11/11(巷ではポッキーの日?)にBenchmark Email第2回ユーザー会を開催致しました。
弊社では現在セミナー等積極的にイベントを実施し、メールマーケティングの普及と共にお客様の生の声を頂く機会を設けております。そんな中でもユーザー会は日頃から弊社サービスを活用して頂いている方々に感謝の気持ちを表すことの出来る特別なイベントだと感じています。

今回のユーザー会では有料プランをご利用頂いているユーザーの方をお迎えし、メールを作成するにあたりそれぞれどんな工夫をされているのか等、メール配信に関するテクニックやノウハウを会場にいるみなさんとシェアできるイベントになりました。 会場にいる皆さんの自己紹介終了後は、弊社カントリーマネージャー林をモデレーターに、何人かの方を前方にお招きし、パネルディスカッションを実施しました。

当日行われましたディスカッション内容の一部を公開いたします。

1)「
顧客リストを上手に増やすにはどうすればいいのか?」

参加者:バズフィードなどのバイラルメディアでもSNSリンクへの導線以外にもメールアドレスの記入(読み手にメルマガ購読を招待)を現在閲覧しているページ上で行わせる流れが出来ていて、自社サイトにもそれを取り入れてみるのは?

参加者:ベンチマークの登録フォームを資料請求フォームとして利用している。その時に少しフォーム編集して自社サイトの幅に大きさに合わせて作り変えている。ちょっとしたレイアウトでも見栄えが変わり、それにより登録数も変わってきますね。

林:そうですね、資料請求フォームをアドレス取得に役立たせる方法はいいアイディアです。今まで見てきてうまいなぁ、と思った方法は資料請求のフォームからアドレスを取得する方法。アドレスだけを記入させるフォームなんですが、そのフォームに「各リンクをクリックすると資料がダウンロードできます。」と言う説明文をつけるとかなり高い確率でクリックしてくれる。その後ユーザーは受け取ったメールでオプトインを済ますことが出来る(これを承諾してユーザーは資料がもらえる)ので自然な形でメールアドレスを増やしていくことが出来ますよね。


2)「A/Bテストってどうやって活用するのがベストなの?」

参加者:配信するメールが出来たら配信先の何割かに2通のメールを送るんです。件名とかを変えたりしていますが、後はどちらか開封数の多かったほうのメールを自動で送信できるようにいしています。

ちょっと話は違いますが、ステップメールで新機能などのお知らせをするときでも「こんな機能が加わりました!」と言う告知方法ではなく「この機能使えばこんなことが出来ます」と伝えた方が開封率もいいんですよ。自分が伝えたい気持ちを相手に押し付けるのではなくてユーザー目線で伝えると反応はいいですね。

3)「効果的な配信時期(曜日や時間)って?」

参加者:Facebookもメールも朝の8:30、12:30が1番見られる時間帯なので、それに合わせて配信していますね。後は日曜の夜も開封率が意外に多いですね。みんな月曜から仕事と言うことでだんだん仕事モードになって、メールを確認し始めたりするのかもしれない。他にもベンチャー系へのメールだと平日夜に開封されることも少なくないです。送信相手に分けて配信時間を変えるのも手ですね。

その他にもコンテンツマーケティングの活用法等、まさに当事者ならではの具体的な話が飛び交とても活発なディベートが繰り広げられていました。

企業などでもメール配信を担当している方が少数(或いは1人)であることが多く、ノウハウを得る場所がウェブ上でしかないことが多いのがメール配信の現状です(裏を返せば人的コストも少なく済む、ということですが)。だからこそこの様なユーザー会ではメール配信を実際に行うことで培ったノウハウをシェアすることでお互いを高めあう機会になったのではと思っております。

著者情報:

by Masaki Fushimi

Benchmark Email Japan コミュニティーマネージャー。 日本の大学卒業後ロックの本場イギリスへ。現地の大学で音楽ビジネスを学びながら外人として生きることの厳しさと異文化の中で生活する醍醐味や刺激を体感。日本帰国後は映像系NPO、クラウドファンディング型ライブ招致会社を経て2012年2月よりBenchmark Emailに入社。 主にメールマーケティングに関する有益な情報を発信しています。