※こちらの記事は2017/9に公開した記事にアップデート情報を追記したものです。
こんにちは、デザイン担当のBEDです。
メルマガのデザインは商品の魅力を伝えることや、購入などのコンバージョン率アップに大きな役割を果たします。
そこで今回は、ありとあらゆるジャンルのメルマガのデザインを集めている海外のサイトを中心に紹介します。ちょっと見るだけでも参考になるので、デザインに迷った時に見てもらえると良いと思います。
サイトごとに個性がありますので、検索機能や掲載事例数も紹介します。
目次
一番使いやすい「Email-Gallery」
絞り込みフィルタ:
業界
色
カラム数
掲載数:1700通以上
Email-Galleryの特徴
カリフォルニアのデザイナー、Min Kimさんが運営するサイト。有名企業も含め豊富なデザインを紹介しています。バランスが取れているので慣れていない人にもわかりやすく、はじめに見るサイトとしておすすめです。
絞り込み機能がわかりやすく、業種別とカラー別で絞り込むことができて実用的です。1カラム・2カラム・3カラムのカラム別でも調べることができるのはこのサイトだけです。
絞り込みは左上の「Browse」ボタンから行うことができます。また、検索窓にはワードを打ち込むことができますので「Restaurant」などご自身の業界を打ち込んでみるといいでしょう。
掲載数とカテゴリ数No.1「Really Good Emails」
絞り込みフィルタ:
Behavioral(ナーチャリング場面別)、Inaugural(コンバージョン場面別)
Promotional(プロモーション場面別)、Miscellaneous(行事別)
Industry(産業別)、Punctual(通知場面別)
Enhancement(ビデオやGIFアニメなど使用クリエイティブ別)
Seasonal(季節別)、Templates(テンプレート)
掲載数:8500通以上
Really Good Emailsの特徴
カテゴリ分けが豊富なのがこのサイトの特徴。「BtoB」「IT系」「ホテル」といった業界だけではなく「ウェルカムメール(Welcome) 」「クーポン(Gift Card)」「新商品発表(Product Launch)」などの用途別で検索できるんです!カテゴリ数は170以上。カテゴリから探すのは少し難しいなと思ったら、検索窓に単語を打ち込んでみてください。
またこちらは単にメルマガを紹介するだけでなく、ページ内のUploadから自身が配信しているメルマガを投稿(登録)することができます。公式サイトから認定を受ければページに掲載してもらうことも可能です。
日本国内の事例「MAIL LIBRARY」
絞り込みフィルタ:
業界
色
デザインテイスト
掲載数:180通以上
MAIL LIBRARYの特徴
日本語のメルマガデザインを集めた、とてもありがたいサイトです!産業や色で検索できるほか、「高級感」「かわいい」などデザインテイストで絞り込めるのもとても使いやすいです。現段階ではファッションやインテリアの事例がかなり充実していて参考になりますし、それ以外の産業についても今後に期待です。特にヘッダーやフッターの要素、フォントサイズ、ボタンリンクの使い方など、細かい部分のデザインは海外のメルマガが応用しにくい部分でもあります。ぜひ同じ日本語のメールを参考にしてみてください。
配信頻度で絞れる「Email Love」
絞り込みフィルタ:
カテゴリー(ニュースレターやイベントなどでカテゴライズされている)
トレンド(アニメーションやカラーなどのトレンドを意識したメルマガがカテゴライズされている)
イベント別(サイバーマンデー、ブラックフライデー、クリスマスなど)
配信頻度
掲載数:220通以上
Email Loveの特徴
アフリカ出身デザイナーのRob Hope氏が選んだ、英語圏の優秀なメルマガデザインが掲載されています。美しさと読みやすさを兼ね備えたメルマガが選ばれているので、最近米国のメルマガメディアでもよく参考にされているサイトです。
「Inspiration」ボタンの「CATEGORY」から「ニュースレター」「ウェルカムメール」などの施策別にメールを絞り込むことができます。
スマホ版とPC版が比べられる「EMAIL DESIGN REVIEW」
絞り込みフィルタ:なし
掲載数:不明
EMAIL DESIGN REVIEWの特徴
「TOP DESIGNS FOR MAY(5月のトップデザイン)」など、毎月選定したベストメルマガを紹介しているブログです。
2020年から更新がされておらず記事のサムネイル画像が表示されないようですが、メルマガの画像は残っているため参考になると思います。
検索機能がないので、産業ごとに絞り込んだりすべてのメールを一覧できるわけではないのですが、PC版とスマートフォン版を並べて掲載しているところがためになるサイトです。スマートフォン版のデザインに迷っている人は、このブログの「TOP DESIGNS FOR ○○(月)」というタイトルの記事を狙って読んでみてください。
老舗の「HTML EMAIL GALLERY」
絞り込みフィルタ:
産業
色、季節
イベント、用途
掲載数:240通以上
HTML EMAIL GALLERYの特徴
2007年に創設された、数あるメルマガ紹介サイトの中でも草分け的な存在。現在は2019年で更新が止まっているようです。
ここも絞り込み機能のバランスが良いので、自社業界のメールや、参考にしたい色のメルマガを探すのにおすすめです。サイト右側の「Browse Emails & Category」と表示されたプルダウンメニューよりデザインをカテゴライズすることができます。
画像投稿SNS「Pinterest」
検索方法:「Email design+単語」で検索
Pinterestの特徴
自分の好きな写真や画像を自分専用のコルクボードにピン止めして、それをシェアできるという皆さんもご存知のサービスだと思います。ここで「Email design」と検索すると世界中でピンされたデザインが表示されます。LP(ランディングページ)のデザインなども表示されますが、メルマガデザインの参考にもなりますので、とてもおすすめです。
デザイナーのSNS「Dribbble」
検索方法:「Email design+単語」で検索
Dribbbleの特徴
デザイナーやクリエイターが、作品をシェアしたり交流したりするSNSサービスです。「newsletter」と検索するとメルマガに関するデザインを見ることができます。詳細を見るにはアカウント作成が必要ですが、Googleアカウントがあればすぐに登録できます。「Popular(人気順)」で絞り込めば、デザイナーのあいだで高い評価を得ているメルマガデザインを見ることができます。デザイントレンドを知りたいときや、若者など流行感度の高い層に向けたメルマガを作成したいときに役立つSNSです。
Benchmark Emailブログのメルマガデザインシリーズ
当ブログでもみなさんに参考にしてもらうために、厳選したオシャレなメルマガデザインをこれまでいくつも紹介してきました。
シーズナルなものや、業種に絞ったメルマガを厳選して紹介していますので、こちらも参考に見てもらえればと思います!
他社メルマガを参考にするときのチェックポイント
デザイン掲載サイトでメルマガを見るときにチェックするといいポイントを紹介します。
✅ ヘッダーに何を載せているか(ロゴ、キャッチコピー、それぞれの大きさのバランス)
✅ メイン画像に何を載せているか(商品単体、利用シーン、風景、イメージイラストや文字)
✅ メール全体の長さ
✅ 背景や文字に使っている色の数(画像を除くと色数はそんなに多くないはず)
✅ いいなと思った見出しのデザイン(記録しておくと、参考にできるので便利)
✅ CTAボタンの場所、数、デザイン
✅ フッターに何を載せているか(会社情報、連絡先、配信停止リンク、他)
メルマガデザインの基本については、こちらの記事や動画もご覧ください。
・関連記事:メルマガデザイン初心者でも90点レベルのHTMLメールを作れる6つの思考
・関連動画:【メルマガデザインの基本(1/3)】6ステップで誰でもメルマガデザインができる方法
さいごに
コンバージョン率アップにつながりそうな、参考になるデザインは見つかったでしょうか?きっとメルマガのデザインを作成する上で役立てることができると思います。
Benchmark Emailでは、無料で利用いただける、HTMLメールのデザインテンプレートをご用意しております。是非ご活用ください。
・ダウンロード用:無料レスポンシブHTMLメールテンプレート
また、ドラッグ&ドロップエディタ専用には500種類以上のテンプレートをご用意しています。
・ドラッグ&ドロップエディタ専用のテンプレートを利用:無料トライアル作成
気になる企業のメルマガは、登録フォームがあれば是非積極的に登録して購読してみましょう!メルマガのデザインだけでなく、件名や配信タイミングや頻度などもメルマガ作りの参考になると思います!
あなたが送るメールが素敵なものになりますように!
それでは、また!BEDでした!
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