メールマーケティングにおいて重要な指標の一つである「開封率」について解説します。
開封率の概要や、開封率を上げるための9つのポイントについて詳しくご紹介していきますので、ぜひ効果的なメルマガ配信にお役立ていただけたら幸いです。
目次
メルマガの開封率とは?
開封率とは、「メルマガを送信した件数のうち、開封された割合」のことです。最初に開封率の計算方法や平均についてご紹介します。
開封率の計算方法
一般的には、以下のような計算式で算出されます。
開封率=(開封した人数➗送信したメール件数)×100(%)
例えば、メールを1,000件送信し、そのうち250人が開封した場合、開封率は25%となります。
開封の判定方法について
メール配信システムから送られるHTMLメールには、見えないくらい小さい計測用画像(tracking pixel)が埋め込まれています。その計測用画像が表示されることで、開封とみなされる仕組みになっています。
このように開封率の測定には画像を使用するため、テキストメールでは効果測定は行えず、HTMLメールのみ測定が可能です。
ただし、HTMLメールであっても、受信者の環境によっては画像を読み込まない設定にしていたり、開封情報の提供を拒否する設定にしている場合があるため、必ずしも正確な開封率が測定できるわけではありません。
開封率の平均は?
一般的に平均開封率は15〜20%程度と言われており、Benchmark Emailのユーザーの平均値は23.13%となっています。
参考:平均メール開封率・クリック率レポート (2024年度版) 業種別・地域別(国別)の最新情報
ただし、開封率はメルマガの内容や読者層などによって大きく異なるものです。
開封率が平均より高いまたは低い場合でも、自社の過去のメルマガと比べて上がっているかや、長期的に数値が安定しているかを判断基準にして改善点を見つけていくのがおすすめです。
メルマガ開封率を上げるための9つのポイント
メルマガの開封率には様々な要素が影響しています。今回は、開封率を上げるための9つのポイントを解説します。
1. 件名を工夫する
開封率に最も直接的に関わるのは「件名」です。多くの読者はメールの受信ボックスの件名一覧を見て、どのメールを読むか決めています。
当社のメルマガ購読状況調査でも、「メルマガを開く、開かないの判断に最も影響するところはどこですか?」という質問では「件名・タイトル」が1位となりました。
どれだけ魅力的なコンテンツを配信していても、メールの件名でそれを表現できていなければ読者には伝わりません。件名にはメールの内容が一目でわかる情報を書き、さらに読者にとって有益な情報を優先的に入れるようにしましょう。
効果的な件名の作成方法については以下ブログ記事で解説しています:
開封率が上がる件名とは?『ザ・コピーライティング』から学ぶ見出し作成ルール
2. プレヘッダーテキストを工夫する
プレヘッダーテキストは、受信箱で件名に続く本文プレビューの部分です。
Benchmark Emailのようなメール配信システムでは、件名だけでなくプレヘッダーテキストも文章を指定をすることができます。

メールソフトによってはプレヘッダーテキストが表示されない場合もありますが、ここには件名に入りきらなかった重要な情報を入れるようにしましょう。
ここでは、プレヘッダーテキストの具体的なテクニックを3パターンご紹介します。
①メインテーマについて重要なワードを追加する(件名と同じテーマの情報を入れる)
例:
②サブテーマの情報を入れる(件名と異なる情報を入れ、読者の興味の対象を広げる)
例:
③本文の冒頭に〇〇様と宛名を入れ、それが表示されるようにプレヘッダーテキストを指定しないでおく
例:
3. 送信元を工夫する
送信元名も受信ボックスに表示される項目の一つで、読者が「どの会社から届いたメールなのか」を判断する重要な項目となります。
サービスやブランドのファンは、メールの件名に関わらず、送信元名で判断して開封することもあります。送信元名を決める際は、「認知されているサービスやブランド名を入れる」という点を意識し、より読者がピンときやすい名称を設定しましょう。
例えば当社の場合、会社名「株式会社ベンチマークジャパン」よりもメール配信サービスの「Benchmark Email」の方が広く認知されています。そのため、当社のメルマガの送信元名には「Benchmark Email」が含まれています。
また、サービス名だけでなく担当者名も入れると、親しみやすさがアップして開封がされやすくなることもあります。BtoB企業などで、メルマガを複数担当者が発行している場合も、メール毎にそれぞれの担当者の名前を入れてみると良いかもしれません。
4. 読者のニーズに合ったテーマを配信する
開封率に大きく影響する要素の一つが「メルマガのテーマや内容」です。どんなに件名やプレヘッダーテキスト、送信元名などの表現を工夫しても、メルマガのテーマ自体が読者のニーズと合っていなければ開封してもらえません。
開封率が低いと感じている方は、読者にとって有益だと思える内容を配信できているかを確認しましょう。
〜読者のニーズがわからない時はどうする?適切なテーマを見つける方法〜
✔️ 過去のメルマガで、開封率の高いテーマやクリック数の多いコンテンツを確認する
✔️ SNSを運用している場合は反応の良かった投稿をチェックする
✔️ Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールで人気のあるテーマをチェックする
✔️ お客様と関わりの多い部署に、お問い合わせの多い内容を聞き込み
✔️ 読者にアンケートを取ってみる
また、当社のメルマガ購読状況調査では、配信停止をする理由の第1位が「メルマガの内容に興味がなくなった」でした。

読者の求める内容のメルマガを配信し続けることは、開封だけでなくクリックや配信停止など、メルマガの総合的な改善にも繋がります。
5. 配信時間・曜日を工夫する
読者が開封しようと思えるタイミングで配信できているかも一つのポイントです。
当社のメルマガ購読状況調査によると、仕事用のメールアドレスとプライベート用のメールアドレスで、メルマガが読まれやすい時間は以下の結果となりました。

適切な配信時間や曜日はメルマガの種類によって異なりますので、上記の時間帯はあくまでも一般的な目安として考えていただければと思います。
自社にとっての最適な配信時間と曜日の決め方が知りたい方は、以下ブログ記事をご覧ください。読者の行動時間や調査データなどから、どのように配信時間や曜日を決めるといいか詳しく解説をしています。
関連記事:メルマガを配信する時間と曜日の”正解”は?読者の行動時間と調査データから仮説を立てよう
6. 配信頻度を調整する
配信時間や曜日と同じように、最適な配信頻度についても、サービスの性質やメルマガの役割によって大きく異なります。
以下の表は、当社が半年間にわたって有名ブランド50社のメルマガを調査して分かった一般的な配信頻度の傾向です。

毎日届くことが期待されているメルマガもあれば、月1〜2回で十分なものもあります。
また、配信頻度が高いほど配信停止されるリスクが高くなる傾向にありますので、現在週4日以上のペースで配信している場合は、自社のメルマガの性質と合っているか今一度確認しましょう。
適切な配信頻度の決め方については、以下記事で詳しく解説をしていますのでご覧ください:
メルマガの頻度は月に何回がいいの?他社平均と最適なペースの見つけかたは?
7. セグメント配信をする
読者層が幅広い場合は、より読者のニーズとマッチしたメルマガを届けるために、リストをセグメント化すると良いでしょう。セグメント配信はメルマガの開封率やクリック率、その後の購入率などを改善するのに有効な手段です。
セグメントの考え方は多数ありますが、例えば以下のような読者の性質によって配信内容を最適化すると、メルマガ全体の効果アップに繋がります。
・性別、年齢層
・来店回数、購入回数
・顧客のステータス(名刺交換をした方、資料請求までした方、契約済みの方など)
・契約中のプラン(無料プラン、有料プランなど)
・前回配信したメルマガの開封/未開封
8. 配信リストを精査する
長い間未開封の読者がいる場合は、配信リストを精査するのがおすすめです。未開封が続いているということは、主に以下2つの可能性があります。
①もう使われていないメールアドレスに送ってしまっている
②メルマガを読みたい気持ちや購入意欲が下がってしまっている
使われていないメールアドレスに送り続けると、開封率の正確性が失われるだけでなく、エラー率が上がる原因にもなります。以前は開封していた読者でも、ある時期から未開封のまま長期間が経過した場合などは、そのメールアドレスは除外しても良いかもしれません。
また、②のように、読みたい気持ちや購入意欲が下がっている読者に同じようなメルマガを送り続けても、開封してもらえる可能性は低いと思います。最悪の場合、迷惑メール報告をされる原因にもなります。前章で解説したセグメント配信などを活用して、未開封者にはこれまでとは異なる新しいコンテンツを配信してみるのもおすすめです。
定期的にリストをクリーニングすることで、さらに精度の高いメルマガ配信を行いましょう。
参考記事:メルマガの配信リストを整理!開封していない人に購読の意思があるか確認しよう!
9. ドメイン認証を行う
2024年2月よりGmail及びYahoo!メールの新しい迷惑メール判定ポリシーが適用され、メルマガは認証済みのドメインから配信しなくてはならないということが強調されました。
現在、ドメイン認証が完了していないメールアドレスからのメルマガは、迷惑メールボックスに入る可能性が高くなっています。反対に、新ポリシーに準拠したドメイン認証が完了していれば、メルマガが到達する可能性も高くなると言えます。
メルマガの開封率を上げるには、まずは受信ボックスにメルマガが届くことが前提です。まだ認証が終わっていない方は必ず済ませてから配信をしましょう。
ちなみにBenchmark Emailでは、ドメイン認証が未完了でも自動で「Benchmark代理配信ドメイン」が適用されるため、新ポリシーに違反する恐れはありません。ただし、受信ボックスでの送信元アドレスの表記が代理送信用アドレスになってしまうため、ドメイン認証は行うようにしましょう。
参考記事:GoogleとYahooの新ポリシーに準拠するためのドメイン認証設定のお願い
今回は開封率を向上させる9つポイントをご紹介しましたが、どれか1つでもメルマガの効果改善にお役立ていただければ幸いです。
開封率を測定するならメール配信サービスを使おう
メルマガの開封率を測定したい場合は、メール配信サービスがおすすめです。
Googleアナリティクスでも可能ですが、開封を測定するための設定が必要となるため、複雑な設定が不要なメール配信サービスを使うのが簡単です。
「Benchmark Email」は、開封率を手間なく確認できるレポート機能や、開封率をさらに向上させるのに役立つ機能が豊富なメール配信サービスです。
開封率に関連した機能をいくつかご紹介しますので、気になる機能があればまずは無料トライアルをお試しください。
無料トライアルは月2,500通まで無料で配信でき、期間無制限でご利用いただけます。
便利機能①レポート機能で開封率を確認
Benchmark Emailでは、開封数や開封率はレポートで簡単に確認が可能です。
開封だけでなく、未開封・エラー・クリックなどを確認できます。

また、過去30日/60日/90日のメールにおいて、開封されやすい時間を確認することが可能です。配信時間の改善にお役立てください。
便利機能②開封者、未開封者などでリスト作成が可能
配信したメールを開封した人、未開封の人など、ステータスに応じたリスト作成が可能です。
読者の関心度合いによってメールを送り分けたい場合にお使いください。
便利機能③開封後のクリック分析も
メールレポートでは、メール内のどのリンクがどのくらいクリックされたかがわかる「リンクアクティビティ」をご用意しています。読者が特にどのテーマに関心を持っているかの参考になると思いますので、ぜひご利用ください。
便利機能④送信前にテストメールを送り、受信BOXの見え方を確認
Benchmark Emailでは、本配信前にテスト送信が可能です。まずはご自身の受信箱で、件名やプレヘッダーテキストがどのように表示されるかを確認してから送信するのがおすすめです。
開封率をもっと上げたい!という方は、ぜひBenchmark Emailで効果的なメールマーケティングを行っていただければ幸いです。
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