こんにちは、カスタマーサクセスの赤木です。
メディアやニュースサイトの運営者など、巷のニュースや情報の収集に余念がない方に馴染み深いRSSフィードですが、Benchmark Email ではRSSフィードを連携させて、メディアなどの最新情報を配信することが可能です。
なんだか敷居が高そうなRSS機能ですが、今回は設定方法から過去のにユーザーから多く寄せられた質問まで幅広く取り上げてありますので、ぜひこの記事を参考にしてRSS機能を使ってみてくださいね。
目次
RSS Email機能とは
RSSはReally Simple Syndicationの略称で、ウェブサイトの見出しや要約を構造化して記述するフォーマットです。ニュースリーダーの購読や、様々なサイトの更新情報を受け取ることができます。
RSSメールを利用することで、フィードやブログの更新を購読者に知らせることができます。
また、RSSメールは更新が行われた際に自動的に配信され、配信頻度は毎月、毎週、毎日といった様に設定することも可能です。
メディアやニュースサイトの運営者や、定期的にお知らせを配信したい店舗やファンクラブなどのサイトをお持ちの方にぜひお試しいただきたい機能です。
設定・操作方法を解説します
RSSメール作成〜稼働まで
まずはBenchmark Emailアカウントにログインします。左メニューの「メール」をクリックします。
メール作成画面に切り替わるので、右上にある「メール作成」をクリックします。
すると、メールの種類を選択できるので「RSSメール配信」を選びましょう。
通常のメール作成と同様、エディタを選ぶことができます。今回はドラッグ&ドロップ形式にしてみます。選んだら「次へ」をクリックします。
メールの件名などの概要を設定していきます。
そして利用するRSSフィードURLを入力します。メールに関する基本的な情報を入力し、保存&次へをクリックして続行します。もしRSSフィードURLがわからない場合は以下のFAQを参考にしてくださいね。
参考:RSSフィードのURL取得方法は?
配信先のリストを選択したら、いよいよメールの作成です。
ドラッグ&ドロップエディタを選択した場合は、メールのテンプレートを選択します。
既存のメールテンプレートや過去のメールをもとに作成することも可能ですが、RSSフィードを利用するなら白紙レイアウトにある「RSS」がフィードの配信に最適化されているのでおすすめです。 保存して次へをクリックして続行します。
もちろん、通常のメール同様画像を入れたりボタンを追加することもできます。
送信頻度は「毎日」「毎週」「15日ごと」「毎月」から選ぶことができます。
なお、フィードが更新されない場合、つまりブログなどの更新がない場合は配信されないのでご注意ください。
RSSメール、その他の操作について
稼働させたRSSメールを停止した場合は、メール一覧画面から該当のメールを探し、右側の「…」をクリックします。すると「停止」の項目が出るのでこちらをクリックして「許可」をクリックすれば配信が停止されます。
再開したい場合も同様の操作で可能です。(「停止」が「稼働する」になります。)詳しくは以下のFAQをご覧ください。
FAQ:RSSメールの作成方法について
また、メール作成画面で出てきた[RSS:Title] などのタグですが、実際のメールでは以下のように表示されます。
- [RSS:Title]
RSSフィードのタイトルが表示されます。 - [RSS:Description]
RSSディスクリプション(記述)が表示されます。 - [RSS:Date]
RSSが発行された日付が表示されます
他にもいろいろなタグを設定できるので以下のページを参考にして試してみてくださいね。
ちなみにBenchmark Email BlogもRSSフィードがあります(ぜひ登録してみてくださいね!)。メール作成画面ではこのような感じです。RSSのテンプレートを使用し画像とテキストを追加しただけのシンプルな構成です。
こちらを配信し、受信するとこういう感じになります。
それぞれ以下のように反映されました。[Start]と[End]はプログラミングでいうループ処理の役割をするタグで、更新されたフィードの数だけアイテムを表示してくれます。
- [RSS:Title]
- [RSS:Description]
- [RSSItem:Title]
- [RSSItem:Date]
- [RSSItem:Description]
RSS の注意点
過去にBenchmark Email サポートに寄せられた質問などから、RSS機能を使う上で注意したいポイントをご紹介します。
RSSメールが配信されません。
まずRSSメールが配信され、稼働しているかを確認しましょう
フィード内に新しいコンテンツが加わらない限り、RSSメールは配信されることはありません。
RSSフィード内の”lastBuildDate””pubDate”タグを確認しましょう。
また、RSSメールの配信時間は、設定をして反映されるまで24時間待つ必要があるため、「毎日配信」の設定にした場合に「設定したスケジュール」と「稼働を開始したタイミング」によっては思い通りに配信されないことがあります。
さいごに
RSS機能について、使う上でのメリットから設定方法、注意するべきポイントまで解説していきました。
みなさんもぜひRSS機能を試してみてくださいね!それでは、赤木でした!
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