こんにちは、Benchmark Emailの山本です。先日オンラインセミナーを開催したところ、参加者のみなさまよりメールマーケティングに関するお悩み・ご質問をお寄せいただきました。

今回は頂いたご質問に対する回答と、セミナーの模様をお届けいたします!

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今回の特集テーマ「AIデザイン機能とエディタ活用」

定期的に開催している本セミナーシリーズでは、メールマーケティングの基本と効果改善テクニックをご紹介していますが、今回は特集テーマとして「AIデザイン機能とエディタ活用」についてもお伝えしました。

AIがデザインを自動生成する「スマートデザイン機能」

日本語版が実装されたばかりのAIによるメール作成機能。操作画面や、実際に生成されたメールの実例をお見せしました。

セミナー会場でアンケートを取ったところ、すでに機能を利用した方は1割、まだ試していない方は9割とのことでした。この機会にぜひ使ってみていただけると嬉しいです。

関連記事:スマートデザイン機能の使い方

業界別テンプレートのご紹介

最近追加された6業界向けの日本語テンプレートをご紹介しました。アンケートでテンプレートのリクエストを募集したところ、ご要望を頂きましたので今後追加していきたいです。

関連ページ:日本語テンプレートのご紹介

意外と知らない「上級エディタ活用法」

AIが生成したデザインや、テンプレートのデザインを編集する際に便利なエディタ機能をご紹介しました。以下のブログ記事を元にしておりますので、気になる方はご覧ください。

関連記事:意外と知らないエディタ機能16選

アンケートの質問へお答えします

今回ご回答するのは、セミナー終了後のアンケートに頂いたご質問たちです。

質問1:複数の担当者で作成するメルマガに統一感を出すには?

Q:複数の担当者が持ち回りでメルマガ作成をせざるを得ないのですが、各回のメルマガにどうしても統一感が出ず、クオリティにも差が出てしまいます。

A:テンプレートとルールを決めましょう。

毎回のメルマガから受ける印象に統一感があることは、ブランディングのうえで大切ですよね。デザインがテンプレート化されているのであれば、大きな違和感を与えてしまうことは少ないと思います。

あとは、守りやすい簡単なルールを決めておきましょう。以下のような項目が考えられますが、なるべくシンプルなルールにするのがおすすめです。

・見出しのフォントルール(文字サイズ、色、記号など)
・文字を装飾したい場合のフォントルール(文字サイズ、色、記号など)
・見出しの数(目安程度に)
・説明文の長さ(目安程度に)

もし、テンプレート化で解決できないほど個性が出ている場合は、それを活かしてしまうのも手です。「担当:○○」と担当者の名前を記載するようにしたり、編集後記などを設けると、逆に人間らしさが出て身近に感じられるという長所に変わるかもしれません。

質問2:ボタンのテキストは英語より日本語?

Q:ブランディングの理由から英語表記が多いのですが、配信先は日本人のお客様です。タイトルやボタンの表記は英語より日本語の方がいいですか?

A:直感的に内容を伝える方が利があるので、タイトルやボタンは日本語の方がおすすめ。

たしかに、ブランディングやデザインの観点から「飾り」として置いているテキスト以外は、母国語で書いてある方が意味が伝わりやすいと思います。開封・クリック・購入してもらうなどの行動喚起が目的であれば、直感的に内容を伝えたほうが成果に繋がりやすいですね。

ただし当社のニュースレターでボタンテキストのA/Bテストを行ったところ、英語表記と日本語表記のクリック率に有意な差は出ませんでした。当社の場合はレターの構成やボタンの目的がシンプルなため、英語のCTAでも問題なかったのかなと思います。

このような場合もありますので、一度ぜひ日本語版と英語版でA/Bテストをしてみてください。

関連記事:A/Bテストを使ってみよう!比較すべき項目や注意点、必要なサンプル数は?

タイトルというのがもし件名のことであれば、これもやはり日本語が良いと思います。メルマガ購読者の約半数は、受信したメールを開封するかどうかを件名を見て判断しています。以下の動画も参考に「開封したくなる」メールタイトルをつけるよう心がけてみてください。

関連動画:開封率アップにつながる件名の付け方

質問3:デザインは定期的にリニューアルした方がいいですか?

Q:同じデザインで数年配信していますが、定期的にデザインをリニューアルした方が良いでしょうか。開封率は十分高いです。

A:購読者に読みやすい形に落ち着いているのであれば無理に変更する必要はありません。

お話を伺う限りでは、無理にリニューアルをする必要はないと思います。

購読者に飽きられてしまうと長期的に開封率が減少してくるものですが、高い開封率を保っているのであれば、読者を飽きさせないバラエティに富んだコンテンツを配信できているのではないでしょうか。

余裕があるのであれば、飽きられないようにという目的ではなく「メルマガは読みやすいか?」「CTAボタンは押しやすいか?」「現在の企業・商品イメージに合っているか?」という目的での検証を時々行っていくと良いでしょう。

もしファッションなどのトレンドが関係する業界であれば、②の企業イメージの観点から、新鮮さを感じさせるための定期リニューアルは効果的ですね。ただしこれも、トップ画像によって毎回印象が大きく変わるようなシンプルなデザインのメールであれば、毎回のコンテンツだけで十分トレンド感や最新感を打ち出せることもあります。

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質問4:メルマガコンテンツ制作におけるPDCAの回し方

Q:メルマガコンテンツ制作におけるPDCAの回し方を知りたいです。

A:過去の配信で人気のコンテンツを分析しましょう。

PDCAを「毎回のメルマガコンテンツ制作」に当てはめると以下のようになります。

(P)毎回のメルマガで容易に得られるデータ(開封率・クリック率、etc)に対して期待成果や個別の条件(コンテンツテーマ、配信時間、etc)を設定する
(D)配信する
(C)結果を推移で見る
(A)少しずつ改善を繰り返していく

具体的には、レポートで以下の2点をチェックすることをおすすめします。

・開封率が良い件名で紹介されているコンテンツは?
・クリックマップにおいて、クリック率の良いコンテンツは?

*クリックマップ分析の際は1点注意が必要で、クリック率はメールの上部に置いたコンテンツや、件名に設定したコンテンツほど高くなる傾向があります。そのため複数コンテンツを掲載している場合は、順番や件名を入れ替えてA/Bテストを行うことをおすすめします。

もし安定して大きな差がないという場合は、すでにベストな運用をしているということかもしれませんが、新しい可能性を探るために定期的に新しいコンテンツにはチャレンジしたいですね。その場合のヒントはメールの外にありますので、ウェブサイトのアクセスデータ・SNSの反応・広告の反応・店舗の販売データなどから、ユーザーさんの関心を探ってアイデアを探しましょう。

当社で行ってきたPDCAの事例をブログでご紹介しておりますので、もしよろしければご参考になさってください。

関連ページ:メールマーケターYurikoの挑戦シリーズ

質問5:お客様の興味を引くテーマの選び方

Q:顧客分析が合っているか分かりません。こちらの訴求したい内容が前に出てしまっている傾向があり、お客様の興味を引くテーマなどの選定方法が知りたいです。

A:現在の開封率によって戦略を変えましょう。

ここでいう「顧客分析」とは、「メルマガの満足度」という意味合いでしょうか。その場合には、開封率・クリック率・解除率について毎回の推移を見ていけば良いと思います。

テーマの選定方法は、現在の開封率によって2つの戦略が考えられます。

(A)開封率が平均以上で、低下傾向が無い場合

訴求したい内容と読者の期待値が合っている可能性が考えられます。

・さらに数値を上げるために異なるコンテンツを追加してテスト
・開封率が高い時のメインコンテンツを参考にする
・クリックマップでよくクリックされているコンテンツを参考にする

など攻めの姿勢が良いでしょう。

(B)開封率が低い、解約率が高いなど状況が悪い場合

この場合はお客様が興味を引かれるテーマを届けられていない可能性がありますね。

読者にアンケートを行ってみて乖離をチェックするのが一番早いと思います。社内の顧客接点を持つ部署(営業・サポート)によく来るお問い合わせの内容と、現状のコンテンツを比較するのも効果的です。また、そうした部署の人にメルマガを見てもらって意見をもらうのもおすすめです。

参考記事:業界別メール平均開封率レポート

質問6:開封してくれる方が毎回同じで、購買に繋がりません

Q:開封率は高いのですが、開封してくれる方が毎回同じなため、なかなか購買や問い合わせに繋がりません。

A:さらにファンを増やす方法や、購入検討層に刺さるテーマを試してみてください。

まず、全体の1〜2割程度でも毎回同じ方が開封してくれているのならメルマガとしては成功していて、ファンが付いているということです。その上でさらにファンを増やしていくためには、

・通常と全く異なる訴求点のタイトル
・普段使わないキャッチーなキーワードや話題を入れたタイトル
・異なる配信時間
・異なる送信元名

などで、たまに揺さぶりをかけることで注意を引けるかもしれません(月4配信なら月1回など)。

また、購入頻度が低い商品や、高額商品の場合は、すぐには購買に繋がらないものです。次回購入までの関係性を繋いでおくためには、その一歩手前の需要が高いコンテンツを用意するのも良いと思います。

例えばもし新車販売店であれば、毎回新車についての情報を発信するのではなく、時にはメンテナンスサービスやアクセサリ製品のお知らせといった件名で配信すると読者の幅が広がります。「エンジンを長持ちさせるコツ」などのコラムを配信するのもいいですね。

「車の買い替えで気をつけたいこと3選」「○○の調子が悪い時の対処法」といったタイトルでメールを送ると、今まさに買い替えを検討している人が開封してくれるかもしれませんよ。

質問7:限られたリソースでメール配信を続けるノウハウは?

Q:限られたリソースでこつこつメール配信を続けるノウハウは?

A:配信頻度を落としたくない場合は、フォーマット化やリソースの再利用で1通あたりの手間を減らしましょう。

配信頻度を落として1回1回のメルマガを大切にするという方法もあります。

一方で配信頻度は保ちたいという場合は、1通あたりの手間を減らすことになりますね。そのためには、こちらの3点をまず検討したいところです。

・1通に掲載するコンテンツ数を減らす
 (悩むなら主にニュースなど新着情報やイベント等に特化するのがおすすめ)
・コンテンツをシンプル化&フォーマット化して、短時間で作成できるようにする
・自社メディアやSNSなどで掲載しているコンテンツを使い回す

メールは極力シンプルにして、詳しい説明はウェブサイトへ飛んでもらう形にすると作成が楽になりますね。

一方、コラムなどの読み物系メルマガであれば、他の場所で発信しているものを再利用するといいでしょう。自社メディア・SNS・メルマガそれぞれリーチできる人は違いますので、1つコンテンツを作ったら複数のチャネルで発信しましょう!

マイナスの影響が出ないのであれば、手間は少ないに越したことはないはず。一度思い切って省エネしたメールを送ってみて、クリック率や購入金額などを比べてみてください。

なお、更新性が低い基本コンテンツは、オートメーション化して届けるのも一手です。

質問8:知識のインプット、アップデートの頻度を上げたい

Q:知識のインプット、アップデートの頻度を上げたいです。

A:Benchmark EmailのSNSやニュースレター、ブログをぜひご覧ください!

メルマガ担当をされている方々には、他にも複数の業務を担当されている方も多いと思います。忙しくて勉強の時間が取れないことも多々ありますよね。
定期的にインプットが入ってくるように、仕組みを作っておくことをおすすめします。

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まとめ

メールマーケティングの基本や効果改善テクニックの内容については、こちらの記事もご覧ください。

ご好評につき再開催!「最新メールマーケティングセミナー」の人気トピックをご紹介

セミナーは今後も開催予定でございます。お時間の都合上質疑応答コーナーは設けていないのですが、このように後日ご回答できるかもしれません。次回開催の折はぜひご参加ください!

 

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著者情報:

by 山本 美智