こんにちは。ライターの遠藤です。
メールマガジンやニュースレターを送っている方に質問です!あなたが送っているメールマガジンの迷惑メール度をチェックしたことはありますか?
メールマガジンが届かない要因に「迷惑メール扱いになっている」ことがあげられますが、自分が送っているメールマガジン(またはone to onrのメール)に迷惑メール判定を受ける可能性がどれだけあるのかを、客観的に調べることはなかなか難しいでしょう。
でも安心してください。あなたが送っているメールマガジンの迷惑メール度をチェックすることができる、とても便利なWebサービスがあります。
目次
迷惑メールになっていないかをチェックできる「mail-tester」
mail-testerは「送ったメール」を10点満点で、改善点とともに採点をしてくれるWebサービスです。
というわけで、さっそく自分もWEBマスターの手帳で配信をしているニュースレターの迷惑メール度をチェックしてみました。
mail-testerは表記に日本語はありませんが、グーグル翻訳などを使えば問題ないでしょう。
自分のメールマガジンをチェックしてみた
迷惑メール度のチェックは、とても簡単です。mail-tester(http://www.mail-tester.com/)にアクセスをして、表示されている「〜〜@mail-tester.com」宛に、チェックしたいメールを送信するだけです。
メールを送信したら「THEN CHECK YOUR SCORE」をクリックします。メールの受信とメールの診断が始まります。
迷惑メール度の評価結果が表示されます。
今回は、メールマガジンのチェックをしたかったので、メールマガジンを送るのと同じように、Benchmark Emailを使って、mail-tester宛にメールマガジンを送信しました。
さすがBenchmark Email!9.5点とほぼ満点の評価です!
各項目をクリックすると、減点理由(改善ポイント)の詳細が確認できます。今回、-0.5点になっているのはHTMLメールで画像を差し込む際に「altタグ」が入っていなかったことでした。
今回の減点は、メールマガジンを作っている自分のミス!画像を差し込む際に「代替テキスト」を入れていませんでした…
改善点がわかれば、それを改善すればいいだけのこと、次のメールマガジンは10点満点に!
ちなみに「You’re not fully authenticated」が黄色のチェックになっていますが、DMARC(メール受信側に対して、なりすましメールを受信したときに、どう対応べきかを、ドメインの管理者側が宣言するための仕組み)の設定をしていないことが理由です。
DMARCは、絶対に設定が必要ということではないので、減点にはなっていないようです。
関連記事:Gmailの暗号化設定によりメールに対するセキュリティー意識が向上。ーセキュリティーにまつわるTLS、DMARCって何?
一般的なメールもチェックすることができる
mail-testerはメールマガジンだけでなく、メール全般にチェックすることができます。WEBマスターの手帳のinfoメールをチェックしたら惨敗でした。
メールマガジンだけでなく、通常のメールを送る時も、メール配信サービスを使いたくなりますね。。。
さいごに
過去に迷惑メール報告を一定数以上受けていることで、配信ドメインの評価が下がっていたなど、メールそのものは正常に配信が出来ていても、受信側で迷惑メールと判断されることもあります。
そのため、mail-testerで10点満点であれば、絶対に迷惑メール扱いにならない(絶対に届く)ということではないでしょう。
ですが、メール配信サービスを利用せずに、社内で独自にHTMLメールを作っているような場合には、できる限り迷惑メールにならないように策を講じたいですよね。そんなにときに、迷惑メール度のチェックをしてみるのは有効なやり方といえます。
ぜひ、あなたのメールマガジンもチェックしてみて下さいね!