本記事のメリット
 - メルマガのネタの出し方がわかる
 - 効率のいいコンテンツ企画ができる
 - 新年度のコンテンツカレンダーが作れる
保存版の内容ですので、ぜひブックマークしてメルマガ会議で活用いただけるとうれしいです。
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こんにちは!Benchmark Emailでメールマーケティングアドバイザーをしている山本です。ユーザー100社の導入相談会を行ってきた経験から、特に多かったご質問について、私がいつもお答えしていたことをブログでご紹介しています。

今回は「これからメールマガジンを始めるけれど、何を配信したらいいのかわからない」「毎回ネタを考えるのが大変だ」という方に向けて、メルマガコンテンツを企画する基本的な方法をご紹介します!

ちなみに米国の調査(Litmus:2019 State of Email Workflows)によると、メールマーケターのうち76%が年間または少なくとも繁忙期のコンテンツカレンダーを用意しているそうです。そこで、今回はメルマガコンテンツの企画からコンテンツカレンダーの作成までの方法を順を追ってご案内します。

2020年は想定外のことが続き、ペースが乱されてしまったという方も多いと思いますが、2021年のメルマガ企画を立てる際にぜひお役立てください。

顧客に役立ちそうなテーマ候補を集めよう

まずはこちらの表を使って、コンテンツ企画を作っていきましょう。

メルマガコンテンツの作り方

コンテンツの企画をする際には、まずメルマガの読者像を確認しながら、読者に望まれている情報を集めます。顧客へのヒアリングだけでなく、営業部門やCS部門など顧客について詳しい社内の人たちからヒントを集めるという方法もあります。
より多くの候補を集めることが、より良い企画に繋がります。この段階で少しでも多くのテーマ候補を集めておきましょう!

*読者像を設定したい方はこちらの記事を参考にしてください。
関連記事:メルマガを読むのはどんな人?読者像(ペルソナ)のつくり方とは?

ここでは例として、実店舗とネットショップを運営するインテリアショップのメルマガ担当者の場合を考えてみます。
お店には様々な役割の人がいると思いますので尋ねてみましょう。例えば店長さんや接客担当の方はお客さんからよく相談されることを知っているでしょうし、ネットショップ担当の方は「レイアウト例の写真を載せたほうが商品が売れる」という情報も持っているかもしれません。

その結果、「素材に関する豆知識」「レイアウト例」「人気商品」「セール情報」の4つがテーマ候補として挙がったとします。このテーマ候補を、表のヨコ1行目に入れます。

メルマガコンテンツの作り方

社内にある情報リソースを集めよう

次に、すでに社内にある情報の中で、顧客に向けて発信できそうなものを集めます。前段の「テーマ候補」は顧客が知りたい読みたい「理想」であるとすれば、次に集めるのは「すぐに使えるリソース」です。

引き続き、インテリアショップを例にして考えてみましょう。

上司に聞いたところ、内部資料として家具のおすすめの組み合わせがまとめられており、価値ある情報として発信できそうだと分かりました。店頭のディスプレイは頻繁に変更していて、都度記録写真を撮っているので素材として使えます。ネットショップには売り上げランキングを自動抽出する機能があり、データとして使えそうです。

その結果、社内にある情報としては「店舗の販売スタッフからの情報」「店舗のディスプレイ写真」「ネットショップのデータ」「年に5回セールがある」という項目が挙がりました。

これらの項目を、表のタテ1列目に入れていきます。一番下には「まだ無い」という項目を置いておきましょう。

メルマガコンテンツの作り方

ネタ候補の表をつくって整理しよう

十分なテーマ候補と情報リソースが集まったら、それをもとにメルマガコンテンツを考えていきます。

ここまで作った表を元に、タテとヨコが交差するところを探してコンテンツ企画を立てていきましょう。タテのテーマ候補に対してヨコの情報がひとつもない場合は、メルマガのためのオリジナル企画を検討しなくてはいけませんので、この時点では一旦思いつくだけアイデアを書いておきましょう(以下の画像で赤文字になっている部分のことですね)。

メルマガコンテンツの作り方

一覧表が完成しました!ここから実際にコンテンツとして採用するものを選んでいきます。「まだ無い」の部分に関する新企画については、手間や経費が効果に見合うのか、定期的に更新を続けて行けるかという点を考えながら検討をしていきます。

採用するコンテンツは、お客さんにとって役立つ情報を選びましょう。一般社団法人日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査 2020」では、日本人は1日平均50.12 通のメールを受け取っており、1通を読むのに使う時間は平均1分19秒といわれています。趣味で購読しているメールマガジンであればさらに短くなることもあるでしょうから、けして無理にメールを長くする必要はありません。

メールの構成案をつくる

メールのネタが決まったら、どれをどんな風に配置するのか、手書きで良いので構成案を作ります。更新度の高いものから順に並べてみましょう。

 

ちなみにロゴや自社サイトへのリンクなど、載せると良い定番要素については、こちらの一覧で確認できますのでお役立てください。
関連記事:コンテンツ要素の定番20個を調査!メルマガには何を載せるべき?

メールをつくってみる

構成案を決めたら、文章、画像や背景色、文字のフォントなどを、実際にメールをつくりながら調整して決めると良いと思います。デザイン作りのポイントはこちらの記事でご紹介しています。
関連記事:デザイン初心者でも90点レベルのメルマガを作れる6つの思考プロセスとは?

メルマガの配信頻度を考えよう

最後に、配信頻度を決めましょう。

メルマガに載せる情報の質や種類によって、ちょうどいい配信頻度は異なります。そのため一概に正解といえるものはありません。まずは実際に配信してみて、開封率や購読停止率をレポートでモニタリングしましょう。「ちょっと購読停止が多いかな」と感じれば頻度を下げ、「もう少し頻繁にしても読んでもらえるかも」と感じれば上げてみるなど、自社にとってちょうどいい頻度を見つけましょう。

とはいえ見当がつかなくて困るという方は、まずは以下の傾向を参考にしてみてください。

  • 毎日配信:メディアなど、日々の情報収集ツールとしての役割があるもの
  • 週1〜数回の配信:購入頻度が高いもの、低単価のもの(食料品、ファッションなど)
  • 月1〜2回の配信:購入頻度が低いもの、高単価のもの(車、BtoBサービスなど)

コンテンツカレンダーを用意する

メールが完成したら、最後にコンテンツカレンダーを作りましょう。

週1または月に数回の配信なら3ヶ月分、毎日配信なら1ヶ月分の企画を立ててみるといいでしょう。「このコンテンツは3ヶ月でネタ切れになりそうだな」「季節商品を売るためのコラムを書こう」などと気付くことで、メルマガコンテンツの質を高められます。

メルマガのコンテンツカレンダー

1年周期の配信コンテンツを前もって計画立てているマーケターは、そうでない企業・ブランドより47%メールマーケティング施策を成功させているというデータがあるそうです。さすがに1年先まで考えるのは大変かもしれませんが、中長期で考えることで毎回より良いメールを作ることができます。できる範囲で計画してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。最後に効率的にコンテンツを企画するための手順をまとめます!

  1. 「テーマ候補」と「情報リソース」を社内で集める
  2. それらを組み合わせて、コンテンツ企画を立てる
  3. 構成とメールを作成する
  4. コンテンツカレンダーを作り、無理なく定期配信できるか検証する

本記事をもとに、ぜひ2021年のメルマガ計画を立ててみてください。

 

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