Benchmark Email公式Claudeスキルとは?メール作成のための使い方を解説
※本記事は、Benchmark本社のブログ記事「How to Create an HTML Email Using Benchmark’s Claude Skill」をもとに、日本向けに再構成したものです。
オリジナルデザインのHTMLメールを作りたくても、「コードが書けない」「Outlookで表示が崩れる」といった理由で、テンプレートの範囲で済ませている方は多いのではないでしょうか。
Benchmark Emailが提供する公式Claudeスキルを使えば、作りたいメールの内容を伝えるだけで、メール配信に適したHTMLをClaudeが作成してくれます。完成したHTMLはBenchmark Emailに貼り付けるだけで、そのまま配信できます。
本記事では、Claudeスキルの仕組みから、配信までの流れ、仕上がりを左右する指示の出し方までを解説します。
目次
この記事のポイント
- メール用のHTMLコードには独自の制限や注意事項があるため、専用のスキルやプロンプトを利用することがおすすめです。Benchmark EmailのClaudeスキルではそのような条件がクリアされています。
- ClaudeスキルはBenchmark Emailが無料で提供しています。 Benchmark Emailの「HTMLメール作成用プロンプト」ページから、GitHub(ファイルの保管・共有サービス)上のスキルを入手できます。
- スキルはご自身のClaudeアカウントに追加して使い、完成したHTMLをBenchmark Emailに貼り付けて配信します。
- 詳しい指示を渡すほど、良いメールができます。 目的、ブランドカラー、ロゴ、リンク、重要な情報を伝えましょう。
- 作成後も、同じ会話の中で言葉で指示するだけで修正が可能です。
- Claude以外のAIでもメール作成が可能です。 「HTMLメール作成用プロンプト」ページには、ChatGPT、Gemini、Perplexity、Copilotなどで使えるプロンプトも用意されています。
Benchmark EmailのClaudeスキルとは?
Claudeスキルとは、特定の作業のための指示やルールをひとまとめにしたもので、Claude(Anthropic社のAIアシスタント)に追加して使う拡張機能です。追加しておくと、Claudeは必要な場面でそのスキルを呼び出して作業します。
Benchmark Emailが提供するのは、HTMLメール作成に特化したスキルです。メールならではのルールをClaudeに組み込むことで、受信トレイで表示が崩れにくいHTMLを作成できるようにします。
Webページとメールでは、HTMLの作り方が大きく異なります。メールソフトごとに表示のされ方が違うため、Webページと同じ感覚で作ると、レイアウトが崩れることがあります。このスキルは、そうしたメール特有の事情を踏まえてHTMLを作成します。
Claudeスキルでできること
- 指示をもとに、メールの原稿とデザインテンプレートを作成する
- 色・フォント・レイアウトを調整する
- セクションを追加・削除する
- A/Bテスト用のバリエーションを作る
これらはすべて、Claudeと普段の言葉でやり取りするだけで行えます。
基本的な手順としては、メールはClaude上で作成し、完成したHTMLをBenchmark Emailのエディタに取り込んで配信する、という流れです。
入手から配信までの流れ
Claudeスキルを使ったHTMLメール作成は、大きく4つのステップで進みます。
- スキルを入手する:Benchmarkの「HTMLメール作成用プロンプト」ページから、スキルのファイルをダウンロードします(ファイルはGitHubで公開されていますが、リンクをクリックするだけでダウンロードできます)。
- Claudeに追加する:Claudeの設定画面からスキルをアップロードします。この作業は最初の一度だけです。
- Claudeで作成する:新しい会話で、スキルを使ってメールを作るよう依頼し、ブリーフを伝えます。
- Benchmark Emailで配信する:完成したHTMLをカスタムHTMLコードエディタに貼り付け(またはファイルをアップロード)、必要な場合は差し込みタグを追加して配信します。
画面ごとの詳しい操作手順は、FAQ記事で解説しています。
関連FAQ:Benchmark Email公式Claudeスキルの使い方
スキルを活用してメール作成を行うコツ
仕上がりを左右する「内容指示」の書き方
Claudeスキルの仕上がりは、最初に渡す「内容指示」の詳しさで大きく変わります。Claudeに推測させる部分が少ないほど、一度目から理想に近いメールが返ってきます。
「内容の指示」に含めたい4つの情報
- メールの目的
キャンペーン告知、メルマガ、新商品のお知らせ、ウェルカムメールなど、何のためのメールかを伝えます。 - 具体的な内容
オファーや企画の中身、伝えたいストーリーに加え、入れたいリンク・QRコード・画像を指定します。 - ブランド情報
ブランドカラーは「青」ではなく「#0033CC」のようにカラーコードで指定するのがおすすめです。フォントや、ロゴの場所(ファイルのリンクや自社サイトのURL)も伝えましょう。 - セクション構成
ヘッダー、メイン画像、本文、ボタン、フッターなど、必要な要素を並べたい順に伝えます。決まっていなければ、Claudeにレイアウトを提案してもらうこともできます。
内容指示の例
「Benchmarkのメールスキルを使って、新しいHTMLメールを作成してください。
内容指示:地域のコーヒーショップとして、ラテ1杯の売上の一部を地元のNPOに寄付する企画を告知します。ブランドカラーは #4A2C2A と #F5E6D3。ロゴは[サイトURL]から取得し、[URL]へのボタンと、[ページURL]のQRコードを入れてください。文章は温かく、地域とのつながりを感じられるトーンでお願いします。」
自社サイトやランディングページのURLを伝えると、Claudeがロゴや画像、企画の詳細を直接取り込めます。その際、Claudeからページへのアクセス許可を求められることがあるので、許可してください。
修正はチャット内で行う
以下のような修正も、チャット内で会話形式で行うことができます。
- 追加の指示で修正する
- 表示崩れの原因を聞く
配信前には必ずテストを
スキルは表示崩れしにくいHTMLを作成しますが、リスト全体に配信する前に、自分宛てにテストメールを送り、Gmail、Outlook、スマートフォンなどで表示を確認しましょう。
AIでメール作成を行うコツについて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
よくある質問
- ClaudeスキルはBenchmark Emailに組み込まれていますか?
いいえ。スキルはご自身のClaudeアカウントに追加して、Claude上で使います。完成したHTMLを、Benchmark Emailのエディタに貼り付けて配信します。 - 利用にはClaudeのアカウントが必要ですか?
はい。スキルはClaude上で動作するため、Claudeのアカウントが必要です。 - メールの文章も作成できますか?
はい。本文、ボタンの文言、件名の案なども、同じ会話の中で依頼できます。 - Claude以外のAIでも使えますか?
Claudeスキル自体はClaude専用です。「HTMLメール作成用プロンプト」ページには、ChatGPTやGeminiなど他のAIアシスタントで使えるプロンプトも用意されています。
作成したメールを成果につなげる、配信後の運用もBenchmark Emailで
Claudeスキルで作成したHTMLメールは、Benchmark Emailに取り込んだ後、リスト管理からレポート分析まで同じ画面で運用できます。メールを「作って終わり」にせず、成果につなげるための機能もあわせて活用しましょう。
届けたい相手を絞り込める「リスト管理」
配信先の連絡先は、リストごとに整理して管理できます。さらに、属性や過去の反応をもとにセグメントリストを作れば、「新商品に興味がありそうな人だけ」「一定期間メールを開封していない人だけ」といった配信も可能です。
Claudeスキルなら、セグメントごとに内容を変えたメールも短時間で作成できるため、配信先に合わせたメールを出し分けやすくなります。
配信結果がひと目でわかる「レポート」
配信後は、開封率やクリック率、どのリンクがクリックされたかなどをレポートで確認できます。
「ボタンがあまりクリックされていない」「件名で開封率に差が出た」といった結果が見えたら、Claudeに「ボタンをもっと目立たせて」「件名案をあと3つ出して」と伝えて改善版を作る。作成と分析を行き来しながら、メールの成果を高めていけます。
