでは抵抗がある、そんなご担当者に最適なレイアウトなのがテキストのみのHTMLメールです。 見た目はテキストだけですが、効果測定もばっちり。まさに日本の皆様のためのレイアウトです。 --- ### エージェンシーアカウント - Published: 2015-03-13 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%a8%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%82%a2%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%88/ - Update Types: 改良点 Web集客のコンサル、クライアントの配信を代行しているお客様のためのアカウントが作成できます。 --- ### セキュリティPIN - Published: 2015-02-05 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%82%bb%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%aa%e3%83%86%e3%82%a3pin/ - Update Types: バグ修正 データ出力に対して、皆様はどのくらい危機感をお持ちでしょうかBenchmark Emailは運用でカバーしきれなかったデータ出力に対して、セキュリティPIN機能を新しく搭載しました。 --- ### ホットリードメール - Published: 2015-01-15 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%9b%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab/ - Update Types: ニュース あなたのメールをいつも読んでいる人は、いつもあなたにメッセージをくれるわけではありません。こっそり読んで感心している購読者を、どうやって見つけますか。過去の開封履歴やクリック履歴から瞬時にファン、あるいは無関心の購読者を抽出することが出来ます。 --- ### 新しいポップアップ - Published: 2014-11-18 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e3%83%9d%e3%83%83%e3%83%97%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97/ - Update Types: 新機能 Benchmark Emailからのメッセージを見逃さないで!新機能やメンテナンス情報などをお伝えしております。 --- ### レポート機能 – 開封デバイス - Published: 2014-10-15 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e6%a9%9f%e8%83%bd-%e9%96%8b%e5%b0%81%e3%83%87%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%b9/ - Update Types: 改良点 メールを何で閲覧しているのか、確認が出来るようになりました。 --- ### Email デザイナーv1.1 リリース - Published: 2014-10-14 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/email-%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%83%bcv1-1%e3%80%80%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9/ - Update Types: 改良点 エディターに追加された新機能: ナビゲーションバーブロック モバイルスタイリングオプション 作業処理スピード8倍 デュアルHTMLエディター --- ### 画像アップローダーの大幅強化 - Published: 2014-10-10 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e7%94%bb%e5%83%8f%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%80%e3%83%bc%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%b9%85%e5%bc%b7%e5%8c%96/ - Update Types: ニュース 画像ホスティングプラスにご契約の方は今後無制限に画像をBenchmark Emailに保存することができるようになりました。 --- ### 新カスタマーサポートポータル - Published: 2014-09-04 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%82%ab%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b5%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%ab/ - Update Types: 新機能 新しいサポートページはワンストップショップ形式になりました。必要なサポートへより簡単に素早くアクセスできます。 --- ### 一括削除機能 - Published: 2014-08-28 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e4%b8%80%e6%8b%ac%e5%89%8a%e9%99%a4%e6%a9%9f%e8%83%bd/ - Update Types: ニュース 選択したメール、顧客リストを一括で削除することが可能になりました。削除されたアイテムは復元、または完全に削除することができます。 --- ### 新しいウェブページデザイン - Published: 2014-08-20 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%96%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3/ - Update Types: 改良点 Benchmark Emailページのデザインが新しくなりました。 --- ### パートナー向け新バナー広告 - Published: 2014-08-20 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e3%83%91%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%8a%e3%83%bc%e5%90%91%e3%81%91%e6%96%b0%e3%83%90%e3%83%8a%e3%83%bc%e5%ba%83%e5%91%8a/ - Update Types: 新機能 パートナープログラムにご登録されたユーザー様向けに、新しいバナー広告を追加しました。 --- ### Email デザイナードラッグ&ドロップ方式のスピード改善 - Published: 2014-08-13 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/email-%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%b0%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%83%e3%83%97%e6%96%b9%e5%bc%8f%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%94%e3%83%bc%e3%83%89%e6%94%b9/ - Update Types: 新機能 新しくなったBenchmark emailは、以前と比べると倍の早さに改善されました。 --- ### 配信予約ページのデザイン改善 - Published: 2014-08-05 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e9%85%8d%e4%bf%a1%e4%ba%88%e7%b4%84%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e6%94%b9%e5%96%84/ - Update Types: バグ修正 メール編集ステップ5、配信スケジュール設定がさらに使いやすくなりました。配信メニューをクリックすると、ドロップダウンメニューが表示され「すぐに送信」「配信スケジュール」「下書きとして保存」を選択できます。すっきり見やすくなったページは、以前よりもすばやく、そして簡単に設定出来るようになりました。 --- ### 今月の新着テンプレート - Published: 2014-08-01 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e4%bb%8a%e6%9c%88%e3%81%ae%e6%96%b0%e7%9d%80%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/ - Update Types: ニュース Benchmark Emailのデザインエキスパートたちは、常に新しいテンプレートを追加しています。より見やすいメールを受信者に届けましょう。 --- ### 新しい編集エディター(Beta版)をリリース - Published: 2014-07-24 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e7%b7%a8%e9%9b%86%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%bf%e3%83%bcbeta%e7%89%88%e3%82%92%e3%83%aa%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%b9/ - Update Types: 新機能 レスポンシブデザインに対応しており、モバイル利用のために作られた使いやすいツールです。画像をすばやくドラッグ&ドロップし、メール上の区分に移動させることが出来ます。画像編集も可能なので、フォトショップいらずです。 --- ### Android用モバイルアプリ - Published: 2014-07-24 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/android%e7%94%a8%e3%83%a2%e3%83%90%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa/ - Update Types: 改良点 BenchmarkはAndroid用のモバイルアプリをリリースしました。また以前リリースしたモバイルアプリ全体の改善を行いました。 --- ### Benchmarkコミュニティーのデザイン改善 - Published: 2014-07-09 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%8b%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e6%94%b9%e5%96%84/ - Update Types: バグ修正 新しいデザインのコミュニティで、他のBenchmarkユーザーがどのように利用しているか確認しましょう。ご自身のキャンペーンをインスパイアしてくれるユーザーを見つけられるかもしれません。 --- ### Benchmark Emailのデザイン改善 - Published: 2014-06-17 - Modified: 2020-03-03 - URL: https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/product-updates/benchmark-email%e3%81%ae%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e6%94%b9%e5%96%84/ 見た目をすっきりさせ、メール作成をしやすいように改善しました。 --- ---