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SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは?
2020年1月21日(火)に、メール配信システムを提供する株式会社ベンチマークジャパン(東京都千代田区)にて、企業のwebマーケティングご担当者さま向けに「広告費をかけないSNSマーケティング実践セミナー」を実施しました。 売上・集客に繋がるアカウント運用の実践的なノウハウはもちろん、新規顧客の獲得から優良顧客の育成まで、アカウント運用を成功に導くヒントをたっぷりとお伝えししていきました。 本記事では、セミナーでお話した内容に加えて、2020年5月現在のコロナ禍でのSNSユーザーの変化などについて情報を補足した3本の最新動画を追加してお送りします。 SNSにおける時代の流れと企業の体制変化 (2020/05/07 追加掲載動画1) SNS戦略の基本と、コロナ禍でのSNSユーザーの変化、今SNSで出来ることとは? [embed]https://www.youtube.com/watch?v=DCAKYiPljU8&feature=youtu.be&fbclid=IwAR3wcTr1f1RjftO--SZcY9wdnievd7gQThiG_O_8-UpUe-SC6eQx68ikKTM[/embed] SNSの影響は日々大きくなっており、38歳以下の世代ではその半数以上が 「購買時にSNSの影響を受ける」と答えています(市場調査メディア「ホノテ」調べ)。 企業もSNS運用に乗り出してはいますが、「担当者が変わってしまい、アカウントにログインできない」「アカウントのキャラクターと投稿内容の統一感がない(社員が交代で運用しているため)」 など多くの問題を抱えています。社員の誰が担当になっても困らないような体制をしっかり整えていきましょう。 Twitter、Instagram、Youtubeの活用方法 主要なSNSの活用方法について、それぞれ解説していきます。 Twitter活用のポイント 匿名性が高く、アクティブユーザーの年齢層も20~30代と低めのSNSです。また情報の出まわる速度が、ニュースよりも速いことも特徴です。情報発信の目的で運用されることも多いSNSですが、あくまでもコミュニケーションツールであることを意識した運用を心がけましょう。 企業からの一方的な発信にならないよう「発信したいこと」ではなく、「ユーザーに貢献できる情報発信」を。そうすることで、ユーザーからの反応が増えていきます。 ・企画やアンケートなどユーザーがアクションを起こしやすい機会をつくる ・採用や求人のツイートも堅苦しくせず、カジュアルにするのが有効 ・「リスト」を利用してユーザーとのコミュニケーションを円滑に Twitterは拡散力のあるSNSなので、短期間で爆発的に話題が広がる「ハズる」と呼ばれる現象が起きやすくなります。トレンドをおさえた投稿やクオリティの高いコンテンツを投稿することが「バズる」ポイントでもあります。 Instagram活用のポイント (2020/05/07 追加掲載動画2) Instagramの概要とマーケティング活用法 [embed]https://www.youtube.com/watch?v=CTJVoFdLyv4[/embed] Instagramのユーザーは、ここ5年で8倍になり(2014年~2019年)、若年層以外のユーザーも増えてきました。ユーザーやコンテンツの多様化が進んでいるSNSと言えます。 そんなInstagramにおいて、自社のマーケットを広げるためにはまず消費者心理を理解しましょう。ハッシュタグを活用すると、ターゲット層にアプローチできます。オンライン上の口コミとして影響力のあるInstagramでは、どのような商品・サービスが支持されているでしょうか? キーワード検索を行うのは、需要がある程度顕在化している層です。ハッシュタグを活用すれば、ある領域について興味をもっている潜在層にも自社の情報を届けられます。 Web上の情報が溢れている現在で、もっとも情報を届けやすい手段が口コミと言われています。SNS上でも口コミを醸成する意識をもつことが欠かせません。最初から自社の商品・サービスを買ってもらおうとせず、ユーザーが知りたい情報を発信してファンを増やすことに注力しましょう。...
May 8, 2020
LINE@・メールマガジン・メディアの統一感が大切!地域の魅力を伝える「LOCAL LETTER」のコミュニケーション
こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、地域創生・移住促進の取り組みを紹介するローカルコミュニティメディア「LOCAL LETTER」を運営する株式会社WHERE 高山様です。 LOCAL LETTERのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名: ふるさとがもっと好きになるメディア「LOCAL LETTER」 対象: ・Webサイトからのメルマガ購読希望者 ・20~30代 ・地域の取り組みに関心がある人 主な配信コンテンツと頻度: LOCAL LETTERの注目記事紹介およびイベント告知(4回/月) 担当組織: メルマガ担当者 1名(メルマガ・メディア・SNS兼任) 地域のファン作りとして、個人や企業に地域を紹介する「LOCAL LETTER」 [caption id=\"attachment_16280\" align=\"aligncenter\" width=\"2560\"] LOCAL LETTERウェブサイト[/caption] 株式会社WHEREでは地域のファン作りのため、個人または企業と結びつけるマッチング事業を行っています。地域の魅力や存在を知っていただくためのツールとして「LOCAL LETTER」というWebメディアを運営しています。...
April 20, 2020
非常時のSNS利用のポイントと注意点とは?
先日、非常時に読者へどのようなメールを送ることができるのかについて、非常時にメールマーケティングで出来る6つの対応例という記事を公開しました。メールは読者へ情報を直接届けられる点で優れているものの、情報を「拡散」するには不向きな面もあります。 一方、SNSには自社のリスト以外の人々へも情報を「拡散」して届けることができるという特徴があります。Benchmark Emailユーザーの約半数がSNSの運用も担当されていることもあり、今回は非常時のSNSでのコミュニケーションについて、SNSマーケターの育成や運用支援、コンサルティングを行う株式会社BESからコンテンツ提供を受けた記事をお届けします。 株式会社BESについて 株式会社BESは代表の田中千晶を中心に、数多くの企業様のSNS運用のコンサルティング兼運用代行を行っています。SNSの運用担当者を育成する研修サービスの【SNS SCHOOL】も好評開催中です。 Youtubeの解説動画はこちら [embed]https://www.youtube.com/watch?v=FcgVcpBnZ7c[/embed] 非常時にSNSを利用できることのポイントは? 情報の発信・共有・拡散という主に3つの機能に特化しているSNSは、非常時に顧客とのコミュニケーションを取る上で有効に活用することができます。 情報の発信:一次情報として正確な情報をダイレクトに伝えられる 情報の共有:顧客と情報を相互的に共有することができる 情報の拡散:拡散性があり、多くの人に届けられる 一方で、間違った情報や不謹慎な情報を流すと、安易に炎上する可能性もはらんでいます。自社の信頼度が下がることはもちろん、非常時であるがゆえに情報の受け取り手側が甚大な被害を被る可能性も否めません。当然のことではありますが、正確さに欠ける情報を流すことや、担当者が独断で情報を流すことがないよう、常時より一層注意を払う必要があります。 また、情報自体に誤りがなくても、投稿のタイミングが悪かったり、世の中の流れにそぐわない内容を投稿すると、「不謹慎だ」という批判が来る可能性もあります。例えば、自粛ムードが広がる中で、外出を促すことや贅沢な生活の様子を投稿することは、反感を買うでしょう。 実際、2018年の西日本豪雨で甚大な被害が出ている最中、有名モデルがInstagramに「梅雨も明けた?ので夏の必需品〜!」と自身がイメージキャラクターを務める日焼け止めのPRを投稿して「不謹慎」の声が殺到しました。 だからと言って、投稿を突然パッタリやめてしまったり、過剰に自粛を促すような投稿をすればいいということではありません。「自粛のしすぎ」「正しい情報が欲しい」「こんな時こそ明るい話題を」などの声が上がることも決して珍しくなく、非常時こそ適切なSNS運用を行うことで、顧客との信頼関係の強化へとつながります。 発信に選ぶメディアの選び方 非常時に有効なSNS活用をするためには、投稿内容に合った適切なメディアを選択し正しい情報を流すことが求められています。 Facebook...
April 8, 2020
メルマガ限定コンテンツで読者に価値を提供する!スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」
こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」を運営する株式会社INITIALの松岡さんです。 INITIALのメール施策概要 メール配信を行っているサービス名:INITIAL 対象:スタートアップ企業に興味がある人 主な配信コンテンツと頻度: 資金調達の情報とINITIALでリリースしている記事のお知らせ(1回/週) 担当組織: メールマガジンの担当者:1人 スタートアップ情報プラットフォーム「INITIAL」 INITIALサービスページ INITIAL(イニシャル)は、データとストーリーからスタートアップの現在と未来を紐解く独自のコンテンツを提供している、スタートアップ情報プラットフォームです。元々は、entrepedia(アントレペディア)という名称でサービスを展開していたのですが、2019年11月に社名変更を行いました。 資金調達レポートやスタートアップ成長モデルなどを公表しているほか、法人版では収録数1万社超のスタートアップデータベースを提供しています。現在は、事業会社、VC、金融機関などを中心に、300社以上の導入実績があります。 メールマガジンのユーザー層 INITIALのサービスページに設置しているメルマガ登録フォームからご登録いただけます。購読をしてくださっている方々は、スタートアップ企業の情報への興味が強い方なので、セグメントは分けずに、満遍なく情報を配信しています。 配信コンテンツ 資金調達の情報とINITIALでリリースしている記事のお知らせ 全体を見る 配信頻度:週に1回...
March 29, 2020
非常時にメールマーケティングで出来る6つの対応例
本記事はBenchmark本社のブログ記事 \"What Businesses Should Do About the COVID-19 Outbreak\" を基にしています。 世界各国で発生している新型コロナウイルスの影響により、私たちはとても困難な状況にあります。企業は様々な場面で対応を余儀なくされ、テレビやソーシャルメディアでは様々なノイズや、ときに私たちの不安を煽る不確実な情報が拡散されることもあります。 その様な状況下でメールマーケティングができることは、自社の取り組みをダイレクトに届け、顧客との関係を維持することです。メールであれば自社でまとめた内容を必要な顧客へ送り、受信した顧客もノイズに惑わされることなく何度でも内容を確認したり、関係者へ転送して共有することもできます。 この記事では、各社どのようなメールを配信しているのかについて6つのケースをお伝えします。 1.サービス提供状況を伝える 現在の状況に対して顧客へどのような対応を行っているのかを伝えるケースです。 自社の例ですが、米国Benchmark Internet Groupでは、一部地域のユーザーに対してメッセージをお送りしました。その中で、自社のサービス提供について通常通り行っていることを下記の様にお伝えしています(一部抜粋)。 当社の取り組みについて 当社では、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)や、世界保健機関(WHO)のガイドラインに則り、COVID-19の感染拡大を防ぐため、全社員がSlackやZoomなどのITツールを用いたリモート勤務に備えており、Benchmark...
March 23, 2020
ランディングページ機能追加!HTMLメールと同じく簡単にWebページを作成できます
こんにちは、カスタマーサクセス担当の鈴木です! この機能アップデート記事では、定期的に Benchmark Emailの最新アップデート情報をお届けします。 メールマガジン内のリンク先ページには、すでに公開されているオウンドメディアの記事ページやECサイトの商品詳細ページなどが一般的に利用されていると思います。 一方、メールマガジン用に特集ページを作りたいときや、イベント集客ページを急ぎで作りたいときに、メールマーケティングの担当者が手元で簡単にページを作れたらとても便利だというご意見をいただいておりました。 そういったご要望にお応えするため、Benchmark Emailではこのたび「ランディングページ」を作成できる機能をリリースいたしました。 動画でも内容を簡単に説明しています。4分程で確認可能ですので、ぜひご覧ください。 ランディングページ機能の概要 ・メールビルダーに近いページエディターで、ランディングページを何枚でも作成できます。 ・お持ちのサブドメインをページのURLにできます(CNAMEの設定が必要です)。 ・お持ちのドメインがない方は、Benchmark専用ドメインをご使用できます。* ・Benchmark Emailの登録フォームを設置すると、訪問者数とコンバージョン数を一覧で確認することができます。 ・Google Analytics, Facebook Pixel, Google...
March 8, 2020
開封率アップへ!メルマガのA/Bテストをするときに必要な考え方を図解で説明
こんにちは、セミナー講師の前田です。 2/13(木)に、A/Bテスト機能使いこなしワークショップを開催しました。 メールマーケターにとって、開封率とクリック率の向上は最も重要なミッション。このミッションを果たすために有効な手段となるのがA/Bテストです。 今回は、ワークショップにてお話をしたA/Bテストの考え方について図入りでご説明します。 メルマガのA/Bテストとは メルマガにおけるA/Bテストとは、あるメールに対して、メールの要素に変更を加えたテストパターンを2種類作成・配信し、どちらがより高い開封・クリック率を得られるのかを検証するものです。 Benchmark EmailにはこのA/Bテストの実行を支援するツールがありますが、A/Bテストを実行する際、「どのような要素でABテストを行えばいいかわからない」「どんな考え方でテストの要素を選んでいいかわからない」というハードルが存在します。 それではまず、開封率とクリック率に影響する要素について考えてみましょう。 開封率とクリック率を向上させる要素 開封率とクリック率を向上させる要因はシンプルに整理すると、下図のようになります。 開封率向上にはメールの件名、差出人名、配信日時。クリック率向上には画像やテキストのレイアウト、メッセージの長さなどがあります。これらの要素に、受信者の属性を加えて検討することで、どの要素でABテストを行うかを決定していきます。 ワークショップでは、Gmailなどメールクライアントの特徴から、重要な要素の説明を行い、過去の事例から得た要素ごとの影響度などをお伝えしました。 ここからは、A/Bテストの要素の取捨選択と、件名でA/Bテストを実行する際の「AとBの出し方」について解説します。 開封率向上のためのテストに取り組む際の優先順位 ワークショップでは、下記のABテストシートを参加者のみなさんに書いていただきました。 A/Bテストを実行するにあたり、まずみなさんが受信者に届けたい情報を選びます。このメールの内容がセールやキャンペーンといった売上に即つなげたいものなのか。見込客育成のためにお役立ち情報を届けるのかによっても、A/Bテストの件名や配信日時に影響を与えます。 次に配信予定日と受信者像を書き、受信者の属性を明らかにします。すぐに思い浮かぶ受信者の属性には年代や性別といったものがありますが、メールでこの掃除機の件名でABテストを行う際、まず大きな要素として、機能、ベネフィット(ユーザーが製品・サービスによって受ける便益)、価格や容量などの数量、特典などがあります。 そして、製品やサービス特有の属性もあるはずです。サービスの利用プランや利用年数、購入頻度やリテラシーなどもA/Bテストを検討する際の参考情報になります。 こうした情報を整理したうえで、No.4にあるどのような要素でABテストを実行するかを検討していきます。...
February 25, 2020
デザイン書籍出版「PIE International」が メルマガで本の魅力を伝える方法
こんにちは。遠藤です。Benchmark Emailを利用しているユーザーの方に、お話を伺うインタビューシリーズです。今回お話を伺ったのは、デザイン専門書をメインに扱う出版社「株式会社パイ インターナショナル」広報の塩澤様です。 PIE Internationalのメール施策 メール配信を行っているサービス内容:PIE International(出版) ・デザイナー向けの専門的なデザイン書 ・写真やアート、実用書、コミックアート、児童書 対象: ・登録フォームからの購読希望者 ・読者ハガキからの購読希望者 主な配信コンテンツと頻度: メール1:新刊の案内(1回/月) メール2:今月の特集(1回/月) メール3:児童書・「100枚レターブック」シリーズの新刊案内(1回/3~4ヶ月) 担当組織: メールマガジンの担当者:2人 デザイナー向けの専門書をメインに扱う出版社「PIE International」...
February 24, 2020