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Tag Archives: google

メールマーケティング

GmailとYahooメールの新しい迷惑メール判定ポリシーとメール配信者が行うべき対応について

本記事では、メールマーケターの皆様に最新情報をお届けします。2024年2月より施行される、GoogleとYahooにおける新しい迷惑メール判定ポリシーは、迷惑メール判定を受けないために必ず確認しておきましょう。 特に気になる方が多いドメイン認証設定についてはこちらの記事をご覧ください。 GoogleとYahooの迷惑メール判定ポリシー 先日GoogleとYahooが新しい迷惑メール判定ポリシーを発表し、メール配信者は自身のメルマガが迷惑メール判定を受けないよう、以下の条件を守るように伝えられました。 GoogleとYahooから迷惑メール判定を受けないための3つのポイント 送信元のドメイン認証設定を行う 購読停止を簡単に行えるようにする 迷惑メール率を0.1%未満にする -対象 GmailとYahoo!メールアドレスへのメールの一斉配信者 -影響 条件を満たしていないメールは、受信拒否や迷惑メールボックスへ分類される可能性が高くなる -開始時期 Gmailでは2024年2月から、Yahoo!メールでは2024年3月までに適用が始まる 実は今回制定された条件はいずれも、一般的なメールマーケティングベストプラクティスとして長年推奨されてきたものです。全体的な到達率向上が期待できますので、ぜひこの機会にクリアしておくのが良いでしょう。3つのポイントを守るための運用方法を見ていきましょう! (参考文章) New Gmail protections for...

November 7, 2023

メールマーケティング

世界一厳しい? ヨーロッパの個人情報に関する新協定『Privacy Shield』を知っておこう!

皆さんが普段から利用しているクラウドサービス、例えば、顧客情報を管理するCRMツールやBenchmark Emailの様なメール配信サービスには、個人情報を保存する必要があることから一定のセキュリティレベルが求められています。 Benchmark Emailは元々TRUSTeを取得しておりましたが、この度新たにEU-米国間の個人情報移転に関する新協定である「Privacy Shield」のデータ保護要件に準拠している企業に選ばれました。 ヨーロッパ諸国は日本と比べてもプライバシー保護の意識がとても高いと考えられています。 本記事では、ヨーロッパの個人情報保護規制のレベルや内容がどのようなものであるのかをマーケターの皆さまに知っておいていただくことで、日本でも今後厳格化することが考えられる規制への備えになればと思います。 1. Privacy ShieldとはEUーアメリカ間におけるデータの取り扱いに関する枠組み Privacy Shieldとは、欧州で取り扱われている個人データを米国に移すことを許容する法的枠組みのことで、その中では米国企業により重い責任を課すことが盛り込まれています。また商務省と米連邦取引委員会(FTC)が厳しい監視と取締りを行うことも条件に含まれています。 そもそもヨーロッパでは日本以上に「プライバシーの尊重」の考えが進んでおり、GDPR(EU一般データ保護規制)の施行を来年に控えたりと個人情報の厳守を重く捉えています。現在はEU加盟国がそれぞれ独自の法規制で情報の厳守を行なっていますが、EU全体で1つの法に則る方針に進むなど、プライバシー保護に対する意識の高さが顕著なのがEUなのです。 参照:EUの個人情報保護法「GDPR」施行まであと1年、対応は「経営課題」 2.それってつまりどういう意味? Privacy Shieldが定めるルール(data protection rules and...

September 4, 2017

メールマーケティング

iPhone純正メールアプリのメルマガ解除機能から読み解く「誠意あるメールマガジン配信」

こんにちは。ライターの遠藤です。 iPhoneで純正のメールアプリを使っている方、メールマガジンが届いた時に、ある特別な機能があるのをご存知でしょうか。 購読しているメールマガジンの購読をやめたい人にとっては、すごく便利だけど、メールマガジンを配信している側からしますと、ちょっと怖い機能です。 2回タップするだけでメールマガジンの購読解除ができる iPhoneの純正アプリ「メール」のiOS 10以降、届いたメールマガジンの上に「このメッセージはメーリングリストからです」と「登録解除」のリンクが表示されます。 届いたメールマガジンの購読をやめたいときには「登録解除」をタップするだけで、簡単に登録解除ができます。 通常、メールマガジンの購読をやめる(配信解除をする)には、配信解除のためのページを開いて、改めてメールアドレスを入力したりなど、購読者にとっては意外と手間の多い作業と思われがちですよね。 ですが、iPhoneのメールアプリを使えば、たった2タップで済んでしまいます。 この機能が使えるメールマガジンは? さて、この登録解除ですが、仕組みはどうなっているのでしょうか? 実は「このメッセージはメーリングリストからです&登録解除」は、全てのメールで表示されるわけではありません。 この機能が使えるのは、メールマガジンのヘッダにList-Unsubscribeコードが追加されているものだけです。 ※ちなみにList-Unsubscribeのコードは「List-Unsubscribe:<mailto:unsubscribe@example.com(配信解除用のアドレス)>」のようになっていて、メールマガジンのヘッダ部分で使うコードです。 List-Unsubscribeを毛嫌いしてはダメ この「List-Unsubscribe」は、メールマガジンの購読者側だけでなく送信側としても、追加しておくと大きなメリットがあります。 というのも「List-Unsubscribe」を追加して、メールマガジンを購読している人がストレスなく簡単に購読停止を行えるようにしておくと、迷惑メール報告を受けるリスクを減らすことができる。 Google(Gmail)もList-Unsubscribeを推奨している もう少し詳しく説明をします。実はGoogle(Gmail)はList-Unsubscribeを追加することを推奨しています。Gmailの「一括送信ガイドライン」でも明記されています。 メールアドレスや...

July 31, 2017