こんにちは、カスタマーサクセス担当の林です!
日々ユーザー様のお手伝いをする中で、下記のご要望をいただくことがあります。

「日本語だけでなく、英語でもメルマガを作成して配信したい」
「複数のアカウントを持ちたいが、支払いは一本化したい」

今回はこうしたご要望にお応えするための機能、「サブアカウント機能」について活用例を交えながらご紹介します。

サブアカウント機能とは?

サブアカウント機能は、メインのアカウントとは別に複数のアカウントを作成し管理できる機能です。

このとき、メインのアカウントのことをマスターアカウントと呼び、契約プランの支払いは全てマスターアカウントでまとめて行う形となります。

仕様についての詳細は、下記FAQをご参照ください。

関連FAQ:サブアカウントとは何ですか?

サブアカウントの3つのポイント

サブアカウントの特徴は、大きく分けて3つあります。

1. サブアカウントは独立したアカウント

サブアカウントは、独立した1つのアカウントです。そのためコンタクトリスト・メール・レポートなどについて、マスターアカウントや他のサブアカウントと連動はしません。

2. アカウントを複数持つ場合に支払いを一本化でき、料金もお得に

サブアカウントを複数作った場合も、支払いは全てマスターアカウントで一本化して行います。

また、サブアカウント機能を利用したほうが料金がお得になるというメリットもあります。

例えば、

リストプラン10,000で契約し、サブアカウントを作成した場合

= 年額120,000円

リストプラン5000/2500/2500の3アカウントを別々に契約した場合

= 年額186,000円

このように、年間で66,000円も金額が変わってきます。

3. マスターアカウントからは全てのサブアカウントへログイン可能

マスターアカウントの画面から、紐づく全てのサブアカウントのダッシュボードに飛ぶことが可能です。サブアカウントごとにログインIDとパスワードの設定は必要ですが、マスターアカウントのログインID・パスワードさえ知っておけば、関連するサブアカウントへ簡単にアクセスすることができます。

サブアカウントの活用例

それでは、実際にサブアカウント機能がどんな風に活用されているか事例をご紹介します。

メールの言語を分けて配信

ホテル業界のユーザー様の中には、メルマガを「国内版」「海外版」と分けて配信している方もいます。

Benchmark Emailでは、アカウントごとにメールの言語設定が可能です。日本語で配信する「国内版」はマスターアカウントで、「海外版」は英語や中国語、その他の言語で送る必要があるため、サブアカウントを利用しています。

アカウントのメール言語設定が「日本語」になっている場合、フッターに挿入される配信停止リンク等の文字が日本語になります。そのため海外に向けて「英語」でもメルマガを配信したい場合には、サブアカウントを作成して言語設定を「英語」にします。言語はその他にも「ドイツ語」「フランス語」など、現在34種類で設定が可能となっています。

さらにBenchmark Emailでは9つの言語、世界15カ国のオフィスにてサポートを行なっています。メール配信担当者が中国の方の場合、直接中国チームにお問い合わせをいただけます。

関連FAQ:Benchmark Emailのサポート時間について

店舗別・ブランド別でメールマガジンを配信

全国展開をしている観光関連企業様では、地域の店舗ごとにアカウントを分けてメルマガ配信の運用をしています。

上記の図のように店舗別にサブアカウントを作成することで、それぞれの店舗でメルマガの運用が可能になります。支払いは本部が一括でする形で、本部のアカウントの管理者は各店舗のアカウントに入ってメルマガの配信状況・レポートなどをチェックすることもできます。

また、マスターアカウントからは、メールのテンプレートをサブアカウントへ共有することができます。そのため共有のメールテンプレートを本部で作成し、サブアカウントへ共有・同じレイアウトのものを配信に利用するといった運用が可能です。

関連FAQ:メインアカウントとサブアカウントでメールは共有できますか?

また、ファッションブランドを複数展開する企業様でもサブアカウントを作り、アカウントごとに1つずつメルマガを作成しています。分ける理由は、以下の通りです。

Benchmark Emailから配信するメールには、必ず「配信停止リンク」が挿入されます。受信者が「配信停止リンク」をクリックすると、メール配信に使用したアカウント上にある全てのリストから該当の受信者が除外され、次回の配信が行えなくなります。このため、「配信停止をしたのにまたメールが届いた!」とクレームになることなく安心してメルマガの運用が可能となっているのです。

関連FAQ:購読者が「配信停止」リンクをクリックするとどうなりますか?

しかしながら、「メルマガAとメルマガBで全く内容が違うため、配信停止の影響範囲をメルマガごとに分けたい」という際にはサブアカウントを作成し、メインアカウントではメルマガAを、サブアカウントでメルマガBを作成し、配信するという運用が可能です。

以上、サブアカウントの機能と活用例のご紹介でした。

複数のアカウントでのメルマガ運用や多言語での配信をお考えの方は、ぜひご利用ください!

関連FAQ:サブアカウントの作成方法は?

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