こんにちは、株式会社BESです。
ここ数年でSNSの機能が大幅にアップデートされ、新たな機能もどんどん追加されているのはご存知でしょうか?

特に写真や動画による直感的なコミュニティを主軸とするInstagramとTwitterの新機能は、ぜひご注目頂きたいです。

今回ご紹介する新機能は、個人での利用はもちろん、工夫次第で企業も活用することができます。

今回はInstagramのリール(Reels)と、Twitterのスペース(Spaces)の2つにフォーカスしてお話します。
SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】を提供している株式会社BESから、企業の認知拡大とユーザーコミュニケーションに役立つ新機能の活用方法をご紹介します。

Instagramのリリース機能履歴

①ストーリーズ

画像や動画投稿ができる機能。通常投稿よりカジュアルな投稿がしやすく、24時間で消えるのが特徴。
投稿内容をシェアすることもでき、自分のアカウントがメンションされている場合、自分の投稿にシェアして表示させることも可能です。
・アンケート機能
・質問機能
・カウントダウン機能
・足跡機能
・スワイプアップ機能:投稿画面の下部に表示される「もっと見る」の部分。キャンペーンのランディングページや自社サイトのリンクなどを貼ることができる。(フォロワー1万人以上で利用可能)

②ショッピング機能

投稿画面から直接ECサイトで購入ができる機能。
商品についているタグをクリックすることで、商品購入ページに飛べる仕組みになっているので、ユーザーにとっては購入までの導線が楽なります。
企業側にとっても、購入意欲の強いまま商品を見てもらえ、より購入につなげやすいというメリットがあります。

③IGTV

最大60分の長尺動画を投稿・視聴できる機能。
Instagramアカウントを持っていれば誰でも利用可能できます。Instagramのフィードに投稿できる動画は、最長1分ですが、IGTVは「長尺動画」の投稿ができるため、自社製品やサービスの内容を詳しく「動画」として配信することが可能になりました。(フォロワーが1万人未満のアカウントでも、最大15分間の動画投稿可能)
・本文にURL(リンク)やハッシュタグを貼りつけることもできます。

Instagramの新機能「リール(Reels)」

最大30秒の短尺動画を作成・共有できる機能。
ワンカット動画撮影/複数動画クリップの組み合わせで、BGMやARエフェクトをつけるなど、簡単な動画編集も可能です。

ストーリーズと似ていますが、以下3点はリール独自の機能です。
(1)ARエフェクト、スピード調整など編集機能が充実している
(2)24時間経っても消えない
(3)動画のみ投稿可能

動画投稿が主流になりつつあり、気軽に投稿できることから個人利用のイメージが強いかもしれませんが、企業ならではの活用方法もあります。

例)ブランドイメージの構築:商品開発の過程やプロジェクトへの取り組み、商品やサービスにまつわるストーリー、スタッフの奮闘など、普段あまり見られない内容を意識して投稿
企業ならではのInstagram新機能活用方

例)新規フォロワーの創出:投稿したリールは非フォロワーの「発見タブ内」でも表示され、色々なアカウントが投稿したリールがランダムに表示される。ターゲットユーザーのニーズを把握した投稿内容にすることで、関連度が高ければ上位に表示されるため、分析や試行錯誤が必要。
新機能を利用したターゲットユーザーの獲得法

Twitterのリリース機能履歴

①アンケート

自分で作成したアンケートをツイートできる機能。
アンケート機能は質問とその回答の選択肢を自由に設定でき、回答を集計することができます。作成したアンケートは、すべてのTwitterユーザーに回答してもらうことができ、集計が終わるとパーセンテージで回答結果を見ることができます。

②モーメント

気になるユーザーやメディアのツイートを集めて編集できる機能。
特定の話題やテーマについて、雑誌を編集するような感覚で作成したり、他人が作ったモーメントを閲覧することもできます。

③リスト

複数のアカウントをグループに分けてまとめて管理できる機能。
自分がリストに保存したアカウントのツイートだけをリストのタイムラインに表示することが可能でき、リストは自分で作成したり、他ユーザーが作ったリストをフォローしたりできます。

Twitterの新機能「スペース(Spaces)」

Twitter上で音声を使ってリアルタイムで会話できる機能。
Twitterのアカウントを持っていれば誰でも参加できます。

ユーザー区分は3種類
ホスト:スペース作成者。スペースでの発言、スピーカーへの招待、スペースの終了などの権限を持つ。
スピーカー:ホストに招待された、またはホストに参加を許可されたことでスペースでの発言権を得たユーザー。
リスナー:スペースでホストおよびスピーカーの発言を聴けるユーザー。発言はできない。

現在のところ、同時に発言できるのはホスト(スペース作成者)を含めて最大11人ですが、1つのスペースでのリスナー数(会話を聞ける人)に制限はありません。

初期設定では、常に [スピーカーとして招待したアカウントのみ] が発言できるようになっていますが、スペース作成後にスピーカーの発言権を変更することも可能です。

DM(ダイレクトメッセージ)で招待を送信したり、自分のホームタイムラインにリンクをツイートしたり、招待リンクをコピーして送信したりすることで、ユーザーを招待できます。
新しい音声機能を利用したターゲットユーザーの獲得法

企業アカウントでスペースを利用すれば、これまで接点がなかったユーザーや自社のターゲットとなり得る顧客層とコミュニケーションを図り、商品やサービスに興味を持ってもらえる可能性もあります。

ただし、中身のない会話を続けたり、ユーザーの関心から離れたテーマばかり取り上げていると、イメージダウンや離脱につながってしまうため、ある程度テーマや構成を練ってから利用するのがおすすめです。

スペース内でのルールをつくるなど、様々なユーザーが集まるコミュニケーションの場として運営することを心がけましょう。

今回はこれまでの素晴らしい機能に加え、最近新たにリリースされた2つの機能に注目してお話しました。
まだリリースされたばかりでどの企業も手探り状態ですが、だからこそ今がチャンスです!活用方法によっては大手企業よりも話題となることも大いにあり得るのがSNSの魅力なので、ぜひ積極的に活用してみてください。

株式会社BESについて

株式会社BESでは、代表田中千晶を中心に、数多くの企業様に向けてSNS運用の研修、コンサルティングを行っています。

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