こんにちは。ライターの遠藤です。メールマガジンを配信している会社で、Twitterアカウントを運用している会社は多いと思います。では、メールマガジンとTwitterを連携させて活用していますでしょうか?

メールマガジンとTwitterを、うまく連携させることで、新しいコンテンツが作れたり、メールマガジンの認知やTwitterのフォローを広げることができるかもしれません。

そこで今回は、Benchmark EmailでTwitterと連携するとできることを2つ紹介します。「ツイートをメールマガジンに読み込んで配信する」方法と「メールマガジンをツイートに載せる」方法です。

1)Twitterのツイートをメールマガジンに読み込んで配信する

まず1つ目は、Twitterのツイートをメールマガジンに読み込んで、配信することができます。

Benchmark EmailとTwitterを連携させると、メールマガジンに直近のツイート(最大5つ)と、Twitterのプロフィールが表示されたメールマガジンを作ることができます。

Twitterの運用に力を入れている会社で、メールマガジンを購読してくれている人に対して、Twitterのフォローを促したいときに有効です。

実際に、Twitterで「どんなツイートをしているのか」をみてもらうことで、メールマガジンに「Twitterもフォローしてね」とのみ記載するよりも、フォローにつながりやすいでしょう。

ツイートをメールマガジンに読み込む方法

Twitterのツイートを読み込んだメールマガジンを作る方法を解説します。まずはBenchmark Emailで「新規メール」を作成します。

メールを作成するときに「テンプレート」を選びます。画面左のフィルターにある「連携」をクリックして「Twitter」にチェックを入れます。

Twitterのツイートを読み込むテンプレートが表示されるので、表示されたテンプレートをクリックします。

Twutterのテンプレートをクリックすると、Twitterへのログインを求められます。メールマガジンと連携させたいTwitterアカウントでログインをしましょう。

Twitterにログインをして、連携が完了すると、連携させたTwitterアカウントの直近5つのツイートを読み込んだ状態でメールの作成画面が表示されます。

あとは、いつものメール作成と同じように、メールマガジン内の文章などを修正して、メールを完成させましょう。

表示させたくないツイートがあれば、削除することもできます。他も編集したいパーツをクリックすれば、簡単に編集することができます。

メールマガジンに載せることを意識してツイートをしているアカウントは、殆どないと思います。安易に直近のツイートを載せるのではなく、Twitterをフォローする「魅力」になりそうなツイートを選びましょう。

メールが完成したら、あとは通常のメールマガジンを配信するのと同じです。「保存&次へ」をクリックして、配信設定をしましょう。

2)メールマガジンをTwitterのつぶやきに載せる

Benchmark EmailとTwitterを連携させるとできることの2つ目は、メールマガジンを配信したら、自動でメールマガジンを配信したことを知らせるツイートをすることができます。

Twitterのフォロワーに、メールマガジンを配信したことを知らせれば、メールマガジンを購読していない人や、メールマガジンの存在を知らない人は、ツイートをキッカケにメールマガジンを閲覧して、購読をしてくれるかもしれません。

Twitterでつぶやくと、メールマガジンのURLが添付されます。そのURLを開くと、メールマガジンを購読していない人でも、そのメールマガジンを閲覧することができるので、注意してください。

メールマガジンを配信したらTwitterでつぶやく設定方法

Benchmark Emailで、メールマガジンを配信したらTwitterでつぶやくようにする方法を解説します。

まずは、メールを作成して、配信設定まで進みましょう。配信設定の画面を開いたら画面下にある「リンクのトラッキング&共有」の編集をクリックします。

編集画面が開いたら「Twitterでメールを自動的につぶやく」をオンにします。初期状態は、↓のようにグレーになっているので、Connectをクリックして、Twitterと連携をさせます。

Twitterのログインを求められるので、連携させたいTwitterアカウントでログインをしましょう。

1で紹介をした「メールマガジンにツイートを読み込む」ためにTwitterと連携をしていても、改めてTwitterの連携が必要です。

Twitterの連携が完了すると、スライド部分が、グレーからブルーに変わって「オン」の状態になります。

あとは、メールマガジンを配信すると、連携させたTwitterアカウントで、ツイートがされます。

自動投稿されるツイートの構成は「メールマガジンのタイトル(件名) メールマガジンのURL」となります。ツイートの文言を変更することはできません。

↓の「最新ツイート」が、配信したメールマガジンのタイトル(件名)です。

Benchmark EmailでTwitterの連携を解除する方法

Benchmark Emailで、Twitterの連携を解除する方法も解説しておきます。まずはBenchmark Emailのダッシュボードを開きます。画面右上の「アカウント名」をクリックします。

設定メニューが表示されるので「連携」をクリックします。

連携の一覧ページが開くので、画面を下にスクロールさせるとTwitterの項目があります。

Twitterにある「・・・」をクリックして「切断」をクリックすれば、Twitterとの連携は解除されます。

最後に

今回、紹介をしたメールマガジンとTwitterの連携は、うまく使えば、Twitterのフォロワーを増やす、メールマガジンの購読者を増やすなどの効果があります。

ただし、使い所が肝心です。毎日、前日のツイートをメールマガジンにして配信したら、メールマガジンの購読解除数が増えてしまうでしょう。毎回、メールマガジンの配信をツイートに流していたらわざわざメールマガジンを購読する必要性が薄くなってしまうでしょう。

「なぜメールマガジンを購読するのか?」ということを、しっかりと意識をして、それを壊さないようにすることが重要です。

常にやるというよりも、キャンペーンのように年に数回など計画的な頻度でTwitterの連携を使い、プラスの効果につなげましょう!

 

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